・議案第65号 令和2年度東大阪市
一般会計補正予算(第6回)
中本委員会所管分
( 午前9時58分開議 )
○川光 委員長 おはようございます。委員の皆様方には御参集をいただきまして、まことにありがとうございます。ただいまより本委員会に付託されました
関係議案審査のため、
建設水道委員会を開会いたします。
本日、
嶋倉委員は欠席の届けを出されておりますので、御報告しておきます。
本委員会に付託されております案件はお手元に御配付のとおり議案3件であります。
それでは審査を始める前に、
新型コロナウイルスの
感染防止策として、理事者を含め
マスク着用の徹底をお願いいたします。また
熱中症等による息苦しさを感じられる委員につきましては
フェイスシールドの着用を許可しております。なお理事者の配席につきましても、
感染拡大防止策として間隔をあけており、
必要最小限の人数で入れかえながら審査を進めていきますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
なお審査の順序並びに方法についてお諮りいたします。スムーズな審査を行うため既に
上下水道局には入室していただいておりますが、審査の順序は、まず
上下水道局関係、次に土木部、
都市計画室、
交通戦略室関係、その次に
建築部関係の3グループに分けて密集密接を避ける対応を行ってまいりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
( 「異議なし」の声あり )
○川光 委員長 御異議ないようでありますので、そのようにさせていただきます。
次に審査の方法でありますが、まず
付託議案に対する質疑を優先して行い、その後
一般質問を行いたいと思いますので、御協力お願いいたします。なお市長に対する総括的な
質疑質問があれば最終段階に行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。また、審議におきましては
市長総括を含めた2日間で
質疑質問を終えていただきますよう
委員各位の御協力をお願いいたします。特に限られた日程、時間の中で委員の皆様方には公平、平等に発言をしていただきますよう最善の努力をさせていただきますので、何分の御理解をお願い申し上げます。このことに関連し、理事者の方におかれましても委員の
質疑質問に対し的確に答弁されますようあわせてお願しておきます。
それでは本委員会に付託されております議案第62
号東大阪市
手数料条例の一部を改正する
条例制定の
件中本委員会所管分以下議案第65号令和2年度東大阪市
一般会計補正予算第6回
中本委員会所管分までの3案件を議題といたします。
ではこれより
上下水道局関係の審査を行います。
上下水道局においては今回
付託議案がございませんので、質問から行います。質問ありませんか。
◆横田 委員 皆さんおはようございます。
防災減災対策についてお伺いをしていきたいと思います。ここ数年平成30年7月豪雨また
令和元年台風15号、19号、そしてことしの令和2年7月豪雨など、
気候変動の影響によりまして甚大な災害が全国で頻発しています。毎年耳にするようになりました7月豪雨ですけれども、ことしは例年以上約1カ月以上にわたりまして
日本付近に前線が停滞して、またその影響で各地で大雨となってます。特に7月3日から8日にかけまして九州や岐阜県周辺で激しい雨が断続的に降りまして、熊本県の球磨川では大規模な氾濫が発生しました。報道されるすさまじい
被災状況に衝撃を受けたところであります。毎年のように全国各地で繰り返し発生します
豪雨災害、これどこでも起こり得る可能性があります。私たちが暮らすこの東大阪市でもことしの7月豪雨のような大雨が降ればどうなるかと思いますと、市民の目から見ても非常に関心のあることだと思います。そこで、ことし本市では7月豪雨での影響によりまして市民からの浸水の
被害等報告はありましたでしょうか、お聞かせください。
◎川浪
下水道維持管理課長 委員御質問の
浸水被害の報告ですが、幸いことし7月の長梅雨による
浸水被害の報告はありませんでした。
以上です。
◆横田 委員 また、最近いわゆる
ゲリラ豪雨というのがずっと昨今ふえてるんですけれども、この
ゲリラ豪雨などによりまして、その影響で
浸水被害というのはありましたでしょうか。
◎川浪
下水道維持管理課長 これにつきましても、幸いことしは
ゲリラ豪雨による
浸水被害の報告はありません。しかしながら近年
ゲリラ豪雨の発生はふえておりまして、最近では平成29年7月に記録的短時間降雨情報が出る大雨が降っておりまして、この際には
床上浸水を含む
浸水被害が発生しております。
以上です。
◆横田 委員 幸いことしは
浸水被害の報告はなかったということですけれども、私さきの令和2年第1回定例会この委員会で、今国が重点的に進めている
国土強靭化のための3カ年
緊急対策、これについて質問をさせていただきました。本市の
下水道事業においても3カ年
緊急対策としての
ハード整備に取り組んでいると御答弁をいただいておるんですが、その後の国の
取り組みの内容について
国土交通省のホームページでちょっといろいろ見たんですけれども、この
気候変動を踏まえた
水災害対策のあり方だとか
流域治水プロジェクトなどなど、新たなこのトピックスといいますか、初めて目にすることが多いんですけれども、何か新たな情報があれば教えていただけますでしょうか。
◎大田
下水道計画総務室次長 新たな国の方針でございます。近年相次いで発生しております大河川の氾濫によります甚大な水害を受けまして、国のほうといたしましては、総力を挙げて防災、
減災対策に取り組むといったような新たな
プロジェクトを取りまとめまして、報告されたところでございます。こちらにつきましては、流域内のあらゆる関係者が総力を挙げて
治水対策に取り組むという
流域治水という新しい考え方、こちらへの転換を進めまして、防災、
減災対策が主流となす社会の構築を目指していくと、国のほうが報告したところでございます。
以上です。
◆横田 委員 ありがとうございます。
流域治水という新たな
取り組み、その方針が示されたということで初めて聞いたんですけれども、もう少しちょっと具体的に教えていただけますでしょうか。
◎大田
下水道計画総務室次長 流域治水でございます。近年頻発しております大河川の氾濫、洪水によります甚大な水害を背景といたしまして、これまで
ハード整備によります
治水安全度の早期向上というものには限界があるというふうに言われております。施設の能力を超える洪水というもの、水害というもの、発生してしまうということを前提といたしまして、それらのハード、
ソフト対策両方からなる
水害対策、こちらの考え方を一歩進めまして、
ハード整備ならずソフトの対策というものも含めた中で、流域内のあらゆる関係者が
気候変動というものも考慮した中で、
治水対策に総力を挙げて取り組んでいくといったことが新しい考え方でございます。
以上です。
◆横田 委員
ハード施設の能力を上回る豪雨の発生を前提にすると。そしてあらゆる関係者、社会全体で水防災に取り組むという新たな考え方で今後
災害対策を進めていくということなんですが、ことしの第1回定例会この委員会で、
東大阪市域も含まれる
寝屋川流域での
取り組みであります
総合治水について、その内容について御答弁をいただいてるんですけれども、その
総合治水と
流域治水はどう違うのか、教えてもらえますか。
◎大田
下水道計画総務室次長 総合治水、
流域治水なんですけれども、
東大阪市域が含まれております
寝屋川流域は平成2年に
寝屋川流域総合計画というものを作成いたしまして、河川、下水道、流域が一体となりました総合的な
治水対策に取り組んでいるところでございます。さらに平成30年には、
防災関係者が大
規模水害を前提といたしまして、いつだれが何をするのかという点に着目いたしまして、時系列の
タイムラインと呼ばれます
防災行動計画についても策定済みでございます。これらのことから、流域内のあらゆる関係者が取り組んでいるということでありますので、我々が取り組んでおります
総合治水につきましても、
流域治水であると言えることが思われます。
以上です。
◆横田 委員 ありがとうございます。ということは、この東大阪市が含まれる
寝屋川流域は、先進的に
流域治水に取り組んでいるということで理解しておきます。既に取り組んでいるということは、市民にも安心感与えますので、これまで
同様流域全体で
治水対策に鋭意努力していただくことをお願いしておきます。
そして、その
寝屋川総合治水対策では、私も見学しましたけれども、
地下河川また
花園中央公園にある遊水池などさまざまな施設がございます。今度
加納元町地区に
加納元町調節池が
整備予定と聞いております。それはどのような施設になるのかお聞かせください。
◎大田
下水道計画総務室次長 加納元町調節池でございます。この
流域調節池につきましては、大阪府の
河川事業として大阪府が施工しているものでございます。この
流域調節池なんですけれども、
寝屋川流域総合治水に位置づけられた事業でございまして、豪雨の際、下水道では流し切れないような雨を一時的に貯留して
浸水被害を防ぐ大規模な施設でございます。この
加納元町地区に整備される予定であります
加納元町調節池については、約2万7000トンもの規模があるというふうに聞いております。
以上です。
◆横田 委員 その
加納元町調節池が整備をされましたら、どれぐらいの地域の
浸水対策になりますでしょうか。
◎大田
下水道計画総務室次長 この
加納元町調節池の効果の範囲でございます。非常に広い範囲なんですけども、
東大阪市域に限って言いますと、北は
加納元町地区、南のほうは
西石切地区までの広範囲に
浸水被害の軽減が期待できるというふうに思われます。
以上です。
◆横田 委員 ありがとうございます。あわせて、市で行っている
防災対策、
国土強靭化地域計画や
総合雨水対策アクションプランなどがあると思うんですけれども、さきの定例会この委員会で、
総合雨水対策第4次
アクションプランについて御答弁をいただきました。この
加納元町調節池はこの
アクションプランに位置づけられてますでしょうか。
◎大田
下水道計画総務室次長 今現在
下水道部が事務局として行ってます
雨水対策プロジェクト推進会議におきます現在実施中の第4次
アクションプランでございます。こちらのほうで、大阪府のほうと連携して行っていく
ハード事業として
加納元町調節池も位置づけております。
以上です。
◆横田 委員 現在の第4次
アクションプランですけれども、
下水道事業で今現在整備中のものというのはございますでしょうか。
◎大田
下水道計画総務室次長 この第4次
アクションプランで
下水道事業で位置づけているものなんですけれども、
増補管事業であります新
岸田堂幹線や
バイパス管での新
稲葉吉原幹線がございます。
以上です。
◆横田 委員 市の
増補管事業ですけれども、現在のその
進捗状況というのを教えてもらえますでしょうか。
◎大田
下水道計画総務室次長 浸水対策事業で取り組んでおります
増補管事業でございます。
下水道事業を早期に始めました
西部地域といいますのは、
計画年次が古いこともありまして、下水管の
排水能力が弱い地域でございます。この
排水能力を高めるために新たな
トンネル形状の増補管を整備することによりまして、
排水能力を高めて
浸水被害の軽減につなげていくというものでございます。第二寝屋川よりも西の地域で
増補管計画のほうをしておりまして、その全体
計画延長約27.4キロございます。これまで25.8キロの整備が終わっておりまして、その進捗率約94%となっているところでございます。
以上です。
◆横田 委員
先ほど話に出てきました新
稲葉吉原幹線、これについて、その概要や現在の状況どうなってるのかちょっと詳しく教えてください。
◎
杉原 建設室次長 委員御質問の新
稲葉吉原幹線についてなんですけれども、新
稲葉吉原幹線は、吉原2丁目のところにあります
栗原神社のところの交差点から南へ南下する道路の下に整備しているものでありまして、工事の概要としましては、
仕上がり内径、下水管の管径が1メートルの管径で、施工延長が約300メートルの構造物という形になっております。一応令和2年9月今月いっぱいで竣工する予定になっております。
以上です。
◆横田 委員 その新
稲葉吉原幹線ができますと、どのような効果になってくるのか教えてもらえますか。
◎
杉原 建設室次長
先ほど答弁もありましたように、平成29年7月の大雨でこの周辺等にも
浸水被害があったんですけれども、新
稲葉吉原幹線が整備されることで被害の軽減が期待できるというふうに考えております。
以上です。
◆横田 委員 もうすぐ
完成予定ということですけれども、幸いことしはまだ台風の接近はありません。台風12号も大分それて行ってくれたんですけれども、また今後も台風近づいてくるかと思いますので、もしもの対策としてどのように考えておられるのか、お答えいただけますか。
◎
杉原 建設室次長 今現在工事で9月いっぱい、今月いっぱいで
竣工予定ということで申し上げさせていただいたんですけども、完成次第速やかに施設のほうは供用するような形で予定しております。しかし今回の台風12号に伴う大雨のおそれとかがある場合は、現在のところほぼ工事が終わっておりますので使用可能な状況でありますので、その辺については天候の状況を見て、竣工前ですけれども一応供用させれるような段取りのほうは考えております。
以上です。
◆横田 委員 次の台風や大雨のときにその施設が活用できるということで少し安心をしました。さきの委員会でも質問させてもらいましたが、国の3カ年
緊急対策の交付金を受けているということですけれども、これらは3カ年
緊急対策の交付金を受けて実施しているものでしょうか。
◎
杉原 建設室次長 この事業に関しましても、国の3カ年の
緊急対策の交付金を受けて実施しておるものであります。
以上です。
◆横田 委員 3カ年
緊急対策、これは何年までが対象でしょうか。
◎
杉原 建設室次長 3カ年の今年度までとなっております。
以上です。
◆横田 委員 私も先ほども申しましたように、
地下河川などを見学させてもらいまして、この防災に係る施設はもう非常に大規模でございまして、大規模な施設は整備に多大な時間と費用を要します。
整備水準を上げる
スピードよりも気象の変化の
スピードのほうが早く、
豪雨災害の発生頻度は年々高まっているというふうに感じてます。
流域治水という新たな
取り組み方針も示されておりますけれども、
寝屋川総合治水対策として、
総合対策とあわせて市民の財産を守るため継続した
ハード整備も必要不可欠、このように思っております。今確認させていただいたとおり、国の3カ年
緊急対策なども有効に活用されているということですので、整備中のものは一日でも早い完成を目指して努力をしていただきたいと、このように思っております。引き続きよろしくお願いをいたしまして、一
たん質問を終わっておきます。
◆大野 委員 今お話ありましたように、
加納元町調節池、今の段階の中でどのような計画になっておるか教えていただけますか。これ府の事業ですので、府からいろいろ調整等のお話もあろうかと思いますので、できましたら教えていただきたいと思います。
◎大田
下水道計画総務室次長 加納元町調節池でございます。こちら
大阪生駒線の下に
建設予定というふうになっておりまして、
トンネル形状の施設であるというふうに伺っているところでございます。この
加納元町調節池、
加納玉串付近から
石切大阪線につながります
流域下水道増補幹線と一体的に施工するものとして計画されているところでございます。今回の
加納元町調節池につきましては、1期事業として計画されているものでございまして、もうすぐ大阪府さんのほうで発注に向けた準備をしていると聞き及んでいるところでございます。
以上です。
◆大野 委員 私内々に聞いてるのは、来年から
加納中央交差点付近で立坑の工事をやるということを聞いておりますが、間違いありませんか。
◎大田
下水道計画総務室次長 この
加納元町調節池については、
シールド工法によって整備するというふうに計画されているものでございます。その最初の段階といたしまして、その
シールドマシンをおろす立坑の築造に向けて今計画をしているというふうに聞き及んでいるところでございます。
以上です。
◆大野 委員 この立坑は大体約何年ぐらいかかるんか。そしてその立坑から東に向いて外環までの間約800
メーター、私聞いてんのは800
メーター、6
メーター600の管で増補管を設置するということを聞いておりますけども、何年ぐらいの年数を、立坑が何年かかって、そしてその800
メーターの増補管の
シールド工法が何年ぐらいかかる。大体何年ぐらいの予定されておるんか教えていただけますか。わかりますか。
◎大田
下水道計画総務室次長 申しわけございません。工事の全体概要については、ちょっとまだ情報のほうはこちらのほうにはないところでございます。
加納元町調節池の施設の概要ですけれども、委員おっしゃるとおりに、内径が6.5
メーターぐらいの内径で、800メートルほどの延長であるというふうに伺っております。その施設の規模は約2万7000トンあるというふうに伺っておるところでございます。
以上です。
◆大野 委員 なぜこれを皆さんにお聞きするかと申しますと、これは府の事業で国の支援をいただいて、
強靭化計画また
緊急対策ということでいただいたということになっておりますけど、これ、我々治水をやる人間として、これ6年前に、
国土交通副大臣の北川先生に6年前にお願いしておりました。そしてその当時北川さんは、要するに机上の上に乗せといたので、何年か先にはきっと着工していただけるんじゃないかということをおっしゃっておりました。というのは、なぜこの地域に我々自身が力を入れるかといいますと、これ皆さんも御承知のとおり昭和57年に
区画整理事業が着工して、そして平成7年に換地化が終わったということに、地域です。当時思い起こしますと、要するにこの地域は田んぼそして畑、川、池、道といったら山ろく道のあの水路道ぐらいしかなかったというような地域で、もう大雨が降るとすぐにつかってしもて、田んぼにしても植えかえをやらなければならないという地域でございました。その地域で
区画整理事業をして、そして地上げをして下に
公共下水道を入れて、そしてまた農業用水として圧送管を入れて、そして今現在何とか、せんだっての3年前の豪雨にいたしましても、何とか、一部つかりましたけれども、もったというような状態であるということの中で、今
栗原神社の前の300
メーター、
吉原稲葉線ですか、それを入れていただいてる、いろいろな経過あるわけです。そして昨年の11月に治水として国のほうへ陳情行っております。そして
川光委員長、そして超党派で
嶋倉委員3人が財務省のほうへ行きまして、当時の副大臣であります遠山先生にお願いして、何とか今回の予算をいただいたんじゃないかと、このように思っております。そのような関係の中で府、国、そして市が一体となってこの事業を進めていただくということの目的があります。
そしてこれだけじゃないわけです。これが仮に何年かかるかわかりませんけども、完成いたしますと、今度
加納玉串線の南伸をしていただいて、そして
大阪石切線を西に向かって
鴻池寺島ポンプ場まで持っていくという増管をという計画があろうと、このように聞いておるわけです。これはもう10年スパンの長期にわたる期間になろうかと思います。よってまだまだ気持ちを抜くことなく、大阪府、そして国のほうにお願いをしていただいて、そして市、府一体となってこの事業を進めてもらいたいと。中地区として一番危険な地域であると、水害に弱い地域であるということは我々思っておりますので、そこらあたり努力してもらいたいな、このように思います。
そしてまた余談になりますけども、
野田市長も国交省のほうへ、そして財務省のほうへ原局と一緒に行っていただいてお願いしていただいておるという経過がありますので、府、市、そして一体となってこの事業を早期に完成できるようにしてもらいたいと。今の先ほど
横田委員から話ありましたように、いつどのような災害があるかもわからん、
寝屋川流域におきましてどのような災害があるかもわかりませんので、一日も早く完成できるように努力してもらいたいと。今回のことに対しまして、府の原局の皆さん、そして担当者の皆さん、また下水の担当の皆さんにお礼を申し上げます。そのお礼とともに、今後一層努力をしていただきたいということを私要望いたしまして、一言のお願いとかえさせていただきます。
以上です。
◆安田 委員 現在
コロナ禍の中、社会では大変もう影響が大きい中、この
上下水道局におきましてもさまざまなやっぱり苦労、そしてまた
経営努力をされておられると思います。本当にこういう中ではありますけれども、今後の
下水道局のほうではやっぱり
防災対策もしっかり行いながら、また管の老朽化、施設の更新も行い、安全な水を市民に届けるという使命を全うしていかなければならないことだと思っております。今後
大阪広域水道企業団との統合の計画もありますし、その中で社会の中での節水志向の中、
料金収入が年々やっぱり減ってきていると。そういう厳しい中で今後しっかりと
経営努力を続けていかなければならないという状況も我々重々知ってはおります。その中で今回
コロナ減免として、市民の生活、今回
コロナ禍で圧迫されてるその生活の大変さにはかえられないということで、もう
上下水道局におきましても
コロナ減免、
基本料金を半年を実施したということでありますが、それは大変に市民にとっては喜ばしいことであって、生活を少しでも負担をやわらげることにもなってると思います。ただやっぱりそこで
水道総務部、
下水道部にお聞きしたいのは、今回
福祉減免制度が廃止されると聞いております。これ
福祉減免制度についてちょっと確認も含めて二、三お聞きしたいと思いますが、まず、この
減免対象者ですね、これどれくらいいてはるのか。また、実際
福祉減免を申請されておられる方はどれぐらいなのかという部分をもう一度確認させていただきたいと思いますので。
◎石田
お客様サービス課長 委員の御質問でございますが、
対象世帯につきましては市内全体での3分の1の世帯であります。その
対象世帯数は約7万1000世帯であります。
以上でございます。
失礼しました。
あと申請者に関しましてでございますが、令和元年度で
申請件数は約1万4000件でございます。
以上でございます。
◆安田 委員 1万4000件ということ。ただ市内の24万世帯からいいますと、そのうちのやっぱり少なくとも5〜6%の方が申請されてるということでございますけれども、こういった方々に市民の方へどのような周知をされておられるのか、その辺をお聞かせ願えますでしょうか。
◎石田
お客様サービス課長 福祉減免廃止の周知につきましては、9月1日号の市政だよりにおける掲載と現在減免を受けておられる方々に直接郵送にて減免廃止のお知らせの書面を送付いたしております。
以上です。
◆安田 委員 その周知なんですけどね、要はその内容がやっぱり大事だと思います。どれだけ丁寧な、またわかりやすい周知内容であったのかということでございますけれども。市政だよりまた郵送してるにもかかわらず、やっぱり毎日この
福祉減免廃止についての問い合わせが来てると聞いてるんですけれども、その
福祉減免廃止に当たっての問い合わせ件数というのはどれぐらいあるんでしょうか。
◎石田
お客様サービス課長 福祉減免に対するお問い合わせでありますけども、日によって異なりますが、多い日で1日当たり約100件でございます。
以上でございます。
◆安田 委員 そういうふうに周知しているにもかかわらず、やっぱり毎日100件の問い合わせがある。これは非常に私は多い件数ではないのかなと思います。本当に市政だよりまた郵送でのお知らせでしっかりとわかりやすい内容で周知されてるのであるならば、これだけの問い合わせは来ないんではないかなと思ってるんですよね。そういったことでほんまにその内容が本当に市民目線で理解できる内容であるのかどうか、その辺が大事だと思うんですけれども。その問い合わせのときに実際現場としてはどのような説明をされているのかお聞かせ願えますでしょうか。
◎石田
お客様サービス課長 その説明でございますが、市の施策、行財政改革プラン
取り組みの一つの旨の説明を市民の方に御理解いただけるように行っております。
以上でございます。
◆安田 委員 行財政改革の説明、これはやっぱりなかなか市民の方が、行財政改革でなくなるのと、これでは到底やっぱり理解ができないのは当然だなと。1日100件の問い合わせが、もっと詳しく教えてもらいたいという問い合わせが来てもこれもいたし方ないんではないかなと私自身感じるところでございます。ただやっぱりそういった中でも今まで減免事務を行ってきたのは
上下水道局でありますし、行財政改革、これは市の施策ではありますけれども、やはり一定の説明責任というのを果たしていかなければ、これ市民の方にとっては申しわけないんではないかなと思います。市民の問い合わせにはもっと丁寧な、本当に親切な対応が必要だと思うんですけれども、この辺部長、このような説明に対してどのようなお考え持っておられるのか、お聞かせ願えますでしょうか。
◎賀川
水道総務部長 この
福祉減免の廃止につきましては、今回の本会議で答弁させていただきましたが、あくまでも市の施策として取り組んできたものでございます。水道事業は独立採算制であり、事業運営は市民、利用者の皆様が負担される水道料金をもって運営をしておるところでございます。そういったことから、料金の負担の公平性の観点からも、やはり必ずしもこの
福祉減免というのは合理的ではないということが考えられます。行財政改革プラン2020により一般会計からの繰り入れがなされないことが決定した現在に至りましては、この制度の継続は困難であるということでございます。また委員御指摘の市民対応、いわゆる説明責任でございますが、市民から見れば、市長部局も
上下水道局も市に変わりはございません。また、現実的には
福祉減免の事務を行ってきたのは我々
上下水道局の職員でございます。やはり一定の説明責任はあるものと考えられますことから、市民からの問い合わせ等につきましては、廃止に至った経過や趣旨をしっかり伝えまして、より丁寧な説明と丁寧な対応に取り組んでまいりたいと考えております。何とぞよろしくお願いいたします。
以上でございます。
◆安田 委員 その辺でやっぱりしっかりと説明を今後していただくのは当然だと思うんですけれどもね。やっぱり今までこの水道料金の
福祉減免に助けられてきた。困っておられる市民の方々が1万4000世帯いらっしゃるわけですよね。そういう方に当然丁寧な説明をすると同時に、そういう生活で困ってる、困窮してるという方々ですので、やっぱりそういうさまざまな、こういう生活困窮窓口が市にはございますよ、またさまざまな相談窓口がございますよ、そういう案内も含めて、困っておられる方の市民の側に立って、寄り添って、やっぱりそういう方々が何とか生活を維持していけるような相談、親切な相談をしっかりと心がけていただきたいと思います。そういう中で、やっぱり毎日100件の問い合わせがなくなっていくようにしっかりと取り組んでいただきたいところを指摘しておきます。
続いてよろしいでしょうか、委員長。同じく
水道総務部のほうですけれども、以前から包括外部委託の件で、今回10月からお客様サービスセンターが開設されるという、市政だよりにも載っておりましたが、これについてまたお聞きしたいと思います。この包括外部委託、お客様サービスセンターによって市民へのサービスがどのように向上するのか、どういったメリットがあるのかという部分をちょっと確認させていただきたいんですけど。まずこの包括外部委託について以前からお聞きしてましたけれども、この水道お客様サービスセンターの目的及び効果をお聞きしたいんですけど、その前に、このお客様サービスセンターで行う具体的な業務内容とスケジュールについてもう一度確認したいと思いますので。
◎山口
水道総務部次長 安田委員がお求めの質問でございますが、まず水道サービスセンターで行う業務内容につきましては、現在10月1日の水道サービスセンターの開設に向けまして準備を行っているとこではございますが、10月1日からはまず滞納整理業務を開始する予定となってございます。その後、開閉栓業務や電話窓口受付業務、電話交換業務、調定業務、それから料金管理業務、計量審査業務、量水器業務を段階的に、これは3段階で考えております。業務移行を行ってまいりまして、令和3年4月にはすべての業務委託を移行する予定となってございます。そのスケジュールの詳しい内容につきましては、第1段階目につきましては、令和2年10月1日より滞納整理業務を行い、第2段階目は、令和3年1月初旬より開閉栓業務、電話窓口受付業務、電話交換業務、調定業務、料金管理業務を行ってまいると。最終段階の3段階目には、これは令和3年4月になりますけども、残りの計量審査業務と量水器業務を移行していくというふうなスケジュールになっております。
以上でございます。
◆安田 委員 さまざま
料金収入が毎年減っていく中で、さまざまな企業努力をするこの一環だと思っておりますけれども、いよいよ10月1日からお客様サービスセンターが開設をされる運びになるということでございますが、このお客様サービスセンターの目的と効果についてお聞かせ願えますでしょうか。
◎石田
お客様サービス課長 開設の目的と効果でございますが、これまで市の水道の営業部門で行っていました営業の業務のうち、まず滞納整理業務から民間委託に委託しまして、効率的、効果的な事務執行と市民サービスの向上を目的といたしております。そして災害時の応急給水活動など、地域への貢献などの効果などを見込んでおります。
以上でございます。
◆安田 委員 市民サービスの向上ということですけれども、具体的にはどのような
取り組みをされようとしてますでしょうか。
◎石田
お客様サービス課長 まず10月1日から水道サービスセンターの電話につきましては、代表電話とは別にダイヤルインを開設いたします。また現在業務ごとに窓口が分かれておりますが、窓口の一本化を図りますとともに、さらに開閉栓等の申し込みにつきましてインターネット受付システムを導入してまいります。これらによりまして、お客様の待ち時間の縮減や申し込み時間の拡大等を行い、市民の利便性の向上につながるものと考えております。
以上です。
◆安田 委員 その大きく3つですよね。ダイヤルインと窓口の一本化と、インターネット受け付け。インターネット受け付けを導入しますと、もう24時間お客様がやっぱり手続したいときにできるということで、その辺の利便性の向上というのが図れるということでございますけど。その後今回の委託によって、災害時の応急時についての活動、地域の貢献などが図れるということでございますが、これについてはどういった内容でしょうか。
◎石田
お客様サービス課長 今回の委託契約に当たりまして、受託業者とのその災害協定を結びまして、受託業者から給水車を新たに配備することとなっております。この協定によりまして、災害時には電話対応や応急給水等の応援等を要請することができます。
以上でございます。
◆安田 委員 そういったさまざまな事務執行の効率化またお客様へのサービスの向上化、そしてまた災害時の対応もできるということで、本当に今後しっかりと
経営努力していく中で、これやっぱり来年4月、スムーズに移行できるように今後しっかりと気を抜くことなく取り組んでいただきたいと思いますけれども、この包括外部委託について、最後に部長の意気込みを聞かせていただけますでしょうか。
◎賀川
水道総務部長 この包括外部委託は令和2年の第1回定例会におきまして予算を上程し、議会の理解をいただきまして今日まで準備を進めてまいりました。ようやく本年来月の10月には第1段階でございます徴収業務の委託に向け、現在業務の引き継ぎ等を行っているところでございます。
先ほど答弁にもございましたが、さまざまなサービスが可能となります。我々としては何としてでもこの委託をやり切り、業務の効率化、さらなる市民サービスの向上を図りまして、経営の健全化を進めるべく、組織のスリム化もあわせて進めていく決意でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。
以上でございます。
◆安田 委員 今後しっかりとそういった
経営努力をしていただきまして、市民の方々にやっぱり安心した水をお届けするという使命をしっかりと果たしていただきたいと思います。
ここで終わっておきます。
◆森脇 委員 私のほうからは、本会議の代表質問でもちょっとお聞かせいただいてたんですけれども、水走の配水場に設置されようとしてますマイクロ水力発電についてちょっといろいろお聞きしたんですけれども、今そのマイクロ水力発電というのはどういうものかちょっとお聞かせいただけますか。
◎清水 配水管理センター所長 委員御質問のマイクロ水力発電とはどういうものかでございますが、まず水力発電とは、水の落差を利用して水車を回し、水車と連結した発電機により電気を発生させるものでございます。今回の水力発電は発電出力が100キロワット以下であることから、一般的にマイクロ水力発電と呼んでいるものでございます。
以上です。
◆森脇 委員 それで、それマイクロ水力発電いうことで、今回のそしたら発電設備について教えていただけますか。
◎清水 配水管理センター所長 今回の発電設備は、出力57.5キロワットの発電機を1台設置する予定でございます。
以上です。
◆森脇 委員 あと、そのマイクロ水力発電、特徴など教えていただけますか。
◎清水 配水管理センター所長 マイクロ水力発電の特徴でございますが、水力発電と同様の自然エネルギーを利用した太陽光発電や風力発電とは異なり、天候に左右されることなく一定水量を年間通じて確保できることにより、安定した発電が可能となるものでございます。また自然エネルギーによる発電方法と同様にCO2を発生しない環境にやさしい発電方法でございます。
以上です。
◆森脇 委員 ありがとうございます。あと、今回お聞きしたいのは、水走の配水場にそのマイクロ水力発電導入するに至ったちょっと経緯を教えていただけますか。
◎清水 配水管理センター所長 今回マイクロ水力発電を導入するに至った経緯でございますが、これまで山間配水池など落差を利用した小水力発電については、運用上どうしても給水圧力に影響が出ることなどから、導入を見送ってまいりました。近年、
大阪広域水道企業団より受水圧力の有効活用が認められることになったこととあわせて発電設備の小型化、政府による再生可能エネルギー固定価格買い取り制度及び官民連携など条件が整ったことから、今回導入に至ったものでございます。
以上です。
◆森脇 委員 今、官民連携という言葉出てきましたけれども、官民連携の内容について教えていただけますか。
◎清水 配水管理センター所長 官民連携の内容でございますが、今回のマイクロ水力発電事業は市がコストのかからない場所貸しスキームというものでございます。
以上です。
◆森脇 委員 また、そしたら場所貸しスキームとはどういう仕組みですか。
◎清水 配水管理センター所長 この場所貸しスキームとは、市は発電設備などを設置する場所を事業者に提供し、事業者は設備投資や維持管理費用を負担いたします。そして発電により生み出された売電収益を市と事業者で分配するという仕組みでございます。さらに事業者から市へ固定資産税の納付も受けることから、市といたしましては売電収益と合わせ費用対効果は十分あると考えております。
以上です。
◆森脇 委員 あと、また今費用対効果十分にあると考えておりますということなんですけれども、さらに導入に対してメリットを教えていただけますか。
◎清水 配水管理センター所長 マイクロ水力発電導入によるメリットでございますが、未利用エネルギーを活用し発電機1台で年間約48万キロワットアワーの電気を生み出します。これは一般家庭の電気使用量145軒分相当でございます。またCO2排出量削減効果については年間約250トンを見込んでおります。環境負荷の低減に貢献いたします。そして市の費用負担はなく、売電収益を事業者と分配。さらに固定資産税の納付収益も見込めます。以上が大きなメリットでございます。
以上です。
◆森脇 委員 メリットをたくさんおっしゃっていただいたんですけれども、そしたら、東大阪配水場何カ所かあると思うんですけれども、水走の配水場に選定された理由を教えていただけますか。
◎清水 配水管理センター所長 水走配水場に設置場所を選定した理由でございますが、まずは安定した水圧、水量と発電設備を設置するスペースがあるか等の一定条件をクリアしたので、候補施設として選定いたしました。次に水運用シミュレーションによる検討や試掘調査なども行い、最終的に設置可能と判断し、水走配水場に決定いたしました。
以上です。
◆森脇 委員 代表質問の中にも入れさせていただいたんですけれども、そちらのほうから説明していただいたらいいかなと思いますので。水走配水場ですね、半世紀以上たってるという文言を入れさせてもらってるんですけれども、その設置場所である水走配水場について、もう一度教えていただけますか。
◎清水 配水管理センター所長 設置場所である水走配水場でございますが、この施設は昭和41年に竣工した本市の中核的な配水場でございます。築54年が経過している状況でございますが、このため更新計画の検討も行われております。現在も唯一の有人施設として日々点検及びメンテナンスをしながら安定給水を行っている施設でございます。
以上です。
◆森脇 委員 そしてそうしましたら、かなり老朽化してるということで更新の計画も立てられてるということなんですけれども、そうしましたら、水走配水場の更新計画とそのマイクロ水力発電との整合性は図られますでしょうか。
◎清水 配水管理センター所長 水走配水場更新計画とマイクロ水力発電との整合性でございますが、今回のマイクロ水力発電事業の協定期間は20年間となっておりますので、協定期間満了までに水走配水場の更新工事が行われることも十分考えられます。このため、更新後の水走配水場においても発電設備が継続して運用できるよう、設置場所等について事業者とも十分調整を図った上で事業を進めてまいりたいと考えております。
以上です。
◆森脇 委員 これ本当に更新もしていく、かなり古い年月のたった配水場でありますんで、これ20年間ということなので、ここしっかりと契約していただかないと、またそのときになっていろいろもめたりしたら大変なことになりますので、よろしくお願いします。
それと、あと、今水道局においてほかに何かエネルギー対策されてますでしょうか。
◎清水 配水管理センター所長 現在水道局において実施しているエネルギー対策でございますが、水道事業者には環境保全に対する社会的責任を果たすことが求められております。現在本市水道施設においては、省エネルギー対策として太陽光発電、インバーターポンプの導入以外にも、市内に設置している水質モニターによる末端水圧の監視制御、電力の力率監視、深夜電力を使った送水ポンプの運転など、さまざまな
取り組みを行っております。今回これらに加えてマイクロ水力発電によりさらなる貢献に努めていきたいと考えております。
以上です。
◆森脇 委員 本当にいろいろ新しい技術もできてきてますので、そこはしっかりと情報を取り入れてよろしくお願いします。
あと本会議の質問でもさせていただいたんですけれども、蓄電設備とかしたら災害時とかいいん違うかなということで、危機管理室のほうからもそういったものがあれば非常に有用だという答弁をいただいておるんですけれども、災害時とか停電とかにこの施設が地域に貢献できるような形にすること、これは将来も含めてどう考えておられますでしょうか。
◎清水 配水管理センター所長 災害時、停電時については、水走配水場には既に発電機2台と計器用バッテリーなどを配備しておりますが、災害時の地域への安心につながる
取り組みや、さらなる災害応急対策の強化も踏まえ、委員おっしゃる蓄電設備などを電源として活用するなど、今後も大きな視野で検討してまいりたいと考えております。
以上です。
◆森脇 委員 ではもうしっかりと計画的にしていただきたいと思います。
さてこれ市民目線からいきます。今ほぼメリットばかりおっしゃってたとは思うんですけれども、例えば発電設備なわけですから、世間一般に言われてる電磁波とかそんなん、市民からしたら電磁波とか大丈夫なんかなとか、あと騒音ですね、ほかのとこに聞きますと、大丈夫なんかどうかあれなんですけれども、例えば太陽光発電だったらパワーコンディショナーですか、稼働中はもうずっとモスキートーンを発生することもあったりして、非常に不快やったりするという話も聞いておるんですけれども、そこら人体に影響といいますか、市民の皆さんからもしそういう御質問とか、大丈夫ですかとか御質問とかあった場合に、しっかりそういったことも広く勉強して答えれるようにしといていただきたいんですけれども。まず電磁波面はなかなか今影響あるなし、人体に影響あるなし、その水走の配水場に設置する水力発電ですね、今すぐ答えるのは難しいと思うんですけれども、市民の皆さんからしたらそういう質問もしあれば答えていただきたいというのがありますので、そこは広く勉強していただきたいかなというふうに思います。どうですかね、この騒音とか電磁波とか、そういったもんは、ほかももう設置されてるとこもあるとは思います。それと視察とかも行っておられると思うんですけど、そこらのとこいかがでしょうか。
◎清水 配水管理センター所長 委員おっしゃる電磁波等の影響でございますが、今回水走配水場に設置する発電設備につきましては、キットといって箱の中に設置するものでございます。また一般家庭にも導入されております発電設備などにおいても低周波などの影響いろいろあるかと思います。今後そのようなことについて事業を進めていくにつけ、計画、検討してまいりたいと考えております。
以上です。
◆森脇 委員 そこはきっちりと市民の皆さんに説明できるようによろしくお願いいたします。
それと、この今の水力発電、最後なるんですけれども、これ売電収益、これを設置の業者というか、官民連携なので、設置の業者さんとこちら本市とで配分していったりすることになるかと思うんですけれども、この収益は市民の皆さんにはっきり言うて還元されるわけですから、売電収益の配分等々多いほうが東大阪市にとってはメリットがあるとは思うんですけれども、そこらの契約までに対しての交渉その他しっかりと経済面においても交渉していっていただきたいと思うんですけれども。これこのマイクロ水力発電だけに限らず、やっぱり水道事業いうのは本当にもう皆さんも御存じのことやと思うんですけども、市民の皆さんのための事業でもありますので、少しでも市民の皆さんに還元できるように、喜んでいたただけるように、そういったことを水道局が全体一丸となってされていっていただきたいなと。この事業に限らずですよ。そういったことでそういった交渉とか、あと収益の試算とかってされてます、今。どれぐらい機械設置して収益出るとか試算とかされてます。されてるかされてないかでいいですけど。
◎濱野 水道施設部次長 今回のマイクロ水力発電につきましては現状設置のコストとかそういったものに影響されて、最終的には決まってくると思いますけども、今のところはえらい金額というような形ではなくて、それよりも省エネルギーとかそういったことでの貢献ということが具体的には多いのかなというふうに思っております。市に対する収益というのは先ほど所長のほうから説明がありましたように、一定の設置に伴う借地いうんですか、すいません、固定資産税の収益と、それから売電収益を一応ランニングコスト、イニシャルコストを引いた部分を半々で折半いう形になりますので、そういった形で考えております。
以上です。
◆森脇 委員 今は試算はそしたらされてないということでよろしいんですかね。
◎木邨 水道施設部次長 今濱野が答弁しましたように一定協議は事業者とはしております。ただ今現在設置場所についての検討などがありますので、先ほども申し上げたように、すべての売電収益から事業者が設置にかかった費用であったり、維持管理費にかかった費用を差し引いたものを一定折半するという形での状況でございますので、はっきりした、一定の数字はありますけども、まだちょっとはっきり言えない状況でございます。
以上です。
◆森脇 委員 民間企業的な僕どうしても発想してしまうんですけど、こうやって設置する何かいうたらもうある程度これぐらいの収益上がるとかいうのは計算して話進めていくのじゃないかなという気はするんですけれども、先ほど申し上げましたように、このマイクロ発電だけやなしに、やっぱり市民の皆さんのための水道事業やということで、これやっぱり経済面こういう収益上がることなんかをもうしっかりとそういった数字とかも出しながら、しかも今配分五分五分いうお話もありましたけれども、それももう少し本市においてその配分がふえるような方法はないのかなとか、そういうのはやっぱり水道局全体の方がそういう思いに思ってこういう事業に当たっていただかないと、なかなか市民の皆様におこたえできるような事業はできないんじゃないかなと思いますけれども、ちょっと全体のことでいかがかなというの、これ、植田管理者いかがでしょうかね。
◎植田 上
下水道事業管理者 今森脇副委員長のほうから御質問いただいておりますマイクロ水力発電のほうの設置、またそのコスト、費用の部分でございます。私ども今回この場所貸しというスキームがあったからこそ、今回この部分に乗れたというのが一つでございます。というのは、以前から各会派からも小水力発電については実施したらどうかというふうな形で御意見たくさんいただいておりました。ただそれにかかる費用、ランニングコスト等を含めた費用がやはり費用対効果が上がらないということで二の足踏んでいたところでございます。また今年度限りではございますけれども、再生可能エネルギー固定価格の買い取り制度、これが一番高いレベルで買い取るのが、今年度で協定を結んだ場合というふうなことが条件にございました。このことを踏まえて今回実際のところ前へ進んでいったという状況でございます。来年度になりますと、もういえばその制度がなくなってしまうというふうな状況でございました。また水道料金のほうの収益が確かに減ってきているのも、年間約1億ずつぐらい減ってきているのも事実でございますので、私どもとしましては少しでも収益のほうの助けになることであれば、こういう発電また資産の売却も含めてその分をしっかり市民の方のほうに還元できるように進めていきたいという思いでこの事業も実施しております。
以上でございます。
◆森脇 委員 今管理者のほうからちょっと御答弁いただいたんですけれども、管理者も先頭に立って本当しっかりとこういった企業収益事業を含め水道事業、市民の皆様が喜ばれる水道事業を行っていっていただきたいと思います。
以上、質問を終わっておきます。
◆樽本 委員 この水力発電のことでちょっと一部わからんところあるんですけど、これ最高額の売電の買い取りって、それ1キロワット当たり何ぼで何年なんかというのはわかります。
◎清水 配水管理センター所長 1キロワット当たりでございますが、34円でございます。
以上です。
◆樽本 委員 34円いうことは大体そしたら、1日フル稼働で4万ちょいぐらいにはなるという試算でいいんですかね。それ大体何年ぐらい買い取ってもらえるんかな。
◎清水 配水管理センター所長 20年間の契約でございます。
以上です。
◆樽本 委員 一応関連なんで、ちょっとここだけ聞きたかっただけなので、資料をまたください。
以上、終わっておきます。
○川光 委員長 他にありませんか。
( 「なし」の声あり )
○川光 委員長 他にないようでありますので、
上下水道局関係の一般的な質問はこの程度にとどめます。
この際進行上暫時休憩いたしますので、よろしくお願いします。
( 午前11時9分休憩 )
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
( 午後0時58分再開 )
○川光 委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
これより土木部、
都市計画室、
交通戦略室関係の審査を行います。
それでは議案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。
◆横田 委員 私は6月の定例会でコロナウイルス感染拡大に伴いまして市民の移動を支える公共交通機関の支援、特にバスやタクシーの支援について、その必要性について質問させていただきました。コロナウイルスの感染状況はまだ終息にはほど遠く、現在も感染拡大を防ぐ
取り組みを社会全体で継続して行っているのが今の現状ではないかと思っております。そこでお尋ねしたいんですけれども、今回の補正予算に公共交通感染拡大防止対策補助事業が上げられておりますけれども、まずこの補正予算の概要を御説明いただけますでしょうか。
◎浅井
交通戦略室次長 それでは補正予算の概要のほうを説明させていただきます。まず事業目的につきましては、公共交通機関を利用する市民の安心、安全を確保するため、公共交通事業者が実施する感染拡大防止対策に補助を行うものです。また補助対象事業者につきましては、本市区域内で路線バス及びタクシーを運行する事業者が対象となります。補助額につきましては、令和2年度に実施した感染拡大防止対策に係る費用、例えば車両の運転席を隔離するための物品や車両内を消毒するための衛生用品等の購入費、こちらのほうの費用としております。バス1台当たり5万円、タクシー1台当たり1万円を上限に4月にさかのぼり補助をするものでございます。補正予算額につきましては2010万円、内訳につきましては、バス5万円掛ける148台で、740万円、タクシー1万円掛ける1270台で、1270万円、合計2010万円となっております。
以上です。
◆横田 委員 すみません。バス1台当たり5万円、またタクシーが1台当たり1万円ということなんですけれども、補正予算の補助金のいわゆる単価と、またその台数の積算の根拠、これ教えてもらえますか。
◎浅井
交通戦略室次長 補助金の単価につきましては、先行して同様の補助事業を予算計上しております他市の単価であったり、必要な対策に係る経費というのを参考といたしております。また車両台数につきましては、近畿運輸局のほうへ照会をいたしまして、東大阪市内に営業所のある法人事業者の登録台数を積算根拠としております。
以上でございます。
◆横田 委員 前回の委員会の答弁の中では、必要性は認めますけれども財源がなく厳しいとのことであったと思うんです。今回の補正に至ったこの経緯を御説明いただけますでしょうか。
◎浅井
交通戦略室次長 今回補正に至った主な経緯、理由といたしましては数点ございます。まず6月には終息傾向にありましたこの
新型コロナウイルス感染症の発生数のほうが、7月、8月に入って大幅な感染拡大に転じ、今後も継続した感染症対策が必要と判断したこと。またこの
コロナ禍においても経済活動をとめない方針が国から示されたこと。さらに運輸局のほうから交通事業については自治体の境界を越え広域に事業を展開しているため、関係自治体が足並みをそろえこの感染対策を実施してもらいたいというような直接要請を受けたこと、あわせましてバス路線を共有する近隣市、八尾市、大東市、寝屋川市等になりますけれども、こちらも交通事業者を支援するという情報を得たこと、以上が主な補正に至った理由でございます。
以上です。
◆横田 委員 ありがとうございます。この間バスの事業者並びにタクシー事業者の実態の把握というのはされましたでしょうか。
◎浅井
交通戦略室次長 バス事業者及び大阪タクシー協会というところから今回の感染対策に係る支援の要望書というものが6月に提出されたことから、バス事業者への聞き取りであったり、タクシー事業者へのアンケート調査というものを実施しまして、実態把握に努めてまいりました。その結果から、多くの事業者の方が国の持続化給付金であったり、雇用調整助成金また実質無利子、無担保融資等を活用されておりまして、4月、5月の営業売上におきましても5割から7割減少している事業者が多く、休業を余儀なくされた事業者も見受けられました。現在も以前の7割から8割までしか売り上げは戻っていないというような声も聞きますことから、各事業者とも経営状態につきましては非常に厳しい状況にあるという認識をしております。
以上です。
◆横田 委員 ありがとうございます。前回公共交通事業者は市域を越えて事業を展開しておられますことから、隣接する自治体と歩調を合わせて支援を実施することを要望させていただきましたが、今回この補正予算を計上されたことを一定評価させていただきたいと思います。またあわせて、運輸局の要請にもあるように広域に事業を展開する事業者への支援でございますので、広く市民また国民の安心安全、また経済活動を下支えするものでありますことから、また今後もより一層国、府の支援を要請をしていっていただきたい、このように思います。また今後はこれが議会で議決されれば、速やかに補助事業の周知を事業者へ図ることを要望して、これでちょっと質問を終わっておきます。
◆安田 委員 関連で。この補正予算の中の公共交通への感染拡大防止対策補助事業なんですけれども、タクシーにおきましては、市内に営業所を構えておられるところが対象と今聞かせていただいたんですけれども、そのほかの個人タクシーですよね、個人タクシー事業者の方もやっぱり公共交通としての役割を十分担っておられますし、市内にもたくさんの個人タクシー走らせている方がいらっしゃると思うんですけれども、この個人タクシー事業者は対象に入っているのかどうか。入ってるとするならば、その台数は何台と積算に入れておられるのか、お聞かせ願えますでしょうか。
◎浅井
交通戦略室次長 御質問の個人タクシー事業者のほうにつきましては補助対象としております。ただし今回の予算の積算にはその台数のほうを計上はしておりません。台数の把握というところですけれども、今現在約180台が一応個人タクシー事業者として登録があるというような状況でございます。
以上です。
◆安田 委員 対象にはなっているけれども、この補正予算の中の台数は計上されてなかったというのは、ちょっとおかしな考え方ではないかなと私は思います。今後その分が申請が来るならば、当然予算を上回ることも考えられると思うんですけれども、その辺、今回の補正予算でこの執行上問題はないのかどうか、どうでしょうか。
◎浅井
交通戦略室次長 今回個人タクシー事業者の台数を積算に計上していないことにつきましては、補助の対象となる個人タクシーの部分がそれぞれ1台となりますので、どの程度の申請がされるかどうかという予測のほうが困難なためです。また今回仮に個人タクシーを含むすべての登録車両が申請された場合、御指摘のとおり予算が約1割不足することとなりますけれども、対象額を全額支給する交付金というものではなくて、実績に対する補助金という形にさせていただいておりますので、今回の積算内で予算に不足が生じる可能性は低いというふうに考えております。また、仮に予算に不足が生じる申請があった場合ですけれども、1台当たり5万、1万という上限額から、一律一定割合ですね、例えば5%とか3%という形の減額を行いまして、補助額を予算の範囲内になるように調整をしていきたいというふうに考えております。
以上です。
◆安田 委員 これ実績に対する補助額ということで今御説明していただきましたけれども、やっぱりタクシー1台について1万円と積算してるということであるならば、その補助金がいただけるということであるならば、1万円相当の実績を挙げて申請しはる、これが普通の考え方だと思うんですよね。それが1台につき補助額がもう10万も20万もあるということであるならば、それは上限はなかなかいかないのかなと思うんですけれども、これやっぱり上限の1台1万円の補助額に関しては割とすぐに実績ができるんではないかなと。その辺ちょっと不安な部分があるのと、足らなくなったら一律補助額を下げて調整するというのも、またちょっとどうかなと思うんですけれども、その辺今後しっかりとまた内容を精査していきたいと思うんですけれども。これ個人タクシーを含め交通事業者、今後どのような周知をされようと考えてますでしょうか。
◎浅井
交通戦略室次長 本市ホームページ上での情報発信を初め、法人のバス、タクシー事業者の方へは直接電話連絡をさせていただきたいと。また個人タクシー事業者のほうへは、全大阪個人タクシー協会というところがございまして、こちらを通じて周知のほうを図ってまいりたいと思います。また予算が認められましたら、遅滞なくこの交付のほうをしていきたいというふうに考えております。
以上です。
◆安田 委員 はい、わかりました。関連ですので、一たん終わっときます。
○川光 委員長
質疑質問あわせて行います。
◆森脇 委員 すいません。質問になるんですけれども、毎議会といいますか、毎委員会お尋ねしてるんですけれども、モノレールの南伸事業についてなんですけれども、前回の委員会でも6月の委員会でも、最後この9月委員会でも御質問させてもらいますよということでお話しさせていただいてたかと思いますけれども、この6月から9月まで現在までの
進捗状況をお聞かせ願えますでしょうか。
◎浅井
交通戦略室次長 ことし3月大阪府、東大阪市ともに大阪モノレールに関する事業認可を取得しております。その後直ちに事業をスタートさせる予定でございましたが、今般の
新型コロナウイルスの感染拡大によりまして、2カ月程度事業の進捗おくれが生じております。5月に実施予定でございました事業説明会の実施のほうを見送りまして、かわりに周辺住民の方への事業の周知につきましては、地域の自治会を通じて回覧もしくはチラシの配布という形で6月後半から行ったところでございます。また本市の事業の進捗につきましては、権利者の方の同意をとりながら、まず事業用地の測量調査、また物件調査を6月から随時実施しております。あわせて鴻池新田及び瓜生堂の駅前交通広場並びに若江稲田線の詳細設計の委託契約というのを8月に締結いたしまして、事業の円滑な推進に努めているところでございます。
以上でございます。
◆森脇 委員 今答弁の中でも2カ月間ちょっと事業進捗におくれが生じましたということなんですけれども、本当にこれ開業まで計画がありますので、遅滞なきようにお願いしたいんですけれども、その中でもこれも毎回申し上げてるんですけど、まずは中央環状から入ってくるところなんですけれども、このモノレールの事業で中央環状線から荒本へ至る若江稲田線、これは本当にモノレール本体と重複してますので、全体スケジュールの本当にポイントになると思うんです。これ前回からこの3カ月の間
進捗状況いかがでしょうか。
◎浅井
交通戦略室次長 御指摘の若江稲田線の部分の
進捗状況につきましては、権利者の方の同意をすべていただいておりまして、現在測量調査及び物件調査を行っております。今後は物件調査の結果をもとに補償額等を算定いたしまして、権利者の方の理解が得られるよう交渉を行ってまいりたいと考えております。
以上です。
◆森脇 委員 本当にしっかりと交渉していただきたいと思います。それとあと、都市計画決定あった後に府有地に対してこの代替地、企業さん求められてるということで、これも前回お話しさせていただいたと思うんですけれども、これ意見書提出された企業があったとも記憶してるんですけれども、この大阪府とのこの府有地に対する協議といいますか、話し合いの状況はいかがでしょうか。
◎浅井
交通戦略室次長 今回の事業地におきます権利者につきましては、御指摘の企業も含めまして法人が多く、その大部分の方が本市内での事業継続を望んでおられます。このことから、代替地の情報につきまして、大阪府宅地建物取引業協会、また全日本不動産協会のほうに協力を依頼したところでございます。また府有地につきましては、府の窓口であります住宅まちづくり部を通じて、財産管理部局に代替地提供手法についての検討のほうをお願いしたところです。委員御指摘のとおり、若江稲田線の進捗につきましてはモノレール事業全体に影響を及ぼすことから、遅滞が生じないよう、これらの課題解決に鋭意取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。
◆森脇 委員 本当にしっかりしてもらわんと、東大阪市内に企業、会社構えて経営されてて事業行われてるところさんが、この土地、自分のいわゆる事業をされてるところがモノレールのほうにそっちに行ってしまうということで、これもしきっちりとその代替地確保してあげないと、本当にもう東大阪から出ていってしまうぞというぐらいおっしゃられるかもわからない、そういうことですので、ほんで企業さんにとって本当に死活問題のところも出てきますので、そこら辺もう本当にしっかりと、こういう土地に関してはなかなか折衝難しいと思いますけれども、行っていただきたいと思います。これは本当に強く要望しておきます。
一たん終わっておきます。
◆横田 委員 大阪府の補助事業の都市緑化を活用した猛暑対策事業、これについてお尋ねをしたいんですけれども、まずはこの事業についてちょっと御説明いただけますでしょうか。
◎出口 街路整備課長 都市緑化を活用した猛暑対策事業ですけども、大阪府の事業目的としては、森林環境税を財源として、多くの府民や来阪者が暑くても屋外で待たざるを得ないバス停やタクシー乗り場のある駅前広場や単独のバス停並びに駅において、緑の有する気象緩和等の公益的機能を活用して暑熱環境の改善に取り組む事業です。大阪府議会の令和元年9月の定例会において森林環境税条例が改正され、森林環境税を財源として暑熱環境の改善に取り組む事業者を支援する事業として令和2年度から実施され、必須の緑化と暑熱環境改善設備等が一体となり、涼しさを感じる空間を形成し、その効果を発揮できることが補助対象となっている事業です。
以上です。
◆横田 委員 ありがとうございます。今の御説明の中で暑熱環境改善設備とは、ちょっと具体的にどういうようなもんか説明いただけます。
◎出口 街路整備課長 設備は、シェルター等の日よけや微細ミスト発生装置、路面等の温度上昇を抑制する遮熱性舗装や保水性ブロックの設置などの暑熱環境改善効果のある設備のことです。
◆横田 委員 そうしましたら、この事業、どれぐらいの補助があるのか、また補助の期間というのはいつまでなのかお聞かせいただけます。
◎出口 街路整備課長 バス停やタクシー乗り場のある駅前広場、駅前広場以外に設置されている単独のバス停では、1事業箇所に当たり1事業者は1500万円を上限とし、補助対象経費の1分の1以内です。また鉄軌道駅のプラットホーム等改札の内側については、1事業箇所当たり1事業者への補助金額は1500万円を上限とし、補助対象経費の2分の1以内となっております。補助事業の期間は令和2年度から令和5年度の4年間と聞いております。
以上です。
◆横田 委員 ありがとうございます。今の御説明の中でもありましたように、補助対象経費というお言葉出てきたんですけど、これは何を具体的に指すんですか。
◎出口 街路整備課長 補助対象経費とは暑熱環境改善のために必要な工事等に要する経費として本工事費はもちろん、測量や試験費などの含む実施設計費、建築確認申請に関する費用、広報費等です。
◆横田 委員 すいません、ありがとうございます。事業に係る内容は補助として今見ていただけるということですね。そうしますと、この事業を活用するに当たりまして、何か条件というのはあるんですか。
◎出口 街路整備課長 条件としては、実施箇所は暑くても屋外で待たざるを得ない場所、整備期間においては当該年度完成が必須です。今年度では令和3年度3月25日木曜までに施工を完了することになっています。ほかに、大阪府の森林環境税を財源として整備したことを示した看板等の設置、供用状況や暑熱環境改善効果等の報告、整備した暑熱環境改善設備等の利用促進、熱中症の発生リスク軽減に向けた独自の
取り組みの実施などが条件となっております。
以上です。
◆横田 委員 この事業ですね、令和2年度からということなんですけれども、東大阪市として今年度に猛暑対策事業、これを活用した事業というのを行ってます。
◎出口 街路整備課長 街路整備課で俊徳道駅前交通広場の整備を行っています。令和2年度の事業として申請し、令和2年4月17日に補助金交付決定通知が交付されております。
以上です。
◆横田 委員 俊徳道駅前交通広場、どのような整備をされるんでしょうか、お答えください。
◎出口 街路整備課長 俊徳道駅前交通広場内にバス乗降場の日よけとなる上屋設置と緑化を行います。現在タクシー乗り場等に設置してあります既存の上屋と同形状のものを、バス乗降場から既設の上屋までの約26
メーター間設置し、接続します。緑化としましては、整備する待合の上屋付近に大型プランターを6基程度設置します。
以上です。
◆横田 委員 それでは、この暑熱環境改善設備、これを設置する上で何か課題になるものってあるんですか。
◎出口 街路整備課長 当該事業は府民や来阪者が暑くても屋外でバス等を待たざるを得ない場所が対象で、バス停やタクシー乗り場のある駅前交通広場でも一部しか補助金の対象になっていません。また、当該年度完成が必須で、委託設計費と工事請負費の両方を補助対象にするためには当年度で行わねばならず、タイトな工程になります。
以上です。
◆横田 委員 そうしますと、費用というのは費用面ではどれぐらい、どの程度のものなのか、お聞かせください。
◎出口 街路整備課長 俊徳道駅前広場ではまだ設計中ですが、事業費として設計委託料、完了検査の手数料などの事務費、工事請負費等を合わせて約1500万円の予算となっております。
以上です。
◆横田 委員 今年度のスケジュール的にはどうなってますか。
◎出口 街路整備課長 10月当初に設計を完了し、速やかに工事公告を行い、業者決定、その後工事着手し、3月中旬完成の予定です。
以上です。
◆横田 委員 はい、わかりました。ありがとうございます。頑張って今年度中に完成をさせていただけたらなと思います。来年度以降この都市緑化を活用したこの猛暑対策事業、これを活用して何か予定はありますか。
◎角谷 道路整備室長 本事業は一般的な補助事業と違い、補助対象経費が100%と、市にとってメリットの大きい内容でありますので、来年度以降も積極的に要望してまいります。
以上でございます。
◆横田 委員 ありがとうございます。ことしの夏も全国各地で40度を超える気温が観測されるなど記録的な猛暑日が続きました。やはり暑くても屋外で待たざるを得ないということを考えますと、やっぱり必要な事業だと思いますので。また補助対象経費100%と、これ市にとってもよい補助事業と思いますので、ぜひ積極的に活用していただくことを要望して、一たん終わります。
◆安田 委員 私のほうからは
交通戦略室のタクシーを活用した
取り組みについてお聞きしたいと思います。この
取り組みに関しては、本会議質問でも我が会派からもたびたび質問させていただきまして、この委員会でも聞いてまいりました。昨日のニュースを少し拝見させていただくと、もう堺市のほうなんかはやっぱりこういう公共交通が廃止された部分を、貸切バス会社が参入して困ってる人たちを安い料金で回るというニュースも拝見いたしました。そこで前回の委員会でお聞きしたんですけど、モビリティマネンジメントを実施して、この夏からワークショップをスタートと聞いておりましたが、ただこの夏
コロナ禍ですべてのなかなかワークショップ等を開きにくかったと思うんですけれども、その辺の
進捗状況などを教えていただけますでしょうか。
◎浅井
交通戦略室次長 タクシーを活用した
取り組みに関する
進捗状況でございます。現在、鉄道、バスの利用がしにくい地域、今回4つの連合自治会を対象としております。石切東、日下、縄手南、加納、こちらのほうに対しまして、このタクシーを活用した
取り組みというものを進めております。まずちょっとコロナの関係で若干おくれてはおりますけれども、8月上旬より4つの各連合会長のほうへ
取り組みの趣旨を説明し、理解のほうをいただいております。また8月下旬から連合会長の協力のもと各連合自治会の会合の場をお借りいたしまして、各自治会長及び女性理事の方に本市が取り組む内容のほうを説明いたしまして、意見及び指摘等をいただいております。
以上でございます。
◆安田 委員 本市が取り組まれる説明をされたというんですけれども、もうちょっと具体的にどういう説明をされたのか、お聞かせ願えますでしょうか。
◎浅井
交通戦略室次長 本市が取り組む内容につきましては、本市の公共交通の現状やその課題を示しながら、ことし策定いたしました総合交通戦略に基づきまして、社会的、地域的ニーズに合った交通手段の確保、また、公共交通の利用促進を図る必要があることを説明いたしまして、本市では、まず既存の公共交通機関であるタクシーを活用していく提案のほうを行っております。この提案に基づきまして、タクシーの需要把握及び利用促進を図ることを地域と協働で検討してまいります。また、ウルトラプレミアム商品券がタクシーにも利用できるということでございますので、その点をPRしております。また、今後の利用促進施策といたしましては、地域内にタクシー乗り場を設置するということでありましたり、乗り合いでタクシーを利用する仕組みというものをともに検討することといたしております。
以上です。
◆安田 委員
コロナ禍ではありますけれども、おおむねスケジュールどおりおくれながら実施されて、詳しく説明されたということなんですけれども、やっぱりそこで住民の方々、連合会長、女性部長いらっしゃる中で、さまざまな意見も出たんではないかなと思うんですけれども、その辺のところを少し聞かせていただけますでしょうか。
◎浅井
交通戦略室次長 各自治会のほうからは、地域としては今回の
取り組みに対する需要というのは多いというふうに思われておりまして、総じてありがたい施策であるというような意見をちょうだいいたしております。またいつから取り組んでくれるんだというような意見もいただいております。こういうような肯定的な意見をいただいております。一方、ウルトラプレミアム商品券の説明もさせてもらっておりますが、このような商品券でタクシーを利用するというふうなものと同様、今後の施策でも利用者のほうに補助をしてほしいであったり、当然こういうタクシーを使うということは高齢者が中心ではないかということで、高齢者が利用しやすい仕組みというのを考えてほしいということであったり、複数人での乗り合いということも提案させてもらっておりますけども、ちょっとそもそも複数人というのは難しいんじゃないかというような意見もちょうだいいたしております。また、地域内でまずそういう利用者アンケートを実施すべきではないかというような意見、御指摘のほうをいただいております。
以上です。
◆安田 委員 さまざまな建設的な意見もあれば、そうでない意見もあったとお聞きいたしますけれども、その中で複数の乗り合いというのはちょっと難しいんではないかなという御意見もあったということなんですけど、確かにこうした
コロナ禍の中では、ウイズコロナの中では、やっぱりそういうタクシーによる複数での利用というのも、その辺も何らか対策を考えなければいけない部分があるのかなということで、そういった貴重な御意見を拝聴しながら、今後いつから始まるんだという期待の声もあったと聞いておりますけれども、今後ワークショップを終えて、その次のステップとしてどのようにこれを
取り組みを進めようとされてるのか、お聞かせ願えますでしょうか。
◎浅井
交通戦略室次長 今後につきましては、市の
取り組みを理解し、協力いただける自治会単位で順次対応していきたいというふうに考えております。まず利用意向アンケート等を実施しまして、地域内の需要を把握した上で、地域内タクシー乗り場の設置であったり、乗り合いの方法等を地域の方と意見交換しながらこの地域の課題解消に努めてまいりたいというふうに考えております。
以上です。
◆安田 委員 わかりました。そこでこの本市の交通施策と、ネット販売の促進に係る商業者、消費者への支援としてシービークラウド株式会社さんとの連携ということで本会議答弁でもございました。ずっと
交通戦略室のほうでこのタクシーの
取り組みということを本会議でも委員会でも訴えてきた中で、この連携という話が突然ぽんと出てきたということで、私自身も大変驚いたんですけれども、今後どのような連携を考えておられるのか、ちょっと教えていただけますでしょうか。
◎浅井
交通戦略室次長 すみません。具体的な連携内容につきましては今後のこととなりますけれども、地域には買い物に行く手段に困っている方もおられまして、タクシーの活用でその解消を現在
交通戦略室のほうでは検討しておりますけれども、このシービークラウドの買い物代行ですね、こういうものと、それから移動に係る課題を一部解消することにつながると考えておりまして、今後はこの包括連携による
取り組みが具体化されて交通施策の課題に対してもその有意義なものとなるように努めてまいりたいというふうに考えております。
以上です。
◆安田 委員 そこで実際今までこういうワークショップも進めながら、タクシーの活用ですよね、民間事業者との連携ですが、これは本会議質問では立花副市長のほうから御答弁いただいてると思うんですけれども、何かこういう話が出てきたというのは、きっかけのようなものがあったんでしょうかね。あるならば、今後具体的にどのように進めようと考えておられるのかもあわせてちょっと教えていただけますでしょうか。
◎立花 副市長 今回のこの包括連携協定につきましては、いわゆる新しい部署で公民連携室ができまして、そこで民間と、それから民間の企業と公が何か手を組んでできないものかと、こういうことから、今回シービークラウドさんのほうと話が合いまして、包括協定ですので、その中に一つ都市という、7つの項目があったと思うんですけど、その中に都市という問題があって、交通という問題も含めて検討できると、こういうお話も公民連携の協働室のほうからもお聞きをしておりまして、当然東地域のこの傾斜がきついところではなかなかバスが通ってないというとこもありましたので、そういうふうなシービークラウド自体が買い物代行ということでタクシーを利用したものというふうなことも考えていらっしゃると、それを展開していらっしゃるという実績もありましたもんですから、それを何か今度は交通手段としてのタクシーを使ってそういった解消ができないものかということを包括協定の中で検討してはどうかと、こういうふうなお話だったと思います。具体的にはこれからの話になりますけども、可能であるならば、そういう交通弱者の方がたくさんいらっしゃる地域でございますので、こういうバスにかわるものとして利用できるものはしっかりと利用し、我々が、
交通戦略室のほうがもともと考えておったタクシーを利用しての公共交通戦略みたいなものを考えておりましたので、それがしっかりとマッチするかどうかということもまだお話もしておりませんけども、これから検討することは、余地は十分あると思います。
◆安田 委員 今までずっとタクシーの活用ということでさまざま本会議でも委員会でも質問させていただいた中で、やっぱりそういった民間事業者との連携、組むことによって一つのよい可能性がやっぱり生まれるのであるならば、ぜひともそれをしっかりと具体的に進めていただけるよう要望して、一たん終わっておきます。
◆横田 委員 そうしましたら、続きまして大阪瓢箪山線についてちょっと御質問させてもらいます。昨年6月に大阪瓢箪山線と中央環状線の交差点が供用されまして、内環状線から東花園駅付近まで開通をいたしました。それによりまして格段に利便性が向上したのかなというふうに思っております。しかし若江岩田駅付近では渋滞が発生してまして、安全対策が問題となっておるのかなというふうに思います。昨年の第4回定例会にて質問をいたしましたが、その際、若江岩田駅から中央環状線までの工事については7月末までの工期及び渋滞の原因の一つとして若江岩田駅西側の交差点を先頭に渋滞が発生していることについて、認識をしているというふうな御答弁をいただいておるんですけれども、まだ現在完成はしていない状況であると思います。いつごろ開通する予定なんか、お聞かせください。
◎斉藤 道路管理課長 委員御指摘のとおり、現在大阪府におきまして、大阪瓢箪山線の中央環状線から若江岩田間におきまして、道路南側の歩道築造工事及び若江岩田駅西側の交差点の右折レーンの築造工事を行っております。完成は至っておりません。工期につきましては、
コロナ禍の影響もあり、材料確保に時間を要したため10月末まで延長になったと聞いております。ただ、若江岩田駅西側の右折レーン築造工事につきましては、天候にもよりますが、10月初旬ごろに築造する予定と大阪府から聞いており、現在車が供用している箇所でございますので、右折レーンが完成いたしますと即日に開放することとなります。そのことにより、現在東行きの渋滞の原因の一つと考えています右折車待機による渋滞が今までより解消されるのではないかと考えております。
以上です。
◆横田 委員 その中で過去に死亡事故が発生しました西岩田コンビニ前の交差点ですね、この信号機を設置をされてるんですけれども、これはいつから稼働してますでしょうか。
◎斉藤 道路管理課長 西岩田コンビニ前の信号機につきましては、令和2年4月1日から信号機の稼働を開始しております。
以上です。
◆横田 委員 昨年の第4回定例会の中で、警察のほうに信号機の設置について要望していきますというふうな御答弁をいただいているんですけれども、具体的にどのような要望をされたのか、お答えください。
◎斉藤 道路管理課長 今年度に入りまして、令和2年5月8日、河内警察署のほうへ改めて信号機の設置要望をしております。
以上でございます。
◆横田 委員 今後その信号機を設置する箇所というのはあるんですか。
◎斉藤 道路管理課長 現在のところ新しい箇所での信号機設置ということについては聞いておりませんが、府道八尾枚方線との交差点、また花園駅西側の市道花園駅前線との交差点のこの2カ所の交差点につきましては、今年度3月末までに右折の矢印式信号機を設置するという予定ということを聞いております。
以上です。
◆横田 委員 右折レーンや右折車の信号機が設置されますと、少し車の流れも変わりまして、また車の
スピードも上がってくる可能性があると思います。そうなれば、今度は歩行者や今度自転車を乗る方々の安全対策、これが必要になると思います。例えば新しい箇所への信号機の設置、またガードレール、また、さくの設置が必要になってくるのかなというふうに思うんですけれども、市としてそのあたりどのようにお考えなんでしょうか。
◎斉藤 道路管理課長 右折レーンや右折の矢印式の信号機が設置されますと、車の流れも今まで以上に少しは変わっていくのかなと考えております。今後につきましては、所轄警察とともに周辺状況の変化を、車の流れ、歩行者、自転車等の流れを注視しながら、信号機の設置につきましては、改めて所轄の警察のほうに要望していき、また、その他の安全面につきましては、関係機関と協議しながら必要な箇所には実施していきたいと考えております。
以上です。
◆横田 委員 これも第1回定例会で質問させていただきましたけれども、この大阪瓢箪山線は内環状と外環状線を結ぶこの東大阪市にとって重要な路線になると思います。現在事業中の東花園駅から外環状線までの
完成予定年度、これいつぐらいになるんでしょうか。
◎小林 道路用地課長 現在府として国から事業認可を受けている期間は、令和4年度末となっております。事業期間内の完成を目標に、市として府から受託している用地買収業務を行っておりますが、近年の国からの交付金の状況や用地買収の件数が多数であることから、さらに時間を要する可能性が高いと考えております。
◆横田 委員 先ほども申しましたけれども、この大阪瓢箪山線、これが完成しましたら、東大阪市の利便性がますます向上するのかなと。また安全対策を第一に考えていただきながら、早期完成に向けて大阪府とともに進めていっていただくように強く要望させていただきまして、質問を終わります。
◆森脇 委員 私のほうからは、これも前回の定例会いうか毎定例会で委員会で質問させていただいてるんですけれども、永和駅の駅前広場の整備について、交通広場の整備についてお尋ねしたいんですけれども、なかなか今の
横田委員の大阪瓢箪山線にしても土地の買収、それから先ほど私質問しましたモノレールの南伸計画にしてもやはり土地が関連してくるところはなかなか買収、その他代替地とかあって大変でしょうけれども、やはり計画というものはもう決定してあるわけですから、遅滞なく進めていくように努力はしていただきたいんですけれども。さてこの永和駅前の交通広場、この6月の委員会、定例会からこの今の9月までこの3カ月間で
進捗状況、どのようなものがあったか教えていただけますか。
◎小林 道路用地課長 第2回定例会以降、駐車場の土地所有者、物件所有者に金額提示を行い、契約の内諾を得ました。令和2年度中には契約ができる見込みであります。
◆森脇 委員 駐車場の土地所有者、物件所有者には契約の内諾あったということなんですけれども、あとほかに土地の買収交渉、ほかどれぐらい何件ぐらいまだ残ってるんでしょうか。
◎小林 道路用地課長 土地所有者が2名、物件所有者が1名でございます。
◆森脇 委員 これもしっかりと進めていっていただきたいんですけれども、やはりなかなか昔から住んでおられる方とか今現在いらっしゃるわけですから、なかなか大変でしょうけれども、気持ちよくそういう買収交渉して、契約していただければと思うんですけれども、今まだ買収が残ってるということですけれども、これ工事はもう進めていくんですかね。ちょっとお聞かせいただけますか。
◎出口 街路整備課長 工事に関しましては、永和駅前広場の北側部分の整備を令和2年9月10日に工事公告をしております。落札業者決定契約後、速やかに工事に着手していきます。
以上です。
◆森脇 委員 工事を北側進めていくということで、そしてあと南側や西側いうのはもう恐らく買収交渉決着してからということになるんですけれども、ちょっともと戻るんですけれども、この計画ですね、整備完成の期日といいますか、予定はいつになってますでしょうか。
◎出口 街路整備課長 事業認可は令和4年度末になっております。
以上です。
◆森脇 委員 そしたらあと令和4年度やから2年少々いうことですかね。それまでにまだ買収交渉済んでない土地きっちりとしていただいて、本当に遅滞なく進めていっていただいて、整備計画どおりにしていただきたいと思います。これ本当になかなか土地に関しては神経的にもいろいろ疲れると思いますけれども、本当にしっかりとこの事業を進めていっていただくように本当に強く要望しておきます。
以上、終わっておきます。
○川光 委員長 他にありませんか。
( 「なし」の声あり )
○川光 委員長 他にないようでありますので、土木部、
都市計画室、
交通戦略室関係の一般的な
質疑質問はこの程度にとどめます。