( 午前10時0分開議 )
○中原 委員長 委員の皆様方には御参集をいただきまことにありがとうございます。ただいまより本委員会に付託されました関係議案審査のため
環境経済委員会を開会いたします。
本委員会に付託されております案件は、お手元に御配付のとおり議案2件であります。
さきの先議案件の委員会に引き続き、
新型コロナウイルスの
感染拡大防止策としてマスクの着用の徹底をお願いしておりますので、いつもより大きな声ではっきり発言していただくようお願いします。
なお理事者の配席につきましても、
感染拡大防止策として間隔をあけており、また、必要最小限の人数で入れかえながら審査を進めていきますので、御理解よろしくお願いします。
それでは審査の順序並びに方法についてお話しさせていただきます。審査の順序については、まず消防局、次に環境部、最後に
プレミアム付商品券事業室、経済部及び農業委員会の3グループに分けて審査を進めていきますので御理解よろしくお願いします。
次に審査の方法でありますが、まず付託議案に対する質疑を行い、質疑が終了した後に一般質問を行いたいと思いますので、委員の皆様には御協力のほどよろしくお願いします。
なお、市長に対する総括的な質疑、質問があれば最終段階に行いたいと思いますので、よろしくお願いします。
また審査につきましては、市長総括を含めた2日間で質疑、質問を終えていただきますよう委員各位の御協力をお願いします。特に限られた日程、時間の中で委員の皆様には公平、平等に発言をしていただけますよう最善の努力をさせていただきますので、何分の御理解をお願い申し上げます。
理事者の方におかれましても、委員の質疑、質問に対し的確に答弁されますようあわせてお願いをしておきます。
委員のお手元には、本委員会にかかわる全部局の新規、拡充事業の概要資料などを御配付しております。中身の説明については、必要があればそれぞれの審査の際に説明していただきますので、よろしくお願いします。
それでは本委員会に付託されております議案第18号東大阪市
消防事務手数料条例の一部を改正する条例制定の件及び議案第28号令和2年度東大阪市
一般会計予算中本委員会所管分を一括して議題といたします。
これより消防局関係の審査を行います。
議案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。
◆十鳥 委員 おはようございます。突然の停電とかで少し混乱されましたが、早期に努力いただいてお集まりいただき、御苦労さまでございます。私のほうからは来年度の拡充案件で、
消防団装備整備事業ということで477万9000円の予算を上げていただいておりますが、この内容につきましてお聞かせいただきたいと思います。
◎橋本
消防局総務課長 消防団装備整備事業といたしまして、こちらのほうはすべて、市内のすべて、15の消防分団に救命ボートを配備し、また、31の消防団車両すべてに救命浮環を積載するものでございます。以上でございます。
◆十鳥 委員 ありがとうございます。昨年の12月の本委員会で私のほうからも質問させていただきました。昨年の台風19号がもし東大阪を直撃するようなことで、水害とか、大規模な水害をもたらした場合に、本市の消防局では災害時の救助用資機材が足りてるのかどうなのか、また、国のほうでそういった、3分の1を補助する
消防団設備整備補助金というのもあるということを御案内させていただきました。近年の想定を超す気象状況の中から、そういう危機感を抱いて予算を計上していただいたものであるかと思いますが、いかがでしょうか。
◎橋本
消防局総務課長 12月の定例会におきまして委員より御指摘いただいておりました
消防団設備整備費補助金の適用範囲が拡充されましたことから、本市の水害発生時対応のため、同補助金を活用して整備するものでございます。以上でございます。
◆十鳥 委員 市内全消防団、15隊にそういう救命ボートが装備されたということでありますけども、それとあわせて消防局のほうの装備の拡充はいかがでしょうか。
◎橋本
消防局総務課長 現在、消防局におきましては、中消防署の高度救助隊に2艇配備しております。しかしながら西や東の救助隊には現在1艇しかございませんことから、同じく、次年度に2艇を追加配備することによりまして、すべての救助隊が2艇体制となります。加えまして、救命浮環についてはすべての消防車に既に配備済みとなっております。以上でございます。
◆十鳥 委員 ありがとうございます。消防局のほうも東、中、西と、それぞれ均等に整備されたということでありますね。ことしの冬も非常に暖かい、暖冬という、異常なぐらいの温かい冬になっております。近年の気象状況が、本当にバランスが崩れているというか、リズムが狂っているような気がしてなりません。また、ことしも夏から秋にかけて想定を超すような気象状況があるかもしれませんので、最悪の事態を想定した準備をお願いして、また、市民の命を守っていただけるようによろしくお願いして、一たん質問を終わります。
○中原 委員長 他に質疑ありませんか。
この際、質疑、質問をあわせて行います。質疑、質問はありませんか。
◆嶋谷 委員 おはようございます。今回、
消防施設整備事業の中にも高
規格救急自動車2台の整備が入っております。昨年、今年度、西消防署のほうに11台目を配備されたと思うんですが、これによって西消防署以外のところとの消防署の、救急車の入れ子であったりとか、救急に関するそういう改善っていうか、利便性がよくなったかと思うんですが、その後どのような結果になったか、お知らせください。それによって、この11台目、入ったことによって今回の整備費用というとこら辺で効果があるということがまたわかるかもしれませんので、その辺を教えていただければと思います。よろしくお願いします。
◎野村 警備課長 11隊目の救急隊の稼働状況ですが、昨年10月から運用しております11隊目の救急隊の稼働状況、5カ月間のみの状況になりますが、答弁させていただきます。この増隊した救急隊は出動件数が令和2年2月末現在で1668件、月平均にいたしますと330件の出動となっております。これは西地域の出動件数の中の18%を占める件数となっております。また、東大阪市全域の救急出動件数の半数近くが西地域での要請ですので、西地域にこの1隊が増隊し5隊になったことで、中、東地域の救急隊からの応援が減少して、非常に効率よく稼働できていると考えております。このことから、以前よりも各救急隊は自分の管轄の地域の救急要請に対応でき、バランスもとれてきていると考えております。加えまして、来年度には委員おっしゃいましたとおり、2台の救急車の更新の予定をさせていただいております。救急車両は大変使用頻度の高い車両でありますので、引き続き更新、整備を計画的に行って、市民の皆様の救急の要請に対応していきたいと考えております。以上でございます。
◆嶋谷 委員 ありがとうございました。今後も市民のために救急がよりよく、効率的に動けるようによろしくお願いいたします。
◆十鳥 委員 それでは質問ではありますが、現在、全世界的な広がりを見せております
新型コロナウイルスの感染症ですけども、やはり消防局においてもそういった感染患者の搬送とか、また、感染していることがわからずに接触してしまうこともあるかと思います。消防局としてはどのような形で対応されていますでしょうか。お聞かせください。
◎野村 警備課長 皆様も御存じのとおり
新型コロナウイルスの感染につきましては、指定感染症ということで、基本的にはこのコロナ対策の感染者の搬送につきましては、法令に基づきまして保健所が実施することとなっております。しかしながら消防局といたしましても、保健所の移送能力を超えた場合や、高度な医療機関への搬送など、緊急時のために非常用の救急車、11隊の救急隊とは別に非常用の救急車1台に感染防止対策を行いまして、搬送体制を整えているところでございます。以上でございます。
◆十鳥 委員 ありがとうございます。常に危険と紙一重のところでお仕事していただいてますので、十分に細心の注意を払っていただいて、また、対応が後手に回らないようによろしくお願いいたします。
引き続き消防局長にお聞きしたいのですが、
新型コロナウイルスのことで市民の方々が大変に不安を感じられていらっしゃいます。また本来の火災とか災害とか救急など、市民の命と健康を守るという大事な部署が消防局であります。その消防局のさまざまな取り組みについて、消防局長の思いを語っていただけたらと思います。よろしくお願いします。
◎樋口 消防局長 ただいま野村警備課長のほうから御答弁申し上げましたとおり、
新型コロナウイルスにつきましては非常に予断を許さない状況でございます。しかしながら私どもも中核市として、保健所設置市として、保健所と協力しながら、保健所の移送能力を超える場合、また緊急を要する場合、こういったことにつきましては、万難を排して保健所の協力をするというところは徹底してやっております。そしてその使用する救急車につきましても、ふだん日常的に走っている救急車とは一応別の救急車を使用しておりますので、市民の皆様が他の救急車を乗られても、御安心していただければ、別の救急車を使用しております。
コロナウイルス患者をもし搬送した場合につきましても、保健所と協力して徹底した消毒を実施しておりますので、その辺は御安心いただければと思います。そしてそれ以外の火災、救助、救急、そういった対応につきましては、市民の皆さん、何ら御心配いただく必要はございません。私ども、しっかりとその務めを果たしてまいりますので、その点は御安心していただければと、私が責任を持って御答弁申し上げます。以上でございます。
◆十鳥 委員 先ほどの消防局長の力強いお言葉を聞きまして安心した次第であります。しかし、もうしばらく、また、いつまで続くかわかりませんが、緊張した日々が続くと思いますので、重ね重ね局員の方の無事故と、また、市民の命と健康を守るという職務を全うしていただけるようにお願いを申しまして、質問のほう終わらせていただきます。
○中原 委員長 他にありませんか。
( 「なし」の声あり )
○中原 委員長 他にないようでありますので、消防局に対する一般的な質疑、質問はこの程度にとどめたいと思います。
この際、議事進行上、暫時休憩いたします。
( 午前10時14分休憩 )
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
( 午前10時40分再開 )
○中原 委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
それではこれより環境部関係の審査を行いたいと思います。
それでは議案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。
◆井越 委員 おはようございます。本日は
新型コロナウイルスの感染症対策のため、マスク着用の上、できる限り端的に質問をさせていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。
まず町の
美化対策事業につきましてお伺いさせていただきます。新規事業として上げられている町の
美化対策事業なんですけれども、まず空き地の適正管理のために草刈り機の貸し出し、これは空き地の所有者のみに貸し出しでしょうか。また、無料でしょうか。お聞かせください。
◎石橋
美化推進課長 草刈り機の貸し出しにつきましては、要綱でその内容を定めます。この中で草刈り機の貸し出し要件としまして、その対象者は市内の空き地所有者、あるいは管理者等と限定いたします。また、無料で貸し出しいたします。以上です。
◆井越 委員 草刈り機ですが、一定の金額がすると思うんですけども、貸し出し中に壊される方もおられるかと思います。そういった場合の対応など教えていただけますか。
◎石橋
美化推進課長 同じくその要綱の中で草刈り機を壊された場合の場所責任規定を設けます。また、貸し出しの際のその申請書には、これら
場所責任規定を誓約事項として明記し、これに同意の上、サインをいただくことを草刈り機の貸し出しの条件にする予定です。これによって基本的にはその方に弁償を求めます。以上です。
◆井越 委員 ありがとうございます。
その
美化対策事業のもう一つ、
歩きたばこ禁止ステッカーについてなんですけれども、1枚200円と上げられてましたが、ネットで検索しますと、もっと安い物があるようなんですが、少し高いかなと感じますが、このステッカー、今回お考えの物はどのような物でしょうか。
◎石橋
美化推進課長 ステッカーなんですけども、余り安い物を選択いたしますと、その耐候性に問題があると考えまして、1枚200円のものを選定いたしました。大きさは縦横30センチ、10センチ、素材は塩化ビニールでして、変形や変色しにくい仕様となっております。さらに、その具体的なデザインにつきましては、まだ検討の段階ではあるんですけども、緑、赤、黒の3色刷りで考えております。以上です。
◆井越 委員 そのステッカーなんですが、どういったところに張る予定でしょうか。
◎石橋
美化推進課長 道路上や商店街等には街灯が林立しておりますが、これらに張っていきたいと考えております。具体的なさらにその設置場所につきましては、まだ検討している段階ではあるんですけども、既に一部の商店街からは、歩きたばこについて、もっと対策してほしいという声が上がっております。そういったところから順次対応していきたいと考えております。以上です。
◆井越 委員 ありがとうございます。私も毎朝、瓢箪山駅に立っているんですけれども、やはりごみの中でも吸い殻ごみがちょっと気になるなっていうふうにはいつも思っておりまして、このステッカーが歩きたばこだけでなくて、ポイ捨てとかそういったことにも効果が発揮できることを期待しています。
もう一つ続けて、あと不法投棄の対策事業についてお伺いいたします。まず本市の不法投棄は年間どのぐらいございますか、お答えください。
◎石橋
美化推進課長 不法投棄のごみ収集量につきまして、過去3カ年の、では状況で申し上げます。平成29年度で443.94トン、平成30年度、486.46トン、令和元年度は2月末までの状況で申しますと、434.96トンでございます。以上です。
◆井越 委員 それらの投棄が見つかったときはどのように処理されていますか。
◎石橋
美化推進課長 御質問の内容ですけども、不法投棄のごみの処理の方法っていうんでしょうか、でよろしいでしょうか。ありがとうございます。まず不法投棄のごみなんですけども、その内容によりまして異なります。基本的に可燃、不燃ごみですと、これは
東大阪施設組合にてその処理をお願いしております。また、テレビや冷蔵庫などのいわゆる家電4品目につきましては、
家電リサイクル法対象機器としてリサイクルの対象になります。その際には、その手数料も発生いたします。さらに、それ以外の例えば廃タイヤとかバッテリーなどの処理困難物につきましては、廃棄物として、その運搬処分を業者に委託しております。その際にはその委託料も発生いたします。以上です。
◆井越 委員 その手数料と委託料、これは一体幾らぐらいかかりますか。
◎石橋
美化推進課長 令和元年度の現在までの状況で申し上げます。家電4品目のリサイクルの手数料が120万9824円です。
あと処理困難物の運搬処分の委託料ですが、84万290円です。以上です。
◆井越 委員 ちょっと大分かかってますね。拡充事業で今回、監視カメラを6台設置ということですけども、過去、この監視カメラによってこういった変化があったとかいう、過去の事例などもありましたら教えてください。
◎石橋
美化推進課長 過去の事例ということで、これを見ておりますと、監視カメラにつきましては、不法投棄の目立つ場所でも、この監視カメラを設置しますと、不法投棄が減少あるいは、ぴたりと不法投棄がなくなることが多いです。その意味では、不法投棄の防止、抑止の効果が極めて高いと考えております。また、この中で不法投棄している状況が監視カメラに映り込んでおりましたら、その画像を警察に提供し、対応を相談させていただいております。その中で
廃棄物処理法違反として実際に検挙されたという事例も過去にございます。一方、美化推進課としましては、不法投棄の行為者が特定されますと、その不法投棄されたものをすべてその行為者にお返しして、適正処理を指導しております。以上です。
◆井越 委員 ありがとうございます。今聞かせていただいたように、監視カメラには一定の効果が見られると、不法投棄についてはそういうふうに思うんですけれども、そういった
ぐあいで不法投棄が減れば、先ほどお伺いしたような
リサイクル手数料、120万、こういった金額が減ることにつながります。前回の決算委員会で我が会派の那須議員も、発言にありましたとおり、原局もよく理解をされていると思いますので、不法投棄だけでなくて、その監視カメラによって防犯という意味でも効果があると思いますので、今後も不法投棄防止に努めていただけるように要望して、一たん質問を終わらせていただきます。
◆野田 委員 私のほうから2点ほどお伺いをさせていただきます。まず、先ほどございました、町の
美化対策事業でございますけれども、草刈り機を貸し出しということで、貸し出しのときの貸した先方様が何か起こされたときのこともございましたけれども、それ以外に、これずっと要望もしてきておりましたけれども、空き地に草が生えてることで不法投棄であったり、また、不法侵入であったり、また、ごみがふえるということもございましたので、これは大変いい事業かなと思いますけれども、先駆けてやっておられる市などを検証しておりましたら、この草刈り機、大変事故を伴う、結構危ないものでございますけれども、その辺の担保というか、そういったことのトラブルにもなることもあるかと思いますけど、その辺の対策は済まれておりますでしょうか。
◎石橋
美化推進課長 委員御指摘の、けがを負われた場合のことにつきましては、これも同じく要綱で、自己責任規定を設けます。また、貸し出しの際のその申請書には、同じく自己責任規定を誓約事項として明記しまして、これに同意をいただくことを貸し出しの条件といたします。以上です。
◆野田 委員 結構簡単に使えるものですけれども、石などがありましたらそれが飛んできて、かなりの打撃になって重傷を負うとか、そういった事例も聞いておりますので、そこはきちっと説明もされて、その後の処理、せっかくいいことなので、トラブルにならないように、そこだけしっかりとお願いをしておきます。
それからこのステッカーなんですけれども、これ日本語対応だけでしょうか。
◎石橋
美化推進課長 今回ステッカーにつきましては1000枚購入いたしますが、状況によりましてはさらにふやしていきたいとは考えております。
○中原 委員長 ちょっと質問の内容とは違う。日本語表記だけでしょうかっていう。
◎石橋
美化推進課長 申しわけございませんでした。デザインにつきましては現在検討中でございます。今考えておりますのは、
市内歩きたばこ禁止という文言と、あと道路標識の、とまれの標識を意識したものを表示しようと思っているんですが、そのあたりはもう全くちょっと検討中でございますので。以上です。
◆野田 委員 不法投棄なんかの場合、私どもでも数限りなくあったときに、申しわけないですけれども自治会の方とか立ち会っていただいて、ごみをあけさせていただいたことがございました。そのときに外国の方のごみであったことも判明して、それはイコール外国の方が不法投棄をしてるという意味ではございませんけれども、きちんとした場所であったり時間であったりを理解されてないことが多い。また、今、東大阪の現状といたしまして、労働力を外国人に頼っておりますような中、ベトナム人だけでも3000人入ってきてるわけですから、そういった関係で、やはりある一定、多言語対応っていうのをしてきておりますよね、危機管理におきましても。そういったことを配慮されているのかなと思って御質問をしております。
◎石橋
美化推進課長 歩きたばこ禁止ステッカーにつきましては、大きさが先ほど申しましたけども、縦横30センチ、10センチ、余り大きい内容ではございませんでして、そこに、もちろん多言語を入れていろんな方に啓発したいと思ってはいるんですけども、何分その仕様の問題がございまして、多言語は今は難しいとは考えております。以上です。
◆野田 委員 イラストなどの表記でわかりやすいものであれば、世界共通なのかなと思いますけれども、その辺、御配慮の上、いろいろと啓発をしていただきたく思います。
それからもう一点、ごみの減量の事業なんですけれども、昨年8月に
東大阪プラスチックごみゼロ、トライ宣言をされたわけです。これは大変評価するものでございますけれども、半年ほどたって、どのような評価をされておりますでしょうか。
◎中西
循環社会推進課長 8月に行いました
プラスチックごみゼロにトライ宣言につきましては、庁内において周知を図っておりまして、広報も進めておりますが、委員御推察のように、いまだ十分な成果というところには至っておらないところです。引き続き啓発に努めてまいる所存でございます。
◆野田 委員 花火を上げたままという感じも否めないので御質問させていただきました。華々しくここまでの宣言をされたんであるんであれば、せめてここの本庁の中からだけでもしっかりとしていただきたいんですけれども、下にコンビニがございますけれども、職員の方々がビニールの袋を持って出入りされてる姿、いまだ見受けますけれども、その辺の、中の徹底すらできてないのに外にどう啓発していくのかなと思うんですけれども、そのあたりはいかがですか。
◎中西
循環社会推進課長 委員御指摘のとおり、1階のコンビニエンスストアにおきまして、職員がいまだレジ袋等を下げて出てくるのを私も見ておりますけれども、時期、考慮の上、改めて庁内の職員向けについて周知徹底を図ってまいろうと考えております。またその後、内部でのそういった意識が一定浸透してまいりまして、外部に対してもそういった啓発を進めていこうと考えております。
◆野田 委員 もう半年たってるわけでございまして、ここまでの宣言をされたんであれば、そんなぬるいことを言ってたらだめじゃないかなと思っております。私たち議員もこうやって、もうプラスチックを使わないということでさせていただいております。それが形だけではいけないと思うんですね。ビニールの袋を持つことで、もうどんな生活してはるか想像がつきます。そのあたりどういうふうに啓発をしていこうと思っておられますか。
◎中西
循環社会推進課長 レジ袋につきましては、ことしの7月1日から国の法制化によりまして、無償提供の禁止が予定されております。これについての啓発もあわせて一層進めてまいろうと考えておるところでございます。
◆野田 委員 レジ袋でお金を取るとか、また、エコバッグを与えるとか、そういうこと以前に、去年、ニューヨークのこれは温暖化対策のサミットで、グレタさんという方が提言をされたことで、ほんとに世界が心を動かされました。物を与えるとか、何か罰というか、お金を取るから何か袋をかわりに持ってきなさいというような政策よりも、本当に市民の方が、こうしないといけない、こうしていかないといけないというような提言、また、市からの啓発、そういった心を動かすような、お金も使わなくてできるような、そんなことは考えておられないんでしょうか。
◎中西
循環社会推進課長 啓発につきましては、市内の小中学校から応募いただいた、環境に訴える関係のポスター等を活用させていただきまして、視覚的にも訴える広報を考えております。
◆野田 委員 それが心を動かすと思っておりませんけれども、もっとほんとに市民の皆様が頑張っていかないといけないというように思っていただけるような政策というか、それを考えていただきたいと思います。私たちは地域教育協議会などにおきまして、地域のイベントなどに資源ステーションを設けさせていただいてお呼びして、ごみ、いろいろと子供たち、本当に現場で教える、そういったことも続けさせていただいております。子供たちよりもほんとに現状、今、大人の方がどう思ってるか、また、どういうふうに行動していくか、もちろんこの市役所の中から提言されたことですから、ここが徹底しないといけないんですけれども、もう一つ、どうしようというその気持ち、気概が見えないんですけれども、今後ほんとにどうしていこうと思っておられますか。
◎中西
循環社会推進課長 プラスチック対策ほか環境対策につきましては、環境部としましては低学年からの環境教育にも今後力を入れていきまして、将来にわたって環境負荷への配慮を根づかせていくように努めてまいろうと考えております。
◆野田 委員 ちょっと、もう一つ気概を感じられませんので、今後、結果でわかってくることだと思います。ずっと検証は続けさせていただきますけれども、もっともっと、これ市がせっかくこの宣言をしたんでありますから、それに伴うこちらの気概、またその伴う何か方策、そういったものを具体にもう少し考えていただきたく思います。これはお願いをして、また今後検証させていただきますので、きちんとした御報告がいただけることを期待して、一たん終わらせていただきます。
◆嶋谷 委員 先ほどの井越委員、野田委員の関連にはなるんですが、私のほうからもちょっと町の
美化対策事業についてお聞きしたいんですが、そもそも管理不全の空き地っていうのを言われてるんですが、どのようなものを言うのか。また、本市においてはどのぐらいその数があって、今回、草刈り機2台ということなんですけど、どうやって算出されたのかも含めて、実際、この需要というのがほんとにあるのか、どういうふうな推測で考えられたのか、その辺をちょっとお知らせいただきたいと思いますので、お願いします。
◎石橋
美化推進課長 まず管理不全の空き地がどういうものかということですが、空き地が管理不全となりますと、草木が繁茂し、そこから害虫が発生する、あるいは異臭がするなど、その地域の生活環境の悪化を招く要因となっております。本市におけるこのような管理不全の空き地ですが、市民から苦情のあった件数で申しますと、令和元年度は現在の時点で69件となっております。需要の問題でございますが、近隣の市の状況を見ておりましたら、既に八尾市、大東市では空き地の適正管理指導に際しまして草刈り機の貸し出しを行っており、相応の貸出件数があると聞いております。そのため本市でも一定の需要があるものと考えております。今回2台で、最初ということでスタートいたしますが、もちろん市民の需要を見定めて、これが多いようでしたら、今後この草刈り機の台数はふやしていきたいと考えております。以上です。
◆嶋谷 委員 ありがとうございます。今後は、その適正管理のほうを、空き地の適正管理について、効果をそれであれば検証していっていただきたいと思うんですが、もう一問ありまして、たばこのステッカーのほうなんですが、私としましてはこのステッカー、1000枚ということなんですが、本当にこれ、して効果があるのか。今までもマークタイルとか、いろいろ工夫をされてたと思うんですが、ほんとにこのステッカー、1000枚を張って効果があるのかというふうに思うんですが、どうなんでしょうか。
◎石橋
美化推進課長 まず効果でございますが、まず歩きたばこ禁止のマークタイル、既に付設しておりますが、その付設している地域の方の声を聞いておりますと、このマークタイルによって歩きたばこが減ったとの声もあることにより、この歩きたばこ禁止のステッカーにも同様の効果はあると認識しております。もちろん委員御指摘のように、こういった啓発を行いましても、違反される方もいらっしゃる可能性はございます。ただこの事業につきましては、ステッカー自体、1枚約200円です。できるだけ少ない予算で、できるだけ大きな効果を上げようというものでして、費用対効果の観点からは十分すぐれていると考えております。以上です。
◆嶋谷 委員 わかりました。私もたばこを吸う一人の人間として気をつけたいと思うんですが、今後、他部署との連携も、喫煙所の設置とか、またあると思うんですが、その効果を見定めた上でしっかりと取り組んでいただきますようよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
◆井越 委員 先ほどの野田議員の関連なんですけども、ごみ減少推進事業、こちらのエコバッグなんですが、他市の事例も挙げて聞かせていただきます。彦根市はひこにゃんのエコバッグを地域通貨、彦と交換という形で配っていたり、福岡県の大野城市ではイオンなどでレンタルエコバッグというのを用意していて、そういったコーナーがあってという形になってるんですが、東大阪市で啓発用のエコバッグを購入という予算がついておりましたので、今回、過去何年間で、東大阪市としてはエコバッグをどのぐらい配っていて、それによっての効果、あと今回の単価が幾らぐらいっていうことをお答えください。
◎中西
循環社会推進課長 エコバッグについてでございますけれども、過去の状況で申し上げますと、平成25年、26年までエコバッグの、キャンペーンの形で、本市単独ではございませんけれども、年間3000個ずつつくって、両年度、それをエコバッグに関するアンケート等を実施して、そのエコバッグをお渡し、配布したという経過でございます。今回の予算につきましては30万円ですけれども、作成数量は1000個の予定で考えております。単価につきましては見積もり時点で300円、1個300円でございます。以上です。
◆井越 委員 ちょっと普通の主婦感覚でいうと、1個300円のエコバッグっていうのは非常に高く感じられるんですけれども、100円ショップなどでも売ってるこの時代に300円のエコバッグ、これを1000個配布する、前回、以前も配られていて、余りその効果っていうのが今聞けなかったんですけども、配り方など、そういった工夫とか、そういうものが今回、ターゲットを絞っているとか、そういった工夫があれば聞かせてください。
◎中西
循環社会推進課長 エコバッグのキャンペーンにつきましては、従前は先ほど申し上げたとおり、意識調査、アンケートを実施してお渡しするという形をしてました。今後、7月から有料化が、レジ袋について有料化が実施されるということも、その広報も含めまして、今後は店頭などでレジ袋を持って出てくるお客様に対象を絞って、PR、啓発を行っていこうかと考えておるところでございます。
◆井越 委員 先ほどからおっしゃってるアンケートっていうものの集計とか、そういったもので今回生かされてる部分というのがあるのかっていうところもちょっと聞きたかったんですけども、あと30万という予算がついてますので、これが一人でも多くの東大阪の市民のレジ袋削減のための啓発につながることを、ほかの部署とも連携して、やっていっていただけたらなというふうにお願いして、一たん終わらせていただきます。
◆十鳥 委員 私のほうからは今回、予算要望いただいております環境基本計画策定経費、あと並びに地球温暖化対策実行計画推進経費という、今現在の計画が今年度もしくは来年度に更新時期を迎えるということで、策定の経費を上げていただいてるかと思います。まず環境基本計画の策定について、スケジュール等、わかりましたら教えてください。
◎山口 環境企画課長 策定のスケジュールについての御質問に御答弁させていただきます。本市では環境基本条例の基本理念に基づき、平成23年に東大阪市第2次環境基本計画を策定いたしました。現計画の対象期間は令和2年度末まででございます。今年度と次年度の2カ年で策定作業を進めております。以上でございます。
◆十鳥 委員 今年度と来年度の2カ年をかけて策定していくということでありますが、今年度は特にどのような形で取り組みをされましたでしょうか。
◎山口 環境企画課長 取り組みでございます。現計画の集約、行政内部の検討、また市民や事業者が環境、地球温暖化対策に対して考えていることや、実際の取り組みなどを把握することを目的に、市民、
事業者アンケートを実施いたしました。次に市民意識の変化の要因や市民意識の向上に向けた取り組み、身近な環境問題にどのように対応していくのかを検討することを目的に、市民懇談会を実施し、市民の意見等を取りまとめました。また、東大阪市環境審議会においても議論をいただいたところでございます。以上です。
◆十鳥 委員 来年度がちょうど環境基本計画の10年目ということで、更新時期になってるわけですけども、10年前の本市の状況と、また、現在の状況いうのはさまざま変化があると思います。その辺で、今の現計画にも課題というのがたくさん見えてるかと思いますけども、そういう課題も含めてどのように考えているか教えてください。
◎山口 環境企画課長 課題と考えているのは、環境分野における総合計画となる環境基本計画と、個別計画の整合が難しいこと、あわせて実施計画としての位置づけもあり、事業数が約270事業で非常に多いということで、管理が煩雑になってきております。結果として市民にとっても、わかりやすい計画となっているのかなと考えております。環境基本計画は生活環境、自然環境、都市環境、循環型社会、地球環境の5つの環境分野を対象としております。例えば循環社会分野で大きな変化としましては、大型ごみの収集の有料化、また地球環境につきましては、ほとんどが地球温暖化対策でございまして、東大阪市地球温暖化対策実行計画における温室効果ガス、この削減目標を達成してきております。以上でございます。
◆十鳥 委員 先ほどの発言の中でも、地球温暖化対策ということでありましたですけども、地球温暖化対策の実行計画も今年度で終わりを迎えると思います。次の計画に向けて、ちょうど今、大詰めの段階だと思いますが、内容としてはどのような計画になっていますでしょうか。
◎山口 環境企画課長 特徴といたしましては、これまでの計画でも取り組みを進めてきていた、温暖化を防止するための対策、これを緩和策といいますが、このほかにも、対策を行っても防げない部分について適応するという考え方、適応策というのを盛り込んでおります。例えば適応策の例といたしましては、地球温暖化の影響による台風の大型化や、風水害の発生に対して、市民の適応例としましては、食料品の備蓄、ハザードマップ等の防災情報の収集等が挙げられます。また、温室効果ガスの削減目標としましては、本会議の部長の答弁にもございましたが、2030年に国基準と同等以上である2013年度比26%以上の目標を掲げております。以上です。
◆十鳥 委員 地球温暖化、また気候変動という問題は、大変大きな問題となっております。市民生活に影響を与えるような状況になっておるんですけども、本市としましては今後どのように取り組みを進めていくのか、教えていただけますでしょうか。
◎山口 環境企画課長 地球温暖化対策実行計画区域施策編につきましては、市民や事業者、行政などの協働で本市域の地球温暖化対策を進めていくというものでございます。新計画の周知や啓発に努めるとともに、本市としても現行の事業の推進も含め、国や大阪府における最新の取り組みや事例について情報収集しつつ、新計画に位置づけした地球温暖化対策の取り組みについて、庁内の関係各課とも連携しながら進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
◆十鳥 委員 今現在の地球温暖化対策の実行計画では、環境に負荷を与えない循環型社会の構築というふうな位置づけをされておりますけども、次の新しい計画ではどのような位置づけになりますでしょうか。
◎山口 環境企画課長 循環型社会の構築につきましては、地球温暖化防止においても重要な項目であり、同様の名称で基本方針にも位置づけておるところでございます。以上です。
◆十鳥 委員 その循環型社会の環境に負荷を与えないということなんですけども、一般廃棄物の再生利用のデータが、目標値が5万2121トン、令和2年の目標値が5万2121トンで、現在2万8657トンというような結果が、報告書が上がっております。進捗率が54%ということですけども、この指標一つとっても結構、目標達成が困難ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
◎中西
循環社会推進課長 委員が御指摘の再生利用量の目標に関する点でございますけれども、一般廃棄物の再生利用量、資源化量、これの向上につきましては、分別収集により向上を目指しておるところでございます。御指摘のとおり、目標に対して大きな隔たりがございまして、達成は困難な状況でございます。現在、一般廃棄物処理基本計画の次期計画の策定に向けて、家庭ごみの組成分析調査を進めておりますけれども、その結果を踏まえまして、令和2年度に廃棄物減量等推進審議会におきまして対策を御検討いただきまして、進めてまいります。
◆十鳥 委員 目標達成が困難ということもありますけども、しっかり、次の計画では目標設定とか、しっかり議論していただいて、次の新しい第3次への計画の策定をよろしくお願いいたします。
この環境基本計画というのは東大阪におきましては、市の第2次総合計画というものがございまして、それの下部の、いわゆる市の総合計画を支える一つの環境の基本計画、東大阪市の将来像である夢と活力あふれる元気都市東大阪の実現に向けて、環境面から推進していくという計画でありますので、しっかり市政の屋台骨であるという認識をいただいて、まず計画の策定からじっくり審議をお願いしたいと思います。また、現在の計画の中で十分総括をしていただいて、見えた課題に対処できるように第3次の計画の策定をお願いしたいのと、また、環境に優しい、ごみを出さない東大阪の実現を目指して、3R活動を積極的に推進をしていただいて、循環型社会が定着するような取り組みをやっていただくことをお願いいたしまして、質問のほう一たん終わらせていただきます。
○中原 委員長 他に質疑ありませんか。
この際、質疑、質問をあわせて行います。質疑、質問はありませんか。
◆十鳥 委員 触れ合い収集についてお聞かせいただきたいと思います。本会議の、今回は書面でのやりとりになりましたが、我が党、安田議員より、触れ合い収集について、現在週1回の収集スケジュールを、希望者によっては週2回にできないかとの質問させていただきました。答弁では、現在の段階では収集体制が確保できないということでありましたので、週1回から2回というのは無理かとは思いますけども、ただ、触れ合い収集の対象者というのは、ごみ出しが困難な、体の不自由な人が対象になっております。収集場所まで行く途中でこけたりして骨折するとか、そういう可能性があるために、触れ合い収集をお願いしてるとこでありますので、例えば、ごみが出やすい年末年始とか、また、ヘルパーさんとか来ていただいて部屋を片づけて、ちょっといつもよりようけ目にごみが出たとか、そういった場合に、この週だけは2回来てくれへんかとか、そういったことで要望があれば柔軟な対応をお願いしたいと思いますが、その点いかがでしょうか。
◎生田 環境事業課長 週2回の収集につきましては、本会議でも答弁あったとおり、現在も市域全域を2名2班体制で収集しております。収集曜日や時間指定等も対応者のニーズに合わせているところでございます。週2回の収集となりますと、さらなる収集体制の確保が必要となるため、直近では、現段階では少し厳しいですが、委員御指摘のとおり、少し片づけた等の年末年始のごみ等については、柔軟な対応というのは今現状もやらせてもらってるところでございます。ただ、すべてが週2回というのは今現状では厳しい状況ではございますが、議員御指摘のとおり、高齢化に伴いそのニーズは増加していくものと環境部のほうも判断しておりますので、今後市民のニーズに注視し、他市の状況も参考にし、関係部局とも協議を行い、検討してまいりたいと考えております。
◆十鳥 委員 ありがとうございます。現在も可能な限り柔軟な対応をしていただいているということをお聞きしまして安心しました。今後ますます高齢化社会が進んでくる中で、この触れ合い収集のニーズ、希望者も高まってくると思いますので、引き続き可能な限り要望をお受けいただいて、柔軟な対応をしていただきますようにお願いしまして、質問終わらせていただきます。
◆井越 委員 これ質問になるんですけれども、東大阪市民環境フェスティバルについての質問になります。東大阪市のホームページを今見ますと、5月31日に花園中央公園で開催予定の東大阪市民環境フェスティバルの展示ブース、あるいはフリーマーケットなどの参加者を募集されています。また、それが4月18日に説明会が開かれるとのことで、説明会への申し込みの締め切りが4月10日となっています。そしてその説明会のときに出展費用として2000円必要で、フェスティバルが中止となっても返金しないとのことです。そこでお聞きしたいのですが、フェスティバル開催について、
新型コロナウイルスの感染症対策を十分に考えた上でのことでしょうか。その対策を教えてください。
◎中西
循環社会推進課長 ただいま広報しております環境フェスティバルの開催と、それから募集、説明会の実施につきましては、環境フェスティバルが予定どおり開催される前提で準備を進めているということでございます。コロナウイルス対策につきましては、これは開催母体が実行委員会のほうでございますけれども、そちらで適切な対応が検討されますので、その内容を精査の上、準備を進めていくものと考えております。
◆井越 委員 対策があるのであればホームページに載せるべきだと思いますし、もしないのであれば、それをホームページに載せていいのかっていうところがもう問題だと思うんですね。この時期、ホームページの掲載が3月15日付になっていたんですけれども、このタイミングでこのような内容をホームページに感染症対策についての記載がなく載せるべきなのかっていうところについて、どうお考えでしょうか。
◎中西
循環社会推進課長 委員御指摘のとおり、コロナウイルスの昨今の状況につきまして、配慮が足りない部分がございますので、実行委員会のほうに協議を諮りまして対策を考えます。
◆井越 委員 これはもう市民の皆様も今デリケートになっている時期なので、心配であるっていう不安を取り除くためにも、対策を同時に載せておかれるほうがいいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。以上で終わります。
◎中西
循環社会推進課長 御指摘のとおり早急にその掲示の内容、書き加えるなど対応いたします。
○中原 委員長 今のは協議を、要は業者さんとして、どういった答え出すんですか。何かしらの形でどういうふうな返答されますか。改めてホームページだけに載せるのか、ここの今の委員さんのほうにまた報告に回るのかっていう。協議されると言われたんでね、事業所と。その報告の方法はどうされますか。もしよければ部長。
◎千頭 環境部長 報告のほうはホームページの記載と、それから
環境経済委員会の委員の皆様には御報告させていただきます。以上でございます。
○中原 委員長 わかりました。
他にありませんか。
◆木村 委員 私のほうから3点だけちょっとさせてもらいたいと思います。まず、このような時期ですので端的に質問させていただき、端的に御答弁ください。
12月議会でも質問をさせていただきました。ようやく今年度、災害廃棄物処理計画の策定ができるということでありますけど、改めてこの事業の説明をお願いいたします。
◎生田 環境事業課長 事業の概要といたしましては、令和元年度に災害廃棄物処理計画策定モデル事業におきまして割り出されたデータを活用し、災害廃棄物の発生量の推計、処理可能量の推計、仮置き場の検討、広域連携を含む処理体制、受援体制の検討、市民、ボランティア等への広報内容や伝達方法の検討などを行い、計画を策定するものでございます。以上です。
◆木村 委員 今年度、この400万円の予算がつきましたが、今年度はどのようなことをされるんですか。
◎生田 環境事業課長 今年度のモデル事業の概要でよろしいでしょうか。
( 「次の」の声あり )
◎生田 環境事業課長 次の、来年度ですね。来年度にいたしましては400万円で予算が割り出されまして、現段階では業者選定のほうを4月当初に業者選定に入り、年度内に策定する予定をしております。以上です。
◆木村 委員 4月に入札をすると、この400万のお金を出して。これはいつ、それで予定としましてはいつに完成できるのですか。
◎生田 環境事業課長 細かい詳細までは決めてはおらないんですけども、令和3年の3月31日までに策定をする予定でございます。
◆木村 委員 そうですね。できるだけ早く、こういう震災、いつ来るかわからないということでありますので、できるだけ業者さんが決まれば、しっかりと、一日でも早く我々にも見せ、また、これができましたら、地域の方々にいろいろと、またこれについて訓練やとか、地域の人に仮置き場の場所ここですよとかいう案内、メッセージも出すと思いますので、早くに策定していただいて、地元の方にもしっかりと説明をしていただけたらなと、このように思っております。このことに関してしっかりとまた注視していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
続けて、先ほどいろいろと話が出てました町の
美化対策事業についてお聞きをします。先ほどだれのか、ごめんなさい、ちょっとわからなかったんですけど、空き地のいわゆる管理不全、69件と聞いておりましたが、これは市で把握してるものか、地元から言われてわかったものなのか、この辺はどのようなことなんですか。
◎石橋
美化推進課長 市民から苦情があって、我々美化推進課が対応した件数でございます。以上です。
◆木村 委員 ということは自分らでは空き地のここが管理不全になってるということはわからないということですね。例えば空き家対策、建築部でいろいろ空き家対策、管理不全の建物があるとか、このとこに敷地ももちろんありますので、そういうところとリンクしてくるのかなとも思うんですが、その辺は建築部との打ち合わせ等、話はしてるんでしょうか。
◎石橋
美化推進課長 空家対策課との連携につきましては、例えば登記簿情報の確認等は連携はしてるんですけども、さらに踏み込んだ空き地のその状況確認までは連携はできてない状況にはなっております。以上です。
◆木村 委員 今後それに対して、できてないという状況でありますが、やっていこうと思うのか、そのまま別にそれはやらなくていいと思っておるのか、その辺の考え教えてください。
◎石橋
美化推進課長 当然その状況を見定めた上で、管理不全な空き地、本市も多数ございます。解決に至らない空き地も実際ございまして、このあたりの対応としましては空家対策課とも協議を進めていきたいとは考えてはおります。以上です。
◆木村 委員 言うてる意味がよくわかりませんので、とりあえず今、空家対策課のほう、建築部は今こういうとこがありますということを共有しなあかんと思うんですけど、その辺だけをまず共有しなあかんと思うんですけど、その辺はどう思ってるんですか。
◎石橋
美化推進課長 当然、委員御指摘のように、必要な状況につきましては、情報共有等を進めてまいりたいと考えております。以上です。
◆木村 委員 必要な状況ということはどういうことですか。
◎石橋
美化推進課長 例えばこれ、1件あった事例なんですけども、所有者不明の空き地というのが本市に1件ございまして、管理不全の状態になっております。この空き地につきましては、空家対策課とも連携して対応したという経緯がございます。こういった連携を必要に応じて進めていきたいとは考えております。以上です。
◆木村 委員 所有者が確定している、わかっているところについては、空家対策との情報共有はどのように思ってますか。
◎石橋
美化推進課長 所有者がわかっている空き地につきまして、基本的にはこれは美化推進課の所轄でございますので、まずは美化推進課で対応していきたいと考えてはおります。以上です。
◆木村 委員 いやいや、美化推進課はそもそも地元から言われてからしかわからんという話でしょう、自分から探しに行ってることもない。空家対策課はしっかりと地元を歩いて、こういうとこが管理不全になってるなということを、僕はあそこの建築部は持ってると思うんですね。そこの情報をもらうということが大事なのではないかなと思うんですが、それについて情報をもらう気があるのか、それは関係ないというのかのお答えをください。
◎石橋
美化推進課長 大変申しわけございません。管理不全の空き地につきましては、空家対策課から情報をもらうこともございます。それによって美化推進課で対応した事例も何件かございます。今後こういった情報共有は、空家対策課と進めていきたいと考えております。以上です。
◆木村 委員 わかりました。現在管理不全、環境部でわかってるのは69件ということでございますが、所有者等に指導を行ってるといいますか、69件すべての方に行っているのか、また、どのような指導をしているのか、具体的に教えてください。
◎石橋
美化推進課長 まず管理不全の空き地につきましては、その所有者の確認から始まります。固定資産税台帳あるいは登記簿によって所有者を確認します。その上で、その方が近隣にお住まいでしたら、基本的には職員がその方に出向いて、お会いして指導を口頭で行っております。ただ、空き地につきましては、中には本当に遠方にいらっしゃる方もございます。その場合には文書で指導を行っております。以上です。
◆木村 委員 それによってできたもの、それは指導を行ってるということですが、草刈り機、ごめんなさい、1日でどれぐらいできるのか、今69件のうち1日以上かかるような草刈りの現状あるんですか。
◎石橋
美化推進課長 本市の空き地はほんとにもう千差万別なんですが、その空き地のものによりましては本当に広いところもございまして、状況次第では草刈り機を使いましても1日で草が刈れない現場も若干はございます。以上です。
◆木村 委員 わかりました。余り長いこと聞いてもあきませんけど、69件、今回についてこれ全員に所有者の方にこういう草刈り機が貸し出しできましたので、どうか使ってくださいということの話は、所有者がわかってるとこにはできますか。
◎石橋
美化推進課長 まず我々が指導する際に、基本的にその指導によって応じていただける方が実は多数いらっしゃいます。その方は、例えば地元で業者を選定して、業者に依頼をして草を刈られるなり、あるいはみずから草刈り機を自分で利用して草を刈ったり、いろんな手法で草を刈っていただけます。ただ、どうしても我々、指導いたしましても、指導に応じていただけない方も中にはいらっしゃいます。そういった方を中心に重点的にこの草刈り機の貸与事業を紹介して、空き地の適正管理の後押しをしたいと思っております。以上です。
◆木村 委員 やってくれる人はやってくれると。やってくれない人のためにやるんですね、この事業は。
◎石橋
美化推進課長 草刈り機の貸し出し自体、これにつきましては広く本市の空き地所有者に貸し出しする予定ではあるんです。ただ、我々がこの事業の背景といいますか、念頭に入れておりますのは、管理不全の空き地が一定ございまして、原因としまして管理意識の希薄な方が若干名いらっしゃいまして、そういった方に対して指導という意味で、こういった事業を考えております。以上です。
◎千頭 環境部長 管理不全の方、所有者等わかっておられる方にはすべて通知させていただきます。また、市政だより等でも皆さんに周知するようにさせていただきます。以上でございます。
◆木村 委員 部長、しっかりやってくださいね。わかりました。
最後に一点、済みません、これも先ほどから意見出ておりますレジ袋、啓発のエコバッグの件でございますが、ここに事業目的として、令和元年8月に東大阪市長と、当時の菱田議長との間で連名でこの
プラスチックごみゼロにトライ宣言、こういうことをされました。今のるる委員会での質問、質疑聞いておりますと、だれもゼロに絶対しなさいということちゃいますよね。ゼロにトライをすると、挑戦するということでありますけど、今の話を聞くと、市役所の庁舎にあるコンビニさん、そこの前のことですら啓発してまいりますと、具体的な話もなくですね。そして市民の方には、コンビニかどっかの前で立って、プラスチックのレジ袋を持った人にそれを渡すと。まず市役所の前のコンビニの前で何か環境部としてできることはないんですか、啓発としてお金をかけること以外で。レジ袋を、エコバッグを買って、やるというのももちろん大事ですけど、まずこの市役所の建物にありますコンビニエンスストアの前で、市の職員の方がレジ袋を持ってることに対して部長はどない思いますか。
◎千頭 環境部長 まず私どももレジ袋を持っておられる職員、いたら私どもはもう、個人的には注意っていうのか、持っていただくようにお願いしております。これをまずなくすために、まずレジ袋、ノーということで、いろんな形でごみを減量したり、それからCO2の削減にもなりますので、この辺の徹底というのか、周知、職員からまずやっていきたいというふうに、まだできてないので、できてない部分についてもっと力を入れていきたいというふうに考えております。
◆木村 委員 このエコバッグの購入費用で、これ推進事業ですね、エコバッグをコンビニの前で立って、やると。だれがやるんですか。
◎中西
循環社会推進課長 レジ袋の削減キャンペーンにつきましては、私ども環境部の職員と、それから地域ごみ減量推進協議会の皆様に従前から御協力をいただいておりますけれども、そちらと御相談して進めていこうと考えておるところでございます。
◆木村 委員 そうですね、地域の協議会の方に、これボランティアでやってもらってるんですよね。お願いしてるんですよね。
◎中西
循環社会推進課長 さようでございます。
◆木村 委員 地域の方に、そうやって一生懸命取り組んでおられる方に御無理をお願いしてやってもらうんですよ。せめて皆さんが、部長や次長や課長が現場へ行けとは言いません。しかし、同じ庁舎の中にある、せめてコンビニエンスストアの前でレジ袋、できたらやめてね、この声がけもできないですか。せやのに30万の予算をかけて、1つ300円のエコバッグを買うて、地域の一生懸命取り組んでおられる方にボランティアでお願いして、役所の職員の方は何もしないんですか。その辺の心意気を、東大阪市長と市議会の議長、職員の代表の方と我々住民の代表の議長が、これ連名で署名したことを軽く思わないでください。部長、これあしたからでもできると思いますよ。その辺心意気、どうですか。
◎千頭 環境部長 庁内、特に下のコンビニエンスもありますので、環境部職員が立たせていただくとか、いろいろちょっと工夫させていただいて、即座に、できるだけ早い時期に、あしたでも、極端な話、ちょっと体制もございますので、進めさせていただきたいと思います。
◆木村 委員 これは全庁的なことになろうかと思います。副市長の所見、聞かせてください。もう皆さん、聞いておられると思いますので、きちっと答弁お願いします。
◎山本 副市長 東大阪の
プラスチックごみゼロにトライ宣言、これを宣言させていただきまして、6カ月余りたちます。それ以前から町の美化ということで、職員に対してはこれまでも部長会で、私の記憶では三、四回、市長のほうから直接、下のコンビニに限らず、隣の商業施設での買い物についてはレジ袋は使用しないという注意を行ってまいりました。ただ、今し方、それでもまだ職員がそういう使用をしてるということにつきましては、まことに申しわけなく思います。今、市民の皆様方に御協力いただいて、今回またエコバッグ等々によりましてレジ袋をなくしていくというふうなところの取り組みをしていきます。当然、それについては職員もこのことを十分わきまえながら、今環境部長も申しましたように、環境部は環境部での対応、職員は職員として一人一人がそういう意識を持って対応してまいりたいと、その分は徹底してまいりたいと思います。
◆木村 委員 そうですね、2020年の7月からでしたか、レジ袋の有料化ということがコンビニさんや、ほかのとこでもなってくるということでありますけども、それ以前から、こうやってごみゼロ、宣言、トライということで宣言してますんで、しっかりと取り組んでいただいて、今副市長から答弁ありました。もう一度改めてしっかり徹底していただいて取り組んでいただけたらと思います。以上で、これで終わっておきます。
○中原 委員長 他にありませんか。
( 「なし」の声あり )
○中原 委員長 他にないようでありますので、環境部に対する一般的な質問はこの程度にとどめたいと思います。
この際、議事進行上、暫時休憩いたします。
( 午前11時42分休憩 )
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
( 午後1時0分再開 )
○中原 委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
それではこれより
プレミアム付商品券事業室、経済部、農業委員会関係の審査を行いたいと思います。
議案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。
◆十鳥 委員 それでは医工連携プロジェクトについてお聞き、何点かお聞きしたいと思います。この施策は医療関係、介護関係、健康産業と東大阪の物づくりのマッチングということで、また来年度も継続して行われると思います。その中で、今年度もツアーが非常によかったと思います。ツアーがことしは3回行われたんでしたかね。2回でしたっけ、非常に好評だったと思います。来年度は何回ぐらいを計画されてますでしょうか。
◎太田 モノづくり支援室次長 お答えいたします。次年度につきましても、企業様からの好評価もいただいておりまして、次年度も予算の議決いただきましたら、2回ないし3回程度は開催させていただきたいと考えておりますが、ただ、昨今の新型コロナ等の影響もありまして、企業様のほうも今大変な状況ということもございますので、そのあたりは企業さんとの御意見もいただきながら、日程等も決定していきたいと考えております。以上です。
◆十鳥 委員 その3回、いろんな昨今、コロナの問題とかで微妙な部分もあるかと思いますけども、よろしくお願いしたいと思います。今年度はツアーとかいろんな形で他市の業者さんと東大阪の物づくり企業とのマッチングをしていただいて、最終的には総仕上げという形で、本来ならきのうからあしたまでの東京ビッグサイトでの展示会というのが行われる予定で、そこではほんとに全国的にも東大阪の物づくり企業の展示を見ていただくチャンスがあったわけですけども、急遽コロナウイルスの関係でイベントが中止になる中で、オンラインマッチングという形で、実はもうきょう、やられてるわけですけど、これは急遽の策であったのでしょうか。イベントが中止になって、もうやむを得ずそういうマッチングを計画されたと。
◎太田 モノづくり支援室次長 本市では平成28年度から医工連携プロジェクト創出事業をスタートしておりまして、いろいろ首都圏での展示会開催にも精力的にプロモーション活動を行っておりまして、今回もメドテックジャパンのほうに出展ということを予定しておりましたが、コロナウイルスの状況により開催が延期となりました。延期が決まったのが2月28日でございまして、それから実は、この今回のオンラインマッチングのイベントっていうのを企画させていただきまして、約、本日の準備期間まででいいますと、2週間強の中で今回、オンラインマッチングの開催までに至りました。以上でございます。
◆十鳥 委員 私もお昼休みに拝見をさせていただきまして、なかなかやっぱり準備不足の面もあるのかなという感じはしますけども、本来の展示会がなくなって、急遽こういう方向転換されたということは、よかったと思います。また、今後は展示会とか、そういったオンラインマッチングというようなやつを並行しながらでも拡大をしていただければなと思います。まとめとしましては、高齢化社会が進む中で、今後ますます健康、医療、介護の分野の必要性が高まってきますので、やっぱりこの業界に深く参入できるように、そうすることで東大阪の物づくりの企業を守っていただくことになると思いますので、さまざま工夫をしていただいて、この分野にどんどん広く深く参入できるように、よろしくお願いします。一たん質疑を終わらせていただきます。
◆井越 委員 私からは産業技術支援センター整備事業についてお伺いいたします。こちらは市内の製造業者が単独で設置することが難しい高度な測定機器など特殊な機械があり、比較的安価で事業者が使えるということですけれども、市内の製造業者に聞いてみても、場所も知らないなど認知度が低いんじゃないかなというふうに感じております。年間何社ほどの利用がありますか、お答えください。
◎太田 モノづくり支援室次長 お答えいたします。産業技術支援センターの機器利用につきましては、企業数、利用した企業数につきましてですが、平成29年度につきましては313社、平成30年度が288社、令和元年度、これは1月末現在でございますが、286社ございました。以上です。
◆井越 委員 ありがとうございます。令和2年度、予算のほうに導入機器とありましたが、導入基準などあれば教えてください。
◎太田 モノづくり支援室次長 導入機器につきましてはですが、企業様、物づくり企業の皆様のニーズと、あとは既に既存で設置されております機器、こちらの老朽化等を勘案いたしまして、導入希望機器というのを選定いたします。その選定をいたしましてから、産業技術支援センター運営審議会というのがございます。こちらのほうで導入機器とその使用につきまして審議いただき、御承認をいただきます。その後、その承認を受けまして、導入に向けまして、今回予算要求させていただいております。あわせまして、機器振興補助金を活用するために、JKAに対しまして現在要望中でございます。この後、予算の議決をいただいた後、4月ごろ、4月上旬以降にJKAのほうから採択の通知がございましたら、初めて導入となります。こういう流れになっております。以上です。
◆井越 委員 ありがとうございます。年間300社ぐらいが使用されているということで、こちらの産業技術支援センターにおきましては、大きな予算が使われておりますので、ほんとに少しでも東大阪の製造業、そういったところの方たちに役に立っていただきたいので、周知徹底をお願いしたいと思います。こちらで一たん質問を終わらせていただきます。
◆嶋谷 委員 私のほうから少し空き店舗活用促進事業についてお聞きしたいんですが、先日、補正予算のほうで減額の補正をされておられました。また次年度、令和2年度で同じ、減額される前の予算をまた申請されておられますが、今回、その減額補正された際にその減額理由が、予定より少ない案件っていうか、通常であれば10件、空き店舗対策で使う予定のところが、少ない件数であったがために減額させていただいたというふうなお話を聞いておりますが、また次年度も同じ額ということは、どういう意図でそうされてるのかお聞きしたいんですが、お願いします。
◎米田 商業課長 委員御指摘のとおり空き店舗活用促進事業の補助金につきましては、例年ちょっと活用いただける件数のほうが少ない事態になっているところでございます。ただこの補助金の目的といたしましては、本市の商業の活動の基盤でもあり、また、街路灯、防犯カメラなどなどの設置などやっていただいてる商店街、町の安心、安全にも寄与していただいてる商店街における空き店舗、こちらの問題について、市としても今後も取り組んでいきたいという趣旨の中、予算計上させていただいてるところでございます。ちなみに今年度につきましては、問い合わせ等々があって、例年、毎年、電話とか来庁によって補助金活用の御相談っていうのはかなりの件数いただいているところなんですけども、例えば今年度の事例で申し上げますと、補助金の対象地域を外れた店舗への入居ということに結果なりました方が3件、補助金の申請を待たずに即時入居された方が2件、事業の内容をちょっと御都合によって変更されたことによって補助金の申請を取り下げられた方が1件、あとは入居予定であった物件のほうがちょっと整備が不良であったということが後日にわかりまして、結果として入居ができなかったというようなお話があったりとかで、不動産特有のいろんな事情がある部分があって、なかなかちょっと活用までには至ってないんですけども、今後についてもぜひ駅前のにぎわいという部分では尽力していきたいと思っているところで、来年度も同じだけの件数を計上させていただいたところでございます。以上です。
◆嶋谷 委員 今年度の申請状況のことはわかったんですが、ただ、実際には至ってないということだと思うんですね。それで、先ほどの質問でもさせてもらったのが、じゃあ今までどおりのやり方でいいのか、それとも変えていかなかったらやっぱり時代にマッチしないのか、というところがあると思うんですね。その辺どう思われてるのか、お聞かせいただきたいと思います。
◎米田 商業課長 委員御指摘のように、時代にマッチした支援の仕方っていうのはほんとに考えていかないといけないというふうに考えております。平成10年度より空き店舗の補助金のほうは実施している中で、いろんな角度で支援の方法というのは少しずつ変えてはきているんですけども、なかなか件数が上がらないという実態がございます。つきましては今年度、商業の実態調査等々ちょっとやっておりまして、今回は商業者様のところに直接出向きまして御意見を聞いたり、理事長様たちの御意見、空き店に関する御意見を聞いたり、アンケート調査等、行っておりますので、そのあたりの結果も踏まえながら、使っていただきやすく、また、効果の上がる支援のあり方については今後も検討してまいりたいと考えております。以上です。
◆嶋谷 委員 ありがとうございました。ただ、この補助事業のことについていろいろお聞きしてる中で、大体1店舗当たり30万円の補助と2万5000円の経営相談ということなんですが、この額っていうのはやはり、私としては新たに事業をされる方、新しく店舗入られる方にとったら、少ないのかなと思ったりするんですよ。それで実際に入られた方、また、断念された方っていうのはどのようにこの金額について思われてるのか、お聞きしたことはあるんでしょうか。
◎米田 商業課長 いろいろお問い合わせいただいてる中でお話は聞いてるんですけども、先ほど御答弁申し上げましたように、当初、平成10年のときはかなりの高額の、100万単位の補助金のほう出させていただいてたんですけども、そちらのほうのときも1件、2件という使用率でございまして、現在30万円上限という形でさせていただいてるときにも、やはり2件というふうな実績がございます。金額によって件数がふえるという実感がちょっと、ない中、中核市について、どういう空き店舗補助があるのかっていうのをちょっと拝見しましたところ、やっぱり額については10万円、20万円、40万円、50万円というような市町村のほうが多うございまして、そのあたりも今後、検討して、いろいろ調べていきながら、より効果的な仕組みについては考えてまいりたいと思っております。以上です。
◆嶋谷 委員 ありがとうございました。この事業っていうのはやっぱり商店街の活性化のことを考えてのことだと思いますんで、何か変えれるところがあれば変えていただいて、ぜひうまくいくようにやっていただきたいと思いますので、いろいろ考えていただいて、また、この事業の補助、あり方とか、考えてもらったらありがたいんで、よろしくお願いします。以上です。
◆十鳥 委員 引き続き商業課で予算の要望、新規事業で上げられてる分で、商業振興コーディネート事業というものに関しまして、どのような内容か御説明お願いできますでしょうか。