東大阪市議会 2018-11-30
平成30年11月第 3回定例会−11月30日-01号
平成30年11月第 3回
定例会−11月30日-01
号平成30年11月第 3回
定例会
┌───────────────┐
│ 会 議 録 第 1
号 │
│ 11月30日 │
└───────────────┘
議 事 日 程(第1号)
平成30年11月30日(金曜日)
午前10時開議
日程第1 議席の一部変更の件
日程第2
議長辞職許可の件
以 上
議 事 日 程(第1号の1)
日程第3
会期決定の件
日程第4
恩智川水防事務組合議会議員補欠選挙の件
開 会
(平成30年11月30日午前10時0分開会)
○
西田和彦 議長 これより平成30年第3回
定例会を開会いたします。
それでは開会に当たり市長からご
あいさつがあります。市長。
◎野田 市長 (登壇)おはようございます。本日ここに平成30年第3回
定例会を招集いたしましたところ、
議員の
皆様方におかれましては御多用中にもかかわりませず御出席を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、今
定例会におきましては報告が1件、条例が2件、予算が3件、その他が5件の合わせて11案件を御提案申し上げております。
何とぞよろしく御審議の上適切なる御決定を賜りますよう
お願いを申し上げまして、開会のご
あいさつとさせていただきます。よろしく
お願いいたします。
開 議
○
西田和彦 議長 現在の
出席議員は36名でありますので会議は成立いたしました。
本日の
会議録署名議員は、
会議規則第88条の規定により
議長において、2番
小畑治彦議員、36番
大野一博議員、以上の両
議員を指名いたします。
初めに、
議会運営委員会委員について、
委員会条例第8条の規定により
議長において、
木村芳浩議員の選任について許可及び指名しましたので御報告いたします。
この際
事務局をして諸般の報告をいたさせます。
◎北村
事務局次長 御報告いたします。
まず
光永都市整備部長は本日の会議を欠席する届け出がありました。
次に第2回
定例会以降におきます諸
会議動向報告書と、
執行機関から本
定例会の
出席説明員の職、氏名が提出されておりますので御配付いたしております。
以上でございます。
○
西田和彦 議長 本日の議事はお手元に御配付いたしております
議事日程により進行いたしたいと思いますので御了承願います。
これより日程に入ります。
───────────────────────────────────────────
△日程第1 議席の一部変更の件
───────────────────────────────────────────
○
西田和彦 議長 日程第1、議席の一部変更の件を議題といたします。
お諮りいたします。議席の一部変更につきましては、
議員氏名と
議席番号を各位のお手元に配付いたしておりますとおり変更いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
西田和彦 議長 御異議なしと認めます。よって各位のお手元に配付いたしておりますとおり議席の一部を変更することに決しました。
次の日程は私の
一身上の問題でありますので、副
議長と交代させていただきます。
(
議長退席、副
議長着席)
───────────────────────────────────────────
△日程第2
議長辞職許可の件
───────────────────────────────────────────
○
鳴戸鉄哉 副
議長 日程第2、
議長辞職許可の件を議題といたします。
西田和彦議長から本日付をもって
議長の
辞職願が提出されております。
事務局をして
辞職願を朗読いたさせます。
◎北村
事務局次長 朗読いたします。
───────────────────────────────────────────
辞 職 願
今般
一身上の都合により
東大阪市議会議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。
平成30年11月30日
東大阪市議会議長
西 田 和 彦
東大阪市議会副
議長
鳴 戸 鉄 哉 様
───────────────────────────────────────────
以上でございます。
○
鳴戸鉄哉 副
議長 お諮りいたします。
西田和彦議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
鳴戸鉄哉 副
議長 御異議なしと認めます。よって
西田和彦議長の辞職を許可することに決しました。
この際
西田和彦議員から発言を求められておりますのでこれを許します。33番
西田和彦議員。
◆33番(
西田和彦議員) (登壇)
議長の職を退任するに当たりまして、
皆様方に
一言御礼のご
あいさつを申し上げます。
私は平成28年11月の
臨時議会におきまして、多くの
議員の皆様の御推挙を賜り
東大阪市議会議長の要職につかさせていただきました。以来2年間、今日ここに無事その任を終えることができました。顧みますと、この2年間
東大阪市政にとっても、
東大阪市議会にとっても非常に重要な問題のあった時期でありました。私といたしましても、これらの諸問題の
重要性を認識しつつ、最善の努力を尽くしてまいったつもりではありますが、力及ばざる面もあり、
皆様方の御期待に沿うような業績を上げ得なかったことを反省いたしている次第であります。しかしながら、幸いにいたしまして、鳴戸副
議長初め
議員各位からの御支援、御協力をちょうだいし今日に至っていますことに対し厚く感謝申し上げます。
今後は
議長としてのこの2年間の経験を生かし、一
議員として
皆様方の御指導、御鞭撻をいただきながら、引き続き市政の発展と
市議会の充実に努力してまいる所存でございます。
結びに、
議員並びに
理事者各位のますますの御健勝と御多幸を祈念申し上げ、
議長退任の
あいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。
○
鳴戸鉄哉 副
議長 ただいま
議長が欠員となりました。
お諮りいたします。この際
議長の選挙を日程に追加し選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
鳴戸鉄哉 副
議長 御異議なしと認めます。よってこの際
議長の選挙を日程に追加し選挙を行います。
───────────────────────────────────────────
△
追加日程 議長選挙の件
───────────────────────────────────────────
○
鳴戸鉄哉 副
議長 これより
議長の選挙を行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議 場 閉 鎖)
○
鳴戸鉄哉 副
議長 ただいまの
出席議員数は36名であります。
投票用紙を配付いたさせます。
(
投票用紙配付)
○
鳴戸鉄哉 副
議長 投票用紙の
配付漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
○
鳴戸鉄哉 副
議長 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(
投票箱点検)
○
鳴戸鉄哉 副
議長 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は
単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じ順次投票を願います。なお白票は無効といたします。
点呼を命じます。
(
氏名点呼、投票)
○
鳴戸鉄哉 副
議長 投票漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
○
鳴戸鉄哉 副
議長 投票漏れなしと認めます。
議場の閉鎖を解きます。
(議 場 開 鎖)
○
鳴戸鉄哉 副
議長 開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、
立会人に、5番
高橋正子議員、28番
松平要議員、以上の両
議員を指名いたします。両
議員の立ち会いを
お願いいたします。
(開 票)
○
鳴戸鉄哉 副
議長 それでは結果を発表いたします。
投票総数36票、
有効投票36票、
無効投票はゼロ。
有効投票中、
菱田議員23票、
森脇議員7票、
塩田議員5票、
大坪議員1票、以上であります。
この選挙の
法定得票数は9票であります。よって
菱田議員が
議長に当選されました。
ただいま
議長に当選されました
菱田議員が議場におられますので、本席から
会議規則第32条第2項の規定により告知をいたします。
これより新
議長からご
あいさつがあります。
議長。
○
菱田英継 議長 (登壇)お許しをいただきましたので、
議長就任に当たりまして一言ご
あいさつを申し上げます。
ただいまの選挙におきまして、不肖私、
議員各位の御推挙によりまして、名誉ある
東大阪市議会議長の要職につかせていただくことになり、身に余る光栄に存じます。
議員各位の御信任に対し心より感謝申し上げます。
また、ただいま職を辞されました西田前
議長の御任期中の
市議会における御功績に対し、心から敬意を表します。
さて本市におきまして、皆様御承知のとおり明年は
ラグビーワールドカップが開催されます。その会場となる
東大阪市
花園ラグビー場が先日完成し、こけら落としが行われました。また明年は新たに
東大阪市
文化創造館がオープンするなど、さまざまな事業が予定されています。その一方で、記憶に新しい
大阪北部地震や台風の襲来、命に及ぶような暑さなど、
自然災害の脅威を目の当たりにし、
危機管理の
重要性を再認識しているところであります。このような大事な時期に
議長に選出いただきましたことの責任の重さに、身が引き締まる思いではありますが、御選出を受けました以上は、市民の皆様の負託におこたえすべく、
議会運営のさらなる充実と市政の発展に向けて、粉骨砕身の覚悟で取り組んでまいる所存でございます。
議員各位並びに市長初め
理事者各位におかれましては、何とぞ御指導、御協力を賜りますよう心より
お願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、
議長就任に当たりましての御礼のご
あいさつにかえさせていただきます。何とぞよろしく
お願いいたします。ありがとうございました。
○
鳴戸鉄哉 副
議長 それでは
議長と交代させていただきます。
(副
議長退席、
議長着席)
○
菱田英継 議長 ただいま
鳴戸鉄哉副
議長から副
議長の
辞職願が提出されました。
お諮りいたします。この際、副
議長辞職許可の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
菱田英継 議長 御異議なしと認めます。よってこの際、副
議長辞職許可の件を日程に追加し、議題といたします。
───────────────────────────────────────────
△
追加日程 副
議長辞職許可の件
───────────────────────────────────────────
○
菱田英継 議長 事務局をして
辞職願を朗読いたさせます。
◎北村
事務局次長 朗読いたします。
───────────────────────────────────────────
辞 職 願
今般
一身上の都合により
東大阪市議会副
議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。
平成30年11月30日
東大阪市議会副
議長
鳴 戸 鉄 哉
東大阪市議会議長
菱 田 英 継 様
───────────────────────────────────────────
以上でございます。
○
菱田英継 議長 お諮りいたします。
鳴戸鉄哉副
議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
菱田英継 議長 御異議なしと認めます。よって
鳴戸鉄哉副
議長の辞職を許可することに決しました。
この際
鳴戸鉄哉議員から発言を求められておりますのでこれを許します。
◆30番(
鳴戸鉄哉議員) (登壇)ただいま
議長から発言の許可をいただきましたので、
皆さんにお礼の言葉を述べたいと思います。
平成27年の11月の10日、
臨時議会で副
議長に
皆さんから選出していただきました。3年にわたりまして本当にありがとうございました。
川光議長、また
西田議長にも大変迷惑かけたと思いますけども、自分なりに精いっぱいやってきたつもりでございます。この3年間の経験を、また市政の発展のために全力で取り組みをしたいというふうに決意をしております。
寒さが厳しくなっておりますけども、
皆さんにも風邪を引かないように、また元気に
議員活動を続けられるように、御祈念いたしまして、簡単でありますけども、お礼の言葉としたいと思います。本当にありがとうございました。
○
菱田英継 議長 ただいま副
議長が欠員となりました。
お諮りいたします。この際副
議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
菱田英継 議長 御異議なしと認めます。よってこの際副
議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。
───────────────────────────────────────────
△
追加日程 副
議長選挙の件
───────────────────────────────────────────
○
菱田英継 議長 これより副
議長の選挙を行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議 場 閉 鎖)
○
菱田英継 議長 ただいまの
出席議員数は36名であります。
投票用紙を配付いたさせます。
(
投票用紙配付)
○
菱田英継 議長 投票用紙の
配付漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
○
菱田英継 議長 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(
投票箱点検)
○
菱田英継 議長 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は
単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じ順次投票を願います。なお白票は無効といたします。
点呼を命じます。
(
氏名点呼、投票)
○
菱田英継 議長 投票漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
○
菱田英継 議長 投票漏れなしと認めます。
議場の閉鎖を解きます。
(議 場 開 鎖)
○
菱田英継 議長 開票を行います。
会議規則第32条第2項の規定により、
立会人に、6番岸本光生
議員、26番鳥居善太郎
議員、以上の両
議員を指名いたします。よって両
議員の立ち会いを願います。
(開 票)
○
菱田英継 議長 選挙の結果を報告いたします。
投票総数36票、
有効投票35票、
無効投票1票。
有効投票中、木村
議員22票、
森脇議員7票、上原
議員5票、右近
議員1票、以上のとおりであります。
この選挙の
法定得票数は9票であります。よって木村
議員が副
議長に当選されました。
ただいま副
議長に当選されました
木村芳浩議員が議場におられますので、本席から
会議規則第32条第2項の規定により告知をいたします。
これより木村芳浩副
議長からご
あいさつがあります。副
議長。
○木村芳浩 副
議長 (登壇)
議長のお許しをいただきましたので、副
議長就任に当たり一言ご
あいさつを申し上げます。
このたびの副
議長選挙におきまして、多数の
議員の皆様からの御推挙をいただき、
東大阪市議会副
議長を仰せつかることになりました。身に余る光栄でありますとともに、責任の重大さにまた身の引き締まる思いでございます。これからは菱田新
議長とともに、公正かつ円滑な
議会運営に全力で努めてまいりますので、
議員皆様、そして理事者皆様におかれましては、今後とも御支援、御協力を
お願い申し上げまして、一言の副
議長の就任のご
あいさつとさせていただきます。どうぞよろしく
お願いいたします。
○
菱田英継 議長 この際市長から発言を求められておりますのでこれを許します。市長。
◎野田 市長 (登壇)
議長のお許しをいただきましたので、理事者を代表いたしまして、前正副
議長並びに新正副
議長に対しまして謹んでお礼とお祝いの言葉を申し述べます。
西田前
議長並びに鳴戸前副
議長におかれましては、大きな期待を担い栄誉ある本市
市議会正副
議長の大任につかれ、長きにわたり豊富な経験のもと、円滑な
議会運営に心を砕かれてまいりました。また議会活動を通じて市民福祉の向上と市政の推進に格別の御尽力を賜りましたこと、心から敬意を表する次第でございます。この間理事者に寄せられました数々の御厚情に対しまして改めて謹んでお礼を申し上げます。
また本日はえある第57代
東大阪市議会議長、並びに第54代
東大阪市議会副
議長に選出されました、菱田
議長並びに木村副
議長に対しまして心からお祝いを申し上げます。
改めて私から申し上げるまでもなく、菱田
議長におかれましては、これまで議会活動を通じて培われてこられました豊富な経験とその適切なる判断力は、
議長の職責を全うされるにふさわしいものと大いに期待をしているところでございます。
また木村副
議長におかれましては、これまでの経験と、その行動力をもって
議長をよく補佐され、円滑な
議会運営に邁進していただけるものと確信をしている次第でございます。
今ここに新たな正副
議長をお迎えできましたことは、まことに喜びにたえないところであります。今後も本市を取り巻く環境は厳しいものがございますが、何とぞ正副
議長におかれましては、これまでに増して格別の御指導、御支援をいただきますよう
お願いを申し上げまして、簡単ではございますが、お礼とお祝いのご
あいさつにかえさせていただきます。
○
菱田英継 議長 この際、議事進行上暫時休憩をし、
委員会条例第8条、第14条の規定により、各常任委員会委員の所属変更、
議会運営委員会委員の辞任許可及び選任指名の後、それぞれ正副委員長の互選を行っていただきます。
各
議員におかれましては、
事務局が御案内いたしますので、21階傍聴受付前ロビーでお待ち願いたいと思います。
それでは暫時休憩いたします。
(午前10時37分休憩)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(午後2時40分再開)
○
菱田英継 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
本日の会議時間はあらかじめこれを延長いたします。
この際
事務局より諸般の報告をいたさせます。
◎北村
事務局次長 御報告いたします。
決算審査特別委員会委員長から委員会審査結果報告書が提出されておりますので御配付いたしております。
以上でございます。
○
菱田英継 議長 この際御報告させていただきます。
先ほど休憩中に各常任委員会委員の所属変更、
議会運営委員会委員の辞任許可及び選任指名の後、それぞれ正副委員長の互選が行われましたので、その一覧表をお手元に御配付いたしております。
これよりの議事はお手元に配付しております
議事日程により進行いたしたいと思いますので御了承願います。
───────────────────────────────────────────
△日程第3
会期決定の件
───────────────────────────────────────────
○
菱田英継 議長 日程第3、
会期決定の件を議題といたします。
お諮りいたします。今期
定例会の会期は本日から12月19日までの20日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
菱田英継 議長 御異議なしと認めます。よって会期は20日間と決定いたしました。
───────────────────────────────────────────
△日程第4
恩智川水防事務組合議会議員補欠選挙の件以下日程第7
東大阪都市清掃施設組合議会議員補欠選挙の件
───────────────────────────────────────────
○
菱田英継 議長 次に日程第4、
恩智川水防事務組合議会議員補欠選挙の件以下日程第7、
東大阪都市清掃施設組合議会議員補欠選挙の件までの4件について選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
菱田英継 議長 御異議なしと認めます。よって選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。指名の方法につきましては、
議長において指名することといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
菱田英継 議長 御異議なしと認めます。よって
議長において指名することに決しました。
まず恩智川水防事務組合議会
議員の補欠選挙を行います。本件は
木村芳浩議員の辞職に伴い後任
議員の補欠選挙を行うものであります。
組合議会
議員に21番笹谷勇介
議員を指名いたします。
次に
淀川左岸水防事務組合議会議員選挙の件及び
大和川右岸水防事務組合議会議員選挙の件の2件について選挙を行います。2件は12月19日の任期満了に伴い、おのおのの組合規約第6条本文の規定による
議員並びに同条ただし書き規定による
議員各1名の選挙を行うものであります。
まず淀川左岸水防事務組合議会
議員の選挙を行います。
組合規約第6条本文の規定による
議員に24番江田輝樹
議員、組合規約第6条ただし書き規定による
議員に真鍋英夫さんを指名いたします。
次に大和川右岸水防事務組合議会
議員の選挙を行います。
組合規約第6条本文の規定による
議員に15番右近徳博
議員、組合規約第6条ただし書き規定による
議員に木田悦次さんを指名いたします。
次に
東大阪都市清掃施設組合議会
議員の補欠選挙を行います。本件は大坪和弥
議員、
高橋正子議員、山崎毅海
議員の辞職、及び欠員1名の後任
議員の補欠選挙を行うものであります。
組合議会
議員に1番神野淳一
議員、7番森脇啓司
議員、19番嶋倉久美子
議員、33番
西田和彦議員を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま指名いたしました
議員を当選人と定めることに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
菱田英継 議長 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました
議員が当選されました。
ただいま当選されました
議員が議場におられますので、本席から
会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。
───────────────────────────────────────────
△日程第8 認定第1
号平成29年度
東大阪市
一般会計決算認定の件(
継続審査事件)以下15案件
───────────────────────────────────────────
○
菱田英継 議長 次に日程第8、認定第1
号平成29年度
東大阪市
一般会計決算認定の件以下認定第13
号平成29年度
東大阪市
下水道事業会計決算認定の件までの13件、議案第21
号平成29年度
東大阪市
水道事業会計未
処分利益剰余金処分の件及び議案第22
号平成29年度
東大阪市
下水道事業会計未
処分利益剰余金処分の件の計15案件を一括して議題といたします。
この際お諮りいたします。委員長報告は
会議規則第39条第3項の規定により省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
菱田英継 議長 御異議なしと認めます。よって委員長報告は省略することに決しました。
なお委員長報告の文案につきましては、後日会議録に登載したいと思いますので、御了承賜りますよう
お願いいたします。
これより討論に入ります。
通告がありますので発言を許します。
18番塩田清人
議員に発言を許します。18番。
◆18番(塩田清人
議員) (登壇)
議長の御指名をいただき、平成29年度決算について日本共産党
東大阪市会
議員団の討論を行います。
まず認定第1
号平成29年度
東大阪市
一般会計決算認定の件は不認定、他の案件は認定または賛成とするものです。以下その理由を述べます。
我が党は決算審査に当たり、予算や行政執行が法や条例、規則等に基づいて行われているか。不公平、不公正な執行や非効率な行財政運営が行われていないか。また地方自治法に基づいて市民福祉の増進を図り、市民の暮らしと中小企業を応援する行財政運営が行われてきたのか等の視点で29年度の行財政運営と執行について決算審査を行いました。
まず第1に財政運営上の問題についてですが、29年度の普通会計は実質収支が20億458万円、単年度収支は4億1338万円で、両方とも黒字となっています。しかし財政分析上の財政力指数は、望ましいとされている位置には届かず、前年度をわずか0.01上回る0.76、経常収支比率は95.0%、中核市の平均値92.3%と比較しても依然高い数字で、財政構造上は硬直した状況にあります。そのもとで、地方自治法に示された基礎自治体の根幹である市民の福祉の向上と暮らしを守るという点を最優先した行財政運営と執行を図らなければなりませんが、これまでと同様に、
花園ラグビー場の整備改修や公共施設整備など大型事業に予算を重点的に配分し優先させていること、その一方で、29年度の予算編成や執行においても、学校施設の改善改修や障害福祉などの教育福祉部門や災害対策など、少なくない部局で予算縮減と事業の執行上において、市民のニーズにこたえられない状況が生まれていることが審査で確認できました。
また、以前から我が党が指摘している契約事務のあり方においては、監査委員からも指摘をされていますが、契約事務において相見積もりが不十分だったり、理由書の添付がない。また調度課との合い議ができていない等が少なくない部署で見られました。このようなことが続けば、公平、公正性が損なわれ、市民の税金の余分な支出を生み出すこととなり、財政運営上も強く戒めなければなりません。この間我が党も指摘した契約事務の適正化のためのチェックリストがようやくできましたが、今後各部局において、より適正な契約事務の執行を強く求めるものであります。
第2に、29年度も職員計画等による人事政策のもとで職員削減と非正規化が進められ、人件費を約8億4500万円余り削減したとしていますが、一方でさまざまな行政分野の業務執行上で支障が出ていることが明らかになりました。例えば教育センターでは発達相談初め発達検査等の待ち時間の改善はされているものの、一部ではなお即時対応ができていないこと、公立保育所の保育士不足で一時預かり事業が実施できない、または支障を来している状況があること。家庭児童相談室の正規相談員が少なく、児童虐待とのかかわりで子供の安全確認にも大変さがある。また生活保護のケースワーカーの不足、また土木工営所も技術職が少ない。災害対策等を担う
危機管理室の職員体制はもっと強化しなければならないとか、DV対策の相談員もわずか2人で、業務上支障が出ている等々が明らかになりました。まさに市民の福祉、教育、子育て支援にかかわる相談や市民生活を守る現場で職員不足があり、業務に支障が出たり、市民ニーズにこたえられない状況が生まれていることは重大であり、早急にその改善が求められます。
第3に、学校施設の改善改修が29年度も教育予算が少なく十分進められなかったことも明らかになりました。29年度を振り返った定期監査でも、消防局の立入検査で改善を御指摘された箇所が改善されていないとか、同じく包括外部監査でも、施設のストック情報やフロー情報が一元的に整理できていないと指摘されています。特に防火シャッター、防火扉が一部機能していない、一部の教室や体育館の床板の継ぎはぎや剥離、コンクリート劣化による部分崩落等々、安全上の問題や危険箇所は早急に改善しなければなりません。このことを放置してきたことから、残念ながら先日北宮小学校で児童が大けがをするという事故が起きています。けがをされた児童と御家族に心よりお見舞いを申し上げます。このことはまさに教育予算の少なさと教育行政の姿勢が問われています。このような事故を二度と起こさないためにも、法令等に基づいて児童生徒の安全と危険防止にかかわること、教育内容に支障を来す状況については早急に改善をしていただき、行政としての責任をしっかり果たしていただくことを強く求めます。
加えて、29年度障害福祉分野でのグループホームの運営安定化補助や重度障害者の医療的ケア補助の削減、ひきこもり等の子供若者支援事業の予算削減の一方、その必要性や対費用効果上も問題指摘をしてきた旧同和関連事業については十分な見直しが依然されておらず、その改善を求めるものであります。
また市営住宅の管理運営においては、荒本、長瀬地域に集中していること、空き家合計は928戸あること、また市民の住宅ニーズはありながら、枚岡地域には公営住宅が圧倒的に少ないというアンバランスさがあることも審査で明らかになりました。このような点についても、決算審査での指摘を踏まえ、今後の計画上の検討を図ることを強く求めます。
第4に、29年度も数回の集中豪雨や台風被害等を通じて、災害対策上の課題として、職員体制や予算配分等についても改善すべき課題が残されています。時間雨量100ミリを超える局所的な集中豪雨やがけ崩れ、浸水被害など大型台風による被害が起きました。事前に避難勧告や避難指示が発令されましたが、懸命な職員の業務遂行がある一方、特に
危機管理室職員の少なさは、市長のおっしゃる中核市で一番少ない人数で仕事ができると、自慢できる状態ではありません。土木工営所もこの間の退職等により技術職員が少ない。またこれほど災害対策を万全に進めることが求められていますが、現在は単独予算として進めている地域ハザードマップも市民の配布も依然できていません。市民に危険箇所の周知を行い、備えをしっかりとつくっていただくための対策と安全確保のための予算措置を図ること。また職員体制の増員強化が必要であることも、決算審査を通して明らかになりました。
以上のことから、認定第1
号平成29年度
東大阪市
一般会計決算認定の件は不認定とするものであります。
我が党は市民の暮らしと健康、安全、中小企業の営業を守る基礎自治体本来の役割と責務をしっかりと果たす行財政運営を強く求めるとともに、今後もその立場から行政のチェックと意見を述べることを表明して、討論を終わります。御清聴ありがとうございました。
○
菱田英継 議長 以上で通告による討論は終わりました。他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
菱田英継 議長 なしと認めます。これにて討論を終結いたします。
ここで資料に訂正がありますので、申しわけありませんが、差しかえをさせていただきます。
(資 料 配 付)
○
菱田英継 議長 これより採決を行います。
まず一括議題のうち、認定第1
号平成29年度
東大阪市
一般会計決算認定の件についてお諮りいたします。採決の方法は起立をもって行います。本件は認定することに賛成の方の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
菱田英継 議長 起立多数であります。よって認定第1号は認定することに決しました。
次に認定第2
号平成29年度
東大阪市
国民健康保険事業特別会計決算認定の件以下認定第13
号平成29年度
東大阪市
下水道事業会計決算認定の件までの12件、議案第21
号平成29年度
東大阪市
水道事業会計未
処分利益剰余金処分の件、及び議案第22
号平成29年度
東大阪市
下水道事業会計未
処分利益剰余金処分の件の、計14案件についてお諮りいたします。
4案件はいずれも認定または原案のとおり可決することに決して御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
菱田英継 議長 御異議なしと認めます。よって14案件は認定または原案のとおり可決することに決しました。
───────────────────────────────────────────
△日程第9 報告第14号市長の
専決処分報告の件以下18案件
───────────────────────────────────────────
○
菱田英継 議長 次に日程第9、報告第14号市長の
専決処分報告の件以下議案第40
号平成30年度
東大阪市
下水道事業会計補正予算第1回までの18案件を一括して議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎野田 市長 (登壇)ただいま議題に供されました報告第14号市長の
専決処分報告の件から議案第40
号平成30年度
東大阪市
下水道事業会計補正予算第1回までの合わせて18案件につきまして、その概要を一括して御説明申し上げます。
まず初めに報告第14号市長の
専決処分報告の件につきましては、法律上本市の義務に属する損害賠償、目的の価格が1件500万円以下であるものに係る訴えの提起、和解または調停及び市営住宅の家賃等の支払いまたは明け渡しの請求に係る訴えの提起、和解及び調停に関する専決事項に関しまして専決処分したものの報告でございます。
次に議案第24号
東大阪市長の選挙における
選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する
条例制定の件につきましては、公職選挙法の一部改正に伴い所要の改正を行うものでございます。
次に議案第25号
東大阪市
職員給与条例の一部を改正する
条例制定の件につきましては、職員の給料表における再任用職員に係る部分について、国家公務員に準じたものに見直すため、所要の改正を行うものでございます。
次に議案第26
号平成30年度
東大阪市
一般会計補正予算第4回につきましては、補正予算総額は2億7294万7000円の増額となり、補正後の歳入歳出予算の総額は2098億2508万9000円となります。
その内容といたしまして、歳出では民生費におきまして建物明け渡し等請求事件解決金、老人福祉施設等整備費補助事業合わせまして2365万9000円を追加計上いたしました。
次に衛生費におきまして、ごみ収集処理経費、環境事業所等施設管理費合わせまして1340万円を追加計上いたしました。
次に産業費におきまして、経営体育成支援事業5600万円を追加計上いたしました。
次に土木費におきまして、街路整備事業、道路新設改良事業合わせまして1億812万円を追加計上いたしました。
次に消防費におきまして、消防業務経費450万円を追加計上いたしました。
次に教育費におきまして、幼稚園整備事業、小学校維持補修費など合わせまして6730万円を追加計上いたしました。
次に諸支出金におきまして、公共用地先行取得事業特別会計繰出金3万2000円を減額いたしました。
また歳入につきましては、国庫支出金6162万円、府支出金4360万円、繰入金9172万7000円、市債7600万円を増額いたしました。
なお繰越明許費、債務負担行為、地方債につきまして所要の補正をいたしました。
次に議案第27
号平成30年度
東大阪市
公共用地先行取得事業特別会計補正予算第1回につきましては、歳入につきまして事業執行に伴う費目更正をいたしました。
次に議案第28
号平成30年度
東大阪市
病院事業債管理特別会計補正予算第1回につきましては、貸付金3億7130万円を増額いたしました。
また歳入につきましては市債を追加計上いたしました。
次に議案第29号調停の件につきましては、平成6年3月に市と
部落解放同盟全国連合会荒本支部ら6名との間で成立した、市立荒本会館の建物明け渡し等請求控訴事件は、裁判上の和解により終結しましたが、以後和解の実施に向けて協議を重ねてきたところ、和解内容の一部を変更した上で実行することに双方合意したことから、当該和解内容の一部を変更する調停を成立させるものでございます。
次に議案第30号
指定管理者の指定の件につきましては、市の公の施設のうち
指定管理者に管理をさせる施設につきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定により、
東大阪市立男女共同参画センターの
指定管理者を指定するものでございます。
次に議案第31号
指定管理者の指定の件につきましては、市の公の施設のうち
指定管理者に管理をさせる施設につきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定により、
東大阪市営住宅の
指定管理者を指定するものでございます。
次に議案第32号
市道路線認定の件につきましては、道路法第8条第2項の規定により市道路線として認定するに当たり議決を求めるものでございます。
次に議案第33号
市道路線廃止の件につきましては、道路法第10条第3項の規定により市道路線の廃止を行うに当たり議決を求めるものでございます。
次に議案第34号
東大阪市
職員給与条例及び
東大阪市
一般職の
任期付職員の
採用等に関する条例の一部を改正する
条例制定の件につきましては、平成30年人事院勧告に伴い所要の改正を行うものでございます。
次に議案第35
号平成30年度
東大阪市
一般会計補正予算第5回につきましては、補正予算総額は1億1024万6000円の増額となり、補正後の歳入歳出予算の総額は2099億3633万5000円となります。
その内容といたしまして、歳出では議会費におきまして、
一般職員人件費69万4000円を追加計上いたしました。
次に総務費におきまして、
一般職員人件費1919万6000円を追加計上いたしました。
次に民生費におきまして、
一般職員人件費、国民健康保険事業特別会計繰出金など合わせまして2512万円を追加計上いたしました。
次に衛生費におきまして、
一般職員人件費2133万円を追加計上いたしました。
次に産業費におきまして、
一般職員人件費134万4000円を追加計上いたしました。
次に土木費におきまして、
一般職員人件費806万1000円を追加計上いたしました。
次に消防費におきまして、
一般職員人件費2128万5000円を追加計上いたしました。
次に教育費におきまして、
一般職員人件費1421万6000円を追加計上いたしました。
また歳入につきましては繰入金1億1124万6000円を追加計上いたしました。
次に議案第36
号平成30年度
東大阪市
国民健康保険事業特別会計補正予算第3回につきましては、
一般職員人件費248万4000円を追加計上いたしました。
また歳入につきましては繰入金を追加計上いたしました。
次に議案第37
号平成30年度
東大阪市
介護保険事業特別会計補正予算第2回につきましては、
一般職員人件費130万円を追加計上いたしました。
また歳入につきましては繰入金を追加計上いたしました。
次に議案第38
号平成30年度
東大阪市
後期高齢者医療特別会計補正予算第1回につきましては、
一般職員人件費35万1000円を追加計上いたしました。
また歳入につきましては繰入金を追加計上いたしました。
次に議案第39
号平成30年度
東大阪市
水道事業会計補正予算第1回につきましては、収益的収支におきまして、支出では企業職員人件費488万1000円を追加計上いたしました。
また資本的収支におきましても、支出で企業職員人件費73万4000円を追加計上いたしました。
次に議案第40
号平成30年度
東大阪市
下水道事業会計補正予算第1回につきましては、収益的収支におきまして、支出で企業職員人件費190万5000円を追加計上いたしました。
また資本的収支におきましても、支出で企業職員人件費87万5000円を追加計上いたしました。
なお議案第34号
東大阪市
職員給与条例及び
東大阪市
一般職の
任期付職員の
採用等に関する条例の一部を改正する
条例制定の件から、議案第40
号平成30年度
東大阪市
下水道事業会計補正予算第1回までの7案件につきましては、本日中の御決定を賜りたく御配意を
お願いいたします。
以上何とぞよろしく御審議の上、適切なる御決定をいただきますよう
お願いいたします。
○
菱田英継 議長 ただいま議題となっております18案件のうち、議案第34号
東大阪市
職員給与条例及び
東大阪市
一般職の
任期付職員の
採用等に関する条例の一部を改正する
条例制定の件以下議案第40
号平成30年度
東大阪市
下水道事業会計補正予算第1回までの7案件について、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
菱田英継 議長 なしと認めます。よって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。議案第35号以下議案第40号までの6案件は、
会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
菱田英継 議長 御異議なしと認めます。よって6案件は委員会付託を省略することに決しました。
議案第34号につきましては総務常任委員会に付託いたします。
───────────────────────────────────────────
△日程第10 議案第41号
監査委員選任の同意を求める件
───────────────────────────────────────────
○
菱田英継 議長 次に日程第10、議案第41号
監査委員選任の同意を求める件を議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎野田 市長 (登壇)ただいま議題に供されました議案第41号
監査委員選任の同意を求める件につきましては、本市監査委員のうち議会
議員から選任いたします委員として山崎毅海氏並びに中西進泰氏を選任するに当たり、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。
何とぞよろしく御同意いただきますよう
お願いいたします。
○
菱田英継 議長 本件に対して御質疑、御意見はありませんか。
(「なし」の声あり)
○
菱田英継 議長 なしと認めます。
お諮りいたします。本件はこれに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
菱田英継 議長 御異議なしと認めます。よって本件はこれに同意することに決しました。
それでは総務常任委員会開会のため暫時休憩いたします。
(午後3時12分休憩)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(午後10時49分再開)
○
菱田英継 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
本日の日程は全部終了いたしました。
お諮りいたします。議事の都合により12月3日から5日の3日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
菱田英継 議長 御異議なしと認めます。よって12月3日から5日の3日間は休会することに決しました。
なお12月1日及び2日は
会議規則第10条第1項の規定により休会といたします。次回は12月6日定刻より再開いたします。
また12月6日、7日及び10日の会議は議案の質疑並びに一般質問を行いますから、質疑並びに一般質問をされる方は3日の正午までに
議長の手元まで通告されるよう
お願いいたします。
本日はこれにて散会いたします。
(平成30年11月30日午後10時50分散会)
散 会
決算審査特別委員会委員長報告文
御指名によりまして、当委員会に付託されました平成29年度決算認定13件、議案第21号及び議案第22号の審査結果につきまして御報告申し上げます。
結果といたしましては、お手元に御配付いたしております審査結果報告書のとおりであります。
それでは審査の過程における主な指摘事項を中心に御報告申し上げます。
まず文教委員会関係であります。
放課後に就労等で保護者が家庭にいない児童を預かり、児童の健全育成を図る留守家庭児童育成事業について、平成29年度は120名を超える待機児童が出たと仄聞している。限られた教室の中で、教育委員会は1人当たりの使用面積を緩和して受け入れ対策を行ったが、児童にとって十分な育成環境とは言えない。今後も入会希望者がふえていくと想定されるため、入会希望者を早期に把握し、空き教室を確保するとともに、運営指針についても遵守すべきである。また、近年台風や地震等による被害が発生しているため、各クラブで運用している防災マニュアルの確認をすべきである。
次に小中学校における光熱水費について、電力自由化に伴い、新たな電力会社と契約を結んだことにより、大幅な削減をしてきていることは評価できる。しかし平成27年度から導入しているにもかかわらず、平成29年度にも多額の不用額が出ており、予算の見積もりがずさん過ぎると言わざるを得ない。少ない教育予算をふやすためにも、まずは適切な見積もりをすべきである。また、今後は電気料金を見きわめながら契約するとともに、公立幼稚園や日新高校、社会教育施設にも導入していくべきである等の質疑及び指摘がありました。
このほか、平成31年度の全校一斉導入に向けた小中一貫教育に係る課題の解消、小学校4年生以上への少人数学級導入に向けた検討、認定率の低い就学援助基準の早急な見直し、他市と比較して余りにも低い図書購入費用の改善及び購入費目の見直し、ICT教育のツールとして効果が不明確なKWMの今後の方向性、不登校児童への支援に対して他部署とも連携した教育センターの相談事業の運営、意岐部地域の未利用地の有効活用に向けた早急な検討、今後の人口減少を踏まえた学校規模適正化の検討、保護者や地域と協力したいじめのない学校づくり、小学校1年生と2年生への英語教育導入の検討、子供たちが抱えている課題の早期発見に向けたスクールソーシャルワーカーの適切な配置、学校教育に支障のない範囲での学校体育施設の開放、障害特性を踏まえた教育環境の整備、当初の計画より少ない新永和図書館の蔵書数の適切な確保、建築基準法や消防法に抵触している学校施設の早期の改修等について質疑、指摘がありました。
次に民生保健関係であります。
まず、認定こども園等施設整備補助事業に関して、平成29年度中に認定こども園1カ所、小規模保育施設1カ所を整備し、教育、保育の総合的な提供の推進を図ってきた。1年間で26名の待機児童が解消されたが、3歳児以降の連携枠の確保の困難や、質の確保の問題から小規模保育施設の整備が1カ所にとどまったことから、待機児童の減少幅は少なかった。本市はゼロ歳、1歳、2歳児の待機児童が多いことから、新たに保育のニーズ調査を行い、整備計画を見直すことで小規模保育施設の整備を進めていかなければならない等の質疑、指摘がありました。
次に、人員体制確保の問題に関して、平成29年4月1日にオープンした
東大阪市立障害児者支援センター、レピラが、児者一貫したサービスが提供でき、市内の障害福祉の支援ネットワークの中核となる役割を果たすことから、職員の不足が起こらないよう市として支援をしていくべきである。また、生活保護行政については、ケースワーカーの人員が不足していることから、人員体制の確保のために人件費も含めた待遇改善を図っていくべきである。さらに、保育士確保のために、潜在保育士の要望の吸い出しや、処遇改善が求められている。特に処遇改善に向けて、勤務条件の見直しや、保育士の方が自分の子供を保育所に預けやすい環境の整備などが必要である等の質疑、指摘がありました。
このほか、猫の不妊助成制度の見直しと獣医師会との連携、認定こども園が開園し、通園範囲が広がったことによる児童や保護者への安全確保、市営斎場の整備状況把握、他部局への子供の未来応援プランの周知徹底、児童手当を支給した人数と当初に予定していた人数との差異の検証、柔道整復施術レセプト点検業務委託の随意契約が3つに分かれている理由、妊産婦健康診査の回数の充実、産後健康診査による産後うつの予防策、妊婦歯科検診事業をすくすくトライに掲載する必要性、乳幼児健診を受診していない方への周知徹底、がん検診の受診率向上策、国民健康保険の給付費を抑制させる手だて、国民健康保険の都道府県広域化によって保険料の負担感を増大させない取り組み、骨髄バンクの登録者数をふやすための広報、市民が主体となったまちづくりを進めるため
東大阪市版地域分権制度の見直し、地域サポート職員の人員体制充実、ワンコイン生活サポート事業の担い手をふやすための周知徹底、高齢者詐欺被害防止事業の効果確認等の質疑、指摘がありました。
次に環境経済関係であります。
まず医工連携プロジェクト創出事業に関して、本事業は
東大阪市内の物づくり企業等が医療、健康、介護分野における技術の研究や新製品の開発に向けた取り組みに対して助成金を交付し、付加価値の高い製品の製造や技術研究を促進することにより、
東大阪市内企業の技術力を生かした健康、医療分野への参入を図るものである。平成29年度の実施内容は医療分野が中心となっているが、医療分野は法規制等でなかなか成果が出にくいところもあり、すそ野を広げる意味でももっと健康、介護分野の取り組みもふやしていく必要がある。高齢者などの現場の生の声を聞いて製品化に生かす仕組みをつくるべきである。また、この事業はこれまで
東大阪市が取り組んでいなかった新たな分野の取り組みであり、重要な施策であるので今後も
東大阪市にとっていい形になるよう展開していってほしい等の質疑、指摘がありました。
次に、中小企業省エネルギー設備改修等支援事業に関して、本事業は中小企業の設備の省エネルギー化を促進することにより温室効果ガス排出量の削減を図るため、省エネ診断に基づく改修に係る費用の一部を補助するものであるが、平成29年度で廃止した。平成27年度に作成された地球温暖化対策実行計画ではこの事業が柱の一つとして上げられているのに平成29年度で打ち切ったが、その後の施策展望が見えない。中小企業の町である
東大阪でどう温室効果ガスを減らしていくのかというのは重要な政策要素であり、この事業を廃止するならばもっときっちりとした評価を行う必要があり、その後の施策展望を持った上で廃止するべきである等の質疑、指摘がありました。
このほか、高機能消防指令センターの活用状況と今後の展開、救急出動における現状と課題、消防局が行っている市立小中高等学校への立入検査の内容と指摘事項への早急な対応を実施させる必要性、物づくりワンストップ推進事業の現在の課題と対策、技術交流プラザの新規登録数やアクセス数が減ってきていることへの分析と対策、
東大阪市長寿企業表彰事業の総括と今後の展開、商店街活性化地域連携事業で作成された指さし会話シートの有効活用、都市ブランド形成推進事業の成果と今後の展望、住工共生のまちづくり事業の成果と地域ごとの状況を踏まえた施策展開を行う必要性、
東大阪フォントの活用状況と今後の展開、就活ファクトリー
東大阪の課題と対策、
東大阪デザインプロジェクト事業の費用対効果への分析と打ち切りも含めた事業の精査、外国人観光客へ向けた市内商店の案内情報の作成、市内の不法投棄の現状と美化推進課の分室のあり方、家庭ごみ収集の現在の課題と対策、リサイクル、リユースを促す取り組みのさらなる強化、大きな赤字を出しているクリエーターズプラザの抜本的な改革等について質疑、指摘がありました。
次に建設水道関係であります。
まず上下水道局関係の審査に際しては、水道事業の管路耐震化に関して、本年6月に
大阪北部地震が発生し、本市も間近で経験したことから、管路の整備についてはスピード感を持って耐震化を進めていかなければならない。しかしいまだ老朽化した管路は全体の約34%を占めており、まだまだ管路の更新並びに耐震化については時間を要することもさることながら、費用については水道事業の根幹収入である給水収益も年々減少となっており、財政環境は極めて切迫している状況である。また、下水道事業の雨水増補管の整備については、本市は寝屋川流域に属しており、浸水リスクが高い地域であることは御承知のとおりであるが、昨今のゲリラ降雨による浸水被害も顕著に見られることから、増補管整備についても計画的に進めていかなければならない。しかし下水道事業においても、市内人口並びに企業、事業所数の減少から使用料収入も減少の一途をたどっている。これらのことから、上下水道事業ともに厳しい財政状況ではあるが、市民生活の安全、安心、安定したサービスの提供並びに災害時にも強いライフラインの確保に努めるためにも、職員が一丸となって上下水道事業に取り組んでいくべきである等の質疑、指摘がありました。
次に建設局関係の審査に際しては、道路舗装事業に関して、平成29年度の私道の舗装要望件数は30件であったにもかかわらず、処理した件数はわずか8件と極めて少ない状況であった。これは申請に至るまでに私道舗装規則に合致しない、土地所有者の承諾書が整わない等が要因であった。この土地所有者の承諾書がすべて整わない限り私道の舗装ができないという状況では、高齢者が要望されている場合、非常に生活環境に困難を来してしまう結果となる。このことについては、年々減少している予算措置の是正はもちろんのこと、近隣の市町村や先進都市の運用を参考にして、身近なところからも安全で住みよいまちづくりを目指し、市民の住環境を改善していくべきである等の質疑、指摘がありました。
このほか、上下水道局、建設局における平成28年度と平成29年度を比較した随意契約の見直し状況、保護者を対象とした自転車の交通安全講習等の実施検討、貯留浸透事業に伴う学校グラウンドの行き届いた舗装整備、土石流監視装置委託料におけるシステムのスリム化を踏まえた機器の見直し、計画的かつ保全的な運用によりコスト削減を図る道路照明灯LED化推進事業、放置自転車の現状を踏まえた今後の対策と市民啓発の創意工夫、集中豪雨等大規模災害に十分対応できる治水事業の今後の展開、土木工営所における災害時の対応状況を踏まえた体制強化、ため池の決壊被害を想定した防災対策、市民の公共交通ニーズを十分に踏まえた
東大阪市総合交通戦略、費用対効果を考えた緑化ボランティア育成事業における今後の運用、緑化センター整備事業に係る取り組みと今後の課題、業者の経済的な観点を考慮した生駒縦走歩道等維持管理業務、回復緑地除草業務における入札発注の検討、税の公平性を踏まえた市営住宅の運用管理と地域格差を生じさせない効果的な財源の活用等について質疑、指摘がありました。
次に総務関係であります。
29年度普通会計決算に関し、実質収支20億458万円、単年度収支4億1338万円でともに黒字を確保しており、建設事業債の発行を抑えることによって地方債残高の抑制を図った決算となっている。しかし財政上の能力をあらわす財政力指数は0.76と、望ましいとされる水準値、1には届いていない状況にあり、経常収支比率は95%と、中核市における平均値92.3%に比べると依然高水準であり、財政構造は硬直した状態である。今後、人口減少社会の中で、市税等における歳入の好転は期待できず、大きな財政負担を要する事業が予定されている極めて厳しい状況の中で、歳入歳出のバランスを保ちながら財政運営をいかに進めていくのかが問われているのではないか。市民生活と財政事情を見て中長期の展望をしっかり持って対応するべきである等の質疑、指摘がありました。
次に、新たな観光まちづくり推進事業に関し、本件は2019年の
ラグビーワールドカップ開催に伴い、本市に国内外から多くの観戦客が訪れることを契機に、地域経済の活性化につなげ経済効果を創出するため、一般社団法人
東大阪ツーリズム振興機構を設立し、さまざまな取り組みを進めているものである。その中でもフラッグシップモデル事業は平成29年の12月議会において議決されたこともあり、約3カ月の期間の中で事業効果は十分に発揮できたのか。進行役となるツーリズム振興機構の
事務局の人員体制が不安視される中、
事務局体制の構築をしっかり行った上で事業を展開すべきである等の質疑、指摘がありました。
このほか、コンプライアンス推進委員会の取り組み内容と効果、DV専門相談事業における相談件数増加に伴う体制づくりと相談員がスキルアップするための研修参加の必要性、市役所内で職員が大量に使用している封筒の経費とペーパーレス化の検討、
東大阪市地域研究助成金における研究成果を各部局の施策へ活用する必要性、給与福利事務を委託にすることによる効果と個人情報保護対策、市役所地下1、2階の駐車場におけるアルファベット案内表示の改善、市民サービスを低下させないための職員数不足の改善と行財政運営における今後の展望、地域版ハザードマップを高齢者のために紙ベースで周知する必要性、古文書調査整理業務の不用額と官学による部局を超えた連携の必要性、市長交際費の支出先の見直し等について質疑、指摘がありました。
以上で決算審査特別委員会の委員長報告を終わらせていただきます。
会議録署名議員
東大阪市議会議員 西 田 和 彦
───────────────────────────────────────────
東大阪市議会議員 鳴 戸 鉄 哉
───────────────────────────────────────────
東大阪市議会議長 菱 田 英 継
───────────────────────────────────────────
東大阪市議会議員 小 畑 治 彦
───────────────────────────────────────────
東大阪市議会議員 大 野 一 博
───────────────────────────────────────────...