・29
請願第4号の1
岩田保育所の
存続を求める
請願の件(
継続審査事件)
( 午前11時8分開議 )
○山崎
委員長 委員の皆様には御参集をいただきまことにありがとうございます。21日に引き続き、本
委員会に付託されました
関係議案審査のため、
文教委員会を開会いたします。
なお、川口副市長は
環境経済委員会に出席されておりますが、
審査過程において必要があれば本
委員会に出席していただくことにいたしたいと思いますので、御了承願います。
それでは、本
委員会に付託されております
議案第17
号平成30年度
東大阪市
一般会計補正予算第3回
中本委員会所管分以下29
請願第4号の1
岩田保育所の
存続を求める
請願の件までの4案件を一括して議題といたします。
この際
教育委員会より発言を求められておりますので、これを許可いたします。
◎
土屋 教育長 おはようございます。先週金曜日、本
委員会で
市田委員より、
小中一貫教育に関する、
教員が作成をしました
研修レポート、これが書きかえられていたのではないかと、こういうお尋ねがございました。
教育委員会としてかかる事実について
組織としてきちんとした把握ができておらず、このことの調査、
確認にこの間、時間をちょうだいをいたしました。結果、
委員会の審議に非常に大きな影響、重大な影響を与えましたこと、本当に深くおわび申し上げる次第でございます。
この概要につきまして、
教育次長のほうから説明をさせますので、よろしく
お願いをいたします。
◎川東
教育次長 失礼いたします。9月21日の本
委員会におきまして、
市田委員のほうから
指摘のございました件につきまして、
一定調査した結果、現時点で判明していることについて御答弁申し上げます。
小中一貫教育に係る
研修レポートにつきましては、
所属学校の
校長より
代表校長、これは
中学校区の
代表校長ということでございまして、多くの場合は
中学校長がなっておられます。その
代表校長へ
提出され、
代表校長を通じて
小中一貫教育推進室へ
提出されております。
平成30年6月29日金曜日に行われました千里み
らい夢学園、
吹田市立竹見台中学校の視察に参加した
小学校教員の
研修レポートにつきまして、
小学校長を通じて通常の
手順どおり代表校長に
提出されましたけれども、その
レポートの
内容の大半が
小中一貫教育への否定的な
意見で占められていると感じたため、
代表校長は
小学校長に対して、その
内容を見てもらっているかの
確認の
連絡を行いました。その後、
小学校長は、
提出期限が迫っていることもあり、最初に
提出された
レポートに手書きで修正を加え、
教頭にそのようにパソコンで打ちかえて、本人に押印してもらうように
指示をいたしました。
教頭は
内容を書きかえた
レポートを当該の
教員に持っていきまして、
レポートの
内容を変えて再
提出するが、時間がないので、すぐに押印してもらいたいと話し、その
教頭の
指示に従い、
指示というか依頼ですね、に従い、時間がなかったので、十分その
内容を
確認することなくその職員は押印をし、
代表校長である
中学校長を通じて
小中一貫教育推進室へ
提出されました。以上のような事実を
確認しております。以上です。
○山崎
委員長 以上で発言が終わりました。質疑、
質問ありませんか。
◆
市田 委員 おはようございます。今御
報告をいただいたような事実があったということですけれども、そもそも
考え方を記録する
レポートを書きかえる、このことそのものが人格が否定されるというか、ほんとに
人権にかかわる問題だというふうに、重大な問題だというふうに私は思います。もうほんとに
民主主義にかかわるような重大な問題で、そのことがまた
教育委員会の中で共有されていなかった、このことも大きな問題だというふうに思います。このことが起きていたことが、きのう、おととい、数日間、1週間以内の話であれば、もちろん全部で共有できていないということもあったかもしれませんけれども、もう長く時間がかかって、日にちが過ぎているのに共有されていない、こういう問題も大きな問題だというふうに思います。
人権の問題であるということと、それから
組織の管理として、ほんとにこういう状況ではいけないというふうに思うんですけれども、その
あたりの認識はいかがでしょうか。
◎
土屋 教育長 まず、こういうことが起こったことに関しまして、今、
市田委員のほうから、これは
人権にかかわるような重大な問題ではないかと、こういう御
指摘でございます。やはり人の
考え方、これは本当に極めて尊重されるべきものであり、これをいたずらに書きかえたりするというようなことは、基本的にはこれは全くあってはならないことと、場合によってはほんとに
人権にかかわるような深刻な問題であると、このように認識をしております。また、もう
一つ、この間、冒頭で申し上げましたけれども、こういう事象を
教育委員会が
組織として掌握できていなかった、このことにつきましても、私もこれは大変猛省すべきことであり、やはり
教育委員会として、
組織としてこういうことが共有されていなかったということについてを反省するとともに、やはり私も今後このようなことのないように考えていかなければならない、
一定の対応をしていかなければならないと今考えておるところでございます。
◆
市田 委員 ほんとに、ちゃんとしていただかないといけないと思います。
保護者としても、こういうことがあったら本当に心配です。
子供の
提出物も書きかえられてしまうんじゃないのって思いますし、ほかにも、こんなことが
一つあるっていうことは、ほかでも何か
先生が出した
レポートとかいろんなものが、
校長によって書きかえられてるっていうようなことが普通に、異常だと思われずに行われてるんじゃないかなっていうふうに、すごく不安に思います。ほんとにこういうことがないようにしていただきたいと思います。
感想文とか
報告書っていうものは、ただその人が書く、書いて出すっていうものではなくて、それを資料にして今進めようとしているものをいいものにしていくための、すごく重要な資料になるというふうに思うんですけれども、私もこれまで働いてきた中では、そういう感想や
意見、そういうものはその
物事を進めるときの大切な資料だというふうに思って、それも参考にして
物事を進めることを考えてきましたけれども、そういう位置づけのものだというふうに思うんですけれども、その
あたりはどういうお考えでしょうか。
◎
土屋 教育長 今
お話ございますように、さまざまな視点で、事業を進めるに当たっては考えていく必要があると。それは進める側から申し上げれば、肯定的な
意見もあるいは否定的な
意見もあろうかと思いますけれども、これはやはりさまざまな
意見を参酌して、これは本当によりよいものにしていく、これはもう本当に基本中の基本であろうと思っておりますので、今
委員おっしゃいましたように、私もそのように考えて進めていかなければならないと、このように考えております。
◆
市田 委員 そういう
考え方が全体のものになっていなかったっていうことが、今回のことにつながっているというふうに思います。人はやっぱり間違えるっていうのはもう仕方がないというか、間違えるものだという、そういう視点に立っていろいろ
仕組みをつくっていくということが大事だというふうに思いますけれども、与えられた権限が大きければ大きいほど、何か起きたときに起こる事象の重大さも大きくなっていくというふうに思いますし、今回の件でいえば権限、与えられてるのは権限であるにもかかわらず、権力が与えられたかのように勘違いされて、ずっと
物事が進んでいったんじゃないかなというふうに思っています。一般的に
物事が、何ていうか、物が言えない
職場、ちょっと遠慮をしないといけなかったり、そういう物が言えない
職場の風土があるところのほうが
アクシデント、いろんな問題が起こりやすいっていうふうに言われているんですけれども、そういうことを、物の言いやすい
職場をつくるっていうことがまず大事だと思いますし、
アクシデントがあったときにも
反省文とか
始末書とか、そういうことを書かせて、何か見せしめのようにするということではなくて、
報告書、こんな
アクシデントがありました、問題が起きましたということで
報告書が
提出され、そしてその
報告書に従って、どうしてそういう問題が起きたのかっていうことが
検討、検証されて次に生かされる、そういうことを考える機関っていうのはあるんでしょうか。
◎
土屋 教育長 今、
市田委員のほうから、
学校、あるいは
教育の
現場で発生するいわゆる事故、事件のようなもの、こういうものを分析的に
検討をして、
意思統一、情報の共有と、こういうものを具体的に図る、講じるというそういう常設的な
組織はなく、重大な事態が生じれば
教育委員会としては
部長会等を招集し、あるいはもちろん
教育委員会にも御相談をお諮りをすると、こういうことで対応しております。
◆
市田 委員 今回の場合も重要でしたので、ほんとはそういう部長の会議が開かれるべきだったとは思いますけれども、まずやはり物が言える
職場づくりをするためにも、何か
物事が起きたときのその分析、検証、こういうことが行われる部署、機関が必要だというふうに思います。PDCAで
物事をいろいろ考えていきますとか、
人権教育大事にしますとか、
報告、
連絡、相談、大事にしますっていうことがよく言われていますけれども、これが日常的に身についていないんじゃないかなというふうに、今回のことでは感じています。本当に前回の
委員会のときに問題になった
事故繰越の問題もそうですし、それから今回問題にというか、うちの会派から、
塩田議員より本会議でも
質問しました、
花園中央公園の、
工業用水が水道から出ていて、それが
指摘によってわかって、つけかえたっていうその問題も、部署で抱えていて、全体のものになっていなかった。ちゃんと
報告するべきものは何なのかとか、共有するべきものはどういうものなのかとかということを日常的に身につけていただいて、ほんとに市民や
子供たちのことを大事にしていただかないといけないというふうに思います。
小中一貫教育を推進するということで言われている、その
小中一貫教育の
レポートが改ざんされた、書きかえられた、こんなことでほんとに何か、大丈夫なんですかって、こう思います。すべての
報告書をちゃんと書いた本人に、これはあなたの書いたもので間違いないでしょうかということで、やっぱり私は
確認していただきたいと思いますし、検証するべきだというふうに思います。また、
先ほども申し上げましたように、
アクシデントを
検討し、検証し、そして全体のものにする、こうした機関をつくって、日常的にそういう
職場づくりを身につける、そういうことをしていただきたいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
◎
土屋 教育長 まず今回、このことにつきましては、
先ほどから答弁いたしておりますように、私も非常に基本的かつ重大な問題であると、こういうふうに考えております。そういうことの中で、まず全
学校園、
校園長が集まります
教育施策連絡会で、この発生の事案の概要を
報告して、このようなことが
管理職として二度と起こらないように、十分に注意をするよう求めていきたいと思っております。また、
教員に対しては、
教育委員会に対して、これは
小中一貫教育のみならず
意見を述べると、このことについては何ら問題ないと、こういうふうなことでの
連絡等を、通知等してまいりたいと思っております。今、
市田委員のほうから、既に
提出されてる全
レポートの点検をせよと、こういう
お話でございますが、少し技術的な問題もございますので、これにつきましては、なお
検討をさせていただければと思っております。それから、
一つ、今後さまざまな、
先ほど申し上げましたような
学校教育現場で起こります事件、事象、こういうふうないわゆる
危機管理とも言えるような問題でございますけれども、そういうことについて、
教育委員会内部で、今回の点、あるいは過去の今御
指摘ございましたような問題も含めて、やはり我々も大いに反省すべき点、多々あると思っておりますので、今御
指摘がございましたような
組織、ちょっとどのようにするかっていうことについては少しお時間をちょうだいしたいと思いますけれども、
検討してまいりたいと、こういうふうに思っております。
◆
市田 委員 ぜひ検証をしていただいて、
報告もいただきたいと思いますし、今後このようなことをどう予防していくかっていうことも、どのような
仕組みでやっていくのかということも考えていただきたいと思います。これでもう終わりということではなく、今後もこのことについては
質問もさせていただきますし、どうなっているのかということも
確認もさせていただきながら、ほんとに
子供たちの
教育を行うところでこういう、うそが起きるようなことのないようにしていただきたいと思いますので、強く求めて一たん終わります。以上です。
○山崎
委員長 この件について皆さん、御
意見等ございませんか。
委員会の中で起こったことでございますので、
委員長として今後の推移をしっかりと見守っていきたいと思いますので、よろしく
お願いいたします。
それでは質疑、
質問を行います。質疑、
質問はありませんか。
◆
右近 委員 そしたら、この間の
委員会のときにも
お話があったかと思うんですけど、私も
平成30年の3月のときに、本会議のときに
学校教員の
業務負担の
軽減策として、
長期休業期間中の
学校閉庁日の
導入についてと、
電話の
自動応答装置、いわゆる
留守番電話ですね、の
導入について
質問させていただいたんですけど、今後
検討させていただきますっていう御答弁だったんですけども、その後、数カ月たちましたんで、どのように
検討が進んでいるのか、その辺の
進捗状況を教えていただけますか。
◎松田
学校教育部次長 委員御
指摘の
長期休業休暇における
学校閉庁日の設定、また、
留守番電話の設置につきましては、
教職員の
負担軽減にかなり有効な手段だというふうに考えております。31年度に
導入できるような形で今
検討を進めておるところでございます。
◆
右近 委員 31年の
導入に向けて
検討を進めてられるということなんですけど、今後、まだ
検討中ということで、いろいろな
課題があるとは思うんですけど、どのような
課題があるのか教えていただけますか。
◎松田
学校教育部次長 課題としましては、一斉に閉庁してる際の昼間についての
電話がつながらなかったり、
長期休業期間中ですので、その間の
部活動、
プール開放が制限されるということが考えられます。また、
留守番電話におきましても、緊急時の
連絡体制、緊急時の
連絡に支障がないような
連絡方法を確保した上での
体制づくりが必要になってくると思います。いずれにしましても
導入の際には、
教職員、
保護者、地域の理解と周知の徹底が必要になってくるというふうに考えております。
◆
右近 委員 学校の
閉庁日については、ことしの9月4日の新聞にも、大阪でいうたら堺市で全市立の小
中学校と
特別支援学校の計138校でお盆の平日、3日から5日の間で
学校閉庁日を設けたと。他府県においても、岐阜県だとか愛知県、名古屋市ですね、
あと広島市、熊本市などでも実施されてるっていうことなんで、ぜひ
東大阪市でも、
先ほど31年度には実施できるということなので、確実に実施していっていただきたいなというふうに思うんですけども、
先ほど申し上げました2つ以外に、
学校の
先生の働き方
改革と
業務の
負担策として、何かありましたらお答えいただけますか。
◎松田
学校教育部次長 ほかの対策といいますか、
文部科学省からの通知によりますと、
学校における
業務の改善ということが
指摘されております。
学校教師が担う
業務の
明確化、
適正化というのが上げられておりまして、基本的には
学校以外が担う
業務、
学校の
業務だが必ずしも教師が担う必要のない
業務、教師の
業務だが
負担軽減が可能な
業務ということが上げられております。これらを整理しまして分析していく必要があることから、現段階におきましては
学校閉庁日、
留守番電話の
導入を中心に進めていきたいなというふうに考えております。
◆
右近 委員 先ほど答弁いただいたのは
中教審でも審議されている、
学校以外が担うべき
業務と、
学校の
業務ですが
外部人材も積極的に
導入する分、また
学校教師の
業務と、この3つに分けて
中教審も
業務の
仕分けというのか、しなさいよっていう、したらどうだっていう
お話があって、
東大阪市でもその
仕分けっていうのか、見直しを進めていっていただいてるものだと思うんですけども、最後に
教育長に、30年の3月の本会議でも
教育長に御答弁いただいたんですけども、改めて
先ほど申し上げた2つの
学校閉庁日のことと、
留守番電話のこの2つについて、31年には実施できるようにっていうことなので、ぜひとも実施していただきたいんですけど、
教育長として改めて御答弁いただけますか。
◎
土屋 教育長 学校教員の働き方
改革につきましては、今、
右近委員のほうから
お話がございましたように、昨年、
中教審のほうから
一定意見が出され、
文部科学省のほうからも
考え方、これが示されております。我々当然こういう整理があるということを承知した上で、私、大きな
課題、全体としては、やはり
学校あるいは
教員の行うべき
業務でないとすれば、それをだれがどう担うのかと、ここの
あたりのいわゆる
仕組みづくり、
体制づくり、ここら
あたりが非常に大事というか、
課題であろうと思っております。ただ、
一定の
考え方の整理がされておるわけですから、我々、当然それを踏まえながら、そこへ向かってやはり歩みを進めていかなければならない。そういう意味でこの間、御答弁申し上げておりますけども、これで終わりということではなしに、31年度、
一定今申し上げておりますような取り組みをしていくと、こういうふうに思っておりますけれども、それで終わりということではなしに、32年度、あるいは33年度、具体的に何をしていくのかと、こういうふうなものを、具体的なものを
一つ一つ設定をしながら、働き方
改革、
教員の労働時間の短縮、これにつなげていきたいと、このように思っております。
◆
右近 委員 ぜひ
学校の
先生の働き方
改革を進めていっていただいて、
子供さんのために
学校の
先生が時間を注げる時間を確保していただくっていうことで、ぜひとも
改革を進めていっていただきたいと思いますんで、このことについては強く要望して、私の
質問は終わらせていただきます。
◆
木村 委員 それでは、6月にも
質問をさせていただきまして、6月20日、ちょうど
大阪北部地震がありまして、その後の
委員会だったということもありましたので、
通学路の問題、
学校の
ブロック塀の
問題等を
質問をさせていただいたと思います。そのときに
質問させていただいたのは、特に
通学路について、いわゆる
通学路で
ブロック塀があるのか、その辺を
子供たち、通わせていいのかということで、
現場のほうに
指示をしてくださいと、大丈夫ですかという
指示をしてくださいと
お願いしましたが、その後の経過を教えていただけますでしょうか。
◎
中野 学校教育推進室参事 通学路における
ブロック塀等の
学校園での
安全確認について御答弁申し上げます。6月22日付にて各
学校園のほうに、1点につきましては、危険と思われる
ブロック塀の
報告のほうを
指示いたしました。あわせて、危険な箇所があるために
通学路を変更してるところがあるかというふうなことについても
確認を行いました。
通学路の変更については、その時点で変更なしというふうに各
学校から回答を得ております。その後、
通学路における危険な
ブロック塀の件につきましても、各
小学校、また、危険な箇所があるという
中学校のほうから
報告のほうを受けたところでございます。
◆
木村 委員 それは
小学校51校、
中学校25校、
幼稚園と日新高校ありますけど、どこまで、どこの
学校に小中全部、すべての
学校なのか、いや
通学路のある
小学校だけなのか、その辺教えてください。
◎
中野 学校教育推進室参事 報告をいただいておりますのは、すべての
小学校及び
中学校で
該当箇所があるというふうに
報告を受けたところでございます。
◆
木村 委員 いや、違いますよ。こちらから
報告受けたん、どこまで、
中学校も
幼稚園も高校も全部やったのかということです。
◎
中野 学校教育推進室参事 調査につきましては全
学校園に対してかけております。
◆
木村 委員 そのときに、いつも言うてるんですね、いつまでにこれ、今度いつ余震があるかわからないし、これを早くに調査してほしいと、早くに返事、返してほしいというこちらから要望を出したと思うんですが、参事、それいつまでに
締め切りというか、いろいろやったと思うんですが、覚えておられますか。
◎
中野 学校教育推進室参事 調査の
回答締め切りは7月2日に設定させていただきました。
◆
木村 委員 そのときに、僕は
委員会の
質問で、22日に送って7月2日、ちょっと遅いんじゃないかと、できたらもう3日、4日後に返答をもらえないかということで、こちらから
お願いをしましたが、いろいろほかのこともあるということで2日ということになりましたが、7月2日現在で
報告、未
提出のとこはございましたか。
◎
中野 学校教育推進室参事 小学校のほうで数校ございました。
◆
木村 委員 それは何校あったんですか。
◎
中野 学校教育推進室参事 10校でございます。
◆
木村 委員 51校のうちの10校ですね。たしか
委員会の
質問では、
該当場所があるなしにかかわらず、必ず
連絡してもらってくださいねと、それで
教育委員会全体としては把握できるので、なかったらない、あるところについてはもちろんすぐ
報告、こういうことを
お願いしましたが、間違いないですか。
◎
中野 学校教育推進室参事 おっしゃるとおりでございます。
◆
木村 委員 ほなだれに聞いたらいいんですかね。しかしながら10校返ってきてない。このことについて
教育委員会としてはどのように考えてるんですか。
◎森田
学校教育推進室長 本来、
期限をつけて
提出を求めているものでございますので、当然
期限内に
提出していただかなければならないというふうに認識しておりますので、現状、その10校が
提出できていなかったということについては、当然あってはいけないことですし、指導もさせていただいてるところです。以上です。
◆
木村 委員 教育委員会、それは当然出してもらわないけないということでございますが、この当該の10校、
校長先生、
教頭先生、
管理職の人に対してはどのような
お話をしたのですか。
◎
中野 学校教育推進室参事 今回の件にかかわりましては、
子供の安全にかかわることですので優先してしていただくべきことであるということ、それから早急の
提出を
指示いたしました。
◆
木村 委員 教育監、それでいいんですか。7月2日までに
教育委員会の
事務局が出してくださいと。
子供の安全のことですので、私
ら委員会でもこの議論しました。6月22日、当日にすぐにメールを発信、配信しますと。僕はまだそのとき、まだ送ってなかったんですかという議論もさせていただきましたが、きょう発信したので、7月2日までが
期限ですということで各
現場に送っていただいたんですが、7月2日になっても51校のうち10校も返信がない。僕は何度も言います、該当がないとこにも、該当のとこがあるなしにかかわらず
報告してくださいということを、
教育委員会、この本部の
事務局から
現場に発信してることですね。それが10校も返事がない。大丈夫ですか。
先ほど市田委員からのいろいろありました。改ざんしてるのか、どういう経過かわかりませんが、本人さんと違うことができてる。こちら、
教育委員会の思ってることと
現場との乖離が余りにも多過ぎるんじゃないですか。前の
委員会でも
お話しさせてもらいました。
小学校のクーラー、
中学校給食、こんなことをやる以前の問題ですよ。幸いにして
東大阪はあの地震で大きなけが人もなく、しかし危ないからいうて
ブロック塀はすぐに撤去し、今、仮の状態になってるということも聞いてます。それの
通学路の、別にそこで
校長先生、
教頭先生、
現場の
先生に、工事してくれ、ブロック何とか直してくれと、こんなことを僕、頼んでませんし、
教育委員会もそんな
指示はしてないと思うんですね。いわゆる素人目でもいいから、今危険な箇所ないか、どうやということを7月2日までに必ず出してくれと、
教育委員会の本部の
事務局が
現場の
校長先生に
お願いしてることが、10校も返ってきていない。こんな状況で大丈夫ですか。こちらの
意見を言うてることが
現場、わかってくれてはるんですか。いろいろ、
教育長から
先ほど答弁もございました。本来であれば
教育長はもっと全体のことを見てもらわなだめです。本当は
学校の
先生の、
教育監含め推進、この辺が中心になってしっかりやってもらわなあかんことを、ほんまにこれから小中一貫やっていく、大丈夫なんかなということになりますよ。
教育監、今回この10校、来えへんということ、このことについてはどう思われてますか。
◎寺脇
教育監 今回の
ブロック塀の点検、これの
提出期限、7月2日の
提出期限におきまして10校が未
提出という状況であったということにつきましては、非常に
教育委員会といたしましては遺憾に感じております。実際に
教育現場一つ一つにおきまして、どのような調査、どの程度の調査をすべきだったのか、そこのところにつきまして、通常さまざまな調査を行う中では、こういったことは本当に通常はなく、今回、これまでにない
ブロック塀の調査、
通学路全体、また校区全体を見る中で、こういったことが起こってしまったことにつきまして、本来は
先ほど委員から御
指摘ありましたように、全体のことをまずしっかりとやった上で、それと同時に、もちろん
学校現場ですので、
子供たちの安全確保であったり、さまざまな対応も当然あったかとは思いますけども、今、市全体がどういうふうな状況になっているのか、そして早急に対応しなければいけないところがどれだけあるのか、そういったところをつかむためにも、こういった緊急の場合でこそ
期限を守って調査の回答をやはりしていくべきであるというふうに考えております。以上です。
◆
木村 委員 教育監、ほんならこのことに関して、今回
現場ではどのような対応をとりはったんですか。
◎寺脇
教育監 すべての、10校の状況すべてを聞かせてもらったわけではないんですけども、この
現場の中で、なぜそのようなことが起こってるのかというような中には、
一つ一つの
学校に送られてきた基準を検査しなければ、点検しなければならない中身をじっくりとこう、理解をするのに非常に時間がかかってしまい、その
一つ一つの状況が、実際の
現場を回ってる中で、それに合致するのかどうかっていうのを見てたということを聞いております。
◆
木村 委員 推進室は、
教育監には今回の10校が来てないという
報告は上げてないんですか。
◎
中野 学校教育推進室参事 学校名については
報告しております。
◆
木村 委員 学校名だけ
報告しただけですか。
教育監、
教育長、
教育次長、これは岩本部長にもあるんですかね。その辺の
報告は上げてるんですか。
◎岩本
学校教育部長 この件については、逐一担当のほうから僕のほうに
報告が上がっております。
◆
木村 委員 逐一、部長には上がってる、
教育監には上がってないんですか。
◎寺脇
教育監 はい、私のほうにも続いて、
報告のほうはいただいております。
◆
木村 委員 具体的な、一校一校の具体的なのはわかりませんけどって答弁、
先ほどされたと思うんですが、どっちですか。
◎寺脇
教育監 申しわけございません。私のほうは、
一つ一つの
学校の状況について、すべて一校一校、どういう状況でおくれたかということを承知していなかったいうことでございます。
◆
木村 委員 もう一回聞きます。推進室。間違いなくその
報告、10校やということは言うたということですけど、
内容については、まず推進室は、その
内容は、なぜ7月2日にできなかったのか。それやったら仕方ないなという理由があったのか。すべての
学校の、もちろん把握はしていただいてると思うんです。その辺はどうなんですか。
◎
中野 学校教育推進室参事 提出の状況についてはその都度
報告させていただきまして、各
学校の状況については
確認がとれたものから
報告のほうさせていただくというふうにしておりました。
◆
木村 委員 違いますよ。参事、よう聞いてくださいね。何でおくれたかということ、
現場、10校、それはいろいろあるでしょう。10校ともすべて
報告は、このおくれた理由。まず、ほんなら、2日以降になって、まだ送ってきてないところあるんですか。
◎
中野 学校教育推進室参事 数校ございました。
○山崎
委員長 ちゃう、今あるのかっていう。
◎
中野 学校教育推進室参事 現時点ではございません。
◆
木村 委員 参事、冷静に聞いてくださいね。そういうことで、
質問の
内容をよく理解していただいて。ほんならこのおくれた10校に対して、すべての
学校に対して理由、7月2日までに送ってこられなかった理由は
確認しましたか。
◎
中野 学校教育推進室参事 確認しております。
◆
木村 委員 それについてどのように、もう具体に聞いていきます。その10校について、これは納得、これは仕方ないことだなという理由はあったんですか。あったんであれば、その理由を教えてください。
◎
中野 学校教育推進室参事 優先すべきことであったということですので、どちらが優先ということ、判断難しい分もございますが、こちらのほうで
報告を
確認してる中で、今回、
保護者のほうに広く情報提供を求めたということによりまして、集約をしてから
管理職が
現場を回るということになったため、時間を要してしまったという例が1例、その他、情報のほうの集約は
教員等でしたんですけれども、今回、個人の所有宅というところにもかかわる
内容でありますので、その
報告に当たってはやはり最終、
管理職が判断するということで、
管理職で
確認をするということのため時間を要してしまったという
学校がございました。
◆
木村 委員 今、
保護者に
確認すると、また、民間のとこにある等という、ありましたが、それやったら仕方がないねということで納得されてるんですか。
そうじゃないでしょう。7月2日までやと言うてるんですよ。別に民間の人に声かけて、直してくださいと、こんなこと、こっち、頼めという
指示はしたんですか、その6月22日の段階でそういうことも含めて地元と調整して、それを全部調整終わって、7月2日までに完全に問題ないというとこまでしなさいという
指示をしたんですか。
◎
中野 学校教育推進室参事 そういった
指示まではしておりません。
◆
木村 委員 そうでしょう、そんなことを言うてるんじゃないでしょう。ましてや
通学路を僕、聞いてるんですよね。
通学路に対してどういう、ここは危なないか、大丈夫ですかと。全部の筋の道まで見てくれという
指示はしてるんですか。してないでしょう。
保護者やPTAの人に聞かなあかんことですか。そやからいうて、7月5日になっても、10日になってもいいですよ、そういうことを言うてるんじゃないです。それは、こういう危険箇所があったらまた建築部の人に協力してもうて、実際大丈夫かと、こういうことをやっていくんじゃないんですか。それで7月2日、おくれたから、ああ、それは仕方ないですねと、こういうことで推進は納得されたんですか。
◎
中野 学校教育推進室参事 この件につきましては
子供の安全にかかわることですので、現状としては
確認いたしましたが、そのことに関しては適切でないということで指導のほうさせていただいております。
◆
木村 委員 それはいつしたんですか。7月2日にしたんですか。その前にも、早く出してくださいよと、こういうこともありますよね。わかりました。とりあえず10校の全部
確認されたと思うんで、もう、ちょっとお昼前ですので、その10校、すべてどういう
意見やったかということを教えてください。できますか。
確認してるんやったらできると思うんですが、どうですか。
◎
中野 学校教育推進室参事 報告させていただきます。
◆
木村 委員 そしたら
委員長、時間もこれですので、ちょっとそれ、また。
○山崎
委員長 すぐできますか。
はい、わかりました。
それでは昼食のため暫時休憩をいたします。
( 午前11時52分休憩 )
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
( 午後1時57分再開 )
○山崎
委員長 休憩前に引き続き
委員会を再開いたします。
なお午前中、
木村委員から要求のありました資料をお手元に御配付しております。
この際、
教育委員会より発言を求められておりますので、これを許可いたします。
◎岩本
学校教育部長
委員会の貴重な時間を資料作成のために費やしまして申しわけございませんでした。お求めの資料でございますが、お手元に置かせていただいておりますので、よろしく
お願いいたします。
○山崎
委員長 以上で発言が終わりました。質疑ありませんか。
◆
木村 委員 午前中のこちらからの資料で、いただきまして今見させていただきました。正直いいましてこんなことが理由には、私ども
委員会で発言、
お願いをして、皆さんがそれについてきちっと対応しますと答えていただいた中で、7月2日に間に合わなかった理由には、この文書見る限り、到底理由には、説明にならないですね。もうちょっとしっかり
教育委員会が先頭に立って、
危機管理がほんとに甘いと思います。ほかのどんな理由、どんな事象であれ、まず優先して、
子供たちがいつも毎日通う
学校の
通学路の
確認をする、これが、この見ますと、見回りに時間が要した、予想以上に時間を、きょう言うてあした返事返してきてくださいというのじゃないですよね、22日にこちらからメールを送って、2日に、2日までに返してくださいという中で、こういうことは言いわけになりません。本当に残念です。ましてや、これは私が
委員会の中で要望しただけじゃないですね、そちらは7月2日までに必ず、
該当箇所がなくても返事をさしますというような答弁をしながら、このような結果になったことは大変残念であります。今後のことについてですけど、例えば月に1回、今、
校園長会という言い方をするのかわかりませんが、
学校の
校長先生が集まる会があると思うんですが、その辺にもう一度しっかりと徹底して言うことはできますか。
◎森田
学校教育推進室長 失礼します。今回、この調査について
期限が守れなかったということについては、大変私も責任を感じております。当然に
委員御
指摘のように
子供の命にかかわりますことですから、今後こういった理由でおくれることがないよう、我々もその進捗管理も含めて徹底してまいりたいし、そして
期限に
提出できるように、我々しっかりと指導してまいりたいというふうに思っております。今おっしゃっていただきました
校園長会、今、施策
連絡会ですけれども、この10月にまたありますけれども、その場においてもその
期限の、
提出期限についての徹底については、しっかりとやっていきたいと思っております。以上です。
◆
木村 委員 もうこういうことは最後にしてください。ほんとに
子供たちの命にかかわることでございますので、ええかげんな答弁、私どももその言葉を信じて、わかりましたと前回も引いてきてる話でもあります。しっかりと今後とも管理をしていただく、今度このようなことがありましたら、今回この10校について、どこの
学校かということはあえて聞いておりません。しかし次に同じようなことがあったら、次はどこの
学校のどこの
先生と、
校長先生、
教頭先生と何時にどのようなメールで話をしたか、こんなことも聞かざるを得ないようになってまいります。
教育監、本来
教育長や
教育次長、事務方の人です。やっぱり
教育監がしっかり先頭に立って、いずれ逆に
教育監、推進の室長らも、推進の人らも、いずれ
現場に帰って、今度逆のことになるかもわかりません。やはりその辺はしっかりと皆さん、
学校の
先生方同士で共有していただいて、やっていただかないけないことだと思いますので、
教育監、今後このようなことのないようにしてほしいんですけど、
教育監のお考えを改めてお聞かせいただけますか。
◎寺脇
教育監 ただいま、今回の反省を踏まえまして、今後さまざまな調査であったり、
報告であったり、そういったものを
教育委員会として実施する際に、当然のことでありますけども、その調査の意義、そういったものを、それから緊急性等を踏まえまして、より一層危機感を持って取り組んでまいりたいと思います。具体的には、今、
委員御
指摘ありましたように、とりわけ
子供の命にかかわる、そういうケースにつきまして、本当に
教育委員会の
指示、これが徹底されるよう、今後しっかりと指導してまいりたいと思います。以上でございます。
◆
木村 委員 教育監からそのような答弁いただきました。
先ほども申しましたように、もうこれを最後にしてください。我々議会が言うてるということは、やっぱり市民を代表した僕らが言うてる
意見でありますので、それを肝に銘じてしっかりと指導していただくことを、次はもうこれだけでは、何ていうんですかね、この程度では済まないということだけ肝に銘じて、しっかりと頑張っていただきたいと、このように思っております。終わったことを言うても仕方ありませんので、こういうことをしっかりともう一度、再度
お願いして、要望して、このことについては終わらせていただきます。
○山崎
委員長 それでは質疑、
質問を続けます。質疑、
質問はありませんか。
( 正副
委員長交代 )
◆山崎
委員 ちょっと時間も押してますので、ちょっと3つだけ
質問をさせていただきたいと思います。きょうはせっかくセンターの方、来られてますので、大阪府が行った、私どもも、
東大阪市でもLINEの相談について、やったらいいんではないかということも提案をさせていただきましたが、大阪府がやるということで、それに乗っかった形でやったと思います。なぜ今聞くかというと、やっぱり夏休み明けてのいろんなことが、幸いにして報道されるようなことはありませんでしたが、まだ非常にやっぱり、そういう、この今回のLINE相談についての効果っていうか、やったことに対するいろんな評価がどうかなということをちょっと危惧というか、期待もしながら心配をしております。もちろん、
先ほどお聞きしたら、大阪府からのそのような
報告もまだ受け取っていないということでしたが、
東大阪も含めた、そういう相談を、事業やられてるわけで、今後はどういうスケジュールというか、ことになるんですかね。LINE相談の件についてのいろんな中身であるとか、どのような相談であったとか、あるいは
一つのその事業の効果であるとかいうことは、どういう形で
東大阪としては、またセンターとしてはどういうふうに聞いていかれるおつもりなのか、お聞かせください。
◎柿
教育センター所長 LINEの相談につきましては、今年度は大阪府のほうで実施ということで、
東大阪市はそこに含まれるということで実施はしておりませんが、大阪府のほうに今問い合わせておりますところ、まだ各市の状況でありますとか、
子供がどのぐらい登録しているとか、そのようなことはまだやってる、試行段階ですので発表はしないというようなことで聞いております。今後につきましては、やっぱり効果というものがどのぐらいあるのかということを踏まえて考えていかなければならないなと思っておりますので、今ちょっとすぐということではございませんが、大阪府の動向を見ながら考えていきたいと考えております。
◆山崎
委員 全国でも多分試行錯誤されて、大阪府も今回取り入れをして、やった事業ですので、ぜひこれが、この事業がやっぱり
子供たちのための
一つの大きな効果ある事業であることを、
東大阪としても、例えば以前にもこういう相談等があったとか、いうようなお互いの情報を提供し合う
仕組みか何か、こんなんあるんですかね。
◎柿
教育センター所長 申しわけございません、こちらから昨年度、一昨年度、先行実施されたとこに関しましては、こちらから問い合わせて、どのような結果でしたかっていうことはお聞かせいただくことはありましたけれども、現在のところ、申しわけございません、共有につきましてはちょっと今わかっていないというのが現状でございます。
◆山崎
委員 ぜひ、私も素人ですから、具体的にちょっとわかりませんので、ちょっとセンターでいろいろ
検討していただいて、今後に生かしていただくようによろしく
お願いをしたいと思います。
それから、小中一貫についてちょっと少し、また経過
報告をいただきたいんですけども、先日もある
中学校からも、
中学校登校の件について御
報告をいただきました。行くつもりでおったんですが、議会があるのでちょっと行けなかったんですが、
中学校登校についての、ちょっとまだ始まったばかりですが、現状と、どうですかね。
◎山口
小中一貫教育推進室参事 失礼いたします。今年度の
中学校登校ですが、もう既にもちろんですが、全
中学校区のほうで開始しておりまして、この2学期につきましては多くの計画がされておるところでございます。昨年度と大きく違いますところは、今年度、
小中一貫教育コーディネーターを位置づけていただいておりますので、そのコーディネーターがもう中心となりまして、授業の持ち方、登下校の仕方、また
内容等も含めまして、昨年度よりも数段練られたものになってきてるというふうに、現在そういう形で進んでおります。
◆山崎
委員 聞いたらええねんけども、時間の関係ではしょりますが、やっぱり識者から、大体20日ぐらいの登校をということで提案をしていただいてますが、なかなかちょっと20日というのはもう追っつかない状況も、もうこれまでの経過から私もよく承知をしております。
中学校登校にかわるといいますか、それをしなくても同じようにやっぱり効果が出るような方法ということで、この前、
教育委員会も一緒になって、私も三鷹と品川、行ってまいりましたが、やっぱり各
学校でもいろんな工夫をして、そういう
小学校から
中学校へ行くバリアを何とかやっぱりなくすような、そういう努力をしていただいてます。向こうの三鷹、品川についてはコミュニティースクールを、三鷹についてはもう初年度から、品川も来年度からでしたかな、
導入をして、例えば兼務発令をして両方の教師が相互に授業をし合うというような、いろんなやっぱり工夫をしてます。そういうことも含めて今年度プレ実施という間に、そういうこともやっぱり
現場にしっかりと届けていく必要があろうかと思いますけども、その点はどうでしょうか。
◎山口
小中一貫教育推進室参事
委員長御
指摘のとおり、もちろん私たちがこの間、
学校園のほうに示しております実施項目以外でも、この間の取り組みを通じまして各
中学校区がそれぞれの特色を出しつつある取り組みがふえてきております。
先ほど申しましたように
小中一貫教育コーディネーターを位置づけていただいておりますので、今、コーディネーターの間でも頻繁に情報交換をしていきながら、それまでは発想がなかったようなことも、他の
中学校区の取り組みを取り入れることで、これまでよりも発展したものになっていってるということが、コーディネーターからも聞いておりますので、いろいろな特色を今後出していけるように私たちもまた他市、他府県の情報等もまた
学校園のほうに示していきたいというふうに考えておるところでございます。
◆山崎
委員 よろしく
お願いをいたします。
きょうはもう
一つ、未来市民
教育ですけど、
東大阪のほんとに分離型での、完全分離型でスタート、これにはやっぱり
一つの大きな小中一貫の目玉になろうかと思いますし、本来の目的である、生きる力を
中学校3年のときに、ほんとにやっぱり全員の
子供たちに持っていただく、養っていただくということでは、未来市民
教育の置かれている位置というのは非常にやっぱり大きなものがあろうかと思いますけども、未来市民
教育の、まだちょっと
検討中だろうと思いますが、大体の
内容と、
一つのこの意義っていいますか、目的っていいますか、これについてお聞かせください。
◎勝部
人権教育室参事 失礼します。
東大阪市
小中一貫教育における未来市民
教育に関してですけれども、現在テキストのほうを作成し、
一定学校のほうには
内容のほうを示すことまでできている状況であります。おっしゃっていただいてるように、分離型で
小中一貫教育を進めていく際に、
子供たちに共通のテキストを配付することができます。また、そのテキストに基づいて小中が、
内容を分けながら、7年間通して実施をしていけるものでありますので、その研究を進めていく上でも、非常に重要な教科になるというふうに考えております。その
小中一貫教育において有意義なものになるよう、今、未来市民
教育、夢TRY科の実施
内容について、
学校の
教職員のほうに丁寧に説明をしていくというふうな準備をしているところであります。
◆山崎
委員 やっぱり準備が要りますんで、カリキュラムを組む予定もございますでしょうし、できたら早急に、早目に早目に提示を、中身については提示をしてあげたいかなと思います。
何度もこれは申し上げておりますけど、
小中一貫教育に制度を変えることが決して目的でありませんので、これがスタートですので、そこから本当にやっぱり、制度よりも
子供たちに本来の生きる力を、15歳の
中学校3年生卒業するときには、各個人がほんとに一人一人が持っていただくための
改革でございますので、決して履き違えのないように。やっぱり制度に対する、さっき
市田委員がおっしゃった、セミナーに対する
レポートの
提出、これは制度がどうなるかというような
内容のやっぱり
レポートかなと思いますが、そうじゃなくて、その先の思いを、思いもやっぱり同時に書いていただければなというふうに思いますけど、これはちょっと研修の
内容、私、知りませんので、どういうことかわかりませんが、ぜひともあともう半年にもう迫っておりますので、もうぜひとも、ちょっとエンジンを巻いていただいて、またよろしく
お願いをしたいと思います。
最後に、
教育委員会の仕事は
子供たちを相手にしておりますので、きょうも、前回もそうでしたが、各
委員からのやっぱり厳しい御
質問であったろうかと思います。
文教委員会を預かる
委員長としても、本当に断腸の思いでございます。そのことも各
委員のおっしゃったことにもう、例えばもう手続上、無理だとか、あるいは、いろんなことがあって、ちょっとそれは無理だというのもあろうかと思いますが、私たちは
子供たちのために一番いい方法を、やはりそれでもなお最後まで努力を
お願いしたいということをこの
委員会でも皆さんおっしゃっていただいたと思いますので、ぜひともそこを酌んでいただきまして、しっかりと
業務っていうか、を進めていただきますよう
お願いを申し上げまして、終わらせていただきます。
○森脇 副
委員長 委員長を山崎
委員長にお返しします。
( 正副
委員長交代 )
○山崎
委員長 他に質疑、
質問はありませんか。
( 「なし」の声あり )
○山崎
委員長 他にないようでありますので、一般的な質疑、
質問はこの程度にとどめます。
この際、議事進行上、暫時休憩をいたします。
( 午後2時16分休憩 )
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
( 午後3時23分再開 )
○山崎
委員長 休憩前に引き続き
委員会を再開いたします。
これより市長に対する総括的な質疑、
質問を行います。質疑、
質問はありませんか。
◆
市田 委員 お願いします。
学校施設に関することでお伺いいたします。
学校施設に危険箇所が多数見られて、改修が急がれることについて本会議で私、
質問させていただいて、19日には日本共産党
東大阪市会議員団より市長あてに申し入れもさせていただきました。防火設備などのふぐあいや危険箇所が存在していることを認識しながらも改修できていないところがあるといった
学校施設の現状について、市長のお考えをお聞かせください。
◎野田 市長
学校施設につきましては、おおむね昭和40年代
あたりから建築をされたものがほとんどでございます。そういった中で非常に老朽化に伴うさまざまないわば障害が生じているということは十分承知をしているところでございます。そういった中で、当然限られた財源の中で優先順位をつけて、これは改修をしていくべきものであると考えております。
◆
市田 委員 これまでは大規模営繕費の範囲で改修はされてきているということでしたけれども、建築法上も求められていた点検で改修が必要だと
指摘されているというところも、まだ改善できていないものもあるということが明らかとなっています。早急な改善が必要な箇所は補正予算ででも改善して、あと計画的な改修を行うための予算要求をしてほしいということで求めて、対策の必要性は十分認識していて、計画的な解消ができるように
検討を進めて、財源の確保にも努力するということが
教育委員会からは答弁がされています。
教育委員会から予算要望があったときにはその要求にしっかりと答えていただくように求めますけれども、いかがでしょうか。
◎野田 市長 施設の改修につきましては、いわば古いというものと、そして古いということが原因で、
先ほども申し上げましたが、いわば危険である、さらには例えば消防法に明らかに抵触をするような箇所というのがそれが散見されるということは認識をしております。そういったまず危険度の高いものについては、
教育委員会のほうから、その予算づけ等々の要請があれば、それは当然対応していくように、これはもう
教育委員会、また財政当局、十分調整するように、私のほうからそのことについては取り計らうように行ってまいります。
◆
市田 委員 ぜひ、
子供の命を守るという点でも、それから避難所であるというところから考えても必要な費用であるということを認識して、対応をしていただくように求めます。
あと、もう一点は体育館のエアコン設置についてなんですけれども、
教育上の観点からも必要性があると
教育委員会も考えているということで、
教育上の必要性に加えて、避難所機能としても必要性があるというふうに考えますが、いかがでしょうか。
◎野田 市長 体育館の空調につきましては、確かに
委員が御発言されたように、その必要性は十二分に感じているところでございます。ただ事業費としては相当な金額がかかる事業にもなります。全国的にもまだ恐らくパーセントでいくと1%程度の実施しかないということでございます。これはもうことしの夏を含めてのこの暑さ対策、また自然災害における避難所としての機能、そういったことを考えていくと、一基礎自治体というよりは、国全体でこのあり方を考える必要があるのではないかと思っているところでございます。そういったところから、この
あたりは市長会等々でしっかりと国に、十二分な財源の裏打ちをしていただくという、まず、そういう国全体の
仕組みづくりというのが必要かと思いますので、そのことにつきましては積極的に取り組んでいきたいと考えております。
◆
市田 委員 ぜひ国への要望も含めて、体育館のエアコンの設置についても前向きな
検討をしていただきたいと思います。国に求めていくということもですけれども、あと
教育予算の枠にとらわれない大胆な予算措置を行うということでも考えていただくことを求めて、私の
質問は終わります。以上です。
◆西村
委員 市長総括ということで今、暑さ対策のことで
市田委員からありましたけども、私からは
小学校と
幼稚園のことで少しお尋ねしたいと思うんですけども、言うまでもなく、ことしの夏というのは大変暑かったということでありまして、いよいよ来年9月から51校、約1000教室のエアコンが設置されるということでありますけども、ことしはほんとに暑い中、やはり皆さん思う気持ちは一緒だと思うんですけど、少しでも前倒しできないかというようなことも私、
質問させていただきました。そういった中、やはり入札
内容、スケジュールの変更ができないということで北林部長のほうからも答弁いただきました。できないから6月、7月というのはもう何もできないのかっていうことも含めて、しっかりとやはり
教育総務のほうで何とか検証していただきたいということも要望させていただきました。
教育総務も、クーラーのこともあり、
中学校給食もあり、
大阪北部地震、台風21号と、本当にいろいろすることあると思うんですけども、ぜひ前向きなほうで考えていただきたいということで要望させていただいた中、私から
幼稚園のことの暑さ対策について
質問をさせていただきました。この公立の就学前
教育、保育施設再編整備計画の
平成30年3月に出された資料によりますと、例えば縄手南こども園、小阪のこども園というのがもう既にエアコン設置されてるということでありました。そして例えば鴻池子育て支援センター、荒本子育て支援センター、長瀬子育て支援センター、いわゆる保育所機能がついてるところもエアコンが設置されてるということで御答弁いただきまして、そのほか、例えば石切、枚岡、英田、若江、
幼稚園のこの4園に関しましては、石切
幼稚園と枚岡
幼稚園では一部耐震工事のときに設置してるところもあるということも答弁をいただきまして、まだ全部がついてるかどうかというのは定かではありませんけども、この石切、枚岡、英田、若江、
存続されるというこの
幼稚園に関しまして、市長はこの暑さ対策についてどのようにお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。
◎野田 市長 今、
委員からありました
幼稚園の空調でございますが、耐震化工事に伴いまして既に設置をされている教室、園舎もございます。ただ、まだ設置をされていないところもあるというのは事実でございます。そういった中で来年9月1日には
小学校の普通教室も空調を完備するということ、
中学校は既に完備をされているということ、そういったことを考えますと、
幼稚園も当然やるべきであろうと考えております。そういった中で、
一つは教室のやりくりで対応できるかどうか、教室のやりくりで対応できないとするならば、私とすれば来年の9月1日には
小学校と同じように、空調を完備させる必要があると考えております。そういった
考え方に基づきまして、今後
教育委員会と
教育委員会事務局と財政当局とは十分に調整をさせるように、私のほうでさせていきたいと考えております。
◆西村
委員 今やはり
教育総務は
小学校の空調というのをやはり優先的にされてるということで、まだ
幼稚園に対しての考えも持っているものではないという答弁でありました。北林部長も初め、
教育長も、必要性ということであれば必要であるということも御答弁いただいておりますし、そういった中、やはり
幼稚園の保育室というたらいいんでしょうか、
小学校、
中学校と比べて、やはり大きさ、小さいところもあると、一部あると、そのように聞いておりますし、例えばその小さい部屋であれば、例えばルームエアコンのような少し馬力の強いエアコンをつけたら対応できるのかとか、安くで済むとか、工期が短くて済むとか、いろいろと、そういうことも含めて、北林部長に一回
検討いただきたいということで御答弁をいただきました。
中学校のほうで一応試験的にルームエアコンというのをやられたということでありましたけど、余り効果がなかったということもありますんで、しっかりと、これから廃園になるところも32年の3月31日ですか、廃園になるところもあるということで、その点は何とか工夫してクーラーのある部屋で過ごしていただけたらということも
お話しもさせていただきましたし、
幼稚園の空調というのは、
先ほど体育館のエアコンの話もありましたけども、やはりいずれにせよ予算というのが伴ってくるものだと思っておりますし、
先ほど市長の
お話では、来年の9月からつけるとなるとやはり当初予算のほうから予算立ててくるんかなというふうにありましたけども、仮に、仮の話で悪いんですけど、例えば31年6月から設置というふうに方向性が決まりますと、やはり次の議会、12月議会には出してこなければ間に合わないという答弁もいただきました。これから
教育総務のほうでいろいろと
意見を出し合って、
幼稚園に対する空調というのを考えていかれると思うんですけども、いずれにせよやはり予算が物を言うてくることでありますけども、その点市長はどのようにお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。
◎野田 市長
先ほど御答弁いたしましたように、
幼稚園の教室につきましても、遅くとも来年の9月1日には空調を稼働させていきたいという、そういう
考え方を私も持っております。そういった
考え方に基づいて、ここはより効率的な設置の仕方等々、教室の運用、それらを十二分に
検討して、その時期的に間に合うように、必要な予算につきましては当初予算を待たずに12月の補正、そういったことも含めて、ここは
教育委員会の施設課のほうからその
考え方を早急に確立をさせて、財政当局と調整をさせていきたいと考えております。
◆西村
委員 ありがとうございます。少しでも早くつけるにはということで私も考えておりました。市長もそのように御答弁いただきましたので、やはり小学生より小さい園児でありますし、小さな園児の命を、やはり命を守るという、その観点から、やはり早急に設置していただきたいなということで今回市長総括をさせていただきました。
教育総務の皆さんには
先ほども言いました、大変今、忙しい時期かもしれないですけども、ぜひこの
幼稚園の空調を設置できるように御尽力いただきますよう
お願い申し上げ、私からの
質問終わらしていただきます。
○山崎
委員長 他にありませんか。
( 「なし」の声あり )
○山崎
委員長 他にないようでありますので、市長に対する総括的な質疑、
質問はこの程度にとどめます。
この際お諮りいたします。本日の審査はこの程度にとどめたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
( 「異議なし」の声あり )
○山崎
委員長 御異議ないようでありますので、さよう決します。なお次回は9月27日午前10時より
委員会を開会いたします。
本日はこれにて散会いたします。
( 午後3時38分散会 )...