• "中川委員"(/)
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  1. 東大阪市議会 2007-06-25
    平成19年 6月民生保健委員会−06月25日-03号


    取得元: 東大阪市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    平成19年 6月民生保健委員会−06月25日-03号平成19年 6月民生保健委員会 平成19年6月25日  民生保健委員会 ( 出 席 委 員 )    川 口 洋 子 委員長    織 田   誠 副委員長    阪 口 克 己 委員    岡   修一郎 委員    長 岡 嘉 一 委員    天 野 高 夫 委員    菱 田 英 継 委員    松 平   要 委員    鳴 戸 鉄 哉 委員    中 川 初 美 委員 ( 関 係 部 局 )    市民生活部健康福祉局 ( 付 議 事 件 )
       ・報告第4号 平成19年度東大阪国民健康保険事業特別会計補正予算(第1回)に関する専決事項報告の件    ・報告第6号 平成19年度東大阪老人保健事業特別会計補正予算(第1回)に関する専決事項報告の件    ・議案第55号 保育の実施による費用の徴収に関する条例の一部を改正する条例制定の件    ・議案第58号 平成19年度東大阪一般会計補正予算(第1回)中本委員会所管分    ・18請願第3号 介護保険通所介護(デイサービス)・通所リハ(デイケア)の利用者の食費補助制度化を求める請願の件(継続審査事件)    ・18請願第4号 子どもの医療費助成制度の拡充と改善を求める請願の件(継続審査事件)    ・18請願第5号 子宮がん検診を無料で毎年実施することを求める請願の件(継続審査事件)    ・18請願第6号 子育て支援施策の拡充と保育所待機児童の解消を求める請願の件(継続審査事件)               ○開議(午前10時6分) ○(川口委員長) 委員の皆様方には御参集をいただきまことにありがたい。これより民生保健委員会を開会する。  それでは本委員会に付託されている報告第4号平成19年度東大阪国民健康保険事業特別会計補正予算に関する専決事項報告の件以下18請願第6号子育て支援施策の拡充と保育所待機児童の解消を求める請願の件までの8案件を一括して議題とする。  それでは市長に対する総括的な質疑質問を行う。質疑質問ないか。 ◆(鳴戸委員) 本会議でもちょっと質問させていただいたけども、本市の未収金の関係で大体合計が161億1200万円ということで、本会議の中でも市長の方から大変重要な課題であるというふうに御回答いただいているけども、この辺の未収金の問題についての市長の認識をお願いする。 ◎(長尾市長) 東大阪の会計全体についての未収金についての御質問だと理解をして御答弁を申し上げるけども、各議会でもそれぞれの会計についての御指摘をいただいているところであり、未収金問題についてはそうした意味では市としても全庁的な課題として見ていかなきゃならんと、こういうふうに思っている。 ◆(鳴戸委員) 総論としたらそういうことなんだけども、この民生保健にかかわる委員会でいろいろ審議させていただくと、例えば保育所保育料の関係でも今8800万ぐらいの未収金がある。それとか例えば生活保護費の返還金だけでも6億8000万円というふうに非常にあるわけだね。その中で国民健康保険なんかでは収納ということでそれぞれチームをつくって督促をやったりとかやっているけども、保育所保育料の関係でいうと、やっぱり業務をしながら片手間と言ったらあれだけども、おたく未収金があるよみたいな形になっているということでは、全体の収納ということで課をつくればというような案もあるかと思うけども、例えば保育料とか国民健康保険料とかいう料の関係で一定の収納するチームをつくれば、それぞれ課でやるよりもより効率的ではないかなというふうな提案をさせていただいたんだけども、料の関係で例えば事務を一元化するみたいなことは考えられないか、こういうことなのだがどうか。 ◎(長尾市長) 御指摘いただいている趣旨は全庁的な収納体制ということをおっしゃっているのか福祉部の中でのとおっしゃっているのか、ちょっと申しわけない、そこが御答弁。 ◆(鳴戸委員) ここは民健の委員会であるので全体的なことはまた総務的なことで。私が言ったのは保育料の問題で、特に保育料なんかでも保育士さんのOBが保育料の徴収みたいなことに当たっておられるみたいだけども、国保だったら国保で国保料の徴収に当たっているな。だから課ごとに分かれてやるよりも、料という問題で1つに、民健部だったら民健のところでの一つの部署をつくった方が、より効率的に情報の一元化も含めてやった方がいいのではないかという提案だけども、その点お答え願えるか。 ◎(長尾市長) 御指摘いただいているのは狭い範囲と広い範囲の両方を視野に置いてと理解させてもらっているけど、広い視野でというときにいろんな課題があるにしても、現実にはそれぞれの現場でどれだけ機能を上げるのかというところがあろうかと思っている。今御指摘の保育料のことに関しては、かつて、いわば組織機構の改革も行われて入所事務収納事務について別の部でやっていたものを同じ部の中で行うようにする、こういう中で父母に対する窓口についても別々のところじゃなしに同じ部の中で対応できるのにという点では、今おっしゃっている点での工夫の一環としての組織機構見直しも私の前任時代に行われたようであるけど、なかなか当初考えていたような成果というものはまだ生み出し切れていないと聞いている。そういう意味ではせっかく統一をしたということにその目的があるのならば、そうした一元的な部内での横の連絡を高めることによって収納率を上げていく上でも率を上げていくということが短い視野としては必要だと思っている。御指摘いただいているのはそれと比べてもう一つ部を超えてという御指摘もいただいているけども、当面は今言った点での強化というものが必要だろうと、このように考えている。 ◆(鳴戸委員) 当初おっしゃっているように大変収納、未収の関係が大きいということであるから161億というのは非常な未収金になっているし、そういう意味では全庁的に取り組みをすると言われているわけだから、より一層の取り組みということで提案とすれば民健にかかわる部門の中でも情報の一元化を進める中で収納に対する一つの課みたいなものがあれば、1軒の家に行くときに、あるところは国民健康保険から行き、あるところは保育所から未収金があるよみたいな、2本の電話がかかるよりも1人の人が一元の情報の中で行った方がより効率的であるだろうし、すべてのサービスを受けておりながらそういうふうな悪質な滞納者みたいなのも発見しやすいのではないかということで提案しておくのでぜひ御検討をお願いしたい。  それと2つ目だけども、これは町づくりということでお尋ねを本会議でもさせてもらった。1992年に中鴻池リージョンがスタートして2003年に若江岩田のリージョンができた。リージョン構想網が一応これで完成をしたというところで、地方分権を進める中で市民分権をどう進めていくかという発想の中でリージョンを核としたリージョン構想というのが基本構想とか基本計画の中でうたわれていたと思うんだけども、具体の中ではそういう市民分権がなかなか進んでいないというような現状の中で、特に機構の問題で私は指摘をしたけども、市民生活部の中にまちづくり支援課が位置づけられているわけだけども、そういう意味では企画の部分にこういうまちづくり支援課みたいなものを位置づける中で全市的に東大阪の町をどのようにしていくんだ、市民分権をどのように進めていくんだという視点が必要になるのではないかということを指摘したけども、再度市長の方からその辺のことについての御答弁をお願いしたいと思う。 ◎(長尾市長) 本会議でも御質問いただいたところである。私どもとしても町づくりというものについては市民生活部任せということではなかなか進まないテーマだろうと。原局を持っているそれぞれの市民対応を持っているところだから、そこが前面に立っていただかないとならないにしても全体的な調整機能そのもの市民生活部に持っていただくというのはなかなか守備範囲として難しいのではないか。そういうことはまちづくり支援課をつくってみて一つの試みをしてみて課題として惹起していると私自身も認識している。そうした点での対策を進めていきたいと思っている。 ◆(鳴戸委員) この町づくり最終提言というこれも答弁いただいて、この最終提言の中には町づくり協議会的なものをつくり、その下に中学校区ということで最終提言はあるんだけども町づくりネットみたいなものをつくっていくと。ここには市の方から分権化を進めながら権限も地域に与えていくということになるのではないかと。そこには地域教育協議会なり危機管理のもとにある自主防災組織とか、それぞれ縦の組織でそういう下請的な機関ができているけども、それを横断的なもので町づくりネットみたいなものでくくっていこうと、こういうことが最終提言の中にも書かれていて本会議の答弁の中でも最終提言を尊重しながら町づくりを進めると、こういうふうに書かれているけども、そういう意味ではより地方分権ということはリージョンの中に、この委員会でも議論があったけどもリージョンに権限を与えていくと。将来においては大阪市のような区みたいな形で区長制みたいなものの発想がこの中にもあると思うんだけども、その点やはり将来像ということでは市長はどのようにお考えなのかお答え願えるか。 ◎(長尾市長) 自治法の改正もあってそうした点での地域内分権を進めていくということについては時代の流れはその方向に向いていると考えていて、東大阪での7つのリージョンセンター構想、その前の市の総合計画の中かち打ち出された考え方というのはその先鞭を切ったものだというふうに考えている。まちづくり支援課の方で事務局として協議会を進めていただいてその最終答申も読ませていただいているところだが、その答申の中でも書いているようにそうした組織のあり方そのものについての見直しというものが時代のテーマになっている。東大阪テーマではなしに国自身の、たしか総務省のだれかの言葉を引いてだったと思う。時代のテーマになっているという御指摘もそこの場所でいただいているのを読ませていただいている。東大阪でそれをどうしていくのかということは文字どおり東大阪テーマであるとともに時代の一つの隠された課題だと思っているもので、それだけになかなか簡単な回答が出ない問題であるけども、試行錯誤になるがいろんな点での手を打ってみたいと思っている。 ◆(鳴戸委員) そこで基本構想とか基本計画、これがやっぱり重要になってくると思うんだけど、今見ていたらやっぱりそれぞれの縦割りの弊害が出ていて、極端な例でいうと校区の変更なんかでは教育委員会はやっぱり過大校と小さい学校、生徒さんの少ない学校、これをどうするかという現実問題から区割りを考えようということになるね。ところがリージョン構想なんかでいうとその辺が全然、何の整合性もなく各原局が進めているというような指摘もあるわけであって、先ほどの話に戻るけども、全体の町づくりを考える企画みたいなところがその辺の統一的なところがなければ、それぞれの原局で現実問題、過大校と生徒数の少ない学校があったら、線引きはここにしようやというようなことになってしまったら自治会子供会も分断されるということになりはしないかと思うんだけども、その点どうか。 ◎(長尾市長) そうしたものの調整が必要であろうと。調整をしていく力というものは必要だろうと思っている。ただそしたら権限を1カ所に集中してしまって、校区変更についても自治会の組織についても全部そのある部門が権限を持て得るのかとなるとそれは難しい課題だろうと思っている。先ほど御答弁申し上げたように時代の課題になっているのはそこの調整をどうするのかということだと思うけども、そういう意味での調整機能の強化というものは当然必要だろうと考えている。 ◆(鳴戸委員) この辺については後また議論、ほかの委員さんもあると思うので。  この委員会でも議論になったけども、例えばコミュニティーソーシャルワーカーという、これは中学校区に1人配置するというような大阪府の方針もあって1人500万ぐらい年間活動費ということで渡しているわけだな。これは非常に厳しい財政状況の中で1人500万円といったらすごいお金だな。そしたらそういう位置づけもリージョン構想の中でリージョンに位置づけるとか、リージョンに常時おれということではなしにリージョンに行けばそういうコミュニティーソーシャルワーカーさんが対応してくれて地域の課題にこたえてくれるというようなことも含めて質問させてもらって、そういう500万のお金とか自主防災の何ぼかのお金とか、そんなのをやっぱりまとめて7つのリージョンやったら7つのリージョン町づくりにお渡しすると。その7つの町で7つの区域でそれぞれがいただいたお金を総合的に、そしたらうちはコミュニティーソーシャルワーカーを中心とした福祉に金を使う、いやいや違う、うちは自主防災を含めてこれを徹底的に強化すると、この7つの町がそれぞれ町づくりを競争するというのがこのリージョン構想の一番最初の、1992年に中鴻池リージョンができたときの発想ではないかなというふうに私は思うんだね。だから国の方から地方分権のときにいろいろ議論があったとおり、国にしたら地方分権にしたらそれぞれ市長の個性によってどんなことをするかわからんと。ある市長は箱物をつくるのが好きだから箱物ばっかりつくる、ある市長はいやソフト面だというようなことで、中央からしたら不信があったのと同じように、今東大阪市から地方分権するときに不信があるのではないかなと。だったら大胆に7つのリージョンに対して予算を統一的に配分していくということが本当の市民分権になるのではないかと思うんだけども、お考えをお示しください。 ◎(長尾市長) それぞれの今言うコミュニティーソーシャルワーカーの分野においても、例えばそれぞれのリージョンセンターの中での企画運営委員会についてもおっしゃっているような問題意識を持って、それを課題として感じていただいているところである。だからそうしたものの課題解決をしていかなければならないと、こういうふうには思っている。ただそれを将来的にはおっしゃっているような形で予算も含めて一元化というのが将来形態としてはあり得たとしても、今我々が手が打てる段階としてはやはり全体の調整機能の強化を図っていく中でそうした将来的な構想というものを目指していくということになろうかと思っているので、そうした点での工夫というものをしていく中で道を開いていきたいと思っている。 ◆(鳴戸委員) 今の企画運営委員会の現状がどのようになっているかというのは私は詳しくは知らないんだけども、例えば企画運営委員会でいろんな企画をされる中でやっぱりイベントに終わっている部分もあるだろうし、本会議でも指摘したとおり今のリージョンに行ったときにちょっと大きな公民館的な、社交ダンスをやりカラオケやり、それはそれで地域コミュニティーというかそれはいいんだけども、大きな町づくりの中で市が考えておられることで各リージョンがやっておられることがかなり乖離があるのではないかというふうに思うので、そういう意味では政策担当ということでここに本会議でも答弁していただいているけども、機構の中で理事についてもそういうふうな企画担当の理事を新たに置いたというようなことを書いておられるわけだから、少なくとも企画運営委員会なんかには市の幹部が出向いてその中で地元の方との協議をするということの中で東大阪が考えている基本構想とか基本計画とか、そういう高いところの立場の中で市民との協働を進めるべきだというふうに思う。これは指摘ということで以上で終わる。 ◆(菱田委員) 今鳴戸委員の方から最初に収納の関係の質問が出たので私の方からもそのことについて質問をさせていただきたいと思う。  本委員会の中で、今回議案に上がっている保育料の徴収に関する条例の一部を改正する条例にかかわる収納の今の保育料の対策について何点か質問をさせていただいた。そのことについては市長も市長レクの中で内容は聞かれていると思うので詳細は尋ねないが、先ほど市長も鳴戸委員からの質問の中でおっしゃったように、福祉の受付の部門とそして収納にかかわる保育課の部門との連携を、部を1つにしたということで一歩は前進したということだが、努力はされているけれども詳細までについては現実的には思うようにいっていないのが現状であるというところは、それは市長も認められているところだと思う。そういう面で私は、今回の保育課保育料収納率向上また入所の各地域での地域間格差の是正ということも大きく見れば調整という機能も、逆に一歩前進できる役割が果たせるんじゃないかという観点から、それぞれメリットはあるんだろうけれども、保育所に入所するときの決定並びに保育料の徴収の部門というのを1つにして、一元化にして業務を見直した方がいいんじゃないかと。また組織機構もそれに合わせた方がいいんじゃないかというふうな質問をさせていただいた。部長の方からはそのようにしていきたいという前向きな答弁をいただいたわけだが、市長としてそのことについてはどのようにお考えか。 ◎(長尾市長) 先ほども御答弁させていただいたところであるが、福祉部内でのそうした保育所業務に係る入所事務また保育料階層決定収納事務、こうしたものについて同一部内で行えるようになったという点での前進面が確実にあろうかと思っている。それを具体的な成果に結びつけていく上では残念ながらまだ課題があると聞いている。来年度一定の機構改革、機構の見直しということでそれぞれの部で議論を深めていただいているところである。実際の機構そのものをいらう場合もあれば既存の体制の中での改善ももちろんあるわけで、どういう点での手が打てるのかということについてはそれぞれのところで、この場合でいくと福祉部の中での議論は始めていただいていると聞いているところである。そうした中で一定の改善策というものを見出していきたい、このように考えている。 ◆(菱田委員) 市長の方から今、来年度に向けてという発言もあったので、私は一定の、来年度ということだからしばらく検討する期間も必要であるし、そのあたりのことは当然考慮されると思うのでこの辺は期待したいと思うが、しかしそれをするにも当然事務分掌の変更だとかまた市長の権限である人事の面また組織機構の面、今市長おっしゃったような形の考慮も決断もいただかなければいけないんだけども、当然その際にはそのようなことも踏まえての今の御発言だということで認識してよいね。 ◎(長尾市長) 私自身のもちろん権限ということもあるが、一定の改善が行われたものだからその中での組織機構見直しがよりよい成果を生むための努力というのはまずあろうかと思っているから、その部分は原局に一定のさらなる工夫をしていただいて、せっかく福祉部として一体となったということの成果を上げていただく、これはむしろ原局の課題だろうと思っている。ただ聞いていると、そこの一体化を進める上でやっぱり組織機構見直しの要素もまだ加味されるべきだという議論もあるようだから、その折にはもちろん私自身が一定の決断をしていかなければならないと思っている。そういうふうに認識している。 ◆(菱田委員) より保育料収納率が今目指しているような成果を得られるようにこれは市長として最善の努力をしていただきたい、このことを言って質問を終わる。 ◆(天野委員) 御質問に入る前にまず1点だけ先に聞いておきたいのが、ことし40周年を3市合併迎えたけれども、市長として、今まで3市合併の弊害がまだ残っているんじゃないかという一般的な市民の方々から聞くんだけれども、市長としては3市合併における、もちろんいい面もあるだろうけど弊害面もまだ残っているかどうか。40周年を迎えて、市長として3市合併が40年前に行われた。今の現状、それはこの後リージョンセンターのお話を聞くためにまず根本的に40年の歴史を振り返って、その中で市長は20何年間やっておられるわけだから、弊害が今でもあるかないかそのあたりの御見識をちょっとお聞きしたい。 ◎(長尾市長) 合併の弊害というふうに御指摘をいただいているが、私自身としては課題が残っていると、こういうふうに受けとめたいんだけども、そうした意味での課題はまだ残っているというふうに考えている。それと今提起をされている新しい町づくりでの課題というものは未来に向けての課題である。そういう意味では過去の整理をしなきゃならない課題というものがあるが、現在、未来に向けての課題を中心に処理をしていく中で過去の課題点の整理をするという方がよかろうとも思っている。 ◆(天野委員) これは市長にお聞きしたい。先ほどの鳴戸委員からのあれなんだけど、やはりリージョンセンター構想というものがある程度ソフトの分野が今言われているんだけど、御返答の中ではみんなの中に調整という言葉が市長、あり過ぎるんだよ。調整じゃなしにビジョンをやっぱり市長が示さないと、現実的に私どもも提案させていただいたって、どなたが責任を、最終的には市長が責任をとられるんだろうけども、4000人もいる職員を効率的に回すためには、僕は委員会でも御質問したけども、担当理事が7名もおられて現実的に7名の方の個々の彼らに責任を持たす部門というのが私らにはちょっと見えないので、今回の部門は中野理事がおられるけどもそれが政策担当理事でないようなこともお聞きする。これについては、全庁的にリージョンセンターというものは先ほどのお話にあった市民生活部が一応所管はしているけども、そこには地域のいろんな部門、いろんな要求、そういうものをやはり伝達なり吸収なりしていっていただける、そういうような方向性がなければ、リージョンセンター構想は3市合併して3つのブロック、西、中、東あったのが、いろんな課題が、先ほど市長の言葉では課題だわ。課題を残しながら40年来た。まだまだ課題の解消になってない。その中で新しいリージョンセンターを今度こういう形にしていきたい、そういう市長のが見えない。それでこの前の質問も、タウンミーティングをやられるのが東のたった2カ所ではだめだろう。中鴻池でこの前されて、きょうたまたま市政だよりあったけど御意見をお聞きしていい勉強になったというコラムを書いておられたけど、そこにはC・W・ニコルさんは関係ないじゃないか、コメントの中で。御勉強されたというだけのことで、ああいうものでも地域の方から鴻池ではこういうことがあって私はこう思うというキャッチボールをしないと、それが現実的には市政に生かされるだろうというのがタウンミーティングであるんじゃないか。タウンミーティングのあり方についてもう一度本会議で御答弁いただいている。何で7カ所を一遍にやれなかったという部分の中においてはその時期的な部分もあったけれども、やっぱりその部分については市長の市民の意見を聞いてことしの19年度に生かすという姿勢が僕には見えないから、今回の市政だよりに載っている、7月1日号に載るコラムにC・W・ニコルの言葉を引用して、環境に優しいのを勉強したじゃなしに、ちょっと意識が違うのと違うと思うんだけど、タウンミーティングについてあとまだ4カ所残っているね。これからの方向性タウンミーティングに対する思いをちょっと聞かせてくれないか。 ◎(長尾市長) タウンミーティングというもので直接市長が市民の皆さんと意見交換をするということの意味合いは大きいものがあろうかと思っている。ただ一方でその手法とか参加される方々の経験という点も含めてだが、まだまだその制度がなじんでいくためにはいろんな改善が必要だろうと思っている。せっかく開くタウンミーティングだから意見交換が十二分に行われるようにまただれでも参加しやすいようにという工夫というものをしていきたいと思っているので、今の状態が私にとってもベストなものだというふうには考えていない。改善をしなければならないというふうに考えている。 ◆(天野委員) やっぱり市民全般の御意見を聞くのであれば一気に情報を収集されてそれを各自、それでないと、三つのリージョン地域のタウンミーティングはできたけどあと4つ残っている、その状況の中で私どもがこの民生保健委員会で議論したリージョンセンターのあり方、それを市長なりにお聞きしても、原局にしたってどうしたらいいかわからん状況で町づくりを今やっているんだよ。町づくりをつくるためには協働の町づくり、市長の意識、東大阪方向性はこうだとなれば参加型になるんだけどね。今のリージョンセンターは先ほどあったサロン的な催し物主導型で、地域と密着した防災組織といったら全庁的な、それであれば、きょうお話しいただけると思う、プロジェクトをつくっていただきたいと。要するに民生保健委員会ということはこの委員会にかかわることしか質問できないけれども、1つここをとったって現実的には1500人なり2000人の方が3日間で本庁に来られているわけだろう。それは認識されているね、市長。僕木曜日に質問したんだけど、月、火、水で2000人余りの方が来られたというのは認識されているか。 ◎(長尾市長) 今の国民健康保険の御指摘だね。私も実を言うとある日現場も歩かせていただいて職員から聞いている。その中で数百人の方々が来られているというのは目の当たりに見させてもらった。 ◆(天野委員) その件についても僕が質問させていただいたのは、本庁までわざわざ来られる、ましてや3時間も待たすようなシステムはおかしいよ。これは菊岡さんの方からは改善すると言うけど、間違いなく職員の何人かは大量に来られるだろうと。市税の変更についたって、市民税の変更にしたって質問に来られるだろうというてああいう看板を上げられて3階、4階でやられるわけ。国保に来られた方が現実的に3日間で2000人余り来られた中で、1人の方は3時間以上待たされていると、そういうのはある程度予測できるわけだね。それであればそのような設定を市民に対してしてあげるのが、僕は場合によったら各リージョンセンターでそのようなこともやってあげれば、やっぱりそれは効率的にもよいしという形で質問して、今後そのようになるように検討する、場合によったら組合に使っているあのフロアを全部使ってでも市民のための相談窓口をやられてもいいんだよということも含めて御質問させてもらったんだ。だから今すぐ国保の御相談をリージョンセンターでしろとは言わない。だけど先ほどの皆さんの御質問からすれば、リージョンセンターでそういう御相談窓口を設けることによって市民に対するサービスが向上されるんじゃないかと僕は質問した。今すぐじゃなしに将来的に市長自身がそういうリージョンセンターに対してのビジョンがあればその方向性で行きなさいよという形の指摘も現認もとれるんだけども、それもまだあいまいな形で来ているので、市長が思われている、先ほどおっしゃった収納率を含めて、これは総務委員会でやってもらわないといけないことだけど、最低限リージョンセンターにかかわる部分の中でそういう収納対策というのはいろんな情報を、また私はあちこち質問が飛ぶけど、生活保護のことにしたって回収しないといけない未収金がある、学生にあれした奨学金の制度の未収金もある、市税を滞納されている方がある、それは地域の方が近くにおられてそれに接する場合は収納対策プロジェクトをつくってくれないかという話を僕はしているわけだ。プロジェクトになれば横断的になる。その部分の中で今やっておられる担当理事が私にとっては全然見えないので、何々理事にはこういう関係のプロジェクトを責任持たせるというようなことを発表していただけないかといって私は委員会に返したら、市長総括のときに市長からお答えするということを聞いているので、7つのリージョンセンターのところにそういう相談窓口を設けるような必要性があると思われるのか、今であればサービスセンター的な証明書の発行であるとかそういう部分が今現在は主力に置かれているけども、市民の相談窓口を置くような形を市長自身がお持ちなのかまずリージョンセンターに対して聞かせてもらいたいのと、プロジェクトをつくって担当理事をどのような形で配置されるか。これは間違いなくレクしてくれてるな。局長から、7つのリージョンセンターの件、プロジェクトの件、担当理事の件については市長総括でお答えするとお聞きしているので、この部分3つ先に御答弁いただけるか。 ◎(長尾市長) リージョンセンターでの窓口業務については、私自身も今回についても希来里の方には実は出向いてそうした点で実情も聞いてきた。同じようにやはり市民の方が第1次的にはどうも来られているようで、さばき切れないで本庁に行っていただかなければならない、こういう場面は今回の事前対策の中でも聞かせていただいた課題だと聞いている。将来的には、御指摘いただいているように市民の方々がリージョンセンターで市役所に関する相談ができるようにしていくべきだと思っている。総合的な窓口というものがリージョンセンターに置かれるという点で今より改善をしていく。蛇足になるが、当然それぞれの部門別があるから館全部を一手引き受けはもちろんできないけども、各リージョンセンターの窓口を総合的な窓口にしていくということは必ず必要だろうと認識をしている。それとそうした点も含めて課題を解決していく上でプロジェクトの発想が要るのではないかと、こういう御指摘だ。先ほど鳴戸委員からも関連する御質問をいただいていて答弁させていただいているように全庁的な視点に立った改善というものが必要だろうと思っている。当委員会中野理事からも御答弁させていただいたように、その中での市長自身の考えについてどうかと、こういうことについては中野理事が答弁させていただいているように、私どもとしても直接そのことについてはこのテーマについての協議を委員会の期間中にもさせていただいているところである。そんな中で先ほど鳴戸委員も最後に御指摘をいただいているとおり、そうしたものの課題を整理していく上で担当理事についてはそれぞれの現場というものを理解していただくということが必要だろうと思う。1人の方に例えば7つのリージョンセンター全容の認識をしていただくということは難しいかと思うが、リージョンセンターの中での企画運営委員会の中での課題が何であるのか、同時に地域防災組織の中での課題は何なのかということをピックアップしていって把握するということの必要はあろうかと思っている。その位置にあるのがやはり理事であると思っているので、そうした中で組織機構見直しも含めた対策というものを講じていきたいと、このように感じている。そうした点では今せっかく置いた担当理事であるから御指摘のように担当理事が機能を発揮させていく、このことを一歩としておっしゃっているような改善策としてのプロジェクトチームを含めた次の一手というものを見出していきたいと思っている。 ◆(天野委員) 市長何を言っているのか僕はわからないけど、町づくりに対するプロジェクトはやろう、収納のプロジェクトをつくろう、そういう全庁的、だから教育委員会ともかかわらなければいけない、そういうのもあるよ。現実的に今、過少校と過大校の問題もあれば幼保一元化の問題もあるわけだ。幼保一元化も子供園認定についても、要するに国の動向を見ながらじゃなく東大阪版の形を将来つくっていかなければいけないわけだ、子育て支援の問題。ここにかかわるのが子育て支援だ。保育園はかかわる。ところが幼稚園なんかはかかわってこない。ましてやそれは継続されて小学校もあるわけだから、子育ての部分についてプロジェクトを一応つくり上げよう、プロジェクトじゃなくてもいいじゃないか。その責任ある立場を、何々理事というのをつくって、それに理事を当てはめるようなことを私は質問しているわけだ。だからあの理事にこういうのを任すのじゃなしに一つの問題のプロジェクトというのか問題点を提示したその中に何々理事が担当だとなれば全庁的な、要するに教育委員会も含めた子育て支援というのができるわけだから、そういうことをしないと今市長のあれであれば、課題を整理するとか調整するとかそういう言葉にとどまっちゃうから、リージョンセンターを含めた町づくりをどのようにするのはA理事に任せよう、子育て支援についてはB理事に任せよう、環境についてはCに任せようというようなプロジェクトの必要性はないのか。あると思われるのであればそれに対する担当理事をぜひお決めいただけるような方向性は市長にあるのかということを僕は聞いているのであって、問題をいろいろ調整するというような問題、前へ進むためにどのようにしたらいいか、責任ある理事。それは何でかというとやっぱり副市長をお決めになっていない。今までだったら助役さんであればある程度横断的な部分があったから割と突っ込んだ議論、両方の部局に行けたわけだ。今の担当理事が7名おられて4名が政策担当理事だけども、何々さんは何を責任を持ってやるか僕らに見えないから一つのテーマを与えてその人に持たせていただけないか、それがプロジェクトだよと。だから僕のところの管轄であれば保育園を含めた子育て支援、幼稚園を含めた子育て支援、小学校を含めた子育て支援的なものの方向性を強める担当理事をお決めいただいて、その方が横断的にできないのかという質問を僕はしているつもりなんだ。先ほどの収納もそうだ。今ここに係る収納というのは先ほどおっしゃった保育園であるとか生活保護であるとか国保もそうだろう。かかわっている。だけども市税全体から考えたらもっと収納というもの、入りの部分について確たる情報も共有しないと、それは僕はリージョンセンターを経由して、市民の方々の生活の状況とかそんなのもこの本庁では把握できないじゃないか。収納対策室が個々に行ったって。それであれば地域にある、ケース的には今回は生活保護を抑えると。抑えるといったってこれはもう現実的には環境にかかわることだから、何ぼ知恵を絞って何したって、生活保護を申請された方に対しては認めざるを得ん条件がそろえば市税から出していかないとだめなのはもうわかっているわけだろう。それであれば不正受給がないかということが一番問題なのであって、また逆に返還命令を出しているにもかかわらず収納できない、これが問題なんだろう。収納対策については各民生委員さんを含めて、現実的には私どもにかかわる分もあるけど、それ以外の市税の滞納についての督促とか地域の事情なりその方の生活の環境なり、場合によっては周りの方から御相談いただいて、できたら督促を市民の周りの方々に御協力を得ながらやらないと、本当に困っている方には生活保護を出さないといけないわけで、こんなことはとめろとかいうことはできないわけだろう。だけど最低限逃げ得は許さんという部分の中では収納対策プロジェクトみたいなのをおつくりいただけないかというのは一貫して議員の方々がおっしゃっている。町づくりについてはどうか、まだいろいろあるだろう。それを市長がプロジェクトをつくり、だから具体的に僕が言ったからつくるというオウム返しは要らない。市長の思いがプロジェクトに対しての感覚と、担当理事の今の仕事は僕たちには見えないけども、現実的にそれを御担当いただいて一歩でも前へ進むような事業を起こすための行動をとっていただけるようなことはできないかといって私は質問しているつもりなんだ。 ◎(長尾市長) 全庁的な部を横断した形でのいろんな対応をとっていくときにプロジェクトというものの発想は当然必要だろうと思っている。それぞれのテーマの熟度に合わせていろんなそこでの手法があるのだろうと思っている。先ほど御答弁申し上げたのは、町づくりという点でのプロジェクトについては私一例として出させていただいて、申し上げるとそれが比較的進んでいるから御説明させていただいたわけだけど、これについては担当の理事を定めて、そうした点での課題の整理を進めてという形の方向性というものを示させていただいたところである。御指摘をいただいたのはその点で、それではほかの子育て支援だとか収納対策でもそうした形での将来的なプロジェクトも視野に入れたような対応までとるべきではないかと、こういう御質問だと思っている。それはそれぞれのテーマごとにそうした点でのプロジェクトを視野に入れた形での取り組みは必要だろうと思っているし、そうしたものは全庁的な視野でのものというのは今回の機構改革の議論の中でも位置づけて議論をしていきたいと思っている。 ◆(天野委員) プロジェクトというのはちょっと誤解されて、課題があると市長は認識されているということ、その課題についてのプロジェクトだよ。それを現実的には解決するためのということだから、何か新しく絵にかいたことを言ってるんじゃない。今の現状を打開するためにはこういうある程度限定されたところを集中的にやるような必要があると私たちは思う。それについて全庁的な組織をつくっていただいて、というのは今の組織は組織で置いておいてもらわないとすぐにそこから人を揚げたらまた人を欲しいという形になるから。そうじゃなしに現実的な問題、課題というものに対して集中的に審議できる、それについてはおまえがやれというような強い指示を理事なり責任者を指名してくださいと。それでないと各部局みんな振るから。課題があるのはわかっているけども、努力するで終わるから。そうじゃなしに課題に対して積極的に一つずつ一歩一歩進まないかということを言っているので、これは若干時間をとっちゃうので委員長よろしくお願いする。  ホームドクターについても議会でお聞きしている。もちろんこれは健康部だけじゃなしに、これは総合病院ともかかわろうかと思うけども、現実的にはやっぱり住民の意識の改革が必要だと。そのためには逆に言ったら今あるリージョンセンター自治会を通じて、先ほど出ていた自主防災組織もそうだ。市民の方々に市の方針としてはこういう形で行きたいんだと。今現在、緊急搬送の部分においては非常にタクシーがわりに使われて、東京でも議論があるようなトリアージみたいな新しい考え方があって、それは何も市民いじめじゃなしに本当の緊急な方について対応するために御理解いただきたいと。これも市民を巻き込まんと、健康部に聞いたら各医師会と御相談してるとか、御相談したってパンフレットを回すような程度と医師会にお任せしているような程度なんだよ、この前お聞きしたら。これも一気には行けない。医師会との融和というのを全然僕は感じないからそれは国保のときも質問した。医師会と地域の方々が国保の会議の中において発言されない、議会人だけが発言された、運協の中でね。それであれば国民健康保険を医師会の方の、費用を抑えないといけないという議論もある。費用じゃない、要するに出の部分を抑えるためには医師会の御協力を得ないといけない。市民の方々も、要するに収納であったり今現在の私が言っている救急搬送なんかについては、まずホームドクター制度の拡充をすることによって、子供さんの急な発熱ぐらいでは救急車を呼べばほかの人命にも影響する。こういうことになるわけだから、総合的な課題でまたこれ1つ課題があるわけだからどなたか担当いただかないと、そういうことを僕はやってほしいから言うのでもうこれは御答弁求めない。  同じようにAEDで議論になったんだよ、また後で松平さんがやられると思うけども。現実にAEDが置いている場所の把握ができてない。今後の方針も決まってない。ましてやそれを使う人間がどこにいるかもわからない。これは早急に全職員が講習を受ける方向でやるという現認とったのでそれは一気に行かないよ。ところが職員プラスアルファ、今自主防災組織もそうだろうけども、地域のリージョンセンター、公民館運営委員会自治会組織の中でも意欲的に受けようとされる方がいるわけだよ。それをもっと有効活用して現実的には考えていただかないと、設置している、どこにあるかわからない、だれが使ってくれるかわからないでは何の宝の持ち腐れであるから、それは早急に職員であれば講習を受けさせるという形と、現実的には今後の方針についたってどこにあるのかということを市民が知らないと、救急の対応をしないといけないのに、どこにあるのか、だれが使ってくれるのか、それではだめなんだろうという形で、だめというのは認識されている。それをどのようにするか。もうちょっと9月まで経過を見るけど、全部質問者でそういう状況なんだ。だから課題解決には責任ある、市長、現実的に私たちが、こんなことは私が言うのはおかしいかもわからないけども、市長が要するに自分1人で管轄できる、頭の中でいろんな問題があって把握できるのはせいぜい、金額ベースでいうと人間1億以上の入りと出を管轄できないとある数学者が言っているんだよ。だから部長がおられて課長がおられて主任がおられてその方たちが1億1億であって、そしたら3000何百で現実的には今東大阪の要するに金の動きの中が管理される。だから僕は3000人でもできると思うけども今4000人いるわけだ。それを市長1人が全部答弁なり指示なりできるはずがない。だから責任ある立場を、せっかく7人の高給取りがいるのであれば責任を明確に私たちに提示してくださいということを言っているんだ。それだけ答えてくれるか。 ◎(長尾市長) AEDや医師会の問題を含めて市が市民に対する責任を果たしていくと、こういう上で御指摘いただいている7人の理事というものの活用をもっと進めるべきだ、また同時に一定の権限と責任を持ってもらうという一つの方法というものを講じるべきだと、こういう御意見については私自身も基本的には同感である。そうした点で、せっかく置いた理事がそうした機能を発揮していただくような点でのいろんな手だてというのはとっていきたいと思っている。 ◆(天野委員) だから今の7人の理事がおられる、この責任をとらせるというのは僕らに見えてないから。おっしゃっているのは今4人の政策担当理事がおられるらしいけども、どことどこの分野を持たせているのかじゃなしにそれを取っ払って課題解決の担当を見つけてくださいと言っているんだ。それはしないのか。もう今のままで行って、M理事は今市長の思っておられる方であって私が言っている具体的な収納であるとか子育て支援というような、その方たちに今はかかわりのない、もっと広がっているような責任をその担当に与えてくれないかと私はやっているんだ。今のままで行かれるなら私が何ぼ言っても意味ないから、そういうことを御検討いただけるかで結構だ。課題に関する担当理事を決めてくださいと言っているんだ。 ◎(長尾市長) 今置いている理事は皆それぞれ課題を与えているわけである。担当をそれぞれ理事に持っていただいているから、その担当についてそれぞれ責任を持ってやっていただいているところである。おっしゃっているようにその担当外のことだってあるじゃないかと、こういうことだと思うが、それについては今御指摘いただいたそのとおりだと私自身も思うから、政策推進の担当の理事という形で、それぞれが自分の持ち分を超えた形での議論ができるような会議の設定をしているところである。その会議の議論の中で、御指摘いただいたように、それではあの理事についてはこの任務を持ってもらおうという形での改善策というか、それは当然その議論の中で発想されると思っている。その議論の場合は少なくとも設定させていただいているつもりである。 ◆(天野委員) それでは具体的に子育て支援の担当理事はどなたか御指名いただけないか。収納対策に対する担当理事を御指名いただけないか。それは無理か。 ◎(長尾市長) それぞれの理事に今現在役割を持っていただいているが、今おっしゃっているような形でそれぞれのところにもう一つの理事を置くということについては、現在の理事の方々の任務からいって、その人にもう一つそれをつけるというような形で即刻進めることは今現在では判断をしていない。ただそうした政策推進の会議の中でそれ自身はフレキシブルにいろんな議論ができる場所として設定しているから、その中でおっしゃっているような点の必要性というものを私どもは決断しなきゃならない場面ももちろんあろうかと思っている。申しわけないけど、きょうあすの段階でそうした担当理事制を設けて子育て支援を行っていくというようなことはきょう現在ではまだ考えていない。 ◆(天野委員) 担当理事云々の、今の方が能力ないとかじゃないんだよ。それは僕は一切言っていないと思う。ただ教育委員会にかかわる部分はそれではだれが今担当されているのか。政策担当理事は今4名おられるね。僕は今教育委員会の場所じゃないけども、子育てとなれば教育委員会もかかわるわけだよ。中野局長にやってもらうのか。そうでないと現実的には僕たちが一生懸命提案して市民と一緒にやろうと今やりかけていることが、その部分は今まで縦割りの弊害があると市長も認められて徐々に解決していこうと、多分それで担当理事をやられたのかもわからないけど、こういう課題についての責任ある立場を明確にしてくださいと。今の理事をやめさせるとか新しいものをつくるとは言っていないよ。今私たちがここで議論しているのは町づくりであったり、収納にかかわる部分はもっとほかの部署にもかかわる、子育て支援の3つが私たちが一生懸命議論して子供たちが住みやすい環境をつくろうと今一生懸命民生保健委員会でやっているわけだ。健康のことも含めて老人対策も含めて、その部分の中で横断的なことができないから。これだけ聞いて私の質問は終わる。教育委員会を私たちは一緒に、この私らの民生保健委員会と一緒にやっていきたいんだ。どなたに御質問してどなたに責任をとってもらうような行動、質問したらいいのか。市長しかないのか。市長は私言っただろう。4000人分の取りまとめるのが市長であって、4000億にならんとするようなことを全部把握できないだろう。だから言っているんだよ。そしたらせめて子育て支援だけにしておく。その部分については教育委員会もかかわっていただかないといけない。今教育長もおられない、代行を置かれている、その方を私どもと一緒に子育て支援を考える場合に、どなたか責任ある、市長とってくれるか。市長がやられるなら市長にこれからお聞きするけど。そのことの御答弁で終わる。 ◎(長尾市長) 教育委員会と今おっしゃっている子育て支援との関係については当然部局をまたがるから私自身がそれを所管することになろうかと思っている。理事については御存じのとおりそれぞれ担当理事制を持っているから、何々委員会何々部を担当する理事という、もともとそういう制度ではないから、だれだれ理事がそれを持つということには、委員会ごとに理事を振り分けているわけではないからそういう意味では私だろうと思っている。ただ御指摘をいただいている点があるから4人の方に政策推進担当という形の役割も持っていただいて、4人の方と私との協議の中で、今おっしゃっているような点についての課題を前向きに進めようということでの場を設けているところであって、御指摘いただいた点について私なりにそうした点での対策、手を打っているつもりである。 ◆(松平委員) 早く終わる。先ほどの今の答弁、ちょっと納得いかんので再度天野委員の質問の答弁に対して御質問するけど、我々委員会の中でいろんな部局にまたがるものを市長は私がやると。なら市長総括まで何もできないのか、委員会審議は。他部局にまたがること、これがずっと不便であって一体だれが責任を持つんだと理事にも言ったな。建設局に言ってくださいと。理事の立場で一緒に合議しているんだから建設局長に言ってくださいと。こういうことを今まで助役が掌握して委員会の中で審議していたけども、それができない、一体だれと話をしたらいいのかという切実な委員の質問としてされているのに、それを私がやるということになればではもう最初の委員会から市長に出てきてもらわないと仕方がない。2つの委員会を一緒に開けないということになる。政策推進担当の理事を4人つくっているね。そのうちの1人でもここへ参加させてください、出席させてくださいよ、民健に。そうおっしゃるなら。そういうことになるだろうということだ。いかがか。 ◎(長尾市長) それぞれ例えば副市長を配置した場合でも副市長自身はそれぞれの2つないし3つの委員会を担当するということになる。1人の副市長が全体の調整ということにはならない。その点では最終的には市長ということにならざるを得んということで申し上げたところである。部と部とをまたがるものについては基本的には市長が調整をする、それを助ける意味で副市長という役割があろうかと思っている。現在副市長というのは置けていないから、そうした点を補う意味もあって政策推進の担当理事の会議を開く中で全庁的な視点を私自身が十二分に持てるような工夫をしているところである。 ◆(松平委員) だから副市長を置かれていないのもわかっている、しかも担当理事がここの民健の委員会に入ってないということについて、我々が委員会審議の中で例えば幼保一元化の話をしたって、教育との橋渡しをする、要するに調整できる立場の人が全く説明員の中に入っていないわけだろう。市長総括までそういう話ができないということが問題じゃないかと質問させてもらっているんだよ。副市長を置かれていない中で私がせざるを得んと、それはわかったと。だから最初から委員会も出てきてもらえるのかと話をしているんだよ。無理だろう、具体的にそんなの。だからむちゃを言っているのと違う、すぐに副市長を置けと言っているわけでも何でもない、天野委員の質問も。だから理事にそういう部局を渡った調整権限を持たせてもらって、それが各委員会に委員への説明で委員として配属されてもらわないと十分な委員会審議も行政の推進もできないのではないかと。行政の推進については市長はできると、それでオーケーだとおっしゃっていて、では少なくとも委員会審議の中でそれが見えてこない部分についてはどうフォローしていただけるのかと、これだけで結構だ。 ◎(長尾市長) 少なくとも現在配置をしている理事については、例えば委員会があるがそれを振り分けて担当を持ってもらうというような考え方はしていない。だから4人のうちのだれがここの担当なのかという御質問をしていただいたときにも、私どもどの理事を指名しているとかまた今後指名するというような御答弁は申し上げられないところである。そうしたもとで全体的な総合的な政策調整のための私どもの手だては打ったところであるが、その理事が今御指摘いただいたような役割を果たすものではなかろうと思っている。 ◆(松平委員) それはわかっている。もうちょっと何か前向きな答弁をしてもらえないか。それはわかっていると言っているんだ。だからせめて我々はどうしたらいいんだと。あんたら質問するなと言われるのか、市長総括まで置いておいたらいいと、市長総括で全部やりなさいと言っているのか、そのことを聞いている。 ◎(長尾市長) 当然委員会をまたがるような御指摘をこの委員会でいただく折には私自身が受けざるを得んだろうと思っている。 ◆(松平委員) 市長がスーパーマンとみずからおっしゃるのだったらそれでいいけど、そうはできないんじゃないかと天野委員さんは心配しておっしゃっているのだと私は思っていた。そういう組織機構を改革しないと、早急に副市長もつくらないといけないだろうし、要するに部局をまたがるような調整役、市長が出ていかなくてもできるようなものをつくっておかないといけないのじゃないかなという、これは極めて市長の側に立った質問だと思うよ、反市長側の質問ではなくて。そうしないと市民の代表である我々もだれとどんな話を積み重ねていったらいいのかというのはわからないということを質問させていただいているのに、何か答弁がものすごく官僚的、本当に機械的な答弁。もっと市民のためにいい町をつくっていこうという議会と行政のパートナーシップみたいなものに根づいた、そこに立脚した答弁をしていただかないと非常に冷たく感じざるを得ないね。特に今そういう部局をまたがった課題がたくさん持ち上がっている中で、市長総括だってそんなに時間がかけられないわけだろう。ゆっくりした審議なんかできないわけだろう。それをそういうふうにおっしゃるのだったらそれでいい。  委員長、次に行く。本会議で質問させていただいた教育の問題について、憲法を暮らしの中に生かすという答弁の中で市長はその施策が違憲であるかどうか私には判断する権限はないとおっしゃったけど、私は何も違憲立法審査権を市長に求めるなんてそんなばかなことを言っているわけでも何でもなくて、憲法を暮らしの中に生かすというのはまさに、これは別に革新市長であろうが何であろうが、憲法に書いてあるとおり、地方自治体の首長として当然のことだろうと、暮らしに生かしていく努力をするのは。暮らしに生かしてなかったら暮らしに生かさなきゃいけないんじゃないかと、こういう話をさせていただいたけど、憲法を暮らしに生かすかどうかという議論についても市長とはできないということでこの間の本会議質問の答弁の中ではっきりしたので、私は何もこれが違憲かどうか市長に判断してくれと言っているわけではないんだからね。ただどういうふうなお答えになるのかわからないけど、生保の問題、これも委員会でずっと質問させてもらってきた。東大阪単独の独自の問題であるのかどうか。副委員長の方からは委員会の最後で東大阪の甘さがあるんじゃないかというふうな御指摘もあったんだが、私はむしろそうではなくて、やはり地域的な傾向として東大阪が大阪府下あるいはこの近畿圏内でのセーフティーネットの地域的役割というのを果たしているのではないだろうかと。そういったことを府や国に対してきちっと要望していってもらわないといけないんじゃないだろうかというふうな話をして、これは市長総括でお尋ねすると、こういうふうに部長との答弁でくくっていたんだが、それについてはいかがか。 ◎(長尾市長) おっしゃっているように町づくりの性格上そうした傾向があると、今行政の姿勢の問題じゃなしに地域性だろうというふうに私も思っている。そうした点からは、実は隣都協と略称している大阪市の隣接都市の協議会というものがあって、私もその場所で今松平委員が御指摘のような点を発言させていただいているところである。生活保護率の分布図を見ると大阪市の周辺のところの門真、守口市などが非常に高いわけであって、そうした一つの、かつて1980年代、90年代に問題になったインナー都市の問題が実は今言った地域に広がってきているということでは、隣都協としてもその問題を取り上げていくべきだという発言をさせていただき、全体としてもそれについては賛成をいただいたように感じており、その後の委員の指摘、各市長さんの話の中でも御賛同いただけたと感じている。そうした点で地域の特性というものを共通項目なるところがそうした点を発言していかなければならん、こういうふうに思っていてそういった対応をとらせていただいている。 ◆(松平委員) 部長に戻るが、例えば府からの生保事務所、福祉事務所への監査の際、ずっとケースワーカーの持ち分、人数、こういったものに対してチェックをされることが多いというふうに聞いている。これはもう解消したのかまだされているのか。 ◎(竹本福祉部長) 御指摘は受けている。今現在それに向けて対応をいろいろと考えている。 ◆(松平委員) だから私の質問の趣旨は、それを何とか解消しなければならないというのが現場の部長の仕事。しかしそれを府があなたから監査されるいわれはないと、そんなに開き直って言っているわけではないけど、我々はこういう地域のセーフティーネットをつくっているんだからあなた方はどう考えてくれているんだということを市長名で発信していくということが、私はもっと極端に言えば、そういう監査のときに市長が福祉事務所に行って、どうか、府の方から見られて大変だろうと。これが東大阪の現状だと。しかし我々はこれを皆さんのためにやっている部分が随分あるんだと。うちの市が怠慢だからやっているんじゃないよ。それだけ帰ったらちゃんと府庁で報告してくださいと市長が言われるのと言われないのと随分私は違うと思うんだけどね。それを毎回やれと言っているんじゃないよ。そういうぐらいの構えを持ってやっていただかないといけない問題じゃないかなということだ。いかがか。 ◎(長尾市長) そうした点は東大阪市自身も守口や、例えば今町の名前出したけども隣接都市協議会の中でもそうした議論を深めてそれぞれの共通の行動としてとっていくべきだろうと思っている。単独のもちろん私自身の発言も機会は得て発言はしていきたいと、発信をしていきたいと思っている。 ◆(松平委員) それでおいておく。  次リージョン構想の問題でこれは8年前に、もう9年前、市長が最初に市長になられたときに私も懇談の中でお話をさせていただいたことがあると思うけども、だからその当時の前市長の清水市長時代に整備をされたリージョン構想、7つのリージョン、これに魂を入れるのがまさに新市長の4年間の仕事だということを私はお話しさせていただいたことがあったと思う。それから4年間それが進展しなかった。松見市長のときもそれはずっとお話ししていたけど4年間進展していない。どういう意味で進展していないかというのは、これは本会議のたびに委員会のたびに言っているけども、いまだにリージョンの線引き等、自治会の線引きについての整理もされてなけりゃ、それから防犯、地域防災計画がありながら防災計画との地区割りももちろん当然できてない。さらにはPTA、学校の校区の問題。その校区の問題も今現状を何とかしないといけないのに、去年の出た審議会の答申では、さらにそれを細分化して今のリージョン構想と外れた学校区分をつくろうとしている。こういったことに対してもうずっとだれも何も手をつけないままその当時から8年、もう9年がたとうとしているわけだ。こういう大きな計画の中で10年といったらもうほとんどそれに対して何らかの形で前進をしないといけない10年であろうと思うんだけど、もちろん今の現から考えて前市長時代には長尾市長には責任ないと思うけれども、この9年間見られて地域別計画というのは一体どんなふうに東大阪市でなっていっているのか。もう市長に就任されて1年間で総括されたと思うんだよ。降ってわいた話じゃないからね。既に9年前の市長就任当時に認識をされていた話であるし、それが4年間できなかった。そして松見市長時代、他人がやっているのを恐らく横からどんなふうに見られたかわからないけど4年間松見市長がやってこられた。それから1年間、就任して1年間、この推移10年ほどかかっているこの中身についてこれでいいのかどうか。どうしていくのか。私の4年間、あと残った3年間ではできないということだったらそれでも結構だけれども、この間の本会議の答弁では組織機構も含めてこれから考えていく。そんな話じゃない、私にしてみたら。これからどう考えていくのかということを今お示しいただかないといけない。この9年間を見られて当事者として4年間、それから部外者として4年間、そしてまた当事者として1年間見られていた。この9年間を見られて東大阪の地域別計画についての今の現時点での。皆集めて相談する。組織改構、機構改講する前に市長の今あるお考えというのをお聞きしたい。 ◎(長尾市長) 9年間という一つのスパンで見てもいろんな点での確実に試行錯誤が、いろんな点での努力が行われたということは違いない。例えば私の時代にもリージョンセンターの運営委員会のそれぞれの方に集まっていただいて私も参加して議論をしたことがあるし、課題を認識しているがゆえにどうしたらいいのかということで議論を重ねてきたことは事実である。しかし残念ながら現在の時代の要請に合う形でのそうした地域分権というものの作業が東大阪で進められているのかという点については必ずしも十分ではないというふうに考えている。それの課題の解決の方法として組織機構見直しというものもその一つとして必要だろうと思っている。9年間の中でのそうした努力というものは私自身もしたつもりであるから努力がなかったとは言わないが、なかなかそうした点でそれぞれの意見を調整し統合していくという点では、思うような形での成果というか際立った前進というものはなかなかかち得ていないというふうに私自身も認識をしている。 ◆(松平委員) やってこなかったわけじゃないけど、9年間。4年間は責任ないというふうに考えて5年間いろいろやってきたと。行政マンみんなそう言う。我々も汗かいていると。一生懸命やっている。一生懸命やっているけど成果は出てない、結果が出てないわけだろう。結果が出てないだけじゃなしにその結果をどう精査するかというのを。今こんな時間の中でややこしいことはやめよう。ただ1つ去年の夏に教育の学校規模の適正化の答申が出た。それに対するコメントすらそれから1年間の間外出しされてないわけだろう。それは何が出てるかというと、私が言っているのは、ただでさえ今現状でさえリージョン区によって分断されている校区がある。こういう現状があるのにさらにあの答申ではさらに細分化をする。リージョンと違った校区を新たにつくり出していく。つまり今まで中学校区が分断されただけでこれを何とか解消しないといけないということを議会でもどんどん言っていたのに、あの答申では今度小学校区すら分断してくる。これがいろいろやってきた努力の成果とするならば非常におかしいだろう。言われるのはあれは別に行政がやったわけじゃなしに、あれは規模適正化の審査会の答申なのでと。そう言われるのならそれでいいよ。答申が上がってきた。ただしこれもっと言えば、教育委員会はどんな資料を出しているんだと私言ったら、いやそんな資料出していないとはっきり言っていたからね。事務局として出してない資料に基づいて議論してもらっているわけだから。それはおかしい。やはり今までリージョン構想という中で学校区とリージョンの調整というのは非常に議会でも言われている、問題になっているということを出したのかといったら、それ出していないと。出してないのにそれは答申返ってくるわけはないなと。こういう話があったんだ、これは文教でないから言えないけども。これもさっきの話と一緒だよ。地域振興室、まちづくり支援が幾らリージョン構想をやろうとしても企画がそんなこと全然度外視している。あるいは教育が勝手に進み出している。危機管理室、自主防災はそんなの全然無視してやっている。こんなことではどうしようもないだろうという話をしているわけだ。それを今話したら、いや努力している。努力の結果が見えてないから言っているんだ。小さくてこれだけいろんな努力をされたんだからこれだけ前進したと、9年間の間に。だったら私は可としよう。そういうものが見えてきてない。何で見えてきてないか。今回福祉部が出したこれ、コミュニティーソーシャルワーカー。努力の結果がAリージョン、Eリージョンを抜きにした相談支援センターの支援員さんの配置になっている。努力の結果じゃないだろうと言っているんだ。努力したけども一しかなかったと、これわかる。努力したけども後退したなら努力しない方がいいじゃないか、それだったら。そういうことをお尋ねしているんだ。いかがか。 ◎(長尾市長) コミュニティーソーシャルワーカーについての御質問をいただいているが、その点についても御指摘いただいているように7つのリージョンセンター構想との関係でいくと整理をすべき課題があるだろうと思っている。そうした点での調整というものは当然必要だろうと思っている。 ◆(松平委員) 非常に悲しい思いをしながら、だから努力をしているという話をした。だから努力をしたということじゃないだろうと。公務員のいいところは成果主義じゃないからだよ。だから私前も言ったじゃないか。エクセルで1時間かけてできる表をワープロで一日かけてやっても評価されるのが公務員の仕事なんだよ。わかるか。実際今までそういう仕事多かっただろう。エクセル使えば1時間でできるやつを一生懸命ワープロで線から先書いて、悪いけどこのX軸とY軸と逆にしてくれないかというたらプリントアウトしたやつをまた打ち直してる。一日かけてそれやって肩もみながら、ああきょうはよく働いたといって給料をもらえるのが公務員の仕事だろう。そういう職員を4000人有効に使わないといけないトップの市長が努力はしているではだめなんだよ。きちっとどういう成果が上がったかということをチェックしてもらわないと、部下の使い方をしてもらわないと、我々も努力しているじゃない。努力していたんだったら絶対こんなものは出てこないはずだ、資料として。事前にこれを出すのはまずいだろうねと。何かこれ調整して出さないといけないだろうねと。何か言いわけ書かないといけないだろうねというふうなことが少なくとも内部でなかったらだめじゃないかということだ。努力していないあかしだよ。リージョン構想についてだれもが考えてないあかしだ。何でかというと、もう情けないけど公務員の仕事の中で例えばだれかに本会議の質問をしたら、これをうちのことだと思っている人一人もいてない。この本会議の答弁調整、今の委員会の答弁、何で私1時間おくれたかといったら、あなた本会議のときに私がホウレンソウないというのを。まあいいよ、ごめんなさい。今関係ないからね。あなたというのは控え室で話していた職員だよ、市長の部下だ。あなたは私に本会議でホウレンソウはないということをどんなふうに聞いていたんだと。自分のことと思ってなかったのかと。これで1時間今話をどうしても市長総括するかしないかということで、それだったら市長総括やめておこうという話になったけれども、そういうことがされてないということはこれ自慢していいよ、現時点で。東大阪市の職員、幾ら優秀な部下だとか優秀な理事のもとにとおっしゃるけどできてない。なぜできてないかというと権限だれも持たせてやらないからだ。なぜISOがこんな短期間で14000がばっと浸透してきたか。環境部の中の環境企画という一つの課に物すごい権限を持たせたからだろう。このISOのことについてはここが頂点だというのを持たせたからできたわけだろう。だから人の配置とそれから権限を持たせれば、今は福祉部長になっておられるけども、前の竹本さんのポジション、これは市民生活部長から答弁いただかないと。今さら組織機構どうのこうのじゃなしにリージョンについてきちっとした権限を持たせればかなりの前進はできると私は思っているんだけども、どっちかの部長からお答えいただけるか。委員会的にいったらまず市民生活部長から答えていただかないかんと思うけども、もし大きな経験ということの裏づけがあるんだったら、イレギュラーであるけれども福祉部長の方からもお答えいただいても結構だが、どうか。 ◎(菊岡市民生活部長) 確かにリージョン単位において事業を推進するに当たって一定の権限等々がそこに配備されておれば、これまで支障なくできた事業もあるやには思っている。またその調整能力も発揮できたかというふうに考えるところである。 ◎(竹本福祉部長) 以前の担当であったんだけども、僣越であるけども、確かに中途半端な状況が続いたというのは事実かなとは思う。ただ思いの中で、委員さん御指摘のようなことを含めていろいろと議論してきた経過があるし実際に企画運営委員会等に入って過去のリージョンセンターのあり方、これは天野委員おっしゃったように中鴻池の当初の時点でのあり方等を踏まえた中でリージョンセンターリージョン構想の工夫性の問題も含めてやっていこうという中ではやったけども、やっぱり課としての部分の位置づけだけではしんどい部分というか動きにくかった部分というのは確かにあった。 ◆(松平委員) ありがとう。やっと話をしたくなるような答弁があった。例えば先ほど出た教育の適正化の答申でも、外出しする前にまちづくり支援室の方にあるいは地域振興室の方に教育から何かレクがあったか、相談があったかという話が来た、その時点ではなかった。これが今の東大阪なんだよ。逆に言ったらそこが権限を持てばいろんなところへ全部何かそれに、リージョンの区割りにかかわること、あなた方の行政やることが全部ここへ集中してくれと。新規のやつも過去のやつも今問題になっているやつも全部集中してくれと。確かに自治会という市民の組織を勝手に行政がここらで線を引くということをやれと言っているんじゃないよ。トップダウンでやれということを言っているんじゃないよ。それは下から上がってくる、市民から上がってくる声を踏まえてやるのが当然だ。例えば地域の歴史からいえばいわゆる菱屋東の象の鼻地域。やはりこういったもののコミュニティーというのは大事にすべきだと。しかし消防の効率からいうと、そこを同じ消防の区域にするのは不効率だと。こういうことについての調整、だれが絵をかいてどういう議論をどこでやっていくかということを9年間積み重ねていたらもっと違う結果が出てたと私は思っている。これから先の9年間、10年間の話、これからやらないといけないのは。そのためには、この間委員会で多分部長から市長に報告があったと思うけども、GSの職員が小さな市役所の職員だという気持ちで一丸となってやればまだまだ前進するものがたくさんあると。少なくともホームページを通じて、運営委員会の中に必ず職員が参加して市民の皆さんと一緒にここの町づくりについて考える、そういうスタンスを最初に出すことだけでも大分違うと。そこで市長が示したら、区長をやって、いわゆる地方自治法上にいう自治区の区長をやって町づくりをやりたいと。そう思えるかという質問に対してもちろん担当の部局からお2人は手を挙げられた。その次に少なくとも3分の1ぐらいの職員は自分はこの人を連れていきたいと、この人と一緒にやりたいという人事権を持ってできるんだったらどうだといったら、さらに4人、5人ぐらいふえた。もう答え出ているんだよ、どうしたら変わっていくかというのが。それをどんなふうにやっていただくかというのが、その組織機構見直しを皆さん理事で頭を突き合わせて、これは難しい問題だということがわかったと。そんなものも9年前にわかってなかったらだめな話だ、そんなものね。そんな結論は私ら欲しくないんだ。どうしていくのか。これから10年後の、1年後のこの一歩として何をしてくのか。こういうことをきちっと把握してほしい。  それから最後に部長2人答えていただいて健康部の関係でAEDの話。注文たくさんあるよ。要するに市内で公的な機関あるいは私的な機関いろんなところにあるけども、それはどこにあるかどうかということの詳細、これをつかんでいるところもない。GSの職員の中には、それは一体だれが使えるのか、どこの部局が所管しているのかということも市民に対して答えられないということもあった。これから改善していかないといけないところがたくさんあると思う。これは少し明るい話で健康局の方で考えてほしいんだけども、AEDの講習を受けた講習済み書みたいなものを顕示化するようなシステム、例えば公務員なら受けてるという、このシールがある人はそれを受けてるから使えるんだと。一般の市民の人の中で、役所が考えるのは受講済み書みたいなもの、いつも家に置いてるかどうかわからないようなものだけじゃなくて、ふだんその人たちが身につけるもの。今一番市民の中で身につけ率が高いのは何かといったら携帯電話だろう。でも携帯電話にはシールとか携帯のストラップとかそういうものに、私これ使えるんだ、受講しているというのがわかるようなものを広げていくというのもこのAEDの認知と有効活用していくための一つの方策、こんなことを考えてほしい、行政マンが。こんなことを。そういうことをお願いしたいが、これはもう市長の答弁というよりも部長答弁で。市長の前で答弁してください。 ◎(藤田健康部長) ただいま御指摘された項目すべて我々率先的に今後検討、率先的に検討していかなければいけないというふうに認識したところである。したがってそういった部分も踏まえて、いかにそういった市民の方に周知とした部分で他の方法も含めて検討していきたいというふうに考えている。 ◆(松平委員) 時間があんまりないということも聞いているし私1人でしゃべるわけにもいかない。最後に先ほど冒頭に言ったようにこれからの委員会のあり方の中で担当理事を廃止しているわけではないというふうに答弁されたけれども、やはり議会の審議に重きを置いていただくのであれば、少なくともそこに出席する理事に横断的な権限を与えるとまでは言わないけれども、その調整に当たるだけの権限を与えていただくかあるいはそれだけの心構えで出ていただくか、こういうこともぜひ検討してください。でないと市長総括まで、肝心なことは全部市長総括で話せざるを得ないなんてことになってくるからぜひそれは要望しておく。以上で終わっておく。 ◆(岡委員) きょうは朝からずっと収納に関しての質問が多々あったと思う。私の方から国保に関して質問させていただく。平成18年度国民健康保険会計5億円の単年度赤字、16年ぶりかとお聞きしている。これ財政が厳しい中、国民健康保険の健全化というのは将来にわたる市民に対する安心のために前提となると思っている。私先日共産党さんの内部資料を見させていただいて今回18年度の医療費の増2億4000万、これ要因は前松見市長がこの見込みが甘かったというような内容が書いてあったんだけども、これ医療費、本来国民健康保険会計というのは収納したお金によって運営されるのが基本だというふうに考えるわけだね。それで要は赤字になったということは、収納した分がプラス特特をちょうだいしたというよりも支出が多かったということだと思うんだけども、これは単純に収納が低かったというふうなことで私はそう思ってるんだけども、市長、この辺の見解はどうだろうか。 ◎(長尾市長) 国保会計というのは入りと出があるけども、入りの範囲内で出を行うという制度ではないと考えている。現実に医療需要があった場合に入りがこれしかないからあなたにはこの施策しか行わないよということではこの制度は成り立たないから。そういう意味では医療費の金額というものが結果的に会計に大きな影響を与えるのはやむを得んことだと思っている。収納対策が低かったからこういう結果になったというような形で、要素が1つそういう形で一つのものに特定できるものではなかろうと思っている。 ◆(岡委員) 私先日厚労省にちょっと聞いたら、要は特特が今回出たということに関して、東大阪として収納に対して努力しているのを多少認めるという中で特特をいただいたというふうにお聞きしたんだけども、市長、要は赤字の要因が見込みが甘かったということは、これ赤字が今後も発生すれば一般会計からの繰り入れをふやしていくというふうな御方針であるという見解でよいんだろうか。 ◎(長尾市長) 基本的には国保会計の中で例えばそうした医療費の見込み違いというものが出たときには国保会計の中で第一義的には検討すべき課題であり、そうした中で次の策として一般会計の繰り入れというものも検討しなきゃならんと思うが、一般会計の繰り入れの制度上それの反映というのはあるかと思うが、政策上、医療費が上がったからその分繰り入れを上げるということは政策的な判断としては余りなかろうと思う。ただ制度上はそういうものの関連はあろうかと思っている。 ◆(岡委員) 私がお聞きしているのは、厚労省に聞くと要は特特を支給するときの条件として必ず前提が健康保険会計の健全化であると。要は医療費が上がって赤字になったとしても、これは一般会計から繰り入れを行えば健全化の点数が下がってくるんじゃないかなと私思っているんだけども、市長はその辺の見解はどうだろうか。 ◎(長尾市長) もちろん一般会計から繰り入れ増すれば国保会計はその分赤字要素が減るから健全化にはなろうかと。事実それが国保制度のシステムとはなっている。 ◆(岡委員) 私どもとしては収納率を上げて健全化に持っていきたいと。市民の税金を使って国民健康保険の繰り入れに対しては極力避けていきたいなというのが方針であると思うんだけども、要は私はこれ平成19年度、赤字がどうなるのかなという見込みを市長がどのように持っていらっしゃるのか。その見込みの中で今年度特特がどうなるかなというところを心配しているので、市長として平成18年度は5億赤字だったけども19年度はどのような見込みを持っていらっしゃるのかというのをお聞きしている。 ◎(長尾市長) 19年度については当然一定の収支の上での均衡というのは図った上で赤字解消についても一定の成果を上げたい、累積赤字についての解消についての一定の成果も上げたいということで予算を組んだところであって、そうした点から医療費の見込みを判断したところである。 ◆(岡委員) 国民健康保険の会計は基本的には収納で対策するというのが前提になると思うので、ちょっときょうは時間がないのでここだけ要望させていただいて次に行かせていただく。  次に保育に関してお聞きしたいと思う。私本会議で、さきの委員会でも質問させていただいた。待機児童、平成19年度が若干増加に転じたというふうなことをお聞きしている。その中で平成19年度10月にDリージョンで30の増があるというふうにお聞きしている。これずっと各委員会でも議論があったと思うんだけども、特にAリージョン、Bリージョン地域での待機児童が多いと。これを早急に解消しなければいけないという中で原局としては早急に新石切周辺に保育所を1個整備したいという御答弁をちょうだいしているんだけども、具体的に市長としてはどのぐらいの時期にこの新石切駅周辺の保育所の新築を実現したいというふうに考えておられるだろうか。 ◎(長尾市長) 市が直接、御存じのとおり直営の保育所をつくる場合には市の判断でいくところだけども、民間の方々の手を挙げていただいて参入、参入という言葉は正確じゃないけども参加をしていただく点での話し合いを進めるところである。そうした点ではそうした点での早期の事業として進められるように私どもとしても協議をしていきたいと思っている。 ◆(岡委員) わかった。それとあと今回の新石切周辺で1園と。これで待機児童、A、Bリージョンに対する手当ては済んだのかなというふうに市長として認識しているだろうか。というのはさらにもう1園ぐらいは必要じゃないかなとは私個人としては思うんだけども市長の見解をお願いする。 ◎(長尾市長) 別に1園という形で答弁もしていないと思うんだよ。その新石切の周辺のところでは1つはということでの認識であって、それ以上でも以下でもないとかいう形の御答弁はしてないつもりだし、私ども自身も何もそれだけ終結へというような認識は持っていない。 ◆(岡委員) そこは弾力的に検討されるということでよいんだろうか。 ◎(長尾市長) 私どももその1園だけをふやすというような形での数字をもっての結論というものは持っていない。 ◆(岡委員) わかった。それと保育所に関して今16年度策定の次世代育成支援行動計画の中で病後児保育を3カ所でやられているということだね。それは計画では21年度までに4カ所という整備ということになっているんだけども、これもうあと1〜2年でもう1カ所整備しないといけないということだと思うんだけども、市長としては具体的にどのようにお考えだろうか。 ◎(長尾市長) 当然4カ所というのが一つの数字として上げられているから行政としてはその4カ所というものを目標に置きながら進めていくと。この姿勢については既に表明しているところであり、3カ所での実施ということでこと事足りとは考えていない。
    ◆(岡委員) 市長、これは早急にもう1カ所整備するというふうにとらえてよいんだろうか。 ◎(長尾市長) 計画どおり4カ所の拡充というものはこれまでも表明をしているところである。 ◆(岡委員) わかった。では要望だけさせてもらって次行かせていただく。  もう1点小児救急に対することでお聞きしたいと思う。まずことし3月に総合病院の小児救急の日祝の昼間の対応がなくなったということで、休日診療所に一時ではあるけども子供さんが殺到したという中で、総合病院の件はよその委員会の所管であると思うけども、小児救急、小児医療そのものに対しては我々民健でやらないといけないことかなという中で、今回総合病院の小児救急の状況が厳しいという中で市長、今後これ早急に対応していかないと、私もいろんな方から市民の方からお声をお聞きしているけども、救急日曜日連れていくに当たって本当にどこの病院に行ったらいいのか悩むと。大阪市の向こうの方に行ったりとか人によっては豊中まで行かないといけないというお声も聞いている。その中で市長として早急にこれは対応していただかなければいけないことかなと思うんだけども、それに対してどのような手当てを具体的に考えていることがあれば何かお聞かせください。 ◎(長尾市長) 御指摘いただいているように小児救急の体制については市民にいろんな点での御迷惑をおかけしていると思う。私自身も休日急病診療所の現場を見るととともに、3医師会及び3薬剤師会に対してその点での休日急病体制の拡充についての協力を直接訪問して依頼してきたところである。一定の東大阪市としてそうした点でのお願いをしながら、御指摘いただいているような点で、拡充するための方針というものを市としても打ち出していかなきゃならんと思っている。 ◆(岡委員) いろんな人のお声を聞くと休日診療所は確かにありがたいんだけども設備がちょっと心配だと。どうしても設備が整った病院に子供を当然救急なので運びたいという中で、休日診療所に先生がいらっしゃるんだったら総合病院に何で、それは会計的に全くうちの市として総合病院と休日診療所は所管が違うというのはよくわかるんだけども、一市民からすればなぜ休日診療所には先生がいて総合病院には先生がいないんだというふうなおしかりというか御指摘をちょうだいする中で、我々も所管が違うんだよというふうに説明はするんだけども市民の方がなかなかそれでは納得されないと。それならもうちょっと休日診療所の設備を整えてほしいとかもうちょっと民間の病院でもいいので休日診療所に行っている先生にそっちに回ってもらえないかなとか市として総合的に何かとれる施策がないものかというふうによく聞かれるんだけども、市長としてそういう市横断的に何かできる施策があれば何かお答えいただければありがたいんだけども。 ◎(長尾市長) もちろん横断的な対応も必要だろうと思っている。ただ岡委員も十二分に御理解をいただいているように総合病院というのは市の運営であり、東大阪市として医師をお願いしているところである。休日診療所は医師会の方々の御協力で成り立っているものであるから、市民からそういう疑問があったときにはぜひ岡委員の方からもそのあたりの制度を御説明いただいたことだと思うけれども、市としては医師会の協力をいただいて運営をできているこの休日急病診療所の拡充に向けて市自身も努力をしなきゃならんと、こういう思いで私自身も回っているところであって、そうした方々の協力を得ながら、総合病院について残念ながら医師の確保がなかなか思うようにならんということで、全体的なそうした点での政策というものは、これはこれで先ほど御答弁申し上げたように必要だと思っているところである。 ◆(岡委員) 本当に市民の方の暮らしを守ってほしい。これは子供の命にかかわるので、これはあらゆる施策の根幹にあると私は思っているので、秋ぐらいまでには市長なるべく具体的な方針を示していただきたいと要望だけさせていただいて終わらせていただく。 ◆(阪口委員) 私の方からは市長に数点の御質問をしたいというふうに思っている。まず1点目に荒本平和診療所の問題についてお伺いしたいんだけれども、一番大きな問題ということでいえば今回も本会議で質問させてもらったけれども、市長の選考の判断の中で運営補助金1200万円を凍結するということと職員の引き揚げということの中で、そのことによって地元の住民や周辺の患者さんからかなりの不安というふうなので、なくなるのと違うか、このままいったらつぶされるのと違うかというふうなことの中での声が上がっているということがあるんだけれども。それに対して直接、市長の考えだから現場としてもどういう考えであるのかというふうなことについてちゃんと説明してもらいたいというふうな要望が上がっていると。何回か市長に面談を求めているということであるんだけれども、市長としては一向に会わないということがあるんだけれども、この辺は市長の責任としてやっぱりそういう不安があることも含めて、全住民に説明しろというのは大変かもわからないけれども、少なくとも診療所の関係者なりに対して誠意を持って説明責任を果たすということは必要だと思うんだけれども、その辺はどう考えているのかお聞かせください。 ◎(長尾市長) 関係者の声については保健福祉局を通じて私自身も聞いているところである。そうした意見を踏まえながら私ども自身も個々の判断をしていく所存である。 ◆(阪口委員) それは当然関係部局もあるし、いったら局長を初め理事も地元でそういうふうなことで市長の考えというふうなことについて代弁しているということがあるんだけれども、ただその話し合いの中でも最終的な決断というのはやっぱりトップの市長がやっているということの中で、そこら辺の細かい考え方も含めてその辺ではやっぱりそれは代理の者では代弁できないと言うんだね。そういうこともあってもっと具体的な中身を聞かせてもらいたいということの中で出てきているし、実際にはそのやりとりの中で局長も、今中野理事さんだけれども、そういう地元の声なり現場の声をいったら市長に進言して、会うように約束するというふうなことも含めてやってるわけだから、当然市長は市民の声を大切にしながら市民の目線で、市民が安心して進められるような市政をやっぱり公約に掲げてるんだから、そこで例えば住民と会ったからということで市長の考え方を曲げろとかそういうことはないと思うんだね。ただ市長の考え方というのは明確に、それは市長の立場として説明するのはそういう責任があると思うんだけれども、それは絶対やる気がないということか。ちょっとお聞かせください。 ◎(長尾市長) 市民の皆さん方の意見を聞くということについては私どものところには多方面からいろんな意見が日々入ってくる。そうした点では市政情報課を通じてなり、基本的にはそれを通じて文書でいただくと、こういうことで対応をさせていただいているところである。必要性について私自身が判断をして直接聞く場合だってもちろんある。 ◆(阪口委員) そしたら具体的に一つの問題としてお聞かせ願いたいんだけれども、例えば市長、どういう要望だったら会ったりとか、こういう要望は窓口を、いったら情報課か、そこに行けとかそういうふうな基準とかマニュアルとかいうのはあるのか。あるんだったら具体的にちょっと示してください。 ◎(長尾市長) 別にマニュアルとかいうものはあるわけではない。それぞれの状況の中で私が判断をするものである。 ◆(阪口委員) そしたらもう市長の判断で恣意的にやれるということだね。だから市長が会わないといけないと思えばそれは会うということだね。 ◎(長尾市長) 私自身がどなたに会うのかについては、基準を設けていただくのじゃなしに私自身が個々に判断をさせていただいているところである。 ◆(阪口委員) そしたらもうちょっと別の質問をさせてもらうけれども、当然そういう中で地元の方では約束も含めてなかなか返事も来ないからということでずっと待ってるけれども一向にその連絡も来ないということの中で、署名とか住民の方はそういう形でいろんな公約がなくなったら困ると、私らはどこに受けに行ったらいいんだというようなことも含めて集まってくれてきていると。それは当然市長あてにだから市長に渡したいということで来たということで。そのときに秘書課の対応だけれども、いきなり警察を呼べというふうな形で対応するという。これはかなり市民を犯罪者扱いするのかというふうなことでちょっと声を荒げたようなやりとりがあったというふうにちょっと聞いているんだけれども、市としては市長は、そういう形で来たら警察を呼べというのは市長の判断でやっているのか、お聞かせください。 ◎(長尾市長) 当然51万市民のために秘書課も含めて市の事務があるから、その事務が滞ることはあってはならないと思っている。そうした点では東大阪市としての行政、日々の事務が滞らないためにはそれについての必要な措置をとるというのは、これは当然のことである。それがすなわち今おっしゃっているみたいに、警察を呼んだから解決するとは私どもは何も考えていない。私どもの考え方をはっきりお示しすることによって御理解をいただき、私どもの事務が支障のないようにしていく、こういうことでの対応は当然どの部署であれとっていくことだと思っている。 ◆(阪口委員) これも本会議の中で現場の方、本当は市長の方から、市長も同じ立場だと思うけれども、今まで荒本平和診療所が設立されて以降、保健衛生とか健康増進とか周辺とか地元を含めてかなり貢献していただいてきたというふうなことについては、それは共通の理解ということでよいか。 ◎(長尾市長) 私自身も何度も御答弁申し上げているように、診療所をつぶすのが目的でいろんな判断をしているのではない。 ◆(阪口委員) 今つぶすつぶさないの話と違って、そういう地域医療の発展にやっぱり重大な役割を担ってきたという認識があるかどうかということをお聞きしたんだけれども。 ◎(長尾市長) 公設で設けられていて、そうした点での地域医療の上での役立ちがあるという点での理解があるからこそつぶすということではなしに自主運営をしていただくということでの方向性を示していただきたい、このことをお願いしているのであり、自主運営をお願いしたいというのはその診療所にそうした役割があるからこそ御答弁を申し上げたわけである。 ◆(阪口委員) 質問に答えてくださいね。こっちが聞いてないことまで含めて先々進まんようにお願いする。ちょっとその辺調整してください。 ○(川口委員長) 質問に答えてください。お願いする。 ◆(阪口委員) そしたらそういう意味では貢献してきたというのはわかってると。その中で頑張ってた人たちにとってもそれはやっぱり市民の健康とか命というような重大なものを守っていかないといけないという。そんな中で、いったら今までは本来なら公設置、公営、行政や国が果たさないといけないということに対しても自分たちはそれに協力して頑張ってきたということの中で、当然そこの補助金が減らされるというふうなことを寝耳に水という形で来た中で、当然市長に会いたいという形で来ているわけだ。結果は何しに来ているのかというのははっきりしているわけだ。それに対して警察を呼べというふうな対応というのは本当にその人たちにとって許されることなのかというふうなことはちょっと考えればわかることだと思うんだけども、その辺はどうなのか、市長。 ◎(長尾市長) 市として市民の皆さん方のいろんな御意見、主張というものはお聞きすると、こういうことで対応をとっているところである。市の事務として51万市民との対応の中でその事務が滞ってはならんわけであるから、市としての考え方をそれぞれの市民の方にお伝えさせていただいた上は、それぞれ行政の事務が滞りのないようにするために市民の方々にもその点の御協力をお願いするのは当然だろうと思っている。 ◆(阪口委員) このまま行っても平行線なので、市長の方は市民にお願いしたというふうに言っているけれどもその辺はやっぱり直接聞きたいということだし、それで51万市民の大事な事務が滞ると言っているけれども、診療所のいったら今後にかかわることということでいえば市民にとっても重要な問題だし緊急性のある課題だと。だからはっきり言って市長が一言会って、例えば署名を持ってきたらそれを受け取ったらいい。では混乱するどころかそれはそれで終わる話じゃないか。それを全然やらないで、だれもそんな市長の仕事を妨害しようというふうな形で来ているわけじゃないからね。そういう感覚からして、市民を何か犯罪人扱いのふうな形で扱ってるということが今まで市長が公約で掲げてるようなこと、医療の充実とか福祉の充実とか市民との対話とか市民の開かれた市政とかというふうなことに逆行しているというふうに感じているので、その辺はちょっと指摘にとどめさせてもらいたいなというふうに思う。  もう1点今多くの方から出たけれども、税制改悪で市民に負担がのしかかってきたり国民健康保険料も市長がなるべく下げると言いながら実際にはやっぱり過度の全員に対する負担増というふうなことになっているし、介護保険もこれまた絶対ふえていくのははっきりしているということの中で、本当に来年4月から医療制度が大きく改革されるということの中でさらに市民負担増になるというふうなことがはっきりしているというふうに思うんだけれども、そんな中でやっぱり市民の健康とか安心というふうなものを守っていくということでいえば、後期高齢者医療制度から市長が医療の充実や福祉の充実というふうなことを掲げてた。そういう期待の中でやっぱり当選してきたということからいえば、そこから脱退しろということで質問させてもらったけども、その辺の意思はどうかもう1回お聞きしたいんだけれども。 ◎(長尾市長) 後期高齢者の広域連合の話だと思うが、脱退という御指摘をいただいているが、私どもとしては脱退ということは考えていない。 ◆(阪口委員) それはわかるんだけれども、ただ制度の中で市長ができるだけの市民負担を軽減するようなために努力させてもらうというのは前回のここの委員会の質問のときでも。それでも限界があるというふうに思うんだね。だからそういう意味では本当に国に対したり府に対しても本当に50万人市民を守るという立場から、やっぱりそのためにさまざまな行動を起こしていかないといけないと思っているんだけれども、その辺では市長は一番よくわかっていると思うんだね、今回の医療制度の負担増という。ただでさえ今老齢介護とかさまざまな問題が起こってきている中でもっとそれが受け入れられなくなっていくということの中で、ましてや年金から強制的に保険料が天引きされていくということの中で苦しくなってくるということに対してそれぐらいの覚悟を持ってやっぱり臨んでいってもらいたいなというふうに思っているんだけれども。その辺の考え方はどうかお聞かせください。 ◎(長尾市長) 実際75歳以上の方々に年金から天引きをするということについては大変心苦しいものがある。年金額が大変少ないもとでそこからの天引きということが大変な負担感を持っていただくことになるだろうなという心配というものは現在の時点での私どもも持っている。広域連合という形の中で運営をするということであるから、行政としてその中でやれる裁量というものはもちろん限定されるとはいえ、直接市民と対応する地方自治体として住民の皆さん方のそこでの率直な声というものは私どもは受けとめて、広域連合にも住民の声というものの所在は伝えていかなければならんと思っている。 ◆(阪口委員) これは要望になるけれども、それによって市民が負担したりその声を聞いてどうにかならないというようなことについては市長としてはやっぱり市民を守る立場で頑張っていただきたいなということを強く要望してこれで質問を終えたいと思う。 ◆(中川委員) それでは私の方から3点に絞って市長総括させていただく。その前に今るる市長の答弁をお聞きしているけど、余りにも無責任極まりないというように言わざるを得ない。そういう答弁が多かったのではないか。市民に対しても私ども議員というのは市民の代表としてこれ質問しているんだね。だけど答弁は本当にそういう理解をされてないような答弁をされていると受けとめたんだけど、市長。私の答弁にはそういう姿勢があれば指摘させていただくよ。  まず後期高齢者が今阪口委員の方からおっしゃっていただいているんだけども、これ委員会の資料として広域連合経過というのを出していただいたんだ。その中で昨年7月25日、平成18年7月25日この日にちは市長が当選して間なしだと思うんだけど。このときに第1回の本市の関係者会議を開催されてるんだけど、そのときに行財政改革室から本市において準備室を設置する考えがないということを報告されてるんだよ。これは市長の意向か。まだ就任されて間なしのことだからちょっと私も疑問を感じるんだけど。行革室から準備室を設置する考えは毛頭ないと、こういうことを関係者会議でおっしゃってるんだけどこれは市長の命令か考えか。 ◎(長尾市長) 7月26日その判断、正直申し上げて準備室を設けるかどうかの協議まで私自身が申しわけないけども参加をしたわけではないが、結果として準備室を設けないで対応をとっていくという事後の対応については私自身の市政運営下のもとで行われているから、準備室なしで対応していこうということについては私自身もそういう理解をしている。 ◆(中川委員) 今市長大変なことをおっしゃったよ。これ行革にそれだけの力があるのか。これ物すごく不思議に思って読ませていただいたんだけどね。行革にそれだけの権限を与えておられるのか。事後の報告を受けた、それはよい。だけどこんな7月25日の時点で準備室を設置する考えがないということを明確に行革がまず言っておられる。これは物すごく今の市長答弁からしたら行革室に大きな権限があると、こういう理解でいいか。 ◎(長尾市長) もちろん行革室自身がみずからの判断で一定の考え方を示すというのは行革室の権限としてあろうかと思っている。 ◆(中川委員) それはおかしいじゃないか。これだけの大きな市民に関係する後期高齢者医療制度を動かそうとしている中で準備室もしない、そういう権限が行革にあるのか。まずそれ物すごく、まだ就任間なしだからここのところはいたし方がないかなとは思うけど、この10月31日のときもまたこれだよ。行革室から19年度に組織の変更は考えてない。これは市長、今の答弁とはちょっと違うだろう。これはあなたの指示か。 ◎(長尾市長) 具体的に準備室について設ける設けないということについては原局の方で他市の例などを見ながら、東大阪市の対応については準備室を設けないでもやっていけるだろう、こういう判断をしたものだと考えているところである。 ◆(中川委員) もう準備室はそれでいいじゃないか。そしたら部長にお聞きする、市長がそういう答弁されるんだったら。準備室は要らないと原局は判断したのか。 ◎(菊岡市民生活部長) 原局の判断じゃなしに今この時期において最終的に行政改革室の方での準備室の立ち上げ的な形の中で、総合的な形の中でこの準備室は立ち上げないという形に至ったもので、原課としてはそういった形の対応をするような一つの所管という思いは強かったけれども、最終的に関係者会議による中においてこの準備室は置かないという結論に達したものというような形の報告を聞いているところである。 ◆(中川委員) 今部長の答弁であらあらのこのときの会議が目に浮かんできた。だからそれだったらそれで今度10月31日には行革室から19年度に組織の変更は考えてないという、そういう会議の中から一定の結論が出たのかね、今の部長の答弁だったら。この10月31日の組織の変更は考えてない、機構は考えてないという、そういう判断をその会議でやられたという、そういう判断でいいのか。それとも市長がそういう指示をされたのか。これどっちか。 ◎(菊岡市民生活部長) これは市長の指示ではないけれども、今後の取り組む内容、そういった部分の中で100%明確でなかったという状況もある。そして20年度に新たにそういった形の中での新しい取り組みといった中で、この現段階においては継続性もあり改めて二度三度と、組織機構云々ということじゃなしに現状を継続する中で情報収集に努めていく、この中で新たな組織を検討していくべきという結論に達した旨報告を聞いているところである。 ◆(中川委員) 今回の委員会で各原局に全部関係の原局にお聞きした。それぞれの課長さんが大変な思いを持っておられるということも確認させていただいたんだけども、いよいよ来年4月から実施をしなければならない。確かに広域連合で保険料も決められるだろうし、いろんなことは広域連合でやられるというのは認識しているけれども、結局この東大阪市でさまざまなことをやっていかなければならないという、こういう現状の中で今のままでいいのかというのがすごく私懸念するんだよ。本会議質問させていただいたら市長は、ワンストップ窓口を目指した組織のあり方について市としてそれぞれ早急に検討する。ワンストップ窓口とこう簡単に言われたけど大変なことだよ、これ。現場の意見を聞いた上でこのワンストップ窓口というのをおっしゃったのか。委員会のときに医療助成が言っていた。75歳以上の御主人がおられた。転入されてきたときにそこの世帯のことを例に挙げておっしゃった。75歳以上の方は後期高齢者の窓口に来ていただかないといけない。奥さんが73歳だったら国保の窓口へ行ってもらわないといけない。介護保険は介護保険で5階へ行っていただかないといけないということで大変転入された方々には混乱をさせてしまうという懸念があった。こういうお話もあった。こういうそれぞれの現場での課題というのは具体的に市民に対して持っておられた。そんな大きなたくさんの課題がある中で、今この報告にもあったけれども、現在も全体会議の開催はなされていないという、そういう広域連合の経過の資料だった。こんなことで実際秋に、私の第2質問で市長は秋に市民に周知徹底を図りたいと、こう御答弁されたね。そのためにはやらないといけないことがいっぱいあるのではないかと。何を根拠に秋に市民に周知徹底をしたいとおっしゃったのかまずそこの真意を聞かせてください。 ◎(長尾市長) 本会議で私自身第2回目の質問にお答えをさせていただいたのは、秋には形が見えてくる、そうしたものについては市民に周知徹底が必要であろう、それは年をまたいではならんと思っていると、こういう表現を実はさせていただいたところであって、時期についてもいまだに様子というものがどう見えてくるのかというものについても不透明なところがあるけれども、早急にそうした実態をかためて市民の皆さん方にお伝えをしていきたいと考えている。その上で、御指摘いただいてるように議会サイドからも当然ワンストップ窓口を早急に確立する必要があるのではないかという御意見をいただいているところである。私どももそうしたワンストップ窓口を目指すべきだと考えているところであってそのための必要な手立てをとっていきたいと思っている。 ◆(中川委員) 市長、もっともっと中身のある議論をさせてください。あなたの考えはそれでいいよ。それをするためには具体的にはさまざまな手続を経ていかないといけない。広域連合からまだまだ示しておられない部分もあろうかと思うけれども、現場でこういうふうな形になるであろうというのはみんなそれぞれの課長が悩んでるわけだよ。一つの会議もできない、指示がない、こういう状況の中で幾ら市長がいいことを言われても実際そうなるかどうかというのは物すごく疑問だよ。これ行革が19年度に組織変更を考えてないとなれば、実際どうしていくかというのはここの裏につけないといけないだろう、この考え方として。10月31日に19年度に組織の変更はしないと、そういう方向が出たら実際19年の4月から後期高齢者が始まるわけだから、具体的にはそしたらどうしようかと。20年の4月から行われるわけだから実施されるわけだから、具体的にどうしていくかという、こういうものがなかったらだめと違うか。組織機構は考えてないだけでは済まないよ、これ。現場の皆さんの20年4月からの実施に向けてのさまざまな課題をどうとらえてるのかというのは大変なことじゃないか、これ。どうされるのか、秋までに。 ◎(長尾市長) 新しい制度を導入することになるから市民の皆さん方にもその制度の対応をとっていただかなきゃならんとともに、御指摘いただいているように行政自身も市民の対応がスムーズにいくよう窓口の対応も含めてそれの必要性があろうかと思っている。当然制度の導入に伴うところの機構の一定の手直しというものは必要だろうと思うが、あわせて御指摘いただいてるように市民の皆さんの混乱が生じないためのそうした機構改革以前の問題としての庁内体制の準備というものもあわせて行っていかなけばならんと思っている。 ◆(中川委員) それはしっかりやってあげてください。この後期高齢者医療が影響する75歳以上の今お子さんと一緒に住んでおられて扶養になっておられる方も全部外れるわけだよ。そんな方たちがたくさんおられる。この流れはほとんどまだ皆さん御理解しておられないので大きな声は上がっていないけれども、いろんな御不満も出てくるかもわからないし、これだけ大きな医療制度の改正があるわけだからもっと具体的にどうするかということに対して真剣に取り組んでいただかないといけないということをまず申し上げないといけないと。それに加えてこの後期高齢者医療制度の行く末によって、市長が答弁していただいた国保の第3次財政健全化計画、それの影響がすごくあると今回の委員会で左古室長の方から御答弁あった。その見通しがなかったら第3次は軽々にはできない、後期高齢者医療制度の流れまた動向を見て第3次再建計画が確定されるであろうという答弁なんだけどこれはお聞きか。 ◎(長尾市長) ちょうど時期的に重なるもので、そうした点では新しい制度の形が見えてこないと再建計画そのものを示していくということはやはり難しいかと思っている。 ◆(中川委員) だからこそ後期高齢者のその流れを早くきちっと私どもの行政の中で示していき、まだわからない部分も横へ置きながら、やらなければならないことからでもやらなくてはならないということを言ってるんだよ。全体が見えてからやるのか、今の御答弁だったら。全体すべて、自分たちが懸念していること全部わからなければ後期高齢者のそういうこの本市の状況というのはまとめていけないと、こういうことになるよ、今の答弁だったら。今抱えているこの状況の中でもさまざまな課題がいっぱいあるんだよ。それからでも取り組んでいかなければならない、全体の流れをきちっと把握しなければこのことにはなかなか取り組まれない、そういうお考えか。 ◎(長尾市長) 後期高齢者のこの保険医療制度というものの導入ということについて、もちろん細部が見えないまでも当然行政として行っていく点があろうかと思う。あわせて国保の再建計画を進めていく上での準備もその全容が見えるのを待って作業する必要はなかろう。当然その準備は進めていかなきゃならんと思っている。 ◆(中川委員) 私もちゃんと今回の資料をいただいてる。これ皆さんお持ちだ。これずっと順番に電子計算組織管理運営委員会に諮ったり個人情報審議会に諮ったり、やらなければならないこといっぱいだよ、これ。こういう流れで来年の平成20年4月からの後期高齢者医療広域連合へ業務移行するという、こういう流れがきっちり決まってるんだから、先ほど申し上げた本市でやらなくてはならない、そういう課題整理を、それは当然前向きにやっていただかないといけないのと違うか。それがこの昨年の7月25日には準備室は設置する考えがない、これは広域連合から大事なことの方向性が決まってなかったのかもわからない。10月31日には19年度に組織の変更は考えていない、そうなれば具体的にどこを窓口にしてどういう、この全体会議のようなことを続けていくかということがこの裏になかったらだめと違うかということを言っているんだよ。お聞きしたらいまだに全体会議の開催もなされていない。原局でそれぞれが努力をしているというのが今回の委員会でわかったんだよということを申し上げているんだよ。だからもう少しこの後期高齢者医療制度をもっと身近に、担当理事が7人もいてるのだったら理事1人でもつけたらどうだ。そのための理事制と違うのか、さっきから聞いてたら。それもない。そしたらあなた全然やる気がないと言わざるを得ないよ、私ども。まずこの問題しっかりと取り組まないと国保にも影響してくる。国民健康保険の話題に変えるけれども、後期高齢者の医療制度がきちっと方向性が出なかったら第3次の財政再建計画が策定できない、こういう答弁もいただいてるのでこのことがいかほどに大事かということを認識してください。後期高齢者医療制度。75歳以上の市民の皆さんには大変影響の大きいことだ。まずそのことは強く要望しておく。  それと国民健康保険なんだけども、私どもこの委員会の総意で、2日目からだったか国民健康保険の担当者、室長以下課長、委員会から外れていただいて現場対応に出てくださいと、こういう委員長の配慮があった。それはお聞きになっていたか。 ◎(長尾市長) 一応その前にも傍聴もさせていただいているから画像として見ている。 ◆(中川委員) それだったら市長、おかしいじゃないか。この委員会の冒頭でそのこと一言要るのと違うのか。そんな配慮今まで、私も長年やってきたけど。委員会委員会じゃないか。市民の代表の議員との質疑質問があるんだよ。それを先ほど来おっしゃってるようにたくさんの市民の皆さんが来られてるので対応するようにという特別な計らいを委員会としてやらせてもらっているんだ。それにも何の言葉もない。今お聞きしたら、映像で見てた。それだったらみずから御発言されたらよかったのと違うか。それどうか。 ◎(長尾市長) 他の部局でも消防局対応についてもそうした御協力をいただいているところである。議会としてのそうした御協力には市長としても御礼を申し上げる次第である。 ◆(中川委員) そんなの後手後手じゃないか。一番に言わないと。消防局とここの対応とちょっと違うよ。ここは委員会の出席メンバーの一部だよ。消防局は消防局としてちゃんとしたまとまりがあるじゃないか。そこまでの配慮をしているか。そういう認識はほとんどない。今指摘されたからありがたいと思っているという答弁じゃないか。それはまず私どもも本当にこの委員会として残念だ、市長の態度。それと申し上げるが、これほど大変な国保財政、あなたは十分認識されているね。何年も議員をやり1期4年間市長を経験されて第2次再建計画までつくられた。その市長が昨年の選挙の折には、保険料を軽減する。今どうか。平成19年度の66億円の一般会計からの繰り入れ、これが皆さんに対する大きな保険料の軽減に寄与しているとでも言いたいような、そういう表現じゃないか。一番に言われるね、66億円の繰り入れ。残念ながらこの繰り入れがなかったら膨大な保険料になっていたかもわからないけれども、昨年から比べたらほとんどの世帯が国保の保険料は増額されているよ。これは市府民税の税金の上がったこととは一切関係ない。なぜなら所得だから。この御認識はあるか。 ◎(長尾市長) 当然市民税での税負担をいただく制度と国保制度の場合には文字どおり医療収入を踏まえた上で負担を決めていくという点では当然制度上は別のものだと考えている。 ◆(中川委員) 制度の問題を聞いてるのと違う。あなたは昨年国保料を下げる、軽減すると言って当選されたんだよ。だけど残念ながらことしはさまざまな条件がそろってほとんどの世帯が保険料を増額されていると、こういう認識はされてるかと聞いてるんだ。 ◎(長尾市長) そうした点での市民の方々の国保料そのものについては去年と比べて増額となっているという認識を持っている。 ◆(中川委員) この答弁にもある、まことに残念であるとか、16年ぶりに赤字になったことが残念であるとか市民に負担を求めて心苦しい限りだと、そんな言葉で済まないよ、この問題は。これだけの国保財政のいわゆる16年ぶりの赤字をつくった。確かに当初予算は松見市政だったかもわからないけれども、やっぱり政治家は結果責任だよ。最終的な決算のときに長尾市長だから長尾市長の時代に16年ぶりに赤字になったと、こういうことだよ。この御認識はあるか。 ◎(長尾市長) 国保会計が従来単年度では黒字ベースを続けてきたものが今回こうした赤字を生む結果になったということの認識を持っている。 ◆(中川委員) だから議会答弁でそういう形でしゃあしゃあとおっしゃっているけど、市民の側に立ったら市民は昨年あなたが国保料を軽減してくれると思って投票してるんだよ。それが結果としてほとんどの、軒並みに保険料が上がった。こういう状況は政治家としては絶対許されない状況だよ。市民に対してあなたの公約はうそだったと言われても仕方ないね。私はそういうことをきっちりと市民に説明しないといけないのと違うかと、こういう立場から本会議で質問させてもらったんだ。あなたが初めての市長だったら知らんこともあったかなと。だけど長年議員もやられ4年間市長として経験され、まして第2次再建計画の当事者じゃないか。余りにも東大阪の市民を愚弄してるとしか思えないね、私どもは。その点市民に対してはどういうふうに思っておられるのか。 ◎(長尾市長) 市長としても努力をしたところであるけれども、結果として負担をお願いするということについては本会議でも申し上げているところであるが大変心苦しい思いをしている。 ◆(中川委員) そのことは私どもは市民にきちっと伝えていく。あなたが余りにも軽々な公約をされた。軽々しい公約をされた。これだけ重い国民健康保険料を軽減すると言って市長になった、このこと自体が私どもは市民に対する大きな裏切りだ、そうとしか思えないのでこのことは市民になりかわって指摘をしておく。まず後期高齢者医療制度がどれだけ大事なポストにあるのか。その方向が見えなかったら第3次の再建計画もできないという国保の状況。これも認識をしていただいたと思っているので後期高齢者医療制度には前向きに真剣に早く手続をとっていただきたい、そういう課題整理をしていただきたい。その方向性が決まったら第3次の再建計画が皆さん市民にも示せると、こういうことなのでまずこの国保と後期高齢者はしっかりと私ども訴えておきたいと思う。  最後に地元のことだが徳庵の駅のエレベーター設置の件だが、4月にもたくさんの方の御署名をいただいて市長の方に陳情にも市民の代表が行かれた。今私どもの耳にたくさん入ってくるのは、やっぱり橋上駅で階段が長い。高齢者の方は大変苦しい思いをされているので一刻も早いエレベーターの設置を望むという、そういう声が周辺また徳庵駅を利用される高齢者、障害者の方から強く要望が今あるわけだ。いろいろと委員会でもお聞きしたが、JRもいわゆる構内と構外、この構内の方がJRの責任、構外が私どもの東大阪市の責任と、こういうふうになってるかと思うが、構内の方のJRも住民の皆さんからの大きな意向を受けられて早期にエレベーター設置をしたいという、そういう動きもあると原局からお聞きしている。こういう状況の中で課題もある。お地蔵さんの移動もあるだろうし集会所の件もある。このことは地元の皆さんの御協力がなければだめなんだが、その地元と協議をして一刻も早くその方向性を決めないとこれなかなか、構内の方が早く早くとおっしゃっていただいても外の方がこんな状況では、これは住民の皆さんには大変御迷惑をかけている現状なのでこの辺のところはどうお考えか。 ◎(長尾市長) 文字どおり積年の御要望であるというふうに私も経過の中で理解をしているし、ことし改めて地元の自治会長を含め地元の方々から7570名の署名を市長室に提出いただいたところである。文字どおり政党レベルでは超党派でこの必要性を私ども聞いているところであるからそうした点で何としても前進をさせなきゃならんと考えている。その点で御指摘いただいているように駅構外については課題があって、建設局でも今後調査研究を進めていきたいと考えている。 ◆(中川委員) それではそのエレベーターに関しては今市長がおっしゃっていただいた積年の課題。一番にでもつけてあげていただかなければならない、高齢化率もかなりの上昇をしているし障害者もたくさんおられる。この徳庵の駅のエレベーター設置については市の大きな課題として全力を挙げて1年でも半年でも早くつけれるようにこのことは強く要望して私の質問を終わる。 ○(川口委員長) 他にないか。                (「なし」の声あり) ○(川口委員長) 他にないようであるので市長に対する総括的な質疑質問はこの程度にとどめる。  この際お諮りする。本日の審査はこの程度にとどめたいと思うが、これに御異議ないか。               (「異議なし」の声あり) ○(川口委員長) 御異議ないようであるのでさよう決する。  なお次回は6月28日午前10時より委員会を開会する。  本日はこれをもって散会する。               ○散会(午後0時37分)...