◆7番(木下誇君) (登壇)
日本共産党の木下誇です。
議員提出議案第1号
議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について、報酬の
引き下げの根拠や
議員報酬の
あり方の認識についてお聞きをしていきます。 まず今回、議長、副議長、議員の
報酬月額を20%減額をすると
提案理由に書かれていますが、まずこの20%この
引き下げ、これが妥当だとする根拠についてお聞かせください。
○議長(
片山敬子君)
生田議員。
◆3番(
生田達也君) (登壇) 答弁いたします。 20%削減の根拠でございますが、我々市民の皆様の声をお伺いしている中で、月々大体10万円ぐらいが削減によって、この市政の状況に寄与できる金額ではないかという皆様の声をお伺いして、この2割削減というのを反映させていただいております。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(
片山敬子君)
木下議員。
◆7番(木下誇君) (登壇) 先ほど市民の方から、月々10万円ほど削減をしてはどうかというお声を聞いたということなんですけれども、それは20%の
引き下げが本当に妥当かどうかの根拠にはならないと考えます。そういった市民の
皆さんの声もありますが、じゃあ全ての市民の
皆さんがそう感じているのかということになると、また違ってくるかと思います また、財政のことを考えてみても、本来であればこの20%の報酬の
引き下げがどのような影響があって、どういったことに使われるのか、だからこそ20%なんだという根拠をはっきりと示していただきたかった。そのように指摘をしておきます。 また、それではそもそも
議員報酬の
あり方、また適正な
議員報酬については、どのように考えているのかお聞かせください。
○議長(
片山敬子君)
生田議員。
◆3番(
生田達也君) (登壇) 答弁させていただきます。 各会派によって、いろいろなお考えがあるかと存じます。我々
大阪維新の会3名は市民の皆様のそういった声をお伺いし、先の選挙において
議員報酬2割削減を公約に掲げ、市民の方々より本当に多くの付託をいただき、ここに立たせていただいております。
市民皆様のために生活をよくするために、政策を実行する過程において、何をするにも財源が必要です。 本市の
財政状況は大変厳しく深刻な状況であります。本市の
経営陣たる議員が身を切って財源を生み出し、
市民皆様のため財源に寄与する、これを当たり前のことだと存じます。まずは、
市民皆様のために実行できることから実行する、そういった考えでございます。 また、
議員報酬に関してでございますが、各
会派個人個々によっての考えも違うかと存じます。会派として統一な考えを集約して、また考えについては後日提出させていただきたいと存じます。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(
片山敬子君)
木下議員。
◆7番(木下誇君) (登壇) この議会14人中3人の議員の
皆さんの意見としてお聞きをいたしました。正しく先ほどおっしゃられた部分で、大事なのはやはり
住民要求を議会と行政にいかにして反映しやすくするか、この観点が非常に大事だと思います。そこにはさらに住民の合意も得ながら決定をされるべきものです。よく財政難ということをおっしゃられますが、
議員報酬を削減するだけでは、解決するものではないと考えます。 やはり困難に直面した場合に、住民との連携で英知を集めて無駄をなくしていく、また
地方自治を発展させ、住民の福祉の向上に資するために、議会の機能を活用し
チェック機能を強化する、議員が研修を重ね、
政策提案を活発に行う、そしてまた本市の利益に関する事柄については、国会や
関係行政庁に
意見書を提出する、そういった住民の要望に応えて、住民のもとに出向いて、行政や議会の取り組みを報告をする、これら議会本来の役割を発揮をすることが、まずは大事ではないかと考えます。 それでは、続いてお聞きをいたします。昨今
議員報酬の低さから
なり手不足で選挙にならない
市町村があるかと思います。
議員報酬の
引き下げが与える影響についてどのようにお
考えなのかお聞かせください。
○議長(
片山敬子君)
生田議員。
◆3番(
生田達也君) (登壇) 答弁申し上げます。
議員報酬の少ない
市町村に関しては、そういった市民の皆様から
議員報酬の
削減等という声が恐らく出にくいかと存じます。我々私
ども藤井寺市議会大阪維新の
会市議会3名は、市民の皆様の声をお伺いする中で、市民の皆様からそういった声をお伺いし、市民の皆様の声を市政にお届けする、それを使命としております。その旨をご理解いただけたらと思っております。 答弁とさせていただきます。
○議長(
片山敬子君)
木下議員。
◆7番(木下誇君) (登壇) 先ほどそのような
市町村からは
議員報酬の削減の話が出てこないかもしれないと、それははっきりいってその
自治体の
財政状況にもよるかと思います。しかし今昨
市町村を見てみますと、どこも
自治体財源が潤沢にあるわけではありません。財源を理由としてこういった
議員報酬の話が出るのであれば、どこでも出さなければならないという話になります。 そして市民の声が、本当に全ての市民の声を聞けてるのかという点においても疑問を感じざるを得ません。また今回の
議員報酬については、先ほど述べさせていただきましたように、住民の
皆さんのためにやはり議員が研修や研究を重ねなければならない、そして
住民合意も必要であると考えます。当
市議会には議会の
あり方調査特別委員会もあります。やはりこの
議員報酬については、専門的な知見も入れて議論をするべきだと考えますが、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(
片山敬子君)
生田議員。
◆3番(
生田達也君) (登壇) 答弁申し上げます。 我々そういった考えもございますが、市民の皆様にまず実行できることから、実行する。市民の皆様に本当によくするための財源を捻出する、それがまず第一、またただただ市民の皆様の声を市政に届けるこれが重要かと思いまして、議題として提出させていただきました。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(
片山敬子君)
木下議員。
◆7番(木下誇君) (登壇) 先ほど専門的な知見も入れて議論をする、そういった考えもあるとお聞かせをいただきました。そして市民の声があるからこそ、そういった
特別委員会にかけ、しっかりと
調査研究をすべきだと考えます。そしてその市民の声を受けとめて議員の報酬の
あり方、適正な
議員報酬についてどうなんだと、そして
なり手不足の
市町村こういったところのことも考えて、
議員報酬の
引き下げが与える影響について、しっかりと議論をすべきだと考えます。それを1日で決定していくのは、拙速だと言わなければなりません。 以上です。
○議長(
片山敬子君) 次に瀬川
覚議員。
◆8番(
瀬川覚君) (登壇)
木下議員に引き続きまして、お尋ねします。 今回提案されている議案によりまして、
一般会計の歳出上、実質的にどれだけの
財政効果があるのかということになっているか、お答えください。
○議長(
片山敬子君)
生田議員。
◆3番(
生田達也君) (登壇) 答弁申し上げます。 大体約年間2,000万円の削減となると存じております。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(
片山敬子君)
瀬川議員。
◆8番(
瀬川覚君) (登壇) 今大体2,000万円の削減になるとおっしゃいました。正確に言いますと1,894万8,480円とお聞きしております。この金額が実際に財政的な効果があるとする根拠は何でしょうか。
○議長(
片山敬子君)
生田議員。
◆3番(
生田達也君) (登壇) 答弁申し上げます。 そういった根拠は特にございませんが、我々としてはただ市民の皆様のために、財源を生み出し本市の
財政状況、大変厳しい中でありますので、それに寄与する議員みずから財源をつくり出す、市民の皆様に実行できることから実行する、そういった考えでございます。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(
片山敬子君)
瀬川議員。
◆8番(
瀬川覚君) (登壇) ですから、歳出上の
効果額はわかってるんですね。それが実際に寄与するかどうかの根拠をお尋ねしたわけです。
○議長(
片山敬子君)
生田議員。
◆3番(
生田達也君) (登壇) 答弁申し上げます。 寄与するかどうかにつきましてですが、削減することによって、1円でも多く財源が捻出できれば、それは寄与することになると存じます。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(
片山敬子君)
瀬川議員。
◆8番(
瀬川覚君) (登壇) 私
たち議員は選挙によりまして、市民の
皆さんから付託を受けています。そして市長も選挙によって付託を受けています。
二元代表制これが
地方自治の原則です。そのもとで実際に
執行機関と議会とが議会を通じてやりとりをする中で、結果が出てくるわけですね。ですからその歳出上の
効果額はあったとしても、それが実際に予算にどう反映させられるかというのは、そのことにはならないと思うんですが、実際に私たちが寄与するであれば、財政を困難にしている原因が何かそこを明らかにして、そこをこそ解決することが本当に寄与することになるのではないかと思いますが、その点についてはいかがお考えですか。
○議長(
片山敬子君)
生田議員。
◆3番(
生田達也君) (登壇) 答弁申し上げます。 我々は各会派によって、いろいろな考えがあるかとは存じますが、
市民皆様の声を市政に届ける、まずそれが我々にとって最重要であると存じ、提出させていただいております。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(
片山敬子君)
瀬川議員。
◆8番(
瀬川覚君) (登壇) それでは、別の角度からお尋ねします。大阪市維新の会は、この
議員報酬の削減について提案されていますが、これをやれば逆にいえばこれをやれば市民の
皆さんにも
サービスカット、あるいは
負担増をお願いできるという立場でやっていらっしゃるんでしょうか。
○議長(
片山敬子君)
生田議員。
◆3番(
生田達也君) (登壇) 答弁申し上げます。 そういった考えではなく、我々としましては、
議員報酬の2割削減を公約として、ここに立たせていただいてる以上、市民の声として市政にお届けする、それが重要であるとの認識より、こちらの議案を議題とさせていただいております。よろしくお願いいたします。
○議長(
片山敬子君)
瀬川議員。
◆8番(
瀬川覚君) (登壇) 最後に先ほどの
木下議員の質疑と重なりますので、どうしようかと思ったんですが、そういう市民の声を届けるとそれぞれの立場でね、届けるというのは当然だと思います。まさにそれを実行するためにこそ、議会の
あり方調査特別委員会で検討してはどうですかという提案をして、各会派の合意を得られるような努力をされてはどうですか。こういった
議員報酬については、やはりそれぞれの考えが違う会派の
皆さんの合意を得て、考えていくというのが普通のプロセスだと考えます。その点については最後にお答えいただけますか。
○議長(
片山敬子君)
生田議員。
◆3番(
生田達也君) (登壇) 答弁申し上げます。 プロセスについて、これも会派ごとにいろいろな考え方があるかと存じます。我々といたしましては、この市民の皆様の声をこの議会に反映させる、それが使命だと思っております。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(
片山敬子君) 他に質疑はございませんか。
---質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 [「異議なし」の声あり]
○議長(
片山敬子君) ご異議なしと認めます。 よって本案については、
委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、これを許します。 まず、木下 誇議員。
◆7番(木下誇君) (登壇) 私は
日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、
議員提出議案第1号
議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について、反対の立場から討論を行います。 まず、初めに
日本共産党は何が何でも
議員報酬の削減に反対するものではありません。しかし今回提出された議案では、特別職の職員同様に
議会議員も率先して財政の健全化に寄与することが重要だと書かれています。しかし
議員報酬はそもそも職員給与に引きずられて引き上げたり、
引き下げたりするような性格のものではありません。またなぜ削減割合が20%なのか、その根拠が明確には示されませんでした。本来であれば議員の職責を果たすために、必要かつ妥当な報酬の額とは一体幾らなのか、
自治体の規模や予算との整合性についてどうなのか。議員が非常勤の特別職であることによる諸条件などを鑑みて、現在の報酬額が高いのか否か、議会として議会の
あり方調査特別委員会などの場で十分に議論、検討を行った上で、決めるべきものであり、そのプロセスを踏まずに
引き下げを実行することはできません。 なぜならば議会というのは、老若男女、金銭的条件によって制限されるものではなく、誰しもが参加できる場でなくてはなりません。議員の報酬額と議員に担い手については、切り離せない関係であり、報酬
引き下げによって担い手不足が深刻になり、選挙にならない
自治体も出てきています。選挙で市民が市民の代表を選ぶという民主的な議会の
あり方を次世代に引き継ぐことも、議会とその議会を担う私
たち議員の責任であると考えます。十分な議論と検討を置き去りに安易に賛成することはできませんが、議会として
議員報酬の
あり方を今後議論、検討することは必要だと考えます。 以上です。
○議長(
片山敬子君) 次に
花崎由貴子議員。
◆1番(
花崎由貴子君) (登壇) 花崎でございます。私は
議員提出議案第1号
議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について、賛成の立場から討論させていただきます。
財政状況の硬直化、地方債による借金は過去最大、また少子高齢化、人口減少などさまざまな要因による将来の収支見通しが非常に厳しい中での工業施設再編の問題等々、本市の財政は大変厳しく深刻な状況であります。私も議員になる前は報酬が多いのではと考えておりました。よって、
議会議員も特別職の職員同様率先して財政の健全化に寄与することも重要であるとの考えにより、賛成討論とさせていただきます。
○議長(
片山敬子君) 他に討論はございませんか。
---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 [起立少数]
○議長(
片山敬子君) 起立少数であります。 よって本案は否決されました。-----------------------------------
○議長(
片山敬子君) 次に、日程第4
議会議案第8号並びに
議会議案第9号及び
議会議案第10号を
一括議題とし、職員をして議案の朗読をいたさせます。[職員朗読] 朗読申し上げます。
議会議案第8号 「
あおり運転」に対する
厳罰化とさらなる対策の強化を求める
意見書 標題の議案を次のとおり、
藤井寺市議会会議規則第14条の規定により提出する。
令和元年12月20日提出 提出者
藤井寺市
議会議員 伊藤政一 同 同 瀬川 覚 同 同
生田達也 同 同
玉田日登美 同 同
松木洋介 同 同
麻野真吾 同 同 畑
謙太朗 「
あおり運転」に対する
厳罰化とさらなる対策の強化を求める
意見書 本年8月、茨城県の常磐自動車道で、男性が執拗な
あおり運転を受けて車を停止させられ、容疑者から顔を殴られるという事件が発生した。また平成29年6月には、神奈川県内の東名高速道路において、
あおり運転を受けて停止した車にトラックが追突し、夫婦が死亡している。こうした事件・事故が相次ぐ中「
あおり運転」をはじめとした極めて悪質・危険な運転に対しては、厳正な対処を望む国民の声が高まっている。 警察庁は、平成30年1月16日に通達を出し、道路交通法違反のみならず、危険運転致死傷罪や暴行罪等のあらゆる法令を駆使して、厳正な取り締まりに取り組んでいるが、いわゆる「
あおり運転」に対する規定がなく、防止策の決め手とはなっていない。今後は、
あおり運転の
厳罰化に向けた法改正の検討や更新時講習などにおける教育のさらなる推進及び広報啓発活動の強化が求められるところである。 そこで政府におかれては、今や社会問題化している「
あおり運転」の根絶に向け、安全・安心な交通社会を構築するため、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。 記 一、「
あおり運転」の規定を新たに設け、
厳罰化については、危険運転を行った場合のみでも道路交通法上、厳しく処罰される海外の事例なども参考としながら、実効性のある法改正となるよう、早急に検討を進めること。 一、運転免許更新時における講習については、これまでの交通教則による講習に加え、
あおり運転等の危険性やその行為が禁止されていること及びその違反行為に対しては取締まりが行われることについての講習も行うこと。また、更新時講習に使用する教本や資料などに、これらの事項を記載すること。 一、広報啓発活動については、
あおり運転等の行為が禁止されており、取締まりの対象となることや、「
あおり運転」を受けた場合の具体的な対処方法などについて、警察庁及び都道府県警察のホームページ、SNSや広報誌などを効果的に活用し、周知に努めること。 以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
令和元年12月20日
藤井寺市議会-----------------------------------
議会議案第9号 CSF(
豚コレラ)の
早期終息に向けた緊急かつ具体的な対策を求める
意見書 標題の議案を次のとおり、
藤井寺市議会会議規則第14条の規定により提出する。
令和元年12月20日提出 提出者
藤井寺市
議会議員 伊藤政一 同 同 瀬川 覚 同 同
生田達也 同 同
玉田日登美 同 同
松木洋介 同 同
麻野真吾 同 同 畑
謙太朗 CSF(
豚コレラ)の
早期終息に向けた緊急かつ具体的な対策を求める
意見書 昨年9月に国内で26年ぶりに発生したCSFは、関係者による懸命の努力にもかかわらず、この1年間に14万頭を超える殺処分が行われるなど甚大な被害をもたらしている。 また、感染地域についても、養豚の主要産地を擁する関東圏まで広がるなど、終息が見通せないどころか、さらなる広域化の様相を呈している。この状況は、CSF対策が新たな局面に入ったと認めざるをえない。 そこで政府におかれては、今回の事態を国家レベルの危機事案と受け止め、養豚農家が今後も安心して経営を続けられるよう、CSF終息に向けた下記の事項について緊急かつ具体的に取り組むことを強く求める。 記 一、飼養豚へのワクチン接種を更に進めるとともに、ワクチン接種後の接種豚の円滑な流通について、取引価格の下落や風評被害が生じないよう、あらゆる手段を講じること。 一、今般のCSF拡大の主要因となっているCSF感染野生イノシシの拡大を抑止するため、野生イノシシの捕獲強化や戦略的な経口ワクチンベルトの構築を行うこと。 一、現在、アジアにおいて発生が拡大しているASF(アフリカ
豚コレラ)の国内侵入を防止するため、罰則の強化も含めた一層の水際対策の強化、徹底を図ること。 以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
令和元年12月20日
藤井寺市議会-----------------------------------
議会議案第10号
令和元年台風19号等からの復旧・復興に向けた対策を求める
意見書 標題の議案を次のとおり、
藤井寺市議会会議規則第14条の規定により提出する。
令和元年12月20日提出 提出者
藤井寺市
議会議員 伊藤政一 同 同 瀬川 覚 同 同
生田達也 同 同
玉田日登美 同 同
松木洋介 同 同
麻野真吾 同 同 畑
謙太朗 令和元年台風19号等からの復旧・復興に向けた対策を求める
意見書 台風19号等の影響により東北、信越、関東、東海にかけて、河川の堤防が決壊した他、越水などによる浸水被害、土砂災害などが広範囲に渡り多数発生し、各地に甚大な被害をもたらした。台風15号による被害の爪痕が残る地域では、追い打ちをかけるような事態となった。 政府においては、被災直後から迅速な救助・救出活動、避難支援などの応急対応とともに、早期復旧に向けた様々な取り組みに総力を挙げてきたところであるが、どこまでも「被災者第一」で、今後の生活支援、早期の住まいの確保、産業・生業の支援など、被災者に寄り添った支援が求められる。 また、水道や電気等のライフライン、鉄道や道路等の交通インフラの早期復旧、決壊した河川の堤防等では、二度と災害を起こさない「改良復旧」を強力に推進するとともに、ソフト・ハード両面にわたる復旧・復興に向けた総合的な支援策を強力に講じることを強く求めるものである。 記 一、被災者の1日も早い生活再建のため、既存制度の対象拡大や要件緩和など弾力的な運用を行うこと。 一、医療施設、社会福祉施設、学校教育施設等の復旧、再開に向けて、必要な支援を行うこと。 一、商工業、農林水産業の早期事業再開のため、被災した事業用建物、設備、機材等の復旧を支援する補助制度を創設すること。 一、被災地の風評被害払拭のため、旅行商品・宿泊料金の割引等に対して必要な観光支援を行うこと。 一、被災地の切れ目ない復旧・復興の推進のため、復旧作業の進捗を見極めつつ、補正予算の編成について適切に判断すること。 一、「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」の計画通りの遂行と、期間終了後も必要となる対策が講じられるよう、継続して予算措置を行うこと。 以上、
地方自治法第99条の規定により提出する。
令和元年12月20日
藤井寺市議会----------------------------------- 以上でございます。
○議長(
片山敬子君) 議案の朗読が終わりました。 議案についての
提案理由の説明は、ただいまの議案の朗読をもってこれにかえさせていただきます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております3議案については、質疑、
委員会付託及び討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 [「異議なし」の声あり]
○議長(
片山敬子君) ご異議なしと認めます。 よってただいま議題となっております3議案については、質疑、
委員会付託及び討論を省略することに決しました。 これより、採決に入ります。 ただいま議題となっております3議案についていずれも原案のとおり決することにご異議ございませんか。 [「異議なし」の声あり]
○議長(
片山敬子君) ご異議なしと認めます。 よってただいま議題となっております3議案はいずれも原案のとおり可決されました。 なお、ただいま議決されました各
意見書につきましては、議長において関係機関に送付いたしたいと存じますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。-----------------------------------
○議長(
片山敬子君) 次に、日程第5
特別委員会の
中間報告について議題といたします。 3
特別委員会については、いずれも特に
委員長より報告する事項がございませんので、議長の報告をもってこれにかえさせていただきます。ご了承のほどよろしくお願いいたします。 以上をもって、本日の
議事日程は全部終了いたしますとともに、提出されました議案は全て議了いたしました。
定例会の閉会に当たりまして、市長より挨拶をお受けすることにいたします。 岡田市長。
◎市長(
岡田一樹君) (登壇)
令和元年第3回定例
市議会の閉会に当たりまして、一言お礼のご挨拶を申し上げます。 議員の皆様方におかれましては、去る11月29日の開会以来、慎重なるご審議をいただき、全ての議案につきまして、いずれもご可決、ご承認を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。 さて、本年も残すところあとわずかにありましたが、議員の皆様方には、
藤井寺市発展のため、ご尽力をいただきまして、まことにありがとうございました。新年におきましても職員一同全力を傾注いたしまして、
藤井寺市のまちの魅力と活力を高め、安心して住み続けられるまちづくりに邁進してまいりますので、より一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 これから寒さが一層厳しくなってまいります。議員の皆様におかれましては、健康に十分ご留意され、よい新年を迎えられますようお祈り申し上げまして、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
片山敬子君)
定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 今期
定例会は、11月29日開会以来、本日までの22日間の会期をもって市長より提案されました15議案、
議員提出議案1件並びに
意見書3件及び9月
定例会よりの継続審査案件8件につきまして慎重にご審議を賜り、今議会に提出されました全ての議案の審議を終了いたしました。本日予定どおり閉会の運びとなりましたことは、議員並びに理事者各位の円滑な議事運営に対するご協力のたまものと厚く御礼を申し上げる次第でございます。 さて、本年も余すところあとわずかとなり、何かと慌ただしく感じる時期になってまいりました。皆様方には年末年始くれぐれもご健康に留意をいただき、お健やかにすがすがしい新年を迎えていただきますようご祈念申し上げまして、まことに簡単、粗辞ではございますが、閉会の挨拶とさせていただきます。 これをもちまして、
令和元年藤井寺市議会第3回
定例会を閉会いたします。ご協力ありがとうございました。 午前10時53分 閉会...