藤井寺市議会 > 2018-03-23 >
03月23日-04号

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  1. 藤井寺市議会 2018-03-23
    03月23日-04号


    取得元: 藤井寺市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    平成30年  3月 定例会(第1回)             平成30年第1回定例会           藤井寺市議会会議録(第4号)                      平成30年3月23日(金曜日)                      午前10時開議◯議事日程(第4号)  日程第1 議案第4号 藤井寺市敬老祝寿金条例及び藤井寺市身体障害者知的障害者及び精神障害者福祉金条例の廃止について       議案第5号 藤井寺市指定居宅介護支援事業者の指定に関する基準並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について       議案第6号 藤井寺市介護保険条例の一部改正について       議案第7号 藤井寺市指定地域密着型サービス事業者の指定に関する基準並びに指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第8号 藤井寺市指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準並びに指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第9号 藤井寺市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第10号 藤井寺市国民健康保険条例の一部改正について       議案第11号 藤井寺市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について       議案第12号 藤井寺市立市民総合体育館条例の一部改正について       議案第16号 平成29年度藤井寺市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について       議案第17号 平成29年度藤井寺市介護保険特別会計補正予算(第5号)について       議案第22号 平成30年度藤井寺市国民健康保険特別会計予算について       議案第23号 平成30年度藤井寺市後期高齢者医療特別会計予算について       議案第24号 平成30年度藤井寺市介護保険特別会計予算について       議案第26号 平成30年度藤井寺市病院事業特別会計予算について       請願第2号 「障害者福祉金」制度廃止の中止を求める請願について       請願第3号 敬老祝寿金の存続に関する請願について  日程第2 議案第1号 藤井寺市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について       議案第2号 災害による被災者に対する市税の減免に関する条例の一部改正について       議案第3号 職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例等の一部改正について       議案第13号 市道路線の認定及び一部廃止について       議案第15号 平成29年度藤井寺市一般会計補正予算(第6号)について       議案第18号 平成29年度藤井寺市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)について       議案第19号 平成29年度藤井寺市水道事業会計補正予算(第3号)について       議案第21号 平成30年度藤井寺市駐車場特別会計予算について       議案第25号 平成30年度藤井寺市公共下水道事業特別会計予算について       議案第27号 平成30年度藤井寺市水道事業会計予算について       請願第1号 2025日本万国博覧会大阪誘致への積極的な取組みを求める請願書について  日程第3 議案第20号 平成30年度藤井寺市一般会計予算について  日程第4 議会議案第1号 バリアフリー法の改正及びその円滑な施行を求める意見書について       議会議案第2号 洪水回避等を目的とした流量確保のための中小河川の河道掘削の予算の確保を求める意見書について  日程第5 特別委員会の中間報告について  日程第6 平成30年度各常任委員会特別委員会の行政視察について◯本日の会議に付した事件  日程第1~日程第6まで◯出席議員(14名)       1番 木下 誇君       2番 瀬川 覚君       3番 岩口寛治君       4番 西野廣志君       5番 中路新平君       6番 岡本 光君       7番 伊藤政一君       8番 片山敬子君       9番 山本忠司君      10番 畑 謙太朗君      11番 麻野真吾君      12番 清久 功君      13番 田中光春君      14番 石田隼人君◯地方自治法第121条の規定による出席者        市長       國下和男君        副市長      松浦信孝君        副市長      瀬野憲一君        教育長      多田 実君        危機管理監    大森克人君        総務部長     田村誠三君        政策企画部長   藤田茂行君        市民生活部長   井上昌弘君        福祉部長兼    清水哲夫君        福祉事務所長こども・健康部長                 東野桂司君        都市整備部長   金森俊幸君        市民病院事務局長 田中健司君        水道局長     小川久人君        教育部長     山植和男君        教育部理事    阪上光浩君        選挙管理委員会事務局長併監査委員事務局長併公平委員会事務局長併固定資産評価審査委員会事務局長                 和田晋司君        総務課長     森田 勉君◯議会事務局出席者        事務局長     福田隆秀君        事務局次長    萬田栄治君        事務局チーフ   田名出隆行君        事務局主事    川崎才華君     午前10時00分 開議 ○議長(畑謙太朗君)  おはようございます。 ただいまから定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 地方自治法第180条第2項の規定に基づく専決処分の報告が1件ございます。ご了承のほど、お願いいたします。 それでは、これより議事に入ります。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。ご協力のほどよろしくお願いいたします。 なお、各常任委員会委員長並びに予算特別委員会委員長付託議案審査の報告につきましては、審査の結果についてのみ報告を受けることにいたします。----------------------------------- ○議長(畑謙太朗君)  まず日程第1 議案第4号から議案第12号まで、議案第16号、議案第17号、議案第22号から議案第24号まで、及び議案第26号並びに請願第2号、及び請願第3号の17議案を一括議題とし、17議案の審査の結果について、委員長の報告を求めます。 岡本 光民生文教常任委員会委員長。 ◆民生文教常任委員会委員長(岡本光君) (登壇) 去る3月5日の定例本会議におきまして民生文教常任委員会に付託を受けました諸議案について審査の結果を報告いたします。 当委員会は、3月7日に常任委員会を開催し、付託議案15件及び、請願2件を慎重に審査いたしました結果、議案第4号 藤井寺市敬老祝寿金条例及び藤井寺市身体障害者知的障害者及び精神障害者福祉金条例の廃止について、議案第6号 藤井寺市介護保険条例の一部改正について、議案第7号 藤井寺市指定地域密着型サービス事業者の指定に関する基準並びに指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第10号 藤井寺市国民健康保険条例の一部改正について、議案第22号 平成30年度藤井寺市国民健康保険特別会計予算について、議案第23号 平成30年度藤井寺市後期高齢者医療特別会計予算について、及び議案第24号 平成30年度藤井寺市介護保険特別会計予算についての7議案につきましては賛成多数をもって、また議案第5号 藤井寺市指定居宅介護支援事業者の指定に関する基準並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定について、議案第8号 藤井寺市指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準並びに指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第9号 藤井寺市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第11号 藤井寺市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について、議案第12号 藤井寺市立市民総合体育館条例の一部改正について、議案第16号 平成29年度藤井寺市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、議案第17号 平成29年度藤井寺市介護保険特別会計補正予算(第5号)について、及び議案第26号 平成30年度藤井寺市病院事業特別会計予算についての8議案につきましては全会一致をもちまして、いずれも原案のとおり可決することに決しました。 次に、請願第2号 「障害者福祉金」制度廃止の中止を求める請願について、及び請願第3号 敬老祝寿金の存続に関する請願についての2件につきましては賛成少数をもって、不採択とすべきものと決定いたしました。 以上、委員長報告といたします。 ○議長(畑謙太朗君)  報告が終わりました。 これより、ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はございませんか。---質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 これより、討論・採決は1件ごとに行います。 まず、議案第4号について討論に入ります。 討論の通告がありますのでこれを許します。 まず、瀬川 覚議員。 ◆2番(瀬川覚君) (登壇) 私は日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、議案第4号 藤井寺市敬老祝寿金条例及び藤井寺市身体障害者知的障害者及び精神障害者福祉金条例の廃止について、反対の立場から討論いたします。 第1に、市民生活に対する市としての最低限の責任を果たすという姿勢そのものが欠如しています。藤井寺市にお住まいの高齢者の方々、障がい者の方々の生活実態を調査し、それぞれの事業が果たしている役割そのものの意義についての真剣な議論がされていません。昨年12月に行革の一環として廃止の方針を明らかにして以降、議会内からも異論が出ているにもかかわらず、関係団体への意見聴取、その他市民合意に必要な最低限の意見聴取も行われていません。 第2に、行革の観点から両事業をその対象事業と考えること自体間違っています。行革の対象は非効率不必要な事業であるべきです。敬老祝寿金障害者福祉金が非効率不必要な事業であるなどということは、市自身示すことができませんし、認めてもいません。約230億の一般会計予算において徹底的な無駄を省く努力をした上での苦渋の決断とは到底言えません。 第3に、結果として行革の対象に両事業を上げること自体の的確な理由をまともに説明することすらできていません。議案書には敬老祝寿金及び障害者福祉金の両事業を平成29年度末で終了するため、条例を廃止するものであるとしか書けなかったこと自体がそのことを如実にあらわしています。 最後に、条例の廃止が平成30年度予算と同時に提案されており、市民も議会も30年度の廃止の是非を議論するまともな機会も与えられていないという点です。担当部署は条例がある以上、この間市民からの問い合わせに対して明確な応対ができないはずです。議会で議決もされていない段階では廃止は決まっていないからです。廃止の方針を決めたとしても、本来なら年度当初から議会にも市民にも丁寧な説明を行う責任があるのではないでしょうか。 以上、内容の点でも進め方の点でも市民本位とは到底言えない本廃止条例に明確に反対し、討論といたします。 ○議長(畑謙太朗君)  次に、岩口寛治議員。 ◆3番(岩口寛治君) (登壇) 私は議案第4号 藤井寺市敬老祝寿金条例及び藤井寺市身体障害者知的障害者及び精神障害者福祉金条例の廃止について、賛成の立場から討論を行います。 敬老祝寿金は昭和40年に創設され、節目節目の長寿を祝い、敬老の意を表するものとしてこれまで寄与されてきました。また障がい者への福祉金は昭和46年に創設され、障がい者に対する施策やサービスが未整備な状況の中で、障がい者施策の一つとして役割を果たしてきました。その後平成20年3月には、藤井寺市財政健全化プログラムで両事業の見直しが掲げられ、これまで金額や対象者の見直しを図りながら、市の財政状況が厳しくなる中にあっても何とか継続してこられました。 しかしながら、現在敬老祝寿金は府内約半数の市町村で廃止され、障がい者への福祉金は、藤井寺市を含めても府内6市町村のみが実施しているという状況になっています。一方、市の財政状況はここ数年財政調整基金の取り崩しを行われていないと、年間の一般会計の歳出が賄えないという非常に厳しい状況が続いており、市による今後の収支試算では、平成33年度には約21億円の赤字となる見通しで、早期健全化団体への転落も危惧されます。 こうした中、市が持続可能な行財政運営を行っていくために、他の自治体の動向や市の財政状況などを考慮し、施策の選択と集中を徹底し、市の将来のために必要な改革の一つとして、長年の懸案であった敬老祝寿金及び障がい者への福祉金の見直しについて、今回事業を廃止するという苦渋の決断をしたことは、一定やむを得ないものと理解します。両事業を廃止するに当たっては、市として引き続き障がい者や高齢者の声に十分耳をかたむけていただき、事業の形態が変わっても、今後とも市民福祉の向上につながるような施策の充実に努めていただきますよう強く要望いたしまして、議案第4号の条例廃止について賛成の立場からの討論といたします。 ○議長(畑謙太朗君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって、本案は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] ○議長(畑謙太朗君)  起立多数と認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号について討論に入ります。 討論の通告がありますのでこれを許します。 まず、瀬川 覚議員。 ◆2番(瀬川覚君) (登壇) 私は日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、議案第6号 藤井寺市介護保険条例の一部改正について、反対の立場から討論します。 介護保険料の引き上げを抑えようと努力されたことは認めます。しかしながら第7期の計画においては、要支援1・2の方々のホームヘルプサービス・デイサービス保険給付対象事業から外され地域支援事業となるなど、制度そのものが大きく変えられる中で、保険あって介護なしと言われて久しい介護保険事業をいかに市民本位に運営するか、また高過ぎる保険料をいかに引き下げるかが大きく問われる事態となっています。そうした中、保険料がさらに引き上がる本条例には賛成できません。制度の抜本的見直しを国に求めるよう強く要望し、討論といたします。 ○議長(畑謙太朗君)  次に、麻野真吾議員。 ◆11番(麻野真吾君) (登壇) 議案第6号について賛成の立場から討論を行います。 本条例の一部改正は、平成30年度から平成32年度の3年間を計画期間とし策定される第7期藤井寺市いきいき長寿プラン高齢者保健福祉計画介護保険事業計画を担保する第1号被保険者の保険料額等を定めるものであります。本プランには、これまでの被保険者数や要支援・要介護認定者数の実績や、各種介護保険サービスの平均的な給付額や利用者数から推計される平成30年度から平成32年度の第1号被保険者数の見込みや要介護認定者数等の見込み、また介護給付費介護予防給付費地域支援事業費等の見込みが盛り込まれております。 第7期計画期間中の介護保険料の算定に当たりましては、今年度末に残ると見込まれる介護給付費準備基金を取り崩し、保険料に充当することにより、保険料の上昇の抑制に努めるものでありますが、高齢化率や要介護認定者数等の上昇に伴うサービス利用料の増加により、第7期における基準額は年額7万4,400円と設定されたものであります。また保険料段階の判定について、災害や土地収用等の場合の土地の売却収入等を所得として取り扱わないよう負担軽減も図っています。 以上のことから、適切な保険料額が設定されたものであると理解はしているものの、保険料の納付が困難な方のために、少しでも負担が軽減できるよう、調整措置の充実を図っていただくことを要望いたしまして、議案第6号 藤井寺市介護保険条例の一部改正についての賛成討論といたします。 ○議長(畑謙太朗君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって、本案は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] ○議長(畑謙太朗君)  起立多数と認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号について討論に入ります。 討論の通告がありますのでこれを許します。 まず、瀬川 覚議員。 ◆2番(瀬川覚君) (登壇) 私は日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、議案第7号 藤井寺市指定地域密着型サービス事業者の指定に関する基準並びに指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、反対の立場から討論いたします。 本条例改定は厚生労働省令に基づくものだということは承知しています。しかしながら、その中の共生型サービスは、障害福祉の事業所が介護サービスもできるように基準緩和を行うものです。これは高齢者でも障がい者でもともに利用できるようにとされていますが、障害福祉分野から見れば大きな問題があります。障がい者が65歳になったときに、障害施設から介護保険を優先して使わなければならないことをより進めるものとなるからです。障がい者は障害福祉制度に基づいてサービスを受けています。ところが65歳になると、サービスの枠組みは原則として介護保険制度に切りかえられます。介護保険に変わると健常者と同じ扱いとなり、多くの場合サービスの量が減り、これまでのような障害に応じた支援が受けられなくなります。このため、サービスが打ち切られたり回数を減らさざるを得なくなったりする事態が生じます。 国は介護保険優先原則はあくまで原則として、自治体に対しては利用者の状況に合わせて配慮するよう通知しています。参議院の厚労委員会でも地域包括ケアシステム強化法案に対して附帯決議がつけられ、その第5条に共生型サービスの実施に当たっては、従来障がい者が受けていたサービスの量・質の確保に留意し、当事者及び関係団体の意見を十分に踏まえ、その具体的水準を検討決定することとされています。65歳で障害がなくなるわけではありません。突然障害のない人と同じ枠組みで扱われること自体が誤りだと考えます。高齢化とともに体は衰えるわけですから、むしろサービスを厚くしなければなりません。 市は単に省令の改定に従って、同様の条例改定を粛々と行えばよいというわけではありません。藤井寺市における65歳以上の障がい者の方々が真に望み、必要としている障害者福祉施策は何か、介護保険事業との関連はどうあるべきか、本条例改定に当たり、真剣な議論がされたか、質疑を通して全く不十分であることは明らかだと考えます。 以上、討論とします。 ○議長(畑謙太朗君)  次に、片山敬子議員。 ◆8番(片山敬子君) (登壇) 私は議案第7号 藤井寺市指定地域密着型サービス事業者の指定に関する基準並びに指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、賛成の立場から討論を行います。 本条例改正においては、通所介護において障害福祉制度の指定を受けた事業所であれば、基本的に介護保険の指定を受けられるようにすることで、地域共生社会の実現に向けた取り組みの推進を図っています。また定期巡回型サービスについて、オペレーターの選任要件の基準の緩和や、介護・医療連携推進会議の開催の頻度の見直しを図ることにより、普及促進や効率化の推進を図っています。さらに身体的拘束等の適正化のための指針の整備や身体的拘束等の適正化のための対策を検討する委員会の定期的な開催を義務づけることにより、身体的拘束のさらなる適正化を図っております。 以上のことから、適正な改正内容であると理解し、介護保険制度の充実を図っていただくことを要望いたしまして、議案第7号 藤井寺市指定地域密着型サービス事業者の指定に関する基準並びに指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について賛成の討論といたします。 ○議長(畑謙太朗君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって、本案は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数]
    ○議長(畑謙太朗君)  起立多数と認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号について討論に入ります。 討論の通告がありますのでこれを許します。 まず、瀬川 覚議員。 ◆2番(瀬川覚君) (登壇) 私は日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、議案第10号 藤井寺市国民健康保険条例の一部改正について、反対の立場から討論します。 平成30年度より広域化が実施されますが、大阪府では保険料や減免制度の統一化が強行されようとしています。6年間の激変緩和措置がありますが、結局独自減免はできなくなります。国も府も賦課権限は市町村にあることを認めており、そもそも高過ぎる保険料を引き下げなければならないにもかかわらず、市民に一番身近な保険者である市町村が、府に言われるがまま負担増を市民に押しつけていい道理がありません。 平成30年度の保険料の傾向は、所得の低い方ほど保険料が上がり、所得のある方については保険料が下がるということも明確になっています。医療の実態が異なる地域で保険料が同じであることは、公平性の観点から見ても全く道理がありません。統一保険料には明確に反対し、保険者として市民に責任ある立場に立つ必要があります。また、より根本には、国保財政の安定化のために国庫負担を抜本的に見直す必要があることを国に強く求めなければなりません。 以上、反対討論とします。 ○議長(畑謙太朗君)  次に、山本忠司議員。 ◆9番(山本忠司君) (登壇) 私は議案第10号 藤井寺市国民健康保険条例の一部改正につきまして、賛成の立場から討論を行います。 国民健康保険は、国民皆保険制度の中核を担う重要な役割を果たしているものでありますが、加入者の高齢化や医療費の増加などに伴い、財政運営は大変厳しい状況であると認識しております。こうした中、国保法の改正により、平成30年度からは都道府県が財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営などを行うことが求められ、持続可能な制度の構築、オール大阪での広域化との基本認識のもと、昨年末には大阪府国保運営方針が府下統一的な方針として策定されており、また法により、市町村においては都道府県が定めた国保運営方針を踏まえた国保事業の実施に努めるものとされているところでございます。 そこで本条例改正案につきましては、法改正及び大阪府国保運営方針策定に伴う条例改正及び見直しを行うとするものであり、制度の運営上必要な措置であると理解するものであります。今後とも国保運営の安定化を努力されるよう要望いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(畑謙太朗君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって、本案は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] ○議長(畑謙太朗君)  起立多数と認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号について討論に入ります。 討論の通告がありますのでこれを許します。 まず、瀬川 覚議員。 ◆2番(瀬川覚君) (登壇) 私は日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、議案第22号 平成30年度藤井寺市国民健康保険特別会計予算について、反対の立場から討論します。 本予算は大阪府が進める統一保険料を前提に立てられています。そのもとで所得が低い方ほど保険料が上がることが明らかになっています。70歳年金生活で夫婦2人世帯ですと、所得ゼロの世帯では3万9,000円から3万3,784円に、9%以上上がります。40歳ひとり親で子ども2人家族で所得ゼロの方で、4万6,700円から4万9,848円、6.7%の値上げです。40歳代夫婦、未成年の子ども2人の世帯において、所得200万の世帯で40万1,000円から39万2,706円と3%弱下がりますが、依然として所得の2割近い保険料であることに変わりありません。広域化によっては高過ぎる保険料を引き下げ、国保財政基盤の安定化にはつながらないことは明確です。ましてや統一保険料で市町村の実態を考えず、府に言われるがままの保険料としては、市民に一番身近な保険者としての責任が果たせる道理が全くないではありませんか。 独自減免については前年同額の予算計上はされていますが、今後の保険料率の変化や影響など、総合的に検討を行うとしか述べませんでした。6年間の激変緩和期間の延長を府に求めているとのことですが、そもそも独自減免をなくす方向自体が誤りです。 予算審議に当たって、一体どれだけの方が保険料が上がることになるのかお尋ねしても、詳細なデータがないため未確定と答えるのみでした。制度が変わり、しかも反対すべき統一保険料に従って予算を立てるにもかかわらず、加入者に一体どのような影響があるのか議会に示すことをしない、こうした態度も保険者として責任ある態度だとは到底言えません。統一保険料に反対し、高過ぎる保険料を応能負担の原則に従って、法に基づいて引き下げることを強く求め、反対討論とします。 ○議長(畑謙太朗君)  次に、西野廣志議員。 ◆4番(西野廣志君) (登壇) 私は議案第22号 平成30年度藤井寺市国民健康保険特別会計予算について、賛成の立場から討論を行います。 国民健康保険制度は、国民皆保険の礎となる社会保障制度であり、地域医療の確保と住民の健康維持に重要な役割を果たしているものであります。しかしながら、市町村の国民健康保険の現状は、医療費の増加に加え、被保険者の高齢化、低所得化などによって財政に構造的な課題を抱えており、その財政運営は非常に厳しいものであると認識いたしております。そのような状況の中、国保法の改正により、平成30年度からは都道府県が財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営や効率的な事業の確保等により、国保制度の安定化が図られることとなっております。 今回提案されている予算については、平成30年度から始まる国保広域化へ対応するために必要となる経費を初め、国保運営に必要な経費が計上されているものであります。本市におかれましても制度改正の内容を十分精査し、市民の健康と生命を守る国民健康保険制度の安定した運用に取り組んでいただくとともに、ジェネリック医療品の推進など、総医療費の減額も含めた適正化を図り、市民の健康づくりに向け、特定健診を初めとする保健事業にもなお一層努力されることを要望いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(畑謙太朗君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって、本案は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] ○議長(畑謙太朗君)  起立多数と認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号について討論に入ります。 討論の通告がありますのでこれを許します。 まず、木下 誇議員。 ◆1番(木下誇君) (登壇) 私は日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、議案第23号 平成30年度藤井寺市後期高齢者医療特別会計予算について、反対の立場から討論をいたします。 後期高齢者医療制度は保険制度を年齢によって別枠で囲い込み、医療を年齢によって区別する制度です。運営は府下全域の広域連合で行われていることから、本市の高齢者の受診の実態や疾病・特性等を把握できないため、傾向と対策を立てることができないだけではなく、事業の実態がわからず、議会のチェックも届きにくい制度です。法定減免はありますが、それ以外に保険料を軽減するような減免制度もありません。生活実態に寄り添った充実した減免制度をつくる必要があります。高齢期だからこそ一番身近な地方自治体が責任を果たせる仕組みとすべきです。 高齢化社会を迎えるに当たり、誰もが安心して適切な医療を受けられる制度にすべきだということを強く求め、討論といたします。 ○議長(畑謙太朗君)  次に、伊藤政一議員。 ◆7番(伊藤政一君) (登壇) 私は議案第23号 平成30年度藤井寺市後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の立場から討論を行います。 後期高齢者医療制度は少子高齢化が進行する中で、高齢者世代と現役世代の負担の明確化を図る観点から創設された制度でございます。この制度は全ての市町村が加入する大阪府後期高齢者医療広域連合において運営が行われており、今回提案されている予算につきましては、制度を運営していくための経費を初め、広域連合への保険料納付金や負担金などであり、いずれも予算措置として必要なものであります。 今後も引き続き広域連合との綿密な連携のもと、後期高齢者医療制度の安定的な運営を図るとともに、被保険者に寄り添った丁寧な対応をしていただきますよう要望いたしまして、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(畑謙太朗君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって、本案は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] ○議長(畑謙太朗君)  起立多数と認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号について討論に入ります。 討論の通告がありますのでこれを許します。 まず、瀬川 覚議員。 ◆2番(瀬川覚君) (登壇) 私は日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、議案第24号 平成30年度藤井寺市介護保険特別会計予算について、反対の立場から討論を行います。 昨年度から要支援1・2の方のホームヘルプサービス、デイサービスが保険給付から外され、市の事業である地域支援事業へと移行されました。国は要介護1・2の方の生活援助なども保険給付から外すことすら狙っています。これ以上の保険給付外しは絶対に許せませんし、要支援1・2の方のサービスも保険給付対象に戻すべきです。サービスは縮減しながら利用者負担は引き上げられてきます。ことし8月には一定所得の方は利用者負担を3割にすることなど、こうした中、本市におきましても特養老人ホームの待機者は依然として高い水準となっているなど、市民に寄り添った介護保険制度の確立には遠い状態となっています。市民の暮らしに寄り添い、国庫負担を国に求め、高齢化社会を迎えるに当たって介護保険制度を充実する立場に立った運用を求め、制度の改善を国に強く求めることを要望し、反対討論といたします。 ○議長(畑謙太朗君)  次に、中路新平議員。 ◆5番(中路新平君) (登壇) 私は議案第24号 平成30年度藤井寺市介護保険特別会計予算について、賛成の立場から討論を行います。 我が国の介護保険制度については、制度施行後18年が経過しようとしており、高齢者の暮らしを支える制度として定着しております。一方で、急速な高齢化の進行に伴うサービス利用者の増加により、介護給付費の増大、また介護人材の確保が問題となっています。このような中で、介護保険制度の持続可能性を維持しつつ、高齢者が可能な限り住みなれた地域で自分らしく安心して暮らし続けるためには、医療介護、介護予防、住まい、生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの進化、推進が必要であります。 平成30年度は第7期藤井寺市いきいき長寿プランの初年度に当たるものでありますが、本予算はこのプランを担保するために必要となる介護保険事業費や保険料収入、その他を定めるものであります。本予算におきましては、高齢者の方々が住みなれた地域で安心して暮らしていただけるように、新たに地域における支え合いの体制づくりを推進することを目的とした生活支援体制整備事業、地域の患者または介護サービス利用者が医療介護関係者間の情報共有を支援する在宅医療介護連携ICTシステム事業、認知症の疑いがある方への初期支援及び認知症の方に対する相談等、個別支援等の認知症施策を推進する事業、及び短期間の集中的なケアで生活機能改善を目指す短期集中予防サービス事業等に取り組むための予算編成がされておりますので、自立支援、重症化防止を一層進めていただけるものと思います。 介護保険制度は国民の共同連帯の理念に基づき設けられた制度であり、高齢者の暮らしを支えるものであることから、これからも適切な事業運営がなされ、信頼される制度になることを要望いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(畑謙太朗君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって、本案は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] ○議長(畑謙太朗君)  起立多数と認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、請願第2号について討論に入ります。 討論の通告がありますのでこれを許します。 木下 誇議員。 ◆1番(木下誇君) (登壇) 私は日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、請願第2号 「障害者福祉金」制度廃止の中止を求める請願について、賛成の立場から討論を行います。 この制度は昭和46年に創設され、障がい者の福祉の増進を図ることを目的として、大きな障がい者施策の一つとして始まりました。障がい者の方々に現在障害程度に応じて、5,000円、7,000円、1万円が支給され、生活や心の安定に大きな役割を果たしてきました。障がい者が安心して暮らせる藤井寺市をつくることは、誰もが大切にされ、安心できる藤井寺市をつくることです。今国民生活を脅かす施策が次々と進められ、とりわけ社会的弱者である障がい者は、不安と苦しみの中で悲鳴を上げています。また障がい者はわずかな障害基礎年金だけで生活している方が多く、福祉金廃止は命にかかわります。 そしてこの制度が廃止されると、直接3,141人以上に影響し、今でも増え続けている利用者へ影響が及びます。以上のことから障害者福祉金制度を廃止しないことという本請願に賛同いたします。 以上、討論とします。 ○議長(畑謙太朗君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本請願に対する委員長の報告は不採択とするべきものでありますので、本請願について採決を行います。 本請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立少数] ○議長(畑謙太朗君)  起立少数と認めます。 よって本請願は不採択とすることに決しました。 次に請願第3号について討論に入ります。 討論の通告がありますのでこれを許します。 瀬川 覚議員。 ◆2番(瀬川覚君) (登壇) 私は請願第3号 敬老祝寿金の存続に関する請願について賛成の立場から討論いたします。 敬老祝寿金は年額で満77歳1万円、満88歳2万円、満99歳以上で5万円にすぎません。総額で見ても、平成28年度決算においては1,337万円、一般会計支出総額229億8,859万9,961円のわずか0.06%にも満たないものです。これを廃止しても持続可能な財政基盤の構築にはつながりませんし、そもそも行財政改革とは、無駄を省き行政効率を高めるために行うもので、必要な福祉サービスをカットすることではありません。無駄な委託事業こそ全面的に精査すべきであり、財源の確保や事業の見直しの対象に敬老祝寿金を考えること自体、行政の怠慢以外の何物でもありません。敬老祝寿金を存続することを強く求めます。これが本請願の趣旨であります。そしてこの請願趣旨に全面的に賛同する立場から、賛成討論といたします。 ○議長(畑謙太朗君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本請願に対する委員長の報告は不採択とするべきものでありますので、本請願について採決を行います。 本請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立少数] ○議長(畑謙太朗君)  起立少数と認めます。 よって本請願は不採択とすることに決しました。----------------------------------- ○議長(畑謙太朗君)  次に、日程第2 議案第1号、から議案第3号まで、議案第13号、議案第15号、議案第18号、議案第19号、議案第21号、議案第25号及び議案第27号、並びに請願第1号の11議案を一括議題とし、11議案の審査の結果について委員長の報告を求めます。 田中光春総務建設常任委員会委員長。 ◆総務建設常任委員会委員長(田中光春君) (登壇) 去る3月5日の定例本会議におきまして、総務建設常任委員会に付託を受けました諸議案について審査の結果を報告いたします。 当委員会は、3月8日に常任委員会を開催し、付託議案10件及び、請願1件を慎重に審査いたしました結果、議案第1号 藤井寺市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について及び、議案第3号 職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例等の一部改正についての2議案につきましては、賛成多数をもって、また、議案第2号 災害による被災者に対する市税の減免に関する条例の一部改正について、議案第13号 市道路線の認定及び一部廃止について、議案第15号 平成29年度藤井寺市一般会計補正予算(第6号)について、議案第18号 平成29年度藤井寺市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)について、議案第19号 平成29年度藤井寺市水道事業会計補正予算(第3号)について、議案第21号 平成30年度藤井寺市駐車場特別会計予算について、議案第25号 平成30年度藤井寺市公共下水道事業特別会計予算について、及び議案第27号 平成30年度藤井寺市水道事業会計予算についての8議案につきましては全会一致をもちまして、いずれも原案のとおり可決することに決しました。 次に、請願第1号 2025日本万国博覧会大阪誘致への積極的な取組みを求める請願書については、賛成多数をもちまして採択とすべきものと決定いたしました。 以上、委員長報告といたします。 ○議長(畑謙太朗君)  報告が終わりました。 これよりただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はございませんか。---質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 これより、討論・採決は1件ごとに行います。 まず、議案第1号について討論に入ります。 討論の通告がありますのでこれを許します。 まず、木下 誇議員。 ◆1番(木下誇君) (登壇) 私は日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、議案第1号 藤井寺市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について、反対の立場から討論を行います。 今回の条例の一部改正については、日本年金機構による個人番号の利用並びに情報ネットワークシステムを利用した情報連携が可能となり、条例で定める利用事務についても情報連携ができるようになったことに伴い、対象が拡大されるものです。マイナンバー制度についていま一度この制度がどういう制度で、どういう意味を持つのか考える必要があります。個人情報を税、社会保障だけではなく、将来的には金融、あるいは医療情報もリンクさせることも考えられ、民間利用の拡大まで視野に入ってきています。市民にとってそれがどういった意味を持つのか、十分な説明がなされていません。 またこの間、税制改定やマイナンバー制度の導入で2017年度から申告書の記入方法が複雑になり、これに伴い約130万人の所得控除が行われずに年金が過少支給される問題や、年金機構が入力分を委託した業者が中国の業者に再委託していたことが明らかになるなどの問題も生じています。これはセキュリティーを強化すればよいという問題ではありません。マイナンバー制度の拡大自体、本来の個人情報保護の簡単から考えても危険だと言わざるを得ません。マイナンバー制度が将来の市民へ与える影響を検証せずに、国民年金における個人番号利用に係る事務運用の開始に伴い、安易に運用を拡大すべきではないということを強く指摘しておきます。 以上、討論とします。 ○議長(畑謙太朗君)  次に、伊藤政一議員。 ◆7番(伊藤政一君) (登壇) 私は議案第1号 藤井寺市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について、賛成の立場から討論を行います。 マイナンバーの利用につきましては、いわゆる番号法や今回改正されます本条例のもと、社会保障、税制度に関する事務処理の効率化や行政手続の簡素化が図られ、市民の利便性の向上につながっているとお聞きしております。今回の改正は、日本年金機構における個人番号の利用、及び情報連携の停止の解除を受け、市町村における国民年金に関する各種届け出において、個人番号の利用が可能になったことに伴い、本市の国民年金事務において、本庁の連携により生活に困窮する外国人に対する生活保護の処置に関する情報を利用できるように、条例を規定するものであります。 このことは番号法の趣旨や関係法令の規定にのっとった必要な規定の整備であり、対象となる方にとっても利便性の向上につながるものと認識しております。今後もマイナンバーの利用によりまして、市民の行政手続における窓口での負担軽減を一層進めていただくことを期待いたしますとともに、個人情報の管理、運用などには十分に配慮される対応をお願いいたしまして、私の賛成討論といたします。 ○議長(畑謙太朗君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって、本案は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] ○議長(畑謙太朗君)  起立多数と認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第2号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号について討論に入ります。 討論の通告がありますのでこれを許します。 まず、木下 誇議員。 ◆1番(木下誇君) (登壇) 私は日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、議案第3号 職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例等の一部改正について、反対の立場から討論を行います。 昨年12月の人事院勧告によって、当初平成29年度からの退職手当の引き下げとなっていたものが、今回平成30年度からとされたことは承知しています。しかしながら実質賃金が低下する中、政府でさえも賃金の引き上げを要望しています。そんな中、長年勤めていただいた方に対して、老後の生活資金でもある退職金を一方的に引き下げることは許されません。また今の年金制度が引き下げられる中、働く方の生活水準の引き下げにつながってしまい、生活の不安定性を一層助長するものになると考えます。 以上、討論とします。 ○議長(畑謙太朗君)  次に、中路新平議員。 ◆5番(中路新平君) (登壇) 私は議案第3号 職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例等の一部改正につきまして、賛成の立場から討論いたします。 国家公務員の退職手当については、5年ごとに行われる国家公務員の退職手当の支給水準に関する人事院の官民比較調査の結果により、国家公務員の退職手当の水準が民間を上回っているとして、国においては退職手当の調整率を100分の87から100分の83.7に引き下げる法改正が行われました。市としても国の見解及び地方公務員法の順守及び官民均衡の観点から、今回退職手当の調整率を国と同等に引き下げる職員の退職手当等に関する条例の一部改正する条例等の一部改正を提案されたところです。 この退職制度の見直しは、市民福祉の向上のため、長年勤めてこられた職員にとっては大変厳しい内容であると考えています。一方、職員の給与については市民の理解を得られるものでなければならず、退職手当についても国家公務員の制度に準ずる必要があります。これらのことから今回の条例改正はやむを得ないものと考え、賛成討論といたします。 ○議長(畑謙太朗君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって、本案は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] ○議長(畑謙太朗君)  起立多数と認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号について討論に入ります。 討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって本案は委員長の報告どおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。 次に、請願第1号について討論に入ります。 討論の通告がありますので、これを許します。 木下 誇議員。 ◆1番(木下誇君) (登壇) 私は日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、請願第1号 2025日本万国博覧会大阪誘致への積極的な取組みを求める請願書について、反対の立場から討論をいたします。 まず請願項目にある市として地域振興を初め、観光魅力の発信による産業振興や、市民の健康づくりに寄与することや、国際博覧会が人類が抱える地球的規模の課題に対し、世界からの知恵を一堂に集めることで解決方策を提言する場であり、新しい時代を生きる知恵を広く発信することにより、世界と日本の平和的発展に大きく寄与することを期待されているという点には同じ思いです。しかしながら、今進められようとしている大阪万博は、本請願の趣旨とは真逆の内容であると言わなければなりません。 大阪府の松井知事は大阪万博の誘致について、万博とカジノをセットとし、大阪の成長戦略の切り札にすると明言し、財界にも協力を要請しています。日本はギャンブル依存症患者が世界でも突出して多い国です。厚生労働省の助成を受けた研究班は2013年、日本のギャンブル依存症の患者数は成人人口の4.8%、536万人だという調査結果を公表しました。また2016年秋に行われた読売の府民世論調査では、カジノを含むIRに反対という意見が52%です。カジノは他人の不幸の上に成り立つビジネスです。カジノの導入はパチンコなどとは桁違いの家庭崩壊をひき起こし、ギャンブル依存症の蔓延に拍車をかけます。ギャンブル依存症をさらに広げてしまうカジノとセットで府民の健康増進につながるとはとても考えられません。 また世界に大阪の存在感を示すとされていますが、開催地を夢洲とすることは防災上危険性があります。予定地の夢洲は、埋め立て完了後に390ヘクタールの人工島になります。専門家は南海トラフ大地震が起きれば、夢洲は液状化し、津波に飲み込まれるおそれがあり、こういった危険な場所に3,000万人と予想されている万博の来場者を集めようとしていることに警告をしています。 また夢洲からの脱出経路は、夢舞大橋と夢洲トンネルしかありません。大地震に見舞われると、橋とトンネルが使用できなくなり、閉じ込められた方たちが津浪に飲み込まれてしまう危険性があります。南海トラフ地震が30年以内に70%以上の確立で起こると予想されているときに、防災上最も危険だとされる夢洲に来場者を詰め込むことは大きな問題だと考えます。また、府や市の巨額な負担も懸念されます。万博会場建設費は、約1,250億円、運営費は約800億から830億円に上ります。 このほかに鉄道整備も必要です。地下鉄中央線の延伸などの鉄道整備等と関連事業費だけで、730億円と試算されており、府民にとって大きな財政負担となってのしかかってくることは明らかです。本請願で誘致を進めようとしている大阪万博は、松井大阪府知事が万博とカジノをセットで夢洲に誘致し、大阪の成長戦略の切り札にするために進めているものであり、このままでは府民の健康、防災上の安全、市民生活の向上を脅かす懸念があり、賛成できません。 以上、討論といたします。 ○議長(畑謙太朗君)  他に討論はございませんか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本請願に対する委員長の報告は採択であります。 よって、本請願は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] ○議長(畑謙太朗君)  起立多数と認めます。 よって本請願は採択することに決しました。----------------------------------- ○議長(畑謙太朗君)  次に、日程第3 議案第20号について議題とし、委員長の報告を求めます。 清久 功予算特別委員会委員長。 ◆予算特別委員会委員長(清久功君) (登壇) 去る3月5日の定例本会議におきまして予算特別委員会に付託を受けました議案第20号につきまして、審査の結果を報告いたします。 当委員会は、3月8日、13日及び、14日に特別委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、議案第20号 平成30年度藤井寺市一般会計予算につきまして、賛成多数をもちまして原案のとおり可決することに決しました。 以上、委員長報告とさせていただきます。 ○議長(畑謙太朗君)  報告が終わりました。 これより、ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はございませんか。---質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 これより、討論・採決に入ります。 討論の通告がありますので、これを許します。 まず、木下 誇議員。 ◆1番(木下誇君) (登壇) 私は日本共産党藤井寺市会議員団を代表して、議案第20号 平成30年度藤井寺市一般会計予算について、反対の立場から討論を行います。 平成30年度の予算において、多胎妊婦検診の健診回数をふやしたことや、平和首長会議国内加盟都市会議への参加などは評価いたします。しかしながら、次の点で賛成できません。 1点目は30年間で15%の延べ床面積削減を掲げた公共施設再編基本計画の方向性が変えられていないことです。市民のニーズに寄り添い、充実してほしいという市民の声にどう応えるのか、その上でどういったまちづくりができるのかという観点に立たなければなりません。この観点に立ち、まちづくりを進めなければ、魅力のないまちになってしまいます。スポーツセンターに市民総合体育館の一部、図書館などの複合施設を公民連携でと方向性が示されていますが、現在のスポーツセンターの施設の特性や災害時の位置づけの観点、図書館の担っている役割を今後どうしていくのか、原課から出されたさまざまな課題に対して、まだ検討や方向性が示されていません。そんな中で、公民連携について進められようとしています。市民に寄り添い、市民ニーズに応えていくというのであれば、住民サービスの低下につながらないかという議論が必要ですし、施設の稼働率を上げるために、市民から出されている意見や要望に対してどのように応えていくかの議論が必要です。そのためには、30年間で15%の削減という数値目標をまずは撤回をするべきです。 2点目は第5保育所の耐震化について子どもたちの命と安全について真剣に検討がされていない点です。さきの一般質問で、道明寺東幼稚園への移転は、今までの保育・幼児教育の質の維持どころか、施設の最低基準も満たされていないことが明らかになりました。本来ですと、すぐにでも第5保育所の耐震化について速やかに検討をしなければなりませんが、最終報告書の結果を待って市として方向性を判断すると一貫して姿勢を変えず、真に子どもたちの命と安全を守る立場に立っていないと言わなければなりません。 また、第5保育所の現地建てかえが難しいと判断している点についても、史跡指定する予定だということだけで市民合意も行われておらず、遺構がどのようになっているかの調査も行われていません。少なくとも現地の調査を行い、詳しい図面や工法をもって、大阪府との協議を政策判断として行うべきです。そうでなければ第5保育所の保護者や周辺住民に対して説明責任が果たせません。道明寺東幼稚園ありきの移転基本計画を見直し、ほかの土地の確保や現地での建てかえも含めた検討を速やかにすべきだということを強く求めます。 さらに待機児童の解消については、平成29年度までにゼロを目指すとしながら、平成30年2月22日に行われた2次審査時点で、55名の子どもが保育所に入れないということでした。にもかかわらず平成32年度のふじみ緑地の民間保育所の開園までの間、待機児童解消のための具体的な予算は上げられておらず、周辺に民間の保育所もない第4保育所の建てかえも含めた拡充といった検討もされていません。今後公立保育所の定員の弾力化を是正し、就労時間も国基準に緩和していくことを目指していることからも、児童福祉法24条1項の立場に立ち、保育の需要に応え、市の保育実施義務を果たす意味でも、第4保育所の建てかえを含めた公立保育所の拡充を待機児童解消の根幹として考えるべきです。 3点目にこども園の給食が民間委託されていることですが、この間業者の職員が頻繁に入れかわっている状況の中、本市の栄養士が巡回指導を行い、ようやく給食提供業務ができている状況です。頻繁に職員が入れかわっていては、子どもに寄り添った細やかな配慮がされている安定した質の高い給食が提供できません。また公立保育所の給食は、単なる給食提供業務ではなく、調理師と保育士が一体となってこそ、保育の一環となった食育が行えます。民間委託では大きな制約が生じてしまいます。にもかかわらず、公立保育所の給食にそもそも民間委託はどうだったのかという検証を行う姿勢には立っていません。子どもたちを中心にと本当に考えるのであれば、少なくとも調理師の確保は今すぐに取りかかるべきですし、直営に戻す方法を検討すべきです。 4点目は、長寿祝い金、障害福祉金の予算を住民福祉の増進に寄与してきた制度だと認識しながらも、突然削ったことです。二つの事業費の規模を考えた際、事業廃止することで持続可能な財政基盤の構築にはつながりません。さらに長寿祝い金がなくなったかわりにどのような対策をとるのか、また福祉4医療の改正により、院外薬局まで自己負担になり医療費の負担がふえる中、障害者福祉金が廃止される利用者の方の影響を真剣に考えられたのか、全く見えないと言わざるを得ません。そうした市民の生活実態に目を向け、寄り添うべきです。そもそも財政状況が苦しいから福祉を削って財政基盤の構築に資するという考え自体がボタンをかけ違っていると言わなければなりません。 以上、討論といたします。 ○議長(畑謙太朗君)  次に、岡本 光議員。 ◆6番(岡本光君) (登壇) 私は政新クラブを代表いたしまして、議案第20号 平成30年度藤井寺市一般会計予算案につきまして、賛成の立場から討論を行います。 平成30年度の一般会計予算案については、第5次藤井寺市総合計画により、子ども・子育て、まちなかにぎわい、いきいき長寿の3点をまちづくり重点戦略と位置づけ、これら重点戦略に基づいた各施策を推進していくための予算内容となっております。まず子ども・子育てに関しましては、市内にあるふじみ緑地に民間保育所の整備を推進することで、さらなる待機児童の解消に取り組み、またひとり親家庭等への学習支援事業の実施、多胎妊婦への健康診査の充実や妊婦歯科健康診査の取り組みなどにより、子育て支援の充実が図られる予算が盛り込まれております。 次にまちなか・にぎわいに関しては、百舌鳥・古市古墳群、世界文化遺産への本登録に向けた取り組みを進める中で、葛井寺の南大門前道路の美装化や生涯学習センターの外観修景整備などの歴史的な街並み景観の保全に向けた事業なども実施されます。さらに新たに街なか総合支援事業に取り組むとともに、イオンモールの建てかえに合わせた藤井寺駅周辺整備としての土地区画整理事業も引き続き進める内容となっております。 また教育環境の充実につきましては、民間資金を活用するPFI手法による小中学校及び幼稚園への空調設置に向けた取り組みや、ICT環境の整備などの予算が盛り込まれております。 本市の財政状況は引き続き厳しいものと思われますが、市民ニーズが多様化する中、新たな行政課題には適切に対応していただく必要があります。そのためには行財政改革の取り組みを着実に進め、持続可能な行財政運営の確立を目指すとともに、限られた財源の中で施策の選択と集中という視点を持ち、効率的・効果的な事業執行に努めていただくことを強く要望いたしまして、議案第20号 平成30年度藤井寺市一般会計予算案につきましての賛成討論といたします。 ○議長(畑謙太朗君)  次に西野廣志議員。 ◆4番(西野廣志君) (登壇) 私は議案第20号 平成30年度藤井寺市一般会計予算について、反対討論を行います。 平成26年度一般会計予算においては、自主財源比率の問題点、再三にわたり非常事態宣言解除の見通し、そして財政健全化の最重要課題として、財政調整基金20億円とする目標達成についても意見を述べてきました。第3次総合計画の効果については検証されず、第4次藤井寺市総合計画においても評価が未知数で、第5次総合計画が出されました。当時この総合計画の策定については、市の裁量において策定してもしなくてもいいようになっている状況下で、調査業務委託料が計上されました。財政調整基金の繰り入れ等雑入のその他の収入の関係において、歳入見込みのない部分をその他の収入で対応し、そのごまかしの予算を指摘しました。商工費における中小企業振興費においても、平成24年、25年と500万円のリフォーム費用が計上されておりましたが、そのときは300万円減額され、200万円となっていました。そしてその分新規出店サポート事業補助金として同額を計上されていましたが、数字、項目を振り返っただけで、2年の実績を生かされておりませんでした。平成27年度一般会計予算においては、財政調整基金20億円とする目標の実現性、平成27年度予算の財政調整基金の取り崩し等、雑入のその他の収入の問題、そして平成27年度予算のスタートから財政調整基金と雑入のその他の収入の合計で、約15億1,000万円が不足していました。 市長就任以来、財政調整基金20億円の目標が8年たってもこの時点で解決していないことを指摘いたしました。先ほど申しました商工費における住宅リフォーム助成の問題ですが、この問題も27年度予算においてはゼロ円となっていました。地域経済の活性化をすると言いながら、実績のある費用を削減するという矛盾があったことを指摘しました。学校統合・凍結を一日も早く解除し、本市の財政事情に合った金額で工事をし統合を進めるわけで、早急に平成27年度中の予算の組み替えをするべきであると申し上げました。 平成28年度一般会計予算では、市長就任後財政健全化の取り組みについて見通しがつかない状況であり、再三にわたり非常事態宣言の解除の見通しとその目標を立てることをされないままでありました。雑入のその他の収入の問題についても以前から指摘していますが、これは歳入見込みのない部分についての調整額といわれ、毎年計上されてきておりました。平成28年度予算のスタートから財政調整基金と雑入のその他の収入約17億円が不足していると指摘しました。市長が言われている財政調整基金残高20億円の目標値が残る予算編成を考えることにより、財政健全化の一歩を踏み出せると申してきました。施策全体が根本的な見直しをしないと、この問題は解決しませんと。平成28年度予算約250億円が積算されていますが、全体で8%カットすると、約20億円の削減で230億円の予算立てをすることによって、財政調整基金の取り崩しと雑入のその他の収入という架空の予算立てをしなくて済むとも申し上げてきました。例えば4%削減で10億円の減額予算。これで雑入のその他の収入の分だけでも消すことができます。人件費についても人員の増加傾向にあり、本市の適正数はどの程度かの設定も定かではありませんでした。人件費の約43億円と公債費の約15億円の削減は難しいとして、残りの約192億円に対し8%カットで、約15億4,000万円の削減予算ができます。これを5%カットすることで、9億6,000万円の緊縮予算ができること、これで架空の歳入予算、その他の収入を消すことができることも申し上げてきました。市民総合会館への操出金においても大幅な削減を検討することも必要ではないかと。商工会への補助金、藤井寺市勤労者互助会への補助金、その他補助金の見直し、各種委託料の大幅な見直しが本当に必要です。そして操出金や補助金などももっと見直すべきでありますと申し上げてきました。 また委託料の件でふじみ緑地保育施設設置検討業務委託料の問題ですが、ふじみ緑地購入から今までそれまでの間、担当部署での検討はどうなっていたのか、また藤井寺市全体の保育施設整備に対する全体像がない中で、なぜ外部への委託が必要なのか疑問であると申してきました。 庁議において、市長を筆頭に全体像の基本的な計画をまずつくり上げておくべきで、安易に委託をするべきものではないとも申し上げてきました。このときも各部署での予算を見てみますとなかなか難しいように見え、財政担当の苦労が見えてきますが、これは市長の英断が必要であると申し上げてきました。収支均衡を図っていくと言いながら、スタートから慢性的に歳入不足を平気で雑入のその他の収入で補おうとしていることは、市民を欺くことにほかならないと、これを続けることは最終的に健全財政をおくらせることになるとも指摘してきました。 昨年、平成29年度一般会計予算においては、再三にわたり非常事態宣言解除の見通しとその目標を立てることをなされないとも指摘しました。市長就任時、財政健全化を最重要課題として、財政調整基金を20億円とする目標を立てられましたが、毎年の取り崩しにより、目標達成が思うようにならない現実であります。一つの問題は雑入のその他の収入の問題であり、以前から指摘していますが、平成27年、28年度予算の反対討論でも申し述べました。これは歳入見込みのない部分についての調整額といわれ、毎年計上されてきております。 平成28年度予算では、約17億円が不足している予算となっていました。平成29年度でも17億3,000万円と結局28年度より収入不足が3,000万円ふえた状態でスタートすることになっていました。施策全体を根本的な見直しをしないと、この問題は解決をしません。平成28年度当初予算約250億円であったものが、約10億円縮小の約240億円の予算でありながら、不足部分が昨年より3,000万円多くなっていました。このことからも不足部分の比率は多くなっているわけで、財政的に厳しい状況が見てとれます。人件費と公債費以外で約10%縮小することで、約18億円のカットの予算を組むぐらいの決断をしない限り、財政健全化の実現はほど遠いものとなります。 各部署での予算を見てみますと、なかなか難しいように見えます。財政担当の苦労が大変なものだろうと推測されますが、これは先ほど28年度で申しました市長が英断をもって指示しないと、財政の健全化は不可能ではないかと申してきました。収支均衡を図っていくと言いながら、スタートから慢性的に歳入不足を平気で雑入のその他の収入で補おうとしていることは、市民を欺くことにほかなりません。これを続けることは最終的に健全財政をおくらせることになります。そしてそのツケは市民への負担先送りとなるだけですと指摘してきました。 そこで本年度、議案第20号 平成30年度藤井寺市一般会計予算については、委託料と雇用賃金を見てみますと、平成28年度雇用賃金が4億3,000万円、平成29年度が4億3,000万、平成30年度が約4億4,000万円、そして委託料については平成28年度16億8,000万円、平成29年度が16億6,000万円、平成30年度が16億6,000万円で推移してきております。これを足しますと、この3年間でも約21億円の計上がほとんど変わっていません。委託料と雇用賃金において職員みずからができるのではないかと思われるようなものの中で、ほとんど予算要求時のヒアリングにおいて変更のない部分が多々あります。人員不足で間に合わないからと単に委託料や雇用賃金で対応することよりも、人員の配置によりこの部分の解消をしていくとかの姿が見えてきません。 一般会計とは違いますが、以前水道会計においてメーター検針、水道料金、収受、水道の閉開栓等のときの委託料の問題のときに、職員でできることはできるだけ職員でやっていただきたいというお話もしました。以前5年で100人の退職者があると言われたとき、5年で30人の新人の採用してほしいとお願いもしてきました。それは、その当時1人900万から1,000万円の人件費の折に、新人で30人採用することで、人件費は約9分の1になりますとも提案をさせていただきました。また幼稚園では野中の分園、藤井寺南幼稚園、藤井寺西幼稚園の統合により、11人の幼稚園教諭が4人か5人で対応すれば、残りの人員を本庁に入れることで、約5,000万円の雇用賃金の減少に充てることができるのではとも指摘してきました。このように委託料や雇用賃金、そして人件費の関係で、どのようにすれば財政健全化の見通しが出せるかを考えるとき、このように28年、29年、30年と当初予算の委託料と雇用賃金がほとんど変わらず、雇用賃金に至っては同じような金額で推移しているものが多くあります。これらを見てみますと、財政担当者は各部署からのヒアリング等の中で、例年と同じような予算要求を仕方がないような状況で認定し、積算しているようにしか見えず、市長がこれらの削減に向けての意欲や削減に対する姿勢や考え方が見えてきていないのが現在の市長の状態ではないでしょうか。 平成30年度においても第5保育所と道明寺東幼稚園の併合計画においても、これからの藤井寺の行く末が見えてきていません。このような状況での予算措置、そしてその委託料と賃金合計でも数億円削減するべきで、総予算の5%から8%の削減も考え、予算の再編を行うべきであることを申し述べ、議案第20号 平成30年度藤井寺市一般会計予算の反対討論とします。 ○議長(畑謙太朗君)  他に討論はございますか。---討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 よって、本案は委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] ○議長(畑謙太朗君)  起立多数と認めます。 よって本案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(畑謙太朗君)  次に、日程第4 議会議案第1号及び議会議案第2号の2議案を一括議題とし、職員をして議案の朗読をいたさせます。[職員朗読] 議会議案第1号 バリアフリー法の改正及びその円滑な施行を求める意見書について 標題の議案を次のとおり、藤井寺市議会会議規則第14条の規定により提出する。 平成30年3月23日提出  提出者 藤井寺市議会議員 山本忠司   同      同    片山敬子   同      同    木下 誇   同      同    中路新平   同      同    岩口寛治   同      同    麻野真吾   同      同    田中光春 バリアフリー法の改正及びその円滑な施行を求める意見書 新バリアフリー法施行から10年以上が経過し、バリアフリー化は一定程度進展を見せているところである。しかしながら、急速に地域の人口減少・少子高齢化が進む中で、地域の一体的バリアフリー化のニーズはますます高まっているにも関わらず、全国の市町村においては様々な事情から基本構想等の作成が進まない地域もある。また、公共交通事業者の既存施設のバリアフリー化や接遇のあり方について一層の向上が急務となっている。 2020年には、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催され、これを契機とした共生社会の実現をレガシーとすべく、また、政府の一億総活躍社会の実現を具体化するため、東京のみならず全国各地の一層のバリアフリー化が進められる必要がある。そのためには、バリアフリー法を改正し、制度面から地域の抱える課題の解決を目指すことが不可欠である。 政府は、平成29年2月に関係閣僚会議において決定された「ユニバーサルデザイン2020行動計画」に基づき、同法の改正を含むバリアフリー施策の見直しを進めていると聞く。こうした状況を踏まえ、政府におかれては、全国各地のバリアフリー水準の底上げに向けて、同法の改正及びその円滑な施行を確実に実施するよう、また、その際には下記について措置するよう求めるものである。                記 一、地域の面的・一体的なバリアフリー化を進めるため、バリアフリー法の基本構想制度の見直しも含めた新たな仕組みについて検討すること。 一、公共交通事業者がハード・ソフト一体的な取組を計画的に進める枠組みについて検討すること。 一、バリアフリー施策を進める際には、高齢者、障がい者等の意見を聞くような仕組みを検討すること。併せて、バリアフリーの促進に関する国民の理解を深めるとともに、その協力を求めるよう国として教育活動、広報活動等に努めること。 一、バリアフリー法改正後速やかな施行を行う観点から、改正内容について、十分に周知を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成30年3月23日                             藤井寺市議会----------------------------------- 議会議案第2号 洪水回避等を目的とした流量確保のための中小河川の河道掘削の予算の確保を求める意見書について 標題の議案を次のとおり、藤井寺市議会会議規則第14条の規定により提出する。 平成30年3月23日提出  提出者 藤井寺市議会議員 山本忠司   同      同    片山敬子   同      同    木下 誇   同      同    中路新平   同      同    岩口寛治   同      同    麻野真吾   同      同    田中光春 洪水回避等を目的とした流量確保のための中小河川の河道掘削の予算の確保を求める意見書 一昨年8月の北海道・東北豪雨や、昨年7月の九州北部豪雨など、近年、地方における中小河川の被害として、土砂の流出による河床上昇や流木等による橋梁での河道埋塞が発生しており、まさしく河床が上がっていることが洪水発生の一つの原因となっている。しかし、これまでの都道府県及び市町村が管理する河川の流量確保のための河道掘削については、維持補修の範囲として、各々の単費予算で行われており、遅々として進んでいないのが実情であった。 そのような中、国土交通省は、今回、中小河川の豪雨対策を強化するため、全国の中小河川の緊急点検の結果を踏まえた「中小河川緊急治水対策プロジェクト」を取りまとめ、中小河川の河道掘削についても再度の氾濫防止対策の一つとして緊急対策プロジェクトに盛り込んだ。しかし、この緊急治水対策プロジェクトは、概ね3か年の時限的措置であり、河道掘削の対策箇所についても「重要水防区間のうち、近年、洪水により被災した履歴がある区間」と限られている。 よって政府においては、今回の緊急治水対策プロジェクトが、中小河川を管理する地方自治体にとって真に活用しやすい施策となるよう、下記の事項について取り組むことを強く求める。                記 一、河道掘削を含む「中小河川緊急治水対策プロジェクト」については、平成29年度補正予算で約1,300億円が盛り込まれているが、次年度以降についても、地方自治体の要望を踏まえ、十分な予算を確保すること。 一、「中小河川緊急対策プロジェクト」では、河道掘削の対策箇所を「重要水防区間のうち、近年、洪水により被災した履歴があり、再度の氾濫により多数の家屋や重要な施設の浸水被害が想定される区間」と限定しているが、今後は、中小河川を管理する地方自治体がより柔軟な対応ができるよう、対策箇所の拡大も含め検討すること。また、国直轄河川の河道掘削についても、周辺自治体の要望を踏まえ、必要な対策を行うこと。 一、今回の「中小河川緊急対策プロジェクト」は、概ね3か年の時限的措置であるが、「防災・安全交付金」を活用した中小河川の河道掘削については、恒久的な制度となるよう検討すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成30年3月23日                             藤井寺市議会----------------------------------- 以上でございます。 ○議長(畑謙太朗君)  朗読が終わりました。 議案についての提案理由の説明につきましては、ただいまの議案の朗読をもってこれにかえさせていただきます。 お諮りいたします。 本案については、質疑、委員会付託及び討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって本案につきましては、質疑、委員会付託及び討論を省略することに決しました。 これより、採決に入ります。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって本案は、原案のとおり可決されました。 なお、ただいま議決されました意見書につきましては、議長において関係機関に送付いたしたいと存じますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。----------------------------------- ○議長(畑謙太朗君)  次に、日程第5 特別委員会の中間報告について議題といたします。 3特別委員会につきましては、いずれも特に委員長より報告する事項がございませんので、議長の報告をもってこれにかえさせていただきます。 ご了承のほどよろしくお願いいたします。----------------------------------- ○議長(畑謙太朗君)  次に、日程第6 平成30年度各常任委員会特別委員会の行政視察についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本件につきましては、平成30年度中の常任委員会特別委員会の行政視察について、それぞれ所管事務の調査研究のために、平成30年4月1日から平成31年3月31日までの間で、調査事項、目的、方法、期日などを決定の上、実施することといたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(畑謙太朗君)  ご異議なしと認めます。 よって各常任委員会特別委員会行政視察をそれぞれ実施することに決定いたしました。 以上をもちまして、本日の議事日程は全部終了いたしますとともに、提出されました議案は全て議了いたしました。 定例会の閉会に当たりまして、市長より挨拶をお受けすることにいたします。 國下市長。 ◎市長(國下和男君) (登壇) 平成30年第1回定例市議会の閉会に当たりまして、お礼のご挨拶を申し上げます。 議員の皆様方には、去る2月23日の開会以来、29日間にわたり本定例会にご提案申し上げました重要案件全てにつきまして慎重なるご審議をいただき、いずれもご可決、ご承認を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。 去る3月2日、来春に(仮称)イオン藤井寺ショッピングセンターがオープンすると発表されました。これにあわせて引き続き藤井寺駅周辺の整備に取り組み、にぎわい創出につなげてまいりたいと考えておりますので、より一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 さてここで少し時間を頂戴し、ご報告をさせていただきたいと思います。この3月末日をもって定年退職をいたします職員のうち、この議場に3名の部長級職員が在籍をしております。本会議への出席も本日が最後となってきました。長年にわたりまして、市政推進に尽力をいただいたことに対しまして、心から感謝を申し上げます。大変ご苦労さまでございました。また議員の皆様には、退職いたします部長に対しご厚情を賜りましたことにつきまして、この場をおかりいたしまして、厚く御礼を申し上げます。今後は健康に十分留意をされまして、新たな活躍の場をいただきたいと願うものでございます。 終わりに当たりまして、議員皆様方のますますのご健勝、ご多幸を心からご祈念申し上げまして、閉会に当たりましてのお礼のご挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました。 ○議長(畑謙太朗君)  平成30年第1回定例会の閉会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。 今期定例会は2月23日開会以来、本日までの29日間の会期をもって、議員各位におかれましては、新年度各会計当初予算を初め、条例補正予算など数多くの重要案件につきまして、慎重かつ精力的にご審議を賜り、市長より提出されました27議案、請願3件、及び意見書2件の審議を終了いたしまして、本日ここに予定どおり閉会の運びとなりましたことは、円滑な議事の進行に対する議員各位のご協力と、理事者各位のご協力のたまものと厚く御礼申し上げる次第でございます。 今後理事者におかれましては、今期定例会において成立いたしました予算、条例の執行並びに運用に際しましては、本会議各常任委員会並びに特別委員会を通じて各議員より提言されました意見、要望を十分尊重していただき、適切な対応に努めていただきたいとともに、市行政の円滑な運用のために、なお一層ご努力を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。 最後になりましたが、今年度に退職される職員の皆様には、長年市政発展のためにご尽力いただき、心より感謝申し上げる次第でございます。今後もあらゆる角度から藤井寺市のさらなる発展のために応援をよろしくお願い申し上げます。 それでは、これをもちまして平成30年藤井寺市議会第1回定例会を閉会いたします。ご協力ありがとうございました。     午前11時50分 閉会...