藤井寺市議会 > 2008-02-27 >
02月27日-01号

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  1. 藤井寺市議会 2008-02-27
    02月27日-01号


    取得元: 藤井寺市議会公式サイト
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    平成20年  3月 定例会(第1回)            平成20年第1回定例会           藤井寺市議会会議録(第1号)                    平成20年2月27日(水曜日)                    午前10時開議◯議事日程(第1号)  日程第1       会議録署名議員の指名  日程第2       会期の決定  日程第3       平成20年度市政運営方針  日程第4 報告第1号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定及び和解)       議案第1号 議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例及び非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について       議案第2号 藤井寺市手数料条例の一部改正について       議案第3号 市税条例の一部改正について       議案第4号 藤井寺市自転車等の放置防止に関する条例の一部改正について       議案第5号 藤井寺市国民健康保険条例の一部改正について       議案第6号 藤井寺市国民健康保険財政調整基金条例の一部改正について       議案第7号 藤井寺市後期高齢者医療に関する条例の制定について       議案第8号 藤井寺市特別会計条例の一部改正について       議案第9号 藤井寺市老人医療費の助成に関する条例の一部改正について       議案第10号 藤井寺市ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部改正について       議案第11号 藤井寺市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例の一部改正について       議案第12号 藤井寺市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正について       議案第13号 藤井寺市介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正について       議案第14号 藤井寺市災害見舞金支給条例の全部改正について       議案第15号 藤井寺市下水道条例の一部改正について       議案第16号 藤井寺市立市民運動広場条例の一部改正について       議案第17号 市道路線の認定及び変更について       議案第18号 平成19年度藤井寺市一般会計補正予算(第6号)について       議案第19号 平成19年度藤井寺市駐車場特別会計補正予算(第1号)について       議案第20号 平成19年度藤井寺市老人保健医療特別会計補正予算(第4号)について       議案第21号 平成19年度藤井寺市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)について       議案第22号 平成19年度藤井寺市介護保険特別会計補正予算(第4号)について       議案第23号 平成19年度藤井寺市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について       議案第24号 平成19年度藤井寺市病院事業会計補正予算(第3号)について       議案第25号 平成19年度藤井寺市水道事業会計補正予算(第4号)について       議案第26号 平成20年度藤井寺市一般会計予算について       議案第27号 平成20年度藤井寺市駐車場特別会計予算について       議案第28号 平成20年度藤井寺市老人保健医療特別会計予算について       議案第29号 平成20年度藤井寺市国民健康保険特別会計予算について       議案第30号 平成20年度藤井寺市後期高齢者医療特別会計予算について       議案第31号 平成20年度藤井寺市介護保険特別会計予算について       議案第32号 平成20年度藤井寺市公共下水道事業特別会計予算について       議案第33号 平成20年度藤井寺市病院事業会計予算について       議案第34号 平成20年度藤井寺市水道事業会計予算について◯本日の会議に付した事件  日程第1~日程第4まで◯出席議員(18名)       1番 島田大介君       2番 岩口寛治君       3番 田中豊實君       4番 西条孝子君       5番 西村政幸君       6番 山本忠司君       7番 西野廣志君       8番 岡本 光君       9番 丸山昇一君      10番 麻野真吾君      11番 花岡信子君      12番 田中光春君      13番 畑 謙太朗君     14番 清久 功君      15番 田中義秋君      16番 楠本陸雄君      17番 長瀬春男君      18番 石田隼人君◯地方自治法第121条の規定による出席者        市長             國下和男君        副市長            土井 勝君        教育長            池田 堯君        総務部長           植野光郎君        市民生活部長         籔野耕一君        健康福祉部長         安井健一君        都市整備部長         原 欣浩君        教育委員会事務局管理部長   寺田博二君        教育委員会事務局指導部長   竹島隆男君        病院長            丸毛俊明君        病院事務局長         内本福作君        水道局長           的場皓造君        会計管理者          櫻井良一君        総務部秘書室長        林  均君        市民生活部環境室長      三村春雄君        都市整備部防災室長      綾田 隆君        選挙管理委員会事務局長・        監査委員事務局長・公平    松川喜一君        委員会理事・固定資産評        価審査委員会事務局長        総務課長           黒岡博幸君◯議会事務局出席者        事務局長           松永 一君        事務局次長          山田正俊君        事務局主幹          金森俊幸君        事務局主査          角田伸夫君◯会議録署名議員       6番 山本忠司君    15番 田中義秋君     午前10時00分 開会 ○議長(麻野真吾君)  おはようございます。 ただいまから平成20年藤井寺市議会第1回定例会を開会いたします。 議員各位には何かとお忙しい中にもかかわりませず、ご出席を賜りましてまことにありがとうございます。 今期定例会に市長より提出されております案件は、平成20年度の市政運営方針に基づきます一般会計当初予算及び各会計当初予算9件をはじめ、平成19年度の各会計補正予算8件、条例の一部改正等16件、報告案件など2件、合わせて35議案提出されております。 議案の審議に当たりましては、慎重審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願いいたしますとともに、円滑なる議事の運営と進行に対しましてもご協力を賜りますようお願いを申し上げまして、第1回定例会の開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。 引き続きまして、定例会の開会に当たりまして、市長よりごあいさつをお受けすることにいたします。國下市長。 ◎市長(國下和男君) (登壇) 開会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。 本日ここに平成20年第1回定例市議会の開催をお願いをいたしましたところ、議員各位におかれましては、公私何かとご多忙中にもかかわりませずご参集をいただき、厚く御礼を申し上げます。 本定例会におきましては、平成20年度の市政運営方針と、案件につきましては平成20年度一般会計予算案並び特別会計予算案9件、平成19年度補正予算案8件、条例の制定並びに改正案16件、その他専決処分の報告等2件を含めまして、計35件のご審議をお願いをいたしたく上程をいたしております。 いずれも重要案件でございますので、よろしくご審議の上、ご可決、ご承認賜りますようお願いを申し上げまして、開会に当たりましてのごあいさつをさせていただきます。よろしくお願いをいたします。ありがとうございました。 ○議長(麻野真吾君)  これより議事に入ります。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。よろしくお願いいたします。--------------------------------------- ○議長(麻野真吾君)  それでは、日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において山本忠司議員田中義秋議員を指名いたします。よろしくお願いいたします。--------------------------------------- ○議長(麻野真吾君)  次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。 本定例会の会期は、本日より3月21日までの24日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     [「異議なし」の声あり] ○議長(麻野真吾君)  ご異議なしと認めます。 よって、会期は、本日より3月21日までの24日間とすることに決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(麻野真吾君)  次に、日程第3 平成20年度市政運営方針についてを議題とし、説明を求めます。 國下市長。 ◎市長(國下和男君) (登壇) 市政運営方針を申し上げます。 平成20年第1回定例市議会の開会に当たりまして、今後の市政運営に関し、私の所信の一端を申し上げ、市民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 先の大阪府知事選挙で新人の橋下徹氏が見事当選され、知事に就任されました。まずもって衷心よりお祝いを申し上げたいと存じます。橋下新知事にあっては、財政非常事態宣言が行われ、大阪府の財政も厳しい状況でございますが、その困難を跳ね返し、大阪を活力あふれるまちにしていただきたいと期待をいたしております。 大阪府内の市町村の経済が活性化すれば、それはとりもなおさず、大阪府そのものの経済の活性化、ひいては、府民税の増収につながるわけでございます。ですから、私は、新知事に対しまして遠慮なく本市の実情をお話をし、本市の経済活性化への取り組みに対する支援を要請してまいりたいと考えております。 さて、私は昨年5月に市長に就任し、本年度は藤井寺市政をお預かりする2年目を迎えるわけでございます。市長就任後、「変えよう変わろう藤井寺」をスローガンに、公約した政策の実現に全力を傾注してまいりました。 特に、非常事態とも言える本市の財政運営の立て直しに真剣に取り組んでいかなければならないと決意し、危機感を持って、財政の健全化を進めているところでございます。 平成18年度の普通会計決算は、歳入と歳出の差し引き、本市では初めて約8,600万円の赤字を計上いたしました。ここ数年、市税の大幅な減収に加え、国の構造改革などにより、歳入が減少する一方、少子・高齢化の進行や社会経済情勢の影響による福祉分野の歳出が増加し、また団塊の世代職員の退職金や公共施設の維持管理経費などが必要になっております。 こうした状況にもかかわらず、財政の健全化に対する有効な具体策がとれず、平成14年度以降は、積立金の取り崩しにより黒字を維持していましたが、実質的には5年連続の赤字状態が続いております。 このままの財政状況が推移いたしますと、数年後には財政再生団体の水準にまで落ち込む可能性があり、何とかこれを食いとめるため、健全な財政運営に向けた計画策定に取り組むとともに、これまでの様々な内部努力に加え、さらに特別職や職員の人件費の抑制をはじめ、既存の事務事業の見直しなど、思い切った経費節減に取り組むことを決断いたしました。 市民の皆様にも、長年据え置いていた使用料や手数料などにつきましては、受益と負担の公平性という観点から、応分の負担をお願いしていくものもございますが、藤井寺市の将来を見据えた財政の健全化への取り組みに、何とぞご理解とご協力を賜りますよう、切にお願いを申し上げる次第でございます。 ただ、それと同時に、私は市の経済を活性化することによって市税の自然増を図り、市民の皆様のご負担をできる限り少なくするように努力してまいりたいと存じます。市の経済の活性化は、これまでの市政がほとんど取り組んでいなかった課題でございますが、行政としての立場から、市内の民間事業者の方々が大いに利益を上げていただけるような環境づくりに力を入れてまいりたいと考えております。 また、私は、多額の借入金による市民病院の移転新築計画は凍結するべきであると訴え、多くの市民の皆様から信任を得たものと考えておりますが、本市の財政状況は、想像していた以上に厳しいものでございました。 しかしながら、市民病院は地域の中核的な医療機関としての役割を担っており、市民の皆様に安心して利用していただけるよう、施設の老朽化が進んでいる現病院施設を何とか改善していきたいとの思いがございます。 そこで、病院施設の耐震診断を実施し、現病院施設は、耐震改修が可能であるとの結果が出てまいりました。また、有識者による市民病院整備懇談会を設置させていただき、市民病院の現状や耐震診断結果、市の財政状況などから、今後の病院整備の方向性について、ご検討をお願いすることといたしました。 以上のような経過や耐震診断結果、財政の状況、市民病院整備懇談会での検討状況なども踏まえ、市民病院については新築移転を行わないこととし、現病院施設の耐震改修を実施していくという方向で進めてまいりたいと考えております。 一方、市政運営に当たりましては、情報公開の促進を図りながら、市民の皆様との対話を積極的に行い、市民の声や思いを活かした市民本位の市政を推進してまいりたいと存じます。 まず、藤井寺市の財政状況のありのままの姿をお知らせしなければならないという思いから、本市の財政状況や今後の見通し、公共下水道事業の経営状況などについて広報紙に詳しく掲載をさせていただきました。また、情報公開を促進するという観点から、本市情報公開条例の改正を行い、昨年10月より、情報公開の請求に係る手数料の無料化にも取り組んだものでございます。 市民の皆様との対話につきましては、「地域住民との地区懇談会」として、各地区の皆様との対話集会を順次開催させていただいております。私自身が直接、地区の皆様とお話しさせていただき、ご意見をお聞きすることで、各地区では、今どのようなことが起きているのか、どういうことをお考えなのか、そうした貴重なご意見やご提言を数多く頂戴しております。 今後とも、このような形で、市民の皆様と行政との情報の共有化や対話を促進しながら、市民サービスの向上を図るとともに、職員一人一人のさらなる意識改革と能力向上に取り組み、明るく丁寧で親切な市役所を実現し、市民の皆様から「変わったな市役所は」という声を聞かせていただけるよう、今まで以上に信頼の得られる市政運営を行ってまいりたいと存じます。 施策面では、少子・高齢化対策や教育環境の充実、防犯・防災、良好な生活環境の確保など、市民ニーズに対応した施策を推進し、市民の誰もが安全で安心して暮らすことができるまちづくりを進めてまいります。 また、駅周辺の活性化をはじめ、本市の貴重な歴史的資産や遣唐留学生「井真成」を活かした観光振興、市民文化・スポーツ活動、市民主体による事業実施などを促進し、笑顔と活気に満ちた特色ある都市としての一層の発展を目指してまいりたいと考えております。 以上のようなこれまでの取り組みや市政運営の基本的な考え方を踏まえつつ、平成20年度に取り組みます主な施策の概要を申し述べたいと存じます。 1点目は、3駅周辺の活性化と人々が行き交う活気に満ちたまちの実現であります。 駅周辺の活性化に向けましては、現在実施しております土師ノ里駅周辺整備事業にあわせ、国の補助制度を有効に活用し、土師ノ里駅と道明寺駅の周辺地域を一体として、歴史的な街並みにふさわしい道路づくりや、誰もが安心して移動できる交通環境の整備に取り組んでまいります。 特に、本地域には道明寺や道明寺天満宮をはじめ、遺跡・古墳などの歴史的資産が数多く点在しており、東高野街道を活かした歴史を感じる道路整備、案内サイン・道しるべの設置、来訪者用駐車場の確保、周辺古墳の保護などを進め、安全に歩いて回れる魅力ある歴史空間を創出してまいりたいと考えております。 本年度に、市民や学生を交えたワークショップを開催させていただくとともに、全体的な設計業務に着手いたします。道明寺駅につきましては、エレベーター設置を含めたバリアフリー化への取り組みに向け、市内部での検討や関係機関との協議を重ねてまいります。 藤井寺駅周辺につきましては、駅前周辺の活性化と鉄道敷南北の一体的な都市機能の形成を目指してまいりたいと考えております。このため、近鉄本社を訪れ、藤井寺市だけではなく、南河内地域全体の発展のため、近鉄南大阪線の整備や藤井寺駅への急行停車などについて、前向きに取り組んでいただくよう要望いたしました。 また、駅前のジャスコ、イオンモールを有するイオングループとも、藤井寺市のまちづくりという大きな観点で、駅前の活性化に向けた話し合いを重ねているところでございます。 今後とも都市計画上の用途地域の見直しや、将来的な藤井寺駅の高架化の可能性などについて、引き続き、関係機関との協議や必要な働きかけを行い、行政と企業との連携による市経済の活性化を図ってまいりたいと存じます。 観光振興では、庁内組織の見直しを行い、その一つとして、本年4月より市民生活部に経済観光課を設置することといたしました。関係部課や関係団体と連携し、本市の有する観光資源のPRや観光関連事業に積極的に取り組んでまいります。また、市域全体の神社仏閣や史跡を一体的に結ぶ「歴史回廊」の整備に向け、関係団体や事業者の方々のご協力を得ながら、そのルート設定や市内外の情報発信、駐車場の確保、休憩所の設置などについて検討を進めてまいります。このような観光振興への取り組みにより、藤井寺市への来訪者を増やし、商店街やまちの賑わいにつなげてまいります。 一方、活気あるまちづくりを進めていく上で、若い世代の参画や幅広い分野で専門的な機能を有する大学等との連携は非常に大きな力になるものと考えております。本市では、現在も様々な形で大学との連携した事業を行っておりますが、政策課題の共同研究や生涯学習の振興、イベントを通じた交流など、さらなる連携強化について検討を加えてまいります。 地域コミュニティの推進に向けましては、地区会館の建て替えや修繕に対し、市としての助成を行ってまいります。 2点目は、誰もがいきいきと安心して暮らすことができる福祉施策の推進であります。 子育て支援では、乳幼児医療費助成制度を充実してまいります。現在は、0歳児から小学校就学前のお子さんを対象に、医療機関での一部自己負担金を除き、入院分・通院分とも、医療費の全額助成を行っておりますが、本年7月より、入院分につきましては、助成対象年齢を小学校3年生まで拡大します。 また、保育環境の充実を図るため、公立保育所の5歳児室へのエアコン設置を行ってまいります。このことで、0歳児室から5歳児室まで、すべての保育室へのエアコン設置が完了することになるものでございます。 さらには、幼いお子さんを子育て中の親子同士が気軽に集い、相互に交流を図ることができる場づくりとして、民間保育園に委託をし、「つどいの広場」事業にも新たに取り組んでまいります。 少子化対策につきましては、橋下新知事の公約にも大きな柱として掲げられており、大阪府の施策とも連携しながら、本市における子育て支援の充実を図ってまいります。 高齢者施策につきましては、本年4月より75歳以上の方々を対象とする「後期高齢者医療制度」がスタートいたします。本制度の実施主体である「大阪府後期高齢者医療広域連合」と連携しながら、円滑な事業運営に努めてまいりたいと存じます。また、健康で安心して暮らせる生涯現役・長寿のまちの実現に向け、高齢者の方々のニーズやサービスの利用実態などを踏まえ、高齢者保健福祉計画介護保険事業計画で構成しております「藤井寺市いきいき長寿プラン」の見直しを行ってまいります。 障害者施策では、障害のある方々が地域で自立した生活が送れるように、居宅介護、移動支援など、利用ニーズに応じた自立支援給付地域生活支援事業を推進してまいります。また、障害者・児の方々の歯科診療体制の整備として、河内長野市の休日急病診療所を拠点とすることで、南河内地域での協議が整いましたことから、本市といたしましても、必要な対応を行ってまいります。 保健施策では、少子化対策の一環として、公費負担での妊婦健診の充実を図り、現在の妊婦一般健診に加え、新たに後期健診を追加して実施し、健診回数を拡大いたします。また、生後間もないお子さんの健全な育成を支援するため、看護師などが個別訪問を行う「こんにちは赤ちゃん事業」にも取り組んでまいります。 3点目は、子どもたち一人一人を大切にした教育環境の充実であります。 学校教育では、次代を担う子どもたちの豊かな心と「確かな学力」の育成を図るとともに、各学校での教育研究事業の取り組みを通じ、授業内容や指導方法の工夫・改善などについて、さらに研究を加えてまいります。また、小・中学校への特別支援員の配置、不登校対策の充実、英語学習を通した国際理解活動、インターネットを使った情報教育など、学校生活や学習面でのきめ細かな取り組みを行ってまいります。 子どもたちの安全確保に関しましては、地域と連携した子ども安全見守り活動や、小学校への学校安全監視員の配置を継続してまいります。また、小学校1年生全員に、防犯ブザーを配布いたします。さらには、子どもたちが万が一の事態に備え、早急な救命措置を講じることができるよう、AED(自動体外式除細動器)をすべての小学校にも設置いたします。 学校園施設の整備では、校舎の外壁や消防設備など、老朽化した施設・設備の改修を実施してまいります。また、近年の夏の猛暑を勘案し、市内公立幼稚園の遊戯室にエアコンを設置いたします。小・中学校では、暑さが厳しい教室を中心に、扇風機を設置してまいります。 放課後児童の健全育成につきましては、小学校での放課後児童会の実施に加え、放課後や週末に、安全で安心な活動場所を確保するとともに、子どもたちの健やかな成長を育む取り組みとして、放課後子ども教室推進事業の充実に努めてまいります。 4点目は、郷土への愛着と健康で笑顔があふれる文化・スポーツの振興であります。 本市に点在する古市古墳群につきましては、堺市の百舌鳥古墳群と一体的に、昨年9月、大阪府、堺市、羽曳野市、藤井寺市の4者が共同し、世界文化遺産暫定リスト登載への提案書を提出いたしました。現在、国において審査が行われておりますが、世界文化遺産に登録されましたならば、貴重な古墳群の保護・保全に加え、まち全体の活力や郷土意識の高揚につながるとともに、歴史文化都市として、藤井寺市を全国に発信できるものと考えております。引き続き、関係4者が協力し、地域住民への啓蒙活動や歴史関連事業などを実施しながら、世界文化遺産登録に向けた取り組みを進めてまいります。 また、市民の間で活発に展開されております文化・芸術活動や、中学生を海外に派遣する国際交流事業、本市が有する埋蔵文化財関連事業、市民の企画・運営による事業実施などは、藤井寺市の特色であると考えております。市民や関係団体と行政が協力しながら、まちの活性化につながるこうした取り組みをさらに促進してまいりたいと存じております。 スポーツの振興では、スポーツ活動の場の提供とニュースポーツの普及促進を図ります。また、市立スポーツセンターへもAEDを設置してまいります。 なお、新病院建設予定地につきましては、「市立青少年運動広場Aグラウンド」として、本年度にグラウンド整備を行い、できるだけ早い時期に利用者の方々に安全に使用していただけるよう努力してまいります。 5点目は、市民生活の安全確保と都市基盤の整備であります。 道路整備では、市域東西の新たな幹線道路として、市道林梅が園線(都市計画道路北条松原線)の整備を進めてまいります。また、車両の通行量が多く、路面の傷みや振動が特に激しい箇所の補修工事を実施いたします。身近な生活道路につきましては、車いすや視覚障害者の方々のご意見もお聞きしながら、歩道の段差解消や点字ブロックの敷設などを計画的に行い、より一層、歩行者や障害者の方々の安全確保に努めます。 公共下水道の汚水整備につきましては、未整備地域への基盤整備を進めるとともに、整備区域内における水洗化を促進してまいります。雨水整備では、市域東部の京樋雨水幹線と市域西部の西水路雨水幹線の整備を引き続き実施し、周辺地域における浸水被害の解消に努めます。 公共下水道事業の経営につきましても、事業費に見合う収入が確保できていないという現状から、極めて厳しい状況であり、さらなる内部努力と事業費のコスト縮減などを行いながら、計画的な経営の健全化に取り組んでまいりたいと存じております。 また、浸水対策事業では、王水川水系の浸水被害を軽減するため、王水川分水路改修工事を実施し、今回の改修をもって、分水路全線の工事が完了する運びとなる予定でございます。 災害対策では、大雨によって河川が氾濫した場合を想定した洪水ハザードマップを作成いたしましたので、非常時に活用していただけるよう、市民の皆様に配付してまいります。また、川北分園を活用し、川北地区には災害備蓄倉庫を新設いたします。 以上が、平成20年度に取り組みます主な施策の概要でございます。 国内では、年金の記録漏れや相次ぐ食品偽装、地球温暖化など、国民生活に大きく影響する問題が数多く起きております。 本市にありましては、現在の深刻な財政状況から抜け出すためには、私は市長就任後、いち早く職員との協議を行い、財政の立て直しに向けた具体化に着手をいたしました。引き続き職員ともども一丸となり、財政再生団体に陥ることは何としても回避するという強い使命感と、市民の皆様にご心配をおかけしないという心構えを持って、財政の健全化に向けた取り組みに、最大限の努力を行ってまいる所存でございます。 また、非常に厳しい財政状況ではありますが、市民の皆様との対話を重ねながら、私自身の渾身の力を振り絞り、直面する行政課題を一つ一つ着実に解決してまいりたいと考えております。 そして、何としても、この藤井寺市に活気を取り戻し、夢と希望の持てるまちづくりを進め、「小さくともキラリと光るまち藤井寺」を実現してまいります。 どうか、今後とも、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りますよう心よりお願いを申し上げまして、平成20年の市政運営に関する所信とさせていただきます。本当にありがとうございました。--------------------------------------- ○議長(麻野真吾君)  次に、日程第4 報告第1号、議案第1号から議案第34号までの35議案についてを一括議題とし、提案理由の説明を求めます。 まず、報告第1号のうち番号1及び番号2について、植野総務部長。 ◎総務部長(植野光郎君) (登壇) ただいま議題となりました報告第1号、専決処分の報告について(損害賠償の額の決定及び和解)の番号1及び番号2について、順次、ご説明を申し上げます。議案書は1ページでございます。 まず、番号1についてでございますが、本件は、平成19年7月24日午後6時30分ごろ、藤井寺市岡1丁目1番1号先路上、本庁舎敷地入り口付近におきまして、総務課職員が運転いたします公用車が、本庁舎敷地に進入するため左折しかけましたところ、左側方を並進中の原動機付自転車と接触し、転倒させ、負傷させた交通事故にかかるものでございます。 相手方、◯◯◯◯◯在住の◯◯◯氏と円満に解決すべく話し合いを行ってまいりましたところ、平成19年12月17日に95万3,354円の損害賠償額をもって和解が成立し、全国市有物件災害共済会の保険により支払いましたので、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分し、同条第2項の規定により、ご報告申し上げるものでございます。 続きまして、番号2についてでございますが、本件は、平成19年11月24日午前10時ごろ、柏原市円明町666番地、クリーンピア21入り口ゲート前におきまして、本市の公共施設循還バスが、クリーンピア21バス停のゲート前で方向転換しようとバックした際に、左側面の車に気を取られ、後方ステンレス製ポールに気づかず接触し、破損させたものでございます。 クリーンピア21の所有者である柏羽藤環境事業組合と話し合いを行い、平成19年12月7日に9万4,500円の損害賠償額をもって円満に和解が成立し、これにつきましても全国市有物件災害共済会の保険により支払いましたので、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分し、同条第2項の規定により、ご報告申し上げるものでございます。 以上、報告第1号の番号1、番号2についての説明とさせていただきます。何にとぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(麻野真吾君)  続いて、報告第1号のうち番号3について、綾田防災室長。 ◎都市整備部防災室長(綾田隆君) (登壇) ただいま議題となりました報告第1号、専決処分の報告について(損害賠償の額の決定及び和解)について、報告申し上げます。 議案書の1ページをお願いいたします。表の番号3でございます。 本件は、道路事故に係る損害賠償に関する賠償額の決定及び和解の専決処分につきましての報告でございます。 事故は、平成19年11月9日午前10時ごろに、藤井寺市西古室2丁目8番16号先で起きたもので、防災室維持管理課の作業車が作業現場到着後、バックで進行中に民家のフェンスに接触し、フェンスを損傷したものでございます。 相手方と円満に解決すべく話し合いを続けてまいりましたところ、平成20年1月21日に、損害賠償額17万8,500円で、◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯在住の◯◯◯◯氏と和解が成立したものでございます。 この事故に伴う損害賠償金につきましては、社団法人全国市有物件災害共済会により支払ったものでございます。 以上、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分し、同条第2項の規定により報告申し上げるものでございます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(麻野真吾君)  次に、報告第1号のうち番号4について、原都市整備部長。 ◎都市整備部長(原欣浩君) (登壇) 続きまして、報告第1号、専決処分の報告(損害賠償の額の決定及び和解)について、番号4のご報告を申し上げます。 本件につきましては、平成19年9月26日午後6時15分ごろ、藤井寺市沢田2丁目10番6号先、大水川散策公園におきまして、◯◯◯◯さんが車止め用の上下敷きバリカを触っていたところ、バリカが降下し、手の指を挟み、けがをしたものでございます。 相手方保護者の◯◯◯◯氏と円満に解決すべく話し合いをしてまいりましたところ、今回の事故につきましては、平成19年11月15日において、6,080円の損害賠償額をもって和解が成立し、全国市長会市民総合賠償補償保険より支払ったものでございます。 以上、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分し、同条第2項の規定により、ご報告を申し上げるものでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(麻野真吾君)  次に、議案第1号、議案第2号及び議案第18号の3議案について、植野総務部長。 ◎総務部長(植野光郎君) (登壇) ただいま議題となりました議案第1号、議案第2号及び議案第18号について、順次ご説明を申し上げます。 それでは初めに、議案第1号、議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例及び非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正につきまして、提案の理由とその内容をご説明申し上げます。 議案書は2ページから4ページでございます。 第1条は、議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正でございます。議会議員の報酬の取り扱いにつきましては、現在、月の途中でその職に就いた場合は、日割りをもって計算した額となっておりますが、委嘱した場合の当月分は1カ月分が支給されることになっております。また、月の途中で職務の異動に伴い、報酬の額に差異が生じた場合は、いずれかその多い方の額が1カ月分支給されることになっております。これらの重複支給を改め、月の途中でその職に就いた場合、または委嘱した場合等の当月分の報酬の取り扱いは、日割りをもって計算した額とする本条例の一部改正をお願いするものでございます。 第2条は、非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正でございます。非常勤の特別職の職員の報酬につきましても、議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例を一部改正することに伴い、月の途中で就任した場合、または辞職した場合等で、年額または月額で報酬が定められている職員の報酬の取り扱いを日割りをもって計算した額とする同様の改正を行い、あわせてそれに伴う条項の整理を行うため、本条例の一部改正をお願いするものでございます。 なお、この条例は、平成20年4月1日から施行するとしております。 以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 次に、議案第2号、藤井寺市手数料条例の一部改正につきましては、改正内容が複数の部にまたがりますことから、私の方から提案理由のご説明をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 議案書は5ページから8ページでございます。 住民票や戸籍謄本等の交付請求の際の本人確認手続を厳格化するほか、交付制度を強化することを趣旨といたしました住民基本台帳法及び戸籍法の一部改正に伴いまして、引用している条項の改正を行いますとともに、行政改革の一環として、平成9年の改正以来11年間据え置かれております手数料について、受益と負担の均衡及び大阪府下の各市町村の状況などを総合的に勘案し、手数料の改定をお願いするものでございます。 改正の内容でございますが、住民基本台帳の閲覧、戸籍の附票の写し及び住民票等の証明書の交付、外国人登録原票の写し、または登録原票に登録した事項に関する証明書の交付、印鑑登録証明書や租税公課に関する証明書の交付など、現行の1通または1件当たり200円で交付、閲覧しております各種証明書等につきましては、300円に改定するものでございます。また、はちの巣の除去につきましては、使用いたします薬品相当額を基本に、1件につき3,000円の手数料を新たに設けるものでございます。 つきましては、議会のご承認を得ましたならば、市民の方々に周知をさせていただく期間を見込みまして、本年の6月1日からの施行としております。 なお、住民基本台帳法及び戸籍法の一部改正に伴う条項の改正部分につきましては、法律の施行日またはこの条例の公布の日のいずれか遅い日から施行するとしております。 以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第18号、平成19年度藤井寺市一般会計補正予算(第6号)につきまして、ご説明申し上げます。 補正予算書の1ページをお願いいたします。 本補正予算は、第1条におきまして、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ7,737万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ194億5,117万8,000円とするものでございます。 次に、第2条の繰越明許費の補正につきましては、4ページをお願いします。 第2表 繰越明許費補正に記載いたしておりますとおり、追加といたしまして、市立道明寺南小学校地震補強工事の設計業務委託につきまして、繰り越しが生ずることとなりますので、その相当額につきまして、繰越明許の設定を行うものでございます。 それでは、歳入歳出予算の事項別明細書に基づきまして、主な事項を歳出よりご説明申し上げます。予算書の12ページをお願いいたします。 (款)2.総務費(項)1.総務管理費(目)22.病院事業会計繰出費の406万円の減額につきましては、新病院建設に係る医療コンサルタント費用等に対する繰出金を減額するものでございます。 次に、(目)23.公共下水道事業特別会計繰出費の9,000万円の増額につきましては、公共下水道事業の財源更正と事業費の執行見込みが確定しましたことでの繰り出し措置を行うものでございます。 なお、今回の繰り出しは、従前のように下水道事業特別会計の収支不足額を全額繰出金で補填することは困難でございますので、平成20年度以降において、下水道事業を進めていく上で支障を生じさせない範囲内での繰り出しとするものでございます。 次に、(目)24.老人保健医療特別会計繰出費の308万4,000円の増額につきましては、医療諸費の増加に伴うものでございます。 次に、(目)25.国民健康保険特別会計繰出費の5,965万1,000円の増額につきましては、平成19年6月議会におきまして、国民健康保険特別会計の2号補正でご議決いただきました後期高齢者医療制度の創設準備に係る電算システム開発委託料につきまして、委託料が確定しましたことから、これに要する経費に対する繰り出しが主な内容となっております。 次に、(目)26.介護保険特別会計繰出費の339万6,000円の減額につきましては、介護保険の電算システム改修委託料の減額等に伴うものでございます。 次に、(目)27.水道事業会計繰出費の11万6,000円の増額につきましては、児童手当の支給対象が拡大したことに伴うものでございます。 次に、(款)3.民生費(項)1.社会福祉費、(目)2.老人福祉費の3,000万円の減額につきましては、老人医療費一部負担金等助成費のうち高額医療費に係る部分につきまして、老人保健医療特別会計との間で会計間調整を行うことによる減額を行うとともに、あわせて寄附金の受け入れ等により、財源の内訳を変更するものでございます。 (目)3.障害福祉費につきましては、寄附金を受け入れることによる財源の振り替えでございます。 (項)2.児童福祉費(目)1.児童福祉総務費の70万円の増額につきましては、心身障害児通園施設の通園バスの買い替えに伴う負担金の増額を行うとともに、寄附金の受け入れ等により、財源の内訳を変更するものでございます。 14ページをお願いいたします。 次に、(目)2.児童措置費の180万6,000円の増額につきましては、惣社保育園の病児・病後児保育事業に対する補助金の増額に伴うものでございます。 (目)3.保育所費につきましては、大阪府の公立保育所運営費補助金を受けることによる財源内訳の変更でございます。 次に、(款)4.衛生費(項)2.清掃費(目)1.清掃総務費の3,793万8,000円の減額につきましては、柏羽藤環境事業組合の平成19年度の決算見込みから、本市分担金の減額を行うものでございます。 次に、(款)7.土木費(項)1.土木管理費(目)2.環境整備費及び(項)2.道路橋りょう費(目)3.交通安全対策事業費につきましては、寄附金の受け入れによる財源振り替えでございます。 次に、(款)8.消防費(項)1.消防費(目)1.常備消防費の531万1,000円の減額につきましては、柏原羽曳野藤井寺消防組合の平成19年度の決算見込みから本市分担金の減額を行うものでございます。 次に、(款)9.教育費(項)2.小学校費(目)1.学校管理費の616万9,000円の減額につきましては、藤井寺市柏原市学校給食組合の平成19年度の決算見込みから本市分担金の減額を行うものでございます。 16ページをお願いいたします。 (項)5.社会教育費(目)6.文化財保護費につきましては、寄附金の受け入れによる財源振りかえでございます。 次に、(款)11.諸支出金(項)1.基金費(目)1.基金費の889万6,000円の増額につきましては、預金利子をそれぞれの基金へ積み立てるものでございます。 続きまして、歳入の説明に移らせていただきます。 恐れ入りますが、8ページをお願いいたします。 まず、(款)13.国庫支出金(項)1.国庫負担金(目)1.民生費国庫負担金の16万9,000円の増額及び(款)14.府支出金(項)1.府負担金(目)2.民生費負担金の121万6,000円の増額につきましては、保険基盤安定負担金として受け入れ、国民健康保険特別会計繰出費に充当するものでございます。 次に、(項)2.府補助金(目)2.民生費補助金の1,083万4,000円の減額につきましては、歳出におきまして、老人医療費一部負担金等助成費の減額補正を行うことによります府補助金の減額に合わせまして、病児・病後児保育事業に対する公立保育所運営費補助金及び民間保育所運営費補助金を受け入れるものでございます。 次に、(項)3.委託金(目)2.民生費委託金の1万6,000円の増額につきましては、大阪府の出産育児応援事業に対します委託金を受け入れるものでございます。 次に、(款)15.財産収入(項)1.財産運用収入(目)2.利子及び配当金の891万6,000円の増額につきましては、各種基金の預金利子を受け入れるものでございます。 (項)2.財産売払収入(目)1.不動産売払収入の4,571万4,000円の増額につきましては、津堂4丁目の津堂自転車置き場の売却によるものでございます。 次に、(款)16.寄附金(項)1.寄附金(目)1.総務費寄附金の60万円、(目)2.民生費寄附金の130万2,000円、(目)3.土木費寄附金の9万9,000円、(目)4.教育費寄附金の15万9,000円の増額につきましては、それぞれの目的に応じた寄附金として受け入れるものでございます。 次に、(款)19.諸収入(項)5.雑入(目)2.雑入の2,436万8,000円の増額につきましては、新市町村振興宝くじ収益交付金を額の確定に伴い2,660万2,000円を増額するとともに、その他雑入を223万4,000円減額するものでございます。 最後に、(目)3.過年度収入の565万4,000円の増額につきましては、平成18年度の保健事業費等国庫負担金の額が確定したことにより、負担金の不足分を過年度収入として受け入れるものでございます。 以上、議案第18号、平成19年度藤井寺市一般会計補正予算(第6号)の提案説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(麻野真吾君)  次に、議案第3号について、籔野市民生活部長。 ◎市民生活部長(籔野耕一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第3号、市税条例の一部改正について、ご説明申し上げます。 議案書の9ページと10ページをお願いいたします。 この市税条例の一部改正は、平成9年6月以来、10年余り据え置かれてまいりました市税に関する証明書の交付手数料について改正しようとするものでございます。 現行条例におきましては、第9条で納税証明書、第76条の2第1項で固定資産税台帳に記載されている事項の証明書、いわゆる固定資産評価公課証明書の交付手数料について、それぞれ1件につき200円と定めております。今回、行財政改革の一環として、受益と負担との均衡を図り、また、府下市町村の状況を勘案いたしまして、これを300円に改めるものでございます。 なお、施行期日につきましては、市民への周知期間等を考慮いたしまして、平成20年6月1日といたしております。 以上、議案第3号の提案説明とさせていただきます。どうぞよろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(麻野真吾君)  次に、議案第4号、議案第19号及び議案第27号の3議案について、三村環境室長。
    市民生活部環境室長(三村春雄君) (登壇) ただいま議題となりました議案第4号、第19号及び第27号につきまして、順次、提案理由とその内容のご説明を申し上げます。 初めに、議案第4号、藤井寺市自転車等の放置防止に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由とその内容のご説明を申し上げます。議案書は11ページから12ページでございます。 議案書の11ページをお願いをいたします。 自転車は、環境に優しい乗り物として、また都市における交通手段として高い評価を受けている一方で、自転車の不法駐輪は歩行者への通行妨害、市民生活、都市機能を阻害するものであります。そこで、放置自転車対策の推進、市民生活の良好な環境保全、都市景観を維持するため、放置自転車等の撤去・移動・保管・返還に係る保管料徴収業務の一元化を図り、放置自転車等の撤去・保管に係る費用の予算科目を雑入(実費徴収)から手数料に改めることをお願いするものでございます。 この規定は、議案書の12ページの記載のあります第13条の見出し中「費用の徴収」を「手数料の徴収等」に改め、同条第1項中「第11条及び前条」を「前2条」に、「費用」とある字句を「手数料を原動機付自転車にあっては1台につき2,000円、自転車にあっては1台につき1,500円」とし、「ことができる」を削り、同条第2項を、「市長は、前項の規定にかかわらず、規則で定める者については、手数料の徴収を免除することができる。」に改めるものでございます。 なお、この条例は、平成20年4月1日から施行をするものでございます。 以上で、議案第4号、藤井寺市自転車等の放置防止に関する条例の一部を改正する条例の説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。 次に、議案第19号、平成19年度藤井寺市駐車場特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由並びに補正予算内容についてご説明を申し上げます。 恐れ入りますが、補正予算書の1ページをお願いをいたします。 第1条におきまして、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ10万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,926万7,000円とするものでございます。 それでは、補正予算の内容につきまして、歳出からご説明をさせていただきます。10ページ、11ページをお願いいたします。 (款)3.諸支出金(項)1.基金費(目)1.基金費(節)25.積立金10万2,000円の増額は、駐車場整備基金の運用収入額の増を駐車場整備基金に積み立てるため、支出するものでございます。 次に、歳入についてご説明をいたします。8ページ、9ページをお願いいたします。 (款)2.財産収入(項)1.財産運用収入(目)1.利子及び配当金(節)1.利子及び配当金の10万2,000円の増額は、駐車場整備基金運用収入額の増で、この整備基金の積立額の財源に充てるものでございます。 以上で、議案第19号、平成19年度藤井寺市駐車場特別会計補正予算(第1号)についての説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、議案第27号、平成20年度藤井寺市駐車場特別会計予算について、提案理由並びに予算内容について、ご説明を申し上げます。 恐れ入りますが、予算書の1ページをお願いをいたします。 第1条の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4,869万1,000円と定めるものでございます。前年度と比較をしますと、額で47万4,000円の減、率にしますと0.96%の減でございます。 第2条では、一時借入金の限度額を1,500万円と定めるものでございます。 それでは、歳入歳出予算事項別明細書に基づきまして、歳出から款ごとにご説明を申し上げます。予算書の12ページ、13ページをお願いをいたします。 (款)1.駐車場費3,035万9,000円で、前年度に比べ額で57万4,000円の減、率では1.86%の減でございます。この経費は、車両昇降機器及び緊急修繕料、施設の建物総合損害保険料、施設の管理運営の施設指定管理料及び消費税納付の公課費などに要する経費でございます。 (款)2.公債費1,803万2,000円は、駐車場整備事業の元金償還金と利子償還金及び一時借入金の利子償還金に要する経費でございます。 (款)3.諸支出金20万円は、駐車場整備基金預金利子積立金でございます。 (款)4.予備費10万円は、予期しない支出が生じた場合に備え、計上しているものでございます。 続きまして、歳入についてご説明を申し上げます。予算書10ページ、11ページをお願いをいたします。 (款)1.使用料及び手数料4,648万9,000円は、前年度と比べ額にしまして52万4,000円の減、率では1.11%の減でございます。これは原動機付自転車を含む自転車駐車使用料収入及び自動車駐車場使用料収入でございます。 (款)2.財産収入20万円は、駐車場整備基金の預金利子収入でございます。 (款)3.繰越金200万円は、平成19年度駐車場特別会計収支決算見込額によります繰越金でございます。 (款)4.諸収入2,000円は、市預金利子及び雑入の定期券弁償金を計上しております。 恐れ入りますが、17ページから19ページにかけての起債の地方債現在高調書について、19ページをお願いをいたします。 地方債現在高でございます。平成20年度は元金償還額1,390万7,000円を予定をしておりまして、平成20年度末の現在高見込額は1億1,061万8,000円となるものでございます。 以上で、議案第27号、藤井寺市駐車場特別会計予算の提案説明並びに予算内容についての説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(麻野真吾君)  次に、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、議案第9号、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第13号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第28号、議案第29号、議案第30号及び議案第31号の16議案について、安井健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(安井健一君) (登壇) ただいま上程されました議案16議案につきまして、ご説明を順次させていただきます。 まず、議案第5号、藤井寺市国民健康保険条例の一部改正について、ご説明を申し上げます。議案書は13ページから25ページでございます。 今回の改正は、平成18年6月14日に成立いたしました医療制度改革法により、国民皆保険制度の創設以来、大改革でございます。医療保険制度に医療費適正化計画という仕組みを導入するとともに、新たな高齢者医療制度の創設等、制度体系に大きく改め、あわせて医療提供体制、介護保険制度、健康増進法等の改革もなされております。 藤井寺市国民健康保険条例の一部改正は、健康保険法等の一部改正に伴う改正でございます。現行の老人保健法は、内容を改めるとともに、名称も高齢者の医療の確保に関する法律と改正され、老人保健医療制度を廃止し、75歳以上の高齢者を対象とする独立した後期高齢者医療制度が創設されるなどの大改正でございます。 それでは、改正の内容の主な点につきまして、ご説明申し上げます。 本条例の第6条には、40歳以上の被保険者を対象とするメタボリックシンドロームに着目した特定健康診査等の実施が保険者に義務づけられました。条例第13条の6の2から10にかけましては、これまでの保険料は医療分と介護分で賦課したものから、後期高齢者医療制度の創設に伴い、新たに後期高齢者支援金に係る保険料を賦課することになったものでございます。 条例第13条の6の3及び6におきましては、後期高齢者支援金の賦課額は、所得割額、被保険者均等割額、世帯別平等割額の合計額とするものとなっております。 また、条例第13条の6の5には、後期高齢者支援金の賦課割合で、従来の医療介護分と同様の賦課割合となっております。 そして、条例第13条の6の10では、新たに後期高齢者支援金に係ります賦課限度額を12万円に定めております。 次に、条例第13条の6では、医療分に係る賦課限度額を53万円から45万円に定めておりますが、これは後期高齢者支援金の賦課に伴い、国基準が47万円となっておりますが、国基準より2万円低く定めております。 また、条例13条の12では、介護納付金賦課限度額は8万円から国基準の9万円に改正をお願いするものであります。 最後に、条例第24条では、減免対象を追加として、社会保険などの被保険者が後期高齢者医療保険へ加入したことにより、その被扶養者の加入資格はなくなるため、国民健康保険に加入することになる65歳以上の方が資格取得日の属する月以後2年間を経過する月の属する年度末までの間に限り、申請により減免することができるが、政令軽減の7割、5割に該当する場合は除かれます。 その他、法律名称の改正や文言等の所要の改正を行っておりますので、よろしくお願いいたします。 施行日につきましては、この条例は、平成20年4月1日から施行を予定するものでございます。 この条例の改正後の藤井寺市国民健康保険条例の規定は、平成20年度分の保険料から適用し、平成19年度分までの保険料、また、この条例の施行の前に行われる改正前の藤井寺市健康保険条例第5条の3第1項に掲げる医療に要する費用は、なお従前の例によるものとするものでございます。 なお、当条例改正案につきましては、去る2月8日に開催されました本市の国民健康保険運営協議会に、市長より諮問を申し上げ、慎重なる審議の結果、原案のとおりご答申をいただいたものでございます。 以上、議案第5号の説明とさせていただきます。 続きまして、議案第6号、藤井寺市国民健康保険財政調整基金条例の一部改正について、説明を申し上げます。 議案書は26ページから27ページでございます。 現行の老人保健法が、目的、趣旨を踏襲しつつ、それを発展させるものとして、高齢者の医療の確保に関する法律へと改正されたことに伴い、老人保健制度が廃止されることによる所要の改正を行うものであります。 施行につきましては、この条例は、平成20年4月1日から施行を予定するものでございます。 以上、議案第6号の説明とさせていただきます。 続きまして、議案第7号、藤井寺市後期高齢者医療に関する条例の制定について、ご説明を申し上げます。 議案書は28ページから32ページでございます。 後期高齢者医療制度は、国の医療制度改革の一環として、健康保険法等の一部を改正する法律が、平成18年6月21日公布されました。現行老人保健医療制度にかわり、独立した新たな医療制度として後期高齢者医療制度が、本年4月1日に施行されます。保険者は大阪府後期高齢者医療広域連合でこの事務を行いますが、保険料の徴収と各種の届け出、申請受け付け等の窓口業務は本市が行うこととなっております。 本市が行う後期高齢者医療の事務につきましては、法令及び大阪府後期高齢者広域連合後期高齢者医療に関する条例に定めるもののほか、本市の条例で定めることとなっております。特に保険料の普通徴収に係ります納期などのほか、後期高齢者医療の事務に要します要件を整えるために、本条例を新たに制定するものでございます。 施行期日につきましては、この条例は平成20年4月1日から施行を予定するものでございます。 以上、議案第7号の説明とさせていただきます。 続きまして、議案第8号、藤井寺市特別会計条例の一部改正について説明を申し上げます。 議案書は33ページから34ページでございます。 高齢者の医療の確保に関する法律の第49条において、後期高齢者医療広域連合及び市町村は、後期高齢者医療に関する収入及び支出について、政令で定めるところにより、特別会計を設けなければならないと定められております。後期高齢者医療特別会計を加えるため、本条例の一部改正を行うものでございます。 施行につきましては、この条例は、平成20年4月1日から施行を予定するものでございます。 以上、議案第8号の説明とさせていただきます。 続きまして、議案第9号、藤井寺市老人医療費の助成に関する条例の一部改正について、説明を申し上げます。 議案書は35ページから38ページでございます。 本年4月より施行されます後期高齢者医療制度に伴い、現在の老人保健医療制度が廃止されることによる改正のものと、対象外者として中国残留邦人の円滑な帰国を促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律による支援給付を受ける者を加えるもので、また現在、老人医療費の一部負担金相当額等助成要綱により助成している現行制度を改め、本条例に根拠を設けるもので、その他所要の改正を行うものであります。 この改正による老人医療費の助成の範囲は、従来と変わらないものでございます。 施行日につきましては、改正後のこの条例の規定は、この条例の施行日の以後の医療について適用し、同日前に係る医療費については、なお従前の例によるものでございます。 以上、議案第9号の説明とさせていただきます。 続きまして、議案第10号、藤井寺市ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例並びに議案第11号、藤井寺市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例の一部改正について、提案理由が共通しますので、一括して説明させていただきます。 議案書は39ページから42ページでございます。 本年4月1日より施行されます後期高齢者医療制度に伴い、現在の老人保健医療制度が廃止されることによる改正のものと、対象外者として中国残留邦人等円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の支援給付を受ける者を加える者のほか、文言等の主要の改正を行うものであります。 この改正により、医療費の助成の範囲等は従来と変わりません。施行日につきましては、この条例は平成20年4月1日から施行を予定するものです。 以上、議案第10号、議案第11号の説明とさせていただきます。 続きまして、議案第12号、藤井寺市乳幼児医療の助成に関する条例の一部改正について、説明を申し上げます。 議案書は43ページから45ページでございます。 本市では、近年の少子化社会に対応するため、子育て支援策をより一層推進する観点から、乳幼児医療の助成対象年齢及び助成範囲の拡充に努めてまいりました。現行制度では6歳の乳幼児までについて、入院及び通院医療を助成していますが、今回の改正では、平成20年7月1日からは、9歳に達する最初の3月31日までの間の児童にまで拡大し、入院等の医療費の助成をしようとするものです。助成の申請をもって申請者に助成額を払うものでございます。したがいまして、乳幼児等の健全な育成と福祉の増進をより一層図るため、所要の改正が必要となったため、本条例の一部を改正を行うものです。 改正後の条例の規定は、平成20年7月1日から適用し、平成20年6月30日までの助成については、なお従前の例によるものでございます。 以上、議案第12号の説明とさせていただきます。 続きまして、議案第13号、藤井寺市介護保険条例の一部を改正する条例について、ご説明申し上げます。 議案書は46ページから48ページでございます。 介護保険料につきましては、保険料率の特例につきましては、税制改正により新たに市町村民税が課税、本人非課税となる方を対象として、介護保険料が上昇する方への激変緩和措置を設け、平成18年度以降、段階的に引き上げ、平成20年度において本来の基準割合となるよう設定したものでございますが、しかし、平成19年度までの介護保険料の激変緩和措置を講じられているとはいえ、保険料の上昇額は大きく、平成20年度で激変緩和措置が終了しますと、さらにその額が上昇することとなります。こうしたことから、平成20年度におきましても、税制改正の影響を受ける方について、激変緩和措置を講じるために、平成20年度の水準を平成19年度の水準にとどめるため、介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担の算定等に関する政令の一部を改正する政令の一部を改正する政令に基づき、平成19年度までの時限措置であった介護保険料の激変緩和措置を、平成20年度まで延長するため、同措置を規定するための所要の改正を行うものであります。 施行日につきましては、この条例は、平成20年4月1日から施行を予定するものでございます。 以上、議案第13号の説明とさせていただきます。 続きまして、議案第20号、平成19年度藤井寺市老人保健医療特別会計補正予算(第4号)について、説明を申し上げます。 補正予算書の1ページをお願いします。 補正予算額は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,139万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ51億1,517万4,000円と定めるものでございます。 それでは、補正予算の内容について、歳出からご説明申し上げます。10ページをお願いいたします。 歳出の(款)1.医療諸費(項)1.医療諸費(目)1.医療給付費の補正額2,139万円の増額となった要因は、老人保健医療制度において、高額医療費として支給すべきところ、老人医療費一部負担金相当額と助成制度によって給付しており、制度間において給付負担調整を行った結果、不足が見込まれますので、補正をするものでございます。 次に、この歳出に見合う歳入でございますが、8ページにお戻りいただきたいと存じます。 歳入の(款)1.支払基金交付金(項)1.支払基金交付金(目)1.医療費交付金288万9,000円及び(款)2.国庫支出金(項)1.国庫負担金(目)1.医療費負担金1,233万4,000円、(款)3.府支出金(項)1.府負担金(目)1.府負担金308万3,000円、(款)4.繰入金(項)1.一般会計繰入金(目)1.一般会計繰入金308万4,000円の増につきましては、医療諸費の増額による歳入財源として交付金等について、関係省令等の規定に基づき積算いたしました結果、増額が見込まれるものでございます。 以上で、議案第20号の説明とさせていただきます。 続きまして、議案第21号、平成19年度藤井寺市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)につきまして、説明を申し上げます。 予算書の1ページをお願いいたします。 補正予算は、第1条におき、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,048万円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ76億4,307万9,000円とするものでございます。 それでは、補正予算書の内容について、歳出からご説明申し上げます。12ページをお願いいたします。 歳出の(款)1.総務費(項)1.総務管理費(目)1.一般管理費40万8,000円の増につきましては、嘱託員3名の退職に伴う報償費が必要となることから、一方、(項)2.徴収費(目)1.賦課徴収費、マイナスの40万8,000円の減につきましては、徴収嘱託員報酬について不用額が見込まれますとともに、特定財源が確定しましたので、財源更正を行うものでございます。 次に、(款)2.保険給付費、(款)4.介護納付金につきましては、特定財源が確定しましたので、財源更正を行うものでございます。 次に、(款)5.共同事業拠出金(項)1.共同事業拠出金(目)1.高額医療費共同事業拠出金183万6,000円の増、(目)2.保険財政共同安定化事業拠出金、マイナスの4,233万5,000円の減につきましては、拠出金の額の確定したことにより補正するものです。 (款)7.基金積立金(項)1.基金積立金(目)1.基金積立金1万9,000円の増につきましては、国保財政調整基金運用収入が見込まれるため、財政調整基金へ積み立てるものでございます。 次に、歳出に見合う歳入でございますが、8ページへお戻り願います。 (款)4.国庫支出金(項)1.国庫負担金(目)2.高額医療費共同事業負担金69万8,000円、(項)2.国庫補助金(目)1.財政調整交付金297万4,000円、(款)6.府支出金(項)1.府負担金(目)1.高額医療費共同事業負担金69万8,000円、(款)7.共同事業交付金(項)1.共同事業交付金(目)1.高額医療費共同事業交付金、マイナスの797万3,000円、(目)2.保険財政共同安定化事業交付金、マイナスの7,979万7,000円は、国府支出金等の交付金が確定したことにより、補正が必要となったものでございます。 次に、(款)8.財産収入(項)1.財産運用収入(目)1.利子及び配当金1万9,000円、(款)9.繰入金(項)2.一般会計繰入金(目)1.保検基盤安定繰入金184万7,000円、(目)2.職員給与等繰入金6,262万5,000円、(目)4.財政安定化支援事業繰入金、マイナスの482万1,000円、(款)11.諸収入(項)3.雑入(目)5.雑入、マイナスの1,675万円は、額の確定並びに決算見込みにより財源調整に伴う増減となるものです。 以上、議案第21号の説明とさせていただきます。 続きまして、議案第22号、平成19年度介護保険特別会計補正予算(第4号)について、説明を申し上げます。 予算書の1ページをお願いいたします。 本補正予算は、第1条におきまして、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ259万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ39億1,892万5,000円と定めるものでございます。 それでは、補正予算の内容について、歳出からご説明申し上げます。10ページをお願いいたします。 (款)1.総務費(項)1.総務管理費(目)1.一般管理費(節)13の委託料につきまして、国から介護保険料の激変緩和措置や給付システムの改修内容が示され、再度、介護保険システム改修費用に係る委託料を精査したところ、259万6,000円の減額が見込まれますので、補正するものでございます。 次に、この歳出に見合う歳入でございますが、8ページへお戻り願いたいと思います。 (款)3.国庫支出金(項)2.国庫補助金(目)3.その他補助金(節)1.その他補助金につきましては、介護保険料の激変緩和措置及び給付システムの改修に対しまして、補助基準額の2分の1の国庫補助金として80万円を受け入れるものでございます。 次に、(款)7.繰入金(項)1.一般会計繰入金(目)3.その他一般会計繰入金(節)2.事務費繰入金につきましては、電算業務等委託料の減額と国庫補助金の受け入れに伴いまして、339万6,000円の減額を行うものでございます。 以上、議案第22号の説明とさせていただきます。 続きまして、議案第28号、平成20年度藤井寺市老人保健医療特別会計予算について説明を申し上げます。 予算書の1ページをお願いいたします。 第1条の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5億3,800万円と定めるものでございます。平成19年度と比べますと、後期高齢者医療制度の創設に伴い、大幅な減となったものでございます。 第2条では、一時借入金の借入れ限度額を5,000万円と定めるものでございます。 それでは、歳入歳出予算の歳出から款ごとにご説明申し上げます。 8ページをお願いいたします。 (款)1.医療諸費でございますが、5億3,780万円で、後期高齢者医療制度創設以前の平成20年3月診療分と請求遅延分等を計上しているものでございます。この経費は、75歳以上の方、及び65歳以上75歳未満の寝たきり等障害のある方の医療費に要する費用と、診療報酬審査支払手数料に要する費用でございます。 (款)2.諸支出金は、科目設定でございます。 (款)3.公債費は10万円を計上しております。 (款)4.繰上充用金は、科目設定でございます。 (款)5.予備費は、9万7,000円を計上しております。 次に、この歳出に見合う歳入でございますが、恐れ入りますが、予算書の7ページをお願いいたします。 (款)1.支払基金交付金は、2億9,340万3.000円を計上しております。この交付金は、老人保健対象者の医療に要します費用及び診療報酬審査支払手数料に係る交付金で、社会保険審査報酬支払基金から交付を受けるものでございます。 (款)2.国庫支出金は1億6,293万4,000円、(款)3.府支出金は4,073万4,000円を見込んでおります。これは老人保健対象者の医療に要します費用を、国・府からの補助として交付を受けるものでございます。 (款)4.繰入金4,091万3,000円で、老人保健対象者の医療に要する費用につきまして、一般会計から繰り入れを見込むものでございます。 (款)5.繰越金は、科目設定でございます。 (款)6.諸収入は1万5,000円を計上しております。 以上、議案第28号の説明とさせていただきます。 続きまして、議案第29号、平成20年度藤井寺市国民健康保険特別会計予算について、説明申し上げます。 予算書の1ページをお願いいたします。 第1条の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ70億3,000万円と定めるものでございます。平成19年度と比べますと、額では3億8,300万円の増で、率にしますと5.76%の増でございます。 第2条では、一時借入金の借入れの最高額は25億円と定めるものでございます。 以下の項目については、勝手ながら省略させていただきます。 それでは、歳入歳出予算の歳出から款ごとにご説明申し上げます。 10ページをお願いいたします。 (款)1.総務費でございますが、1億4,006万9,000円、前年度と比べ、額では300万円の増、率では2.19%の増となっております。この経費は、国民健康保険事務に従事します職員並びに保険料徴収嘱託員の人件費と業務を行う電算システム使用料とともに窓口業務の円滑化を図るため、嘱託員などの事務に要します経費と運営協議会費でございます。 (款)2.保険給付費は、46億4,291万円、前年度と比べ額では4億3,149万6,000円の増、率では10.25%の増となっておりますが、退職者医療制度の原則的廃止など、制度改正の影響がございます。この給付費は、被保険者が医療機関で受診された費用から、一部負担金を除いた保険給付費や高額療養費、出産育児一時金、葬祭費などの支給費に充てるものでございます。 (款)3.後期高齢者支援金等の7億7,061万8,000円は、後期高齢者医療制度に伴う支援金として、新たな負担として支払基金へ納付するものでございます。 (款)4.前期高齢者納付金等188万4,000円は、前期高齢者の医療の財政調整に伴うもので、新たな負担で支払基金へ納付するものでございます。 (款)5.老人保健拠出金は2億9,503万4,000円、前年度と比べ額では9億570万3,000円の減、率では75.43%の減となっております。この拠出金の大幅な減の理由は、後期高齢者医療制度へ移行するためでございます。 (款)6.介護納付金は3億1,669万円、前年度と比べ額では4,258万8,000円の減、率では11.85%の減となっております。 (款)7.共同事業拠出金6億8,058万7,000円、前年度と比べ額では7,451万2,000円の増、率では12.29%の増となっております。これは府下市町村間の保険料の平準化と保険者間の財政安定化を図るため、国民健康保険団体連合会が示した算定方式をもって拠出するものでございます。 (款)8.保健事業費は8,018万2,000円、前年度と比べ額では4,357万8,000円の増となっております。このうち、特定健康診査事業費につきましては、本年度より義務づけられました事業でございます。これは40歳以上を対象とした健康診査やその結果説明及び要指導者への健康指導に要する経費として6,494万1,000円を計上したものが主な増の要因でございます。 (款)9.基金積立金は、科目設定でございます。 (款)10.公債費は4,694万9,000円、前年度と比べ、額では618万4,000円の増で、その要因は、市中銀行等から一時借入金の額の増等によるものです。 (款)11.諸支出金は、保険料の還付金として507万5,000円で、前年度より1万9,000円の増となっております。 (款)12.繰上充用金は科目設定でございます。 (款)13.予備費は、前年度と同額の5,000万円を計上しております。これは予期しない支出が生じた場合に備え、計上しているものでございます。 次に、歳出に見合う歳入について、ご説明申し上げます。 恐れ入りますが、予算書の9ページをお願いいたします。 (款)1.国民健康保険料でございますが、21億3,084万9,000円、前年度と比べ額では1億3,279万9,000円の減、率では5.87%の減となっております。1人当たりの一般被保険者の月額医療分に係る保険料は6,206円、年額では7万4,472円、前年度より減少しておりますが、これは後期高齢者支援金分と別途賦課がされることによるものでございます。 (款)2.一部負担金は、科目設定でございます。 (款)3.使用料及び手数料は15万1,000円で、前年度と同額を計上しております。 (款)4.国庫支出金は16億9,017万9,000円、前年度と比べ額では2億53万5,000円の増、率では13.46%の増となっております。この国庫支出金は、関係省令に基づき交付を受けるものでございます。 (款)5.療養給付費交付金は5億3,950万4,000円で、前年度と比べ額では8億3,771万1,000円の減、率では60.83%の減となります。この交付金の減となった要因は、制度改正に伴う大幅な減となっております。 (款)6.前期高齢者交付金は、12億9,882万5,000円です。新たに交付金として退職者医療制度の廃止により、前期高齢者は国保被用者保険といった従来の制度に加入したままであり、前期高齢者の保険者間の負担の不均衡を各保険者間の加入者数に応じ調整するため、社会保険診療報酬支払基金より交付を受けるものでございます。 (款)7.府支出金は3億2,396万7,000円、前年度と比べ額では2,907万6,000円の増、率では9.86%の増となっております。この府支出金は、関係省令に基づき交付されるものでございます。 (款)8.共同事業交付金は5億4,054万1,000円、前年度と比べ額では6,532万8,000円の減、率では10.78%の減となります。これは府下市町村間の保険料の平準化の保険財政安定化事業と、高額医療の発生による保険者間の財政運営の不安定を緩和するため、府下の保険者が共同で拠出金を出し合い実施する事業で、この事業基金からの交付でございます。 (款)9.財産収入は、科目設定でございます。 (款)10.繰入金は5億487万4,000円、前年度と比べ額では438万2,000円の増、率では0.88%の増となっております。繰入金の内訳といたしましては、保検基盤安定繰入金3億2,126万3,000円、職員給与費等繰入金1億2,882万4,000円、出産育児一時金の歳出の予算額4,550万円の3分の2の出産育児一時金繰入金3,033万4,000円、保険財政安定化支援のための財政安定化支援事業繰入金1,975万5,000円と合わせてその他の一般会計繰入金469万8,000円で、一般会計の繰り入れ総額は5億487万3,000円を一般会計からの繰り入れをお願いいたしているものでございます。 (款)11.繰越金は、科目設定でございます。 (款)12.諸収入は11万4,000円で、前年度と比べ額では1億1,398万の減となっております。 12ページ以降の歳入歳出の事項別明細書及び給与明細書につきましては、勝手ながら説明を省略させていただきます。 なお、当予算案につきましては、去る2月8日に開催されました本市国民健康保険運営協議会に市長より諮問を申し上げ、慎重な審議の結果、ご答申をいただいたものです。 以上、議案第29号の説明とさせていただきます。続きまして、議案第30号、平成20年度藤井寺市後期高齢者医療特別会計予算について、ご説明申し上げます。 予算書の1ページをお願いいたします。 第1条の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ6億9,910万円と定めるものです。 第2条は、一時借入金の借入れの最高額を1億5,000万円と定めるものでございます。 それでは、歳入歳出予算の歳出から款ごとにご説明申し上げます。 8ページをお願いいたします。 (款)1.総務費でございますが、842万2,000円を計上しております。この経費は、後期高齢者医療に係ります被保険者証の郵送料、保険料徴収事務などの電算運用業務委託料などの事務経費でございます。 (款)2.後期高齢者医療広域連合納付金6億8,952万円を計上しております。これは後ほど歳入で説明いたしますが、後期高齢者医療保険料として、被保険者から徴収いたしました保険料と保険料軽減による一般会計の繰り入れの基盤安定繰入金と合わせて大阪府後期高齢者医療広域連合へ納付するものでございます。 (款)3.公債費65万5,000円は、一時借入金の実施でございます。 (款)4.諸支出金は、科目設定でございます。 (款)5.予備費として50万円を計上しております。 次に、歳出に見合う歳入でございますが、7ページへお戻り願いたいと存じます。 (款)1.後期高齢者医療保険料として5億9,942万5.000円を計上しております。これは本市の被保険者6,420人に賦課決定された保険料額より、被扶養者の5割軽減を控除した額を見込んでおります。 (款)2.使用料及び手数料7,000円を計上しております。これは証明手数料及び督促手数料を見込んでおります。 (款)3.繰入金は9,961万2,000円を計上しております。これは事務費等繰入金として951万8,000円と、保険基盤安定繰入金として9,009万4,000円を見込んでおります。 (款)4.諸収入として5万6,000円を計上しております。これは預金利子の5万円のほか、科目設定でございます。 以上、議案第30号の説明とさせていただきます。 続きまして、議案第31号、平成20年度藤井寺市介護保険特別会計予算について、説明申し上げます。 予算書の1ページをお願いいたします。 第1条におきまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ40億6万1,000円と定めるものでございます。前年度と比べますと2億2,831万4,000円の増となり、率にしますと6.1%の伸びとなっております。この主な要因といたしましては、65歳以上の高齢者の増加に伴い、要介護等認定者数の増加に伴います介護給付費に加え、平成20年度から介護保険法に基づきます生活基本評価等を行い、特定高齢者を把握し、介護予防事業に参加していただくこととなります。このため生活基本評価等に係ります費用を計上することにより増加となったものでございます。 第2条は、一時借入金の借入れの最高額を5億円と定めるものでございます。 それでは、歳入歳出予算の歳出から款ごとにご説明申し上げます。 8ページをお願いいたします。 (款)1.総務費につきましては、1億4,950万2,000円でございます。これは介護保険事務に従事します職員の人件費、資格付加、保険給付等の事務に要します費用、認定審査会等に要します経費でございます。前年度と比べて額では396万3,000円の減となり、率では2.6%の減となっております。 (款)2.保険給付費につきましては、37億1,418万3,000円でございます。これは要支援者や要介護者が、介護保険サービスを利用したときに保険給付する経費でございます。前年度と比べまして1億6,542万8,000円の増となり、率では4.7%の伸びとなっております。これは介護サービス量の増加によるものでございます。 (款)3.財政安定化基金拠出金の1,620万5,000円につきましては、介護保険財政安定化するための、大阪府財政安定化基金への拠出するものと、平成17年度の借入金を償還するものでございます。 (款)4.地域支援事業費につきましては、1億1,825万1,000円でございます。前年度と比べ額を比較しますと、6,606万4,000円の増となっております。率では126.6%の伸びとなっております。これは要支援や要介護者となるおそれのある高齢者を対象として、生活機能評価の実施により、効果的な介護予防を行うための経費でございます。 (款)5.基金積立金につきましては、21万5,000円でございます。給付準備基金への積み立てのための経費でございます。 (款)6.公債費の1,000円につきましては、一時借入金が生じた場合の利子に充てるものの経費でございます。 (款)7.諸支出金の120万4,000円につきましては、介護保険料の過年度分に係ります還付金等の経費でございます。 (款)8.予備費につきましては、50万円を計上しております。 次に、この歳出に見合う歳入でございますが、恐れ入りますが、予算書の7ページをお願いいたします。 (款)1.介護保険料の7億9,677万4,000円につきましては、65歳以上の1号被保険者に負担していただいております保険料でございます。前年度と比べますと4,073万5,000円の増となり、率にしますと5.4%の伸びとなっております。 (款)2.使用料及び手数料の11万円につきましては、督促手数料でございます。 (款)3.国庫支出金の8億2,172万4,000円につきましては、保険給付費に対します国庫負担分と地域支援事業に対します交付金でございます。 (款)4.府支出金の5億6,721万7,000円につきましては、介護給付費に対します府負担分と地域支援事業に対します交付金でございます。 (款)5.支払基金交付金の11億6,829万3,000円につきましては、40歳から64歳までの第2号被保険者に負担していただいております保険料分でございます。 (款)6.財産収入の21万5,000円につきましては、給付準備基金の運用から生じます利息でございます。 (款)7.繰入金は6億4,549万7,000円、前年度と比べますと額では3,711万5,000円の増、率では6.1%の増となっております。繰入金の内訳といたしましては、一般会計の繰入金は6億3,374万1,000円と、基金繰入金の1,175万6,000円でございます。 (款)8.繰越金は、科目設定でございます。 (款)9.諸収入の23万円につきましては、預金利子等でございます。 10ページ以降の歳入歳出の事項別明細書及び給与明細書につきましては、勝手ながら説明を省略させていただきます。 以上で、議案第31号の説明とさせていただきます。 以上、簡単ではありますが、上程されました議案16議案の説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(麻野真吾君)  会議の途中ですが、この際午後1時まで休憩いたします。     午前11時55分 休憩     午後1時00分 再開 ○議長(麻野真吾君)  休憩前に戻り会議を再開いたします。 次に、議案第14号及び議案第17号の2議案について、綾田防災室長。 ◎都市整備部防災室長(綾田隆君) (登壇) ただいま議題となりました議案第14号、議案第17号につきまして、順次、説明を申し上げます。 初めに、議案第14号、藤井寺市災害見舞金支給条例の全部改正につきまして、提案理由及びその内容を説明申し上げます。 議案書につきましては、49ページから51ページでございます。 本条例は、市内に発生した非常災害に際し、罹災者またはその遺族に災害見舞金または弔慰金を支給し、市民の生活安定と福祉の増進に寄与することを目的としております。 罹災された方は精神的、肉体的に疲労が強く、負担軽減の観点から、罹災者側の立場に立って今回、条例を改正するものでございます。 主な改正内容でございますが、現行条例におきましては、災害見舞金等の給付を受けようとする者に罹災証明書または医師の死亡診断書の添付が、また施行規則におきましても、住民票等の添付が義務づけられております。これを今回の改正により公募等によって確認することができるときは、当該添付書類の提出を省略させることができることを文言の整理と合わせ、施行規則で規定いたします。 また、申請期間の15日以内の規定を、災害弔慰金の支給に関する法律の災害による死亡の推定に合わせて90日以内にしようとするものでございます。 次に、この災害見舞金等の給付に関しまして、現行条例では「天災その他非常災害が災害救助法の適用を受けたときは、支給額を減額し、または支給しないことができる。」となっておりますが、災害救助法の適用を受けるような大規模災害は、被災者生活再建支援法や災害弔慰金の支給に関する法律の適用を受けます関係上、今回、「支給しない」と改正して、大きな災害とのすみ分けを行うものでございます。 同時に、文言の整理を行うに当たり、条文の改正が全般にわたるため、条例を全部改正するものでございます。 なお、本条例の施行規則につきましても、必要な改正と文言整理をいたします。 以上、議案第14号、藤井寺市災害見舞金支給条例の全部改正についての提案説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第17号、市道路線の認定及び変更につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 議案書は56ページから57ページをご参照ください。また、別に資料を添付しておりますので、あわせてご参照賜りたいと存じます。 さて、本案につきましては、道路法第8条及び第10条の規定に基づきまして、路線の認定及び変更を行うものでございます。 それでは、別添資料に基づきまして説明させていただきます。 資料の1ページをお開き願います。 まずは、認定路線でございますが、整理番号①番の国府36号線から⑯番の西古室25号線までの計16路線でございます。その中で整理番号①番の国府36号線から⑤番の川北41号線、⑩番の沢田67号線、⑫番の沢田69号線から⑮番の岡29号線までの計10路線につきましては、都市計画法第29条の規定に基づく開発行為により築造された道路で、同法第40条第2項の帰属手続の完了によりまして、市道として認定しようとするものでございます。 また、残り6路線の整理番号⑥番の陵南町5号線から9番のさくら町2号線、⑪番の沢田68号線及び⑯番の西古室25号線につきましては、従来、私道でございましたが、土地所有者から寄附の申し込みがございましたので、審査いたしましたところ、本市道路認定要綱の基準に合致いたしましたので、収受いたしまして、認定しようとするものでございます。 続きまして、変更路線の説明をさせていただきます。 変更路線といたしましては、2路線でございます。⑰番の北條町18号線、⑱番の林49号線の2路線でございますが、おのおの都市計画法第29条の規定に基づく開発行為により築造された道路で、同法第40条第2項の帰属手続が完了いたしましたので、当該路線を延伸し、起点位置を変更しようとするものでございます。 なお、各路線の位置図及び平面図につきましては、2ページ以降に掲載しておりますので、ご参照賜りたいと存じます。 以上、簡単ではございますが、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(麻野真吾君)  次に、議案第15号、議案第23号及び議案第32号の3議案について、原都市整備部長。 ◎都市整備部長(原欣浩君) (登壇) ただいま議題となりました議案議案第15号、議案第23号及び議案第32号につきまして、順次、提案理由のご説明を申し上げます。 まず、議案第15号、藤井寺市下水道条例の一部改正につきまして、ご説明させていただきます。 議案書は52ページ、53ページでございます。 本市の下水道条例は、昭和60年に制定され、その後、一部改正を経まして、平成14年に標準下水道条例の改正に伴いまして、全部改正を行ったものでございます。 今回の一部改正につきましては、文言の整理を図るために、条例第2条第1号中の「第2条第1項」を「第2条第1号」に改めるとともに、責任技術者の登録及び指定工事店の指定に係る手数料につきまして、大阪府下市町村の状況も勘案し、手数料の適正化を図るために、条例第41条第1項第1号中の3,000円を5,000円に、また同項第2号中の8,000円を1万円に改めるものでございます。 なお、施行日につきましては、平成20年4月1日から施行を予定するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第15号、藤井寺市下水道条例の一部改正につきまして、提案説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案23号、平成19年度藤井寺市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本補正予算は、平成19年度公共下水道事業の執行見込みにより補正を行うものでございます。 恐れ入りますが、補正予算書の1ページをお開き願います。 本補正予算は、第1条におきまして、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億9,826万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ33億8,987万8,000円とするものでございます。 次に、第2条の地方債の補正につきましては、予算書の4ページをお願いいたします。 第2表に掲げておりますとおり、平成19年度事業の執行見込額により、公共下水道債の限度額を13億3,910万円から10億960万円に変更するものでございます。 また、流域下水道債につきましても、限度額3億6,600万円から3億6,770万円に変更するものでございます。 それでは、歳入歳出補正予算事項別明細書に基づきまして、主な内容を歳出よりご説明申し上げます。 恐れ入りますが、補正予算書の10ページ、11ページをお願いいたします。 (款)1.下水道費(項)1.下水道総務費(目)1.一般管理費(節)27.公課費の619万7,000円の減につきましては、消費税の額が確定したことによるものでございます。 次に、(項)2.下水道管理費(目)1.汚水管理費の1,009万1,000円の減額につきましては、(節)13.委託料における2件の契約差金72万円の減と、(節)19.負担金補助及び交付金の大和川下流流域下水道組合及び寝屋川南部広域下水道組合負担金の決算見込みによる減額937万1,000円でございます。 また、(目)2.雨水管理費の284万6,000円の減額につきましては、小山、北條両雨水ポンプ場における委託業務の契約差金でございます。 恐れ入りますが、12ページ、13ページをお願いいたします。 次に、(項)3.下水道事業費(目)1.下水道整備費の3億7,575万5,000円の減額につきましては、(節)13委託料で4,450万円の減、(節)14.使用料及び賃借料で193万2,000円の減、(節)15.工事請負費では1億3,600万円の減となりますが、これは主に下水道建設事業費の執行における落札額及び一部工事施工延長の減などによるものでございます。 (節)19.負担金補助及び交付金につきましては、2,112万3,000円の減となっております。これは大阪府施行の大和川下流東部及び西部流域下水道と寝屋川南部流域下水道の建設負担金が変更されたことと、舗装復旧工事負担金が減となったことによるものでございます。 (節)22.補償補填及び賠償金につきましては、1億7,100万円の減となっております。これは主に水道管、ガス管などの移設補償費の精算によるものでございます。 次に、(款)2.公債費(項)1.公債費150万円の減につきましては、借入予定額の減少及び利率の確定に伴いまして利子が減となるものでございます。 続きまして、歳入についてご説明申し上げます。 8ページ、9ページをお願いいたします。 (款)3.国庫支出金、(項)1.国庫補助金(目)1.下水道費国庫補助金2,100万円の減額につきましては、下水道工事の落札減などによる事業費が減額となったためでございます。 (款)4.繰入金(項)1.繰入金(目)1.一般会計繰入金の9,000万円の増額につきましては、厳しい一般会計の財政状況に鑑み、収支不足額の全額を一般会計から繰り入れすることが困難になっておりますが、平成20年度以降の下水道整備事業に支障を生じない範囲内での増額をお願いするものでございます。 (款)6.諸収入(項)3.雑入(目)2.雑入につきましては、執行見込みにより財政調整額が1億3,946万8,000円の減となるものでございます。 (款)7.市債(項)1.市債(目)1.下水道債の3億2,780万円の減につきましては、事業の執行見込み額をもとに、下水道事業債を算出した結果、減額となったものでございます。 以上、議案第23号、平成19年度藤井寺市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の提案説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第32号、平成20年度藤井寺市公共下水道事業特別会計予算につきまして、ご説明申し上げます。 本市の公共下水道事業は、昭和47年から事業着手し、昭和61年に大井地区より供用開始し、順次、供用区域の拡大を図ってまいりました。現在では供用開始面積は451.21ヘクタールとなり、平成19年度末の整備済み人口普及率は約67%となる予定でございます。 本年度の汚水整備事業といたしましては、大和川下流東部流域下水道の御陵西幹線に係る小山、岡、藤井寺、藤ヶ丘、東藤井寺、野中の各地区の一部と石川左岸幹線に係る道明寺地区の一部の合計約10.9ヘクタールの面整備を予定しております。 また、水洗化の普及促進につきましても、平成19年度には下水道課全職員によります未水洗化家庭の戸別訪問を実施し、早期水洗化のPRを行いました。本年度も引き続き水洗化率の向上に鋭意努力してまいりたいと考えております。 一方、雨水整備事業といたしましては、船橋地区におきまして、京樋雨水幹線の整備を継続して進めてまいります。また、恵美坂地区の浸水被害解消に向けまして、西水路雨水幹線の整備もあわせて実施する予定でございます。 それでは、予算内容につきまして、ご説明申し上げますので、恐れ入りますが、予算書の1ページをお開き願います。 まず、第1条の歳入歳出予算の総額でございますが、歳入歳出それぞれ43億6,829万9,000円と定めるものでございます。昨年度との比較でございますが、平成19年度の当初予算は骨格予算となっておりましたので、6月補正後の予算と比較いたしますと、約33%の増となるものでございます。この大幅な増の要因でございますが、昨年度より公的資金補償金免除繰上償還が制度化されたことによりまして、本市におきましても、過去において高金利で借り入れておりました起債の低金利での借り換えを実施することによるものでございます。 次に、第2条の地方自治法第214条の規定による債務負担行為でございますが、4ページをお願いいたします。 第2表 債務負担行為に記載しておりますように、事項といたしまして、藤井寺市水洗便所改造資金融資あっせんに伴う金融機関に対する債務の損失補償及び西水路雨水幹線の改修工事でございます平成20・21年度 第30工区工事となっております。期間及び限度額につきましては、同表に掲げております内容により、債務負担行為をお願いするものでございます。 次に、第3条 地方自治法第230条第1項の規定によります地方債につきましては、5ページをお願いいたします。 第3表に記載しておりますように、公共下水道事業債は20億1,540万円、流域下水道事業債につきましては3億440万円を限度額として、同表に掲げております条件によりまして起債をお認め願うものでございます。 最後に、第4条の一時借入金でございますが、一時借入金の最高額を20億円と定めるものでございます。 次に、歳入歳出予算の内容についてご説明申し上げます。 恐れ入りますが、以降の予算額の比較におきましても、平成19年度は6月補正後の予算を用いまして、対前年度比較をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 それでは、まず、歳出から説明させていただきます。3ページをお願いいたします。 (款)1.下水道費の14億3,383万1,000円につきましては、予算総額の約32.8%に当たるものでございます。 (項)1.下水道総務費は、人件費及び受益者負担金、下水道使用料の賦課徴収に要する経費並びに水洗化促進に要する経費でございまして、2億2,058万6,000円を計上いたしております。これは前年度と比較しますと、約6.4%の減となっております。 (項)2.下水道管理費は、公共下水道施設である汚水管渠の維持管理に要する経費及び小山、北條、両雨水ポンプ場の維持管理経費、そのほか大和川下流流域下水道並びに寝屋川南部広域下水道の維持管理に係る負担金でございまして、2億7,800万5,000円を計上し、これにつきましても前年度との比較では、約10%の増となっております。 (項)3.下水道事業費でございますが、これは公共下水道汚水管渠の建設工事と京樋雨水幹線及び西水路雨水幹線の整備並びに流域下水道事業の建設負担金でございまして、9億3,524万円を計上しております。これは前年度予算と比較いたしますと、約3.1%の減となっております。 なお、本予算書に計上いたしました工事の予定箇所につきましては、別紙の予算説明資料、平成20年度下水道工事位置図にお示ししておりますので、ご参照いただきたいと存じます。 次に、(款)2.公債費は、財務省や公営企業金融公庫などから借り入れました地方債の元利償還金及び一時借入金の利子といたしまして、29億3,146万8,000円を計上しております。これは前年度と比較しまして、約59.7%の増となっております。増要因といたしましては、先ほども申し上げました公的資金補償金免除繰上償還による増でございます。 (款)3.予備費につきましては、前年と同額の300万円を計上いたしております。 続きまして、歳入についてご説明申し上げますので、予算書の2ページをお願いいたします。 (款)1.分担金及び負担金の2,179万1,000円につきましては、下水道事業の受益者負担金でございます。 (款)2.使用料及び手数料の4億7,889万5,000円につきましては、主に下水道の使用料で、既に供用しております区域の使用料収入の実績などを勘案の上、計上させていただいております。 (款)3.国庫支出金の1億1,300万円につきましては、汚水管敷設工事と京樋雨水幹線及び西水路雨水幹線の整備に対する国庫補助金でございます。 (款)4.繰入金の11億9,000万円につきましては、一般会計からの繰入金でございます。 (款)5.繰越金の1,000円につきましては、科目設定でございます。 (款)6.諸収入の2億4,481万2,000円につきましては、主に(項)3.雑入でございますが、内訳といたしましては、予算編成を行います上での財政調整額でございます。 (款)7.市債につきましては、前段で申し上げましたとおり、公共下水道事業債、流域下水道事業債に合わせまして23億1,980万円を計上したものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、議案第32号、平成20年度藤井寺市公共下水道事業特別会計予算の説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(麻野真吾君)  次に、議案第16号について、寺田管理部長。 ◎教育委員会管理部長(寺田博二君) (登壇) ただいま議題となりました議案第16号、藤井寺市立市民運動広場条例の一部改正につきまして、提案理由をご説明申し上げます。 議案書は54ページ、55ページでございます。 今回、ご提案申し上げますのは、市民総合体育館東側にございます旧の青少年運動広場Aグラウンドで、現在は市民病院用地となっておりますが、新病院の建設が凍結となったことにより、この用地をスポーツ活動の場として市民の皆さんにご利用いただけるよう、青少年運動広場Aグラウンドに条例改正をお願いするものでございます。 また、西隣にございます現在の青少年運動広場の名称を、青少年運動広場Bグラウンドに改め、合わせて位置を藤井寺市大井1丁目433番地の3と433番地の2に改めるものでございます。 なお、この条例は、平成20年4月1日から施行するものでございます。 以上、まことに簡単でございますが、提案理由の説明とさせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願いよろしく申し上げます。 ○議長(麻野真吾君)  次に、議案第24号及び議案第33号の2議案について、内本病院事務局長。 ◎病院事務局長(内本福作君) (登壇) ただいま議案となりました議案第24号及び議案第33号につきまして、順次、ご説明を申し上げます。 まず、議案第24号、平成19年度藤井寺市病院事業会計補正予算(第3号)から提案理由並びにその内容につきまして、ご説明申し上げます。 今回、提案させていただきました補正予算は、耐震診断の結果や市民病院整備懇談会でのご意見を踏まえまして、現市民病院の移転新築は行わないこととし、耐震改修を実施していくという方向性により、新病院関連事業予算につきましては、減額措置を講じるものでございます。 なお、今後、耐震改修に当たりましては、市の財政状況や病院経営、公立病院改革の動向等の様々な課題の整理を行い、具体的な検討をしてまいりたいと存じております。 それでは、補正予算書の1ページをお願いいたします。 初めに、第2条に定めます業務の予定量のうち(4)主要な建設改良事業といたしまして、市立藤井寺市民病院移転新築事業費2億589万9,000円を予定いたしておりましたが、市立藤井寺市民病院移転新築事業の中止に伴います事業費として、工事費、委託費及び事務費の一部も含めまして1億7,639万円を減額し、2,950万9,000円と定めるものでございます。 次に、第3条収益的収入及び支出についてでございますが、第1款市立病院事業費用として予定しておりました22億7,611万4,000円に1億5,149万6,000円を増額して、24億2,761万円と定めるものでございます。この内容は、藤井寺市民病院移転新築事業費に投資した経費につきましては、固定資産の建設仮勘定として経理を行っておりましたが、事業の中止に伴い、会計処理上、特別損失を第3項に新設し、1億5,149万6,000円を除却処理するものでございます。 また、第3項に、この特別損失を新設したことにより、予備費を第4項に繰り下げるものでございます。 次に、第4条資本的収入及び支出についてでございますが、第1款資本的収入として予定しておりました2億8,399万3,000円から、移転新築の中止に伴い、第1項企業債で1億7,110万円、第2項出資金で406万円、第3項補助金で63万円、第4項雑収入で60万円をそれぞれ減額し、この合計額1億7,639万円を減額して、1億760万3,000円と定めるものでございます。 恐れ入りますが、2ページをお願いいたします。 次に、支出についてでございますが、第1款資本的支出として予定しておりました2億8,399万3,000円から、第1項建設改良費において1億7,639万円を減額し、1億760万3,000円と定めるものでございます。 次に、第5条の継続費についてでございますが、移転新築事業の中止に伴い、設定しておりました市立藤井寺市民病院移転新築事業費としての総額54億720万円及び年割額として19年度・1億7,579万円、20年度・28億8,260万円、21年度・23億4,881万円につきましては、それぞれ全額を減額するものでございます。 恐れ入りますが、3ページをお願いいたします。 第6条の企業債でございますが、市立藤井寺市民病院移転新築事業債として限度額を設定いたしておりました1億7,110万円を全額減額し、医療機器等整備の3,000万円のみにするものでございます。 なお、詳細につきましては、4ページ以降に記載いたしておりますので、説明を省略させていただきます。 以上、議案第24号、平成19年度藤井寺市病院事業会計補正予算(第3号)のご説明とさせていただきます。 続きまして、議案第33号、平成20年度藤井寺市病院事業会計予算につきまして、提案理由及び予算内容をご説明申し上げます。 藤井寺市民病院は、これまでから地域の診療所との密接な連携のもと、市民に良質で安心な医療を提供し、地域の中核病院としての役割を担うとともに、効率的な病院運営に取り組んでいるところでございます。 しかし、病院を取り巻く医療環境は日に日に厳しいものとなってきております。加えて財政健全化法が昨年6月に成立し、病院事業は事業単体としても、また本市財政運営全体の観点からも、一層の健全経営が求められ、このような中で総務省より公立病院改革ガイドラインが示され、公立病院においても、より一層の健全経営が求められることとなってまいります。 このような厳しい状況を踏まえながら、地域の中核病院としての役割を果たすべく、職員一丸となって様々な課題に取り組んでまいりたいと存じておりますので、よろしくお願い申し上げます。 それでは、予算内容の説明に移らせていただきます。 恐れ入りますが、予算書の1ページをお願いします。 まず、第2条業務の予定量といたしましては、(1)病床数は一般病床で108床、(2)年間患者数は、入院で3万3,580人、外来で9万9,960人、(3)1日平均患者数は、入院で92人、外来で340人と、それぞれ予定いたしておるところでございます。また、(4)主要な建設改良事業といたしましては、医療用機器等購入で2,200万円を予定いたしております。 次に、第3条収益的収入及び支出でございますが、収入といたしまして、第1款市立病院事業収益で23億3,251万3,000円を見込むものでございます。 内訳といたしましては、第1項医業収益では、入院収益、外来収益等で22億2,218万8,000円を見込んでおります。 第2項の医業外収益では、他会計負担金、他会計補助金、受け取り利息等で1億1,032万4,000円を見込んでおります。 第3項の特別利益では、1,000円を見込んでいるものでございます。 次に、支出でございますが、第1款市立病院事業費用といたしまして、23億3,251万3,000円を計上するものでございます。 この内訳といたしましては、第1項医業費用では、給与費、材料費、経費等で22億8,770万円を、第2項医業外費用では、企業債利息等や消費税等で1,759万円を見込むものでございます。 第3項特別損失では、移転新築事業に係ります実施設計分として発行しました企業債の繰り上げ償還に伴う利息分2,672万3,000円を繰り上げ償還補償金として見込むものでございます。 第4項予備費としては、50万円を計上いたしております。 恐れ入りますが、2ページをお願いいたします。 第4条資本的収入及び支出といたしまして、収入では第1款資本的収入で1億1,328万6,000円を計上しております。この内訳としましては、第1項企業債は、医療機器等の整備資金として2,000万円の借り入れを予定しているところでございます。 第2項出資金は、9,328万6,000円で、これは通常の医療機器等に係ります企業債の償還元金と、移転新築事業分として発行しました企業債6,780万円の繰り上げ償還金分を、一般会計から出資していただくものでございます。 次に、支出でございますが、第1款資本的支出といたしまして1億2,926万7,000円を計上しております。 この内訳としましては、第1項建設改良費では2,200万円で、医療機器等整備費を見込んでいるものでございます。 また、第2項企業債償還金としては、1億726万7,000円を見込んでいるもので、当年度企業債元金償還金と移転新築に係ります企業債の繰り上げ償還元金分でございます。 なお、資本的収入が資本的支出額に対して不足します1,598万1,000円につきましては、過年度損益勘定留保資金より補填するものでございます。 次に、第5条企業債でございますが、医療機器等整備に要する経費として、借入れ限度額を2,000万円と定めるものでございます。 なお、起債の方法、利率及び償還の方法等につきましては、表に記載いたしておりますので、説明を省略させていただきます。 恐れ入りますが、3ページをお願いします。 次に、第6条一時借入金の限度額につきましては、5,000万円と定めるものでございます。 次に、第7条議会の議決を経なければ流用できない経費は、職員給与費10億7,726万6,000円と定めるものでございます。 次に、第8条たな卸資産購入限度額につきましては、7億2,761万5,000円と定めるものでございます。 以上、議案第33号、平成20年度藤井寺市病院事業会計予算の提案説明とさせていただきます。 なお、詳細につきましては、予算書4ページ以降に記載いたしておりますので、説明を省略させていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(麻野真吾君)  次に、議案第25号及び議案第34号の2議案について、的場水道局長。 ◎水道局長(的場皓造君) (登壇) ただいま上程されました議案第25号及び議案第34号につきまして、順次、提案のご説明を申し上げます。 まず、議案第25号、平成19年度藤井寺市水道事業会計補正予算(第4号)から提案理由並びに補正内容についてご説明を申し上げます。 補正予算書の1ページをお願いいたします。 第2条に定めます業務の予定量のうち、(4)主要な建設改良事業といたしまして、5億5,000万円を予定しておりましたが、1億233万6,000円を減額し、4億4,766万4,000円に改めるものでございます。 その内訳としましては、配水管整備事業を工事費の精査及び落札減等により、2,115万1,000円を減額し、1億1,982万6,000円に、また配水施設改良事業を受託工事等の工事箇所及び工事費の精査並びに落札減等により8,118万5,000円を減額し、2億3,726万4,000円にそれぞれ改めるものでございます。 次に、第3条に定めております収益的収入及び支出の補正でございます。 まず収入におきまして、第1款水道事業収益として予定しておりました15億1,313万4,000円から4,065万5,000円を減額し、14億7,247万9,000円に改めるものでございます。 その内訳としましては、第2項営業外収益におきまして、配水細管移設等受託工事の精査に伴う受託工事収益4,077万1,000円の減額と、児童手当に係る一般会計からの繰入金11万6,000円の増額を差し引きしまして、4,065万5,000円を減額するものでございます。 次に、支出といたしまして、第1款水道事業費用として予定しておりました14億7,686万3,000円から3,938万6,000円を減額し、14億3,747万7,000円に改めるものでございます。 その内訳としましては、第2項営業外費用において、配水細管移設等受託工事の精査による受託工事費の4,077万4,000円の減額と、収益的収支及び資本的収支の補正により発生する消費税及び地方消費税の138万8,000円の増額を差し引きした3,938万6,000円を減額するものでございます。 次に、第4条に定める資本的収入及び支出の補正でございます。 2ページをお願いいたします。 まず、支出でございます。第1款資本的支出として予定しておりました7億4,690万4,000円から1億233万6,000円を減額し、6億4,456万8,000円に改めるものでございます。 その内訳としましては、先ほど第2条(4)の主要な建設改良事業でご説明申し上げましたように、配水管整備事業の2,115万1,000円の減額と、配水施設改良事業の8,118万5,000円の減額により、第1項建設改良費が1億233万6,000円の減額となるものでございます。 次に、前のページの収入に戻っていただきまして、第1款資本的収入といたしまして予定しておりました3億231万9,000円から7,647万1,000円を減額して、2億2,584万8,000円に改めるものでございます。 その内訳としまして、配水管整備事業の減額に伴い第1項企業債を1,000万円減額し、配水施設改良事業の減額に伴い、第2項工事負担金6,614万9,000円の減額、消火栓設置負担金の第3項他会計負担金を32万2,000円減額するものでございます。 次に、その上の資本的収入及び支出における補正の結果、資本的収入が資本的支出に対して不足する額4億4,458万5,000円を4億1,872万円に、その補填財源としての過年度分損益勘定留保資金を4億2,451万6,000円を3億9,987万5,000円に、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額1,506万9,000円を1,384万5,000円にそれぞれ改めるものでございます。 恐れ入りますが、2ページに戻っていただきますでしょうか。 第5条の継続費の年割額につきましては、配水管整備事業の減額に伴いまして、年割額を変更するものでございます。 次に、第6条の企業債の限度額でございますが、第4条におきまして企業債の減額を行いますので、それに伴い変更するものでございます。 第7条のたな卸資産購入限度額につきましては、配水管整備事業等に係る材料費の減額に伴います変更でございます。 なお、詳細につきましては、3ページ以降に記載しておりますので、省略させていただきます。 以上が、平成19年度藤井寺市水道事業会計補正予算(第4号)の概要でございます。 続きまして、議案第34号、平成20年度藤井寺市水道事業会計予算について、提案理由及び予算内容をご説明申し上げます。 水道事業は、良質な水道水が蛇口をひねれば飲めるよう、安全で安定した給水をしていくことが、その使命であります。しかしながら、水需要の伸びもなく、経営状況は厳しい局面を迎えておりますが、老朽化が進んだ施設の更新、配水管整備等の事業が必要となっております。このような状況から、経営の合理化を推進し、民間委託が可能な業務を委託し、効率的な水道事業運営に努めてまいりたいと存じております。 それでは、予算書の1ページをお願いいたします。 第2条に定める業務の予定量につきましては、(1)給水戸数2万5,080戸、(2)年間総給水量822万3,000立方メートル、年間有収水量756万6,000立方メートル、(3)1日平均給水量2万2,529立方メートルを予定するものでございます。 次に、(4)主要な建設改良事業といたしましては、水道施設整備事業では、道明寺浄水場電気機械設備更新工事の2年目として4億7,451万7,000円を、配水管整備事業では、第4次配水管整備事業の3年度目といたしまして、延長775メートルの老朽鋳鉄管の更新工事に1億5,776万円を、配水施設改良事業は、公共下水道工事に起因する配水管布設替えの受託工事等に3億7,478万4,000円を、合計いたしまして10億706万1,000円を予定しております。 次に、第3条に定めます収益的収入及び支出の予定額のうち、収入につきましては、第1款水道事業収益として14億6,116万円を予定しております。 その内訳といたしましては、第1項営業収益として13億6,733万8,000円を予定し、その主なものといたしましては、水道使用料収入と、公共下水道使用料金徴収負担金等の収入でございます。 第2項営業外収益として、9,382万2,000円を予定し、その主なものといたしましては、配水細管移設工事に伴います受託工事収益及び給水工事に係る分担金等の収入でございます。 一方、支出につきましては、第1款水道事業費用といたしまして、14億3,657万9,000円を予定するものでございます。 その内訳は、第1項営業費用といたしまして、受水費、減価償却費、人件費等として12億6,772万8,000円を、第2項営業外費用といたしまして企業債支払利息、配水細管移設等に伴う受託工事費、消費税及び地方消費税納付額として1億6,785万1,000円を、また予備費として100万円を予定するものでございます。 次に、第4条に定めます資本的収入及び支出でございますが、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額3億9,742万1,000円は、過年度分損益勘定留保資金3億6,498万2,000円、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額3,243万9,000円で補填するものでございます。 続きまして、2ページをお願いいたします。 資本的収入といたしまして、8億1,192万2,000円を予定しております。 その内訳としまして、第1項企業債は、水道施設整備事業並びに配水管整備事業に充てる借入金としまして5億6,000万円を、第2項工事負担金は、配水管移設等の工事負担金としまして2億5,012万1,000円を、第3項他会計負担金は、一般会計からの消火栓新設負担金として180万円を、そのほか第4項固定資産売却代金として1,000円を科目設定いたすものでございます。 一方、支出といたしまして、12億934万3,000円を予定するものでございます。 その内訳としまして、第1項建設改良費は、水道施設整備事業、配水管整備事業及び配水施設改良事業などに要する費用といたしまして10億1,071万5,000円を、第2項企業債償還金は、企業債の償還に要する費用として1億9,812万8,000円を、その他に第3項予備費として50万円を計上するものでございます。 次に、第5条の継続費につきましては、水道施設整備事業と配水管整備事業の総額及び年割額を定めたものでございます。 次に、第6条の企業債につきましては、起債の目的及び限度額として、水道施設整備事業に要する資金として借り入れます4億4,000万円と、配水管整備事業に要する資金として借り入れます1億2,000万円にそれぞれ定めるものでございます。 3ページに移りまして、第7条の一時借入金につきましては、事業運営上、一時的に資金の借り入れが生じた場合の借入れ限度額を1億円と定めるものでございます。 第8条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、(1)職員給与費2億9,706万3,000円、(2)交際費3万2,000円を計上しております。 次に、第9条のたな卸資産購入限度額につきましては、4,856万3,000円と定めるものでございます。 以上が、平成20年度藤井寺市水道事業会計予算の概要でございます。 なお、詳細につきましては、4ページ以降に記載しておりますので、説明は省略させていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(麻野真吾君)  次に、議案第26号について、土井副市長。 ◎副市長(土井勝君) (登壇) ただいま上程されました議案第26号、平成20年度藤井寺市一般会計予算案につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 平成20年度予算は、平成18年度決算が本市始まって以来の赤字となり、このまま推移すると、ここ数年のうちには財政再生団体の水準に近い赤字が見込まれる中での予算編成となり、厳しい財政状況をいかに改革していくか、危機感を持って財政の健全化に向かっての第一歩を踏み出そうとするものでございます。 このため、本予算案は、非常事態にある財政状況を改善し、市経済の活性化による市税等の増収を図ることで、安定した財政運営が行えるよう、財政の健全化を最優先に編成いたしております。 一方、こうした厳しい財政状況ではございますが、まちづくり交付金を活用した土師ノ里道明寺駅周辺整備、少子化施策や子育て環境の充実、歴史を活かした観光振興などに重点を置いた施策や新規事業によって、市の活気を取り戻し、夢と希望を持てるまちづくりを進め、「小さくともキラリと光るまち藤井寺」の実現を目指して編成したものでございます。 それでは、予算内容につきまして、予算説明資料に基づきましてご説明申し上げます。 恐れ入りますが、予算説明書の3ページをお願いいたします。 第1、財政規模比較表でございます。平成19年度の予算額につきましては、平成19年度が市長改選期に当たり、当初予算は骨格予算として編成されておりますことから、6月補正後の数値となっております。平成20年度一般会計予算は、184億3,900万円でございます。平成19年度予算と比較いたしますと、4億9,501万5,000円の減額で、率にして2.6%の減でございます。 それでは、まず、歳入からご説明申し上げますので、4ページをお願いいたします。 平成20年度の歳入につきましては、国における地方財政対策で三位一体改革を経て、地方交付税及び一般財源の総額を増額確保、地方税の偏在是正により生じる財源を活用した地方再生対策費の創設などが示され、また道路特定財源の暫定税率の取り扱いが確定しない中での見込みということになり、所要の修正を行いながら取りまとめたところでございます。 国庫支出金、府支出金につきましても、大阪府における補助金等は確定しない部分もございますが、現行の制度により見込んでおります。 さらに、分担金及び負担金、使用料及び手数料につきましては、既に条例改正をいたしております部分及びこの3月議会に提案いたしております内容を含めて見込んだものでございます。 まず、(款)1.市税でございますが、82億8,704万2,000円で、前年度と比べますと3億1,195万8,000円の減額、率にして3.6%の減となっております。これにつきましては、所得税から住民税への税源移譲、定率減税廃止等により、個人住民税は伸びておりますが、所得税の減額による住宅ローン控除の住民税での控除や、法人撤退後の固定資産税の減、家屋の経年減価などにより、前年度より減額するものと見込んでおります。 次に、(款)2.地方譲与税につきましては、1億3,547万5,000円で、前年度と比べますと252万5,000円の減額、率にいたしますと1.8%の減でございます。これは先ほど申し上げました道路特定財源の暫定税率のまま、自動車重量譲与税及び地方道路譲与税が入ることとした上での減でございます。 次に、(款)3.利子割交付金につきましては、5,730万円を計上しております。前年度と比べまして1,718万3,000円の増額、率にして42.8%の増でございます。 (款)4.配当割交付金につきましては、6,310万円で、前年度と比べまして3,427万2,000円の増額、率にして118.9%の増でございます。 (款)5.株式等譲渡所得割交付金につきましては、3,260万円で、前年度と比べまして7万4,000円の増額、率にして0.2%の増でございます。 利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金につきましては、本年度の決算を見込み、地方財政計画をもとに、府の試算により示された伸びから見込んだものでございます。 次に、(款)6.地方消費税交付金につきましては、5億6,156万6,000円で、前年度と比べまして2,843万4,000円の減額、率にして4.8%の減でございます。 (款)7.自動車取得税交付金につきましては、1億2,257万4,000円で、前年度と比べまして4,742万6,000円の減額、率にして27.9%の減でございます。 地方消費税交付金及び自動車取得税交付金につきましては、本年度の決算見込みを見ながら、地方財政計画での伸び率の見込みを踏まえ、見込んだものでございます。 なお、自動車取得税交付金は、先ほどの特定財源での暫定税率での見込みでございます。 次に、(款)8.地方特例交付金につきましては、1億9,260万円で、前年度と比べまして9,060万円の増額、率にして88.8%の増でございます。 これにつきましては、児童手当特例交付金の増、減税補填特例交付金が廃止されたことに伴う経過措置での特別交付金及び住宅ローン控除での市民税の減収に伴う地方特例交付金1億3,000万円相当を見込んだことによるものでございます。 次に、(款)9.地方交付税につきましては、32億5,400万円で、前年度と比べまして3億5,400万円の増額、率にして12.2%の増でございます。 内訳につきましては、普通交付税31億400万円、特別交付税1億5,000万円を見込んでおりますが、これにつきましては、地方財政計画におきまして、交付税が出口ベースで1.3%の増となっておりますので、本年度交付税の決算見込み額を勘案し、計上しております。 (款)10.交通安全対策特別交付金につきましては、1,320万円で、前年度と同額を計上しております。 (款)11.分担金及び負担金につきましては、2億4,576万3,000円で、前年度と比べまして4万3,000円の増額でございます。 (款)12.使用料及び手数料につきましては、3億4,072万4,000円で、前年度と比べまして2,191万5,000円の増額、率にして6.9%の増でございます。 これらにつきましては、健全化方策として取り組みます手数料、保育料の改定を見込み、それぞれの所管課からの見積額を精査し、計上いたしております。 次に、(款)13.国庫支出金につきましては、25億527万2,000円で、前年度と比べ1億635万9,000円の増額、率にして4.4%の増でございます。 これにつきましては、福祉関係の生活保護、障害者自立支援法関係等での国庫支出金の増や、道路事業、史跡購入などの事業費の増減によりまして、増額となったものでございます。 次に、(款)14.府支出金につきましては、10億2,081万6,000円で、前年度と比べ336万7,000円の減額、率にして0.3%の減でございます。 これは選挙経費の減、事業関係や府委託金での増減などによりまして、ほぼ同額となったものでございますが、府の7月までの暫定予算によります府補助金の見直しということにつきましては、現時点では見込んでおりません。 (款)15.財産収入につきましては、行政財産の目的外使用等の収入として、前年度と同額の186万3,000円を計上しております。 (款)16.寄附金につきましては、枠取りとして前年度と同額の6,000円を計上しております。 (款)17.繰入金につきましては4,420万円で、前年度と比べまして1億5,650万円の減額、率にして78%の減でございます。 (款)18.繰越金につきましては、前年度と同様、枠取りとして1,000円を計上しております。 (款)19.諸収入につきましては、歳入歳出予算の財源調整額を含め8億2,049万8,000円を計上しております。前年度と比べ4億3,355万1,000円の減額となっております。 (款)20.市債につきましては、7億4,040万円で、前年度に比べ1億3,570万円の減額、率にして15.5%の減となっております。これは起債充当の事業費減と、臨時財政対策債での減と合わせて1億3,570万円の減額となったものでございます。 事業債の内容につきましては、予算書の7ページの第3表地方債に掲載いたしておりますが、詳細につきましては後ほど説明申し上げますので、ここでは省略させていただきます。 次に、歳出予算につきましてご説明申し上げます。 まず、平成20年度当初予算に係る事業概要につきましては、予算説明資料の15ページ以降に、主たる各課等の予算内容を記載させていただいておりますが、勝手ながら説明を割愛させていただきます。 それで、少し戻っていただきまして、10ページをお願いいたします。 第4、性質別経費の状況によりましてご説明申し上げます。 まず、1.人件費でございますが、45億9,696万7,000円で、前年度と比べ2億6,872万8,000円の減額、率にして5.5%の減となっております。詳細は別冊の一般会計予算書の189ページから194ページまでの給与費明細書に記載させていただいておりますが、主な減額の要因を申し上げたいと思います。 職員数につきましては、前年度446名から本年度429名の対前年度比較で17名の減となっており、定年退職者数は前年度14名が本年度19名で、5名の増となっております。また、地域手当の10%から6%への支給率の改定、住居手当一律支給分の廃止などによる減額、新陳代謝や異動による減少が要因となっております。特別職等の報酬につきましても、対前年度比で3,797万6,000円の減でございます。 2.扶助費につきましては、44億6,298万6,000円で、前年度と比べ2億147万1,000円の減額、率では4.7%の増となっております。 扶助費の増加といたしましては、生活保護扶助事業が対前年度で2.8%の伸び、障害者自立支援法に基づく地域生活支援事業や自立生活支援事業での増が主な要因で増えております。 次に、3.公債費につきましては、14億2,795万1,000円で、前年度と比べ985万6,000円の減額、率にして0.7%の減となっております。 減税補てん債、臨時財政対策債での元金及び利息は増えておりますが、事業債の返済完了により減額となるものでございます。 以上、申し上げました義務的経費全体の平成20年度の予算額は104億8,790万4,000円で、前年度と比べ7,711万3,000円の減額、率では0.7%の減となっております。 次に、4.物件費につきましては、20億2,588万8,000円で、前年度に比べ2億3,940万8,000円の減額、率にして10.6%の減となっておりますが、健全化方策に伴う経常経費や雇用賃金の見直し、業務委託の精査によります減額や、集中電算関連経費などの増減により減額となったものでございます。 5.維持補修費につきましては、7,891万2,000円で、前年度に比べ563万9,000円の減額、率にして6.7%の減となっておりますが、この主な内容は、各公共施設や学校園の改修などの維持補修や設備改修の増減によるものでございます。 6.補助費等につきましては、29億2,162万9,000円で、前年度に比べ1億5,306万8,000円の増額、率にして5.5%の増となっております。 補助費等の内訳といたしましては、組合負担金と企業会計への繰出金がございますが、組合負担金につきましては、環境、消防、給食ともに減となっております。この3組合での減は、対前年度比で1億9,277万円の減額、率にして9.8%の減となっております。これは各組合での投資的経費の減によるものでございます。 企業会計への繰り出しでは、病院事業会計への繰り出しが6,466万4,000円、率にして50.3%の増となっております。これは病院に対する出資金、これは繰り上げ償還の元金でございます。この繰り出しが増加したことが主な要因でございます。 市の単独補助金などは、ほぼ前年度と同額となっておりますが、後期高齢者医療制度負担金での3億8,000万円の純増があり、補助費等の全体では増額となっておるものでございます。 7.繰出金につきましては、24億6,914万円で、前年度に比べ1億9,579万2,000円の減額、率にして7.3%の減となっております。 各特別会計への繰出金の内訳につきましては、国民健康保険特別会計へは5億487万4,000円で、前年度と比べ438万2,000円の増額となっております。 介護保険特別会計への繰出金につきましては、6億3,374万1,000円で、介護給付費の伸びによりまして、2,536万円の増額となっております。また、制度改正に伴い、老人保健医療特別会計へは給付金が残る部分についての繰り出しを行うとともに、新たに後期高齢者医療制度特別会計に対する繰り出しを行うものでございます。 繰出額につきましては、老人保健医療特別会計へは4,091万3,000円で、前年度と比べ3億2,514万6,000円の減額となっており、後期高齢者医療特別会計への繰出金が9,961万2,000円となっております。 公共下水道事業特別会計への繰出金につきましては、前年度と同額の11億9,000万円といたしております。 8.投資的経費につきましては、4億3,072万6,000円で、前年度に比べ1億33万2,000円の減額、率にして18.9%の減となっております。 主な要因といたしましては、市道林梅が園線、これは都市計画道路北条松原線でございますが、この整備の事業費減、学校施設関係の工事や宮池整備の完了などによるものでございます。地区会館への建て替えなどに伴うコミュニティ施設助成は、若干の増となっております。 9.その他の経費につきましては、2,480万1,000円で、前年度に比べ2,979万9,000円の減額、率にして54.6%の減となっております。 減額の主な要因は、中小企業融資預託金及び福祉基金積立金の減によるものでございます。一方、地方公営企業金融公庫の廃止に伴い、引き継ぎ機関である地方公営企業等金融機構への出資金420万円を計上しております。また、予備費につきましては、前年度と同額の2,000万円を計上いたしております。 以上、歳出合計は184億3,900万円でございます。対前年度比4億9,501万5,000円の減額、率にして2.6%の減となった次第でございます。 以上、一般会計予算の主な内容の説明とさせていただきます。 恐れ入りますが、別冊の平成20年度一般会計予算書をお願いいたします。 予算書の1ページをお願いいたします。 第1条の内容につきましては、歳入歳出でご説明申し上げましたので、勝手ながら割愛させていただきますので、よろしくお願いします。 次に、第2条の債務負担行為についてご説明申し上げます。 恐れ入りますが、6ページの第2表 債務負担行為をお願いいたします。 藤井寺市土地開発公社に係る債務保証をはじめ、王水川分水路改修工事、電算関係の地域イントラネット再構築及び市民総合体育館駐車場用地購入費につきましては、債務の期間と限度額をお示ししたものでございます。 次に、第3条の地方債につきまして、予算書の7ページをお願いいたします。 第3表といたしまして、地方債の明細をお示しいたしております。災害援護資金貸付金につきましては、必要に応じて大阪府の貸付条例により借り受けるものでございます。 一般会計出資債につきましては、地方公営企業等金融機構への出資金に対する地方債でございます。 一般公共事業債及び一般単独事業への臨時地方道整備事業債につきましては、市道林梅が園線、これは都市計画道路北条松原線でございますが、これの道路整備事業に対する地方債でございます。 一般単独事業の臨時河川等整備事業債につきましては、王水川分水路改修工事に対する地方債でございます。 また、学校教育施設等整備事業につきましては、道明寺東小学校の消防設備改修事業に対する地方債でございます。 一般補助施設整備等事業につきましては、土師ノ里駅周辺整備事業に対する地方債でございます。 最後に、臨時財政対策債は、国の地方財政対策の一環として、本市では限度額5億6,200万円を見込むものでございます。 地方債の限度額合計を申し上げますと、7億4,070万円となるものでございます。 起債の方法、利率、償還の方法につきましては、同表に記載いたしておりますので、勝手ながら説明は割愛させていただきます。 次に、第4条の一時借入金でございますが、地方自治法第235条の3第2項に規定いたしておりますが、一時借入金の最高限度額を30億円と定めるものでございます。 次に、第5条の歳出予算の流用規定で、歳出予算の各項の経費に係る金額に流用することができる場合について定めたものでございます。 以上、議案第26号、平成20年度藤井寺市一般会計予算案の概要説明とさせていただきます。何とぞよろしくご承認、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(麻野真吾君)  以上で、理事者提出の議案の提案理由の説明が終了いたしました。 以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。 次回は3月6日午前10時より再開いたします。 本日はこれをもって散会といたします。 ご協力ありがとうございました。     午後2時31分 散会...