令和 2年 9月 定例会(第3回) ◯出席議員(16名) 1番 松田亜季君 2番 明石宏隆君 3番 阪口 茂君 4番 吉田佳代子君 5番 木戸 晃君 6番 山敷 恵君 7番 印丸裕久君 8番 二瓶貴博君 9番 久保田和典君 10番 寺島 誠君 11番 松本善弘君 12番 永山 誠君 13番 畑中政昭君 14番 森 博英君 15番 清水明治君 16番 東野隆史君
◯議会事務局出席員 局長 山本富之 総務課長 綾井康浩 議事係長 大谷 明 主事 山尾亮輔 ◯議事説明員 市長 阪口伸六 副市長 石川輝之 副市長 福井淳太 教育長 木嵜茂巳 (政策推進部) 部長 石坂秀樹 理事 北廣 亮 次長 北野哲也 総合政策課長 亀山政記 秘書課長 大坂友和 財政課長 阪上 徹 (総務部) 部長 辻田 智 危機管理監 上田庸雄 理事兼次長兼危機管理課長 次長兼契約検査課長 堀内昭彦 古川浩史 次長兼人事課長 浅岡 浩 (保健福祉部) 部長 中島 孝 次長兼
地域包括ケア推進課長 村田佳一 次長兼健幸づくり課長 神林孝幸 (土木部) 部長 藤原通晃 理事 山本雄史 次長 松原 茂 事業推進室長 石栗雅彦 (
教育委員会教育部) 部長 細越浩嗣 次長 上田豊明 こども未来室長 神志那 隆 教育総務課長 西川浩二 学校教育課長 松田訓一 (その他行政委員会等)
監査委員事務局長 会計管理者兼会計課長 平田忠之 併・
選挙管理委員会事務局長 併・
公平委員会事務局長 杉本忠史 本日の会議に付した事件 日程第1 会期の決定について 日程第2
会議録署名議員の指名について 日程第3 市長の挨拶 日程第4 議案第1号 高石市障がい者の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例制定について 日程第5 議案第2号 高石市手数料条例の一部を改正する条例制定について 日程第6 議案第3号 令和2年度高石市
一般会計補正予算 日程第7 議案第4号 令和2年度高石市
国民健康保険特別会計補正予算 日程第8 議案第5号 令和2年度高石市
介護保険特別会計補正予算 日程第9 議案第6号 令和2年度高石市
後期高齢者医療保険特別会計補正予算 日程第10 議案第7号 令和元年度高石市
一般会計歳入歳出決算認定について 日程第11 議案第8号 令和元年度高石市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第12 議案第9号 令和元年度高石市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第13 議案第10号 令和元年度高石市
墓地事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第14 議案第11号 令和元年度高石市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第15 議案第12号 令和元年度高石市
後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第16 議案第13号 令和元年度高石市
水道事業会計決算認定について (以上日程第4議案第1号から日程第16議案第13号までを一括議題) 日程第17 議案第14号 高石市
教育委員会委員の任命について 日程第18 議案第15号 高石市
教育委員会委員の任命について 日程第19 議案第16号 指定管理者の指定について(
高石市立高師浜総合運動施設) 日程第20 報告第1号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について 日程第21 報告第2号 令和元年度高石市
土地開発公社会計決算の報告について 日程第22 報告第3号 令和元
年度一般財団法人高石市
保健医療センター会計決算の報告について 日程第23 報告第4号 寄附金収受の報告について 日程第24 監査委員報告第1号
例月現金出納検査結果報告 日程第25
教育委員会報告第1号 令和2年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検並びに評価結果報告書(平成31年度対象)について
△会議の顛末 (午前10時0分 開会)
○議長(永山誠君) 議員各位のご出席が定足数に達しておりますので、ただいまより令和2年第3回
高石市議会定例会を開会いたします。 1日目の会議を開きます。 本日の日程は、既に皆様方のお手元に配付しております日程表に基づき、順次、進めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 日程第1 会期の決定についてお諮りします。 本件につきましては、
議会運営委員会の決定に基づき、本日から9月25日までの18日間と定めることにご異議ございませんか。 (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日から9月25日までの18日間と決定いたします。 日程第2
会議録署名議員の指名についてお諮りいたします。 本件につきましては、会議規則第80条の規定により、議長から指名させていただくことにご異議ございませんか。 (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、署名議員に1番 松田亜季君、15番 清水明治君を指名いたします。 日程第3 本定例会招集に係る市長の挨拶を許します。
◎市長(阪口伸六君) 本日ここに、令和2年第3回
高石市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位にはご参集を賜り、誠にありがとうございます。 また、平素は本市市政の運営に格別のご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、本議会でご審議をいただきます案件につきましては、既に皆様方のお手元にお届けいたしておりますとおりでございまして、議案といたしまして16件、報告といたしまして4件の合計20件を提出させていただいております。 また、行政委員会からの報告といたしまして、監査委員報告及び
教育委員会報告をそれぞれ1件提出させていただいております。 以上の案件につきましては、それぞれ上程されました際にご説明を申し上げますが、どうかよろしくご審議をいただき、いずれもご可決等賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願い申し上げます。
○議長(永山誠君) 日程第4 議案第1号 高石市障がい者の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例制定についてから日程第16 議案第13号 令和元年度高石市
水道事業会計決算認定についてまでの13案件を
議会運営委員会の決定に基づき、一括議題にいたしたいと存じます。これにご異議ございませんか。 (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、日程第4 議案第1号から日程第16 議案第13号までの13案件を一括議題といたします。 ただいま一括議題となりました13案件につきましては、
議会運営委員会の決定に基づき、順次、理事者より提案説明を求めた後、質疑を省略し、議案第1号については
福祉土木委員会へ、議案第2号については
総務文教委員会へ、議案第3号から議案第6号までについては予算委員会へ、議案第7号から議案第13号までについては決算委員会へ、それぞれ付託の上、審査することにいたしたいと存じます。これにご異議ございませんか。 (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、本件、議案第1号から議案第13号までの13案件について、それぞれ所管の委員会へ付託の上、審査することといたします。 それでは、本件13案件について、順次、理事者の提案説明を求めます。
◎政策推進部長(石坂秀樹君) 議案第1号から議案第13号までにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 まず、議案第1号 高石市障がい者の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例制定についてでございます。 これは、大阪府の
福祉医療費助成制度が改正されたことに伴い、関係する3条例を改正するものでございます。 主な内容につきまして、ご説明を申し上げます。 まず、精神病床への入院に係る給付を助成の対象とするため、障がい
者医療費助成制度、
ひとり親家庭医療費助成制度及び
こども医療費助成制度につきまして、改正を行うものでございます。 次に、障がい者の医療費助成に係る住所地特例につきまして、
国民健康保険制度における住所地特例と対象施設が異なることによる混乱を避けるため、
国民健康保険法に準拠するよう改正するものでございます。 施行期日につきましては、令和3年4月1日といたしております。 次に、議案第2号 高石市手数料条例の一部を改正する条例制定についてでございます。 これは、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正によりまして、
個人番号通知カードが廃止され、再交付を行わなくなったことに伴い、本条例から
個人番号通知カードの再交付手数料の項を削除するものでございます。 なお、施行期日は公布の日といたしております。 次に、議案第3号 令和2年度高石市
一般会計補正予算についてでございます。本案は、歳入歳出予算の補正、債務負担行為の補正及び地方債の補正をお願いするものでございます。 まず、歳出の主なものについて、ご説明申し上げます。 総務費でございますが、総務管理費の情報化推進費におきまして、委託料など合計595万8,000円増額いたしております。 これは、国におけるマイナンバーカードを利用した
マイナポイント事業の開始に伴い、市民からマイナポイントの申込みに係る相談等が急増していることから、国の補助金を活用して専用窓口を設置し、これらの相談対応や申請手続等を支援するものでございます。 また、諸費におきまして、令和元年度の生活保護費等の国庫補助金、府補助金の確定に伴い、返還金といたしまして合計1億2,451万5,000円を計上いたしております。 次に、民生費におきまして、児童福祉費の
児童福祉総務費の負担金補助及び交付金を150万円、保育所事業費の需用費を100万円、施設給付費の負担金補助及び交付金を600万円、
児童発達支援センター費の需用費を50万円、また教育費におきまして、
放課後児童育成事業費の需用費などを合計850万円増額いたしております。 これは、本年6月議会でお認めいただきました
新型コロナウイルス感染症対策としまして、保育所、認定こども園及びあおぞら児童会による消毒液やマスク等の購入に対する補助等につきまして、今般、府の補助金を活用し、追加実施を行うものでございます。 次に、衛生費でございますが、保健衛生費の
保健衛生総務費におきまして、府内の高齢者施設等における
新型コロナウイルス感染症の増加に伴い、老人保健施設きゃらの郷に必要な機器等を購入するため、合計165万9,000円増額いたしております。 次に、商工費でございますが、商工業振興費におきまして、委託料を1億4,000万円増額いたしております。 これは、
市内消費活性化事業といたしまして、
新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ市内消費を喚起し、消費拡大と地域経済の活性化を図るため、商工会議所と連携して実施するものでございます。 内容につきましては、11月から12月までに発行されました市内3店舗以上で合計3万円以上のレシートを1口とし、抽せんで5,000円分の商品券2万冊を交付するものでございます。 次に、教育費でございますが、教育総務費の教育指導費におきまして、報酬等で合計418万7,000円を増額いたしております。 これは、
新型コロナウイルス感染症による1学期の休校措置に伴う授業の遅れにつきまして、効率的できめ細やかな指導を行い、その遅れを取り戻すため、学びんぐティーチャーの追加配置を行うものでございます。 また、同じく教育指導費の報償費の86万円につきましては、
学習支援サポーターを積極的に活用し、学校環境の衛生管理や児童・生徒の健康チェック、授業のサポートなど円滑な運営を図るため増額するものでございます。 以上のほか、本年度の人事異動に伴う各費目における給料、職員手当等及び共済費につきまして、必要額に調整させていただいております。 続きまして、歳入でございますが、国庫支出金、府支出金、寄附金、繰越金及び市債におきまして、それぞれ確定額または見込額を計上し、繰入金の基金繰入金におきまして、
財政調整基金繰入金1億5,511万6,000円により調整させていただいております。 以上の結果、歳入歳出それぞれ3億4,672万6,000円の増額となりまして、補正後の予算総額は342億9,786万6,000円となっております。 また、債務負担行為の補正でございますが、
高石市立高師浜総合運動施設指定管理者委託事業におきまして、令和3年度から令和9年度までの期間で限度額を1億4,490万円とさせていただいております。 最後に、地方債の補正でございますが、
複合コミュニティセンター空調設備更新事業を追加いたしております。 次に、議案第4号 令和2年度高石市
国民健康保険特別会計補正予算についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の補正をお願いするものでございます。 まず、歳出でございますが、保健事業費におきまして、受診率向上を目的に企業と連携した特定健診や若年者集団健診の実施及び受診勧奨通知の強化、重複・多剤服薬者への保健指導の実施等の費用といたしまして合計562万3,000円を計上いたしております。 これは、人生100年時代を迎え、疾病予防、健康づくりの役割が増加する中、これまで
国保ヘルスアップ事業補助金を活用して実施していた事業を含め、新たに予防・健康づくりを強化するため創設されました予防・
健康づくり支援交付金を活用し、充実、強化するものでございます。 また、令和元年度の単年度収支が黒字となりましたので、前年度繰上充用金におきまして、黒字分1億2,307万8,000円を減額いたしております。 次に、歳入でございますが、
保険給付費等交付金におきまして、合計562万3,000円を増額するものでございます。これは、普通交付金1,069万9,000円を特別交付金に組み替え、さらに補正額562万3,000円を増額するものでございます。 次に、雑入といたしまして1億2,307万8,000円を減額しております。 以上の結果、歳入歳出それぞれ1億1,745万5,000円の減額となりまして、補正後の予算総額は67億8,706万2,000円となっております。 次に、議案第5号 令和2年度高石市
介護保険特別会計補正予算についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の補正をお願いするものでございます。 まず、歳出でございますが、諸支出金の償還金及び還付加算金におきまして、
過年度国庫支出金等返還金といたしまして1,780万2,000円を増額いたしております。 これは、令和元年度の
介護給付費負担金等の精算に伴いまして、返還が必要となったものでございます。 また、基金積立金におきまして、
介護保険給付費準備基金積立金を1億2,100万5,000円増額いたしております。 次に、歳入でございますが、
介護給付費負担金におきまして140万2,000円を増額いたしております。これは、令和元年度の
介護給付費負担金等の精算に伴う返戻金でございます。 また、
支払基金交付金におきまして171万9,000円を増額いたしております。これは、令和元年度の支払基金に対する
介護給付費負担金等の精算に伴う返戻金でございます。 また、前年度繰越金におきまして、1億3,568万6,000円を増額いたしております。 以上の結果、歳入歳出それぞれ1億3,880万7,000円の増額となりまして、補正後の予算総額は55億6,794万6,000円となっております。 次に、議案第6号 令和2年度高石市
後期高齢者医療保険特別会計補正予算についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の補正をお願いするものでございます。 まず、歳出でございますが、
後期高齢者医療広域連合納付金を3,771万6,000円増額いたしております。これは、令和2年4月1日から同年5月31日までに収納されました令和元年度の保険料相当分でございます。 続きまして、歳入でございますが、繰越金におきまして、先ほどの
広域連合納付金と同額を増額いたしております。 以上の結果、歳入歳出それぞれ3,771万6,000円の増額となりまして、補正後の予算総額は9億5,059万5,000円となっております。 次に、議案第7号 令和元年度高石市
一般会計歳入歳出決算認定についてでございます。 本件は、地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見を付して、ご提案申し上げるものでございます。 決算の概要でございますが、歳入総額が261億8,579万5,000円、歳出総額が260億6,427万7,000円で、次年度へ繰り越す財源4,254万6,000円を差し引きました結果、実質収支は7,897万2,000円の黒字、単年度収支は5,623万6,000円の赤字となったところでございます。 次に、令和元年度の主な決算内容を平成30年度と比較してご説明申し上げます。 まず、歳入でございますが、市税につきましては、法人市民税が減となりましたが、個人市民税及び固定資産税が増となったことによりまして、2,490万4,000円、率にして0.2%の増となっております。 次に、
地方特例交付金につきましては、幼児教育・保育無償化に伴う子ども・
子育て支援臨時交付金の増等によりまして、7,747万6,000円、率にして156.1%の増となっております。 次に、国庫支出金につきましては、羽衣駅前地区第一種市街地再開発事業関連の
社会資本整備総合交付金や子どものための教育・
保育給付費負担金及び取石南こども園の
保育所等整備交付金や小・中学校のトイレ整備に係る
学校施設環境改善交付金の増等によりまして、7億3,242万6,000円、率にして17.5%の増となっております。 次に、繰入金につきましては、土地開発公社へ無利子貸付を行うために発行した市債の繰上償還等による
財政調整基金繰入金の増や
市役所前通り道路改良工事の財源として積み立てておりました
石油貯蔵施設立地対策等基金繰入金の増等によりまして、9億3,304万8,000円、率にして326%の増となっております。 最後に、市債につきましては、
小中学校トイレ整備事業債、
小中学校空調設備設置事業債の増がございましたが、
南海中央線新設事業債及び
臨時財政対策債等の減によりまして、5億1,492万6,000円、率にして13.6%の減となっております。 以上の結果、歳入全体といたしましては、16億3,388万2,000円、率にして6.7%の増となったものでございます。 続きまして、歳出の主な内容を性質別で申し上げます。 義務的経費におきましては、まず、人件費につきまして、退職手当や職員数の減等により、1億3,619万円、率にして4.3%の減となっております。 次に、扶助費につきましては、障がい
者自立支援給付費、
認定こども園扶助費及び
児童扶養手当扶助費の増等によりまして、3億2,279万2,000円、率にして5.2%の増となっております。 次に、公債費につきましては、土地開発公社へ無利子貸付を行うために発行した市債の繰上償還等によりまして、6億8,123万5,000円、率にして21.7%の増となっており、合計で8億6,783万7,000円、率にして7.0%の増となっております。 また、物件費につきましては、消費税率の改定等による各種委託料の増により、3億2,719万3,000円、率にして13.0%の増となっております。 最後に、
普通建設事業費につきましては、
小・中学校トイレ大規模改修事業、羽衣駅前地区第一種市街地再開発事業及び
市役所前通り道路改良事業の増等によりまして、7億4,566万6,000円、率にして25.7%の増となっております。 以上の結果、歳出全体といたしましては、17億9,417万6,000円、率にして7.4%の増となったものでございます。 令和元年度は、羽衣駅前地区第一種市街地再開発事業の再開発ビルの完成、防災機能を有する蓮池公園の整備への着手など安全・安心のための都市基盤整備、また小・中学校におけるトイレの洋式化や特別教室の空調設備の整備など学校教育施設のさらなる充実に取り組んでまいりました。 しかし、今後におきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響により、歳入につきましては、個人・法人市民税をはじめとする市税収入等の減少が見込まれます。 一方、継続事業でございます
南海本線等連続立体交差事業、
南海中央線整備事業及び
蓮池公園整備事業、また公共施設の老朽化に伴います修繕、更新等に多額の費用が必要になることが見込まれます。 令和2年度末には、本市財政健全化の最大の課題でございました土地開発公社の解散を行うこととなります。これは議員各位のご理解とご支援あってのことと心から感謝申し上げます。 今後につきましても国や大阪府と連携し、歳入の確保とともに歳出の削減を図り、効率的、効果的で健全かつ安定的な財政運営に努めながら、安全で安心なまちづくりや学校教育、子育て支援、さらに健幸のまちづくり等、少子高齢化などの諸課題に取り組み、市民福祉の向上を目指してまいりますので、議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。 次に、議案第8号 令和元年度高石市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。 本会計の歳入歳出決算は、歳入総額が63億5,639万1,000円、歳出総額が65億8,405万4,000円、
歳入歳出差引不足額が2億2,766万3,000円となっております。 この不足額につきましては、令和2年度の前年度繰上充用金で補填を行っております。 主な内容について、平成30年度と比較してご説明を申し上げます。 まず、歳入でございますが、全体の18.96%を占める
国民健康保険料が、保険料率の改定などによりまして、2,948万9,000円、率にして2.5%の増加となっております。 次に、府支出金は、保険給付費の減少などにより、3億2,568万4,000円、率にして6.8%の減少となっております。 次に、国庫支出金は、制度改正に伴う
システム改修費に対する補助金といたしまして95万3,000円を計上いたしております。 次に、繰入金は、全体といたしまして2,014万2,000円、率にして3.2%の増加となっております。 次に、諸収入は、交通事故などに起因して医療機関に受診した場合の医療費につきまして、第三者からの納付金が増加し、3,048万5,000円、率にして687.3%の増加となっております。 歳出につきましては、保険給付費が全体の66.35%を占め、43億6,870万8,000円となっており、2億6,055万2,000円、率にして5.6%の減少となっております。 次に、
国民健康保険事業費納付金は、6,918万6,000円、率にして4.2%の増加となっております。 次に、諸支出金につきましては、国等への返還金が減少したことによりまして、1億2,526万4,000円、率にして94.3%の減少となっております。
国民健康保険特別会計の累積赤字は、平成23年度末で約11億5,800万円ありましたものの、赤字解消計画の策定など、国保財政の健全化を図りました結果、令和元年度末で約2億2,766万3,000円まで解消することができました。 今後も、収支両面における取組を継続し、単年度黒字を維持しながら、特定健診受診率の向上など生活習慣病の早期発見・早期予防に取り組むべく、健幸のまちづくり施策の推進を図り、累積赤字の全面解消に向け取り組んでまいります。 次に、議案第9号 令和元年度高石市
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。 本会計の歳入歳出決算は、歳入総額が26億3,556万1,000円、歳出総額が25億9,071万3,000円、歳入歳出差引額は4,484万8,000円で、翌年度へ繰り越すべき財源370万円を差し引きますと、実質収支額は4,114万8,000円の黒字となっております。 なお、歳入歳出差引額につきましては、公共下水道事業につきまして令和2年度より地方公営企業法が適用されたことに伴い、高石市下水道事業会計へと引き継いでおります。 次に、主な内容につきまして、平成30年度と比較してご説明を申し上げます。 まず、歳入でございますが、使用料及び手数料が6億6,022万5,000円で、これは令和2年度より地方公営企業法が適用されたことに伴い、同法施行令第4条第1項の規定に基づきまして、令和2年3月31日をもって出納を閉鎖したことにより、1億1,456万4,000円の減となっております。 また、国庫支出金は1億6,199万5,000円で4,881万円の増、一般会計からの繰入金は10億3,000万円で2,700万円の増、市債は7億5,320万円で1億3,010万円の増となっております。 次に、歳出でございますが、総務費は4億1,090万4,000円で、4,970万5,000円の減、下水道建設費は、羽衣ポンプ場汚水沈砂池ポンプ設備工事委託料や汚水管等布設工事に係る工事請負費、下水道事業負担金等、7億6,411万4,000円で、4,003万6,000円の増、公債費は14億1,569万5,000円で、5,053万7,000円の増となっております。 なお、令和元年度末の下水道の面整備率は89.7%となっております。 今後とも、下水道事業の健全経営に努めつつ、事業を着実に推進し、普及率の向上を図るとともに、運営基盤の強化に努めてまいります。 次に、議案第10号 令和元年度高石市
墓地事業特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。 本会計の決算につきましては、歳入総額、歳出総額ともに1,031万3,000円でございます。 歳入歳出の主なものを申し上げます。 まず、歳入でございますが、使用料及び手数料が896万2,000円となっており、また、繰入金といたしまして、墓地管理経費に充当するため、市営浜墓地基金から基金繰入金128万7,000円を繰り入れております。 次に、歳出でございますが、管理費では市営浜墓地管理業務委託料など410万3,000円となっており、諸支出金では、永代使用料、次年度以降の管理手数料などの収入を基金積立金といたしまして621万円積み立てております。 今後も、維持管理費の抑制に努め、浜墓地の良好な管理を図ってまいります。 次に、議案第11号 令和元年度高石市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。 本会計の歳入歳出決算は、歳入総額が50億7,192万9,000円、歳出総額が49億3,624万2,000円となり、実質収支は1億3,568万7,000円の黒字となっております。 歳入につきましては、介護保険料が11億3,726万円、国庫支出金が11億5,016万5,000円、
支払基金交付金が12億6,786万5,000円など、総額で前年度より2.1%の増となっております。 次に、歳出につきましては、総務費が8,389万8,000円、保険給付費が44億2,180万1,000円、地域支援事業費が2億8,841万円など、総額で前年度より2.2%の増となっております。 介護保険制度におきましては、さらなる高齢化の進展に伴い、引き続き介護予防や介護サービスの充実を図り、地域支援事業等をさらに推進いたしますとともに、介護給付費の適正化事業を実施するなど、介護保険事業の円滑な実施と健全運営に努めてまいります。 次に、議案第12号 令和元年度高石市
後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。 本会計の歳入歳出決算は、歳入総額が8億8,119万円、歳出総額が8億4,347万4,000円で、実質収支は3,771万6,000円の黒字となっております。 歳入につきましては、保険料収入が6億8,514万2,000円、一般会計繰入額が1億5,700万2,000円などとなっており、歳入総額は前年度比3.2%の増となっております。 次に、歳出につきましては、総務費が979万6,000円、
後期高齢者医療広域連合納付金が8億3,281万6,000円となり、歳出総額は前年度比3.3%の増となっております。 なお、黒字額につきましては、令和2年度に繰越し後、全額、
後期高齢者医療広域連合納付金として支出することとなっております。 最後に、議案第13号 令和元年度高石市
水道事業会計決算認定についてでございます。 本件は、地方公営企業法第30条第4項の規定によりまして、監査委員の意見を付してご提案申し上げるものでございます。 まず、令和元年度の業務実績でございますが、給水人口は前年度より151人減少し、5万7,898人となり、年間配水量は686万立方メートルと前年度より0.4%減少しております。 一方、有収水量は632万立方メートルと前年度より0.7%減少いたしております。 次に、経営状況でございますが、水道事業収益は、12億3,163万6,000円で、主なものといたしましては、水道料金収入が11億990万4,000円、長期前受金戻入4,763万5,000円、下水道料徴収受託料が3,382万円、加入金が2,342万8,000円などとなっております。 一方、水道事業費用は11億1,835万3,000円で、主なものといたしましては、受水費が4億6,880万6,000円、減価償却費が1億6,231万5,000円などとなっておりまして、差引き1億1,328万4,000円の純利益となっております。 次に、建設事業等の資本的収支は、2億3,031万8,000円の収入に対しまして、4億4,396万6,000円の支出でございまして、支出の内訳といたしましては、建設改良費が3億8,248万2,000円、企業債償還金が6,148万4,000円となっております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額2億1,364万8,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補填をいたしております。 令和元年度は、老朽管更新工事及び高石配水場長寿命化工事により安定給水を推進し、経営基盤の強化を図ってまいりました。今後も健全な事業運営に努め、安全・安心な水道水を安定供給し、市民に信頼され続ける水道を目指してまいります。 以上、議案第1号から議案第13号までの提案理由をご説明申し上げました。いずれの議案につきましても、どうかよろしくご審議の上、ご可決等賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(永山誠君) この時点で、暫時休憩いたします。 (午前10時35分 休憩) ---------------- (午前10時43分 再開)
○議長(永山誠君) 休憩前に引き続きまして、本会議を再開いたします。 日程第17 議案第14号 高石市
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 本件につきましては、
議会運営委員会の決定に基づき、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。 (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、本件につきましては、委員会への付託を省略することに決しました。 本件につきまして、理事者より提案説明を求めることにいたします。
◎市長(阪口伸六君) 議案第14号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、高石市
教育委員会委員の任命についてでございまして、本市
教育委員会委員の佐野慶子氏の任期が令和2年9月30日をもちまして満了いたしますので、同氏を再任いたしたく、つきましては地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定によりまして、議会のご同意を賜りたく、ここにご提案をさせていただいた次第でございます。 なお、同氏の経歴につきましては、本議案に添付いたしておりますとおりでございまして、本市
教育委員会委員として適任であると確信いたしております。どうかよろしくご審議の上、ご同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(永山誠君) 本件につきましては、ご発言の通告を受けておりませんので、質疑及び討論を省略し、直ちに採決いたします。 お諮りします。 議案第14号は、これを同意することにご異議ございませんか。 (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、議案第14号 高石市
教育委員会委員の任命については、同意することに決しました。 日程第18 議案第15号 高石市
教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 本件につきましては、
議会運営委員会の決定に基づき、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。 (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、本件につきましては、委員会への付託を省略することに決しました。 本件につきまして、理事者より提案説明を求めることにいたします。
◎市長(阪口伸六君) 議案第15号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、高石市
教育委員会委員の任命についてでございまして、本市
教育委員会委員の西村陽子氏の任期が令和2年9月30日をもちまして満了いたしますので、同氏を再任いたしたく、つきましては地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定によりまして、議会のご同意を賜りたく、ここにご提案をさせていただいた次第でございます。 なお、同氏の経歴につきましては、本議案に添付いたしておりますとおりでございまして、本市
教育委員会委員として適任であると確信をいたしております。どうかよろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(永山誠君) 本件につきましては、ご発言の通告を受けておりませんので、質疑及び討論を省略し、直ちに採決いたします。 お諮りします。 議案第15号は、これを同意することにご異議ございませんか。 (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、議案第15号 高石市
教育委員会委員の任命については、同意することに決しました。 日程第19 議案第16号 指定管理者の指定について(
高石市立高師浜総合運動施設)を議題といたします。 本件につきましては、
議会運営委員会の決定に基づき、理事者より提案説明を求めた後、質疑を省略し、
総務文教委員会へ付託の上、審査することにいたしたいと存じます。これにご異議ございませんか。 (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、本件については、
総務文教委員会へ付託の上、審査することといたします。 それでは、本件につきまして、理事者の提案説明を求めます。
◎政策推進部長(石坂秀樹君) 議案第16号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、指定管理者の指定についてでございまして、体力づくり広場を除く高師浜総合運動施設の指定管理者を指定するにつき、地方自治法第244条の2第6項の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。 指定管理者の選定に当たりましては、高石市公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例第2条の規定により公募を行い、3団体から応募の申請があり、提案の内容及びプレゼンテーションにつきまして、
指定管理者候補者選定委員会において同条例第4条第1項に定められました選定基準に照らして審査が行われ、羽衣はまゆうグループが最も優れていると判断され、去る8月7日に答申がなされました。 同選定委員会の答申を受け、教育委員会におきまして慎重に審議いたしました結果、同グループを指定管理者候補者に選定いたしましたので、指定管理者に指定いたしたく、ここにご提案させていただいたものでございます。 なお、指定管理を行わせる期間につきましては、令和3年4月1日から令和10年3月31日までの7年間といたしております。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(永山誠君) 次に、日程第20 報告第1号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを議題といたします。 本件につきましては、
議会運営委員会の決定に基づき、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。 (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、本件については、委員会への付託を省略することに決しました。 本件につきまして、理事者より内容説明を求めることにいたします。
◎政策推進部長(石坂秀樹君) 報告第1号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてでございまして、これは地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、監査委員の意見を付しまして、議会にご報告申し上げるものでございます。 健全化判断比率につきましては、別紙に記載のとおり、一般会計及び特別会計等を合わせました実質収支が黒字のため、実質赤字比率、連結実質赤字比率ともにバー表示となっております。 次に、実質公債費比率及び将来負担比率につきましては、それぞれ14.5%、135.6%となっており、いずれも前年度を下回っております。 最後に、資金不足比率でございますが、水道事業会計、公共下水道事業特別会計ともに資金剰余額がございますので、いずれもバー表示となっております。 以上のように、令和元年度決算におけるこれらの比率につきましては、全て早期健全化基準及び経営健全化基準を下回っており、今後とも、これらの基準に達することのないよう、引き続き健全な財政運営に努めてまいりますので、どうかよろしくご了承賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(永山誠君) 本件につきましては、ご発言の通告を受けておりませんので、報告第1号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に基づく報告があったものとして処理いたします。 次に、日程第21 報告第2号 令和元年度高石市
土地開発公社会計決算の報告についてを議題といたします。 本件につきましては、
議会運営委員会の決定に基づき、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。 (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、本件については、委員会への付託を省略することに決しました。 本件につきまして、理事者より内容説明を求めることにいたします。
◎政策推進部長(石坂秀樹君) 報告第2号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本件は、令和元年度高石市
土地開発公社会計決算の報告についてでございまして、これは同公社の理事会で認定されましたものを、地方自治法第243条の3第2項及び同法施行令第173条の2第1項の規定に基づきまして、議会にご報告申し上げるものでございます。 内容につきましては、添付の会計決算書のとおりでございますが、事業実績といたしましては、高石市へ南海中央線用地を売却した面積が508.54平米、売却金額は4億4,998万188円となっております。 次に、令和2年3月31日現在、土地開発公社が保有する用地につきましては、面積が2,510.76平米で、保有高は15億273万7,493円となっております。 最後に、借入金残高につきましては、金融機関からの借入金が4億2,900万円、高石市からの借入金が9億1,703万円で合計13億4,603万円となっております。 土地開発公社につきましては、計画どおり令和2年度末に解散することとなります。よって今年度末に全ての保有地の買戻しを行ってまいりますので、どうかよろしくご了承賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(永山誠君) 本件につきましては、ご発言の通告を受けておりませんので、報告第2号 令和元年度高石市
土地開発公社会計決算の報告については、地方自治法第243条の3第2項及び同法施行令第173条の2第1項の規定に基づく報告があったものとして処理いたします。 次に、日程第22 報告第3号 令和元
年度一般財団法人高石市
保健医療センター会計決算の報告についてを議題といたします。 本件につきましては、
議会運営委員会の決定に基づき、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。 (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、本件については、委員会への付託を省略することに決しました。 本件につきまして、理事者より内容説明を求めることにいたします。
◎政策推進部長(石坂秀樹君) 報告第3号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本件は、令和元
年度一般財団法人高石市
保健医療センター会計決算の報告についてでございまして、これは同法人の理事会で認定されました決算につきまして、地方自治法第243条の3第2項及び同法施行令第173条の2第1項の規定に基づきまして、議会にご報告申し上げるものでございます。 内容につきましては、添付しております決算書及び事業報告書のとおりでございますが、収入は9億7,395万6,874円、支出は9億5,241万1,002円、単年度収支で2,154万5,872円の黒字となっております。 どうかよろしくご了承賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(永山誠君) 本件につきまして、2名の方よりご発言の通告を受けておりますので、これを許すことにいたします。 5番 木戸 晃君の発言を許します。