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  1. 高石市議会 2009-04-01
    02月27日-02号


    取得元: 高石市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-24
    平成21年  3月 定例会(第1回)              ◯出席議員(17名)        1番  畑中政昭君      2番  森 博英君        3番  西内 正君      4番  出川康二君        5番  木戸 晃君      6番  平田佳男君        7番  松尾京子君      8番  権野功至郎君        9番  奥田悦雄君     10番  佐藤一夫君       11番  久保田和典君    12番  清水明治君       13番  綿野宏司君     14番  金田美樹子君       15番  古賀秀敏君     16番  松本 定君       17番  北山 保君              ◯議会事務局出席員 局長         吉川俊博   次長兼総務課長    船富正敏 課長代理兼庶務係長  楠本 啓   議事係長       辻田 智 主任         神志那 隆              ◯議事説明員 市長         阪口伸六   副市長        中村昌也 教育長        佐野慶子 (政策推進部) 部長         藤原一広   理事         伊庭 亨 次長兼秘書課長    筆野忠志   次長兼企画課長    野村泰博 財政課長       宮下勇樹 (総務部) 部長         中塚正博   次長兼危機管理課長  大場健七郎 人事課長       金谷展宏   人権推進課長     川辺隆文 (保健福祉部) 部長         吉田重一   次長         福村寿之 次長兼健康保険課長  青木衆一 (土木部) 部長         鈴木英夫   理事         渡部恭三 次長兼水道課長    堂本幸三   次長兼建築住宅課長  川崎紀夫 (教育委員会教育部) 部長         園田 勝   次長兼教育総務課長  澤田正憲 次長兼生涯学習課長  中尾正義   次長兼教育指導課長  西條義弘 (その他行政委員会等) 監査委員事務局長兼選 挙管理委員会事務局長 藤原喜義   会計管理者会計課長 藪 英成 兼公平委員会事務局長               本日の会議に付した事件  日程第1 議案第3号 高石市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第2 議案第4号 高石市旅費支給条例及び一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第3 議案第5号 一般職の職員の給与に関する条例及び一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第4 議案第6号 高石市国民健康保険条例及び高石市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第5 議案第7号 高石市介護保険条例の一部を改正する条例制定について  日程第6 議案第8号 高石市立プール条例の一部を改正する条例制定について  日程第7 議案第9号 高石市立図書館条例の一部を改正する条例制定について  日程第8 議案第10号 平成20年度高石市一般会計補正予算  日程第9 議案第11号 平成20年度高石市国民健康保険特別会計補正予算  日程第10 議案第12号 平成20年度高石市公共下水道事業特別会計補正予算  日程第11 議案第13号 平成20年度高石市介護保険特別会計補正予算  日程第12 議案第14号 平成20年度高石市後期高齢者医療保険特別会計補正予算  日程第13 議案第15号 平成20年度高石市水道事業会計補正予算  日程第14 議案第16号 平成21年度高石市一般会計予算  日程第15 議案第17号 平成21年度高石市国民健康保険特別会計予算  日程第16 議案第18号 平成21年度高石市老人保健特別会計予算  日程第17 議案第19号 平成21年度高石市公共下水道事業特別会計予算  日程第18 議案第20号 平成21年度高石市墓地事業特別会計予算  日程第19 議案第21号 平成21年度高石市介護保険特別会計予算  日程第20 議案第22号 平成21年度高石市後期高齢者医療保険特別会計予算  日程第21 議案第23号 平成21年度高石市水道事業会計予算  日程第22 議案第24号 財産の処分について  日程第23 議案第25号 市道路線の認定について      (以上日程第2議案第4号から日程第23議案第25号までを一括上程)  日程第24 諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦について  日程第25 諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦について  日程第26 報告第1号 専決処分の報告について(和解について)  日程第27 報告第2号 専決処分の報告について(和解について)  日程第28 報告第3号 専決処分の報告について(和解について)      (以上日程第26報告第1号から日程第28報告第3号までを一括上程)  日程第29 報告第4号 平成21年度高石市土地開発公社事業計画、予算及び資金計画の報告について  日程第30 報告第5号 平成21年度財団法人高石保健医療センター事業計画及び予算の報告について  日程第31 報告第6号 平成21年度財団法人高石施設管理公社事業計画及び予算の報告について      (以上日程第29報告第4号から日程第31報告第6号までを一括上程)  日程第32 報告第7号 寄附金収受の報告について  日程第33 報告第8号 平成20年度定期監査結果報告  日程第34 報告第9号 例月現金出納検査結果報告 △会議の顛末      (午前11時2分 開議) ○議長(奥田悦雄君)  議員各位のご出席が定足数に達しておりますので、これより2日目の会議を開きます。 本日の日程は、既に皆様方のお手元にご配付いたしております日程表に基づき、順次進めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 25日に引き続き、日程第1 議案第3号 高石市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 本件につきましては、ご通告のありました発言はすべて終了いたしております。また、討論の通告を受けておりませんので、直ちに採決に入ります。 お諮りいたします。 議案第3号は、これを可決することに賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) 賛成多数と認めます。 よって、議案第3号 高石市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定については原案どおり可決されました。 日程第2 議案第4号 高石市旅費支給条例及び一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてから日程第23 議案第25号 市道路線の認定についてまでの22議案を議会運営委員会の決定により、一括議題にいたしたいと存じます。これにご異議ございませんか。    (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、日程第2 議案第4号から日程第23 議案第25号までの22議案を一括議題といたします。 ただいま一括議題となりました議案第4号から議案第25号までの22議案につきましては、議会運営委員会の決定により、順次、提案説明を求めた後、質疑を省略し、議案第4号、第5号、第8号、第9号及び第24号については総務文教委員会へ、議案第6号、第7号及び第25号については福祉土木委員会へ、議案第10号から第23号までについては予算委員会へそれぞれ付託の上、審査することにいたしたいと存じます。これにご異議ございませんか。    (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、本件、22議案については、それぞれ所管の委員会へ付託の上、審査することにいたします。 それでは、22議案について、順次、理事者の提案説明を求めます。 ◎市長(阪口伸六君)  ただいま一括上程されました議案第4号から議案第25号までの各議案の内容につきまして、順次、提案理由のご説明を申し上げます。 議案第4号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、高石市旅費支給条例及び一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございます。 国や他の地方公共団体との人事交流は、本市職員の人材育成の推進に寄与することはもとより、市民に対する行政サービスの向上にも非常に意義のあるもと存じております。 このような観点から、遠方からの赴任または遠方への赴任に当たりまして必要となる諸経費の支給並びに単身赴任の場合に支給する単身赴任手当等について、関係条例の一部を改正しようとするものでございます。 主な内容につきましては、遠方からの赴任または遠方への赴任に当たり必要な旅費といたしまして、赴任に伴う住居の移転にかかる費用を支給する移転料、赴任により新たな居住地に到着した後にかかる諸雑費に充てる着後手当、赴任に伴う住居の移転に扶養親族を伴う場合の扶養親族のための旅費である扶養親族移転料を新たに追加いたしております。 また、配偶者のある者が一定の事情により、同居していた配偶者と別居することとなり、旧の住居から通勤することが通勤距離等から困難であると認められる職員のうち、単身で生活することを常況とする職員に対しまして単身赴任手当を支給するとしております。 なお、来年度当初から本市に文部科学省職員の受け入れをいたします。施行期日につきましては、平成21年4月1日といたしております。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第5号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、一般職の職員の給与に関する条例及び一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございます。 職員の特殊勤務手当につきましては、給与法におきまして、著しく危険、不快、不健康または困難な勤務その他著しく特殊な勤務について支給する手当であるとされております。また、職員の給与は、国及び他の地方公共団体の職員の給与なども考慮して定めなければならないと地方公務員法で規定されております。これらの観点から現行の特殊勤務手当を見直し、その一部を改正しようとするものでございます。 内容につきましては、現在、月額で支給しております市税・国民健康保険料事務手当社会福祉事務手当及び日額で支給しております変則勤務手当をそれぞれ廃止するものでございます。また、月額での特殊勤務手当の廃止のため、及び住居手当の読みかえ規定が平成21年3月31日までとなっておりますことから、勤務1時間当たりの給与額の算出規定を改正するものでございます。 なお、施行期日につきましては、平成21年4月1日といたしております。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第6号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、高石市国民健康保険条例及び高石市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございます。 平成20年12月に児童福祉法等の一部を改正する法律が公布され、平成21年4月1日から施行されることに伴い、所要の改正を行うものでございます。 改正内容といたしまして、高石市国民健康保険条例につきましては、児童福祉法第6条の2において、小規模住居型児童養育事業が創設されることとなり、その事業における要保護児童の医療費につきましては、大阪府が医療費扶助することから国民健康保険の対象外とするものでございます。 次に、高石市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例につきましては、ひとり親家庭のほか、両親がいない児童を養育者が養育する場合は、医療費の助成の対象としておりますが、今回、児童福祉法で創設される小規模住居型児童養育事業において養育される場合は、さきの国民健康保険条例と同様、府が医療費扶助することになるため、本条例の対象外とするものでございます。 なお、施行期日につきましては、制度開始に合わせ、平成21年4月1日からといたしております。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第7号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、高石市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてでございまして、介護保険保険料率及び保険料額につきましては、市町村介護保険事業計画に定める介護給付費等対象サービス見込み量等に基づいて算定した保険給付費等に照らし、おおむね3年を通じ、財政の均衡を保つことができるよう、政令で定める基準に従い、条例で定めることとなっております。 第4期の介護保険事業計画の策定に伴い、平成21年度から平成23年度までの各年度におきまして、現行の所得段階を7段階から9段階とし、現行の基準額、年額5万8,510円を5万1,620円に改め、それぞれの段階ごとの保険料率についても所要の改正を行うものでございます。 施行期日につきましては、平成21年4月1日といたしております。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第8号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、高石市立プール条例の一部を改正する条例制定についてでございまして、市立プールにつきましては、これまで中央プール取石プール及び羽衣プールの三つのプールを設置しておりました。 しかし、現在、近年の利用者の大幅な減少から、効率的な運用を図るため、中央プール取石プールのみ開設してまいりました。 取石プールにつきましては、昭和50年に開設され、築34年を経過しており、老朽化が著しいことや学校の授業で使用されていることなどを勘案し、取石小学校にプールを新設いたしました。 なお、夏季休業期間中において、地域の子どもたちに開放してまいります。 なお、羽衣プールにつきましては、学校の授業のみに使用していることから、学校プールとして移管することといたしました。 以上のことから、所要の条例改正を行うものでございます。 なお、施行期日につきましては、平成21年4月1日といたしております。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第9号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、高石市立図書館条例の一部を改正する条例制定についてでございまして、市立図書館郷土資料室は現在まで旧図書館に設置しておりましたが、今回、図書館郷土資料室市立図書館本館へ移転することにより、身近な場所で本市ゆかりの文化遺産や郷土資料等の常設展示ができるため、市民の利便性の向上が図られるものと考えております。 以上のことから、所要の条例改正を行うものでございます。 なお、施行期日につきましては、平成21年4月1日といたしております。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第10号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、平成20年度高石市一般会計補正予算についてでございまして、歳入歳出予算の補正、繰越明許費及び地方債補正をお願いするものでございます。 まず、歳出の主なものからご説明申し上げます。 議会費におきまして、旅費を230万円減額いたしております。これは、議員出張費用弁償を減額するものでございます。 次に、総務費の一般管理費におきまして、退職手当を3億2,393万7,000円増額いたしております。これは、勧奨退職者及び自己都合による退職者に対する退職手当の支給のために増額するものでございます。 また、企画費におきまして、公有財産購入費で1億6,000万円増額いたしております。これは、第4次財政健全化計画案に基づき、土地開発公社からシビックセンター用地の買い戻しを行うものでございます。 次に、民生費でございますが、国民健康保険費におきまして5,433万6,000円、介護保険費におきまして1,513万7,000円、後期高齢者医療費におきまして720万4,000円をそれぞれ増額いたしております。これらは、各特別会計への繰出金を増額するものでございます。 また、私立保育所費におきまして、運営費委託料1,891万9,000円を増額いたしております。これは、私立保育所の入所児童がふえたことによるものでございます。 次に、衛生費の緑化推進費におきまして、指定寄附金がございましたので、緑化基金積立金24万4,000円を計上いたしております。 次に、土木費でございますが、河川費の河川改良費におきまして8,567万5,000円、都市計画費連続立体交差事業推進費におきまして4億4,113万4,000円それぞれ減額いたしております。これらは、芦田川河川改良事業及び連続立体交差事業の進捗に合わせて減額するものでございます。 最後に、諸支出金におきまして、公共施設整備基金費に29万円計上いたしております。これは、ふるさと寄附金がございましたので、寄附者の意向に沿いまして基金に積み立てるものでございます。 続きまして、歳入についてご説明申し上げます。 財産収入におきまして、土地売払収入6,500万円を減額いたしております。これは、高砂野球場跡地売却の入札結果を受けまして減額するものでございます。 次に、市債におきまして、退職手当債を3億7,370万円増額させていただいております。また、市税の減収分を補てんするための減収補てん債3億9,370万円計上いたしております。そのほか、地方交付税、分担金及び負担金、国庫支出金府支出金、繰入金等をそれぞれ調整の上、計上させていただいております。 以上の結果、歳入歳出それぞれ5,275万8,000円の増額となりまして、補正後の歳入歳出予算の総額は223億2,319万3,000円となっております。 次に、繰越明許費でございますが、土木費の二級河川芦田川改良事業及び南海本線・高師浜線連続立体交差事業におきましては、用地買収等に時間を要し、年度内に買収物件の引き渡しを受けられないために、また南海中央線整備事業におきましては、用地買収のための物件調査に時間を要し、年度内の完了が困難なことなどから、繰越明許をお願いするものでございます。 また、教育費の学校教育施設耐震化事業におきましては、第二次診断結果が判定委員会において受け付けされるまで時間を要し、年度内の業務完了が困難なことや、耐震補強工事の着手までに実施設計作成に時間を要したことなどから、取石中学校屋内運動場耐震補強工事費の前払金を除きまして、繰越明許をお願いするものでございます。 最後に、地方債の補正でございますが、市税の減収に伴いまして、減収補てん債を新たに追加させていただくとともに、街路整備事業連続立体交差事業学校教育施設等整備事業退職手当債臨時財政対策債におきまして限度額の変更をお願いいたしております。 以上が今回の補正予算の主な内容でございます。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第11号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、平成20年度高石市国民健康保険特別会計補正予算についてでございまして、歳入歳出予算の補正をお願いするものでございます。 まず、歳出からご説明申し上げます。 保健事業費におきまして、640万円増額いたしております。これは、健康診断委託料において受診件数が見込みより大幅に増加し、予算不足となるため増額するものでございます。 次に、公債費におきまして、160万円増額いたしております。これは、金融機関からの借入期間が当初見込みより長くなり、予算不足が見込まれることから増額するものでございます。 続きまして、歳入でございます。 国民健康保料におきまして、一般被保険者の滞納繰越分を4,025万2,000円減額いたしております。 次に、府支出金におきまして、123万9,000円増額いたしております。これは、府補助金の老人等医療費助成事業補助金において当初見込みより増額となりましたので、増額分を計上するものでございます。 次に、繰入金におきまして、4,701万3,000円増額いたしております。これは、被保険者の減により保険基盤安定繰入金で5,486万4,000円の減額と財政安定化支援事業繰入金で732万3,000円減額するものと、その他一般会計繰入金で1億920万円増額するものでございます。 以上の結果、歳入歳出それぞれ800万円の増額となりまして、補正後の予算総額は75億4,771万4,000円となっております。 今後とも、収納率の向上、医療費の適正化等の対策を講じまして、国民健康保険財政の健全化を図り、赤字解消に向けて努力してまいる所存でございます。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第12号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、平成20年度高石市公共下水道事業特別会計補正予算でございまして、歳入歳出予算の補正及び繰越明許費並びに地方債補正をお願いするものでございます。 歳入でございますが、下水道費国庫補助金といたしまして3,050万円を増額し、下水道債といたしまして3,050万円を減額いたしております。 以上の結果、歳入歳出予算は補正前後で変更なく、予算総額は19億2,690万6,000円になっております。 なお、繰越明許費といたしまして1,536万4,000円をお願いしておりますが、これは地元調整並びに管渠等布設工事の際に発生する支障物件等の移設等に時間を要したため、工事完成に至らなかったものでございます。 最後に、地方債の補正でございますが、国庫補助金の増額により、3,050万円減額となっております。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第13号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、平成20年度高石市介護保険特別会計補正予算についてでございまして、歳入歳出予算の補正をお願いするものでございます。 まず、歳出の主なものでございますが、総務費につきましては、要介護認定モデル事業委託料341万3,000円と介護報酬改定に伴うシステム改修事業委託料151万2,000円、合計として492万5,000円を増額いたしております。 なお、この委託料につきましては、国庫補助金といたしまして歳入にて237万4,000円を計上いたしております。 保険給付費につきましては、介護サービス等諸費におきまして、当初予算を上回る居宅介護サービス給付費の増加があったことなどにより、1億3,963万6,000円を増額し、それに伴い居宅介護サービス計画費598万3,000円を増額し、利用者の増加により地域密着型介護サービス給付費3,849万6,000円を増額し、施設介護サービス給付費におきまして、介護保険施設入所者が当初見込みよりも下回ったことなどによりまして、7,967万7,000円を減額いたしております。 また、介護保険準備基金積立金につきましては、2,090万7,000円を減額し、介護従事者処遇改善臨時特例基金積立金として3,248万3,000円計上しております。 次に、歳入の主なものでございますが、介護保険料を1,200万円増額し、保険給付費の増額に伴い、国の介護給付費負担金で2,292万2,000円、支払基金介護給付費交付金で2,241万3,000円、大阪府の介護給付費負担金で1,314万1,000円をそれぞれ増額いたしております。 介護報酬改定に伴い介護従事者処遇改善臨時特例交付金として3,248万3,000円計上しております。 また、一般会計からの給付費繰入金で1,305万5,000円を増額いたしております。 以上の結果、歳入歳出それぞれ1億2,047万円の増額となりまして、補正後の予算総額は35億4,260万4,000円となっております。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第14号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、平成20年度高石市後期高齢者医療保険特別会計補正予算についてでございまして、歳入歳出予算の補正をお願いするものでございます。 まず、歳出からご説明申し上げます。 総務費で196万6,000円増額いたしております。これは、医療制度改正に伴うシステム改修の費用を計上するものでございます。 次に、後期高齢者医療広域連合納付金で523万8,000円増額いたしております。これは、保険基盤安定制度に係る納付額が確定し、増額分を計上するものでございます。 次に、歳入でございますが、繰入金で720万4,000円増額いたしております。一般会計繰入金のうち、事務費繰入金で196万6,000円、保健基盤安定繰入金で523万8,000円それぞれ増額するものでございます。 以上の結果、歳入歳出それぞれ720万4,000円の増額となりまして、補正後の予算総額は6億1,582万3,000円となっております。後期高齢者医療につきましては、医療保険制度の将来にわたる持続的かつ安定的な運用を確保するために創設されたもので、この新しい制度が適正に機能し運営されるよう広域連合と市が連携して説明責任を果たしつつ運営に当たる所存でございます。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第15号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、平成20年度高石市水道事業会計補正予算についてでございまして、資本的支出の予定額の補正をお願いするものでございます。 現在、泉北水道企業団及び大阪府営水道用水を給水している取石地区での緊急時のバックアップ対策として、高石配水場からの高圧ポンプによる送水設備を備えていますが、平成18年12月に泉北水道からの送水がストップしたことで高圧ポンプにより高石配水場から取石地区に逆に送水を実施しましたが、期待どおりの水圧力の確保を得ることができず、多大な電力消費を要し、水量消費の多い夏場では給水不能になることから、高地区での配水施設整備が必要となってまいります。 グリーンバンクが高地区に位置しており、大阪府営水道の送水管も前面道路に通っていることから市の水道管分岐にも有利であることや、将来に配水設備の増強をすることで、国道26号により東にあります西取石地区の低水圧を解消することが可能となります。 このようなことから、グリーンバンク面積3,133.38平方メートルを新たな配水施設の建設用地として購入するため、予算額2億3,100万円の補正をお願いするものであります。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第16号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、平成21年度高石市一般会計予算についてでございます。 本市財政は、これまで数次にわたる財政健全化計画案に基づき行財政改革を進めてきました。その結果、一定の効果が見られたものの、新たな行政課題への対応や、世界的な金融危機に端を発した経済不況により、依然として厳しい財政状況が続いております。さらに、平成19年6月に地方公共団体の財政の健全化に関する法律が施行され、平成19年度決算におきましては、財政健全化判断比率のいずれにおいても、早期健全化基準を下回る結果となったものの、将来負担比率に見られるように、今後の本市の財政運営は引き続き厳しいものがございます。 平成21年度当初予算の編成に当たっては、第四次財政健全化計画案に基づきまして、事務事業のさらなる効率化に向けた取り組みを行う一方、昨年度に引き続きまして、学校教育施設のさらなる耐震化や土地開発公社の経営健全化などの行政課題への取り組みをいたしております。 それでは、本予算の内容についてご説明を申し上げますので、お手元にご配付を申し上げております「平成21年度予算の概要」をごらんいただきたいと思います。それに沿いまして、主なものを中心にご説明させていただきます。 1ページをごらんください。一般会計の予算規模は217億6,260万8,000円で、対前年度比で11億4,774万円、率にして5.6%の増となっております。 次に、特別会計は129億1,097万8,000円となり、対前年度比で1億3,894万9,000円、率にして1.1%の減となっております。これは、老人保健制度におきます精算が進み、老人保健特別会計が対前年度比4億9,785万円、率にして96.3%の減となったことが大きな要因となっております。 次に、公社等会計におきましては、高石市土地開発公社が20億6,634万3,000円で、対前年度比10億1,601万2,000円、率にして96.7%の大幅な増となっておりますが、これは公社の経営健全化に向けた取り組みにより予算規模が大きくなったものでございます。また、財団法人高石保健医療センターにつきましては9億3,988万8,000円で、対前年度比4,440万1,000円、率にして5.0%の増となっております。 以上の結果、一般会計特別会計及び水道事業会計並びに公社等会計を合わせた平成21年度当初予算は395億6,786万6,000円となり、対前年度比で20億6,877万5,000円、率にして5.5%の増となったところでございます。 2ページには、他会計に対する繰り出し等及び一部事務組合に対する負担金の状況を記載いたしております。他会計に対する繰り出しは合計18億7,146万5,000円、対前年度比6,088万1,000円、率にして3.2%の減となっておりますが、この要因としましては、さきに述べました老人保健特別会計への繰出金が対前年度比で3,675万6,000円、率にして85.2%の大幅な減となったことが大きな要因となっております。 また、一部事務組合に対する負担金につきましては、昨年9月末、堺市高石市消防組合が解散し、同組合に対する負担金がなくなったことや、泉北環境整備施設組合負担金が対前年度比で1億4,522万8,000円の減となるなど、総額14億812万2,000円となり、対前年度比9億1,471万2,000円、率にして39.4%の減となっております。 3ページにつきましては、各種基金の積み立て等の状況でございますが、各基金の積立金及び平成21年度末残高見込額等を掲載いたしております。 続きまして、事務事業ごとの主な歳出予算につきまして、新規事業などを中心にご説明申し上げたいと存じます。5ページをご参照ください。 災害対策関係でございますが、災害時避難路整備工事費3,137万8,000円を計上いたしております。これは、災害時における避難路を確保するため、石油貯蔵施設立地対策等交付金を充当し、避難路を整備するものでございます。 同じく5ページのセーフティネット事業関係でございますが、事業委託料として1,780万円を計上いたしております。これは、大阪府の市町村に対する補助金が交付金化されたことに伴いまして、従来の小地域ネットワーク事業とコミュニティソーシャルワーカー配置事業を包含し、新たに実施するものでございます。 次に、6ページの障害者福祉事業関係でございますが、重度身体障害者人工呼吸器用自家発電機等給付事業として20万円計上いたしております。これは、重度の身体障害者の方が人工呼吸器用自家発電機を購入する経費の助成を行うものでございます。 また、住宅用火災警報器給付事業費としまして90万円を計上いたしております。これは、後段の高齢者福祉事業にございます住宅用火災警報器給付事業費160万円とあわせて給付するものでございまして、現行の障害者あるいは高齢者の日常生活用具給付等事業で対象外となっている方々に一定の資格条件を設けまして、自宅に火災警報器を設置した場合の購入費等の一部を補助するものでございます。 次に、8ページの街路整備事業関係でございますが、新村北線新設事業としまして用地買収費2億371万9,000円、鑑定委託料等700万円を計上いたしております。これは、第四次財政健全化計画案に基づき、土地開発公社からの買い戻しを進めるとともに、事業の進捗を図るものでございます。 次に、9ページの教育指導の充実につきましては、学力向上推進事業費120万円を計上いたしております。これは、府が実施しております小・中学校における学力向上推進事業による学習ドリル等の教材作成の経費でございます。 また、前年度から継続しておりますその他の事業経費につきましては、それぞれ概要に記載しておりますとおりでございますので、ご参照賜りたくお願い申し上げます。 以上が歳出予算についてでございます。 次に、12ページから13ページにかけましては歳出予算性質別内訳表を、14ページから15ページにかけましては歳出予算節別内訳表を、また16ページから17ページにかけましては歳入歳出予算の科目別の対前年度比較表を掲載いたしております。 次に、歳入予算につきましてご説明を申し上げます。 まず、市税収入でございますが、市民税は景気動向や平成20年度の決算見込み等を勘案しまして、44億1,270万円を計上いたしました。これは、対前年度比4億7,730万円、率にして9.8%の減となっております。特に、法人市民税におきましては、対前年度比6億3,530万円の減収を見込んでおります。 また、固定資産税につきましては53億6,000万円で、対前年度比3,000万円、率にして0.6%の減となっております。 以上の結果、市税全体といたしまして111億470万円となり、対前年度比で4億9,530万円、率にして4.3%の減となっております。 次に、地方交付税でございますが、普通交付税7億円、特別交付税5,000万円、合わせて7億5,000万円を計上いたしております。これは、対前年比で2億3,000万円、率にして44.2%の増となっております。 国庫支出金につきましては23億8,204万5,000円で、対前年度比4億1,066万5,000円、率にして20.8%の増となっております。 財産収入につきましては、土地売払収入15億1,030万円を見込んでおります。これは、対前年度比5億5,930万円、率にして58.8%の増となっております。 繰入金につきましては、保健医療基金繰入金2億2,796万9,000円を初めとして、合計で2億6,580万8,000円を計上いたしております。これは、対前年度比2億8,731万7,000円、率にして51.9%の減となっております。 市債につきましては、南海中央線新設事業債3億6,000万円を初め、臨時財政対策債8億3,470万円、退職手当債3億6,490万円など、合わせて20億2,070万円となり、対前年度比で6億6,600万円、率にして49.2%の増となっております。 次に、債務負担行為でございますが、高石市土地開発公社の金融機関に対する債務保証といたしまして、119億8,958万7,000円の限度額を設定いたしております。 また、一時借入金の借入限度額は60億円と設定させていただいております。 また、18ページには主な投資的経費を一覧表にしております。 最後に、公共下水道事業特別会計の主な事業の施行予定箇所を図面に表示いたしておりますので、ご参考に供していただきたいと存じます。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第17号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、平成21年度高石市国民健康保険特別会計予算についてでございまして、平成21年度の本予算の概要でございますが、歳入歳出予算総額は67億9,219万円でございます。これを平成20年度当初予算と比較いたしますと、1億2,331万5,000円、1.8%の増となっております。 歳出からご説明申し上げます。 主なものといたしまして、保険給付費は45億7,284万1,000円を計上いたしており、前年度比で7,266万円、1.6%の増といたしております。 次に、後期高齢者支援金等は7億5,678万2,000円、前年度比で8,524万4,000円、12.7%の増といたしております。 次に、老人保健拠出金は1,414万4,000円、前年度比で1億9,802万8,000円、93.3%の減といたしております。これは、老人保健法の改正により減となったものでございます。 次に、介護納付金は2億6,076万6,000円、前年度比で1,263万4,000円、4.6%の減といたしております。 次に、共同事業拠出金は9億3,616万3,000円、前年度比で1億7,568万4,000円、23.1%の増といたしております。 次に、保健事業費は6,575万2,000円、前年度比で887万6,000円、15.6%の増といたしております。 次に、公債費は3,015万円、前年度比で675万円、28.9%の増といたしております。 続きまして、歳入でございます。 保険料は17億6,968万3,000円、前年度比で2,155万8,000円、1.2%の減といたしております。 次に、国庫支出金は17億3,561万8,000円、前年度比で4,646万8,000円、2.8%の増といたしております。 次に、療養給付費交付金は2億8,425万6,000円、前年度比で8,020万8,000円、22.0%の減といたしております。これは、退職者医療制度が段階的に廃止されるため減少するものでございます。 次に、前期高齢者交付金は13億8,007万7,000円、前年度比で1億8,068万7,000円、15.1%の増といたしております。 次に、府支出金は3億6,840万2,000円、前年度比で1,756万5,000円、5.0%の増といたしております。 次に、共同事業交付金は8億1,711万円、前年度比で5,702万3,000円、7.5%の増といたしております。 次に、繰入金は4億3,356万6,000円、前年度比で7,695万6,000円、15.1%の減といたしております。 この繰り入れは法定繰入分で、保険基盤安定繰入金、職員給与費等繰入金、出産育児一時金等繰入金、財政安定化支援事業繰入金の4項目に対する繰り入れでございます。 国民健康保険事業の運営は、高齢化等による医療費が増嵩する一方、保険料収入が伸び悩むなど、国民健康保険財政の脆弱性が顕著にあらわれ、今後も厳しい財政運営が予測されます。 このような状況の中、医療制度改革が進められ、75歳以上の方を対象とする後期高齢者医療制度が創設されるなど、医療制度を取り巻く環境は大きく変わってきております。市民の健康を守る国民健康保険の健全財政の推進を図るべく、保険料の適正賦課、収納率向上、また医療費の適正化等、収支両面にわたり、より一層の努力を行う所存でございます。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第18号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、平成21年度高石市老人保健特別会計予算についてでございまして、後期高齢者医療制度が平成20年度から始まり、老人保健特別会計は、旧老人保健法に係る医療費等の精算後廃止される予定となっており、予算的には大幅に縮小いたしております。このため、本会計の歳入歳出予算総額は1,937万8,000円、前年度比で4億9,785万円、96.3%の減となっております。 まず、歳出でございますが、主なものといたしまして、総務費で69万1,000円計上いたしております。前年度比で288万円、80.7%の減でございます。 次に、医療諸費は1,312万円、前年度比で4億9,815万8,000円、97.4%の減といたしております。 次に、公債費は56万3,000円、前年度比で18万8,000円、50.2%の増といたしております。 次に、歳入でございますが、支払基金交付金は700万1,000円、前年度比で2億6,957万1,000円、97.5%の減といたしております。 次に、国庫支出金で400万円、前年度比で1億5,241万9,000円、97.7%の減といたしております。 次に、府支出金は100万円、前年度比で3,810万4,000円、97.4%の減といたしております。 次に、繰入金は637万円、前年度比で3,675万6,000円、85.2%の減といたしております。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第19号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、高石市公共下水道事業特別会計予算についてでございまして、平成21年度における本市の下水道整備は、流域関連公共下水道区域で約3ヘクタールの整備を予定いたしております。 これを含む平成21年度の歳入歳出予算の総額は、18億8,823万1,000円でございまして、前年度当初予算と比較いたしますと、1,288万1,000円、約0.68%の減額となっております。 まず、歳出金につきましては、総務費の総務管理費で3億146万4,000円を計上いたしております。 また、下水道施設管理費で6,859万2,000円、公共下水道建設費につきましては4億3,531万1,000円、流域下水道建設費で2,629万9,000円をそれぞれ計上いたしております。 公債費につきましては、下水道事業債の償還元金及び利子の支払いに10億5,156万5,000円を計上いたしております。 次に、歳入の主なものでございますが、受益者負担金で948万5,000円、使用料で4億8,960万1,000円、国庫補助金で5,500万円、一般会計繰入金で7億7,023万1,000円、市債で5億5,890万円をそれぞれ計上いたしております。 なお、一時借入金の最高額は6億5,000万円とさせていただいております。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、議案第20号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、平成21年度高石市墓地事業特別会計予算についてでございまして、歳入歳出予算の総額は3,042万1,000円でございまして、これは平成20年度当初予算と比較いたしまして19万円、約0.6%の減となっております。 まず、歳出につきましては、墓地管理費で327万9,000円を計上いたしております。 主なものといたしまして、管理委託等で143万9,000円、墓地の返還による使用料等の還付金といたしまして108万4,000円を計上しております。また、諸支出金で基金積立金といたしまして2,648万2,000円を計上しております。 次に、歳入につきまして、使用料及び手数料で2,927万5,000円を計上しております。主なものといたしまして、永代使用料2,200万円、管理手数料727万2,000円を計上いたしております。また、繰入金といたしまして、今年度分管理費用分114万6,000円を計上いたしております。墓地の全区画680区画のうち、平成20年度末の使用許可区画が約560区画と見込まれ、今後は残りの約120区画を募集する予定であります。既に起債の償還は完了いたしておりますが、今後も厳しい財政運営が予想されますので、維持管理経費の縮減に努め、累計赤字の解消と浜墓地の適正な管理を図ってまいりたいと存じております。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第21号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、平成21年度高石市介護保険特別会計予算についてでございまして、歳入歳出予算総額は35億6,051万5,000円でございまして、これを平成20年度当初予算と比較いたしますと、2億3,343万3,000円の増加で、7.0%の増加となっています。 まず、歳出についてでございますが、総務費につきましては、対前年度比で1.4%、185万4,000円減の1億2,799万円を計上いたしております。 保険給付費につきましては、対前年度比で10.1%、3億584万1,000円増の33億3,287万8,000円を計上いたしております。 また、基金積立金につきましては、対前年度比で59.5%、3,538万2,000円減の2,405万4,000円を計上いたしております。 地域支援事業費につきましては、対前年度比で7.6%、521万8,000円増の7,389万1,000円を計上しております。 次に、歳入についてでございますが、保険料につきましては、対前年度比で7.5%、5,376万9,000円減の6億6,775万8,000円を計上いたしております。 また、国庫支出金につきましては、対前年度比で11.6%、7,869万8,000円増の7億5,449万円、支払基金交付金につきましては、対前年度比で6.5%、6,126万2,000円増の10億826万8,000円、府支出金につきましては、対前年度比で8.3%、3,807万5,000円増の4億9,938万1,000円を計上いたしております。 また、一般会計繰入金につきましては、介護給付費繰入金といたしまして4億1,661万円、その他の繰入金といたしまして1億4,028万4,000円をそれぞれ計上し、新たに基金繰入金といたしまして7,364万5,000円計上いたしまして、対前年度比で20.9%、1億916万7,000円の増額となっております。 介護保険制度につきましては、本年度が第4期介護保険事業計画の初年度に当たるわけでございまして、介護保険料の改定が見込まれるところですが、介護予防や介護サービスの充実を図り、地域支援事業等をさらに推進するとともに、介護給付費の適正化に取り組み、介護保険事業の円滑な実施に努めてまいりたいと存じます。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第22号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、高石市後期高齢者医療保険特別会計予算についてでございまして、歳入歳出予算総額は6億2,024万3,000円でございます。 これを平成20年度当初予算と比較いたしますと、1,522万4,000円、2.5%の増となっております。 本特別会計は、ご承知のとおり、高齢者医療制度の創設に伴い、府下全市町村が加入する大阪府後期高齢者医療広域連合が設立され、広域連合が行う事務と市町村が行う事務についてそれぞれ条例で定め、運営を行うこととなっています。これにより市町村は特別会計を置くものでございます。 市町村は、保険料の徴収並びに受付事務を行うこととなっておりますが、市町村は徴収した保険料等の大部分を広域連合へ納付するというものです。 歳出からご説明申し上げます。 総務費は1,205万3,000円、対前年度比で769万3,000円の増といたしております。 次に、後期高齢者医療広域連合納付金は6億418万9,000円、前年度比553万2,000円、0.9%の増といたしております。この額は予算総額の97.4%を占めています。 次に、諸支出金は100万1,000円、予備費としては300万円計上いたしております。 歳入といたしまして、後期高齢者医療保険料は5億2,597万6,000円、前年度比で197万9,000円、0.4%の減といたしております。 次に、使用料及び手数料は5万1,000円といたしております。 次に、繰入金は9,421万2,000円、前年度比で1,721万7,000円、22.4%の増といたしております。 次に、諸収入は4,000円、前年と同額といたしております。 後期高齢者医療につきましては、医療保険制度の将来にわたる持続的かつ安定的な運営を確保するために創設されたもので、この新しい制度が適正に機能し運営されるよう、広域連合と市町村が連携して説明責任を果たしつつ運営に当たる所存でございます。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第23号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、平成21年度高石市水道事業会計予算についてでございまして、本年度は給水戸数2万5,000戸に対しまして年間で733万立方メートル、1日平均で2万82立方メートルの配水を予定いたしております。 本年度は、前年度に引き続き下水道事業に伴う配水管の移設工事を行います。 また、漏水調査により、漏水防止に努める所存でございます。これらの業務量に要します収益的支出で14億9,044万5,000円を計上いたしております。 主な費用といたしましては、府営水道及び泉北水道からの受水費に6億2,452万8,000円、職員給与費に3億3,160万円、下水道事業に伴う配水管の移設工事に6,852万2,000円、企業債の支払利息に5,630万1,000円などのほか、消費税に3,026万円、特別損失に719万円をそれぞれ計上いたしております。 これに対します収益的収入は15億7,061万8,000円を計上いたしております。 主な収入といたしましては、水道料金収入で13億7,807万9,000円でございます。 次に、下水道工事に伴います受託工事収益で8,224万6,000円、下水道料金徴収受託料などをその他営業収益といたしまして5,743万円、また水道利用加入金に1,762万4,000円をそれぞれ計上いたしております。 次に、水道施設の建設改良のための資本的支出でございますが、2億1,123万6,000円を計上いたしておりまして、市内配水管布設替え工事及び緊急連絡管整備工事に3,007万6,000円、企業債の元金償還に1億7,916万円をそれぞれ計上いたしております。 なお、これらに充当いたします資本的収入といたしましては、工事負担金などで181万円を計上いたしておりますが、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額2億942万6,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金などで補てんさせていただいております。 以上によりまして、平成21年度の予算総額は17億168万1,000円と相成っております。 今後とも水道事業の使命であります良質な水の安定給水と市民サービスの向上に努めてまいりたいと存じております。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第24号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本件は、財産の処分についてでございまして、平成21年2月10日に実施しました一般競争入札による高砂野球場跡地売却について、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 内容につきましては、所在地、高石市高砂3丁目41番、地目は宅地、面積は9064.83平米、売却金額は5億189万9,594円、売却の相手方は東京都千代田区六番町5番地、株式会社日陸となっております。 どうかよろしくご可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第25号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、市道路線の認定についてでございまして、今回、11路線の認定をお願いするものでございます。 認定箇所につきましては、議案に添付しております参考資料の図面に表示しております。 内容についてでございますが、今回の11路線はすべて開発行為に伴い当該開発区域内に新設され、本市開発始指導要綱に基づいて開発者から帰属されました道路を市管理道路として管理しておりましたが、市認定基準に合致しておりますので、市道として認定しようとするものでございます。 つきましては、道路法第8条第2項の規定によりまして議会の議決を求めたく、ご提案をさせていただいた次第でございます。 どうかよろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(奥田悦雄君)  本件、議案第4号から議案第25号までの22議案につきましては、それぞれ所管の委員会へ付託の上、審査することにいたします。 この時点で、暫時休憩いたします。     (午前11時52分 休憩)     -------------     (午後1時13分 再開) ○議長(奥田悦雄君)  休憩前に引き続きまして、本会議を再開いたします。 日程第24 諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 本件につきましては、議会運営委員会の決定に基づき、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。    (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、本件については委員会への付託を省略することに決しました。 理事者より提案説明を求めます。 ◎市長(阪口伸六君)  諮問第1号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、人権擁護委員の候補者の推薦についてでございまして、人権擁護委員の田中孝治氏の任期が平成21年9月30日をもちまして満了いたしますので、同氏を同委員の候補者として再び推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるため、ここにご提案させていただいた次第でございます。 なお、同氏の経歴につきましては、本諮問案に添付いたしておりますとおりでございまして、人格、識見ともすぐれた方で、人権擁護委員として適任であると確信いたしております。 どうかよろしくお願い申し上げます。 ○議長(奥田悦雄君)  本件につきましては、ご発言の通告を受けておりませんので、質疑、討論等を省略し、直ちに採決に入ります。 お諮りいたします。 諮問第1号は、これを異議ない旨答申することにご異議ございませんか。    (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦については異議ない旨答申することに決しました。 日程第25 諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 本件につきましては、議会運営委員会の決定に基づき、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。    (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、本件については委員会への付託を省略することに決しました。 理事者より提案説明を求めます。 ◎市長(阪口伸六君)  諮問第2号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 本案は、人権擁護委員の候補者の推薦についてでございまして、人権擁護委員の高橋妙子氏の任期が平成21年9月30日をもちまして満了いたしますので、同氏を同委員の候補者として再び推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるため、ここにご提案させていただいた次第でございます。 なお、同氏の経歴につきましては、本諮問案に添付いたしておりますとおりでございまして、人格、識見ともすぐれた方で、人権擁護委員として適任であると確信いたしております。 どうかよろしくお願い申し上げます。 ○議長(奥田悦雄君)  本件につきましては、ご発言の通告を受けておりませんので、質疑、討論等を省略し、直ちに採決に入ります。 お諮りいたします。 諮問第2号は、これを異議ない旨答申することにご異議ございませんか。    (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦については異議ない旨答申することに決しました。 日程第26 報告第1号 専決処分の報告についてから日程第28 報告第3号 専決処分の報告についてまでの3案件を議会運営委員会の決定により、関連共通議案として一括議題にいたしたいと存じます。これにご異議ございませんか。    (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、日程第26 報告第1号から日程第28 報告第3号までの3案件を関連共通議案として一括議題といたします。 ただいま一括議題となりました報告第1号から報告第3号までの3案件につきましては、議会運営委員会の決定に基づき、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。    (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、本件については委員会への付託を省略することに決しました。 順次、理事者より内容説明を求めることにいたします。 ◎市長(阪口伸六君)  報告第1号につきましてご説明申し上げます。 本件は、和解についてでございまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、報告書に記載のとおり、市長専決事項による専決処分に付しまして、同条第2項の規定によりまして議会にご報告申し上げるものでございます。 どうかよろしくご了承賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、報告第2号につきましてご説明申し上げます。 本件も、和解についてでございまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、報告書に記載のとおり、市長専決事項による専決処分に付しまして、同条第2項の規定によりまして議会にご報告申し上げるものでございます。 どうかよろしくご了承賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、報告第3号につきましてご説明申し上げます。 本件も、和解についてでございまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、報告書に記載のとおり、市長専決事項による専決処分に付しまして、同条第2項の規定によりまして議会にご報告申し上げるものでございます。 どうかよろしくご了承賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田悦雄君)  報告第1号、報告第2号及び報告第3号につきましては、ご発言の通告を受けておりませんので、報告第1号、第2号及び第3号の専決処分の報告については、地方自治法第180条第1項及び同条第2項の規定に基づく報告があったものとして処理いたします。 日程第29 報告第4号 平成21年度高石市土地開発公社事業計画、予算及び資金計画の報告についてから、日程第31 報告第6号 平成21年度財団法人高石施設管理公社事業計画及び予算の報告についてまでの3案件を議会運営委員会の決定により、一括議題にいたしたいと存じます。 これにご異議ございませんか。    (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、日程第29 報告第4号から日程第31 報告第6号までの3案件を一括議題といたします。 ただいま一括議題となりました報告第4号から報告第6号までの3案件につきましては、地方自治法第243条の3第2項及び同法施行令第173条第1項の規定により、議会に書類が提出されたものでありますが、本件、議会運営委員会の決定に基づき、予算委員会へ付託の上、報告を受けることにいたしたいと存じます。これにご異議ございませんか。    (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、報告第4号から報告第6号までの3案件につきましては、予算委員会において報告を受けることにいたします。 日程第32 報告第7号 寄附金収受の報告についてを議題といたします。 本件につきましては、議会運営委員会の決定に基づき、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。    (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、本件につきましては委員会への付託を省略することに決しました。 本件につきまして、理事者より内容説明を求めることにいたします。 ◎市長(阪口伸六君)  報告第7号につきましてご説明申し上げます。 本件は、寄附金収受の報告についてでございまして、報告書に記載の方から寄附の申し出があり、これをありがたく収受いたしましたので、ご報告申し上げるものでございます。 なお、この寄附金につきましては、寄附者の趣意に沿いまして活用させていただく所存でございます。 どうかよろしくご了承賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田悦雄君)  本件につきましては、ご発言の通告を受けておりませんので、報告第7号 寄附金収受の報告については、報告があったものとして処理いたします。 日程第33 報告第8号 平成20年度定期監査結果報告を議題といたします。 本件につきましては、議会運営委員会の決定に基づき、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。    (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、本件につきましては委員会への付託を省略することに決しました。 本件につきまして、監査委員事務局より内容説明を求めることにいたします。 ◎監査委員事務局長(藤原喜義君)  報告第8号、平成20年度定期監査の結果につきまして、監査委員事務局より、監査委員にかわりましてご報告申し上げます。 本件は、地方自治法第199条第1項、第2項及び第4項の規定によりまして、平成20年9月12日から11月17日にかけまして、政策推進部及び農業委員会事務局の定期監査を実施いたしたものを同条第9項の規定によりまして、既にご配付させていただいております報告書のとおり提出させていただいたものでございます。 どうかよろしくご了承賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田悦雄君)  本件につきましては、ご発言の通告を受けておりませんので、報告第8号 平成20年度定期監査結果報告は、地方自治法第199条第9項の規定に基づく報告があったものとして処理いたします。 日程第34 報告第9号 例月現金出納検査結果報告を議題といたします。 本件につきましては、議会運営委員会の決定に基づき、委員会への付託を省略することにご異議ございませんか。    (異議なしの声あり) ご異議なしと認めます。 よって、本件につきましては、委員会への付託を省略することに決しました。 本件につきまして、監査委員事務局より内容説明を求めることにいたします。 ◎監査委員事務局長(藤原喜義君)  報告第9号、例月現金出納検査の結果につきまして報告申し上げます。 監査委員事務局より、監査委員にかわりましてご報告申し上げます。 本件は、地方自治法第235条の2第1項の規定によりまして、平成20年度の平成20年10月分及び11月分の一般会計、各特別会計及び水道事業会計の現金出納につきまして検査を執行いたしたものを同条第3項の規定によりまして、既にご配付させていただいております報告書のとおり提出させていただいたものでございます。 どうかよろしくご了承賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(奥田悦雄君)  本件につきましては、ご発言の通告を受けておりませんので、報告第9号 例月現金出納検査結果報告は、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく報告があったものとして処理いたします。 本日は、これにて散会いたします。     (午後1時27分 散会)...