羽曳野市議会 > 2020-05-08 >
令和 2年第 1回 5月臨時会−05月08日-01号

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  1. 羽曳野市議会 2020-05-08
    令和 2年第 1回 5月臨時会−05月08日-01号


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    最終取得日: 2021-08-07
    令和 2年第 1回 5月臨時会−05月08日-01号令和 2年第 1回 5月臨時会                   目      次                △開  会  午前10時1分 〇議長挨拶(議長 金銅宏親)………………………………………………………………………… 4 〇市長挨拶(市長 北川嗣雄)………………………………………………………………………… 4                △開  議  午前10時10分 〇日程第1 会議録署名議員の指名(1番 外園康裕、15番 田仲基一)……………………… 6 〇日程第2 会期の決定(5月8日の1日限り)…………………………………………………… 6 〇日程第3 報告第1号「専決処分の報告について(羽曳野市国民健康保険条例の一部を改正する条例)」付議        …………………………………………………………………………………………… 6   1. 報 告(保健福祉部長保険健康室長 川浦幸次)……………………………………… 6   1. 質 疑(広瀬公代)…………………………………………………………………………… 7   1. 答 弁(保健福祉部長保険健康室長 川浦幸次)……………………………………… 7   1. 要 望(広瀬公代)…………………………………………………………………………… 8   1. 採 決(承 認)……………………………………………………………………………… 9 〇日程第4 報告第2号「専決処分の報告について(羽曳野市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例)」付議        …………………………………………………………………………………………… 9
      1. 報 告(保健福祉部長保険健康室長 川浦幸次)……………………………………… 9   1. 採 決(承 認)………………………………………………………………………………10 〇日程第5 報告第3号「専決処分の報告について(令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第1号))」付議        ……………………………………………………………………………………………10   1. 報 告(総務部理事 金森 淳)……………………………………………………………10   1. 質 疑(花川雅昭)……………………………………………………………………………11   1. 答 弁(市長公室部長 清水淳宅)…………………………………………………………12   1. 答 弁(市長 北川嗣雄)……………………………………………………………………12   1. 要 望(花川雅昭)……………………………………………………………………………14   1. 質 疑(笹井喜世子)…………………………………………………………………………15   1. 答 弁(総務部理事 金森 淳)……………………………………………………………15   1. 答 弁(保健福祉部長保険健康室長 川浦幸次)………………………………………16   1. 答 弁(生活環境部長 松永秀明)…………………………………………………………16   1. 答 弁(危機管理室長 佐藤貴司)…………………………………………………………16   1. 答 弁(教育次長 上野敏治)………………………………………………………………16   1. 要 望(笹井喜世子)…………………………………………………………………………17   1. 採 決(承 認)………………………………………………………………………………18 〇日程第6 報告第4号「専決処分の報告について(令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第2号))」付議        ……………………………………………………………………………………………18   1. 報 告(総務部理事 金森 淳)……………………………………………………………18   1. 質 疑(田仲基一)……………………………………………………………………………19   1. 答 弁(市長公室部長 清水淳宅)…………………………………………………………19   1. 要 望(田仲基一)……………………………………………………………………………20   1. 質 疑(渡辺真千)……………………………………………………………………………20   1. 答 弁(こども未来室長 森井克則)………………………………………………………21   1. 答 弁(市長公室部長 清水淳宅)…………………………………………………………21   1. 要 望(渡辺真千)……………………………………………………………………………22   1. 採 決(承 認)………………………………………………………………………………23 〇日程第7 報告第5号「専決処分の報告について(令和2年度羽曳野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号))」付議        ……………………………………………………………………………………………23   1. 報 告(保健福祉部長保険健康室長 川浦幸次)………………………………………23   1. 質 疑(広瀬公代)……………………………………………………………………………24   1. 答 弁(保健福祉部長保険健康室長 川浦幸次)………………………………………24   1. 要 望(広瀬公代)……………………………………………………………………………25   1. 採 決(承 認)………………………………………………………………………………25 〇日程第8 議案第35号「特別職の職員の給与の特例に関する条例の制定について」付議……25   1. 提案理由の説明(市長公室理事 高井基晴)………………………………………………25   1. 質 疑(笠原由美子)…………………………………………………………………………26   1. 答 弁(総務部理事 金森 淳)……………………………………………………………27   1. 答 弁(総務部長 白形俊明)………………………………………………………………27   1. 要 望(笠原由美子)…………………………………………………………………………28   1. 採 決(即日原案可決)………………………………………………………………………28 〇日程第9 議案第36号「令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第3号)」付議……………28   1. 提案理由の説明(総務部理事 金森 淳)…………………………………………………28   1. 質 疑(渡辺真千)……………………………………………………………………………29   1. 答 弁(こども未来室長 森井克則)………………………………………………………29   1. 答 弁(教育次長 上野敏治)………………………………………………………………29   1. 答 弁(市長公室部長 清水淳宅)…………………………………………………………30   1. 要 望(渡辺真千)……………………………………………………………………………30   1. 採 決(即日原案可決)………………………………………………………………………31 〇日程第10 議案第37号「令和2年度羽曳野市水道事業会計補正予算(第1号)」付議………31   1. 提案理由の説明(水道局長下水道部長 戸成 浩)……………………………………31   1. 質 疑(若林信一)……………………………………………………………………………32   1. 答 弁(水道局長下水道部長 戸成 浩)………………………………………………32   1. 要 望(若林信一)……………………………………………………………………………33   1. 採 決(即日原案可決)………………………………………………………………………34 〇日程第11 議員提出議案第1号「羽曳野市議会の議員の期末手当の特例に関する条例の制定について」付議        ……………………………………………………………………………………………34   1. 提案理由の説明(樽井佳代子)………………………………………………………………34   1. 採 決(即日原案可決)………………………………………………………………………35                △閉  会  午後零時14分 〇令和2年5月8日羽曳野市議会第1回臨時会が羽曳野市議会議事堂に招集された。 〇令和2年5月8日 第1日目 〇出席議員は次のとおりである。   1番   外 園 康 裕   2番   通 堂 義 弘   3番   笠 原 由美子   4番   百 谷 孝 浩   5番   竹 本 真 琴   6番   花 川 雅 昭   7番   樽 井 佳代子   8番   金 銅 宏 親   9番   広 瀬 公 代   10番   渡 辺 真 千   11番   笹 井 喜世子   12番   若 林 信 一   13番   上 薮 弘 治   14番   今 井 利 三   15番   田 仲 基 一   16番   黒 川   実   17番   松 村 尚 子   18番   松 井 康 夫 〇説明のため出席した者は次のとおりである。   市長       北 川 嗣 雄   副市長      安 部 孝 人   副市長      樽 井 市 治   教育長      麻 野 多美子   市長公室部長   清 水 淳 宅   総務部長     白 形 俊 明   保健福祉部長保険健康室長            川 浦 幸 次   生活環境部長   松 永 秀 明   水道局長下水道部長            戸 成   浩   教育次長     上 野 敏 治   市長公室理事   高 井 基 晴
      こども未来室長  森 井 克 則   総務部理事    金 森   淳   危機管理室長   佐 藤 貴 司 〇議会事務局   局長       山 下 和 男   次長       松 川 貴 至   課長補佐     森 本 美津子   課長補佐     竹 中 雅 世   課長補佐     内 本 祐 介   主幹       金 銅 菜保子 〇議事日程は次のとおりである。  日程第1      会議録署名議員の指名  日程第2      会期の決定  日程第3 報告第1号      専決処分の報告について(羽曳野市国民健康保険条例の一部を改正する条例)  日程第4 報告第2号      専決処分の報告について(羽曳野市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例)  日程第5 報告第3号      専決処分の報告について(令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第1号))  日程第6 報告第4号      専決処分の報告について(令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第2号))  日程第7 報告第5号      専決処分の報告について(令和2年度羽曳野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号))  日程第8 議案第35号      特別職の職員の給与の特例に関する条例の制定について  日程第9 議案第36号      令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第3号)  日程第10 議案第37号      令和2年度羽曳野市水道事業会計補正予算(第1号)  日程第11 議員提出議案第1号      羽曳野市議会の議員の期末手当の特例に関する条例の制定について     午前10時1分 開会 ○議長(金銅宏親)  おはようございます。  令和2年羽曳野市議会第1回臨時会の開会に当たり、一言ご挨拶申し上げます。  本臨時会には、猛威を振るう新型コロナウイルス感染症に関連する予算や条例の制定など緊急かつ重要な議案の提出がなされています。それぞれに十分なるご審議をよろしくお願いいたします。  まず初めに、新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、罹患された方々に心よりお見舞い申し上げます。  また、医療従事者を初め最前線でご尽力いただいておる皆様に深く感謝申し上げます。  皆様も、御存じのとおり、去る5月4日には、政府は新型コロナウイルス感染拡大を受けた緊急事態宣言を5月31日まで延長することを発表しました。収束の兆しが見えず、持久戦の覚悟が必要な状況でありますが、市長を先頭に理事者の皆様、我々市議会議員、そして全ての市民が一丸となり、この試練を乗り越えなければなりません。  理事者の皆様におかれましては、できる限り対策を講じ、感染拡大の防止に努めていただきますよう強くお願いを申し上げまして、簡単でございますがご挨拶とさせていただきます。  なお、本日の臨時会は、議場の換気はもちろんのこと、特例としてマスク着用の義務化と飲料の持ち込みを可能にしておりますので、皆様のご協力をお願いいたしたいと思います。  続きまして、北川市長、ご挨拶をお願いいたします。    〔市長 北川嗣雄 登壇〕 ◎市長(北川嗣雄)  皆様、改めておはようございます。  本日は臨時議会開催をいただきましてまことにありがとうございます。  今、議長のほうからのご挨拶にもございましたように、今回、私ども臨時議会をお願いさせていただきました。その内容については、もう既にご承知のとおり、国からの施策、府からの施策、そしてまた当市独自の施策もございます。しっかりと市民の皆さんの生活に寄り添って、私ども今できることをしっかりとさせていただきたいなという強い思いを持たせていただいているところであります。  議長からも、今お話しございました5月6日までの非常事態宣言が延長されました。特に、大阪は東京と同じく13の特別警戒地域として維持をされているところであります。  ただ、5月のこの半ばにもそれぞれの地域の状態によって判断をしていく、解除の方向もあるということが一定の道筋として示されておりますけれども、しっかりと私どもは現実の私どもの市民の皆さんの生活というのを捉え、受けとめさせていただきながら、その対応を進めてまいりたいなというふうに思っているところであります。  今、当市で感染された方は10名いらっしゃいます。いずれもそれぞれ軽症という形で伺っているところでありますけれども、そのことにつきましては決して油断を許さずに私ども今できることをしっかりと、重ねて申し上げますけれども、させていただこうというふうに思っているところであります。  少し話が変わりますけれども、特別定額給付金の状況でございますけれども、今現在、マイナンバーカードでもう既に5月1日からお受けをさせていただいておりまして、現在まで781件の受け付けをさせていただいて、そして5月13日にはお手元に届くと思いますけれども、第1便といいますか、1便についても準備を整えさせていただいて、今発送の準備をさせていただいているところであります。  781件のうち129件、5月1日には135件の申請受け付けをさせていただきましたけれども、129件について発送の準備を今させていただいて、5月13日には申請された皆さんのお手元に届く運びとなっております。1週間に一度集計をさせていただいて、そしてできる限り早く市民の皆さんのお手元にこの定額給付金が届くように努力をさせていただこうというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。  そしてまた、今回のこのコロナに対する私どもの当市の施策でありますけども、決して、今本日の議会でお示しさせていただいている内容で、決して、私どももまた議員の皆様も、これだけで終わらない、しっかりとさらに市民の皆さんの側に立った形での施策をやるべきという思いを持っていらっしゃるというふうに思っておりますし、また私どもそのつもりでございます。  現在、お示しをさせていただいたのは、私どものコロナに対する姿勢の問題と、そして子どもたちをしっかりと支えて頑張っていただいている若いお父さんやお母さんについてのお手伝いをさせていただこう、そして非常にまだまだ満足できるものではありませんけれども、そういった水道料金など生活にかかわるところについても、基本料金については半年間無料にさせていただこう、こうした取り組みであります。  これにさらに市民が望んでいらっしゃることについて、議員の皆さんの、また正副議長のいろいろなご指導をいただきながら、その施策展開をしていきたいなというふうに思っております。  第2便につきましては、6月の議会がございますけども、それに上程させていただくべく、今現在検討させていただいております。とりわけ、高齢者施策についてどうなのか、あるいは子育てについてどうなのか、あるいは当市内でそれぞれ企業あるいはご商売されていらっしゃる皆さんについて今の形でどうなのか、こういったところについても今検討させていただいて、その具体的な施策を6月議会でお示しをさせていただきたいというふうに思っております。  しっかりと議員の皆さんと私どもが一つになって、このコロナに対する克服策を進めていきたいというふうに思っているところであります。  このコロナに対する施策を推進するには、いかに、何度も申しますけれども、市民の皆さんの側に立って寄り添った形の姿勢というのがまず問われるところであります。しっかりと皆さんと思いを共有して進めてまいりたいなというふうに思っているところであります。  私も議会の議員として皆さんと一緒に活動をさせていただきました。でき得る限り、私たち執行者側の思いだけを先行するんではなしに、しっかりと議会の皆さんとともに同じテーブルで意思統一、共有をさせていただいて進めることが肝心だというふうに思っておりますので、どうか議員の皆さんにおかれましても、今後ともご指導とご鞭撻をよろしくお願いをいたすところであります。  今回について、本当に議員の皆さんの重ねてのそれぞれの地域でそれぞれのお立場から当市にご協力をいただきまして本当にありがとうございます。どうかこれからもよろしくお願い申し上げて、まことに簡単措辞でありますけど本日の臨時議会の挨拶とさせていただきます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(金銅宏親)  ありがとうございました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜     午前10時10分 開議 ○議長(金銅宏親)  これより令和2年羽曳野市議会第1回臨時会を開会いたします。  出席議員数が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(金銅宏親)  日程第1、会議録署名議員を定めます。  本件は、会議規則の定めにより、議長において1番外園康裕議員、15番田仲基一議員を指名いたします。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(金銅宏親)  日程第2、会期を定めます。  本臨時会の会期を本日5月8日の1日限りといたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  ご異議なしと認めます。  よって、本臨時会の会期は本日5月8日の1日限りとすることに決しました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(金銅宏親)  それでは、これより議案等の審議に入るわけでありますが、その前に確認をさせていただきます。  議案等に係る質疑の回数は会議規則第55条の規定により2回となっておりますので、要望等を含めまして2回とさせていただきます。よろしくご了承のほどお願いいたします。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(金銅宏親)  日程第3、報告第1号「専決処分の報告について(羽曳野市国民健康保険条例の一部を改正する条例)」を議題といたします。  それでは、報告を求めます。  保険健康室長。    〔保健福祉部長保険健康室長 川浦幸次 登壇〕 ◎保健福祉部長保険健康室長川浦幸次)  報告第1号「専決処分の報告について」ご説明申し上げます。  地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを議会に報告し、その承認を求めるものでございます。   令和2年5月8日 提出          羽曳野市長 北川嗣雄
     次ページ、専決処分書をお開きください。  専決日は令和2年4月28日、処分事項は羽曳野市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定でございます。  新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に対し、傷病手当金を支給できるようにするため、あわせて新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した世帯の保険料の減免申請について特例を定めるものでございます。  1ページをごらんください。  制定附則に、第9条、第10条、第11条を加えます。  1点目、傷病手当金支給についてでございます。  附則第9条において、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金を規定します。  対象者としましては、給与等の支払いを受けている国民健康保険被保険者のうち、新型コロナウイルス感染症に感染した者または発熱等の症状があり感染が疑われる者。  支給対象となる日数は、労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から労務に服することができない期間のうち労務に服することを予定していた日。  支給額としまして、1日につき直近継続した3カ月の平均日給の3分の2に相当する額となります。  支給期間は、最長1年6カ月としております。  附則第10条において、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金と給与等の調整を規定しております。  2点目、保険料の減免の特例でございます。  附則第11条において、新型コロナウイルス感染症により申請できなかったやむを得ない理由があるときは、納期限後でも申請することができることとするため、読みかえの規定を定めるものでございます。  一部改正附則におきまして、公布の日から施行するとし、傷病手当金の支給を始める日は令和2年1月1日から規則の定める日、この日は令和2年9月30日を予定しております。  この間に属する場合について適用するとし、保険料の減免の特例については、当該保険料の納期限が令和2年2月1日から令和3年3月31日までの間に属する場合について適用することとしております。  3ページに新旧対照を添付しておりますので、ご参照の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(金銅宏親)  報告は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  広瀬公代議員。    〔9番 広瀬公代 質問席へ〕 ◆9番(広瀬公代)  おはようございます。  ただいま報告されました報告第1号「専決処分の報告について」の羽曳野市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、2点質問をします。  本報告は、国の施策として、新型コロナウイルス感染症対策として、国保の傷病手当の給付と保険料減免について当市の条例改正をされたものです。  今もかなり詳しくここにも載っていますけれども、2点質問をします。  まず1点目には、傷病手当については、既に始まっていまして、ホームページでも載っていましたが、傷病手当の対象、また申請に必要な書類、申請の方法、周知の方法を具体的に教えてください。  2点目には、第11条に減免についてが載っています。納期期限後であっても申請書を提出できるものとしての条例の一部改正だということですが、これについてもっと拡充をされているということも聞いておりますので、従来の減免とどのように違うのか、減免の内容、対象、申請手続の方法をどのようにするのか、郵送ではできないのか、周知の方法はどのようにされるのか、具体的に教えていただきますようお願いします。  以上です。 ○議長(金銅宏親)  保険健康室長。    〔保健福祉部長保険健康室長 川浦幸次 登壇〕 ◎保健福祉部長保険健康室長川浦幸次)  お答えいたします。  まず1点目、傷病手当金についてです。  傷病手当金の対象といたしましては、新型コロナウイルス感染症の相談、受診の目安として、風邪の症状や37度5分以上の発熱が4日以上続いている、高齢者や基礎疾患等のある方は2日程度続く、また強いだるさ(倦怠感)や息苦しさがある、の場合が示されております。これらいずれかに該当する方が対象、該当することとなってまいります。  次に、申請に必要な書類といたしましては、世帯主及びご本人からのご申請、労務に服することができない期間及び給与の額等を明らかにしていただく事業主様にご記入いただく申請書、傷病名、診療日数等を医療機関にご記入いただく申請書をご提出いただくこととなります。  帰国者・接触者外来を受診しないまま体調が改善した場合には、申請書にその旨を記載するとともに、事業主がこれを証明することで労務不能と認められたときは傷病手当金を支給することができるとされております。  また、結果として、新型コロナウイルス感染症に感染しなかった場合についても、取り扱いは同様となってまいります。  申請方法といたしましては、電話でご相談いただくことによって郵送での対応も取り扱うこととしております。  周知の方法ですが、既に市ウエブサイトに掲載しており、また6月号市広報紙への掲載を予定しております。  次に、保険料の減免についてお答えいたします。  新型コロナウイルス感染症に感染したことにより、主たる生計維持者がお亡くなりになられた、または重篤な傷病を負われたご世帯、これらの対象ご世帯について対象となる保険料全額が減免となってまいります。  次に、新型コロナウイルス感染症の影響により主たる生計維持者の事業収入、不動産収入、山林収入または給与収入の減少が見込まれ、これら事業収入等が前年と比較して3割以上の減少見込み、かつ保険料の算定における前年の合計所得金額が1,000万円以下であること、減少が見込まれる事業収入等以外の前年の所得の合計額が400万円以下であること、前年の合計所得や減少が見込まれる事業収入等の割合に応じて、2割から10割まで減免することとなります。  事業等の廃止や失業の場合には、前年の合計所得金額にかかわらず、対象保険料額が全て減免となります。  以上、保険料の減免対象は、所得割、均等割、平等割、全てを対象としております。  申請のお手続の方法ですが、主たる生計維持者がお亡くなりになられた、または重篤な傷病を負われたご世帯につきましては、そのことを明らかにしていただく書類等、この場合については郵送での対応を取り扱うこととしております。  事業収入等の減少、事業等の廃止または失業の場合においても、そのことを明らかにしていただく書類をお願いします。  周知の方法ですが、保険料の減免につきましては、現時点で令和2年度の賦課が確定しておりませんので、令和2年度分は本算定の時期に合わせてウエブサイトや納付書に同封するチラシ等で被保険者の方に周知する予定としております。  令和2年2月分及び3月分は、窓口、電話の納付相談において該当する方に適切に情報提供してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(金銅宏親)  広瀬公代議員。 ◆9番(広瀬公代)  お答えありがとうございました。  意見、要望を述べます。  傷病手当につきましては、病気やけがをしたときに安心して休めるようにと国保にも傷病手当をつけてほしい、また減免についても払える保険料にしてほしい、これが自営業者など国民健康保険の加入者の強い願いでした。  日本共産党は、コロナウイルスの影響で経済が急速に冷え込む中で、政府に国保の傷病手当、緊急減免を求めてきました。  今回は、新型コロナウイルス感染症に関しての緊急措置として、国民健康保険でも、給与所得の方だけですが休業補償がされたこと、また保険料の減免もこれまでのような所得割だけでなく保険料全てを対象にした減免や場合によっては10割減免なども行われるということでは、一定国保加入者の願いに応えたものだと思います。  申請書をもっと簡素化して、減免についても主たる生計維持者がお亡くなりになったり重篤な症状の場合は郵送も可ということですけれども、ほかの場合でも、外出の自粛規制がされている中で、申請の方法を対面でなくても電話の聞き取りや郵送で受け付けできるようにと改善していただくよう要望します。  また、周知の方法につきましては、傷病手当も市のホームページにも掲載もされていますけれども、文字が小さくてなかなか制度を知らない方は見つけにくくなっているように思いました。高齢の方にももっとわかりやすいようなホームページの改善もよろしくお願いします。  それから、傷病手当について、日本共産党の倉林国会議員の質問に、参議院の厚生労働委員会で政府は、自治体の裁量で対象を広げることは可能だと答えています。今回は、コロナウイルス感染にかかった方だけになっていますが、ぜひ拡充をお願いしたいと思います。  また、減免についても、厚生労働省の担当者は減収は見込みで判断をするとして、適用の可否は市町村の判断に任せることになると言っていますので、ぜひその辺の拡充もよろしくお願いします。  国や大阪府に補助金の増額も求めて、市としても基金なども利用して傷病手当や減免の対象の拡充、そして今年度の保険料の引き下げを求めて発言とさせていただきます。 ○議長(金銅宏親)  ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  質疑を終結いたします。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  討論を終結いたします。  お諮りいたします。  本件を承認することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  ご異議なしと認めます。  よって、報告第1号は承認されました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(金銅宏親)  日程第4、報告第2号「専決処分の報告について(羽曳野市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例)」を議題といたします。  それでは、報告を求めます。  保険健康室長。    〔保健福祉部長保険健康室長 川浦幸次 登壇〕 ◎保健福祉部長保険健康室長川浦幸次)  報告第2号「専決処分の報告について」ご説明申し上げます。  地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを議会に報告し、その承認を求めるものでございます。   令和2年5月8日 提出          羽曳野市長 北川嗣雄  次ページ、専決処分書をお開きください。  専決日は令和2年4月28日、処分事項は羽曳野市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定でございます。  改正内容でございます。  大阪府後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例附則第5条第1項の傷病手当金の支給に係る申請書の提出の受け付けを加えるものです。  後期高齢者医療は、大阪府後期高齢者医療広域連合が保険者であり、市町村において申請書の提出の受け付けを行うものです。  傷病手当金の内容につきましては、報告第1号「羽曳野市国民健康保険条例の一部を改正する条例」と同様でございます。  附則において、公布の日から施行するとしております。
     新旧対照表を添付しておりますので、ご参照の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(金銅宏親)  報告は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  質疑を終結いたします。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  討論を終結いたします。  お諮りいたします。  本件を承認することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  ご異議なしと認めます。  よって、報告第2号は承認されました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(金銅宏親)  日程第5、報告第3号「専決処分の報告について(令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第1号))」を議題といたします。  それでは、報告を求めます。  総務部理事。    〔総務部理事 金森 淳 登壇〕 ◎総務部理事(金森淳)  報告第3号「専決処分の報告について」説明申し上げます。  地方自治法第179条第1項の規定によりまして、去る4月28日に専決いたしました令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第1号)につきまして、同条第3項の規定により議会に報告し、承認いただくものでございます。   令和2年5月8日 提出          羽曳野市長 北川嗣雄  次ページに専決処分書を添付しております。  処分事項であります。令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第1号)について説明いたします。  予算書の1ページをお願いいたします。  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億8,998万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ444億5,142万9,000円とするものです。  本補正予算は、大阪府の休業要請支援金事業の補正予算が4月27日に可決成立したことを受け、本市の負担分を計上するなど、新型コロナウイルス感染症対策関連経費を追加補正したものでございます。  2ページをお願いします。  第1表歳入歳出予算補正でございます。  歳入では、15款国庫支出金、項1国庫負担金で生活困窮者住居確保給付金負担金970万2,000円を追加、項2国庫補助金で学校臨時休業対策費補助金480万9,000円を追加、19款繰入金で本補正の経費の財源として財政調整基金繰入金1億7,547万3,000円を追加しています。  次に、3ページ、歳出では、3款民生費、項1社会福祉費で住居確保給付金1,293万6,000円を追加、7款商工費、項1商工費で休業要請支援金事業負担金1億6,725万円を追加、9款消防費、項1消防費で感染症対策物資購入経費338万4,000円を追加、10款教育費、項6保健体育費で学校給食休止対応のための費用負担支援として、補填、補償費641万4,000円を追加しています。  なお、5ページからは、事項別明細書を添付しています。ご参照の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(金銅宏親)  報告が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  花川雅昭議員。    〔6番 花川雅昭 質問席へ〕 ◆6番(花川雅昭)  おはようございます。  ただいま報告を受けました報告第3号令和2年度一般会計補正予算(第1号)専決処分についてご質問申し上げます。  まず、質問の前に、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになりました皆様方に謹んで哀悼の意を表するとともに、ご家族、関係者にお悔やみを申し上げます。また、感染された皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。  そして、感染拡大防止に尽力されている医療関係者を初めとする多くの方々に衷心より敬意を表する次第でございます。  今回の専決処分されました補正予算(第1号)は、令和2年度の当初予算がスタートし、7日後の4月7日に新型コロナウイルス特措法における緊急事態宣言に基づき休業要請を受け、営業自粛に協力されている方々に対し、4月27日、大阪府は独自の休業要請支援事業を創設し、中小企業100万円、個人事業主50万円を支給すると示し、支援金の半分を市町村に対し負担金としてお願いするというものでありました。  この支援金による制度の決定についてはいろいろと手順的なものや市町村との間での財政力などから物議を醸し出しておりましたけども、最終的には府に同調する形となった次第でございます。  そして、今回の補正予算(第1号)には、あわせて感染症対策物資の購入や住居確保給付金、学校給食費の補填や補償等が組み込まれております。  そこで質問いたしますが、まず1つ目に、緊急事態宣言が発令され、特措法による影響による今回の補正予算約1億9,000万円の財源について、説明では財政調整基金と給付金や補填、補償費を財源とすると説明がありました。  しかし、これらの財源については大阪府は国からの地方創生臨時交付金を充当する予定と示しておりますが、当市への地方創生臨時交付金はどうなっているのでしょうか。  また、交付金の規模や使途などについて、現在わかる範囲で結構でございますんでお答えをいただきたいと思います。  次に、2つ目ですけども、当市の令和2年度事業には、さきの第1回定例会、3月議会にて議決されました事業があります。旧浅野家住宅のオキナ酒造建物を活用した羽曳野版DMO事業費や西部こども未来館、そしてタカキタフラワーガーデンや恵我ノ荘駅周辺整備事業など、事業化が現在進められております。  しかし、昨年から発生した新型コロナウイルス感染症により、4月7日に緊急事態宣言が発令され、企業や施設、店舗等の休業自粛により、経営はもとより雇用の問題、学校等の休校により保護者や家庭への身体的、生活費的な負担の問題、そして外出自粛など閉塞感や緊張感でストレスが高まっている多くの市民がおられます。  あわせて、複雑多岐な困窮な社会情勢となっており、市民の心までウイルスに脅かされて、まさに負のスパイラル、マイナスの渦に飲み込まれ、今後行く末が見えない状況にあります。  そして、市の独自の支援策として、後の補正予算(第3号)には具体的な支援に伴う議案も上程されておりますが、私は大きな視点から、市民に対して北川市長の考えをお聞きしたいと思います。  先ほど述べさせていただきました本年度事業に対し、不要不急、市民の命と生活を守るという状況から、市のトップとしてどのようにかじ取りを行い、このコロナウイルスの渦を乗り越えていこうとしているのか、気概のある答弁を、市長、よろしくお願いいたします。  以上、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(金銅宏親)  市長公室部長。    〔市長公室部長 清水淳宅 登壇〕 ◎市長公室部長清水淳宅)  花川議員からご質問の1点目、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について、順次ご答弁申し上げます。  議員お示しの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、国全体の補正予算規模は1兆円となっており、本市への交付限度額については、先日、大阪府を通じ、4億1,493万3,000円と通知がなされたところでございます。  本交付金は、新型コロナウイルス感染拡大を防止するとともに、感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援し、地方創生を図るため、緊急経済対策の全ての事項についての対応として、地方公共団体が地域の実情に応じてきめ細やかに必要な事業を実施できるよう、創設された交付金となっております。  本交付金の使途、用途についてですが、今回の交付対象事業としては、新型コロナウイルス感染拡大の防止及び感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活の支援を通じた地方創生に資する事業が交付対象とされており、緊急経済対策に掲げられた4つの柱である感染拡大防止策と医療提供体制の整備及び治療薬の開発、雇用の維持と事業の継続、次の段階としての官民を挙げた経済活動の回復、強靱な経済構造の構築のいずれかに該当する国庫補助事業等及び地方単独事業が対象とされています。  したがいまして、職員の人件費や用地費など一部対象とならない経費もございますが、市で実施する新型コロナウイルス感染症への対応等に関する事業についても、その対象となっており、議員ご質問の大阪府と共同で行う休業要請支援金事業に係る負担金については、本交付金の対象事業に当たるものと考えております。  現在、国から示された制度要綱に基づいて、市独自の施策も含めて対象となる事業について検討を行っているところであり、これらの検討が済み次第、速やかに対象事業を記載した実施計画を作成し、国の提出期日であります5月末までに必要な手続を行ってまいります。  いずれにいたしましても、本交付金の有効的な活用も含めて、今後も新型コロナウイルス感染症への対応や支援に努めてまいりたいと考えております。  私からの答弁は以上です。 ○議長(金銅宏親)  市長。    〔市長 北川嗣雄 登壇〕 ◎市長(北川嗣雄)  花川議員からは、特にコロナ対策に対する当市の市長としての思い、そういった決意というのをぜひ聞かせてほしいということでのお尋ねでございました。  本臨時議会の冒頭の挨拶にも申し上げましたように、一番私が大事にしておりますのは、いかに市民の側に立って物事を考えるのか、そしてそれをどう実行していくのかということでの、私はここが一番のポイントではないのかな、ポイントというよりも私の姿勢であります。  したがって、どう進めていくのか。それは私どもは、しっかりと、市民の皆さんにとって今一番必要なことを考えさせていただいて、そしてそれを議員の皆さんと一緒にそのことを共有して、そして一緒に進めていく。このことが一番大事だというふうに思っているところであります。  それが今回の臨時議会でのあらわれという形で、議員ひとつお受けとめをいただきたいというふうに思っています。  何を、どれをとりましても、私どもの今前に進めております事業については、市民の皆さんの生活を支える、そしてまたこれから5年先、10年先、20年先の羽曳野市のまちづくりを進めていく中で一番必要なものばかりであります。  しかしながら、今現在、このコロナによって一つの大きな試練を今私ども受けているところでありますけども、私は今回のコロナの対策を進める中で多く学ばせていただきました。これは職員も同じであります。  特に、対策本部会議を開催する、そしたらマスクはどうなっているんか、その対策本部の会議については、事務局は当市の危機管理室が事務局を担っているところでありますけども、そこでそのマスクについてはしっかりと、本来ならば通常の流れでありますと、マスクあるいは手首のこういった消毒については保健センターが担当しておる。保健センターがというような位置づけをしておりましたけれども、ここでしっかりと、今そうしたら備蓄物資の中にそうしたマスクは入っているのか、あるいは手首のそういったアルコールが入っているのか。この辺は危機管理室としてしっかりとそこは確認しておきなさい、もしそこで足りない、数量が足りないのだったら、それに対するふだんのそういった備蓄についてしっかりと目を向けて、そのふだんの仕事を進めるように。こういったことも指示をさせていただいております。  そしてまた、特に最近、議員も目についていただいたと思いますけども、墓山に通じる市道について工事をさせていただいた。そのときに、私はそこにおりました担当にこの後の舗装についてどんな形で考えているんかという話もさせていただきました。やはり世界遺産に通じる、この墓山古墳に通じるこの市道について当然舗装については一つのまた特色を生かした、羽曳野市の特色を生かした内容について考えております。こういった返答がありました。それで、私は普通というふうに思っています。  ですから、いかにこうしたコロナに対して今市で求められているそこをしっかり克服する、どう克服していくのかと、それは単にコロナだけの問題ではなしに、羽曳野市全体のことを考えて、そして前に進めていく。このことが私は一番必要なというふうに思っていますし、またそういった意識、職員についても今まさに目覚めているといいますか、持っていてくれて、そしてふだんの仕事をしてくれているというふうに思っています。  そういった思いで、特にこのタカキタガーデンであったり恵我ノ荘の駅前であったり、今さまざまな大きなプロジェクトが動きつつありますけども、それは一つ一つ私たちも、職員が、日々の仕事を進める中で、特にコロナ対策を進める中においてもしっかりと共有をしながらまちづくりを進めているということで、議員ぜひひとつご理解をいただきたいというふうに思っております。  私自身もこのコロナに対する思いというのは大阪府と共有をする、そしてまた国とも共有をしながら進めていきたい、進めてまいっております。特に、今、安倍首相についてはこの5月、延長したこの期間についてはまさに収束に向かっての一つの時期であるというふうに示されております。決して、私はその見方については誤ってはいない、正しい見方であるというふうに思っています。  したがって、現実のコロナに対する対応も進めながら、そして先々見えてくる子どもたちのやはりそういった次の段階に進む施策も含めて、しっかりと我々は受けとめながら進めさせていただきたいというふうに思っております。  そういった一つのあらわれが、今回この議会でお示しをいたしております幼稚園のそういった普通教室へのクーラーの設置もそうであります。幼稚園も、小学校の授業と同じようにやはり今お休みをさせていただいております。したがって、夏期の開園についてもやはり一定視野に入れておかなければならない。そのために、そのクーラーの設置はぜひ必要という形で思いをさせていただきました。  そういった思いで、常に先々を見据える中で、コロナの対策も一緒にしっかりと前に進めていきたい。特に、今課題については花川議員も私どもも同じ思いであります。しっかりと市民の皆さんが今改善して苦労されておるその生活実態をしっかりと我々が捕まえさせていただいて、そして、今お手伝いできること、しっかり進めさせていただこうというふうに思っています。  少し話が、答弁が長くなるかもわかりませんけども、今しっかりとこの16年間、そして議員も同じであります、しっかりと創意工夫を凝らしながら、限られた財源をいかにしっかりと基金として積み立てていって、そして今これを表に出そうとしているところであります。  今、ここでこの基金を使わずして、どこで使うのか、そこの問題であります。まちづくり、そしてまたコロナ対策について市民の生活をしっかりとその基金によって支えさせていただく。これが今私が当市にかけられた、市の市長としてかけられた仕事だというふうに思っておりますので、ひとつよろしくご理解のほどお願いをいたします。  答弁は以上とさせていただきます。 ○議長(金銅宏親)  花川雅昭議員。 ◆6番(花川雅昭)  ご答弁ありがとうございました。
     意見、要望を言わせていただきます。  まず、地方創生臨時交付金について答弁をいただきました。  国から、大阪府を通じ、現段階での臨時交付金として4億1,493万円と示され、使用用途についても、今回のコロナウイルス感染症による影響による地域経済や生活支援など、また感染拡大防止と医療体制整備、雇用や事業の維持など幅広い対象になると認識いたしました。  今後、緊急事態措置の延長による支援対策費の追加等を見据え、国の動向を注視していただき、何が何でも市民を守るという責務を、全力を尽くしていただき、生きた交付金の使い方を検討していただくことを強く要望いたします。  次に、市長からのお言葉を聞かせていただきました。市長として市民に対する思いやる、寄り添う気持ちがわかったように思いますが、私自身、少しストレスがたまったように思います。  今後も、引き続き羽曳野市政の総力を挙げ、市民の命と生活を守るために、次の施策も含め、市政のかじ取りをしていただくことを強く要望いたします。  最後に、新型コロナウイルス感染症との戦いは長期戦になることも予想されます。心の不安やストレスが増すと思いますが、一日も早くこの事態が収束し平穏な生活を取り戻せるよう心から願いまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(金銅宏親)  ほかに質疑はありませんか。  笹井喜世子議員。    〔11番 笹井喜世子 質問席へ〕 ◆11番(笹井喜世子)  報告第3号令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第1号)について質問をさせていただきます。  今回の補正は新型コロナウイルスの感染症対策関連の補正となっていることは承知をしております。そこで大きく6点質問させていただくところでしたが、6点目の質問は、今、花川議員の質問と重なりましたので、5点に絞ってさせていただきたいと思います。  第1点目、歳入を見ますと、民生費国庫負担金や教育費国庫補助金の補正もありますが、大きくは財政調整基金1億7,547万3,000円が繰り入れられております。  そこで財政調整基金を取り崩す要件、これをまず1点目にお聞きします。  2点目には、基金の現在の残高、また今後の見込みをお聞きいたします。  大きく2点目には、歳出では、社会福祉事業費で1,293万6,000円の補正となっています。国と市の負担割合、社会福祉事業費の住居確保給付金が1,293万6,000円の補正をされていますが、これまであった制度がコロナ対策でさらに拡充されたものと考えていますが、国、府、また市の負担割合、現在の申請数と給付件数をお聞きいたします。  3つ目には、商工振興費の休業要請支援金事業負担金、これが市負担が1億6,725万円とありますが、これは府と市が折半をしているというふうにお聞きしていますが、実際の負担割合はどうなのか、また対象件数をどのぐらい見込んでいるのか、お聞きします。  4つ目に、災害対策費は感染症対策物資として338万4,000円の物資が購入されるというふうになっておりますけれども、その内訳と、また感染が長引くことが考えられる中で、今後の物資確保についての考えをお聞きします。  5つ目には、学校給食費の感染症対策に伴う補填や補償費641万4,000円とありますけれども、どのような補填、補償なのか、また国と市の負担割合はどうなのか、今後もこうした補正はあるのかどうか、この5点について質問します。よろしくお願いします。 ○議長(金銅宏親)  総務部理事。    〔総務部理事 金森 淳 登壇〕 ◎総務部理事(金森淳)  ご質問の1点目、財政調整基金についてご答弁申し上げます。  まず、財政調整基金の使途についてですが、本市財政調整基金条例第5条で第1号、経済事情の変動等により財源が著しく不足する場合において、当該不足額を埋めるための財源を必要とするとき、第2号、災害により生じた費用の財源又は災害により生じた減収を埋めるための財源を必要とするとき、第3号、緊急に実施することが必要となった大規模な建設事業の費用その他やむを得ない理由により生じた費用の財源を必要とするとき、第4号、長期にわたる財源の育成のためにする財産の取得等のための費用の財源を必要とするときの4点、いずれかに該当する場合に限り、その財源に充てることができるとしています。  今回は、第2号により必要な事業に対する財源として財政調整基金繰入金を予算計上しています。  次に、財政調整基金の残高についてですが、令和元年度末見込み額は約32億3,000万円でございます。  以上でございます。 ○議長(金銅宏親)  保健福祉部長。    〔保健福祉部長保険健康室長 川浦幸次 登壇〕 ◎保健福祉部長保険健康室長川浦幸次)  私のほうから、住宅確保給付金についてお答え申し上げます。  給付金の財源構成といたしましては、国4分の3、市4分の1となっております。  次に、令和2年度に入ってからこの4月以降直近までの決定件数といたしましては8件、月額の支給決定額といたしまして計28万1,400円、これに原則3カ月、最大9カ月の支給となってまいります。  以上でございます。 ○議長(金銅宏親)  生活環境部長。    〔生活環境部長 松永秀明 登壇〕 ◎生活環境部長(松永秀明)  休業要請支援金についてお答えします。  休業要請支援金の負担割合は府と市町村それぞれ1対1となります。大阪府から示された資料によりますと、羽曳野市内においては対象となる法人が81社、個人事業主が507社と算出されています。  それぞれ100万円と50万円で計算した支援金総額が3億3,450万円となり、その50%負担として1億6,725万円の補正予算を計上させていただいています。  以上でございます。 ○議長(金銅宏親)  危機管理室長。    〔危機管理室長 佐藤貴司 登壇〕 ◎危機管理室長(佐藤貴司)  私からは、4点目の歳出、款9消防費、項1消防費338万4,000円の内訳及び今後の物資確保等について答弁させていただきます。  まず、今回の補正額の内訳につきましては、発注しておりますマスク2万8,000枚、購入額は約133万8,000円となっております。残額の204万6,000円につきましては、消毒液の購入を想定しております。  今後の物資確保等につきましては、今回の補正額はマスクと消毒液を想定しておりますが、早急な物資につきましてはマスク、消毒液にかかわらず購入を行っていきたいと考えております。  また、感染拡大対策が今後も必要な場合につきましては、今回の補正額では不足することも想定されます。必要な物資の購入につきましては、再度補正等の検討を行い、対応していきたいと考えております。  答弁のほうは以上となります。 ○議長(金銅宏親)  教育次長。    〔教育次長 上野敏治 登壇〕 ◎教育次長上野敏治)  議員からのご質問の5点目について、学校給食費の補填、補償費について順次ご答弁申し上げます。  学校給食費の補填、補償費の対象となる期間は、学校の一斉臨時休業に伴う令和2年3月2日から春期休業、いわゆる春休み前までの期間となっております。  また、対象となる経費は給食材料費及び違約金となります。  次に、市の負担についてですが、補助対象経費の4分の3が国庫補助金となっており、残り4分の1が市の負担となります。  なお、市が負担する4分の1については、その80%が特別交付税により措置されます。  最後に、今後補填や補償費が発生する可能性はあるのかについてですが、現在は冷凍等で保管している食材について学校の臨時休業が延長されたことにより消費期限等の関係で廃棄せざるを得ない給食材料については、補填等が発生する可能性があります。  なお、今後、学校給食会や事業者団体等の協議の結果を踏まえ、事業者に対する救済策が必要となった場合には、市長会等を通じて補助金等の要望を行っていきたいと考えております。  私からの答弁は以上です。 ○議長(金銅宏親)  笹井喜世子議員。 ◆11番(笹井喜世子)  それぞれご答弁大変ありがとうございました。  意見、要望を述べたいというふうに思います。  住居確保給付金につきましては、相談件数も今お聞きしましたが、今のところまだ8件でしたかね、ということでした。現在の決定数から見ても、まだまだ財源は十分あると考えられますし、これの制度の周知をしっかりとしていただいて、多くの方々がこの制度を使っていただけるよう、強く要望しておきます。  また、マスクや消毒液などの購入をされるということですが、今のところ想定というふうにお聞きしました。まだまだマスクや消毒液は購入したくても手に入らないという状況は続いているというふうに思います。ただ、入りましたら、必要なところに行き渡るように、それも危機管理室に備蓄をするというのではなく、各課としっかり連携をとって必要なところに必要なものだけをしっかりと必要なものを渡せるように、連携して取り組んでいただきますように要望しておきます。  コロナ感染症により、本当に市民の暮らしや営業が大変になっている中で、さらに5月31日までの緊急事態宣言が出され、学校の休校、外出や営業の自粛が続いて、医療の体制や検査体制の抜本的な強化とともに、暮らしと営業へのしっかりした補償がいよいよ必要になってきています。  しかし、残念ながら国で成立した補正予算ではメニューや金額、スピードなど、あらゆる面で不足しています。市として国に対し、医療、補償の抜本的措置を講じるためにも、第2次補正予算案で速やかにそうした措置が講じられるようにしっかりと強く求めていただくことを要望しておきます。  今回の補正は、財政調整基金を約1億7,500万円を取り崩して暮らしや営業の新型コロナ対策とされています。しかしながら、先ほどさきの議員のご答弁にもありましたけれども、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、これが羽曳野市には4億1,493万3,000円と通知されたとお聞きしました。  交付の使い道、用途などもお聞きしましたけれども、今回、先ほどもご答弁にありましたように、新型コロナウイルス関連対策に対して、こうしたものが活用できるということもお聞きをいたしました。先ほどありました休業要請支援金事業負担金などもこうしたことに活用できるものだというふうに思います。  また、財政調整基金の使い道についてもご答弁もいただきましたが、災害により生じた費用の財源または災害により減収を埋めるための財源を必要とするとき、ここにこの今回のコロナウイルス対策は充当できるというふうにお聞きもしましたので、これによってしっかり活用をされていくものだと思います。  今回、今、府内の他市でも財政調整基金を活用するなどして府の休業要請に該当しない事業者の独自支援を支給するとか、子育て世帯向けの子ども1人につき1万円を支給するなど、さまざまな施策が今打ち出されております。  外出や営業自粛が長期に続く中、市民が生活や営業に本当に大変、精神的にも経済的にも大変厳しい中である今こそ、暮らしや営業を支えることが自治体本来の責任と果たす役割ではないでしょうか。  羽曳野市でも、先ほど示されました地方創生臨時交付金4億円もあるわけです。その中からも、今使っている財政調整基金、こういったものも、これにも乗せられるということですので、さらにこれもしっかり活用するとともに、財政調整基金もさらなる活用ができるというふうに思います。  市長は、先ほどこうした基金もしっかり活用して対処していきたいというふうにも言っていただきましたけれども、スピード感を持って市民の声を反映させ、暮らしや営業を支えるための独自施策をしっかり立てていただくよう強く要望して意見といたします。 ○議長(金銅宏親)  ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  質疑を終結いたします。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  討論を終結いたします。  お諮りいたします。  本件を承認することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  ご異議なしと認めます。  よって、報告第3号は承認されました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(金銅宏親
     日程第6、報告第4号「専決処分の報告について(令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第2号))」を議題といたします。  それでは、報告を求めます。  総務部理事。    〔総務部理事 金森 淳 登壇〕 ◎総務部理事(金森淳)  報告第4号「専決処分の報告について」ご説明申し上げます。  地方自治法第179条第1項の規定によりまして、去る5月1日に専決いたしました令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第2号)につきまして、同条第3項の規定により議会に報告し、承認をいただくものでございます。   令和2年5月8日 提出          羽曳野市長 北川嗣雄  次ページに専決処分書を添付しております。  処分事項であります。令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。  予算書の1ページをお願いします。  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ113億2,535万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ557億7,678万4,000円とするものです。  第2条で、一時借入金借入最高額の補正を定めています。  本補正予算は、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策関係経費の補正予算が4月30日に可決成立したことを受け、追加補正したものでございます。  2ページをお願いします。  第1表歳入歳出予算補正でございます。  歳入では、15款国庫支出金、項2国庫補助金で子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費及び事務費補助金1億4,030万円を追加、特別定額給付金給付事業費及び事務費補助金111億8,505万5,000円を追加しています。  次に、3ページ、歳出では、2款総務費、項1総務管理費で特別定額給付金事業の給付金及び事務費111億8,505万5,000円を追加、3款民生費、項2児童福祉費で子育て世帯への臨時特別給付金事業の給付金及び事務費1億4,030万円を追加しています。  なお、5ページからは事項別明細書及び給与費明細書を添付しています。ご参照の上、ご承認いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(金銅宏親)  報告は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  田仲基一議員。    〔15番 田仲基一 質問席へ〕 ◆15番(田仲基一)  ただいま上程されております報告第4号令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第2号)について、2点質問します。  本補正予算は、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として国が行う国民一律10万円の特別定額給付金に対する予算措置が盛り込まれております。  緊急事態宣言の発令により、日常の生活が制限され収入が閉ざされている方など、給付される日を待ち望んでいる市民が大変多くおられることはご理解いただいていると思います。  そこで1つ目の質問ですが、当市においては郵送による申請者に対する特別定額給付金の振り込みは開始日が6月4日と報告を受けておりますが、月末の支払いや食料の確保など、少しでも早い給付を待ち望んでいる方、緊急性が高い方に対し、給付を早める対応が必要と考えます。  そこで1点目として、緊急性の高い方々への対応を要望したいと思います。  次に、郵送による申請方法の中身について、1点質問します。  国が事前に示した申請書の書式では、給付金の受取口座として水道料金や住民税の引き落とし口座などを選択する場合、振り込み口座先を書き込まなくても希望口座をチェックするだけでいい様式となっておりましたが、当市の申請書の様式にはその項目がありません。  手続を簡便化することは早い給付につながると考えていますが、当市ではどのような理由でこの部分を削除されたのか、お聞かせください。  以上2点について答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(金銅宏親)  市長公室部長。    〔市長公室部長 清水淳宅 登壇〕 ◎市長公室部長清水淳宅)  田仲議員のご質問に順次ご答弁申し上げます。  まず1点目、緊急性の高い方を対象に給付を早めることができないのかとのお尋ねですが、特別定額給付金の手続は、市から郵送された申請書を使った郵送申請方式と、マイナンバーカード所有者のみが利用可能なオンライン申請方式の二通りが基本となります。  郵送申請に関しましては、安全に安心した形でお届けするため、順次発送作業を進めておりますが、現段階では5月末ごろの発送予定となっており、いましばらくお時間をいただくこととなります。  議員お示しのとおり、新型コロナウイルス感染症の影響により仕事が減り、早期に給付金が必要な方が多数おられるということは市としても認識をしているところでございます。  DV被害者などの情報も本日付で一定把握し、データに反映できるようになりましたので、収入の急激な減少等により生活資金にお困りの方に一刻も早く給付金をお届けできるよう、特例措置として市公式ホームページにおいて申請書をダウンロードできるようにいたしました。  この場合、必要事項を手書きで書いて送っていただくことになりますが、郵送申請よりも若干早く申請を行っていただけるものと考えております。  次に2点目、受取口座についてご答弁申し上げます。  国が示している様式では、給付金の受取方法として水道料金や住民税等の引き落とし口座を選択できるようになっていますが、本市の申請書ではその項目は省かせていただいております。  これは、申請者ご本人の承諾を得たとしても、他部局で現に使用している口座情報は大切な個人情報であり、その利用に当たっては細心の注意と手続が必要となります。  また、他部局で所有している情報を利用できたとしましても、他部局から提供される時間に加え、申請者情報と突合させる作業に一定の時間を要することから、直接申請書に口座情報をご記入いただいたほうが時間的にも早く、そして確実であると判断したためでございますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  答弁は以上でございます。 ○議長(金銅宏親)  田仲基一議員。 ◆15番(田仲基一)  答弁ありがとうございました。  それでは、意見、要望を述べさせていただきます。  まず、なぜ水道料金など既存の口座を当市は活用しないのかという質問に対しての答弁についてですが、個人情報の管理上の問題については、当市の中でのやりとりとなるので、優先度で言えば特段問題とすべきことではないのではないかと考えますが、どちらがスピード感を持って申請手続を行えるかという選択の中で省かれたのであれば市の選択を尊重したいと思います。  次に、緊急性を要する方への対応、給付開始の迅速化については、私も更新をされたホームページを確認させていただきましたが、要望を酌み取っていただきまして申請書をダウンロードして事前に申請することで6月4日より早く受給されるよう改善いただけたということで、大変ありがたく素早い対応に心から感謝を申し上げます。  ただ、全ての市民がネット環境に対応されているわけではありません。市民に対する丁寧な情報発信とともに、ネット環境に対応されていない方々への配慮も必ず検討いただきたいことを要望させていただきます。  オンラインでの申請では、5月14日より受給開始ということですが、申請に必要なマイナンバーカードの全国普及率は今約15%と低く、多くの市民は郵送による申請を選択せざるを得ません。そのあたりも踏まえて、これまで経験したことのない施策への取り組み、何かと大変かと思いますが、長引く経済活動制限化の中、誰ひとり取り残さないきめ細やかな取り組みを全庁一丸となって取り組んでいただくことをこの場で改めて要望いたしまして私の質問を終わります。 ○議長(金銅宏親)  ほかに質疑はありませんか。  渡辺真千議員。    〔10番 渡辺真千 質問席へ〕 ◆10番(渡辺真千)  報告第4号令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第2号)について質問します。  この補正予算については、子育て世帯への臨時特別給付金と特別定額給付金、この2つについての予算です。この2つ、大きく2点について質問します。  1つ目の子育て世帯への臨時の特別交付金についてですが、予算書9ページの子育て世帯への補助金が歳入で入っていまして、11ページで子育て世帯への給付金として支出がされるということですが、その対象者の人数とどのような手続を経ていつごろ手元に届くのかをお聞きします。  また、この給付に当たっての事務費、これは全て国負担なのか、お聞きします。  大きく2点目、特別定額給付金については、6点質問します。  オンラインの申請は今現在スムーズに受け付けがされているのか。その受け付け状況です。  2点目は、電話の問い合わせがたくさんあるとお聞きしています。その内容、どのような特徴があるのか、お聞きします。  3点目は、現金給付はできる用意があるのか、これをお聞きします。  4点目は、特別給付金の担当についてどのような体制で今事務がされているのかです。  5つ目は、独居をされている高齢者の方など申請がちょっと難しい方への支援はどのような手続、手だてはあるのか、お聞きします。  6点目は、申請の過ぎた場合どうなるのか、また申請書をなくした方や申請を忘れておられる人たちへの計らい方、これについてはどうされるのか。  以上、特別定額給付金については6点質問します。ご答弁よろしくお願いします。 ○議長(金銅宏親)  こども未来室長。    〔こども未来室長 森井克則 登壇〕 ◎こども未来室長森井克則)  私のほうからは、子育て世帯への臨時特別給付金について順次お答えさせていただきます。  まず、今回の給付金の対象となる児童ですけれども、令和2年3月31日までに生まれた児童で、0歳から15歳までの児童手当給付対象となる児童とされております。本市においては、今回1万3,300人と積算をしております。  次に、支給までの流れにつきまして、5月中に対象となる世帯に今回の給付金のご案内とあわせて受け取りを希望しない場合の届け出書を同封し、送付させていただく予定としております。  その後、約2週間程度の届け出書の返送期間を設けることとなっておりますけれども、遅くとも6月中には給付金を支給できるよう準備を進めているところでございます。  なお、今回の給付金を受けていただくに当たり、特段申請は必要ございませんが、職場から児童手当を受けている公務員につきましては別途居住地の市町村への申請が必要となります。  そのため、この方々につきましては、支給は7月以降となる見込みでございます。  最後に、給付金に係る事業費、また事務費につきまして、全て今回全額国庫負担ということになっておりますので、よろしくお願いいたします。  私からの答弁は以上です。 ○議長(金銅宏親)  市長公室部長。    〔市長公室部長 清水淳宅 登壇〕 ◎市長公室部長清水淳宅)  渡辺議員のご質問に順次ご答弁申し上げます。  まず1点目、オンライン申請の受け付け状況ですが、オンライン申請は5月1日より受け付けを開始しており、当初申請が殺到したことによりシステムがつながりにくく、申請できなかったようでございますが、現在ではスムーズに受け付けがされているものと把握しております。  オンラインによる申請数ですが、5月1日から6日までで合計781件となっております。受け付けさせていただいた申請につきましては、現在、本人確認等のチェックを行い、順次給付の手続を進めており、第1回目の振り込みは5月13日を予定しております。  次に、2点目の電話のお問い合わせについてですが、一番多いお問い合わせは、申請の受け付け開始日や給付はいつなのかといった内容でございます。  そのほか、オンライン申請の具体的な流れやマイナンバーカード関係、基準日をまたいでの住所異動、配偶者などからの暴力を理由とした避難事例などのお問い合わせが多くなっております。  次に3点目、現金給付についてですが、今回コロナの感染予防対策として基本的に窓口による現金給付はしない予定で考えておりますが、口座をお持ちでない方などのやむを得ない場合に限り、窓口での給付も対応させていただきます。  ただし、受け付け開始当初は郵送申請の方の振り込み処理が集中することが予想されることから、口座振り込みよりも給付までに約1カ月程度おくれての給付とさせていただく予定としております。
     次に4点目、特別定額給付金担当の体制についてですが、現在、特別定額給付金事業推進チームとしまして、職員5名で対応しております。  今後は、電話対応や申請書の受け付けに係る事務処理対応要員として会計年度任用職員を数名採用する予定です。  また、別途受け付けした申請書の審査や振り込み処理などについては、業務委託を行い、十数名程度の体制を組んで対応させていただく予定でございます。  次に5点目、独居の高齢の方など申請に支援が必要な方への対応ですが、先ほども答弁させていただきましたが、会計年度任用職員を数名採用し、専用電話や相談窓口を設置させていただく予定ですので、申請方法や書き方などのご相談にも対応させていただけるものと考えております。  最後に、申請期間を過ぎた場合の対応についてですが、国から指定されている申請期限は郵送申請の受け付け開始から3カ月以内となっております。  本市では、5月26日に申請書の発送を予定しており、申請期間は翌5月27日から8月26日までとさせていただいておりますので、この期間を過ぎた申請は無効となります。  なお、期限間近の申請で書類不備などにより正式な申請がおくれた場合は、最初の申請日を有効とし、申請期限を過ぎても対応させていただく予定としております。  さらに、書類等なくされた場合につきましては、事務局のほうにお申し出いただきましたら対応のほうをさせていただきますのでよろしくお願いいたします。  答弁は以上でございます。 ○議長(金銅宏親)  渡辺真千議員。 ◆10番(渡辺真千)  ご答弁ありがとうございました。  これはどちらも国の給付の事務を羽曳野市でやっているということですけれども、なるべく早く手元に届くようにということで、職員の皆さんは大変努力をされていらっしゃると思います。  しかし、この子育てへの支援、また一人一人へのこの給付、これだけではまだまだやっぱり足りないということが今のこのコロナ対策でも皆言われているところだと思います。  今回は子育て世帯への給付があるわけですけども、今回、子どもたちの世帯では学校がないために家庭で過ごす時間が多くて、大変負担が大きくなっています。また、その子どもたちのお母さん、お父さんたちも休業の要請があった業者の方もおられますし、大変やっぱり生活が苦しくなっていますので、まだ1回だけの給付では不十分で、まだ独自の羽曳野市としての独自もまた問われているところだと思います。  また、給付の仕方なんですけれども、子育て世帯への臨時の特別給付金については、特別な申請は要らない、公務員だけが要るということになっていまして、すぐに振り込めると思うんですね。  しかし、今回のこの特別定額給付金についてはマイナンバーカードと、それから申請書の郵送ということで手続がされているということです。  このオンライン申請なんですけど、大変システムがつながりにくくなって、大変やということもお聞きしていますし、またマイナンバーカードの暗証番号を忘れた場合は、市役所の窓口に行って再設定しないとオンライン申請ができないとか、オンライン申請、マイナンバーカードを持っていてもなかなか自宅でできないという方がやっぱり大変多くて、どこの市役所も大変混乱していて、報道なんかでも4時間待ちとかというのが今出ています。こういうコロナ対策をせなあかんときなのに、市役所に大勢の方が詰めておられるということも大変問題だと思います。  羽曳野市も、昨日ですけれど、大変たくさんの方が来て、待合はいっぱいでした。このことをちょっと皆さん御存じやと思いますけど、このこともしっかりと解決する方法、方策、これを考えていただきたいと思います。  申請書の郵送は26日になって、郵送での給付は6月初旬ということです。マイナンバーカードの申請も、そもそもうまくいっていないというのが実情やと思います。これはとてもスムーズにできるから早く手元に入るということになっていますが、なかなか一人でできないということがあるんですね。  そもそも、この給付については本人確認さえできれば給付できる仕組みとなっていると思うんですね。ですので、本当にカードをなくした人とか番号がわかれへん人とか、そういう人も申請書をなくしたとしても本人確認ができればもともとできるはずなので、そういうふうに手を尽くして早く手元に給付できるように手続を簡素化していただきたいと思います。  既に生活保護とか児童手当の世帯なんかは、市から振り込みができる口座振替なんかができているんですから、手続上はすぐ振り込める体制にあるはずですので、その方だけでも先に前倒しでできれば市民の方の振り込みが全体に前倒しにできるのではないかと思いますので、ぜひともその努力をしていただきたいと思います。  やっぱり一番身近な行政である羽曳野市が市民の暮らしと経済を支えていくというのが本当に自治体の役目ですので、独自施策を手おくれなく打ち出していただきたいと思います。  また、国と府と連携しながらも、羽曳野市の実態をよく知っている市が積極的な施策を進めていただくように要望して質問を終わります。 ○議長(金銅宏親)  ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  質疑を終結いたします。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  討論を終結いたします。  お諮りいたします。  本件を承認することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  ご異議なしと認めます。  よって、報告第4号は承認されました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(金銅宏親)  日程第7、報告第5号「専決処分の報告について(令和2年度羽曳野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号))」を議題といたします。  それでは、報告を求めます。  保険健康室長。    〔保健福祉部長保険健康室長 川浦幸次 登壇〕 ◎保健福祉部長保険健康室長川浦幸次)  報告第5号「専決処分の報告について」ご説明申し上げます。  地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを議会に報告し、その承認を求めるものでございます。   令和2年5月8日 提出          羽曳野市長 北川嗣雄  次ページ、専決処分書をお開きください。  専決日は令和2年4月28日、処分事項は令和2年度羽曳野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)でございます。  1ページをごらんください。  令和2年度羽曳野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ200万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ128億2,344万2,000円とするものでございます。   令和2年4月28日 専決          羽曳野市長 北川嗣雄  2ページ、3ページをごらんください。  第1表歳入歳出予算補正でございます。  歳出からご説明申し上げます。  款2保険給付費、項7傷病手当金200万円の追加は、報告第1号羽曳野市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定に伴い、予算補正するものでございます。  次に、歳入でございます。  款5府支出金、項1府補助金200万円の追加は、歳出、傷病手当金支給について財政支援されるものでございます。  5ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書を添付しておりますのでご参照の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(金銅宏親)  報告が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  広瀬公代議員。    〔9番 広瀬公代 質問席へ〕 ◆9番(広瀬公代)  ただいま報告されました専決処分の報告について、2点質問をさせていただきます。  これも報告第1号の傷病手当の報告に基づいた府支出金で、傷病手当として200万円の補正予算が計上されているということですが、これについて何人くらいを見込んでおられるのか、また200万円の算出の根拠をお聞きします。  それと2点目に、今回の新型コロナウイルスに関する国保の傷病手当は全額国費が投入されるということで、今回計上されていますが、今回は府支出金という形で計上されています。  減免による国保の財政負担についても、財政への補填については今回計上されていませんが、どのように行われるのか、お聞きをします。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(金銅宏親)  保険健康室長。    〔保健福祉部長保険健康室長 川浦幸次 登壇〕 ◎保健福祉部長保険健康室長川浦幸次)  お答え申し上げます。  国民健康保険にご加入されている給与所得者で新型コロナウイルス感染症に感染した方、また発熱等の症状があり感染が疑われる方が対象となっており、25名を見込んでおります。  これはこの3月30日までの大阪府内の検査実施件数から府内人口当たりの検査実施率を求め、当市国民健康保険被保険者数に割り戻し、9月末までの9カ月間の人数を求めたものでございます。給与所得者が対象となっておりますが、全被保険者数をもとに割り戻しを行っております。  次に、国民健康保険加入者の給与所得者の年収から1日当たりの額を計算し、その支給日数といたしまして労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から労務に服することができない期間とされますが、ここでは労務に服することができない期間は14日間と想定し、最初の3日間を除いた11日間を支給対象日数と試算しております。  お一人当たりの支給額といたしましては、約8万円が算出され、これに25人を掛け合わせ、予算額といたしまして200万円としたものでございます。  また、附則に加えます第10条において、給与等の全部または一部を受けることができる者に対しては、これを受けることができない期間は傷病手当金を支給しない。ただし、その受けることができる給与等の額が前条第2項の規定により算出した額より少ないときはその差額を支給すると規定しておりますが、予算額におきましては差額支給に関する部分を考慮せずに算出しております。  2点目でございます。財源についてです。  まず、傷病手当金に要する財源につきまして、国厚生労働省より全額財政支援と予定されております。このお金の流れといたしましては、国から大阪府を通した形をとり特別調整交付金として手当てされることとなっております。  保険料減免につきましても、国厚生労働省から全額財政負担、財政支援される予定とされております。  以上でございます。 ○議長(金銅宏親)  広瀬公代議員。 ◆9番(広瀬公代)  ご答弁ありがとうございました。  200万円の算出根拠はわかりました。  全額国費で、それが一旦府に入って、府からの支出金だということでした。  政府は、自治体の裁量で傷病手当も減免も対象を広げることができると先ほども要望でも言いましたが、そう言っています。  市長も、先ほどの花川議員への答弁で、コロナだけでなくて市民の生活実態をしっかりと捉えて市民の生活を支えていきたいと、こういう答弁もされました。
     ぜひ国民健康保険についても、市民の実態をしっかりと聞いていただき、調査もしていただき、大阪府にも補助金を求めて、市としても傷病手当、減免の対象の拡充や、そして保険料の引き下げなど、市民の生活実態に合わせた独自の施策をぜひ行っていただくように要望をします。 ○議長(金銅宏親)  ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  質疑を終結いたします。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  討論を終結いたします。  お諮りいたします。  本件を承認することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  ご異議なしと認めます。  よって、報告第5号は承認されました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(金銅宏親)  日程第8、議案第35号「特別職の職員の給与の特例に関する条例の制定について」を議題といたします。  それでは、提案理由の説明を求めます。  市長公室理事。    〔市長公室理事 高井基晴 登壇〕 ◎市長公室理事(高井基晴)  ただいま上程いただきました議案第35号「特別職の職員の給与の特例に関する条例の制定について」ご説明申し上げます。  特別職の職員の給与の特例に関する条例を別紙のように制定する。   令和2年5月8日 提出          羽曳野市長 北川嗣雄  提案理由でございます。  令和2年6月及び7月に支給する市長の給料月額並びに令和2年6月に支給する副市長及び教育長の期末手当の額を減額するため、この条例を制定しようとするものであります。  条例の内容についてです。  市長については、現在、毎月の給料月額について25%減額し支給しておりますが、新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛要請、休業要請等の状況も踏まえ、令和2年6月分、7月分の2カ月間の給料についてさらに25%減額割合を上乗せして50%減額した額とするものです。  また、副市長及び教育長については、令和2年6月に支給する期末手当について100分の20減額するものです。  施行日は公布の日としております。  ご審議、ご決定賜りますようよろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 ○議長(金銅宏親)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  笠原由美子議員。    〔3番 笠原由美子 質問席へ〕 ◆3番(笠原由美子)  では、議案第35号「特別職の職員の給与の特例に関する条例の制定について」から質問いたします。  ただいま上程をされました市長の給料月額並びに6月支給の副市長及び教育長の期末手当の額の減額ですが、このたびの新型コロナウイルス感染症における市民への対策支援の一助となることを目的とされているというご説明もありましたが、このたびの削減の目的を改めてお聞きをしたいと思います。  また、削減された削減額はどのように使おうとお考えですか。その点をお願いしたいと思います。  また、次に提出されます議案第36号を拝見しますと、令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第3号)にありますように、歳出の一般管理費で136万9,000円と教育総務費の事務局費で40万7,000円の合計177万6,000円がこの削減額となると思いますが、さきの目的にもありましたように、このたびの新型コロナウイルス感染症における市民への対策支援の一助と考えるならば、市の歳入歳出の大きな袋の中に入るだけでは、さきの目的をどのように達成をしたのか、またどのような効果があったのか、不明瞭であります。  市民の皆様とともに、少しでも痛みを分かち合い、今しなくてはならないことに今使うというスピード感はとても大事であります。  このたびの臨時議会においても、市長の専決処分で事業を遂行している自治体も多くあります。その中にあって、羽曳野市の独自の取り組みについては、北川市長の議会と一体となって市民の支援ができることを探るべきとの英断から、金銅議長も同調され、本日の臨時議会となりましたことは大変すばらしいことだと思っています。  さて、ここで質問ですが、使途目的を明確にするため、仮称ではありますが、コロナ対策基金の設置はできないものでしょうか。  大阪府では、大阪府新型コロナウイルス助け合い基金を設置し、既に府民から10億円の寄附があったと報道されています。また、その使途目的は最前線で苦労されている医療従事者の方へ支援給付をお考えとのことでした。  羽曳野市でも既に保育園や小学校へのマスクの寄附、また先日、大阪府建築士事務所協会様から医療用のレインコートの寄附もあり、多くの皆様から真心のご寄附をいただいているとお聞きをしています。  基金の窓口を設置すれば、市民の皆様の中からも善意の基金のご寄附もあるのかもしれません。では、基金の設置のお考えについてのお答えをここでいただきたいと思います。  以上、小さく3点です。よろしくお願いします。 ○議長(金銅宏親)  総務部理事。    〔総務部理事 金森 淳 登壇〕 ◎総務部理事(金森淳)  議員ご質問の1点目、2点目についてご答弁申し上げます。  本議案の目的につきましては、先ほどの提案説明のとおり、市民への自粛要請等の状況を踏まえたものでございます。  2点目、また本議案に関する予算としましては、次に付議いたします議案第36号、一般会計補正予算(第3号)に計上しています。  補正予算(第3号)の歳出におきまして、当該削減分、合計177万6,000円を減額し、その他の追加補正項目とあわせて、補正額の歳出合計としています。  歳入では、この歳出の減額、追加の差し引きをしました歳出合計の同額を基金繰入金で計上しているものでございます。  私からは以上でございます。 ○議長(金銅宏親)  総務部長。    〔総務部長 白形俊明 登壇〕 ◎総務部長(白形俊明)  私から、笠原議員からのご質問ありました(仮称)新型コロナ対策基金の設置についてご答弁申し上げます。  今回の新型コロナウイルス感染症への対策について、本市においては、対策本部を設置し、これまでからも国や大阪府の要請等を踏まえてその対応を実施してまいりました。  議員からもご指摘のありましたように、新型コロナウイルス対策については、スピード感が大切であり、今回、国及び大阪府の対策予算の決定等を受けて、本市としても直ちに施策に取り組むため、先ほどご報告いたしましたとおり、5件の専決処分を実施させていただきました。  また、本市独自の取り組みによる支援も必要であるという判断のもと、3件の議案について臨時議会の開催をお願いしたところであります。  今後とも引き続き、状況を注視し、本市としてでき得る必要な対策や支援を速やかに市民に届けられるよう、施策を講じてまいりたいというふうに考えております。  笠原議員から特に(仮称)新型コロナ対策基金の設置についてご提案、ご質問でございます。  現在、本市としての基金設置の考えを持ち合わせておりませんが、議員のお考えを否定するものではなく、羽曳野市新型コロナウイルス感染症対策本部の議題として早急に議論、検討させていただきたいと存じますので、議員におかれましてはご理解、ご協力のほどよろしくお願いを申し上げます。  なお、本市としましては、財政調整基金を初めその他の基金あるいは国の臨時交付金等の有効な活用を十分に検討してまいりたいというふうに考えております。  また、最後になりましたが、議員からご紹介のありましたとおり、市民や団体等の皆様方から保育園等へのマスクや医療用のレインコートなど、善意によるご寄附をいただいており、この場をおかりいたしまして改めて深く感謝申し上げます。ありがとうございます。  また、市民の皆様方には、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けて、まだ当面の間不要不急の外出自粛を初め市民生活へのさまざまなご不便をおかけすることとなりますが、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。  答弁は以上でございます。 ○議長(金銅宏親)  笠原由美子議員。 ◆3番(笠原由美子)  ご答弁ありがとうございました。  基金の設置につきましては、ご答弁をいただきましたように、対策会議の中でしっかり議論していただくということですので、どうぞご検討のほうよろしくお願い申し上げます。  このたびの新型コロナウイルス感染症における市民への対策支援のための市長を初め特別職の給料及び期末手当の削減はすばらしい取り組みと評価をいたします。  北川市長を先頭に全ての羽曳野市民の命を大切にする、誰ひとりも取りこぼさないという生命尊厳、人間主義の価値観を持っているからこそ、羽曳野市はすごいという姿勢が大切であります。この重要な局面を羽曳野市、そして私たち議会が一丸となって乗り越えるためにも、私たちも頑張りますので、どうか、北川市長を初め市の職員の皆様もよろしくお願い申し上げまして、この質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(金銅宏親)  ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  質疑を終結いたします。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  討論を終結いたします。  お諮りいたします。  本件を原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第35号は原案どおり可決されました。
      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(金銅宏親)  日程第9、議案第36号「令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第3号)」を議題といたします。  それでは、提案理由の説明を求めます。  総務部理事。    〔総務部理事 金森 淳 登壇〕 ◎総務部理事(金森淳)  ただいま上程いただきました議案第36号「令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第3号)」について説明申し上げます。  1ページをお願いします。  令和2年度羽曳野市の一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億8,890万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ561億6,569万1,000円とするものです。   令和2年5月8日 提出          羽曳野市長 北川嗣雄  本補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策として、本市が独自で実施します緊急対策及び先ほど議決ができました議案第35号関連の予算でございます。  2ページをお願いします。  第1表歳入歳出予算補正でございます。  歳入では、19款繰入金で本補正予算の全経費の財源として財政調整基金繰入金3億8,890万7,000円を追加しています。  次に、3ページ、歳出では、10款教育費、項4幼稚園費で市立幼稚園保育室へのエアコン設置経費6,017万3,000円を追加、項6保健体育費で小学校給食費の無償化及び中学校給食費負担軽減のための経費3億3,051万円を追加しています。  2款総務費、項1総務管理費及び10款教育費、項1教育総務費で議案第35号の関連の補正として合わせて177万6,000円を減額しています。  なお、5ページからは事項別明細書及び給与費明細書を添付しています。ご参照の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(金銅宏親)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  渡辺真千議員。    〔10番 渡辺真千 質問席へ〕 ◆10番(渡辺真千)  議案第36号「令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第3号)」について質問します。  この補正は、幼稚園の保育室のエアコンの設置と、今年度に限り小学校の給食費の無償化と中学校の給食費の半額が補助されるという議案です。  幼稚園の保育室のエアコンについては、いつから工事にかかって、早く設置されるところではいつから使えるのでしょうか。  また、全ての保育室に設置できるのはいつになるのでしょうか。  エアコン設置のこの点についてお聞きします。  次に、学校給食費の補正予算についてです。  小・中学校それぞれこの予算は何日分を見込んでいるのでしょうか。  また、中学校の食材として賄い材料費というのが給食費の半額分、1食150円分が計上されていると理解していますが、中学校の喫食率をどのように見込んでこのような予算化をしているのか。  また、調理業務等の委託料について補正が計上されている理由についてお聞きします。  次に、この市の一般会計でのコロナ対策の独自施策について、今回出されましたけれど、今後市としてどのような対策を考えていらっしゃるのか、お聞きします。  以上です。ご答弁よろしくお願いします。 ○議長(金銅宏親)  こども未来室長。    〔こども未来室長 森井克則 登壇〕 ◎こども未来室長森井克則)  私のほうからは、市立幼稚園におけるエアコン設置について順次お答えいたします。  まず、1点目の着工時期につきましては、本予算成立後できるだけ速やかに着工できるよう、今準備を進めているところでございます。  特に、3歳児保育を実施している園については、優先的に取り組んでいきたいと考えております。  次に、使用可能となる時期についてですけれども、こちらのほうは着工後、早ければ2週間程度で使用できるものと考えております。が、園の電気設備等の状況によりましては若干時間を要する場合もございますので、この点につきましては検討してまいりたいと思っております。  最後に、全ての保育室に設置できるのはいつごろかというご質問ですけれども、今回の補正予算につきましては、市立幼稚園における夏期の開園を見据えた対策であることから、可能な限り早急に進めていきたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。  私からの答弁は以上でございます。 ○議長(金銅宏親)  教育次長。    〔教育次長 上野敏治 登壇〕 ◎教育次長上野敏治)  渡辺議員からのご質問について、私からは小学校給食費の無償化及び中学校給食費の負担軽減、いわゆる半額化について順次ご答弁申し上げます。  小学校給食の実施日数は令和2年度の当初給食実施予定日数である193日を見込んでおります。  次に、賄い材料費と調理業務等委託料についてご説明申し上げます。  現在、中学校給食費については、食材費及び牛乳代として給食費を保護者負担としていただいており、調理・配送費として調理業務等委託料等の費用を市が負担して運営しております。  今回、新型コロナウイルス感染症対策の子育て世帯への生活支援として、また選択制の中学校給食のよさを知っていただく機会として、保護者負担額の中学校給食費300円の半額を補助し、負担軽減を図ろうとするものです。  賄い材料費は、保護者負担額の半額を市から食材費として負担する分となります。  調理業務等委託料、中学校分については、調理・配送費として当初予算にも計上しておりましたが、今回の中学校給食半額化に伴う注文食数の増加分の委託料となります。  また、喫食率は何%を見込んでいるかについてですが、約20%強の喫食率を想定しています。現在の平均1日約200食の生徒の注文数の約3倍、1日600食を見込んでおります。  最後に、中学校給食の実施日数ですが、令和2年度の給食実施予定日数である160日を見込んでおります。  私からの答弁は以上です。 ○議長(金銅宏親)  市長公室部長。    〔市長公室部長 清水淳宅 登壇〕 ◎市長公室部長清水淳宅)  渡辺議員からのご質問の3点目、コロナ対策の独自施策については、今後対策としてどのように考えているのかについてご答弁申し上げます。  緊急事態宣言が発出され、不要不急の外出の自粛や休業要請により、市民の皆様の生活にも大きな影響が生じているところでございます。  本臨時議会に付議させていただいております一般会計補正予算(第3号)及び水道事業会計補正予算(第1号)において、市民の皆様の生活を支援するため、新型コロナウイルス感染症対策の本市独自施策として、小学校給食費の今年度末までの無償化、中学校給食費の今年度末までの半額軽減、幼稚園エアコンの設置、水道基本料金の6カ月間の無償化、加えて特別職の給料、期末手当のカットを計上させていただいているところでございます。  今後も、本市といたしましては、本市の実情に応じて新型コロナウイルス感染症への対応や支援といった独自施策を講じてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  答弁は以上でございます。 ○議長(金銅宏親)  渡辺真千議員。 ◆10番(渡辺真千)  ご答弁ありがとうございました。  今回の補正予算については、コロナ感染が広がる中で市民の命と暮らしが脅かされる事態になっているということから、市の独自の施策をされたということです。  今回の幼稚園のエアコン設置につきましては、小学校の普通教室の全てにエアコンが設置されましたので、幼稚園は少しおくれてですがやっと設置されるということで、お母さん方もほっとされたと思います。  今度、この学校給食についてですが、今学校の再開というのは検討されているということで、今登校日を設けるということで、どうやって学校の再開をされようかということをとても探っておられるということだと思います。  今、家庭で過ごす子どもたちの生活リズムは大変乱れていて、食事が進まないとか、そういう問題が起こっています。こういうことを見ますと、やっぱり学校給食の大切さというのが改めてこの機会で認識されたんではないかと思います。  やっぱり学校給食は9年間あるんですね。小学校6年、中学校3年間、この6年間をやっぱり昼食、3食のうち1食、ちゃんと栄養士さんが立てた献立、地域の食材を利用する食材、豊かな学校給食を子どもたちが食べることによって本当に心と体が豊かになっていくということがこの機会にもまた再認識されたと思います。  また、エッセンシャルワーカー、働いていらっしゃるお父さん、お母さんの子どもたち、その子どもたちは今家庭で過ごしているわけですね。学童に行ってはる方もいてはりますけれど、でもそれは昼食は全てこの保護者の方の責任で今されているわけです。ですので、何とかこの第一線で働く労働者の子どもたち、これに何とか手だてをする方法はないのかと。ちょっとまた今後市として独自に考えていただきたいと思います。  本当にまだまだこのコロナ対策収束になかなかいかないと思うんです。対策をスピード感を持ってしなければならないと思いますので、この臨時交付金や財調を使って大胆にスピード感を持った施策を要望して質問を終わります。 ○議長(金銅宏親)  ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  質疑を終結いたします。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  討論を終結いたします。  お諮りいたします。  本件を原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第36号は原案どおり可決されました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(金銅宏親)  日程第10、議案第37号「令和2年度羽曳野市水道事業会計補正予算(第1号)」を議題といたします。
     それでは、提案理由の説明を求めます。  水道局長。    〔水道局長下水道部長 戸成 浩 登壇〕 ◎水道局長下水道部長(戸成浩)  ただいま上程いただきました議案第37号「令和2年度羽曳野市水道事業会計補正予算(第1号)」についてご説明申し上げます。  1ページをお願いいたします。  第1条、令和2年度羽曳野市水道事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第2条、令和2年度羽曳野市水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出では、収入の第1款事業収益を1億8,100万円減額し23億4,302万4,000円とし、支出の第1款事業費用を150万円増額して23億5,497万円とする。   令和2年5月8日 提出          羽曳野市長 北川嗣雄  今回の補正は、新型コロナウイルス感染症が全国的かつ急速に蔓延し、国の緊急事態宣言が発出される中、市民生活並びに経済活動を支援するため、水道料金のうち基本料金を7月から12月の検針分まで6カ月間の減免、いわゆる無償化を行うものであります。  2ページをお願いいたします。  収入の第1款事業収益、第1項営業収益の給水収益を基本料金減免のために1億8,100万円減額し、支出の第1款事業費用、第1項営業費用の業務費を基本料金減免に伴い、水道料金管理システムの変更の費用として150万円の増額をお願いするものであります。  ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。  説明は以上でございます。 ○議長(金銅宏親)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  若林信一議員。    〔12番 若林信一 質問席へ〕 ◆12番(若林信一)  令和2年度羽曳野市水道事業会計補正予算(第1号)について質問をします。  ただいま補正予算の説明がありましたが、今回の補正で第1款第1項の営業収益から1億8,100万円を減額して、水道の基本料金を減額、無償化すると。また、第1款第1項の営業費用から150万円を補正してシステム改修費に充てる。こういう説明であったと思います。  改めて、以下の6点について質問をします。  最初に、今回水道事業会計の補正を行う目的について、改めてお聞きをいたします。  次に、水道の基本料金を無償化するということですが、無償化の期間と実施方法はどのようにするのか。  3番目に、基本料金の無償化の1世帯当たりの月額と対象の世帯数は幾らあるのか。  4番目に、1世帯当たりの無償化による効果はどれぐらいになるのか。  5番目に、3月4日に厚生労働省より公共料金の支払いの猶予についての通達が出されているとお聞きをしております。羽曳野市として水道事業会計でどのような対応をしているのか。また、実際に何件ぐらいの猶予がされているのか、お聞きをいたします。  最後、6番目に、大阪府内でこのようなコロナ対策で水道の基本料金の減免を実施している事業体はどれぐらいあるのか。また、羽曳野市も属する河南ブロックではどのようになっているのか。  以上の6点について質問します。答弁よろしくお願いします。質問は以上です。 ○議長(金銅宏親)  水道局長。    〔水道局長下水道部長 戸成 浩 登壇〕 ◎水道局長下水道部長(戸成浩)  若林議員からご質問の6点について順次ご答弁申し上げます。  まず1点目、本補正の目的でございますが、先ほどもご説明申し上げましたとおり、新型コロナウイルス感染症が全国的に蔓延し、経済的に甚大な影響をもたらしている現況下の状況を踏まえ、市民生活並びに経済活動を支援することを目的に行うものであります。  2点目の水道基本料金の減免を実施する期間につきましても、先ほどご説明申し上げましたとおり、7月検針分から12月検針分の6カ月間としております。  実施方法につきましては、本市では2カ月に1回、水道の検針をしており、また検針を奇数月に行う地区と偶数月に行う地区に分けて実施しております。  このため、7月検針分の対象となる奇数月の検針地区の方は5・6月の使用分から6カ月、9月・10月までの使用分である11月検針分までの水道料金の基本料金を減免するものです。  また、8月検針分の対象となる偶数月の検針地区の方は、6・7月の使用分から6カ月、10・11月までの使用分、12月検針分までの水道料金の基本料を減免するものであります。  3点目の水道基本料金の金額と対象となる戸数につきましては、一般用の水道基本料金が消費税込み月額698円、湯屋、お風呂屋さんですが1万1,000円となっておりまして、一般用が4万3,248戸、湯屋用、お風呂屋さんですが2戸の、羽曳野市水道事業全給水である戸数4万3,250戸が対象となっております。  4点目の1戸当たりの水道基本料金の減免による効果でございますが、一般用で申しますと、消費税込みの月額基本料が698円、6カ月間減免されますので4,188円の効果となるものです。  5点目の水道料金の支払いの猶予措置とその件数につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大及び緊急事態宣言を受け、派遣社員などで仕事がない、また飲食店経営で休業しなければならないなど、収入がなくなり水道料金をやむを得ず支払うことができないといった理由を確認し、本年3月に1件と4月に5件の合計6件について猶予措置を行っております。  6点目の大阪府内及び河南ブロックでの水道基本料金の減額や減免措置の実施状況につきましては、大阪府内43市町村のうち23市町が水道基本料金の減免措置を行っており、そのうち河南ブロック10事業体におきましては、本市を含め8事業体が実施または検討を行っているとの情報を得てございます。  答弁は以上でございます。 ○議長(金銅宏親)  若林信一議員。 ◆12番(若林信一)  2回目の発言として、意見を述べ要望します。  今回、新型コロナウイルスの対策として、市民生活と経済活動を支援することを目的として、水道の基本料金を7月から12月まで6カ月間無償化をすると。1世帯当たり6カ月間で平均4,188円、約4,200円の減額をする。こういう答弁でありました。  対象件数は4万3,250世帯で営業収益から1億8,100万円を減額して行う。こういう答弁でしたが、これはコロナ対策として市の水道の独自の施策を行うものとして、市民生活や経済活動の支援策として評価できるものだと考えています。  昨年10月から消費税が8%から10%に2%増額され、水道料金に転嫁されています。毎月の使用水量が20立方メートルとして、1世帯年間600円の市民負担、市全体で約2,600万円の新たな市民負担になっていますが、今回の措置はこの負担をカバーすることにもつながると考えています。  ただし、12月までの6カ月間の期間限定ですから、6カ月後にはコロナ感染が収束するのかどうかはいまだわかりません。  今後の動向も見ながら、コロナ感染が収束せず、市民生活や経済活動に支障を来すような事態が生じていれば、期間の延長も行うことを強く要望いたします。  次に、水道料金の長期にわたる未納者に対し、平成30年度に204件の給水停止を羽曳野市は行っています。かつて津田市政のときには、市民の命の水として水道料金の未納者に対し粘り強く対応しながら、給水停止は行っていませんでした。私は、こんなときだからこそ、給水停止を解除する対策を講じるべきだと考えています。給水停止の解除の検討を強く要望いたします。  そして、今回を機会に水道事業会計の改善として、大阪府内や全国の各市で実施されていますように、給水工事の全ての額を収益的収支に入れて、水道料金の抑制をすべきことを強く要望いたします。  日本共産党は、一貫してこの主張を提案はしてきましたが、これを行えば平成30年度の水道事業会計決算では消費税2%増税分の約2,600万円以上の約4,400万円が水道料金の抑制に充てられ、消費税3%分以上の市民負担を恒常的に軽くすることもできます。こうした水道事業の改善を強く要望し、発言とします。  発言は以上です。 ○議長(金銅宏親)  ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  質疑を終結いたします。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  討論を終結いたします。  お諮りいたします。  本件を原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  ご異議なしと認めます。  よって、議案第37号は原案どおり可決されました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(金銅宏親)  日程第11、議員提出議案第1号「羽曳野市議会の議員の期末手当の特例に関する条例の制定について」を議題といたします。  それでは、提案理由の説明を求めます。  樽井佳代子議員。    〔7番 樽井佳代子 登壇〕 ◎7番(樽井佳代子)  それでは、議員提出議案第1号「羽曳野市議会の議員の期末手当の特例に関する条例の制定について」ご説明申し上げます。   議員提出議案第1号    羽曳野市議会の議員の期末手当の特例に関する条例の制定について   地方自治法第112条及び羽曳野市議会会議規則第13条第1項の規定により、上記の議案を別紙のとおり提出いたします。            令和2年5月8日   羽曳野市議会    議長 金 銅 宏 親 殿           提出者            羽曳野市議会議員             樽 井 佳代子             笹 井 喜世子             松 村 尚 子             笠 原 由美子             竹 本 真 琴  提案理由でございます。  令和2年6月に支給する羽曳野市議会の議員の期末手当の額を減額するため、この条例を制定しようとするものであります。  条例の内容でございますが、令和2年6月に支給する羽曳野市議会の議員の期末手当の額については、特別職の職員の給与に関する条例第6条の規定にかかわらず、同条第2項の規定により算出した額から、その額に100分の18を乗じて得た額を減じた額とする。  なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。
     以上でございます。 ○議長(金銅宏親)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  質疑を終結いたします。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  討論を終結いたします。  お諮りいたします。  本件を原案どおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(金銅宏親)  ご異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第1号は原案どおり可決されました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(金銅宏親)  以上で本臨時会に付議されました案件は全て議了いたしました。  これをもちまして令和2年羽曳野市議会第1回臨時会を閉会いたします。  大変お疲れさまでございました。     午後零時14分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    令和2年5月8日  ┌───────────┬──────────┬───────────────────┐  │ 羽曳野市議会議長  │ 金 銅 宏 親  │                   │  ├───────────┼──────────┼───────────────────┤  │ 羽曳野市議会議員  │ 外 園 康 裕  │                   │  ├───────────┼──────────┼───────────────────┤  │ 羽曳野市議会議員  │ 田 仲 基 一  │                   │  └───────────┴──────────┴───────────────────┘               付議事件並びに議決結果一覧表 ┌───┬────────────────────┬───────┬──────┐ │議 案│                    │       │      │ │   │     件         名    │議 決 年 月 日│ 議決結果 │ │番 号│                    │       │      │ ├───┼────────────────────┼───────┼──────┤ │報 告│専決処分の報告について(羽曳野市国民健康│R.2.5.8│承    認│ │ 1 │保険条例の一部を改正する条例)     │       │      │ ├───┼────────────────────┼───────┼──────┤ │報 告│専決処分の報告について(羽曳野市後期高齢│R.2.5.8│承    認│ │ 2 │者医療に関する条例の一部を改正する条例)│       │      │ ├───┼────────────────────┼───────┼──────┤ │報 告│専決処分の報告について(令和2年度羽曳野│R.2.5.8│承    認│ │ 3 │市一般会計補正予算(第1号))     │       │      │ ├───┼────────────────────┼───────┼──────┤ │報 告│専決処分の報告について(令和2年度羽曳野│R.2.5.8│承    認│ │ 4 │市一般会計補正予算(第2号))     │       │      │ ├───┼────────────────────┼───────┼──────┤ │報 告│専決処分の報告について(令和2年度羽曳野│R.2.5.8│承    認│ │ 5 │市国民健康保険特別会計補正予算(第1  │       │      │ │   │号))                 │       │      │ ├───┼────────────────────┼───────┼──────┤ │ 35 │特別職の職員の給与の特例に関する条例の制│R.2.5.8│即日原案可決│ │   │定について               │       │      │ ├───┼────────────────────┼───────┼──────┤ │ 36 │令和2年度羽曳野市一般会計補正予算(第3│R.2.5.8│即日原案可決│ │   │号)                  │       │      │ ├───┼────────────────────┼───────┼──────┤ │ 37 │令和2年度羽曳野市水道事業会計補正予算 │R.2.5.8│即日原案可決│ │   │(第1号)               │       │      │ ├───┼────────────────────┼───────┼──────┤ │議 提│羽曳野市議会の議員の期末手当の特例に関す│R.2.5.8│即日原案可決│ │ 1 │る条例の制定について          │       │      │ └───┴────────────────────┴───────┴──────┘...