羽曳野市議会 2020-03-27
令和 2年第 1回 3月定例会−03月27日-06号
o議案第11号
1. 採 決(
原案可決)………………………………………………………………………… 276
o議案第21号
1. 採 決(
原案可決)………………………………………………………………………… 276
o議案第25号
1
. 反対討論(
笹井喜世子)…………………………………………………………………… 276
1
. 賛成討論(黒川 実)……………………………………………………………………… 277
1. 採 決(
原案可決)………………………………………………………………………… 278
o議案第28号
1. 採 決(
原案可決)………………………………………………………………………… 278
o議案第30号
1. 採 決(
原案可決)………………………………………………………………………… 278
〇日程第9から日程第14まで
一括付議……………………………………………………………… 278
※日程第9 議案第5号「羽曳野市
森林環境譲与税基金条例の制定について」
※日程第10 議案第6号「羽曳野市
中小企業及び
小規模企業振興基本条例の制定について」
※日程第11 議案第26号「令和2
年度羽曳野市
国民健康保険特別会計予算」
※日程第12 議案第27号「令和2
年度羽曳野市
と畜場特別会計予算」
※日程第13 議案第29号「令和2
年度羽曳野市
介護保険特別会計予算」
※日程第14 議案第31号「令和2
年度羽曳野市
後期高齢者医療特別会計予算」
1
. 民生産業常任委員会審査報告(委員長
松村尚子)…………………………………… 278
o議案第5号
1. 採 決(
原案可決)………………………………………………………………………… 280
o議案第6号
1. 採 決(
原案可決)………………………………………………………………………… 280
o議案第26号
1
. 反対討論(
広瀬公代)……………………………………………………………………… 280
1
. 賛成討論(
笠原由美子)…………………………………………………………………… 281
1. 採 決(
原案可決)………………………………………………………………………… 282
o議案第27号
1
. 反対討論(渡辺真千)……………………………………………………………………… 282
1
. 賛成討論(
竹本真琴)……………………………………………………………………… 283
1. 採 決(
原案可決)………………………………………………………………………… 283
o議案第29号
1
. 反対討論(
若林信一)……………………………………………………………………… 283
1
. 賛成討論(
花川雅昭)……………………………………………………………………… 284
1. 採 決(
原案可決)………………………………………………………………………… 285
o議案第31号
1
. 反対討論(渡辺真千)……………………………………………………………………… 286
1
. 賛成討論(
竹本真琴)……………………………………………………………………… 286
1. 採 決(
原案可決)………………………………………………………………………… 287
〇日程第15から日程第21まで
一括付議……………………………………………………………… 287
※日程第15 議案第2号「羽曳野市道路線の廃止について」
※日程第16 議案第3号「羽曳野市道路線の認定について」
※日程第17 議案第7号「
南部大阪都市計画西浦北地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」
※日程第18 議案第8号「
南部大阪都市計画埴生野西地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」
※日程第19 議案第9号「
南部大阪都市計画駒ヶ谷地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」
※日程第20 議案第32号「令和2
年度羽曳野市
水道事業会計予算」
※日程第21 議案第33号「令和2
年度羽曳野市
下水道事業会計予算」
1
. 建設企業常任委員会審査報告(委員長
田仲基一)…………………………………… 287
o議案第2号及び議案第3号
1
. 一括採決(
原案可決)……………………………………………………………………… 288
o議案第7号
1. 採 決(
原案可決)………………………………………………………………………… 288
o議案第8号
1. 採 決(
原案可決)………………………………………………………………………… 288
o議案第9号
1. 採 決(
原案可決)………………………………………………………………………… 289
o議案第32号
1. 採 決(
原案可決)………………………………………………………………………… 289
o議案第33号
1. 採 決(
原案可決)………………………………………………………………………… 289
〇日程第22 議案第34号「令和元
年度羽曳野市
一般会計補正予算(第6号)」付議………… 289
1
. 提案理由の説明(
総務部理事 金森 淳)……………………………………………… 289
1. 質 疑(
笹井喜世子)……………………………………………………………………… 290
1. 答 弁(
教育次長兼生涯
学習室長 上野敏治)………………………………………… 290
1. 答 弁(
危機管理室長 阪口幸雄)……………………………………………………… 290
1. 要 望(
笹井喜世子)……………………………………………………………………… 291
1. 採 決(即日
原案可決)…………………………………………………………………… 292
〇日程第23
意見書案第1号「中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書」付議
………………………………………………………………………………………… 292
1
. 提案理由の説明(
笠原由美子)…………………………………………………………… 292
1. 採 決(即日
原案可決)…………………………………………………………………… 293
〇日程第24 「各
常任委員会の
所管事項に関する調査について」付議………………………… 293
1. 採 決(決 定)…………………………………………………………………………… 293
△閉 会 午前11時24分
〇令和2年3月27日
羽曳野市議会第1回定例会を
羽曳野市議会議事堂において再開した。
〇令和2年3月27日 第6日目
〇
出席議員は次のとおりである。
2番 通 堂 義 弘
3番 笠 原 由美子
4番 百 谷 孝 浩
5番 竹 本 真 琴
6番 花 川 雅 昭
7番 樽 井 佳代子
8番 金 銅 宏 親
9番 広 瀬 公 代
10番 渡 辺 真 千
11番 笹 井 喜世子
12番 若 林 信 一
13番 上 薮 弘 治
14番 今 井 利 三
15番 田 仲 基 一
16番 黒 川 実
17番 松 村 尚 子
18番 松 井 康 夫
〇
欠席議員は次のとおりである。
日程第23
意見書案第1号
中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書
日程第24
各
常任委員会の
所管事項に関する調査について
午前10時零分 開議
○議長(
金銅宏親)
おはようございます。
これより第1回
定例市議会第6日目の会議を開きます。
出席議員数が定足数に達しておりますので、直ちに本日の日程に入ります。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(
金銅宏親)
日程第1、
会議録署名議員を定めます。
本件は
会議規則の定めにより、議長において9番
広瀬公代議員、16番
黒川実議員を指名いたします。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(
金銅宏親)
日程第2、議案第4号「羽曳野市
石油貯蔵施設立地対策等交付金基金条例の制定について」から日程第8、議案第30号「令和2
年度羽曳野市
土地取得特別会計予算」まで、以上7件を一括して議題といたします。
それでは、本7件につき委員長の報告を求めます。
今井総務文教常任委員会委員長。
〔
総務文教常任委員会委員長 今井利三 登壇〕
◎
総務文教常任委員会委員長(
今井利三)
おはようございます。
総務文教常任委員会審査報告を行いたいと思います。よろしくお願いいたします。
議長の命により、去る3月10日に開催された第1回定例会第5日目において本委員会に付託されました議案7件の審査の経過及び結果をご報告申し上げます。
経過につきましては、去る3月11日に委員会を開催し審査を行いましたので、
議案番号順にご報告いたします。
初めに、議案第4号「羽曳野市
石油貯蔵施設立地対策等交付金基金条例の制定について」をご報告いたします。
審査の結果、当市にとって何が必要なのかを国との調整の中で早く決定すること、また有効な基金の活用への要望等がありましたが、特に問題となる点はなく、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第10号「羽曳野市職員の
配偶者同行休業に関する条例の制定について」をご報告します。
審査の結果、特に問題となる点はなく、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
続きまして、議案第11号「羽曳野市
教育委員会の教育長の
退職手当の特例に関する条例の制定について」をご報告いたします。
審査の結果、この議案についても特に問題となる点はなく、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第21号「令和元
年度羽曳野市
一般会計補正予算(第5号)」についてご報告いたします。
審査の結果、
羽曳野版DMОについて、計画どおり事業展開していくよう要望がありましたが、
市民サービスの低下を招く
マイナス補正ではないため、何ら問題ないとして、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
続きまして、議案第25号「令和2
年度羽曳野市
一般会計予算」についてご報告いたします。
審査の結果、何点か評価できるものはあるが、子どもの貧困に手を差し伸べる、食育としての
中学校全員給食の実施や、きめ細やかな教育を進めるための35人学級に対する予算が組まれていないなどとして反対とする者1名。一方、国や府の補助金、交付金をきちんと取り入れた予算である等、特に問題となる点はなく、
経常収支比率を意識した予算の執行を要望し、賛成とする者4名の賛成する者多数により、原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第28号「令和2
年度羽曳野市財産区
特別会計予算」について報告いたします。
審査の結果、特に問題となる点はなく、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
続きまして、議案第30号「令和2
年度羽曳野市
土地取得特別会計予算」についてご報告いたします。
審査の結果、本予算についても特に問題となる点はなく、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上で
総務文教常任委員会の
審査報告を終わりますが、詳細については後日
委員会会議録をご高覧くださいますようお願い申し上げます。
以上でございます。
○議長(
金銅宏親)
報告が終わりました。
初めに、議案第4号「羽曳野市
石油貯蔵施設立地対策等交付金基金条例の制定について」の
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
お諮りいたします。
本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。
本件を委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第4号は原案どおり可決されました。
次に、議案第10号「羽曳野市職員の
配偶者同行休業に関する条例の制定について」の
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
お諮りいたします。
本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。
本件を委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第10号は原案どおり可決されました。
次に、議案第11号「羽曳野市
教育委員会の教育長の
退職手当の特例に関する条例の制定について」の
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
お諮りいたします。
本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。
本件を委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第11号は原案どおり可決されました。
次に、議案第21号「令和元
年度羽曳野市
一般会計補正予算(第5号)」について
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
お諮りいたします。
本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。
本件を委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第21号は原案どおり可決されました。
次に、議案第25号「令和2
年度羽曳野市
一般会計予算」についての
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
笹井喜世子議員。
〔11番
笹井喜世子 登壇〕
◆11番(
笹井喜世子)
おはようございます。
ただいま上程されております議案第25号「令和2
年度羽曳野市
一般会計予算」について、
日本共産党議員団を代表いたしまして
反対討論を行います。
本予算には、小学校や中学校の非
構造部材に係る
耐震工事や
恵我ノ荘駅前の
南側歩道整備や
駅前広場の整備、
軽度難聴児の
補聴器購入一部助成や保育園への
安全対策など、評価できるものもありますが、以下の3点を主な理由として反対します。
反対理由の第1は、市民には消費税の増税が重くのしかかる中、生活は一層厳しくなり、子どもの貧困も広がっています。その中で、
社会保障の充実や
子育て支援、また
高齢者施策を進めてほしいというのが市民の願いですが、そのような予算にはなっていない点です。
観光や
情報発信をしてにぎわいをつくり出す
DMO事業予算や、国が進める
GIGAスクール構想に基づく児童・生徒にタブレットが1台ずつ配置される、こういった予算などは大きく組まれています。しかし、保護者の願いである食育としての
中学校全員給食の実施や、どの子にもきめ細やかな教育を進める35人学級には取り組む姿勢がない予算です。また、高齢者の
お出かけ支援となる
公共交通の充実は、高齢者の健康につながり、今後の
まちづくりを進めるためにも欠かせませんが、そうしたことも盛り込まれていない予算であることです。
第2の理由は、事業の立案や
施策づくりに市民や職員の声を十分聞いて、それを生かした市政運営に基づいた予算ではないという点です。
(仮称)
西部こども未来館、
市民プールについても、市長の思いが先行し、その施策をとにかく進めようとすることで無理が生じています。
公立幼稚園・保育園を統合して
こども園化を進めていますが、
公立幼稚園での3歳児保育や預かり保育を全園で実施してほしいという保護者の願いは反映されていません。また、
市民プールの建設に伴い、
西浦市民プールにあったような
幼児用プールを市民は期待していますが、そうした計画もありません。
第3の理由は、政治信条の問題です。
代表質疑でも、改憲やカジノについても質問をいたしました。国や府の方針が決まれば、その方針がいかなるものであれそれに従うという姿勢であり、それでは市民の暮らしや生活は守れません。国や府の進める政治が住民の暮らしや安全を脅かすものであれば、
地方自治法第1条の2に示されている住民の福祉の増進に基づき、住民の暮らしや安全を守るための防波堤になければなりませんが、そうしたことが貫かれていないことが第3の理由です。
以上3点を主な理由として反対の討論とします。
なお、本予算には
新型コロナウイルス感染症対策についての予算はありませんが、学校や
公共施設の休業による非
正規労働者への
賃金削減分相当を保障することや子どもたちの居場所を確保することなど、市が独自で必要な予算も組み、住民の命と安全を守るため万全の対策で取り組んでいただくことを強く要望しておきます。また、国、府に向けて、市として検査体制と医療体制の充実を強く求めるようにも要望をしておきます。
以上です。
○議長(
金銅宏親)
ほかに討論はありませんか。
黒川実議員。
〔16番 黒川 実 登壇〕
◆16番(黒川実)
ただいま上程されております議案第25号「令和2
年度羽曳野市
一般会計予算」に対して、賛成の立場で討論させていただきます。
まず、町の魅力については、「世界遺産と日本遺産のあるまち」のアピールから、浅野家住宅に古墳群や街道の歴史が感じられる史料館や宿泊施設の整備、また本市の地域特産品を地産地消として味わえるレストランや加工品の販売は、新たな
観光の需要が膨らむことが期待されます。また、来訪者や市民の熱中症対策として駅前にミストが設置されることも評価に値するものだと考えます。
また、教育の分野では、これまでに引き続き、小・中学校の非
構造部材に係る耐震化工事が行われること。高速大容量の校内通信ネットワークの整備が行われ、それに伴い、教員を初め、今後4年間で順次児童・生徒1人に1台ずつの端末が導入されることも評価に値するものだと思われます。
また、お子様や現役世代、高齢者等、皆が安心して暮らせる施策の予算としては、公立の3歳児保育が新たに羽曳が丘幼稚園、高鷲幼稚園でも開始されること。羽曳野、下開、軽里保育園において通用門のオートロック化や防犯カメラの設置が行われること。また、地域福祉施策として第4期地域福祉計画の策定が行われること。また、出産に関しては、支援を必要とする方に産後ケアの事業実施、多胎妊婦の健康診査費用に係る助成の拡大、また人格や個性を尊重できる共生社会の実現に向けて、第4期障害者計画、第6期障害者福祉計画及び第2期障害児計画の策定等も評価に値するものであります。一定の世代層や極端なニーズに偏った予算編成ではなく、市民からの理解の得られる予算編成であると理解しております。
以上が賛成の理由でありますが、早期の課題といたしましては、今世界で問題となっています新型肺炎コロナウイルスに関しての不測の事態や緊急事態が生じたときには、国、府、市と連携のもとに人命を優先、感染収束に向けての補正予算を組んでいただくことを強く要望し、本議案は賛成といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(
金銅宏親)
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
それでは、起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。
本件を委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者 起立〕
○議長(
金銅宏親)
起立多数であります。
よって、議案第25号は原案どおり可決されました。
次に、議案第28号「令和2
年度羽曳野市財産区
特別会計予算」についての
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
お諮りいたします。
本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。
本件を委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第28号は原案どおり可決されました。
次に、議案第30号「令和2
年度羽曳野市
土地取得特別会計予算」についての
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
お諮りいたします。
本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。
本件を委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第30号は原案どおり可決されました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(
金銅宏親)
日程第9、議案第5号「羽曳野市
森林環境譲与税基金条例の制定について」から日程第14、議案第31号「令和2
年度羽曳野市
後期高齢者医療特別会計予算」まで、以上6件を一括して議題といたします。
それでは、本6件につき委員長の報告を求めます。
松村民生産業
常任委員会委員長。
〔民生産業
常任委員会委員長
松村尚子 登壇〕
◎民生産業
常任委員会委員長(
松村尚子)
議長の命により、去る3月16日に開催されました第1回定例会第5日目において本委員会に付託されました議案6件の審査の経過及び結果をご報告申し上げます。
経過につきましては、3月16日に委員会を開会し、審査を行いましたので、
議案番号順に報告いたします。
初めに、議案第5号「羽曳野市
森林環境譲与税基金条例の制定について」を報告いたします。
審査の結果、本件については、大阪府が行う航空レーザー測量の終了後から森林台帳の整備や意向調査などを始め、その後は森林の整備や促進、保護などを含めた基金を活用できる施策の検討を進めていくことから、特段問題となる点もなく、有効で適切な基金運用を要望し、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第6号「羽曳野市
中小企業及び
小規模企業振興基本条例の制定について」報告いたします。
審査の結果、本件については、この条例の制定により創業支援などの支援施策がヒト・モノ・カネの好循環につながれば、ひいては地域経済の発展が見込めるとして、特に問題となる点もなく、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第26号「令和2
年度羽曳野市
国民健康保険特別会計予算」について報告いたします。
審査の結果、本件については、基金の活用や一般会計からの繰り入れなどで市独自の保険料の引き下げが行われず、前年に続く保険料の値上げが行われたこと及び依然として短期証、資格証の発行がなされていることなどを理由に反対する者2名。一方、持続可能な
社会保障制度として府との連携強化のもと、市民へのきめ細やかな対応と健康施策等の拡充を要望し、賛成する者3名の賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第27号「令和2
年度羽曳野市
と畜場特別会計予算」について報告いたします。
審査の結果、本件については、今後の運営方法に向けた協議が進んでおらず、これからの見通しや方向性がうかがえないことなどを理由に反対する者2名。一方、地場産業の育成は、地場産業に携わる方々の就業や生活を支えることも含まれ、今後とも守るべきものであることから、賛成する者3名の賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第29号「令和2
年度羽曳野市
介護保険特別会計予算」について報告いたします。
審査の結果、本件については、低所得者の保険料軽減と介護予防事業については評価できるが、依然として保険料は高く、低所得者の負担となっていることなどを理由に反対する者2名。一方、はびきのウェルネス事業やいきいき百歳体操などの地域支援事業が果たす役割は大きく、これからも創意工夫を重ねながら国の方針を注視し、今後ますます進む高齢化に向けて、高年者いきいき計画の策定と介護保険制度の事業運営に期待し、賛成する者3名の賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決しました。
最後に、議案第31号「令和2
年度羽曳野市
後期高齢者医療特別会計予算」について報告いたします。
審査の結果、本件については、年齢で区切る保険制度であることから制度そのものに問題があり、高齢者への負担をさらに強いる予算であるとして反対する者2名。一方、2025年問題として、増加する被保険者に係る医療費増などの問題はあるが、本医療制度は継続が必要な医療制度であることから、円滑な制度運営を要望し、賛成する者3名の賛成多数により、原案どおり可決すべきものと決しました。
以上で民生産業
常任委員会の
審査報告を終わりますが、詳細につきましては後日
委員会会議録をご高覧くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
金銅宏親)
報告が終わりました。
初めに、議案第5号「羽曳野市
森林環境譲与税基金条例の制定について」の
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
お諮りいたします。
本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。
本件を委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第5号は原案どおり可決されました。
次に、議案第6号「羽曳野市
中小企業及び
小規模企業振興基本条例の制定について」の
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
お諮りいたします。
本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。
本件を委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第6号は原案どおり可決されました。
次に、議案第26号「令和2
年度羽曳野市
国民健康保険特別会計予算」についての
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
広瀬公代議員。
〔9番
広瀬公代 登壇〕
◆9番(
広瀬公代)
おはようございます。
ただいま上程をされています議案第26号「令和2
年度羽曳野市
国民健康保険特別会計予算」について、
日本共産党議員団を代表しまして、反対の立場で討論をします。
2018年度から国が国民健康保険を都道府県化にして、大阪府が国保の統一化を進めて2020年度は3年目になります。
反対の第1の理由は、大阪府が進める府内統一化に従った予算であるため、今年度に引き続き保険料が大幅に上がることです。
今年度は激変緩和で2億4,400万円公費を投入され、来年度も公費が約2億5,000万円投入をされますが、それでもモデルケースで見ますと、夫婦と子ども2人の4人家族で所得が200万円の世帯では、年間約1万7,800円上がります。保険料が年間約40万7,500円になります。所得の2割以上が保険料となります。激変緩和措置がなくなれば、どこまで引き上がるかわかりません。市民の命と健康を守るための国民健康保険が市民の暮らしや命、健康を脅かすものになってしまいます。だからこそ、全国知事会など地方3団体が国保料の抜本的引き下げのため、1兆円の公費増額を求めているのではないでしょうか。
第2の理由は、羽曳野市には保険料軽減の財源があるにもかかわらず、加入者の負担を軽減できていない点です。
当市では基金も約7億円以上あります。前納報奨金には来年度予算でも8,400万円予算が組まれています。これらの財源を活用して全体の保険料の引き下げを求めてきましたが、そうはなっていません。また、赤ちゃんから家族の人数分かかる均等割は、来年度1人当たり約2,100円上がって、1人3万8,000円になります。これが家族の人数分かかるわけです。子どもの均等割の減額免除や多子減免などで子育て世代の負担を軽くして子育て世代を応援するべきですが、そうはなっていません。
第3の理由は、ためらわずに医療が受けられるように、資格証、短期証の発行をやめて通常の保険証を発送するべきですが、そうなっていない点です。
早期発見、早期治療が重症化を防ぎ、医療費を下げることにつながります。今回、政府の新コロナ対策として、緊急措置として資格証を保険証とみなす措置もとられています。この点から見ても、資格証、短期証では医療が受けにくいということがわかるのではないでしょうか。今回の措置、不十分だとは思いますが、ぜひ周知徹底をしていただくように要望をしておきます。
以上3点を主な理由として反対の討論とします。以上です。
○議長(
金銅宏親)
ほかに討論はありませんか。
笠原由美子議員。
〔3番
笠原由美子 登壇〕
◆3番(
笠原由美子)
議案第26号「令和2
年度羽曳野市
国民健康保険特別会計予算」に賛成の立場で意見を申し上げます。
上程をされていますこの
国民健康保険特別会計予算は、大阪府の広域化になって3年目の予算となるわけでありますけれども、羽曳野市として大阪府国民健康保険運営方針に基づき、大阪府とともに保険者機能を発揮していく中で、持続可能な健康を守る仕組みをさらに構築していくことが大事であります。
反対者の理由には、基金の活用や一般会計からの繰り入れで市独自の保険料の引き下げができないことを指摘をされていますが、さきの補正予算の討論の際にも申し上げましたが、羽曳野市被保険者数は年単位で1,000人規模での減少が続き、このことから推移して令和2年度の年間被保険者数は2万5,022人と、さらに減少する見込みです。その結果、本予算の中でも府支出金の令和2年度の繰入予算額は普通交付税で2億6,611万3,000円の減額となっていて、その大きな要因は被保険者の減少にあります。今後、超高齢化がさらに進む中で、後期高齢者医療に流動していく被保険者よりもさらに少ない加入者で国民健康保険特別会計を支えなくてはなりません。少ない加入者が保険料として納める保険料を今以上に一般会計からの繰り入れをふやすことで補填する考えには限界があることを知らなくてはなりません。今後、反対者は一般会計だけに頼らない方向をもっと模索するべきであります。
また、新年度から被保険者均等割額及び世帯平等割額を軽減する基準について、5割軽減と2割軽減とともに、被保険者数に準ずる金額を引き上げることになり、さらに多くの世帯の方に軽減措置が行われるようになるもので、新年度予算にも保険料軽減分として一般会計から5億5,374万3,000円が繰り入れをされています。
さきの補正予算の際にもやはり申し上げましたが、被保険者が減少し、あわせて保険料が大きく減少するなら、国保会計としては成り立つのですが、保険料は高額医療の保険適用や薬剤の多種多様化からの高騰も続き、1人当たりの医療費の伸びは今後も高騰していくことは仕方がありません。また、令和元年度末に全ての団塊の世代が70歳になられることから、超高齢化も大きな一因となっています。そのような背景がある中での保険料の値上げは、まずは加入する全ての被保険者がお互いに支え合い、皆保険制度を守り通さなくてはならないと思うところです。
そして、再三申し上げていますが、短期証、資格証の発行が行われることはけしからんとのことですが、保険料が経済的理由で払えない場合などは減免措置や分納など、その方の生活状況にできるだけ沿いながらの支払い方法を職員がともに悩み考える中で、取り組みが行われています。いきなり短期証、資格証の発行に取りかかるものではありません。何段階も支払える仕組みをつくり、でき得る限りの相談や接触をする中での最終手段としての発行となるもので、その際にも、払える状態にありながらも、国民健康保険の被保険者であることの義務である保険料の納付を怠る方や、使っていないことを理由に納付をされない方に対しての最後の接触手段の一つが短期証、資格証の発行や差し押さえであります。決して保険料が払えない方に相談もなく発行しているものではないことを知らなくてはなりません。
そして、大阪府の試算で、1人当たりの保険料収納必要額が令和元年度では13万9,669円が、令和2年度では14万8,247円と、その差は8,578円ですが、これを羽曳野市で見ますと、激変緩和措置により2億5,016万4,951円の国、府からの公費投入で13万6,840円となり、その効果額は9,998円の減額が行われるものであります。そして、その激変緩和の公費は、昨年10月の消費税10%による
社会保障費の財源からの投入であることを知らなくてはなりません。
そして、さらなる高齢化、またこのたびの新型コロナウイルス感染症など、短期間でパンデミックの状態を生み出す状況を経験し、医療の充実と皆保険制度の持続がどれほどに大切かを知りました。
以上のことから、本予算案は国保事業、そして皆保険制度を守り、安心で安全な生活を維持する中で必要な予算内容であり、賛成とすべきだと思います。
以上、賛成討論といたします。
○議長(
金銅宏親)
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
それでは、起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。
本件を委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者 起立〕
○議長(
金銅宏親)
起立多数であります。
よって、議案第26号は原案どおり可決されました。
次に、議案第27号「令和2
年度羽曳野市
と畜場特別会計予算」についての
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
渡辺真千議員。
〔10番 渡辺真千 登壇〕
◆10番(渡辺真千)
日本共産党議員団を代表いたしまして、議案第27号「令和2
年度羽曳野市
と畜場特別会計予算」に反対の立場で討論をいたします。
反対の第1の理由は、今後の見通しが見えてこない予算であるということです。
平成31年度の当初予算では、1万2,000頭の処理頭数を見込んでいたということでした。しかし、今回の予算の当初の処理頭数の見込みは1万1,500頭ということで、500頭減少の予算となっています。この間は減少の一途をたどっています。一方、施設の老朽化が進む中で、今後施設の修理、修繕費が増加するということが予想されています。過去に損益分岐は1万8,000頭と言われていたことから見ても、と畜数が減る中で今の施設をどう維持していくか、今後の見通しが見えず、先行きが不透明だという点が第1の理由です。
第2の理由は、今後のと畜場の運営に対して、評議委員会での話し合いがなかなか進んでいないということが民生
常任委員会の中でも出ました。
将来の方向性が見えていないという点で、この予算には2点の点で反対の理由とします。
なお、と畜場のあり方については、日本共産党が提案しています独立採算制も含めて早期に話し合いを前に進めていただくように申し述べまして、
と畜場特別会計予算について反対の討論といたします。
以上です。
○議長(
金銅宏親)
ほかに討論はありませんか。
竹本真琴議員。
〔5番
竹本真琴 登壇〕
◆5番(
竹本真琴)
議案第27号「令和2
年度羽曳野市
と畜場特別会計予算」について、賛成の立場で討論申し上げます。
まず、処理頭数についてでありますが、近年の社会情勢や需要と供給のバランス、また流通状況によって変動があるため、増減に対しては一概に言えるものではないと考えております。当然処理頭数をふやすための企業努力は行っていただいていると考えますので、今後もご尽力いただきますことを期待している次第であります。
また、修繕費につきましては、老朽施設であることに加え、常時水を使用することから劣化も激しく、企業努力によって処理頭数をふやせば、さらなる劣化を招くということは言うまでもありません。また、指定管理施設であるため、老朽箇所の修繕は施設設置者として、従業員の方々の安全を第一に考えるためにも、突発的なものも含め、必要箇所は都度修繕をしていかなければなりません。
したがいまして、独立採算制など今後のことも言われておりますが、理事者の方々にはこれからも継続的に協議を行っていただき、またいかにして地場産業を守っていくかということを期待いたしまして、本予算につきまして賛成とさせていただきます。
討論は以上です。
○議長(
金銅宏親)
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
それでは、起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。
本件を委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者 起立〕
○議長(
金銅宏親)
起立多数であります。
よって、議案第27号は原案どおり可決されました。
次に、議案第29号「令和2
年度羽曳野市
介護保険特別会計予算」についての
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
若林信一議員。
〔12番
若林信一 登壇〕
◆12番(
若林信一)
議案第29号「令和2
年度羽曳野市
介護保険特別会計予算」について、日本共産党市会議員団を代表して反対の討論をします。
反対の主な理由は以下の3点です。
第1の理由は、依然として介護保険料が高いということです。
貧困と格差がどんどんと大きくなり、長引く不況のもと、昨年10月から消費税が10%に増税され、とりわけ年金生活者にとっては年金が減らされる中、暮らしが大変な事態になっています。今回、消費税の増税に伴って公費が投入され、低所得者に保険料の軽減がされはしておりますが、依然として高い保険料が高齢者の暮らしを脅かすものとなっています。
反対の第2の理由は、保険料や利用料の減免制度の拡充がされていないという点です。
以前から私たち
日本共産党議員団として、一般会計からの繰り入れを行って市独自の減免制度の拡充や利用料の負担軽減助成などを求めてきましたが、そうなってはいないという点です。
反対の第3の理由は、国の制度改悪で保険料は支払っても介護サービスがますます利用できない状況になっているという点です。
介護保険制度は施行20年を迎えました。政府は制度改悪を繰り返し、介護の危機は深刻化しています。厚生労働省は、2021年度からの第8期介護保険制度の改定に向けて、さらなる負担増と給付抑制の議論を進め、2019年12月に介護保険制度の見直しに関する意見を示して、高額介護サービス費と補足給付、いわゆる施設入所者の食費や居住費の助成の負担増を打ち出しました。実施には法改定の必要な国会審議も行わず、2021年度からの施行を行おうとしています。これ以上の負担増は、高齢者、家族の生活を二重三重に追い詰めることになります。
以上が反対の主な理由ですが、以下のことを強く要望します。
国に対し、介護保険制度の改悪に反対し、公費負担を大幅にふやすことや介護労働者の処遇改善加算や働き続ける条件整備を行うなど、基本的な制度の改善を強く働きかけることを要望し、令和2
年度羽曳野市
介護保険特別会計予算に対する反対の討論とします。
討論は以上です。
○議長(
金銅宏親)
ほかに討論はありませんか。
花川雅昭議員。
〔6番
花川雅昭 登壇〕
◆6番(
花川雅昭)
議案第29号「令和2
年度羽曳野市
介護保険特別会計予算」について、賛成の立場で討論いたします。
介護保険制度は平成12年度にスタートし、ことし令和2年度は20年目の節目を迎えます。本制度は、国民の生活に密着し、介護福祉サービスの
社会保障制度としてなくてはならない制度となりました。当市におきましても、現在朝夕、市内のあちらこちらでデイサービスの送迎用車を見ない日はないでしょう。
ただいま上程されております令和2年度
介護保険特別会計予算は、第7期の羽曳野市高年者いきいき計画の最終年度であり、介護保険事業に必要な経費を具体化したもので、第8期の高年者いきいき計画の策定準備にかかわるものでございます。本予算では、一番多くの歳出予算であります保険給付費の増加が目立ちますが、これはますます進む高齢化社会の中で、被保険者に対し
社会保障サービスを提供するために、消費税の増税により介護事業の人材不足などを補うための予算も組み込まれております。そして、被保険者の方々に必要とされる介護サービスを安心して適正に受けられるように、丁寧に積み上げられた予算と判断をしております。
地域支援事業予算におきましても、元気な高齢者をつくる施策の拡充も図られており、高年生きがいサロンでは令和元年度から運営を当市直営で行うことにより、介護予防教室の開催回数が増加され、教室のプログラム枠が広がっていると聞かせていただいております。あわせて、管理栄養士や歯科衛生士、運動指導者などの専門職による要介護にならないためのフレイル予防対策も積極的に取り組まれていると、委員会で説明を受けた次第でございます。
また、地域で展開されている介護予防、健康づくり、いきいき百歳体操は、市内100カ所での実施場所を目指し取り組みを進められ、はびきのウェルネス事業におきましては、LICで実施されています東部教室、陵南の森で実施されております西部教室、そしてことし1月からは中央スポーツ公園で実施されておりますはびきのウェルネス中部教室が開設されており、高齢者自身が住みなれた場所で健康を維持できる環境が市域において広がりを見せており、さらなる拡充も期待するところでございます。
反対論者は、保険料や利用料が高いと言われておりますが、保険料につきましては、今回の予算において低所得者軽減対策では全額公費で賄われるなど、しっかりとした国の救済制度が確立され、低所得者の方にかかわる保険料軽減強化にさらなる拡充も図られております。先日の理事者の答弁でも、公費の投入により非課税世帯全体に軽減化が図られたことで、当市では約40%弱の市民がこの適用により保険料が下がると説明がありました。
そして、利用料につきましては、利用料の負担増となった制度改正での内容は、特に所得の高い方などから、その負担能力を見きわめた上でご負担をお願いするというように聞いております。
毎回言われます保険料や利用料が高いからといって、40歳より下の若年層に負担をしてもらうのか、また消費税を上げ、被保険者に対してさらなる軽減を期待されるのでしょうか。ただ、今後2040年問題を見据えたときには、国として制度の見直し検討は必要だと考える次第です。
委員会では、反対議員団の方からは、市として努力をしていただいているという発言もあり、市として現行の介護保険制度にしっかりと健全運営をしている評価のお言葉やったのかなと思っております。私は、まず世代間で不公平性が生じないよう、また高齢者の中でしっかりと負担をし、支え合い、現在の制度内で当市として被保険者に対し、できる限りの福祉サービスを提供することが当市の責務ではないかと考える次第でございます。
以上のことから、引き続き国の動向を注視しながら、安定した介護保険事業の運営と元気な高齢者づくりを着実に進められることをお願いいたします。
また、令和3年度にスタートします第8期羽曳野市高年者いきいき計画には、高齢者が安心して暮らせるような施策が講じられますよう要望いたしまして、賛成の討論といたします。
以上でございます。
○議長(
金銅宏親)
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
それでは、起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。
本件を委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者 起立〕
○議長(
金銅宏親)
起立多数であります。
よって、議案第29号は原案どおり可決されました。
次に、議案第31号「令和2
年度羽曳野市
後期高齢者医療特別会計予算」についての
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
渡辺真千議員。
〔10番 渡辺真千 登壇〕
◆10番(渡辺真千)
日本共産党を代表いたしまして、議案第31号「令和2
年度羽曳野市
後期高齢者医療特別会計予算」に反対の立場で討論いたします。
まず、反対の第1の理由は、医療保険制度という
社会保障の制度であるのに、年齢によって医療を差別するという制度であるという点です。
第2の理由は、高齢者にとって保険料が大きな負担を与える予算であるという点です。
統計的に見ても、高齢になるほど医療にかかる頻度もふえ、医療費も膨らんでくることがわかっています。このことから見ても、今後団塊の世代が後期高齢者となる時期を迎えるため、さらにこの制度の矛盾が大きくなり、負担がふえることが予想されます。事実、これまでも軽減措置の見直しで保険料が高くなってきました。さらに、今後医療費の窓口負担を1割から2割へ引き上げることも検討されており、高齢者にとって安心して医療を受けることを脅かしているもとでの予算であるという点が反対の第2点の理由です。
第3の理由は、大阪府の広域連合が行うために、減免制度が生活実態に即したものとなっていないという点です。
市は窓口になるだけで権限はありません。決定は大阪府の広域連合が行うため、窓口で生活実態などを丁寧に聞いて独自で減免をすることができないというのが第3の反対の理由です。
以上3点を主な理由として、本予算への
反対討論といたします。
以上です。
○議長(
金銅宏親)
ほかに討論はありませんか。
竹本真琴議員。
〔5番
竹本真琴 登壇〕
◆5番(
竹本真琴)
議案第31号「令和2
年度羽曳野市
後期高齢者医療特別会計予算」について賛成の立場で討論申し上げます。
反対論者は、年齢によって医療を差別する保険制度であると、制度そのものを否定されておりますが、まさに今世界でも類を見ない超高齢化が進んでいる我が国において、
社会保障制度をいかにして持続可能なものにしていくかということが課題とされている中で、国民全体で支え合い、我が国の国民皆保険制度を守っていかなければならないということを忘れてはなりません。
そのような観点から、行政機関においては高齢者の安心を担保するためにも、後期高齢者医療制度は今後も必要なものであると考えており、本市の新年度予算に関しましても特に問題とする点はないと判断いたしましたので、今後も大阪府後期高齢者医療広域連合とのさらなる連携強化のもと、自治体の役割として適切な運営を図っていただきたく存じております。
また、高齢者に対して厳しい制度であるということでありますが、現在の人口構成を見ましても、
社会保障全体を持続可能なものとして次世代に引き継いでいくために、高齢者のみならず現役世代からの支援金や公費の投入などに加え、低所得者への軽減措置を行っているほか、本市ではウェルネス事業やいきいき百歳体操などの健康寿命延伸に係る支援事業の充実など、さまざまな対策も講じられているところであり、今後も国、府と市町村でそれぞれの役割を果たしながら、制度の持続と継続に努めていかなければなりません。
したがいまして、これからも日本人が世界に誇れる国民性である思いやりと支え合いの精神を持ちながら、
社会保障制度を持続可能なものとして適切な事業運営を行っていただきますことを要望とし、本予算につきまして賛成とさせていただきます。
討論は以上です。
○議長(
金銅宏親)
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
それでは、起立により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。
本件を委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者 起立〕
○議長(
金銅宏親)
起立多数であります。
よって、議案第31号は原案どおり可決されました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(
金銅宏親)
日程第15、議案第2号「羽曳野市道路線の廃止について」から日程第21、議案第33号「令和2
年度羽曳野市
下水道事業会計予算」まで、以上7件を一括して議題といたします。
それでは、本7件につき委員長の報告を求めます。
田仲建設企業
常任委員会委員長。
〔建設企業
常任委員会委員長
田仲基一 登壇〕
◎建設企業
常任委員会委員長(
田仲基一)
議長の命により、去る3月10日に開催されました第1回定例会第5日目において本委員会に付託されました議案7件の審査の経過及び結果を報告申し上げます。
経過につきましては、去る3月23日に委員会を開会し、初めに議案第2号「羽曳野市道路線の廃止について」及び議案第3号「羽曳野市道路線の認定について」を一括して審査いたしました。
審査の結果、開発事業者への適切な指導や計画的な道路の維持管理などを要望し、特に問題となる点もなく、両案とも
全員一致で原案どおり可決すべきものとなりました。
次に、議案第7号「
南部大阪都市計画西浦北地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」ご報告いたします。
審査の結果、交通
安全対策、交通渋滞対策を徹底すること、近隣施設や住民と十分協議し、関係機関とも連携を図りながら計画を進めることなどを要望し、特に問題となる点もなく、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第8号「
南部大阪都市計画埴生野西地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」報告いたします。
審査の結果、道の駅が近くにあるので、本案の計画についても交通安全、交通渋滞に対してさらなる対策の徹底などを要望し、特に問題となる点もなく、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
続いて、議案第9号「
南部大阪都市計画駒ヶ谷地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」報告いたします。
審査の結果、景観への配慮や環境の保全に努めることなどを要望し、特に問題となる点もなく、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第32号「令和2
年度羽曳野市
水道事業会計予算」について報告いたします。
審査の結果、人口減少などの課題に取り組みつつ、健全な事業運営に努めること、また水道水の利用促進の啓発活動に努めることなどの要望がありましたが、本予算については何ら問題ないとして、
全員一致で原案どおり可決すべきものとなりました。
最後に、議案第33号「令和2
年度羽曳野市
下水道事業会計予算」について報告いたします。
審査の結果、浸水対策の推進や下水道整備率の向上、また融資制度の改善などの要望がありましたが、本予算については何ら問題ないとして、
全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
以上で建設企業
常任委員会の
審査報告を終わりますが、詳細につきましては後日
委員会会議録をご高覧くださいようにお願いいたします。
以上でございます。
○議長(
金銅宏親)
報告が終わりました。
初めに、議案第2号「羽曳野市道路線の廃止について」及び議案第3号「羽曳野市道路線の認定について」、以上2件を一括して
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
それでは、2件一括してお諮りいたします。
本2件に対する委員長の報告はそれぞれ
原案可決であります。
本2件を委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第2号及び議案第3号はそれぞれ原案どおり可決されました。
次に、議案第7号「
南部大阪都市計画西浦北地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」の
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。
本件を委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第7号は原案どおり可決されました。
次に、議案第8号「
南部大阪都市計画埴生野西地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」の
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。
本件を委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第8号は原案どおり可決されました。
次に、議案第9号「
南部大阪都市計画駒ヶ谷地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」の
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。
本件を委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第9号は原案どおり可決されました。
次に、議案第32号「令和2
年度羽曳野市
水道事業会計予算」の
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。
本件を委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第32号は原案どおり可決されました。
次に、議案第33号「令和2
年度羽曳野市
下水道事業会計予算」の
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
本件に対する委員長の報告は
原案可決であります。
本件を委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第33号は原案どおり可決されました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(
金銅宏親)
日程第22、議案第34号「令和元
年度羽曳野市
一般会計補正予算(第6号)」を議題とします。
それでは、提案理由の説明を求めます。
総務部理事。
〔
総務部理事 金森 淳 登壇〕
◎
総務部理事(金森淳)
ただいま上程いただきました議案第34号「令和元
年度羽曳野市
一般会計補正予算(第6号)」についてご説明申し上げます。
1ページをお願いいたします。
令和元
年度羽曳野市の
一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによる。
第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,856万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ410億2,797万7,000円とするものです。
令和2年3月27日 提出
羽曳野市長 北川嗣雄
2ページをお願いいたします。
第1表歳入歳出予算補正でございます。
歳入では、14款国庫支出金、項2国庫補助金で、歳出の決算見込みに連動し、個人番号カード交付事業費補助金708万2,000円を追加、10款地方交付税で財源調整として普通交付税1,148万2,000円を追加しています。
次に3ページ、歳出では、2款総務費、項1総務管理費で
退職手当791万6,000円を追加、項3戸籍住民基本台帳費で番号制度関連事務交付金708万2,000円を追加、10款教育費、項5社会教育費で小学校の臨時休校に伴う留守家庭児童会開会の経費として、賃金356万6,000円を追加しています。
なお、5ページからは事項別明細書及び給与費明細書を添付しております。ご参照の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
金銅宏親)
説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
笹井喜世子議員。
〔11番
笹井喜世子 質問席へ〕
◆11番(
笹井喜世子)
議案第34号「令和元
年度羽曳野市
一般会計補正予算(第6号)」について質問をさせていただきます。
ただいまのご説明で、補正内容については職員の
退職手当の追加、マイナンバー制度にかかわる事務手続での交付金算入、また学校休校に伴う学童の保育の職員給与などの補正であるということは理解いたしました。
そこで、2点質問したいと思います。
まず1点目は、この学童の補正ですけれども、新型コロナウイルス感染症によって学校の休校に伴って学童保育の開設がされたところから、今回嘱託・臨時職員の賃金補正となっているわけです。今回、歳入では一般財源を充てていますけれども、今後国から財源の算入予定があるというふうに聞いておりますので、その内容や時期をお聞きしたいと思います。
2点目には、今回の補正では新型コロナウイルス感染症にかかわっての補正はこの学童保育の職員賃金だけですが、国から補助制度が創設をされたものもあるというふうにも聞いています。そうした制度についてぜひ活用すべきですが、市としてどのように対応されているのかお聞きします。
また、国から、生活不安に対応するための緊急措置が発表されていますが、その内容と市としての取り組み、周知方法をお聞きします。
以上、大きく2点、よろしくお願いします。
○議長(
金銅宏親)
教育次長。
〔
教育次長兼生涯
学習室長 上野敏治 登壇〕
◎
教育次長兼生涯
学習室長(
上野敏治)
私からは、質問の1点目、休校による留守家庭児童会開設費用の国からの助成措置について、またその内容と時期ということのお尋ねについてお答えいたします。
令和2年3月10日に発表されました新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第二弾で、学校の臨時休業に伴って生じる課題への対応のうち、放課後児童クラブ等の体制強化等として追加的に発生する経費については、国費により支援する。国庫負担割合は10分の10と示されております。
時期につきましては、令和元年度の歳入となる見込みです。
私からの答弁は以上です。
○議長(
金銅宏親)
危機管理室長。
〔
危機管理室長 阪口幸雄 登壇〕
◎
危機管理室長(
阪口幸雄)
笹井議員2つ目のご質問に私からご答弁いたします。
国が発表しました生活不安に対応するための緊急措置につきましては、1つ目に個人向け緊急小口資金等の特例の拡大、2つ目に公共料金の支払いの猶予等、3つ目に国税、社会保険料の納付の猶予等、4つ目に地方税の徴収の猶予等となっております。
これを受けまして本市の対応としましては、社会福祉協議会が窓口になります、収入が減少した方がおられる世帯への緊急小口資金の貸し付け及び収入減少や失業等により生活に困窮し、日常生活の維持が困難となっている世帯への総合支援資金の貸し付けについて、また市税や市営住宅の家賃など、上下水道料金のお支払いが困難な方への納付相談について、経営に影響を受けている
中小企業者の方への大阪府によります緊急資金の融資制度や日本政策金融公庫によります特別貸付制度について、それぞれ本市のホームページにおいてご案内しておりますとともに、担当窓口においてお問い合わせに対応しております。
また、本市では、現在毎日対策本部会議を開催し、各部局での情報収集、共有に努め、市としての判断を図っております。今回の補正予算にはありませんが、こども課では国の補助金、交付金を活用し、感染防止用備品やマスク、消毒薬品等を一括購入して、民間保育園等に配布するよう進めております。
いずれにしましても、国、府が実施する政策の効果がしっかりと届くよう、時期を失することのないよう、市が一丸となって取り組んでおりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。
○議長(
金銅宏親)
笹井喜世子議員。
◆11番(
笹井喜世子)
ご答弁ありがとうございました。細かく説明もいただきまして、よくわかりました。
学童の経費については、今、一般財源で出されておりますけど、国費で10分の10示されているということですので、ぜひこれをきちんといただくようにしたいというふうに思います。
それとともに、新型コロナウイルスの感染症に対する緊急の措置について、今るるご説明がありました。大変大事なものだというふうに思います。個人向けの緊急小口資金の特例の拡大や公共料金の支払いの猶予、また国税、社会保険料の納付の猶予や地方税の徴収の猶予、こうしたものがそれぞれの窓口で対応していただけるというふうに今お聞きしました。ホームページなどでも案内をしているということでした。
今後、新型コロナウイルス感染症、本当に収束が見えない状況で、市民の皆さんの生活不安も増し、生活困窮が進むことが予測されます。ぜひこうした急ぐものについては、国からの緊急措置は暮らしに密接に関係するものであり、市民の皆さんが必要に応じて広く活用ができるよう、周知をする方法を広報などいろんな形を通じて広報していただきたいというふうに思います。
また、国からの補助制度が創設されているものにつきましても、その制度を急ぐものについては、学童の職員給与のように、市独自で必要な予算を組んで素早く対応をしていただきますよう、これも強く要望しておきます。
今回、コロナウイルス関連の相談、以前にも私が、コロナが発生したころには保健センターで市の対応窓口をつくるというふうなこともご答弁いただいておりました。しかしながら、今回コロナウイルス関連の相談が、今お示しのように、大変多岐にわたることから、コロナウイルス対策総合窓口、こうしたもの、今総合窓口ってありませんよね、羽曳野市ね、なくなりましたけれども、特に今コロナのこの大事なときには、コロナウイルス対策総合窓口、そこへ行けばいろんな部署へ案内をしてもらえると、そういうものを早急に設置して市民生活を支える対応をしていただきますよう強く要望をしておきます。
以上です。
○議長(
金銅宏親)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件を原案どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第34号は原案どおり可決されました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(
金銅宏親)
日程第23、
意見書案第1号「中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書」を議題といたします。
それでは、提案理由の説明を求めます。
笠原由美子議員。
〔3番
笠原由美子 登壇〕
◎3番(
笠原由美子)
意見書案第1号
中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書
上記の議案を別紙のとおり提出します。
令和2年3月27日
羽曳野市議会
議長 金 銅 宏 親 殿
提出者
羽曳野市議会議員
笠 原 由美子
竹 本 真 琴
笹 井 喜世子
松 村 尚 子
樽 井 佳代子
では、案文の朗読をもって趣旨説明とさせていただきまので、よろしくお願いいたします。
中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書
従来、ひきこもりは主として若年・青年層の課題としてイメージされてきた。しかし最近では、就職氷河期世代も含め中高年層に及ぶ大きな社会問題としてクローズアップされてきている。
政府が中高年層を対象に初めて実施した全国規模の調査が昨年3月公表されたが、40〜64歳のひきこもりが全国で約61万人にのぼるという推計は社会に大きな衝撃を与えた。ひきこもり期間の長期化や高齢化により、高齢者の親とともに社会的に孤立するケースも少なくない。
政府としては、これまで都道府県・政令市への「ひきこもり地域支援センター」の設置や「ひきこもりサポーター養成研修・派遣事業」を行ってきたが、今後は、より身近な場所での相談支援の実施や社会参加の場の充実など、就職氷河期世代も含めた中高年のひきこもりに対して、これまで以上に実効性ある支援と対策を講じるべきである。
そこで政府におかれては、中高年のひきこもりは、個々人やその家族だけの問題ではなく、社会全体で受け止めるべき大変重要な課題と捉え、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。
記
1.より身近な場所での相談支援を行うため、自立相談支援機関の窓口にアウトリーチ支援員を配置し、同行相談や信頼関係の構築といった対本人型のアウトリーチ支援を実施すること。また、自立相談支援の機能強化に向けたアウトリーチ等を行うための経費については、新たな財政支援の仕組みを創設すること。
2.中高年のひきこもりにある者に適した支援の充実を図るため、市区町村による「ひきこもりサポート事業」のさらなる強化を図ること。具体的には、中高年が参加しやすくなるような居場所づくりやボランティア活動など就労に限らない多様な社会参加の場の確保。さらには家族に対する相談や講習会などの取り組みを促進すること。
3.「8050問題」など世帯の複合的なニーズやライフステージの変化に柔軟に対応できるよう、「断らない相談支援」や「伴走型支援」など、市区町村がこれまでの制度の枠を超えて包括的に支援することが出来る新たな仕組みを構築すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和2年3月27日
大阪府
羽曳野市議会
内閣総理大臣
厚生労働大臣
皆さんのご賛同をどうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
金銅宏親)
説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
討論を終結いたします。
お諮りいたします。
本件を原案どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
ご異議なしと認めます。
よって、
意見書案第1号は原案どおり可決されました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(
金銅宏親)
日程第24、各
常任委員会の
所管事項に関する調査についてを議題といたします。
本件につきましては、総務文教、民生産業、建設企業の各
常任委員会から令和2年5月31日まで閉会中も調査いたしたい旨の申し出があります。
お諮りいたします。
各
常任委員会の申し出どおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
金銅宏親)
ご異議なしと認めます。
よって、総務文教、民生産業、建設企業の各
常任委員会からの申し出どおり、その
所管事項に関し、令和2年5月31日まで閉会中も調査することに決しました。
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(
金銅宏親)
以上で本定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。
最後に、本年度で退職される職員の皆様に議会を代表して心から感謝申し上げますとともに、改めまして今後とも羽曳野市の発展のためにご協力、ご指導いただきますことをお願い申し上げたいと思います。本当に長い間ご苦労さまでございました。そして、ありがとうございました。
これをもちまして令和2年
羽曳野市議会第1回定例会を閉会いたします。
大変お疲れさまでございました。
午前11時24分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
令和2年3月27日
┌───────────┬──────────┬───────────────────┐
│
羽曳野市議会議長 │ 金 銅 宏 親 │ │
├───────────┼──────────┼───────────────────┤
│
羽曳野市議会議員 │ 広 瀬 公 代 │ │
├───────────┼──────────┼───────────────────┤
│
羽曳野市議会議員 │ 黒 川 実 │ │
└───────────┴──────────┴───────────────────┘
付議事件並びに議決結果一覧表
┌───┬───────────────────┬───────┬──────┐
│議 案│ │ │ │
│ │ 件 名 │議 決 年 月 日│ 議決結果 │
│番 号│ │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 1 │(仮称)羽曳野市立
西部こども未来館整備│R.2.3.10│原 案 可 決 │
│ │工事の請負契約について │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 2 │羽曳野市道路線の廃止について │R.2.3.27│原 案 可 決 │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 3 │羽曳野市道路線の認定について │R.2.3.27│原 案 可 決 │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 4 │羽曳野市石油貯蔵施設立地対策等交付金基│R.2.3.27│原 案 可 決 │
│ │金条例の制定について │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 5 │羽曳野市
森林環境譲与税基金条例の制定に│R.2.3.27│原 案 可 決 │
│ │ついて │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 6 │羽曳野市
中小企業及び小規模企業振興基本│R.2.3.27│原 案 可 決 │
│ │条例の制定について │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 7 │
南部大阪都市計画西浦北地区地区計画の区│R.2.3.27│原 案 可 決 │
│ │域内における建築物の制限に関する条例の│ │ │
│ │制定について │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 8 │
南部大阪都市計画埴生野西地区地区計画の│R.2.3.27│原 案 可 決 │
│ │区域内における建築物の制限に関する条例│ │ │
│ │の制定について │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 9 │
南部大阪都市計画駒ヶ谷地区地区計画の区│R.2.3.27│原 案 可 決 │
│ │域内における建築物の制限に関する条例の│ │ │
│ │制定について │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 10 │羽曳野市職員の
配偶者同行休業に関する条│R.2.3.27│原 案 可 決 │
│ │例の制定について │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 11 │羽曳野市
教育委員会の教育長の
退職手当の│R.2.3.27│原 案 可 決 │
│ │特例に関する条例の制定について │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 12 │特別職の職員の給与に関する条例の一部を│R.2.3.10│原 案 可 決 │
│ │改正する条例の制定について │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 13 │一般職の職員の給与に関する条例の一部を│R.2.3.10│原 案 可 決 │
│ │改正する条例の制定について │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 14 │羽曳野市立教育・保育施設設置条例の一部│R.2.3.10│原 案 可 決 │
│ │を改正する条例の制定について │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 15 │羽曳野市手数料条例の一部を改正する条例│R.2.3.10│原 案 可 決 │
│ │の制定について │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 16 │羽曳野市国民健康保険条例等の一部を改正│R.2.3.10│原 案 可 決 │
│ │する条例の制定について │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 17 │羽曳野市営住宅条例の一部を改正する条例│R.2.3.10│原 案 可 決 │
│ │の制定について │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 18 │羽曳野市監査委員条例等の一部を改正する│R.2.3.10│原 案 可 決 │
│ │条例の制定について │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 19 │羽曳野市固定資産評価審査委員会条例の一│R.2.3.10│原 案 可 決 │
│ │部を改正する条例の制定について │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 20 │羽曳野市放課後児童健全育成事業の設備及│R.2.3.10│原 案 可 決 │
│ │び運営に関する基準を定める条例の一部を│ │ │
│ │改正する条例の制定について │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 21 │令和元
年度羽曳野市
一般会計補正予算(第│R.2.3.27│原 案 可 決 │
│ │5号) │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 22 │令和元
年度羽曳野市介護保険特別会計補正│R.2.3.10│原 案 可 決 │
│ │予算(第5号) │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 23 │令和元
年度羽曳野市水道事業会計補正予算│R.2.3.10│原 案 可 決 │
│ │(第3号) │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 24 │令和元
年度羽曳野市下水道事業会計補正予│R.2.3.10│原 案 可 決 │
│ │算(第3号) │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 25 │令和2
年度羽曳野市
一般会計予算 │R.2.3.27│原 案 可 決 │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 26 │令和2
年度羽曳野市国民健康保険特別会計│R.2.3.27│原 案 可 決 │
│ │予算 │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 27 │令和2
年度羽曳野市
と畜場特別会計予算 │R.2.3.27│原 案 可 決 │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 28 │令和2
年度羽曳野市財産区
特別会計予算 │R.2.3.27│原 案 可 決 │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 29 │令和2
年度羽曳野市
介護保険特別会計予算│R.2.3.27│原 案 可 決 │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 30 │令和2
年度羽曳野市
土地取得特別会計予算│R.2.3.27│原 案 可 決 │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 31 │令和2
年度羽曳野市後期高齢者医療特別会│R.2.3.27│原 案 可 決 │
│ │計予算 │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 32 │令和2
年度羽曳野市
水道事業会計予算 │R.2.3.27│原 案 可 決 │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 33 │令和2
年度羽曳野市
下水道事業会計予算 │R.2.3.27│原 案 可 決 │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ 34 │令和元
年度羽曳野市
一般会計補正予算(第│R.2.3.27│即日
原案可決│
│ │6号) │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│意 見│中高年のひきこもりに対する実効性ある支│R.2.3.27│即日
原案可決│
│ 1 │援と対策を求める意見書 │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ │各
常任委員会の
所管事項に関する調査につ│R.2.3.27│決 定│
│ │いて │ │ │
├───┼───────────────────┼───────┼──────┤
│ │諸般の報告 │R.2.2.25│報 告│
└───┴───────────────────┴───────┴──────┘...