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令和 元年 9月18日総務文教常任委員会-09月18日-01号

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  1. 羽曳野市議会 2019-09-18
    令和 元年 9月18日総務文教常任委員会-09月18日-01号


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    令和 元年 9月18日総務文教常任委員会-09月18日-01号令和 元年 9月18日総務文教常任委員会            総 務 文 教 常 任 委 員 会 会 議 録 1 開 催 月 日  令和元年9月18日 2 開 催 時 間  午前9時57分~午後7時58分(会議8時間20分、休憩1時間41分) 3 開 催 場 所  協議会室 4 出 席 者  (1) 委 員  ◎ 委員長 ○ 副委員長   ◎ 金 銅 宏 親   ○ 渡 辺 真 千   ・ 笠 原 由美子   ・ 竹 本 真 琴   ・ 笹 井 喜世子   ・ 松 井 康 夫  (2) 理事者   ・ 北川嗣雄市長    ・ 安部孝人副市長   ・ 樽井市治副市長   ・ 高崎政勝教育長   ・ 山脇光守市長公室部長兼こども未来室長   ・ 白形俊明総務部長兼行財政改革推進室長   ・ 川浦幸次保健福祉部長兼福祉事務所長     ・ 松永秀明生活環境部長
      ・ 椿原 稔水道局長兼下水道部長  ・ 清水淳宅教育次長兼生涯学習室長   ・ 高井基晴市長公室理事      ・ 吉永留実子市長公室理事   ・ 阪口幸雄危機管理室長      ・ 金森 淳総務部理事兼財政課長   ・ 淋 信行税務長         ・ 山田剛史市民人権部理事   ・ 戸成 浩土木部理事       ・ 上野敏治都市開発部理事   ・ 東  伸都市開発部理事兼都市計画課長    ・ 川地正人学校教育室長   ・ 中村靖夫監査委員事務局長兼公平委員会事務局長兼固定資産評価審査委員会     事務局長            ・ 南里民恵世界文化遺産推進室長   ・ 森井克則市長公室副理事兼こども課長兼(仮称)西部こども未来館設立準備     室長兼古市複合館長   ・ 森井宏之総務部副理事兼管財用地課長     ・ 田中安紀保険健康室長   ・ 松本晃尚保健福祉部副理事   ・ 藪田英友生活環境部副理事兼環境衛生課長   ・ 惠谷信和土木部副理事兼道路整備推進室長   ・ 堂山浩三都市開発部副理事兼建築指導課長   ・ 渡辺正治都市開発部副理事兼建築住宅課長   ・ 岡山義雄水道局次長兼水道局総務課長   ・ 岩城泰弘農業委員会事務局長   ・ 塚本圭祐人事課長   ・ 南口修二政策推進課長兼観光課長兼道の駅しらとりの郷・羽曳野駅長   ・ 北村雅人災害対策課長      ・ 藤田晃治総務課長   ・ 佐藤貴司契約検査課長      ・ 菊地一夫指導監査室長   ・ 堀田一成福祉総務課長兼向野老人いこいの家館長   ・ 和田康隆生活福祉課長      ・ 白樫伸浩保険年金課長   ・ 中村幸子健康増進課長      ・ 寺元麻子高年介護課長   ・ 尾久聖子地域包括支援課長兼高年生きがいサロン2号館館長兼高年生きがい     サロン3号館館長兼高年生きがいサロン5号館館長兼高年生きがいサロン6     号館館長            ・ 山下和男市民課長   ・ 松浦 治人権推進課長      ・ 風呂谷康世人権文化センター館長   ・ 木村晃祥市民協働ふれあい課長兼市民大学事務長兼緑と市民の協働ふれあい     プラザ館長           ・ 中川佳久道路公園課長   ・ 鈴川良平下水道総務課長     ・ 泥谷浩行下水道建設課長   ・ 粕谷美光教育総務課長      ・ 前田幸章学校教育課長   ・ 佐々木祐之社会教育課長兼青少年センター館長兼白鳥児童館長   ・ 吉井裕子秘書課参事兼政策推進課特命プロジェクトチームリーダー   ・ 明神亜里人事課参事       ・ 浅田哲史情報政策課参事   ・ 宮岡良治防災企画課参事     ・ 竹中 博災害対策課参事   ・ 伊藤聖浩世界文化遺産推進室長代理   ・ 松村光男こども課参事兼子育て支援センターふるいちセンター長兼子育て支     援センターむかいのセンター長  ・ 京谷雅敏管財用地課参事   ・ 辻西弘至行財政改革推進課参事福祉総務課高年生きがいサロン運営再検討     プロジェクトチームリーダー   ・ 小川有紀子税務課参事   ・ 木村武裕税務課参事   ・ 豊田浩和陵南の森老人福祉センター所長兼陵南の森総合センター所長兼陵南     の森公民館長          ・ 桝井恵美障害福祉課参事   ・ 横濱宜志障害福祉課参事     ・ 舟本美果保険年金課参事   ・ 辻西睦美健康増進課参事     ・ 西田克也市民課参事   ・ 田中直明支所長         ・ 辻村真輝産業振興課参事   ・ 坂田和久道路公園課参事     ・ 芝池寿規道路公園課参事   ・ 笹野孝久みどり推進室長     ・ 山中正彦維持管理課参事   ・ 川村正雄建築指導課参事兼建築主事   ・ 筒井政雄監察室長兼建築主事   ・ 大前 満住宅政策推進室長   ・ 山本一人教育総務課参事     ・ 福田 透給食センター所長   ・ 芝池秀晃青少年児童センター館長 ・ 吉澤則男文化財保護課参事   ・ 細井正人図書館課参事兼中央図書館長兼古市図書館長兼羽曳が丘図書館長兼     丹比図書館長兼東部図書館長   ・ 奥野雅也陵南の森図書館長   ・ 梁川泰延スポーツ振興課参事   ・ 寺元正治会計管理者兼出納室長   ・ 藤田悦宏選挙管理委員会事務局長 ・ 山藤里香公平委員会事務局参事  (3) 事務局   ・ 吉 村 俊 一   ・ 松 川 貴 至   ・ 竹 中 雅 世  (4) 傍聴議員   ・ 外 園 康 裕   ・ 花 川 雅 昭 5 案   件    ① 議案第58号「成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」    ② 議案第66号「令和元年度羽曳野市一般会計補正予算(第2号)」    ③ 報告第16号「平成30年度羽曳野市一般会計歳入歳出決算認定について」    ④ 報告第19号「平成30年度羽曳野市財産区特別会計歳入歳出決算認定について」    ⑤ 報告第21号「平成30年度羽曳野市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について」             △開議 午前9時57分 ○金銅 委員長   おはようございます。  時間が少し早いですけれど、ただいまより総務文教常任委員会を始めさせていただきます。理事者におかれましてはたくさんの理事者がご参集いただきましてまことにありがとうございます。  きょうの朝、天気予報を聞いていましたら、きょうの最高温度が29度ということで、やっと秋らしくなってきたんじゃないかなと思います。ただ、9月に入りましたら、やっぱり夏が本当に猛暑でしたんで、その8月の猛暑のときの疲れが9月になったら出てくるような時期にもなりますんで、皆様体には十分注意をいただきまして日ごろの業務を進めていただけるようお願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますが私からの挨拶にかえさせていただきます。  それでは、市長、ご挨拶をよろしくお願いいたします。 ◎北川 市長   改めまして、おはようございます。  本日は総務文教常任委員会を開催をいただきまして、お願いをいたしております報告案件を含めて5件の議案のお願いをいたしております。どうかひとつよろしくご検討いただいてご決定いただきますようにお願いをいたします。また、9月については敬老月間ということで、当市の敬老会を含めて各町会、各校区で開催された敬老会につきましてもそれぞれの地域で議員の皆さんにご出席をいただく中で無事に終了させていただきました。今月末になりますと幼稚園、小学校、そしてまた中学校の体育祭がございます。よろしくご出席をいただきますようにお願いを申し上げまして、甚だ簡単でありますけども本日の開会の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○金銅 委員長   それでは、審査前の注意事項を申し上げます。  本日の委員会は、第2委員会室におきましてもモニター放映しておりますので、発言者は必ずマイクを使用してください。また、音響設備に支障を来しますので、発言後はマイクの電源をオフにしてください。携帯電話は電源をお切りになるか、マナーモードにしてください。質問は付託案件の内容に絞って質問されますよう、委員の方、よろしくお願いいたします。また、簡潔明瞭にまとめてお願いを申し上げます。  以上でございます。  それでは、審査方法についてお話をさせていただきます。  本総務文教常任委員会には3件の決算報告及び2件の議案が付託されております。審査順については、まず初めに2件の議案から審査し、続いて3件の各会計の決算報告について審査したいと思います。 ①議案第58号「成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」 ○金銅 委員長   それでは最初に議案第58号「成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」を審査いたします。  各委員、質疑はございませんか。どうぞよろしくお願いします。 ◆松井 委員   長い説明の後ですが、議案第58号ですね、成年被後見人等の権利の制限に係るという、この提案理由の中に公務員等に係る法律上の欠格条項が改められることから同様の改正をしますということですねんけど、そもそもこの成年被後見人等という言葉の意味ですね、こういうことですよというちょっとご説明をお願いしたいなというように思います。 ○金銅 委員長   それでは理事者、よろしくお願いいたします。 ◎塚本 人事課長   松井委員からのご質問について答弁いたします。  まず、そもそもこの法律の改正の趣旨がどんなもんやという意味も含めてというお尋ねだと思うのですけれども、そもそも今回の法律の改正につきましては、いわゆる成年被後見人等の人権が尊重されて、成年被後見人等であることを理由に不当に差別がされないように成年被後見人等に係る欠格条項、その他権利の制限に係る措置の適正化などを図るために措置を講じるというのがこの改正の趣旨でございます。  具体的には、成年被後見人等を資格や職種、業務などから一律に排除するような規定、いわゆる欠格条項を設けている各制度を見直して、心身の故障などの状況を個別的、実質的に審査をしまして、各制度ごとに必要な能力の有無を判断するようにおよそ180法律程度の整備が行われたものです。そのうちの一つとして、地方公務員法の改正も含まれております。  あとは、今回条例の中には地公法の改正以外にも児童福祉法の改正の分もありますが、いずれにしても成年被後見人等に該当するということをもって一律的に特定の職種や資格から今まで排除されていたものがそういうことで排除をするのではなくて、個別的に審査をしてそれぞれの判断をするという内容に至っているものです。概要は以上になります。 ◎白形 総務部長兼行財政改革推進室長 
     認知症や精神上の障害などの程度に応じて重度の方を成年被後見人、中度の方を被保佐人、軽度の方を被補助人として定めておりまして、主治医の医学的な判断を参考にするなどして家庭裁判所から審判を受けた方のことを言います。これとは別に未成年後見制度もあるのですけれども、今回対象になりますのは成年被後見人と被保佐人、この2人が対象になるということで、いわゆる公務員としての欠格条項となっていました条項を撤廃してその人の状況を見て判断をするということになりました。これがおよそ180法律程度とされているのですけれども、今回はいわゆる市職員の公務員の部分と、6では家庭的保育事業の保育士の部分も欠格条項になっておりましたので、大概の採用、雇用、それらの部分から欠格条項としては外される。それぞれの状況を見て判断をして雇用をするということになります。  以上です。 ◆松井 委員   公務員の試験を受けて市役所の職員になられますが、そのときにこの欠格条項がもともと具体的に、どんなことが欠格条項なのかは具体的には余り言えませんのかな。 ◎塚本 人事課長   もともとの公務員の欠格条項というところになるかと思います。公務員、我々地方公務員ですが、地方公務員法の第16条というところにもともと職員となる、もしくは試験を受けることができないということで欠格条項が定められておりまして、その一つにこの成年被後見人または被保佐人に該当した場合は、そもそも公務員資格がないということになっております。そのほかに言いますと、いわゆる禁錮以上の刑に処せられる者とか、当該地法公共団体で懲戒免職を受けてから2年を経過しない者であるとか、例えばいわゆる暴力団のようなそういったようなものに該当するとかそういったものが定められておりまして、そのうちの一つである成年被後見人のところの条項が削除されたということになります。  以上です。 ◆松井 委員   結構です。ありがとうございました。 ○金銅 委員長   それでは、ほかの委員の方。 ◆笠原 委員   お答えいっぱいいただいたんでよくわかりました。ただ、そのいわゆる成年後見人になった場合、それを解除できることがあるのかということと、今度は逆のパターンで、成年後見人をつけられた側の人、いわゆる親とかご親戚とかになるかと思うんですけど、もちろん一般の他人同士の関係の方が、先ほどいろんな理由がありました、例えば認知症とかで今現在も軽度やっても人の判断とかドクターの判断によってとかいろいろあると思います。介護度とかというものも認定もあると思うんですけど、これから医療等が進んでいくことも考えられる上で、ご本人が後見人を必要としない状況になった場合、それをもとにすることというのはできるんですか。 ◎塚本 人事課長   まとめてといいますか、ざっとした話になるかもしれないんですけれども、今までは成年被後見人を選任された場合については公務員としては失職する、あるいは受けている状態の人は公務員の試験を受けられないという条項がありました。それが削除されたということに伴って、被後見人、もし選任されていてもこのように公務員試験を当然公平に受けていただけますし、職員でそういった状態になったことをもって自動的に失職するということはなくなったということになります。その上で、法改正の中で個別的に判断するという中で公務員やったらどうなるんだと、そういった状態になった場合どうなるんだということについては、そもそも分限などによって休職処分ができるとか個別の規定がそもそも公務員法には別途ありますので、そういった中で失職するということではなくて、一定期間業務から退ける、分限処分をするということも含めて対応するということになってまいります。後見人に選任されたあと、それが解除できるか、そこまでちょっと承知してなくて申しわけないんですけれども、その程度を見てまた判断されるものではないのかなと思っています。  以上です。 ◆笠原 委員   解除できるかどうかは他の課ではわからないんですか。 ○金銅 委員長   解除ができるかはほかの課ではわからないんでしょうか。白形部長、どうですか。 ◎白形 総務部長兼行財政改革推進室長   私も専門じゃないんですけれども、成年被後見人というのはいわゆる脳死認定をされた方とか重度の認知症を患っている方とかというのが成年被後見人になります。先ほども言いました被保佐人になりますと、いわゆる日常の買い物程度ならできるけども大きな財産を購入したり契約を締結したりすることが難しい方、いわゆる中度の認知症の方などがいわゆる被保佐人になりますんで、恐らく笠原委員ご質問の医学的にお医者さんが診て軽くなっているということであれば、多分段階が落ちるんであろうというふうには思われます。基本的には家庭裁判所が判定をするんですけども、判定が難しい場合には医師の判断によって成年被後見人、それから被保佐人、被補助人のこの3区分の中で判断をされるのかなというふうに思いますんで、よろしくお願いします。 ○金銅 委員長   笠原委員、よろしいでしょうか。 ◆笠原 委員   結構です。 ○金銅 委員長   それでは、ほかの委員の方、ないですか。よろしいですか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○金銅 委員長   そうしたら、質疑は出尽くしたようでありますので、各委員の意見を聞き、採決していきたいと思いますので、意見と賛否の表明をお願いいたします。 ◆笠原 委員   特に問題はないと思いますので賛成です。 ◆竹本 委員   私も議案第58号に関しましては特に問題ございませんでしたので賛成とさせていただきます。 ◆笹井 委員   私も賛成の立場で、そもそもの趣旨もよくわかりましたし、欠格条項が改められたことでその方の状況を見て判断をするというふうに広がったというふうに思いますので、そのことについては結構だと思います。 ◆松井 委員   別に問題ないと思います。 ○渡辺 副委員長   議案第58号については、ご説明もよくわかりましたし、一律に排除するということではなく、その人の個別に対応するということで人権的にもよくなったと思いますので賛成とします。 ○金銅 委員長   採決の結果、議案第58号「成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」は、全員一致により原案どおり可決すべきものといたしました。ありがとうございます。             ―――――原 案 可 決――――― ②議案第66号「令和元年度羽曳野市一般会計補正予算(第2号)」 ○金銅 委員長   続きまして、議案第66号「令和元年度羽曳野市一般会計補正予算(第2号)」を審査いたします。  それでは、各委員質疑をお願いいたします。 ◆松井 委員   一般会計の補正予算(第2号)で、歳出ですが、建築住宅課の向野の東住宅ですかね。 ○金銅 委員長   16、17ページです。 ◆松井 委員   これ、減額1億2,992万2,000円ですか。減額補正されていますが、その理由ですね、それちょっとお願いしたいなと思います。  それと、給食センター、教育委員会のやつですかね。給食費負担金925万円というのが上がっております。この理由についてお願いしたいなと思います。 ○金銅 委員長   それでは2点。 ◎大前 住宅政策推進室長   松井委員のご質問にお答えいたします。  当該工事設計の際にアスベストの調査をした結果、外壁の下地部分にアスベストが使用されており、適正な処理を行うために当初予算より増額となりますが、増額により12月議会での議会の議決が必要となり、工期がアスベストの除去工事を行うために約2カ月延びることとなり、また工事の開始が当初の計画より約3カ月後ろにスライドすることから工事が年度をまたぐこととなって債務負担行為を組むこととなりました。このため、今年度の工事の出来高部分が今回の補正額となり、今年度分は減額、令和2年度当初分で残りの分を予算化することとなります。また、歳入も同様に今年度分が減額となります。なお、約3カ月後ろにスライドすることによる新築工事の計画工程への影響はございません。  以上です。 ◎福田 給食センター所長   松井委員からの給食費の関係についてのご質問にお答えさせていただきます。  学校給食センターでは、保護者からいただいております給食費で給食に必要な物資、つまり食材等を購入しまして、市が負担した委託料等で調理配送し、給食として提供をしております。  給食費は、1食当たり高学年220円、低学年210円いただいておりまして、平均すると約215円となります。そこに市から1食当たり5円を負担補助として支出をしております。振込手数料等の諸経費等を考慮せず1食当たり約220円が食材の購入費となりまして、昨年の食材等の購入費用は1食当たりほぼ220円でした。毎日給食として提供されます主食であります御飯、パン、それと牛乳につきましては、府内の他の市町村と同様で、本市でも大阪府給食会から購入しております。その主食、牛乳合わせて昨年度と比較しまして4円10銭の値上がりとなりまして、さらに民間業者からの入札で食材を購入しております一般物資も軒並み値上がりをしております。今年度4月から7月にかけて食材等の購入は1食当たり225円12銭となっております。これは、想定しております220円を5円12銭ほど超過しております。10月以降は消費税率の改定に伴いまして給食の食材等は軽減税率の対象にほぼなっておるんですけども、人件費、運送費が影響を受けます。それによって今後高騰が見込まれ、食材の本体価格、値上がり自体が見込まれております。そのため、現在保護者からいただいております給食費では、2学期以降の全ての食材等を補うことができなくなります。その不足分を保護者に一定の周知期間もなく突然にご負担していただくというわけにもいきませんので、今回給食費負担金に購入費の不足分を補正予算にて計上させていただきました。  以上です。 ◆松井 委員   最初の向野住宅ですが、結局調査したらアスベストが出てきたということで、それに係る経費もまたあるわけですわね。それで工期も延びますよということやと今理解しますけれども、別にほかには何もなかったんですね。アスベストだけがということで。この役所の仕事のやり方というのがいずれもちょっと難しいんですが、一旦皆さんこれでこういうふうにやりましたと、この3月末までにやらなあかんけれども、延びたから新たにマイナス計上すると。しかし、それまでにやってる工事は先に支払うという解釈でよろしいですか。今説明していただいたやつはそういう解釈でよろしいんかな。  当初の予算よりアスベストの除去費用の分増額となり、増額により12月の議会の議決がもう一回必要になるということで工期が2カ月延びて、工事の開始が当初より後ろにスライドする、しかし工事が年度をまたぐことにより、次の期の当初予算に組み込むということで正しいんかな。 ○金銅 委員長   補正予算のこと。どうぞ。 ◎大前 住宅政策推進室長   今松井委員おっしゃったとおりなんですけども、全体工事費としては工事費が、アスベストの除去工事費は上がっていくんですけど、工期自体が延びることと、計画工期が当初思ってた10月よりも議会の議決をという形になりますので、その分が年度をまたぐこととなるということから、それぞれの年度でという形になりますので、当初の今年度、令和元年度の当初の予算からするとその分が減額になると。残りの分が令和2年度という形になります。  以上です。 ◆松井 委員   かみ砕いてありがとうございました。わかりました。  それから、教育委員会の給食費ですねんけども、食材費が上がったからということ、本来これ親御さんというか保護者の方が負担せなあかん給食費やと思いますねんけども、急にそれを値上げというふうになるんか、そういうのを急遽できないから市でとりあえず助成しときましょうということですのかな。 ○金銅 委員長   今の負担金で解釈はどうなんですか。 ◎福田 給食センター所長   ここ最近の食材の高騰等もありまして、給食費が不足しておりまして、学校給食法でも保護者に材料の購入につきましては保護者にご負担いただくような取り組みになっておるんですけども、ですんで今後の件につきましては、また給食費等の改定等を含めて検討していく方向になるとは思いますけども、それが2学期直ちにという形をとることもできないので、当面の今年度の穴埋めとして必要最低限の給食費を今回の補正で計上させていただいた補正となっております。  以上です。 ◆松井 委員   給食費というのは別会計というんですか、そういう給食費を保護者から集めてすると。みんな聞いたらそれについて1食5円を市から助成してたということですねんけど、それはもうこの公会計のほうに乗せてこれだけのお金を助成してますよというのをわかりやすいほうにしたほうがええん違います。 ◎高崎 教育長   私からご答弁させていただきます。  基本的には給食費の材料費については保護者負担となっています。各自治体によって、その施策として一部負担をしている市町村もあります。今回の場合は、当初、今年度中については当然今の、現在の給食費で十分やっていけるという想定でこの1年やっていって、それからことし一年についてはその値上げも含めて今後どうするか、20年以上値上げしてませんから、実際それが給食としてちゃんと維持できるのかどうかということで検討するということでしておったんですけども、材料費が野菜の値上がりもそうですし、お米もそうですし、乳製品がかなり上がってきたということで、それで急遽足らなくなった状態になっています。これは、全国の市町村でもそういう状況が起こっていまして、大阪府でも急にそれを値上げするということで少し大阪府の中の市町村でもそういうことで難しい状況が出てることも確かですんで、当初から今年度はそれでやっていけるということの予想でしたのが、急にこういう高騰があったということの対応のために今回こういう措置をとらせていただいたわけでございます。  以上でございます。 ◆松井 委員   それで補正に上がってきたというのは大変理解はできますけど、給食費1食5円これまで助成してましたよというのも私の勉強不足か何かわかりませんねんけど、そういう助成があったというのも知らんかったし、今回こういうふうに食材が上がりましたと、これはもうやむを得ないことやから、急に保護者にそういう負担もあれやから、とりあえず市で助成しときましょうと、これはそれでいいんかなというふうに思ってるんですよ。もともと給食費というのはその保護者の皆さんから集めて、その中で運営していると思ってましたんで、食材が上がったからこうしますというのもわかるけれども、給食費に5円助成してましたよということをわかりやすくしたほうがいいのと違うかなと思うてますねんけど。 ◎高崎 教育長   まさにそのとおりです。今回の場合は、一応値上げも含めて検討するということで給食会で一度その議論もしていただいて、今回保護者の方にも今の羽曳野市の給食の状況を説明させていただきながら今後どうしていこうか、おっしゃるとおり基本的には給食費については保護者負担ですので、保護者で負担していくということを前提に給食費についても今後考えていかなければならないかなと思っています。今までの分で給食費一部負担をしていた分については当然わかりやすくするというのはおっしゃるとおりだと思います。  以上です。 ◆松井 委員   ありがとうございました。 ○金銅 委員長   よろしいですか。  そうしたら、ほかの委員の方。 ◆笠原 委員   松井委員とのやりとりをお聞きしていまして、教育長の答弁の中で20年間上げてこなかったということがありました。20年間というとかなり大きなスパンだと思うんですけど、この間他市は、やっぱり他市も20年とか10年とかそういう大きいスパンで全く給食費をさわってこなかったんですかね。それとも、羽曳野市の特徴として20年間上げて来なくて、これほぼほぼ今の答弁を聞いていると今年度はまずこの補正予算でいきます、来年の4月からはこの後検討した上で給食費が、要は5円12銭、もう現実上がってて、5円補助しても足らないわけですから、それに対しては上げざるを得ない状況というのが今生まれていると確認をいたしました。来年4月から給食費を上げるということを大前提で進めていく、でも20年上げて来なかったというスパンは大きいと思うんですけど、その辺のお考えをお聞きしたいと思うのが1点。もう一個、一応この1点だけ先に聞いておいていいですか。
    ○金銅 委員長   あと何点残ってます。 ◆笠原 委員   あと一個ですけど、全然違う。 ○金銅 委員長   いいです。 ◆笠原 委員   もう一個はころっと変わりまして、補正の中の20、21ページの要は債務負担行為の中で翌年以降にわたるものについての年度末の支出ということで、ライセンス使用料でオペレーティングシステム拡張分というのがあります。これは令和元年ですから、今年度から4年までの間に1,365万3,000円の補正が行われるわけですけれど、この内容について少しお聞きをしたいと思います。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、給食費のほうから。 ◎高崎 教育長   20年間上げてこなかったという、その運営につきましてはかなり相当な工夫をしてきました。いわゆる栄養については、これは法とか基準で決まっておりますんで、給食としてカロリーの維持をしなければならないということで、それを持ちながらやってきました。ですから、例えばハロウイーンに何かお菓子をつけたりいろんなことをやっているのを最低限やめてしまってそちらの食材費でやってきたという努力を継続されてきたんですけども、やはり消費税も8%に上がったときにもちょっと検討はしたんですけども、まだ頑張れるという話でやってきたんです。この間、やっぱり食材が急に上がっているということもありまして、後その予測ですよね、これからどのぐらいの食材費がかかっていく、上がっていくかというようなことも含めてちょっと丁寧に検討して、今年度中にそういう方向、いわゆる保護者の方ともお話をさせてもらいながら、議会とも相談をさせてもらいながら来年度以降についての運営をきっちりご相談させてもらって決めていこうと考えておりますので、よろしくお願いします。 ○金銅 委員長   それでは、ライセンス使用料についてどうぞ。 ◎浅田 情報政策課参事   笠原委員のご質問についてお答えいたします。  このライセンス使用料につきまして、ウィンドウズ7からウィンドウズ10へ本年度1月に移行しないといけないということが決まっております。このウィンドウズ10に移行するときに必要なライセンスとなります。実際、今年度予算を計上しておりましたが、実際契約の場になりまして3年以上の契約が必要となりました。それによって長期継続契約をしようとしましたが、ライセンス使用料が長期継続契約とならないことも判明いたしまして、債務負担行為を組んで3年分契約できるようにしました。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、笠原委員、給食費はどうですか。 ◆笠原 委員   理由については、給食費を20年上げていないということについて工夫はしてきたということで、大変にありがたいというように思っています。以前羽曳野市は、老人保健の医療費をとことん値上げをしないということに挑戦をしている時期があります。最後の最後、苦肉で老人保健をいよいよゼロからとっていくということになったときも、とてもすばらしいことをし続けてきたんだけれども、最後の最後の土壇場で負けざるを得ない状況まで、かつかつまでやってきたということで、上げることになったときに多くの批判はあったことは事実です。私自身やっぱり20年上げてこなかったという工夫が今の教育長の話でとてもよくわかるんですけど、社会情勢とか状況を見たときに、やっぱりある程度のところでは何とか努力したらいけるということは、私たちの市議会はこうして話をしている、または協議をする中でわかりますけど、保護者の方とか20年たてば、7歳で入学しても27というすごい年になる、そんなことを考えていくと、温かい、ありがたい努力だけどどんな効果があるのかなということを思うと、市の職員の方々が本当になって必死になっていることというのが評価されることがとてもいいとは言わないですけど、もうちょっと時代の流れに則した取り組みをしっかり考えていくべきなんじゃないかなと。それはやっぱりお肉にしてもBSEとかいろんな感染症があったり、また豪雨によって途端にキュウリが1本二、三十円で買えたのがほんまにいきなりめっちゃ高くなってとか、キャベツとかね、お野菜が本当に高くなるのは、もうこれ生活を預かっている保護者の方、お母さんめちゃめちゃわかっていますので、そういうことをもうちょっとタイミングよく検討していただきたいなということを強く思いました。  それから、情報については、7からウィンドウズ10ということで、全庁舎にあるパソコン全てが移行、現在7であるものを移行していくということだと思いますので、また理由はよくわかりましたんで、この件、結構です。 ○金銅 委員長   それでは、ほかの委員。  笹井委員、お待たせしました。何点ありますかね。 ◆笹井 委員   みんな言ってもらったんで1点だけです。  今の給食費のことですけれども、教育長おっしゃったように本当に20年頑張っていただいているというのは本当に職員の方々、また給食のああいう料理をされる方々の努力だというふうに思って、それはすごく感謝をするし、評価もいたします。ただ、言われるように食材費が上がって、子どもたちの栄養価が下がるようなことがあったりとか、どんどん食べる量が減るとかそういうことになっては絶対いけませんので、そこはきちっと手当てをするということで、今回食材費を925万円、急な負担ではだめだということで市で持つということは大変ありがたいし、いいことだというふうに思います。  ただ、今後についてはこれから考えるということですけれども、食材は上がらないというふうに今消費税言われてますけどね、8%でとどめられるというんですが、10%に上がるものもいっぱいあるわけですよね。そういう中で生活が、特に若い世帯が大変厳しい生活実態になる中で、やっぱりいろんな物が上がる中でまた給食費が上がるというのは大変な負担になるんではないかというふうに思いますので、この今5円負担していただいてますけど、他市ではいろんな負担の金額の割合があって、羽曳野が5円していることがすごく誇らしいというわけでもなく、ほかにもいろんなしていただいている市もありますので、それは市の財政の中で考えることですけれども、給食の無償化というのも今、給食費の無償化が大変大きな運動にもなっておりますので、ぜひここのところにつきましては今後も負担のないようにぜひ検討をいただきたいというのが一つ要望です。 ○金銅 委員長   質問は言わない。 ◆笹井 委員   いやいや、今のは要望です。  質問はもう一つで、市民プールかなと思うんですけれども、体育館の施設管理、18、19ページの委託料、設計委託料、これがプールかなと思ってるんですが、これは何になるのか。 ◎梁川 スポーツ振興課参事   笹井委員のご質問ですが、プールです。この委託料1,267万円につきましては、中央スポーツ公園に整備を計画しております市民プールの第2期整備、主に屋内温水プールの整備となりますが、その基本設計、実施設計に伴う委託料となります。中央スポーツ公園における新たな市民プールの整備につきましては、1期、2期に分けて整備を進めており、1期整備の更衣室やフリールームを備える管理棟の整備、北側道路の歩道整備、撤去自転車置場の移設につきましては、昨年の秋より整備を始め、この7月に整備を完了しています。2期整備の内容につきましては、はびきの埴生学園の25メートルプールの解体の後、完成しております管理棟と接続する形でプール本体の屋内温水プールを整備するほか、北側駐車場の整備を予定しており、また集中豪雨対策として有効な施設である地下貯留槽の設置も検討しています。  スケジュールにつきましては、この補正予算の可決をいただきましたら、設計業者を選定する制限つき一般競争入札、電子入札を行い、来年秋ごろの完成をめどに設計を行う予定としております。そして、来年の秋ごろには工事施工業者の選定の入札を行って、令和3年度中の完成に向けて整備を進める予定としております。  この設計につきましては、次のページですね、20ページ、21ページになるんですけれども、2カ年の設計の予定になっておりますので、債務負担行為としまして、次年度分として4,986万円を計上しており、合計6,253万円を計上させていただいております。  以上となります。 ◆笹井 委員   わかりました。歳出まで聞こうと思ったことも全部言っていただきました。ありがとうございました。  ただ、この債務負担行為、聞こうと思ってたんですけれど、これはもともとにこのプール入札が不調に終わって、その設計料があって、ここに、そこも含んだこのプールの設計分で、全体を合わせればさっき、今言われたように6,200万円ほどになるということで、これが一応設計の全てということになるんですかね、それだけ。 ◎梁川 スポーツ振興課参事   設計の全て、第2期整備の設計の全てということになります、この6,200万円。これまで終わっている第1期整備の部分につきましては決算にも30年度分と今年度分で上がってきますけど、それはまた別途あります。 ◆笹井 委員   わかりました。そうしたら、新プールについてはいまだに入札の不調により建設ができずに方向転換もされましたけれども、来年も、再来年も、今聞きますと令和3年度までは市民プールができない状態だということがわかりましたけれども、屋外プールから屋内プールに計画変更されて1期工事も完成しましたけれども、この1期工事のときの図面というのを見せていただきたいということで言ってたんですけれども、これ情報公開しないととれなかったんですよ。やっぱりこういうものをつくってこういう入札するんだということであれば、事前にやっぱり議会にも示していただいて、こういう形で入札を行ってますというふうにお知らせをいただくとともに、こうした大きな工事を取り組むときにはぜひ意見を多くの人から聞くということが大事なんじゃないかなと思います。今回は特に室内の温水プール、屋内温水プールということですので、このことを市民の方聞かれて大変楽しみにしているというのもあるんです。市民プールは多くの人がどれだけ楽しんで利用していただけるかということが大変大事なことだと思いますし、屋内プールであれば介護予防にも寄与するものになるというふうに思いますので、設計は各課の意見、また他市の事例なども参考にしながらある程度まとめていただくのは担当課でやっていただくにしても、ある程度できた時点で市民や議会にも示しながら、もっとよくなるようなとか、もっとご意見もいろいろいただきながらそれを反映できるような形で進めていただきたいと思いますけれど、いかがでしょうか。 ○金銅 委員長   質問ですか。 ◆笹井 委員   考え。 ○金銅 委員長   今の考えに対して、どうぞ。 ◎梁川 スポーツ振興課参事   笹井委員からのご意見ですね。今後屋内温水プールを整備するに当たりましては、これまでの子どものレクリエーションの場に加えて高齢者も含めた健康増進の場にもなりますし、そういった市民のご意見等も確認させていただいて、他市の事例や民間のいろいろな事例等も参考にさせていただいて、今後多くの市民の皆様が利用いただけるようなプールになるよう検討してまいりますので、よろしくお願いします。 ○金銅 委員長   プールの内容出すか出さないか。 ◆笹井 委員   検討して反映させると言うてくださった。 ○金銅 委員長   そんでええの。議会とか出せとかというのはよろしいの。 ◆笹井 委員   済いません、とにかく、できるだけ早くに情報を開示していただきたいということです。よろしくお願いします。 ○金銅 委員長   その辺の開示もよろしくお願いいたします。 ○渡辺 副委員長   1件だけですけど、今回の補正の大きなところは、子ども・子育ての分ですね。これは入りも出もかなり多いんですけれど、無償化に関するものだということですけれど、この10、11なんかでは臨時交付金、また国庫負担金ですね、補助金、次のページでは府のいろんな負担金が子育てのために入っていますが、これは10月から3月、今年度分のこの交付金や負担金、補助金に、これが全てなんでしょうか。出についてはいろんな保育所のところ、幼児教育のところでそれぞれ出ていますが、これは具体的にどのような形で認可保育園、幼稚園、私立の、このようなもともとのこの保育料の分をこのまま入るのでしょうか。入れるんでしょうかお聞きします。 ◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長   渡辺委員のご質問に総括してお答えしたいと思います。  歳入につきましては、今年度10月からスタートいたします幼児教育・保育の無償化に伴う国の負担分、府の負担分等の収入と、あと地方負担分につきましても今年度に限り国が負担するということになりますので、その分も計上しています。あと、歳出に関しましては、今回直接その園に何かということではなくて、3歳児の無償化を始めるに当たって例えばシステムの改修であるとか、当然書類等ふえますのでロッカーの購入であるとか、保護者の皆さんにお知らせするためのいろんな印刷物等にも使える補助金を使えますので、その分を支出として計上しています。  以上です。 ○渡辺 副委員長   今回、今年度の分については国が全部負担するということですけれど、また歳出の部分ではいろんな事務がとてもふえるし、人件費も今後、今年度だけじゃなくて次年度ももっとふえていく可能性もありますので、国にしっかりまた今後要望していただいて、財政の確保をよろしくお願いしたいと思います。 ○金銅 委員長   意見、要望でよろしいね。ありがとうございました。  それでは、質疑が出尽くしたようでありますので、各委員の意見を聞き、採決をしていきたいと思います。  意見と賛否の表明を松井委員からお願いをします。 ◆松井 委員   補正予算に関しても緊急に何かあっていろいろなことが起きたから補正を組むという形になりますんで、この補正予算が通らなかったら話はまた前に進みませんから、賛成といたします。 ◆笹井 委員   この一般会計補正予算(第2号)には、主に今ご紹介もありましたように、教育、保育の無償化に伴うもの、そして先ほどありました向野の住宅の建てかえと新市民プールの設計料、小学校の給食食材の負担、こういったもので反対するものではありません。今後、先ほども申しましたが、小学校の食材についてはさまざまな問題はありますけれども、保護者へのこれ以上の負担を求めず、給食の無償化へと市も取り組んでいただきたいということと、市民プールは先ほども申しましたが、市民なり議会への意見が反映できるようにして、多くの市民が誰しも利用できるそういう市民プールにしていただきますよう要望をしておきます。 ◆竹本 委員   補正予算(第2号)につきましては、特に問題を感じませんでしたので賛成とさせていただきます。 ◆笠原 委員   賛成で結構です。 ○渡辺 副委員長   今、いろいろ審議がされたところなんですけど、私も給食費の食材費、5円ね、補助してくださっているというのは前々からお聞きしておりまして、羽曳野市として施策としてやっていただいていると思っています。今の子育ての状況をどう見るかということなんですけど、やっぱり今回の10月の無償化、全ては日本共産党賛成しませんけれど、負担軽減についてというのは大切な施策やと思っています。その意味でも、やっぱり食材費を、学校給食はもちろん食材費は保護者負担となっていますけど、その法に縛られるものでもないので、市としてどうするかということが今の情勢の中で問われていると思いますので、補助をやっぱり拡充していってほしい。この間、この議会でも学校給食の無償化の意見書を可決されましたけれど、国としてもしていただくということもあれなんですけれど、やっぱりそれだけ今の情勢を通して子育てを応援しなあかんというふうになっていますので、その手だてを市としてもしていただきたいなと思います。この議案には賛成とします。 ○金銅 委員長   採決の結果、議案第66号「令和元年度羽曳野市一般会計補正予算(第2号)」は全員一致により原案どおり可決すべきものといたします。             ―――――原 案 可 決――――― ③報告第16号「平成30年度羽曳野市一般会計歳入歳出決算認定について」 ○金銅 委員長   続きまして、報告第16号「平成30年度羽曳野市一般会計歳入歳出決算認定について」の審査をいたします。  本件は、歳出を1款の議会費から4款の衛生費、次に5款の労働費から9款の消防費、最後に10款の教育費から14款の予備費までを3つに分けて審査したいので、歳入及び全般についての審査に入ります。よろしいですか。最初は歳出、それが終わりましてから歳入及び全般について審査に入るということで、この3つに分けさせていただいておりますので、まずは1款の議会費から4款の衛生費までで各委員の方、ご質問があればお願いいたします。 ◆竹本 委員   1款議会費から4款衛生費までについて14点ほど質問させていただきますので、順次ご答弁お願いします。 ○金銅 委員長   14点ということなので、切れるところでよろしいでしょうか。 ◆竹本 委員 
     委員長の判断で切っていただきたいと。5点ずついきましょうか。 ○金銅 委員長   そうしたら、5点先に。それに対しまして理事者のお答えをよろしく。 ◆竹本 委員   よろしくお願いします。  1点目なんですけども、決算書の72ページをお願いします。  一番下のところの広報広聴費についてですが、当初予算額2,422万3,000円に対し不用額532万6,298円と出てるんですけども、この要因について教えてください。  次に2点目、決算書76ページを見ていただきまして、目5の企画費なんですが、こちらについても当初予算額3億5,498万円に対して2,170万2,597円の不用額が出ておりますが、こちらの要因についてもお願いいたします。  続きまして次のページ、79ページの委託料ですが、上から6つ目の観光・移住総合調査業務委託料、そして1つ飛ばして英会話教室運営支援委託料、その下の地域食ブランド創出業務委託料、下から5つ目の多言語化構築業務委託料の4つについての内容をそれぞれ教えてください。  これで5つぐらいですかね。 ○金銅 委員長   そうしたら1番のほうからお願いします。 ◎吉井 秘書課参事兼政策推進課特命プロジェクトチームリーダー   竹本委員ご質問の、広報広聴費の不用額が多いということでその原因についてお答えさせていただきます。  不用額532万6,268円のうち、およそ85%が広報の印刷製本費に当たります。主な原因としましては、平成30年度に内容の見直しを少し図りまして、年間で33ページのページ数の縮減を図りましたことと、あとはまた交付金とか補助金の歳入があるような国や府の事業内容を広報に掲載する場合においては、市の単費からの支出とならないように当該記事の印刷費相当分について歳入のある所属へ振りかえをしたこと、あとは入札差金などによるものです。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは2番目の、76ページの目5の企画費についてお答えいただけますか。 ◎南口 政策推進課長兼観光課長兼道の駅しらとりの郷・羽曳野駅長   私からは、竹本委員ご質問の企画費の不用額についてと、次の観光・移住総合調査業務と、1つ飛ばしまして地域食ブランド創出業務のそれぞれの内容についてお答えいたします。  まず、企画費の不用額2,100万円のうち、実質委託料が1,354万4,496円とちょっと大きい額の不用額を出しております。こちらの内容が、30年度に行いました地方創生の事業でして、はびきの観光・移住創造かんぱにー設立支援業務の委託であります。こちらが提案募集による業者選定を行ったんですけども、その結果、およそ860万円の差金が生じております。1,300万円のうちの860万円がそのカンパニー設立支援事業の委託料の差金というふうに出ております。主なものはこういったところが原因だということです。  続きまして、観光・移住総合調査業務なんですけども、内容としましてははびきの観光・移住創造かんぱにー設立業務、設立していくに当たりまして、羽曳野版DMOの運営の基礎となる戦略及び経営方針等の策定に必要な基礎データ等を収集するために周辺地域、羽曳野を取り巻く周辺地域の状況の把握ですとか、事業戦略、計画の検討、立案等、有効となる基礎データの収集、また訪日外国人の誘導策を検討するために行いました外国人向け意向調査ですとか、また既にもうDMOとして設立されてます団体についての先進事例調査で、加えてブランドコンセプト案の整理、自主財源の確保に向けた事前調査、また経営の柱となる基礎モデルの設計開発などの事業を行ったものでございます。  次に、地域食ブランドの創出に関する調査業務ですけれども、こちらにつきましては本市の地域特産品等に関するブランドの確立及び販路開拓や消費の拡大等を促進するとともに、6次産業の推進、遊休農地の解消に向けた取り組みにつなげるために本市の特産品についての整理や市場調査や、合わせて関係事案、ネーミング等に関する調査、加えて大阪都心部において実際にPR事業やイベントなどを開催することによって中心部に集まる方々に対して市の特産物等をPRした上でどの程度受け入れられるかというようなテストマーケティングを行ったものでございます。  私からは以上です。 ○金銅 委員長   それでは、79ページのあと2点ですね、英会話の分と委託料ですけど多言語化、2点お願いします。 ◎吉井 秘書課参事兼政策推進課特命プロジェクトチームリーダー   竹本委員のご質問の英会話教室運営支援委託料につきましては、はびきのE-Kids!という事業に係る委託料で、市立幼稚園及び認定こども園の4歳児、5歳児を対象としまして外国人スタッフによる英会話教室に係るものです。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、多言語化の部分は誰がお答え、どうぞ。 ◎南里 世界文化遺産推進室長   多言語化構築業務委託料の内容ですけれども、現在世界遺産の構成資産となっています古墳などを中心に説明看板が設置されていますけれども、そこには現在既に日本語と英語の2カ国語で表記されていますけれども、それに加えて韓国語と中国語の簡体字、中国語繁体字の3言語で表示ができるようにユニボイスコードというものを張りつけています。それをユニボイスの専用アプリをダウンロードしたスマホなどで読み取りますと、その3言語の表示がされるのと、あと読み上げもされるようになっています。平成30年度は20カ所の看板に設置をしています。  以上です。 ◆竹本 委員   再質問とか意見は最後にさせてもらいますので、続き行かせていただきます。  次に、決算書79ページの節15の工事請負費のところなんですけども、古市古墳群案内看板等設置工事、それから観光バス乗降場整備工事、この2つの内容について教えていただきたいと思います。  続きまして、決算説明書の66ページ。移っていただきましてよろしいでしょうか。  左上のはびきの夏スタ、それから今ご説明いただいたはびきのE-Kids!について、保護者の声はどうだったのか教えていただきたいです。それから、アンケート等を実施したのであればそちらの内容についても教えていただきたいと思います。 ○金銅 委員長   そうしたら、再度決算書の79ページの工事請負の分で2点ですね。古市の分と観光バスの件、請負費で、お答えいただけますか。 ◎南里 世界文化遺産推進室長   私からは、古市古墳群案内看板設置と観光バスの乗降場整備工事についてお答えします。  古市古墳群案内看板の設置につきましては、車両用の道路標識と歩行者用の誘導サインの2つの内容になります。まず、車両用の道路標識ですけれども、12カ所に設置しておりまして、一つは百舌エリアと結ぶ堺羽曳野線上と、あともう一つ970号線上の応神天皇陵古墳周辺に設置しています。それぞれ応神天皇陵古墳はこちらと、駐車場は市役所へという中身で車両が市役所にちゃんと駐車できるように誘導するためのものです。歩行者用の誘導サインについては2カ所、白鳥北交差点と、それと軽里3丁目のバス停付近につけています。いずれも古市駅から歩いてこられた方が主な古墳であるとか、あるいはその他の遺跡などに行くための主要なポイントになるところに設置をしています。  次に、観光バスの乗降場の整備工事ですけれども、こちらは2カ所です。1つは、応神天皇陵古墳の外濠外堤沿いの旧170号線上に設置をしています。ごめんなさい、普通の170号線上。もう一カ所が、峯ヶ塚古墳と白鳥陵古墳の近くということで、LICはびきののエントランスに整備をしています。  駐車をする場所が、観光バスの駐車場所というのがなかなか確保することが困難ですので、乗客の方をそちらでおろしていただいて、必要なところへ行っていただけるようにというための乗降場として整備をしています。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、決算説明書の66ページのはびきの夏スタとはびきのE-Kids!、2つ。 ◎吉井 秘書課参事兼政策推進課特命プロジェクトチームリーダー   竹本委員ご質問のはびきの夏スタ、はびきのE-Kids!、どちらも保護者からのお声ということでよろしかったですか。 ◆竹本 委員   はい。 ◎吉井 秘書課参事兼政策推進課特命プロジェクトチームリーダー   まず、はびきの夏スタにつきましては、30年度における保護者からのアンケート結果になるんですけれども、参加してよかったというのが86%、また参加したい73%など、おおむねご満足いただいている結果となっています。また、個別のご意見としましては、勉強に集中ができた、レクリエーションや外国語講座が楽しかった、夏休みに久しぶりに友達に会えてよかった、生活にめり張りがついてよかったなどのご意見を多数いただいております。  次に、はびきのE-Kids!ですけれども、E-Kids!では特に保護者アンケート等は行ってはおりません。しかし、英会話教室の実施日に保護者の方が自由にごらんいただいたり、また参観日をその教室の実施日にしていただいているような幼稚園もありまして、その際にお聞きするご意見としましては、楽しみながら自然に無理なくネーティブな発音や外国文化に触れることができるというこの事業に対しまして一定評価をいただいていると感じております。  以上です。 ◆竹本 委員   では、引き続きよろしくお願いします。  次、決算説明書の77ページからお願いします。  下から4つ目の二重丸のところなんですけども、国際交流についてですが、30年度にはウィーン市13区ヒーツィング区長等の年賀状の送付、それからオーストリア国家公認ガイドのイップ常子さんによる講演会ということですが、国際交流都市としてもう少し距離を縮めるといいますか、広く交流を図っていくなど考えておられないのか見解をお示しいただきたいと思います。  続きまして、3款民生費に移ります。  再び決算書に戻っていただきまして、131ページを開いていただきまして、児童福祉費の児童福祉総務費から節15の積立金、下から3つ、4つ目ぐらいの段のところですけども、ダルビッシュ有子ども福祉基金積立金に471万4,000円というふうになっているのですが、この使途、使い道についてわかれば教えてください。  続きまして、決算書の146ページ。  項5の災害救助費についてですが、当初予算額3,458万円に対して2,047万6,000円の不用額が出ておりますが、この要因について教えてください。  最後に、決算説明書の111ページを開いていただきまして、生活保護費のところなんですけども、3つ目の二重丸のところに生活保護システムOA経費とありますが、これにつきましては横の説明にもありますように基準の見直し――これ国の基準の見直しだと思うんですけども――に伴う回収ということですが、基準見直しによる当市への影響などはないのでしょうか、教えてください。  以上、お願いいたします。 ○金銅 委員長   それでは、決算説明書が2つと決算書が2つなんで、説明書の2つからいきましょうか。  77ページ、まず説明書の77の部分から理事者の答弁をいただきたいんですけれど、国際交流の件で。その次に生活保護の部分ですね。これが説明書なんで、これからいきます。だから、最初国際交流をお願いします。 ◎木村 市民協働ふれあい課長兼市民大学事務長兼緑と市民の協働ふれあいプラザ館長   先ほど委員からは国際交流、これが現在どのような状況かというご質問だったというふうに思います。  平成29年度と平成30年度の2年間、オーストリアの国家公認ガイド、イップ常子氏を講師に招きまして、ウィーンの持つすばらしい風景や暮らしなどについて写真なども織りまぜてわかりやすくご紹介をいただきました。担当課としましては、ただ単に講演会をするのではなく、市の他のイベントとコラボし、ポスターやパネル、あとまた講演などで友好都市であるウィーン市13区ヒーツィングのすばらしさをより多くの皆様に知っていただきたいと考えておりまして、電話連絡ではございますが、現在イップ常子氏に伝え、来日調整などを行っているところでございますので、よろしくお願いいたします。 ○金銅 委員長   それでは、説明書の111ページ。生活保護のシステムについて。基準見直しについて。 ◎和田 生活福祉課長   委員ご質問の生活保護システムのOA経費の部分で、基準見直しによる改修の影響はないのかというところでご質問だと思います。  この生活保護システムのOA経費におけるシステム改修費、支出額が74万5,200円となっておりまして、財源といたしましては生活保護適正実施推進等事業費補助金の業務効率化事業メニューで、補助率は2分の1となっております。  改修内容といたしましては、平成30年10月からの生活保護基準についての見直しによる改修、それに児童養育加算や母子加算の変更、あと進学準備給付金の追加などのシステム改修経費で、国から示された見直し用のプログラムを更新したものです。もちろん更新した基準額などの内容はミスがないよう生活福祉課内におきましても組織的にチェックをしております。  以上でございます。 ○金銅 委員長   それでは、決算書に行きます。よろしいでしょうか。  まず、131ページのダルビッシュ有の福祉基金について。  その次が、146ページの災害救助費ということで、ダルビッシュ有の、どうぞ。 ◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長   私からはダルビッシュ有子ども福祉基金の事業についてご説明させていただきます。  ダルビッシュ有子ども福祉基金につきましては、主な寄附の先としましては、ダルビッシュ有の勝利数掛ける10万円というところと、あとふるさと納税で子ども関連の収入がありますので、その分をこちらの基金に積み立てています。  主な事業なんですけれども、昨年はダルビッシュ有の文庫というのが中央図書館にコーナーとして設置されていますので、そちらに追加の図書を購入いたしました。また、あと市内に2カ所ある児童養護施設の児童たちを本市が観光協会をやっていますブドウ狩りにご招待をしたというような事業であるとか、あと同じく児童養護施設を退所して大学等へ進学される方に応援奨学金事業として支給している分がありますので、そういうものが主な支出先となっています。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、146ページの災害救助費、お願いします。 ◎北村 災害対策課長   災害救助費の不用額についてですが、まずもってこれは災害弔慰金といいまして、大きな災害、例えば災害救助法がいろいろ適用されるような災害なんですが、これは細かく条件が決まっておりますが、そういう災害の中でお亡くなりになった方に対してお見舞いとしてお支払いする制度となっております。こちらは30年度、幸いにも羽曳野市では一切ございませんでしたので丸々不用額となっております。  もう一つは、半端の47万6,000円の分なんですが、こちらにおきましても災害の際に羽曳野市災害見舞金等支給条例というのが制定されておりまして、こちらが50万円の予算額をとっておるんですが、この中で床上浸水、床下浸水、あと火災等における全焼、半焼などいろんな条件区分によってお見舞金をお支払いする制度となっております。その不用額が47万6,000円あるということで、合わせて2,047万6,000円。  済いません、ちょっと金額を間違って、不用額は2,044万円となっております。役務費の被災家庭し尿取扱料というのは、これは環境衛生課で災害時にくみ取りとかしていただいている関係のお金というふうに伺っております。  私からは以上です。 ◆竹本 委員   おおむね理解いたしました。  企画費に関して再質問させていただきます。  主に世界遺産関連や地方創生関係、DMOに関連する内容が多くあったんですが、30年度は主にDMOの準備ということで詳細は今年度中に固めていかれるというふうには思うのですが、基本的なところで観光・移住総合調査業務に関しまして、観光事業に関してはマーケティングが何よりも大切になってくると思っているのですが、準備段階として観光や移住を促す中でターゲット調査等は行ってこられたのでしょうか。再度お示しください。
    ○金銅 委員長   1点だけですね。 ◆竹本 委員   1点です。 ○金銅 委員長   そうしたら、76ページの企画費の今の再質問についてお答えください。 ◎南口 政策推進課長兼観光課長兼道の駅しらとりの郷・羽曳野駅長   委員のご質問に対してお答えいたします。  特に、観光・移住総合調査につきましては、先ほども申し上げましたように、周辺自治体を取り巻く周辺状況の調査でありますとか、あと都市部におけるテストマーケティング等、どちらかというと基礎調査といった側面が強い事業であると考えておりますので、今回の事業、こちらの総合観光・移住総合調査業務としましては、特段こういった層をターゲットにしたというものに限って行った事業ではないということです。  以上です。 ◆竹本 委員   マーケティングについてこれからより一層研究していただきたいと思います。  先ほどの質問させていただいた内容からいろいろと意見とかしたいんですけど、この場じゃないんですかね。 ○金銅 委員長   質問じゃないねんな。 ◆竹本 委員   意見ですけども。 ○金銅 委員長   そうしたら、とりあえず1款から4款で分けてるんで、ここで質問した後、その質問した内容についての意見があればお願いします。 ◆竹本 委員   1款から4款までの質問に対する意見をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  先ほど企画費に関しては言わせていただいたのですが、古市古墳群案内看板と観光バス乗降場整備では、それぞれ事業は行っていただいているのですが、不用額が結構ありますけれども、事業の内容からして少し控え目ではないかなと感じましたので、適正な予算執行と事業実施をお願いしたいと思います。  そして、国際交流に関してですが、もちろん相手方さんの意向もあるとは思うのですが、当市でも外国語にかかわる事業もふえてまいりましたし、先ほどの多言語化構築業務を始め、教育でも外国との交流や外国語学習を実施している、促進している中で、今後さらなる積極的なアプローチを行っていただいてさらに交流を深めていただきたく思います。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、ほかの委員、質問をお願いします。 ◆笠原 委員   私は1款から4款まで8点です。  それでは、2款からいきます。1款には特にございません。  2款の決算書の79ページの委託料、動画制作委託料が998万4,600円というふうに出ております。これは、今回世界遺産等々について羽曳野市のいろいろな動画がホームページでアップされているのを確認をいたしております。とてもわかりやすかったり、また市民の皆さんからは、こんなんが羽曳野に、西側は特に思います、ここ羽曳野やったんかと、改めて自転車ででもゆっくり行ってみたいなという声も聞けて、自分の何か関係するところでは極力見ていただくように努力はしてございますが、全体としてこの効果と利活用についてまずお聞きをしたいと思います。  それから、同じく節13工事請負費。15ですね、済いません。さっき竹本委員からも出ましたけれど、観光バスの乗降整備工事ということについてお聞きをします。これにつきましては、私は看板とかというんじゃなくて、乗降場所の整備工事についてということでお聞きをしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それからもう一点が、87ページの節12の委託料の中のストレスチェック委託料というのがございます。これは、羽曳野市の職員皆さんが対象として受けるものだというふうには思うんですけれども、その理解でよろしいんでしょうか。また、受診状況とその効果についてお聞きをしたいと思います。  それから4点目は、91ページの節11と節13、節11の需用費のソフト購入費が1,018万6,024円、また節13の委託料はシステム開発委託料で1,481万3,280円と計上されて決算が出ております。それぞれはどのような事業だったのかお聞きをいたしたいと思います。  以上4点でございます。 ○金銅 委員長   それでは、決算書79ページからお願いします。委託料からお願いします。 ◎南口 政策推進課長兼観光課長兼道の駅しらとりの郷・羽曳野駅長   私からは、79ページの委託料、動画制作の関係でお答え申し上げます。  委員がご指摘の動画につきましては60周年の記念で作成いたしましたものでございます。全体で3本つくっておりまして、1つが歴史ドラマ編「鈴の鳴るとき」、23分の動画です。もう一つがひと・自然・歴史文化編「羽曳野の四季」といいまして24分のものでございます。あともう一つ、羽曳野にゆかりのある著名な方からいろいろメッセージをいただいたというのもありまして、そちらは3分程度のもので、合計3本ございます。つくりました目的といたしましては、市制施行60周年を契機にいたしまして、市民が本市の歴史を振り返るとともに市の魅力を再認識して、市に対する誇りや愛着を高めることができるよう、羽曳野の街道、古墳、自然環境とともに生きる様子を映像化したものでございます。  ちょっと直近で調べたところ、動画、ことし1月15日にオープンしているんですけれども、それ以降、まず歴史ドラマ編がたしか3,900回の再生回数であると。ひと・自然・歴史文化編がおおむね1,500再生回数程度でございます。先ほど言いましたおめでとう、我々、おめでとうPVと呼んでおるんですが、著名人の方からのお祝いの言葉をいただいたものについては900程度の再生回数でございます。それなりに表に向かって羽曳野のいいところを発信できているのではないのかなと考えますのと同時に、こちらのDVDにしたものをLICはびきのにも備えつけてまして、アトリウムで定時で放映させていただいております。あわせて、こちらのDVDにつきましても、羽曳野市のいいところですとか史跡なんかもふんだんに取り入れておりますので、あるいは学校での教材に使えるのではないかという意味も込めまして、こちらもDVDにコピーしたものを市内の小・中学校に配布させていただいておりまして、活用いただければというふうなことで考えております。今実際配布は終わっておりますので、よろしくお願いします。  私からは以上です。 ○金銅 委員長   それでは、同じページの15節の工事請負費、お願いします。 ◎南里 世界文化遺産推進室長   観光バスの乗降場整備工事の、ごめんなさい、何を。 ○金銅 委員長   笠原委員、済いません、先ほどの質問で角度が変わっての質問なんで、もう一度この辺、バスのを教えてあげてください。 ◆笠原 委員   実は9月6日の日に行って現場で確認してますのでよくわかってるんですけど、ここに出ています244万800円というのはどういう工事をされたのかを聞いています。 ◎南里 世界文化遺産推進室長   先ほどご説明しましたように、応神天皇陵古墳外濠外堤沿いとLICはびきののエントランスへの工事です。工事費の内訳は、ごめんなさい、ちょっと今手持ちしてないんですけれども、内容としましては観光バスの乗降場ですという看板をつけています。それと、外濠外堤については歩道の縁石というんですか、そちらによくトラックとかが停車されている場所ですのでとめられないように縁石を赤く塗っておりまして、ここは乗降場ですよというのがわかるような形にしてあります。それと、歩道に植えていました植栽をちょっと場所をずらしてということも工事に含まれています。  LICにつきましては看板とあとエントランスのところですのでバスの位置にラインを引いています。それが景観に配慮したという形での普通の白色のラインではなくって、そぐうような色の茶色のラインで引くというような工事を行っています。  以上です。 ○金銅 委員長   また再質問があれば後でにしていただきまして、次は87ページ。よろしいでしょうか。  ストレスチェックの委託料についてお願いします。 ◎塚本 人事課長   ストレスチェック制度ということで市職員のためのものかということと、内容や、率、効果についてということで順番に答弁させていただきます。  委員おっしゃるとおり、これは職員が受検しているものであります。そもそもストレスチェック制度の概要といたしましては、制度の目的としては労働者が自分のストレスの状態を知ることによってストレスをため過ぎないように対処をしたり、ストレスが高い状態の場合は医師の面談を受け助言をもらったり、会社側に仕事の軽減などの措置を実施してもらうなど、メンタルヘルス不調を未然に防止するといったものが主な目的となっております。この制度につきましては、労働者が50人以上いる事業所において毎年1回の実施が義務づけられておりまして、本市におきましても28年度から導入をしております。具体的な方法としましては、職員各個人宛てにストレスに関する質問票を配布いたしまして、その回答をもとにストレスの状況の評価を行い、結果を本人に返しております。仮にストレスが高い状態であると判断された者に対しましては、産業医、当市において産業医による面談指導を促し、本人からの申し出に応じまして産業医との面談を行うということになっております。  受診率、受検率なんですけども、平成30年度におきましては96.0%ということになっております。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、91ページ節11ですね、ソフトですね。お願いします。 ◎浅田 情報政策課参事   私からはソフト購入費と、その次のシステム開発委託料のご説明をさせていただきます。  ソフト購入費につきましては、ソフトウエアの買い取り分もしくはソフトウエアで1年分のライセンス料の買い取りの支払いに充てております。30年度におきましては新規買い取り分はなく、ネットワーク系のライセンス、ウイルス対策とメールとかコンテンツのフィルターですね、そういう類のライセンス計10本が約710万円、30年度導入いたしましたコピー機、複合機の制御用のソフトウエアのライセンスが200万円、全庁型のGISのライセンスが約100万円となっております。  続きまして、システム開発委託料ですが、30年度の開発委託としましては、その他移転のためにネットワーク機器を新設するための設定費用が約40万円、税法改正による住民税と総合福祉の連携でインターフェースの改善業務が約55万円、複合機のICカード認証プリントシステムをサーバーに導入する費用が324万円、平成30年度のマイナンバーを使った情報連携になりますが、これに毎年レイアウトの変更作業がかかります。この費用が約1,000万円となっております。  内容としては以上です。 ○金銅 委員長   笠原委員、今の4点で再質問があるんでしたらこの4点で再質問お願いします。 ◆笠原 委員   じゃあ、4点の中から再質問します。  動画の効果についてお聞きをしました。実際3,900回、1,500回、900回というのがどれほどのものなのか価値はわかりませんが、一応評価をされているのでおおむねよかったということだというふうに理解をしておきたいと思いますが、ただ古市駅東側にモニターなかったっけ。ということは、できればそういうところにちょっとモニター的なものがあって流せるとか、それから例えばジェイコムは契約を市としてはしてるというふうに思うんですけど、そういうところでずっと報道をしてもらうとかというのがどういう感覚ですかというのをお聞きしたい。というのは、見る人はやっぱり喜ぶんです、老若男女にかかわらず。本当に年配の方なんか、さっき言った自転車に乗ってでも行ってみたいし、正直私もあれ見て、西側の住人ですから、こんな風光明媚ないいまちやってんなというのは改めて思いますし、駐車場の横のそこの古墳のところを撮ってる、さすがプロが撮ってはるんで、毎日通ってる割にはあの映像を見るとめっちゃきれいやなと思って感動します。毎日通ってる道なのにね。そういうふうにしていいもんができてると思うんで、せっかく約1,000万円ほどかけてつくったわけですから活用をお願いしたい。  先ほど、小・中学校に配布をもうしましたということですけど、小・中学校ではこれを何か活用しようということをお考えはあるんでしょうか。それが1点。  それから2点目は、先ほどの乗降場についてお聞きをします。  今、コスモスが八分咲きで大変よくなってきましたから、これからがとても楽しみです。先般も観光客の方が写真を撮っておられまして、大きなバスが1台とまっていました。実は私が視察というより、見た9月6日の日は、上り下りで左右の道路4車線中1車線に計約30台を超えるトラック、乗用車が駐車をしていました。時間的にもお昼に近かったので休憩時間を利用してのことだというふうに思います。ほとんどの方がお足を上に上げて休んでおられるという状況でありました。そういうことから見たときに、LICのほうは特に問題ないと思うんですけど、例えばあそこでおろすという場所を、先ほど何か赤い分でちゃんとしたという話がありました。役所にバスがくるということで、それはまた時間が来ればその乗降場所にお迎えに行きはるんやというふうに思いますよ。だから、バスの待機場所として市役所のこの議会棟の下というふうに理解していいのかなと思いますし、もしここで乗降が行われているようでしたらとんでもない危ない危険なことだというふうに思っています。  ここで一つ質問ですけど、4車線のあの車線はさほど車両の量は多くありません。確かに朝と夜という通勤の時間帯は混むように思います。4車線もあることの意味というのは余りよくわからないんですけど、でも4車線あるわけですから、例えば1車線を羽曳野警察等々の連携のもとでバスの専用の乗降場とか、それからもしくは少しベンチを置いてさしあげるというのが、あそこは逃げ場がないんですね、日があっても。暑いときには逃げ場がなくて、ただ中で見て座るところもほとんどない状況の中で、来てくれはる人に対しての優しさというのが実は乗降場には全くありません。植栽植えたり抜いたりと言うてはったんですけど、よくよく見ないとほとんど乗降場は駐車違反の車で消されているというのが現状やというように思うので、そこのところはもっと考慮してやっぱり市全体に、大阪初の世界遺産をとったんだから、羽曳野警察と連携をして1車線分の一部を確保するということに行政としての力で何とかできないんでしょうかということを再質にしたいというふうに思います。  それとあと、ストレスチェックについては特に、96%以上の人が受診というか、受検をしておられるということなんでいいと思いますし、大変大世帯な市役所の職員の皆様の世帯ですし、いろんなストレスは結構あるかなと思いますし、私たち議員もきっと与えてるんやろなと、これからも与えるなと思っているんですけど、そういう意味からすると大切なストレスチェックなので、受検率を多くして早く事前に、これも早期発見、早期治療でどうぞ大切な羽曳野市の職員の皆さんですから、守る体制をつくっていただきたいとつくづく思います。よろしくお願いします。  それと、ライセンスは特にございません。 ○金銅 委員長   それでは、2点です。よろしいでしょうか。  最初、79ページの委託料に伴っての小・中学校での利用ですね。どこが答えていただけますか。ジェイコムと契約されているのかと2点。 ◎前田 学校教育課長   笠原委員の小・中学校で利用されているのかについてお答えいたします。  実際今利用しているのかどうかというのは実は把握しておりませんが、本当に小学校でも地域の学習というのは小学校3年生でも習いますので、そういったところで校長会等を通して伝えていきたいなというふうに思っております。済いません、答弁になっておりませんが、よろしくお願いします。 ○金銅 委員長   それでは、ジェイコムの契約の件をどうぞ。 ◎吉井 秘書課参事兼政策推進課特命プロジェクトチームリーダー   ちょっと広報の立場からお答えさせていただきます。  先ほどご質問の60周年を記念してつくりました動画につきまして、特にそのジェイコムで応援していただいているというところは今のところないんですけれども、ただジェイコムウエスト河内局のお話が今出ましたので、そちらでこれまでも本市の観光PR映像ですとか、白鳥通りの紹介の映像ですとか、さまざま積極的に放映はしていただいているところです。また、平成29年に世界遺産登録の機運を高めるために本市の中学生の生徒会が企画出演するPVを制作しているんですけれども、そういったところでは放映だけではなく、もずふる応援隊の一員という形で無償で撮影とか編集などに協力していただいているというようなところです。  また、本年度につきましては、こちらは契約をしてるんですけれども、新たな事業としまして動画版広報の制作ということを進めておりまして、年間9本ぐらいを制作予定なんですけれども、そのうち4本はジェイコムで放映していただくという形の契約内容になっております。  ちょっと動画の話とは離れますけれども、これらのほかにもジェイコムには本市の主なイベントにはもうほぼ取材に来ていただいておりまして、積極的に取り上げていただいていたりですとか、あと昨年9月には市長が東京のスタジオ収録に出向きまして、全国番組にも出演させていただいて、ワインですとか、そういった人気商品を全国に発信させていただくようなこともさせていただいておりますので、今後ともこういったメディアの持つ情報発信力というのはやっぱり大きなものだと思っておりますので、積極的にPRしていきたいと思っております。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、バスの乗降の部分では今笠原委員から4車線のうちの1車線を、今すぐには無理でも羽曳野警察の話でこの1車線をというような工夫については、当然、南里さんが答えれる、ええの。 ◎南里 世界文化遺産推進室長   警察との協議なんですけれども、この乗降場の工事の前にもずっと羽曳野警察とは協議をしていまして、ちょっとまだ1車線を完全に、そういうふうにというところまでは協議ができてないんですけれども、重要性についてはわかっていただいていますので、引き続き協議を続けていきたいと思っています。  あと、おっしゃるようにトラックがよくとまってるんですけれども、大体もう運転手の方がそこに乗ったままでいらっしゃいますので、一応あの乗降場の利用方法としては事前に世界文化遺産推進室へ予約していただくことになっていまして、その時間になりましたら職員が行って、とまっているトラックとかあったらのいてもらって、バスがとまれるようにしたりしています。ただ、市役所に予約というのが実はほとんどなくって、ボランティアガイドの方がよくそこでバス会社からの直接のガイドの希望とかを受けられて、そこで受け入れられるんです。そのときに事前に行って同じようにトラックどいてくださいということでして受け入れをしていただいていたりとかしています。なので、ただ知ってる者でないとあそこにそういうのがあるというのが余りわからないというのはおっしゃるとおりですので、引き続き活用していただけるように工夫もして、警察との協議も続けていきたいと思います。  以上です。 ○金銅 委員長 
     それでは、次まだ4点ありますんで、これもう再質問ないですね。 ◆笠原 委員   再質問はないんです。歳入のところで世界遺産ぶつけたいと思います。  ただ、今のは一言言いたいですね。努力してはることはご苦労さんという感じで、自転車で行ってはるんか歩いていってはるんかそれは知りませんけど、わざわざトラックにのいてちょうだいよと言うていかなあかん状況というのはやっぱりよくないです。あそこが今からコスモスでめっちゃきれいになりますからね、これからきっといい意味で世界遺産であってかつコスモス畑と、よくあそこにコスモスを埋めたなと、すごく感謝しています。氷上がコスモスはすごいんですけど、そこも本当に楽しい、とてもいいところ。それが羽曳野にあるということで、そんな無駄な努力をしなくていいように頑張ればいいのになとすごく思うので、トラックとまってはる人は全部見えてはるのはよう知ってます、私も。一々コンコンして、のいてちょうだいバス来るからというのは、それは不細工でしょう、大体。大阪で初の世界遺産とれて、あそこにバス来て見てはるというのをもっと誇らしげにやりましょうよ。よろしくお願いします。  それでは、言いたいことはちょっと置いといて、次いきます。  3款からいきます。  民生費の136ページ。3款ですから民生ですね。  この中では、136の目8の子育て支援というのがあります。そこから、ここで決算の数字が出ていないので特にどこをどう拾えばいいのか正直悩みました。ただ、現在羽曳野市では赤ちゃんの駅が稼働しています。特にいろんなイベントにはよく目立って大変いいもので、きっと我が党の所属議員がこれ推進していたのですけれど、つくった課もこれほどええもんだと思ってなかったんちゃうかなと思うぐらい結構目立って、かつ利用者がいて、羽曳野にはそういうイベントごとには赤ちゃんの駅がちゃんとあるということは結構ええ結果に、効果としてはええのが出たなというふうにすごく思っている一人です。ただ、本来の目的というのは、公共施設である例えばこの役所の館内とかに赤ちゃんの駅を置いてほしいという考えを持っていましたので、その点について、ここではきっと赤ちゃんの駅自体はよっぽど壊れへん限り決算は出ないんですけど、そういう考え方は一切持ってないのかということを改めて聞きたいです、1点。  それから2つ目が、139ページの節19の負担金補助金及び交付金というところで、子どもの居場所づくりというのがあります。この補助金額115万円で、ぱぱっと見れば単純に子ども食堂の応援かなと思うんですけれども、その内容でよろしいんでしょうか。また、この補助金を利用している件数ですね。何件ぐらいあるかをできれば29、30年度とわかれば教えていただきたいと思います。  それから、4款に移ります。衛生費です。  151ページの委託料のところにワクチンがあるんですね。  これ、全体的に見ると委託料のところが、いうたらほとんどワクチンがメインですよね、ずっとこの裏の次のページまでずっと続いてて。実は4億9,542万円の予算を最初立てています。不用額は4,526万1,293円ということで、全体を通してこの金額が出ているので、この不用額というのは本来打つべき対象者、対象人数というのはほぼほぼ原課では確認ができているんではないかなというふうに思うんですけど、その受診状況とかが、要は4,526万円分は受けなかったということなのか、どういうことでこれだけの不用額が出てきたのかということをお聞きをします。  それと、真ん中のあたりに麻疹と風疹の混合予防接種ということで載ってあります。ここにつきましては、歳入のワクチンというところにも関係してくるんですけれど、たしか予防の中でこれ対象者というのがある程度この風疹とか、風疹やったと思いますよ、年度で男性の昭和何年生まれでしたっけ、ちょっとごめんなさい、そういう年齢がたしかあって、いわゆる妊娠をするときの妊娠を望む夫婦であったり、もしくは妊娠をしたけどというところに対して特に男性の検査を徹底して予防接種をしなさいということがあったと思うんです。この点、どのようになっているのかを少しお聞きしたいと思います。  それからあと、最後の1点は157の工事請負費ですね、157。  工事請負費で、保健センターの外壁等の改修工事というのが15の工事請負費のところにあります。実はここは約7,000万円、6,996万2,000円と約7,000万円の工事予算で、支出が4,700万円の支出でした。不用額が2,300万円出たわけです。よく保健センター等で委員会を開くときに先生方から出るお声というのは、保健センターの使い勝手の悪さです。私は今さらながら大変失礼かと思いますが、設計ミスが多々あったんだろうなというふうな気がして今はなりません。というのが、エレベーターがまずストレッチャーが縦にしか入らない。横に入れられないので、ストレッチャーが入らないようなのが何で休日急病診療所の場所になっているのかということと、それやったら1階に施設が全部そろっていれば必要はないんですけど、1階じゃない、2階に上がらなあかん。2階に上がるときに、確かにここは一次救急かもしれないけど、救急搬送で2次、3次に送っていかはるんです。やっぱり送る前の判断は2階の休診でするわけです。そのときに大抵はストレッチャーに乗っておろさなあかんと、救急車来てんねんというたときに、どないしはるんですかということを考えたとき、またパンデミック等が起こったときに、この外壁工事をするときにもできれば外階段をつけて患者を分けてくださいと。門前で感染者か感染者じゃないかはドクターが判断をして、入ってもいい、入ってはいけないとかするかもしれないけど、そういう意見も出ました。それから、エレベーターを何とか外づけでもいいのでストレッチャーが入るエレベーターをつくってください、こういう意見がありました。不用額が2,300万円と、確かにエレベーターがつくとは私も値段わからへんので無理かもしれませんけど、不用額がこれだけ出ている中でこういう点についてどうお考えなのかということについてお聞きをしたいと思います。 ○金銅 委員長   それでは、4点。136ページの子育て支援からお願いします。 ◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長   笠原委員のご質問に順次お答えしていきます。  まず1点目の赤ちゃんの駅事業についての説明です。  赤ちゃんの駅事業の登録者は現在27件となっており、これここ数年増加していません。また、移動式の赤ちゃんの駅ということでイベント等に貸し出しているものがあるのですけれども、こちらは年間8件、また平成30年で9件と、小学校のイベントとか市の行事なんかで活用していただいています。  これからの展開なのですけれども、市役所のこども課としては、赤ちゃんの駅として活用できるスペースをより活用しやすいように改良したいというふうに考えています。今回無償化に伴って円滑化事業ということで、そこに来られる保護者の方、お母さん方に対しての施設の整備なんかも一応補助されますので、そこをうまく何とか活用してできないかなというふうに考えています。  この件に関しては以上です。 ○金銅 委員長   それでは、139ページの子ども居場所づくりの事業補助金について、どうぞ。 ◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長   続けてになります。子どもの居場所づくり事業についてのご説明です。 こちらは、子育て支援交付金の優先枠というのを活用して企画でさせていただいたstudy-Oと一緒に羽曳野市の貧困対策事業に関してしているものです。子どもの基本的な生活習慣付けを支援するための学習支援であるとか、相談事業を含め、子どもが安心して過ごせる居場所づくりを確保する事業ということで、当然子ども食堂の食事の提供についても該当しています。  件数なんですけれども、平成30年度については5件の事業者、団体ですね。31年度については1件ふえている事業者で今この事業を活用していただいているところです。また、毎年年度末に事業者さんの情報交換会なんかもさせていただいてますんで、そこでそれぞれの情報共有であるとか意見をいただきながら検討して進めているところです。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、151ページ。  不用額での質問で、受診状況等についてどうぞ。 ◎中村 健康増進課長   ワクチン、予防費の委託料における不用額が多いというところら辺につきましては、こちらの先ほどおっしゃったワクチン、子どもから高齢者の方々の病気の発症を防ぐためのそういった予防接種費用、あと健康状態を調べたりとか、病気を発見するための医療機関への委託料といったものがほとんどとなっています。そのため、事業を行う上で不足が生じることがないようにする必要があるため、実際目標とする受診率であったり、高齢化率等を考慮して、前年度実績に2から10%程度の予算計上を行ったことによってどうしても不用額というのは実際の受診者数が減少したことなどにもよることで不用額が生じております。予防接種の受診率で明確にその年度の対象がはっきりしていて、それが受診率であらわせるものは100%であったりとかという数字が出るんですけれど、年何回か受けないといけないものは実際に明確なパーセントというのは出ないんですけれど、実際にはしかと風疹の予防接種、1期、2期とあるんですけど、それでしたら100%を超えていたり、BCGの予防接種でしたら99.3%といった接種率になっておりますので、比較的受けていただいていると感じております。  あと、次にはしかと風疹の混合予防接種委託料については、この対象者については子どもの麻疹、風疹の抗体獲得のため1歳以上2歳未満と、小学校入学前1年間の2回の接種が定期接種となっておりますので、その委託料に加え、風疹ワクチン等接種費用助成事業といったもので、出生時の先天性風疹症候群の発症を防止するため、妊娠を希望する女性及びその配偶者、妊娠している女性の配偶者のうち抗体検査の結果十分な獲得がなく予防接種が必要な方への接種委託料というふうになっております。 ○金銅 委員長   それでは、ページ157ページの保健センターの件で。 ◎中村 健康増進課長   この保健センターの不用額に関しましては、入札の差金となっております。市としては、当初予定していない工事につきましては、入札差金が出たからといって流用、転用はせず執行残とすることとなっておりますのでこういうふうな形になっております。  委員おっしゃったストレッチャーの設置であったりとか、そこら辺に関しましてはアクションプランで今後内容を一緒に検討していきたいと思っております。  以上です。 ○金銅 委員長   笠原委員、再質問をどうぞ。 ◆笠原 委員   再質問はございません。  アクションプランもですけれど、やっぱりこれほんまに保健センター、あそこにあのままいくんやったらさわらなあかんなということはもう常々医療関係の先生方も思っております。ですから、何とかまた市長、お考えよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○金銅 委員長   それでは、ここで昼食をとらせていただきたいと思いますので、昼、午後からは1時から再開をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。             △休憩 午前11時56分             △再開 午後零時57分 ○金銅 委員長   それでは、休憩前に引き続きまして総務文教常任委員会を再開させていただきます。よろしくお願いいたします。  委員の方にお伝えしときたいと思うんですけど、今回、今再開するときに1款の議会費から4款の衛生費までをやらせていただきます。それで次に、労働費から消防費、そして教育費から予備費ということで分けさせていただいておりますんで、この今から、1款から4款までの間で質問、また再質問、そしてやはりこの間の意見があるんであれば本当に短くしていただきたいということで、お願いしたい。  それと、各委員の質問回数というよりか、質問内容という、内容よりも個数がすごく多く聞いております。やはり決算なんでそれは仕方がないことなんで、聞いていただくのは何ら問題ないんですけど、ただ各委員でダブった分についてはできるだけ配慮いただきましてということで削ってでも質問していただきたい。本来では方向を変えてということでお願いしたほうがいいかもわかりませんけれど、ダブるような質問はもうちょっとつけ加えていただいて運営にご協力をいただけたらと思っておりまして、よろしくお願いいたします。  それでは、再開をさせていただきますので、1款の議会費から4款の衛生費で、笠原委員の何か一つまだちょっとお聞きになられたいということがあったみたいなので、よろしくお願いします。どうぞ。 ◆笠原 委員   大変恐縮でございます。ひとりごとやったんですけど、済みません。私で終わっていたのに、昼からまた始めて済みません。  1個抜けてました。平成31年1月スタートした健康増進課保健センターが行っていただいたネウボラです。ちょっと載ってるページがよくわからない、決算書の108、109ページあたりにあるやろなという、要するにどこに決算があるのかがよくわかってないので突っ込みようがあるようでないんですが、ただ、お聞きをしたいのは、私正直言ってネウボラの場所行って確認しておりませんので、余り偉そうなことも聞けませんし、どういう形でどうやということは言えないんですけど、スタートは31年ですからことし1月でスタートしていただいて約8カ月がたちました。その後の状況について内容お聞きをしたいと思います。 ○金銅 委員長   理事者の方、できましたら決算書のページ数から教えていただけるとありがたいですけど、誰がお答えいただきますか。どうぞ、何ページに載ってますか。 ◎中村 健康増進課長   153です。 ○金銅 委員長   153ページです。 ◎中村 健康増進課長   決算書の場所は153ページの備品購入費のところの庁用器具費のところに子育て包括支援センターで購入させていただいた備品が計上されています。具体的には、テーブルと椅子と幼児用トイレ一式になります。その後の状況につきましては利用者支援事業の母子保健型という形でこの平成31年1月から子育て世代包括支援センターを保健センター内に設置しました。実施内容としては、妊産婦、乳幼児等の継続的な状況の把握のために、現在は妊娠の届け出、母子健康手帳の交付時の面談などを活用して支援プランの作成を行い、必要なケースには関係機関との連携等を行っています。具体的には、1月から8月まで母子手帳の交付を477件行っており、支援プランの作成に当たるハイリスク妊婦抽出基準というものも設けておりまして、若年妊婦であったり、未婚、望まない妊娠であったり、妊娠届け出時の面接にてお母さんの不安が高いというような方に対して支援プランの作成を行っており、ほぼ4人に1人ぐらいの割合でこの支援プランを作成しているという状況になっております。  以上です。 ○金銅 委員長   笠原委員、よろしいですか。 ◆笠原 委員   また、この後見させていただいて、よろしくお願いいたします。 ○金銅 委員長   それでは、ほかの委員の方、挙手をお願いいたします。 ◆笹井 委員   そうしたら、たくさんあるけどね、減らしました。もう委員長の言われたとおり、もう重なっている部分のものについては省かせていただいて、それでも全部で17つ。 ○金銅 委員長   どっかで切っていただけたらありがたいです。何点か、5点でも6点でも結構ですから。 ◆笹井 委員   それでは、たくさんですけどよろしくお願いします。  まず、総務のこの決算説明書の61ページを開いていただきまして、総務管理費、一般管理費というふうになってまして、その中に人事管理のところがあります。職員数がことしの30年度の職員数が一応載ってるんですけれども、昨年より見させていただいたら7人ほど増になってるなというふうにも思っていますので、今後の職員数についてどのように考えておられるのかということと。  専門職の確保についての考えはどうか。  それから、災害等への対応はやっぱりマンパワーが大変必要やというのはこの間議会でも述べてきましたし、市の認識もそうだろうというふうに思っていますが、特に正職員のこの役割は大きいと考えますけれども、そのことについてどうお考えなのか、細かく3つお聞きします。  それから次は、決算書77ページです。  77ページから79ページなんですけど、決算書で話題になっておりますふるさと納税ですが、我がまちの返礼品、いろいろ見させていただいてますが、この77ページの報償費の中にふるさと返礼代に71万9,000円、ちょっとこれは少ないということもありまして、次79ページの委託料にふるさと納税の業務委託料というのがありますので、このふるさと納税についてはどんなふうになっているのかお聞きをしたいと思います。  それから3つ目は、先ほどと同じページなんですけれども、先ほど竹本委員が聞かれていました地域食ブランドの創出業務もあるんですが、これDMOに関する委託料がかなり大きくあるんだろうと思いますので、これ総額幾らになるのか、ここのこの決算で、ここの部分で。一番、公有財産購入費、これが用地買収が翁千歳の分なのかなというふうに思っていますけれども、これは用地買収ですのでこれを別にして、ここのくくりだけで全部あるのかどうかよくわかりませんが、このDMO事業について大体どれぐらいこの決算があるのかというのをお聞きをしたいと思います。  101ページにコンビニ交付データ連携ツールとかシステム保守費とか、コンビニでの交付システムを利用するものが幾つか載っています。今コンビニの交付システム利用カード、マイナンバーと住基カードで使われているというふうに思うんですけれど、これの普及率、またコンビニでの交付率をお聞きしたいと思います。これ、説明書では数字は載ってるんですが、83ページに、見せてはいただいておりますが、よろしくお願いします。  以上、4点。 ○金銅 委員長   そうしたら、最初説明書から。  61ページの人事関係の人事管理ですね。よろしくお願いします。どうぞ。 ◎塚本 人事課長   笹井委員からは、職員数の考え方、あるいは専門職の確保とか災害時の体制というようなことでお尋ねだったと思います。  決算書では一般職の動態というのは数字で記載させていただいておりますけれども、市役所全体ということで捉えてさせていただきます。  本市の正規の職員数につきましては、一時期は職員数は減少しているというような時期もありましたけれども、近年におきましては25年4月1日時点で626人という人数を底にいたしまして、そこから増加傾向に転じておりまして、一番直近、31年4月1日時点では684人という状況となっています。我々行政を取り巻く環境というのは日々変化しておりまして、委員のおっしゃっているように多発する災害対応なども含めた新たな課題、あるいは多様化する行政ニーズに的確に対応していかなければならないと考えております。  職員数に対する考え方については、こういったその時々の情勢に応じて適切に判断をして必要な人材の確保、また既存の職員の育成を図っていくべきと考えております。専門職のところについてなんですけども、福祉分野を始め、業務に必要な専門職の確保というのも重要な課題となっておりまして、先ほど述べた一般的な職員数の中でも同じ考えを持っております。近年、社会福祉士、あるいは幼稚園教諭、保育士などの専門職の採用につきましても継続的に行っているところであります。また、災害時の話なんですけども、委員からもご指摘ありましたように、とりわけ近年多発する自然災害の対応に当たっては、市民の皆様の安全・安心を確保するという観点からも特にその体制の確保や充実が非常に重要な課題であると認識をしております。今後も災害時の対応、あるいは福祉分野における対応など、基礎自治体としての役割と責任を確実に果たしていけることができるように市として体制の確保や充実に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、決算書いきます。
     77から79ページのふるさと納税、よろしくお願いします。 ◎南口 政策推進課長兼観光課長兼道の駅しらとりの郷・羽曳野駅長   まず1つ目ですね、77ページのふるさと納税返礼品代が71万9,000円と非常に少額であるのではないかということなんですけども、こちらのふるさと納税返礼品代につきましては、平成30年度の寄附、全体に対する返礼品のうち、ふるさと納税業務委託をしている業者がお酒類の販売免許の関係で取り扱うことができない品種が返礼品の中に一部含まれておりまして、そちらを取り扱うために通常ふるさと納税業務委託している業者とは別の羽曳野市内にあります商工振興株式会社という会社があるんですけども、そちらを通してお酒の返礼品としての取り扱いをさせていただいています。そのための金額が71万9,665円あったということです。それ以外の返礼品代につきましては、委員お見込みのとおり次ページ、79ページにございますふるさと納税業務委託料809万4,060円の中に含まれております。  1つ目の質問については以上です。  2つ目ですけども、委員からのご質問といたしましては地方創生に関する費用の総額ということでよろしかったでしょうかね、それでよろしいですかね。 ◆笹井 委員   DMO事業、その事業にかかわるもの。 ◎南口 政策推進課長兼観光課長兼道の駅しらとりの郷・羽曳野駅長   かかわるもの全ての総額ということですね。  30年度のDMOに関する事業といたしましてはほとんどが委託料となっております。79ページにございます。  上から順番にいきますと、6つ目ですね、観光・移住総合調査業務委託料、3つほど下がりまして地域食ブランド創出業務委託料、その下、施設運営及び空家活用プラン策定支援業務委託料、設立準備協議会運営支援業務委託料、現地調査及び地盤調査等委託料、詳細調査及び耐震改修方法検討業務委託料、委託料としては以上3つです。  続いて、下のほうにお見込みのとおり公有財産購入費のところで用地買収費1億8,987万6,240円がありまして、トータルいたしますとDMO関連の平成30年度の事業といたしましては2億2,163万6,240円となっております。  私からは以上です。 ○金銅 委員長   それでは、101ページに行きます。  コンビニ関係、よろしくお願いいたします。 ◎山下 市民課長   委員からは、コンビニ交付に関して2点お尋ねであったと思います。  まず1点目、趣旨としましてはコンビニ交付を利用できる人がどれぐらいいてるんかという内容やったと思います。委員おっしゃってた決算説明書の83ページに記載しております。下から6行目、7行目のところで、1つは委員おっしゃってたように住基カードの所有者で、かつコンビニ交付を受けられる登録をしてはる人が3月末現在で1万2,627人いらっしゃいます。もう一つが個人番号カード、いわゆるマイナンバーカードですね、マイナンバーカードをお持ちでコンビニ利用できる方が同じく3月末時点で1万4,462人いらっしゃいます。これを合わせますと2万7,089人になりまして、同じく3月末人口が11万1,631人でしたんで、割合にして24.27%、約4人に1人の割合でコンビニサービスが利用できるという登録をされている方ですね、いらっしゃることになります。  もう一点が、コンビニの利用状況なんですけども、これも同じく説明書の35ページをごらんいただけるでしょうか。  ここに、市民課関係の手数料の表が一番下にございまして、証明書の発行件数ですね、件数ベースでいいますとトータルが30年度の合計が12万4,997件証明書を発行しております。そのうち、コンビニでの発行件数が1万930件ですんで、割合にしますと8.74%の証明書がコンビニから発行されたということになります。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、4点につきましての笹井委員、どうぞ。 ◆笹井 委員   職員数につきまして再質問させていただきますが、この間は増加をしてきたと。25年4月から比べれば相当職員数が伸びていると、そういう努力をしていただいているんだし、業務も多くなったし、先ほどもおっしゃってたのが専門職の継続性のある施策が出てきたということはあるんですけれど、31年にまた減ってるんで、何かこれはふやしてきたのに減った理由があれば教えていただきたいと思います。それが1点。  それから、ふるさと納税なんですけれども、返礼品代はよくわかりました。ただ、このふるさと納税額というんですか、今、今年度。それに対して返礼代、大体3割ぐらいかなというふうにお聞きはしてるんですけれども、実際にこの返礼品、納税していただいた額と返礼品を返した市に残るふるさと納税は大体どれぐらいになるのか。この間の推移と今後こうした魅力ある羽曳野市をアピールするためにも、これこういうことも取り組んでいくべきだと思うんですが、今後についてのそれをどんなふうに市として取り組んでいこうとされているのかということを2点お聞きをしたいと思います。  それから、委託料です。DMOの。  今、南口さんが言うてくれはったのを全部足したら、私計算弱いんですけど、3,176万円ぐらいがDMOの総額ということで、翁千歳の購入費が1億8,900万円、これで約2億4,000万円ぐらいかな。  2億2,000万円か。それと、31年度の予算のときにも答えていただいているのが、その31年度はこのDMO事業で大体1億4,000万円やったかな、1億4,950万円になっておりますと南口さんから言っていただいておりますので、さらに1億4,950万円足すと。これ、地方創生のを使ったというのは、28年度は補助金としてもらったというふうにそこでも言われてて、29年度はうまく適用するものがなかったのでなかったと。今回は、2,000万円ほどやったと思うんですけど、そういうのを合わせてこの事業というのは本当に壮大で、この羽曳野市の中では今大変な位置を占めているものなんですけれども、なかなかこれ私たちもこうやって議会で聞いてますけれど、何だかの委託料でさっきからもずっとこういうことを調査してますと言うてはいただいているんですけど、それがどうにかされて、どんな形で具体化するのかという本当にぴんときてないんですね。DMO自体もまだ設立をきちっとしているわけでもないので、形にもなってないから大変わかりにくいんですけど、ここまで事業費をかけるわけですので、どういったものがどんなふうに動いていくのかもうちょっと形にできなくっても何か情報としてこういうことを目指して、今こういうことをやって、それに向けてこういうことができますよみたいな、そうしたことをもう少し具体的な形で示していただくことと、情報を公開していただくということをぜひしていただきたいなというのが思いますので、そのお考えをお聞きしたいと。  地方創生の推進交付金は決算書の37ページに1,588万円ということですので、ごく一部だなあというふうには思います。  それから、最後ですけれども、コンビニの交付はお聞きしてわかりました。ただ、何といっても本庁とか支所が圧倒的で、便利さは確かにあると思いますけど、なかなか普及率というのは、交付率というのも伸びないし、それからマイナンバーカードと住基カードを使っても4人に1人持ってはってもこのぐらいの交付率やなというのはわかりましたけれども、一つここで、ちょっとそれに関連しましてマイナンバーのカードの普及についてお聞きをしたいと思います。  ここにも書いてあったんかな、一番下に83ページの決算説明書にも書いてありましたけど、これを見ても余り伸びてないなって、受け渡し201通なんでね、今度、国がこのマイナンバー制度をマイナンバーを保険証がわりにするとか、それからマイナポイントをつけて政府がポイントを上乗せするというような計画が出されております。政府は何とかカードをもっとたくさんの人に使っていただきたいという、そういう思惑もありながらこうしたものをつくろうとしている、こういうものも取り入れようとしてはるんですけれども、実際に市はこういうものが政府から通達であったりしたときには、実際どんなふうに対応されるのか、その点よろしくお願いします。 ○金銅 委員長   それでは、各4問について1点ずつの再質問がありますので、まず人事の職員数の増減の理由、お願いします。 ◎塚本 人事課長   笹井委員からのご質問にお答えします。  30年度と31年度を比較した場合、職員数がわずかに減になっているというところの原因ということなんですけども、30年4月1日現在の正規職員の人数というのは688名でした。31年4月1日については先ほどご説明させていただいたように684名ということで、対前年比でいうと4名の減となっています。原因としましては、この4月に採用した職員数というのが19人となってまして、年度末、30年度末で退職された定年退職者の方が14人、自己都合、いわゆる定年以外の理由で年度途中あるいは年度末にやめられた方が9名、合計23名の退職者がありました。したがいまして、採用よりも退職者数が多かったために4名の減となっています。その中でも、自己都合の退職にあってはそれぞれいろんな理由があるのでここではあれなんですけども、時期を早くして退職の意向を示される方もあれば、悩んだ上でぎりぎりに判断されるという方も数多くいらっしゃいます。30年度から31年度にかけての自己都合の退職の方のうちに、うちで最近12月の途中ぐらいまでに大体採用の数を決めるんですけども、それ以降に正式に退職の申し出が比較的多かったということもありまして、定年退職以上の採用は見込んで採用したんですけども、退職者のほうが結果として多くなったというのが現状でございます。  以上です。 ○金銅 委員長   引き続きまして、ふるさと納税お願いします。 ◎南口 政策推進課長兼観光課長兼道の駅しらとりの郷・羽曳野駅長   委員ご質問の返礼品代と納税業務委託料給付金との関係についてなんですけれど、一般的によくイメージされるのが寄附額から返礼品と事務費を抜いた残りが実際の寄附金やろというようなイメージではあるんですけど、実際会計上の処理としましては、寄附金というのはそのまま全額基金に積み立てるものとしております。返礼品代等につきましては、寄附金を充当するのではなくて、別途年間の寄附金額の想定を立てた上で算定をした後に、一般財源で業務委託料として計上しております。そのときの目安として返礼品代としては寄附額の30%を上限とする。事務費、事務手数料については寄附金額の10%程度を見込むものとしております。ふるさと納税と寄附金等の関係については以上です。 ◆笹井 委員   単純な差はわからへんのですか。 ◆松井 委員   わからへん。 ◆笹井 委員   そうですか。 ◎南口 政策推進課長兼観光課長兼道の駅しらとりの郷・羽曳野駅長   委員おっしゃるとおり、DMOの、今とりあえず30年度、31年度としてDMOと設立や運営に関する事業というふうに聞き取ってはおるんですけれども、実際は地域再生計画に基づく地方創生の取り組みということで、3カ年を今のところ予定しておる大きい、スパンの長い計画でございまして、やっぱりないところに物をつくっていく事業でありますので、それなりの労力と費用がかかっているものというふうに認識しております。我々といたしましては、特にそのDMO等に限らず事業の説明ですとか方針なんかのご説明に関しては予算計上ですとかそういった際に議会にお諮りする、こういった委員会にお諮りすることを通して一定説明させていただいているという認識ではおりますけども、ご指摘については真摯に受け取らせていただきまして、今後とも納得いくというのはなかなかちょっと我々も言うてはばかるところがあるんですけども、できる限り説明できるように機会というものはつくってまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。  私からは以上です。 ○金銅 委員長   それでは、マイナンバーの対応をお願いします。 ◎山下 市民課長   マイナンバーの件でお答えします。  現在の交付率ですが、8月末現在で1万5,640枚交付させてもろうてます。これ、人口で割りますと14.06%の交付率になっております。ちなみに、7月末現在の全国平均が13.5%ですので、全国平均よりちょっとだけ多目に交付させていただいております。  今後の普及促進に関しましては、先ほど委員さんからも出ましたとおり、9月3日に開催されたデジタルガバメント閣僚会議におきましてカードを活用した消費活性化策や、あと健康保険証との連携等を積極的に進めることで令和4年度末までにほとんどの国民が所有するという数値目標がこの会議において設定されております。これを受けまして全国の各市町村の住民担当課では、この目標を実現するために交付円滑化計画というものを策定しまして進捗管理を行うことが求められております。実は、あすなんですけども、総務省主催のこの交付円滑化計画に関する近畿ブロックの会議が開催されることになっておりまして、私もその会議に出席するんですけれども、そこでこの計画に関する詳細が示されることになると思います。補助金も含めて具体的な情報収集を行いまして、より効果的な計画を策定し、カードの普及に努めてまいりたいと思っております。 ◎南口 政策推進課長兼観光課長兼道の駅しらとりの郷・羽曳野駅長   もう一つご質問ありましたプレミアムポイント加算のことでよろしいですか。 ◆笹井 委員   マイナポイント。 ◎南口 政策推進課長兼観光課長兼道の駅しらとりの郷・羽曳野駅長   マイナポイントですね。こちらなんですけども、買い物をされた際にプレミアムポイントがつくという制度となっておると思いますが、こちらにつきましては今現状の本市でのカード自体の普及率ですとか、あと店舗側の端末の対応や回線の対応、また商店街を初めとする今現状の本市でのそのキャッシュレスシステム等の浸透度合いなどいろいろ鑑みまして、現在のところ導入の判断には今のところ至っていないのが現状であるというところです。先ほど市民課長からもありましたとおり、今後のカードの普及度合いですとか、キャッシュレス環境の進展等をいろいろ勘案しまして、関係課それぞれと連絡調整、情報共有しながら今後の動向には注視してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いします。 ◆笹井 委員   それでは、先にここで意見要望を言います。  職員数のことはわかりました。減らしているわけではないというのはよくわかりましたが、羽曳野は本当に少数精鋭で仕事をされてて、今後災害の頻発、また仕事量が大変、私たちが見ててもふえているなというふうに思います。正職員の確保がやっぱり必要だということなので、専門職も含めた正職員の確保をぜひ要望しておきます。  ふるさと納税につきましては、お聞きをしました。単純に引くもんじゃないんだなと思いましたけれども、実際だけども入ってきたものに返礼するわけですから、一般財源から出すわけですから、ぜひふるさと納税自体も魅力あるものにするために今も工夫はしていただいてますが、今後についても期待をしております。  それから、DMO事業ですけれど、聞けば聞くほどすごいお金がかかってるんだと。3カ年のスパンでの計画で、なかなかすぐに今結果がわからないとか、こういうものがやったからこうやというふうにはならないということはとてもよくわかるんです。わかるんですけれども、調査をした内容が一体どんなもので、どういったことに活用されるんかとか、そういうようなことは私たちわからないかもしれないけれども、やはり一定の報告をしていただかないことにはこの事業を支えていくことも守り立てていくこともできませんので、ぜひ今後は進捗も含めて情報公開をして、ほかにさまざまな方のご意見も聞きながらぜひよろしくお願いしたいと思います。  それから、マイナンバーですけれども、今、マイナポイントは地域の実態にまだまだ合ってないので導入はする判断はしていないということでしたけれど、マイナンバーカードは私たちは一貫して反対をしておりますので普及はしても、普及をさせようという政府のいろいろ取り組みはあるかもしれないけど、実際には本当になかなか普及もしてないしね、今後一元化になって本当にそのカードに全部一元化されると、それをなくしてしまえば全ての個人情報が流れてしまうという危険性もありますので、ぜひ市としてはそういうことも含めて慎重な対応をよろしくお願いいたします。  それでは次、4点やったっけ。 ○金銅 委員長   5点。 ◆笹井 委員   5点ね。じゃあ、次の5点行きます。  通知をしてなかったことも少し入るかもしれませんが、慌てて、ああどうしようと思ったらごめんなさい。  では、113ページの委託料の中に、社会福祉医療費の委託料の中に生活困窮者自立相談支援事業委託料というのがあります。これは、決算説明書の89ページにも細かく載ってるんですけれども、3つほどのこの事業から成り立っているんですけれど、実際今どのような支援が行われているのかお聞きします。  それから、いつも聞きますね私が、敬老祝品です。  117ページの報償費、敬老祝品、これカタログ利用になった年かなというふうに思っています。実際このカタログ利用がどういうふうにされたのか、うまくいってるのか、市民の皆さんからの声がどうなのか、それをぜひお聞きします。  それから、119ページです。次のページ。  老人医療費のところで不用額が大変出ています。これ、この間議会でもいろいろ質問させていただいた大阪府の福祉医療の改正で老人医療費の助成が廃止され420人ぐらいが対象外となるだとか、市単独で行っていた重度障害医療費、入院時食事療養費、これも1,100人ぐらいが対象から外れたということも議論させていただいたと思うんですけれども、経過措置もあるとは思うんですが、ここには大変な不用額も出ていますので、ここを実際にはどういう影響があったのかというのをお聞きしたいと思います。  3点目です。125ページの陵南の森総合センターの運営費です。  ここは修繕費が120万円ほどありまして、決算説明書の102ページに陵南の森の中身も載っているので修繕費なんかの中身はわかるんですけれども、陵南の森は老人福祉センターも抱えてまして、ヘルストロンとかバンパーとかという比較的入り口にあるところなんですが、そこの台や、それからヘルストロンの椅子が大変老朽化している、これは議会でもこの間大分取り上げたり、ほかの議員さんからもそういうお声があったと思います。  決算説明書の97ページでもその利用者数、ヘルストロン、これヘルストロンだけですけど、利用者数が載ってるんですけれど、1万9,000人ぐらいの方々が利用されて、去年よりは少し減ってるようなんですけれどもかなりの方が年間利用されています。大変に健康にも寄与しているし新しくしてほしいという声も上がってるんですけれども、今後のこうしたバンパーの台だとかヘルストロンの壊れているもの、そういうものの更新予定はあるのかどうかというのをお聞きします。  次に127ページの子ども医療費です。  これは、1,104万円の不用額が出ていますけれども、高校卒業まで助成をというこの間議会でもこれを要望してまいりましたけれども、実際これだけの不用額が出ているわけですので、何とかこういう中でこの高校卒業までの助成の考えはないのかどうかお聞きします。  以上、お願いします。 ○金銅 委員長   それでは、113ページからですね。生活困窮者から行きましょう。 ◎堀田 福祉総務課長兼向野老人いこいの家館長   生活困窮者自立相談支援事業の支援は一体どういうものかということなんですが、生活困窮者自立支援法における必須事業である自立相談支援事業を行政と住民のネットワーク力の強みを生かして一層早い時点から問題発見して社会資源につなげていけるよう、社会福祉協議会への委託事業としたものであります。正規職員2名、嘱託職員2名で構成されており、生活困窮者の相談窓口において総合的なアセスメントを行い、自立のためのプラン作成をして各分野の支援事業、支援機関につなげ、再アセスメントによるプランを評価・見直ししながら生活困窮状態からの脱却につなげるよう生活相談や就労相談など、相談支援事業を行うものです。  30年度の新規相談受け付け件数は196件ありまして、委託事業を開始した30年度当初は相談件数は少なかったんですけども、年度半ば以降相談件数も増加していっております。50歳代から70歳代の相談件数が多く、相談者が抱える課題をアセスメントした結果、経済的な困窮が最も多く、多重債務や就職活動の困難、病気、メンタルヘルスの問題等が続いております。  以上のような状況にあります。 ○金銅 委員長   それでは続きまして、117ページ。  敬老祝品について、どうぞ。 ◎堀田 福祉総務課長兼向野老人いこいの家館長   敬老カタログギフトということで、カタログギフトにつきましては、評価につきましては、カタログギフトに変わったことについては、やっぱり現金がいいかなというお声も一部いただいておりますが、その反面、お礼状をわざわざ送っていただいたりして、担当者も喜んで恐縮しながら読ませていただいている状況でございます。  30年度の対象者の方々への支給の結果につきましては、満77歳2,575件、満88歳796件、満100歳38件、満101歳以上29件で、77歳、88歳は99%以上、100歳、101歳以上の方は100%の受け取りになっております。 ○金銅 委員長 
     引き続きまして、3番目の119ページ。  老人医療費、お願いします。 ◎舟本 保険年金課参事   老人医療費と福祉医療助成の制度変更に関しての影響というところでお答えさせていただきます。  まず、119ページの老人医療費の不用額のことなんですけれども、こちらが老人医療費に関してはほかの障害医療もそうなんですけれども、概算払いという方式になっておりまして、前年度の実績で概算額が決まってお支払いするという形になっておりました。ただ、市としましてはもう30年度の段階で老人医療の方は1,200名ほどがもう重度障害者医療に移るというふうに考えておりましたので、そちらで予算立てをしておりましたところ、概算払いは昨年度の実績とほぼ変わらずきましたので実際足りなくなった、そこでちょっと補正、流用等をさせていただきまして、実際お支払いしたんですけれども、当然概算払いの金額はかなり大きくなりましたので、最終的に精算となりまして不用額がこれだけ出たという形になっております。  また、制度改正の影響というところなんですけれども、実際に障害者医療から老人医療の一部が対象外となりまして、障害者医療に移るという形になりましたが、重度障害者医療に関しましてはこれまで身体障害者の1級療育手帳の、あるいは両方の重複という重度の方、いっぱいありまして、老人医療に関してはそこに精神通院医療であったり、公費負担医療を受けてる方という方が65歳以上だけ一部医療費の補助があったという制度になっておりました。そこが30年4月から実際のお体の状態や四肢の状態に合わせて重度の障害の方、例えば難病の方でしたら56疾病しか認められていなかったものが331疾病認められるようになっておりますし、対象者のお体の状態に合わせて年齢上限と関係なく医療助成を受けれるようになったという形が30年4月からとなっております。  影響というところですが、実際に老人医療で1,200名ほどが移行されまして、この4月の段階で367名の方がまだ老人医療の単独で残っております。この方々が経過措置という形で令和2年3月31日まで今の状態で老人医療を受けていただける方々という形になります。また、食事療養費に関しましては、これまで全ての方々にという形でさせていただいていたんですが、重度障害者医療の方、老人医療の方に関しましては昨年から非課税世帯の方のみという形に変えさせていただいております。ただ、こちらも経過措置がありましたので、10月末まではそれまでと同様に受けておられました。実際のところですが、大体支出額としては前年比で86%ほどの金額でことし推移しておりまして、今のところまだそこまで減ったという大きな影響が出ていないのかなというふうに受けとめています。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは4点目、よく出る問題ですけれど、125ページの陵南の森。 ◎豊田 陵南の森老人福祉センター所長兼陵南の森総合センター所長兼陵南の森公民館長   まず、修繕費については決算説明書に記載させていただいているほかに17項目、17工事の修繕させていただいております。その中でもヘルストロン、バンパー等の修繕等、今後の前回からの計画はというご質問の中で比較的劣化なども目立っておることは認識しておりますけど、これらの設備も含めまして施設全体の改修、改善や設備の更新等につきましてはご利用の皆様の声も聞きながら利用者の皆様の安全を第一に考えて計画的に実施していけたらなと考えておりますので、これで終わりますがよろしくお願いします。 ○金銅 委員長   明快なご答弁ありがとうございました。  それでは、最後の5番目の質問。127ページの子ども医療費、お願いします。 ◎白樫 保険年金課長   子ども医療費の拡充についての考えというご質問です。  現在、子ども医療費の助成につきましては、大阪府制度といたしまして小学校就学前までのお子様に対しまして、所得制限ありという形で府の制度で実施されております。加えまして、市の単独制度といたしまして、0から15歳、中学義務教育までですね、その間を所得制限なしという形で市単独事業で助成をさせていただいているところでありまして、この制度につきましては拡充を段階的に踏まえてきた結果という形になっておりますので、現時点では現行の制度が適当であると考えているところでございます。  市といたしましては、府の制度、年齢がまだ小学校就学前、また所得制限もあるということなので、大阪府に対しての要望といたしまして制度の拡充、また国に対しましても医療費助成制度自体を国制度として行うよう今後も要望していきたいと考えております。  以上でございます。 ◆笹井 委員   生活困窮者の件数などを教えていただきました。経済困難が大変多く、50代から70代が多いということなので、なかなか生活を立て直すというのは難しいのでこういう制度を使いながら自立ができていくということは大事だなと思います。  そこで、一つ質問なんですけれども、この支援事業、ここの89ページなんですけど、住居確保給付金だとか、一時生活支援事業だとか、就労準備支援事業だとか、こういった項目に分けられて実際どんなふうだったのかというのがもし、私、事前に言ってませんでしたので、もしわからなければまた後日教えていただけたらと思いますが、件数と、実際にどれぐらいの支出があったのかというのがわかればお願いしたいと思います。  それから、敬老祝品は現金がよかったというのは私らも都度聞きます。現金じゃなくっても現金相当のもので使えたらというのはやはり特に、でも100歳の方はそんなこと言わないけれど、77歳とか88歳のお元気な方はそういう要望が強いのはぜひここでも言っておきたいと思いますが、カタログは77歳、88歳が99%ということで、ほぼ返していただいて受け取っていただいていることをよかったなと思っています。今後についても見通し、これあのときまだ津守部長でしたけれども、ちょっとしばらく様子を見て今後については考えたいと言ってはりましたけど、見通しどんなふうに持っておられるかだけお聞きしておきます。  それから、福祉医療ですけれど前にもご説明聞いたので、老人医療の助成は経過措置で3年間ですので令和2年3月31日まで367人の方は移行されるので、この決算に影響がないというのもわかったし、概算で要求をしてて移行した方々への概算で払わないかん支出を多く見込んで補正を組んだのでこれだけ余ったというのも、それはよくわかりました。ただ、重度の障害者医療入院時食事療養費、これ市単独で行っていたんですけど、このときにも切って10月末までということになったので、半年間ぐらいの決算では出てるんですね。これ、125ページを見たら3,207万2,830円となってるんですが、これやっぱりさっき86%ぐらい前年度比でとおっしゃってたのが大体これ前は3,700万円ぐらいの決算だったんですよね。だから、ここでもやっぱり大きく影響が出てるというふうに思っています。市民への影響がこんだけ大きいということはやっぱり認識していただいて、福祉医療などの改悪には反対してほしいなと思います。  それから陵南の森の修繕費、わかったけど、できへんということですよね。なかなか難しいというのはもうよくわかっています。ぼろぼろになったカーペットだってもう本当にガムテープ張らへんかったら、市長が見に行ってくれはれへんかったら改善できへんかったという感じやからね。大変老朽化をしているのでお金がかかるのはわかるんですが、ヘルストロンとか、それからバンパー台が本当に老朽化しているんです。特にあそこの施設は会員さんが優先して使ってはるんねんね。ヘルストロンは誰でも使えるんだけど、バンパーは会員優先だからということで当初会員以外の人はバンパーができなかったんですよ。それを大分と使いたいという方々の声に押され、私たちも議会で質問をしながらほかの議員さんも力を合わせて今バンパーの台が1個だけこっちに来てるんですね。そこは自由に誰でもバンパーできるようになってるんですが、そのバンパーの台が斜めになってて、だからもう最初から勝ち目が決まるような感じになってしまって大変危ないし、できたら今施設は会員さん優先ですわ。せやけど、囲碁とか将棋とかは単発で行ってもできるようになってるんですね。だから、そのバンパーもバンパーだけではなくて、会員のその制度の見直しで、会員さんは優先されるのは当然やと。だけども、あいている時間帯については自由に使えるというようなものも設けていくということで、その台がどうしてもできないというんやったら、そういったことで改善をして多くの利用者が使えるというふうにやっぱりそういう合意を会員さんともとっていっていただくことがやっぱり陵南の森の館長さんのお仕事じゃないかと私は思いますので、そうしたことは改めてお聞きをしたいのですが、よろしくお願いします。  子ども医療費は、今が適当だというふうにおっしゃいましたけれども、子ども医療費、国が子ども医療費の助成でペナルティーを科してましたけど、それを就学前まで引き上げたということでペナルティー改善分って今幾らぐらいあるのかお聞きをしたい。ここの拡充、ここまでの拡充には前回中学校の拡充と一緒ぐらいかなということで3,000万円ぐらいで試算されましたけど、そういう、それぐらいの額でいけるのかどうか教えてください。  以上、よろしくお願いします。 ◎堀田 福祉総務課長兼向野老人いこいの家館長   数字だけはまたちょっと後日で。 ○金銅 委員長   数字はまた後日で。 ◎堀田 福祉総務課長兼向野老人いこいの家館長   簡単にそれぞれどういったものかということのご説明をさせていただきますと、住宅確保給付金の支給というものがございますが、この支給につきましては、失業等ですね、生活費が極端に失われた方につきまして、また減少された方に就職活動を支えるための家賃ですね、家を確保するための家賃費用について、規定額を給付させていただくというものでございます。  2つ目の一時生活支援事業でございますが、このほうは、ホームレス等住居喪失者に対して一定期間衣食住等の日常生活に必要な支援を提供させていただく事業でございます。  3番目、最後は就労準備支援事業でございますが、一般就労に向けた日常生活自立、社会自立、就労自立のための訓練、いわゆる一般就労が困難な方に対してそういうことで基本的な訓練を受けていただくという事業でございます。  敬老祝金事業についてですけれども、平成30年度にカタログギフトに現金支給から変えさせていただいたときの目的といいますか、近隣市がこの事業自体を今廃止している中でできるだけ長く続けられるようにということで、そういったことで制度を変えさせていただいたという状況もございます。おおむね今のところはご好評いただいているかなと考えております。高齢者の方、いろんなニーズがあるかとは思いますけども、その辺はどういった形でお答えできるかというものもございますが、現在のカタログギフトの制度に変えたばかりでございますので、できたらこのまま継続させていただいて、また検討等を重ねていきたいと思います。何とぞよろしくお願いします。 ◎豊田 陵南の森老人福祉センター所長兼陵南の森総合センター所長兼陵南の森公民館長   まず、ヘルストロンは開館時間につきましては老人福祉センター利用者の方については時間内であれば自由に使っていただけるということであります。一般のバンパー台につきましては、実際にバンパークラブさんは午前中9時から12時、午後1時から5時までの2区画のうち、主に午後をバンパークラブさんが使っておりまして、その空きのある午前中につきましては一般利用の方も使っていただけるように開放はさせていただいております。 ○金銅 委員長   それでは、子ども医療費改善の方法。どうぞ。 ◎白樫 保険年金課長   まず、1点目の質問ですけども、子ども医療費のペナルティー、いわゆる国保の減額調整分につきましては、平成30年度の減額されている分でいいますと約594万5,000円、29年度が723万4,000円という形になっておりますので、見直しによりまして約130万円ほど減額される額は減っております。  それから、今後高校生まで拡充した場合の費用ということでございますけども、平成30年度の決算ベースでもう一度試算した数字でございます。中学生が新たに3,500人程度が高校生になると思うんですけども、それに基づきまして約4,000万円、約4,000万円が必要になると考えてございます。  以上でございます。 ◆笹井 委員   困窮者についてはぜひまた数字をよろしくお願いいたしますが、私たちもいろいろご相談を受けるんですけども、こうした制度があって、次につながるということは大変ありがたいと思うので、ぜひ力を入れてやっていただきたいということと、敬老祝品は今のところ30年始めたばかりですので、99%がいただいているということから見ましたら、今のところは周知が徹底しているんかなと思いますが、それでも今回もらった人で、何か頒布会のカタログと間違って、お金要るんやったらもう要らんねんこんなんという人もいてはるんで、やっぱり周りにいてはる人がいろいろ徹底せないかんことはあると思いますけども、できるだけこれは敬老の祝品ですというような、私まだもらってないのでわからんのですけど、それがわかるようにしてあげてほしいなと思います。  それから、大阪府の医療費助成の改悪に基づいて、やっぱり今経過措置もありますけれども、実際は今単独でやってたこういう事業も切られて大きく影響もありますので、府の制度が変わったからとはいうものの、市民への影響は大変あるわけで、今後の府の医療制度の改悪、こういったものにもしっかりとして声を上げて反対をし、市民の暮らしを守っていただきたいと思います。  最後に、白樫さんからまた、3,000万円ぐらいやないか、4,000万円ですと言われたからすごくショックですけれども、医療費ってかかるんだなというふうに思います。ただ、国がペナルティーをやめたということになっても130万円ぐらいの減額しかできないねんなというので、これ国の制度をしっかりつくっていかなあかんということと、府の所得制限の問題についても先ほど府や国に対してもしっかり拡充を求めているというふうに言っていただきましたので、市としてもそれを待たずに、先ほども言いましたけど子育て支援が充実しているところは人口がふえるという、そういうのがもう明らかになっていますので、ぜひよろしくお願いしたいと思いますので、要望しておきます。 ◆笹井 委員   次の5点、次、131ページ。  児童福祉費の扶助費になりますが、児童養護施設退所児童進学応援奨学金、これが90万円というのが出ています。これ、去年、前回ちゃんと見てなかったんですが、ちょっとふえたんではないかというふうに思いますが、私隣に元勤めていたところの子が高鷲学園だったので、そういう子どもたちの奨学金やというふうに前お聞きをしていました。これ、ことしは何人受けられたのかと。今後の見通しはどうかということをお聞きします。  それからもう一つは、131ページの民間保育所の運営補助金についてです。  これは、決算説明書の106ページに民間保育所費が載っています。この中で表になってるのですけれど、運営補助金が大変ふえているところが2園ほどあって、下がっているところもあったりするんですけれども、こういう運営補助費が大きく変動している、この理由はどういったことかというのをお聞きしたいのと、それから107ページとこの108ページに保育所関係、民間、公立園の子ども数も載ってるところが、106ページと107ページに延べの児童数というのが載ってますね、こちらも児童数が載ってますが、実際に30年度の初めには、いつも4月は待機児ゼロと宣言をされますけども、6月になると80人ぐらいおるというのは毎年恒例なんですけども、30年度末で待機児童はどれぐらいいたのかというのをお聞きします。  それから、133ページの公立園の施設修繕費というのが133ページの事業費の下で約526万円があります。また、公立園は老朽化しているというふうにも思いますので、園から危険なところだとか、やってほしいところとかいろいろ要望出てると思うんですが、必要な改修や改善ができているのかお聞きします。  それから、139ページです。こども園についてお聞きをしたいと思います。  ちょっと細かくですけれども、小さく一つは、開設して2年がたちました。今で2年半になるんですかね。こども園の現在の園児数と、こども園に対する市としての評価をお聞きします。  それから、決算説明書の110ページではこども園の詳細が載っているんですが、正規職員数が17人、再任用、嘱託、非常勤というふうに載ってるんですけれど、これゼロ歳から2歳がいない園で、いうたら3歳から5歳なんですけれども、それで正規職員が17人、もとに戻っていただいて、その公立園なんかでもゼロ歳から園児がいてても正規職員というのは多いところ向野でも20人というようなものになってますので、大変手厚い。これは前にもお聞きをしたと思うんですけれど、そのときにも出発したところなので手厚い職員配置にしているということでした。このもう一回理由と今後の配置についてどんなふうにお考えかをお聞きします。  それから3つ目は、園庭が全て人工芝でしたけれども、この人工芝での保育内容とか子どもへの影響はどうだったのか。  それから4つ目には、141ページ、次めくっていただいたら工事請負費にこども未来館たかわし園庭及び地域グラウンド整備工事というのがありますが、この整備内容と、それからこの地域グラウンドは整備されて子どもたちが使えているのかというのをお聞きします。  それから最後に、トライタイム、これは139に戻っていただいた報償費の一番下ですけれども、トライタイム等報償費というのは前にも聞かせてもらって、ボルダリングだとか何かそういう授業というか、講師の人に来てもらってやっているというようなことも聞いていますが、実際にはどのような取り組みとなっているのかお聞きをしたいと思います。  以上、よろしくお願いします。 ○金銅 委員長   それでは、131ページから行きましょうか。 ◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長   今お尋ねのもの、全てこども課の質問になりますので、順番にいきたいと思います。ちょっとまた漏れがあったら教えてください。  まず、1点目の児童養護施設の卒業、卒園者の奨学金なんですけども、現在2名の方が受けていらっしゃいます。1カ月5万円ということで1年間お一人の方60万円と、事前に次の期の分を前払いをするのが30万円あるので、2人で90万円ということになっています。 ○金銅 委員長   次。 ◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長   次に、2つ目の民間保育園の運営費補助金のところなんですけども、前年に比べてふえてるところ、減ってるところあるやないかというところでのご説明なんですけれども、実はこれ平成30年度にそれまでの補助金の要綱を見直しをさせていただいて、改正をさせていただきました。これまで割と一律に支払ってた補助金なんですけれども、保育園運営費の算定基礎根拠となる公定価格の考え方を踏まえて、より手厚くこの保育の運営されている項目については、特に今手のかかるお子さんとか障害児なんかのところも含めてインセンティブとして多くの補助をできるような形で組み直しをいたしました。そのことによって、各保育園においては昨年と比べて変動しているというのが現状でございます。  次に、待機児童の件なんですけれども、申しわけないです、年度末の待機児童というのが今実際そこでは捉えられないので今は持ってきておりません。ただ、ことしのことで言えば今現在で106名程度の方が実際には保育園に入れてないとかということになってるんですけれども、中は結局その書類の不備があったりとか、特定の園しか求めてはれへんとか、いわゆるその待機児童の基準に沿ってない方というのもかなりいらっしゃいますので、この分106名については全部が全部、いわゆる待機児童ではないということを申し添えさせていただきます。  次に、修繕費については、建物が今老朽化していることなどからいろんなところで修繕が必要になってきています。内容については調理器具が傷んだりとか、エアコン設備とか、トイレ、水回りなどが多いところなんですけれども、平成30年度については地震に伴うコンクリート部分の調査があって、下開保育園なんかでは玄関周りのブロックの塀のところの修繕なんかもこの中に含まれています。保育園ですので、毎日毎日子どもたちが使っていきますので、修繕関係については、まずは子どもたちの安全・安心を最優先にさせていただいているというのが現状でございます。  こども園のことについてのお尋ねです。  まず、園児数は昨年スタートのときは100名スタートやったんですけども、2年目のことしは148名の子どもたちが通っています。  次に、こども園の運営に関する市の評価というところなんですけども、今まで幼稚園としてずっときてたんですけども、初めての認定こども園ということで、これよく申し上げているんですけれど、今までないものをやりましたので、初めはやはりばたばたばたとしてたんですけれども、2年目、ことしになりましてかなり子どもたちも落ちついていますし、教職員もしっかり対応できています。また、いろいろな事業も常にいろいろやっているとなれてきている部分もありますので、運営としては去年よりもはるかにうまい運営をしているんじゃないかというふうに評価をさせていただいています。また、いろいろなご意見を市民の方からもいただくんですけれども、若干雨の日なんかの送り迎えでお車を使われる方が多くなったりしているところで問題点はあるんですけれども、園の運営自体に関しては一定保護者の方からも評価をいただいております。  次に、正規職員の数のところなんですけれども、これも先ほど委員もおっしゃったように、初年度ということもありまして、かなり手厚い正規職員を配置をさせていただいておりました。当然、ここには正規の看護師であるとか、あと管理栄養士だとか、また事務担当の者というのも入っていますので、ちょっとほかの今までの幼稚園、保育園に比べては正規職員は多くなっておりますけれども、今後、羽曳野市としましては認定こども園化を進めていくというふうな方針にしておりますので、その際には一応この高鷲の現状おる正職員の人数というのが一つの基準になっていくんじゃないかなというふうに考えています。  次に、第2グラウンドのことです。  こども未来館たかわしの隣の第2グラウンドは、高鷲小学校の第2グラウンドという位置づけになっております。工事の内容としましては、グラウンド整備はもとより、川沿いの道路の歩道の確保のために敷地内に歩道を設けていまして、その歩道整備なども含まれております。今のグラウンドは教育財産の目的外使用ということで、一部登録団体に開放は継続してさせていただいていますが、実際登録されて今使われているのが2団体のみ、グラウンド・ゴルフとサッカーだけということで、それ以外の空き時間につきましてはこども未来館たかわしで十分活用させていただいて、子どもたちも走り回って遊んでいます。あと、未来館は、園庭は人工芝になっているんですけども、園庭の人工芝の下にゴムチップとかを敷くようにして、子どもたちの足の負担にちょっと配慮したような人工芝になっています。  最後に、トライタイムであるとか書き方・算数教室のところなんですけれども、トライタイムの報償費については、あちらの保育室の遊戯室のところにボルダリングの壁がありますので、ボルダリングの先生に来ていただいたりとか、親子バイキングという取り組みをやっていますので、そちらで協力いただいている方への謝礼等をこちらに計上しています。また、書き方算数教室は学研への委託料で年間約20回のカリキュラムとなっております。  以上です。 ◆笹井 委員   奨学金については、進学できることは本当にうれしいことだと思いますので、こうした制度もつくることというのは私たち党としても提案をしていますので、今後も進学を市としてしっかり後押ししていただけるように要望しておきます。  民間保育所の運営費に変動があることについては、要綱を変えたことで、配慮の要る子どもをとっていただけるとかという園についてはポイントを高くして、人件費などにも使えるように多分していただけているんだと思いますので、そこについてはありがたいなと、そういう声が各園長さんからも私も直接聞いておりましたので、ぜひそういうところにもこれから補助金としてつけてあげてほしいというふうにも思います。  しかしながら、民間というのでまだまだ待機児童の解消に相当定員を上回った入所もしていただいておりますので、そういったことについては今、待機児童のこと、106名の申し込みをしているというようなことをおっしゃっていたんですけれども、実際にはこれだけ聞いたら、他園希望をしてないとか、書類なんかが折り合ってないとかというのはあるのかもしれへんけど、私からしてみたらここに入りたいなというところがいっぱいやということも十分待機児童だというふうに思いますし、実際には本当に入れる条件があるのに入れない子が実際おるのかどうなのかというのを再質問にさせていただきたいと思います。  あと、公立園の修繕費をまた要望にしたいと思いますが、こども未来館のたかわしについては、もちろん職員が園になれれば子どもたちに手を掛けやすくなってくるので、昨年よりよくなっているのは当然だというふうに思うんです。職員配置についてはこれから今後こども園に変わっていくときに職員配置の基準は、今のこうした正規職員を中心とした職員配置にしていきたいというような答えもありましたので、再度お聞きしたいのは、今の公立保育園の中でも配慮の要る子などは公立園にお願いしているということもたくさんあると思うので、それらも含めて職員配置を正規職員をふやすというお考えはないのかどうかお聞きをしたいと思います。  それから、トライタイムですけれども、書き方・算数教室、ボルダリング、そういったことが主になっていると。確かに、こういったことは今ブームといったら変ですけど、こういうことに取り組んだら先生たちもこの時間帯は手もあくし、そういう教室の先生に違ったことをしたら子どもたちが喜ぶんじゃないかという発想というのはあるかもしれませんけれども、それがいわゆる質の高い保育というふうに言えるのかどうか。そのトライタイムの報償費がここに載ってて、書き方、算数もありますけれども、こういった保育内容がここで質を高めるのか、もっともっと羽曳野市として独自にこういうことで保育の質を高めてるんやということがほかにあるのであれば、ぜひ披露していただきたいなあというふうに思います。  以上、よろしくお願いします。 ◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長   順番にお答えします。  まず、待機児童の今106名というふうに申し上げましたけれども、この中に実際入れる条件が全部そろってるのに入ってへん子はいますかというようなお尋ねやと思うんですけども、本当に全部そろっている中で入っていただけてない方はほんのわずかです、手元に持ってないんですけど。ただ、ほとんどの方は書類を出してきていただけなかったり、あとは選択として今、企業型とかいわゆる認可外のところもありますので、そちらのほうで既に保育をされてたりとかというふうな形でされていますので、本当に全く浮いてしまっている部分というのはほんのわずかです。そこら辺、また具体的な数字は。 ◆笹井 委員   また、数字を教えてください。 ◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長   はい、調べてみます。  次に、正規職員の配置のところです。市立の保育園について配慮の必要な子とかが多くなったときはできるだけ正規職員をということなんですけれども、今実際、園の幼稚園の保育園を含めて私ども今管轄しておりますので、正規職員をあちこちに配置していますが、実際、正規職員が配慮のある子につけていただけるだけの余裕がございません。ですので、今、嘱託であるとか非常勤であるとかという方の手をかりて、クラス全体としてその子たちも含めた配慮という形でさせていただいています。ただ、ここでやはりそういう方がふえてきておるところもありますので、その辺のことも鑑みて、必要な状況が生まれてくれば、またそういう状況に対応してそちらに配置していけるように考えていきたいと思っています。  最後に、トライタイムにかけて質の高い保育というところで、そのことだけでやっていけてるんかというところなんですけども、当然このことだけで質の高い保育というものではございません。日々の保育、先生方の毎日の努力、そういうものの中で質の高い保育というのが多分担保されていくんじゃないかというふうに考えています。ですので、当然教職員のいろんな研修も含めまして、年に何度か全体研修であるとかいろいろな研修に出向いて、またはこちらに来ていただいてやっているところでございますので、ご理解いただきますようにお願いします。  以上です。 ◆笹井 委員   待機児童のこともお聞きをしました。実際に数字、示していただけませんでしたのは大変残念ですけれども、そんなに少ない数じゃないと思うんですよ。実際に、今もおっしゃったように企業型だとか、そういう無認可だとかそういうところに、特に、ゼロ、1、2歳というような待機をしておられる方々は実際行っておられるのは私も知っております。だから、そういうところに振り分けられながら待機児を解消しているということは、一定待機児が解消したようには見えますけれども、やっぱり実際に待機児童、それが解消策になっているというふうには思っていません。やはり、認可の保育園でしっかり安全・安心の視点持ちながら、そこに今市としての責務、それがしっかり担保される、そういう保育園づくりをぜひお願いしたいというふうに思います。
     それから、こども未来館たかわしについては評価は先ほどありましたけれども、100名から148名になったと。確かに、3歳児保育が大変多いということで、今、定員もいっぱいやということで、実際、4、5歳はたかわし幼稚園と北幼稚園の園児数を合わせた数とそう変わりがないというふうに思いますので、今後についてはまだ2年目ですので、もう一年のこの先を見ないとわからない部分もありますけれども、しっかりと評価をまたしていただきたいというふうに思います。  それから、園庭は大いに使えるなら目いっぱい使って子どもたちの遊びを保障してあげてほしいということと、職員配置については、特に保育園は時間差勤務になりますので、こども園は大変まだ二号児が少ないし、ゼロから2もいないので、大変その辺では職員数の手当がしやすいところだと思うんですけど、保育園だったらゼロから5までなので、それを時間差の勤務で組むので、正職員が本当に少なくなる時間帯というのが多くなります。だから、手のかかる子、かからない子に配慮する、つけるというだけではなくて、やっぱりトータルで正規職員配置というのをもう一度きちっと比較をしながら見ていただけたらというふうに思います。  トライタイムだけで園の質の高い幼児教育を目的としているわけではないと言われたのはそのとおりやと思いますけれども、やっとことし、幼稚園と保育園の職員がこども園のカリキュラムを一緒になってつくっていくという段階ですからね。本来、こんなのもうとっくにやっとかないといかんわけですが、こども園が始まるときにこういうことでやると。羽曳野は幼稚園も保育園も今まですぐれた保育をやっているわけですから、そのよいところを抜粋しながらやっていけるということになれば、とてもいい保育が私はできるんやと思うんですけれども、そういうところがまだまだこれからだというふうに思いますので、ぜひしっかり質の高い保育を築くためにも日常での保育内容の充実、そういうことをする取り組みをしっかり市としても後押しをしていただいて、職員の意見、保護者の意見はしっかり反映する保育所づくり、またこども園づくりを要望しておきます。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、最後。 ◆笹井 委員   では、衛生費の151ページの委託料の中に子宮がん検診というのが入っています。羽曳野では、乳がんや子宮がん検診は大変他市に比べても高い検診率なんですけれども、決算説明書の116ページをごらんいただくとその状況が出てるんですけれども、今回、子宮がん検診が受診者は多いけれども昨年から見て546人減少していますんでその理由。それから、市民健診の委託料もここにもありますけれども、30年度から無料健診となったのですけれども、それによる受診率はどうなっているのかというのをお聞きします。  それから、154ページの保健センターの外壁のこと、先ほど笠原委員が聞かれたのでどうしようかなと思ったんですけれども、実際におっしゃるとおりで、本当に保健センターそのものがなかなか使い勝手が悪いというのは、それは先生方もおっしゃっていて、笠原委員のおっしゃるとおりだなあというふうにも思うんですけれども、1つお聞きをしたいのは、2階なんですよね、全部。それで、2階の休日診療所やそれから市民の方々のマタニティスクールや離乳食講演会にお母さんやお父さんたちが来られる、そこの利用されるところが本当に床とかが大変悪くなってて、さっきのお話だったらストレッチャーや外づけの階段というのはとても大きなお金が要ると思うんですけれども、こうした中の改修というのはそんなにお金もかからないのではないかと。先ほどの不用額が1,100万円ぐらいあったらどうなんだという話から見たらこういうところを改修すべきと考えますけれど、その計画があるかどうかお聞きをしたいと思います。  最後に、157ページの南河内の北部広域小児急病診療事業運営費、決算説明書では121ページに載っていますけれども、詳細は。この中で、羽曳野市、松原市、藤井寺市は大阪府内府外とあるんですけど、羽曳野市の利用者は100人ぐらい減っているんですね。その理由をちょっとお聞かせいただければと思います。  以上、よろしくお願いします。 ○金銅 委員長   それでは、3点、151ページの子宮がん検診からどうぞ。 ◎中村 健康増進課長   151ページの子宮がん検診委託料の減少につきましては、子宮がん検診は平成28年度までは和暦の偶数年と奇数年生まれの方を交互に2年に1度の受診機会を設ける方法で実施していましたが、平成29年度より西暦の偶数年、奇数年生まれを交互に検診対象とすることに変更させていただいたんです。これは、和暦での運用を続けると、改元の時期によっては同一年度内の検診対象者の生年が偶数と奇数とが混在する場合もあり、このわかりづらさを回避するため変更させていただきました。しかし、そのように変更することで2年間受診できない方が生ずることから、平成29年度のみ特例的に平成生まれの方を全て対象者とし、受診者が増加したものです。平成30年度は本来の対象者に対する受診者数となっておりますので、平成29年度と比較すると受診者数が減少する結果となりました。しかし、平成30年度は大阪府下でこの受診率で2番目の受診率であり、今後も受診率の向上に努めてまいりたいと思います。  市民健診に関しましては、健康増進課の委託料のところに関しましては、後期高齢の方と社会保険の方の市民健診分がこの委託料の中に入っているんですけれど、平成28年、5,098人、平成29年度、5,403人、平成30年度、5,594人といった状況になっております。  あと、保健センターの中の改修につきましては、平成30年度は外壁の工事をさせていただいたのですけれど、これに関しましては駐輪場の上の4階の壁面がちょっとタイルが落ちて、あと打音検査とかを行って危険であるという判断に基づいて改修工事をさせていただいて、2階のフロアのとこら辺とか大分ちょっと朽ちてる状態にはあるんですけれど、老朽化したもの、ほかにも保健センター、昭和62年6月にオープンしていろいろな部分が老朽化している、もっと早急に対応しないといけない部分もありますので、保健センターとして順次対応していきたいと思っております。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、南河内の北部広域急病診療の関係、どうぞ。 ◎中村 健康増進課長   南河内の羽曳野市の部分だけがちょっと減少しているというところなんですけれど、全体には南河内の小児急病診療事業が前年度に対してマイナス6.8%の減少、休日急病診療所についてもマイナス3.5%の減少といったことで、前年度に比べて特出する何か大きな流行がなかったのかなというとこら辺が推測されます。あと、羽曳野市の受診者が特に非常に減少しているというとこら辺は、特段何かという辺は思いつかなくて、羽曳野の市民の方が元気で過ごしていただけてるかなというので、特段大きな問題というのは感じておりません。  以上です。 ◆笹井 委員   子宮がん検診のはよくわかりました。そうした無料で検診を受けてくださいといったら受診率が上がっているというのはとても大きな効果だと。その反面、今私ちょっと聞き間違いかもしれへんけれども、30年度から無料検診になったのにちょっと下がってるんですかね、検診。さっきの数字で言っていただいてた、上がってるんですか、ごめんなさい。 ◎中村 健康増進課長   受診率は下がってないです。対象者が正しい対象者に変わったので、受診者数が減少しているというだけで、受診率に関しては今でも府下2番目になっております。 ◆笹井 委員   上がっているということですかね。 ◎中村 健康増進課長   はい。 ◆笹井 委員   わかりました。それがちょっとわからなかった。  次の保健センターのところで、もっとしなければならないところがあると言ったんですけど、どこですか。早急にちょっと教えていただいて、ここでぜひ財源をつけていただきたいと思うんですが。 ◎中村 健康増進課長   エアコン設備であったり、すごく大きな話じゃないんですけど、やはりいろんなところ、水回りとかいろいろ30年たってきますと出てきますので、順次改修させていただいております。 ◆笹井 委員   じゃあ、意見要望で。 ○金銅 委員長   はい。 ◆笹井 委員   済みません、受診率向上のためにさまざまな取り組みもしていただいて、検診も無料検診になりましたので、ぜひこれからまたさらに取り組んでいけるように。前から提案していますけど、がん検診は乳がんと子宮がんは高いんですけど、あとのは低いですね。大腸がん検診も同時実施できないかということで、なかなか実現はしていませんけれど、そういった同時受診も含めてさらに取り組んでいただきたいというふうに思います。  保健センターのもっとしなければならないエアコン設備や水回り、これはぜひ予算の要望も来年度にしていただいて、私の言っている床なんかも美装化にして、保健センターですので、小さい子や病気の方が来られるところなので、美装化するということは必要なので、ぜひこういったところも要望していただきたいと、改修もお願いしたいと思います。  以上です。 ◆松井 委員   1つ、これも笹井委員が言わはったんですけども、敬老祝金、予算のときに申し上げていませんが、今回、3,781万円という敬老祝金があって、細かいことは先ほど皆答弁ありましたが、市長の高齢者に対する敬意とか慰労とかを含めて続けていこうという事業ですが、これからまだ件数がふえていくようにも思います。100歳になられた方についてはもちろん家族の慰労も込めて本人の長寿を祝う高齢者対策としてこの敬老祝金をずうっと続けていくのかということについては、一応課のほうでも検討していただいて、早急にじゃないですけど、市民にきちっと説明する時間も要りますやろうけれども、やっぱり市長としてほかにもこれからいわゆる高齢者に対する事業も含めて多く出てくると思いますんで、ちょっと敬老祝金については考えていただけたらなあというふうに思っていますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○渡辺 副委員長   それでは、4款までですので、6点です。  77ページの企画費のところに当たると思うんですね。決算説明書でいいますと65ページなんです。中ほどにあります生活推進課の特命プロジェクトチームのstudy-Oと留守家庭児童会の学習事業についてお聞きします。  決算書には、賃金、講師謝礼などがこの事業に充てられていると思うんですけれど、この中で市の職員が出向いて学習支援してくれてはると思うんですけれど、それぞれの事業について何人の職員が登録されていて、実際にスタッフとしてどれだけの頻度でこの事業に参加されているのかというのを事業ごとにお願いしたいと思います。  それで、study-Oなんですけど、当初は1カ所で、2カ所になりましたですね。この間、この事業をどう評価していらっしゃるのかというのと、中学生参加しているんですけれど、どんな要望が出ているのかというのをお聞きしたいと思います。  次に、79ページのWi-Fi、委託料のところの6行目ぐらい、Wi-Fiの拠点構築事業、委託料とあるんですけど、ことしはこれだけ、172万円、早く支出されてますけれど、これはどこを新しくやったのかと、これまでいろいろWi-Fi、構築されてると思いますけれど、どのようなところにされているのかというのをお聞きします。  次に、87ページのストレスチェック、理解はしたんですけれど、このストレスチェックでいろいろな問題が出てくるでしょう。その中で、それをどう生かして職場環境を整えたり、職場復帰のときにどのようなそれを意見反映させたりしてはるんかなということをお聞きしたいと思います。  次は、2款の4項選挙費、105ページなんです。105ページの13節の委託料で、ポスター掲示場設置及び撤去委託料というのがあるんですけれど、この間、2回選挙ありましたけれど、この掲示場に設置されている場所についての一定のルールについて教えてほしいなと思います。  それと、次は民生、3款の115ページの扶助費の障害児の自立支援給付費、これはとても大きくなっているんですね、この間。その内訳、事業内容についてお聞きします。どんな事業があるのか。そのうち、放課後等デイサービスについて大変利用がふえているということですけれど、その利用人数と利用年齢の方の内訳とか特徴とかをお聞きしたいと思います。  次に、第3款、139ページです。節19の負担金、補助及び交付金のファミリー・サポートのことについてお聞きします。  これは説明書で見させてもらいましたら、30年度は、説明書、109ページにあるんですけれど、協力会員と依頼会員、両方書いてあるんですけれど、最近の回数の推移についてと、またその中身、支援の内容についてをお聞きしたいと思います。  以上です。よろしくお願いします。 ○金銅 委員長   それでは、77ページからよろしくお願いいたします。 ◎吉井 秘書課参事兼政策推進課特命プロジェクトチームリーダー   渡辺委員からご質問のまずstudy-Oのほうです。職員はどの程度と伝わっていて、どれぐらいの頻度で従事しているのかというところなんですけれども、30年度のstudy-O事業につきましては、兼務の職員を含む特命プロジェクトチーム所属の職員15名と非常勤職員3名、他の所属からの応援職員20名、その他職員以外では学生などのサポートスタッフの方が47名という形で運営をしております。職員1名当たりの年間の平均参加回数は2.2回、サポートスタッフには年平均3.4回ご参加いただいています。  次に、留守家庭児童会の職員なんですけれども、30年度が兼務の職員を含む特命プロジェクトチーム所属の職員15名と非常勤職員3名で運用しております。職員1名につきまして、1回当たり、学校にもよるんですけれども、大体1時間半から2時間程度の学習支援を行うことを週1回から週3回程度で担当をしています。  次に、study-Oのほうに戻るんですけれども、西教室の開催についてなんですけれども、西教室を開催しました平成26年度は参加者が非常に伸びまして、参加者の延べ人数が1.5倍となりまして、効果はあったものと考えています。現在も引き続き2カ所で開催しているんですけれども、東教室は市役所で開催しているんですが、1カ所だけでは中学生にはなかなか通いづらいところもありますので、今後も2カ所での実施を続けながら、あとは参加者数の変動などによってはまた柔軟に対応できるように今後も注視してまいりたいと考えています。要望等ということなんですけれども、西教室に特化した内容の要望というのは特に聞いてはおりません。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、79ページの委託料のWi-Fiでお答えください。 ◎浅田 情報政策課参事   Wi-Fiの拠点についてお答えさせていただきます。  平成30年度の整備につきましては、世界文化遺産推進室で本庁市民ギャラリー周辺と1階ロビーの一部に設置しております。過去の整備ですが、平成29年度におきまして、観光課及び世界文化遺産推進室において駒ヶ谷西側公園と道の駅、古市駅東広場の観光案内所、誉田中学校、茶山テニスコート、向墓山古墳横の文化財展示室、あと峰塚公園管理棟及び峰塚公園の一部、30年度をあわせて計9カ所、現在稼動しております。なお、運用費については情報政策課が一括して払っております。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、87ページのストレスチェックについて、あと工夫とかはされているとか。 ◎塚本 人事課長   渡辺副委員長からのご質問にお答えしていきたいと思います。  ストレスチェック制度に出た結果をどう生かしていくのか、あるいは職場復帰にどう活用していくのかというお尋ねだったと思います。  ストレスチェックの概要につきましては先ほど説明したとおりなんですけれども、そのときに説明しましたように、ストレスチェックの中で出てくる結果、あるいは個人への反映という観点については、それぞれに結果を返していることとあわせてストレスが高いと判断された者については産業医の面談を促すというような形で個人への対応をしています。それ以外について、組織的な部分ということで、このストレスチェックというのはかなり個人の情報が多く含まれるものですから、厚生労働省のマニュアルにおいてもその取り扱いは厳重にするようにということでさまざまな点において配慮するように、プライバシーの保護であったり、あるいはこの検査を受ける受けない、あるいは受けた結果がどうであるといったことをもって不利益な扱いを一切してはならないという厳しいルールがあります。そういう中で出てきた結果について、あくまでも個人を特定しないという前提のもとで、一定の部署ごとの傾向など可能な範囲で分析評価を一定させていただいておりまして、そこで出てきた課題については各部署に対してこういった状況になるということをお伝えしていく中で、部署の中でもそれぞれの部署の改善に活用しているところであります。  それと、この制度自身、28年度からスタートしたわけなんですけども、ストレスチェックの実施者というのは産業医ということになっております。ですから、実施に当たっては引き続き産業医とも連携を密にしながら制度の充実に努めていきたいと考えております。  復帰の件なんですけども、直接的にストレスチェックの評価とか結果をもってどうするというのはなかなか難しい面も当然あるんですけれども、メンタルヘルスに不調を抱えて職場を離れている方というのはそれぞれの事情がありますので、非常に対応が難しいケースが多いというのを実感として持っております。ですから、その職員一人一人の状況を丁寧に細かく人事課が中心になって聞き取ったり、いろんなところへ面談をしたりという対応を今までもしておりますので、そういった中で復帰に対しての支援というのは積極的にしてまいりたいと考えております。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、105ページ、選管、ポスターの件。 ◎藤田 選挙管理委員会事務局長   先ほどの渡辺委員のポスターの掲示場の設置のルールについてですけれど、現在、羽曳野市内では各選挙ごとにポスターの掲示場所は250カ所あります。この根拠といいますのは、公職選挙法の第111条で規定されていますように投票区ごと、現在1から37の投票区があります。選挙人名簿の登録者数及び投票区の面積に応じて決められておりますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○金銅 委員長   引き続きまして、115ページをお願いします。障害者自立支援。 ◎桝井 障害福祉課参事   障害者自立支援給付費ですけども、こちらは主に小学校以下の障害児さんが通われます児童発達支援施設と小学校以上、高校生ぐらいまで通われています放課後等デイサービス事業所に通われる費用、それからあとそれらの障害児さん、どういう障害をお持ちでどういうふうに支援をしていこうかということで計画相談事業所がその方の計画をつくっていくんですけども、それのための障害児の相談支援の事業費、それからあと保育所等訪問支援というのがあるんですが、障害児さんの通われています各保育所とか幼稚園に支援員が行って、どういう支援が適当かというのを先生方と一緒になって考えていく支援内容があるんですけれども、そういうのに係る費用となっています。  放課後等デイサービスに通われている年齢ごとの利用者数なんですけども、全体で240名なんですけども、低学年が42名、中学年、3、4年が55名、それから高学年が39名で、小学校が136名、中学生の方が57名、それから高校生です。18歳まで通えますので47名、合計240名の方が通われているということになっています。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、139ページ、ファミリー・サポート・センターの件で、お願いします。 ◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長   まず、会員数のところなんですけれども、当初からの会員の方が非常に多くて、高齢化などによる減少が今進んでいます。ちょっと減少傾向が続いています。市ではポスターを制作するなど新たな会員確保に向けて取り組んでいるんですけれども、余り効果が今のところ出てきていません。また、あと依頼の内容につきましては、内容のほとんどが保育園や幼稚園、塾とか習い事とかへの送迎が占めております。393件ほどあるんですけれども、そのうちの350ぐらい近くまでは何からの送迎ということになっています。  よろしくお願いします。 ○渡辺 副委員長   study-Oと留守家庭児童の学習支援については職員が充てられているということですけど、そんなに頻度は高くないということがわかったんですけれど、でも日ごろされている職場に穴があくということですけど、その辺の支障はないのか。また、超勤は発生してないのかということをまたお願いしたいと思います。  また、もともとの事業の目的というのは学力向上になるわけなんですけど、本来、中学校での授業、study-Oについてはあるわけですけれど、中学校との連携とかというのはどの程度されているのかということを再質問したいと思います。
     それと、Wi-Fiについてなんですけど、このWi-Fiが使える範囲というのがなかなかわからないし、周知がどれだけできているのかなあと。喫茶店へ行って、よくシールを張ってあるからWi-Fi使えるんやなということでWi-Fiにつなぐことはあるんですけれど、どれだけ周知されているのかなあと思います。また、この国の事業については観光と災害について使えると書いてあるんですけど、災害時はどうなのかということをお聞きしたいと思います。  それから、ストレスチェックについてですけど、復帰の問題とか職場環境の問題、直接は関係ないと思うんですけれど、やっぱり今、職場でそのケースに応じてしっかり対応してくれてはるというので、それをより慎重に、産業医との関係を密にして前に進めていってほしいということ、要望させてもらいます。  あと、ポスター、このことを何で質問したかといいますと、市民の目に触れないところにも結構あるんですね。それは公職選挙法の中の法律に従ってあるのだけれど、でもそれは範囲内で変えることができるんかということをちょっと質問したいと思います。掲示板がついているところにポスターを張ろうとするととても危なくて、崖ですごい危ないというところがあるんですね。そういうところもちょっと配慮をしてもらえるのかというのは質問したいと思います。  あと、放課後デイについてなんですけど、これがとてもふえている理由というのがあると思うんですね。その理由についてどう考えているのかということと、今後の利用の見通しなんかもわかればお願いしたいと思います。  それと、ファミリー・サポートなんですけれど、説明書で見てみますとスキルアップ講座をやっているんですね。このスキルアップ講座というのは年1回しかまだできてないのが実情なんです。聞くところによると送迎がほとんどやということをお聞きしたんですけれど、送迎の中でも何が一番問題、危ないところはないのかみたいな研修とか、もともと子育ての支援ですので、スキルアップ講座の参加人数と今後どういうふうな見通しを持っているのかと、この間、事故とか死亡事故とか他のファミサポであったこともありますので、府内でもありましたように、そういうふうな事故がないようにするために市としてどのようなことができるのかをお聞きしたいと思います。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは5点、最初、study-Oの連携について。 ◎吉井 秘書課参事兼政策推進課特命プロジェクトチームリーダー   study-O事業の学校との連携ということでお聞きいただいているんですけれども、この事業のそもそもの目的いいますのが、中学生の学校外における自学自習の場を提供するということが一番の目的になっておりまして、それでひいては学力の向上であったりとか居場所づくりという形につながっていると考えております。直接的に学校と連携という考え方ではないのかもしれないんですけれども、事業の実施に当たりましては学校を通じてポスターを掲示していただくことと全生徒にチラシを配布していただくということで、年度当初と最近も2回目の追加募集を学校を通じてお願いしたところですので、そういう形での効果の周知とかという形では連携を図っていると思っております。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、Wi-Fiについて、周知の方法と災害時の対応。 ◎浅田 情報政策課参事   周知の徹底につきましてはシールを張ることにはなっているんですが、一応ちゃんと張られているかどうかを一度確認して、もし張られてない場合はきっちり張っていきたいと思います。運用方法ですが、当市のWi-FiはOsaka Free Wi-Fiを利用しておりまして、通常時はOsaka Free Wi-Fiのホームページで利用登録しますと利用可能になります。一回の接続で60分間で、再度接続することによって利用可能となります。  また、災害時におきましては、無線LANビジネス推進連絡会に入っておりますので、Wi-Fiスポットが00000JAPANとして利用登録なしで開放されることになり、誰でも利用することができるようになります。  以上です。 ◎藤田 選挙管理委員会事務局長   人の目のつかないところということなんですけど、基本的には現在設置している場所に関しては公共施設、各町会の所有場所、また個人所有の場所ということで、こちらのほうから依頼文書を送りまして、承諾書を必ずいただいて設置しております。そして、先ほど、崖のあるようなところと言われたと思うんですけど、決してそんなところはないと思いますので、今後とも現場を確認しながら、もしあるようであれば検討したいと思いますので、また今後ともよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ◎桝井 障害福祉課参事   放課後等デイサービスの利用者が増加している理由なんですけども、保護者の方の療育への関心もすごく高まってきています。その中で、放課後等デイサービス、それぞれ工夫を凝らして生活能力の向上のために必要な訓練とか社会との交流の促進、必要な支援をされていますので、保護者の方、選んで行かれているのかなあと思っています。放課後等デイサービスなんですけども、療育手帳を所持されていなくても療育の必要性が、お医者さんの診断書等があれば行っていただけるので、保護者の方も手帳をとるまでもないけども療育必要かなという方でちょっと気軽に行かれる部分もあるのかなあと思っております。  それから、今後の見通しなんですけども、利用者数が増加してますけども、毎日こちらの施設へ通われるわけではないので、延べ利用者数とか延べの利用日数、それと決算額ですけれども、それぞれ増加の伸び率は年度ごとにちょっと減ってきていますので、決算額の増加はこれからも少しずつはするかと思いますけども、子どもさんの数もちょっと減っていますので、今までのように急激にはふえないかなというふうに見込んでおります。  以上です。 ○金銅 委員長   ファミリー・サポート・センターのスキルアップ講座と事故の対策。 ◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長   ファミリー・サポート・センターの研修についてお話をさせていただきます。  まず、説明書にありますスキルアップ講座に関しましては、非常に専門性の高い講座ですので年に1回ということになっておりますけれども、それ以外にも子育て講座などを含めましてほかにも年5回とか、年によっては8回程度開催させていただいているところでございます。また、あわせてサポート会員が必須となっている緊急時の救命講習についても、毎年独自に実施しているところです。  以上です。 ○渡辺 副委員長   ちょっと意見だけ言わせてもらいます。 study-Oと留守家庭児童会の派遣なんですけど、study-Oに来ている子どもたちというのはもともとみずから学びたいというしっかり意欲を持っている子どもたちやと思うので、本当にサポートをして見守っていただけたらどんどん伸びていく子どもたちやと思います、その辺では。しかし、そこまで行けない子どもたちはまだ取り残されているわけで、それは市として、教育委員会としてどういう手だてが必要なのかというのは、基本は学校教育であるわけですね。だから、少人数学級、実現していただいて学習環境を整えていただきたいと。ここのstudy-Oとかは別なんですけども、市としての教育の充実をお願いしたいと思います。  あと、Wi-Fiなんですけど、せっかく使えるのでもったいないですので、たくさんの方が使えるようにもっと周知していただいて、でもお年寄りの方ってなかなかWi-Fi使うというのがちょっとなれないですよね。そういう意味でも、どうやって広げていって、環境や防災に役立ってもらえるのかというのはもうちょっと周知していただけたらと思います。  ポスターの件はわかりました。また言わせてもらいます、後ほど。  それと、あと自立支援給付、放課後デイは前回も言わせてもらいましたけれど、とても安心できる制度であるんですね。だからこそ、ここでやっている留守家庭児童会なんかでも人数がとても多いんですね。だから、お友達との関係があって行きたいと思ってもやっぱり安心できない。だから、この制度はどんどん今利用されているんですね。そういう意味で、ちょっと配慮が要る子どもたちへの施策というのをもうちょっときめ細かく市としてもやっていただけたらなと思います。  あと、ファミリー・サポートについても、協力会員、依頼会員のバランスというのは大分高齢化してはるので、少なくなっているというのはとてもわかります。子育て支援の地域の応援としてはとてもいい事業なんですけれども、危険も伴うということもありますので、今されている講座の一層なる充実と、それからファミリー・サポート・センターとしてのこれからの安心できる事業のあり方というのもちょっと考えていただけたらなと思いまして、要望しておきます。 ○金銅 委員長   それでは、ここで休憩を入れたいと思いますので、ちょっとお疲れな部分がありますので、3時30分まで休憩をとらせていただきますので、3時30分に再開をいたします。よろしくお願いします。             △休憩 午後3時8分             △再開 午後3時28分 ○金銅 委員長   それでは、休憩前に引き続き総務文教常任委員会を再開させていただきます。  それでは、5款労働費から9款の消防費までを今回やらせていただきますので、5款の労働費から9款の消防費ですので、よろしく委員の方はお願いいたします。 ◆竹本 委員   5款労務費から9款消防費まで、5点ぐらい。  それではまず、6款農林水産費についてですが、決算書の167ページからお願いします。  1項農業費、目3の農業振興費から一番上の枠の下から2番目の大阪版認定農業者支援事業補助金とその下の被災農業者向け経営体育成支援事業補助金について、それぞれ事業内容と詳細について教えてください。  次に、8款土木費について、決算書183ページ、お願いします。  項3河川費、目1河川総務費の節19負担金、補助及び交付金について、予算額600万9,000円に対し586万2,000円の不用額が出ておりますが、この要因について教えてください。  次に、決算説明書の138ページをあけていただきまして、上から5つ目の二重丸のところで空家対策とありますが、横の説明にある羽曳野市空家等対策事業に伴う業務とありますが、空家対策の現状と今後の展望について教えてください。  次に、決算書189ページ節18の備品購入費の防犯カメラ機器更新についてですが、購入台数と何年使用しての更新となったのかを教えてください。次に、その下の節19負担金、補助及び交付金の下のほうにある屋外広告物適正化促進事業補助金に関しまして、それぞれ何件が対象になったのか教えてください。  次に、190ページ住宅費から節11の需用費について、上から4つ目にある修繕費とその一番下にある空家修繕費についてですが、この2つはどう違うのか。また、空家の修繕費は何件あったのか教えてください。  以上、よろしくお願いします。 ◎辻村 産業振興課参事   大阪版認定農業者支援事業補助金につきましてですけども、本事業は大阪産(もん)の戦略品目でありますブドウの安定生産に向けて、スマート農業の実現ということに当たりまして必要な農業機械と施設の整備に対する大阪府の補助事業で、事業費の3分の1の補助をするものでございます。平成30年度なんですけども、農業者が導入いたします波状型ハウスの自動開閉装置5セット、それと遠隔温度把握装置2セット、総額の136万9,844円に対します3分の1の補助として45万6,000円支出したものです。本市においては府の補助金の経由となりますので、歳入歳出に増額計上しております。  続きまして、被災農業者向けの経営体育成支援事業補助金についてですけども、本事業は昨年の台風21号により被害を受けた農業施設の復旧及び撤去を緊急的に支援する国の補助事業となっております。補助割合ですけども、国50%、府20%、市20%で、自己負担10%となっております。平成30年度では資材とか人手不足、これらの関係から復旧工事が完了しておりませんで、11件申請があったんですけれども、そのうちの2件のみが完了ということになっております。それに対しまして、補助割合から国が5万4,000円、府が2万1,900円、市が2万1,900円の合計9万7,800円支出したものでございます。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは続きまして、183ページ、節の19で負担金、補助及び交付金の不用額についてお願いします。 ◎泥谷 下水道建設課長   まず、これは崖地近接等危険住宅移転及び補強補助金の予算計上をしていたものが執行しなかったということで、この金額が不用額となっております。また、この制度なんですけれども、土砂災害特別警戒区域内に居住する住民の人命を守る、また不安解消のために国、府の補助制度に伴った市の補助制度に基づくものでございます。対象住宅としましては29軒あります。  以上です。 ◎大前 住宅政策推進室長   竹本委員ご質問の空家対策の現状と今後の動きについてお答えいたします。  空家対策は、平成30年3月に策定しました羽曳野市空家等対策計画に基づき空家対策を行ってまいりました。平成30年度には特定空家等判定委員会を3回開催し、1軒を特定空家候補とし、空家等対策協議会におきまして特定空家とすることが妥当であると承認していただき、市におきまして特定空家等に認定いたしました。また、平成31年度に新たに2軒を特定空家と認定し、現在3軒につきまして法律に基づき助言、指導等を行っており、今後、指導に従わない場合は勧告命令等を進めてまいります。また、特定空家候補につきましても順次特定空家等判定委員会に諮ってまいりますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは次に、決算書に戻ります。189ページ、よろしいでしょうか。防犯カメラについて。 ◎東 都市開発部理事兼都市計画課長   次の防犯カメラとその次の屋外広告物の補助金については、都市計画課のほうでお答えさせていただきます。  防犯カメラの入れかえなんですが、台数は6台とハードディスク1台の入れかえになっております。平成19年11月、古市駅の西駐車場の開設とあわせて設置されたもので、既に11年が経過しておりまして、経年劣化で画像が乱れていたため、更新をしたものでございます。  次の補助金なんですが、屋外広告物適正化推進事業補助金につきましては、世界文化遺産登録に向けた取り組みの一環としまして平成28年1月の大阪府の屋外広告物条例の改正により、それまで許可対象であったものが新たに基準を設けたことによって不適格となった屋外広告物について、撤去、回収する費用の一部を補助しようとするもので創設したものです。平成30年度の実績としましては、大型スーパーの屋上広告物の撤去が1件で200万円、金融機関の壁面広告の撤去1件20万円となっております。事業費の2分の1を上限として、2分の1をそれぞれ200万円、20万円を上限として補助するもので、うち6分の1についてはさらに大阪府から補助金をいただきまして、最終的な市の負担については3分の1になっている事業でございます。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、191ページ、同じく空家の修繕費。 ◎大前 住宅政策推進室長   修繕費と空家修繕費の内容の違いについてお答えいたします。  修繕費は一般修繕が全般であり、市営住宅の日常的な修繕となっております。空家修繕費につきましては、市営住宅の空き室が出た場合のリフォーム修繕となっております。平成30年度は2件の空き室の修繕を行いました。  以上です。 ◆竹本 委員   おおむね理解いたしました。大阪版認定農業者支援事業補助金について、府の補助金を活用した農業のスマート化を目指しておられるということで、若手新規就労者を獲得する意味でも大変すばらしいと感じました。今後、さらなる成長を期待いたしております。  また、空家対策に関しましても、事業開始から年数が浅い中で既に実績を上げておられるということですので、今後、空家バンクの活用や官民連携のもとで事業効果を高めていただくことを期待いたしております。  そして、防犯カメラ機器更新につきましては、先ほどお答えいただきました内容を今後の大切なデータとして運用等の研修にお役立ていただければというふうに思います。  以上です。 ◆笠原 委員   7款の決算書171ページの商工費の節13委託料で、観光案内所の管理運営委託料というのが324万9,015円上がっております。リニューアル後の利用状況についてお聞きをします。  次、決算説明書の129と130ところにある商工費の中の観光費についてお聞きをします。  世界遺産となって、羽曳野市内のお店を紹介すべきと考えていたところ、何かないのかなと、「てくてく羽曳野」というのが出て、大変好評でした。その後、何かないのかなということでお尋ねしたときに出てきたのが「HABITAN」というこういう冊子です。これですね。委員の人は皆知ってはります。見たことあります。私はとてもフレッシュな感覚で、ええのがあるなあと思って見てみました。これについては羽曳野市内の見るとか買うとか食べるとか、お土産、観光、グルメというものを「HABITAN」という形で探検もしながら、いい店とかいい場所を紹介するよというのをつくってくださっているのが羽曳野市の観光協会事務局観光課というところですから、観光課のほうがやってくださっています。今Vol.1と2を確認したんですけど、この後、西浦地域と恵我之荘とか高鷲エリアが中心に出ているので、それ以外の地域はもうできているのかもしれないし、今後の展望はどうなのかということをお聞きしたいと思います。  それから、平成30年度の観光協会の取り組みについて、雑駁ではありますが、取り組みについてお聞きをしたいと思います。  もう一つが土木費です、8款、189ページ、節19の負担金で、木造住宅耐震改修事業費補助金というのが891万5,000円ということで、全体的に不用額というのが約半分ぐらい出ているんですけど、29年度は台風被害があって、屋根が飛んだりお墓が倒れたりという、結構羽曳野市にしては近年まれに見る大きな被害が出たというふうに思うんですけども、この台風21号による被害があったときと比べて本年度、いわゆる30年度はこの予算、半分ぐらいしか使ってないんですけど、それについてはどういう状況ですかということを1点お聞きをしたいと思います。  以上、よろしくお願いします。 ◎南口 政策推進課長兼観光課長兼道の駅しらとりの郷・羽曳野駅長   委員お尋ねの質問のうち、まず1つ目、観光案内所でございますけども、30年度、周辺の広場の景観整備とあわせまして、8月に約1カ月ほどかけてリニューアルいたしまして、9月6日より新しい建物でオープンさせていただいております。そのリニューアルの中で、主に案内板の配置がえですとか、案内所間口の拡大による利便性の向上ですとか、デッドスペースの有効活用、また不要な表示板、あちこちに注意書きの看板等がついてて美しい景観を若干損ねそうな感じもありましたので、そのあたりは見直して表示板の位置がえですとか集約化、あわせてフェンスの張りかえをいたしまして、全体的に一体感を出せるような場の雰囲気にしつらえを変えております。  あと、その後の利用状況といたしましては、平成29年度が年間で来所者数が3,575名です。翌30年度が8月、1カ月間ちょっと閉鎖している期間もあったんですが、3,934名の来所をお迎えしているということです。今年度に入りまして、特に世界遺産の関係もあってまた若干ふえつつあるのかなというところもあるんですが、来所者数としては今年度は4月から8月までの集計では2,766名、こちらは平成30年度の3,934人に対して大体全体の70%ぐらいがもうこの5カ月で来所されているということになっております。また、あわせてパンフレットなんかの配布枚数も基本的には数字はどんどん伸びてきている状態でして、29年度全体のパンフレット配布枚数が5,804枚に対して30年度は6,803枚、今年度4月から8月までの集計が既にもう4,930枚のパンフレットが出ているという状態です。  まず、観光案内所リニューアルについては以上です。  続いて、「HABITAN」の件でございます。  2つ目の観光パンフレット「HABITAN」についてなんですけども、こちらは委員さんのお話からもありましたように、観光協会が主体となって作成しているパンフレットでございます。同観光協会につきましては観光課が事務局として運営に協力させていただいていますけども、2年前の会議の中で、今後、古市古墳群の世界文化遺産登録を受けると仮定した上で、もっと羽曳野市をPRできるようなパンフレットを作成したいということで、平成29年度から市内のお店を詳しくご紹介するはびきの探訪ガイドブック「HABITAN」をつくって、現在も継続しているものでございます。羽曳野を5つのエリアに分けて、1エリア、歴史遺産も含めて約35店舗前後を紹介しております。観光協会はなかなか限られた予算で運営しておりますので、観光協会の中に加入していただいている会員さんの協力のもとで、取材、撮影、印刷、仕上げの全てを賄っております。平成29年度には1エリア1冊、平成30年度、去年では2エリア2冊を発行しておりまして、令和元年度におきましてはもう2エリアを目標に作成する予定となっております。間もなく、4冊目の「HABITAN」の配付を始めることができると思います。また、ご期待いただければと思います。  あわせて、観光協会の今後の取り組みについてですが、一般質問でも答弁にありましたように、観光課には現在、多くの旅行会社から羽曳野市内へのツアー申し込みというのが多数あります。今日現在で個人の旅行、団体旅行も含めて約90件程度の申し込みが来ております。観光課でこれに対応しておるんですが、これらに加えてレンタサイクルを利用したり日帰りツアー商品もあり、それぞれ観光課にて対応しておるところです。また、こういった旅行ツアーの中への組み込みとしてほとんどがガイドさんを希望されてますんで、観光協会内の観光ガイド部会と連携して、来訪された方々にもう一回行ってみたいなと思ってもらえるような対応を心がけて日々おもてなしをさせていただいているところでございます。また、今後はインバウンドのお客様も増加してくるであろうとのことで、それらに対応した観光パンフレットですとか多言語対応ができるガイドさんの養成も見据えて現在取り組んでおるところです。実際のところ、現状は観光協会向けにポケトークという翻訳の装置を使いまして、それで対応しておるところでございます。また、観光協会におきましても、古墳群の散策ができるレンタサイクルコースの策定ですとか羽曳野市内を満喫できる日帰りバスツアーの実施、また観光協会の会員さんの中に旅行会社さんも入っておられますんで、そちらの方に観光協会としてお薦めできるツアーというものを商品化に向けて現在作成中でございます。  観光協会の取り組みについては以上でございます。
    ○金銅 委員長   それでは、189ページの木造住宅と台風の件でお答えください。 ◎大前 住宅政策推進室長   昨年度は台風21号による被害があったが、平成29年度と比較してどうかということと、あと不用額が半分ぐらい出ているということで、2点お答えいたします。  耐震改修工事につきましては、平成29年度は実績が2件、平成30年度が4件となっております。同様に、木造住宅の除却、古い家を潰すというのも耐震化になっているということで、除却の補助の申請の件数が18件です。平成30年度は21件となっております。どちらも増加傾向となっております。これは台風21号による被害の影響ではなく、6月に発生しました大阪北部地震ですとか30年度の9月に耐震関連の市民フォーラムを開催いたしましたので、それによる増加かなと考えております。  2点目の不用額に関してなんですけども、当初、予算、15件で見ておったんですけども、4件しかなかったと。ただ、除却が40件に対して申請が21件なんですけども、住宅の戸数が40戸という形で、1戸当たり20万円の補助を出してますので、800万円の予算をとってました。それに対して、申請は21件なんですけども、長屋住宅とか文化住宅とかを潰す場合に上限100万円というくくりで5戸分、上限100万円の補助を出しますんで、戸数でいきましたら27戸になります。ですので、耐震自体はさほど伸びてないんですけども、除却のほうの件数がふえているということで、一定の不用額は出ているんですけども、成果としては上がっているかなというふうに考えております。  以上です。 ◆笠原 委員   質問は1点だけです。先ほど南口さんからそんなにおやりになっているんでしょうかというぐらい大変感動するような、なかなかいい内容の観光の取り組みがありまして、世界遺産が決まってから余り何も動いてへんのかなあというのを正直思ってございましたので、大変うれしく思いました。ということで、それほど多くの90件もの観光のツアーの申し込みやら何やらかんやらということで来てくださっている。これもひとえに世界遺産に登録されたということが大変大きいと思います。  私以前、議場で発言をいたしました、いわゆる御陵印帳の件について、ここで入りたいと思います。  御陵印帳について、以前は世界遺産でご答弁をいただきました。当時はまだ内定をしていませんし決まっていない時期で、宮内庁との関係もありまして大切な時期だったので、一応やはり大きく進めることはできないというご答弁で、それはそのときはそれで理解をさせていただきました。いよいよ決まりまして、これを進めると今度は取り消しになるのかという点ですね。ならない状況であれば、できれば私は御陵印帳と御朱印帳までは言わないけれど、でも日本遺産と世界遺産がある唯一のまちということを考えれば、観光で来てくださる人にいいものを持って帰ってもらえるんじゃないかなというふうに思います。御朱印帳においては、大津神社とか誉田八幡宮とか白鳥神社とか杜本神社とか壷井八幡宮とか、考えていくと竹内街道沿いに結構あったりして、というので日本遺産とか、それから御陵印帳に関しては、全国でも5カ所、この御陵印はもらえるそうですけど、中でもこの応神天皇陵の古市陵墓監区事務所においては17印の御陵印をいただくことができるので、1カ所で17印をいただくことができるということで、これを今後、世界遺産推進室、文化財保護課なのか、観光課なのか、あるいは観光協会なのかということについてお考えいただいてはどうなのかなというふうに思っています。他の市で例えばやりたいと思ってもできないわけで、羽曳野市だからできる特権でもありますし、観光客の人が来ていただいたときに、とてもいいものをいただいたなと思っていただけるようなものとしての取り組みをぜひ進めていただきたいと思いますが、世界文化遺産推進室に私は今回このことを期待していません。観光課のほうに、ぜひこのことについては取り組みを進めていただきたいと思うのですけれど、この1点についてはいかがでしょうか。 ◎南口 政策推進課長兼観光課長兼道の駅しらとりの郷・羽曳野駅長   委員ご提案の御陵印帳、御朱印帳、名前はともかくなんですけども、こういった仕組みといいますのは本市におきましては古市古墳群を初めとする歴史遺産ですとか、あとはグルメスポット、その他の名所、ほかにもいろんな名所、たくさんあると考えています。そういったところに対して、来訪者の誘客と市内の中での回遊、市内をめぐっていただくことと、またそういった印を集めることで、集め切れなかったんでまた来やんとあかんやんというようなそのリピートまでを促進できるような有効な手段だというふうに我々も認識しております。ただ、今後どういった形で実現するのかということに関しましてはデリケートな問題もあったり、あとはどこでやる、お金をどうするというようないろいろな問題も出てくるかとは思いますので、とりあえずどんな形でも実現できるのか、実現したらいいのかということについては前向きに考えさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ◆笠原 委員   それでは、ここの4点については意見ということでもないんですけど、ぜひ観光課で進めていただけるようなことを模索していただいて、よろしくお願いします。私、さほどお金はかからないと思っております。以前、私は議場で見せたあの色紙を百均で買いました。別に百均のもので用意してとは言いませんけど、ぴらぴらの紙のわら半紙はだめです。やはり和紙を使うということだそうですので、何らかの工夫でよろしくお願いしたいと思います。  また、先ほど言っていただいた災害時の撤去とか空家の除却対策については、今後もしっかり啓発していただくことによって進められるということがよくわかりました。特に、このたびの台風の被害で千葉県が大変な状況になっています。そういうことも含めて、本当にお一人お一人が自分の身近なものとして考えることとなりますので、どうぞこれからも啓発をよろしくお願いいたします。  次は、第9款消防費、目5災害対策費、節11需用費の災害対策食料費についてお伺いします。これは説明書の141ページを見ていただくとよくわかります。  災害対策費ということで、一番上の目5のすぐ最初の行のところ、災害対策食料費、アルファ化米とそれから高齢者食と粉ミルクというのが載っています。以前も議会で、この粉ミルクについては現在液体ミルクというのが大変流通し始めて動き出しましたよということで、当時、答弁を受けました。委員会で答弁してくれておりまして、その際には賞味期限が余りないので現在のところ考えられないということでありました。それから以降、各地でかなりの勢いで取り扱いが行われ始めました。というのが、粉ミルク、例えば今回の千葉県のように電気が動かなくなると、ポットの湯を沸かすにしても、火は燃やせるかもしれないけれど電気ポットを利用することはできません。そういうことなどを考えたときに、液体ミルクがあればすぐに乳幼児に対しての補給ができるということなんかを考えていくと、かなり必要なものとなると思います。  その時点でお聞きをしたいのですが、粉ミルクというのは消費期限はないんでしょうか。例えば消費期限があって、最終的にはどこかで判断して、これを後どういう形で処理をされるのかということを1点お聞きをしたいと思います。  それから次に、まず災害対策本部についてお聞きをします。  今回、災害警戒本部を設置をしていただきました。よくよく存じているのは、気象警報が出たときには災害警戒本部を招集して、その本部を中心として市長を長として、副市長、安部副市長がついていただいて、そのもとで危機管理室、もしくはその災害警戒本部の中に入られる部長の皆さんが災害警戒本部のメンバーとして頑張ってくださっているということはよくわかっています。さきの議会でも、この体制についてかなり多く質問は出ました。そのときに、阪口室長のほうからのご答弁では、情報収集班、また機動班、そして今回はしっかりとした情報を伝えるためにも広報班というのもつくって、この取り組みをさせていただいたということがありました。この情報収集の中では特に機動班というのが一番大きなポジションを占めるのかなというふうに思います。うちの市を現在見ていると、災害警戒本部は警報が解除されると、大体その後の状況とかを見て、そのときの判断によって災害警戒本部を一応は閉めます。その後の災害対策は危機管理室が中心となって進めるというふうなご答弁をいただいたと思うんですけど、この中で思うことがいっぱいあります。  要するに本部がなくなりました。それで、次、どこへ言うていくねんというと、すぐ災害対策課やと思うんですけど、でもそこへ行っても、そこが例えば川やったら、河川やから富田林土木やったり、道路やったら道路課やったり、下水やったら下水、水道関係やったら水道局とか、もっともっと言えば維持管理とか、結局そういうところがいろんなところで動き出すことになります。ただ、市民から見て、その縦割りの状況というのは一切理解はできません。一番簡単なことで言うと、土のうという一つのものがあります。私は土のうは効果もあると思いますけど、毎回毎回雨が降るたびに水が来ると思えば、土のうさえあればという心情になっていた市民もこの間ありました。そういう方々の話を聞いていたら、やっぱりこの土のうを持ってきてもらうのにどこに言えばいいのか、また終わった後にどうしたらいいのかということについては、結構、課をたらい回しにされています。道路の上にあるから道路課やとか、やれ下水とか、水路の横にあるから下水道やとか、やれ維持管理やとかというところを、要は市民がたらい回しにされているということを見たときに、一体どこが最後まで責任を持って危機管理的な市のフォローを最後までやってくれるのかということについてはしっかりとお聞きをしたいというふうに思います。  その中で、被災者支援システムについてお聞きをしたいと思います。私はかねてからこのことをずっと訴えてきた一人ですので、特に北川市長からもぜひ必要だという答弁をやっといただいたのは平成23年の第2回6月議会の定例会でした。このところに持っていくまででも何回もこの件を質問し続けて、最後、市長がぜひ必要だなという英断をしてくださったことで、当時、被災者支援システム、バージョンが5だったと思いますけど、それが羽曳野市に導入をされました。正直言って、これは大阪府下ではかなり早い順番で、南河内では富田林に次いで2番目だと思います。ただ、富田林は持ってるだけで何の稼働もできていなかったので、南河内においては羽曳野がトップでこれを入れたと私は自負しています。  そういう中にあって、現在、バージョンが9.01になっていると思うんですけど、羽曳野市の被災者支援システムはバージョンアップはきちっとできているのかを1点質問します。  それから、2つ目に、危機管理室は災害時の市民からの問い合わせに対して、旧態依然と言ったら言い過ぎですけど、現在も紙媒体の地図をめくって言うてはる地域を探りながら動いているのか、それともGISが今設置されているので、GISを使ってピンポイントでその場所を、例えば車を走らせながらでもGISを使ってその場に時間を短縮して行くことができる体制をつくっているのか。被災者支援システムを稼働していれば、どこの家のどこに誰がどういう状況で避難されているかということは即座にわかる体制が入っていますけど、それを現在稼働させているのかをお聞きをするのが2点目。  3点目には、罹災証明の発行についてお聞きをします。  さほど大きなものはことしは出ていませんが、先ほど申し上げた台風21号のときには罹災証明も多く必要とされました。その罹災証明は、被災者支援システムを使えば容易に出るものであります。ただ、ここには危機管理室だけが動くわけにはいきません。家族構成とか、それから税金がどうなのか、いわゆる固定資産税がどうなのかということになると税システムも入ってきますし、市民課も入ってくるし、いろんな課が担当してきます。この課が全部その被災をされた人の被災システムを使える状況になっているのかどうか、この市は。なっていないというのは宝の持ち腐れとしか言いようがありませんが、今現在、ワードとエクセルを駆使して対応しているとは私はおおよそ羽曳野市においては思ってはいませんが、現在、羽曳野市の罹災証明はどういう形で発行しているのかをお聞きをします。  次に、3点目、被災者支援システムは災害時の要援護者支援機能、現在では避難行動要支援者管理システムというのがあり、当然、福祉総務課が使用している災害時要支援者システムと連動すべきであると考えていますが、先ほど申し上げたように、ここの家は昼間独居でとか、高齢者がお一人なのか2人暮らしなのかとか、いろんなことが出ているデータは先般の議会でも質問がありました。2年に1回更新で、区長さんにってお渡しして、これは大変重いものですけど、そういう中にあってこの被災者支援システムを使えば、即座に各担当課が全てチェックをすることができる、これについては災害時にすぐに稼働できる状態にあるのかをお聞きをします。  次に、防災・災害対策の関係の機能は、かつては私が議員になったころは生活環境部の中にありました。でも、危機管理室というのはとても重要な部署にどんどんなっていったんです。東日本大震災、もちろん神戸の地震もそうでしたけど、この間、本当に災害によりいろんなことが起こったときに、市長のほうから絶対市長部局に置くものだというそういう英断があって、この災害対策関係の防災関係は生活環境部から市長公室に所管が変わったというふうに私は思っています。その中で、予想外の危機が生じたときに最も重要になるのは、先ほど申し上げたスピーディーさと決断です。危機管理の鍵は、決断をサポートするシステムづくりです。市長のお膝元にありながら、危機管理室、政策推進課、人事課、情報政策課という縦割りの状況でもし動いているなら全く有効に動いていないというふうに思っているんですけど、その辺をどうお考えかお聞きをします。  それから次に、管内の各所、先ほども申し上げましたが、このシステムを利活用できるような状態に、既にそこまでになっているのかということをお聞きをしたいと思います。  既に、電子政府、電子自治体というのはもう死語に近いぐらい、今までいろんなところで訓練を受け、そしていろんなところで政府、総務省から、内閣府から、ありとあらゆる省庁からもこんなことがおりて来て、先ほど笹井委員が質問されたマイナンバーについても、もういろんな形でどんどん勝手に走っている、市は一生懸命ついていかなきゃいけないという状況かもしれないけど、情報化については特にもう既に何年もたっている施策であります。そういうことにおいては、例えば税務課がこの被災者支援システムを使うことができているのかとか、結局この市の中にユーザーである各担当課の人たちが使える状況なのか、そんなもの知らんから置いとくねんといって無視しているのか、その辺を一遍聞きたいというふうに、大変失礼な言葉ですが思いますし、また職員の意識向上をどこまで目指しているのかをお聞きをしたいと思います。  最後、災害時の稼働人員等についてお聞きをします。  先般、通堂市会議員が議場で質問しました。災害時に稼働できる職員の人数ですけど、実は大阪の北部地震があったときに摂津市の職員がトラックの研修を受けるというシステムをスタートさせました。職員を対象にアンケートを実施し、回答した460人のうち約9割以上の450人が普通免許を所持していたものの、しかしこの間、役所には車で余り来るなというようなそういう指示もあって、ほとんどの人が1年以上自分の車を運転したことがないと、だからいわゆるペーパードライバーであったというのがほぼ1割の50人いたことが判明をしました。運転研修は、こうした実情を踏まえて、いざというときに職員の人たちが中型免許であったり、また中には大型もあるかもしれませんし、普通免許であったりして、すぐに乗用車ほか、いろんな給水タンクや瓦れきを集めるためのごみ収集車とかを運転をできる人を一体どれほど確保しているのかということです。市の公用車はあるのに乗る人がいない、動かす人がいないというのでは意味がありません。この訓練を摂津市は行ったということですけど、羽曳野市では現在、全職員の中で何割の人が免許を持っていて、その中で普通免許以外の中型、大型を運転できる体制はどうなっているのか、その点についてお聞きをしたいと思います。  一応、以上です。 ◎北村 災害対策課長   まず1番目の液体ミルクの取り扱いについては以前にも答弁させていただきました。当初、半年ぐらいの賞味期限が今は1年ぐらいには延びているというのは重々承知しております。粉ミルクの消費期限というのが約1年半になっています。1年については当課のほうで備蓄物資として所持させていただきまして、残りの半年については保育園に払い下げさせていただいてご利用いただいているというのが今の実態となっております。  災害警戒本部の設置時と設置後の対応なんですけども、これは正直言いまして委員のおっしゃるとおりで、少し縦割りな部分がございます。設置後については危機管理室長以下、我々で全てのことを掌握させていただいて、それぞれそのときに必要な対応を情報収集班、機動班等、広報班もそうですけども、運用させていただいて対応させていただいております。大きな災害、昨年の9月の災害なんかになりますと、3日間、4日間にわたる期間、災害警戒本部が設置されておりました。そういうような状況下では、我々が日中もその本部に詰めておりますので、その中で招集可能職員の把握を行い、機動班を有効的に、例えば情報班は1班だけ、機動班を2班だけとかというような形で招集させていただいて、その後の瓦れきの撤去であるとか河川の状況の確認であるとかというのはさせていただいてもらってます。それとは別に、原課は原課でそれぞれ所管の公共施設について確認、管理していただいているというのが今の実情です。ただし、設置が1日で終わるような場合については、申しわけございませんが、設置後につきましてはあくまでも所管の部署で対応していただいているところです。  その中で、土のうのことを特筆して委員おっしゃっていただいていたんですが、非常にこれも難しいところで、基本的にご自分の財産はご自分で守っていただくというのが基本になっております。その中で、災害警戒本部が設置されるような緊急事態にあるときというのは、その場で自分で何とかしてくれといっても無理が生じておりますので、私どもですぐに土のうの対応はさせていただいているところです。ただし、災害警戒本部の設置が解かれた後というのは基本的に平時ということになりますので、こういう場合におきましてはそれぞれの所管の原課に事案ごとに対応をお願いしているところです。その中で、土のうが必要やということであれば、当然私どもが所有しておる土のうを使っていただきますし、何なら我々がその箇所に対応、一緒に出向かせていただくということも多々あります。そのほか、回収の分についてですが、土のうの回収については一定配ったところについては、この台風期というのはちょっと難しいんですけども、台風期の間は置いといてくれというようなことをお話しするときはございます。頻繁にここへ持ってきてくれというのは我々のほうでも理解しておりますので、掌握しておりますので、やはりそういうところについては一定期間所持していただいておいて、台風期が終わった時点で我々、また機能班の何班を使ってとか、いろいろな方法を駆使して回収に当たっているところです。  委員お尋ねの被災者支援システムについてなんですけども、平成23年に導入して、現在は当市はバージョン7の状態にあるということになっております。その現場へ実際にGIS等を利用しておるのかということなんですが、ゼンリンという地図の業者と協定は結ばせていただいておりますので、電子地図なんかは利用させていただいているところです。ただし、各世帯、各戸の情報をその支援システムの中に取り込んで利活用しているかというお話なんですが、これは一昨年の1月、職員を順番に研修へ向かわせて利活用しようという手はずを情報管理課で整えていただいたんですが、何らかのふぐあいがあってその研修が流れたという経過がございます。それ以降については、被災者支援システムの運用については進んでいない状況です。ただし、その後、並行して大阪府のほうでおおさか防災ネットというのがあるんですけれども、その中で被災者の運営システムに似通ったようなシステム開発を行うと。各市、そこに分担金を払って、言い方は悪いですけども乗りませんかというようなお話が大阪府下であったんですが、大阪府がその話を持ってきたときに各市町村の2割か3割ぐらいしかそこに手を上げなかったという実情があって、大阪府もその人数ではちょっと運用しかねるということで一旦お話が流れたところです。その後、本年度、また防災ネットを通じて新しいシステムを稼働したいというお話が来ておりますので、その中身については精査して、また当市としてもそこへ挙手するかどうかは検討していきたいと思っております。  罹災証明書の発行の仕方なんですが、委員もおっしゃるとおりで、現在はワードとエクセルを駆使して当市では発行させていただいております。申請を受けて現場の確認をして、それから罹災証明を発行するという手順になっておるんですが、約1週間から2週間程度の間で発行はさせていただいております。  避難行動要支援者システムとの連動については、現在の支援者システム自身が活動しておりませんので、当然連携はしていないという状況になっております。  生活環境部から市長公室になり、スピーディさと決断がどこでされているのか、縦割りになってないのかというお話かなというふうに思うんですが、質問の要旨として、これは市長公室というのは当然本部長である市長であったり、副本部長である副市長であったり等との危機管理室長との意思の疎通というのはやはり早くなって、決断についても災害警戒本部会議というのを常時設置して、必要なときに必ず開催して決断をするというシステムになっておりますので、横断的な対応ができているというふうには考えております。  続きまして、システムを各課で利用できるようになっているのかというご質問なんですが、申しわけありませんが、こちらについても被災者支援システムの稼働が少しとどまっておりますので、連携についてはできていない状況になっております。  あと、災害時にいろんな車を運転することがあるだろう、中型車や大型車というようなものの必要性もある中で、職員の運転免許証の所有の割合をお尋ねいただいたかと思うんですが、残念ながらこれは私どもの課では把握しておりませんので、答弁は控えさせていただきます。  一応以上かと思うんですが、足りない部分がございましたら。 ○金銅 委員長   機動班の構成を聞かれてますね。 ◆笠原 委員   はい。それと、さっき答えられないのはどこが答えるとか……。 ○金銅 委員長   今、危機管理では機動班の構成がどうなっているかというのと、最後の災害時のドライバー確保のためのそういう所有している免許証の把握はどこかやられてるんですかということです。 ◎塚本 人事課長   人事課でも、直接的にその免許の種別に応じて何人いるかというのは正確には、済みません、把握はしておりません。ただし、人事課としましては、新規採用職員等で採用する段階で、職員が持っているスキルであるとか資格であるとか、可能な範囲で確認するようにはさせていただいております。笠原委員がおっしゃるように、自然災害、こういう対応のときに、あるいは災害でなくてもそれぞれの業務において市民への対応というところで、自動車とは限らないんですけども、自動車の運転を含めて、当然可能性は職種に限らずあると人事課は考えております。ですから、それにおきましては新規採用職員が入ってきた折には、もし持っていない者があるのであれば取得するように、持っていても余り運転に自信がないという者であれば、事前のガイダンスにおいて、入庁までの間にそういったことができるようにと助言をさせていただいております。近年、一般的に若者の自動車離れが進んでいるというような話がありますので、それは人事課としても問題意識を持って話しかけるようにはいたしております。ただ、実際としては、自動車免許を持っていないという人が極端に少なくなっているというのではないのかなというのは感覚的には思っておるところです。ちょっと答弁がずれているかもしれません。 ○金銅 委員長   機動班の構成は。 ◎宮岡 防災企画課参事   今、災害警戒本部の体制についてお尋ねかと思います。委員おっしゃったように、警報が出ると一時参集という形で、危機管理の職員でありますとか、それから部長を中心とした警戒本部員、あと情報収集班が即座に駆けつけることになっております。情報収集班につきましては現在8名、部署的に土木、道路、それと工事の関係の職員2人ずつ、下水道4人、合計8人だと思います。それと、あと機動班につきましては1班8人で8班組んでおりまして、それをその災害の状況に応じて1班だけ呼ぶときもありますし、2班呼んだり、あるいは状況によって追加していったりというような形で呼んでおります。あと、先ほども出ました広報班という形で、災害の情報をできるだけ市民に即座に届けられるように、市のホームページですとかフェイスブックに情報を載せるという形で広報班2人を配置しております。あと、避難所を開設する場合がありますので避難所班という形で、各避難所、26カ所ありますけども、それぞれ4名ずつを避難所の近隣の職員を中心に配置している状態です。  以上です。 ◆笠原 委員   それでは、再質問をします。  粉ミルクは1年半で、1年で、あと半年を残して保育園へ皆お渡しすると。だったら、液体ミルクは1年となりましたので、賞味期限の数カ月前、各市やっています、1歳半健診のときにプレゼントする、こういうのがありますよと。なぜかというと、お母さんがミルクが出なかったり、いろんな体の状況が起こったときにも、液体ミルク、今大分広報してますけども、まだまだ知らない人もいて、お母さんがどうしてもミルクが出ない状況にあったりとかというときにもこういうものがありますよということをお示しするためには、1歳半健診のときとかに液体ミルクをお渡しすれば広報にもなりますし、またご自分の家でも確保しといていただければいつか災害時でも赤ちゃんにミルクをあげることができますよという広報になりますので、今後この点についてはしっかり検討してください。きっと、私のことですから、再三議会で質問させていただきます。  それから、災害時の機動班については、先ほど8人で1班、8班ということであります。きちっと今、宮岡さんが言われたような情報収集班とかというのが各課から出てくるわけですけど、あくまでも警報が終われば各課常時体制になるわけですよね。その中で、言ったら、職員の人が自分たちの現場の仕事がありつつ災害対策の後の処理に当たっていくということで、やっぱり皆が快くとまでというのはしんどいですけど、体はしんどいから、だけど気持ちよくその流れができていく中で市民を守る体制がいけるんじゃないかなと思ったときに、今回災害は東除川一番大きくて、そこでは特に問題何もなかったです。一生懸命やっていただいたと理解していますけれども、ああいう災害が今後も起こってきたとき、床上、床下があったときに、職員の人たちがお互いに気持ちよく市民のために動こうということをできるような、そういう心通う、横、縦、入れてほしいなということを私はすごく期待をいたしますし、後でこの点については市長に、市長がずっとしゃべっておられないので、そろそろおしゃべりをと、市長にもお考えをちょっとお聞きしたいと思いますけど、済みません、それをお願いしたいということ。  次に、先ほど、おおさか防災ネットというので分担金がある分だけど、やろうと思ったけど手を上げなかったということです。おおさか防災ネットはもう昔からよく言われているので、確かに京都大学かどこかがやってるんですかね、京大の防災ネットでしょう。あちこちの災害のときに京都の防災ネット、余り効果がないというのはもう既に有名なことで、そういう意味においては分担金を払ってまでというところやというふうに私は思っています。防災ネットがいよいよまた新しいのが出てくるので、そこを勉強したいと言ってはおられますけど、何で罹災証明で被災者支援システムがあんのにそんなに嫌いかって言いたいぐらい、もうちょっと勉強してくれよというのが正直な気持ちです。もうちょっと興味を持って勉強してほしいなというふうに思います。その中で、職員研修をしていくということも一つですし、意識改革の上においては被災者支援システム等を入れたそういう職員の意識向上とかというのをぜひ危機管理が先頭に立ってやってくださいよ。危機管理が壁になってたらあかんのですわ。危機管理が壁というのは、今言ったみたいに、いや、防災ネットはほかにあるからとかこれがあるからとかじゃなく、この防災に関しては危機管理が先頭に立ってやっていくという意識に変わってほしいなということを常々思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、罹災証明については、聞きたくなかったけど、ワードとエクセルって一体何年前のことをだらだらやってんねんというぐらいで、1週間から2週間、これは被災を受けたときにいっつもニュースになるのは、二、三日後に、長蛇の列です、きょうも1日並んだけどいただけなかったんですってみんな言ってはるのが罹災証明です。そこは紙ベースのものを一生懸命ワードとエクセルでやって、出えへんから、という感じ。でも、罹災証明をもらわないと市民であることの証明もなければ、まず保険もきかないし、それから避難所へも行けない。避難所というのは個々の避難所ですよね。一時的な避難じゃなくて、集合住宅、いろんなところをつくってくれたんですが、ああいう住宅にも入所できないし、後々文書をいただくこともできないということで考えると、これはもう通行手形ですから、こんなのに1週間や2週間かけられたらとんでもないことで、だから瞬時でできる方法ということで、ぜひ勉強をしていただきたいというふうに思います。  それから、あと各課の連携は、反対にお聞きしたいんですけど、防災ネットならできると北村さんはお考えでしょうか。  それともう一点は、さっきの運転のことでありました。実は、さっきの摂津市の職員の人は市がやってるんですね。市が職員にお金を出して研修をさせたり、特殊な免許を取らなきゃいけない場合はということで。というのは、いざというときに本当に何人いても足らないんですよ、人が。だから、そういう人たちをいざというときにやらないと、摂津市の市民を守られへんかったということで、市を挙げて今職員の運転はできてその場にはせ参じる体制をつくったというのを先般産経新聞の記事から拾いました。そういう意味からは、市の中でどういう状況になるのか、ミッションしかできないのか、オートマの運転しかできないのかとかせめて把握しておいて、それで機動班の中にはこんな人がこんだけおってというところまでチェックしとかな、全員がよう運転しまへんねんと言うてるようでは何の意味もないなというふうに思います。  市長に最後、もう一点お聞きをしますが、確認を込めてですけど、災害時には結局最後まで危機管理が指揮をとるという感覚でよろしいでしょうか。その点をお聞きしたいと思います。  以上です。 ◎北村 災害対策課長   いろいろ厳しいご指摘いただいたんですけども、液体ミルクについては購入時期を2回に分ければおっしゃっていることは可能かと思います。その辺については、粉ミルクとどちらがコスパだとか、いろいろ考えて必要性が高いか検討してまいりたいと思います。  まず、被災者支援システムの導入についてなんですが、別に拒絶しているわけではございません。大阪府から提示はあることとうちがいろいろ進めようとしていることが、この数年間、ちょっと足並みがそろわなかったと。委員は否定されておりますけども、そのおおさか防災ネットというのが一応府が推してやっておりますし、できることなら大阪府内全部が同じシステムの中で処理できるのが一番いいというのが原則なんですね。大きな被災を受けたときに、応援しに来てくださった方にも対応していただくことができるという。そういう意味では、今おっしゃっているその西宮方式とおおさか防災ネットが2つ割れておることと、もうその間に各市が個々のシステムをそれぞれ業者を入れてなんですけども導入してしまって、ちょっと分散化されてしまっているというのは実情です。そういう中で、当市がどこを選ぶかというのは研究検討している最中なんですけども、遅いとおっしゃるならばその辺はもう少し駆け足で進めていきたいと思います。  危機管理室が主導して災害対応について行ってほしいというお話だったんですが、ちょっと力不足はあるのかもしれませんが、できる限りのことはしているつもりです。そのつもりではあかんということなんでしょうけども、もうちょっと知恵を絞って、あと各課との協力、懇親を深めて意思疎通ができるだけ早く行えるように、危機管理室長を中心にまた頑張っていきますので、ちょっと温かい目で見ていただきますように、よろしくお願いいたします。  あと、罹災証明の発行期間についてなんですが、おっしゃるとおり非常に早く求められているということは、大阪北部地震なんかも我々向こうにいろいろ車の提供であったり人間の派遣であったりして、重々承知しております。ただ、去年の9月の台風のとき、実際にその罹災証明の発行について数多くの方が申請に来られました。ただ、当時、総務部、総務課でまず主導して実施していただいたんですが、あとそこに税務課の応援をいただいて家屋の罹災箇所の確認なんかに行くんですけども、やはり人的な問題と箇所の多さ、それとその専門性が一定ありますので、随時研修には行っていただいているんです。毎年必ず大阪府で実施されますので、そこにはもううちの職員はもとより税の職員の方にも多数参加していただいているところなんですが、何分やっぱり件数が多いと回れる箇所というのは限度がございますので、1週間程度はやはりいただかないと今のところ発行できないというふうになっております。  おおさか防災ネットなら各課で連携ができるのかという、これは別にシステムがあればできるという問題ではないかとは思うんですけども、そういう意味ではもうちょっと西宮方式を含めて個々のシステムについて勉強していきたいと思いますので、いましばらくお時間をいただきますようよろしくお願いいたします。  私からは以上です。 ◎北川 市長   委員からのご質問にお答えをさせていただきます。  委員からは一つ、安心と安全を守るところは危機管理課、まさにそのとおりであります。生活環境部の防災から危機管理室というのを立ち上げて、そして今までその組織の充実を図ってまいりました。ただ、悲しいかな、歴史がございません。これは当市だけでなく大阪府下の各市町村、そういった形での歴史はない。みずからがそれぞれの自治体が努力してすくい上げていくところであります。そうした中において、当市は大阪府で一番早く当市の職員を大阪府の危機管理室へ2年間出向いたさせました。そしてまた、この柏羽藤でやっております柏羽藤消防組合からもそれぞれ今現在も来ておりますけれども、退職者の経験豊かな職員をそれぞれの3市に配置をさせていただいて、そして今つくり上げているというところであります。したがって、市民の安心と安全のためのかなめの部署が危機管理室ということで、委員のお尋ね、そのとおりであります。そうした中において、特に今回の、また昨年の避難者が出てきたということで、こういったところはしっかりと我々はつくり上げていかなきゃならん、そういった思いの中から防災企画課というのももう3年前から立ち上げまして、そしてこの危機管理室から離させていただいて、政策推進課において文字どおり防災の企画の仕事を今現在もさせていただいております。今まさにつくり上げているというところで、特に議員の皆さんや、あるいはまた市民の皆さんから少しもどかしいという思いはお持ちだろうというふうに思っておりますし、私自身もそういうふうに思っております。特に、今回の護岸崩落に伴う市道の狭小についても、委員も議長として毎日訪問していただきましたけども、私もその方のそういった避難先についてお尋ねをさせていただいて、そしてそういった状況をお聞きをする、それとまた現在、ここ1年、2年前から話をさせていただいておりますが、当市の職員だけでは決して体力的にも技術的にも非常にまだまだ足りません。そういった中で、現在、羽曳野市の消防団、皆さんと話をさせていただいて、そして特にこうした非常事態になった場合についての対応については消防団と、そして当市の職員が一緒になってその体制をつくっていくということを今団長と話をさせていただいているところでありますけれど、その点についてはこれからしっかりと対応させていただこうというふうに思っております。当市の職員につきましても、確かに今、人事課で答えましたけれども、決してそれじゃあ持っているからなかなか達者かというと決してそこまでいっておりません。そうした危機管理におけるところの行動については、まさにその仕事をしている者が一番ふさわしいというふうに思っています。そういった意味におきましては、私も職員に学ばせていただくということと同時に、今委員が申されました消防団と羽曳野市、そして柏原羽曳野藤井寺の消防署員の皆さんと一緒に協議をして、そしてそういう形を市民の防災体制というのを3市でつくり上げていきたいというふうに思っておりますので、よろしくご理解をいただきますようにお願いをいたします。確かに、委員もおっしゃいましたように非常にもどかしいところありますけども、今つくり上げているというところで、先ほど私どもの北村も答えさせていただいたとおりであります。よろしくご理解いただいて、またご指導をいただきますようにお願いいたします。 ◆笠原 委員   市長の答弁を伺いました。  厳しいことも多々申し上げたと思うんですが、こればかりは1週間後、1年後ということではありません。災害だけはいつ来るかわかりません。どうか本当に思いの流れる、思いが伝わる、そういう連携を職員の皆さんの各課がとっていただきながら市民を守る体制をしっかりつくっていただきたいと思いますし、危機管理も大変ご苦労をされてやっていることは物すごくよくわかっているつもりです。そのご苦労がある上に、きょうは大変厳しい質問をぶつけさせていただきました。これからも本当に、災害時、最後までお世話になると思いますが、どうぞよろしくお願いします。そのうちに、液体ミルクもまたよろしくお願いいたします。  以上です。 ○金銅 委員長   市長、ありがとうございました。  それでは、ここで時間延長をしたいと思いますが、よろしいですか。よろしいですね。行きますよ。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◆松井 委員   委員長、理事者側のところにたくさん職員座ってはりますやんか。このままずっとその人らも一緒ですか。 ○金銅 委員長   今途中なので、ここで少し引っ張ってやらんと、抜けられる方もいてないんですよ。ですから、引き続きやって、ある程度のところで休憩を入れて退席していただくという方法をとりたいと思っております。ただ、時間については笹井委員おっしゃるように頑張ってと思ってますので、きょうに終わらせるべく、あしたがあるからということじゃなしに、もうあとやれるところまでやりたいと思っていますので、よろしいでしょうか。異議なしということでよろしいですね。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○金銅 委員長   続けさせていただきます。  委員の方、質問をお願いします。 ◆笹井 委員   それでは、簡潔に。  農業振興費の農研クラブ助成金が167に出ています。この間、農園のことについては質問もさせていただきましたが、決算説明書の127ページでは、今回、農園数が減っているので、その減っている理由をお聞きしたいと思います。  2つ目には、これも簡単ですが、169ページの繰越明許費が相当ずうっと商工費の振興費にありますが、これは全てプレミアム商品券の繰越明許かどうかというのをお聞きしたいと思います。  それから、179ページの道路舗装についてですが、道路舗装事業の工事請負費で、ずうっとどこどこが幾ら、どこどこが幾らといって工事の案件が出ていますけど、舗装については毎年計画的に取り組んでおられるおのか、またどんな基準で取り組んでおられるのかをお聞きします。  最後、193ページ、これも毎年よく聞いてるんですが、向野住宅の住宅管理費ですけれど、向野住宅の家賃等管理費、193ページの管理費の中で家賃等納入指導及び管理委託料とか、それから共同施設管理委託料とか、向野市営住宅の入居適正管理化等委託料とか、これは大体毎年お聞きした向野住宅の管理とか、それから家賃をいただきにいく協力をしていただいているとかというふうに聞いています。ただ、住宅を建てかえていくということがもう具体的になってきておりますので、この部分についてのこうした委託を今後も続けていくのかどうかの見通しをお聞きします。
     以上です。 ◎辻村 産業振興課参事   農研クラブの件と商工費の繰り越しの件とをお答えさせていただきます。  まず、農研クラブの運営されています貸し農園なんですけど、平成29年度末では12カ所の616区画ありました。これが30年度になりますと11カ所の541区画ということなんですけども、こちらも農研クラブの負担減を図るために、利用率の低い農園につきましては順次閉園していくというような方針を出されておりますので、それを受けまして利用率が50%を割っておりました南恵我之荘農園、これは50区画ありましたけれども、これは前期の利用期限末でもって閉園とされました。また、南古市農園、これも58区画あったんですけども、こちらは所有者の方から土地の返還の依頼がありましたので、そちらに返還という形にさせていただきまして、ただ利用率は高い地域でありましたので、近隣の別の場所に36区画とちょっと小さくなったんですけれども、引き続き継続して運営をしております。  あと、伊賀地域で1件ちょっと使いにくい区画がありましたので、それは区画を潰したということで、75区画減ったという形になっております。  委員おっしゃるように、全てプレミアム付商品券事業の分として31年度に繰り越しして執行しております。  以上です。 ◎中川 道路公園課長   舗装のことについてのお尋ねなんですけども、市道の舗装維持管理は平成26年に羽曳野市の道路ストック総点検というのをやっておりまして、それによって計画的に進めております。その計画の策定なんですけども、道路面のひび割れやわだちなどの調査を行って、その結果により劣化度を評価して、またその路面特性、機能性、防災性から重要度を評価した上で点数化しております。そして、それで年次計画を決定して取り組んでおります。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、193ページ、向野住宅の管理についてお願いします。 ◎大前 住宅政策推進室長   笹井委員からのご質問で、以前からお伺いしていることなんですけども、集約建てかえ、今後ちょっと控えてまして、その後どういうふうに続けていくのか、どうするのかというご質問だと思います。  管理登録事務委託業務や共同施設管理事務の委託業務につきましては、いつそういうふうに見直すかというタイミングなんですけども、今現在は断定はちょっとできないんですけども、建てかえを行うことによって施設が改善されるので、業務量は多少減少すると思われます。しかし、その他の耐震改修の済んでいる棟に入居者の方が残りますんで、業務は継続してまいりたいと考えております。  また、家賃等納入指導とか入居適正化などの管理事務委託業務に関しましては、集約建てかえ後も新規入居ですとか耐震改修済み棟の空き住戸の一般公募も予定しており、入居者がふえることも想定されますので、さらなる業務の継続を考えておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。  以上です。 ◆笹井 委員   1点だけ再質問です。  先ほどの農研クラブの助成金ですけど、よくわかりました。貸し農園、なかなか難しいというのは継続していることで、お年寄り、お年も召していくことです。ただ、農地をどう保全していくかということは大変な課題です。そういう中で、今後、農地を残していくための施策の一つとしてこういうのもあると思うんですが、そのあたりについての今後の展望についてお願いします。 ◎辻村 産業振興課参事   農地の保全ということなので、うちでもやらせていただいているのは、基本的には新規就農者の確保であったりとか農地の集積という形で農地を残していくような形で日々やっているところです。また、基盤整備、農道の改修ですとか、そういったことにも力を入れさせていただいております。  それと、今委員がおっしゃった市民農園の活用ということなんですけども、ここ最近の生産緑地・農地に対する法改正等ございまして、それによって貸借というのがしやすくなってきているとなっておりまして、全国的にも企業ですとかNPOという民間の事業者よりもより非常に充実したもの、高付加価値のあるものにサービスをつけた貸し農園の開設が全国的にも期待されております。本市におきましても、農研クラブのこの貸し農園事業のサポートに合わせまして、こういった民間の新たな動きに対しても期待をしてご協力をしていきたいなというふうに思っております。  以上です。 ◆笹井 委員   そうしたら、意見を少し述べたいと思います。  今お聞きをしまして、さまざまな形ではありますけれども、農地保全をしていくあらゆるそういうものを探りながらぜひ保全を進めていただきたい。農地の集積なども図っていただきたい。新規の就農者の確保なども、ぜひ積極的によろしくお願いします。  プレミアム商品券はわかりました。  道路につきましては、内容はよくわかりました。ただ、本当にこれは何とかせなあかんというところ、あるんですね。市民が道路の改修を要望してあるというのはすごくあって、それとここのきょうの部分とは違うとは思いますけれども、それであっても一度調査には来ていただいたり確認には来ていただいて、必要であればそうしたものの改修もぜひお願いしたいと思います。安全な道路をぜひ確保してください。  それから、向野住宅の委託料はどこかで見直すタイミングはというふうにおっしゃっていて、断定はできないと。ただ、業務量も減るし、だけどもそういう業務も必要なんだという話なんですけれども、今後についてはこれから建てかえがあった上でどうしていくかということももっと具体的になると思いますけれども、実際にこういう業務も含めて、もちろん地元の方にも協力はいただくとしても、実際にはこうした住宅がふえていくことでまた集約して、入居者がまたふえていくことで業務もさらに大変になってくると思うので、そういう意味では課の体制をもっとしっかり人員もつけて、こういう業務も含めてできるように、ぜひ要望をしておきます。 ○渡辺 副委員長   それでは、2つだけ質問させてもらいます。  173ページの節15の工事請負費で、道の駅のライトアップ事業と大型遊具の整備ということで、ことしはこれに大きなお金をかけられてしていただいているんですけれど、このライトアップ事業というのはアジサイのときに始めたんかなあと思うんですけど、この間ずっと一年中やってはるということですけど、夜の散歩とか楽しんでおられる方もいてはるんかなと思うんですけど、その効果と、それから大型遊具についても子どもたちが楽しんで公園を利用していただいているのかなあと思うんですけれど、それについてちょっと大きいお金ですのでお聞きしたいと思います。  それと、185ページの土木費の公園の修繕費なんです。ここには修繕費として需用費のところにあるんですけれど、この公園整備、公園のあり方って今本当に問われていると思うんですね。高齢化した中でゆっくりとお年寄りが公園を利用されたり、子どもも少ない中でも公園をやっぱり大事にしていって子育てしてはる方もいてはりますけど、なかなか高齢化して草刈りが大変とか、町会のご協力がなかなか難しいところもあって、これからの公園のあり方についてちょっとお聞きしたいと思います。  以上です。 ◎南口 政策推進課長兼観光課長兼道の駅しらとりの郷・羽曳野駅長   委員のご質問ですが、2点、ライトアップ事業と道の駅の遊具の入れかえ、それぞれの効果ということでよろしいでしょうかね。 ○渡辺 副委員長   はい。 ◎南口 政策推進課長兼観光課長兼道の駅しらとりの郷・羽曳野駅長   まず、ライトアップ事業につきましては年間約100万人が訪れる道の駅にありまして、桜やアジサイなどが定植している通路や芝生広場付近などにつきまして、営業時間外においても周遊性を高めていただいたり、ウォーキングなどで健康促進なんかの効果も見込めるのではないかということで、あわせて新たな観光スポットになるように取り組んだものでございます。実際でき上がりまして、日没から夜9時まで毎日点灯しておりまして、あのあたり、主にアジサイと桜なのかなという感じではあるんですけれども、四季折々、秋は秋、冬は冬なりの景色があるかと思いまして、年中ライトアップをしておるところです。でき上がってから、残念ながら具体的にお示しできるデータというのが、どういった効果があるかというのはなかなかお示ししづらいところではあるんですけども、私自身がホームページの作成なんかで写真を撮りに出かけたり夜行ったりすると、やっぱりかなりの人数の方、歩かれてたり思い思いに写真撮られてたりということで、ご本人さんの満足度もあわせて、写真撮っていただいた後には恐らくSNSへのアップなんかも見込めるのではないかなということで、かなり効果としてはあるものだと認識しております。  続いて、道の駅についてなんですけども、道の駅の遊具につきましては平成19年に道の駅オープンして以来、木製の遊具を一回も入れかえずにずっと使っておったところなんですけども、やっぱり老朽化によって使用困難になったところでリニューアルさせていただいたものでございます。一応、新しい遊具につきましては対象年齢としては6歳から12歳ぐらいを想定したものにさせていただいておるところです。また、新しい遊具を入れることによって、これまでも子ども広場を初め、バーベキュー広場や芝生広場などでお子様から高齢者の方まで幅広い方が利用いただいて、家族の交流ですとか地域コミュニティの場としてこれまでも利用していただいていたところなんですけども、今回の遊具につきましては一部がユニバーサルデザインの考えも取り入れておりまして、よりたくさんの方々に楽しく使っていただいて、さらにコミュニティの形成に役立つような場になればということで今回整備させていただいております。  私からは以上です。 ○金銅 委員長   それでは、185ページの公園整備について。 ◎中川 道路公園課長   公園の維持管理ということなんですけども、市では毎月6回程度、公園の施設を巡回して点検をしております。その際に発見されるフェンスの破損や遊具、公園灯の球切れ、トイレや時計などの修繕費用として活用しております。  それと、地元の高齢化ということですが、今現在、大きな都市公園など、ある一定規模以上の公園については市で年3回程度草刈り、枝払いなどやらせてもらっています。それと、今後、高齢化の状況とか使用の状況などを見ながら、市でその要望に応えれるのかどうか、今のところは市民協働の形で、刈っていただいた草を回収したりとかそういうことはさせてもろうてますんで、検討していきたいというふうに今考えております。  以上です。 ○渡辺 副委員長   どちらも公園に関することなんですけど、道の駅なんかももうちょっとバーベキュー広場なんかやったら木があって、木陰があるというのをもうちょっと整備してもろうたらもっといいぐあいになるんじゃないかなと思っています。また、道の周辺渋滞、とても人気があって、土曜日は物すごい渋滞して、羽曳野からなかなか出られないという状態があって、いろいろ工夫はしていただいてるんですけど、それがなかなか解消されてないというのがあるので、こうやってたくさん遠いところから来ていらっしゃる方も多いので、もう駐車場の方も努力されてるんですけど、その辺でもうちょっと車の流れをまた考えていただけたらなと思います。  公園についても、子どもたちが公園でボール遊びをしたいけれど、もうできないというふうになっていますけれど、地域の皆さんの見守りなんかでちょっとでも時間帯を区切ってやってもらえるような地域との協力というのもまたしてもらえたらなと思います。 ○金銅 委員長   それでは、今、第5款の労働費から消防費がこれで終わりましたんで、次に10款の教育費から14款の予備費に入るんですけれど、ここで10分間休憩させていただきます。5時20分からです。  理事者にお伝えしますけれど、残りの分野の質問もありますけれど、各担当部署で自己判断していただいて、理事者にお任せしますので、ただ10分後の5時20分から再開しますので、よろしくお願いいたします。  以上です。             △休憩 午後5時9分             △再開 午後5時19分 ○金銅 委員長   それでは、休憩前に引き続きまして、10款から行きます。教育費から14款の予備費までを審議させていただきますので、各委員の方、挙手をお願いいたします。 ◆竹本 委員   それではまず、決算書の207ページ、開いていただきまして、小学校費から学校管理費の節13の委託料ですが、上から4段目、5段目にある特殊建物定期検査委託料とプールろ過器維持管理委託料に関してですが、結果を教えてください。  次に、決算書215ページ、中学校費なんですけれども、目2教育振興費の節13委託料ですが、2つ目と3つ目のインターネット運用支援業務委託料とICT環境整備委託料の内容について教えてください。  5つ目なんですが、決算書219ページ、幼稚園費から下にあります、節18の備品購入費について、上から3つ目のところに園具設備備品購入費とありますが、どのような園具を買ったのか教えてください。  次に、決算書225ページ、社会教育費から目2の青少年育成費、節15工事請負費のところですが、一番上です、グレープヒルキャンプ場ふれ愛広場大型遊具整備工事の内容について教えてください。  最後に7点目になります。決算書227ページ、次のページに行っていただきまして、節19負担金、補助及び交付金のところの親子ふれ愛(ふろ愛)事業助成金とありますが、単純にこれはどのような事業なのでしょうか。  以上、よろしくお願いします。 ◎粕谷 教育総務課長   私のほうからは、小さく1点目から4点目まで私のほうでお答えさせていただきます。  まず、1点目の特殊建築物の定期検査委託料の結果についてなんですけども、この特殊建築物の定期検査等は建築基準法第12条に基づく特定建築物の定期検査で、有資格者により学校に設置されている建築物、建築設備、防火設備、昇降機等について3年ごとに実施いたしております。また、点検の項目、方法及び結果の判定の基準等につきましては、国土交通省の定めに基づいております。今回は点検の結果につきましては、建築の建物の内外のクラック、建具の劣化、防水処理の劣化、設備の腐食など、各校の老朽化に伴う是正項目がございました。これらにつきましては、児童・生徒の安全を第一に配慮の上、修繕費の予算で対応が可能なものは是正し、工事費予算を必要とするものは次年度以降に予算化して対応をしてまいりたいと思います。  2点目のプールのろ過器の維持管理の委託料の結果についてなんですけども、このプールのろ過器の維持管理委託につきましては、学校に設置しましたプールの水質を適正に確保するため、プールの使用前の点検と、あとプールの使用期間中の機器の維持管理、そしてプールの使用終了後の点検と次年度の使用に向けた機器の整備を行っております。プールの使用終了後の点検により不良とされました項目につきましては、ろ過器のオーバーホール、またフィルターの交換、ポンプやモーターの修繕等を次年度のプール使用開始までに是正を行いまして、安全な水質の確保を行っていきたいと思っております。  3点目の215ページのインターネットの運用支援業務の委託料の内容なんですけども、これにつきましてはそれぞれの市立学校のホームページなどインターネット全般において、その操作とかふぐあいが発生したときに学校にすぐさま駆けつけてサポートをいただいており、またふぐあいに伴う保守業者への取り次ぎなどもその業務の中で今回行ってもらっております。  あと、続きまして、4点目のICTの環境整備の委託料の内容についてなんですけれども、これにつきましては昨年度、中学校の先生側のノートパソコン115台の入れかえと、LICはびきのに設置していますセンターサーバーの入れかえを行わせていただきました。その入れかえに伴いまして、今までのデータを復元するなどの業務ができるような状態に設定するなどのパソコンとかプリンターが使用できるように、またインターネットとか学校ネットワークの環境の設定とかセンターサーバーの再設定などをこの業務の中で行っていただいたものでございます。  以上でございます。 ◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長   219ページの園具設備備品購入費について、こども課のほうで説明させていただきます。  こちらは幼稚園の園具であるとか設備、備品、あと事務備品などの分の計上になっています。園具では、主に白鳥幼稚園のうんていを入れかえましたので、この分が大きなものとなっています。あと、各園における備品、例えばシュレッダーであるとかAED、空気清浄器など、教室の大きなものについては備品になりますのでその分の購入費であるとか、あと西浦幼稚園においては物置を設置しましたので、その分もこの中に含まれております。  以上です。 ◎佐々木 社会教育課長兼青少年センター館長兼白鳥児童館長   グレープヒルキャンプ場ふれ愛広場大型遊具整備工事の内容ということですが、今回、舟形の大型遊具がかなり老朽化しておりましたので、新しい遊具にリニューアルしました。その後、跡地の芝の整備、張りかえ、あと人工芝滑り台、滑る坂があるんですけれども、そこの安全面の補修などを行っております。複合遊具については、トンネル形のチューブスライダーという滑り台とか、カーブスライダーというような滑り台が2種類、あとウオールクライム、壁を登ったり、あとロープで登ったり、あと登り棒とかそういう上り下りする遊具が4種類、つり橋、ネット渡りという遊具から遊具を渡っていくものが2種類と、あとろくぼくというもの、そういう構成になっておりまして、規模的には以前のものより小さくなっておりまして、小さいお子さんの仕様になっております。就学前のお子さんたちも安心して利用できるような内容になっております。  次、親子ふれ愛事業の事業内容を教えてほしいということですが、この事業は毎週土曜日に子ども連れで銭湯を利用した場合は、大人1人につき子ども1人の料金が無料になるというそういう事業です。平成30年度では市内2カ所の銭湯、古市温泉とひかり湯で実施しております。銭湯での入浴を通じて、親子や地域の人たちと子どもの触れ合いを広げようというそういう目的の事業です。1月と8月はお休みで、残りの10カ月間を実施しております。  以上です。 ◆竹本 委員   おおむね理解いたしました。  学校施設のプールに関してなんですけれども、ご承知のように各学校ともにプールの老朽化も進んでおりますので、今後も入念に点検をしていただき、事故等がないように努めていただきますようお願いいたします。  以上です。 ◆笠原 委員   それでは1点目、教育費の203ページ、節19の負担金、補助及び交付金です。この中の一番最後の行に、私たちのまちの学校園育み事業補助金というのが284万6,140円ありますが、どのような事業なのか教えてください。  2つ目です。207ページの一番下の15節の工事請負費というところで、ほとんどの事業というのが、もちろん学校の改修業務もありますが、エアコンの設置とコンクリートブロックの撤去工事というのがありまして、14億8,349万1,000円という大きな金額が予算計上されていまして、支出済額が5億4,197万497円というふうになっています。繰越明許費もあるんですけれども、一応2億2,023万503円という不用額が出ています。  ここで質問ですけれども、先般、本会議において我が党の通堂議員から学校のエアコン設置の質問をさせていただきました。その際に、大東市のアクティブ・スクウェア・大東というところ、廃校になった小学校ですけど、そこに視察に行かせていただいた際に、通堂議員も言っていましたけど、大きな体育館にクーラーを3台設置をすると。大きなクーラーでした。そのクーラー3台設置をして、外の工事とかを入れて、ほぼほぼ500万円で1校できましたよという話を伺いまして、ある意味国の補助金とか府からの補助金とか、いろいろ条件つきの補助金を使うと結構高くなるということが多々あると思います。そのときに、ほかの方法でつけることはできないんだろうかということをいつも思います。例えば、この間の次長のご答弁では、きちっとした金額は言えないけど1校数千万円かかるでしょうというようなお答えだったというふうに覚えています。仮に2,000万円と考えても、市内6中学校で簡単に考えても1億2,000万円というのがかかったとしても、これも理事者の皆様からいうと単純な計算をしてと思われると思いますが、不用額が2億2,000万円あったわけですからできるんと違うんですかと単純に思ったりします。1校500万円でできるとしても、3,000万円かプラスアルファでも、そういう補助金とかいろんな条件を考えないでやるような工夫というのはできないんでしょうかということを、あえて不用額が2億2,000万円出たことでお聞きをしたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。  3点目は、219ページの節19の負担金で、これは一番下の負担金のところに子どものための教育保育給付費負担金ということで、幼稚園のところになります。もう一つが日本スポーツ振興センター負担金という2種類の負担金があるんですけど、ちょっとお話を担当課とさせていただいたときには、教育・保育給付金等というのは小・中学校でもありますとお聞きをしましたが、あえてここでは幼稚園のところにもありますので、どういう事業の負担金なのかということをお聞きをしたいと思います。  以上3点です。 ◎前田 学校教育課長   私たちのまちの学校園育み事業についてをお伝えいたします。  この事業に関しては、羽曳野市の幼、小・中学校における教育活動の振興を支援して、学校園と地域住民及び保護者が共同管理をもって学校園及び園児、児童・生徒を育むためという目的で事業を行っております。基本的に中学校区単位で補助金を渡していくという形になっておりまして、その内容としては報償費、需用費、備品購入費等があります。中でも、学校での児童・生徒に対するゲストティーチャーとか教職員の研修等の外部人材活用などの報償費などに活用しております。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、207ページのエアコン関係、よろしくお願いいたします。 ◎粕谷 教育総務課長   今、委員からご質問のありました工事請負費の不用額を体育館のエアコン設置工事に充てることについてということで、これについてはご答弁を申し上げます。
     教育委員会といたしましては安全性の確保を最優先の課題と捉えておりまして、学校体育館につきましては非構造部材の耐震化を着実に行っていくとの考えから、現時点では学校体育館のエアコン設置の計画は持ち合わせてはいないんですけれども、ただいま委員から提示いただきました大東市のほうについては、こちらも詳しいところまでは把握はしてないところなんですけども、もし学校体育館にエアコンの設置をするとなりましたら、中学校だけではなくて市立学校19校20施設というふうな体育館を対象に、こちらも年次計画を策定して工事に伴う、どうしても実施設計をきちんとしていかなあかんと思いますんで、工事の実施設計を行って、あとどうしても学校と地域、あと体育館利用団体、まだ廃校とかになっておりませんので、実際まだ活用されていらっしゃる団体等もございますので、そちらの調整等がどうしても必要になります。また、工事完了後の結果により、今回不用額がたまたま生じてはいるんですけども、これを年度内に全て実施していくということで、工事することはなかなか時間的にちょっと厳しいかなとこちらは思っております。また、今回、国庫補助を活用する場合は、工事の年度の前年の6月に建築計画として文科省へ申請する必要があるから、今回、学校体育館へのエアコンの設置工事はなかなか、こちらもできたら国庫補助をとっていきたいと思いますんで、補助の対象にはなってこないということもありますので、今回はちょっと厳しいかなと思いますので、よろしくお願いします。 ○金銅 委員長   それでは、219ページの節の19の負担金、お願いします、2件。 ◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長   幼稚園費の負担金についてご説明させていただきます。  まず、上段の子どものための教育保育給付費負担金というものなんですけども、こちらは教育・保育給付認定の1号認定、いわゆる教育認定を受けた児童のうち、民間の認定こども園に通う児童の施設型給付、いわゆる運営費をお支払いするものです。管内では、平成30年度においては高屋保育学園がありまして、近隣の他市認定こども園は5園ありますので、その園に通う子どもたちへの負担金、運営費ということになります。  下段の日本スポーツ振興センター負担金につきましては、こちらは市内の市立小学校、中学校、義務教育学校、また幼稚園に在学か在園する児童・生徒、園児の不慮の災害に備えて独立行政法人日本スポーツ振興センターと災害共済給付契約を結んでいるものです。これにつきましては、学校園の管理下において、子どもたち、児童・生徒、園児が災害、またはけがなどした場合に治療費や見舞金が支払われるもので、そのための負担金、保険料となっております。  以上です。 ◆笠原 委員   よくわかりました。わからなかったのは2番目の答弁です。非構造部材が重要やということはもう既に重々わかっていますし、特に耐震化についてはとことんやっていただきながら、避難所の大きな場所になりますので、いざというとき、災害時、ですからそういう意味では大切なことです。では、20施設あるからということで、最初から20校全部にプラン立ててくださいとは言っていません。一応、市内では、確かに校区単位で14校区というのと、6校の6単位という単位があると思います。まずは、市内の6校の中学校の体育館にそういう災害時のことを考えてでも必要じゃないですかということを申し上げているわけで、と同時に体育館の大きさを考えたら中学校を先にやって、小学校でも大きいところはありますけれど、あと使っているところがあるからそことの調整をしないとできないって、その人らはクーラーつけるから、ちょっとこうして考えてくれと、絶対そんなの協力しますって言うてくれはるでしょう。そんなん協力せえへんという団体があるんやったら反対に会わせてほしいと思うぐらいで、答弁としては納得のできるような内容では決してありません。  先ほど言われた、年度内に使う使わへん云々と言うてはったんですけど、繰越明許費として7億2,129万円を繰り越しているわけですから、要は2億2,000万円というお金があることについては、さっきの単純計算でこれは本当に申しわけないですよ、深いことはわからないでしゃべっているんですから、質問しているんですから、2億2,000万円があるやないかと。だったら、この間、次長が言われたように数千万円ですとこれぐらいでいけるん違いますかと。それじゃなくても、そういうやり方、補助金を使わずにできますよと。決して、補助金を使わなかったら、クーラーが子どもに対して害があって危険なクーラーやと私は言っているわけではないので、その辺は教育長、どうお考えですか。 ◎北川 市長   委員からはいろいろそういった思いというのを出していただいて、特にそういった体育館でのエアコン設置、あるいはまた先ほど笹井委員からもこういった不用額が出るのでそれを利用したらどうかと、こういうことでした。市は事業の目的の大切さはもう十分理解もしてわかっております。ただ、それぞれの事業の優先順位、今、当市が必要なところについてしっかりとそこを精査をして、そして優先順位をつけて実施をしてまいりたいと思っております。委員が今お尋ねのこの体育館についての必要性というのも一定は理解をいたしております。特にこの不用額について、もうちょっとほんならしっかりとこの予算の執行を精査してやらんかいというお叱りを受けますけれども、大体4億円ぐらいの財源を組んでやっております。したがって、その年に当市が黒字になるか赤字になるかが微妙なところの財政運営を迫られているところで、不用額が出るなら、年度当初から精査して出してこんかいと、こういうことなんですけれど、できるだけそういう形で来年度は絞り出して、絞って、そして非常に厳しいところですが余ったから使う、必要なことは市民の方が必要、それでありますと必ず当市については要するに単年度で赤字が出てまいります。これはもう実際の数字であります。このことを今申し上げるのは何かと思いますけれども、少しいろいろご意見いただいておりますので、当市の財政的な状況だけ知らせを申し上げます。こういうことを言って、本当にごめんなさい。本来私が答えるよりも、財政が答えるべきところですがひとつよろしくご理解いただきますようにお願いします。 ○金銅 委員長   市長、ありがとうございます。  それではいいですか。 ◆笠原 委員   教育長も考えていらっしゃらないでしょうね。 ◎高崎 教育長   市長がおっしゃいましたんで、全くそのとおりで、その整備については全然問題ないけど、当然やるべきことなんだろうと思いますけども、やはり優先順位を決めてきっちり進めていくのは非常に大事だと思っておりますので、そういう形で進めさせていただく。そして、ただ今回の不用額につきましても、市長もおっしゃっているとおりですけれども、繰越明許費でもお示しされていますように、これは前年度の補正で予算がついたものですから、かなり緊急的なもので、どうしてもそういうような入札差金等々が出てくるのはちょっとやむを得ないかなあと思ったんですが。確かに、委員のおっしゃるとおり必要なことは必要だという認識はしておりますので、優先順を決めて取り組んでまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ◆笠原 委員   教育長と市長ということで、トップ2からのご答弁をいただいて感謝しています。ただ、不用額については市長がおっしゃっていること、よくわかっています。ですから、不用額がつくのはつらいなと言いながら言うてるんですけど、市民各課からいえば不用額って出ているわけですから、やっぱりここのところはというのは当たり前なので、そこは議会としては確認しておくことが大事だと思いました。  ただ、私がさっきからちょっと申し上げている、1,000万円、2,000万円使わなあかんクーラーの設置の仕方と、500万円ぐらいででもできるよという方法もあるわけですよ。昔、クーラーつけるとしたら、PFIやら何とかやとかいろんな方法があって、最初のころは実施した市とかいろんなところへ行きましたけど、羽曳野市としては他市よりも近隣では早くつけてくれる。今度は体育館でいうことで非構造部材になるわけですから、いかに民間を活用しながらできる方法を今後、これはご答弁いいです。模索していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。 ○金銅 委員長   それでは、ほかの委員の方。 ◆笹井 委員   申しわけない、9点ありますけど、簡単なのもたくさんあるので、まず決算書の。 ○金銅 委員長   5個でいきましょう。 ◆笹井 委員   5個行きます。決算書の205ページの小学校費の需用費の修繕費、この間、古市小学校の天井の一部が落下するなどの事故も起きてますので、この修繕費2,800万円、ご答弁いただかなくても144ページの説明書、ここに書いてあるんで、これで見てるんですよ。だから、大体答えはこれなんだろうというふうに思うんですけれども。ただ、こういうふうに使われてますけれど、今回のようなそういう落下事故もあるので、どんなふうに優先して取り組んでいくのかというのをお願いしたいと思います。   それから、205ページ、決算書、節12の役務費の一番下、学校遊具撤去費というのが、この間、老朽化しているということで、全て撤去されたそのお金だというふうに思うんですが、全てこれまであった遊具がもとに戻るのか、設置されるのは大体いつごろなのかというのをお聞きします。  次、207ページ、これも委託料で、設計委託料で733万1,200円という設計委託料があります。これは何なのかを教えてください。  4つ目です。211ページ、それから217ページ、どちらも扶助費なんですけれども、小学校も中学校も。いわゆる就学援助費というものですが、これがどちらもあるんですけれども、実際去年度よりも減っているんです、扶助費を受けている子どもたちが。例えば小学校で言えば、去年40人おったけど、ことし23人、準要保護児童も861人から795人といっていて、金額も減っているんですけれど、これの人数の減の理由、それともう一つは生活保護基準の1.05倍というのがこの就学援助の基準なんですけれども、生保の基準が下がりましたけれども、就援の基準はこれまでとは変更ないということでしたが、これに今間違いがないかというその2点をお聞きしたいと思います。  それから、5つ目は223ページ、説明書の151ページで、多分この辺になるんだろうと、先ほどグレープヒルのキャンプのことなどが出てたのと、151ページの野外活動施設の山添村学習施設の東豊館というんですか、ここの施設がこの間、教育長のお名前でことし限りでやめますというお手紙をいただいたんですけど、延べ人数にしたら657人で、前年度よりふえているんです。去年は639人でした。私とこの子どもも小学校、中学校の子どもを連れておとつい行ってきましたけど、とてもよかったと。毎年使っているんですけどね。大変残念なんですけれども、お手紙には書いてありましたが、改めてちょっとこのあたりをお聞きしたいと思います。  以上、5点よろしくお願いします。 ○金銅 委員長   それでは、205ページから行きましょうか。お願いします。 ◎粕谷 教育総務課長   私から1点目から3点目について順次お答えいたします。  まず、1点目の修繕費についてなんですけれども、修繕費につきましては一定の予算の配当の中で執行をさせてもらっておりますので、児童とか、あと生徒の安全を確保することができないなどの至急に対応しなければならないものとか、あと校舎の雨漏り、水漏れなどのうち、原因箇所が明らかで、放置しておけば被害が拡大するおそれがあるものから優先的に専門業者に依頼するなどしまして、優先順位をつけて対応をしております。  次、2点目なんですけども、学校遊具についてなんですが、子どもたちの育ちに必要な遊具はしっかりと整備していかなければならないというふうな考えを持っておりますので、今回は小学校の学校遊具の老朽化に伴う更新等を現在計画実施をしております。またあわせて一部の学校しか設置されていない遊具は見直しを図って、学校間で差異のないような統一を図ることから、委員言われましたけども、全てもとのとおりに設置はしなくて、多少の遊具は減少することになってしまいます。  今後なんですけれども、撤去いたしました遊具のうち、現在鉄棒、上り棒、ジャングルジムを順次更新をさせてもらっているところでありまして、今後は学校間で差異のないよう統一化を図ることから必要な遊具をこれから設置をしてまいりたいと考えております。時期につきましては、入れば、この夏からやっていきますし、また来年度の予算要望等も含めまして、そこら辺は順次計画的にしていきたいと考えております。  3点目なんですけれども、207ページの小学校費の設計委託料の内訳なんですけども、まずは小学校6校のエアコンの設置工事の実施設計が483万8,400円となっております。あと非構造部材の耐震化工事の実施設計費が231万1,200円となっております。あとコンクリートブロック塀の改修の実施設計費が18万1,600円となっております。  以上です。 ○金銅 委員長   それでしたら、211ページと217ページの扶助費。 ◎前田 学校教育課長   要保護、準要保護扶助費についてお答えいたします。  前年度に比べたら生徒・児童数なんですけども、およそ300人弱減っております。それに伴って要保護、準要保護生徒・児童も減っておりますので、減った分ということで考えていただけたらというふうに思っております。  生活保護基準については、24年度の基準の1.05倍のままで変更はしておりません。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、223ページの山添村について。 ◎佐々木 社会教育課長兼青少年センター館長兼白鳥児童館長   山添村の東豊館の利用状況なんですが、こちら個人利用はできずに全て団体貸しにしておりまして、利用者数、平成30年度は緑の少年団が大阪府の協会と一緒に夏休みのイベントを行いまして、それが要因で利用人数はふえているんですが、利用団体ベースでは29年度と同じ16団体ということで、同じ実績になっております。  山添村の東豊館につきましては、平成14年度に整備をしましたので、もうかなり年数がたっております。ですので、野外炊飯場のあずまやですとか、もうかなり老朽化しておりますし、更衣室のシャワーも給湯器が一部お湯が出ないような状況にもなっております。また、テントなどキャンプ用品等の備品の老朽化もかなり進んでおりますので、今後も安全に利用する上では、どうしてもどこかで更新工事あるいは備品の購入ということが必要な状況になっております。  あと、平成14年当時、羽曳野市内には野外活動施設設備等、整備されておりませんでしたが、この間、グレープヒルスポーツ公園と道の駅にキャンプ場やバーベキュー広場も整備されてきておりますので、今年度をもちまして借用は終了させていただきたいというふうに思っております。  なお、山添村との今後のおつき合いといいましょうか、連携につきまして山添村や地元の東豊館運営委員会からは、羽曳野市とは今後ともおつき合いしたいというような旨の話を伺っております。山添村でも羽曳野市が撤退したからということで直ちにあちらの施設を閉鎖するという考えは持っておられないようですので、羽曳野市民、羽曳野市のそういう今まで使ってきた団体が今後も使っていけるのかどうかというようなことも含めまして、少し協議はしていきたいというふうに思っております。ご理解よろしくお願いいたします。 ◆笹井 委員   再質問では、学校の遊具は育ちに必要なものは残すけれども、学校で差異があれば、全部学校の遊具はそろえるというようなことということで理解していいのでしょうか。今まであったものでなくなるというものもあるのかどうかということと、ことし夏から計画的にやりますというんですけれども、すごい時間がかかると、それでなくてもずっとこの間、使えませんと、高鷲南小学校なんてもう見事に使えず、もう1年ぐらいたっていて、また順々にというと2年ぐらいそういうものがないということになるので、その辺のことについてどうお考えなのかということと、それから就学援助につきましてはよくわかりました。ただ1つ、入学準備金が4月には前倒しをされました。そこは大きな進歩なんですけれども、他市では入学前の支給もされている。これはできないということをいろいろ言われていますけれども、他市でできていて、うちでできへんということはないと思うので、ぜひ入学前の支給の考えをお聞かせいただければというふうに思います。  以上、2点よろしくお願いします。 ◎粕谷 教育総務課長   学校遊具についての再質問にご答弁をさせていただきます。  学校遊具につきましては、先ほど申し上げたように基本的には差異があるということで、設置しているのは体育遊具を中心に設置していこうというふうに考えておりまして、そこら辺については全ての学校で差異がないように、全て設置は考えております。ただ、どうしても一輪車の練習が平行棒とかつり輪とか、そういうところで一部の学校でしかないような遊具については、そこでまだ使える分については設置、そのまま必要な修繕とかしながらやっていくんですけれども、危険な遊具についてはもう撤去していくというふうに考えております。  先ほど危険で使えない分ということをおっしゃっていらっしゃいましたので、一応トラロープとかで立入禁止というふうな状態は全て解消はさせてはもらっております。あと、こちらもできるだけスピード感を持ちながら設置は考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、入学前支給についてどうぞ。 ◎前田 学校教育課長   入学前支給ということで、現在は入学前の説明会等で用紙を配りまして、入学後できるだけ早くお金を渡すことができるようにやってはいるところです。また、他市の状況も見ながら、そのあたりのところできるかどうかというところも含めて考えていきたいと思っております。 ◆笹井 委員   今のでちょっと再々質問ですけれど、入学すぐというのはどれぐらいのテンポでそういうことができているんでしょうか。 ◎前田 学校教育課長   書類を預かってからという形になりますので、もちろん入学してすぐ、二、三日というわけじゃなくて、4月中にお渡しができるような形ではやっておるところです。 ◆笹井 委員   そしたら、ちょっと1点、要望を少し述べたいと思います。  学校の修繕費については、予算が大変限られているということで、専門の業者に依頼したり、危険なところから優先順位をつけて取り組んでいる、それはそれで結構ですけれども、本当にやっぱりだんだん古くなってますので、予算を拡大しても危険なものについてはしっかり要望しながら危険なところを後回しせずに改修していただきたいというふうに思います。  学校遊具は、もちろん撤去されているのはもう知ってますけど、撤去されるまでが長かったんです。長いこと黄色いテープが張られてましたんで。だから、使えないもの、時間がとってもあるんです。だから、そういう意味では今言っていたように、夏からおっしゃってますけれども、約2年ぐらい使えてない形になるんで、計画的にスピード感を持ってというのは、本当に順次取り組んでいただきたいと思います。体育遊具はいろいろ差異があったとおっしゃいますけれど、子どもたちに必要な遊具であるなということであれば、その辺は相談しながら、また遊具についても取り入れてあげてほしいなと思います。  設計委託料はわかりました。  今の就学援助についても、努力はしていただいているというのはとてもよくわかりますけれども、ぜひ他市の状況もいろいろ検討していただいて、入学までにお金を渡して、それで入学準備ができるというようなことをぜひお願いしたいと思います。  それから、山添村の分についてはよくわかりましたが、うちの子どもも大変残念だと言っていましたが、今佐々木さんからは山添村ではまだとても友好関係で、何かおっちゃんも聞いてくれはるんですって、何か元気にやっているかみたいなんで、だからそういう意味ではとても友好関係もあるんだなというふうに私も思ってましたので、もし個別で山添村にお願いをして行かせていただけるというようなことがあれば、確かに老朽化はしていますけれども、子どもたちを連れていく人たちがその辺きちんと吟味していければ、そういう自然の中で生活することを味わえるということがあるので、またぜひそういったことを山添村にもお願いをしていただきたいと思います。  それではあと4点。227ページ、先ほど竹本委員からありました、親子ふれ愛(ふろ愛)事業なんですけれども、内容はよくわかりました。ただ人数が去年4,315人利用されたのに、ことし2,468人になっている、この理由をお聞かせいただきたいと思います。  次、230ページの青少年児童センター運営費の各種教室講師謝礼140万円ほどになっています。この内容をお聞かせいただきたいとのと、それから決算説明書の153ページのところに、青少年自主活動支援事業というのが開催をされています。これについては夜に子どもたちに学習指導をする、ごめんなさい、158でした。158の青年の自学自主の支援、これstudy-Oとよく似た性格のものだと思うんですけれども、これが709人、去年ここで学習をされてた子どもたちが363人とことしはなってます。これstudy-Oとの関係があるのかどうか、やっている場所は違うんですけれど、この理由を教えてください。  それからその次、3つ目には中学校給食について241ページ、これ中学校の委託料の中に、中学校と書いて調理業務等の委託料2,000万円かな、それから給食予約システム保守委託料250万円とか、献立作成システム233万円、約2,360万5,600円、これが中学校給食の実質委託されている金額かなというふうに思っていますが、これについても決算説明書の163ページに、学校給食として中学校給食の実施された喫食数などが載っています。この間、学校給食をいろいろ試食会もされたりして喫食率を上げようという努力はされていますけれど、実際に喫食率の推移はどうなっているのかというのをお聞きします。  それから、243ページ、これが最後ですけれど、243ページの体育施設管理運営費の中の委託料で、設計委託料356万4,000円、それから一番下に債務負担行為で設計委託料が549万1,200円となっていますが、この委託料は何なのかお聞きします。  以上、よろしくお願いします。 ○金銅 委員長   それでは、227ページから、人数の。 ◎佐々木 社会教育課長兼青少年センター館長兼白鳥児童館長   親子ふれ愛(ふろ愛)事業は、先ほども言いましたように、現在古市温泉とひかり湯の2カ所で実施しておりますが、利用者数が減少した要因は、古市温泉の利用者が大きく減少したことによるものです。古市温泉で利用者が減少した理由につきまして詳しく把握してはおりませんが、古市温泉からはこの事業を今後も継続していくということがかなり厳しくなっているという相談、毎週土曜日あけていくということがかなり厳しくなってきているという相談は受けております。そういうこともありまして、今後見直しが必要と考えておるところです。 ◎芝池 青少年児童センター館長   ご質問の学習会の参加人数が平成30年度に大幅に減少している理由についてお答えします。  平成28年度と29年度の2年間だけ突出して参加人数が多くなっていました。平成25年から実績を紹介しますと、25年は延べで364人、26年が303人、27年が517人、28年が765人、29年が709人、30年が363人となっています。この理由は、学生ボランティアの受け入れが、平成28年度当時の中学2年生だけ、学校からのお願いで通常の倍近くを受け入れたためで、その学生が平成29年度で卒業したため、30年度からは従来の実績に戻っているものです。 ◆笹井 委員   講師謝礼の140万円はそれなんですか。私、これが講師謝礼かなと思ったんです。それだけのことです。 ◎芝池 青少年児童センター館長   講師謝礼の、青少年センター。 ◆笹井 委員   児童センターで。231ページの青少年児童センター運営費が、各種講師謝礼は、これの中に入っているんかなと思っていたんですけど、違うかったですか。
    ○金銅 委員長   青少年児童センターの運営費の中の節8報償費の各種教室の講師謝礼は何ですかというのに答弁していただきたい。青少年児童センターの件ですよ。 ◎芝池 青少年児童センター館長   講師謝礼については、夏休み子ども教室とそれから今の夜の学習会、それから各種土曜日に始まります書道教室とか、それから絵画教室、そういうのを全部集めたやつをここに入れたために、そのときによっては学生が少なかったりの変動があるんです。その分によって取ってるお金の中で、学生さんがやっぱり行けないわとか、水曜日の夜なんかはそういうことが起こりますんで、できたら8人ぐらいは来てほしいという話でずっとやっているんですけども、学生なんでそのときはちょっと無理ですとかという話が出ますんで、6人とかそういう人数で下がっていきますので、どうしてもこういう変動が出てきます。 ○金銅 委員長   それでは、次の241ページですか、中学校給食、お願いします。 ◎粕谷 教育総務課長   中学校給食の喫食率の推移なんですけれども、平成27年度が6.7%、平成28年度が6.8%、平成29年度が7.7%、平成30年度が7.4%となっております。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、最後の質問です。243ページの委託料、お願いします。 ◎梁川 スポーツ振興課参事   243ページ、節13委託料のところに設計委託料が4行目と一番下に記載されておりますが、これにつきましては、新市民プールの設計に伴うものです。  まず、先に一番下の債務負担分の設計委託料549万1,200円につきましては、当初計画しておりました屋外のプール施設の設計、これにつきましては北側道路の歩道整備であったり、撤去自転車置場の移設というのも含まれているんですけれども、当初計画しておりました分の平成30年度分の設計委託料で、平成29年度分の1,680万円と合わせまして、当初の設計の分としましては合計約2,230万円となります。  もう一つの4行目の設計委託料ですけれども、356万4,000円につきましては、第1期及び第2期整備に分け、整備を進めることになりましたので、当初の設計から第1期整備分の管理棟、歩道整備、撤去自転車置場の移設の部分を取り出して、既存のはびきの埴生学園のプールの接続などの部分的な追加に伴う設計業務によるものです。  以上になります。 ◆笹井 委員   わかりました。  それでは、中学校給食とプールについてだけちょっと再質問します。  中学校給食につきましては、喫食数はなかなか伸びないと、ちょっと一旦伸びたけど、またちょっと30年度へこんでいるという感じですね。これ再々、一般質問のときもさせていただいていますけど、中学校給食が南河内で全員給食でないのが、河内長野市と羽曳野市になっているというのは、もう皆さんも御存じのことだと思います。河内長野では、愛情弁当ではない、やっぱり給食は必要やと、全員に。ただ、どう取り組んでいくかを考え中やというのが今の河内長野の現状です。ただ、まだ進んではいませんので、うちと同じような状況で選択制ですけれども、方針としては全員給食にかじを切りつつあるというところなんです。そうなりましたら、もう本当に羽曳野市だけが全員給食をしてない南河内で唯一の市に、よかったらとてもいいですよね、唯一が。ところが、残念ながら一番できていないというふうに見られてしまうのは当然のことじゃないかなと思っています。  こういう現状をどう捉えておられるのかというのと、今後の中学校給食の計画見通し、どのように持っておられるのか。今給食センターの質問を私はしていませんけれども、給食センターも建てかえる時期で、この間行かせてもらいましたけど、もう第1の大きいほうなんかは、いてられませんね、暑くて。本当に大変だなというふうに思ってますが、それを早急に建てかえなあかんことももちろん課題として持っておられますけれども、そうした機会を捉えて、やっぱり進んでいく。私たちは自校方式で取り組んでいただきたいという方針ですけれども、それでもやっぱり全員給食を進めるという立場では、教育委員会がどういうお考えを今お持ちなのか、ぜひお聞かせをいただきたいというふうに思います。  それから、委託料のことはわかりました。結局屋外プールを2,230万円で設計したけれども、それが不調に終わったので、第1期、第2期と分けてプール整備をするので、356万4,000円をまた新たに設計料として1期の工事ができるような微調整をしながら委託料にかけたということですので、それはとてもよくわかる。2,600万円ぐらいの委託料がかかっていて、きょう一般会計補正でまた2,000万円ぐらいの新たな屋内プールの委託料もかかっているということですので、ここについてはこのことはよくわかりましたけれども、何か新プールが令和3年の夏しかできへんということはあるんですけれども、やっぱりこうした不調に終わり、それからきのう、さっきも言ってたけど情報がなかなか入ってこないというとこら辺では非常に事業が、せっかくやっているけれども、うまくいっていない。このどこに原因があるんかというのは難しいところかもしれませんけれども、こうしたことがなぜ不調でこういうことになったのかというようなことについて、何かお答えがあれば、難しいかもしれませんけれど、お答えをお願いしたい。 ○金銅 委員長   それでは、再質問2点を中学校給食については教育長、お願いします。 ◎高崎 教育長   中学校給食についてご答弁申し上げます。  以前から申し上げているとおり、羽曳野市はスタートのときに保護者の愛情弁当を基本的に考えながら、給食をきっちりとれない、栄養をとれない子のために中学校給食のスタートをさせました。その考え方については今も変わっておりません。皆さんがご希望なされば、それはちゃんときちっと全員で給食を食べれるというような状況もきっちりつくらせていただいていますし、ただ、それぞれの希望によって、他市の例で聞きますと、アンケートをとってもやっぱり子どもたちは全員喫食というよりも、そういう自分たちの望むものを食べたい。保護者の方は割と全員喫食というのは望まれていますけども、ただうちは最初からの考えのとおり、これからもそういう形で進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○金銅 委員長   それでは、プールの件、入札のこともあるけど大丈夫ですか。 ◎梁川 スポーツ振興課参事   プールはなぜうまく入札ができなかったのかというような質疑だと思います。  これ去年の春ごろ、入札をさせていただきまして、2回中止に終わっております。その原因としまして、確実にこれだというようなことは確かめることは難しいですが、よく議会でも答弁させてもらっているように景気ですね、人もかなりいない、物価的な部分もありました。この設計につきましては、リバープールを予定してまして、それの特殊性、そういう業者等もなかなか実績もなかったのかというようなところが予想される理由となります。  今回、設計入札させてもらいまして、来年度屋内温水プールの工事のまた入札を予定してます。そのときにも同じようなことにはなってはいけませんので、そういうことにならないように、早期にこういう入札がありますという公表であったりとか、業界紙等にも周知させてもらったり、そのときの適当な物価等をより注意して設計等も担当課にお願いするような形で、同じようなことにならないように進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆笹井 委員   もう最後ですので。お風呂の件はわかりましたが、だんだんお風呂屋さんがなくなっていくのがさみしいなというふうに思います。  あと、青少年自主活動支援事業についても減少しているというか、もとに戻ったということなので、落ち込んでいるというわけではないのもよくわかりました。  中学校給食についてですけれども、喫食率がこれだけずっと横ばいで、教育長の今お答えをお聞きしたけど、全然ずっと変わってなくって、やっぱり今人口減少の対策が各自治体でもさまざま立てられてますけど、子育て支援が大変重要であるということはとてもご承知だというふうに思うんです。明石市の市長さん、いろいろ物議もかもされましたけど、でも子育て支援策はとても赤字が出てもいいというか、市長が先ほどもおっしゃってましたけど、赤字を出したらあかんとおっしゃるけれども、ここは赤字が出てもとにかく目玉にする施策を進めて、それを目玉にしながら人口をふやしてくという、そこを明石の目玉にしはったわけです。それが今人口が増加しているということにつながっているわけです。ですから、中学校給食のおくれというのは、そういうことであると、本当に羽曳野市としての大きな子育て支援策のおくれになるということを大変危惧しております。給食センターの建て直しも含めまして、全員給食を本当にどう進めていくのかというのを課全体で、そしてまた市長も含めまして子育て支援策としてしっかり考えていただきたいということだけ要望しておきます。  プールの件につきましては、次のプールはぜひもっと早くにいろいろ情報も公開していただいて、こんな形になるんやというのも示していただきながら、ぜひ次はしっかり入札があるようにということでお願いしたいと思います。  以上です。 ◆松井 委員   しばらく民生産業常任委員会にいまして、今回総務文教常任委員会に来て、先ほど笠原委員も市長も発言しておられましたけれども、予算のときにいろいろ議論があって、予算を通して、今回その予算を執行、きちっと仕事を精査していただいたんだなというのは、この委員会で思うてます。その中で不用額があるということで、全体的に一つ一つの事業の積み上げで17億円何ぼの不用額がある。普通一般の者が見たら、これ何かお金が余っているという解釈になってしまいますので、普通に考えたら。それやったら、こういう事業もしていただけるんかなというふうに思うわけ。先ほど渡辺委員もおっしゃったと思いますが、そしたら、こちらにもという話になるねんけれども、予算を組むときは、いろいろ皆取り入れて予算を組んでいきます。その中で、入札差金の不用額が上がってきますが、不用額を上げるのも一つの仕事なんかなという解釈をするに至りましたんけども、それでいいのかな。答弁、財政から。  僕うまいこと言うてる意味が通じているのかわかりませんけれども、その不用額を初め見たときに、不用額がこれだけ出ているのやったら、それに見合う事業もできるの違うかなと見てましたけれども、一つ一つの事業を追っていくと、ううん、そうでもないのかなとなったんです。先ほど市長、赤字がどうのとか、そんな問題じゃないと思いますけれども。それちょっと財政からわかりやすいように説明していただけたらなと思いますけれど。 ◎金森 総務部理事兼財政課長   不用額についてなんですが、予算編成をする上では当たり前のことなんですけども、歳入はかたく、歳出については執行できないということが起こらないように計画するというのが基本になっております。なので、その中でどうしても歳出予算の中では不用額というのは出てまいります。本市の財政規模で経験値としましては、毎年当初予算からいいますと十数億円、率にしますと数%という程度になりますけども、その分の不用額というのは必ず出てきております。  決算審査意見書の56ページをごらんいただきたいんですけれども、決算審査意見書56ページに、3款民生費の予算現額、支出済額、不用額、執行率の表-41に載っております。特にこの民生費がもともと構成比が歳出全体の51.4%、半分以上の大きな枠でございまして、執行率が96.2%ですが、これで8億円以上の不用額が出るということになります。これら医療、介護、障害福祉、生活保護、児童福祉等、年度で終了するまではその時点で給付費が支出できないとか、サービス給付ができないとかということは絶対に避けなければならないものでございます。先ほど工事費の差金が出ておりますが、対策としましては、当初予算の目的のとおりに使わせていただくということで予算を計上しまして、議会にも諮らせていただいて、承認いただいて、その目的の事業をすると、そこで工事費なんかでは入札差金などが出てきて、どうしても不用額が出てくる状態です。なので、財政運用という点において、最少の経費で最大の効果を上げるという、地方財政法の目的に則って運用をしてまいりたいと考えております。 ◆松井 委員   この前の本会議のときに、高崎教育長が昭和55年ぐらいのときの予算決算、こういうふうになってますよと、そのときは教育費なんかがすごかったということ、民生費がもうちょっと下がっていたと、時代時代の中でやっぱりお金をつぎ込んでいくところが変わってくるんかなというふうなことも理解しています。また、これ最後で話をせなあかんのかなと思いますけれども、やっぱりそのときそのときに一番せなあかん仕事というもんを優先してやっていく、これは失敗したらあかんということで、歳出予算も絶対大きく予算を組むやろうし、その中でそれを使うに当たって、できるだけ制限かけて効率よくお金を使うという中で不用額というもんが発生してくるのかなと。物すごうそちらに味方したような展開になってるのかもわかりませんけれども、そういうふうにその不用額があるところ、不用額が使えるお金ではないというふうなことだけは理解できましたんですけどね。 ○渡辺 副委員長   4つ質問させてもらいます。  中学校費の教育振興費の中にある図書館の司書のことなんです。決算書ではわからないので、決算説明書の147ページの下にあるんですけれど、小学校の司書は、各学校に1名ずつ配置されていまして、もう本当に羽曳野はそういう意味でとても図書館事業は前向きでしていただいていると思っています。あと、中学校なんですけど、1名ということで、今はどこの中学校に配置されているんでしょうか。また、どんな役割を司書が中学校では果たされているのかということをお聞きしたいと思います。  それと、2つ目は決算書の235ページなんですけど、これも図書館に関することなんです。節11の需用費の図書資料費というのがあるんですけど、これちょっと年々推移を見てますと、少しずつ減っているんです。リクエストとってくれてはるんですけど、リクエストにどれほど応えられているのかということと、最近の図書館利用者の年代の変化などをお聞かせ願いたいと思います。  もう一つは、決算書の235の同じ、その課外対策費の中にあります賃金なんですけど、この7の7、節7の賃金、この賃金が多分学童保育の職員の賃金になると思います。職員の内訳については説明書の162ページに載っているんですけれど、今、職員の確保が大変難しいと、この間、聞いていますが、職員の皆さんはこの間、夏も私は行かせてもらったんですけど、大変献身的に子どもたちの要望に応えながら寄り添って頑張っておられるんです。その経験年数を教えてほしいなと思います。  それともう一つなんですが、241ページの学校給食なんですけど、節13の委託料の一番下にあります基本計画策定業務委託料、これは給食センターの計画の委託料だと思うんですけれど、この約50万円という、この計画の中身、どのような具体的な中身を委託されているのかお聞きしたいと思います。  以上です。よろしくお願いします。 ◎前田 学校教育課長   図書館司書、学校図書館司書についてお答えいたします。  中学校においてという部分ですが、中学校においては、はびきの埴生学園義務教育学校の後期課程に1人配置しております。本市は、まず小学校からということで本当に他市、ほかの5市と比べても子どもたちはよい環境にはあります。図書館の利用も憩いの場として活用されております。ただ、中学校に対しては意見としていろいろ出ておるところで、今模索しているところです。ただ、小学校の利用という部分でいくと、1日とばしたりとかすることで、小学校の児童が憩いの場がなくなってしまうということもあって、そのような形で中学校をちょっと手厚くしていくかというところは今検討しているところです。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、2番目の決算書の235ページ、節11の中の図書資料費、お願いします。 ◎細井 図書館課参事兼中央図書館長兼古市図書館長兼羽曳が丘図書館長兼丹比図書館長兼東部図書館長   委員ご指摘のように、資料費につきましては雑誌も含めた資料費ということになりますけれども、平成23年に3,000万円を超えてたんですけれども、今現在は2,000万円ということでかなり減っております。これに合わせまして、利用も多少減ってはおります。委員もご指摘されましたけれども、図書館では予約制度がありまして、求められた本を必ず提供するために設けている制度なんですけれども、貸し出し中の本以外の本については返却されたときに連絡して借りに来てもらう。あるいは所蔵してない本につきましては、購入する、あるいはほかの自治体の図書館からお借りして提供するというふうな制度がございますので、それを活用しまして、必ず求められた資料については提供するように努力はしております。  それから、利用についてですが、一定減りはしておるんですけれども、よく減っているのが児童の利用が減っております。これは人口の変化もありますので、それにもリンクしているということも言えますけれども、児童が減っている。特に中高生の世代が利用がちょっと少ないという部分はございます。あと、高齢化の波を受けまして、高齢者の方の利用はそのまま減らずに持続しているという状況が今の状態です。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、235ページの課外対策の学童関係ですね、経験年数等お願いします。 ◎佐々木 社会教育課長兼青少年センター館長兼白鳥児童館長   留守家庭児童会職員の経験年数ということなんですが、最近採用しております職員につきましては、ほとんど40代、50代という方が採用されています。前の職場で学童保育をやっていたというような方はほとんどおられません。保育士や教員免許等は持っていても、全然違うような仕事をされていて、学童の職員として羽曳野市の非常勤職員や嘱託員になっているというのが現状なんですが、そういうこともありますので、経験年数ということではなくて、羽曳野市に採用してからの年数ということでお答えさせてもらいます。  今年度は63名の職員体制で今運営しております。そのうち、採用後5年未満が28人、5年以上10年未満が15人、10年以上が20人の63名の体制というふうになっております。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、最後の質問です。決算書241ページの節13の委託料の中で、基本設計の策定業務の委託料についてお答えください。 ◎粕谷 教育総務課長   こちらの基本計画の策定業務の委託料の中身ですが、これにつきましては、給食センターの基本構想の策定業務の委託料となっておりまして、老朽化しております給食センターの移転先を西浦の旧の市民プールの跡地を第1に考えておりますので、昨年度この場所に給食センターを建設した場合の基本構想の策定業務を委託をさせていただきました。  以上です。 ○渡辺 副委員長   それでは、学校の図書館司書については、もうよくわかりました。中学校もぜひ配置をしていただきたいと思っています。  次に、図書の資料費なんですけど、リクエストには応えられていただいていると思うんですけど、限られた資料費の中ですので、新刊で読みたい本があれば、やっぱり新しい本があったほうが利用者もふえていくと思うんですけれど、その資料代の確保をお願いしたいということと、高齢者の方がふえているんですけど、高齢者向けのいろんなサービスとかがあるのかをお聞きしたいと思います。  それと、学童についてなんですけれど、年数を聞けば、割とバランスよく10年以上の方も20人いらっしゃるということですので、経験も積んではるんやなということは安心しました。でも、これからもっと働く生きがいを持ってもらうためには、研修というのは必要やと思うんですけれど、その研修の回数とか内容をお聞きしたいと思います。  施設改善についてもここに書かれているんですけれど、施設改善も計画的にどのように今後されるのかをお聞きします。  最後に、学校給食センターなんですけれど、老朽化は本当に深刻やと思うんですけれど、建てかえをするにあたりどこにするかということの基本構想だとわかったのですけれど、それを今後どのような方向性で進めようとしているのかお聞きしたいと思います。 ◎細井 図書館課参事兼中央図書館長兼古市図書館長兼羽曳が丘図書館長兼丹比図書館長兼東部図書館長   新鮮な蔵書という意味で、今図書館の蔵書数が全体で56万冊ございます。そのうち倉庫、書庫に入れているものを除くと、約30万冊ということになります。今の2,000万円の予算では大体1万冊ぐらいが毎年買える本ということになります。これでいきますと、開架の状態が新鮮になるには三、四年かかるというふうなことになりますので、まだまだ図書資料費は足りないとは思ってますので、可能な限り努力してふやしていきたいなというふうに思います。  それから、高齢者の利用なんですけれども、図書館では大活字本といいまして、少し活字の大きい本を取りそろえたり、あるいは拡大読書器なども設置しておりますので、その辺でそういう資料を見られたり、器械を使って読書されたり、あるいは貸し出しはしなくとも、来られてブラウジングコーナーというところで座って雑誌とか新聞を読んで楽しんでいる方もいらっしゃいますので、この辺の高齢者の方に向けても今後もどんどんと利用をふやしていくように頑張っていきたいと思います。  以上です。 ◎高崎 教育長   ちょっと補足させていただきます。  以前と随分変わっているところがありまして、南河内地域も含めて図書館のネットワークができております。ですから、どこの南河内の図書館へ行っても借りられるという状況の中で、かなり幅広く図書の利用ができるということで、そういう環境は全然以前と違いますから、大分減っているということですけども、大きく見ればかなり広い範囲で図書が利用ができるということをご理解していただきたいと思います。 ○金銅 委員長   そしたら、学童の研修回数と施設の改善。 ◎佐々木 社会教育課長兼青少年センター館長兼白鳥児童館長   留守家庭児童会職員の研修なんですけども、研修は大きく2種類やっております。  1つは、大阪府など外部機関が実施する研修会等に参加させるということで、平成30年度では児童厚生員の研修、あと資質向上研修、あと放課後児童支援員の認定資格研修、この3つの研修会に22名の職員を参加させています。  あと羽曳野市独自の研修ということで、講師等を呼んで研修会を開催しております。昨年度の実績でいきますと、救急救命講習を1回と、保護者とか高学年児童もふえておりますので、そういう形の中でカウンセリングや傾聴を学ぶ研修を2回、あと配慮が必要な児童に対する正しい理解と具体的な対応方法を学ぶ研修を2回、あと各児童会での取り組みを交流する事例研修を2回、これは全ての学童職員を対象にして合計7回実施しております。それとあと、新任職員に対しては養成研修ということで4回講座で実施しております。  次に、施設整備の関係なんですが、決算説明書にも書いておりますが、エアコンについては、おおむね15年を目安にしつつ、その機械の調子なども見ながら随時更新をしております。あと特に畳の劣化が激しいですので、畳、表がえを基本にしながら更新したり、あと保護者会などから要望が上がったものについても対応可能なものは更新しております。  以上です。 ◎粕谷 教育総務課長   給食センターの今後の進め方なんですけども、西浦の旧の市民プールの跡地を第1に考えておりますので、現在のところその場所に給食センターを建設した場合、現在の小学校給食の食数が賄えるのかどうか、また今後の児童数の推移も勘案して総合的に検討していきたいと考えております。  以上です。 ○渡辺 副委員長 
     図書については教育長が言われたように、四天王寺大学と連携したり、他の図書館と連携したりということで、それは聞いています。なかなかそこまでネットワークで広く利用されている方はなかなか少ないというのはお聞きしています。やっぱり身近にある書棚にあるのを見て楽しんで、図書館を読むだけではなく見て回るという楽しみもお年寄りの方はすごく楽しんでおられるというのを見てよくわかります。小学校は物すごく利用は多いんですけど、中学生、高校生については大変少なくなっているのというのが大きな課題としてあるということですので、そのティーンエージャー向けのいろいろな取り組みと高齢者の取り組みを強めていただきたいなと思っています。  あと、学童についてはきめ細かく研修もしていただいているので、ぜひとも賃金のしっかりしていただいて通年の土曜開催、これは本当におくれているので、ぜひ実施していただきたいと思っています。  給食センターですけど、給食センターは私も見てきたんですけど、本当に以前雨漏りで1品提供できないということもあって、修理してもなかなかということで、そういう状態があるんで、また暑過ぎても、今度は職員の体力、本当に限界なんかなって思います。ですので、早くこの構想をしっかりとしていただいて、豊かで安全な学校給食を提供していただけるようにお願いしたいと思います。自校方式とか親子方式、場所がなかなか設定できないというんやったら、それも考えていってみていただいて、試算をしていただきたいと思っています。あらゆる選択肢を試算した上で、子どもたちにとってよりよい学校給食の実現をお願いしたいと思います。  以上です。 ○金銅 委員長   それでは、最後に歳入、14ページから67ページを審議させていただきます。  各委員の方、質疑がありましたら挙手お願いします。 ◆竹本 委員   それでは、歳入、その他全般について3点質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、決算書の44、45ページと意見書の40ページをあわせてごらんをいただきまして、決算書の目8総務費府補助金の節3総務管理補助金のところにあるOsaka Free Wi-Fi設置促進事業補助金について、意見書にそれぞれに詳細があるのですが、現在市内何施設に何カ所の無料Wi-Fiが設置されているのか教えてください。            (「10台」と呼ぶ者あり)  済みません。 ○金銅 委員長   場所も言うた。 ◆竹本 委員   全箇所。ありがとうございます。失礼しました。  次の質問をさせてもらいます。  決算書52、53ページをお開きいただきまして、決算説明書も53ページを開いていただきまして、意見書の45ページのふるさと納税のことなんですけども、一般寄附金からふるさと応援寄附金についてですが、30年度は822件で1,877万5,300円ということで、29年度から370万9,000円、率にして24.6%増加したということですが、当市から他市に寄附をされた金額はどれぐらいやったのか、また29年度との比較も含めて教えてください。  最後に、意見書16、17ページを開いていただきまして、歳入についてお尋ねしますが、30年度は自主財源と依存財源の財源比率が29年度からそれぞれ1.8%増減しているということで、自主財源が7億3,955万3,000円減少し、逆に依存財源が6億3,921万2,000円増加しているということですが、僕はこの比率等、29年度と比較した増減額について少し自主財源の低さに不安を覚えているところなんですけれども、当市といたしましてはこの財源比率についてどのような見解をお持ちでしょうか、見解を教えていただきたいです。  以上、2点よろしくお願いします。 ◎小川 税務課参事   それでは、今ご質問ありました平成30年中に当市から他市への寄附が幾らあったかという点についてお答えさせていただきます。  平成30年中、1月から12月にふるさと納税された方は3,640名、このふるさと納税に係る平成31年度分の寄附金控除額は約1億3,790万5,000円となっております。  それと去年と比べてどうだったかというご質問だったと思います。昨年、平成29年中1月から12月にふるさと納税された方は2,669名、このふるさと納税に係る平成30年度分の寄附金控除額は約1億122万1,000円となっておりました。したがいまして、約3,668万4,000円の寄附金控除額の増加となっております。  以上です。 ◎辻西 行財政改革推進課参事兼福祉総務課高年生きがいサロン運営再検討プロジェクトチームリーダー   竹本委員のご質問、自主財源の歳入に占める割合、依存財源の割合についてご心配いただいている点についてお答えします。  私どもが本年3月に策定しました羽曳野市行財政改革大綱の中で持続可能な行財政運営の確立のための取り組みということで、事務事業の見直しなどとともに自主財源の確保というものを挙げております。その中で自主財源の増収を図るために、市の根幹的な財源である市税収入については、効率的かつ効果的な徴収及び滞納整理の強化により徴収率の向上を図ること、また地域経済を活性化して増収につなげること、それから使用料、手数料についてはサービス提供に要するコストについて、受益と負担の公平性の確保に努めること、市有財産や観光地での広告掲載や、自動販売機の収益加算金などの多様な媒体を活用して収入の確保を図ること、市有財産で利用見込みがないものなどについて売却や貸し付けを進めること、さらに今後の取り組みとしまして、公共施設等総合管理計画及びアクションプランに基づく公共施設の統廃合の結果、余剰となった財産の売却所分を検討するとしているところです。少子・高齢化、人口減少に伴う収支の変化など、地方自治体を取り巻く行財政運営は大変厳しい状況に置かれておりますけれども、職員がこの危機感を共有しながらさらなる行財政改革に取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◆竹本 委員   ふるさと納税に関してですが、29年度から当市の寄附額が増加している、歳入に関しての寄附額が24.6%増加したということは大変うれしく思っているのですが、依然として当市にとってふるさと納税という制度自体が厳しい制度であると感じたところであります。当市にはたくさんの魅力ある返礼品があると考えておりますので、プロモーションを強化していただき、自主財源の確保にそれこそ努めていただきますことを願っています。  そして、財源に関してですが、おおむね自主財源を確保してくことを念頭にお考えいただいているというふうに理解いたしましたので、少し安心をさせてもらいました。依存財源を有効に活用することは、本当にテクニカルで安定的な事業の展開することができるということは理解できるのですが、先ほどもおっしゃってましたように、今後は公共施設の更新等も迫っているということで、財政のやりくり次第では依存財源がさらに増加してしまうという不安もありますので、現状の自主財源が4割を満たしていないというのは、少し不安が残るのかなというふうに思った次第でございます。当市には恵まれたことに、たくさんの特産品や観光事業などによって自主財源を確保するチャンスはたくさんあると考えておりますので、厳しい財政状況の中ではありますが、自主財源に意識を持っていただき、それぞれの事業に努めていただくことを期待いたしております。  以上です。 ◆笠原 委員   では、4点ほどです。  まず最初が、いきなりですが、説明書の53ページにあります寄附金のところで、ふるさと応援寄附金というのが822件ありました。それが1,877万5,300円でしたということで、その下の図にまちづくり、地域の保健福祉、教育の振興、子どもたちの心身の健やかな成長、次に市長におまかせというのがございます、205件。この市長におまかせというのはどういうことにお使いになられたのかということを1点お聞きしたいというふうに思います。  それから、次が今度は決算書の43ページの保健衛生費補助金、節1の補助金のところのほぼほぼあれだろうなと思って聞くんですけど、子ども・子育て支援交付金というのが入ってきています、49万円。この事業というのは、入ってきた内容についてお聞きをしたいと思います。  それから次に、同じく決算書の52、53、そして55まで行きますけど、この間の52ページの目24羽曳野市世界遺産もずふる応援基金運用収入というのがあって、もともと当初予算として1,000円、それをずっと見てると、利子が7円ついておりますよね、きっとこれね。利子収入7円とあります。これ基金残高としては約100万円で、これが29年度からの繰入金になるんでしょうか。もずふる基金ですから、皆さんから集まった基金なのかなと。  次のページをめくると、55ページに、3、指定寄附金というのがあって、節1が指定寄附金というのが4万6,000円あります。これがもずふる応援寄附金というのが4万6,000円、これは30年度は4万6,000円の基金が集まったということですかということをお聞きしたいというふうに思います。  それと今の分に重ねて、30年度の世界遺産の取り組み状況を見据えて、この基金を活用してどのような取り組みをされたのか教えていただきたいと思います。  今議会で議案第62号で「羽曳野市世界遺産もずふる応援基金条例の一部を改正する条例の制定」というのがありまして、それは可決をされましたけど、基金の状況とその基金を活用した事業の実施ということで、先ほどの分と重なりますが、あわせてお伺いします。 ○金銅 委員長   市長におまかせの部分をお答えいただけたら、お願いします。 ◎南口 政策推進課長兼観光課長兼道の駅しらとりの郷・羽曳野駅長   若干ちょっと年度がややこしいところではあるんですけど、30年度の基金の集計といたしましては、市長におまかせというのは一応489万円積み上がっているところではあるんですけど、こちらは平成29年度で市長におまかせでいただいた分につきましては、平成30年度に古市観光案内所のリニューアルというようなことに使わせていただいています。これは市長におまかせといいましても、やっぱり広くまちづくりに資するような事業に、翌年度に充当していくというような流れで使わせていただいていますので、よろしくお願いいたします。 ◎中村 健康増進課長   委員お察しのとおり、31年1月から子育て世代包括支援センターを保健センター内に開設したことによるものです。開設準備経費と保健師の人件費の総額の3分の1が府補助として計上したもので、ここに入っておるものです。準備経費として備品、ミーティングテーブル、椅子、幼児用トイレ一式と、あと先ほど歳出のところでちょっと言いそびれてしまって済みません、子ども用のトイレを設置するに当たっての修繕費もこちらに入っております。  以上です。 ◎南里 世界文化遺産推進室長   3番、4番のご質問にまとめてお答えをします。  まず、決算書53ページの羽曳野市世界遺産もずふる応援基金利子収入ですけれども、平成29年度にもずふる応援寄附金という制度をつくりました。平成29年度はそのいただいた寄附金で公共施設循環バスのラッピングを幾つかしたりしたんですけれども、その余剰金約100万円残りましたので、そのお金で基金を設置させていただきました。それが平成29年度の終わりになります。平成30年度一年間に普通預金に預けていた間の利子が7円ということで、その分の7円がこちらに決算として上がっています。  ですので、平成30年度の当初は基金は101万7,000円で、平成30年度中に寄附が、これは決算書の55ページにあるとおり、もずふる応援寄附金として4万6,000円いただきました。それと先ほどの利子収入7円を、7円だけちょっと積むことができないので、1,000円とで合わせて4万7,000円を基金に繰り入れをしました。平成30年度の末は、ですのでもずふる応援基金については残額106万4,000円というふうになっています。  平成30年度は基金の活用は行わず、そのまま積み立てたままになっています。今議会で設置の目的について条例改正をご承認いただきまして、世界遺産百舌鳥・古市古墳群の保全及び活用に関する事業の資金に充てることというふうに設置目的を変更させていただきましたので、具体的には本会議での答弁でも申し上げたとおり、百舌鳥・古市古墳群の価値を一人でも多くの方に知っていただき、関心を持っていただくための事業に今後活用していきたいというふうに考えています。  答弁は以上です。 ◆笠原 委員   前段の市長のおまかせと子ども支援はわかりました。  今のもずふるについては、当初確かにラッピングとかいろんなことで多くの方にご協力をいただいた残金として100万円と、別に基金の目標額は決めてなかったとは思うんですけど、考えると結構多額の金額が集まったと。これなかなかええことやったんですけど、30年というとちょうど、もう間もなく決まるでって言うてる、上り坂のラストに近いあたりで4万6,000円というのは、何かちょっと何しているんですかという感じがしてなりません。最後のページのこの265とかを見れば106万4,000円というのが基金の残金であるから、よう数字のあれはわからないですけど、要は30年度4万6,000円の寄附金というのは、一体何をしてこれぐらいの金額しか集められなかったのかということを聞きたいです。 ◆松井 委員   本会議で言うとった、何もしませんでしたというて。 ○金銅 委員長   ラッピングのときは集まったけど、後は何もできませんて言うたんな、本会議で。 ◎南里 世界文化遺産推進室長   先ほど申し上げましたとおり、ご指摘のとおりで平成29年度はバスのラッピングという具体的な活用目的というのがあったことで賛同を得やすかったというふうに考えています。それに対して、平成30年度についてはおっしゃるとおり、意識的な取り組みというのができていなかった、ただその中からでもこちらから寄附をいただくための意識的な取り組みをしてない中でも本当になけなしのお金をためてためて、2,000円たまったからねというて、また持ってきてくださる方とかがいらっしゃってのこの金額だったんです。  今年度は、まず世界遺産の登録により注目されたということと、そこからこの遺産の保存のためにぜひ協力したいとおっしゃってくださる方が何人かいらっしゃること、あと少しだけ意識的な取り組みもしてまして、市のホームページ上の世界遺産のページの中の寄附の呼びかけのページをちょっと見つけやすくしたことによって、既に去年の5倍ぐらいの23万1,000円の寄附をいただいていますので、今後さらに先ほどの活用目的のもう少し具体的な魅力的な活用目的を提案するとともに、それをホームページだけではなくって、SNSなどを通じて多くの方にPRをして協力を得ていきたいというふうに考えています。 ◆笠原 委員   何もしない中でも4万6,000円集まったということで、大変すごいなと思いつつも、よう言うたなと思います。と同時に、もう一つあれですと、要は関西じゃらんという雑誌を知ってます、その辺の地域地域のことを特集するね。今回、古市古墳群のことが大々的に出ていた雑誌です。そこへ出ていたのは、言うまでもなく応神、仁徳の堺市と、何と藤井寺が出ていまして、藤井寺にはこんな特徴、こんなものがありますみたいなんがどんどん書かれていて、古市はもちろん急行もとまりますし、準急もとまるわけですから、何ら藤井寺に落ち度はないですけど、でも藤井寺がそういう意味ではじゃらんにも取り上げられて、さっきの「HABITAN」じゃないけど、各観光課とか観光協会とかで古墳、世界遺産とかがばらばらとは言えへんけど、もっと連携とっていろいろ動かないと、羽曳野ってすごいまちやって言うてんのに、アクションが全然感じられないし、世界遺産とった後にどれほど燃え上がりましたかというたら、ないんですわ。それは今回は二十何万円集まったって言うてはるけど、結局そういう取り組みが各課でばらばらにしてても意味がないので、先ほどいろいろ質問したから観光課からもあれだけのいろんな取り組みがあるという、90件もそういう旅行会社からの問い合わせがあるとかって、これをどう活用して漏らさんようにとっていこうかということをどこかが先導して考えていただかないと、言うてる間にきっと来年また今ごろそんなに集まりませんでしてって、余りアピールしなかったらというのは二度と聞きたくありませんので、よろしくお願いいたします。 ◆笹井 委員   それでは、3点よろしくお願いします。  今回の大きく歳入というのではなく、全体を通してということで、30年度は歳入歳出を390億円ほどの、差し引き前年度の実質収支が5,653万9,000円、こういう決算になったということですけれども、こういう今の市全体の財政状況を財政課としてどういうふうに見ておられるのかというのが1点と、それからこの間、決算意見書の51ページには、29年度、30年度の区分で分けて、その中で公債費が、これ年々ずっとこの間少なくなって減少してきていると思うんですが、その理由と今後の見通しをお聞きしたい。  3点目には、消費税のときにちょっとお聞きをして山脇部長からもお答えをいただいていたんですけれども、消費税増税で地方交付税、消費税増税で消費税交付金が入ってくるけれども、普通調整交付金で調整されて余り交付税算入は変わらへんというようなお答えやったんやけど、8%に上がったとき、そのときはどうだったんだろうかというのを3点お聞きします。 ○金銅 委員長   1点目から。 ◎金森 総務部理事兼財政課長   まず1点目の財政状況についてなんですが、30年度の実質収支は5,653万9,000円の黒字となりましたが、決算においては1億円の財政調整基金の積立金を取り崩して繰り入れを行っております。また、財政構造の弾力性を判断します経常収支比率は99.6%と、前年度の102.7%から3.1%改善しておりますが、依然高い数値であると認識しております。  財政運営の基本的な姿勢としまして、毎年度収支のバランス、均衡を保ちつつ、弾力的な財政構造と持続可能な財政基盤の確立を目指していきたいと考えております。今後も高齢化が進展することによります医療、介護等社会保障経費の増加、また公共施設の更新等、その環境は厳しいことが予測され、当市の実質収支の状況、経常収支比率の状況、さらに収支の状況の悪化、財政の硬直化は進行するものと懸念されております。引き続き慎重な財政運営が必要だと考えております。  2つ目のご質問で公債費についてですが、特徴的なものとしましては、当市におきましては平成7年度からのコロセアム、平成10年度からのLICの整備につきまして、コロセアムでは約64億円、LICは約112億円ほどの地方債を発行しておりまして、それが20年余りたってきておりまして、これが徐々に償還を終わりつつございます。なので、普通会計で借換債の金額がありますので、歳入歳出でということになると比較が難しいんですけれども、決算統計の数字で申し上げますと、28年度が43億8,000万円、29年度で41億5,000万円、ここで約2億3,000万円減っております。この30年度で38億7,000万円、これで前年度から2億8,000万円減っております。今年度の予測ですが、約3億円余り、また公債費が減ると予測されております。この大きな公債費の償還が終わりますと、また一定ここ数年のような減少していく傾向ではなく、またしばらく横ばいなのかなと予測しております。  最後に、地方消費税についてですが、地方消費税交付金につきましては、第2回の定例会でご答弁した繰り返しになりますけども、消費税率引き上げの影響は令和元年ではほとんどなく、実際平年度化するのは令和3年度になると考えております。30年度決算額ベースで算出した場合で、平年度化しますと約6億円の増加、その試算はしております。一方で、その増収分につきましては、地方交付税の基準財政収入額に100%算入されますことから、地方交付税や臨時財政対策債が減収になると考えられます。市へ及ぶ影響につきましては、今後の国の再編成や地方財政対策の動向を注視していく必要があると認識いたしております。  それともう一つ、前回の8%のときの分ですが、そのときに地方財政が大きくプラスになったという、これは感覚的なものでしかありませんが、特に思っておりません。収入がふえた分で、また歳出もふえるというようなイメージがありますので、これで何か大きく収支構造がよくなるというふうには認識はしておりません。  以上です。 ◆笹井 委員   もう特に再質問はございません。ただ、今年度は黒字で財調を1億円繰り入れたということで、財調はそういう意味では調整分みたいな形であるものですから、財調を取り崩したらあかんというふうには絶対思ってないです。ことしも考えましたら、先ほどずっと歳出の話をしていたら、DMO事業などにもやっぱり2億2,000万円ぐらいは使っているわけです。だから、何かここで使うんやということになって、それが使うってなったら、こういうこともやれるわけですから、そういう意味では今後、収支バランスをと言われてますけれども、思い切った施策を進めるときにはそういうものも使いながら、ぜひ取り組んでいただきたいなということと、LICとコロセアムの償還が終わったら、私はもっと公債費がどんどん減るんかととても期待をしていたんですが、多少は下がっていますけど、またこれが終われば横ばい状態が続くということもありますので、今後公債費の減少は令和元年ぐらいまで、ことしぐらいまで続くということなので、また見たいと思います。  あと8%のときはどうだったんかと、私もちょっと検証できてませんけれども、国はひどいですよね。消費税増税、せっかく入ってきて潤うと思ったら、それは地方交付税で結局帳消しにするという、こういう地方のいじめ方は本当やめてほしいので、声を大きくしていただきたいなと思います。  以上です。 ◆松井 委員   市債が決算説明書57ページかな、これ借りかえですか。借入額が書いてあって、償還が書いてあって、据え置きが書いてあって、借入日が令和元年5月30日とか、こうなってますやんか。これ30日のですやろ。ということは、これに借りかえるよということですか。 ◎金森 総務部理事兼財政課長   この借入日令和元年5月30日、あるいは31日といいますのは、これは出納閉鎖ぎりぎりで、この30年度として借り入れている地方債ということで、借りかえしておりますものは、区分のところに借換債と記載しております、一番上の総務債であれば退職手当債、この分が借りかえしている分です。それと、7番目の教育債の欄の一番下の小学校屋内運動場のこれも借換債です。1ページめくっていただいて、9番の臨時財政対策債の下の段になりますけど、こちらも借換債、これについてがいわゆる借りかえして据え置きなしにそのまますぐに償還が始まるというものです。 ◆松井 委員   そしたら、この一番上のやつ、地方創生の関連事業債というてありませんか、これが1億4,640万円ですか、これが償還期間が20年と、据置期間が2年ですやんか。借入日が令和元年5月30日ということでしょう。このお金が令和元年5月30日に入ってくるということ。その辺ようわかりません。 ◎金森 総務部理事兼財政課長   出納閉鎖の一番最終で借り入れを行って、決算上は30年度の歳入ということでなっています。なので、実際の借り入れの資金が資金として入ってくるのは、この借入日でございます。30年度の最終の決算になるということです。最後に事業が全て完了した上で、地方債の借入額も固まってまいりますので、通常出納閉鎖のぎりぎり最後で借り入れるというような方法をとっております。  以上です。 ◆松井 委員   中学校債てありますでしょう。中学校ブロック塀改修事業債て、ありますねんけど、40万円とか、小さい数字がありますやんか、300万円とか、これも借りますの。 ◎金森 総務部理事兼財政課長   実際地方債借り入れにつきましては、同意をとるわけなんですけども、そのときにこちらに書いてありますように公的資金、財務省の財政融資とか地方公共団体金融機構、この公的な資金、有利なところから金利の低いところから借りたいというのがこちらのスタンスなんですが、その場合、公的資金の場合は資金割り振りがありまして、ここまでが公的資金で配分するよというふうなことになりますので、それに合わせて最大限その公的資金から埋めて配分してしまうので、こういう細かい数字で割れることも中にはあるというふうに理解していただけたらと思います。 ◆松井 委員   わかりました。 ○渡辺 副委員長   説明書の45ページの新子育て支援交付金のことなんですけど、優先配分枠と成果配分枠とそれから市町村計画枠というのがそれぞれあるんですけど、その中で対象事業を決めてはるんですけど、これはどういう当てはめ、対象事業を当てはめるルールみたいなんはどうなっているんでしょうか。
    ◎森井 市長公室副理事兼こども課長兼[仮称]西部こども未来館設立準備室長兼古市複合館長   委員お尋ねの新子育て支援交付金の枠組みの部分について簡単に説明させていただきます。  こちらの交付金は3つの枠組みから成り立っておりまして、今おっしゃってもらった成果配分枠、そして優先配分枠、市町村計画枠というふうに分けられております。それぞれに対象となる事業が決まっておりまして、羽曳野市で実施する事業によってそれぞれの枠組みに組み込んでいくというような大まかな仕組みになっております。  成果配分枠につきましては、18歳以下の人口割とか、そういうことで割り振っていく分で、主に子ども医療費助成事業に使っています。次の優先配分枠という分につきましては、国が示すモデル事業、つまり今力を入れておきたい事業のメニューが主に掲載されておりまして、市の事業としては貧困対策であるとか、虐待防止、療育支援などに組み込んでいます。最後の市町村計画枠というのは、以前の29年度まであった地域福祉子育て支援交付金を活用したもので、市町村特別枠として実施していた事業がここに今当たっている分です。事業としては家庭支援推進保育所事業とか、子育て支援保育士事業とか、子ども読書活動支援、このような事業に当たっている分ということです。 ○渡辺 副委員長   これ各市でどういうふうな対象事業、いろいろ当てはめてはるみたいなんですけれど、これを有効に利用していただいて、今やっぱりやるべきこと、子育て支援で、そういう事業にぜひ充てていただきたいと思います。 ○金銅 委員長   質疑が出尽くしたようでありますので、各委員の意見を聞き、採決していきたいと思います。  意見と賛否の表明をお願いいたします。 ◆笠原 委員   もう意見は各項目で全部言ってますので、今さらながら何もございません。認定で結構でございます。 ◆竹本 委員   平成30年度羽曳野市歳入歳出決算認定について、認定とさせていただきます。 ◆笹井 委員   あんなにあっさりしてないんですけど、それでは私も平成30年度一般会計決算については、これ不認定の立場で意見を述べたいと思います。  決算では、いろいろ中学校のエアコン設置、小学校の普通教室に7校エアコンを設置され、中学校の体育館の非構造部材の耐震化にも取り組まれ、ブロック塀の改修なども大変早急に行われたということには大変評価をしていますが、以下の点で不認定としたいと思います。  財政状況をお聞きしました。収支のバランスをとるために、今回黒字になったけど、決算では繰り入れて1億円入れたというような話も聞きましたけれども、今後はまだまだ厳しい財政運営だと予測されるとのことでした。しかし、市民の苦しい生活実態に寄り添った、そういった決算ではなく、今回質問でもさせていただきましたが、福祉医療制度など国や府の制度改悪に本来自治体は防波堤となる役割を果たすべきですが、それに合わせて市も単独事業を打ち切るなど、大変市民に冷たい姿勢であるということです。  2つ目には、この間、市の進める施策、プロジェクトチームなどに委ねられている施策が大変多いんですが、また市長が施政方針として打ち出されたことが次々と今形になって出てきています。しかしながら、その施策づくりに市民の声や意見が反映されていないことです。こども未来館たかわしを初めとして、今回決算でも多額な資本を投じてDMO事業が行われていますが、観光や定住促進など、羽曳野の魅力を発信拠点として位置づけられてはおりますけれども、市民にとってはどのような事業であり、どんなまちづくりに生かせるのか、こういうことがまだ十分わかりません。もっとさまざまな情報を公開し、広く市民の声を聞き、より市民の願う施策にしなければなりませんが、そのことが最も欠けているというふうに思います。  3つ目には、公共施設のアクションプランが進められていますが、計画性のない進め方だと言わざるを得ないことです。高鷲北幼稚園、島泉保育園の廃園が突然打ち出されて、多くの署名で存続が求められました。けれども、実際北幼稚園はたった1年で廃園となりました。また、西浦の市民プールは老朽化で閉鎖となりましたが、それにかわる新しいプールはいまだに建設がされていません。本来であれば、古いものを閉鎖したときには、もう次、新しいものに建てかわるというのが、これが当たり前の姿であって、市民の要望に沿った施策をもっと計画的に進めるべきですが、そうしたものになっていないということです。  4つ目には、子育て支援に力を入れているとしていますけれども、先ほども申しましたが、実際には中学校給食実施には全く後ろ向きであり、南河内でも大きく取り残されています。待機児童4月ゼロ宣言されていますが、申請してもいまだに100人が入れないという状況です。また、1、2歳児にまだ待機児が多いというのを聞いていましたが、それにもかかわらず、公立園を廃園にするというふうなことです。子育て支援というのであれば、こうした中学校の全員給食、保育園を廃園にするのではなく、ふやすことや幼稚園の3歳児保育を全園で取り組むとか、こういった施策にしっかり力を入れるべきであり、そうしたことについては財源がもちろん必要ですけれども、やる気になればDMO事業でも3億円からのお金をかけてこれからやるわけですから、やろうとする、どこに力を入れるかということが大変大事ですけれど、そのような計画がないことです。  以上、4点が不認定の主な理由です。あわせて職員数は今後も減らすことはないとのことですけれども、防災の観点からも市民サービスの観点からも正規職員の増員を強く求めておきます。  以上です。 ◆松井 委員   30年度の決算は認定といたします。  ただ、きょう長くずっと議論、いろいろな意見聞いていまして、いずれにいたしましても大変財政的には窮屈なときかなという、自主財源が40%を割るというようなことですんで、そんな中でも羽曳野市の個性を出した市政を、まちづくりを進めていく大変困難なことかなというふうに思いますけども、国や府のいろんな補助金等、助成等を活用しながらやっていかなあかんのかなというふうに思いますけれども、一層の創意工夫していただいて、我々議員の立場であれしてほしい、これしてほしいと市民からいろいろ要望も受けながらする中で、やっぱり議員としても今の市の状況をきちっと説明もさせていただいて、その中でこういうふうなまちづくりを我々も一緒にやっていきたいねんという話も丁寧に相談しながら私自身やっていきたいなと思いますんで、また皆さん頑張ってください。私も頑張ります。 ○渡辺 副委員長   30年度の決算の認定についてなんですけど、学校へのエアコン設置や非構造部材など、計画どおり着々と進められていることは評価します。本当に職員の皆さんがそれぞれの部署でしっかりと役割を果たして仕事が大変ふえる中で頑張っておられることにも本当に敬意を表したいと思います。  しかし、今回の決算で見られる問題点なんですけれど、この羽曳野をどんな町にしたいのかということが明確に絞られていないというのがあると思います。一つ一つの事業については本当にいろいろなところを補完し合いながらやれているということは評価するんですが、市民の受け取りとしてどういうふうな町にしたいのか、どこを重点にこの羽曳野市を発展させようとしているのかというのが見えにくいという点が不認定の一つの理由です。  2つ目は、笹井委員も言われたように、当初の計画、これがなかなかうまくいっていないということです。市民プールについてもそうです。こども未来館たかわしについても、島泉保育園、高鷲北幼稚園の保護者への配慮、これもうまくいきませんでした。また、仮称西部こども園への説明、これもなかなか大幅におくれたのが現状です。給食センターの建てかえについても以前からずっと要望していたことで、これがもう後手後手に回っているというような状態ではないでしょうか。市民にしっかりと理解してもらうだけの時間的な余裕を持って計画は進めるべきだという点で、2つ目の不認定の理由です。  それと、この計画がうまく進まないというのは、全庁挙げて知恵と創意工夫、これがなかなか出されていないのではないかと思います。せっかくの現場での皆さんの奮闘、それで市民の声をしっかり聞いている、これがうまくかみ合っていないのではないかと思います。今何をやるべきかということを判断してしっかり庁内で論議していくというプロセスに欠けていると思います。  4つ目は、事業がなかなかおくれているというところがあります。学童保育の問題、土曜通年開催ができていない、また中学校の全員給食、これもどんどんと他市と比べて差があいてきているという状態です。手をつけやすいところはすぐにできる、でも難しいところをどう乗り越えるか、どう着手しようとするかというところがどうしても後回しになっているのではないかと感じます。  以上の4つを主な理由として、この30年度決算は不認定とします。 ○金銅 委員長   採決の結果、報告第16号「平成30年度羽曳野市一般会計歳入歳出決算認定について」は、賛成とする者多数により認定すべきものといたします。             ―――――認  定――――― ○金銅 委員長   それでは、ここで休憩をさせていただき、再開は8時ちょうどからさせていただきます。             △休憩 午後7時45分             △再開 午後7時55分 ○金銅 委員長   それでは、休憩前に引き続きまして審議を続けさせていただきたいと思います。 ④報告第19号「平成30年度羽曳野市財産区特別会計歳入歳出決算認定について」 ○金銅 委員長   それでは次に、報告第19号「平成30年度羽曳野市財産区特別会計歳入歳出決算認定について」を審査いたします。  決算書の333ページからになります。  各委員、質疑はございませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○金銅 委員長   ないようであれば、各委員の意見を聞き、採決していきたいと思います。  意見と賛否の表明をお願いします。 ◆松井 委員   質問ないのに意見ないわ。認定でございます。 ◆笠原 委員   特に問題ないと思い、認定です。 ◆竹本 委員   竹本も認定でお願いします。 ◆笹井 委員   認定です。 ○渡辺 副委員長   認定とします。 ○金銅 委員長   採決の結果、報告第19号「平成30年度羽曳野市財産区特別会計歳入歳出決算認定について」は、全員一致により認定すべきものといたしました。             ―――――認  定――――― ⑤報告第21号「平成30年度羽曳野市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について」 ○金銅 委員長   最後に、報告第21号「平成30年度羽曳野市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について」を審査いたします。  決算書の401ページをおあけください。  各委員質疑はございませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○金銅 委員長   質疑がないようですので、各委員の意見を聞き、採決していきたいと思います。  意見と賛否の表明をお願いいたします。 ◆笠原 委員   特別質問することもございません。認定です。 ◆竹本 委員   私も認定でお願いします。 ◆笹井 委員   特に問題もなく認定といたしたいと思います。 ◆松井 委員   認定といたします。 ○渡辺 副委員長   認定としたいと思います。 ○金銅 委員長   採決の結果、報告第21号「平成30年度羽曳野市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について」は、全員一致により認定とすべきものといたしました。             ―――――認  定――――― ○金銅 委員長   これで、本委員会に付託されました案件は全て議了いたしました。  以上で本日の総務文教常任委員会を閉会いたします。長時間、委員の皆様、理事者の皆様大変ご苦労さまでございました。ありがとうございました。             △閉会 午後7時58分  羽曳野市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。    令和元年9月18日  ┌───────────┬─────────┬──────────────────┐  │  総 務 文 教  │ 金 銅 宏 親 │                  │  │  常任委員会委員長  │         │                  │  └───────────┴─────────┴──────────────────┘...