令和 4年 6月
定例会(第2回) 目次◇
開議 午前10時0分
日程第1
議会運営委員会委員長報告(乾 一)………………………………… 153
日程第2
~日程第6
一括上程(
委員長報告) *
総務産業委員会委員長報告(
奥山 渉)………………………………… 154 *
厚生文教委員会委員長報告(
大坪教孝)………………………………… 155
採決 報告第3号(
専決第3号) (
承認)…………………………………… 155
反対討論(
江村 淳)……………………………………………………… 155
賛成討論(峯
弘之)……………………………………………………… 156
賛成討論(
中村保治)……………………………………………………… 157
議案第27号 (
原案可決)………………………………………………… 159
議案第31号
議案第32号 (
原案可決)………………………………… 159
議案第36号 (
原案可決)………………………………………………… 159
日程第7
報告第8号
専決処分報告について「
専決第4号
損害賠償の額の
決定について」
議案説明(
教育部長 福島 潔)………………………………………… 159
閉会挨拶(
議長 山下亜緯子)………………………………………………………… 160
閉会挨拶(
市長 冨宅正浩)…………………………………………………………… 160◇
閉会 午前10時37分
◯令和4年第2回
柏原市議会定例会会議録(第4号)
-----------------------------------◯令和4年6月27日午前10時0分より
柏原市議会議事堂において
開議-----------------------------------◯議事日程 日程第1
議会運営委員会委員長報告 日程第2
報告第3号
専決処分報告について 「
専決第3号
柏原市手数料条例及び
柏原市市
税条例の一部
改正について」(
総務産業委員会委員長報告)
日程第3
議案第27号
財産の
取得について(
総務産業委員会委員長報告)
日程第4
議案第31号
柏原市市
税条例等の一部
改正について(
総務産業委員会委員長報告)
日程第5
議案第32号
柏原市市
税条例の一部
改正について(
総務産業委員会委員長報告)
日程第6
議案第36号
令和4年度
柏原市一般会計補正予算(第4号)(
所管別委員会委員長報告)
日程第7
報告第8号
専決処分報告について 「
専決第4号
損害賠償の額の
決定について
」-----------------------------------◯出席議員(16名) 1番
大木留美議員 2番
榊田和之
議員 3番
江村 淳議員 4番
山口由華議員 5番
新屋広子議員 6番 峯
弘之議員 7番
梅原壽恵議員 8番
山本修広
議員 9番
橋本満夫議員 10番
田中秀昭議員 11番
中村保治議員 12番
鶴田将良議員 13番
山下亜緯子議員 14番
奥山 渉議員 15番
大坪教孝議員 16番 乾 一
議員-----------------------------------◯欠席議員(なし
)-----------------------------------◯説明のため出席した者の
職氏名 市長 冨宅正浩 副
市長 松井久尚 教育長 新子寿一 監査委員 裏野榮士 政策推進部 部長 市川信行 総合政策監 小林一裕 危機管理監 小林 聡
総務部 部長 安田善昭 デジタル監 西戸浩詞 総務課長 田中秀樹 財務部 部長 山口伸和 市民部 部長 桐藤英樹 福祉こども部 部長兼
福祉事務所長 森口秀樹 健康部 部長 田中 徹 都市デ
ザイン部 部長 森本貞男 会計管理室 会計管理者兼
会計管理室長 石橋敬三 上下水道部 部長 瀬田友之 市立柏原病院 病院事業管理者 石川哲郎 病院事務局長 中川拓也 教育部 部長 福島 潔
教育監 中平好美-----------------------------------◯事務局出席職員 事務局長 辰巳伸一 次長
北井潤一~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△再開 午前10時0分
○
山下亜緯子議長 おはようございます。 ただいまの
出席議員16名、定足数に達しております。これより本
会議を再開します。
日程に入る前に一言、お願いを申し上げます。暑さが日に日に増しております。つきましては、クールビズの
取組を
実施しておりますので、
会議中、必要に応じ上着など、調整していただきますようお願いします。
-----------------------------------
△
開議
○
山下亜緯子議長 それでは、本日の
日程に入ります。
日程第1、
議会運営委員会委員長報告を
議題とします。乾一
議会運営委員会委員長、
報告願います。 〔16番 乾 一
議員 登壇〕
◆16番(乾一
議員) おはようございます。
議会運営委員会の乾一でございます。 ただいまから、本
定例会再開後の
運営につきましてご
報告を申し上げます。 まず、本日の
議事日程といたしましては、お手元の
議事日程表のとおり7件でございます。 まず初めに、
委員会付託になっておりました5
案件につきましては、既に
所管委員会の
審査を終えておりますので、
委員会開催順に各
委員長から
報告を受け、その後、
採決を行います。
採決の
方法といたしましては、まず、
報告第3号を
簡易採決といたします。 次に、
議案第27号については、
討論の申出がございますので、
討論終結後、
起立採決により
採決します。 次に、
議案第31号及び
議案第32号を一括して
簡易採決により
採決します。 次に、
議案第36号を
簡易採決により
採決します。 次に、
追加議案として
報告案件が1件提出されておりますので、これを上程し、
担当者から
提案理由の説明を受け、
質疑を行います。 なお、この
報告第8号
専決処分報告については、
地方自治法第180条第2項の規定により、
報告のみで、
議決対象ではございません。 次に、先日受け付けました陳情の取扱いといたしまして、お手元に配付しております
陳情等文書表のとおり、
陳情等第4の2号は
議長預かりとすることに決しております。 なお、本
会議の
運営につきましては、適宜
議長の判断で変更されることもございますので、よろしくお願いします。 最後に、
理事者から、
報告案件2件について、
議会閉会中に
専決処分したい旨の申出がありましたので、ご
報告をいたします。 以上が、本日の
議事日程について当
委員会で協議
決定いたしました内容でございます。
議員各位におかれましてはよろしくご理解いただき、円滑なる
議会運営ができますことをお願い申し上げまして、
報告を終わらせていただきます。
○
山下亜緯子議長 ただいまの
委員長報告どおり本日の
会議を進めますので、ご協力のほどよろしくお願いします。
-----------------------------------
○
山下亜緯子議長 次に、
日程第2から
日程第6までの5件を一括して
議題とします。 ただいま一括して
議題としました5件につきましては、既に
所管の
委員会において
審査が終了しておりますので、各
委員長の
報告を受けます。 最初に、
奥山渉総務産業委員会委員長、
報告願います。 〔14番
奥山 渉議員 登壇〕
◆14番(
奥山渉議員) おはようございます。
総務産業委員会の
奥山渉でございます。 ただいまから、
総務産業委員会に付託されました
議案の
審査結果につきましてご
報告申し上げます。
審査は、初めに
報告第3号
専決処分報告について「
専決第3号
柏原市手数料条例及び
柏原市市
税条例の一部
改正について」から
審査いたしました。
本件につきましては、
委員から
質疑がありました後、
採決の結果、
承認することに決しました。 次に、
議案第27号
財産の
取得についてを
審査いたしました。
本件につきましては、各
委員から
質疑、
要望がありました後、
委員から
反対の
意見表明がありましたので、
起立採決の結果、
原案どおり可決することに決しました。 次に、
議案第31号
柏原市市
税条例等の一部
改正についてを
審査いたしました。
本件につきましては
委員から
質疑がありました後、
採決の結果、
原案どおり可決することに決しました。 次に、
議案第32号
柏原市市
税条例の一部
改正についてを
審査いたしました。
本件につきましては、
委員から
質疑、
要望がありました後、
採決の結果、
原案どおり可決することに決しました。 最後に、
議案第36号
令和4年度
柏原市一般会計補正予算(第4号)のうち、当
委員会所管事項を
審査いたしました。
本件につきましては、各
委員から各費目にわたり
質疑、
要望がありました後、
採決の結果、
原案どおり可決することに決しました。 以上が当
委員会に付託されました
議案の
審査結果であります。 なお、
委員各位の詳細な
質疑内容につきましては、後日配付いたします
委員会会議録のご参照をお願い申し上げまして、ご
報告を終わらせていただきます。
○
山下亜緯子議長 ただいまの
委員長報告に対し、
質疑ありませんか。
--別にないようです。よってこれにて
質疑を終結します。 次に、
大坪教孝厚生文教委員会委員長、
報告願います。 〔15番
大坪教孝議員 登壇〕
◆15番(
大坪教孝議員) おはようございます。
厚生文教委員会の
大坪教孝でございます。 ただいまから、
厚生文教委員会に付託されました
議案の
審査結果につきましてご
報告申し上げます。 当
委員会では、
議案第36号
令和4年度
柏原市一般会計補正予算(第4号)のうち、当
委員会所管事項を
審査いたしました。
本件につきましては、各
委員から各費目にわたり
質疑、
要望がありました後、
採決の結果、
原案どおり可決することに決しました。 以上が当
委員会に付託されました
議案の
審査結果であります。 なお、
委員各位の詳細な
質疑内容につきましては、後日配付いたします
委員会会議録のご参照をお願い申し上げまして、ご
報告を終わらせていただきます。
○
山下亜緯子議長 ただいまの
委員長報告に対し、
質疑ありませんか。
--別にないようです。よってこれにて
質疑を終結します。 以上で、各
委員長の
報告及びそれに対する
質疑は終わりました。 次に、
報告第3号
専決処分報告について、
討論に入ります。
討論ありませんか。
--討論なしと認めます。よってこれにて
討論を終結します。 直ちに
採決します。 お諮りします。
報告第3号
専決処分報告についての
委員長の
報告は
承認であります。よって
本件につきましては、
委員長の
報告どおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○
山下亜緯子議長 ご異議なしと認めます。よって
報告第3号は
承認されました。 次に、
議案第27号
財産の
取得について、
討論に入ります。
討論の通告が出ておりますので、まずは、
原案反対者の
江村淳議員の
発言を許可します。 〔3番
江村 淳議員 登壇〕
◆3番(
江村淳議員) おはようございます。
日本共産党の
江村淳でございます。 ただいまより、
議案第27号
財産の
取得について、
反対の
立場から
討論いたします。
プロジェクションマッピング設備一式を、市の
財産として4,445万1,000円で
取得する
議案でありますが、本
会議での
質疑や質問、
総務産業委員会での
質疑などを通じて、
財産取得すべきではない、購入すべきではないと考えます。 私は、「もうすべらせない!
!~龍田古道の
心臓部『亀の瀬』を越えてゆけ~」という
日本遺産の
ストーリーを否定するものではありませんし、紹介することに異論はありません。ところが、
プロジェクションマッピングで
日本遺産をPRするとなりますと、
課題の多さを感じています。
プロジェクションマッピングを活用した他の自治体では、
期限付の数か月から、長くても数年の
イベントです。しかし、
柏原では、
設備を購入し、
耐用年数の5年以上は少なくとも運用するということを考えています。 購入に当たっては、
地方創生臨時交付金約4,400万円を活用いたしますが、購入した後の
保守管理や
修繕費用、
ランニングコストの年間約100万円、また、
映像コンテンツを新規作成する場合には約1,000万円がかかるなど、市の
持ち出しとなります。本
会議の質問にもありましたが、亀の瀬をPRするということになれば、別の
方法を模索する、そういう案まで出されました。
プロジェクションマッピングから波及して、今後どれだけ市の
持ち出しにつながるか分かりません。 2万人の集客と言いますが、
根拠に乏しいです。2万人の
根拠は、1回の
観覧者40人で、土日の投影で104日、これを掛けて2万人を超すということでした。2億円の
経済効果、この
根拠は、日本人の
国内旅行で
消費する金額を旅行・
観光消費動向調査、これを基に算出し、飲食や
娯楽サービス、買物に使ったら1人約1万円ということでした。2万人に換算すれば2億円という計算になるということでした。
問題点も述べられました。現
環境において亀の
瀬地域には
飲食店や商店はないということです。これは本
会議で、
議員から亀の瀬の弱点と言われていたことです。
総務産業委員会では、チャンスにするとか、
起爆剤にするとの
発言もありました。言わば、
先行投資をするということなんです。来年1月から、つまり、あと半年後から
プロジェクションマッピングの運用を開始するにもかかわらず、2億円の
経済効果は
可能性が潜在しているということであり、また、市内での
消費促進を図ることは今後の
課題だと言うのです。 しかも、5月に開催しました亀の
瀬マーケットには、1日で約1,000人が参加をしました。
プロジェクションマッピングがなくても同様の
効果があるということを示したのではないでしょうか。 同時に、亀の瀬には
駐車場がないこと。
トイレが不足し、混雑したことなど、
課題も露呈をいたしました。
経済効果でいえば、3月の
総務産業委員会でも紹介をしましたが、亀の瀬をPRするグッズの中には、すべらせない下敷きがあります。受験生に
合格祈願として注目されているということでした。これを含む予算は57万円です。ちょっとしたことで
日本遺産をPRできるのです。
柏原市の
人口減少が続くことが予測され、選ばれる
まちですとか、知名度を高める、このためには他の施策も必要だと考えますが、その中で
費用対
効果を考えれば、不確定、不確実なこともたくさんあります。今回の
プロジェクションマッピング設備を4,445万1,000円で
取得することに疑問を感じざるを得ません。 以上をもちまして、
財産取得することに
反対の
討論といたします。ご
清聴ありがとうございました。
○
山下亜緯子議長 続きまして、
原案賛成者の
峯弘之議員の
発言を許可します。 〔6番 峯
弘之議員 登壇〕
◆6番(
峯弘之議員) おはようございます。6番
議席議員の
峯弘之でございます。 私からは、
大阪維新の会を代表いたしまして、
議案第27号
財産の
取得について、
原案に
賛成の
立場から
意見を述べ、
議員各位の賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 本
案件における
財産の
取得は、
日本遺産「
龍田古道・亀の瀬」の
構成文化財である旧
大阪鉄道亀瀬隧道内に
プロジェクションマッピング設備を
整備するもので、
龍田古道の
周辺ストーリーや
蒸気機関車の疾走などの歴史を反映した映像と音響による
コンテンツの作成を含む
設備一式について、
公募型プロポーザル方式による
事業者の選定の結果を受けて、4,445万1,000円で
契約を行うものとなっております。
当該契約相手であるPixel
Engine社の提案においては、42台ものプロジェクターを使用し、
トンネル全体を使った迫力ある
映像演出を行うこと、季節によって差し替わる
シーズンコンテンツが用意されていること、
芸術性及び
エンターテインメント性の高い
メインコンテンツの後に、
日本遺産「
龍田古道・亀の瀬」の
ストーリーや、
地滑り対策工事についての学びをテーマにした
デジタル資料館としての
コンテンツも盛り込まれていることが評価され、今回の選定につながっております。 また、
当該契約相手方については、過去に手がけた同種の
事業における実績についても十分なもので、私自身、それらの動画を確認しておりますが、芸術及び
エンターテインメントの領域においても申し分ない
表現力を有しており、今回の企画を高いクオリティーで
実施、実現してくれることと期待しております。 ここまでのところで、既に議論の余地はないものと考えておりますが、この
プロジェクションマッピング事業については、
市長はじめ職員の皆さんが、心からこの
柏原市の将来を思って懸命に取り組んでおられ、私たちの
会派も応援してまいります。
令和2年に
龍田古道・亀の瀬を舞台とした2つの
ストーリーが
日本遺産の認定を受けて以降、本市においては、亀の瀬を中心に
観光振興への
取組を進めていただいております。これまで
ボランティアガイドの育成や
日本遺産ブランド商品の
開発等、
おもてなし環境の
整備を行いながら、図書館と連携した亀の
瀬トンネルでのお
はなし会や、亀の
瀬周辺の
ウオーキングイベント等に地道に取り組んできた結果、今年度には、約1,000人もの方に亀の瀬を訪れていただき、さらに、亀の
瀬マーケットを開催できるまでになりました。 2025年には
大阪・
関西万博を控えております。今、この時期に
プロジェクションマッピング事業に取り組むことは、何十年に一度というこの大きな
イベントの中で、
柏原市が
存在感を示す絶好の機会であり、将来にわたる
地域の
活性化への
起爆剤となり得るものであります。 また、亀の
瀬周辺の
環境整備については、私
たち会派も、
市長と共に
国土交通省に
要望にも行っており、
プロジェクションマッピングの
事業と並行して亀の瀬の
整備を進めることで、この地から
地域全体の
にぎわいを波及し、
市民の
皆様にも、市外から来られた方にも、共に喜んでいただけると確信いたしております。 以上によりまして、
議案第27号
財産の
取得について
賛成する
討論といたします。
議員各位におかれましては、よろしくご賢察の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。ご
清聴ありがとうございました。
○
山下亜緯子議長 続きまして、
原案賛成者の
中村保治議員の
発言を許可します。 〔11番
中村保治議員 登壇〕
◆11番(
中村保治議員)
皆様、おはようございます。11番
議席議員の
中村保治でございます。 私からは、公明党を代表いたしまして、
議案第27号
財産の
取得について、
原案に
賛成の
立場から
意見を述べ、
議員各位の賛同を賜りますようお願い申し上げます。 さきの他の
会派からの
賛成討論にもありましたが、本
案件については、旧
大阪鉄道亀瀬隧道内に設置する
プロジェクションマッピングの
コンテンツ及び
設備一式の
取得を行うに当たりまして、適切な手続に基づいて進められているか、その
正当性について審議を求められているものと心得ています。本
会議及び
総務産業委員会での
質疑、答弁において手続上の問題は見受けられず、
プロジェクションマッピングの
企画内容についても、亀の
瀬トンネルの
魅力をさらに引き上げ、
誘客の
効果が十分に期待できるものであったと考えております。
誘客の
効果については、5月に市役所前の
大和川河川敷で行われました
ロハスパーク大阪柏原での
にぎわいからも、長い
コロナ禍にあって、多くの方が楽しいこと、わくわくすることを求めていることは明らかであり、参加された全ての方が笑顔になっていたのが印象に残っております。私は、
魅力のある
コンテンツには、自然に人を
引きつけ感動を与える力があり、この
プロジェクションマッピングの
事業についても多くの方に喜んでいただけるものと考えております。 また、
日本遺産「
龍田古道・亀の瀬」への理解を深めることで、
郷土愛を育み、
市民の
皆様の住み続けたい
まちという意識の醸成にもつながるものと期待しております。 これまでに
プロジェクションマッピングの
実施については、
費用対
効果の側面から心配する
意見も出ておりますが、
観光振興の目的は、市外からの
誘客によりまして
交流人口の
増加を促進し、
地域の
活性化を図ることであります。
当該プロジェクションマッピングの
事業についても、単に
日本遺産のPRを行い、
龍田古道・亀の瀬に人を集めることが最終の目標ではありません。この
事業を通じて
柏原市を知り、興味を持っていただき、本市を訪れてその
魅力に触れる機会を増やすことで、選ばれる
まちとして移住・定住を促進することにもつながる、将来的なビジョンを描く上でも核となり得る重要な
事業であると考えています。 今回、少なからず
費用を投じることとなりますが、この将来に向けての投資は、より大きな
にぎわいと
地域経済の
活性化となって返ってくるものと考えており、
担当課からは、
プロジェクションマッピングを活用し、
来訪者に市内での
消費を促す施策について、
産業振興課や
関係機関と連携して取り組むともありました。
龍田古道・亀の
瀬周辺の
環境整備については、この
事業により大きな人の波が訪れるのは間違いないものと考えておりますが、現段階では
環境が整っていないから
事業を諦めるのではなくて、私は、
必要最低限の
安全性や
利便性を確保した上で、まずは
事業を進めながら、例えば、
駐車場、
トイレ確保といったような顕在化するニーズに対応していくものも一つの
方法であると、このように考えております。
来訪者の
増加と亀の
瀬周辺の
環境整備が好循環のうちに進むことが理想的ですが、
キッチンカーや
スマイルランドの
活用等、現段階でもできることは積極的に示していただけるよう
要望しておきます。 2025年の
大阪・
関西万博開催に向けては、
大阪府下のみでなく、全国の多くの
市区町村がインバウンドを含む
交流人口増加への
取組を強めております。
プロジェクションマッピングの
実施は、
柏原市にとりまして、
大阪・
関西万博に向けて真正面から取り組んでいくことへの決意を内外に示すものであり、大きな流れに乗り遅れることのないように、
地域の
活性化につなげていく上で必要な
事業であることから、大いに評価するものであります。 以上によりまして、
議案第27号
財産の
取得について、
賛成の
討論といたします。
議員各位におかれましては、よろしくご賢察の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。ご
清聴ありがとうございました。
○
山下亜緯子議長 以上で通告による
討論は終わりました。 他に
討論の申出がありませんので、これにて
討論を終結します。 直ちに
採決します。 お諮りします。
議案第27号
財産の
取得についての
委員長の
報告は
原案可決であります。よって
本件につきましては、
委員長の
報告どおり可決することに
賛成の
議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
山下亜緯子議長 起立多数と認めます。よって
議案第27号は
原案どおり可決されました。 次に、
議案第31号、
議案第32号及び
議案第36号の3件を一括して
討論に入ります。
討論ありませんか。
--討論なしと認めます。よってこれにて
討論を終結します。 直ちに
採決します。 お諮りします。
議案第31号
柏原市市
税条例等の一部
改正について及び
議案第32号
柏原市市
税条例の一部
改正についての
委員長の
報告はいずれも
原案可決であります。よって本2件につきましては、
委員長の
報告どおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕