令和 3年 10月
定例会(第3回) 目次◇開議 午前10時0分
日程第1
議会運営委員会委員長報告(乾 一)………………………………… 120
日程第2
~日程第12
一括上程(
委員長報告) *
総務産業委員会委員長報告(奥山 渉)………………………………… 121 *
厚生文教委員会委員長報告(
大坪教孝)………………………………… 121 採決
議案第60号 (
原案可決)………………………………………………… 122
議案第62号
議案第63号 (
原案可決)………………………………… 122
認定第1号 (
認定)……………………………………………………… 122
反対討論(
橋本満夫)……………………………………………………… 122
賛成討論(
中村保治)……………………………………………………… 123
認定第2号 (
認定)……………………………………………………… 124
認定第3号
認定第4号
認定第5号
認定第6号
認定第7号
認定第8号 (
認定)………………………………………………………………………………… 124
日程第13
議案第64号
令和3年度
柏原市
一般会計補正予算(第7号)………… 125
議案説明(
財務部長 福井 浩)………………………………………… 125
議案に対する質疑(
山本修広)…………………………………………… 126
議案に対する質疑(
中村保治)…………………………………………… 127
議案に対する質疑(
山口由華)…………………………………………… 128
議案に対する質疑(
田中秀昭)…………………………………………… 129 採決
議案第64号 (
原案可決)………………………………………………… 130
日程第14
意見書案第1号
コロナ禍による厳しい
財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める
意見書 *
議会事務局長(
辰巳伸一)………………………………………………… 131 採決
意見書案第1号 (
原案可決)…………………………………………… 132
閉会挨拶(議長
山下亜緯子)………………………………………………………… 132
閉会挨拶(市長
冨宅正浩)…………………………………………………………… 132◇閉会 午前11時5分
◯令和3年第3回
柏原市議会定例会会議録(第4号)
-----------------------------------◯令和3年11月5日午前10時0分より
柏原市議会議事堂において
再開-----------------------------------◯議事日程 日程第1
議会運営委員会委員長報告 日程第2
議案第60号
執行機関の
附属機関に関する条例の一部改正について(
厚生文教委員会委員長報告)
日程第3
議案第62号
令和3年度
柏原市
一般会計補正予算(第6号)(
所管別委員会委員長報告)
日程第4
議案第63号
令和3年度
柏原市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)(
厚生文教委員会委員長報告)
日程第5
認定第1号
令和2年度
柏原市
一般会計歳入歳出決算の
認定について(
所管別委員会委員長報告)
日程第6
認定第2号
令和2年度
柏原市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算の
認定について(
厚生文教委員会委員長報告)
日程第7
認定第3号
令和2年度
柏原市
国民健康保険事業特別会計(
施設勘定堅上
診療所)
歳入歳出決算の
認定について(
厚生文教委員会委員長報告)
日程第8
認定第4号
令和2年度
柏原市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の
認定について(
厚生文教委員会委員長報告)
日程第9
認定第5号
令和2年度
柏原市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の
認定について(
厚生文教委員会委員長報告)
日程第10
認定第6号
令和2年度
柏原市
市立柏原病院事業決算の
認定について(
厚生文教委員会委員長報告)
日程第11
認定第7号
令和2年度
柏原市
水道事業決算の
認定について(
総務産業委員会委員長報告)
日程第12
認定第8号
令和2年度
柏原市
下水道事業決算の
認定について(
総務産業委員会委員長報告)
日程第13
議案第64号
令和3年度
柏原市
一般会計補正予算(第7号)
日程第14
意見書案第1号
コロナ禍による厳しい
財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める
意見書-----------------------------------◯出席議員(16名) 1番
大木留美議員 2番
榊田和之
議員 3番 江村
淳議員 4番
山口由華議員 5番
新屋広子議員 6番 峯
弘之議員 7番
梅原壽恵議員 8番
山本修広議員 9番
橋本満夫議員 10番
田中秀昭議員 11番
中村保治議員 12番
鶴田将良議員 13番
山下亜緯子議員 14番 奥山
渉議員 15番
大坪教孝議員 16番 乾 一
議員-----------------------------------◯欠席議員(なし
)-----------------------------------◯説明のため出席した者の
職氏名 市長
冨宅正浩 副市長
松井久尚 教育長 新子寿一 監査委員 裏野榮士 政策推進部 部長
市川信行 総合政策監 小林一裕 危機管理監 小林 聡
総務部 部長
安田善昭 デジタル監 西戸浩詞 理事
井料邦恵 総務課長 具志堅将史 財務部 部長 福井 浩
市民部 部長
桐藤英樹 理事兼
次長併農業委員会事務局長 森口秀樹 福祉こども部 部長兼
福祉事務所長 石橋敬三 健康部 部長 田中 徹
都市デザイン部 部長
森本貞男 理事
山口伸和 上下水道部 部長
瀬田友之 市立柏原病院 病院事業管理者 石川哲郎 病院事務局長 中川拓也 教育部 部長 福島 潔
教育監 中平好美-----------------------------------◯事務局出席職員 事務局長 辰巳伸一 次長
北井潤一~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△再開 午前10時0分
○
山下亜緯子議長 おはようございます。 ただいまの
出席議員16名、定足数に達しております。よってこれより本会議を再開します。
△開議
○
山下亜緯子議長 直ちに本日の
日程に入ります。
日程第1、
議会運営委員会委員長報告を議題とします。乾一
議会運営委員会委員長、
報告願います。 〔16番 乾 一
議員 登壇〕
◆16番(乾一
議員) おはようございます。
議会運営委員会の乾一でございます。 ただいまから、本
定例会再開後の運営につきましてご
報告を申し上げます。 まず、本日の
議事日程といたしましては、お手元の
議事日程表のとおり14件でございます。 まず初めに、
委員会付託になっておりました11案件につきましては、既に
所管委員会の審査を終えておりますので、
委員会開催順に各
委員長から
報告を受け、その後、採決を行います。 採決の方法といたしましては、まず、
議案第60号を
簡易採決により採決します。 次に、
議案第62号及び
議案第63号の2件を一括して
簡易採決により採決します。 次に、
認定第1号を
簡易採決により採決します。 次に、
認定第2号については討論の申出がありますので、
討論終結後、
起立採決により採決します。 最後に、
認定第3号から
認定第8号までの6件を一括して
簡易採決により採決します。 次に、
追加議案が1件提出されておりますので、これを上程し、
担当者から
提案理由の説明を受け、質疑の後、
委員会付託を省略し、
簡易採決により採決します。 次に、
意見書案が1件提出されております。本件につきましては、議長及び
提出者を除く
議員14名の
賛成署名を得ておりますので、
議会事務局長から案文の朗読の後、質疑、
委員会付託及び討論を省略し、
簡易採決により採決することに決しております。 なお、本会議の運営につきましては、適宜議長の判断で変更されることもございますので、よろしくお願いします。 最後に、
理事者から
報告案件1件について、
議会閉会中に専決処分したい旨の申出がありましたので、ご
報告をいたします。 以上が、本日の
議事日程について当
委員会で
協議決定としました内容でございます。
議員各位におかれましては、よろしくご理解をいただき、円滑なる
議会運営ができますことをお願い申し上げまして、
報告を終わらせていただきます。
○
山下亜緯子議長 ただいまの
委員長報告どおり本日の会議を進めますので、ご協力のほどよろしくお願いします。-----------------------------------
○
山下亜緯子議長 次に、
日程第2から
日程第12までの11件を一括して議題とします。 ただいま一括して議題としました11件につきましては、既に所管の
委員会において審査が終了しておりますので、各
委員長の
報告を受けます。 最初に、
奥山渉総務産業委員会委員長、
報告願います。 〔14番 奥山
渉議員 登壇〕
◆14番(
奥山渉議員)
皆さんおはようございます。
総務産業委員会の
奥山渉でございます。 ただいまから、
総務産業委員会に付託されました
議案の審査結果につきましてご
報告申し上げます。 審査は、初めに
議案第62号
令和3年度
柏原市
一般会計補正予算(第6号)のうち、当
委員会所管事項から審査をいたしました。本件につきましては、
委員から質疑がありました後、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、
認定第1号
令和2年度
柏原市
一般会計歳入歳出決算の
認定についてのうち、当
委員会所管事項を審査いたしました。本件につきましては、各
委員から各費目にわたり質疑、要望がありました後、採決の結果、
認定することに決しました。 次に、
認定第7号
令和2年度
柏原市
水道事業決算の
認定についてを審査いたしました。本件につきましては、各
委員から質疑、要望がありました後、採決の結果、
認定することに決しました。 最後に、
認定第8号
令和2年度
柏原市
下水道事業決算の
認定についてを審査いたしました。本件につきましては、各
委員から質疑、要望がありました後、採決の結果、
認定することに決しました。 以上が、当
委員会に付託されました
議案の審査結果であります。 なお、
委員各位の詳細な
質疑内容につきましては、後日配付いたします
委員会会議録のご参照をお願い申し上げまして、
報告を終わらせていただきます。
○
山下亜緯子議長 ただいまの
委員長報告に対し、質疑ありませんか。
--別にないようです。よってこれにて質疑を終結します。 次に、
大坪教孝厚生文教委員会委員長、
報告願います。 〔15番
大坪教孝議員 登壇〕
◆15番(
大坪教孝議員) おはようございます。
厚生文教委員会の
大坪教孝でございます。 ただいまから、
厚生文教委員会に付託されました
議案の審査結果につきましてご
報告申し上げます。 審査は、初めに
議案第60号
執行機関の
附属機関に関する条例の一部改正についてから審査をいたしました。本件につきましては、
委員から質疑がありました後、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、
議案第62号
令和3年度
柏原市
一般会計補正予算(第6号)のうち、当
委員会所管事項を審査いたしました。本件につきましては、質疑なく、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、
議案第63号
令和3年度
柏原市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を審査いたしました。本件につきましては、
委員から質疑がありました後、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、
認定第1号
令和2年度
柏原市
一般会計歳入歳出決算の
認定についてのうち、当
委員会所管事項を審査いたしました。本件につきましては、各
委員から各費目にわたり質疑、要望がありました後、採決の結果、
認定することに決しました。 次に、
認定第2号
令和2年度
柏原市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算の
認定についてを審査いたしました。本件につきましては、各
委員から質疑があり、また、
委員から反対の
意見表明がありましたので、
起立採決の結果、
認定することに決しました。 次に、審査の都合上、
認定第4号
令和2年度柏市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の
認定についてを審査いたしました。本件につきましては、各
委員から質疑がありました後、採決の結果、
認定することに決しました。 次に、
認定第5号
令和2年度
柏原市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の
認定についてを審査いたしました。本件につきましては、質疑なく、採決の結果、
認定することに決しました。 次に、審査の都合上、
認定第3号
令和2年度
柏原市
国民健康保険事業特別会計(
施設勘定堅上
診療所)
歳入歳出決算の
認定についてを審査いたしました。本件につきましては、質疑なく、採決の結果、
認定することに決しました。 最後に、
認定第6号
令和2年度
柏原市
市立柏原病院事業決算の
認定についてを審査いたしました。本件につきましては、各
委員から質疑、要望がありました後、採決の結果、
認定することに決しました。 以上が、当
委員会に付託されました
議案の審査結果であります。 なお、
委員各位の詳細な
質疑内容につきましては、後日配付いたします
委員会会議録のご参照をお願い申し上げまして、ご
報告を終わらせていただきます。
○
山下亜緯子議長 ただいまの
委員長報告に対し、質疑ありませんか。
--別にないようです。よってこれにて質疑を終結します。 以上で、各
委員長の
報告及びそれに対する質疑は終わりました。 次に、議案第60号、
議案第62号及び
議案第63号の3件を一括して討論に入ります。討論ありませんか。
--討論なしと認めます。よってこれにて討論を終結します。 直ちに採決します。 お諮りします。
議案第60号
執行機関の
附属機関に関する条例の一部改正についての
委員長の
報告は
原案可決であります。よって本件につきましては、
委員長の
報告どおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○
山下亜緯子議長 ご異議なしと認めます。よって
議案第60号は原案どおり可決されました。 次に、お諮りします。
議案第62号
令和3年度
柏原市
一般会計補正予算(第6号)、
議案第63号
令和3年度
柏原市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)の各
委員長の
報告はいずれも
原案可決であります。よって本2件につきましては、各
委員長の
報告どおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○
山下亜緯子議長 ご異議なしと認めます。よって
議案第62号及び
議案第63号の2件はいずれも原案どおり可決されました。 次に、
認定第1号について討論に入ります。討論ありませんか。
--討論なしと認めます。よってこれにて討論を終結します。 直ちに採決します。 お諮りします。
認定第1号
令和2年度
柏原市
一般会計歳入歳出決算の
認定についての各
委員長の
報告はいずれも
認定であります。よって本件につきましては、各
委員長の
報告どおり
認定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○
山下亜緯子議長 ご異議なしと認めます。よって
認定第1号は
認定されました。 次に、
認定第2号
令和2年度
柏原市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算の
認定について討論に入ります。 討論の通告が出ておりますので、まずは
原案反対者の
橋本満夫議員の発言を許可します。 〔9番
橋本満夫議員 登壇〕
◆9番(
橋本満夫議員)
皆さん、おはようございます。
日本共産党柏原市
会議員団の
橋本満夫でございます。 私は、会派を代表しまして、
認定第2
号令和2年度
柏原市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算の
認定について、不
認定の立場から討論を行います。
厚生文教委員会審議でも明らかになりましたが、
令和2年度の
柏原市
国民健康保険料は、所得が変わらなければ全世帯が値上がりになりました。例えば、
国保加入者の半数以上を占める
所得段階33万円以下の世帯では、
年金生活者1人世帯は773円の
値上げで2万4,875円に、また夫婦2人世帯では1,233円の
値上げで3万6,977円となり、
コロナ禍の中、
年金生活者の暮らしを苦しめました。 また、
現役世代である
所得段階200万円の4人世帯、いわゆる国の
モデルケースの
保険料は1万2,037円も増加し43万356円の
大幅値上げになりました。この
柏原市の
保険料は、
大阪府下43
市町村中12番目の高さです。同時に、
限度額が3万円
値上げされ93万円から96万円になりました。4人世帯であれば約600万円の所得で年間96万円の
保険料がかかってきます。1か月の
保険料は9万6,000円です。 統一化されるまでは、
柏原市独自で
保険料率を算定し、所得割、均等割、
平等割で調整して、低
所得者対策もされていました。しかしながら、平成30年度からは
維新府政が推進する大阪府の
統一保険料率を採用しました。昨年度に続き2年連続の全
世帯値上げです。 また、
実質収支は前年度から黒字になり、
令和2年度も1億5,177万8,975円の黒字でした。
令和6年度の
統一保険料化までは
激変緩和措置がありますが、先ほどの
現役世代である
所得段階200万円の4人世帯の国の
モデルケースの
保険料は、
柏原市が43万356円、最も低い千早赤阪村では31万2,030円で、
柏原市と比較しても11万8,326円の
料金格差があります。大阪府は、
市町村の
統一保険料化を見直すべきです。各
市町村ごとに全く条件が異なる下で
保険料率を統一することは、様々な矛盾を来し混乱させます。 以上の理由により、
認定第2号
令和2年度
柏原市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算の
認定については不
認定といたします。
議員の
皆さんのご賛同をお願い申し上げまして、討論を終わります。ご清聴ありがとうございました。
○
山下亜緯子議長 続きまして、
原案賛成者の
中村保治議員の発言を許可します。 〔11番
中村保治議員 登壇〕
◆11番(
中村保治議員) おはようございます。11番
議席議員の
中村保治でございます。 私は、
認定第2号
令和2年度
柏原市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算について、
認定に賛成する立場から討論を行います。 現行の
国民健康保険制度は、
加入者の
年齢構成が高く、年金だけで生活されている方や会社の
健康保険に加入できないパートの方など比較的収入の低い方が多く加入されている制度であり、財源としての
保険料収入を多く見込めないために、これまでその
運営基盤は非常に脆弱なものになっておりました。 こうした状況に対応するため
法改正がなされ、平成30年度から
国民健康保険が広域化され、これに伴い
保険料率については、大阪府では被
保険者間の負担の
公平化を目指し、同じ
所得水準、
世帯構成であれば同じ
保険料となるよう
保険料率を統一することになりました。そうした中、
令和5年度まで
激変緩和期間はあるものの本市では
保険料で一定のメリットがあったことから、大阪府が示す統一の
保険料率を採用することとなりました。
令和2年度の
保険料率は上昇しておりますが、これは
国保加入者の
高齢化の進展や医療の
高度化によりまして、1人当たりの
医療費が増加していることから、やむを得ないものであると理解しております。
令和2年度決算については、
歳入面では、
インセンティブのある国の
保険者努力支援制度交付金や府の
補助金を高い割合で獲得しており、さらに
保険料についても高い
収納率で確保できております。また、
歳出面では、
糖尿病性腎症重症化予防事業の実施や高い
実施率の特定健診、
特定保健指導などの
保健事業を積極的に展開したことが
医療費の抑制につながっております。 その結果として、
令和元年度において長年の
懸案事項であった
累積赤字を解消し、
令和2年度も引き続き1億5,000万円の黒字を計上しました。 なお、大阪府に納める
保険料額は、
統一保険料率と各市の被
保険者数や
収納率で算定されていることから、
保険料率が上昇すれば府に納める
保険料額が増額するだけで市にとって黒字の要因とはなっておりません。したがって、
保険料収入が
令和2年度の黒字の要因となっているのは、
保険料率の上昇によるものではなく
保険料収納率の向上によるもの。つまり、市の
滞納処分などの
徴収努力によるものであると、このように評価しております。 この
黒字額は
保険料の減額に使うことはできませんが、
保健事業など国保の様々な事業に使うことができます。本市が
保健事業に積極的に取り組むことで被
保険者の健康に寄与し
健康寿命の延伸につながることとなり、さらにこれが
医療費適正化につながり、ひいては
保険料率の伸びを抑制することにもなります。さらに、この取組は
インセンティブのある
補助金の獲得にもつながり、
本市国保財政の
安定化に寄与することになります。 最後となりますが、
本市国民健康保険事業において平成12年度に
赤字会計に転じ、平成20年度には約11億8,000万円まで膨らんだ
累積赤字を
令和元年度で解消でき、引き続き
令和2年度も黒字化できていることは、これまでの様々な取組の成果であると、このように思います。大いに評価したいと思います。 以上によりまして、
認定第2号
令和2年度
柏原市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算の
認定について、賛成する討論といたします。
議員各位におかれましては、よろしくご賢察の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。ご清聴ありがとうございました。
○
山下亜緯子議長 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論の申出がありませんので、これにて討論を終結します。 直ちに採決します。 お諮りします。
認定第2号
令和2年度
柏原市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
歳入歳出決算の
認定についての
委員長の
報告は
認定であります。よって本件につきましては、
委員長の
報告どおり
認定することに賛成の
議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
山下亜緯子議長 起立多数と認めます。よって
認定第2号は
認定されました。 次に、
認定第3号から
認定第8号までの6件を一括して討論に入ります。討論ありませんか。
--討論なしと認めます。よってこれにて討論を終結します。 直ちに採決します。 お諮りします。
認定第3号
令和2年度
柏原市
国民健康保険事業特別会計(
施設勘定堅上
診療所)
歳入歳出決算の
認定について、
認定第4号
令和2年度
柏原市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の
認定について、
認定第5号
令和2年度
柏原市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の
認定について、
認定第6号
令和2年度
柏原市
市立柏原病院事業決算の
認定について、
認定第7号
令和2年度
柏原市
水道事業決算の
認定について及び
認定第8号
令和2年度
柏原市
下水道事業決算の
認定についての各
委員長の
報告はいずれも
認定であります。よって本6件につきましては、各
委員長の
報告どおり
認定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○
山下亜緯子議長 ご異議なしと認めます。よって
認定第3号から
認定第8号までの6件は、いずれも
認定されました。-----------------------------------
○
山下亜緯子議長 次に、
日程第13、
議案第64号
令和3年度
柏原市
一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。
議案の朗読を省略して、直ちに説明を求めます。 〔福井 浩
財務部長 登壇〕
◎福井浩
財務部長 議案第64号について説明いたします。
追加議案書の1ページをお開き願います。
議案第64号は、
令和3年度
柏原市
一般会計補正予算(第7号)でございます。 第1条では、歳入歳出予算の総額に1億6,149万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を271億3,555万4,000円とするものでございます。 それでは、6ページをお開き願います。 歳出から説明をいたします。 目2予防費1億604万3,000円は、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を実施するため、必要となる費用を計上するものでございます。 なお、これらの費用の財源については国において全額が措置されます。 次に、8ページをお開き願います。 目2商工業振興費5,545万5,000円のうち委託料230万円は、事業者等が国の新型コロナウイルスに関する支援策として実施しております緊急事態措置やまん延防止等重点措置の影響を緩和するための月次支援金、また小規模事業者持続化
補助金、ものづくり
補助金及びIT導入
補助金の3つの
補助金のうち、ポストコロナに対応したビジネスモデルへの転換や業務上での対人接触の機会を低減するような業務形態の非対面化等に取り組む事業者等に対し、優先的に支援する低感染リスク型ビジネス枠、これらへの申請を行う際に、その申請をサポートするための費用でございます。 次の負担金、補助及び交付金5,250万円は、先ほど説明いたしました月次支援金などの
補助金の給付を受けた事業者等に対し応援金を交付するための費用と、大阪府の感染防止認証ゴールドステッカーの発行を受けた飲食店が感染対策を講じた経費に対し支援金を交付するための費用でございます。 そのほかの報酬62万3,000円及び旅費3万2,000円は、応援金及び支援金の交付事務に係る経費を計上するものでございます。 なお、計上しておりますこれらの事業の財源としては、国からの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用いたします。 以上で歳出の説明を終わらせていただきます。 続いて、歳入の説明をさせていただきます。 戻っていただきまして、4ページをお開き願います。 目2衛生費国庫負担金8,963万1,000円は、新型コロナウイルスワクチン接種に係る費用に対する国の負担金でございます。 下段の目1総務費国庫
補助金5,112万4,000円は、商工業振興事業に対する国の
補助金でございます。 次の目3衛生費国庫
補助金1,641万2,000円は、新型コロナウイルスワクチン接種に係る費用に対する国の
補助金でございます。 次のページをお開き願います。 目1基金繰入金433万1,000円は、歳出予算で計上しております商工業振興事業の事業費から新型コロナウイルスワクチン感染症対応地方創生臨時交付金の額を差し引いた残りの費用に対する財源として、財政調整基金から繰り入れるものでございます。 以上で
議案第64号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定いただきますようお願いいたします。
○
山下亜緯子議長 以上で説明は終わりました。 これより本件について質疑に入ります。質疑ありませんか。
◆8番(
山本修広議員) 私からは、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業のコールセンター等業務委託料についてちょっとお伺いいたします。 まず、この確保事業について、内容をお伺いいたします。
◎田中徹
健康部長 今回、補正予算で増額をお願いしておりますのは、新型コロナウイルスワクチン3回目追加接種に関する事業費でございます。ワクチンを2回接種した方がおおむね8か月後に3回目のワクチンを接種できるよう接種体制を確保するものでございまして、主な費用としましては、接種券印刷封入封緘業務委託料、コールセンター等業務委託料、個別医療機関へのワクチン配送業務委託料等となっております。 以上でございます。
◆8番(
山本修広議員) 理解いたしました。 おおむね8か月後ということで、
柏原市は早いほうでしたので、もうそろそろ年末には2回目から8か月がたとうとしておりますけれども、これのうちコールセンター等業務委託料について、具体的に説明をお願いいたします。
◎田中徹
健康部長 コールセンター等業務委託料は、新型コロナワクチンの集団接種の予約やその他接種に関する問合せに対応させていただくための業務委託料でございます。1月から前回と同様に10回線で対応させていただこうと考えております。 以上でございます。
◆8番(
山本修広議員) 理解いたしました。 1月から開始されるということで、前回と同様10回線でされるということなんですけれども、前回、接種予約や問合せが殺到しましてコールセンターがつながりにくい状況ということで、我々もいろいろとご相談を受けたことがあるのですが、これ3回目は、それを踏まえた上でどのような対応を取られるのかお伺いいたします。
◎田中徹
健康部長 3回目追加接種は、2回目接種後、おおむね8か月後とされていることから、2回目の接種日や国からのワクチンの供給量に合わせて接種券の発送単位をできるだけ細かくするなど、コールセンターへの接種予約が分散できるようにしたいと考えております。さらには、ウェブ予約システムの改善を図り、コールセンターでの予約と併せ、スムーズに接種予約できる体制を整えてまいりたいと考えております。 また、個別接種につきましても医師会と調整協力し、共に円滑なワクチン接種に向けて取り組んでまいります。 以上でございます。
◆8番(
山本修広議員) 理解しました。 まず接種されて、ワクチンの供給量もあったので、4月、5月から始めたとしても順番に、私自身も1回目打ったのが8月になりますので、やっぱりそれぐらいのずれがあるということで、その案内等もそれに合わせてずらして発送されるということで理解しました。 3回目の接種ということですので、そうやって、その3回目を受ける方は多分、そのブロックごとでうまいこと分けていけるかなと思いますので、コールセンターの混乱がないようにだけしっかりと取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○
山下亜緯子議長 他にありませんか。
◆11番(
中村保治議員) ページのほうは8ページになります。 月次支援金等受給者応援金4,000万円の事業内容についてお伺いします。
◎
桐藤英樹市民部長 月次支援金等受給者応援金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている中小法人、個人事業者等のうち大阪府から飲食店等へ支給されています営業時間短縮等協力金を受給しておられない事業者を対象として、応援金を支給するものです。 事業の対象としましては、月間売上げが前年または前々年の50%以上減少し国から月次支援金を受け取っている事業者と、そして、新型コロナウイルス感染症の影響を乗り越えるためポストコロナ社会を見据えた前向きな投資を行いますことで、国から特別枠としてものづくり
補助金、持続化
補助金及びIT導入
補助金の交付を受けた事業所等を対象といたしました。 応援金の額は、中小法人等が20万円、個人事業者等が10万円をそれぞれ1回限り支給する予定でございます。 事業期間は
令和3年12月初旬から申請の受付を開始し、3月下旬頃まで受け付ける予定としております。 以上です。
◆11番(
中村保治議員) ありがとうございます。 月次支援金は50%以上収入減少が条件となっていまして、50%を下回る、例えば40%程度の場合、収入減となる事業者さんからも経営困難との、こういうお声を頂戴しております。そのような事業者を対象とすることについて検討されなかったのかお伺いをいたします。
◎
桐藤英樹市民部長 収入減少割合の設定については様々なご意見をお聞きしておりまして、今回は市で新たに条件設定することは困難と判断しまして、月次支援金等の受給を要件としたものでございます。 今後の事業者支援の実施に当たりましては、できる限り情報収集に努めながら実施をしてまいりたいと考えております。 以上です。
◆11番(
中村保治議員) どうかその点よろしくお願いします。 次に、この月次支援金等申請サポート事業の相談体制、どのような形なのかお伺いをいたします。
◎
桐藤英樹市民部長 応援金の支給に係ります審査手続を簡素化し迅速に支給するために、支給要件を国の月次支援金等の交付を受けているということといたしました。 しかしながら、国の月次支援金等の申請手続は複雑と聞いておりますことから、条件に該当するにもかかわらず申請されておられない事業者等をサポートするため、委託によりまして、
令和3年12月から
令和4年3月頃まで税理士等の有資格者1名を週3回程度配置しまして、月次支援金や持続化
補助金、IT導入
補助金等、国への申請手続を支援してまいるものでございます。 以上です。
◆11番(
中村保治議員) ありがとうございます。
コロナ禍において事業者が受けたダメージは非常に大きいと思います。様々な支援を受けるに当たり、丁寧な相談対応を求める意見も多くいただいておりますが、より事業者に寄り添ったサポート体制とし、応援金の交付割合を上げるために市の担当課に相談窓口を設けるなどの対応も必要ではないかと、このように考える次第でございますけれども、この点もお伺いをいたします。
◎
桐藤英樹市民部長 申請手続におきましては、企業会計や経理に関する専門知識が必要となりますことから委託のほうが必要と考えておりますけれども、受託者とも十分に連携の上、情報共有を図りまして、必要に応じて指導等も行いながら丁寧な対応を徹底してまいりたいと考えております。 以上です。
◆11番(
中村保治議員) ありがとうございます。 国や市から事業者への新型コロナウイルス感染症に対する支援は、確実に漏れなくお受けいただく必要があると考えております。そのためには、特に高齢者が個人で経営されているような店舗などに対して分かりやすい説明が必要と考えております。新型コロナで大きな影響を受けられた事業者の立場に立った対応をよろしくお願いしたいと思います。 また、様々な声に対応しきめ細やかな事業支援の実施が可能となるようにアンケートの実施や、実際に現場に訪問していただきながら事業者の声を酌み取るような、そういうご努力を行政としてもしっかり応援していただいて、今のこの大事な時期を本当に市民の皆様に喜んでいただけるような取組をお願いしたいと思います。 以上でございます。
○
山下亜緯子議長 他にありませんか。
◆4番(
山口由華議員) 今回の
追加議案は、ちょっと調べたんですけれども、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の事業者支援分で8月20日に事務連絡として、内閣府地方創生推進室が各担当に、これから以降ですよね、きっと、下しておられるんだと思うんで、この
柏原市においても来たんだと思うんです。そこからの事業制度設計が始まったんだと思うんですけれども、なぜ今回、
追加議案になったのかなというところで、新型コロナワクチンに関しては、国のほうでもワクチンの量的なもので確保というのが今も難しいというところで、いろいろと問題があったかと思うんですが、それで、この今の時期になっているのかなと思うんですけれども、この商工業振興費に至っては、これを見ていますと8月20日、それ以降に通知があって、いろいろ実施計画を出しなさいとか、提出期限は何日です、何日ですというふうに書かれております。 その中で、事業者支援分の追加交付金というのがあって、その予算額は3,000億円、
市町村においては1,000億円あるんです。そのうちのうちとしては5,000万円ということで、対象事業は、新型コロナウイルス感染症により経済活動に影響を受ける事業者への支援、感染症防止強化策、見回り支援、そういったことで使いなさいよということで下りてきたというふうに理解しておるんですけれども、どうしてこの本会議の初日に間に合わなかったのか、その理由についてお伺いいたします。
◎
桐藤英樹市民部長 今回の地方創生臨時交付金に関する事務連絡のほう、先ほど通知日が8月20日ということでありますけれども、大阪府から本市に送付されましたのは
令和3年8月23日となっておりまして、事業メニュー等の決定に当たりまして、効果的に交付金のほう配分できますよう事業者の実態を把握することとしまして、9月の上旬、中旬の2回にわたりまして金融機関のほうへ情報収集を行いまして、また、その後9月30日まで実施しておりました地域活き活き商品券の換金時におきまして事業者のほうから聞き取り調査、これを踏まえまして事業メニューのほうを決定してまいりました。 その後、事業費の詳細な積算作業等によりまして補正予算案を作成してまいりましたことから、議会の
日程上、10月の当初までに提出の必要がありました当初
議案には間に合いませず今回の
追加議案での提案となったものでございます。 以上です。
◆4番(
山口由華議員) 分かりました。 事業者への聞き取り調査、ヒアリング調査をされたということでありますけれども、今回は商品券の事業の換金のときに合わせて調査されたということでありますけれども、本来リサーチというのは何かの機会でやるものではなくて、こちら側から能動的に行うものです。なので、今回の新型コロナのような緊急時であればなおさらです。また、今回の場合、換金に来られない方、おられると思うんです。商品券を利用されていない事業者さん、そちらに至っては聞き取り調査はどうなっているのかなというふうに思うわけです。声は拾えているのかなと思うんです。 この
議案自体は、申請すれば直接給付されるものでありますので、新型コロナで疲弊されている事業者さん、特に月次支援金を受けておられるということでしたら売上半減されているわけですよね。だからもう支援としてはすごく意味もあると思います。それでもちょっと準備不足感というのは否めないなというふうに考えておるわけです。 この通知が来たとき、8月23日とおっしゃられましたけれども、商品券事業が8月31日までちょうど実施されておったんでタイトなスケジュールであったのは否めませんけれども、ヒアリング調査とか、事業者支援の検討と、そういったことはもう少し日頃から準備ができていたらなと、この上程期限に間に合っていたんじゃないんかな、そして、今議会の初日に上程
議案として上がってきて
所管委員会でしっかりと議論されたのかなと思うわけであります。
追加議案でありますから本日審議しているわけです。 先ほども申し上げましたとおりに反対するものではありません。けれども、その
議案の上程に対する議会に携わる者としてちょっと疑問に思ったので、質疑させていただきました。 また、今後同様のこういった緊急時の救済事業に伴う調査だったり計画というのは、特に迅速に、そして効果的に進めていただきますように要望しておきます。よろしくお願いします。
○
山下亜緯子議長 他にありませんか。
◆10番(
田中秀昭議員) 同じく8ページの商工業振興事業について、重なる部分もありますけれども質疑をさせていただきます。 私も本会議で質問もさせていただいておりますけれども、その中の答弁で、事業決定に当たりこの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付要件を踏まえ、より有効な事業者支援を実施するために広く情報収集の上、制度設計に取り組むという答弁をいただいておりますけれども、どのような情報収集を行われたのか、お聞きいたします。
◎
桐藤英樹市民部長 事業メニュー等の決定に当たりまして、今回の地方創生臨時交付金が緊急事態宣言等によりまして影響を受けた事業者への直接支援を対象事業としていますことから、効果的に交付金を配分できるように事業者の実態把握のための情報収集を行いました。 先ほども申しましたが、9月上旬、中旬の2回にわたり市内事業者から融資関連の相談を受けている金融機関へ、本市の事業者の経営状況等について担当課が情報収集を訪問して行うとともに、9月30日まで実施しておりました地域活き活き商品券の換金時において事業者から聞き取り調査を実施して、その内容を踏まえて事業メニューのほうを決定してまいりました。 以上です。
◆10番(
田中秀昭議員) 事業メニュー決定、今の説明で理由は分かりました。 今回の事業におきまして、要は月次支援金を頂いている方を対象とするということなんで、月次支援金を頂いていない方は頂けないということなんですが、この月次支援金の申請期間はいつまでの分まで可能なんでしょうか。その確認をいたします。
◎
桐藤英樹市民部長 現在のところ、
大阪府下の事業者への月次支援金の支給は本年の10月分までとなっておりまして、申請期間のほうは
令和4年1月7日までということで国のホームページに記載されております。 以上です。
◆10番(
田中秀昭議員) 10月分が来年の1月7日までということですが、9月分は今月11月30日まで可能であるということで、私は理解しているんですけれども、その方々のサポートも、この月次支援金を頂けなければこの応援金を頂けないということだと思うんで、その辺のサポートもよろしくお願いいたします。 あと1点確認をさせていただきますが、今回の事業の財源に柏市の一般財源が計上されておりますけれども、その理由についてお聞きいたします。
◎
桐藤英樹市民部長 今回提案させていただいている事業は、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当しておりますが、国のほうから上限が示されておりますことから、事業費に対しまして不足が生じております分と月次支援金等申請サポート事業委託料230万円につきましては交付対象外となりましたことから、一般財源を計上させていただくものでございます。 以上です。
◆10番(
田中秀昭議員) ありがとうございます。 不足分と、そしてサポート事業委託料230万円については市の持ち出しであるということで、この財源の計上理由については理解をいたします。 この応援金を活用してしっかりと事業者支援を行っていただきたいと思います。早急な担当課の対応をお願いいたします。了解いたしました。 以上です。
○
山下亜緯子議長 他にありませんか。--ないようですので、これにて質疑を終結します。 本件については、
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○
山下亜緯子議長 ご異議なしと認めます。よって本件は
委員会付託を省略することに決しました。 これより本件について討論に入ります。討論ありませんか。
--討論なしと認めます。よってこれにて討論を終結します。 直ちに採決します。 お諮りします。
議案第64号
令和3年度
柏原市
一般会計補正予算(第7号)は、原案どおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○
山下亜緯子議長 ご異議なしと認めます。よって
議案第64号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○
山下亜緯子議長 次に、
日程第14、
意見書案第1号
コロナ禍による厳しい
財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める
意見書を議題といたします。 辰巳
議会事務局長から案文の朗読をさせます。 〔
辰巳伸一 議会事務局長 登壇〕
◎
辰巳伸一議会事務局長 お手元に配付しております
意見書案をご覧ください。
意見書案第1号
コロナ禍による厳しい
財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める
意見書 上記
議案を
柏原市議会会議規則第13条の規定により提出する。
令和3年11月5日
柏原市議会議長
山下亜緯子様
提出者 柏原市議会
議員 乾 一 賛成者は議長及び
提出者を除く全
議員の14名でございます。 それでは、
意見書案を朗読いたします。
コロナ禍による厳しい
財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める
意見書(案) 新型コロナウイルス感染症のまん延により、地域経済にも大きな影響が及び、地方財政は、引き続き極めて厳しい状況に直面している。 地方自治体では、
コロナ禍への対応はもとより、地域の防災・減災、雇用の確保、地球温暖化対策などの喫緊の課題への対応に迫られているほか、医療、介護、子育てをはじめとした社会保障関係経費や、公共施設等の総合的かつ計画的な管理に関する経費など、将来に向け増嵩する財政需要に見合う財源が必要であり、その財源確保のため、地方税制の充実確保が強く望まれる。 よって、国においては、
令和4年度地方財政対策の策定及び地方税制改正に向け、下記事項を実現されるよう、強く要望する。 記 1
令和4年度以降3年間の地方一般財源総額については、「経済財政運営と改革の基本方針2021」において、
令和3年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとされているが、急速な
高齢化に伴い社会保障関係経費が毎年度増大している現状を踏まえ、他の地方歳出に不合理なしわ寄せがなされないよう、十分な総額を確保すること。 2 固定資産税は、
市町村財政を支える重要な基幹税であり、安定的な確保が必要であることから、制度の根幹に影響する見直しは行わないこと。また、生産性革命の推進や新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急経済対策などについては、本来は国の責任において国税や国庫
補助金などで措置されるべきものであり、現在実施されている固定資産税の軽減措置の延長については、その効果等を十分に検証した上で適切な措置をとること。 また、土地の固定資産税の
令和3年度課税標準額を
令和2年度と同額に据え置く負担調整措置については、国費による補填が伴わない措置であり、延長については慎重に検討すること。 3
令和3年度税制改正で講じられた自動車税・軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減の適用期限延長については、地方の減収額全額を国庫で補填する特例措置とされたが、税のあり方に影響を及ぼしかねない臨時的軽減の繰り返しは、地方の理解が十分に得られるように慎重に検討すること。 4 脱炭素社会の実現には、国と地方が一体となって取り組んでいく必要があり、その財源として炭素に係る税を創出又は拡充する場合は、地方に対してその役割に見合った税源配分を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
令和3年11月5日 大阪府
柏原市議会 以上でございます。
○
山下亜緯子議長 朗読は終わりました。 お諮りします。本
意見書案につきましては所定の手続を終えておりますので、質疑、
委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○
山下亜緯子議長 ご異議なしと認めます。よって本件は質疑、
委員会付託及び討論を省略することに決しました。 直ちに採決します。 お諮りします。
意見書案第1号
コロナ禍による厳しい
財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める
意見書については、原案どおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○
山下亜緯子議長 ご異議なしと認めます。よって
意見書案第1号は原案どおり可決されました。-----------------------------------
○
山下亜緯子議長 以上で、本日の
議事日程は全て終了しました。 本
定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。-----------------------------------
○
山下亜緯子議長 定例会閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。 去る10月11日に開会いたしました本
定例会も、皆様のご協力の下で26日間の会期を終え、本日、無事閉会の運びとなりました。 今
定例会においても、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を取った中での会議運営となりましたが、皆様のご理解とご協力により円滑に運営できましたことに対し、御礼を申し上げます。また、
議員各位には提案されました各案件につきまして、終始熱心にご審議賜り、心から御礼を申し上げます。 さて、秋も日ごとに深まり肌寒さを感じるようになってまいりました。新型コロナウイルス感染症の感染者数が減少し緊急事態宣言が解除されましたが、第6波による感染拡大が危惧されるなど依然として予断を許さない状況であります。また今後は、インフルエンザ等の感染症の流行も懸念されますことから、皆様におかれましてはくれぐれもご自愛いただきますようお願いを申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 それでは、冨宅市長から挨拶を受けます。 〔
冨宅正浩 市長 登壇〕
◎
冨宅正浩市長
令和3年第3回
定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 去る10月11日に開会いたしました本
定例会も長期間にわたりましてご審議をいただき、原案どおり可決、
認定賜り、厚く御礼申し上げます。 新型コロナウイルスへの対応につきまして、現在のところ緊急事態宣言は解除されているものの第6波を懸念する声もあり、本日の
追加議案にもございましたように3回目のワクチン接種の準備も確実に進めてまいりたいと考えております。 府下でもトップレベルを誇っております本市の接種率、これをさらに高めるべく、感染予防対策を徹底させてまいりますので、
議員の皆様におかれましても引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。今回も本当にありがとうございました。
○
山下亜緯子議長 これにて、
令和3年第3回
柏原市議会
定例会を閉会します。
△閉会 午前11時5分----------------------------------- 地方自治法第123条第2項によりここに署名する。
柏原市議会議長
山下亜緯子 柏原市議会副議長 新屋広子
柏原市議会
議員 榊田和之
柏原市議会
議員 奥山 渉...