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06月27日-04号

  • "脇田直行"(/)
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  1. 柏原市議会 2019-06-27
    06月27日-04号


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    令和 元年  6月 定例会(第1回)                目次◇開議 午前10時0分 日程第1 議会運営委員会委員長報告寺田悦久)………………………………… 146 日程第2~日程第11 一括上程委員長報告)     *総務産業委員会委員長報告奥山 渉)………………………………… 146     *厚生文教委員会委員長報告大坪教孝)………………………………… 147 採決   報告第5号(専決第5号) 報告第7号(専決第7号) (承認)… 148      議案第30号 議案第31号 議案第32号 議案第33号 議案第34号 議案第35号 (原案可決)…………………………………………………………………………… 148      議案第36号 議案第37号 (原案可決)………………………………… 148 日程第12~日程第14 一括上程議案説明)     *健康福祉部長福祉事務所長石橋敬三) 議案第38号 議案第39号………………………………………………………………………………………………………… 148     *財務部長福井 浩) 議案第40号……………………………………… 149      議案に対する質疑新屋広子)…………………………………………… 150      議案に対する質疑山本修広)…………………………………………… 151 採決   議案第38号 議案第39号 (原案可決)………………………………… 153      議案第40号 (原案可決)………………………………………………… 153 閉会挨拶議長 乾  一)…………………………………………………………… 153 閉会挨拶市長 冨宅正浩)…………………………………………………………… 153◇閉会 午前10時39分◯令和元年第1回柏原市議会定例会会議録(第4号)-----------------------------------◯令和元年6月27日午前10時0分より柏原市議会議事堂において再開-----------------------------------◯議事日程 日程第1       議会運営委員会委員長報告 日程第2 報告第5号 専決処分報告について            「専決第5号 柏原市税条例等の一部改正について」 日程第3 報告第7号 専決処分報告について            「専決第7号 令和年度柏原国民健康保険事業特別会計事業勘定補正予算(第1号)」 日程第4 議案第30号 柏原市税条例等の一部改正について 日程第5 議案第31号 柏原市災害弔慰金支給等に関する条例の一部改正について 日程第6 議案第32号 柏原市介護保険条例の一部改正について 日程第7 議案第33号 柏原市消費生活センター条例の一部改正について 日程第8 議案第34号 柏原市自転車駐車場条例の一部改正について 日程第9 議案第35号 柏原市立サンヒルスポーツセンター条例の一部改正について 日程第10 議案第36号 令和年度柏原一般会計補正予算(第2号) 日程第11 議案第37号 令和年度柏原介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第12 議案第38号 柏原市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業所保育料に関する条例の一部改正について 日程第13 議案第39号 柏原市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準を定める条例の一部改正について 日程第14 議案第40号 令和年度柏原一般会計補正予算(第3号)-----------------------------------◯出席議員(14名)              1番    峯 弘之議員              2番    梅原壽恵議員              3番    大木留美議員              4番    山本修広議員              5番    鶴田将良議員              6番    山口由華議員              7番    田中秀昭議員              8番    山下亜緯子議員              9番    新屋広子議員             10番    中村保治議員             13番    奥山 渉議員             14番    大坪教孝議員             15番    寺田悦久議員             16番    乾  一議員-----------------------------------◯欠席議員(2名)             11番    橋本満夫議員             12番    岸野友美子議員-----------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名            市長        冨宅正浩            副市長       松井久尚            教育長       新子寿一 政策推進部      部長        市川信行            総合政策監     山口智弘            危機管理監     渡辺敏弘 総務部        部長        脇田直行            理事次長     瀬田友之            総務課長      具志堅将史 財務部        部長        福井 浩 市民部        部長        西戸浩詞            次長        森口秀樹 健康福祉部      部長福祉事務所長 石橋敬三            こども育成課長   石橋智成 都市デザイン部    次長都市政策課長 多田克己 会計管理室      会計管理者会計管理室長                      小林由幸 上下水道部      部長        辰巳伸一 市立柏原病院     病院事業管理者   石川哲郎            病院事務局長    中川拓也 教育部        部長        福島 潔            教育監       岡本泰典 選挙管理委員会監査委員公平委員会農業委員会事務局            局長        安田善昭-----------------------------------◯事務局出席職員    事務局長      前川留彦            次長        松田佳世            参事        北井潤一            参事        畑中一章~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △再開 午前10時0分 ○乾一議長 おはようございます。 ただいまの出席議員14名、定足数に達しております。よってこれより本会議を再開します。 日程に入る前に、11番橋本満夫議員及び12番岸野友美子議員から、体調不良のため本日の本会議について欠席の届けがありましたので報告いたします。 △開議 ○乾一議長 それでは、直ちに本日の日程に入ります。 日程第1、議会運営委員会委員長報告議題とします。寺田悦久議会運営委員会委員長報告願います。     〔15番 寺田悦久議員 登壇〕 ◆15番(寺田悦久議員) おはようございます。議会運営委員会寺田悦久でございます。 ただいまから、本定例会再開後の運営につきましてご報告を申し上げます。 まず、本日の議事日程といたしましては、お手元の議事日程表のとおり14件でございます。 まず初めに、委員会付託になっておりました10案件につきましては、既に各委員会審査を終えておりますので、委員会開催順に各委員長から報告を受けます。その後、採決を行います。 採決の方法といたしましては、まず報告第5号、報告第7号の2件を一括して簡易採決により採決します。 次に、議案第30号から議案第35号までの条例案件6件を一括して簡易採決により採決します。 最後に、議案第36号及び議案第37号の補正予算案件2件を一括して簡易採決により採決します。 次に、追加議案が3件提出されております。この3件を一括して上程し、担当者から提案理由説明を受け、質疑の後、委員会付託、討論を省略し、簡易採決により採決を行います。 なお、本会議運営につきましては、適宜議長の判断で変更されることもございますので、よろしくお願いを申し上げます。 以上が本日の議事日程について当委員会で協議決定した内容でございます。議員各位におかれましては、よろしくご理解をいただき、円滑なる議会運営ができますことをお願い申し上げまして、報告を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○乾一議長 ただいまの委員長報告どおり本日の会議を進めますので、よろしくご協力をお願いします。----------------------------------- ○乾一議長 次に、日程第2から日程第11までの10件を一括して議題とします。 ただいま一括して議題としました10件につきましては、既に所管の委員会において審査が終了しておりますので、各委員長報告を受けます。 最初に、奥山渉総務産業委員会委員長報告願います。     〔13番 奥山 渉議員 登壇〕 ◆13番(奥山渉議員) 皆さん、おはようございます。総務産業委員会奥山渉でございます。 ただいまから、総務産業委員会に付託されました議案審査結果につきましてご報告申し上げます。 審査は初めに、報告第5号 専決処分報告について「専決第5号 柏原市税条例等の一部改正について」から審査をいたしました。本件につきましては、質疑なく、採決の結果、承認することに決しました。 次に、議案第30号 柏原市税条例等の一部改正についてを審査いたしました。本件につきましては、質疑なく、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第33号 柏原市消費生活センター条例の一部改正についてを審査いたしました。本件につきましては、委員から質疑、要望がありました後、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第34号 柏原市自転車駐車場条例の一部改正についてを審査いたしました。本件につきましては、質疑なく、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第36号、令和年度柏原一般会計補正予算(第2号)のうち、当委員会所管事項審査いたしました。本件につきましては、各委員から質疑、要望がありました後、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 以上が当委員会に付託されました議案審査結果であります。 なお、委員各位の詳細な質疑内容につきましては、後日配付いたします委員会会議録のご参照をお願い申し上げまして、報告を終わらせていただきます。 ○乾一議長 ただいまの委員長報告に対し、質疑ありませんか。--別にないようです。よってこれにて質疑を終結します。 次に、大坪教孝厚生文教委員会委員長報告願います。     〔14番 大坪教孝議員 登壇〕 ◆14番(大坪教孝議員) おはようございます。厚生文教委員会大坪教孝でございます。 ただいまから、厚生文教委員会に付託されました議案審査結果につきましてご報告申し上げます。 審査は、初めに報告第7号 専決処分報告について「専決第7号 令和年度柏原国民健康保険事業特別会計事業勘定補正予算(第1号)」から審査をいたしました。本件につきましては、各委員から質疑、要望がありました後、採決の結果、承認することに決しました。 次に、議案第31号 柏原市災害弔慰金支給等に関する条例の一部改正についてを審査いたしました。本件につきましては、委員から質疑がありました後、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第32号 柏原市介護保険条例の一部改正についてを審査いたしました。本件につきましては、委員から質疑がありました後、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第35号 柏原市立サンヒルスポーツセンター条例の一部改正についてを審査いたしました。本件につきましては、委員から質疑がありました後、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第36号 令和年度柏原一般会計補正予算(第2号)のうち、当委員会所管事項審査いたしました。本件につきましては、委員から質疑がありました後、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 最後に、議案第37号 令和年度柏原介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を審査いたしました。本件につきましては、質疑なく、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 以上が当委員会に付託されました議案審査結果であります。 なお、委員各位の詳細な質疑内容につきましては、後日配付いたします委員会会議録のご参照をお願い申し上げまして、ご報告を終わらせていただきます。 ○乾一議長 ただいまの委員長報告に対し、質疑ありませんか。--別にないようです。よってこれにて質疑を終結します。 以上で各委員長報告及びそれに対する質疑は終わりました。 次に、ただいま上程しております10件を一括して討論に入ります。討論ありませんか。--別にないようです。よってこれにて討論を終結します。 直ちに採決します。 お諮りします。報告第5号及び報告第7号の専決処分報告についての各委員長報告はいずれも承認であります。よって本2件につきましては各委員長報告どおり承認することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって報告第5号及び報告第7号は承認されました。 続いてお諮りします。議案第30号 柏原市税条例等の一部改正について、議案第31号 柏原市災害弔慰金支給等に関する条例の一部改正について、議案第32号 柏原市介護保険条例の一部改正について、議案第33号 柏原市消費生活センター条例の一部改正について、議案第34号 柏原市自転車駐車場条例の一部改正について及び議案第35号 柏原市立サンヒルスポーツセンター条例の一部改正についての各委員長報告はいずれも原案可決であります。よって本6件につきましては各委員長報告どおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって議案第30号から議案第35号までの6件はいずれも原案どおり可決されました。 次にお諮りします。議案第36号 令和年度柏原一般会計補正予算(第2号)及び議案第37号 令和年度柏原介護保険事業特別会計補正予算(第1号)の各委員長報告はいずれも原案可決であります。よって本2件につきましては各委員長報告どおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって議案第36号及び議案第37号はいずれも原案どおり可決されました。----------------------------------- ○乾一議長 次に、日程第12、議案第38号 柏原市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業所保育料に関する条例の一部改正についてから日程第14、議案第40号 令和年度柏原一般会計補正予算(第3号)までの3件を一括して議題とします。 議案の朗読を省略して直ちに説明を求めます。     〔石橋敬三 健康福祉部長 登壇〕 ◎石橋敬三健康福祉部長 おはようございます。私からは、議案第38号と議案第39号につきまして順次ご説明いたします。 追加議案書の1ページをお開き願います。 議案第38号 柏原市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業所保育料に関する条例の一部改正についてご説明いたします。 改正条例文は次の2ページから7ページにかけてでございますが、説明内容のご確認は別紙でお配りしております議案第38号の資料をご参照いただきたいので、どうぞお手元にご用意お願いいたします。こちらの資料でございます。 まず、今回の改正は、国の幼児教育保育無償化制度実施に伴うものでございますが、国が示します施行期日令和元年10月1日からの施行をするためには、本定例会条例改正の議決を受ける必要があるものの、国において今回改正された政令の公布が令和元年5月31日となりましたことから、この政令に基づいて本条例改正案を策定いたしました。この関係でこのたび追加議案となったものでございます。ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 さて、この国の無償化制度の概要は、資料上段の表にまとめておりますが、幼稚園保育所認定こども園等保育料について、3歳から5歳の全ての子ども、そしてゼロ歳から2歳のうち住民税非課税世帯子ども対象無償化され、さらに保育必要性がある子ども認可保育所等を利用できず認可外保育施設等を利用する場合も、この無償化対象とされるものでございます。 そして、このたび無償化制度実施のため、子ども子育て支援法及びその施行令改正されたことに伴いまして、当該法及び政令に基づき本市条例で規定をしております本市幼稚園保育所等保育料について無償化制度を適用するため、今回、所要の改正を図るものでございます。 主な改正内容は、下段の表にまとめておりますが、まずこれまで幼稚園保育所等で、施設の種類で分けた形で保育料額を規定していたものを、今後は3歳以上の児童と3歳未満の児童保育料というふうに、児童の年齢で保育料を規定するように分け方を変更いたします。その上で3歳以上の児童保育料を定める規定において、幼稚園等に通う児童及び保育所等に通う3歳から5歳児の保育料につきまして、その額をゼロ円といたします。 なお、幼稚園等に通う児童の場合、満3歳児もこの対象に含まれることとなっております。そして、これにあわせて、具体的な保育料額を個別に定めております幼稚園等に係る別表、また保育所等の3歳、4歳、5歳、それぞれに対応した別表は全て削除いたします。 次に、3歳未満の児童、この場合、保育所等に通う児童でございますが、こちらの保育料につきましては市町村民税非課税世帯無償とするため、具体的な保育料額を定める別表中の当該階層徴収金額を現行の900円からゼロ円に改めます。 改正施行期日は、冒頭申し上げましたとおり令和元年10月1日としております。 議案第38号のご説明は以上でございます。 次に、追加議案書の8ページをお開き願います。 議案第39号 柏原市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準を定める条例の一部改正についてご説明いたします。 改正条例文は次の9ページでございますので、ご参照ください。 本条例は、本市における特定教育保育施設及び特定地域型保育事業、いわゆる幼稚園保育所小規模保育施設等でございますが、これらの運営基準について同運営基準を定める内閣府令に基づきまして、本市が規定をしております条例でございます。 このたび国の無償化制度により、保育必要性がある子ども認可保育所等を利用できず認可外保育施設等を利用する場合も無償化対象とすることになったことから、特定子ども子育て支援施設、いわゆる認可外保育施設等につきましても新たに運営基準を設ける必要が生じましたため、当該令改正され、その題名も「特定子ども子育て支援施設等」が追加される形で変更されました。 このため本市条例において、当該令の題名を引用している箇所を改正するものでございます。 施行期日は、令和元年10月1日としております。 私からのご説明は以上でございます。ご審議どうぞよろしくお願い申し上げます。     〔福井 浩 財務部長 登壇〕 ◎福井浩財務部長 私からは、議案第40号について説明いたします。 追加議案書の10ページをお開き願います。 議案第40号は、令和年度柏原一般会計補正予算(第3号)でございます。 第1条では、歳入歳出予算の総額に1,258万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を272億3,730万円とするものでございます。 それでは、18ページをお開き願います。 歳出から説明をさせていただきます。 目2児童保育費855万5,000円は、幼児教育保育無償化制度実施に伴い認定こども園等保育料が減収となることから、減収分を補填するため、給付費を増額するものでございます。 なお、この給付費増額分については、費用の2分の1を国が負担することとなっております。 次のページをお開き願います。 目2商工業振興費402万7,000円は、マイナンバーカードを活用した消費活性化対策として、令和2年7月から実施が予定されております自治体ポイント取り組みに係る費用を計上するものでございます。 なお、この事業はその費用の全額を国からの補助金を財源として実施するものでございます。 以上で歳出説明を終わらせていただきます。 少し戻っていただきまして14ページをお開き願います。 歳入の補正でございます。 目1子ども子育て支援臨時交付金2,974万5,000円は、幼児教育保育無償化による地方の保育料減収分に関し、今年度については全額国費負担となることから、その財政措置として国から交付される臨時の交付金を計上したものでございます。 次のページをお開き願います。 目1民生費負担金マイナス3,425万1,000円と次のページの目2民生使用料マイナス2,781万1,000円及び目7教育使用料マイナス398万7,000円は、いずれも幼児教育保育無償化に伴い、当初予算に計上していた10月以降の保育料を減額するものでございます。 次のページをお開き願います。 目1民生費国庫負担金4,485万9,000円は、幼児教育保育無償化により、これまで保育料として徴収すべきであった額の2分の1が国の負担となるため、国庫負担金を増額するものでございます。 下段の目7商工費国庫補助金402万7,000円は、歳出予算説明いたしました個人番号カード利用環境整備事業に対する国庫補助金を計上するものでございます。 私からの説明は以上でございます。よろしくご審議の上、ご決定いただきますようお願いいたします。 ○乾一議長 以上で説明は終わりました。これより本3件について質疑に入ります。質疑ありませんか。 ◆9番(新屋広子議員) 議案第38号でお聞きしたいと思います。 今回、国の無償化制度が始まるということで、今回の議案提出なんですけれども、柏原市におきましては先行して5歳児の無償化に取り組んでこられました。改めて、先行して実施したその経緯と効果についてお伺いいたします。
    石橋敬三健康福祉部長 本市では、子育て世帯経済的負担を軽減し、子どもがひとしく幼児教育保育を受けることができる環境を整え、円滑に小学校教育につないでいくことを目的といたしまして、平成30年9月から5歳児を対象幼児教育無償化実施してきました。 これは、特に小学就学を控えた5歳児は社会の一員として生きていくための基礎を学ぶ重要な時期であり、時期にこそ、子どもたちが家庭の経済的事情等にかかわらず、質の高い幼児教育を受けられる環境づくりが必要と考え、本市が国の制度実施に先駆けて実施したものでございます。 その効果につきましては、本市独自の経済的負担軽減策によりまして、子育て世帯支援に適用できたことから、幼稚園保育所などの現場を初め、各方面から喜びや好感を持った声が種々寄せられており、今回、子育てしやすい環境づくりを目指す本市の取り組みの一端を実感していただけたものというふうに考えております。 ◆9番(新屋広子議員) ありがとうございます。効果は非常に大きいということで理解をいたしました。 今回の無償化に伴いまして、今年度、市の負担はどうなっていくのかお尋ねいたします。 ◎石橋敬三健康福祉部長 無償化による民間保育園等に係る保育料減額分及び認定こども園や小規模保育施設への給付の増額分は、法令上、国が2分の1、都道府県4分の1、市町村4分の1の割合で負担し、また公立の幼稚園保育所保育料収入の減額分については、国からの交付税算入はあるものの予算上、市町村が全額を負担することとなります。 ただし、制度導入初年度であります今年度に限っては、地方負担分を全て国が負担をするため、これら無償化に対する市の負担増はございません。 以上です。 ◆9番(新屋広子議員) ありがとうございます。今年度は市の負担はふえないということで理解しました。 では、次年度以降はどのようになるのかお尋ねします。 ◎石橋敬三健康福祉部長 次年度以降の無償化に伴う財源につきましては、地方消費税と交付税によって配分される仕組みとなっておりますので、先ほど申し上げた法令に基づく市町村分としての4分の1負担、また、公立分についてはその全額を本市で負担するということになります。 以上です。 ◆9番(新屋広子議員) ありがとうございます。 消費税率が8%から10%になったときのこの2%の引き上げ分の国と地方の配分額は、国に3.8兆円から3.9兆円程度、地方へは1.7兆円から1.8兆円程度と聞いております。このうち合わせた5兆円強の引き上げ分のうち平成29年12月にこの使い道を変更されまして、人づくり革命ということで、今回の幼児教育無償化とか、高等教育無償化保育の受け皿前倒し整備、保育士、介護士の処遇改善等に約1.7兆円程度を充てるというふうに聞いております。 今回の幼児教育無償化にかかわる来年度以降の地方負担については、先ほどご答弁にありました地方消費税と地方交付税によって配分されるということなんですけれども、しっかり今後その辺は見ていく必要があるのかなというふうに思います。 市民にとっては大変ありがたいことで、既に前倒しの対象となっておられます5歳児のいる家庭からはやはり喜びの声も聞いておりますので、保育人材の確保であったり、処遇改善にも今後努めていただきながら、安心・安全な環境を提供して、本当に教育文化都市柏原にふさわしく、さらに子育てしやすい取り組みをよろしくお願いいたします。 この議案第38号については了解いたしました。ありがとうございます。 ○乾一議長 他に質疑ありませんか。 ◆4番(山本修広議員) 同じく議案第38号で質問させていただきます。 まず、ゼロ歳から2歳児については非課税世帯に限り保育料無償ということですが、従来どおりの非課税世帯以外の利用者の保育料に変更はございますか。お伺いいたします。 ◎石橋敬三健康福祉部長 今回の改正は、国の無償化制度に合致させて行うものでございますので、非課税世帯以外の利用者の保育料に変更はございません。 ◆4番(山本修広議員) 今まで通常どおりかかっている料金がかかるという理解で。 それと保育料無償化に伴い、新たに副食費を徴収されるということですが、具体的な金額は決まっておりますでしょうか。お伺いいたします。 ◎石橋敬三健康福祉部長 これまで保育料に含まれていた副食費につきましては、今回の無償化制度実施に伴い、分離され、施設が利用者から直接徴収することになります。 具体的な金額につきましては、国が示す目安の額は4,500円程度となっておりますが、原則的には実際の給食の提供に要した材料の費用を勘案して、それぞれの施設設置者が定めることとなっております。 本市といたしましては、国が示す目安額や近隣市の状況も踏まえまして、検討し設定してまいりたいというふうに考えております。 なお、この副食費の徴収により利用者の負担保育料無償にもかかわらず、逆に従来以上にふえることのないよう、一定の所得額に満たない世帯は副食費の支払いが免除されるというふうになってございます。 以上です。 ◆4番(山本修広議員) 理解しました。月4,500円程度ということで、今の現状の小学校とか中学校とかの給食費的な考え方になるような意味合いかなと思います。副食費に関しては理解できました。 無償化に伴って、それと新たに創設された子ども子育て支援法の就園奨励費補助金から、新たな施設等利用給付へ移行するということですが、この施設等利用給付とはどういうものでしょうか。お伺いいたします。 ◎石橋敬三健康福祉部長 この給付は、幼稚園認可保育所等以外の施設を利用した場合、一定の条件等で無償化対象とするための新たな給付制度でございます。 先ほどごらんいただいた資料、こちらの資料ですが、この資料でいいますと、上段の表のうち国の無償化制度概要の②の欄にございますとおり大きく2種類ございます。 一つは、保育必要性がある子どもが、待機児童等の理由によりまして保育所等を利用できず認可外保育所等を利用した場合の認可保育所等の利用者との公平性の観点から、3から5歳で3万7,000円、ゼロから2歳で4万2,000円を上限に給付を受けることができます。この額は認可保育所等保育料の全国平均額というふうになっております。想定される具体的な給付対象としては、認可外保育所等のほか、ファミリーサポートセンターや病児保育などの利用が該当する場合がございます。 また、もう一つは、先ほどお尋ねの新制度に移行していない幼稚園に通う場合についても、従来の就園奨励費補助金からこの制度に移行いたしまして、所得に関係なく2万5,700円を上限に無償化相当額の給付を受けることができるようになるというものでございます。 ◆4番(山本修広議員) ありがとうございます。理解いたしました。 こういった国の施策ということで、大変ありがたい施策で非常にありがたいんですけれども、柏原市としては5歳児無償化、先行して取り組んできていただいておりました。その分の来年度以降は、先ほどの質問にもありましたけれども、費用負担がある程度あるということで理解はしておりますけれども、やはり先行していたという部分で、ここで市長におかれましては、2歳児にぜひとも何かしらしていただけないかであるとか、幼稚園保育士の待遇改善であるとか、そういったことにも他市に先駆けて何かしら施策を打っていただきますよう、あわせてお願いして質問を終わらせていただきます。 ○乾一議長 他に質疑ございませんか。ありませんか。--ないようですので、これにて質疑を終結します。 本3件については委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって本3件は委員会付託を省略することに決しました。これより本3件について一括して討論に入ります。討論ありませんか。--討論なしと認めます。よってこれにて討論を終結します。 直ちに採決します。 お諮りします。議案第38号 柏原市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業所保育料に関する条例の一部改正について及び議案第39号 柏原市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業運営に関する基準を定める条例の一部改正についての2件については原案どおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって議案第38号及び議案第39号はいずれも原案どおり可決されました。 続いてお諮りします。議案第40号 令和年度柏原一般会計補正予算(第3号)は原案どおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって議案第40号は原案どおり可決されました。----------------------------------- ○乾一議長 以上で本日の議事日程は全て終了しました。 本定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。----------------------------------- ○乾一議長 定例会閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 去る6月3日に開会しました本定例会も、皆様のご協力のもとで25日間の会期を終え、本日無事閉会の運びとなりました。議員各位には、本定例会に提案されました各案件につきまして、終始熱心にご審議賜りましたことに対し心からご礼を申し上げます。 これから夏本番を迎えます。皆様におかれましては、お体には十分ご自愛いただきますようお祈りいたしますとともに、今後も市政発展のためにご尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。 それでは、冨宅市長から挨拶を受けます。     〔冨宅正浩 市長 登壇〕 ◎冨宅正浩市長 令和元年第1回定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、6月3日の開会以来、本会議、また各委員会でのご審議、ご決定を賜り、さらに本日ご提案申し上げました追加議案に対しましてもご決定を賜り、改めて厚く御礼申し上げます。 本会議、各委員会を通じまして議員の皆様方から賜りましたご意見、ご要望を十分参考にしながら市政運営を進めてまいりたいと考えております。 また、昨日ようやく梅雨入りとなりましたが、本日からあすにかけて雨の強まる可能性もありまして、防災情報などを十分注視しながら万全の体制をとってまいりますので、皆様のご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。 本定例会におきましても、ご協力ありがとうございました。 ○乾一議長 これにて、令和元年第1回柏原市議会定例会を閉会いたします。 △閉会 午前10時39分-----------------------------------  地方自治法第123条第2項によりここに署名する。 柏原市会議長  乾  一 柏原市会議員  大木留美 柏原市会議員  大坪教孝...