令和 元年 6月
定例会(第1回) 目次◇
開議 午前10時0分
日程第1
議会運営委員会委員長報告(
寺田悦久)………………………………… 146
日程第2
~日程第11
一括上程(
委員長報告) *
総務産業委員会委員長報告(
奥山 渉)………………………………… 146 *
厚生文教委員会委員長報告(
大坪教孝)………………………………… 147
採決 報告第5号(
専決第5号)
報告第7号(
専決第7号) (承認)… 148
議案第30号
議案第31号
議案第32号
議案第33号
議案第34号
議案第35号 (
原案可決)…………………………………………………………………………… 148
議案第36号
議案第37号 (
原案可決)………………………………… 148
日程第12
~日程第14
一括上程(
議案説明) *
健康福祉部長兼
福祉事務所長(
石橋敬三)
議案第38号
議案第39号………………………………………………………………………………………………………… 148 *
財務部長(
福井 浩)
議案第40号……………………………………… 149
議案に対する
質疑(
新屋広子)…………………………………………… 150
議案に対する
質疑(
山本修広)…………………………………………… 151
採決 議案第38号
議案第39号 (
原案可決)………………………………… 153
議案第40号 (
原案可決)………………………………………………… 153
閉会挨拶(
議長 乾 一)…………………………………………………………… 153
閉会挨拶(
市長 冨宅正浩)…………………………………………………………… 153◇閉会 午前10時39分
◯令和元年第1回
柏原市議会定例会会議録(第4号)
-----------------------------------◯令和元年6月27日午前10時0分より
柏原市議会議事堂において
再開-----------------------------------◯議事日程 日程第1
議会運営委員会委員長報告 日程第2
報告第5号
専決処分報告について 「
専決第5号
柏原市市
税条例等の一部
改正について」
日程第3
報告第7号
専決処分報告について 「
専決第7号
令和元
年度柏原市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
補正予算(第1号)」
日程第4
議案第30号
柏原市市
税条例等の一部
改正について
日程第5
議案第31号
柏原市災害弔慰金の
支給等に関する
条例の一部
改正について
日程第6
議案第32号
柏原市介護保険条例の一部
改正について
日程第7
議案第33号
柏原市消費生活センター条例の一部
改正について
日程第8
議案第34号
柏原市自転車駐車場条例の一部
改正について
日程第9
議案第35号
柏原市立サンヒルスポーツセンター条例の一部
改正について
日程第10
議案第36号
令和元
年度柏原市
一般会計補正予算(第2号)
日程第11
議案第37号
令和元
年度柏原市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
日程第12
議案第38号
柏原市特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業所の
保育料に関する
条例の一部
改正について
日程第13
議案第39号
柏原市特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
運営に関する
基準を定める
条例の一部
改正について
日程第14
議案第40号
令和元
年度柏原市
一般会計補正予算(第3号)
-----------------------------------◯出席議員(14名) 1番 峯
弘之議員 2番
梅原壽恵議員 3番
大木留美議員 4番
山本修広議員 5番
鶴田将良議員 6番
山口由華議員 7番
田中秀昭議員 8番
山下亜緯子議員 9番
新屋広子議員 10番
中村保治議員 13番
奥山 渉議員 14番
大坪教孝議員 15番
寺田悦久議員 16番 乾 一
議員-----------------------------------◯欠席議員(2名) 11番
橋本満夫議員 12番
岸野友美子議員-----------------------------------◯説明のため出席した者の
職氏名 市長 冨宅正浩 副
市長 松井久尚 教育長 新子寿一 政策推進部 部長 市川信行 総合政策監 山口智弘 危機管理監 渡辺敏弘 総務部 部長 脇田直行 理事兼
次長 瀬田友之 総務課長 具志堅将史 財務部 部長 福井 浩
市民部 部長 西戸浩詞 次長 森口秀樹 健康福祉部 部長兼
福祉事務所長 石橋敬三 こども育成課長 石橋智成 都市デザイン部 次長兼
都市政策課長 多田克己 会計管理室 会計管理者兼
会計管理室長 小林由幸 上下水道部 部長 辰巳伸一 市立柏原病院 病院事業管理者 石川哲郎 病院事務局長 中川拓也 教育部 部長 福島 潔
教育監 岡本泰典 選挙管理委員会・
監査委員・
公平委員会・
農業委員会事務局 局長
安田善昭-----------------------------------◯事務局出席職員 事務局長 前川留彦 次長 松田佳世 参事
北井潤一 参事 畑中一章~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△再開 午前10時0分
○乾一
議長 おはようございます。 ただいまの
出席議員14名、定足数に達しております。よってこれより本
会議を再開します。
日程に入る前に、11番
橋本満夫議員及び12番
岸野友美子議員から、体調不良のため本日の本
会議について欠席の届けがありましたので
報告いたします。
△
開議
○乾一
議長 それでは、直ちに本日の
日程に入ります。
日程第1、
議会運営委員会委員長報告を
議題とします。
寺田悦久議会運営委員会委員長、
報告願います。 〔15番
寺田悦久議員 登壇〕
◆15番(
寺田悦久議員) おはようございます。
議会運営委員会の
寺田悦久でございます。 ただいまから、本
定例会再開後の
運営につきましてご
報告を申し上げます。 まず、本日の
議事日程といたしましては、お手元の
議事日程表のとおり14件でございます。 まず初めに、
委員会付託になっておりました10案件につきましては、既に各
委員会の
審査を終えておりますので、
委員会開催順に各
委員長から
報告を受けます。その後、
採決を行います。
採決の方法といたしましては、まず
報告第5号、
報告第7号の2件を一括して
簡易採決により
採決します。 次に、
議案第30号から
議案第35号までの
条例案件6件を一括して
簡易採決により
採決します。 最後に、
議案第36号及び
議案第37号の
補正予算案件2件を一括して
簡易採決により
採決します。 次に、
追加議案が3件提出されております。この3件を一括して上程し、
担当者から
提案理由の
説明を受け、
質疑の後、
委員会付託、討論を省略し、
簡易採決により
採決を行います。 なお、本
会議の
運営につきましては、適宜
議長の判断で変更されることもございますので、よろしくお願いを申し上げます。 以上が本日の
議事日程について当
委員会で協議決定した内容でございます。
議員各位におかれましては、よろしくご理解をいただき、円滑なる
議会運営ができますことをお願い申し上げまして、
報告を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○乾一
議長 ただいまの
委員長報告どおり本日の
会議を進めますので、よろしくご協力をお願いします。
-----------------------------------
○乾一
議長 次に、
日程第2から
日程第11までの10件を一括して
議題とします。 ただいま一括して
議題としました10件につきましては、既に所管の
委員会において
審査が終了しておりますので、各
委員長の
報告を受けます。 最初に、
奥山渉総務産業委員会委員長、
報告願います。 〔13番
奥山 渉議員 登壇〕
◆13番(
奥山渉議員) 皆さん、おはようございます。
総務産業委員会の
奥山渉でございます。 ただいまから、
総務産業委員会に付託されました
議案の
審査結果につきましてご
報告申し上げます。
審査は初めに、
報告第5号
専決処分報告について「
専決第5号
柏原市市
税条例等の一部
改正について」から
審査をいたしました。
本件につきましては、
質疑なく、
採決の結果、承認することに決しました。 次に、
議案第30号
柏原市市
税条例等の一部
改正についてを
審査いたしました。
本件につきましては、
質疑なく、
採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、
議案第33号
柏原市消費生活センター条例の一部
改正についてを
審査いたしました。
本件につきましては、
委員から
質疑、要望がありました後、
採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、
議案第34号
柏原市自転車駐車場条例の一部
改正についてを
審査いたしました。
本件につきましては、
質疑なく、
採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、
議案第36号、
令和元
年度柏原市
一般会計補正予算(第2号)のうち、当
委員会所管事項を
審査いたしました。
本件につきましては、各
委員から
質疑、要望がありました後、
採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 以上が当
委員会に付託されました
議案の
審査結果であります。 なお、
委員各位の詳細な
質疑内容につきましては、後日配付いたします
委員会会議録のご参照をお願い申し上げまして、
報告を終わらせていただきます。
○乾一
議長 ただいまの
委員長報告に対し、
質疑ありませんか。
--別にないようです。よってこれにて
質疑を終結します。 次に、
大坪教孝厚生文教委員会委員長、
報告願います。 〔14番
大坪教孝議員 登壇〕
◆14番(
大坪教孝議員) おはようございます。
厚生文教委員会の
大坪教孝でございます。 ただいまから、
厚生文教委員会に付託されました
議案の
審査結果につきましてご
報告申し上げます。
審査は、初めに
報告第7号
専決処分報告について「
専決第7号
令和元
年度柏原市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)
補正予算(第1号)」から
審査をいたしました。
本件につきましては、各
委員から
質疑、要望がありました後、
採決の結果、承認することに決しました。 次に、
議案第31号
柏原市災害弔慰金の
支給等に関する
条例の一部
改正についてを
審査いたしました。
本件につきましては、
委員から
質疑がありました後、
採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、
議案第32号
柏原市介護保険条例の一部
改正についてを
審査いたしました。
本件につきましては、
委員から
質疑がありました後、
採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、
議案第35号
柏原市立サンヒルスポーツセンター条例の一部
改正についてを
審査いたしました。
本件につきましては、
委員から
質疑がありました後、
採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、
議案第36号
令和元
年度柏原市
一般会計補正予算(第2号)のうち、当
委員会所管事項を
審査いたしました。
本件につきましては、
委員から
質疑がありました後、
採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 最後に、
議案第37号
令和元
年度柏原市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を
審査いたしました。
本件につきましては、
質疑なく、
採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 以上が当
委員会に付託されました
議案の
審査結果であります。 なお、
委員各位の詳細な
質疑内容につきましては、後日配付いたします
委員会会議録のご参照をお願い申し上げまして、ご
報告を終わらせていただきます。
○乾一
議長 ただいまの
委員長報告に対し、
質疑ありませんか。
--別にないようです。よってこれにて
質疑を終結します。 以上で各
委員長の
報告及びそれに対する
質疑は終わりました。 次に、ただいま上程しております10件を一括して討論に入ります。討論ありませんか。
--別にないようです。よってこれにて討論を終結します。 直ちに
採決します。 お諮りします。
報告第5号及び
報告第7号の
専決処分の
報告についての各
委員長の
報告はいずれも承認であります。よって本2件につきましては各
委員長の
報告どおり承認することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」の声起こる〕
○乾一
議長 ご
異議なしと認めます。よって
報告第5号及び
報告第7号は承認されました。 続いてお諮りします。
議案第30号
柏原市市
税条例等の一部
改正について、
議案第31号
柏原市災害弔慰金の
支給等に関する
条例の一部
改正について、
議案第32号
柏原市介護保険条例の一部
改正について、
議案第33号
柏原市消費生活センター条例の一部
改正について、
議案第34号
柏原市自転車駐車場条例の一部
改正について及び
議案第35号
柏原市立サンヒルスポーツセンター条例の一部
改正についての各
委員長の
報告はいずれも
原案可決であります。よって本6件につきましては各
委員長の
報告どおり可決することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」の声起こる〕
○乾一
議長 ご
異議なしと認めます。よって
議案第30号から
議案第35号までの6件はいずれも原案どおり可決されました。 次にお諮りします。
議案第36号
令和元
年度柏原市
一般会計補正予算(第2号)及び
議案第37号
令和元
年度柏原市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)の各
委員長の
報告はいずれも
原案可決であります。よって本2件につきましては各
委員長の
報告どおり可決することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」の声起こる〕
○乾一
議長 ご
異議なしと認めます。よって
議案第36号及び
議案第37号はいずれも原案どおり可決されました。
-----------------------------------
○乾一
議長 次に、
日程第12、
議案第38号
柏原市特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業所の
保育料に関する
条例の一部
改正についてから
日程第14、
議案第40号
令和元
年度柏原市
一般会計補正予算(第3号)までの3件を一括して
議題とします。
議案の朗読を省略して直ちに
説明を求めます。 〔
石橋敬三 健康福祉部長 登壇〕
◎
石橋敬三健康福祉部長 おはようございます。私からは、
議案第38号と
議案第39号につきまして順次ご
説明いたします。
追加議案書の1
ページをお開き願います。
議案第38号
柏原市特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業所の
保育料に関する
条例の一部
改正についてご
説明いたします。
改正条例文は次の2
ページから7
ページにかけてでございますが、
説明内容のご確認は別紙でお配りしております
議案第38号の資料をご参照いただきたいので、どうぞお手元にご用意お願いいたします。こちらの資料でございます。 まず、今回の
改正は、国の
幼児教育・
保育の
無償化制度の
実施に伴うものでございますが、国が示します
施行期日、
令和元年10月1日からの施行をするためには、本
定例会で
条例改正の議決を受ける必要があるものの、国において今回
改正された政令の公布が
令和元年5月31日となりましたことから、この政令に基づいて本
条例の
改正案を策定いたしました。この関係でこのたび
追加議案となったものでございます。ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 さて、この国の
無償化制度の概要は、
資料上段の表にまとめておりますが、
幼稚園、
保育所、
認定こども園等の
保育料について、3歳から5歳の全ての
子ども、そしてゼロ歳から2歳のうち
住民税非課税世帯の
子どもを
対象に
無償化され、さらに
保育の
必要性がある
子どもが
認可保育所等を利用できず
認可外保育施設等を利用する場合も、この
無償化の
対象とされるものでございます。 そして、このたび
無償化制度実施のため、
子ども・
子育て支援法及びその
施行令が
改正されたことに伴いまして、
当該法及び政令に基づき
本市条例で規定をしております
本市幼稚園、
保育所等の
保育料について
無償化制度を適用するため、今回、所要の
改正を図るものでございます。 主な
改正内容は、下段の表にまとめておりますが、まずこれまで
幼稚園と
保育所等で、
施設の種類で分けた形で
保育料額を規定していたものを、今後は3歳以上の
児童と3歳未満の
児童の
保育料というふうに、
児童の年齢で
保育料を規定するように分け方を変更いたします。その上で3歳以上の
児童の
保育料を定める規定において、
幼稚園等に通う
児童及び
保育所等に通う3歳から5歳児の
保育料につきまして、その額をゼロ円といたします。 なお、
幼稚園等に通う
児童の場合、満3歳児もこの
対象に含まれることとなっております。そして、これにあわせて、具体的な
保育料額を個別に定めております
幼稚園等に係る別表、また
保育所等の3歳、4歳、5歳、それぞれに対応した別表は全て削除いたします。 次に、3歳未満の
児童、この場合、
保育所等に通う
児童でございますが、こちらの
保育料につきましては
市町村民税非課税世帯を
無償とするため、具体的な
保育料額を定める別表中の
当該階層の
徴収金額を現行の900円からゼロ円に改めます。
改正の
施行期日は、冒頭申し上げましたとおり
令和元年10月1日としております。
議案第38号のご
説明は以上でございます。 次に、
追加議案書の8
ページをお開き願います。
議案第39号
柏原市特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
運営に関する
基準を定める
条例の一部
改正についてご
説明いたします。
改正条例文は次の9
ページでございますので、ご参照ください。 本
条例は、本市における
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業、いわゆる
幼稚園、
保育所、
小規模保育施設等でございますが、これらの
運営基準について同
運営基準を定める内閣府令に基づきまして、本市が規定をしております
条例でございます。 このたび国の
無償化制度により、
保育の
必要性がある
子どもが
認可保育所等を利用できず
認可外保育施設等を利用する場合も
無償化の
対象とすることになったことから、
特定子ども・
子育て支援施設、いわゆる
認可外保育施設等につきましても新たに
運営基準を設ける必要が生じましたため、
当該令が
改正され、その題名も「
特定子ども・
子育て支援施設等」が追加される形で変更されました。 このため
本市条例において、
当該令の題名を引用している箇所を
改正するものでございます。
施行期日は、
令和元年10月1日としております。 私からのご
説明は以上でございます。ご審議どうぞよろしくお願い申し上げます。 〔
福井 浩
財務部長 登壇〕
◎
福井浩財務部長 私からは、
議案第40号について
説明いたします。
追加議案書の10
ページをお開き願います。
議案第40号は、
令和元
年度柏原市
一般会計補正予算(第3号)でございます。 第1条では、
歳入歳出予算の総額に1,258万2,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を272億3,730万円とするものでございます。 それでは、18
ページをお開き願います。
歳出から
説明をさせていただきます。 目2
児童保育費855万5,000円は、
幼児教育・
保育の
無償化制度実施に伴い
認定こども園等の
保育料が減収となることから、
減収分を補填するため、
給付費を増額するものでございます。 なお、この
給付費の
増額分については、費用の2分の1を国が
負担することとなっております。 次の
ページをお開き願います。 目2
商工業振興費402万7,000円は、マイナンバーカードを活用した
消費活性化対策として、
令和2年7月から
実施が予定されております
自治体ポイントの
取り組みに係る費用を計上するものでございます。 なお、この
事業はその費用の全額を国からの
補助金を財源として
実施するものでございます。 以上で
歳出の
説明を終わらせていただきます。 少し戻っていただきまして14
ページをお開き願います。 歳入の
補正でございます。 目1
子ども・
子育て支援臨時交付金2,974万5,000円は、
幼児教育保育の
無償化による地方の
保育料減収分に関し、今年度については
全額国費負担となることから、その
財政措置として国から交付される臨時の
交付金を計上したものでございます。 次の
ページをお開き願います。 目1
民生費負担金マイナス3,425万1,000円と次の
ページの目2
民生使用料マイナス2,781万1,000円及び目7
教育使用料マイナス398万7,000円は、いずれも
幼児教育・
保育の
無償化に伴い、当初
予算に計上していた10月以降の
保育料を減額するものでございます。 次の
ページをお開き願います。 目1
民生費国庫負担金4,485万9,000円は、
幼児教育・
保育の
無償化により、これまで
保育料として徴収すべきであった額の2分の1が国の
負担となるため、
国庫負担金を増額するものでございます。 下段の目7
商工費国庫補助金402万7,000円は、
歳出予算で
説明いたしました
個人番号カード利用環境整備事業に対する
国庫補助金を計上するものでございます。 私からの
説明は以上でございます。よろしくご審議の上、ご決定いただきますようお願いいたします。
○乾一
議長 以上で
説明は終わりました。これより本3件について
質疑に入ります。
質疑ありませんか。
◆9番(
新屋広子議員)
議案第38号でお聞きしたいと思います。 今回、国の
無償化制度が始まるということで、今回の
議案提出なんですけれども、
柏原市におきましては先行して5歳児の
無償化に取り組んでこられました。改めて、先行して
実施したその経緯と効果についてお伺いいたします。
◎
石橋敬三健康福祉部長 本市では、
子育て世帯の
経済的負担を軽減し、
子どもがひとしく
幼児教育・
保育を受けることができる環境を整え、円滑に
小学校教育につないでいくことを目的といたしまして、平成30年9月から5歳児を
対象に
幼児教育の
無償化を
実施してきました。 これは、特に
小学就学を控えた5歳児は社会の一員として生きていくための基礎を学ぶ重要な時期であり、時期にこそ、
子どもたちが家庭の
経済的事情等にかかわらず、質の高い
幼児教育を受けられる
環境づくりが必要と考え、本市が国の
制度実施に先駆けて
実施したものでございます。 その効果につきましては、本市独自の
経済的負担軽減策によりまして、
子育て世帯の
支援に適用できたことから、
幼稚園や
保育所などの現場を初め、各方面から喜びや好感を持った声が種々寄せられており、今回、子育てしやすい
環境づくりを目指す本市の
取り組みの一端を実感していただけたものというふうに考えております。
◆9番(
新屋広子議員) ありがとうございます。効果は非常に大きいということで理解をいたしました。 今回の
無償化に伴いまして、今年度、市の
負担はどうなっていくのかお尋ねいたします。
◎
石橋敬三健康福祉部長 無償化による民間
保育園等に係る
保育料減額分及び認定こども園や小規模
保育施設への給付の
増額分は、法令上、国が2分の1、都道府県4分の1、市町村4分の1の割合で
負担し、また公立の
幼稚園と
保育所の
保育料収入の減額分については、国からの交付税算入はあるものの
予算上、市町村が全額を
負担することとなります。 ただし、制度導入初年度であります今年度に限っては、地方
負担分を全て国が
負担をするため、これら
無償化に対する市の
負担増はございません。 以上です。
◆9番(
新屋広子議員) ありがとうございます。今年度は市の
負担はふえないということで理解しました。 では、次年度以降はどのようになるのかお尋ねします。
◎
石橋敬三健康福祉部長 次年度以降の
無償化に伴う財源につきましては、地方消費税と交付税によって配分される仕組みとなっておりますので、先ほど申し上げた法令に基づく市町村分としての4分の1
負担、また、公立分についてはその全額を本市で
負担するということになります。 以上です。
◆9番(
新屋広子議員) ありがとうございます。 消費税率が8%から10%になったときのこの2%の引き上げ分の国と地方の配分額は、国に3.8兆円から3.9兆円程度、地方へは1.7兆円から1.8兆円程度と聞いております。このうち合わせた5兆円強の引き上げ分のうち平成29年12月にこの使い道を変更されまして、人づくり革命ということで、今回の
幼児教育無償化とか、高等教育
無償化、
保育の受け皿前倒し整備、
保育士、介護士の処遇改善等に約1.7兆円程度を充てるというふうに聞いております。 今回の
幼児教育の
無償化にかかわる来年度以降の地方
負担については、先ほどご答弁にありました地方消費税と地方交付税によって配分されるということなんですけれども、しっかり今後その辺は見ていく必要があるのかなというふうに思います。 市民にとっては大変ありがたいことで、既に前倒しの
対象となっておられます5歳児のいる家庭からはやはり喜びの声も聞いておりますので、
保育人材の確保であったり、処遇改善にも今後努めていただきながら、安心・安全な環境を提供して、本当に教育文化都市
柏原にふさわしく、さらに子育てしやすい
取り組みをよろしくお願いいたします。 この
議案第38号については了解いたしました。ありがとうございます。
○乾一
議長 他に
質疑ありませんか。
◆4番(
山本修広議員) 同じく
議案第38号で質問させていただきます。 まず、ゼロ歳から2歳児については非課税世帯に限り
保育料無償ということですが、従来どおりの非課税世帯以外の利用者の
保育料に変更はございますか。お伺いいたします。
◎
石橋敬三健康福祉部長 今回の
改正は、国の
無償化制度に合致させて行うものでございますので、非課税世帯以外の利用者の
保育料に変更はございません。
◆4番(
山本修広議員) 今まで通常どおりかかっている料金がかかるという理解で。 それと
保育料無償化に伴い、新たに副食費を徴収されるということですが、具体的な金額は決まっておりますでしょうか。お伺いいたします。
◎
石橋敬三健康福祉部長 これまで
保育料に含まれていた副食費につきましては、今回の
無償化制度の
実施に伴い、分離され、
施設が利用者から直接徴収することになります。 具体的な金額につきましては、国が示す目安の額は4,500円程度となっておりますが、原則的には実際の給食の提供に要した材料の費用を勘案して、それぞれの
施設設置者が定めることとなっております。 本市といたしましては、国が示す目安額や近隣市の状況も踏まえまして、検討し設定してまいりたいというふうに考えております。 なお、この副食費の徴収により利用者の
負担が
保育料無償にもかかわらず、逆に従来以上にふえることのないよう、一定の所得額に満たない世帯は副食費の支払いが免除されるというふうになってございます。 以上です。
◆4番(
山本修広議員) 理解しました。月4,500円程度ということで、今の現状の小学校とか中学校とかの給食費的な考え方になるような意味合いかなと思います。副食費に関しては理解できました。
無償化に伴って、それと新たに創設された
子ども・
子育て支援法の就園奨励費
補助金から、新たな
施設等利用給付へ移行するということですが、この
施設等利用給付とはどういうものでしょうか。お伺いいたします。
◎
石橋敬三健康福祉部長 この給付は、
幼稚園や
認可保育所等以外の
施設を利用した場合、一定の条件等で
無償化の
対象とするための新たな給付制度でございます。 先ほどごらんいただいた資料、こちらの資料ですが、この資料でいいますと、上段の表のうち国の
無償化制度概要の②の欄にございますとおり大きく2種類ございます。 一つは、
保育の
必要性がある
子どもが、待機
児童等の理由によりまして
保育所等を利用できず認可外
保育所等を利用した場合の
認可保育所等の利用者との公平性の観点から、3から5歳で3万7,000円、ゼロから2歳で4万2,000円を上限に給付を受けることができます。この額は
認可保育所等の
保育料の全国平均額というふうになっております。想定される具体的な給付
対象としては、認可外
保育所等のほか、ファミリーサポートセンターや病児
保育などの利用が該当する場合がございます。 また、もう一つは、先ほどお尋ねの新制度に移行していない
幼稚園に通う場合についても、従来の就園奨励費
補助金からこの制度に移行いたしまして、所得に関係なく2万5,700円を上限に
無償化相当額の給付を受けることができるようになるというものでございます。
◆4番(
山本修広議員) ありがとうございます。理解いたしました。 こういった国の施策ということで、大変ありがたい施策で非常にありがたいんですけれども、
柏原市としては5歳児
無償化、先行して取り組んできていただいておりました。その分の来年度以降は、先ほどの質問にもありましたけれども、費用
負担がある程度あるということで理解はしておりますけれども、やはり先行していたという部分で、ここで
市長におかれましては、2歳児にぜひとも何かしらしていただけないかであるとか、
幼稚園、
保育士の待遇改善であるとか、そういったことにも他市に先駆けて何かしら施策を打っていただきますよう、あわせてお願いして質問を終わらせていただきます。
○乾一
議長 他に
質疑ございませんか。ありませんか。--ないようですので、これにて
質疑を終結します。 本3件については
委員会付託を省略したいと思いますが、これにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」の声起こる〕
○乾一
議長 ご
異議なしと認めます。よって本3件は
委員会付託を省略することに決しました。これより本3件について一括して討論に入ります。討論ありませんか。--討論なしと認めます。よってこれにて討論を終結します。 直ちに
採決します。 お諮りします。
議案第38号
柏原市特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業所の
保育料に関する
条例の一部
改正について及び
議案第39号
柏原市特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
運営に関する
基準を定める
条例の一部
改正についての2件については原案どおり可決することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」の声起こる〕
○乾一
議長 ご
異議なしと認めます。よって
議案第38号及び
議案第39号はいずれも原案どおり可決されました。 続いてお諮りします。
議案第40号
令和元
年度柏原市
一般会計補正予算(第3号)は原案どおり可決することにご
異議ありませんか。 〔「
異議なし」の声起こる〕
○乾一
議長 ご
異議なしと認めます。よって
議案第40号は原案どおり可決されました。
-----------------------------------
○乾一
議長 以上で本日の
議事日程は全て終了しました。 本
定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。
-----------------------------------
○乾一
議長 定例会閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 去る6月3日に開会しました本
定例会も、皆様のご協力のもとで25日間の会期を終え、本日無事閉会の運びとなりました。
議員各位には、本
定例会に提案されました各案件につきまして、終始熱心にご審議賜りましたことに対し心からご礼を申し上げます。 これから夏本番を迎えます。皆様におかれましては、お体には十分ご自愛いただきますようお祈りいたしますとともに、今後も市政発展のためにご尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。 それでは、冨宅
市長から挨拶を受けます。 〔
冨宅正浩 市長 登壇〕
◎
冨宅正浩市長 令和元年第1回
定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
議員各位におかれましては、6月3日の開会以来、本
会議、また各
委員会でのご審議、ご決定を賜り、さらに本日ご提案申し上げました
追加議案に対しましてもご決定を賜り、改めて厚く御礼申し上げます。 本
会議、各
委員会を通じまして
議員の皆様方から賜りましたご意見、ご要望を十分参考にしながら市政
運営を進めてまいりたいと考えております。 また、昨日ようやく梅雨入りとなりましたが、本日からあすにかけて雨の強まる可能性もありまして、防災情報などを十分注視しながら万全の体制をとってまいりますので、皆様のご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。 本
定例会におきましても、ご協力ありがとうございました。
○乾一
議長 これにて、
令和元年第1回
柏原市議会
定例会を閉会いたします。
△閉会 午前10時39分
----------------------------------- 地方自治法第123条第2項によりここに署名する。
柏原市議
会議長 乾 一
柏原市議
会議員 大木留美
柏原市議
会議員
大坪教孝...