柏原市議会 > 2019-03-22 >
03月22日-07号

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  1. 柏原市議会 2019-03-22
    03月22日-07号


    取得元: 柏原市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-11
    平成31年  3月 定例会(第1回)                目次◇開議 午前10時0分 日程第1 議会運営委員会委員長報告(寺田悦久)………………………………… 258 日程第2 会議録署名議員の指名(梅原壽恵)……………………………………… 259 日程第3~日程第4 一括上程(議案説明)(委員長報告)     *財務部長(福井 浩) 議案第28号……………………………………… 259      議案に対する質疑(寺田悦久)…………………………………………… 260      議案に対する質疑(中村保治)…………………………………………… 264      議案に対する質疑(山口由華)…………………………………………… 267      議案に対する質疑(岸野友美子)………………………………………… 268     *総務産業委員会委員長報告(奥山 渉)………………………………… 268     *厚生文教委員会委員長報告(大坪教孝)………………………………… 268      反対討論(橋本満夫)……………………………………………………… 269 採決   議案第1号 (原案可決)………………………………………………… 270      議案第28号 (原案可決)………………………………………………… 271 日程第5~日程第21 一括上程(委員長報告)     *総務産業委員会委員長報告(奥山 渉)………………………………… 271     *厚生文教委員会委員長報告(大坪教孝)………………………………… 271      反対討論(橋本満夫)……………………………………………………… 272 採決   議案第2号 (原案可決)………………………………………………… 273      議案第3号 議案第4号 議案第5号 議案第6号 議案第7号 議案第8号 (原案可決)…………………………………………………………………………… 274      議案第11号 議案第13号 議案第14号 議案第15号 議案第17号 議案第18号 議案第21号 (原案可決)…………………………………………………………… 274      議案第22号 (原案可決)………………………………………………… 274      議案第24号 (原案可決)………………………………………………… 274      議案第25号 (原案可決)………………………………………………… 274 日程第22 上程(議案説明) 採決   議案第27号 (原案可決)………………………………………………… 276 閉会挨拶(議長 乾  一)…………………………………………………………… 276 閉会挨拶(市長 冨宅正浩)…………………………………………………………… 277◇閉会 午前11時36分◯平成31年第1回柏原市議会定例会会議録(第7号)-----------------------------------◯平成31年3月22日午前10時0分より柏原市議会議事堂において再開-----------------------------------◯議事日程 日程第1       議会運営委員会委員長報告 日程第2       会議録署名議員の指名 日程第3 議案第28号 平成31年度柏原市一般会計補正予算(第1号) 日程第4 議案第1号 平成31年度柏原市一般会計予算所管別委員会委員長報告) 日程第5 議案第2号 平成31年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算(厚生文教委員会委員長報告) 日程第6 議案第3号 平成31年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)予算(厚生文教委員会委員長報告) 日程第7 議案第4号 平成31年度柏原市介護保険事業特別会計予算厚生文教委員会委員長報告) 日程第8 議案第5号 平成31年度柏原市後期高齢者医療事業特別会計予算厚生文教委員会委員長報告) 日程第9 議案第6号 平成31年度柏原市市立柏原病院事業会計予算厚生文教委員会委員長報告) 日程第10 議案第7号 平成31年度柏原市水道事業会計予算総務産業委員会委員長報告) 日程第11 議案第8号 平成31年度柏原市下水道事業会計予算総務産業委員会委員長報告) 日程第12 議案第11号 執行機関の附属機関に関する条例の一部改正について(総務産業委員会委員長報告) 日程第13 議案第13号 柏原市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について(厚生文教委員会委員長報告) 日程第14 議案第14号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について(総務産業委員会委員長報告) 日程第15 議案第15号 職員の退職手当に関する条例の一部改正について(総務産業委員会委員長報告) 日程第16 議案第17号 柏原市ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部改正について(厚生文教委員会委員長報告) 日程第17 議案第18号 柏原市国民健康保険条例の一部改正について(厚生文教委員会委員長報告) 日程第18 議案第21号 柏原市放課後児童会条例の一部改正について(厚生文教委員会委員長報告) 日程第19 議案第22号 平成30年度柏原市一般会計補正予算(第9号)(所管別委員会委員長報告) 日程第20 議案第24号 平成30年度柏原市市立柏原病院事業会計補正予算(第2号)(厚生文教委員会委員長報告) 日程第21 議案第25号 柏原市国民健康保険条例の一部改正について(厚生文教委員会委員長報告) 日程第22 議案第27号 平成30年度柏原市一般会計補正予算(第11号)-----------------------------------◯出席議員(16名)              1番    峯 弘之議員              2番    梅原壽恵議員              3番    大木留美議員              4番    山本修広議員              5番    鶴田将良議員              6番    山口由華議員              7番    田中秀昭議員              8番    山下亜緯子議員              9番    新屋広子議員             10番    中村保治議員             11番    橋本満夫議員             12番    岸野友美子議員             13番    奥山 渉議員             14番    大坪教孝議員             15番    寺田悦久議員             16番    乾  一議員-----------------------------------◯欠席議員(なし)-----------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名            市長        冨宅正浩            副市長       松井久尚            教育長       新子寿一            監査委員      裏野榮士 政策推進部      部長        市川信行            総合政策監     山口智弘            危機管理監     渡辺耕次            次長兼企画調整課長 小林一裕 総務部        部長        脇田直行            理事兼次長兼公有財産マネジメント課長                      瀬田友之            次長兼総務課長   安田善昭 財務部        部長        福井 浩 市民部        部長        西戸浩詞            次長兼産業振興課長 森口秀樹 健康福祉部      部長兼福祉事務所長 石橋敬三            理事兼次長     梅川保和 都市デザイン部    部長        森本貞男 上下水道部      部長        辰巳伸一 市立柏原病院     病院事業管理者   石川哲郎            病院事務局長    中川拓也 会計管理室      会計管理者     林 和彦 選挙管理委員会・監査委員・公平委員会農業委員会事務局            局長        碇本義一 教育部        部長        福島 潔            教育監       岡本泰典            スポーツ推進課長  乾 正人-----------------------------------◯事務局出席職員    事務局長      前川留彦            次長        松田佳世            参事        北井潤一            参事        畑中一章~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △再開 午前10時0分 ○乾一議長 おはようございます。 ただいまの出席議員16名、定足数に達しております。よってこれより本会議を再開します。 △開議 ○乾一議長 それでは、本日の日程に入ります。 日程第1、議会運営委員会委員長報告を議題とします。寺田悦久議会運営委員会委員長、報告願います。     〔15番 寺田悦久議員 登壇〕 ◆15番(寺田悦久議員) おはようございます。議会運営委員会の寺田悦久でございます。 ただいまから本定例会再開後の運営につきましてご報告を申し上げます。 まず、本日の議事日程といたしましては、お手元の議事日程表のとおり22件でございます。 最初に、本会議1日目に会議録署名議員の指名を受けました峯弘之議員が本会議2日目以降は欠席されていたため、会議録署名議員の指名を新たに行います。 次に、追加議案のうち議案第28号と議案第1号を一括して議題とし、議案第1号が総務産業委員会において否決されておりますことを踏まえ、まず、議案第28号について担当者から提案理由の説明を受け、質疑を行います。 なお、本件については委員会付託を省略することになっております。 その後、委員会に付託となっておりました議案第1号について、各委員長から報告を受け、討論を行います。討論の終結後に議案第1号を起立採決により採決します。 議案第1号の採決に続き、議案第28号の採決を簡易採決により行います。 次に、委員会付託になっておりました他の17案件につきましては、既に各委員会の審査を終えておりますので、委員会開催順に各委員長から報告を受け、その後、採決を行います。 採決の方法といたしましては、まず、議案第2号については討論の申し出がありますので、討論終結後、起立採決により採決します。 議案第3号から議案第8号までの予算案件6件を一括して簡易採決とし、議案第11号及び議案第13号から議案第15号まで、議案第17号、議案第18号及び議案第21号の条例案件7件を一括して簡易採決により採決します。 次に、議案第22号を起立採決により採決します。 次に、議案第24号を簡易採決により採決します。 次に、議案第25号を起立採決により採決することに決しております。 次に、議案第27号の追加議案を上程し、担当者から提案理由の説明を受け、質疑の後、委員会付託を省略し、簡易採決により採決を行います。 なお、本会議の運営につきましては、適宜議長の判断で変更されることもございますので、よろしくお願いを申し上げます。 次に、休会中に受けました陳情等第31-1号の取り扱いといたしましては、お手元の文書表のとおり議長預かりとすることに決しております。 最後に、理事者から条例案件1件及び補正予算案件1件について議会閉会中に専決処分したい旨の申し出がありましたので、ご報告いたします。 以上が、本日の議事日程について当委員会で協議決定されました内容でございます。議員各位におかれましては、よろしくご理解をいただき、円滑なる議会運営ができますことをお願い申し上げまして、報告を終わらさせていただきます。 ○乾一議長 ただいまの委員長報告どおり本日の会議を進めますので、よろしくご協力をお願いします。----------------------------------- ○乾一議長 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員に、会議規則第80条の規定により、議長において、2番梅原壽恵議員を追加指名します。----------------------------------- ○乾一議長 次に、日程第3、議案第28号 平成31年度柏原市一般会計補正予算(第1号)及び日程第4、議案第1号 平成31年度柏原市一般会計予算を一括して議題とします。 まずは、議案第28号について提案理由の説明を受けます。     〔福井 浩 財務部長 登壇〕 ◎福井浩財務部長 それでは、私から提出案件の説明をさせていただきます。 追加議案書2の16ページをお開き願います。 議案第28号は平成31年度柏原市一般会計補正予算(第1号)でございます。 第1条では、歳入歳出予算の総額に3,443万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を266億3,236万8,000円とするものでございます。 それでは、21ページをお開き願います。 歳出から説明いたします。 目4財産管理費2,874万7,000円及び23ページの目7自治振興費マイナス3,611万2,000円は、3月14日の本会議において承認いただきました議案の撤回及び訂正に基づき、サンヒル柏原関連経費を訂正するものでございます。 内容といたしましては、23ページの目7自治振興費において計上していましたサンヒル柏原を公の施設として管理していく上で必要となる経費を全て削除し、現行の貸借契約に基づく管理経費として、21ページの目4財産管理費に組み替えたものでございます。 なお、管理費の組み替えに当たり、公の施設の管理に要する経費として当初予算案に計上していました受付業務委託料及び特別清掃業務委託料は削除しております。 次に、25ページをお開き願います。 目13プレミアム付商品券事業費4,180万円は、本年10月より消費税率が10%に引き上げられることに伴い、低所得者及び子育て世帯への消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起することを目的としたプレミアム付商品券を販売するための経費を計上するものでございます。 ただし、説明欄に記載しています経費につきましては、当該事務の執行上、早期の着手が必要となる経費のみとなっております。 したがいまして、その他の経費につきましては改めて議会にお諮りしたいと考えておりますので、ご了解をお願いいたします。 なお、この事業は全額国の補助金により行うものでございます。 以上で歳出の説明を終わらせていただきます。 次に、少し戻っていただきまして、19ページをお開き願います。 歳入の補正でございます。 目1総務使用料マイナス150万円は、サンヒル柏原を公の施設として使用した場合の使用料として計上していたものを削除するものでございます。 下段の目1総務費国庫補助金4,180万円は、プレミアム付商品券事業に対する国庫補助金でございます。 次のページをお開き願います。 目1財産貸付収入621万7,000円は、サンヒル柏原の賃貸借契約の継続に伴い、土地建物貸付収入を現行の契約に基づき増額するものでございます。 下段の目2雑入マイナス1,208万2,000円のうちサンヒル柏原施設管理費負担金947万円は、サンヒル柏原を貸し付けている事業者の負担となる光熱水費を現行の契約に基づき増額するものでございます。 なお、この負担金の算出に当たりましては、新電力の導入により電気料金が安くなっていることなどの理由から、前年度よりも低い額となっております。 その下のその他雑入マイナス2,155万2,000円は、今回の補正における収支均衡図るため計上するものでございます。 以上が補正予算の説明でございます。よろしくご審議の上、ご決定をいただきますようお願いいたします。 ○乾一議長 説明は終わりました。本件に対して質疑ありませんか。 ◆15番(寺田悦久議員) 今、説明をお聞きしたわけでございます。 議案第28号 平成31年度柏原市一般会計補正予算(第1号)のサンヒル柏原施設管理費に対する質疑をさせていただきたいというふうに思いますが、その前に少し意見を述べさせていただいて、質疑をさせていただきたいと思います。 本件に関しましては、本来なら、サンヒル柏原を行政財産にする議案が取り下げられた際に、市長において、議案第1号 平成31年度一般会計予算についても、その整合性を図れるよう措置されるべきものだと認識をしておりますが、残念ながら、議案第1号に関する措置については整えることができなかったわけであります。 そのため、先日の総務産業委員会では、訂正されていない原案で審査を行わざるを得ない状態であった。このことから、採決の際には、訂正されていない原案に対して反対という難しい判断をいたしたものであります。 しかしながら、ただいま説明をいただきました議案第28号において、当初予算で訂正される事項というのが今説明を受けたわけでございますが、1つお聞きをしたいと思いますが、なぜ当初予算の訂正補正がこれだけおくれてきたのか、どういう経過で今になったのかお聞きをいたしたいと思います。 ◎福井浩財務部長 当初予算の訂正というのは、おっしゃるとおり、その部分について我々も考えたんでございますけれども、当初予算の訂正ということになりますと、単に数値の計上の変更だけではなくて、総則、それと第1表、そして事項別明細に当たりましては、財産管理費、それと自治振興費、これの中の総合的な組み替えが必要だと判断いたしました。 そういうことになりますと、その数値だけではなくて、それに関係する経費の、項で言いますと総務管理費、款総務費、これらの経費の総合的な数値の改変が必要となりますので、申しわけないんですけれども、時間的な余裕がなかったということでございます。 ◆15番(寺田悦久議員) 時間的な余裕がなかったというのは、議会のほうかなというふうに思います。 本来なら委員会に諮られて、いろんな議論があって、そして採決をする。その直前に市長はみずからの判断で取り下げられたわけでございますけれども、取り下げられる決定をされたときに、予算に関しても指示をされたのかなと思うんですが、市長にお聞きいたします。 副市長でも結構でございますが、取り下げの決定をされたとき、予算案修正の指示をされたのはいつごろになるんでしょうか、お聞きをしたいと思います。 ◎松井久尚副市長 取り下げに関しましては、非常に重い判断が必要だったということで、ぎりぎりまで、それについては、市長を筆頭に幹部職員の間でも議論を積み上げておりましたので、予算に及びますまでの時間というのが本当になかったということで、大変、今回、ご指摘のとおり、議会の皆様方にはご迷惑をおかけしたということを改めましておわびを申し上げたいと思います。申しわけございませんでした。 ◆15番(寺田悦久議員) 今、松井副市長から答弁をいただきましたが、取り下げを決定されたときに、同時にこれを指示されるというのが本来妥当であろうかというふうに思うんです。そこが明確ではなかったんですが、少し気になるところですから、ここらあたりはいかがなものでしょう。 ◎福井浩財務部長 先ほど申し上げましたように、訂正に当たっては、どうすべきかという話が大分ございました。 しかしながら、先ほど申し上げたように、ちょっと今回については時間的余裕がなかったと。そのかわり撤回等の申し入れの中でご承認をいただきたくて、条例の訂正、それと議案としての補正予算の提出について、こういった形ではどうですかということは提案させていただいたと、その中で承認をいただいたというふうに考えております。 以上でございます。 ◆15番(寺田悦久議員) 担当課の福井部長の答弁は聞かせていただいたとして、私は要するに市長、副市長がこの予算案の修正をするようにと。これ整合性なかったらあかんわけですよね、現実には。それで、これが出ていなかったので、今申し上げましたけれども、常任委員会でも取り下げられたまま空白のままで審議をするという不細工なことになったわけでございまして、委員会の使命が達成されていないわけでございまして、特にここらあたりをご指摘を申し上げたいというふうに思います。 このたびの議案の取り下げについては、議案提出者の市長がみずからの判断で申し出られたものであり、議会といたしましては、委員会審査をする前の急なことでありましたが、市長の申し出を尊重し、承認をしたわけです。 私は、市長と議会は一定の信頼関係のもとによい緊張感を保ちつつ市民福祉の向上のために議論を尽くす、その議論の内容を市民の皆様に正しく伝えていくということが使命であると常々感じております。 このため、市長におかれましては、みずからの言動等によって議会との信頼関係を崩すことのないよう、くれぐれも留意をいただきたい。この場をおかりして切にお願いを申し上げます。 それでは、議案第28号に対して幾つか質疑をさせていただきたいというふうに思います。 1つ目でございますが、サンヒル柏原、この補正によりまして光熱水費2,433万8,000円の積算が上がっておりますが、この根拠についてお伺いをいたします。 ◎西戸浩詞市民部長 ただいまご質問の光熱水費についてでございますが、サンヒル柏原の光熱水費につきましては、一定の負担割合に基づき算出させていただいております。 サンヒル柏原の光熱水費の負担割合でございますが、平成31年1月1日に締結した覚書に基づいて算出しております。 まず、電気料金でございます。電気料金につきましては、当該施設が閉館しておりました平成28年11月から平成29年10月までの平均使用料は、柏原市、本市で負担をする。それを超える使用料につきましては、運営事業者が負担することとなっております。 続いて水道料金でございますが、こちらも同様でございまして、閉館時の平均使用料は市で負担し、それを超える使用料は運営事業者が負担することとなっておる。 また、ガスでございます。ガスの使用料につきましては、施設内のメーターが2系統に分かれておりまして、まず1つは厨房、レストランで使用するメーターでございますが、こちらは全額、運営事業者が負担しておりまして、もう一つは全館空調で使用するメーターでございますが、こちらの分につきましては、毎年1月1日の使用面積の案分により求めた使用料を市と運営事業者がそれぞれ負担することとなっております。 以上です。 ◆15番(寺田悦久議員) 覚書によることでというふうなご説明もありましたが、光熱水費2,433万8,000円、上げていただいておるわけでございます。 そしたらもう一方でお聞きをいたしたいと思いますが、歳入のサンヒル柏原施設管理費負担金1,668万円のこの積算根拠についてお聞きをいたしたいと思います。
    西戸浩詞市民部長 歳入のほうでございます。 歳入のほうも先ほど歳出のほうでご説明した分の、いわゆる事業運営者のほうがご負担いただいている分になります。 歳入のほうで申し上げますと、サンヒル柏原施設管理費負担金になるんですが、こちらにつきましては、こちらも先ほど申し上げました賃貸借契約時に締結した覚書に基づいてサンヒル柏原に係る光熱水費を運営事業者に負担いただいておるものでございます。 こちらのほうも、先ほど申し上げました今回の予算につきましては、光熱水費、先ほどの歳出を試算の上、歳入のほうは、平成31年、ことしの1月1日でございますが、こちらを基準として、双方の使用面積により負担割合を算出して予算計上したものでございます。 以上です。 ◆15番(寺田悦久議員) 今、お聞きをいたしました。 業者からいろんな形の中で歳入とするのが1,668万円。柏原市がいろんな光熱水費として払うのが2,433万8,000円。歳出と歳入のバランスということがあろうかというふうに思います。 この歳出の光熱水費2,433万8,000円。あとは、歳入の柏原施設管理費負担金1,668万円。要するに出が多いということですよね。それで、この覚書によって生じたものかな。 ここらの関係をどのように担当課は受けとめておられるのか。これちょっと重大かなと思うんです。財産を貸し付けて、どんどん経費がかかっているということになるのかな。どういうふうに受けとめておられるかお聞きしたいと思います。 ◎西戸浩詞市民部長 今ご質問いただいた歳出が歳入を上回っておるという部分でございますが、基本的に申し上げますと、先ほども歳出のご説明でも申し上げましたとおり、閉館時でもかかっておった部分というのは本市で負担をしなければいけない部分なのかなということで、今回そういった形での負担となっておる分でございます。 以上です。 ◆15番(寺田悦久議員) 閉館時というか、ランニングコスト自体も、光熱費については負担されておりますよね。七百何ぼ年間で出ているのかなというふうに思いますが、そこらあたりがどうなのかと非常に気になるところでございます。 全体でいくと、市が負担している光熱費というのは765万8,000円、単純計算で負担をしてるわけですよね。それがどうなのかということも非常に、そこらあたり精査を今までお願いしてきたところでございます。 あともう一つ、ちょっと違う問題でございますが、覚書になかった部分で盛り込まれておる部分で少しお聞きをしたいというふうに思います。 31年度のサンヒル施設管理費予算に本年新しく害虫駆除業務委託料21万1,000円が計上されておりますが、これはどういうものなのか、どういう経過でこれが盛り込まれたのか、お聞きをいたしたいと思います。 ◎西戸浩詞市民部長 害虫駆除につきましては、施設の管理上必要であることから、平成30年1月1日締結の市有財産賃貸借契約のリスク分担に基づきまして、施設の管理者である本市が実施するものとして計上したものでございます。 実際、害虫駆除につきましては、リニューアルオープン前に一度やらせていただいている分でございます。今回2回目ということで計上させていただきます。 以上です。 ◆15番(寺田悦久議員) 施設管理者が負担するというご説明でございますけれども、そこらあたりどうなのか、恐らく業者さんも大阪市内で6店舗をお持ち、害虫駆除にビルのオーナーが出されておるのか、そこら非常に関心を持つところでございますけれども、一般にそういうふうな害虫の駆除については食品衛生法に基づく営業にかかわる公衆衛生上講ずべき処置として事業者にいろんな責任があるのかなというふうに思いますが、ちょっとそこらあたりも気になるところというふうに思っております。 今お聞きをいたしましたが、サンヒル、光熱水費に関しては幾つかの質問をいたしました。 営業上の光熱水費765万8,000円を柏原市が負担をしていることに今現在もなっておるのかな。サンヒル柏原財産の貸し付けにおいて、プロポーザル方式で業者を決定し、貸付料が月額70万、年間貸付料840万と決定をされたわけでありますが、決定をされてから覚書が交わされ、結果的に歳出が歳入を上回ったということになるのかな。 つまり、つまりですね、840万の家賃を受け入れるのに1,109万1,000円の支出をしていることになるなと。 この議論を市民の皆様がお聞きになって、非常にわかりにくいのかな。貸し付けたということの報告を受けておりますけれども、そういうふうな支出が大きく伴っておる。この件につきましては、いろいろの指摘もしてきたわけでありますが、いまだに検討されていないわけであります。 今後、理事者及び担当課におかれましては、わかりやすい、また市民の皆さんにもわかりやすい、納得をしていただける形に、そして、議会におきましても、すっと腑に落ちるような形にお願いしたいというふうに思いますが、どういう考えがあるのか、市長、副市長、お聞きしたいと思います。 何かこれについて対策とかお考えがあるなら、聞かせていただきたいと思います。 ◎松井久尚副市長 12月議会に引き続きまして今議会におきましても、この協議内容、またさまざまな指摘をいただいております。 既に担当部署では検討、さらに精査をするということで、資料づくりにもう既に入っております。 これらをもとに、もちろん運営事業者さんとの協議というのは、今回、これからも普通財産として貸し付けるわけでありますが、本当に有効活用もしていただきたい、そんな思いを持っておりますし、協議は定期的に進めていく予定でございます。 その中で、ご指摘いただいた部分、これらについても、協議のテーブルにのせていって前進をさせていただきたいなという思いを持っております。 以上でございます。 ◆15番(寺田悦久議員) ただいま松井副市長からご答弁をいただきました。 相手のあることでございまして、業者もそういう意味では議会の議論と違う部分で一生懸命にと営業していただいているわけでございますが、相手方とまた交渉していただいて、するというご答弁でございますので、今後とも前向きに取り組んでいただきますことをお願いを申し上げます。 それともう一つあわせて、状況に応じて議会にも報告をいただきますことをお願いを申し上げまして、質問を終わります。 ○乾一議長 他に質疑ございませんか。 ◆10番(中村保治議員) おおむね寺田議員のほうから質疑されましたが、私のほうからもあえて質問させていただきます。 まず最初に、この議案第28号の中のサンヒル柏原施設管理に係る経費について、本来ならサンヒル柏原を行政財産とする議案が取り下げられたときに議案第1号を訂正すべきであったと、先ほどの議論と一緒でございます。 その上で、本日、平成31年度の一般会計の補正予算が提出をされて、サンヒル柏原の施設管理に係る経費が当初予算から、議案第1号からこの補正予算における形に変わることはわかったわけでありますけれども、またその内容については、先ほどのいろんな質疑でおおむねは理解はしているんですけれども、ちょっと1つ松井副市長にも質問させていただきますけれども、本来、今まで行政を経験されている副市長でありますから、この議案を提出するということと、実際にこの行政の仕事というのは、ご承知のとおり、予算、条例をもとに行われているんですよね。その上で、予算とか条例は議案として議会に提出をされて審議をする。当たり前の話言うてますけれども、議案は可決されれば執行されることになり、それはすなわち市民生活につながっていくという、まさに非常に重要なものであるのはご理解されているとおりであります。 その上で、この重要な役割を果たす議案は、議会に提出されるまでに執行部内で慎重に検討が重ねられていたものと、これまで私も市会議員をさせていただいて取り組んできた中で、再度、この議案の取り下げの重み、これを副市長として、また市長にもお聞きしますけれども、この点を、今回のこの件は、私は職員の方々も非常に問題になっていると思いますよ。 その点を、まず副市長をどのように考えておられるか、ちょっとお聞きします。 ◎松井久尚副市長 中村議員、ご指摘のとおりでございます。 本当にこの柏原市が、今、人口減少、また超高齢化社会に向けて、いろいろな人口定住施策、また交流人口の増加とか、いろいろなソフト面での事業を展開していかなければならない。一方で、建物、公有財産もそれぞれが老朽化をしておって、総合管理計画の中で、大きな意味で建て直し、耐震化、整理していかなあかん。本当に大きな大きな課題が山積をいたしております。 そんな中で、今ご指摘いただいたとおり、それを一つ一つ進めていくには、やはり細かな議論、内部でももちろん議論も必要でしょうし、また市民の皆さんのご意見もそこへ取り入れながら、また議会にもご説明をしながら、しっかりと協議をして進めていかなければならないというふうに思っております。 今回、取り下げという--これも本当に苦渋の決断だったと思います--そういう判断をさせていただきましたが、本当に今後もまさにそれ以上にたくさんの課題がありますし、それを前に進めていかなければなりません。進めていく上で今回のことを十分に糧にさせていただいて、議会にも、また市民の皆様にも十分説明をする。もちろん、組織全体で今回のことについて今後受けとめまして、これから進めていくことについてもしっかりと整理をした上で、前に向かって進めていきたいなというふうに思っているところでございます。 以上です。 ◆10番(中村保治議員) 市長にも同じ質問ですよ。 ◎冨宅正浩市長 今、副市長松井のほうから話をさせていただいた、ちょっと重複してしまう部分があるかとは思うんですが、この間、議員の皆様からさまざまなご意見を頂戴、今議会でもいただきました。 実際、サンヒル柏原についてもそうですが、ほかのことに関してもそうです。本当にこの柏原市というのは、実際、手を打つべきであるものを打ってこなかった部分もまだまだたくさん残っておると思っております。 そういった中で、現状維持をするというのが一番楽な選択肢だとも思うんですが、それでは、実際、柏原市を前に進めることはできません。 そういった意味でも、この間さまざまなご提案を、2年間にわたりですけれどもさせていただき、議員の皆様とも議論をさせていただいたところでございます。この間で前に進んだこともあれば、まだまだ課題として残っていることもございます。 そういった中で、今回のサンヒル柏原につきまして取り下げということで判断をさせていただいたわけでございますが、そのことに関しまして、本当に議会の皆様にはご迷惑をおかけいたしましたことを、私からもおわびを申し上げたいと思います。本当に申しわけございませんでした。 そういった中で、今回、補正予算という形でご審議をいただいておるわけでございますが、本当にこれに関しましても精査をさせていただいて提案をさせていただいたわけでございますが、先ほど寺田議員からもるる話ございました、そういったことも寺田議員からもございまして、相手ある話というところでご理解をいただいておると思いますが、実際、ご指摘いただいた内容については反映させていくべき内容もございますので、そういったところにつきましてはきっちりと反映をさせていただいた上で、また議会の皆様とも協議をさせていただきたいと思います。 そして、今回こういう形でご審議をいただいておるというところでございますが、これにつきましては、サンヒル柏原、実際これのあり方というのをきっちりと、今回のこういったご意見等を糧にさせていただいて、きっちりと前に進めていくべき時期が来たのかなと私自身も思っております。 そういった中で、これからこのサンヒル柏原、実際、柏原市の市民にとって、そして柏原市にとっても貴重な財産であるというところは、私は常々申し上げておりまして、そういった声もたくさんいただいておるわけでございます。そういった中で、これをできるだけ市民の皆さんにとって、そして柏原市の未来にとって、どう利用していくのがいいのか、そういったところも、また市側でもきっちりと協議をさせていただきたいと思います。その中で皆さんから頂戴しましたご意見、これについても十分参考にさせていただきながら、少しでも本当に市民の方にとっていい施設にしていくことができればなと思います。 これから万博も控えて健康増進ということでやっていきたいこともございます。そういったことも含めて、柏原市というのはこれからもさまざまな課題があると思います。そういったところにつきましても、きっちりと庁内議論を尽くさせていただいて、議会の皆さんにもご提案を申し上げたいと思います。 何回も申し上げてしまいますが、議会の皆さんのご意見、ご要望等につきましては、できるだけ反映させていただくことが市側の責務であるとも思っておりますので、そのあたりもきっちりと踏まえて、今後、取り組んでいきたいと思いますので、ご理解よろしくお願いをいたします。 ◆10番(中村保治議員) 何点かちょっとありますけれども、この現状を、これは当たり前の話であって、今に始まった話じゃないでしょう。今回のサンヒルの問題も、10年間の総括をきっちりやってくださいと、この間、前回の本会議のときに私が言ったことを、あえて暫時休憩して、それをあえて確認をしていただいたわけなんですけれども、本当にきっちり総括する気があるのかどうか、私はそこにすごく疑問は残っているんですよ。今回の流れの中で、ご承知のとおり、急に議案を審議の途中で撤回をするということはどういうことなのかというのを、本当にわかっておられますか。 この本会議の議場での議論と、当然このそれ以外での私たちは公務というか、360度どこにいててもいろんな議論しております。議会のこの議論は、当然二元代表制の大事な議論である。そのことをわかった上で、今回の、あえて細かいこと言いませんけれども、漏れ聞こえるような、外野がうるさいような、私はそれ信じがたい。この議会でのこの議論は一番大事である。責任を持って答弁していただきたい。 再度お聞きしますけれども、この議案が撤回されたこと、この混乱を招いたこと、さっきいろいろるるありましたけれども、じゃ今後、具体的なスケジュール感、どのように考えておられますか。 ◎松井久尚副市長 スケジュール感といいますのは、今、貸し付けをして契約がございます。これからまた4年弱ですか、普通財産として貸し付けるということが一番ベースにはなっております。 この中で、いかにこの活用していくか、先ほど申し上げましたが、やはり運営事業者とも連携する協議をこれからも本当に続けていった上で、より市民の皆様に喜ばれるようなサンヒルに進めてまいりたいなというふうに思っています。 もちろんご指摘いただいた分は別途として、それはもう本当にできるだけ早急に協議に入っていきたいなというふうに思っております。 以上です。 ◆10番(中村保治議員) これ以上やっちゃうと何か反対に何か聞こえるかもしれませんけれども、やはり大きな平成31年度の予算を私は否定するものではございません。ただ、このサンヒルに関しては、こういう取り下げが起こるって前代未聞の話であるから、今後、議案を提出されるとき、職員の方が一生懸命取り組んでこられたこと、当然、理事者がそれを取り組んでいくこと、またこうやって議会でも貴重な時間を使って議論させていただくんで、こういうことは二度とないようにしていただきたいために、このことをあえて苦言を呈させていただきます。 私たちも、本当にこの大事な平成31年度、ご承知のとおり、このサンヒルのことにつきましては、もう過去10年間の総括をきっちりしていただいて、5年間、実際に普通財産でスタートしたばっかりじゃないですか、そしたらその上で、本当に市民の方がこのサンヒルをなるほどとご理解いただけるように、ちゃんと理論づくりをしていただいて、ビジョンを発表していただけるように、そのスケジュール感をお聞きしたんですけれども、今の話じゃちょっとまだ煮詰まってないと思いますので、これはこれからの審議になるかもしれませんけれども、おおむねこのことをちょっと申し添えさせていただきます。 以上でございます。 ○乾一議長 他に質疑ございませんか。 ◆6番(山口由華議員) 私も総務産業委員会の委員ですので、今回議案が取り下げられまして、訂正されていない原案に対しましての当初予算案に対して否決という形をとらせていただいたわけでありますが、今回、この補正予算出案されておりますので、質問しようと思ってたんですけれども重複しますので、執行部の皆さん方は、議案を出されるときに当然ながら問題なく議会で可決されることが望ましいとは思いますが、二元代表制であります、議会で否決されることもあるかもしれません。また、今回のように、取り下げることもあるかもしれません。今回、この当初予算と同時に条例案等も先に出されておりました。それらの可否が予算と関連するわけでございますから、もうさまざまな可能性を考慮していただいて、可決、そして否決、取り下げ、そういった場合分けをしっかり考えていただきまして、想定の範囲が狭くならないようにしてほしいんであります。 そして、今回この補正予算案で、時間もかかってばたばたとしておったなと、それらのことについてお聞きをしようかなと思ってたんですが、さきのお二人のやりとりのところで、一定理解というのは難しいんですけれども聞いておりました。重複するので、これでよしです。 議会の先には市民がいてるんですよ。市民の皆さんに対しては、今回のことが不誠実に映るかもしれません。今後は慎重に取り計らっていただきたいので、一言意見申し上げます。 そして、サンヒル柏原に関する経費等々、修繕計画というのも審議の中でございました。そういうものもこれから出てくるかもしれません。当会派でも、今後、研究を続けていきたいと考えておりますので、以上で意見を申し述べさせていただきました。 ○乾一議長 他に質疑ございませんか。 ◆12番(岸野友美子議員) 会派として、申しわけない、重なってしまいます。 先ほどからお二人の質疑応答を聞いた上でなんですけれども、12月の議会でやっぱりこのようなことをずっと詰めたその市長の答えが、運営業者と早急に協議に入らせていただき再検討するとの答えをいただきながら、このたびの議案提案だったわけですね。すぐに取り下げられたわけでございます。そして、補正予算の提出がされたということで、今回、問題点についてこれいろいろ検討しております。それを、12月の議会のことを振り返ってみましたら、そのときの問題点、改善されたのかなというふうなつもりで見ましたら、何も変わっていない、訂正のない状況だと受けとめました。 今回の予算に反対したら、この分厚いこの中身が全部前送りにしまう、柏原市の教育やら、もういろんな問題が前に進まない。その状況を鑑みて、このサンヒルの予算の見直しがこれから先必ずあることを前提に進めていただかなくては了解しがたいなと思っておりますので、今後の見直しを必ずお願いして、それだけ重大な議案であるということをまた市長にも受けとめていただいて、よろしくお願いしたいと思います。 ○乾一議長 他に質疑ございませんか。--ないようですので、これにて質疑を終結します。 本件については、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって本件は委員会付託を省略することに決しました。 次に、議案第1号についてでありますが、本件につきましては、既に所管の委員会において審査が終了しておりますので、各委員長の報告を受けます。 最初に、奥山渉総務産業委員会委員長、報告願います。     〔13番 奥山 渉議員 登壇〕 ◆13番(奥山渉議員) おはようございます。総務産業委員会の奥山渉でございます。 ただいまから、総務産業委員会に付託されました案件のうち、議案第1号 平成31年度柏原市一般会計予算のうち、当委員会所管事項の審査結果につきまして、ご報告申し上げます。 本件につきましては、各委員から各費目にわたり質疑、要望がありました。なお、採決の前に、委員から、本来であれば議案第9号及び議案第20号の撤回に伴い、訂正後の予算案をもって審査すべきところではあるが、訂正されていない予算案での審査となっていることから、訂正されるであろう数値が明確に出ていない中では、本原案に対して賛成できない旨の意見表明がありましたので、起立採決の結果、起立する委員はなく否決されました。 以上が当委員会に付託されました議案第1号の審査結果であります。 なお、委員各位の詳細な質疑内容につきましては、後日配付いたします委員会会議録のご参照をお願い申し上げまして、報告を終わらせていただきます。 ○乾一議長 ただいまの委員長報告に対し、質疑ありませんか。--別にないようです。よってこれにて質疑を終結します。 次に、大坪教孝厚生文教委員会委員長、報告願います。     〔14番 大坪教孝議員 登壇〕 ◆14番(大坪教孝議員) おはようございます。厚生文教委員会の大坪教孝でございます。 ただいまから、厚生文教委員会に付託されました議案第1号 平成31年度柏原市一般会計予算のうち、当委員会所管事項の審査結果につきまして、ご報告申し上げます。 本件につきましては、各委員から各費目にわたり質疑、要望があり、委員から反対の意見表明がありました後、起立採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 以上が当委員会に付託されました議案第1号の審査結果であります。 なお、委員各位の詳細な質疑内容につきましては、後日配付いたします委員会会議録のご参照をお願い申し上げまして、ご報告を終わらせていただきます。 ○乾一議長 ただいまの委員長報告に対し、質疑ありませんか。--別にないようです。よってこれにて質疑を終結します。 以上で議案第1号の各委員長の報告及びそれに対する質疑は終わりました。 これより議案第1号に対する討論に入ります。討論の通告が出ておりますので、原案反対者の橋本満夫議員の発言を許可します。 ◆11番(橋本満夫議員) 日本共産党の橋本満夫でございます。 私は、議案第1号 平成31年度柏原市一般会計予算に反対の立場から討論を行います。 さて、私たち柏原市会議員の役割は、一般会計266億3,236万8,000円の予算案を市民を代表し、市民にとってサービスの低下はないかや無駄な予算がないか、不要不急の事業がないのかをチェックをし、不十分な事業には拡充させることにあります。国政はもちろん柏原市政においても、税金の使い方を厳しくチェックし、市民の立場に立って慎重に審議を尽くすことが、今、柏原市議会の使命であると考えています。 そこで、今回の総額約266億円の予算が提案されていますが、1,000円たりとも市民の立場から見て問題がないとお考えでしょうか。さらには、約7万市民の方の税金が適正に使われている予算とお考えでしょうか。我々柏原市議会は多くの市民の皆さんの期待、そして注目される中で責任を持ち判断をしなければなりません。 それでは、反対する理由を述べます。 第1の理由は、高齢者サービスの低下と切り捨てです。 昨年度は、長らく続けてきた長寿祝金を廃止しました。老人福祉費は、平成29年度予算では約9,200万円あったのが平成31年度では約6,300万円まで削減されています。今年度は、高齢者の健康の維持増進を図ることを目的として行われていた高齢者ふれあい入浴サービス事業が廃止されます。 この事業は、平成21年度に大阪維新の会の橋下徹知事になり、大阪府の補助金が切られる中でも柏原市の独自事業として、高齢者の外出、お風呂での交流を狙った事業として今まで継続されていました。平成30年度の予算は、39万8,000円の事業費です。それを、限られた予算を有効に使うという理由で廃止されます。事前にとられたアンケートでも、高齢者ふれあい入浴サービス事業はなくてもよいと答えた方より必要と答えた方が10%も多くありました。今回の廃止は、市民の意見声を反映されたものではありません。 第2の理由は、高齢者インフルエンザに係る個別通知はがきの費用が廃止されました。135万円です。昨年、予算計上をしておきながら突然はがきを郵送しなかったことから、なぜ中止にしたのかの苦情を初め、健康福祉センターまで行くのが不便である、遠くて行けないなど本当に多くの市民の方から声が寄せられました。市長は身を切る改革と言いながら、高齢者の市民の声を切り捨てています。はがきを通知しなかったことで、住民税非課税の方のインフルエンザ予防接種を受けた数が、4,610人から3,528人と1,082人も減少しています。昨年は、全国的にインフルエンザが大流行し、多くの高齢者の方の命が失われました。135万円の予算が、高齢者の方の命を救う場合もあります。何が日本一住みたいまち柏原の実現ですか。高齢者の命を守る気持ちがありません。 最後に、第3の理由として、議会での答弁でも頻繁に使われる限られた財源を効果的に使うという税金の使い方の問題です。 今年度予算に、国分中学校のグラウンド整備事業として1億3,300万円の予算が計上されています。厚生文教委員会での審議においても、平成28年9月議会でジェイテクトの用地取得の議論がされてきましたが、当時の中野市長の答弁の矛盾も明らかになりました。今回、仮にグラウンドを整備しても、中野市長が言われた柏原市内で唯一野球ができないグラウンドだから、新たなグラウンドが必要と言われましたが、新たなグラウンドは段差があるために解決されないことが明らかになりました。また、当初の土地取得の2つ目の理由は、将来国分中学校区で小学校廃校にし、小中一体型の学校設置です。柏原中学校区の一体型の建設費用の試算約100億円から見ても、既に柏原市の財政状況では事業計画は破綻しているのではないでしょうか。 確かに、グラウンドが拡張されることでクラブ活動は今より保障されることは事実で、否定するものではありません。 しかしながら、この事業は土地の取得費を合わせると約6億円を超える事業です。委員会でも明らかになりましたが、補助金がない中で、5億円も起債、つまり借金をして利息が8,000万円もつき、今後毎年返済していかなければなりません。グラウンド整備は、2年間計画なので、来年度に向けて1億4,100万円の債務負担行為も計上されています。6億円という市民の税金は、大変貴重なお金です。市内の各学校のトイレを初め老朽化の問題、児童・生徒の命と市民の命を守るためにも災害時避難所となる小・中学校の体育館へのクーラー設置を大阪府、箕面市を参考にすれば6億円ほど想定されますが、国が7割を補助するため、柏原市の持ち出しは約1億8,000万円で設置することができるでしょう。 予算は、市民の命と暮らしを守ることを最優先にして組むべきではないでしょうか。委員会での採決前に市長にるる申し上げた問題で、予算を組み替えるお考えをお聞きしましたが、考えはないと言い切られました。 議員の皆さん、るる申し上げましたが、予算つまり税金の使い方をかえれば柏原市のためにもなり、多くの市民にも喜んでもらえる予算にすることは可能です。 以上の理由により、議案第1号 平成31年度柏原市一般会計予算及び関連する予算が計上されている議案第22号 平成30年度柏原市一般会計補正予算(第9号)に対して反対する討論といたします。 議員の皆様のご賛同をお願い申し上げ、討論を終わります。ご清聴ありがとうございました。 ○乾一議長 以上で通告による討論は終わりました。他に討論の申し出がありませんので、これにて討論を終結します。 ここで、議案第1号の採決を行います。 お諮りします。議案第1号 平成31年度柏原市一般会計予算に対する総務産業委員会委員長の報告が否決でありましたので、原案について採決いたします。 本件については、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○乾一議長 起立多数と認めます。よって議案第1号は原案どおり可決されました。 次に、議案第28号 平成31年度柏原市一般会計補正予算(第1号)に対する討論に入ります。討論ありませんか。--別にないようです。よってこれにて討論を終結します。 直ちにお諮りします。議案第28号 平成31年度柏原市一般会計補正予算(第1号)は原案どおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって議案第28号は原案どおり可決されました。----------------------------------- ○乾一議長 次に、日程第5から日程第21までの17件を一括して議題とします。 ただいま一括して議題としました17件につきましては、既に所管の委員会において審査が終了しておりますので、各委員長の報告を受けます。 最初に、奥山渉総務産業委員会委員長、報告願います。     〔13番 奥山 渉議員 登壇〕 ◆13番(奥山渉議員) 総務産業委員会の奥山渉でございます。 先ほどご報告いたしました議案第1号を除く他の議案の審査結果につきましてご報告申し上げます。 まず、議案第7号 平成31年度柏原市水道事業会計予算につきましては、委員から質疑要望がありました後、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第8号 平成31年度柏原市下水道事業会計予算を審査いたしました。本件につきましては、委員から質疑、要望がありました後、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第11号 執行機関の附属機関に関する条例の一部改正についてを審査いたしました。本件につきましては、質疑なく、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第14号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてを審査いたしました。本件につきましては、質疑なく、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第15号 職員の退職手当に関する条例の一部改正についてを審査いたしました。本件につきましては、委員から質疑、要望がありました後、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第22号 平成30年度柏原市一般会計補正予算(第9号)のうち、当委員会所管事項を審査いたしました。本件につきましては、質疑なく、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 以上が当委員会に付託されました議案の審査結果であります。 なお、委員各位の詳細な質疑内容につきましては、後日配付いたします委員会会議録のご参照をお願い申し上げまして、報告を終わらせていただきます。 ○乾一議長 ただいまの委員長報告に対し、質疑ありませんか。--別にないようです。よってこれにて質疑を終結します。 次に、大坪教孝厚生文教委員会委員長、報告願います。     〔14番 大坪教孝議員 登壇〕 ◆14番(大坪教孝議員) 厚生文教委員会の大坪教孝でございます。 先ほどご報告いたしました議案第1号を除く他の議案の審査結果につきまして、ご報告申し上げます。 まず、議案第2号 平成31年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算を審査いたしました。本件につきましては、各委員から各費目にわたり質疑があり、委員から反対の意見表明がありました後、起立採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第3号 平成31年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)予算を審査いたしました。本件につきましては、委員から質疑なく、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、審査の都合上、議案第6号 平成31年度柏原市市立柏原病院事業会計予算を審査いたしました。本件につきましては、各委員から質疑、要望がありました後、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第24号 平成30年度柏原市市立柏原病院事業会計補正予算(第2号)を審査いたしました。本件につきましては、委員から質疑なく、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第4号 平成31年度柏原市介護保険事業特別会計予算を審査いたしました。本件につきましては、委員から質疑がありました後、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第5号 平成31年度柏原市後期高齢者医療事業特別会計予算を審査いたしました。本件につきましては、委員から質疑なく、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第13号 柏原市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてを審査いたしました。本件につきましては、委員から質疑なく、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第17号 柏原市ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部改正についてを審査いたしました。本件につきましては、委員から質疑がありました後、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第18号 柏原市国民健康保険条例の一部改正についてを審査いたしました。本件につきましては、委員から質疑がありました後、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、審査の都合上、議案第25号 柏原市国民健康保険条例の一部改正についてを審査いたしました。本件につきましては、委員から質疑、反対の意見表明がありました後、起立採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 次に、議案第21号 柏原市放課後児童会条例の一部改正についてを審査いたしました。本件につきましては、委員から質疑なく、採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 最後に、議案第22号 平成30年度柏原市一般会計補正予算(第9号)のうち、当委員会所管事項を審査いたしました。本件につきましては、各委員から各費目にわたり質疑があり、委員から反対の意見表明がありました後、起立採決の結果、原案どおり可決することに決しました。 以上が当委員会に付託されました議案の審査結果であります。 なお、委員各位の詳細な質疑内容につきましては、後日配付いたします委員会会議録のご参照をお願い申し上げまして、ご報告を終わらせていただきます。 ○乾一議長 ただいまの委員長報告に対し、質疑ありませんか。--別にないようです。よってこれにて質疑を終結します。 以上で各委員長の報告及びそれに対する質疑は終わりました。 次に、議案第2号 平成31年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算について討論に入ります。討論の通告が出ておりますので、原案反対者の橋本満夫議員の発言を許可します。     〔11番 橋本満夫議員 登壇〕 ◆11番(橋本満夫議員) 日本共産党の橋本満夫でございます。 私は、議案第2号 平成31年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算に対して、反対の立場から討論を行います。 本会議での質疑でも明らかになりましたが、平成31年度の柏原市国民健康保険料は、全世帯が値上がりになります。例えば、所得段階33万円で年金生活者ひとり世帯では、1,264円の値上がりで2万4,102円に、2人世帯では、1,960円の値上がりで3万5,744円になります。また、モデルケースでは、所得が200万円で4人世帯であれば、2万5,611円の値上がりで41万8,319円になります。同時に限度額が4万円引き上がり、89万円から93万円になります。 以前であれば、柏原市独自で保険料率を算定するときは、所得割、均等割、平等割で調整をして、低所得者対策もされ、保険料が引き下がるケースもありました。しかしながら、平成30年度からは、大阪維新府政が進める大阪府の統一保険料になりました。統一保険料化は47都道府県を見てもごくわずかな自治体だけです。大阪府の統一保険料になったため、柏原市でも、平成20年度ぶりに全世帯が値上がりになってしまいました。 同時に、この保険料の統一化は、今まで柏原市独自で行っていた低所得者減免などの制度も平成36年度から廃止されてしまいます。各自治体の独自減免を廃止していくのは、全国都道府県を見ても、大阪府だけで、大阪維新府政の府民いじめの異常さがあります。 今まで、柏原市が運営主体のときは、保険給付費を削減することで保険料の軽減にも直接影響しましたが、大阪府の統一料金化では、大阪府下の非保険者数に占める柏原市の割合は0.8%しかありません。大阪府下の自治体では、それぞれ条件等大きな違いがあります。それを、平成36年度から全てを統一にすることに大きな問題を抱えています。高過ぎる国保料は市民の暮らしを苦しめるだけでなく、国民健康保険制度の根幹を揺るがしています。 だからこそ、全国知事会は、国保料を協会健康保険料並みに引き下げるために、政府に1兆円の公費負担を要望しています。根本的に高過ぎる国民健康保険料は国の政府与党の政治の責任です。国の税金の使い方を変える必要があります。 以上の理由により、議案第2号 平成31年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算及び大阪府の統一料金化による条例改正がされている議案第25号 柏原市国民健康保険条例の一部改正についてに対しての反対の立場での討論といたします。議員の皆さんのご賛同をお願い申し上げまして、討論を終わります。ご清聴ありがとうございました。 ○乾一議長 以上で、通告による討論は終わりました。他に討論の申し出がありませんので、これにて討論を終結します。 直ちに採決します。 お諮りします。議案第2号 平成31年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算の委員長の報告は原案可決であります。よって本件につきましては委員長の報告どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○乾一議長 起立多数と認めます。よって議案第2号は原案どおり可決されました。 次に、議案第3号から議案第8号まで、議案第11号、議案第13号から議案第15号まで、議案第17号、議案第18号、議案第21号、議案第22号、議案第24号及び議案第25号の16件を一括して討論に入ります。討論ありませんか。--別にないようです。よってこれにて討論を終結します。 直ちに採決します。 お諮りします。議案第3号 平成31年度柏原市国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)予算、議案第4号 平成31年度柏原市介護保険事業特別会計予算、議案第5号 平成31年度柏原市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第6号 平成31年度柏原市市立柏原病院事業会計予算、議案第7号 平成31年度柏原市水道事業会計予算、議案第8号 平成31年度柏原市下水道事業会計予算の各委員長の報告はいずれも原案可決であります。よって本6件につきましては各委員長の報告どおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号はいずれも原案どおり可決されました。 次にお諮りします。議案第11号 執行機関の附属機関に関する条例の一部改正について、議案第13号 柏原市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について、議案第14号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、議案第15号 職員の退職手当に関する条例の一部改正について、議案第17号 柏原市ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部改正について、議案第18号 柏原市国民健康保険条例の一部改正について、議案第21号 柏原市放課後児童会条例の一部改正についての各委員長の報告はいずれも原案可決であります。よって本7件につきましては各委員長の報告どおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって議案第11号、議案第13号、議案第14号、議案第15号、議案第17号、議案第18号、議案第21号はいずれも原案どおり可決されました。 次にお諮りします。議案第22号 平成30年度柏原市一般会計補正予算(第9号)の各委員長の報告は原案可決であります。よって本件につきましては委員長の報告どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○乾一議長 起立多数と認めます。よって議案第22号は原案どおり可決されました。 次に、議案第24号 平成30年度柏原市市立柏原病院事業会計補正予算(第2号)の委員長の報告は原案可決であります。よって本件につきましては委員長の報告どおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって議案第24号は原案どおり可決されました。 次に、議案第25号 柏原市国民健康保険条例の一部改正についての委員長の報告は原案可決であります。よって本件につきましては委員長の報告どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○乾一議長 起立多数と認めます。よって議案第25号は原案どおり可決されました。 次に、日程第22 議案第27号 平成30年度柏原市一般会計補正予算(第11号)を議題といたします。 議案の朗読を省略して、直ちに説明を求めます。     〔福井 浩 財務部長 登壇〕 ◎福井浩財務部長 それでは、議案第27号についての説明をさせていただきます。 追加議案書2の1ページをお開き願います。 議案第27号は、平成30年度柏原市一般会計補正予算(第11号)でございます。 第1条では、歳入歳出予算の総額から3,061万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を269億3,565万6,000円とするものでございます。 次の第2条では、繰越明許費の補正を行うものでございます。 それでは、議案書の10ページをお開き願います。 歳出から説明いたします。 目1一般管理費1,541万円は、退職者の確定により退職手当を増額するものでございます。 次の目6国際事業費マイナス14万7,000円は、文化スポーツ国際交流基金の預金利子を財源とする文化スポーツ国際交流事業補助金の額が確定したことにより、補助金を減額し、歳入した利子の残額を基金に積み立てるものでございます。 次のページをお開き願います。 目3障害者自立支援費4,089万2,000円は、障害者自立支援給付費の利用者及び支給量の増加によるものでございます。 次のページをお開き願います。 目2予防費90万円は、公費負担による風疹予防接種の対象者が平成31年度から拡充されることに伴い、新たに対象となる方への案内や医療機関での接種に必要となるクーポン券の配布を早期に実施するため、印刷封入封緘業務に係る委託料を計上するものでございます。 下段の目1清掃総務費マイナス2,023万円及び次のページの目3道路新設改良費マイナス6,880万円は、環境事業組合の負担で実施している信貴太平寺線整備事業費の確定に伴い、環境事業組合への負担金と整備事業の事業費をそれぞれ減額するものでございます。 次のページをお開き願います。 目2非常備消防費136万1,000円は、消防団が装備するトランシーバーの購入費に対し国の補助が受けられることとなったことから、その購入費を計上するものでございます。 以上で歳出の説明は終わらせていただきます。 次に、少し戻っていただきまして6ページをお開き願います。 歳入でございます。 目3土木費負担金マイナス6,880万円は、歳出で説明いたしました信貴太平寺線整備事業費の確定に伴い、環境事業組合からの負担金を減額するものでございます。 次のページをお開き願います。 目1民生費国庫負担金2,044万6,000円は、障害者自立支援給付費の増額分に対する国庫負担金でございます。 下段の目8消防費国庫補助金45万3,000円は、消防団のトランシーバー購入費に対する国庫補助金でございます。 次のページをお開き願います。 目1民生費府負担金1,022万3,000円は、先ほどの民生費国庫負担金と同様、障害者自立支援給付費の増額分に対する府負担金でございます。 下段の目2利子及び配当金マイナス14万7,000円は、文化スポーツ国際交流基金の利子の確定によるものでございます。 次のページをお開き願います。 目2雑入721万1,000円のうち、退職手当に係る他会計負担金136万8,000円は、水道事業会計、病院事業会計及び下水道事業会計からの退職手当に対する負担金の確定によるものでございます。 その下のその他雑入584万3,000円は、今回の補正における収支均衡を図るため、計上するものでございます。 以上で歳入の説明を終わらせていただきます。 少し戻っていただきまして、4ページをお開き願います。 第2表 繰越明許費補正でございます。 追加では、先ほど歳出で説明いたしました風しんクーポン券印刷封入封緘業務及び消防団設備整備事業の業務完了が翌年度になることから、繰り越すものでございます。 その下の変更では、先ほど承認いただきました議案第22号 一般会計補正予算(第9号)により、繰越明許費として設定した上市法善寺線道路整備事業において、新たに用地買収の協力が得られることとなったことから、物件補償算定業務に係る繰越明許費の額を増額するものでございます。 以上で平成30年度柏原市一般会計補正予算(第11号)の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定いただきますようお願いいたします。 ○乾一議長 以上で説明は終わりました。 これより本件について質疑に入ります。質疑ありませんか。--別にないようです。よって、これにて質疑を終結します。 本件については、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって本件は委員会付託を省略することに決しました。 これより本件について討論に入ります。討論ありませんか。--討論なしと認めます。よってこれにて討論を終結します。 直ちに採決します。 お諮りします。議案第27号 平成30年度柏原市一般会計補正予算(第11号)は原案どおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声起こる〕 ○乾一議長 ご異議なしと認めます。よって議案第27号は原案どおり可決されました。 以上で本日の議事日程は全て終了しました。 本定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。----------------------------------- ○乾一議長 定例会閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 去る2月20日に開会しました本定例会も、皆様のご協力のもとで31日間の会期を終え、本日無事閉会の運びとなりました。議員各位には、本定例会に提案されました各案件につきまして、終始熱心にご審議賜りましたことに対し、心からお礼を申し上げます。 一方で、本定例会では、市長が提案された議案を審議途中にもかかわらず、市長みずからが議案を取り下げられることで、本会議の運営に混乱が生じました。議案の取り下げは柏原市議会において極めてまれなことであり、市長におかれましては、そのようなことを十分に踏まえられた上で、議案の取り下げを判断されたことだと思いますが、議案そのもの、ひいては柏原市の行政に対する信頼性を揺るがすことにつながりかねない重大な事案であったことを深く理解していただき、今後このようなことがないよう、議案の提出に当たっては十分に精査をしていただくようお願いします。 4月から新年度を迎え、また、5月には新しい元号となります。理事者におかれましては、予算の執行に当たり、今定例会で議員からありました意見、要望につきまして、尊重していただきますようお願いいたします。 また、長年にわたり柏原市の発展のためにご尽力をいただいた職員の方々がこの3月末をもって退職されます。本当に長い間、お疲れさまでございました。 最後になりましたが、季節の変わり目でありますことから、皆様方にはお体には十分ご自愛いただきまして、市民の福祉向上のためにさらなるご尽力を賜ることをお願い申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。 それでは、冨宅市長から挨拶を受けます。     〔冨宅正浩 市長 登壇〕 ◎冨宅正浩市長 第1回定例会の閉会に当たり、議長のお許しをいただきまして、お礼を兼ねまして一言ご挨拶を申し上げます。 去る2月20日に開会され、私の市政運営方針、そして、新年度の各会計予算を初め、数多くの議案をご提案申し上げましたところ、議員各位におかれましては、本会議、各委員会におきまして、慎重にご審議、ご決定を賜り、さらに、本日ご提案申し上げました追加議案に対しましてもご決定を賜り、改めて厚く御礼を申し上げます。 あと1週間ほどで平成31年度が始まります。そして、5月1日には新しい時代の幕あけを迎えます。先ほど議長から賜りましたお言葉も胸に秘めまして、予算を初め各議案の執行に当たりましては、職員と一丸となりまして市政運営を進めてまいりますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○乾一議長 次に、3月末をもちまして退職される幹部職員のうち、ここにおられる方々をご紹介させていただきます。 林会計管理者、碇本行政委員会事務局長、乾スポーツ推進課長。以上の方々であります。壇上からでございますが、本当に長い間、お疲れさまでございました。(拍手) 退職される皆様には、新しい人生の門出に当たり、これまで培われてきました知識、経験を大いに生かし、柏原市の職員であったことを誇りに、さらなるご活躍を期待いたしております。 これにて、平成31年第1回柏原市議会定例会を閉会いたします。 △閉会 午前11時36分-----------------------------------  地方自治法第123条第2項によりここに署名する。 柏原市議会議長  乾  一 柏原市議会議員  峯 弘之 柏原市議会議員  梅原壽恵 柏原市議会議員  寺田悦久...