平成26年 3月 定例会(第1回) 目次◇開議 午前9時59分 日程第1 報告第1号及び報告第2号、議案第1号から議案第9号並びに議案第13号から議案第24号まで *
新風かしわら代表質疑(山口由華)……………………………………… 157 理事者答弁
政策推進部長(松井久尚)………………………………………………… 160
健康福祉部長兼
福祉事務所長(植田眞功)……………………………… 162 経済環境部長(奥田隆一)………………………………………………… 164 都市整備部長(山本佳裕)………………………………………………… 165
まちづくりデザイン部長(乾 至克)…………………………………… 167 学校教育部長(浦上 隆)………………………………………………… 167 生涯学習部次長兼公民館長(酒谷敬三郎)……………………………… 169
市立柏原病院事務局長(石井秀幸)……………………………………… 169 再質疑(山口由華)………………………………………………………… 170◇休憩 午前11時45分◇再開 午後0時58分 *
公明党代表質疑(新屋広子)……………………………………………… 178 理事者答弁
政策推進部長(松井久尚)………………………………………………… 180
健康福祉部長兼
福祉事務所長(植田眞功)……………………………… 182 都市整備部長(山本佳裕)………………………………………………… 185 学校教育部長(浦上 隆)………………………………………………… 186 生涯学習部次長(西野義則)……………………………………………… 187 市民部長(岡本彰司)……………………………………………………… 189
市立柏原病院事務局長(石井秀幸)……………………………………… 189 上下水道部長(塩野臣成)………………………………………………… 190 再質疑(新屋広子)………………………………………………………… 191◇休憩 午後2時49分◇再開 午後3時18分 *
市政クラブ代表質疑(鶴田将良)………………………………………… 201 理事者答弁 総務部長(尾野晋一)……………………………………………………… 203
政策推進部長(松井久尚)………………………………………………… 204 市民部長(岡本彰司)……………………………………………………… 205
健康福祉部長兼
福祉事務所長(植田眞功)……………………………… 205 経済環境部長(奥田隆一)………………………………………………… 207
行政委員会事務局次長(佐藤 忠)……………………………………… 209 都市整備部長(山本佳裕)………………………………………………… 209 学校教育部長(浦上 隆)………………………………………………… 210 生涯学習部次長(西野義則)……………………………………………… 211 上下水道部長(塩野臣成)………………………………………………… 212 再質疑(鶴田将良)………………………………………………………… 213◇延会 午後5時10分◯平成26年第1回
柏原市議会定例会会議録(第4号)
-----------------------------------◯平成26年3月13日午前9時59分より
柏原市議会議事堂において
再開-----------------------------------◯議事日程 日程第1 報告第1号 専決処分報告について 「専決第1号 損害賠償の額の決定及び和解について」 報告第2号 専決処分報告について 「専決第2号 平成25年度柏原市
一般会計補正予算(第8号)」 議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算 議案第2号 平成26年度柏原市
国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算 議案第3号 平成26年度柏原市
国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)予算 議案第4号 平成26年度柏原市
介護保険事業特別会計予算 議案第5号 平成26年度柏原市
後期高齢者医療事業特別会計予算 議案第6号 平成26年度柏原市
市立柏原病院事業会計予算 議案第7号 平成26年度柏原市
水道事業会計予算 議案第8号 平成26年度柏原市
下水道事業会計予算 議案第9号 市道の路線認定及び廃止について 議案第13号 人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について 議案第14号 一般職の任期付職員の採用に関する条例の制定について 議案第15号 特別職等の職員の給料月額及び退職手当の額の特例に関する条例の制定について 議案第16号 柏原市文化・
スポーツ国際交流基金条例の一部改正について 議案第17号 柏原市乳幼児及び児童の医療費の助成に関する条例の一部改正について 議案第18号 柏原市下水道条例の一部改正について 議案第19号 平成25年度柏原市
一般会計補正予算(第9号) 議案第20号 平成25年度柏原市
国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)補正予算(第1号) 議案第21号 平成25年度柏原市
市立柏原病院事業会計補正予算(第2号) 議案第22号 平成25年度柏原市
水道事業会計補正予算(第2号) 議案第23号 平成26年度柏原市
一般会計補正予算(第1号) 議案第24号 平成26年度柏原市
下水道事業会計補正予算(第1号)
-----------------------------------◯出席議員(17名) 1番 冨宅正浩議員 2番 山本修広議員 3番 新屋広子議員 4番 小谷直哉議員 5番
山口由華議員 6番 山本真見議員 7番 田中秀昭議員 8番
山下亜緯子議員 9番 濱浦佳子議員 10番 中村保治議員 11番 橋本満夫議員 12番
岸野友美子議員 13番 鶴田将良議員 14番 奥山 渉議員 15番 大坪教孝議員 16番 乾 一議員 17番
中野広也議員-----------------------------------◯欠席議員(なし
)-----------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名 市長 中野隆司 副市長 吉田茂治 教育長 稲田邦敏
病院事業管理者 刈谷雄二 監査委員 裏野榮士 政策推進部 部長 松井久尚 次長兼広報広聴課長 石橋敬三 企画調整課長 石垣好啓
地域連携支援課長 桐藤英樹 総務部 部長 尾野晋一 次長兼総務課長 小林由幸 危機管理課長 市川信行 財務部 部長 渡辺耕次 次長兼財政課長 中野佳彦 市民部 部長 岡本彰司 経済環境部 部長 奥田隆一 健康福祉部 部長兼
福祉事務所長 植田眞功 次長兼社会福祉課長 前川留彦 健康福祉課長 岩佐昌史
まちづくりデザイン部 部長 乾 至克 都市整備部 部長 山本佳裕 上下水道部 部長 塩野臣成 市立柏原病院 事務局長 石井秀幸 会計管理室 会計管理者兼室長 野村英晃 学校教育部 部長 浦上 隆 生涯学習部 次長 西野義則 次長兼公民館長 酒谷敬三郎 社会教育課長 横尾五男
行政委員会事務局 次長 佐藤
忠-----------------------------------◯事務局出席職員 事務局長 山本昌晴 次長 塩谷 修 主幹 岡市朋子 主査 栗田聖子 主査
笠原秀保~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△再開 午前9時59分
○奥山渉議長 おはようございます。 ただいまの出席議員17名、定足数に達しております。よってこれより本会議を再開いたします。
△開議
○奥山渉議長 直ちに開議いたします。 日程第1、報告第1号及び報告第2号、議案第1号から議案第9号並びに議案第13号から議案第24号までの23件を一括して議題とします。 昨日に引き続き、各会派の代表質疑を行います。本日は、新風かしわらの代表質疑からであります。新風かしわらを代表して、
山口由華議員、登壇願います。 〔5番
山口由華議員 登壇〕(拍手)
◆5番(
山口由華議員) 皆様おはようございます。5番議員の山口由華でございます。 議長のお許しをいただき、平成26年第1回定例本会議におきまして、新風かしわらを代表し、議案についての質疑をさせていただきます。 質問の機会を与えていただきました同会派の山本修広議員、冨宅正浩議員並びに議員各位に厚く御礼申し上げます。 また、お足元が悪い中、傍聴にお越しいただきました皆様に心より感謝申し上げます。 さて、ことしはオリンピック、
パラリンピックの冬季大会に当たり、先月オリンピックが幕を閉じました。日本選手団は、長野大会のメダル10個に次いで、国外大会では最多のメダル8個を獲得しました。そして、現在、
パラリンピックが開催中で、昨日の時点でメダル5個を獲得しています。 ニュースでもたくさん映像が流れましたが、今大会は若い世代、特に10代の若者が活躍いたしました。同じ年ごろの子どもを持つ母親として、彼らを立派であるとともに誇りに思います。 また、4月から消費税が8%へアップいたしますが、昨日、大手企業ではベースアップが発表されました。 経済状況では、まだ一喜一憂がある情勢で、この1年が日本経済にとって大事な1年になると考えます。 昨日まで各会派から質問がなされました中野市長の市政運営方針においても、取捨選択のある非常に大切な1年になるかと存じます。 先ほどのオリンピックに出場した選手それぞれが、抱える問題を乗り越え、メダルを獲得したように、柏原市においても、市長をトップとする行政機関、市議会、そして市民の皆様が一丸となって、お年寄りから子どもまで、笑顔で健やかに暮らせるまちの基盤づくりをしていくべきであると決意を新たにいたしまして、質疑に入らせていただきます。 整理番号23番、議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、歳出、款2総務費 項1総務管理費 目1一般管理費、
ふるさと納税推進負担金の内容についてでありますが、ふるさと納税のポータルサイトがあって、簡単に選択ができたり、
ランキング形式で紹介するものなど、自治体への寄附が身近なものになってきております。柏原市におきましては、具体的にどのような仕組みで運用されるのかお伺いいたします。 整理番号24番、新規事業でありますまちの
魅力づくり事業の内容と想定される効果についてお伺いいたします。 整理番号25番、目2文書広報費、広報かしわらの今後の取り組みについてお伺いいたします。 整理番号26番、新規事業の
ウエブサイト等管理運営事業の内容、また、ネットワークを活用してどういった形で市の公式ページを広報していくのか、その構想戦略をお伺いいたします。 整理番号27番、目7自治振興費、
市民郷土まつり振興事業についてでありますが、今年度5年ぶりに開催された花火大会では、事故もなく無事に終えることができ、市民の方からたくさんの喜びの声が届いております。 その一方、
かしわら花火大会の開催1週間前に福知山市での露店事故が起こり、本市におきましても、各関係者、警備上大変憂慮されておりました。来年度の
市民郷土まつりの取り組み状況について、主に警備体制についてお伺いいたします。 整理番号28番、款3民生費 項1社会福祉費 目1
社会福祉総務費、
生活困窮者自立促進支援モデル事業の内容についてお尋ねいたします。 3本の矢を柱とする
経済政策アベノミクスが掲げられておりますが、景気回復の兆しというものは、まだまだ日々の生活に感じられるところまで及んでおりません。 そういった中で、このモデル事業は大変重要であると考えます。開始からこれまでに寄せられた相談件数、また解決済みの件数など、効果がわかるものがあれば、お聞かせ願います。 整理番号29番、款4衛生費 項1保健衛生費 目1
保健衛生総務費、
自殺対策緊急強化事業についてであります。今月は
自殺対策強化月間ということで、本市におきましても啓発活動を行っていただいているところでありますが、この事業の内容をお聞かせください。 整理番号30番、目5公害対策費、
大気汚染対策事業について、先月2月26日は全国的に微粒子状物質、いわゆるPM2.5の飛来によって観測濃度が上がり、大阪府でもPM2.5に対する初の注意喚起情報が出されました。人体に及ぼす影響が科学的には解明されておりませんが、濃度が高い日に体調不良を訴える人もいると聞いております。このPM2.5を含む大気汚染の市の対策内容と市民の皆様への周知方法及び対策についてお伺いいたします。 整理番号31番、項2清掃費 目2塵芥処理費、柏原市におきましても山間部へのごみの不法投棄は大変問題ではありますが、町なかにおきましても不法投棄が見受けられます。山間部、上市の近鉄沿線の高架下、恩智川への不用品の投げ込みなど、その捨てられ方はさまざまであります。柏原市として、こういった不法投棄にどのように取り組まれているのかお伺いいたします。 整理番号32番、款6商工費 項1商工費 目1商工総務費、
消費者保護対策事業について。昨今、主に高齢者を対象とした悪質商法や詐欺など、手口が多様化してきており、被害に遭う方もふえてきております。
消費者保護対策として、市はどのような取り組みをしておられるのか、また今後の進め方についてお伺いいたします。 整理番号33番、目2商工業振興費、
商店街等にぎわいづくり補助金の内容と効果についてお伺いいたします。 商店街の活性化に向けて、さまざまな施策が行われておりますが、商工業振興費として、
商店街等にぎわいづくり補助金の内容と、この補助金により想定される効果についてお伺いいたします。 整理番号34番、款7土木費 項2
道路橋りょう費 目3
道路新設改良費、
上市法善寺予備設計業務委託料に係る道路計画の内容についてお伺いいたします。 大
県本郷線開通予定にあわせての設計委託料でありますが、新しくできる大県本郷線と交差する上市法善寺線、特に大県付近では道幅も狭く、歩行者、自転車及び自動車の交通量も多い道路です。 また、国道25号から大県本郷線を東へ向かうと、上市法善寺線と交差するすぐ右手には
オガタ通り商店街もあります。そのような道路事情を踏まえ、どのような道路設計をされるのかお伺いいたします。 整理番号35番、目5交通対策費、
放置自転車等対策についてでございます。 市域で目につくのは、特にJR柏原駅の東口です。駅前に指導員の方が啓発や警告をしていただいて、平日はかなり減少したと聞いております。しかし、土日になると自転車が多数置かれておりまして、通行者の方々に大変迷惑をかけている現状です。市の取り組みについてお伺いいたします。 整理番号36番、
JR柏原駅東自動車駐車場の現在の利用状況と改修されます工事の内容及び工事後の効果についてお伺いいたします。 整理番号37番、項3都市計画費 目1
都市計画総務費、
都市計画調査事務事業の内容についてでありますが、柏原市では、ここ半年の間にヤオヒコ前飲食店、スーパー、ホームセンターなど相次いで閉店が続いております。その中で、
都市計画調査事務事業の内容について、この予算で一体何を調査し、どのように都市計画に生かされているのかお伺いいたします。 整理番号38番、目2街路事業費、市民の方からも要望の強い
田辺旭ヶ丘線整備事業の今後の方向性についてお伺いいたします。 整理番号39番、款9教育費 項1教育総務費 目2事務局費、学校現場でのいじめ対策の現状と今後の取り組みについてお伺いいたします。柏原市においてもいじめが発生しているという事実は聞き及んでおります。現状と今後の取り組みについてお聞かせください。 整理番号40番、スタディ・アフター・スクール事業、こちらは平成17年から開始されており、事業目的といたしまして、学校の授業がわからない、学校の授業だけでは物足りない子どもに対し、補習または補充的な学習、発展的な学習を指導し、学力の向上、学習意欲の向上、学習習慣の定着を図るということです。開始から9年たちましたが、この事業の現状と効果について、また今後の取り組みについてお伺いいたします。 整理番号41番、項3中学校費 目1学校管理費、
中学校クラブ活動についてであります。 生徒数が減少傾向にある中、先生の人数も少なくなり、顧問として受け持つクラブの数を減らさなければならない現状があります。この問題は柏原市だけではありませんが、市として現状の子どもたちのクラブ活動についてどのように考えておられるのか、また今後の方向性についてお聞かせください。 整理番号42番、項5社会教育費 目5公民館費、
市民文化センター改修工事の内容と市民サービスへの影響について。
市民文化センターの改修工事とございますが、どこをどのように改修されるのか。また、それにより利用できる機会が減ると思いますが、いつごろからいつごろまで工事期間をお考えでしょうか、お答えください。 整理番号43番、収益的収入、款1病院事業収益 項1医業収益 目2外来収益、2月より新たに開設された女性外来の内容についてお尋ねいたします。 女性医師が担当され、大変心強いものになるのではないかと考えます。その女性外来について詳しく内容をお伺いいたします。 整理番号44番、議案第14号 一般職の任期付職員の採用に関する条例の制定について、この条例の内容をお伺いいたします。 以上で1回目の質問を終わります。ご答弁よろしくお願いいたします。
○奥山渉議長
新風かしわら代表者の質疑に対し、答弁を求めます。 〔松井久尚
政策推進部長 登壇〕
◎
松井久尚政策推進部長 おはようございます。 新風かしわらご代表、
山口由華議員の議案に対する代表質疑のうち、私からは整理番号23、24、25、26、27、44の6件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号23でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は歳出、款2総務費 項1総務管理費 目1一般管理費、
ふるさと納税推進負担金の内容についてでございます。
ふるさと納税制度につきましては、平成20年10月に柏原市
まちづくり応援寄附条例を制定し、柏原市をふるさととする方、応援しようとする方から寄附金を募り、その寄附金を財源とする
まちづくり事業を実施することにより、寄附を通じてさまざまな人々が夢のある地域社会の実現に向けたまちづくりに参加できるよう取り組んでいるところでございます。
ふるさと納税推進負担金は、ご寄附を一定額以上いただいた方に、感謝の意と柏原市のPRを目的に市内企業の商品や特産品を贈呈するための費用でございます。このことにより、寄附金の増収が見込めるだけでなく、本市の特産品の販売促進や本市の魅力発信にもつながるものと考えております。 今後も、全国の多くの皆様に本市を知っていただき、応援していただけるような魅力あるまちづくりに取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 続きまして、整理番号24でございます。 質疑要旨は目1一般管理費、まちの
魅力づくり事業の内容と想定される効果についてでございます。 本事業は、柏原市の豊かな自然や歴史遺産、特産品を使ったグルメなど、地域資源を掘り起こし、市の内外に発信することで、訪れてみたいまちとして、柏原市の知名度アップを図り、市外からの観光客をふやし、交流人口の増加につなげることを目的としております。 事業の概要といたしましては、
中河内広域連携協議会の構成市であります八尾市との共同で「遊ぶ・見る・食べる」をテーマとした16ページAB版の
フリーペーパーを3万5,000部作成する事業でございます。 なお、成果品は、両市の公共施設や商業施設を初め、大阪市内、奈良市内の旅行代理店や大阪府内各鉄道の主要駅に配置し、本市の情報発信のツールとして活用してまいりたいと考えております。 なお、作成に当たりましては、本市の魅力が十分に伝わる紙面づくりに心がけてまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、整理番号25でございます。目2文書広報費、広報かしわらの今後の取り組みについてでございます。 広報かしわらにつきましては、現在、レイアウトの改善や写真情報の積極的活用、また地域の話題や情報を公募して掲載するなど、見やすさの向上と市民がより興味を持つことができる紙面づくりを目指し、日々の編集業務に努めているところでございます。 平成26年度は、現在の取り組みをより発展充実させるため、現行の印刷発注の仕様の変更について検討を進めております。印字や写真がきれいに見える用紙への変更、また複雑な作業工程の見直しなどにより、コストパフォーマンスの高い
広報誌発行事業を目指してまいります。 なお、新しい仕様による広報誌は、入札による業者選定後の5月発注、すなわち6月号からスタートする予定でございます。よろしくご理解賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、整理番号26でございます。質疑要旨は目2文書広報費、
ウエブサイト等管理運営事業の内容とネットワークを活用した広報戦略についてでございます。 柏原市の広報戦略につきましては、昨年6月に
フェイスブックの運用をスタートするなど、情報の一方通行から、相互共有、意見交換のできる手段を取り入れ、より多くの方に柏原市の市政に興味を持っていただけるように努めているところでございます。
フェイスブックの運用開始当時の目標であった登録数1,000件を超え、現在では約1,160件の登録をいただいております。引き続き登録者数をふやすことに努めてまいります。 また、従来から運用しております市の公式ホームページにつきましては、現在、担当課ごとに職員がホームページ作成ソフトを使って作成をいたしておりますが、作成者の習熟度の違いもあり、統一したページづくりが難しい状況でございます。こうした状況を改善し、加えてウエブ関連の事業を充実させるため、今回、新規事業として
ウエブサイト等管理運営事業を開始いたします。 その事業内容といたしましては、新たにコンテンツ・マネジメント・システムを導入することによって、誰でも簡単にホームページの掲載情報を作成できる環境を構築し、各課担当職員の負担を軽減し、的確で質の高い掲載情報の作成が可能となります。 加えて、総務省が推奨しておりますアクセシビリティーのJIS規格により高く準拠することで、閲覧のバリアフリー化を促進いたします。 さらに、市民参加の機会や市の取り組みに対する理解を深めるため、インターネットで動画配信できるユーストリームを活用し、市のイベントや会議等を現場からWiFiルーター使用によりリアルタイムで情報配信できるよう、通信環境を構築したいと考えております。 これらの新しい取り組みを
フェイスブックを使った情報発信としっかり連携させながら、さらなるスピード感と情報共有の満足感を実感していただけるよう努めてまいります。 今後も、開かれた自治体の基本理念のもと、市政の透明性を高め、真に市民に開かれた市政運営を図り、市役所と市民の相互理解、市政情報の発信力の強化充実を目指して広報戦略を展開してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号27でございます。質疑要旨は目7自治振興費、
市民郷土まつり振興事業の警備体制等取り組み状況についてでございます。 平成25年度の
市民郷土まつりは、昨年8月24日に市民総合フェスティバル夏の陣として開催されましたが、花火大会が5年ぶりに実施されるということで、準備段階から警備会社や警察、消防等との連絡会議を立ち上げ、雑踏警備や交通対策、救急対応等について万全の体制づくりに努めてまいりました。 また、
フェイスブックを活用してリアルタイムで各会場の混雑状況を広報するという新しい試みにより、見物に来られた方の分散に効果があったものと考えております。 平成26年度の開催内容でございますが、市民総合フェスティバル実行委員会では、安全対策を強化し、さらなるにぎわいづくりに向け、かしわら花火の夏の陣と商工まつりを初めとした秋の陣を一本化し、11月8日に同時開催する方向で検討をされております。 本市といたしましては、昨年に引き続き、安全に、かつ安心して市民の皆様に楽しんでいただける市民総合フェスティバルの開催に向け、市職員の応援体制をしっかりと構築し、協力してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 続きまして、整理番号44でございます。 質疑事項は議案第14号 一般職の任期付職員の採用に関する条例の制定について、質疑要旨は条例の内容についてでございます。 地方分権の進展に伴い、高度化、多様化する行政事務に対応し、効率的、適切な公務運営を推進するためには、専門的な知識、経験を有する民間の人材等を一定期間活用していくことが必要となってきております。 しかしながら、本市の嘱託員や臨時職員の勤務条件では、必要とする人材が確保できない場合もあり、今回一般職の任期付職員の採用に関する条例の制定をお願いし、専門性の高い職種などにおいて、民間の人材の活用と確保を図るものでございます。 なお、具体的な職種とその人数についてでございますが、平成26年度より新たに柏原市の季報を発行する予定であり、取材や編集の経験にたけた人材を1名募集する予定でございます。 また、この人材を広報広聴課に配置することにより、取材や編集といった広報活動に必要なスキルを他の職員が学ぶことができるという効果もあわせて期待をいたしております。 今後もこの条例により民間のスキルを活用していきたいというふうに考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 私からは以上でございます。 〔植田眞功
健康福祉部長 登壇〕
◎植田眞功
健康福祉部長 続きまして、私からは整理番号28、29についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号28、質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款3民生費 項1社会福祉費 目1
社会福祉総務費、
生活困窮者自立促進支援モデル事業の内容についてでございます。 国のモデル事業であります
生活困窮者自立促進支援モデル事業につきましては、昨年10月から市役所内の社会福祉課及び柏原市社会福祉協議会の2カ所に窓口を設置し、事業を開始しました。 これは、生活困窮者自立支援法が平成27年4月1日から施行されるのを受け、本市も含め全国68団体が、他市に先駆け、モデル事業として取り組んでいるものでございます。 内容としましては、現在、市内には4名の福祉あんしん相談員、いわゆるコミュニティソーシャルワーカーを配置しておりますが、これに2名を増員し、6名体制とし、相談支援の一層の充実拡大を図っているものでございます。 具体的には、生活困窮者には、さまざまな課題が存在するとともに、その家族にも多くの問題を抱えていることがあります。そこで、本事業では、それぞれの課題を整理しながら、健康福祉部内はもとより、庁内外の関係機関と連携し、個人個人に応じた支援計画を立て、最終的には自立に向けた支援を行うものでございます。 現況でございますが、昨年10月から本年1月末までの4カ月間で、相談件数が29件、うち就労に至った人が3件、社会福祉協議会が行っております生活福祉金貸付を受けることができた人が8件、生活保護受給が5件、その他の13件は現在支援を継続中でございます。 なお、本事業における費用におきましては、全額国庫補助となっております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号29、質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款4衛生費 項1保健衛生費 目1
保健衛生総務費、
自殺対策緊急強化事業の内容についてでございます。 全国の自殺者は、平成23年度までで14年連続で3万人を超え、ここ数年は2万7,000人台になっております。本市においては、平成24年度に11人、平成25年には9人の人が自殺されているという悲しい現実がございます。 本市としましても、自殺者をなくすため、平成21年度から
自殺対策緊急強化事業補助金を活用して自殺対策に取り組んでいるところでございます。 これまでの取り組みにつきましては、自殺予防対策に取り組むため、自殺防止普及啓発講演会の開催、駅頭でパンフレットやティッシュなどを配布して、啓発活動を行うとともに、こころとからだの健康相談窓口を開設し、自殺対策に取り組んでいるところでございます。 さらに、身近な相談者をふやす取り組みということで、市役所職員、民生児童委員、ボランティアを対象としたゲートキーパー養成講座を開催しております。 内容につきましては、講師に自殺に至る背景などについて講演いただき、身近な人が悩んでいるときの声かけの方法、聞き方など相談の受けとめ方を中心に、ゲートキーパーとしてのかかわりについてご理解いただいたところでございます。 今後においても、こういった悩みを抱えている人と身近に接する機会のある方々にゲートキーパーの役割を担っていただけるよう、講座を通して普及啓発をしながら、相互見守りの拡充を図り、そして自殺者ゼロの社会構築に向けて取り組んでまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 〔奥田隆一 経済環境部長 登壇〕
◎奥田隆一経済環境部長 続きまして、私からは整理番号30、31、32及び33の4件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号30でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は目5公害対策費、
大気汚染対策事業の内容と市民への周知方法及び対策についてでございます。 まず、
大気汚染対策事業の内容についてでございます。本市では、市域の大気状況の把握、監視のため、市役所本館と西名阪自動車道柏原料金所付近の2カ所において大気汚染測定器を設置し、光化学スモッグの原因となる光化学オキシダントや二酸化窒素等を24時間自動監視しております。 また、昨今、社会問題化しておりますPM2.5につきましては、環境省で取りまとめる注意喚起の発令要件を当初午前5時から午前7時の1時間値の平均が85ug/立方メートルを超えた場合とされていましたが、平成25年11月末に午前5時から午前12時までの1時間値平均の最大値が80ug/立方メートルを超えた場合に注意喚起を発令するとした要件が新たに追加されました。 なお、本市の測定区域は南河内区域に該当し、測定は大阪府が大阪府立修徳学院において実施しており、暫定指針を超えると想定される場合、府が注意喚起を発令することとしております。 次に、周知方法でございます。 大阪府では、ホームページや防災情報メールで府民の方へお知らせしておられます。本市としましては、市民の方に防災情報メールへの登録を呼びかけるとともに、注意喚起が発令された場合は、市のホームページへの掲載や庁内放送の実施など情報発信を行うこととしております。 今後、5月ごろまでPM2.5の濃度が高くなる傾向があることから、より一層市民の方への周知徹底を図るため、公共施設におきまして、のぼりの掲示等を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号31でございます。質疑要旨は項2清掃費 目2塵芥処理費、まちなかでの不法投棄対策についてでございます。 まず、本市が実施しております啓発といたしましては、広報誌や市のホームページにおきまして、不法投棄の行為が5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が課せられる罰則規定を伴う犯罪行為であるということを記載し、周知を図っております。 次に、河川環境美化の取り組みといたしましては、クリーンキャンペーンやワークショップを通じ、河川内への不法投棄やごみのポイ捨て防止に努めているところでございます。 特に恩智川では、平成25年度及び平成26年度におきまして、大阪府と流域4市である大東市、東大阪市、八尾市、柏原市が連携し、流域にお住まいの市民、町会、築留土地改良区等の関係団体と協働して流域一斉清掃を実施し、河川内にごみの投棄をさせない取り組みを進めております。 さらに、不法投棄が頻発する箇所では、監視カメラや不法投棄防止看板を設置するとともに、市と柏原警察が連携して行っております夏期の山間部巡回パトロールの強化等により、犯罪の未然防止に努めております。 今後も柏原警察等の関係機関と連携をより一層強化し、不法投棄の未然防止と迅速な処理に鋭意努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号32でございます。質疑要旨は款6商工費 項1商工費 目1商工総務費、
消費者保護対策事業の取り組み状況と今後の進め方についてでございます。 この事業は、消費者に対して、消費に関する新しい知識の普及や啓発、専門相談員による消費者相談など、悪質商法から消費者を保護するために実施しております。 本市の消費生活の年度別の相談件数は、平成23年度が38件、平成24年度が51件、平成25年度は平成26年1月末現在で62件と、増加傾向にございます。 主な相談内容は、インターネット上での取引や契約行為によるトラブル、架空請求や新聞の勧誘、エステの契約などがあります。また、貴金属などを強引に買い付けたりする押し買いや健康食品の送りつけなど、高齢者を中心に相談がふえてきており、相談を受けていただくことで、無条件で解約できますクーリングオフに結びつくケースが多くございます。 こうしたことから、本年度は、大阪府消費者行政活性化基金事業補助金の全額補助対象となる
消費者保護対策事業を活用しまして9月に開催しました高齢者福祉大会におきまして、高齢介護課と連携し、高齢者にわかりやすい内容で楽しみながら消費に関する意識を深めていただけるよう、吉本興業に委託し、有名芸能人による寸劇を実施いたしました。また、啓発カレンダーの全戸配布や新成人に対する啓発物品の配布、市広報誌による消費生活ワンポイント講座の掲載などを実施しております。 平成26年度につきましても、引き続き消費者相談業務や市広報誌を使った啓発はもとより、大阪府消費者行政活性化基金事業補助金が採択されました折には、高齢者福祉大会の場を使った消費保護啓発事業などに取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号33でございます。質疑要旨は目2商工業振興費、
商店街等にぎわいづくり補助金の内容と想定される効果についてでございます。
商店街等にぎわいづくり補助金は、本市商工会に対して補助するもので、昨年は、市連合商店街と協議を行い、9月28日から10月31日までの間、第1回ぱーぷるスクラッチキャンペーンを実施され、大変好評を得られたところでございます。 事業の実績としましては、市内141商店の参加のもと、商工会ではスクラッチカードを1枚12円で7万枚用意され、参加商店から6万3,200枚のご購入をいただき、各商店が独自に設定された一定額以上の買い物をされた客にスクラッチカードをプレゼントされました。このことにより、消費者に対する日ごろの謝恩や消費者とのコミュニケーションのツールとなり、商店街での販売促進とにぎわいづくりを図られたところでございます。 今回は、初めての取り組みということで、商工会では事業効果を把握するためにアンケート調査を実施されました。その結果、参加商店からは、初めての取り組みでよかった、くじの当たり外れの笑いがお店に広がり、買い物客とのコミュニケーションが図られたなど、評価する意見が多く、お客さんからは、今後も続けてほしいとの声もいただきました。 平成26年度では、参加商店をさらにふやし、アンケート調査結果を踏まえ、商工会、連合商店街等の関係機関が協議して、工夫を凝らした第2回ぱーぷるスクラッチキャンペーンを実施される予定となっておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 〔山本佳裕 都市整備部長 登壇〕
◎山本佳裕都市整備部長 続きまして、私からは整理番号34番、35番、36番及び38番の4件につきましてご答弁申し上げます。 まず、整理番号34番でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款7土木費 項2
道路橋りょう費 目3
道路新設改良費、上市法善寺線予備設計業務委託料にかかる道路計画の内容についてでございます。 現在、大阪府におきまして都市計画道路大県本郷線の工事を進めていただいております。当該道路は、国道25号から市道上市法善寺線までを結ぶ幹線道路で、既にJRより西側では一部供用開始しております。 今後も引き続き順次整備を進めていただき、市道上市法善寺線と接道する計画でございますが、市道の幅員が狭いため、交通処理の能力不足等が懸念されます。そのため、本市では平成26年度に市道上市法善寺線の予備設計を行い、次年度以降、交差点部分を優先的に道路に必要な用地の確保を行い、都市計画道路大県本郷線の完成にあわせて道路整備を計画してございます。 しかし、将来幹線道路が完成しますと、市道上市法善寺線の交通量の増加が懸念され、部分的な整備では渋滞の原因となることから、交差点整備完了後、その前後の道路整備の計画をしておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 続きまして、整理番号35番でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款7土木費 項2
道路橋りょう費 目5交通対策費、
放置自転車等対策の取り組みについてでございます。 ご質問をいただいております
放置自転車等対策の取り組みについてでございますが、放置防止対策といたしましては、自転車等の放置禁止区域である市内の主要な駅周辺において、1カ月に7回、自転車等を放置する利用者に対し啓発及び警告を行い、警告後になお放置されてある自転車等は保管場所へ移動させるなど、必要な措置を講じております。 移動運搬台数は、平成20年度の年間2,263台から平成24年度の年間1,547台と、過去に比べますと大きく減少しておりますが、まだまだ放置する人が後を絶たない状況でございます。 今後は、広く市民の皆様に広報誌やホームページ等で交通安全思想の普及、浸透を図り、また啓発活動やキャンペーン等により交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけるとともに、道路交通環境の改善に向けた取り組みに邁進してまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号36番でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款7土木費 項2
道路橋りょう費 目5交通対策費、
JR柏原駅東自動車駐車場の利用状況と改修事業の内容及び期待する効果についてでございます。 ご質問をいただいております
JR柏原駅東自動車駐車場は、平成9年10月より運営を開始いたしております。構造につきましては、機械式立体の4階構造であり、約1.5メートルの高さ制限のため、近年、大型化しております自動車形状には対応できなくなってきております。 また、利用状況は平成26年の1月末現在で、利用台数は1カ月約160台で、使用料は平成19年度以降から減少傾向が続いております。 要因といたしまして、高さ制限があるなど柏原駅東自動車駐車場の利用形態が利用者のニーズにそぐわなくなってきていることや、柏原駅周辺の民間駐車場が増加したことなどが考えられます。 今回の計画につきましては、立体構造部分を解体し、管理職員を必要としない、運営経費を極力抑えることのできる自動精算機を導入し、平面駐車場に改修工事を行うものであります。 今後、広報誌やホームページ等で利便性等のPRを行い、利用者増を図り、柏原駅周辺から違法駐車をなくすとともに経費節減に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号38番でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款7土木費 項3都市計画費 目2街路事業費、
田辺旭ヶ丘線整備事業の今後の方向性についてでございます。 都市計画道路
田辺旭ヶ丘線整備事業につきましては、近鉄大阪線で東西に分断される国分地域を結ぶ地域幹線道路で、国道25号から府道柏原駒ヶ谷千早赤阪線に接続する465メートルを整備するものであり、国道165号と近鉄大阪線を立体交差により築造するものであります。 計画道路幅員は16メートルから22メートルで、平成7年度に事業認可を受け、財源を確保するため、国から交付金を受けながら、道路に必要な用地の取得に鋭意努力しており、平成25年度末での取得率は85.1%の見込みでございます。 今後も引き続き財源の確保に努めるとともに、国土交通省や大阪府と連携をしながら、工事着手に向けて、残る事業用地の取得に全力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 〔乾 至克
まちづくりデザイン部長 登壇〕
◎乾至克
まちづくりデザイン部長 続きまして、私からは整理番号37についてご答弁申し上げます。 質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は項3都市計画費 目1
都市計画総務費、
都市計画調査事務事業の内容についてお尋ねをいただいております。 本調査業務の50万円につきましては、都市計画法第6条に、都市計画に関する基礎調査を行うよう規定があり、それに対応するものであります。 大阪府におきましても、大阪府都市計画基礎調査要綱に基づき、昭和47年から市町村に調査を委託し、土地利用、建築物並びに都市施設、道路施設の現況と将来の見通しについて調査を実施してきたものでございます。 収集されました調査内容につきまして、今後の都市計画の基礎資料となるもので、データを分析して、まちづくりに役立ててまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 〔浦上 隆 学校教育部長 登壇〕
◎浦上隆学校教育部長 続きまして、私からは整理番号39、40、41の3件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号39でございます。 質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款9教育費 項1教育総務費 目2事務局費、学校現場でのいじめ対策の現状と今後の取り組みについてでございます。 市内各学校における本年度のいじめの状況といたしましては、4月から本年1月までのいじめの認知件数が、小学校で5件、中学校で5件となっておりますが、いずれも学校の指導により解決に至っております。 いじめの内容につきましては、からかいや悪ふざけ、遊ぶふりをしてたたいたり蹴ったりするなどが目立ちます。 また、いじめは、大人の目につきにくい時間や場所で行われたり、遊びやふざけ合いを装って行われたりするなど、大人が気づきにくく、判断しにくい形で行われることもございますので、学校におきましては、ささいな兆候であっても、いじめではないかとの疑いを持って、早い段階から的確にかかわりを持ち、いじめを隠したり軽視したりすることなく、対応を進めるように心がけております。 このため、日ごろから児童生徒の見守りや信頼関係の構築に努め、児童生徒が示す変化や危険信号を見逃さないようアンテナを高く保つようにしておりますし、各学校におきましては、定期的なアンケート調査や教育相談の実施により、児童生徒がいじめを訴えやすい体制を整えております。 また、これらを組織的に対応するため、国のいじめ防止対策推進法においては、学校いじめ防止指針を作成するよう義務づけているところでございます。 現在、教育委員会は、学校に対して、平成26年4月から運用できるように指針の作成を指示するとともに、いじめに関する情報は学校だよりやホームページ等で積極的に開示していくよう指示しているところでございます。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号40でございます。 質疑要旨はスタディ・アフター・スクール事業の現状、期待する効果及び今後の取り組みについてでございます。 スタディ・アフター・スクール事業は、いわゆるSASでございますが、平成17年度に堅下小学校においてモデル事業として始まってから10年目を迎えます。平成22年度からは市内10校の小学校で実施しております。 事業推進委員会の事務局は、柏原市教育研究所に設置しておりまして、研究所所属の専門指導員が、運営費の管理や学生への謝金の支払い、児童の保険加入の手続等、運営の多くを担っております。また、各学校へ出向き、大阪教育大学や関西福祉科学大学の学生指導員に対して、子どもたちとのかかわり方や教材づくり等に関する指導助言を行っております。 ちなみに、この専門指導員は、退職校長を嘱託で採用しておりまして、SASの事業以外にも新規採用教諭の巡回指導、柏原市の教育研究紀要の編集、教育研究所の相談業務などにも従事をしております。 SASの対象学年や実施回数は、各校の実態に応じてさまざまでありますが、平成25年度は市全体で前期255名、後期234名の児童が参加し、約100名の学生スタッフが従事いたしました。 事業の目的は、自学自習力の育成、体験からの学び、社会性やコミュニケーション能力の育成などでございます。年度末の児童アンケートでは、「宿題を頑張ることができた」、「SASのプリントを頑張ることができた」、「SASは楽しかった」といった項目について、肯定的評価が約8割あり、「宿題を早くできるようになった」、「わからなかった勉強がわかるようになった」と感想を書いており、自分の成長を実感している様子が見られます。 また、保護者アンケートにおきましても、「よい学習習慣をつけてもらい感謝している」、「いつもSASの日を楽しみにしている」、「異学年の児童との交流が持ててよい」、「これからもSASの活動を続けていってほしい」といったご感想やご要望をたくさんいただいております。 今後も、さらに学生の指導体制等を整え、自学自習力の向上や学習習慣の定着に向けた取り組みの一つとしてスタディ・アフター・スクール事業を位置づけ、より一層事業の充実を図ってまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号41でございます。質疑要旨は項3中学校費 目1学校管理費、
中学校クラブ活動の現状と今後の方向性についてでございます。 中学校の部活動につきましては、平成20年3月告示の学習指導要領で「スポーツや文化及び科学等に親しませ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等に資するものであり、学校教育の一環として、教育課程との関連が図られるよう留意すること」と明記されました。 しかし、急激に変化する社会情勢の中、生徒の価値観や個性、運動に対するニーズは、ますます増大する一方で、生徒数の減少に伴い教員数が減少し、現在の部活動を維持することが難しくなってきている学校もあります。 教育委員会といたしましては、このような現状を克服するために、「柏原市立小学校及び中学校に就学すべき者の指定校の変更に関する要綱」の区部に「部活動」を加えまして、平成27年4月1日に入学する中学1年生から、指定された学校に希望する部活動がない場合は、その部活動がある学校に通えるようにすることを検討いたしております。 また、部活動の顧問は学校の教員が務めておりますが、柏原市の場合、現在のところ66.7%の教員は学生時代に経験したことがない部活動の顧問をしているという調査結果があり、専門性が担保されていないのが現状でもあります。 今後は、人事異動による専門性のある顧問の担保と外部指導者の充実に努め、生徒が部活動に親しめる環境を整えてまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 〔酒谷敬三郎 生涯学習部次長 登壇〕
◎酒谷敬三郎生涯学習部次長 続きまして、私からは整理番号42でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は項5社会教育費 目5公民館費、
市民文化センター改修工事の内容と市民サービスへの影響についてでございます。
市民文化センターは、昭和53年5月の開館以来、既に35年を経過し、施設の各箇所で老朽化が進んでおります。特に屋上防水の劣化が著しく、3階の講堂、廊下、展示室におきましては、雨漏りが発生して、その都度部分的な修繕で対処してまいってきました。 しかし、昨年の夏の台風と大雨の影響によりまして、さらに雨漏りの状況がひどくなり、また広範囲にわたり発生いたしましたことから、平成26年度におきまして全面的に屋上防水工事を実施するものでございます。また、同時に3階天井部分につきましてもあわせて改修工事を実施するものでございます。 工期につきましては、市民の皆様にご不便をおかけしないように、10月開催の市民文化祭の終了後の11月から平成27年3月までの約5カ月を予定しております。工事の期間中は、3階のみを使用禁止とし、1階図書館、2階5部屋の貸し館は通常どおり運営できるものと考えております。 市民の皆様には、ご利用に当たっては可能な限りご不便をおかけしないように努めてまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 〔石井秀幸
市立柏原病院事務局長 登壇〕
◎石井秀幸
市立柏原病院事務局長 続きまして、私からは整理番号43についてご答弁申し上げます。 質疑事項は議案第6号 平成26年度柏原市
市立柏原病院事業会計予算、質疑要旨は収益的収入、款1病院事業収益 項1医業収益 目2外来収益、女性外来の内容についてお尋ねでございます。 女性の頻尿や膀胱炎、子宮脱などの疾病は、周りにも相談しにくく、どの診療科を受診すればよいのかもわからないという話を耳にいたします。 近年、このような骨盤底臓器の緩みに起因する疾病を治療する「ウロギネコロジー」と呼ばれる診療科が注目を集めております。 当院も2月より毎週火曜日の午後、産婦人科外来におきまして、女性特有の疾病でお悩みの方の不安や相談に応じられるよう、女性医師による女性外来を開設させていただきました。男性医師には相談しにくい、また女性にしかわかりにくい症状のある方などは、お気軽に受診していただければと考えております。 また、今後につきましては、当院の関連大学であり全面的にバックアップをいただいている大阪市立大学附属病院の女性診療科とも、より一層連携を深め、悪性腫瘍や妊娠、出産、不妊症や更年期の体調異常など、女性特有の疾病につきまして、さらに充実した診療が行えますよう努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。
○奥山渉議長 以上で一通りの答弁は終わりました。
山口由華議員、再質疑ありませんか。
◆5番(
山口由華議員) 皆様方、ご答弁ありがとうございました。 それでは、整理番号順に再質問をさせていただきます。 整理番号23番、ふるさと納税の推進負担金の内容については、理解いたしました。ふるさと納税の寄附の方法やそのPR方法などについて、どのようなものを考えているのかお聞かせください。
◎
松井久尚政策推進部長 寄附の方法につきましては、現在は、申し出をいただいた方に対し市が発行いたしました納入通知書により金融機関等において納めていただいております。今後は、ウエブサイト等を活用したクレジット納付や、またコンビニ納付などの方法を研究し、ご寄附いただく方により便利で親切な方法となるよう努めてまいります。 また、PR方法といたしましては、市のホームページのほかウエブサイトのふるさと納税総合サイトも活用して、全国にアピールをしてまいりたいというふうに考えております。 以上です。
◆5番(
山口由華議員) ありがとうございます。この地で、柏原市で頑張っている柏原市の地場産業の振興、そしてこれは税収アップにつながると。もちろん柏原市のイメージや知名度アップ、こういった観点からも非常に有意義な制度だと考えます。ぜひ全国に向けたPRを前向きに取り組んでいただきますようよろしくお願いをいたしまして、こちらは結構でございます。 続きまして、整理番号24番、
フリーペーパーのことですけれども、八尾市とタイアップして
フリーペーパーを共同制作するとのことですが、柏原市と八尾市のページ配分はどのようになっているでしょうか、お答えください。
◎
松井久尚政策推進部長 ページ配分につきましてでございますが、総ページ数は16ページを予定いたしております。その中で、地図や表紙などの部分、柏原市、八尾市の共用部分で6ページを使用し、柏原市専用ページは4ページ、そして八尾市専用ページを6ページ予定いたしております。 参考といたしまして、作成に係る費用は柏原市が200万円、八尾市が300万円。 以上でございます。
◆5番(
山口由華議員) ありがとうございます。ページ配分については、十分ページを確保していただいたことを了解いたしました。 他会派でのご答弁でもありましたように、柏原市民がほかの市で買い物をすることは多々あります。逆に柏原市に来てもらって買い物や食事をしてもらうということは、最近少なくなっているのではないでしょうか。 最近では、インターネットで買い物ができて、商品を注文しますと家まで配達してくれるシステムになっております。
フリーペーパーをつくるに当たりまして、事業目的として、市外からの観光客をふやし、交流人口の増加につなげることとあります。この
フリーペーパーを見て、八尾市やほかの人が柏原市を訪れたいと思うような情報が大変重要になってくるかと考えられます。 柏原市を訪れて楽しめるようなもの、ブドウ狩りであったり、スライダーや流水プールのあるプールやテニスコートがあります宿泊施設のサンヒル柏原、さらには400年の節目を迎えます大坂の陣の特集など、こういった柏原市にしかないものをどんどんPRしていただいて、柏原市の特色を最大限に生かした紙面づくりをぜひともよろしくお願いいたします。 ありがとうございます。こちらはこれで結構でございます。 続きまして、整理番号25番、広報かしわらの今後の取り組みにつきまして、仕様を大幅に改正すると。見やすくわかりやすい紙面づくりにしていくこととありました。 そういった中で、現状、広報かしわらというのは市民の皆様全体に行き渡っておりますでしょうか。市の発信する情報は提供できているのでしょうか、お答えください。
◎
松井久尚政策推進部長 広報かしわらの配送につきましては、まず市役所から市内各町会等のご代表者もしくは担当者のお宅、あるいは会館等指定場所までシルバー人材センターによりお届けをいたしております。その後、各地区の組織網によりまして各ご家庭にお届けするシステムとなっております。 ご指摘いただいています町会の未加入の方への配布につきましても、町会にお願いをいたしておりますが、一部地域において未配布となっている事例が確かにございます。当面の対応策として、現在は市内の公共施設等に広報誌を配布していることをご案内して、ご利用をいただいております。 今後につきましては、配布の徹底が図れるよう引き続き町会等へお願いするとともに、専門業者等への全面委託など、そういった他の手法もちょっと研究をしてまいりたいというふうに考えています。ご理解のほうよろしくお願いいたします。 以上です。
◆5番(
山口由華議員) 町会に入っておられない方には、広報が一部配布されていないとお答えいただきました。私も市議会だより編集委員をさせていただいておりまして、この市議会だよりも広報かしわらの中に入れていただいております。市議会だよりにつきましても、今後、市民の皆様に、議会で決めたこと、市政について、もっと身近に感じていただくために、読みやすく、わかりやすい内容をこれから目標にして見直しているところでございます。 そういった中で、今後、広報かしわらのほうも見やすくわかりやすい市の広報として発信していくということでございますので、ぜひ柏原に住んでいる市民の皆様全体のお手元に行き渡りまして情報提供をしていただきますよう要望させていただきます。 続きまして、整理番号26番、ウエブサイト等の管理運営事業の内容につきまして、ページの統一感、各課担当職員が更新しやすいもの、環境づくりをするということを理解いたしました。 昨年から行政と市民の双方向の情報発信として、いわゆるSNS、ソーシャルネットワーキングシステムの形式の
フェイスブックを活用しまして、いち早く情報を送受信できるようになりました。発信ツールの幅がふえて、利用者側の選択の幅もふえているかと思います。 ネットワークを活用した市の公式ページの広報戦略につきまして、リアルタイムの動画配信など、新たな取り組みをしていく中で、市民ニーズに沿って、何が必要なのか、どういった情報が必要であるのかをしっかりと分析調査していただきまして、よりよい市民サービスをなお一層提供していただきますようどうぞよろしくお願いいたします。 こちらはこれで結構でございます。 続きまして、整理番号27番、
市民郷土まつりについてお伺いをいたしました。 例年では、有償の警備員さんと各団体のボランティアの方々が警備に当たっていらっしゃいました。今年度は市の職員の方々と有償警備員ということでありましたが、その配備の経緯についてお伺いいたします。
◎
松井久尚政策推進部長 花火大会、昨年は5年ぶりの花火大会の開催ということもございまして、フェスティバル実行委員会では、安全対策に万全を期すということから、大阪府警のOBで雑踏警備の専門家をまず実行委員会の中の安全対策部会長に招聘をいたしました。 また、警備計画づくりの当初の段階から柏原警察や府警本部にご協力をいただき、警備員の配置についてもボランティアでなく有償の警備員で配置すべきであるというようなご指導もいただきました。さらには、福知山花火大会の爆発事故等もございましたので、一層の強化を図ったということから、最終的に有償の警備員数は20年度の175名から25年度は357名ということで増員をいたしております。 次期開催に当たりましても、やはり安全・安心はなくてはならないものだというところから、万全の体制づくりに努めてまいりたいというふうに考えております。 以上です。
◆5番(
山口由華議員) 来年度は、シーズン外の11月8日に開催ということもありますので、多数の観客が見込まれると思われます。柏原市といえば花火大会で、楽しみにされている方がたくさんおられると思います。そういったにぎわいがあるのは、市にとりましては大変大きな収穫でありますし、経済効果も見込まれるかと思われますが、その分警備にかかる人数、こういったものをふやさないといけないと思います。来年度もしっかり準備をしていただきまして、引き続き警備体制の整備をどうぞよろしくお願い申し上げます。 こちらは以上で結構です。 続きまして、整理番号28番の
生活困窮者自立促進支援モデル事業についてでございます。 自立までをご支援いただくということで、相談される方にとりましては、安心して生活できる環境づくりができているのかなと理解いたしました。経済的に自分の力で自立を目指すという生活困窮の方々が、どこへ相談していいかわからないといったお声も聞いております。 また、就労の支援をしていくときに、福祉部門だけでは困難かと思われます。縦割り行政と言われておりますその垣根をなくして、ほかの部署または機関との連携はとれているのでしょうか、お伺いいたします。
◎植田眞功
健康福祉部長 確かに議員おっしゃるように福祉部門だけでは解決しないと考えています。 そこで、例えば家族の中にニートの方やひきこもりの方、こういった方がおられれば、産業振興課で行っております居場所づくり事業へつなぎましたり、就労に関しましたら地域就労支援センターやハローワークとも連携を行っております。 特に、居場所づくり事業は、国が進めておりますモデル事業の一つのツールとなっておりまして、就労準備支援モデル事業として位置づけられております。該当する方がいれば、しっかりこことも連携をとっていきたいと考えております。
◆5番(
山口由華議員) ありがとうございます。今後とも各課との連携をとっていただきまして、一人でも多くの生活に困窮されている方をご支援いただきまして、一日でも早く経済的自立ができますように引き続きこちらのほうよろしくお願い申し上げます。 以上で結構です。 整理番号29番の自殺対策事業についてでありますが、平成25年の数字で9名もの方が命を落とされているという本当に悲しい現実をお聞かせいただきました。 日本の自殺率は、世界的に見て高い水準であります。近年では、特に20代から30代の若年層の自殺率が上昇傾向にありまして、対策が求められているとのことであります。 柏原市の自殺者の年代、また、こういった自殺に至った原因というものは把握されておられますでしょうか、お伺いいたします。
◎植田眞功
健康福祉部長 25年度につきましては、まだ速報値ということで確定しておりませんが、平成24年度の自殺者11人の内訳でお答えさせていただきます。 自殺に至った原因、動機には、複数の原因をカウントしておりますので、自殺者数とは一致しませんが、原因として挙げておりますのが、家庭問題で4人、健康問題で5人、経済生活問題で5人、男女問題1人となっております。 そして、年代的に見ますと、20歳代で2人、30歳代で2人、40歳代で1人、50歳代で3人という働き盛りの年代で合計が8名、高齢の方で60歳代が2人、70歳代が1人となっております。
◆5番(
山口由華議員) ありがとうございます。 まだまだ働き盛りの方が、みずからの命を絶たれているという現実があります。そういった中、経済的理由であるならば、助ける方法、救えるすべというものがあるのではないでしょうか。 また、ゲートキーパー、こういったものをさらに養成していただいて、役割を担っていただくことも重要かと考えます。 先ほどご質問させていただいた生活困窮者自立促進モデル事業、これとの関連性も大きいと考えます。こちらとの連携をとっていただきまして、命の最後のとりでである事業として、ぜひご尽力賜りますようよろしくお願い申し上げまして、こちらは結構でございます。 続きまして、整理番号30番、大気汚染対策については、了解いたしました。 こちらPM2.5は、中国での大気汚染が原因でと言われておりますので、我々の力で根源を絶つのは難しいかと思われます。市として市民の皆様の健康を守っていかなければなりません。 大阪府の防災情報メールの登録への呼びかけも大切なことではありますけれども、メールのやりとりができない方、特に気管支系の弱い子どもやお年寄り、そういった方々の配慮といたしまして、公共施設においてののぼりの掲示とさっきおっしゃられていましたけれども、車からのマイク放送なども大事なことであると認識しております。 これから初夏にかけましてPM2.5がたくさん流れてくるといったような予報が出ております。これからも注意深く監視していただきまして、濃度が高い日には、外出を控える、もしくはマスクを着用するなどの注意喚起等を市のほうとしてもぜひ全面的に出していただきますよう要望しておきますので、よろしくお願いいたします。 整理番号31番、ごみの不法投棄についてでありますが、さまざまな取り組みを実施していただいていることを理解いたしました。 しかしながら、こういった不法投棄は、イタチごっこのように繰り返されております。看板も掲げておられますが、一向に減っておりません。私も見てまいりました。近隣の住民の方々にとりましては、非常に迷惑な環境を強いられておる現状であります。 ぜひとも引き続きパトロール及び監視カメラ、そして看板の設置など強化していただくとともに、またリサイクル法などによって有償になる不用品、恩智川への投げ込みなどもありますけれども、不用品のテレビや冷蔵庫、そういった物をどうやって処理したらいいのかということをもう一度再告知していただきまして、周知徹底していただきまして、不法投棄の未然防止への啓発活動に努めていただきますよう要望しておきます。よろしくお願いいたします。 続きまして、整理番号32番、
消費者保護対策について伺いました。こちらもいろいろ手口が多様化しておりまして、未然には防げている件数もあるかと思いますが、年々相談件数がふえてきているといった状況であります。 寸劇を楽しみながらの広報活動や啓発カレンダーといった対策をとられております。この啓発カレンダーは、私も見ておりますが、事細かく書いてありまして、大変親切だなと思っておりますけれども、高齢者の方を狙う傾向がまだまだ続いております。こういった現状が続いておりますので、引き続き国や府からの補助金、こういったものを活用していただきまして予防策をとっていただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。 整理番号33番、
商店街等にぎわいづくり補助金の内容、効果については、理解いたしました。昨年は、7万枚のスクラッチカードのうち、ほぼ9割が使用されたということで、市民にとりましても商店にとりましても非常に魅力的な企画になったのではないかなと思います。 しかしながら、当たり券が少ないといった声も聞かれております。ぜひ次回実施される折には一回でも多く商店街に足を運んでいただけますように、アンケート調査も踏まえまして、当たり券の枚数、もう少し金額を減らし、枚数をふやしていただきますよう、ご検討くださいますようによろしくお願い申し上げます。こちらは結構でございます。 これからも、柏原市にある商店街は、市民にとって、特に高齢者にとりましては、生活必需品を購入するのに大切な場所となります。商工会と連携をとっていただきまして、このようなにぎわいづくりの施策をほかにもいろいろと検討くださいますようよろしくお願いいたしまして、こちらで結構でございます。 続きまして、整理番号34番、上市法善寺線の設計については、了解いたしました。 上市法善寺線は、大変幅員の狭い道路となっておりまして、朝の通学時も大変危険な状態であります。車と児童がとても近い距離にある、そういった狭い幅員道路になっております。 何よりもまず通行される歩行者、自転車の安全が確保されますように、また、設計の段階ではございますが、大県本郷線の開通に伴い、車両通行量が大幅にふえると予想されます。柏原堅下地区の中心的な交差点になり得る可能性がありますので、市民の皆様のニーズに沿ったまちづくりを前提とする道路整備をよろしくお願いいたします。 続きまして、整理番号35番、放置自転車についてお伺いいたしました。 いろいろと対策を講じてくださっておりますが、現状の方法では限界があるのかなと感じています。撤去費用や指導員の人件費等を勘案して、玄関口である柏原駅での対策を講じていただきたい。駅をおりましてすぐに自転車が雑多に並んでおりますと、まちの景観もよろしくないかと思われます。柏原市にぜひいろんな人が訪れていただくように、そういったところも注意していただきたい。 そして、市民の方で毎日のように台数を数えていただいておる方がいらっしゃいます。市民の方がそういったところを見守っていただいているという状況もございます。 近鉄国分駅の東口では、自転車のコインパーキングが設置されておりますが、放置自転車が減ったんではないかなという市民の声もいただいております。そういった民間の取り組みなどもぜひ研究していただきまして、今後、市として取り組んでいただきますよう、放置自転車のない駅をつくっていただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。 整理番号36番、続きまして、JR柏原駅の東について、駐車場のことでお伺いいたしました。 現在の駐車場、高さ制限があるということで、使用料の収入が減少傾向にある原因として、高さ制限があること、そして民間駐車場がふえたこととありました。 車高が高い車がふえたことによって、駐車場の高さ制限をなくすための平面駐車場、そういう利用者ニーズに沿った駐車場にすることは理解できました。 しかし、先ほどの質疑の放置自転車の問題もあります。市民の方の柏原駅へのアクセスというのは、まだまだ自転車が多いです。山のほうからもおりてこられて、自転車を多く使用されています。民間業者の駐輪場もございますが、駐輪場や駐車場全体のニーズバランスを勘案して、こういった事業を進めていただけたらなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、整理番号37番、
都市計画調査事務事業について、内容は理解いたしました。 それでは、今の内容をお受けいたしまして、土地利用、建築物・道路施設の現況の調査とございますが、柏原
市民文化センターのある柏原駅東口の道路付近でありますが、現状、住居地域となっております。駅前ですので、都市計画道路としても計画されておりますが、今後の柏原市のグランドデザインを考えたとき、商業地域として利用するほうが柏原市にとって望ましいかと考えますが、現状どのようにご検討されていますでしょうか、お伺いいたします。
◎乾至克
まちづくりデザイン部長 自席からご答弁申し上げます。 市の活性化のため、用途地域や都市計画の見直しによる土地の有効利用につきましては、地域の実情に応じまして、見直すところは見直す。市民にとって、より利便性の高い土地利用を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
◆5番(
山口由華議員) ありがとうございます。了解いたしました。 市役所のある川沿いの地域は、現在、商業地域として登録されております。この地域を市役所として利用するだけじゃなくて、商業施設などの誘致も検討されるんじゃないかなと思いますが、市長にお伺いいたします。その辺どのようにお考えでしょうか、お答えください。
◎中野隆司市長 ご質問の趣旨につきましては、現在行っていただいております市役所の防災等庁舎のあり方検討会、これらの結果を踏まえながら、そういったご意見も参考にしながら、視野に入れて、まずはあり方検討会の結果をお聞きしてから考えたいというふうに思います。
◆5番(
山口由華議員) ありがとうございました。 柏原市としても、やはり都市計画において道路の問題というのは大変重要な問題かなと感じております。南北につながる道路はございますが、それにつながる東西の道路が少ないかと感じられます。 しかしながら、にぎわいナンバーワンのまちづくりを目指すに当たりまして、グランドデザインは欠かせないものとなります。柏原駅周辺は、国分駅より生活必需品を購入できる店も少なくなってきております。にぎわいは確実に減ってきている状況かなと感じられます。いま一度、にぎわい、こういったものを取り戻せるよう、柏原が元気になりますよう、計画的な都市整備計画を推進していただきますように要望いたしまして、こちらは結構でございます。ありがとうございます。 続きまして、整理番号38番、田辺旭ヶ丘線の整備事業について、状況は理解できました。こちらも同じく道路でございます。香芝市と比較しましても、道路事情は大変おくれていると感じております。市民ニーズも高いです。ぜひ引き続き全力で取り組んでいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。 整理番号39番、学校現場でのいじめ対策について伺いました。昨日の質問者の答弁ともあわせまして、学校側の対策としては十分理解いたしました。 しかし、私も人の母でございます。子どもたちというのは、自分のことは聞かれても、なかなか話さない。いじめていることやいじめられていることというのは、なかなか言いにくい。それと、聞かれても正直に答えない。 しかし、自分以外の他人やったり友達であったり、そういったことだったら、ちょっとはおうちの人に話す機会があるんじゃないかなと感じます。言えるかもしれない。そういったささいなちょっとした情報でもお家から学校へ届くような、そういった伝えていく道筋というのを考えていただきたいなと思います。父兄の皆さんに学校側からそういう啓発をしてもらいたいなと感じております。 誰がいじめられているかとか、もしくはいじめているかとか、そういった事実というのはなかなか見えてきません。教師の方も頑張っておられると思いますが、なかなかそういったものは見えることができません。子どもがこういう話をしていたと打ち明けてくれたことをぜひ学校に届けまして、学校側では、そういった小さい情報も全部精査していただきまして、調査して、今後に取り組んでいただきたいと感じております。 そして、先ほどもご答弁いただきました体制強化、組織的な対応を強化すること。また、そういったことの積極的な情報開示によりまして、いじめ対策の強化を図っていただきたいと強く要望いたします。よろしくお願いいたします。 整理番号40番、スタディ・アフター・スクールの事業について、効果についてお伺いいたしました。 この取り組みによって、事業目的である学習意欲の向上、学習習慣の定着というものは培われているのかなと推察されます。しかし、8割が肯定的な回答でありましたが、2割の方の回答も気になる部分で、こちらもまた研究していただきたいなと思います。 生徒の習熟度や、それに要する時間、または家庭環境など、個々に違いがございます。学校の授業以外に放課後の時間、そういったものを活用して、補習や補充的な学習というものは、大変重要であると考えております。今後ともきめ細かい学習支援をよろしくお願いいたします。 予算についてでありますが、内容等詳しく委員会のほうで聞いてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 整理番号41番、
中学校クラブ活動の現状と今後の方向性について、内容は理解できました。 平成27年4月の入学者から、通える学校の選択肢が広がる、指定校が広がるということは、大変支持いたします。クラブ活動のときだけ指定校の枠内のほかの学校に通うということはできないのか、お尋ねいたします。
◎浦上隆学校教育部長 クラブ活動のときだけということになりますと、放課後の時間帯に他の中学に行って部活動をすることになるかと考えられますが、大きく2つの課題がございまして、まず公式戦の多くは中学校体育連盟が主催をしておりまして、そのほかの大会も少しはあるんですけれども、もう圧倒的な数は中学校体育連盟が主催をしております。柏原の大会、中河内の大会、大阪の大会、いろいろございますが、大会の参加資格が、「各中学校体育連盟加盟の中学校に在籍し、学校教育法第1条に基づく当該中学生であること」、「原則1校単位で編成されたチームであること」とございますので、放課後だけの部活動の参加は中体連の主催の大会には参加ができないというような問題がございます。 それからまた、放課後に別の中学校に移動することになりましたら、移動の時間とか、それから移動の手段の問題がございまして、例えば在籍している学校で何か学校行事が放課後なんかにありますと、途端にその日は参加できないというようなこともございますので、なかなか難しい問題かなというふうに考えております。 教育委員会といたしましては、このような理由で、放課後の別の学校のクラブ活動に参加するということに関しましては、生徒にとっても学校にとっても余り効果が出ないことかなというふうに考えております。
◆5番(
山口由華議員) 了解いたしました。現状では、2つの問題がありまして厳しいということを理解いたします。 ですが、中学校までは地元の友達と同じ学校で勉強して、クラブ活動して、そういったことをしてほしいと望む保護者の方が多くいらっしゃいます。その環境の中で、冒頭にも触れましたが、オリンピックを見ていましても、若い段階からの努力が実を結んでおると感じました。スポーツにとりましても、文化活動、文化クラブにつきましても、子どもたちの可能性を伸ばしていく、そういった力を底上げしていくといったことを市が全面的に応援する、取り組むといった方向で、そういった中で地元への愛着、そういった心が生まれまして、未来の柏原の財産になっていくのではないかなと感じます。 現状では今の方法が最善だとは考えますが、これから先、少子化問題、そういったものもあります。教員の数が減り、負担がふえてきているといったこともありますので、外部指導者の方の活用も充実していただきまして、何とか地元で勉強もして、クラブもして、そういった環境ができるような環境づくりをどうぞ市のほうでよろしくお願い申し上げまして、こちらは結構でございます。ありがとうございます。 続きまして、整理番号42番、
市民文化センターの改修工事の内容については、理解いたしました。11月から3月まで5カ月もの間、3階部分が利用できないということで、10月の市民文化祭のほうは終わったらということで安心いたしましたが、使えないということで困惑する市民の方もおられるかと思います。工事の安全はもとより、代替施設の利用を促すなど、利用される市民の皆様にご不便のないよう引き続き対応のほうをよろしくお願いいたします。 また、工事内容についてでありますが、引き続き委員会のほうにてお伺いさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 整理番号43番、女性外来についてでございます。 大変わかりやすいご答弁でありました。女性にとって、私にとりましても恥ずかしい面、なかなか人に相談できない、そういったウロギネコロジーといったところであったり、またホルモンバランスが崩れることによって体調を崩したり体に異変が起こったりということに対しても、安心してこれから相談できるようになると思います。 また、今後に関しましては、不妊症や更年期障害、そういったところにも対応して視野に入れていただくということでありますので、女性にとりましては大変必要とされる重要な診療科になるのではないかなと考えております。 女性は、仕事のほかにも親の介護であったり思春期の子どもを抱えていたりしまして、男性と比べますと病気の背景に人生そのものが複雑にかかわっているのかなと。そういうことが多いと言われております。新しくできた女性外来、これがさらに改善を重ねまして、女性の心と体を総合的に見る窓口となりますよう期待しておりますので、よろしくお願いいたします。 最後になります。整理番号44番、任期付職員の採用に関する条例の内容については、理解いたしました。 地方分権もますます進むことから、専門的な知識、経験を有する人材が必要な現状も理解しております。費用対効果を十分に勘案した上で運用していただきますようよろしくお願いを申し上げまして、以上で議案に対する新風かしわらの代表質疑を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。
○奥山渉議長 以上で
新風かしわら代表者の質疑を終わります。 ここで暫時休憩いたします。
△休憩 午前11時45分
△再開 午後0時58分
○岸野友美子副議長 これより本会議を再開いたします。 午前中に引き続き、議案に対する代表質疑を行います。 公明党を代表して、新屋広子議員、登壇願います。 〔3番 新屋広子議員 登壇〕(拍手)
◆3番(新屋広子議員) 皆様こんにちは。3番議員の新屋広子でございます。 議長のお許しをいただき、平成26年第1回柏原市議会定例会におきまして、公明党を代表し、議案についての質疑をさせていただきます。 質疑の機会を与えていただきました同会派の両議員並びに各会派の皆様に心より御礼を申し上げます。 また、本日は、お忙しい中、また足元が悪い中、傍聴に来てだきました皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございます。 愛知県豊橋市の当時小学校6年生の女の子が書いた「78円の命」という作文をご存じの方も多いでしょう。かわいがっていた捨て猫が殺処分されたことを知り、胸が張り裂けそうな衝撃と命の重さをつづった作文で、市の道徳の教材にもなり、反響を呼びました。動物の殺処分ゼロの社会と小さな命に責任を持つことを訴えています。私も読ませていただき、大変感動しましたので、抜粋で一部だけ紹介させていただきます。 78円の命。近所に捨て猫がいる。キキと名づけてかわいがった。2年たったころに赤ちゃんを産んだ。毎日のように子猫たちを見にいった。ある日突然、子猫の姿が見えなくなった。次の日、友達に話したら、「保健所だろ。それ、殺されちゃうよ」と言った。私はむきになって言い返した。「そんなはずない」。急いでパソコンの前に座った。「保健所」で検索すると、残酷なことがたくさん載っていた。動物は小さな穴に押し込められ、二酸化炭素が送り込まれる。数分もがき苦しみ、死んだ後はごみのようにすぐに焼かれてしまう。動物の処分1匹につき78円。動物の命の価値がたったの78円でしかないように思えて、胸が張り裂けそうになった。現実には、年間20万匹以上の動物がこんなにも悲しい運命にあることを知り、さらに大きなショックを受けた。キキがずっと鳴いている。赤ちゃんを探しているのだろうか。パソコンで見た映像が頭に浮かび、眠れない夜が続いた。キキの声もいつの間にかがらがら声に変わり、切なくなった。私はキキを抱きしめた。しばらくしてお腹に包帯を巻いたキキを見かけた。赤ちゃんを産めない体に手術をしてくれたのだ。この先、キキも赤ちゃんを捨てられずに済むのだと安心した。生き物を飼うということは、一つの命にきちんと責任を持つことだ。最後まで育てるという自信がなければ飼ってはいけないことを学んだ。 子どもたちが本来持っている豊かな感性の芽を摘むことなく、命を大切にする心を育てていくことが、日本の教育の課題と言えるかもしれません。そのことをしっかり心にとどめてまいりたいと思います。 それでは、通告順に従いまして質疑に入らせていただきます。 整理番号45、議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、歳出、款2総務費 項1総務管理費 目1一般管理費の企画調整課事務費の中の
ふるさと納税推進負担金について、内容と今後の取り組みをお伺いします。 そして、整理番号46、防犯対策事業、本市の防犯対策事業の内容と今後についてお伺いします。 整理番号47、目2文書広報費、
ウエブサイト等管理運営事業の内容についてですが、他会派の答弁でおおむね理解しました。答弁は結構です。 整理番号48、目7自治振興費、まちづくりに頑張る自治会・団体に対する補助金の内容についてお伺いします。 整理番号49、款3民生費 項1社会福祉費 目2障害福祉費、特に障害者福祉計画及び第4期障害福祉計画についてお伺いします。 整理番号50、目3障害者自立支援費、障害児支援事業の主な事業内容と今後の取り組みについてお伺いします。 整理番号51、目5老人福祉費、金婚祝賀人間ドック一部負担金助成事業委託料の内容と今後の取り組みについてお伺いします。 整理番号52、項2児童福祉費 目1児童福祉総務費、(仮称)子ども・子育て支援事業計画策定業務委託料については、他会派の答弁でおおむね理解しました。子ども・子育て会議の委員の中には実際子育て中の方もおられますし、意見をしっかりといただきながら、次代を担う子どもたちのために計画策定をよろしくお願いいたします。答弁は結構でございます。 整理番号53、保育システム改修及び新システム移行業務委託料の内容、今後のスケジュール及び方向性についてお伺いします。 整理番号54、目5こども医療助成費、こども医療費助成事業の内容についてお伺いします。 整理番号55、款4衛生費 項1保健衛生費 目2予防費、肺炎球菌(高齢者)ワクチン接種委託料の内容についてお伺いします。 整理場号56、健康増進事業の現状と今後の取り組みについてお伺いします。 整理番号57、款7土木費 項2
道路橋りょう費 目5交通対策費、交通安全対策事業の現状と今後の取り組みについてお伺いします。 整理番号58、項3都市計画費 目3公園緑化費、公園維持管理費の内容と今後の取り組みについてお伺いします。 整理番号59、款9教育費 項1教育総務費 目2事務局費、幼小中一貫教育推進事業の現状と今後の取り組みについてお伺いします。 整理番号60、項3中学校費 目1学校管理費、学力向上対策事業の内容についてお伺いします。 整理番号61、項5社会教育費 目2青少年対策費、放課後子ども教室推進事業の現状と今後の取り組みについてお伺いします。 整理番号62.放課後児童会事業運営費の内容と今後の取り組みについてお伺いします。 整理番号63、目6図書館費、公立図書館運営の現状と今後の取り組みについてお伺いします。 整理番号64、議案第2号 平成26年度柏原市
国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算、国民健康保険事業における平成26年度実施予定の事業内容についてお伺いします。 整理番号65、議案第4号 平成26年度柏原市
介護保険事業特別会計予算、歳出、款3地域支援事業費 項2包括的支援事業・任意事業費 目1包括的支援事業費、本市における包括的支援事業についてお伺いします。 整理番号66、目2任意事業費、キャラバンメイト(認知症介護指導者)養成事業等委託料の内容と本市における認知症に対する取り組みについてお伺いします。 整理番号67、議案第6号 平成26年度柏原市
市立柏原病院事業会計予算、収益的収入、款1病院事業費 項1医業収益、市立柏原病院の本年度の取り組みについてお伺いします。 整理番号68、議案第18号 柏原市下水道条例の一部改正について、下水道事業の現状と今後の経営健全化への取り組みについてお伺いします。 以上で第1回目の質問を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。
○岸野友美子副議長 公明党代表者の質疑に対し、答弁を求めます。 〔松井久尚
政策推進部長 登壇〕
◎
松井久尚政策推進部長 公明党ご代表、新屋広子議員の議案に対する代表質疑のうち、私からは整理番号45、46、48の3件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号45でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は歳出、款2総務費 項1総務管理費 目1一般管理費、
ふるさと納税推進負担金の内容と今後の取り組みについてでございます。
ふるさと納税制度につきましては、平成20年10月に柏原市
まちづくり応援寄附条例を制定し、柏原市をふるさととする方、応援しようとする方から寄附金を募り、その寄附金を財源とする
まちづくり事業を実施することにより、寄附を通じてさまざまな人々が夢のある地域社会の実現に向けたまちづくりに参加できるよう取り組みを進めているところでございます。
ふるさと納税推進負担金につきましては、ご寄附を一定額以上いただいた方に市内企業の商品や特産品を贈呈するための費用でございます。このことにより、寄附金の増収が見込めるだけでなく、本市の特産品の販売促進やPR効果、本市の魅力発信にもつながるものと考えております。 今後は、クレジット納付やコンビニ納付など、この制度が簡単便利にご利用いただけるよう検討するとともに、ふるさと納税を活用した魅力あるまちづくりに取り組んでまいりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いをいたします。 続きまして、整理番号46でございます。質疑要旨は目1一般管理費、本市における防犯対策事業の内容と今後の取り組みについてでございます。 本市の防犯対策事業といたしましては、柏原市防犯協会主催の街頭犯罪防止キャンペーンや柏原警察との合同パトロールなどの取り組みへの支援や多くの市民を対象とした安全なまちづくり市民大会を事業所、金融防犯協会や警察等と連携して行っております。 また、犯罪のない、明るいまちづくりを進めるという観点から、町会等に管理をしていただいております市内の防犯灯を省エネで明るいLED防犯灯に取りかえる事業や維持管理費の補助などを実施しております。また、街頭犯罪を未然に防止するために、青色防犯パトロールなどを実施しているところでございます。 今後も柏原警察、柏原防犯協会などと連携するとともに、防犯に関する情報の集約に努めながら、防犯対策をさらに充実させてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、整理番号48でございます。質疑要旨は目7自治振興費、まちづくりに頑張る自治会・団体に対する補助金の内容についてでございます。 まちづくりに頑張る自治会・団体に対する補助金事業につきましては、地域の活性化及び市民協働によるまちづくりを推進するために、地域づくりの担い手である地域の団体が行う地域コミュニティ活動事業に対し、補助を行うもので、平成22年度から実施いたしております。補助額は、単年度事業に対しては上限50万円、3年を限度とした複数年度事業に対しては上限30万円といたしております。 交付対象事業の選定に当たっては、大阪教育大からの外部委員を含む審査委員会におきまして、社会貢献などの公益性や公平性などの審査基準に基づき、それぞれの事業の期待される効果や創意工夫を勘案しながら、より地域の活性化や市民協働のまちづくりに貢献すると考えられる事業の選定を行っております。 平成25年度の実績でございますが、単年度事業に8団体、複数年度事業に4団体の計12団体に補助を行っております。 主な内容といたしましては、観光ガイドマップの作成、史跡めぐりツアーの開催、特産物の育成や柏原ブランドのPR活動などでございます。これらのまちづくりに頑張っている地域の団体に補助を行うことで、地域住民同士の連携や交流が深まり、地域の魅力の再発見や地域の活性化につながるものと考えております。 今後も地域の支援、発展に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 私からは以上でございます。 〔植田眞功
健康福祉部長 登壇〕
◎植田眞功
健康福祉部長 続きまして、私からは整理番号49、50、51、53、54、55、56、65及び66の9件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号49、質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款3民生費 項1社会福祉費 目2障害福祉費、障害福祉推進事業の内容と今後の取り組みについて、特に第2期柏原市障害者福祉計画及び第4期柏原市障害福祉計画についてのお尋ねでございます。 第2期柏原市障害者福祉計画は、障害者基本法に基づく計画で、柏原市が今後進めていく障害者施策の基本方向や目標を総合的に定める計画でございます。 また、第4期柏原市障害者福祉計画は、障害者総合支援法に基づく計画で、障害福祉サービスなどの見込み量と確保に関する行動計画となっております。 両計画とも、現計画期間が平成26年度末に終了するに伴い、見直しを図るものでございます。本市としましては、今後示される予定の国や府の障害者計画との整合性を図りながら、平成26年度に策定予定であります第3次柏原市地域福祉計画など、他の計画や施策との連携を図り、策定してまいりたいと考えております。 具体的な内容につきましては、学識経験者や社会福祉関係団体、市民などから成る策定委員会を立ち上げ、検討を行う予定でございますが、現計画の検証を行うとともに、障害のある人のニーズや意見を幅広く聞き、新たな計画に反映させてまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号50、質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款3民生費 項1社会福祉費 目3障害者自立支援費、障害児支援事業の主な事業内容と今後の取り組みについてでございます。 障害児支援事業は、児童福祉法に基づき、18歳未満で通所による療育等の支援が必要な方を対象として、障害児通所支援の利用料やその計画費用を支給する事業でございます。 障害児通所支援とは、日常生活における基本的な動作の指導、集団生活への適応訓練を行う児童発達支援や、放課後や夏休みなどの長期休暇中において生活能力向上のために訓練を行う放課後デイサービスなどでございます。事業所に通所して、これらのサービスを受けるものでございまして、年間約850件利用されておられます。 これらの支援のご案内につきましては、障害福祉係の窓口や自立支援センターなどで行っておりますが、今後はより一層相談窓口の充実を図り、きめ細やかな対応を図ってまいります。ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 続きまして、整理番号51、質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款3民生費 項1社会福祉費 目5老人福祉費、金婚祝賀人間ドック一部負担金助成事業委託料の内容と今後の取り組みについてでございます。 金婚祝賀人間ドック一部負担金助成事業は、金婚式を迎えられたご夫婦に、市立柏原病院人間ドックセンターヴィゴラスでの総合健康診査受診費用を助成する事業でございます。毎年敬老の日に開催いたします高齢者福祉大会において金婚祝賀式を行い、その記念品としてご招待券を贈呈いたしております。 事業の内容としましては、金婚式のご夫婦が加入されている健康保険による人間ドック助成制度を利用した上で、発生する本人負担分を助成し、無料で基本コースを受診していただける内容となっております。 この事業で人間ドックを受けていただき、ご夫婦の結婚50周年をお祝いするとともに、今後さらに健康で円満な家庭を築いていただきたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、整理番号53、質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は、保育システム改修及び新システム移行業務委託料の内容、今後のスケジュール及び方向性についてでございます。 お尋ねいただいております保育システム改修及び新システム移行業務につきましては、平成27年4月から施行が予定されております、子ども・子育て支援新制度の内容に合わせて現行の保育管理システムを改修するとともに、新たな業務に対応したシステムを導入するものでございます。 具体的には、教育・保育施設等に対する財政措置として新たに創設される寄附制度と、利用者に対して保育の必要性を認定する給付認定が主な内容でございます。このうち給付認定につきましては、平成26年10月から受け付けが始まりますので、遅滞のないようシステム改修に取り組んでまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号54、質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は目5こども医療助成費、こども医療費助成事業の内容についてでございます。 本市のこども医療費の助成は、現在、通院については小学校就学前まで、入院については中学3年生までを対象に実施しておりますが、子育て世帯の経済的負担の軽減を図り、さらなる子育て支援施策の充実を目的に、通院に係る医療費の助成対象を小学校就学前から小学6年生まで拡大するものでございます。 現在、大阪府内で通院について対象を小学6年生までに拡大しているのは33市中4市、中学3年生までは4市となっております。今回、拡大の対象となります小学生に対する助成につきましては、医療証を発行することで、子育て世帯が医療機関の窓口で大きな金額を支払うことなく受診できるようにしております。 なお、平成26年10月診療分から対象となります。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号55、質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款4衛生費 項1保健衛生費 目2予防費、肺炎球菌(高齢者)ワクチン接種委託料の内容についてでございます。 高齢者の肺炎を引き起こす原因の中で一番多い病原体は肺炎球菌であり、肺炎球菌ワクチンを接種することで肺炎球菌感染症の約8割を予防できるとされており、また死因の第3位である肺炎の減少に効果があると考えております。また、医療費の削減など費用対効果が高く、その有用性が認められているところでございます。 お尋ねいただいております肺炎球菌(高齢者)ワクチン接種委託料につきましては、この高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種を柏原市医師会に委託しまして、肺炎球菌ワクチン予防接種費用の一部を助成するものでございます。市民の65歳以上の高齢者を対象に、接種費用のうち公費で5,000円を助成いたします。 国におきましても平成26年10月から高齢者肺炎球菌ワクチンの定期接種化が実施されることとなっておりますが、市では先立ちまして平成26年7月から実施してまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、整理番号56、質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は健康増進事業の現状と今後の取り組みについてでございます。 特に、健康増進事業のがん検診、健康診査、歯周疾患健診についてのお尋ねでございます。 まず、がん検診についてでございますが、現在、我が国のがんによる死亡者数は年間36万人を超え、死亡原因の第1位を占めるようになり、がん対策は市民の生命と健康を考える上で大きな課題であることは言うまでもございません。 診断と治療の進歩によって、一部のがんでは早期発見、そして早期治療が可能となっております。がん検診は、こうした医療技術に基づき、がんの死亡率を減少させることができる確実な方法であり、がん対策として極めて重要なものであります。そのため、がん検診の受診率の向上に向けて、市民の皆様の健康意識の向上と受診につながる働きかけが必要であると考えております。 これまで受診者の利便性に配慮して日曜日検診を実施し、胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、骨粗鬆症などを一度で受けられるセット受診を実施するなど、受診しやすい体制づくりを図ってまいりました。 平成26年度につきましては、新たに働く女性を対象に子宮頸がん、乳がん検診を同時に受診できる日曜日検診を実施し、平日に受診時に子どもの保育を行う日を設けるなどの配慮をしてまいります。 また、がん検診を一度も受診したことがない人、定期的に検診を受けていない人などに対して、積極的な働きかけを行うことにより、未受診者対策の強化を行うなど、受診率の向上に努めてまいります。 次に、健康増進事業における健康診査につきましては、オアシス健診という名称で30歳と35歳の節目の市民の方などを対象にした健康診査、また40歳の市民を対象にした肝炎ウイルス検診を市内医療機関に委託して行っております。 また、歯周疾患健診につきましても、市内の歯科医院に委託して実施しており、市独自で他市には例のない歯のレントゲン断層撮影を行っており、受診率も府内でも高い水準となっております。 今後とも正しい健康意識を普及啓発していくとともに、がん検診や健康診査等の受診啓発と受診しやすい体制づくりに努めてまいります。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号65、質疑事項は議案第4号 平成26年度柏原市
介護保険事業特別会計予算、質疑要旨は歳出、款3地域支援事業費 項2包括的支援事業費・任意事業費 目1包括的支援事業費、本市における包括的支援事業についてでございます。 平成18年度の介護保険法改正により、地域包括支援センターの設置が義務づけられ、本市におきましても平成18年4月から高齢者いきいき元気センターという愛称で健康福祉センター内に設置しております。 高齢者いきいき元気センターでは、主任ケアマネジャー、社会福祉士、保健師の専門職を配置し、介護サービスはもちろんのこと、医療、福祉など、さまざまなサービスを組み合わせて、高齢者の方が住みなれた地域で生活できるよう支援しております。 高齢者いきいき元気センターには、年間約1,500件ほどの相談があり、主な内容としましては、高齢者の方の健康相談、介護サービスの利用方法に関する相談、高齢者虐待や認知症に関する相談、困難ケースを担当されているケアマネジャーからの相談など、さまざまな課題に対し、相談が寄せられております。 それらの課題に対し、高齢者いきいき元気センターでは、市内7カ所に設置しておりますブランチの相談窓口との連携はもとより、それぞれの専門職が中心となり、地域の医療機関を初め、警察、消防などの関係機関、さらに必要に応じ民生児童委員協議会や老人会などと緊密に連携し、課題の解決を図っているところでございます。 また、見守りを専門とする職員も配置しており、ひとり暮らし高齢者のご家庭を訪問し、ふだんから継続的に見守りを行うことで介護予防や消費者問題などに関する啓発に取り組むとともに、介護サービスが必要な高齢者の方には早急に必要なサービスを提供できるよう努めております。 今後ますます高齢者世帯の増加が予想されますことから、可能な限り自立した生活を営んでいただけますよう、軽い運動教室や栄養講座、歯磨き指導などの介護予防事業にさらに積極的に取り組むとともに、地域で自主的に介護予防に取り組まれている老人クラブなどの団体に対しましては、財政的な支援も行っております。 今後とも高齢者いきいき元気センターを通じ、高齢者の方が住みなれた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう支援してまいります。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、整理番号66、質疑事項は議案第4号 平成26年度柏原市
介護保険事業特別会計予算、質疑要旨は款3地域支援事業費 項2包括的支援事業・任意事業費 目2任意事業費、キャラバンメイト(認知症介護指導者)養成事業等委託料の内容と本市における認知症に対する取り組みについてでございます。 超高齢化が進む中、認知症高齢者が増加していくことが予想されております。認知症高齢者が安心して暮らすため、市民一人一人が認知症のことを正しく理解し、認知症高齢者の方を地域で支える社会づくりが重要であると考えております。 そこで、本市におきましては、平成23年度から高齢者いきいき元気センターに委託し、認知症について正しい知識を市民に啓発する講師役となるキャラバンメイトの養成に取り組んでおります。現在64人の方がキャラバンメイトとして登録されておりまして、その方々が講師役となって高齢者向けのイベントや介護予防教室などの機会を利用して認知症サポーター養成講座に取り組んでいただいており、1,253人の認知症サポーターを養成いたしました。 また、認知症の課題について積極的に取り組んでおられる市内の商店街でも、認知症サポーターの養成に取り組んでいただいており、養成講座当日は、寸劇などを交え、わかりやすく認知症について学んでいただき、大変好評でございました。 今後とも認知症の普及啓発活動に努め、認知症高齢者の方が安心して暮らせる地域づくりに取り組んでまいりたいと考えております。ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。 〔山本佳裕 都市整備部長 登壇〕
◎山本佳裕都市整備部長 続きまして、私からは整理番号57番及び58番につきましてご答弁申し上げます。 まず、整理番号57番でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款7土木費 項2
道路橋りょう費 目5交通対策費、交通安全対策事業の現状と今後の取り組みについてでございます。 ご質問をいただいております交通安全対策事業の現状と今後の取り組みについてでございますが、近年、特に自転車と歩行者の事故は、大阪府では10年前から比べますと1.7倍の増加となっております。また、自転車相互の事故は、平成23年、平成24年と減少しておりましたが、平成25年には増加に転じました。 このような現状を踏まえ、平成25年12月より道路交通法の一部が改正され、自転車が通行できる路側帯は道路左側に設置された路側帯に限定され、罰則規定が設けられました。本市におきましても、広く市民に安全思想の普及、浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけるとともに、道路交通環境の改善に向けた取り組みを推進することにより、交通事故防止の徹底を図ってまいりたいと考えております。 今後の取り組みにつきましては、広報4月号に道路交通法の一部改正を盛り込み、自転車安全利用の促進を周知し、4月6日からの春の交通安全運動期間に重点的に集中的な交通安全指導やキャンペーン等を実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号58番でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款7土木費 項3都市計画費 目3公園緑化費、公園維持管理費の内容と今後の取り組みについてでございます。 お尋ねいただいております平成26年度の公園維持管理費につきましては、玉手山公園、史跡高井田横穴公園、竜田古道の里山公園、歴史の丘展望台公園、大和川親水公園並びに協働緑地を除く、市内の公園など119カ所の維持管理費として3,212万1,000円の予算をお願いしているものでございます。 主な内容といたしましては、公園・ちびっこ老人憩いの広場樹木剪定業務委託料として604万8,000円、公園等の巡視点検やごみの収集運搬、斜面地の草刈りなど、シルバー人材センターに委託する公園等維持管理業務委託料として900万円、遊具保守点検業務委託料として203万6,000円、大和川河川敷芝生管理業務委託料として671万5,000円などの予算を計上させていただいているものでございます。 今後の維持管理につきましては、地域に密着した公園として、ボランティアによる清掃や草抜きなどの作業をお願いするなど、より一層の協働推進に努めてまいります。また、公園に来られた方々が安全にかつ快適に施設を利用していただけるよう、既設遊具の点検や修繕対応などにより適切な維持管理に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 〔浦上 隆 学校教育部長 登壇〕
◎浦上隆学校教育部長 続きまして、私からは整理番号59、60の2件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号59でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款9教育費 項1教育総務費 目2事務局費、幼小中一貫教育推進事業の現状と今後の取り組みについてでございます。 本市では、幼小中一貫教育の取り組みを平成19年度より段階的に実施し、平成24年度から全市域、全中学校区において展開しております。これまでの成果といたしましては、教職員や児童生徒の校種間の交流が進み、各中学校区では、同じ視点で子どもを育むための理解が深まり、小・中の教員が互いに指導方法を改善するなど、少しずつではありますが、11年を通しての確かな子どもの育成という観点で効果的な取り組みが展開されております。 また、去る平成26年1月29日には、兵庫県猪名川町町議会の方々が視察に来られるなど、本市の幼小中一貫教育は先進市として注目を浴びているところでございます。 来年度は、全市展開の3年目を迎え、今後の課題といたしましては、小学校と中学校の教員が各教科の指導についてさらに連携を深めることで、子どものより深い学びを引き出せる授業の研究並びに学力の定着と積み上げに結びつくような手だてが求められます。 今後も幼小中一貫教育をより有効に展開するためには、現在配置しております21名の市費の講師の活用について、詳細な効果検証を行い、人員の配置を強化や運用方法で特化するなど、さらに充実した幼小中一貫教育が展開できるよう努めてまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号60でございます。質疑要旨は項3中学校費 目1学校管理費、学力向上対策事業の内容についてでございます。 これまでも他会派のご質疑においてご答弁させていただきましたように、新規に学力向上対策事業を計画させていただきました背景には、教育委員会事務局が保護者対象に実施した調査で、中学校の基礎学力に関しての取り組み及び学習意欲を高める取り組みについて、満足度が高いとは言えない結果であったこと、全国学力・学習状況調査においても、中学校は全国や大阪府に比べて正答率が低いことが明らかになったことなどがあります。 これらのことから、教育委員会といたしましては、平成26年度の市全体の教育復興のために、学力向上という大きな目標を掲げております。 さらに、市内の各中学校に対しましては、例えば算数・数学の学力向上、読解力の向上、話せる英語力の向上、あるいはICT活用教育の推進などの具体的な重点目標を設定するように指示をしております。それに対応するプロジェクトチームを立ち上げまして取り組みを進めることを本事業で目指しております。 今後につきましては、各学校から具体的にテーマが挙がってきた際に、その設定したテーマや目標に関連した業務に携わっておられる教育関係の民間企業等からの支援を得られるように、教育委員会が調整役を担いながら、各学校とともに目標達成に向けて努めてまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 〔西野義則 生涯学習部次長 登壇〕
◎西野義則生涯学習部次長 続きまして、私からは整理番号61、62、63の3件についてご答弁いたします。 まず、整理番号61でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は項5社会教育費 目2青少年対策費、放課後子ども教室推進事業の現状と今後の取り組みについてであります。 放課後子ども教室は、放課後や土曜日に学校等の施設を利用して子どもたちの安全・安心な居場所を確保するとともに、遊びや文化活動を通して地域の人々との交流活動等を行うことにより、自主性・協調性及び創造性豊かな心を育むことを目的に実施している事業でございます。 本市では、平成25年度は青少年健全育成会やPTAの有志が中心となって8小学校区で放課後子ども教室を実施しております。活動内容につきましては、お行儀教室、折り紙教室、図書室の開放、読み聞かせなどの文化活動、スポーツ、門松づくりなどの地域ボランティアとの交流活動などでございます。 また、今年度は大阪教育大学の学生の教育研究会というサークルの協力を得まして、大学生が企画した教室を3校で実施し、その様子を大阪府放課後子どもプランの委員が見学に来られ、近く府のホームページに紹介される予定と聞いております。 さらに、市内のNPO法人が本市内の小・中学校の支援学級等に通う障害のある児童生徒を対象としたスポーツ教室、料理教室などの居場所づくりの活動につきましても、教育委員会といたしましては今後も積極的に支援を行ってまいりたいと考えております。 それと、今後の取り組みといたしましては、いまだ実施されていない小学校に対しましても、今後実施していただけるよう働きかけを行ってまいりたいと考えております。また、教室の運営などに悩んでいる小学校の実行委員会の方に、他の小学校の実施内容を見学に行っていただく機会を設けるなど、さらに放課後子ども教室の充実を図ってまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、整理番号62でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は項5社会教育費 目2青少年対策費、放課後児童会事業運営費の内容と今後の課題についてであります。 まず初めに、平成26年度の放課後児童会事業運営費につきましては、指導員賃金として6,528万1,000円、消耗品費、光熱水費として406万6,000円の合計6,934万7,000円となっております。 指導員賃金につきましては、現在、交通費込みで、通常勤務は午後5時15分までが自給900円、延長保育等によって午後5時15分以降に勤務する場合は、その1.25倍の自給の1,125円で臨時的任用職員、いわゆるアルバイト職員ですが、雇用契約を締結して支給しておるところでございます。 次に、放課後児童会事業は、現在、本市では、現行の児童福祉法の規定に基づき、小学校1年生から3年生までと支援学級に在籍する4年生を事業の対象として実施しております。 しかし、国におきましては、平成27年4月1日を施行日として、事業の対象範囲をおおむね10歳未満から小学校に就学している児童とする内容の児童福祉法の改正が行われました。この法改正を踏まえ、本市におきましても、事業の対象範囲を高学年児童まで拡大することにつきまして、高学年児童が過ごすためのスペースの確保など、さまざまな課題がございますが、今後、国から示される予定の保育の必要性の認定基準や指導員の資格、人数、面積、定員等についての基準をもとに早急に検討してまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、整理番号63でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款9教育費 項5社会教育費 目6図書館費、公立図書館運営の現状と今後の取り組みについてであります。 本市図書館は、柏原図書館・国分図書館・移動図書館による図書館サービスを3つの柱として、直営により図書館運営を行っているところでございます。平成26年2月末現在の蔵書冊数は約23万9,000冊で、平成25年4月から平成26年1月末までの貸し出し冊数は約37万冊と、昨年の同時期と比べますと貸し出し冊数で4,300冊増加いたしております。 今後も、幼児から高齢者まであらゆる年齢層の市民の方に資料や情報を収集、提供し、生涯学習の拠点となるよう図書館サービスの充実に努めてまいりたいと考えております。 次に、今後の取り組みでございますが、平成25年度に好評でありました図書館独自の行事やボランティアの方と協働して行った行事を引き続き行い、さらに新たな行事、催し物、図書の展示等を企画立案するとともに、柏原市の関連イベントなどに移動図書館を一層活用するなど、図書館サービスの拡大を図ってまいりたいと考えております。 また、歴史あるまち柏原をPRするために、柏原コーナー、郷土資料コーナーの充実を図り、市内外への文化情報発信の拠点としての役割を担うことのできる図書館運営を目指してまいりたいと考えております。 さらに、学校図書館とは、団体貸し出しサービスの充実や各学校の図書担当の先生方との連絡を密にし、研修会を開催するなど、学校教育の支援にも努めてまいりたいと考えております。 今後の図書館運営のあり方でございますが、公共図書館には、図書館業務の専門的な知的継承や経験の蓄積による継続性あるいは個人情報の管理等の安定性、公平性、さらに公共性が求められており、現時点におきましては市直営による図書館運営が適当であると考えておりますが、図書館協議会の委員の皆様のご意見や各市の状況等を勘案し、今後の図書館運営のあり方を十分検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 〔岡本彰司 市民部長 登壇〕
◎岡本彰司市民部長 続きまして、私からは整理番号64につきましてご答弁申し上げます。 質疑事項は議案第2号 平成26年度柏原市
国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算、質疑要旨は国民健康保険事業における平成26年度実施予定の事業内容についてでございます。 平成26年度柏原市
国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算につきましては、歳入歳出とも対前年度比2億7,899万1,000円増の93億1,434万3,000円を計上いたしました。その中で、議員お尋ねいただいております国保制度の改正に伴う本年度の変更点といたしましては、国民健康保険料の賦課限度額の引き上げや低所得者層を対象とした5割及び2割の軽減対象世帯の拡大、さらには70歳から74歳の方に係る医療費の自己負担割合を順次2割に変更していくという制度が、国においては予定されております。 しかしながら、これらの制度改正に伴う今年度の予算額への影響は、さほど大きなものではございません。本市の国保財政に大きく影響してまいりますのは、昨年8月に社会保障制度改革国民会議が示した国民健康保険制度の財政責任を都道府県に移行させる第1弾として、保険財政共同安定化事業の保険給付の対象額を現行の30万円以上から1円に、つまり全ての医療費を対象に府内43保険者で再保険するという改正が予定されている平成27年度以降であると考えられます。 この制度は、各市における医療費が突出した場合、府内の43保険者で再保険する、つまり大阪府の医療費は43市町村全体で負担していこうとするものであります。この制度の改革を行い、平成29年度をめどに国民健康保険の財政責任を都道府県に移行していこうという計画であります。 大阪府全体の医療費を43市町村で負担し合うことになった場合でも、本市におきましては特定健診や人間ドックなどの保健事業への取り組みをおろそかにするのではなく、市民のさらなる健康保持に努めてまいりたいと考えております。ご理解とご協力賜りますようよろしくお願いをいたします。 私からは以上でございます。 〔石井秀幸
市立柏原病院事務局長 登壇〕
◎石井秀幸
市立柏原病院事務局長 続きまして、私からは整理番号67についてご答弁申し上げます。 質疑事項は議案第6号 平成26年度柏原市
市立柏原病院事業会計予算、質疑要旨は収益的収入、款1病院事業収益 項1医業収益、市立柏原病院の本年度の取り組みについてお尋ねでございます。 昨年度に引き続き、本年度も救急体制と専門診療科の充実により、市立柏原病院新改革プランに掲げております医療の方向性の明確化をさらに図ってまいりたいと考えております。 まず、救急体制についてでございます。当院は、本年1月26日に救急告示病院の指定を受け、現在、毎週木曜日に救急患者の受け入れを行っております。今後は木曜日以外の曜日につきましても救急体制の拡大を図るとともに、緊急を要する重症患者を受け入れるための集中治療室(HCU)の整備を図ってまいりたいと考えております。 次に、専門診療科の充実についてでございます。現在、市立柏原病院では、乳腺外来、ピロリ菌外来、ストーマ外来、フットケア外来、女性外来などの専門外来を設置しておりますが、今後も専門的な治療を行う専門外来を設置し、患者さんが希望する医療を選択しやすい環境整備に努めてまいりたいと考えております。 特に、本年2月より毎週火曜日の午後、産婦人科外来におきまして、女性特有の疾病でお悩みの方の不安や相談に応じられるよう開設させていただきました女性外来につきましては、当院の関連大学であり全面的にバックアップをいただいている大阪市立大学附属病院女性診療科ともより一層連携を深め、悪性腫瘍や妊娠・出産・不妊症や更年期の体調異常など女性特有の疾病について、さらに充実した診療が行えるよう努力してまいりたいと考えております。 また、これらの施策を実行することにより、経営の安定化を図り、地域の基幹病院としての役割を十分果たすとともに、市民の皆様から必要とされる病院づくりに努めてまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 〔塩野臣成 上下水道部長 登壇〕
◎塩野臣成上下水道部長 続きまして、私からは整理番号68についてご答弁申し上げます。 質疑事項は議案第18号 柏原市下水道条例の一部改正について、質疑要旨は下水道事業の現状と今後の健全経営化への取り組みについてでございます。 本市の汚水整備事業は、平成元年から供用を開始し、平成24年度末現在の人口普及率は82.4%となっており、近隣の八尾市や東大阪市に比べ、15年から20年程度おくれての供用開始となっております。これは、下水道が処理施設に近い下流側から整備されますことから、地理的に流域下水道の最上流に位置する本市へは、流域下水道幹線の到達が遅くなり、やむを得ず事業着手も遅くなったことによるものでございます。 本市が汚水整備に着手いたしました昭和61年度から、事業に対する補助率がそれまでの10分の6程度から現在と同じ補助率2分の1に下がり、その分、起債の借入額が早期に事業着手した団体よりも多くなること、また、少しでも早く快適な生活環境を市民の皆様に提供するため、比較的短期間に積極的な整備を進めたことから、年々起債の返済額が増加してまいりました。 さらに、本市では、市民の皆様に下水道に接続していただきやすい環境を維持するため、供用開始から平成21年度まで20年以上、使用料を据え置いてまいりました。 これらの地理的条件や政策により、使用料で賄うべき経費に対して使用料収入は大幅に不足しており、平成26年度からの今後5年間の経営計画におきましても、現行の使用料水準のままでは約19億2,000万円という多額の資金不足が見込まれております。 一方、一般会計につきましても非常に厳しい財政状況でありますことから、今までどおりの繰り入れにつきましても継続は困難な状況となっております。 また、今後の下水道事業の経営健全化につきましては、本年4月から地方公営企業法を適用した経理方法へと転換し、下水道使用料の改定も含めて、経営の健全化を進めてまいりたいと考えております。 そして、次世代への負担の増加をできるだけ抑制することにより、将来にわたって安定したサービスを提供するため、今議会におきまして、下水道使用料を平均改定率37.6%、実施時期を本年10月からとする改定をお願いするものでございます。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。
○岸野友美子副議長 以上で一通りの答弁は終わりました。新屋広子議員、再質疑ありませんか。
◆3番(新屋広子議員) ご丁寧なご答弁、本当にありがとうございました。 それでは、整理番号順に再質疑のほうをさせていただきたいと思います。 初めに、整理番号45、
ふるさと納税推進負担金についてですけれども、内容のほう理解いたしました。 では、この募ったまちづくり応援寄附金で具体的にどのような事業を行われるのか、お尋ねいたします。
◎
松井久尚政策推進部長 応援のほうをいただきました寄附金の活用方法につきましては、寄附者の希望により、夢のある地域社会の実現に向けたまちづくりに関する事業のほか、東山の活用、教育・福祉の向上、国際交流などの事業に使わせていただくことになっております。 なお、寄附金の具体的な活用につきましては、議会にお諮りをしながら、また進めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解のほうよろしくお願いいたします。 以上です。
◆3番(新屋広子議員) わかりました。ありがとうございます。 柏原市と、また企業と、双方にメリットのある事業ですし、市の活性化につながる大事な視点だと思いますので、また周知のほうよろしくお願いいたします。柏原の魅力発見のため頑張っていただきたいなというふうに思っております。 続きまして、整理番号46、防犯対策事業についてですけれども、理解いたしました。 犯罪に対する情報につきましては、警察からの安まちメールなどがあります。実際通報があったときに、それをどういうふうに捉えておられるか。現在の活用状況や今後の展開についてお尋ねいたします。
◎
松井久尚政策推進部長 安まちメールの情報につきましては、現在、市職員による青色パトロールにおける巡回コースの資料として活用させていただいております。 また、今後の展開といたしましては、警察からのこうした安まちメール等々の情報、またPTA保護者から教育委員会などを経由していただいた情報、また地域が保有をしている情報などを集約し、この情報の共有化を図ってまいりたいというふうに考えております。 そして、その情報を地域においてLED防犯灯の設置場所の検討等々さまざまな活用にしていただければというふうに考えております。 以上でございます。
◆3番(新屋広子議員) ありがとうございます。実際にパトロールもしていただけるということで、少し安心はしました。 平成25年度の街頭犯罪の状況の資料を見せていただきましたけれども、同一場所での発生というのはありませんでした。ですけども、場所がどこかということよりも、どういう場所かということのほうが大事であるという説も最近出ております。 当たり前のことかもしれませんが、犯罪者が好きな場所は2つあると言われています。1つは、入りやすい。誰もが入りやすい。それから、見えにくい。誰からも見えにくいということです。 例えば、ガードレールがある道とない歩道がありますけれども、ガードレールがない歩道は、車を使う犯罪者にとっては入りやすい場所だから危ない。街灯がないところとか、また街灯があっても壊れているような場所は、周りから見えにくいから危ない。整備された公園でも、路上駐車があると、車が塀になって見えにくいから危ない。例えば、見通しがよい場所であっても、落書きがあったり、ごみが散乱していたりして、それがそのまま放置されていたら、誰もがそのことに無関心であるということで、そこは人からは見えにくい場所になってしまうということなんなんだそうです。 子どもや市民にとって重要なこと、犯罪がどこで起きたかということより、どこで起きるだろうかというこということだそうです。発想を転換しまして、子どもの安全や、また地域の防犯にプラスになるような地域安全マップを作成することと、心理的に入りやすさ、見えにくさを見抜いていく、そういう力を育てる教育の必要性もあるかと思います。 今後も警察や地域と連絡をとりながら、犯罪の予防に強い人づくりとまちづくりを目指して対策を強化していただけますようによろしくお願いいたします。 以上でございます。 次に、整理番号48、まちづくりに頑張る自治会・団体に対する補助金ですけれども、答弁をいただきました中で、審査委員会において公益性、公平性などの審査基準に基づき事業の選定を行っているというふうにあります。 これまで利用された団体の資料を見せていただきましたけれども、さまざまな活動に積極的に取り組んでいて頑張っている地域は、こういう補助金制度を受けやすいけれども、地域によっては、企画を立案する能力の問題であったり、担い手不足ということによって、市民活動が余り活発に行われていないところもあると思います。こうした地域への支援はどのように考えておられるでしょうか。
◎
松井久尚政策推進部長 地域全体の活性化対策といたしましては、地域の活性化にまず取り組んでおられる、そういう地域の事例を積極的にホームページや広報誌のまちの話題などで広く周知をしておるところでございます。 今後につきましては、平成25年度より開始をいたしました地域担当職員制度、こうしたものを通じて、頑張っている地域の取り組み、またノウハウなどをそうした地域に伝え広げていきたいなと、そのように考えております。 以上です。
◆3番(新屋広子議員) ありがとうございます。 この事業も回を重ねるごとに利用団体もふえているようですので、この事業を地域活性化のために生かしつつも、やはり先ほどご答弁の中にもありましたが、地域担当職員の力もおかりしながら、全ての地域に公平に行き渡るような方法のご検討も今後よろしくお願いいたします。やっぱり自分たちの税金が見える形で地域に還元されていくと、市民の方も喜ばれると思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、整理番号49、障害福祉計画ですけれども、予算をずっと見ていましたが、年々ふやしていただいておりまして、それだけ需要があるということになると思います。 この計画を策定するに当たり、さまざまな分野の方が知恵を絞っていただけていると思うんですけれども、柏原市として最終的な目標をどのように考えておられるか、お願いいたします。
◎植田眞功健康福祉部長 柏原市第4次総合計画には、障害の程度にかかわらず、全ての人が普通に暮らしていけるまちの実現がうたわれております。 本市といたしましては、障害のある人もない人も、障害の程度にかかわらず、全ての人が地域の一員として分け隔てなく日常生活、社会生活が送れるような社会を構築する、このような姿が最終の目標と考えております。
◆3番(新屋広子議員) ありがとうございます。サービスの確保はもちろんなんですけれども、いろいろな課題もやっぱりいっぱいあると思いますので、その課題を見据えながら、障害を持つ方々がより快適に過ごされるように、拡充ということも視野に入れながら計画を立てていただけますようよろしくお願いいたします。 続きまして、整理番号50、障害児の支援についてお伺いしました。市のほうでも、個別に相談に乗っていただいたり、いろいろな支援もしていただいていると思うんですけれども、もっとサービスの拡充をしてもらえないんでしょうかというような意見も実際市民の方から耳にします。 この間、障害児のボランティアなんかにも参加させていただいたんですが、柏原はもうちょっと療育のほうにも力を入れてほしいというふうな意見もございました。国から決められたサービス以外に、市単独のさらなるサービスをふやすというのは、ちょっとどんなものでしょうか、できないでしょうか。
◎植田眞功
健康福祉部長 窓口でも今議員がおっしゃったようなそういったサービスを行政に求めるというような声はよく聞いております。ただ、財源的な問題もありまして、なかなか困難な状況であります。 本来、障害者施策は、市の財政力によって異なるというものではなくて、国全体の施策として扱うものと考えております。このため、大阪府の市長会などを通じ、国に対しまして市民の要望を伝えてまいりたいと考えております。
◆3番(新屋広子議員) 前向きなご答弁をいただいたということで、ありがとうございます。他市の状況もしっかり参考にしたりしながら、柏原市ならではのサービス、少しでも拡大されたらいいなというふうに期待しておりますので、どうかよろしくお願いします。 整理番号51、金婚祝賀人間ドック一部負担金助成事業ですけれども、内容については理解いたしました。 予算のほうを見てみましたが、平成24年度は260万、平成25年度が234万2,000円、平成26年度は137万とかで減らされていっているんですね。実際どのくらいの方がこれを利用されたというか、受診されたか。ご答弁の中には、24年度は対象者が246人のうち84名で受診率は34%とありましたけれども、平成25年度、途中までですけれども、実績がわかったらお願いいたします。
◎植田眞功
健康福祉部長 25年度は1月末までの数字で41件ございました。これを3月までにしても利用者は減っていると思います。
◆3番(新屋広子議員) 人間ドックの本来の目的は、やっぱり病気の早期発見・早期治療というところにありますので、やはり年齢上、もう少し早い段階で、例えば仕事も定年退職になるような65歳、年金の受給も始まりますし、そういう65歳とかいう節目にやるほうが人間ドックとしては効果的かなというふうにも思います。今年度、26年度の動向を見ながら、この事業はあり方そのものを検討されたほうがいいかなというふうにも思います。 例えば、人間ドックではなくて、その方が一番気になる部分の検診を無料にするとか、最近は軽度の認知症早期発見のためのスクーリングテストとかもありますので、もう少しメニューをふやして、その中から選んでいただくとかいうふうに、もう少し柔軟に、また効果的な事業であったらいいなと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。一応ご検討ください。 次に、整理番号53、保育システム改修及び新システム移行業務委託料の内容は、理解できました。 実際、26年12月から始まる事務の受け付け体制についてお伺いいたします。
◎植田眞功
健康福祉部長 26年4月から幼稚園担当部門と保育所担当部門の窓口を一本化し、市民の皆様の利便性向上のため、受け付け準備を進めていっておるところでございます。よろしくご理解賜りますようお願いします。
◆3番(新屋広子議員) 全く新しい取り組みですし、他会派の答弁にもちょっとありましたけれども、今までと全く違った分野が別々にやってきたことを一本化するので、絶対受付窓口の説明とかも困難も予想されると思いますが、本当にしっかりと熟知していただいて、市民の皆様の困難が少しでも避けられますように、人員の配置であったり万全な体制と配慮、よろしくお願いいたします。 次に、整理番号54、こども医療費の助成についてですけれども、これまでも拡充への要望は高かったので、通院医療費の助成が10月から小学校6年生まで拡大されるということで、本当にありがたいなというふうに思います。 大阪府内で通院について対象を小学校6年生まで拡大しているのが33市中4市ということですので、子育て環境ナンバーワンを目指す柏原市として大きく評価できることだなというふうに思っております。子育て世代の悩みである医療費の負担が少しでも軽減されるということで、本来力を入れていくべき教育にもう少し力を注ぐことができればと思いますので、よろしくお願いします。 今後、窓口も新しい体制でスタートされますので、必要なときにしっかりとプロの目が入るような、そんな体制をよろしくお願いいたします。 次に、整理番号55、肺炎球菌ワクチン接種助成についてですが、昨年12月の本会議で私も申し上げておりました。国にも先駆けて行われるということで、ありがたく思っております。 国は年齢の節目節目にということで定期接種のほうが設定されるそうですけれども、本市の場合は65歳以上なら何歳でもという、年齢を区切らないという点で利用しやすいと思います。 そこで、対象になる高齢者の人数と大体どれぐらいを予定されているかお教えください。
◎植田眞功
健康福祉部長 今回の高齢者肺炎球菌ワクチンの対象の65歳以上の方は、平成25年12月末で約1万8,000人おられます。さきに実施されております大阪府内の自治体の初年度の接種率は10%前後でございますので、本市でも約10%を見まして1,800人を予定しております。
◆3番(新屋広子議員) ありがとうございました。約1割ということで理解いたしました。1人1回5,000円の助成ということで、他市と比べて手厚い支援をしていただくということで、ありがたいと思います。 また、国の定期接種が始まったときに、市民の方が混乱しないように、また丁寧な説明と対応のほうよろしくお願いいたします。 次に、整理番号56、主な健康増進事業について、理解いたしました。 1つお聞きします。がん検診のクーポン送付者のうち、未受診者に対しての対策はどのようになっているでしょうか、お願いいたします。
◎植田眞功
健康福祉部長 がん検診のクーポン送付者につきまして、平成25年度は女性の方には子宮がん検診で20歳から5歳刻みで40歳までの方、また乳がん検診では40歳から5歳刻みで60歳までの方、大腸がん検診では男女を問わず40歳から5歳刻みで60歳までの方に無料クーポン券を個別に送付し、受診勧奨を行っております。 無料クーポンを受け取っても受診しなかった未受診者を対象に、受診案内のはがきを送っておりまして、受診勧奨を呼びかけているところでございます。 効果につきましては、受診案内配付後に受診者数が多くなる傾向がありますことから、今後も個人に受診勧奨を継続して行い、受診率向上に取り組んでいきたいと考えております。
◆3番(新屋広子議員) ありがとうございます。未受診者への受診勧奨、いわゆるコール・リコール、かなり効果的ということですので、今後ともよろしくお願いします。 無料クーポン対象者以外の人の受診率をどういうふうに上げていくかということが課題だったと思うんですけれども、ご答弁の中に、日曜健診とかセット受診とか、さらに26年度は働く女性を対象に子宮頸がん・乳がんの検診をセットにとか、日曜日に検診を実施したり、平日は子どもの保育の場を設けるとか、いろいろと対策を練っていただいていて、本当にありがたい限りです。今後とも市民の皆様の意識の向上ということでよろしくお願いします。 もう一点、これは要望という形になるんですけれども、男性の前立腺がんの検診も今後視野に入れていただけたらというふうに思います。前立腺がんは、初期ではほとんど自覚症状がなくて、ほかの病気との判別もなかなか難しいので、発見がおくれることが多いです。検診による早期発見で根治が期待できるものですので、今後の検討課題ということで提案しておきます。よろしくお願いします。 次に、整理番号57、交通安全ですけれども、今、取り組みについてお伺いしました。 そうしたら、あと園児とか小学生の保護者、または高齢者など、大人を対象とした特に自転車のマナーの向上の取り組みについて、具体的によろしくお願いします。
◎山本佳裕都市整備部長 大人の方を対象としました自転車マナー向上の取り組みにつきましては、春秋の交通安全週間に広報等で広く市民の方に呼びかけて、リビエールホールにおきまして交通安全市民の集いを開催いたしまして、自転車の安全利用の周知も含めた啓発を行っております。また、街頭キャンペーンといたしまして、駅前やスーパーなど自転車の事故防止の啓発を行っております。 そのほか、柏原警察や柏原交通安全協会が交通安全週間中に市内の小学校5校におきまして安全運転者講習会を開催するなど、広く市民に交通安全思想の普及、浸透を図っておりますので、よろしくお願いいたします。
◆3番(新屋広子議員) ありがとうございます。現在の取り組みの内容については理解できるんですけれども、まだまだ自転車利用者の交通マナーが守られていないというのが原因で自転車の事故がどんどんふえていっているという状況じゃないかと思います。 昨年12月に法改正になりましたが、実は路側帯という言葉さえわからない方もやっぱりあるでしょうし、地域に入って指導されるときには、教科書的な説明ではなくて、実際こういう道路ではこうなんだよと、本当にわかりやすい指導、説明のほうをよろしくお願いします。 それとあわせて、交通ルールを守らないと、実際に相手にけがを負わせた場合に、民事上、損害賠償責任が発生していて、テレビなんかでもよく出ています。高額な賠償金が発生したりすることもありますので、自転車も損害賠償保険に加入することも大事だという方法もあるということで、そういうこともあわせて言うてもらえたらなと思いますので、普及と浸透、またよろしくお願いします。 次に、整理番号58、公園維持管理についてお伺いいたしました。 地域を回っていますと、小さな公園、たくさんあるんですが、大きな公園を柏原に2カ所、国分に2カ所あったらなというふうな要望があったり、また犬を飼っておられる方からは、ドッグランとかフリスビー大会なんかをぜひ柏原でしてほしというような声もありました。柏原で大会があったら、全国から人も集まりますし、交流も生まれますので、また課が変わるかもしれません、まちづくりの一環として考えていただけたらと思いますので、お伝えしておきます。 それから、さきの防犯のことでも申し上げたんですが、ごみが散らかっていたり、整備されていない公園は、やっぱり犯罪の温床になりますので、防犯という面からも適切な管理のほうよろしくお願いいたします。 次に、整理番号59、幼小中一貫教育のことですけれども、成果のほう理解いたしました。今後もさらに学校の校種間の壁が低くなって、子どもたちや教職員の交流も豊かになって、先生方の連携も進むのと同時に、保護者や地域の方とも協力して、一貫した育成が効果的にあるものとは期待しております。 そこで、今後の課題のほうでご答弁いただきました一貫教育の推進委員である市の講師の方のことなんですけれども、教育委員会のほうでは、効果検証を行い、今後、配置の仕方を強化や運用で特化することも考えておられるようなんですが、確かに算数とか英語とかそういうものも重要ではあります。だけども、全ての教科に通じる国語力、読解力、そういう読むとか、書く、話すという、これをやっぱり基礎学力として小さいうちからしっかりつけておくことが一番大事だと思うんです。 それに一番有効な方法が、やっぱり学校図書館の活用だというふうに思っています。ですから、調べ学習を育てるとかいうのもありますし、以前から私も要望しております専任で学校司書の配置が重要と考えておりますが、教育委員会のほうではどのようにお考えでしょうか。
◎浦上隆学校教育部長 学習指導要領におきましても、言語活動の充実、それから探究的な学習の充実等が求められておりまして、学校図書館の教育に果たす役割はますます大きくなってきているだろうと考えております。その活動を支援していただく専門性の高い学校司書を配置することは、ますます必要性が高まっているとは認識しております。 これまでも学力向上対策のところで答弁させていただきましたが、学校から言語活動の充実に関する目標とかニーズが出てくるやもわかりません。また、特科の一つにするかも含めまして、今後の配置について検討させていただきたいというふうに思っております。
◆3番(新屋広子議員) 学校司書配置を検討するという前向きなご答弁、本当にありがとうございます。うれしく思います。ぜひとも実現されることを期待しておりますので、どうかよろしくお願いいたします。 次に、整理番号60、学力向上ということで、先日から会派かの答弁にもいろいろありました。学力向上対策事業の狙いとか、現段階のことは、よくわかったんですけれども、学校と民間企業の連携には、配慮しないといけない面もたくさんあるかと思います。教育委員会の方が調整役を担うということですので、柏原の子どもたちの学力向上にとっていいものになるようにお願いいたします。 ところで、学力向上のために、教員の指導力を上げるという問題が不可欠かと考えます。先生方の大量退職・大量採用の時代を迎えまして、経験の浅い先生方の割合がふえてくるというのが現状です。 その中で、例なんですけれども、箕面市が秋田県の由利本荘市への視察を、全ての市立学校の管理職が1名と、あと教員5名が参加して、900万円という予算を上げて行かれたそうです。複数の学校に視察に行かれて、どの学校に行っても一定の指導の形で指導されていたということに本当に驚かれたと。教員の経験年数が浅いとか長いとか関係なく一定ということに驚かれたそうです。特に、若い先生方は、その違いに対する適応力が高くて、秋田の経験から学ぼうという姿勢を持たれて、すごいいい刺激になって、今の指導方法じゃあかんわということで、向上心につながったという例もあるそうです。 そういう成果もあったということですので、柏原の先生方も、現状で満足しないようにと言ったらおかしいんですけれども、視野をもっともっと広げていただくということで、有効な方法であるかと思いますので、参考にしていただけたらなというふうに思います。 次に、整理番号61、放課後子ども教室推進事業なんですが、お伺いいたしまして、桜坂小学校を除く市内の小学校10校のうち、放課後子ども教室を実施している学校は8校であると。では、残りの2校はなぜ実施できないか。成功している学校の要因は何だろうか。 当然、分析もしながら推進してこられたと思うんですけれども、PTAの方とか地域の方の力をおかりしてこれまでやってきましたが、かなり負担になっているんですとか、みんな高齢化になってきて担い手不足なんですという声もお聞きしております。今のやり方は大分もう限界が近いような気がしますので、例えばコーディネーターを1人立てるとか、いろんな方法があるかと思いますので、今後また検討してもらったらなと思います。委員会のほうで詳しくさせてもらいたいと思います。 整理番号62、放課後児童会事業運営費の内容について、理解いたしました。 3月末に詳しいことが決まるということなんですけれども、責任の所在であったり、事故が発生したときに連絡体制を明確にしておくという意味からも、指導員の中でもチームリーダーとか主任とか、言い方はちょっといろいろあるかと思うんですが、そういう責任者をやっぱりつけるべきだというふうに思います。 また、処遇においても、現在は1年更新の臨時的任用職員という扱いで、給与のほうも経験や年齢にかかわらず同一ということですので、やっぱり資格とか経験とかも十分に考慮された処遇改善をお願いいたします。それも希望します。 次に、整理番号63、公立図書館なんですが、現状と取り組みについてお伺いいたしました。 図書購入費の年間予算をずっと過去のを見ていたんですけれども、国分図書館ができて柏原市に公立図書館が2館になったにもかかわらず、予算がほとんど変わらないというのは、図書館自身の充実度から見て、やっぱりどうかなというふうに思いますので、今後ちょっと要望だけさせていただきます。 あと、取り組みについては、本当にいろんなことをしてくださっていて、利用者も実際ふえておりますので、地域の文化を担っているんだという気持ちで頑張ってほしいと思っております。 それと、1つ紹介なんですけれども、読書をおもしろくするやり方にビブリオバトルというのがあるんです。日本語でいうと知的書評合戦というんですけれども、小学生から大人まで楽しめます。先月、寝屋川の図書館でも実施されたそうですけれども、読書を楽しむ新しい形ということで、ビブリオバトル、またご研究のほどよろしくお願いいたします。 次に、整理番号64、平成26年度柏原市
国民健康保険事業特別会計予算について、ご答弁いただきました。 社会保障と税の一体化の改革が着々と実行されつつあり、医療制度の改革が大きく変わっていく中で、柏原市の国民健康保険事業にどのような影響があるか。影響がないということで理解いたしました。 今後、国民健康保険事業、都道府県化されるとしても、人間ドックとか特定健診について引き続き頑張っていただけるということで、安心もしております。 そこで、お聞きしたいんですけれども、特に特定健診については、これまでも柏原市は積極的に取り組んでこられたというふうに思っています。大阪府内において、柏原が大体どの程度の位置で、どの程度頑張ってはるのかなと思って、わかればお答え願えますでしょうか。
◎岡本彰司市民部長 お答えいたします。 特定健診につきましては、平成20年度から法制化をされて、特定健診の受診率、受診対象者のうち受診されている方は約35%前後で、府下では大体13位が3年ぐらい続いておるという状況でございます。 それと、受診された方の中で、特に保健指導が必要という形で判明された方で受診された方については、この3年間で約50%前後という形で、1位、3位、3位ということで、府下でも上位の受診率でございます。 ちなみに全国でも約2倍の実績ということでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。
◆3番(新屋広子議員) ありがとうございました。すごいなというふうに思います。今後も市民の健康の保持のために取り組みをよろしくお願いいたします。 次に、整理番号65、包括的支援事業について、理解いたしました。 1つだけお尋ねしますけれども、現状を見ていて何か課題とかありましたらよろしくお願いします。
◎植田眞功
健康福祉部長 今後の課題といたしまして、まず高齢者人口の増加に伴い、相談件数がふえているということ、そして相談内容も複雑化してきております。複雑化した相談に対応するために、相談内容に応じた専門機関との連携を深めることが大切と考えております。 今後も、高齢者いきいき元気センターでは、高齢者・障害者虐待防止ネットワーク会議、また医療と介護の連携研究会などを開催し、高齢者を支援するよう、さまざまな専門機関との連携を深め、あらゆる相談に対応してまいりたいと考えております。
◆3番(新屋広子議員) ありがとうございます。 ご答弁にもありましたけれども、今後ますます高齢化も進んできますし、利用者もふえますし、相談内容も複雑、多岐にわたっていくと思いますので、社会福祉協議会も、現状の体制のままでは本当に、いずれは対応できなくなったりとか、もうパンクしてしまうんじゃないかなというふうなことも危惧いたします。 今、高齢者いきいき元気センターは24時間対応で頑張っていただいていて、本当に頭が下がる思いです。地域包括ケアシステム、これからもっと万全にしていくために、いきいきセンターをもっと充実させてサービスが向上していくように、やっぱり保健師なんかの専門職をふやしていくことと、あとは社会福祉協議会に対してもう少し手厚くしていただけたらなと思いますので、将来を見据えまして要望いたします。よろしくお願いいたします。 次に、整理番号66、認知症への本市の取り組みということで、理解いたしました。 ご答弁の中で、啓発に努めていくというふうにあったんですけれども、具体的に何かされていることがありましたらお教え願えますでしょうか。
◎植田眞功
健康福祉部長 先月なんですけれども、2月3日に、柏原小学校の6年生約100人ほどを対象に、帰り道がわからなくなって困っている認知症の高齢者を助けるという設定で、認知症サポート養成講座を行わせていただきました。 認知症について説明を小学6年生にした後、グループに分かれてもらって討論し、発表するという形をとらせていただきました。発表では、一緒に連れていってあげるとか、話を聞いて家まで連れていってあげるとか、いろいろ活発な意見が発表されたと聞いております。 小学校6年生で認知症を正しく理解し、認知症の方の接し方を学ぶことは、必要だと感じました。今後もより多くの小学校の協力をいただきまして認知症の啓発に努めたいと考えております。
◆3番(新屋広子議員) わかりました。啓発について、小学生のそういう取り組み、新しいなと思って、本当にいいことだなというふうに思います。 課は違うんですけれども、最近、中学生のがん教育ということで、そういう取り組みも話題になりまして、命を大切にする道徳教育にもなりますし、病気を正しく理解するということと、健康への意識が向上していくということで、すごい有意義だというふうに言われていました。 だから、認知症に対しても、今回の小学生への啓発活動ということも同じことが言えると思いますので、今後も全市に展開してもらえたらなというふうに思います。 でも、例えば3世代で同居とかしておられて、実際家族に認知症の方おられるというふうなお子様に対しては、ひとつ十分な配慮も必要かなと思うんですけれども、今後ともよろしくお願いいたします。 次に、整理番号67、市立柏原病院のことなんですけれども、女性外来につきましては、当会派の長年の要望でもありまして、本当にうれしく思っております。 ホームページの掲示が2月、市の広報は3月に提示ということだったので、市民への周知の面で、実績というのはこれからだろうと思います。 だけども、市立柏原病院に相談に来てよかったというように思われることと、また患者さんがたらい回しにされたわというような思いを残すことのないように、適正な医療がなされることを本当に期待しております。 ところで、木曜日の救急告示がされたということなんですけれども、それ以外の救急の体制についてお伺いしたいと思います。
◎石井秀幸
市立柏原病院事務局長 柏原病院で木曜日救急を告示させていただきましたけれども、基本的にはかかりつけ患者さんという形で、柏原病院のほうにかかっておられた方が夜間とか急に悪くなった場合ですけれども、内科・外科に関しまして、内科系6カ月、外科系は3カ月間、かかりつけ患者さんというという言い方をしているんですけれども、その方につきましては、24時間365日、基本的に受け入れを行っております。 かかりつけ患者さん以外ですけれども、木曜日は救急告示をやっていまして、それ以外の土曜日、日曜日に関しましたら、内科・外科に関しますと、土曜日は午前中外来診察しておりますけれども、土曜日の昼から夜間にかけて日曜日ずっといって月曜日の朝まで、時間外診療、休日診療という形で、市民の方がぐあいが悪くなれば、休日診療、時間外診療という形で受けております。 それ以外で、小児科に関しましたら、木曜日は夕方の5時から受付は7時半になっておりますけれども、木曜日夕方5時から7時半、それと日曜日、午前中ですけれども、朝9時から11時半の受付で、時間外診療という形で受け入れをしております。 こうやって、柏原病院のほうは、年間そういうかかりつけ患者さんや時間外診療、休日診療等も踏まえまして、救急搬送を受けているのが、多い月で72件、今年度、平成25年度ですけれども、1月末までで515件、月平均50件の救急を受け入れているという状況です。 いろいろと答弁をさせていただいた中で、救急告示の分につきましては、毎週木曜日している分につきまして、さらに曜日を拡大していって、市民ニーズに応えていきたいなというふうに考えております。 以上です。
◆3番(新屋広子議員) わかりました。ありがとうございます。 子どもは特にそうなんですけれども、誰しも夜になると不安が出てきて、体の調子が悪くなったりということもよくあるので、今後も時間外診療ですか、夜間救急のほう、もう少し割合がふえてくると思いますので、充実できたらなというふうに思います。 それから、そこで夜間働いてはる医師や看護師、またスタッフの勤務体制に無理が生じないように、やはり処遇のほうも考えていただきたいと思いますので、これも一緒に要望しておきます。 今後は、(仮称)市立柏原病院のあり方検討委員会ということで、いろいろな方向性とか出てくるかもしれないんですが、どういう形になろうと、やっぱり医療スタッフの士気が下がるようなことには絶対ならないように、また、これからも患者さん一人一人と本当に丁寧に向き合っていただけますように、どうかよろしくお願いいたします。 最後になります。整理番号68、下水道なんですが、今回の使用料改定の内容について、皆様にどういう方法で周知をされるのか。すごい大幅な値上げでありますけれども、どういうふうに周知、説明されるのかお伺いいたします。
◎塩野臣成上下水道部長 今回の使用料改定につきまして、可決いただきました場合、改定内容の市民の皆様への周知方法につきましては、市広報誌あるいはホームページといったことは当然のことではございますけれども、わかりやすいパンフレットを別に作成して、全ての公共機関及び例えば市内循環バスに配置するなど、市民の皆様のご理解を得るため、さまざまな媒体により周知を図ってまいりたいと考えております。 さらに、地域担当職員制度を活用して、地域からのご要望により、担当職員が地域に出向きましてご説明させていただくことも検討しておりますので、よろしくご理解のほどお願いいたします。
◆3番(新屋広子議員) わかりました。 市民の方の中には、ホームページを見られない環境にある方もおられます。市の広報も届いていなかったり、また届いているけれども読まないという人もあるかもしれません。だけども、これほど大きな使用料改定なんです、公共機関等々だけではやっぱり足りないと思います。本当に、本来なら1件1件頭を下げ、回っていただくぐらいの、それぐらいの覚悟と決意で周知をしていただきたいと思いますので、どうかくれぐれもよろしくお願いいたします。 パンフレットのほうは、ぜひとも全戸配布ということで要望しておきます。よろしくお願いいたします。 多方面にわたりまして、質疑のほう、本当にありがとうございました。 以上をもちまして、公明党を代表して質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○岸野友美子副議長 以上で公明党代表者の質疑を終わります。 ここで暫時休憩いたします。
△休憩 午後2時49分
△再開 午後3時18分
○奥山渉議長 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 この際、お諮りいたします。議事の都合により、本日の会議時間は市政クラブの代表質疑が終了するまで延長したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○奥山渉議長 ご異議なしと認めます。よって本日の会議時間は延長することに決しました。 それでは、市政クラブを代表して、鶴田将良議員、登壇願います。 〔13番 鶴田将良議員 登壇〕(拍手)
◆13番(鶴田将良議員) 13番議席議員の鶴田将良でございます。 当柏原市議会平成26年第1回定例議会の開催に当たり、昨日に続き本日最後の質問者として質疑の機会をいただいた議員各位のご配慮にお礼を申し上げます。 本会議上、皆様におかれましては「元気ですか」と申し上げながら、本日最後の質問者として進めさせていただきますので、最後までおつき合い、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、昨年はアベノミクス、TPP交渉参加、円安と株高の中で、富士山、和食の世界遺産登録、2020年東京オリンピック開催決定、メタンハイドレート採取成功など、世界における日本の再認識が進みました。 一方、中国の日本、韓国に関する防空識別圏問題など、外交上の諸問題等も種々台頭して、その対応があらゆる局面で大きな関心を示す中、平成26年を迎え、4月から95兆8,800億円と過去最大の国家予算が発効し、同時に懸案の日常生活に荷重消費税8%が負荷され、生活、健康、教育などへの出費増加の中、経済発展による所得増、生活向上を切望する次第であります。 このような生活環境にあって、昨日までの平成26年度市政運営方針と運営に伴う予算案が提示され、その執行に先立って質疑が展開されてまいりました。 そんな中、2014年がスタートし、新しい年度を前に消費増税という大きな出来事が待ち受けている中、昨日までの市政運営方針、そして平成26年度の柏原市の本予算並びに数々の議案が提示されていますが、夢と希望を持ち、それぞれの目標を立てて、実現に向けた柏原市における新しい新年度を進めなければなりません。何よりも柏原市民皆が健康に留意し、夢と希望、そして人との輪を広げて、物の豊かさから心の豊かさをともに享受し、行動につながる努力をすれば、夢や希望は必ず実現し、かなうと信じて、以下の議案の質問に移りたいと思います。 整理番号69番、議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、歳出、款2総務費 項1総務管理費 目1一般管理費 節6総務課事務費、弁護士謝礼の内容についてお伺いします。 整理番号70番、節12防犯対策事業の推進内容についてお伺いします。 整理番号71番、目2文書広報費 節4その他広報物発行事業の内容についてお伺いします。 整理番号72番、目7自治振興費 まちづくりに頑張る自治会・団体に対する補助事業の実施内容については、さきの質問者で理解いたしました。今後は、地域の活性化や協働によるまちづくりを一層推進するために、地域コミュニティ活動事業にさらに力を注いでいただきますようお願い申し上げます。答弁は結構です。 整理番号73番、節5集会所修繕等補助金500万円の実施内容についてお伺いします。 整理番号74番、項3戸籍住民基本台帳費 目1戸籍住民基本台帳費、戸籍電算システム事業の実施状況についてお伺いします。 整理番号75番、款3民生費 項1社会福祉費 目1
社会福祉総務費、
生活困窮者自立促進支援モデル事業の内容についてお伺いします。 整理番号76番、項2児童福祉費 目1児童福祉総務費、子ども・子育て支援事業の内容をお伺いします。 整理番号77番、目5こども医療助成費、こども医療費助成事業の改正についてお伺いします。 整理番号78番、款4衛生費 項1保健衛生費 目5公害対策費 住宅用太陽光発電システム設置補助金、内容についてお伺いします。 整理番号79番、款5農林水産業費 項1農業費 目1農業委員会費、予算の増額理由についてお伺いします。 整理番号80番、目3農業振興費、有害鳥獣駆除対策事業、農作物鳥獣被害防止対策事業補助金、内容についてお伺いします。 整理番号81番、款6商工費 項1商工費 目2商工業振興費、商工業振興事業策による実施施策についてお伺いします。 整理番号82番、款7土木費 項3都市計画費 目3公園緑化費、竜田古道の里山公園維持管理費の安全管理等業務委託料の内容についてお伺いします。 整理番号83番、款8消防費 項1消防費 目3防災費、大阪府防災行政無線再整備事業の内容をお伺いします。 整理番号84番、款9教育費 項1教育総務費 目2事務局費、いじめ対応委員会の内容についてお伺いします。 同じく、整理番号85番、豊かな人間性をはぐくむ取組み推進事業の実施内容についてお伺いします。 整理番号86番、項3中学校費 項1学校管理費、学力向上対策事業の内容について、昨日の市長への質問、また、さきの答弁で理解しました。新たに学校と教育行政だけでなく企業とのかかわりも盛り込みながら進めるとのことでありますが、学力向上のすばらしい成果が上がりますようお願いしておきます。答弁は結構です。 整理番号87番、項5社会教育費、目2青少年対策費、こども会育成連絡協議会補助金の内容についてお伺いします。 整理番号88番、項6保健体育費 目1保健体育総務費、柏原シティキャンパスマラソン実行委員会補助金の内容についてお伺いします。 整理番号89番、議案第14号 一般職の任期付職員の採用に関する条例の制定について、具体的な内容についてお伺いします。 整理番号90番、議案第17号 柏原市乳幼児及び児童の医療費の助成に関する条例の一部改正について、改正内容については、さきの質問で問うておりますので、取り下げいたします。 整理番号91番、議案第18号 柏原市下水道条例の一部改正について、改正内容とその影響についてお伺いします。 整理番号92番、議案第19号 平成25年度柏原市
一般会計補正予算(第9号)、歳出、款3民生費 項1社会福祉費 目2障害福祉費 節13委託料、障害福祉推進事業の障害福祉システム改修委託料の内容についてお伺いします。 以上で第1回目の質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。 (発言する者あり)
◆13番(鶴田将良議員) つけ加えさせていただきます。 整理番号90番は取り下げいたしておりますので、答弁不要でございます。
○奥山渉議長 市政クラブ代表者の質疑に対し、答弁を求めます。 〔尾野晋一 総務部長 登壇〕
◎尾野晋一総務部長 市政クラブご代表、鶴田将良議員の議案に対する代表質疑のうち、私からは整理番号69、83につきましてご答弁申し上げます。 初めに、整理番号69でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は歳出、款2総務費 項1総務管理費 目1一般管理費、弁護士謝礼の内容についてでございます。 弁護士謝礼の内容につきましては、主に裁判の代理人を委任する際に支払う着手金と裁判処理の成功の程度に応じて支払う成功報酬とがございます。当該謝礼の予算額につきましては、予算の算定時に係争中の裁判事件をもとに計上いたしております。 平成26年度の当初予算額1,157万3,000円につきましても、大阪地方裁判所及び大阪高等裁判所において係争中の2つの事件に対する成功報酬を857万5,000円、また平成26年度中の新たな事件への対応として、その着手金及び成功報酬を300万円と、それぞれ算定し、計上したものでございます。ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 失礼いたしました。訂正をお願いします。成功報酬857万5,000円と申し上げたようですが、857万3,000円にお願いいたします。 次に、整理番号83でございます。質疑要旨は款8消防費 項1消防費 目3防災費、大阪府防災行政無線再整備事業負担金の内容についてでございます。 大阪府防災行政無線につきましては、大阪府が平成8年度から平成10年度にかけて府内全市町村や防災関係機関などに設置したもので、防災情報の収集、伝達など、災害時における連絡体制を確保するための通信ネットワークでございます。 当該行政無線は、設置から20年近くが経過し、他市におきましては老朽化による故障の増加や交換用部品の欠損などの課題が発生しております。このため、今後、大きな通信障害等が発生する前に、システムを更新し、より経済的で信頼性の高いネットワークを府内一斉に再構築するものでございます。 今回の再整備により、気象用警報など情報伝達の迅速化、テレビ会議システムの導入、停電対策強化など、最新の情報通信技術の導入が可能となり、さらなる機能の向上が図れるものでございます。 また、この事業負担金につきましては、設備更新に係る機器整備費用の2分の1が市町村負担となっており、大阪府から提示されました1,655万3,000円を予算計上しております。 これに対する財源としましては、事業費の90%が災害対策事業債で充当され、防災対策事業債の元利償還金の50%が地方交付税に算入されることとなっております。 なお、再整備費用のコストダウンを図るため、再利用可能な機器はそのまま使用することといたしております。ご理解賜りますようよろしくお願いします。 私からは以上でございます。 〔松井久尚
政策推進部長 登壇〕
◎
松井久尚政策推進部長 続きまして、私からは整理番号70、71、73、89の4件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号70でございます。質疑要旨は防犯対策事業の推進内容についてでございます。 本市の防犯対策事業につきましては、市民の皆様が安全で安心して暮らせるまちの実現のため、柏原防犯協会が主催する街頭犯罪防止キャンペーンや柏原警察との合同パトロールなどを支援するとともに、多くの市民を対象とした啓発活動「安全なまちづくり市民大会」を警察等と連携して行っております。 また、犯罪のない、明るいまちづくりを目指し、各町会等が管理する防犯灯の維持管理費に対する補助事業やLED防犯灯への取りかえ事業等を実施しております。 今後も柏原警察や柏原防犯協会などと連携しながら防犯対策を充実させてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、整理番号71でございます。質疑要旨は目2文書広報費、その他広報物発行事業の内容についてでございます。 本事業の主な内容でございますが、市域の風景や風物詩、市民の活動等について、写真を中心に掲載する臨時の広報物として新たに、仮称でございますが、「季報」の発行を予定いたしております。 この季報は、年度内に2回の発行を行い、広報かしわらで掲載し切れない情報の発信手段として、また市民がより興味を持ってごらんいただける特集記事や話題を選んで掲載し、柏原市内のさまざまな情報の再発見や市の情報の発信力を高める一助としたいと考えております。 この季報の編集や取材には、専門的な経験やスキルを持った人材を充てたいと考えており、今議会に上程しております一般職の任期付職員の採用に関する条例によりまして、優秀な人材を広く公募したいと考えております。 季報のみならず、これを機に広報全般のスキルアップも同時に図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 続きまして、整理番号73でございます。質疑要旨は目7自治振興費、集会所修繕等補助金の内容についてでございます。 多くの集会所において、建物の老朽化が進み、修繕等に多額の費用を要する一方で、会館の使用料収入等が減少し、各町会の負担が大きくなっていることから、平成25年度に新たに集会所修繕等補助事業として制度を創設したものでございます。 制度の内容といたしましては、老朽化による建物の修繕やエアコンの取りかえ費用等に対し、修繕費用の2分の1で、1件につき50万円を限度として補助するものでございます。 平成25年度の実績といたしましては、市内13の集会所の修繕等について、既に交付決定を行っております。平成26年度も引き続き修繕等が必要な集会所に対し公平かつ効果的に補助金を配分し、地域コミュニティー活動の拠点である集会所の整備に活用していただくことで地域の活性化を促進してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、整理番号89でございます。質疑事項は議案第14号 一般職の任期付職員の採用に関する条例の制定について、質疑要旨は具体的な内容についてでございます。 地方分権の進展に伴い、高度化、多様化する行政事務に対応し、効率的かつ適切な公務運営を推進するためには、専門的な知識、経験を有する民間の人材等を一定期間活用していくことが必要となってきております。 しかしながら、本市の嘱託員や臨時職員の勤務条件では、必要とする人材が確保できない場合もあり、今回、一般職の任期付職員の採用に関する条例の制定をお願いし、専門性の高い職種などにおいて、民間の人材の活用と確保を図るものでございます。 なお、具体的な職種とその人数についてでございますが、平成26年度は取材や編集の経験にたけた人材を広報広聴課の職員として1名募集する予定でございます。 今後もこの条例により民間のスキルを必要に応じて活用してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 私からは以上でございます。 〔岡本彰司 市民部長 登壇〕
◎岡本彰司市民部長 続きまして、私からは整理番号74につきまして答弁申し上げます。 質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は項3戸籍住民基本台帳費 目1戸籍住民基本台帳費、戸籍電算システム事業の内容についてでございます。 戸籍電算システム事業につきましては、平成19年度に紙ベースであった戸籍をコンピューターでデータ化することにより破損や汚損から守ること、新戸籍の編製は、手書きやタイプライターで印字していたものをパソコン端末で作成することにより、きれいで見やすい戸籍を作成できるようにシステムを構築し、それに伴う機器を導入したものでございます。 通常、コンピューターの関連機器は、耐用年数は5年とされており、部品の製造がされなくなり、機器の補修ができないため、機器の更改を行っております。本来ならば、平成24年度に5年を経過しましたので、機器の補修ができない状態になりますが、部品の在庫の状況等を確認し、1年間延長したものでございます。 平成26年度につきましては、部品のめども立たず、システム自体のメンテナンスも終了することになりましたので、システムの機器の入れかえを行うことになりました。予算としては、平成25年度に債務負担行為により入札で5年の機器のリース契約を行い、26年度からシステム保守委託料と機器の使用料を支払ってまいります。ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。 〔植田眞功
健康福祉部長 登壇〕
◎植田眞功
健康福祉部長 続きまして、私からは整理番号75、76、77及び92の4件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号75、質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款3民生費 項1社会福祉費 目1
社会福祉総務費、生活困窮者自立支援モデル事業の内容についてでございます。 生活保護受給者が全国的に増加する中、生活保護に至る前の段階で、自立支援策の強化を図り、困窮状態から早期に脱却することを目的に、生活困窮者自立支援法が成立し、平成27年4月1日から施行されることになりました。 本事業は、これを受け、本市を含めた全国68団体が他市に先駆けモデル事業として取り組んでおります。 内容としまして、現在4名配置しております福祉あんしん相談員、いわゆるコミュニティソーシャルワーカー2名を増員し、6名体制とし、相談支援の一層の充実拡大を図るものでございます。 具体的には、社会福祉課及び柏原市社会福祉協議会に各1名を常駐させ、相談支援を行います。生活困窮者は、それぞれの多様な課題が存在するとともに、その背景には複雑な問題を抱えた家族が存在していることがあります。そこで、本事業では、それぞれの課題を整理しながら、庁内外の関係機関とも連携しながら、個人個人に応じた支援を行うものでございます。 現況でございますが、事業を開始した昨年10月から本年1月末までの4カ月間で、相談件数が29件、うち就労に至った人が3件、社会福祉協議会が行っております生活福祉金貸付を受けることができた人が8件、生活保護受給者が5件、そのほかの13件は現在支援を継続中でございます。 なお、本事業における費用におきましては、全額国庫補助となっております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号76、質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は項2児童福祉費 目1児童福祉総務費、子ども・子育て支援事業の実施内容についてでございます。 お尋ねいただいています子ども・子育て支援事業につきましては、平成24年8月に成立しました子ども・子育て支援関連3法により平成27年度から本格施行が予定されております子ども・子育て支援新制度の実施に向けての準備事業が主な内容でございます。 具体的には、新制度に対応した保育システムの改修業務と(仮称)子ども・子育て支援事業計画の策定でございます。 この事業計画につきましては、子ども・子育て支援法により、市町村に策定が義務づけられているもので平成27年度からの5年を1期とし、本市における幼児期の教育・保育・地域の子育て支援の需要量を把握し、適切な提供体制の確保などを目的とするものでございます。 本市におきましては、市民の皆様の正確なニーズ量を把握できるよう、昨年11月から12月にかけて子育て世帯を中心にアンケート調査を実施いたしました。今後は、このアンケート調査をもとに、子ども・子育て会議でご意見をいただきながら、本市の幼児期の教育・保育及び地域の子ども・子育て支援を総合的に推進し、次代を担っていく子どもたちが健やかに成長できるよう計画を策定してまいります。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、整理番号77、質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は目5こども医療助成費、こども医療費助成事業の内容についてでございます。 本市のこども医療費の助成は、現在、通院については小学校就学前まで、入院については中学3年生までを対象に実施しておりますが、子育て世帯の経済的負担の軽減を図り、さらなる子育て支援施策の充実を目的に、通院に係る医療費の助成対象を小学校就学前から小学6年生まで拡大するものでございます。 現在、大阪府内で、通院について対象を小学6年生までに拡大しているのは33市中4市、中学3年生までは4市となっております。 なお、今回拡大の対象となります小学生に対する助成につきましては、医療証を発行することで、子育て世帯が医療機関の窓口で大きな金額を支払うことなく受診できるようにしております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号92、質疑事項は議案第19号 平成25年度柏原市
一般会計補正予算(第9号)、質疑要旨は款3民生費 項1社会福祉費 目2障害福祉費、障害福祉システム改修委託料の内容についてでございます。 平成26年4月に障害者総合支援法の一部改正が施行されることに伴い、システム改修が必要となったため、システム改修委託料として予算計上させていただいたものでございます。 主な内容としまして、これまでは、障害者サービスを利用する際に、標準的な支援の必要量を示す障害程度区分という指標を用いて判定を行い、個人個人に適したサービスを提供しておりました。 しかしながら、この判定方法によると、知的障害や精神障害の方については一般的に低く判定されてしまうということもあり、その特性を十分に反映できないという問題がございました。 そこで、このような課題を解決するため、障害者の多様な特性や生活の実態に応じた障害支援区分という新たな指標が、今般、国から示されたところでございます。これに伴い、本市が使用しているシステムの変更が生じますことから、改修をお願いするものでございます。 なお、このシステム改修に係る経費につきましては、2分の1の国庫補助が交付されることになっております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 〔奥田隆一 経済環境部長 登壇〕
◎奥田隆一経済環境部長 続きまして、私からは整理番号78、80及び81の3件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号78でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款4衛生費 項1保健衛生費 目5公害対策費、住宅用太陽光発電システム設置補助金の内容についてでございます。 本事業は、平成25年度から、自然エネルギーの活用により家庭部門における地球温暖化対策の推進を図ること、また設置については、市内事業者の活用を義務づけることで、市内事業者の育成に寄与することを目的としております。 国の住宅用太陽光発電システムの設置に対する補助事業につきましては、平成25年度まで実施されていましたが、住宅用太陽光発電システムの価格低下と市場の拡大を図るという目的が達成されたとし、平成26年3月31日をもって終了される予定でございます。 しかしながら、本市におきましては、平成24年度の住宅用太陽光発電システムの普及率が1.2%であり、同年度の全国平均の4.6%と比較いたしましても低いことから、自然エネルギーの活用促進を図るため、平成26年度も引き続き住宅用太陽光発電システム設置補助金制度を実施してまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号80でございます。質疑要旨は目3農業振興費、有害鳥獣駆除対策事業の実施内容についてでございます。 有害鳥獣でありますイノシシ、アライグマ、カラスによる農作物への被害が依然として発生し、またイノシシやアライグマにおいては、最近、人家付近に出没したりするなど、危険性が増していることから、駆除に一層努めているところでございます。 現在、イノシシとカラスの駆除
委託方法につきましては、業務の特殊性から、大阪府猟友会柏原支部と駆除の委託契約を結んでおります。 次に、駆除の方法ですが、イノシシについては、市内に50カ所捕獲用のおりを設置し、捕獲後、駆除しており、カラスにつきましては、捕獲おりを4カ所設置するとともに、夏には猟銃による駆除も行っております。また、アライグマにつきましては、被害農家に捕獲用のおりを貸し出し、農家から捕獲の通報を受けた際、本市職員がアライグマを収容し、大阪府の施設で処分しております。 次に、捕獲実績でございますが、平成26年2月末現在で、イノシシが130頭、カラスが266羽、アライグマが57頭となっております。また、農地にイノシシが侵入しないよう、農家に補助金を交付し、侵入防止柵等の設置を平成23年度から推進しました結果、3年間で約32.5ヘクタールの農地で設置されておられます。 なお、侵入防止柵の設置の推進に当たりましては、補助金の交付要件のうち、面積要件を平成23年度は1.5ヘクタール以上、平成24年度0.3ヘクタール以上、平成25年度は0.2ヘクタール以上と毎年緩和し、できるだけ多くの農家が利用していただけるように努めております。 今後も有害鳥獣の駆除並びにイノシシ侵入防止柵の設置、補助要件の見直しを含めまして、さらなる推進を図ってまいりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 続きまして、整理番号81でございます。質疑要旨は款6商工費 項1商工費 目2商工業振興費、商工業振興事業の実施施策についてでございます。 商工業の活性化を図るためには、その担い手である商工業者が主体となって、商工業者の代表機関である商工会と連携して行うことが、最も効果的と考えております。 このため、これまで商工会に対して地域小規模事業活性化推進事業補助金を交付し、これを有効活用していただきながら、商工業の活性化を推進してきたところでございます。 平成26年度の実施施策でございますが、商業関係では、商工会主催のたそがれコンサートのようなにぎわいづくり事業や商店街などが主催するイベントなどを支援しております。また、市内での買い物を促進するため、引き続き
商店街等にぎわいづくり補助金を商工会に交付し、市連合商店会と協議し、第2回ぱーぷるスクラッチキャンペーンを実施していただく予定となっております。 また、
オガタ通り商店街では、まちづくり一体型
オガタ通り商店街活性化協議会に交付された大阪府の補助金を活用し、5年、10年後に向けた活性化プランを現在作成しておりまして、平成26年度は、作成されたプランに沿って商店街が取り組む活性化策を支援し、その取り組みの成果を検証し、他の商店街へ波及できるよう検討してまいりたいと考えております。 また、第2回目となる柏原はしご酒や昨年12月8日に市役所前駐車場で実施しました「とくとくトラック市」も好評であったことから、引き続き実施する予定でございます。 次に、工業関係では、商工会で開設していますウエブ上で構築した柏原市バーチャル産業団地による情報発信などを支援し、クリエイション・コア東大阪などへの出展など、積極的に事業展開されています事業者に対して、商工会を通じて補助金を交付させていただく予定でございます。 このように商工業者が主体となった事業を支援し、展開することが、地域経済の結成化には大切であると考えておりますので、今後も引き続き積極的に商工会など関係機関と連携しながら施策を推進してまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 〔佐藤 忠
行政委員会事務局次長 登壇〕
◎佐藤忠
行政委員会事務局次長 続きまして、私からは整理番号79についてご答弁申し上げます。 質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款5農林水産業費 項1農業費 目1農業委員会費、農業委員会事務局事務費の予算の増額についてでございます。 農業委員会事務局事務費の予算が昨年度に比べまして増額されております理由につきましては、農地基本台帳の電子化に伴う農地基本台帳システム委託料650万円及びデータ入力等に係る臨時職員の人件費82万7,000円を予算計上させていただいたことによるものでございます。 これは、昨年の第185回臨時国会におきまして、農業の構造改革を推進するための農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する等の法律案が成立したことに伴い、農地法の一部が改正され、新たに農業委員会は農地の所在地、所有者、賃借権等が設定されている場合は借り受け者、借り受け期間等を記載した農地基本台帳及び地図を作成し、磁気ディスクをもって調製の上、公表することとされました。 したがいまして、現在、農業委員会が所有しております紙媒体の農地基本台帳を電子化する必要が生じたため、このシステム整備に係る委託料及びデータ入力等に係る臨時職員の賃金を予算計上させていただくものでございます。 なお、これらに係る費用につきましては、国の農地中間管理機構関連予算から全額が大阪府支出金として交付されることになっております。ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。 〔山本佳裕 都市整備部長 登壇〕
◎山本佳裕都市整備部長 続きまして、私からは整理番号82番につきましてご答弁申し上げます。 質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款7土木費 項3都市計画費 目3公園緑化費、竜田古道の里山公園維持管理費の安全管理等業務委託料についてでございます。 竜田古道の里山公園の維持管理費につきましては、現在、平成25年第2回定例会におきまして公園を管理するための予算として519万9,000円をご承認いただき、市民の皆様に親しんでいただけるよう安全管理等を行っているところでございます。 おかげさまで、市民、ボランティアなどで植栽された桜や梅などは順調に成長し、現在は梅が見ごろとなっております。また、昨年見事な花を咲かせた約680本の桜につきましても、市民の皆様に開花を楽しんでいただけるものと考えております。 お尋ねいただいております安全管理等業務委託料の内容でございますが、来園された市民の方々が安全かつ快適に園内を散策できるよう、日々園内のパトロールを実施し、園路などにおける不良箇所を早期発見することにより、公園の安全性を維持しようとするものでございます。そのため、巡視点検や簡易な補修作業等を行う作業員として、シルバー人材センターに委託し、1名を配置するものでございます。 今後も引き続き公園に来られた方々が安全にかつ快適に施設を利用していただけるよう適正な維持管理に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 〔浦上 隆 学校教育部長 登壇〕
◎浦上隆学校教育部長 続きまして、私からは整理番号84、85の2件についてご答弁申し上げます。 まず、整理番号84でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は款9教育費 項1教育総務費 目2事務局費、教育指導運営費のいじめ対応委員会の内容についてでございます。 いじめは、いじめを受けた児童生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し、その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず、その生命あるいは身体に重大な危険を生じさせるおそれがあるものです。 教育委員会といたしましては、これまでも、いじめは決して許されない行為であるとともに、どの子どもにも、どの学校にも起こり得るものであることを十分認識した上、その防止と対策に当たってまいりました。 このたび、国のいじめ防止対策推進法の施行を受けまして、教育委員会といたしましても、市で策定予定の柏原市いじめ防止基本方針を根幹として、市で設置する柏原市いじめ問題対策連絡協議会との円滑な連携を図ってまいりたいと考えております。 また、柏原市立学校におけるいじめの防止等のための対策を実効的に行うため、教育委員会における附属機関を設置し、学識経験者、警察、弁護士、学校関係者、心理や福祉等の専門職員、その他関係者により、組織委員会を構成いたします。 この附属機関は、国の基本方針において、重大事態が発生した場合の教育委員会としての調査機関とすることが望ましいとされておりますことから、その調査組織を兼ねるとともに、通常はいじめ防止に向けての対策等を協議する機関として設置する考えでございます。 なお、調査を行う場合には、調査の公平性、中立性を確保する必要があるため、いじめ対応委員会の人選につきましては、十分な配慮をしてまいります。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、整理番号85でございます。質疑要旨は豊かな人間性をはぐくむ取組み推進事業の内容についてでございます。 全国学力・学習状況調査を見ますと、自分にはいいところがある、学校の規則を守る、熱意を持って勉強しているといった自己肯定感や規範意識に関する項目が、大阪府は全国平均に比べて低い傾向があります。また、全国的には、重篤ないじめ事案や人間関係の希薄化など、子どもたちの心の問題が多く取り上げられており、学校だけでなく、家庭、地域も巻き込んだ道徳性の育成が急務であると言えます。 そうした中、大阪府では、国の委託を受け、平成25年度より豊かな人間性をはぐくむ取組み推進事業が実施されることとなりました。平成27年度までの3年間で府下全ての中学校区において実施される予定であります。 本事業の委託に当たりましては、大阪府より次の3点を必須項目として取り組むよう指示されております。 まず1点目は、中学校区の児童生徒、保護者、地域の方々及び教職員等が参加するような道徳教育に関する公開講座などを開催すること。2点目は、道徳の授業づくりに関する研修会等を実施すること。3点目は、こころの再生府民運動の趣旨に沿った取り組みを推進することでございます。 これらに加えまして、各学校におきましても創意工夫ある取り組みを推進することとなっており、選択項目といたしまして、次の3点が示されております。 1つ目は、思いやりや規範意識を育む活動の充実に向けた取り組みを行うこと。2つ目は、子どもの主体的な活動の充実に向けた取り組みを行うこと。3つ目は、子どもの多様な頑張りが認められる活動を充実させることでございます。 平成25年度に指定を受けました柏原中学校区におきましては、6月にリビエールホールにおいて、3校合同講演会が開催されました。また、8月には大学教授を招聘し、「道徳教育における小中連携の課題」といったテーマで研修会を開催し、3校の教員が道徳教育に対する共通理解を深めております。 さらに、児童会・生徒会で取り組むあいさつ運動、花いっぱい運動、異年齢交流、ひとり暮らしの高齢者との交流など、思いやりや規範意識を育むことに取り組みました。 残りの5中学校区におきましても、このような先進校の取り組みを踏まえまして、本事業に取り組むことにより、学校、家庭、地域が協働し、子どもたちの自己肯定感や意欲を高め、豊かな人間性の育成に向けて努めてまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 〔西野義則 生涯学習部次長 登壇〕
◎西野義則生涯学習部次長 続きまして、私からは整理番号87、88の2件についてご答弁いたします。 まず、整理番号87でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は項5社会教育費 目2青少年対策費、青少年健全育成活動事業の実施内容についてであります。 お尋ねは、特に、こども会育成連絡協議会補助金の内容についてでございます。 柏原市こども会育成連絡協議会は、柏原市内のこども会の連携を図り、子どもたちの健全な育成に寄与することを目的として、昭和39年に創立され、こども会の育成者をもって組織し活動している団体で、去る2月16日にリビエールホール大ホールにおきまして創立50周年記念式典を盛大に開催されたところであります。 このこども会育成連絡協議会に対する平成26年度の補助金は100万円でございます。この補助金につきましては、子どもたちに協調性や責任感を育むと同時に、異年齢・異世代間の交流を図ることを目的として行われるソフトボール大会やグラウンドゴルフ大会、ふるさと駅伝大会やこども会大会などに対する事業補助金でございます。 平成25年度の主な活動内容といたしましては、ソフトボール大会では、男子11チーム、女子4チームが参加し、200人以上の選手が出場し、グラウンドゴルフ大会では、12会のこども会、31チーム180人が出場いたしました。また、ふるさと駅伝大会では、14チーム150人余りの選手が出場いたしました。 こども会大会は、本年2月16日にリビエールホール大ホールにおきまして、こども会育成者157名、こども会会員334名の合計493名が出席し、盛大に開催されたところでございます。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 続きまして、整理番号88でございます。質疑事項は議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算、質疑要旨は項6保健体育費 目1保健体育総務費、柏原シティキャンパスマラソン実行委員会補助金の内容についてであります。 平成24年度に、これまで大和川河川敷一帯で開催してまいりました柏原市市民健康マラソン大会の開催会場を大阪教育大学のご協力のもと同大学キャンパスに変更いたしましたことを踏まえ、平成25年度から柏原シティキャンパスマラソンとして、今月9日に開催をいたしました。 柏原シティキャンパスマラソン実行委員会補助金の内容についてでございますが、平成25年度までは、柏原市、柏原市教育委員会のもと、NPO法人柏原市体育協会に大会運営の一部を委託して実施してまいりましたが、平成26年度からは、柏原シティキャンパスマラソン実行委員会を新たに設立し、当該実行委員会も主催者となって、3者によりますマラソン大会を開催する予定でございます。 これまでのように主催者が柏原市、柏原市教育委員会の場合では、企業からの協賛金などを受け入れることが難しいため、実行委員会を設立することによりまして、これが可能となりますことから、市費の歳出負担が軽減できるものと考えております。 このようなことから、大会運営に係る経費についての予算を平成25年度まで委託料として計上しておりましたが、平成26年度からは実行委員会に対する補助金として予算科目の組みかえをさせていただいたものでございます。 なお、補助対象経費は、競技役員の謝金、仮設トイレ及び放送設備のレンタル料及び平成26年度から導入いたしますマイクロチップによる計測業務等の経費でございます。 また、大会運営に係る総事業費に対し、スポーツ振興くじ助成金の申請を行っているところでございます。 教育委員会といたしましては、今後も全ての市民が健康で明るく豊かなスポーツライフを送っていただけるよう、経費の削減を考えながら、各種事業を展開してまいりたいと考えております。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 〔塩野臣成 上下水道部長 登壇〕
◎塩野臣成上下水道部長 続きまして、私からは整理番号91についてご答弁申し上げます。 質疑事項は議案第18号 柏原市下水道条例の一部改正について、質疑要旨は改正内容とその影響についてでございます。 本市の下水道事業につきましては、これまで人員削減などさまざまな経営努力を重ねてまいりました。しかし、現在、下水道使用料で賄うべき経費に対し、使用料収入は大幅に不足しており、その不足分を一般会計からの繰り入れで賄う状態が続いております。さらに、今後5年間の経営計画におきましても多額の資金不足が見込まれるなど、非常に厳しい状況でございます。 一方、平成26年度の一般会計当初予算におきましても、基金の取り崩しを行っても、なお多額の財源不足を計上するなど、非常に厳しい予算編成となっており、これまでのような下水道事業への多額の繰り出しは困難な状況となっております。 また、この使用料不足に対する一般会計の繰り出しは、下水道を使えない皆様からも費用負担をしていただくということであり、本来、福祉、教育などの諸施策のための財源を使用することでもございます。 このような財政状況の厳しさ、また負担の公平性に鑑みまして、公営企業としての将来にわたる安定したサービスの提供を図るため、今議会におきまして平均改定率37.6%、実施時期を本年10月からとする使用料の改定をお願いするものでございます。 今回の改定における影響額につきましては、議案第23号及び議案第24号において一般会計及び下水道会計の補正予算をお願いしておりますように、改定に係る下水道使用料の平成26年度の増収額につきましては、1億3,941万5,000円を見込んでおります。これは、消費税及び地方消費税8%の税込み額でございます。 一方、改定に係ります経費といたしまして、料金システムの改修や消費税納税額など1,130万2,000円が必要となり、これらの経費を除きました1億2,811万3,000円を一般会計からの出資金から減額させていただいており、この額が一般会計からの繰出金の減少分となるものでございます。ご理解賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。
○奥山渉議長 以上で一通りの答弁は終わりました。鶴田将良議員、再質疑ありませんか。
◆13番(鶴田将良議員) ご答弁、本当にありがとうございました。 それでは、整理番号順に質問に移りたいと思います。 整理番号69番、弁護士謝礼の内容についてお伺いしました。おおむね了解いたします。 私も、こういう係争やらいろんな部分で予算組みをしておかなあかんという部分は、本当に少し残念にも思うんやけれども、その部分しっかり用いておかなあかんということで、こういう予算組みだということで理解いたします。 あえていろんな部分で、かねてから市の中に政策法務部ということで、本当に法律の専門という部分をしっかり置いておいたら、この部分も少しは少なくなるんじゃないんかなというふうなことも今後研究していただきますようよろしくお願いを申し上げます。 次に、整理番号70番、防犯対策事業の推進内容についてお伺いしました。 これについては、きのう市長にもお伺いいたしましたけれども、実際、今回の平成26年度分で、防犯カメラについては、やはりしっかりとした予算が組まれていないということで、この部分も府にしっかりと言うて確保してくるということになっておるかというふうに思っております。 やはり周辺市がしっかりやっていっている中で、柏原になぜ防犯カメラがついてこえへんのやというふうな部分も懸念されるわけなので、この部分も本当に力を入れていただいて、やはりひったくりとか、そういった部分も後を絶たないような状況もお聞きしておりますので、きのうも申しましたけれども、どうか全体の民間でついている部分の把握から市内の安心・安全をしっかりと守っていただきますようよろしくお願いを申し上げます。 次に、整理番号71番、その他広報物発行事業の内容についてお伺いしました。 これは、ほとんど市民向けというふうな部分でおとりしたわけなんですけれども、新たに発行する季報による部分で、やはりしっかりと市外へ柏原市をアピールしていかなければもったいないなというふうに思っているわけなんです。 本当に柏原市の魅力を、せっかくやるんですから、発信していかなければ、もったいないな、意味がないなというふうに思っておるところでございますけれども、これは一般職の任期付職員の採用も入れて本格的にやっていくというふうな表明もされておりますけれども、やはりしっかり外に柏原を発信していくという部分では、改めてその辺のお考えについてお伺いしたいなと思います。
◎
松井久尚政策推進部長 ご指摘のとおり、季報の掲載内容は、先ほども申し上げましたが、市域の風景や風物詩、また市民の活動等々、写真を中心とした市内のアピールできる情報であるというふうに認識をいたしております。市外への情報発信ツールとしても十分に活用できるものと考えておりますので、市外の配布用として発行部数などを調整して対応していくことも現在検討をしております。ご理解賜りますようよろしくお願いします。
◆13番(鶴田将良議員) ありがとうございます。 本当にその部分では費用もかかるかという心配もあるかと思いますけれども、やっぱり少なくとも今いてる柏原の市民は柏原がええと思っていただくのは当たり前なことだというふうに思っております。市外からもどんどん柏原にお越しいただけるような立派なものをつくっていただいて、これも一つの材料として生かしていただきますようよろしくお願いをしておきます。 次に、整理番号73番、集会所修繕等補助金、これもきのう質問いたしましたけれども、きのうの質問の中でも出ていたかと思うんですけれども、集会所が全部で60カ所ということで、これはやはり大阪府下で一番コミュニティの場があるんじゃないんかなというふうに、それはもう柏原の誇れる要素かなというふうに思っております。 それを最大限生かし切って、やはり地域のコミュニティだとか、そういう部分が一層推進されていくことと思いますけれども、その部分では、25年度から新たに集会所の修繕補助事業ということで、市長には本当に感謝を申し上げる次第でございます。 どこまでかというふうな部分では難しいかと思うんですけれども、やはり本当に出入りのしやすいコミュニティ会館でありますので、いざ何か有事があったときには、この部分にも人が寄っていってしまうんじゃないんかなというふうな部分も感じております。 修繕費用ということで、これも本当にもうありがたいんですけれども、簡単な修繕でしたら、その辺のばんそうこうを張っているみたいな部分では、ぐあいが悪いと思いますので、しっかりとその辺の危機管理等々も見据えたところで、今後いろんな部分をこの地域のコミュニティの場としてまたご検討いただけますよう、これはしっかりとお願いします。要望にかえさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、整理番号74番、戸籍住民基本台帳についてでありますけれども、平成20年度に1億5,000万でこの機械を入れたということで、それで5年間たって、1年間は何とか部品のいろんな交換等々で、1年もったと。5年がたって、今回この1,600万の予算が組まれているわけなんですけれども、本当にこういう新しいシステムを導入していかなあかんというふうな部分で、やはり部品が製造されなくて機械の補修ができないから、今回こうなってリース契約を組むんだということで、どないもしようがなかったんでしょうか、お伺いしたいと思います。
◎岡本彰司市民部長 要するに、一応、先ほど本答弁でも申しましたように、基本的には5年の契約という形で、機器についての更新はされていないと。ただ、やはりあらゆるところで部品を探して、とりあえず1年間は継続をさせたと。 しかしながら、やはりそのシステム自体ももう保守を行っておらないという形になりますので、今回こういう形で、また5年間のリースをするという形でお願いしておるものでございます。
◆13番(鶴田将良議員) 今回も5年間のリースということで、機械そのものは随契で、いろんなメンテナンス的な部分をリースだということで、こういう予算組みになっていようかというふうに思っております。 時代とともに新しくなっていくというふうな部分は、本当によくわかるわけなんですけれども、やっぱり一方で便利さの追及ばかりで、いろんな本人の個人情報というんですか、そういう部分が簡単に出入りするようでは、ええもんを入れて、速ようなって、便利になって、それはそれでいいわけなんですけれども、その部分がきっちり担保されていかなあかんと思うんです。 それで、その一方で、本人通知制度というふうな分があろうかと思います。この制度は、本籍地等を表示する戸籍謄本や住所、氏名、生年月日、性別等を示す住民票の写し等々を本人の代理人や第三者に交付したとき、事前に登録した人に対して、その事実を通知するものということであります。 本人がしっかりと登録しておいたら、誰かがこういうふうな部分で戸籍謄本を上げに来はったでとか、いろんな部分が本人のほうに知らされるという制度なんですけれども、その部分で、これは本当に府下でも相当実施していっていると思うんですけれども、柏原のそういう現状というんですか、それと実際そんなやりとり等々、何件ぐらいあったのか。 それで、この電算システムという部分で、それも並列してしっかりやっていけるのかどうかというふうなことを、お考えをお伺いしたいと思います。
◎岡本彰司市民部長 本人通知制度の事前登録の関係でございますが、これにつきましては、平成25年2月10日現在で登録者が242名という形でされております。そして、242名されたんですけれども、いわゆる廃止という形で18名、そのうち転居とか婚姻という形で5名、18名のうち5名がということでございます。 そういった中で、された方の中から、市から誰か第三者がとったということで通知をしたのが20名です。その20名のうち、いわゆる本人が市に対して、誰がとったんやということの本人通知の申請があったのが5名という形です。 やはりこの通知制度というのがあるわけですから、そういった意味では慎重にやっていくということも含めて実施してまいりたいと考えております。
◆13番(鶴田将良議員) ありがとうございます。 二百四十数名の柏原市民の登録者のうち、20名に本人通知制度で市のほうからお知らせをしたということですよね。それは約10分の1近くあるということで、本来登録していない人なんか、もっとあるんと違うんかなという、ちょっと心配もあります。 それは、よきにつけ、いろんな部分で、便利さの部分もあろうかと思うんですけれども、その部分、職務執行の部分では、しっかりとこのシステムという部分で、パソコンのいろんな管理等々も含めて、十分職員さんには注意していただきますようよろしくお願いしたいなというふうに思っております。 それと、一方では、ありとあらゆる互換性ということで、国分東条のほうでは住民票が発行されたりとか、しっかり市民サービスとして追求もしていかなあきませんし、そういった本当に2方面あるわけなんですけれども、この部分しっかりと仕事の執行をよろしくお願いしておきたいと思います。 次に、整理番号75番、
生活困窮者自立促進支援モデル事業の内容についてお伺いしました。 これは生活保護に至る前の段階で、こういう部分で、全額国の補助ということで、生活困窮状態からの脱却、自立へ向けてということで、本当にぜひ頑張っていただきたいなというふうに思っております。 その部分でいつも思うのは、生活保護とのいろんな部分で、これで食いとめるというふうなんじゃなくて、その部分、スムーズに個人を尊重しながら仕事の執行をよろしくお願いしたいなと思っておりますので、これは本当にありがたい制度だということで、ひとつ成功裏に実施していただきますようよろしくお願いしておきます。 次に、整理番号76番、子ども・子育て支援事業の内容についてであります。 本当にいろんな部分で、昔でしたら幼稚園のほうが人気があって、今回、本当に保育所自身、待機児童が出るという部分で、子どもを含む社会状況も物すごく変わってきているかと思います。 そんな中で、27年度の新制度という移行の準備で着々と進めていただくことと思いますけれども、やはりいろんな問題が山積しておりますけれども、保護者のアンケートもとりながらということで、いろいろ集約をして、いろんな分析がされて、次に進むかと思います。その部分もまたきちっと我々のほうにもご報告を頂戴し、またしっかりと進めていただきますようよろしくお願いをしておきます。 次に、整理番号77番、こども医療費助成について。 これもいろいろともう皆さんのほうからも質問もあったかと思いますけれども、市長において、本当に子どもに対する命、人権、子育て等の力の入れようがうかがえるなというふうに思っております。本当に感謝を申し上げる次第でございます。 ついこの前は入院を中学3年生までということで実施していただき、平成26年度はさらに6年生まで通院を見ていくんだということで、この4月から消費税の値上げ等生活が厳しくなる一方で、本当に感謝を申し上げる次第でございます。どうかより一層子育てナンバーワンを目指して奮闘していただきますようよろしくお願いいたします。ありがとうございます。 次に、整理番号78番、住宅用太陽光発電システムの設置補助金についてお伺いしました。 これも住宅用太陽光発電システムの普及率が1.2%ということで、全国平均より低いということで、今回もこのように力を入れていただいて、本当にありがたく思っておるところでございます。 しかしながら、なかなか皆さんそれぞれの住宅事情や個々の工事に至るまでということで、本当に環境問題等々は意識しているわけなんですけれども、ここまでおぼつかないのが現実かというふうに思っております。 ただ、合計予算を360万ということで、公開抽せんもしながらということで、本当に多数の方が殺到いたしますよう思っているわけなんですけれども、個人じゃなくて、やはり公共施設とかそういうところにも、しっかり太陽光発電システムの設置を市で打ち出していかなければならないんじゃないんかなというふうに思っております。 東京杉並区では、3年計画で小・中学校の屋根に太陽光パネルと蓄電池を設置するということで、1校当たり500万まででそれを実施しているということであります。これは本当に災害によったらもういろんな部分で、人工呼吸器の使用不能や、信号機が消え、交通マヒやら、発電機等々では一酸化炭素中毒とか、そんないろんな問題を兼ねながら、やはり市民の皆さんもさることながら、公共施設にしっかりとこういうようなものを打ち出していくべきじゃないかなというふうに思っております。エネルギービジョンの作成というふうな部分も含めて、市のお考えをお伺いしたいなと思います。
◎奥田隆一経済環境部長 大変難しいです。 今、私どもは自然エネルギーの活用ということで太陽光発電を推進してまいりますけれども、これは私どものビジョンとしましては、長期的なことについてはまだ考えておりませんので、今現在、この太陽光で進めてまいりたいと思っております。 以上でございます。
◆13番(鶴田将良議員) 本当に住宅用から感謝しておりますし、まずは何か公共施設から市民に見本をという部分も含めて、市長もひとつご検討をよろしくお願いいたします。 次に、整理番号79番、農林水産業費の農業委員会費の予算の増額についてお伺いしました。 これは、農地の所在地、所有地、借り受け者、借り受け期間等を機械化し、いろいろ地図も据えて、そういうデジタル化ということになろうかと思いますけれども、これも一種の個人情報かというふうに思っております。 その部分の個人情報の流出は大丈夫なのか。逆に、公表する部分はどういう部分を公表して、守るべき部分はしっかり守られるのか。その辺のことをお伺いしたいと思います。
◎佐藤忠
行政委員会事務局次長 これにつきましては、インターネット等によって公表することになるんですけれども、公表される事項につきましては、改正農地法の規定により、公表することにより個人の権利利益を害するもの、その他公表することが適当でないものとして、農林水産省令で定めるものを除くというふうに規定されておりまして、間もなく省令が農林水産省から出てくることになっておりますので、この省令に基づきまして、個人情報等に十分注意して公表していきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
◆13番(鶴田将良議員) 間もなく農林水産省のほうから省令が来るということで、この部分も、またいろんな個人情報との境目もわかりましたら教えていただきますよう、またそういう部分をしっかり守っていただきますようよろしくお願いをしておきます。 次に、整理番号80番、有害鳥獣駆除対策についてでありますけれども、答弁のほうでもございましたけれども、最近、人家付近にも出没したりということで、危険が増しているという状況であります。 本当に猟友会の方を初め担当課におかれましては、いろいろとお世話になっておるわけなんですけれども、やはり子どもやお年寄りが驚いて、本当に危険やというふうな部分で、私のほうにもいろんな市民の報告なりをいただいておるところでございますけれども、一定農業を守っていくというふうな部分で、いろんな補助金等々を含めて、その部分もやっておりますし、市民の命を守るのもしっかりやっていただかなあかんなというふうに思っております。おりの設置等々も含めて、今後また必要な部分はしっかりと設置していただきますようよろしくお願いいたします。 小学校で、他市では何かイノシシが出てということで、職員さんがけがをしたりとか、そんな事例もありますので、その部分もまたしっかりと行っていただきますよう要望させていただきたいと思います。 次に、整理番号81番、商工業振興についてでありますけれども、本当にいろんな部分、よくやっていただいているなというふうには思っておりますし、感謝申し上げます。 でも、その部分は盛り上がるんですけれども、市内のいろんな部分の活性化とか、そういう目標にはまだまだほど遠いんじゃないんかなというふうに思っております。ありとあらゆる部分を本当に知恵を絞っていただいてやっていただいていることには感謝を申し上げますけれども、やっているところとやっていないところのいろんな差もあるかなというふうに思っております。 ちょっと話は変わりますが、にぎわい、自治振興、商工振興とか、そんなんを含めて、やはり花火大会も大いに盛り上がりましたし、その部分も一つの起爆剤にしながら盛り上げていかなあかんなと。ことし11月に実施していただけるということで本当にありがたく思っておりますけれども、市長も同じ思いかなと思うんですけれども、夏にできなくて、ひとつ残念かなというふうな僕もちょっと個人的な思いをしておるわけなんですけれども、次の機会は、また早いこと準備して、その部分もしっかりとお願いをしておきたいなというふうに思っております。 商工、まちが発展するためにということで、地域活性化策ということで、いろんなことも僕も提案してまいりました。例えば、駅に電力足踏みマットみたいなものを置いて自家発電を起こしていくようなことで人に集まってもらうこととか。マットを踏むことによって電気が蓄積されていくというふうな部分も人を集める一つの要素かなというふうにも思っておりますし、いろんな部分も知恵を絞りながら、今後も一層商工業の発展のためにご検討いただきますようよろしくお願いをしておきます。 次に、整理番号82番、竜田古道の里山公園の維持管理費の安全管理についてということで、適正な維持管理ということで、シルバーの方に行っていただくということであります。 本当に地元の方は、これ、放ったらかしにされておったんではぐあいが悪いですし、やはり桜やそういうふうな部分で市民に使っていただかんことには、そういう意味もないのかなというふうにも思っております。 さらには、次の話としては、市長もきのう申されましたけれども、キャンプ場の問題を含めて、ロケーションや用地確保が要らない、国際交流ポテンシャルを有しているということで、そういった次の目標も掲げられておりますけれども、この部分もまた十分議論しながらしっかりと見守っていきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、整理番号83番、大阪府防災行政無線再整備事業負担金ということで、この無線機は、行政間の無線機でいいのか。何かアナログからデジタルというか、どういうふうなものなんでしょうか、お伺いしたいと思います。
◎尾野晋一総務部長 先ほどご答弁させていただきましたように、今回の大阪府の防災行政無線の再整備といいますのは、当然ながら大阪府を中心といたしまして、府内の各市町村並びに消防関係などのそういう防災関係機関とのそれぞれの連携するためのシステムでございます。
◆13番(鶴田将良議員) いろんな府全体からの情報も入ってくるというふうなので、そういうやりとりもいろいろできるような無線機なんでしょうかね。ちょっとまた僕も勉強させていただきますけれども、その無線とは別に、やはり自助・共助・公助という部分で、公助はそういうふうな大阪府とのいろんな動き、情報が、しっかり持てているかと思うんですけれども、いざ地域になれば、その部分が、パンザマストとか、いろんな手段でおっしゃっておられましたけれども、やはり生の部分では、電気が破壊されたらとか、電話のそういうメールの件数で破綻したりとかいう部分では、本当に情報が入ってこないという部分もあろうかと思います。 各地域ごとで、そういう市の動きが、無線とかそういうふうな部分でしたら、充電しておいたら、いつでもやっぱり情報が入ってくるかというふうに思っておりますので、ちょっとこれは機械が大きいものだと思うんですけれども、今後、小さいそういうふうな側面も、細かな情報伝達の一つとして、またご検討いただきますようよろしくお願いをしておきます。 次に、整理番号84番、いじめ対応委員会についてお伺いしました。 いじめの問題ということで、柏原市は今、いじめ防止基本方針を策定予定中だということであります。本当に大津市の中学生のいじめによる自殺事案で、この部分が、いじめ問題というのが、さらに大変な問題かということでクローズアップされているわけなんですけれども、この基本方針は、いつごろ出て、そしてまた法的な拘束性とか、そういうふうなものももって示すものなのか、お伺いしたいと思います。
◎浦上隆学校教育部長 現在、教育委員会では、もう素案ができておりまして、今、既に1回目、市長部局といじめ防止指針につきまして検討会が開かれたところでございます。3月中に2回目の検討委員会を開かせていただきまして、3月の末あるいは4月の当初に、この柏原市のいじめ防止等の基本方針は策定される予定でございます。 国は、法律として、そういういじめ防止対策の法律をつくっておりますが、これは地方公共団体は、義務ではありませんで、一応努力目標ということですので、柏原市で、あるいは大阪府もつくっておりますが、策定をさせていただいている状況でございます。 以上です。
◆13番(鶴田将良議員) 本当に命の問題というのは重たいものでありまして、何も法律をつくったからというだけじゃないとは思うんですけれども、その部分しっかりしたものをまたつくっていただいて、議会、我々のほうにも、4月にはということでありますので、ひとつ示していただきますようよろしくお願いいたします。 学校や、保護者や、いろんな市の責務とか、そういうふうな部分がきちっと明確化されるかなというふうに思っておりますので、ひとつ本当にもういじめのない部分で行っていただきますようお願いいたします。 次に、整理番号85番、豊かな人間性をはぐくむ取組み推進事業についてということで、これも本当によく理解をいたしました。 道徳は、やはり私は心と思いやりの教育だというふうに思っております。人権教育は命の教育ということで、学校、家庭、地域協働で豊かな人間性の育成に一層成果を上げていただきますようよろしくお願いをしておきます。 次に、整理番号87番、こども会育成連絡協議会の部分で、25年度はこども会創立50周年ということで、関係各位、また我々議員も参加し、盛大にできたかというふうに思っております。 私もかかわらせていただきながら、つくづく今思っておるところが、やはりこども会の減少ということで、本当に難しいなというふうに思っております。その部分で、何か市の思うことというか、ありましたらご答弁いただきますでしょうか。
◎西野義則生涯学習部次長 こども会への入会者の減少が、全国的に見ましても本市と同様の傾向にあると思います。 それで、基本的には、こども会さんは任意の団体でございますので、地域の取り組みが非常に重要なポイントになろうかなと思うんですけれども、ただ、教育委員会としましても、このたび、さっきも先生がおっしゃいましたように、こども会育成連絡協議会の50周年という大きな節目の年を迎えられましたので、これを機に連携をさらに密にして、どういった支援ができるのかということをまた検討してまいりたいと思います。 それと、また他市の特色のある取り組みの事例なんかを情報の収集に努めまして、お互いに共有を図ってまいりたいと、そういうふうに考えております。
◆13番(鶴田将良議員) 本当に任意というふうな部分もありますので、なかなか難しいかと思います。 やはりこども会活動というふうなものは、一種の子どもにとったら地域の貢献活動かな、そして市の財産かなというふうにも思っております。学校では表彰されなかったら、逆にもっと市長との何か表彰の場とか、子どもが頑張ったでというふうなポイント制とか、もっとこども会に入れられるように思うのであれば、例えば野球場とかソフトボール場とかそんなんがあれば、もっともっとこども会の参加もふえてくるんじゃないのかなというふうにも思っておりますけれども、それはちょっと中長期的な話として、また他市の例等々を含めて一層研究していただいて、そちらのほうにもまた助言もいろいろ入れていただきますよう力を入れて、よろしくお願いをしておきます。 次に、整理番号88番、柏原シティキャンパスマラソン実行委員会についてお伺いしました。 先日もマラソンが成功裏に終わったかというふうに思っておりますけれども、今回、市民マラソンからシティ、市のマラソンというふうな形で、もう形も変わってのたんかなというふうに思います。スポーツコミュニティーからスポーツ競技みたいな形でウエートが何か移っていっているような感じもするわけなんですけれども、確かにこういう実行委員会形式でしたら、補助金ももらえるとか、いろんな部分が、プラスの側面もあろうかと思いますけれども、走っている人にしてみたら、教育大学の坂がしんどいとか、そんなんでちょっとランナーのことも考えてくれるのかというふうな意見も飛び込んできました。 ただ、この部分の費用があってのあれやけれども、全体の何%ぐらいが助成金で獲得できるのか、そんなんはわかるんでしょうか。
◎西野義則生涯学習部次長 全体の助成金といいますと、反対に、今回そういったことで3者の協働によるんですけれども、大方totoからの補助もおりますので、そんなにかからないと思います。