平成26年 3月 定例会(第1回) 目次◇開会 午前9時59分 開会挨拶(議長 奥山 渉)………………………………………………………………4 開会挨拶(市長 中野隆司)………………………………………………………………4◇開議 諸般の報告 藤井寺市柏原市学校給食組合議会(山下亜緯子)………………………5
柏原羽曳野藤井寺消防組合議会(大坪教孝)……………………………5
柏羽藤環境事業組合議会(山本真見)……………………………………6 日程第1
議会運営委員会委員長報告(乾 一)……………………………………7 日程第2 会議録署名議員の指名(小谷直哉・鶴田将良)……………………………8 日程第3 会期の決定(2月21日~3月28日)…………………………………………8 日程第4 市政運営方針(市長 中野隆司)……………………………………………8 日程第5 議案第10号
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて 議案説明(市長 中野隆司) (同意)……………………………………16 日程第6~日程第7 一括上程 議案説明(市長 中野隆司) (適任)……………………………………17 日程第8~日程第30 一括上程(議案説明) *総務部長(尾野晋一) 報告第1号(専決第1号)………………………18 *財務部長(渡辺耕次) 報告第2号(専決第2号) 議案第1号 議案第19号 議案第23号…………………………………………………………………………………19 *市民部長(岡本彰司) 議案第2号…………………………………………25◇休憩 午前11時51分◇再開 午後0時58分 *市立柏原病院事務局長(石井秀幸) 議案第3号 議案第6号 議案第20号 議案第21号………………………………………………………26 *健康福祉部長(植田眞功) 議案第4号 議案第5号 議案第17号……29 *上下水道部長(塩野臣成) 議案第7号 議案第8号 議案第18号 議案第22号 議案第24号………………………………………………………30 *都市整備部長(山本佳裕) 議案第9号……………………………………36 *政策推進部長(松井久尚) 議案第13号 議案第14号 議案第15号 議案第16号………………………………………………………………………37◇散会 午後2時14分◯平成26年第1回
柏原市議会定例会会議録(第1号)
-----------------------------------◯平成26年2月21日午前9時59分より柏原市議会議事堂において
開会-----------------------------------◯議事日程 日程第1
議会運営委員会委員長報告 日程第2 会議録署名議員の指名 日程第3 会期の決定 日程第4 市政運営方針 日程第5 議案第10号
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて 日程第6 議案第11号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 日程第7 議案第12号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 日程第8 報告第1号 専決処分報告について 「専決第1号 損害賠償の額の決定及び和解について」 日程第9 報告第2号 専決処分報告について 「専決第2号 平成25年度柏原市一般会計補正予算(第8号)」 日程第10 議案第1号 平成26年度柏原市一般会計予算 日程第11 議案第2号 平成26年度柏原市
国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算 日程第12 議案第3号 平成26年度柏原市
国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)予算 日程第13 議案第4号 平成26年度柏原市
介護保険事業特別会計予算 日程第14 議案第5号 平成26年度柏原市
後期高齢者医療事業特別会計予算 日程第15 議案第6号 平成26年度柏原市
市立柏原病院事業会計予算 日程第16 議案第7号 平成26年度柏原市水道事業会計予算 日程第17 議案第8号 平成26年度柏原市下水道事業会計予算 日程第18 議案第9号 市道の路線認定及び廃止について 日程第19 議案第13号 人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正について 日程第20 議案第14号 一般職の任期付職員の採用に関する条例の制定について 日程第21 議案第15号 特別職等の職員の給料月額及び退職手当の額の特例に関する条例の制定について 日程第22 議案第16号 柏原市文化・
スポーツ国際交流基金条例の一部改正について 日程第23 議案第17号 柏原市乳幼児及び児童の医療費の助成に関する条例の一部改正について 日程第24 議案第18号 柏原市下水道条例の一部改正について 日程第25 議案第19号 平成25年度柏原市一般会計補正予算(第9号) 日程第26 議案第20号 平成25年度柏原市
国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)補正予算(第1号) 日程第27 議案第21号 平成25年度柏原市
市立柏原病院事業会計補正予算(第2号) 日程第28 議案第22号 平成25年度柏原市水道事業会計補正予算(第2号) 日程第29 議案第23号 平成26年度柏原市一般会計補正予算(第1号) 日程第30 議案第24号 平成26年度柏原市
下水道事業会計補正予算(第1号)
-----------------------------------◯出席議員(17名) 1番 冨宅正浩議員 2番 山本修広議員 3番 新屋広子議員 4番 小谷直哉議員 5番 山口由華議員 6番 山本真見議員 7番 田中秀昭議員 8番 山下亜緯子議員 9番 濱浦佳子議員 10番 中村保治議員 11番 橋本満夫議員 12番 岸野友美子議員 13番 鶴田将良議員 14番 奥山 渉議員 15番 大坪教孝議員 16番 乾 一議員 17番
中野広也議員-----------------------------------◯欠席議員(なし
)-----------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名 市長 中野隆司 副市長 吉田茂治 教育長 稲田邦敏 病院事業管理者 刈谷雄二 監査委員 裏野榮士 政策推進部 部長 松井久尚 人事課長 田中 徹 総務部 部長 尾野晋一 財務部 部長 渡辺耕次 次長兼財政課長 中野佳彦 市民部 部長 岡本彰司 経済環境部 部長 奥田隆一 健康福祉部 部長兼福祉事務所長 植田眞功 まちづくりデザイン部 部長 乾 至克 都市整備部 部長 山本佳裕 上下水道部 部長 塩野臣成 市立柏原病院 事務局長 石井秀幸 会計管理室 会計管理者兼室長 野村英晃 学校教育部 部長 浦上 隆 生涯学習部 部長 林 和彦 行政委員会事務局 事務局長 福井
浩-----------------------------------◯事務局出席職員 事務局長 山本昌晴 次長 塩谷 修 主幹 岡市朋子 主査 栗田聖子 主査
笠原秀保~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△開会 午前9時59分
○奥山渉議長 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員17名、定足数に達しております。よってただいまから平成26年第1回柏原市議会定例会を開会いたします。 定例会の開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 ことしの冬の気候は、2月の初め各地で4月並みの暖かさとなる日があったかと思えば、一転最低気温が氷点下になり、大阪でも雪が積もるなど、日によって気温の変化が大きく、そのため体調を崩す方が多く、ノロウイルスによる感染症やインフルエンザが大流行しています。どうか皆様方におかれましては、体調の管理には十分お気をつけていただきますようお願いいたします。 議員各位、市長、理事者並びに職員の皆様方には、本日ご出席をいただきましてありがとうございます。 さて、本定例会は、平成26年度の市政の方向性を示す市長の市政運営方針及び平成26年度各会計当初予算案などを審議する最も重要な議会であり、報告案件2件、条例案件、予算案件など、議案24件の計26件が提出されております。議員各位には十分なるご審議をお願い申し上げますとともに、円滑なる議事運営ができますようご協力をお願い申し上げまして、開会のご挨拶とさせていただきます。 それでは、市長から挨拶を受けます。 〔中野隆司 市長 登壇〕
◎中野隆司市長 平成26年第1回定例会の開催に際しまして、議長のお許しをいただきましたので、一言ご挨拶を申し上げます。 三寒四温と申しますが、まだまだ寒い日ばかりが続いております。このような中、本会議をお願い申し上げましたところ、議員各位におかれましては、このようにご参集を賜りましたことに、厚く御礼を申し上げる次第でございます。 本日ご提案申し上げております案件といたしまして、報告案件が2件、人事案件が3件、その他の案件が1件、条例案件が6件、予算案件が14件、計26件でございます。 私が市長に就任いたしまして、初めての本格的な予算編成をさせていただきました。平成26年度当初予算も含めまして、多岐にわたる案件でございます。後ほど私の平成26年度市政運営方針を申し述べさせていただきまして、以下、順次担当者からご説明申し上げますので、よろしくご審議のほど、ご決定賜りますようお願いを申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶といたします。どうぞよろしくお願いいたします。
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△開議
○奥山渉議長 直ちに本日の会議を開きます。 日程に入ります前に、諸般の報告をいたします。 藤井寺市柏原市学校給食組合議会、
柏原羽曳野藤井寺消防組合議会及び
柏羽藤環境事業組合議会、以上3組合議会の議会報告を、それぞれの代表議員により、議会開催順に受けます。 それでは、初めに藤井寺市柏原市学校給食組合議員を代表して、山下亜緯子議員、報告願います。 〔8番 山下亜緯子議員 登壇〕
◆8番(山下亜緯子議員) おはようございます。藤井寺市柏原市学校給食組合議長の山下亜緯子でございます。 去る平成26年2月5日に開催されました藤井寺市柏原市学校給食組合議会第1回定例会のご報告をさせていただきます。 第1回定例会は、議案第1号 平成25年度藤井寺市柏原市
学校給食組合補正予算(第1号)についてを議題とし、各議員から質疑があった後、全会一致により原案を可決いたしました。 次に、議案第2号 平成26年度藤井寺市柏原市学校給食組合予算についてを議題とし、各議員より質疑・要望があった後、全会一致により原案を可決させていただきました。 以上が平成26年藤井寺市柏原市学校給食組合議会第1回定例会の報告でございます。なお、詳細につきましては、柏原市議会図書館にて閲覧することができますので、よろしくお願いをいたします。 これでご報告を終わらせていただきます。
○奥山渉議長 山下亜緯子議員におかれましては、報告ありがとうございました。 次に、
柏原羽曳野藤井寺消防組合議会議員を代表して、大坪教孝議員、報告願います。 〔15番 大坪教孝議員 登壇〕
◆15番(大坪教孝議員) おはようございます。
柏原羽曳野藤井寺消防組合議会議員を代表いたしまして、私大坪のほうからご報告させていただきます。 去る2月6日木曜日午前10時より、平成26年第1回
柏原羽曳野藤井寺消防組合議会定例会が開催され、中野広也議員、中村保治議員、冨宅正浩議員と私の4人全員が出席させていただきました。 まず、専決処分報告案件としまして、昨年2月沢田交差点内で起きました救急車とトラックの衝突事故の件、また本年1月4日に発生しました、柏原市法善寺の火災における消火活動中の建物破損事故の示談が成立し、損害賠償の額が決定をし、和解が成立した2件につきまして報告がありました。 次に、
消防救急デジタル無線移行に伴う整備費3億9,375万円について、組合構成市の分担金の額の決定に伴う、平成25年度
柏原羽曳野藤井寺消防組合一般会計補正予算についてを審議し、異議なく了承されました。 次に、歳入歳出予算の総額25億6,998万4,000円の平成26年度
柏原羽曳野藤井寺消防組合一般会計予算についてを審議し、音楽隊の予算措置について質疑・要望がありました後、採決の結果、原案どおり可決いたしました。 最後に消防功労者表彰推薦について、前消防管理者である岡本泰明氏、元消防組合議会議長、藤井寺市議 田中光春氏、同じく元消防組合議長、羽曳野市議 新岡健志氏、前消防組合監査委員 塩野良一氏、元消防組合次長 葉山昌男氏を表彰することについてを審議され、異議なく全員了承されました。 最後に一般質問を受け付け、議員から、平成25年の救急概要について、平成25年の火災概要について、住宅火災警報器の設置状況についての3件の質問があり、それぞれ理事者から答弁され、救急体制の充実、火災予防の強化等要望され審議を終了いたしました。 以上、
柏原羽曳野藤井寺消防組合第1回定例会の内容を報告させていただきました。詳しい各議員の質疑内容等につきましては、柏原市議会図書室に議事録を備えておりますので、ご参照いただきたいと思います。 なお、議会終了後に事務連絡として、消防記念日表彰式を3月2日日曜日午後2時から柏原消防本部で行うと報告をされましたので、申し添えておきます。 以上でございます。
○奥山渉議長 大坪教孝議員には、報告ありがとうございました。 最後に、
柏羽藤環境事業組合議会議員を代表して、山本真見議員、報告願います。 〔6番 山本真見議員 登壇〕
◆6番(山本真見議員) おはようございます。
柏羽藤環境事業組合議会議員を代表いたしまして、私山本よりご報告をさせていただきます。 去る2月7日金曜日、柏羽藤環境事業組合第1回定例会が開催されました。 最初に藤井寺市の議会役員の改選により、新たに組合議員が選任されたことについて報告ありました。 続いて、議案第1号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の制定について審議されました。年末年始の休日が12月29日から翌年1月3日までとなる旨の説明があり、全会一致で可決しました。 次に、議案第2号 平成25年度
柏羽藤環境事業組合一般会計補正予算(第2号)について審議されました。補正予算の内容は、主に事業費の確定と人件費の削減で、約7,530万の減額で、歳入歳出それぞれ29億6,231万5,000円となることが説明され、全会一致で可決されました。 次に、議案第3号 平成26年度
柏羽藤環境事業組合一般会計予算について審議されました。理事者側から歳入歳出それぞれ28億7,676万5,000円とすることが説明されました。昨年度より減額している要因は、退職手当の対象者が減ったことが主な原因であることが説明されました。 ごみ焼却施設が20年を経過し毎年修繕費がふえているがどのように考えているか、電気代の値上げによる影響はあるのか、職員が減っているが安全性と技術継承が確保できるかなどの質疑の後、全会一致で可決しました。 最後に、一般質問で、第2期
最終処分場跡地整備事業に関する柏原市と環境事業組合との覚書について、竜田古道の里山公園について、2件の質問がありました。 以上、
柏羽藤環境事業組合組合議会第1回定例会の報告といたします。なお、詳しい内容につきましては、柏原市議会図書室にあります議事録をご参照ください。 これでご報告を終わらせていただきます。
○奥山渉議長 山本真見議員におかれましては、報告ありがとうございました。 それでは、直ちに本日の日程に入ります。 日程第1、
議会運営委員会委員長報告を議題といたします。 乾一
議会運営委員会委員長、報告願います。 〔16番 乾 一議員 登壇〕
◆16番(乾一議員) おはようございます。議会運営委員会の乾一でございます。 ただいまから本定例会の運営につきましてご報告申し上げます。 まず、本定例会の会期は、議会運営委員会で、本日から3月28日までの36日間とすることに決しております。 本日の本会議では、お手元の議事日程表のとおり、会議録署名議員の指名、会期の決定を行います。 次に、市長から市政運営方針を述べていただきます。 次に、議案第10号
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを上程し、市長から提案理由の説明を受け、質疑の後、委員会付託、討論を省略し、簡易採決により採決することに決しております。 次に、議案第11号及び議案第12号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての2件を上程し、市長から提案理由の説明を受け、質疑の後委員会付託、討論を省略し、それぞれ簡易採決により採決することに決しております。 次に、残りの案件、報告第1号、報告第2号、議案第1号から議案第9号まで及び議案第13号から議案第24号までの23件を一括上程し、各担当部長から順次提案理由の説明を受けます。 次に、市政運営方針に対する代表質問及び議案に対する代表質疑の順位及び持ち時間につきましては、まず、市政運営方針に対する代表質問は、1番、柏原かがやきの会1時間20分以内、2番、公明党1時間10分以内、3番、新風かしわら1時間10分以内、4番、日本共産党1時間以内、5番、市政クラブ1時間以内とし、会派に属さない議員の質問時間は30分以内で、質問順位は濱浦佳子議員、田中秀昭議員、山下亜緯子議員の順といたしますので、よろしくお願いします。 次に、議案に対する代表質疑は、1番、柏原かがやきの会2時間20分以内、2番、新風かしわら2時間5分以内、3番、公明党2時間5分以内、4番、市政クラブ1時間50分以内、5番、日本共産党1時間50分以内とし、会派に属さない議員の質疑時間は30分以内で、質疑順位は田中秀昭議員、山下亜緯子議員、濱浦佳子議員の順といたしますので、よろしくお願いいたします。 また、市政運営方針に対する代表質問、議案に対する代表質疑の日程としましては、3月11日火曜日、12日水曜日、13日木曜日、14日金曜日の4日間を予定しております。 なお、この3月11日で東日本大震災から3年目を迎えるわけでございますが、犠牲となられた多くの方に対し改めて哀悼の意を表するため、冒頭において黙祷を行いますので、よろしくお願いいたします。 次に、質問、質疑の通告締め切りにつきましては、市政運営方針に対する質問は2月27日木曜日、議案に対する質疑は2月28日金曜日までで、締め切り時刻はどちらも正午までとなっております。 次に、代表質問、質疑の終了後採決を予定しております議案は、報告第2号、議案第16号及び議案第20号の3件でございます。 次に、議案第1号から議案第8号までの当初予算議案並びに議案第9号、議案第13号から議案第15号まで、議案第17号から議案第19号まで及び議案第21号から議案第24号までの19件につきましては、後日配付いたします議案等付託表のとおり、所管の委員会に付託することに決しております。 なお、報告第1号 専決処分報告については、地方自治法第180条の規定により、報告のみで議決対象ではございません。 次に、各常任委員会の開催日につきましては、3月17日月曜日及び3月18日火曜日が総務文教委員会、19日水曜日及び20日木曜日が市民福祉委員会、24日月曜日及び25日火曜日が建設産業委員会となっております。 次に、閉会中に受けました陳情等は3件でございます。お手元の文書表のとおり、陳情等第26-1号は議長預かり、陳情等第26-2号は理事者送付及び陳情等第26-3号は議長預かりとすることに決しております。 次に、理事者から追加議案の予定としましては、人事案件2件、条例案件及び予算案件の議案を、定例会最終日に提出予定であるとの申し入れがありました。 最後に、本会議の運営につきましては、適宜法規に基づき、議長の判断で変更されることもございますので、よろしくお願い申し上げます。 以上が本定例会についての当委員会での協議決定いたしました内容でございます。議員各位におかれましては、よろしくご理解いただき、円滑なる議会運営ができることをお願い申し上げまして報告を終わらせていただきます。
○奥山渉議長 ただいまの委員長報告どおり本定例会の運営を行いますので、各位のご協力をお願いいたします。
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○奥山渉議長 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において、4番小谷直哉議員と13番 鶴田将良議員を指名いたします。
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○奥山渉議長 日程第3、会期の決定を議題といたします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月28日までの36日間と定めたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○奥山渉議長 ご異議なしと認めます。よって本定例会の会期は、本日から3月28日までの36日間と決しました。
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○奥山渉議長 次に、日程第4、市政運営方針を議題といたします。 中野市長、登壇願います。 〔中野隆司 市長 登壇〕
◎中野隆司市長 本日、ここに、平成26年柏原市議会第1回定例会の開会に当たり、平成26年度の予算案を初めとする関係諸案件のご審議に先立ち、私の市政運営についての方針を申し述べます。市民の皆様及び議員各位におかれましては、どうかご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願いをいたします。 昨年2月に多くの市民の皆さんからご支持をいただき、柏原市で働くことの職務の重さを実感しつつ、市政を担当させていただくことになりました。全国的に少子高齢化、人口減少が進む中、第4次柏原市総合計画に掲げます柏原市の将来像「市民が生き生きとし にぎわいにあふれているまち 柏原」を目指し、その実現に向け、私自身が掲げる目標であります5つの「大阪ナンバーワン」、すなわち教育環境ナンバーワン、子育て環境ナンバーワン、安全・安心ナンバーワン、協働推進ナンバーワン、にぎわいナンバーワンのまちづくりにかじを取って進めているところでございます。 これらの目標達成にはさまざまな努力や工夫、そして大きな決断が必要でございますが、きょうまでのこの1年間はそのスタートを切る重要な期間として、「市役所が変わらなければ、柏原市は変わらない」という思いで、職員一人一人に対して大いなる意識改革を求め、全職員が同じベクトルで、常に市民目線に立ち、業務に取り組むように指示をし、そして議員各位との真摯な協議やご採択をいただきながら施策を推進してまいりました。 その例を幾つか申し上げますと、まず5年ぶりの「かしわら花火」は、市もバックアップいたしましたが、市民の皆様や関係機関、そして多くの方々の献身的なご尽力によりまして、見事に復活開催していただきました。これは柏原市のにぎわいや知名度アップの大きなきっかけとなるものと確信をしております。 次に、見える政策・見せる市政を目指し、部長会議をリアルタイムに配信し、市長の行動記録を市のホームページでオープンにしながら、新たにフェイスブックを活用した市政情報の提供を行うなど、積極的に市政の透明化と発信力の強化を図っております。 さらに、機構改革によってまちの魅力づくりの企画立案、情報発信を行い、市のイメージアップ戦略を担う「まちの魅力づくり課」を新設するとともに、市職員が地域に出向き、地域と連携を深めるために「地域担当職員制度」を導入するなど、トップマネジメントを強化しつつ、地域とともに歩む行政運営に向け、スタートしたところでございます。 また、東日本大震災から3年がたとうとしておりますが、大震災から市民の皆様の生命と財産を守り、安心して暮らせるまちづくりを進めることは、行政の最も重要な責務であると考えております。平成26年度におきましても、災害有事に備えての本部体制の強化、関係機関との連携を推進してまいります。また、同時に、みずからの命はみずから守る「自助」と、地域で助け合う「共助」も大変重要なことから、市民の皆様のご協力も得ながら、災害に強いまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。 さて、平成26年度予算編成に当たり、私にとりましては本当の意味での初めての予算編成であります。すなわち、5つの「大阪ナンバーワン」を本格的に推進するためのスタートとなる予算編成であると認識しており、まさに身の引き締まる思いであります。 依然として厳しい財政状況ではございますが、「選択と集中」そしてさらなる行財政改革により、私が市長就任時に提唱していましたスローガンであります「市民の笑顔が絶えることのないまち、住んでみたい住み続けたいまち」を目指し、これらの予算に盛り込まれた思いを形にするための施策を力いっぱい推進してまいる所存でございます。 それでは、平成26年度の主な施策について、第4次柏原市総合計画に掲げる「まちづくりの目標」に則してご説明申し上げます。 第1点、「健康で安心して暮らせるまち」 (1)医療、健康 市立柏原病院の医療体制につきましては、消化器・循環器・呼吸器疾患に対する診療体制のさらなる強化に努めるとともに、緊急を要する重症患者を受け入れるための集中治療室(HCU)を整備するなど、救急医療体制の充実を図ってまいります。 また、質の高いがん医療を提供することができますように、大阪府がん診療拠点病院の指定を目指し、地域のがん治療水準の向上に努めてまいります。 2番目、市立柏原病院の地域連携につきましては、地域の基幹病院として市民の皆様に良質な医療を安定的に提供するため、診療所や病院との医療連携の強化を図ってまいります。 また、医師を初めとする病院スタッフが市内各所へ出向く「地域交流会」や、院内での医療講座を数多く開催し、地域に密着した信頼される病院を目指してまいります。 3点目、市立柏原病院の事業運営につきましては、「市立柏原病院新改革プラン(市立柏原病院八策)」の諸施策を着実に実行することにより、経営の健全化を図ってまいります。 また、市民ニーズを充足できるよう、今後の病院運営の方向性を検討してまいります。 4点目、疾病予防対策につきましては、肺炎の予防や重症化を防ぐため、65歳以上の高齢者を対象に肺炎球菌ワクチンの接種費用の一部を助成いたします。 5点目、がん検診につきましては、乳がん及び子宮頸がん検診を集団検診で同日受診できるよう環境整備を行い、受診者の利便性の向上を図ってまいります。 6点目、健康ウオーク推進事業につきましては、健康寿命の延伸や生活習慣病の予防のため、市内の恵まれた自然環境を利用したウオーキングイベントや、日常生活の一部としてウオーキングを習慣化することなど、市民の皆様の健康づくりや健康意識の向上のため、普及啓発を行ってまいります。 7点目、国民健康保険事業の運営につきましては、特定健診、人間ドック助成事業等の保健事業を推進し、医療費の適正化及び収納率の向上に努め、単年度収支均衡、累積赤字の解消に取り組んでまいります。 (2)福祉 まず第1点目、子育て支援施策につきましては、子育て世帯の経済的負担を軽減するため、平成26年10月から通院時の医療費助成の対象範囲を就学前児童までから小学6年生までに拡充してまいります。 また、子育てに不安や戸惑いを感じている家庭に対して、保育士等による指導、助言を行う「養育支援訪問事業」を充実させ、適切な療育の実施を確保してまいります。 2点目、「子ども・子育て支援新制度」につきましては、平成24年8月に「子ども・子育て関連3法」が成立したことに基づきまして、地域の実情に応じた「(仮称)柏原市子ども・子育て支援事業計画」の策定や幼稚園と保育所の窓口一元化などの必要な準備を進め、幼児期の学校教育・保育、地域の子ども・子育て支援の総合的な推進を図ってまいります。 3点目、介護保険事業につきましては、柏原市高齢者いきいき元気計画「第6期柏原市介護保険事業計画及び高齢者保健福祉計画」を策定し、地域包括ケアの実現に向け、総合的な推進を図ってまいります。 また、高齢者が長く健康で過ごすことができますよう、引き続き介護予防推進員を配置するなど、介護予防事業を充実させてまいります。 4点目、高齢者福祉につきましては、高齢者が住みなれた地域で暮らせるよう、「柏原市高齢者いきいき元気センター」が中心となり、ひとり暮らしの高齢者等の見守り活動を推進し、高齢者虐待や孤独死などの早期発見、予防に努めてまいります。 また、認知症高齢者が増加していることから、引き続き「認知症サポーター」の養成を行い、認知症への正しい理解の啓発に努めてまいります。 5点目、社会福祉法人等への指導監査につきましては、適正で円滑な運営が確保され、市民の皆様が安心して福祉サービスを選択できるよう、適切に実施してまいります。 6点目、地域福祉につきましては、市民協働による福祉活動を推進するため、「第3次柏原市地域福祉計画」を策定してまいります。 7点目、障害者福祉につきましては、柏原市自立支援協議会を中心に、相談支援体制の一層の充実を図るとともに、柏原市障害者計画で定める「すべての人が“ふつう”に暮らすことができる自立支援地域づくり」という基本理念を踏まえ、「第2期柏原市障害者計画」及び「第4期柏原市障害福祉計画」を策定し、障害者施策の総合的な推進を図ってまいります。 (3)防犯、防災 第1点目、防災対策につきましては、東日本大震災等を教訓に、大規模災害時の被害を最小限にとどめる「減災」を基本理念とし、あらゆる自然災害に備えるため、今後大阪府から示される基本的な考え方や被害想定などを十分に踏まえ、より実効性のある地域防災計画への改定に向け、取り組みを進めてまいります。 2点目、「自分たちの地域は自分たちで守る」という「共助」を目的に、地域で結成されている自主防災組織につきまして、地域住民による自主的な防災訓練などへの支援を通じ、各組織の連携を深めるとともに、未結成の地域につきましては自主防災組織の結成と育成を促進し、地域防災力の向上を図ってまいります。 3点目、住宅の耐震化につきましては、対象となる住宅等の耐震診断及び木造住宅の耐震改修工事に対する補助制度の充実に努め、震災に強いまちづくりの推進を図ってまいります。 4点目、防犯対策につきましては、市民の皆様が安全で安心して暮らせるまちを実現するため、防犯活動への支援やLED防犯灯への取りかえ、防犯カメラの設置などを推進し、地域の安全強化に努めてまいります。 第2点「産業と豊かな自然が調和するまち」 (1)自然環境 第1点目、水辺環境の整備につきましては、河川の水質改善を図るため、生活排水対策にかかわる啓発活動を推進し、定期的に水質調査を行うなど、河川環境に対する監視を実施してまいります。 また、恩智川流域の環境美化対策につきましては、大阪府及び流域4市が連携し、流域住民と協働しながら一斉清掃や啓発活動などを行ってまいります。 (2)生活環境、環境保全 まず第1点目は、ごみの減量及び資源リサイクルにつきましては、ペットボトル及び古紙の拠点回収の拡大を図るとともに、子ども服や陶器などのリユースを市民協働で実施してまいります。 また、環境フェアを通じ、「リデュース」・「リユース」・「リサイクル」の3Rをより一層推進し、環境問題の啓発に努めてまいります。 2点目、不法投棄対策につきましては、防犯カメラ及び巡回パトロールによる監視を継続し、柏原警察署を初めとする関係機関との連携強化を図り、不法投棄の抑制と良好な環境づくりに努めてまいります。 3点目、地球温暖化対策につきましては、自然エネルギーの有効利用を促進し、温室効果ガス排出の抑制を図るため、引き続き住宅用太陽光発電施設の設置に対する補助事業を実施してまいります。 (3)産業 1点目、商工業の活性化につきましては、商工会主催の「ぱーぷるスクラッチキャンペーン」や「はしご酒」、ウェブ上で構築した「柏原市バーチャル産業団地」による情報発信などを支援することにより、市内事業者の活力再生に努めてまいります。 また、市役所駐車場で「とくとくトラック市」を開催するなど、市内のにぎわいづくりを推進してまいります。 2点目、悪質商法や振り込め詐欺などの対策につきましては、市内の関係機関と連携しながら、高齢者等への注意喚起や啓発活動を行い、被害を未然に防ぐ取り組みを進めてまいります。 3点目、観光振興につきましては、本市の魅力ある豊かな自然環境、歴史遺産の活用、埋もれた地域資源の掘り起こし等により、新たな観光資源の育成に努めてまいります。 また、広域連携による新たな取り組みとして、本市の「遊ぶ・見る・食べる」を広く情報発信するため、フリーペーパーの作成を行ってまいります。 4点目、農業の振興につきましては、特産のブドウ、その加工品などのPRを積極的に行うとともに、地域農業の担い手を育成する「ぶどう担い手塾」の開催や、「柏原コットンファームプロジェクト事業」の実施など、遊休農地解消に向けた取り組みを進めてまいります。 5点目、有害鳥獣対策につきましては、イノシシ侵入防止柵設置に係る補助や、有害鳥獣の駆除など、農作物への被害予防の取り組みを進めてまいります。 (4)就労環境 まず第1点目、就職困難者対策につきましては、一人一人が生き生きと働くことのできる社会の実現を目指し、地域就労支援事業を行うとともに、引きこもり対策として「安心の場」を提供する居場所事業を引き続き実施してまいります。 第3点「便利で快適に暮らせるまち」 (1)都市基盤、生活基盤 ①下水道事業につきましては、「公共下水道整備第6次五箇年計画」の整備方針である「汚水整備の推進」、「浸水対策の推進」及び「生活排水対策の推進」について、それぞれの目標達成に向け、次のとおり事業の推進を図ってまいります。 1点目の「汚水整備の推進」につきましては、平成27年度末の普及率85%の目標達成に向け、柏原東、柏原西及び国分の3つの排水区で約9ヘクタールの整備を進めるとともに、接続率の向上に努めてまいります。 2点目の「浸水対策の推進」につきましては、局地的な集中豪雨による浸水被害に対処するため、雨水排水についての調査を行い、災害に強いまちづくりを進めてまいります。 3点目の「生活排水対策の推進」につきましては、公共下水道の計画区域外におきまして、市町村設置型の浄化槽整備事業を引き続き実施してまいります。 ②下水道の運営につきましては、平成26年4月から地方公営企業法を全部適用し、企業会計方式のもとで計画的な維持管理や、経営の健全化を図るため、下水道使用料の適正化に努めてまいります。 ③上水道事業につきましては、安全で良質な水を安定的、効率的に供給するため、「柏原市水道ビジョン」に基づき、「耐震化対策」、「老朽化対策」及び「危機管理対策」についてそれぞれの目標達成に向け、次のとおり事業の推進を図ってまいります。 1点目の「耐震化対策」につきましては、老朽化した配水管等の更新を3キロメートル行い、地震に強い水道管路を構築してまいります。 2点目の「老朽化対策」につきましては、老朽化している高井田配水池を廃止し、高井田配水区域を統合するため、配水管整備事業に着手してまいります。 3点目の「危機管理対策」につきましては、円明受水ルートに異常が発生した場合の緊急時の対策として、今町受水場のポンプ設備の増設工事を行い、配水能力の向上を図ってまいります。 (2)交通基盤 まず第1点目、道路の新設及び改良事業につきましては、安全で住みよいまちづくりを目指し、平成26年度末の完成に向け市道畑信貴線の整備を進めてまいります。また、街路事業である田辺旭ヶ丘線につきましては、引き続き用地買収を進めてまいります。 さらに、市道上市法善寺線につきましては、都市計画道路大県本郷線と接道する交差点部分の整備を図るため、測量設計業務に着手してまいります。 2点目は、近鉄大阪線の大阪教育大前駅につきましては、駅構内外併用のエレベーター2基を設置するなど、誰もが安全、快適に利用できるよう、バリアフリー化を進めてまいります。 3点目は、国交省の事業につきましては、国道25号の道路拡幅と歩道整備事業、国道165号線の香芝柏原区間の整備事業等、順調に事業進捗が図られるよう、国交省に協力してまいります。 4点目は、大阪府の事業につきましては、都市計画道路大県本郷線、国豊橋からJR高井田駅までの歩道拡幅事業、1級河川平野川老朽化護岸対策事業等、順調に事業進捗が図られるよう、大阪府に協力してまいります。 5点目は、市内循環バス「きらめき号」につきまして、公共施設等の利用促進によるまちの活性化を図り、市民ニーズに対応した利便性の高い循環バスとなるよう創意工夫をしながら市民生活の向上に努めてまいります。 (3)アメニティ環境 まず1点目は、市内134カ所の公園及び緑地につきましては、誰もが安全、快適に利用できるよう点検、補修などを行い、市民協働により安全性、利便性の向上に努めてまいります。 また、市街地における緑化推進、山間部の緑地保全により、緑豊かなまちづくりの推進に努めてまいります。 第4点「心豊かで個性と能力を発揮する人が育つまち」 (1)人権 1点目、人権施策の推進につきましては、市民一人一人の人権が守られ、誰もが生き生きと暮らせる社会の実現を目指し、柏原市、柏原市人権協会、柏原市人権擁護委員会及び柏原市企業人権連絡協議会が連携した啓発活動や講演会などを開催し、人権文化豊かなまちづくりを推進してまいります。 また、市民の人権侵害、これを速やかに救済するため、「人権いろいろ相談」、「女性のための相談」、「女性・子ども電話相談」等の相談窓口を開設し、関係機関との連携を図りながら、複合的な問題の解決に努めてまいります。 2点目は、平和事業につきましては、戦争は最大の人権侵害であり、その悲惨さや平和のとうとさを「柏原市平和展」の開催を通じ、多くの市民の皆様に訴えてまいります。 3点目は、男女共同参画社会の推進につきましては、男女があらゆる分野で活躍できる社会の実現を目指し、新たに「柏原市男女共同参画行動計画」を策定し、より一層施策の充実に努めてまいります。 (2)学校教育 まず第1点目は、幼小中一貫教育の推進につきましては、平成24年度から市内全ての中学校区で実施してまいりましたが、さらに充実した取り組みを進めることで児童・生徒の「生きる力」を育成してまいります。 また、保育所、幼稚園及び小学校との連携を強化し、就学前教育と義務教育の円滑な接続を進めてまいります。 2点目は、教育力向上の取り組みにつきましては、電子情報機器を活用し、効果的な教材、資料の提示、動画の活用等、「わかる授業づくり」を進めるとともに、研修を充実して教師の授業力を向上させ、児童・生徒の「確かな学力」を育成してまいります。 また、学習塾等の民間企業との協働も視野に入れ、学習の充実、学習意欲の維持向上に努めてまいります。 3点目、いじめ問題につきましては、いじめ防止対策推進法に基づき、学校、教育委員会、市等が一体となり、未然防止と早期発見、解決に努めてまいります。 また、その他の人権にかかわる諸課題に対しましても、道徳教育を中心とした心の教育を組織的、計画的に進め、児童・生徒の「豊かな心」を育成してまいります。 4点目、児童・生徒の体力向上につきましては、生涯にわたり「スポーツ」に親しむ意欲や資質、能力を育てるため、運動の機会や場所をふやすとともに、たくましく生きるための健康や体力の増進、食育の推進に努めてまいります。 5点目は、中学校の部活動の活性化につきましては、指導者の充実を図るとともに、市立中学校としての部活動のあり方を検討し、生徒が部活動に親しめる環境を整えてまいります。 6点目は、市立小・中学校施設の耐震化及び大規模改修につきましては、早期に達成できるよう、平成26年度中に2次耐震診断を全て完了し、その結果に従い計画的に実施してまいります。 7点目は、学校の安全対策につきましては、引き続き全小学校の校門に安全監視員を配置し、子どもの安全確保に努めてまいります。 8点目は、中学校給食につきましては、望ましい食生活と食習慣を身につけ、心身ともに健全な育成を行うため、平成26年4月の新学期から全生徒を対象に実施してまいります。 (3)生涯学習 第1点目は、生涯学習につきましては、子どもから高齢者まで、ライフステージや市民ニーズに応じた多様な学習内容や学習環境を提供するとともに、本市の豊かな自然の中で、社会セミナーや野外活動などが体験できる自然体験学習施設の設置に向け、検討してまいります。 2点目は、家庭教育につきましては、就学前の幼児を持つ親に対し、子育てに関する不安を軽減するため、親としてのあり方や子どもとのかかわり方について学ぶ「親学習」を提供してまいります。 3点目は、市民文化センター(公民館・図書館)につきましては、施設の老朽化が深刻な状態であることから、大規模改修を行い、利用者が安心して快適に利用できるよう、施設の環境整備を図ってまいります。 4点目は、市民文化祭につきましては、市民文化センター及びリビエールホールを拠点にK.I.ホールなどの施設も利用し、多彩な催しを行い、より多くの市民の皆様に参加していただけるよう努めてまいります。 5点目、図書館につきましては、高度多様化する市民の学習ニーズに対応するため、幼児から高齢者まであらゆる人々に対し、資料や情報を提供してまいります。 また、学習機会の提供の場、憩いの場として、より多くの人に足を運んでいただけるよう、地域に密着した図書館サービスの向上に努めてまいります。 6点目、スポーツ振興につきましては、市民の皆様にスポーツによる健康増進を図るため、誰もが気軽に参加できるスポーツイベントを開催し、本市の特産物や名所紹介コーナーを設置するなどの啓発を市内外に積極的に行い、スポーツによる「まちの活性化」を目指してまいります。 また、スポーツ施設につきましては、安全・安心かつ快適にご利用いただくため、助成金等を活用し、改修整備を進めてまいります。 7点目は、青少年の健全育成につきましては、青少年にさまざまな体験学習の場を提供するとともに、「地域の子どもを地域で守り育てる」ことを基本に、学校、家庭及び地域が協働して健全育成組織の活動を支援し、「教育コミュニティ」づくりの取り組みを進めてまいります。 8点目は「放課後児童会」につきましては、引き続き子どもの安全・安心な放課後の「居場所」の充実に努め、児童の健全な育成を図ってまいります。 9点目は、「放課後子ども教室」につきましては、学校施設を利用し、地域住民及び大学生の協力を得て、スポーツ、文化活動などの取り組みを行い、子どものさまざまな体験活動及び交流活動を支援してまいります。 10点目は、子どもの安全確保の取り組みにつきましては、小学校区を中心とした地域との連携による「子どもの安全見守り隊」及び「こども110番の家」の加入者募集の広報活動を支援してまいります。 また、「青色防犯パトロール」や「学校安全モニター員」などの見守り活動の充実を図ってまいります。 11点目は、文化財行政につきましては、埋蔵文化財を初めとする多様な文化財の保護に対し、積極的に取り組むとともに、市立歴史資料館の展示や講座などを通じ、その普及、啓発に努めてまいります。 また、史跡鳥坂寺跡につきましては、引き続き鳥坂寺跡整備検討委員会を中心に、具体的な整備計画等について検討を進めてまいります。 第5点「健全な行財政と市民主体のまち」 (1)協働のまちづくり及び国際交流 第1点目は、協働のまちづくりにつきましては、自治会活動、市民団体のコミュニティ活動事業に対する支援及び「まちづくりに頑張る自治会・団体補助金」制度により、市民参加及び地域の活性化を推進してまいります。 2点目は、地域担当職員制度につきましては、市民協働でさまざまな地域課題の解決に取り組むことで、それぞれの役割を理解し、連携強化を図りながら地域の自主的な活動を支援してまいります。 3点目は、自治会等が管理運営を行っている集会所につきましては、老朽化等により修繕が必要な箇所に対し、地域コミュニティ活動の活性化を図るため、その費用の一部を補助してまいります。 4点目は、市民郷土まつりにつきましては、5年ぶりに「かしわら花火」が復活し、多くの皆様にご来場いただきました。引き続き地域のにぎわい向上を図り、本市の魅力を広く発信する取り組みとなるよう、開催を支援してまいります。 5点目は、国際交流事業につきましては、柏原市国際交流協会、大阪教育大学、関連民間団体との連携を図り、ホームビジット等を開催し、市民の皆様と外国籍住民の方々との相互理解を深め、地域の国際化を推進してまいります。 また、本市の文化・スポーツ国際交流基金補助事業として、青少年の国際交流を支援してまいります。 (2)市政運営、行財政運営いきいき 1点目は、窓口サービスの充実につきましては、市民の利便性の向上を図るため、平成26年10月から権限移譲による旅券発給事務の取り扱いを開始してまいります。 また、平成27年度に導入されるマイナンバー制度につきましては、適切な運用を図るため、着実に準備を進めてまいります。 2点目は、「広報かしわら」につきましては、市民の皆様や地域から提供していただく写真や記事を有効に利用し、より市民の皆様に親しまれる紙面づくりに努めるとともに、市民生活に密着した情報、市内外に魅力を発信する情報など掲載する季刊特集号を発刊してまいります。 3点目は、市のホームページにつきましては、より見やすくリニューアルするとともに、掲載内容の充実を図ってまいります。 また、フェイスブックを初めとするソーシャル・ネットワーキング・サービスを有効に活用するとともに、会議・イベントの様子を動画配信するなど、多岐にわたる手段で市内外に市政情報を配信してまいります。 4点目は、ふるさと納税制度につきましては、本市のまちづくり応援寄附条例に基づき寄附された方に対し、本市の特産品及び記念品を贈呈することにより、特産品の販売促進、地域の魅力発信、歳入の確保等夢のある地域社会の実現に向けたまちづくりの取り組みを推進してまいります。 5点目は、人材育成につきましては、職員の意識改革と資質の向上を図るため、継続して研修内容の充実と見直しを行い、市民サービスの向上や業務の効率化に積極的に取り組む職員の育成に努めてまいります。 また、新人事評価制度を試行し、職務と能力に合った給与制度の確立を図ってまいります。 6点目は、広域行政につきましては、東大阪、八尾市などの府内自治体のほか、奈良県自治体との連携を図り、効率的な行政運営に努めてまいります。 以上が平成26年度の主な施策の概要でございます。 市民の皆様並びに議員各位におかれましては、よろしくご理解とご協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。
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○奥山渉議長 次に、日程第5、議案第10号
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに説明を求めます。 〔中野隆司 市長 登壇〕
◎中野隆司市長 議案書の11ページをお開き願います。 議案第10号の
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてでございます。 現在、
固定資産評価審査委員会委員にご就任いただいております松村久雄氏が、平成26年3月31日をもって任期満了となりますことから、引き続き同氏を選任することにつきまして、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 人事案件参考資料の1ページをお開きください。 松村久雄氏は、お住まいが柏原市玉手町12番38号、昭和22年10月6日生まれの66歳であられます。職業は会社役員でございます。 略歴といたしましては、平成15年9月から柏原防犯協会に所属され、玉手支部長を経て現在も委員として務めていただいております。また、平成19年4月から現在に至るまで柏原市行政協力員をされ、平成20年4月からは柏原市
固定資産評価審査委員会委員をされ、現在2期目でございます。なお、委員の任期は3年でございます。 よろしくご審議、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。
○奥山渉議長 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑ありませんか。--別にないようです。よってこれにて質疑を終結いたします。 本件については、委員会付託、討論を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○奥山渉議長 ご異議なしと認めます。よって本件については、委員会付託、討論を省略することに決しました。 直ちに採決いたします。 お諮りします。議案第10号
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについては同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○奥山渉議長 ご異議なしと認めます。よって議案第10号は同意することに決しました。
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○奥山渉議長 次に、日程第6、議案第11号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて及び日程第7、議案第12号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての2件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに説明を求めます。 〔中野隆司 市長 登壇〕
◎中野隆司市長 議案書の12ページをお開き願います。 議案第11号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでございます。 現在人権擁護委員にご就任いただいております山下房子氏が平成26年9月30日をもって任期満了となりますことから、引き続き同氏を法務大臣に推薦することにつきまして、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。 人事案件参考資料の2ページをお開きください。 山下房子氏は、お住まいが柏原市田辺2丁目9番78号、昭和27年8月18日生まれの61歳であられます。職業は無職でございます。 略歴といたしましては、昭和48年4月に八尾市立竜華小学校教諭となられた後、昭和49年4月から八尾市立永畑小学校、平成元年4月から八尾市立高美南小学校、平成9年4月から東大阪市立長瀬北小学校に勤務され、平成13年3月をもって退職されておられます。 平成23年10月からは1期目の人権擁護委員会委員を務められておられます。なお、委員の任期は3年でございます。 よろしくご審議、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。 引き続きご説明を申し上げます。 議案書の13ページをお開き願います。 議案第12号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでございます。 現在人権擁護委員にご就任いただいております魚田五郎氏が平成26年9月30日をもって任期満了となりますことから、引き続き同氏を法務大臣に推薦することにつきまして、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。 人事案件参考資料の3ページをお開きください。 魚田五郎氏はお住まいが柏原市国分本町7丁目8番47号、昭和30年5月12日生まれの58歳であられます。職業は無職でございます。 略歴といたしましては、昭和54年4月から昭和55年3月まで大阪体育大学に勤務され、その後昭和55年4月から寝屋川市立第二中学校、昭和59年4月から東大阪市立花園中学校、平成4年4月から富田林市立第三中学校、平成13年4月からは富田林市立第二中学校で教鞭をとられた後、平成21年4月から平成22年3月まで柏原市立体育館において副館長を務めておられました。 平成23年10月から1期目の人権擁護委員を務めておられます。なお、委員の任期は3年でございます。 よろしくご審議、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。
○奥山渉議長 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑ありませんか。--別にないようです。よってこれにて質疑を終結いたします。 本2件につきましては、委員会付託及び討論を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○奥山渉議長 ご異議なしと認めます。よって本2件は委員会付託及び討論を省略することに決しました。 直ちに採決いたします。 お諮りします。議案第11号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、適任とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○奥山渉議長 ご異議なしと認めます。よって議案第11号は適任とすることに決しました。 続いてお諮りします。議案第12号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、適任とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕
○奥山渉議長 ご異議なしと認めます。よって議案第12号は適任とすることに決しました。
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○奥山渉議長 次に、日程第8、報告第1号 専決処分報告についてから、日程第30、議案第24号 平成26年度柏原市
下水道事業会計補正予算(第1号)までの23件を一括して議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに説明を求めます。 〔尾野晋一 総務部長 登壇〕
◎尾野晋一総務部長 それでは、私から提出案件のうち報告第1号につきましてご説明申し上げます。 議案書の1ページをお開き願います。 報告第1号は、専決処分報告についてでございます。 専決処分の内容は、損害賠償の額の決定及び和解についてでございます。地方自治法第180条第1項の規定及び市長の専決事項の指定により、専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により、議会に報告させていただくものでございます。 議案書の2ページをお開き願います。 専決第1号は、損害賠償の額の決定及び和解についてでございます。 この件につきましては、平成26年1月15日に和解が成立いたしましたので、同日に専決処分をいたしております。 事由でございますが、職員の公務中における公用車と相手方自転車との接触事故でございます。 事由発生の日時及び場所につきましては、平成25年9月17日午後1時20分ごろ、柏原市安堂町1番55号市役所本館前歩道付近において、市内循環バスが国道25号を北方向から左折して、市役所敷地内へ進入しようとした際、南方向から歩道を直進してきた相手方自転車と接触した事故でございます。 損害賠償の相手方につきましては、柏原市外在住の男性で、損害賠償の額は3万1,530円で示談が成立し、和解したものでございます。なお、本市の過失割合は10割でございます。 また、損害賠償の額につきましては、全国市有物件災害共済会から全額支払われております。 以上で報告第1号のご説明を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 〔渡辺耕次 財務部長 登壇〕
◎渡辺耕次財務部長 続きまして、私からは報告第2号、議案第1号、議案第19号及び議案第23号の4件について説明申し上げます。 まず、報告第2号でございます。 議案書の3ページをお開き願います。 報告第2号は専決処分報告でございます。平成25年度柏原市一般会計補正予算(第8号)を、平成26年2月4日に専決処分させていただきましたので、その内容について報告し、議会の承認を求めるものでございます。 次の4ページをお開きください。 専決第2号 平成25年度柏原市一般会計補正予算(第8号)でございます。 第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ900万円を追加し、歳入歳出予算の総額を236億1,653万3,000円とするものでございます。 少しめくっていただきまして、8ページをお願いいたします。 歳出から説明をさせていただきます。 款2総務費 項2徴税費 目1徴税費 節23償還金、利子及び割引料900万円は、市税の過誤納金の還付金でございます。昨年の第1回臨時会におきましても過誤納金還付金の増額をお願いし、ご承認をいただいたところでございますが、今回市内の法人におきまして、法人市民税の5年間の減額修正申告があり、過去5年間にさかのぼり還付金を必要とする事案が発生しました。このため過誤納金還付金の予算不足が見込まれることから、過誤納金還付金の増額をお願いするものでございます。 なお、還付請求がございますとおおむね1カ月以内に還付しなければならないため、今回専決処分による補正予算をお願いするものでございます。 戻っていただきまして、7ページをお願いいたします。 歳入の補正でございます。 款18諸収入 項5雑入 目2雑入 節1雑入900万円は、今回の補正における歳入不足額を、その他雑入として計上させていただいたものでございます。 以上で平成25年度柏原市一般会計補正予算(第8号)の説明を終わらせていただきます。 続きまして、平成26年度柏原市一般会計予算の説明をさせていただきます。 こちらの別冊となっております、平成26年度柏原市一般会計、特別会計予算書及び説明書の3ページをお願いいたします。 第1条は、(歳入歳出予算)の総額を歳入歳出それぞれ229億1,822万1,000円と定めるものでございます。 対前年度で申し上げますと、1億3,102万3,000円、0.6%の減となっております。 第2条は(債務負担行為)、第3条は(地方債)について定めております。 第4条は(一時借入金)の限度額を35億円とするものでございます。 第5条は(歳出予算の流用)について定めております。 少しめくっていただきまして、8ページをお開き願います。 第2表 債務負担行為でございます。 内容といたしましては、納税通知書等印刷封入封緘に係る経費につきまして、平成27年度までの期間と限度額375万円を定めております。 次の市民税課税システム機器更改に係る経費につきましては、平成32年度までの期間と限度額1億3,400万円を定めております。 次の、大阪府議会議員選挙に係る経費につきましては、平成27年度までの期間と419万2,000円を定めております。 次の小学校英語指導事業及び中学校英語指導事業につきましては、平成27年度までの期間と事業執行に要する経費を限度額と定めております。 続く2件につきましては、柏原市土地開発公社が公共用地取得資金を借り入れるための債務保証と都市計画道路田辺旭ヶ丘線築造に係る用地の先行取得を土地開発公社に依頼するための債務負担行為を設定させていただいております。 続きまして、第3表は地方債でございます。 起債の発行総額は13億6,650万円でございます。内訳といたしましては、道路整備事業4,240万、防災施設等整備事業1,480万、社会教育施設整備事業3,930万、臨時財政対策債12億7,000万円となっております。 なお、臨時財政対策債の元利償還につきましては、後年度に全額交付税算入されることになっております。 それでは、一般会計予算の概要を説明いたしますので、別冊の平成26年度一般会計当初予算参考資料をご用意願います。 まず3ページをお開き願います。 歳入の部でございます。主な内容を説明申し上げます。 款1市税につきましては、総額87億4,000万円で、対前年度4,600万円、0.5%の増を見込んでおります。この内訳といたしまして、市民税は40億7,340万円で、対前年度1.8%の増となっております。 主な要因といたしましては、個人市民税につきましては、税制改正に伴う均等割額の改正などの影響により、前年度から0.8%の増を見込んでおります。また、法人市民税につきましても、景気の下げどまりによる企業業績の回復等を見込み、前年度から7.4%の増を見込んでいることによるものでございます。 固定資産税35億1,220万円につきましては0.2%の減、そして一番下の都市計画税7億170万円につきましても0.3%の減としております。 主な要因といたしましては、家屋につきましては比較的大規模な非木造家屋が新築されたことにより増を見込んでいるものの、地価下落による土地課税分の減、さらには設備投資の伸び悩みによる償却資産課税分の減、高額滞納事案解消に伴う滞納繰越分の減などを見込んでいることによるものでございます。 また、中段の市たばこ税につきましては、健康志向の高まりによる需要減により4.1%の減と見込んでおります。 次に、3ページの下段から5ページにかけての、款2地方譲与税から款8地方特例交付金までと、1つ飛びまして款10交通安全対策特別交付金につきましては、平成25年度の決算見込み額及び平成26年度の地方財政対策を参考に算出したものでございます。 5ページ中段の款9地方交付税のうち、普通交付税は平成26年度の地方財政対策において、一般財源総額については前年度の水準を相当程度上回る額が確保されたことを受け、個別算定経費等の減に伴う基準財政需要額の減や、地方税などの基準財政収入額の増などの影響も含めて試算した結果、前年度予算と同額の38億円を計上するものでございます。また、特別交付税につきましては前年と同額の2億円を計上させていただいております。したがいまして、地方交付税全体といたしましても前年度と同額を予算計上するものでございます。 次に、5ページ下段の款11分担金及び負担金から9ページの款16寄附金までと、10ページの款18諸収入につきましては、それぞれ歳出経費の特定財源として可能な限り財源確保を図り、それぞれ計上するものでございます。 次に、9ページの款17繰入金につきましては、財源不足を補填するため、基金の取り崩しを予定しております。内容といたしましては、財政調整基金から2億円を繰り入れる予定でございます。 次の11ページの款19市債につきましては、対前年度3億9,070万円、22.2%の減となっております。主な要因といたしましては、保育所園舎耐震化事業に係る民生債と、学校校舎耐震化事業に係る教育債の減によるものでございます。 以上で歳入の部の説明を終わらせていただきます。 次に、15ページをお開き願います。 歳出の部でございます。 前年度当初予算におきましては、骨格予算のため一部を除いて政策的、投資的経費は計上されておりませんでしたので、それ以外の主な増減要因を目的別に説明させていただきます。 款1議会費につきましては、対前年度868万8,000円、3.0%の減となっております。主な要因といたしましては、議員共済負担金は増となっておりますが、議員報酬及び職員給与費が減となったことから議会費総額としては減となるものでございます。 次の款2総務費につきましては対前年度2,274万5,000円、1.1%の減となっております。 主な要因といたしましては基幹系システムの番号制度対応に係る経費や退職手当の増に伴い、人件費などが増となっておりますが、平成21年度から分割で支払っておりましたサンヒル柏原の土地及び建物の購入費などが減となったことから、総務費総額としては減となるものでございます。 次に、16ページをお開き願います。 款3民生費につきましては、対前年度3億8,854万6,000円、4.1%の増となっております。主な要因といたしましては、児童福祉費関係で児童手当扶助費や公立保育所園舎耐震化事業費などが減となっていますが、26年度では臨時福祉給付金給付事業費やこども医療費助成事業費、介護保険事業会計繰出金などが増となったことから、民生費総額としては増となるものでございます。 次の17ページ中段の款4衛生費につきましては、対前年度808万4,000円、0.3%の増となっております。主な要因といたしましては、職員給与費や柏羽藤環境事業組合負担金等で減となっているものの、妊婦健康診査委託料や各種予防接種に係る委託料などが増となっており、衛生費総額としては微増となるものでございます。 次の18ページをお開き願います。 款5農林水産業費につきましては、対前年度1,373万7,000円、12.7%の増となっております。主な要因といたしましては農地法の改正に伴う農地基本台帳システム整備に係る委託料や、農業総合地域センターの改修工事等の増によるものでございます。 次に、款6商工費につきましては、対前年度500万7,000円、5.9%の増となっております。主な要因といたしましては地域就労支援事業や勤労者支援センターに係る経費などの増によるものでございます。 次の款7土木費につきましては対前年度1億2,943万1,000円、6.2%の増となっております。主な要因といたしましては下水道事業会計繰出金や大阪教育大前駅エレベーター設置工事負担金などが増となったことによるものでございます。 次の19ページ中段の款8消防費につきましては、対前年度2,230万8,000円、2.8%の減となっております。主な要因といたしましては消防組合負担金の減によるものでございます。 次の款9教育費につきましては、対前年度5億881万5,000円、17.9%の減となっております。主な要因といたしましては、小・中学校の校舎耐震化事業や市内各中学校の給食配膳室整備工事などの減によるものでございます。 21ページをお願いいたします。 次の款10公債費につきましては、対前年度1,422万9,000円、0.7%の増となっております。主な要因といたしましては平成22年度発行の臨時財政対策債等の償還元金の増などによるものでございます。 次の款11諸支出金につきましては、対前年度7,770万1,000円、10.4%の減となっております。これは土地開発公社への貸付金が減となったことによるものでございます。 最後の款12予備費1,000万円は、前年度と同額でございます。 以上で歳出予算目的別の主な増減についての説明を終わらせていただきます。 次の23ページ以降の歳出の部(性質別)、29ページ以降の主な施策事業等の一覧につきましては、後ほどご参照いただきますようお願いいたします。 以上、まことに簡単ではございますが、平成26年度柏原市一般会計予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案第19号について説明申し上げます。 議案書のほうに戻っていただきまして、32ページをお開き願います。 議案第19号は平成25年度柏原市一般会計補正予算(第9号)でございます。 第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億6,361万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ240億8,014万6,000円とするものでございます。 次の第2条では(繰越明許費)、第3条では(地方債)の補正をお願いするものでございます。 少しめくっていただきまして、43ページをお開き願います。 歳出の補正から説明をさせていただきます。 款2総務費 項1総務管理費 目4財産管理費マイナス156万9,000円は、基金の積立金でございます。各基金から生じる利子が確定したことにより、それぞれ減額及び増額を行うものでございます。 続きまして、目6国際事業費34万5,000円は、文化・スポーツ国際交流基金の運用から生じる利子の確定と、充当先の事業費の確定を受けました充当残余部分と、後ほど担当から説明がございますが、本市の青少年の国際交流に活用してほしいとご寄附の申し出のありました文化・スポーツ国際交流基金寄附金をあわせて基金に積み立てるものでございます。 次の44ページをお開き願います。 款3民生費 項1社会福祉費 目1社会福祉総務費341万1,000円は、堅上診療所の今年度の収入不足に対する補填分を繰出金として新たに計上するものでございます。 次の目2障害福祉費210万円につきましては、平成26年4月1日施行の障害者総合支援法改正に伴い、必要なシステムの改修に係る委託料を増額するものでございます。 なお、この事業費につきましては、補助基本額の2分の1の額が、国からの障害者総合支援法改正施行円滑化特別支援事業補助金として充当されることになっております。 次の目3障害者自立支援費181万円は、平成24年度に概算交付されました障害児施設措置費国庫負担金の額が確定したことによる返還金でございます。 次の45ページをお願いいたします。 款4衛生費 項1保健衛生費 目1保健衛生総務費2億5,000万円につきましては、病院事業会計への繰出金の増額でございます。病院事業会計につきまして、赤字補填分として繰出金を増額するものでございます。 次の項2清掃費 目1清掃総務費マイナス4,020万7,000円につきましては、柏羽藤環境事業組合において、事業費などが減額されたことに伴い、組合負担金を減額するものでございます。 次の46ページをお開き願います。 款7土木費 項2道路橋りょう費 目3道路新設改良費マイナス1,675万9,000円につきましては、市道畑信貴線外1路線整備事業の執行残額を減額するものでございます。 次の項3都市計画費 目3公園緑化費マイナス25万8,000円につきましては、公園等整備事業基金から生じる利子が確定したことに伴い、積立金を減額するものでございます。 次の47ページをお開き願います。 款8消防費 項1消防費 目1常備消防費マイナス2,238万5,000円につきましては、柏羽藤消防組合において事業費などが減額されたことに伴い、組合負担金を減額するものでございます。 次の48ページをお開き願います。 款9教育費 項1教育総務費 目4学校給食費マイナス1,759万7,000円につきましては、藤柏学校給食組合において事業費などが減額されたことに伴い、組合負担金を減額するものでございます。 次の49ページをお願いいたします。 項2小学校費 目3学校建設費3億472万2,000円につきましては、26年度当初予算に計上する予定にしておりました堅下小学校及び堅下北小学校校舎耐震化事業に、国の平成25年度補正予算において国庫補助金が交付される見込みとなりましたので、それぞれ増額補正をお願いするものでございます。 以上で歳出の説明を終わらせていただきます。 少し戻っていただきまして、38ページをお願いいたします。 歳入の補正でございます。 款9地方交付税 項1地方交付税2億4,651万9,000円につきましては、普通交付税の額が確定いたしましたので増額させていただくものでございます。 次の款11分担金及び負担金 項1負担金マイナス1,675万9,000円につきましては、市道畑信貴線外1路線改良工事の執行残により、歳出予算の減額補正を行いますので、あわせて環境事業組合からの負担金を減額するものでございます。 次の39ページをお開き願います。 款13国庫支出金 項2国庫補助金 目1民生費国庫補助金105万円は、先ほど歳出予算で説明いたしました障害福祉システム改修に係る補助金でございます。 次の目4教育費国庫補助金1億485万円につきましては、先ほど同様に歳出予算で説明いたしました、国の補正予算に伴う小学校校舎耐震化事業に対する補助金でございます。 次の40ページをお開き願います。 款15財産収入 項1財産運用収入 目2利子及び配当金39万5,000円及び目3基金運用収入マイナス207万7,000円につきましては、各基金の利子が確定したことにより補正をするものでございます。 次の41ページをお開き願います。 款16寄附金 項1寄附金 目1指定寄附金20万円は、先ほど歳出予算で説明しました文化・スポーツ国際交流基金寄附金でございます。 次の款18諸収入 項5雑入マイナス1億2,856万5,000円につきましては、今回の補正によります収支均衡を図るため減額補正を行うものでございます。 次の42ページをお開き願います。 款19市債 項1市債 目2土木債1,200万円と目5総務債4,300万円の合わせて5,500万円につきましては、25年度当初予算及び補正予算において承認いただきました歴史の丘展望台公園内のトイレ設置工事、市民文化会館施設維持補修工事及びサンヒル柏原テニスコート改修工事の3事業について、大阪府と協議の結果、大阪府市町村施設整備資金貸付金の対象となりましたので、それぞれ新たに起債を発行するものでございます。 目3教育債2億180万円のうち、小学校空調設備設置事業債200万円につきましては、国庫補助金の内示内容の変更に伴い、起債充当率が増となるため増額補正させていただくものでございます。 次の堅下小学校及び堅下北小学校校舎耐震化事業債計1億9,980万円につきましては、先ほど歳出予算で説明いたしましたが、国の平成25年度補正予算に伴い、それぞれ新たに起債を発行するものでございます。 次の目6災害復旧債120万円につきましては、松井井堰災害復旧工事の国庫補助金の内示に伴い、起債の協議が調いましたので予算計上するものでございます。 以上で歳入の説明を終わらせていただきます。 少し戻っていただきまして、35ページをお願いいたします。 第2表繰越明許費でございます。 款9教育費、小学校校舎耐震事業の堅下小学校、堅下北小学校校舎耐震化工事につきましては、先ほど説明いたしましたとおり国の補正予算案可決後の執行となりますので、年度内に事業が完了できないことから全額繰り越しをお願いするものでございます。 次の36ページをお願いいたします。 第3表地方債の補正でございます。 1追加といたしまして、先ほどの歳入予算の補正で説明いたしましたとおり、それぞれの事業に対しまして新たに起債を発行するものでございます。 次に、2変更といたしまして、先ほどの歳入予算の補正で説明いたしましたとおり、義務教育施設整備事業に係る起債の限度額を4億2,560万円から6億2,740万円に変更をお願いするものでございます。 以上で平成25年度柏原市一般会計補正予算(第9号)の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案第23号について説明申し上げます。 議案書の70ページをお開き願います。 議案第23号は、平成26年度柏原市一般会計補正予算(第1号)でございます。 第1条では、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1億2,811万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ227億9,010万8,000円とするものでございます。 それでは歳出から説明をさせていただきます。 74ページをお願いいたします。 款7土木費 項4下水道費 目1下水道総務費 節28繰出金マイナス1億2,811万3,000円につきましては、後ほど担当から説明がございますが、使用料改定に伴う下水道事業会計の補正予算に伴い、一般会計からの繰出金を減額するものでございます。 1ページ戻っていただきまして、73ページをお開き願います。 歳入の補正でございます。 款18諸収入 項5雑入 目2雑入マイナス1億2,811万3,000円につきましては、今回の補正によります収支均衡を図るため、減額補正を行うものでございます。 以上で平成26年度柏原市一般会計補正予算(第1号)の説明を終わらせていただきます。 私からは以上でございます。ご審議の上ご決定賜りますようよろしくお願いいたします。 〔岡本彰司 市民部長 登壇〕
◎岡本彰司市民部長 続きまして、私からは、提出案件のうち議案第2号につきまして説明申し上げます。 予算書の11ページをお開き願います。別冊の予算書でございます。 議案第2号 平成26年度柏原市
国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算でございます。 まず、第1条で歳入歳出の予算総額は93億1,434万3,000円といたしております。 第2条は一時借入金の限度額を、前年度と同額の12億円とするものでございます。 第3条では款内の流用可能な費目について定めております。 この予算につきましては、お手元にお配りをしておりますA4 1枚物のペーパーをよろしくお願いしたいと思います。 平成26年度柏原市国民健康保険事業予算概要でございますので、よろしくお願いしたいと思います。 平成26年度柏原市
国民健康保険事業特別会計(事業勘定)予算概要に基づき説明をさせていただきます。なお、事業別詳細につきましては別冊の予算書の363ページから441ページを後ほどご参照いただきますようお願い申し上げます。 今年度の予算編成に当たりましては、本年4月より消費税が上がることや、医療費の伸びが著しいことなどを勘案した結果、平成25年度の当初予算に比べ3.1%、金額にして2億7,899万1,000円の増加となりました。 それでは右側の歳出から説明申し上げます。 まず、上段の総務費でございますが、合計で1億7,353万3,000円となっておりまして、前年度と比べ111万7,000円、0.6%の増加となっております。 次に、中ほどの歳出の大部分を占めます保険給付費でございます。 今年度につきましては、過去3年間並びに直近の給付状況、被保険者数の推移を勘案しましたところ、64億947万4,000円となり、対前年度比3億422万8,000円、5%の増となっております。 後期高齢者支援金等は922万9,000円、0.8%の減となりましたが、前期高齢者納付金等及び介護納付金につきましては、それぞれ12万5,000円、19.2%、65万1,000円、0.1%の増となっております。 また、老人保健拠出金は精算のため事務費のみとなっております。 共同事業拠出金につきましては、昨年度の実績に基づき対前年度比2,935万5,000円、3%の減となっております。 保健事業費、特定健康診査、特定保健指導が7年目となり、その計画値に合わせて予算を引き上げ、対前年度比517万3,000円、5.3%の増となっております。 公債費につきましては、先ほど説明させていただきました一時借入金の借り入れ限度額12億円に係る利子分600万円、また予備費といたしまして1億2,701万6,000円を計上いたしております。 以上、歳出合計93億1,434万3,000円となっております。 次に、左側の歳入でございますが、保険料につきましては保険給付費の増を見込んだ結果5,734万6,000円、2.4%の増となっております。 国庫支出金につきましては、療養給付費等負担金の増により、全体で9,732万6,000円、5.1%の増となっております。 療養給付費等交付金は、退職者医療制度の対象保険者数の減少により、前年度と比較して1億1,855万1,000円、23.4%の減となっております。 前期高齢者交付金は1億3,984万2,000円、6.2%の増加となっております。 府支出金につきましては、財政調整交付金などの増により8,136万4,000円、20.5%の増となっております。 共同事業交付金は、昨年度の実績に基づき、1,146万2,000円、1.2%の減となっております。 一般会計繰入金につきましては、財政安定化支援事業分の増などにより、3,314万円、4.9%の増となっております。 歳入の合計93億1,434万3,000円、歳入歳出同額でございます。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。
○奥山渉議長 議案説明の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。
△休憩 午前11時51分
△再開 午後0時58分
○奥山渉議長 休憩前に引き続き、本会議を再開いたします。 それでは、提出議案の説明をお願いいたします。 〔石井秀幸 市立柏原病院事務局長 登壇〕
◎石井秀幸市立柏原病院事務局長 午前中に続きまして、私からは議案第3号、議案第6号、議案第20号及び議案第21号の4件についてご説明申し上げます。 一般会計・特別会計予算書及び説明書をお願いいたします。 15ページをお開き願います。 議案第3号 平成26年度柏原市
国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)予算でございます。 第1条では、歳入歳出それぞれ1,271万6,000円と定めております。 第2条では、一時借入金の最高額を600万円と定めております。 次に、456ページをお開き願います。 歳出でございます。 款1総務費 項1施設管理費 目1一般管理費、予算額745万1,000円は、対前年度比21万8,000円の増となっております。各節別の内容は次のページのとおりでございます。 次に、458ページをお開き願います。 款2医業費 項1医業費 目1医療材料費、予算額505万円で前年度と同額でございます。 次のページをお開き願います。 款3諸支出金 項1償還金 目1償還金、予算額1万5,000円は一時借入金の利子でございます。 次のページをお開き願います。 款4予備費 項1予備費 目1予備費、予算額20万円でございます。 次に、450ページに戻っていただきまして、歳入でございます。 款1診療収入 項1外来収入 目1診療報酬、予算額906万円は、対前年度比120万9,000円の増となっております。 款2使用料及び手数料 項1手数料 目1文書料、予算額1万1,000円は、対前年度比6,000円の増となっております。 次のページをお開き願います。 款3諸収入 項1市預金利子 目1市預金利子、予算額1,000円を預金利子として計上し、款3諸収入 項2雑入 目1雑入、予算額364万4,000円については、予防接種検診料等のほか、その他雑入として歳入不足額を計上しております。 以上で議案第3号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、別冊の平成26年度柏原市
市立柏原病院事業会計予算書の3ページをお開き願います。この分です。白表紙の別冊の分です。 3ページをお開き願います。 議案第6号 平成26年度柏原市
市立柏原病院事業会計予算でございます。 ご説明に先立ちまして、本年度は地方公営企業法の大幅な改正があり、会計基準が見直されました。主要な改正点といたしましては、借入資本金の負債の部への区分変更、補助金等により取得した固定資産の償却制度の変更、引当金の計上義務化等がございます。 平成26年度の
市立柏原病院事業会計予算は、これらの改正内容を踏まえた予算となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。 それでは、平成26年度柏原市
市立柏原病院事業会計予算についてご説明させていただきます。 第2条では、業務の予定量を定めております。 第3条では、収益的収入及び支出の予定額を定めております。 次のページをお願いいたします。 収入の第1款病院事業収益といたしまして51億4,043万円、支出の第1款病院事業費用として52億2,875万2,000円を計上しております。収入と支出の額が異なっておりますが、これは今回の法改正に基づき、賞与引当金、退職給付引当金の一括計上を行ったため、8,832万2,000円の収入不足が生じております。 第4条では、資本的収入及び支出について定めております。収入の第1款資本的収入として1億6,301万2,000円、支出の第1款資本的支出として6億2,895万1,000円を計上しております。 第5条では、一時借入金の限度額を15億円と定めております。 第6条では、議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして職員給与費及び交際費を定めております。 第7条では、たな卸資産購入限度額を6億1,164万5,000円と定めております。 次ページ以降の予算につきましては、別冊の平成26年度柏原市
市立柏原病院事業会計予算参考資料に基づきまして概要をご説明申し上げます。横でホッチキスどめでしている分です。柏原病院の予算参考資料です。 参考資料の3ページをお開き願います。 収益的支出からご説明申し上げます。 款1病院事業費用は52億2,875万2,000円で、対前年度比9億7,539万5,000円の増、率にしまして約22.9%の増となっております。 次の項1医業費用は42億2,438万8,000円で、対前年度比1億2,977万円の増、率にしまして約3.2%の増となっております。その主な内容は、給与費が医師等の増により3,146万9,000円の増、材料費が薬品費、医療材料費の増により1億2,259万7,000円の増となっております。 次のページの項2医業外費用は1億4,306万8,000円で、前年度と比較して1,317万1,000円の減、率にして約8.4%の減となっております。 項3特別損失では、計上義務化されました退職給与引当金、賞与引当金の引き当てのため、8億5,879万6,000円を計上しております。 少し戻っていただきまして1ページをお開き願います。 収益的収入でございます。 款1病院事業収益は51億4,043万円で、対前年度比5億5,623万円の増、率にしまして約12.1%の増となっております。 次の項1医業収益は43億4,638万9,000円で、前年度と比較して3億6,533万9,000円の増、率にして約9.2%の増となっております。内訳としましては、目1入院収益では病床稼働率を82%と見込み、目2外来収益では1日平均患者数を473人として計上しております。 次の項2医業外収益は4億1,008万9,000円で、前年度と比較して1億3,778万2,000円、率にして約50.6%の増となっております。 次のページをお開き願います。 項3特別利益3億8,395万2,000円は、病院特例債の償還額に対する一般会計からの繰入金及び長期前受金の特別利益相当分を計上したものでございます。 次に、資本的収入及び支出についてご説明させていただきます。 資料の6ページをお開き願います。 支出から説明させていただきます。 款1資本的支出 項1建設改良費1,712万3,000円は、リース資産購入費の計上により前年度と比較して112万3,000円、率にして約7.0%の増となっております。 項2企業債償還金6億1,182万8,000円は、企業債の償還元金分でございます。 1ページお戻りいただきまして、資本的収入でございます。 款1資本的収入 項1負担金 目1他会計負担金1億6,301万2,000円は、企業債償還元金及び建設改良費に係る一般会計からの繰入金でございます。 続きまして、議案書の50ページをお開き願います。 議案第20号は、平成25年度柏原市
国民健康保険事業特別会計(施設勘定堅上診療所)補正予算(第1号)でございます。 歳入予算のみの補正でございます。 53ページをお開き願います。 歳入補正予算事項別明細書でございます。 歳入、款3諸収入 項2雑入 目1雑入から補正額341万1,000円を減額し、次の款4繰入金 項1繰入金 目1一般会計繰入金に補正額341万1,000円を増額するものでございます。これは、堅上診療所の収支不足額を一般会計からの繰入金で補填するものでございます。 以上で議案第20号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案書の54ページをお開き願います。 議案第21号は、平成25年度柏原市
市立柏原病院事業会計補正予算(第2号)でございます。 第2条で、収益的収入及び支出にそれぞれ1億4,552万6,000円を増額し、収入総額を47億3,459万1,000円、支出総額を44億374万8,000円とするものでございます。 次に、補正内容につきましてご説明申し上げます。 60ページをお開き願います。 補正予算基礎資料でございます。 収益的収入及び支出のうち、まず支出のほうからご説明申し上げます。 項1医業費用 目2材料費の補正予定額1億4,552万6,000円につきましては、患者数の増加並びに医療内容の高度化により、薬品費及び診療材料費が不足することによるものでございます。 次に、収入でございます。 項1医業収益 目2外来収益のマイナス1億447万4,000円は、今回の補正によります特別利益を除いた収支の均衡を図るため、収益を減額補正したものでございます。 次の項2医業外収益 目3他会計補助金、補正予定額2億5,000万円は診療収入の収支不足額に対し、一般会計から補助金の増額をお願いするものでございます。 以上で平成25年度柏原市
市立柏原病院事業会計補正予算(第2号)の説明を終わらせていただきます。 何とぞご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 〔植田眞功 健康福祉部長 登壇〕
◎植田眞功健康福祉部長 続きまして、私からは提出案件のうち議案第4号、議案第5号及び議案第17号につきましてご説明申し上げます。 まず初めに、別冊となっております平成26年度柏原市一般会計・特別会計予算書及び説明書の19ページをお開き願います。 議案第4号 平成26年度柏原市
介護保険事業特別会計予算でございます。 まず第1条でございますが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ54億127万6,000円でございます。 第2条で地方債の起債の目的、限度額などを定めております。 第3条で一時借入金の限度額を3億円と定めております。 第4条では、保健給付費の款内流用について定めております。 次に、467ページをお開き願います。 歳入歳出予算事項別明細書でございます。 1、総括、歳入の主な項目につきましてご説明申し上げます。 まず、保険料は10億9,665万2,000円でございます。 次に、国庫支出金は10億9,597万円でございます。 支払基金交付金は14億9,567万3,000円でございます。 府支出金は7億5,990万8,000円でございます。 繰入金は8億1,652万7,000円でございます。 市債は1億3,150万2,000円で、これは、保険給付費の財源に充当するため、大阪府の財政安定化基金から貸し付けを受けるものでございます。 このほか、財産収入、諸収入を合わせまして歳入合計が54億127万6,000円でございます。 次に、歳出でございます。 次の468ページをお開き願います。 総務費は1億6,283万7,000円でございます。 次に、歳出の大部分を占めます保険給付費でございますが、高齢者数の増加、消費増税によります介護報酬の改定等の要因により、51億2,046万3,000円となり、前年に比べて2億4,677万2,000円の増加となっております。 続きまして、地域支援事業費でございます。内容は認知症支援の充実や地域包括支援センターの機能強化などの事業費で、1億902万円でございます。 そのほかに、基金積立金、公債費などを含めて歳出合計が54億127万6,000円となり、歳入歳出同額となっております。 次に、22ページをお開き願います。 第2表地方債でございます。これは、平成26年度に発行する介護保険事業の起債の目的、限度額等について定めております。起債の限度額は1億3,150万2,000円としております。 なお、お配りしております1枚物の平成26年度柏原市
介護保険事業特別会計予算概要につきましては、後ほどご参照いただきたいと思います。 以上で議案第4号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、同じく平成26年度柏原市一般会計・特別会計予算書及び説明書の23ページをお開き願います。 議案第5号 平成26年度柏原市
後期高齢者医療事業特別会計予算でございます。 第1条で、歳入歳出予算総額は歳入歳出それぞれ7億7,982万5,000円といたしております。 第2条、総務費の款内流用について定めております。 次に、545ページをお開き願います。 歳入歳出予算事項別明細書でございます。 1、総括、歳入からご説明を申し上げます。 まず、後期高齢者医療保険料の6億930万3,000円でございますが、前年度と比較し、389万6,000円の増額となっておりますのは、平成26年度が2年に一度の保険料改定の年でありまして、大阪府後期高齢者医療広域連合におきまして保険料を算定したものでございます。 次の繰入金につきましては、一般会計から1億6,752万1,000円を繰り入れするものでございます。 諸収入は300万1,000円で、歳入の合計が7億7,982万5,000円、前年度と比較して2,657万2,000円の増額となっております。 続きまして、歳出をご説明申し上げます。 次のページ、546ページをお開き願います。 主には後期高齢者医療広域連合負担金でございまして、これは、被保険者から徴収いたします保険料等と一般会計から繰り入れされる保険基盤安定負担金を合わせまして7億6,415万4,000円を負担金として大阪府後期高齢者医療広域連合に支払うものであります。前年度と比較し2,646万7,000円の増額となっております。 ほかに総務費1,066万1,000円、諸支出金201万円、予備費300万円で、歳出の合計が7億7,982万5,000円、歳入歳出同額でございます。 なお、お配りしております1枚物の平成26年度柏原市
後期高齢者医療事業特別会計予算概要につきましては、後ほどご参照願いたいと思います。 以上で議案第5号の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案書の27ページをお開き願います。 議案第17号 柏原市乳幼児及び児童の医療費の助成に関する条例の一部改正についてでございます。 今回の条例改正は、こども医療費の助成について、通院は小学校就学前まで、入院は中学3年生までを対象に実施しておりますが、さらなる子育て支援施策の充実を目的に、通院に係る医療費等の助成対象を小学校就学前から小学6年生までに拡大するためのものでございます。 次のページ、28ページをお開き願います。 改正のため、題名を柏原市乳幼児及び児童の医療費の助成に関する条例から、柏原市こども医療費の助成に関する条例に改め、第1条の2各号の小学生等、中学生、こども、保護者の用語を改めて定義しております。 第2条以降につきましては、改めて定義した用語に基づき、所要の改正を行っております。 次の29ページをお開き願います。 附則によりまして、施行期日は平成26年10月1日としております。また、施行期日前に受けた医療については従前の例によるとして、経過措置を定めております。 以上で議案第17号の説明を終わらせていただきます。 私からは以上でございます。よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 〔塩野臣成 上下水道部長 登壇〕
◎塩野臣成上下水道部長 続きまして、私からは議案第7号、議案第8号、議案第18号、議案第22号及び議案第24号の5件につきましてご説明申し上げます。 まず、議案第7号 平成26年度柏原市水道事業会計予算でございます。 別冊の水色表紙の平成26年度柏原市水道事業会計予算書の3ページをお開き願います。 予算説明の前に、地方公営企業法の改正により、本年度予算書にあります財務諸表が変更されております。従来と大きく内容が変わりますのは3点でございます。 1つ目といたしましては、これまで企業の資産として整理されておりました企業債の残高である借入資本金が負債に変わっております。 2点目といたしまして、補助金等により取得した固定資産について、この補助金等相当額を除いた評価額で減価償却額を算出する、いわゆるみなし償却が廃止をされております。 3点目といたしまして、これまでの資金計画書が予定キャッシュ・フロー計算書へと変更されております。 これらの変更点を踏まえた予算の内容説明をさせていただきます。 第2条では、業務の予定量を定めております。 第3条では、収益的収入及び支出の予定額を定めております。 まず、収入からご説明申し上げます。 第1款事業収益といたしまして16億4,299万9,000円を計上しております。 次の4ページをお開き願います。 支出でございます。 第1款事業費として16億2,986万5,000円を計上しております。税込の収支は1,313万4,000円の黒字を見込んでおります。 第4条では、資本的収入及び支出の予定額を定めております。 収入といたしまして第1款資本的収入は5億5,850万円を計上し、支出といたしまして第1款資本的支出は9億2,784万4,000円を計上しております。収入額が支出額に対し不足する額3億6,934万4,000円は、損益勘定留保資金及び消費税等で補填するものでございます。 第5条では、企業債の起債の目的、限度額等を定めております。 第6条では、議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして職員給与費及び交際費を定めております。 第7条では、たな卸資産の購入限度額を1,063万6,000円と定めております。 続きまして、9ページ以降の予算に関する詳細につきましては、別冊の参考資料でご説明させていただきます。これでございます。 1ページ目の抜粋版につきましてご説明申し上げます。 上段にあります収益的収支のうち、まず支出でございます。 款1事業費 項1営業費用14億9,286万7,000円は、前年度に比べ3.7%の増となっております。増の主な要因は漏水に伴う修繕費及び制度改正に伴う減価償却費の増によるものでございます。 次の項2営業外費用1億1,805万8,000円は、前年度に比べ31.3%の増で、これは平成26年4月1日からの消費税率引き上げに伴う消費税及び地方消費税の納付額の増によるものでございます。 次の項3特別損失1,694万円は、前年度に比べ76.8%の減で、この主な要因は固定資産売却損の減によるものでございます。 次に、上段の収益的収入でございます。 款1事業収益 項1営業収益14億5,833万6,000円は、前年度に比べ0.8%の減で、これは主に料金収入の減によるものでございます。 次の項2営業外収益1億5,171万9,000円は、前年度に比べ8,631万3,000円の増で、これは主に制度改正に伴う長期前受金戻入分の増によるものでございます。 次の項3特別利益3,294万4,000円は、制度改正に伴う退職給付引当金戻入分の増によるものでございます。 続きまして、資本的収支についてご説明申し上げます。 まず、支出でございます。 款1資本的支出 項1建設改良費7億3,117万円は前年度に比べ32.7%の増となっております。この主な要因は、老朽化に伴う配水管整備費の増及び下水道工事に伴う水道管移設工事の増によるものでございます。 次の項2企業債償還金1億9,567万4,000円は前年度に比べ7.9%の増で、これは起債借り入れの増加によるものでございます。 次に、収入でございます。 款1資本的収入 項1企業債3億5,000万円は前年度に比べ2億円の増で、これは配水管整備費の増によるものでございます。 次の項3工事負担金2億800万円は前年度に比べ1億1,755万円の増で、これは公共下水道工事に伴う水道管移設負担金の増によるものでございます。 以上で議案第7号のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第8号 平成26年度柏原市下水道事業会計予算でございます。 下水道事業は、昨年の第4回定例会市議会におきまして地方公営企業法を適用することを提案させていただき、その承認をいただきました。したがいまして、平成26年度予算は企業会計による予算となっております。 なお、この当初予算は現行の下水道使用料体系での予算計上とさせていただき、料金改定に係る予算につきましては、補正予算において別途ご提案させていただいておりますので、よろしくお願い申し上げます。 それでは、予算内容のご説明をさせていただきます。 別冊、黄色の表紙、平成26年度柏原市下水道事業会計予算書の3ページをお開き願います。 第2条では、業務の予定量を定めております。 第3条では、収益的収入及び支出の予定額を定めております。 まず、収入からご説明申し上げます。 第1款事業収益といたしまして、20億8,045万6,000円を計上しております。 次の4ページをお開き願います。 支出でございます。 第1款事業費として、23億1,126万6,000円を計上しております。事業収益に対し不足する額2億3,081万円は、使用料収益の不足によるものでございます。 第4条では、資本的収入及び支出の予定額を定めております。 収入といたしまして、第1款資本的収入は18億2,361万5,000円を計上し、支出といたしまして第1款資本的支出は22億7,937万5,000円を計上しております。収入額が支出額に対し不足する額4億5,576万円は損益勘定留保資金及び引継金等で補填するものでございます。 第4条の2では、特例的収入及び支出の予定額を定めております。 未収金といたしまして6,259万円、未払金といたしまして1億6,348万9,000円を計上しております。これは、企業会計移行の前年度の平成25年度決算が3月31日をもちまして打ち切り決算となることにより、その未収、未払いにつきましては当該事業年度の債権債務として整理する必要がありますため、本年度に限り予算計上するものでございます。 第5条では、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額を定めております。 第6条では、企業債の起債の目的、限度額等を定めております。 次の6ページの第7条では、一時借入金の限度額を定めております。 第8条では、予定支出の経費の流用ができる項といたしまして、営業費用、営業外費用、特別損失を定めております。 第9条では、議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費を定めております。 次の第10条では、一般会計からの出資金のうち資本的支出の資金不足に対する出資額を定めております。 続きまして、9ページ以降の予算に関する詳細につきましては、別冊参考資料の1ページと2ページの抜粋版にてご説明させていただきます。これでございます。 本年度は、企業会計移行初年度であり予算科目が前年度と相違しておりますので、比較しやすいよう、前年度の値につきましては本年度の予算科目に整理し直しまして比較しております。 それでは、1ページの収益的収支のうち、まず下段にあります支出からご説明申し上げます。 款1事業費 項1営業費用17億9,113万8,000円は、前年度に比べ12億3,227万6,000円の増となっております。この増の主な要因は、企業会計移行により減価償却費12億1,970万6,000円を新たな費用として計上しているためでございます。 次の項2営業外費用5億353万8,000円は、前年度に比べ2.8%の減で、これは主に支払利息の減によるものでございます。 次の項3特別損失1,559万円は、企業会計化による新たな費用計上でございます。 次に、上段の収益的収入でございます。 款1事業収益 項1営業収益14億1,377万6,000円は、前年度に比べ13.1%の増で、これは主に雨水処理負担金及び料金収入の増によるものでございます。 次の項2営業外収益6億6,668万円は、前年度に比べ53.4%の増で、これは主に新たに収益として予算計上されております長期前受金戻入5億4,182万1,000円の新規計上によるものでございます。 続きまして、次の2ページをお開き願います。 資本的収支についてご説明申し上げます。 まず、下段にあります支出でございます。 款1資本的支出 項1建設改良費10億7,708万8,000円は、前年度に比べ28.7%の増となっております。この主な要因は、汚水管渠整備における委託料及び補償費等の増によるものでございます。 次の項2企業債償還金12億128万7,000円は、前年度に比べ0.8%の増となっております。 次に、上段の収入でございます。 款1資本的収入 項1企業債10億6,320万円は、前年度に比べ19.4%の増で、これは主に建設改良事業費の増によるものでございます。 次の項2出資金5億3,526万7,000円は、建設改良事業費や企業債償還金の資金不足に対する一般会計からの繰入金で、前年度に比べ87.7%の増となっております。これは主に繰入金の科目振替によるものでございます。 次の項3国庫補助金、項4府補助金及び項5分担金及び負担金の減少は、対象となります事業費の減に伴うものでございます。 次の項6その他収入の減少は、不正入札返還金の完了に伴う減によるものでございます。 以上で議案第8号のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第18号についてご説明申し上げます。 議案書の30ページをお開き願います。 議案第18号は、柏原市下水道条例の一部改正についてでございます。 今回の改正は、下水道使用料の改定を行うため、柏原市下水道条例別表の金額を改正するものでございます。 次の31ページに改正条例を記載しておりますが、お手元に配付させていただいております参考資料の下水道使用料改定について、(概要版)でご説明させていただきます。これでございます。 今回の改正理由等につきましては、本市では平成元年の供用開始から平成21年度の料金改定まで21年間、下水道使用料を据え置いてまいりました。そして、平成21年度に使用料改定案をご提案させていただき、議会でのご審議の結果、平均約20%の使用料改定をさせていただきました。以来、引き続き収入面では水洗化の促進や使用料の徴収強化、支出面では人件費の削減や業務の見直しなど、あらゆる経営努力を行い、経費の削減に努めながら下水道整備を進めてまいりました。 しかし、現状は、使用料収入の伸び悩みや起債の元金返済の増加などの理由により、使用料で賄わなければならない経費に対して、使用料収入は大幅に不足しております。その不足分を一般会計からの繰入金で補填しておりますが、その不足額が年々増加しており、平成23年度は約3億円、平成24年度は約3億4,000万円、平成25年度におきましても約3億6,000万円となる見込みでございます。 これは、下水道事業会計にとりましても一般会計にとりましても大変危険な状態であると考えております。さらに、今後5年間の経営計画では約19億2,000万円の累積資金不足が見込まれ、早急に財政健全化が必要な逼迫した事態となっております。 これまで、この財源不足分は一般会計からの繰入金で補填してまいりましたが、一般会計におきましても基金の取り崩しを余儀なくされるような、非常に厳しい財政状況であり、一般会計からの繰入金でこれからも補填すると、福祉、教育などさまざまな行政サービスに影響を及ぼすおそれがありますことから、下水道事業へのこれ以上の増額はもちろん、現状の繰り出しも継続は困難な状況となっております。 今後も経費の削減や効率化、収入増への取り組みを進めてまいりますが、年々増加する維持管理費や借入金の返済のため、また次世代の負担を軽減するためには、一般会計からの繰入金を削減し、安定した財政基盤を構築する必要がありますことから、今回、下水道使用料の改定をお願いするものでございます。 次に、今回の改定率の考え方につきましては、使用料で賄うべき経費の全てを使用料で賄うためには、平均約49.1%もの使用料改定が必要となります。しかし、この改定率では市民の皆様の負担が大きいことから、今回は今後5年間で見込まれます累積資金不足額約19億2,000万円のうち、建設改良費の不足分約4億5,000万円は引き続き一般会計から繰り入れを行い、残りの約14億7,000万円を使用料で賄いたいと考えております。 これにより、平均改定率を本来必要である約49.1%から約37.6%に抑制をしております。 料金体系につきましては、右側の新旧料金比較表をごらんください。 1カ月5立方メートルまでの基本料金で、税抜きで現行の460円を625円としており、以下各使用水量の区分により、それぞれ改定しております。 これを1カ月当たりの使用料で見ますと、下段の表になります。 例えば、20立方メートルの場合では、税抜きで現行の1,860円が2,550円となり、690円の増となります。改定率といたしましては、5立方メートルの場合、35.87%で、使用水量が多くなるほど改定率が若干増加し、平均で37.6%としております。 これは、高齢者世帯等の方々に配慮し、使用料の少ないご家庭の改定率を低く設定しております。 なお、この条例の施行日は平成26年10月1日からとしております。 以上で議案第18号のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第22号でございます。 議案書の61ページをお開き願います。 議案第22号は、平成25年度柏原市水道事業会計補正予算(第2号)でございます。 補正理由は、重要な資産の処分に伴う譲渡方法の変更についてでございます。対象となります資産は、大阪広域水道企業団水を市域に受け入れるための受水管で、円明地区の西名阪自動車道の新石川橋にかかっております口径60センチメートル、延長450メートルの資産でございます。 この資産は、築造後約40年を経過しており、当初は大阪府と締結いたしました協定書に基づき、企業団へ無償譲渡する予定でございました。しかしながら、企業団の分水計画の変更に伴いまして、企業団側から柏原市に対して、当初予定しておりました資産の引き継ぎを行わず、円明受水施設の更新後の分水施設となります不断水バタフライ弁のみを有償で譲渡していただきたいとの申し入れがございました。 この申し入れにつきまして、企業団と協議を行いました結果、古くなった既設管を新たなルートで更新する計画が提案されました。 この計画では、受水ルートが早期に完成し、安全性の向上を図ることができ、安定した受水が確保できることから、当初締結いたしました協定を変更することといたしましたため、この補正予算をお願いするものでございます。 それでは、予算内容のご説明を申し上げます。 第2条は、収益的支出の補正でございます。 支出の第1款事業費を6,880万1,000円減額し15億3,615万8,000円とし、第2項営業外費用に138万2,000円を増額し9,126万6,000円とし、第3項特別損失を7,018万3,000円減額し291万8,000円としております。 次の62ページの第3条は、資本的収入及び支出の補正でございます。 収入の第1款資本的収入に2,903万円を増額し3億2,135万円とし、第4項固定資産売却代金に同額を計上し3,040万円としております。 また、資本的収支の不足額の補填につきましては第3条中において改めさせていただいております。 次に、第4条は重要な資産の取得及び処分についてでございます。これは、企業団との協議により重要な資産の処分の対象について、受水管450メートルを不断水バタフライ弁一式に変更するものでございます。 次に、議案書の68ページをお開き願います。 補正予算基礎資料でございます。 まず、収益的支出でございます。 項2営業外費用 目2消費税及び地方消費税に138万2,000円を増額し、項3特別損失 目2固定資産売却損を7,018万3,000円減額しております。 次の69ページをお開き願います。 資本的収入でございます。 項4固定資産売却代金2,903万円は円明地区の分水に必要となります不断水バタフライ弁に係るものでございます。 以上で議案第22号のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第24号でございます。 議案書の75ページをお開き願います。 議案第24号は、平成26年度柏原市
下水道事業会計補正予算(第1号)でございます。 補正理由は、先ほど議案第18号でご説明申し上げました下水道使用料の改定に伴います収入及び支出の補正でございます。 第2条は、収益的収入及び支出の補正でございます。収入の第1款事業収益に1億3,941万5,000円を増額し22億1,987万1,000円とし、第1項営業収益に同額を計上し15億5,319万1,000円としております。 支出の第1款事業費に1,130万2,000円を増額し23億2,256万8,000円とし、第1項営業費用に105万3,000円を増額し17億9,219万1,000円とし、第2項営業外費用に1,024万9,000円を増額し5億1,378万7,000円としております。 次の76ページをお開き願います。 第3条は、資本的収入及び支出の補正でございます。 収入の第1款資本的収入を1億2,811万3,000円減額し16億9,550万2,000円とし、第2項出資金を同額減額し4億715万4,000円としております。 また、資本的収支の不足額の補填につきましては、第3条中において改めさせていただいております。 次に、議案書の83ページをお開き願います。 補正予算基礎資料でございます。 まず、収益的収入及び支出でございます。 収入の項1営業収益 目1使用料収益に1億3,941万5,000円を増額し10億3,583万1,000円としております。これは、下水道使用料の平均37.6%の改定に伴います平成26年10月から平成27年3月までの増収見込み額を計上しております。 次に、支出の項1営業費用 目6業務費に105万3,000円を増額し5,105万3,000円とし、項2営業外費用 目2消費税及び地方消費税に1,024万9,000円を増額し5,024万9,000円としております。これらは、使用料改定に伴います料金徴収システムの改修費や消費税及び地方消費税の
増額分等を計上しております。 次の84ページをお開き願います。 資本的収入でございます。 項2出資金を1億2,811万3,000円減額し、4億715万4,000円としております。これは、使用料改定に伴い、資金不足が減少いたしますことから、その相当分について一般会計からの出資金を減額するものでございます。 以上で議案第24号のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 〔山本佳裕 都市整備部長 登壇〕
◎山本佳裕都市整備部長 続きまして、私からは提出案件のうち議案第9号についてご説明申し上げます。 それでは、議案書の9ページから10ページをお開きください。 これは、市道の路線認定及び廃止についてでございます。 市道の路線認定につきましては、道路法第8条第2項の規定により、また廃止につきましては道路法第10条第3項によりまして、それぞれ議会の議決をお願いするものでございます。 この議案の参考資料といたしまして、お手元に市道認定路線位置図、その後ろに市道廃止路線位置図をお配りしておりますので、ご参照くださいますようお願いいたします。この冊子でございます。後ろのほうに廃止図がついてございます。 まず、今回認定をお願いしております路線は、整理番号1-76本郷76号線から整理番号24-29国分西29号線までの12路線で、総延長が約561メートルでございます。このうち整理番号3-14古町14号線は、路線の終点を延長することによる認定でございます。ほかの11路線につきましては、都市計画法第40条第2項の規定により、開発等による道路敷の帰属、あるいは道路敷として寄附を受けたものでございます。 次に、路線の廃止でございます。 さきに述べました整理番号3-14古町14号線延長約33メートル及び整理番号9-34法善寺34号線延長約113メートルの2路線でございます。 古町14号線は、これまでの路線の終点を延長し、起点から終点までを認定するために、重複しております現在の認定路線を廃止するものでございます。 また、法善寺34号線でございますが、恩智川(法善寺)多目的遊水地事業地内にあり、事業の進捗に伴い、今回認定路線を廃止するものでございます。 以上で議案第9号の説明を終わらせていただきます。 ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 〔松井久尚 政策推進部長 登壇〕
◎松井久尚政策推進部長 続きまして、私からは提出案件のうち議案第13号、議案第14号、議案第15号、議案第16号の4件についてご説明申し上げます。 初めに、議案第13号でございます。 議案書の14ページをお開き願います。 議案第13号は人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正についてでございます。 改正理由は、平成25年11月22日に地方公務員法の一部が改正されたことに伴い、同法をもとに規定をいたしております人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の関連規定を一部改正するものでございます。 次の15ページをお開き願います。 改正内容は、地方公務員法第58条の2に規定する職員の任用や給与等の人事行政の運営の状況の報告事項に、新たに職員の休業の状況が加えられましたので、同条例第3条に第4号として、職員の休業の状況を追加するものでございます。 なお、附則によりまして、この条例の施行日を公布の日からと定めております。 以上で議案第13号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、議案書の16ページをお開き願います。 議案第14号は、一般職の任期付職員の採用に関する条例の制定についてでございます。 条例制定の理由につきましては、これまで行財政改革の取り組みの中で人件費抑制のため、職員採用を抑えながら専門的な知識・経験を有する者や期間が限定される専門職の採用が必要になった場合には、嘱託員や臨時職員として任用をしてまいりました。しかしながら、地方分権の進展に伴い、行政事務がますます高度化、多様化する中で、効率的かつ適切な公務運営が求められておりますが、本市の嘱託員や臨時職員の勤務条件ではよい人材が確保できない場合がございます。 以上の理由により、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律等に基づき、任期を定めた採用等について条例の制定及び関係条例の改正をお願いするものでございます。 それでは次の17ページをお開き願います。 条例の内容でございますが、第1条では条例の趣旨を定めております。 第2条では、専門的な知識経験、またはすぐれた識見を有する者を、当該専門的な知識経験が必要とされる業務に従事させる場合に、期間を限って従事させることが公務の能率的運営を確保するために必要である場合には、職員を選考により任期を定めて採用することができる旨を規定いたしております。 次の18ページをお開き願います。 第3条では、一定の期間内に終了することが見込まれる業務や一定の期間内に業務量の増加が見込まれる業務に、期間を限って従事させることが公務の能率的運営を確保するために必要である場合等には、任期を定めて職員を採用することができる旨を規定いたしております。 なお、第2条及び第3条の規定により採用される任期つき職員の勤務時間は、1日7時間45分、週38時間45分で、給与は一般職の職員の給与に関する条例が適用となります。 次に、第4条では短時間勤務職員を一定期間内に終了または業務量の増加が見込まれる業務に従事させることが公務の能率的運営を確保するためには必要である場合には、短時間勤務職員を任期を定めて採用することができる旨等を規定いたしております。 第5条では、第3条または第4条により採用された者の任期の延長を規定いたしております。 次の19ページをお開き願います。 第6条では、任期の更新について規定いたしております。 第7条は、条例の施行に関する委任規定でございます。 なお、附則第1項では本条例の施行日を平成26年4月1日からとし、第2項から第5項では短時間勤務職員に係る給与及び勤務条件等について所要の措置を講じるため、関係条例の改正を行うものでございます。 以上で議案第14号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、議案書の22ページをお開き願います。 議案第15号は、特別職等の職員の給料月額及び退職手当の額の特例に関する条例の制定についてでございます。 条例制定の理由につきましては、本市の厳しい財政状況並びに市長公約に基づき、昨年8月から市長の給料月額を30%、また退職手当を50%それぞれ減額をいたしておりますことから、昨年9月19日に市長、副市長、教育長、水道事業管理者及び病院事業管理者の条例に規定する給料月額並びに退職手当の額の適正について、柏原市特別職報酬等審議会に対し諮問を行い、本年1月28日に当該審議会から答申書の提出がございました。 答申内容は、市長を初めとする特別職の条例本則上の給料月額は大阪府内各市と比較して低位にあり、現行額で妥当である。しかしながら、市長が給料月額を30%減額していることや多くの市で時限により給料月額等の減額を行っていることから、条例本則上の順位と同程度になるよう、市長以外の特別職の給料月額及び退職手当についてそれぞれ8%の減額を行うことが妥当であるという内容でございました。 市といたしましては、この答申を真摯に受けとめ、市長以外の特別職等の給料月額及び退職手当を減額するため、新たに特別職等の給料月額及び退職手当の額の特例に関する条例を制定するものでございます。 それでは、1枚めくっていただきまして議案書の23ページをお開き願います。 条例の内容でございます。 第1条では、副市長の給料月額を8%減額し、手当については算出の基礎となる給料月額は本則に規定する額としております。 第2条では教育長、第3条では上下水道事業管理者、第4条では病院事業管理者についてそれぞれ副市長と同様の規定をいたしております。 第5条では副市長、教育長、上下水道事業管理者及び病院事業管理者の退職手当の額を8%減額するといたしております。 次の24ページをお開き願います。 附則によりまして、この条例の施行日を平成26年5月1日からとし、また減額期間は市長の現在の在任期間といたしております。 以上で議案第15号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。 それでは続きまして、議案書の25ページをお開き願います。 議案第16号は、柏原市文化・
スポーツ国際交流基金条例の一部改正についてでございます。 改正内容につきましては、昨年12月25日に辻井清吾氏から生前市内在住であった父、故辻井義治氏の強い意志を受け、本市の文化・スポーツ国際交流事業の推進に役立ててほしいと20万円のご寄附の申し出がございましたので、当該寄附金を受け入れ、柏原市文化・スポーツ国際交流基金へ積み立てるものでございます。 次の26ページをお開き願います。 改正内容につきましては、柏原市文化・
スポーツ国際交流基金条例中の別表へ寄附金の名称として、辻井義治記念文化・スポーツ国際交流寄附金、寄附金の額20万円を追加するものでございます。 附則によりまして、この条例の施行日を公布の日からとしております。 なお、今回の寄附金を加えまして、当該基金の総額は2億2,716万6,121円となります。 以上で議案第16号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。 私からは以上でございます。
○奥山渉議長 以上で説明は終わりました。 ただいまの説明でわかりにくい点がありましたら、質疑にならない範囲でお聞きいただいて結構です。ありませんか。--別にないようです。よって提出議案の説明は終わりました。
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○奥山渉議長 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。 なお、市政運営方針に対する代表質問通告の締め切りは2月27日木曜日、議案に対する代表質疑、通告の締め切りは2月28日の金曜日、それぞれ正午となっております。あすから3月10日までは休会とし、11日火曜日に本会議を再開いたします。 本日はこれにて散会いたします。
△散会 午後2時14分...