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02月19日-01号

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  1. 箕面市議会 2021-02-19
    02月19日-01号


    取得元: 箕面市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    令和 3年  2月 定例会(第1回)         第1回箕面市議会定例会会議録2月19日(金曜日)◯出席議員    1番  村川真実君          13番  田中真由美君    2番  神田隆生君          14番  中嶋三四郎君    3番  名手宏樹君          15番  桃山 悟君    4番  高橋竜馬君          16番  神代繁近君    5番  大脇典子君          17番  武智秀生君    6番  堀江 優君          18番  藤田貴支君    7番  尾崎夏樹君          19番  中井博幸君    8番  山根ひとみ君         20番  牧野芳治君    9番  増田京子君          21番  岡沢 聡君   10番  中西智子君          22番  川上加津子君   11番  船瀬泰孝君          23番  内海辰郷君   12番  楠 政則君◯欠席議員   なし◯説明のため出席した者の職氏名  市長        上島一彦君   病院事業管理者   大橋修二君  副市長       具田利男君   総務部長      浅井文彦君  副市長       柿谷武志君   市民部長      桜井ゆかり君  教育長       藤迫 稔君   地域創造部長    小山郁夫君  上下水道企業管理者 稲野公一君   健康福祉部長    北村 清君  競艇事業管理者   栢本貴男君   市立病院事務局長  三宅浩之君◯出席事務局職員  事務局長      井西 浩君   議事室議事グループ参事                              松尾泰昌君  議事室長      山根貴之君   議事室議事グループ主事                              藤安勇唯君  議事室議事グループ長            高橋勝代君◯議事日程(第1号)  令和3年2月19日 午前10時開議  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期決定の件  日程第3 令和3年度施政及び予算編成方針  日程第4 第1号議案 令和3年度箕面市一般会計予算  日程第5 第2号議案 令和3年度箕面市特別会計財産事業費予算  日程第6 第3号議案 令和3年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費予算  日程第7 第4号議案 令和3年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算  日程第8 第5号議案 令和3年度箕面市特別会計介護保険事業費予算  日程第9 第6号議案 令和3年度箕面市特別会計介護サービス事業費予算  日程第10 第7号議案 令和3年度箕面市特別会計後期高齢者医療事業費予算  日程第11 第8号議案 令和3年度箕面市病院事業会計予算  日程第12 第9号議案 令和3年度箕面市水道事業会計予算  日程第13 第10号議案 令和3年度箕面市公共下水道事業会計予算  日程第14 第11号議案 令和3年度箕面市競艇事業会計予算-----------------------------------     (午前10時 開会) ○議長(中井博幸君) ただいまより令和3年第1回箕面市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 この際、諸般の報告をさせます。事務局長 井西 浩君 ◎事務局長(井西浩君) まず、議員の出席状況をご報告申し上げます。 本日は全員出席でございます。したがいまして、本日の出席議員は23名で、地方自治法第113条の規定により会議は成立いたしました。 次に、本定例市議会に付議される事件の説明員をご報告申し上げます。   (以下報告) ○議長(中井博幸君) それでは、日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において3番 名手宏樹君及び21番 岡沢 聡君を指名いたします。 次に、日程第2、「会期決定の件」を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月26日までの36日間といたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (“異議なし”の声あり) ○議長(中井博幸君) 異議なしと認めます。 よって、会期は2月19日から3月26日までの36日間と決定いたしました。 次に、日程第3、「令和3年度施政及び予算編成方針」を議題といたします。 これより、市長から施政及び予算編成についての方針を受けます。市長 上島一彦君 ◎市長(上島一彦君) おはようございます。 本日ここに、令和3年度における予算案及び関連諸議案を提案し、ご審議いただくに当たり、新年度における市政の運営方針と予算の概要を申し上げ、市議会議員並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 まず初めに、市民、事業者の皆様、最前線で働く医療従事者の皆様におかれましては、引き続き、新型コロナウイルス感染症の拡大防止へのご協力をいただいておりますことに深く感謝申し上げます。 昨年を振り返りますと、新型コロナウイルスの感染爆発と政府による緊急事態宣言の発出に伴い、市民生活は大きな打撃を受けました。 このような状況下、私は、昨年8月、市民の皆様の負託を受けて市長に就任させていただきましたが、あらゆる困難と立ち向かう市長としての職務の重大さを日々痛感しております。2月下旬にワクチンの接種が始まりますが、市民と議会、行政が一丸となって、コロナ禍の一日も早い収束を実現したいと願っています。 私の座右の銘は、「艱難辛苦、汝を玉にす」であります。まだまだ新型コロナウイルス感染症の終息が見通せず、不透明な社会情勢ですが、今、目の前にある苦労こそ最大のチャンスと捉え、先人の英知に学びながら住民目線の改革を断行する覚悟であります。 一般会計の予算規模は596億円で、前年度から43億7,000万円の減となりました。 歳入の根幹である市税収入は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、前年度から8億4,000万円減の約228億6,000万円となる見込みです。 市債につきましては、令和5年度の鉄道開業に向け、新駅への交通アクセスを確保するための都市計画道路の整備や箕面船場阪大前駅の周辺整備などにより、残高は前年度から12億円増の約616億円となる見込みです。今後の償還額の増加は、財政運営に大きな影響を及ぼすものであることから、新年度は基金を活用し、約7億円の市債の発行抑制に努めました。 基金につきましては、残高は32億円減の約197億円となる見込みです。これは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による市税収入の減収などへの補填のため、財政調整基金を12年ぶりに約3億7,000万円取り崩したことや予定していた大阪大学現キャンパスの建物購入に基金を活用したことなどによる減少であります。一方で、大阪大学箕面キャンパス跡地の活用を行う事業者を公募し、まちづくりを進めることにより新たな財源を確保するとともに、民間の力を生かした行財政改革を行うことで、さらなる経費削減効果を生み出してまいります。 当初予算における経常収支比率は100.1%で、歳入の根幹である市税収入の大幅な減収や社会保障関係費の増加などにより、令和2年度に比べて2.1ポイントの悪化となっています。新型コロナウイルス感染拡大の終息する時期が依然見えない中で、本市は極めて厳しい行財政運営を強いられる見通しであります。 このような状況を打開するため、愛すべきまち箕面の次世代への継承及び持続可能な魅力あるまち箕面の実現をめざし、2月に箕面市新改革プランを策定しました。新アウトソーシング計画や市有財産の有効活用など5つの柱を基に改革を進め、全てを実施することで、限られた財源で市民サービスを向上させるとともに、約5億円の経常経費の削減と経常収支比率の約2ポイントの改善をめざしています。 この新改革プランに基づき、当初予算では、ごみ収集の委託拡大、就学関連事務学童保育関連事務などの教育委員会事務局の定型的業務の委託化に係る予算を計上しました。また、全事業の点検を行い、不要不急な事業・経費の精査にゼロベースで取り組みました。さらに、サービスレベルや利便性の向上を図るため、4月には教育センター市役所別館へ移転します。市有財産の有効活用では、役割を終えた間谷配水地跡地など、3か所について資産の売却に着手することで、約1億円の臨時的収入を確保してまいります。 市税収入などが元の水準まで回復するには、少なくとも数年要すると見込まれており、高齢化の進展や待機児童ゼロをめざした保育所整備などにより、年々扶助費が伸び続けるなど、本市を取り巻く状況は大変厳しいものですが、改革を着実に進めて財政の安定化をめざします。 ボートレース住之江では、昨年9月に開催したGⅠ第48回高松宮記念特別競走で107億円を売り上げ、昭和47年から歴史ある同競走の新記録となるとともに、ナイターGⅠレースの売上記録を更新するなど、ナイターレースの通年実施、専用場外発売場外向発売所での360日発売などにより、売上向上と収益確保で着実な成果を上げています。 令和3年度は、業界最高峰のレースであるSG第36回グランプリの開催に加え、好調な業績を背景に令和2年度から5億円積み増し、一般会計に15億円を繰り入れます。また、当初予算の見通しを上回る収益が生じた場合には、災害対応などに必要な内部留保を確保した上で、可能な範囲で繰入額を補正予算に計上することとしており、本議会においては、令和2年度補正予算として、さらに追加して繰り入れます。競艇事業から一般会計への繰入額は、累計1,540億円を超えており、古くは下水道の整備から近年の鉄道延伸事業まで、その時々に増大する財政需要に即応するため、これまでも、これからも、競艇事業は市民生活を支える重要な柱です。 病院事業会計につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより、経営状況は依然厳しく、当初予算では14億円の赤字を見込んでいます。経営改善に取り組むと同時に新病院の整備も進めており、令和2年度においてスタートさせた新病院が担うべき役割や医療機能の検討を踏まえ、新年度には、新病院の運営手法についてゼロベースで検討を深めてまいります。 水道事業会計及び公共下水道事業会計につきましては、平成30年度の水道料金値下げ後も、目標の料金回収率100%以上を維持し、水道事業会計で約2億2,000万円、公共下水道事業会計で約1億2,000万円の黒字を見込んでいます。市民の皆様に安全安心な水を届け、良好な生活環境を維持するため、箕面市上下水道施設整備基本・実施計画に基づき、計画的に管路の更新などを進めてまいります。 以上、新年度の一般会計に特別会計・企業会計を加えた全会計の予算総額は1,780億円で、前年度から185億1,000万円の増となっています。 新年度は、新改革プランの下、大胆かつ着実に改革を進め、健全な財政を取り戻すべく効率的な行財政運営を行ってまいります。 そこで、まず市政運営に当たって、昨年9月の所信表明におきまして決意を述べました基本政策を基軸として、まちづくりを進めていく上での基本方針を申し上げます。 まず、1点目は、「身を切る改革の実行」です。 昨年の第3回定例会におきまして、市長の在任期間中の給料の2割削減と退職金ゼロの条例改正をご議決いただきました。まずは、トップである市長が、自ら身を切る改革を断行するとともに、改めて不退転の決意をもって、真に住民目線に立った行財政改革を貫徹いたします。 これまで、箕面市では、平成8年3月に策定した箕面市行政改革大綱、平成15年2月に策定した箕面市経営再生プログラム、平成18年に策定した箕面市集中改革プラン及び平成20年から取りかかった緊急プラン(素案)・ゼロ試案などを進めてきました。限られた財源の中で、「民間でできるものは民間で担う」発想の下、業務の委託化や指定管理者制度の導入など、各種行財政改革の取組を進めてきたことにより、財源不足や基金の枯渇といった危機を乗り越え、経常収支比率も平成27年度は88.2%まで改善し、一時的に健全な財政を取り戻しました。 しかし、その後、本市の財政は悪化の一途をたどり、私が市長に就任した時点で、経常収支比率は限りなく100%に近づく状態でした。 さらに、少子高齢化による社会保障関連経費のさらなる増加や今般の新型コロナウイルス感染症の影響による市税収入の減少は、かなり長引くと見られ、箕面市の財政状況は、まさに危機的な状況にあります。 この危機的な状況を打開しつつ、限られた財源で質の高い市民サービスを提供するためには、行財政改革の断行が必要不可欠であり、今般、箕面市新改革プランの策定に至ったものです。 箕面市新改革プランでは、「新アウトソーシング計画」、「施設の再配置構想」、「市有財産の有効活用」、「全事業の点検」、「関係団体の見直し」の5つの柱を基に改革を進めていきます。 具体的には、「新アウトソーシング計画」では、ごみ収集委託の拡大や公立保育所民営化の拡大、公立幼稚園の段階的な廃止などを実施することで、経常経費約3億円の圧縮が可能となります。本計画については、今後、職員の定員管理などを含めて、令和3年3月中の策定をめざしています。 「施設の再配置構想」については、行政機能の集約化などによる業務の効率化をはじめ、市民の皆様にとっても行政手続が1か所でできるなど、さらなる利便性の向上を図るため、グリーンホールの撤去とともに、健康福祉部などを本庁舎に移転する検討に着手しています。この移転に伴い、駐車場の再配置や集約化も必要になると想定しており、市役所駐車場の再配置、集約化と併せて、費用対効果をしっかりと検証しながら、駐車場の有料化の実施に向けても検討を深めています。 また、「全事業の点検」では、より効率的、効果的な行財政運営を図るため、全ての事業について、その在り方や方向性について見直しを行っています。見直しメニューの例としましては、総合水泳・水遊場の休止、新病院の整備・運営手法、(仮称)船場小学校の整備の在り方などを挙げていますが、総合水泳・水遊場の休止によって、臨時経費約45億円の削減につながりました。 さらには、「関係団体の見直し」として、公益財団法人箕面メイプル文化財団公益財団法人箕面国際交流協会の統合などを挙げていますが、両財団の統合によって、本市の文化振興と国際交流の相乗効果をさらに高めるとともに、健全な経営基盤を構築してまいります。 本プランについては、令和2年12月1日から令和3年1月8日までパブリックコメントを実施しましたが、その中で特に多くご意見をいただいたのが、公立幼稚園の段階的な廃止及び公立保育所民営化拡大でした。 公立幼稚園の段階的な廃止の検討に至った経緯については、現在、箕面市内の公立幼稚園は4園ありますが、児童数は4園で合計161人、入園定員に対する入園児数の充足率が約2割と非常に低く、対して私立幼稚園は8園あり、充足率は約9割と高水準で推移している現状です。 さらに、充足率がこのような状況であるにもかかわらず、公立幼稚園における市が負担する子ども1人当たりにかかる経費が、私立幼稚園の約4倍であることから、市負担金の公私間格差を是正するためにも、公立幼稚園を段階的に廃止し、幼稚園運営については民間に担っていただくことで、本市における幼児教育の質とサービスをさらに高めてまいります。一方で、私立幼稚園の入園時にかかる諸費用については、家庭の所得や多子家庭に応じた負担軽減策を検討してまいります。 また、本市の児童発達支援事業所あいあい園には、保育士に加え、理学療法士作業療法士言語聴覚士など専門のスタッフが配置されていることから、これらの優れた人材を効果的に活用したあいあい園の機能強化に加え、民間の幼稚園、保育園のさらなる質の向上などをサポートする(仮称)箕面市幼児教育センターを立ち上げるなど、誰もが安心できる支援教育・保育の在り方について検討してまいります。 公立保育所民営化拡大の検討に至った経緯については、公立幼稚園の廃止と同様の問題意識を持っており、公立保育所民間保育園に通っている子どもの割合が、平成18年には7対3でしたが、現在は2対8と逆転しており、民間保育園に通っている子どもの方が圧倒的に多くなっています。加えて、子ども1人当たりに係る市の経費負担についても、公立は民間と比べて約4倍となっており、公立保育所の民営化をさらに進めることで、本市における保育の質とサービスのさらなる充実・向上を図ります。 これまでも、3つの公立保育所を民営化してきましたが、民営化することで、一時保育や延長保育、休日保育などのサービスの充実に加え、施設も改修され、民営化による市民満足度は飛躍的に向上しています。 共働き世帯の増加など、今後も保育ニーズが高まることから、民営化による質の高いサービスの提供は、本市における喫緊の課題です。 なお、廃止や民営化の実施時期については、公立が果たしてきた役割を引き継ぐとともに、子どもたちが不安なく過ごせるよう期間を十分に設けるために、稲保育所を除く公立保育所については、令和3年度入園児が卒園してから、また、公立幼稚園については、令和4年度入園児が卒園してから実施するなど、市がしっかりと責任をもって調整に努めてまいります。 支援や配慮が必要な子どもに優しく寄り添い、家庭の経済的な理由によらず、全ての子どもが安心して就学前の教育・保育を受けることができる環境を、公民が連携して整備してまいります。 2点目は、「住民目線に寄り添って直ぐ動き、日本一親切な市役所」です。 まず、新型コロナウイルス感染症への対応については、これまで、新型コロナウイルス感染症の影響により、売上げが減少した市内の中小企業者小規模事業者を応援するために、市内の店舗で使用できるプレミアム付商品券の販売に向けての予算措置や重症化リスクの高い妊婦と、新型コロナウイルス感染症の影響により受験や就職などの準備が不足している中学3年生と高校3年生を対象に、インフルエンザ予防接種費用の独自助成などを実施してきました。 新年度においても、国の動向を注視しつつ、大阪府をはじめとする関係者と連携を取りながら、適切な防止策に取り組むとともに、新型コロナウイルス感染症による影響を受けた方々への新たな支援策も検討してまいります。 また、新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの予防接種については、予防接種法が一部改正され、臨時接種に関する特例により、市町村において実施することとなりました。本市では、国のスケジュールに沿って、まずは、65歳以上の高齢者、高齢者施設などで従事されている方を優先接種対象者として接種を実施し、その後、基礎疾患をお持ちの方、16歳以上の全市民に、迅速かつ確実な接種を実施してまいります。 そのため、令和2年度分の経費については、令和3年1月6日付で専決処分させていただきましたが、令和3年度分については、当初予算に計上いたしたところです。 今後も、関係者と連携しながら、多くの市民の方々に安心して接種していただけるよう、人員体制も強化しながら、迅速かつ確実に取り組んでまいります。 新年度においては、市内5か所にある地域包括支援センターに配置する専門職を3名から4名に増員し、増加が見込まれる高齢者単身世帯や高齢夫婦のみの世帯をはじめとする市民の皆様にとって、より身近な相談窓口となるよう継続して事業を実施してまいります。 安心して暮らせるご近所づくりのために、地域の皆さんの活動や毎日の生活の中でのあらゆるお困り事をお聞きし、地域で解決策を考える相談窓口である「ささえあいステーション」を6小学校区でモデル事業として開設していますが、新年度には8小学校区に拡大します。 なお、平日においては、担当者の非常駐から常駐への変更や地域包括支援センター職員が同席した相談体制を試行し、利用者の利便性などを検証します。土曜日においては、地域団体などへ積極的に訪問することによる顔の見える関係づくりの強化をめざします。 市街地近郊のまとまった緑地であり、本市の貴重な山麓部を形成している箕面新稲の森の活用に関しては、広く市民の皆様や民間事業者からご意見をいただくサウンディング調査を実施した結果、自然との融合や調和、環境保全に関する意見が多く、恵まれた自然環境と調和した土地活用に多くのニーズがあることが分かりました。 今後の活用については、引き続き、貴重な山林を保全しつつ、山とつながった野外環境を生かした機能整備を第一に考え、青少年教学の森野外活動センターの活用と併せて、整備・運営に意欲のある民間事業者の力を最大限生かせるよう着実に検討を進めてまいります。 さらに、市内の公園については、市民の憩いの場、集いの場として非常に大きな役割を担っており、日々安全に安心してご利用いただけるよう公園施設のリニューアルに取り組みます。公園施設のリニューアルに当たっては、活用できる財源は限られていることから、優先順位の高い公園から財源を集中的に投資してまいります。 整備の優先順位としては、1つ目として公園面積が大きく、各世代のゾーニングが可能な近隣公園、2つ目として、特に利用者が多く、また、広大で幼児エリア小・中学生エリアが共存できる街区公園など、3つ目として、幼稚園、保育所の周辺に幼児向けの公園がないエリアに所在し、物理的にゾーニングして幼児ユニットを配置できる街区公園などです。リニューアルについては、年間3,000万円、10年で3億円の範囲で実施し、半分を国の交付金で賄います。 新年度においては、唐池公園をリニューアルしてまいります。国交付金の1,500万円に加え、みどり推進基金を活用し、3世代が楽しめる公園をめざし、単年度で一気にリニューアルいたします。リニューアルに当たっては、公園を3つにゾーニングし、各ゾーンに応じた整備を行います。 幼児ゾーンには、幼児が安全に遊べるよう周囲をフェンスで囲み、幼児用の遊具を配置した幼児ユニットを、小・中学生ゾーンには、老朽化した木製遊具に代わり公園のシンボルとなるような大型遊具を設置し、多世代ゾーンでは、森林浴や唐池周辺の散策を楽しむことができるなど、多くの方が憩い、楽しめる公園へとリニューアルしてまいります。 また、これらのリニューアルだけでなく、芦原公園へのカフェの誘致など、民間の力を生かした公園の魅力向上策についても、既に事業者に対して聞き取りを開始しており、今後、詳細なヒアリングを実施しながら速やかに公募手続を進めてまいります。 効率的な水道事業の運営による市民サービスの向上を目的に、水道事業の府域一元化にも取り組んでまいります。 先般、公営企業管理者競艇事業管理者上下水道企業管理者に分け、競艇事業のさらなる収益確保と水道事業の府域一元化に向けた検討体制を強化したところです。今後は、水道事業の府域一元化に向け、まずは、大阪広域水道企業団との統合について、協議、検討を行ってまいります。 1月15日、豊中市、吹田市、池田市、摂津市と箕面市の5市で、消防通信指令を共同運用するため、協議会設置に関する協議書に調印しました。令和6年4月から、5市で最新のシステムを運用することにより、コストメリットが発揮されるとともに、広域的な消防力の強化につながるものと大きな期待を寄せています。 3点目は、「みどり豊かで住み続けたい、子育て・教育日本一まちづくり」です。 日経BP総合研究所が発表した子育てしやすい自治体ランキングにおいて、本市は、大阪、関西で1位、全国でも8位となりました。これまでの本市の取組が評価されたことを大変うれしく感じており、今後も、子育て・教育日本一をめざして取り組んでまいります。 幼児教育の充実、待機児童ゼロをめざす上で、保育士の確保は最重要課題です。本市においては、平成27年10月から、市内の民間保育園などで新たに常勤採用された保育士に対する補助や保育士をめざす学生への補助を行い、将来を見据えた保育士確保策を行ってまいりました。 また、令和2年4月からは、国の制度を活用し、民間保育園などが、散歩時の見守りや清掃・片づけなどの業務を担う子育て経験者を配置し、保育士の負担軽減や働きやすい体制を整備できるよう補助制度を創設しました。 新年度においては、国の制度を活用し、民間保育園などが新規採用から9年目までの保育士のために箕面市内に住居を確保した場合、保育士1人当たり月額7万円を上限として市が園に補助を行う保育士宿舎借り上げ支援事業を開始し、さらなる保育士確保策を講じてまいります。 また、子育てと就労の両立を支援することを目的に、平成30年9月に、萱野保育所内に病児・病後児保育室を整備しましたが、さらなる保護者の利便性の向上を図るため、医師が常駐する医療機関併設型病児保育室を整備・運営する民間事業者を令和3年2月に公募し、事業者を決定する予定です。新年度においては、令和4年4月の病児保育室の開設をめざし、支援してまいります。 少人数学級の導入は、これまで以上に児童生徒の習熟度、理解力などに即した指導やきめ細かな対応につながるとともに、教室内の人数を減らすことは、新型コロナウイルス感染拡大防止の抜本的な対策としても有効であると認識しています。 国においては、去る12月17日の文部科学大臣と財務大臣の大臣折衝で、令和3年度から5年計画で、小学校2年生から6年生について、1クラス35人以下学級を実現するとの合意がなされました。 具体的には、令和3年度、国は、現在の小学校2年生の35人学級を正式な基礎定数とするのに加え、本市独自で国の動きに先駆けて、小学校3年生を35人学級とし、きめ細かな指導体制・環境整備を行うものです。 また、令和3年3月までに箕面市立小・中学校の全ての児童生徒に1人1台のタブレット端末の配置が完了します。新年度においては、この環境を生かし、デジタルドリルを活用した個別最適化学習や持ち帰り学習などの検討を進め、今後のICT教育のさらなる推進を図ってまいります。 熱中症対策については、先般の所信表明やそれに対する代表質問の答弁でも申し上げましたが、子どもの安全確保を最優先に考えるとともに、屋外活動実施の可否基準である暑さ指数の在り方について、PTA連絡協議会、学校施設開放委員会の関係者や教職員など、様々な人の意見を集約させた上で、教育委員会と見直しについて協議しています。 教育委員会においては、学識経験者の知見もいただきながら、熱中症の初期症状を見逃さない方策として、活動開始前の確認フローチャートを含む熱中症予防対策マニュアルの作成や熱中症に関する知識を正しく習得できる教職員向けの研修など、新年度において新たな運用を開始できるよう準備を進めています。 新年度の熱中症対策としては、中学校のグラウンドの中で最も日陰となる地点にミストシャワーを設置し、クラブ活動中の生徒が一時的に休憩できる場所を確保します。また、WBGTが特に高くなる8月にクラブ活動でプールを利用する中学校において、プールに遮光シートを設置し、熱中症対策を強化します。 さて、本市の魅力の一つとして、豊かなみどりと利便性の高い住環境が挙げられます。このすばらしい住環境は、箕面のブランド、箕面市民の誇りになっています。しかしながら、本市における市街化調整区域には、違反物件が複数あり、これまでの開発許可権者であった大阪府に対し、違反物件の是正などを求めてきましたが、一向に進んでいない状況でありました。 そのため、本市が主体となり、市街化調整区域の良好な環境を保つとともに、違反物件の是正を進めるため、令和3年4月1日に、大阪府から市街化調整区域における開発許可などの事務移譲を受けます。 本市の市街地に残された最後の貴重な広大空間である大阪大学箕面キャンパス跡地の活用については、商業施設や既存の建物をそのまま生かした教育機関の誘致、現在のグラウンドなどを利用したスポーツ施設としての活用など、各方面からご意見を伺っています。これらを念頭に置きつつ、民間事業者などと対話を行いながら、あらゆる可能性と選択肢を排除せず、幅広く検討してまいりましたが、まもなく事業者から活用策の提案を求める公募を開始する予定です。 川合山之口地区のまちづくりについては、地元を中心に設立された川合山之口地区まちづくり協議会において、土地区画整理事業の検討が進められており、今年度中の土地区画整理準備組合の設立を予定しています。新年度は、準備組合において、土地区画整理事業の事業化に向けた検討が進められていくことから、引き続き、市としても事業化に向けて支援を行ってまいります。 さて、待ちに待った北大阪急行線の開業まで、あと約3年となりました。新御堂筋沿いでは、COM1号館跡地の横に地下からの出口が顔を出し、萱野地区までの間では、今まで点在していた橋脚が、橋桁により連続的につながり、電車が走っている姿を思い描くことができるほど工事が進んでまいりました。現在は、駅舎の整備工事を進めており、シールドトンネル区間においては、土留め壁の撤去工事を実施しており、新年度には、トンネル本体の工事や軌道の敷設などを行ってまいります。 北大阪急行線の延伸事業については、事業費600億円のうち、国が245億円、大阪府が100億円を上限に負担するとともに、本市が145億円、鉄道事業者が110億円負担することとなっていました。しかし、私が市長に就任する以前より、事業者から本市に対する事業費増額の申出が何度もありました。現在、各関係者と協議、調整を行い、増額の必要性など事業費の精査を行うとともに、増額が必要な費用について、誰が負担すべきなのかなどについて交渉を進めており、詳細については、交渉がまとまり次第、報告いたします。あわせて、現在令和3年3月までとなっている施工期間を令和7年3月までに変更する事業認可の変更手続も行っています。引き続き、国土交通省など関係機関と協議、調整しながら、令和5年度の開業は、遅れることなく精力的に取り組んでまいります。 いよいよ、大阪大学箕面新キャンパスが船場地区に令和3年4月に開学し、また、複合公共施設のうち、大阪大学の図書館と市立図書館が融合した全国的にも珍しい船場図書館や船場生涯学習センターが5月にオープンします。さらに、8月に文化芸能劇場もオープンを予定しており、船場地区は大きくさま変わりし、新たな学術や文化・国際交流の拠点となります。 同じく、船場エリアでの移転建て替えを予定している新病院については、平成25年には単独黒字であったものの、令和元年度には12億円の赤字になるなど、非常に厳しい経営状況となっています。新病院の整備費用は約234億円と試算しており、現在の経営状況のままでは、到底新病院が整備費用を捻出することは困難となっています。 そのため、現在の整備、運営手法にこだわるのではなく、ゼロベースであらゆる手法を検討するため、市長就任直後から、全国の先進的な取組を行っている病院への視察を行い、情報収集を行ってまいりました。 令和2年12月には、新病院あり方検討支援業務委託を開始するとともに、令和3年2月には、新市立病院整備審議会において、本当に市民の皆様にとって必要とされる医療とは何か、地域の医療インフラの中核として、新病院が担うべき役割や医療機能の検討をスタートしました。 新年度においては、新病院が担うべき役割・機能を、より効果的・効率的に実現できる運営主体・運営手法について、あらゆる可能性を視野に入れながら、スピード感をもって検討を進めてまいります。 大阪の南北軸である新御堂筋沿いに新駅が開業することで、アクセス性において高いポテンシャルを有する船場東地区は、新病院や関西スポーツ科学・ヘルスケア総合センターなどを核とする健康医療の一大拠点をめざします。一方、船場西地区は、今後、既存マンションなどの建て替え需要が高まってくることから、担税力のある若い世代が住みたくなるようなまちをめざしてまいります。そのため、新病院の方針が決まり次第、病院跡地に新設予定の小学校についても、よりまちの魅力が高まるよう、施設一体型の小中一貫校建設の可能性も含めて検討してまいります。 以上、令和3年度の施政及び予算編成について、その概要を申し上げた次第であります。主要施策の詳細につきましては、議会提出資料の予算概要にてお示しさせていただいております。 さて、2025年には、大阪・関西万博が開催されますが、この万博を起爆剤に、大阪・関西はさらに発展してまいります。2,800万人に及ぶ観光客を自然豊かな箕面の観光スポットに呼び込むためにも、大阪・関西万博のサテライト会場として名のりを上げ、その旗振り役となって、まちづくりを進めてまいります。 新年度の箕面市政も、市議会と十分な意思疎通を図り、良好な関係を保ちながら、「ゆるぎない信念と行動力で箕面の未来をひらく」を信条に、愛する箕面のさらなる飛躍、発展に向け、公明正大に市政運営に全力を傾注する所存であります。 ご提案申し上げました予算案及び関係諸議案につきましては、それぞれご上程の都度、関係職員からご説明申し上げますので、何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(中井博幸君) 次に、日程第4、第1号議案「令和3年度箕面市一般会計予算」から日程第14、第11号議案「令和3年度箕面市競艇事業会計予算」まで、以上11件を一括議題といたします。 以上11件に対して、それぞれ提案理由の説明を求めます。 まず、第1号議案について、総務部長に説明を求めます。総務部長 浅井文彦君 ◎総務部長(浅井文彦君) ただいまご上程になりました第1号議案「令和3年度箕面市一般会計予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本予算は、令和3年度に係る事務事業に要する経費で、まず歳入歳出予算からご説明いたします。 歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり596億円の計上で、前年度と比較いたしまして43億7,000万円、6.8%の減となっております。 次に、その内容について、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款議会費において、議会運営等に要する経費4億3,566万1,000円の計上でございます。 次に、第2款総務費において、公共施設の管理等に要する経費60億5,436万9,000円の計上でございます。 次に、第3款民生費において、教育・保育等の給付等に要する経費228億9,121万2,000円の計上でございます。 次に、第4款衛生費において、新型コロナウイルスワクチンの接種等に要する経費41億2,869万1,000円の計上でございます。 次に、第5款労働費において、シルバー人材センターの助成等に要する経費6,432万2,000円の計上でございます。 次に、第6款農林水産業費において、ため池の耐震対策等に要する経費1億3,365万7,000円の計上でございます。 次に、第7款商工費において、観光振興の対策等に要する経費1億9,881万9,000円の計上でございます。 次に、第8款土木費において、北大阪急行線の延伸整備等に要する経費90億9,903万5,000円の計上でございます。 次に、第9款消防費において、消防車両の更新等に要する経費16億4,922万1,000円の計上でございます。 次に、第10款教育費において、小・中学校の管理運営等に要する経費76億5,059万円の計上でございます。 次に、第11款災害復旧費において、災害発生時における応急対策に要する経費2,000万円の計上でございます。 次に、第12款公債費において、市債の元利償還に要する経費29億8,642万4,000円の計上でございます。 次に、第13款諸支出金において、公共用地の取得等に要する経費42億3,799万9,000円の計上でございます。 次に、第14款予備費において、5,000万円の計上でございます。 以上で、歳出予算総額は596億円と相なるものでございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算総額596億円の財源措置といたしまして、まず第1款市税において、市民税等228億5,900万円の計上でございます。 次に、第2款地方譲与税において、自動車重量譲与税等2億5,700万円の計上でございます。 次に、第3款利子割交付金において、3,600万円の計上でございます。 次に、第4款配当割交付金において、1億6,800万円の計上でございます。 次に、第5款株式等譲渡所得割交付金において、9,700万円の計上でございます。 次に、第6款法人事業税交付金において、8,000万円の計上でございます。 次に、第7款地方消費税交付金において、23億7,000万円の計上でございます。 次に、第8款環境性能割交付金において、6,000万円の計上でございます。 次に、第9款ゴルフ場利用税交付金において、120万円の計上でございます。 次に、第10款地方特例交付金において、特別交付金等4億4,747万円の計上でございます。 次に、第11款地方交付税において、11億円の計上でございます。 次に、第12款交通安全対策特別交付金において、2,000万円の計上でございます。 次に、第13款分担金及び負担金において、保育料等10億1,830万9,000円の計上でございます。 次に、第14款使用料及び手数料において、一般廃棄物処理手数料等6億4,784万2,000円の計上でございます。 次に、第15款国庫支出金において、社会資本整備総合交付金等125億2,821万4,000円の計上でございます。 次に、第16款府支出金において、北大阪急行線延伸整備事業補助金等64億1,653万7,000円の計上でございます。 次に、第17款財産収入において、市有地貸付料等3億4,024万1,000円の計上でございます。 次に、第18款寄附金において、ふるさと寄附金100万1,000円の計上でございます。 次に、第19款繰入金において、基金繰入金47億4,209万2,000円の計上でございます。 次に、第20款繰越金において、前年度繰越金100万円の計上でございます。 次に、第21款諸収入において、競艇事業会計繰入金等29億1,109万4,000円の計上でございます。 次に、第22款市債において、臨時財政対策債等34億9,800万円の計上でございます。 以上で、歳入予算総額は596億円と相なるものでございます。 次に、第2条継続費につきましてご説明いたします。 これは、第2表にありますとおり、固定資産評価替事業(継続費)ほか1件について、それぞれの総額及び年割額をもって設定いたしたく、お願いいたすものでございます。 次に、第3条債務負担行為につきましてご説明いたします。 これは、第3表にありますとおり、庁舎省エネ改修事業ほか1件について、それぞれの期間及び限度額をもって債務負担行為の設定をお願いいたすものでございます。 次に、第4条地方債につきましてご説明いたします。 これは、第4表にありますとおり、生活介護等基盤整備事業ほか10件について、それぞれの限度額等をもって発行いたしたく、お願いいたすものでございます。 次に、第5条一時借入金につきましてご説明いたします。 これは、令和3年度における一時借入金の最高額を15億円といたしたく、お願いいたすものでございます。 次に、第6条歳出予算の流用につきましてご説明いたします。 これは、各項の給料、職員手当等及び共済費に係る予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用ができる旨を定めたく、お願いいたすものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、第1号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いいたします。 ○議長(中井博幸君) 次に、第2号議案及び第3号議案、以上2件について、地域創造部長に説明を求めます。地域創造部長 小山郁夫君 ◎地域創造部長(小山郁夫君) ただいまご上程になりました第2号議案及び第3号議案につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明いたします。 まず初めに、第2号議案「令和3年度箕面市特別会計財産事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、令和3年度に係る財産区の事務事業に要する経費で、歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり18億5,164万5,000円の計上で、前年度と比較し、2億1,980万9,000円の減となっています。 次に、その内容につきまして、歳出予算からご説明いたします。 第1款財産費におきまして、地元公共事業費の積立金、補助金等に要する経費18億5,164万5,000円の計上でございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算総額18億5,164万5,000円の財源措置といたしまして、第1款財産区収入において、前年度繰越金等18億5,164万5,000円の計上でございます。 続きまして、第3号議案「令和3年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、公共用地先行取得事業の執行に要する経費で、歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり10億7,310万6,000円の計上で、前年度と比較し、2億7,790万8,000円の増となっています。 次に、その内容につきまして、歳出予算からご説明いたします。 まず、第1款土地取得費におきまして、都市計画道路事業用地取得事業に要する経費等4億3,690万円の計上でございます。 次に、第2款公債費におきまして、公債費元金償還事業に要する経費等6億3,620万6,000円の計上でございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算総額10億7,310万6,000円の財源措置といたしまして、まず第1款繰入金におきまして、一般会計繰入金1,240万5,000円の計上でございます。 次に、第2款繰越金におきまして、前年度繰越金1,000円の計上でございます。 次に、第3款市債におきまして、公共用地先行取得事業債10億6,070万円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は10億7,310万6,000円と相なるものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、第2号議案及び第3号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(中井博幸君) 次に、第4号議案、第5号議案及び第7号議案、以上3件について、市民部長に説明を求めます。市民部長 桜井ゆかり君 ◎市民部長(桜井ゆかり君) ただいまご上程になりました第4号議案、第5号議案及び第7号議案につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、第4号議案「令和3年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、令和3年度の箕面市国民健康保険事業の運営に要する経費であり、歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり136億6,677万4,000円で、前年度と比較しまして592万5,000円、0.04%の増額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款総務費におきまして、事務運営に要する経費2億2,888万3,000円の計上、第2款保険給付費におきまして、療養諸費に要する経費等89億1,100万4,000円の計上、第3款国民健康保険事業費納付金におきまして、医療給付に要する経費等43億5,574万7,000円の計上、第4款共同事業拠出金におきまして、共同事業に要する経費2,000円の計上、第5款保健事業費におきまして、疾病予防に要する経費等1億4,453万4,000円の計上、第6款基金積立金におきまして、1,000円の計上、第7款諸支出金におきまして、保険料還付金等2,460万3,000円の計上、第8款予備費におきまして、200万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は136億6,677万4,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算総額136億6,677万4,000円の財源措置といたしまして、まず第1款国民健康保険料におきまして、一般被保険者及び退職被保険者等に係る国民健康保険料31億5,808万2,000円の計上、第2款一部負担金におきまして、一部負担金10万3,000円の計上、第3款使用料及び手数料におきまして、督促手数料等181万5,000円の計上、第4款府支出金におきまして、府補助金等92億2,191万9,000円の計上、第5款財産収入におきまして、財産運用収入1,000円の計上、第6款繰入金におきまして、一般会計繰入金12億6,151万5,000円の計上、第7款諸収入におきまして、延滞金等の雑入2,333万9,000円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は136億6,677万4,000円と相なるものでございます。 次に、第2条歳出予算の流用につきましてご説明いたします。 これは、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用ができる旨を定めたく、お願いするものでございます。 続きまして、第5号議案「令和3年度箕面市特別会計介護保険事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、令和3年度の箕面市介護保険事業の運営に要する経費であり、歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり104億8,722万1,000円で、前年度と比較しまして8億2,563万7,000円、7.3%の減額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款総務費におきまして、事務運営に要する経費2億7,729万7,000円の計上、第2款保険給付費におきまして、介護サービス等に要する経費95億1,672万1,000円の計上、第3款地域支援事業費におきまして、介護予防・生活支援サービス等に要する経費6億8,897万1,000円の計上、第4款基金積立金におきまして、1,000円の計上、第5款諸支出金におきまして、保険料過誤納還付金等223万1,000円の計上、第6款予備費におきまして、200万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は104億8,722万1,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算総額104億8,722万1,000円の財源措置といたしまして、まず第1款保険料におきまして、23億5,042万5,000円の計上、第2款使用料及び手数料におきまして、督促手数料等23万1,000円の計上、第3款国庫支出金におきまして、介護給付費等負担金等22億3,809万8,000円の計上、第4款支払基金交付金におきまして、介護給付費交付金等26億7,829万8,000円の計上、第5款府支出金におきまして、介護給付費等負担金等14億5,394万円の計上、第6款財産収入におきまして、1,000円の計上、第7款繰入金におきまして、一般会計繰入金等17億4,701万6,000円の計上、第8款繰越金におきまして、1,000円の計上、第9款諸収入におきまして、介護予防計画作成料等1,921万1,000円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は104億8,722万1,000円と相なるものでございます。 次に、第2条歳出予算の流用につきましてご説明いたします。 これは、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用ができる旨を定めたく、お願いするものでございます。 続きまして、第7号議案「令和3年度箕面市特別会計後期高齢者医療事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、令和3年度の箕面市後期高齢者医療事業の運営に要する経費であり、歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり25億33万3,000円で、前年度と比較しまして5,546万2,000円、2.3%の増額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款総務費におきまして、事務運営に要する経費3,120万円の計上、第2款後期高齢者医療広域連合納付金におきまして、24億6,503万3,000円の計上、第3款諸支出金におきまして、保険料過誤納還付金等360万円の計上、第4款予備費におきまして、50万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は25億33万3,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算総額25億33万3,000円の財源措置といたしまして、まず第1款後期高齢者医療保険料におきまして、21億7,073万9,000円の計上、第2款使用料及び手数料におきまして、督促手数料等15万2,000円の計上、第3款繰入金におきまして、一般会計繰入金3億2,583万8,000円の計上、第4款繰越金におきまして、1,000円の計上、第5款諸収入におきまして、後期高齢者医療保険料還付金等360万3,000円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は25億33万3,000円と相なるものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、第4号議案、第5号議案及び第7号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(中井博幸君) 次に、第6号議案について、健康福祉部長に説明を求めます。健康福祉部長 北村 清君 ◎健康福祉部長(北村清君) ただいまご上程になりました第6号議案「令和3年度箕面市特別会計介護サービス事業費予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本予算は、令和3年度に係る市直営地域包括支援センターにおける介護予防支援の実施に要する経費であり、歳入歳出予算の総額は、第1条にございますとおり1,226万7,000円で、前年度と比較しまして605万5,000円、97.5%の増額となっております。 次に、その内容について、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款サービス事業費におきまして、人件費及び事務運営に要する経費1,136万7,000円の計上、第2款予備費におきまして、90万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は1,226万7,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算総額1,226万7,000円の財源措置といたしまして、第1款サービス収入におきまして、1,226万5,000円の計上、第2款繰越金におきまして、前年度繰越金1,000円の計上、第3款諸収入におきまして、預金利子1,000円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は1,226万7,000円と相なるものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、第6号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(中井博幸君) 次に、第8号議案について、市立病院事務局長に説明を求めます。市立病院事務局長 三宅浩之君 ◎市立病院事務局長(三宅浩之君) ただいまご上程になりました第8号議案「令和3年度箕面市病院事業会計予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、予算第2条に定めます業務の予定量は、病床数317床、年間患者数、入院8万953人、外来16万1,172人、一日平均患者数、入院222人、外来666人を予定し、主要な建設改良事業は、高額医療機器の整備として、白内障手術装置等の購入に1億1,634万3,000円を予定しております。 次に、第3条に定めます収益的収入及び支出の予定額につきましては、収入85億9,363万9,000円、支出100億7,182万2,000円の計上で、その内容につきまして、支出からご説明いたします。 第1款病院事業費用におきまして、職員の給与費、診療材料費等に要する経費100億7,182万2,000円の計上でございます。 続きまして、収入につきましてご説明いたします。 第1款病院事業収益におきまして、入院収益、外来収益等85億9,363万9,000円の計上でございます。 以上、収益的収入及び支出の予定額により、差引き14億7,818万3,000円の不足と相なるものでございます。 次に、第4条に定めます資本的収入及び支出の予定額につきましては、収入2億8,880万1,000円、支出4億8,005万2,000円の計上で、その内容につきまして、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出におきまして、市立病院の移転建て替えに伴う委託料並びに高額医療機器及び情報システム機器の固定資産購入等に要する経費4億8,005万2,000円の計上でございます。 続きまして、収入につきましてご説明いたします。 第1款資本的収入におきまして、高額医療機器の整備のための企業債等2億8,880万1,000円の計上でございます。 以上、資本的収入及び支出の予定額により、差引き1億9,125万1,000円の不足と相なりますが、この不足額につきましては、過年度分の損益勘定留保資金をもって補填するものでございます。 次に、第5条におきまして、表にありますとおり、新市立病院建設用地取得事業について、債務負担行為の期間及び限度額を定めるものでございます。 次に、第6条企業債につきましてご説明いたします。 これは、病院施設改修事業及び医療機器整備事業について、表にありますとおり、起債限度額及び条件をもって発行いたしたく、お願いするものでございます。 次に、第7条におきまして、一時借入金の限度額を12億円と定めるものでございます。 次に、第8条におきまして、予定支出の各項の経費の金額の流用について、各項に計上した職員給与費に係る予算額に過不足が生じた場合にそれぞれ流用することができることを定めるものでございます。 次に、第9条におきまして、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費57億3,673万3,000円、交際費14万5,000円をそれぞれ定めるものでございます。 次に、第10条におきまして、たな卸資産購入限度額を23億2,161万7,000円と定めるものでございます。 次に、第11条におきまして、重要な資産の取得といたしまして、白内障手術装置の整備を予定するものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、第8号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(中井博幸君) 次に、第9号議案及び第10号議案、以上2件について、上下水道企業管理者に説明を求めます。上下水道企業管理者 稲野公一君 ◎上下水道企業管理者(稲野公一君) ただいまご上程になりました第9号議案及び第10号議案につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明いたします。 初めに、第9号議案「令和3年度箕面市水道事業会計予算」についてご説明いたします。 まず、第2条業務の予定量ですが、給水戸数6万8,100戸、年間総配水量1,469万5,179立方メートル、1日平均配水量4万261立方メートルを予定し、主要な建設改良事業として、改良事業に6億9,742万2,000円を計上しています。 次に、第3条収益的収入及び支出の予定額ですが、収入31億4,322万4,000円、支出28億7,206万3,000円の計上で、その内容について、支出からご説明いたします。 第1款水道事業費用において、受水費、水道施設の維持管理費、減価償却費、企業債の支払利息等28億7,206万3,000円の計上でございます。 次に、収入についてご説明いたします。 第1款水道事業収益において、水道料金等の給水収益、固定資産の減価償却等に係る長期前受金戻入、口径別納付金等31億4,322万4,000円の計上でございます。 以上、収益的収入及び支出の予定額により、収支差引きは2億7,116万1,000円と相なるものでございます。 次に、第4条資本的収入及び支出の予定額について、収入3億3,493万7,000円、支出10億8,921万8,000円の計上で、その内容について、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出において、改良事業に係る配水管改良工事費、企業債の償還元金等10億8,921万8,000円の計上でございます。 次に、収入についてご説明いたします。 第1款資本的収入において、建設改良費に充当するために借り入れる企業債、負担金等3億3,493万7,000円の計上でございます。 以上、資本的収入及び支出の予定額により、収支差引きは7億5,428万1,000円の不足と相なりますが、この不足額につきましては、当年度分損益勘定留保資金及び積立金の取崩し等によって補填するものでございます。 次に、第5条企業債について、これは改良事業について、表にあります起債限度額及び条件をもって発行いたしたく、お願いするものでございます。 次に、第6条一時借入金について、令和3年度における一時借入金の限度額を1億円といたしたく、お願いするものでございます。 次に、第7条予定支出の各項の経費の金額の流用について、各項の経費の金額を流用することができる場合を、消費税及び地方消費税に不足が生じた場合における営業費用及び営業外費用といたしたく、お願いするものでございます。 次に、第8条議会の議決を経なければ流用することのできない経費について、職員給与費2億8,875万2,000円及び交際費5万円といたしたく、お願いするものでございます。 次に、第9条たな卸資産購入限度額について、限度額を4,616万3,000円といたしたく、お願いするものでございます。 続きまして、第10号議案「令和3年度箕面市公共下水道事業会計予算」につきましてご説明いたします。 まず、第2条業務の予定量ですが、汚水整備人口13万9,065人、水洗化人口13万9,019人、年間汚水量1,431万3,488立方メートルを予定し、主要な建設改良事業として、汚水建設改良事業に1億4,381万4,000円、雨水建設改良事業に8,437万1,000円、流域下水道建設負担事業に9,255万円をそれぞれ計上しております。 次に、第3条収益的収入及び支出の予定額ですが、収入26億3,846万7,000円、支出25億565万7,000円の計上で、その内容について、支出からご説明いたします。 第1款下水道事業費用において、下水道施設の維持管理費、流域下水道維持管理負担金、減価償却費、企業債の支払利息等25億565万7,000円の計上でございます。 次に、収入についてご説明いたします。 第1款下水道事業収益において、下水道使用料、一般会計からの負担金、固定資産の減価償却等に係る長期前受金戻入等26億3,846万7,000円の計上でございます。 以上、収益的収入及び支出の予定額により、収支の差引きは1億3,281万円と相なるものでございます。 次に、第4条資本的収入及び支出の予定額について、収入2億6,703万4,000円、支出6億8,386万3,000円の計上で、その内容について、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出において、下水道管路の築造工事費、流域下水道の建設負担金、企業債償還金等6億8,386万3,000円の計上でございます。 次に、収入についてご説明いたします。 第1款資本的収入において、建設改良費に充当するために借り入れる企業債、国庫交付金、一般会計からの負担金等2億6,703万4,000円の計上でございます。 以上、資本的収入及び支出の予定額により、収支差引きは4億1,682万9,000円の不足と相なりますが、この不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等によって補填するものでございます。 次に、第5条企業債について、これは公共下水道事業ほか1件について、表にあります起債限度額及び条件をもって発行いたしたく、お願いするものでございます。 次に、第6条一時借入金について、令和3年度における一時借入金の限度額を1億円といたしたく、お願いするものでございます。 次に、第7条予定支出の各項の経費の金額の流用について、各項の経費の金額を流用することができる場合を、消費税及び地方消費税に不足が生じた場合における営業費用及び営業外費用といたしたく、お願いするものでございます。 次に、第8条議会の議決を経なければ流用することのできない経費について、職員給与費1億2,785万4,000円といたしたく、お願いするものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、第9号議案及び第10号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(中井博幸君) 次に、第11号議案について、競艇事業管理者に説明を求めます。競艇事業管理者 栢本貴男君 ◎競艇事業管理者(栢本貴男君) ただいまご上程になりました第11号議案「令和3年度箕面市競艇事業会計予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本予算は、令和3年度におけるSG第36回グランプリをはじめとする市営モーターボート競走の執行、専用場外における受託発売、場間場外における受託発売に要する経費でございます。 次に、その内容につきましてご説明いたします。 まず、第2条業務の予定量につきまして、年間開催日数84日、一日平均売上金額7億4,761万9,000円、年間入場者数20万3,040人、専用場外発売日数258日、場間場外発売日数156日を予定いたしております。 次に、第3条収益的収入及び支出の予定額につきまして、収入711億5,696万9,000円、支出705億5,029万8,000円の計上で、その内容につきまして、支出からご説明いたします。 第1款競艇事業費用において、モーターボート競走の開催、場間場外受託、一般会計繰り出し等に要する経費705億5,029万8,000円の計上でございます。 これら支出に対する財源措置といたしまして、収入につきましてご説明いたします。 第1款競艇事業収益において、モーターボート競走の開催収益、場間場外受託事業収益等711億5,696万9,000円の計上でございます。 以上、収益的収入及び支出の予定額により、収支差引きは6億667万1,000円と相なるものでございます。 次に、第4条資本的収入及び支出の予定額につきまして、収入37万7,000円、支出5億5,972万1,000円の計上で、その内容につきまして、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出において、建設改良費等に要する経費5億5,972万1,000円の計上でございます。 これら支出に対する財源措置といたしまして、収入につきましてご説明いたします。 第1款資本的収入において、基金運用収入37万7,000円の計上でございます。 以上、資本的収入及び支出の予定額により、収支差引きは5億5,934万4,000円の不足となりますが、この不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補填するものでございます。 次に、第5条につきまして、令和3年度における一時借入金の限度額を3億円と定めるものでございます。 次に、第6条につきまして、議会の議決を経なければ流用することができない経費として、職員給与費3億8,928万1,000円、交際費70万円と定めるものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、第11号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いいたします。
    ○議長(中井博幸君) ただいま議題となっております議案11件につきましては、本日は提案理由の説明のみとし、3月5日の本会議(第3日)において取り扱うことといたします。 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。本日はこれをもって散会し、明2月20日から3月3日まで12日間、議案調査のため休会し、3月4日午前10時より本会議を再開いたしたいと存じますが、これに異議ありませんか。   (“異議なし”の声あり) ○議長(中井博幸君) 異議なしと認めます。 よって、明2月20日から3月3日まで12日間休会し、3月4日午前10時より本会議を再開することに決しました。 本日はこれをもって散会いたします。     (午前11時36分 散会)----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                 箕面市議会議長   中井博幸                 箕面市議会議員   名手宏樹                 箕面市議会議員   岡沢 聡...