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02月19日-01号

  • 川合・山之口(/)
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  1. 箕面市議会 2019-02-19
    02月19日-01号


    取得元: 箕面市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    平成31年  2月 定例会(第1回)         第1回箕面市議会定例会会議録2月19日(火曜日)◯出席議員    1番  村川真実君          13番  尾崎夏樹君    2番  神田隆生君          14番  今木晋一君    3番  名手宏樹君          15番  二石博昭君    4番  増田京子君          16番  内海辰郷君    5番  中西智子君          17番  岡沢 聡君    6番  中嶋三四郎君         18番  牧野芳治君    7番  川上加津子君         19番  林 恒男君    8番  田中真由美君         20番  上田春雄君    9番  楠 政則君          21番  尾上克雅君   10番  藤田貴支君          22番  神代繁近君   11番  中井博幸君          23番  武智秀生君   12番  堀江 優君◯欠席議員   なし◯説明のため出席した者の職氏名  市長        倉田哲郎君   教育長       藤迫 稔君  副市長       具田利男君   公営企業管理者   栢本貴男君  副市長       柿谷武志君   病院事業管理者   稲野公一君  総務部長      中井正明君   監査委員事務局長                    (併任)公平委員会事務局長                              稲野文雄君  市民部長      小林誠一君   農業委員会事務局長 野澤昌弘君  地域創造部長    小山郁夫君   選挙管理委員会事務局長                              中野仁司君  地域創造部担当部長 生嶋圭二君   教育次長                    (兼務)子ども未来創造局長                              高橋由紀君  健康福祉部長    大橋修二君   子ども未来創造局担当部長                              木村 均君  みどりまちづくり部長        子ども未来創造局担当部長            肥爪慶一郎君  (併任)人権文化部長 浜田徳美君  会計管理者     斉藤堅造君   消防長       美谷一哉君  上下水道局長    小野啓輔君◯出席事務局職員  事務局長      中井浩己君   議事室議事グループ参事                              辻本ゆりね君  議事室長      三浦 竜君   議事室議事グループ主事                              吉田 桃君  議事室議事グループ長            喜多敦史君◯議事日程(第1号)  平成31年2月19日 午前10時開議  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期決定の件  日程第3 平成31年度施政及び予算編成方針  日程第4 第1号議案 平成31年度箕面市一般会計予算  日程第5 第2号議案 平成31年度箕面市特別会計財産事業費予算  日程第6 第3号議案 平成31年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費予  日程第7 第4号議案 平成31年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算  日程第8 第5号議案 平成31年度箕面市特別会計介護保険事業費予算  日程第9 第6号議案 平成31年度箕面市特別会計介護サービス事業費予算  日程第10 第7号議案 平成31年度箕面市特別会計後期高齢者医療事業費予算  日程第11 第8号議案 平成31年度箕面市病院事業会計予算  日程第12 第9号議案 平成31年度箕面市水道事業会計予算  日程第13 第10号議案 平成31年度箕面市公共下水道事業会計予算  日程第14 第11号議案 平成31年度箕面市競艇事業会計予算-----------------------------------     (午前10時 開会) ○議長(林恒男君) おはようございます。 ただいまより平成31年第1回箕面市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 この際、諸般の報告をさせます。事務局長 中井浩己君 ◎事務局長(中井浩己君) まず、議員の出席状況をご報告申し上げます。 本日は全員出席でございます。したがいまして、本日の出席議員は23名で、地方自治法第113条の規定により議会は成立いたしました。 次に、本定例市議会に付議される事件の説明員をご報告申し上げます。   (以下報告) ○議長(林恒男君) それでは、日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において1番 村川真実君及び22番 神代繁近君を指名いたします。 次に、日程第2、「会期決定の件」を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月26日までの36日間といたしたいと存じます。これに異議ありませんか。   (“異議なし”の声あり) ○議長(林恒男君) 異議なしと認めます。 よって会期は、2月19日から3月26日までの36日間と決定いたしました。 次に、日程第3、「平成31年度施政及び予算編成方針」を議題といたします。 これより、市長から施政及び予算編成についての方針を受けます。市長 倉田哲郎君 ◎市長(倉田哲郎君) おはようございます。 本日ここに、平成31年度(2019年度)における予算案及び関連諸議案を提案し、ご審議をいただくに当たり、新年度における市政の運営方針と予算の概要を申し上げ、市議会議員並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願いを申し上げます。 新年度は、私が初めて箕面市政をおあずかりして11年目となります。これまでの10年を振り返り、次へと生かす一つの節目と捉えて、成果に磨きをかけ、足らずを補い、細やかに暮らしに寄り添うべく着実に歩を進めてまいります。 昨年を振り返りますと、まず何より、災害の多い年でありました。本市でも、震度6弱が観測された大阪府北部地震に始まり、余震もおさまり切らぬうちの7月豪雨、そして西日本広域に大きな被害を及ぼした台風第21号など、立て続けての災害でした。本市で大きな地震が起きたのは平成7年の阪神・淡路大震災以来23年ぶり、東日本大震災を機に取り組んできた本市の防災改革の成果が試される初めての試練ともなりました。至らなかった点はもちろん多々ありますが、災害対策本部の迅速な初動、組織立った対応、地域の皆様のご尽力のもと速やかに開設された避難所等について、防災の専門家からも高い評価を受けました。3.11以降7年間、多くの協力のもと取り組みを重ねてきた地域防災の数々のトレーニングが、多くの場面で発揮されたと実感したところです。 もう一つのトピックとして、北大阪急行線の新駅の名称が正式に決まりました。箕面萱野駅、箕面船場阪大前駅。工事現場に大きな重機が立ち並ぶ様を見るにつけ、この10年間の悪戦苦闘とも言える道のりが思い起こされます。強い逆風の日もありました。「これでだめなら実現は諦める」と思い定め、いろいろな方々と一緒に取り組んできた日々の結実がそこにあります。 恐らく、これからの道のりも、決して平坦ではありません。「僕の前に道はない 僕の後ろに道はできる」。高村光太郎の有名な詩の一節です。今の私たちが立つ場所は、先達の長きにわたる力強い歩みによって踏み固められた道から続いています。そして、箕面を愛し、箕面のために全力を傾注されている市議会議員の皆様、そして、市民の皆様の温かいご理解とご協力に支えられて、私たちは日々を歩いています。 進む先に道はなくとも、着実に歩む一歩が道をつくる、その確信をもとに、信念と実行力と感謝をもって、新年度の市政運営に邁進していくことをお誓い申し上げます。 一般会計の予算規模は728億6,000万円で、前年度から146億8,000万円の増となりました。 歳入の根幹である市税収入は、前年度から約2億1,000万円減の約236億円となる見込みです。 市債につきましては、北大阪急行線の延伸整備などにより、残高は前年度から約88億円増の約559億円となる見込みです。市債残高は、大きなプロジェクトが本格化する中で一時的に増加していますが、財政運営への影響は限定的であり、変わらず健全な財政を維持しています。 基金につきましては、環境クリーンセンター基幹改良工事の財源として基金を活用するなどにより、残高は25億円減の約219億円となりますが、主要プロジェクトも含めた未来への投資を視野に11年前から着実に積み増してきたことから、一時的な減少は十分想定の範囲内で、現在も高水準を維持しており、類似団体に比べても依然良好です。 当初予算における経常収支比率は97.7%で、直近2カ年は職員の大量退職期による連続の悪化はあったものの、再び回復傾向となり、堅実な経費圧縮の積み重ねにより11年連続で安定的に経常黒字を達成しています。 ビッグプロジェクトが続く一方、これらの支出に耐え得る体力を維持するため、こつこつとした経費削減の努力も続けています。例えば、2020年に水銀ランプの製造・輸入が禁止されることを受け、街路灯や学校体育館の高圧水銀灯を交換していくことが必須となりました。LEDへの交換により、ランニングコストの大幅な低減が可能となるため、電球の在庫枯渇を待つのではなく、新年度から4カ年年で計画的に一斉更新し、財政効果を生み出します。 このような取り組みを積み重ねた結果、市の財政が健全かどうかを示す4つの指標、「実質赤字比率」、「連結実質赤字比率」、「実質公債費比率」、「将来負担比率」は、全てにおいて良好な状態を示しています。 病院事業会計につきましては、昨夏に第三次市立病院改革プランを策定し、徹底した患者数の増加と病床稼働率の向上に取り組んでいます。医師の増員、地域の医療機関を訪問する専門職員の増員等により紹介患者数を着実にふやしており、スタートダッシュは少しおくれたものの、第3四半期にはプランの目標に追いつきました。新年度も、ロボット手術をはじめとした手術の増加、今後増加が見込まれる疾患の診療体制の充実のほか、救急患者の受け入れ体制も強化し、プランの実現に向けて引き続き鋭意取り組んでまいります。 移転リニューアルは、新市立病院整備審議会を立ち上げ、第2期基本計画についての議論を開始するため、新年度早々の開催に向け準備を進めているところです。新たな病院の絵姿を皆様にお示しできるのはまだ少し先になりますが、愛され、選ばれる病院となるよう検討を深めてまいります。 競艇事業会計につきましては、新年度も北大阪急行線延伸事業に6億円を繰り出します。これにより、これまでの一般会計への繰り出し累計は約1,495億円となり、箕面市民の暮らしを強く支え続けています。ボートレース業界全体でイメージの一新や広域発売の充実等に取り組み、平成22年度には約8,400億円まで落ち込んでいた売り上げが、平成29年度には、業界の目標であった1兆2,000億円を達成し、新たな目標として設定された1兆3,000億円も平成30年度末までには達成する見通しです。ボートレース住之江においても、専用場外発売場外向発売所等での360日発売、ナイターレースの通年実施等により売り上げ向上と収益確保に努め、着実な成果を上げてまいりました。新年度は、SG第34回グランプリにおいてグランプリ史上初ナイターレースや、ゴールデンウィーク10連休の開催などを予定しており、「本場30キロ圏内の新規ファン獲得」のための来場促進策もあわせ、さらなる売り上げ向上と収益確保をめざします。 水道事業会計及び公共下水道事業会計につきましては、「箕面市上下水道事業経営改革プラン」の目標である経費回収率100%以上を維持し、水道事業会計で約2億1,100万円、公共下水道事業会計で約1億4,400万円の黒字を見込むなど、健全経営を着実に進めています。平成30年度には水道料金を値下げし、大阪広域水道企業団の供給単価の値下げ額を全額利用者に還元しているところであり、これからも地道な経営努力を積み重ね、市民の皆様に安心の水をお届けしてまいります。 以上、新年度の一般会計に特別会計・企業会計を加えた全会計の予算総額は1,812億円で、前年度から354億4,000万円の増となっています。 新年度も、高いレベルでの財政規律を堅持することはもちろんのことですが、未来の箕面の活力となる投資を惜しまず、積極的な行財政運営を行ってまいります。 さて、3年前、今期の就任に当たっての所信表明において、「特に今期は「健康と長寿」をテーマに、できる限り多くの方に、可能な限り長く健康にお過ごしいただきたいという強い願いを、目に見える形で進めていきたい」と抱負を述べ、その後、2カ年でさまざまな取り組みを実行してまいりました。 老朽化していたスポーツ施設の設備や備品の全面更新を、総額5億円かけて進めてまいりましたが、それも間もなく完了し、新年度からは、常に快適なスポーツ環境の維持をお約束した「スポーツ施設マネジメント計画」が運用フェーズに入ります。 力を入れてきた、高齢者の皆様に「出かけて」いただくための仕掛けのうち、特に人気のシニア塾は、内容を「健康に寄与する」、「次の活動につながる」という視点で改変・充実し、受講者が前年度の1.5倍となり、そのうち初めてシニア塾に参加する「ご新規さん」は半数を超え、修了後に自主的なサークル活動につながった事例も多数ありました。新年度も、シニア塾を「お出かけ」のきっかけとして活用しつつ、この手応えを、次の施策に生かすことを模索していきます。 今後の効果的な施策展開の基礎データとするため、昨年、65歳から74歳までの方を対象に「高齢者基本健康調査」を実施いたしました。この結果、全回答者の実に2割近く、中でも「週5回以上外出する」と答えた方においては5割の方が、「ふだんの外出先」として「スポーツ施設」に行かれていることがわかりました。想像以上の規模であり、一方で、箕面市民の健康寿命が長いことの要因の一つでもあるかもしれず、健康長寿をめざす重要なファクターとして、ここを伸ばさない手はないと考えています。 折しも来年はオリンピックイヤー、これからどんどんスポーツの機運が高まっていきますので、この機を捉え、改めて「スポーツ人口をふやす」ことを目標に掲げます。 しかしながら、果たしてどんな取り組みが響き、どんな層にリーチするのか、やってみないとわからない部分が多くあります。そこで新年度は、人気のシニア塾をスポーツへ拡張した「スポーツ版シニア塾」、運動から遠ざかっている働く世代が、“昔とったきねづか”で競技スポーツに復活するための「リ・スタート大会」など、1年をかけてさまざまなターゲット層にアプローチする取り組みを数多く打ち、その効果を検証する「大人のスポーツ・トライアル事業」を実施します。 もう一つ、昨年実施したアンケートがあります。新たなプールの可能性を模索するための市民アンケートと、近隣プールで実施した出口調査であります。ここから見えてきたのは、健康増進目的屋内温水プールを利用したいという箕面市民の意向が強いこと、実際に多くの市民がプールを利用していること、箕面市に手ごろな屋内温水プールがないから近隣市のプールを利用していることでした。実は、屋内温水プールは、過去に何度も本市が整備を模索しつつも、長年、なかなか踏み出せなかった懸案です。そこで、前回市長選挙では選挙公約に掲げ、昨年、本気の可能性調査に乗り出し、前述の市民意向調査、そして整備費用の試算、これを受けての財政シミュレーション等を経て、このたび決断に至りました。 夏も冬も一年を通して適切な水温で泳げる屋内温水プールと、夏季に大幅な集客を狙える屋外レジャープールを併設した総合水泳・水遊場の整備に着手をいたします。場所は、第二総合運動場に隣接する調整池と農地を想定しており、新年度予算において、その用地取得に必要な経費を計上しています。並行して全体構想及び整備計画を策定し、施設規模や機能の具体化も進めてまいります。 さて、冒頭でも触れましたとおり、昨年は立て続けに災害に見舞われた1年でありました。広域かつ数日間にわたる停電、それに伴うマンションでの断水等、二次災害とも言える事態が続く中、災害対策本部避難所運営もこれまでになく長期化し、数々の課題が浮き彫りになりました。新年度は、これらの課題と反省を次に生かし、ブルーシートの備蓄、バルーンライト等資機材の充実を進めるほか、避難所が混乱する初動期においても迅速に赤ちゃんにミルクを与えられるよう、認可されたばかりの液体ミルクの導入などのきめ細かな見直しを行います。 地域防災の指南役ともなるべき市職員の防災知識の向上にも取り組みます。市では、全職員にくまなく防災基礎研修を実施しておりますが、災害対応の中心となる職員のさらなるスキルアップをめざし、防災担当職員、消防職員、42名の地区防災スタッフ、総勢161人の防災士の資格取得を進めます。あわせて、地区防災委員会の役員を2年以上お務めいただいた方で、今後も引き続き委員会にてご尽力いただける方にも、防災士の資格を取得していただけるよう、費用を全額市が負担いたします。 また、昨年は「垂直避難」の考え方を導入し、ハザードエリア内の住民に対して自宅のリスクに応じた避難行動の啓発を開始したところであり、現在も、ハザードエリア内の避難情報伝達強化を進めている最中です。平成30年度は、土石流と崖のレッドゾーン内にある全ての戸建て住宅への戸別受信機の設置を間もなく完了するとともに、広範囲にクリアな音質で放送できる高性能防災スピーカーの実機テストを実施し、その性能の高さと有効性を確認したところです。今後、まだ日本に入ってきていない最新機種を待っての機種比較テストを予定しており、新年度には、全市の防災スピーカーを高性能機種に全面更新いたします。 昨年12月に開始した風疹の予防接種に対する独自助成も継続いたします。妊婦さんが、周囲の無知によって風疹に罹患することは、悲劇以外の何物でもありません。新年度は、市内最大の事業所の責務として、制度的に予防接種の機会がなかった全ての市職員、教職員について、毎年の定期健康診断時の血液検査の機会を利用して、風疹の抗体検査を実施いたします。その結果、抗体を持たない職員については、組織としてしっかり予防接種を勧奨し、地域へのリスクを低減するとともに、公共の役割として範を示してまいりたいと考えています。 次に、安心の暮らしを足元から支えるインフラ整備、そして将来を見据えた都市計画道路網の再編も、着実に進めております。都市計画道路萱野東西線、芝如意谷線は、地権者の皆様のご理解をいただきながら用地取得が進み、順次整備工事を実施、国文都市4号線は、測量をほぼ完了し、用地交渉を進めております。都市計画道路桜井石橋線、いわゆる桜井駅前の整備においては、代替地の提供がようやく決まり、ロータリー用地の権利者の皆様と具体的なお話をさせていただく段階に入りました。新年度は交渉を加速し、ロータリー整備の早期着手をめざしてまいります。 都市計画道路網の見直しは、その方向性の是非について市民の皆様のご意見を伺う1回目のパブリックコメントを終了いたしました。早期に具体的な路線の案を策定し、今夏にも成案を取りまとめ、都市計画変更の法手続に入ります。 北大阪急行線新駅周辺整備についても、着実に進めております。昨年は、箕面船場阪大前駅の新文化ホール、図書館、生涯学習センターの運営を担う指定管理者が全て決まり、地区内デッキデッキ下駐輪場などのPFI事業者公募も間もなく実施予定で、新たなまちの絵姿が鮮明になりつつあります。 箕面市の都市としての魅力は、豊かな緑と利便性のほどよい調和、それらが醸し出す良好な住環境です。利便性の向上に目を奪われて、住環境への細やかな心配りを忘れてはなりません。 昨年6月、住宅宿泊事業法、いわゆる「民泊新法」が施行され、箕面市でも全域で民泊営業が可能となりました。民泊は、観光振興やインバウンド需要の取り込み等の効果が期待される一方、騒音、衛生問題などで周辺住民とトラブルが起きる事例も多く報告されており、閑静な住宅街で野放図に営業されることは、良好な住環境の維持という視点から好ましいことではありません。民泊の営業制限は、都道府県や政令指定都市にしかその権限が認められていないことから、本市では昨年、特に懸念される防火や衛生保持の面で独自の対策を打ちましたが、ここでもう一歩踏み込み、都市計画法の地区計画及び特別用途地区の仕組みを利用して、住居専用地域での民泊営業の規制に乗り出します。都市計画法に定められた手続やパブリックコメントを経て、条例案をご提案してまいる予定です。 安心・安全の礎である消防力の保全については、東部地域において、市街地の拡大や人口増、それに伴い現着時間が長くなっている状況等から、消防力保全計画において優先順位のトップに位置づけた新たな消防署の整備を進めています。新年度早々に設計を完了し、整備工事に着手をする予定で、1年後の開署をめざします。 東部地域では、新たなまちづくりの胎動も見られます。川合山之口地区では、モノレール線の新駅、幹線道路の整備とあわせわざでのまちづくりの機運が生まれており、今後、地域住民の皆様の機運がさらに高まれば、市としても支援を惜しまない方針です。 さて、幼い命が失われたあの痛ましいクリスマスから、1年がたちました。私たちは何をすべきだったのか、どうしたら次の事件の芽を摘むことができるのか、模索の1年間でした。 昨年4月、職員10名で立ち上げた児童相談支援センターは、現在、専門職の子ども家庭総合支援員5名を加えて実働体制を整えつつあり、急増している虐待通報や相談にいち早く、そして丁寧に対応しております。さまざまな家庭がそれぞれの問題を抱えており、迷い、戸惑う毎日ですが、立ちどまることなく、また、先入観で思考停止に陥ることなく、常に危機感を持ってケースに当たろうと、職員一人一人が心に命じながら取り組んでいます。 家族の支援を得られず、孤立して産後うつなどに苦しむ方々を支援する産後ケア事業も開始いたします。既存の乳児家庭全戸訪問などと有機的に連携し、より細やかなケアを展開することで、安心して子育てをスタートすることを支えていきます。こうした地道な取り組みも、長い目で見れば将来の虐待の芽を減らすことにもつながるのではないかと考えています。 貧困の連鎖根絶の取り組みは、「子ども成長見守りシステム」による定点観測が機能し始めました。市が保有する子どものあらゆるデータを統合して、学力の低下や生活の乱れの兆候のある子どもを客観的に発見するシステムで、昨年、支援や見守りの対象としてリストに挙がった子どもは4,700人、そのうち「重点支援」が必要と判定された小中学生は470人でしたが、このうち半分近い210人は、学校などでは支援が必要な対象とは認識されていなかった子どもたちでした。これらの情報を速やかに学校に提供し、既に支援や見守りにつなげています。 見守りシステムは、各種取り組みの成果を定量的に把握する基礎データを得られるという点で、もう一つの真価を発揮します。ある取り組みを行った場合と行わなかった場合の子どもたちの変化を客観的に比較することで、その取り組みが本当に効果を上げているのかを可視化することができます。これを活用し、これまで行ってきた学習支援事業を検証するだけでなく、もっと効果の高い取り組みを模索すべく、新年度から複数の学習支援手法のトライアルを実施します。現在の、宿題を中心とした自学自習の場を提供するスタディルームを基本に、タブレット学習を加える手法、学習塾代等の補助を行うバウチャー発行、基礎的読解力を測定する「リーディングスキルテスト」の導入などを、対象群を分けて実施しながら、効果的な取り組みを探ります。 もう一つのトライアルは、学校地域ボランティアコーディネーターの導入です。保護者などがコーディネーターとなり、学校からのボランティア要請と、保護者や地域住民のボランティア登録者をマッチングする仕組みで、ボランティアさんには、授業支援や学習支援、校外学習の引率補助などをお願いしていくことを想定をしています。学校生活に先生以外の大人が寄り添い、子どもに近い立ち位置でかかわることで、先進市では、学力だけでなく、子どもの自己肯定感が上がるなどの効果が見られているとのこと。また、保護者や地域の皆様が学校と子どもにコンスタントにかかわることで、地域全体で子どもを育てる意識が醸成されるなどの相乗効果も期待され、学校と保護者と地域がタッグを組んで子どもたちを守り育てる箕面の教育を、さらに一歩進める力となっていただきたいと考えています。 数年来取り組んできた子どもの体力向上。これについては昨年、一つの手応えを得ました。モデル校2校において、これも複数の手法のトライアルを実施したところ、1校において体力テストの結果が有意に改善し、全国平均に並ぶ数値が出ました。手法の比較検証はまだ足りていないので、さらに、期間、サンプル数、手法の組み合わせパターンをふやしてトライアルを継続いたしますが、「学校という限られた時間で体力を上げる」という難しいテーマであっても、有効な取り組みをすれば、ちゃんと結果につながるということが証明されたと考えており、自信を持って、次のステップへとつなげてまいります。 学力向上、体力向上、いじめへの対応など、教育現場で取り組むべきことが山積する一方、教員の過重労働の解消が喫緊の課題と認識されて数年、本市でも、パイロット校及びミニパイロット校において、さまざまな取り組みを試行錯誤してきました。このうち、校務員を2名体制にし、うち1名を教材印刷などの事務を支援する「事務支援員」とする取り組みは、教員の時間外勤務削減効果が有意に出ることが検証され、教職員からの支援依頼の定型化など、業務改善手法も確立しつつあることから、他の学校への横展開を開始します。他校で確立した業務改善手法を、風土の異なる別の学校へ円滑に導入する手順を固めるため、まずは3校に展開し、速やかに全校への導入をめざしてまいります。 以上、この場で申し上げました市政の重点運営方針のほか、「安心・支え合い最優先」、「子育てしやすさ日本一」、「緑・住みやすさ最先端」の3本柱に係る主要施策の詳細につきましては、議会提出資料の「予算概要」にてお示しさせていただいております。 新年度に入ると間もなく、元号が改まります。新年度の箕面市政も、新たな時代の幕開けにふさわしい、未来に羽ばたくものとなるよう精いっぱい力を尽くしてまいる決意でございます。市議会議員並びに市民の皆様のご理解とご協力を重ねてお願い申し上げ、新年度の施政及び予算編成方針とさせていただきます。 なお、ご提案申し上げました予算案及び関連諸議案につきましては、それぞれご上程の都度、関係職員から説明をさせますので、よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。 ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 ○議長(林恒男君) 次に、日程第4、第1号議案「平成31年度箕面市一般会計予算」から日程第14、第11号議案「平成31年度箕面市競艇事業会計予算」まで、以上11件を一括議題といたします。 以上11件に対して、それぞれ提案理由の説明を求めます。 まず、第1号議案について、総務部長に説明を求めます。総務部長 中井正明君 ◎総務部長(中井正明君) ただいまご上程になりました第1号議案「平成31年度箕面市一般会計予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本予算は、平成31年度に係る事務事業に要する経費で、まず歳入歳出予算からご説明いたします。 歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり728億6,000万円の計上で、前年度と比較いたしまして146億8,000万円、25.2%の増となっております。 次に、その内容について、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款議会費において、議会運営等に要する経費4億5,741万2,000円の計上でございます。 次に、第2款総務費において、公共施設の管理等に要する経費62億4,740万円の計上でございます。 次に、第3款民生費において、教育・保育等の給付等に要する経費216億2,573万4,000円の計上でございます。 次に、第4款衛生費において、環境クリーンセンターの基幹改良等に要する経費56億3,916万9,000円の計上でございます。 次に、第5款労働費において、シルバー人材センターの助成等に要する経費6,084万4,000円の計上でございます。 次に、第6款農林水産業費において、ため池の耐震対策等に要する経費1億2,549万2,000円の計上でございます。 次に、第7款商工費において、箕面まつりの開催補助等に要する経費1億5,124万3,000円の計上でございます。 次に、第8款土木費において、北大阪急行線延伸整備等に要する経費276億256万1,000円の計上でございます。 次に、第9款消防費において、消防拠点の整備等に要する経費22億2,122万5,000円の計上でございます。 次に、第10款教育費において、小・中学校の管理運営等に要する経費59億673万9,000円の計上でございます。 次に、第11款災害復旧費において、災害発生時における応急対策に要する経費2,000万円の計上でございます。 次に、第12款公債費において、市債の元利償還に要する経費26億6,657万2,000円の計上でございます。 次に、第13款諸支出金において、基金積み立て等に要する経費8,560万9,000円の計上でございます。 次に、第14款予備費において、5,000万円の計上でございます。 以上で、歳出予算総額は728億6,000万円と相なるものでございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算総額728億6,000万円の財源措置といたしまして、まず第1款市税において、市民税等235億8,500万円の計上でございます。 次に、第2款地方譲与税において、自動車重量譲与税等2億5,700万円の計上でございます。 次に、第3款利子割交付金において、3,700万円の計上でございます。 次に、第4款配当割交付金において、1億6,000万円の計上でございます。 次に、第5款株式等譲渡所得割交付金において、1億円の計上でございます。 次に、第6款地方消費税交付金において、23億7,300万円の計上でございます。 次に、第7款ゴルフ場利用税交付金において、200万円の計上でございます。 次に、第8款自動車取得税交付金において、1億2,600万円の計上でございます。 次に、第9款地方特例交付金において、子ども・子育て支援臨時交付金等3億1,782万1,000円の計上でございます。 次に、第10款地方交付税において、9億円の計上でございます。 次に、第11款交通安全対策特別交付金において、2,000万円の計上でございます。 次に、第12款分担金及び負担金において、保育料等11億6,863万3,000円の計上でございます。 次に、第13款使用料及び手数料において、一般廃棄物処理手数料等6億3,581万2,000円の計上でございます。 次に、第14款国庫支出金において、社会資本整備総合交付金等214億9,368万8,000円の計上でございます。 次に、第15款府支出金において、北大阪急行線延伸整備事業費補助金等73億9,607万1,000円の計上でございます。 次に、第16款財産収入において、市有地貸付料等1億6,320万8,000円の計上でございます。 次に、第17款寄附金において、ふるさと寄附金100万1,000円の計上でございます。 次に、第18款繰入金において、基金繰入金25億3,671万3,000円の計上でございます。 次に、第19款繰越金において、前年度繰越金100万円の計上でございます。 次に、第20款諸収入において、競艇事業会計繰入金等13億8,145万3,000円の計上でございます。 次に、第21款市債において、北大阪急行線延伸整備事業債等102億460万円の計上でございます。 以上で、歳入予算総額は728億6,000万円と相なるものでございます。 次に、第2条継続費についてご説明いたします。 これは、第2表にありますとおり、路線価付設事業(継続費)ほか1件について、それぞれの総額及び年割額をもって設定いたしたく、お願いいたすものでございます。 次に、第3条債務負担行為につきましてご説明いたします。 これは、第3表にありますとおり、箕面船場阪大前駅前地区まちづくり拠点施設(第2期)整備運営事業ほか3件について、それぞれの期間及び限度額をもって債務負担行為の設定をお願いいたすものでございます。 次に、第4条地方債につきましてご説明いたします。 これは、第4表にありますとおり、土砂災害対策事業ほか11件について、それぞれの限度額をもって発行いたしたく、お願いいたすものでございます。 次に、第5条一時借入金についてご説明いたします。 これは、平成31年度における一時借入金の最高額を15億円といたしたく、お願いいたすものでございます。 次に、第6条歳出予算の流用につきましてご説明いたします。 これは、各項の給料、職員手当等及び共済費に係る予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用ができる旨を定めたく、お願いいたすものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第1号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いいたします。 ○議長(林恒男君) 次に、第2号議案及び第3号議案、以上2件について、地域創造部長に説明を求めます。地域創造部長 小山郁夫君 ◎地域創造部長(小山郁夫君) ただいまご上程になりました第2号議案及び第3号議案につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明いたします。 まず初めに、第2号議案「平成31年度箕面市特別会計財産事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、平成31年度に係る財産区の事務事業に要する経費で、歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり17億9,007万5,000円の計上で、前年度と比較し、5億3,771万5,000円の減となっています。 次に、その内容につきまして、歳出予算からご説明いたします。 第1款財産費におきまして、地元公共事業費の積立金、補助金等に要する経費17億9,007万5,000円の計上でございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算総額17億9,007万5,000円の財源措置といたしまして、第1款財産区収入において、前年度繰越金等17億9,007万5,000円の計上でございます。 続きまして、第3号議案「平成31年度箕面市特別会計公共用地先行取得事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、公共用地先行取得事業の執行に要する経費で、歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり9億3,170万4,000円の計上で、前年度と比較し、12億9,146万円の減となっています。 次に、その内容につきまして、歳出予算からご説明いたします。 まず、第1款土地取得費におきまして、総合水泳・水遊場事業用地取得事業に要する経費等9億1,876万2,000円の計上でございます。 次に、第2款公債費におきまして、公債費利子償還事業に要する経費等1,294万2,000円の計上でございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算総額9億3,170万4,000円の財源措置といたしまして、まず第1款繰入金におきまして、一般会計繰入金1,310万3,000円の計上でございます。 次に、第2款繰越金におきまして、前年度繰越金1,000円の計上でございます。 次に、第3款市債におきまして、公共用地先行取得事業債9億1,860万円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は9億3,170万4,000円と相なるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第2号議案及び第3号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(林恒男君) 次に、第4号議案、第5号議案及び第7号議案、以上3件について、市民部長に説明を求めます。市民部長 小林誠一君 ◎市民部長(小林誠一君) ただいまご上程になりました第4号議案、第5号議案及び第7号議案につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明いたします。 まず初めに、第4号議案「平成31年度箕面市特別会計国民健康保険事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、平成31年度の箕面市国民健康保険事業の運営に要する経費であり、歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり138億9,837万円で、前年度と比較しまして1,507万円、0.1%の増額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款総務費におきまして、事務運営に要する経費1億9,690万9,000円の計上、第2款保険給付費において、療養諸費に要する経費等91億4,774万円の計上、第3款国民健康保険事業費納付金におきまして、医療給付に要する経費43億8,606万4,000円の計上、第4款共同事業拠出金におきまして、共同事業に要する経費8万1,000円の計上、第5款保健事業費におきまして、疾病予防に要する経費等1億3,697万円の計上、第6款基金積立金におきまして、1,000円の計上、第7款諸支出金におきまして、保険料還付金等2,860万5,000円の計上、第8款予備費におきまして、200万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は138億9,837万円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算総額138億9,837万円の財源措置といたしまして、まず第1款国民健康保険料におきまして、一般被保険者及び退職被保険者等に係る国民健康保険料33億1,399万2,000円の計上、第2款一部負担金におきまして、一部負担金20万3,000円の計上、第3款使用料及び手数料におきまして、督促手数料等147万7,000円の計上、第4款府支出金におきまして、府補助金等93億9,095万4,000円の計上、第5款財産収入におきまして、財産運用収入1,000円の計上、第6款繰入金等におきまして、一般会計繰入金等11億8,639万5,000円の計上、第7款諸収入におきまして、延滞金等の雑入534万8,000円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は138億9,837万円と相なるものでございます。 次に、第2条歳出予算の流用につきましてご説明いたします。 これは、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用ができる旨を定めたく、お願いするものでございます。 続きまして、第5号議案「平成31年度箕面市特別会計介護保険事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、平成31年度の箕面市介護保険事業の運営に要する経費であり、歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり108億1,163万5,000円で、前年度と比較しまして6億2,574万7,000円、6.1%の増額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款総務費におきまして、事務運営に要する経費2億2,914万5,000円の計上、第2款保険給付費におきまして、介護サービス等に要する経費99億4,479万円の計上、第3款地域支援事業費におきまして、介護予防・生活支援サービス等に要する経費6億3,366万8,000円の計上、第4款基金積立金におきまして、1,000円の計上、第5款諸支出金におきまして、保険料過誤納還付金等203万1,000円の計上、第6款予備費におきまして、200万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は108億1,163万5,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算総額108億1,163万5,000円の財源措置といたしまして、まず第1款保険料におきまして、24億4,110万8,000円の計上、第2款使用料及び手数料におきまして、督促手数料等25万1,000円の計上、第3款国庫支出金におきまして、介護給付費等負担金等23億2,653万3,000円の計上、第4款支払基金交付金におきまして、介護給付費交付金等27億8,607万9,000円の計上、第5款府支出金におきまして、介護給付費等負担金14億9,852万円の計上、第6款財産収入におきまして、1,000円の計上、第7款繰入金におきまして、一般会計繰入金等17億5,285万円の計上、第8款繰越金におきまして、1,000円の計上、第9款諸収入におきまして、介護予防計画作成料等629万2,000円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は108億1,163万5,000円と相なるものでございます。 次に、第2条歳出予算の流用につきましてご説明いたします。 これは、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合、同一款内での流用ができる旨を定めたく、お願いするものでございます。 続きまして、第7号議案「平成31年度箕面市特別会計後期高齢者医療事業費予算」につきましてご説明いたします。 本予算は、平成31年度の箕面市後期高齢者医療事業の運営に要する経費であり、歳入歳出予算の総額は、第1条にありますとおり22億9,540万6,000円で、前年度と比較しまして2億7,356万4,000円、10.6%の減額となっております。 次に、その内容につきまして、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款総務費におきまして、事業運営に要する経費3,717万6,000円の計上、第2款後期高齢者医療広域連合納付金におきまして、22億5,413万円の計上、第3款諸支出金におきまして、保険料過誤納還付金等360万円の計上、第4款予備費におきまして、50万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は22億9,540万6,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算につきましてご説明いたします。 歳出予算総額22億9,540万6,000円の財源措置といたしまして、まず第1款後期高齢者医療保険料におきまして、19億9,455万9,000円の計上、第2款使用料及び手数料におきまして、督促手数料等14万円の計上、第3款繰入金におきまして、一般会計繰入金2億9,710万3,000円の計上、第4款繰越金におきまして、1,000円の計上、第5款諸収入におきまして、後期高齢者医療保険料還付金等360万3,000円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は22億9,540万6,000円と相なるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第4号議案、第5号議案及び第7号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(林恒男君) 次に、第6号議案について、健康福祉部長に説明を求めます。健康福祉部長 大橋修二君 ◎健康福祉部長(大橋修二君) ただいまご上程になりました第6号議案「平成31年度箕面市特別会計介護サービス事業費予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本予算は、平成31年度に係る市直営地域包括支援センターにおける介護予防支援の実施に要する経費で、歳入歳出予算の総額は、第1条のとおり692万7,000円で、前年度と比較し586万1,000円、549.8%の増額となっています。 次に、その内容について、歳出予算から款を追ってご説明いたします。 まず、第1款総務費におきまして、事務運営に要する人件費214万円の計上、第2款サービス事業費におきまして、介護予防支援に要する経費443万7,000円の計上、第3款予備費におきまして、35万円の計上でございます。 以上で、歳出予算の総額は692万7,000円と相なるものでございます。 次に、歳入予算についてご説明いたします。 歳出予算総額692万7,000円の財源措置といたしまして、第1款サービス収入におきまして、692万6,000円の計上、第2款繰越金におきまして、前年度繰越金1,000円の計上でございます。 以上で、歳入予算の総額は692万7,000円と相なるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第6号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(林恒男君) 次に、第8号議案について、病院事業管理者に説明を求めます。病院事業管理者 稲野公一君 ◎病院事業管理者(稲野公一君) ただいまご上程になりました第8号議案「平成31年度箕面市病院事業会計予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、予算第2条に定めます業務の予定量は、病床数317床、年間患者数、入院10万6,160人、外来17万6,660人、1日平均患者数、入院290人、外来730人、主要な建設改良事業として、体外衝撃波結石破砕装置の購入に6,048万円を予定しております。 次に、第3条に定めます収益的収入及び支出の予定額につきましては、収入90億9,628万1,000円、支出97億8,057万9,000円の計上で、その内容につきまして、支出からご説明いたします。 第1款病院事業費用におきまして、職員の給与費、診療材料費等に要する経費97億8,057万9,000円の計上でございます。 続きまして、収入につきましてご説明いたします。 第1款病院事業収益におきまして、入院収益、外来収益等90億9,628万1,000円の計上でございます。 以上、収益的収入及び支出の予定額により、差し引き6億8,429万8,000円の不足と相なるものでございます。 次に、第4条に定めます資本的収入及び支出の予定額につきましては、収入1億9,426万円、支出3億2,929万1,000円の計上で、その内容につきまして、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出におきまして、市立病院の移転建てかえに伴う委託料及び高額医療機器、情報システム用機器の固定資産購入等に要する経費3億2,929万1,000円の計上でございます。 続きまして、収入につきましてご説明いたします。 第1款資本的収入におきまして、高額医療機器の整備のための企業債等1億9,426万円の計上でございます。 以上、資本的収入及び支出の予定額により、差し引き1億3,503万1,000円の不足と相なりますが、この不足額につきましては、過年度分の損益勘定留保資金をもって補填するものでございます。 次に、第5条企業債につきましてご説明いたします。 これは、表にありますとおり、医療機器整備事業について、起債限度額及び条件をもって発行いたしたく、お願いするものでございます。 次に、第6条におきまして、一時借入金の限度額を3億円と定めるものでございます。 次に、第7条におきまして、予定支出の各項の経費の金額の流用について、各項に計上した職員給与費に係る予算額に過不足が生じた場合に、それぞれ流用することができることを定めるものでございます。 次に、第8条におきまして、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費55億2,665万5,000円、交際費14万5,000円をそれぞれ定めるものでございます。 次に、第9条におきまして、たな卸資産購入限度額を20億1,651万4,000円と定めるものでございます。 次に、第10条におきまして、重要な資産の取得といたしまして、体外衝撃波結石破砕装置、生体情報モニタシステムの整備を予定するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第8号議案につきましての提案理由とその内容のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(林恒男君) 次に、第9号議案及び第10号議案、以上2件について、上下水道局長に説明を求めます。上下水道局長 小野啓輔君 ◎上下水道局長(小野啓輔君) ただいまご上程になりました第9号議案及び第10号議案につきまして、一括して提案理由とその内容をご説明いたします。 まず、第9号議案「平成31年度箕面市水道事業会計予算」についてご説明いたします。 第2条業務の予定量ですが、給水戸数6万8,075戸、年間総配水量1,500万4,443立方メートル、1日平均配水量4万996立方メートルを予定し、主要な建設改良事業として、改良事業に11億7,950万5,000円を計上しています。 次に、第3条収益的収入及び支出の予定額ですが、収入30億6,795万7,000円、支出27億9,036万円の計上で、その内容について、支出からご説明いたします。 第1款水道事業費用において、受水費、水道施設の維持管理費、減価償却費、企業債の支払利息等27億9,036万円の計上でございます。 次に、収入についてご説明いたします。 第1款水道事業収益において、水道料金等の給水収益、固定資産の減価償却等に係る長期前受金戻入、口径別納付金等30億6,795万7,000円の計上でございます。 以上、収益的収入及び支出の予定額により、収支差し引きは2億7,759万7,000円と相なるものでございます。 次に、第4条資本的収入及び支出の予定額について、収入3億8,573万円、支出15億6,812万6,000円の計上で、その内容について、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出において、改良事業に係る配水管敷設工事費、施設耐震補強工事費、企業債の償還元金等15億6,812万6,000円の計上でございます。 次に、収入についてご説明いたします。 第1款資本的収入において、建設改良費に充当するために借り入れる企業債、負担金等3億8,573万円の計上でございます。 以上、資本的収入及び支出の予定額により、収支差し引きは11億8,239万6,000円と相なりますが、この不足額につきましては、当年度分損益勘定留保資金及び積立金の取り崩し等によって補填するものでございます。 次に、第5条企業債について、これは改良事業について、表にあります起債限度額及び条件をもって発行いたしたく、お願いするものです。 次に、第6条一時借入金について、平成31年度における一時借入金の限度額を1億円といたしたく、お願いするものです。 次に、第7条予定支出の各項の経費の金額の流用について、各項の経費の金額を流用することができる場合を、消費税及び地方消費税に不足が生じた場合における営業費用及び営業外費用といたしたく、お願いするものです。 次に、第8条議会の議決を経なければ流用することのできない経費について、職員給与費2億6,913万3,000円及び交際費5万円といたしたく、お願いするものです。 次に、第9条たな卸資産購入限度額について、限度額を4,051万円といたしたく、お願いするものです。 続きまして、第10号議案「平成31年度箕面市公共下水道事業会計予算」につきましてご説明いたします。 まず、第2条業務の予定量ですが、汚水整備人口13万9,961人、水洗化人口13万9,915人、年間汚水量1,449万7,587立方メートルを予定し、主要な建設改良事業として、汚水建設改良事業に5億2,494万2,000円、雨水建設改良事業に5億8,126万5,000円、流域下水道建設負担事業に1億826万2,000円をそれぞれ計上しています。 次に、第3条収益的収入及び支出の予定額ですが、収入26億1,150万1,000円、支出24億3,603万4,000円の計上で、その内容について、支出からご説明いたします。 第1款下水道事業費用において、下水道施設の維持管理費、流域下水道維持管理負担金、減価償却費、企業債の支払利息等24億3,603万4,000円の計上でございます。 次に、収入についてご説明いたします。 第1款下水道事業収益において、下水道使用料、一般会計からの負担金、固定資産の減価償却等に係る長期前受金戻入等26億1,150万1,000円の計上でございます。 以上、収益的収入及び支出の予定額により、収支の差し引きは1億7,546万7,000円と相なるものでございます。 次に、第4条資本的収入及び支出の予定額について、収入9億6,703万6,000円、支出15億9,780万5,000円の計上で、その内容について、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出において、下水道管渠等の耐震化及び長寿命化に係る工事費、流域下水道の建設負担金、企業債償還金等15億9,780万5,000円の計上でございます。 次に、収入についてご説明いたします。 第1款資本的収入において、建設改良費に充当するために借り入れる企業債、国庫交付金、一般会計からの負担金等9億6,703万6,000円の計上でございます。 以上、資本的収入及び支出の予定額により、収支差し引きは6億3,076万9,000円と相なりますが、この不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等によって補填するものでございます。 次に、第5条企業債について、これは公共下水道事業ほか1件について、表にあります起債限度額及び条件をもって発行いたしたく、お願いするものです。 次に、第6条一時借入金について、平成31年度における一時借入金の最高限度額を1億円といたしたく、お願いするものです。 次に、第7条予定支出の各項の経費の金額の流用について、各項の経費の金額を流用することができる場合を、消費税及び地方消費税に不足が生じた場合における営業費用及び営業外費用といたしたく、お願いするものです。 次に、第8条議会の議決を経なければ流用することのできない経費について、職員給与費1億2,709万8,000円といたしたく、お願いするものです。 以上、まことに簡単ではございますが、第9号議案及び第10号議案のご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(林恒男君) 次に、第11号議案について、公営企業管理者に説明を求めます。公営企業管理者 栢本貴男君 ◎公営企業管理者(栢本貴男君) ただいまご上程になりました第11号議案「平成31年度箕面市競艇事業会計予算」につきまして、提案理由とその内容をご説明いたします。 本予算は、平成31年度におけるSG第34回グランプリの開催をはじめとする市営モーターボート競走の執行、専用場外における受託発売、場間場外の受託発売に要する経費でございます。 次に、その内容につきましてご説明いたします。 まず、第2条業務の予定量につきまして、年間開催日数84日、1日平均売上金額6億2,500万円、年間入場者数21万2,750人、専用場外発売日数258日、場間場外発売日数150日を予定いたしております。 次に、第3条収益的収入及び支出の予定額につきまして、収入605億3,277万3,000円、支出600億9,657万2,000円の計上で、その内容につきまして、支出からご説明いたします。 第1款競艇事業費用において、モーターボート競走の開催、場間場外受託、一般会計繰り出し等に要する経費600億9,657万2,000円の計上でございます。 次に、収入につきましてご説明いたします。 第1款競艇事業収益において、モーターボート競走の開催収益、場間場外受託事業収益等605億3,277万3,000円の計上でございます。 以上、収益的収入及び支出の予定額により、収支差し引きは4億3,620万1,000円と相なるものでございます。 次に、第4条資本的収入及び支出の予定額につきまして、収入56万9,000円、支出4,369万9,000円の計上で、その内容につきまして、支出からご説明いたします。 第1款資本的支出において、建設改良費等に要する経費4,369万9,000円の計上でございます。 次に、収入につきましてご説明いたします。 第1款資本的収入において、基金運用収入56万9,000円の計上でございます。 以上、資本的収入及び支出の予定額により、収支差し引きは4,313万円の不足と相なりますが、この不足額につきましては、過年度損益勘定留保資金等で補填するものでございます。 次に、第5条につきまして、平成31年度における一時借入金の最高限度額を3億円と定めるものでございます。 次に、第6条につきまして、議会の議決を経なければ流用することができない経費として、職員給与費2億1,876万8,000円、交際費70万円と定めるものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、第11号議案の説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いいたします。
    ○議長(林恒男君) ただいま議題となっております議案11件につきましては、本日は提案理由の説明のみとし、3月5日の本会議(第3日)において取り扱うことといたします。 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。本日はこれをもって散会し、明2月20日から3月3日まで12日間、議案調査のため休会し、3月4日午前10時より本会議を再開いたしたいと存じますが、これに異議ありませんか。   (“異議なし”の声あり) ○議長(林恒男君) 異議なしと認めます。 よって、明2月20日から3月3日まで12日間休会し、3月4日午前10時より本会議を再開することに決しました。 本日はこれをもって散会いたします。     (午前11時14分 散会)----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                 箕面市議会議長   林 恒男                 箕面市議会議員   村川真実                 箕面市議会議員   神代繁近...