大東市議会 2024-02-29
令和6年2月29日予算決算委員会街づくり分科会-02月29日-01号
◆あら
さき 委員
民間活力導入調査っていうのは、具体的にどのような調査になりますか。
○東 副
委員長
山本市営住宅管理課長。
◎
山本 市営住宅管理課長
大東市におきましては、
公民連携に関する条例というものがございますので、まず一義的には
公民連携の手法、これを検討するということが一義的であるというふうに認識しておるところでございます。
その他、PFIの手法であったり、様々な手法があると思いますけども、そういったところに民間の方々が入り込む余地があるのかどうかというところを検討していただくということでございます。
○東 副
委員長
あら
さき委員。
◆あら
さき 委員
この調査には幾らかけるんですか。
○東 副
委員長
山本市営住宅管理課長。
◎
山本 市営住宅管理課長
見積書の中に、どの部分で幾らという、そういった記載はないんですけども、業者のほうに確認しますと、この1,600万円のうち、大体6対4ぐらいの割合というふうに聞いてございまして、その6対4でいきますと、冒頭の
基本計画の策定のほうで900万円程度、
可能性調査のほうで700万円程度というふうに認識してございます。
○東 副
委員長
あら
さき委員。
◆あら
さき 委員
非常に大きな金額をかけて調査して、どれぐらいの成果が上がるのかっていうのは疑問なんですけども、調査においてはこれまでも、もりねき
住宅等、地域を開発するときに、やってて
手法等は分かってる、
やり方等も分かってると思うので、市の皆さんでできないのかなっていう疑問はやっぱり残ります。結構大きなお金なので。
これ
計画を立ててもらったとして、
スケジュールはどんな
スケジュールを
計画してますか。
○東 副
委員長
山本市営住宅管理課長。
◎
山本 市営住宅管理課長
まず、まだ
手法等が決定しておりませんので、あくまでも机上で考えております概略の予定でございますけども、まず今年度、先ほど言いました
候補地、これを決定いたしまして、それを
基本構想と位置づけてます。
来年度、先ほど申し上げました
基本計画を策定しまして、
再来年度、
令和7年度に
基本設計、
令和8年度に
実施設計、
令和9年度から第1期の
工事着工、
令和10年度半ばには第1期分の竣工が終わりまして、入居がなされるというようなところでございまして、ローリング的に事業を回していきますので、
基本設計から
工事竣工までを数回繰り返すという、そういった流れを考えてございます。
○東 副
委員長
あら
さき委員。
◆あら
さき 委員
分かりました。
次に行きます。同じ181ページの5段ほど下の
自動車駐車場管理業務、これについては
決算委員会でも取り上げさせていただいて、
収納業務について、1件
当たり990円っていうのは非常に高額なんじゃないかと。銀行の引き落としだとか、
コンビニ払いに変えたら、相当経費が節約できるんじゃないかということで提案させてもらいました。その後の経過について伺います。
○東 副
委員長
山本市営住宅管理課長。
◎
山本 市営住宅管理課長
令和4年度の
決算委員会におきまして、あら
さき委員のほうから様々な御指摘をいただきました。その後に、
令和4年度中に、まず課内のほうで十分に検討をいたしました。翌
令和5年度、今年度に入ってからは部内のほうでもしっかりと検討してまいりました。まずは地域の
ニーズをしっかり把握するということで、地域のほうにも聞き取りを行ったところでございます。
結果としまして、今現在におきましても全体の35%の方々がこの収納を利用されているということで、やはり
ニーズがまだまだあるということと、あと、単なる銀行であったり
コンビニでの
収納業務ではなくて、ここにおきましては、
未納分があった場合についての
督促等の作業もしていただいておりまして、結果としまして、
収納率が上がるという市にとってのメリットというのもございますので、結論としましては来年度以降についても継続したいということで、
予算のほうを計上させていただきました。
ただし、この
予算を計上するに
当たりまして、先ほど
委員から御指摘がありました
委託料につきましては、精査をしたところでございます。
積算の
やり方そのものを変えまして、具体的な金額で言いますと、
管理業務と
収納業務合わせまして、前年度から56万円程度の減額を行ったところでございます。
○東 副
委員長
あら
さき委員。
◆あら
さき 委員
その減額の根拠というか内訳は、1件
当たりの額を減らしたということですか。
○東 副
委員長
山本市営住宅管理課長。
◎
山本 市営住宅管理課長
前年の実績のほうから1件
当たりにかかる、様々な
業務委託しておるんですけども、1件
当たりにかかる時間数を積み上げまして、それと、それを年間で総トータルを出しまして、それに対して今の
最低賃金を乗じて算出したところでございます。
○東 副
委員長
あら
さき委員。
◆あら
さき 委員
実際に990円っていう額が出てたと思うんですけど、その額については変更はありますか。
○東 副
委員長
山本市営住宅管理課長。
◎
山本 市営住宅管理課長
1件
当たり幾らということではなくて、全体のこの業務にかかる総時間に対して
最低賃金を掛けたというところでございます。
○東 副
委員長
あら
さき委員。
◆あら
さき 委員
分かりました。ここだけ
特別扱いになっているので、支払い方法等充実させていきながら、また流動的に考えていただけたらと思います。お願いします。
引き続き、同じページの
空家整備工事、下から4段目、
空家整備工事(
新規入居者分)が2,254万2,000円で出てます。これは具体的に何戸分に当たるのかというのを伺います。
○東 副
委員長
山本市営住宅管理課長。
◎
山本 市営住宅管理課長
直近数年度の、まず平均の
空家整備に係る工事、これの1軒
当たりの単価を出しまして、これが1軒
当たり86万7,000円でございます。あと、件数でございますけども、これも直近の数字から平均的な数字を出しまして26軒でございます。26軒掛ける86万7,000円で計上してございます。
○東 副
委員長
あら
さき委員。
◆あら
さき 委員
26軒を超える空家が出た場合はどうするんですか。
○東 副
委員長
山本市営住宅管理課長。
◎
山本 市営住宅管理課長
直近のデータで見ますと、募集についての応募での
入居決定について、この26件を上回ることはまずないんですけども、
あとプラスとしまして、例えばですけども、5階にお住まいの方が、ちょっと足が不自由になられて、ちょっと
低層階に移動したいとかっていうようなところもこの
空家修繕で、空家の
整備をするわけでございますけども、そういう場合につきましては、少しお時間いただきまして翌年度の
予算で対応するということになってございます。
○東 副
委員長
ほかにありますか。
中村委員。
◆中村
委員
あら
さき委員に引き続いて、
深野園住宅の
基本計画なんですけども、この
建て替えの
計画を立てられるということですけども、従前よりずっと言ってきたんですけども、その
建て替えのときに、やっぱりその建物の
出口戦略まで、
予防修繕とか
計画修繕の理念といいますか、その辺のところのコストも含めた建てるときの
計画を立ててほしいということをずっと言ってきたんですけど、その辺のところはこの
基本計画に反映されますでしょうか。
○東 副
委員長
山本市営住宅管理課長。
◎
山本 市営住宅管理課長
今、この来年度策定します
基本計画の中におきましては、そこまでは言及しない予定でございますけれども、昨年度作成いたしました
市営住宅の
長寿命化計画、これにつきましても、別途御議決は当然いただきますけども、
令和8年度に3次移管が予定されておりますので、その際に見直す予定でございますので、この
深野園住宅の
建て替えがいつになるかという問題もございますけれども、
建て替えが終わった段階におきましては、こういった
市営住宅の
長寿命化計画を見直すことによりまして、予防保全的な修繕に努めてまいりたいというふうに考えてございます。
○東 副
委員長
中村委員。
◆中村
委員
3次移管ということで、非常に規模の大きい
住宅を受けられますけども、そのときに
包括管理委託を考えているという答弁があったかと思いますけども、その辺のところも同時に考えていただいてると思うんですけど、その辺のところは間違いないでしょうか。
○東 副
委員長
山本市営住宅管理課長。
◎
山本 市営住宅管理課長
包括管理委託といいますか、
指定管理でいいですね、
指定管理につきましても、まず
移管住宅につきましては、今、1次移管、2次移管で移管された
住宅と同様に
指定管理者にその業務をお任せする予定で考えてございます。
残りの
既存市営住宅につきましても、
令和8年度に向けまして、可能な限り
指定管理者制度の導入が進めていけるように、今目指しておるところでございます。
○東 副
委員長
中村委員。
◆中村
委員
同時に、
深野園住宅というのも、旧
同和行政の名残のところがありますけども、その辺のところの空家の
修繕工事につきましても、
大変疑義が生じるような事案があったことは確かなので、その辺のところはしっかりと公正公平な
工事業者を使うような流れといいますか、そういう仕組みを同時にやっていただきたいと思っています。
次に、北新町
住宅の活用についてなんですけども、一度、北新町
住宅につきましては四条畷駅の駅前の一等地でございまして、
余剰地もたくさんあるということで、その辺のところを民間活用できないかっていうことで地元からも大きい意見があったかと思いますけど、その辺のところ今年度の
進捗等はありますでしょうか。
○東 副
委員長
清水都市経営部総括次長。
◎清水
都市経営部総括次長[兼
資産経営課長]
北新町の土地でございます。来年度の
特別会計のほうで計上させていただいてるところなんですけども、今年度の作業といたしまして、北新町
住宅、
建築基準法の一
団地認定というのをさせていただいてるという関係で、その活用する土地の部分だけを切り取る作業がございまして、結構、この作業に非常に複雑な手続ありまして、半年間ぐらいかけまして、先日やっと許可が出たというところでございまして、来年度のこの
整備工事、計上させていただいておりますけども、これを活用させていただいて、いよいよその土地の本格的な活用を実施していくということになっております。
○東 副
委員長
中村委員。
◆中村
委員
北新町
住宅というのは非常にポテンシャルのあるところでありまして、その辺のところを一
団地認定をしていただいて、そこを切り離すということでしたけども、そこの後、例えば売却するのか、貸付けをするのか、どういった民間の需要があるのかといった調査も行うと思いますけど、その辺のところの具体的なその方針っていうのは決まってますか。
○東 副
委員長
清水都市経営部総括次長。
◎清水
都市経営部総括次長[兼
資産経営課長]
今、
委員御指摘のとおり、駅前の立地ということで、非常に優れた場所にあります。地域との、住民さんとも意見交換させていただいたりとか、あといろんなことで御相談もさせていただいておるんですけども、基本的にはその場所を一番今生かせるのは賃貸借ということで、土地を一定期間借りていただいて、何らか
生活利便施設を設置するのがよかろうかなというところで今検討を進めているところでございます。
○東 副
委員長
中村委員。
◆中村
委員
分かりました。
市有地活用について、その全体についてもちょっとお尋ねしたいんですけども、一度
北条幼稚園でしたか、保育園でしたかね、そこで売却する・しないっていう話が
合同委員会報告会等であったかと思いますけど、その後、民間で需要があるかどうかの調査を行うということだったと思うんですけど、今年度、その辺の進捗とか、今年度また
市有地で
水路等以外で売却する予定、
市有地の売却とか、そういった予定はあるんですか。
○東 副
委員長
清水都市経営部総括次長。
◎清水
都市経営部総括次長[兼
資産経営課長]
北条幼稚園につきましては、昨年度のいろんな御意見いただいておりまして、一部農地に使ったらどうかというような御意見もいただいておりました。そういった関係で、今、
産業部局と御相談もさせていただきながら、何らか公共的な位置づけで活用できないかということで今検討しているところでございます。
その他の土地につきましても、本市の
利活用基本方針にのっとりまして、
公益性を第一ということで考えておりますので、まずはその公的な利用ということで、進めてまいりまして、どうしても活用のめどがつかないものにつきましては将来的に売却という方向で、そういう考え方の基に検討しているというところでございます。
○東 副
委員長
中村委員。
◆中村
委員
一度適正な手続で、その
利活用方針に沿ってやっていただいたと思うんですけども、その辺、説明がうまくできなかったというので、もう一度慎重にやっていただくというのは大いにやっていただければいいと思うんですけども、最後、踏ん切りをつけるっていうのも非常に大事でして、今年度も施設の
維持管理とか、そういうところも
予算として上がってると思いますので、その辺のところ、お尻を決めるといいますか、その辺のところはいかがですか。
○東 副
委員長
清水都市経営部総括次長。
◎清水
都市経営部総括次長[兼
資産経営課長]
資産経営課のほうでは、小・中学校の
長寿命化工事の監督ということでさせていただいております。それと、全体的な
FM調書といたしまして、全体的な、将来にわたる
維持管理経費についても、計算をさせていただいているところでございまして、将来見込みからしますと、
人口減少、歳入の見通しからしますと、少し量的な
適正配置を行っていくものということで、その
方向性は出ているものでございます。
とはいえ、いきなり今稼働している
公共施設をいきなり何か廃止するとか統合するというのは、やっぱり深く検討する必要がございまして、順番といたしましては、やっぱり今、あまり使えてない土地とか建物とか、いわゆる遊休地ですね、そういったものから順次手をつけていくべきものかなというふうには考えておりますけども、それにおきましても、やはり皆様の御理解がないと、進められないものでございますので、慎重に進めてまいりたいというふうに考えているとこでございます。
○東 副
委員長
中村委員。
◆中村
委員
一方で、
公共施設等総合管理
計画を見ますと、人口規模、またその財政の問題から施設の総合面積については削減目標を今後設定すると書いていますよね。その辺のところ、次の例えば会計年度において、その削減目標をはっきりと何年度までに何%総面積を減らすとか、いわゆる活用の意図がないようなところを、その削減目標に沿って、削減していくという考え方も非常に重要だと思いますけど、その辺のところの
スケジュール感とか、意図ですよね、その辺のところはいかがですか。
○東 副
委員長
清水都市経営部総括次長。
◎清水
都市経営部総括次長[兼
資産経営課長]
公共施設総合管理
計画の中で削減目標も書かせていただいておりまして、おおよそ3割ぐらいは
維持管理経費を削減していく必要があると、それは将来見通しから見まして、そういうことで書かせていただいております。
要は、その費用的なところで削減目標を書かせていただいておるんですけども、その総量を減らすのか、その個別の施設の、何て言いますか、グレードを下げてとか、品質を少し、いわゆる少し低廉なものにしまして維持していくのかとか、いろんなやり方があると思うんですけども、財源的なところは限られた中で、いかにそれを、市民サービスを維持していくのかというところで、今後さらに議論が必要なのかなというところで考えているところでございます。
○東 副
委員長
中村委員。
◆中村
委員
総量を言われますと、やはりすごく僕もずっと移管の
住宅のことがあるので、総量は増えるっていうのはもう誰がどう見たって明らかだと思うんですね。そこに合わせてスピード感を持って減らしていかないと、やはりその将来世代にツケが回ってくるっていうのも、また財政とか、そういう視点で見ると非常に重要な視点だと思うんですね。なかなか個別原課は今あるものをなかなか減らすとか、そういうのはしんどいのでね、なかなか言えないと思うんですけど、その辺のところをリーダーが決断をして、また減らしていくと、はっきりと述べることが必要だと思いますけど、その辺のところ、今年度、
市有地の遊休地の売却とか、その辺は上がってないんですかね。
○東 副
委員長
清水都市経営部総括次長。
◎清水
都市経営部総括次長[兼
資産経営課長]
市有地の売却も、常に視野は入れております。何か動きがあれば、直ちに動けるような形は想定はして、準備はしておりますけれども、先ほども何度も申し上げておりますが、やはり皆様の御理解、住民の皆様、いろんな方の御理解、処分するにしても必要ですので、そこは引き続き、庁内連携して検討を進めていきたいというふうに考えております。
○東 副
委員長
中村委員。
◆中村
委員
例えばですけど、morinekiは貸出しをしていますけども、その辺のところも、例えば民間に一度所有権を持たせて、減らすとか、そういった常識にとらわれないようなことも、PFIも問題はあるって言ったらありますけども、その辺のところも柔軟に考えていって、やっていただきたいと思いますのでお願いします。
○東 副
委員長
清水都市経営部総括次長。
◎清水
都市経営部総括次長[兼
資産経営課長]
公民連携手法も優れた手法でございます。お金をどう回していくのか、
維持管理費をどう下げていくのか、そしてそのまちづくり、にぎわいにどう貢献していくのかというのがありまして、
公民連携手法、それと市が直接行う事業、これもいろんな比較検討しまして、一番最適な方法を見つけていく必要があるということで、そういった意識の下で、今後さらに検討を進めていきたいと思っております。お願いします。
○東 副
委員長
ほかにありますでしょうか。
品川
委員。
◆品川
委員
おはようございます。すみません、ちょっと1点お聞きしたい。昨日と今日、先ほど
中村委員からもありましたけど、ごめんなさい、僕の認識が、勉強不足で申し訳ないんですけども、例えば、今の深野園のお話であったりとか、Ⅱ期構想であったりとかいうんですけど、そのそもそも論として、要は団地っていうのが、要は同和対策事業だったのかどうかっていうのが、ちょっと僕分からなくて、その点を教えていただきたいのと、何かそれが要は悪かったことみたいな形のイメージを僕は捉えてしまうので、いや、そうじゃないでしょうっていうところ、どういう認識なのかが、ちょっと僕の認識が甘くて、その辺ちょっと教えていただけないでしょうか。
○東 副
委員長
山本市営住宅管理課長。
◎
山本 市営住宅管理課長
以前につきましては、同和対策事業に関連する法律がございまして、それに基づいて建てられた
住宅もあろうかというふうに考えてございますけれども、今現在におきましては、その法律自体はもう失効してございますので、そういう位置づけで建てる
住宅というものではございません。
○東 副
委員長
品川
委員。
◆品川
委員
じゃあ、そもそもは、そういういきさつで建てたという認識でいいということを確認したかった。いや、違うんやったら違うっていう、そこが普通に流れていってたので、そこをごめんなさい、僕の認識として、要はきちっと持ちたかったなっていうのがその質問の趣旨で、別に悪意であったりとか、どういう、他の
委員の質問にけちをつけるつもりはありませんけれども、そこだけちょっと教えて欲しかったんですけれども。
○東 副
委員長
山本市営住宅管理課長。
◎
山本 市営住宅管理課長
そういう位置づけで建てられた
住宅につきましても、一部あったというふうに認識ございます。
○東 副
委員長
品川
委員。
◆品川
委員
そこをきちっとしていかないと、何か、同和事業が悪かったみたいな、もちろんそういう側面もひょっとしたらあった市町村もあったのかもしれませんけれども、その認識に関して、きちっと持っていただかないと、ちょっと何か
市営住宅というものの、その初めっていうところがおかしくなっちゃうんじゃないかなっていうふうに思います。現在はそんなこともないと、そんなことって言ったらおかしいですけども、広く市民に住んでいただいてると思いますし、
住宅困窮の解消につながってるというふうに認識しておりますので、何かそこの入り口論が間違ってしまうと、そういう認識を持って、僕は持ってしまうなと思ったので、改めてお聞きしました。
質問を変えまして、ポンプ場の
維持管理及び
道路補修というところになるんですけれども、前から言っておりました三箇5丁目のポンプ場の件でございます。
そもそも論として、地元と周辺の御意見が違う中で、里道であったりとか、せせらぎであったり、様々なお話があった中で
道路が拡幅しまして、そのときに懸念があって、
道路を広くすると、要は危険性、住民にとっての危険性が増すんではないかという点と、あとポンプ場であったり、分団車庫がどうしても危なかったりとかするんじゃないかというのが当時から懸念としてあったというふうに思います。
先般、痛ましい事故が起こりまして、そのあたり、市民から何らかの要望であったりとか御意見とかがあるのかどうかということと、二度とあんな事故が起こらないような対策っていうのをどのような形でしていくかっていうことをきちっとお聞きしたいんですけども、お願いできますでしょうか。
○東 副
委員長
原田道路課長。
◎原田
道路課長
大東市四宮線の場所だと思うんですけども、ポンプ場のところで今年度事故が2回あったと聞いております。ポンプ場があるがゆえに、道がそこでなくなっていると、狭くなっているというところで事故が起きたと聞いております。
水政課としても、今後ポンプ場の撤去に関してはまだまだちょっと時間がかかるというところで、
道路課としまして、今のポンプ場の一部を通行路にできないかというところで今年度、今設計のほうをしているところでございます。
以上です。
○東 副
委員長
品川
委員。
◆品川
委員
歩道の場所の移動であったりとか、安全性をより担保してくれるというふうなお話を聞いてるとともに、水政課のほうで、何年か
計画での各ポンプ場の修繕、優先順位みたいなのを上げてやっていただいてると。その中で優先順位が低いところであるならば、要は撤去であったりとか、様々なことも検討されているというふうにお聞きします。実際、今、
道路課長、原田課長から撤去に時間がかかるっていうのは、要は、ごめんなさい、その災害対策としての、要は
必要性という度合いが、やはりそことの勘案だと思うんですけど、そのあたりについては、簡単に横の人が撤去に向けてみたいな感じのイメージの答弁に聞こえちゃったので、その辺は、別になくせということではなくて、要はその安全性との両輪を考えないといけないと思うけど、その辺はいかがでしょうか。
○東 副
委員長
東口水政課長。
◎東口 水政課長
ポンプ場についてお答えします。
ポンプ場のほうについては、現在も大雨時のときには稼働をしているポンプ場という認識をしております。こちらのポンプ場、昨年痛ましい事故が2件起きたということでも
報告は聞いておるんですけども、先ほど
委員もおっしゃっていただきました、ポンプ場の今、更新
計画にのっとって今動いているんですけども、その順番を決めた段階においては、そういう事故もございませんでして、その辺で今順位的には更新をかけていくポンプ場としては、今低い位置にいてます。正直いてるんですけども、今、外部要因として、そのような事故もあったという中で、今後を見据えたときに、順次このポンプ場の更新
計画の順番等を含めて、随時見直しをかけていく、おおむね5年に一度ということではうたってますけども、随時見直していく形を取るということになっておりますので、そういうような外的要因も含めまして検討していきたい。また、すみません、撤去になるか言うたら、もっと縮小の方向、今の技術ですので、あれだけの昔造った、あの大きなポンプ場が必要なのかも含めて、その更新
計画の中で検討をしていくというふうに考えております。
ですから、また順番も含めて、今後流動的に動いていくというように考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○東 副
委員長
品川
委員。
◆品川
委員
もちろん安全対策と、懸念のところと、だから言うたやろう的な周辺住民とかの御意見とかが、要は噴出しないような形で、さらにポンプ場をなくすということで、ポンプ小屋というか、何ていうんですかね、ポンプ場をなくすということではなくて、移動であったりとか、必要があるのであるならば移動であったりとか、縮小という言葉出ましたけれどもっていう形で、その地域の安全性も別に守っていただくという形が必要だと思いますし、そのあたりは、ちょっと言い方悪いけど、シンボル的になると困るので、ちょっと速やかに対応して
方向性を示す必要があるのではないか、要は対応をしたという形を速やかに示す必要があるのではないかというふうに考えますが、そのあたり、
道路課としてどういう形で対応していただけますか。
○東 副
委員長
原田道路課長。
◎原田
道路課長
素早くできる対策としましては安全対策、看板等とかあるんですけども、そのポンプ場の近隣の方とも調整しながら、速やかに対策を講じていきたいと考えております。
以上でございます。
○東 副
委員長
品川
委員。
◆品川
委員
そのあたりは、周辺、特に地元住民とよく協議であったり、広報していただいて、安全性増していただけるようにお願いをいたします。
○東 副
委員長
ほかにありますでしょうか。
北村
委員。
◆北村
委員
よろしくお願いいたします。昨日も、ちょっと途中で終わったんですけども、
道路新設改良事業なんですけども、80ページの中で、事業概要とか書いてた中でね、まず中垣内浜公園線と深野小学校南側の設計と、あと野崎の周辺
整備のことがあるんですけども、この5億円の中がこの3つの事業でいいと思うんですけども、この中のすみ分けというか、振り分けをちょっとお聞きしたいんですけども、まずそれ、中垣内浜公園線、大体幾らぐらいかかるのか、野崎の周辺
整備事業、深野小学校南側線で幾ら、全体に今回の、今年度の事業が総事業に幾らかかるのかを教えていただきたいと思います。
○東 副
委員長
原田道路課長。
◎原田
道路課長
道路新設改良事業の内訳につきましては、中垣内浜公園前線で土地購入費で約9億4,000万円、建設事業補償金で1億5,500万円です。あと、補償金の中で、野崎の東側の電線地中化に伴う補償金がございまして、ガスの移設工事1,500万円、下水道の移設工事で1,700万円、水道の移設工事で約1,500万円、それと、あと工事請負費が7件ございまして、内容としましては太子田萱島
道路改良工事と、あと6件で計7件ございます。金額としましては約1億円かかっております。あと、設計
委託料としまして深野小学校南側線ほか
道路詳細設計
業務委託ほか8件ありまして、費用としましては約2,500万円の計上をしておるところでございます。
以上でございます。
○東 副
委員長
北村
委員。
◆北村
委員
その中身を聞かないと、この全体的に見てると、この3本だけでこんだけ出てしまうのはちょっと不思議な感じがしたので、ちょっとお聞きしましたけども、あとこの単費で土地購入費が9,400万円あるんですけども、これって何筆買って、この部分はもう
道路として購入するんですよね、言うたら。
○東 副
委員長
原田道路課長。
◎原田
道路課長
単費の土地購入費9,400万円につきましては、中垣内浜公園前線の9件の件数でございます。
○東 副
委員長
北村
委員。
◆北村
委員
それに対しての建物費補償算定が2,000万円ということでいいですか。
○東 副
委員長
原田道路課長。
◎原田
道路課長
予算書の169ページに載ってます単・建設事業補償金2億1,100万円のうち、中垣内浜公園につきましては1億5,000万円、件数につきまして10件でございます。
○東 副
委員長
北村
委員。
◆北村
委員
分かりました。
あと、次の北条踏切のボーリング
委託料なんですけども、この北条踏切は、ちょっといろいろまだ、その近隣の方からも聞かれるんですけども、これは今、事業予定地として囲ってるところだけのボーリング事業であって、まだその言ってる解決というか、所有者さんとの話合いというのは、これは多分いろんな議員も聞いてるんですけど、どこまで進んでいるのか、今の現状は、進捗というのは教えていただきたいんですけども。
○東 副
委員長
原田道路課長。
◎原田
道路課長
このボーリングの費用、これはあくまでも境界確定の費用でございまして、北条踏切の東側の用地、まだ用地を買えてない場所の境界確定の費用を計上しているところでございます。
○東 副
委員長
北村
委員。
◆北村
委員
境界確定で、そこもまだ交渉中でいいんですよね。
○東 副
委員長
原田道路課長。
◎原田
道路課長
長らく相続関係でお話がついてないところで、今交渉中でございます。
○東 副
委員長
北村
委員。
◆北村
委員
あと、深野谷川線なんですけども、これは用地買収というか、橋梁部分もあるので、かなり年度的には、
令和11年度までなんですけども、用地買収の件はもうどこまで進んでるか、今回この
令和6年度で、谷川中学校のほうの路線のほうは買収できるんでしょうか。
○東 副
委員長
原田道路課長。
◎原田
道路課長
深野北谷川線の用地買収につきましてお答えいたします。
対象の土地は19件、用地買収の物件につきましては21件ございまして、
令和5年度末におきましては、土地を15件、物件につきましては16件、契約を終わってるところでございます。残り、土地につきましては4件、物件につきましては5件、これは
令和6年度に精いっぱい頑張って交渉して、取得していきたいと考えておるところでございます。
○東 副
委員長
北村
委員。
◆北村
委員
ちょっと、これで最後にしますけども、ポンプ場の
維持管理経費でかなり、今回もこれ単費でやってるし、30基の言ってるポンプがあるので、これ昨年、副市長と共に国土交通省の局長のほうに要望のほうに上がりましたけども、こんだけ毎回毎回お金かかってくる話なので、そういった意味で、国にも
予算要望するに当たっても、今回、近畿地方
整備局にも1回問合わせしたらどうやっていう話あったんですけども、そういった補助金を要望するに当たっても、こちらのサイドの内容を全て分かっておかないと駄目だと思うんですけども、そういった調査とかは、副市長、これはそのときにも、副市長直々に、局長のほうからやってくださいねという話を言われてたので、そういったところは、こういった
整備事業もあるんですけども、そういった調査事情は
予算的には入ってこないんでしょうか。
○東 副
委員長
野田副市長。
◎野田 副市長
ポンプ場につきましては、優先順位等々をつけながら、原部原課のほうで今検討はしておるところでございますけれども、おっしゃっておりますように、1基が相当の金額がかかるという認識を持っております。先日来も、国のほうに同行をさせていただきながら、一定、大東市特有の事情というのは国のほうも理解していただいているということでございますので、今後は、先ほど来おっしゃっていただいておりますように、国と十分に連携を取りながら、1つでも進めていけるような形をつくっていきたいというふうに考えております。
○東 副
委員長
北村
委員。
◆北村
委員
それはやっていただきたいんですけども、これ、そのときにも要望行かせていただいて、その後すぐ水道局のほうにも問合せをいたしましたし、副市長のほうも自ら、いろいろと調べられたと思うんですけども、そういった中で、やっぱり全ての水路、どんだけあるか、やっぱり把握をしておかないと、それはやっぱりマップとしても我々も持っていたんですけども、そういった中で、言うだけではなくて、やっぱり調査して、ある程度言っている、この路線は各原部原課が把握しておかないと、やはりそこはどういった今度の
必要性が、どんだけの容量が要るのかというのが分かってこないと思うので、まずはこのポンプの本体の
整備は必要、かなり必要なので、それを上げていただいたら結構なんですけども、そういった調査のほうも、難しければ、いろんな金額かかってくると思うので、ちょっとそれは行政だけでは難しいかもしれないので、そういったことは
予算は
予算化していただきたいと思うんですが、そこは今後こういった事業で必要なことだと思うので、そこの部分は
予算化していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○東 副
委員長
答弁はよろしいですね。
ほかにありますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○東 副
委員長
質疑なしと認めます。
次に、本
分科会に分担されました議案第14号「
令和6年度大東市2駅
周辺整備事業特別会計予算について」を議題とします。
理事者から提案理由の説明を求めます。
村田
都市整備部長。
◎村田
都市整備部長
議案第14号、
令和6年度大東市2駅
周辺整備事業特別会計予算につきまして、提案内容の御説明を申し上げます。
当該
予算は、2駅周辺
整備事業に係る用地等の取得に必要な
予算を計上するものでございます。
それでは、
令和6年度大東市
特別会計予算書により、概要について御説明を申し上げます。
131ページをお願いいたします。
令和6年度
予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億9,978万7,000円とするものでございます。
次に、歳出でございます。140ページをお願いいたします。
款1公共用地取得事業費、項1公共用地取得事業費2億8,000万円は、四条畷駅西側の事業用地取得によるもので、142ページの款2公債費、項1公債費1,961万円は、四条畷駅西側において事業用地を取得した際に発行した地方債の元本償還金で、長期借入金利子及び割引料17万7,000円でございます。
次に、歳入でございます。
138ページをお願いいたします。
款1繰入金、項1他会計繰入金2億9,978万6,000円は、一般会計繰入金で、款3諸収入、項1預金利子1,000円は預金利子でございます。
何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
○東 副
委員長
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○東 副
委員長
これをもちまして質疑を終わります。
次に、本
分科会に分担されました議案第15号「
令和6年度大東市
移管市営住宅事業特別会計予算について」を議題とします。
理事者から提案理由の説明を求めます。
東理事兼
都市経営部長。
◎東 理事[兼
都市経営部長]
おはようございます。議案第15号、
令和6年度大東市
移管市営住宅事業特別会計予算について御説明申し上げます。
令和6年度大東市
特別会計予算書により概要について御説明いたします。
145ページをお開きください。
令和6年度
予算の総額は歳入歳出それぞれ4億5,121万5,000円とするものでございます。
歳出について御説明いたします。
155ページをお願いいたします。
主なものは、155ページ上段の移管
市営住宅管理経費1億5,621万1,000円で、入居者へのサービス向上と効率的な
維持管理のため、
指定管理者による
住宅管理業務を実施するものなどで、中段やや下の移管
市営住宅活用経費は、移管
市営住宅に対する利活用を円滑に進めるためのものであり、工事請負費259万6,000円の主な内容は、フェンスの新設や既存の門扉等の解体に係る費用、その下の移管
市営住宅整備等基金積立金1億9,988万3,000円は、本
特別会計の余剰金で移管
市営住宅の
整備事業に要する経費や利活用に資するための資金といたしまして、本市の移管
市営住宅整備等基金に積み立てるものでございます。
次に歳入でございます。
153ページをお願いいたします。
主なものは、153ページ上段の移管
市営住宅使用料、現年度分3億7,514万円で移管
市営住宅の現年度の
住宅使用料で、その下の駐車場施設使用料、現年度分4,363万円は移管
市営住宅の現年度分の駐車場使用料でございます。
その下の行政財産目的外使用料1,627万9,000円は、移管
市営住宅の住戸や、駐車場の目的外使用料でございます。
以上が
令和6年度大東市
移管市営住宅事業特別会計予算の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
○東 副
委員長
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○東 副
委員長
これをもちまして質疑を終わります。
次に、本
分科会に分担されました議案第16号「
令和6年度大東市
水道事業会計予算について」を議題とします。
理事者から提案理由の説明を求めます。
岡田
上下水道局長。
◎岡田
上下水道局長
おはようございます。
議案第16号、
令和6年度大東市
水道事業会計予算について概要を御説明申し上げます。
水道事業会計予算書の1ページをお願いいたします。
第2条、業務の予定量は、年度末における予定給水戸数を5万8,500戸とし、年間予定配水量につきましては、前年度
予算と比較し、2.3%減少の1,231万3,000立方メートルを予定しております。
主な建設改良事業は、管路更新事業に取り組んでまいります。その費用として3億8,384万9,000円を計上いたしております。
次に、第3条、収益的収入及び支出でございます。水道事業収益では、前年度
予算と比較し、1,259万円増加の23億6,298万4,000円を計上しております。
また、水道事業費用では4,156万9,000円減少の22億4,854万9,000円を計上しております。
その結果、収益的収支では、消費税込で1億1,443万5,000円の利益を計上することとなりました。
次に、2ページをお開きください。
第4条、資本的収入及び支出でございます。資本的収入では、前年度
予算と比較し、5,136万円減少の9,388万4,000円を予定しております。
また、資本的支出では4億8,527万円増加の14億7,671万2,000円を計上しております。
資本的収入額が支出額に対し不足する額13億8,282万8,000円は、第4条本文括弧書きのとおり補填することといたしております。
以下、第5条では債務負担行為について、第6条では各項の経費の流用について、第7条では流用禁止項目について、第8条ではたな卸資産の購入限度額について定めております。
なお、4ページ以降には、
予算に関する説明書を掲載しております。
以上が、水道事業の
令和6年度当初
予算の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
○東 副
委員長
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
あら
さき委員。
◆あら
さき 委員
このお正月に能登半島地震がありまして、現地での水道管がなかなか復旧しなくてっていうことで、大東市民でも大東市の水道管はどうなっているのかっていう関心の声はすごく注目されています。
水道管、今、重要拠点とかずっと
整備していただいてますけども、今、その強度はどの程度になっているのか、震度7程度に耐えれるのかどうか、そういったあたりを伺いたいと思います。
○東 副
委員長
榎本
上下水道局水道施設課長。
◎榎本
上下水道局水道施設課長
水道管の耐震化についての御説明をさせていただきます。
耐震化の強度の程度といたしましては、レベル2地震動といいまして、現在から将来にわたって考えられる最大級の地震動、すなわち気象庁の震度階でいいますと、震度6強から震度7程度に耐え得るものというもの、そういう部材を使って更新しております。
○東 副
委員長
あら
さき委員。
◆あら
さき 委員
今、重要拠点の配水管と水道の耐震工事やっていただいてますけども、具体的に重要拠点とはどういった施設なのか、重要拠点となる管路は大体全体で何メートルあるのかっていうのを伺います。
○東 副
委員長
榎本
上下水道局水道施設課長。
◎榎本
上下水道局水道施設課長
重要拠点配水管路耐震事業といいますのは、まずは厚生労働省で既存の水道施設の耐震化に関しまして、まずは災害時に重要な拠点となる病院、診療所、介護や援助が必要な災害時要援護者の避難拠点など、人命の安全確保を図るために給水優先度が特に高いものとして地域防災
計画に位置づけられている施設に対しまして供給する管路を優先的に耐震化を進めるという、そういう国の方針がございます。その方針に従いまして、大東市のほうの水道ビジョンにおきましても、重要拠点施設排水管路の耐震化を優先して進めるように考えております。
具体的にどんな拠点かといいますと、本市の中にあります8中学校、また災害医療協力病院として大東中央病院、野崎徳洲会病院、仁泉会病院、あと市役所、消防署、福祉施設といたしましてはいいもりぷらざ、総合福祉センター、あとは
上下水道局の配水場ということになっておりまして、市内の施設の17か所と、配水設備があります7か所、以上が重要拠点というふうになっております。
また、そこに行くまでの水道管路につきましては、約20キロを設定しております。
○東 副
委員長
あら
さき委員。
◆あら
さき 委員
20キロ中、
予算の資料の2ページには、今年度やる管路について書いてありますが、これをやり切ったとして、あと残りどれくらいになりますか。
○東 副
委員長
榎本
上下水道局水道施設課長。
◎榎本
上下水道局水道施設課長
20キロの中で、まだ、平成30年にこの
計画を立てたときに、まだそこで未
整備区間が9,280メートルございました。残りはもう既に耐震化しているということなんですけれども、そのうち、
令和5年度末で6,641メートル、71.6%完了しております。
残りが2,639メートルございまして、
令和6年度、合計しますと309メートル更新する予定なんですけども、それができましたら、
計画といたしましては75%完了するということになってます。
○東 副
委員長
あら
さき委員。
◆あら
さき 委員
いつ地震が来るか分からないので、こういった工事をもっとスピードアップできないのかなっていうことなんですけど、いかがでしょうか。
○東 副
委員長
榎本
上下水道局水道施設課長。
◎榎本
上下水道局水道施設課長
委員御指摘のとおり、これは早急に対応していかないといけない事象でございます。
一方、急激な事業の拡大は財政を逼迫し、水道料金の改定を早める、そういう形になってきます。アセットマネジメントや経営戦略という
計画がございますので、年間の建設改良費を平準化して更新を図っていきたいと思っております。
○東 副
委員長
あら
さき委員。
◆あら
さき 委員
耐震化ということで、今、基幹管路の耐震をずっと進めていただいてますけども、
住宅につながる細い管路、こういったところの耐震化っていうのは、今どういう現状ですか。
○東 副
委員長
榎本
上下水道局水道施設課長。
◎榎本
上下水道局水道施設課長
今、その細い、おうちにかかっていく管っていうところだと思うんですけれども、その部分につきましては、やはりすぐ直せるっていうところもございまして、まずは基幹管路を、お水を供給する根本になるんですけれども、その部分を早急に耐震化を図りまして、万が一そういう事態になったとしても、早急に復旧できるような形を取りたいと思っておりますので、人間で言いますと、毛細血管の部分はちょっと置いといて、体の中の大きい血管の部分を強化していくっていう、そういう考えで鋭意進めておるような状況でございます。
○東 副
委員長
ほかにありますか。
北村
委員。
◆北村
委員
1点聞きたいんですけども、議案のほうでも、所管のほうが厚生労働省から国土交通省に代わるんですけども、水道事業として何か変化というか、今後の業務に当たってどういった変化があるのか、ちょっとそこだけお聞きしたいんですけども。
○東 副
委員長
堀
上下水道局総括次長。
◎堀
上下水道局総括次長[兼
上下水道局総務課長]
このたび、来年度から、まず環境省に係る部分につきましては、水質に係る部分、あとそれ以外につきましては国土交通省ということになってくるんですけれども、環境省ですので、より水質ですとか、環境に係る分野で知見がありますので、その部分については高度化されるんではないかなと思っております。
国土交通省に移管するに
当たりまして、社会資本全般にわたって国土交通省というのが管轄されることになりますので、例えば災害の対応ですとか、復旧のことですとか、あらゆる面で社会資本の一部として水道事業が位置づけられてきますので、そのあたりが今後違ってくるかなと思っております。
○東 副
委員長
北村
委員。
◆北村
委員
そしたら、今資本的な
整備というか、
整備関係は国土交通省、そういった
予算要望とかも含めても国土交通省であって、水質の保全とか、そういうものは環境省で、さらに水質改善に向けていろいろなこと、衛生的なものかな、そこはしっかりと厚生労働省はもう完全に関係なくなってくるんですよね、言うたら。そうしたら、そういう中でしっかりと対応していっていただきたいし、要望するところはしっかりと要望するのは、言ってもらえる話なんで、そこは行政としては行政から行かないと、はっきり言って、国のほうも動いてくれないので、我々議員が行っても、行政のほうが事業として何がしたいか、何が必要なのか、
予算は何が必要なのかってことは言っていただかないと、なかなか、我々が行ったかって、何しに来たんやいう話になってくるので、そういった意味では、しっかりと要るものには要るという形で、
予算がつく・つけへんは別として、そういった声は上げていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○東 副
委員長
堀
上下水道局総括次長。
◎堀
上下水道局総括次長[兼
上下水道局総務課長]
大東市の場合、
上下水道局ですので、下水道事業はそもそも国土交通省の管轄ですので、そのあたり、水道事業、下水道事業で今回所管が代わりますので、国土交通省に移管された場合の今の下水道事業の、言われてる交付金なり補助金の取扱いだとか、特徴だとかっていうのは、もう今現在も情報共有している状況ですので、今後水道事業が国土交通省に移管された場合も、引き続き情報共有を局内でもさせていただきつつ、国土交通省からの通達ですとか、そのあたりについて逐一情報を精査させていただいて、今後の事業に生かしてまいりたいと考えております。
○東 副
委員長
ほかにありますでしょうか。
光城
委員。
◆光城
委員
来年度の、いろいろ今まで広域水道企業団に話合いがあったんですけど、どんな感じの話が予想されそうですか。
○東 副
委員長
堀
上下水道局総括次長。
◎堀
上下水道局総括次長[兼
上下水道局総務課長]
今現在、
令和7年の4月の統合に向けて、現在いろいろと検討も含めて作業されている団体さんがございます。
あと、
令和9年の4月に向けて最適配置案ということで、施設がどういうふうに最適配置が、例えば企業団と統合した場合になるのかっていう検証されている団体さんが今、現状いるというような状況と、あと未統合団体につきましては、何かしら、将来的に統合をするに当たっての機運醸成というような会議体が設立されて、我々も、大東市も参加している状況でございます。
○東 副
委員長
光城
委員。
◆光城
委員
大東市も参加してるというのは、どういう、今のところはお考えのつもりなんですか。
○東 副
委員長
堀
上下水道局総括次長。
◎堀
上下水道局総括次長(兼
上下水道局総務課長)
現在、大東市の場合、そういう会議体に参加してるんですけども、会議体に参加していないと、各企業体さん、統合していない企業体さんの動きだとか、そういうのも全然分からなくなってしまいますので、やはりそういうのをアンテナを張っていかないと取り残されたりっていうこともあるでしょうし、動きっていうのを注視していかないといけないっていうような考えで参加している状況です。
○東 副
委員長
光城
委員。
◆光城
委員
私は結局は大東市の水道代が高くなるのか安くなるのか、それが一番中心的なことなんだけど、それは水道局としては、その
予算がたくさん要るのか要らないかということもあるし、その辺のところ、積極的に参加しそうな団体とか、消極的な団体とか、大体どれぐらいの割合というのが、何市ぐらいなのか、大体の感じで結構ですから、おっしゃってください。
○東 副
委員長
堀
上下水道局総括次長。
◎堀
上下水道局総括次長[兼
上下水道局総務課長]
今現在統合されてる団体以外で言いますと、先ほど言いました
令和9年の4月に向けての最適配置案を策定してるっていうような団体さんがあるんですけども、大体42構成団体が元々あったんですけども、そのうち大体半数までの団体さんが今機運醸成というのに参加している状況で、おのおの、市によっていろんな状況がありますので、なかなか他団体さんの動向がどうかっていうのは、腹の探り合いって言ったら何ですけれども、会議を通して、どのような状況かっていうのを今現在感じているところでございます。
○東 副
委員長
光城
委員。
◆光城
委員
半数ということは、やっぱり半数を超えますと、やっぱり参加したほうがいいのかっていうことになっていきますので、それ、先ほども地震の話出ましたけど、地震も関係してるしということを考えていくと、それがどの辺まで心づもりをしたらいいのかな。
○東 副
委員長
堀
上下水道局総括次長。
◎堀
上下水道局総括次長[兼
上下水道局総務課長]
大東市におきましては、
令和4年度に統合に係る検討協議を継続しないという判断で、今現在、単独で頑張っていこうということで、いろいろと
計画を立てつつ、例えば収支につきましても精査しつつ頑張っているところですので、それをいつまでっていうふうに区切って、今現在、例えば
令和12年なりっていうような考え方でいきますと、責任感を持ってやっていくに当たっては、ちょっといかがなものかなと思ってますので、我々としては今現在置かれてる状況で、鋭意職員が一丸となって事業を進めているというような状況です。
○東 副
委員長
光城
委員。
◆光城
委員
何かね、よく僕も勉強不足でよく分かんないんだけども、外国では、何か民営化されてしまうって、すごく住民の方々が不便というか、損をしたことがあって、それだけ反省をしたこともあるというふうなことで、水道の民営化というのは一番よくないなということで、いろいろ考えられると。今のところは大東市は大東市で水道局として頑張っていると、大きな目で見ると、何か大阪府に入ってしまったら、もう民営化という線が、行われる可能性もあるのかなというので、いろいろ不安とか、さっき言ったみたいに、水道代が安くなるのか、高くなるのか、高くなったら嫌やなというところでありますので、そういう総合的に、遠い
令和9年の話とかしておられましたけども、じっくり考えながら、結局は民営化されなければ、入ったほうがいいのかなという、いろんな考え、水道代のことも含めて、一生懸命考えていきたいと思いますので、またよろしくお願いします。
○東 副
委員長
堀
上下水道局総括次長。
◎堀
上下水道局総括次長[兼
上下水道局総務課長]
民営化につきましては、一般質問でも何度かいただいてるんですけども、大東市での考え方としましては、水道事業というのは公がやるものだっていうような考え方で、今、当然のことながらやっているわけでして、企業団におきましても同じ考えで、今事業を進めてるという、将来的にも進めていくっていうような状況にあると思います。
料金改定につきましては、統合素案をつくった段階で、単独経営でも、統合でも、
令和9年度には約11%の料金改定が必要ではないかなっていう試算が出てます。これは企業団が一律の考え方で、一定、出したわけなんですけども、それ以後、今回の物価高騰ですとか、人件費の高騰で、大体平成30年度以降、今現在、大体25%から30%ぐらいの経費が上がっているような状況ですので、本市としましても、毎年度の
予算・決算というのはいろいろと注視しながら
計画を立てつつやっていってるんですけれども、状況というのは、やはり厳しい状況かなということで考えておるところでございます。
○東 副
委員長
ほかにありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○東 副
委員長
これをもちまして質疑を終わります。
最後に、本
分科会に分担されました議案第17号「
令和6年度大東市
下水道事業会計予算について」を議題とします。
理事者から提案理由の説明を求めます。
岡田
上下水道局長。
◎岡田
上下水道局長
議案第17号、
令和6年度大東市
下水道事業会計予算について概要を御説明申し上げます。
下水道事業会計予算書の1ページをお願いいたします。
第2条、業務の予定量において、年度末における公共下水道実処理面積は1,203ヘクタール、年間有収水量は1,152万1,000立方メートルを見込んでおります。
主な建設改良事業は、管渠築造事業、流域下水道建設事業、浄化槽
整備事業で、7億1,887万1,000円を計上いたしております。
次に、第3条、収益的収入及び支出でございます。下水道事業収益では、前年度
予算と比較し、9,918万8,000円減少の35億8,385万2,000円を予定しております。
また、下水道事業費用では1億7,956万9,000円減少の35億1,790万5,000円を計上しております。
その結果、収益的収支では、消費税込みで6,594万7,000円の利益を計上することとなりました。
次に、2ページをお開きください。
第4条、資本的収入及び支出でございます。
資本的収入では、前年度
予算と比べ、2,719万3,000円減少の8億2,412万5,000円を予定しております。
資本的支出では1億1,959万9,000円増加の25億9,041万3,000円を計上いたしております。
資本的収入額が支出額に対し不足する額17億6,628万8,000円は、第4条本文括弧書きのとおり補填することといたしております。
以下、第5条では債務負担行為について、第6条では企業債の借入れ条件について、第7条では一時借入金について、第8条では各項の経費の流用について、第9条では流用禁止項目について、第10条では他会計からの出資金について定めております。
なお、4ページ以降には
予算に関する説明書を掲載しております。
以上が下水道事業の
令和6年度当初
予算の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
○東 副
委員長
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○東 副
委員長
質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終わります。
以上で本日の日程は全て終了しました。
以上をもちまして、
予算決算委員会街づくり分科会を閉会します。
( 午前11時15分 閉会 )
……………………………………………………………………………………………………………
大東市議会
委員会条例第27条の規定により会議のてん末を記載する。
予算決算委員会街づくり分科会副
委員長...