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令和6年2月9日大東市の教育に関する特別委員会−02月09日-01号

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  1. 大東市議会 2024-02-09
    令和6年2月9日大東市の教育に関する特別委員会−02月09日-01号


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    令和6年2月9日大東市の教育に関する特別委員会−02月09日-01号令和6年2月9日大東市の教育に関する特別委員会  大東市の教育に関する特別委員会会議録 〇 開催年月日   令和6年2月9日(金) 〇 会議時間    開会時間 午後3時59分 〜 閉会時間 午後4時50分 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 出席委員     品 川 大 介 委員長       児 玉   亮 副委員長     杉 本 美 雪 委員        木 田 伸 幸 委員     天 野 一 之 委員        酒 井 一 樹 委員     小 南 市 雄 委員        野 上 裕 子 委員     中 河   昭 委員 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 出席説明員     北 本 賢 一 教育総務部長    渡 邊   良 学校教育政策部長     その他関係職員 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 出席事務局員     竹 中 愼太郎 事務局長      品 川 知 寛 総括参事
        川 邊 幸 秀 参事補佐      北 野 鉄 郎 上席主査     森 本 早 紀 書記 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 議題     1.教職員業務環境改善及び不登校支援に係る取組みについて     2.その他 ……………………………………………………………………………………………………………              ( 午後3時59分 開会 ) ○品川 委員長   ただいまから大東教育に関する特別委員会を開会いたします。  本日は教職員業務環境改善及び不登校支援に係る取組について理事者から説明を聞き、委員の皆様に御協議いただきたいと考えます。  なお、本特別委員会における各委員の質疑時間は答弁時間を含めず5分以内とさせていただきます。  1年間と言うか、4年間と言うたほうがいいのかな、続けてまいりまして、今年のテーマがこの2点ということでありました。最終的に、昨年、木田委員長の下に、特別委員会から提出した要望書を受けて、大東市の教員の働き方、または業務改善というところがどのように来年度へ進んでいくのかというところを報告を受けて、質問等々を受けて、総括したいなというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。  では、これより議事に入ります。  まず、教職員業務環境改善及び不登校支援に係る取組についてを議題とします。  本件について理事者より説明を受けます。  渡邊学校教育政策部長。 ◎渡邊 学校教育政策部長   失礼いたします。今年度初めに、大東市立小・中学校における教育環境のさらなる充実を求める要望書、こちらを頂いたことにより、学校教育政策部としましては、2点の要望内容を踏まえ、今年度、学校現状把握次年度に向けた課題の改善のための新たな取組、あるいは予算要求を行っているところでございます。  本日は要望書の内容を踏まえ、まず今年度の市内小・中学校業務改善実情、そこから見えてきた課題を踏まえ、教職員業務環境改善についてと題しまして、その取組手法説明させていただきます。  この内容には、こちらも要望書にございましたデジタル技術の活用をさらに進めることでの業務効率化につきまして、市内小・中学校勤務時間外労働実情と来年度導入予定出退勤オンライン一元化システムの導入、こちらも含んでおります。  さらには、この10月に教職員向けに配布をしました学校における業務改善リーフレット、こちらも参考資料といたしまして、この後、教職員課課長花澤より説明をさせていただきます。  またもう1点は、11月にも御報告をさせていただき、あるいは視察もいただきました不登校現状及び対策・取組と、市教育支援センターボイスにつきまして、不登校支援員の拡充やボイスハードソフトの充実、来年度の取組手法、これらのことにつきまして不登校支援現状と課題と題しまして、指導人権教育課課長村島より説明をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○品川 委員長   それでは、花澤教職員課長。 ◎花澤 教職員課長   失礼いたします。教職員課花澤でございます。よろしくお願いいたします。  教職員業務環境改善について御説明をさせていただきます。少し長くなりますので着座にて説明させていただいてよろしいでしょうか。失礼いたします。  大東市立小・中学校における教育環境のさらなる充実を求める要望書を踏まえ、今年度の市内小・中学校業務改善実情及びこれまでの取組をまとめた学校における業務改善リーフレット令和5年10月に作成・配布いたしました。こちらのリーフレットにつきましては、市ホームページのほうにも掲載させていただいております。  本日はそのリーフレット参考資料としておりますので、適宜御覧ください。  それでは、資料スライド2枚目を御覧ください。  今年度の市内小・中学校業務改善実情としまして、リーフレットにも記載しておりますが、市内における業務改善事例としまして、一斉退勤日の設定を、管理職も含めて実施し、メロディーチャイムで全員が職員室に集合するなどを実施し、6時に一斉に退勤することで、退勤する意識が全教職員で強くなり、実施できているというような学校もございました。  結果として、退勤時刻の意識が強くなるということで時間外勤務の縮減につながっているようです。  また、それ以外にも、会議が時間内に終わるように意識されており、職員会議を減らしたりとか、放課後の時間を確保している学校もございました。  リーフレットの配布により好事例を市内で共有し、各校における業務改善に対する教職員の意識づけを行いました。  各校において、業務改善を図るための取組や精選が進み、学校における業務改善が少しずつではありますが、進んでいる状況でございます。  それでは、次のスライドを御覧ください。  今年度の市内小・中学校実情としまして時間外勤務時間についてです。  各校において教職員意識改革を進める中で、リーフレットにもお示ししましたとおり、時間外勤務時間の月平均についてですが、タイムカードを導入した平成30年当時と比べ、小学校ではわずかでありますが、減少しております。  中学校は大幅に減少という形になっております。  その中で、今年度も昨年度と比較しましても減少傾向であり、小学校においては、現時点ですけれども33.1時間、中学校においては41.7時間となっております。  まだまだ時間外勤務が多い教職員も一定数おりますので、さらに教職員意識改革が必要であると考えております。とりわけ、教頭先生の時間はまだまだ高い数値であり、教頭負担軽減は必要だと考えております。  そこで教頭について、時間外勤務状況をまとめたので次のスライドを御覧ください。  まず、教頭20名のうち、時間外勤務45時間以上となった教頭は18名おりました。新任だけでなく、経験のある教頭についても45時間以内に収めるということは大変難しい状況となっております。  その中で、スライドの中段、2市教育委員会府教育委員会経験新任教頭についてのみに絞って確認したところ、新任教頭は60時間以上の時間外勤務をしていることが分かりました。市教育委員会府教育委員会での事務局から発出される依頼文書等を把握していても、1年目というものはなかなかスムーズに処理することができず、時間がかかっていることが明らかです。  また、現場教諭から直接教頭として任用した者につきましては、70時間以上の時間外勤務となっておりました。  夏季休業日中である8月を含む平均となっておりますので、課業期間中の時間外勤務がいかに多いかというところが、ここからも分かってまいります。  以上のことから、来年度に向けて次のスライドを御覧ください。  令和6年度に向けて具体的な取組といたしまして、新任教頭配置校に対し、教頭マネジメント支援員を試験的に配置し、その効果検証を行うための予算を要求しております。  また、夏季休業中の学校閉庁日を4日間から13日間とし、閉庁日は対外的な対応を取らない期間と位置づけをしております。この期間において年次有給休暇等取得促進を図って、来年度から実施したいと考えております。  次に、出勤時間の工夫といたしまして、勤務時間中、朝の時間帯になりますけれども、保護者からの欠席連絡等電話連絡がなくなるよう、電子連絡板による欠席連絡システムを導入し、電話対応をなくしていこうと考えております。  最後に、教職員出退勤状況をリアルタイムにオンラインで一元管理できる出退勤システムの導入をすべく、その導入経費予算要求しております。このシステムにつきましては、出勤簿年次休暇届なども紙媒体で処理を現在はしておるところですけれども、そちらを電子化することができ、処理の効率化も期待できるものとなっております。  私からは以上となります。 ○品川 委員長   それでは、とりあえず不登校説明を聞いてから、質問を受けることにします。  それでは次に、村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導人権教育課長]   私からは、不登校支援実情と今後の取組について御説明いたします。着座にて説明させていただいてもよろしいでしょうか。  大東市立小・中学校における不登校支援取組といたしましては、学びへのアクセス100%プランでもお示ししておりますが、大前提として、楽しい学校、明日も行きたくなる学校、また成長が感じられる活動、みんなとの関わりはやっぱり大事だなと思えるような活動、これらの観点を大切にすべきであることを伝え続けております。  不登校になる気配のある児童生徒、また欠席が続き始めている児童生徒に対する、いわゆる事後の対応の前に、そもそも不登校を生まない魅力的な学校づくりの一環として、児童生徒のやりがいや、やる気を呼び起こす授業づくり学級づくり、また責任感を育み、自己有用感を高める児童会生徒会取組などを1つの学校でとどめることなく、学校学校をつないで、効果的な取組を横に広げる役割を市教育委員会がより一層担っていく必要があります。  その上で、人間関係自分自身の中での葛藤など、様々な要因で教室に入るのが難しい状況児童生徒については、教室ではなくとも、校内で安心して過ごせる場所として、校内教育支援ルームの設置、また整備を進めているところです。  部屋運営方針、また人員、設備などを各校状況に応じて、市教育委員会としても力強く支援していかなくてはなりません。特に人員、不登校支援員の確保については、現在、元教員、また地域人材、大学生が、それぞれ3分の1程度の割合で各校に配置されておりますが、学校と連携して子供たち状況に合う、必要な人材を必要な時間帯に配置できるか、各校と連携して対応を続けております。  市教育委員会といたしましても、人材バンクの登録がこの1年間で90名程度になっておりますが、引き続き人材確保には努めてまいります。  最後に、外出することはできるが、学校という場所に入ることが難しい児童生徒につきましては、教育支援センターボイス」のハード面ソフト面での充実をさらに続ける必要があります。  来週にはボイスを利用している子供たちが企画した作品展も予定しております。  現在は多い日で10人以上が2つの部屋で活動しているため、開室時間帯の見直しや増床も検討が必要になってまいります。  以上、不登校支援現状と課題、また今後の主な取組になります。  以上です。 ○品川 委員長   ありがとうございます。  それでは、質疑に入りたいと思います。質疑はありませんか。  酒井委員。 ◆酒井 委員   よろしくお願いします。  まず、不登校支援のことをちょっとお聞きしたいんですけど、僕はその不登校支援に関してね、この教育支援センターボイス」ですね、ハードソフトの充実ということで村島学校教育政策部総括次長とも、よくお話させてもらって、やっぱり予算規模が少ないっていうのは僕は非常に、確かに予算かけりゃあええっていうもんではないんですけど、やはりね、実情を聞かせてもらったときに、やっぱり100名ぐらいいてはるって、不登校の方がいらっしゃったときに、結局、マンパワーとして、20人ぐらいしか見れませんっていったときに、圧倒的に、そういういろんなハードであったり、ソフトとかあると思うんですけど、その辺、今回予算のやつはもうちょっと拡充がされたのか、その辺、もうちょっと増やしてきたのか、その辺ちょっと教えてもらえますか。 ○品川 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導人権教育課長]   酒井委員おっしゃいますように、例えば不登校支援員につきましても、全ての学校に毎日支援員さんがおられるというような状況ではありませんので、教育支援ルームをつくったとしても、その部屋を管理する方がおられないのでは、子供たちも今日は開いている、今日は開いていない。この時間は開いているということで、なかなか安定した状況にはならないのではないかなと考えております。  そのあたりについては、予算要求のほうも行っており、ボイスにつきましても、先ほどお伝えしましたように、10人を超えるような人数が2つのお部屋で様々な課題や悩みなどを抱えている子供たちでありますので、増床についても、現在検討して、支援員さん、スタッフのほうも増員を考えているところです。 ○品川 委員長   酒井委員。 ◆酒井 委員   支援員さんもね、時間帯をさっき言っていただいたのも、毎日じゃなくて、僕は逆に子供さん一人一人が、もう週に何回かしかお話できないのでは、なかなか僕は、その不登校子供さんに対しての対応っていうのはなかなか難しいんかなっていうのはね、確かにほんまにあるんですけど、予算はどうしても、こう言ってしまうところあるんですけど、そこはね、僕もやっぱり、しっかり本当に不登校子供さんたちの対応をするときに、やっぱりね、必要なものっていうのは、これはもう絶対僕も必要やと思うからね、そこはしっかりね、村島学校教育政策部総括次長いつも言われてますけど、予算を取っていただいて、本気でやろうと思ったら、僕はやっぱりお金が必要になると思うんですよ、予算というのがね。だから、ふわっと何か週二、三回あそこにあったらいいよねっていうのは、ちょっと僕も違うなと思うんすよ。  その辺、村島学校教育政策部総括次長、どう思われますか。 ○品川 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導人権教育課長]   支援ルームのほうにつきましては、先生方はもちろん授業を行っておりますので、この時間帯は教室で授業を行う。でも、不登校支援ルームにも気になる子がいると。両方の部屋オンラインでつなぐこともなかなか難しいので、ゆっくりお話をしたいというような場合には、気持ち的には支援ルームにも行きたいんだけど、教室の授業をやはり優先せねばならないというような事情もあります。そのあたり、不登校支援員の皆さんは長年経験しておられる方もおられたり、先ほども申しました元教員の、子供たちと長年接してきて、いろいろなスキルをお持ちの方も多いので、子供たちも一定、安心して、担任の先生と同じように、不登校指導員のあの方とお話をしたいというような人間関係もできてきていますので、今後さらに、教育委員会としては人材バンクのほうでしっかりと人材を確保して学校につなげていきたいなと、もちろん、このあたり予算が必要にはなってきますので、そのあたりもしっかり要求していきたいと思います。 ○品川 委員長   酒井委員。 ◆酒井 委員   あと、また話を戻しますけど、ボイスのほうもね、定員が多分60名ぐらいですかね、対応っていうか、来て。やっぱりね、あそこの1か所だけじゃなくて、本来やったら僕はね、もう1か所つくってもらって、やっぱりそこだけじゃなくて、これもまた、予算の話になってしまうんですけど、やっぱりね、本気でその不登校に向き合うっていうのであれば、僕はしっかりまたね、また同じ話になってて申し訳ないんですけど、村島学校教育政策部総括次長もちょっと考えていただいて、いろんな、様々な本当にハードソフトを駆使して、やっぱり提供できる施策をまた打ってほしいなと、僕はこれもう意見でしかないですけど、しっかりやっていただきたいなと思ってますので、その辺で、ちょっと答えをいただけるんであれば、よろしくお願いいたします。 ○品川 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導人権教育課長]   学びへのアクセス100%プランを示してから、大阪府以外、あるいは大阪府内でも、いろいろな市町村から問合せをたくさんいただいておりまして、実際ボイスを見学に行きたいというような教育委員会事務局もございました。それぞれ抱えている悩みは校区が広いであるとか、あるいは、なかなかいいスタッフがいないとか、市町村によって悩みはそれぞれ異なっておりましたが、すばらしい取組で、逆にこちらが勉強になるようなところもありましたので、そのあたりは取り入れながら場所、部屋、時間帯、スタッフを総合的に充実できるように、何度も申しますが、ハード面だけでなくて、ソフト面も一緒に子供たちが選択できるような体制をつくっていきたいと思います。 ○品川 委員長   酒井委員
    酒井 委員   今度戻ります。  業務改善のほうなんですけど、僕一番ちょっと気になるのは、先生方が困る、時間、働き方改革で早う帰りましょうよって言ってても、家へ帰ってお仕事されてる先生っていっぱい、事前の、前日の準備であったりとか、その時間に、勤務時間にできたらいいと思うんですけど、やっぱりね、様々なことがあって、家へ帰ってお仕事されてたら、結局やってることって一緒なんですよ。家へ帰るか、ただね、家へ帰って、その作業するのか、今の勤務時間に作業するのか、その辺って分からないですかね。どういうふうな形になってるのか教えてください。 ○品川 委員長   花澤教職員課長。 ◎花澤 教職員課長   先生方が持ち帰り仕事というところでいきますと、現段階でその把握してるかと言われると、そこまでではないですけれども、今回の働き方改革というところにおいては、業務の精選というところで、今従前どおり学校でやっている業務の中、会議であったり、様々な時間かかるものについてのスクラップといいますか、その辺の精選というのをやっていく中で、ふだんの、今までの学校での勤務時間中になるべく業務ができるように、持ち帰りが減るようにというところもやっておりますので、現時点でどこまでの数、家に持ち帰ってるのかと言われると、把握はしてないですけども、そこを削減するように取組は今後も進めていかないといけないなというふうには思って、今まさに進めているところです。 ○品川 委員長   酒井委員。 ◆酒井 委員   お一人お一人の先生もね、やり方も違うやろうし、やっぱり持って帰って、全部こうやって、みんな、明日の授業のための準備もせなあかんわいうたときにね、様々な用意も、頭の中で考えらながら、それも言うたら、実際、ほんま家へ帰っても、多分業務のことで、お仕事、明日何を教えようかなとかいう形で勉強はされてると思うんで、御負担がめちゃめちゃ大きいという、それをほんま、先ほど言っていただいた、改善するためにっていうのはね、ほんまに必要になってくるんでね。  やっぱりね、僕はよく先生方にやっぱり、よく聞いてあげてほしいなっていうのはすごい、昔の僕らの先生いうたら、何か普通にクラブがあって、もう次の日の全部授業も一生懸命ね、やられてて、休みもなく、クラブとかもやっておられてて、本当にちょっとずつですけど、改善されてきてるんでね、そこはまたしっかり先生方にお話聞いていただいて、負担を少しでも軽減できるように、またしていただきたいなと。もう答弁は結構ですので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○品川 委員長   暫時休憩いたします。              ( 午後4時20分 休憩 )              ( 午後4時21分 再開 ) ○品川 委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  では、ほかに質疑はありますでしょうか。  天野委員。 ◆天野 委員   はい、お願いします。小学校中学校の種別の月平均の時間外労働、残業についての時間は大筋減っては来てるということになると思うんですが、3ページのスライドのところの80時間を超える、過労死ラインを超えるというのが減ってはきてますけども、令和4年度でも3.3%、小学校中学校は8.3%もいらっしゃるということで、これはかなり深刻だと思うんですよ。  だから、まず全体的に減らすということが大事だというのは重々理解できるんですが、まず、この80時間を超える実態というのをまずゼロにしていくような取組というのがまず先立って要るんかなという感は受けるんですけども。まず現状小学校で3.3%、中学校で8.3%の、この実態は、後に続く教頭先生の残業が主になっているのか、あるいは普通、学年担当とか、学級の担任を持っている教職員の方の分も含まれてるか、この辺のちょっと詳しい状況など把握されてる部分についてちょっと御説明をお願いします。 ○品川 委員長   花澤教職員課長。 ◎花澤 教職員課長   失礼いたします。月80時間を超える過労死ラインと言われているラインを超えている先生方について、教頭はもちろんですけれども、教頭以外の一般教職員の中にも、80時間を超えている者は一定数いるというのが今の現状ではなっております。  ただ、委員おっしゃられたように、これを超えているというのは非常に大きな問題でして、そこをいかに削減できるかというところで、今まさに対応させていただいているところでございます。 ○品川 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   ここの対応策についてはどうなんですか。持たれてる業務をほか、支援員とか講師とかのところで幾らか割り振りして、今解決策を考えられているのか、あるいはさっき、何かタイムカードとかの導入とかで、果たしてそれだけで、タイムカードの時間管理だけで、何とか休んでもらうと、実態を把握することはできると思うんですけども、ただ長時間の残業自体を解決するにはもう1点、何か手を打たないと、ちょっと難しいと思うんですが、その辺の対応については、どのように今されてますか。 ○品川 委員長   花澤教職員課長。 ◎花澤 教職員課長   失礼いたします。今年度からにはなるんですけれども、実際、月ごと各校から、それぞれの集計結果っていうのが上がってまいりますので、その結果を基に、80時間を超えている教員がいた場合には管理職への連絡、そして業務の精選であったり、分担というところについて指導助言を行っているところです。その結果、一月目が80を超えていたけれども、翌月になるとそれが縮減されているというようなケースも出てきておりますので、あくまで、こちらは令和4年度の数値となっておりますので、令和5年、まだ集計結果は出ておりませんけれども、令和4年よりは削減されているのではないかなというふうに感じております。 ○品川 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   ちょっとやっぱり80時間を超えるというのは、早急にちょっとなくしていくっていうのをちょっと来年度、早めにちょっと手をつけていただきたいということをちょっと申しておきます。  それと、この間の議論の中でも、教職員の方がそういう時間外労働が多いという分と、業務多忙によって教職員の補充ということもいろいろ触れてきたんですけども、ここ1つ見ていく中でも、今回、時間外労働についての減少傾向っていうのは資料提示されているんですが、例えば、教職員の方の、そういった多忙も含めた病欠であったりとか、あるいはその病欠によって講師の方の補充があったというような実態などについて、どのようにされているか。あるいは、その実態も改善してるんであれば、その改善してあるような資料というのがちょっとないように見えるんですけど、ここについて、どうなってるか、ちょっと分かれば、ぜひ御説明いただければと思うんですが、どうでしょうか。 ○品川 委員長   花澤教職員課長。 ◎花澤 教職員課長   失礼いたします。  教職員の病気休暇というところにつきましては、様々な要因がございますので、精神疾患者なのか一般疾病なのかというところにおいても、様々違うかなとは思うんですけれども、その代替教員というところについての補充については適宜講師が見つかり次第配置をしているというのが現状でございます。  その中で、過去の推移でいきますと、病休者というところについては減少傾向にあるというのが現状でございます。 ○品川 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   その辺、またちょっと資料が出せるのであれば、また次回以降、何か資料提供とかという話もちょっとできればと思いますので、お願いいたします。  それと、対策のところで、業務改善実情。  小学校の教科担任制の導入ということになって、メリット・デメリットもあるということも書かれてるんですが、現状の実態としては、まず、どの規模の小学校で、何校ぐらいの小学校で、どういった教科の担任制というのが取られてきてるか、ちょっとここもう1回確認したいと思うんですが。 ○品川 委員長   浅井教育研究所長。 ◎浅井 教育研究所長[兼課長]   失礼いたします。  令和5年度の編成状況としましては、音楽や理科について、特に高学年において、全ての学校で編成をされています。  続きまして、外国語や算数がそれに続いているという状況でございます。 ○品川 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   ということは、中学校みたいに全教科というわけではないということで、従前のよりかは、若干理科とか工作とか、ちょっとやや専門性を要するものが一部、その教科担任制を導入されているということになると思いますけども、ここでまず、先生方の立場からすると、小学校の場合って、あんまり中学校以上みたいに、その教科専門性というのはちょっとあんまりちょっと認識がないというか、一応、中学校の教員持っていらっしゃるような方とか、指導要領自体を習得されることによってできる方もいらっしゃると思うんですけど、これどうなんですか、もう専任の教科でしたら、もう専任の先生がやるんだとか、あるいは全部できるんだけども、専任を与えられて円滑に回ってるのか、あるいは逆に混乱とかないのか、その辺はどうなんですか。 ○品川 委員長   浅井教育研究所長。 ◎浅井 教育研究所長[兼課長]   とりわけ音楽については、教科の専門性を生かして同じ先生授業をしていいただいているというところになります。  また、理科についても、複数学年専科としてお勤めいただいているので、複数学年やっていく中で、授業の質が向上しているということにもなります。  また、次年度、府からの加配なんですけれども、教科担任制の推進に係る加配というのが加わりまして、次年度の実施に向けて今、計画段階ですけれども、府のほうに計画書を上げているという段階でございます。 ○品川 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   ちょっと今後も、そういう形で恐らく進められていくだろうということなんですけども、そのところでメリット・デメリットのところを試してみたら、子供たちのためになってるということが実感というふうに書いてあるんですが、これ、例えば子供たちの、何か理解度とか、あるいはその学科に対する興味が何か増したとか、何か学校のテストとか含めて、これを実感できる評価材料というのはどういうところから今考えられているかについて説明をお願いします。 ○品川 委員長   浅井教育研究所長。 ◎浅井 教育研究所長[兼課長]   やはり、そこの資料のほうにも上げておりますけれども、先生方がその教科の準備というのを十二分に行いますので、例えば、理科というような実験を伴う教科でありましたら、しっかり準備をして、子供たちに実験をさせてあげることができますので、その分については、子供たちが充実して楽しかったというような実感を持っているというふうに理解しております。 ○品川 委員長   ほかに質疑はありませんか。  杉本委員。 ◆杉本 委員   不登校の件で、校内教育支援ルームの整備のところ、もうちょっと詳しく教えていただきたいんですけども、この教育支援ルームをつくることによって、学校側の反応といいますか、戸惑いといいますか、今後取り組むに当たっての何か課題というか、反対に教育委員会に投げられている課題とか、その辺のところがあったら教えていただきたいんですけども。 ○品川 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導人権教育課長]   学校から寄せられる悩みというか、困り事で言いますと、例えばお部屋がないというところでは、今ある教室、支援学級、通級指導教室なども増えておりますので、どのような教室レイアウトが適した場所か、子供たちの教室から近いところがいいのか、下足室から近いほうがいいのかというあたりも、学校によってそれぞれ考えながら、部屋の配置を考えるところが今悩んでおられる。  また、もう一つは、せっかく部屋があっても空いていないと、大分昔であれば、例えば保健室などで、少し心に悩みを抱えてる子が相談したりもしておりましたが、けがをした子が利用する部屋でありますので、ひっきりなしにけがした子が入ってくる状況ではなかなか落ち着かないのでというところで、しっかりと不登校に特化したお部屋をつくらなくちゃいけないんだけども、そこに専任スタッフがいないというのが、2つ目の大きな課題というふうに聞いています。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員   今後、教育ルームというのは、やっぱり登校時間はずらす形なんですかね。そのときに、小学校のお子さんは、必ず、今だったら、普通は登校班で移動すると思うんですけども、例えば時間をずらして支援ルームだけに行くお子さんに関しては、やはり小学生は保護者の方が送り迎えをしないといけないのか、その辺のところはどういうふうに検討されていますか。 ○品川 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導人権教育課長]   登校の時間帯については、もうそれぞれです。1時間、今日は頑張るという子もいれば、給食を食べて、昼過ぎまでいますという子もおりますので、それぞれ段階に応じて、まず家を出ることがワンステップの子についてはもう1時間いるのも多分大変だと思いますので、無理のないような形で計画的に滞在時間を決めているという状況です。  その際、お昼に登校する子もおりますので、保護者の方が送って、あるいはお迎えにというケースが多いようには聞いておりますが、そのあたり学校保護者、また児童生徒と相談の上、どういうふうに送り迎えするかというのを決めているというのが現状です。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員 
     現実的な話なんですけど、例えば給食だけ食べて帰るお子さん、毎日来るとは限りませんので、今だったら普通教室に行っている方は、例えば、風邪で欠席して二、三日欠席しても、給食費というは固定した金額を払うと思うんですけども、こういうルームに通われている子で、給食だけ、例えば週1回だけ食べて帰られるお子さんとか、そういうのって、言ったら、1食割で計算されるんですかね。その辺のところ、どうなんですかね。 ○品川 委員長   芦田教育総務部次長。 ◎芦田 教育総務部総括次長[兼学校管理課長]   給食費の徴収につきましては、例えば、いろいろな様々な事情で学校に長期間来ることができないといったようなことが明らかな場合については、保護者からの申出によって、その事情が認められるときについては給食費を停止させていただくというような措置を取らせていただく場合もございます。  ただ、不登校あるいは長期欠席のお子さんには様々な事情がございまして、例えば不登校で、やはりその保護者の方が例えば学校に復帰を希望されている場合とか、そういうときは行ったときに給食費が止まっていると、原則、なかなか提供できないというようなこともございますので、そういったところを配慮して、給食費のほうを支払っていただきながら、子供の不登校の解消というところを目指しておられる世帯もいらっしゃるというような状況も聞いておりますので、もうそれはもう個別事情に御相談いただいて、学校のほうと相談をしながら、止める必要があるということでありましたら、市教育委員会としては止めさせていただくというような対応を取っているところでございます。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員   ありがとうございました。  最後に1点だけ。ボイスと不登校教育支援ルームの相互間の協力といいますか、ボイスには通えるけども、校内、学校には行けない、学校に基本的に行けない子がボイスに来ると思うんですけど、ボイスでちょっと、皆さんと関わる中で元気になってきて、じゃあ、学校に戻ろうかなって、でも一遍に戻るのは、ちょっとしんどいかなということで教育支援ルームのほうに、ちょっと何回か行ってみて、またボイスに戻るかもしれないですけども、そのボイスから教育支援ルームのほうに押し上げてあげるような、そういうちょっと連携というのはあるんでしょうか、今後のことなんですけど。 ○品川 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導人権教育課長]   現在、教育支援ルーム校内教育支援ルームが全校に設置されているわけではありませんが、既にある学校においては、元ボイススタッフの方が学校の校内支援ルームで不登校指導員でお仕事されている方がおられたり、また教育委員会指導主事のほうで、ボイスではこのような活動で、こういうところが伸びてきていますというような形で学校には情報提供しておりますので、まずはステップとして、校内支援ルーム、その後、教室に行くケースもありますし、午前中はボイスで午後は校内教育支援ルームというような、そのあたりはフレキシブルな活用の仕方を進めているところです。 ○品川 委員長   ほかに質問は。  野上委員。 ◆野上 委員   そうしましたら、2点だけお伺いさせてもらいます。  ボイスについてなんですけれども、先ほど説明の中でボイス、増床も考えているということでお話がございました。今現状、キッズプラザ内でボイスされているかと思うんですけれども、その増床のめどというのは立ってるんでしょうか。お答えできる範囲で結構です。 ○品川 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導人権教育課長]   キッズプラザ内、また外でも、大阪府のほうともいろいろ相談させていただきながら、適した場所はないかなというところで、今検討をまさに進めているところです。 ○品川 委員長   野上委員。 ◆野上 委員   分かりました。外ということも考えておられるということなんですけれども、これは多分、絶対お答えできないと思うんですけども、この前、この特別委員会で現地視察行かせていただいたときに、キッズプラザの中に、今は存在しない御団体のネームプレートがかかった部屋があったんです。そことか使わせてもらったりできないのかなっていうふうに、ちょっと単純に思いまして、そこはもう質問は控えておきますけれども、またそういったこともいろいろと工夫していただければ、最初は1部屋から始まって、今2部屋ということで、大変アットホームな雰囲気でされていると思いますので、どうぞまた、よりよい環境のためによろしくお願いいたします。  あともう1点、視察のほうが、ボイスさん増えているということだったんですけれども、我々が行かせていただいたときは、もう児童生徒さんは退出された後に視察させていただきました。ほかの他府県であるとか、他市からの視察の場合は、どういったような形で受入れされているのか教えてください。 ○品川 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導人権教育課長]   すみません、今全ての視察を、ちょっと資料としては持ち合わせてないんですが、静岡県であるとか、福岡県であるとか、人数にもよりますけれども、来られる日程で、その時間帯に、子供たちがいる時間帯に視察に来られるケースもありましたが、あまり10人近くが、大人が入ると、少し子供たちも緊張する部分があるので、そのあたりは配慮しながら受入れをしているところです。 ○品川 委員長   野上委員。 ◆野上 委員   ボイスに来れるお子さん方は、ある程度コミュニケーションを取れる方々なのかなと思うんですけれども、前、未来づくりのほうで大田区の特例校に視察に行かせてもらったときは、もう児童さんのほうが、全然大人に慣れて、もうすごい視察が多いみたいで、もう児童さんのほうが、大人に慣れてて、授業風景を直接見学させてもらっても、何も動じず、授業をそのまま続けてくれはるし、大人たちの質問にも、もう上手に答えてくれる方々ばっかりで、私自身、不登校でデリケートな気持ちを抱えている児童さん、生徒さんに対して、こうやって大人が視察行くのっていいのか悪いのか、ちょっとそのとき判断できなかったんです。もしかすると、そうやって、いろんな大人と接することがいい影響が出るのかも分からないし、やはり人によったら、そういったことで、ボイスも苦痛になってしまうということもあり得るかと思いましたので、ちょっと聞いてみました。  また、それぞれ視察の内容によって、きっと対応されているんだと思うんですけれども、そこのところも、またいろいろ加味しながら視察のほうも受入れ、こちらがプラスになるような形で受入れできるようにお願いいたします。  あと、教頭マネジメント支援員の配置のほうについては予算要求していただいているということですので、3月議会に上がってくると予想しております。またそれは、またそのときにいろいろ質問もあると思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○品川 委員長   ほかに質疑はありませんか。  小南委員。 ◆小南 委員   よろしくお願いします。  酒井委員も質問ありましたけれども、学校内でしかできない作業、担任とか、先生方ですね。持って帰らないとできない作業ありました。今、日々授業が終わって、自分のことができるのは放課後ですよね、多分。小学校の場合。  1日の中で、5時までとしたら、自分でできる時間帯っていうのはもう1時間30分ぐらいあるんですかね。  まず、そこ。1日の中で担任の先生が自分のことと、学校として、担任がしなければならないとか、報告しなければならない、その内訳、大体分かりますか。放課後でできるかどうかとか。 ○品川 委員長   浅井教育研究所長。 ◎浅井 教育研究所長   失礼します。  内訳といいますか、まず小学校の場合、4年生、5年生、6年生で、基準時間としては、1,015時間というふうに定められております。そこを見ながら、多めに年間の授業時数を設定した場合は、年間を見通しながら、例えば、午後の授業をカットしたり、職員会議に充ててみたり、先生方の研修を入れてみたりというふうに各校工夫して今実施していただいているという状況でございます。 ○品川 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   その残りの時間を一人一人の先生方が日々、どのようなことをされているか。まず、そこを教えてもらえますか。日々の中で。 ○品川 委員長   花澤教職員課長。 ◎花澤 教職員課長   失礼いたします。  担任の先生であれば、もちろん担任業務ということにもなりますので家庭連絡等も実施されている形もありますし、教科指導のための準備、授業準備というような形で時間を取られている場合もあります。今回、小学校における教科担任制というものも推進していく中で、教科担任制にすることによって、空き時間を生み出し、空き時間の中でそれをできるようにというような形が取組として進んでおりますので、現時点で担任の先生で、ずっと1時間目から6時間目まで担任業務で空きがないですっていう先生っていうのは非常に少なくなっている状況ではあります。 ○品川 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   その日にしなければならない業務はその日に大体できてるというふうに考えてよろしいですかね。  先生も一人一人違うので、まだ工夫によって、その日のうちに縮小できるような業務とかいうのは、まだありそうなんですか。 ○品川 委員長   花澤教職員課長。 ◎花澤 教職員課長   各校実情によって異なるので、それぞれで、もう実施している学校もあれば、まだまだそこに着手できていない学校もあるというのが現状かなというふうに捉えております。  したがって、今回のリーフレット等を通して、各校において好事例を共有いただいて、自校でできることは何かなというところを模索いただきながら、縮減を図っていければなというふうに考えております。 ○品川 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   教頭の働き方っていうのが話題になっておりまして、ある学校へ行ったときには、市教育委員会からの連絡に対する回答がもう何ページもあったとか、各学校教頭は府教委とは直接は、連絡することはないんですね。市教育委員会に対して、報告業務がたくさんあると。市教育委員会は、まとめて府教育委員会へそういう同じようなことをしてるんですか。  吸い上げたことをそのままとか。 ○品川 委員長   花澤教職員課長。 ◎花澤 教職員課長   学校のほうに依頼させていただいたものにつきましては、市教育委員会のほうで取りまとめをし、府教育委員会のほうに提出しているという状況でございますので、我々指導主事も同じように、同じ業務をしているというのが現状でございます。 ○品川 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   府教育委員会に対して、それを削減できるようなこと、内容はあると思いますか。あれば、減らす方向で。 ○品川 委員長   花澤教職員課長。 ◎花澤 教職員課長   もう既に、府教育委員会のほうもその縮減に図っていただいておりまして、依頼文書等減少傾向にはなっているかなと。それも踏まえて、学校へ下ろす文書についても縮減されてきているかなという、ただ、必要なものについては調査しなければなりませんので、そういったところの依頼についてはまだ残っているかなという状況でございます。 ○品川 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   勤務時間を縮小するためには、何かをそういうふうに取り組まないといけないので、どれをどうしたらいいかということをやっぱり学校現場からも聞いて、市教育委員会としてまとめる必要があると思いますので、その辺、これからも進めていく必要があると思いますが、よろしくお願いします。大丈夫ですか。 ○品川 委員長   花澤教職員課長。 ◎花澤 教職員課長   委員おっしゃるとおり、今まさにその精選していく中で、そういったところを着手していかないといけないなというふうには感じているところです。  私自身も教頭業務をしておりましたので、そのときに比べても、今減っております。  そういったところからも、縮減傾向にあるっていうのは、自分自身の肌感覚の中でも捉えているところですが、今後さらに進めていきたいなというふうに考えております。
    品川 委員長   よろしいですか。  ほかに質疑ありませんか。大丈夫ですか。2回目も大丈夫ですね。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○品川 委員長   次に、その他として、今年度本委員会の調査テーマであります教職員業務環境改善及び不登校支援について、これまでの調査内容や11月2日に行われました大東教育支援センターボイス」の視察結果等を踏まえ、御意見等がありましたら発言をしていただけたらと思うんですが、何かこれと、これと言うより、特にっていうところはありますでしょうか。  私としましては、昨年の要望書に続いて、先ほど述べた2点のテーマについて今特別委員会を1年間調査研究を続けてきたところでございます。一定の進歩は来年に見込めるところではありますが、要望書の内容が、この1年で消えるわけではありませんので、今後も大東市としては教育環境の充実と、それに伴う教員の働き方の業務改善を続けていっていただきたいというふうに思います。プラスして不登校のところは今年度のテーマとして取り上げたところではありますけれども、ハードの整備というところも重要ではありますけども、先ほど述べられたとおり、学びへのアクセスの100%にするための手法であるっていうことをどのような形で充実していくか、手法をしていくかっていうところがポイントなのかなというふうに思います。  あくまでも、復学を希望される方は復学に向けて、そうでない方はっていうところの選択肢であったりとか、多様な環境というものが重要であるんではないかなというふうに感じるし、そのための取組というものを教育委員会として進められているというふうに認識するところでございます。今年度におきましては、要望様々あろうかとは思いますし、まだまだ、前に進めていただきたいところ、あろうかとは思いますが、一定のこの4年間の調査であったりとか、研究というところを締めくくらせていただいて、また来期、必要に応じて、まだまだ教育を進めるということであるならば、特別委員会等々でこの調査研究を進めていけばいいのかなというふうに思います。  皆さんのこれに対しての御意見等々がありましたら、何か教えていただけますでしょうか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○品川 委員長   終わらせていただいてよろしいですかね。  発言もないようであります。ちょっと要約してしまいました。  ほかに何か、範囲なく、発言なり、その他ありますでしょうか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○品川 委員長   ありがとうございます。その言葉お待ちしておりました。  では、本日の案件は全て終了いたしました。  以上をもちまして、本特別委員会を閉会いたします。              ( 午後4時50分 閉会 ) …………………………………………………………………………………………………………… 大東市議会委員会条例第27条の規定により会議のてん末を記載する。                   大東市の教育に関する特別委員会委員長...