大東市議会 2023-12-15
令和 5年12月定例月議会−12月15日-04号
日程第15 議案第84号 令和5年度大東市
移管市営住宅事業特別会計補正予算(第2次)について
日程第16 議案第85号 令和5年度大東市
水道事業会計補正予算(第1次)について
日程第17 議案第94号 令和5年度大東市
一般会計補正予算(第5次)について
日程第18 議案第95号 令和5年度大東市
国民健康保険特別会計補正予算(第3次)について
日程第19 議案第96号 令和5年度大東市
火災共済事業特別会計補正予算(第2次)について
日程第20 議案第99号 令和5年度大東市
一般会計補正予算(第6次)について
日程第21 議会議案第3号 大東市議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例について
日程第22 行政視察報告(議員研修会・
街づくり委員会・
未来づくり委員会)について
日程第23 議員の派遣について
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〇 本日の会議に付した事件
議事日程第1から第23まで
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〇 出 席 議 員(17名)
1番 東 健太郎 議員 10番 小 南 市 雄 議員
2番 杉 本 美 雪 議員 11番 品 川 大 介 議員
3番 児 玉 亮 議員 12番 野 上 裕 子 議員
4番 木 田 伸 幸 議員 13番 光 城 敏 雄 議員
5番 天 野 一 之 議員 14番 石 垣 直 紀 議員
6番 あらさき 美枝 議員 15番 水 落 康一郎 議員
7番 酒 井 一 樹 議員 16番 北 村 哲 夫 議員
8番 大 束 真 司 議員 17番 中 河 昭 議員
9番 中 村 晴 樹 議員
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〇 地方自治法第121条による出席者
東 坂 浩 一 市長
野 田 一 之 副市長
水 野 達 朗 教育長
松 本 剛
上下水道事業管理者
東 克 宏 理事兼都市経営部長
南 野 徹 危機管理監
野 村 政 弘 政策推進部長
鳥 山 和 郎 総務部長
木 村 吉 男 市民生活部長
佐々木 由 美 人権政策監
田 中 正 司 福祉・子ども部長
北 田 吉 彦 保健医療部長
北 田 哲 也 産業・文化部長
村 田 大 亮 都市整備部長
岡 田 学 上下水道局長
北 本 賢 一
教育委員会教育総務部長
渡 邊 良
教育委員会学校教育政策部長
辻 本 雄 大 選管・公平・監査事務局長
天 羽 整太郎 総務部総務課長
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〇
議会事務局職員出席者
品 川 知 寛
事務局総括参事
川 邊 幸 秀 事務局参事補佐
北 野 鉄 郎 事務局上席主査
川 勝 梨 代 事務局主査
森 本 早 紀 書記
坊 農 治 勇 書記
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午前10時00分開議
○野上裕子 議長 これより本日の会議を開きます。
最初に、
議会運営委員会委員長から御報告願います。
酒井議会運営委員会委員長。
◆7番(酒井一樹議員) (登壇)過日及び本日開催されました
議会運営委員会の御報告を申し上げます。
最初に、決議第4号、議案第97号「四条畷駅
東側ペデストリアンデッキ新築工事請負契約についてに対する附帯決議について」が提案されますので、即決でお願いします。
次に、本日、追加議案として議案第99号「令和5年度大東市
一般会計補正予算(第6次)について」が提案されますので、即決でお願いをいたします。
次に、議会議案第3号「大東市議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例について」を提案しますので、即決でお願いをいたします。
最後に、令和6年3月定例月議会の日程につきましては、お手元に配付しております会議期間(案)のとおり予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
以上、報告を終わります。
○野上裕子 議長 本日の議事日程は、タブレットにより配信しております日程表のとおり定めておりますので、これにより御了承いただきたいと思います。
日程に先立ちまして、事務局から諸般の報告をします。
品川事務局総括参事。
◎品川知寛
事務局総括参事 諸般の御報告を申し上げます。
議員の出席状況の報告でございますが、本日の会議におきます現在までの出席議員数は、17人全員でございます。
以上、報告を終わります。
○野上裕子 議長 これより議事に入ります。
まず、日程第1、
会議録署名議員の指名についてを議題とします。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、北村議員及び中河議員を指名します。
次に、日程第2、一般質問を議題とします。
昨日に続き、一般質問を行います。なお、一般質問については、質問議員に対し事前に質問用紙の提出を求めております。質問並びに答弁に当たっては、事前通告制の趣旨にのっとり、この一般質問が有意義なものとなるよう、御協力をお願いしますとともに、発言者におかれましては、簡潔に質問並びに答弁されるようお願いしておきます。
また、発言者以外の私語は議事進行の妨げとなりますので、慎んでいただきますよう御協力をお願いいたします。
昨日は木田議員の質問で終わっておりますので、本日は酒井議員より質問を許します。
最初に、一括質問・一問一答併用方式で7番・酒井一樹議員。(拍手)
◆7番(酒井一樹議員) (登壇)皆さんおはようございます。ただいま議長より御指名をいただきました公明党の酒井一樹でございます。傍聴にお越しの皆様、また、
インターネット中継を御視聴の皆様、どうぞよろしくお願いをいたします。
今回、予算要望、大東市
イノベーションプラン重点要望事項15項目と、細目として138項目を11月の22日に、大東市公明党議員団で市長へ提出をさせていただきました。11月の24日には、物価高騰から市民生活を守るための緊急要望として、
住民非課税世帯に対して、1世帯当たり7万円の給付を速やかに支給していただきたい、物価高に伴う家庭の負担を軽減するため、今年度3学期以降の給食費無償化の無償化へ財源として
重点支援地方交付金の活用をしていただきたい、市民の生活向上への取組、物価高騰対策として、市民生活の質を向上させるための多角的な策を検討し、適切な手法を講じていただきたいとの3項目の要望書を提出をさせていただきました。
また、本来なら、毎年署名請願を提出させていただいておりましたが、今回は市民の皆様から多くの声をいただいております学校給食費の無償化、
帯状疱疹ワクチンの公費助成、介護保険料の減免、この3点も要望させていただきました。
市長のほうより前向きなお話もいただいておりますので、ぜひとも、職員の皆様方には、実現に向け、スピード感を持って進めていただきますよう、よろしくお願いをいたします。
それでは質問に入ります。
初めに、野崎駅・四条畷駅周辺整備についてお聞きいたします。
平成25年度より10年計画として、野崎駅・四条畷駅周辺整備及び野崎駅橋上化と、四条畷駅周辺拡幅工事を進めていくことを発表してから、本年で10年目となりました。様々な課題を克服し、よくここまで整備を進めていただいたと思っております。
しかしながら、まだ整備が残っている
野崎参道電線地中化についての進捗をお聞かせください。
次に、四条畷駅西側整備についてですが、こちらは自転車駐車場、
駅前ロータリー整備と、もう少し時間を要するものと思われますが、現在の進捗状況をお聞かせください。
また、四条畷駅東側整備についてですが、用地取得も完了し、四条畷駅前東線道路整備、
ロータリー整備、バスの停留場の整備、
ペデストリアンデッキ整備と完了まで時間を要するものと思われますが、現在の進捗をお聞かせください。
次に、
ペデストリアンデッキについてお聞きいたします。
現在、材料費の高騰、人件費の増大等で多くの市町村で入札不調が続いております。
本市で積算した入札金額と企業が請け負いたい入札金額の差が全く合わない状況に陥っているのが現状だと思います。各議員からも、もう少しちゃんと説明をしていただきたいという声が上がっております。私自身は、この
ペデストリアンデッキの必要性は、お金では代えられず、歩行者の安全確保のため必要不可欠なものであると思っておりますが、本市が考えるこの
ペデストリアンデッキの必要性をお聞かせください。
次に、6月に一般質問させていただきました
自転車ヘルメット購入費用の助成についてお聞きをいたします。
自動車運転免許証自主返納高齢者に対する
インセンティブ制度の一環として、対象者を65歳以上の
運転免許自主返納者かつ
交通共済制度加入者と限定をした
自転車ヘルメット購入補助制度の創設について検討するとの答弁をいただいておりますが、進捗をお聞かせください。
続きまして、
ボランタリー輸送についてお聞きいたします。四條畷市と河内長野市では、自動運転の実証実験を開始され、地域住民の方々がボランティアでカート車両に同乗し、運行支援を行っておられることを9月に紹介をさせていただきました。本市でもボランティアに着目し、地域の方々の協力をいただきながら、地域主体の移動手段、
ボランタリー輸送実施を提案させていただきましたが、実施に向けては多くの課題もあると思いますが、現在の進捗状況をお聞かせください。
次に、データの利活用についてお聞きいたします。前回の答弁で、基礎調査のデータにつきましては、
全市路線見直しの基礎データとして活用していきます。議員御提案のシステム等において、どのように基礎データを有効活用できるかにつきましては、調査研究してまいりますとの答弁でありました。
本市の防災アプリに備わっております都市OSのレイヤーデータと、交通政策が所有しているデータを掛け合わせ、今後、全市路線の見直しに必要な基礎調査をしてみてはどうかと思いますが、見解をお聞かせください。
次に、
デジタル田園都市国家構想、デジ田についてお聞きいたします。
本市において、
デジタル田園都市国家構想、デジ田の交付金を活用していくべきと考えますが、見解をお聞かせください。
次に、公共交通の考え方についてお聞かせください。
本市において、公共交通の考え方はどのように考えておられるのか、お聞かせをください。
重点支援地方交付金についてお聞きをいたします。
最後に、国の補正予算が成立され、物価高騰の影響を一番受ける住民の非課税世帯、低所得者世帯7万円の給付に対して、本市の支給対象世帯数お聞かせください。
また、エネルギー・食料品価格の物価高騰の影響を受けた生活者や事業者の支援を通じた地方創生を図るため、地方公共団体が地域の実情に応じてきめ細やかに必要な事業を実施できる
重点支援地方交付金でありますが、本市としての活用方法をお聞かせください。
以上、再質問の権利を留保し、降壇いたします。
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長 (登壇)おはようございます。野崎駅・四条畷駅周辺整備についてお答えいたします。
最初に、野崎参道において、電線を地下に埋設する無電柱化につきましてでございます。
府道野崎停車場線の整備に向け、道路管理者である大阪府枚方土木事務所と本市との役割分担を定めた協定書を令和2年8月に締結しております。
整備といたしましては、無電柱化をはじめ、
視覚障害者用誘導ブロックの設置や、段差解消などのバリアフリー化を行うものでございます。
現在の進捗状況として、大阪府におかれましては、令和3年度に測量調査業務に着手し、令和4年度には無電柱化に向けた設計業務や地下埋設物の試掘調査などの業務を実施し、本年度につきましては、無電柱化等で支障となる水道管などの移設工事を現在行っているところでございます。
また、事業の進捗に合わせ、商店街関係者とも意見交換をしながら進めているところであり、今後につきましても、大阪府と十分に連携し進めてまいります。
次に、四条畷駅西側整備につきましては、現在事業予定地と近接地との
土地境界確定作業を実施しているところでございます。また、当該事業予定地は、
埋蔵文化財包蔵地に指定されており、事前に発掘調査を実施する必要があることから、令和6年1月に着手する予定で現在準備を進めているところでございます。
次に、四条畷駅東側整備につきましては、令和4年度から実施していた四条畷駅前
東線擁壁設置工事が令和5年11月に完了し、現在は支障となる水道及びガス管の移設工事を実施しているところでございます。
なお、これら工事の完了後は、四条畷駅前東線の無電柱化工事を予定しており、速やかに着手できるよう準備を進めている状況でございます。
次に、
ペデストリアンデッキの必要性でございますが、現状の四条畷駅東側は、歩道が未整備で、歩車分離がされておらず、歩行者と自動車が輻輳するなど、駅東側道路における歩行者の安全確保が課題の1つであると考えております。今後、四条畷駅前東線や、駅前広場の道路整備により、路線バスが通行することや、自動車の交通量も増加することから、安全の確保は重要となっております。駅舎と駅前広場を上空で結ぶ
ペデストリアンデッキの整備により、歩行者と自動車の分離を図り、歩行者が安全に道路を横断することが可能となることから、必要な施設であると考えております。
駅前における交通環境の改善を図り、安全で快適な歩行者空間の整備を進めてまいります。
続きまして、全市公共交通についてお答えいたします。
最初に
ボランタリー輸送についてでございます。
本市域における公共交通は、平成13年から運行を開始し、年月の経過により、移動ニーズや人口動態の変化、また公共交通を利用することが困難な地域もあることから、本市全域において交通体系の見直しを図り、本市における公共交通の目的意義を議論し、本市の公共交通に対する考え方の骨組みを確立することが必要であり、今年度は
全市路線見直しの基礎調査を実施しているところでございます。
全市路線の見直しにつきましては、大阪・関西万博などを皮切りに自動運転などの技術革新の進展が見込まれることから、これらの情報収集に努め、市民の皆様に広く御理解いただけるような利便性の高い公共交通の実現を目指しており、一定時間を要することとなります。ゆえに、現在移動にお困りの方々の移動手段につきましても検討していく必要があると考えております。
ボランタリー輸送につきましては、一般的には道路運送法における許可または登録を要しない運送サービスのことであり、地域が主体となって運行し、買物や通院などの日常生活の支援を行うもので、移動手段の確保において有効であると考えており、地域住民と行政が連携・協力しながら、適切な役割分担の下、実現できるよう推進をしているところでございます。
進捗状況につきましては、本年度より深野地域などの区長に対し、
ボランタリー輸送についての説明を行ってまいりました。
運行責任が地域側になることや、運転手の確保が困難などの課題があり、実施は難しいとのお話を聞く一方で、検討の意向を示す地域もあったことから、引き続き協議をしてまいりたいと考えております。
次に、データの利活用についてお答えをいたします。
今年度行っている
全市路線見直しの基礎調査は、乗降客数調査、道路幅員調査及び圏域調査でございます。
乗降客数調査の内容といたしましては、現行の
コミュニティバスの停留所ごとの乗降客数調査と、移動ニーズを把握するため、利用者への聞き取り調査を実施したところでございます。
道路幅員調査及び圏域調査の内容といたしましては、
コミュニティバス車両などが通行可能な道路幅員が確保されているかや、
交通サービス圏の把握のため、鉄道駅及び
路線バス停留所からの圏域を調査するものでございます。
今年度の基礎調査データの整理は、道路台帳を利用しており、この台帳はデータがレイヤーとして備わっている
GIS地図情報システムとなっております。
道路幅員は道路台帳から確認・抽出でき、
交通サービス圏調査は、新たなレイヤーにバス停の位置をプロットし、圏域調査を行います。また、乗降客数の調査結果につきましても、バス停ごとにデータ化する方向で進めております。
その他の解析・検討の資料として、国道、府道、河川網及び駅位置を新たなレイヤーとして追加をしております。
今後、具体的に路線網を検討していく際には、一定のエビデンスが必要であると考えており、そのためにはデータを上手に、うまく利活用していく必要がございます。道路台帳、
交通サービス圏、沿線人口及び高齢化率などの交通施策に関連するデータが備わっているシステムを活用することで、効率的に検討できるものと考えております。効率的かつ効果的なデータの利活用について調査研究をしてまいります。
次に、
デジタル田園都市国家構想、デジ田についてお答えをいたします。
デジタル田園都市国家構想推進交付金の中で、他の地域等で既に確立されている優良なモデルなどを活用して、迅速な横展開を行う取組として、
デジタル実装タイプ1がございます。その採択事例一覧には、交通をはじめ、様々な分野の事例があり、交通分野では代表的なもので、
AIオンデマンド交通の導入事業などが掲載されております。
今後、全市路線の見直しの中で、本市に最適な交通形態はどのようなものか。人口動態や自動運転技術の進展、庁舎整備の在り方など、本市の取り巻く情勢を踏まえながら、本市における公共交通の目的意義を議論し、本市の公共交通に対する考え方の骨組みを確立し、路線網を検討してまいります。
路線網を構築していく際には、
デジタル田園都市国家構想推進交付金をはじめとした交付金などの活用も検討してまいります。
最後に、公共交通の考え方についてお答えをいたします。
全市路線の見直しにつきましては、大阪・関西万博などを皮切りに自動運転などの技術革新の進展が見込まれることから、これらの情報収集に努め、市民の皆様に広く御理解をいただけるような、利便性の高い公共交通の実現を目指してまいります。
全市路線見直しは、将来を見据え検討してまいりますが、一定時間を要し、現状においても、公共交通を利用しづらい地域の皆様の移動手段の確保を図るために、
ボランタリー輸送の推進と併せて両輪で進めてまいります。
○野上裕子 議長
木村市民生活部長。
◎木村吉男 市民生活部長 (登壇)おはようございます。
自転車ヘルメット購入費用助成事業の検討状況についてお答えをいたします。
令和5年4月1日施行の
改正道路交通法により、自転車を利用する全ての方に
自転車乗車用ヘルメットの着用が努力義務となりました。
警察庁が9月に公表した調査結果では、大阪府の着用率は4.2%で、全国平均13.5%を大きく下回っております。本市では、四條畷警察を初め、各関係団体の協力を得まして、
交通安全キャンペーン等による
自転車ヘルメット着用啓発に取り組んでいるところですが、ヘルメットの着用はまだまだ進んでいる状況ではございません。このため、
自転車ヘルメットの着用促進を図るべく、
自転車ヘルメット購入補助事業の実施に向けて、現在、制度設計等を行っているところです。
この事業は、
自転車用ヘルメットの購入を検討される市民の購買意欲を向上させ、
ヘルメット着用の普及を図り、交通安全の周知・啓発のさらなる推進を目的としており、制度実施となれば、多くの市民の方に当該制度を御利用いただきたいと考えているところです。
なお、本年6月の定
例月議会一般質問におきまして、酒井議員より
自動車運転免許証の自主返納をされた方の
インセンティブ制度として、
自転車用ヘルメットの購入補助事業を実施してはとの御提案をいただいておりましたが、高齢者の
男女別運転免許証の保有率を見ますと、65歳以上の運転免許証の保有率については、男女間で大きな開きがあることから、
運転免許証自主返納者への
インセンティブ制度としての位置づけとはせず、対象は全年齢に拡大して実施をしてまいります。
また、補助事業実施には財源が必要であり、まずは予算の確保をするため、交通災害共済の基金を活用する方法で検討しているところです。この
交通災害共済基金を活用することから、対象者を交通災害共済の加入者限定とすることで検討を進めているところですが、補助額や補助対象者など詳細が固まり次第、改めて御報告をさせていただきたいと思います。
以上でございます。
○野上裕子 議長 田中福祉・子ども部長。
◎田中正司 福祉・子ども部長 (登壇)おはようございます。
住民税非課税世帯、低所得世帯7万円の給付について答弁申し上げます。
11月2日に閣議決定されました、デフレ完全脱却のための総合経済対策につきましては、低所得世帯に対する経済的支援が盛り込まれており、支援の一環といたしまして、
住民税非課税世帯の支援に向けた国の補正予算が11月29日に成立したところでございます。これを受けまして、本市におきましても、エネルギー・食料品価格等の物価高騰の影響を最も受けていると考えられる低所得世帯への支援を行うため、対象世帯に対する給付を実施したいと考えており、今定例月議会におきまして、追加の補正予算案として提案申し上げ、御審議いただく予定でございます。
具体的な内容といたしましては、令和5年12月1日時点で、本市に住民登録があり、世帯全員の令和5年度住民税均等割が非課税である支給対象世帯約1万6,000世帯に対しまして、1世帯当たり7万円の給付を行うものでございます。
以上です。
○野上裕子 議長 野村政策推進部長。
◎野村政弘 政策推進部長 (登壇)おはようございます。
重点支援地方交付金推奨事業メニューの活用についてお答えいたします。
重点支援地方交付金につきましては、本年11月2日の閣議において、デフレ完全脱却のための総合経済対策として、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の低所得世帯支援枠を拡充するとともに、物価高騰の影響を受けた生活者や事業者に対し、地域の実情に応じた柔軟な支援を引き続き実施できるよう、推奨事業メニューによる交付金の追加が決定されました。
今年度は、消費を下支えするため、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、マイナンバーカード公金受取口座への給付やギフトカードの配布を通じて、全市民に3,000円の給付を行っているところでございます。
依然として物価高騰が続く中、新たに追加された推奨メニューに係る交付金を活用し、小・中学校の給食費無償化による保護者の負担軽減を図りたいと考えております。
○野上裕子 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) それではよろしくお願いをいたします。
電線の地中化のお話をさせていただきたいと思います。これは2020年に、議員団で撮りに行った夏、非常に暑い時期に、皆半袖で、僕も何か暑そうにしてるんですけど。初めて、野崎駅の駅立ちをさせていただいたときも、野上議長もあそこで会いましたけど。もう、言うたら東側からしか入れなくて、西側からはいつも回っている状態でなかなか行けなかったっていうの、本当にそれ10年たってみて、ここまで本当に東側も西側も大きく変わりました。
あと、ここ残っておりますこの電線の地中化なんですが、この電線の地中化っていうのは、府が主導されて進めているのか、その辺ちょっとお聞かせください。
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長 先ほどもちょっと御紹介をさせていただいたんですが、
府道野崎停車場線の整備に向けて、道路管理者であります大阪府の枚方土木事務所さんと大東市のほうで役割分担を定めた協定書っていうのを令和2年8月に締結をしております。
大阪府が管理する府道になりますので、大阪府さんのほうが主体となって、協定もありますので府・市連携しながら進めているというところでございます。
○野上裕子 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) 内海府議会議員と毎回そうやって写真も撮りながら、一般質問させていただきながら、どこかでちょっと頓挫してるのかなって、ちょっと疑問に思ってたんですけど、進んでるということでお聞きしました。
それで、今後、本市の役割っていうのをちょっと再度お聞かせ願えますか。
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長 協定書の中で、役割分担というのを決めておりまして、整備内容や関連事項などについて、地元関係者や地元部署との意見調整などを本市のほうで行っているというところでございます。
そのほかにつきましても、現場の立会いや整備に伴う様々な協議調整などを行うなど、大阪府さんとの連携を図りながらというところでございます。
○野上裕子 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) やっぱり御協力、参道のお店の方たちに御協力いただかないと進まないっていうのも、これも分かりますし、これはなかなか難しいんかなと思うけど、いつ頃を頑張って目指してるのかなっていうのをちょっとお聞きしたいんですが、その辺どうですか。
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長 こちらは大阪府さんの整備になります。協力はして、やっていってるんですが、実際に無電柱化の工事が着手してから、工事期間としましては五、六年ぐらいはかかるんじゃないかというふうには大阪府さんのほうからお聞きはしております。
○野上裕子 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) 頓挫してるんじゃなくて、進んでるっていうことで、今お聞きしましたのでね、やっぱり確実に、やはりやっていただけるように、またよろしくお願いしたいと思います。
ついつい僕は研究・検討は要りませんって、よく言いまして、いつ頃ですかいうのをよく聞くんですけど、ちょっとね、今答えられないということは、府のあれなんでね、分かりました。よろしくお願いいたします。
続きまして、四条畷駅の西側について、少しお話しをさせていただきたいと思います。来年の1月から着工ですね、これ着工されるとの答弁なんですが、その後の工程はどのようになっているのか、教えていただけますでしょうか。
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長 先ほどの答弁の中で令和6年1月に着工と、これは埋蔵文化財の調査になります。埋蔵文化財の調査を1月から始めて3月末の完了を予定しているというところでございます。
○野上裕子 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) 分かりました。西側もね、実際まだ何も手が手つかずになってて、今後、自転車置場、ロータリーができるいうことで、またもうちょっとかかるのかなっていうのは認識いたしました。
続いて、東側もちょっといきたいと思います。この四条畷駅東側整備完了後に、バスの停留所であったりとか、ロータリーの整備、それで
ペデストリアンデッキの設置を考えているのか、その辺ちょっと教えていただけますでしょうか。
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長 四条畷駅の東線及び駅前広場の整備でございますけれども、路線バスですとか、バス、タクシー、一般車両などが停車できるロータリーの整備や
ペデストリアンデッキの整備で安全・安心の駅前空間となるように進めてまいりたいというところでございます。
○野上裕子 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) これ、続いての話になるんですけど、入札制度のお話をちょっとさせていただきたいと思います。
各議員からも、ちょっとなかなか厳しいよねっていう話やね。もう部長も御存じのとおり。僕は1つの問題点をちょっと聞きたいなと思うんですけど、この積算してから入札するまでの日数です。これはどれぐらいかかるものなんですか、教えていただけますか。
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長 工事発注するに当たりましては、積算というのをまずしないといけないというところでございます。積算をさせていただいて、その施工起案、入札の審査、公告の期間など、そういう期間を経て、入札までには大体2か月から3か月ぐらいの期間を要するというふうに考えております。
○野上裕子 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) そしたら、積算してから材料費の高騰がずっと続いていくと、結局、もうそこで1か月後にはその金額ではもう合わなくなって、1か月でそういう金額が合わなくなってくるとか、その辺はどうなのかちょっと教えていただけますか。
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長 そうですね、物価といいますか、資材が高騰している状況にあっては、そういう状況にはなってくる、上がってくる状況にはなるかなと思います。
○野上裕子 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) ごめんなさい、その積算の仕方っていうのは、そういう冊子とか、本みたいなのがあるんですかね。毎月発行される。その金額で決定して積算してやるっていうのか、その辺ちょっと教えていただけますか。
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長 積算に当たりましては、国のほうから出されている歩掛というものがございます。その歩掛を見ながら、単価につきましては公共単価を用いてさせていただきます。公共単価にもないものについては一部見積りというところもございます。
○野上裕子 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) その歩掛っていうのは、もうそもそも、僕からしたら、歩掛ってやつが、そもそも民間の算出の仕方と、その歩掛が出てくる資料というのは、そもそも全く合わない状態でずっと続いて、ほかの市町村も、結局それで入札が不調にずっと終わってると。そこに問題が僕はあると思うんですけど、その歩掛と積算の仕方を算出しないと、言うたら、業者がこの金額でやりたいって思ってても、できないものなんですか、その辺どうなんですかね、教えていただけますか。
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長 行政が積算して発注するとなりますと、この国の歩掛を見て積算するという形になります。
○野上裕子 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) それで入札をして、不調に終わって、もう1回出して、不調に終わって、やっぱり、もうね、8号随意契約って言われるものにせざるを得ないのかないうのは、ちょっと、これ今後、さっきも見せました西側の、やっぱり自転車置場もそうやと思うんですけど、これまだ連結を、駅から多分連結するってなると、またこれ実際、費用の負担どれぐらいかかるか分からないと思うんですけど、これもう答えが僕からしたら、部長ね、出ないんかなっていうのは非常にね、分かりますし、やっぱり物価高騰って言われたら、高いやないかと言ってしまえば、そうなのかもしれないですけど、僕もさっき言いましたとおり、ごめんなさい、まずね、その後、警察ですね、この西側にちょっと戻らせてもらいますけど、警察の見解としては、やっぱりこの
ペデストリアンデッキの必要性はどう言っておられるか、ちょっと教えていただけますか。
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長
ペデストリアンデッキの整備に関する警察の所轄、四條畷警察の見解をお聞きをしております。
ペデストリアンデッキ、車両通行の心配がない
ペデストリアンデッキは完全な安全性を確保できると考えているということをおっしゃっておられました。
○野上裕子 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) さっきも、ちょっと述べさせてもらいましたけど、確かに100万円がもう5,000万円にまで膨れ上がってるのは、非常に皆さんに申し訳ないというのはあると思うんですけど、僕はこの駅見ますと、四條畷学園の生徒さんだけじゃなくて、一般の方も、これがもし
ペデストリアンデッキがなければ、もう歩道しかない状態で、やはりバスも通りますし、タクシーもそうですし、一般の方も通りますし、交通量も増えると思います。これ実際、朝がね、一番危ないのかなっていうのは、非常に、それで四條畷学園生の子供さんを降ろす方もいらっしゃって、ほんなら、この1か所しかないっていうこと自体が、僕は事故の要因をつくると思いますし、確かに、その金額も高いなっていうのも議員さんからもお話あると思うんですけど、やっぱり僕は安全面、やっぱり安全性の確保をやっぱり必要やからこそ必要やというふうにね、しっかりまた
村田都市整備部長も、皆さんから言われてますけど、訴えていっていただきたいなと思っておりますので、これぐらいにしておきます。よろしくお願いいたします。
続きまして、自転車のヘルメット購入費用でございます。
6月に一般質問させていただいて、答弁でも、酒井議員からって言っていただいてありがとうございます。交通共済基金を活用して近日中、近日中はもうやりますよって言ってくれてるものなのかな、研究ではないので、助成をしていただけるという認識でいいのか、教えていただけますか。
○野上裕子 議長
木村市民生活部長。
◎木村吉男 市民生活部長 現在、令和6年度の予算編成段階でございまして、当初予算につきましては、来年3月の定例月議会での議員の皆さんの御議決が必要でございますことから、正式に事業の実施が決まったものではございませんが、担当部署としましては、令和6年度より当該補助事業を実施できるよう準備を進めているところでございます。
○野上裕子 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) さっき言っていただいた交通災害共済の申込みが間もなく始まると思うんですけど、この交通共済の申込みの用紙とセットで、カミングスーンみたいな感じで、予告みたいなんで出してもらったらいいと思うんですが、その辺の予告チラシとか出すことって無理ですかね、その辺ちょっとお聞かせください。
○野上裕子 議長
木村市民生活部長。
◎木村吉男 市民生活部長 来年、令和6年度の交通災害共済の申込み用紙につきましては、全体で約5万部を作成しまして、そのうち4万8,000部ぐらいを12月に各自治会及び市内の金融機関の窓口へ配布をすることになってますが、この11日と12日に大体の配布を終えておりまして、先ほども御説明を申し上げましたが、現在、令和6年度の予算編成段階でございまして、来年3月の定例月議会での皆様の御議決が必要な事業でございますので、先日配布をしました申込み用紙に、同時に予告案内等のチラシを同時配送することはできておりません。今後、広報だいとうや各自治会での回覧、年明け1月から始めていただけます各地区での集団受付時のPR、ホームページやフェイスブック、LINEなど、あらゆる媒体や機会を利用しまして、多くの方に御利用いただけるよう、事業の周知には努めてまいりたいと思っております。
○野上裕子 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) 一番大事なことは、もう私知らんかってんというのが一番申し訳ないんで、できる限りの、やっぱり広報をしていただいて、やはりせっかくこうやって助成していただけるんで、皆さん本当に喜んでおられますのでね、ごめんなさい、まだ言うてへんけど、喜ぶと思いますのでね、その辺しっかり手続をしていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
それでは、続きまして、公共交通でございます。
今回は僕のほうから、デジタル国家構想のデジ田の、先ほどね、野村政策推進部長言ってはりましたけど、タイプ1じゃなくて、タイプ3をされてるところのちょっと御紹介させていただきたいと思っております。
これ実は富山県の朝日町というところで、人口は少ないんですけど、1万1,173人なんですけど、やはり公共交通ですね、やはり少なくて、今現在は普通のタクシーと朝日町バスって、町内でこの移動向けのやつを走らせているのと、朝日町のエクスプレスっていうので、それで電車ですね、この3台で今運行されてます。
うちと同じような問題というか、もうどこの市町村もそうなんですけど、この公共交通は本当にどうしていけばいいのかっていうことで、様々やっておりますが、タイプ3なんで、一番最新のをやっておられる。これ何かって言いますと、住民同士の助け合いが支える公共交通のサービスで、これは住民の方が、車、ドライバーの方がいらっしゃって、一般の方ですね、それで行きたいなっていう人に、病院であったりとか、そこに行くときに、結局そこで予約をして、その一緒に乗っていく。これはあれですね、一般の方がシールですね、貼ってますけど、これを貼って、その乗りたい方を一緒に乗せていくっていうのでございます。
これ、LINEのアプリを活用されているそうで、簡単にできるらしいんですけど、こういう形でやられてます。
それで、今ライドシェアとか、様々な問題はあると思うんですけど、何でこんなんできてんのかなといいますと、この運行をやっていただいているのは、タクシーの会社がやっていただいて、人を乗せるときの安全面っていうのは、しっかり、これはそういう講習を受けていただいてやっておられるということです。
このシステム自体は博報堂っていうところが、そのデジ田のタイプ3のやつを活用してやられているそうでございます。
よくあるのが、これ事故ですね、事故に備えて保険もしっかり完備を、旅客運用の保険をかけているそうでございます。
次ですね、これすごいなと思ったのは、実際これ600円ぐらい、1人600円なんです。遠くのほうから病院とか行きはると、大体3,000円ぐらいやっぱりお一人かかるみたいで、それで600円でこれ乗れると。ごめんなさい、ちょっと見にくいですが、運行エリアも9エリアあって、いまだに増やして、もう実証ではなくて、もう実施をされているそうであります。
すごいなと思ったのは、やっぱりそのドライバーの皆さんもそうですし、結局これもボランティアなんですよね。それで、これをやっておられるっていうのは本当に画期的な、本当にやり方やなっていうのもありますし、その600円でほんなら利益が出るの、利益ね、やっぱりどうしてもそないなってくるんですけど、これ600円で200円ずつ、200円はそのシステム会社に入ります。残りの200円はそのタクシー会社にやってもらえます。残りの200円はドライバーの方に還元を、還元というか、これ現金ではなくて、商品券を1運行当たり200円の商品券を支給して、まとめてあれする場合は1,000円の商品券を、それを、市で使えるやつね、市町村で使える商品券を配っているそうでございます。
本市でもね、これなかなかやるってなりますと、ハードルは高いのかなとは思うんですけど、こういう事例がありますので、また研究をしていただけたらなと思って、させていただきました。よろしくお願いいたします。
それであともう1個、この第二弾として、子供さんの、今度、子供さんの塾とか、水泳行くとかね、そういうのときに、子供版のこのノッカルというのを、今もうこれを実証実験をされている、第二弾としてね、されているそうなんで、また調べていただけたらなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
では、続きましてキューブアースでございます。これ僕もいろいろ勉強させていただく中で、非常に勉強しないとなかなかちょっと理解ができないんですけど、市長はね、すごいもう存じ上げてるとおり、防災アプリの中にこのキューブアースですね、もうこの正方形で1メーター間隔でそのデータをずっと積み重ねていけるっていう、そういうあれなんですけど、これ今の答弁ですとね、違うところの、今使ってるやつを活用する、今のところはそれを活用したいということで言っておられたと思うんですが、その辺はどうなのかちょっと教えてください
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長 今年度実施しております基礎調査データの整理につきましては、今、都市整備部にあります道路台帳、これはGISの地図情報システムでございますけれどもこちらのほうを利用して取りまとめのほうを行っているという状況でございます。
○野上裕子 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) せっかく、僕はすごいこれはレイヤーデータとGIS、これを下のところは地図があって、そこに全部入れていける、様々な僕は活用ができるのかなと。非常に僕思うのは、もったいないなっていうのは思うんですよね、せっかく防災アプリ、僕よく例えるんですけど、プレイステーション5持ってるけど、プレイステーション2しか使えませんねんって言ってるようなもんやと思うんですよね。だから、ぜひとも、今回はなかなか難しいんかなと思うんですけど、ぜひね、使ってみる、ちょっとだいだい色のところ、見にくいんですけど、これ都市OSって、もう今後必要になってくるスマートシティの概要になってきますのでね、その中にサービスで交通モビリティ、防災、インフラ維持管理、観光地域活性化、健康医療、農林水産業、環境、セキュリティ、物流、都市計画整備、これを様々なこれ一本化することによって大東市のこのスマートシティに向けての僕は実現が可能になってくるなと思っておりますので、また御検討いただけたらなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
村田都市整備部長、その辺どうかちょっとお聞かせ願えますか。
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長 今後、具体的に路線も検討していく際には、一定の根拠が必要であると考えております。そのためには、データのほうを上手に利活用していくという必要があると思っておりますので、議員から御紹介いただいておりますシステムも選択肢の1つとして、効果的・効率的にデータの利活用のほうをしたいということで調査研究をしてまいります。
○野上裕子 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) 分かりました。持論をちょっと展開しようかなと思ったけど、もうちょっと時間がないんでやめます。
続いて、
住民非課税世帯の低所得者の方々の7万円給付についてお聞かせを願います。
今後のスケジュールについてお聞かせください。
○野上裕子 議長 田中福祉・子ども部長。
◎田中正司 福祉・子ども部長 12月15日金曜日、現在の段階の情報としてお断りを入れて答弁申し上げます。
今後のスケジュールといたしましては、予算の御議決後、速やかに窓口業務の委託契約等を締結し、併せて本市ホームページと広報だいとう1月号への情報掲載の準備をいたします。
その後、1月にコールセンターの設置とシステムの構築を終えるのを待って、1月下旬にプッシュ型給付対象者への御案内の文書の送付後に、2月中に7万円を給付というふうに考えております。
経済的支援を必要とする世帯に速やかに支給が行われますよう、本議会において御議決いただき次第、全力で手続に取り組んでまいります。
○野上裕子 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) ぜひとも、これはもう本当に切実な、やっぱり僕もお話、お電話いっぱいいただいてますんでね、しっかりやっていただきたいんですけど、これ田中福祉部長のほうから市民の方々に、この7万円給付が速やかに支給されるように取り組んでいく決意を述べていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○野上裕子 議長 田中福祉・子ども部長。
◎田中正司 福祉・子ども部長 11月2日に閣議決定がなされまして、その後、11月29日に国において補正予算が成立いたしました。担当とともにその間、情報収集を行って、早期支給に向けた共通認識と手順の確認を行っていた次第でございます。
その後にやることは十分にシミュレーションをしております。先ほど申し上げたスケジュールのとおり、できるところから前倒しで取り組んでおりますが、システム改修は本市ではできないことから、相手のある話でございます。申し訳ございませんが年内の給付はできません。しかし、これまでも市一丸となって早期支給に向けて取り組んでおります。
今後におきましても、対象となる世帯の皆様に一日でも早く支給をさせていただき、支援が届きますよう、職員一丸となって取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。
○野上裕子 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) 国がね、本来やったら、これ11月の後半に決まってたら、1か月やっぱりずれてしまってるっていう、僕は要因があるのかなと思います。でも、それ言うてしまってもね、もうこれ現実、もうやっぱり難しいっていうことやったので、これは本当に僕もすごい言われて、酒井さん、もう正月過ごされへんっていう方も本当に現実いらっしゃるわけでして、やはり、その思いを、今田中福祉・子ども部長がお伝えしていただいたと思うんでね、これはもう本当に早急に遅滞なく、間違いなく支給していただけるように、ぜひとも、もうこれはお願いでしかないんですけど、お願いしたいなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
以上で終わります。ありがとうございました。
○野上裕子 議長 次に、一問一答方式で3番・児玉亮議員。(拍手)
◆3番(児玉亮議員) ただいま議長の御指名をいただきました大阪維新の会、児玉亮でございます。
それでは、早速一般質問をさせていただきます。
まずは、各学校の校則についてでございます。
学校の校則には、誰が見ても守るべき校則と、理由が分からないけど、守らなければならない校則があります。
大東市におきましても、様々な取組で校則の見直し自体は行っていただいているのかなと思いますが、なかなか変えることが難しい校則もあることが事実です。一つ一つおかしいと思った校則について、なぜ駄目なのか、ここはおかしいのではないかというお話をさせていただこうかなと思ったんですけれども、今回は全体的なことから聞かせていただこうかなと思いますので、よろしくお願いいたします。
まず最初に、校則の定義について教えていただいてよろしいでしょうか。
○野上裕子 議長 渡邊学校教育政策部長。
◎渡邊良
教育委員会学校教育政策部長 全国的に、いわゆるブラック校則の見直しについて報道等がなされているところではありますが、令和4年の12月に文部科学省から公表されました改訂版生徒指導提要、こちらには、児童・生徒が遵守すべき学習上、生活上の規律として定められる校則は、児童・生徒が健全な学校生活を送り、よりよく成長・発達していくために設けられるものであると示されております。
○野上裕子 議長 3番・児玉議員。
◆3番(児玉亮議員) ありがとうございます。では、その校則自体を変えるにはどのようにすればいいのでしょうか。
○野上裕子 議長 渡邊学校教育政策部長。
◎渡邊良
教育委員会学校教育政策部長 校則の改定につきましては、先ほど述べました生徒指導提要、こちらにおきましては各学校が教育基本法等に沿って教育目標を実現していく過程において、児童・生徒の発達段階や、学校、地域の状況、時代の変化等も踏まえて、最終的には校長により制定されるものと規定されております。
またさらに、校則の在り方につきましても、特に法令上は規定されていないが、社会通念上合理的と認められる範囲で、教育目標の実現という視点から、校長が定めるとされており、社会通念と常に照らし合わせる必要性が求められております。
校則の運用につきましては、校則を守らせることを目標とするのではなく、何のために校則を設けているのか、こちらを子供たち自身が理解し、子供たちが自主的に校則を守るようになる、そのような教育を行う必要があります。併せて、保護者の方々にも、校則の目的、あるいは意味、こういったものを御理解いただくことが大切であると考えており、市内各校においては、周知に努めているところでございます。
校則の見直し、こちらが必要と判断された場合におきましては、児童・生徒や保護者、教職員等の学校関係者からの意見も聴取することが推奨されております。市内の学校におきましても、年間計画に基づいて校則の見直しの取組を積極的に行っている学校もございます。
○野上裕子 議長 3番・児玉議員。
◆3番(児玉亮議員) ありがとうございます。市内で行っていただいているところがあるっていうお話だったんですけれども、では、大東市内であったり、全国も含めて、学校における校則を変えた好事例がございましたら、教えていただいていいでしょうか。
○野上裕子 議長 渡邊学校教育政策部長。
◎渡邊良
教育委員会学校教育政策部長 まず、全国におきましてですが、例えば、茨城県のつくば市の小学校におきましては、シャープペンシルを使用してもいいのではないかと、委員会活動の中で問題提起をして全校児童にアンケート、こちらを一定取るだけではなく、保護者にも、やはり購入してもらうものということで、保護者の意見も募集して、議論を進めていった事例もございます。
また、福井県の高校におきましては、校則に関するワークショップ、こちらをNPO法人と連携して実施し、学校の枠を超えてオンラインで意見交換会を行った事例も好事例として知られているところでございます。
本市におきましても、生徒会が中心となって校則について考える会議、こちらを月に1回程度実施し、先生方と生徒が協議を重ねることで、何を変えたか以上に、変えるためにどのように取り組んできたか、こういった過程を大切にして、学校だよりなどで進捗状況を可視化している学校や、また、いきなり完全実施していくのではなく、新しい校則の試行期間、お試し期間、こういったものを設けている学校など、工夫ある取組を各校にて進めているところでございます。
○野上裕子 議長 3番・児玉議員。
◆3番(児玉亮議員) ありがとうございます。今、好事例について教えていただいたんですけれども、大東市内のほうでも、様々な生徒会であったり、そういう取組をしていただいてるということなんですけれども、それは各おのおのの学校がされてるということなんですけれども、そこを統一といいますか、ほかの学校もこういうふうな考えで取り組んでくださいっていうことはないんでしょうか。
○野上裕子 議長 渡邊学校教育政策部長。
◎渡邊良
教育委員会学校教育政策部長 例えば、先ほど申しました各中学校の校則の見直しについて、こういったものは学校だよりでありますとか、生徒会の中で発行している新聞、こういったものを横展開、中学校同士が交流したりしていって、市内に広めているという事例でございます。
○野上裕子 議長 3番・児玉議員。
◆3番(児玉亮議員) ありがとうございます。では、校則に対する、先ほど校長自体が決定権があるというお話だったと思うんですけれども、校則に対する教育委員会としての考え方について教えていただいていいでしょうか。
○野上裕子 議長 渡邊学校教育政策部長。
◎渡邊良
教育委員会学校教育政策部長 市教育委員会としましては、校則の意義、こちらを適切にやはり説明できないようなものにつきましては、検証、見直し、こちらを適宜行うように、引き続き学校に指導、あるいは指示をしてまいりたいと考えております。
やはり時代の流れとともに、社会通念も変化していきます。保護者や地域の理解も得ながら、子供たちが主体的に校則を見直すことができる、この仕組みづくり、こちらを各校で構築できるよう、市教育委員会として引き続きサポートしてまいりたいと考えております。
○野上裕子 議長 3番・児玉議員。
◆3番(児玉亮議員) ありがとうございます。僕自体は、もともと美容師をやっておりまして、その視点からちょっと気になることがあるんですけれども、1つはパーマの禁止であったり、髪を染めることについて、どうなっているのかっていうのと、整髪料であったりメイク、また眉毛を整えることについては、校則など縛りはございますでしょうか。
○野上裕子 議長 渡邊学校教育政策部長。
◎渡邊良
教育委員会学校教育政策部長 先ほど申しました校則の見直しの中で、やはり優先順位というのがあろうかと思います。
やはり生まれ持った性質、例えば頭がもともとパーマであったりとか、あるいは健康上の問題、こういったところは、校則の見直しはしっかりと行っていかなければならないものであると考えております。
また、今、髪型全般のこともお話しありましたが、今年度におきましても、ある中学校でピン留めでありますとか、あるいはリボンといいますか、そういったものをつけていこうというような動きも見られている学校もございます。
○野上裕子 議長 3番・児玉議員。
◆3番(児玉亮議員) ありがとうございます。時代に即して校則の変更・改定というのは今後も必要になってくるのかなと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。細かいところはまた後日、個人的に聞かせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、妊婦・産婦の支援についてを聞かせいただきたいと思います。
まず、大東市で行っている妊婦・産婦についての支援、どのような支援を行っているのか、お聞かせいただいていいでしょうか。
○野上裕子 議長 北田保健医療部長。
◎北田吉彦 保健医療部長 妊婦・産婦に対しましては、健康診査や相談支援などと併せて、経済的な支援などがございます。健康診査は最大14回の妊婦健診、出産後は2回の産婦健診、妊娠中から産後1年のうちで1回の歯科健診を実施しております。
妊産婦は心身両面で不安定になりやすいことから、医療機関が地域での支援が必要と判断すれば、御本人了解の上で、地域保健課につないでいただき、訪問等による個別支援を行っております。
相談支援としましては、ネウボランドだいとうや、地域保健課の各種専門職による保健福祉の様々な相談に対応しており、出産後には必要に応じて宿泊型や訪問型の産後ケア事業を御利用いただくことができます。
集団では、だいとうママパパ教室や離乳食体験会、2,000グラム未満で出生した未熟児の保護者を対象とした未熟児交流会などの各種教室を実施し、相談支援において、これらの事業を紹介するなど、出産・育児全般の支援を行っているところでございます。
また、ネウボランドだいとうでは、妊娠届出時と出産後にそれぞれ5万円を給付する妊娠出産・子育て応援ギフトを実施しており、経済的な支援も行っております。
○野上裕子 議長 3番・児玉議員。
◆3番(児玉亮議員) ありがとうございます。この質問に関しては、今回多胎妊娠・多胎児の妊娠・産婦に対する支援について聞かせていただこうかなと思ってるんですけども、多胎妊娠については複数の赤ちゃんが、お腹の中にいることから、母子に対するリスクが非常に高くなってですね、早産の確率においても単胎に比べて非常に高くなります。多胎妊娠におきまして、何よりもこの早産の予防が重要でありまして、そのためにも健康受診が大変重要になってくるものだと考えております。
また早産で生まれることが多いということは、事前に入院することもございますし、また母親にとって体力的にも精神的にも負担が大きく、赤ちゃんについても、低出生体重児となって入院日数が、長くなることもあります。
産後においても、出産後何か月ぐらいですかね、数か月は、授乳と、夜中泣き続けることで、睡眠時間がなかなか取れない状態になることも考えられます。実際はそうだと思うんですけれども、育児負担が大きいことから、単胎家庭より多胎家庭での虐待率も高くなっているというデータもございます。
そのことについて、大東市では多胎児の妊婦・産婦に対する支援については、今現在どのようになっているでしょうか。
○野上裕子 議長 北田保健医療部長。
◎北田吉彦 保健医療部長 多胎につきましては、単胎と比べて、保護者の精神的、身体的、経済的な負担が大きく、本市といたしましても子育てに係る支援の強化に取り組んでいるところでございます。
具体的には、先ほど御答弁申し上げました妊産婦の支援に5回分の受診券を追加し、併せて御本人の希望や状況に応じた電話や訪問による相談支援の対応強化を行っております。
また、ネウボランドだいとうにおいては、多胎児を子育て中の家族同士の交流を目的とした双子の会の開催や、養育支援を必要とされる御家庭に対する家事・育児のヘルパー派遣も実施しているなど、各支援センターにおいても、多胎児等の一定の配慮が必要な子供を子育て中の家庭を対象とした支援体制の整備を進めていく予定となっております。
このほか、全国で見ますと、先進的な取組として、NPO法人によるLINEを活用した情報交換の場を設けることにより、孤立しがちな多胎児を抱える家庭の相談に、市域を越えて多くの体験者からアドバイスや共感の声が寄せられるなど、より広域での活動が行われている事例もございます。
このような活動は大東市民も活用できることから、ネウボランドだいとうにおいて情報提供しており、実際に御利用になっていると聞いております。
○野上裕子 議長 3番・児玉議員。
◆3番(児玉亮議員) 分かりました。多胎妊娠のママであったり、パパであったり、パートナーに対して、そういう多胎妊娠されている御家庭の方に対して説明はあるのかなというところが疑問でして、例えば、パパママ学級に参加された際に、多胎妊娠の方に対して同時の授乳であったり、同時に沐浴をさせることであったり、寝かしつけはどのようにすればいいのか、また夜泣くときの対応であったりとか、多胎妊娠されている方向けのそういう説明であったり、講座っていうのはないのでしょうか。
○野上裕子 議長 北田保健医療部長。
◎北田吉彦 保健医療部長 多胎につきましては、妊娠届出時にほとんど把握することができますので、その後は、妊婦さんの体調や御家庭の状況に合わせて、保健師や助産師などが支援を行い、必要に応じて医療機関との連携も図っております。
御質問にありました、だいとうママパパ教室は集団で行う教室であることから、多胎の方に特化した説明を行うことができませんが、多胎ならではの対応などについては、保健師による訪問を中心に相談支援を実施しております。
○野上裕子 議長 3番・児玉議員。
◆3番(児玉亮議員) 分かりました。それでは、多胎児がいてらっしゃいます家庭についてなんですけれども、その家庭の外出っていうのは、公共交通機関の使用が本当に心身ともに大変な、負担が大きいと私自身は考えております。その件に関して、タクシー代の助成について、スマイルサポート券というのがあると思うんですけれども、そちらを使っていただくという認識でよろしかったでしょうか。
○野上裕子 議長 田中福祉・子ども部長。
◎田中正司 福祉・子ども部長 大東市スマイルサポート券につきましては、3歳未満のお子さんがおられる子育て家庭の経済的支援の取組といたしまして、額面5,000円の子育てニコニコ券と子育てワクワク券を合わせて1万円分、さらに、北河内夜間救急センターへのタクシー乗車に利用できる子育てあんしん券の3種類のサポート券を、子育て家庭に配布する本市独自の支援事業でございます。
タクシーの乗車につきましては、子育てニコニコ券により御利用いただけますので、移動に負担のかかる多胎世帯におかれましては、ぜひ御活用いただきたいものと考えております。
○野上裕子 議長 3番・児玉議員。
◆3番(児玉亮議員) 子育てニコニコ券を使っていただいてということなんですけれども、そちらはそちらで多胎家庭に対して、外出支援として新たに支援をしていただきたいなと考えているんですけれども、そちらについて見解をよろしくお願いします。
○野上裕子 議長 田中福祉・子ども部長。
◎田中正司 福祉・子ども部長 スマイルサポート券につきましては、多胎世帯を含む多子世帯支援に向けた支援の取組といたしまして、基本となります1万円分のサポート券に加え、令和元年8月より第2子には1万円分ずつの子育てニコニコ券とワクワク券の合計2万円分、第3子以降には、2万円分ずつのニコニコ券と子育てワクワク券の合計4万円のサポート券を追加交付させていただいております。
整理いたしますと、第1子には合計1万円分、第2子には合計3万円分、第3子以降には5万円分のサポート券を交付しているところでございます。
これを受けまして、令和2年度以降のサポート券の総利用額は約1.6倍に拡大しており、多くの子育て家庭から好評いただいているものと認識しております。
引き続き、多子世帯、多胎世帯支援メニューへのサポート券の利用範囲の拡大と、外出支援に係る施策の拡充に取り組んでまいります。
○野上裕子 議長 3番・児玉議員。
◆3番(児玉亮議員) ありがとうございます。第1子、第2子、第3子の中にも多胎の、双子、三つ子なども含まれているということなんですけれども、そこは少し別物と考えて、多胎家庭に対して、手厚い支援を今後考えていっていただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、母子健康手帳についてお聞かせいただきたいと思います。
今、全国的にも様々な表紙のデザインがあるんですけれども、大東市におきまして、大東市の母子健康手帳、親子健康手帳でしたっけ、についてはデザインはどのように決めておられますか。
○野上裕子 議長 北田保健医療部長。
◎北田吉彦 保健医療部長 母子健康手帳につきましては、数種類ある既製品の中から多くの方にとって使いやすく、時代に合ったデザインであることや、予算面などを考慮し、地域保健課において選定を行っております。
○野上裕子 議長 3番・児玉議員。
◆3番(児玉亮議員) 分かりました。また、地元企業であったり、キャラクターを使われている市もあるんですけれども、そちら、コラボなどのデザインの変更の予定は今後ございますでしょうか。
○野上裕子 議長 北田保健医療部長。
◎北田吉彦 保健医療部長 現在の手帳は、令和2年度により使いやすいものとするため、これまでよりも一回り大きいB6サイズとし、色につきましても、淡い色合いのものに変更いたしました。
内容につきましては、前半は省令様式、後半は任意様式で構成されており、母子保健法の改正等により、1年から2年に1回程度改定が行われます。
そのため、企業とのコラボによる独自作成となりますと、いつ改定内容が示されるか分からない中、作成のスケジュールや予算面での課題が大きくなってまいります。また、あらかじめ数種類を準備し、交付時に選択していただくことも考えられますが、この場合、選択の偏りを考慮し、多めに購入する必要があるため、改定時の廃棄が増加いたします。
これらのことから、母子健康手帳の購入方法について、当面、変更の予定はございませんが、今後も妊産婦の皆様のお声を聞きながら選択・購入してまいりたいと存じますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。
○野上裕子 議長 3番・児玉議員。
◆3番(児玉亮議員) 分かりました。近くでしたら、東大阪市さんがディズニーのプーさんのデザインをされてまして、全国的にもミッキー、ミニーであったり、ミッフィーであったり、ペネロペ、クレヨンしんちゃん、ファミリアなどあると思うんですけれども、そちらも今後を踏まえて検討していただければなと思います。
今、様々ちょっとデメリットが多いっていう答弁だったと思うんですけれども、例えば、カバーケースをお渡しして、市のホームページに様々なデザインがあるファイルを作って、そちらからダウンロードしていただいて印刷していただくと、自分で選んで、表紙が選べるというふうにもできますし、そちらをすると、先ほどおっしゃっていただいてた在庫管理、在庫を破棄することもないと思いますので、またそういうことも考えていただければなと思いますが、こちらについて何か、よろしくお願いいたします。
○野上裕子 議長 北田保健医療部長。
◎北田吉彦 保健医療部長 今、議員の御紹介いただきましたことを踏まえ、他市の状況も踏まえて、今後どういった形が適切であるか調査研究してまいりたいと考えております。
○野上裕子 議長 3番・児玉議員。
◆3番(児玉亮議員) かしこまりました。小さなことかもしれないですけれども、細かな気配りっていうのが子育て世帯にとっては大変うれしく思われることでもありますので、こういう既存のものを選んで配る母子健康手帳、親子健康手帳ですかね、の機能さえあればいいというのではなくて、本当に少しでも喜んでいただくにはどうしたらいいのかっていうのを考えて、今後も検討していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
最後に、大東市のバリアフリー基本構想の経過と進捗についてお聞かせいただいてよろしいでしょうか。
○野上裕子 議長 東理事兼都市経営部長。
◎東克宏 理事兼都市経営部長 おはようございます。大東市バリアフリー基本構想の経過と進捗についてお答えいたします。
高齢者・障害者等が社会経済活動に参加をする機会を確保し、誰もが安全で安心して参加できる社会の実現のため、平成12年に施行されました交通バリアフリー法に基づきまして、平成16年3月に大東市交通バリアフリー基本構想を策定しております。
その後、平成18年に施行されましたバリアフリー法に基づきまして、平成26年12月に大東市バリアフリー基本構想を改定をいたしまして、平成30年以降改正されましたバリアフリー法に基づきまして、令和5年3月に改定をし、大東市バリアフリー基本構想により事業を進めております。
基本構想に定めます事項といたしましては、重点整備地区の位置及び区域、生活関連施設及び生活関連経路並びに、これらにおけるバリアフリー化に関する事項等でございます。本市におきましては、住道駅、野崎駅、四条畷駅及び鴻池新田駅の各駅周辺を重点整備地区といたしまして、生活関連施設につきましては、旅客施設、官公庁、教育文化施設等を相互に結ぶ経路を生活関連経路として位置づけをしております。
この生活関連経路を位置づけるに当たりましては、バリアフリー上の課題を具体的に抽出するため、障害者、高齢者、子育て中の方々に御協力をいただきまして、4駅合計79名によるタウンウォッチング等を実施をし、御意見をいただいているものでございます。
進捗につきましては、平成26年度に改正した際の住道、野崎、四条畷の3駅周辺の道路のバリアフリー化率は49.6%でございましたが、昨年改正をした時点、令和3年度末では80.6%となっております。
今後、各施設管理者がバリアフリー基本構想に即して作成をいたしました特定事業計画に基づき、事業を実施していくとともに、事業の進行管理として、円滑に事業を展開されますように、大東市バリアフリー基本構想協議会を継続して行っていくことで、着実なバリアフリー化を推進してまいります。
○野上裕子 議長 3番・児玉議員。
◆3番(児玉亮議員) 分かりました。ありがとうございます。80%以上の進捗があって、進んでいるということなんですけれども、これ、もし今の構想自体が100%達成した場合は、今後どのようになっていくのかっていうのを聞かせていただきたいんですけれども、もともと重点地区というか、生活通路のところを、さらに重点地区の中で進めていくのか、そもそも範囲を少し広げて今まで入っていなかったところに向けてバリアフリー化を進めていくのか、今後どのような流れになっていくのでしょうか。
○野上裕子 議長 東理事兼都市経営部長。
◎東克宏 理事兼都市経営部長 先ほど答弁させていただきましたとおり、そもそも交通バリアフリー法という法律の立てつけ上、まず旅客施設とそれに向かう施設の交通経路についてバリアフリー移行が進む、それがまず80点を今超えているところでございますので、当然ながら、各駅周辺の重点整備地区以外と地区内の生活関連経路等に指定をされてない路線につきましても、当然ながら、緊急性や交通量等を踏まえまして、可能な限り道路移動円滑化基準に基づいた整備を行いまして、誰もが安全で安心な歩行空間の確保を目指しておりまして、全ての世代の方々が暮らしやすい安全・安心のまちの実現に向けまして、今後も引き続き歩行者の安全な歩行空間の確保等を一層努力していきたいというふうに考えております。
○野上裕子 議長 3番・児玉議員。
◆3番(児玉亮議員) 分かりました。ありがとうございます。先ほど高齢者であったり、障害のある方であったり、子育て中の方からも御意見を聞いているということだったので、今回は子育て関連の質問が多かったんですけれども、そちらも踏まえてバリアフリー化、今後とも進捗、また聞かせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で一般質問を終わります。ありがとうございます。
○野上裕子 議長 暫時休憩します。
午前11時21分休憩
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午後0時59分再開
○野上裕子 議長 休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を行います。
次に、一問一答方式で11番・品川大介議員。(拍手)
◆11番(品川大介議員) 皆さんこんにちは。議長に指名をいただきました清新会の品川でございます。傍聴者の皆さん、
インターネット中継を御覧の皆様、ありがとうございます。少しでも市政が伸展するように尽力をしてまいります。
さて、質問に移る前に、いま一度、自分自身の戒めとしまして、私、そして我々17人は市民に期待され、信託され、この場に立ち、質問をさせていただいております。市民のもっと大東市をよくしてほしい、そんな思いの信託をおとしめることなく、大東市政をきちっとチェックできているか、言葉を尽くして、
意図や手法を説明できているか、汗をかけているのか、自問、そして反省を繰り返していますが、まだまだ道半ばでございます。よく私も言ってしまうんですけれども、民間ではねとか、お役所仕事はあかんとか言ってしまうことがありますが、永年に残る市の答弁として準備をされ、当たり前かもしれませんけれども、1秒も遅れることなく、1人も欠けることなく、そろわれている皆さんに対し、市民の代表者の1人として、いま一度姿勢を正し、質問をさせていただきたいと思います。粘り強くね、いかせていただきます。ゼロ回答があったとしても、粘り強く質問をさせていただきたいと思います。
まず1つ目の項目です。6月議会にも質問させていただきました、未来人材への教育投資についてでございます。
学校教育以外で、児童・生徒を豊かにする価値のある教育施策を検討していただきたいと質問をさせていただきました。私が提案している手法は、キャリア形成であったり人格形成につながるスポーツ、文化、学習等に対する習い事補助であります。手法はともかくといたしまして、どのような研究・検討を行ったのか、進捗をお答えください。
○野上裕子 議長 田中福祉・子ども部長。
◎田中正司 福祉・子ども部長 幼児期及び就学期における習い事につきましては、保育所等や学校ではできない、一人一人の子供たちがそれぞれに関心を持つ多様な学びや体験の機会であり、子供たちの資質向上は、将来的に社会で活躍する際の選択肢を広げる可能性があるものと認識しております。
一方で、子育て家庭の経済的負担に代わる、塾や習い事等にかかる費用への行政の補助につきましては、対象となる人数に応じた多額の費用を継続的に支援する必要があり、恒常的な取組とするためには、財源の安定的な確保が大きな課題となってまいります。
また、近年は習い事の種類も多様化しており、習い事を実施する事業者全てを対象とした公費助成のシステム構築も課題となってまいります。
本市におきましては、市外事業者を含めた助成システムの構築は必要となるものと考えられ、全ての子供たちのニーズを満たす網羅的な事業の取組は困難が伴うものと考えております。
引き続き、既に取組を行っている自治体の状況について情報収集を行いながら、本市の特徴を生かした子供の学びの機会の確保に向けた研究に取り組んでまいります。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) ありがとうございます。研究を続けていただきたいと思い、よく田中福祉・子ども部長と議論する中で、一定の課題整理であったりとかが必要であるなというのは、よく議論をしているところでございます。学校外教育、学校教育外なのかちょっと分かりませんけれども、っていうときに、1つとしては市が直接やっているような、学力向上ゼミであったりとか、または図書館もその1つだと思いますし、今後、クラブ活動とかもそうなるのかもしれません。
2つ目は、教育関係団体という形で、軟球であったりとか、子ども会がやってるソフトボールなんかも、それに当てはまるのかもしれません。あと3つ目、民間でございます。小学校6年生、また中学校3年生においては、6割程度が習い事をしているという統計もあるそうでございます。
今後、学校教育外の手法で学びを豊かにするという議論の上で、ちょっと突然で申し訳ないんですけど、ちょっと市長にお聞きしたいんですけれども、どういう形で整理をし、そして議論なり、施策を進める形を検討していくべきであるかということを、現段階で結構でございますので、市長の考えの一端をちょっとお聞かせいただきたいと思います。お願いいたします。
○野上裕子 議長 東坂市長。
◎東坂浩一 市長 議員が日頃から憂慮いただいております子供たちの教育環境において、学校以外の場がいかに充実するかというところでありますけれども、本市においては学校教育と家庭教育、地域教育、この3つのバランスをしっかりと整えながら、特に家庭教育について力点を置いてきた経緯がございます。その上で、今御指摘のような習い事、また塾といったような形での学習の手法については、当然ながら、その子供たちの選択肢として大きな可能性を秘めたものであると、こういう認識はしてございます。しかしながら、行政が手を差し伸べるプライオリティーとしましては、先ほど申し上げましたように、学校教育、地域教育、家庭教育の横並びとしての位置づけは難しく、補完的要素として考えるべきだと認識しておりまして、子供たちの学び、家庭の充実、学校での子供たちの輝き、こういったものをしっかりと補完できる位置づけとして、いかにサポートできるかという発想で取り組んでいると御理解いただければと思います。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) 分かりました。今後議論ができんのかな、分かんないんですけれども、5月以降もできるように頑張らせていただきたいと思い、市がしていくのか、また団体という形のサポートであったりとか、個人補助というのは、ターゲットはどうするのか等々も含めて、今市長が言われたことを念頭に置きながら議論を続けていきたいというふうに思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
2項目めでございます。マナー条例の抑止力についてということのタイトルは一応つけさせていただいております。
1つ目が路上喫煙防止に関する条例が制定されております。マナー条例で迷惑喫煙行為をやめようと、市民の責務とされています。一方で、路上喫煙防止に関する条例では、路上喫煙をしないように努力義務とし、指定区域では禁止としている。この効果について、どのようなものか教えていただけますでしょうか。
○野上裕子 議長
木村市民生活部長。
◎木村吉男 市民生活部長 本市では、路上での喫煙をなくすことで、市民等の身体及び財産への被害の防止を図り、もって市民等の安全・安心及び快適な生活環境を確保することを目的として、令和2年4月に大東市路上喫煙の防止に関する条例を制定・施行したところでございます。
本条例の第4条で、市民等は市内全域の路上において喫煙をしないよう努めなければならない旨の努力規定を設けると同時に、第5条では、本条例の目的を達成するために、路上喫煙を禁止する必要があると認める区域を路上喫煙禁止区域として指定できると規定をしております。住道駅や野崎駅周辺の路上喫煙禁止区域では、本条例の趣旨を御理解いただくなどの啓発活動や、職員によるお声がけ等に取り組んでおり、本条例規定においては、違反者に対する指導・勧告及び命令、さらに当該命令違反には、過料を科すなど強制力を持った対応を可能としているところでございます。
本市では現在、このような一定の強制力を持った条例による路上喫煙防止を図っておりますが、幸いにも、このような強制力を行使する事例は生じてはおらず、市民の皆様の良心によるマナー向上で路上喫煙だけにとどまらず、よりよい生活環境を築き、「あふれる笑顔 幸せのまち大東」の市民生活の実現を目指してまいりたいと考えております。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) つまり、私の解釈では、マナー条例は市民お一人お一人が自発的にマナーに反するのでやめていこうと、それを啓発していく、それを共有していくという条例であると認識する一方で、路上喫煙等に関する条例に関しては、禁止という形でうたい、指定区域においては、そういう見守り、声掛けもしているということがポイントであると。さらに悪質の場合は、今のところ規則ではまだ定められてないそうですけれども、罰則等々を付与する可能性もあるというところがポイントであると考えます。
考える中で、2点目の、以前も質問させてもらいました空き缶、資源ごみの持ち去り禁止についてでございます。それを踏まえてでございますけれども、どのように条例化であったり、厳密に言ったら条例改正になるのかもしれませんけれども、検討いただいたのか答弁をお願いできますでしょうか。
○野上裕子 議長
木村市民生活部長。
◎木村吉男 市民生活部長 資源ごみの持ち去り、特に空き缶の持ち去りについては本市だけではなく、全国的な問題となっているところでございます。
各自治体では、その対応に苦慮されていると聞いております。本市では、持ち去りを許さないという意思表示をすることで、まずは抑止力となるよう、3か国語の持ち去り禁止シートを作成し、ホームページへ掲載するとともに、窓口での配布も行っております。
また、これまでアルミ缶の集団回収を行っていなかった地域において、特にアルミ缶の集団回収を始めることで、その持ち去りを減らす取組を行われている地域もございます。資源ごみの持ち去りにつきましては、刑法上の取締りが難しい中、罰則つきの条例を制定している自治体もございますが、違反者の特定が難しく、時間と経費がかかるなどの理由により告発・検挙に至った事例は全国で0.2%、市への返還まで至った事案は0.1%にとどまっているという国の報告も出ており、現在のところ、抑止力としての実効性は低いものと考えております。
資源ごみも広い意味で、市の歳入の一部になっていることを踏まえ、国の調査結果、他市の取組等を勘案しながら、費用対効果の観点を持って実効性の高い対策について、引き続き研究をしてまいります。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) そもそも論の話ですけど、先ほど、要はプリントアウトして、要は個人が持ち去ったら駄目だよっていう禁止のやつ貼ってくれっていう啓発もしているということなんですけど、市として、持ち去りはそもそも禁止という判断なのか、またどこかに明文化されているのか、その辺を教えていただけますでしょうか。
○野上裕子 議長
木村市民生活部長。
◎木村吉男 市民生活部長 現在、市の規定、条例、先ほど議員が御紹介ありましたマナー条例の適用14項目の中にも、現在は資源ごみに関する規定は何もございません。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) ですので、先ほどの喫煙と同じような感じだと私は認識しておりまして、自発的にやめようという形で今啓発をしている。または、もともとの持ち主だった、資源ごみの持ち主の方がやめてよねっていう意思表示をしてよっていうことなのかなと。ただ意思表示をしても、廃棄してるので、そもそもその意思表示が有効なのかどうなのかっていうのはちょっとまた改めて今後研究したいと思いますけれども、ですので、要は禁止を明文化して、それこそ罰則によるっていうことを言っておられましたけど、現に、路上喫煙においては罰則規定はあるけれども、規則として、まだどのような罰則にするかは定めていない。ただ効果があるという形で、モデルエリアであったりとか、全体を指定して努力義務なのか、もしくは義務として路上喫煙の禁止をうたっているわけですので、同じような形で資源ごみも取り組んだらいいのではないかなというふうに感じるところですけども、その辺、見解いかがでしょうか。
○野上裕子 議長
木村市民生活部長。
◎木村吉男 市民生活部長 そうですね、議員の、この資源ごみの持ち去りについての質問は、もう従来より何度かいただいてまして、その都度持って帰って検討はしております。先ほど来申しましたが、現在、大東市のマナー条例の中においてさえ、この資源ごみの持ち去りのことについては触れられていない。マナー条例は平成25年の10月に条例制定して、施行してるわけですけども、3年ごとに内容を見直すという規定も附則でうたわれておりますので、そろそろそういうことも世間事情を踏まえながら、見直していきたいと思ってますので、手法としましては、マナー条例14項目の見直しと同時に、この資源ごみの持ち去りのことについてどう触れていくかっていうのを考えてみたいと思います。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) 御検討というか、よろしくお願いいたします。
資源ごみではないんですけれども、粗大ごみが現在有料化されております。これも同じようにリサイクルという形で、要は資源のサイクルという形をうたわれている、サイクルシステムということをうたわれてると思うんですけど、そのために、要は一定のお金を払い、市に取りに来ていただくという形なんですけれども、もしこれも持ち去られたとき、その責務であったりとか、それこそ料金とかは返されたり、その辺どうなってるのか教えていただけますか。
○野上裕子 議長
木村市民生活部長。
◎木村吉男 市民生活部長 粗大ごみの持ち去りにつきましては、所有者が所有権を放棄、廃棄する物品を第三者が持ち去る行為であることから、こちらも刑法上の窃盗には当たらず、違法行為として警察等が取り締まることは困難かと思っております。行政としましても、現状特に対応は考えておりません。本市では、本年の7月、粗大ごみの有料化を実施して以降、粗大ごみの収集件数そのものが減少しており、それに合わせて持ち去りの件数も減少していると感じているところです。ただ、証紙の貼られた粗大ごみを第三者が勝手に持ち去ると、市民感情として損をしたというような感覚をお持ちになる方がいらっしゃることも一定理解をします。その粗大ごみが第三者に持ち去られたとしても、例えば予約の手続、収集車の廃車等の手続は実際に生じておりますので、またお出しになられた方の粗大ごみが収集されずに残ってしまっているとか、再度の廃棄予約、証紙の再度購入に至るというような不利益は現状のところ生じていないのではないかなと思っております。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) ということは、証紙は、市として、それを要は持っていくという業務に対するお金なのかなと、それを執行されてないってことは、どう考えたらいいのかなっていうふうに思ったりはしますけれども、例えば分かりやすく言ったら、証紙を貼って僕が捨てたやつが、それこそどこかの公園に捨ててあってということになったときに、その責任って、結局は僕なのか、それとも、結局は持ち去った人なんでしょうけれども、市の責務とかも含めて、その辺どうなるのかなっていうふうに思うので、その辺また議論というか、教えていただけたらなというふうに思います。
3つ目が住道駅にハトがたくさんいます。カラスもいますし、ムクドリもたくさんいらっしゃるんです。これね、いてるんです。写真の方は、ちょっと餌をあげている様子だったので駄目ですよって言ったら、素直にやめてくれはったんですけれども、そもそも、さっきも言うたように、マナー条例では自発的にやめようっていうことの意識と思っておりますので、要は禁止ではないと、僕は何に基づいてやめてよって言ったのかなっていうのが、よく分からなくなって考えてしまいました。
マナーなので、自発的にやめる、しないではなくて、禁止という形で、この餌付けというか、餌やりを制定している、条例を制定されている市もあります。本市でも検討すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○野上裕子 議長
木村市民生活部長。
◎木村吉男 市民生活部長 ハト・カラス等に対する餌やりにつきましては、現在マナー条例に規定する迷惑行為の1つとして定めているところでございます。
御質問の公共の場所でのハト・カラスの餌やり禁止条例につきましては、違反者に対し過料を科すことなどを盛り込んだ禁止条例が全国の一部の自治体において施行をされておられます。本市といたしましては、現時点において、これらに関する市民の皆様からの御相談や御連絡等は少ないものの、公共の場所における餌やりの現状把握及び課題の検証等を行うとともに、アプローチの方法についても研究をしてまいりますが、まずは市民の皆様への周知・啓発によるマナー向上に努めてまいりたいと思います。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) 厄介って言ったらおかしいですけども、それこそ、ハトって病原体の塊、それも糞も羽根もですし、多分住道駅で、
村田都市整備部長なんかは多分住道駅使われてるから分かるでしょうけども、すごい垂直に飛んでくるんですよ、水平か、水平に飛んでくるんですよね。すごい危険。かといって、餌づけされてるので人間を怖がらないし、追ったりとか、追っ払ったりしては法律で駄目ってなってるわけです。非常に羽根とかも落ちてる状況でございます。それを個人が対応ができないという形もあって、やはり市がしっかりとそのあたりの対応、もちろん平和の象徴というところの動物愛護の観点も必要でありながらも、人間への危害であったりとか、市民生活に影響がない形をしっかりつくっていただきたい。特に住道駅前、具体的に対応していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○野上裕子 議長
木村市民生活部長。
◎木村吉男 市民生活部長 具体的な対応としましては、直近では住道駅デッキの周辺で餌やりに対する苦情など、大きく把握をしていない状況ですが、具体的に対策をするとすれば、まずはマナーに関する啓発看板等により注意喚起を図るとともに、当駅で、餌やり行為に関する通報等を受けました場合には、速やかに職員が現場に急行し、対象者が確定されたときには、マナー条例の趣旨に基づき、直接お声掛け等をさせていただきます。
また、周辺住民の生活環境に著しい被害を及ぼす餌やり行為にまで至る場合は、動物愛護及び管理に関する法律第25条の規定に基づき、大阪府と連携した対応等を速やかに検討してまいる所存でございます。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) よろしくお願いいたします。他市さんではムクドリの被害であったりとかも非常に多いというところで苦慮されている自治体もあったりということを聞いておりますので、現在のうちに、または非常に威嚇されたりするんで、何とか対応をお願いしたいと思います。
これ空き缶を、ちょっと話戻りますが、空き缶をマナー条例に入れた、ここにね、ダイトンの上ぐらいに書いてあるんです。アルミ缶その他の資源ごみを回収しないって書いてあったんで、僕マナー条例に書いてるもんだとばっかり思ってたんですけれども、なかったんで、あれやなと思ったわけです。
あと禁止とされているのは、ここに書いてあります、自転車もマナー条例にありますが、禁止という形を、放置自転車禁止という形で条例をつくって、交通アクセスの快適さを努められているところでございます。何も罰則で取り締まるというよりは、まずは自発的にではなくて、そこでなかなか難しいところに関しては、もう明確に市として禁止という形をうたって、市民に共有をしていく、このことが重要なのかなというふうに思いまして、3項目質問をさせていただいたところでございます。
またこのあたりも、随時質問を続けてさせていただけたらなというふうに思います。
3番目でございます。図書館のことでございます。
大東中央の図書館のことに限定されるのかもしれませんけども、自習が駄目だというふうになってます。なぜなんでしょうか、教えてください。
○野上裕子 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 図書館における自習についてお答えいたします。
中央図書館では、スペースの関係から図書館の資料を使った参考図書コーナーは設けておりますが、自習スペースはございません。自習の御希望があった場合は、同じ施設内の文化ホール、公民館の空き部屋を自習スペースとして開放しており、部屋の使用状況に場所は変わりますが、自習などの学習ニーズに応えている状況でございます。
西部図書館、東部図書館においては、自習コーナーを設置しており、2時間を限度に御利用いただいており、その後の予約が入っていなければ延長も可能となっております。
以上です。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) 要は、何が言いたいかって言ったら、今新しい図書館であったりとか、カフェ的図書館とかも、他市さんとかでいろいろやられてるのを見に行ったりとか、使ったりすると、やっぱり学生さんの自習であったりとか、レポートを書かれたりとか、あと何を言っても、コロナ禍もあったんだけど、大人の人がめっちゃ、要は資格のせいなのか、リカレント教育的なものなのか、ちょっと分かりませんけれども、非常に多かったんです。やっぱり個人で、アクリル板も、コロナ禍終わって、ひょっとしたら余ってるかもしれない。個人パーソナルスペースという形での図書館利用に変わっていくべきなんじゃないかなっていうところで、もちろんリビング的な入り口のところであったりとか、真ん中ら辺は、ちょっと座って読もうかみたいなスペースがあってしかるべきだと思うんですけども、そういうパーソナルとオープン的なものを分けて、シームレスに使っていただきたいなと思うんですけども、そのあたり、対応いかがでしょうか。
○野上裕子 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 今、議員がおっしゃられたことにつきましては図書館とともに対応を図ってまいりたいと思います。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) 対応していただきたいと思います。そのときにあるのは、やはりWi−Fi環境とコンセント、こういう形も必要ではないかというふうに思いますがいかがでしょうか。
○野上裕子 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 図書館におけますWi−Fiとコンセントの状況についてお答えいたします。
Wi−Fiの利用できる環境につきましては、中央図書館には、現状の利用状況やスペースの関係などから利用できておりません。西部図書館にはWi−Fiコーナーを設置しており、東部図書館では、今年8月より1階の自習コーナーでWi−Fiが利用できるようになりました。コンセントにつきましては、3館とも自由に御利用いただけるものはなく、パソコン等を御利用の場合は御自身で電源を御用意いただいております。
図書館においては、毎年利用者アンケートを実施しており、利用者の声を聞きながら、より使いやすい、利用していただける施設になるよう検討してまいります。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) こういうふうにわざわざ申し込まなあかんよと、本を使ってのあれにしてね、今言われた自習コーナーと言われる3階ですけれども、報告してねっていう形になってるので、何が言いたいかというと、何か分からへんけど、本を読む、本を探すという、本に用事がないと来たらあかん施設みたいになってるのがすごく嫌だなというふうに個人的には思ったりしています。特に教育施設から市長部局施設になりまして、もっとさらにそういう資源という形を加速していただきたいなというふうに、それこそ居場所でもいいですけれども、というところを加速していただきたい。
あと、本の在庫の最適化っていうものをやはりもう少し図っていただきたい。スペースが多い、50万冊なのか60万冊なのか、非常に多いというのは聞いておりますけれども、それは延べの本の数であって、例えば種類的には幾らあるのか、または俗に言う棚卸というものをきちっとやっていただくことによって、パーソナルスペースをつくるスペースができるんではないかというふうに、1日1回、3館を回る便も出てるということでございますので、バックヤードをきちっと整備したら、1日ぐらい、ほぼ1年に1回しか出えへん本とかでしたら、バックヤードに抑えて循環させるという形で、もっともっと最適な本のスペースをつくれるんじゃないかなという形でございます。
聞きたいですけども、要望にとどめておきたいと思います。
ちょっと順番を飛ばしまして、定年延長・役職定年についてお聞きしたいと思います。
来年度から、定年延長・役職定年によって、現在の役職の方が非管理職になられます。1年間で、例えば東さんの1つの例に出しますと、ごめんなさいね、この中で東理事兼都市経営部長しかいなかったので、東理事兼都市経営部長は来年定年延長になると、課長補佐級になるというふうに聞いております。その後、1年間の、俗に言う定年をした後、再任用になった場合、その方の役職っていうのは、普通でしたら、今であったら2等級ぐらい下がるというのは聞いてるんですけども、その後どういうふうになるのか教えていただけますでしょうか。
○野上裕子 議長 鳥山総務部長。
◎鳥山和郎 総務部長 定年の延長に伴いまして、組織の新陳代謝を図るため、管理職については一部の特例任用を除きまして、役職定年制を導入しております。また、暫定再任用制度におけます役職につきましても、雇用と年金の接続を図り、これまで培った能力、経験を有効に発揮する再任用制度の趣旨と目的、こちらに鑑みまして、これまでと同様、適材適所に人事配置を行っていく予定でございます。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) 懸念になるのは、定年延長に伴う役職定年により、管理職以上の方は原則課長補佐になるとお聞きしております。また、現在の課長補佐はそのまま課長補佐として、1年間または5年間延長されると聞いております。課長補佐級が過多になり、要は若手の昇格スピードが鈍るんじゃないか、席がなくなるんじゃないかというふうに懸念があるんですが、そのあたりどのように考えてますか。
○野上裕子 議長 鳥山総務部長。
◎鳥山和郎 総務部長 役職定年につきましては、定年を65歳に引き上げる一方で、若手・中堅職員の昇進機会、こちらを確保して、組織全体としての活力を維持するために、管理職に就く職員を原則60歳までといたしまして、それ以降については非管理職へ異動するものでございます。
そのため、役職定年により課長補佐級の職員が増加するということは予想されますが、空位となりましたラインの管理職への配置も当然ながら必要となりますので、これまでと同様、中堅職員の昇格により補う必要があろうかというふうに考えております。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) 懸念としては、要はどんどん課長補佐が増えていく、さらに5年間ずっと一緒、課長補佐という形が続くので、下からの席がなくなるのは、課長においてはもう一定ポストが決まっておりますので、一定仕方がないのかなと思うんですが、管理職ではない課長補佐になるスピードが遅くなる、これはあってはならないなというふうに思います。ですので、分かりやすく言えば、現在、課長補佐の人数であったりとか定数が決まっているのかどうか分かりませんけれども、そこと、要は定年延長をされた方を分けていただくような、管理というか、その人員計画を立てていただきたいなと思ってるんですけど、そのあたりはいかがですか。
○野上裕子 議長 鳥山総務部長。
◎鳥山和郎 総務部長 議員御指摘の点につきましては、あくまでも若手の昇進機会を確保するということが役職定年制度の趣旨でございますので、目的としては合致しておるかなと考えております。
この役職定年制度によりまして、特に部課長を中心といたしましたラインのポストに影響があるわけではございませんから、役職定年の実施によって、直接的に何か昇格に影響はないものというふうに考えております。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) 大東市の定年等に関する条例の8条2項に、人事の計画その他の事情等を考慮した上で、管理職以外の上位の役職に就けよみたいな感じの降格せよという形が条例でうたわれてるんですけども、今言ってた、その人事の計画であったりとか、例えば各課の定数管理であったりとか、そういうものを要は、今後の人事の計画等々はあるのか、または今後つくられるのか、その辺いかがですか。
○野上裕子 議長 鳥山総務部長。
◎鳥山和郎 総務部長 こちらで想定されてます、示す計画というのは何かものとしての計画ということではなくて、今後の定数管理であったり、採用別の人数の動向であったり、それから役職別の人数の動向、そうしたものを総体的に見て判断すると、そのような趣旨かなというふうに受けておるというところでございます。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) じゃあ、要望としましては、そういうのをつくっていただくことによって、若手であったりとかも安心して仕事に励めるという形を、それで将来のストーリーが見えるという形をつくっていただきたいというふうに、要はやっぱり口頭だけの説明やったら、やっぱり不安ですので、見える形で、計画なのか、配置という形なのか分かりませんけれども、そういう形を見える形で示していただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。これ必ずまた聞きますので、よろしくお願いします。答弁しますか。いいですか。
○野上裕子 議長 鳥山総務部長。
◎鳥山和郎 総務部長 御指摘の、御心配いただいている点は十分理解しておるところなんですけれども、あくまでも定年延長の大局的な目的は生産年齢人口の減少であるとか、労働力不足、年金制度の改正、こういったところへの対応かと理解をしておりまして、当然その民間労働法制におきましても、65歳までの雇用確保、これが義務となっておりまして、70歳までの就業確保、これも努力義務とをされているところでございます。これらの状況を踏まえますと、当然、細部の部分におきましては、運用の難しさとか、やりにくさこういう部分はあるんですけど、工夫と一定マネジメントで乗り越えていくべき課題かと認識しておるところでございます。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) ですので、あともう1点が、なかなか人によってはマネジメントが難しいと。もちろん課長職なんですから、使って当たり前なんですが、それこそ答弁できませんけど、天羽総務課長の横には同僚に田中元理事がいらっしゃって、もし、その下の課長補佐に東理事兼都市経営部長が来たと、それをうまいことを使いこなせれば、すごい強力な総務課になるんですけれども、ちゃんとそこの担い分けっていうのが天羽総務課長ができ、そんな言うたらあれですけれども、というのも非常にやっぱりマネジメント力というものを研修って言うとおかしいですけど、再任用とはまた違って、現役であるけれども役職降下されてきたという形の方を、どのような形でプレーヤーとして、ばりばりの課長補佐級のばりばりのプレーヤーとして使っていくか、生かしていくかっていう形をやはりもう少し研究していただきたいし、それを発信していただきたいというふうに思います。
次の質問です。
グラウンドに行きたいと思います。多様なスポーツの練習ができるグラウンドづくりについて。様々グラウンドありますけれども、どのような基準で利用スポーツの区分を決めているのか教えてください。
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長 本市には49か所の都市公園があり、そのうち、大東中央公園には2か所の多目的広場、大東公園、南郷公園、東諸福公園及び中垣内浜公園にはそれぞれ1か所ずつ多目的広場があり、合計6か所の多目的広場でスポーツの練習場所などに御利用いただいているところでございます。
多目的広場で利用できるスポーツの区分につきましては、硬式野球、軟式野球、ソフトボール、サッカー、ラグビー、ゲートボール、グラウンドゴルフなどで、多目的広場の形状や広さ、フェンスなどの施設状況のほか、地域との協議や過去からの経過等を踏まえまして、小学生、中学生、大人及び65歳以上の利用者区分などと併せて設定し、御利用いただいております。
公園内の多目的広場は様々なスポーツ等の練習場所として御利用をいただいております。公園は小さな子供さんから高齢の方まで様々な世代の多くの市民の方々が利用される施設であることから、スポーツ利用される際には、多目的広場の大きさや施設の状況、他の公園利用者や公園の周囲にお住まいの方への配慮など、安全・安心に御利用していただけるよう努めてまいります。
今後、施設整備などについて安全面にも配慮し、研究を行ってまいります。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) この点でお聞きしたいのは大東公園についてお聞きします。僕のイメージでしたら、施設の広さであったりとか、またはネットの高さであったりとかということも含めて、利用できるスポーツ等々を決めているのかなというふうに思っております。
1つ聞きたいのは、大東公園でサッカー、ラグビーがバツになってるんです。できない理由を教えてください。
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長 大東公園につきましては、少年野球の大会が開催されるなど、古くから本市の少年野球の中心的な役割を担ってきた公園であり、現在は、小・中学生の野球、ソフトボールやグラウンドゴルフでの御利用をいただいているところでございます。
今後も利用者ニーズを把握し、サッカーも含め、様々なスポーツの良き練習場所となるよう研究のほうをしてまいりたいと考えております。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) ここに書いていないスポーツ等は個別対応で判断をしていくというふうに、原課から聞いております。例えばクリケット、例えばホッケー、例えば陸上教室、何をもって利用を可とするのか、不可とするのか、その基準の判断を教えてください。
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長 御相談があってから、そのスポーツ、個別に判断をさせていただいているというところで、まずは、やはり安全面というところかと考えております。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) 安全面ということ、その定義が分からないんです。要はネットの高さは非常に去年から広くなって、それこそ野球等々もできる整備をしたというふうに思っております。ですので聞いてるんですけれども、何をもって、そのスポーツはいけるよ、そのスポーツは駄目だよというふうな、広さが足りないからなのか、もしくは例えば道具を使わないか、使わなければいいですよとかいう形の区分だというふうに思ってたんですけれども、昔から使ってるっていうのは市の答弁としては、要は理由があまりにも整理されてないような気がして、その区分に理由づけをしっかりとしていただきたいと思うんです。だから、大東公園、どういう形で、なぜ使えないのか。もしくは、使える・使えないの判断をどうするのか、もう一度答弁をお願いします。
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長 先ほど少年野球、過去からの経過で地域などもございまして、そういう現状がございます。
今後、サッカーなど、ほかのスポーツにつきましても、ニーズの高まりがありましたら見直しをしていく用意も持ち合わせているところでございますので、御理解のほどをよろしくお願いいたします。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) ニーズの高まりって、まずはバツになってるもん、そこを申し込まないじゃないですか。ですので、要はフラットにしていただきたい。
例えば、土日はここ以外なかなか野球ができる場所がないので、野球優先ですよ、平日に関しては、じゃあ、フルオープンでいきましょうよと。駄目な理由が全然分からないから、何でなんですかって聞いてるんです。
要は、例えば、じゃあ狭いから駄目なんです。じゃあ、要はバットを使わない球技やったらオーケーにしましょうか、グラウンドやったら。そういういろんな、要は使い方が検討ができると思うんですけれども、野球、ソフト、さらにグラウンドゴルフはオーケーで、その他のスポーツが駄目な理由が分からないから、それをずっと聞いてるんですけれども、何か昔からの慣例なんですって言われたら、それで、うんそうですかって、なかなか市民は納得できないと思います。ここの基準を設けていただく、これで間違いないですか。
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長 過去からの慣例っていうのは、今現状のお話をさせていただいておりました。
今後につきましては、利用者のニーズも把握し、様々なスポーツのよき練習場所となるように、見直しの用意も持ち合わせておりますので御理解のほど、よろしくお願いいたします。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) ニーズといいますか、基本的に全部を使えるんやったら、全部ここを丸にしてあげて、それは別に大東公園だけじゃなくて、中央公園もそう、他のグラウンドもそうですが、使えるものはオープンにして使える形を環境を整えていくという形のがグラウンドだと思ってたんですけれども、それが要は1つの球技とかだったら、その方々も、不本意だというふうに思いますし、きちっと、いろんな方が、多様性があるスポーツのできるグラウンド環境に進めていただきたいというふうに思っています。
もう最後の、ごめんなさい、中央公園の多目的も併せて、どういう形でそのようなシームレスの使い方ができるグラウンド整備をしていくか、お答えいただけますでしょうか。
○野上裕子 議長
村田都市整備部長。
◎村田大亮 都市整備部長 大東中央公園における多目的広場の環境整備についてお答えさせていただきます。
2か所の多目的広場におきましては、小学生までを対象に野球、ソフトボール、サッカー及びラグビーを種別として御利用いただいているところでございます。
一方、多目的広場の周囲には園路やベンチなども配置しており、公園を散策される方や休憩される方などの利用も多くございます。このように多目的広場以外の公園を利用される方も含めて安心して公園を御利用いただけるような環境整備に向けて、現在大東中央公園のほうで防球ネットの配置等に関する設計に取り組んでいるところでございます。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) 大東公園楽しみに待ってますので、また予算のときでも何か聞かせていただきますのでお願いいたします。
次に、市民DXでございます。
先般、委員会で福岡市のユーザーインターフェースの取組という形を聞かせていただきました。個人的には見やすく、分かりやすく、使いやすいかどうか。スマホで完結でき、スピーディーか。3つ目が関連情報収集が簡易にできるか。4つ目が、フォローの困った方々の手法が窓口以外に可能か。このあたりが非常に重要だと思うんですけども、どのように取り組まれていますでしょうか。
○野上裕子 議長 野村政策推進部長。
◎野村政弘 政策推進部長 分かりやすく、使いやすいユーザーインターフェースの構築は、DXを推進する上で非常に大切なことであると認識しております。
利用者の視点に立ったサービスの構築を積極的に進めていくことができますよう、サービスデザイン思考による業務改革をテーマといたしまして、大阪版デジタル人材シェアリング事業を活用し、高度な専門性を有するデジタル人材から、サービスデザインについての研修やワークショップ、個々の課題に対する助言等を受けており、ユーザーインターフェースにつきましても、利用者の視点に寄り添い、使いやすい工夫をしていけるよう、全庁的な意識の醸成に努めてまいります。また、オンライン化に当たりましては、デジタル三原則の1つでございます、デジタルファーストが重要であり、個々の手続、サービスを一貫してデジタルで完結できるよう取組の推進に努めてまいりたいと考えております。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) 難しい、DXを聞いておきながらこんなん言うのあれですけど、サービスデザイン思考、2回ほど出てきましたけれども、何って思うのと、いや、それで言うならば、別にデジタルだけじゃないでしょうと。
それこそ、例えばネウボランドだいとうなんかもその点が必要でしょうし、新庁舎ももちろんそうでしょうし、図書館は、そうですね、もそういう形が必要だと思います。単純接点だけじゃなくて、連続設定によってのっていうところだと思うんですけども、利用者っていうところだと思うんですけども、じゃあ、もうそれを答弁に使ってるぐらいやから、多分副市長はもちろん御存じだと思いますので、そのサービスデザイン思考を持った役所づくり、これはデジタルだけじゃなくて窓口においても、施設においても、いろんなサービスにおいてもそうだと思うんですけれども、デジタルだけでそういう答弁があったので、いや、違うでしょうとは思ったりするんですけれども、そのあたり、多分答弁書に書いてるから、共有されていることと思うんですけど、だから難しく、分かりやすい、要は形もやっぱり必要だよねっていう形を学んできたと思ってたんですけれども、そのあたり、じゃあ副市長答弁いただけますか。
○野上裕子 議長 野田副市長。
◎野田一之 副市長 システムにかかわりませず、例えば市民が直接来ていただく窓口であるとか、そういうこところも含めまして、やはり市民目線、利用者目線のサービスを我々は提供すべきだというふうに考えております。こういう片仮名で使いますと、やはりかなり分かりにくい御答弁にもなると思います。我々もできるだけこういう言葉を、片仮名の文字は、やはり日本語に訳せるものは訳して、市民の皆様に分かりやすい説明もしていきたいと思っておりますので、御指摘のところは、私のお答えとしましては、市民の皆さんの目線に立ったサービスをさせていただきたいということでございます。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) お願いいたします。これは別にデジタルにかかわらずだと思っております。だから、どうしても何か難しくなっちゃうよね。僕も、ついついDXとか書いちゃったけれども、書いちゃったって、どこの言葉か分からへん、書いてしまいましたけれども、そういうふうになってしまうのが危険やなって、今の答弁聞いて改めて思ったところでございます。
2点目に、これも今出てる、それこそグラウンドの件もそうですけど、予約するのに最初いきなり予約できません。団体登録をしてからじゃないとインターネットで予約ができないんです。
登録団体を市民かどうかを、要は申請すればいいので、それこそスキャンなりのPDFか何かで十分市民かどうかは確認できたりすると思うので、それこそ電子申請で登録できると思うんですけど、そのあたりいかがですか。
○野上裕子 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 公共施設予約システムについてお答えいたします。
平成29年9月から御利用いただいている現在の予約システムにつきましては、初めて施設を予約する際に、団体登録を書面で施設に提出する必要があります。次期のシステム更新に当たりましては、予約システムを利用する関係各課で協議を行いますが、利用者の利便性向上を考慮しながら検討してまいります。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) お願いします。多分、できるというふうに思いますので、多分、産業・文化系のだけじゃじゃなくて、多分都市整備部も、全部合わせて、せっかく1本のシステムで予約取れるようになってるんですから、わざわざ窓口に行かない形つくっていただきたいというふうに思います。
続きまして、ほうじょう学園について質問をさせていただきます。
最初に、いつから開始なのかという質問をさせていただいておりますけれども、東議員のときかな、令和10年度の開校を目指すという形で聞いております。
2つ目が、予算規模が、これ検討の校舎のやつ見せてもらったんですけれども、丸とか三角とか、適してるとかいうの、様々な形で検討されているのは承知してるんですけど、予算規模が全然書いてないなと思って、どのぐらいの予算規模になるか教えていただけますでしょうか。
○野上裕子 議長 北本教育総務部長。
◎北本賢一
教育委員会教育総務部長 (仮称)大東市立ほうじょう学園の予算規模につきましては、今年2月の義務教育学校等の設置に関する検討報告書(案)におきまして、工事費、建設費、設計費のみの超概算費用として約45億円と見込んだところでございます。
しかしながら、この見込額には、昨今の物価高騰や人件費の上昇といった内容が加味できておらず、また、最低基準として国が示す単価を採用した金額であることですとか、工事管理費や土地造成費用、解体費用のほか、公園整備費用といった今後の計画内容により左右される関連費用を含めていないため、現段階では、最終的には60億円を超えるものと想定しているところでございます。
今年度策定を予定しております基本構想を基礎に、今後、校舎の規模や必要となる施設機能を定めてまいりますとともに、次年度に予定しております基本設計を行うことにより、予算規模を精査してまいりたいと考えております。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) 分かりました。えらい大きな60億円を超えるということでございます。
説明会を聞いててプール、要は必要ないのも、市民であったり利用者的にも一定アンケートで確認を取ったという形でございます。恐らく今後、質問する予定でしたけど、多分検討するという形なのかなというふうに思います。もう時間がないので1点だけ。
現在、北条小学校は土砂災害特別警戒区域も一部入っており、イエローゾーンもほぼほぼ入ってるという状況でございます。そういうことは小学校1年生から6年生の小学校舎だけでも先に先行的整備が、安全性の担保のためにできないのかっていうことをお聞きしたいと思ってるんです。通告してないですけど、いかがでしょうか。
○野上裕子 議長 北本教育総務部長。
◎北本賢一
教育委員会教育総務部長 現在進めております基本構想素案におきまして、令和6年度基本設計、令和7年度に実施設計、令和8年度、令和9年度に工事という形になります。
今、品川議員おっしゃったことを実施したとしても、同じようなタイムスケジュールになってこようかと思いますので、基本構想の案に沿った形で学校創設を目指してまいりたいというのが今の考え方でございます。
○野上裕子 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) お願いします。要は義務教育学校というカリキュラムであったり、運動場をどうするのかというよりも、まずは生徒の、児童の安全性をまずは確保していただく、これが僕は最優先だというふうに思っておりますので、また3月議会のときも委員会ではないですけど言いたいと思います。
ありがとうございました。
○野上裕子 議長 最後に、一問一答方式で8番・大束真司議員。(拍手)
◆8番(大束真司議員) ただいま議長の御指名を受けました公明党議員団の大束真司でございます。12月議会、通告しました質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
まず、傍聴に直接お越しの皆様、また
インターネット中継で御覧の皆様、私が最後の質問でございますので、よろしくお願いいたします。
それでは、もう時間もございませんので、早速質問に移らせていただきます。
本日の質問、大きく6項目ございます。
見ていただいたら分かるんですけども、最初に介護保険の減額について質問をさせていただきます。
介護保険の減額の要望を先般させていただきました。これは10月20日でした。教育、健康、介護に関する3つの要望書を提出させていただきました。これは公明党議員団として3人の議員が質問させていただきましたけど、私で3人目ですけども、学校給食の無償化、
帯状疱疹ワクチンの公費助成、そして介護保険料の減免という、大きな、このまだ大東市が導入していない、このものについて初めて言及をさせていただいたわけでございます。
まずはこの介護保険料の減免について、しっかりと私は今日主張したいわけでございますけども、まずね、せっかくですから、この要望書に関して、実は酒井議員もやりましたけども、予算要望も提出させていただきました。この11月22日でございます。先ほどの画像は、もうネクタイはしていなかったんですけど、ここはもうネクタイをしていますので、これ証拠でございます。
重点項目15項目、細目138項目、この中にも、先ほどの3種要望の項目が入っております。そして最近では、その2日後なんですけどね、物価高騰による市民の影響、そして生活を守る緊急要望書を提出させていただいております。これが2日後の11月24日、ちょっと見にくいんですけどね、非課税世帯7万円の年内予算化、そして3学期以降の給食費への充当、そのほか、物価高騰の市民対策ということで、この重点支援地方創生臨時交付金を活用して、市民生活にしっかりと支援をしていく、このようなものでございました。
その中で、この介護保険の減免の申請も要望もしていくわけでございます。これ大東市の今現在の保険料でございます。この一番下、左の一番下が、これは基本の、真ん中にある5段階のところですね。ここが7万7,040円、月額でいうと6,420円でございまして、これが大阪全体のリストですね。上から順番に、別にこれはランキングにはなっておりません。大東市として、今、第7次から第8次まで、40円、このプラスをされたという金額の変更がここに記載をされておるわけでございます。これがほかのところですね。ちょっと見にくいんで、しっかりと見なくて結構ですので。
これを見ても、大体、大東市が上から高い方で10番目でございまして、低いほうからは30番目で、少しね、金額的には高くなっておる、こういう現状がございますので、しっかりと減額をしていくべきだと私は思います。これをお答えください。
○野上裕子 議長 北田保健医療部長。
◎北田吉彦 保健医療部長 第9期介護保険料の減額に関する御要望をいただいていることについては承知しております。
本市では現在、令和6年度から令和8年度までを計画期間とする第9期大東市総合介護計画の策定を進めており、同計画において本市の高齢者数、高齢化率、介護認定者数、介護給付の見込み量等を推計し、介護保険料を設定いたします。
本市の高齢者を取り巻く情勢といたしましては、高齢化率、特に後期高齢者の割合は当面上昇が続くと見込んでおり、これに伴い、介護給付費も増加していくものと推計しています。
一方で、昨今の物価上昇により、市民の皆様の介護保険料に対する負担感が増していることも十分に認識しているところです。
これらを総合的に判断し、第9期期間においては、高齢者とその御家族の生活の安定の観点も踏まえつつ、安定的な介護保険の運営を確保しながら、市民の皆様にとって過度な負担とならないよう、介護保険料を設定してまいりたいと考えております。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) この前提として私たちが考えているのは、やはり介護準備基金の取崩しでありまして、これは今14億5,000万円ぐらい、この基金がたまっておりましてね、これをうまく活用していこう、このようなことでございます。
ただし、全額を取り崩してはならんということを言ってますので、これは後からまた質問をさせていただきます。
まずは、この対象とされる人口について教えていただけますかね。
○野上裕子 議長 北田保健医療部長。
◎北田吉彦 保健医療部長 第9期期間中の介護保険料について、現在、国では低所得者に係る標準税率の引き下げを検討していると伝えられています。これが実現したと仮定した場合、上率引き下げ対象となる第1号被保険者は、現時点の概算ではございますが、約40%の方であると見込んでおります。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ありがとうございます。40%ということでございます。
やはり私たちも、市として国民健康保険、もう金額を下げました。介護保険料も今回下げれるんじゃないかというところまで基金がたまっておりますので、これを有効に使うということが条件でございます。どれぐらい下がるのかちょっと分からないですけども、また、とんとんかもしれませんしね、これ介護、今度の9期の介護報酬のものが出てきてからということになりますので、しっかりと、もうすぐだというふうに思いますので、教えていただければと思います。
私たちとして、この介護保険の準備基金の全額取崩しを行った上で、そして大阪府の介護保険財政安定化基金というのがありましてね、これは要するに、借金をして、この全額を取り崩した分でまた穴埋めをしていこうという、こういうような、以前請願が出されたこともあったんです。これは絶対あかんと、私たちは言うてます。この前提として、この準備基金をうまく活用して将来にわたって、この積み立てていくこの準備基金を取り崩して、うまく上げないようにしていくというのが条件でございます。
これ、実はその安定化基金の項目でございましてね、何が書いてあるか言いましたら、これに関しては市町村の介護保険財政の安定化を図るため、通常の努力を行っても、なお生じる保険料の未納や見込みを上回る給付費の増大により、介護保険財政に不足が生じた場合に、資金の貸付け、交付を行うというふうに書いてあります。財政の非常にもう厳しい市町村が行う措置であるというふうに認識をしております。これについてお答えください。
○野上裕子 議長 北田保健医療部長。
◎北田吉彦 保健医療部長 準備基金の取崩しにつきましては、第9期介護保険料の設定に関し、国は市町村、俗に言う保険者ですけれども、市町村に対し、準備基金と繰越金が相当程度積み上がっている保険者においては、第9期の保険料の抑制に充当するなど、保険料上昇に留意した適切な保険料設定を検討。ただし、足元の物価・賃金の動向を踏まえ、準備金の全てを取り崩すのではなく、一部を留保することも検討するよう研究しています。
仮に保険料抑制のため、準備基金を全額取崩しとした場合、介護保険特別会計が赤字となりますと、大阪府介護保険財政安定化基金の貸付けを受けることとなり、安定した介護保険財政の運営が困難になる可能性がございます。また、貸付けを受けた場合、次期保険料に償還分を上乗せされることとなるため、高齢者にとっての負担増につながり、本市といたしましても適切な対応でないと考えております。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ありがとうございます。そのとおりでございまして、それが理由でございます。
そして、私たちはこのようなチラシも全戸配布はしておりませんけども、新聞に折り込みをさせていただきました。手に取って見ていただいた方もいらっしゃるというふうに思います。おかしいですか。見たということですね。
この中にも、右のほうに、少し赤い枠で囲っているのが、市長がこの答えをしていただいたところでございまして、ちょっとこの部長答弁と違うような形のものもあったかもしれませんけども、しっかりこれをエビデンスとして、私たちも推進をさせて、この財源も含めてしっかりと主張するのは我々公明党でございますので、頑張っていきたいなというふうに思っております。
まず、この公明党が主張する、ここにも書いてありましたけど、介護保険の準備基金の適正な運用、これが条件でございます。この運用について。
○野上裕子 議長 北田保健医療部長。
◎北田吉彦 保健医療部長 準備基金については、介護保険特別会計において各年度ごとに剰余金を積み立て、計画期間終了時に積立金のある場合には、次期計画期間内に歳入として繰り入れ、介護保険料の上昇抑制に充てること。また、安定した介護保険事業の運営・継続に活用すべきものであると考えております。
準備基金は、制度改正等に伴う給付費の増加や、災害等による介護保険料収入の減少など不測の事態への備えとして、介護保険財政の安定化を図る役割を担っておりますことから、介護保険制度の安定な運営を前提とした上で、準備基金の取崩し・活用については慎重に協議し、市民の皆様にとって過度の負担とならないよう、保険料を設定してまいりたいと考えております。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ありがとうございます。ここが先ほどのチラシの市長談ですね、ごめんなさい。準備基金が14億円あって、介護保険料を上げないために活用する必要があるし、そして第9期におきましては、その減額できる可能性が出てきたということで、全ては取り崩さずに計画的に活用してまいります。今、北田保健医療部長の答弁がありましたような、市長談を先にいただいておりまして、ありがとうございます。しっかりと私たちもこれから主張してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは打って変わりまして、次は市制70周年行事をここで主張するのはおかしいかもしれませんけども、私の心にある、このだんじりの集結について、これを提案をさせていただきたいというふうに思っております。
まずこの60周年時にやりましただんじりの集結、本当に心躍ると言いましょうか、もう本当に興奮をいたしました。これを忘れないだんじり関係者の方々も多いというふうに思いますし、市の活性化になる事業だと私は思っておりますので、ぜひともやるべきだと思います。まず、この60周年を振り返ってみたいというふうに思いますけど、どんなふうな感じのだんじりの大集結だったのか教えてください。
○野上裕子 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 市制施行60周年記念事業の締めくくりとして実施いたしました大東だんじり大集結につきましては、平成29年4月2日、大東中央公園において26台のだんじりと1台のみこしが集結いたしました。
北条地域5台のだんじりは残念ながら、道路事情などのために会場には参加できませんでしたが、イベントのオープニングにおきまして、迫力ある北条太鼓を御披露いただき、会場を盛り上げていただきました。
各地区の特色あるだんじりや、みこしによる勇壮で華々しいパフォーマンスに加え、大東中央公園にずらりと集結した様に魅せられた方も多かったのではないかと思われます。
実施に当たっては、本市では、かつてない取組であり、集結場所の検討やルート設定、それに係る関係者、関係機関との調整等、課題が多くあったにもかかわらず、各地区の区長様や保存会の皆様をはじめとして、地域の皆様の多大なる御尽力と御協力のおかげをもちまして、盛大かつ大きな事故もなく、無事に開催できたものと認識しております。
参加された皆様からは、初めてこのように集まることができてよかった、市内のだんじりが一堂に会する姿を見ることができ、すばらしかった、といったお声を聞いております。
本事業の実施により、本市の地域伝統文化の継承や、そのPRとともに、シビックプライドの醸成などの成果が上がったものと考えております。
以上です。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ありがとうございます。写真で少し振り返ってみたいと思います。このように大きなゲートをつくっていただきまして、本当にすばらしい、天気も恵まれまして、本当によかったな。遠いところはもう3キロも4キロも、このだんじりを曳行していただきました。そして、ゲートを通る際には、白い煙がポンと出たり、すごいシチュエーションもつくっていただきまして、すばらしいだんじりの集結となりました。
これだけのだんじりが27台っていうことで、ちょっと先ほどありました北条の地域が太鼓を披露していただいたということで、今度70周年には、ぜひともこの32台、33台の、このだんじり全集結を完遂したいなというふうに私も思っております。
これが当時の舞台でございます。すばらしい大東中央公園の広い敷地でございました。
これを受けまして、この市制70周年のだんじり集結、現実的に考えていきたいというふうに思います。これ答弁お願いします。
○野上裕子 議長 野村政策推進部長。
◎野村政弘 政策推進部長 周年事業につきましては、5年ごとに行い、これまで、マスコットキャラクターの募集や、だんじりの集結など、様々な事業を実施してまいりました。こうした流れの中で、前回の65周年の際はコロナ禍に見舞われたことから、人が集まる事業を差し控え、オンラインで式典を行うという方式にさせていただきました。
これまでのような一堂に会するイベントや式典は開催できませんでしたけれども、記念動画は多くの方々に視聴いただくなど、デジタル化社会にふさわしい取組ができたものと考えております。
70周年は10年ごとの節目の年となります。だんじり集結などのこれまでの取組と、前回のデジタルを活用した取組を踏まえまして、どのような事業をどのような形式で実施していくのがふさわしいのかについて、今後、庁内議論を進めてまいります。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ありがとうございます。
次に、やはり早期に実行委員会を立ち上げる必要があると私は思っていますので、保存会の方々中心に、前回は実行委員会を立ち上げていただきました。
これはしっかりと市が真ん中に入ってやっていただくということが条件で、私たちは来年改選でございますけど、それを経て、しっかりとこういう実行委員会の早期の立ち上げをお願いしたいというふうに思います。これについてお願いします。
○野上裕子 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 市制施行60周年記念事業として実施した際には、大東市だんじり集結プロジェクト事業運営委員会を設立し取り組みました。今後、だんじり集結イベントを実施することとなった場合には、60周年の際と同様に、各地区の区長及び保存会の皆様に御意見を伺いながら、実行委員会など実施体制について検討し、進めていくものと考えております。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) よろしくお願いいたします。
それでは、次ちょっと視点を変えまして、このだんじりはあまりにも本当にすばらしい、大東市のね。岸和田に次ぐだんじりの数もありますし、一つ一つの個性あるだんじりたちがおるということで地域の誇りになっている、これほどのシビックプライドはないと私は思っております。
この有形文化財の承認についてどうなのかというふうに思います。様々考え方もあるでしょうけども、これについてちょっと言及をお願いしたいなというふうに思っています。
○野上裕子 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 だんじりの有形文化財への承認についてお答えいたします。
現在、市内では32基のだんじりが各地域で曳行されており、曳行を中止しただんじりも3基残されております。
市指定有形文化財は、本市の文化財のうち、重要なものを指定し、保存等必要な措置を講じるための制度です。文化財指定された場合、修理等の現状変更について、市の許可が必要となり、変更内容について様々な制約が課されることとなりますので、曳行中のだんじりを指定することは難しいと考えております。
だんじり文化につきましては、江戸時代から続く本市を代表する伝統文化であると認識しておりますので、関係各課連携しながら、市内外へのPRや保存・継承の支援等に努めてまいります。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) まあ様々な縛りが生じてくる、逆に身動きが取れなくなるっていう今意見だったというふうに思います。
これについて、また様々、私も勉強しながらやっていきたいと思っています。この70周年行事、だんじりについては、本当に私も推進をしてまいりたいと思っております。これ画像を見ていただくように、本当にこれすばらしい彫り物で、まさに芸術だというふうに思います。これを、市内中に、地域中に曳行している方々のこの思い、本当にすばらしいなというふうに思います。地域の誇りだというふうに私は思っています。
これもだんじりにかかわらない地域にも、ぜひとも共有をしていただいて、大東市のよき伝統として推進をしていきたい、このような思いがございます。
市長、このような形のだんじりの70周年、どう思われますか。
○野上裕子 議長 東坂市長。
◎東坂浩一 市長 本市の市制70周年は令和8年の4月に迎えることとなりますので、今、なかなかコメントを明確に申し上げるのは難しいんですけれども、前回の65周年、これはコロナ禍の渦中であったということでございまして、記念式典もオンラインで、また記念動画の作成等で、デジタル化社会の進展を踏まえた周年事業の在り方にチャレンジをいたしました。しかし、健やかな継続を皆が集まって祝うことができないという、そういった市民の寂しさ、そういったものも聞き及んだ次第でございます。
70周年を迎えるには、このデジタル化の流れも尊重が必要ですけれども、やはり時代の新しい潮流を的確に取り入れ、有効に活用、その一方で、脈々と受け継がれてきただんじりを初めとする、本市が誇ります様々な文化・伝統、こういったものを守って80周年、ひいては100年へと引き継いでいくには、どのような取組がふさわしいか、こういったことを検討していく必要があろうかと思いますので、70周年は市民の皆様とともに喜び合える機会としていきたいなと、これがふさわしいのかなというふうに感じております。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) よろしくお願いいたします。
それでは、次の質問に移らせていただきます。
次は、これ初めて私も提案をさせていただきます親子面会交流事業についてでございます。
諸事情で離婚をされた御夫婦のお子さんが、なかなかお父さん、お母さんに会えないという状況があると、このような相談を私実際に伺っております。その中で、この親子面会交流について、市で実施をできないかということでございまして、まずはこれについて、大東市の現状、婚姻率と離婚率についてお伺いをしたいと思います。
○野上裕子 議長
木村市民生活部長。
◎木村吉男 市民生活部長 住民基本台帳を所管しております市民課データよりお答えをいたします。
婚姻率及び離婚率は、人口1,000人当たりに対する比率で示されておりまして、具体的には年間、届出件数を10月1日現在の人口で割る、除することにより算出される数値でございます。大阪府が公表しております直近の令和3年人口動態調査では、本市における1,000人当たりの婚姻率は4.0であり、大阪府内平均値の4.4より低い値となっております。同じく1,000人当たりの離婚率は1.75で、大阪府内平均値の1.66より、0.09と若干高くなっている状況でございます。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) 初めて数字を伺ったんですけど、婚姻率については少し低いんですけど、離婚率では少し高いいうことでね、差引きすると少し高くなってくるということも考えられますね。先般の、キラリエホールでやった、野村証券の方のほうでは、物すごく高いような感じがあったんですけど、まあ、そうでもないんでしょうけども、確かに全体として離婚率が高くなっておるというのが現状でございます。
そういった中で、やはり子供たちが、片方の両親の下へ、今は単独親権というのがございますので、養育についても片方のほうで過ごすということが多い。
そして、やはり両親に深い溝がある場合は、どちらかに会うことがなかなかできなくなっていくということがございます。私たちとしては、子供はやはり両親の下で深い愛情を注がれて、離婚に至っては、やはり、どこまでいっても父親であり、母親で、その子たちが、その両親に会えることによって、健全な育ち、そして成長があると、私はこのように思うわけでありまして、これをまた提案をさせていただいているわけでございます。
これは、実はいいモデルがないかと探しておりましたら、明石市がこの面会交流を具体的に行っておりましたので、ここをモチーフにして、させていただきます。
明石市におきましては、2016年10月から、この面会交流のコーディネートを始めていらっしゃいます。夫婦間の葛藤が高く、お互いに顔を合わせられないようなケースではっていう形で書いてあります。
そのような形の中で、市が親子の架け橋となるべく、子供の立場、保護下においては中立の立場に立って、無料で面会交流のコーディネートを行うことにしたと理由が書いてございます。
そして前提がありましてね、子供が中学生以下で明石市内に住んでいるということと、その市内に住んでいることを必要としているということと、これちょっとね、表現がおかしいんですけども、高校生は自分で会いに行けるだろうから、中学生以下ってことは中学生も含む以下と読んだらいいかなというふうに思います。
あと子供と、父母全員の同意が必要であるということ。DV関係は特に厳しいというふうに、これには当てはまらないと書いてございました。
そして、3として市は合意形成に関与しないいうことで、あくまでも、その親子同士で決めるということが条件になっております。
面会交流に関して、豊富な知識と経験を持つ方がアドバイザーとしてついていただくということで、このような形になっております。
どうでしょうか。この親子面会交流、やはり子供たちの健全な育成を考えれば、今度、不登校のことも言いますけど、そういった形の子供の育ちに、成長にとって必要不可欠なことだと私は思っています。この辺について答弁をお願いします。
○野上裕子 議長 田中福祉・子ども部長。
◎田中正司 福祉・子ども部長 離婚等により、両親の間に深い溝が生じている子供におきましては、将来に向けて健全に育つ権利が失われている状況が懸念されております。
こうした中、生まれ育つ全ての子供たちが未来に向けて希望を持って成長していくために行政が果たすべき役割は非常に大きなものであると認識しております。本市におきましては、今年4月より養育費の取決めに関する公正証書の作成費用等にかかる費用を補助する養育費確保支援補助事業を開始し、独り親家庭の皆様に御活用いただいているところでございますが、子供目線の支援施策の推進に向け、引き続き多角的な支援の取組を進める必要があるものと考えております。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ありがとうございます。実際に、この面会交流できるかできないかといえば、大変ハードルが高いというふうに思っておりますけども、大東市における事業の可能性についてもお伺いしたいと思います。
○野上裕子 議長 田中福祉・子ども部長。
◎田中正司 福祉・子ども部長 面会交流支援につきましては、離婚後に親権者とならず、子供を監護していない親が子供と会うなどの交流を支援する取組であり、親だけではなく、子供の未来にも大きな影響を与える取組であるものと理解しております。
明石市では、市独自の面会交流支援事業といたしまして、面会交流に係る父母との連絡調整や子供の受け渡し、また面会交流の場における付き添いや子供の情報を父母で共有するための養育手帳の配布等の取組を市直営で行っているところです。
現在、大阪府におきましては、この取組について、大阪府面会交流支援事業として、府の委託事業の形で実施しており、1年間については無料で支援を受けることができる仕組みとなっております。面会交流支援に係るコーディネートは、ニーズの高い支援の取組ではございますが、支援者の人材確保の難しさなどの課題がありますことから、市町村が単独かつ継続的に事業を実施するためには大きな困難を抱えており、府事業との連携や民間事業の活用など、様々な方向からの検討が必要になるものと考えております。
本市といたしましては、大阪府の交流支援事業の周知に努め、利用促進に取り組みながら、本市の子供たちが安心・安全に子供の意思を踏まえた面会交流を行うことのできる環境を実現するための面会交流支援に係る市職員の知識や、スキル向上に向けた研さんに努めてまいりたいと考えております。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) 丁寧な御答弁ありがとうございます。
初めて提案をすることに関して、拒否反応もあるだろうというふうに思っておりました。想定内でございます。しっかりとこれからもやっていきたいなと思っています。
根拠としては、私たちが言ってるのはこういう団体があるということですよね。国連の子ども権利条約、これは中村晴樹議員もおっしゃっておりましたけども、この9条に親と引き離されない権利というのがありましてね、これを根拠としています。
国連で承認をされたこの子どもの権利条約というのは、1989年に採択をされ、日本では1994年に批准した、国が批准したというふうになっております。そしてまた、こども基本法がもちろんできてきたわけでございます。この中にも、このように、子供の健全な育成っていうことに触れて、生活を保障されることと、愛され保護されること、そしてその健やかな成長及び発達並びにその自立を図ること、その福祉に係る権利が等しく保障されることっていうふうにうたわれておりました。やはりこの両親の愛、非常に大事だなと私は思っておりますので、それはもちろん、離婚を推奨するわけではございませんけども、諸事情があって別れなければならなかった。でも子供たちにとってはかけがえのない両親であることも、そうでない場合もあるかもしれませんけど、DVによってね、ですけども、その思いというのはあるというふうに思いますので、こういった事業をこれからも研究をしていただければというふうに思っています。
1つ聞きたいのは、先ほどちょっと画面を見たんですけど、民間の団体がやってる場合がありますけど、こういう推進というのはどのようにされるのか。
○野上裕子 議長 田中福祉・子ども部長。
◎田中正司 福祉・子ども部長 民間の支援団体では、私も確認を確実にしたわけではないんですけども、当初の面談を行って、その間に入って、父母の間でやり取りを行い、例えば1時間幾らとかいうような会費でもって運営をされているというふうに聞いております。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) これは先ほどの権利条約の中にうたわれている、引き離されない文言のところでございまして、第9条の第3になるところであるというふうに聞いております。また見ていただければというふうに思っております。
それでは次に、高次脳機能障害の周知と研修会の開催について。これは先般、私も初めて主張させていただきましたけども、その後、この研修会の開催について、どうなっているのかまた教えていただけますか。
○野上裕子 議長 田中福祉・子ども部長。
◎田中正司 福祉・子ども部長 高次脳機能障害に関する研修や啓発に係る取組につきましては、現在、大阪府が主体となって支援コーディネーターの配置や相談・啓発の施策が進んでおります。市町村や事業所職員のスキルアップを図るための研修会等も随時開催されており、関係機関への周知を図るとともに、本市も積極的に参加をしているところでございます。
また、本市におきましても、今年度より関係機関による個別ケース会議の場に大阪府の支援コーディネーターに出席していただき、支援方法に関する実例を踏まえた意見交換を行うとともに、よりよい支援の実現に向けた検討に取り組んでおります。
高次脳機能障害に係る支援の対象者は年々増加の傾向にあり、支援が困難なケースも増加しておりますことから、積極的にこれらの経験を生かし、個別ケースの対応強化に取り組んでまいりたいと考えております。来年度は北河内圏域内での研修会が予定されております。
本市での研修会実施に向けて働きかけますとともに、大東市内の事業所等を対象とした高次脳機能障害等の研修会の開催につきまして、現在検討を行っているところでございます。
また、市民向けの取組といたしましては、ポスターの掲示等により周知及び啓発に努めており市ホームページへの掲載につきましても現在準備を進めております。
今後も関係機関と積極的に連携を図りながら、高次脳機能障害に苦しみ、悩む市民の状況を十分に理解し、支援につなげるため、施策推進に取り組んでまいります。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ぜひともよろしくお願いいたします。高次脳機能障害、本当に早くから大東市では、ギフトさんという団体が立ち上がりまして、御夫婦でやっていらっしゃいます。奥様が御主人さんの高次脳機能障害を受けて、長年悩まれて、そして団体を立ち上げておられます。本も出版をされておられました。こういった民間団体との連携をまずは図って、そこにはいろんなイベントがあって、その高次脳機能障害についての、非常に何て言うんですかね、詳しいお医者さんとか、そしてまた関係団体の方とかいらっしゃって、講演をされたりしております。
ぜひとも、こういった団体との交流を、連携を深めていただきたい、このように思っております。これは、そのギフトさんで行われたイベントに参加をさせていだきました。それが高次脳機能障害の御主人、本当に、卓球ができるまで回復されているっていうことでね、この日は得意の口笛も披露をされておりました。御夫婦で本当に頑張っておられます。こういった団体が、大東市で早くから立ち上がっておりまして、全国からもこのギフトさんがやっているということで、ここに視察に来られる団体さんも多くございました。
ぜひとも、この民間団体との連携について考えてみてください。お願いいたします。
○野上裕子 議長 田中福祉・子ども部長。
◎田中正司 福祉・子ども部長 関連団体との連携につきましては、来年度に予定しております北河内圏域での研修会等を通じ、団体と行政との顔の見える関係性の構築を目的とした地域支援ネットワークの整備に係る検討が進んでおります。
本市におきましても、本ネットワークへの参画による関係機関との連携拡大に取り組み、高次脳機能障害のある方が安心して地域生活を送ることのできる切れ目のない支援体制づくりを進めてまいります。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ありがとうございます。高次脳機能障害ばかり言ってるなというふうに思わんといてほしいんですね。重層的支援体制というのが、今後この補正予算でも債務負担行為で出てきました。これは委託事業になるということで、こういったことは重要なことだと私は思っております。もちろん、高次脳機能障害以外の相談にもしっかりと対応していただくという形で、断らない窓口を目指しているというふうに聞いておりますので、こういったところでしっかりとまた周知を図っていく、つなげていくということが大事だというふうに思っています。いかがですか。
○野上裕子 議長 田中福祉・子ども部長。
◎田中正司 福祉・子ども部長 重層的支援の取組につきましては、近年の複雑化、複合化した支援ニーズに対応するため、本市におきましても相談支援の在り方を見直し、分野を問わず、全ての市民を対象とした包括的な相談支援体制の整備を進めているところでございます。
各分野の専門的知識を持った相談支援窓口や関係機関等の多機関の連携を強化し、高次脳機能障害を含め、分野を問わない、複雑化、複合化した相談を包括的に受け止め、適切な機関につなぐ体制の構築を目指してまいりたいと考えております。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ありがとうございます。ぜひともよろしくお願いをしたいと思っております。
次に移らせていただきます。
実は、この多様な学びという言葉がございましてね、この多様な学び、不登校のことだとお伺いしてます。この多様な学びという言葉を受けて、子供たちが不登校ではなくて、いろんなところで学び、そして活動できるということの意味だと私は受けとめました。これは非常に重要な言葉の変換だと私は思っています。不登校からの定義の脱却について、これは教育委員会としてどのように考えているのか。
○野上裕子 議長 渡邊学校教育政策部長。
◎渡邊良
教育委員会学校教育政策部長 国の実施しております調査におきましては、年間30日以上、何かしらの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因、背景により、児童・生徒が登校しない、あるいはしたくともできない状況にあるもの、つまり学校に通っていなければ不登校としてカウントをされてしまいます。
この要件、あるいは調査を変えることはできませんが、令和4年度に市教育委員会として公表いたしました大東市学びへのアクセス100%プラン、こちらにおきましては、学校に通うことができていない状況であったとしても、将来の社会的自立、こちらを大目標として、何らかの学びの機会に前向きにアクセスできているならば、それをしっかり認めていこうという考えに基づいたものになっております。
議員のおっしゃいますように、定義、考え方、これらを変えていこうとするこのプランにつきまして、教員、保護者、児童・生徒、また地域の方々にも、引き続き広く周知・理解に努めていきたいと考えております。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ありがとうございます。これ、今画面に出ているのは、大田区の不登校の場所でございまして、これは特例校というところでございます。しかし、
未来づくり委員会で見に行かせていただきましたけども、先進的な取組だと思います。ただし、受入れ人数がこれなんですね。やはりこの人数では、300名以上いるその小・中学生を賄うことはできないんじゃないかというふうに思っておりますので、これについては、やはり多様な学びの推進についてというんであれば、子供たちの学習及び受入れ場所の緩和拡大、これを行っていってほしいなというふうに思っております。
この例えばボイス、これはもう出ましたよね、ボイスなどの受皿、これも拡充をしていかなければならないと私は思っておりますので、これについてちょっと御答弁をよろしくお願いします。
○野上裕子 議長 渡邊学校教育政策部長。
◎渡邊良
教育委員会学校教育政策部長 公立学校の役割・責務といたしましては第一に、多様な児童・生徒が通いたいと思える安全と安心、これらが保障された魅力的な学校づくりであると考えております。子供たちが学校に通う理由、それは学びの意欲につながる日々の授業であり、給食や休み時間、登下校などのふだんの生活であり、教員や先輩・後輩との関わりであり、クラスや仲間との語らいであるかもしれません。しかしながら、教室にいることがしんどいと感じてしまう場合には、少し心の安らぎを感じることができる居場所も必要になります。
各校におきましては、スクールカウンセラーと話をすることができる心の相談室があり、文部科学省が公表しております誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策COCOLOプラン、こちらにも示されております校内教育支援センター、この整備も今後着実かつ計画的に進めていく予定でございます。この校内教育支援センターにつきましては、市の教育支援センターボイスとの連携も計画しており、2年前に増床しましたハード面のみならず、ソフト面におきましても、今議員おっしゃっていただきましたボイスの拡充、これをしっかりと図ってまいりたいと考えております。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) スペシャルサポートルームですね。これ、学校につくるとなれば、これも意見出たと思うんですけどね、やはり同じ学校に通ってた子が不登校になると厳しく、学校に行きたくないというトラウマが出てくる。ですから、これについては、違う学校に通えるような形もね、考えていただきたいなというふうに思っておりますので、拡充されるのはありがたいと思います。
あと民間の、それぞれ居場所づくりをやっているところとか、そういったことの連携もお願いしたいというふうに思いますので、これはまた再度、改めてお願いをしていくことにしたいというふうに思っております。
それでは最後の質問でございます。
東坂市長に聞くということで、別に大上段で構えるわけじゃありませんけども、市長はこれまでこの11年間実施をしてまいりました世代を超えたと言うか、世代別に行ってきた様々な施策があったというふうに思いますけど、まずはこれを御自分で検証していただいて、どのような活動を行ってきたのか、まずは言っていただきたいなということで、これを質問したいというふうに思っております。よろしくお願いします。
○野上裕子 議長 東坂市長。
◎東坂浩一 市長 通告をいただいておりましたのでお答え申し上げます。
私は、まちを支える人、支えてきた人、支えが必要な人の安心と信頼を守るためには、適正な人口構成バランスを保持していくことが重要であるというふうに考えてまいりました。そこで、「幸せデザイン 大東」におきましては、人口構成バランスの適正化を目標の1つに掲げ、高齢化率の27%台を維持していくこと、これを基本目標としております。
現状といたしましては、人口総数は我が国全体の動向と同様に減少はしておりますものの、人口構成を見ますと、生産年齢人口比率は北河内7市の中で2番目に高く、高齢化率は2番目に低い、比較的若いまちを維持しております。このことはいち早く人口減少・少子高齢化に伴う課題に気づいて、持続可能な自治体経営に向けて対応してきた結果が表れたものではないかと考えております。
子育て世代に向けましては、「子育てするなら大都市よりも大東市」のブランドメッセージを掲げまして、駅前送迎ステーションやネウボランドだいとうの創設、また大東モデルと呼ばれたアウトリーチ型の家庭教育支援の実施など、全国に先駆けた子育て施策を先見性を持って実施してまいりました。
また、高齢者施策でありますところの大東元気でまっせ体操は、介護予防や地域づくりを推進する取組として、今や全国に広まっております。
さらには、公民連携という公と民がそれぞれにノウハウを持ち寄り、新たな財源と新たな価値を生み出す取組を積極的に進めてきましたことで、morinekiという大東を代表するエリアが誕生し、そこに暮らす人々と、訪れる人々が共に楽しめるまちとなりました。
これらの様々な取組によりまして、将来にわたり持続可能な大東の構築を目指してきたところであります。
しかしながら、国立社会保障人口問題研究所の将来人口推計においては、2045年には人口の約4割の方が65歳以上になるという予測がなされております。労働力不足や税収の減少、社会保障費の増大など、様々な課題が懸念をされております。我が国全体の人口減少及び少子高齢化の中で、どのようにまちを維持していくかは非常に大きな課題であります。
私のまちづくりの理念「あふれる笑顔 幸せのまち大東づくり」でございますが、今後のまちづくりにおきましては、幸せのまちを実現するための鍵はDXであると考えております。
現在、市役所業務及び市内企業DX推進に取り組んでおりますけれども、DXによって、労働生産性を高めること、人でなければできない心の通った交流やつながりに向き合う人材や時間、資源を十分に確保する。そのような人と技術のハイブリッドのまちづくりを進めることで、人口減少、高齢化による課題をカバーできるという思いから、力を入れて取り組んでいる施策でございます。
人と技術のハイブリッドにより生み出された安心や信頼が、本市の魅力となって広がり、さらに人を呼び込むような好循環をつくり、幸せのまちを発展させてまいりたいと考えております。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ありがとうございます。公民連携事業も道半ばだと私は思っておりますので、税収を、これ税金を使わずにまちづくりをするという点では、もう本当に評価できるんですけど、なかなかそれが伝わっていないということが多くあるというふうに思います。アクティブ・スクウェア・大東もその1つだというふうに思います。これも1つは、やっぱり施設の指定管理を入れれば、大変な金額がかかります。それを公民連携で、逆に家賃をいただいている状況になっているということで、これも大きな成果だと思うんですけども、この収入と支出の問題について、しっかりと改善をしていっていただければと思っております。
あと、企業が流出をするということも結構見られました。法人税としてしっかり確保する上で、しっかり誘致を図っていく、防止をするということが私は大事だというふうに思っておりますけど、市長、これはどのような対策がありますか。
○野上裕子 議長 東坂市長。
◎東坂浩一 市長 企業の転出が多くなりますと、税収の減少のみならず、本市が有しております産業集積が崩れ、雇用の悪化を招くなど、市民生活にも大きなマイナスの影響が懸念をされます。
市内産業の発展は、豊かで活力のあるまちを生み出すものと考えております。
本市といたしましては現在、工業地域等に企業誘致を積極的に推進することを目的に、工業地域等において新たに工場等を立地する事業者に対しまして、土地建物の取得及び賃借を対象に、企業立地促進補助金を交付しております。
また、企業が創業しやすい環境をつくるために、大東の産業基盤を支える相談拠点として、着実に実績を積んでまいりましたD−Biz、大東ビジネス創造センターや産学官連携による人材の育成プログラムでありますところのDAITO DOUKI CAMPUS、さらには、市内中小企業への就業を促進し人材を確保するため、奨学金の一部補助など、様々な取組を行っております。
先日12月6日には、本市と大東商工会議所、枚方信用金庫との間において地域産業の振興と地域経済の活性化を図るための連携協定を締結し、産学官に加え、金融機関とともに連携を強化し、地域の諸課題に適切に対応し、新たな地域活力の創出と魅力ある地域づくりに取り組む体制を構築いたしました。
今後は、各企業の持つ技術や強みを持ち寄り、連携させる大東市版ブロックチェーンの構築を目指し、市内企業DX推進事業において先駆的な取組に挑戦する企業を支援し、様々な人や産業、アイディアを地域に呼び込めるよう取組を進めるなど、大東市独自の施策を展開することで、チャレンジする人と産業の後押しを進め、企業の転出を防止し、さらなる誘致を図ってまいります。
○野上裕子 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ありがとうございます。土地開発公社の解散、本当に大きな成果でした。こういった成果も含めて、市長、やはりこの4月21日、来年の市長選の出馬はどうお考えになるのか、私は聞いていきたいと。やはり、道半ばでございます。ぜひとも挑戦をしていただきたい思いで聞いております。
○野上裕子 議長 東坂市長。
◎東坂浩一 市長 市長職には大変大きな情熱と、また集中力、そしてこれにかける思いというものが、常時要求されるものであり、こういったものを少しでも欠くことは許されないと、こんなふうに思っております。
私は優秀なマラソンランナーも、駅伝のチームにはなかなかかなわないと、こんなふうに考えておりまして、やはり息継ぎなしに泳ぎ続けるような市長職、これを多選によって様々な弊害を生むことは、市政の発展にとって必ずしもよいことではないと、こんなふうに考えております。
よって、私は来年4月の市長選挙には出馬をせず、今期をもって市長職を辞する思いでございます。どうかよろしくお願いいたします。
○野上裕子 議長 これをもちまして、一般質問を終わります。
暫時休憩します。
午後2時41分休憩
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午後3時00分再開
○野上裕子 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、日程第3、議案第89号「市道路線の認定について」を議題とします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
石垣
街づくり委員会委員長。
◆14番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当
街づくり委員会に付託されました議案第89号「市道路線の認定について」審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○野上裕子 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終わります。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これをもちまして討論を終了します。
これより議案第89号を採決します。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。したがって議案第89号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第4、議案第90号「
南郷中学校長寿命化改良工事請負契約の変更について」を議題とします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
石垣
街づくり委員会委員長。
◆14番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当
街づくり委員会に付託されました議案第90号「
南郷中学校長寿命化改良工事請負契約の変更について」審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○野上裕子 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終わります。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これをもちまして討論を終了します。
これより議案第90号を採決します。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。したがって議案第90号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第5、議案第91号「
大東市立北条コミュニティセンターの指定管理者の指定について」を議題とします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
杉本
未来づくり委員会委員長。
◆2番(杉本美雪議員) (登壇)過日の本会議において、当
未来づくり委員会に付託されました議案第91号「
大東市立北条コミュニティセンターの指定管理者の指定について」審査結果の御報告を申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決しました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告とします。
○野上裕子 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終わります。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これをもちまして討論を終了します。
これより議案第91号を採決します。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。したがって議案第91号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第6、議案第92号「大東市立生涯学習センター及び
大東市立文化情報センターの指定管理者の指定について」を議題とします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
杉本
未来づくり委員会委員長。
◆2番(杉本美雪議員) (登壇)過日の本会議において、当
未来づくり委員会に付託されました議案第92号「大東市立生涯学習センター及び
大東市立文化情報センターの指定管理者の指定について」審査結果の御報告を申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決しました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告とします。
○野上裕子 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終わります。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これをもちまして討論を終了します。
これより議案第92号を採決します。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。したがって議案第92号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第7、議案第93号「大東市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について」を議題とします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
杉本
未来づくり委員会委員長。
◆2番(杉本美雪議員) (登壇)過日の本会議において、当
未来づくり委員会に付託されました議案第93号「大東市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について」審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決しました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告とします。
○野上裕子 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終わります。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これをもちまして討論を終了します。
これより議案第93号を採決します。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。したがって議案第93号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第8、議案第97号「四条畷駅
東側ペデストリアンデッキ新築工事請負契約について」を議題とします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
石垣
街づくり委員会委員長。
◆14番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当
街づくり委員会に付託されました議案第97号「四条畷駅
東側ペデストリアンデッキ新築工事請負契約について」審査結果の御報告を申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、賛成多数で原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○野上裕子 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終わります。
これより討論に入ります。
討論は反対・賛成の順番で行います。
6番・あらさき美枝議員。
◆6番(あらさき美枝議員) (登壇)議案第97号、四条畷東側
ペデストリアンデッキ新設新築工事請負契約について、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。
ペデストリアンデッキの入札は1社しか応募がなく、3回の入札不調の末、当初予定価格より5,170万円も上乗せされ、大鉄工業の言い値の5億3,900万円で随意契約となりました。
ペデストリアンデッキ新築の予定価格の決め方について、大東市はイニシアチブを持てず、企業言いなりの値となり、もはや独占奉仕の政策に成り下がりました。
大東市は、
ペデストリアンデッキの必要性について、歩行者の安全性を確保するためだと説明しますが、今回新たに、車道と歩道を整備することで、今よりも大きく、安全性は担保されます。
5億3,900万円もかけて、
ペデストリアンデッキが本当に必要なのでしょうか。大東市は苦し紛れに
ペデストリアンデッキの利用者、1日1万5,000人だと、たくさんのニーズがあるかのように説明しますが、四條畷学園の生徒さんが往復御利用されたとして7,000人、残りの8,000人をどのように見積もるのでしょうか。無理やり
ペデストリアンデッキを利用させようとすれば、歩行者の動線は遠回りとなり、必ずしも利便性が上がるとは言えません。1万5,000人の利用は、希望的観測による過剰な推測ではないでしょうか。
今回、なぜ入札が不調になったのか。それは、入札の条件にJRに関わる工事の実績が要件となっていたからです。その要件に合う業者は3社、そのうち1社、大林組は万博の工事にかかりっきりです。大東市の事業には見向きもしなかったのは当然かもしれません。万博に関わる下請の中小企業はピンハネされ、忙しいだけだそうです。
そして、技術職が大手企業に引っ張られ、地元での仕事に人手不足が発生しているそうです。
今、大阪では大阪・関西万博を口実に、たくさんの税金を使ってIR、カジノのためのインフラ整備が行われています。
ペデストリアンデッキの契約に関わる議論を通して、各地域で入札が不調になり、予定どおりに進まないなど、公共事業に悪影響が波及していることを実感しました。
最後に、この条例に附帯決議が提案されますが、その附帯決議は、
ペデストリアンデッキを必要とする立場が前提であることから、賛成はできませんが、3つの要望項目については全面的に賛成であることを申し添えて、反対討論を終わります。
○野上裕子 議長 ほかに討論はありませんか。
〔「なし」の声起こる〕
これをもちまして討論を終了します。
これより議案第97号を採決します。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立多数であります。御着席ください。したがって議案第97号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第9、決議第4号「『議案第97号 四条畷駅
東側ペデストリアンデッキ新築工事請負契約について』に対する附帯決議について」を議題とします。
提案者から提案理由の説明を求めます。
16番・北村議員。
◆16番(北村哲夫議員) (登壇)決議第4号、「議案第97号 四条畷駅
東側ペデストリアンデッキ新築工事請負契約について」に対する附帯決議について」、提案理由の説明を申し上げます。
JR四条畷駅東側に建設予定の
ペデストリアンデッキは、駅前における安全性と利便性の向上など、駅前広場や道路を整備する重要な事業であり、これにより駅前広場を道路上で結ぶ歩行者通路として、駅利用者が道路上を横断せず、通行が可能となるものです。
歩行者と車両等の分離を図り、交通事故の防止につながるとともに、魅力ある駅前空間の形成につながるなど、その重要性については十分に認識しているところです。
このような市民の良好な生活環境を向上させるための整備の要となる
ペデストリアンデッキの建設工事における、業者選定において、複数回の一般競争入札によっても、業者決定ができ得なかった点を憂慮し、今後業者選定事務遂行において、細心の注意を払い、的確かつ効果的な事務執行の改善が図られますよう、最大限努めていただくことを強く求め、次のとおり要望いたします。
1、建設工事等に係る入札業務において、当初の基準価格の設定等について細心の注意を払いながら、競争性・公平性・透明性を担保した慎重かつ適切な事務手続の執行に努めること。
2、業者選定において、いささかの疑念も生じさせることのないよう、事務執行の管理運用に努めること。
3、今回の一連の事務執行において、課題の分析を行うとともに改善すべき点を十分に検証し、今後の事務改善に生かすことができるよう万全の事務執行体制の構築を図ること。
以上、何とぞよろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○野上裕子 議長 本件については、質疑を省略します。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論はないようでありますので、これをもちまして討論を終了します。
これより決議第4号を採決します。
本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立多数であります。御着席ください。したがって決議第4号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第10、議案第98号「大東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について」を議題とします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
石垣
街づくり委員会委員長。
◆14番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当
街づくり委員会に付託されました議案第98号「大東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について」審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、賛成多数で原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○野上裕子 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終わります。
これより討論に入ります。
反対・賛成の順番で行います。
6番・あらさき美枝議員。
◆6番(あらさき美枝議員) (登壇)議案第98号、大東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。
今回の議案は、一般職員等の給与や賞与とセットで、特別職と議員、市長の賞与などの改定が行われます。それぞれ別々の条例があるわけですから、別々に議論して判断をすべきです。
近年、近隣市では別々に議論する議会が増えています。大東市も次の機会は、議案を分けることを要請します。
職員給与に関してはプラス改定であり、最高で1万2,000円の上げ幅となることは評価できます。しかしながら、なお高卒初任給の時給換算では1,500円に及ばず、ワーキングプアの域を脱していません。
報酬改定全般についても、物価高騰に見合ったものにはなっていません。30年間、コストカット経済が続き、民間の賃金が上がっていません。行政が直接賃上げできるのは公務員賃金です。経済の好循環をつくるために、行政が先立ち、民間の範となることが求められています。
一方で、市民の皆さんが物価高騰や低賃金で大変な中、議員や市長の賞与が7万円から13万円上乗せされますよと市民の皆さんに伝えたら、どんな反応が返ってくるでしょうか。想像にたやすいのではないでしょうか。市民に寄り添った先駆的な判断を求めて、反対討論といたします。
○野上裕子 議長 次に、賛成討論はありませんか。
16番・北村哲夫議員。
◆16番(北村哲夫議員) (登壇)Jimin翔政会を代表し、議案第98号、大東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、賛成討論を行います。
ここ近年において、令和3年8月10日の人事院勧告では、本来12月に上程予定であった職員給与・特別職・議員報酬の引き下げの議案が見送りになりました。令和4年4月26日に特別議会で上程され、引き下げが決定し、その引き下げの勧告に従っております。
令和4年8月8日の人事院勧告では、引き上げの改定はされていますが、さきの勧告の水準まで上昇に至っておりませんでした。
今年度も8月7日の人事院勧告どおり引き上げの改定となりました。地方公共団体として、人事院勧告に従う根拠をはじめ、本市の平成11年からの引き上げ率・引き下げ率の数値を見れば、本市の財政が黒字・赤字決算収支状況は関係なく、近隣市の状況を広く見ながらも、人事院勧告に従ってきております。またその間、行財政改革においては、職員の削減、議員の定数削減をはじめ、あらゆる面で取り組み、少数精鋭で行政・議会も両輪のごとく、将来に財政負担をかけないよう、身を削り今日に至っています。
この案件では、これまでどおり人事院勧告という一定のルールに従うべきだと考えております。
近隣市においても、分割しての上程も増えておりますので、議会全体で議案を一括すべきか、対象者別に分割すべきか議論を深め、その方向性を定めた上で、全会一致が望ましいと考えます。
現段階では、議案第98号の件においては、従来どおり人事院勧告に従い進めるべきであると、我がJimin翔政会は判断し、賛成討論といたします。
○野上裕子 議長 次に、9番・中村議員。
◆9番(中村晴樹議員) (登壇)大阪維新の会を代表しまして、議案第98号、大東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、反対の立場から意見を述べます。
今回のこの議案は、人事院勧告の給与に関する報告及び勧告を勘案した大東市職員の給与改定に鑑み、本市市議会議員の期末手当を増額する趣旨と理解しております。
まず、人事院勧告の勧告制度は、公務員の労働基本法が制約されていることに対する代償措置とされています。すなわち、公務員は勤労者であり、労務の対価として適正な給与を支給する必要があることから、労使交渉等によって決定される民間企業従業員の給与水準と、常勤の公務員の給与水準を均衡させることが基本にあり、人事院勧告は中立、第三者機関的な立場から勧告するというものであります。
とすれば、労使関係にない議員は、人事院勧告に縛られるものではなく、ましてや地方議会の市議会議員は、自ら条例によって、期末手当等の改定が可能であることから、論理必然的に人事院勧告制度が期末手当の増額の根拠にはなり得ないものであります。
では、なぜ今、期末手当を増額する必要があるのでしょうか。物価の上昇は依然として続いており、厚生労働省の毎月勤労統計調査によれば、働く人1人当たりの実質賃金は18か月連続で前年比マイナスとなっています。全国10万人規模の自治体の中で2番目に高額である議員報酬を受け取っている大東市議会議員の期末手当をさらに増額させることは、市民の理解を得られるとは思いません。実質賃金の上昇及びさらなる市民生活を改善・向上させていくことが最優先であります。
また、大東市行政の条例の提出方法にも大きな問題があると思います。行政職員、市長、議員とを一括して提出する手段は協議を重ね、最善の結論、合意点を追求するという議会制民主主義の在り方を否定するものであり、決して容認できるものではありません。市民のための公平・公正・正義・透明性を実現するため、さらなる法務能力の向上や専門性、監視・分析能力を磨き高めていくこと、こうした本来の議会の在り方、職責、責任に対し、私たちは十分な役割を果たしてこれたでしょうか。
例えば、議員報酬を下げ、政務活動費を増額するなど、多方面な視点からの議論の必要性があります。
今、最優先すべきは、市政と、市民生活向上のため、議会の権能と機能、効率性を高め、市民に対する還元を最大限もたらすことです。そうした根本的な振り返りと検証のないまま、議員が自らの期末手当を引き上げることは、市民の議会に対する信頼を損なう行為であり、大阪維新の会として、本議案に断固反対することを申し上げ、会派を代表しての反対討論とします。
最後に、一議員としての個人的意見となりますが、本市議会議員の各議会の議員の出席状況に関し、一言申し上げます。
議員報酬は生活給ではなく、労務に対する対価であります。全員協議会や委員会等への出席は、議員の権利であるとともに、最も重要な職務であります。無断または理由のない欠席は、到底市民の理解が得られるものではありません。
自らを含む全ての議員が、いま一度、その職責を自覚されることを望み、反対討論といたします。
以上です。
○野上裕子 議長 ほかに討論はありませんか。
〔「なし」の声起こる〕
これをもちまして討論を終了します。
これより議案第98号を採決します。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立多数であります。御着席ください。したがって議案第98号は委員長報告どおり可決されました。
次に日程第11、議案第80号「令和5年度大東市
一般会計補正予算(第4次)について」日程第12、議案第81号「令和5年度大東市
国民健康保険特別会計補正予算(第2次)について」、日程第13、議案第82号「令和5年度大東市
介護保険特別会計補正予算(第2次)について」、日程第14、議案第83号「令和5年度大東市
後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2次)について」、日程第15、議案第84号「令和5年度大東市
移管市営住宅事業特別会計補正予算(第2次)について」、日程第16、議案第85号「令和5年度大東市
水道事業会計補正予算(第1次)について」、日程第17、議案第94号「令和5年度大東市
一般会計補正予算(第5次)について」、日程第18、議案第95号「令和5年度大東市
国民健康保険特別会計補正予算(第3次)について」、及び日程第19、議案第96号「令和5年度大東市
火災共済事業特別会計補正予算(第2次)について」、以上9件を一括議題とします。
本9件に関し、委員長の報告を求めます。
酒井予算決算委員会委員長。
◆7番(酒井一樹議員) (登壇)過日の本会議において、当予算決算委員会に付託されました議案第80号、令和5年度大東市
一般会計補正予算(第4次)について、議案第81号、令和5年度大東市
国民健康保険特別会計補正予算(第2次)について、議案第82号、令和5年度大東市
介護保険特別会計補正予算(第2次)について、議案第83号、令和5年度大東市
後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2次)について、議案第84号、令和5年度大東市
移管市営住宅事業特別会計補正予算(第2次)について、議案第85号、令和5年度大東市
水道事業会計補正予算(第1次)について、議案第94号、令和5年度大東市
一般会計補正予算(第5次)について、議案第95号、令和5年度大東市
国民健康保険特別会計補正予算(第3次)について、及び議案第96号、令和5年度大東市
火災共済事業特別会計補正予算(第2次)について、以上9件の新審査結果を御報告申し上げます。
本9件につきまして、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。
まず、議案第80号及び議案第94号については賛成多数で原案のとおり可決すべきであると決しました。
なお、議案第80号及び議案第94号に対して反対討論があったことを申し添えます。
次に、議案第81号、議案第82号、議案第83号、議案第84号、議案第85号、議案第95号、及び議案第96号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○野上裕子 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終わります。
これより討論に入ります。
討論については、議案第何号についての討論を行うかを発言し、反対、賛成の交互にお願いします。
最初に、反対討論はありませんか。
6番・あらさき美枝議員。
◆6番(あらさき美枝議員) (登壇)議案第80号、令和5年度大東市
一般会計補正予算(第4次)について、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。
まず、カラスによるごみのネットボックス購入費用の予算化は、住民要求が形になりました。
そして、給食費の食材費の増額により、保護者負担を避け、補正を組んだ方針及び放課後児童クラブ支援員の時給アップについては、税金の使い方として、共産党議員団として大いに評価いたします。
しかし、私たちは市民のために予算全体がよいものなのかを評価するに当たり、政策の中に多少でも改良の要素が入っており、現状よりは少しましになるのではないかということで、若干の改良を織り込んだ諸政策の全てに賛成する、いわゆる何でも賛成の態度をとるならば、これはまさに部分的な譲歩との引き換えで、支配層による支配を市民に受け入れさせようという支配階級の政策に乗せられる形になります。
さて、私たちは今回の補正予算に反対する理由は大きく3つです。
1つは、大東市の部落差別に関する市民意識調査の465万7,000円についてです。私たちは、部落差別に関する市民意識調査は行うべきではないと考えています。行政が市民意識調査を繰り返すことで、今解決段階にある部落問題を掘り起こし、永久固定化させてしまうおそれがあります。調査内容も委員会での答弁内容だけ取ってみても、令和4年に国で行われたものと類似しています。
調査結果報告書や検討委員会の分析で、今日でも、なお同和問題は深刻だとの結論を導き出し、何らかの財政出動の理由づけにするなど、同和特権の復活を懸念します。
この懸念は、同和行政に苦しめられた市民感情からは払拭できません。全ての人を貧困から解放するという政策を念頭に置き、区別することなく、一般政策を行っていくことが、あらゆる差別の解消につながります。
2つ目に、氏名の振り仮名法制化に伴い、住民票や戸籍の附票に氏名等の振り仮名を記載するためのシステム改修費2,191万2,000円について反対です。
そもそも、この振り仮名の記載はマイナンバーカードと口座の結びつけを促進しようというもので、その大きな目的は、国民の資産状況を全て国で把握しようというものになります。
今後、どのように全国民から振り仮名表記を確認するのか、その途方もなく莫大な作業をどうやって、誰がやるのか、まだ何も決まっていません。意思表示のない国民の氏名の仮名は、本籍地の市町村が管轄法務局長の許可を得て、一般的な読み方で記載するとしています。これも途方もない作業となります。
何より、違う振り仮名を付けられた人に対する命名権、人格権への侵害になるではありませんか。これは、法改正に伴うものといえども、賛成できる予算ではありません。
3つ目に、
ペデストリアンデッキの予算の上振れについてです。補正予算では、1,775万3,000円の上限額の増額ですが、入札不調を繰り返し、結果、5,170万円の上振れを許しました。そもそも、四条畷駅に本当に
ペデストリアンデッキは必要なのでしょうか。市政というものは、市民の要求によって、市民のために行われるべきです。その事業を行うことが本当に市民の利益につながるのか、住民自治基本条例を持つ大東市として、基本に立ち戻って考えるべきではないでしょうか。
続いて、議案第94号、令和5年度大東市
一般会計補正予算(第5次)について、反対討論を行います。
反対の理由は明確であります。私たちは、議案の賛否は、1、その案件が大衆の利益の点から見て、どういう意味を持つのか。2、たとえ一部の改良があるとしても、それが原則上の取引になっていないかどうか。3、大衆の意識基準に照らしてどういう関係性を持つのか、行政マンは少し市民感情に疎い部分を感じますが、議員として、毎日市民の皆さんと接していると、物価高騰の中、大衆の意識を直接感じることが多くあります。年末に7万円上乗せで手当をもらう議案には反対です。否決して見送るべきです。
以上、反対討論を終わります。
○野上裕子 議長 次に、賛成討論はありませんか。
8番・大束真司議員。
◆8番(大束真司議員) (登壇)議案第80号、令和5年度
一般会計補正予算(第4次)についての討論を行います。
この第4次について、12月補正の総額は8億4,453万7,000円であります。内容的には件数は少ないものの、市民生活に対して重要な予算が計上されております。
街づくり所管におきましては安全な水を送水する深野園住宅受水槽と高架水槽の取り替え工事や浸水対策経費、未来づくり所管においては、窓口手続などで誤りを防止する住民票、戸籍の振り仮名記載のシステム変更費や、障害者自立支援給付費の増額、最後の公費となりますワクチン接種予算となる新型コロナワクチンの秋季接種経費、物価高騰での小学校の電気、ガスなどの光熱費増額分、小・中学校給食費の賄い材料費の増額分などが上げられます。
また、複数年にまたがる91件の多くの委託事業費を含む債務負担行為も審議いたしました。
その中には、断らない窓口として、重層的支援体制整備事業が新たに委託事業として上げられております。また、3月議会で議決した事業で、工事価格見直しにより限度額が変更された四条畷駅東側の
ペデストリアンデッキについても、根拠の妥当性と正確な情報をもたらす答弁が重要なポイントであることを当初追加議案第98号で認識いたしました。
ともあれ、今予算に対し、公明党議員団として、細部にわたり検証し、問題点と懸念材料について指摘をさせていただきました。
よって、12月補正予算について、我々が指摘した案件について、十分に対策を行うことを要望し、賛成といたします。
また、一般会計の賛否に当たって、一言付け加えたい。
様々重要な予算が含まれる一般会計予算は、議決されなければ市民の生活に直接重大な支障を及ぼすことになります。反対することで、政党のアピールや政争の具にしてはなりません。気になる事業や予算については、常任委員会で指摘し、注文をつけることができること。賛成の上で改善を求め、討論することもできること。ピンポイントでその事業予算を分離する修正動議を出せることなど、違った主張が可能であります。
賛成多数で議決が可能であるとの無責任な態度はいかがなものかと思います。市民の重要な予算である一般会計の予算執行をさせないとすることに至る責任の重大さを思い、判断することを望み、討論を終わります。
○野上裕子 議長 ほかに討論はありませんか。
9番・中村議員。
◆9番(中村晴樹議員) (登壇)大阪維新の会を代表しまして、議案第94号、令和5年度大東市
一般会計補正予算(第5次)について、反対の立場から意見を述べます。
今回のこの議案は、人事院勧告を勘案した大東市職員の給与手当の改定に鑑み、本市市議会議員の期末手当を増額するもののみが計上された予算案と理解しております。
まず、人事院勧告制度は、公務員の労働基本権が制約されることに対する代償措置であり、生活給でない市長や議員などの報酬には、全くもって根拠がないものであることは自明であります。
昨年度末から岸田首相は、インボイスの中小企業の悩み、派閥の政治資金パーティーの裏金疑惑、物価高といった増税だけではない怒りにどこまで寄り添う気がないのでしょうか。それは、本市でも同様です。10万人規模自治体で、全国で2番目に高額である議員報酬を受け取りながら、一般職より給与の高い特別職や議員の期末手当をさらに増額させることは、市民の理解や批判は免れないと考えます。
身を切る改革を党是とする大阪維新の会を代表し、本議案に断固反対することを申し上げ、会派を代表しての反対討論といたします。
○野上裕子 議長 ほかに討論はありませんか。
〔「なし」の声起こる〕
これをもちまして討論を終了します。
これより順次採決します。
最初に、議案第80号「令和5年度大東市
一般会計補正予算(第4次)について」を採決します。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立多数であります。御着席ください。したがって議案第80号は委員長報告どおり可決されました。
次に議案第81号「令和5年度大東市
国民健康保険特別会計補正予算(第2次)について」を採決します。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。したがって議案第81号は委員長報告どおり可決されました。
次に、議案第82号「令和5年度大東市
介護保険特別会計補正予算(第2次)について」を採決します。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。したがって、議案第82号は委員長報告どおり可決されました。
次に、議案第83号「令和5年度大東市
後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2次)について」を採決します。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。したがって、議案第83号は委員長報告どおり可決されました。
次に、議案第84号「令和5年度大東市
移管市営住宅事業特別会計補正予算(第2次)について」を採決します。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。したがって議案第84号は委員長報告どおり可決されました。
次に、議案第85号「令和5年度大東市
水道事業会計補正予算(第1次)について」を採決します。
本案に対する院長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。したがって議案第85号は委員長報告どおり可決されました。
次に、議案第94号「令和5年度大東市
一般会計補正予算(第5次)について」を採決します。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立多数であります。御着席ください。したがって議案第94号は委員長報告どおり可決されました。
次に、議案第95号「令和5年度大東市
国民健康保険特別会計補正予算(第3次)について」を採決します。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。したがって議案第95号は委員長報告どおり可決されました。
最後に、議案第96号「令和5年度大東市
火災共済事業特別会計補正予算(第2次)について」を採決します。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。したがって議案第96号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第20、議案第99号「令和5年度大東市
一般会計補正予算(第6次)について」を議題とします。
議案の朗読を省略します。
理事者から提案理由の説明を求めます。野村政策推進部長。
◎野村政弘 政策推進部長 (登壇)議案第99号、令和5年度大東市
一般会計補正予算(第6次)について、提案理由及び提案内容を御説明申し上げます。
令和5年12月大東市議会定例月議会議案(追加)1ページをお開きください。
本補正予算は、国から物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金が追加されたことに伴い、本市における交付金活用事業に係る補正をお願いするものでございます。
本補正予算案では、歳入歳出それぞれ13億948万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ560億7,189万3,000円としております。
次に、2ページ及び3ページを御覧ください。
歳入予算から御説明申し上げます。
款9国庫支出金の補正額13億7,724万2,000円の増額は、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の増額でございます。
款13繰入金の補正額948万8,000円の増額は、財政調整基金繰入金の増額でございます。
款14諸収入の補正額7,724万2,000円の減額は、学校給食費の減額でございます。
以上が歳入の概要でございます。
次に、4ページ及び5ページを御覧ください。歳出予算の内容につきまして御説明申し上げます。
款3民生費の補正額13億948万8,000円の増額は、価格高騰重点支援給付金7万円給付費の増額によるものでございます。
款9教育費の補正につきましては、小・中学校の給食運営経費に係る財源の組み替えによるものでございます。
以上が歳出の概要でございます。
歳入歳出の詳細につきましては、8ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書のとおりでございます。
次に、6ページを御覧ください。第2表繰越明許費でございます。
繰越明許費は価格高騰重点支援給付金7万円給付費について、給付に当たり、申請期間が令和5年から令和6年度と複数年度になるため、委託料や扶助費などを翌年度に繰り越すものでございます。
以上が、令和5年度大東市
一般会計補正予算(第6次)の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
○野上裕子 議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終わります。
お諮りします。ただいま議題となっております議案第99号は、会議規則第37号第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
御異議なしと認めます。議案第99号は、委員会への付託を省略することに決定しました。
これより討論を行います。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これをもちまして討論を終了します。
これより議案第99号を採決します。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。したがって議案第99号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第21、議会議案第3号「大東市議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例について」を議題とします。
議案の朗読を省略します。
提案者から提案理由の説明を求めます。7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) (登壇)議会議案第3号、大東市議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例について、提案理由の御説明を申し上げます。
大東市議会の議決すべき事件として、「(仮称)大東市立ほうじょう学園の設置に関する基本構想」の策定等に関することを追加することに伴い、所要の改正を行うものでございます。
施行日につきましては、公布の日からとしております。
以上、何とぞよろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○野上裕子 議長 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終わります。
お諮りします。ただいま議題となっております議会議案第3号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
御異議なしと認めます。議会議案第3号は委員会への付託を省略することに決定しました。
これより討論を行います。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これをもちまして、討論を終了します。
これより議会議案第3号を採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。したがって議会議案第3号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第22、「行政視察報告(議員研修会、
街づくり委員会、
未来づくり委員会)について」を議題とします。
本件に関し報告を求めます。最初に小南副議長。
○小南市雄 副議長 (登壇)令和5年度全議員研修視察について報告をいたします。
11月5日、6日に徳島県三好市へ全議員で研修視察に訪れました。
5日には三好長慶公生誕の地で開催された三好長慶武者行列まつりに東坂市長と参加しました。他の参加隊と共に三好市三野地区を歩き、親交を深めました。
6日には三好市役所において、西内三好市議会議長と市議会議員の皆さん、高井美好市長、三好長慶武者行列まつり実行委員会鈴木会長と役員の方々出席の下、歴史的資源を生かしたまちづくりについて意見交換を行いました。
その後、同市で実施されている新庁舎整備事業に関して、質疑応答等の行政視察を行いました。
三好長慶公終えんの地大東市と生誕の地三好市との両市の今後さらなる連携強化について確認し合いました。
以上報告といたします。
○野上裕子 議長 次に、石垣
街づくり委員会委員長。
◆14番(石垣直紀議員) (登壇)令和5年11月13日、14日、
街づくり委員会の視察を行いました。
13日は福岡市を訪れ、福岡市のDXの取組について御教授いただきました。
役所に行かなくても手続ができる、完結するノンストップ行政への取組や、UIの改善による、高齢者を含め誰もが支障なく利用できる市民目線のDXの推進に取り組まれていました。
令和2年にはDX戦略課を創設するなど、本市でも実践している官民連携も積極的に推進し、誰もが使いやすいユーザーインターフェースの導入など、その仕組みづくりなど、今後本市にとっても必要不可欠な取組内容でありました。
14日は鳥栖市に新庁舎建設について御教授願いました。
計画方針が防災拠点となる安全な庁舎、誰もが利用しやすい庁舎、機能的かつ経済的な庁舎、市民が親しみやすい庁舎、環境に配慮した庁舎、特筆すべきは基本設計から竣工までの期間が本市の計画よりもかなり短縮できている点でした。
今回2市の視察でしたが、非常に意義のある視察であったと思います。
以上、
街づくり委員会行政視察の御報告といたします。
○野上裕子 議長 最後に、杉本
未来づくり委員会委員長。
◆2番(杉本美雪議員) (登壇)10月23日、24日に行われました
未来づくり委員会行政視察について御報告申し上げます。
まず初日の群馬県高崎市では、高齢者福祉の取組について学ばせていただきました。
委員の感想として一番多かった意見は、電話1本で24時間いつでも利用可能である、介護SSサービスの充実です。
訪問支援や、安価で提供されている宿泊サービスなどもあり、介護認定の有無や事前登録も不要であり、市民の安心・安全を重視した施策であり、その上、高齢者ごみ出しSOS、高齢者力しごとSOSのサービスなども充実していました。
また、おとしよりぐるりんタクシーは、ルート上ならどこでも乗り降り自由、お店ぐるりんタクシーは、まちのにぎわいの波及のため無料運行と、こちらもすばらしい取組でありました。
この制度は全て一般財源から捻出されているようですが、その財源は立地を生かした企業誘致で、その税収で福祉サービスの予算は毎年十分に確保されているとのことでした。
福祉の充実のためには、人口流入や企業誘致が市政の発展には不可欠であるとの委員からの意見もありました。
2日目は、東京都大田区の不登校特例校改め学びの多様化学校、みらい学園中等部に伺いました。
座学ではなく、実際の授業風景や、校舎を拝見した今回の研修は有意義であったとの意見でした。1学年8名で、4週間から8週間、体験の後、検討委員会で入室を協議する点は、本当にこの学校が本人のためであるか見極める、個々に寄り添ったものと言えます。
先生を囲むような対話型の授業も、一人一人しっかりと向き合うような工夫がされていて、温かみのある授業でした。
3年生全員が進学しているということも、すばらしい成果であると思います。
キャリア教育などを通して、社会的・職業的自立に向けた取組もされているとのこと。ただ、大田区は小・中学生4万人のうち、不登校児童生徒が1,300人、そのうち未来学園中等部に通うことができるのは、定員の24名のみです。
200名ほどの生徒を受け入れる新たな学びの多様化学校を設置する予定とのことでしたが、大人数の授業では、また新たな不登校を生み出すのではないかとの懸念もありました。
不登校問題は、出口がなく、学べば学ぶほど多様な取組の必要性を感じます。
他市の事例も参考になりながら、大東市では同じ取組を採用するわけにはいかないと感じます。待ったなしの不登校問題、手探りしながら、大東市独自の取組を進めるしかないと感じました。
以上、
未来づくり委員会行政視察の報告といたします。
○野上裕子 議長 最後に日程第23、「議員の派遣について」を議題とします。
お諮りします。お手元に配付しておりますとおり、議員の派遣を行うことに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
御異議なしと認めます。お手元に配付しておりますとおり、議員の派遣を行うことに決定しました。
以上で本定例月議会の日程は全て終了しました。
定例月議会の終了に際しまして、一言御挨拶を申し上げます。
議員各位には、11月24日の定例月議会開始以来、本日まで付議されました重要諸議案を慎重に御審議いただき、無事ここに終了でき得ますことは、議員各位のいつに変わらぬ議事運営に対する御協力のたまものと深く感謝申し上げる次第でございます。
本定例月議会では、開かれた議会への取組の一環として議場講演会を開催し、好評のうち、無事に終えることができました。
また、先ほど最後の一般質問にて、市長から御進退についてのお話があり、来年に控えております選挙に向けて、今後様々な動きがあろうことかと存じます。東坂市長におかれましては、これまでの御功績に敬意と感謝を申し上げますとともに、5月までの任期につきましても、引き続きその手腕を存分に発揮していただきますようお願い申し上げます。
最後に、本年も残すところわずかとなりましたが、議員並びに理事者の皆様におかれましては、くれぐれも健康に留意され、健やかな新年を迎えられますよう祈念しまして、簡単ではございますが、終了の御挨拶とします。
次に、市長より定例月議会終了に際し、御挨拶をいただきます。東坂市長。
◎東坂浩一 市長 (登壇)令和5年12月大東市議会定例月議会の終了に当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。
今定例月議会にて御提案させていただきました各議案等につきまして、慎重に御審議の上、御議決を賜り、誠にありがとうございました。
今定例月議会中にいただきました貴重な御意見、御提言につきましては、今後の市政運営に十分生かしてまいりたいと考えております。
議員各位には今後とも、より一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
さて、この1年を振り返りますと、5月の8日に新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられて以降、自粛モードから活動モードへと4年ぶりにまち全体が大きく方向を転換させた1年でございました。このように、本市のギアチェンジがうまくできましたのも、市内の各地域や各分野、産業におかれまして、それぞれの団体様や市民お一人お一人が、大東市に本来のにぎわいを取り戻そうと懸命に御努力されたおかげであると思っております。
こうした大東市に活力を生み出そうとする市民の皆様の力強い取組に支えられ、これからも市政運営に邁進してまいりたいと思います。
議員各位におかれましては、変わらぬ御支援、御協力を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
結びに、年の瀬も迫り、議員各位におかれましては、年末何かと御多用かと存じますが、健康にはくれぐれも御留意を賜り、輝かしい新年を迎えられ、さらなる御活躍を祈念いたしまして、お礼の御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○野上裕子 議長 本日はこれをもちまして散会します。
午後4時06分散会
会議録署名議員
大東市議会 議 長 野 上 裕 子
〃 議 員 北 村 哲 夫
〃 議 員 中 河 昭...