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令和5年10月5日予算決算委員会未来づくり分科会-10月05日-01号

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  1. 大東市議会 2023-10-05
    令和5年10月5日予算決算委員会未来づくり分科会-10月05日-01号


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    最終取得日: 2024-08-25
    令和5年10月5日予算決算委員会未来づくり分科会-10月05日-01号令和5年10月5日予算決算委員会未来づくり分科会  予算決算委員会未来づくり分科会会議録 〇 開催年月日   令和5年10月5日(木) 〇 会議時間    開会時間 午前9時59分 ~ 閉会時間 午後1時34分 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 出席委員     杉 本 美 雪 委員長       木 田 伸 幸 副委員長     児 玉   亮 委員        天 野 一 之 委員     大 束 真 司 委員        小 南 市 雄 委員     野 上 裕 子 委員        中 河   昭 委員 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 出席説明員     東 坂 浩 一 市長        野 田 一 之 副市長     水 野 達 朗 教育長       北 田 哲 也 産業・文化部長     北 本 賢 一 教育総務部長    渡 邊   良 学校教育政策部長     その他関係職員 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 出席事務局員
        竹 中 愼太郎 事務局長      品 川 知 寛 総括参事     川 邊 幸 秀 参事補佐兼上席主査 北 野 鉄 郎 上席主査     森 本 早 紀 書記        坊 農 治 勇 書記 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 議題     1.付託案件について …………………………………………………………………………………………………………… 〇 審査案件    Ⅱ Bグループ(産業・文化部/農業委員会/教育総務部/学校教育政策部)所管事項      6.認定第 1号 令和4年度大東市一般会計歳入歳出決算の所管事項について              ( 午前9時59分 開会 ) ○杉本 委員長   ただいまから予算決算委員会未来づくり分科会を開きます。  議事に先立ちましてお願い申し上げます。  決算の内容説明につきましては、審査時間を確保するため、重点事項や例年とは変化のある事項等を中心に、事業成果等を含め、簡潔にしていただき、各委員におかれましては、説明が割愛される事項があることを御理解くださいますようお願いします。  なお、分科会における各委員の本日の質疑時間は、答弁時間を含めず、5分以内とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  これより議事に入ります。  昨日の分科会では、Aグループの案件で終わっておりますので、本日はBグループの案件から始めます。  それでは、本分科会に分担されました認定第1号「令和4年度大東市一般会計歳入歳出決算の所管事項について」を議題とします。  理事者から提案理由の説明を求めます。  最初に、北田産業・文化部長。  長くなるようでしたら、着座でお願いします。 ◎北田 産業・文化部長   おはようございます。それでは、認定第1号、令和4年度大東市一般会計歳入歳出決算の産業・文化部所管事項につきまして御説明申し上げます。恐れ入ります。着座にて説明させていただきます。  まず、歳入から、当部所管の主なものを御説明させていただきます。  令和4年度大東市歳入歳出決算事項別明細書の14、15ページをお願いいたします。  款8使用料及び手数料、項1使用料、目2教育使用料、節2社会教育使用料53万6,100円は、生涯学習ルーム「まなび北新」の施設使用料でございます。節3保健体育使用料43万7,000円は、中学校運動場の夜間照明使用料でございます。  次に、30、31ページをお願いいたします。  款10府支出金、項2府補助金、目1総務費府補助金、節2大阪府市町村振興補助金のうち、振興事業(観光)11万9,000円は、大阪府市町村観光振興支援事業に係る府補助金で、野崎まいりの認知度向上と、歴史的な理解促進を図るPRパネル制作に係る経費の2分の1相当分に対する補助金でございます。  次に、40、41ページをお願いいたします。  款12寄附金、項1寄附金、目7総務費寄附金、節1指定寄附金のうち、25億999万8,000円は、主にふるさと納税に係る寄附金でございます。  次に、46、47ページをお願いいたします。  款14諸収入、項6雑入、目2雑入、節4雑入(政策推進)のうち、雑入(都市魅力)129万2,000円は、飯盛城御城印やキャラクターグッズの販売収入でございます。  次に、50、51ページをお願いいたします。  款14諸収入、項6雑入、目2雑入、節10雑入(教育)のうち、53ページに移りまして、備考欄上から15項目め、プール利用補助事業収入188万1,200円はラクタブドームプールの入場引換券に係る販売収入でございます。  次に、同じ節の下から2つ目のマラソン大会参加料収入6万4,800円は、第48回大東市民マラソン大会に係る参加料収入でございます。  次に、節11雑入(産業・文化)の備考欄の上から2つ目、一般財団法人自治総合センター助成金240万円は、令和4年10月に開催した国史跡指定三好長慶生誕500周年記念シンポジウム開催に対する助成金でございます。その下、ふるさと納税広告費487万7,715円は、ふるさと納税ポータルサイト等での広告費用でございます。  歳入につきましては以上でございます。  続きまして、歳出の主なものを御説明させていただきます。76、77ページをお願いいたします。  款2総務費、項1総務管理費、目2企画費のうち、主なものは、節10需用費の消耗品費7億7,155万1,308円は、ふるさと納税返礼品の代金でございます。  78、79ページに移りまして、節12委託料の備考欄の上から16項目めのPR支援及び魅力向上コンサル業務534万6,000円は、積極かつ戦略的プロモーションの展開及び事業を効果的に進めるためのプランニングや情報収集を行うため、PR専門業者による支援委託に係る経費でございます。  次に、その2つ下、御城印制作業務(飯盛城)18万5,420円と、その次の(野崎城)27万9,140円は、四條畷市とコラボ制作いたしました飯盛城御城印及び飯盛城の支城である野崎城の御城印制作に要した委託経費でございます。  その2つ下、飯盛城アプリのVR機能追加等業務333万3,000円は、令和3年度に制作した3DCGで再現した飯盛城をARで体感できるアプリにVR機能を搭載し、多くの方に楽しんでいただけるよう、紙製のVRゴーグルを併せて制作した委託経費でございます。  次に、その5つ下からの三好長慶公墨絵に係るグッズ制作業務64万9,000円及びライブ実施業務36万3,000円、その次の子どもチャンバラ合戦等業務158万2,500円は、三好長慶公生誕500年を記念し、グッズ制作、並びに記念イベント実施に要した委託経費でございます。  その4つ下、ふるさと納税事務業務1億1,420万6,020円は、ふるさと納税支援に係る委託経費でございます。その下のふるさと納税ポータルサイト掲載運用業務2億636万3,896円は、ふるさと納税ポータルサイト掲載運用に係る委託経費でございます。  次に、80、81ページをお願いいたします。  節18負担金補助及び交付金の上から3つ目の大阪・お城フェス2022出展料18万円及び電気工事費等1万9,360円は、昨年8月にグランフロント大阪において開催されました全国のお城ファンが訪れる当イベントにおいて、飯盛城の魅力紹介及び本市への来訪促進のためのブース出展を行った経費でございます。  次のイルミネーションイベント補助金1,050万円は、大東市スマイルミネーションの実施に係る実行委員会への補助金でございます。  その下の武者行列イベント補助金150万円は、三好長慶公武者行列in大東イベントに係る実行委員会への補助金でございます。  次に、少し飛びまして146、147ページをお願いいたします。  款5農林費、項1農業費、目1農業委員会費、節1報酬525万6,000円は、農業委員の報酬に係るものでございます。  次に148、149ページをお願いいたします。  項2林業費、目1林業振興費、節24積立金224万7,000円は、森林環境譲与税を基本に積み立てたものでございます。  次に、款6商工費、項1商工費、目2商工振興費のうち、主なものは151ページに移りまして、節12委託料の備考欄の上から3つ目、大東ビジネス創造センターの相談支援事業2,276万848円、そこから6つ下の市内企業DX推進事業437万2,500円は、市内企業へDXの推進を図ったものであり、その下の応援ギフトカード配布事業6億4,849万8,036円は、全市民に5,000円分の商品券を送付したものでございます。  次に、節18負担金補助及び交付金のうち、主なものは備考欄の下から4つ目の未来人材奨学金返還支援補助金953万6,000円は、若い世代の市内流入・定住促進と市内中小企業の人材不足の解消を目的としたものでございます。  次に、少し飛びまして206、207ページをお願いいたします。  款9教育費、項5社会教育費、目1社会教育総務費のうち、主なものは209ページに移りまして、節13使用料及び賃借料の公共施設予約システムサービス利用料329万4,170円でございます。  次の目2青少年対策費の主なものは、節7報償費の青少年指導員報償金127万5,000円のほか、成人式に係る諸経費でございます。  次に、212、213ページをお願いいたします。  目7野外活動センター費の主なものは、節12委託料の指定管理者委託料3,255万1,000円、215ページに移りまして、節14工事請負費の遊具設置工事247万2,800円でございます。  次に、目8生涯学習ルーム費の主なものは、節12委託料のまなび北新運営業務委託料342万2,270円でございます。  次に、目11図書館及び生涯学習ルーム「まなび南郷」費の主なものは、節10需用費の蔵書購入費等2,772万5,823円のほか、節12委託料の指定管理者委託料1億7,820万円、節13使用料及び賃借料は、備考欄上から3つ目、図書館システム等利用料1,166万3,736円でございます。  次に目13文化財保護費の主なものは、217ページに移りまして、節12委託料の備考欄、1つ目、飯盛城跡保存活用計画策定支援業務の350万200円や、下から5つ目の三好長慶生誕500周年記念シンポジウム開催業務の243万4,248円。節14工事請負費の繰越明許、飯盛城跡道路案内標識設置工事306万200円、節16公有財産購入費の平野屋新田会所跡保存活用整備事業に係る土地買収3,824万3,875円でございます。  次に218ページ、219ページに移っていただき、目14総合文化センター費の主なものは、節12委託料の備考欄の1つ目、指定管理者委託料の7,761万円、下から3つ目、文化振興事務事業委託料の458万3,079円、節18負担金補助及び交付金の文化ホール自主事業補助金474万1,135円。節21、補償補填及び賠償金の舞台設備修繕に伴う減収分補償補填料155万6,678円でございます。  次に、目15生涯学習センター・文化情報センター費の主なものは、節12委託料の指定管理者委託料6,976万8,000円、節18負担金補助及び交付金の文化情報センターの共益費407万7,700円と、生涯学習センター管理費及び修繕維持積立金926万8,224円でございます。  次に、目16歴史とスポーツふれあいセンター費の主なものは221ページに移りまして、節12委託料の指定管理者委託料6,090万7,000円でございます。  次に、項7保健体育費、目1保健体育総務費、節12委託料の主なものは、市民体育大会に係る委託料142万5,402円と、スポーツ振興事務事業390万3,598円、備考欄の下から2つ目と、その下がeスポーツに係るスポット管理委託料758万4,000円と、チャレンジ大会委託料248万6,000円でございます。  次に222、223ページをお願いいたします。  節13使用料及び賃借料のプール利用使用料294万4,000円はラクタブドームプールの入場引換券に係る購入費用でございます。  次に、目2体育施設費のうち主なものでございます。節10需用費、施設修繕料費用486万3,540円は、市民体育館等の老朽化に伴う施設の修繕費用でございます。  節12委託料の体育施設指定管理者委託3,594万8,000円は、市民体育館、テニスコート、龍間運動広場の指定管理者委託料でございます。  その下、光熱費高騰に係る指定管理委託料の見直し(体育施設)166万7,622円は、今般の著しい光熱費の高騰を受け、指定管理者による安定した施設の管理運営にも影響があることから、市全体の方針として、その費用の一部について見直しを行ったものでございます。  以上が、令和4年度大東市一般会計歳入歳出決算の産業・文化部所管事項でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○杉本 委員長   次に、北本教育総務部長。着座にてお願いします。 ◎北本 教育総務部長[兼教育企画室長]   ありがとうございます。おはようございます。認定第1号、令和4年度大東市一般会計歳入歳出決算について、教育総務部所管事項の説明を申し上げます。着座にて説明いたしたく、よろしくお願い申し上げます。  教育総務部所管の歳入総額は10億7,577万8,759円で、一般会計歳入額の約2.0%を占め、歳出総額は46億485万881円で、一般会計歳出額の約8.8%を占めております。  それでは、当部所管の主なものにつきまして、歳入から説明申し上げます。  令和4年度大東市歳入歳出決算事項別明細書の22ページ、23ページをお開き願います。  款9国庫支出金でございます。項2国庫補助金、目1民生費国庫補助金の23ページ中段の節5児童福祉費補助金のうち、備考欄の保育士等処遇改善臨時特例交付金は、放課後児童支援員等の処遇を改善するための補助金でございます。  同じページ下段の節18子ども・子育て支援交付金のうち、4,605万2,000円は、放課後児童クラブの運営及び施設整備に係る国の補助金でございます。  次に24ページ、25ページをお願いいたします。  25ページの一番下、目5教育費国庫補助金、節1小学校費補助金及び、次のページ、27ページ上段の節2中学校費補助金は、繰越明許費を含む学校等における感染症対策等支援事業に係る補助金及び学校施設環境改善交付金などでございます。  とりわけ学校施設環境改善交付金は、繰越明許費を含め、小・中学校合わせまして3億6,349万1,000円でございます。  次に、34ページ、35ページをお願いいたします。  款10府支出金でございます。項2府補助金、目2民生費府補助金、35ページやや上段の節18子ども・子育て支援交付金のうち、4,528万3,000円は、放課後児童クラブの運営及び施設整備に係る大阪府の補助金でございます。  次に、50ページ、51ページをお願いいたします。  款14諸収入でございます。項6雑入、目2雑入、51ページ下段の節10雑入(教育)のうち、当部所管の主なものは、備考欄記載の小学校給食費、中学校給食費でございます。とりわけ学校給食費の収入済額の現年度分と滞納繰越分の合計額は、小・中学校合わせまして3億206万2,353円でございます。  次に、52ページ、53ページをお願いいたします。  53ページ中段の備考欄記載の一般財団法人エルピーガス振興センター補助金1億268万2,849円は、昨年度中学校4校に設置いたしました体育館空調設備の工事に係る補助金でございます。  歳入は以上でございます。  次に、歳出につきまして説明申し上げます。  同じく事項別明細書の124ページ、125ページをお開き願います。  款3民生費でございます。当部所管につきましては、項4児童福祉費、目4児童福祉施設費、125ページ中段の節12委託料のうち、備考欄の上から3番目の放課後児童クラブ指定管理者委託と、その下の放課後児童支援員等の処遇改善に係る経費に加えまして、次の節13使用料及び賃借料の灰塚小学校放課後児童クラブ設置箇所地代、次の節14工事請負費の灰塚小学校放課後児童クラブ改修工事を含めたものであり、それぞれ放課後児童クラブの管理運営に係る経費でございます。とりわけ、放課後児童クラブ指定管理者委託料につきましては、処遇改善分を含めて合計額1億3,005万572円でございます。  また、灰塚小学校放課後児童クラブは、令和5年4月から灰塚小学校内での運営に変更するに当たり、令和4年度中に移設工事を行ったものでございます。  少し飛びまして、次に184ページ、185ページをお願いいたします。  款9教育費についてでございます。項1教育総務費、目1教育委員会総務費、185ページ中段の節7報償費は、備考欄の上から2番目の家庭教育支援などの各種事業に係る報償金が主なものでございます。
     次に186ページ、187ページをお願いいたします。  187ページ中段の節12委託料は、備考欄の上から5番目の小学校校務業務、6番目の家庭教育支援家庭教育講演会業務、7番目の企業版いくカフェ等業務、8番目の通学路安全推進に伴う調査業務などが主なものでございます。  次に、188ページ、189ページをお願いいたします。  189ページ中段の節24積立金7億1,782万9,000円は、学校施設整備基金に積み立てたものでございます。当該基金の令和4年度末現在高は20億6,976万5,000円でございます。  次に、190ページ、191ページをお願いいたします。  項2小学校費、目1学校管理費、191ページ上段の節10需用費の繰越明許費は、国庫補助金、学校等における感染症対策等支援事業を活用し、CO2モニターなどを購入したものでございます。  次に、同じページ中段の節12委託料は、長寿命化改修工事設計発注支援等業務のほか、小学校施設の保守点検業務などに加え、住道南小学校長寿命化改修工事に係るシステム再整備業務が主なものでございます。  次の委託料の繰越明許費は、感染症対策の国庫補助金を活用した小学校トイレ消毒作業業務などに関する委託料でございます。  同じページ下段の節14工事請負費は、住道南小学校長寿命化改修工事5億2,270万円のほか、四条北小学校西校舎屋上防水補修工事などの維持補修に係る工事費が主なものでございます。  次の工事請負費の繰越明許費は、南郷小学校エレベーター設置に係る工事費でございます。  次の備品購入費の繰越明許費は、感染症対策の国庫補助金を活用した加湿空調清浄機などの備品購入費でございます。  次に、192ページ、193ページをお願いいたします。  目2教育振興費の主なものは、節19扶助費でございまして、これは小学校の就学援助費用でございます。  次に、194ページ、195ページをお願いいたします。  中段の目5学校給食費は、小学校の学校給食に係る経費であり、合計5億4,769万7,471円でございます。主なものは、節1報酬の学校栄養士の小学校配置に係る報酬のほか、節10需用費の賄い材料費、下段の節12委託料の小学校12校分の給食調理業務などに係る委託料でございます。  次に、198ページ、199ページをお願いいたします。  項3中学校費、目1学校管理費、199ページ上段の節12委託料は、長寿命化改修工事設計発注支援等業務のほか、中学校施設の保守点検業務などに加え、南郷中学校長寿命化改修工事に係るシステム再整備業務が主なものでございます。  同じページ下段の節14工事請負費は南郷中学校長寿命化改修工事1億6,040万円のほか、住道中学校、四条中学校、北条中学校、諸福中学校の屋内運動場空調機設置工事の合計2億7,200万8,000円などの工事費が主なものでございます。  次の工事請負費の繰越明許費は、深野中学校、北条中学校、谷川中学校の校舎空調機改修工事と、深野中学校トイレ改修工事に係る工事費でございます。  次に、200ページ、201ページをお願いいたします。  目2教育振興費の主なものは、節19扶助費でございまして、これは中学校の就学援助費用でございます。  次に、202ページ、203ページをお願いいたします。  下段の目8、学校給食費は中学校の学校給食に係る経費であり、合計3億8,352万8,373円でございます。  主なものは、学校栄養士の中学校配置に係る報酬のほか、賄い材料費、中学校8校分の給食調理配膳等業務などに係る委託料でございます。  以上が教育総務部所管の令和4年度大東市一般会計歳入歳出決算についての概要でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○杉本 委員長   最後に、渡邊学校教育政策部長。着座にて。 ◎渡邊 学校教育政策部長   ありがとうございます。認定第1号、令和4年度大東市一般会計歳入歳出決算につきまして、学校教育政策部所管につきまして御説明申し上げます。着座にて失礼いたします。  学校教育政策部所管の歳入総額は2,514万7,224円で、一般会計歳入額の約0.05%を占め、歳出総額は5億4,379万6,375円で、一般会計歳出額の約1.03%を占めております。  それでは、当部所管につきまして、令和4年度大東市歳入歳出決算事項別明細書に沿いまして、歳入の主なものから御説明いたします。  初めに、24、25ページをお願いいたします。  款9国庫支出金でございます。25ページ下段から27ページにかけまして、項2国庫補助金、目5教育費国庫補助金のうち、当部所管は節1小学校費補助金及び節2中学校費補助金は、特別支援教育就学奨励費補助並びに切れ目ない支援体制整備充実事業公立学校情報機器整備補助金が主なものでございます。  続きまして36、37ページをお願いいたします。  款10府支出金でございます。37ページ、やや下段の項2府補助金、目8教育費府補助金、節1教育総務費補助金のうち、主なものは、部活動指導員配置事業に係る補助金及び医療的ケア体制等実施体制サポート事業に係る補助金でございます。  次に、50ページ、51ページをお願いいたします。  款14諸収入でございます。51ページ、やや下段の項6雑入、目2雑入、節10雑入(教育)の主なものにつきまして、53ページ中段にございます。備考欄の雑入(学校教育)は、学力向上ゼミ受講料でございます。  以上が歳入でございます。  続きまして、歳出の主なものにつきまして御説明をいたします。  同じく事項別明細書の184ページ、185ページをお願いいたします。  上段の款9教育費でございます。185ページ中段の項1教育総務費、目1教育委員会総務費、節7報償費は備考欄上から6番目の教育相談及び7番目及び8番目の外国語や不登校支援に係る指導員、12番目の特別支援教育に係る支援員のほか、学力向上推進、教育支援センターボイスや教育研究、授業及びクラブ活動支援等に係る報償金が主なものでございます。  次に、187ページ中段、節12委託料は、備考欄上から10番目の市内4会場にて実施をいたしました学力向上ゼミ及び11番目の全国標準学力検査に関する業務、14番目以降のICT教育技術支援業務学習用端末機器一式整備保守業務校内無線アクセスポイント追加整備業務等が主なものでございます。  次に、同ページ一番下から189ページ上段にかけまして、節13使用料及び賃借料1億1,146万4,893円のうち、主なものは、校務用及び教育用のコンピューターシステムに係る賃借料及び地域イントラネットに係る賃借料、AIデジタルドリル使用料のほか、各種事業開催等に伴う会場借上料等でございます。  次に、節17備品購入費2,295万6,430万円のうち、主なものは、小・中学校において、パソコン、書画カメラ、スピーカーマイクのオンライン教育推進機器一式や、小学校で使用するプログラミング学習セット、ボイスで活用するためのノートパソコンやソファー等でございます。  次に、節18負担金補助及び交付金は、各種協議会や団体等への負担金及び分担金等と、備考欄の上から11番目の英語教育の推進に係る英語検定チャレンジ受験料の補助金並びに13番目のGIGAスクール運営支援センター参加負担金等でございます。  続きまして、項2小学校費でございます。192ページ、193ページをお願いいたします。  目3教育指導費1億5,754万4,363円のうち、主なものは、やや上段の節1報酬は、支援学級に係る介助員の報酬でございます。  次に、やや中段下の節13使用料及び賃借料は、教育用コンピューターシステムに係る賃借料が主なものでございます。  次に、下段の節18負担金補助及び交付金は、小学校教育に係る各種研究会等の負担金と遠距離児童に係る通学費補助が主なものでございます。  次に、195ページをお願いいたします。やや上段の節19扶助費は、特別支援教育就学奨励費でございます。  続きまして、項3中学校費でございます。200ページ、201ページをお願いいたします。  201ページ中段の目3教育指導費6,235万8,683円の主なものは、節1報酬は支援学級に係る介助員の報酬でございます。  次に、やや下段の節13使用料及び賃借料は、教育用コンピューターシステムに係る賃借料が主なものでございます。  次に、同ページ一番下の段から203ページにかけまして、節18負担金補助及び交付金は、中学校教育に係る各種研究会等の負担金と遠距離生徒に係る通学費補助が主なものでございます。  次に、節19扶助費は、特別支援教育就学奨励費でございます。  以上、学校教育政策部所管の令和4年度大東市一般会計歳入歳出決算についての概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○杉本 委員長   これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  小南委員。 ◆小南 委員   お願いします。  成果説明書の208ページと222ページと226ページ、これ関連しているので、随時質問していきたいと思います。  まず、大東商工会議所の補助事業のうちの、小規模事業者への相談及び指導、相談件数が90件とあります。D-Bizとの相談内容の違いと、役割の違いを教えてもらえますか。 ○杉本 委員長   中村産業・文化部総括次長。 ◎中村 産業・文化部総括次長[兼産業経済室長兼課長]   おはようございます。よろしくお願いいたします。  大東商工会議所補助事業におけますビジネスサポーター事業で90件でございます。この内容でございますけども、ビジネスサポーターで専門相談員の方が51名おられます。  大東商工会議所では、ビジネスサポーター、この専門相談員でございますけども、大東市内で事業を営まれている方々が、その抱えておられる問題に対してアドバイスを行っております。相談は、年間2回までで無料で利用が可能になっております。  主な相談内容でございますけども、労務、経営戦略、法律、税務、特許、IT、情報化、登記、生産管理、事業承継などでございます。  主な専門相談員といいますのが、中小企業診断士、公認会計士、社会保険労務士、弁護士、司法書士、農学博士というようなところでございます。  先ほど御指摘のありました、D-Bizとの相談の相違でございますけども、あくまでもビジネスサポーター事業といいますのは、主にその士業の方々のアドバイザーを配置することで問題解決に対応する形態を取ってございます。  一方で、D-Bizにつきましては、無料の経営相談所といたしまして、いかにしてお金をかけずして、売上げをアップさせるのか、どうやったら創業できるのかというようなことに特化した形で相談をお受けさせていただいておりますので、その違いということで御了承いただければと思っております。よろしくお願いします。 ○杉本 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   様々な専門家による相談ということで、相談を受けた企業に対して、経過、結果の記録じゃないですけど、そういうものは、商工会議所では取ってあるということですか。 ○杉本 委員長   中村産業・文化部総括次長。 ◎中村 産業・文化部総括次長[兼産業経済室長兼課長]   経過、記録に関しましては、その都度、何かしらそのログとして残すということではなくて、常にD-Bizと商工会議所、あるいは産業大学と我々、連携してございますので、そのD-Bizでまず相談あったときに、これはその弁護士さん、あるいはその税理士さん等と相談したほうがいいかなというようなところにつきましては、同じ事業者であっても、分けて相談されているということでございますので、そこは記録ということではなく、連携した形で相談は常に受けておるということでございます。 ○杉本 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   それぞれの商工会議所の立場として、またD-Bizの立場として、相談者に対して、やっぱりその都度、何回も来られると思いますのでね、よろしく引き続きお願いしたいと思います。  夢をかなえる企業、226ページのほうでも、まず、そしたら商工会議所とかD-Bizと相談して、その結果、28件を開業したのか、この事業としては、結果まではどういうフォローの仕方をしてるんですかね。この夢をかなえる企業応援としては、どういうフロー、経過ですね。 ○杉本 委員長   中村産業・文化部総括次長。 ◎中村 産業・文化部総括次長[兼産業経済室長兼課長]   まず、この制度創設の経過でございます。大東市は、創業比率が他市に比べて低うございます。事業者数も減少傾向にありますことから、市内産業を維持・活性化するためには、D-Bizにおける創業支援と併せて、さらなる促進策が必要であったというところが問題がございました。  創業に対する補助制度は国のものが代表的であったんですけども、非常にハードルが高いものでもございました。  大東市で起業する際の補助制度の有無について問合せが、やはり事業者の方から多くもあり、やはり何といいますか、大東市でもその創業の機運というのは決して低くないというふうなのが我々の中の実感でもございましたので、このような状況から、身近な創業を含めて、大東市におきまして事業者数を増やすという趣旨におきましては、ハードルを下げて大東市独自で必要性を感じて、この制度の創設に至ったというところでございます。  この夢を叶える企業応援補助事業につきましては、当然、D-Bizで4回相談していただいた上で創業された方を対象ということになりますけども、D-Bizだけではなくって、これは商工会議所、先ほども申し上げましたように、商工会議所とも連携させていただいておりますので、商工会議所に御相談来られた方につきましても、こういう制度がありますよというようなことで、D-Bizに紹介していただいているということでございます。  その結果、令和4年度におきましては28件の創業件数、これはD-Bizでの相談を踏まえてというようなことでございますけども、確実に年々、令和2年度は23件、令和3年度では27件、令和4年度では28件と、着実に少しずつではございますけども、創業者数は増えておるという状況でございます。 ○杉本 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   創業した、令和4年度は28件なんですが、創業に至らなかったというか、審査に合格しなかったとか、そういうこともあり得るんですか。 ○杉本 委員長   中村産業・文化部総括次長。
    ◎中村 産業・文化部総括次長[兼産業経済室長兼課長]   センター長にお聞きしますと、実際、創業までには至らなかったというようなケースもございます。そこには、やはりその創業に至るまでの設計がなかなか甘かったというようなケースもございますし、中には、この10万円を目当てにというようなところで相談に来られた、4回相談に来れば、もらえるんでしょうというような方も中にはおられるというふうに聞いております。そこは、センター長、非常にその目利きできる方でございますので、実際にその創業まで至ることができるというようなことで、決して4回相談を受けたら、この補助がもらえるということではございません。加えて、創業したら、もちろん終わりではございませんので、創業された後でも引き続き、このD-Bizでの相談もお受けされておられます。  加えてD-Bizだけではなくって、様々なその士業の紹介をさせていただいたり、創業からスタートでございますので、そこから大東市の地に根づいて、その事業を維持・発展させていただくような支援をさせていただいているところでございます。 ○杉本 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   分かりました。なかなか熱の入った答弁もありがとうございます。これからも大東市がまだ少ないというお話でしたので、起業しようという方が相談しやすいように、またよろしくPR等お願いしたいと思います。ありがとうございます。  次に、ニュースポーツで質問であります。  障害者スポーツとして開催していますが、種目の中で障害者団体で広まっている人気のある種目っていうのは、分かりますか。 ○杉本 委員長   松本スポーツ振興課長。 ◎松本 スポーツ振興課長   よろしくお願いします。今、先ほどの質問で人気のある種目というところでございますが、今、スポーツ推進員さんのほうでも一生懸命取組をされているのが、ボッチャのほうの普及を一生懸命されておられまして、ボッチャのほうにつきましては、年に5回ですね、それぞれの学校の体育館をお借りしまして、開催をさせていただいているところです。  以上でございます。 ○杉本 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   ボッチャ、次質問しよう思ってたんですが、まあまあ、最近の人気の上昇は急速ですし、簡単に楽しめて、楽しい。チームで楽しめるということで、これからも推進していただきたいと思います。自治会や子ども会、シニアクラブでも広まってきております。  貸し出すときの器具、道具は十分足りていますか。今現在、市内で借りたいっていう団体に対しての貸出し。 ○杉本 委員長   松本スポーツ振興課長。 ◎松本 スポーツ振興課長   今現在は、お聞きしてるところでは不足等はないということで認識しております。 ○杉本 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   道具が足りないとかいう、いっときカローリングが開催日が重なって、取り合いと言うたら語弊なんですが、そういう状況ありましたので、そういう先が見えてきたら、準備をよろしくお願いしたいと思います。  ボッチャありましたが、今後広まりそうなニュースポーツ、種目っていうのは何か傾向は見えてますか。まだ見えてないですか。 ○杉本 委員長   松本スポーツ振興課長。 ◎松本 スポーツ振興課長   ニュースポーツという概念は、高齢者とか、世代とか関係なく楽しめるというのが、ニュースポーツかというふうに認識しております。  広くは、例えば、ドッジボールなんかもニュースポーツに入るということで聞いたことございますし、あと、議員がおっしゃるカローリングですね、それもニュースポーツに入るというところでございますが、特に今、スポーツ推進委員さんのほうで力を入れていただいてるのが、ボッチャとカローリング。今後の傾向としましては、今委員おっしゃっていただいているボッチャがやっぱり一番人気種目かなという認識しております。  以上でございます。 ○杉本 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   先日、障害者団体のスポーツ大会で、モルック、見てきたし、体験もしてきたんですが、割と簡単な、細い丸太を加工して、これもなかなか皆さん楽しんでおられましたので、この辺も先々考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○杉本 委員長   ほかに質疑はありませんか。  天野委員。 ◆天野 委員   おはようございます。よろしくお願いいたします。  では、まず私のほうから教育分野のICT活用教育推進事業、成果説明書の274ページ及び事項別の189ページに関連のところで記載があると思います。  すみません、まずこの令和4年度の一般会計の予算の、当初予算のときの共産党議員団の討論の中で、1つ教育分野においては、このICT教育というのが取り上げました。というのも、この成果表にあるところの事業費など、経年の各年度の決算が記載のあるとおり、令和4年度から、まずこのICTを活用した教育というのが予算組まれて、開始されたという初年度になるかと思います、この令和4年度の決算というのは。導入されてからですね。  まず、もう一度確認しておきたいんですけども、この令和4年度にICTの活用教育を導入するとなったところの一番のその理由というか、何を必要として何を目的としてこれを導入されたかということについて、もう1回ちょっと確認で説明をお願いいたします。 ○杉本 委員長   川阪ICT教育戦略課長。 ◎川阪 ICT教育戦略課長   ICT活用教育推進事業につきましては、もともと令和2年度に端末とか整備とかを行った上で、令和3年度からGIGAスクール構想を推進しておりました。その中で、まず令和3年度については、通信環境の整備強化、あるいは持ち帰り用の充電の購入など、ハード面での整備を行うとともに、研修なども行って、ハード面と先生の授業力の向上、両方同じように、両方を2本柱で推進しておったんですけれども、令和4年度になりまして、一定のハード整備が進んできたことから、GIGAスクール構想の推進事業に加えて、新たにICTを活用した授業づくりにお金と時間を費やしていくという意味で、新たに章立てしまして、教材の購入とか、そういったところに力を入れているということでございます。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   おっしゃるとおり、理解しておりまして、成果説明書の前ページの273ページのところにGIGAスクールの推進事業のところでも、経年の予算の記載がありまして、令和2年度で8億円規模の予算があって、たしかそこの令和2年度から、特に国のその推進も含めて、GIGA教育というのがスタートされて、GIGA教育についてはその後、若干、年度の予算というのは減っていって、令和4年度については大体9,100万円ですから、その当初の令和2年度と比べると約半額の、予算づけですよ、ぐらいの金額になるかと思うんですよね。  その中で、ハード面の推進で、今後のITとかそのAIなどの分野のデジタル関係の教育のハードを整備した上で、今度、子供さんたちにソフトの面でも、教材として、ソフト面のデジタル系の、いろいろ触れていただいて、学力向上にもまたつなげていくというような、恐らく方針があったと思います。そういうふうに解釈しております。  当初のところで、私ども、まず子供たちが家でもいろいろタブレットとか、パソコンとか、ゲームとかね、見られてる中で、またさらに学校の教育現場で、これ学習で使うと言いながらも、こういうタブレットみたいな画面を、パソコンの画面もですけど、見ることによっての健康とか発達への影響についての考慮が必要であるんではないかということも指摘させてもらったんですが、この辺について、まずこのICTの活用も進めていく中で、どのようにこれを取り組んで、意識づけで取り組んでこられたか、ここについてちょっとお聞かせ願えますか。 ○杉本 委員長   川阪ICT教育戦略課長。 ◎川阪 ICT教育戦略課長   健康面についてでございますが、学校で配布しているタブレットにかかわらず、これからICT機器というのはどんどん皆さんに広く普及していって、活用も上がっていくものと考えております。その中で、やはり子供たちにとって、タブレットをはじめとしたICTを使い過ぎることによって起こる健康への被害ということについては、よく理解した上で使っていただくということが肝心ですので、学校の教職員、先生から子供たちにそういった機会、情報モラルの授業の中で教えていただいたり、警察の方と連携といいますか、スマートフォン教室をしていただいているとか、そういうような学校の取組をしていただいていると同時に、委員会のほうからも、各家庭向けのタブレットの使い方の配布などをさせていただいて、子供たちへの理解促進に努めているところです。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   貸出しのタブレットプラス、全体的な生活の中で、子供さんの生活の中での、ゲームとかも含めての、その使用の仕方というのを一応いろいろ、もう1回認識として、保護者の方にもいろいろ伝えていただいたということになりますね。  もう一つ、そのときにこちらのほうで危惧したのが、練習問題のそのデジタルドリルなどで学習して、その正解だったとか、どこまで進んだとかというような、学習ログとしてクラウド上に蓄積されるということが想定されると。その中で、保護されるべき個人情報、こういうのが子供さんがどこまで到達して、どこまで進んだとかってね、そういうような個人情報などが、これ管理してる機材の委託の予算も事項別明細書にあったと思うんですけども、そういった情報が、またほかにも流れるようなことを防ぐ有効な手立てというのが要るんではないかということを危惧して聞いたんですけど、ここについての対応策というのはどのようにされたのか、ちょっとお聞かせください。 ○杉本 委員長   川阪ICT教育戦略課長。 ◎川阪 ICT教育戦略課長   子供たちの学習の履歴とかデータにつきましては、今、2つあると思っております。1つは教育委員会自身が保管する子供たちのデータです。これにつきましては、委員会のほうのネットワーク構成の中で、今現在は確立した状況の中で整備を進めるとともに、今後クラウド化を進めるに当たって、より強固なセキュリティの状況を今検討しているところでございます。  もう一つが、事業者、デジタルドリルの事業者さんが扱っているデータにつきましては、採用するときにどのようなところに保管されている、今回の場合は大手のクラウドサービスを使っているということでして、そこであれば安心に管理していただいているという認識の下、決定をしております。  すみません、もう一つ、さっきの教育委員会の中につきましても、もちろん今年度9月にちょっと更新したところですけども、今現在もハードな安全なセキュリティの万全な対策は取っておるんですが、先ほど申し上げたのは今後のクラウドの活用とか、先を見据えた上では、よりまた強固なものをというか、安全なものを研究しながら整備を進めていく必要があるといった説明になります。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   次に、このICTの導入によって、教員の多忙化を防ぐための支援員などの配置などというのも、丁寧にしてほしいということも述べたんですが、この275ページの評価指標の中でも、活用の指導力というパーセンテージがこれほとんど当初からいうと、何か下がってるように見えます。  自己点検のところでも、教員に対しての研修を行い、ICTを活用して教育を継続的に推進するための知識・技術を共有したというようなことでの取組というのが、ちょっといろいろ、どうなんだろうというふうに感じるんですけども、こういったところの、この指導力についての、この評価指標がまずちょっと下がってきたように見えている部分と、教員の多忙さについてどうか、ここについてお願いします。 ○杉本 委員長   川阪ICT教育戦略課長。 ◎川阪 ICT教育戦略課長   指導力についてでございます。令和2年度から令和3年度について、大きく下がっているように見えるんですけれども、先生に御意見とか聞いたところ、一番の原因は、やっぱり令和2年度はまだ、そのICTの活用のツールですね、それをあまり使ってないので、タブレットと大型のモニターやプロジェクターを使ったICTの活用というのが中心でございました。その中では、皆さんおおむね9割5分の先生が使っていただいておったんですけども、令和3年度からいろいろなICTのソフトを使う中で、やはりまだ、ちょっとなかなかそれは使いこなせてないという教員の方がおられるところが、こういう数字になっているところでございます。 ○杉本 委員長   ほかに質疑はありませんか。  大束委員。 ◆大束 委員   まず、産業・文化部のほうから質問させていただきます。  まず、主要な施策の成果説明書のほうで252ページ、eスポーツ推進事業についてお伺いしたいと思います。これは議会でも一定、様々議論をしていただいた内容でございますので、最初に取り上げさせていただきたいと思います。  eスポーツ推進事業につきましては、子供たちの様々な影響、能力の開発、また、私はどっちかいうたら、高齢者や障害者の方に推進をしていたんですけど、まず出始めとして、このeスポーツ推進事業について、まずは総括のほうを行っていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○杉本 委員長   松本スポーツ振興課長。 ◎松本 スポーツ振興課長   令和4年度のeスポーツ推進事業の状況でございますが、まず2点、大きく事業を実施させていただきました。  1つは、アクティブ・スクウェア・大東でeスポーツスポットを配置をさせていただいたこと、もう一つが、チャレンジ大会の運営をさせていただいたことでございます。  スポットのほうも、徐々に利用率も伸びてきておりまして、満足をいただいているような状況でございます。  あと大会のほうにつきましても、昨年度はちょっと苦戦したところもあるようでありましたが、また今年度は昨年度に加えて、いろんな工夫を凝らしながら、今11月の大会に向けて取組をさせていただいているところです。  以上でございます。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   予算的には1,000万円、1,135万4,000円、これは全て一般財源から賄っているんですけども、特にアクティブ・スクウェア・大東でやっている、まず体験のほうですね、あちらのほうは、今どれぐらいの人数がどのような年齢層で活用されているのかについてはどうですか。始まってから。 ○杉本 委員長 
     松本スポーツ振興課長。 ◎松本 スポーツ振興課長   eスポーツスポットの、まず運営の仕方なんですが、利用時間が平日13時から21時、土日、あと祝日とか夏休みは10時から18時で行っております。火曜日をお休み、あと年末年始お休みということでルールをさせていただいておりまして、あと完全予約制、利用料は無料という条件も付しております。また、小学生は保護者の同伴が必要というようなルールの下に運営をしておりました。  今、議員から御質問ありました利用状況でございますが、令和4年度の合計の人数がこれが登録者数が281名で、利用者数が1,013名ということになっております。この仕組みとしては、1回目に利用登録をまずしていただきまして、2回目以降は登録なしに受付で手続をしていただければ、そのまま利用していただくというような状況でございます。  以上でございます。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   年齢層。 ○杉本 委員長   松本スポーツ振興課長 ◎松本 スポーツ振興課長   失礼しました。年齢層ですが、一番多い層が、小学生が登録者数で172名、一般が77名、ここの層で大体9割を占めております。その理由としましては、先ほどルールのところで申し上げましたが、親の同伴が必要というところですので、こういった状況になっております。  以上でございます。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   小学生が一番多いということで、今後その小学生への広報といいましょうか、通ってる方が口コミで広げていく可能性ももちろんあるんでしょうけども、最終、どのような形を目指しているのかということについて、お聞きしたいんですけども、場所がアクティブ・スクウェア・大東ですので、一定、遠くから通える子が、親御さんと通えるかどうかっていうのがあるんですけども。  これについて、例えば小学生については、どの程度推進をしていこうと、どういう形に持っていくのがこのeスポーツの最終形なのかということについて、あんまり私たちも認識をしてないので、それをしっかりと、目標を持ってやっていかなきゃいけないと私は思っているので、その辺はどうですか。 ○杉本 委員長   松本スポーツ振興課長。 ◎松本 スポーツ振興課長   目標というところでございますが、今、令和4年度の状況から比べると、若干、利用者層が変わりつつございます。1つは、今、中学生と大学生の層がすごく利用が増えてきたと。これで大体利用の割合が6割ぐらいを、今現在占めております。  この理由としましては、今、委託会社さんのほうが、個人やチームを強化しようということの試みをやっていただいております。これは委託会社さんに話をお伺いするところでは、やはりeスポーツの普及促進では、強いチーム、強い個人、そういった方の要素も必要で、その層を広げることによって、それを応援する方も増えていくだろうというようなところで、1つのeスポーツタイトルに特化したスクールを開校していただいてるというところで、若干利用率がこのような形で変わっております。  市としましては、そちらの個人やチームの強化は、民間さんが得意とする部分だと思いますので、市としましては、先ほど委員おっしゃっていただきました高齢者であったりとか、障害者に普及啓発を強化していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   送り出しについて、教育の所管ではこのeスポーツについては、どのように広報し、そしてどのような形でこれを推進をして、推進というか、説明をしているのか、ちょっと教育の所管からはどのような形でこれをやっているのか。 ○杉本 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導・人権教育課長]   eスポーツにつきましては、教育のほうでも、先ほど松本スポーツ振興課長おっしゃられましたように、アクティブ・スクウェア・大東のスクールのほうに中学生が参加し、大学生と一緒にチームを組んで活動しているような様子を、中学校校長会などでもお伝えし、また、台数には制限はあるかもしれませんが、このあたりも変わってきましたら学校のほうでできることがないかというところを周知していこうと考えているところです。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   教育の所管としては、現場を見に行ったことありますか。 ○杉本 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導・人権教育課長]   アクティブ・スクウェア・大東のほうには見学に伺いまして、大学生はオンラインの講師の方とつながりながら、その日は中学生はお休みだったんですが、大学生同士で御挨拶させていただいて、どのような状況かは、見学に伺いました。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   eスポーツの持つよいところをどんどん伸ばしていっていただきたい。せっかく行政で始めたところです。行政で取り組むところが増えてきました、そういう意味では。そういう意味で、最初に始めているほうなんで、成果を出していただきたいというのがお願いでございまして、ぜひともまた、このスポーツチャレンジ大会なんかも大きくしていっていただきたいなというふうに思います。  このチャレンジ大会の様子はどうでしたか。ここにも少し書いてありますけど、大分御苦労されたようですけど。 ○杉本 委員長   松本スポーツ振興課長。 ◎松本 スポーツ振興課長   チャレンジ大会の参加人数は合計で4大会、日でいくと、2日でさせていただきました。状況としたら、60名、30組の方に御参加いただきましたが、やはり当初は、公募というか、応募をさせていただいても、なかなか人数が増えない状況ということで、そこからチラシの啓発とか、周知とかというところで、何とか当初、苦労はしたんですが、一応、人数は来ていただきまして、大会の開催はできたということで聞いております。  今年度につきましては、昨年度に加えて、例えば産業分野の商店街さんに加わっていただいて、入賞者に対しては、地域で使える商品券をお渡ししたりとか、あと大会だけではなくて、体験会も同時に開催をして、例えば、初戦で勝ち抜けなかった方も、その後、体験会でほかのeスポーツのタイトルに触れていただくとか、あとは障害者用のコントローラーなんかも、その体験会で御用意をさせていただくので、今年度は昨年度に加えて、ちょっといろんな工夫をさせていただきながら、やらせていただく予定にしております。  以上でございます。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   現場、大会やってる様子を少し見に行かせてもらいました。最初はあんなものかなというふうに思いますので、御苦労されてるのは分かっております。  今後、チャレンジ大会も今年も行われるということですので、ぜひとも成功させていただきたいというふうに思ってます。  市民に対してせっかくのeスポーツの推進ですから、その効力と有効性については、しっかりと広報していただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。  あと、当初このeスポーツに当たっては、市長の部屋に、ある芸能人の方がお越しになったり、そういった広報もありました。そういった意味では、これから力を入れていかないといけないところなんですけども、このアクティブ・スクウェア・大東の台数って非常に少ないので、今後そのような形の機材が増えた場合、どのような形でこれ場所を変えたりしていけるのかどうかとか、そこでずっと行っていくのか、その辺のスケジュールや計画についてはどのようになってますか。 ○杉本 委員長   松本スポーツ振興課長。 ◎松本 スポーツ振興課長   今後のキャパが足りなかったときの対応というところだと思うんですが、今で、稼働率でいうと、全部で5台ゲーミングパソコンがございまして、土日が一番多い状況でございます。それをならすと、大体2割から3割といったところでございます。  まだまだ我々もeスポーツの魅力であったりとか、可能性を、まだまだ配信、皆さんにお伝えすべきところはあるんですが、今後それが一定、すごく皆さんに広まって、キャパが足りない、あるいは台数が足りないとなったときに、関係部署とちょっと調整しながら、そこは考えていけたらなと思っております。  以上でございます。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   アクティブ・スクウェア・大東でやっている体験の場所と、今行おうとしている、行政がやろうとしているeスポーツのやり方と、しっかりとお話合いをしていただいて、やっていけてるのかどうかが重要だと私は思うので、ぜひとも委託事業としてもやっているわけで、この辺のところをしっかり見ながら、私は最初に最終形って聞いたのは、そこと最終形が一致してるのかどうかという話なんです。その方のやりたいところと、行政が目指しているところが、あまりにも乖離があれば、あまりうまくいかないんじゃないかというふうに私は思っているので、その辺の話合いはできていますか。 ○杉本 委員長   松本スポーツ振興課長。 ◎松本 スポーツ振興課長   委託会社の代表の方とも、今年度、もう何回かお話をさせていただいたり、お電話なんかでも情報交換をさせていただいておりますので、しっかりそれは今後も引き続き、お互い持ってる知識と、これからの展望なんかもお話を聞きながら、同じ方向を向いてさせていただけたらなと思っております。  以上でございます。 ○杉本 委員長   ほかに質疑はありませんか。  天野委員。2回目。 ◆天野 委員   では2回目ですけど、私からもちょっとeスポーツの件に触れます。  この導入に至って、やはりなぜ、この今、行政がeスポーツに、かなり推進していく点と、あとeスポーツのスポットですよね、これ今、アクティブ・スクウェア・大東にありますけど、何でまた、アクティブ・スクウェア・大東にそれを設置するかという過程においてと、今回、会場の賃借料ということで80万円ということで、アクティブ・スクウェア・大東の場所にスポットが落ち着いてるということになるんですけども、まず、1点確認で、アクティブ・スクウェア・大東のところの部屋代ですね、この80万円、これはどのような設定で決まったか、私としてはもうちょっと、本当にアクティブ・スクウェア・大東が妥当かどうかということも含めて、また、この金額自体が本当に妥当なのかどうかということもちょっと疑問も残ってるんで、ここについて80万円の経過と、これ1年契約の合計だと思うんですけど、ここのちょっと確認をいたしたいと思います。 ○杉本 委員長   松本スポーツ振興課長。 ◎松本 スポーツ振興課長   まず80万円が妥当かどうかにつきましては、当初アクティブ・スクウェア・大東さんと、使う面積であったりとか、何をどういう使い方をするかというところで、恐らく調整をさせていただきまして、そこで協定書を交わさせていただいて、今に至っているというところであろうかと思います。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   これ開設されてから、議会でも視察というか、ちょっと見学に行かせていただいた経過がありましたけど、内装についてはアクティブ・スクウェア・大東の元の空き教室を、ほか、隣にあるような空き教室はそのままに近い状態があると思うんですけどね、もともとの。ここのスポットのところ、かなり内装も、改装されてて、非常にきれいにはなっていたという感じを受けてますけど、その内装の改装費については、この実施者の方の負担でされてるんですか。それとも、市で一応その環境を提供するための施設の整備ということでされているのか、ここについてはどのような状況になってるか、ちょっとお聞かせください。 ○杉本 委員長   松本スポーツ振興課長。 ◎松本 スポーツ振興課長   スポーツ振興課にスポット事業が移管されたのが8月から、9月から本格的に運営はさせていただいてるんですが、ですので、当初、行政サービス向上室が所管してて、その辺のところは、すみません、ちょっと私のほうでは把握できておらない状況でございます。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   要するに、公費でどこまで使ってるんかという部分と、あとその運営者側でその自己的にやってるんかという部分の、このお金の流れだけを確認したいんで、これちょっとまた別途聞きますので、その流れだけは、またちょっとつかんでいただければと思いますので、お願いいたします。  先ほども、ちょっと議論ありましたけど、自己点検のところでも、これを進めていく上で、eスポーツのチャレンジ大会とかをして、地域の活性化やeスポーツの関心もしくは市民人口を増やしていくという計画だと思うんですけど、想定していたより、なかなか人数が集まりにくかったということと、PRということもあると思うんですけども、課題があると思うんですけども、これ一定、eスポーツ自体を否定するものではないんですが、行政がそこまで本腰を入れてやっていくものなのかどうかという点については疑問が残ります。ですから、企業さんなどを主体でやっていって、その後、大東市もこういうこともあるんですよというような形だったらまだね、もう少し理解ができるんですけど、その点についてのところについてはやはり、大東市として市民の皆さんのeスポーツをという考えには今のところ変わりはないんですね。その考え方については。 ○杉本 委員長   松本スポーツ振興課長。
    ◎松本 スポーツ振興課長   eスポーツを市で取り組む意義・目的のところでございますが、eスポーツには、例えば高齢者分野でしたら、eスポーツを体験することによって、脳の活性化が高まるであったりとか、そういった効果も言われております。あと、学生さんであれば、非認知能力の向上であったりとか、eスポーツには様々な魅力と可能性を秘めているというところで、私は認識しております。  例えば、デジタルディバイドの解消であったりとか、世の中には様々な社会的課題というのがありますので、市としましてはeスポーツをデジタル、DXのゲートウエーとして位置づけをしておりますので、その課題解決に向けて、eスポーツを、目的ではなく、手段として活用させていただければなというふうに思っております。  以上でございます。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   広い意味で言えば、チャレンジ大会とかのeスポーツの認知度というよりも、例えば、介護分野でね、高齢者の方の認知予防とかいうことも言われてるんで、大東市の介護の事業などを進めていく中で、こういうこともできますよというような紹介であるとか、あと大束委員も必要性を訴えられてましたけど、障害をお持ちの方でも、いろいろそういう認知機能とかの体力機能っていうのも一定楽しみながらやっていただけるというようなところでの、また障害施設などにもいろいろちょっと紹介とか普及含めて提示していくというようなほうが、どちらかというと行政がそのバックアップをしていくという意味で私は最適なんかなというイメージを私持ってますので、どちらかというと、このチャレンジ大会でイベント的にやって、この賑わいというのは、どちらかというと民間企業さんのほうが主体でやるべきなのかなということをまず要望として申し上げておきます。  もう一つなんです。次は、小学校、中学校の給食費で、諸収入のところで、事項別の51ページのところに1つありますけども、これ現年度分の収入未済というのが、やはり小学校で550万円、中学校で395万円とかっていうのが残ってると思うんですが、令和4年度についての給食費の未納についての状況というのは経年比較してどんな状況があるか、ここについて御説明お願いします。 ○杉本 委員長   芦田教育総務部総括次長。 ◎芦田 教育総務部総括次長[兼学校管理課長]   令和4年度におけます学校給食費の滞納分についての状況でございます。  令和4年度につきましては、収入未済額として計上させていただいておりますのが、小学校については553万8,000円、中学校につきましては395万4,000円となっておりまして、前年度に比べますと、ほぼ同額の状況で推移しているような状況でございます。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   ということは、ずっと経年的に学年は上がっていかれるけども、大体一定の割合の方とか、一定の額というのがやっぱり未済で残ってしまうと。滞納繰越分もかなりまた大きい額でずっと残っていってるんですが、ここもどうなんですか、払えない方は何か払えない御事情があるとかという事情があったら、ちょっと特徴を教えてください。 ○杉本 委員長   芦田教育総務部総括次長。 ◎芦田 教育総務部総括次長[兼学校管理課長]   現在の収納率でございますが、滞納整理分に回っております収納率から見ますと、小学校については97.15%、中学校については現在96.43%というような状況でございまして、おおむね3%から4%の対象世帯について未納が生じているという状況でございます。この3%ないし4%の世帯の方々につきましては就学援助を受けておられなく、かつ学校給食費が払えていないという状況でございますので、何らかの事情があって払えていないという状況が生じているということでございますが、このような方々に対して文書催告等をさせていただいている中で、お聞きしているのは、なかなか払いに行く機会がないというようなことも以前から聞いておりますので、令和元年度からはコンビニ収納を開始したところでございまして、多様な収納機会の強化に努めているというような状況ではございますが、文書催告等によって、一定納めていただける保護者もいらっしゃいますが、なかなか御理解をいただけない世帯については粘り強く、文書催告等でお支払いをお願いするというような状況でございます。 ○杉本 委員長   ほかに質疑はありませんか。  小南委員。 ◆小南 委員   よろしくお願いします。次は、成果説明書の276ページの学力向上推進事業であります。  その右側のスケジュールの中の大東教員スキルアップ講座実施とあります。内容と、対象者は全教員なのかと、成果はどうだったかっていうのを説明お願いします。 ○杉本 委員長   浅井教育研究所長。 ◎浅井 教育研究所長[兼課長]   よろしくお願いいたします。大東教員スキルアップ講座ですが、幼稚園、小学校、中学校教員の様々なニーズにおいた研修を年間24回計画をして、令和4年度は22回実施しております。  その中でも学力向上担当者悉皆研修を年8回実施し、講師による指導に加えて、授業参観や実践の交流を取り入れた研修をしております。参加延べ人数ですが、約450名となっております。 ○杉本 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   そのスキルアップの課題と、今後の目標をお願いします。 ○杉本 委員長   浅井教育研究所長。 ◎浅井 教育研究所長[兼課長]   課題なんですけれども、学力向上担当者の悉皆研修の中で、昨年度は交流をメインに据えて実施をさせていただいたんですけれども、その中で、その場では学力向上担当者がしっかりと交流をして自校に持ち帰っているんですけれども、その自校に持ち帰った後、どのように実践しているかというところが、我々がまだ把握をしている途中というところでございます。そのあたりが課題かなというふうに思っております。  令和5年度についても交流をメインに据えて実際にやっているんですけれども、先ほど申し上げました授業参観、各校における授業参観も取り入れてというところでは参加してよかった、実際に目で見て学力向上担当者がどのような思いでやっているのかというのがよく分かったという話もいただいておりますので、引き続き続けていきたいと思っております。 ○杉本 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   引き続きよろしくお願いしますのと、やっぱり持ち帰って全員が共有するいうところが大事ですので、よろしくお願いしたいと思います。  あと、学力向上先進地視察研修実施とありますが、かつて私も全国学力テスト、平均よりも低かった自治体が、平均点より超えた自治体を視察に行ったことありますので、本市にとっても、そういう伸びた自治体へ視察というのは大事なところでありますので、研修の内容と、どうだったか、教えてもらえますか。 ○杉本 委員長   浅井教育研究所長。 ◎浅井 教育研究所長[兼課長]   昨年度、石川県なんですけれども、全国学力・学習状況調査でも全国トップレベルの成果を上げている県でございます。その石川県にある能美市に教職員20名と指導主事が一緒に授業参観、また、学校長や研究主任から実践事例を御講話いただくなどとして、学力向上の組織的な取組をしっかり学ばせていただきました。  参加した教職員のアンケートからは、自身の授業改善に向かう意識が非常に高まったと肯定的回答100%というふうにいただいております。  校内では伝達講習も実施してくださっており、また市内では報告会の共有も持っております。小さな積み上げだと思っているんですけれども、例えば、授業中の教員の発話量、これを抑えることで子供たちに実際に委ねる時間が伸びるということが大事だよねというような、そういう校内での小さな意識改革と申し上げますか、そういうところが大事だなと思っておりますので、それを日々意識することで授業が変わっていくということを期待しております。 ○杉本 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   子供同士の学び合いが大事だということで、本市も取り組んでもう十四、五年たってますのでね、よろしくお願いしたいと思います。  議会としても未来づくり委員会で、秋田県の視察に行ったことあるんですが、石川県も秋田県もトップクラスばっかりの視察で、先ほど言いました成長した自治体の視察も大事だと思いますので、今後もよろしくお願いしたいと思います。  次のページ、教育研究所推進事業、スケジュールの中で初任者、10年経験者研修があります。研修によって気づきや新たな意欲向上すると考えます。一般質問でしましたけども、リカレントとかリスキリングの機会であります。10年経験者への研修目的と内容を教えてもらえますか。 ○杉本 委員長   浅井教育研究所長。 ◎浅井 教育研究所長[兼課長]   10年経験者研修ですけれども、令和4年度水野教育長の御講話もいただきました。また、学び合う授業づくりの実践研修ということで、2本立てで行いました。10年と申し申しますと、学校の中でも中核を担う教員でございますので、自身のその授業を見る目というのも、自分の授業だけでなく学校全体を見通してほしいというふうな願いを持ってさせていただきました。  特に、交流の中では他校の好事例であるとか、そういうものをしっかり共有してもらえたと思っております。 ○杉本 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   他校との交流というのは大事なところでありまして、校内研、市内研等で、市内の他校の教師と同じ教科での交流とか、学年での交流というのは大事なところでありまして、そこで酌み上げる意見はやっぱり取り上げて、自身の向上に生かしていただきたいと思いますが、成果というか、その成果というのは何か見られますか。 ○杉本 委員長   浅井教育研究所長。 ◎浅井 教育研究所長[兼課長]   10年経験者研修につきましては、8月の実施に加えて、年度末に自身が校内でどのような実践をされたかというところをもう一度アンケート形式で教育研究所のほうに回答をいただいております。  先ほど申し上げたことと重複するかもしれませんが、授業を見る目というのが自分の学校の中での立ち位置を踏まえて、授業を見ていって、また経験の浅い教員にも指導していかなければならないというようなお声も頂戴しております。 ○杉本 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   学校内で先生方忙しいので、学年ごととか、全先生方が交流というのは、なかなか時間を取りにくい状態と思いますが、その辺は工夫して、今後とも取り組んでいただきたいと思います。  以上です。 ○杉本 委員長   ほかに質疑はありませんか。2回目。  大束委員。 ◆大束 委員   では、産業・文化部の続きで、平野屋新田会所、238ページになります。  昨年3,800万円で土地を購入しました。本当に地域の要望もありまして、そしてまた歴史的資源として、市としては有効性を確認しながらここを購入されたというふうに思います。  ここからが重要だというふうに思うんです。このスケジュールでは、7月から12月、ちょうど今の時期やと思うんですけど、連続講座開催。11月には平野屋新田会所、これ去年の話。今年度ですよね。公有化ですね。3月には平野屋新田会所の周濠跡を市史跡指定に追加というふうにあります。この辺の説明をちょっとよろしくお願いします。 ○杉本 委員長   家村生涯学習課長。 ◎家村 生涯学習課長   よろしくお願いします。事項別明細書の238ページ、239ページ、主要な施策の238ページですけども、この右下のスケジュールのところは、令和4年度の実績となっております。  連続講座のほうにつきましては、7月から12月だったんですけども、コロナの流行してる時期ということもありまして、開催の時期をずらしたりっていうことで6回の開催のほうさせていただいております。こちらアクロスのほうで、大体二、三十人の方が参加していただいて、平野屋新田会所の構造でありましたり、あと近隣の水門と樋門とかの見学でありましたり、今後の使い方等の意見交換等も行っております。  11月の北側土地購入につきましては、昨年度、補正予算で議会にお認めいただきまして、もともと平成22年、公有化していた土地は住宅地の行き止まりのところになっておりますので、北側の土地を購入することで、より周遊性等が高まって、近隣の文化財群と同じく学習していただく機会を、今後整備していきたいと考えております。  3月につきましては、市史跡に追加して、北側の濠跡につきまして、市指定の指定をさせていただきまして、今年度につきましては保存活用計画を策定しておりますので、今後の整備に向けて、地域の方に訪れていただけるような、文化財の好きな方に訪れていただけるような施設にしていきたいと考えております。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   すみません、これ令和4年度ですから、今年度は4年度でごめんなさい。  今説明がありました令和5年度の平野屋新田会所の保存活用計画についての進捗状況をちょっと教えていただきたい。 ○杉本 委員長   家村生涯学習課長。 ◎家村 生涯学習課長 
     令和5年度も保存活用計画の策定の状況なんですけども、文化財の保護審議会とその分科会でございます深野池新田開発関連文化財群の検討部会、こちらのほうで委員の方に、御検討もいただきながら、あと現地の説明会といたしましては、今後、来月11月に地域の住民の方に整備についての説明会、平野屋新田会所の住民説明会ということで、この辺も開催していただきながら、今後の保存と活用について計画のほうを今策定しているところでございます。  会議のほうは、今計画の策定の途中で、あと2回、保護審議会のほうも開催させていただきまして、計画のほうを策定しているところでございます。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   ぜひとも、せっかく購入した土地ですので有効活用していただきたい。こういうことにおいても飯盛城だけじゃなくて歴史の活用というのは、こういった部分も入ってくるのかなと思いますので、そこはしっかりと、いろんなところと連携をしながらお願いしたいというふうに思ってます。  この令和6年度でこの整備計画について検討を開始するってあるんですけど、策定が令和5年度で、令和6年、えらいゆっくりやなと思いまして、もうあそこは、今シートが敷いて、雨水が溜まるようなことはね、今、不細工なところはなくなっているというふうに思うんですけど、あまり長いことほったらかしにしてると、何のために購入したのかっていうこと、批判が出てくるというふうに思うんでね、なにがしかの整備は少しずつやっていかなあかんの違うかなと。あのままほったらかして、置いとくのも、何なのかなというふうに思いますので、その辺については、どう考えてますか。 ○杉本 委員長   家村生涯学習課長。 ◎家村 生涯学習課長   平野屋新田会所跡につきましては、現在、委員におっしゃっていただきました北側濠跡の排水工事、雨降ったら水が溜まってしまうような状況になっておりましたので、排水工事と、あと防草シート、こちらを貼りつけている今状況でございます。  御意見としては、やっぱりフェンス自体を取って、誰でも入れるようにという御意見もあるんですけども、やっぱり基礎の部分自体も年月がたっており、風化しているところもございますので、そのあたりにつきましては、やっぱり整備計画のほうをちゃんとつくってから、史跡が整備できた後に入っていただくようにというのを考えております。  ただ、購入して時間がたちますと、やはり機運もという話になりますので、できることからということで、今年度につきましては、平野屋新田会所跡の周濠、周辺の遺跡につきまして、パンフレットのほうも今配布する分もなくなっておりますので、今年度にパンフレット、会所跡のパンフレットの作成もしております。あと、平野屋新田会所跡の市民サポーターの方も熱心に関わっていただいておりますので、そのあたり、連携しながら動いてるよっていうことをお伝えさせてもらいながら、事業のほうを進めていきたいと考えております。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   横の本体であるその平野屋新田会所の整備につきましても、以前、青写真が示されて、あずまやなんかできてましたよね。あれ一体どうなったんですか。 ○杉本 委員長   家村生涯学習課長。 ◎家村 生涯学習課長   現在策定しております保存活用計画、こちらのほうで、今、パース図、完成予想図ですね、こちらはラフなものですけども、こちらのほうを今作成させていただいてるところで、委員さんの御意見もいただきながら、完成予想図みたいな、パース図を今年度は作成しているところです。  保存の方法、あと活用の方向性を今年度策定いたしまして、それに基づいて来年度、史跡自体の整備の計画のほうをつくって、本体の整備自体は、その翌年度ということで、時間はかかるかもしれませんけども、しっかり動いていることをアピールさせていただきたいと思います。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   よろしくお願いします。それに関連して、坐摩神社の境界確定の事業が入っておりました。これについては、何をしようとしてるんですか。 ○杉本 委員長   家村生涯学習課長。 ◎家村 生涯学習課長   坐摩神社につきまして、周辺の文化財群ということで、境界確定ではなくて、坐摩神社自体を今調査して、調査報告書のほうにも載せさせていただいたんですけども、絵馬でございますとか、工房、そちらのほうを今後、市史跡に指定できるようなしつらえで調査をしているところで、境界確定等の業務は行っておりません。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   坐摩神社の市の史跡指定というのは、これまでもずっと検討されてきたと思うんですけども、その価値というのは平野屋新田会所とともにあるのか、その関連性についてちょっと私も分からないんですけど、どうですか。 ○杉本 委員長   家村生涯学習課長。 ◎家村 生涯学習課長   坐摩神社につきましては、平野屋新田会所跡の現存する建物としましては、唯一のものになっておりますので、やっぱり価値としては、大東市としては残していきたいというふうに考えております。  史跡に指定できるためには、やはり神社自体の調査のほうも今行っておりまして、今年度指定できるように準備のほうを進めさせていただいているところでございます。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   進捗状況を教えてください。  あと、232ページの歴史的資源を活用したまちづくり事業について。昨年は500年ということで、三好長慶、いろいろやりました。VRもやりましたね。例えば、そういうVR、いろいろ費用かけてやっているんですけども、その効果、数字的な、例えば、どれぐらいの方が訪れてそれを利用されたのかということについて、検証していくべきだと私は思いますよ。これについてどうですか。 ○杉本 委員長   坂本観光振興課長。 ◎坂本 観光振興課長   飯盛城のVRも入ったCGアプリについてなんですけれども、今現在、直近でございますけれども、アプリのダウンロード数が1,600ほどということで、ダウンロードしていただきまして、一応多言語化もしておりますので、中国語版、英語版も少数ではございますけれどもダウンロードしていただいてるような状態でございます。  利用のほうも、その全員が毎月利用されているというわけではないんですけれども、あらゆる箇所でARをしていただいたりというようなことで、毎月ちょこちょこは利用していただいておりますので、こちらといたしましても、いろんな機会、ハイキングイベントですとか、多くの方が遠方から来られるようなイベントの際にPR等をさせていただいて、これからもどんどん使っていただけるようにしていきたいと考えております。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   1,600名もダウンロードあったんですね。その方が全てそれをそこで使ってるということじゃないと思うんですけども、ぜひとも呼びかけて使っていただければなというふうに思っております。  あと、この飯盛城の保存整備計画活用事業なんですけども、スケジュールとしては、昨年は特別展示を12月までやったということでございます。大事なのは、市民がこの三好長慶を知って、そして盛り上げていく、醸成をしていくということが大事だというふうに思いますので、その辺についての効果といいましょうか、実績について教えてください。 ○杉本 委員長   家村生涯学習課長。 ◎家村 生涯学習課長   飯盛城跡につきましては、令和3年の10月に国史跡の指定を受けまして、令和4年、令和5年で保存活用計画を今策定しているところです。  令和4年の6月には日本城郭協会の第1回の城郭大賞ということで、四條畷市と大東市が表彰されたのもありまして、お城とか、山城が好きな方につきましては、全国レベルで知っていただけるような、あと講演会開いても遠くから訪れていただけるような人が増えているような状況でございます。  あと、委員がおっしゃったとおり、大東市の方がどれぐらい認知していただいているかという話になりますが、特別展でございますとか、この特別展もほかの市と同時開催して、同じ歴史民俗資料館、そういったところを回れるような仕掛けもしているので、市外の方には、アピールっていうのを一生懸命させていただいてるんですけど、市内の方にも知っていただけるように、やっぱり刊行物、漫画のほうでも、3,000部印刷したのが、今もう1,500部、2,000部ほどがもうはけているような状況になっておりますので、市内の方にもアピールする機会っていうのを醸成していきたいと考えております。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   漫画についてもね、読ませていただいたり、いいなと思いますけど、どれぐらいの方がこれに興味持ってもらうかっていうことだというふうに思いますので、逆輸入もいいんじゃないかと思いますよ。全国に広まって、そこから取り上げてもらって、市民が知るというのも1つの方法だというふうに、その広報についてどうですかね。 ○杉本 委員長   家村生涯学習課長。 ◎家村 生涯学習課長   逆輸入ということで、日頃から飯盛城跡につきましては、やっぱりハイキングで、訪れている方も、もともと多いんですけども、国史跡になった後のほうが、もちろん登山のお客様が警察の方とか、ボランティアの方に聞いても増えているような状況になっておりますので、いろんな機会を通じまして、国史跡飯盛城跡、三好長慶、ここら辺のコンテンツのほうを広めてまいりたいと考えております。 ○杉本 委員長   ほかに質疑はありませんか。  天野委員。 ◆天野 委員   先ほどの給食費のところのちょっと続きなんですけども、最終的に滞納繰越分で、さらに収入未済額というのが小学校で1,528万円、中学校で1,222万円ですね、残っておりますが、これ多額の金額になると思うんですが、これについては、先ほど粘り強く支払いについては案内していきますということで、コンビニの収納とかもいろいろ案内してはいただいてるということなんですけど、これはずっとこのまんま請求するんですか。それとも、幾らか一定の条件というか、期間来れば、あの不納欠損としてのような形でも取り扱うのか、この状況をちょっと一遍確認したいんですが、どうですか。 ○杉本 委員長   芦田教育総務部総括次長。 ◎芦田 教育総務部総括次長[兼学校管理課長]   滞納繰越分の学校給食費についてお答えをさせていただきます。  学校給食費につきまして、滞納繰越分として計上させていただいておりますものにつきましては、収納未済額としてこれまでお支払いいただけなかったものの累積額として積み上がっていっているものでございますが、学校給食費につきましては、公債権ではございますが、公債権の中での性質といたしまして、税金等ではなく私債権という扱いになりますので、いわゆる強制徴収というようなことが行うことはできません。このため、給食費につきましては、不納欠損は本人からの時効の申出ということがない限りは落とせないような状況になってございます。  このような状況でございますので、なかなか不納欠損ということが難しい状況ではございますが、今後におきましては、この不納欠損についても研究を努め、この給食費につきましては、時効の中で援用に結びつかないように、これからも努力してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   1つは、案内の中でその給食費の食材についても、この間も物価、食品の高騰を受けて、一定のところは引き上がらないように、一応今までどおりのところで措置をされたりとか、保護者の方でも、一定ちょっと御理解いただけないか、何か事情があるのかということもあるんで、そこはちょっと丁寧に、何が何でも支払いというわけではなくて、ちゃんと丁寧にするべき必要はあると思うんですけど、そもそもで言うと、これまた令和4年度だけには限らないんですが、この間求めてきてますとおり、やはり給食費自体の負担ということをやっぱり考えていかないといけないかなということもありますので、一定、ちょっとこういった状況で、なぜちょっと今お支払いされることができないかということも丁寧にしながら、この金額というのをどう受け、現状のね、有料で受け取ってる以上はどうしていくんかということをまず当面は考えていかなければならないと思います。  そのほか、要望ですけど、給食の無償化につけて、またいうことも子供さんには罪はございませんのでね、給食費に心配なく行けるような形をやはりつくっていただきたいということだけまず述べておきます。  それと、そのほかですけども、産業経済室の応援ギフトの、先ほどギフトの配布券ということで、151ページですかね、事項別のところに書いてあったと思うんですけども、これについては、その事業の委託料で載ってたと思うんですけど、もう1回確認ですが、委託事務費的な料金と、あとそのギフト券本体にかかるこの料金の内訳についてちょっと確認で、ちょっともう1回御説明お願いします。 ○杉本 委員長   中村産業・文化部総括次長。 ◎中村 産業・文化部総括次長[兼産業経済室長兼課長]   この151ページの応援ギフト配布事業6億4,849万8,036円の内訳でございます。  この事務業務委託の中身でございますけども、ギフトカードの調達費でございますけども、その調達費の分で、ちょっとお待ちいただけますか。  申し訳ございません。初回一括して調達するギフトカードの分でございます。これが実数で5億7,448万円で、初回に一括して郵送する費用として2,654万9,810円で、これで6億102万9,810円でございます。  初回で一括調達以降で、追加で調達させていただいたギフトカードの実数が4,884万5,226円、これらがございました。  最終支払額が先ほどの数字になってございますけども、その経費の割合ということでございますが、調達代金合わせて5億7,448万円で、それ以外7,411万1,536円が郵送代、あるいはコールセンター等の事務経費になります。  ですから、経費率といたしましては11.4%という数字でございます。  以上でございます。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   ちょっと、どのぐらいの経費というのがね、ちょっと絞れるかなんですけど、もしできましたらなんですけど、ぜひギフトカードで国から市民の皆さんに、今の物価高騰であったりとかコロナの感染の関係で生活大変ということからの支援金というのが、今回この分については全市民の方ということになりましたけど、各担当課にも、いろいろ下りてきてるかと思うんですよ、福祉関係とかね。ただ、そのときにどうしてもかなりの額が下りてきて、市民の皆さん、例えば数千円でも、やっぱり経費はどうしても差し控える分で、やっぱり経費のとこだけが、また同じ委託先とかある程度グループ化した企業の中でどうしても経費が分け合えちゃうというような、国の制度自体もありますんでね、経費をできるだけちょっと削減していただいて、本来の市民の方にちゃんと行き渡るようなことっていうのはまたちょっと必要なんかなということなんで、今後、またこういった事業がちょっと出てきた場合には、ちょっとまたいろいろこっちも注視していきますので、よろしくお願いいたします。  もう一つは、未来人材奨学金返還支援事業で、成果説明書の224ページのところであります。
     これもちょっと昨年も質問しまして、順次その利用の方の周知度とか、利用される方も増えて浸透されてるというこれ前向きなとこだと思うんですけども、いろいろ自己点検のところでも、それを利用される企業さんのところが、一定、偏ってはいるけども、全然ちょっとそこに関わってこれない企業さんのところもあるというような形に受け取れるんですが、そういった若干の偏りについては、どのように今後も含めて解決していこうとされてるのか、ここをお聞かせください。 ○杉本 委員長   中村産業・文化部総括次長。 ◎中村 産業・文化部総括次長[兼産業経済室長兼課長]   未来人材奨学金の返還支援事業でございますけども、確かに偏りがあるというようなことでもございますが、これ、推測になるんですけども、結構保育士さんであったりとか、幼稚園の教諭さん、こういう方々が御利用されてる方が多うございます。こういう御利用されてらっしゃる方といいますのは、先輩・後輩のつながりがあったりであったりとか、そういうような形で多いのかなというふうに思っております。  昨年、天野委員からも再度周知に努めていただきたいという旨、御質問あったかと思います。昨年度までは、大阪府内の高校、大学に全て私どものほうから周知させていただいてたところではございますけども、その御質問を受け、現在は大阪府外、大阪府に近いような学校にも併せてこの制度の周知をさせていただいております。  この成果説明書の交付件数の目標で、令和4年度で190件までには至っておりませんけども、着実には利用をしていただいてる方が増えておるものと思っておりますので、さらにしっかりと周知のほうには努めてまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   これ非常にちょっといい制度というか、関心持てる制度なんでお願いします。  それと1つは、この市内の定着に、定住ですね、これについての状況というのは、幾らか今出てこられてる状況ですか。どう把握されてますか。 ○杉本 委員長   中村産業・文化部総括次長。 ◎中村 産業・文化部総括次長[兼産業経済室長兼課長]   やはりこれ、この制度というのが8年間引き続いて補助をさせていただくというものでございますので、これ御利用されてらっしゃる方というのは、ほぼほぼここから、大東市から転出されればこの制度は使えなくなりますので、割合は、手元にちょっと資料はございませんけども、大東市から出られるというような分には、非常に少ないというふうに実感してございます。 ○杉本 委員長   ほかに質疑は、まだかなりありますでしょうか。  暫時休憩します。              ( 午前11時54分 休憩 )              ( 午後 0時59分 再開 ) ○杉本 委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかに質疑はありませんか。  大束委員。 ◆大束 委員   それでは教育について質問させていただきます。  教育については、先ほど、予算については北本教育総務部長からありましたとおり、増額になってまして、恐らくこの増額については、エアコン、給食費の学期の無償化があるんじゃないかというふうに思っております。教育についてのこの予算の増額というのはもう歓迎すべきことでありますので、今後も僕たちもまた頑張って推進をしていきたいなと思っております。  予算のことはいいので、1つ1つの事業についてまたお伺いしたいと思います。  276ページ、主な施策の成果説明書のほうですね。学力向上推進のほうですね。  先ほども御質問はありましたかね、こちらのほうは、小南委員質問しはったよね。と思います。ちょっと重複する場面もあるかと思いますけども、よろしくお願いしたいと思います。  特にこの学力向上ゼミについてお伺いしたいんです。  これもうやりだしてから結構になるというふうに思うんですけども、今この令和4年度での実績ですね。8校にてと書いてありますけど、これは大東・まなび舎ですね。学力向上ゼミは市民会館でやっている分やというふうに思いますので、こちらのほうについて、令和4年度の成果について教えてください。 ○杉本 委員長   浅井教育研究所長。 ◎浅井 教育研究所長[兼課長]   よろしくお願いいたします。令和4年度の学力向上ゼミですが、小学校4年生から中学校3年生まで、基礎学力の定着を目指し、予習中心に学習することで、自信を持って学校の授業に取り組むことができるようにという趣旨で実施させていただいております。  先ほど議員からもありましたが、4会場で実施いたしました。令和4年度は300人以上が登録いただいております。習熟度を確認するテストを年3回実施し、成果としましては、保護者アンケートを取りまして、ゼミの授業はよかったという肯定的回答を90%いただいております。  令和4年度からは特に中学校において、部活動と両立できるように集団個別コースというものを開講しております。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   延べ300人の生徒が参加をしているということで、この学力向上ゼミは外部の方の講師をされている方が教えていただいてるということです。例えば、4会場と言いましたけど、市民会館はその1つなんでしょうか。この立て分けについて、どのような、4会場はどういう形のカテゴリーなのか、ちょっと教えていただけますか。 ○杉本 委員長   浅井教育研究所長。 ◎浅井 教育研究所長[兼課長]   市民会館も1つの会場となっておりまして、市内を西部と中央と東部に分けております。西部会場としては、令和4年度は灰塚小学校で実施をしております。中央としては市民会館、東部の会場としては野崎と北条の青少年センターを利用しております。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   この学力向上ゼミについては、基礎的な学力の向上を目指していくのか、それとも中間的な生徒の、さらに学力の向上を目指していくのか、こういう形のものは、その各教室によって違うのか、あるいは同じものを学習をしようとしているのか、この辺についてはどのようにやってるんですか。 ○杉本 委員長   浅井教育研究所長。 ◎浅井 教育研究所長[兼課長]   学力については基礎的な学力の向上というふうに思っております。学年にもよりますが、2クラス及び3クラスで習熟度別に分けているコースもありますし、先ほども申し上げました部活動と両立できるように集団個別コースというものを設立いたしまして、これは子供の部活動が、例えば午後でありましたら、午前中に開校するというようなコースも設置しております。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   学力向上ゼミの講師のお給料なんですけど、委託料としてどれぐらい払ってる、九百何ぼやったっけ。 ○杉本 委員長   浅井教育研究所長。 ◎浅井 教育研究所長[兼課長]   総額で出しているところなんですけれども、1コマ当たりで講師の方にお給料という形で、塾の中でお渡ししているというふうに聞いております。すみません、ちょっと今、細かい資料を持ち合わせておりませんので。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   総額972万5,000円です。これが基礎学力、特にその塾へ通えない子たちが通うようなことになっているのか。塾通ってる子はここに来ないのか、言うたらそういう形のものを聞いたことありますか。通ってるけど、こっち行ってはる子もおるのか。それはどうなんですか。 ○杉本 委員長   浅井教育研究所長。 ◎浅井 教育研究所長[兼課長]   しっかりとしたアンケートを実施したわけではないのですが、研究所のほうにお電話がかかりまして、例えば塾を辞退したいというお電話の中には、この学力向上ゼミで学ぶことで、地域の塾に通いたいという気持ちが子供の中に芽生えたので辞退させていただきますという話もありました。それを伺いますと、学力向上ゼミが子供たちの放課後学習の1つのいい機会になっているのかなというふうには考えております。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   全然、もう本当にすばらしい取組だと思うので、私が2期目のときやったか、これ始まりましてね、東坂市長が市長になってからです。  外部の講師をということで、もう当時は先進的な取組だったというふうに思います。  今、さらにこの上を目指していこうというふうな形になれば、もっと例えば塾代の助成も考えていかなあかんの違うかなというふうに思いましてね。こういうことについて、例えば学力向上ゼミから、この塾代の例えば助成に行き着くとか、そういった考えはないのかっていうふうに思うんですけど、これは教育長にお聞きしたいなと思います。 ○杉本 委員長   水野教育長。 ◎水野 教育長   この学力向上ゼミにつきましては、土曜日に、私も時々見に行くんですけれども、市民会館でも1つの教室だけじゃなくて、たくさんのあの小会議室を使って学んでいる子供たちの姿を見ております。  やはり、浅井教育研究所長の方からも説明ありましたように、基礎学力のところに重きを置きながらも、やはり自信を持って学校の勉強に当たってほしいなというところで、予習に重きを置いているというのもポイントです。  委員おっしゃっていただいたように、結構全国的にも一時期この取組を取り上げられまして、コロナ禍の中でも、さらにオンラインを活用して、さらに学びを深めてみようという実践をしてみたり、また今は1人1台端末にQubenaというAIドリル、つまりやる気があれば、場合によってはそのAIのドリルの中で学びが深められるという新たなオプションも増えてきておりますので、ちょっと一足・二足飛びに塾代の助成をというよりかは、今あるこの学習の機会を、より組み合わせていって子供たちの基礎学力の向上を目指したい、現段階ではそのように感じております。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   基礎学力の向上についてはこちらの学力向上ゼミが大きな役割を果たしているということでよろしいですね。はい、分かりました。  ただ、例えば大東・まなび舎においては、そういった放課後の学習ということでリンクはしていないのかっていう話、リンクというか、同じ目的でやってはいないのかっていう、2つ同じ事業がなってないかなというふうに思うんですが、この辺については、どういう立て分けでやってはるんですか。 ○杉本 委員長   浅井教育研究所長。 ◎浅井 教育研究所長[兼課長]   今ありました大東・まなび舎事業のことについて御説明をさせていただきます。  市内中学校の生徒の学習の定着、学力の向上を図るために、各校の放課後を活用した自習室の開設をすることで、生徒への学習機会を提供することを目的としております。  学力向上ゼミは土曜日の実施ですので、今申し上げた大東・まなび舎事業というのは各校の放課後等を活用して実施をしております。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   自己点検のところで、学力向上先進研修というのがあって、これ先ほども視察のほうね、小南委員からありましたけど、この成果についてはどのように、行って、どのような形で大東市のほうに持ち帰っているのか教えていただけますか。 ○杉本 委員長 
     浅井教育研究所長。 ◎浅井 教育研究所長[兼課長]   先進地視察研修なんですけれども、先ほど午前中に御説明をさせていただいた石川県への視察を、教職員が行っております。そこについて、しっかり授業を参観させていただいて、また先生方で交流していただくことで、ふだんの授業、自分たちの授業の実践に生かすということを目的にやっております。 ○杉本 委員長   ほかに質疑はありませんか。  天野委員。 ◆天野 委員   放課後児童クラブに関連するちょっと質問をいたします。  まず、事項別の説明書の125ページのところなんですけども、まず1つ、放課後児童支援員などの処遇改善に係る経費というので600万円が上がってきておりますが、これ令和4年度でしたかね、処遇改善の条例改正がたしかあったと思うんですけど、まずそれに伴うその処遇改善に係る経費がここで出てきたということでの決算内容ということでこれよろしいですよね。 ○杉本 委員長   長町家庭・地域教育課長。 ◎長町 家庭・地域教育課長   よろしくお願いいたします。委員おっしゃっていただきました放課後児童クラブ処遇改善に係る経費でございますが、新型コロナウイルス感染症への対応と、少子高齢化への対応が重なる最前線で働く放課後児童クラブ職員の処遇改善のため、賃金効果が継続される取組を行うことを前提として、職員の収入の3%程度を引き上げるために、放課後児童クラブを運営している指定管理者である社会福祉協議会に委託料として支払ったものでございます。  以上であります。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   そのときも、やはり新型コロナウイルスの感染の中での放課後児童クラブの運営のね、やっぱり困難さであったりとかということもかなり必要だということも述べさせてもらった経過で覚えております。  今の説明どおり、指定管理者に一括してこれを支払ったという形になるかと思うんですけど、今の説明で、支援員の方お一人一人の給与の3%程度を引き上げるということなんですが、その最終的な結末としては、指定管理者、たしか1つだったと思いますんで、その1つを経由して各支援員さんそれぞれの給与の3%が上がったということで、これ確認を取ってよろしいですか。効果ですね。 ○杉本 委員長   長町家庭・地域教育課長。 ◎長町 家庭・地域教育課長   こちらのほうにつきましては、指定管理者である大東市社会福祉協議会と協議を重ねまして、支援員などの時給を50円程度アップさせていただいて、クラスの稼働実績、支援員の勤務実績に応じて金額のほうを指定管理者から報告を受け、委託料として支払ったものとなります。  以上となります。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   これ、支援員の方の実際、処遇改善にかかっての受け止めというのはどのように、今、こちら担当としては、行政側としては受け取っておられますか。 ○杉本 委員長   長町家庭・地域教育課長。 ◎長町 家庭・地域教育課長   こちらのほうにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、指定管理者と協議を重ねまして、支援員の時給アップを成し得たものと思っております。  引き続き、近隣市とか、そういった部分と見比べながら支援員の給与については協議を重ねていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   条例改正の第一弾の到達としては1つ分かりました。今後のまた処遇改善とかいうのは、また現場の声も含めて、またいろいろと意見を述べさせてもらいたいと思います。  それと、その下にあります灰塚小学校の放課後児童クラブの設置や改修に関してなんですけど、これももう数年前からそこに通わせる親の方から、学校敷地外に児童クラブの場所があったんで、非常に移動する際に道路もありますんで、交通事故の危険性とか、学校の施設内に設置をすることができないかというような御要望というのは受けておりました。  それを受けて、当初の説明でも、今年からですかね、4月から学校の敷地内でのたしか開設ということになったと思うんですが、その分に関するこの設置の地代と、まず改修工事にかかった費用ということでお間違いないですね。 ○杉本 委員長   長町家庭・地域教育課長。 ◎長町 家庭・地域教育課長   委員御質問の、まず設置箇所、地代につきましては、昨年度までJRの高架下で運営している分の地代という形になっております。  その下のクラブ改修工事につきましては、先ほどお話しいただきましたとおり、灰塚小学校放課後児童クラブの改修工事に当たる費用となっております。  以上でございます。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   分かりました。この地代というのは、JR高架下にあった分に該当するということですから、当然、今後についてはこれもうかからないということで、もう学校施設内の敷地の分についても地代とか賃借料というのは発生しないということでよろしいですね。 ○杉本 委員長   長町家庭・地域教育課長。 ◎長町 家庭・地域教育課長   はい、委員おっしゃっていただいてるとおりでございます。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   あと、移設というか、敷地内でする際に、いろいろ子供さんのやっぱりにぎやかな声とかっていうのも、一応ちょっと懸念される声も近所からあったということも、ちょっと地域の方から聞いておるんですけども、そこらの部分についてはもう一切、合意を得ているという形で、これよろしいですかね。 ○杉本 委員長   長町家庭・地域教育課長。 ◎長町 家庭・地域教育課長   今現在、学校の敷地の中で、2階建てのプレハブの中で運営しておりますので、そういった声はこちらのほうには届いておりません。  以上でございます。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   まず、施設内に要望されたとおりに、まず行ってるということは1つ評価できるかと思います。  それと、この成果説明書の262ページのところに、放課後子ども教室推進事業というのがこれまずあるんですけども、これ事業概要を見ましても、地域人材を生かした教室事業を学校と連携して実施してるということもありますけど、これ具体的にはどういった内容を実施されてるんでしょうか。 ○杉本 委員長   長町家庭・地域教育課長。 ◎長町 家庭・地域教育課長   こちらの放課後子ども教室につきましては、放課後の子供の安全で安心な居場所づくりを推進するために、市内全小学校区において、全ての児童を対象として地域や学校で連携して学習活動や文化活動などを行う授業となっております。  以上となります。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   具体的に地域人材で参加されたというような事例っていうのはあるんですか。 ○杉本 委員長   長町家庭・地域教育課長。 ◎長町 家庭・地域教育課長   こちらのほうの授業につきましては、大体放課後、下校時までの時間帯で学校の中で行っていただいている授業となっております。  主な授業といたしましては、学習教室でありましたり、スポーツ体験などを実施していただいております。  以上となっております。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   それと、事項別の209ページのところの上のあたりに、この放課後子ども教室の講師謝礼とかっていうのが66万円出てくるんですが、これは何か放課後子ども教室で、何か講習とかなどでされた方への謝礼ということで、これよろしいですか。 ○杉本 委員長   長町家庭・地域教育課長。 ◎長町 家庭・地域教育課長   こちらのほうの報酬につきましては、各小学校で授業実施のときに指導者及び安全管理を行う安全管理者の謝礼並びに総合的な調整役、授業の円滑な実施のための調整するコーディネーターの謝礼となっております。  以上となります。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   放課後子ども教室の開催回数とか参加の児童数も着実に伸びてきてるという中で、もう一つ、この中の自己点検のところでもあるんですが、大阪府が推奨する企業プログラムの提案などというのもあるんですが、これは具体的にどういうことなんでしょうか。 ○杉本 委員長   長町家庭・地域教育課長。 ◎長町 家庭・地域教育課長   こちらのほうにつきましては、大阪府のほうが、例えば、ソフトバンク株式会社が情報モラル教室であったり、各企業と連携してこういう教室のほうを開いていただけるようなプログラムというふうになっております。
     以上でございます。 ○杉本 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   これ子供さんの関心というのは、これ参加人数は増えてるんですが、そういう関心とか何か理解力とか、何か教養広まったっていうところはどのように受け止められてますか。 ○杉本 委員長   長町家庭・地域教育課長。 ◎長町 家庭・地域教育課長   令和4年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響もありまして、徐々にではございますが、教室のほうが開けております。やはり、今までコロナ前であれば、将棋教室であったりとか、そういった人気の教室があったんですけれども、なかなかそういった授業が行えない状況にありましたので、そういった授業が今年度、徐々にですが、再開していっているという現状がございますので、子供たちに一定の学びの時間が提供できているというふうに認識しております。  以上でございます。 ○杉本 委員長   ほかに質疑はありませんか。  大束委員。 ◆大束 委員   不登校支援についてお聞きします。主な施策の成果説明書の266ページになります。  特にボイスについて、詳しく書いてあります。ボイスにつきましては、自己点検のところにも書いてあるとおりに、令和2年の340人から、令和4年の962人の2年間で3倍となっているというふうにありました。このボイスについて、説明をちょっとお願いします。この人数というのは、登録者なのか、通っている人たちなのか。 ○杉本 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導・人権教育課長]   ボイスにつきまして、令和4年度の登録者数は34人となっており、前年よりも8名増加、当初の延べ人数、これは同じ児童・生徒が1週間の中で5日来れば、5人というふうにカウントしますが、そちらは令和4年度962人ということで、前年比301人の増加、先ほどの令和2年度より民間スタッフの人材をボイスのほうに導入して、その年度から比較した数値のほうもこちらには載せさせていただいておりますが、1日当たりで平均すると6人強がボイスのほうを利用しているという状況になっております。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   令和4年度では、ボイスの情報交流会、親の会が実施されたとき、この状況について。 ○杉本 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導・人権教育課長]   ボイス情報交流会という名称にしておりますが、スクールカウンセラーの先生、またボイスのスタッフ、学校から教員が参加する場合もあります。時間帯は保護者の方が参加しやすい夜の時間帯に設定しており、基本的には保護者の方同士で以前不登校のお子様をお持ちだった親の先輩といいますか、こういう対応をして、今は高校に通ってるよというような情報であるとか、悩みを吐露されて、涙を流されながら今の頑張りをみんなで情報を交換し合うというような会の場を設定しております。  市教委のほうからも、教育委員会の指導主事が参加し、現在の様子であるとか、まだボイスのほうに登録されてない方の参加も歓迎しておりますので、交流会の後で参加されるというような児童・生徒もおられました。  以上です。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   その中で、様々親御さんの交流を踏まえて不登校のいわゆる改善がなされたという話はないんでしょうか。 ○杉本 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導・人権教育課長]   ボイス情報交流会に来られた保護者の方の中には、まずちょっと交流会に参加して、どういう場で、どういうスタッフですね、おられて、どういう場所かというのも、見学を兼ねて参加されたという方もおられます。  その場合は、御自宅からなかなか外にも出ることが難しいという状況からボイスに通うことができたというステップが1つ前進したかなというケースもありました。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   ボイスの存在も私非常に大事なところだというふうに思ってますので、今後の拡充もお願いしたいんです。でも、ここで見るように、不登校の支援員という方にも来ていただいてるんですけども、結構予算もかかっているので、この辺について、今後どのように指導員の派遣をしていくのかということについては、増加をしていくのか、予算の増額をすればいいんでしょうけども、この辺について、今通っている生徒さんで、それから、これから増やそうとしている生徒さんに関しての状況も考えれば、増額をしていく必要があるんかなと思いますけど、この辺についての考え方をお願いします。 ○杉本 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導・人権教育課長]   令和4年度に関しましては、不登校指導員が配置できていなかった小学校が幾つかございました。今年度は全校に不登校指導員を配置し、中学校のほうは週4日程度、小学校では週1日程度ではございますが、学校校長の指示の下、不登校に関する担当教員と連携しながら、家庭訪問であるとか、別室の運営であるとか、あるいは少し気になる児童・生徒の学習の補助であるとか、また委員おっしゃられましたように、不登校になる3日、4日少し連絡がなかなかつきにくいなというような場合のケース会議などにも参加し、不登校の早い段階での対応を組織的に考える一員として不登校指導員の皆様には参加していただいております。  以上です。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   不登校指導員の報償金が694万8,000円になってましてね、各校、8校に1人の方ですね、中学校ですよね。小・中学校ですか。 ○杉本 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導・人権教育課長]   昨年度は中学校は8校、小学校は7校程度で、今年度は全校に配置をしております。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   ボイスに通える子たちのいわゆる不登校の解消というのは、ボイスの中でやっていく以外ないというふうに思うんで、これも、1つの大事な施設だというふうに思います。  あとは、もうそれ以外の子たちについては、去年からずっと行っていらっしゃるんでしょうけども、ICTを使った不登校支援というのがあると思います。これについての成果をちょっと教えてください。 ○杉本 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導・人権教育課長]   まず、学校に通うことができる。しかし、教室に入れないというようなケースについては別室での対応、学校という場所に、なかなか今少し向けないなという児童・生徒についてはボイスという場所、また、ボイスあるいは御自宅から出ることができない場合は、次はフリースクールであるとか、ICT、またメタバースの利用等を提示し、最終的には医療であるとか、福祉との連携が必要なケースも幾つかございます。  昨年度の末にメタバースを活用した不登校支援策というものを各校にも提示し、現在も利用されている方がおられて、学校あるいはボイスとの併用も考えていきたいというふうに、今進んでいるところでございます。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   メタバースの利用者って、今何名ぐらいいらっしゃるんですか。 ○杉本 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導・人権教育課長]   現時点では2名ほどというふうになっております。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   今後どのようにメタバースの中に入っていただく生徒さんを増やしていこうと思ってはるのか、それを教えてください。 ○杉本 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導・人権教育課長]   あくまでも多層的な支援の1つとして、別室、あるいは先日は中学校でも運動会開催されましたが、行事の際に少し行ってみようかなというところから、その後登校につながったケースもございますので、メタバースが全ての児童・生徒に適した支援策であるというふうには考えておりませんので、多層的あるいはフリースクール等との連携も進めながらどの提示がお子様一人一人状況が異なりますので、それに合うかというところは、適切なアセスメントを行ってそういう策を提示していきたいというふうに考えています。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   しかし、去年の不登校が225名ぐらいやったというふうに思うんです。今年は315名という発表があったんですけど。ですから、そういうなんなんとする人たち、子供たちの何か、どこかに引っかかってくれたらいいなっていう、選択肢が多いということにこしたことはないんですけども、しかし、費用対効果も考えていかないといけないというのもあるので、そこに引っかかる子たちがメタバースに、やはりもっと増えていかないといけないとか、ボイスにもっと通っていただかないといけないとか、それ以外のアクセスで、フリースクールも含めて、増えていかないといけないんじゃないかなと私は思ってるんですね。  そういった意味で、それぞれの不登校の子たちのアクセスをどういう形でその指導員の方が促していっていただけるのかが重要だというふうに思うんで、その辺のやり取りはできているんでしょうか。 ○杉本 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導・人権教育課長]   欠席が長く続いている児童・生徒につきましては、もちろん不登校指導員の方が毎日家庭訪問するなどして、少しずつ存在を理解していただいて、会話ができるようになったというケースもございますが、不登校指導員の皆様には、あくまでも学校の教員の役割を補助していただく形で、それぞれの学校において、小学校などは家庭訪問が多いですが、中学校は家庭訪問よりも学校に来た際の学習の補助が多いというように、校種によっても異なりますので、そのあたりは学校としっかり連携し、方向性を決めた中で不登校指導員の皆様もお困りにならないように、方針を決めて、そちらに従って動いていただいているという形になります。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   今後よろしくお願いします。  あと、英語教育の推進事業、264ページなんですけど、英検の推進も含めまして、力を入れていってるんですけども、やはりこの間の合同委員会報告会でも報告があったように、英語あんまり好きじゃないっていう子が多いので、これはなぜかっていう話ですね。  英語をまず好きになってもらうための教育という形の推進ですね、これは令和4年度はどのように行ってきたのか教えてほしいなと思います。 ○杉本 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導・人権教育課長] 
     主な施策の成果説明書265ページ、指標3のところにあります、英語の勉強に対する、こちらは小学校ですが、肯定的な回答、好きだという割合が77%から78%という形でここ数年横ばいの数字になっております。このあたり、小学校での英語の教科化と外国語活動が始まったのが令和2年になっており、AETの先生方にも、中学校だけでなく、小学校での活動をしっかり小学校でサポートしていただく回数を増やしていく形であったり、あるいは小学校で英語の免許をお持ちの先生が、ほかの学校で英語の指導に携わっていただく、あるいは中学校の英語の先生、これはAETではございませんが、が小・中連携という形で小学校で英語を行う、また英語コーディネーターという役割を配して中学校全体の、中学校あるいは小学校、市全体の英語の教育の推進を図るというような形で研修等を行いながら、英語の指導を、以前もありましたが、書いたり、あるいは読んだりというだけではなくて、楽しく話したり、コミュニケーションを取るような場面を増やすというような形が少しずつ広がっているところかなというのが昨年でございました。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   この英検の3級ですね、これについての受験をされた生徒数というのを教えてください。 ○杉本 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導・人権教育課長]   英検のほうは、S-CBTというオンラインの検定が大分回数が増えてまいりました。いわゆる会場、あるいは準会場でみんなが集まって行う英検の第2回目、10月の実施会を本市においては「Daito English Trial」という形で、2級、準2級、3級の受験対象者に助成を行っております。こちら平成29年からになります。  英検3級以上の最終的な年度末の取得割合というものは、こちらのほうでデータを持っておりまして、3級が187人、準2級が81人、2級が29人、合計297人というのが昨年度の数値になっております。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   他市と比べてどうなんですか。 ○杉本 委員長   村島学校教育政策部総括次長。 ◎村島 学校教育政策部総括次長[兼指導・人権教育課長]   他市との比較の情報はございませんが、大阪府のほうではこの英検のみならず、TOEICであるとか、TOEFLであるとか、ほかの検定資格も含めて、これが中学校卒業レベルをCEFR A1という指定にしておりまして、そのレベルを50%を超えることを目標とはされておりますが、本市においては英検3級のみでいいますと30.7%ですが、それ以外の検定、あるいは英検3級に相当するであろうというところAETが一人一人確認をしながら、大体約10%ほどはこれに上積みされるかなというふうに認識しております。 ○杉本 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   その数字の向上こそ、英語力の向上だと私は思いますので、受験者数を増やしていく方策でお願いしたいというふうに思います。 ○杉本 委員長   ほかに質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○杉本 委員長   これをもちまして質疑を終わります。  以上で本日の日程は全て終了しました。  以上をもちまして予算決算委員会未来づくり分科会を閉会します。              ( 午後1時34分 閉会 ) …………………………………………………………………………………………………………… 大東市議会委員会条例第27条の規定により会議のてん末を記載する。                  予算決算委員会未来づくり分科会委員長...