大東市議会 2022-06-07
令和4年6月7日予算決算委員会未来づくり分科会-06月07日-01号
令和4年6月7日
予算決算委員会未来づくり分科会-06月07日-01号令和4年6月7日
予算決算委員会未来づくり分科会
予算決算委員会未来づくり分科会会議録
〇 開催年月日 令和4年6月7日(火)
〇 会議時間 開会時間 午後1時16分 ~ 閉会時間 午後3時44分
……………………………………………………………………………………………………………
〇 出席委員
杉 本 美 雪 副委員長 児 玉 亮 委員
木 田 伸 幸 委員 天 野 一 之 委員
大 束 真 司 委員 小 南 市 雄 委員
中 河 昭 委員
……………………………………………………………………………………………………………
〇 欠席委員
野 上 裕 子 委員長
……………………………………………………………………………………………………………
〇 出席説明員
東 坂 浩 一 市長 野 田 一 之 副市長
水 野 達 朗 教育長 木 村 吉 男 市民生活部長
奥 野 佳 景 人権政策監 青 木 浩 之 福祉・子ども部長
野 村 政 弘
保健医療部長 北 田 哲 也 産業・文化部長
北 本 賢 一 教育総務部長 伊 東 敬 太
学校教育政策部長
その他関係職員
……………………………………………………………………………………………………………
〇 出席事務局員
竹 中 愼太郎 事務局長 品 川 知 寛 総括参事
植 杉 郁 朗 参事補佐兼上席主査 北 野 鉄 郎 上席主査
川 勝 梨 代 主査 森 本 早 紀 書記
坊 農 治 勇 書記
……………………………………………………………………………………………………………
〇 議題
1.付託案件について
……………………………………………………………………………………………………………
〇 審査案件
Ⅰ Aグループ(市民生活部/福祉・子ども部/
保健医療部)所管事項
1.議案第29号 令和4年度大東市
一般会計補正予算(第2次)の所管事項について
2.議案第30号 令和4年度大東市
国民健康保険特別会計補正予算(第1次)について
Ⅱ Bグループ(産業・文化部/農業委員会/教育総務部/
学校教育政策部)所管事項
3.議案第29号 令和4年度大東市
一般会計補正予算(第2次)の所管事項について
( 午後1時16分 開会 )
○杉本 副委員長
委員並びに理事者の皆様、本日は御出席お疲れさまでございます。
ただいまから
未来づくり分科会を開きます。
なお、野上委員長から所用のため、欠席の申出がありました。
以上、御報告いたします。
議事に先立ちましてお願いしておきます。
分科会における各委員の本日の質疑時間は、答弁時間を含めず5分以内とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
これより議事に入ります。
最初に、本分科会に分担されました議案第29号「令和4年度大東市
一般会計補正予算(第2次)の所管事項について」を議題とします。
理事者から提案理由の説明を求めます。
まず、青木福祉・子ども部長。
◎青木 福祉・子ども部長[兼福祉事務所長]
議案第29号、令和4年度大東市
一般会計補正予算(第2次)のうち、福祉・
子ども部所管事項につきまして御説明を申し上げます。
少し長くなりますので、着座にて説明を続けさせていただきます。
補正予算の概要の24ページをお願いいたします。
歳入から御説明を申し上げます。
最初に、
福祉政策課所管の国庫支出金,
新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金1,601万円は、この後、歳出において御説明いたします
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給経費に係る国からの交付金でございます。
続きまして、その下の
子ども室所管の国庫支出金、
保育所等整備交付金1,815万円は、この後、歳出において御説明いたします
法人立保育所等整備費補助事業に係る国からの交付金でございます。
次の国庫支出金、
保育対策総合支援事業費補助金441万8,000円及びその下の府支出金、
保育対策総合支援事業費補助金441万8,000円は、この後、歳出において御説明いたします
保育施設運営補助経費及び
公立保育所等運営経費に係る国・府の補助金でございます。
次に、歳出につきまして御説明を申し上げます。25ページをお願いいたします。
福祉政策課所管の
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給経費1,601万円は、これまで
生活困窮者自立支援金を支給しており、その申請期限が令和4年6月までとなっておりました。このたび、その申請期限が令和4年8月末まで延長されることとなり、この延長に伴う経費でございます。
続きまして、
子ども室所管の
児童福祉総務経費337万6,000円は、児童手当及び児童扶養手当の
オンライン申請、電子申請を行えるようにするためのシステム改修に係る経費でございます。
次の
法人立保育所等整備費補助事業2,722万5,000円は、新町保育園の大規模改修工事に対する施設整備に係る補助金でございます。
その下の
保育施設運営補助経費1,131万9,000円は、
民間保育施設における
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策に対する費用でございます。
その下の
公立保育所等運営経費203万8,000円は、公立保育所や
公立認定こども園において、
新型コロナウイルス感染症対策として手洗い蛇口の交換や、保育室の換気扇の設置に係る費用でございます。
福祉・子ども部からは以上でございます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。
○杉本 副委員長
次に、
野村保健医療部長。
◎野村
保健医療部長
議案第29号、令和4年度大東市
一般会計補正予算(第2次)について、当部所管事項につきまして御説明を申し上げます。補正予算の概要24ページをお開きください。
当部所管の歳入でございます。
ページ中段の
地域保健課所管、国庫支出金、
新型コロナウイルスワクチン接種事業負担金1億7,772万円の増額は、歳出に計上しております
新型コロナウイルスワクチン接種経費における4回目接種の接種本体に係る特定財源でございます。
その下の、同じく国庫支出金、
新型コロナウイルスワクチン接種補助金1億9,266万2,000円の増額は、
新型コロナウイルスワクチン接種経費における体制確保に係る特定財源でございます。
次に、25ページをお願いいたします。
当部所管の歳出でございます。ページ下段の
地域保健課所管、
新型コロナウイルスワクチン接種経費3億7,966万7,000円の増額は、4回目の
ワクチン接種が開始されることに伴い、新たな予算措置が必要になったことによるものと、令和2年度
新型コロナウイルスワクチン接種補助金の確定による返還金の合計額でございます。
以上が令和4年度大東市
一般会計補正予算(第2次)の当部所管事項でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
○杉本 副委員長
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
天野委員。
◆天野 委員
では、すみません、まず補正予算の概要の25ページのところの
新型コロナウイルスワクチン接種経費についてお聞きいたします。
この先ほどの説明と、この説明、文書のところに、最後に令和2年度補助金の確定による返還金というのがあるんですけども、ここの返還金についてはどうなんでしょうか。これまで3回までの接種を行われているんですが、その経費の補助金確定によって、実際受けられなかった方とか、いらっしゃるかと思うんですが、そういった形の返金する、使われてない補助金を返していくような解釈でいいのか、その辺について、ちょっと御説明をお願いいたします。
○杉本 副委員長
加角保健医療部次長。
◎加角
保健医療部次長[兼
地域保健課長]
返還金につきましては、令和2年度、一番予防接種の当初になりますけれども、令和2年度につきましては準備がございまして、実際の接種につきましては4月以降になっております。ただ、当初どういったことに幾らぐらいの予算がかかってくるかということが分かりませんでしたので、主には体制確保として整えておりました予算について、余った分について返還をするということですので、接種ができなかった方のものについてお返しするといった、そういった内容のものではございません。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
分かりました。今後、また4回目のワクチンとかも行われるということで、先ほどの概要24ページのところにも国庫支出金ということでの接種事業の負担金ということになってますので、やっぱり希望される方には、まず十分な、順調に接種を行っていただくよう、やっていただきたいのと、それともう一つ、ちょっとあまり言い出すと外れるんですが、まだ接種をされてない方にも、特に若い世代の方がいらっしゃるので、できるだけ、まあ強要はできませんが、接種ということもまたいろいろ広めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
もう一つは、同じく概要の25ページの、今度、子ども室の
法人立保育所など整備費の補助事業ということで、今回は新町保育園の大規模改修ということがメインになるかと思うんですが、この間も、各保育所、年度ごとに1つか2つぐらいの大規模改修行ってこられたと思うんですけど、この間の経緯と、今回の新町保育園に関してはどのような大改修を行うか、そこについての説明をお願いいたします。
○杉本 副委員長
栗田福祉・
子ども部次長。
◎栗田 福祉・
子ども部次長[兼子ども室長兼課長]
法人立保育所の施設整備についてでございます。民間の保育施設につきましては、大体平成26年度以降から、老朽化に対する建て替え、あるいは大規模改修等を進めている状況でございまして、今現在、私立としては保育所が7か所、認定こども園が16か所ございますけれども、これらについて、今のところ改修は全く入れていない状況になっているのが残り2か所という状況でございまして、この新町保育園の大規模改修を行うことで、さらに安全対策に一歩近づいてくるのかなというふうに考えております。
新町保育園ですが、昭和55年に設立いたしまして、平成16年度に一部改修工事を行っております。それ以降、既に17年経過しておりまして、近年の台風による屋根の破損でありますとか、それから保育室の扉の磨耗、このあたりによる保温機能の低下等の老朽化が顕著となっておりますことから、安全な保育環境を確保するために、早急な修繕が必要であるというふうに判断させていただいたものでございます。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
老朽化によってとか、台風とかによって破損個所が明確に出てくる場合というのがあるということなんですが、これはそれぞれの保育所に利用されている子どもさんたちの使用状況も鑑みて、例えば老朽化の改善の必要性の度合い、ここらは十分市内の全保育所を一応見られた上で、今年はどことどこをやるという計画にこれは基づいてされているということで解釈してよろしいんですね。
○杉本 副委員長
栗田福祉・
子ども部次長。
◎栗田 福祉・
子ども部次長[兼子ども室長兼課長]
子ども室といたしましては、設立後の経過年数等、一定勘案しながら、できるだけ早期、老朽化が進む前に対応をお願いしたいというふうには考えておりますが、基本的には法人、園のほうからの申出を受けてからの検討という形には、今のところはさせていただいております。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
それと、この間の保育所とか保育園の大規模改修において、近隣の方から、例えば工事中の震動であったりとか、騒音がかなり、保育園ということで、いろいろちょっと耐えてはいたんですが、ちょっと何か家の傷みも関連性があるかどうかという、時間はたってるんですが、深刻にも見える、ちょっと因果関係ははっきりしませんけどね、いう声も一部聞いております。こういったときの、例えば騒音であったりとか、震動に関する問合せを、その当時、ちょっと業者さんに直接言ったところ、何か業者さんの対応も結構まちまちではっきりしなかったということも、ちょっと聞いてるんですけども、今後進めていく上で、そういった、例えばちょっと気になるんだと、騒音とか震動、気になるんだというときの苦情というか、声の窓口ですよね、ここをちょっとしっかりしておかないと、何かまた理解を得られなかったりとか、もし損害の何か、賠償とかの問合せになったときも、かなり難しくなってきて、もめるんではないかということなんですが、そこの窓口の設定については、今どのように考えてられるか、お願いします。
○杉本 副委員長
栗田福祉・
子ども部次長。
◎栗田 福祉・
子ども部次長[兼子ども室長兼課長]
保育施設につきましては、特にお子さんの遊んでいる間のお声とか、保育の間に発生する音のことについて、近年、近隣の方との関係性というのは難しくなっているというような状況であるというふうには認識しております。したがいまして、こういう大規模改修に当たりましては、施主であります保育事業の法人さん、そちらのほうから十分に近隣の方に説明していただき、またこういう騒音問題でトラブルが生じた場合については、もう真摯に御対応いただくように、子ども室のほうからも常々お願いしているところでございます。
昨年度につきましても、建て替えの工事がございまして、実際にそういう騒音関係で役所のほうに御意見いただくようなこともございましたけれども、我々のほうから法人のほうには、その都度連絡を取らせていただき、十分近隣住民の方には説明をしていただくようにお願いをしていっているといいますか、そういう状況でございます。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
住民の方からの心配する声については、しっかりと受け止めて、適切な対応をお願いします。その上で進めていっていただきたいと思います。
25ページからいうと、その下にあります保育施設の
運営補助経費及び公立保育所などの運営経費ということで、
新型コロナウイルス感染症などの感染症対策として実施する施設修繕に係る費用ということでくくられてると思うんですが、これ今、
新型コロナウイルスの感染状況というのは、まだしっかり収まり切れず、まだ大分長期化している中におきまして、この予算計上における具体的な施設修繕にかかると見られてるような内容についてはどのようになっているんでしょうか、お聞きいたします。
○杉本 副委員長
栗田福祉・
子ども部次長。
◎栗田 福祉・
子ども部次長[兼子ども室長兼課長]
コロナ対策につきましては、一昨年度より、国、あるいは府のほうから補助金等もいただきながら、民間あるいは公立のほうでコロナ対策、進めさせていただいているところでございます。
今年度につきましては、年度当初に1施設当たり50万円のコロナ対策の補助金を計上させていただきまして、こちらでまず対応を進めているところなんですけれども、追加の国のほうの予算ということで、今回、1施設当たり102万9,000円、この金額で、施設における
コロナ感染対策としての設備費、こちらとして別途補助金を計上していただけるということになりましたことから、こちらのほうで民間園のほうに照会かけさせていただきまして、一定、手を挙げられた園に対して、今回この施設改善のための補助金を計上させていただいているというところでございまして、対象になってまいりますのが、いわゆる非接触型の手洗いの蛇口であったりとか、あるいは空気清浄機であったりとか、そういう施設に置いていただいて、子どもさんの感染対策に役立てていただける、そういう設備に対して、特に補助金を支出できるという内容になっております。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
非接触型ということで、空気清浄機とか、非常に需要が高まった時期もありましたので、また感染、子どもさんにやはり広がっても非常に心配なんで、そこらの使い方とか、本当に役に立ったよということでの評価というか、結果もしっかりと、ちょっと見ていきながら、必要な感染対策措置というのは取っていただきたいということを述べまして終わります。
○杉本 副委員長
ほかに質疑はありませんか。
大束委員。
◆大束 委員
まず、さっきちょっと出たかもしれませんけど、4回目の
コロナワクチンのいわゆる実施状況の金額なんですけども、60歳以上、そして基礎疾患のある方という形になっておりますけども、接種率、今どういう形で推移しているのか教えていただけますか。
○杉本 副委員長
加角保健医療部次長。
◎加角
保健医療部次長[兼
地域保健課長]
接種率の推移ということは、3回目の接種率ということでよろしいでしょうか。
まず、3回目の接種率につきましては、6月5日の時点で大阪府のほうから発表がございました率でいきますと、全年齢を対象にした接種率が50.82%、ただ、全年齢ではなくて、対象者に限って言いますと57.1%という数字になっております。
特に、高齢者の方につきましては、3回目の接種を終えられた方が85.1%、12歳から64歳までの方で43.4%という数字になっております。
特に、この64歳未満の方につきましては、20代、30代の方、まだ3回目の5か月という期間が来ていない方もいらっしゃるということもあるかと思いますが、どうしても、この若い世代の方の接種率の伸びが今少し悪いという状況となっております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
今度4回目という形になりますけど、その実施状況を教えてください。
○杉本 副委員長
加角保健医療部次長。
◎加角
保健医療部次長[兼
地域保健課長]
4回目につきましては、5月25日に始まったところでして、現在に至るまでに対象となっている方は、まず医療従事者で早期に打たれた方だけになりますので、現在のところは、まだ数字としては上がってきていない状況です。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
これから数字が上がってくるというところだというふうに思います。
4回目については、特にかなり接種率が低くなるんじゃないかという予想があります。それについて、対象者となる方にどういうふうな形で、強制的に打ってとは言えないのがこの法律になってますから、どういうふうに、必要な理由として市として広報できるかということになってくるというふうに思うんですけども、その辺の努力というのはどういう形でやってますかね。
○杉本 副委員長
加角保健医療部次長。
◎加角
保健医療部次長[兼
地域保健課長]
まず皆様に対しては、4回目の接種、3回目から5か月になりましたら、全員に接種券をお送りしているところですので、個別の通知の中でお知らせをすること、これまでもずっと同じようにしてまいりましたけれども、広報とホームページ、あとはLINE等で随時お知らせをさせていただいております。
特に、今後、4回目につきましては、主な接種の目的が重症化予防となりますので、これは高齢者の方にできるだけ多く打っていただくというのが中心になってまいります。
そういったところでは、まだ4回目についての説明会はまだなんですけれども、この3回目までも全て
地域包括支援センターに説明会をさせていただきまして、そこから高齢者の方にお知らせが行くようにということをやっております。4回目につきましても、また同じように説明会を開きたいと考えております。
それ以外に、特に課題となりますのが施設の
クラスター対応となりますのでこちらにつきましても、もう早々に各施設に対してはお知らせを流しておりまして、接種券をまとめてお送りすることであるとか、ある程度の時期になってきましたら、またこれは7月ぐらいになるかとは思いますけれども、施設の巡回接種の日程調整等を実施する予定にしております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
まだまだこれから毎年何回か接種せなあかんような時期がまだ続くのかなというふうに、随分と大東市でも感染者の方が減ってきましてね、落ち着いてきてるのかなというふうに思いますけども、やはりこのワクチンというのは重要になってくるのかなというふうに思いますし、マスクを外すということも、なかなかまだできないのかなというふうに思っておりますので、引き続き対策が必要になってきます。
また、
ノババックスというワクチンがありますよね、あれについての何か情報とか、そういうのは市として、こちらのほうに受けに行ってくださいというのは、積極的に勧奨はしないのか。
○杉本 副委員長
加角保健医療部次長。
◎加角
保健医療部次長[兼
地域保健課長]
ノババックスにつきましては、特にファイザーやモデルナ等でアレルギーがあるだとか、強い副反応があったことで、次の接種をちゅうちょしておられる方などを中心に接種をしていただけたらというふうには聞いております。
大阪府内におきましては、大阪府で1か所、中央区のほうで接種会場が設けられておりまして、それ以外は市町村としましては、大阪市と枚方市のほうで
ノババックスを使用して集団接種なりを実施するということはお聞きしております。
まだ、詳しい情報は聞いてはおりませんけれども、南のほう、泉州地域のほうで二、三、
ノババックスを使用するというような情報は聞いておりますけれども、今のところ、大東市のほうで取扱いをするという予定はございませんけれども、今後の府内での接種状況であるとか、御希望の程度などを見極めて、必要があれば、集団接種等で用いるということは想定はしております。
特に、集団接種につきましては、ファイザーやモデルナ、まだ1回目の方も受付をしていたり、1回目、2回目、3回目、4回目、それぞれ対象年齢が違ったりということで、非常に複雑になっておりますので、現時点で
ノババックスを御希望をお伺いしたときには、大阪府のほうをお勧めするという、そういったことで考えております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
3回目もまだ打ってない一般の方々、中高年の人、おると思うんですよね。いわゆる副作用があって仕事に行くことができないというのを恐れて打たない人も実はおるんですよ。そういう方々がこの
ノババックスという副作用が少ないと言われるようなものを打ちたいと言うと打てるんですか。
○杉本 副委員長
加角保健医療部次長。
◎加角
保健医療部次長[兼
地域保健課長]
最後が、ちょっとすみません聞き取れなかったのですが。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
その年代の人が、3回目打ってない人が、
ノババックスを希望したら打てるんですかっていう話です。
○杉本 副委員長
加角保健医療部次長。
◎加角
保健医療部次長[兼
地域保健課長]
3回目の接種までこのワクチンは使えるとなっておりますので、希望する方がいらっしゃったら打つことはできます。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
ぜひとも、そういったおそれのある方が、いわゆる3回目の接種を拒んでいる方がいらっしゃるので、ぜひともそういう広報も必要なのかなというふうに思っておりますので、ちょっと積極的勧奨とはいきませんけども、そういう情報をお渡しするということで何か工夫できないかと思いますので、それ、ちょっと何かできませんか。
○杉本 副委員長
加角保健医療部次長。
◎加角
保健医療部次長[兼
地域保健課長]
まだ、積極的な周知というものはできていないかというふうにも思いますけれども、つい先日、
ノババックスについては、使えるとなった時点でホームページには掲載はさせていただいたところですが、少々、分かりづらい、
ノババックスという言葉がなかなか見つかりづらいということがありましたので、この言葉を表に持ってきまして、探しておられる方には目につくようにということで、少し見やすいようにホームページは変えたところです。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
ありがとうございます。
続いて、
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の申請の受付期限延長なんですけど、これについては、状況として、国が延長したわけですけども、現時点において、本市としてこれを活用される方、どれぐらいいらっしゃったんですか。
○杉本 副委員長
吉田福祉政策課長。
◎吉田 福祉政策課長
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金ですけども、これは去年の7月から申請が受付開始になっておりまして、去年の7月から今年の5月までのトータルでいきますと、支給決定で217件、金額でいいますと3,756万円の支給になっております。併せて、これは1回の支給で3か月支給されるんですけども、再支給、さらに3か月、併せて6か月支給できるんですけれども、再支給の申請のほうも今年の5月までに54件の申請がありまして、再支給のほうで796万円の支給となっております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
延長に伴う形で、この54件の方が延長されるということでしょうか、今の説明では。
○杉本 副委員長
吉田福祉政策課長。
◎吉田 福祉政策課長
この自立支援金は、社会福祉協議会が行っている総合支援資金等の特例貸付け、この貸付けが終わった方に対して支給することができるんですけども、その終わった方に対して今年の8月まで申請してもらって、自立支援金を支給するという形になりますので、54件以外にも、自立支援金の支給対象は社会福祉協議会の貸付けが終わった方に対しては、対象になってくるというふうになっております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
社会福祉協議会のこちらの小口のほうと特例の貸付け、終わった方がこちらのほうに申請をされたというところで、こちらは、この申請も社会福祉協議会ですか、ちょっと教えてください。
○杉本 副委員長
吉田福祉政策課長。
◎吉田 福祉政策課長
社会福祉協議会の貸付けは社会福祉協議会で受付するんですけども、自立支援金の受付は大東市役所の3階にあります窓口のほうで受付しておりますので、そちらのほうに申請してもらえたらと思います。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
社会福祉協議会にも言うといてほしいと思います。この社会福祉協議会へ併せて特例貸付けについて再申請をされた方が、やっぱりあかんかったとなったときに、こちらのほうをやはり紹介をしていただかないと私はいけないかなというふうに思ってますけど、その紹介がないために、ずっとそのままいってらっしゃる方もいらっしゃると。だから、そういう情報というのをそれぞれで共有をして広報していただくように、これはお願いしておきたいなと思います、それどうですか。
○杉本 副委員長
吉田福祉政策課長。
◎吉田 福祉政策課長
社会福祉協議会で貸付けが終わった方のデータを社会福祉協議会から大東市のほうにもらってますので、その方には個別で通知の文書を送らせてもらってますので、そこで通知はさせてもらっておりますので、今後もそういった形でさせてもらいたいというふうに思っております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
申請ですね、こっちを長く使いたい方もいらっしゃるので、それは条件が当てはまらない方もいらっしゃったかもしれませんけどね、だけども、実際に生活が本当に苦しい方がいらっしゃったので紹介したわけで、それについての個別の相談、そしてまた、どういった形でその方をまたフォローしていくのかというのが大事やというふうに思いますので、そういった続いての相談、駄目だから次、もう終わりですよじゃなくて、引き続きの相談をどのようにサポートしてあげるかをつなげてあげることが大事かなというふうに思いますので、そのことも今後頑張っていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○杉本 副委員長
吉田福祉政策課長。
◎吉田 福祉政策課長
生活困窮者の自立に向けて、そこは社会福祉協議会と大東市、あるいは、くらしサポート大東の窓口で、そこは連携しながら支援していきたいというふうに考えております。
○杉本 副委員長
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○杉本 副委員長
質疑もないようですので、これをもちまして質疑を終わります。
次に、本分科会に分担されました議案第30号「令和4年度大東市
国民健康保険特別会計補正予算(第1次)について」を議題とします。
理事者から提案理由の説明を求めます。
野村保健医療部長。
◎野村
保健医療部長
議案第30号、令和4年度大東市
国民健康保険特別会計補正予算(第1次)について、御説明を申し上げます。
補正予算の概要1ページをお開きください。
本補正予算案は、歳入歳出それぞれ462万円を追加し、総額をそれぞれ147億4,816万5,000円とするものでございます。
次に、26ページをお願いいたします。
歳入でございます。
保険年金課所管、繰入金462万円の増額は後ほど、歳出にて御説明申し上げます徴収業務諸経費に充てる一般会計繰入金でございます。
次に、27ページをお願いいたします。
歳出でございます。
保険収納課所管の徴収業務諸経費462万円の増額は、令和5年4月から稼働を予定しております国保標準システムへ滞納管理システムのデータを連携するに当たって必要経費を計上するものでございます。
以上が令和4年度大東市
国民健康保険特別会計補正予算(第1次)の内容でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
○杉本 副委員長
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
天野委員。
◆天野 委員
では、この歳出の462万円が国保標準システム導入に伴う滞納管理のシステムとの連携ということで、来年の4月からですかね、導入予定ということは、これ国の進めるデジタル化において17の項目ですかね、そのうちの国保の標準システムに、これを、滞納管理のシステムを合わせていくという解釈でいいんですか。
○杉本 副委員長
宮本保険収納課長。
◎宮本 保険収納課長
お答えいたします。国保標準システムでございますが、今現在、大東市の基幹系のシステム、日立のシステム、この中に今独自で保険年金課さんのほうでやっておりますNEC系のシステム、国保の府下システム、これを新しく日立のほうに移行するという形でございます。
当課の保険収納課では、今、別で滞納管理システムというのを使っておるんですけども、それが令和2年度に買い上げさせていただきまして、この連携先が今のシステム、国保の府下のシステム、NECから日立に連携が替わることに伴いまして、当初で計上できなかった分の予算として462万円を今回、6月補正で計上させていただいたというところでございます。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
数年ごとに何かシステムが変更されるんで、これからもとめどなく行くんかなというような、ちょっと懸念をするんですけども、令和2年度にNECから今回の日立ですか、変更になると、これメーカーが替わるということは、使い方も変わるからメーカーも替わったということなんですか。それとも、何か、この替わる理由というか、替えざるを得ないというのは、どういうところがポイントなんですか。
○杉本 副委員長
宮本保険収納課長。
◎宮本 保険収納課長
今回、当初予算で保険年金課さんのほうで計上させていただきました約1億9,000万円、これが今の現状のNECの府下のシステムから日立の、新しく国保標準システムに替えることによります当初の予算計上となっております。これにつきましては、当初令和5年度中に基幹系に切り換えるという話があったのですけども、これがデジタル庁ができたりとかという形で令和7年度中に2年延びたことによりまして、ちょっと府下のシステム、今のNECのシステムが、体力がもたないという形になりましたので、この日立の標準システム、こちらのほうに今年度の予算で計上させていただいて、今年度移行させていただいて来年度からの稼働という形になっております。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
昨年度の債務負担行為で、一応この予算というのは、予定ということでたしかあったのは覚えてます。
それ移行してるんですけども、逆にこれ、それなりの金額の予算を費やして、滞納管理ということになると思うんですけども、これどうなんですか、逆に役所の行政側の管理する側から見ての視点として、滞納管理というのが、何か飛躍的に何か利便性が高まるとか、こういった事情というのはあるんですか。もう機能だけの更新だけになるんですか。
○杉本 副委員長
宮本保険収納課長。
◎宮本 保険収納課長
滞納管理システムを府下のほうでNECから日立に替わりますので、その連携という形で、飛躍的に替わるという形は正直ございません。ただ、将来的に令和7年度中までに行政サービス向上室さんを中心に、滞納管理システムの一元化という形も目標になっておりますので、例えば、納税債権課さんの市税の滞納の分が今、日立系のシンクというのを使ってまして、今、国保税につきましては別で、今の滞納管理システムを使っております。これを一元化すると、将来的に、そこに一元化するという流れの中の1つと解釈していただければと思います。
以上です。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
ということは、将来的には国保以外にも税金などの滞納状況を庁内でも利便性よく見れるようにというか、把握できるようにする、また国のデジタル化と合わせると、国全体としてそういう情報というのがすぐ分かるような、そういうシステムになるということなんで、この目的に関しては、非常にちょっと今後の懸念材料っていっぱいあるんですけども、ちなみに、今滞納状況については、差押え状況と併せて、若干教えていただいているんですけども、ここ直近、まずこの国保の今の直近の加入世帯と、それに対する滞納の件数、これどのぐらいの件数及び割合があるのか、ちょっと教えてください。
○杉本 副委員長
宮本保険収納課長。
◎宮本 保険収納課長
お答えいたします。令和4年、今年の3月末現在でお答えさせていただきます。
今、滞納世帯数という形で天野委員おっしゃいましたけど、国保の世帯数が約1万7,000世帯ございます。そのうち1期でも滞納している方、過去も含めてが6,311世帯、率でいいますと、滞納率という表現で表しますと約37%となっております。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
ということは、現状としては、まず滞納の方、1回でもされてるという、該当する方の件数は非常に多いと思うんですよね。その状況を調べるシステムを向上さすのは、1つ、行政側としては確かに要るというような見方もできるんですが、そもそも、やはり今国保の、大阪の統一化といいますか、向けて、比較的国保の給付状況とかも踏まえて、国保の保険料自体が負担がやはり増えてきてるという傾向はあると思うんですよ。だから、ここでシステムをつくると同時に、滞納者を少なくしていくための負担軽減であったりとか、あるいは滞納者の方、早く、逆に言うたら把握してあげて、どんな事情があるんかとか、納税義務があるというんであれば、それを適切に案内していって、また別の払えない理由があるんであれば、それもちゃんと生活の支援につなげていきながら、どうやって無理なく払っていくかというような、そういう対応というのが総合的にあって初めて、このシステムの改修というのが生きてくるんかなと思うんですが、その辺についてはどのように考えていらっしゃるか、ちょっとお聞かせ願えますか。
○杉本 副委員長
宮本保険収納課長。
◎宮本 保険収納課長
確かに、滞納者、変な話、3世帯に1世帯があるという率、それを超えているという状況でございます。昔はもっと多かったかと認識しておりますけども、やはり、まず納税の意識を高めていただく、それとあと、こちらからのアプローチとして、これだけ残ってますよという形のお知らせを天野委員今おっしゃったように、早急にする必要はございます。
ただ、限られた職員の中で、やはり6,300世帯で6人でやってますので、1,000人を超えている世帯を今1人でやっているところでございますので、やはりそれを全て網羅できるかという、1年度できっちりできるかという問題もありますけども、そこら辺は、例えば、催告書につきましても、なるべく早く、回数的には、昔であれば2回、3回のところを今、4回、5回という形で増やさせていただいてますし、変な話、延滞金も含めて、雪だるま式に多くなる前に、一人一人に対応できる対策というのを今後も進めていきたいと考えております。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
昨年度の大阪社会保障推進協議会の統計を見てみましても、国保の滞納件数及び70%軽減、50%軽減、20%軽減とか、負担の軽減策というのも一応あるんですが、70%軽減を見ても、大体、全体的に4割の方が軽減されてるというような実態から見ると、やはりもともとの国保の保険料の負担というのが非常にやっぱり高いと感じられてる方というのが、事実上、法定の軽減に結びついたり、あるいは滞納という形から支払いの督促であったりとか、軽減に結びついたりとかというようなことにあるのかと思います。
ですから、あくまでちょっと、システムの改修だけでなくて、やはり保険料の軽減ということにも幾らか、やっぱり結びつけてもらうように、また滞納があった場合の対応をしっかりと、滞納をされている方に単なる負担を押しつけるだけでなくて、税の在り方とか、その背景にある生活にもしっかりと耳を傾けていただくような対応というのをしっかり求めておきますので、お願いいたします。
○杉本 副委員長
宮本保険収納課長。
◎宮本 保険収納課長
納付相談のときに、やはり生活が苦しいという形で、具体的に収入あるいは支出、これについて聞き取りをさせていただいて、その分で国保税に充てられるところを無理なく払っていただくように、増額も含めて求めております。その際に、例えば、コロナの減免であるとか、所得減の減免ですね、そういった形で保険年金課と連携取りまして、まず変な話、国保税ちょっとでも安くなれへんかという形で、分納で分割する前に、そういうところも含めて連携を取って、今もやってますけども、これからも連携図ってまいりたいと考えております。
○杉本 副委員長
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○杉本 副委員長
質疑もありませんので、これをもちまして質疑を終わります。
理事者交替のため、暫時休憩します。
( 午後1時59分 休憩 )
( 午後2時01分 再開 )
○杉本 副委員長
休憩前に引き続き会議を開きます。
議事に先立ちましてお願いしておきます。
分科会における各委員の本日の質疑時間は、答弁時間を含めず5分以内とさせていただきますので、よろしくお願いします。
最後に、本分科会に分担されました議案第29号「令和4年度大東市
一般会計補正予算(第2次)の所管事項について」を議題とします。
なお、本件に関し、事前に資料の提出を求めており、既にお手元に配付しております。
また、本件につきましては、議案審査のため、政策推進部を出席させております。
理事者から提案理由の説明を求めます。
最初に、北田産業・文化部長。
◎北田 産業・文化部長
議案第29号、令和4年度大東市
一般会計補正予算(第2次)のうち、産業・文化部所管事項について御説明いたします。
令和4年度6月補正予算の概要の29ページをお願いいたします。
今回補正をお願いいたしますのは、歳出で999万2,000円の増額でございます。
eスポーツは年齢や性別、国籍、障害等の壁を越えて誰もが参加することができる共生社会やダイバーシティ社会の実現に寄与するものとして、世界的にも注目されています。
オンラインを活用したイベントの開催や、対面型の交流などができ、コロナ禍における交流機会の創出としても期待が高まっています。
スポーツ振興課所管のeスポーツ推進事業999万2,000円の増額は、eスポーツの普及と啓発に向けた活動をするための拠点の管理運営とeスポーツの指導業務を包括的に委託するものでございます。
以上が産業・文化部所管事項でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
○杉本 副委員長
次に、北本教育総務部長。
◎北本 教育総務部長
議案第29号、令和4年度大東市
一般会計補正予算(第2次)について、当部所管事項の説明を申し上げます。
補正予算の概要の28ページをお願い申し上げます。
上段、学校管理課の箇所が当部所管の歳入でございます。
諸収入、一般財団法人エルピーガス振興センター補助金3,587万8,000円の減額は、経済産業省などの御指導・御助言により、交付申請額が1億919万円に確定したところでございます。
本市の持ち出し相当分につきまして、緊急防災・減災事業債を活用する予定であり、今年度当初予算額を交付申請額に合わせることが適切であることなどから減額するものでございます。
なお、先月末に一般財団法人エルピーガス振興センターから今回の事業採択の通知があり、補助金交付が決定したところでございます。
議員各位には御指導・御支援を賜り、誠にありがとうございました。
次に、29ページをお願い申し上げます。
中段、学校管理課の箇所が当部所管の歳出でございます。
小学校維持管理・保健経費9万3,000円の増額は、議案第37号、大東市附属機関条例の一部を改正する条例についてで御審議いただきました大東市立学校施設整備基本設計等事業者選定委員会の設置に伴う委員報酬でございます。
次の中学校維持管理・保健経費1,899万2,000円の増額は、中学校4校のLPガス災害バルク方式による空調設備の設置につきまして、昨今の情勢不安の影響による発電機などの価格高騰により予算額に不足が生じる見込みであることから、工事請負費として500万円を計上し、併せて中学校残り4校につきましても、同様のLPガス災害バルク方式による空調設備を設置するに当たり、設計委託料として1,399万2,000円を計上するものでございます。
以上が令和4年度大東市
一般会計補正予算(第2次)の当部所管事項の主なものでございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
○杉本 副委員長
最後に、伊東
学校教育政策部長。
◎伊東
学校教育政策部長
議案第29号、令和4年度大東市
一般会計補正予算(第2次)のうち、
学校教育政策部所管事項について御説明を申し上げます。
補正予算の概要28ページをお願いいたします。
2段目、ICT教育戦略課の箇所が当部所管の歳入でございます。国庫支出金、公立学校情報機器整備費補助金(小学校)352万8,000円及び公立学校情報機器整備費補助金(中学校)330万3,000円の増額につきましては、オンライン教育を推進するための機器購入費用に対する補助金でございます。
次に、29ページをお願い申し上げます。
中段のやや下、ICT教育戦略課の箇所が当部所管の歳出でございます。
GIGAスクール推進事業、1,605万8,000円の増額は、2つの要因がございます。まず、1点目は、先ほど歳入で説明を申し上げました補助金を活用し、オンライン授業等で使用するための指導者用のタブレットPC、書画カメラ、スピーカーマイク、大型掲示装置を購入する備品購入費1,605万8,000円の増額でございます。
2点目は、大阪府が7月に開設を予定している大阪府GIGAスクール運営支援センターに参加するための負担金386万円の増額と、当該支援センターへの参加に伴い、従来の児童・生徒用端末の運用保守業務と重複をする業務について、委託料386万円の減額とし、相殺する内容でございます。
なお、当該支援センターは参加している府内市町村の学校に対し、タブレットPCのトラブル対応や、操作説明等、1人1台端末に関するヘルプデスク等を行い、学校運営をサポートするものでございます。
以上が令和4年度大東市
一般会計補正予算(第2次)の当部所管に係るものでございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
○杉本 副委員長
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
中河委員。
◆中河 委員
ちょっと分かりにくいんですけども、eスポーツについて質問したいと思います。分かってる人は皆分かってると思うんですが、分からん人は分からんと思うんですけども、ちょっと答えてください。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
eスポーツについてでございますが、eスポーツといいますのは、エレクトロニック・スポーツの略で、競技性の高いコンピューターゲームやパソコンゲームを使った練習、行われる対戦をスポーツ競技として捉まえた際の名称でございます。
陸上競技とか、水泳競技とか、そういったジャンルと同じような表記、表すものでございます。
eスポーツの概念につきましては、諸説ございますが、体を動かすフィジカルスポーツと、チェスや囲碁・将棋といったマインドスポーツに分けられるんですけども、その中では、eスポーツはマインドスポーツの1つと分類されております。
以上でございます。
○杉本 副委員長
中河委員。
◆中河 委員
eスポーツについて、もう1回、ゆっくりと説明していただけませんか、よく分かりにくいんですね。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
すみません、もう少しゆっくりお話しさせていただきます。
一番イメージしやすいのはコンピューターゲームでございます。パソコンを使ったりとか、ゲームの専用機を使ってやるゲーム、それを対戦相手と競い合うというところがスポーツというところでございます。
○杉本 副委員長
中河委員。
◆中河 委員
非常に分かりにくい。特殊ですからね。これを今から始めるんですか。もう大分始まってますか。それちょっと教えてください。まだやと思うけどね。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
今年度予算といたしまして、eスポーツのチャレンジ大会というのを開催する予定でございます。もう既に寄附をいただいているゲームパソコン機を設置しておりまして、そこでの体験会というのも開催しているところです。
○杉本 副委員長
中河委員。
◆中河 委員
それでは、大分人数といいますか、集まってますか。どうですか。ちょっと難しいん違う、ちょっと説明してください。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
ゴールデンウイークの休みの間に、体験会というのを開催させていただきまして、そのところでは、2日間にわたって45名ほど来ていただいております。
○杉本 副委員長
ほかに質疑はありませんか。
大束委員。
◆大束 委員
せっかくeスポーツが出たので、eスポーツのほう質問させていただきます。
私たちもいろいろアクティブ・スクウェア・大東の現場を見に行ったりさせていただきました。それから、eスポーツがこの大東市にとって非常に重要な施策となっていくことはもう間違いありませんし、これに乗り遅れた自治体は、非常に活性化に乗り遅れるというふうに言われております。今、自治体がこぞって研究を始めているところで、大東市がもう大会を開くというような、もう一歩踏み出した施策を展開していることに、公明党の中でも問合せが結構来てまして、どうやってるんですかという話で、うちはアクティブ・スクウェア・大東という、そういう場所があって、できるんですよというふうに説明をしています。
特にこの最初、eスポーツは、行政のサービス向上室だったというふうに思うんですけども、それがスポーツとはいえ、専門性の高いものですから、エレクトロニック・スポーツですので、デジタルの部門、ウェブ3.0、そしてまたメタバースの世界ですから。これがスポーツ振興課へ行ったという、どっちかというたら行政サービス向上室、デジタル化のほうがいいんじゃないかと私たちは思ってたんで、それについてちょっと説明をお願いしたいと思います。
○杉本 副委員長
川口政策推進部次長。
◎川口 政策推進部次長[兼行政サービス向上室長兼課長]
eスポーツとこのアクティブ・スクウェア・大東でございますけれども、寄附をいただいたとき、またタレントの活用の話がございましたので、その寄附をいただいたゲームパソコンをどのように活用するのかですとか、あとはタレントのELLYさんですけれども、どのようにコラボするのかということが少し難航してたことがございます。話が難航しておりまして、そこを整理するためということで、政策推進部次長として、私が総合調整で入りまして、一旦、もうそこが完了しましたので、もともとのeスポーツ推進事業を持っておりますスポーツ振興課のほうにもう一度、整理した後に戻したというふうになっております。私はあくまでも、寄附とタレントの扱いということで入っていったような状況です。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
最初から、もうスポーツ振興課が、このeスポーツについては担当になっていたということでしょうか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
令和3年度にこのeスポーツについての調査をスポーツ振興課でしております。その調査をやる段階で、スポーツ振興課のほうで、正式に所管というのはこの6月1日からということですけども、調査していくということは、もうその時点からやっております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
さっき言ったように、専門性の高いメタバースの世界ですから、デジタルの世界ですよね。それが、体を動かす逆にスポーツ振興課が担当するということよりも、行政サービス向上室のほうがデジタルに関して、より深い見識があるので、まずはそこからシステムについてスタートをすべきじゃないかと思ってたんですけど、その辺のところの見解をお願いします。
○杉本 副委員長
川口政策推進部次長。
◎川口 政策推進部次長[兼行政サービス向上室長兼課長]
追加資料の、そのビジョンの話になりますけれども、まず全体的なeスポーツ事業の展開についてということで御説明させていただきます。
今年度のフェーズですけれども、eスポーツ教室ですとか、大会の開催、eスポーツスポットの創設が主な事業内容となりますけれども、その中で、eスポーツへの正しい理解を深め、eスポーツに取り組む機運を高めていくこととしております。まずは大会ですとか、eスポーツスポットを整備することで正しい理解を深めていく。その次に市内産業、こちら市内産業はメタバースであるとか、大東市版のブロックチェーンであるとか、そういったものに発展を構想しているところですけれども、また高齢者、障害者、子ども、学生へのeスポーツの展開につきましては、関係部長で組織したeスポーツ連絡調整会議がございますので、そちらで横の連携を図りつつ、それぞれの関係課において体制が整った段階で順次eスポーツを進めていくこととしておりまして、私のほうは総合調整的には入っておりますので、サポートとして今現在入っているような状態でございます。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
では、スポーツ振興課。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
このeスポーツにつきましては、先ほどもお話しさせていただきましたチャレンジ大会とか、そういった開催をしていく、そういう手順でありますとか、そういったところは通常のスポーツを開催するに当たっての手順と何ら変わりないところだと思っております。
また、そういったスポーツを振興するというのは、eスポーツもスポーツという認識を持っておりますので、スポーツ振興課が担当すると、これはそういった考えで間違いないと考えております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
スポーツ振興課に任せて大丈夫だということでよろしいですね。
これについては、またいろんな議員が、また違うところで質問するかもしれませんけど、しっかりと答えてあげてほしいなというふうに思いますので、最初のボタンの掛け違いがあったので、それを修正しなければならないと。やることは本当にすばらしいことだと思ってるんですけど、そういった疑念を払いながら進めていただきたい、丁寧にというふうに思いますので、よろしくお願いします。
僕はこのeスポーツについては、全庁的な取組が必要であると思ってるんですよ。大会も開かれますけど、子どもたちも募集をする、そして一般の方も募集をする、そしてまた障害者も対象となっているということで、これはプロジェクト化が必要だと私は思っているので、eスポーツ推進プロジェクトが私これは絶対必要だと思ってます。これ、大きな産業にもなっておりますし、今、注目される事業でございますので、その辺について答えていただきたいなというふうに思うんですけど。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
事前にお渡しさせていただいている資料の中に、3番目でございますけども、庁内推進体制ということで、関係します産業・文化部、
学校教育政策部、保健医療部、福祉・子ども部、政策推進部と、この5部を推進体制として今後eスポーツを進めていく道筋といいますか、そういったものを決定していきたいと考えております。
その実務といたしましては、そこへ関係する担当課としまして、私、スポーツ振興課、ICT教育戦略課、高齢介護室、障害福祉課、行政サービス向上室と、そういった部署でそれぞれの意見を聞きながら進めていきたいと考えております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
それぞれの子どもたちへの呼びかけ、一般の方への呼びかけ、そういった形はどういう手法で行っていくんですか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
基本的には広報だいとうを利用する、またホームページ、フェイスブック等を活用しながら進めていきたいと考えております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
教育委員会としては、この子どもたちにeスポーツをさせると、個別ではやるんでしょうけども、それについての推進については、どのような見解持ってはるのか教えてください。
○杉本 副委員長
伊東
学校教育政策部長。
◎伊東
学校教育政策部長
eスポーツにつきましては、本当に新たな分野であり、海外においては論理的思考や問題解決力、非認知能力を伸ばす研究なども大変進んでおり、eスポーツと教育現場とをつなげ、子どもたちに学習と成長の機会を提供しようとする、そういった動きも活発にあるものと捉えております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
一定、子どもたちに関する親御さんたちの、例えば高齢者の方が特に多いのは依存症になるんじゃないかという人が多いんですけど、これについての何か答えを持ったり、子どもたちに指導していることはありますか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
依存症につきましては、WHOで2018年にゲーム障害というような病名ができたというところが発表されているところは認知しているところでございます。
その依存症になるというのは、やはりゲームに、そのプレーをする時間が問題であるというふうに論じられております。また、既にもうプロになられている方とか、そういった方も当然、練習等もされて、かなりの時間もされてる方がおられると思うんですけども、その方々はそういったゲーム依存にはなられてないというようなこともございます。それはなぜかといいますと、タイムマネジメントを行いながら、的確に効率よくプレーをされていると、そういったところが依存を予防するところだと認識しております。この拠点では、そういったところを、来られた方の保護者の方にも御説明させていただき、来られた方のプレー時間も管理しながら進めていきたいと考えているところです。
○杉本 副委員長
水野教育長。
◎水野 教育長
ゲーム依存のところ、eスポーツに関しましては、どうしても保護者や教育現場で依存症の話題が出てくるんですけれども、今、藤田産業・文化部次長も申し上げましたように、実は、ただゲームをするだけだからゲーム依存になるという、いわゆるICD10のWHOが定めているところは事実ではあるんですが、eスポーツになってきますと、ゲーム時間はトレーニングになってきますので、当然、うまくなろうと思ったら適切な時間管理とトレーニング、うまくなるためには目を休めないといけない、そのようなある種、教育がなされますので、ゲーム依存の問題は、むしろeスポーツが推進すればするほど、その問題は少なくなるというような議論も最近は出てきております。このあたりの議論はしっかりと我々も精査した上で、保護者の皆様、学校現場には丁寧な説明をしていきたいなと思っています。私としましては、学校現場というのは、どうしても勉強できる子、スポーツできる子、おしゃべりが上手な子という、輝けるイメージはぱっと出るんですが、ゲームがうまい子っていうのが、どうも輝けていない現状もあるだろうと。しかしながら、今、プロゲーマーになりたい子というのは一定数おりますので、やはりそういう子たちも輝けるような、1つの柱としてeスポーツを推進してまいりたいと、そのように思っております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
さっきタイムマネジメントとありました、これ私、物すごく重要だろうと思います。ただ、子どもたちがゲームをしてプロになりたいという子が頑張る、それもいいでしょう。その線引きがどこにあるのかと、そしてまた、それによって、昼・夜が逆転しちゃって、学校に行けなくなった子が出ちゃいけない、そういうような線引きと、そしてガイドラインをどのようにつくるかということが今後重要に、保護者の方も、高齢者の方も、一般の人も、市民も安心して子どもたちがやってもらえるようにというのが大事だというふうに思いますので、その安心感を与えるようなスポーツ振興課の取組と教育の連携でお願いをしたいなと思うので、この辺についてちょっと答弁をお願いします。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
eスポーツを安心してできるような取組という形で教育委員会とも連携しながら進めていきたいと思っております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
具体性がない。もっと具体的に。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
やはり、先ほどのタイムマネジメントというところで、そういった利用される方に合わせたプレーの方法、そういったところをしっかりと指導しながら進めていきたいと思っております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
私は格闘技依存症でした。四六時中やってた。でも、そういうのが大事だと思わせるような取組が大事だと私は思いますので、このeスポーツの有効性、そして効果、そういうのも教育現場にもしっかりと伝わるように、親御さんにも伝わるように、やり始めた子がそう思われるようにしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○杉本 副委員長
ほかに質疑はありませんか。
天野委員。
◆天野 委員
今日頂いた資料の中にもありますが、3月議会のところでも、何人かの議員さんからの質問で、ちょっといろいろ議論になっておりました点ですけども、今回の、今日頂いた資料の中にも、アクティブ・スクウェア・大東403号室にこのeスポーツのスポットの拠点をまず設置するということなんですけども、これ、まずそもそも何でアクティブ・スクウェア・大東にそれを設置するということになったんでしょうか。もう一度確認いたします。
○杉本 副委員長
川口政策推進部次長。
◎川口 政策推進部次長[兼行政サービス向上室長兼課長]
アクティブ・スクウェア・大東にゲームパソコンを設置した経緯ですけれども、1月19日ですけれども、Liberal Mind社の甲斐社長がアクティブ・スクウェア・大東を視察しまして、その際に、ゲームパソコンのほうの寄贈をいただいておりますけれども、そのアクティブ・スクウェア・大東の現地を見たときにレストランですとか、宿泊施設ですとか、そういった交流施設として非常に強い感銘を受けられまして、市と甲斐社長で協議を進めた結果、Liberal Mind社が大東市と連携しながらeスポーツの地域活動拠点というのをこの場所に整備していきたいということをおっしゃいまして、その流れでアクティブ・スクウェア・大東というふうに決まっております。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
その会社の社長さんは、eスポーツを要するに広めたいわけですよね、1個は。広めたいのを、それを大東市のまず行政に対してもeスポーツを広めてくださいという意向はあったわけですよね。
○杉本 副委員長
川口政策推進部次長。
◎川口 政策推進部次長[兼行政サービス向上室長兼課長]
Liberal Mind社としましては、やはり民間の会社として公益的な活動をしたいという、そういう考え方があったというふうに聞いております。その公益的な活動として大東市のほうにゲームパソコンを寄贈するということを判断されたというふうに聞いております。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
広めたいんで寄贈する、要するに寄附をするというんであれば、例えばアクティブ・スクウェア・大東さんにこれを設置したいんで広めてくださいとなれば、基本的には民・民の契約でも私はいいんじゃないかと思うんですよ。これ、別に行政が拠点つくって、税金でお金出してということをするのではなくて、あくまでeスポーツというものがありますよということで、あとは提供者の、まず広めたいということでの寄附の、パソコン5台セットですね、大分高額だと思いますけど、そういうセットを民間のところのアクティブ・スクウェア・大東さん、市の公民連携事業と言いながら、中身は結局、民間の方がどういうサービスを考えようというのは、大本の方針を基に考えられるわけでしょう。ということは、民・民で、そこに置きたいんだということにして、向こうのアクティブ・スクウェア・大東の運営の民間の方と、こういう事業を展開したいんですよ、そこで置いてくださいねというやり取りすれば私はいいんじゃないかというふうに、すっきりすると思うんですが、ここはどうですか。
○杉本 副委員長
川口政策推進部次長。
◎川口 政策推進部次長[兼行政サービス向上室長兼課長]
Liberal Mind社と様々協議をしてまいりましたけれども、そのLiberal Mind社の甲斐社長の意向としましては、やはり民間に寄贈したのではなくて、公に、役所に寄贈したというふうな、そういったことを希望されていたので、市役所として寄贈を受けまして、それを市として設置した施設、借り上げしたアクティブ・スクウェア・大東ですけれども、そこに設置するというふうな判断をしております。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
寄贈したのは大東市に寄贈したということですからね、大東市としては、ありがとうございました、恩に着ますなんていう話だと思うんですね。恩を感じるということになると思うんで、そこで逆に言うたら、提供の民間の会社の方は、アクティブ・スクウェア・大東を一応希望されるという意見があったということは事実でしょうけれども、大東市、公として考えれば、アクティブ・スクウェア・大東以外にも、これを設置して紹介をしていくという、どこかそういう場所は、公共の場所としてはなかったんでしょうか。
○杉本 副委員長
野田副市長。
◎野田 副市長
この件は私も当初から関わっておりましたので、私のほうから少し説明をさせていただきます。Liberal Mindさんのほうからは、パソコン一式を大東市のほうに寄附をいただきました。その段階で、大東市のほうがどういう活用をしようかというのを十分精査をしてまいりました。
やはりいただいたものですから、すぐに活用させていただきたい。そういう思いがありまして、大東市役所といいますか、どこが一番適切かというのを市のほうで精査していたところ、Liberal Mindさんがたまたまアクティブ・スクウェア・大東を御存じだったもんですから、Liberal Mindさんが、そういうアクティブ・スクウェア・大東というところもいいですねという、そういうお話も承りました。我々は最終的に、市のほうですぐに活用できる場所というのは、例えば、役所内ではなかなか難しいところがありますので、そういう外部の施設というのをぜひとも活用できないかということを考えたところ、やはり我々としましても、アクティブ・スクウェア・大東が一番適切ではないかということを我々が判断いたしましたので、市のほうでそういう決定をさせていただいたというところです。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
市のほうで提供された会社さんの御意見も踏まえて、アクティブ・スクウェア・大東を設置の拠点とするということで判断されたということなんですけども、今回も議案としては進んでますが、一応継続の、私どもちょっと異論あるんですけども、アクティブ・スクウェア・大東さんの事業継続という形でなる今議論が進められてます。
ここにおきまして、今日の提出資料のところを見ましても、これ全体で9,992万円の予算に対して、会場のアクティブ・スクウェア・大東の403号室については、使用料及び賃借料ということで80万1,000円という形で、これ計上されているかと思うんですが、これが要するに借りるところの施設の会場代ということで、お家賃ということで、これいいんですよね。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
委託料の金額は999万2,000円で、ちょっと桁が1つ大きかったんですけども、先ほど、家賃の80万円の分でございますけども、その内訳は一月10万1,000円が家賃代ということです。4万1,000円がその他の負担金、共益費という形となっております。この共益費には、電気代等、あとエレベーターの、そういった施設の管理費とか、そういったところも含まれておりますので、丸々一月かかる分につきましては、すみません、40万1,000円、そういう形で、それ以外はかからないという形になります。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
月々で10万円と共益費40万1,000円、これがなると思うんですが、この算定額で出している額というのは、これはどこが根拠なんですか。アクティブ・スクウェア・大東を借りる規定に基づいて出された数字なんですか、ここどうですか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
アクティブ・スクウェア・大東の1つの部屋の算定はアクティブ・スクウェア・大東が出している金額でございます。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
そこに要するに場所を借りて、それを大東市がこの予算で支払っていくということになりますけども、これでしたら、何か民間の力で事業を活性化させて、それを成功してるというより、何かもう市が全部バックアップしてるような感じに見えるんですよね。
今回の内訳で、事務業務委託費として879万円ということでの、これ内訳だと思うんですけども、この事務業務については、今からこれは会社については選定されていくんですか。これ何かプロポーザルのほうが望ましいというようなことも書いてあるんですが、この状況はどうですか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
今回の補正予算で御承認いただきましたら、この後、プロポーザル方式で、そこの管理と業務をしていただく業者を選定をしたいと考えております。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
ということは、市としては場所を借りて、そこの中身の運営については、具体的なイメージ及び主導権を持ってられないということですよね。全部民間に委託しちゃうわけですから。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
その中身の運営方針につきましては、こちらのほうで提案を仕様書といたしましてつくり、参集していただいた業者のほうに提案をしていただく。その中で金額も含めて選定をしていくという形になります。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
その辺の流れがどうも不透明というか、ちょっと分かりにくいんですけど、庁内推進体制を見ましても、部長級よりわざわざ組織されたeスポーツ連絡調整会議を随時開催ということで、産業・文化部、学校関係ですね、保健医療部と、福祉・子ども部も、政策推進部も合わせて臨時体制が取られてるように見えるんですが、これはどういったことを調整される会議として運営されているんですか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
今回の業者選定につきましても、この5部の担当者も含めまして協議に入っていただいて、その選定内容につきましても協議していただくという形で考えております。
また、今後推進していく方針につきましても、その都度、随時お集まりいただいて、こういうふうにしていくというふような方針を審議していただこうと考えております。
○杉本 副委員長
ほかに質疑はありませんか。
小南委員。
◆小南 委員
よろしくお願いします。まず、事業内容の説明のほうから質問したいと思いますが、事業全体の中の説明の中に各種課題の改善や、解決に係る有効なツールとありますが、各種課題とはどういうことか、それぞれ説明願えますか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
このeスポーツは年齢、性別、障害の有無にかかわらず、誰もが垣根なく参加できる特性があることを利用して、世代間の交流の場を創設したり、情報格差の改善に利用できるものと考えております。
その中にもあります高齢者でありますとか、障害者でありますとか、そういった方々にも利用は可能と考えておりまして、高齢者におきましては認知機能の改善や予防について効果が表れており、イベント等に参加することで、孤立化が防げるというところも便利なツールというような考えでおります。
また、障害がある方につきましては、障害があっても外へ出られないというような状態でありましても、eスポーツはオンラインでできるような競技もございますので、社会的につながりを感じられる場が提供できると考えております。
また、そういった相手と対戦することによって、その競技に勝てば達成感が得られるというようなところも1つのツールというふうに考えております。
○杉本 副委員長
小南委員。
◆小南 委員
同じく、概要の中の事業内容の中に各年代の大会の実施とありますが、年齢ごとには、そのゲームの内容というのは選定というか、違いはあるんでしょうか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
これにつきましては、年齢差を考えるところもあるんですけども、年齢差がまた交流の場というところもございますので、一応は、今回、チャレンジでは30歳を境に、2つに分けて考えているところです。
競技内容につきましては、まだこれからのところではございますけども、そういったところを生かしていきたいと考えてます。
○杉本 副委員長
小南委員。
◆小南 委員
大きく分けて年代も分けて、その中でそれぞれ年齢ごとに戦ってもらうと、そういうことですね。
年齢別レーティング制度という言葉があったんですが、分かりますか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
ゲームソフトにつきましては、そのゲームの内容によって表現方法も様々でございます。それにつきましては、国内で販売される分につきましては、そういった内容について年齢を分けるという形で基準をつけることをされております。それにつきましては、5段階ございまして、全年齢で利用できるもの、12歳以上を対象としているもの、15歳以上を対象としているもの、17歳以上を対象としているもの、18歳以上を対象にしているものと、この5段階で分かれております。
○杉本 副委員長
小南委員。
◆小南 委員
先ほど言いました年代ごとによって中身も違うようにしているということですね。
先ほど庁内の5部長で調整は進めながら、ここまで来ているという答弁ありましたので、これはもう置いときます。
それで、学校現場とか、保護者の考えの中に、これまでに全国学力・学習調査の中で、家庭で過ごす時間はスマホやテレビの時間というのは、本市も全国平均よりもちょっと時間が多いと。さらに、このeスポーツのゲームが加算されると、1日に3時間、4時間、ゲームに費やすということになってくるので、テレビ・ゲームの時間が増えることについて、スポーツ振興課と教育委員会の考えを聞かせてもらえますか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
こういったeスポーツはゲームを使用しますことから、それにつきましては、先ほどお話しさせていただいたタイムマネジメントが大事だと感じております。
また、家庭でのeスポーツスポットへ来られてるところでの管理というのは、こちらでは可能なんですけども、家庭でのプレー時間とかは、やはり家庭内でお子さんとお話合いをして、ルールをつくってやっていっていただきたいと、そういったお話を保護者の方にもさせていただきたいと考えております。
○杉本 副委員長
伊東
学校教育政策部長。
◎伊東
学校教育政策部長
学校現場におきましては、タブレットPCの配布であったりとか、その他、スマホ、携帯電話等も含めて、ICT機器と子どもたちとの距離というのがもう加速度的に縮まっている現状もございますので、そういったあたりについては、様々なルール等も含めて啓発は必要であろうかというふうには考えております。
○杉本 副委員長
小南委員。
◆小南 委員
やはり、家庭のルール、学校としてのルール、その辺はきっちりとしていただいて、単なるこれまでのゲームのイメージじゃなくて、eスポーツはゲームでない、先ほどもあったと思うんですけど、脳の使う部分が違うとか、そういうこともありますので、時間の配分とかは、きっちりと指導していただきたいと思います。
あと、会場がアクティブ・スクウェア・大東になるということなんで、市内中学校、小学校、20校、市内にあるんですが、アクティブ・スクウェア・大東まで子どもたちが行くということに対して、歩いて行く子もあれば自転車等で行く子もあります。その安全面について、保護者は理解、また許容できるのでしょうか、その辺はどうですか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
アクティブ・スクウェア・大東につきましては、カフェやバーベキューの施設であったりとか、ほかにもいろいろとお子さん来られる、つどいの広場であったりとか、そういった施設が入っている複合施設でございます。ですので、そういった方と交流するところもあるとは思うんですけども、やはり小学生等につきましては、保護者の送迎とか、同伴で来ていただくような形でお願いしたいなと思っております。
もともと小学校の跡地でございますので、現在の学校に行っている雰囲気というか、そういったところとは何ら変わりないように思いますので、その辺の親和性はあるのかなと考えております。
○杉本 副委員長
小南委員。
◆小南 委員
アクティブ・スクウェア・大東内の安全は確保できるとして、今、保護者同伴と言われました。行き帰りの安全をやっぱりしっかりとしていただかないと、子どもの命に関わりますので、よろしくお願いします。
最後に、補正予算の委託料補正額879万円について、内訳を教えてもらえますか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
業務委託料の内訳でございますが、施設を管理する人件費を9か月分で算定しております。その分につきましては、市の会計年度任用職員の金額を参考にしながら算定しているわけでございますけども、それが172万8,000円でございます。
また、運営経費といたしまして、現在、パソコン等を御寄附いただいて置いてるわけですけども、それ以外にもまだ備品といたしまして不足している分がございます。そういった分を含めまして、インターネットの通信会費とか、そういったものを含めまして234万円を計上しております。
また、その中でやっていただく事業の中身といたしまして、eスポーツのコーチの費用で、そういった分も280万円を計上しております。また、諸経費として15%出しておりますので、104万2,200円が諸経費として上げております。合計しまして、それに消費税込みでトータル878万9,220円という算定でございます。これはあくまでも概算で上げている内容ではございますので、それぞれの事業者の提示される額によっても変わってくるとは思います。こちらのほうで算定したのは以上でございます。
○杉本 副委員長
小南委員。
◆小南 委員
最後と言いましたけど、もうちょっと。天野委員から民間だけに任せたらいいじゃないかという考えも、私も持ってました。この前の新聞の中に、大東市のeスポーツ、市の推進事業にも協力する地元企業、バーチャルサービスさんがという具体的に名前が上がってるんですが、その協力するの意味が、これ委託先とはまた別ということでよろしいでしょうか。
○杉本 副委員長
川口政策推進部次長。
◎川口 政策推進部次長[兼行政サービス向上室長兼課長]
昨年度ですけれども、アクティブ・スクウェア・大東におきまして、中学生のeスポーツ大会というものがございました。民間で実行されている大会ですけれども、その実行委員長がバーチャルサービスの田中氏ということで、有識者ということで、いろいろアドバイスもいただいているところで、新聞社の方が来られたときとかですけども、田中さんに、ちょっとどういうふうに答えたらいいんやろうかとか、そういったことは相談していた経緯がございます。
○杉本 副委員長
小南委員。
◆小南 委員
委託先はこれからということで、選定にかかるということでよろしいですね。いろいろ私もeスポーツ、調べて勉強もさせてもらって、いいところとか、聞かせてもらいました。障害のある方、子どもたち、それと高齢者、確かにオンラインでもできるということで、また日頃とは違う脳の部分を活用できるとか、いろんなメリット聞かせていただきました。
例えば、eスポーツ会場で障害のある方が子どもたちにゲームのやり方とか教えてるような、そういう場面もありましたのでね、高齢者も楽しんでおられると、そういうつながりは先ほどからいろいろ答弁ありましたので、そういう、あらゆる人の参加できる、働く場所の提供という意味でもね、効果も見られるのかなという考えにはなっております。これは意見ですのでね。
○杉本 副委員長
ほかに質疑はありませんか。
木田委員。
◆木田 委員
まず、先ほど垣根なく参加できるゲームだという発言ありましたが、どのような種目になるか教えていただけますか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
種目につきましては、例えば、ドライビング系でありますとか、音楽系でありますとか、パズル系でありますとか、そういったいろんな種類があると思います。その人の得意な分をその方が来られる方とやれるというような形で、1つ、どれかというところの種目を具体的にお答えすることはちょっと難しいんですけども、そういった相手と同じ競技でできるというところが垣根ないというふうに考えております。
○杉本 副委員長
木田委員。
◆木田 委員
ありがとうございます。この案内の中に管理運営業務委託については、プロポーザル方式を予定してます。飛ばしまして、市内業者のメタバースやウェブ3.0への展開など、公共性を重視する考えですとありますが、市内事業者のメタバースやウェブ3.0への展開というのは、どのようなことか教えていただけますか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
このeスポーツがウェブ3.0や、メタバースとか、そういった技術の入り口になるというふうに考えております。私も、この4月にスポーツ振興課へ来てから、この事業を扱うに当たって、いろいろと勉強させていただいた中で、やはりそういう想像できるところがeスポーツの中にはあるのかなと、メタバースにつきましては、仮想空間の中で他者と交流ができると、これはまさにeスポーツの中でチームを組みながら相手と対戦したりとかするようなところと似てるのかなと。そういう形で企業がどういう形で参入できるかというところは、なかなか具体的にお示しすることは難しいんですけども、例えば、ゲーム機を障害のある方が使うに当たっては、その障害のある方の特性に合わせた形で合わせていくと。それにつきまして、また大東市内には装具をつくる会社や電気機器をつくる会社や、町工場もございますので、そういったところで、それぞれの技術を出して、それを宣伝するというところが企業とのつながるようなところということもあるのかなと考えております。具体的にうまく御説明は難しいんですけども、そういった1つの入り口といいますか、機会といいますか、そういう形には必ずなるものと考えております。
○杉本 副委員長
木田委員。
◆木田 委員
あまりよく分からない説明なんですけど、用語に関してですけども、ウェブ3.0とは何ですか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
ウェブ3.0、ウェブスリーとか言われるんですけども、新しいインターネットの形式でございまして、現在の状況でいいますと、ウェブ2.0というような形で、サーバーが中央にあって、それにアクセスしていく。お互いにそこで連絡等、SNS等はできるんですけども、そういった情報を大企業が押さえているような状況であると。ウェブ3.0になりますと、そういったサーバーを持たずに、相互に分散された形で、それぞれが情報を監視するというようなブロックチェーンを活用したシステムといいますか、そういうような形で、新しいセキュリティの高いインターネットというような形の内容でございます。
○杉本 副委員長
木田委員。
◆木田 委員
先ほど述べられたメタバースの活用や、ウェブ3.0を行っている事業者を、公共性を持って行っている事業者を選定する方向でいいんですか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
ウェブ3.0を利用して、今既にしている事業所を選定するというところではなくて、そういう技術を享受できるような業者といいますか、事業者を選定したいというふうに考えております。
○杉本 副委員長
木田委員。
◆木田 委員
ありがとうございます。
続きまして、この目的のほうにありますeスポーツを通じてプログラミング的思考の醸成を行うとあるんですけど、どのようにしてこのプログラミング的思考を醸成できるんですか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
eスポーツの中には、例えばブロックを利用して、そういう組み立てていくような思考を使うソフトがございます。そういったものを利用する場合もそうですけども、それ以外にもプログラムを理解することによって、eスポーツにそういうプログラム的な考えを持つということで攻略方法を考えるというような思考を、これによって得られるというふうに考えています。
相手と対戦するときに、そういう戦い方でありますとか、そういうような組立てとか、そういったところをプログラミング的な思考で考えられるというふうに考えております。
○杉本 副委員長
木田委員。
◆木田 委員
ありがとうございます。そのプログラミングに特化したようなゲームのソフトというか、種類があるということでいいんでしょうか。
○杉本 副委員長
川口政策推進部次長。
◎川口 政策推進部次長[兼行政サービス向上室長兼課長]
直接触ったことはないんですけれども、有名なものとしまして、ぷよぷよのプログラミングがあるということで、ぷよぷよをどう落とすのかとか、速度とかっていうのを、例えば小学生がそのプログラミングを組んで落とす速度を速くしたり、遅くしたりですとか、新しいぷよぷよというものを小学生が開発して、それを楽しんだり、そういったプログラミング的なソフトウェアもあるとは聞いております。
○杉本 副委員長
木田委員。
◆木田 委員
ありがとうございます。この目的の最後ですね、多様性を尊重して、支え合う全員参加の社会の実現とあるんですが、多様性を尊重し合える機会はどのようなものですか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
イメージしますのは、やはり高齢者とお子さんと一緒に、こういうeスポーツを通じて、それぞれで教え合ったりとか、そういったところが具体的なイメージとしては持っております。
○杉本 副委員長
木田委員。
◆木田 委員
それは後で聞こうとしてたんですが、世代間格差だと思うんですよ。多様性を尊重し合えるものって、どのようなものなんでしょうか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
年齢、性別関係なく、また障害も関係なく、誰もが一緒に交流できるというところが多様性を尊重して支え合うというところでございます。
○杉本 副委員長
木田委員。
◆木田 委員
ありがとうございます。あと2点だけお願いしたいんですけど、この資料にあります情報格差の改善ですね、これはどのように行われますか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
これから、先ほどお話しさせていただいた新しいウェブ3.0やメタバースについても、やはり全然そういったところに触れるところがなければ、理解をしづらいというところがございます。そういうところをこちらのほうで御説明とかもしながら、新しいそういう技術を得ていただくというところが、今回書かせていただいている内容でございます。
○杉本 副委員長
木田委員。
◆木田 委員
最後です。青少年の健全育成に向けた普及事業ということですが、青少年の健全育成とは何ですか、教えてください。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
eスポーツを通じて、それぞれを助け合うというところで、お互いにコミュニケーションを取りながら目的を達成していくと、そういったところは、やはり青少年によい影響を与えていくというふうに考えております。
○杉本 副委員長
木田委員。
◆木田 委員
なかなか分かりにくいんですけど、僕ら世代からすると、ゲームの感覚でしかないので、やはりこれ、eスポーツを推進するに当たって、やはり何が目的で、どうなるべきか、しっかり皆さんで共有しながら進めていくことが肝腎じゃないかなと思いますので、皆さんの意思疎通といいますか、目的意識をしっかり持ってやっていただけたらなと思います。
以上です。
○杉本 副委員長
ほかに質疑はありませんか。
児玉委員。
◆児玉 委員
よろしくお願いします。個人的には、eスポーツすごい大好きなんで、わくわくはするんですけど、この資料って、スポーツ振興課がつくられた資料ですよね。この最初に配られてるやつね。この中身について、議員さんもいろいろ聞かれてるんですけどね、それについてしっかりと答えていただいたほうがいいと思うんですね。もう、自分らでつくっている資料を聞かれて、ちょっと分からないことだったり、何か答え切れてなかったりというのは、こういうところから私たち議員って、不安になって、応援したくても、なかなかできない気持ちになってくるんでね、せめて自分でつくった資料の中身は、皆様、しっかりと共有して、知識もつけて勉強してやっていただければなと思うんですけれども。
あと、僕が個人的にeスポーツの大会とか、こちら開催するって書かれてるんですけれども、知ってるのは、規模も結構大きくて、どういう感じにやっていくのかなと思うんですけれども、ほかの大会とかだったら、場所を借りて開催して、その場所を撤去してみたいな感じなんですけどね、これをどこでやるんか分からないんですけども、4回開催すると、これを年間通じてアクティブ・スクウェア・大東に、その場所を機材を置き、か使うのか分からないですけども、年間通じて借りていくというメリットは何なんですかね。理由ですね、理由を教えてください。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
事業内容の年4回といいますのは、当初予算でいただいている予算の中の分だと認識してます。それにつきましては、今回のeスポーツスポット以前から計画されていたものですので、場所につきましては、市民会館の1室を利用したいと考えております。
その都度、その都度、器具を持ってきて、そういう大会をしていきたいというふうに考えております。
時間もありますので、総当たりとか、そういったものはなかなか難しいかなと思いますので、トーナメント形式という形では、今のところ考えております。
○杉本 副委員長
児玉委員。
◆児玉 委員
大会は、じゃあ、ここでするわけではないということだと思うんですけれども、それだったら、このアクティブ・スクウェア・大東で機材を置いて、この365日、どのようなイメージで回していくんですか。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
アクティブ・スクウェア・大東につきましては、常にそこに機材がございますので、そこへ来れば、そういったゲームといいますか、プレーができるという形で考えております。その中で、今現在想定してますのは、週6日間ということで、利用できるような形にしまして、その間、自由に利用できると。下にもカフェとかございますので、できるだけ休日は利用できるような形にさせていただいて、家族連れでも利用が可能やと。また、週に4日ほどですけども、外部から来ていただいてコーチングしていただく費用もこの中には、委託費用の中には含んでおりまして、そういった部分を、コーチングしていただけるような形で利用していただきたいと考えております。
○杉本 副委員長
児玉委員。
◆児玉 委員
分かりました。この委託料の中に、先ほど言ってたかな、機材費も入ってるんでしたか。機材購入費も入ってるんでしたっけ。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
今現在、機材は寄附いただいたゲーム機だけですので、それ以外にも、メーカーはちょっと言えませんけども、ゲーム機器であったりとか、そういったものを追加しながら、あと什器ですね、テーブルであるとか、そういったものを追加して利用していきたいと考えてます。
○杉本 副委員長
児玉委員。
◆児玉 委員
では、最終的にどのような規模になるイメージを持っていられますか、スポーツ振興課として。どのようにしていきたいか教えてください。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
やはり、広く市民に利用していただきたいと考えております。年齢とか、当然、下にも包括支援センターもございますので、高齢者の利用もしていただけると考えておりまして、そういった幅広い年齢に利用していただきたいというふうに考えてます。
いずれ、そういった、こちらで普及させていただいている内容をそれぞれで、事業所でできるような状況も将来は考えていきたいなと考えております。
○杉本 副委員長
児玉委員。
◆児玉 委員
分かりました。こちらからしたら、何か見た感じ、押しつけられたんかなみたいな、やらされてるんかなみたいなイメージを持ってしまうような感じになってしまいかねないので、本当に主体性を持って、スポーツ振興課としてeスポーツを引っ張っていくんだと、この大東市で引っ張っていくんだというのを、そういう気持ちを持って今後、これがどうなるか分からないですけれども、するとしたら頑張っていただきたいなと思います。
以上です。
○杉本 副委員長
ほかに質疑はありませんか。
ちょっと、ここで暫時休憩いたします。
( 午後3時07分 休憩 )
( 午後3時19分 再開 )
○杉本 副委員長
休憩前に引き続き会議を開きます。
ほかに質疑はありませんか。
天野委員。
◆天野 委員
2回目、お願いいたします。
まずちょっと、初歩的に、トータル的なことなんですけども、今出してるeスポーツの推進事業の、この業務委託料と、あと場所代、家賃など、これ例えば、この予算が仮に可決したとして考えて、この事業が正式に指定の場所で運営されていくスケジュールについてはどうなっているか、そこについてちょっと説明をお願いいたします。
○杉本 副委員長
藤田産業・文化部次長。
◎藤田 産業・文化部次長[兼スポーツ振興課長]
今回の補正予算を御議決いただいた後、業者の選定のプロポーザルの作業に入ります。予定といたしましては、8月オープンを目標に頑張ってやっていきたいと考えております。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
8月オープンを目指して、本格運用ということで解釈しました。
もう一つは、やはり小・中・高・大学生ということで、子どもさんや若い世代の人たちにも、いろいろこのeスポーツについて知ってもらいたいという意図が大きくあると思うんですけども、まずこれ、例えば小・中とかでしたら、市内の小・中学校にも、こういったeスポーツの教育とか、あるいは触れる機会とかというような考え方ができるのと、将来的にその子どもさんが、大会とか、世界でも行われてるんで、そういったところの専門性も一部の生徒さんには能力として身につけてほしいというようなことがちょっと感じられるんですが、そこでまず教育の現場としては、このeスポーツの推進について、どのように考えられているのか、ちょっとそこについてお伺いいたします。
○杉本 副委員長
伊東
学校教育政策部長。
◎伊東
学校教育政策部長
このeスポーツの特性としては、やはり年齢、性別、障害の有無などかかわりなく、同じルールで参加できること、これが大きな魅力であって、将来の可能性を広げる1つの手法であるとも考えております。
論理的思考力であったり、問題解決能力を養うプログラミング教育の一環として、例えば総合的な学習の時間であったり、中学校の技術科であったり、こういったものを用いたプログラミング的な授業を実施することなどの可能性が考えられるというふうに思います。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
ということは、具体的には、まだ授業の中にしっかりと専門的に組み込んでいくかというような具体性については、まだこれは何か決められてるんですか、あるいは何も、そこまではまだ決められてないような状態ですか、その専門性のプログラミングとかというのは。eスポーツの。
○杉本 副委員長
川阪ICT教育戦略課長。
◎川阪 ICT教育戦略課長
現在の学校におきましてのプログラミング的思考を育成する授業につきまして、まだeスポーツというところまでは踏み込んだものはしておらず、学校で簡易なスクラッチとかを使ったプログラミングの教育とかをしているところです。ただ、その中で今後いろいろ発展させて、学校におきましても、いろんな子どもたちの、より興味を持っていただくような授業を進めているところですので、この先に、そういういろんな選択肢というのをまた検討していくことになると思います。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
やっぱり教育現場にどういうふうな関連性づけるとかという位置づけについては、まだしっかりと時間かけてやっていく必要があると私は考えます。今、先行して、これを委託事業で進めていって、その普及もされたいとはおっしゃっているんですが、教育現場については、ちょっとどういうふうな取り入れ方するかについては、議論が私は必要かと思います。
それともう一つは、ちょっと政策推進部の方も来ていらっしゃるんですけども、聞いてみたいんですが、昨今、公民連携教育の方針ということで、議論あったと思うんですけども、その中では特化した能力を開発したいとか、育てたいというような、ちょっとニュアンスあったと思うんですけども、今回のこのeスポーツを逆に子どもさんの中で、特化した教育の中で能力を磨いて、例えば大会で優勝できるような子どもさんとかを育てたりとか、そういったような、関連した何か事業のビジョンというか、計画というのはどう考えられているのかについて、ちょっとお聞かせ願えますか。
○杉本 副委員長
川口政策推進部次長。
◎川口 政策推進部次長[兼行政サービス向上室長兼課長]
公民連携教育について、詳細についてまで、ちょっと語るのは難しいんですけれども、そのメニューの中にeスポーツといった公民連携教育の中の項目、メニューの1つにeスポーツというものはございます。
以上です。
○杉本 副委員長
天野委員。
◆天野 委員
となると、ちょっとやっぱり教育の分野とか、子どもさんに対しては、公民連携教育について、ちょっと私はいろいろ異論があるんですけども、その位置づけをどこに持っていくかについては、またちょっと再度、何か議論の必要性を感じます。
それともう一つは、政策推進部さんにちょっと聞いてみたいんですけども、ちょっと別の議案になるんで、あんまり踏み込んだことはちょっとここで聞くのは不適切になってくるかと思うんですけどね、例えば今回、これ約年間で120万円が事業委託をしたら、アクティブ・スクウェア・大東の収入になるかと思います。この120万円の収入というのは、アクティブ・スクウェア・大東全体に対しての年間の、要するに収支に響いてくるか、響いてこないか、これはもし否決されると響いてこないかという、その落差が出てくると思うんですけど、これはどうなんですかね、市に最終的に払い戻ってくる、今回規定の提案が出てるかと思うんですが、そこに対する影響について、何かちょっと分かることがあれば、ちょっと関連することあれば、ちょっと教えていただけますか。
○杉本 副委員長
川口政策推進部次長。
◎川口 政策推進部次長[兼行政サービス向上室長兼課長]
恐れ入りますけれども、公民連携推進室のほうから、またお答えさせていただいてよろしいでしょうか、私のほうは全く情報がございません。
○杉本 副委員長
後ほど個人的にお願いしてもよろしいですか。
ほかに質疑はありませんか。
大束委員。
◆大束 委員
それでは、eスポーツは終わりたいと思います。私はね。
まず、エルピーガス振興センター補助金3,587万8,000円の減額について御説明いただけますか。
○杉本 副委員長
芦田教育総務部次長。
◎芦田 教育総務部次長[兼学校管理課長]
今回、3,500万円の歳入のマイナスをお願いしている件について御説明させていただきます。
今回におきましては、当初予算において、歳入として一般財団法人エルピーガス振興センター補助金として、歳出の2分の1に当たる金額1億4,506万8,000円を計上させていただいておりました。その後、補助金の申請をさせていただきまして、経済産業省さん等の助言・指導によりまして、交付申請額として1億919万円が補助金の対象になるということで、一部、日常運転等に使用されるガス管の配線であるというような工事部分については、補助金の対象外経費になるということになりまして、若干、もともと予定しておりました歳入から対象外経費が出てしまったということで、この3,500万円については、対象外ということで、今回なったものでございます。
しかしながら、今回のこの補助金につきましては、対象外となった部分について、目的が避難所における空調機器の設置ということになりますので、新たに総務省が持っております緊急防災・減災対策債という非常に有利な起債、こちらを充当することができます。このことによりまして、本来、対象外となったものについて、歳出をマイナスするということで、一般財源化させていただくことによって、その部分についても全体の7割を交付税算入させていただくということで、歳入の最大化を図るということでございます。
以上でございます。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
このエアコン設置にかかるものの7割に当たるものを補助金で最終的には賄えるということでいいんですかね。
○杉本 副委員長
芦田教育総務部次長。
◎芦田 教育総務部次長[兼学校管理課長]
今回の補助金の歳入については、特定財源としての2分の1、特定財源の確保に加え、その残りの一般財源の部分について、対象額の7割について交付税算入をしていただける起債を活用しようというものでございます。
理論的には、全体としまして、全体の85%の歳入を公費といいますか、財源確保できるというようなことを目指すものでございます。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
ですから、実際にエアコンにかかる、市が払うお金はどれぐらいになるんですか。
○杉本 副委員長
芦田教育総務部次長。
◎芦田 教育総務部次長[兼学校管理課長]
今回、全体の予算計上させていただいておりますのが、約2億9,000万円でございます。そのうちの85%については、特定財源、あるいは将来的な交付税算入ということで財源が戻ってまいりますので、約3,000万円から4,000万円程度の費用負担というのが大東市の持ち出し分となるというふうに考えているところでございます。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
これは4校についてのことですね。次の4校については、このような形でできますか。
○杉本 副委員長
芦田教育総務部次長。
◎芦田 教育総務部次長[兼学校管理課長]
先の4校につきまして、順調に整備を進めてまいりましたら、残り4校についても、今回補正予算におきまして、設計予算を計上させていただいておりますが、同じ手法によって歳入を最大限確保に走るとともに、きちんと補助金も確保させていただきまして、同様のスキームで進めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
最初箕面市に見に行ったとき、大変な大きな金額がかかるということで、様々、電気でもいいんじゃないかと考えましたけど、やはり災害においては、LPガスが有効であるということで、我々としてもこれを推し進めてまいりました。
その多額の金額も、この防災・減災の補助金を使うことによって、大きな成果が出たといいましょうかね、税金を使わずして設置をすることができると、これは大きなことじゃないかなというふうに思っております。
これも8校全てできるということで、ぜひとも頑張っていただきたいというふうに思っています。あと、4校今年度やるんですけども、北条中学校、諸福中学校、住道中学校、四条中学校、それぞれ順番があるというふうに思うんですけども、どのようなスケジュールで進んでいくのか教えてください。
○杉本 副委員長
芦田教育総務部次長。
◎芦田 教育総務部次長[兼学校管理課長]
今回予算計上させていただいております補正予算額、こちらのほうを御議決いただきましたら、速やかに入札手続に入ってまいりたいというふうに考えております。入札の予定につきましては、7月中の入札にかけたいということで、今、関係課と調整をしておるところでございます。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
ですから、この4つの中学校をどのような順番でやっていくのか、いろいろ夏休み、体育館をそのまま使えなくしたり、また、2学期そのまま入ったりしましたよね。この影響というのをちょっと知っておきたいと思います。
○杉本 副委員長
芦田教育総務部次長。
◎芦田 教育総務部次長[兼学校管理課長]
対象となっております学校とは、スケジュールの話は以前からさせていただいておりまして、入札については4校同時に進めてまいりたいというふうに考えておりますが、各学校の行事等におきまして、工事期間、学校教育の影響を少なくするというところで、学校と調整をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。
学校と調整をしながら、スケジュール期間については決めていきたいと思っておりますが、この補助金につきましては、来年2月15日が設置期限となっておりますので、早ければ年内、遅くとも年明け、1月中には設置を完了させていきたいということで予定をしておるところでございます。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
僕が聞きたいのは、4校一遍に始められるわけじゃないんでしょう。
○杉本 副委員長
芦田教育総務部次長。
◎芦田 教育総務部次長[兼学校管理課長]
全ての4校につきましては、今年度中に設置完了する必要がございますので、工事のスケジュールについては、同時に進めてまいりたいというふうに考えております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
タイムラグがあるんかなというふうに思ってましたけど、これ、部長どうなんですか。
○杉本 副委員長
暫時休憩いたします。
( 午後3時34分 休憩 )
( 午後3時35分 再開 )
○杉本 副委員長
休憩前に引き続き会議を開きます。
大束委員。
◆大束 委員
了解いたしました。それはもう朗報だというふうに思います。ですから、工事期間について、一遍に始めたとして、いつからいつまでの、大体学校、体育館を止めないかんとか、入場ができないとか、そういうのは。教えてください。
○杉本 副委員長
芦田教育総務部次長。
◎芦田 教育総務部次長[兼学校管理課長]
今回、入札によりまして、設置業者が決まったといたしましても、現在、空調機器を含めて、一体の機器がいつ納入されるか、これによって、少しスケジュールの組み方が変わってくるというふうに聞いております。
夏休みを有効に使えればというふうにも思っておったわけではございますが、なかなかものによっては、少し納品が遅れる部品があるというふうにも聞いておりますので、恐らく秋頃に学校さんと調整をしながら、学校の授業の影響のない範囲で体育館空調の工事を進めてまいりたいというふうに、今工事担当課と話をしているところでございます。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
了解しました。
あと、このところのウクライナ情勢のものもあるんでしょうけども、材料費の高騰が価格に転嫁されるおそれが出てきました。この点について、どのような試算でやっていこうというふうに考えていますか。
○杉本 副委員長
芦田教育総務部次長。
◎芦田 教育総務部次長[兼学校管理課長]
今、委員から御指摘いただきましたとおり、ウクライナ情勢等の影響を受けまして、現在、メーカーから聞いております話といたしましては、製品そのものは入ってこないということではないんですが、その周辺の電子部品であったり、そういったところが少し入りにくくなっているというようなことも聞いております。
また、その燃料でございますLPガスについても、今、燃料価格が上がっているというようなことがございますので、そのあたりについては、影響を見ながら、今後の使い方をしっかりと考えてまいりたいというふうに考えておるところでございます。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
そのときには、例えば補正を組まないといけないような状態になったりすることは想定しているのか。
○杉本 副委員長
芦田教育総務部次長。
◎芦田 教育総務部次長[兼学校管理課長]
今年度の工事執行におきましては、修正設計もさせていただきながら、おおむね現在、メーカーから聞いております価格についても、これ以上上がることはないというふうな見込みに聞いておりますが、今後、やはり世界情勢の変化等によりまして、大きな変化がございましたら、また速やかに御報告をさせていただきたいというふうに考えております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
あと、GIGAスクールなんですけども、今回のこの予算は1,605万円という形になっております。これについて、どのような使い方をするのか教えてください。
○杉本 副委員長
川阪ICT教育戦略課長。
◎川阪 ICT教育戦略課長
今回補正予算で上げております額のうち、ここに出ております1,605万8,000円という額につきましては、全てオンライン授業で使う職員用タブレット、マイク、カメラ、あと大型掲示装置、モニターですね、テレビ、それは故障している1台になるんですけれども、それを購入するための費用が、全てここの額になります。
ただ、今回補正としましては、これに合わせまして大阪府がこれから設置いたしますGIGAスクール運営支援センターにつきましての負担金も入っておりますが、それと同額の、現在やっております生徒用の端末の保守業務を引かせていただいておりますので、金額としては相殺されますので、ここに上がっている金額については、全てオンラインで使う費目の備品の費用が金額として上がっているという形になっております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
この運営センターなるものが登場しましたけども、この運営センターの役割として、人の派遣とか、またどのような形の支援というのが考えられるんですか。
○杉本 副委員長
川阪ICT教育戦略課長。
◎川阪 ICT教育戦略課長
大阪府のGIGAスクール運営支援センターにつきましては、基本的には電話での対応と遠隔の操作でパソコンを触るという形でしております。
その中で、学校の先生から、まずトラブル、壊れたとか、動かないとなったときに、そこの支援センターに電話することによって、その症状を聞いたり、またはパソコンを直接遠隔で触ったりして、原因を突き止める、あるいは、こちらについては、今までの保守とは違う、プラスアルファになるんですけども、保護者の方からもパソコンについての問合せを対応していただけるというように聞いております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
それこそオンラインでやったらいいじゃないですか、そのやり取りを。
○杉本 副委員長
川阪ICT教育戦略課長。
◎川阪 ICT教育戦略課長
現在は電話でというふうに聞いております。大阪府の仕様がそうなっております。ただ、オンラインということも考えられるんですけども、そうなると、やはりお互いがつながる端末、そういう整備も必要になってきますので、恐らくそういうこともあって、今は電話対応なんですけども、行く行くはオンライン対応、もしくは電子のやり取り、メールとかのチャットとかのやり取りとかいうことも、確かに便利だなとは思うんですけども、今、大阪府の仕様は電話での相談となっております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
びっくりしました、電話でやり取りって、GIGAスクールやのにね。まあ、仕方ないというふうに思います。
様々、GIGAスクール、我々としても力入れてきまして、子どもたちに、また先生方に全て機材が、これでそろうのかなというふうに思っております。これから大事なのは、リアルにオンラインで授業をどのようにしていくかというふうになるというふうに思うんでね、もちろん自宅に子どもたちがおって、やるオンラインも大事ですけども、外部講師を外から招いて、東京から配信をしていただくこともできるでしょうし、そういったオンラインの講師としての役割、外部講師の招聘もできますし、いろんな形でできるというふうに思いますので、例えば、水道の東部の施設から中継をしていただいたり、みんなが授業を見ながら、水道の施設を見たり、そこで説明をしたりできると思うんです。いろいろと考えていただきたいなと思いますが、今のスケジュールではどのような形の工夫をされているのか教えてください。
○杉本 副委員長
川阪ICT教育戦略課長。
◎川阪 ICT教育戦略課長
まず、おっしゃられておりますオンラインを活用して、遠隔でいろんな方とつないで交流するということにつきましては、今、学校のほうでいろいろ考えていただいておりまして、実際に海外と交流して、交流会をしたりだとか、コロナ禍の中、やっぱり社会見学に行けなくなったことによって、企業さんとつないで説明していただいたり、もしくは文部科学省のほうが、GIGAスクールの推進のために行っている海底体験ということで、海底の状況をつないだようなモニターを全国に発信していただいている、そういった取組を様々やっていただいております。
それにつきましては、今現在の設備で学校がいろいろ考えているところなんですけども、さらに今回、購入させていただくカメラ、マイクを使うことによりまして、家庭の、やっぱり学校に来れない子どもたちと学校の教室で学んでいる子どもたちがつながれるような、そういうようなことが一層進んでいくのではないかと考えております。
○杉本 副委員長
大束委員。
◆大束 委員
もちろん、それは基本でね、学校と家庭と、まずそういうのが想定をされるんですけど、私が言ってるのは、さらにまた応用した使い方になるというふうに思いますので、子どもたちが行って危険な場所でも、カメラが入ればオンラインでできますので、そういった工夫も、ぜひともこれからお願いしたいなというふうに思っております。よろしくお願いします。
○杉本 副委員長
ほかに質疑はありませんか。3回目も大丈夫ですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○杉本 副委員長
質疑もないようですので、これで質疑を終わります。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。
以上をもちまして
未来づくり分科会を閉会いたします。大変お疲れさまでした。
( 午後3時44分 閉会 )
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大東市議会委員会条例第27条の規定により会議のてん末を記載する。
予算決算委員会未来づくり分科会副委員長...