大東市議会 2021-06-25
令和 3年 6月定例月議会-06月25日-04号
令和 3年 6月定例月議会-06月25日-04号令和 3年 6月定例月議会
令和3年6月大東市議会定
例月議会会議録
〇 議 事 日 程
令和3年6月25日(金) 午前10時00分開議
日程第 1
会議録署名議員の指名について
日程第 2 一般質問
日程第 3 議案第38号 市道路線の認定について
日程第 4 議案第39号 大東市職員等の服務の宣誓に関する条例及び大東市
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について
日程第 5 議案第40号 大東市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について
日程第 6 議案第41号 大東市施設等利用費の支給に係る認可外保育施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について
日程第 7 議案第42号 大東市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について
日程第 8 議案第43号 大東市基金条例の一部を改正する条例について
日程第 9 議案第44号 大東市道に係る移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について
日程第10 議案第45号 大東市手数料条例の一部を改正する条例について
日程第11 議案第36号 令和3年度大東市
一般会計補正予算(第3次)について
日程第12 議案第46号 令和3年度大東市
一般会計補正予算(第4次)について
日程第13 議会議案第5号
大東市議会会議規則の一部を改正する規則について
日程第14 決議第 3号
女性差別撤廃条約選択議定書の早期批准を求める意見書について
日程第15 議員の派遣について
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〇 本日の会議に付した事件
議事日程第1から第15まで
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〇 出 席 議 員(17名)
1番 東 健太郎 議員 10番 小 南 市 雄 議員
2番 杉 本 美 雪 議員 11番 品 川 大 介 議員
3番 児 玉 亮 議員 12番 中 村 ゆう子 議員
4番 木 田 伸 幸 議員 13番 光 城 敏 雄 議員
5番 天 野 一 之 議員 14番 石 垣 直 紀 議員
6番 あらさき 美枝 議員 15番 水 落 康一郎 議員
7番 酒 井 一 樹 議員 16番 北 村 哲 夫 議員
8番 大 束 真 司 議員 17番 中 河 昭 議員
9番 中 村 晴 樹 議員
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〇 地方自治法第121条による出席者
東 坂 浩 一 市長
野 田 一 之 副市長
水 野 達 朗 教育長
松 本 剛
上下水道事業管理者
田 中 祥 生 理事兼総務部長
中 村 康 成 危機管理監
東 克 宏 政策推進部長
木 村 吉 男 市民生活部長
奥 野 佳 景
市民生活部人権政策監
青 木 浩 之 福祉・子ども部長
北 本 賢 一 保健医療部長
北 田 哲 也 産業・文化部長
今 出 正 仁 都市整備部長
延 田 雅 明 上下水道局長
北 田 吉 彦
教育委員会教育総務部長
伊 東 敬 太
教育委員会学校教育政策部長
辻 本 雄 大 選管・公平・監査事務局長
種 谷 崇 浩 総務部総務課長
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〇
議会事務局職員出席者
品 川 知 寛 事務局長
竹 中 愼太郎 事務局総括次長
植 杉 郁 朗 事務局参事補佐
北 野 鉄 郎 事務局上席主査
三 木 可奈子 事務局主査
川 勝 梨 代 書記
坊 農 治 勇 書記
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午前10時00分開議
○北村哲夫 議長 これより本日の会議を開きます。
最初に、
議会運営委員会委員長から御報告を願います。
品川議会運営委員会委員長。
◆11番(品川大介議員) (登壇)おはようございます。過日、開催されました
議会運営委員会の御報告を申し上げます。
最初に、本日、追加議案として議案第46号「令和3年度大東市
一般会計補正予算(第4次)について」が提案されますので、即決でお願いをいたします。
次に、議会議案第5号「
大東市議会会議規則の一部を改正する規則について」を提案しますので、即決でお願いをいたします。
次に、決議第3号「
女性差別撤廃条約選択議定書の早期批准を求める意見書について」を提案いたしますので、即決でお願いいたします。
最後に、令和3年9月定例月議会の日程につきましては、お手元に配付しております会議期間(案)のとおり予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
以上、報告を終わります。
○北村哲夫 議長 本日の議事日程はお手元に配付しております日程表のとおり定めておりますので、これにより御了承いただきたいと思います。
この際、日程に先立ちまして、事務局長から諸般の報告をいたします。品川事務局長。
◎品川知寛 事務局長 諸般の御報告を申し上げます。
議員の出席状況の報告でございますが、本日の会議におきます現在までの出席議員数は16人でございます。なお、中村ゆう子議員から、所用のため遅刻の申出がありました。
以上、報告を終わります。
○北村哲夫 議長 これより議事に入ります。
日程第1、本日の
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、水落議員及び中河議員を指名いたします。
次に、日程第2、一般質問。
昨日に続き、一般質問を行います。
なお、一般質問については、質問議員に対し、事前に質問要旨の提出を求めております。質問並びに答弁に当たっては、事前通告制の趣旨にのっとり、この一般質問が有意義なものとなるよう、御協力をお願いいたします。
また、発言者は簡潔に質問並びに答弁されるよう、お願いしておきます。
昨日は児玉議員の質問で終わっておりますので、本日は酒井議員より質問を許します。
最初に、一括質問・一問一答併用方式で7番・酒井一樹議員。(拍手)
◆7番(酒井一樹議員) (登壇)皆様、おはようございます。ただいま議長より御指名をいただきました公明党の酒井一樹でございます。傍聴にお越しの皆様、また
インターネット中継を御覧いただいている皆様、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
先に、
新型コロナウイルスでお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、現在治療を受けられている方々の早期回復を願っております。
そして、何よりも日々命がけで闘ってくださっておられる医療従事者の皆様方、エッセンシャルワーカーの皆様方に感謝の意を申し上げます。
私たちが経験したことがない
新型コロナウイルス感染症という脅威にさらされて1年以上が経過をいたしました。私たちの日常生活においても、様々な制限を余儀なくされていますが、そんな中、朗報として全国民に対してワクチン接種が本格的にスタートいたします。公明党議員団としても、国からの最新情報を職員の方々に情報提供し、様々な課題を共有させていただいております。
休日を返上し、昼夜を問わず、少しでも市民の方々が安心・安全のワクチンが接種できるように、
ワクチン接種担当職員の方々が日々努力していただいていることに大変感謝をいたします。
我々公明党議員団も、市長、職員とともに、大東市民全員のワクチン接種が完了するまで、また
コロナウイルス収束に至るまで、引き続き一緒に闘ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
それでは、一般質問に入らせていただきます。
初めに、65歳以上の方々と障害者の方々への給付についてお聞きをいたします。
令和3年2月の28日、市長の施政方針について代表質問させていただいた際、まず先行して65歳以上の方々と障害者の方々に先行してギフト券を配布しますとの答弁を市長よりいただきました。現時点での65歳以上の方々と障害者の方々への
ギフト券給付事業の進捗状況はどのようになっているのかお聞かせをください。
次に、市民の方々への周知が必要であると思いますが、どのように考えているのかお聞かせをください。また、配布事業はいつ頃の予定で考えているのかお聞かせをください。
次に、全市民一律
地域商品券配布事業についてお聞きをいたします。
先ほども述べさせていただきましたが、代表質問の際に、64歳以下の方々に対しても給付事業を実施していただきたいと答弁を求めたところ、早急に事業を実施していきますとの強い決意を市長よりお聞きをし、この短期間で全市民一律
地域商品券配布事業の議案を提出していただき、感謝しておりますが、本来なら、私としては64歳以下の方々に対してもギフト券を要望しておりましたが、なぜ全市民一律
地域商品券配布事業になったか経緯を教えてください。そして、経過とともに、全市民一律
商品券配布事業の概要をお聞かせください。また、配布時期はいつ頃の予定かお聞かせをください。
次に、野崎駅・四条畷駅整備についてお聞きをいたします。
平成25年度より10年計画で野崎駅・四条畷駅周辺整備及び野崎駅橋上化を進めていくことを発表してから9年以上が経過をしましたが、一番の課題でありました事業用地の取得が職員の方々の努力により、クリアし、完成が見えてまいりました。そこで、野崎駅東側の工事着手の時期及び完成予定はいつ頃なのかお聞かせをください。
最後に、全市公共交通について、3点お聞きいたします。
今後の全市公共交通の考え方について、どのように考えているのかお聞かせをください。
2点目に、交通空白地域における新ルートを進めていただけるのかお聞かせをください。
3点目に、毎回確認をさせていただいておりますが、他市への乗り入れについて、どのように考えているのかお聞かせをください。
以上、再質問の権利を留保し、降壇いたします。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 (登壇)おはようございます。高齢者・
障害者生活支援事業の進捗状況についてお答えいたします。
事業内容としましては、本市に住民登録のある65歳以上の高齢者の方及び64歳以下の
障害者手帳所持者の方に対し、
新型コロナウイルス感染症対策を行うための経済的支援として、お1人当たり5,000円分のギフトカードを郵送するものでございます。
当初は
新型コロナウイルスで影響があった方々に、可能な限り早期に実施する必要があると考え、準備期間を最も短く見込み、発送時期を6月から7月と予定しておりました。
しかしながら、これまでに本市で実施したことのないギフトカードの送付であったこと、また、他自治体においても同様の事業を実施していることが確認できなかったことから、より詳細に
事業実施手法等を検討する必要が生じました。
そのため、
送付スケジュールを一部見直し、この間、関係機関等との打合せ等を実施し、5月下旬頃の想定ではギフトカードの発送は8月に延長せざるを得ない状況であるとの認識でございました。
現在のところ、5月31日に指名競争入札を実施し、委託事業者とも契約を終え、早期発送に向け準備しているところでございます。
次に市民の方々への周知でございます。6月10日に
本市ホームページに事業概要等を掲載させていただいております。今後さらに詳細が確定しましたら、
随時ホームページを更新してまいります。
また、広報紙には8月号の掲載を予定しており、しっかりと本事業の周知に努めてまいります。
続きまして、ギフトカードの発送の時期につきまして、委託事業者や関係課等との調整を進め、第1便として、7月下旬頃に前倒しして発送できるよう鋭意努めているところでございます。
次に、全市民一律での
地域商品券配布事業になった経緯についてお答えいたします。
今回、上程させていただいております全市民一律
地域商品券配布事業でございますが、大阪府では
新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る緊急事態宣言が、6月20日まで延長され、市民生活に様々な影響が生じております。
このような現下の状況に鑑みまして、新たに大東市
新型コロナウイルス感染症対策方針に基づき、この未曽有の事態にも耐え切る本市ならではの対策として実施するものでございます。
本事業につきましては、先行して実施する高齢者・
障害者生活支援事業と同様に、ギフトカードの送付も検討しておりましたが、対象が限定されていないギフトカードの送付は、国の
地方創生臨時交付金の対象とならないことから、国の交付金が活用できる地域商品券の送付になったものでございます。
概要でございますが、対象者は本市の全市民に対しまして、
新型コロナウイルス感染症対策として、市民生活の一助となること、そして地域経済の活性化にも寄与することを目的としまして、市内の店舗で利用できる1人当たり5,000円分の地域商品券を、配達履歴の残るゆうパックにて送付させていただく予定でございます。
事業主体は本市で、業務委託にて実施させていただきます。
また、予算としては7億4,202万7,000円、財源は
地方創生臨時交付金と
ふるさと振興基金繰入金でございます。
市民の皆様への周知につきましては、今議会で御議決、御承認賜りましたら、7月にはホームページに概略を掲載させていただく予定でございます。
また、広報紙への掲載は送付時期に合わせて掲載をと考えてございます。
加えて、市の広報板の活用や、協力店舗のポスター掲示など、広く周知に努めてまいります。
配布される時期でございますが、現在のところ10月を想定して考えております。
当然のことながら、このスケジュールは
新型コロナウイルスで多大な影響を受けている市民の方々のために、遅延を生じさせてはいけないと認識しております。
一日でも早く市民の皆様のお手元に地域商品券をお届けできるように関係機関等と協力しながら、事務を進めてまいります。
以上でございます。
○北村哲夫 議長
今出都市整備部長。
◎今出正仁 都市整備部長 (登壇)おはようございます。初めに、野崎駅・四条畷駅周辺整備についてお答えいたします。
野崎駅・四条畷駅周辺整備につきましては、市東部地域の振興を図るため、駅をまちづくりの拠点として、利便性の高い駅前空間の創出と、駅へのアクセス道路を整備するため、平成25年に10年計画で事業をスタートし、魅力あるまちづくりを進めております。
野崎駅東側の整備でございますが、現在の予定といたしまして、今年度、事業用地に残っております物件が撤去されましたら、駅舎東側の階段とエスカレーターの設置工事を行い、全ての橋上駅舎工事が完成した後に、駅前広場の整備工事に着手し、令和4年度末の完成を予定しております。
野崎駅周辺の整備につきましては、東部地域の玄関として、早期の完成を目指してまいります。
続きまして、全市公共交通についてお答えいたします。
まず初めに、今後の全市公共交通の考え方についてでございます。
令和2年度に策定いたしました、大東市
公共交通基本計画では、誰もが利用しやすい公共交通、市民が主体となった多様な
公共交通サービス、安全・安心な
公共交通ネットワークの構築、持続可能な公共交通の4つの基本方針を定めており、計画期間10年間で社会情勢の変化など必要に応じ、見直しを行いつつ、市民の視点に基づき、誰もが安全・安心に利用できる利便性の高い公共交通の実現を目指して取組を進めているところでございます。
今年度は、
東部地域乗合タクシーの再編や、
コミュニティバス西部コースの見直しに着手するとともに、これまで公共交通の御要望のあった地域に、昨年度策定いたしました
地域公共交通導入の手引を説明するなど、地域に入っていくこととしております。
コロナ禍による生活様式の変化や、自動運転など技術革新の一層の進展など、公共交通を取り巻く状況は変化しておりますが、市民・交通事業者・市それぞれが適切に役割分担し、また協働しながら、今後も安全・安心な
交通ネットワークの構築と、持続可能な公共交通の実現に努めてまいります。
次に、交通空白地の新たなルートについてでございます。
一般的には、交通空白地は鉄道駅から半径1キロメートル、もしくは500メートルと、バス停から半径300メートルの円の外側の地域が公共交通の利用しづらい地域となっており、円から外れている複数の地域にお住まいの方々から、公共交通を走らせてほしいというお声をいただいているところでございます。
昨年度策定いたしました、大東市
公共交通基本計画では、市民が主体となった
公共交通サービスの推進などを掲げており、公共交通を利用しづらい、いわゆる交通空白地からの御相談等についても、
新型コロナウイルスの感染状況に配慮しつつ、
公共交通基本計画と併せて作成した
地域公共交通導入の手引も活用し、地域での課題や、需要を把握し、地域の皆様とともに課題解決を図ってまいりたいと考えております。
最後に、全市公共交通の他市へ乗り入れでございます。
令和元年に実施いたしました、地域公共交通に関する
市民アンケート調査では、高齢化が進むことで今後の移動に関して不安に感じるなどの御意見がございましたことから、今後を見据え、市民の利便性向上のため、需要が見込まれ、費用面などの条件が整えば、本市が運行する公共交通が他市へ乗り入れることは可能だと考えております。
今後、以前から公共交通に関する御要望のあります西部地域におきまして、
公共交通基本計画や公共交通導入の手引について説明を行い、地域課題の解決に向けた協議を行う予定としております。交通の課題や現在の
コミュニティバスのルートの見直しの議論を行う中で、中長期的な視点を持ちながら、地下鉄門真南駅やJR鴻池新田駅への乗り入れなどについても検討してまいりたいと考えております。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) それでは、よろしくお願いをいたします。
一番初めに、それでは65歳以上の方々と障害者の方々に対しての給付事業について、再質問のほうをさせていただきます。
モニターをちょっと、映せるようであればお願いいたします。
先ほども事業が少し遅れているということで、先日も実は僕も確認させていただいたところ、少し遅れてしまっているということで御報告がありました。
先ほど、
事業実施手法等を検討する必要があったためということで北田産業・文化部長からおっしゃっていただきました、この事業の実施手法とはどういう意味なのか教えていただけますか。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 まず第1点、障害者手帳等を所持されている対象者への対応、このことと、もう1点が余ったギフトカード、この換金業務のどういう対応をすればよいか、この2点につきまして、検討を要したためでございます。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) 分かりました。初めての事業ということで、遅れてしまってるの、ちょっと早急にということでお願いをしておるんですが、65歳以上の方々と障害者の方々に、今、モニター映しております5,000円のギフト券、1,000円を5枚を簡易書留で送っていただけると思うんですが、もう少し、情報がね、やっぱり皆さん言われるのは、どうなってるのということで、すごい僕も問合せがあるんですけど、その辺もう少しちょっと詳細を教えていただけないでしょうか。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 JCBギフト1,000円券を5枚郵送します。併せまして、
市内利用店舗一覧等も同封いたします。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) それでは、この給付事業がスタートをすると思うんですけど、問合せが多分、送られてきた、何これっていうのになると思うんですけど、それに対しての問合せをする電話とか、問合せ窓口等は考えているのかお聞かせをください。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 問合せの窓口ですけれども、委託によりまして本館3階の会議室に
コールセンターを設置する予定でございます。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) 何名ぐらい予定しておりますか。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 配置の予定は、今、最大3名を考えております。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) 足りますか。足りますかというのもおかしいですけど、まあまあ、3名でいけるかなと思うんですけど、その辺どうですか。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 今のところ、この3名でいけるという形で今練っております。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) 分かりました。
あと、先ほども述べさせていただいたとおり、遅れてるという、情報が全然なくて、それでしっかりまた北田産業・文化部長にもお伝えをさせていただいて、この6月の10日にホームページに事業概要等を掲載していただきまして、本当に感謝しております。
今後、
随時ホームページを更新していくということで答弁いただきましたが、どのように更新を考えておられるのかお聞かせをください。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 現在におきまして、
使用可能店舗一覧は、未表示とさせていただいておりますが、確認を終え次第掲載させていただきます。また、よくある御質問の項目につきましても、設置予定の
コールセンターへのお問合せ内容を踏まえ、適宜追加する予定でございます。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) 何で僕がここまでお話しをさせていただきますかというのは、やっぱり今、コロナ禍ということで、本当に僕も言われるのが、すごい僕にも響くんですけど、1,000円でもうれしいねん、500円でもうれしいねんということをね、やっぱり言われるんですね。やはり、そういう本当に皆さんが待ち望んでおられますのでね、先ほどもスピード感持ってぜひとも、7月の下旬ということで、前倒ししてでも発送できるよう鋭意努めているところって書いてますけど、この7月の下旬というのは、すみません、7月の26日の月曜日からが下旬になると思うんです。具体でもし言えるんであれば、この日目指して、これはどうなるか分からないですけど、この日を目指して配送していただくということを答えていただけますでしょうか。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 登壇では下旬と申しましたけども、今まさに酒井議員おっしゃられたように、7月26日からが月曜ということですから、この26日を目指して、今、鋭意準備をしているところでございます。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) ありがとうございます。具体的に7月の26日、月曜日目指して、本当にやっていただけるということなので、もうこれ大変やと思うんですけど、北田産業・文化部長の決意をちょっと述べていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 改めまして7月26日発送で準備していきます。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) ありがとうございます。短いですね、もうちょっと決意欲しかったんですけど、まあ、分かりました。ありがとうございます。
それでは、引き続きまして、全市民一律
地域商品券配布事業について質問させていただきます。これは、モニター、ごめんなさい、お願いいたします。
先ほど、前の施政方針のときの市長と、代表質問させていただいたとき、ぜひともこの64歳以下の方もギフト券でということでお伝えをしたんですけど、先ほど、
地方創生臨時交付金が活用ができないということで、これは困ったもんですね、本当にね。
ただ、64歳以下ではなくて、全市民の方、大東市民の方、赤ちゃんからお年寄りまで一律給付事業議案を出していただきましたけど、65歳以上の高齢者の方々、そして障害者の方々は、この今回7月にもらえますギフト券と地域商品券がもらえるということでいいんですかね。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 国からの
地方創生臨時交付金を活用するには、地域や対象者を限定する必要があることから、本議会で上程しました事業は大東市域で利用できる商品券事業としています。また、先行して実施します高齢者・
障害者生活支援事業では、高齢者の方々や障害者の方々に対し、ギフトカードを送付しますが、全市民一律
地域商品券配布事業は、全市民の方を対象としていますので、ギフトカードを受け取られた高齢者の方、障害者の方々も本事業の対象となります。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) ここに付けさせていただいているゆうパックに500円が10枚入って、郵便局の配達員が配っていただけるいうことです。この地域商品券に関しては、今現在、目標やね、目標と思うんですけど、何件ぐらい、この地域商品券使えるところの場所目指しているのか教えてください。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 昨年度の大東市内店舗応援商品券事業の協力店舗が394店舗でしたので、394店舗以上を目標とし、今、市内事業者へお声かけを、これからさせていただく予定でございます。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) 分かりました。394件、前回やったんですけど、500件目指していただきたいんですけど、その辺どうですか。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 産業経済室の職員共々で何とか頑張りますが、前回以上は確実に達成したいと考えております。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) 「が」は要りませんので、「頑張ります」でよろしくお願いいたします。
では、今回、この地域商品券に関しては、大東市が責任を持ってやられるのか、その辺教えていただけますか。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 はい、大東市でございます。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) あと、前もちょっと商品券が使えるところ、使えないところが非常に分かりづらかったということで、僕らも言われてたんですけど、万代とかね、これ名前出して、企業の名前、万代、大東市はマルナカ、オークワ、ジャンボ、あとほかのストアもあると思うんです、ストアと言わないですね、今ね。ストアあると思うんですけど、これを使えるようには努力はしていくのか、その辺教えてください。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 応募いただけるかどうかは、各事業者の判断となりますけれども、お声がけはさせていただきます。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) しっかりお声がけもしていただきたいと思います。
前のときは、宅配業者の方ですね、宅配とか、あとコンビニですね、使えるところあったんですけど、この辺、宅配とか、コンビニ等も使えるように考えているのかお聞かせをください。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 こちらのほうもお声かけはさせていただきます。ただ、応募いただけるかは、各事業所の判断となりますので。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) これも、お声がけは必ずするということでいいですか。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 はい、そのとおりでございます。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) そしてもう一つが、大型店舗と言われる、1,000平米ということやったと思うんですが、そこは使えなかったと思うんですけど、服飾関係ですね、それで家電量販店、それで日用品を取り扱う薬局等、これも使える方向性でいけるのか教えてください。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 本事業は市民の利便性を優先的に考えておりますので、前回は対象外であった店舗面積1,000平米以上の店舗にもお声がけをさせていただきます。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) あと、大東市内のお店というのは、先ほども言いましたけど、様々な職種というものが挙げられますけど、ある程度お店のほうから御相談等があれば、店舗として受け入れる考えはあるのか、その辺、再度教えてください。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 本事業の仕様書の中で掲げる利用対象外のサービス、例えば、家賃、地代、駐車料等の不動産に関わる支払いでなければ、広くお声かけをさせていただく予定でございます。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) あと、商品券の使える期間、大体何か月ぐらい考えているのか教えていただけますか。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 当初、10月から3か月というところで計画しておりましたが、より長く市民の方に使っていただくことを中心に検討も重ねまして、何とか1月いっぱいまでの期間まで、10月からしていきたいというところで今調整しておるところでございます。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) ありがとうございます。4か月ということで、本来やったら、大体3か月ぐらいなんかなと思うんですけど、本当に職員の方々の努力によって4か月にしていただけるいうことで、本当に感謝しております。4か月間、また使えるということで分かりました。
それで、配布時期が10月ということで答弁をいただいていたと思うんですけど、9月中の送付を目標に、1か月でも早く送付に向けて努力していただいていることに、本当に感謝いたします。
これね、本来なら指名競争入札を実施することによって、事業が遅れるようなことがあるんであれば、僕は三社見積りを取った上で随意契約で進めていっていいと思うんですが、その辺、北田産業・文化部長のお考えはどうなのか教えてください。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 本事業につきましては、一日も早く市民の皆様へお届けすることを第一に考えております。業者選定の方法につきましては、複数事業者から見積書を提出していただいた上で随意契約による契約方法も視野に検討しております。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) 先ほども9月中の送付ということなんです、これもちょっと僕細かく聞くのが大好きで、すみませんけど、聞きますけど、9月中ということは、9月の1日も9月中になると思うんですけど、どれぐらいまでに発送をしていく予定なのか、これはもう予定でしかないと思うんですけど、その辺、ちょっと具体的に教えていただけますか。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 ここにつきましては、9月というところで、日にちにつきましては、今のところ、まだ確定しておりませんので、鋭意9月中の、早い時期にできるように頑張ります。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) まだ10月から使えるいうことなんで、9月の頭ぐらいからお配りしないと、なかなか、まあまあ、それで鋭意努力はするということでいいんですかね。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 そのとおりでございます。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) これもこの事業に関しても、電話等の問合せが、窓口等もあると思うんです。その辺も考えているのかお聞かせをください。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 こちらのほうにつきましても、委託によりまして
コールセンターの設置を考えております。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) これも何名、3名ですか。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 こちら、対象者が多いということで、今のところ、最大8名を考えているところでございます。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) この事業に関して、本当に市民の方々も、ぜひ市民ということで、まだやっぱり知られない方も実際いらっしゃるんですよね。ああ、そうなんですかと言われる方も、言われるんですけど、しっかり市民の方々に対して、手元にしっかり全市民の一律商品券も取り組んでいただきたいと思います。この事業に関して、市長、ちょっとお聞きをしたいんですけど、市長のお考え、少しお聞かせ願えますでしょうか。
○北村哲夫 議長 東坂市長。
◎東坂浩一 市長 これまで担当部長との詳細なやり取りの中で御確認を幾つもいただいたと思います。しかしながら、まだ予算承認がない中での担当部長の答弁には限界がありますことを御理解をまずいただきたいと思います。
また、時期について、ギフトカード、地域商品券ともに御質問の詳細がありましたが、これも私どもが納品するというタイミングと、各御家庭に着のタイミング、これには差異がございまして、私どものできる最善の努力の後、少しその配送のプロセスを経て、着ということになりますので、着について詳細にお答えすることが担当としては難しいということにも御理解をいただきながら、ベストを尽くしていこうとする意欲については御理解いただきたいと思います。
そして、御質問の内容でございますけれども、
新型コロナウイルス緊急対策というものを昨年の2月、3月の時点から、本市においては1つの対策の核として、背骨として構築をし、3つのステップ、さらには7つのターゲットというものを構築して進めてまいりました。
その3つのステップと7つのターゲット、特に7つのターゲットというものに対しまして、一巡をしたという認識から、現在、
新型コロナウイルス感染症対策方針は、新たに策定をし直したというところでございます。
この暮らしを守る、未来を守る、安心を守る、この3つの守るを軸に構築した新たな緊急対策、これにつきましては、これまでのコロナにおける市内の状況を鑑み、生活支援の必要性、また産業支援の必要性、こういったものも改めて再認識をしたところから、今回の事業に至っているものでございます。
そして、財源の細かな監視、そして中長期に至る本市の財政の安定的な運営、こういったものがこのコロナによって破綻することがあってはなりませんし、かといって、財政に重きを置き過ぎて、この必要な施策が打てないということがあってもなりません。
そこで大変重要になってまいりますので、国費をいかに充当できるかという視点でございます。そういったところから、今回の事業については、ギフトカードから急遽、全市民一律地域商品券事業に転換をさせていただきましたけれども、この
新型コロナウイルス感染症対応
地方創生臨時交付金並びに、本市の宝でもございます
ふるさと振興基金繰入金、こういったものを活用することを大変重きを置いて今後とも市内の状況をしっかりと把握した上で進めてまいりたいというふうに考えております。
迅速であり、安全であり、そして的確であり、そして一日も早く商品券を皆さんのお手元にお届けすることができますことを、これからも懸命に努めてまいりますので、どうかよろしくお願いをいたします。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) 市長、ありがとうございます。確かに、まだ議決は終わってませんので、おっしゃるとおりです。でも、必ず、また議員の方もよろしくお願いいたします。僕が言うのもおかしいんですけど。
じゃあ、このギフト券の事業に関しては、本当に動いていただいている職員の方々、そして連続の事業になりますが、議決終わった後に、これ全市民一律
地域商品券配布事業、皆さん本当に待ち望んでおりますので、大変な中ではありますけども、しっかりと大東市民の方々が喜んでいただける姿を思い浮かべながら取り組んでいただきますように、よろしくお願いをいたします。
それでは、商品券は終わります。
それでは、続きまして、野崎駅・四条畷駅周辺整備についてお聞きをいたします。また、モニター映してもらってよろしいでしょうか。
四条畷駅、これもずっと僕も写してますけど、先ほどは東側聞きましたけど、西側の整備はどのように進めていくのか教えてください。
○北村哲夫 議長
今出都市整備部長。
◎今出正仁 都市整備部長 野崎駅の西側の整備につきましては、今年度の秋頃から立体駐輪場の整備に着手し、その駐輪場工事の完成予定である来年の秋から駅前広場の整備に着手いたしまして、令和4年度末の完成を目指して整備を進めております。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) 野崎駅と四条畷駅周辺といいますと、僕がもうちょうど、もうそろそろ市長と一緒で3期で10年目になって、毎回これずっと質問をして、来年には出来上がるということで、やっぱり感慨深いものがございます。
それで、今度四条畷駅についてお話をしたいと思います。またちょっと、映してもらっていいですか。
四条畷駅周辺整備で、まず工事、今後していくと思うんですが、工事を着手する始める場所はどこか教えていただけますか。
○北村哲夫 議長
今出都市整備部長。
◎今出正仁 都市整備部長 まず、必要な事業用地が確保できたところからということなんですけれども、効率的な整備が可能となるように順次、工事をしていく予定でございます。まず、駅東側のペデストリアンデッキを整備する予定でございます。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) あと、四条畷駅周辺の残りの用地、毎回これも聞いてるんですけど、どこまで進んでますか。
○北村哲夫 議長
今出都市整備部長。
◎今出正仁 都市整備部長 未取得の事業用地でございますけれども、東側が残り1件、西側も残り1件となっております。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) これ、東側1件は、もうまとまりそうですか。そこがなければ工事ができない等々はないのか教えてください。
○北村哲夫 議長
今出都市整備部長。
◎今出正仁 都市整備部長 東側の1件は、JRが持ってますコンビニでございますので、特に今、ペデストリアンデッキの工事に支障とはなりません。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) あと、もりねきのあそこの前が道路できる、拡幅の予定なんですけど、この東側の道路の拡幅の進捗も教えていただけますか。
○北村哲夫 議長
今出都市整備部長。
◎今出正仁 都市整備部長 令和2年に道路の詳細設計完了いたしておりまして、道路幅員としましては、車道が7.5メートル、歩道が2.5メートル以上となる予定でございます。既に、地権者とも契約が終わっておりまして、令和4年の3月末に事業用地を引き渡していただける予定となっておりまして、その確保ができ次第、工事に入ってまいりたいと考えております。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) 四条畷駅とこの野崎駅は、本当に大きく変わる事業で、大きい事業なんですけど、しっかり、もう本当に安全にやっていただきたいと思います。
それでもう一つが、これ、これはちょっとよその市なんですけど、JRの学研都市線の高架化の話はいつもあると思うんですけど、このJR学研都市線の高架化に関して、今どういう協議が行われて、これ10年、20年後になるか分からないですけど、まずはでも、話合いが必要やと思うんで、その辺どうなってるのか、教えていただけますか。
○北村哲夫 議長
今出都市整備部長。
◎今出正仁 都市整備部長 鉄道の高架化につきましては、市街地において、鉄道の一定区間を高架化もしくは地下化することによりまして、多くの踏切を除却して、鉄道との立体交差を一挙に実現し、市街地の分断を解消して、市民の利便性と安全性を向上する事業でございます。
今回、高架化を検討する区間につきましては、JR住道駅から忍ケ丘駅までの約3.8キロメートルになっておりまして、本市域内には観音道踏切、野崎踏切、津の辺踏切、北条踏切、4つの踏切が存在しておりまして、交通の利便性、市民の安全性、分断された市街地の解消等が課題となっておりますことから、西日本旅客鉄道株式会社、大阪府、四條畷市、大東市の4者で、JR学研都市線における鉄道高架化勉強会を立ち上げまして、平成30年度から令和2年度までに、本市が事務局となり、4回開催しております。
今年度からは、さらなる検討の深度化を図るため、基礎調査を実施するに当たりまして、令和3年5月14日に第5回目の勉強会におきまして、委託内容を協議し、住道~忍ケ丘駅間の連続立体交差化の基礎調査業務を発注したところでございます。
今後は、市民の利便性向上と安全性の確保はもとより、鉄道沿線の活性化やエリア価値の向上につながるよう高架化に向けて取り組んでまいります。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) ありがとうございます。この高架化の話が実際動いているということで、これ莫大なお金がかかるので、来年できますよとか、10年後にできますとか、これはもう本当に未知の世界でありますけど、でもしっかり進んでいるということで、本当に、できたときには本当に便利になるんじゃないかなと思いますので、引き続き、協議のほうを重ねていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
それでは、続きまして、デマンドタクシーのことをお話をさせていただきます。
これもちょうど、僕が1期目のときに5年、市長ともずっと何回も何回も、もうええでいうぐらいやらせていただきました。でも、本当に今、もう5年前で、9年たったんですかね。今回、ちょっと再編ということで、今後ルートも考えていかなければならないということでありました。
これちょっと見にくいんですけど、上が北条北部と北条南部かな、載ってる資料です。それで、野崎と寺川ですね、今後、この編成というか、していかないといけないということなんですけど、僕としては、北条北部と南部を1つのルートにするとか、野崎を寺川と一緒に合体させて、新たなルートを考えるのか、その辺ちょっと教えていただけますか。
○北村哲夫 議長
今出都市整備部長。
◎今出正仁 都市整備部長 現在、東部地域の乗合タクシーにつきましては、5コースで運行しておりますけれども、議員お示しのように、コースによりまして利用状況がかなり差が出ております。より効果的・効率的に利用いただけるように、ルートの統合ですとか、停留所の再編、あるいは分かりやすい料金を新たに見直すとかというところを予定しております。今、コロナの状況ですので、地域の意見を、それを鑑みながら取り入れてまいりまして、変更等はしてまいりたいと考えております。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) これはもう、走ってるところの自治会のほうに投げかけて、今後、まあ言うたら合体させてルート編成をするということをお伝えして、また協議してもらうということでいいのか、その辺教えてください。
○北村哲夫 議長
今出都市整備部長。
◎今出正仁 都市整備部長 毎月利用状況等のニュースなどを発行しておりまして、そこでも皆さんにお示しをしておりますし、既に、もう利用状況の差がこれだけありますよというところを区長はじめ、地元の方には御相談かけてるところもございますので、コロナの状況によって、至急に地域へ入って、より効率的な運行に努めてまいりたいと思います。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) これ実際、ルート編成というのは、あと1年以内にはルートは変更等がかかってくるのかなと、その辺どうですか。
○北村哲夫 議長
今出都市整備部長。
◎今出正仁 都市整備部長 複数の地域にまたがりますので、まずそれぞれの地域に入らせていただいて、それからお隣、あるいはもっとお隣というところの地域と一緒になって話をさせていただいた上で、一定の案がまとまりましたら、次は公共交通会議にかけて、コースの変更ということをまた運輸局に申請等ございますので、今から入らせていただくと、年度末はちょっとしんどいかなという感じはいたしております。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) これは中垣内ルートで、中垣内ルートは結構このまま安定はしてるのかなと思うので、あれなんですよ。実際、最低30%以上の乗車率がないところって、これもう逆に運行の廃止の対象になるのか、その辺ちょっと教えていただけますか。
○北村哲夫 議長
今出都市整備部長。
◎今出正仁 都市整備部長 この議論につきましては、昨年度に策定いたしました
公共交通基本計画をつくるときに、公共交通会議の中でも、目標設定どうすんねんということをかなり議論をさせていただきました。
結果としては、いろんな検討状況を加味しながら、引き続き議論を進めていくということになっておりまして、手引を一方で策定しておりますけれども、この手引の中には、あくまで今までの大東市の実績に基づいた、あくまでも目安として、例えば、
コミュニティバスですと収支率25%いうのを上げさせていただいております。決して、この目標数値を下回ったからといって、すぐに廃止ということではございませんで、増減の状況を地域の皆さんとお話しして、利用促進に努めるとか、そのあたりを総合的に判断しながら、廃止も含めた検討をするということとしております。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員)
今出都市整備部長のほうから言っていただいたこの
地域公共交通導入の手引もちょっと僕も読ませていただいて、よく分からなかったんですけど、これ、申し訳ないですけど。新しくこの公共交通を走らす場合に、1番として、検討体制の構築、2番、ニーズの把握、地域公共交通の検討、4番、運行実施の準備、運行実施検証等ということで、これ新しくする場合は、こんだけの手順が必要なんで、こうなってくると、今年これを会議をやっていただいて、何年ぐらい、これ実質、もし新しい公共交通が動くことができるのか、その辺ちょっと教えていただけますか。
○北村哲夫 議長
今出都市整備部長。
◎今出正仁 都市整備部長 東部のデマンドを走らせていただいたときに、たしか、道路の状況から調べるスタートからいたしますと、平成24年にまず検討が開始されまして、平成26年ぐらいから無料で試行運転したり、それからワークショップをさせていただいたりということを経まして、公共交通会議で決定して、運輸局に申請する前に業者を決めて、運輸局に申請して、許可を得てから本格的に運行開始したのが平成30年1月でございます。ということは、道路の調査から5年以上かかっております。
今回、同じデマンドにするといたしますと、そこまではかからないと思いますけれども、やはり新たなルートを設定するということは、1つの地域だけで協議させていただくということではございませんので、複数の地域にまたがりますので、やはり相当な年数というか、3年ぐらいはかかるんじゃないかなというふうには考えております。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) 3年ですか、5年ですか。
○北村哲夫 議長
今出都市整備部長。
◎今出正仁 都市整備部長 どうしても、地域でルートが決定いたしましても、そこで停留所、これはお住まいの方、お隣の方にお声かけもしないといけません。それから、公共交通会議の決定、業者の選定、それで許可申請、それで許可ということになりますと、やっぱり交通会議で決定してから運輸局に申請して、そこまででも1年近くかかると思いますので、やはり何ぼ短縮しても、2年から3年というところかなと思います。
○北村哲夫 議長 7番・酒井議員。
◆7番(酒井一樹議員) ありがとうございます。いつものように、ちょっと新しくつくってみました。これ見とってください。僕勝手につくりました。北新町・津の辺コース、深野・緑が丘コース、ぜひともお願いをしたいと思います。これはもう見てるだけで結構です、答弁は結構です。
あと、ちょっと最後になりますけど、実はお昼御飯を食べに行くときに、たまたま、これに乗っておられる方がちょうど降りてきはってね、ちょっと見にくいんですけど、3人ぐらい乗ってはったんです、高齢者の方がね。何か突撃取材じゃないんですけど、お声がけさせてもらって、その方、聞きますと、手押し車で乗ってはって、どこへ行きはるんですかいうて、めっちゃ怪しがられたんですけど、市会議員ですと一応言いまして、でもね、本当に助かってますということを言われてます。この全市公共交通って、本当に今高齢化も進んでいるところなんで、この全市公共交通についても、僕も何回すんねんいうぐらい、しっかりまたこれを
今出都市整備部長とも議論していきたいなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
以上でございます。ありがとうございました。
○北村哲夫 議長 次に、一問一答方式で11番・品川大介議員。(拍手)
◆11番(品川大介議員) 皆さん、こんにちは。品川大介と申します。議長からの御指名をいただき、一般質問、初めての一問一答方式になりますので、不慣れな点ありますけれども、よろしくお願いいたします。
また、傍聴をいただき、ありがとうございます。オンラインの傍聴の方々にも分かりやすく質問をできるように努めてまいります。
これはマスクって外していいんですかね。いいんですか。すみません、ふだんから妻に何言ってるか、あんた分からへんと言われるんで、ちょっとでも伝えたいという思いがあって、ちょっとマスク、画面ではマスク、なぜか逆にしてるんですけども、頑張っていきたいなというふうに思います。それでは、よろしくお願いをいたします。
まず、1項目めでございます。本市のブランディングについて、ブランディングというか、市政と発信という形で使わせていただけたらと思います。
先ほど、酒井議員のときに市長も答弁されておられましたけれども昨年4月に策定しました大東市
新型コロナウイルス緊急対策を一通り完遂することを踏まえ、これまでの経験を生かしながら社会情勢の変化に即した感染対策を講じるために、今回、大東市
新型コロナウイルス対策方針を策定されました。その3項目めに安心を守るでは、刻一刻と変わる情勢を見極めながら、安全を確保し、適切なタイミングで対策を講じることで安心を守り抜くとあります。
では、どのように市民の安心・安全を守り抜くか、市長に答弁をお願いいたします。
○北村哲夫 議長 東坂市長。
◎東坂浩一 市長 改めまして御答弁申し上げます。
本市におきましては、これまで3つのステップ、7つのターゲットを掲げさせていただきながら、段階を見極め、ターゲットを絞り、
新型コロナウイルス感染症への対策を講じてまいりました。この緊急対策は、高齢者・
障害者生活支援事業をもちまして、全てのターゲットの方々への支援、これが一巡したと認識をしております。
当初の感染拡大期から1年以上が経過をいたしまして、日常そのものの概念、コロナ以前とは変わりつつあります。今後は、ワクチン接種による効果や、新たな変異株の状況なども見極めていく必要を感じております。
そこで、これまでのようなターゲットや段階を示したものではなく、対策を講じるに当たって基本に据えるべき理念を掲げた新たな
新型コロナウイルス感染症対策方針を定めるに至りました。
対策方針のうち、安心を守るにつきましては、
新型コロナウイルス感染症を巡る社会情勢を見極めながら、適切なタイミングと手法による対策を講じますことで、市民の皆様の安全と安心を守ることを企図したものでございます。
例えば、今議会で提案させていただいております全市民への
商品券配布事業におきましても、その時々の状況を把握し、よりリスクの低い配布方法や配布時期を判断していく必要がございます。
リスク低減に向けましては、所管の部署や幹部職員による検討を経まして、最終的には市長である私が判断を下すものでありまして、その責任も私にございます。
このことは市長として当然のことであります。これまでも、そしてこれからも、その職責を全うしてまいりたいと考えております。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) 答弁ありがとうございます。昨年の11月の件もありましたし、今回、議案にかかっている
商品券配布事業についても、ある程度懸念も含めて述べていただいたわけですけども、11月のときの反省も踏まえて、ちょっとお聞きしたいことが市長、もしくは統制の副市長にお聞きしたいと思っているんですけれども、要はジャッジをするのは市長であるというふうなのはもちろん承知の上でございます。しかしながら、要は、この刻一刻と変わる情勢を把握を行い、共有し、客観的に分析、多角的に分析していく、つまり市長がジャッジを行うためのプロセスをどのように整備していくのかというところが1つのポイントでございます。特に、市長レクを行われるのは実施原課でございますので、どうしても主観的になりがちになってしまいます。この点が課題の1点だと思います。
2点目が、そのジャッジに、まあ、ジャッジをされるかどうかは別としまして、ジャッジをしたときに、要はそれを想定内にしておけるかどうか、様々な段階の中で、指示はされるとは思いますけれども、ドゥーをいかに素早く実行できるか、そのオペレーションを常に想定内にしておくということが重要だと思います。このあたりがあって、初めて刻一刻と変わる情勢を見極めながらという形でのオペレーションになると思うんですけど、このあたりいかがお考えでしょうか。
○北村哲夫 議長 野田副市長。
◎野田一之 副市長 今年度の冒頭ですけれども、市長のほうから指示を受けております。それは2点ございまして、まず、庁内の大きな事業でありますとか、そういうものについては情報共有をしっかりすること、特に幹部の職員が情報共有をしっかりすること。もう1点は、リスク管理についての仕組みづくりを考えるようにと、そういう指示を受けております。
これは、当然、昨年の事業をさせていただいた部分の一定反省も踏まえまして、そのような御指示をいただいております。
今、鋭意、特にこのリスク管理の仕組みづくりにつきましては、所管部署のほうで議論をさせておるところでございます。この内容、方向性が定まりましたら、それに沿って、庁内徹底してそういう方向性で動いていくというふうなことを今考えております。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) よろしくお願いします。これは議会じゃなかったとしても、ちょっとチェックをまたさせていただきたいなというふうに思います。
2つ目がSNSや、動画サイトでの差別解消についてお聞きしたいと思います。
様々な動画サイトやSNS等々で、特定地区の差別を流布するような動画や書き込みが多く見られます。本市としては、どのような対応を行ってきましたか、または行っておられますか、答弁をお願いいたします。
○北村哲夫 議長 奥野
市民生活部人権政策監。
◎奥野佳景
市民生活部人権政策監 おはようございます。SNSや動画サイトなどで差別流布される書き込みについての本市の対応についてでございますが、平成26年度より、インターネット上において、同和地区の名称や所在地等の情報の流布、特定の個人や団体に対する差別的言動の投稿など、差別を助長・誘発する行為を監視するために、月に1回モニタリングを実施しております。
昨年度に、本市において、同和地区と称して地域を撮影した差別動画が投稿されましたが、速やかに地区と情報を共有し、厳正に対応を行いました。
具体的には、本市と同様の動画が投稿された府内の他の自治体や大阪府と連携して、大阪法務局に対し削除要請をしております。また、サイト管理者に対し、この動画は差別投稿であることの根拠を示し、通報しているところでございます。
今後も、差別や偏見に基づく悪意ある投稿には、厳正に対応してまいります。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
先日、新聞、各種ネットで丹波篠山市の同和地区とされる地域を映した動画がインターネット上に公開され、プライバシーが侵害されたとして、市と地元自治会長がニコニコ動画等々の運営会社に削除依頼を求める仮処分を申し立て、地方裁判所が削除を命じたというふうな記事が出ておりました。
このように、いろいろ、様々な市長の会見等々を読んでおりますと、この丹波篠山市の事例も特定の地区の差別に向けて、市が名誉を損失、または市の責任を掲げて地区とともに闘った1つの事例だと考えます。本市もこのように、地区差別を市の問題として闘う姿勢はありますか、答弁をお願いいたします。
○北村哲夫 議長 奥野
市民生活部人権政策監。
◎奥野佳景
市民生活部人権政策監 インターネット上での誹謗中傷やプライバシーの侵害など、当事者の権利が侵されている事案に係る相談については、現在、総合相談・支援事業において対応しております。
相談を受ける際には、相談者に寄り添いながら、技術的な支援や心理的負担の軽減に努めておるところでございます。
丹波篠山市において、地元自治会とともに、同市に係る差別動画が投稿されているサイトの管理者に対して、削除を求める仮処分を裁判所に申し立てられましたが、本市においても、行政も当事者であると判断し得る事案が発生した場合は、地元とともに、市民、相談者とともに、毅然として必要な対応を行ってまいりたいと考えております。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) よろしくお願いいたします。
ちょっと探したら、これが悪質かどうかの判断は難しいところとは思いますけれども、様々な、まだ流布などがあったりとか、動画があったりしますので、地区と一緒に共に闘う姿勢をつくっていただけたらなというふうに思います。
次に、安心・安全という中で、今度はがらっと変わって新たな取組、コロナ禍等々で新たな取組として、生活様式に対応したブランディングへの取組というものはどのようにされておられますか、答弁をお願いします。
○北村哲夫 議長 東政策推進部長。
◎東克宏 政策推進部長 おはようございます。本市の魅力を多くの人に知っていただこうと、任天堂のゲームソフト「あつまれどうぶつの森」の中に、本市の魅力をふんだんに盛り込みました「だいとう島」を、三好長慶の生誕日3月10日に公開をいたしたところでございます。
「だいとう島」は、コロナ禍により移動が制限をされ、多くのイベントが中止となり、情報を発信する機会が減る中、ゲームで遊びながら歴史や自然、楽しいイベントなどがあるということを知ってもらい、楽しんでほしいという熱い思いを持った2人の職員が業務時間外に自主的に制作をしたものでございます。
「だいとう島」では、武者行列を想定した甲冑の大行列や飯盛城のイメージを再現いたしましたほか、豊富な露店が建ち並ぶ野崎まいりや御領水路をはじめ、morinekiやホストタウンに係るコロンビアエリア、そして飯盛城跡が国史跡指定に答申されたことを記念してフォトスポットなどを追加いたしまして、随時更新をしているところでございます。
また、ゲームをお持ちでない方のためにも、公式ユーチューブにおきまして、「だいとう島」の紹介と、実際に開催されたイベントや名所の写真を貼りつけるとともに、ナレーションを加え、効果的に発信をしているところでございます。
次に、バーチャル壁紙についてでございます。
コロナ禍の中、学生や会社員をはじめ多くの方がZoomやTeamsなどを活用し、ウェブ上で授業や会議を行っておられます。このウェブ会議の画面背景に、本市の名所や「あつまれ どうぶつの森」の写真を壁紙として利用していただくことで、会議を通じて多くの方に情報発信を行っているところでございます。
このバーチャル壁紙は、ホームページに掲載しておりまして、誰もが利用できるようになっております。今後も魅力あるデザインや画像を追加し、壁紙を充実させてまいります。
これらの事業効果につきましては、バーチャル壁紙は6月1日にスタートしたばかりで、効果検証はできておりませんけども、「あつまれ どうぶつの森」に関して言いますと、新聞、テレビ、SNSなどで大きく取り上げられ、広告換算費用といたしましては、約3,100万円の効果が出ております。
なお、いずれの事業につきましても、予算の使用はしておりません。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) ありがとうございます。すばらしいですね、予算ゼロで新たな取組としてやっていただいている。ちなみに、東政策推進部長、常にいつもこうやって携帯でウェブ会議してはりますけれども、バーチャル背景使われたことありますか。
○北村哲夫 議長 東政策推進部長。
◎東克宏 政策推進部長 大東のバーチャル背景は残念ながら使っておりませんで、私、スターウォーズを使っております。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) 答弁として残してしまったことをちょっと後悔してしまったんですけど、それやったら使ってないと言っていただけるほうがいいかなと。
できましたら、使ってみないと、いいも悪いも分からないので、担当部長が使ってないというのは、ちょっとあれですので、常にやってはるんで、市長はじめ、大東市のブランディングのために使っていただけたらなと思います。
2つめが使い捨てコンタクトレンズの空きケース回収の取組を質問しようと思ったけど、思い切り杉本議員とかぶってしまって、ほぼほぼ答弁をしていただきましたので、質疑は控えますけれども、これもゼロ予算でしていただいたと。ゼロ予算で取り組んでいただいて、若者、もしくは身近にSDGsを、エコを取り組んでいただくという1つの、自分じゃないとできないこと、コンタクトレンズをしている、要は毎日捨てるごみの積み重ねというものが1つの取組として形に残るという1つの事例かなというふうに思ってるんです。これもゼロ予算でしていただいたこと、大変ありがたく思うとともに、さらなる進化に、要は啓発、促進を進めていただきたいと思いますので、よろしく、何か、じゃあ、意気込みだけ答弁をお願いします。
○北村哲夫 議長 木村市民生活部長。
◎木村吉男 市民生活部長 意気込みはございますので、品川議員おっしゃっていただいたように、この取組も市の予算は全くかけずにできることができました。ブランディングということでしたので、この取組を、協定ですけども、結ばせていただいたのは、大阪府内では3番目、全国では7番目と、取組としては非常に早い段階でスタートができました。これも12月議会で品川議員からこの旨の御提案をいただいたことがきっかけでございますので、こちらのほうからお礼申し上げたいと思います。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) よろしくお願いいたします。
それでは、教育について質問を進めたいと思います。
まずは、マスクですね、先般、高槻市で遺憾な事故が起こりました。マスクが原因かどうかは、ちょっとさておいて、体育の授業中にということであります。この大東市においては、体育の授業やまたは部活動、マスクの着用や感染防止のマニュアル、どのようになっておられますか。
○北村哲夫 議長 伊東学校教育政策部長。
◎伊東敬太
教育委員会学校教育政策部長 まず、マニュアルについてでございますが、文部科学省は、令和3年4月28日に学校における
新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルを改定し、3密の回避などの従来の感染症対策を、これまでに引き続き推奨しております。
また、大阪府教育庁からは令和3年3月31日付で、学校園における
新型コロナウイルス感染症対策マニュアルが市町村に通知されており、これが現時点で最新の総合的マニュアルとなっております。
これらを受けまして、市教育委員会といたしましては、令和3年5月11日に学校園における
新型コロナウイルス感染症対策マニュアル、これ第4版になるんですけれども、そちらを各校園に通知をしたところでございます。
発熱等の風邪症状がある場合は、登校園を控えていただくよう保護者に周知することでありますとか、せきエチケットなどの基本的な感染症対策に関する指導の具体的な内容に加えまして、今回新たに緊急事態宣言期間中の対応や教職員の学校外での感染防止行動の徹底等について、追加をいたしました。
これら各マニュアルの中では、運動時のマスク着用につきましては、身体へのリスクを考慮し、マスクの着用は必要ない。特に、呼気が激しくなる運動を行う際や、気温・
湿度や暑さ指数が高い日には、十分な呼吸ができなくなるリスクや熱中症などの健康被害が発生するリスクがあるため、十分な感染症対策を講じた上で、マスクを外すことと記載をしております。
一方で、気温・
湿度や暑さ指数が高くない日に、呼吸が激しくならない軽度な運動を行う際、児童・生徒がマスクの着用を希望する場合は、マスクの着用を否定するものではないが、その際であっても、児童・生徒の体調の変化に十分に注意し、必要に応じて他の児童・生徒との距離を十分に確保して、マスクを外して休憩するよう指導するなど、感染症対策を講じながら事故防止にも留意することについても、併記をしております。
これから暑くなる時期を迎える中において、感染症対策を継続しながらも、熱中症対策に重点をおいて、安全に学校教育活動を進めていくことができるよう、各校に指導を促してまいります。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) ありがとうございます。現場は大変だろうなというふうに思います。
我々もそうですけれども、やはりマスクの常態化、常につけることでの安心感と言ったらおかしいですけども、つけとくことみたいな形が定着化する中で、要は、マスクの着脱を児童に任せるのではなく、やっぱり保護者によく対策を理解してもらった上で、マスクを外す指導をすることがあるというふうに、しっかり保護者に伝えておいたほうがいいんじゃないかなと思います。もしくは、保護者からマスクは、この子は基礎疾患があるからとか、何やらという形でマスクをこの子はという形での個別対応、マスクをつける方には個別対応をしていく、そうすることによって現場の先生方であったりとか、指導がしやすくするという、裁量を増やすという形の通知であったりとか、保護者理解というのを求めたほうがいいのではないかと思います。この点についてはいかがでしょうか。
○北村哲夫 議長 伊東学校教育政策部長。
◎伊東敬太
教育委員会学校教育政策部長 学校教育活動におきましては、近距離での会話であったり、発声等が必要な場面も生じ得ることから、飛沫が飛ばないよう、児童・生徒及び教職員は、身体的な距離が十分に取れない場合はマスクを着用するべきと考えられます。
一方で、暑さ指数が高く、熱中症のリスクが高まるおそれのある場合、教職員から児童・生徒にマスクを外すよう指示をしておりますが、登下校時であったり、休み時間など、児童・生徒のみで行動する状況も想定される時間帯におきましては、外すタイミングを自身が判断することとはなりますが、特に小学校の低学年の児童などは、自分でマスクを外してよいかどうか判断が難しい場合もあるかと思いますので、教職員から積極的に、どのような場合、マスクを外すのかを分かりやすく伝える必要があるかと考えます。
また、先ほどもお伝えいたしました、大阪府教育庁作成のマニュアルの中では、マスクの着用が難しい児童・生徒等に対する指導・支援について、まずは、マスクの着用が難しい原因を探り、原因が分かればマスク着用に代わる手段がないか、個々の状況に応じて検討するともされております。
様々な事情でマスクを着用することができない児童・生徒に対しても、保護者と学校とが密に連携を取りながら、児童・生徒の安全を確保するための方策をそれぞれ検討してまいりたいと考えます。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) よろしくお願いいたします。
次に、健康的なもので、GIGAスクール等々でタブレット配布を行っていく、夏休みも持って帰ることができるということで、使用の常態化による健康への影響を懸念するところでありますけれども、どのように児童、保護者に対応いただいているのか、答弁をお願いします。
○北村哲夫 議長 伊東学校教育政策部長。
◎伊東敬太
教育委員会学校教育政策部長 いわゆるSociety5.0の時代の到来に向けまして、タブレットPCはこれからの学校教育を支える基本的なツールになっていくことが想定されます。その一方で、使い方によっては、御指摘のとおり、子供たちの視力であったり姿勢、睡眠時間など、健康への影響が懸念されるという面もございます。
学校から貸与しておりますダブレットPCにつきましては、学校で健康への影響も踏まえながら活用しておりますが、御家庭においては、個人のスマートフォンの利用などもあり、健康への影響に対する児童・生徒の意識向上と御家族の協力が不可欠ともなってまいります。
市教育委員会としましては、タブレットPCの使用に関して、例えば、30分に一度の休憩を設けることや、就寝前に使用しないことなどを記載した、「タブレット型パソコン活用のルールについて」というものを1月に児童・生徒及び保護者向けに配布をいたしました。
加えまして、市教育委員会で作成しましたリーフレット「大東市のGIGAスクール構想の実現に向けた取組について」などを通じて、保護者に対し、御家庭で使用する際に時間等のルールを確認するようお願いも併せてしているところでございます。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) ありがとうございます。タブレットを使うことというのは、もちろんあると思うんですけど、そもそもタブレットだけじゃなくて、やっぱり、タブレット、30センチて書いてありましたけど、30センチの距離であったりとか、そもそもの姿勢というものがやっぱり一番大事であるかなというふうに思います。特に、夏休みも迎えることでございますので、このあたりの使い方とタブレットを通じて姿勢というものを、やっぱりちょっと取り組んでいただくような環境をつくっていただけたらなと思います。これ、ちょっとネットで見つけてきたあれなんですけど、やっぱり勉強時の姿勢ですらも、やっぱり悪いと感じることが保護者であったりとか、本人、思う機会が多くなってきているということでございます。やっぱり、影響はともかくとして、子供だけとか、親の矯正だけでは、姿勢の正しい維持とか矯正というのがなかなか難しいというのが現状だと思います。これはタブレットであったりとか、ゲームになったらなおさらだと思いますので、このあたり、僕も答えを持っているわけではないんですけれども、何かやっぱり姿勢というものは全てに通じるところがあると思いますので、対策とか、取組を検討いただけたらなというふうに思います。よろしくお願いいたします。
では、4月でしたかね、緊急事態宣言が出るときに、大阪市がオンライン授業をするというふうにニュースで出ました。このときに、ふと思ったんですけど、大東市では全校でのオンライン授業って可能なのかなというのが素朴な疑問としてあります。また、それができる・できない、ともかくとして、課題というものがどのようなところにあるのか、またこのとき大阪市で実際あったのかどうか分かりませんけれども、各校での準備だったりとか、整備にばらつきがあるのかどうか、この点いかがでしょうか。
○北村哲夫 議長 伊東学校教育政策部長。
◎伊東敬太
教育委員会学校教育政策部長 まず、オンライン授業につきましては、児童・生徒全員へのタブレットPCの貸与が完了し、Wi-Fi環境が整っていなかった御家庭へのモバイルルーターの無償貸出しを行いましたことから、一定の準備は完了しているとの認識でございます。
しかしながら、一斉に双方向型のオンライン授業を実施した場合、通信回線の問題により、通信が切断されるなどのトラブル発生も想定され、通信回線の強化というは大きな課題であるというふうにも考えております。
このため、現時点においては、通信量の負担が少ない授業手法であったり、実施時間の分散化などの工夫により、現在の環境下での実施可能な運用を行う必要がございますとともに、各学校においては、オンライン授業を含め、タブレットPCを活用した様々な取組を研究しているところでもございます。
なお、整備状況については、各校ともに同じ条件であり、特定の学校のみ著しく通信環境がよい、もしくは悪いということはございません。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) ありがとうございます。なぜこれを出したのかというと、これのニュースが出たときに、私にもいろいろ問合せがありまして、大東市するのとか、できるのとか、そもそも論として、要は1回しかうちの子タブレット持って帰ってきてへんけど、できるのかなとか、親おらなあかんのかなとかいう、様々な不安の御意見いただいたものでございます。
もちろん、オンラインであったりとか、GIGAというのは、もちろん進めていかなければならないというふうに思いますし、これは今後、個別最適化に向けて必要なツールであるというふうに思います。
ただ、教育長にお聞きしたいのが、私のこれは願望とか要望になるかもしれませんけど、やっぱり1年1年、特に短い児童・生徒にとっては、できるだけやっぱり学校に通えるように、最後の最後まで尽力をいただきたいということと、その判断をできるだけ学校がベストな判断ができるように、工夫であったりとか、または、時には壁になって支えていただきたいというふうに要望したいんですけども、この点、教育長のお考えいかがでしょうか。
○北村哲夫 議長 水野教育長。
◎水野達朗 教育長 おはようございます。学校におきましては、児童・生徒たちが直接会って学び合っていく時間を共有することが何より大切であります。振り返りますと、一昨年、学校が休校になりました。やはり、その後、子供たちが分散登校、そして再開となりましたが、やっぱりそのときに、学校の先生方がおっしゃってたのが、やっぱり子供たちがいる校舎ってすばらしい、地域の方が子供たちの声が聞こえる学校がすばらしいと、そのような声も聞いております。
実際、学校で子供たちが通うことで、学びの過程における発見、つまずきへの声かけが教職員で直接できること、そのときの体調や様子の変化に気づきやすくなること等が考えられております。
ICT環境整備が進む中におきましても、可能な限り学校での対面型の授業を行っていくことが前提であることは変わりありません。その上で、授業や家庭学習にICTの活用を取り入れることで、個別最適化された、より効果的な学びにつながるものだと捉えております。
その中で、感染状況の拡大などにより、やむを得ず休校措置を取らざるを得ない場合などには、学びを止めないためにオンラインを活用した学習を行ったり、会えない中においてもつながりを保つために、タブレットPCを使いまして、健康観察や、はたまた、オンライン授業といっても、なかなか定義が幅広いものでございまして、同時双方向型のそのようなコミュニケーションもありますし、いわゆるオンデマンド型もありますし、AIドリル等々、インターネット回線を使った学びというものもございます。そのようなものをありとあらゆる手段を講じて、もしも学校が休校になったときには、つながりを保っていく、そのような思いでおります。
対面授業によるこれまでの教育実践を生かしつつ、タブレットPCをはじめとするICTを効果的に活用することで、学校における学習活動の一層の充実を図り、これまでに学校が築き上げてまいりました教育実践と、そして今回、GIGAスクール等の整備のところも加えましたICT活用によるハイブリッド型、またはベストミックスというふうにも過去答弁させていただきましたが、そのような教育を展開していくことが重要であると考えております。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) ありがとうございます。環境を整えていただく、特にICTの環境を整えていただく、今の段階ではどうしてもプラスアルファというところの位置づけになりますけれども、進めていただきたい、でもやっぱり、結局は学校の現場にこだわった、授業にこだわった形をつくっていただきたい。その上で、どうしようもないときはリモートの活用ではないですけれども、双方型が全員ができるかどうかは別としても、やっぱりホームルームみたいなんができるというのは、顔を二次元でも会わせるというのは非常に有効でございますので、そういうのも含めて、今後プラスアルファとして取り組んで準備を進めていただけたらなというふうに思うわけでございます。
そんな中、Teamsの話を聞いているときでしたかね、今後、今、グループLINEみたいな形でTeamsでするときに、先生が基本的に入る形は取ろうとしてるみたいなんですけれども、今後、クラブであったりとか、1つの、要はグループワークみたいな形で、先生が入らずに、要はTeamsで様々な意見交換なり、チャットみたいなんをしていくということも検討しているというふうにお聞きしたときに、インターネット条例もありますけれども、SNSとか、そういう対応として、大阪府警がやられている講習であったりとか、そういう形のリテラシーという部分のところの教育というのは、やはり進めていかなければならないのではないかと思うんですが、このあたり、取組としていかがでしょうか。
○北村哲夫 議長 伊東学校教育政策部長。
◎伊東敬太
教育委員会学校教育政策部長 学校におきましては、毎年小学6年生を対象に、四條畷警察署による犯罪被害防止教室を実施しており、約1時間の講演の中で大阪府警が作成しましたDVDを視聴するなどして、SNSのトラブルの事例と対処法などについて、講演をいただいております。
また、大阪府教育庁と大阪府警が連携をし、小学5年生を対象として枚方少年サポートセンターが実施しております非行防止教室では、いじめ全般について、またスマートフォンやタブレットの使い方についてもお話しをいただいており、今年度も既に数校において実施を終えている状況でございます。
また、市教育委員会が兵庫県立大学の竹内准教授に御協力をいただいて実施しております情報モラル学習教室は、例年9月と2月の2期に開催しており、また株式会社KDDIが作成したプログラムを活用して、最新のネットに関するトラブルの事例などから、子供たちが自分だったらどうするかを考え、スマートフォンやタブレット端末との上手な付き合い方を学ぶ機会としております。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) ありがとうございます。引き続きよろしくお願いをいたします。
これ通告したんであれですけど、4月の合同委員会やったかな、のときに、要はコロナの感染が不安で欠席者がいるという報告を受けたんです。緊急事態宣言下、まん延防止等重点措置の自粛期間と、様々な不安状況が続く中、この欠席って、内申点に影響するのかなというのを素朴な疑問として通告に入れたんですけど、一言で、ごめんなさい、答弁をお願いします。
○北村哲夫 議長 伊東学校教育政策部長。
◎伊東敬太
教育委員会学校教育政策部長 結論から申し上げますと、欠席であったり、出席停止が大阪府立の高等学校の入学試験に影響するということはございません。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) ありがとうございました。内申点に影響、それよりも多分フォローのほうが大変だろうなというふうに思いますので、そのあたりよろしくお願いいたします。
続きまして、教育大綱実施計画についての件に行きたいと思います。
教育大綱の実施計画を読んでおりますと、給食のところですね、「自校・親子方式の可能性と全市展開の展望について」とありました。8年前に自校・親子、今の大東ホット給食を検討してたとき、要は今のホット給食がモアベターという結論で現在に至っていると私は認識しているんですけど、再度調査する理由というのは、どこにあるのか教えていただけますでしょうか。
○北村哲夫 議長 北田教育総務部長。
◎北田吉彦
教育委員会教育総務部長 本市の学校給食方式につきましては、小学校は12校全てで自校方式を採用し、中学校は平成25年9月から8校一斉に民間調理場活用方式にて開始し、今年で8年目を迎えております。とりわけ、中学校給食につきましては、今後、食器や再加熱設備の更新準備を行うのに合わせ、これまでの検証を行うとともに、改めてこれからの最適な給食方式の在り方を検討する時期に来ていると考えております。
今年度におきまして、中学校給食の在り方の具体的検討を進めるため、各給食方式に係る客観的な比較検討を行っていく調査業務を実施する予定でございます。
具体的な検討内容としましては、現在行っている民間調理場活用方式、自校方式、親子方式などについて、面積・設備の調査、学校の現地調査、各実施方式の概算経費の試算に加え、衛生面、食育、人員・組織事務運営、生徒の満足度などについて総合的に比較検討を行い、基本的な方向性を定める上での基礎資料としていく予定でございます。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) ありがとうございます。すみません、すごい確認ですけれども、ということは、仮に面積であったりとか、様々なことが許すと、もちろん財政的なものもあると思いますが、ということは、例えば自校ができるとなったら、自校方式にしていくというふうな方向性というふうに考えてよろしいですか。
○北村哲夫 議長 北田教育総務部長。
◎北田吉彦
教育委員会教育総務部長 特定の方式を決めるのではなく、フラットな常態でどういった形が今後最適な方法であるかというのを検討させていただきたいということでございます。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) それはいつ頃検討というか、方針であったり、結論は私たち議会なり、議員に報告はあるんですか。
○北村哲夫 議長 北田教育総務部長。
◎北田吉彦
教育委員会教育総務部長 基礎調査については、今年度予算つけていただいておりますので、今年度基礎調査のほうは実施したいと思っております。ですので、来年度以降、どういった形になるかというような方向性を定めていく検討委員会なり等を設置する予定になるのか、ちょっとまだその辺については、来年度以降になりますので、具体的な方式についてはまだ決まっておりません。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) 楽しみに待っております。
続きまして、今回の教育大綱でインクルーシブ教育の推進についても記載がありました。
現場であったりとか、各学校、教育委員会、様々な工夫、努力をしていただいて、かなり進んでいる状況ではないかなというふうに思う一方で、児童はもちろん、そのよさであったりとか、その環境を受け入れてると思うんですけど、各保護者に対しての理解であったり、啓発というのはどのような形で、インクルーシブ教育というものに対しての啓発・理解というのはどのような形で行われておりますか。
○北村哲夫 議長 伊東学校教育政策部長。
◎伊東敬太
教育委員会学校教育政策部長 インクルーシブ教育の推進におきましては、障害の有無にかかわらず、同じ場で共に学ぶことを追求するとともに、個別の教育的ニーズのある幼児・児童・生徒に対して、自立と社会参加を見据えて、発達段階に応じたニーズに最も的確に応える教育を提供できる、多様で柔軟な仕組みを整備することが重要であるというふうに考えております。
小・中学校におきましては、通常の学級、通級による指導、また支援学級といった多様な学びの場を保護者に周知し、それぞれの子供たちが学習活動に参加している実感・達成感を持ちながら、充実した時間を過ごしつつ、生きる力を身につけていくことができるよう、各校の環境整備を進めているところでございます。
大阪府が掲げます、ともに学び、ともに育つという視点は、つながりを大切にした支援教育と言い換えることができるかと思います。子供同士のつながりだけにとどまらず、教員同士、関係諸機関、就学前の段階から小・中への連携など、チームとしての対応が必要不可欠でございます。全ての保護者の方々にインクルーシブ教育の目的と必要性を御理解いただけるよう、今後も情報発信の工夫を引き続き進めてまいりたいというふうに考えております。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) よろしくお願いいたします。
教育大綱の包括的なところにICTを活用していくと、このインクルーシブ教育であったりとか、支援学級等々との、このICTの活用の可能性、それこそ個別対応であったりとか、リモートというのが非常に大きな武器でもありますし、アプリ学習という形で、インクルーシブ教育であったりとか、支援学級等の相性はいいと考えるんですけど、この辺、今後どういう展開を考えていらっしゃるか、ちょっと一端でも教えていただけたら。
○北村哲夫 議長 伊東学校教育政策部長。
◎伊東敬太
教育委員会学校教育政策部長 障害のある子供だけでなく、障害があることが周囲から認識されていないものの、学習上または生活上の困難を抱える子供、さらには全ての子供たちにとって、一人一人の教育的ニーズを把握し、適切な指導及び必要な支援を行うことが、広く障害理解につながると考えております。
例えば、タブレットPCなどを活用して、リモートで学習活動を行うことが、すなわち同じ空間で学習できていないので、ともに学び、ともに育つ考え方に反するというわけでは決してなく、物理的に離れた場所であっても、つながりを重視したソフト面での工夫を講じることで、子供同士の心の距離を縮めることは可能であると言えます。
大阪府では、これまでも、障害のある子供と周りの子供たちが、集団の中で一人一人を尊重し、違いを認めながら、自尊感情を高め、互いを大切にする態度を育む取組が、ともに学び、ともに育つ支援教育であると考えており、児童・生徒、保護者と学校とが丁寧に話し合う中で、合理的配慮の1つとしてICTの活用が検討された場合には、活用時の留意点であったり、子供同士をつなぐ工夫について、学校に指導・助言してまいりたいというふうに考えております。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) また何か具体的な事例であったりとか、見に行かせていただきたいと思いますし、できたら教えていただけたらなというふうに思うわけでございます。今後も、研究は多分進めていかなければならないかなというふうに思うところでございます。
続いて、徹底的家庭応援事業で、ごめんなさい、これもう時間がないので、答弁は差し控えますが、企業連携をやっていただいて、非常にいいものだなというふうに、今60社等々が啓発にしていただいている、家庭教育を応援していただいているという状況でございます。さらに進めていただけたらと思います。
ここだけちょっと、わざわざ聞く必要もないのかもしれませんけれども、この書いていることがいまいち、ぴんとこないので、説明をお願いしたいんです。
ネウボランドだいとうの役割を明確にする、そして児童・生徒が置かれた環境を把握し等々、見える化を図り活用すると、わざわざ書いている、今年度の教育大綱の実施計画に書かれている理由として、説明と理由をちょっとお願いできますでしょうか。
○北村哲夫 議長 北田教育総務部長。
◎北田吉彦
教育委員会教育総務部長 ネウボランドだいとうの福祉との連携のことについてでございますけども、近年の家庭環境の多様化に伴って、子育てについての不安を感じる家庭や問題を抱える家庭が増加しております。教育委員会としましては、子育て支援の総合窓口であるネウボランドだいとうとの連携による切れ目のない支援を進めるため、ネウボランドだいとうにおいて児童・生徒が置かれた状況を把握し、保護者や児童・生徒にとって最も適切な子育て支援事業等が利用できるよう、あっせんまたは調整を行っているところです。
この連携体制を確立するため、現在、関係機関の連携及び協議体制を明記した、子育て世代包括支援センター設置要綱の策定に向けて、福祉・保健部局との調整を行っているところです。
以上のことが、まずネウボランドだいとうの福祉との連携という意味合いでございます。
次に、見える化についてでございますけれども、本市内にある子供及びその家庭の支援先として考えられる人的・物的な資源の位置を示した地域資源マップを市内12小学校区に地域住民と意見交換を重ねながら作成しました。
地域資源マップについては、チーム員による家庭訪問や、スクールソーシャルワーカーが保護者や児童・生徒を支援する際に活用させていただきます。また、作成した地域資源マップは、市ホームページにも掲載しており、地域というか、各小学校区ごとに、その児童・生徒が集まるような場所、また公園とか、利用できる場所等を地図に落として作成いたしました。それで、見える化という形で表現をさせていただいたということでございます。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) 分かりました。いつも思ってたんですけど、ネウボランドだいとう、対象が子育て前、要は出産前から18歳でしたかね、二十歳だったか忘れましたけど、そのうちの、俗に言う子供の対象にすると9年間、要は半分ぐらいが小学校から中学校という大きな、公立に限ってなのかもしれませんけれども、教育委員会が受け持つところだと思っていて、主体性というものの書き方という書き方ではないなというふうに思ってたんですけども、明確にして、要は教育委員会として主体的に取り組むというふうに思ってよろしいんですか。
○北村哲夫 議長 北田教育総務部長。
◎北田吉彦
教育委員会教育総務部長 主体的に取り組むというよりは、あくまでもネウボランドだいとうというのは、教育委員会、福祉部局が連携して、出産前から就学後、おおむね18歳までの方をフォローするような総合窓口でございますので、別に教育委員会が特化としてという考えは一切ございませんけれども、複数の部局がどうしても集まってネウボランドだいとうを運営しておりますので、それに基になる要綱をまず作成しようという考えでございます。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) ありがとうございます。僕は特化してもいいのかなとは思いますけれども、このあたり、3部長とかも含めて進めていただきたいと思います。切れ目のない支援だと思いますので、よろしくお願いをいたします。
あと3分。最後に、長くなるので、時間の使い方、今では部活がどんどん減っていき、コロナ等々で自分の小学校、中学校の裁量時間が増えていくという中で、タイムスケジュールというのか、タイムマネジメントというのか、様々あると思いますけれども、スケジューリングを要はきちっとして、まずは計画どおり進める、その後に効率的にタイムマネジメントを行うことによって、裁量時間を増やし、それを要は学習時間に増やしていく、こういう考え方でちょっと質問をさせていただきますけれども、この家庭でのスケジューリングやアプリ、Teamsを活用した自立したタイムマネジメントを行える環境づくりについて、どのような形で行っているか、考え方というか、取組について伊東学校教育政策部長、お願いをいたします。
○北村哲夫 議長 伊東学校教育政策部長。
◎伊東敬太
教育委員会学校教育政策部長 子供たち自身が家庭での時間を自分で計画を立てて、自ら進んで学習をするということは、規則正しい生活リズムができる上に、子供たちの家庭学習習慣の定着と学力向上のために大変重要であるというふうに考えております。
教育委員会としましては、教育委員会が作成しておりますホームワークガイドを各校に配布し、その重要性につきましては、周知をしているところでございます。子供たち自身のスケジュール作成等につきましては、各校の状況に応じてプリント等で対応しているところでございます。今後は、1人1台端末の活用が進んでいくことから、スケジュール管理につきましても、プリント等だけではなく、子供たち自身の端末によるデータ管理も進んでいくことを想定しております。ICTをうまく活用することで、子供たちが自ら進んで家庭学習に取り組むとともに、自分の時間をマネジメントする力を身につけられるよう、子供たち自身のスケジュール管理におきましても、引き続き各校に指導助言するとともに、端末等の活用についても検討を進めてまいりたいというふうに考えております。
○北村哲夫 議長 11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) よろしくお願いします。見てのとおり、計画を立てる・立てないで、やっぱり学習時間と、あと何よりも家庭を巻き込んでスケジュールを管理させるのではなくて、スケジュールを自立して行えるような家庭環境という形を進めていただきたいと思います。ありがとうございました。
○北村哲夫 議長 暫時休憩いたします。午後1時から再開いたします。
午前11時45分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午後0時59分再開
○北村哲夫 議長 休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を行います。
次に、一括質問・一問一答併用方式で4番・木田伸幸議員。(拍手)
◆4番(木田伸幸議員) (登壇)皆様、こんにちは。指名されました大阪維新の会、木田伸幸でございます。よろしくお願い申し上げます。
本日は議会の傍聴にお越しいただきまして誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症の影響により、世界全体に悪影響を及ぼす状況となっておりますが、一日も早く状況が改善するよう、私たちも全力を挙げ行動するとともに、対応していただいております皆様へ感謝申し上げる次第でございます。
私が当選させていただいてから後、約1年と2か月がたちました。当選させていただいた時期の前後を思い起こすと、第1回目の緊急事態宣言が発出され、その中で選挙が行われ、
新型コロナウイルス感染症の感染状況がそこまでひどくなかったように思います。
その後、この1年間において、第2波、第3波、そして第4波と、感染状況が拡大し、現在の状況となってきました。
今後に対しても憂慮する声が聞かれることもありますが、決して悲観してばかりではいられません。他国では明るい話題も聞かれています。例えば、ワクチン接種が進んでいるアメリカ合衆国において、CDC疾病対策センターがワクチンの接種を完了すれば、条件付ではあるが、外出する際はマスクの着用の必要はないと公表し、また経済においても個人消費が大幅に増加し、経済が好転してきているということを聞いています。
世界の状況を考えると、今後、日本においても同じ状況になる可能性があります。日本国内の景気回復においては、K字回復しているとやゆされるように、今、耐え忍ぶ状況にある飲食業や観光・旅行業の方たちのための対策も考えていかなければなりません。私たちが中長期的な視野を持ち、税の適正な分配を行いながら、全体的な景気回復を図り、そして通常の生活へと回復させ、持続可能な生活水準の維持や経済の発展を考えなければならないのです。決して、対策が遅れ、取り残されるようなことがあってはいけません。既に始まっているワクチン接種後における景気回復の状況などを推測しながら、早期に次なる一手が必要となります。
そのことから、これまでは人流を抑えなければならないと言われてきましたが、これからは人流を増やし、その人流を呼び込むことで、コロナ禍後における発展の礎としなければならないと思っています。
人の呼び込みをするためには、人に来てもらうためのメインとなる何かが必要で、人が集まることで発生する問題や課題について、人流増加に付随する様々な整備が必要になってくると考えています。
新型コロナウイルス感染症の拡大を抑えつつ、これから先においては、人の流れをうまくコントロールし、人流を呼び込み、景気回復や経済活性化のために活用しなければなりません。
歴史を遡ってみても、都市が発展する要因として、人の交流が盛んであり、交通の要所であると同時に物流の拠点となる場所が挙げられるのではないでしょうか。しかしながら、昨今においては少子高齢化、人口減少の一途をたどっているために、人の流れが少なくなり、交通の要所となったとしても発展できない要因になっているのではないかと考えられます。
では、今ある経済圏での発展を見込めない場合、どのような発展方法を考えればよいのでしょうか。現在起きている
新型コロナウイルス感染症が蔓延するといった同じようなリスクは今後も付きまとうかもしれませんが、1つとしては、やはりインバウンドがもたらす消費など、外からの資本を取り込まなければならないことは明白です。
2つ目として、教育環境の向上を主としたまちづくりを行いながら、人口流入、定住を図ることが必要だと考えます。コロナ禍に打ち勝った後には、未来へ向けてのまちづくりを産官民学が協働しながら、まちとしての基盤構築を行い、都市が発展していくビジョンをイメージしながら、発展過程に移行し、その後は持続可能な成長を遂げなければならないと強く思っています。
その中で、今回は様々な視点において5点の大項目において質問をさせていただきたいと思います。
1点目です。コロナ禍において前倒しで進められ、急速に普及させることができたGIGAスクール構想の進捗についてお聞きしたいと思います。
これまでの常識が非常識になった部分もあり、大きく学校での環境も変わってきたと思います。子供たちの今後の成長において大きな意味を持つGIGAスクール構想の進捗状況を教えていただきたいと思います。
2点目です。多くの面においてV字回復が必要だと私は考えています。多くの面という意味は、この落ち込んでしまった気持ちや経済、そして先日の報道にもあった出生率が下がっていること、またコロナ禍において仕事がうまくいかず、所得が減っている方などに向けてのV字回復が必要ではないかと思っています。
皆さんは、近頃、この大東市においてよいニュースはお聞きになりましたでしょうか。私はあまりよいニュースを聞いておりません。聞こえてくる声は大東市から企業が出ていってしまうや、駅前が荒廃しているなど、大東市の空洞化を思われるような事案ばかりが聞かれてきます。このまま、これまでと同じようなことをしていては、大東市が埋没してしまうのではないかと危惧しています。そのようにならないためには、行政ができる仕組みづくりにおいて、この大東市が活性化するための起爆剤となるようなものが必要ではないかと考えています。
まちの活性化において、すぐに効果を出すのは難しいとは思いますが、コロナ禍後の後における対策は非常に重要だと思いますので、今後のまちづくりの方向性について教えていただけますでしょうか。
3番目です。先日のことですが、窓口を利用する機会があり、ちょっとした場面に遭遇することがありました。それは、私が手続が終わり、料金の支払いの順番待ちの列に並んでいると、並んでいる私の後ろのほうから、いつまで待てばいいんだということを発言されている方がいまして、状況を見るに、支払い準備完了の番号が表示されているにもかかわらず、窓口へ申し出る必要があることを知らなかったように見受けられました。その後、窓口対応の方が、これまで並んでいた方を抜かして、並ぶことを知らなかった方の対応をしていました。これは正しい対応だったのでしょうか。そもそもですが、当初の対応に当たった窓口業務の方が一連の流れの説明を行わなかったのか、疑問に思いました。
そこで、ふと思ったことですが、来庁されたお客様に対しての対応方法について、どういった内容を指導しているのかお聞きしたいと思います。
そして、まだ続きがありまして、継続して並んでいると、支払い窓口へ駆け寄った方が、1時間以上待っているんだけど、まだですかと言っている場面にも遭遇しました。手続待ちの1時間、無駄な時間としてしまったのではないでしょうか。1時間もあれば、買物に行くなど有効的な時間利用ができたのではないでしょうか。大体の待ち時間が分かれば、非常に親切なことではありませんか。
そこで、3番目として、市役所などの窓口委託業務について、委託契約内容の概要を教えてください。複数年での契約の場合、人件費においての最低賃金の改定があった場合や、仕事内容や環境の変化に伴う柔軟な対応ができているのでしょうか。また、先ほど述べた待ち時間の表示など、柔軟な対応はできるのでしょうか、教えていただきたいと思います。
4番目です。先ほども申し上げましたが、私が当選して約1年ほどが経過しました。この約1年間において、公民連携、特に北条プロジェクトについての発言や質問など、多くの場面で、多くの議員の方が発言しているように見受けられます。この状況を見ると、北条プロジェクトの内容に対して、関心も高いが理解できないことや、疑問点が多いからだと私は思います。私自身も市民の方から多く公民連携について聞かれる場面があります。このような状況の中で、今後第2期事業へと進む可能性のある北条プロジェクトについては、全ての方が理解できるものにしなければならないのではないでしょうか。少しずつ理解を深めながら次につなげるのか、また方向修正を行うのかどうかも含めて考えていかなければならないと思います。
そこで、北条プロジェクトにおける当初の目標、そして現時点におけるプロジェクトの達成率をどのように考えられますか、教えていただきたいと思います。
以上、再質問の権利を留保し、降壇させていただきます。
○北村哲夫 議長 伊東学校教育政策部長。
◎伊東敬太
教育委員会学校教育政策部長 (登壇)GIGAスクール構想に関する進捗、整備状況につきまして答弁いたします。
まず、昨年7月から11月の間に校内通信LANネットワーク整備を行い、市内全校の普通教室、特別教室、支援学級、体育館に無線LANのアクセスポイントを設置いたしました。また、12月に第1弾として小学校5年生、6年生、中学校の1年生、3年生にタブレットPCの貸与を行い、3月には小学校1年生から4年生、中学校2年生に対する貸与を完了いたしました。
また、Wi-Fi環境のない御家庭に対するルーターの貸与も行うことにより、全児童・生徒が学校や御家庭でタブレットPCを活用できる一定の環境整備は整ったところでございます。
GIGAスクール元年と言われる今年度は、タブレットPCの効果的な活用の推進と通信環境の強化を着実に進めてまいります。
○北村哲夫 議長 東政策推進部長。
◎東克宏 政策推進部長 (登壇)コロナ禍収束後の大東市のまちづくりの方向性についてお答えいたします。
新型コロナウイルス感染症の拡大によりまして、オンライン会議やテレワークなどのデジタル化の進展をはじめといたしまして、私たちの日常は大きく変わっております。このことは、コロナ禍収束後も常態化していくものと考えられます。
現時点では、コロナ禍がいつまで続くのか見通せない状況であり、ワクチン接種やギフトカード配布事業など、まずは感染症対策と暮らしを守る対策に全庁を挙げて取り組んでいるところですが、収束後はコロナ禍によってもたらされた新しい日常を受け入れつつ、市民の皆様が幸せを享受できるよう、今の段階から様々な課題を克服できるよう備えていく必要があると考えております。
例えば、市内企業DX推進事業や、今議会で提案させていただいております行政サービスデジタル化推進事業など、コロナ収束後のスタンダードにすべきデジタル化に向けた事業や、デジタルデバイドの解消に向けた取組、さらには庁舎の整備構想においてもこれからの時代に即した新しい庁舎像を描いていくこととしております。
目まぐるしく変化を続ける社会情勢に柔軟に対応し、コロナ収束後にも停滞することなく市民の暮らしを守り、発展させていくまちづくりを進めてまいります。
次に、北条まちづくりプロジェクトについてお答えいたします。
北条まちづくりプロジェクトは、「ココロもカラダも幸せに暮らせる住宅地」を開発理念とし、多世代が交わり、四条畷駅から飯盛山にかけてのつながりを意識した、デザイン性が高く快適で豊かな生活を実現できる住宅地域としてエリア一体を段階的に開発していくプロジェクトでございます。
本プロジェクトは、若い世代の流入を図る多様な住宅の供給、地域資源を生かした居住地域としての魅力創出、生活利便性を高め、市内の他地域からの来訪意欲を喚起させるバランスの取れたビジネスの導入を大きな目標としております。
北条まちづくりプロジェクトは、北条の樹のビジョン・コンセプトの下、単なる市営住宅の建て替え事業にとどまることなく、公共性に理解を持つ民間事業者との公民連携により、一体的なまちづくりを進めてまいりました。
現在、北条地域においては工事中の施設が幾つかございますものの、住宅、店舗、道路、公園等の様々な施設が完成をし、パートナー企業である株式会社ノースオブジェクト、株式会社ソトアソを新たにまちに迎え、これまでとは見違えるほどの美しい町並みになったというお声も聞こえてまいります。
令和3年3月にまちびらきを迎えましたが、人口動態や路線価の推移等によって、より顕著な動きになることが想定されることから、今後とも効果検証を継続して行ってまいります。
以上でございます。
○北村哲夫 議長 木村市民生活部長。
◎木村吉男 市民生活部長 (登壇)市役所等の業務内容等、業務を委託している窓口についてお答えします。
市民生活部では、市民課の窓口業務を平成26年10月から、民間事業者のノウハウを広く活用することで市民サービスの向上及び人件費等、経費の低減を図る目的で、業務委託を開始しました。
委託業務の主な内容は、戸籍や住民票等各種証明書の発行・印鑑登録処理・証明書郵送処理・パスポート(旅券)の発給事務などで、27名の職員が従事をしており、その委託料は、月額税込みで847万2,810円でございます。
次に、委託業者職員への接客や対応への指導ですが、業務委託には委託業者と直接雇用関係を結んでいるわけではなく、また偽装請負など違法性が生じる懸念から、市民課で働く委託業者の職員に対して、市が直接指揮命令、指導等を行うことはできません。
しかし、市民課窓口業務の委託業者の募集を行う際に、単なる人員の供給ではなく、業務の専門性に対応でき、かつ品質や納期を設定した成果保証を求めており、業務の専門的知識を保持していること、組織的な業務管理体制が構築されていること、個人情報保護への特段の配慮があること、以上3点を仕様書に定めており、この条件をクリアできる事業者を募集し、公募型プロポーザル審査方式で選定された事業者が、これまで培ってきた経験と実績を基に人材を配置し、業務を担っています。
加えて、大東市での実際の業務から経験する個々の事案や市民の声、市との意見交換を通じて、市民の皆さんに対する親切かつ分かりやすい説明、対応はもとより、よりよい窓口サービスの提供に向け、職員共々日々改善意識を持って、意思疎通を行いながら業務遂行に努めております。
市民課は最も多くの市民の皆さんが利用する窓口であることから、市役所の顔であるという意識を常に持つことが肝要であり、窓口に来られた市民の皆さんが気持ちよく手続を行っていただけるよう心掛けているところです。
次に、待ち時間の表示についてですが、市民課では転入転出が多くなる4月や3月、この繁忙期には、特に待ち時間が長くなる傾向があります。
議員御質問の待ち時間の表示につきましては、来庁される市民の個々の要件や相談内容により異なりますので、正確な表示は困難でありますが、受付番号交付機において、各種項目ごとに待ち人数を表示し、交付機付近に待ち人数ごとに目安となる時間を記載した貼り紙を表示しております。常時、窓口案内係が記載台付近で配置し、御案内及び待ち時間などのお知らせを行っているところです。
最後に、委託先従業員の賃金に関する御質問ですが、委託契約期間の3年間の人件費も含め、様々な経費等を勘案した金額、委託限度額を募集要領で設定をしており、受託業者は従業員の賃金、昇給等も含め市が提示した金額で運用できるか否かを見極めた上で応募・受託をしております。
従業員の賃金については、受託業者が雇用主として、最低賃金法に基づき、国が定めた最低賃金額以上の賃金を支払わなければならない義務があることから、当然に雇用主はその義務を果たしているものと考えます。
また、昇給についてですが、労働基準法では昇給や賞与に関する規定はなく、企業が独自に決定できるため、雇用主と使用者の雇用契約の中で、適切に運用されているものと認識をしております。
○北村哲夫 議長 北本保健医療部長。
◎北本賢一 保健医療部長 (登壇)保健医療部所管の窓口業務委託についてお答えいたします。
平成27年度から業務の効率化を目的に、高齢介護室の窓口業務などを委託しております。
この内容につきましては、主に介護保険の認定審査や、それに係る申請事務を担っていただいています。
まず、市民の方やケアマネジャーなどからの申請を受け付け、その後、認定調査員の現況調査を行ったり、かかりつけ医などからの主治医意見書等の提出をお願いしたりしながら、最終的に医療関係者や、有識者から構成される大東市介護認定審査会において、認定区分を判定する情報の整理を委託しています。
委託料につきましては、月額税込みで162万2,500円でございます。
市民対応につきましては、委託先において定期的に社員の方に対し、電話・窓口の接客対応研修をされています。業務委託のため、直接的な指導などはできませんが、現在、市民対応において特段トラブルもなく、従事いただいているところです。
待ち時間の表示につきましては、市職員とも協力し合いながら市民の方を待たせることのないよう配慮していただいております。
現段階では特段必要がないものと考えておりますが、今後、窓口の混雑状況などにより、必要に応じ対応してまいります。
人件費につきましては、その費用も含め、受託者は市が示した金額の範囲で業務を担えるかどうかを判断し、応札されております。
契約書の中で、最低賃金や昇給など、具体的な内容は示しておりませんが、仕様書において関係法令等を遵守していただくこととなっており、使用者の責任に基づき対応していただいているところでございます。
○北村哲夫 議長 延田上下水道局長。
◎延田雅明 上下水道局長 (登壇)上下水道局の委託契約内容の概要でございます。
お客さまセンターに係る業務を包括業務として、平成31年度から令和5年度までの5年間、委託しております。委託業務の内容は、窓口業務、滞納整理業務、開閉栓業務、検針業務及び検定満期量水器取替業務でございます。
御質問の窓口業務の主な内容は、水道料金等の収納、還付、水道使用開始・中止の各種受付などの業務で、他の業務を含め12名が従事しております。窓口業務を含む委託料は、税込み月額で784万9,600円でございます。
次に、接客や対応の方法はどのように指導しているのかにつきましては、受託業者において、専門講師による接遇マナーの研修を行っており、研修を受講した者が窓口業務を行っております。
また、毎月行っております委託業者との定例会におきまして、窓口業務や他の業務において問題点や課題などがある場合には、業務改善を求めております。
次に、窓口での待ち時間の表示につきましては、お客さま窓口は3か所あり、お待たせすることなく対応しております。現在まで苦情やトラブル等は生じておりません。
最後に、人件費において最低賃金や昇給に関する御質問ですが、上下水道局が募集時に設定した予定価格、実施要領、業務概要及び業務委託仕様書に基づき、受託希望業者が従業員の賃金等必要な経費を算定し応札しているものであり、従業員の賃金については、国が法律で定めた最低賃金以上を、受託業者は当然の義務として、支払っているものと考えています。
また、昇給につきましても、使用者との雇用契約に基づき、適切に雇用されているものと考えています。
○北村哲夫 議長 4番・木田議員。
◆4番(木田伸幸議員) 回答ありがとうございました。それでは、再質問のほうに移らせていただきたいと思います。
まずは、GIGAスクール構想関連の再質問をさせていただきたいと思います。
GIGAスクール構想で必要不可欠となるインターネット環境整備において、家庭用Wi-Fiの貸与数、費用負担額を教えていただけますでしょうか。
○北村哲夫 議長 伊東学校教育政策部長。
◎伊東敬太
教育委員会学校教育政策部長 家庭用のモバイルルーターの貸与数につきましては、現在、191世帯の御家庭に貸与しております。費用に関しましては、ルーターの貸与に関しては無償で行っておりますが、通信料に関しましては、今年度から原則的には各御家庭で負担していただいている状況でございます。
○北村哲夫 議長 4番・木田議員。
◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございます。先日、大阪市でも実施されていたようなオンライン授業実施において、様々な問題が取り上げられていましたが、大東市におけるオンライン授業のメリット・デメリットを教えていただけますか。
○北村哲夫 議長 伊東学校教育政策部長。
◎伊東敬太
教育委員会学校教育政策部長 オンライン授業に関しましては、大きく分けまして、リアルタイムで互いのコミュニケーションを取りながら授業を行う、いわゆる同時双方向型の授業と、録画した映像を視聴する、いわゆるオンデマンド型の授業に分類ができるかと思います。どちらの場合におきましても、
新型コロナウイルス感染症の影響をはじめとして、やむを得ず学校を休校するとき、または特定の児童・生徒が出席できない状況になった場合にも、学習の機会の喪失を防ぐことができる点がメリットとして挙げられます。
さらに、同時双方向型であれば、分からないことや伝えたいことをその場で聞くことができ、いつでもつながっているという安心感を与えることがメリットとして想定されます。
また、オンデマンド型につきましては、自分自身の、一人一人の都合に合わせた時間帯で学習することができたり、苦手な分野などであれば、繰り返し視聴することも可能となります。
併せまして、不登校の状況にある児童・生徒に対しましても、学習機会の保障であったり、学校や友達とのつながりを築いていくためのきっかけになることが期待されます。
一方、デメリットといたしましては、まず、児童・生徒の様子を確認するという点については、対面に比べ変化に気がつきにくいということも挙げられるかと思います。また、子供たちが各々画面を見ながら学習するという点におきましては、長時間集中力を持続・維持させるためには、授業内容に創意工夫が求められるかと考えられます。
○北村哲夫 議長 4番・木田議員。
◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございます。インターネット環境が身近になることで、課題となるITリテラシーやスキルの現状について教えていただけますか。
○北村哲夫 議長 伊東学校教育政策部長。
◎伊東敬太
教育委員会学校教育政策部長 ITリテラシーには、一般的に、正しい情報を発見し、取捨選択して活用する能力である情報リテラシーと、コンピューターなどIT機器を操作するための知識や技術であるコンピュータリテラシー、またインターネットを活用する上で理解しておくべきモラルであったりルール、SNSなどを適切に活用できる能力であるインターネットリテラシーがあるとされております。
これらの中におきまして、児童・生徒にとって、まずインターネットリテラシーを高めることが大切であると考えており、学校においてインターネットの危険性に関する授業であったり、学校だよりやホームページなどを通じて保護者に対する呼びかけを行い、児童・生徒がインターネット上の被害者であったり、加害者にならないよう、正しい理解の習得と意識の醸成に努めているところでございます。
○北村哲夫 議長 4番・木田議員。
◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございます。今回のGIGAスクールにおける環境整備をうまく利活用することで、不登校児童へのオンライン参加への対応は可能でしょうか。
○北村哲夫 議長 伊東学校教育政策部長。
◎伊東敬太
教育委員会学校教育政策部長 不登校の状況にある児童・生徒のオンライン参加につきまして、従前であれば、授業時間外に教員などが訪問し、接触を図ったり、学習プリントを渡したりすることが主な対応となっておりました。今回、タブレットPCを1人に1台配布したことにより、保護者の同意を得た児童・生徒については、オンラインによる双方向型の授業への参加や、例えば、チャット機能などを活用し、細やかな状況の確認であったり、学習教材のやり取りを行うことが可能となります。
一部の学校では、家庭や別教室からタブレットPCを活用した学習支援の取組も既に行われておりますが、今後、様々な不登校状況にある児童・生徒への接し方の検討をさらに進めてまいりたいと考えております。
○北村哲夫 議長 4番・木田議員。
◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございます。そのほかにおいて、今回整備された環境を今後どのように活用していくか、活用方法の考えはありますか。
○北村哲夫 議長 伊東学校教育政策部長。
◎伊東敬太
教育委員会学校教育政策部長 今回整備いたしておりますICTを活用した教育につきましては、今後、デジタル教科書やコミュニケーションソフトなどをはじめ、タブレットPCに備えられている様々な機能を活用し、児童・生徒一人一人の能力や適性に応じた個別最適化された学びの充実に努め、誰一人取り残させることのない教育環境を整えてまいる必要があるかと考えております。
なお、特別な支援を必要とする児童・生徒であったり、療養中、不登校の児童・生徒に対しても、ICTを活用することにより、個々に合った学びを選択しながら、児童・生徒、教員とのつながりを深めてまいりたいというふうに考えております。
○北村哲夫 議長 4番・木田議員。
◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございます。この後、数年後を考えたときに、今回整備された機器の老朽化が必然的に来ると思いますが、更新費用や時期などの想定はありますか。
○北村哲夫 議長 伊東学校教育政策部長。
◎伊東敬太
教育委員会学校教育政策部長 機器の老朽化に伴います更新時期につきましては、使用状況等により異なり、明確な基準というのはございませんが、本市のタブレットPCに関しましては、5年間の保証をつけていることから、令和8年に更新時期を迎えるものと想定をしております。
バッテリーにつきましては、一般的に本体より早く更新時期を迎えることから、劣化状況を把握しながら、3年後ぐらいに対応を検討していく必要があると考えております。
また、更新費用の負担につきましては、国のほうもまだ負担すべきものを明らかにしておりませんので、今後、国の動向を踏まえ、その方向性を検討してまいりたいと思います。
○北村哲夫 議長 4番・木田議員。
◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございます。教育において、地域や企業とのつながりが重要で、キャリア教育は有効な教育方法だと考えます。現在、コロナ禍において実施できていない状況かと思いますが、今回整備された環境を有効利用できるのではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○北村哲夫 議長 伊東学校教育政策部長。
◎伊東敬太
教育委員会学校教育政策部長 児童・生徒が目標を持ち、自らの意思と責任で進路を選択・決定するなど、社会的、職業的自立に向けて必要な基盤となる資質・能力を身につけていくことができるよう、キャリア教育の推進に努めているところであります。その取組の中で、一般企業へ社会見学として訪問をしたり、様々な職業の方をゲストティーチャーとして学校へ招き、御講演いただいたりしております。
そして、今回のGIGAスクール構想により、ICT環境が充実したことで、これまでのキャリア教育の取組に加えまして、教室内にいながら、例えば、Zoomであったり、Teamsなどを活用するなどして、オンラインによる社会見学や体験学習、また海外在住の方との会話を行うなど、子供たちが興味や関心を強く持つことができる新たな取組に各校が挑戦し、実践されつつあります。
今後も効果ある新たな実践が広がり、それが定着化していくことで、より充実したキャリア教育を推進していくことができるものと期待をしております。
○北村哲夫 議長 4番・木田議員。
◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございました。今回、得ることができた新たな環境においては、新たな手法を用いることで新たな可能性が見いだせるのではないかと私は考えています。GIGAスクール構想における不登校児童へのオンラインでの参加、またふだんアプローチできない場所へのアプローチ方法を手に入れたのではないでしょうか。今後、問題が大きくなるであろう5080問題においても、工夫を重ねれば、少しずつ社会に参画することが問題を解決できる道しるべになるのではないかと考えていますので、最大限、この恩恵を活用できるように努めていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
2項目めの再質問をさせていただきます。
コロナ禍後のV字回復に向けてインバウンド、訪日外国人の呼び込みにおける具体策はありますでしょうか。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 コロナ禍後の施策につきましては、外国人雇用セミナーの実施等、外国人の方が働きやすい環境整備に努めてまいります。
ほかに、海外観光客の誘客を推進する取組といたしましては、観光案内看板の多言語化や海外向け旅行雑誌への本市観光情報の掲載、さらには武者行列イベントや飯盛城の3DCGなどオンラインを活用した動画制作の際に多言語版を導入するほか、大阪産業大学の留学生を対象とした外国人による観光ガイドの養成講座などの取組を進めております。
飯盛城跡には三箇キリシタンの歴史があり、三好長慶が日本におけるキリスト教布教に大きな役割を果たしたことをPRすることで、海外の方々にも飯盛城跡が魅力的な観光地になり得ると考えております。
さらに、2025年の大阪・関西万博を見据え、観光事業者や関係団体等と連携し、本市独自の観光コンテンツの企画・開発を推進し、外国人対象のモニタリングツアーによる効果検証を図るなど、今後に見込まれるインバウンドに対応できるよう準備を進めてまいります。
○北村哲夫 議長 4番・木田議員。
◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございます。続いてですが、人流を増やすための大阪シティバスの大東市への乗り入れの可能性について教えてください。
○北村哲夫 議長
今出都市整備部長。
◎今出正仁 都市整備部長 現在、大阪シティバスの路線といたしまして、JR大阪駅と地下鉄の門真南駅を結ぶルートが、府道大阪生駒線を経由しまして中央環状線を越えて、諸福8丁目を通過しております。過去に大阪シティバスと住道駅への乗り入れについて協議を行いましたが、JR片町線と並行しているというルートになっておりますことから、現時点で需要が見込めないということで、住道駅への乗り入れは難しいとの回答をいただいております。
コロナ後の新しい生活様式における人の流れも考慮しながら、今後も情報共有を行っていきたいと考えております。
○北村哲夫 議長 4番・木田議員。
◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございます。先日、国史跡指定を受けることとなった飯盛城跡地についてですが、飯盛城跡地や飯盛山へのアクセスルートの整備予定、範囲や時期について教えてください。
○北村哲夫 議長
今出都市整備部長。
◎今出正仁 都市整備部長 飯盛山への車でのアクセスルートの整備でございます。
今後、国史跡指定されますと、車で来訪される方々もおられますことから、快適にアクセスいただけるよう舗装工事を実施してまいります。
範囲といたしましては、阪奈道路からキャンピィだいとうまでの間、舗装が傷んでいる区間約430メートルでございます。施工時期といたしましては、今年度の秋頃を予定しております。
来訪される方々が、また来たいと感じていただけますよう、アクセス向上に努めてまいります。
○北村哲夫 議長 4番・木田議員。
◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございます。将来的に飯盛城跡地周辺を含む近隣一帯での観光地化への可能性はどのように考えられますか。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 飯盛城跡が国史跡に指定されますと、城跡見学を目的とした歴史ファンなど、新たな来訪者が増えるものと期待しております。
これに連動しまして、市内事業者や各種団体等により、地域観光の活性化に向けた取組を推進する動きがございますことから、本市といたしましてもその動向を見ながら連携を図ってまいりたいと考えております。
また、この国史跡指定を好機と捉え、東部山間エリアに多く点在する歴史的資源に改めて光を当てることで、本市の古代、戦国時代、江戸時代などの各時代における魅力的な観光資源の掘り起こしができると考えております。これらの歴史的資源や、もりねきなど新たなエンタメスポット等、本市が持つ様々な魅力資源をテーマやストーリー性を持たせた観光周遊ルートとして一体的に結びつけることができれば、地域全体をより強力で魅力ある観光コンテンツとして打ち出せる可能性があるものと考えます。
併せて、周遊するための交通手段や、周遊時に地域での消費活動を促すような名物の開発など、民間事業者と連携しながら、様々な観点から研究を重ねてまいります。
以上です。
○北村哲夫 議長 4番・木田議員。
◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございました。今後、どのように整備されるかわくわくして楽しみです。
話は変わりますが、よく新婚旅行に選ばれるアメリカ合衆国ハワイ州ホノルル市の中で、観光名所であるダイヤモンドヘッドという場所は御存じでしょうか。ダイヤモンドヘッド頂上展望台からの景色は絶景で、町並みを一望できる立地となっています。標高は約230メートルとなっており、適度なハイキングルートとなっています。地元の方から観光客までもが頻繁にハイキングなどに利用されているとのことです。よいところは、それらだけではなく、ダイヤモンドヘッドでのこれまでの歴史や訪れるにはちょうどよい市街地からのアクセス、そして麓においては、ファーマーズマーケットが開催され、多くの地元住民、観光客の交流の場となっているのです。このように、観光スポットであるダイヤモンドヘッド周辺に訪れる方は、様々な理由と目的で訪れ、多くの方が訪れることにより活性化が進んでいる状況です。
私は、観光資源の少ない大東市において、飯盛城跡地を一帯開発することで、大東市の活性化を図れるのではないかと考えています。それは、先ほど述べたダイヤモンドヘッドと飯盛城跡地がよく似た特徴を持ち合わせているからです。飯盛城跡地が観光資源化に成功すれば、今後においては、様々な可能性が見えてくるのではないでしょうか。
先ほど、バスの乗り入れは厳しいと回答がありましたが、飯盛城跡地が有名な観光地となれば、人を運ぶ手段として需要が増え、補助などを出さずに、逆に交通機関から新たなルートをつくりたいという話が出るかもしれませんし、話題にありましたロープウエーの設置も可能かもしれません。引き続き、よろしくお願い申し上げます。
3番、市役所等の業務内容について質問させていただきます。
コロナ禍において行われたテレワークの実施詳細やPCの貸出しの有無やデータの保管状況について教えていただけますか。
○北村哲夫 議長 東政策推進部長。
◎東克宏 政策推進部長 職員のテレワーク環境につきましては、地方公共団体情報システム機構が開発をいたしました自治体テレワークシステム for LGWANを、本年3月より試行的に運用しております。
テレワークシステムを利用している職員の数は現在73名であり、パソコンの貸出しは行っておりません。データの保存につきましては、シンクライアントという仕組みになっており、職場の業務用パソコンを、自宅等に設置している私物のパソコンにより、遠隔で操作をしておりますので、自宅のパソコンにデータが保存されることはありません。
○北村哲夫 議長 4番・木田議員。
◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございます。在宅勤務を行っている職員数とその割合について教えていただけますか。
○北村哲夫 議長 田中理事兼総務部長。
◎田中祥生 理事兼総務部長 約600名在籍しております正職員で見てみますと、日によって変動はございますけれども、おおむね50人、率にして約10%の職員が在宅勤務を行っているという状況でございます。
○北村哲夫 議長 4番・木田議員。
◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございます。また、インターネット環境がない方もおられるのではないかと思いますが、この場合、どう対応されていますか。
○北村哲夫 議長 東政策推進部長。
◎東克宏 政策推進部長 現在、試行中のテレワークシステムにつきましては、自宅等にインターネット回線とWindows端末が整備をされた環境で実施をしております。
今後の本格的なテレワークの実施に向けましては、運用方法の確立を進めてまいります。
○北村哲夫 議長 4番・木田議員。
◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございます。それでは、4番、公民連携について再質問をさせていただきます。
先日の議会で担当部長より北条プロジェクトにおける3つの改善点があると発言がありました。北条プロジェクトにおける3つの改善点とは何か教えてください。
○北村哲夫 議長 東政策推進部長。
◎東克宏 政策推進部長 令和3年3月の定例月議会におきまして、北条まちづくりプロジェクトを振り返りまして3つの改善点がある旨を説明をさせていただきました。
1つ目はファイナンスの問題で、建物を建設する東心株式会社が銀行から融資を受け、資金を調達するに当たり、同社の財務を強化するため、市の出資額を当初よりも増額せざるを得なかったという点でございます。
2つ目は、当初の住宅整備計画においては、借上公営住宅と民間賃貸住宅をミックスをした住宅の整備を予定しておりましたけども、結果として借上市営住宅のみになったことでございます。
3つ目は、建物について地元企業により建設を予定しておりましたが、結果として市外業者による建設となったということでございます。
○北村哲夫 議長 4番・木田議員。
◆4番(木田伸幸議員) その3つの改善点における、今後改善しなければならないと思うんですが、原因はどう考えられますか。
○北村哲夫 議長 東政策推進部長。
◎東克宏 政策推進部長 原因についてでございますけども、1つ目は、本市において金融機関の設ける融資可能枠や融資成立の条件等、プロジェクトファイナンスに関する認識が不足していたということでございます。
2つ目は、資材費の高騰等による建設費の増加等、予期せぬ事象によって当初の想定や認識が十分でなかったことでございます。
3つ目は、第1期事業における建物整備については、市営住宅として条件をクリアする大規模な木造建築物であったことから、専門性が高く、対応可能な施工業者に限りがあったということでございます。
○北村哲夫 議長 4番・木田議員。
◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございます。この公民連携は地域で自立的に今後の問題を解決する点、そして三方よしにならなければならないと考えています。公民連携においては、民間の優れた力を活用してとありますが、大東市における民間の力はどのように優れているのか教えてください。
○北村哲夫 議長 東政策推進部長。
◎東克宏 政策推進部長 本事業につきましては、公民連携に基づくPPP手法を用いて、民間のアイデアやノウハウ等を効果的に活用したことにより、生活の質を高める新たな企業の本市への進出や、従来手法である通常の公営住宅の建て替え事業と比べ、大幅なスケジュールの短縮が実現いたしました。
これまでの画一的な建物仕様ではなく、木造を効果的に活用することにより、従来手法と比べ、デザイン性の向上や工期短縮の実現にもつなげることができたというふうに認識しております。
○北村哲夫 議長 4番・木田議員。
◆4番(木田伸幸議員) ありがとうございました。まだ項目はあったんですが、また引き続き、9月、させていただきたいと思います。ありがとうございました。
○北村哲夫 議長 最後に、一問一答方式で8番・大束真司議員。(拍手)
◆8番(大束真司議員) 皆さん、こんにちは。大東市公明党議員団の大束真司でございます。議長の御指名をいただきまして、一問一答方式で一般質問を行わせていただきますので、よろしくお願いをいたします。
まず最初に、コロナワクチンの件についてお伺いをしたいというふうに思っております。
まず、このワクチン接種事業に至るまで、本当に御苦労されたこのワクチンのプロジェクトチーム、また関わっていただいている医療関係者の皆様、そしてまた、なお今治療に当たっていただいている病院関係の皆様に御礼を申し上げたいと思っております。
この大東市のコロナワクチンの体制なんですけども、5月よりこのワクチンの予約券をどんどんと落としていったという形になりました。他市と比べて、大変送付が遅いというような批判もいただきましたけども、気づいてみれば、この接種率も他市よりも上回っている形になっているということで、私はこの方式を大東モデルと自分勝手に呼んでおりまして、非常に、いろんな形のリスクマネジメントができている状態でこれを行っていただいたと評価をしておる1人であります。
まず、この大東モデルを行った効果について、またそれに至った経緯について教えていただければなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○北村哲夫 議長 北本保健医療部長。
◎北本賢一 保健医療部長
新型コロナウイルスワクチン接種事業におきまして、本市では安全・安心に接種を進めることを念頭に、様々な対策を講じてまいりました。
主な対策としては、2つありますが、まず1点目といたしましては、接種券の送付に関する工夫でございます。
接種券につきましては、送付直後の混乱を防ぐため、当初から一斉送付はせず、5歳刻みで週1回の送付を予定しておりましたが、他市で発生しました混乱や、本市のコールセンターの規模を再考しまして、急遽、1歳刻みの毎日送付に切り替えたところでございます。
また、送付の時期に合わせまして、送付数に見合った集団接種の予約を受け付けるなど、個別と集団のどちらかで予約が取れるように工夫をいたしました。
これらの調整によりまして、コールセンターや各医療機関への予約や問合せの殺到を防ぎ、落ち着いて行動いただくことができたものと考えております。
2点目につきましては接種場所についてでございます。
高齢者の方にとりましては、移動手段の心配をせず、近隣のかかりつけ医で接種できることは、大きな安心感につながったものと思っております。
このことから、より多くの医療機関に御協力いただけますよう、財政支援やワクチンの配送システムを構築いたしました。
また、従来の予防接種にはない、煩雑な事務作業が発生することにつきましては、その大部分を行政、市のほうで一括して行うなど、医療機関の事務負担を軽減することで、より多くの方にスムーズに接種していただけるよう医療機関への支援策を講じてまいりました。
一方で、医療機関の少ない地域につきましては、集団接種会場を設けるなどして、できるだけ近隣でお受けいただけるよう配慮したところでございます。
今後におきましても、本市が実施する接種体制につきましては、個別と集団による両輪にて、環境を整えてまいりたいと考えております。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) 他市の状況をそのとき、今ではありません、そのときの他市の状況で、一度に送った行政が大変な混雑をしていた、
コールセンターがパンクをして、病院にもアクセスできない状態が続いていたというふうにお伺いをしております。こういった順序よく落としていった、また柔軟に対応していただいたという形、これ最初の画面に映し出しておりますのは、最初の5月号の大東の広報でございます。これよりも結局は早く、6月3日、4日には65歳の方に全て送るのを完了したという形で、状況を見ながら柔軟に対応できたなと、このように高く評価をしたいなというふうに思っております。
私たち公明党も、毎日国から、また府から、そういった情報をやり取りをしながら、地域保健課と、また保健医療部長の北本さんとやり取りしながら、安心・安全な接種、どのようにしていくのか、また広報についてどのようにしていくのか考えながら、この期間行ってきました。今日も明日もさせていただこうというふうに思っております。
その中で、これから64歳以下の方の接種が始まろうと今しております。これも65歳以上の方と比べて、非常に人口が多い層にかかってきます。また、様々、現役で働いていらっしゃる方も多い、学校関係者の方もおります。そういった方々の接種が始まろうとしているんですけども、こういった接種について、まだ大東市では発表しておりませんけども、これから重要な期間に差しかかっている、この64歳以下の接種について、どのようなお考えを持っているのかということについてお伺いしたいのと、もう一つは、65歳以上の7月までの接種を先にお聞きしたいと思います。
7月末までのこの国の指針に従って今行動されているというふうに思うんですけども、この試算といいましょうか、このスケジュールについて、どのように合致した形の取組を行っているのか、まずそこをお聞かせください。
○北村哲夫 議長 北本保健医療部長。
◎北本賢一 保健医療部長 後段の御質問を先に答弁させていただきます。
65歳以上の方の接種スケジュールにつきましては、大東市
新型コロナウイルスワクチン接種実施計画におきまして、接種率を70%と想定し、7月末までに終了する旨を記載しております。
しかしながら、医療機関へのワクチン配送数から推計をいたしますと、現状では80%を超える方が予約をされており、7月末までの終了に向けましては、予約枠の拡充が必要となってまいりました。
この状況に対しまして、医療機関においては休日接種の御協力の依頼を行いまして、併せて集団接種ではキラリエホールでの臨時接種を実施するなどの対策を講じております。
また、自衛隊や大阪府による大規模接種センターの活用につきまして、ホームページや広報、コールセンターでの御案内を行うなど、高齢者の方々に対します7月末の目標に向けまして、接種枠の拡充に努めております。
前段の御質問の64歳以下の方への接種につきましては、従来から実施しております個別と集団、それと大規模接種センターに加えまして、新たに職域での接種も始まっております。
職域接種では接種券が届いていない場合も接種できるとされておりまして、今後さらに接種のスピードアップが図られることになると思われます。
このように、多様な接種方法が混在することから、7月からの接種券の送付に当たりましては、混乱を避けるよう配慮しつつも、御希望に沿うよう柔軟に対応することとしております。
大規模接種センターや職域接種におきまして、優先してワクチンを受けられようとする場合につきましては、先行的に接種券の送付を行うこととしたところでございまして、広報だいとう7月号で御案内を改めて申し上げたいと思っております。
今後も、ワクチン接種を取り巻く環境の変化や処理基準の変更に合わせまして、接種券送付方法につきましては、5歳刻みにしたり、10歳刻みにしたり、場合によっては一斉に変更することなども含めまして、その時々の状況に応じた対応を講じてまいりたいと考えておるところでございます。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) 大東市におきましては、広報だいとうに載っている、この病院の数は今29でありまして、今、ここに載っていない数を合わせると40の病院が個別接種会場として登録をしていただいていると聞いております。
7月末までに終わろうとすると、8月を超えて、まだ予約を行っている病院もあると聞いておりますので、かかりつけ医にかかっていらっしゃる方、その病院で受けなければならないというのがあるかもしれませんけども、できるだけしっかりと個別から集団接種会場へ、また大規模接種会場への誘導をうまいことしていただきたいなというふうに思っております。
これが本市の集団接種会場です。一番下にキラリエホールを加えました。このキラリエホールにつきましては、これから人口の多い、この64歳以下の接種について有効な働きをしなければならないかなというふうに思っております。
そこで、ちょっと前後して申し訳なかったんですけども、この64歳以下の、これ予約券の送付の仕方、接種の体制、どのようになっているか教えてください。
○北村哲夫 議長 北本保健医療部長。
◎北本賢一 保健医療部長 64歳以下の方につきましては、7月の上旬に優先基準第3位と言われる基礎疾患をお持ちの方で、それと高齢者施設等の従事者、60歳から64歳までの方、これらの方々につきましては、7月の上旬に送付をさせていただきます。
優先順位第4位と言われる59歳以下の方々については、7月中旬以降に接種券を送付させていただくということで、今、準備を進めさせていただいているところでございます。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) 特に、私どもコロナウイルスの第10回目の要望書を出させていただいたことがあります。これ4月の26日だったというふうに思います。その中にも、優先順位として、例えば、学校のクラスター発生に関して、教職員の方々を、そしてまた保育士の皆さんを優先的に接種を加えるべきやと、このようにも言っておりましたが、この辺についての反映はどのようになっていますか。
○北村哲夫 議長 北本保健医療部長。
◎北本賢一 保健医療部長 このことにつきましては、ただいま教育委員会と福祉・子ども部のほうで検討を進めておりまして、前向きに対応できるよう準備を行っております。
今、ちょうどこの時間帯ですけれども、現場のほうでは、いつ、どのタイミングでこういった方々に接種券をお送りすることができるのかという最終調整をさせていただいておりまして、この議会終了後をめどに、皆さんに報告できるよう努めてまいりたいと考えております。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) 他市では、もう送付が始まっているような状況でございまして、お隣の四條畷市では、市が6月28日に一斉送付をするということになっております。大東市はどうしていくのか、この最初のリスクマジメントを働かせたような形の送付というのも1つ考えられますが、状況を見て、一度に送ったほうが有効なんじゃないかと思ったときには、その変更が可能なのかどうか、この点についてもちょっと。
○北村哲夫 議長 北本保健医療部長。
◎北本賢一 保健医療部長 先ほど答弁させていただきましたように、場合によっては状況を見て一斉送付というのもあり得ると思うんですが、状況を見てというのはどういうことを重要視するかといいますと、やはり個別の医療機関での予約の状況、それから集団接種会場での受入れのキャパシティーですね、そのあたりを鑑みて一斉送付をする場合の判断をしていきたいと思っております。
本市の場合は、接種券を市民の方のお手元に届いたら、即予約ができるというのが他市と違う方法でございますので、他市では接種券が届いても、予約をするタイミングに条件を定めているというところが多うございますので、本市の場合は接種券がお手元に届いたら即予約ができるということを基本原則として対応してまいりたいと考えております。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ありがとうございます。そのとおりで、他市の状況を見ると、一斉に送付はしてますけど、予約できる時期は後になってるんですよね、年齢別に。
大東市の場合は、送付された瞬間から、もう予約ができる、結局は同じなんですけども、何か送られてきた安心感ですかね、そんな感じのことかなというふうに思っています。ただ、大東市においては、いろんな個別接種の会場もあります。協力いただいている病院もありますから、
コールセンターのキャパシティーもあります。そういったことを考えれば、いろんな状況を見ながら、柔軟に対応していただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
これが先ほど言いました4月26日に市長にコロナウイルスの感染対策要望書を出させていただきました。実は、この中にいろいろ、先ほど言いました教職員の方々の優先接種とか、またPTの増員とか、お医者さんの募集の増加とか、いろいろ書かせていただきました。実はこの中でも、生理の貧困の要望もさせていただきまして、それも実現をしていただいております。これは杉本議員からの質問をさせていただきました。様々な要望の中で、多く実現をしていただいていることに感謝を申し上げたいと思います。これ、見えないようにしてます、わざと。すみません。
これ、接種はどんどん進んでいくんですけども、私一番今、大事にしたいなというのは、今、コロナ禍において市民の健康です。接種はどんどん進んでいくんですけども、このコロナ禍で巣籠もりになっている方々、運動が不足して、なかなか表へ出られない高齢者も多くいらっしゃると聞いてます。そこで、最近、検診率って大変落ちてるんじゃないかなというふうな懸念をしておりまして、市民の健康について深くちょっと考えていかなあかんなというふうに思っております。ぜひとも、この件について、まず検診率について教えてください。
○北村哲夫 議長 北本保健医療部長。
◎北本賢一 保健医療部長 コロナ感染症の影響を受けまして、がん検診でありますとか、特定健診でありますとか、そういった受診の控えというのは現実的に発生をしております。
昨年の3月頃からそういった受診控えというのは見られる傾向にありまして、例えば、特定健診でありましたら、平成30年度の数値を見ますと31.3%であったものが、コロナに影響が少しかぶった令和元年度では28.7%に低下しております。
一方でがん検診を見ますと、胃がん、乳がん、子宮がん、こういったところでも、減少傾向にございます。
特定健診につきましては、大阪府内では、やや平均以上を上回ってるんですけれども、がん検診は、その受診率が大阪平均を下回るという状況が長年続いておりまして、とりわけこういったようながん検診につきましては、早期発見や、その治療の遅れなどにつながるということが懸念されますので、今後の取組としましては、例えばですけれども、総合がん検診の創設だとかいうものを民間医療機関の御協力を仰ぎながら、受診しやすい環境づくりに取り組んでいく必要があるのではないかなというのを感じているところでございます。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) 大東市は市民病院を持たない市でありますから、この医療に関しては民間の病院に頼らざるを得ないというのがあります。この検診におきましても、そういった特化して、検診ステーション的な役割を持つ、そういった民間の医療機関へお願いをしていく、要請をしていくということが大事だと、今、北本保健医療部長が答弁していただいた内容になるかなというふうに思うんですけども、ぜひともこれを進めていただいて、検診ステーション、これはがん検診も特定健診も合わせて、この検診率の向上を担う民間医療の役割をぜひとも、この医師会を通じて、どうか要請をしていただきたいと思います。もう一度答弁。
○北村哲夫 議長 北本保健医療部長。
◎北本賢一 保健医療部長 がん検診につきまして、本市では大東・四條畷医師会と集団契約を取るような形を講じておりまして、市民の皆様にも各医療機関でこういったようながん検診が受けられますよというような健康カレンダーを配布をさせていただいておりますけれども、傾向としましては、がん検診5つあるんですけれども、やはりその5つのうち、全て総合的にやっているところに人気があるということが傾向として見受けられますので、そういった総合がん検診をやっていただけるような医療機関について、今後医師会等にも働きかけを行いまして、我々としましては、その総合がん検診をやっているんだよというような趣旨のことを市民の皆さんにアピールをしていきたいというような方法で対応していきたいと思っております。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ぜひともよろしくお願いしたいというふうに思います。
では、次の質問であります。1回目の質問で18分使ってしまいました。結構難しいですね、この一問一答もね。
次に、インターネット誹謗中傷防止及び被害者支援に関する条例施行後の窓口充実についてということでございます。
これは昨年、私議長のときに、この品川議員に座長になっていただきまして、各会派から出ていただきまして、これが成立をしたというところ、4月1日からこれ施行をしていることであります。
このインターネットの誹謗中傷条例は群馬県で女性プロレスラーの方が自殺をしたという件から始まりました。本市においても、様々そういった事態がありまして、内容は言いませんけども、これは重要な条例だと私は思っております。市町村レベルでこれをつくった市町村って、なかなかありませんので、大東市としては、こういった誹謗中傷、インターネットによる誹謗中傷、もちろんSNSを通じてのものが多いんですけども、これは絶対許さないという体制、これが重要じゃないかなというふうに思っております。
まず、本市のインターネットの条例につきましては、施行後、このような形のものが重要じゃないかと思いまして、実は要望書も出させていただいてます。ちょっと、これ抜粋ですけどね、まずは専用の窓口を設置してもらうと。あとは国の法律改正を受けて条例制定市として、被害者に対して適切な相談を行い、国の機関や弁護士等の必要な案内を行う。広報などで条例の内容、誹謗中傷防止など特集を組んで掲載し、啓発すること。市長が動画などで呼びかけること。人権政策室を中心として全庁的な位置づけにすること。このような要望をさせていただいた経緯がございます。これはほとんど実現をしていただいておりますので、ありがたいなと思ってます。
今月の7月のホームページにも、広報にも載せていただけると聞いておるんですけど、まずは、この啓発についてお知らせください。
○北村哲夫 議長 奥野
市民生活部人権政策監。
◎奥野佳景
市民生活部人権政策監 インターネット誹謗中傷等防止及び被害者支援に関する条例の啓発につきまして、お答えいたします。
本市広報紙7月号にて条例の制定及びその内容や相談先について掲載を行います。また、条例に係る東坂市長のメッセージ動画配信も予定しております。
今後につきましても、インターネット上での誹謗中傷などについて、様々な機会や媒体を通じて周知・啓発を行ってまいります。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ありがとうございます。特に重要なのは、この条例については窓口でしっかり案内をするということが大事になってくるというふうに思います。
そこで、この窓口について表示、分かりやすい表示案内が必要ですし、もちろん、ホームページ上での啓発も必要でありますけども、寄り添い型の相談について、しっかりと行っていただくということで、相談を受けて、こういう窓口ありますよ、どうぞ連絡してくださいじゃなくって、しっかりそこまで案内をすると、そしてまた全ての相談をしっかり聞いて、この人に何が必要か、弁護士が必要なのか、それとも府や国の窓口が必要なのか、そこまで案内することが必要でございますので、そういった内容の相談をしっかりと実施をしていただきたい、このように思いますけど。
○北村哲夫 議長 奥野
市民生活部人権政策監。
◎奥野佳景
市民生活部人権政策監 相談窓口につきましては、人権文化センターにおきまして、総合相談・支援事業を実施しております。その中で、インターネット上の誹謗中傷の相談も含めて、様々な相談内容に対応しているところですけども、そういったことを、明示しております。
今後も相談者の状況を把握し、相談者に寄り添いながら、各種相談機関と情報連携を図りながら対応に努めてまいりたいと思います。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ありがとうございます。このインターネットの条例につきましては、市では裁量権が非常に少ないものですから、案内をするしかありませんので、その辺の充実をよろしくお願いします。ある市では、そういった、先ほどありました質問で、この文言の削除とか、そういった動画の削除も言っていくような市もありましたけども、これは今後しっかりとまた、それぞれの権限を考えながら考えていったらいいかなというふうに思っております。
このインターネットの誹謗中傷条例は、やはり教育現場で展開をしていただきたいと思っております。この条例制定の意義とリテラシーの浸透、また専門講師の教職員へのセミナーなど、子供たちにより分かりやすい条例制定市としての役割を担っていただければと思いますが、いかがですか。
○北村哲夫 議長 伊東学校教育政策部長。
◎伊東敬太
教育委員会学校教育政策部長 小・中学生のスマートフォンの所持率が年々増加傾向にありますことから、現在、各校においては大学であったり、通信関連企業などから外部講師を招聘し、ネットトラブルへの対処法であったり、SNS上での誹謗中傷や偏見、いじめにつながる書き込みなどに関するネットリテラシ─について学ぶ機会を設けているところです。
今回、本条例が制定されたことを踏まえまして、市教育委員会といたしましても、子供たち、また保護者をも含め、さらなるネットリテラシーの向上に向けた取組を進めてまいりたいというふうに考えております。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) しっかりと教育現場で条例を制定した市であるということをまず子供たちに分かっていただきたいと、そしてまた差別やそういう誹謗中傷は絶対許さないんだという姿勢を、また教える先生方、また専門員の方から強く子供たちに啓発をお願いをしたい、このように思いますので、よろしくお願いいたします。
あと、市内事業所がありますね、この大東市の事業所の人権推進連絡会というのがあります。こういったところを通じて、市内の事業所、事業所においても様々人権を侵害する、パワハラとかセクハラとかいっぱいありますけども、こういった社内のLANを通じて被害を受けた方の情報とか、SNSを通じて、LINEでの外しがあったとか、様々聞いております。こういったものを、小冊子をつくって啓発をする、企業向けの冊子をつくって啓発をしていくことも重要じゃないかなと思ってます。これどうですかね。
○北村哲夫 議長 奥野
市民生活部人権政策監。
◎奥野佳景
市民生活部人権政策監 市内企業への周知と案内につきましては、コロナ禍において、講演会やイベントの開催等が困難な状況ではございますが、議員おっしゃいました大東市事業所人権推進連絡会及び大東商工会議所の御協力を得て、会員企業宛てに、本条例に係る資料を送付して、周知に努めてまいりたいと考えております。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ぜひともよろしくお願いしたいと思います。
次に、シトラスリボン、これ小南議員、副議長のときにやっていただきましてありがとうございました。ちょうど時期を同じくして、このシトラスリボンについて、私たちも運動を開始をしたところでございます。こういったことについて、しっかりと、人権に関して深く関わっていきたいなというふうに思っております。これは、ちょっと順番が変わってしまいましたんですけど、このシトラスリボンにつきましては、歌手のイ・ヨンボさんという在日の歌手の方がいらっしゃいまして、市長室にも来て、おかえり、ただいまの歌も歌っていただいて、この歌を歌いながら、このコロナ感染者への差別、おかえり、ただいまという形でやっていただいてます。実は、これ動画なんですけども、音は全然ないので、音は流したらあかんいうことで、弾いてるところだけ、ちょっと見てもらいましたけども、これも市長も歌を聞いていただいています。これは歌詞なんですけど、ちょっと見えにくいんですけどね、また興味のある方はネットを通じて、またこういうのを見ていただければなというふうに思っております。
これについて、大東市で頑張っていただくということで、人権室でも頑張っていただいているんですけどね、特にイベントなどでのこれからの広報ですね、そして今後のキャンペーン活動について、そのような形、どうしていくのか教えてください。
○北村哲夫 議長 奥野
市民生活部人権政策監。
◎奥野佳景
市民生活部人権政策監 シトラスリボンプロジェクトの周知につきましては、議員の皆様や市職員の積極的な参加により、市民の皆様への本プロジェクトへの趣旨を着実に伝えることができているものと考えております。
コロナ禍においても、すみません。
○北村哲夫 議長 暫時休憩いたします。
午後2時19分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午後2時19分再開
○北村哲夫 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
もう一度、同じ質問をしていただけますか。8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) イベントなどでの広報、通告してますよね。今後のキャンペーン活動について、どうですか。
○北村哲夫 議長 奥野
市民生活部人権政策監。
◎奥野佳景
市民生活部人権政策監 すみません。緊急事態宣言が解除されたものの、まん延防止等重点措置が実施されているため、講演会等のイベントが中止または延期となっております。コロナ感染対策の状況を注視し、イベントの実施が可能となった時点で、本プロジェクトの広報を行ってまいりたいと考えております。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ②番、③番の質問が一緒になってるからね、これよう見てね。もういいです。時間ないので。
次の質問が重要でしてね、いよいよこの飯盛山が国史跡指定となるということ決定されました。これについて、様々な議員からお話がありまして、やはり今の話題だなというふうに思っております。公明党としても、本当に当初から関わらせていただきまして、内海府議会議員中心にこれを、四條畷市の議員の皆さんと一緒に進めてきました。本当にすごいことだなと思っております。これが産業・文化部からもらいました、これ通知でありましてね、秋頃にこの国史跡指定になるということで、本当にこの短い期間で、運動から、これできたということは本当にすごいことやなと思ってます。また、大東市で国史跡指定になる場所があるということだけでもね、本当にすごい快挙であるというふうに思ってます。ここに関わっていただいた関係者の皆さん、また東坂市長を中心とするまた行政関係者の皆さんにも御礼を申し上げたいなというふうに思っております。
まず、この国史跡指定になった経緯と、広報、今回の報道がありましたけど、これについて教えてください。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 国史跡指定についてお答えいたします。
飯盛城跡の国史跡指定につきましては、平成27年度に四條畷市と共同で、令和3年度の指定を目標に事業を開始いたしました。
平成28年度から平成30年度に発掘調査を実施し、令和元年度には飯盛城跡の歴史的価値等について、考古学的成果だけではなく、歴史学、自然科学等の多角的な面から考察を行いました。
令和2年度に、史跡指定に係る必要書類である意見具申書を作成し、総合調査報告書を添えて、文化庁へ提出いたしました。その後、令和3年5月に史跡指定について国の文化審議会への諮問が行われ、先週の6月18日に開催された文化審議会において、飯盛城跡を国史跡に指定するように文部科学大臣に答申が行われました。
本年秋頃には、官報告示を経て飯盛城跡が正式に国史跡に指定される予定となっております。
以上でございます。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) 本当に何のエビデンスもなしに、これからこの活性化を言うても、この国史跡指定の指定がなかったら進まないことがいっぱいありましてね、国からの様々な支援を受けることができるし、そして広報としても、この史跡指定があるということだけでも、大きな大きな後ろ盾になると私はそのように思っております。
やれやれ言うてもね、なかなか進まないのがこの場所のステータス性でありました。大きな大きな後ろ盾をいただいたような気がいたします。
そこで、私市長に質問をしたいのは、これから国史跡指定になって、市民の皆さんにやはりこの場所を誇りを持って語れる場所にしてもらおうというのが大事だというふうに思ってますし、また観光化を含めた事業にも大きく展開をしていく必要がある。重点的にこれをいろんな議員もお話があったように、していく必要があるというふうに思います。まず、市長の考え方を教えてください。
○北村哲夫 議長 東坂市長。
◎東坂浩一 市長 このたびの国史跡指定には、私、市長就任以来、強く願い続けてきたことが実現をいたしました。また、これほど短期間で実現できたこと、これは大変喜ばしく感じておりまして、感慨深いものもございます。
指定に向けて御尽力いただいた関係者の皆さんにこの答弁の、お借りして感謝を改めて申し上げたいと、そのように思います。
この本市の山間部は、都心から気軽に訪れることのできるアクセスのよさがうたわれておりまして、大阪平野や京都方面まで一望ができると、この山頂からの眺望、歴史ロマンを感じることのできる飯盛城の石垣、こういったものを有することはもとより、身近に息づく豊かな自然、豊かにチョウチョウが一年中観察できたり、鳥や昆虫もさようでございます。そして、心も身体も癒やされることのできる、他市にはない魅力、こういったものがある空間でございます。
このすばらしさを本市の都市戦略として、ブランド化を図っていく必要があると考えております。
4月にスタートいたしました第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略におきましても、飯盛城跡の国史跡指定を契機とした来街意欲の喚起と東部地域の活性化を打ち出しておりまして、国史跡指定された今が、史跡エリアのみならず、その周辺も含めた山間部全体の魅力を磨き、発信していく絶好の機会であると考えております。
本年4月より生涯学習課と都市魅力観光課を新たに設置した産業・文化部の中に位置づけました。まずは、このメリットを生かして、生涯学習課が担う史跡の保存・継承と、都市魅力観光課が担う都市魅力を打ち出すためのコンセプトやビジョンづくりを連携させ、山間部全体のブランド化に向けた検討を進めていく必要があると考えております。
市民の皆様の誇りと愛着の象徴となり、市内外から訪れたくなる場となりますよう、山間部の魅力をしっかりと磨き、発信してまいります。
また、国史跡指定は、このことによりまして、様々な自由度も広がり、また様々に国からの補助もいただけることとなります。そういったアドバンテージを生かしながら、国史跡指定を受けたことを生かしていくというような発想を常に持ち続けて進んでまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ありがとうございます。そういった意味では、これから様々な部署が関わっていかなければなりません、全庁的に横串を刺してこの事業を展開していかなければならないと私は思っております。そういった意味では、この飯盛山の観光、様々な事業について、特化してプロジェクト化をしていく必要があるんじゃないかというふうに思ってます。このプロジェクト化につきまして、市長はどのように思いますか。
○北村哲夫 議長 東坂市長。
◎東坂浩一 市長 飯盛の山系については、飯盛城跡のみならず、多様な魅力があることは言わずもがなでございまして、この国史跡指定を1つの契機とし、またそのアドバンテージを生かすということを先ほど答弁で申し上げました。つまり、多角的に多様性のあるプロモーションが必要であるということは、本市においても横串を刺した多様な取組が必要であるということにほかなりません。そういったことに対応できるような市の体制をつくっていくということについては、非常に必要性を感じておりまして、実践に向けて取り組んでまいりたいと思います。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ありがとうございます。プロジェクト化、ぜひともよろしく、そういうネーミングもね、よくしていただきたいと思います。
何かこの頃、ロープウエーの話が出てきましてね、うれしいなと思ってます逆に。これ、酒井議員が一番最初に質問して、最初、何考えてんねんという話があったんですけど、だんだん盛り上がってきましてね、本当に実現するんじゃないか。これも市長が大体最初の出発点で話を聞いてから、酒井議員が質問したと思うんですけども、そういうふうになればなというふうに思っております。
大東市の山間部は、特にやっぱり、大阪市と比べれば、私たち「大都市よりも大東市」ですから、大阪市と比べているんですけども、やはり山を持つ魅力、そしてこの資源を生かしていくということで、これから例えば企業の研修とか、校外学習とか、また健康づくりで気軽に歩いていけるコースですね、こういったことを整備していく、これが必要があるというふうに思ってます。このことをシティプロモーション構想で積極的にPRしていく必要があるというふうに思っておりますけども、この辺についてどうですか。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 飯盛山の魅力は、電車や自転車で訪れやすい立地でありながら、歴史ロマンにあふれ、様々なハイキングコースから気軽に登山ができ、健康づくりや雄大なパノラマを眺めながら自然豊かな森の息吹を身近に体感できること、また、研修や自然観察・キャンプなどができる拠点施設があることなど、近隣市にはない多様な魅力コンテンツを内包する山でございます。
飯盛山が持つ多様性とその魅力を存分に生かしながら、飯盛山全体をキーコンテンツとしたシティプロモーションの在り方について検討を進め、積極的かつ効果的な市内外へのプロモーションの推進につなげてまいります。
以上です。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) そしてまた、ハイキングコースがやっぱり有名なんですけども、このハイキングコースの整備をしっかりとしていくということ、これから国史跡指定を受けて、それを知った人がどんどん登っていく、また大河ドラマを目指して、大河ドラマを見た方がどんどん登っていくというようなコースになりますので、特に初心者が登りやすい南尾根コースというのがありますけど、こういうところに整備をしていくべきだという話がありました。これは、その途中にある池でして、これバスクリンじゃありませんよ、本当にこんなふうになってましてね、これ私2年前に上がったときに、このように緑が一面に敷きつめられた池の横を通っていきました。本当に美しい、もっと真緑のようなね、これ写真ですからちょっと曇っておりますけど。そして、こういった道ですね、山道、吊り橋もあります。こういうふうに登っていく場所がね。ちょっと、危険なところなんですけど、これも南尾根コース、こういったちょっと冒険もできる場所もあります。そして、これはたがねでぐっと石を加工した跡がある、残念石と言われるような、大阪城の石垣を造ったような跡が残っているところ結構あるんですよね。こういったところも非常に見て面白いところです。きれいな花も咲いておりましてね、癒やされる場所でありました。
こういった形で、こういった南尾根コースをまず啓発するのと、この場所に道路標識とか案内板とか、トラロープの設置をしていただきたいというふうに思ってます。よろしくお願いいたします。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 国史跡指定を受け、やはり最低限の来訪者へのおもてなしが必要と考えております。議員御指摘の道路標識、案内板等の最低限の整備、まずはそこから。あと、予算でも要求させていただいてますトイレの設置ないし駐車場の確保等々も含めまして、おもてなしの精神でこれから整備を進めていきたいと思っております。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) これ案内板ですけども、本格的な案内板もつくっていただきたいなと思っております。そういった名所に来ると、こういった案内板もつくって、しっかりと啓発をしていく、登る人が楽しみにしていけるような案内板と迷わないような案内板ですね、これをお願いしたいなと思ってます。
危険な場所にこうやって、そんなにお金をかける必要はないと思うので、ハイキングですから、こういったトラロープを危険な場所に張って、これはこれにもたれると落ちていきますのでね、危ない場所があるよという、これは案内板と同じような機能を持つものでありますので、こういったことでいいかなというふうに思っております。ぜひともお願いしたいと思います。
これが南尾根コース、今から紹介しますけど、これ今、赤いのが七曲コースとなってます。南尾根コースはこういうふうにちょっとそれていただきまして、野崎観音から上がっていただきまして、そしてこちら、今指し示したコースで、実は野外活動センターに行けるようなコースになっております。この野外活動センターはこれからハイカーの方が休んで、そしてまた様々な拠点として使える場所であるというふうに思いますので、ぜひともこの飯盛山の観光化の拠点として、この野外活動センターが必ず必要になってきますから、そこでしっかりとお金を落としていただくような観光の在り方も考えていただきながら、ここを充実させていただきたい。
ちょっと老朽化もしていますのでね、あちらの建物のほうはですね、ぜひともその構想で整備をしっかりと行っていただきたいと思いますが、いかがですか。
○北村哲夫 議長 北田産業・文化部長。
◎北田哲也 産業・文化部長 野外活動センターの活性化については、昨今のキャンプブームにより、家族や小グループでの利用者数が増加しているとともに、大阪府内でも数少ないプロジェクトアドベンチャー施設を備えているため、市内外の学校や企業の研修等にも多く利用されております。
また、野外活動センターは、飯盛山山頂に至るハイキングコース上にありますことから、ハイカーの皆様のお手洗いや休憩のスポットとして多く利用されており、野外活動センターでは、初めて飯盛山を訪れる方にハイキングマップをお渡しして簡単な道案内を行ったり、お城ファン向けに飯盛城御城印の販売を行ったりしております。
本年、秋頃に予定される飯盛城跡の国史跡指定の決定後には、市内外からさらに多くの方が飯盛山を訪れ、野外活動センターを利用されると見込まれます。その際に飯盛城跡観光の拠点としての機能が果たせるよう、野外活動センター職員が飯盛城跡に関する知識を習得したり、城跡の関連展示やイベントを行ったり、物品販売を充実させたりするなど、センターの運営や事業内容に磨きをかけ、野外活動センターのさらなる活性化を進めてまいりたいと存じます。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) ぜひともよろしくお願いしたいと思います。
あと、質問変わります。ちょっとあと6分しかないんですけども、役所についてですね、新庁舎の整備について、今、議論も行われて、特別委員会でも4つの案を出していただいて、議員としてもこの議論をさせていただきました。
これは役所が全く新しくこの敷地内で建て替えるという方法ですね、こういうふうにいろんなお金の、65億円というイニシャルコストが出てます。こちらは、この庁舎を耐震化をしてリノベーションして、そして南別館の辺りに増築をするという案でありました。これは54億円ということでイニシャルコストになってます。これは市民会館を潰して、これに建て替えるという、これは86億円か何か、かなり高額な金額になっております。こちらは駅前の南側のロータリーの前ですよね、末広公園、こちらのほうで建て替える、この4つの案がございました。これ、役所でそれぞれ部長級の方々で対策の推進本部があるというふうに聞きました。ここで決定されたことがあるというふうに聞いてますが、これについて教えてください。
○北村哲夫 議長 東政策推進部長。
◎東克宏 政策推進部長 庁舎整備事業につきましては、特別委員会や審議会等で御意見を賜りながら、整備の方向性を示す5つの方針の下に、現在、庁舎に必要な機能や規模を内容とする基本構想(案)の策定を進めております。
また、実現可能と考えられる幾つかの整備パターンにつきまして、追加調査を行い、特別委員会に御報告させていただくとともに、庁内組織である庁舎整備に関する推進本部会議におきまして、審議会の答申内容を踏まえ、候補地となる条件の整理や整備パターンについて議論を進めてきたところでございます。
推進本部会議では、まずは、耐震性の不足により早急な整備が必要であること、しかしながら、急速なデジタル化や市民ニーズの多様化、社会情勢の変化などにより、今後の行政の在り方や市庁舎の役割、機能、規模などについての、将来的な変化は予測が困難であること、また長期的な市の財政状況も不透明であることなどから、庁舎整備に当たっては、早期実現性、柔軟性と可変性、そして経済性を重視し、整備パターンのうち、現在地での耐震補強プラス増築の案で進めていってはどうかという、市内部としての意見がまとまり、現在その方向で基本構想(案)の策定作業を進めているところでございます。
これらの検討状況につきましては、ホームページや動画配信等により市民の皆様へ周知をさせていただいておりますけども、今後、基本構想(案)に対するパブリックコメントを実施し、より多くの御意見を拝聴できるよう努めてまいりたいと考えております。
○北村哲夫 議長 8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) このような4つの案のうち、いわゆる私たちがハイブリッド方式と呼んでいる、ここの耐震化とそして増築ということが一番いいんじゃないかという意見にたどり着いたというふうにお伺いをしました。
私たちとしては、現地で建て替えることは本当に、いわゆる住所の移転が要らないということで、一番実現可能なところやと思ってます。そして、一番心配なのは、こっちのコストパフォーマンス、そして最新の技術が導入できるかとか、あと将来性についてです。この3つのことが一番心配でございまして、そこがクリアできれば、私たちもいろいろ議論のテーブルに載るのかなというふうに思っていますけど、ちょっともう時間がございませんので、簡単にこのことについて御説明ください。
○北村哲夫 議長 東政策推進部長。
◎東克宏 政策推進部長 多額の整備費用は将来世代に過度の負担を強いることになります。経済性につきましては、できる限りの圧縮を進めていかなければなりません。コストに大きく左右するのが建物の規模となりますけども、基本構想では、現状の規模から課題等を整理いたしまして、整備後の庁舎の規模の想定をしており、前回の計画よりも圧縮をしております。
一方で、機能性や利便性の確保は、市民サービスの向上を図るためには必要となります。ICT技術の導入等、これからの行政には必要不可欠であり、耐震補強の場合も、躯体を再利用する以外は、できる限り新築と同様に機能性、利便性を確保できるような整備を想定をしております。
その上で、優先する整備内容とコスト削減が可能なものを整理し、費用対効果のバランスを考慮しながら、市民の皆様にとって、最適な庁舎整備になるよう努めてまいります。
またコストを考える上で重要な視点となりますのが、将来の維持管理費用も含めたトータルコストでございます。当初の整備費用であるイニシャルコストは一部分であり、建物を利用し続けるには、継続的に必要な光熱水費や清掃、警備などの維持管理費用、また中長期的には、設備等の更新、改修費用などが必要でございます。庁舎建築時も膨大な費用を要しますけども、実はこれらランニングコストにも相当の費用がかかってまいります。
将来的に同規模を維持管理するのではなく、その状況に応じ、ダウンサイジングが可能となれば、必要な規模のみ維持、更新を行うことができ、コストの削減が図られるというふうに考えております。そのためには、建物の柔軟性と可変性は庁舎整備を検討するに当たり、非常に重要な視点というふうに考えております。
○北村哲夫 議長 これをもって一般質問を終わります。
暫時休憩いたします。午後3時から再開いたします。
午後2時41分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午後2時59分再開
○北村哲夫 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、日程第3、議案第38号「市道路線の認定について」の件を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。大束街づくり委員会委員長。
○北村哲夫 議長 暫時休憩いたします。
午後2時59分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午後3時再開
○北村哲夫 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
大束街づくり委員会委員長。
◆8番(大束真司議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第38号、市道路線の認定について、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件につきましては、全員異議なく原案どおり可決するべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○北村哲夫 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。よって議案第38号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第4、議案第39号「大東市職員等の服務の宣誓に関する条例及び大東市
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
大束街づくり委員会委員長。
◆8番(大束真司議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第39号、大東市職員等の服務の宣誓に関する条例及び大東市
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○北村哲夫 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。よって議案第39号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第5、議案第40号「大東市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
児玉未来づくり委員会委員長。
◆3番(児玉亮議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第40号、大東市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、賛成多数で原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○北村哲夫 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
6番・あらさき議員。
◆6番(あらさき美枝議員) (登壇)議案第40号、大東市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、日本共産党議員団を代表して、反対討論を行います。
今回の改定内容は、大東市
家庭的保育事業等において書面により行うこととされている記録等について、書面に代えて電子的記録により行うことができるとする条例改正です。一見すれば、便利になってよいと思えますが、情報管理の在り方について事業者任せになっており、市民の個人情報を守り、不利益を生じさせないようにするといった対策がおろそかになっています。何でも国に従うというのでなく、情報管理の規定を整えてからの改正にすべきです。市民の個人情報やプライバシー権を守る市政を求めて、反対討論といたします。
○北村哲夫 議長 ほかに討論はありませんか。
〔「なし」の声起こる〕
ないようですので、これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立多数であります。御着席ください。よって議案第40号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第6、議案第41号「大東市施設等利用費の支給に係る認可外保育施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
児玉未来づくり委員会委員長。
◆3番(児玉亮議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第41号、大東市施設等利用費の支給に係る認可外保育施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、賛成多数で原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○北村哲夫 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
6番・あらさき議員。
◆6番(あらさき美枝議員) (登壇)議案第41号、大東市施設等利用費の支給に係る認可外保育施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、日本共産党議員団を代表して、反対討論を行います。
昨年12月に認可外保育施設の配置基準の低下となる複数の子供を保育する時間帯において、限定的であっても、保育士を1人でよいとしてしまう改悪が行われ、今回はさらに午睡中、夜間も含め、保育士1人体制の時間帯を増やしていく規制緩和を行おうとするものです。これらの相次ぐ規制緩和は安全性に欠けるだけでなく、子供の発達を保障する保育環境をつくることを難しくします。小規模保育所や家庭的保育所、企業型の保育所ではいろんなニーズのお子様を預かる保育施設で、短時間から夜まで過ごす子供など、みんなが同じ時間帯を過ごす保育園より高度な保育士の専門性の発揮が必要になります。こういった規制緩和を続けていくことが子供の最善の利益になるとは到底思えません。
また、実態に合わないというのであれば、公定価格を引き上げ、保育士の待遇改善に努力すべきです。このままでは、深刻な保育士不足の解消が困難となり、さらに保育の質や安全性の低下につながる悪循環に入ってしまいます。
大東市には、改めて子供について、子育てについて、しっかりと振り返りを求めて、反対討論といたします。
○北村哲夫 議長 ほかに討論はありませんか。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようですので、これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立多数であります。御着席ください。よって議案第41号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第7、議案第42号「大東市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
児玉未来づくり委員会委員長。
◆3番(児玉亮議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第42号、大東市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○北村哲夫 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。よって議案第42号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第8、議案第43号「大東市基金条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
児玉未来づくり委員会委員長。
◆3番(児玉亮議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第43号、大東市基金条例の一部を改正する条例について、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○北村哲夫 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。よって議案第43号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第9、議案第44号「大東市道に係る移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
大束街づくり委員会委員長。
◆8番(大束真司議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第44号、大東市道に係る移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○北村哲夫 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。よって議案第44号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第10、議案第45号「大東市手数料条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
児玉未来づくり委員会委員長。
◆3番(児玉亮議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第45号、大東市手数料条例の一部を改正する条例について、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○北村哲夫 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。よって議案第45号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第11、議案第36号「令和3年度大東市
一般会計補正予算(第3次)について」の件を議題といたします。
本案に関し、所管の各委員長の報告を求めます。
まず、大束街づくり委員会委員長。
◆8番(大束真司議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第36号、令和3年度大東市
一般会計補正予算(第3次)の所管事項について、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○北村哲夫 議長 次に、児玉未来づくり委員会委員長。
◆3番(児玉亮議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第36号、令和3年度大東市
一般会計補正予算(第3次)の所管事項について、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○北村哲夫 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
まず、反対討論から。
〔「なし」の声起こる〕
次に、賛成討論のある方。
5番・天野議員。
◆5番(天野一之議員) (登壇)議案第36号、令和3年度大東市
一般会計補正予算(第3次)につきまして、日本共産党議員団を代表して、結論的には賛成の討論をいたします。
ワクチン接種をより円滑に実施するための体制整備、拡充や全市民への
地域商品券配布事業など、評価できる補正予算になっていると考えます。
一方で、行政サービスデジタル化推進事業として1,567.4万円があります。大東市の説明では、当面の庁舎整備を視野に入れた市民に対しての行政サービス向上、業務の効率化を改善し、見直すためとしています。
時代も含め、一定の必要性はあるとも考えます。しかし、国の進めるデジタル庁創設とデジタル関連法には大きな問題があると考えます。1つは、行政へのオープンデータの義務化など、プライバシーの侵害。2つ目はカスタマイズを認めない意向で、地方自治の侵害、そして国民生活の影響として、預金口座のマイナンバーひもづけをはじめ、所得、資産、社会保障、給付を把握し、徴収強化と社会保障削減を進める仕組みがつくられようとしております。国の動きに併せる中で、市民のプライバシーも行政の得た市民情報も、全て統括管理され、監視社会へつながることや、個人情報の商品活用への転用が懸念されます。
今後の国の動向には注視をし、大東市行政としての市民サービス向上、業務の効率化にとどめた議論や計画、実践にするべきことを申し上げます。
以上、危惧する点はありますが、早急な
新型コロナウイルス感染対策が先決なことから、賛成の討論といたします。
○北村哲夫 議長 ほかに討論はありませんか。
9番・中村晴樹議員。
◆9番(中村晴樹議員) (登壇)議案第36号、令和3年度大東市
一般会計補正予算(第3次)、全市民一律
地域商品券配布事業について賛成討論をいたします。
大阪維新の会は市内店舗応援商品券事業実施後、令和2年12月22日に事後検証に係る要望書を市長に提出いたしました。そこには、既に受け取られた方を除外し、公平性・公正性に配慮した追加事業を実施することを求めるとあります。
それを受け、1人5,000円を配るという追加事業を実施すること自体は喜ばしいことでございますが、
新型コロナウイルスで生活や収入に変化のない高所得者や公務員、既に市内店舗応援商品券事業で受け取られた方を、再度配布の対象に含めることはばらまきのそしりを免れません。ふるさと振興基金を主な財源として、7億円もの巨額予算を使う必要性や、対象者の在り方、年収制限など、多角的に検証し、今後の事業実施に生かしていただきたいと思います。
○北村哲夫 議長 ほかに討論はありませんか。
8番・大束議員。
◆8番(大束真司議員) (登壇)議案第36号、大東市
一般会計補正予算(第3次)について、公明党議員団を代表し、討論いたします。
今回の6月補正予算の一般会計は、歳入歳出とも11億9,159万3,000円であります。昨年より続く
新型コロナウイルス感染症の対策費が大半を占めております。この予算の中に、公明党議員団としてかねてより要望してまいりました事業が数多く盛り込まれております。
ふるさと納税振興基金を活用する7億4,199万3,000円は、長期にわたるコロナ禍で制限された日常の中、生活支援として全市民に5,000円分の商品券を発行するものであります。
昨年11月の商品券事業は、あくまでも疲弊する市内商業店舗の支援でありました。今回の趣は異なり、市民へ向けた生活支援となっています。3度の緊急事態宣言と2度のまん延防止対策で、商業店舗は休業要請支援金など、事業所には臨時対策費などを支給されています。
今回、追加議案で生活困窮者への給付も活用できる世帯は限定的であります。
そういった意味で、今回市民生活の支援として発行される商品券は、時機としてタイムリーであり、議決後は早期の事業実施をお願いするとともに、市内のより多くの場所で使用できるようお願いします。
そして、3月議会で議決しました高齢者・障害者への5,000円のギフト券も実施時期が遅延している印象です。早期のギフト券の発送を要望します。
次に、コロナ禍で縮小される事業が多い中、大きく前進した事業がデジタル化であります。行政デジタル化推進事業1,567万4,000円は、全庁的なデジタル化を推進するために、外部専門コンサルタントに委託する予算です。デジタル化は行政内での効率化や働き方改革を促進させるものであり、窓口サービスでの手続のオンライン化においては、市民サービスの大幅な向上となります。外部委託で示された内容を行政内で消化し、これまでの慣例にこだわらず、大胆に改革を行っていただくようお願いします。
公明党議員団で5月12日、2回目となる行政のデジタル化を推進する要望書を東坂市長に提出しました。この中で、市長を本部長とする大東デジタル化推進本部の設置を強く要望しております。
今後の行政改革の要となるデジタル化推進本部の設置をお願いいたします。
飯盛城跡保存整備活用事業の2,071万3,000円は、今月18日に文部科学大臣の答申を受け、文化庁より情報解禁となりました飯盛城址の国史跡指定が決定された後の保存整備、本格的な観光事業のスタートであります。
運動当初より、公明党議員団として推進してまいりましたが、短期間での決定に関わってこられた市民団体の皆様と力を注いで取り組んでいただきました東坂市長と職員の皆様に感謝を申し上げたいと思います。
今後の活性化事業において、山を持つ強みを生かしながら、さらに大東市に国が指定した史跡を有することができた喜びを全市民と共有できる取組をお願いします。
また、保存整備や観光事業は全庁的にわたる事業となるため、事業のプロジェクト化を要求いたします。
併せて、大東市の近世の歴史を知ることができる平野屋新田会所の保存におきましても、貴重な水路跡の公有化が実現しますよう、御努力をお願いいたします。
新型コロナウイルス接種費用2億5,829万1,000円は、市民のワクチン接種をさらに促進させ、混乱なく実施できるよう、集団接種会場の時間外や休日にワクチン接種を行うための接種費用の加算をするものです。医療従事者の方々の増員が新たな接種会場を増設できる最大の条件となります。現在、65歳の接種券は送付を完了し、7月末までに終了させなければなりません。大東市公明党議員団として、4月26日にコロナウイルス対策要望書を提出、昨年来より10回目となる要望書となりました。学校関係者や保育士の優先接種や、会場の増設、医療従事者の募集、迅速・柔軟な接種体制、さらにはコロナ感染者の差別を禁止する取組も盛り込み、その多くは採用していただいております。
国政の公明党の成果といたしましては、海外ワクチンは危険だとして反対する野党を尻目に、国内ワクチンの製造を主張することに躍起になり、議論が進まない中、公明党として、昨年5月にワクチンPTを立ち上げ、国を動かし、国際的なワクチン争奪戦に遅ればせながら参入することができました。海外製造メーカーと契約にこぎ着け、国民接種分を確保することができたのであります。
さらに、人道的運動として、発展途上国や経済後進国にワクチンを供給するコバックスファシリティに日本が参加したことも公明党の大きな成果となりました。
大東市におきましては、今後64歳以下の接種券の送付が行われますが、状況を見ながら柔軟な対応ができる体制を敷いていただきたいと思います。
職域接種もワクチンの供給量の関係で一時停止されるとありました。その結果、市内の身近な接種場所への予約がさらに増加することになります。国や府の大規模接種会場への誘導も重要ですが、本市の集団接種、個別接種のキャパシティの拡充が求められます。
最後に、
コロナウイルス収束において唯一の方法であるワクチン接種が多くの希望される市民へ安全にストレスなく接種いただけるよう、強く要望いたしまして、賛成討論といたします。
○北村哲夫 議長 ほかに討論はありませんか。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようですので、これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。よって議案第36号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第12、議案第46号「令和3年度大東市
一般会計補正予算(第4次)について」の件を議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
理事者から提案理由の説明を求めます。
東政策推進部長。
◎東克宏 政策推進部長 (登壇)議案第46号、令和3年度大東市
一般会計補正予算(第4次)について、提案理由及び提案内容を御説明申し上げます。
令和3年6月大東市議会定例月議会議案(追加)の1ページをお開きください。
初めに、歳入歳出予算の補正案につきまして御説明申し上げます。
本補正予算案では、歳入歳出それぞれ2億859万8,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を522億594万1,000円としております。
歳入予算から主な内容について御説明いたします。
2ページを御覧ください。
款9国庫支出金の補正額2億859万8,000円の増額につきましては、
新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金の増額によるものでございます。
歳入につきましては、以上でございます。
次に、歳出予算の主な内容につきまして御説明申し上げます。
4ページを御覧ください。
款3民生費の補正額2億859万8,000円の増額につきましては、
新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給経費の増額によるものでございます。
以上が歳出の主な内容でございます。
歳入歳出の詳細につきましては、6ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書に記載のとおりでございます。
以上が令和3年度大東市
一般会計補正予算(第4次)案の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。
○北村哲夫 議長 これより質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第46号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
御異議なしと認めます。よって議案第46号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。よって議案第46号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第13、議会議案第5号「
大東市議会会議規則の一部を改正する規則について」の件を議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
提案者から提案理由の説明を求めます。11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) (登壇)議会議案第5号、
大東市議会会議規則の一部を改正する規則について、提案理由の御説明を申し上げます。
女性をはじめとする多様な人材の市議会への参画を促進する環境整備を図る観点から、住民が議員として活動するに当たっての制約要因の解消に資するため、本会議及び委員会への欠席事由として、育児、看護、介護等を明文化するとともに、出産について、産前産後の期間にも配慮した規制の整備を図ること、並びに行政手続等において、原則として押印を廃止する政府の政策動向を踏まえ、市議会に対する請願に係る署名押印の見直しを行うことに伴い、所要の改正を行うものです。
施行日につきましては、公布の日からとしております。
以上、何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○北村哲夫 議長 これより質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第5号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
御異議なしと認めます。よって議会議案第5号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。よって議会議案第5号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第14、決議第3号「
女性差別撤廃条約選択議定書の早期批准を求める意見書について」の件を議題といたします。
提案者から提案理由の説明を求めます。
11番・品川議員。
◆11番(品川大介議員) (登壇)決議第3号、
女性差別撤廃条約選択議定書の早期批准を求める意見書について、提案理由の御説明を申し上げます。
国際連合は昭和54年にあらゆる分野で女性が性に基づく差別を受けない権利と平等の権利を保障する女性差別撤廃条例を採択しており、日本は昭和60年にこの条例を批准した。さらに、平成11年にこの条例の実効性を強化し、女性が抱える問題を解決するために、個人通報制度と調査制度を認めた
女性差別撤廃条約選択議定書が国連総会で採択され、平成12年12月末に発効しており、令和3年現在、女性差別撤廃条例の批准、189か国中114か国がこの選択議定書を批准しているが、日本は批准していない。女性差別撤廃条例が採択されて40年を超え、女性に対する差別を撤廃し、男女平等社会を実現するためのさらなる施策が急務となっている。
よって、国においては、我が国の司法制度や立法政策との関連課題等が早急に解決されるよう、環境整備を進め、
女性差別撤廃条約選択議定書を早期に批准するように、強く要望するものです。
以上、何とぞよろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○北村哲夫 議長 本件については、質疑を省略いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本件は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。よって決議第3号は原案のとおり可決されました。
最後に、日程第15、「議員の派遣について」の件を議題といたします。
お諮りいたします。お手元に配付いたしておりますとおり、議員の派遣を行うことに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
御異議なしと認めます。よってお手元に配付いたしておりますとおり、議員の派遣を行うことに決定をいたしました。
以上をもちまして、本定例月議会に付議されました事件は全て議了いたしました。
定例月議会の終了に際しまして、一言御挨拶申し上げます。
議員各位には、6月1日の定例月議会開始以来、本日まで付議されました重要諸議案を慎重に御審議いただき、無事ここに終了でき得ますことは、議員各位のいつに変わらぬ議事運営に対する御協力のたまものと深く感謝申し上げる次第であります。
梅雨の季節に入り、本格的な夏へと近づいておりますが、
新型コロナウイルス感染症がいまだ完全に収束しておらず、まだまだ予断を許さない状況が続いております。議員並びに理事者の皆様におかれましては、十分健康に留意されますとともに、本市市勢の進展と市民福祉向上のため、なお一層の御活躍を賜りますようお願い申し上げまして、誠に簡単でございますが、終了の御挨拶といたします。
次に、市長より定例月議会終了に際し、御挨拶をいただきます。
東坂市長。
◎東坂浩一 市長 (登壇)令和3年6月大東市議会定例月議会の終了に当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。
今定例月議会にて、御提案させていただきました各議案等につきまして、慎重に御審議の上、御議決、御同意を賜り、誠にありがとうございました。
今定例月議会中にいただきました貴重な御意見、御提言につきましては、今後の市政運営に十分生かしてまいりたいと考えておりますので、議員各位には、今後ともより一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。
終わりに、3度目の緊急事態宣言がようやく終了いたしましたが、引き続きまん延防止等重点措置へと移行となり、緊張の度合いは高いままとなっております。
今後もワクチン接種を初めとした継続的な感染症対策を行ってまいりますので、議員各位におかれましては、今後も御自愛いただくとともに、御理解、御支援賜りますようお願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、お礼の御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○北村哲夫 議長 それでは、これをもって令和3年6月大東市議会定例月議会を終了いたします。どうも長い間、お疲れさまでした。
午後3時42分終了
会議録署名議員
大東市議会 議 長 北 村 哲 夫
〃 議 員 水 落 康一郎
〃 議 員 中 河 昭...