大東市議会 > 2021-03-09 >
令和3年3月9日街づくり委員会-03月09日-01号

  • FM(/)
ツイート シェア
  1. 大東市議会 2021-03-09
    令和3年3月9日街づくり委員会-03月09日-01号


    取得元: 大東市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-18
    令和3年3月9日街づくり委員会-03月09日-01号令和3年3月9日街づくり委員会  街づくり委員会会議録 〇 開催年月日   令和3年3月9日(火) 〇 会議時間    開会時間 午前9時59分 ~ 閉会時間 午後4時24分 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 出席委員     中 村 晴 樹 委員長       光 城 敏 雄 副委員長     東   健太郎 委員        天 野 一 之 委員     酒 井 一 樹 委員        中 村 ゆう子 委員     石 垣 直 紀 委員        水 落 康一郎 委員     中 河   昭 委員 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 出席説明員     東 坂 浩 一 市長        野 田 一 之 副市長     松 本   剛 上下水道事業管理者 田 中 祥 生 理事     中 村 康 成 危機管理監     北 本 賢 一 戦略企画部長     東   克 宏 政策推進部長    品 川 知 寛 総務部長     今 出 正 仁 街づくり部長    延 田 雅 明 上下水道局長
        大 石 達 也 選管・公平・監査事務局長     山 鬼   太 会計管理者     その他関係職員 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 出席事務局員     北 田 哲 也 事務局長      竹 中 愼太郎 総括次長兼総括参事     石 田 景 俊 参事補佐兼上席主査 植 杉 郁 朗 参事補佐兼上席主査     北 野 鉄 郎 上席主査      三 木 可奈子 主査 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 議題     1.付託案件について …………………………………………………………………………………………………………… 〇 審査案件    Ⅰ Aグループ(危機管理室/戦略企画部/政策推進部/総務部/会計室/選管/公平/監査/農業委員会)所管事項      1.議案第10号 令和3年度大東市一般会計予算の所管事項の質疑について      2.議案第33号 令和3年度大東市一般会計補正予算(第1次)の所管事項の質疑について      3.議案第13号 令和3年度大東市火災共済事業特別会計予算について    Ⅱ Bグループ(街づくり部/上下水道局)所管事項      4.議案第10号 令和3年度大東市一般会計予算の所管事項の質疑について      5.議案第16号 令和3年度大東市2駅周辺整備事業特別会計予算について      6.議案第17号 令和3年度大東市水道事業会計予算について      7.議案第18号 令和3年度大東市下水道事業会計予算について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――      8.議案第10号 令和3年度大東市一般会計予算の所管事項の討論・採決について      9.議案第33号 令和3年度大東市一般会計補正予算(第1次)の所管事項の討論・採決について ……………………………………………………………………………………………………………              ( 午前9時59分 開会 ) ○中村晴樹 委員長   議事に先立ちましてお願いしておきます。委員会における各委員の本日の質疑時間は、答弁時間を含めず5分以内とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  これより議事に入ります。  最初に、本委員会に付託されました議案第10号「令和3年度大東市一般会計予算の所管事項の質疑について」の件を議題といたします。  議案第10号について、提案者の説明を求めます。  最初に、北田議会事務局長。 ◎北田 事務局長   おはようございます。議案第10号、令和3年度大東市一般会計予算のうち、議会事務局所管分について御説明申し上げます。  令和3年度予算概要の29ページをお開きください。歳出総額は、職員給与費を除きまして2億5,747万6,000円で、前年度の当初予算と比較し、133万9,000円、率にして0.5%の減額となっております。令和3年度に議会器具購入費等、臨時で予算計上しているものの、減額となった主な理由は、議員共済会負担金の公費負担分と議員期末手当でございます。議員共済会負担金は、毎年度の負担金率は省令により確定し、前年度の0.354%から、令和3年度では0.336%へ減率改正になったためでございます。また、議員期末手当でございますが、令和2年11月特別議会において、議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部が改正されたため、2.25か月から0.05か月分が減額となったことによるものでございます。  それでは、議会事務局所管分の歳出の主な内容につきまして御説明申し上げます。令和3年度大東市一般会計予算書の65ページをお開きください。上から4行目、議員共済会負担金4,066万2,000円は、先ほど御説明申し上げました議員年金に係る公費負担分でございます。次に、中段やや下、議会経費の中の真ん中やや下の事務業務委託料でございますが、448万9,000円のうち、議会インターネット中継事業といたしまして、委託料208万5,600円を計上しております。引き続き議会の公開性を高め、より多くの市民に市政、議会審議への関心を持ってもらうため、インターネットを利用した本会議の生中継、録画配信を行い、一層の議会活性化を推進するものでございます。また、映像音声デジタルデータ送出機器設置及び配線として、本会議場のカメラ映像を高画質デジタルデータで配信機器に送出するための機器の設置及び配線業務として35万4,200円を計上しております。下から3つ目の機械器具購入費203万4,000円は、平成28年に導入した本会議生中継の配信機器において、5年間の保守期間の満了に伴う更新費用で、この更新を機に配信映像を高画質デジタル対応とし、生中継、録画中継の画質をより鮮明にするものでございます。  続いて、次の67ページをお開き願います。議会だより発行事業につきましては、各議員の一般質問の内容や市議会の審議経過を広く周知するため、5万1,800部を年に5回発行し、市の広報誌と同時に自治会を通じて戸別配布しているもので609万5,000円を計上しております。歳入はございません。  議会事務局所管分は以上でございます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○中村晴樹 委員長   次に、東政策推進部長。 ◎東 政策推進部長兼行政サービス向上室長兼課長   おはようございます。議案第10号、令和3年度大東市一般会計予算について御説明申し上げます。少し長くなりますので、着座にて御説明させていただいてよろしいでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   はい。 ◎東 政策推進部長兼行政サービス向上室長兼課長   ありがとうございます。令和3年度予算概要の1ページをお開きください。令和3年度一般会計の当初予算額は、497億6,288万9,000円であり、前年度当初予算額から40億4,981万6,000円、率にして8.9%の増加となっております。  続きまして、政策推進部所管でございます。77ページをお開きください。地方交付税につきましては、普通交付税、特別交付税とも、交付実績や令和3年度地方財政対策に基づき計上をしており、普通交付税は50億6,571万3,000円、特別交付税は3億1,700万円としております。次の国庫支出金、地方創生推進交付金につきましては、大東ビジネス創造センター事業やオリンピック・パラリンピックを活用した活性化事業などに係る国庫補助金でございます。2つ飛ばしまして、繰入金、財政調整基金繰入金につきましては、歳入歳出財源不足を補うために1億1,000万円を繰り入れるものでございます。次の公共施設等整備保全基金繰入金につきましては、野崎駅・四条畷駅周辺整備事業などの財源として5億4,625万3,000円を繰り入れるものでございます。次の減債基金繰入金につきましては、市債の繰上償還などの財源として4億2,335万3,000円を繰り入れるものでございます。次のスポーツ振興基金繰入金につきましては、スポーツ振興基金運用経費の財源といたしまして488万9,000円を繰り入れるものでございます。  次のページ、78ページに移りまして、市営住宅整備基金繰入金につきましては、市営住宅の維持補修費の財源といたしまして1,095万2,000円を繰り入れるものでございます。次の災害対策基金繰入金につきましては、災害復旧費の財源として5,000万円を繰り入れるものでございます。次の2駅特会繰入金につきましては、2駅周辺整備事業特別会計からの土地売払い収入などに係る繰出金について688万7,000円を繰り入れるものでございます。2つ飛ばしまして、市債でございます。法人立保育所改修事業から、次の79ページ、80ページと移りまして、上から3番目、文化財保存活用整備事業までは建設事業に充当する建設地方債でございます。臨時財政対策債につきましては、令和3年度地方財政対策に基づき、23億5,400万円を計上しております。利子割交付金から、次のページ、81ページに移りまして、その1つ目の環境性能割交付金までにつきましては、交付実績や令和3年度地方財政対策などに基づき計上しております。  次に、産業経済室所管でございます。寄付金、ふるさと納税寄付金につきましては、令和2年度におけるふるさと納税寄付金の受入れ状況などを踏まえ、20億円を計上しております。次の繰入金、ふるさと振興基金繰入金につきましては、都市公園再整備事業や公立保育所運営経費などの財源といたしまして、8億1,313万2,000円を繰り入れるものでございます。  次に、公民連携推進室所管でございます。国庫支出金につきましては、北条まちづくりに係る費用の一部を都市構造再編集中支援事業として国から交付されるものでございます。次の財産収入につきましては、北条まちづくりや旧深野北小学校等の貸付けに係る収入でございます。  次に、行政サービス向上室所管でございます。国庫支出金につきましては、中間サーバー更新システム更新に係る費用について、社会保障・税番号システム整備費補助金として国から交付されるものでございます。  歳入については以上でございます。  続きまして、85ページを御覧ください。上から3つ目の産業経済室より当部所管の歳出でございます。森林環境譲与税事業835万7,000円につきましては、森林環境譲与税を活用し、ナラ枯れ被害木の伐採を行う事務事業委託料でございます。次の企業立地促進事業3,364万4,000円につきましては、工業地域、準工業地域へ企業誘致を行うための事業者に対する補助金などでございます。次の新規事業、市内企業デジタルトランスフォーメーション推進事業332万5,000円につきましては、デジタルトランスフォーメーション推進事業者育成セミナー開催などに係る事務業務委託料などでございます。  次に、公民連携推進室所管でございます。公民連携総合調整事業385万7,000円につきましては、実際に公民連携事業に携わり、自ら実践する専門家の方から具体的なアドバイスを得るために実施する事務業務委託料などでございます。  次のページに移りまして、北条まちづくり推進事業(公共)3億1,702万3,000円につきましては、北条エリアの町並み再生といたしまして、親水護岸や橋梁の整備工事などに係る経費でございます。  次に、行政サービス向上室所管でございます。新庁舎整備推進事業267万1,000円につきましては、市民向け冊子の作成やニュースレターの発行に係る事務業務委託料などでございます。次の行政改革推進事業374万3,000円につきましては、RPAの本格導入及び執行運用に係る事務業務委託料でございます。次の新規事業、ICT推進事業960万円につきましては、ICTに関する豊富な知識や経験を有する民間人材の受入れに係る負担金でございます。次の情報システム管理経費2億768万6,000円につきましては、基幹系システムなどの情報システム整備保守運用に係る経費でございます。  歳出については以上でございます。  続きまして、126ページをお開きください。債務負担行為についてでございます。行政サービス向上室所管の情報システム管理経費に係る債務負担行為が3件ございまして、基幹系システムやインターネット接続環境の再構築に係る経費などを計上させていただいております。  以上が令和3年度大東市一般会計予算に係る政策推進部所管の事項となります。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○中村晴樹 委員長   次に、中村危機管理監。 ◎中村 危機管理監   おはようございます。議案第10号、令和3年度大東市一般会計予算のうち、危機管理室所管事項について御説明申し上げます。  歳入総額は1,287万7,000円で、歳出総額は13億9,538万2,000円でございます。  それでは、歳出の主な部分につきまして、予算概要により御説明申し上げます。  令和3年度の予算概要、84ページをお開きください。上段の防災対策事業4,985万円は、備蓄倉庫建設工事に係る設計委託業務や災害用備蓄品等購入及び総合防災マップの作成に係る費用などでございます。次に、防災無線対策経費2,158万5,000円は、防災行政無線戸別受信機購入に係る費用でございます。  以上が令和3年度大東市一般会計予算のうち危機管理室所管事項でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○中村晴樹 委員長   次に、北本戦略企画部長。 ◎北本 戦略企画部長   おはようございます。議案第10号、令和3年度大東市一般会計予算について、戦略企画部所管事項の説明を申し上げます。  令和3年度予算概要の76ページをお開き願います。ページ中段の戦略企画室が当部所管の歳入でございます。府支出金のうち、振興事業(観光)376万9,000円は、飯盛城国史跡指定に伴い、多言語案内看板やデジタルコンテンツ作成を実施するための補助金でございます。その下のホストタウン等新型コロナウイルス感染症対策交付金1,176万8,000円は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の本市ホストタウンにおける感染症対策費に係る補助金でございます。2つ飛ばしまして、その下の経済センサス活動調査722万円につきましては、令和3年度に実施される経済センサス活動調査に係る経費について、大阪府から交付されるものでございます。その下の諸収入につきましては、広報誌、ホームページバナーへの広告掲載に係る収入でございます。  続きまして、84ページを御覧ください。ページ中段の戦略企画室が当部所管の歳出でございます。  最初に、市制施行65周年記念式典事業186万円は、記念式典を実施するための費用であり、オンライン配信を基本としたものにする予定でございます。次の国土強靱化計画策定事業400万円は、「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法」に基づき、防災・減災など、市民の安全・安心を向上させる計画を作成するための費用でございます。次の歴史的資源を活用したまちづくり事業1,130万3,000円は、飯盛城跡の国史跡指定の登録を見据え、飯盛城や三好長慶の市内外における認知度や来街意欲の向上を図るため、デジタルコンテンツの開発や武者行列イベント等の実施に係る経費でございます。次のオリンピックパラリンピックを活用した地域活性化事業9,107万5,000円は、コロンビア共和国のホストタウンとして事前キャンプを受け入れるとともに、交流事業や応援イベントなどを実施するための経費でございます。  85ページに移りまして、次の総合計画・総合戦略推進事業729万9,000円は、今定例月議会で提案しております第5次大東市総合計画及び第2期大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略を広く市民の皆様に周知するためのツール作成や市民アンケートの実施、KPIの検証などを行うための費用でございます。次の公共施設等総合管理計画策定事業450万円につきましては、公共施設等の総合的かつ計画的な管理を行うための計画である大東市公共施設等総合管理計画の改定に係る費用でございます。  以上が令和3年度大東市一般会計予算の戦略企画部所管事項の主なものでございます。何とぞ御審議の上、御議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○中村晴樹 委員長   次に、品川総務部長。 ◎品川 総務部長   おはようございます。議案第10号、令和3年度大東市一般会計予算に係ります総務部所管分につきまして御説明申し上げます。少し長くなりますので、着座にて説明させていただいてよろしいですか。ありがとうございます。  初めに、総括的事項でございますが、総務部所管の歳入は163億5,585万8,000円で、前年度と比べ8億9,165万円、率にしまして5.2%の減少となっております。また、職員給与費を除きます総務部所管の歳出は6億891万6,000円で、前年度と比べ6,803万8,000円、率にいたしまして12.6%の増加となっております。  それでは、まず、歳入の主なものから御説明させていただきます。令和3年度予算概要の81ページをお願いいたします。中段の総務課所管土地貸付料2,446万2,000円は、旧消防跡地などの普通財産の貸付けに係ります貸付料でございます。次の土地売払収入1,297万円は、用途廃止、法定外公共物等の売払い収入でございます。  次に、市税でございます。市税につきましては、同じく予算概要の市税状況にて御説明させていただきます。お手数ですが、戻りまして、3ページをお願いいたします。令和3年度の市税の歳入予算総額は160億8,336万6,000円で、前年度当初と比べまして8億8,514万6,000円の減額で、率にして5.2%の減少となっております。主な税目を御説明いたします。まず、現年度及び過年度を合わせました個人市民税につきましては53億5,426万円で、前年度比10.1%の減額、金額にしまして5億9,869万7,000円の減少となっております。これはコロナ禍の影響により個人所得が大幅に減少することを見込んだものでございます。次に、法人市民税につきましては、令和2年度の決算見込額から8億413万5,000円とし、前年度と比べて2億981万8,000円の減額、率にしまして20.7%の減少と見込んでおります。これもコロナ禍の影響による企業収益の減少や税率改正による減収を見込んだものでございます。  次に、固定資産税(土地家屋)は61億4,075万3,000円で2億6,412万5,000円の減、率にしまして、4.1%の減少を見込んでおります。これは土地の路線価につきまして、市内平均で前年度と比べてほぼ横ばいではあるものの、家屋につきましては、評価替えによる経年減価やコロナ禍における税制上の軽減措置による減少を見込んだものでございます。固定資産税(償却資産)は、7億4,656万円で1億1,356万6,000円の減、率にしまして13.2%の減少となっております。これはコロナ禍の影響により大規模な設備投資が見込めないことや税制上の軽減措置による減少を見込んだものでございます。  次に、軽自動車税につきましては1億7,743万8,000円で616万9,000円の減額、率にして3.4%の減少となっております。これは使用年数の経過等に伴い、より高い税率が適用される車両の増加や臨時的軽減措置が延長されることによる影響を見込んだものでございます。  次に、市たばこ税につきましては、8億542万円で5,027万8,000円の増額、率にして6.7%の増加となっております。これは健康志向の高まりによりたばこの売渡し本数が引き続き減少傾向にある一方、税率の引上げに伴う増収を見込んだものでございます。  都市計画税につきましては、14億8,472万2,000円で5,327万円の減額、率にして3.5%の減少で、要因としましては、固定資産税(土地家屋)と同じ要因でございます。  入湯税につきましては、令和2年度の決算見込額等から149万4,000円で63万8,000円の減少を見込んでおります。  次に、滞納繰越分につきまして御説明いたします。市税全体の滞納繰越分は4億347万8,000円で3億1,085万9,000円の増加を見込んでおります。これは新型コロナウイルス感染症による徴収猶予の特例の適用に伴い、本来であれば、令和2年度中の納期限内であった市税の一部に係る徴収を令和3年度まで猶予したことによるものでございます。なお、滞納繰越分のうち徴収猶予に係るものは、市税全体で3億1,928万3,000円を見込んでおります。  以上が令和3年度市税当初予算歳入の概要でございます。  次に、令和3年度当初予算におきます一般会計人件費のうち、特別職及び一般職給与費の状況につきまして御説明いたします。  予算概要の12ページ、一般会計人件費の状況をお願いいたします。一般会計人件費の総額は、市長等特別職給料、職員給、地方公務員共済組合、退職手当、災害補償費、これらに議員報酬手当、委員等報酬及び会計年度任用職員報酬等を加えました合計としまして62億1,459万5,000円で、前年度との比較では2,335万6,000円の増、率にしまして0.4%の増加となっております。各詳細につきましては、まず、給料は特別職が3,012万円、一般職が22億254万7,000円でございます。前年度との比較では、特別職の給料は増減なし、一般職は、主に一般会計の人数増によりまして3,072万円の増加となっております。次に、手当につきましては、扶養手当が5,554万8,000円、地域手当が3億6,025万円、その他の手当が14億4,288万6,000円、退職手当が2億3,698万3,000円でございます。前年度との比較では、扶養手当が662万1,000円の減少、地域手当が286万8,000円の増加、その他の手当が4,110万2,000円の増加、退職手当が137万2,000円の減少となっております。その他の手当の増加の主な要因といたしましては、会計年度任用職員の期末手当の増加によるものでございます。退職手当につきましては、定年等退職者が令和2年度は13名であったものが、令和3年度には11名となり、2名分減少する見込みであることによりまして減少するというものでございます。  次に、共済費についてでございますが、地方公務員共済組合費が8億4,480万7,000円で、前年度との比較では1,237万4,000円の減少となっております。災害補償費につきましては681万円、前年度との比較では34万8,000円の減少となっております。その他の欄につきましては、再任用、短時間勤務職員や任期付短時間勤務職員、会計年度任用職員の社会保険料などが含まれており、合計で1億4,885万6,000円、対前年度比297万3,000円の減少となっております。  以上が令和3年度当初予算のうち、一般会計に係る人件費でございます。  総務部所管の令和3年度当初予算の概要につきましては、以上でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○中村晴樹 委員長 
     次に、山鬼会計管理者。 ◎山鬼 会計管理者   おはようございます。議案第10号、令和3年度大東市一般会計予算のうち、会計室所管分の主な予算につきまして御説明をさせていただきます。当室所管分は一般事務経費でありますため、予算書により御説明をさせていただきます。  初めに、歳入でございます。予算書の50ページ、51ページをお願いいたします。款14諸収入、項2、目1市預金利子の14万8,000円は、歳計現金預金利子でございます。前年度より8万3,000円の減額でございます。  続きまして、歳出でございます。予算書の84ページ、85ページをお願いいたします。款2総務費、項1総務管理費、目4会計管理費の3,500万6,000円のうち、主な歳出は、説明欄を御覧ください。印刷製本費112万7,000円は、決算書等作成及び口座振替納付依頼書の印刷に係る経費、次の86ページ、87ページをお願いいたします。手数料1,194万円は、口座振替収納事務及び指定金融機関事務業務に係る手数料、事務業務委託料の2,108万6,000円は、口座振替収納事務に係るランニング経費やデータ電送業務、指定金融機関事務業務及び収納済通知書データ化等処理業務に係る委託料でございます。そのほかは会計事務執行のための経費で、詳細につきましては説明欄記載のとおりでございます。  以上でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○中村晴樹 委員長   最後に、大石選管・公平・監査事務局長。 ◎大石 選管・公平・監査事務局長兼選管・公平・監査総括次長   おはようございます。議案第10号、令和3年度大東市一般会計予算のうち、選挙管理委員会事務局、公平委員会事務局及び監査委員事務局所管の主なものにつきまして御説明申し上げます。  最初に、歳入でございます。令和3年度一般会計予算書の38ページ、39ページをお開きください。39ページ中段の款9国庫支出金、項3委託金、目2総務費委託金、節1選挙費委託金4,167万8,000円は、衆議院議員総選挙費等によるものでございます。  次に、54、55ページをお開きください。55ページ下段の款14諸収入、項6雑入、目2雑入、節20雑入(監査)4万4,000円は、識見監査委員が飯盛霊園組合の委員を兼ねますことから、総会や研修会への参加費用の2分の1を飯盛霊園組合に負担していただくものでございます。  次に、歳出について御説明いたします。88、89ページをお開きください。88ページ上段の款2総務費、項1総務管理費、目6公平委員会費86万8,000円は、委員報酬及び委員会の運営経費でございます。  次に、少し飛びまして、96、97ページをお願いいたします。96ページ中段の款2総務費、項4選挙費、目1選挙管理委員会費4,878万7,000円のうち、職員給与費を除いた236万4,000円は、委員報酬や委員会の運営経費でございます。その下、目2選挙啓発費9万6,000円は、選挙啓発推進経費でございます。  次のページ、目10衆議院議員総選挙及び最高裁国民審査費4,166万8,000円は、令和3年度に執行予定の衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査の非常勤職員報酬、選挙事務手当及び執行経費でございます。  最後に、100、101ページをお願いいたします。100ページ中段の款2総務費、項6監査委員費、目1監査委員費3,659万2,000円のうち、職員給与費を除いた233万3,000円の主なものは、委員報酬や委員会の運営経費でございます。  以上でございます。何とぞよろしく御審査の上、御議決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○中村晴樹 委員長   これより議案第10号に対する質疑を行います。  発言はございませんか。  東委員。 ◆東 委員   おはようございます。よろしくお願いいたします。  まず、承知のとおり、4月から新しい機構がスタートすることになります。例えば主立ったところでは、全ては言えませんけども、主立ったところで戦略企画部がなくなって、政策推進部傘下に戦略企画課が置かれると、また、産業・文化部が発足するというような流れになってまして、この予算書に記載されている各所管は現機構であり、それぞれ来年度には新しい体制の部分へ移行する事業となると認識しています。名前が変わってほぼほぼ同じメンバーでというところもあるかとは思いますけども、予算の配分上、どうしても新たな縦割りに直面することもあるのかなとかいうふうにも、この予算書を見ながら感じた次第です。  そういったことも踏まえながら、質問もしていきたいなとも思うんですけども、大東の魅力づくり事業について確認させてください。これは所管は戦略企画部の戦略企画室、都市魅力観光グループですが、これは4月以降は産業・文化部の都市魅力観光課が担う事業と思えばいいですね、念のための確認です。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   今回計上させていただいてます都市魅力に関する事業予算につきましては、基本的にそのまま、来年4月以降、都市魅力観光グループ、課になりますけども、こちらのほうで取り組んでまいりたいと考えております。あわせまして、機構改革によりまして生涯学習部と産業経済室と一緒になりますので、その中で共同で取り組める事業等につきましては一緒に取り組んでいくと、そういった環境も整うのかなというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   東委員。 ◆東 委員   そういった意味でも、横断的な動きっていうのが非常に重要になると思います。PRが産業・文化部絡みになっちゃうということには、そういった偏るみたいなことにはならないですよね、そのPR的な動きとして。例えば産業文化系以外のPRっていうのは、全般的にここが担っていくという認識なんですけど、その辺りの心配事に関してはいかがですか。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   本グループは、大東市全般のプロモーションに関する業務というものをさせていただいております。これにつきましては、大東市の魅力を日本全国にお伝えするというような、そういった気概でございますので、PRについて何も当部の予算計上をさせていただいてる事業に限らず、子育ての環境であったりとか、福祉であったりとか、大東市のいいところ、これはどんどん発信してまいりたいと考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   東委員。 ◆東 委員   はい、分かりました。  あと、歴史的資源を活用したまちづくり事業っていうことで、これは今までにないものも記載されてるなと思います。概要の84ページですね。どんなものになるかっていうところで、新しいところ、CGとかプロモーションのところがありますけど、簡単に説明をお願いします。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   失礼します。先ほどおっしゃっていただきましたように、特に今年中には、飯盛城址が国の指定を受けると、登録されるというような、そういった動きがございます。これに合わせまして、全国に飯盛城址、あるいは三好長慶公の偉業をお伝えする絶好のチャンスというふうに考えております。その中で大きなコンテンツといたしまして、飯盛城址を3Dで再現、CG化するということに取り組んでまいりたいと思っております。CG化して発信するだけじゃなくて、大東市のほうに来ていただいてARをふんだんに活用しまして、現地の様子とそれからバーチャルを重ね合わせまして楽しんでいただくと、そういったものもつくりたいというふうに考えてございます。  また、飯盛城が国指定になった暁には、記念するイベントでありましたりとか、観光PRのための例えばのぼりの掲示とか、様々なことをさせていただきたいと思ってますが、これらについて、今回、特に予算案を厚く計上させていただいてるということでございます。 ○中村晴樹 委員長   東委員。 ◆東 委員   バーチャルの部分とかでいくと、本当にもう初めてのことだと思いますし、しっかりとそのPRが行き渡れば、本当にまたいろんな方が来てくれると思いますし、山頂までの動線に関しても、一般質問等でまた確認していきたいと思います。よろしくお願いいたします。  あと、産業経済室のほうですけど、夢をかなえる起業応援補助事業というのがありますけども、所管は政策推進部の産業経済室ですが、これは4月以降は産業・文化部の産業経済室で、いわゆるここに書かれてることは事業として進めていくということの認識なんですけど、こちらは2年ほど前からスタートしているという認識ですけど、それで合っていますか。 ○中村晴樹 委員長   田川政策推進部総括次長。 ◎田川 政策推進部総括次長兼財務政策室長兼産業経済室長兼産業経済室課長   夢をかなえる起業応援補助事業につきましては、令和元年度にスタートしております。令和元年度には21件の事業者が対象となりまして、今年度におきましては、現時点で23件の事業者を対象に補助金を交付しているところでございます。 ○中村晴樹 委員長   東委員。 ◆東 委員   はい、分かりました。発足以降、調子はどうですか。何かざっくりとした質問ですけど、いい感じですか。 ○中村晴樹 委員長   田川政策推進部総括次長。 ◎田川 政策推進部総括次長兼財務政策室長兼産業経済室長兼産業経済室課長   このコロナ禍におきまして、なかなかこの起業をするのにも厳しい環境ではあるんですけれども、昨年よりも創業者数も伸びているという状況でして、来年度につきましても30件程度の創業を見込みまして補助金の予算を計上しているところでございます。 ○中村晴樹 委員長   東委員。 ◆東 委員   はい、分かりました。新規での動きっていうのを推進していく上では非常に有効かなと思いますけど、既存の企業に対して関係するようなところでいくと、市内の企業、デジタルトランスフォーメーション、DX推進事業というのがありますけど、所管はこれも政策推進部産業経済室ですが、今後これも産業・文化部の傘下でやっていくっていう認識なんですけども、これはもう新しい事業でしたよね、全くもって。その認識です。非常に重要な内容ですし、これはスキルの、ある意味本当に持った上で対応しなあかんと思うんですけど、これは相談窓口は対応する方はどなたになってくるわけですか。 ○中村晴樹 委員長   田川政策推進部総括次長。 ◎田川 政策推進部総括次長兼財務政策室長兼産業経済室長兼産業経済室課長   この相談窓口につきましては、IT企業のほうに窓口の相談員を努めていただく予定でございまして、基本的にはオンラインでの相談という形になるんですけれども、必要に応じて現場の企業ですとか、工場のほうにそのITの企業の方が出向いていただきまして、その現場の状況を確認した上でDX推進のアドバイスをしていただくと、そういう事業になっております。 ○中村晴樹 委員長   東委員。 ◆東 委員   分かりました。質問も横断的にいきたいと思うんですけども、デジタルトランスフォーメーションのその推進事業ともなれば、それこそ知識を持たれる方が必要になると思うけども、そんな中、庁内のDXも加速していく必要があるなというふうにも思っています。そうやっていくと、行政改革のところで、推進事業のところで、それこそ庁内の、いろんな庁内のDXもやっぱり進めていかなあかんと。DXって幅があると思いますけども、やっぱり無限の可能性があるものですよね。やはり市がしっかり活用していかなあかんと。どちらかというと、ペーパーレス化も含めて、クラウド化も含めて、DXの範囲といってしっかりやっていけばいいのかなとも思うんですけども、RPAが中心に書かれてるっていうふうにも思ってるんですが、この辺の捉え方っていうのは、行政改革推進事業としてはどんなふうな感じで受け止められてるでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   田中理事。 ◎田中 理事   実際に予算を計上しながら進めてるのが具体にはRPAの関連ということになります。ただ、そのほかにも行政改革推進ということで、例えば業務フロー図の作成でございますとか、そういったいろんな行政改革指針に示した内容のものは進めていってるところでございまして、さらにこれから国を挙げて行政のデジタル化っていうのが本格化してまいりますので、それにもしっかり対応していけるように、市のほうとしても整備を進めてまいりたいと、こういうふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   東委員。 ◆東 委員   ICTの推進事業ですね、これも85ページに書かれてるんですけど、このことについても併せて説明をもらえますか、人材を確保してやっていくっていうような内容やと思いますが。 ○中村晴樹 委員長   田中理事。 ◎田中 理事   これは、今ちょっと言いましたけども、行政のデジタル化に向けまして、内閣府のほうでデジタル専門人材派遣制度というのがございます。できますれば、令和3年度の当初からこのデジタル専門人材のほうを受入れをいたしまして、活用といいますか、活躍していただきたいなというふうに思っておりまして、今もう実際に複数のIT関連の企業とは意見交換をさせていただいてると、そういう状況でございます。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。  中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   それでは、よろしくお願いします。  まず、基金について教えてください。安全で安心なまちづくり基金は、今議会に廃止案が上程されてると思うんですけれども、ほかに魅力づくり基金と産業振興基金についても、平成31年度当初予算からゼロ円が続いてるんですが、これらの目的となぜゼロ円が続いているのか教えてください。 ○中村晴樹 委員長   川口財務政策室課長。 ◎川口 財務政策室課長   基金がゼロ円になっている項目でございますけれども、産業振興基金につきましては、もともとはふるさと納税をうまく活用するという考え方と、もう一つ、企業からですけれども、寄付のほうをいただいて運用をしていくという考え方がございまして、そういった形で設立しましたけれども、基本的にはほとんどがふるさと納税のほうに役割がいっておりまして、ふるさと納税の中の産業振興部門、そちらが今現在中心に動いておりますので、産業振興基金については残高ゼロ円となっております。今後、企業のほうからふるさと納税とは別枠の産業振興を目的とした寄付があるならば、この産業振興基金のほうに積立てを行うと考えておりますけれども、今現在は、寄付がございましたら、コロナ関連のほうに目的という形での寄付が多いですので、今はそちらのほうに積むこととしております。  もう一つが、魅力づくり基金でしょうか。魅力づくり基金につきましては、やはりもともとは住道の駅前のにぎわいの活性化ですとか、そういった事業のためにこういった魅力づくり基金を活用しておりましたけれども、こちらも実際の役割につきましては、ふるさと振興基金のほうに役割が移りまして、基本的には、ほぼほぼこの魅力づくり基金の役割というのはなくなって、その役割がふるさと振興基金に移ってる状態です。ですので、今後、魅力づくり基金につきましては、廃止も含め、検討のほうをしてまいります。  以上です。
    ○中村晴樹 委員長   安全で安心なまちづくり基金は。 ◎川口 財務政策室課長   それらも。 ◆中村ゆう子 委員   それは大丈夫です。 ○中村晴樹 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   分かりました。今回、安全で安心なまちづくり基金、廃止案というのが出てたので、ほかはどうなってるのかなっていうので気になりました。産業振興基金については、まだ今後、使い勝手があるということで残されるということで理解いたしました。時代に応じて、またふるさと振興基金なども出てきてますので、そういった整理もこれからもよろしくお願いいたします。  そのふるさと振興基金についてなんですが、これは昨年度当初予算より取崩し額も充当事業も大幅に増加されているのかなっていうふうに見受けられます。ほんで、寄付された方が使い道を指定できるようになってると思うんですけれども、結構細かいところでいろいろ使ってはると思うんですが、内訳はどのように決定してるんでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   川口財務政策室課長。 ◎川口 財務政策室課長   ふるさと振興基金の内訳につきましては、今現在35項目としております。それぞれふるさと納税ポータルサイトからですけれども、ふるさと納税していただいたときに、それぞれの使途を選べるようになっておりますので、それぞれの使途にそれぞれの金額が入ってきます。その金額に応じて全体の寄付額と、あと、積立額、事務費ですけれども、その数字を全体に案分をかけまして、それぞれの項目のほうに、エクセルで管理してるんですけれども、それぞれの項目ごとにその残高というものを今は管理してるような状況でございます。  以上です。 ○中村晴樹 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   その使い道を指定された方には、このように使いました、ああいうふうに使いましたっていう報告はどうやってされてるんでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   田川政策推進部総括次長。 ◎田川 政策推進部総括次長兼財務政策室長兼産業経済室長兼産業経済室課長   ホームページのほうで積極的に広報していく必要があるんですけれども、ちょっとまだ現時点であまりPRのほうが分かりやすい形でできておりませんので、今後の課題として分かりやすいPR、広報誌、ホームページのほうで実施してまいりたいと考えているところでございます。 ○中村晴樹 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   ホームページをリニューアルされて、ふるさと納税をどういうふうに広報していただいてるかなと思ってのぞいてみたんですけれども、使い道のほうは、もうざっくりとしか書かれてなかったんで、今回使い道見せてもらったら、結構細かいところでいろいろ使われてるんで、報告も細かくなって難しいかなっていうふうには思ってるんですが、目玉とか、そういうのをやっぱり寄付してくれた方、大東市にこれから興味を引き続き持っていただけるようにしっかりと使い道のほうも広報をよろしくお願いいたします。  また、次は、財政調整基金についてなんですけれども、これはちょっと何回も私、個別に聞いてるんですが、以前減額の方向をちょっと示された時期が、2年ぐらい前ですかね、あったと思うんですけれども、今またちょっと戻したり増えたりとかしてんのかなっていう感じするんですけども、状況ってどういう感じで考えてはるんでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   川口財務政策室課長。 ◎川口 財務政策室課長   財政調整基金につきましては、大東市の標準財政規模、今おおむね240億円ぐらいですけれども、こちらの20%という金額で積み立てることとしておりまして、おおむね50億円弱ぐらいの金額になります。基本的にはこの額になるように財源のほう、財政調整基金などに回しながら、その残高の確保に努めてるところでございます。以前にですけれども、財政調整基金のほうから施設関係のほうの基金に振り替えたことがございました。その振替自体は財政調整基金に標準財政規模の2割程度を残すという考え方で、そこから譲与というか、余っているわけではないんですけれども、超過する分について施設管理の基金に移したところでございます。 ○中村晴樹 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   ありがとうございます。  たしか20%やったなというふうに思ってたんで、覚えられなくて、何回も聞いてすみません、よろしくお願いいたします。  次に、ちょっと直接予算書に載ってはいないかなと思うんですが、コロナ禍における大東市内の個人事業主への支援についてお伺いしたいと思います。  これまで様々な支援策を講じていただきまして、していただいてるんですけれども、なお個人事業主からは苦しい現状の御相談が絶えることがありません。国や府からも支援はございますが、昨年度実施していただいたような大東市独自制度の事業者支援金のような、直接事業者へ支援できるような手段は令和3年度予算には反映されてますか。 ○中村晴樹 委員長   田川政策推進部総括次長。 ◎田川 政策推進部総括次長兼財務政策室長兼産業経済室長兼産業経済室課長   現時点では、令和2年度の個人事業主への支援でありました事業者支援金、このような補助金については計上できておりません。間接的にいろいろ手法で、起業、DXもそうですし、まちゼミなどもそうですし、対策は講じているところでなんですけれども、直接的な補助金というところでは、現時点では計上できておりません。 ○中村晴樹 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   前回の事業者支援金とかは、国、府から漏れた方は大変助かったというお声を頂戴しております。これから今後講じていただくっていうことは想定されてるんでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   田川政策推進部総括次長。 ◎田川 政策推進部総括次長兼財務政策室長兼産業経済室長兼産業経済室課長   本市のコロナウイルス対応につきましては、大東市コロナウイルス緊急対策、これに基づきまして、3つの段階と7つのターゲットを対象としまして、順次施策を講じているところでございます。一通りこの7つのターゲットへの支援というものが出そろったところではあるんですけれども、今後のコロナの状況が事業者に及ぼす影響も注視をしながら、必要に応じて必要な施策を展開してまいりたいとは考えております。 ○中村晴樹 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   これから産業・文化部のほうにどんどんそういう情報も寄せられてくると思いますので、本当に倒産の危機に面している方がいらっしゃいますので、どうかそのお声をしっかり受け止めていただきますようよろしくお願いいたします。  次に、危機管理室の防災対策についてお伺いいたします。  液体ミルクについてなんですけれども、一般質問で取り上げさせていただいたときは、消費期限の問題から流通備蓄でということを答弁いただいてるんですけれども、補正予算のときに消費期限が延びてるっていうお答えがあったかと思います。もう一度液体ミルクの備蓄について、現状どうなっているのか教えてください。 ○中村晴樹 委員長   辻本危機管理室長。 ◎辻本 危機管理室長兼課長   今現在、液体ミルクを備蓄している状況ではないです。しかし、昨日答弁させていただきましたように、今どんどん改良されまして、保存年限も延びてきております。14か月ぐらいもつということになっております。  今後、うちが考えておりますのは、購入いたしまして、ローリングストックという形で、期限が切れかけたら保育所で使っていただく、そして、新しいのを納入して、また備蓄していくというような形で今後備蓄していくような考えでおります。 ○中村晴樹 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   ありがとうございます。全国的にも液体ミルクの備蓄が広がっております。ということは、もう令和3年度には備蓄開始できるというふうな解釈でいいですか。 ○中村晴樹 委員長   辻本危機管理室長。 ◎辻本 危機管理室長兼課長   令和3年度の予算計上をさせていただいておりますので、ここで御議決いただければ、購入に前向きに取り組みたいと思っております。 ○中村晴樹 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。  そうしましたら、次は、また産業経済室の森林環境譲与税事業について、すみません、これは概要をちょっともう一回教えてもらっていいですか。 ○中村晴樹 委員長   田川政策推進部総括次長。 ◎田川 政策推進部総括次長兼財務政策室長兼産業経済室長兼産業経済室課長   この森林環境譲与税事業につきましては、平成31年4月に、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律が施行されまして、令和元年度より森林環境譲与税の都道府県及び市町村への譲与が開始されたことに伴いまして事業化をしたものでございます。令和元年度におきましては、譲与された森林環境譲与税、全額を森林環境譲与税基金に積立てを行いましたが、令和2年度から森林整備に活用を開始しております。令和2年度におきましては、大阪府森林課と調整の上、ナラ枯れ被害木の伐採を行いました。具体的には、飯盛山ハイキング道におきまして、場所的には、桜池の北側から楠公寺に至るハイキング道沿いのナラ枯れの枯れ木を伐採しております。それがちょうど先週、3月1日から5日にかけて行っております。その前段で、一帯のナラ枯れ被害状況を調査をしておりまして、その調査につきましては、桜池の北側から山頂のFM鉄塔までを網羅したところでございます。  来年度におきましては、楠公寺からFM鉄塔までの範囲の枯れ木の伐採をまず行いまして、それから、その後、残っておりますのが、調査範囲の中で、桜池の北側から山頂までの生木の伐採ですね。生木というのは、まだ生育してる生きてる木なんですけれども、それがほかの木にもたれかかってほかの木の生育を阻害していると、ですので、生木ではあるんですけれども、伐採しなければいけない木、これの伐採がまだ残っております。この生木の伐採につきましては、国定公園内に位置しているということで、大阪府に伐採の許可申請を上げて、許可が下りた後にしか伐採できないということで、まだ伐採には至っておりませんので、それにつきましても令和3年度以降に順次実施していくという予定をしております。このような伐採を来年度行いますのと、令和4年度以降にナラ枯れ伐採を予定しております。また別の場所ですね。野崎観音から七曲がりコースという、山頂、桜池のほうに至るハイキング道があるんですけれども、そちらの今やっているところよりも西側の地区の伐採を令和4年度以降に行う予定ですので、その前段での森林の地番図整備、これも令和3年度に予定しているところでございます。 ○中村晴樹 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   順調に進んでるんでちょっとびっくりしてしまったんですけれども、これって枯れ木のところであっても、私有地というか、民間の方の土地なのかなっていうふうに思うんですが、そこのところで課題とか問題とかはないんですか。 ○中村晴樹 委員長   田川政策推進部総括次長。 ◎田川 政策推進部総括次長兼財務政策室長兼産業経済室長兼産業経済室課長   今年度伐採をした箇所につきましては、桜池の北側につきましては、生涯学習課で進めております飯盛城跡の国史跡指定、こちらの範囲と重なっておりましたので、地権者のほうが生涯学習課のほうで既に判明しておりましたので、そちらのほうから情報提供もいただきまして、改めて地権者の方に伐採の許可を産業経済室から行いまして、伐採を行いました。令和4年度以降の絵日傘コース、七曲がりコースのほうの伐採につきましては、全く市のほうで地権者のデータを持っておりませんので、令和3年度に森林地番図調査というものを業者に委託しまして、まず地権者の概要を把握をした上で、令和4年度以降に伐採に取りかかっていくと、そのような形で考えております。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。  水落委員。 ◆水落 委員   すみません、お願いします。まず、市税状況なんですけれども、概要の3ページです。税率引上げに伴う増収の市たばこ税以外は皆減ということであります。1年間続いた新型コロナウイルスによって市民生活が非常に大きな影響を受けているわけですけれども、それぞれ個人市民税が10.1%減の約6億円、法人市民税がマイナス20.7%の約2億円ということで、先ほど中村委員からも個人事業主へのということでありましたけども、こういった個人、法人の生活の下支えのために新年度予算に施策として何か展開をするということについて、御説明いただけますか。 ○中村晴樹 委員長   河野総務部次長。 ◎河野 総務部次長兼課税課長   新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、企業収益が減少し、資金繰りに苦慮している中小企業に対する税制上の軽減措置ということなんですけど、この軽減措置につきましては、対前年同月比の売上高の減少率に応じて、事業用家屋や償却資産に係る固定資産税を最大ゼロにすることや、新たに事業用家屋の取得や先端設備を導入した際には、3年間にわたって固定資産税をゼロとする措置を講じる予定にしております。  以上です。 ○中村晴樹 委員長 
     全体のことを聞いているんじゃないですか、個人、全市民に関しての。  河野総務部次長。 ◎河野 総務部次長兼課税課長   今のところ、個人に対する全市民に対する軽減措置というのはございません。  以上です。 ○中村晴樹 委員長   水落委員。 ◆水落 委員   そしたら、法人に対しては固定資産税のそういった軽減措置があるけれども、個人については、当初予算では組み込まれてないということになると、この税収というのは、昨年度の市民生活の年収をベースにしてるんで、本年度は新型コロナウイルスの影響から徐々に回復して、市民の年収等も回復されるっていう見込みだから、新年度予算で特段の施策を展開してないっていうことなんですか、その辺。 ○中村晴樹 委員長   坂本納税課長。 ◎坂本 納税課長   納税というところに関しましては、コロナウイルスの影響で納税が困難であるという場合におきましては、納税相談という形で対応していきますし、また、それで一時的に納付が困難ということでしたら、徴収猶予という制度もありますので、相談に従って適切に対応してまいりたいと考えているところです。 ○中村晴樹 委員長   水落委員。 ◆水落 委員   そしたら、いわゆる納税に関しての減免とかはやるけれども、新たな給付っていうような施策っていうのは特段考えてないと、何度も、すみません。 ○中村晴樹 委員長   河野総務部次長。 ◎河野 総務部次長兼課税課長   給付という措置は考えておりませんが、これはコロナウイルスに限らずなんですけど、従前より失業等により収入が一定限激減した場合については減免措置という措置を設けられております。  以上でございます。 ○中村晴樹 委員長   水落委員。 ◆水落 委員   はい、分かりました。  次に、同じく補正予算の概要の84ページなんですけれども、危機管理室の防災無線対策経費についてお聞かせいただきたいと思います。  戸別の受信機整備に伴う経費ということで2,158万5,000円計上されておりますけれども、現状どのような状況なのかというのを説明いただけますか。 ○中村晴樹 委員長   辻本危機管理室長。 ◎辻本 危機管理室長兼課長   現状今年度、防災行政無線のデジタル化工事を実施いたしました。順調に進みまして、今工事の完了を迎えております。今後これを利用しまして、この令和3年度におきましては、急傾斜地特別警戒区域、レッドゾーンですね、レッドゾーンの世帯に対しまして、戸別受信機を配布させていただき、災害時にいち早く避難していただけるような環境をつくっていきたいというふうなことで予算計上させていただいております。 ○中村晴樹 委員長   水落委員。 ◆水落 委員   はい、ありがとうございます。レッドゾーンということでありますけれども、具体的に地区別の整備戸数とか分かりますか。あくまでも北条地区とかで何戸とか、寺川地区とか何戸っていうのが分かりますか。 ○中村晴樹 委員長   辻本危機管理室長。 ◎辻本 危機管理室長兼課長   その地区で何戸は今ちょっと把握できてないんですけれども、トータルで211件ぐらいということで今しております。そこに対しまして、無線の調査とかこれからしていきまして、整備していきたいというふうに思っております。 ○中村晴樹 委員長   水落委員。 ◆水落 委員   211戸ということで、この2,158万5,000円というのでもう全て充足するんですかね。100%完了するんですか。 ○中村晴樹 委員長   辻本危機管理室長。 ◎辻本 危機管理室長兼課長   その計算ではやっております。211戸といいましても、実際にこれから調査するわけで、住んでおられない家も何戸かあるとは思っております。ですから、これ、最大で211というふうな数で今試算をしております。 ○中村晴樹 委員長   水落委員。 ◆水落 委員   はい、分かりました。  次に、次の85ページの公共施設等総合管理計画策定事業なんですけども、平成29年2月に策定した分の改定ということなんですが、具体的にどういった点を中心に改定されるのかっていうのを教えていただけますか。 ○中村晴樹 委員長   福田戦略企画室課長。 ◎福田 戦略企画室課長   公共施設総合管理計画でございますけれども、国の指針のほうに2021年度までに改定をするようにというような通知もございまして、今回改定作業を進めたいというふうに考えております。改定に当たりましては、中長期的な視点を持ってどのように公共施設等を管理していくかということで、例えば更新、統廃合、長寿命化等のことを念頭に置きながら、かつ財政負担の軽減、平準化といったようなことも加えまして、最適配置について検討していきたいというふうに考えております。 ○中村晴樹 委員長   水落委員。 ◆水落 委員   そしたら、特段何らかのテーマがあるということではなくて、国からの通知もあったんで全般的な改定というか、見直しをするということですね。 ○中村晴樹 委員長   福田戦略企画室課長。 ◎福田 戦略企画室課長   国からの通知があったことに加えまして、今年度個別施設計画を策定しておりますので、個別の施設のデータをそろえた上で改めて総合管理計画の親元のほうの計画を見直していきたいというふうに考えております。 ○中村晴樹 委員長   水落委員。 ◆水落 委員   すみません、ありがとうございます。  すみません、もう1個、ちょっと飛ばしてしまいまして、84ページの国土強靱化計画策定事業なんですけれども、国土強靱化地域計画を策定するということなんですけども、これは対象はどういったところなんですかね。つまりその地域計画っていうのが日本全体の大東市という地域なのか、大東市の中でのどこどこ地域なのかっていうのは。 ○中村晴樹 委員長   福田戦略企画室課長。 ◎福田 戦略企画室課長   地域計画と申しますのは、日本全体の中で自治体を指したようなイメージだと思います。大東市の国土強靱化計画というものを地域計画というふうに呼んでいると考えております。 ○中村晴樹 委員長   水落委員。 ◆水落 委員   そしたら、これも大東市の中で国土強靱化計画をつくるということになると思うんですけども、具体的にどういったとこなんですかね。書いてあるような、防災・減災、市民の安全・安心を向上させるっていうテーマで総花的っていうか、総論的な計画を立てるっていうことでいいんですかね。 ○中村晴樹 委員長   福田戦略企画室課長。 ◎福田 戦略企画室課長   国土強靱化地域計画と申しますのは、国からは策定の義務というのはなくて、努力義務というふうになっているんですけれども、中身といたしましても、地域の裁量によって策定することが可能なんですが、よく皆さんどこの自治体でもやっておられるのが、脆弱性評価ということをやっておられまして、起きてはならない最悪の事態ごとに発生の回避ですとか、被害の低減の方策についてまとめまして、その進捗状況を検証していくっていったようなものを策定されているところが多くございます。本市についても、この脆弱性評価については記載する方向では考えておりますけれども、危機管理室ですとか、街づくり部等との連携も必須ですので、庁内の連携を図りながらそれらの検討をしていきたいというふうに考えております。 ○中村晴樹 委員長   水落委員。 ◆水落 委員   はい、分かりました。そしたら出来上がるのを楽しみにしておきます。  85ページの市内企業DX推進事業なんですけれども、業務委託料ということで、先ほども御説明、ほかの委員の質問でありましたけども、これは具体的にその業種を絞ったりするとかっていうわけではなくて、広く企業の活動向上のためにっていうことで実施されるんですか。 ○中村晴樹 委員長   田川政策推進部総括次長。 ◎田川 政策推進部総括次長兼財務政策室長兼産業経済室長兼産業経済室課長   この市内企業DX推進事業につきましては、業種を絞るものではございません。中小企業が必要としている、今、IT化、DXというものは様々なものがございまして、本当に身近なところでは、テレワークやウェブ会議のためのツールを導入したいけど仕方が分からないであったり、また、販売業であったら、ECサイトの構築をしたいけどなかなか自分ではできないであったり、あと、製造業であったら、工場内にネットワークを導入して工程管理をIT化したい、そのような様々なニーズがございますので、そのような様々な業種に対応できるような助言をIT企業から行っていただくと、そういうふうな内容になっております。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。  中河委員。 ◆中河 委員   飯盛城史跡の面ですね。今、三好長慶でござるというビラをよく見るんですけども、何枚ぐらい作ったのかですね。5万枚とか6万枚とかいう話をよく聞くんですけども、自治会の回覧でも回ってきてますんで、それはやっぱり三好長慶の国指定の飯盛城の、それを狙って大きくやっていこうということなんですか。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   委員がおっしゃってるチラシというのは、武者行列のチラシだと思います。今年度の武者行列につきましては、通常でしたら公道を使いましてこの時期に開催をしておるんですけども、コロナ禍の状況を鑑みまして、飯盛城を使いまして行列を行って、そこをビデオで撮影してプロモーションビデオ化するというものと、それから、今月の末から北条公園のほうで武者かかしを市民の方に作っていただきまして、展示をさせていただいて、皆さんで自由観覧をいただくと、この二本立てで開催するものでございます。
     今おっしゃられているチラシというのは、その開催に係るチラシということでございまして、この趣旨につきましては、武者行列の内容でございますが、当然、飯盛城址及び三好長慶の偉業を広く皆さんに知っていただくということがその趣旨でございます。あわせまして、今年中に飯盛城址が国指定史跡になるということもございますので、その辺のことも含みとして持たせていただいた上で開催させていただいております。また来年度も同様に武者行列を開催する際には、恐らく時期的には国の指定を受けているものと考えておりますので、今度はそれを大々的にPRをしながら行列ができるものというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   中河委員。 ◆中河 委員   ぱっと見て、飯盛城はここやというとこがないんですね。何か潰れそうな、前、大東市で補修したような後のとこで、これが飯盛城やというふうに、何か段ボールで作った石垣が貼ってあったり、何じゃこりゃ、もうちょっと何かどうにかなりまへんか。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   山頂の展望台に市民の方が手作りでお城の一部再建、石垣なんかを絵に描いていただいて貼っていただいてます。それは行列の撮影用に少しそういう形で、本当手作りで作っていただいたものでございます。先ほど申し上げたように、月末に北条公園で開催しますイベントにつきましては、ネオンで飾ってる飯盛城、これが立派なんがございますので、これを見ていただいて、その先には飯盛山、飯盛城址が控えてますので、それと重ね合わせていただいて楽しんでいただけたらなと考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   中河委員。 ◆中河 委員   国指定になったらどこも触れないということをよく聞くんですけども、そうなんですか。国指定になると、山があんまり触れないということがあるんですけども。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   平成27年度からこの飯盛城の国指定を目指して取組を開始してると聞いております。その過程で様々な発掘でありましたり、当時の建物等の検証なんかも進んでおります。その過程の中で、国指定を到達するまでは、やはり今あるものを保存しながらずっと継続して研究していくということが必要かなというふうに、これも聞いてる話ではそういうふうに聞いております。  国の指定を受けた後には、飯盛城址全般を保存活用計画という、その計画書を文化庁に提出するようになっておりますので、その活用計画の中で、どのように飯盛城址を市民の皆さんに広く知っていただくか、看板も含めたいろんなものを設置も含めた検討もできるのかなというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   中河委員。 ◆中河 委員   最後には三好長慶サミットぐらいはやるんですかね。全国の有名なところがたくさんあると思うんですけども、どうですか。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   三好長慶サミットでございますね。今NHKの大河ドラマを推進する会なんかも徳島県とそれから近畿の一円と集いまして、その運動を続けております。三好長慶という人は、徳島県をはじめ、近畿各地にもいろんな偉業であったり功績を残しておられますので、それらのゆかりの地域と私どもとタッグを組んで、共に広く啓発、あるいはPRできるようなそんな試みができないものかどうかというところを今お話をさせていただいてるということでございますので、それがかなった暁には、大きなキャンペーンができるのじゃないかなというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   中河委員。 ◆中河 委員   最近のコロナ禍の下で大変だと思うんですけども、やっぱりもうちょっと何とかならんかという思いで、山の上に飯盛城があって、どこになんねんっていう感じですから、トイレもないというようなことも言われてますんで、そんなこと言い出したら切りがないんで、もう少し全体を見て、山の上に何か一つのもんをつくらんことには、ケーブルカーでも引けという話もありますけども、そんな話はまず無理だと思うんですけども、だから、国指定になったら触れないんですかって聞いてるんですけども、やっぱり山の、飯盛城跡にそういったものをつくらんとあかんと思うんですけども、どうでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   北本戦略企画部長。 ◎北本 戦略企画部長   このたび令和3年度の当初予算を計上させていただく際に、生涯学習部と街づくり部と当部で会議を複数回持ちまして、この当初予算の計上に反映をさせていただいてます。今、中河委員からの御質問の中にもありましたように、トイレでありますとか、それから駐車場の整備でありますとか、それから多言語看板の案内でありますとか、そういったことにつきましては、この3部で共同して、今この当初予算のほうに予算計上をさせていただいております。  今まではこの国史跡指定を受けるためになかなか学術的な評価をするべく、そちらに重点を置いておりましたけども、一旦国史跡指定を受けることによって今後の活用であるとか、PRであるとか、そういった学術的なものに加えまして、それを発信していくような題材にしていきたいというふうに感じておりますので、現段階では山頂に登っていただくと、ああいうような形でしか今ありませんけれども、それがもっと対外的にアピールできるような整備を今後試みてまいりたいと考えておりますので、ぜひ皆様方からのいろんなアイデアとか、御意見だとかを聴取しながら対応を講じてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○中村晴樹 委員長   保存計画っていうのはどこまで裁量があるんですかっていう、もう1点。  藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   国史跡に登録された暁には、保存活用計画というものを作成して文化庁に提出するということでございますが、これらについては、例えば飯盛城址に至るアクセスであったり、あるいは飯盛城址に係るガイダンス施設の設置でありましたり、いかに飯盛城址というものを国指定史跡として広く皆さんにPR、知っていただくか、理解をしていただけるかということについて、環境整備を含めて計画をつくるということで、今、生涯学習部のほうで作業を進めているということでございます。 ○中村晴樹 委員長   中河委員。 ◆中河 委員   僕が飯盛城へ見に行こうっていうことで一緒に行ったんですけども、武者行列に参加しようということで旗持ちで行ったんですけども、帰りに登ってみたら、これが飯盛城やというような何か貼り紙がいっぱいしてまして、石垣が段ボールに絵を描いてあるだけで、これは写真撮ったらええかなという感じでございますけども、帰りに落ちたんですわ、崖から。ズボンが破れて、北本戦略企画部長に家まで送ってもらいまして、命がけや。その割には飯盛城は何かマジックで描いてましたよ。何じゃこれ、こんな目標にして、みんなたくさんよそからも、他市からも来ていただきましたけども、その割にはしようもない山や、飯盛城やなということで、もう少し何とかならんかいという話をしてるんですけども、北本戦略企画部長、ありがとうございました。  以上です。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。  酒井委員。 ◆酒井 委員   よろしくお願いいたします。  まず、予算概要の86ページの北条まちづくり推進事業についてお聞きをいたします。  まず、本年度は親水護岸の整備工事、ほんで、橋梁の工事、整備を実施するということなんですが、本来この親水護岸に関しては、大阪府が管轄をしておりまして、なかなか許可が取れないのが実情なんですが、これはもう許可が下りるのを前提にこの護岸整備がスタートするのか、その辺教えていただけますか。 ○中村晴樹 委員長   芦田政策推進部次長。 ◎芦田 政策推進部次長兼公民連携推進室長兼課長   親水護岸の整備についてお答えをさせていただきます。  親水護岸につきましては、当初の予定といたしましては、川の水面に近づけるように護岸施設にアプローチを造るということを前提で大阪府と枚方土木事務所、あるいは河川室と協議をしてまいりましたが、協議の結果、現時点におきましては、増水時における安全対策等のことから河床に下りるのは難しいという判断が下っております。しかしながら、今後におきましては、今回の整備においては護岸施設の途中まで切り下げまして、そこに滞留スペースをつくるという工事まで進めてまいりますが、将来的には河床に下りれるように、運用等の安全性を確認をしながら、引き続き大阪府とは協議を進めていきたいと、このような視点を持っております。 ○中村晴樹 委員長   酒井委員。 ◆酒井 委員   あと、橋梁の整備工事も、これは今後道路が13メートル道路に変わると思うんですけど、四条畷の駅からずっと歩いてきて。先にほんならもうこの橋梁の工事をスタートをさせて、その後に道を広げていくんか、その辺どうですか、教えてください。 ○中村晴樹 委員長   芦田政策推進部次長。 ◎芦田 政策推進部次長兼公民連携推進室長兼課長   今委員おっしゃっていただきましたとおり、四条畷駅から大正橋まで通ずる道路につきましては、工期がもう少し後になるというふうに聞いておりますが、先行いたしましてこの3月から既に大正橋の拡幅工事に入ってまいります。河川をいじる工事というふうになりますので、この渇水期の3月から7月末までの工期をもって、拡幅4メートルをさせていただく河川の橋梁工事を考えておるところでございます。 ○中村晴樹 委員長   酒井委員。 ◆酒井 委員   今回この工事って、道路関係とか、この河川もそうなんですけど、街づくり部がほんま、これやるやんと思うんやけど、しっかりそれが、昨日もちょっとちくっと言いましたけど、しっかりちょっと連携を取っていただきたいんですけど、その辺大丈夫ですか、共同で話合いをした中でちゃんとやってるのか、その辺を教えていただけますか。 ○中村晴樹 委員長   芦田政策推進部次長。 ◎芦田 政策推進部次長兼公民連携推進室長兼課長   今回は庁内横断的なプロジェクトということで、公民連携推進室のほうが、道路、公園につきましても所管を預かりまして、整備あるいは管理を進めていくということでございますが、これまでも街づくり部とは定期的なワーキングチームを開催をいたしまして、周辺道路の整備、こういったことにつきましても情報共有をしながら進めてきたところでございます。大正橋の拡幅につきましても、片側通行になるといったようなことで、また周辺の皆様方にも御迷惑をかけるような工事となりますが、これらのことについても、適宜道路課とは協議をしながら確認を進めてきたところでございますので、今後もその方向は変わりないということで進めてまいりたいと考えております。 ○中村晴樹 委員長   酒井委員。 ◆酒井 委員   今後出来上がったときには、街づくり部のほうに結局お願いを全部しないといけないと思うんです。その辺をやっぱり僕は一番危惧しているんですよね。それから、護岸も本来やったら、これは街づくり部がやってもらう話で、もし大雨が降ったときには、ほんなら政策推進部がゲートを閉めに行ったりとかっていうっていうものは、僕はないと思うんですよね。やっぱり街づくり部にお願いをせなあかん、その辺をやっぱりしっかり話合いをした中で情報共有を必ずしていただきたい。そうやないと、せっかくこうやっていいことやってるのに、自分とこだけこうやってうちはこうやってやってんねんから、あと頼むわ、じゃなくて、しっかり連携を僕はしていただきたいというのをちょっと強く言わせていただきたいと思いますので、お願いいたします。  それと、もう一つ、次に、ICTの推進事業、民間企業からICTに関する豊富な知識や経験を有する人材を受け入れるっていうことなんですが、これは国のやつを使ってっていう形になるんですか。その辺ちょっと教えていただけますか。 ○中村晴樹 委員長   田中理事。 ◎田中 理事   内閣府のほうがデジタル専門員派遣制度というものを持っておりまして、それに乗っかってうちのほうにも招聘をしていきたいというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   酒井委員。 ◆酒井 委員   ごめんなさい、何名ぐらい考えておられますか。 ○中村晴樹 委員長   田中理事。 ◎田中 理事   現在、複数のIT企業と意見交換をしておりまして、今の段階では2名程度、がっつり毎日とはいきませんけれども、2名程度入っていただきたいなというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   酒井委員。 ◆酒井 委員   その2名の方に来ていただいて、研修とか講習をその2名の方にしていただいて、職員は勉強していくって、このセクションに入ってっていう形なのか、その辺も教えていただけますか。 ○中村晴樹 委員長   田中理事。 ◎田中 理事   講習、研修のほうもお願いすることになろうかと思いますけれども、考えておりますのは、もっと行政のデジタル化に向けてトータル的に1名の方からはアドバイスを頂いて、デジタル推進計画というのを作成をしまして、もう1名の方には、実際に実動部隊のような形で我々と一緒に動いていただくと、そういった人材を考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   酒井委員。
    ◆酒井 委員   今後、僕らもついていくのが必死で、職員も必死についていかないといけないと思うんですけど、今後その基幹システムとかも、令和5年でしたかね、国のやっぱり統一をしていかなければならないということで、非常にハードルは高いと思うんですけど、その辺もじわじわと言うたらおかしいけど、それに向けてしっかり田中理事の下、やっていただいてると思うんですが、またその辺、不安の要素とかはないのか、その辺ちょっと教えていただけますか。 ○中村晴樹 委員長   田中理事。 ◎田中 理事   今御紹介いただきましたように、まず、これは日本全国だと思うんですけど、システムの統一化をされて、効率性はもとより、やっぱり住民の方の利便性の向上っていうのが一番の目的でございますので、それに向けて、まずはシステムを統一化して、どこにおっても同じようなサービスが受けれると、こういうことになっていくんだろうなというふうに思っております。  デジタル化につきましては、住民の利便性の向上という点からいきますと、オンラインの申請ですとか、そういったことがまずもって頭に浮かんでくるかなと思うんですけども、それをやるために今現在進めておるのが、何度も言うんですけど、この業務フロー図を作って、全ての業務をプロセスごとに分解をしていって、どうやればデジタル化を進めていけるのかというのを可視化して検討していくということでございます。  それから、もう1点は、進めておりますのは押印の廃止ということで、こちらも国のほうで今まで法規制で縛られておったものについても大幅に緩和するという方向性が示されておりますので、そういったものも本市のほうで取り入れてまいりまして、デジタル化する事前の条件整備というのを今どんどん進めてるところでございます。  今後、実際に国のほうからデジタル庁が発足して、全体的な動きが明らかになってくると思いますので、そうなった暁には、遅れずといいますか、率先して本市がデジタル化を推進していくと、こういう意気込みで頑張っていきたいと思っております。 ○中村晴樹 委員長   酒井委員。 ◆酒井 委員   あとは、前もお話ししたとおり、今、おくやみハンドブックを作っていただいて、本当に何名かの方ですけど、喜んでいただいてます。今後、実際そのおくやみハンドブック以外に、亡くなられた方がいらっしゃったとき、その手続のあれをもう少しやっぱり簡素化するには、デジタルというのが必要になってくると思うので、その辺、田中理事、しっかりまたちょっとやっていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   おはようございます。よろしくお願いします。  昨日の令和2年度の補正予算のところの減額にもちょっと触れましたが、今年度改めて出てきてる事業で本当に実施自体がこのまんまいって大丈夫かなという観点からちょっと質問いたします。  まず、補正予算の概要34ページになると思うんですけども、オリンピックパラリンピックを活用した地域活性化事業の件でございます。  予算の内容を見てみますと、総額でいいますと、ほぼほぼ去年並みか少し減額をされてるかなといった印象を受けます。去年が1億3,590万円あったのが、9,800万円ほど、実施が延期されたということで減額はされたんですが、今年また9,100万円、後ほど議論にもなりますが、1次の補正で500万円という、計上されてるわけで、ほぼほぼ去年と同額ぐらいの規模で行われようとしてるかなということが、まず伺われます。  そこで、まず1点なんですけども、今回のその他のとこの4,000万円ですね、これはふるさと納税基金とか、あるいはこの何か特別な基金などを切り崩してやる予算額なんですか、出どころについてお聞きをいたします。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   オリンピックパラリンピックを活用した地域活性化事業につきましては、市税を活用することなく、特定財源をもって実施するものでございます。今おっしゃっていただいてるものにつきましての特定財源につきましては、基本的にはふるさと納税基金、こちらのほうを充ててまいりたいというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   ふるさと納税などを使われるということで、一定楽しみにされてる方もあるということは、昨年からもそれは一定私も理解してるつもりなんですけども、昨年の延期ということも含めて、現在やはり新型コロナウイルスの感染症の影響というのが、この開催自体の情勢のところで不安材料をやはり国民的にも多く残してるかと思います。要するにオリンピックの中止なのか、あるいはそのまま実行していくのかということなんですけども、ここにおいて、今回予算で見ると、府の補助金として、先ほどの冒頭の予算のところでも説明がありましたけども、ホストタウンとしてのコロナ対策という名目で1,176万円がここに計上されてるんですけども、これ具体的にはどのような内容で使用用途など限定された予算なのか、その辺についてのちょっとこの内容についてお伺いします。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   こちらの予算につきましては、さきの国の3次補正予算に対応しまして、一旦大阪府のほうで基金化されたもののうち、ホストタウンにおけるコロナの感染防止対策に必要な金額が支出されるという趣旨のものでございます。使用用途につきましては限定をされておりまして、まず、コロンビアの選手団が入国された際にPCR検査を実施することになっております。このPCR検査は、入国時、そして選手村に入村前に必ず2回、あと1回プラスされておりますけども、計3回、PCR検査の予算を計上することができるということでございます。  そのほかにつきましては、選手の移動の際に一定のほかの乗客の方と距離を空けるために余分に例えば席を取るというような、移動に関するかかり増しの経費、これに充てるというふうになってございます。そのほかには、感染予防に関するアテンドの人件費でありましたり、宿泊に関しても同様に、両隣の部屋を貸切りにできるということで、かかり増しの金額が計上すること。あとは、翻訳機について金額を計上できるということになっておりますので、あくまでも国が指定するコロナ感染予防対策の限定された項目に関する対策費ということで計上させていただいてるというものでございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   ということは、コロンビアからの選手団の方々の移動やこちらのキャンプでの宿泊などに伴うコロナ感染の予防であったりとか、あるいはPCR検査での確認をしていくというような内容に聞こえておるんですけれども、例えば、これ、大阪府下で、ほかホストタウンというのがちょっとあるのか存じ上げないんですけども、その辺のところでホストタウンにされてるような近隣のところがあれば、こういった予算をどのように活用されようとされてるのか、その辺ちょっと分かりましたら御説明をお願いいたします。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   このコロナ対策に計上させていただいてる予算につきましては、ほかのホストタウンにつきましても同様に同じ趣旨で計上されておられるものと考えております。もちろん受入れ選手の人数であったりとか移動手段、これは様々でございますので、経費が全く一緒ということは当然ございませんけれども、全国500以上ございますホストタウンは、漏れなくこのコロナ対策経費については需要額として計上しているというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   じゃあ、この予算の9,100万円なんですけども、使用の予算内訳を見ますと、予算書の83ページの一番下から85ページにかけてあると思うんですが、概要を見ますと、一くくりで事務業務委託費ということで8,900万円が計上されてますが、今の説明だと、府の移動関係の感染予防の予算と、あと、あわせてキャンプの予算、あとは、宣伝などでいうオリンピックのパブリックビューイングですね、こういった応援イベントなど込み込みで、一旦全部事務委託するという内容なんですが、これはまたそれぞれの分野によって事務委託先がいろいろこの中に細かくあるよという、これは解釈なんですか。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   まず、大きくこの予算の内訳につきましては、コロンビアのほうから大会の直前に、つまり8月の初旬に2週間ほど大東市でキャンプを実施したいというような打診を受けております。したがいまして、この時期に大東市のほうにお越しいただく移動費であったり、あるいは滞在の費用、そして、練習会場等の使用に関する経費、これらを構成する事前キャンプに係る経費というものがございます。こちらのほうは、基本的には旅行等に関する経費でございますので旅行会社に委託、あるいは実際に宿泊する施設につきましては、直接払いになろうかと思いますけども、その辺りは支払いについては、委託を原則にしていきたいというふうに今のところは考えてございます。  その次に、選手団が来られる際に大東市の方と交流をいただく機会を設けたいと思っておりますので、その交流に係る経費、そして、昨年実施できなかった、今年に持ち越しになりましたオリンピック・パラリンピックを応援するイベント、これらについては一定のいろんな機材の設置等を伴いますイベントということになりますので、こちらについても委託で行いたいというふうに考えてございます。  あと、コロナ対策に関する経費でございますけども、こちらについても、特にPCR検査につきましては、今のところ、大阪府ので一括委託契約ができるんじゃないかなというような情報を聞いてございます。ちょっとこちらのほうは、まだ確かな情報とはなっておりませんけど、恐らく医療機関とか実施機関等に委託するものというふうに考えてございますので、委員おっしゃるように、これらの経費を総合して計上させていただいてますが、場面場面に応じて委託をさせていただきながら推進していくというような内容でございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   詳細についてはまたちょっと動きと併せて確認させてもらいます。  それで、来られる、一応想定される選手団は何人ぐらいの方がいらっしゃる御予定なんですか。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   現在コロンビアのパラリンピック委員会との話の中では、17名の選手及びスタッフが来日、大東市のほうにキャンプに来ていただけるというように、現時点では聞いてございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   たくさんの方がいらっしゃるのかと思うと、感染拡大をちょっと警戒したんですけども、ただ、今のコロンビアのここ最近の新型コロナウイルス感染状況というのは、今どのように把握されてますか。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   オリンピック・パラリンピックが延期となりまして、4月以降、コロンビア共和国については、非常に感染者数が多いということで、毎日7,000人程度の感染者数があるという状況を聞いております。昨年の9月まではコロンビア共和国としてロックダウンをしていたということで、なかなか情報収集には苦慮したところがございます。ただ、それ以降につきましては、徐々にですけども、商業用の飛行機であったりとか、商業用目的が優先だと思うんですけども、人の往来というのは徐々にでありますけども、出ているという状況で、ちょっと今現在どんな状況かということまではやっぱりなかなか把握はし切れませんけども、やはり感染レベルとしては非常に高いというところは変わりはないかなというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   必要以上に逆に警戒的な目で見てもいかんのですけども、やはり感染については深刻な状況もあるという中で、日本も併せて決して安心できる状況ではないというところで、今回のこのコロナ対策とかパブリックビューイングなどの市民の方にいろいろPRしていくような内容の中で、本当にコロナ対策が大丈夫なのかという疑問が出てくるんですが、この予算で本当にいけるという見込みなんですか。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   まず、本市への選手団の受入れにつきましては、また後ほど御審議をいただくわけなんですけれども、当初予算の補正予算ということで500万円ほど計上させていただいております。これにつきましては、国の方から、先日、各ホストタウンで受入れに当たりまして、コロナ感染対策をしっかりできるようにマニュアルを作りなさいというような御指示をいただきまして、そのマニュアルというのは、選手団が入国してから選手村に入村するまで、この旅程、過程を全て網羅したものでマニュアル化することできっちりとシミュレーションを行いつつ、感染予防を図るということが求められてございます。  あわせまして、先ほど申し上げたような1,100万円というような予算の中で、例えば選手とそれから市民の方が直接接触するような機会がないような形で、透明の板を貼ったりとか、もちろん感染予防に関する様々な機材を導入したりするわけなんですけども、具体的な市民の皆さんが楽しみにされてる交流というのは、なかなか先行きは見えませんけども、そのときにできるだけ交流はしたいとは考えておりますけども、結果的には新しい生活様式にのっとった形で、オンラインを活用したりとか、そういった交流ということも念頭に置きながら実施計画を組み立てていきたいというふうに考えてございます。  したがいまして、今回のキャンプの受入れにつきましては、安全で安心に万全の体制で受入れをさせていただきます。これは同様に市民の皆様方にとっても安全で安心に受入れができるように私どもは努めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長、質問ありますか。 ○光城 副委員長   あります。午後から。 ○中村晴樹 委員長   午後でいい。  暫時休憩いたします。1時から再開いたします。              ( 午前11時43分 休憩 )              ( 午後 0時58分 再開 ) ○中村晴樹 委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  1回目の質疑でございます。  光城副委員長。 ○光城 副委員長   来年度の予算ということなんですけども、まだ今年度は12次でしたっけ。だから、今までなかったと思うんですけど、何次、何次っていうのは、やっぱりコロナの影響っていうか、大幅に令和2年度は増えてるんですよね。例年400億円なのに、600億円でしたって、それの事情をちょっとお話しください。 ○中村晴樹 委員長   川口財務政策室課長。 ◎川口 財務政策室課長   令和2年度につきましては、コロナ対策ということで補正予算のほうを繰り返してまいりました。総額が大きな額になっておるといいますのは、一番大きな要因が定額給付となっておりまして、定額給付が百二十何億円といった額が計上されましたので、それもありまして、予算総額のほうが拡大しております。  それと、もう一つは、コロナ対応臨時交付金ですけれども、交付金を活用したコロナ対策を行ってまいりましたので、そういった要素で予算総額が増えております。
     以上です。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   最近いろんなユーチューブを中心に情報を得てるというか、それが正確かどうか分かんないんだけど、地方自治体とそれから国家予算ですね、それとの兼ね合いで、要するに僕の今の感想とか考えとしたら、もう国は何ぼでもお金を造ったらええやんかと、こんな危機なんだからということを、お金をよこせっていう状況が私にはあります。要するにけちってるでしょう、国は。何かプライマリーバランスとか云々かんぬんで、税金を基にお金を支出するような考え方を持ってるようですけど、あれですか、地方自治体としたら、もっと国にお金を下さいっていうことで要望はできる体制なんでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   川口財務政策室課長。 ◎川口 財務政策室課長   要望等につきましては、もしも必要なものがあれば、要望というものは行ってはおりますけれども、コロナ対策につきましては、今現在、国による補填ですね、国のほうは国債を発行しながら、かなりいろんな面で支出のほうを拡大しております。それは地方自治体に対してもコロナ対応臨時交付金ということでかなり大きな支出を拡大しておりますし、また、定額給付のほうも行っているということで、国の補填的なものにつきましては、かなり十分されてるものとは考えております。  以上です。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   かなりと言いながら、それが適度であるかということは、やっぱり市民生活といいますか、どんだけ市民が困ってるか、また、その今の疫病をどうやって封じ込めたらいいかっていうことの中で、もう一度、だから、今年度、令和2年度はどんどんとそういう補正予算が積み重ねてきたということは、現場の方々、今の財務政策室課長ですか、それはやっぱり組み立てるのに大変苦労をしてきたんですよね。それがまた来年度にはかなり分からんと。そして、また、令和3年度予算でも、やはりいろんな補正が国からたくさんありそうなんですが、それの心配というのはなんですけど、組まなきゃいけないというとこら辺はどういうふうに思っていらっしゃるんですかね。 ○中村晴樹 委員長   川口財務政策室課長。 ◎川口 財務政策室課長   例えばコロナ対応臨時交付金、第3次分ですけれども、こちらは国の15か月予算ということで、運用のほうが非常に難しい、かなり複雑な運用になっておりまして、令和2年度計上分と令和3年度計上分に分けて補正予算のほうを計上してるところです。令和3年度分につきましては、かなり異例ですけれども、この時期に第1次補正ということで計上のほうをさせていただいております。  今後ですけれども、臨時交付金の追加分があるという情報は入ってきておりますけれども、時期ですとか金額が全く分からないですので、そういった情報が入ってき次第、また今後対応のほうを考えてまいります。  以上です。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   どこでどうなってるか分かんないけども、僕は、予想、適当ですけども、コロナの疫病実際は第四波ですか、そういうのがないというふうに僕は信じておりまして、このままどんどんと少なくなっていくだろうとは思います。ということは、これからウイルスのワクチンを打つ体制になるでしょうけども、でも、あれですね、皆さん方が困ってる、いろんなところで生活事情が悪化するということは後々なるかと思うんですけども、そういったところでは、国というのは、ちょっともう一遍10万円配ったらいいと思うんですけど、配らへんみたいなことを言っとるから、配らへんのかなと思うけど、皆さんに対しての何が期待できるんですか、国に対して。 ○中村晴樹 委員長   川口財務政策室課長。 ◎川口 財務政策室課長   基本的な市のコロナ対策でございますけれども、やはりまず国のほうがあって、府があって、それを隙間を埋める形で市のほうで行っております。国においては、全体的に非常に大きな歳出拡大になってるとは聞いておりますが、そういった隙間を埋めるものとして市のコロナ対策を行っているところです。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   皆さんの経済事情っていうのは、高度成長期に比べたら鈍化しているけれども、またその最近のデフレーションなんでお金が集まらないと。それに上乗せでコロナが来ちゃったということで、国が大変なんだけど、初めにも言いましたけど、国は結局お金造ったら済む話やから、それを出し惜しみしてるっていうのはやっぱりよくない国の政策やと思うけど、それがどうやって皆さんに配分するっていうことですね。いろんな形でお金が下りてきてるけど、まず、財務政策室として、またほかの課としても、やっぱり横にらみといいますか、その他の自治体はどうしてるのかっていうことは、どういうアンテナを皆様方は張っていらっしゃって、どういう工夫しているのかという、そこら辺の事情をお聞きしたいなと思います。ちょっとゆっくりしゃべっていただいて、もう少し丁寧にしゃべってください。 ○中村晴樹 委員長   川口財務政策室課長。 ◎川口 財務政策室課長   例えば、コロナ対応臨時交付金の活用などですけれども、大阪府内で情報共有しておりまして、今手元にその資料は持ってきておりませんけれども、どの市でどういった予算でどういったことを行ったかとか、そういった情報については府内で共有しているところです。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   共有して、先ほど申しましたけども、やっぱり結果的には国に対して、もしくは間接的に府に対して、もっと予算をくれみたいなことは以前に比べたら、要請、要求をできる糸筋があると思うんだけど、そういうようなところはもう少し、黙ってるから国から下りてくるというんじゃなくて、積極的に地方自治体も働いてほしいなと思ってるんですけど、どうですかね。 ○中村晴樹 委員長   川口財務政策室課長。 ◎川口 財務政策室課長   我々組織的には、全国市長会などを通じまして、そういったきめ細かな要望のほうは行っているところと理解しております。  以上です。 ○中村晴樹 委員長   1回目、よろしいですか。  では、2回目、質問ある方は。  東委員。 ◆東 委員   2回目、よろしくお願いいたします。  まず、1点目、防災無線対策経費についてお聞かせていただきたいと思います。  この防災無線に関しては、会派としても過去から声も上げさせていただいてここまで来てるっていう、そういう実感をしてるところですけど、先ほど水落委員のほうの質問とかぶるようなとこら辺ですが、まず211戸の数、これでよかったですかね。 ○中村晴樹 委員長   辻本危機管理室長。 ◎辻本 危機管理室長兼課長   レッドゾーンにつきましては211世帯というふうに把握しております。 ○中村晴樹 委員長   東委員。 ◆東 委員   まず、手順としてやっていくのが、そういった山間部において新しいデジタルの回線がしっかりと受信して聞けるような状況にあるのかとか、そういう確認という理解でいいですか。 ○中村晴樹 委員長   辻本危機管理室長。 ◎辻本 危機管理室長兼課長   ようやく今年度、デジタル化の工事は完了いたしました。今から、レッドゾーンといいますのは、当然山間部になりますので、そこにちゃんと電波が届くかどうか、これから調査をしていくところでございます。 ○中村晴樹 委員長   東委員。 ◆東 委員   分かりました。しっかりと着実な内容で、特にまた高齢者の方なんか活用もされると思いますし、危ないというときにそれをちゃんと聞いて、難を期したとかいうことにつながっていくようにお願いいたします。また、一般質問でも、実際に市民の方々に、その対象の方々に手元に届く日がいつぐらいかみたいなところも確認させてもらいたいなとも思っていますので、よろしくお願いいたします。  続いて、新庁舎整備推進事業について確認させてください。  4月から5月に基本構想の策定とあります。特別委員会でも、他の敷地での建て替え、また、現地の建て替え、この建屋での耐震のみなど、それぞれの整備パターンを比較することになってたと思います。どんなスケジュール感で決定していくべきか、この辺ちょっとお答えいただけますか。 ○中村晴樹 委員長   田中行政サービス向上室課長。 ◎田中 行政サービス向上室課長   新庁舎整備推進事業についてでございます。  今現在、1年少しかけまして、庁舎の整備の基本的な考え方となる方針を策定し、その後、今、基本構想を策定中でございます。基本構想につきましては、現在、今委員のほうからもお話がありましたように、様々なパターンについて、まずは比較検討できる材料をお示しをして様々御意見を聞き、基本構想として取りまとめていきたいと思っております。耐震性の不足っていうところがやっぱり喫緊の課題というふうに認識をしておりますので、基本構想についてもスピード感を持って完成をさせていきたいと考えておりますので、今のところ、年度初めの5月末をめどに一旦案としてまとめさせていただいて御意見を頂戴していくというふうに想定をしております。 ○中村晴樹 委員長   東委員。 ◆東 委員   今年度ももう締まる頃ですけれども、これはスケジュール感でいったら、特別委員会もあることですから、お互いがしっかりと意識し合わないといかない、スケジュール感については持っていかないといけないと思っています。恐らく3月末には特別委員会も開催させていただいて、しっかりとそれぞれの意見を交わせる流れになって、そして、来年度を迎える流れ、ここに書かれてる予算のとおりの動きでいければいいのかなと思いますのでお願いいたします。  続いてですけど、午前中、ICTの推進事業関連についてもちょっと話もさせていただいて、酒井委員の質問にもあったときに改めて思ったところですけども、いわゆる情報システム管理経費とも結びつきを持たせたときに思ったことですけど、実際基幹系システムの運用っちゅうことでも2億円、しっかりと予算書としては書かれてるっていうところもあって、この辺り、あと、デジタル庁の話がそのときに酒井委員の質問もありましたけど、今後、デジタル庁、来年度正式に、9月ぐらいでしたかね、発足する流れの中で、例えばいろんな指針が出てると思うんです。最近ではシステム障害のことについてはデジタル庁でもうしっかりと情報把握してやっていくっていう話が出てたりとか、あとは、デジタルディバイドの話ですね。いわゆる社会的分断を起こしていかない、情報弱者の方に対してはデジタル活用支援員というグループをしっかり構築して対応していくであったりとか、そういった、あとはセキュリティーの問題とか、いろんなことが持ち出される中で進んでいます。この辺をしっかり集約して対応していくのはどこの部門になっていくのかなっていうところがあって、行政サービス向上室なのか、情報システムのほうになるのか、その辺りちょっとお答えいただきたいと思います。 ○中村晴樹 委員長   田中理事。 ◎田中 理事   行政サービス向上室で、今、情報系と行政改革と、それからICT化に即したような庁舎整備ということで、3つのグループをまとめて今議論をしてるところでございます。新年度についても、この形を継続しながら、より一層密に連携が取れるような工夫もいたしまして、行政サービス向上室でデジタル化に向けて取り組んでいる、こういうことになっていくかなというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   東委員。 ◆東 委員   分かりました。先ほど3つぐらいそういったポイント、デジタル庁との関係性においてポイント示しましたけど、個人としては、いわゆるデジタル活用支援員というところの側面ですよね。モバイル職員であったりとか、あとはいろんな呼び名が既にあったりとか、あとは高齢者向けのスマホ講座が福祉のほう、逢坂高齢介護室課長のほうでも進んでることとかいろいろあるんですけども、とにかくデジタルの申請、スマートフォンでぽっとやっていくっていうからには、アウトリーチの形式も含めて、デジタル活用支援員ってしっかりと体制としてつくっていかないといけないと思ってるんですね。その辺りがICT推進事業の延長線上にあるのかどうか、そういった可能性、そこら辺ちょっと今お話聞きたいなと思うんですけど、いかがですか。 ○中村晴樹 委員長   田中理事。 ◎田中 理事   行政のデジタル化に向けましては、今御指摘いただいてますように、デジタルディバイドに対する対策でございますとか、セキュリティー対策、職員に対する意識の向上、研修ですね。それに加えて、一番大事なのが、行政サービスの向上に向けて、オンライン申請ですとか、キャッシュレスの導入ですとか、そういうことも進めていかなければいけないと。あわせまして、内部事務の効率化ということも当然やっていかないけませんので、例えば、ですけれども、電子決裁ですとか、そういうペーパーレス化のほうも進めていくようにしなければいけないな、そういうふうに考えてございます。そういったもろもろの問題点といいますかね、克服していかなければいけない問題につきまして、事前に私どものほうで課題としてまとめはある一定させていただいている状況でございまして、これらを踏まえて、新しく内閣府を通じて来ていただく人材の方とともに考えて進めていこうというふうに考えてございます。9月になりますと、デジタル庁が開設されますので、恐らくこれに前後して、国のほうからどんどん地方に対しても指針のようなものがこれから幾つも出てくるのかなというふうに思っておりまして、そうなりますと、市役所のほうの体制も、今のままの体制では恐らくちょっと無理があるかも分かりません、ですから、そのときにはもっと専門的な分野っていうんですかね、部門を立ち上げるというようなことも頭に置きながらデジタル化を進めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   東 委員。 ◆東 委員   ありがとうございます。そういった方向性向いてくれていたら安心です。とにかく一番はデジタルディバイドの問題だと思いますから、そこをしっかりと踏まえて、情報弱者の方、いわゆる高齢者の方、障害者、そういったところを、本当にもう分断することなく、しっかりと行政サービスを受けれるようにしてほしいなと思います。  また、基幹系システムのところも踏み込んだ形で一般質問も3月させてもらいたいと思っております。よろしくお願いいたします。以上です。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。
     中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   よろしくお願いします。まず、公民連携事業について、お伺いいたします。  国補助も受けながらどんどん広がりを見せているところなんですけれども、既に始まっている施設については、これまで市と民間の意思疎通ができていないように見受けられることが多いんですね。毎月でも協議とか、意見交換とか、報告会のような場を設けて、議事録でも、記録でもちゃんと残して、事業が円滑に進むように何か手段をつくっていかれへんのかなと思うんですけれども、そういったところ工夫を、今年度からしていただくことできますか。 ○中村晴樹 委員長   芦田政策推進部次長。 ◎芦田 政策推進部次長兼公民連携推進室長兼課長   これまで取り組んでおります公民連携事業の連絡調整について、お答えをさせていただきます。  既に実施をしておりますリードプロジェクトの4つの事業につきましては、頻度の違いはございますが、これまでも民間事業者との定期的な連絡、あるいは情報共有、あるいは意見交換を重ねてきたところでございます。特に市が公共事業として進めておりました北条まちづくりプロジェクトにつきましては、まちづくり会社、あるいは東心株式会社と定期的な会議、あるいは協議を重ねながら密度濃くこれまで進めてきたところでございます。また、アクティブ・スクウェア・大東につきましては、契約形態につきましては賃貸借契約という形にはなりますが、市の大事な資産を活用していただいているということで、これまでも事業の在り方、あるいは定期的な協議、また整備を伴うこともございますので、かなり頻繁にこれまでも打合せをしてきたところでございます。しかしながら、今委員御指摘のように、対外的には少しうまくいっていないと映っているようなところがあるということでありましたら、来年度以降はその御助言を基に定期的な協議、あるいは会議の方向性を決めるようなこと、こういったことを密にやっていきたいというふうに考えておるところでございます。 ○中村晴樹 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   お願いします。何か擦れ違いがあるのかなっていうようなときも、ちょっとたまにありますので、市が公民連携を潰してもいけないし、公民連携が市の負担にもなってはいけないと思いますので、本当にクリーンで、ウィン・ウィンになるようにお願いいたします。  それでは、次に、新庁舎整備事業について、お伺いします。  今ここにあるように、前に進んでいるんですけれども、以前に消防署跡地を活用した移転条例が否決されています。その後、周辺といいますか、当該企業には担当部や課として説明責任というのを果たしていただいているんでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   田中行政サービス向上室課長。 ◎田中 行政サービス向上室課長   すみません、令和元年9月議会で消防跡地を候補地とする計画については否決という形になりました。その後、計画については一旦白紙とさせていただいて、今現在検討を進めているところです。一旦計画について白紙とさせていただいたときには、こちらのほうからお伺いをさせていただいて、そのときの、そうですね、状況のほうはきちんと説明をさせていただいております。その後、そうですね、協定を結ばさせていただいていたんですけれども、それについても白紙となってしまったことで、協定については、それについても自然に、協定はもう破棄という形になりました。そのことについてもきちんと説明はさせていただいているところです。 ○中村晴樹 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   分かりました。否決当時とは副市長も担当部長も替わっているので、否決されるまで、経緯などどのように説明されていたのかとも気になるところなんですけれども、上程されてまさか否決されるとは、企業にとってはもう経営計画に関わる大きな大きな問題です。もちろん市全体にとっても大きな大きな問題です。企業からも、市民からも不信感を抱かれないようなフォローは行っていただきたいなっていうふうに思っています。  それこそ、今お答えいただいたような感じであれば問題ないと思うんですけれども、何を言ったか、何を伝えたか、聞いている聞いていないっていうようなことになっては、やっぱりこれは企業との間の問題でありますので、議事録とかこちらのほうの記録など残しておいて、お互い誤解が出ないようにしておかなければなと考えているんですけど、そこの辺りは大丈夫ですか。 ○中村晴樹 委員長   田中行政サービス向上室課長。 ◎田中 行政サービス向上室課長   こちらのほうとお話合いというか、状況の報告や協定についての打合せをさせていただいたときには議事録として、その内容についてはきちんと残すように努めておりますし、また今後も、状況についてのお問合せ等があれば真摯に対応していくように努めていきたいとは考えています。 ○中村晴樹 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   多くの市民も御存じかと思うんですけれども、大東市で長年商いされて、音楽について、誰でも観覧できる無料のコンサートなども開催していただいて、大東市に様々な面から大きく貢献いただいている企業です、大切にしていかなければならない大東市の企業なので、そこだけではなくって、大東市全体に商売してよかったと思われるような大東市にしていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、戦略企画室の国土強靱化計画推進事業について、お伺いします。  こちらの策定完了予定時期はいつになりますか。 ○中村晴樹 委員長   福田戦略企画室課長。 ◎福田 戦略企画室課長   現在のところ来年度改定作業にかかりまして、できるだけ早い段階で完了させたいと思っておりまして、今のところ、めどとしては12月ぐらいに策定できればというふうには考えております。 ○中村晴樹 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   先ほどの水落委員の質問の答弁にもあったんですけれども、再度確認させてください。この策定は義務ではないんですよね。 ○中村晴樹 委員長   福田戦略企画室課長。 ◎福田 戦略企画室課長   国土強靱化基本法におきまして努力義務、策定することができるというような仕組みになっております。 ○中村晴樹 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   にもかかわらず、大阪府内43市町村中43市町村全てが策定済みか策定予定となっています。内訳としては、既に20が策定済みで、21が令和2年度中、この2月、3月に策定、残り2つの策定予定なんですけれども、この残り2つに大東市が入っているんですよね。他市より大きく遅れての策定にはどのような理由があるんでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   福田戦略企画室課長。 ◎福田 戦略企画室課長   策定に当たりましては、いろいろと庁内でも議論をさせていただいたんですけれども、地域防災計画ですとか、住宅・建築物耐震改修促進計画といったような各分野の個別計画でこれまで対応を図ってきたということがございます。ただ、今後ですね、国土強靱化計画に定めた事業につきましては、例えば国費の、ちょっと重点化配分ですとか、そういった動きがありますので、これを機に来年度ですね、策定をしていきたいというふうに考えております。 ○中村晴樹 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   その策定なんですけども、予算全額が事務業務委託料になっているかと思うんですけれども、これがどう、どういうふうに考えたらいいんですかね、何か全てお任せ的な感じなのか、今つくっていただいているような感じ、大東市でもしっかりともんでいただけるのか、そこはどうでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   福田戦略企画室課長。 ◎福田 戦略企画室課長   国土強靱化計画につきましては、内容的には幾らか専門的な部分があろうかと思いますので、業務委託という形を取らせていただきますけれども、大東市特有の事情ですとか、それから庁内の連携といった意味では、我々戦略企画室、来年度から名称変わりますけれども、もちろん市の職員の作業も十分にやっていきたいというふうに思っております。 ○中村晴樹 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   これは3か年緊急対策を経て、政府自民党が2021年から5か年加速化対策として、おおむね15兆円程度の事業規模で講じている対策です。以前に北村委員からも一般質問で取り上げていただいております。しっかりと策定と事業実施、よろしくお願いいたします。以上です。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。  水落委員。 ◆水落 委員   それでは、2回目、質問させていただきます。  概要の85ページの公民連携総合調整事業なんですけども、民間提案を引き出し、プロジェクト化させる仕掛けづくりを行うっていうことなんですが、この民間提案っていうのはどういったもんですかね。例えば特定のテーマに絞って、これについての公募みたいなするのか、広く公民連携とかっていうのか、その辺どうですか。 ○中村晴樹 委員長   芦田政策推進部次長。 ◎芦田 政策推進部次長兼公民連携推進室長兼課長   民間提案制度について、お答えをさせていただきます。  現在既に運用しております民間提案制度につきましては、公民連携条例に基づく民間提案制度となっておりますので、事業の内容につきましては、公民連携事業の可能性のあることについて民間提案事業をいただくということになっておりまして、大東市の公有財産、あるいは施策、こういったものについてリスト化をし、それをホームページ上で公開をしながら、様々な提案を受け付けているところでございます。しかしながら、公民連携事業というのも条件がございますので、現在の運用としては、幅広に民間からの御提案については受付をし、その可能性によって公民連携事業にならなくとも、原課のほうに御紹介をして、その事業化に向けたような運用をしているということでございます。今後におきましては、今委員おっしゃったように、テーマ型というようなところにも積極的にチャレンジをしながら、より幅広に民間から様々な提案、事業提案をいただけるような体制をつくってまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ○中村晴樹 委員長   水落委員。 ◆水落 委員   「改」って書いてあるの、要は、今後テーマ型を提案するかも分からないっていうようなことね、分かりました。  次に、86ページの北条まちづくり推進事業なんですけども、先ほどの委員からの答弁で、河床に下りれないと、枚方土木が増水時の懸念云々っていうことなんですけども、水面、河床に下りれないんだったら親水の意味がないんじゃないかなというふうに思ったりして、京阪の寝屋川市駅なんかは、川の、水面のほうに下りれるんで、その辺ね、せっかく親水事業として計画されているんであれば、何としてもこちらの要望が通るように、ちょっと粘り強く交渉のほうをお願いします。  次に、新庁舎整備推進事業なんですけども、市民向けの冊子っていうことなんですが、印刷製本費見ますと、27万9,000円っていうことなんですけども、これはどういうもんですか、全市民に行き渡るようなものではないですかね。例えば市報に挟んでとかというものではないんですか。 ○中村晴樹 委員長   田中行政サービス向上室課長。 ◎田中 行政サービス向上室課長   今のところ想定をしておりますのは、全市民向けということではなく、自治会の回覧で回していただくとか、公共施設に配置するという活動を想定しておりますので、印刷についても、こちらのほうで、そうですね、市のほうで独自でさせていただこうと考えています。 ○中村晴樹 委員長   水落委員。 ◆水落 委員   全市民への周知っていう意味で、前回のボタンの行き違いというか、聞いていない市民からの反発もあったので、その辺回覧っていうことなんですけども、ちょっと工夫していただければと思います。  次に、行政改革推進事業なんですけども、導入効果が見込める分野に本格導入ということなんですが、具体的にその分野っていうのがある程度決まっているのであれば教えていただきたいと思います。 ○中村晴樹 委員長   田中理事。 ◎田中 理事   まず、令和元年度に試行として、課税課の業務に入れまして、2年度はもう本格導入ということで稼働しております。この2年度の試行としましては、保険収納課の収納管理業務で今試行をやっている最中ということで、令和3年度はここも含めて本格導入ができるかなというふうに思っております。令和3年度の試行につきましては、今のところ障害福祉課のほうで、例えばタクシーチケットの送付業務などの業務を予定しているというところでございます。 ○中村晴樹 委員長   水落委員。 ◆水落 委員   現時点ではタクシーのチケットの配付業務ぐらいだということですね。
    ○中村晴樹 委員長   田中理事。 ◎田中 理事   障害福祉課のほうで今のところRPAを活用できる可能性があるということでいただいているリストによりますと、合わせて10個ほどですね、の業務に適用が可能ではないかなというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   水落委員。 ◆水落 委員   分かりました。よろしくお願いします。  最後に、その下のICT推進事業なんですけれども、内閣府からの人材派遣で2名程度を希望されているということなんですが、期間はどれくらい来られるんですかね。例えば今回の事業で大東市内のICT推進がある程度完結するのか、あるいはできるところまではやりますというような感じなのか。 ○中村晴樹 委員長   田中理事。 ◎田中 理事   2名の方のうち1名は全体的なトータルコーディネートのような形で考えておりまして、1名の方は実際に業務を我々と一緒にやっていただける実動部隊というふうに考えてございます。期間については、差し当たりといいますか、一応1年間ということになっておりまして、週何回来ていただくかというのはこれから協定書で決めていくということになりますけれども、想定いたしておりますのは、年度当初よりもやはり国からのデジタル庁の話からの指針等が下りてきたあたりからが、頻繁に業務が増えてくるかなというふうに思っておりますので、年度後半に向けて来ていただく頻度が増してくるのではないかなと、こういうふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。  天野委員。 ◆天野 委員   午前中のところ、ちょっと引き続き行きますけども、午前中のところの概要の34ページのオリンピックパラリンピックを活用した地域活性化事業の議論の続きなんですが、やはり今のちょっとコロナウイルスの感染状況を見ますと、私の一つの考えとしては、この事業、大幅な縮小または中止ということもしっかり視野に入れるべきではないかということをちょっと思うんですけども、その辺についての見解はいかがでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   本市が取り組みますホストタウン事業につきましては、あくまでもオリンピック・パラリンピックの開催があることが前提となる事業でございます。したがいまして、オリンピック・パラリンピックが開催されるという状況でございますので、ホストタウンとしまして選手団を万全の体制で受け入れる、この準備を着々と進める必要があるものと考えてございます。また、応援事業等につきましても、一旦ですね、昨年に取り組めなかった事業内容を持ち越しということで計画はさせていただいているものの、現在のコロナの状況を十分考慮いたしまして、このコロナに対応した、感染予防をしっかりした上での事業に切り替えるということも視野には入れつつ検討してまいりたいというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   国の方針自体が今のところ予定どおりやるという方向で動いているということに、一つの大きな私は課題があるというふうに考えます。私たち日本共産党としても、今回のこのオリンピック・パラリンピックについては、中止も含めた検討をやはり真剣にやっては、ならなくてはならないということも論説しておりまして、今後、国に対しても、これを真剣に考えていくということもしっかりと求めていきます。  先日ですね、報道でもありましたように、例えば島根県知事のように聖火リレーの中止の意向、表明されたということでの話題もありましたけども、例えばこれは大東市として、今国がやるという方針ですが、これをやはりちょっと危惧するよというようなことも含めて、こういう提言というのは、これはできそうなものなんですか、どうですか。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   オリンピック・パラリンピックの開催いかんにつきましては、これをホストタウンのほうから実施するしないというような提言的なお話しするっていうことはいたしかねると思います。これは、私どもにつきましては、内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局っていうのが一旦窓口になっておりますが、この東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局においても、この開催の可否について議論する場ではないということでございますので、報道とかで御存じのように、実施主体はIOCであり、IPCということになっておりますので、そちらのほうが決定権があるというふうに伺ってございます。ただ、私どもとしましては、ホストタウンといたしまして、選手の皆さん並びに市民の皆さんに安全に安心して受入れをしていただく、喜んで受入れをしていただくような環境づくりというのは当然必要でございますので、それに係る、特に今でしたらコロナの状況をしっかりと踏まえた対応をするために必要な予算というものをお願いしますと、予算の支援をお願いしますというようなお話というのは、ミーティングの中ではさせていただいているところでございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   しばらく先のことになるんですが、今、ワクチンの、医療関係者への接種も始まっておりますが、この間の報告でも、今日ちょっと担当課のほうはいらっしゃらないですけど、市民の方の、高齢者をはじめとして、ほか全市民に対してのワクチンの接種時期というのが、確保できる、数の影響でどうやらちょっと遅れてきそうだという、やはり見込みもあるかと思いますけども、この予定されている7月から9月で、例えばワクチンによって一定の集団免疫を獲得できるとか、今別に変異株が、またちょっとどういうふうに増えているかということも危惧される中で、ここで果たして落ち着いているということが、十分大丈夫ですか、これは言えますか。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   ワクチン接種の状況につきましては、国家レベルで取組を進めているところでございまして、7月、8月の開催時期にワクチンが行き届いているのか、集団免疫が獲得できているのか、この状況についてはお答えをいたしかねます。この状況は、あくまでワクチンを、何ていいますか、接種ができる環境が整わないとできないということだと考えております。  ちょうどオリンピックの、あるいはパラリンピックの開催時期にということでお話をいただいておるんですけども、先ほどと同じような御答弁になりますけども、私たちホストタウンといたしましては、オリンピック・パラリンピックの開催を前提として安全に安心して受入れを行う、ここに集中して、全力を尽くして取り組んでまいるということでございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   安全・安心ということですが、市民の皆さんが関心を持って、パブリックビューイングとか何かの応援イベントなどすればするほど、例えば言いますと、昨年ありました商品券の受渡しのやはり混乱とか、そういったことで、改めて感染の危惧とか、混乱ということをまた起こしかねないということがありますんで、ここを私は非常にやはりちょっと注視していきたいと考えております。  ちょっと戻りまして、総合的なところで聞いてみたいんですが、この概要の9ページに戻りまして、本年度予算と前年度比較などでの歳出のところを見てみますと、やはり従前どおり土木費が非常に、前年度からも増えている。先ほど言いました、今のところも触れましたけど、総務費も増えている。その内容を見ますと、やはり目につくのが、公民連携事業であったりとか、あるいは先ほど市の催しとか、状況をPRする事業にどうも予算がつぎ込まれているかというふうに受け取ります。やはりコロナの影響が、今年も、年度、十分影響は出るなと私は考えているんですが、ここのところの具体的策というのが民生費とか、衛生費のところを見ますと、昨年とさほど変わっていないか、微々たる、でも減少しているようにも見受けられるんですが、このまず予算枠づくりに対してコロナ枠、コロナ対策というのがどのように位置づけられているのかということをちょっとお聞きいたします。 ○中村晴樹 委員長   川口財務政策室課長。 ◎川口 財務政策室課長   令和3年の予算ですけれども、まず全体が大きく拡大している要因でございますけれども、一つは普通建設事業、工事関係ですけれども、こちらが2駅周辺整備事業ということで、こちら9億7,700万円ということで増加しております。また、普通建設事業の増加につきましては、中学校の体育館空調機ということで、中学校維持管理経費のほうが4億4,900万円増加しております。また、ふるさと振興基金のほうが本格活用になっておりますので、そういった影響もございます。増加要因は、むしろそちらのほうにございます。コロナ対策としましては、コロナ枠とかそういったものはつくっておりませんけれども、令和3年度につきましては、コロナワクチン接種の関係ということで、非常に物件費が伸びておりまして、こちらが4億9,200万円の増となっております。基本的にはこのコロナワクチン接種というのを中心に、令和3年度予算につきましてはコロナウイルス感染症対策がございます。以上です。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   特にコロナの予算なんですが、昨年1年度の動きの特徴を見てみますと、やはり国からの臨時交付金を一番基にして、例えばワクチンでありますとか、市民の方の何か生活の支援策とかっていうところに充てられていると思うんですけども、これを市独自として、財政も活用してもっと積極的にいかれるということは考えられないんでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   川口財務政策室課長。 ◎川口 財務政策室課長   コロナ対策につきましては、まず国の施策がありまして、その次に臨時交付金がございます。臨時交付金を活用しながら、その不足する分というものをふるさと振興基金を活用する、また足りない分につきましては財政調整基金を活用するといった考え方を行っているところです。まずはやはり国の施策、国の国庫補助金ですとか臨時交付金があり、そこに対して我々基金を充てていくという考え方を取っております。以上です。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   そうすると、やはりオリンピックパラリンピックを活用した地域活性化事業も、大東市挙げてホストタウンとしてやるんであれば、やはり周りのコロナ対策も併せて本当に安全にやるんだということがない限り、やはりちょっと本当に大丈夫かなというのが非常に危惧が私は残ります。  1点ですけども、すみません、新庁舎整備推進事業に行きますけど、1点、今度、今整備計画案がつくられると思うんですけど、今後議会の議決に係る案件がいつ頃、どのように出てくる御予定なのかについて、お聞きします。 ○中村晴樹 委員長   田中行政サービス向上室課長。 ◎田中 行政サービス向上室課長   議決についてですけれども、今現在議決すべき事件を定める条例においては、新庁舎整備基本計画という名称の計画については、議決案件ということで定められております。基本構想については、議決案件とするかというのは、議会のほうの御判断になるかとは思います。その後、予算については、今現在の基本構想策定した後、様々御意見を頂戴し、庁内の意見の集約、それから議会や市民の方の御意見を頂戴した後に一つの案とまとまれば、次の段階の設計という段階に入っていきますので、設計の予算という形で予算を計上させていただくということになるかと思います。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。2回目です。  3回目はございますか。  光城副委員長。 ○光城 副委員長   オリンピック・パラリンピックですね、どこまで、どの期限で、政府が決めちゃうんですよ。そのときに、やっぱりやるかやらんかとともに無観客っていう説もあるんですけど、それでコロンビアの方たちが来る、それも無観客になったらそれに伴って、選手団だけになって、選手と伴っていろんなスタッフがいてはるわけですね。  それから、いつ頃、やれへんという説もあるんですが、それはどの辺で、何、いつ頃決まるんですかね。 ○中村晴樹 委員長   分かりますか。それは国のことなんで、多分答えられないと思います。  光城副委員長。 ○光城 副委員長   だとしても、準備の中でいろんな形、国が直接そういう決めたからこうだっていうのか、もしくは他の自治体との連携とかそういうことは随時取っていらっしゃるんですか。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   日本全国でコロンビア共和国をホストタウンとして受け入れます自治体は8つございます。その8つの中で横連携ということで、情報交換等は進めてございます。ただ、受け入れる種目であったり、人数であったりばらばらでございますので、同じような内容で横並びに統一した受入れの手法をするということはございません。ただ、それとあわせて、先ほど申し上げたように、国との、内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局との定期的なミーティングなども行っておりますので、その中でどのようにこの安全にホストタウンとして取組ができるのかというところについては、意見交換を含めた、これも調整はさせていただいているところでございます。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   今度ですね、だから、国との対応があって、今度大東市としたら、誰かに任せているんですか、事業をするに当たって、いろんな運搬、運搬車か、バスとかですね、チケットを買うとか、チケットというのは乗車券ですね、とか泊まっていただくとか、そういうところ手配について、ひょっとしたらキャンセルになるかもしれませんよ的なことも話合いとかですね、どのような、不安はいっぱいあるでしょうけど、ここまでやったらどうですかとか、どんなお金が、中止になっちゃったらどれぐらいかかるかもしれませんよみたいなことも含めまして、どういう事情になっているんですか。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   選手団の移動、あるいは宿泊、体育館を使用しての練習等につきましては、施設等については去年と同様に、あらかじめ押さえはさせていただいております。そこでの過ごし方であったり、それに係る経費、あるいは先ほどおっしゃっていただいたようないろんな手配ですよね、この辺りについては、一定業者のほうに委託をして手配等をさせていただきたいと、そういう方向性で今考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   その業者に委託っていうのはもうまるっきりお任せしているんですか、そちらあなたが、職員がどこまで対応して、どこまで業者に委託しているのか、どういうふうなこと、例えば食料についても業者が全部委託されてんのか、どこまでの事業をやっていらっしゃるんですか、次の行政の。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   4月以降、来年度の取組でございますので、今回予算案につきまして御審議いただいて認めていただいた後の話でございますけれども、基本的には、先ほど申し上げたように、旅行社あるいはイベント事業者を通じて、この事業全般の取組を進める方向性でございます。当然私どもとしては、事務局としまして、その辺りの、何ていうんですか、マネジメント、それから指示とか、その辺りは具体的に私どもですることになっておりますので、基本的にはホストタウンというの、非常に重要で、おっきな業務でございますので、業務委託を活用しまして実施してまいりたいと、このように考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。
    ○光城 副委員長   ですから、先ほど聞いたように、もしだから、選手団も来なかったらキャンセル料がどれぐらいかかっちゃって、大東市の負担もどれぐらい、もう何がキャンセル料であって、何が実際かかってしまうかとか、業者任せがどれぐらい、もう一遍ちょっと予算規模も述べていただいて、ここまでは分かっている、ここまでどうなっているっていうことをもう少し詳しく述べてください。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   来年度につきましては、先ほど申し上げたような業務委託の契約等はまだ行っておりません。したがって、4月以降に実施する事業についてはこれからということになっております。したがって、どの辺りまでこの事業を進めるかによって、当然できなかった場合のキャンセル料等は当然発生するかと思いますけれども、その辺りは事業の進捗具合にかかっているのかなというふうに考えてございます。旅行の手配等につきましても、実際に今コロンビアから、じゃあ、国際便飛んでいるのかということになりましたら飛んでいません、チケットなども全て押さえておりません、物理的に押さえられない状況でございます。したがって、4月以降にどうかっていうところで申し上げますと、その事業の進捗具合によって、仮に事業ができないとか、万が一オリンピック・パラリンピックが開催が中止になるとか、その時点まででどれだけ取り組んだかによってその費用が発生する、あるいは発生しないっていうのが決まってまいりますので、今少し、一概にどこら辺まで進んでいるのかっていうところは申し上げることはできませんけども、4月以降については、今予算で何か発生するかということはございません。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。3回目もよろしいですか。  天野委員。 ◆天野 委員   3回目で確認をいたします。  概要でいきますと、42ページの北条まちづくり推進事業(公共)についてです。あと、予算書本編のほうでしたら、79ページですけども、まず今回のところでこの護岸工事、あと上流の整備工事というのが令和3年度で行われるということになっております。ハード面の工事について、この1期工事につきまして、私たちいろんな問題を上げてきたんですが、ハード面の工事は、これは大体令和3年度で大体終了するという考え方で、これはいいんですか。 ○中村晴樹 委員長   芦田政策推進部次長。 ◎芦田 政策推進部次長兼公民連携推進室長兼課長   今回予算計上させていただいております内容につきましては、親水護岸の整備を令和3年度末で予定しておりまして、主なハード面の整備についてはこれで完了という予定でございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   もう1点は、概要42ページの指標の下の段の相続税路線価の対基準年度比率ということでの目標を掲げておられまして、先ほどの予算書の79ページの一番下にも、このプロジェクトに伴う家屋調査(中間)の業務委託というふうにあるんですけども、これは今後の成果とかの指標に使われるその路線価がどんだけ上がっているかとかいうようなことの調査ということで、これはいいんですか。 ○中村晴樹 委員長   芦田政策推進部次長。 ◎芦田 政策推進部次長兼公民連携推進室長兼課長   路線価等につきましては、国のほうでまた発表されますので、そういった客観的な統計データを用いる予定でございます。こちらの業務委託等につきましては、業務推進に係る必要な業務委託ということで計上をさせていただいているところでございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   ということは、すみません、もう一度ちょっと詳しく聞きたいんですけども、あくまでこの予算書の79ページに書いてある家屋調査については、そのプロジェクトにある建物の評価でいいんですか。 ○中村晴樹 委員長   芦田政策推進部次長。 ◎芦田 政策推進部次長兼公民連携推進室長兼課長   申し訳ございません。詳細に申し上げますと、家屋調査につきましては、様々な道路工事であったりですとか住宅工事、こういったことによりまして振動等によって周辺の家屋に影響が出ている可能性がございます、このため、事業実施前、あるいは実施後においてその影響があったかどうかを調査するという意味での家屋調査でございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   周辺のところの環境とかというのも大事なんで、ちょっとこれはまた調査の報告などもちょっと待ちます。  それと、次の予算書の81ページに行きましても、まちづくりの、今回まち開きになると思うんですが、プロモーションの業務委託ということと、概要の42ページ見ますと、プロモーション2回、プロモーションイベント2回開催となっているんですが、これは今まち開きのところで1回と、ほかにはどのような計画というのがあるんですか。 ○中村晴樹 委員長   芦田政策推進部次長。 ◎芦田 政策推進部次長兼公民連携推進室長兼課長   今週の日曜日にまち開きを控えまして、今現在PR冊子を作成し、全小学校、中学校、あるいは保育所、幼稚園の保護者の皆様方にそれらを配付するなどのPRも行っているところでございますが、今後まち開き後におきましても、コロナ禍の状況等にもよりますが、PRに資するようなにぎわい創出であったり、そういった試みができないかということを検討させていただく予算ということでございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   PRをされたいということですけども、これは、私としては、イベントをPRするという以前に、やはりこの間の課題というものをやはりしっかりとまとめて、どうしていくんかということをまず先に示すべきだと思います。  この中で、令和3年度におきまして、その北条まちづくりプロジェクト1期分の課題につきまして、昨日も聞きましたが、プロジェクト会議、2期に向けてプロジェクト会議の中で、そういう課題についても出てられるということがあったんですが、令和3年度でその課題、どこまで具体的にまとめられるかということをお聞きします。以前ちょっとこういう形になりますよということの概要みたいなの一遍出されたことあったと思うんですが、これは今後、具体化としてどの辺までまとめられるか、それが分かりましたらお願いします。 ○中村晴樹 委員長   芦田政策推進部次長。 ◎芦田 政策推進部次長兼公民連携推進室長兼課長   第1期事業におきます評価、検証につきましては、昨年9月に議員の皆様方に対して暫定版という形で資料をお示しさせていただいたところでございます。昨年9月の時点における、例えば統計データであったり、あるいは工事の内容の精査、こういったところを中心にお示しをさせていただいたところでございますが、この検証作業というものにつきましては、今後まち開きによりまして定性的な評価、こういったものも入ってまいりますので、こういったものは引き続き検証を深めてまいりたいというふうに考えておりますし、また事業面につきましても、さらなる深掘りをしていくような調査研究、こういったことも進めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   計画の段階でどんどん計画変わっていって、どんどん公的な予算もつぎ込まれたという経緯から、やはり市民の方から非常に、ほんまに大丈夫かというか、疑問視する声も出ておりますので、まず1点は、令和3年度で一定のハード面の工事が終わるというのであれば、まずそこで、その準備段階から建設までというのは、まずしっかりとまとめていただきたいというのを求めておきます。  それともう一つは、一応できた以上、それから継続的な運営というのが当然生じるわけですから、その運営については、少なくともやはり1年ごとにどういう運営で、順調にいっているんかとか、こういう課題出てきているかとかいうこともしっかりとまとめて打ち出しでいただきたいということを求めておきます。お願いします。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。  光城副委員長。 ○光城 副委員長   もう一遍、やっぱり僕、最近気になっているのは、大地震が来るっていうこと、危機管理の備品なんですけどね、もう少し、全体のどういう、最初あれですよね、大阪府からのここまで用意しなさいみたいなところで基準になっていて、大東市独自ではどうなっているんですかね。 ○中村晴樹 委員長   辻本危機管理室長。 ◎辻本 危機管理室長兼課長   当然国、府の基準がありまして、それを満たして量は整えております。それにプラス大東市独自でもそろえている部分というのもございます。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   大東市独自がどれぐらいなのかとともに、大きい備品は、例えばあれですか、マンホールのトイレとか、家屋まではいかないけどさ、段ボールとか、一時期コロナウイルスがすごくはやったときに、災害に当たって、何かやっぱりプライバシーを守るとかいうことで段ボール一式とかですね、そういうところも備えていらっしゃるのかですね、食料になるまでのものっていうのはどの辺、例えば毛布だったらどれぐらいまで置いていらっしゃるか、来年度ですね、どれぐらいまで用意するつもりなのか、どこまで増やすんか、他の自治体に比べて余分なものはどこまでなのかっていうようなところは考えていらっしゃるんですか。 ○中村晴樹 委員長   辻本危機管理室長。 ◎辻本 危機管理室長兼課長   今おっしゃられています備蓄物品の重要11品目というのがございます。それについて、今大東市の持っている量といたしましては、順番にいきますと、食料においては4,700食であるとか、これをずっと言うとちょっと長くなりますので、その量についてはきっちりとそろえております。そしてそれ以外ですね、心配されている部分いろいろあると思いますけれども、発電機でありますとか、それから、今回コロナウイルスの関係で購入しましたパーティションでありますとかベッド、それから、簡易ベッドでありますとかエアマットですね、そういったものも大東市は準備させていただいておりまして、他市からも聞かれるぐらい、一応備品の数、質については充実しているのかなというふうに思っております。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   食料は4,000食っていうのは、すごい何か少ないような、足らないような気がします。我が家は我が家で米だけはちょっと置いとこうなって、余分に置いとこうなっていうことでやって、どこでどういうふうに炊けるか、水がどうなっているのかやっぱ分かんないんだけど、そのつもりなんだけど、大東市全体で、それはあれですか、余分にといいますか、多めに備蓄することはできないのか、そういう視点は無駄なのか、どこまで、あればあるほど僕はいいと思うんだけど、どういうふうに、その4,000食っていうのはちょっとどうなの、少ないと思うけど。 ○中村晴樹 委員長   中村危機管理監。 ◎中村 危機管理監   備蓄物品につきましては、大阪府、大東市それぞれが持っております。数量的にいいますと、南海トラフ地震が2万6,000人の被災がありますので、その2万6,000人に対しての食料、今4,000と言いましたけど、2万6,000人に対しての食料、水等々については備蓄品として置いております。それ以外に今言いましたように、コロナ禍対策として、飛沫防止用のパーティション、あるいはベッド、エアマットという形で、避難者がゆっくりという言い方は失礼ですが、安心して快適に避難生活を送っていただけるような物品については、他市に比べて充実しているということははっきり申し上げられると思います。以上でございます。 ○中村晴樹 委員長   補足はいいですか、さっきの。  辻本危機管理室長。 ◎辻本 危機管理室長兼課長   すみません、先ほどの数、私が申し上げたの間違いでございまして、アルファ化米で1万1,000食、50食だけの分で1万4,950食分、それから、高齢者用の食事としても1,700食、ごめんなさい、数字誤ったのを言ってしまいました。すみません。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   備蓄に対しては2種類あると思うんですね。私が心配している、自分の家ということでは南海トラフ、大変毎日心配しています。それとともにっていうのは、近いところで大きな災害あった場合ですね、大東市は無事やったらそこにすっと持っていって使ってください的なところは、どのような考えとか、よく長浜市と連携しているとか聞くんだけど、ほかには、臨時的にどっかに貸せると、あげちゃうとかそういうことは態度として持っていらっしゃるんですか。 ○中村晴樹 委員長   辻本危機管理室長。 ◎辻本 危機管理室長兼課長   今おっしゃられました、長浜市とも協定を結んでおりますので、そういう関係性はございます。そして四條畷市、生駒市とも協定を結んでおりまして、そういう関係もございます。また北河内は北河内の枠の中で、北河内の枠といいましてもやっぱり災害起こるときは一緒になりますので、あんまり貸し借りのことは想定はできませんけれども、そういったこともあります。今後そうしてほかの企業ともいろんな協定をどんどんどんどん広げていきまして、そういった助け合いについては、どんどんどんどん進めていきたいというふうに思っております。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   毛布は持っていらっしゃると思うんだけど、毛布はどれぐらい年数もつんですかね、多ければ多いほどいいし、季節にもよりますけど、春とか夏とか要らんけど、多めに持っていらっしゃるんですか。 ○中村晴樹 委員長   辻本危機管理室長。 ◎辻本 危機管理室長兼課長 
     毛布につきましては7,095、それから、フリース毛布につきましては2万410の備蓄が今ございます。  それと、保存年数につきましては、10年ぐらい、10年ぐらい保存、そして今は真空パックというのができておりますので、それできっちりと保存して、年数が来れば有効活用、先ほど言いましたようないろんな部分での有効活用をさせていただいているような状況です。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   ぜひとも多くの有効活用をお願いします。10年って、もう一つを聞き逃したけど、10年何が保存できるんですか。 ○中村晴樹 委員長   辻本危機管理室長。 ◎辻本 危機管理室長兼課長   毛布の保存年限、今それぞれの物品、それぞれ保存年限もだんだん延びていっていますけれども、一番最初買うた、当初の分が今。 (「おおむね、おおむね」と呼ぶ者あり) ◎辻本 危機管理室長兼課長   おおむね、おおむね10年っていうふうな保存年限になっております。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   毛布で10年って短いですよね、僕が今使ってんのんで、もう10年以上使っている気がするんだけど、どうですかね、簡単、短過ぎませんか。大げさに言って50年でもそうですかって思うけど、何かすごい、食料じゃないんだから、それはちょっと、別に腐るもんではないし、別にどこに転用することなく置いとけばいいんじゃないですか、それは別にどっか、大東市ばっかり校舎の中でも余っているところがあるでしょう、そういうところにいっぱい置いといて、どっかに貸せるとか、何か10年って短い気はするし、簡単に転用しないで積み重ねていくとかできないんですか、ちょっと細かい質問なんだけど。 ○中村晴樹 委員長   中村危機管理監。 ◎中村 危機管理監   一応備蓄品について、毛布っておおむね10年って言われていますけど、今言われたように、毛布、真空パックされていますんで、10年では全然何ともないです。ただ、段ボールになっていますんで、箱自体が大体10年程度になると、段ボールの場合は劣化してくる場合がございます。こういった場合は火災とか、災害とか、そういったときに出させていただいていますけど、10年ごとに買い換えるというような代物ではないということです。おおむね10年って言われていますけど、今もう既にあるものが、もう15年以上経過したもんを今ちゃんと備蓄しておりますので、劣化に伴って買い換えということはあるとは思いますが、結構物としては十分備蓄には耐えれる状態になっております。以上でございます。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございますか。よろしいですか。  なければ、質疑はこれにて終了いたします。  討論、採決については、後ほど行います。  次に、本委員会に付託されました議案第33号「令和3年度大東市一般会計補正予算(第1次)の所管事項の質疑について」の件を議題といたします。  議案第33号について、提案者の説明を求めます。  まず、東政策推進部長。 ◎東 政策推進部長兼行政サービス向上室長兼課長   議案第33号、令和3年度大東市一般会計補正予算(第1次)について、御説明申し上げます。  令和3年度一般会計補正予算(第1次)の概要追加の1ページをお開きください。一般会計補正予算案につきましては、現計予算額497億6,288万9,000円から補正額4億4,783万5,000円を増額し、補正後額を502億1,072万4,000円とするものでございます。  続きまして、政策推進部所管でございます。5ページをお開きください。ページ上の財務政策室所管より当部所管歳入でございます。1つ目の国庫支出金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金4億4,303万6,000円増額につきましては、高齢者・障害者生活支援事業や新型コロナウイルスワクチン接種経費などの新型コロナウイルス対策に係る国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金第3次分でございます。次に、産業経済室所管でございます。繰入金、ふるさと振興基金繰入金2,729万9,000円の増額につきましては、先ほど申し上げました新型コロナウイルス対策の財源として繰り入れるものでございます。これにより補正後のふるさと振興基金の残高は、30億9,964万1,000円となります。  続きまして、6ページをお開きください。上から2つ目の産業経済室所管より当部所管の歳出でございます。大東市雇用維持助成金給付費1,486万2,000円の増額につきましては、国の雇用調整助成金の特例措置期間延長に伴い、補助金などを増額するものでございます。次の新規事業、高齢者・障害者生活支援事業2億1,377万3,000円の増額につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として高齢者、障害者の暮らしを下支えする生活支援の実施に係る経費の増額でございます。  以上が令和3年度大東市一般会計補正予算(第1次)の政策推進部所管事項の主なものでございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いいたします。 ○中村晴樹 委員長   次に、北本戦略企画部長。 ◎北本 戦略企画部長   議案第33号、令和3年度大東市一般会計補正予算(第1次)について、戦略企画部所管事項の説明を申し上げます。  令和3年度一般会計補正予算(第1次)の概要追加の6ページをお開きください。ページ上段の戦略企画室が当部所管の歳出でございます。オリンピックパラリンピックを活用した地域活性化事業500万円の増額は、ホストタウンにおける選手等の受入れに当たりまして、移動、練習、交流の各シーン別など新型コロナウイルス感染対策防止マニュアルを作成するとともに、感染症対策を講じるものでございます。これらにつきましては、内閣官房からの助言などもあり、相手国との合意が求められているものでございます。  以上が令和3年度大東市一般会計補正予算(第1次)の当部所管事項でございます。何とぞ御審議の上、御議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○中村晴樹 委員長   これより議案第33号に対する質疑を行います。発言はございませんか。  東委員。 ◆東 委員   3点ほど確認させていただきたいと思います。  まず1点目ですね、昨日も少し触れました政策推進部産業経済室の大東市雇用維持助成金給付費の件です。  これは国と連動しているもので、それの延長に伴う大東市も延長っていう枠組みのことで繰越しには入っていたっていうことですよね。午前中の話、他の委員からの話も含めて、ちょっと自分の頭の中の整理も含めて確認しやっときたいんですけども、基本的にはこの雇用調整助成金って国の、結構ややこしいんですよね、手続が、なかなか断念してしまってできないっていう方もいてはったりとか、でも企業であれ、個人事業主であれ、雇用している場合においては、これは適用される事業やと、その認識でいいですかね。 ○中村晴樹 委員長   田川政策推進部総括次長。 ◎田川 政策推進部総括次長兼財務政策室長兼産業経済室長兼産業経済室課長   国の雇用調整助成金につきましては、企業であれ、個人事業主であれ雇用している従業員を、休業手当をお支払いして休業させている場合であれば対象になるものでございます。 ○中村晴樹 委員長   東委員。 ◆東 委員   分かりました。その認識で私もありました。その上で、令和3年度の予算としては、今回これは補正ですけども、今のところこれ以外の、いわゆる企業であったり、個人事業者に対しての支援っていう部分については、今のところ案としてはないっていう形になっておるので、川口財務政策室課長からもありましたけど、次の地方創生臨時交付金を見越したりとか、あとはふるさと納税もちょっと頼りにしたりとかする流れの中で、またそこら辺の部分も、しっかりと声を我々も上げて、倒産危機に陥っているようなところをしっかりと支援していくことも大事だと思います。  続いて、2点目ですけども、高齢者・障害者生活支援事業について、確認もさせてもらいたいんですけども、ここの辺りについては、全議員の説明会であったり、あとは酒井委員の代表質問で市長に対して質問させてもらったときの答弁の内容なんか踏まえたときに、隙間を埋める細やかな取組、大東市の独自の日常を近づける、日常を取り戻す、日常を発展させるということを前提にしたときの7つのターゲット、そのうちのあと2点、高齢者を守る、障害者を守るっていうところにおいて、これが適用されるべきものだと、そう理解しています。改めてですけど、それでよろしいですか。 ○中村晴樹 委員長   田川政策推進部総括次長。 ◎田川 政策推進部総括次長兼財務政策室長兼産業経済室長兼産業経済室課長   このたびの高齢者・障害者生活支援事業につきましては、大東市新型コロナウイルス緊急対策の取組のターゲット、7つのターゲットがございますが、その5番である高齢者、6番目の障害者、こちらの方々に対する支援策がまだ市として講じられていない状況でございましたので、こちらのお二方をターゲットとしまして、今回施策として実施するものでございます。 ○中村晴樹 委員長   東委員。 ◆東 委員   雇用を守るっていうことに関しては、先ほどの雇用調整助成金の大東市独自版とか、独り親の就労支援の強化であったり、倒産から企業を守るっていうことでいくと、大東市の事業者支援、これをもう一回やってほしいなって思いますけど、こういったことがあったりとか、あとはいろんなもう意見がありましたけど、商品券、レシート交換式のことに関してもいろんな課題や問題、克服していかないといけない問題、いろいろあるんですけど、これからも。でも、事業者には間違いなく2億円幾らかの金額は入って、落ちていっているわけですし、そういったことも、ここも入ってくるんかなとも思います。  あと、福祉に関しても、医療に関しても、それぞれ給付されましたし、小・中学生も1万円の給付がたしかあったと思います。そういった意味でいくと、高齢者、障害者の方、このギフトの内容に関しては、しっかりとこれで7つの項目は満遍なくしっかりといけてるかな、理論上はなってるかな、それは私も理解できます。ただ、ちょっと一つあるのが、この新しい年度に入って、高齢者、障害者の方にこのギフト5,000円、何かすごい実感味があるんですよね。何かこう支援受けれたっていうインパクトもある状況。そういって考えたときに、高齢者、障害者以外の方の、いわゆる64歳以下の方とかに関して、一律の生活支援という部分、そのインパクトのあるような内容、この部分に対してもしっかりと状況を見定めた上で積極的な事業をしっかりとつくり上げていただきたい、この辺り思ってますけども、どうでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   東政策推進部長。 ◎東 政策推進部長兼行政サービス向上室長兼課長   先ほど田川政策推進部総括次長のほうが答弁させていただいたとおり、大東市の今までの新型コロナウイルス対策の対応については、3つの方針と7つのターゲットが一度一巡をしたということでございまして、関西圏における緊急事態宣言は解除されて、この中で、当然ながら今後このコロナ感染がどのように広がっていくのかということと、当然副次的に今日再三御心配されてるように、経済的なことがどのように大東市の中で回っていくのかということについては、よりよく注視をしてですね。そのときには当然ながら大東市の場合は、今ふるさと納税が非常に好調なところがございますので、独自財源を検討しつつ、そういったところの対策は考えていきたいというふうに思っております。 ○中村晴樹 委員長    東委員。 ◆東 委員   よろしくお願いします。  最後、3点目ですけども、オリンピック・パラリンピックのところで先ほども出てたとこですけども、藤原戦略企画部次長のおっしゃってることは僕はよく分かっています。とにかく、そのオリンピック機構とかね、あと、国の方針において、やるって言ったらもうやることを全力で市として考えてやっていかないといけないですし、中止ってそこでなれば、当然それに向かっての動きを取っていかないといけない。そこが明確になってないというか、やることを前提なので、それに向けたことをもう全力で取り組んでやってますよと、それがその話になるかと思うんですね。  別にそれをやるべきとか中止すべきかとか、そんな意見を僕は言うつもりはないんですけど、仮にですけども中止になったとき、コロンビア代表チーム、コロンビアとの交流も、今までオンラインでつながったり、いろいろあったと思うんですよね。仮に中止になったとき、そことの交流、関係性においても実は並行して考えとかなあかんとこもあるんちゃうかなと思うんですが、その辺りの議論の余地ってあるかどうか、その辺りどうでしょうかね。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   オリンピック・パラリンピックが延期になりましても、今年度も引き続きコロンビアとの交流を続けてまいりました。とりわけオンラインを活用して子供たちとコロンビアの選手団と交流をさせていただいたり、また、別の機会では、これ本当は市民の方を招いて交流いただく予定だったんですけども、緊急事態宣言の発出等もございまして、オンラインで交流の模様というのを配信させていただいたり、そういった取組をさせていただいてるとこです。  また、最近では、コロンビアの選手団の皆さんに向けて、総勢で市民の方、200名の方にリレー形式で応援メッセージを届けようということで、先般、コロンビア共和国のほうにお届けしたところでございます。コロンビア共和国のほうからは、それを御覧になられて、また大東市のほうにメッセージなり温かいお言葉を頂けるということでお話を伺っております。  こういった一つ一つの積み重ねというのが本来の交流ということになるのかなと思っています。これは、先ほどおっしゃられたようにオリンピック・パラリンピックが仮に中止になったとしても、せっかく遠い国であるコロンビア共和国と大東市がつながったわけですので、大会いかんにかかわらず、今後ともメッセージの交換であったり、お互いを励まし合うような交流というのは継続して実施できるのじゃないかなと、それがホストタウンとしての大きな意義、価値につながるんじゃないかなと、そんな思いで受け止めてございます。 ○中村晴樹 委員長   東委員。 ◆東 委員   以上ですけど、今やってることについてはもうマイナスはないと信じてますのでね、よろしくお願いします。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。  水落委員。 ◆水落 委員   高齢者・障害者生活支援事業をちょっとお聞きします。このA4の縦のこの資料を見ながらやりたいと思うんですけど、非常にコンパクトにまとまってて分かりやすいんですが、一番下のスケジュールのところで、手順が書いてまして、委託業者選定、対象者抽出、印刷、封入、封緘、発送ということなんですけども、今回、所管が産業経済室なんですけど、これ例えば障害者の部分で障害福祉課と調整とかってされましたか。 ○中村晴樹 委員長   田川政策推進部総括次長。 ◎田川 政策推進部総括次長兼財務政策室長兼産業経済室長兼産業経済室課長   このたび高齢者と障害者を対象としているということで、事業の立案に当たりましては事前に障害福祉課とも調整をさせていただきました。そして、障害者の方への発送につきましては、障害福祉課で御担当いただけるということで、御協力をいただけるということになっております。ですので、そこは障害福祉課と産業経済室で役割を分担しながら、協力しながら進めていきたいというふうに考えております。 ○中村晴樹 委員長   水落委員。 ◆水落 委員   障害福祉課が担当するということで、どういったあれになされるか分かんないんですけど、でも、私も未来づくり委員会に長いこと行ってないんでちょっと詳しいこと分かんないんですけど、要は、例えば身体障害で、内部障害とか精神障害、鬱病とか依存症とかっていう方は、中には家族にさえ自分が病気やっていうことをないしょにしてるっていうような方もいらっしゃると思うんで、そういった方にいきなりこの商品券送りつけると、これまた違う面で大きな問題、クレームが来るような問題になるんで、その辺を障害福祉課のほうで把握して対応するっていう認識でいいんですかね。 ○中村晴樹 委員長   田川政策推進部総括次長。
    ◎田川 政策推進部総括次長兼財務政策室長兼産業経済室長兼産業経済室課長   障害福祉課のほうでお話も伺いまして、まだ家族にも御自身が障害者手帳所持者であるということをお伝えしていない方もいらっしゃると。そういう方については、障害福祉課で数十人把握をされているということですので、そういう方につきましては、一旦窓口でお預かりをしておく形で、申出があれば、広報紙等で高齢者、障害者対象のギフトカード発送事業実施しますという、広報紙等でお知らせはしますので、それを見られて申し出てこられた方に窓口でお渡しするなどのいろんな手法でお渡しできるように、障害福祉課と今調整しているところでございます。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。  酒井委員。 ◆酒井 委員   よろしくお願いします。しゃべらないでおこうかなと思いましたけど、ちょっとしっかり私もお話をしたいと思います。  この高齢者の方と障害者の方にギフト券をお配りするということで、今回議案出してきていただきました。先日、市長と施政方針の代表質問をさせていただいたときに、人のほうからもしっかりやっていくということを、本来僕はちょっと聞いてたつもりなんですよ。だから、あんまりちょっと自分の中でううんという感じやったんですけど、一番大事なことは、今は確かに65歳以上の方と障害者の方に関してギフト券をお配りをするということを言っていただいてね。今こうやって議案を出してきていただきましたけど、やはり配った後に絶対出てくるのが、64歳以下の方、私らはないのって。ほんで、やっぱり分断をしてしまう危惧っていうのはすごい僕、苦情がまたあるんちゃうかなと思うんですけども、その辺はやっぱり僕もちょっと一番心配をしてるとこで、今後、ただこういう形で64歳以下の方に対しても、ちゃんとしっかりとギフト券もそういう形で配布していきますということを言っていただければ問題はないと思うんですけど、その辺を僕は部長じゃなくて市長にもう一回聞きたいんですけど、市長、その辺ちょっともう一度教えていただけますか。 ○中村晴樹 委員長   東坂市長。 ◎東坂 市長   昨年、第一弾として小・中学生を対象に1万円の給付ということからスタートをした、そういう皆さん、御認識をいただいてると思います。そのときも、小学生以下はどうやねん、高校生はどうやねん、こういう苦情というか、お問合せというか、御意見をたくさんいただきました。このたびも酒井委員の御懸念されているような事象というのは恐らく出てこようかというふうに思います。大東市のこの対策が一巡するというような話は、ほかの理事者からも答弁させてもらっておりますけれども、その中で、隙間を埋めていくという形を1年間ずっと通させていただいて、一つの完結を一旦見たかなというふうに思っております。  4月以降の年度においては、隙間だらけなんですね。ワクチンのほうにかなりシフトをしておりまして、随分と国風の施策については隙間だらけです。ということは、隙間を埋めていくだけではなく、大東市そのものの基盤を固めるとか、生活を守るとか、産業を支えるとか、そういったことに改めて取り組む必要が出てまいります。次回の政府からの交付金、それからコロナに対してお使いくださいとしていただいているふるさと振興基金、こういったものは今が使いどきであるというふうに考えておりまして、このギフトカードの事業を準備をするとともに、次のそういった大東市を底支えするような施策について立案をし、実践をしていくということをつなげていかなければならないというふうに思っております。そういう意味では、代表質問の御答弁でも申し上げましたように、生活支援策として臨時調整交付金やふるさと振興基金などを見ながら、その見合いの中でしっかりと進めていくということについては何ら変わっておりませんので、ぜひその御認識をお願いいたします。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。  天野委員。 ◆天野 委員   すみません、まず歳入のとこの大きく占めるところが国の補助金で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金ということで4億円あるんですけども、先ほどの説明では、オリンピックパラリンピックを活用した地域活性化事業につきましては500万円でコロナウイルス感染症対策を充実するということで、内閣官房からこれは注文がついてこの国の補助金が下りてきたという解釈なんですか、これ。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   先ほど当初予算の御説明の中で、ホストタウンと新型コロナウイルス感染症対策交付金、これを活用してコロナ対策を行うという御説明をさしあげました。ただ、この活用につきましては、PCR検査等の使用目的が既に決まっております。それ以外にもコロナ感染症対策というのは当然必要となります。これについて、国のほうから新たに地方創生臨時交付金の活用ができるという旨の御説明がありました。これを活用して、先ほども申し上げた、例えばコロナ対策に係る対応マニュアルの策定でありましたり、そのほかもろもろの、それを実効性あるものにするための例えばアクリル板の設置だったり、サーモグラフィーとかサーキュレーター等の備品等の購入、これを今回の補正予算で計上させていただくというものでございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   ということは、国からの交付金については活用もできるよということで、活用しなさいという形で強制的ではない。ということは、市の裁量で今回のオリンピックパラリンピックを活用した地域活性化事業にもう一段、コロナ対策として使うよという筋書でよろしいんですか。 ○中村晴樹 委員長   藤原戦略企画部次長。 ◎藤原 戦略企画部次長兼戦略企画室課長   コロナ対策でもろもろの経費については、地方創生臨時交付金のほうを活用いただけるという趣旨でございますので、この交付金を今般活用させていただくということでございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   ちょっとこれが実効になるかどうかでまた動くという点もあるんで、ちょっと懸念いたします。  それと、もう一つは、先ほどありました高齢者・障害者生活支援事業ということで、これの解釈がまず1点、去年の1年ぐらい前に、先ほどの議論ありましたが、小学生とかね、子供をお持ちの方にあったのと加えて、高齢者、障害者の方にも何らかの支援をしてはどうかという案はあったと思うんですけども、その当時の話であると、現金の支給というか給付もあってはどうかという議論だったと思います。ただ、これが今度5,000円分のギフト券に代わったという、この代わったいきさつはいかがなんでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   田川政策推進部総括次長。 ◎田川 政策推進部総括次長兼財務政策室長兼産業経済室長兼産業経済室課長   この高齢者、障害者対象の事業を実施するに当たりましては、現金給付という案も俎上には上っておりました。ただ、5,000円という金額の給付を受けるために、高齢者、障害者の方に申請書を記入していただいたり、預金通帳のコピーを取って貼り付けていただいたりと、そういうお手間を取らせることが適切なのかどうかという議論になりまして、やはり10万円の定額給付金のときには、皆さん何とか周りの方に頼まれるなどして、世帯単位での申請でしたので、そういう意味で何とか頑張って申請していただいたんですけれども、今度は個人単位ということで、お一人お一人にそういう口座情報であったりとか申請書の記入であったりとかをお願いするということになりますので、それは御本人の方にとりまして負担が大きいのではないかということで、こちらから一方的に送るギフトカードのほうが高齢者、障害者の方にはより適切ではないかという結論に至りまして、このような形を取らせていただいております。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   それと、この間のちょっと議論の中では、この1年間のコロナ禍においての生活支援策の一環で隙間を埋められるということで、その順番というような形で今回高齢者、障害者の方に支援をするという形になってるかと思います。  ただし、今市民の皆さんが思うのが、私どもこの間ちょっと要望も上げましたけど、昨年の商品券騒動のところで、商品券が期待してたのにやはりもらえなかったというところの本来のやはり市民の皆さんの意見というのが、当然地域のそういう経済とか産業の発展ということもあるんですが、生活の支援というとこでお買物できたら少しは自分にとっての生活にやっぱりプラスになるんかなという感情の表れだったというふうにも私は解釈します。そこにおきまして、全市民に対して、生活支援の例えば商品券を出すとかというようなプランということで何か考えていただけませんかという要望出したんですけど、これの全市民に対する今後の計画と、今回のこの回ってきました高齢者、障害者の方のギフト券の施策のこの関係性ですよね。これ、別にまた市民の方全体に対しては別途あり得るという解釈でいいんですか。 ○中村晴樹 委員長   東政策推進部長。 ◎東 政策推進部長兼行政サービス向上室長兼課長   基本的には、昨年11月の店舗応援商品券事業と今回の高齢者・障害者生活支援事業というのは完全に別のものでございまして、先ほどから答弁させていただいておる7つのターゲットで、残る5つ目と6つ目のお二つのこの分野について今回はギフトカードを送付させていただくということでございますので、先ほどから御答弁させていただいておるとおり、全市民向けといいますか、一巡しました今後の生活支援に関しての支援策については、コロナ禍の今後のいろんな影響を鑑みて、国の支援等を活用して検討をしていきたいというふうに考えております。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   概要だけ触れますけども、検討はされるという、状況を見ながらされるということで、今すぐ商品券の騒動を受けて、全市民に対して今具体化をされてるわけではないということでいいんですか。 ○中村晴樹 委員長   東政策推進部長。 ◎東 政策推進部長兼行政サービス向上室長兼課長   基本的には、先ほども答弁させていただいたとおり、店舗応援商品券事業を受けて、全市民の方に対しての商品券事業、全市民向けの商品券事業を検討するということではございません。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   いうことは、私たちが求めてる分とは、別のこれ生活支援策というふうにちょっと解釈をいたします。  これ、商品券5,000円分を配布するというような形になると思うんですが、その予算内容を見ますと、2億1,300万円ですね。これを使い方を見ますと、事務業務の委託費ということで、ほぼほぼ同額に近いお金が事務業務委託になってるんですが、これはどうですか、例えばギフト券のカードをやってるような、具体的に出すんですが、VISAカードとかっていうような、そういう会社とかにもう一旦全部委託して、どこどこ会社の何かギフトカードみたいなのが送られるというような契約になるということなんですか、これ。 ○中村晴樹 委員長   田川政策推進部総括次長。 ◎田川 政策推進部総括次長兼財務政策室長兼産業経済室長兼産業経済室課長   今、予算計上に当たりまして見積りを取りましたのは、複数の業者から見積りは取ったんですが、いずれもギフトカードの会社ではございません。ギフトカードの会社ではこういう委託作業というのは引き受けていないということで、別の、今旅行関係の業者が結構こういう事業の営業に来ているもので、旅行関係の企業から複数見積りを取ったと。その結果の金額でございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   今、見積り取られたということは、これもう委託される相手先というか、その企業はもう決まってるんですか。今から何か入札とかでいろいろ決められるということなんでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   田川政策推進部総括次長。 ◎田川 政策推進部総括次長兼財務政策室長兼産業経済室長兼産業経済室課長   予算の御議決をいただけましたら、4月早々に入札を実施いたしまして、指名競争入札により業者を決定したいと考えております。  その業者さんがギフトカードの会社のほうからギフトカードを購入して、それを発送作業等をしていただくという形になります。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   頂いた方はそのギフトカード5,000円分で、どうですか、5,000円一括、それとも1,000円分とかで何か使えるとかというような内容になるとか、その辺はどのような使い勝手になるのかについてどうでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   田川政策推進部総括次長。 ◎田川 政策推進部総括次長兼財務政策室長兼産業経済室長兼産業経済室課長   ギフトカードにつきましては、1,000円単位のものを5枚入りで発送したいと考えております。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。  光城副委員長。 ○光城 副委員長   疫病対策というより、いろいろ生活支援とかあるんですけど、昨年11月とかまでに、たしか11億円のうち2億円のこともあったし、7億円は水道料金の値下げに使ったんですかね。 ○中村晴樹 委員長   川口財務政策室課長。 ◎川口 財務政策室課長   今、資料のほうを出しますけれども、4か月と4か月の8か月ということで水道のほうの基本料金を減免しておりまして、3億5,000万円ぐらい、3億円から4億円ぐらいということで交付金のほうの支出をしております。以上です。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   多額な、多くて4億円とか、そういうことに使われたということは、あまり皆さん方の評価とかは低いような気がします、私にとってもそうだと思いますけども。市民にとりまして、それをしてくれたというのはあまり目立ってないだけで非常に大きな、額も大きいんだけど、やはり生活面の支援という意味では下支え的なところで大きかったと思います。評判にはなってないけども、それはしてもらったということは非常に僕は評価を、今さらになくしております。  つまり、どういうことかというと、今、何か5,000円の配るっちゅうのは、配ってもええのかなって、配ってもありがたいことはありがたいけど、というよりは、要するに市民にとりまして税を取られるっていうのが非常に苦しいわけでありまして、10%の消費税が一番、何じゃこりゃ、取られるの嫌やわっていう人が大方のことやと思います。その中で、取られたくないというところにおいては、分かりやすい水道料金の4億円近くを使ってくれたっていうのが非常に今さらになくというように思うんだけど、そのときはあれですか、どうですか、1戸当たりなのか、水道料金に対して1戸当たりの値段がずっと同じように引かれたんですか。パーセンテージですか。 ○中村晴樹 委員長   川口財務政策室課長。 ◎川口 財務政策室課長   水道料金の減免ですので、専門はもちろん上下水道局になりますけれども、基本料金部分ですから月大体1,000円ぐらいの減免ですね。水道がある1つの世帯という考え方だと思いますけれども、1世帯1か月1,000円という形で減免されていたはずです。
    ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   およそ1戸当たり1,000円ということは、つまり独居老人の方にとりましたらパーセンテージが大きい。また、たくさん住まれてる方にとっては、また所得格差ですね、所得格差の大きい人にとったら小さいわけですね。要するに消費税と逆のことで、所得の少ない人にとったらありがたいわけですよね。そういうふうに考えてよろしいんですかね。 ○中村晴樹 委員長   川口財務政策室課長。 ◎川口 財務政策室課長   水道料金の減免は生活支援として非常に有効であったと考えております。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   そういう方向性でね。僕が言いたいことは、上からプレゼントあげるよという感覚か、もしくはいっぱい払わないかんのを少しでも柔らかく少なくしてくれたほうがありがたいというような私の今さらになく実感ですので、だから、批判的には、今の5,000円を配るというのはよくないなと思っているんやけど、どうですか。 ○中村晴樹 委員長   東政策推進部長。 ◎東 政策推進部長兼行政サービス向上室長兼課長   当然ながら、直接的な支援という形で今回ギフトカードの事業を上げさせていただいておりますし、光城委員より御質問のあったように、税ですとかこういう使用料を減免していくというような、こういった形も当然これまでの対策で打ってきたわけでございます。今後もやはりこういった両方をにらみながらコロナ対策については検討を進めていきたいというふうに考えております。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   揚げ足取るようだけど、両方にらまんでもよろしいですよ。だから、下のほう、水道料金やったら水道料金を払いたくないわけですから、市民にとりまして。そういう方向性を取っていただきたいと思いますよ。それはもちろんPRといいますか、こんだけしましたということはぜひとも皆さん方が、行政はまあまあ宣伝をしていただいて、これからも市民生活を豊かにという意味でしていただいたらいいし、感覚的にやっぱり、さっきも言うたけど何かプレゼントしてあげるみたいなことは、ちょっと嫌だなと思いますのでね。計画しはったからどうたらこうたらということはあまり言いたくないけど、実際上はそういう方向性をぜひとも考えていただきながら、ほかの税を低くするということをですね。来年度といいますか、令和3年度ですね、また何かそういうことをしなければいけないことがあるかと思います。そのときにはぜひそういう方向を考えていただけると、上からなのか下からなのかということをね。下をやっぱり、出さなくてもいいようなことをした上で、新しい経済政策をしていただきたいと思います。どうですか。 ○中村晴樹 委員長   東政策推進部長。 ◎東 政策推進部長兼行政サービス向上室長兼課長   今回の1次補正の中には、ゼロ歳から2歳児の保育料の無償化ということで、これはまさに光城委員が御質問のあったようにですね。本来ならば納めていただく保育料について減免をしていく、無償化をするということで下支えしていくという形でございますし、一方で、このことが長期間続くということになると、お支払いするということに対するモラルハザードということで、なかなか次にお支払いすることに対するモチベーションが上がらない。例えば2年間ずっと無償化が続いてしまうと、次に払うときに、もう今まで払ってなかったのにというような、気持ちのそういうハザードが起こってしまいますので、そこは期間を切って下支えする施策と、直接的に事業をさせていただくものと、そういう意味で両方のことを考えていきたいというふうでございます。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   いやいや、ちゃんと説明したらいいことであってね、別にそれはそこまではこうですよ、だから、次回はやっぱり財政も大変だから払ってくださいよという説明を豊かにすればいい話であって、モチベーションが下がるっていうことは皆さんないわけですよ。生活を支えてくれてっていうのは行政マンの仕事やから、期間限定ということですが、これからはよろしくということにしておけばいいのであって、何かやる気が、納める気がなくなるっていうのもおかしいから、いずれにしてもこういう方向も頑張っていただきながら、疫病を乗り切っていただきたいと思いますので、また考えてください。よろしく。 ○中村晴樹 委員長   答弁はいいですか。 ○光城 副委員長   してくれるんやったらしてください。 ○中村晴樹 委員長   東政策推進部長。 ◎東 政策推進部長兼行政サービス向上室長兼課長   当然ながら、このコロナ禍においてこれからもいろんなことがあろうかと思いますけども、柔軟に対応していきたいというふうに考えております。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○中村晴樹 委員長   なければ、質疑はこれにて終了いたします。  討論、採決は後ほど行います。  次に、本会議に付託されました議案第13号「令和3年度大東市火災共済事業特別会計予算について」の件を議題といたします。  議案第13号について、提案者の説明を求めます。  中村危機管理監。 ◎中村 危機管理監   議案第13号、令和3年度大東市火災共済事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  予算総額は歳入歳出それぞれ3,340万3,000円でございます。  それでは、予算概要により歳入から御説明申し上げます。  令和3年度予算概要の88ページをお開きください。共済会収入25万円及び下の1,475万円は、会費の現年度分及び翌年度の事前受付分でございます。  次に、歳出について御説明申し上げます。  89ページを御覧ください。火災共済見舞金1,744万円は、罹災世帯への見舞金でございます。  以上が令和3年度大東市火災共済事業特別会計予算でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○中村晴樹 委員長   これより議案第13号に対する質疑を行います。  発言はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○中村晴樹 委員長   なければ、質疑はこれにて終了いたします。  続いて、討論を行います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○中村晴樹 委員長   なければ、採決いたします。  議案第13号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                  (賛成者挙手) ○中村晴樹 委員長   挙手全員であります。  よって議案第13号は原案のとおり可決されました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。3時に再開いたします。              ( 午後2時43分 休憩 ) (理事者 入室)              ( 午後2時59分 再開 ) ○中村晴樹 委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  議事に先立ちましてお願いしておきます。委員会における各委員の本日の質疑時間は答弁時間を含めず5分以内とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  次に、本委員会に付託されました議案第10号「令和3年度大東市一般会計予算の所管事項の質疑について」の件を議題といたします。  議案第10号について、提案者の説明を求めます。  今出街づくり部長。 ◎今出 街づくり部長   議案第101号、令和3年度大東市一般会計予算のうち、街づくり部所管事項につきまして御説明申し上げます。少し説明が長くなりますので、着座させていただいてよろしいでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   はい。 ◎今出 街づくり部長   失礼します。  最初に、歳入歳出の総額でございますが、歳入総額は14億5,959万7,000円で、前年度当初予算額に対しまして0.7%の減でございます。歳出総額は54億6,956万5,000円で、前年度当初予算額に対しまして21.9%の増でございます。  それでは、令和3年度予算概要により歳出の主なものについて御説明いたします。  94ページから95ページを御覧ください。94ページ上段、交通政策課所管の地域公共交通事業1億3,073万3,000円は、コミュニティバスなどの市内公共交通の運行及び阪奈生駒線のバス運行補助により交通利便性を確保し、あわせて市内の公共交通体系の適正化や効率化を図るため、調査検討を行うものでございます。  次に、駅周辺整備推進課所管の野崎駅・四条畷駅周辺整備事業33億1,586万2,000円は、JR野崎駅、四条畷駅周辺において交通結節機能の向上や周辺道路での歩行者の安全性向上などを図るため、事業用地の取得や四条畷駅周辺のペデストリアンデッキ等の整備、野崎駅の橋上化工事などを引き続き行うものでございます。  その下の道路課所管、深野北谷川線新設事業1億6,294万3,000円は、広域避難地である大東中央公園へのアクセス道として、都市計画道路深野北谷川線を整備するため、事業用地の取得に向けた補償算定等、並びに用地取得などを行うものでございます。  次のみどり課所管の都市公園再整備事業1億8,874万1,000円は、基金を活用し、都市公園や地域広場などの遊具を撤去、更新するほか、交付金事業として明美の里公園の再整備に係る基本設計を行うものでございます。  その下の水政課所管、都市浸水対策事業9,031万5,000円は、集中豪雨等による浸水被害を軽減するため、貯留施設を住道南小学校に整備するものでございます。  95ページの水路整備事業2億1,190万5,000円は、市内水路の環境改善を行うとともに、地域の特性に応じた整備を行い、市民に親しまれる水路環境を創出するものでございます。  次に、歳入の主なものでございます。  90ページから93ページを御覧ください。90ページ中段やや上、住宅都市政策課所管の国庫支出金、住宅・建築物耐震診断改修補助事業1,431万6,000円と2段下の府支出金337万5,000円は、民間建築物の耐震診断や設計、改修、除却に対する国及び大阪府からの交付金でございます。  その間のバリアフリー環境整備促進事業233万3,000円は、本市バリアフリー基本構想改定のための国からの交付金でございます。  やや下の諸収入のうち、連続立体交差事業基本構想策定業務分担金207万6,000円は、JR住道、忍ヶ丘駅間において、事業実施の可能性を調査する費用の四條畷市負担分でございます。  その下の交通政策課所管の諸収入は、各駐輪場等に係る指定管理者納入品で、総額は2億2,935万7,000円でございます。  一番下の駅周辺整備推進課所管の国庫支出金、野崎駅周辺地区4億5,990万円は、用地取得のための物件補償や駐輪場整備に対する国からの交付金で、次のページの四条畷駅周辺地区2億3,210万円は、ペデストリアンデッキ等の整備に対する交付金でございます。  その下の開発指導課所管の国庫支出金、がけ地近接等危険住宅移転事業補助金259万2,000円と、その下の府支出金、大阪府がけ地近接等危険住宅移転事業補助金129万6,000円は、土砂災害特別警戒区域内の建築物に対する移転費用に係る国及び大阪府からの交付金でございます。  次に、道路課所管の交通安全対策特別交付金1,296万2,000円は、交通違反反則金による交付金で、ガードレール、路面標示、道路反射鏡などの設置に係るものでございます。
     その下の使用料及び手数料のうち、道路占用使用料6,811万4,000円は、大阪ガス、関西電力、NTTなどからの道路占用使用料等でございます。  次のページの上から3段目、国庫支出金のうち、道路メンテナンス事業1億449万円は、橋梁長寿命化修繕事業に対する交付金でございます。  その下の道路事業(道路)2,865万7,000円は、深野北谷川線道路新設事業及び道路新設改良事業に対する交付金でございます。  次に、水政課所管の国庫支出金、雨水貯留施設整備事業2,610万5,000円は、校庭貯留浸透施設整備事業に対する交付金でございます。  次のページの建築課所管の使用料及び手数料1億1,084万8,000円は、既存市営住宅等の使用料の現年度分で、その下の828万1,000円は、滞納繰越分でございます。  その下の2,631万3,000円は、平成30年4月に大阪府から移管した市営大東深野住宅使用料の現年度分で、その下の31万1,000円は、滞納繰越分でございます。  その下の国庫支出金、公営住宅等家賃対策補助金2,925万5,000円は、北条まちづくりプロジェクトにおけるmorineki住宅の借り上げ市営住宅の近傍同種住宅家賃と入居者が負担する家賃の差額に対する国からの交付金でございます。  次に、債務負担行為についてでございます。127ページを御覧ください。上段の野崎駅・四条畷駅周辺整備事業13億1,748万2,000円は、野崎駅西側の立体駐輪場及び四条畷駅東側のペデストリアンデッキの工事及び管理業務について時間を要することから、債務負担行為として令和4年度までの2か年で実施するものでございます。  その下の道路新設改良事業1,761万9,000円と、次の欄の深野北谷川線新設事業2,181万8,000円は、事業用地の物件調査等業務に時間を要することから、債務負担行為として令和4年度までの2か年で実施するものでございます。  次のポンプ場維持管理経費3,831万6,000円は、寺川ポンプ場の更新に伴う詳細設計について時間を要することから、債務負担行為として令和4年度までの2か年で実施するものでございます。  以上が令和3年度大東市一般会計予算のうち、街づくり部所管事項の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○中村晴樹 委員長   これより議案第10号に対する質疑を行います。  発言はございませんか。  中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   それでは、よろしくお願いします。  概要の49ページ、景観形成推進事業についてお伺いしたいと思います。平成25年に大阪府から移管されました屋外広告物の許可申請手続などなんですけれども、これまで大東市では環境課が担ってこられました。景観条例施行から1年経過しまして、現状はどのように取り扱っておられるのか、教えてください。 ○中村晴樹 委員長   永野住宅都市政策課長。 ◎永野 住宅都市政策課長   住宅都市政策課のほうでは、景観法に基づきます景観条例を制定させていただきまして、建築物の景観をよくしていくという取組をさせていただいております。一方、環境課のほうで取り組んでいただいておりますのは、屋外広告物法に基づく屋外広告物の申請等々をされてるかと思いますので、その辺はちょっとまだ業務的には環境課と、景観に関しては住宅都市政策課という分けはあるんですけれども、その辺は今後連携を図りながら取り組んでいきたいなというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   こちらのほう、大阪府でも担当は住宅まちづくり部になってるかと思います。景観条例と連動して大東市でも街づくり部に御担当が移るのかなっていうふうに思ってたんですけれども、今ね、連携していただけるっていうお話あったんですが、部がまたがって連携ってできるのかどうか心配なんですけども、ちょっとそこのところをお願いします。 ○中村晴樹 委員長   永野住宅都市政策課長。 ◎永野 住宅都市政策課長   部がまたがってる事業といたしましては、例えば空き家関係につきましても、空き家法に基づく手続につきましては住宅都市政策課、市民生活の環境の関係での取組としましては環境課のほうでやっていただいたりというところで、そういった横断的な連携というのは、今後引き続ききちんと連携取りながら各種事業のほうは進めていきたいなというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   中村ゆう子委員。 ◆中村ゆう子 委員   環境課では、景観条例施行に合わせたかどうかは分かりませんけれども、令和元年度あたりから、駅前とか主要道路周辺から許可申請の強化をされてるようなんですね。平成25年からそれまではなかなか動きがなかったということで、大東市内の事業者から戸惑いの御相談といいますか、お問合せなど多数、環境課のほうにもありますし、多分議員にもあったと思うんですけれども、環境課では今かなり頑張っておられるような感じなんですけれども、景観条例と合わせまして街づくり部のほうからといいますか、市からでも周知することというのもこれからちょっと、せっかくの条例、皆さんに知っていただくというのもあって、そういうこともありますよというのを必要だと考えるんですけれども、そこはいかがですか。 ○中村晴樹 委員長   永野住宅都市政策課長。 ◎永野 住宅都市政策課長   屋外広告物というのは建物と一体になってるものが多うございますので、その辺を含めて今後どういった連携が取れるのか、業務をどういうふうに進めていくのかというところはきちんと調整しながら進めていきたいというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。  天野委員。 ◆天野 委員   じゃ、よろしくお願いします。  予算概要の51ページからちょっと入っていきます。野崎駅・四条畷駅周辺整備事業ということで、今後の工事計画という予算組まれてると思います。今回、代表質問のところで共産党議員団のほうで、地域の声でこういうことがあるよということでもちょっと取り上げさせていただきました。この51ページのところにあります、まず一つは、四条畷駅のペデストリアンデッキという、ちょっとあまり聞き慣れない名前なんですけども、これの計画を進めていくことによって大きな予算がかかってるということなんですけども、この計画を変更して、もしかしたら歩く方がやはり回り込んで、また段差も含めていくよりも、平地に横断歩道をつくっていただいて、デッキとかの位置も縮小してずらしていったほうが利便性がいいんではないかと。わざわざこういうお金をかけて大規模な、もう本当に造る必要があるのかといったようなやっぱり疑念の声が出ております。  まずここで、このペデストリアンデッキというのも、この予算概要の中でも整備工事などということで今後のスケジュールが書かれておりますけども、これの計画変更とかというのはまだこれしっかりとやっていただくことができるんでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   原田駅周辺整備推進課長。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   四条畷駅の東側につきましては、駅前広場内に信号の設置というのは、警察の協議の下、認められておりません。それと、駅の東側では、駅へアクセスする車と、駅から四條畷学園への通学者とが交錯して非常に危険な状態が続いていると。過去にアンケート調査を取らせていただきまして、1,000名の方から取らせていただいております。回答が372名というのと、あとグループヒアリングも行っておりまして、学園の通学者、まなび北新の利用者、そして地元の四条畷駅周辺まちづくり協議会の皆様から、駅の東側については非常に危険な状態が続いていると。ですから、歩行者の主要動線を確保して歩車分離を図る必要があるというふうに考えておりますので、今後、交通量の増える中、学童の利用も多い駅東側においてペデストリアンデッキというのは必ず設置していきたいというふうに考えております。計画の変更は考えておりません。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   これも一つやはり費用のところで出てきております、利便性というか住民の方のお感じの意見もあるんですが、このペデストリアンデッキを、あとそれにつながるエレベーターですね。これを造ることによって、あるいは逆に造らない場合を考えたときに、大体5億円ぐらいが削減できるんではないかというちょっと試算を出してるんですけども、これやはり予算的には5億円規模のものなんですか。 ○中村晴樹 委員長   原田駅周辺整備推進課長。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   ペデストリアンデッキの予算につきましては、約3億8,000万円、令和3年度に半分の工事をしまして、約1億8,000万円、そして来年度1億8,000万円。この事業につきましては、来年度から都市構造再編集中支援事業、この国費の下、事業を進めようと考えております。補助率につきましては50%つきますので、半分の1億9,000万円が国費補助がついてまいります。以上です。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   経年で考えると、やはりかなりその5億円近いお金になるんかなということをちょっとうかがえるんですけども、これをそのまんま計画どおり実行して、当然エレベーターも造られるわけですから、そのエレベーターのやはり維持管理費用というのもかかってくるわけです。ということになると、計画から建設、あとエレベーターなどのそういう設備品の維持管理にも引き続き多額の予算がかかってくると思うんですが、その辺をちょっとかなり考え直していただくというか、少しでもコストのかからず、ある程度安全性、利便性も確保しながら、住民の要望に従ってやはりもう少しちょっと柔軟に考えていただきたいと思うんですが、その見解いかがですかね、これ無理ですかね。 ○中村晴樹 委員長   原田駅周辺整備推進課長。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   先ほど答弁しましたように、やはり今後四条畷駅の東側につきましては、駅前広場ができれば交通量も大変増えます。その中で児童等の安全を考えると、やはりこのペデストリアンデッキっていうのは、人の命には代えられないということで整備してまいりたいと考えております。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   なかなかちょっと要求がかみ合わないんですけど。  もう一つ意見を聞きますと、駅の駐輪場なんですけども、これ3階建ての計画になってるかと思いますけども、これ階層を高く上げて上り下りをするよりも、平面のまま屋根をつけてもらったほうが利便性がいいんではないかという意見が出てるんですけど、これについてのまず現状と、それとこの平面にするというのは、これも改善というか計画変更というのができそうなのか、できるのか、これについてちょっとお聞きします。 ○中村晴樹 委員長   原田駅周辺整備推進課長。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   四条畷駅の西側につきましては、現在駅前広場がないような状況でございます。駅前広場の必要性につきましては、市民の利便性向上を目的とした機能性の強化だけでなく、地元の住民や学生等が駅周辺で滞留することで生まれるにぎわいを創出、にぎわいを支える安全・安心空間の形成に必要なものと考えております。  その駅前広場を設置するのに、現在平面の駐輪場の半分の部分を使って設置します。となれば、今現在使っている駐輪場の駐輪台数というのが止めれなくなるというところで、上に上げて3階建ての駐輪場を建築するということになっております。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   高層化というのが3階なんですけども、高く上に積み上げるよりも、例えばできるだけ平面にした上で、その分だけ面積というか収容台数は縮小になると思うんですが、その分の縮小された分は改めて東側に造ってみては、その東側からの方と西側の方からの利便性が上がるんではないかという声もあるんですが、その辺いかがですか、東側にも造るという。 ○中村晴樹 委員長   原田駅周辺整備推進課長。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   四条畷駅周辺整備におきましては、先ほど申しましたように、駅の西側に現在立体駐輪場の整備を計画して事業を進めております。現在、駅東側においては、駅近くに駐輪場を設置する用地がございません。今後、整備が完了しましたら、東側に整備用地が確保できるようであれば、市民のニーズを把握しながら検討してまいりたいと考えております。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   予算がかかっているという点から言いますと、この概要の51ページからすると、その他のところで4億円以上、これ出てるんですけども、これは駅周辺の特別会計などからの捻出されてる予算というふうに取ってよろしいんですか。 ○中村晴樹 委員長   原田駅周辺整備推進課長。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   当初予算概要の51ページの4億2,386万2,000円、これにつきましては一般会計の分ですね。合計33億あるんですけども、国の補助が6億9,000万円、市債が22億円、その他いうことで一般会計で4億2,000万円という数字になっております。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   やはり一般会計からも出てるということも併せて、もう一つは、この辺の、例えば四条畷駅でいいますと、四條畷市の土地を今ちょっと借りたりとかというのは昨年9月でしたかね、あったと思うんですけども、その土地の買収とかっていう話は、これは今進んでるんですか、この工事の進み具合と併せて。 ○中村晴樹 委員長   原田駅周辺整備推進課長。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   四條畷市、市でしょうか、市役所のお話ですかね。 ◆天野 委員 
     四條畷市の土地。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   立体駐輪場を造るために仮設駐輪場として、四条畷の北側の西になるんですけども、タイムズのところに仮設駐輪場を今現在建設しております。その土地につきましては、半分は大東市、半分は四條畷市になっておりまして、四條畷市からその土地をお借りして仮設駐輪場を建設しているところでございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   時間的にもちょっとまだかかると思いますんでね。ぜひ大きな予算だけをかけるんじゃなくて、住民要望に基づいて少しでも予算削減できるところは削減していただいて、その予算をやはり福祉のほうに使っていただくということを求めます。 ○中村晴樹 委員長   先ほど駅周辺整備で4億2,000万円が一般会計という話だったんですけど、それ予算概要を見るとその他のところに分類されてて、一般会計っていうのはこれ一般財源のところに書くべき性質のものじゃないんでしょうか。  暫時休憩いたします。              ( 午後3時23分 休憩 )              ( 午後3時24分 再開 ) ○中村晴樹 委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  原田駅周辺整備推進課長。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   先ほどの答弁につきまして訂正いたします。  当初概要の51ページの4億2,386万2,000円につきましては、公共施設等整備保全基金からの繰入金でございます。どうもすみませんでした。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。  酒井委員。 ◆酒井 委員   四条畷駅のことをちょっとお聞きをいたします。今回、何でしたっけ、何々デッキ、ペデストリアンデッキ、ネットでも調べました。見させていただきましたけど、非常に、住道のデッキみたいな感じではなくて、ただ、歩道橋のバージョンみたいな感じなのかな、その辺をちょっと教えていただけますか。 ○中村晴樹 委員長   原田駅周辺整備推進課長。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   ペデストリアンデッキとは、歩道橋と少し違いまして、建物と接続された高架で設置された歩行者専用通路。ですから、建物と接続されてるというところが大きな違いでございます。 ○中村晴樹 委員長   酒井委員。 ◆酒井 委員   じゃあ、住道のデッキも接続されてますけど、の、歩道版みたいなんかな。ごめんなさい、その辺をもう一回教えていただけますか。 ○中村晴樹 委員長   原田駅周辺整備推進課長。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   例えば大阪駅の阪神百貨店とか阪急百貨店のあの間にあるものとか、天王寺のハルカスの前にある、ああいうものがペデストリアンデッキと。豪華なんでうちのとちょっと違いますけど。 ○中村晴樹 委員長   酒井委員。 ◆酒井 委員   おっしゃられてることは分かりました。ありがとうございます。  僕も1期目のときから野崎駅と四条畷駅の周辺整備のお話はさせていただいてたとこで、ちょうど、当時はどうしても東部って言われるところに関して、駅前周辺もそうですし、ほんで公共交通に関してもなかなか進んでなかったのが僕は現状やったと思うんです。ただ、これをしっかり市長の下、今出街づくり部長もしっかりやっていただいて、僕はこうやって今進めていっていただいてると思うんです。確かに、あのときは10年で100億円でえらい金額やなと思うてたんですけど、いろんな住民の方から僕がお聞きしたときに、本当に今まで何か寂しそうな田舎の何かまちみたいな駅やからなっていうのはすごい言われてて、やっぱり安全面というのが非常に言われてましたんでね。本当に今、東部地域が野崎駅と四条畷駅で大きくやっぱり変わろうとしてるのが僕は現状やと思うんですね。ほんで、10年で僕はどこまでいけるかなと思うたけど、ほんで実際パースをと言われるもんも見させていただいて、これ今出街づくり部長にも、こんなんいつできまんのって話をずっとしてたんですけど、でもやっぱり具体的にこういう形で今見えてきたんでね。僕としては安心・安全面もそうですし、その辺をしっかりやっていって、要ることはやっぱりね、国からの補助金がないんやと、丸々市の単費で全部やらなあかんやったらちょっと大変ですけど、今この時点でやらないと、これまた、ほんな10年後にやりますわいうても、絶対僕、不可能やと思うんですね、まちづくり自体が。だからこそやっぱりしっかりと僕は進めていっていただきたいですし、今後、morinekiができて、あそこ広い道路ができてきて、ほんでロータリーができて、ほんで新しいペデストリアンデッキができる。そういうところでまちづくりというのがまた進んでいくと思うんですけど、今出街づくり部長にお聞きをしたいんですけど、今後進めていくことはもう当たり前やと思うんですけど、その辺、ビジョンというのはあると思うんですけど、やっぱり具体的に、最終的に全体が出来上がるのはまだ何年か後かなと、その辺はどういうふうに考えてるのか、ちょっと教えてください。 ○中村晴樹 委員長   今出街づくり部長。 ◎今出 街づくり部長   まず、私1人でできたものではございません。当然平成に入ってから住道が出来上がって、その後、野崎、四条畷をどうしていくねんという中で、基本構想から策定して、歴代関わってきた人間が計画をつくって、ほんで土地を買ってやっとここまで来ました。平成24年から10年間と、平成25年ですね、10年間ということですので、令和4年度が一応最終年限になってます。恐らく1年、2年前には、ほんまかいなっていうお話を皆さんが思ってらっしゃったと思うんですけど、ここにきてようやく土地がほとんど取得できまして、姿が見えるようになってきたかなとは思っておりますが、やっぱり若干の遅れは否めないと思っておりまして、令和4年はちょっとしんどいかなっていうのが内心のところでございます。ただ、1年、2年は遅れるかもしれませんけれども、できるだけ早く、御協力いただいた皆さんのためにも、それから御支援いただいてる方のためにも、市民の方のためにも、できるだけ早く効果を出して、皆さんに使っていただけるようにさせていただきたいというふうに考えております。 ○中村晴樹 委員長   酒井委員。 ◆酒井 委員   駅は終わります。  もう一個、深野北谷川線の新設事業についてお聞きをいたします。僕もこれお聞きをしてる分が、大阪生駒線から大東中央公園まで抜ける道が今後できる予定、これも橋が架かるということでお聞きをしてるんですけど、これ、まだこの予算は完全な用地買収だけの金額を今回出されてるのか、その辺を教えていただけますか。 ○中村晴樹 委員長   村田街づくり部次長。 ◎村田 街づくり部次長兼都市整備室長兼道路課長   今、委員のほうからお話がありました阪奈道路から大東中央公園までにつきましては、用地の買収ということでの予算を計上させていただいているというところでございます。  あと、この中に一部工事の費用も入っております。それがどこかといいますと、もっと北のほうの深北緑地の辺りなんですが、旧の権現川のところは今大阪府が保持されております。そこに接続する、30メートル程度なんですけども、接続する工事のほうもこの中には入れさせていただいているというところでございます。 ○中村晴樹 委員長   酒井委員。 ◆酒井 委員   あっこはちょうどね、道のところにお地蔵さんがあると思う、それも移設していただかないといけない、その辺の話はできてるんですか。その辺を教えていただけますか。 ○中村晴樹 委員長   村田街づくり部次長。 ◎村田 街づくり部次長兼都市整備室長兼道路課長   鍋田川の南側のほこらの件かと思います。そちらのほうにつきましても、道路を造る際、支障となってまいりますので、移転のほうを考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   酒井委員。 ◆酒井 委員   あっこは僕の地元なんですけど、僕も緑が丘のほうに引っ越しをしまして、今、緑が丘に住んでるんですけど、非常にこれ興味あるなという。これイメージがあんまりちょっと湧かないんですけど、橋を架けるとかって、橋が上に行ってしまうと大分先まで行ってしまうんですけど、信号つけたりとかじゃなくて、ただどこまで、橋を上に架けて谷川中学校のところ辺ぐらいまで行かんと戻れないんですかね、役所のほうに行こうと思うたら、どうですか。 ○中村晴樹 委員長    村田街づくり部次長。 ◎村田 街づくり部次長兼都市整備室長兼道路課長   鍋田川の上に橋を架けるという形になります。北側でいいますと、大東中央公園の駐車場とかがありますけれども、あの辺りぐらいまでから南に向かって、谷川中学校よりまだ北側、谷川二丁目に入っていく東側の道路があるかと思うんですけど、そこに下ろしてくるということで考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   酒井委員。 ◆酒井 委員   あっこは今既存で、車は基本通れない橋があるんです。それは今、前に村田街づくり部次長につけてもらった防犯灯がついたあそこの橋ですけど、あれも撤去して、もうその橋だけになるのか、その辺をちょっと教えていただけますか。 ○中村晴樹 委員長   村田街づくり部次長。 ◎村田 街づくり部次長兼都市整備室長兼道路課長   新しい橋が架かりましたら、歩行者の方にも通っていただける橋になりますので、古いといいますか、今ある現況の橋については撤去のほうをしていきたいなというふうには思っております。 ○中村晴樹 委員長   酒井委員。 ◆酒井 委員   この2つのお話をさせていただきましたけど、新しいことをしていく限りはやっぱりいろんな様々な課題というのはございますけども、しっかりと私はやっていただいて、本当にいいまちづくりを大東市としてやっていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上、もう答弁は結構です。 ○中村晴樹 委員長   ほかに質問はございますか。  東委員。 ◆東 委員   私のほうも2駅周辺整備事業ですね、確認させてほしいんですけども、やっぱり東部地域に当たるこの野崎駅と四条畷駅の特色のある魅力的な整備を実現してほしいな、私もそのようには思っています。やはり人をたくさん呼び寄せることができるようにしてほしいなって思ってるんですね。51ページにある、目的のところにある特色ある魅力的な整備、駅周辺の利便性の向上、主要アクセス道路などの安全性を向上ってあるんですけど、これが達成できれば何が見込めるかって思ったときに、私は人を呼び寄せることができるんちゃうかな、そういうふうに思ってるんですが、どうですかね。 ○中村晴樹 委員長   原田駅周辺整備推進課長。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   駅前整備につきましては、にぎわいの創出というのもございます。委員の御指摘のように人口流入にも関わってくるかなと。ですから、都市整備の根幹には駅前の整備っていうのは必ずございますので、この暁には人口も増えてくるというふうに考えております。 ○中村晴樹 委員長   東委員。 ◆東 委員   ありがとうございます。ペデストリアンデッキなどの様々な意見ありましたけども、この人口減少がある中でも、交流人口も含めて人口増を目指していくことが、最終的にはスマートシティの考え方にもつながっていくと思いますし、都市整備部ですか、4月からの新しい体制の中でしっかりと実現していってほしいなというふうにも思っております。  資料の概要のほうですけども、まちづくり調査検討事業っていうのが46ページにも書かれております。多岐にわたり記載されておりまして、今後さらに都市整備部としてね。これ4月以降そうなると思うんで、都市整備部として各部署とも横断的にコミュニケーションを図り、協力し合うことが大事だなと改めて箇条書されてる事項見て思ったんですが、この辺り、いかがでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   永野住宅都市政策課長。 ◎永野 住宅都市政策課長   今回まちづくり調査検討事業のほうをたくさん業務のほうを上げさせていただいております。特に都市計画マスタープラン、あるいは住宅マスタープラン、こういうのは住宅都市政策課、街づくり部だけでできるものではございませんので、各種関係課が集まっていろんな情報を共有させていただいて、各種事業のほうを進めてまいりたいというふうに考えてございます。
    ○中村晴樹 委員長   東委員。 ◆東 委員   よろしくお願いいたします。全部ね、確認したまでなんで、例えば飯盛場の史跡指定に合わせ、東部3地区の地域活性化の可能性を高めるとかね、こういうテーマなんかはもうまさしく、今戦略企画部とか、あとは産業・文化部に今後なっていく、そこら辺の発進の動きに直接つながっていくハード面やと思いますから、しっかりとよろしくお願いいたします。  あと、東部地域に関係する事項になります。昨日、大東市の東西南北の地域の高齢化率のデータを誤った単位で表現してしまって申し訳ありませんでした。しかし、言いたかったことに関しては同じでして、この東部地域の高齢化率はやっぱり一番高い。令和2年12月末時点で東部が31.76%、北部地域が28.11%、南部地域が27.33%、西部地域が23.90%っていうことで、「幸せデザイン 大東」の資料を引用したデータからこうなってる。やっぱり東部地域の高齢化率っていうのは高いという状況もあると。こういったことも踏まえて、都市機能の強化、良好な都市空間を形成していくべきと考えております。この辺りはいかがでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   永野住宅都市政策課長。 ◎永野 住宅都市政策課長   確かに東部のほうは高齢化が進んでございます。最近の取組といたしましては、特に龍間地域というのが非常に人口減少、高齢化というのが顕著に現れてきてございました。こちらにつきましては、平成27年からなんですけれども、地元のほうに入らせていただきまして、地元区長、あと地域の皆様とお話合いをしながらワークショップというのを20回ほど開催させていただいて意見交換をさせていただきまして、市街化調整区域ということでおうちが建てられないというような状況になってございましたんで、そういった規制を何とか緩和していこうということで地元の皆様とお話合いをしながら、ようやく令和2年10月1日に市街化調整区域の地区計画ということを都市計画決定させていただいて、一つの課題に対する施策が打てたんかなというふうに考えてございます。そして、先ほど委員が言われました東部3地区の活性化ということで、さらなる3地区の活性化というところで、先ほど言われたように飯盛城跡地と併せてさらなる集客力を含めて、そういったさらなる活性化というのを考えていきたいなというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   東委員。 ◆東 委員   そういった意味では、この2駅周辺事業ってすごく関係性のあることですよね。さっきの話にまた戻っちゃうんですけど、やっぱりそことの関係性、ハード面、駅からぱっと降りた瞬間に山側を見たときの雰囲気とかね。やっぱり全部連動してると思いますから、しっかりと大事に一つ一つやっていくということが必要なんだなと、こういった調査検討事業っていうのも先進的な動きをしていく上では大事なことになってくると思いますので、ぜひとも力を入れていただきたいなと思います。よろしくお願いします。  それと、そういった意味で東部地域の高齢化のことも話をしましたけども、高齢者の方も安心して暮らせるまち、大東市、暮らせるまちの大東市、そして、その上で若者も流入するまち大東市を念頭に引き続き進めてほしいなというふうにも思っております。  あと1点ですけども、学校の通学路の改善ということをテーマに私もいろいろと考えて動きを取らせていただいてるとこもあります。今回、3月議会でやる予定になってることなんですけども、一旦は教育委員の、管理課のほうにテーマとしては掲げるつもりですけどね。実際は通学路の改善点等に関して是正が必要な場合、改善が必要な場合は実際道路課のほうで担うような流れになるかと思います。ここら辺の今の現状っていうのは、この予算書も通したときに、どこの事業でこんな感じで関係性のあることですみたいな説明ができればちょっとお願いしたいんですけども、いかがでしょうか、今までの流れで言えば。 ○中村晴樹 委員長   村田街づくり部次長。 ◎村田 街づくり部次長兼都市整備室長兼道路課長   通学路につきましては、所管につきましては教育委員会のほうで所管をされているのかなと思っております。通学路の安全点検につきましては、教育委員会が主になりまして、道路課ですとか警察とか学校のPTAの方とかと一緒に通学路を歩いて、危険な箇所はないか、改善が必要かというようなことで、今年度ちょっとコロナの関係でできてないのかなと思いますけれども、年1回程度歩いて回ってるというところでございます。  過去につきましては、教育委員会のほうで予算を取られてやられるというパターンもありますし、道路課のほうで例えば路面標示を書いていくとか、歩道のところに車が突っ込んでこないように車止めをしたりとかですね。そういうような対策はさせていただいたという経過はございます。以上です。 ○中村晴樹 委員長   東委員。 ◆東 委員   分かりました。ですんで、実際対応としてはパラみたいな感じに、現実としては教育委員会からの依頼があれば個別対応みたいな形でそれぞれ対応してるみたいなことで、事業規模として見てどうこう会話ができる内容ではないっていう理解でよろしいですか。 ○中村晴樹 委員長   今出街づくり部長。 ◎今出 街づくり部長   学校が年度当初ぐらいに通学路点検みたいなのを恐らくやられてると思います。その中で、学童の事故が多発したときに、警察のほうからの、国からの指示によって通学路点検をされて、危険箇所の地図を作られまして、その地図の下に優先度をつけて、街づくり部が依頼を受けて工事をしていったというのがここ5年ぐらい、もうちょっとですかね、と思います。今も連携をさせていただいてまして、その事故があった当時は、街づくり部の道路の予算の中に通学路対策予算の枠をというお話がありまして、同じ予算の中でこれぐらい取ってますと、1個1,000万円ぐらいの予算を別で取らせていただいて、それを優先的に通学路の安全対策に使ってたというとこがございます。これから大分危険箇所は減ってると思うんですけども、大津市の車が突っ込んだ事故ですとか、そういうのがあった加減で再度点検をしたりということがありまして、先ほど村田街づくり部次長が説明しましたように車止めを造るということをやったりしてますんで、これからも通学路の安全対策については教育委員会と連携しながら、必要な工事は街づくり部ということで対応していきたいと考えております。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。  中河委員。 ◆中河 委員   ペデストリアン、ややこしい名前やな、初めて聞く名前でございますんで、四条畷の駅の東側やな、四條畷学園のほうに行く道の、8時頃に停滞するんで、子供がね、いっぱい降りてきますんで、その加減で上の橋をつけるわけやね。その辺をちょっと詳しく教えてください。 ○中村晴樹 委員長   原田駅周辺整備推進課長。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   四条畷駅東側のペデストリアンデッキの設置については、四條畷学園の児童たちの朝晩の通学者がすごく多いというところで、やはり車との交差を避けるために歩車分離を行う必要があるというとこで、このペデストリアンデッキを設置して危険を回避するということでございます。 ○中村晴樹 委員長   中河委員。 ◆中河 委員   いいことですからね、ええ案が浮かんだなと思うて考えてますんで、よろしくお願いします。  それから、龍間の高齢化が進んでるという話がございましたけども、山を歩いてる人が年寄りばっかりで、僕も飯盛山に登ろうと思ったときに、ここ一番のとこで足が滑りまして、田伐兼松の銅像がありますね、知らん、兼やんの銅像や、知らん。その手前のとこが一番きついんで、そこがね、前は橋があったと。橋というか、きちっと積んで階段になってたと。その階段を潰して、もうないと。その階段をつくってほしいという話がたくさんあるんですけども、僕はその橋を踏み外して下まで落ちたんです。何回も言うたらいかんけど、ズボンが破れて骨を折るとこやったんや。北本戦略企画部長に送ってもらったという話を、また言うときますわ。北条公園まで、途中で抜けて帰ったんです。旗持ちしてました、行列の。ドローンで映す言いよるから、おい、行こうかいうて行ったんですけどもね、えらい間違いで、ここ一番のとこが階段がなかったんで、左側にはロープを張ってまして、右側は下りですから、下りのとこになかったんです。それを無理をしてつかんで、草の根をつかんだんかな、それが切れてばっさといってもうてん、命がけや。というようなことがありましたんで、できたら石段ですね、登れるような階段といいますか、階段までいかんけども、ちょっと登れるようにしていただいたらいいなということで、僕みたいな人がもしあったらいけませんので、昔のように階段を造ってほしいということでございますけども、どうですか。所管が違うかも分からんね、合うてる、合うてたらよろしくお願いします。 ○中村晴樹 委員長   暫時休憩いたします。              ( 午後3時46分 休憩 )              ( 午後3時47分 再開 ) ○中村晴樹 委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  今出街づくり部長。 ◎今出 街づくり部長   ハイキング道の整備につきましては、規制等がありまして、勝手に階段を造ったり、道をこっちに付け替えたりということはなかなかできんようになっておりまして、それで、委員が落ちられたというところで、これから史跡の指定もありますし、そういうところで多くの方が来場される、今もハイキングの方が来られてるというところで、安全対策が必要だということで思いますので、史跡の指定も、ぽっとなるかも分かりませんけど、それも見据えながらいろんな対策については検討していきたいということで、所管のほうにも申し伝えたいというふうに考えております。 ○中村晴樹 委員長   中河委員。 ◆中河 委員   それでは、次に、連続立体交差事業ですね、これ市報に載ってるのは四條畷市のあれか、予算か。そのように先ほど説明は受けましたけども、何で四條畷市だけ載せてるんですか。大東市の予算は載ってないんですか。ちょっとお答えください。 ○中村晴樹 委員長   永野住宅都市政策課長。 ◎永野 住宅都市政策課長   大東市のほうの予算といたしましては、まちづくり調査検討業務の中で600万円ほど計上させていただいておりまして、それを距離案分で、あと四條畷市がうち何ぼか、200万円ほど負担していただくような予算というところで計上しております。 ○中村晴樹 委員長   中河委員。 ◆中河 委員   これは一般質問に入れてますんで詳しく聞きませんけども、何で四條畷市を入れて大東市が入ってないんかなと思うて、これはちょっとびっくりしましたんで、その辺だけです。以上です。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。2回目もよろしいですか。  天野委員。 ◆天野 委員   では、予算概要の、ちょっと今の話も出ましたけど、概要の46ページのまちづくり調査検討事業の中におきまして、令和2年から今度の令和3年にかけて都市計画のマスタープランと住宅マスタープランを開始しようということがあります。それで、内容のところを見てみますと、例えばアンケート調査とか、将来目標の設定、基本方針の作成などというふうにあるんですけども、今回、府営住宅の移管の議論に際して、住宅マスタープラン、今後、改定されるというやり取りをちょっとしてたんですが、今後どのような形でその住宅マスタープランというのを変えていくか、そういうアンケートとかいろいろ意見も聞きながらやっていくのか、その辺のちょっと進め方について御説明お願いいたします。 ○中村晴樹 委員長   永野住宅都市政策課長。 ◎永野 住宅都市政策課長   大東市住宅マスタープランにつきましては、住生活基本法、こちらのほうの法律にのっとった、あくまで住生活の安定の確保及び向上の促進に関する施策というので、大東市全域の住宅施策を記載する内容を予定してございますので、今回、アンケート調査も実施させていただいております。それらを踏まえて策定市民会議という会議体も設けておりますので、そちらの中で御議論、意見いただきながら進めてまいりたいなというふうに考えてございます。  なお、公営住宅のほうにつきましては、あくまで住宅のセーフティーネットというところで、低額所得者、あるいは高齢者等に住宅を確保、要配慮者に対しましてはあくまでそういった的確に供給するというところで非常に重要でございます。ただし、こういった市営住宅に特化した内容につきましては、別の公営住宅の長寿命化計画だとか、そういったところでの記載をするのが妥当かなというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   公営住宅の長寿命化計画というのは、ちょっとこの住宅マスタープランという、多分全体の分が住宅マスタープランになるというような解釈に取れるんですけど、あと、公営住宅は公営住宅でのまた長寿命化とかっていうことでまた別途になるという今ちょっと解釈を受けたんですが、今度は公営住宅の長寿命化の計画については今後どのようなちょっと進め方になるのか、この御説明をお願いできますか。 ○中村晴樹 委員長   萩原建築課長。 ◎萩原 建築課長   今現在、住宅マスタープランの改定をしておりまして、その改定が終わりましたら令和4年度以降で公営住宅の長寿命化計画を策定していきたいと考えております。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   ただいま流れを今ちょっとつかみましたんで、どちらにしてもその案件とは全然違うんですが、今後の公営住宅の必要性というとこで、市内の人口動態とか、戸建てとか賃貸住宅のね、民間の住宅の在り方を含めて、ちょっと分かりやすくまた打ち出していただきたいなということをまず一つ求めておきます。  それともう1点は、概要のところの49ページの景観のとこですけども、景観形成推進事業ですけども、コロナ禍でこれから景観アドバイザーの制度を創設されたということで、この4月から今度施行となります。そのまちづくりの推進アドバイザー会議の開始とあるんですけども、この会議というのがどのような形態で進められているか、この御説明をお願いいたします。 ○中村晴樹 委員長   永野住宅都市政策課長。 ◎永野 住宅都市政策課長   景観アドバイザー会議のほうにつきましては、より質の高い建築物等々を誘導することを目的に、そういった専門的な知識を有される方、あるいは学識経験者を含めて3名を予定してございまして、ある一定、景観条例の届出に該当するような大規模な建築物であったり、不特定多数の方が利用する建築物、こういったものについて新築、増築される場合につきましては、アドバイザー会議のほうに諮っていただいて、御意見を頂きながらより質の高い建築物というものを誘導していきたいなというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   今年度のスケジュールのその下のところの重点地区の地元協議の継続と。それと、あと、指標のところにも、重点地区指定に向けての町並み環境整備計画という概略案を作成するとなってますけども、これ詳しく、重点地区の指定というか、今ターゲットとしてまず先にやろうとしてる地域というのはどこの地区になるんですか。 ○中村晴樹 委員長   永野住宅都市政策課長。 ◎永野 住宅都市政策課長   今、重点地区の指定に向けて取り組んでおるところは、御領地区につきまして、せせらぎだとか歴史的建築物等々がございますので、指定に向けて地元のほうにワークショップ等々を開催させていただいてございます。ただ、指定するに当たっても地元の皆さんの御理解を得た上での指定になりますので、その辺を丁寧に今御説明させていただいてるところでございます。ただ、こういうのを指定すると制限等々がかかりますので、なかなか皆さんの合意形成が今得れてない状況ではございますが、引き続き来年度につきましても地元のほうに入らせていただきまして、丁寧に説明させていただきたいなというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。
    ◆天野 委員   分かりました。御領については確かにかなり風情のある、そういう景色のとこもありますんで、そこを景観のとこで文化的にもという意見も今、私も感じるんですが、一方で、生活されてる方も近隣にいらっしゃるわけですから、先ほどおっしゃったように、合意形成というのもしっかりとした上で進めていっていただきたいということを思います。  例えばなんですけども、ほかの駅前の住道かいわいとかのまちづくりで、別の角度から、バリアフリーとか、そういうようなこともいろいろ求めてきたんですが、例えば住道の玄関口であります駅前だとかね。こういうところっていうのは景観形成を今後やっていかれるような御予定とかっていうのは、これは考えてらっしゃるんでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   永野住宅都市政策課長。 ◎永野 住宅都市政策課長   具体的に今、住宅都市政策課でそういう景観に関して住道の駅で何か取り組んでいるかというところでございますけれども、今現在特段何か取り組んでいるかというところはございませんけれども、そういった公共施設等々につきましては、ある一定色彩、周辺との景観、そういった調和に向けて、公共建築物でもそういった景観物に指定できないかなという検討等はしたところがございますけれども、具体的に何か取り組んだというところは今のところございません。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   今ちょっと個別に出しましたけど、じゃ、今具体的に上がってるのは御領地域ということで、その後については、また地域要望とか、この進み具合も見られてつくられていかれる御予定ということで考えてよろしいでしょうか。 ○中村晴樹 委員長   永野住宅都市政策課長。 ◎永野 住宅都市政策課長   今現在、今委員御指摘のとおり、御領地区のほうを重点的に取り組んでさせていただいてございまして、それに引き続いて、また新たなそういった地区等については検討していきたいなというふうに考えてございます。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございませんか。  光城副委員長。 ○光城 副委員長   横断歩道ですね、これは大阪府の予算ですよね。 ○中村晴樹 委員長   村田街づくり部次長。 ◎村田 街づくり部次長兼都市整備室長兼道路課長   横断歩道につきましては、警察のほうの所管となってございます。大阪府でございます。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   ほいじゃ、一般市民が見るところでやっぱり時々薄いなというところはよく見受けられるし、ここは子供が通るのになというところもあります。それは予算の都合もあるし、大変だと思いますけれども、その辺の連絡といいますか、順番といいますか、できるだけ頻繁に大東市の横断歩道は充実していただきたいと思うけど、それはどうなってるんですかね。 ○中村晴樹 委員長   村田街づくり部次長。 ◎村田 街づくり部次長兼都市整備室長兼道路課長   横断歩道につきましては警察の所管とはなるんですが、住民の方でありますとか地元の方のほうから、横断歩道が薄くなったとかいうようなよくお声をお聞きしますので、その都度、警察のほうにはお伝えをさえていただいて要望しているところでございます。以上です。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   ですが、そのときの優先順位というのはどうなってるのか、やっぱりまずさっき言った、学童が通るところが優先で、それから他市との関連もありますし、どのような、先やってみたいなことを、どういう状況で言ってるんですかね。 ○中村晴樹 委員長   村田街づくり部次長。 ◎村田 街づくり部次長兼都市整備室長兼道路課長   色が薄くなって見えにくいとかいうところについては、警察のほうにお伝えをさせていただいて、あと優先順位とかにつきましては、あとはもう所管されている警察のちょっと御判断になってくるのかなというふうには考えてございます。以上です。 ○中村晴樹 委員長   光城副委員長。 ○光城 副委員長   さっきの優先順位を報告するっていうのは、もうあれですか、分かりやすいのは、警察は来てくれてるとは思うんだけど、写真を撮ってこれほど薄くなってんだということをやっぱり、最近の状況だから誰しもがカメラを持っている状況ですので、そういうことは説得力があると思うんですけど、そこまでやってくれたら、いや、薄いですよ、確かですねということは言いやすいと思う、向こうだって。四條畷警察近いから伝えやすいけど、そこまでやってくれてるんですか。 ○中村晴樹 委員長   村田街づくり部次長。 ◎村田 街づくり部次長兼都市整備室長兼道路課長   ケース・バイ・ケースで、写真を撮って持っていかせていただいてる場合もございますし、委員御指摘いただきましたので、また写真を撮って持っていくようにしていきたいなと思います。以上です。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○中村晴樹 委員長   なければ、質疑はこれにて終了いたします。  討論、採決については後ほど行います。  次に、本委員会に付託されました議案第16号「令和3年度大東市2駅周辺整備事業特別会計予算について」の件を議題といたします。  議案第16号について、提案者の説明を求めます。  今出街づくり部長。 ◎今出 街づくり部長   議案第16号、令和3年度大東市2駅周辺整備事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  当該予算は、2駅周辺整備事業に係る用地等の取得に必要な予算を計上するもので、令和3年度予算の総額は、歳入歳出それぞれ8億7,872万4,000円とするものでございます。  それでは、令和3年度大東市特別会計予算書により、概要について御説明いたします。  まず、歳出から御説明いたします。  136ページ、137ページをお開きください。款1公共用地取得事業費、項1公共用地取得事業費、目1公共用地取得事業費6億9,500万円は、四条畷駅西側において事業に必要な用地の買収費用及び物件補償費でございます。  138ページ、139ページをお開きください。款2公債費、項1公債費、目1元金1億7,649万円と目2利子34万7,000円は、四条畷駅周辺整備事業において、令和元年度に用地を取得した際に発行した地方債の元利償還金でございます。  次に、歳入でございます。  134ページ、135ページをお願いします。款2市債、項1市債、目1土木債6億9,500万円は、四条畷駅周辺整備事業用地取得債でございます。  款5財産収入、項1財産売払い収入、目1不動産売払い収入1億8,372万3,000円は、四条畷駅周辺整備事業において、過年度に取得した用地を一般会計に買い戻すための費用でございます。  以上が令和3年度大東市2駅周辺整備事業特別会計予算の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○中村晴樹 委員長   これより議案第16号に対する質疑を行います。  発言はございませんか。  天野委員。 ◆天野 委員   先ほどの2駅周辺整備事業に関しまして続くんですけども、今回のこの特別会計というものの性質からいうと、2駅周辺の事業を進めていくための土地購入に係る金額というものを特化してここに計上してるという考え方でいいんですかね。 ○中村晴樹 委員長   原田駅周辺整備推進課長。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   四条畷駅西側の整備メニューについてまだ決定はしておらなくて、現在考えてるのが補助事業の都市構造再編集中支援事業、これを令和3年度からの5年間で考えております。用地買収につきまして、予算を明確にしてれば今後土地を購入した際に国費が出るということで、後、2年後、3年後にでもお金が返ってくるというところで明確にしたのが特別会計でございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   その前の補正予算などを見てみますと、土地の引渡しの交渉などがなかなか進んでいかない。どうしても時間がかかって、年度を越える場合っていうのが出てくるかと思うんですけども、そういうときは繰越しであるとか、また予算を新年度で組み直していくという形で、当面今年度がこれだけ要るよと、土地購入で要るよというのが今回のこの上げられてる金額ということで解釈していいんですね。 ○中村晴樹 委員長   原田駅周辺整備推進課長。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   用地交渉を行う際に、お金の支出を必ずできるということがないとなかなか交渉ができないところがございます。今回特別会計に上げさせていただきました予算につきましては、駅西側の土地を購入するために用意したものでございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   四条畷駅の西側の土地購入で、駐輪場とかっていうことが多分浮かんでくるかと思いますけども、先ほどの要望のところからいって、想定は今そこに3階建てのを建てたいとかという、進める上での関連してくる土地の購入に充てる予算ということになってくるかと思うんですが、ここを一つ、本来でいったら先ほどの一般会計のほうの議論になるかと思うんですが、やはりいろいろ要望を考えていくと、本当にその土地でないといかんのかということでね。もうちょっといろいろ規模とか工夫して考えれば、この予算の額よりも縮小して、なおかつ利便性も上がるもんができないんかを考えていくと、果たしてこの予算というのが本当にね、もう少し縮小とか圧縮できるんではないかという考え方もできるんですが、その辺についてはどうですかね、これ一応今上げられてるんですけど、またこれを縮小できるようなことに動いていかれるかどうか、ちょっと御意向など分かれば教えてください。 ○中村晴樹 委員長   原田駅周辺整備推進課長。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   四条畷駅の駅前広場につきましては、最小で最適な広場と考えております。ですから、この広場を今後整備をしていくということで、変わりはございません。以上です。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   全体的に今後ともちょっと住民の方の要望を基に、この駐輪場というのが西側だけにどんと造っていくのじゃなくて、東側の利便性もやっぱり考えていくということでね。引き続きまとめて、ちょっといろいろどういう形が改善できるかとか、いろいろ見直しも含めて、できそうかということはちょっと調整させていただきたいと思いますんで、そこはできるだけ、すぐにできないとかいう御事情もあるかと思うんですが、できるだけ柔軟にしていただきたいということを申し上げますが、御意見だけお願いします。 ○中村晴樹 委員長   今出街づくり部長。
    ◎今出 街づくり部長   2駅周辺整備事業につきましては、事業としては10年、基本構想からいきますと15年、もっと時間がかかってるかもしれません。その中で、どういった整備をしていくか、東部の活性化に向けてどういう計画がいいかということを練った中で、基本構想から計画を立案して事業化をして今、8年たとうとしております。当然基本構想策定の折に、駐輪場の問題、駅広をどうするか、道路の拡幅はどうするか、いろんなことを検討した中で、それから事業の必要な土地をどう確保していくか、その辺りも踏まえて検討した結果、今事業化をして進んでいるところでございます。  当然、四条畷駅につきましては、東側に駐輪場がない、野崎駅も同様でございます。その辺りについて課題としては認識しておりますが、事業を進捗するに当たって最善の方法としては、まず西側で確保して事業を進めるということでここまで来たところでございますので、当然費用は2駅で100億円ということで、削減をしながら進めていくのは重々承知しているわけでございますけれども、できるだけここまでくれば、やはり市民の皆さんに利益を還元したいというところで、早く実現をして使っていただくという方向で進めていきたいというふうに考えております。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございますか。  水落委員。 ◆水落 委員   1点お聞きしたいんですけども、四条畷駅周辺整備事業用地取得債というので、去年の当初予算から1億4,500万円増加してます。昨日、審査しました令和2年度の補正予算では、事業未執行か何かで全額減額補正やったと思うんですけど、今回、予算額が1億4,500万円増加してるっていう理由はどういったもんでしたっけ。 ○中村晴樹 委員長   原田駅周辺整備推進課長。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   今回、用地買収に係る土地になるんですけども、前回は公簿面積でお金をはじいておりました。今回は実測に近い、測量をして確かな用地買収面積、それで計算した値段になっております。 ○中村晴樹 委員長   原田駅周辺整備推進課長。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   今回につきましては、測量をして実際の用地買収面積と近い数字になりましたので、その値段、その面積掛ける単価で値段をはじき出した数字になっております。 ○中村晴樹 委員長   水落委員。 ◆水落 委員   去年は測量せずに公募の図面ではじき出したっていうことですか。 ○中村晴樹 委員長   原田駅周辺整備推進課長。 ◎原田 駅周辺整備推進課長   委員御指摘のとおりでございます。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○中村晴樹 委員長   なければ、質疑はこれにて終了いたします。  続いて討論を行います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○中村晴樹 委員長   なければ、採決いたします。  議案第16号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                  (賛成者挙手) ○中村晴樹 委員長   挙手多数であります。  よって議案第16号は原案のとおり可決されました。  次に、本委員会に付託されました議案第17号「令和3年度大東市水道事業会計予算について」の件を議題といたします。  議案第17号について、提案者の説明を求めます。  延田上下水道局長。 ◎延田 上下水道局長   議案第17号、令和3年度大東市水道事業会計予算について概要を御説明申し上げます。  水道事業会計予算書の1ページをお願いいたします。第2条業務の予定量は、年度末における予定給水戸数を5万7,900戸とし、年間予定配水量につきましては、前年度予算と比較し、1.5%増の1,315万8,000立方メートルを予定しております。主な建設改良事業は、管路更新事業に取り組んでまいります。その費用として6億7,923万9,000円を計上いたしております。  次に、第3条収益的収入及び支出でございます。水道事業収益では、前年度予算に比べ2,349万円増の25億326万8,000円を計上しております。また、水道事業費用では、3,132万2,000円増の24億862万2,000円を計上しております。その結果、収益的収支では、消費税込みで9,464万6,000円の利益を計上することとなりました。  次に、2ページをお開きください。第4条資本的収入及び支出でございます。資本的収入では、前年度予算に比べ1,973万1,000円増の6,273万5,000円を予定しております。また、資本的支出では、2億9,268万7,000円増の12億3,713万6,000円を計上いたしております。資本的収入額が支出額に対し不足する額11億7,440万1,000円は、第4条本文括弧書きのとおり補填することといたしております。  以下、第5条では債務負担行為について、第6条では各項の間の流用について、第7条では流用禁止項目について、第8条では棚卸資産の購入限度額について定めております。  なお、4ページ以降には、予算に関する説明書を掲載しております。  以上が水道事業の令和3年度当初予算の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御意見賜りますようお願い申し上げます。 ○中村晴樹 委員長   これより議案第17号に対する質疑を行います。  発言はございませんか。  天野委員。 ◆天野 委員   ちょっと確認をいたします。2ページに書いてあります債務負担行為のところの灰塚配水場清掃業務ということで、令和3年度から令和6年度までということの限度額になってるかと思うんですが、この配水場の清掃業務というのは、水道の水をためてあるとことか、そういったところの清掃業務じゃなくて、その施設全体のこれは清掃業務ということなんですか。 ○中村晴樹 委員長   堀上下水道局次長。 ◎堀 上下水道局次長兼上下水道局総務課長   こちらは灰塚配水場の主に管理棟、本館と別館の建物の中の清掃と、あと、その周辺のごみとかを清掃していただいてるものでございます。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   分かりました。  いうことになると、例えば水道の貯水施設とかのメンテナンス的なことでの清掃というのが多分かかってくると思いますが、ちょっと昨日の水道ビジョンのところでもそういう維持経費として上がっていたと思うんですが、そういったことは、今度令和3年度予算の中ではどのような扱いになってるんですか。幾ら分ぐらいを定期的にされてるとか、何年ごとにかなり大がかりにそういう清掃予算というのはかかってくるのかという状況が分かればちょっと教えてください。 ○中村晴樹 委員長   岡田上下水道局次長。 ◎岡田 上下水道局次長兼水道施設課長   配水池の清掃につきましては、おおむね5年に1回やる予定をしておりまして、令和3年度につきましては、東部第二配水場ほか三高を潜水工法によりまして池清掃をする予定で、予算金額が145万2,000円を計上しております。以上です。 ○中村晴樹 委員長   天野委員。 ◆天野 委員   5年に1回ほど、どうしてもメンテナンス上ね、安全品質を管理するいうのは必要なことなんで、ちょっと今その状況だけお聞きしたまでなんですけども、あと、例の事業収益というか、とこでしたら、通常どおり水道料金、減免ですね。が戻って、通常どおりの、以前の水道料金体系で一応使われる量を推定したところ、今回のところは一応黒字になるよということでのこれ考え方でよろしいですね、この点。 ○中村晴樹 委員長   堀上下水道局次長。 ◎堀 上下水道局次長兼上下水道局総務課長   水道料金につきましては、今年度基本料金の無料化をさせていただいたんですけれども、令和3年度の予算の算定につきましては、令和2年度の決算見込みを算出しまして、減免をしなかったとしての算出でやらせていただいております。 ○中村晴樹 委員長   ほかに発言はございますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○中村晴樹 委員長   なければ、質疑はこれにて終了いたします。  続いて討論を行います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○中村晴樹 委員長   なければ、採決いたします。  議案第17号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                  (賛成者挙手) ○中村晴樹 委員長   賛成全員であります。  よって議案第17号は原案のとおり可決されました。  次に、本委員会に付託されました議案第18号「令和3年度大東市下水道事業会計予算について」の件を議題といたします。  議案第18号について、提案者の説明を求めます。  延田上下水道局長。 ◎延田 上下水道局長   議案第18号、令和3年度大東市下水道事業会計予算について概要を御説明申し上げます。  下水道事業会計予算書の1ページをお願いいたします。第2条業務の予定量において、年度末における公共下水道実処理面積は1,202ヘクタール、年間有収水量は1,241万2,000立方メートルを見込んでおります。主な建設改良事業は、管渠築造事業、流域下水道建設事業、浄化槽整備事業で、8億6,032万2,000円を計上いたしております。  次に、3条収益的収入及び支出でございます。下水道事業収益では、前年度予算に比べ1,781万円減の37億1,089万9,000円を予定しております。また、下水道事業費用では、2,953万3,000円減の36億4,163万6,000円を計上しております。その結果、収益的収支では、消費税込みで6,926万3,000円の利益を計上することとなりました。  次に、2ページをお開きください。第4条資本的収入及び支出でございます。資本的収入では、前年度予算に比べ6億484万8,000円増の17億9,212万5,000円を予定しております。資本的支出では、6億7,866万6,000円増の34億3,209万7,000円を計上いたしております。資本的収入額は、支出額に対し不足する額16億3,997万2,000円は、第4条本文括弧書きのとおり補填することといたしております。  以下、第5条では債務負担行為について、第6条では企業債の借入条件について、第7条では一時借入金について、第8条では各項の間の流用について、第9条では流用禁止項目について、第10条では他会計からの出資金について定めております。  なお、4ページ以降には予算に関する説明書を掲載しております。
     以上が下水道事業の令和3年度当初予算の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○中村晴樹 委員長   これより議案第18号に対する質疑を行います。  発言はございますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○中村晴樹 委員長   なければ、質疑はこれにて終了いたします。  続いて討論を行います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○中村晴樹 委員長   なければ、採決いたします。  議案第18号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                  (賛成者挙手) ○中村晴樹 委員長   挙手全員であります。  よって議案第18号は原案のとおり可決されました。  一般会計予算の所管事項の討論、採決のため、暫時休憩いたします。              ( 午後4時21分 休憩 )              ( 午後4時22分 再開 ) ○中村晴樹 委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第10号「令和3年度大東市一般会計予算の所管事項の討論・採決について」の件を議題といたします。  質疑につきましては、先刻終了いたしております。  ただいまから討論を行います。  発言はございますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○中村晴樹 委員長   なければ、採決いたします。  議案第10号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                  (賛成者挙手) ○中村晴樹 委員長   挙手多数であります。  よって議案第10号は原案のとおり可決されました。  最後に、議案第33号「令和3年度大東市一般会計補正予算(第1次)の所管事項の討論・採決について」の件を議題といたします。  質疑につきましては、先刻終了いたしております。  ただいまから討論を行います。  発言はございますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○中村晴樹 委員長   なければ、採決いたします。  議案第33号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。                  (賛成者挙手) ○中村晴樹 委員長   挙手多数であります。  よって議案第33号は原案のとおり可決されました。  以上で本委員会に付託されました案件は、全て議了いたしました。  これをもって委員会を閉会いたします。長時間にわたり、ありがとうございました。                (午後4時24分閉会) …………………………………………………………………………………………………………… 大東市議会委員会条例第27条の規定により会議のてん末を記載する。                  街づくり委員会委員長...