大東市議会 > 2020-10-23 >
令和2年10月23日未来づくり委員会-10月23日-01号

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  1. 大東市議会 2020-10-23
    令和2年10月23日未来づくり委員会-10月23日-01号


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    最終取得日: 2021-08-18
    令和2年10月23日未来づくり委員会-10月23日-01号令和2年10月23日未来づくり委員会  未 来 づ く り 委 員 会 会 議 録 〇 開催年月日   令和2年10月23日(金) 〇 会議時間    開会時間 午前10時00分 ~ 閉会時間 午後2時11分 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 出席委員     品 川 大 介 委員長       児 玉   亮 副委員長     杉 本 美 雪 委員        木 田 伸 幸 委員     あらさき 美枝 委員        大 束 真 司 委員     小 南 市 雄 委員        北 村 哲 夫 委員 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 出席説明員     東 坂 浩 一 市長        野 田 一 之 副市長     水 野 達 朗 教育長       北 田 吉 彦 学校教育部長     伊 東 敬 太 学校教育部指導監  馬 場 弘 行 生涯学習部長     その他関係職員 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 出席事務局員
        北 田 哲 也 事務局長      竹 中 愼太郎 総括次長兼総括参事     石 田 景 俊 参事補佐兼上席主査 植 杉 郁 朗 参事補佐兼上席主査     北 野 鉄 郎 上席主査      三 木 可奈子 主査 …………………………………………………………………………………………………………… 〇 議題     1.付託案件について …………………………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………………………………………………… 〇 審査案件    Ⅱ Bグループ(学校教育部/生涯学習部)所管事項      1.認定第 1号 令和元年度大東市一般会計歳入歳出決算の所管事項の質疑について ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――      2.認定第 1号 令和元年度大東市一般会計歳入歳出決算の所管事項の討論・採決について              ( 午前10時00分 開会 ) ○品川 委員長   委員並びに理事者の皆様、本日は御出席お疲れさまでございます。  ただいまから未来づくり委員会を開会いたします。  昨日の委員会ではAグループの案件で終わっておりますので、本日はBグループの案件から始めさせていただきます。  議事に先立ちましてお願いをしておきます。  決算の内容説明につきましては、審査時間を確保するために、重点事項や例年とは変化のある事項等を中心に、事業成果等を含め、簡潔にされるようにお願いをいたします。  なお、委員会における各委員の本日の質疑時間は、答弁時間を含めず5分以内とさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。  また、何ページのどこというふうに言うていただけたら、僕がついていけませんのでお願いをいたします。事項別明細書の何ページのところとかというふうに言うていただけたらと思います。  これより議事に入ります。  最初に、本委員会に付託されました認定第1号「令和元年度大東市一般会計歳入歳出決算の所管事項の質疑について」の件を議題といたします。  なお、本件につきましては、議案審査のため、政策推進部を出席させております。  認定第1号につきまして、提案者の説明を求めます。  北田学校教育部長。 ◎北田 学校教育部長   おはようございます。  認定第1号、令和元年度大東市一般会計歳入歳出決算のうち、教育委員会事務局所管分につきまして御説明申し上げます。説明が少し長くなりますので、着座にて失礼いたします。  教育委員会事務局全体の歳入合計は5億3,932万8,024円で、対前年比は約0.4%の減でございます。  次に、人件費を除く歳出合計は31億4,776万4,890円で、これは歳出全体の約7.6%の割合で、対前年比は約2%の増でございます。  それでは、令和元年度大東市歳入歳出決算事項別明細書に沿いまして、歳入の主なものから御説明申し上げます。  初めに、14、15ページをお願いいたします。使用料及び手数料でございます。目2教育使用料1,118万9,190円のうち、教育委員会事務局所管に係ります主なものは、17ページ上段の節2社会教育使用料から、中段の節5行政財産目的外使用料まで、それぞれ生涯学習ルーム、学校運動場の夜間照明、小・中学校の屋内運動場及び北条青少年教育センターの施設使用料と施設内の電柱等設置に係る目的外使用料でございます。  次に、26、27ページをお願いいたします。国庫支出金でございます。27ページ、中段、目5教育費国庫補助金7,349万2,410円のうち、節1小学校費補助金及び節2中学校費補助金は要保護援助費及び特別支援教育就学奨励費並びに切れ目ない支援体制整備充実事業に係る補助金であります。また、繰越明許費として学校施設のブロック塀・冷房施設対応臨時交付金でございます。  次に、下段の節5社会教育費補助金195万円は、飯盛城跡の国史跡指定に向けた総合調査報告書作成等に係る補助金でございます。  続きまして、36、37ページをお願いいたします。府支出金でございます。中段の項2府補助金、目8教育費府補助金342万4,251円のうち、節1教育総務費補助金は、学校・家庭・地域の連携による教育支援活動促進事業及び部活動指導員配置事業に係る補助金で、次の節2小学校費補助金医療的ケア体制整備に係る府補助金、節4社会教育費補助金は全小学校で実施しております放課後子ども教室推進事業に係る補助金でございます。  次に、38、39ページの下段、項3委託金、目5教育費府委託金、節1教育統計調査委託金1万8,000円は、教育の統計調査に係る委託金であります。  次に、44、45ページをお願いいたします。諸収入でございます。項6雑入、目2雑入のうち、下段の節2独立行政法人日本スポーツ振興センター311万3,640円は、同センターへの掛金のうち保護者負担分でございます。  次に、51ページをお願いいたします。やや上段の節10雑入(教育)3億94万6,645円の主なものとしましては、備考欄に記載の小・中学校の給食費、プール利用補助事業収入放課後児童クラブに係る光熱水費実費弁償金、及び学校教育に係る学力向上ゼミ受講料等でございます。  次に、58、59ページをお願いいたします。市債でございます。中段のやや下の目6教育債のうち、節1学校教育施設等整備事業債1億3,250万円及び繰越明許費1億2,990万円は、小学校ブロック塀等の安全対策及びプール改修と小・中学校特別教室空調整備に係る事業債でございます。  次の節5体育施設整備事業債2,710万円は、体育施設整備に係る事業債でございます。  以上が歳入でございます。  続きまして、歳出の主なものにつきまして御説明申し上げます。  127ページをお願いいたします。民生費の項4児童福祉費、目4児童福祉施設費のうち、下段の節13委託料の放課後児童クラブ指定管理料、次の節14使用料及び賃借料の灰塚小学校放課後児童クラブ設置箇所地代は、それぞれ放課後児童クラブの管理運営に係る経費でございます。  次に、186ページ、187ページをお願いいたします。中段の項1教育総務費、目1教育委員会総務費6億6,767万7,394円についてでございます。一番下から189ページにかけまして、節8報償費3,706万8,495円は、教育相談及び外国語や不登校対策に係る指導員、特別支援教育に係る支援員、また本市の学力向上推進並びに家庭教育支援等の各種事業のほか、教育研究や学校の授業及びクラブ活動支援等に係る報償金が主なものでございます。  次に、同ページやや下段、節13委託料5,818万4,694円は、学校と教育委員会との連絡物配送及び校務業務の委託に係る経費のほか、市内4会場で実施する学力向上ゼミと全国標準学力検査に関する業務、通学路の安全推進に伴う調査業務及び教育委員会事務局に係る施設管理業務が主なものでございます。  次の下段から191ページにかけまして、節14使用料及び賃借料7,130万1,327円は、校務用及び教育用のコンピュータシステムに係る賃借料及び地域イントラネットに係る賃借料のほか、各種事業開催等に伴う会場借上料等でございます。  次に中段やや上、節19負担金補助及び交付金303万1,735円は、各種協議会や団体等への負担金及び分担金等と英語教育の推進に係る英語検定受験料の補助金でございます。  続きまして、項2小学校費でございます。次の191ページ下段から193ページ上段にかけまして、目1学校管理費、節8報償費1,390万3,100円は、小学校の学校医等に係る報償金でございます。次の節11需用費1億8,849万5,902円は、小学校の学校運営に係る消耗品の購入費及び施設修繕、光熱水費が主なものでございます。次に、中段の節13委託料6,587万3,856円は、小学校施設の保守点検業務費及び警備業務委託料、プールや空調設備の点検、検診に係る委託料が主なものでございます。その下の節14使用料及び賃借料7,464万8,757円は、小学校空調機器賃借料が主なものでございます。  次に一番下から195ページにかけまして、節15工事請負費1億6,854万9,602円、繰越明許費として1億1,707万6,178円は、プールの改築及び特別教室空調機設置等に係る工事費が主なものでございます。  次に、中段やや下の節19負担金補助及び交付金526万7,745円は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの掛金であります。  次の目2教育振興費6,946万6,065円の主なものは、節20扶助費5,576万2,868円で、就学援助費用でございます。  次の目3教育指導費1億961万7,374円の主なものは、下段の節7賃金5,315万1,593円で、支援学級に係る介助員の賃金でございます。  次に197ページ中段の節14使用料及び賃借料4,204万9,963円は、教育用コンピュータに係る賃借料が主なものでございます。  次に、やや下段の節19負担金補助及び交付金63万5,115円は、小学校教育に係る各種研究会等の負担金と遠距離児童に係る通学費補助でございます。  次に、節20扶助費737万3,713円は、特別支援教育就学奨励費の経費でございます。  次に、199ページ中段の目5学校給食費5億1,516万9,944円の主なものは、節7賃金1,040万8,955円の、学校栄養士の配置に係ります賃金及び、次の同ページやや下段の節13委託料2億3,565万4,903円で、小学校12校分の給食調理業務等に係る委託料でございます。  続きまして、項3中学校費でございます。200ページの目1学校管理費のうち、次の201ページ中段の節8報償費762万9,600円は、中学校の学校医に係る報償金でございます。  次の節11需用費9,736万7,031円は、中学校の学校運営に関する消耗品の購入費、物品の修繕及び光熱水費等が主なものでございます。  次に、節13委託料3,593万7,331円は、中学校施設等警備業務及び施設の保守管理費、空調機洗浄業務のほか、検診に係る委託料が主なものでございます。  次に、203ページやや上段の節15工事請負費4,367万7,040円は住道中学校プールろ過機改修工事及び特別教室空調機設置に係る工事費が主なものであります。  次に、繰越明許費1億783万2,000円は、深野中学校等ブロック塀撤去と、フェンス新設に係る工事費でございます。  次に、節19負担金補助及び交付金260万5,005円は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの掛金であります。  次に、中段の目2教育振興費5,423万8,061円の主なものは、節20扶助費4,009万506円で、就学援助に係る費用でございます。  次に、目3教育指導費4,846万5,171円の主なものは節7賃金1,637万3,223円で、支援学級に係る介助員の賃金でございます。  次に、一番下から205ページにかけまして、節13委託料902万1,043円は、総合的教育力活性化事業事務及び教育用コンピュータシステム保守業務等に係る委託料で、その下、節14使用料及び賃借料1,280万7,535円は、教育用コンピュータシステム賃借料でございます。次に中段の節19負担金補助及び交付金139万210円は、中学校教育に係る各種研究会等への負担金と遠距離生徒に係る通学費補助でございます。次に節20扶助費448万6,395円は、特別支援教育就学奨励費の経費でございます。  次に、207ページ上段、目8学校給食費2億9,930万9,948円の主なものは、節7賃金422万9,084円の学校栄養士の配置に係ります賃金、節11需用費1億2,606万4,997円のうち、賄材料費及び節13委託料1億6,822万5,878円で、中学校給食調理配膳等業務及び給食費管理システム等に係る委託料でございます。  次に、208ページから始まります項5社会教育費についてでございます。下段の目1社会教育総務費の主なものは、次の211ページ上段の節8報償費の放課後子ども教室講師謝礼と、同じく中段、節14使用料及び賃借料の公共施設予約システムサービス利用料でございます。  次に、下段の目2青少年対策費の主なものは、節8報償費231万2,500円で、青少年指導員報償金や成人式等に係る経費でございます。  次に、212ページ、目3こども会育成費の主なものは、213ページの節8報償費29万6,000円で、ソフトボールや駅伝等の大会開催に係る報償金でございます。  次に、中段の目5青少年教育センター費の主なものは、215ページ上段の節13委託料929万9,903円で、青少年教育センターに係ります管理・清掃等委託業務に関する経費でございます。  次に、214ページ下段、目7野外活動センター費の主なものは、215ページ下段、節13委託料3,225万5,000円で、指定管理者に対する指定管理者委託料でございます。  次の216ページ上段、目8生涯学習ルーム費の主なものは、217ページ節13委託料374万462円で、まなび北新の運営業務委託料等でございます。  次の目11図書館及び生涯学習ルーム「まなび南郷」費は、節11需用費の蔵書購入費のほか、節13委託料の図書館3館及びまなび南郷の指定管理者委託料、節14使用料及び賃借料の図書館情報システム機器賃借及びクラウドサービス利用に係る費用が主なものでございます。  次の目13文化財保護費の主なものは、217ページ下段から219ページにかけまして、節11需用費の印刷製本費及び節13委託料247万9,382円は、飯盛城跡の国史跡指定に向けて、これまで実施した調査等の報告書作成等に係る経費でございます。  次に、目14総合文化センター費は、中段の節11需用費の施設修繕料、節13委託料の指定管理者委託料及び市民文化祭、文化振興事務の委託料、節19負担金補助及び交付金の文化ホール自主事業補助金が主なものでございます。  次の目15生涯学習センター文化情報センター費の主なものは、下段の節13委託料の指定管理者委託料と、221ページ上段、節19負担金補助及び交付金の両センターの共益費等でございます。  次の目16歴史とふれあいセンター費は、節13委託料にあります指定管理料が主なものでございます。  その下から始まります項7保健体育費、目1保健体育総務費の主なものは、中段、節8報償費の運動・スポーツ習慣化促進事業に係る報奨金や、スポーツで優秀な成績を上げた者に対する賞賜金、下段の節13委託料の各種スポーツイベント実施に係る委託料でございます。  次の222ページ、目2体育施設費の主なものは、223ページ中段の節13委託料の市民体育館、テニスコート、龍間運動広場の指定管理者委託料でございます。  以上が教育委員会事務局の所管分でございます。何とぞよろしく御審議の上、御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○品川 委員長   これより認定第1号に対する質疑を行います。  発言はございますか。  杉本委員。 ◆杉本 委員   おはようございます。よろしくお願いします。  まず、順を追って、成果説明書の141ページからなんですけれども、まず英語の教育の推進事業ということで、Daito English Trialが平成29年から始まっておると書かれております。中学校3年生の終了時までに英検3級の取得率を20%目標ということなんですけど、このその他負担金というのが、英検に関わる補助金額ということでよろしいんでしょうか。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   80万3,080円が昨年度2級と準2級と3級を受験した203名の受験料の補助でございます。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員   昨今、英検3級から4技能ということで、ちょっとレベルが高くなってきた部分ではあるんですけども、中学校3年生までの目標に対して4技能、1つ消えて、ライティングのほうがもう増えてきてると思うんですけど、それに対する取組とか、中学校で改めて4技能に対する教育方針って、変えられた点とかはありますでしょうか。 ○品川 委員長 
     渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   本市では、全ての中学にAETを配置しておりまして、やはり聞くというところ、じかに英語で授業をするというところも目指しておりますので、4技能の習得を引き続き努めていきたいと思っております。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員   先ほどその負担金に関しては、2級までということになっておりまして、ここにも大東市におきましては、平成30年、2級まで拡大ということも書いておりますけれども、今後、この補助費というのは増える傾向にはございますでしょうか。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   対象の生徒が今後増加するようであれば、もちろん増やしていけるような要求はしていきたいと思っておりますが、今時点では、この3級を受けるまでのホップ検定、ステップ検定というのも市オリジナルでやっておりまして、その中で見た数字でいいますと、今、この申込者数でおおむね行けておりますので、次年度に向けましては、引き続きの人数で考えております。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員   あと、もう一度戻りますけど、英検3級の取得率を今20%を目標にということなんですけれども、先ほどは、3級、準2級、2級の数を教えていただいたと思うんですけども、各学校における生徒数に対して、3級を受験されてる率というのはどの程度になるんでしょうか。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   1校ごと、申込み率は違いますが、市内でいいますと、昨年度203名が受けておりますので、中学校の生徒がおおむね3,000名と、すみません、中3のみですので、約九百数十名と考えて、203名の率でございます。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員   分かりました。ありがとうございます。  そうしましたら、その次のページ、142ページの不登校の支援のほうについて次は移らせていただきたいと思います。  今日の日本経済新聞のほうにも、不登校に絡むかも分からないんですけど、いじめの件数が12.6%で61万2,496件のいじめが確認されたということで、そのうちの小学校が13.8%で、いじめのほうも一番多かったというふうにも、今日伝えられておりました。長期欠席、不登校の児童というのは、大体今、小学校、中学校、どういう人数把握されておりますでしょうか。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   長欠児童におきましては、昨年度小学校で97名、中学校で180名となっております。うち、不登校が小学校で25名、中学校で129名となっております。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員   分かりました。今、この指標のところで、不登校児童・生徒のうち、状況が改善が図られたのは50%という数字、目標に対してその半分、結果も出ているということなんですけれども、これはボイスに参加された基準で見ておられるのか、学校に登校されていることで見ておられるのか、その辺の基準を教えていただけますでしょうか。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   こちらは平成30年度末の30日以上の欠席者数、そこから令和元年度末で欠席数が減少している数で割ったものでございます。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員   分かりました。あと、ボイスの開設のことで、やっぱりこのボイスに来るまでというのがかなり保護者の方の協力もあったりするとは思うんですけど、不登校になられてからボイスに行ってみようと思われるまでに大体どれぐらいの時間を要するものなんですか。何回支援で訪問させていただいて、やっぱり学校には行けないけど、取りあえずボイスには行ってみようとか、その辺のところ、どれぐらいの頻度で接触することによって、ちょっと前向きに変わってこられているものなんでしょうか。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   申込みは一定、様々ございますが、基本的には学校と相談の上ということになっておりますが、教育相談への保護者からの問合わせ、あるいは教育委員会事務局への問合わせを受けて、まずは1回見学をということで、もう1回で見学に持っていくケースもございます。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員   やっぱりなかなか、小学生の部分を例に取ってみると、不登校の原因って、やっぱり親に相談すると怒られるとか、中学校になるとある程度自己主張も出てくるかと思うんですけど、やっぱり小学生の間って、親に言っても怒られる、学校に何で行かへんのといって怒られる、先生に言うと、またそれが反対に、例えばいじめであったとするならば、いじめのことで先生に言うたことによって、それがまた反対にいじめ強化になるかもしれない。学校の授業についていけないということは、先生に相談することによって先生を否定することになるかもしれない、小学生の相談って、電話とかメールってしにくいとは思うんですけど、そこがやっぱり保護者の方が代表というか、窓口になって、先生なり教育委員会なりに相談に来られるとは思うんですけど、やっぱり小学生の本音といいますか、やっぱり親が無理から、無理からということはないかもしれないんですが、親がやっぱり率先して学校に行かせたい、行かせたいという思いと、子供の気持ちのギャップというところに関しては、どの程度まで把握されておりますでしょうか。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   本市小学校では、SSWの方も配置しておりますし、また中学校区のスクールカウンセラーも小学校に訪問しております。何よりなんですけども、近年、学校の教員が単純におなかが痛い、頭が痛いというような病気のような欠席でも、それは不登校の兆候があるのではないかと、非常に高いアンテナを張るようになってきておりますので、そういった意味でお子さんがというのも、保護者と連携して、その様子を共有していくように努めておるところでございます。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員   ありがとうございます。少子化があって、大事な一人一人のお子さんですので、楽しい学校生活に行けるように、やっぱりボイスとも協力しながら、また進めていただきたいと思います。ありがとうございます。 ○品川 委員長   ほかに発言はございますか。  あらさき委員。 ◆あらさき 委員   英語教育推進事業、成果説明書の141ページ、今、杉本委員からも質問がありましたけども、英検3級を取得率を20%目標にしていくということで、最終的に英検3級を取得するというのは、言うたら過程というか、1つの手段で、最終的にゴール、何を目指しているのかなというのが少しここから読み取れないので、御説明をお願いします。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   広義でいいますと、やはり国際社会に生きる英語力、言語能力、そういったことをつけるということはございますが、狭義でいいますと、この英検3級というのが中学校の卒業程度の基準と言われておりますので、本市におきましても中学校3年生、義務教育終了段階で3級以上を取得を目指すというところで、今時点では20%という目標としておるところです。 ○品川 委員長   あらさき委員。 ◆あらさき 委員   分かりました。いろんな環境で育ってるので、機会が与えられるというのは、それはそれでいいのかなと思います。ただ、競争的な分野に陥っていくというのはよくないので、そのあたりだけ、教育の中でぜひ子供を追い詰めるということがないように、まあ大丈夫やと思うんですけどお願いします。  あと、委員長からは、どこの予算に当たるかをちゃんと指摘して質問するようにということなんですけど、ちょっと、どこに当たるのかが分からないので、確認だけしたいんですけど、教育の中で、コロナ禍でマスクの色の統一の件とかも、保護者から聞かれた件も解決してるとは聞いてるんですけども、今、LGBTで取り組まれていて、その子供たちにいろんな配慮を求めていこうということで、制服の着用も自由にしていただいているのかどうかということとか、校則で髪の毛の問題とか、着替えのときは、性自認を告白している子供さんもいらっしゃるって、すごい教育の中で告白できるというのはすごいすてきな環境やなと思うんですけど、そういった子供に、ちゃんと着替えのときは別で着替えられるように配慮がなされているのかとか、修学旅行とか、入浴時間をずらすとか、そういった配慮っていうのは、教育委員会でもしっかり現場に求めていって、現場が意識をしていくということがなされるべきかなと思うんですけど、大東市ではどういう具体的な取組が行われているのか、それに対して、もし予算がつけられているのであれば、ここにこういう予算をつけてやってますとか、そういう説明を少しお願いできたらなと思います。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   大きな何か事業、項目として予算、また昨年度の決算にあるわけではありませんが、人権教育の1つとして、やはりLGBTということは大事にしております。また、性自認、性的違和につきましては、学校のほうからも、こういったお子さんがいるということで、校長先生のほうからも報告を受けておりますし、一定、行事とか、また更衣とか、あるいは制服ですね、そういったところの配慮を学校ごと、校長先生がしっかりと考えて取り組んでいるところでございます。 ○品川 委員長   あらさき委員。 ◆あらさき 委員   全ての子供にということで、校則の面ではどうでしょうかね。髪の毛の長さとか、少し前はツーブロックは何か絡まれたり、事故とか事件に遭う可能性が多いという、そういう見解を持った、ちょっと一昔前の教育委員会の発言が問題視されたりとか、そういったことがあるんですけど、そのあたりの意識とか、教育委員会で持っているものがあればお願いします。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   校則といいますか、学校でのルールですね、こういったところは、基本的に学校ごと違うのではありますが、その学校の中の生徒会、こちらと共同してつくっておりますので、それこそ一昔前といいますか、語弊はありますが、何か大人から子供に向けてこうしなさい、ああしなさいというものではなく、それこそ子供たちが自分たちのルールとしてつくっていくような、今学校文化を育んでいるところです。 ○品川 委員長   あらさき委員。 ◆あらさき 委員   昔、私が指導を受けた先生が大東市にいらっしゃって、その指導が非常に、こういった昔の指導だったもので心配をしています。教育委員会でしっかり、そうやって目標というか、方針を定めて、学校ごとで違いがあるというのは、それはそれでいいとは思うんですけど、基本的なところだけしっかり押さえていただきたいなと思います。  小学校の選択制ということも、いろいろ意見としては上がってくるんですけども、私はこの選択制というのは、やっぱり競争教育を生んだりとか、1つの学校に集中して、もう一つの学校が生徒が行かない、生徒が集まらないというような、そういった地域間の強弱にもつながってくるのかなということで、この選択制は、もうぜひ実施しないでほしいなと思ってます。  あと予算の配分が、小中一貫教育、149ページにもあるんですけども、小中一貫教育モデル校ということで、1つの学校に対する予算の投下、子供1人当たりにつき予算の投下の偏りがないのかどうかというのをすごく危惧するんですけど、この辺はいかがでしょうか。 ○品川 委員長   新井教育政策室課長。 ◎新井 教育政策室課長<政策グループ>   小中一貫教育のところで、モデル校プロジェクトということで、8中学校区ある中のモデルとして取組を進めてました。その取組をあと7中学校区へ、取り組んできた内容について伝達するというところで、偏ったというか、ここを重点的にまずベースをつくって、そこで使った費用を今度他の中学校へ翌年度以降分配すると、そういう考え方で予算のほうをつけさせていただきました。 ○品川 委員長   いいですね、あれぐらいしゃべっていただけたら聞きやすいんで。どうしても開けてますので、声が届きにくいので、委員の皆さんも。あと、早口になりがちになってしまいますので、ちょっと昨日そういう傾向がありましたので御注意をお願いいたします。  それでは、ほかに発言はございますか。  北村委員。 ◆北村 委員   それでは、ちょっと、事項別明細書の223ページなんですけど、これ款10かな、償還金利子とかのところ、23なんですけどね、この43億5,600万円という、これ地方債元本償還金って、これってどういうあれなのか、ちょっと内容的に教えていただきたいんですけども。  あと、その下の償還金利子も長期借入金ですけども、これっていうのはそういった、何を借りてるか、どこがどこに借りてるかというのは、どこに載ってるのか。
    ○品川 委員長   川口財務政策室課長。 ◎川口 財務政策室課長   街づくり委員会所管になります。教育は全く絡まないんですが。  公債費の話ですよね。教育費でなくて、公債費の話でよろしいでしょうか。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   これちょっと、どういうことなのか教えていただけますか。 ○品川 委員長   川口財務政策室課長。 ◎川口 財務政策室課長   公債費の元金と利子償還でございますけれども、こちらは市全体の街づくり部であるとか、教育であるとか、あとは臨時財政対策債といった、そういった起債のほうを行っておりまして、その償還の元金と利息になっております。  以上です。 ○品川 委員長   なぜ教育費に入っているのかな、そしたら。  川口財務政策室課長。 ◎川口 財務政策室課長   教育費には入っておりません。こちら、公債費の欄となっておりまして、9教育費となっておりますけれども、その下の10番、公債費ですので、これは款が違います。 ○品川 委員長   なるほど、分かりました。  北村委員。 ◆北村 委員   今、ちょっと見間違えまして、すみません。あまりにもちょっと大きかったので、何やったんかなと思いましてね。  それでは、事項別明細書の197ページで、これ、そこの使用料と賃借料の件で、教育用コンピュータシステム賃借料って、ここで4,000万円と、205ページにも同じような項目で教育用コンピュータシステム賃借料あるんですけど、これってどういったものをされてるのか、もう一遍、その内容を教えていただけますか。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   197ページの14使用料及び賃借料にあります教育用コンピュータシステム賃借料は、小学校のパソコン教室で小学生が使用しておりますパソコンを対象にした賃借料でございます。205ページのほうに参りまして、205ページの一番上、教育用コンピュータシステム保守業務、こちらの664万3,200円は、中学校の教員が教室で使用する教育用パソコン及び中学校のパソコン教室で中学生が使用するパソコンを対象にした保守業務で、こちらは令和元年の9月1日から令和2年の3月31日までの7か月分の保守業務になっております。  その下、5つほど下ですが、教育用コンピュータシステム賃借料、こちらについては、今申し上げたものを対象とした令和元年から、4月1日から令和元年の8月31日までの5か月分、先ほど申しました7か月分と合わせまして12か月分となっておるところです。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   あと、201ページの需用費で、施設修繕料となってるんですけど、2,300万円ほどね。これっていうのは、これは中学校の全部の8校分の全ての修繕料の金額でしてはるのか、これが随意契約なのか、一体どういう形でされてるのか、ちょっと教えていただけますか。 ○品川 委員長   清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   中学校の施設修繕料でございまして、これふだん、例えば蛍光灯がつきませんとか、ちょっと水漏れするんですとか、そういった5万円ぐらいから、多くて100万円ぐらいまでの、もう雑多な、細かなものの積み上げでございまして、契約方法は随意契約という形で、修繕ですので、学校から急に依頼されて、すぐやってくれいうやつが結構多うございまして、随意契約ということでさせていただいているところでございます。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   あと、次の203ページ、工事請負費とか、これ多分2つに分けてると思うんですけど、多分塀の分かな、深野中学校ほか6校の、これ多分地震の後のブロック塀の件やと思うんですけど、これっていうのは、これでもう全ての、あともう一つあったかな、これで全ての危険な、そういった箇所は、もうこの時点で、この決算で全て終わってるんですか。 ○品川 委員長   清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   地震を受けまして、その当時、全学校を調査いたしました。文部科学省なり、建築基準法に基づく基準で鉄筋が入っているかとか、背もたれがあるのかとか、そういったことで、基準の大振動ですね、震度6強の地震が来たときに倒れるか倒れないかと、そういった基準で見させていただいて、これは倒れるおそれがあるなというところを全てピックアップして、全てこれを、ブロックを取り外して、軽いフェンスに取り替えるといったことで、この事業で各中学校の事業は完了ということでございます。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   次、193ページから195ページにかけて、このプールの、これ小学校のプールかな、これ3校同時にするので、これ議会も何か、急ぎでせなあかんとか、小学生に対しては、これ平等にしてあげなあかんという、何か市長にも、申出したような気があるんですけど、このプール、全て終わって、これでプールに関して、修繕とかというのは、今後どういうふうに計画とか、これで多分全部終われたと思うんやけど、その後の計画とかはどういうふうに立ててるのか、それはもう計画は立てるようにされているんですか。 ○品川 委員長   清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   このプールの改築は、昔ながらのため置き方式のプールになっておりました。そのほかのプールは浄化装置がついておりまして、このため置き方式のプールを改築するのにこのお金を使わせていただいたと。  今後のことでございますけども、設置から15年、20年たってるプールもたくさんございまして、老朽化も進んでいるというところでございます。  昨年度に、小・中学校の施設の長寿命化計画というのを策定しておりますけども、そのプールも含めまして、プール、体育館、校舎、全て含めて大規模修繕計画というのをつくっているところでございます。近く、議員の皆様方に報告したいと思っておりますけども、今後、10年間かけて、その修繕計画をしていきたいというところでございます。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   分かりました。  次、成果表の147ページの学校支援事業なんですけど、これ、先生の負担を軽減さすのに、いろいろな部活やら、ほかの事業とか、いろいろな事務的なサポーターの支援事業やったと思うんですけど、これによってどういう成果が上がったのか、ちょっとこれ説明していただけますか。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   学校支援事業におきましては、学校のニーズの非常に高い内容でございまして、教育課題やニーズに対して、各支援員を各学校が授業等で活用することで、本物との出会いといいますか、教員以外で、そこにたけている方、そういった方を活用できているというのは、大きな効果であるかと思います。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   これはもうずっと引き続き予算化されて、もうずっとしていってるのかな、もうこれだけで終わってるの。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   ここ数年、1校当たり41万8,500円を予算つけていただいておりまして、次年度も同じようにできればなと考えております ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   次、ちょっと戻るんですけど、141ページの学校教育推進事業で、これ広義で言われてたみたいに、国際社会でやっぱり我々も英語受けてましたけど、しゃべることもできない、ジェスチャーではコミュニケーション取れるんですけども、こういった中で、これはかなり大事なことだと思ってるんですけども、これによることによって、小学生の意識とか、中学校の意識とかはどういうふうに変わったのか、これによって、かなり子供たちの意識も変わってると思うんですけども、そういったものはどういった形で皆さんは受けてられるのか、反映されているのか、ちょっとそこをお願いしたいんですけど。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   英検の補助につきましては、あくまで意欲づけといったところにありまして、やはり日々の授業、こういったところを大事にしていかなければいけないと思っております。そういった意味では、まずもって、小学校のほうが今年度から外国語活動、また教科化となっておりますので、そういったあたりで小学校の英語につきましては、大変充実していかなければならないと考えておりまして、今年度におきましても、中学校の教員が小学校の先生に対して、英語通信、そういったものを提供したりですとか、様々に今取組を進めているところです。 ○品川 委員長   次に発言がある方、いらっしゃいますでしょうか。  木田委員。 ◆木田 委員   それでは、よろしくお願い申し上げます。  まず明細書の205ページ、中段にあります遠距離通学費の補助費ってあるんですけども、これってどんな内容で補助されているのか教えていただけますでしょうか。 ○品川 委員長   杉谷教育政策室課長。 ◎杉谷 教育政策室課長<総務グループ>   遠距離通学生徒通学費補助金についてお答えいたします。  小・中学生対象に、通学するのに遠方から通っている、本市におきましては龍間のほうから寺川のほうに通っておられるお子さんに対しまして、定期を補助している事業でございます。 ○品川 委員長   木田委員。 ◆木田 委員   ありがとうございます。そしたら、もうあくまで龍間地域の方に補助されているということで、それのみということでよろしかったでしょうか。 ○品川 委員長   杉谷教育政策室課長。 ◎杉谷 教育政策室課長<総務グループ>   国のほうで通学の距離という規定があって、徒歩で通うに当たりまして、基準となってますのが小学校では4キロ以上の通学距離があったりですとか、あとは中学校では6キロ以上の距離、そういったところを超えての通学に対しましてというところになっております。実際のところは、龍間がその距離に該当しているというところでございます。
    ○品川 委員長   木田委員。 ◆木田 委員   ありがとうございました。  続きまして、成果説明書のほうで142ページ、不登校支援相談事業がありまして、不登校の件が先ほども話題に上がっておりましたが、不登校における原因というのは把握されていますでしょうか。 ○品川 委員長   不登校になってしまう原因というのを聞かれてると思うんですけれども。  渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   不登校におきましては、学校のほうから毎月報告を頂いておるところです。その中でも、7つの分類をしておりまして、一くくりに不登校という以上に、一人一人の様子、そういったところを学校が聞き取り、また把握し、委員会にも毎月報告を頂いているところです。 ○品川 委員長   木田委員。 ◆木田 委員   ありがとうございます。様々な原因があるということなんですが、一番、来れないのか、行きたくないのか、そういった状況を一定程度、私たちも把握したいなというふうに思ってまして、なかなか家庭内に踏み込むことはできないかもしれませんけども、家庭内暴力等も問題視される中で、何か、その辺、状況、分かっていることがあれば教えていただきたいんですけども。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   個別のケースにつきましては、1件1件、全て違いまして、状況は違うところです。また、一方で、家庭内の何か暴力とか、そういったことですと、一定、要保護児童対策地域協議会、あるいは家庭児童相談室、そういったところとの連携で進めているところでございます。 ○品川 委員長   木田委員。 ◆木田 委員   何か釈然としないんですが、続けさせていただきます。  続きまして、149ページに移りまして、一貫教育の事業があると思うんですが、一貫教育について、特色のある最適な小中一貫教育の在り方を構築するということで、どのような特色ある在り方を構築されているか教えていただけますでしょうか。 ○品川 委員長   新井教育政策室課長。 ◎新井 教育政策室課長<政策グループ>   中学校区ごとにそれぞれ子供たちの課題があるんですが、その課題を解決するために、各中学校区ごとにこういった課題克服のために、こういった取組をしようというようなところで、それぞれがそれぞれの課題に応じた特色のある教育の取組を進めると、そういうことです。 ○品川 委員長   木田委員。 ◆木田 委員   引き続き、お尋ねしたいんですけど、北条小学校、中学校において、どのような特色のある構築をされたのか、具体的に教えていただけますでしょうか。 ○品川 委員長   新井教育政策室課長。 ◎新井 教育政策室課長<政策グループ>   まず、人権教育の推進というところで、北条中学校区の場合は、そういったことを柱に取組を進めてこられました。 ○品川 委員長   木田委員。 ◆木田 委員   それでは、ほかの小学校、中学校において、今想定し得る、何か特色のある構築づくりありましたら教えていただけますか。 ○品川 委員長   新井教育政策室課長。 ◎新井 教育政策室課長<政策グループ>   今現在、他の中学校区で目指す子供像の作成に取り組んでおります。現在、それぞれがそれぞれの中学校区での課題を上げ、その課題解決のためにどういった取組をし、どういった子供たちを育てようかというところで、現在進行中ということで報告のほうは受けております。 ○品川 委員長   木田委員。 ◆木田 委員   ありがとうございます。引き続きよろしくお願い申し上げます。  飛びまして、157ページに、通学路の見守り隊の事業の件が上がってきてると思うんですが、これ、仮に見守り隊の方が、ボランティア等ですね、参加されなくなったことが起きた場合、どのような対応をされるか、対応の処置の方法とかありますか。 ○品川 委員長   平岡生涯学習課長。 ◎平岡 生涯学習課長   まず最初に、見守り隊活動の概要につきまして、すみませんが、お時間いただきます。  現在、子ども見守り隊ですが、小学校区ごとに、構成メンバーや活動内容がそれぞれ連絡網も含め、異なった状況で御活動いただいておるところでございます。  御紹介や引継ぎや、自発的な活動の思いなど、活動に関心を持たれた方は、小学校に直接お申入れいただいている状況でございます。  今、御覧いただきました成果説明書157ページで、結果、4,064人の登録となっておりますものも、各小学校から御報告いただいた数値を集計化したものでございます。現在、教育委員会生涯学習課では、ボランティアで児童の安全に取り組んでいただいている皆様の活動に必要な物品の支給をお手伝いさせていただいているところでございます。  また、活動に伴って万が一のけが、事故等に見舞われた場合の保険の加入、そして四條畷警察の御協力もいただきながら、活動がよりよくなるようにということで安全講習会を開かせていただいているところでございます。  現在、教育委員会としては、見守り隊活動の皆様に、そのような形で活動に関与させていただいているところでございます。各地域ごとの活動が今、主となっておりますので、教育委員会のほうから、例えば、どこかの活動場所が手薄になってしまって困っているという状況の連絡を頂いた場合には、小学校のほうにその旨、我々のほうから御相談させていただいて御調整いただく形になろうかと思います。  現在、構成団体が最初に申し上げましたとおり、様々、PTAの皆様や、青少年指導員の皆様や、自治会の皆様、それぞれで行っていただいているエリアが決まっているようにも確認しておりますが、例えば、どこかの箇所で、青少年指導員の方が立っていただいてる箇所が少し人数が不足になってくるようであれば、校区内のPTAの方が御対応いただくですとか、構成いただいている、活動いただいているメンバー間での調整という形になろうかと考えます。  長くなりましてすみません。 ○品川 委員長   木田委員。 ◆木田 委員   ありがとうございます。今現在、見守り隊において過不足ある状況か、どんな状況だと理解されていますか。 ○品川 委員長   平岡生涯学習課長。 ◎平岡 生涯学習課長   やっぱり見守り活動に御参加いただいている皆様の高齢化等を含めまして、見守り隊の登録人数も減少の傾向にあるかとは感じております。市のホームページを御覧いただきますと、子ども安全見守り隊の担当部局が生涯学習課ということで、お問合わせ、年に数件、こちらのほうに、少し人数が困っているという御報告も頂いております。その際には、先ほど御報告させていただいた方法で、学校間での調整をお願いしているところでございます。  生涯学習課としましては、現在、どうしても子供の数も減っておるところ、PTAの皆様や地域の皆様の高齢化になってきますと、事業所の皆様、市内の事業所の皆様に、もし可能であれば、就業前に、朝御覧いただいたり、下校時の見守りが人が少ないという状況も把握しておりますので、下校時に関しましても、少しお仕事を御休憩、可能であればされて、立っていただけたらということは想定しております。ですので、またこちらのほうから各学校それぞれがルール、構成がございますので、一律にお願いするというのは難しいかもしれませんが、個別の御相談については、生涯学習課も間に入ってお話進めていければと考えております。 ○品川 委員長   木田委員。 ◆木田 委員   回答ありがとうございました。必ず、安全見守り隊、必要だと私は思っています。安全が一番優先されるものでありますので。その中、過不足があってはいけないと思いますので、また、責任の押しつけ合いといいますか、どこが仕切ってるからどうかという、まあまあ問題点もあるかと思うんですが、そこは担当部署、率先して行動していただいて、問題の解決に努めていっていただきたいなと思います。  あと最後になんですが、154ページに戻りまして、学校施設長寿命化計画策定事業があると思うんですが、小学校、中学校における建物の種類をまず教えていただけますか。 ○品川 委員長   清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   RCでございます。 ○品川 委員長   木田委員。 ◆木田 委員   RCの場合、想定される耐用年数は何年になっておりますか。 ○品川 委員長   清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   文部科学省の基準によりますと、長寿命化を図りまして、80年までは、今のところはもつというところでございます。 ○品川 委員長   木田委員。 ◆木田 委員   それであれば、今現在、経過年数及び今後、どのタイミングで改修を行っていく予定があるのか、あと80年を迎えたときに、じゃあ、全数建て替えになってしまうのかという問題もありますので、その辺のビジョン的なものも教えていただけたらなと思います。 ○品川 委員長   清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   昨年の調査時に全学校調べさせていただきました。築40年から50年ということで、ばらつき当然ございます。中で、築40年の中でも比較的老朽化が進んでいるものとか、50年を過ぎてもまだまだ元気なものと、結構固体差がございまして、年数だけで自動的に改修していくというものではございません。現場の状況を詳しく調べまして、老朽のひどいものから順番にやっていくというものでございます。  タイミングとしましては、今後、来年度から10年かけて、全ての小・中学校を長寿命化改修していくというものでございます。  今、80年ということでございますけども、これ10年ほど前までは70年とか言われてた時代もございました。今のところ、RCの構造体からして、世の中の数とか、もっている状況なんかも踏まえて、今のところは80年までもつということでございますけども、技術的な調査が進んでいくと、もう少し、90年、100年と延びていく可能性も十分ございますので、我々としましては、その辺の経過も踏まえながら、現場のものをしっかりと見極めて改修していくというものでございます。 ○品川 委員長   木田委員。 ◆木田 委員   ありがとうございました。躯体がRCで耐用年数が80年ということで、これはまた躯体本体の長寿命化を行えば、さらに延びるという可能性もあるんでしょうか。 ○品川 委員長 
     清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   はい、さようでございます。長寿命化を行って、築80年を迎える頃にもう一度検査をしまして、状況によってまだ使えるというところになる可能性も十分ございまして、例えば、海外にもRCの建物たくさんありますけども、実際、100年以上たってる健全なホテルとか、たくさんニューヨークとかに建っておりますので、そういった事例も踏まえますとまだまだ使える余地はあるのかなというふうに想定しているところでございます。 ○品川 委員長   木田委員。 ◆木田 委員   以上でございます。ありがとうございました。 ○品川 委員長   ほかに発言はございますか。  小南委員。 ◆小南 委員   よろしくお願いします。大体、3項目ぐらい。小中一貫教育モデル校、先ほどから出ております、成果説明書の149ページです。ここで聞きたいのは、指標の中の小6から中1にかけた不登校増加率、先ほど別の項目で不登校ありましたけども、目標に対して結果が4倍と、北条中学校区では小中一貫始められて、北条中学校区での不登校の変化と、ほか7校区での人数、その辺は分かっておられますか。北条中学校区で成果があれば、これから取組を始めるあとの7中学校区でも成果が上がるはずなので、そこをちょっとお聞きしたいんですが。 ○品川 委員長   新井教育政策室課長。 ◎新井 教育政策室課長<政策グループ>   全小学校、中学校の不登校の数というものは、一応把握はしている上でということなんですが、そもそも中学校ごと、小学校ごとに、課題がそれぞれあって、その欠席理由についても、やっぱりそれぞれ異なります。ですので、小中一貫教育することで解決できることもありますし、ほかのアプローチが必要な児童・生徒ももちろんいてるわけでして、その中で小中一貫教育を今回取組進めさせていただいた中で、やはり小学生が中学校へ頻繁にアクセスプランということで、出入りすることで、中学校に行くストレスというのは、明らかに子供たちの声をお聞きする中でも、そういった負担は軽減したというふうに聞いております。 ○品川 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   理由はそれぞれということなんですが、ここで特に小6から中1と書いてありますのでね、その辺、やっぱり北条中学校区を参考に、全校に広めていただきたいと思いますのでね、その原因の探求と取組ですね、その辺をよろしくお願いしたいと思います。  次に、150ページ、総合的教育力、中学校区の地域教育協議会、これ何年ぐらい、30年もたつのかな、大阪府が始めて、文部科学省が始めて、大東市はずっとやってるということなんです。大阪府教育委員会は当初、補助金年間100万円で出て、用途が変わって、ゼロになって、しばらく大東市、100万円、50万円補助して、ゼロになったと。今現在の助成金というか、活動費はどういう基準で、幾ら出しておられるか分かりますか。 ○品川 委員長   新井教育政策室課長。 ◎新井 教育政策室課長<政策グループ>   委託料といたしまして、各中学校区に20万円ずつ予算のほう取っております。 ○品川 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   府教育委員会は、それぞれのすこやかネットは独自で資金も集めて活動してくださいということは、もう十数年前に言ったんですけどね。今、助成金の使用の制限ですね、飲食は駄目だとか聞くんですが、使用目的分かりますか。使える目的。 ○品川 委員長   新井教育政策室課長。 ◎新井 教育政策室課長<政策グループ>   主に報告のほう、お聞きしてますと消耗品、あと報償費になっております。 ○品川 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   それ以外は使ってはいけないということですか。 ○品川 委員長   新井教育政策室課長。 ◎新井 教育政策室課長<政策グループ>   今、委員がおっしゃってたように、食べ物等については使用できないということになっております。 ○品川 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   先ほどの見守りと一緒で、人間がやっぱり参加、世代を超えた参加が必要でありますので、市教育委員会からも各中学校区の事務局に対してお願いしていただきたいと思います。私はもう二十数年間、事務局やったりしてましたんで、またよろしくお願いしたいと思います。  157ページ、見守り活動、先ほどから質問ありました。見守り活動に必要な物品の支給の各小学校区に対する支給はどのようになっているか教えてもらえますか。 ○品川 委員長   平岡生涯学習課長。 ◎平岡 生涯学習課長   現在、生涯学習課では、活動物品につきまして1校区当たり7万6,000円の予算を計上させていただいております。このうち、学校にお世話になりまして、学校でお取りまとめいただいて、各団体の皆様に今必要なものは何ですかということで、単価等、商品を御照会していただいて、取りまとめていただいたものを我々が購入させていただき、支給させていただいている状況でございます。  中身としては、活動用、啓発用の防止ですとか、ジャンパーですとか、また夏場の熱中症対策用の冷却スカーフであったり、冬場のカイロであったり、様々に、その校区から御要望に応えられるように対応しているところでございます。上限は7万6,000円としております。 ○品川 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   その金額は各見守り隊、どこが仕切ってはるか分かりませんけどね、そこがまとめて要求すると、学校に対して要求するということですか。 ○品川 委員長   平岡生涯学習課長。 ◎平岡 生涯学習課長   説明至らず、すみません。生涯学習課のほうから、まず御承認いただいた予算を学校のほうにお示ししまして、7万6,000円で、これだけの物品の中から選んでいただけますよということを学校のほうにまずお伝えさせていただいて、大体お世話になるのは教頭先生になるんですが、教頭先生が各校区によって参加団体、それぞれ違っておりますので、PTAの皆様や自治会の皆様、老人会の皆様に、何か不足はないですかということで出していただいて、7万6,000円を超える場合もあるかと思うのですが、そのときには御調整いただいて、なるべく過不足ないようにお申込みいただいて、支給させていただいているところです。 ○品川 委員長   小南委員。 ◆小南 委員   子ども見守り隊発足して18年ぐらいになるんですね。もう1年目から参加してますので、発足の理由というのが、奈良市の小学1年生、有山 楓ちゃんが新聞配達員に誘拐されて、殺害されて放置されてたという事件が起きて、犯人逮捕までの間に四条小、四条中、四条小・四条南小学校区で発足したのが始まりなんですね。その人たちの物品もね、もう冬、夏、いろいろありまして、色もあせて、破れたりしてて、その辺の物品、足りるか足りないか知りませんけれども、よろしく補助をお願いしたいと思います。  人数は高齢化して減ってるいう話もありましたけども、これからも安全に対して、また参加人数に対してもよろしく御協力というか、指導をよろしくお願いします。 ○品川 委員長   ほかに発言はございますか。  大束委員。 ◆大束 委員   それでは、令和元年度の決算ということで、昨日も冒頭、市長にお伺いをいたしました。2期8年を終了した昨年度であったんですけども、特に、市長が市長となる8年前は、本当に教育ももう最悪の状況でして、本当に学校へ行けば、暴れる子もいてたし、学力テストも最悪な状況でありました。そういった状況を踏まえて、この学力に関して、特にメスを入れてきたこの8年間じゃなかったかなと思ってます。特に、この学力向上推進事業とか、家庭教育支援、また英語教育など、新しい教育を取り入れられてきたということで、大きな成果を学力テストの中でも示してきたと私は思っております。そういった面を含めて、総括的な8年間の取組、そして今後に向けたいろんな決意もあるというふうに思いますけど、それを市長にまずはお伺いしたいと思います。 ○品川 委員長   東坂市長。 ◎東坂 市長   まず、前提として、まちづくりは人づくり、そして人づくりは教育から始まると、こういった理念を確固としたものとして表現をして、教育に対する真摯な取組というものを改めて委員会と学校現場にお願いをし、共通の意識を持って進めてきたというところが前提としてございます。  現場の各教員のお一人お一人は、非常に志高くあられるにもかかわらず、その志や思いが能力、思いが展開できない要因が各学校ごとに、様々な形であったというふうに感じておりました。それらを一つ一つ解決しながら、教員の情熱、また各家庭での子供への思い、こういったものがストレートに教育に反映できるような環境づくりというものに努めてまいりました。  例えば、教育研究フォーラムにつきましては、大東市の大変大きな成果だと思っております。毎年、1年、各小・中学校や幼稚園の担当者が一堂に会して、様々な研究を発表し、またそこに様々な示唆を受ける、そしてさらには現在に至っては各分科会を催していただいておりまして、一堂に会した後には、学年単位の課題や教科単位の課題について議論し、研究していただき、好事例を得て、さらなる飛躍を求めていただいていると、こういった環境ができてまいりました。  御指摘いただきました英語につきましては、先ほど答弁がありましたように、国際的な感覚ですとか、中3の学力を維持するとか、こういった目的はちょっと置いときまして、英語という教科については、我々は基本的には日本人ですから、英語を全く知らないところから入るというところを考えますと、努力をしないと積み重ならない学力であります。何となく勉強したことないのにセンスで解けるようなものではありません。こつこつと学んでいくというスタンスは英語を基軸にし、ほかの教科にもつながるものであります。ですから、こつこつと学んでいくということの根づけ、こういったものを図るという意味もありまして、英語の教育をまず先頭とし、学力を向上していくための学ぶ姿勢というものを根づかせていきたい、こういった思いが教育委員会や学校現場において共有されたことから、御指摘ありました8年ほど前の学力のレベルから飛躍的に向上を図ってきた推進力につながったものと思っております。  そして、教員の皆様方が子供たちお一人お一人の様子を繊細に、高いアンテナを持って見て取るというようなことが大きく広がってきたことから、学校内における様々な子供の精神的な問題、例えば学級崩壊のことですとか、いじめの問題ですとか、こういったものに対して大きな成果が出てきて、また、いじめはあるものという前提に切り替えたことから、いじめをなくすというような方向を大きくギアを変えております。このことによって、常に学校現場では子供たちに対して、きめ細やかに接していくというところが根づいております。そういった様々な要因に加えて、家庭教育の要素や地域での見守り、教育に対する関心を高めるということも相まって、現在、非常に好循環の教育環境が生まれていると思います。しかしながら、道半ばでございます。さらなる向上を教育委員会中心に進めてまいりたいと感じております。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   ありがとうございます。最初に総括を言っていただきました。その上で、新しく教育長も替わられまして、特に民間の不登校支援を携わっていただいたというふうに思います。教育長になられてすぐにコロナという形になりました。そういった意味では、今、東坂市長のやろうとしてこられた教育の在り方ということについて、どのように考え、そして継承していこう、そしてまた現場で教育長としてどのように発信をしていこうと思っていらっしゃるのか、お聞かせいただければと思います。 ○品川 委員長   水野教育長。 ◎水野 教育長   今、市長のほうからお言葉あったように、大東市の教育というのは、私自身も教育委員として約5年間、実際見せていただいた中で、随分と変わってきたなと、もう子供たち、そして保護者の皆様にとっても、夢が見れる教育環境が整ってきたなというふうに感じております。  しかしながら、そこがゴールではございません。道半ばだという市長のお言葉は教育長としても重く受け止めつつ、ここからはどのようなビジョンを大東市の教育、切り開いていくのか、ここが求められるのかなというふうには感じております。  先ほど、委員のほうからもお話あったように、例えば、不登校1つ取りましても、大東市の不登校支援の現状をまずしっかりと私自身も把握しまして、先ほど新井教育政策室課長のほうからも説明あったように、実は教育長のほうに、全ての大東市の不登校の子たちの状況というのは上がってきております。正直、これ民間の立場からすると驚きました。ここまで1件1件、手厚くアセスメントをしたものが上がってくるのかと。ただ、その状況をどのような施策で解決に導いていくのか、ここの選択肢というのは、昔正解であったものが、今はどんどん多様な世の中になってきておりますので、幅広い施策を展開していく必要がございます。1つが、本年度であれば、教育支援センターボイスの活動もそうですし、そして家庭教育支援も、不登校という文脈ではあまり政策上出てきませんが、物すごく不登校支援にリンクした政策でございます。  このように、不登校の支援もそうですが、大東市がこれまで展開してきた施策の方向性というのは、私は物すごく、このタイミングで教育長をさせていただいて、やりやすい、しっかりと土台を築いていただいたものの上に、今このような役職を頂いているという認識でおりますので、ここをさらにゴールとするのではなく、発展的にどんどんとわくわくする、子供たちも、市民の皆様もわくわくする教育環境の推進、皆さんも議会でも御質問いただいたGIGAスクールとかもそうですが、しっかりと進めてまいりたいと思っております。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   ありがとうございます。様々、今回もこの決算においては、学校の施設においての金額とか、また様々な支援の金額が出ておりますけど、全ては子供たちのためにということであります。そういった観点から、またしっかりと取り組んでいきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  まず、その上で、細かいところを聞いていきたいというふうに思っております。様々、事業こうやってあるんですけど、まずはこの学力推進事業であります。これは、民間の講師を招いて外部会場で行うというような形の、本当に、今大東市が始めて北河内で、そのほか、大東市が始めて、ほかの市も今まねをし出しているような状況でありまして、この学力向上ゼミ、年間38回及び4会場ということでありますけども、まずこの学力向上ゼミにおける成果というのをぜひともお示しいただければと思っております。144ページね。 ○品川 委員長   和阪教育政策室課長補佐。 ◎和阪 教育政策室課長補佐   学力向上ゼミにつきましては、年に1回保護者アンケートを取っております。その中でも、よいと感じている保護者の数が小学校で50%、中学校で61%ということで上がっております。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員 
     ありがとうございます。ここに結果というのが出ておりましてね、このマクロ的なところですね、無回答率の改善が見られたということは大きなことだなというふうに思っております。間違いにせよ、空欄がなかったということは、積極的にその問題を解決していこうという、生徒一人一人の意識が改善されてるんじゃないかと、私はここが基本だなというふうに思っております。そういった意味では、この学力向上ゼミに通われている生徒が本当に伸びてくればなというふうに思っております。今後、こちらの学力向上ゼミについては、今、コロナ禍では再開されているのかな。ぜひとも拡充をしていかれたらなというふうに思っておりますので、新たな学力の、どこまでの目標というのをしっかりとまた見ていただいて、決めていただければと思いますけど、今現在の目標、無回答をなくすとか、そういうことじゃなくて、さらに子供たちが上のほうを目指せるような形の目標を学力向上ゼミが起こしてくだされば、本当に起爆剤になるんじゃないかと思ってますが、どうですかね。 ○品川 委員長   和阪教育政策室課長補佐。 ◎和阪 教育政策室課長補佐   現在、学力向上ゼミにつきましては、教科書の内容に合わせて予習を中心に進める形で自信を持って学校での授業に取り組めることを狙っております。また、学習機会の提供により、児童・生徒の学習習慣が身につくことも狙っておりますが、今後、やはりなかなか予習を中心にというところで参加が難しい児童・生徒もいますので、そのあたり、もう少し個別に対応できるような形を考えていけたらと考えております。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   そうですね、ぜひとも一工夫をしていただいて、大東市が行っている、ただその学力が遅れている子たちの補助的な内容じゃなくて、ぜひともその辺を目指していただければというふうに思っております。  そして、片や大東教員のスキルアップ講座等も実施されているというふうにここで書いてあります。この辺について説明をちょっとお願いしたいと思います。成果と。 ○品川 委員長   和阪教育政策室課長補佐。 ◎和阪 教育政策室課長補佐   スキルアップ講座につきましては、年間30回実施しております。学力向上学校支援チーム員の先生方、元校長先生で構成されている、6名いらっしゃるんですけれども、その方の指導も含めて開催しております。  内容的には、授業づくりを中心なんですけれども、教員の資質向上ということで、集団づくりであったりとか、幼・小・中連携の内容も盛り込ませていただいております。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   ぜひとも、様々な教員がいらっしゃる中で、その教員が起こした、例えば、それぞれの成功体験をそれぞれ共有し合うというようなことを、ぜひとも学び合って、一部でも取り入れていただける先生が増えたら、本当に、またよりよい形の教育がなされるんじゃないかと思ってますので、よろしくお願いいたします。また続きは後で。 ○品川 委員長   ほかに。じゃあ、2回目も含めてお願いいたします。  杉本委員。 ◆杉本 委員   引き続きよろしくお願いします。そしたら、成果説明書の143ページの特別支援教育充実事業についてお伺いをさせていただきたいんですけれども、令和元年度のスケジュールで、支援教育に係る研修会5回、学習会4回ということで、かなり勉強会されてると思うんですけれども、今年度におきましては、コロナの影響で開催というのはどういうふうになっておりますでしょうか。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   6月までは、今年度コロナ禍におきまして開催できなかったところですが、夏季休業日以降、研修のほうを設けております。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員   それを聞きましたのは、やっぱり教員の質の向上ということで、私も議員になりましてから半年の間に、支援学級のほうで御相談いただいてまして、1校だったらよかったんですけど、2つの小学校の保護者の方から、やっぱり支援学級の先生の質についてかなりの御要望を頂きました。失礼な言い方かもしれないですけど、新人の教員が充てられたりとか、保護者の方、一方的な言い分ですけれども、出産退職をされるような、ちょっと腰掛け的な先生がされている、通常の健常者のお子さんだったら分かることでも、倍以上手がかかったり、意思の疎通ができなかったところに、やっぱりベテランの先生がいてほしいのに、こういう扱いをされてて、暴言を吐かれたり、子供は暴言を吐かれても返答する、反論することも何もできなくて、そういうところで悶々とされている保護者の方の相談を受けたことがありました。そういうことで、それも学校管理課のほうにはお伝えをしたんですけれども、そのときに校長先生が集まる会議体の中でそういうお話はさせていただいたということなんですけども、失礼な言い方かもしれないんですけど、やっぱりある意味、生徒数が少ないということで、ある程度、この人数だったら、この先生でも見れるよと、そういう形のところで保護者の方が悶々としていらっしゃることがあったんですけども、これに関しての対応策というか、方針について、ありましたら教えていただきたいんですけれども。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   支援に係る教員につきましては、やはりより専門的なスキルが必要になっておると思います。委員会としましても、研修、また先ほどお話にもありました、私のほうから7月の校園長会でも随分と時間を取りまして、支援に係る留意点、また大切にしてほしいことを伝えました。また一定、先生方の研修の中でも、私が毎回挨拶の中で申しておりますのが、一人一人の子供たちの向こうには朝元気に送り出す親御さんの思い、願い、こういったものがあるということですので、まさに支援、一人一人、何が求められているのか、親御さんはどういった願いなのか、そういったところを酌んだ教育が必要になってきます。その上で4月、校内体制として、支援学級の担任ということになりますので、より専門的なスキルをつけながら、その自覚といいますか、責任、そういったところを持っていくように学校には伝えておるところです。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員   ぜひ、今後とも研修会のほうとかで、やっぱり先生の意識改革というところを、また引き続きお願いしたいと思います。  では、次の144ページの学力向上推進事業の分なんですけど、ちょっと1点お伺いしたいのは、ここには学力向上ゼミの開校というのが書かれておりまして、151ページのところにも、年間のところで学力向上ゼミという令和元年度のスケジュールの中にもありました。野崎のこの学力向上ゼミに関しては、2事業から補助金が出てるということなんでしょうか。補助金といいますか、資金が出てるということなんですか。両方とも学力向上ゼミの項目があるんですけれども。 ○品川 委員長   前島教育政策室課長。 ◎前島 教育政策室課長[兼野崎青少年教育センター所長]   野崎青少年教育センターのほうに記載のございます学力向上ゼミですが、こちらは教育委員会教育研究所のほうで実施しております学力向上ゼミの一応会場という形で、毎週土曜日に当センターの教室を利用していただいているという、そういう趣旨のものでございます。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員   では予算が、事業費が両方から出ているわけではないということでよろしいですか。 ○品川 委員長   前島教育政策室課長。 ◎前島 教育政策室課長[兼野崎青少年教育センター所長]   さようでございます。両方からの事業費という内容ではございません。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員   少しそこのところがクリアになりましたので、次、あと大東のまなび舎の中学校8校開校ということなんですけれども、学力向上ゼミでも中学生の対象があると思うんですけれども、その中学校下におきまして、クラブ活動もあるでしょうしというところで、教科はどういう教科をされているのか、曜日とか、クラブの兼ね合いですね、いつ開催されて、どれぐらいの人数の方が参加されているか分かったら教えていただきたいんですけれども。 ○品川 委員長   和阪教育政策室課長補佐。 ◎和阪 教育政策室課長補佐   大東まなび舎につきましては、学力向上の取組として、各校、クラブがない放課後であったりとか、あと一部、土曜日の開催もしております。人数なんですけれども、昨年度でいきますと延べ5,163人の参加で、361回ほどですので、平均25人程度の生徒の参加がございます。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員   到達の確認テストもされてる中で、そういう成果というのは出てきてるわけでしょうか。 ○品川 委員長   和阪教育政策室課長補佐。 ◎和阪 教育政策室課長補佐   学力のテストの結果につきましては、いろいろな要素があり、それで今の結果があると捉えておりますので、この大東まなび舎の取組だけが、その結果につながっているという形ではないんですけれども、この大東まなび舎につきましては、やはり学習できる機会や環境を整えることによって、自分から学び得るという自学自習の力も併せてつくということで、成果は上がっていると思います。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員   市長もさっきおっしゃってましたけど、ここ8年ぐらいで、かなり中学校の学力も向上がありましたし、学校自体の学びもかなり変わってきたと思います。10年から12年前ですかね、私も保護者の方に聞いたところ、中学校が荒れてて、中学校自体の中では勉強ができない、授業を妨害されたりとか、そういう形で塾に行くしかないという、もうかなりのお子さんの声がありまして、塾代を払って高校受験をするんやったら、もう中学校から私立行ったほうがいいやん、どうせかかるお金、そんなに変わらないじゃないって、そういう声もあったりしたところではございます。そういう部分では、本当に高校受験を控えた中学生の学力というのは、本当に保護者の方にとっても、切実なる願いのところ、学校で本当に勉強が完結して、そのレベルで高校受験ができるということが一番望ましいのかなというふうに思いますので、また引き続き、また学力向上については、尽力いただきますようによろしくお願いいたします。  以上です。 ○品川 委員長   ほかに発言はございますか。  あらさき委員。 ◆あらさき 委員   事項別明細書の214ページ、212ページから始まってるんですけど、青少年教育センター費についてをお伺いいたします。  これ、2つの施設を合わせて1億2,296万189円ということだと思うんですけども、2つの施設が北条と野崎に偏っているということで、具体的に、ちょっと利用者の地域、利用者は登録されてて、把握されてると思うんで、これは成果説明書には、北条には1.8万人の来館者があったということで、具体的に人数が上げられてますので、この1.8万人の内訳を、例えば市内の方と市外の方では、どれぐらいの割合で来られているのかということと、そのうちの市内の中で、校区外からも来てくれてる子がどれぐらいいてるのかということで把握されてたらお願いします。 ○品川 委員長   北村北条青少年教育センター所長。 ◎北村 北条青少年教育センター所長   北条青少年教育センターです。平成31年度の年間の利用者数は1万1,187名でした。そのうち、市内の利用者については9,008名、市外の利用者につきましては、1,934名でした。ただ、市内の個々の、どの校区から来てるかというのは、今ちょっと手元に資料がないんですけれども、地元の北条中学校区以外の他の校区からも利用者はございます。  以上です。 ○品川 委員長   あらさき委員。 ◆あらさき 委員   この間、一般質問の中で北条プロジェクトに関わって、この地域にある公共施設ということで質問をさせていただきまして、居場所づくりとか、仲間づくりがここで推進されていて、必要な施設なんだということで説明があったんですけども、やっぱり西部地域にはたくさん子供がいらっしゃって、放課後の過ごし方ということでは、野崎と北条にだけ、そういった施設があることで、自分の子供が行きたくても、距離的に厳しいと、小学生を行かせるのは心配があるということで、やっぱり市内全体を考えたときに、みんなが同じような条件で、同じ機会均等が得られるというのが必要だと思いますので、私もこの施設があかん施設やとは絶対思っていなくて、自分も子供の頃からお世話になった施設なので、北条もなじみがありますし、必要だとは思うんですけど、やっぱりみんな市内の子供たちが、みんなが使えるような施設になるべきだなと思うので、北条と野崎に偏っているということの問題点というのは、何か把握されていますか。 ○品川 委員長   前島教育政策室課長。 ◎前島 教育政策室課長[兼野崎青少年教育センター所長]   ちょっと地域、エリアに偏るという御指摘でございます。野崎の青少年教育センター、先ほど北条のほうで数値お答えさせていただきましたが、野崎青少年教育センターの場合は、令和元年度の利用者数が1万3,488人で、あと校区内外の人数の把握というのはできておりませんのですが、割合的に申しますと四条地区でございます。地域エリアの利用者がほぼ全体の70%ぐらいおられまして、残りの大体3割あたりが地域外から小・中学校の皆さん、利用をしていただいております。  あと、日常利用につきましては、野崎の場合は、市外からの利用はほとんどないのですが、日常利用はちょっと地域のエリアに偏る部分もあるんですけども、ただ大きなイベントですとか、教室を、特に夏休み時期とか、開くのに募集をした場合、一応、広報紙でもって周知いたします。そうしましたら、かなりエリア的な偏りというのは、野崎の場合はございませんでして、比較的西部地域のほうからも、教室やイベント等、参加いただいているような状況も近年、出てきております。  今後、エリアの偏りにつきまして、ちょっと広い視野でもって、利用状況の分析等、そういったものもセンターとしても、ちょっと行ったりしておるところもございますので、引き続きそのあたり、ちょっと検討材料としてまいっていければと考えております。  以上です。 ○品川 委員長   北田学校教育部長。 ◎北田 学校教育部長   委員おっしゃるとおり、実際、青少年教育センター、北条と野崎、2か所ございます。ただ、そっちが偏っていて、何か不都合があるかということは、教育委員会としては今現在考えておりません。ただ、全市的に西側に、西部地域に確かにそういった施設ないというのも事実でございます。そういったことについては、今度新たに政策的な判断も必要となってきますので、その辺については、今後、政策部局等についても、そういった話はさせていただきたいと思います。
    ○品川 委員長   あらさき委員。 ◆あらさき 委員   野崎は、すごく駅も近くて立地がいいと思うし、子供たちも歩いて通ってる姿をよく見かけます。  北条も、私はすごくなじみがあって好きなんですけど、ただやっぱり市内全体を見渡したときに、あの北条地域には、ほかにも人が寄れる施設って、ほかの目的になったりしてるんですけど、たくさんあるんですね。公共施設の偏りという部分で考えると、北条に置いとくのか、それとも、その分、これ6,000万円ぐらいありますからね、それを西部地域で何か考えるのか、やっぱりまちづくり全体を考えてやっていってほしいなと思います。これは要求です。よろしくお願いします。  そんな中で、細かいことを聞くんですけども、214ページの北条の青少年教育センターに係る委託料として929万9,903円が上がっておりまして、それぞれ業務委託が、例えば清掃の業務委託だとか、夜間管理業務の委託だとか、除草業務、公園ありますのでね、除草業務、青少年広場の清掃業務とか、ちょっと、どこに委託をしてるのかなというのを説明をお願いします。 ○品川 委員長   北村北条青少年教育センター所長。 ◎北村 北条青少年教育センター所長   北条青少年教育センターです。清掃業務につきましては、今年度より太平ビルサービス株式会社に3年の入札でお願いしております。夜間警備に関しましては、シルバー人材センターにお願いしております。それから、除草の清掃業務につきましては、シルバー人材センターにお願いしております。  以上でございます。 ○品川 委員長   あらさき委員。 ◆あらさき 委員   分かりました。  ちょっと変わりますが、人権教育費の4,150万円、これ、具体的にどんな教育がされて、職員、どういうふうに配置をされてるのかなということでお願いします。215ページの真ん中ぐらいの4,150万円。 ○品川 委員長   暫時休憩いたします。              ( 午前11時44分 休憩 )              ( 午前11時45分 再開 ) ○品川 委員長   それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  杉谷教育政策室課長。 ◎杉谷 教育政策室課長<総務グループ>   失礼いたしました。センターの正職員の人件費でございます。 ○品川 委員長   ほかに発言はございますでしょうか。  北村委員。 ◆北村 委員   それでは、成果表の145ページの家庭教育支援事業なんですけど、この家庭教育支援事業は、水野教育長もかなり率先されてやられてたと思うんですけど、これは全国的にも大東市、かなりこの家庭教育支援が、ほかの議会からでもかなり有名でありまして、もうこれは受けたいというのが、どういう形でやってるかと、結構言われてるんですけど、多分先進市、これもずっとされてると思うんですけど、今回、この成果をもうちょっと詳しく、どういうふうになっていってるのかというのを説明していただけますか。 ○品川 委員長   佐々木学校教育部総括次長。 ◎佐々木 学校教育部総括次長[兼教育政策室長兼課長]<家庭教育支援グループ>   家庭教育支援事業なんですが、平成28年度から大東市のほうで取り組んでおります。成果指標にも書いてます目的のほうで、教育の環境の充実と、家庭の教育力の向上ということを目的として、取り組んでいるんですが、事業としては、家庭教育支援事業として、全ての保護者に関する学習の機会とか、親子参加できる事業の提供とか、体制を整えて、地域と学校とが連携をして、持続可能な仕組みづくりを地域全体で行って家庭教育支援をしているというところでございます。  その中で取り組んでいることなんですが、5年目を迎えてるんですが、年々スクールソーシャルワーカーの数を、多くなりまして、昨年であれば9名、今年であれば10名というところで配置しております。その中で、学校の方にも配置をし、あと家庭教育支援事業についてはチームで取り組んでおりますので、その地域のチーム員の中に、チーフとして、そのスクールソーシャルワーカーが配置しております。学校での状況、そして地域の状況というものをトータル的に横断的に、その専門職が見ることによって、子供たちの親御さん、保護者の方が抱える問題とか、課題を家庭とか生活の視点で、環境に働きかけるということで、教育環境の充実に図っているところでございます。  こちらの分については、なかなか成果っていうところは難しいんですが、これを続けることによって充実していくというふうに考えております。あと、家庭の教育力の向上というところなんですが、こちらにつきましては、昨日もテレビのほうで御紹介があったんですが、家庭訪問、1年生全戸家庭訪問を地域の方で回っていただいて、保護者とのつながりづくり、そしてそこから、いくカフェという、保護者が気軽に集えるいくカフェのほうに来ていただいて、子供さんのそれぞれのお話を聞くことで、自身の子育てについての悩みの解消をするとか、また自分の考えを聞いていただいて、その保護者の方が安心するというようなことで、家庭の教育力、そして子育て講演会で親の勉強会というところも開催しておりますので、家庭の教育力というところも向上をしております。  そして、様々、スクールソーシャルワーカーが家庭での相談というところを多種多様な相談業務を行っていってまして、課題の解決というところまでは行かないですが、好転的になるような形で今取り組んでいるところでございます。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   かなり成果もそれで上がってるんですけどね、この3,000万円近い予算で、ほとんどがまあいうたら、マンパワーで、多分スクールソーシャルワーカーとか、そのチームの方々の金額だと思うんですけど、その中で、ちょっと細かいんやけど、事務業務委託料というのは、これはどこにされているの、これもスクールソーシャルワーカーなの。 ○品川 委員長   佐々木学校教育部総括次長。 ◎佐々木 学校教育部総括次長[兼教育政策室長兼課長]<家庭教育支援グループ>   こちらのほうの事務業務委託料につきましては、12月にいつも子育て講演会を開催いたします。その講演の講演者のための開催する事業費というところで委託料を支払っております。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   いつも家庭訪問でされてて、すごいこれが親御さんにとって、精神的にもすごい安定するという形でお聞きしてるんですけどね、これ3,000件目標で、結果が出てるんやけど、これどういう形で、件数的には、多分めちゃめちゃ多いのでね、今はどういった形で新1年生、小学校1年生と中学校1年生かな、とやっておられてるのか、どういう形で今この結果をもうちょっと詳しく言っていただけますか。 ○品川 委員長   佐々木学校教育部総括次長。 ◎佐々木 学校教育部総括次長[兼教育政策室長兼課長]<家庭教育支援グループ>   こちらのほうの指標に載っております目標3,000件、結果が1,975件というところなんですが、こちらについては家庭訪問で保護者の方とつながったというトータル件数と、あとはいくカフェのほうに参加していただいて、保護者と保護者がつながっていった件数、地域の方とつながっていった件数というところで計上させていただいております。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   だから、それが何件回ってこれだけ、だから、多分もっとようさん回ってて、これだけ会えたという話なんですけど、その分母が何ぼぐらい行かはったのかなというのも、ちょっと聞いたら、もうちょっとすごいやってるなということが分かるので、そこをちょっと言っていただけますか。 ○品川 委員長   佐々木学校教育部総括次長。 ◎佐々木 学校教育部総括次長[兼教育政策室長兼課長]<家庭教育支援グループ>   家庭訪問につきましては、1学期、2学期、3学期で回らせていただくんですが、保護者と会えた件数というのは、小学校1年生の家庭を全戸家庭訪問してるんですが、そこで会えた件数というのは1,670件、そこからいくカフェのほうに御参加いただいた人数的に保護者の方が305件、子供さんが親御さんと一緒に来られたのが1,077件ということで、いくカフェのほうも27回開催したところで、御参加いただいた、家庭訪問で会えたという件数になっております。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   あと、これだけかなり、そういったいくカフェとかいろいろとされてるんですけど、ちょっとこれ、よその所管ともかぶると思うんやけど、ネウボランドも大東市としてはされてるので、こういった、ここの家庭教育支援事業の中で、ネウボランドだいとうの中とどう連携していくかというのは、次の、これはいろいろとされていくんや、このまま続けていかれるんやけど、そこでの連携とかは考えてはるのかどうなのか、そこは。 ○品川 委員長   佐々木学校教育部総括次長。 ◎佐々木 学校教育部総括次長[兼教育政策室長兼課長]<家庭教育支援グループ>   こちらのほうの家庭教育の中では、やっぱり福祉との連携というところは、やっぱり家庭の状況から重要なところになっております。今現在も、ネウボランドだいとうのほうには、スクールソーシャルワーカーが配置というか、在駐しております。そこで家庭の状況からネウボランドだいとうのほうに御相談をして、福祉部局と連携して、地域、学校、家庭、それをトータル的にこちらのほうの家庭教育支援事業のスクールソーシャルワーカーとネウボランドだいとうのほう、共に在駐しておりますので、そこで連携して、対応をしているというところになります。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   ちょっと教育長新しくなったので、これについてどうお考えなのか、ちょっと教えていただけますか。 ○品川 委員長   水野教育長。 ◎水野 教育長   委員御指摘のように、全国的に注目されている取組でもございます。一言でいうと、実は福祉と教育というのは、本来、一体的に子供を主語にして支援をする場合は、当然、一体的にするべきものなんですが、どうしても行政の分け方として離れてしまうという課題がある中で、大東市においては、ネウボランドだいとうと、この家庭教育支援が共に重なる部分が多くなっていて、福祉と教育の縦割りの解消につながるのではないかということで期待されているという認識でおります。  今、佐々木学校教育部総括次長のほうからもお話ありましたように、私もネウボランドだいとうも時々見に行かせていただくんですが、教育委員会のスクールソーシャルワーカーが今常駐しております。つまり小1全戸訪問で得た気になる情報を学校とも連携できますし、福祉部局とも連携できますし、逆にネウボランドだいとうに相談したケースがスクールソーシャルワーカーを通じて、学校とも連携できるようになっている、そのような認識で考えております。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   それをお聞きしまして、かなり力強いというか、ネウボランドだいとうがこれでさらに充実していくかなと思っているので、またよろしくそこはお願いいたします。  次に、148ページの言語活動推進事業なんですけど、これも見てると、これはほとんど図書館の司書の方の経費なのか、これに対して弁論大会が入ってきてるのか、一体どういうことなのか、ここはどういうのか教えていただけますか。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   学校司書につきましては、昨年度6校で7名の方の配置をさせていただいて、言語活動の推進ということでさせていただいております。  一方で、言語活動能力を高めるということで弁論大会の実施と、この2つの取組をこの事業の中に入れております。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   これはこのまま、これはもうずっと続けていく活動でいいんですね、ずっと弁論大会も我々も参加させてもらいますし、こういった中で、ずっとこれは司書の方と、それに伴って読書の充実を図っていくための事業としてずっと続けていかれるわけでいいんですね。 ○品川 委員長   新井教育政策室課長。 ◎新井 教育政策室課長<政策グループ>   弁論大会につきましては、継続的に子供たちも、これを目標に頑張っている姿も見られますので、継続的な事業として取り組んでいきたいと考えております。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   あと、次の149ページの小中一貫のプロジェクト事業なんですけど、先ほどもいろいろ聞かれてましたけども、これ、最終的には、地域地域でいろいろ事情があると言われてました。その中で、大体小中一貫って、結構他市でされているのが、学校の統廃合とか、小・中学校の統廃合で、近くの小学校と中学校をひっつけるという形で、小中一貫ってされてるんですけど、本市はそういった中で、施設的な、小学校と中学校の近いところを一緒にしてという形の設備的なというか、そういう本体的なことでというのは、この中からはされていかないのか、考えていかないのか、どうなのか。
    ○品川 委員長   新井教育政策室課長。 ◎新井 教育政策室課長<政策グループ>   今回、教育委員会として小中一貫の取組ということで、初めての取組ということで、モデル校区事業として3年間取り組んできました。その中で、基本となる部分ですね、小中一貫の基本となる部分で、先ほどお答えさせていただきました中学校区ごとの目指す子供像、また、その目指す子供像を達成するために、9年間のカリキュラムですね、これがまず小中一貫として大切な部分ということで、まず教育委員会として骨組みの部分ですね、小中一貫教育を今後進めていく上で骨組みの部分、この部分についてまず取り組んでいるということで、取組を進めているところです。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   そしたら、最初のソフト部分を今は充実させているわけであって、ハード的なのは、今後それがもっと充実してから考えるという形でいいんですか。 ○品川 委員長   新井教育政策室課長。 ◎新井 教育政策室課長<政策グループ>   それも含めて、今後状況も見ながらということで、より効果的な小中一貫教育の取組を進めていく上で今後検討していくことになっていくかなというふうに考えております。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   分かりました。  153ページの学校通路の整備事業なんですけど、これ、事務業務委託料で、どこがされて、それでこれ点検実施して、その後の点検実施の後、どうされていった、不具合箇所とかはどういう形でされたのか、その報告をお願いできますか。 ○品川 委員長   清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   この調査業務でございますが、入札を行いまして、大東市内の富田測量設計というコンサルに調査をしていただいております。4校ずつ調査して、3年に1回回ってくるような形になっております。その4校の全通学路のうち、過去にピックアップしたところ、それがどのように改善されているかという調査と、新たな危険箇所、あと他市で起こったような交通事故の事例とか、そのようなことを参考にして、私たち教育委員会と、それと道路管理者、大東市と、それと大阪府、それと警察官が現場に直接行って、どういった対策が必要かというのをその場で協議して、おおむねの方向性を出す約束していただいて、それを道路課のほうで実際に工事として行っていただくと、こういった流れでさせていただいていて、その都度その都度発見した危険な箇所について改善していっているというところでございます。 ○品川 委員長   暫時休憩いたします。再開は13時でございます。お願いいたします。              ( 午後0時00分 休憩 )              ( 午後0時59分 再開 ) ○品川 委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  初めに、訂正があるみたいなので、北田学校教育部長。 ◎北田 学校教育部長   午前中にあらさき委員から御質問がありました人権教育費の件でございますけども、これは青少年教育センター費ではなしに、社会教育費の中の人権教育費ということで、人件費につきましては、本市教育政策室に所属しております指導主事の4名の人件費でございます。訂正させていただきます。 ○品川 委員長   それでは、引き続き質疑を行います。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  大束委員。 ◆大束 委員   そうしましたら、ちょっと施設のほうに関することで聞きたいと思います。  まず、施設の管理に関しては、例えば学校給食、中学校のほうでは、スチームコンベクションの点検がありますね、これについて、今、スチームコンベクションが更新の時期、今現在当たってるということなんですけど、この時点では毎年このような形の金額が点検として出てると思うんですけども、それを踏まえて、ちょっとお話をしてください。 ○品川 委員長   スチームコンベクションの今の状況ということですか。  清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   スチームコンベクション、中学校給食の再加熱器でございます。金額に保守業務として17万3,000円ということで使わせていただきました。これは、その設備で大きく破損しない、壊れないように、定期的に点検させていただいて、簡単な補修をしているというところでございます。  中学校給食始まりましてもう8年目になります。大体こういった機械は10年ぐらいでやっぱり壊れてくるというものでございまして、もうそろそろ、その辺のことも踏まえて、機械の予算取りといいますか、種類を調べたりとか、もしくはその設備の更新を機会に、今の在り方も少し検討していく時期に入ってきたのかなというところで考えているところでございます。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   例えば、昨年度においても3末まであるんですけど、そこで年間通じて何か故障とか、不具合とか、そういった具合はなかったですか。 ○品川 委員長   清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   今のところ、大きな故障はまだ発生してないと。同じ機械設備でいいますと、冷蔵庫とか、そういったものは何度か交換ということでさせていただいているところでございます。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   じゃあ、聞いているコンベクションについての寿命というのは何年になるんですか。 ○品川 委員長   清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   メーカーから明確に寿命というのはなかなか教えていただけないんですけども、おおむね10年程度かなというふうに考えております。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   ということは、あと2年間ぐらいあるということで、その間に次の更新を考えていかなければならない、その時期はいつですか。もう契約をしなければならないのは。 ○品川 委員長   清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   給食の今後の在り方につきまして、政策部局と直接私たちが別に業務委託を発注せず、直接今の現状と、今までの検証も併せまして、既に検討の会議というのを開かせていただいております。これを回数を重ねていって、今後の方向性というのを定めていきたいというふうに考えております。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   つまり、給食のPTは立ち上がってるということでよろしいですか。内容も教えてください。 ○品川 委員長   清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   プロジェクトチームと、正式な要綱設置型のPTではございませんけども、任意の会として両部の間で戦略企画部と我々学校管理課の人間を中心に検討会議を始めているというところでございます。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   故障がなければ、10年以上使ってもいいかなと思うんですけども、急に壊れると困るということが公共にはあるというふうに思います。このスチームコンベクションについては、中学校給食が始まるときに、温めてランチボックスを出すという、大東方式として取り入れたものでありまして、これについて、様々御意見があるというふうに思ってます。私たちも、公明党議員団でこのランチボックス、できたばかりのものと、スチームコンベクションで温めたものの違いを確かめる視察も行わせていただきました。これについては、また別の機会でやりたいというふうに思いますけども、この機械についての、つまり寿命について、まだ壊れてないものを替えなければならないとなったら、ちょっと、これは大変かなというふうに思っております。これ1台、何ぼかかったんですかね。何ぼというよりお幾らでしょうか。 ○品川 委員長   清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   1校当たり500万円ぐらいかかったかというふうに、たしか記憶しております。違いましたか。 ○品川 委員長   北田学校教育部長。 ◎北田 学校教育部長   平成25年8月にスチームコンベクション購入しております。16台、1校2台ずつ、1台当たり339万7,800円です。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   500万円以上ですね。ということで、またその分については更新時期、またPTも含めてよろしくお願いしたいと思います。  あと1つは、さっき北村委員からもありました校務用のコンピュータシステムです。この賃借料出ております。これはいわゆる校務支援システムのほうなんですよね、この説明ちょっとお願いします。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   校務支援システムにおきましては、本年度の8月から導入としております。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   それはつまり既存のコンピュータシステムへの賃借料いう形ですね、分かりました。
     その校務支援システムの8月の導入に当たって、様々機械の導入の、あれプロポーザルでやるのか、何でやるのか、ちょっと分かりませんけど、どういう方式で選ぼうとしてるんですか。 ○品川 委員長   新井教育政策室課長。 ◎新井 教育政策室課長<政策グループ>   校務支援システム、8月にパソコンの入替えがあって、校務支援システムのソフトが今後導入されていくんですが、まず、事務処理できる帳票というのが指導要録だとか、あと出席簿、また保健室の帳簿など、たくさんの業務をそのパソコンでできることになるので、そのソフトでできることになるんですが、一気に全部というわけにはいきませんので、段階的に今業者さんのほうと、学校と、学校がより使いやすいものということで、学校のほうと連携しながら進めていっているところです。  まず最初には、指導要録の2ですね、小学校の指導要録2が、4観点から3観点になりましたので、それを取り急ぎ今業者さんと詰めて進めているところです。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   各学校においてその使用についての事前の研修も行っていただいて、導入時に早く使えるようにお願いをしたいなというふうに、その研修についてはどのように行っていますか。 ○品川 委員長   新井教育政策室課長。 ◎新井 教育政策室課長<政策グループ>   先日、そもそもその校務支援システムそのものについて、校長会の後に校長先生方に説明をしました。11月の主任教頭会ですね、こちらでも今度教頭先生に説明をさせていただいた後、11月、今のところ予定なんですが、下旬に各学校のパソコンの担当者ですね、その方々に業者のほうから実際に成績入力とかも含めた使用方法、そのシステム自体の説明会を開催する予定です。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   分かりました。また議員にも聞かせてくださいね、よろしくお願いします。  あと、学校施設の長寿命化策定事業であります。これも本当に今後10年間の整備計画の策定という形で大変お金がかかる問題となってきております。その中で、先ほど言いました給食のスチームコンベクションのほうの分もあるし、既存の校舎のほうもありますし、全体的にこの計画がなされるというふうに思いますが、この概要についてちょっと聞かせていただければなと思うんですよ。 ○品川 委員長   清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   大東市の小・中学校は築50年前後で推移しておりまして、既にもう耐震工事というのは完了しとるんですけども、躯体の維持といいますか、例えば屋根の防水とか、壁の防水、それと学校内の電気設備、機械設備、要は照明灯とか音響ですね、防災時に使うような校内の音響設備、それと電気の元のキュービクルとか、そういったものが非常に老朽化しているという状況にございます。これらを、さらに長もちさせるために、躯体の少し強化をしたりとか、あと内装ですね、床を張り替えたり、天井を張り替えたりとか、壁ですね、こういった廊下にあるような、こういった壁も非構造部材となっておりまして、その非構造部材は耐震化されておりません。大地震動で壁ごと倒れてくるような事例も全国で起きてるような状況でございますので、こういったものを含めて、学校の躯体の長寿命化を図りながら、内部、外部の仕上げ部分を整備していくと、こういった内容でございます。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   これは指標としては100%になっているということで、もう出来上がってるということですね、計画が。ちょっとまた見せていただきたいと思うんですけれども、あと様々、僕らも議員としてこういった公共事業については、市内の業者の方が参入できるような形でお願いをずっとしてきた、例えば分割の発注とか、様々お願いをしてきて、こういった事業こそ、市内の業者の方がしっかり仕事ができるように持っていくのが我々の仕事だというふうに思っておりますので、そういった意見も言わせていただきましたけど、その点についてはどうですか。 ○品川 委員長   北田学校教育部長。 ◎北田 学校教育部長   従来から契約の方法につきましては、本体建築工事、機械設備工事、電気工事という形で分割して発注はしております。あと、これは契約課の所管になるんですけども、市内企業の受注の確保の推進についても、契約課のほうから通知等が出てますので、それは適切に契約課のほうで対処していただくものと考えております。 ○品川 委員長   ほかに発言はございますでしょうか。2回目。なければ、3回目。  杉本委員。 ◆杉本 委員   よろしくお願いします。成果説明書の153ページの学校通学路整備事業です。先ほど、北村委員が質問されたのが、私ちょっと半分理解してなくて、令和元年度のスケジュールで通学路の点検業務を3月に実施したということだったんですけども、年に1回のことなんでしょうか。その1つの小学校区に関して、年に1回だけ調べるということなんでしょうか、ちょっとさっきの、ごめんなさい、ちょっと理解してなくて、すみません。 ○品川 委員長   清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   昨年度4校実施しまして、点検するんですけども、そんなに毎年毎年道路が出来上がったりとか、急激に変化するもんでもないというところがありまして、毎年、12校あるうち4校を見て、また次の4校、また次の4校ということで、3年に1回は点検できてるという内容になっております。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員   通学路の点検の件なんですけども、やはり、この3月というのは、4校、4校ということでしたけれども、やっぱり災害の多い9月、10月のときに、夏に木が育って、木が生い茂ってきたとか、通学路に倒木があったりとか、今年はそんなに台風の影響もなかったんですけれども、やっぱりそういう、今の秋の時期だからこそ、いろんなちょっと問題が出てきてるところもあるかと思いますので、ちょっとその辺も予算がつけば、また秋口にもやっぱりやっていただきたいなというのも1つはあります。  その通学路のまた安全の件なんですけれども、現在、今まで私有地というか、民有地のところは、なかなか立ち入ることができなくて、例えば通学路、民有地の塀が壊れてきてるとか、大変だというところですけど、民有地であるから、その持ち主の方がやっぱり自分で処理というか、ブロック塀などを修繕していただかないといけないということで、なかなか安全対策進まないところもあったと思うんですけれども、この国土交通省のほうから2月に神奈川県のほうで、民有地の斜面が倒れてきたことによって、女子高校生が通学してた際に、その下敷きになって亡くなられたという例がありましたので、それを受けて、公明党議員団としても要望してたところ、国土交通省のほうから、14日付で防災安全交付金というのが策定されまして、各地方整備局のほうに防護ネットとかを設置する際は交付金を出しますよというものが14日の日に、もう各地方整備局のほうに通達が行われたということなんですけども、府のほうからそういうちょっと詳細的なところというのは、もう市には下りてきてるんでしょうか。 ○品川 委員長   清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   まず、点検のことでございます。先ほど申し上げました予算を使って、業務委託として点検してる部分と、あとそのときそのときで、各報道でもあるように、交差点で何か交通事故があったとか、いろんな事案に応じて、その都度その都度、直営でその項目について点検して改善していっているという関係がございます。  今、御提案ありました秋口云々、台風の季節ですね、その後の点検というもの、通学路、ふだんは、保護者とか学校の先生方でも見ていただいている関係もありますし、そこからの御連絡があったら直ちに駆けつけていくという体制もとっておりますし、我々としましても、そういった点検も直営で今後やっていきたいというふうに思います。  それと、民有地の塀でございますけども、前回の地震のときに通学路に係ります学校のブロック塀と、通学路の民有地のブロック塀も併せて点検いたしました。道路管理者と我々が一緒になって、通学路の部分については教育委員会で点検、その他の部分については、道路課のほうで点検ということで、危険なものと認められたものについては、民地のほうに、民間のほうに直してくださいというような要請もしてきたというような経過がございます。  現在のところ、点検の結果、通学路においては、直ちに倒れそうなブロック塀はないというような状況になっているところでございます。  あと、防災の交付金について、ちょっとまだ教育部局のほうに詳しいような情報提供、今ちょっとないような状況でございます。 ○品川 委員長   杉本委員。 ◆杉本 委員   今月14日に各地方整備局ということだったので、まだ府のほうで止まっているのかも分かりませんけど、またそういう制度を活用して、やっぱり私も、最近ですけど南郷小学校区域で、やっぱり民有地の壁がどうしても気になる、ひび割れが入ってて気になるということをちょっと区長のほうからお伺いしまして、私が見てきたところでは、そんなにすぐに、傾いてるわけではないんですけども、やっぱり子供の安全のことを思うと、その民有地やから、地主の方に、まあ言ったら直してくれというのも言いにくいしというふうに区長はおっしゃってたんですけども、その後にこの制度のほうができたということを新聞で知りまして、これを活用しない手はないなと思いまして、また今後こういう、詳細が私も分かってないんですけれども、詳細が下りてきたとき、またちょっと情報を頂けたら、そういうことで区長のほうに、こういうこともありますけれども、いかがでしょうかという、逆の提案もできるかと思いますので、またよろしくお願いします。  それに絡めてなんですけど、小中一貫教育のモデル校プロジェクトということで、やはり安全の部分で考えますと、北条小学校はかなり山手にありまして、保護者の方からも、やはり危険エリアというか、そういうところにやっぱり子供を通わすのはすごい不安があるという声もお聞きしてるんですね。今取り組んでいただいている中で、やっぱり統合というのは、なかなかハードルも高いかと思うんですけれども、やはり今、北条中学校におきましては、教室数に関しましては、もう小学校を受け入れるぐらいのキャパはあるっていうふうにもお伺いしてます。そういう部分では、地元の小学校に通わされているお母様方に聞きますと、やはりせっかく北条中学校が小中一貫のモデル校となってるんやから、少なくとも、すぐにというわけにはいかないと、いろんなハードルがありますから、すぐにとはいかないんですけど、やはり中学校の敷地内に小学校も入れていただくと、安全になるんだけどなというお声もたくさん聞かせていただいております。ですから、またここのところもしっかりと、また安全面の部分に関しましても、一貫教育のほうもまた進めていっていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。 ○品川 委員長   ほかに発言は、3回目お願いいたします。  北村委員。 ◆北村 委員   それでは、先ほどの続きですけども、先ほど工事請負費で、いろいろとコンクリートブロックとかの件とか、プールの件も聞きましたけど、この154ページの学校施設の長寿命化策定事業で、ほとんどの躯体も、先ほど清水学校教育部次長も言われてましたけども、構造物的には、もうプールも入ってるし、体育館もそうやし、これとね、次のページのエアコンともリンクはしてるんかな、そこちょっと言っていただけますか。 ○品川 委員長   清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   プール、体育館、エアコン、これ全て含んでおります。エアコンは機械設備になりますけども、機械設備、電気設備が老朽化が相当進んでるという状況になっております。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   そしたら、このエアコンの件は、過去これ議会からでもいろいろと言ってましたので、これの計画、事業はできてるので、もう予算もついて実行されてるのですけど、ちょっと、次のスケジュール、もしも言うていけるんやったら、ちょっと言うていただけますか。 ○品川 委員長   清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   長寿命化計画の前から、教室のエアコンの老朽化については、たくさん御指摘を頂いております。今年度、2校の教室のエアコンの今設計をしているところでございまして、残りの6校ですね、中学校の、残りの6校、今現在当課といたしましては、来年度の当初予算に要求をするべく、ちょっとこれまだ言うの早いかも分からないですけど、今ちょっと準備をしているというところでございます。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   そしたら、これ体育館の件なんですけど、本体の言うてる教室のエアコンもかなり老朽化で、リースか何か分からないけど、こういった形でも見直しされると言われてるのは、こっちの学校施設の長寿命化のほうで策定、その計画がされてるということでいいのかな。これはもう全然別物で考えていくんかな、どうですか。 ○品川 委員長   清水学校教育部次長。 ◎清水 学校教育部次長[兼学校管理課長]   長寿命化計画に基づいて、計画的にやっていくんですけど、10年計画で順番にやっていくと、非常に大規模事業でございますし、予算もたくさんかかるところでございます。特に、その中でもエアコンがやっぱり老朽化が進んでいると、今年の真夏も非常に暑いというような苦情もたくさん頂いておりまして、ここはゆっくりしておられないという状況がございますので、そこは切り離して、そこを早急に進めていくというようなことで今作業をしているところでございます。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   ありがとうございます。  次、156ページの放課後子ども教室推進事業なんですけど、これと児童クラブとの連携やから、ここの事業的には児童クラブとどういう違いがあって、どういう活動をされてるのか、ちょっとお聞かせ願えますかね。 ○品川 委員長   平岡生涯学習課長。 ◎平岡 生涯学習課長   放課後子ども教室に関しましては、地域社会が一体となった教育コミュニティづくりということで、大阪府の事業、補助金を頂いておる事業になります。放課後児童クラブは就労支援という形で運営させていただいておるのですが、一体化に関しましては、放課後子ども教室のほうに児童クラブの児童が参加して、その後、児童クラブに来れる様な流れを学校内で行うということで、安全に参加いただけるということをつくっている状況でございます。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   そしたら、これはもう全小学校でされてるので、これ、府の補助のほうが大きいんですけど、これもうちょっと拡大とかは、そっちはどこが取るというか、府の事業やけども、市の事業として拡大するんやったら、市の予算も要るやろうけど、これはどうするのかな、府からもっとくださいという形で、今後されていくんかな。どうなるのかな。 ○品川 委員長   平岡生涯学習課長。 ◎平岡 生涯学習課長   こちらは地域のコミュニティづくりの一環となりますので、地域人材、地域にお住まいの高齢者の方が、何か、将棋を教えてくださったり、英語教室を開いていただいたり、学校によって、開いていただいている事業内容は違うのですが、それぞれ地域人材を我々のほうも学校の協力を得ながら探しまして、今現状は週に1回行っていただいている学校が多うございます。あと、頑張っていただいているところでは週2回ということで、この回数を増やしていくことが、やっぱり子供にとっても、学びの環境づくりにもなりますし、親御さんにとっても、安心して子供の居場所確保にもできますし、学校にとっても、地域のつながりが強まりますし、地域の方も、生きがいづくりといいますか、もう全ての方が一体となって取り組ませていただいているものでございます。
     今御覧いただいている資料では、目標800回に対して922回と表示させていただいておりますが、前年度はこちらの回数が796回でございました。各学校、地域の皆様の御協力によりまして、126回増えたことによりまして、ここでお示しできてなくて、失礼ですが、参加児童数も今回は、元年度は延べ6万1,193人の児童に参加いただいたところでございます。こちらは前年度と比較いたしまして1万6,991人増えている状況でございます。これから極力地域の皆様、学校の協力を得ながら、回数を増やして、参加いただける児童を増やしていきたいと考えております。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   その次に、158ページの文化財保護整備事業なんですけども、特にこれ、こっち側は平野屋会所をずっと重点的にされていくわけなのか、この保護事業いうのは、今、この平野屋会所と、あとは何がメインなのかな、これちょっと説明していただけますか。 ○品川 委員長   黒田生涯学習課参事。 ◎黒田 生涯学習課参事   まず、文化財保護整備事業でございますが、委員おっしゃったとおり、今、この事業の中心に置かれているのは、平野屋新田会所跡の保存活用、将来的にどうしていくかということをメインでやっております。その他、埋蔵文化財の発掘調査、その成果を報告書にまとめたりするようなことが主なメインでございます。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   この会所の保存とかいうのは、ここ民間企業なのかな、どうなのか分からへんけども、最終的には、よそさんみたいに復活というか、復刻版みたいな形でもう一遍されていくのか、今の状態をずっと風化させないための維持管理みたいな形の事業なのか、ここは最終的にはどういう形で持っていく計画なのか、そこは言えますか。 ○品川 委員長   黒田生涯学習課参事。 ◎黒田 生涯学習課参事   平野屋新田会所跡につきましては、御承知のとおり会所本体に関しましては、平成16年、18年にかけて、平成20年にかけて、残念ながら開発業者に、裁判所の競売物件として開発業者に落札されて、その後、保存のために市のほうも動きましたけども、結局は金額の面で折り合わなかったということで、本体自体は、今既に住宅街になっております。ただ、その際に、会所の特徴を示します銭屋川に面した船着場跡が残るところと、それから千石蔵、いわゆる象徴の米蔵が残る箇所、あともう一つ蔵が残る箇所、これは会所の北西隅にありまして、その部分に関しましては、その開発業者のほうから市のほうで公共化して現在に至っております。その会所の跡地に関しまして、ここに会所がかつてあったということを示すモニュメントとして、将来的には市民の皆様が憩いの場として訪れて、なおかつ会所をしのんで後世にまで伝えていくということも含めて、また平野屋近辺はまだ新田開発、江戸時代に行われた新田開発の名残の、いわゆる水路とか、それから樋門とか残っておりますので、その跡地だけではなくて、その周辺も含めた形で生かしていくという形を考えております。ただ、具体的にどういった形で整理をしていくのか、いわゆる、以前ですと、例えば蔵を復元したりとかということもありますけども、現在、バーチャルリアリティというか、VRの技術とか、いろんなそういった技術も発達しておりますので、そういったことも含めながら、活用の仕方を考えていきたいと考えております。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   まあ、言ってるそういったものでやっていただけたらありがたいかなと思いますけども、あと飯盛城址かな、この保存設備活用事業ですけども、これ今、国指定まで、目標75%という形ですけども、これ、全体的には、もう指定までは大体あと何年というのは、大体分かってるんですかね。 ○品川 委員長   黒田生涯学習課参事。 ◎黒田 生涯学習課参事   まず目標の飯盛城の国史跡指定でございますが、そこにも書いてございますように、過去3年間現地調査を、発掘調査を行いまして、昨年度に飯盛城跡の総合調査報告書というものを発刊しました。指定までのスケジュール、今年度は、ですから飯盛城跡に係る地権者の方の同意を得た上で、これは四條畷市とも共同でやっておりますので、四條畷市とうちとで地権者の同意を得て、両市で文化庁のほうへ指定の意見具申書を出すことになっております。それが今年度の目標といたしまして、もう11月末ぐらいまでに書類をまとめて、一旦、大阪府教育委員会文化財保護課のほうに書類を見ていただいて、読み合わせをして、恐らく、年明けに文化庁のほうへ行って、また書類を見ていただいて、最終的に確認できましたら、改めて両市のほうで起案を取って、正式に文化庁へ提出するという形になっております。  史跡指定までですけれども、意見具申書を出しましてから、恐らく年度が変わって、春先に国の文化財保護審議会というのが開かれまして、そこで文化庁のほうから飯盛城の国史跡指定の諮問を行える予定でございます。その諮問を受けて、審議会のほうが国史跡の指定にふさわしいという答申は出される予定になっておりますので、それをもって、恐らく春先、5月か6月ぐらいで、いわゆる内示という形で文化庁のほうから来る予定になっております。正式には11月の官報で国史跡指定ということで、スケジュールどおり、うまくいけば、そういう形になっております。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   そしたら、これ四條畷市と足並みがちゃんとそろってたら、そのスケジュールやけど、まあまあ、そろえへん場合もあるわけかな、どうなん、そこのは両市が一緒にならないとできないというこれ計画ですよね。 ○品川 委員長   黒田生涯学習課参事。 ◎黒田 生涯学習課参事   もともと、スタートの時点で四條畷市さんと協力してやっておりますし、調査も含めて、この書類提出に関しても四條畷市さんと連携を取って、連絡を取り合いながらやっておりますので、あってはならないことなんですけども、どちらかの市がということにならないように、頑張ってやっていきたいと思っております。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   次、その次のページの160ページなんですけど、市民文化自主事業で、これ予算、何ぼかついてますけども、その団体補助金がほとんどなので、この団体補助金というのは、各種団体って何団体に、どのぐらいの規模で分配してはるのか、これ分配してはるのかどうか分かれへんけど、その他団体さんのこと、ちょっと言えますか、それ。 ○品川 委員長   平岡生涯学習課長。 ◎平岡 生涯学習課長   市民文化自主事業に関しましては、大東市民のお子様から高齢者の方まで幅広い世代の皆様に上質な文化・芸術に触れていただく機会をつくらせていただくという事業になっております。こちらの事業に関しましては、内容をなるべく市民感覚を反映できるようにということで、市民文化自主事業実行委員会をつくらせていただいております。こちらの団体の皆様に企画運営をしていただく中で、その事業で必要となった会場費ですとか、演者への支払い、それらから御参加いただいた市民の皆様から頂いた料金を差し引いた額を市の補助金としてお支払いさせていただいている状況でございます。  なお、市民文化自主事業実行委員会は、区長会ですとか、社会教育団体の皆様ですとか、青年会議所の皆様、一般公募の市民の皆様、12名で構成されている状況でございます。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   取りあえず、市の各種団体が集まった中がそういうのですね。  あとは、161ページの件も同じような形でいいんですかね。 ○品川 委員長   平岡生涯学習課長。 ◎平岡 生涯学習課長   こちら、大東市が誕生した年から実行しております市民文化祭の事業費になっております。こちらは大東市の市民文化の振興を担っていただいている団体様で構成されている文化協会さんに委託させていただき、毎年実行いただいているものでございます。 ○品川 委員長   ほかに発言はございますか。  大束委員。 ◆大束 委員   そしたら生涯学習部にお聞きいたします。先ほども北村委員からもありましたとおり、飯盛城の保存整備に関しましては、国史跡指定まであと僅かというふうに聞いております。新たに見つかった石垣とか、ああいったものの広報もしていただいて、私たちはその部分はまだちょっと見に行けてないんですけども、例えば、今、既存の民間の方々の協力を得て、様々な事業が民間レベルで今行われているというふうに思うんですね。そういった方々たちとのコラボ、もちろん三好長慶の行列もやっておりますし、様々やってるんですけど、この保存に関しての整備事業において、どのような形で今進めているのか、民間の方々とコラボした事業ですね、ちょっと教えていただけますか。 ○品川 委員長   黒田生涯学習課参事。 ◎黒田 生涯学習課参事   飯盛城跡、石垣等は現在も残っておるところ、山の中ですので、なかなか人が簡単に入っていけないようなところにも残っておりますので、そういったところに関しては、やはり今、市民の方を連れて見学というのは、なかなか難しい点があります。既存でハイキング道沿いにある見える石垣とかというのはございますので、そういったものを見学していただくということになると思います。  三好長慶会の方々がいろいろ御協力いただいておりまして、教育委員会のほうから具体的にコラボしましょうというところまでは、まだ行ってないんですけども、三好長慶会の方からは、整備に関しては、この後整備計画というものがありますので、恒久的な説明板というのは、恐らくその整備計画の中で設置することになるんですけども、ただやはり、史跡指定になったのに、何も石垣のところに標識がないとか、あのところにないというのは寂しいということで、三好長慶会からの御提案で、簡単な木製の手造りの説明板というのを立てていただいております。あとは、観光ボランティアガイドのやまびことか、そういう見学会とかを開催していただいておりますので、こちらからも資料づくりとか、あるいは協力をさせていただいている状況でございます。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   黒田生涯学習課参事は、いわゆる学術的なところの専門家でありますので、恐らくそういった形になるのかなというふうに思います。今度も、四條畷学園でやってた分が、アクロスで11月22日にやるということで、これもオンラインで見ようかなと思ってますけども、そういった部分の発信とかね、どんどんやっていくべきだというふうに思いますし、例えば、子供たちを巻き込んで、今、国史跡指定になるという形のものが今、現地で、なった後やったらもう意味がないと思うんでね、今こういう運動をして、そして国史跡指定になる飯盛城のところのアピールを子供たち、教育の材料としても、ぜひともこういったことの事業に取り入れていただきたいというふうに思ってるんで、その辺の教育とのやり取りはどのようになってますか。 ○品川 委員長   黒田生涯学習課参事。 ◎黒田 生涯学習課参事   具体的に事業の中で取り入れられているということも含めて、小学校の副読本として、大東の歴史という、過去、教育のほうでつくっていただいた授業を補完する副読本がございまして、その副読本に基づいて、飯盛城跡も含めて、堂山古墳群とか、大東の歴史については授業のところでしていただいているというふうに考えております。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   堂山古墳出ましたけど、この前も近つ飛鳥博物館に久しぶりに行きまして、現物のよろいを久しぶりに見に行ってきました。こういったものを実際に子供たちに見せるという教育、そしてそのことが子供たちの地域に対しての愛着というものがもっともっと芽生えてくるんじゃないかというふうに思ってます。  三好長慶についての新しい、様々な考察が今なされている中で、大河ドラマへの運動もされている団体も出てきました。そういったところの動きというのは、なかなか学術的なものと、いわゆるパフォーマンス的なところと2つあるというふうに思うんですね。それをうまくミックスしてまちおこしをしていくということが私大事だというふうに思ってるんです。その点については、しっかりと街づくり部と、都市魅力観光グループと、いろいろやり取りをして全庁的な流れにしていかないといけないなと思います。そのやり取りというのはどのようになってますか。 ○品川 委員長   黒田生涯学習課参事。 ◎黒田 生涯学習課参事   街づくり部も含めて、特に都市魅力観光グループも含めて、スケジュールで来年が飯盛城史跡指定になるということで、予算要求のほうでも、来年度標識を立てたりとか、あるいは道路ですね、阪奈道路から産業大学のグラウンドを通っていく、それから野外活動センターまでの道路というのが、以前、道路課のほうで補修はしていただいているとは思うんですけども、ところどころやっぱり荒れてるところがありますし、そういった道路の補修とか、あるいは野外活動センターの、できるだけ車で、大勢、たくさん来られても困るんですけども、やっぱり車でしか来られない方もいらっしゃるので、野外活動センターの、今使っている駐車場をちょっと小ぎれいにして車をとめられるようなことということも含めまして、街づくり部、それから政策推進部、生涯学習部のほうで、三者で予算の要求前に調整をいたしまして、来年度の事業を考えております。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   ぜひとも、この三好長慶というものも活用したまちづくりを推進していく、ここはもう学術的な根拠を指し示してくれるところだと思いますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。  国史跡指定が確定しましたら、その例えば、国からの何か文書や、そういった何かお渡しをするものが、そういう場所とか、どういう形でそれは、ただ連絡が来るだけなんですか。 ○品川 委員長   黒田生涯学習課参事。 ◎黒田 生涯学習課参事   すみません、私も初めての経験なんで、どういうふうに来るのかはちょっと分からないんですけども、とにかく文書は来るとは思いますけども。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   電話1本かもしれませんけどね。それによって、しっかりと国史跡指定を受けた、四條畷市も一部入っておりますので、先ほども言ったとおりに、このコラボした国史跡指定の記念イベントというのはどのように考えてますか。 ○品川 委員長   黒田生涯学習課参事。 ◎黒田 生涯学習課参事   国史跡指定になった暁には、やっぱり記念行事としてシンポジウムとか、あるいは資料館での展示とかというものは考えられますし、もちろん展示だけではなくて、一般の人たちにももっとたくさん来ていただけるように、教育委員会だけの主催ではなくて、先ほど議員がおっしゃったような民間の観光ボランティアの方とか、三好長慶会の皆さんとも協力をして、いろんな事業を展開していきたいというふうに考えております。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   山の上にある城ですから、竹田城もああいう形で今有名になっていますよね、向こうの兵庫県のね。私たちも行かせてもらいました。ああいうところの整備というのは、なかなか難しいかもしれませんけどね、ただせっかくのものですから、ドラマ化に向けて、もしかしたらという話があったら、ああいうところの整備というのもしっかりとしていかなあかんなというふうに思っております。何か、その構想とかないんですかね。
    ○品川 委員長   黒田生涯学習課参事。 ◎黒田 生涯学習課参事   なかなか今すぐにということはあれなんですけども、やはり飯盛城跡、飯盛山の特徴としまして、アクセスですね、車は別として、JRの2駅に近いこともありますし、お城自体の、例えば整備とかいうのは必要ですけども、駅からのルートですね、ハイキング道になっております。そういったものをもっと周知して、たくさんの人に訪れていただけるということをまず土台として、委員がおっしゃった、具体的にどういうふうに整備をするかということにつきましては、今私の一存でこうしたいというのは、なかなか言えませんけども、これはこれで、また史跡指定になった後、将来的に飯盛城をどのようにして保存して、活用していくべきかというところを学識経験者の方も踏まえて、検討いただいて、市としてそういった計画書を提出、文化庁のほうへ提出しなければならないことになっておりますので、その中で、整備に関しても具体的な方向性を入れて作成したいと考えております。  やはり石垣自体は山の中にありますので、危険なところにある石垣をどういうふうにして見ていただくのか。あまりにも、行くために、見せるために道を造るというのは本末転倒になりますので、そういったところも飯盛城に関しては難しい点があるのかなというふうに考えております。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   これが大きな流れになっていくべきだというふうに思っておりますので、ぜひとも学術的な見地の根拠からまちづくりへの移行というのをしっかりとしていただきたいと思ってます。これについて、東坂市長、よろしくお願いします。 ○品川 委員長   東坂市長。 ◎東坂 市長   国史跡指定というのは、大変大きなハードルを1つ乗り越えることになると思ってます。そのときに、いわゆる復元ですとか、再現ですとか、そういった目に見えるハード面の整備という方向を直接目指すのではなくて、新潟県の春日山城ですとか、滋賀県長浜市の小谷城のように、現有の自然を保持しながら、それを参考的に様々な資料で補完する資料館を麓に持ち、そこでイメージを持っていただいた状況で、現況を見ていただく、そしてその現況を見ていただいたときに、戦国や太古のイメージを抱いていただいて、バーチャルリアリティ等を駆使しながら、自然を保持しながらも戦国、また古代に夢をはせられるような、そんな整備をもって、まちおこし、まちづくりにもつなげていきたいと、こんなふうに思っております。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   本当に何もなかったようなところから、そういった三好長慶という人物が再評価をされてきたということがありますので、ぜひとも活用いただければと思っております。  ちょっと時間がないのでもう1回。 ○品川 委員長   ほかに発言はございますか。  北村委員。 ◆北村 委員   164ページのニュースポーツフェスティバル事業って、これ障害の方のフェスティバルって書いてるんですけど、今回これできなかったからこの金額なのか、もとからこの事務業務委託料って、これだけの事業で、何をされるのかというのをちょっと言っていただけますかね。 ○品川 委員長   中村スポーツ振興課長。 ◎中村 スポーツ振興課長   今回上げさせてもらってます6万4,000円という金額でございますが、これはコロナの関係で中止となった分の金額でして、いつもでしたら、例年ですと47万円の委託業務としてやってございます。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   あとの事業的には、各種団体様に委託事業やと思うんですけど、あと、最後の166ページの運動・スポーツ習慣化促進事業なんですけど、これね、国の補助がかなり大きく入ってるんですけど、これ報奨金とか、使用料とか、結構これ高いんですけど、結局、参加されてる人数とかも9名って、かなり少ないんですけど、これってどういう事業なのか、もうちょっと詳しく説明していただけますか。そしてあと何がこんなに高いのかということで、その使用料とか、賃借料も併せて言っていただけますかね。 ○品川 委員長   中村スポーツ振興課長。 ◎中村 スポーツ振興課長   この運動・スポーツ習慣化促進事業といいますのは、スポーツを通じた健康増進に関する施策につきまして、持続可能な取組にするために、多くの住民が運動・スポーツに携わっていただくための事業でございまして、まずは、補助金が出るということで、心臓疾患者の方を対象に事業ということで進めさせてもらってます。  取組としましては、まず、地域包括支援センターが心臓疾患者の方を抽出していただきまして、その後、野崎徳洲会病院において、心臓リハビリ専門の理学療法士が処方箋を書きまして、それに基づきまして、いきいき大東スポーツクラブにおいて、大阪産業大学でヨガとか、あるいは卓球、軽いスポーツを実施していただき、この連携を強めるという事業で開催するものでございます。  まずは報奨金の202万円につきましては、そういった病院、地域包括支援センター、そして運動を教えていただける実技のほう、運動指導士の方に対する報奨でございまして、週1回、約90分間のサイクルでいろんな指導をいきいき大東スポーツクラブにおいてやってるということで、こんだけの金額がかかっております。  次の使用料及び賃借料につきましての77万円でございますが、これは運動・スポーツ習慣化促進事業をするに当たりまして、AIのロボットを使いまして、この心臓疾患者の方が今後持続的にスポーツ、あるいは体を動かすことをしていただくための資料といいますか、統計を取るための機械的な集計をする上でのロボットの使用でございまして、特殊な、このロボットはそれぞれの患者の疾患の状態あるいは気持ちとか、あるいは今後のスポーツに対する積極的な感情とか、そういうのを読み取るという特殊な機械でございまして、その分が77万円、これによりまして、今後のいろんな指標が出ました。具体的に言いますと、やはり心臓疾患、あるいはいろんな疾患を持って来られる方は、なかなかスポーツに対して後ろ向きでございますが、皆さん、皆さんといいますのは9名でございますが、たくさんの人が集まると、1人ではなく、スポーツを続けていこうという、そういうふうな、ちょっと専門的にはあれですけども、アルファー波といいますか、そういうふうな感情の波が出まして、それが計測されまして、数値化され、そして持続的なスポーツ、あるいは運動につながるという、そういった結果が出まして、これを今年の3月、コロナで開催は延期されましたが、全国的に発表するということで、大変な成果を出しております。その分の金額で77万円というふうな形で費用がかかっております。  かなり高額な金額が出ましたけれども、今回のこの事業によりまして、高齢者の心臓疾患者、今後は肺の疾患者とか、いろんな部門にもつなげていきますので、そういった意味で、貴重なデータが取れたなというふうに考えております。 ○品川 委員長   北村委員。 ◆北村 委員   そしたら、今回コロナでその発表ができなかった話なんですけど、これはほんなら、このデータ取るまでの、今回の継続事業じゃなくて、これ1回限りでもう終わりということですか。 ○品川 委員長   中村スポーツ振興課長。 ◎中村 スポーツ振興課長   この事業につきましては、昨年新規でさせていただきました。今後、この補助金というのは1回限りといいますか、新規の自治体に対しての分ですので、2回目はございません。ただ、こういった地域包括支援センター、病院、いきいき大東スポーツクラブ、そして大学という、この4つの関係機関が、スキームができましたので、これをもとに今後補助金なしでも、あるいはAIロボットがなしでもやっていただけるというふうに進めております。 ○品川 委員長   ほかに発言はございますか。  大束委員。 ◆大束 委員   少しだけ、報奨金につきまして、これは事項別明細の221ページ、報奨費、出ております。313万8,000円という形ですね。支出済額が256万8,589円、不用額が56万9,411円ということになっております。報奨費につきましては、いろいろと以前から言及をしておりましたけど、もう少し拡充、逆に減らすことは今言いませんけども、拡充できないかという形であったんですけど、ちょっと不用額が56万円出てしまっているんです。この昨年度の報奨費についての考え方、また教えてください。 ○品川 委員長   中村スポーツ振興課長。 ◎中村 スポーツ振興課長   報奨費の不用額でございますが、大きな分としましては、市民マラソン大会事業におきまして、去年ですと約800人の参加を見込んでおりました。実質は713人ということで、その分の差額を後で精算するという方式を取っておりますので、その分、出てきた分でございます。  あと、地域ファミリースポーツ大会等でも、まずは資金前渡ということで必要な経費を2万5,000円用意しますが、その2万5,000円に対して、実際かかった費用、賞状とか、そういうので差し引いた分があります。ほとんどが精算方式についての不用額ですので、精査した形でこのような数字となっております。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   分かりました。あと、やはり市内でスポーツにいそしむ方々、そしてまた学校レベルで大会を目指す方々の児童・生徒たちがモチベーションが高まるような、そういった報奨費の在り方というのも、移動費を含めて考えてみてはどうかという話もさせてもらった件があります。この辺の考えについては、今どのような形でこの議論が進んでいるのか。 ○品川 委員長   中村スポーツ振興課長。 ◎中村 スポーツ振興課長   例えば、スポーツで全国大会へ出ますとか、あるいは激励金、祝い金、この前も、先日、委員の方には表敬のほうも出ていただきましたけども、そういった成績優秀な方に関しての激励金あるいは祝い金というのはございますが、そこで例えば、遠くに行かれる方の遠征費として、サポートという形で支援させていただくという分につきましても、どの大会までが出る、あるいはどの部分について、何人までとか、そういうのがかなり難しゅうございます。といいますのも、本市は野球とか、あるいはバドミントンにしても、水泳にしましても、かなりの数の方が全国大会、あるいは大阪、近畿大会でも優勝されますので、その辺の支出の、金銭的なことに関しましても、かなりのことになってきますので、今の段階では、激励金、祝い金のほうで負担させていただいているので精いっぱいのところでございます。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   移動手段はありますけど、お金がないから大会の出場を諦める方も実際に、実はいらっしゃるんですよ、個別においてはね。そういうのが恐らくは分かっていないんだというふうに思います。三田市においても、陸上大会で優勝して、今度近畿大会、全国大会に行く子が、そういった形の中で諦めざるを得なかったことがありました。そういう意味では、しっかりとまたそういった制度も改めて設けていただければなというふう思ってます。  あとは市長部局にある報奨制度ですね、これについて、今はどのようになっているのか、副市長お願いいたします。 ○品川 委員長   担当課がいてないので。質問ちょっと変えていただけたらと思います。  大束委員。 ◆大束 委員   例えば、大阪桐蔭高等学校の野球部に関しての全国大会優勝に関しては、市長部局での報奨金、報奨金というんですか、激励金になるのかな、という形になっているというふうに思うんですけども、こういったものの振り分けをどういうふうにしているのかということは分かりますかね。 ○品川 委員長   中村スポーツ振興課長。 ◎中村 スポーツ振興課長   スポーツ振興課で取り扱っていますのが、野球とラグビーに関しては、きっちりとした要綱等で、例えば20万円、あるいは50万円というふうな形があります。それ以外の分については、市長部局のほうで、例えば、たしか3年に1回だったと思いますけども、そういった規定がありまして、例えば1人当たり1万5,000円とか、あるいはオリンピック、世界大会に出るともう少し高い金額というふうな区分けがございます。スポーツ振興課に関しましては、ラグビーと野球に特化した分で定めております。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   そのあたりのすみ分けはできているんだというふうに思うんですけども、この激励金、報奨金については、例えば、全国大会に出場することが決まったところに、ぜひともそういった部分の移動費、宿泊費含めた激励金が渡されればなというふうに思っております。これも私1回、ジュニア育成という形で一般質問をしたこともあります。子供たちの優れたスポーツ選手の育成に当たっては、そういった報奨金を出したり、また別口のスポーツクラブへの支援金を出したりしているところも実際あります。そういった意味では、スポーツに力を入れてきた大東市ですが、民間にいっぱい頼ってる部分がありますので、やっぱりそこを応援しよう思うたら、お金しかないんですね。ですから、そういった意味では、それの拡充というのも1つやっていかなければならないというふうに思っております。その考え方についてはどうですか。 ○品川 委員長   中村スポーツ振興課長。 ◎中村 スポーツ振興課長   スポーツの推進等、あるいはスポーツの振興ということで、本市の名前を全国的に出すとか、そういうふうなメリットといいますか、そういうのがあります。地域活性化のためにも、そういった補助、支援について、考えてまいりたいというふうに考えますが、この前、先日7市に対してのそういった状況等も聞きますと、なかなかやはり財政的な理由で難しいということでございますが、先ほど委員おっしゃったように、ここ大東市ではスポーツが盛んでございますので、そういった内容について関係部署と調整しまして、予算取りできるようでしたら、前向きに考えたいと思います。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   ありがとうございます。先日も、少年野球の皆さんが近畿大会を制覇したということでお越しになりました。大変うれしい話で、大東市始まって以来ということをお聞きしております。そういった持ち出しのお金が本当に多いんですよ、ボランティアでほとんどやってはる方が多いのでね。せめて、そういったところには、そういったお祝い金なりの報奨金が拡充をされれば、またさらにモチベーションが上がるのかなというふうに思いますし、励みになっていくのかなと思いますので、よろしくお願いいたします。  あと、ちょっと時間があるので不登校支援についてお聞きします。  今現在、小学校、中学校で何人不登校が今発生しているのか、いらっしゃるのか。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   30日以上欠席が小学校で97名、中学校で180名です。不登校がそのうち小学校で25名、中学校で129名でございます。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員 
     小学校で25名で、中学校で129名、もう1回言ってください。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   中学校で129名でございます。 ○品川 委員長   大束委員。 ◆大束 委員   だから、要するに中学校になれば、劇的に不登校が増えるということで、恐らく先ほどの、ちょっとこちらの小中一貫教育のほうでも言及をされてたと思うんですけども、いわゆる中1ギャップの解消というのがこの不登校の解消策だという形でなっておりますけども、その部分を進めるのが、この不登校支援でも必要かなというふう思っております。そのお一人お一人への、この129名への支援、これは訪問事業として行うべきだというふうに思ってるんですけど、教育長もその専門家でありまして、ちょっと時間、すみませんね、それで、その専門家の方々が訪問をする事業という形で今なっているのかどうか、ちょっと現状を教えてほしいんですよ。 ○品川 委員長   渡邊教育政策室課長。 ◎渡邊 教育政策室課長<指導・人権グループ>   各家庭に対して、児童・生徒の支援としては、不登校指導員というもの、昨年度ですと29名の方に学校のほうに入っていただいて、子供たちの対応、朝のお迎えでありますとか、呼びかけでありますとか、そういったこともしております。また、不登校が重篤化といいますか、学校以外の場としてボイスのほうに活用ということで、こちらも昨年度21名の出席といいますか、そういったことがございました。 ○品川 委員長   ほかに発言はございますか。  杉本委員。 ◆杉本 委員   ちょっと素人考えで、こんな質問していいかどうか分からないんですけど、158ページ、159ページの文化財保護整備事業と飯盛城跡保存整備活用事業、飯盛山城が国の指定になった場合、変わってくるのかも分からないですけど、私の素人考えかもしれませんけど、この大東市の全般的な文化事業で考えると1つでもいいのじゃないのかなというふうに、ちょっと疑問に思ったんですね。やっぱり、大東市の文化財を一緒にPRしていくという部分では、この予算が倍になることによって、今年はこれに力を入れよう、今年はこっちのほうに力を入れようというのを、倍の予算の中で、配分がもっとうまくできるんじゃないかなということと、臨時職員の給料も分けることによってダブルな発生があるのかも分からないですけど、大東市全体の文化事業として、職員を一緒にすることによって、その辺も少しは抑えられるんではないかなと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○品川 委員長   馬場生涯学習部長。 ◎馬場 生涯学習部長[兼総括次長]   これに関しましては、まず、実際やってる事業としては、予算上は、こうやって分けてるんですけれども、同じく、同じ方でやっていただいているような形で取っております。それとあと、飯盛城に関しましては、国史跡指定になれば、国の補助金等も多く出てきます。どっちかというと、大東市単独でやってる分が文化財保護事業いう形で分けているような状況でございますので、これが分けることによって、それで予算が多くかかってる、費用が多くかかってるというわけではございません。あくまでも、線引きをしてるということだけでございますので、御理解いただきたいと思います。 ○品川 委員長   ほかに発言はございますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○品川 委員長   なければ、質疑はこれにて終了いたします。一般会計歳入歳出決算討論のため、暫時休憩いたします。              ( 午後2時09分 休憩 )              ( 午後2時11分 再開 ) ○品川 委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  最後に、認定第1号「令和元年度大東市一般会計歳入歳出決算の所管事項の討論、採決について」の件を議題といたします。  質疑につきましては、先刻終了しております。  ただいまから討論を行います。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○品川 委員長   なければ、採決いたします。  認定第1号を認定することに賛成の委員の挙手を願います。                  (賛成者挙手) ○品川 委員長   挙手多数であります。  よって認定第1号は認定することに決しました。  以上で本委員会に付託されました案件は全て議了いたしました。  よって、これをもって委員会を閉会いたします。長時間にわたり、お疲れさまでございました。ありがとうございました。              ( 午後2時11分 閉会 ) …………………………………………………………………………………………………………… 大東市議会委員会条例第27条の規定により会議のてん末を記載する。                  未来づくり委員会委員長...