大東市議会 > 2019-12-20 >
令和 元年12月定例月議会−12月20日-04号

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  1. 大東市議会 2019-12-20
    令和 元年12月定例月議会−12月20日-04号


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    令和 元年12月定例月議会−12月20日-04号令和 元年12月定例月議会          令和元年12月大東市議会例月議会会議録 〇 議  事  日  程      令和元年12月20日(金)  午前10時開議  (第4日目) 日程第 1 会議録署名議員の指名について 日程第 2 一般質問 日程第 3 議案第81号 市道路線の認定について 日程第 4 議案第82号 大東市立市民体育館大東市立龍間運動広場及び大東市立テニスコートの指定管理者の指定について 日程第 5 議案第83号 大東市附属機関条例の一部を改正する条例について 日程第 6 議案第84号 大東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 日程第 7 議案第85号 大東市施設等利用費の支給に係る認可外保育施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例について 日程第 8 議案第86号 大東市下水道条例及び大東市排水設備工事に係る責任技術者及び指定工事店に関する条例の一部を改正する条例について 日程第 9 議案第87号 大東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について 日程第10 議案第88号 大東市路上喫煙の防止に関する条例について 日程第11 議案第70号 令和元年度大東市一般会計補正予算(第5次)について 日程第12 議案第71号 令和元年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第2次)について 日程第13 議案第72号 令和元年度大東市介護保険特別会計補正予算(第2次)について 日程第14 議案第73号 令和元年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2次)について
    日程第15 議案第74号 令和元年度大東市水道事業会計補正予算(第1次)について 日程第16 議案第89号 令和元年度大東市一般会計補正予算(第6次)について 日程第17 行政視察報告議会運営委員会未来づくり委員会街づくり委員会)について 日程第18 議会議案第11号 大東市議会基本条例の一部を改正する条例について 日程第19 議会議案第12号 議員の派遣について 日程第20 決議第 7号 令和元年台風19号等からの復旧・復興に向けた対策を求める意見書       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 本日の会議に付した事件 議事日程第1から第20まで       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 出 席 議 員(17名)     1番 大 束 真 司 議員   10番 中 村 ゆう子 議員     2番 酒 井 一 樹 議員   11番 北 村 哲 夫 議員     3番 小 南 市 雄 議員   12番 天 野 一 之 議員     4番 児 玉   亮 議員   13番 あらさき 美枝 議員     5番 光 城 敏 雄 議員   14番 水 落 康一郎 議員     6番 寺 坂 修 一 議員   15番 石 垣 直 紀 議員     7番 大 谷 真 司 議員   16番 澤 田 貞 良 議員     8番 品 川 大 介 議員   17番 中 河   昭 議員     9番 中 村 晴 樹 議員       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 地方自治法第121条による出席者        東 坂 浩 一   市長        西 辻 勝 弘   副市長        亀 岡 治 義   教育長        松 本   剛   上下水道事業管理者        田 中 祥 生   理事        大 石 達 也   危機管理監        北 本 賢 一   戦略企画部長        東   克 宏   政策推進部長        品 川 知 寛   総務部長        北 田 哲 也   市民生活部長        池 谷 幸一郎   市民生活部人権政策監        青 木 浩 之   福祉・子ども部長        奥 野 佳 景   保健医療部長        今 出 正 仁   街づくり部長        延 田 雅 明   上下水道局長        澤 田 芳 彦   教育委員会学校教育部長        岡 本   功   教育委員会学校教育部指導監        南 田 隆 司   教育委員会生涯学習部長        中 村 康 成   選管・公平・監査事務局長        山 鬼   太   会計管理者        種 谷 崇 浩   総務部総務課長       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 議会事務局職員出席者        木 村 吉 男   事務局長        石 田 景 俊   事務局参事補佐        植 杉 郁 朗   事務局上席主査        北 野 鉄 郎   事務局上席主査        三 木 可奈子   書記        椎 葉 有理恵   書記       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午前10時16分開議 ○寺坂修一 議長  これより本日の会議を開きます。  最初に、議会運営委員会委員長から御報告を願います。  中河議会運営委員会委員長。 ◆17番(中河昭議員) (登壇)過日、開催されました議会運営委員会の御報告を申し上げます。  最初に、本日、議会議案第11号「大東市議会基本条例の一部を改正する条例について」及び議会議案第12号「議員の派遣について」以上2件の議会議案を提案しますので、即決でお願いいたします。  次に、本日、決議第7号「令和元年台風19号等からの復旧・復興に向けた対策を求める意見書」を提案しますので、即決でお願いいたします。  最後に、令和2年3月定例月議会の日程につきましては、お手元に配布しております会議期間(案)のとおり予定しておりますので、よろしくお願いをいたします。  以上、報告を終わります。 ○寺坂修一 議長  本日の議事日程は、お手元に配付しております日程表のとおり定めておりますので、これにより御了承いただきたいと思います。  この際、日程に先立ちまして、議会事務局長から諸般の報告をいたします。木村事務局長。 ◎木村吉男 事務局長  諸般の御報告を申し上げます。  議員の出席状況の報告でございますが、本日の会議におきます現在までの出席議員数は16人でございます。なお、大谷議員から所用のため、遅刻の申し出がございました。  以上、報告を終わります。 ○寺坂修一 議長  これより議事に入ります。  日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、中河議員及び大束議員を指名いたします。  次に、日程第2、一般質問。  昨日に続き、一般質問を行います。  なお、発言者は簡潔に質問並びに答弁されますよう、最初にお願いいたします。  昨日は小南議員の質問で終わっておりますので、本日は中河議員より質問を許します。  最初に、一問一答方式で、17番・中河昭議員。(拍手) ◆17番(中河昭議員) (登壇)おはようございます。大東市議会、中河昭でございます。傍聴の皆さん、早朝より大変ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  また、インターネットをごらんの皆さんにもよろしくお願いをいたします。  それでは、多岐の質問がありますので、わかりやすい答弁をまずもってお願いをいたします。  最初に、治山・治水の徹底したまちづくりについて質問いたします。  地球温暖化の影響か、台風が本土上陸・直撃が大変多くなっております。大東市の3割が山間部であります。かなり大雨が降りますと危険であります。昨年、一昨年でしたか、田村山北条崖と言われるところが大きく崩れまして、外環状線ぐらいから山を見ると、大きく土砂崩れてますので、大変怖いなというイメージがありますので、それについて質問いたします。  その崖下には北条小学校があります。雨が降ると校長先生がその現場を、田村山、田村崖と言われるところを見に行きます。中河さん、怖いですよと、よく校長先生がおっしゃってました。その学校に子供を通わせているわけでございますから、やはり何とか、これを、危険を排除していただいて、安全な北条小学校にしていただきたいと、こういうのが僕の質問の趣旨でございます。  そして、避難所がないということで、土砂崩れが起こる可能性があるんで、避難所に指定されていないというのが現状でございますので、防災マップに載ってないというところがありますので、そういったことを1回見直していただいて、どこかでけりをつけないかんということで、お金かかりますけども、安全な学校をつくっていただくというのが基本でございますので、夢のある子供たち、大切な子供たちのために、保護者から要望が出ておりますとおり、何とか、もっともっと安全な学校にしていただけないかと、こういうことがあります。大阪府の事業でありますので、必ず大阪府のほうに言っときますわで終わりますんで、そうじゃなしに、大東市にある学校でございますので、何とか、この辺で線を引いていただいて、安全な学校、どこが危ないのかですね、どこが危険なのか、そこが原因で避難所ができていないというのがあるんであれば、徹底して調べていただいて、そこを解除したら、もう避難場所、避難所できるのかということも考えていただいて、何とか、ここは大丈夫やなと、防災マップにも北条小学校は大丈夫ですよと言えるような、そんな学校にしていただきたい。1回総点検をしていただきたいなというふうに思います。  9月に台風が来ますので、それまでにずっと現場を見に回ると、見に回るだけではあきませんけども、どのような人が、所管の担当者が山を見に行くのか、山の上から見るのか、その辺も答弁をお願いいたします。  次に、公共物の、電柱の地下化ですね、住道デッキから阪奈道路までの、いわゆるその道が既に今事業できているということであります。デッキの下周辺ですね。もう先輩の議員さんが一生懸命力入れていただいて、まだほかの地方自治体ではやっていなかったときに、もう既に電柱の地下化、電線を地下に埋めるという、そのために広場ができるということでありますので、そういうことが行われて、今デッキの下は、周辺はきれいになって、よく見ていただいたらわかるんですけども、電柱が少なくなっているという状況がありますので、これから大東市はそういう地下化を進めていくのかとか、その辺も含めて、よろしくお願いをいたします。  聞きますと、今橋上駅で、野崎の駅前が橋上駅の工事してますので、その周辺も次期についてはやっていくと、こういうことで聞いておりますけども、答弁をよろしくお願いいたします。  次に、河川の雑草の立ち枯れですね、もう川はあるけども、水が流れていない。そこに木が生えて、雑草が生い茂ってるという川がたくさんあります。これも1回調べていただいて、雑草をきれいにしていただくとか、もう川を埋めてしまうとか、水が流れていなかったら要りませんのでね。僕が住んでいる権現川、そこは大阪、枚方土木の担当らしいですけども、誰かが木を植えたんかというぐらい木が大きくなっております。家の高さぐらいまで来ておりますね。何回か、議員の家の横の川ですから、木が生えてるのはおかしいじゃないかと、よく言われます。それが原因で土砂が流れてきて、そこに水がたまって、あふれるんじゃないかと、よく言われますけども、権現川ですよ、権現川のところに木が生えてる、川の底にね。これは自然じゃないですね、川が、水が流れるところですから。やはり、早い目に枚方土木ができなかったら市のほうで対応していただくと、これが基本でございますので、僕の家の横ですので、よく目立ちますので、できるだけ、5年ほど前にも言いましたけどもね、担当者、すぐ切りに来てくれましたけど、今の子は来てくれませんね。僕が自分で切らなあかんのかなというふうに思ってますけども。枚方土木、なかなか動きませんのでね、市のほうで対応していただきますようにお願いをいたします。  次に、人口流入・流出ですね。大東市の人口がだんだんと、全国的にそうなんですけども、人口が減ってくる、流出していく。これを何とかとめなければいけない。僕らの住んでいる東部は特に少なくなってきているというような状況がありますけども、どこかにマンションが建つと、そこはまたふえますけども、子供さんの数はふえますけども、またじり貧で少なくなってくるという状況でございますので、その辺の状況の説明をしていただきたいなというふうに思いますし、第一、子供がいない。子供の声が聞こえない。僕、北条公園の近くにずっとおりますけども、確かに学校の近くですから、子供の声は聞こえますけども、自宅から子供の声が聞こえるというのは少なくなってきたと。それぐらい子供の数が少なくなってきてるということでありますのでね。原因は何か、自治会の中でも、お年寄りがまだ元気で頑張っていただいている、子供が入る余地がないという、若い子が集まってこないという状況がありますけども、こども会が、もう今、北条のほうではありませんのでね、僕らがこども会の役員やってる現役のころは14単位ありました、北条ブロックでですね。今、ブロック、単位がもう野球やっている1つの単位しかございませんのでね。そのように、こども会活動もままにならないという状況でありますので、一度、どういう形で、何をするのかということも考えていただいて、発表を、どのように考えているのかということも意見として言っていただきたいというふうに思います。  次に、子供たちの通学路の問題ですね、通学路。やはり学校の近くに僕の家がありますから、中学校に通う子供たちは、中学生ですから、大分家の前を通っていきますけども、1年ぐらい前でしたかな、もう1年になりますかね、通学路で大きな事故が起こったり、交通事故が発生したり、変な人が、変な人というか、凶悪犯が殺してやるというようなことで暴れたという事件もあります。そういったことで、防犯カメラも一生懸命ふやしていただいているという状況の中で、今後、安全対策、各学校で通学路の安全、どのようなコースを学校に行くのには決めたらいいかという会議が時々ありますけれども、もう一度安全対策、安全の確認のためにも、通学路の安全ですね、きちっと決めていただいてると思うんですけども、総点検をしていただきたい。まだまだ横から見えないところがありますから、痴漢が出たり、変質者が出没したりしますんで、その辺のチェックをもう一度考えてください。答弁をお願いをいたします。  次に、だんじりがありますね、この10月15日でしたか、四条ふるさとまつりで、だんじりが9台集まりまして、昔から東の、北河内地域といいますか、大東市に伝わってくるだんじりまつり、秋まつりですね、各神社系のだんじりまつりなんですけども、東部地域には9台のだんじりがございます。それが一斉に集まりまして、盛大に開催されました。僕も役員もしてましたけども。その中で、中之町、僕が中之町に住んでますんで、中之町のだんじりが、かなり高いということで、5メートル60センチぐらいあるということを言われておりますけども、その中で、末広公園で一遍集合しようと、そこに参加したいという声が上がりまして、ことしは末広公園の大東だんじり連合やったかな、何か、そこに入れていただいて、だんじりが中垣内からずっとこの末広公園まで入ってきたと、こういうことで、僕も参加しましたけども、その中で、前の議会のときに質問いたしました。電線がひっかかりますから、危ないですから何とかしてほしいということも言いましたけども、今回も、スムーズに末広公園、住道駅前の南側公園、末広公園のほうに連合会が集まった中に入れていただきました。その中で、灰塚、諸福、そして御領、4つぐらい、皆応援に来てくれました。御領のはっぴなんか着て、中之町のだんじり引っ張る、おっ、違うやないかという感じでしたけども、これがやっぱり連合会ですね、うわっ、こんな大きいだんじりさわらせてくれるんですかと言う人もおりましたけども、さわっていいんですかと、こういうことも。基本的には、だんじりはよその人にさわらさないというのが昔からずっと続いてましたけども、中之町の場合は、大きいですから、お願いしますよと、応援してくださいよと、子供も少なくなってきてますから、動かないということがありますので、そういったやっぱり、皆さんの応援のもとで、この祭りに参加するというのは大事なことでございますので、もう一つ、大阪城で、だんじりin大阪城ということで、大阪城まで行きましたよ。トレーラーにだんじりの屋根を外して、台棒も外して、台棒だけでもトレーラー1台要りますから、3台のトレーラーを引っ張っていって、大阪城へ行きました。あれがそうですね。大阪城の会場では、小さいと言うたらいけませんね、まあまあ小さいんですけど、そのだんじりばっかりで、その中で5メートル以上ある、5メーター60センチぐらいあるんですけども、その中で、うわあ、すごいですね、中之町のだんじりは高いですね、大きいですねと言って拝んでいかはる人もおられましたけども、3日間、だんじり、大阪城で、夜は泊まって、監視・監督する人が3人泊まって、ずっとだんじりに参加しました。帰りは、もう夜8時ぐらいに返ってきました。その中で、だんじりを、屋根を外して、向こうへ着いて、コマも外しましたよ。コマつけといたら、上が、トラック通る道、電線にひっかかりますから、ガードにひっかかりますから、それも含めて、3日間で大阪城のほうに行きました。これは役員の皆さんがよう頑張っていただいて、その中で摂河泉という連合会の皆さんが応援に来てくれまして、議長も見に来てくれましたけども、かなり大きいな、すばらしいなと、こういう、大東市にもこんなすばらしいだんじりがたくさんあります。辻之町から、そして中垣内、寺川、野崎第一も、かなり大きいだんじりがありますので、すばらしいだんじりがありますので、こういったことも、もう少し応援していただいて、お金のことは言うたらあきませんねんけども、お金がかかりますのでね、お酒はだめだということを決めながら、やはり弁当も要りますから、随分と費用が要りますので、トレーラーも要りますからね、その辺のところも含めてよろしくお願いいたします。支援をしてほしいということでございます。  もう一つ、河内音頭、江州音頭がございます。皆さんも御存じやと思いますけども、僕ら小さいときから、この河内音頭、江州音頭を聞きながら大きくなりました。この間、北条公園で、江州音頭の桂文福さんに来ていただいて、盛大に音頭取っていただきました。桂文福さん以外の北条公園で、大東連合の音頭取りが、今まではお金をいただきながら、プロみたいに営業してましたけども、いや、お金もらってる場合じゃないと、大東連合をつくって、無償で行きますよということで、7団体から8団体の師匠がおりますので、その師匠の下に五、六人、10人ぐらいおりますので、それがこれから若手をつくっていくんだと、後輩を、若い子供たちにも音頭を教えながら、この連合会をしっかりやっていくんだということで、今、一生懸命頑張っていただいてますけども、なかなか難しいですね、音頭を教えるというのは難しい、15分ぐらいありますからね。何が何して何とやらという、浪花節みたいにいきませんので。でも、これは立派な文化ですから、だんじりと一緒ということでありますので、もっともっと盛大に文化を子供たち、孫たちに伝えていきたいなというふうに思ってますので、そのために、場所がね、練習する場所がない。四国の阿波踊りの会場がありますね、あそこへ行ったときには、やっぱり阿波踊りを踊る師匠がおって、そういう施設があるんですね、そこへ行ったら、前、後援会旅行で行ったことあるんですけども、タオルをいただいて、証明書ね、ここで踊りを練習したよという証明書をいただきながら帰ってきた思い出があるんですけども、大東市でもそういった練習をできる、そして皆さん、外国の人でも来ていただいて、大東市にはこんなすばらしい河内音頭の踊りがあるんだなということも確認して、経験をしていただいて、また次に続けていきたいなというふうに思いますので、そういった施設ですね、どこかありませんか。かなり音がやかましいで、防音装置も必要だと思うんですけども、そういったところもひとつ考えていただいて、もっともっとこのだんじり、だんじりばやしもありますし、河内音頭、江州音頭の練習もしたいということで、鐘・太鼓たたきますので、かなり大きな音しますんで、よろしくお願いをいたします。  次に、大阪都構想ですね、大阪都実現した場合には、大東市にはどのようないい面もあるか、悪い面もありますか知りませんけども、どのような大東市、状況になるかということは、先のことでありますけども、今の状況の中でどう思っておられますか、原課のほうで答えていただきたいというふうに思います。どうなるんだ、この際、何かしてほしいということを言ってるのかですね、思っておるのかですね。昨日、澤田議員のほうから、バスが導入できないかという話もありましたけど、全くそのとおりであります。大阪から直接バスが入っていただいたらね、随分助かりますので。第一、この四条畷から寝屋川に行くには、本当に行けない、バスで行きますと細い道を通って、萱島のほうから通っていかなあかんということになりますので、そうか、京橋から京阪に乗って寝屋川まで行くという道しかありませんので、その辺の状況、やはり都構想が実現したら、その辺も考えていただいて、要望していただくということが大切であります。その辺、どのように思われるのか、議会もそうですね、四條畷市と合併するようになるのかということも、うわさで言われておりますけども、これはまだ先のことでありますからわかりませんけども、よろしくお願いをいたします。  次に、新庁舎について質問いたします。  この前、議会では赤井のところが提案されていましたけども、否決されましたですけども、今後、どこにするのか、庁舎、場所が大事ですよ。きのうなんか、場所要りませんね、先どんなものを建てるか決めるということでありますけども、そうじゃなしに、誰でもそうでしょう、家建てるときどこにしましょうか、いやいや、便利なところ、駅の近くに建てましょうかと、こうなるはずなんですけども言わない。場所は言わないんで、何階建て建てるんですかと聞いても返事が返ってこない、普通、大工さんに相談しますね、大工さん、家この辺で建てたいんですけども、どんな建てるんですか、3階ですか、2階ですか、4階ですかと、こういうふうに言いますでしょう、その話を公表しない。僕が質問しても返ってこない。それでは建てられませんね。そのくせに、耐震ができてないから早う建てないかんと、これは道理ができてないからね。場所を決めて、何階建て建てて、どんなもん建てるのか、そらすばらしいものを建てるのは当たり前や、市民の皆さんが喜んでくれるような、そんな新庁舎を建てるのは当たり前であります。例えば、パチンコ屋ができる、建てたい。みんな怒りますね、やかましい、青少年の健全育成にはひっかかるから、だめだと。パチンコ屋を建てるときは言います、必ず反対しますね。それからずっと話し合いしていったら、納得していく中で、賛成が近づいてきたら、音がやかましいから、音が隠れるような木を植えなさいと、こうなってくるんですわね。そんなん当たり前の話や。だから、場所をどこや、どんなものを建てるんだ、これが一番先ですのでね、その辺をちょっと答えていただきたいなと、多分答えないと思うんです。決まってないと思いますよ。決まってないのと、そんなおりませんやろ。家建てるの、どんなんか決まってないの。それ建てなさい。いや、建てなあかんねん。これでは、話にならん。  僕ずっと聞いてるんですけどね、僕は、僕の意見ですよ、あんまり言うたらあきませんけど、僕の意見はここや、谷川一丁目1番地、これからずっと市民会館もありますし、商工会もありますしね、市長とこの会社もありますし、この辺で建てていったら、ずっとロータリーにしたら郵便局もありますしね、一番いいんですけども、なぜ赤井へ行くのかわからん。僕に、市長から直接聞いたこともないですからね、その辺のところ、否決したからどうなるねんと、期待はしてますけども、でもね、何階建て建てるかわからん、そうでしょう、どこに場所を移すのかわからんところに賛成できますか。誰もしませんよ、そんなことでは。何回審議会つくっても、議会の人入ってませんね。僕ら外れてますから、この間否決されたのは、もう次の審議会つくって、議会の皆さんは外れていただいて、ほかの皆さん、市民でやりますのでと言われても、最後はまた議決は議員ですやろ、そんなことでは賛成できません。何回も言いますよ。だから、みんなが、僕の後援会の人に相談しても、やはり現地、ここで、それがあかんかったら、ここで建てんでもええがな、耐震工事しときなさいと、こういうふうに言われますんで、僕も動けないという厳しい状況の中でありますので、答えていただきたいというふうに思いますので、慎重に行っていただきたいなと。市民の皆さんが納得できるようなところで、ものでつくっていただきたいと、そして安全な、すばらしい新庁舎をつくっていただきますようにお願いを申し上げまして、答弁をしてください。  それでは、再質問をいたしますので、自席からお願いいたします。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  (登壇)治山・治水の徹底したまちづくりについてお答えさせていただきます。  昨今の気象変動による大型台風の上陸などにより、予想を超える大雨や予測が困難な豪雨が発生し、各地で甚大な土砂崩れや大規模な水害が発生しております。  現在も、定期パトロールの実施や水防活動時には重点箇所のパトロールを強化し、異常が認められた場合には迅速に対応できるよう、大阪府と連携を図っております。
     また、市民の皆様にも地形など地域の特性による災害リスクを知っていただき、迅速な避難や日ごろの備えに役立てていただけるよう、平成28年度に大東市総合防災マップのリニューアルによる各戸配布を行い、現在も自主防災訓練や出前講座を通して啓発に努めているほか、来年度に予定しております、市内37カ所の防災行政無線のデジタル化改修により、これまでよりもスピーカー放送が聞き取りやすくなり、土砂災害特別警戒区域等への戸別受信機の設置など発展的に防災機器の接続も可能となります。  また、ハード面の対策といたしましても、大阪府により山間部を流れる河川の上流部において、土砂や流木の流出を防ぎ土石流などによる被害を抑制するために、砂防堰堤施設を31カ所設置しております。  さらには、崖崩れの対策としまして、急傾斜地危険区域に指定されている北条、龍間地区の4カ所の区域につきまして対策工事が完了しております。  あわせて、旧国道170号線から東側につきましては、狭小で、南北に貫通する道路がなく、地域の防災面や活性化などから、道路環境の改善の必要性を感じており、今年度におきましては、北条五丁目地内において道路拡幅工事を実施する予定でございます。  近年、災害の規模や被害が甚大になる傾向にある中で、全国的な災害対策の考え方や、さまざまな制度の見直しが行われており、これまでの本市の災害対応や避難のあり方につきましても各地での災害対策や教訓なども参考にしながら検証を行い、見直しも検討しなければならないと考えております。引き続き、府や国とも連携しながら本市の防災対策に生かしてまいります。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)おはようございます。公共物の地下埋設化についてお答えいたします。  大阪府においては、大阪府無電柱化推進計画を平成30年3月にまとめられ、公共物の地下埋設化、いわゆる無電柱化は、電線類を地中に埋設する等の方法により、道路上から電柱をなくし、都市防災の向上、安全で快適な歩行空間の確保、良好な都市景観の確保等につながる重要な施策とされており、大東市関連といたしましては、都市防災の向上の観点から、広域緊急交通路の重点14路線に当たる府道大阪生駒線が該当しております。  また、大東市においては、既に住道停車場線が電線地中化をされており、住道駅駅前南線については、地下埋設化ではありませんが裏配線方式による無電柱化を実施しております。  今後の大東市内での電線地中化の予定ですが、府道野崎停車場線、四条畷駅前東線の2路線で、府道野崎停車場線につきましては、地元商店街や本市からも大阪府に対し、電線地中化の要望を行っており、現在、道路管理者である枚方土木事務所とバリアフリー化などを含め、道路の移管を受けるための条件について協議を行っているところです。  四条畷駅前東線の進捗といたしましては、事業に必要な用地の確保に向け、用地買収を進めている状況でございます。  市域全体の公共物の地下埋設化につきましては、災害時の避難路の確保等に有効な事業ではありますが、一方で、莫大な費用がかかる事業でございます。本市の地域防災計画にも配慮し、新設道路等において事業箇所等を検討してまいります。  次に、中・小河川の雑草の立ち枯れについてお答えいたします。  大阪府が管理する一級河川の河道内に茂る雑草や樹木の撤去につきましては、堆積土砂のしゅんせつとあわせて従前からさまざまな機会において大阪府に要望しております。  大阪府によりますと、河川のパトロールなどで治水上、流れを著しく阻害すると判断した草や樹木を撤去の対象としており、堆積した土砂については、河積の20%以上を占めた場合に撤去を行うものと伺っております。  本市が管理する主要な水路の河道内においては、年2回の定期的な草刈りと、樹木については適宜撤去を行っております。  一級河川の河道内の草木の撤去、また堆積土砂の撤去につきましては、引き続き大阪府に対して要望してまいります。  議員御提案の河川敷等を利用した道路化でございますが、水路の大雨時の治水機能の重要性を認識した上で、せせらぎとして整備するなど、跡地も含め利活用に努めることとしており、水路埋め立て後の未整備箇所につきましても、おおむね把握している状況でございます。  引き続き、安全で安心して通行していただけるよう道路環境の向上とネットワークの構築に向け、事業箇所等を検討してまいります。 ○寺坂修一 議長  北本戦略企画部長。 ◎北本賢一 戦略企画部長  (登壇)おはようございます。最初に、人口に対する対策につきまして答弁申し上げます。  人口減少が進む中、将来にわたって持続可能な市であるためには、バランスのとれた人口構造を保つことが重要です。  本市では、住み続けたくなるまちを目指すに当たり、まちづくりの主役である市民の方々と、その舞台となる都市がともに安心で元気であることを、まちづくりの展開方針とし、さまざまな人口流入・定住促進施策を行ってまいりました。  その結果、近年わずかではありますが、転出超過の改善傾向が見られるほか、転入が転出を上回る月も出てきています。  今後もこの傾向を維持し、さらに加速させるべく、現在、総合計画や総合戦略の改定を進めているところでございます。  改定に当たりましては、これまでの施策の評価・検証を行うとともに、審議会や市民の皆様の御意見を伺いながら、将来の大東を担う若い世代が大東に住みたい、大東に住み続けたい、住んでよかったと思っていただけるような、本市ならではの付加価値を創出し、転出抑制・転入促進につなげてまいりたいと考えております。  次に、大阪府と大阪市の行政制度に関する本市の影響についてでございます。  いわゆる大阪都構想は、大阪市を廃止し、複数の特別区に分割すると同時に、大阪市が所有していたさまざまな財源や行政権を大阪府や複数の特別区に譲渡することを行うものです。  これにより、大阪府と大阪市の二重行政の解消や住民自治の拡充など、大都市・大阪が抱える課題の解決を目指しているとされております。  先月には、法定協議会である大都市制度(特別区設置)協議会におきまして、特別区設置協定書の骨格が示され、賛否を問う住民投票の実施に向け、議論が進められています。  いわゆる大阪都構想が実現した場合、本市の位置づけは、東京都の例で申し上げますと、三鷹市、町田市など、東京23区以外の市町村と同様の立場となり、直接的な影響はないものと考えております。  しかしながら、この取り組みは自治体のあり方を大きく変えるものであり、大阪市に隣接する都市としての間接的な影響は否定できないのではないかと考えます。今後におきましても情報収集に努め、その動向を注視してまいりたいと存じます。 ○寺坂修一 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  (登壇)おはようございます。通学路の安全対策について御答弁申し上げます。  子供たちの通学路における安全性の確保につきましては、子ども安全見守り隊の皆様を初め、地域、PTAの皆様や教員によって登下校時の見守り活動が行われております。  また、子供たちの通学路を中心に、こども110番の家運動に協力していただいている家庭や店舗もあり、トラブルに巻き込まれそうになった子供たちが駆け込むことができる拠点となっております。  各校では昨年度に警察とも連携をして、防犯の観点による通学路点検を実施しており、特に小学校では学期ごとに地区別集会を開催し、登下校中の心配点について子供たちでも話し合い、その後、教員もついて地区ごとに集団で下校することで、各地区の通学路点検を行うなど、情報共有と指導に努めております。  交通安全面につきましては、小学校では毎年交通安全教室を開催し、交通ルールなどを学習したり、大阪府より毎月発行される交通安全テストや、交通安全だよりを校内で活用することにより、安全な登下校の一助としています。  地震などの自然災害につきましては、地震発生時、児童・生徒が登下校中である場合の行動を大東市公立学校園災害対応マニュアルに掲載しており、各校で指導を行っているところです。  登下校に関して、学校として保護者への連絡が必要な場合には、緊急時における迅速な連絡手段として、小・中学校とも全校で保護者向け一斉メール配信システムを導入しております。  今後も引き続き、関係各課とも連携し、子供たちの安全で安心な通学路の確保に取り組んでまいります。 ○寺坂修一 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員会生涯学習部長  (登壇)おはようございます。伝統文化の継承・育成についてお答えいたします。  伝統文化は、市民の地域への愛着や郷土愛に支えられ、育まれてきたものです。こうした貴重な財産を未来に受け継ぐため、市民が郷土に伝わる伝統文化について理解と知識を深めることが重要であります。  教育委員会では、地域の伝統文化について調査により資料を収集し、書籍にしたり、展示会や講座を開催して、地域に根づいた文化の大切さの普及を図っております。  また、文化庁の伝統文化に対する補助金交付制度を活用し、地域おける後継者育成のための取り組みの普及啓発や、伝統文化継承に必要な、だんじりなどの用具の修理を支援しているところです。  文化遺産は、地域の歴史であり、誇るべき宝です。本市の伝統文化の継承と保存育成策について、どのような形で支援の充実を図っていくべきかについて、今後、関係部局と連携しながら、研究し、進めてまいりたいと考えています。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  東政策推進部長。 ◎東克宏 政策推進部長  (登壇)おはようございます。新庁舎について答弁申し上げます。  平成20年度に耐震診断を行って以降、さまざまな場面で議論を重ね、当初複数あった候補地から、最終的に消防跡地及び周辺地を候補地として絞り込み、新庁舎整備における市の基本的な考え方を大東市新庁舎整備基本計画案として取りまとめてまいりましたが、さきの9月定例月議会におきまして、この計画案が否決されたことにつきまして、その事実を重く受けとめているところでございます。  今後につきましては、計画案は、一旦白紙とし、場所につきましても、原点に戻って議論を進めていきたいと考えております。  なお、計画案に関する意見や評価につきましては、建設場所を含め、さまざまな視点からいただいていると認識しており、それらの意見を踏まえながら、これまで行ってきた議論や検討内容について、改めて丁寧にひもといて検証することが必要であるというふうに考えております。  その上で新しい基本方針の策定に向けましては、庁舎のあるべき姿、ひいては、行政に求められる役割といった、庁舎整備における根幹の議論に立ち返り、引き続き、市議会や市民の皆様の御意見を賜りながら、市民の皆様が共感が得られる新庁舎整備方針を策定していくことが私たちの責務であると考えております。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  17番・中河議員。 ◆17番(中河昭議員) それでは、質問席から再質問をいたします。  まず、このいわゆる治山・治水の問題でありますけども、大体、山が崩れるのは、9月、台風の時期でありますのでね、その前に、いつも質問するんですけども、現地を見に回ると、どういうメンバーで回るんですか、教えてください。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  急傾斜池、それから土砂災害計画区域等につきましては、大阪府、それから市、あと警察関係と一緒になって回らせていただいております。 ○寺坂修一 議長  17番・中河議員。 ◆17番(中河昭議員) 職員の原課のほうは誰が行きますか。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  危機管理室職員と街づくり部職員とで回らせていただいております。 ○寺坂修一 議長  17番・中河議員。 ◆17番(中河昭議員) どれだけの雨が降ったら崩れそうと思うんですか。わかりますか。見ただけでわかりませんやろ、わかりますか。答えてください。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  どれだけというのは、実際に検証したことはございませんけれども、1時間雨量が50ミリ程度では、今までもございましたので崩れることはないかなと考えております。 ○寺坂修一 議長  17番・中河議員。 ◆17番(中河昭議員) 雨量だけで見に回るか、見に回らないのか、危ないのか、危なくないのか、判断するんですか。やっぱりね、現場の山を見て、ああ、山崩れそうやな、割れとるな、それを見て判断するのと違うんですか。それじゃあ、よろしいわ。おたく、危機管理監やろ、現地、山へ上がりましたか。いつごろ上がったか言うてください。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  先ほど申したかどうかあれなんですけれども、パトロールにつきましては、5月に水防体制、編成してから後ですね、雨の、梅雨に入る前に先ほど街づくり部長が申しましたメンバーで、まず事前にパトロールをさせていただいて、危険箇所がないか確認させていただきます。  また、実際に雨が降った場合につきましては、特に危険であるという部分については、地区対策部におきまして、定期的にパトロールをしている次第でございます。 ○寺坂修一 議長  17番・中河議員。 ◆17番(中河昭議員) 管理監が現場へ行ったかということを聞いてるんですけども。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  はい、私も何度か行かせてもらってます。 ○寺坂修一 議長  17番・中河議員。 ◆17番(中河昭議員) 治山・治水といいますとね、あの辺がちょうど山、ずっと水が流れてきて、それからうちの昔田んぼがありましてね、あそこにね、田んぼがありまして、全部知ってるんですわ。前の助役さん、植村助役さんやったかな、の畑の横で並んでましたんで、一緒になって、ずっと随分と現場を見てまいりました。水も引いてきましたんで。津の辺のほうまで行ってますんでね、あれはね。田村山ができてからは、もう流れはとまりましたけどね。水の流れが、谷田川のほうに流れてきますからね、今、一気に流れてきますんで、山崩れるか崩れないかというのは、真下に住んでおられるのは友達でしたから、昔、今はちょっと違う人住んでますけどね。真上に、もう次の石が見えてますからね。だから、下の土砂を取っただけでは、ばさっと上から来る可能性がありますんで、おたくにそんなん言うたって仕方ないけどね。誰かが見に行って危ないでという通報をしてもらわんと、避難できない状況でしょう、それでどう思いますかということで聞いてるんですけども。どうですか。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  水防の地区対策部でいいますと、北部に当たるんですけれども、私もそこの班長とかいうのをやらせてもうてました。特に、田村山については、今までも崩れたということもございましたので、特に重点的に回らせている次第でございます。 ○寺坂修一 議長  17番・中河議員。 ◆17番(中河昭議員) できるだけ早く避難するように、先ほど言うたやろ、避難場所がないねん。それを考えて、まあ考えても無理やわね。何にも考えてないから、あんまり答弁できないとずっと言うてましたからね。答弁できないねんいうて、本会議始まる前に言われたらつらいね。でもね、安全はやっぱり確保せないかん。そして、北条中学校、人権センター、文化センターに避難場所があるから、そこへ行きなさいと、大分かかります、歩いてね。雨降ってるときに避難できませんよ。そのことを考えたら、やはり一旦安心できる場所に避難地を設置していただいて、住民の皆さんが喜んでいただけるように、もうずっとこれ、何年も言うてるんですけど、いまだにできていない、どこが危ないんですか。北条小学校の北、東の辺ですねんしか返ってきませんからね。危ないですから、まあまあ、ずっと危ないいうて、あんまり危ない言うたらあきませんけど、危ない。やっぱり、その学校に子供さんを行かせてるんですからね、できるだけきちっとやっていただくということも大事ですので。教育委員会の考え方、教育長に聞きましょうか、答えていただけますか。どのように思っておられますか。教育長、子供たちが危ないと言われてる北条小学校に子供が行ってるんですわ、今でもね。校長先生が見に行くと言うてはりましたですけど、どうですか。 ○寺坂修一 議長  亀岡教育長。 ◎亀岡治義 教育長  この件に関しましては、以前から御指摘をいただいているところでございます。今年度の初めに、議員のほうからも出していただき、現場の枚方土木も含めて、大阪府も含めて、改めて擁壁の強度、このことについて検証していくというところまで進んだわけでございますけども、現実、いわゆる特別警戒区域といいますか、いわゆるレッドゾーンですね、ここがまだ回避できておりませんので、まずはそのことについて、回避できるよう、関係課と取り組んでまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  17番・中河議員。 ◆17番(中河昭議員) 教育長、いろいろ考えてくれてますねんね、ありがとうございます。お願いしますよ。子供たちが、やっぱりね、少ない子供たちが一生懸命学校に通ってるんですから、少しでも保護者の皆さんが安心して送り出せるような環境をつくっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。  川の雑草ですね、僕の先ほど言いましたとおり、権現川の横に住んでます。真横が木が生えてきて、だんだん大きなってきよる。誰も切ってくれない。切ってもあかんわね、木が大きなんねんから。もう1年ぐらいしたら、またもとどおりになりよるから。根から引かなあかんねん。それは無理やね。枚方土木も、何回も僕も行きましたけども、なかなか大阪府のほうは、うんと言うてくれません。どうしたらいいんですかね、ちょっと答えてください。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  大阪府の予算要求時期ですとか、それ以外の要望の時期もございまして、その機会があるごとに、河川の、議員御指摘の河川内の樹木ですとか、雑草ですとか、あるいは堆積土砂の撤去につきましては、要望させていただいております。  議員御指摘の権現川の部分につきましても、御指摘いただいておりますので、大阪府、枚方土木に対して、ぜひとも現地を見るようにという強い要望をいたしました。先日、もう1回現地を見ていただいているところでございます。堆積土砂もあるということで、対応せなあかんという認識は持っていただいていると考えております。 ○寺坂修一 議長  17番・中河議員。 ◆17番(中河昭議員) もう時間がありませんので、これで終わりたいと思いますけども、一度、山のほうの総点検をしていただきたいなと思いますよ。崖崩れ、通学路も含めまして、河川の状況ですね、見ていただいて、もう一度点検をしていただいて、すばらしい安全な大東市にしていただきたいなと思いますので、よろしくお願いをいたします。  これで終わります。ありがとうございました。 ○寺坂修一 議長  次に、一問一答方式で、4番・児玉亮議員。(拍手) ◆4番(児玉亮議員) (登壇)皆様、こんにちは。ただいま議長の御指名をいただきました大阪維新の会、児玉亮でございます。  まず初めに、12月定例月議会へお越しいただきまして、まことにありがとうございます。  それでは、一般質問をさせていただきます。  まず、学校施設についてです。学校施設管理の現状と今後の展望について。
     前回の一般質問でも聞かせていただきましたのですが、危険箇所の調査を行って、結果を取りまとめて安全対策上必要な予算を確保していくとの答弁がありました。そちらに関しまして、施設管理の現状と今後について教えてください。  次に、防災・減災にかかわる市民の周知についてでございます。  今まで、災害発生後の対応等の質問を中心に行ってきました。今回は、災害発生前の市民に対する周知についてお伺いしたいと思います。  大きな災害が毎年のように続いておりまして、市民一人一人の日ごろからの準備であったり、知識が大変重要だと考えております。防災計画には、みずからの安全はみずから守るのが防災の基本と書いてあります。その責務には、備蓄であったり、防災訓練への参加、その他にも、いろいろと書かれておりますが、それを努めなければならないとあります。  ここで書かれている市民の基本的責務を周知できていると市は考えているのか、現状認識をお伺いいたします。  以上、再質問の権利を留保し、降壇いたします。 ○寺坂修一 議長  澤田学校教育部長。 ◎澤田芳彦 教育委員会学校教育部長  (登壇)学校施設管理の現状と今後の展望につきましてお答えをいたします。  学校施設につきましては、子どもたちが安全で安心して学ぶことができる教育環境の向上が必要であると認識しており、また、災害時におきましては、地域住民の避難所としての役割を果たす重要な施設でもございます。  本市ではこれまで、校舎・体育館等について耐震化を図るとともに必要に応じ、施設の維持更新を行ってまいりましたが、引き続き老朽化の対策が必要な状況でございます。  そのような中、今年度は学校施設全体の老朽化状況を把握し、今後の維持管理コストを把握した上で施設整備を図るべく、長寿命化計画の策定を進めているところでございます。  今後につきましては、この長寿命化計画に基づき計画的に施設整備を図り、教育環境の向上・充実に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  (登壇)防災計画の市民に周知できているかという御質問にお答えさせていただきます。  昨今の全国各地での自然災害による被害や、本市でも昨年の大阪北部地震、台風21号の被害を目の当たりにし、御家庭での事前の備えや、改めて防災意識を高めるきっかけになったのではないでしょうか。  近い将来、発生が危惧されている南海トラフ地震や本市では最も被害が大きいと想定されている生駒断層帯地震、昨今の気象変動による大型台風やゲリラ豪雨への対策を考えると、言うまでもなくインフラ整備やハード対策、自治体や関係機関などの災害対応だけでは自然の猛威に対峙することは不可能であり、市民お一人お一人がさまざまな機会を通して、減災の原点である、みずからの安全はみずからで守る意識を持ち続けていただくことが大変重要であると認識しております。  本市では、出前講座や自主防災訓練の開催促進、市防災訓練等の実施により、市民の皆様への防災意識への啓発を行っており、出前講座の要請や先日の防災フェアでの参加状況を見ましても、年々参加者が増加しており、着実に地域での助け合いと個人の意識の向上が図れてきているものと考えておりますが、今後もさらに幅広い世代に裾野を広げ、1人でも多くの市民の皆様に定着するよう、取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) それでは、再質問をさせていただきます。  まず、学校施設についてなんですけれども、先ほど、答弁で老朽化のところ、長寿命化させていくという答弁だったんですけど、前回の一般質問で、危険箇所のリストの洗い出しの話をさせていただいたと思うんですよ、事故があった後の。学校長であったり、教頭先生、教育委員会、行政ですかね、あと技術職の皆様で、リストというか、危険箇所の場所を把握したと思うんですけれども、その改修する際に、優先度、危険度の大きいところを優先的にしていく、その予算をとっていくという話だったと思うんですけれども、危険改修の優先順位の基準というものについては、どのように設定されているのかお聞かせいただきたいんですけれども。 ○寺坂修一 議長  澤田学校教育部長。 ◎澤田芳彦 教育委員会学校教育部長  今年度実施をいたしました危険箇所の調査結果、これに基づきまして、各学校と連携を密にしまして、危険度が高いと考えられるところから順次、安全対策を講じていきたいという考えでございます。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) じゃあ、基準というものはないということですか。その話し合いだけで決めていくということでしょうか。 ○寺坂修一 議長  澤田学校教育部長。 ◎澤田芳彦 教育委員会学校教育部長  基準というのを設定するのがかなり難しい状況ではございますが、やはり多く出ておりますのが、やはり階段、踊り場、あるいは窓からの、そういった危険性、それがもう圧倒的でございますので、まずは、そこから着手していきたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) そちらの予算と時期、着工であったり竣工であったり、その時期というのは大体わかっておられますか。 ○寺坂修一 議長  澤田学校教育部長。 ◎澤田芳彦 教育委員会学校教育部長  階段上部の踊り場など安全対策が必要と考えられます箇所につきましては、例えば、手すりのかさ上げ、そういった対策を来年度から速やかに実施したいということで、今回、本定例月議会におきまして、債務負担行為の追加補正を上程させていただいているといった状況でございます。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 手すりのかさ上げですか、それだけしかお話はしなかったんですかね、ほかにも危険な箇所というのは、優先度が一番手すりのところが高かったのかもしれないですけれども、2番目、3番目、4番目、5番目と、ずっと危険度の高いところはある程度あると思うんですよ。それについて、しっかりと予算要求をされて、今回は手すりのところの予算しか取れなかったのか、それとも、そもそも手すりの部分の予算しか要求というか、取ろうと思っていなかったのか、どっちなんですか。 ○寺坂修一 議長  澤田学校教育部長。 ◎澤田芳彦 教育委員会学校教育部長  手すりを含めてということで、何も手すりだけにこだわっているところではございません。例えば、窓の落下防止装置ですね、開閉を調整する金具とか、そのあたりも含めまして各学校と調整を図りながらできる対策を順次行っていきたいという考えでございます。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 今、窓の金具というのもありましたけれども、聞いた話によると、各学校長の意見によって、考え方によって、窓の金具をつけるか、つけないか、そういうのが変わるって聞いたんですけれども、それは事実なんですかね。 ○寺坂修一 議長  澤田学校教育部長。 ◎澤田芳彦 教育委員会学校教育部長  そうですね、各学校長、教頭先生との話で、いろいろ、さまざまな考え方もございます。例えば、窓ガラス全面にフェンスをもう張ってくれといった御要望もございますし、先ほど申し上げました開閉の金具の設定であったりと、いろいろ要望は違いますが、その都度、やはり学校現場と密に連携をとりながら、やはり教育委員会内でそのあたりは慎重に考えていかないといけないと考えております。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) では、全開まで開くというのはあり得ないということですか。何かしら対策はとられるということですか。 ○寺坂修一 議長  澤田学校教育部長。 ◎澤田芳彦 教育委員会学校教育部長  そのあたりも、各学校の要望も聞きながら、またちょっと違った観点でございますが、教室のエアコンのききぐあいといったところもございますので、そのあたりも総合的に判断しまして、随時対応していきたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 確かに、エアコンに関しまして、夏場であったりだとか、今、エアコン故障されてるところが多いって聞いてますので、夏場だったり、冬場だったり、窓のあけ閉めがなかなかできなかったらつらいものがあるなと思うんですけれども。それで、学校長だったり、いろいろ意見を聞いて、注意をしっかりしますから、窓は全開できるようにしてくださいという話で、もしこちら側が、じゃあ、それでしっかり注意はしてくださいねという形で、窓を全開できる状態にしてたとして、何かあったときって、誰の責任になるんですか。 ○寺坂修一 議長  澤田学校教育部長。 ◎澤田芳彦 教育委員会学校教育部長  そうですね、一義的には学校の管理は学校長といったことになるんですけども、もちろん、そういった話が教育委員会に上がってきている時点で、やはり教育委員会も含めまして、全体的に責任が及んでくるものと考えております。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 当然、そうだと思うんですよ。危険だと思ってるというのを、こちら側は完璧に認知しているわけですから、それで話し合いで、全開がいいって言われて、全開にして何かあったら、何も責任をとらないというのは、あり得ないと思いますので、何かしら、いろいろ危険箇所のリストは出てきてると思うんですけれども、そちら、どこまでするのかって、本当に難しいところなのかなというのはあるんですけどね、何かあったら、僕個人的にはすごく怖いんですね、何かしら相手の意見を聞いてやるというのも大事だとは思うんですけれども、どこまでするのかというのは難しいと思いますが、何かしら、リストで上がってきたところは、市として危険というのを認知したわけですから、大なり小なり、そちらはしっかりと対応というか、していただければありがたいんですけれども、そちらに向けて、しっかり予算というのを前回の一般質問でもさせていただいたんですけれども、出していただきたいなと思ってるんですよ、どれぐらいかかるのかっていう概算だけでもいいじゃないですか。それを含めた上で、どこまで予算をいただけるのかというのもあると思いますけど、しっかりと子供たちを守るために使うお金なんで、そちらの予算要求というのを今後していっていただきたいなと思うんですけれども、そちらどうでしょうか。 ○寺坂修一 議長  澤田学校教育部長。 ◎澤田芳彦 教育委員会学校教育部長  そうですね、御指摘いただいたように、どのレベルまで安全対策を図るのかって、非常に難しいところだと思います。全てがそういった網やフェンスで囲ってしまっていいものかどうか。やはりそういったことは、児童・生徒にとってどういった望ましい教育環境、そういった視点も踏まえまして、どのあたりまで改修していくのか、その辺を検討しまして、予算要求にも努めてまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 確かに、全部が全部、フェンスとかつけてしまったら、鳥かごみたいになって、それは教育上どうなのかという話になると思いますので、そこは何かしら違う方法であったりというのを考えてやっていただければなと思います。  最後に、学校施設につきまして、北条中学校区で、今、小中一貫校が行われていると思うんですけれども、前回の一般質問でも、コミュニティスクールのお話をさせていただいて、進めていただけるという答弁をいただきました。今後、そのほかの小・中学校でも、小中一貫校を進めていかれると思うんですけれども、その際に、一緒にコミュニティスクールも進めていって、地域とともにある学校づくりというのをこのタイミングで、小中一貫校で一緒にセットとしてやるべきだと思うんですけれども、北条中学校区のモデル校区としてやられてると思うんですけれども、今後、コミュニティスクールをくっつけて、展開していくというのも僕はいいのかなと考えてるんですけど、その辺、どうお考えなのか、ちょっと、指導監、よろしくお願いしていいですか。 ○寺坂修一 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  小中一貫教育の推進のためには、地域とともにある学校づくりというのが今以上に大きな推進力になるものというふうに考えております。  コミュニティスクールにつきましては、平成29年の法改正によりまして、その設置が努力義務ということになっております。コミュニティスクールの制度のもとで、地域や保護者の皆様方の学校教育への参画意識がより高まると、そういうメリットもあるというふうに認識しておりますので、小中一貫教育の推進と、コミュニティスクール、うまく関連づけながら、子供たちのために教育活動を推進できればなというふうに思っております。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  続きまして、防災・減災にかかわる市民の周知についての再質問させていただきます。  大東市も大東市地域防災計画っていうのあるんですけれども、市民に防災計画の存在自体を認識してもらうこと、そういうのを考える必要があると思うんですけれども、どの程度の認知度になっているのか、市の見解を教えていただきたいんですけれども。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  地域防災計画は、災害対策基本法第40条に基づき、災害種別に応じて自治体が災害発生時に処理すべき事務や災害対応、災害への備えについて記載された計画です。地域防災計画には、市民の皆様に災害時に取っていただく具体的な行動や御自宅での備えなど啓発を目的として具体に記したものではないことから、計画自体の存在につきましては残念ながら認知度は高くないものと考えております。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) あの中に南海トラフだったり、生駒断層帯の地震のことだったり、津波のことだったり、大雨のことだったり書かれてると思うんですけれども、そういうことをほかに何か、パンフレットか冊子、地域防災マップでしたっけ、そういうのに書かれてたりするんですか。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  基本的に出前講座とか、そういった部分につきましては、こちらにございます大東市総合防災マップをベースにして、ふだんとっていただく行動とか、例えばハザードマップに記載されて、この地盤が弱いとか、最大何メートルまでつかるとか、そういった部分を見ていただいて、日ごろに備えていただくということでお願いしております。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) それでは、市民が防災の基本というものを知るためには、何が必要だとお考えなのか、ちょっと教えていただきたいんですけど。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  やはり、お住まいになられてるところの、どういった状況になるか、雨が降ったとき、地震があるときですね、それをまず認識していただいて、地震など何かあったときに持っていっていただける水とか、簡易な食料というんですか、そういうものを備えていただく、これがやっぱり一番大事やと思います。  何かあったときには、ニュースとか、うち、市のホームページでもいいですけども、市からの情報発信について気をつけていただく、こういった部分だと考えております。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) そちらに関しまして、先ほど防災フェアであったり、そのイベントやったり催し物、いろいろされてると思うんですけれども、その事業やイベントで、その認知度であったり、防災の基本を知っている方、それで捕捉できている方、イベント等で、市民の全体の何%ぐらいなのか、お示しいただいていいですか。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  市民の皆様への啓発や情報発信の機会としまして、本市では出前講座や地域での自主防災訓練の参加、市主催の防災訓練等の開催のほか、ホームページやフェイスブック、防災メール、広報だいとうなど、さまざまなツールによる情報発信、また消防団の地域での活躍の姿を通して、防災の意識を向上させることができるよう取り組んでおります。  本市が把握している数字としましては、本年度では出前講座が22団体で、約1,100名、自主防災訓練が30地区で約3,300名、先日の市防災フェアには約1,000名のたくさんの市民の皆様に御参加いただきました。  また、学校での防災学習や、ほかのイベントなどでのPRを含めますと、人口の約5%の皆様に直接かかわらせていただいております。  本市が直接かかわった方々が、さらに御家族や地域の集まり、SNSなどで二次的に発信いただくことにより、その効果は2倍、3倍になると考えております。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 全体の5%というのが多いのか少ないのか、毎年の事業で、人数は少しずつでもふえてきてると思うんですけれども、そちらでSNSだったり、御家族の方に伝えていただくというので2倍、3倍、本当にそれで認知度って上がっていきますかね。僕はどちらかというと、小まめに、地道に周知、防災マップだったり、そういうのを配っていくだけではなくて、そちらの危機管理監の室の人たちがしっかりと、いつも日ごろから動いていただくほうが、僕は前年ですかね、何かいろいろ台風だったり、地震だったりあったんで、それで少しは市民の方も意識が強くなったのかなと思うんですけれども、やっぱりまだまだ災害に対して、防災・減災に対しての意識っていうのが弱いのかなという、実際、ほかの都道府県で本当に大きな災害があったところは、しっかりと意識できているのかなと思うんですけれども、やっぱり私ごとで考えることが難しいのかなということがありますので、そういうことに関しましては、しっかりと地道にしていっていただければなと思うんですね。  積極的な周知徹底というのが、市、公助だけではなかなか全て補えないとは思いますので、自助・共助を上げることで、市の負担も下がっていくと思うんですね、実際、災害が発生した際も。自分の身は自分で守っていただければ、言い方悪いですけれども、市、行政側がほかの、本当に必要なところに出動であったり、そういうのができる機会も多くなっていくのかなと思いますので、日ごろから、何かしら、そういう動きをしていただきたいなと思うんです。認知度を上げるために、基本的責務であったり、防災・減災に対しての知識であったりというのを上げていくために、日ごろから何かしら動いていただきたいなと思うんですけれども、それに関してはどうお考えでしょうか。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  命を守る、防災の基本はみずからの安全はみずからで守る、議員がさっきおっしゃったお言葉でございます。自助とあわせまして、地域や御近所での助け合いである共助、行政や関係機関の災害対応である公助の、それぞれの立場をしっかり認識して、相互に協力することが重要であると考えます。  本市としましても、公助の役割をしっかり発揮できるよう取り組むとともに、地域防災力の向上に向け、今後もさまざまな機会を通して、積極的に周知に努めてまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  続いて、災害があった際の避難勧告、避難指示、避難準備情報ですかね、その違いに関する住民理解の実態というのが、今、まだまだ著しくないって考えているんですけれども、その大東市の市民の理解の実態については、市としてどのように把握というか、されているのかお聞かせください。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  市が発令します避難情報である、避難勧告、避難指示、避難準備情報の違いにつきましては、これまでもさまざまな機会や情報ツールを通して市民の皆様に情報発信をしてまいりました。特に近年の台風や豪雨の際には、本市でも避難情報を発令する回数がふえ、テレビなどマスコミによる解説の影響もあり、少しずつ浸透してきているのではないかと認識しております。  今後も引き続き、市民の皆様の適切な避難行動につながるよう、さまざまな機会を通して避難情報の周知に努めてまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) ありがとうございます。先ほどから私も何度も言わせていただいてますけれども、やっぱり自助・共助、その防災・減災に対しての認知度、知識であったりというのは、非常に今後さらに大切になってくる、重要になってくるものだと考えておりますので、そのことに関しまして、しっかりと行政の方たちには、どの課とか、どの室とか関係なく、皆様、周りの方とか、一人一人にも周知徹底できるようにお願いしていただきたいと思います。  以上で一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。 ○寺坂修一 議長  暫時休憩いたします。午後1時から再開いたします。      午前11時36分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後1時再開
    ○寺坂修一 議長  休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を行います。  次に、一問一答方式で、14番・水落康一郎議員。(拍手) ◆14番(水落康一郎議員) (登壇)皆様こんにちは。ただいま議長の御指名をいただきました清新会の水落康一郎でございます。  本日は、皆様には何かと御多忙の中にもかかわりませず、傍聴にお越しをいただき、あるいはインターネット中継をごらんいただきまして、まことにありがとうございます。  本日は大きく5項目にわたり質問をいたします。  答弁をされます方は、わかりやすい答弁をしていただきますようお願いを申し上げまして、通告に従い、一般質問を行わせていただきます。  まず1点目、市役所庁舎整備についてでございます。  今議会におきまして、執行部が提案されました附属機関条例案が委員会議論の後、採決で否決となりました。この一般質問の通告時には、当該議案が否決されるとは想定していませんでしたので、当初考えていた質問事項と大きく異なるものとなりましたが、これまでの市役所庁舎に関する議論を振り返っての反省点と、耐震性が不足し、一刻の猶予もない中で、今後の進め方について、どのように考えているのかお答えください。  2点目、北条まちづくりプロジェクトについて。  追加出資など、北条まちづくりプロジェクトにおいて、当初の計画と比較し、変更点が多く、公的負担の抑制、地域経済の循環、市民サービスの水準向上という当初うたわれておりました公民連携の趣旨から大きく逸脱しているのが現状かと思います。この点について、どのように考えているのかお答えください。  3点目、消防団活動について。  道路交通法改正に伴い、2017年3月以降に取得した普通免許では総重量3.5トン以上の車両は運転できなくなりました。本市の消防団に配備しているポンプ車の中で3.5トン以上の車両は何台ありますでしょうか。  A水利アプリの導入について。  水利アプリとは、全国水利台帳と呼ばれるもので消火栓や防火水槽の場所をアプリ上に記憶させ、いざ火災現場に出場した際は、GPSによって、一番近くにある水利が把握できる非常に便利なアプリで、火災現場で迅速に対応できるよう、地域防災強化のために開発されたものでございます。  本市消防団においても、このアプリを自主的に活用している団がありますが、本市としてのこのアプリの積極的な活用についての見解をお聞かせください。  B救助機材への補助金制度の利用について。  西日本豪雨などの自然災害の多発を受けて、総務省消防庁では、消防団に対する救助用機材の補助金を新設いたしました。対象はチェーンソー、エンジンカッター、油圧切断機、油圧ジャッキ、AED、トランシーバーの6種類で、購入費用の3分の1を補助するものであります。  消防団は全国に約2,200個あり、消防庁によりますと、これら6種類の配備数は必要数の1割程度にとどまっているとのことです。本市では、これらの補助金の活用について、どのような取り組みをされましたか。  C外国籍の消防団の入団について。  ことし4月から開始をされました特定技能制度などにより、国内で生活する外国籍の人が多くなってきました。本市の統計情報によりますと、本年11月現在、市民約12万300人のうち、約2,900人は外国籍というデータがあります。近年、外国籍の住民の消防団への加入を認める自治体が増加してきておりますが、本市での対応はどのようなものとなっていますでしょうか。  4点目、空き家対策について。  平成25年に実施されました国の住宅土地統計調査では、本市の空き家率は12.6%で、7,680戸の空き家があったとされていますが、最新の空き家状況はどのようなものとなっていますでしょうか。  同時に、特定空き家、所有者不明土地への対応についても、どのようになっていますかお答えください。  最後に、5点目、庁内業務や市民サービスへのAIなどの導入の進捗状況について。  AIやRPAの早期導入については、かねてから継続的に質問をしておりますけれども、現状についてお聞かせをください。  以上、壇上からの質問はこの程度にとどめ、再質問の権利を留保し、降壇いたします。 ○寺坂修一 議長  東政策推進部長。 ◎東克宏 政策推進部長  (登壇)市役所庁舎整備についてお答えいたします。  新庁舎整備事業につきましては、これまでの間、議会におかれましては、特別委員会を設置いただき、庁内におきましても、推進本部会議を開催しながら、検討を進めてまいりました。  また、市民の皆様にも、住民説明会、パブリックコメント、住民アンケート等を実施し、さまざまな御意見を頂戴しながら、本年9月定例月議会に新庁舎整備基本計画案として、上程したところでございます。  今回の基本計画案につきましては、大東市の将来のまちづくりを見据える思いを込めた新庁舎の提案であったと考えております。  とはいえ、否決という結果を分析いたしますと、1つ目に議員を初め、市民の皆様に御理解、御納得いただくための十分な説明や、御議論いただく機会が不足していたのではないかと認識しております。  2つ目に、新庁舎に求められる役割や必要な機能に関して、議論の中心が常に建設場所に着目したものになり、十分な説明ができなかったこと。  3つ目は、防災、経済性などの6つの基本理念と、それにひもづく新庁舎の規模や場所、事業スキームにそごが生じていたことが、主な要因ではないかと考えております。  今後の進め方といたしましては、今回の結果を再検証するとともに、将来の大東市のまちづくりをイメージしながら、庁舎のあるべき姿や行政の役割について、市民ワークショップや関係団体へのヒアリング等を通じ、市民の皆様の御意見を頂戴したいと考えております。 また、市議会を初め、庁内外を問わず、できる限り多くの方々と議論を重ねていくことで、誰もが共感できる新しい基本方針の策定に向けて、スピード感を持って取り組んでまいる所存でございます。  次に、北条まちづくりプロジェクトについて答えいたします。  市の追加出資など、当初の計画を変更した部分につきましては、まちづくり会社、本市ともに、見通しが甘かったことを痛感しております。  金融機関の融資審査時の要求水準を適切に把握できていなかったことなど、課題につきましては、今後の反省点として総括してまいりたいと考えております。  一方、本プロジェクトは、第三セクターの取り組む公共事業の側面も備えております。  本市といたしましては、市営住宅の安定的な運営を確保するというセーフティネットの観点からも、必ずや推進していく必要がございます。  このため、当初計画から必要な軌道修正を図ってきたところではございますが、本プロジェクトの根幹部分は変わっていないと考えております。  また、長期的には、市の財政負担を抑制する効果も高い見通しとなっております。  何より公民連携は、北条地域の良好な住宅地としての魅力を引き出し、エリア価値を向上させる最適な手法であると考えております。  まちづくり会社が熱心な営業を行った結果、本地域のポテンシャルを最大限引き出すことのできるノースオブジェクトさんとソトアソさんが、本プロジェクトへ参画していただくこととなりました。  両社は、子育てやアウトドアとの親和性が高く、多様な事業展開は北条地域のポテンシャルを有効に引き出してくれる強力な存在であり、今両社と本プロジェクトを進めるからこそ、従来手法では解決できなかった北条地域の課題とエリア価値の向上を同時に実現できると考えております。  来年には北条地域が生まれ変わり、周辺地域への民間投資が波及し、子育て世代の定住や多様なサービス業が展開され、持続的に地域が活性化する好循環が生まれるものと考えております。  全国で例のない事業でありますことから、スムーズに来たとは言いがたいところではございます。今後は、これらの経験を糧とし、無駄にすることなく、さらなる公民連携の展開に役立ててまいります。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  (登壇)消防団活動についてお答えします。  初めに、道路交通法改正に伴う消防団ポンプ車両の更新計画についてお答えします。  平成29年の道路交通法改正により、準中型運転免許が新設され、法改正後の普通運転免許取得者は、総重量3.5トンを超える車両は運転ができなくなりました。  現在、大東市消防団が運用している消防ポンプ車両につきましては、全分団の車両が総重量3.5トン未満であり、法改正後の普通運転免許取得者でも運転が可能で、今後の車両更新時におきましても同様のポンプ車両の更新を考えております。  次に、水利アプリにつきましては、スマートフォンなどで利用できる無料アプリで、ソフトのデータベースに消火栓や防火水槽などの消防水利の位置情報をあらかじめ登録しておくことで、火災発生時に現場直近の消防水利を誰もが検索できるものです。日ごろの点検活動や訓練等で活用できるツールの1つとして大変有益であることから、消防団におきましても情報共有を図ってまいります。  次に、消防団が使用する救助機材等の補助金制度の利用につきましては、地域防災力の中核を担う消防団に対する緊急対策として、平成30年度に消防団設備整備費補助金が3年間に限り、臨時特例的に創設されました。補助率は国3分の1補助で、補助対象機材としましては、エンジンカッター、チェーンソー、油圧切断機、AED、ジャッキ、トランシーバーの6種類が上げられています。  本市消防団では、平成28年度にチェーンソー、MCAデジタル無線機を配備し、これまでも装備の充実を図ってまいりました。また、全団員の新活動服への更新やポンプ車両へのドライブレコーダーの整備に向け、現在、予算確保に努めているところでございます。  救助機材につきましては、すぐに使用できるよう、ふだんからの適切な取り扱いや管理を徹底する必要があり、現在のところ、同補助金制度を利用して新たな救助機材の整備予定はございませんが、今後も引き続き消防団装備の充実を図ってまいります。  最後に、外国籍の消防団員の入団につきましては、大東市消防団員の定員、任免、服務等に関する条例において消防団員の任命または欠格条項に国籍に関する要件はなく、条例上では入団は可能であると認識しております。全国的にも消防団の担い手不足の対策や避難所等での外国語を生かした機能別団員として活躍されている例もございます。  ただし、活動においては特別地方公務員の立場を有しており、公権力の行使に当たる活動につきましては制限がかかる場合もあることから、分団員の構成や地域の状況を鑑み、入団について慎重に判断する必要があると考えております。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)空き家の現状についてお答えいたします。  初めに、本市の空き家の状況でございますが、平成28年度に市域全域の空き家等実態調査を行い、約2,500戸の戸建て及び長屋の空き家が存在していることを確認しております。  本市では、空家等対策の推進に関する特別措置法第6条の規定により、平成29年3月に策定した大東市空家等対策計画に基づき空き家対策に取り組んでおります。  本計画においては、空き家化の予防、流通・活用の促進、管理不全対策、空き地活用の誘導の観点で各施策に取り組んでおります。  市場への流通を促進することを目的に、平成29年度から隣接地等取得補助事業を開始し、50平方メートル以下の狭小な隣接地を取得する費用として最大50万円を補助しており、平成29年度に6件、平成30年度に5件の御利用がございました。  平成30年度には、空家リフォーム補助事業として、空き家期間が1年以上の戸建てまたは長屋住宅においては、リフォームの工事費に対し2分の1を補助する制度で、戸建て住宅の場合は最大20万円、長屋住宅の場合は最大50万円を補助する事業を開始しております。  また、木造住宅等の除却補助として、旧耐震基準で建築された耐震性のない木造住宅等を除却する費用として、戸建て住宅の場合は最大30万円、長屋住宅の場合は最大90万円補助しており、平成30年度では30戸に補助を行っております。  これら各種補助制度の普及啓発に努め、空き家の利活用、民間流通の促進の取り組みにより、空き家等の対策をより一層推進してまいります。  次に特定空き家への対応でございます。  適正な管理が行われておらず、地域住民の防災、衛生、景観等の生活環境に深刻な影響を及ぼすおそれのある空き家の管理は、本来所有者の責任で行われるもので、管理不全の空き家等につきましては、大東市環境の保全等の推進に関する条例に基づき、所有者への対応の要請をしております。  しかしながら、改善等が見込まれず、そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態であると判断された場合は、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく特定空き家に指定し、同法第14条第1項の規定により、所有者に対し助言または指導等を行っていく必要があります。  さらに、状態が改善されないと認められるときは、勧告・命令することができます。  なお、本市においては、平成28年度の大東市空家等実態調査業務による調査結果では、特定空家に該当する物件はありませんでした。  また、適宜、管理不全の空き家の把握に努めるとともに、現在把握している3件の管理不全の空き家等の経過観察を行っているところでございます。  最後に、所有不明地への対応についてお答えいたします。  近年の人口減少・少子高齢化などの社会情勢の変化に伴い、全国的に所有者不明の管理不全の土地が増加してきております。  公共事業を進めるに当たり、用地取得する場合において所有者不明土地の特定等に多大な時間とコストを要することがきっかけとなり、所有者不明の土地を円滑に利用するため、所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法が令和元年6月1日より全面施行されました。  この法律では、所有者不明土地の土地使用権の取得について、都道府県知事の裁定を受けることにより、公共事業による所有者不明土地の取得に当たり、収用委員会の審理等の手続を省略することができ、公共事業における収用手続の合理化・円滑化が可能となります。  また、地域福利増進事業として、自治会、NPO法人、民間企業による、集会所や購買施設など最長10年間の使用ができ、関係者が同意すれば使用期間の延長も可能となりました。  今年度から国土交通省で所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法の円滑な運用に向けたモデル的な取り組みについて事業実施されており、事例を通じて、事業化のノウハウ、関係者の役割分担等についての取り組みの成果を国で分析・整理されますので、庁内関係各課と連携し、注視してまいります。 ○寺坂修一 議長  田中理事。 ◎田中祥生 理事  (登壇)AI等の導入についてお答えします。AIやRPAといった技術は、業務の効率化や市民サービスの向上を図るための非常に有効なツールであると考えています。  本市におきましては、行政改革アクションプランの項目の1つとして、ICT、RPA、AIの活用を掲げており、現在実行しているところです。  今年度はRPAソフトを導入し、複数の業務において試行運用を行っており、これまで市民税業務の15のプロセスにRPAを試行導入した結果、年間で320時間の削減効果が見込めました。  現在、軽自動車税に係る複数のプロセスにおいてRPA化を進めているところですが、これらの業務のほか、RPAの導入可能性がある業務を庁内に照会しましたところ、100件程度の業務プロセスが上がってきており、順次試行運用を行う予定としています。  また、手書きや印刷された文字を高い精度でデータ化できるAI−OCRの活用も検討しております。AI−OCRは多くの紙ベースの資料を扱う市役所業務におきまして、非常に期待できるツールであり、RPAとうまく組み合わせることで、さらなる事務の効率化に寄与できるものと考えております。  今後も、こうした最新技術を活用しながら、業務の効率化や市民サービスの向上を図ってまいります。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) それでは、順次再質問させていただきたいと思います。  まず、市役所庁舎整備なんですけれども、先ほども言いましたけれども、今回の委員会で附属機関条例、審議会の設置を定める附属機関条例が否決をされたと。これまで市民の声を聞く機会が少なかったという声を受けての審議会設置だったと思うんですけれども、本会議での採決はまだですけれども、委員会では否決されてしまったわけでございます。  繰り返しになりますけれども、平成20年に耐震診断を行った結果、耐震性が不足し、2014年2月に第1回市役所庁舎の建設整備に関する調査研究特別委員会が開催をされて、もう5年ですね、議論がスタートして5年だと。そもそもなんですけども、市役所庁舎が耐震不足で、また昨年には大阪北部地震が発生し、それには何とか持ちこたえたわけですけれども、今後は南海・東南海地震でありますとか、上町断層地震とか、そういった大きな地震の発生も懸念されている中で、市役所庁舎は災害時において復興・復旧など、さまざまな面で市民生活を支える拠点として非常に重要だと。これについては、議員も理事者の職員の皆様も共通の意識だと思うんですけども、にもかかわらず、この議論がなぜ遅々として進まないのかということについて、東部長、10月にかわられたばっかりですけども、部長としてはどのように見てらっしゃいますか。 ○寺坂修一 議長  東政策推進部長。 ◎東克宏 政策推進部長  先ほども御答弁させていただいたとおり、まず、今御質問のありましたように、市の庁舎の中で一番重要視すべき役割ですとか、そういったものの議論をまずしっかりとさせていただかずに、場所の議論が先行したことによって、本来はしっかりと議論をすべき機能ですとか、あり方のところが焦点としてぼやけてしまったことが前回の結果になってるのだなというふうには思っております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 機能とかあり方という詳細な面も確かにそうなんですけど、私が思うに、理事者側のほうで赤井の京阪百貨店北側に最終的に移転候補地を決定されたわけですけども、そこに至るプロセスにおいて、私が考えるに、論理的な思考方法で議論をされて到達した結論なんですかということなんですね。  要は、特別委員会で議会から異論・反論があり、パブリックコメントでも、ほとんどが異論・反論があって、市民説明会でも大きな、ほとんど異論があったと。にもかかわらず、そういったことに正面から対処せずに、最後には何でしたっけ、甲乙つけがたいということで、戦略会議で大川案に決定したと、そういったところが、やはり多くの市民や、議員の理解を得られなかった結論かなというふうに思っておるんですけども、今後については、さまざまな、私にとったら、例えば駐車場がないという市民の利便性の問題であるとか、浸水被害の想定区域であるから、自然災害に対する脆弱性とか、また新たな民間の土地を買うという経済性、大きく3つあるんですけども、議員さん、反対された議員さん、それぞれ御意見持ってるんですけども、そういった意見について、やっぱり真正面から向き合って、一つ一つ論理的に説明をして、そして納得をしてもらわないと、市民に対しても、議員に対しても、これはもう何回提案しても、到底結論は、採決は明らかなわけで、その点の心構えというか、それについて改めて部長の見解をお願いします。 ○寺坂修一 議長  東政策推進部長
    ◎東克宏 政策推進部長  先ほども基本計画案の否決に関しての検証の1つ目に上げさせていただいたのが、今質問のあった項目かと思っております。  当然ながら、この結果の分析で、議員の皆様初め、市民の皆様に対して、いろんな御意見をいただいて、そのことに対して我々が真摯に答えて、議論を再度させていただくような機会に、基本的に少なかったのであろうというふうに思っております。  当然、説明をさせていただいて、御理解と御納得をいただく、要するに共感をいただけるような庁舎のあり方像を示すことができれば、これから進めていけるものというふうに考えております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 理事者の皆さんが出される議案というのは、東部長だけじゃなくて、皆さんが出される議案というのは、民間で言うような提案書みたいなもので、いろんなプレゼンとかで、議会のほうを、議員を説得して、納得してもらわないと日の目を見ないわけですよね。  まあまあ、今回、パブリックコメントと市民説明会と特別議会と、3つの手段で説得の機会があったわけですけれども、これからは否決されましたけども、審議会があって、若手の職員のプロジェクトチームですか、そういうワークショップとかもあって、いろんなチャンネルがふえていくんですけれども、やっぱり本質的なところは、やっぱり皆さんが議論を闘わせつつも、論理的に結論に到達する、導き出されたところじゃないと、やっぱりそごが生じるって書いてましたけど、まさにこれ、将来的にも禍根を残すようなことになりますので、その点は本当によろしくお願いしたいと思います。  これ、審議会ですけど、今回否決されましたけど、どうされるんですか。あくまでも、やはり市民の意見を聞く場としての審議会というのは立ち上げたいということなんですかね。 ○寺坂修一 議長  東政策推進部長。 ◎東克宏 政策推進部長  当然、委員会の際の御議論も踏まえながら、例えばその人選のあり方については再度考え直すべき点は当然考え直しますし、今回、御質問のありましたように、まずその附属機関という、法律上に定められたまず機関を1つ設置するのと、もう少しフランクに議論をさせていただくワークショップ、こちらも大体30名程度を考えておりますけれども、そういった場と市の若手職員のプロジェクトチームという、まず3層を考えつつ、そこでいろんな御意見をいただきつつ、そういった御議論を議会の皆さんにも御説明するとともに、いろんなチャンネルを使って、市民の皆様にお披露目する機会もふやしていきたいというふうに思います。  委員会のときにもお話しさせていただいたとおり、私が就任して最初の3日間に300名以上の方にアンケートを無作為でさせに行きました。そのときに、一番アンケートの中で多かった答えが、そもそも新庁舎整備についての、こういった議論があることすら知らないというのが、実は一番多い項目でございまして、そのことが一番今問題になってるんだろうということがございますので、やはりこういうことのないように、市民の皆様の中で、今まずこの現庁舎の耐震性がなく、新しい新庁舎について求められることについてから御説明をしていきたいというふうに思っております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) そしたら、審議会はともかくとして、庁内の若手職員のプロジェクトチームとワークショップで当面進めていきたいということだと思います。  先ほどもちょっと立ち話で、お話しさせてもらったんですけども、今回出された審議会も、市民の方からすると、議会は3対13という圧倒的な多数で否決されたので、今後は審議会を議論の中心に据えて、市が目指すべき赤井の京阪百貨店北側のほうに議論を誘導しながら進めていくんじゃないかと、そういった隠れみの的な位置づけに審議会が使われるんじゃないかと疑われるぐらい、もう全く信用がされてないという状況でございますので、それもこれも、やっぱり、先ほども言いましたけども、赤井の百貨店の北側にという結論が、もう全然論理的な思考方法で導き出されてないんで、そら、もう初めに結論ありきやと、多くの市民が思うのも、僕もわからないでもないんで、その点はもう本当にしっかりと、誰もが納得できるような議論を構築していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次、北条まちづくりプロジェクトなんですけども、こちらもシンプルに考えますと、生活困窮者が居住する市営住宅の建てかえ問題ですよね、シンプルに考えると。ですので、本来であれば、この市議会の議員誰しもが、二つ返事で建てかえに賛同すべき案件だと思うんですけれども、紆余曲折もあって、なかなか予定よりも半年はおくれてるんですかね、という状況でございます。  先ほどの答弁の中で、いろんな見通しが甘かったであるとか、そういった反省の弁も述べられておりますけれども、一番やはり大きいのは、当初北条プロジェクトの前にありました深野北小学校跡地活用でも、いわゆる法令適合工事とかというのは市がやりますと、それ以外は民間の知恵と、あと自分たちの采配で調達した金融機関からの資金で事業を進めます、そのことで公的支出の抑制であるとか、地域経済の循環、市民サービスの向上という、この公民連携の本旨が3つそろって、非常に有意義なんですよというところからスタートしたんですけれども、今回、北条プロジェクトについては、出資金も、当初、私個人は予定してなかったんですけども、それが約2億円になって、今回追加出資で、さらに4億円の合計6億円ということで、果たして公的負担の抑制に本当になってるんですかと。これ自前で、もっと簡素なものであれば、もう十分市営住宅、戸数も80戸から74戸ですから、減少してますから、74戸の市営住宅の建てかえも十分自前でできたんじゃないですかというような議論にもなると思うんですけども。  いろいろちょっとお話ししたいんですけども、全然まとまってないんですけど、まず今回の北条プロジェクトで、私自身、一番驚いたのは、やっぱりブルースタジオ、ブルースタジオでしたっけ、大島芳彦さんに、やっぱりびっくりするぐらいの設計金額を出されておるんですけども、これ公の場で発表されたことないと思うんですけど、お幾ら払われたんですかね。私も、「プロフェッショナル仕事の流儀」とか見させていただいて、北条地域の歴史を振り返ったり、治水から親水という、そういったコンセプトで、一生懸命されてるのはお見受けしましたけれども、この大島さんについての、設計金額について、まずそしたらお答えいただけますか。 ○寺坂修一 議長  東政策推進部長。 ◎東克宏 政策推進部長  東心株式会社が、整備する建物の設計金額につきましては、今お話のありました全国的に著名な建築家である大島芳彦氏に対して、1億3,000万円を支払っているというふうに伺っております。  当然ながら、この大島氏が描きました、この「北条の樹」という具体的なビジョンやコンセプト、イメージパースが示されたことによって、マスメディアに多く取り上げられ、先ほどお話しさせていただいたパートナー企業の誘致に成功したものというふうに考えております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 今、1億3,000万円という答弁あったんですけども、私はその金額云々も、ないこともないんですけど、やっぱり当初からこの設計金額も理由があっての、根拠があっての金額だと思うんですけど、そういったことを全然説明もされずに、民間が支払ったお金だからというような理屈なのかもわからないですけども、やっぱり市が2億円で、これから4億円と、6億円の出資して、ほとんど公民連携と言えないような状況でなっておりますので、そういった大島さんへの支払い金額とかも包み隠さず、していけば、当然、当初言いました生活困窮者のための住宅の建てかえですので、議会も、当然協力すべきところはすることになると思うんですけども、今回の委員会でも3名ぐらいですかね、反対されたということで、そういった一つ一つの姿勢というか、何か、本当にプロジェクトを推進して、やり遂げます、そのためには、皆さんも御協力いただきたいという、情熱的なものが何か感じられないんですけども、今後について、もうちょっと時間ないんで、簡潔に済みません、お願いします。 ○寺坂修一 議長  東政策推進部長。 ◎東克宏 政策推進部長  今、説明が行き届いていないということについては、真摯に反省いたしまして、今後は皆様に御説明する機会をより多く持っていきたいというふうに思っております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) よろしくお願いします。  それでは次に、消防団のほうにも、ちょっと行きたいと思います。  まず初めに、道路交通法改正に伴って、普通免許では3.5トン以上の車が運転できなくなるということなんですけれども、幸い大東市内の消防団が使用するポンプ車には3.5トン以上の車両がないということで、NOX規制で消防団のポンプ車入れたときも相当の金額が計画的に積み増してやってましたので、その点は心配ないということでございます。  次に、水利アプリの導入なんですけども、こちらがいわゆる水利アプリ、全国水利台帳と言われるもので、これ、たまたま大東市を見てますと、三箇の大箇分団だと思うんですけれども、こういうふうに既に活用されております。  これ拡大したものなんですけれども、当然、各消防団員におかれましては、基本的に自分たちの住んでる居住の、管轄のエリアの消火栓については、日ごろから消火栓踏査であったり実施しておりますので、把握しておりますけれども、入ったばっかりの新入団員でありますとか、あと、例えば近隣の分団の管轄での火事に応援に行く際は、どこに水利があるのかというのは、土地が詳細にわかっていないということもありますので、水利がどこにあるかを短時間で把握できないと。こちらのアプリを使いますと、ごらんのように、非常にGPSで落ちておりますので、例えば、赤いマークのすぐそばに行けば、自分のGPSの位置がそこに立ちますので、すぐそばに水利があるということがわかります。  大東市では、この大箇さんが使われているということなんですけども、こういった水利アプリの導入ですね、これ全市的に普及啓発をしていただきたいと思っておるんですけども、これについての御答弁、よろしくお願いいたします。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  壇上で御答弁しましたとおり、無料で非常に有効であると考えておりますので、消防団とともに情報共有、これからも図ってまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) ありがとうございます。  次に、補助金のほうは、ちょっと飛ばしまして、外国籍の入団にちょっと移ります。  先ほどの御答弁では条例においては国籍要件はないということでありましたけれども、慎重に判断していきたいということだったと思います。  共同通信さんの2016年の調査では、少なくとも全国の自治体で200名を超える外国人の消防団員がいるということでありますけれども、政府の総務省消防庁では把握してないということであります。  先ほど、公権力の行使というお話ありましたけれども、これについても、具体的にその規定をしている自治体ございまして、例えば愛媛県の伊予市では、永住許可を得ている、日本語での日常会話に支障がない、現場での指示命令が理解できると。その消防法で規定されている公権力の行使については、日本人の分団長でありますとか、上司の指示を仰いで同行するときのみ可能という規定で、外国人の入団を認めておると。また、先ほども危機管理監、答弁ありましたけれども、災害時の避難誘導でありますとか、避難所での通訳など、特定の活動に特化した役割を担っている団員もいらっしゃいます。本市では、慎重にということでありましたけれども、こういった外国人の入団については、検討はされるという方向で考えてよろしいですかね、機能別消防団でありますとか。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  先ほど申されたとおり、意思疎通のかげんもあります。各消防団そのものの意思もございますので、危機管理のみでこういう方を採用するという、すぐ答えではございませんけれども、今後につきましては、そういった方、先ほど申しました機能別団員等の研究は進めてまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) よろしくお願いします。  次に、もう空き家にちょっと行かせてもらいます。  先ほど、平成25年の国の住宅土地統計調査では、本市の空き家率7,680戸ということを申し上げたんですけども、今、答弁では平成28年度の本市の独自の調査では約2,500戸というふうになっております。7,680戸と2,500戸と、大きく数字が異なるんですけども、具体的にその基準が違うのか、対象の建物が違うのか、この点の理由について御説明いただけますか。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  住宅土地統計調査と申しますのは、市域全体を調査するのではなく、特定のエリア、何カ所かをピックアップして、そこの実態の調査をした上で、全国、大阪府、大東市の推計を出すということになっております。その調査、平成25年の調査では空き家7,680戸、議員おっしゃるとおりでございます。ここには売却用の空き家ですとか、あるいは賃貸の空き家ですとかいうことも含まれておりまして、ただ単にマンションのあいてるところ、賃貸マンションの、これから貸し出そうとするところ、そういうところも含めた空き家でございます。  本市がやりましたのは、水道の閉栓状況から空き家と思われるところをピックアップして、全市、それを踏査した上で空き家の数、なおかつ長屋と戸建て、特に問題ありそうな長屋と戸建てについて2,438戸というのを確認したところでございます。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) わかりました。  次に、特定空き家についてなんですけども、該当物件はないと。一方で、管理不全の空き家が3件あったということなんですけども、件数が少ないんで、これどういった個別の対応するかというのは横に置いときまして、具体例で申しますと、京都市では、この管理不全と判断した空き家に対して固定資産税を軽減するという特例を解除して、適切な維持管理や中古物件としての流通を促すと。具体的に敷地面積200平米以下であったら、固定資産が6分の1、200平米以上だと3分の1に減免されているこの特例を外すということなんですけども、本市でもこういった対策がとれないかということなんですが、3件ということなんで、どうですかね。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  まず、特定空き家に、先に危険やということで指定するということがまず先になってまいります。本市の場合は、危険であるというか、管理が行き届いてない空き家について、現在3件あるというところでございます。実態も把握しておりますので、これが本当に特定空き家、もう倒壊しそうであるとか、屋根が飛んでいきそうであるとか、外壁が落ちてきて、周囲に迷惑かかるというような物件であれば、そこで特定空き家に指定するということになってまいります。  京都市でおっしゃるようなものについては、特定空き家に指定した後、その後、そこからまだ助言とか勧告とか、そういうところがございます。勧告までいきますと、助言しても改善されない、勧告まで行った時点で、住宅の減免の特例が解かれるということになっております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) そしたら最後に、所有不明地への対応についてなんですけども、日本全体では、九州本島の面積に相当する所有者不明土地があるとされております。先ほど2018年の令和元年6月の法律の施行を受けて、今後については大阪府等と協議・連携するということなんですけども、市のほうでは所有者不明土地の件数については把握されていらっしゃるんでしょうか。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  令和6年に法律施行されたところでございます。街づくり部としては、空き家については把握しておりますが、空き地、それから所有者の当然把握できてない、特定できてないものについても、現在は把握しておりません。 ○寺坂修一 議長  暫時休憩いたします。      午後1時48分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後1時48分再開 ○寺坂修一 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  済みません、令和元年6月です。失礼しました。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 済みません、あと最後、AI、RPAの活用についてなんですけども、国の総務省のほうでは、地方自治体に対して各市自治体単独でのAI、RPAの導入については、コストがかかるため、複数の市町村が共同してシステム開発を行うよう促しておりますけれども、これについて本市ではどういった対応をされる予定でしょうか。 ○寺坂修一 議長  田中理事。 ◎田中祥生 理事  当然、うちのほうでも情報政策課ございますので、こういった情報政策課が近隣の市町村、あるいは大阪府内の市町村とも常日ごろから連携をとっておりますので、そういった情報収集をしっかり行った上でICTの積極的な活用を進めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○寺坂修一 議長  最後に、一問一答方式で、2番・酒井一樹議員。(拍手) ◆2番(酒井一樹議員) (登壇)皆様、こんにちは。ただいま議長の御指名をいただきました公明党の酒井一樹でございます。  本日は令和元年最後の一般質問となります。寒い中、傍聴にお越しいただきました皆様、まことにありがとうございます。また、インターネット中継で御視聴の皆様もどうぞよろしくお願いいたします。  ことしも台風15号や19号で大規模な被害がありましたが、今もなお、多くの方々が被災され、避難生活や日常生活を余儀なくされている現状がございます。また、お亡くなりになられた方々に対し、御冥福をお祈りいたしますとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。  今回の私の質問は毎回質問させていただいていることと、毎年市長に要望書を提出させていただいている一部を質問させていただきますので、よろしくお願いをいたします。  通告に従いまして、一般質問を行います。  1点目に本市の全市公共交通について4点お聞きをいたします。  1点目に、本市は他市より公共交通は充実していると思われますが、それでもまだ空白地域があるのが実情であります。  コミュニティバス、予約型東部公共交通、デマンドタクシー、昨年に運行開始された定時・定路線型南部公共交通が運行が開始をされましたが、現在の南部公共交通に対しての乗車率を教えてください。  2点目に、デマンドタクシーが運行開始され、1年半が経過をしました。  前回、公共交通に関するアンケート調査を実施するとお聞きをしましたが、その中で、さまざまな意見をいただいたと思います。アンケート結果を踏まえて、デマンドタクシーの何が変わる予定なのかお聞かせをください。  3点目に、他市乗り入れの項目もあったと思いますが、アンケート調査の中で、コミュニティバスの他市乗り入れに対し前向きに進めていくお考えがあるのかお聞かせをください。  4点目に、全市公共交通の考え方、今後の進め方についてお聞かせをください。  次に、野崎駅・四条畷駅周辺整備について、4点お聞きいたします。  1点目に、整備期間10年の予定で、野崎駅橋上化の工事が着手されておりますが、現在の進捗状況をお聞かせください。  2点目に、四条畷駅周辺整備についてお聞きをいたします。  駅西側は、駅前広場と立体駐車場の計画、駅東側駅前広場の整備と道路の拡幅を進めていただいておりますが、現在の進捗をお聞かせをください。  3点目に、野崎参道商店街の電線地中化が前向きに進んでいると聞いておりますが、進捗状況をお聞かせください。  4点目に、北条踏切についてですが、時間帯によっては、慢性的に通りづらい状態が続いております。大きな事故等が起きてからでは遅いと思います。ぜひとも早期に拡幅を進めていただきたいと思いますが、現在の進捗をお聞かせください。  次に、園児らの安全確保のため、内閣府と厚生労働省から保育施設周辺の道路において、ドライバーらに園児への注意喚起など、重点的に対策を講じるキッズゾーンの整備を促す通知が出されたと思いますが、本市としてどのように考えているのかお聞かせをください。  次に、避難所における問題点について4点お聞きいたします。  1点目に、小・中学校体育館のエアコンの設置についてであります。  避難所となる学校体育館ですが、真夏の体育館は気温が上昇し、サウナ状態で避難できる状況ではありません。私たち公明党議員団は、数々の被災地を訪問し、現状を見てまいりました。大東市議会としても、決議を議員の皆さんの賛同のもと、体育館のエアコン設置が承認をされ、議会の一致でもあります。  9月議会において、基本計画は可決され、早期の設備を望んでおります。現在の状況をお答えください。  2点目に、赤ちゃんに関する災害備品についてですが、液体ミルクは粉ミルクのようにお湯で溶かす必要がなく、開封して哺乳瓶に移しかえれば、すぐに与えることができ、赤ちゃんにとって必要なビタミンやたんぱく質など、母乳に近い栄養素が含まれております。常温で1年間保存が可能であります。2016年4月に起きた熊本地震の際、フィンランドから救援物資として液体ミルクが支給されたことで、その必要性が認識されるようになり、国内メーカー各社は研究開発を本格化し、ことし1月には厚生労働省が明治と江崎グリコの乳幼児液体ミルク製造を承認、国産では初となる液体ミルクが現在店頭に並んでおります。  本市においても、ぜひとも導入していただきたいと思いますが、どうお考えか、お聞かせをください。  もう1点が災害備品のアレルギー対応についてであります。  本市のアレルギー対応の災害備品はどのようなものがあるのかお聞かせをください。  3点目に、ペットの同行避難については、東日本大震災の際に問題視され、それを踏まえて作成された環境省の災害時におけるペットの救護対策ガイドラインによると、災害が起こったときに、飼い主はペットと同行避難することが基本である一方で、ほかの避難者への迷惑にならないように努めなければならないと記載をされております。  避難所には動物が苦手な方や、アレルギーを持っている方もいることを想定され、ペットの受け入れについては最終的に各自治体や避難所に委ねられていると思われますが、本市ではペットとの避難は可能なのかお聞かせをください。  4点目に、防災グッズである簡易テントの導入についてお聞きをいたします。  本年10月に関東・信越・東北地方を襲った台風19号において、大きな被害がありました。その際、長野県上田市の避難所に設置された青緑色のシートで覆われたテントのようなものが注目をされました。小部屋のようになっており、避難者のプライバシーが確保できると、SNSなどでも話題になっております。
     過日、大東市防災フェアに参加をさせていただいた際に、このテントを製造販売されているメーカーの方から、いろいろとお話を聞かせていただきました。  本市でも導入ができないのかお聞かせをください。  最後に、LINEの相談の開設についてお聞きをいたします。  現在、10代の1日当たりの情報通信メディア利用時間は電話が1分弱、SNSが54分となっており、青少年の主なコミュニケーション手段は電話からSNSに変化をしています。このような現状を踏まえ、いじめを含め、さまざまな悩みを抱える児童・生徒に対する相談体制の拡充が求められていると思われますが、本市でもLINE相談の開設導入できないのか、お聞かせをください。  以上、再質問の権利を留保し、降壇いたします。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)全市公共交通についてお答えいたします。  初めに、南部公共交通につきましては平成31年3月25日から運行を開始し、中垣内方面に7便・朋来方面に3便、月・水・金曜日の平日に運行しております。  利用状況につきましては、令和元年11月末時点で、中垣内コース3,721人、朋来コース551人で合計4,272人の方の御利用がございます。  直近の11月1カ月では、12日間の運行で、中垣内コース432人、朋来コース63人の方に利用いただき、乗客定員9人に対して、中垣内コースが平均乗車人数約5.1人、乗車率は57%、朋来コースが平均約1.8人、率にして19%となっております。  今後も、対象地域の住民への利用状況の報告や周知に努め、利用促進を図ってまいります。  次に、東部地域で平成30年1月26日から運行を開始しておりますデマンドタクシーにつきましては、平成30年度の1年間で1,706便を運行し、延べ2,965人の方が利用され、平均いたしますと、1便当たり1.7人の方が乗車されております。  また、週3日、1日6便、5コースで1年間の運行予定便数4,680便に対しまして、1,706便の予約が入り、平均の予約率は36.5%となっております。  直近の11月の1カ月では、168便を運行し、延べ310人の方が利用され、1便当たり1.8人の方が乗車され、予約率は約43%で、徐々にですが御利用が増加している傾向がございます。  今年度は、効率的な運行を目指し、地域に利用実績をお示ししながら、停留所の変更や運行時刻などについて、ワークショップを開くなどして、より利用しやすく乗り合ってもらえるよう、地域で御意見をいただきました。  御意見等を踏まえ、北条南部コースで北条小学校の南側に停留所を追加、中垣内コースで時刻表の変更と、中垣内一丁目東側やオークワなど4カ所の停留所の追加及び1カ所の場所変更などについて、11月19日に開催した地域公共交通会議で承認をいただきましたので、引き続き手続を進め、令和2年4月から改編を予定しております。  他市に乗り入れの進捗状況につきましては、龍間地域や南部地域でのアンケート調査の結果、今年度実施した市域全体での公共交通利用に関するアンケート調査の結果を取りまとめたところで、現在、より詳しく分析等を行っているところでございます。  平成22年に実施されました国の移動に関するデータからは、本市の近隣鉄道駅へのアクセスにつきましては、徒歩と自転車による移動が約9割となっております。  また、今回実施したアンケート結果では、龍間地域を除く住民の外出時の満足度は、満足と、ほぼ満足を合わせますと8割程度となっております。  今後、新規のルートができることにより、移動手段の転換や、高齢化により、これまで公共交通を利用されなかった方が、御利用になることも考えられますことから、それらも加味し、分析したデータをもとに、他の運行事業者や近隣市と協議を行ってまいります。  今後の全市公共交通の課題についてでございます。  本市では、今後、高齢化がますます進み、日常生活等において移動しにくい方が増加することが考えられます。また、公共交通が利用しづらい地域もございます。  今後、市がどこまで公共交通を担うのかなどについて、市民、運行事業者、各関係機関で検討を行い、今年度に公共交通に関する基本的な考え方の骨子、来年度に交通基本計画を策定する予定としておりますが、アンケート結果をもとに、需要を分析した上で地域の意見を参考にしながら、市の財政面にも配慮し、持続可能な公共交通体系を検討する必要があると考えております。  続きまして、野崎駅・四条畷駅周辺整備事業は、市東部地域の振興を図るため、駅をまちづくりの拠点とし、利便性の高い駅前空間の創出と駅へのアクセス道路を整備するため、平成25年に10年計画として事業をスタートし、魅力あるまちづくりを進めております。  野崎駅の進捗状況についてでございますが、本市では、野崎駅の橋上化に向けて、平成29年5月22日にJR西日本と基本協定を締結し、平成30年5月28日より工事に着手しております。野崎駅の橋上化工事は、仮駅舎の設置、既存駅舎の撤去、橋上駅舎及び駅東西を結ぶ自由通路の新設、改札内の跨線橋撤去、既存の人道橋撤去であり、進捗状況といたしましては、仮駅舎の設置及び既存駅舎を撤去し、平成30年9月20日より仮駅舎及び西側出口専用改札で営業をしており、現在は令和2年春ごろの、橋上駅舎及び自由通路の部分開業に向け、本体工事を行っております。  橋上駅舎の工事が完了した後、一般車両の送迎、タクシー乗り場及び待機場等を配置する駅前広場の整備を進めてまいります。  今後も引き続き、安全に十分配慮し、工事を進めてまいりますので、御協力のほどよろしくお願いいたします。  四条畷駅周辺整備につきましては、今年度駅東側におきまして四条畷駅前東線及び四条畷駅東側広場の詳細設計を、駅西側においては駅前広場と立体駐輪場の基本設計を行っているところです。  また、駅前広場整備などに必要な事業用地の確保に向け、権利者に対し、事業の趣旨及び補償の考え方・内容を説明し、鋭意交渉に努めており、現在までに駅東側におきましては、平成28年度に1件、平成29年度に2件、平成30年度に1件の用地買収を行い、今年度新たに4件契約いたしました。  駅西側におきましては、地権者である企業様と平成31年4月に契約いたしました。  今後も早期の事業完成に向け、必要な事業用地を確保するため、権利者と交渉を重ねてまいります。  次に、野崎参道商店街、府道野崎停車場線の電線地中化でございますが、本路線は大阪府と道路の移管についての覚書を平成21年2月23日付で結んでおり、大阪府において整備が整い次第、市に引き継ぐものとしております。また、地元商店街からは、電線の地中化についての要望書が平成29年12月22日に大東市へ、平成30年1月22日に大阪府枚方土木事務所へ提出されており、本市からも大阪府に対し、電線地中化の要望を行っており、大阪府の無電柱化推進計画の安全で快適な歩行空間の確保の観点から、無電柱化に取り組む箇所に該当すると伺っております。  現在、道路管理者である枚方土木事務所とバリアフリー化など、道路の移管を受けるための条件について、協議を行っているところでございます。  最後に、北条踏切についてお答えいたします。  北条踏切の拡幅計画の進捗でございますが、事業に必要となる踏切西側部分の土地につきましては、平成26年度に取得し、翌年に歩行者等の安全性を確保するため、JR軌道敷沿いの北側住宅地におりるスロープの拡幅工事を完了しております。  また、踏切東側の土地につきましては、用地確保に向け交渉をしているところで、踏切の安全性向上を図るため、引き続き用地取得に向けて取り組んでまいります。  暫定整備の可能性についてでございますが、現在、北条踏切内に、歩行空間がない状態となっておりますので、踏切内に少しでも歩行空間を設けることができないかを、JR西日本と協議を行ったところ、道路と線路が斜めに交差しており、そのまま拡幅すると車椅子やベビーカーの車輪が線路にとられる可能性があると伺っております。考えられる整備手法といたしましては、道路と線路の交差角度を改善するため、河川の大部分を占用し、JRの線路下を含め河川をボックスカルバート等で整備することになり、非常に大規模な工事になると伺っておりますが、歩行者が通行できる程度の荷重であれば、簡易な手法が検討できるのではないかと考えておりまして、引き続き河川管理者やJRとの協議を行ってまいります。  現在、西側の事業用地は確保されており、安全性確保のため東側用地の確保による踏切の拡幅計画を進めていくとともに、暫定整備の取り組みもあわせて進めてまいりたいと考えております。御理解のほど、よろしくお願いいたします。 ○寺坂修一 議長  青木福祉・子ども部長。 ◎青木浩之 福祉・子ども部長  (登壇)キッズゾーンにつきましては、本年5月に滋賀県大津市において、保育所外を移動中の園児が交通事故で亡くなるという痛ましい事件が発生したことをきっかけといたしまして、保育所等の園外活動の安全を確保するため、小学校等の通学路に設けられているスクールゾーンに準ずる就学前児童の交通安全対策の重点施策として、全国的な展開が図られようとしているところです。  本市におきましては、ことしの夏に市内の保育施設等において、就学前児童が集団で移動する際の経路の緊急安全点検を実施したところであり、今後危険箇所の把握に取り組み、必要な対策を進める予定でございます。  キッズゾーンの設定につきましても、子供たちが健やかに育っていくことができるための安全対策の一環といたしまして、道路管理者や警察と連携を図りながら、設定の検討を行ってまいります。 ○寺坂修一 議長  澤田学校教育部長。 ◎澤田芳彦 教育委員会学校教育部長  (登壇)体育館へのエアコン設置につきましてお答えいたします。  小・中学校の体育館は災害時の避難所となり、多くの市民が避難されることが想定され、その生活環境改善のためにエアコンの設置が望まれているところでございます。  特に夏場の乳幼児や高齢者等への熱中症対策の観点からも、体育館へのエアコン整備の重要性を認識しております。  現在、体育館へのエアコン設置に係るその整備手法や規模、初期投資、国費の充当、ランニングコスト及び災害時のエネルギーの供給体制など、さまざまな観点から鋭意検討を進めており、事業着手に向けまして、早急に基本方針を策定してまいります。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  (登壇)災害備品についてお答えいたします。  液体ミルクの災害備蓄と備蓄食料のアレルギー対応についてお答えします。  初めに、液体ミルクにつきましては、近年、商品開発当初は保存年数が半年であったものが1年間に延長されたり、哺乳瓶に移しかえずに容器から直接授乳できるものなど、徐々に改良が進んでおりいます。  今後のさらなる技術革新により、常温での長期保存や、より安価な価格設定も期待されることから、本市としましては、引き続き情報収集を行うとともに、応援協定を締結している自治体や、防災協定の締結企業と連携し、市場で流通する物資を備蓄品として活用する流通備蓄の方式も視野に入れながら、液体ミルクの確保に向け研究してまいります。  また、備蓄食料のアレルギー対応につきましては、近年の被災各地での避難所運営事例やその教訓から、避難所の環境改善とあわせて、避難者の食物アレルギーへの対応が課題となっています。  本市では、主食のアルファ化米に特定原材料27品目が除去されたアレルギー対応品を備蓄しているほか、粉ミルクにつきましても乳アレルギーに対応したものを備蓄しております。  次に、災害時のペットとの避難につきましては、本市では、指定避難所へのペットの同行避難は可能です。ただし、避難スペースとなる体育館等へのペットの同伴は、鳴き声や衛生面など、ほかの避難者への配慮が必要なことからお断りしており、施設内の所定の場所にて管理いただくこととしております。  次に、大規模災害などにより避難生活を余儀なくされた場合のプライバシー確保のためのテントや仕切りにつきましては、本市では、災害発生状況により速やかに防災協定の締結企業からダンボール製の仕切りを必要数調達するほか、授乳や着がえに利用できるパーティションを設置することとなっており、円滑に設置できるよう、日ごろから防災訓練などでも利用しております。  また、防災グッズにつきましては、先日、議員にも御来場いただきました大東市防災フェアでもごらんいただいたように、さまざまな企業から実用的な商品が次々と開発・販売されていることから、今後も引き続き情報収集を行い、調達方法、保管場所、コストなども考慮しながら、本市の災害対応に効果的なグッズの確保に努めてまいります。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  (登壇)LINE相談の開設についてお答えいたします。  子供たちのいじめなど、さまざまな悩みに対しましては、各校では早期発見に向けて、教員が児童・生徒の発するサインを鋭くキャッチすることはもとより、本人や保護者あるいは他の児童・生徒が早い段階で相談しやすい体制づくり、あるいは日ごろから児童・生徒が安心して大人や仲間に相談できる環境づくりに努めております。  そのような中、近年、児童・生徒のスマホ所持率が高くなっているとともに、児童・生徒の多くが、電話ではなく、SNSをコミュニケーション手段としている現状がございます。  市教育委員会としましては、これまでにも保護者や市民を対象とした来室や電話・メールによる教育相談室を開設しておりますが、セーフティネットを拡充するためには、子供たちが学校以外で直接悩みを発信できるツールとして、LINEを活用した相談事業の開設が有効であると認識し、具体的な検討を進めているところでございます。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) それでは、よろしくお願いをいたします。  まず、南部公共交通の再質問をさせていただくんですが、ちょうど、僕も今2期目で8年がたとうとしておりまして、その中でやっぱり、すごい感じることは、高齢者の方とか、あと障害をお持ちの方にお聞きするのが、やはり交通の便を非常に言われてたことを思い出します。その中で、デマンドタクシーであったりとか、今回、これ新しく南部公共交通が走っております。ほかの市町村の議員の方に聞きますと、大東市って、すごい公共交通は恵まれてるなというのを実際言われているのも実情であります。  今、四條畷市も、今このデマンドの、予約型の、こういうのを考えているということで聞いております。寝屋川市も、きょうから一応試行運転を、予約型のタクシーの試行運転をされるということ、それで守口市は無料で、ワゴンタイプで市役所内を回っているという形で、いろんな形で各市町村でやっておりますけど、今回、この南部公共交通の特徴をちょっと教えていただけるんであれば、ちょっと教えてください。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  議員御指摘のとおり、南部交通は定時・定路線で走っておりますが、御利用状況といたしますと、半額での御利用の方が9割以上となっておりまして、ほとんどの方が65歳以上ではないかと考えております。停留所、一番多くおりられるところが、住道駅、これは当然なんですけど、次、オークワでございまして、買い物に多く利用いただいているのかなと思っております。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) 駅のルートもこのようなんで、ここが、中垣内コースが大体33%ぐらいと言っておられて、もう一つの、こっちの朋来のルートですかね、こっちが十何%、ちょっと少ないなと、何か要因というのはあるんですか、その辺ちょっと教えてください。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  便数にまず差がございまして、中垣内は十分走ってるんですけど、朋来は需要の調査のときも、さほどなかったんですね。実は、今、コミュニティバスも走ってるんですが、コミュニティバスが朝便しか走ってませんので、昼便が欲しいという御要望を受けて、昼走らせてるんですが、それほど乗車いただけてないというような状況になっております。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) よく、僕らも言うんですけど、走ってるの知らんとか、なかなかやっぱりなじむまでというか、そうやって伝わるまで時間はかかると思いますが、その辺はしっかりと言っていただいて、ぜひとも乗車率も上げていただけたらなと思います。  この南部公共交通の、ちょっと例で挙げますけど、積み残しとかがあった場合はどうなるのか、ちょっとその辺教えてください。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  乗車定員は、運転手さん乗ってますので、9名でございます。当然、各停留所に行く中で、乗れない場合というのが発生したときは積み残しになります。そのときは、申しわけございませんが、次の便ということになります。ちなみに、今現在、11月末まで980便走ってるんですけど、積み残しが出たのが4便、5名の方でございます。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) 積み残しになっちゃったときは、どないされる、もうお断りしたんですか。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  並んでいる順番で、ごめんなさいになっております。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) 複雑な心境ですけども、乗れないいう場合は、お願いしますと言うしかないですね。わかりました。  これ毎回、デマンドタクシーも東部で言うてますけど、見直しというのは、また今後も、こういうアンケートとったりとか、そういうことも考えておられるのか、その辺ちょっと教えてください。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  南部につきましては、ことし3月から走らせていただいておりまして、まだ1年たっておりません。ただ、実績等はだんだん出てきておりますので、例えば、停留所の見直しですとか、あるいはルートですとか、一部もうさせていただいたりはしておりますけれども、今後、その辺の状況も見て、なおかつ積み残しが余りにも出るようであれば、ちょっと考えたいなと思っております。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) せっかく乗ろうとして来てくれてはる人が乗れないというのは、非常に申しわけないので、そこはしっかりとやっていただきたいなと思います。  続いて、もうこれは東部デマンドタクシーでございます。  今回、今出部長も、ちょっと変えていきますよということで言っておりましたけど、ちょっと僕も寂しかったんですけど、市役所には残念ながら行かないということで、また引き続き言っていきたいと思っておりますので。  実は、きょうは僕も、ちょっと自分なりにつくってみました。この黄色のルートを考えていただけたらなと。四条畷の駅のほうから、ファミリーマートの辺通って、市役所に行くのとか、あと野崎駅から直線ですけど、深野の方とか、緑が丘の方が乗れるような、こういうのをやってほしいなと思って、ずっと言い続けてるんですけど、言い続けないといけないんでしょうか、その辺どうですか。しっかりと言っていただけますか。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  乗り入れ自体は運輸局に申請をして、ルート変更すれば問題はないのですが、今、東部地域を走らせてるデマンドの発端といいますのが、山手の方が急峻な斜面があって、なかなか駅まで行きづらいということで、とりあえず鉄道駅まで結ぶ、あるいは買い物まで結ぶということでスタートさせていただきましたので、現在のところは、駅まで行っていただいて、駅から電車乗って、住道駅でおりて、ちょっと歩いて行ってくださいという状況でございます。  これから、今、アンケートの結果も出ておりますので、需要等を踏まえまして、検討・方針、進めていきたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) 逆に、僕これ市役所コースって、勝手に書きましたけど、逆に僕が言わんほうができるんかなと思うんですけど、決してできないわけじゃなくて、本来の本市としての考え方は駅であったりとか、公共施設、公共施設は市役所なんですけどね、買い物するところとか、そういう考えで、僕のこの公共交通というのは、やっぱり全体的な、買い物もそうですし、駅もそうですし、公共交通で行けるのが、地方へ行けば、それも一番メインになってくるのでね、御検討いただきたいなと思っております。  再度、もう一度聞きます。この市役所に乗り入れはできませんか、再度お願いいたします。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長
    ◎今出正仁 街づくり部長  先ほど申しませんでしたけれども、市役所へ行く頻度をアンケートで聞いております。月1回以下と答えられた方が73%。次、公共施設へどんな手段を使うて行きますかというのをお伺いしますと、自転車が52%、自動車、自分で運転してが33%、徒歩が31%、これ複数回答ですので、かぶってる方もおられますけど、あと、あのアンケート、先ほども申しましたけども、今の市内の交通手段でどんだけ満足しているかというと、80%ぐらいの方が満足されているというところですので、市役所便が本当にどういう形で必要かというところは、今後検討していきたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) ありがとうございます。撃沈してしまいましたけど、でも頑張ってまいります。ありがとうございました。  それでは、このアンケートで、この結果として見えてきたものというのはあるのか、ちょっと教えていただけますか。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  龍間地域はちょっと不便地ということで別なんですけど、満足度5割ぐらいやったと思いますけども、それ以外のところは、7、8割、8割方の方が今のままでいいということをおっしゃっておりまして、ただ、高齢化が進んでまいりますので、自由意見の中では、これから自転車乗られへんようになったらどないしようというような御意見もございますので、そのあたりの高齢化率とか、その辺の推移も見定めた上で、どこまで担っていけるかというところを検討してまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) ありがとうございます。今後の公共交通の課題は、先ほど言うていただいたのが、まあね、これまた5年たったときには、また変わってはくるんでね、しっかりとやっていっていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  続きまして、これ、新しく今、野崎駅が、工事が今着々と進んでおりますが、先ほど令和2年の春ごろに、この橋上のほうは工事が終わり、この東側と西側の、駅前広場もまだ先やと思うんですけど、これの時期というのはわかりますでしょうか。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  自由通路が来年の春でございます。駅舎の2期工事を経まして、東・西の駅前広場まで完成するのは、今のところ令和4年度末を目指しております。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) この部分開業後の橋上化の工事っていうのは、何なんかなと思うんですが、それ何ですかね。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  今、御利用いただいている仮駅舎を撤去、それから北側にあります人道橋、この撤去、あとは駅舎の残工事、例えば、自由通路の横に店舗ができるですとかというところでございます。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) わかりました。ありがとうございます。  着々と野崎の駅も変わろうとしてますし、本当にやっぱり駅が新しくなりますと、周りもやっぱり変わってくると思うんでね、けがとか、事故とか、そういうのがあってしまうととまってしまいますので、安全にやっていただけたらなと思います。  あと、次四条畷駅です。これも毎回見せてますけど、ほんまに、よく地域の方からも言われるんですけど、こんなんほんまになるのんとよく言われるんですけど、先ほど用地がまた買収できたと、四条畷駅の周辺整備の残りの用地を考えてるのは、あと何件くらいあるのか教えてください。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  駅東側、13件のうち、今8件契約終わっております。残り5件でございます。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) これ、10年かけて、四条畷駅と野崎駅をやるというて、これ10年たってしまったら、もうやめますというんではなくて、引き続き10年たっても、用地買収に対しては交渉していくのか、その辺ちょっと教えてください。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  今現在、25年から10年計画ということで、令和4年度末を目指して鋭意用地交渉等を進めているところでございます。  仮に諸事情等があり、そこまでに完了できなかった場合については、何とか御理解いただきながら延期をさせていただきたいというふうに考えております。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) これもね、皆さんやっぱり地域の方は楽しみにはしてはるんで、またしっかりとそれもやっていただきたいと思います。  続いて、電線の地中化です。いっとき、もう頓挫してしまうのかなと、やっぱり野崎参道の方も、そんなん必要ないわみたいな感じやったんですけど、何か進んでるということでお聞きしたんですけど、この野崎参道の電線の地中化、前に、濱本部長のときは、大東市が出すと言ってたと思うねんけど、これは大阪府が出すんですかね、この工事費。その辺どうですか。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  整備完了後、市に引き継ぐということで、現在その整備内容、移管内容につきまして、大阪府と協議を行っております。  本市といたしましては、地中化の費用は、当然今府道でございますので、府が負担していただけるものと考えております。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) これ、もしお話がいってるということなんですけど、これ、着工の時期とかってわかるんですか。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  今、その引き継ぎに向けての整備の内容を協議してるところでございますので、その協議が調い次第、着工に向けて何とか早くしてくれということを申していきたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) そしたら、この工事をした場合は、どれぐらいの期間を考えてるのかな、予定やと思うんですけど、その辺ちょっと教えてください。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  現在、まず電線が上にございます。それから、歩道内にガス・水道のライフラインも走っております。それらの移設も必要になってまいりますので、5年、6年というところかなと思います。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) 大きく駅が変わることによって、電線の地中化、またいろんなところへ僕らも行かせていただいたときに、やっぱり電線がないところというのは、すごいスマートに見えて、いい町並みになるんでね、ちょっとさっき5年、5年かかってでも、やっぱりちゃんと実施していただいたらなと思いますので、よろしくお願いします。  続きまして、北条踏切です。  これも毎回、ほかの議員の方も言っておられますけど、前もこれちょっと、撮りに行かせてもらって、ちょっと河川のほうに、歩道はこういった形で入ってるんです。これ見ていただいたらわかるとおり、歩道が一応黄色い反対側ですね、これ、反対側見てもらったらわかる、これはあれなんですけど、これ反対側ですね、こっちから見たらわかるんですが、こんな状態なんですよね。ほんなら、歩道っていうたら、実際、歩道では、これぐらいしかないんかな、歩道としては、という状態なんです。それで、さっきボックスカルバート、これ何か業界用語で言われはったんですけど、これどういうあれなんですか、ボックスカルバートというのは。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  川の、この断面に、箱を入れて、河積をそのまま侵さないようにした上で、上通れるようにするというのがボックスカルバートということでございます。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) これですかね、ボックスカルバートって。これは、既存やったら、これを川の上に置かなあかんから、なかなか難しいというんですかね、これがもうちょっとこっちに、右手のほうに行けば、もうちょっと歩道拡幅できるんかなと思うんですけど。  ただ、決してできないわけはないけど、1億円と言ってた分が、その工事やる場合、もっとかかっちゃうということでいいんですかね、その辺どうですか。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  線路の下もそうですし、線路の両サイドもそうなんですけど、今申しました箱みたいなんを川の中へ入れて、上、ふたかけるんですけれども、その際に、当然、JRさんの軌道内のそれぞれの機器も移動は必要ですし、当然、その前にいろんな協議も必要になってまいります。  費用としては、もうそれこそ桁が違うか、その半分かいう程度かなと。超概算でございますけれども。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) ということは、今のところを用地買収していくしかない、僕はでも諦めませんので、しっかりまた。これ、大阪府の河川にこの歩道の、こういう形でやってるんです。これはできないことはないということですよね、そしたら。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  これは安全対策として、大阪府のほうでしていただいてるんですけれども、JRは前も申しましたかもしれませんけど、側から攻めてくるなとよく言われます。ですから、道路を先広げて、あとは鉄道やでというのはやめてくれということなので、もうこれ以上広げるというのは、技術的には可能だと思いますけど、そのあたりは大阪府、河川管理者、それからJRと十分協議が必要かなと考えております。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) やっぱりね、望んでおりますので、またそれは継続して、僕もお願いするしかありませんので、しっかりとやっていっていただきたいなと思います。  続いて、キッズゾーンです。  大津の、5月に保育園の子供さんが、お二人の子供さんが亡くなって、14人の子供さんが重軽傷を終われたということで、国からも点検をしてくださいということであったんですけど、こういう形で、今、こういう、ここは初めてこのキッズゾーンというのをつくった、大津市のほうですね、これ。これがこういうグリーンのところにしてるんですけど、これがキッズゾーンです。  先ほど、ことしの夏ごろに、保育園施設等において緊急安全点検を実施されたということで言っておられましたけど、これに対して危険、そういう対策というのを進めていく予定というのはありますか。そういう対策を講じることがあるのか、その辺ちょっと教えてください。 ○寺坂修一 議長  青木福祉・子ども部長。 ◎青木浩之 福祉・子ども部長  まず、事故の起きました5月に、もうすぐに保育所、認定こども園、小規模保育施設に対しまして、園外活動、主に散歩なんですけども、移動ルートの報告について依頼をいたしまして、取りまとめをいたしました。  その取りまとめを行っている機関においても、いわゆる園庭のない、小規模保育施設については、緊急に確認をする必要があろうということで、園外活動の実地調査を本市において行ったところです。  そのアンケートがまとまりまして、9月9日にはなりますが、大阪府、それから警察、道路管理者、大東市道路課とこども室の合同の全点検を実施をいたしました。その件数に関しては、各施設から上がってきた箇所数は101カ所、そのうち18カ所について、緊急に調査する必要があるということで調査を行いました。  最終的には6カ所について改善の必要があるということで、警察、それから道路課、それとあと園において工夫いただく部分など、取りまとめまして、現在、それについて1つずつ、可能なものから進めているような状況でございます。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) 進めていっていただけるということなので、進めていっていただきたいなと思います。  全然時間がなくなってしまいました。続きまして、エアコン行きます。  毎回ね、澤田部長にも御苦労をおかけして、毎回言ってますけど、これが箕面市、約8,000万円、1校当たりですね。それで、アクティブ・スクウェア・大東が400万円、この中で、どういう形で進めていくかというのは考えておられるので、質問はもうしませんので、進めていっていただくのがもう前提になりますので、お願いをしたいと思います。  もう1つが、液体ミルクであります。  大石危機管理監、中村ゆう子議員聞いても、何か寂しい答弁をいただきましたけど、もう一度、僕も聞きます。この国内メーカーの液体ミルクをぜひお願いしたい、その辺、ちょっと言っていただけますか。 ○寺坂修一 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  液体ミルクそのものは、そのまま使えますし、消毒とか、そのあたりの必要もございませんので、大変有効であるとは考えておるんです。ただ、やはり賞味期間が1年間ということでありましたら、先ほど、中村ゆう子議員のお名前出ましたので、申し上げますと、そのローリングストック手法で後ろに回す期間、それと前の納入までの期間を入れてしまいますと、実際に置いておく期間というのは物すごく短くなってしまいます。そういった意味で、もう少し賞味期限というんですか、延びましたら、十分備蓄の対象になってくると考えております。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) わかりました。違う角度でいきたいと思います。  それでは、福祉・子ども部長の青木さんに違う角度で聞きたいんですけど、これどうですか、有効でありますか。ちょっと教えていただけますか。 ○寺坂修一 議長  青木福祉・子ども部長。 ◎青木浩之 福祉・子ども部長  この10月25日に防災担当とあわせまして、母子保健課のほうから、このことに対する依頼の文書が出ております。原課のほうと、ちょっと相談をいたしまして、今、メーカーがいろいろ新しい物を出しておりまして、性能的にもこれから上がるであろう、また成分に関しては粉ミルクと同じでありますので、安全性の問題はないということから、来年度、年2回ぐらい購入をいたしまして、実際、将来的な運用に対しまして、試行・研究を行うというようなことを考えておりますので、もう少しお待ちいただければ、一定の方向づけというのも出てくるかなというふうに思っております。 ○寺坂修一 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) 時間がないので、テントの写真だけ、これ僕が入って、テント、見てください、最後。これです。よろしくお願いいたします。  以上です。 ○寺坂修一 議長  これをもって一般質問を終わります。  暫時休憩いたします。午後3時から再開いたします。      午後2時40分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後3時再開 ○寺坂修一 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第3、議案第81号「市道路線の認定について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第81号「市道路線の認定について」、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕
     討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第81号は、委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第4、議案第82号「大東市立市民体育館大東市立龍間運動広場及び大東市立テニスコートの指定管理者の指定について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  小南未来づくり委員会委員長。 ◆3番(小南市雄議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第82号「大東市立市民体育館大東市立龍間運動広場及び大東市立テニスコートの指定管理者の指定について」、審査結果を御報告申し上げます。  本件につきまして、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第82号は、委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第5、議案第83号「大東市附属機関条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第83号「大東市附属機関条例の一部を改正する条例について」、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、可否同数のため、委員長採決により、否決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  13番・あらさき議員。 ◆13番(あらさき美枝議員) (登壇)議案第83号「大東市附属機関条例の一部を改正する条例について」、日本共産党議員団を代表して、反対討論を行います。  9月25日、大東市新庁舎整備基本計画が3対13で否決され、大東市としては、ある程度反省され、市民の意見を聞こうと審議会を立ち上げるとしました。  私たちも市民合意の市庁舎建設をと訴えていましたので、審議会の立ち上げに委員会までは賛成しようと考えていました。しかしながら、審議会ではゼロベースで、どんな市庁舎がいいのか、どんな機能を兼ね備えたらよいのかなど、まず条件から決める、その後、条件に沿った形で場所の選定に入るということで、その場所の候補には否決されたはずの消防跡地も含まれるということで、少しでも可能性を残すという審議会の進め方は、議会の否決をないがしろにする行為だと思います。  審議会のメンバーは、15人以内、専門家の任命は東坂市長が行い、市民公募は数名は作文の提出が求められます。2月から3月に二、三回開催するとしているワークショップへの市民参加も30名と限定され、人数が限られる中で、市民の意見を聞いたというパフォーマンスになるのではないかという懸念が払拭できません。  私たちは、各自治区で市民説明会、要望を細かく聞いていくことを提案して反対討論とします。 ○寺坂修一 議長  ほかにございませんか。      〔「なし」の声起こる〕  なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案否決でありますので、原案について採決いたします。  本案について、原案に賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。可否同数であります。よって地方自治法第116条第1項の規定により、議長において本件に対する可否を採決いたします。  本件において、議長は可決と採決いたします。  次に、日程第6、議案第84号「大東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  小南未来づくり委員会委員長。 ◆3番(小南市雄議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第84号「大東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、賛成多数で原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第84号は、委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第7、議案第85号「大東市施設等利用費の支給に係る認可外保育施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  小南未来づくり委員会委員長。 ◆3番(小南市雄議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第85号「大東市施設等利用費の支給に係る認可外保育施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例について」、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第85号は、委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第8、議案第86号「大東市下水道条例及び大東市排水設備工事に係る責任技術者及び指定工事店に関する条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第86号「大東市下水道条例及び大東市排水設備工事に係る責任技術者及び指定工事店に関する条例の一部を改正する条例について」、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第86号は、委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第9、議案第87号「大東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。
     本案に関し、委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第87号「大東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について」、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、賛成少数で否決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉亮議員。 ◆4番(児玉亮議員) 動議の提出をいたします。 ○寺坂修一 議長  ただいま児玉議員から動議を提出する旨の発言がありました。  よって、この際、動議の内容について説明を求めます。 ○寺坂修一 議長  4番・児玉亮議員。 ◆4番(児玉亮議員) 議案第87号「大東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について」、修正案の提出をいたします。  提案理由といたしまして、議案の報酬及び市長等特別職の給与の改定と、一般職の給与の改定は、同列に議論することができないことから、改定の提案に当たっては、議案を分けるよう再三にわたって要望してきたところではありますが、今定例月議会においても1つの議案として提案されたことから、同議案のうち、議員の報酬及び市長等特別職の給与にかかわる規定を削除する修正案を提出するものであります。 ○寺坂修一 議長  ただいま児玉議員から本案に対する修正の動議が提出されました。  本動議の成立に賛成する議員の挙手を願います。      〔賛成者挙手〕  所定の賛成者がありますので、本動議は成立いたします。よって本案とあわせて、本動議による修正案を直ちに議題といたします。  本修正案については、先ほどの動議提出議員からの説明をもって提案理由にかえることといたします。  ただいまから動議提出議員に対する質疑を行います。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより原案及び修正案に対する討論に入ります。  13番・あらさき議員。 ◆13番(あらさき美枝議員) (登壇)議案第87号の修正案「大東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について」の修正案に対しての賛成討論を行います。  国の人事院勧告に従い、一般職の職員の給与引き上げについて、日本共産党議員団は可決すべき事案であると考えています。しかしながら、議案第87号には、一般職員の給与引き上げに乗じて、特別職や議員の期末手当も引き上げていこうという条例改定がセットになっており、一般職の給与と特別職の給与については分けて採決すべきであることは、かねてから訴えてきました。  今回の提案で削除しようとしている4条から7条では、市長は6万5,550円、副市長は5万6,580円、教育長は5万1,060円、議員は3万5,400円余りのボーナスが増額となります。これらが一般市民の理解を得られるでしょうか。しっかり議論が必要であると考えております。  それを理由として賛成討論といたします。 ○寺坂修一 議長  ほかにございませんか。      〔「なし」の声起こる〕  なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより修正案、原案の順に採決をいたします。  まず、修正案について採決いたします。  本修正案は原案のうち、議員報酬及び大東市長等の給与に関する規定を削除するものであります。  本修正案に賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。可否同数であります。よって地方自治法第116条第1項の規定により、議長において本件に関する可否を採決いたします。  本件について、議長は否決と採決いたします。  それでは、原案について採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案否決でありますので、原案について採決いたします。  本案について、原案に賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。可否同数であります。よって地方自治法第116条第1項の規定により、議長において本件に関する可否を採決いたします。  本件について、議長は可決と採決いたします。  次に、日程第10、議案第88号「大東市路上喫煙の防止に関する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  小南未来づくり委員会委員長。 ◆3番(小南市雄議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第88号「大東市路上喫煙の防止に関する条例について」、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、賛成多数で原案どおり可決すべきであると決しました。  なお、本件に対して反対討論があったことを申し添えます。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。 ○寺坂修一 議長  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) (登壇)議案第88号「大東市路上喫煙の防止に関する条例について」、討論いたします。  私は、委員会では一応反対ということで討論をさせていただきましたが、いろいろ考えた結果、賛成の立場で討論いたします。ただし、ここで申し上げることにつきましては、委員会で申したのととおりの、同じ課題があるからでございます。  まず、健康意識の高まる中、喫煙の健康被害や、吸う人・吸わない人、それぞれが快適に過ごせるために、一定のルールづくりが必要だということは同感でございます。この点での、今回の路上喫煙の防止に対して、ルールをつくる趣旨については賛成をいたします。  制定理念となる1条、路上喫煙の防止については、市民などの身体及び財産への被害の防止を図り、市民などの安全・安心及び快適な生活環境を確保することができるということを目的にしている点でございます。  ただし、1つ気になる点につきましては、委員会の討論で申し上げたとおり、過料の問題です。この間、大東市において、空き缶など及び吸い殻などの散乱防止に関する条例指定後、過料を科さずに,完全とは言えませんが、駅周辺初め、ごみのポイ捨ての啓発や美化意識の向上には役立ったと言えます。  今回、条例の9条で規定に定める過料を科すことができるということにおいて、過料の設定がまだ未定な点、路上喫煙の中止や、必要な措置を講じる指導・勧告にとどめるべきだと考えます。  また、審議の中でも、過料を科し実施する場合において、一般的に課題とされる点、1つ目は威嚇効果が低いことによって、義務づけの実効性が低下するということがあります。2点目は、執行体制の制約がある。行政においては、人的・時間的・予算的な制約があることから、行政罰が法律上定められていたとしても、義務違反行為全てについて取り締まりを行うことは現実的には不可能であり、事実上は選択的に執行せざるを得ない点、これにつながる課題が議論の中で浮かび上がりました。過料を科すことには慎重に考え直していただきたいことを述べて、本件の趣旨には賛同するという立場から討論とさせていただきます。  以上です。 ○寺坂修一 議長  ほかにございませんか。      〔「なし」の声起こる〕  なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。  本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第88号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第11、議案第70号「令和元年度大東市一般会計補正予算(第5次)について」、日程第12、議案第71号「令和元年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第2次)について」、日程第13、議案第72号「令和元年度大東市介護保険特別会計補正予算(第2次)について」、日程第14、議案第73号「令和元年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2次)について」、日程第15、議案第74号「令和元年度大東市水道事業会計補正予算(第1次)について」、及び日程第16、議案第89号「令和元年度大東市一般会計補正予算(第6次)について」、以上6件を一括議題といたします。  本6件に関し、所管の各委員長の報告を求めます。  まず、石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第70号「令和元年度大東市一般会計補正予算(第5次)の所管事項について」、議案第74号「令和元年度大東市水道事業会計補正予算(第1次)について」、及び議案第89号「令和元年度大東市一般会計補正予算(第6次)について」、以上3件の審査結果を御報告申し上げます。  本件3件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  まず、議案第70号及び議案第89号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきであると決しました。  次に、議案第74号については、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  次に、小南未来づくり委員会委員長。 ◆3番(小南市雄議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第70号「令和元年度大東市一般会計補正予算(第5次)の所管事項について」、議案第71号「令和元年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第2次)について」、議案第72号「令和元年度大東市介護保険特別会計補正予算(第2次)について」、及び議案第73号「令和元年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2次)について」、以上、4件の審査結果を御報告申し上げます。  本4件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本4件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論については、議案第何号についての討論を行うかを発言し、反対、賛成、交互にお願いいたします。  討論はございませんか。  13番・あらさき議員。 ◆13番(あらさき美枝議員) (登壇)議案第70号「令和元年度大東市一般会計補正予算(第5次)について」、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。  補正予算の第5次の中には、北条まちづくり推進事業の債務負担行為16億7,569万円が含まれています。この債務負担行為の16億7,569万円について、もう一度考え直すべきだと思っています。  16億7,569万円の内訳は、1LDKで8万8,900円、2LDKで9万6,800円を10年間固定の家賃、さらに1LDK8万8,900円、2LDKで9万1,000円でその後10年間の固定、そして共益費を月5,000円、これを全て20年間で契約するという内容です。家賃は国の基準といえども非常に高い金額が設定されています。これを20年間ずっと満室であるという設定で、何の実績もないペーパー会社である東心株式会社に賃料を支払うということは、一般的には理解されません。  それだけでなく、同和行政の復活かと見られています。この北条プロジェクトを知っている市民は非常にシビアです。もともと住んでいて、帰還する方、74世帯分しかつくらないこと、20年、25年後には建物が東心株式会社が全て使え、その後は家賃丸もうけになることから、事実上、民間がもうけるために16億7,569万円の債務負担というリスクを抱えるということが将来にとってどのように影響するのか、しっかりと立ちどまって考えるべきです。  仮家賃の大東市負担は年間7,200万円、そして今回契約しようとしている16億7,569万円の債務負担行為で契約すると、年間8,378万円の負担となります。契約することで、毎年1,000万円以上の負担がふえることになります。
     北条三丁目は駅も近く、保育所も近くにあり、子育てするには好立地です。地域を刷新し、活性化させるためにも、現在、仮住まいをしていただいている方には大きな苦労をおかけしますが、一旦、立ちどまり、もっと広範な市民を巻き込んだまちづくりにし、直接建設していくべきだと訴えます。  続きまして、議案第89号「令和元年度大東市一般会計補正予算(第6次)について」、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。  この議案第89号の中の北条プロジェクトは一旦ストップすべきです。ストップすべき理由として5つを述べます。  まず、リスク分担がはっきりしていないということです。地中障害にしてもあり得ない話ではありませんが、想定外として大東市が1億4,000万円請け負うという話になっています。今後、問題が起きたら99%出資している大東市が丸々リスクを負うことになります。その可能性があるのに、間に東心株式会社というブラックボックスを置いていたら非常にややこしくなります。  2つ目は、シミュレーションに問題があります。そもそも、条件の違うものを対比させ、2億円を1年前に可決させるために、フェイク資料を提供した。このことは許されないことであります。また、今回新しく出された資料も戸数を一致させただけで、1戸当たりの建設規模や家賃設定など、直接建設のほうが本市負担を大きく見せようとする細工がなされていました。家賃は近傍同種家賃と称して、東京並みの非常に高額な家賃設定がされています。  片や、大東市が貸し出す土地約5,200平米の借地料は1年前のシミュレーションと比較すると、大幅に値下げされており、東心株式会社の負担を減らしています。借地料については、20年間で試算すると1億319万円の値下げが行われているなど、恣意的に東心株式会社を優遇しているのではないかと、そういう疑いが払拭できません。  建設事業費や家賃収入など、しっかりと計算し直して説明すべきであります。  3つ目は、若い世代の流入を図る住宅供給が無理になったことです。帰還する74世帯しかつくらず、新規募集がないことは、過去の同和行政という過ちを繰り返しているように感じさせ、市民的にイメージが悪くなっています。  4つ目は、地域経済の循環とはほど遠い状態となっています。戸数の削減という条件の緩和で選ばれた東周建設は、大東市とは縁のない他市事業者です。また、条件緩和した上に東周建設の見積もりで建設事業費が1.4億円膨れ上がっています。大東市地域の中小事業者を最大限活用して事業を行うことができるようにすることこそ、地域経済の循環につながるのではないでしょうか。一旦、立ちどまるべきです。  最後に5つ目、民主的な運営が保障されていないということです。大東市が直接建設しておれば、今よりさまざまな情報が公開できます。市民の声を聞いて進めている事業だと言いますが、まちづくり市民のメンバーの半分が特定団体の関係者、市民説明会も北条三丁目、四丁目の周辺住民しか案内していないことは大きな問題があります。  これらのことから、4億円の追加出資はすべきではありません。地域を刷新し、活性化させるためにも、今、仮住まいされている皆様には、大変な御苦労をおかけしますが、大東市は一旦立ちどまり、もっと広範な市民を巻き込んで、直接建設すべきだと訴えて、反対討論を終わります。 ○寺坂修一 議長  ほかに討論ございませんか。  11番・北村議員。 ◆11番(北村哲夫議員) (登壇)自民党議員団翔政会として賛成討論を行います。  まずは、議案第70号「令和元年度大東市一般会計補正予算(第5次)」、そして議案第89号「令和元年度大東市一般会計補正予算(第6次)」について、一括して討論を行います。  議案第70号におきましては、この補正予算では債務負担行為として指定金融機関の事務経費が前回より1,200万円上がっています。昨年、この案件に対し附帯決議をしていますが、それを反映している結果とは全く言えません。常任委員会、一般質問でも厳しく追及した中で、副市長、会計室長が経費抑制に努めると強く答弁されたので動向を注視しておきます。  議案第89号におきましては、公民連携事業での北条プロジェクトには、昨年にも2億円を出資し、今回は4億円の出資金が計上されています。既に公民連携事業とは到底言えません。当初の計画とは大幅に変更され、金融機関も不安定な取引状態、また地中障害も見つかり、工期遅延は免れず、コンサル任せである行政の事務管理は失態だといっても過言ではありません。これ以上、公民連携事業をリードプロジェクトといって拡大するのではなく、1期工事を早期に完了させ、公民連携の失敗を反省し、公民連携の冠を外し、次につなげるよう総括するべきです。  このプロジェクトには民間企業も期待し、応援していただいております。新たな活力ある子育て世代の住宅整備やセーフティネットでもある市営住宅の整備は不可欠であることから、今、この工事をとめると市民を初め、関連している金融機関、企業からも社会的信用は失い、大東市の地域発展に支障を来し、さらに無駄な経費、時間が費やされることから、我が会派としては苦渋の決断として、賛成といたします。 ○寺坂修一 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) (登壇)議案第89号「令和元年度大東市一般会計補正予算(第6次)について」反対討論をいたします。  いわゆる北条プロジェクトの増資に関してでございます。  まず初めに、市の持ち出しはないと言いながら、当初の説明であった公民連携という、その本旨はどこに行ったんでしょうか。2億円の出資は使わないと言いながら、なぜ設計費に使われたのでしょうか。2億円の出資が最後と言いながら、次は4億円の出資、アスベストを含む除却費用総予算約2億3,000万円、補正予算債務負担行為約16億円、地中障害約1億5,000万円、北条プロジェクトの計画が破綻していることは、誰がどう見ても明らかです。公民連携といいながら、銀行融資の見通しが甘かったという役所も第三セクターも、反省を口にしても、誰がどのような形で責任をとったでしょうか。いつか歩んだ時代おくれの三セクの闇なのではないでしょうか。そもそも事業スタート当初はエリア価値の向上を目指し、若年世代の流入を図る住宅を供給するとの方向性が示されましたが、現在は74戸の借り上げ公営住宅のみの木造住宅であり、現在の仮移転中の2LDKでも市営住宅の基準すら満たさない50平米以下であり、非常に窮屈です。建てかえ後の間取りも最近まで仮移転者への説明が最近まで全くなされておらず、市民、公民連携まちづくり会社、またペーパーカンパニーであります東心株式会社、融資銀行、果たして、どこを向いた公民連携なのか、甚だ疑問です。  一番大きな問題は高額な借上料の数字の根拠の不明、曖昧さです。市営住宅の共益費は月1,000円ほどです。今回の借上料は月5,000円です。公営住宅として、今の市営住宅よりも狭くなり、木造で、エレベーターもないのに、なぜそのように高額なのでしょうか。月5,000円の根拠が全くもって不明です。近傍同種家賃だけでは融資額に足りないのでしょうか。借上料は税金負担が最も高額になる手法です。なぜ、民間と対等に渡り合わないのでしょうか。本来、なされるはずの近傍同種家賃と市場鑑定価格を用いたオーナーとの協議も一切市場鑑定価格を算出せずの手法ありき、金融機関の返済額ありきと言わざるを得ません。なぜ、市の負担を軽くする努力をしないのでしょうか。なぜ、市場価格を算出しないのでしょうか。出資しても返ってくると言いながら、絶対に返ってくる融資ではなく、なぜ出資なのでしょうか。増資による下げではなく、もともと高く算出される国基準の近傍同種家賃も10年、また5年の固定額であり、民間では当たり前の毎年、またガイドラインどおり数年でその借上料を見直すべきです。それらの根拠づけがなされていない数字というのは、公民連携の本来の本質との差は、そのまま無駄な税金であり、すなわち公民連携の失敗にほかなりません。即刻、立ちどまり、従来手法を用いた建てかえを行うべきです。  未来に責任を持ち、また議決責任を持つ議員として、これから新たな事実が北条プロジェクトは明らかになっていくでしょうが、アカウンタビリティー、エビデンスを果たす、そうした観点から、到底賛成できる内容ではなく、反対討論といたします。  以上、よろしくお願いいたします。 ○寺坂修一 議長  ほかに討論はございませんか。      〔「なし」の声起こる〕  なければ、これにて討論を終結いたします。  これより順次採決いたします。  最初に、議案第70号「令和元年度大東市一般会計補正予算(第5次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。  本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立多数であります。よって議案第70号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第71号「令和元年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第2次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。  本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第71号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第72号「令和元年度大東市介護保険特別会計補正予算(第2次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。  本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第72号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第73号「令和元年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。  本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第73号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第74号「令和元年度大東市水道事業会計補正予算(第1次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。  本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第74号は委員長報告どおり可決されました。  最後に、議案第89号「令和元年度大東市一般会計補正予算(第6次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。  本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立多数であります。よって議案第89号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第17「行政視察報告について」の件を議題といたします。  本件に関し、報告を求めます。  最初に、中河議会運営委員会委員長。 ◆17番(中河昭議員) (登壇)去る10月1日、2日の2日間にわたり議会運営委員会行政視察を実施いたしましたので御報告を申し上げます。  今回の視察テーマは、正副議長立候補者制度並びに議会改革について、広島県の安芸高田市と三次市の両市議会を訪問いたしました。  まず1日の安芸高田市では、先進的事例として、早くから正副議長立候補制度を導入されるなど、常に議会活性化に取り組んでおられました。  当日の視察では、安芸高田市の議長様が直々に説明に当たっていただき、制度導入前の紆余曲折があった話から、導入後のメリットやデメリットに至るまで、さまざまなお話をお聞きすることができました。  本市議会では議長諮問会議を受け、正副議長立候補制の議論を行っているところであり、今回の視察は大変有意義なものとなりました。  2日目は、広島県内議会改革度ランキング上位に位置する三次市を視察いたしました。  三次市では、議会運営委員会の正副委員長に説明をいただきました。三次市では、議会基本条例制定後に検証を実施し、検証結果をもとに、条例の改正や要綱等の作成、市議会全体で勉強会を開催するなど、前向きに議会改革に取り組んでいました。  また、広島県内では正副議長立候補制度を導入している自治体が多く、三次市も正副議長立候補制度を導入されており、大変貴重な御意見をお聞きすることができました。  両市議会を視察し、大変参考になるものばかりでありました。本市議会の議会運営においても、今回の視察で得たものを十分活用し、議会改革に取り組んでまいりたいと思います。  以上、御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  次に、小南未来づくり委員会委員長。 ◆3番(小南市雄議員) (登壇)令和元年11月6日と7日に未来づくり委員会が実施しました東京都での行政視察について報告いたします。  6日には八王子市の障害のある人もない人も共に安心して暮らせる八王子づくりを視察しました。  この条例は、平成24年に施行、平成28年に改正施行され、障害者、社会的障害、差別などの基本的人権の共有が前提で、合理的配慮の義務化、障害のある女性や児童への配慮、障害理解教育に関すること、看護すべき障害のある乳児・幼児、その他について義務づけられておられます。  この条例制定には、行政より先に障害者支援団体が積極的であり、障害者地域自立支援協議会を立ち上げ、条例となる骨子を策定し、市と市議会に要請されたことにより、速やかに条例制定に至ったということです。  また、八王子市障害者の権利擁護に関する調整委員会を設置、児童に必要な保育の確保、差別解消のための体制を強化されています。  本市におきましても、障害者団体の皆さんからの要望もあり、市民への啓発、マナー向上など、障害のある人に合理的配慮が大東市全体で共有できるための施策づくりのために参考となりました。  7日には、青梅市で本市と同様の施設分離型小中一貫教育について視察を行いました。  平成20年度に小中一貫教育の趣旨、目的等の共通認識を形成、保護者や地域の声や期待を把握した上で、カリキュラム編成の方向性を示し、モデル校における研究成果をもとに、修正や改善を加え、平成22年度から全校一斉に取り組んでおられます。  小学校からいずれの中学校に進学しても、重点カリキュラム、目指す児童・生徒像は共通しており、学び方の共有や校長間の連携も実施されています。青梅市全体で目指す児童・生徒像に学力向上、健全育成、特別支援教育、また中学校区独自のものを小・中で共有し、9年間をどう過ごすかを丁寧に連携し、小学校入学を入り口とし、出口を高校入試と考えた取り組みです。  本市におきましても、3年目となるモデル校の北条中学校区を初め、全8中学校区での9年間の取り組みに生かせる内容もあり、参考となる視察でした。  以上、未来づくり委員会行政視察の報告といたします。 ○寺坂修一 議長  最後に、石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)去る令和元年11月12日、13日、埼玉県吉川市、桶川市に街づくり委員会の行政視察を行いました。  本市の直近の重要課題でもあります新庁舎整備事業について、参考になるよう、平成29年度以降、新庁舎を整備された市町村の中から、吉川市、桶川市に視察先を決定いたしました。  12日の吉川市の新庁舎は、平成28年11月着工、平成30年5月に完成いたしました。  庁舎のコンセプトは民間施設市民センターおあしすと2階部分がつながり、市民と行政を結ぶ市民協働の拠点を目指し、設計されました。他に、まちづくりの拠点となる庁舎、地球に優しく安心・安全な庁舎、気楽に集え、愛着が持てる庁舎、コンパクトで使いやすい庁舎など、さまざまなコンセプトのもと、建設されました。  特徴としては、バリアフリーの観点から授乳室、多目的トイレ、フロアマップの設置、防災対策には最高基準の耐震安全性、免震装置の設置、環境への配慮から太陽光発電システムなど、細やかな配慮がある建物になっていました。  2日目は桶川市の新庁舎を視察いたしました。この庁舎も、平成30年度5月に完成いたしました。新庁舎の考え方は、立地特性、周辺環境などに配慮した庁舎とし、限られた敷地を有効に使った建物配置、防災・災害復旧拠点となる役割を果たす庁舎、自然エネルギーの活用や省エネルギー化などによる環境負荷の低減に配慮した庁舎、市民が利用しやすく、時代の変化に柔軟に対応可能な庁舎というものでありました。  庁舎の工法でユニークだったのは、建物の高さを抑えるために天井は仕上げない直天井、どういうことかというと、天井がなく、天井裏の部分がむき出しでした。そのおかげで建物の低さを感じることなく、頭上の圧迫感がなく、解放感がありました。  総建設費でございますが、吉川市が36億2,440万円、桶川市の新庁舎が36億6,284万円でした。  2市の共通点は、全体のつくりが簡素でシンプルなデザイン、無駄なスペースがなく、効率的な空間利用がなされていました。  本市も新庁舎整備に関しましては、この2市庁舎のよいところを参考にし、費用をできるだけ抑制し、シンプルなデザインが望ましいと思いました。  以上、街づくり委員会行政施設の報告とさせていただきます。 ○寺坂修一 議長  次に、日程第18、議会議案第11号「大東市議会基本条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。  17番・中河議員。
    ◆17番(中河昭議員) (登壇)ただいま上程されました議会議案第11号「大東市議会基本条例の一部を改正する条例について」、提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、議長及び副議長の職を志願する者に、所信を表明させる制度、いわゆる正副議長の立候補制を本市議会に導入するため、議会基本条例に同制度の実施を可能とする規定を盛り込むものです。  なお、この一部改正は公布の日から施行することとしております。  以上、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○寺坂修一 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第11号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。よって議会議案第11号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議会議案第11号は、原案のとおり可決されました。  次に、日程第19、議会議案第12号「議員の派遣について」の件を議題といたします。  お諮りいたします。  お手元に配付しております議案書のとおり、議員の派遣を行うことに御異議ございませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。よって議会議案第12号は、議案書のとおり派遣することに決定いたしました。  最後に、日程第20、決議第7号「令和元年台風19号等からの復旧・復興に向けた対策を求める意見書」の件を議題といたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。 ○寺坂修一 議長  17番・中河議員。 ◆17番(中河昭議員) (登壇)ただいま議題となりました決議第7号「令和元年台風19号等からの復旧・復興に向けた対策を求める意見書」について、提案理由の御説明を申し上げます。  台風19号等の影響により浸水被害などが広範囲にわたり多数発生し、各地に甚大な被害をもたらしました。台風15号による被害のつめ跡が残る地域では、追い打ちをかけるような事態となりました。  政府においては、生活支援、住まいの早期確保など、被災者に寄り添った支援が求められています。また、ライフラインと交通インフラの早期復旧、決壊した河川の堤防等では、二度と災害を起こさない「改良復旧」の強力な推進とともに、復旧・復興に向けた総合的な支援策を次のとおり、強力に講じることを強く求めるものです。  1、被災者の生活再建のため、既存制度の対象拡大や要件緩和など弾力的な運用を行うこと。  2、医療施設、社会福祉施設、学校教育施設等の復旧、復開に向けて、必要な支援を行うこと。  3、商工業、農林水産業の早期事業再開のため、被災した事業用建物、設備、機材等の復旧を支援する補助制度を創設すること。  4、被災地の風評被害払拭のため、旅行商品・宿泊料金の割引等に対して必要な観光支援を行うこと。  5、被災地の切れ目のない復旧・復興の推進のため、復旧作業の進捗を見きわめつつ、補正予算の編成について適切に判断すること。  6 「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」の計画どおりの遂行と、期間終了後も必要となる対策が講じられるよう、継続して予算措置を行うこと。  以上のとおりでございます。よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 ○寺坂修一 議長  本件につきましては、質疑を省略いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって決議第7号は、原案のとおり可決されました。  以上をもちまして、今定例月議会に付議されました事件は、全て議了いたしました。  定例月議会の終了に際しまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員各位には11月28日の定例月議会開始以来本日まで、付議されました重要諸議案を慎重に御審議いただき、無事ここに終了でき得ますことは、議員各位のいつに変わらぬ議事運営に対する御協力のたまものと深く感謝申し上げる次第であります。  また、今定例月議会では「開かれた議会」への取り組みの一環として議場講演会を開催し、好評のうちに無事終えることができました。  最後に、本年も残すところ、わずでありますが、議員並びに理事者の皆様におかれましては、くれぐれも健康に留意され、健やかな新年を迎えられますよう祈念いたしまして、簡単ではございますが、閉会の御挨拶といたします。  次に、市長より、定例月議会終了に際し、御挨拶をいただきます。東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  (登壇)令和元年12月大東市議会定例月議会の終了に当たりまして一言御礼の御挨拶を申し上げます。  今定例月議会にて御提案させていただきました各議案等について、慎重に御審議の上、御議決を賜り、まことにありがとうございました。心から厚く御礼を申し上げます。  また、より開かれた市議会を目指され、議場講演や市民への積極的な議会傍聴への取り組みに対する御尽力に、深く敬意を表する次第であります。  今定例月議会中にいただきました貴重な御意見、御提言につきましては、今後の市政運営に十分生かしてまいりたいと考えております。議員各位には、今後ともより一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう、お願いを申し上げます。  さて、ことしもあとわずかとなってまいりました。この1年を振り返りますと、平成の時代が終わり、5月より令和となり、新しい時代が幕を開けました。  また、来年の東京オリンピック・パラリンピックを前に、9月に日本でラグビーワールドカップが開催され、日本中が熱気に包まれました。  一方、台風15号や19号により、東日本を中心に甚大な被害をもたらした年でもありました。  しかし、どのような状況におきましても、私たち地方自治体は揺るがない信念を持ち、市民福祉の向上に努めていかなければなりません。本市といたしましては、「あふれる笑顔幸せのまち大東づくり」の推進のため、来月13日まで開催をしております大東市スマイルミネーションを初め、各種施策に全力を注いでまいります。議員各位には、より一層の御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。  終わりに、年の瀬も迫り、日増しに寒さも厳しくなってまります。議員各位におかれましては、健康にはくれぐれも御留意をいただき、輝かしい新年を迎えられ、さらに御活躍されますことを祈念いたしまして、お礼の御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○寺坂修一 議長  それでは、これをもって令和元年12月大東市議会定例月議会を終了いたします。  どうも長い間、御苦労さまでございました。お疲れさまでございました。      午後4時08分閉会          会議録署名議員           大東市議会 議 長  寺 坂 修 一             〃   議 員  中 河   昭             〃   議 員  大 束 真 司...