大東市議会 2019-06-26
令和 元年 6月定例月議会-06月26日-04号
令和 元年 6月定例月議会-06月26日-04号令和 元年 6月定例月議会
令和元年6月大東市議会定
例月議会会議録
〇 議 事 日 程
令和元年6月26日(水) 午前10時開議 (第4日目)
日程第 1
会議録署名議員の指名について
日程第 2 一般質問
日程第 3 議案第37号 市道路線の認定について
日程第 4 議案第44号 新
田地内水路整備工事(第3期)請負契約について
日程第 5 議案第45号 H30新
田地内水路整備工事請負契約の締結に係る議決内容の一部変更について
日程第 6 議案第38号 大東市条例の用字の表記の整備に関する条例について
日程第 7 議案第39号 大東市
家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について
日程第 8 議案第40号 大東市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例について
日程第 9 議案第41号 大東市都市公園条例の一部を改正する条例について
日程第10 議案第42号
大東市営住宅条例の一部を改正する条例について
日程第11 議案第43号 大東市
放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について
日程第12 議案第34号 令和元年度大東市
一般会計補正予算(第2次)について
日程第13 大東市
総合計画審議会委員の推薦について
日程第14 議会議案第6号
大東市議会会議規則等の用字の表記の整備に関する規則について
日程第15 議会議案第7号 議員の派遣について
日程第16 決議第 3号
児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書
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〇 本日の会議に付した事件
議事日程第1から第16まで
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〇 出 席 議 員(17名)
1番 大 束 真 司 議員 10番 中 村 ゆう子 議員
2番 酒 井 一 樹 議員 11番 北 村 哲 夫 議員
3番 小 南 市 雄 議員 12番 天 野 一 之 議員
4番 児 玉 亮 議員 13番 あらさき 美枝 議員
5番 光 城 敏 雄 議員 14番 水 落 康一郎 議員
6番 寺 坂 修 一 議員 15番 石 垣 直 紀 議員
7番 大 谷 真 司 議員 16番 澤 田 貞 良 議員
8番 品 川 大 介 議員 17番 中 河 昭 議員
9番 中 村 晴 樹 議員
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〇 地方自治法第121条による出席者
東 坂 浩 一 市長
西 辻 勝 弘 副市長
亀 岡 治 義 教育長
松 本 剛
上下水道事業管理者
田 中 祥 生 理事
大 石 達 也 危機管理監
東 克 宏
戦略企画部長
北 本 賢 一
政策推進部長
品 川 知 寛 総務部長
北 田 哲 也
市民生活部長
池 谷 幸一郎
市民生活部人権政策監
青 木 浩 之 福祉・子ども部長
奥 野 佳 景 保健医療部長
今 出 正 仁
街づくり部長
延 田 雅 明 上下水道局長
澤 田 芳 彦
教育委員会学校教育部長
岡 本 功
教育委員会学校教育部指導監
南 田 隆 司 教育委員会生涯学習部長
中 村 康 成 選管・公平・監査事務局長
山 鬼 太 会計管理者
種 谷 崇 浩
総務部総務課長
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〇
議会事務局職員出席者
木 村 吉 男 事務局長
竹 中 愼太郎
事務局総括次長
石 田 景 俊
事務局参事補佐
植 杉 郁 朗
事務局上席主査
北 野 鉄 郎
事務局上席主査
三 木 可奈子 書記
椎 葉 有理恵 書記
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午前10時00分開議
○寺坂修一 議長 これより会議を始めます。
最初に、
議会運営委員会委員長から御報告を願います。
中河議会運営委員会委員長。
◆17番(中河昭議員) (登壇)おはようございます。
過日、開催されました
議会運営委員会の御報告を申し上げます。
最初に、本日、議会議案第6号「
大東市議会会議規則等の用字の表記の整備に関する規則について」及び議会議案第7号「議員の派遣について」、以上2件の議会議案を提案しますので、即決でお願いしたいと思います。
次に、決議第3号「
児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書」を提案しますので、即決でお願いをいたします。
以上、報告を終わります。
○寺坂修一 議長 本日の議事日程は、お手元に配付しております日程表のとおり定めておりますので、これにより御了承いただきたいと思います。
この際、日程に先立ちまして、事務局長より諸般の報告をいたします。
木村事務局長。
◎木村吉男 事務局長 諸般の御報告を申し上げます。
議員の出席状況の報告でございますが、本日の会議におきます現在までの出席議員数は17人全員でございます。
以上、報告を終わります。
○寺坂修一 議長 これより議事に入ります。
日程第1、本日の
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、あらさき議員及び水落議員を指名いたします。
次に、日程第2、一般質問。
昨日に続き、一般質問を行います。
なお、発言者は簡潔に質問並びに答弁されますよう、最初にお願いしておきます。
昨日は天野議員の質問で終わっておりますので、本日は大束議員より質問を許します。
最初に、一問一答方式で、1番・
大束真司議員。(拍手)
◆1番(
大束真司議員) (登壇)皆さん、おはようございます。
ただいま議長より御指名をいただきました公明党、大束真司でございます。傍聴にお越しくださいました皆様、本日はありがとうございます。また、
インターネット中継を御視聴の皆様も大変ありがとうございます。
それでは、通告に従い、一般質問を行います。
まず1つ目、子供たちが巻き込まれる交通事故が連続して発生しております。
ゴールデンウイーク明けの5月8日、滋賀県大津市の県道におきまして、見通しのよい交差点で保育園児が犠牲となった痛ましい事故が起きました。一見、偶発的で予測不能であり、防ぎようがない事故だった報道もなされておりますが、果たしてそうなのか、交通事故はその前後に複数の要因が重なり発生するものであります。あらゆる角度から検証を行い、類似した事故が起きないよう取り組むとともに、幼い命が失われたことを何よりも重要視しなければなりません。
そこで5月13日、公明党議員団として東坂市長に対し、緊急要望書を提出いたしました。その内容は、1、
通学路安全対策の再点検を行うこと。2、交差点など、事故が発生しやすい箇所や、人がたまる場所でのガードレールや安全ポールなどの設置を行うこと。3、園児が散歩や遊戯に出かける道路について調査し、安全対策を行うこと。4、高齢者の免許返納などを進める対策を講ずることなど、合計4点にわたり要望いたしました。
この要望を受け、本市としてどのような改善対策を行っていくのかお答えください。
次に、
東京オリンピック・
パラリンピックの
ホストシティについて質問いたします。
明年、いよいよ
東京オリンピック・
パラリンピックが開催されます。世界のさまざまなイベントの中でも、
オリンピックは最も知名度が高く、その位置づけは大変高く、世界各国が人種、領土、経済など、あらゆる差別を超え、平和の祭典として、4年に一度、100年以上にわたり開催されてまいりました。東京大会は2回目でございますが、1回目は55年前、1964年、昭和39年でありました。大変貴重な機会であり、開催都市中心のイベントではありますが、開催規模、予算など間違いなく国家事業であります。そして、世界各国より多くの選手団が来日いたします。選手団は選手村へ滞在いたしますが、最高のコンディションで競技に出場するため、環境や風土になれることを目的に、事前に開催国に入ることが通例となってきております。
その事前受け入れを行う都市を
ホストシティまたは
ホストタウンと言います。
東京オリンピック・
パラリンピックの予定参加選手は合計1万5,000人を超えると予想されますが、全員が事前来日できるわけではありません。
ホストタウンが見つけられず、選手村へ直接入る選手団も少なくありません。
ホストタウンは国の補助制度もあり、多くの市町村が受け入れを表明しております。スポーツのまちである大東市もこの貴重な機会を逃さず、
ホストタウンとしての海外選手団を受け入れるべきであります。
例えば、アクティブ・スクウェア・大東は、宿泊施設があり、グラウンドや体育館があります。こういった大東市の持つ
ポテンシャルを生かしていくチャンスでもあります。
ホストタウンについて、本市としての見解をお答えください。
次に、児童虐待及び在宅無就労者、ひきこもり、不登校対策について質問いたします。
最近、保護者の虐待により、児童が死亡する事件の報道が数多く見受けられます。千葉県野田市の小学児童の死亡、東京都目黒区の幼児の死亡等、そのほか、
児童虐待事件は後を絶ちません。死亡に至らない事件がほとんどですが、成長期の児童の心に深いトラウマを植えつけていることは間違いありません。
そこで、本市の児童虐待の実情と対策をお聞きいたします。
次に、在宅無就労者、いわゆるひきこもり者、別名をニートと呼ばれる方々の対策についてお聞きいたします。
全国のひきこもり者は内閣府の調査で40代から60代までで約61万3,000人という結果が示されました。20代から30代までの54.1万人をプラスすると、115万人を超える人が広義の上でのひきこもりとなっております。こういった方々の社会復帰について、本市としても積極的に行っていくべきであると考えます。本市の在宅無就労者の現状と対策はどうなっているのかお答えください。
続いて、学校不登校対策についてお聞きいたします。
学校不登校の問題は、大東市の
教育レベル向上とともに取り組まなければならない問題であります。現在の大東市において、不登校対策についてどのような取り組みがあるのかお答えください。
次に、
小・中学校体育館の
エアコン設置についてであります。
昨年の西日本豪雨の避難所となった学校体育館は、緊急的にエアコンが設置をされました。真夏の体育館は気温が上昇し、サウナ状態であります。公明党としても被災地を訪問し、現状を見てまいりました。現在、国の対策として、学校の普通教室への
エアコン設置に補助金が交付されております。大東市では、平成20年に普通教室への
エアコン設置が行われ、その後は特別教室への設置が実現をされております。昨年度の大東市議会の決議として、体育館への
エアコン設置が承認され、議会の意思でもあります。早期の設置を要望いたしておりますが、現在の状況をお答えください。
次に、猫の避妊について、補助金額の増額について質問いたします。
大東市では野良猫の多繁殖の問題解消として、猫の避妊手術に補助金の創設がされたところであります。現在、2年が経過し、補助内容について考え直す機会でもあると考えます。実際に、猫の去勢を行っている団体の方々からも補助金が創設されたことについて評価をいただいておりますが、手術を手がけていただいている動物病院の増員、そして補助金額の割合について、大変使いにくいとの意見が示されました。市の予算額は50万円ですが、まずはこれまでの実績についてお聞かせください。
最後に、スポーツでのまちおこしについて質問いたします。
先ほども
オリンピックホストタウンについて質問いたしましたが、スポーツのまち大東市が特徴ある施策として、スポーツでのまちおこしを行うことが必要であると考えます。スポーツには数多くの種目がありますが、ピンポイントで政策を行うことが重要であり、その種目に相撲を推奨いたします。相撲は日本古来の格闘技であり、伝統文化でもあります。近年、相撲文化は世界の国々に侍文化とともに周知され、注目が集まってきております。大東市は10万人都市では珍しい4つの相撲部屋が滞在していた時期もありました。現在もアクティブ・スクウェア・大東に土俵がつくられ、大阪場所で湊部屋が滞在し、一般の人向けの相撲体験を実施したりしています。
今後、
インバウンド施策を実行するに当たり、相撲を伝統スポーツとして前面に押し出し、ピンポイント施策としてまちおこしはできないものかお答えください。
以上、再質問の権利を留保し、質問席から再質問を行います。
○寺坂修一 議長 亀岡教育長。
◎亀岡治義 教育長 (登壇)おはようございます。
通学路安全対策についてお答えをいたします。
各小学校におきましては、毎年新学期を初めとして、定期的に学校関係者や保護者、地域の方々と通学路点検を実施し、危険箇所の把握と対策に努めております。また、
市教育委員会におきましても、各小学校から提出のあった通学路の変更箇所及び新たな危険箇所について、毎年調査・点検を行うとともに、危険箇所につきましては、道路管理者や関係機関である警察と協議をして対応しております。
今年度におきましては緊急対応といたしまして、大津市で発生しました事故と類似の交差点につきまして速やかに調査を実施し、各学校に周知をするとともに今後の安全対策について、道路管理者と、また警察と協議を進めているところでございます。
よろしくお願いをいたします。
○寺坂修一 議長
今出街づくり部長。
◎今出正仁
街づくり部長 (登壇)おはようございます。
人がたまる交差点における安全対策についてお答えいたします。
滋賀県大津市の痛ましい事故を受け、交差点等での安全対策の必要性は十分認識しているところでございます。
大阪府からは、国などから安全対策の方針等が示されるとの報告を受けております。
本市では、道路管理者として対策すべき箇所や対策内容について、関係機関と連携し、さらなる交通安全の実現に向け、道路交通環境の改善に努めてまいります。
○寺坂修一 議長 青木福祉・子ども部長。
◎青木浩之 福祉・子ども部長 (登壇)おはようございます。
まず、園児に対する安全対策でございます。
本市では、「子育てするなら、大都市よりも大東市。」をスローガンに、将来にわたり持続可能な社会の実現を目指す、子育て安心のまちづくりを進めており、子供たちが安全に通行できる道路環境の確保につきましても、必要性を認識しているところです。
市内の保育施設等におきましては、従前より園外活動における児童の安全確保に努めておりますが、今回の事故報道を受け、危険箇所を再度確認し、状況把握を進めるために各施設に照会を行っております。
今後、必要に応じたルートの見直しや安全対策を行う等、主体的に安全管理の徹底に取り組んでまいります。
次に、児童虐待について、本市の実情についてでございます。
本市の児童虐待の実情についてお答えします。
家庭児童相談室での
児童虐待対応件数につきましては、平成27年度575件、28年度685件、29年度787件と年々増加傾向にあります。
この理由といたしましては、児童虐待が今や大きな社会問題となり世間的に関心が高まっていることから、市民の方からの速やかな通報により、その件数が増加していること、また学校や保育園等との連携強化により、子供のわずかな状況の変化についても速やかに通告いただいていることによるものです。このことにより、虐待案件の重篤化を未然に防止をいたしております。
虐待の行為別に申し上げますと、全国的には心理的虐待が多いところですが、本市におきましては、平成29年度実績で、ネグレクト(育児放棄)が最も多い傾向にあり、143件で全体の約40%を占めておりました。
次に、本市の在宅無就労者等の現状と対策でございます。
ことしの3月に内閣府が発表した生活状況に関する調査によりますと、自宅に半年以上閉じこもっている40歳から64歳までのひきこもりは、61万3,000人と推定されています。この推定人口の割合に基づき、試算したところ、本市においては40歳から64歳までのひきこもりは約600人と推定をされます。
本市における在宅無就労者への対策としましては、「大東市
若者等自立サポート事業」を実施しており、まずは社会参加意識の向上を図る必要がある方を対象とし、臨床心理士など専門家による家族からの相談業務や、本人と面談するための訪問支援、社会活動等を体験する体験活動による支援等を行っております。
また、一般事業者に職場実習を受け入れていただいている「
若年者就業体験事業」におきましては、就労に対し不安を持っておられる方も参加されております。
しかしながら、国の制度に基づいたこれらの事業については、おおむね39歳までの方が対象となっており、それ以上の中高年の方については、原則的に保健所での対応となっているところですが、本市におきましても、コミュニティソーシャルワーカーが相談を受け、訪問等を行っております。
ひきこもりが高齢化する中で、国が初めて中高年のひきこもりの実態を調査したことなどからも、国の動向を注視しながら、検討を進めてまいります。
○寺坂修一 議長
北田市民生活部長。
◎北田哲也
市民生活部長 (登壇)おはようございます。
高齢者の免許返納についてでございます。
大阪府におきましては、65歳以上の
高齢者ドライバーによる交通事故発生の抑止を目的として、運転免許証の自主返納を促す、「
高齢者運転免許自主返納サポート制度」を実施しているところでございます。
本市におきましては、同制度の
案内パンフレットを市役所内や出先機関へ配置し、あわせてホームページにも御案内させていただいております。
また、
四條畷警察署管内「交通事故をなくす運動」推進本部におきましては、
阪奈自動車教習所の御協力により、
シニアドライバーのためのサポートカー、いわゆる
被害軽減自動ブレーキ等搭載車の講習会や、免許返納後の自転車利用を想定しました高齢者の
自転車安全運転講習も実施しております。
今後も引き続き、子供たちも含め市民全体の、「安全で安心な住みよいまち」を念頭に
各種安全対策を講じてまいります。
次に、猫の去勢・不妊措置の実績についてでございます。
平成30年1月より実施しました、猫に対する不妊・去勢手術に対する補助制度の活用実績についてお答えいたします。
まず、平成29年度でございますが、補助件数は7件で、そのうち飼い猫に対するものが6件、野良猫に対するものが1件でございます。
次に、平成30年度ですが、補助件数は22件で、そのうち飼い猫に対するものが15件、野良猫に対するものが7件でございます。
以上でございます。
○寺坂修一 議長
東戦略企画部長。
◎東克宏
戦略企画部長 (登壇)おはようございます。
東京オリンピック・
パラリンピックにつきましては、世界最大のスポーツの祭典といたしまして、開催に向け準備が進められております。
本市には、
オリンピックや
パラリンピックにも通ずるスポーツや健康づくりに対する豊かな文化が根づいております。例えば、本市と「アンバサダーに関する協定」及び「包括協定」を締結しております
川村義肢株式会社には、全国から
パラリンピアンが装具のメンテナンスに訪れるとともに、市内には
パラリンピアンのサポートを担う鍼灸院もございます。また、関西の
車椅子ラグビーチームがアクティブ・スクウェア・大東を練習場とするなど、本市には、
パラリンピアンが輝く舞台が多くございます。
さらには、
大阪産業大学キャンパス内に設置されている、「いきいき
大東スポーツクラブ」や、全国から注目されている「大東元気でまっせ体操」など、年齢や身体の状況に合わせて、スポーツや健康づくりを行うことのできる環境がございます。
こうした本市が有する
ポテンシャルを生かして、
ポストタウン受け入れについて、検討してまいります。
東京オリンピック・
パラリンピックの取り組みに参画することにより、市民の皆様と選手との交流や応援などを通じて、健康づくり・スポーツに対する意識を一層高めるとともに、障害の有無にかかわらず、全ての人に優しい、「心のバリアフリー」のまちづくりにつなげてまいりたいと考えております。
あわせまして、本市の
ポテンシャルや魅力を、国内外に発信する機会といたしたいと考えております。
以上でございます。
○寺坂修一 議長
岡本学校教育部指導監。
◎岡本功
教育委員会学校教育部指導監 (登壇)おはようございます。
不登校対策の現状についてお答えいたします。
不登校につきましては、その要因や背景が多様・複雑であることから、教育の観点のみで捉えて対応することは困難な場合がありますが、児童・生徒に対して教育の果たす役割が大きいことから、学校、
市教育委員会が一層充実した指導や支援、家庭への働きかけなどを行うとともに、関係機関との連携協力のネットワークによる支援を図ることが必要です。
また、文部科学省は不登校支援に対する基本的な考え方として、「学校に登校するという結果のみを目標にするのではなく、児童・生徒がみずからの進路を主体的に捉えて、社会的に自立することを目指す必要がある。」と示しています。
不登校の児童・生徒へのかかわりにつきましては、担任を中心として学校体制として組織的な支援に努めているとともに、あわせて教員OBや教職を目指す学生等から成る不登校指導員も家庭訪問などの対応を行っております。また、
スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーが児童・生徒や保護者の相談に寄り添い、必要に応じて関係機関との連携を図る体制をとっており、教育相談の実施、登校復帰に向けた適応指導教室「ボイス」の開室など、直接的・間接的に不登校対策を推進しているところです。
不登校児童・生徒に関する各校の取り組みにつきましても、
市教育委員会として毎月集約しており、不登校が生じないような魅力ある学校づくりや早期支援のあり方なども含め、好事例などを教員研修を通じて共有し、効果的な不登校支援を推進してまいります。
○寺坂修一 議長
澤田学校教育部長。
◎澤田芳彦
教育委員会学校教育部長 (登壇)おはようございます。
小・中学校体育館の
エアコン設置につきましてお答えをいたします。
小・中学校の体育館は災害時の避難所となり、多くの市民が避難されることが想定され、その
生活環境改善のために、エアコンの設置が望まれているところでございます。
特に夏場の乳幼児や高齢者等への熱中症対応の観点からも、体育館への
エアコン整備の必要性が指摘されているところでございます。
また、国におきましては、「緊急減災・防災事業債」の制度を設け、整備する自治体への支援を行っているところでございます。
そのような中、本市におきましては現在、
エアコン整備に向けまして、その整備手法や規模、初期投資、国費の充当、
ランニングコスト及び災害時の
エネルギー供給体制など、さまざまな観点から鋭意検討を進めているところでございます。
以上でございます。
○寺坂修一 議長 南田生涯学習部長。
◎南田隆司 教育委員会生涯学習部長 (登壇)おはようございます。
相撲でのまちおこしについてお答えいたします。
相撲によるまちの活性化には、まず、相撲に対する市民の理解を深めることが必要であると思われます。
本市では、大東市相撲連盟が青少年の健全育成を目的として年数回の相撲大会や相撲教室を実施しています。そのうち春の大会を教育委員会主催の市民体育大会の1競技という形で支援しているほか、スポーツ団体支援事業により、体育協会を通じて支援を行っています。
また、深野北小学校の跡地に開業したアクティブ・スクエア・大東においても、土俵と宿泊場所を活用して、大相撲の大阪場所で来阪した相撲部屋の宿舎として誘致し、相撲によるまちおこしの一翼を担っていただいています。
近年は、スポーツの多様化、まわしスタイルの苦手意識などにより相撲人気が低迷し、特に若い世代の相撲離れが進行し、本市の相撲大会においても参加者の減少が顕在化してきております。
今後は、子供の相撲大会の参加案内を学校経由で行うなど、対象となる児童への周知を積極的に進めるほか、相撲文化を身近に感じられるようなイベント等の開催を検討してまいります。
以上でございます。
○寺坂修一 議長 1番・大束議員。
◆1番(
大束真司議員) それでは、再質問させていただきます。
まず初めに、子供たちの交通事故を防ぐ安全対策につきまして、5月13日に東坂市長にこの緊急要望書を提出させていただきました。4つのこの緊急要望でございますけども、この一つ一つに丁寧に答えていただいたところであります。
特に、園児が直接的な原因で亡くなられた場所については、確かに、広い歩道があって、そしてまた見通しのいい交差点でもありました。そういったところでの事故でありますので、大変、そういった事例については、なかなか対応は難しいのかなと思いますけども、これ調査する必要があるというふうに思っております。
特に、この
通学路安全対策の再点検と、そして園児が散歩に出かけるこの通学路の調査を早急にしていただきまして、そしてこの2番につなげていただきたいなというふうに思っております。もう一度、答弁をお願いします。
○寺坂修一 議長
澤田学校教育部長。
◎澤田芳彦
教育委員会学校教育部長 通学路の安全点検につきましては、通年行っています点検に加えまして、今回、教育委員会におきましても早急に大津市と類似の交差点につきまして、点検を実施しているところでございます。その内容につきまして、各学校へ周知を図るとともに、また漏れがないのか、学校のほうでお気づきの点もあるかと思いますので、そちらの声もいただきながら、今現在、道路管理者、警察とも協議に入っておりますので、そういったことで進めていきたいと考えております。
○寺坂修一 議長 1番・大束議員。
◆1番(
大束真司議員) ぜひとも調査内容、そして結果につきまして私たちに教えていただきたいというふうに思っております。
そして、人がたまるというところですけど、交差点、これは市民会館の前にある交差点であります。ここに、実は、園児も遊戯、散歩のためにここにたまる場合もありますけども、小学生の通学路、ここに多くたまって、信号を渡って、こちらの横断歩道を渡って住道北小学校に谷川から向かうというコースでございます。こういったところも非常に危険な場所であるというふうに思いますし、車、バイク等がぶつかれば飛んでくる可能性もございますので、この交差点をどうしていくのか、1つの事例でありますけども、ぜひともこういったところを見逃さずに、学校への調査をかけていただきまして、そしてまた対応のほうをお願いしたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
そして、あと、高齢者の実は免許返納の件です。
これは最近起こった高齢者による事故です。多くはアクセルとブレーキの踏み間違いということが多くなっております。こういった件を受けまして、高齢者の、高齢者というか、中河議員もおっしゃっておりましたけども、本当に免許を返納するというリスク、これは市長もおっしゃっておりました。そういった意味でどう考えていくのかというのも大事なことになっております。ただ、免許の返納しやすい環境というのもひとつ整えながらやっていかなければならないと思っております。
これは、免許人口10万人当たりの死亡件数が、80歳以上、これ2018年なんですけど、実はこれどんどんうなぎ登りに上っている、高齢者になるほど死亡事故が多くなってきているということでございます。こういった件を受けて、いろんな免許返納の施策をしている市町村もございます。これは金沢市の元気わくわくクーポンでございますが、これは1つの例でございます。これはいいなと思ったのは、要するに、さまざま交通に対しての割引とか、そういった県はあるんですけども、歩いてもらうというポイントで、これを使えるということが、非常に大きなポイントでね、健康にもつながるものでありますので、こういったものがいろいろと市町村の対応によって変わってまいります。
本市としましては、いわゆる大阪府の事例に基づいて免許返納を行っているというふうに思うんですけども、この大阪のほうは、優遇政策として、いろんなお店でクーポン券を使えたりする、この高齢者に対する免許返納の制度がございますけど、大東市はそのお店ございますか。
○寺坂修一 議長
北田市民生活部長。
◎北田哲也
市民生活部長 ただいまの質問でございます。大東市で利用できるものとしましては、眼鏡屋さんでいきましたらビジョンメガネさん、メガネの三城、愛眼、薬局でいきましたらスギドラック、自転車屋さんでいきましたら、大型店になりますけども、ダイワサイクル住道店、あと食べ物屋でいきますと、ドミノピザ、ピザーラ、あと警備会社のセコムと、あと葬儀会館ティア、以上でございます。
○寺坂修一 議長 1番・大束議員。
◆1番(
大束真司議員) 意味があるのかどうか、よくわからないですね、この使い方になります。意味があるような使い方を市町村としても対応できる、行政としても、大東市としてできる対策も進めていかなければならないんじゃないかなというふうに思っておりますので、ぜひともこの大東市で免許返納に対しての優遇施策、クーポン券じゃなくても結構ですので、こういった工夫でさまざま、免許返納を促すこともあわせて広報できるわけですから、ぜひとも一工夫をしてほしい。
それと、これ、踏み込みの間違いがあったら、これブレーキ、ブレーキというか、急発進を抑制するという機械でありまして、これ実はペダルの見張り番といいまして、これ3万円ぐらいでオートバックスで実は売ってるんですね。こういったことも、65歳以上、まあ65歳以上に限定するべきじゃありませんけども、そういった工夫をして、これを広報していく、また補助対象としてもいいんじゃないかというふうに思っておりますので、例えば、設置代金について補助するとか、そういった工夫もできるんじゃないかというふうに思っています。こういった高齢者の事故というのは、本人のみならず、先ほどもありましたような、子供たちが犠牲になったり、一般市民が犠牲になったり、多くの複数の被害者が出るということが大きな問題でありますので、こういったことも早急に進めていかなければならない問題というふうに思います。これについてお答えください。
○寺坂修一 議長
北田市民生活部長。
◎北田哲也
市民生活部長 今後、今現行そういった高齢者の運転をサポートできるセーフティネット的な技術が開発されると思います。そういった新しい技術の情報を加味しながら、本市として可能な方法、方策を考えていきたいと思っております。
○寺坂修一 議長 1番・大束議員。
◆1番(
大束真司議員) ぜひとも、その免許返納とともに、こういった抑制ができるものもあわせて対策として考えていただきたいと思います。
そしてオリ・パラ
ホストタウンですね。これちょっと、私、この次第ではシティという形で呼んでおりますけども、タウンというのが本来の呼び方であるそうです。
この
ホストタウンのカテゴリーをこのような形でコンセプトとしてあります。文化的な相互交流を図る地方公共団体を
ホストタウンとして全国各地に広げるという形で国のほうでも示されております。
そして、これは大会参加国の方々と交流をできるというのが市町村の
ホストタウンのメリットでもあるというふうに思います。先ほども、アクティブ・スクウェア・大東という形でありました。そういったところで、選手との交流、地域との交流、そしてまた子供たちの交流が進めばいいなと思っております。
これが今現在、
パラリンピック・
オリンピックの合計人数なんですけども、これは
オリンピックだけですね、今、リオデジャネイロで1万1,288名ということでございますけど、今後またふえてくる可能性があります。大体、
パラリンピックで4,300名と言われておりますから、1万5,000人を超える方々が来日をするということであります。
こういった時期を、機会を逃さずに、ぜひとも
ホストシティに手を挙げていただきたいと思っております。
ホストタウンの事業イメージはこのようになっております。これはもう見ていただいたらいいかなと思いますので、日本文化を伝えるということと、そして外国の文化を知るということ、そして
パラリンピックであれば、障害者の方へのそういったユニバーサルデザインというものの考え方の推進、これが大事かなというふうに思っております。そして、アクティブ・スクウェア・大東は、何と申しましても、やっぱり広いグラウンドがあるということ、そして何よりもこの宿泊施設ができたということです。合計60名が宿泊できます。そして、お風呂がありますよね、これは本当に、シャワー室もありますし、大変持ってる
ポテンシャルとしては、もうおあつらえ向きな場所であります。
そして体育館もございまして、体育館ではさまざまなイベントがあります。今、こういった車椅子の、これはラグビーのほうですけども、この体験会なんかもやっております。そういった意味では、練習もしておりますし、本当に障害者スポーツを推進する拠点とも今なっておりますので、こういった競技の選手を誘致することによって、またさまざま子供たちの交流、そしてまた障害者団体との交流もあります。地域との交流で、やはり障害スポーツの推進というのができるんじゃないかと思っておりますし、また、障害者差別についての考え方も、より一層解消していけるんじゃないかと思っております。
実は、これ明石市の例です。明石市は、これは卓球のほうなんですけどもね、障害者の方々の卓球の競技を受け入れています。こういった形で、もう早くから表明をされて、このような書面も出していただいております。こういった形で優しい社会を明石からいうことで、インクルーシブ社会をつくるということで、さまざまな、市としての広報もできますし、やはりアクティブ・スクウェア・大東というものの広報というのも大きくできるんじゃないかというふうに思っております。
これが共生社会
ホストタウンについての、いろんな交流会の場面でございますけども、ぜひともこういった形で
ホストタウン、推進をしていただきたいなというふうに思っております。もう一度、答弁をお願いいたします。
○寺坂修一 議長
東戦略企画部長。
◎東克宏
戦略企画部長 先ほど、大東市の持つ
ポテンシャルを生かした、そういった可能性について検討を進めていきたいというふうに考えております。
当然ながら、来年度の夏には、東京オリ・パラが始まるということでございますので、その時間までには何らかの形は出していきたいというふうに考えております。
○寺坂修一 議長 1番・大束議員。
◆1番(
大束真司議員) ちょっと時間がもうございませんので、時期的にね。もう早く決めていかないといけないと思います。この間も堺市がブラインドサッカーの受け入れを表明いたしました。そういった意味で、どんどんと今進んできておりますので、ぜひともお願いしたいと思います。
そして、これを機に障害者スポーツの促進をぜひともお願いしたいと。先ほど南田部長からも答弁がありましたように、こういった機会に交流を図っていただきながら、障害スポーツの認識を高めていただいて、市内で健常者と言われる一般の方々にもこの障害者スポーツの認識を深め、また参加していただくようなイベントも、ぜひとも打っていただければなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
あと、児童虐待でございます。本当に大変な、深刻な問題でございまして、この間、警察庁からも1,394名という、これは警察がかかわり、そして事件として受理された件数と人数であります。児童虐待、8万人を超える方々が今通告をされているということと、この大阪におきましては、人口割でいきますと、1万8,000人って、非常に多い件数となります。神奈川、東京、埼玉、この3つの市は大阪府よりも人口が多いところでありますので、それよりも大阪はこの人数で上回っておりますので、大変多い件数だと思います。これは大阪府として、通報が多くなったという、逆にいい事例でもありますので、これをどう捉えるかというのは、後はその中身が重要でありますので、しっかりと対応していただければというふうに思います。
特に、この問題となっているのは児童相談所と警察の、この通報の中で、権限のあり方といいましょうか、そういったことに不備があって、48時間という、そういったものの約束を守らなかったということが1つあります。こういったことが起きれば、本当に子供たちの守れる命も守れないということでございます。本市としてどのように対策をしているのか教えてください。
○寺坂修一 議長 青木福祉・子ども部長。
◎青木浩之 福祉・子ども部長 本市では、昨年、子ども家庭総合支援拠点を整備するために、人員を増強しております。ネウボランドだいとうと、
家庭児童相談室により、一体的な体制強化を図っているところでございます。また、ゼロ歳から18歳までの切れ目ない対応を図るため、福祉と教育の連携による取り組みをさらに進めてまいりたいと考えております。
○寺坂修一 議長 1番・大束議員。
◆1番(
大束真司議員) 今回の意見書も上げさせていただいております。先ほども、児童虐待の法律ですね、防止対策のこの改正法、福祉法というんですけど、これが改正されて、また施行されるということでありますので、市町村においても、さまざまな対応が望まれるというふうに思います。広域で、児童相談所というのは、この地域では寝屋川市にあるんですけども、こういったところへの通報というのがスピーディーに行われるような形にならなければならないと思っております。そういう意味では、本市においても、この児童虐待がすぐわかる窓口といいましょうか、連絡をすぐできる児童虐待の名前がついてるかどうか、これは難しいんですけども、そういった窓口を広報していく、そしてすぐ対応できる状態をつくっていくということで、こういった窓口の創設を独自で行うべきじゃないかというふうに思っておりますが、これはどうですか。
○寺坂修一 議長 青木福祉・子ども部長。
◎青木浩之 福祉・子ども部長 通報に関しては、189番(いちはやく)という部分において、24時間通報体制は整っております。
また、市における家庭児童相談、それから府に設置されております児童相談所に関しては、常に連携を持って対応しておりますので、どちらに御連絡をいただいてもしっかりとした対応ができるということに関してのことはしっかりと進めてまいります。
○寺坂修一 議長 1番・大束議員。
◆1番(
大束真司議員) この時期に児童虐待への通報・連絡というのを広報してほしいなというふうに思っております。その上でですけども、その特徴的な窓口、ワンストップのサービスですね、こういったことをぜひとも大東市としてわかりやすい通報窓口の広報をぜひとも考えてみてはどうかなと、もちろんネウボラでもやってますし、教育委員会でもその対応をしてるというふうに思いますけども、ワンストップでできる児童虐待の通報、しっかりとまた考えていただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、ひきこもり者でございます。これも大変社会的な問題になっておりますけども、40歳から60歳まで、今までこういう調査してなかったらしいんですけど、61万人ということで、二十から39歳までを足しますと、実は100万人以上になるということになっております。これが広義というか、ひきこもりの、6カ月以上ってありますけど、認定される状態であるというふうに思っております。こういった方々の調査、調査というか、どういった形でこの地域において社会復帰を促していくのかということが非常に大事だというふうに思っております。この民主主義の社会でそこまでする必要ないという方も実はいらっしゃるんですけども、やはり社会資産として、やはり社会に復帰をされて、そして税金を納めていただく方になっていただくことが非常に重要だなというふうに私も感じております。そのために、このひきこもりの施策について、もっともっと手厚くしていくべきじゃないかなというふうに思ってます。もう一度、答弁をお願いします。
○寺坂修一 議長 青木福祉・子ども部長。
◎青木浩之 福祉・子ども部長 ひきこもりの高齢化が進みますと、8050の問題のように、課題が複合化することによりまして、さらに状況は深刻化することも考えられます。ひきこもりへの対応は大きな行政課題であると認識しております。
当事者を支えている方に対しまして、市としての取り組みを広くやはり周知することが大事で、相談しやすい環境を整えるとともに、「我が事・丸ごと」の地域共生社会を構築する中で関係機関との連携強化による支援体制を強化し、地域から対象となる可能性のある世帯について情報を提供していただくことにより、早期発見、解決を図れる地域づくりを進めてまいりたいと考えております。
○寺坂修一 議長 1番・大束議員。
◆1番(
大束真司議員) ぜひとも調査はプライバシーの問題ですので、アンケートなどとれるのか、ちょっとわかりませんけども、そういった、なかなか親御さんから相談がされないという状況もありますし、高齢化した親御さんを持って、中村ゆう子議員もきのう8050の問題、ありました。そういった問題が本当に起きているということを本市でも認識をして、この訪問事業、特に地域と連携をしてやっていくような方策をお願いしたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
あと、サポートステーションもありますけど、サポートステーションも非常に使いにくいです。ここに自分自身で行かなければならないというのもありますのでね。行ったら行ったで、自分で探してくださいみたいなね、パソコン前に置かれて、こういった不丁寧なやり方では、なかなか社会復帰難しいんじゃないかと、この内容もまた私たちとして、これを要望していきたいなと思っております。
これがひきこもり、ワンストップの支援センターで、これ総社市がやっております。ここは障害者の施策で大変進んでおりますけれども、そういった形で、わかりやすい形で相談しやすい窓口、先ほどの児童虐待でも同じでございますけど、そういったことが重要だなというふうに思っておりますので、この質問を契機に1回考えてみてほしいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
あと、不登校です。不登校につきましては、これ大変問題ありまして、不登校からひきこもりに至るという方も結構いらっしゃる。もちろん、ひきこもりも不登校もさまざまな理由で、千差万別なんですけども、学校に行かなくなった方を諦めないでくださいって、これありますけど、これは要するに民間の団体が行っている相談窓口でありますけども、こういう件について、しっかりと、やはり民間のこういったサポートをしている団体と連携をとりながらやっていくべきだと、それはなぜかといいますと、やはり不登校の相談というのは、ノウハウが必要であって、熟練が必要であると言われてるんですね。1つ間違えば、その子が二度とでなくなる可能性もある、こういった形でいろいろ言われております。どうか、ペアレンツキャンプというこれは団体ですけども、これは水野教育委員がやっていらっしゃるところなんですけど、こういった資産が実は大東市にあるわけで、こういったところと連携をとりながら、つまり公民連携の事業として行えるんじゃないかと私は思っております。これについて教えてください。
○寺坂修一 議長
岡本学校教育部指導監。
◎岡本功
教育委員会学校教育部指導監 現在、本市では児童・生徒一人一人の個々の状況に寄り添いながら不登校対策の推進に努めております。復学支援や社会的自立に向けての支援を行っております。
学校がその中心的役割を担うとともに、
スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどの外部人材や関係機関とも連携を図りながら、取り組みを進めているところですが、今後、フリースクールとの連携の充実、そして今議員御指摘いただきました家庭教育センター、ペアレンツキャンプ代表理事でいらっしゃいます水野教育委員にアドバイスをしていただくなど、子供たちのために最大限何ができるかという視点で検討してまいりたいというふうに思っております。
○寺坂修一 議長 1番・大束議員。
◆1番(
大束真司議員) 小学校から中学校に上がると、一挙にその割合がふえてまいります。こういった子供たちを、ぜひとも通学できるような体制にまずは持っていこうとすることが、将来ひきこもりにならないような形での対策になると思っておりますので、人間は社会的動物と言われておりますので、1人では絶対に生きていけませんので、実際このコミュニティの中で、子供たちが育つような、そういった学校復帰をさすということがまず目的としてあって、それでフリースクールに行くべきか、また訪問事業が必要かということを選んでいただければなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
あと、エアコンについては、ぜひともつけていただきまして、これはアクティブ・スクウェア・大東でついてる電気のものです。それとともに、きのう酒井議員からもありましたが、トイレありましたよね、体育館の。こういったトイレもあわせて必要になってきます。これは障害者のトイレですけど、こういった障害者のトイレも避難所に必要になってくるというふうに思うんですよ。これをぜひとも洋式化とともに、設置をしていただきたいと思いますが、いかがですか。
○寺坂修一 議長
澤田学校教育部長。
◎澤田芳彦
教育委員会学校教育部長 体育館のトイレ改修につきましては、これまで大規模改造時に合わせまして改修に努めてまいりましたけれども、さらにお示しのような改修が必要になってくると考えております。
今年度、学校施設全体の長寿命化計画を策定してまいりますので、その中で体育館のトイレ改修計画も盛り込んでいきたいと考えております。
○寺坂修一 議長 1番・大束議員。
◆1番(
大束真司議員) ぜひともよろしくお願いします。
そして、ことしの夏は間に合わなかったですけども、ぜひともクールビズが終わるまでには設置を、エアコンのほうですね、お願いしたいなというふうに思いますので、どう設計していくのか、また補助金のほうをどうとっていくのか、早急に決めていただければというふうに思いますので、お願いをいたします。
あと、猫の去勢につきまして、助成金の見直し、これ東大阪市です。東大阪市は雌猫は9,000円、そして雄猫は6,000円というふうになっております。これは、手術代の違いがありまして、大東市5,000円、非常に使いにくいというふうに言われました。総額50万円は変わらなくていいですから、ぜひともこの中身を変えていただいて、使いやすいようにしてくださいということがありました。東大阪市は、これは実は飼い猫は対象に入っておりません。だから、大東市でやってることはすごいんですよ。ぜひとも、でもこのすごい制度であるからこそ、使っていただかなければいけないなというふうに思っておりますので、病院の数も、広域連携として、他市と連携とっても構いませんでしょうし、ぜひとも進めていただきたいと思います。いかがですか。
○寺坂修一 議長
北田市民生活部長。
◎北田哲也
市民生活部長 ことしの3月に要綱を、使いづらいということで、申請をしてから手術という流れを手術した後申請してくださいという要綱に一部改正をいたしました。
議員御質問の助成額の見直し、指定獣医師の拡大につきましては、昨今、私ども要綱を策定したところ、参考にしたところが東大阪市でしたので、当時は5,000円だったところが、今おっしゃられた9,000円とかというところにアップされました。その辺、ちょっと近隣の状況も含めて、そして利用者の声も聞きながら対処していきたいと思っております。
○寺坂修一 議長 1番・大束議員。
◆1番(
大束真司議員) さまざま重要な問題もいろいろ上げさせていただきましたけども、ぜひともこの質問を契機に、皆さん、各部それぞれ検討していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○寺坂修一 議長 次に、一問一答方式で、11番・北村哲夫議員。(拍手)
◆11番(北村哲夫議員) (登壇)皆さん、おはようございます。
ただいま議長の指名をいただきました自民党翔政会の北村でございます。
本日はお忙しい中、傍聴にお越しをいただきましてありがとうございます。また、インターネットでごらんの皆さん、よろしくお願いをいたします。
さて、天皇陛下の御即位のお祝いとともに、新しい新元号令和の幕あけとなりました。大阪においては、今月G20を初め、ラグビーワールドカップなどで活気づき、2025関西万博に向け、スタートを切りました。我々は国政と府政の動向をしっかりと見据え、大東市の発展と議会活性化に向け、頑張っていきたいと思います。
それでは、通告に従いまして、一般質問に入ります。
1点目ですが、通学路の安全と防犯カメラについてでございます。
各地で痛ましい事件・事故が起こり、憤りを覚えます。市内各地域には防犯カメラ、都市公園には10カ所以上の多機能防犯カメラなど、多くの犯罪抑止のため設置されております。また、マンパワーでも見守り隊や安全パトロールでボランティア活動もしていただいております。市内定点カメラの設置状況等の一目で把握できる資料は作成されているのでしょうか。
また、役所等、公共施設や小・中学校の登校で合流するメーン道路等への設置状況はどうなっていますか、お答えください。
2点目、指定金融機関についてでございます。
9月議会、12月議会、3月議会と、指定金融機関の経緯をお聞きしました。その後の経緯はどうなったのでしょうか、お聞かせください。
3点目、人口ビジョンと公共施設総合管理計画についてでございます。
本市において、人口ビジョンに示される将来の人口と公共施設の管理計画とリンクさせ、建築物の適切な維持管理や公有財産の民間活用など、検討していくことが必要と思いますが、どうお考えでしょうか。
4点目、公民連携事業についてでございます。
現在進行中のリードプロジェクトについて詳細を教えてください。
5点目、受動喫煙防止対策についてでございます。
国においては、昨年7月、健康増進法の一部が改正され、受動喫煙の防止の指針が出ました。路上喫煙禁止に関する取り組みや、早期の条例制定も議会で何度も言い続けておりますが、ことしに大阪府が受動喫煙防止条例を公布、2025年全面施行を目指しています。本市として、それをどう受けとめ、独自に取り組みますか、お答えください。
6点目でございます。新庁舎についてでございます。
新庁舎整備基本計画を練っていると思いますが、上程はいつされるのでしょうか、お答えください。
7点目、狭小歩道の拡幅についてでございます。
狭小な歩道に植栽や電柱等が設置され、本来の役目を果たしていない歩道が見受けられますが、現在、JRの高架下を初め、拡幅を進めていますが、進捗はどうなっていますか。また、既存の施設である水路や側溝を活用し、歩道拡幅あるいは歩道設置できないでしょうか。
最後に、バリアフリー化の進捗をお答えください。
8点目、府営住宅移管後についてでございます。
第1期の府営住宅が移管され、1年がたっておりますが、PDCAの検証状況はどうなっているのでしょうか、お答えください。
9点目、食品ロス削減推進法についてでございます。
まだ食べることができるのに廃棄する食品ロスは2015年の国連総会決議でも言及され、地球規模の課題です。令和元年5月31日に法律が公布されましたが、本市の責務と取り組みを教えてください。
10点目、行政事業システムについてでございます。
以前は手作業が多かった市役所業務において、時代とともに機械化やIT化が進み、各部署の事業に見合ったコンピューターシステムが導入されていますが、その状況についてお答えください。
予算において、システム改修という理由で計上をよくされますが、その内容はどのようなものでしょうか、お答えください。
11点目、水害対策とポンプ更新整備計画についてでございますが、これからの季節、集中豪雨や台風といった自然災害が発生しやすい時期になります。6月18日に発生した山形沖地震においても、その翌日に豪雨に見舞われ、復旧がおくれています。
昨年、大阪は大型台風で大打撃を受けました。本市においての水害対策、以前お聞きしたポンプ更新整備計画の進捗をお聞かせください。
以上、再質問の権利を留保し、降壇いたします。
○寺坂修一 議長
北田市民生活部長。
◎北田哲也
市民生活部長 (登壇)まず初めに、通学路の安全と防犯カメラについてでございます。
本市における通学路や通学路に至る集合地点、また公園の周囲やメーン道路に防犯カメラを設置することは、犯罪発生の抑制という視点から非常に重要なものと認識しております。
現在、本市ではビーコン受信器内臓型多機能防犯カメラを通学路にも考慮した場所に設置するとともに、防犯カメラを設置する自治会に対し、設置経費の一部を補助をさせていただいており、引き続き安全・安心なまちづくりの推進を図ってまいります。
今後につきましては、既に活用されている防犯カメラの位置を精査しながら、四條畷警察署や
市教育委員会、また自治会等と連携し、抑止効果がより高い場所に防犯カメラの設置に努め、安全で住みよい地域社会を実現してまいりたいと考えております。
次に、駅周辺の喫煙禁止区域についてお答えいたします。
本市では、昨年の10月に喫煙所を設置し、準備作業を進めてまいりました。
今後は、禁止地区の設定を行い、環境審議会等の意見を聞きつつ、年内をめどに条例の制定に向け進めてまいります。
最後に、食品ロス削減推進法について、本市の責務と取り組みについてでございます。
食品ロス削減推進法は、世界には栄養不足の状態である人々が多数存在する中、とりわけ大量の食料を輸入に依存している日本が、食べることができる食品を大量に廃棄している事実を、真摯に取り組むべき課題であるとして、令和元年5月31日に公布されたところでございます。
同法では、食品ロスを削減していくため、それぞれの立場において主体的に課題に取り組み、社会全体の問題として対応していくよう、食べることができる食品は、廃棄することなく、できるだけ食品として活用するよう明記されております。
この法律における本市の責務につきましては、第4条に「国・地方公共団体は、食品ロスの削減に関する施策を総合的に策定し、及び実施する責務を有する。」と規定されており、また第11条には、「政府は、食品ロスの削減に関する施策の総合的な推進を図るため、食品ロスの削減の推進に関する基本的な方針を定めなければならない。」、そして第12条には、「都道府県、市町村は、この基本方針を踏まえ、当該区域内における食品ロスの削減の推進に関する計画を定めるよう努めなければならない。」と規定されていることから、今後、国が策定する、新たな基本方針を受けて、本市の方向性を定めてまいりたいと考えております。
これまでの取り組みつきましては、以前より大きな課題としてPR活動を実施してきたところで、国においては食品ロス削減国民運動として、食品ロス発生の段階別(製造・流通・外食・家庭・消費者)にモデル的な削減の取り組みを支援し、生活者一人一人の意識・行動改革に向けて、官民を挙げて取り組みを推進してきたところでございます。
大阪府におきましては、食品ロス削減キャンペーンとして、食品販売店で啓発活動を行ったり、コンビニエンスストアと包括連携協定を締結して食品ロスの削減に取り組んできたところでございます。
本市におきましては、環境フェアやレジ袋削減キャンペーンなどのイベントや、毎年広報だいとう3月号と同時配布しているごみ収集カレンダーを通じて、市民への啓発活動を実施してまいりました。
以上でございます。
○寺坂修一 議長 山鬼会計管理者。
◎山鬼太 会計管理者 (登壇)おはようございます。
平成31年度一般会計予算の議決に際し、動議をいただく結果となり、申しわけございませんでした。今後は議会、市民の皆様に十分理解していただけますよう努力してまいります。
指定金融機関についてのその後の経緯でございますが、直近の他市の状況を確認し、業務内容と契約金額を改めて精査した上で、本年4月1日に現在の指定金融機関であるりそな銀行と委託契約を締結しております。議会の皆様への御報告は、7月の合同委員会報告会にて行う予定をしております。
また、翌年度以降の指定金融機関の選定に当たっては、本市の保有資金を預けることを示し、指定金融機関を引き受けるところがないかを本市収納代理金融機関25行に打診して意向調査を行う予定をしております。
以上です。
○寺坂修一 議長
東戦略企画部長。
◎東克宏
戦略企画部長 (登壇)人口ビジョンと公共施設総合管理計画についてお答えいたします。
急速に進行する少子高齢化や、厳しい財政状況等が続く中、本市におきましては、公共施設等の適正な配置や効果的・効率的な運営の方向性を示すべく、平成29年2月に「大東市公共施設等総合管理計画」を策定いたしました。
その中で、人口ビジョンにつきましては、今後、大幅な人口減少が推測されるとする国立社会保障・人口問題研究所の推計に対し、本市は独自の施策を講じることにより、子育て世代等の増加や出生率の上昇を図り、将来にわたって人口規模と人口バランスを保つことを目指すとしたことから、現在は人口維持を前提とした計画となっております。
この総合管理計画は、「社会経済状況や計画を取り巻く状況の変化を踏まえた上で必要に応じて見直す」としておりますことから、今後、人口動向や将来人口の見通し、さらには市のまちづくりの方向性や公民連携等の施策も踏まえながら、公共施設の機能と総量の最適化につきまして研究をしてまいりたいと考えております。
次に、行政事業システムについてお答えいたします。
現在、本市において使用しておりますシステムでございますが、住民記録、個人住民税、固定資産税、軽自動車税、就学援助、選挙等については、1つの基幹系システムとして導入しております。
それ以外の介護保険、後期高齢者保険、戸籍管理、国民健康保険、児童扶養手当、生活保護、財務会計等の各業務につきましては、各課において独自のシステムを導入しております。
次に、システム改修の予算ですが、軽微な改修につきましては保守費用の範囲で対応しておりますが、過日の元号改正のようなシステム改修の内容が多岐にわたる場合は、別途予算措置をお願いしております。
なお、システムの改修や調達費用につきましては、昨年より専門的な知識を有した企業と情報アドバイザー契約を締結し、予算編成時の見積もり金額やシステム改修をする際の仕様書のチェックなど業務内容の妥当性について精査を行っております。
その結果、導入前よりも見積もり内容もかなり精緻なものとなり、昨年度は比較可能な案件33件につきまして、当初の見積もり金額から、予算要求時には合計813万4,000円削減することができました。引き続き専門家を介して再チェックする機能を持つことにより、不必要な費用の増大を抑制し、適正な価格での執行を進めてまいりたいと考えております。
今後におきましても、より一層コスト削減を図るため、基幹系システムと各業務で使用されている独自システムとの統合・一元化を視野に入れ一層の調査・検証等を行ってまいります。
以上でございます。
○寺坂修一 議長 北本
政策推進部長。
◎北本賢一
政策推進部長 (登壇)おはようございます。
公民連携によるリードプロジェクトの進捗状況について答弁申し上げます。
「北条まちづくりプロジェクト」につきましては、来年春のまちびらきを目指し、今年度は、市が道路や公園などのインフラを着工するとともに、本プロジェクトの事業株式会社である東心株式会社が住宅棟や商業棟の建設を進めることとしております。
現在は、予算の御議決をいただきましたアスベスト除去に適切に対応しながら、住宅等の解体工事を進めるとともに、開発に係る関係機関との協議・調整を着実に進めているところでございます。
また、本プロジェクトの周知を図るため、5月18日にはアクティブ・スクウェア・大東にて、事業パートナーである株式会社ノースオブジェクト企画のフードフェスティバルが開催されました。当日は子育て世代でにぎわい、本プロジェクトへの期待感も高まってきているものと実感したところでございます。
「深野北小学校跡地活用事業」につきましては、今年度、本市が外壁塗装と屋上防水に係る改修工事を行い、本施設に係る大規模な整備は一定完了となる見込みでございます。
これまで、施設の管理主体である株式会社アクティブ・スクウェア・大東が中心となり、バレーボールやサッカーを初めとしたスポーツ教室や演劇・戯曲講座などを展開してきたところでございますが、昨年12月から新たに土俵の整備と宿泊事業をスタートし、インバウンドやスポーツ合宿など、新たな利用者の獲得にも積極的に取り組んでおられます。来年の
東京オリンピック、
パラリンピックを追い風に、民間ならではのさらなる事業展開が期待できるものと考えております。
「住道駅周辺活性化プロジェクト」につきましては、子育て世代に高評価を得ている「大東ズンチャッチャ夜市」が住道エリアの風物詩として、しっかりと定着してまいりました。この取り組みも、はや2年が経過し、出店者の売上額や、来場者数などの指標を検証すると、改めて本エリアが稼ぐ事のできるエリアだと証明することができたと考えております。
今年度は、リノベーションまちづくり事業とも連携しながら、本エリアへの民間投資が促進される取り組みを進めてまいります。
「健康づくりプロジェクト」につきましては、全国的な先進事例と評価されている「大東元気でまっせ体操」を初めとした、本市が誇る介護予防のノウハウを健康長寿ビジネスとして全国に展開することで、本市のブランディングを図っていくものでございます。
現在は、本市のノウハウを全国にのれん分けする「地域健康プロフェッショナルスクール」を展開するとともに、大学などとも連携し、運動と食事で元気になる研究や、サービスの開発を行うなど、社会課題の解決に資する取り組みを進めているところでございます。
今後もこれらのリードプロジェクトを着実に進めるとともに、民間の創意工夫を引き出し、新たな取り組みを生かせるよう、その環境整備に努めてまいります。
次に、新庁舎整備事業についてでございます。
「新庁舎整備基本計画」につきましては、昨年5月に「素案」という形で公表させていただいて以降、住民説明会、パブリックコメント、住民アンケート、来庁者窓口調査を実施し、市民の皆様を初め、多くの方からさまざまな御意見を頂戴するとともに、市議会におきましても御議論を重ねていただいたところでございます。
また、専門委員や内閣府の支援コンサルタント事業者からも、事業スケジュールや複合化の事業スキーム、土地建物の所有に関する手続のスキームについて、もう少し検討の余地があるとの御意見を頂戴いたしました。
あわせて、新庁舎の建設候補地が一部民間の所有地となっていることについての御意見も多く、これまでの間、できるだけ費用を抑制する観点を意識しながら、法的課題の整理、全国的な事例などにつきまして、慎重に研究を行い、検討を重ねてきたところでございます。
その結果として、等価交換による法的なリスクについては、ほぼ回避できるものの、より事業の安定性、継続性を確保するためには、これまでの「等価交換」という事業スキームに加え、「土地購入」という選択肢も視野に入れ再考していく必要があるとしたところでございます。
現在、土地所有者と調整を始めているところであり、その内容により、基本計画(案)の修正を行い、可能な限り早い段階で、議案として提案できるよう取り組んでまいりたいと存じます。
○寺坂修一 議長
今出街づくり部長。
◎今出正仁
街づくり部長 (登壇)まず初めに、JR高架下の片町線付属街路の歩道拡幅についてお答えいたします。
当事業は、バリアフリー法が施行される前に整備された歩道上にある植樹帯を撤去することで幅員が広がり、通行しやすくなることから、地域の皆様の御理解が得られた地区より、植樹帯を撤去し、有効2メートル以上の歩道幅員を確保すべく拡幅工事を実施しております。
進捗といたしましては、平成27年度よりJR連立側道の南側線で実施し、御供田地区につきましては約330メートル、灰塚地区につきましては約400メートル、合計約730メートルの区間で実施いたしました。
令和元年度につきましては、引き続き灰塚地区の改良を予定しております。
次に、水路・側溝などの既存施設を活用した歩道拡幅についてでございますが、本市では誰もが安全に安心して暮らせる都市の実現を目指し、平成26年12月に「大東市バリアフリー基本構想」を策定し、平成28年3月に鉄道・バス・道路・公園などの各施設管理者が実施いたします特定事業計画を定めております。
道路事業につきましては、バリアフリーの基準にのっとり、原則、歩道幅員を2メートル確保することとしておりますが、地理的要因や用地買収が必要であることなど、一定の歩道幅員を確保するためには課題が多くございます。
このため、歩道整備に当たっては、地域の実情に応じて、適正な幅員を柔軟に選定することや、議員御指摘のように水路や側溝にふたをかけることにより幅員を確保するなど、既存施設を活用することで、安全な歩行空間の確保に努めているところでございます。
今後も緊急性の高い箇所や、交通量等を踏まえながら、可能な限りバリアフリー基準に則した歩道などの整備を進めてまいりたいと考えております。
次に、バリアフリー基本構想に位置づけております住道駅、野崎駅、四条畷駅周辺の重点整備地区内の道路事業の平成31年3月末時点での整備率でございますが、住道駅周辺地区は延長6,770メートルのうち、整備済みは5,640メートルで、整備率は83.3%、野崎駅周辺地区は延長1,370メートルのうち、整備済みは850メートルで、整備率は62.0%、四条畷駅周辺地区は、延長1,530メートルのうち、整備済みは700メートルで、整備率は45.8%となっております。
続きまして、平成30年4月に第1次移管を受けた大東深野住宅の効果検証の状況でございますが、平成30年度から令和3年度をPDCA期間と位置づけ、現在「まちづくりへの活用」、「住宅管理上の観点」、「財政上の観点」の3分野における効果検証を進めております。
1つ目の視点、「まちづくりへの活用」ですが、地域コミュニティの活性化や人口流入を目的に、市外からの入居も可能として、若い世帯の入居を促進するため、新婚子育て世帯の重点募集やDIYが可能となる住戸募集を実施いたしました。新婚子育て世帯向けは3戸募集し、3戸とも応募がありましたが、DIY住戸は1戸募集いたしましたが、応募はございませんでした。
また、市の裁量により市営住宅の空室を社宅として貸与することについて、平成30年11月15日付、国土交通省より承認を経て、まずは1戸でございますが、市内中小事業者に対して募集を行いました。これは、市内事業者の福利厚生面を支援し、人材確保及び定着を推進すること、入居者に対しては、自治会活動への参加を要件とすることで地域コミュニティの活性化を目的としております。3社からの問い合わせがあり、内覧後2社に興味を示していただきましたが、今のところ入居には至っておりません。
2点目の視点として、「住宅管理上の観点」ですが、市営住宅の管理に当たっては入居者に混乱を生じない範囲で民間の力を最大限活用するため、府営住宅であったときに管理していた指定管理者と業務委託を継続しております。管理運営経費の削減からも民間活力導入は必須であり、現在、管理手法について「指定管理者制度」「公民連携手法」「業務委託」のメリット・デメリットを考慮した上で、最も効果的な手法について検討を進めております。
また、移管に伴う入居者への効果検証として、自治会へのヒアリングを実施した中では、2カ月に一度のペースで開催している班長会議でも移管に伴う苦情、問題点は上がっていないと聞いております。よかった点としては、新婚子育て世帯の重点募集により、若い世帯が入ってくること、市から新規入居者へ自治会加入の案内のおかげで自治会にも入会していただいている、手続関係が、より身近な市役所で可能となったことで負担が軽減したなどのお声をいただいております。
3つ目の視点として、「財政上の観点」でございますが、収支状況として、移管前の平成29年度は家賃収納率は93%でございましたが、移管後の平成30年度は99%を超える収納率となっており、家賃等の収入が約3,100万円で、管理運営費や起債償還など単年度の支出に加え、将来の計画的な維持補修や修繕、建てかえ等に備えた費用2,350万円を引いた実質的な単年度収支は、約750万円の黒字となっております。
今後も、大阪府より身近な存在である本市がよりきめ細やかで行き届いたサービスやさまざまな施策の展開を実施するなど、引き続き第1次移管における効果検証を総合的に進めてまいりたいと考えております。
最後に、水害対策とポンプ更新整備計画についてお答えします。
本市においては、公共下水道施設の整備により雨水の排水能力は大幅に向上したとはいえ、近年、全国的に局地的な集中豪雨が頻発しており、引き続き水害対策を行う必要があると考えております。
本市には、ポンプ場・排水機場が30カ所あり、下水道の排水能力を超えるような大雨に対しては、このポンプ施設が排水を補完するなど、浸水被害の軽減に大きな役割を果たしております。
これらのポンプ場・排水機場につきましては、現状の排水能力を維持できるよう適正な維持管理に努めておりますが、多くの施設は老朽化が進んでおり、一部の施設については改修を進めているものの、その他の施設についても改修や更新が喫緊の課題であり、市民の安心・安全を確保するため、計画的な更新等を行う目的で整備計画を立案し事業化することが必要であると考えております。
この整備計画に関しましては、単にポンプ施設の検討だけではなく、各ポンプ場に流れ込む水路の流域や下水道施設の排水状況の調査を行った上で、現在の状況に見合ったポンプ能力を精査して検討する必要があります。
今後は、まず既存ポンプ施設の稼働状況の確認・調査を行い、存続するべき施設と廃止しても問題がない施設の選定を行うなどし、ポンプ施設の更新整備計画の立案に向けた作業を進めてまいります。
以上でございます。
○寺坂修一 議長 11番・北村議員。
◆11番(北村哲夫議員) それでは、再質問させていただきます。
まず1点目の防犯カメラなんですけども、きのう、大体225台あると言われてたんですけども、そういった225台、各地域にはそれはあるんですけども、そういった台帳はつくられてたんですけども、市全体で、どこに防犯カメラがあるのかというのを全体的な形で地図上に落としたりとか、プロットして、そういった形で、警察にこんだけ大東市ありますよという形で、そういったマップとかはつくられてないのか。
○寺坂修一 議長
北田市民生活部長。
◎北田哲也
市民生活部長 議員がおっしゃってる、全地図1枚の中に大東市域の中に落とし込んでいるというものは作成しておりませんが、各地域ごとの防犯カメラの場所につきましては、地図で落としております。
○寺坂修一 議長 11番・北村議員。
◆11番(北村哲夫議員) それやったらつくっていただいて、それとともに、それは定点で、防犯カメラはいいんですけども、その後、動く、今カメラとしてドライブレコーダーがよく活用されてますけれども、そういった中でドライブレコーダー、助成金も言うてたんですけども、その助成金というのは考えてるのか、考えてないのか。
○寺坂修一 議長
北田市民生活部長。
◎北田哲也
市民生活部長 議員御質問の動くカメラとして、非常に大きく期待されておりますドライブレコーダー、私どもにつきましては、商業車、事業車もドライブレコーダー登載されて、市内を走っております。これらの団体と市とが一定、協定結んで動くカメラ、ドライブレコーダーを登載というようなステッカーないし、マグネット板で両扉に掲げていただくだけでも抑止効果というのがかなり高まってくるんじゃないかと思ってます。
あと、本市として、独自のドライブレコーダーの補助制度につきましては、今、このドライブレコーダー補助制度を実施しているところの全国の例も見ながら検討も始めていきたいと思っております。
○寺坂修一 議長 11番・北村議員。
◆11番(北村哲夫議員) そうですね、またその助成金もあれば、防犯に多く携わってくれてる郵便局の配達員の方とか、そういったガスとか電気の検針の方、また宅配業者とか、いろんな金融機関の外回りの人とか、そういったところにもドライブレコーダーつけていただいて監視してもらうという形で、ちょっとでも抑制になれば、定点のカメラをふやさなくても、そういった中で協力体制ができると思うので、それ、言われてるのが守口市では、もうあそこは防犯カメラ1,000台設置したのかな、そういった中で、次は動くカメラでもしたいというようなことも、我々の仲間の議員も言ってましたので、ぜひともそこは、そういった形でまた連携をしながら、お金をかけずに努めていっていただきたいと思っておりますので、これどうでしょうか。
○寺坂修一 議長
北田市民生活部長。
◎北田哲也
市民生活部長 ドライブレコーダーの助成につきまして、さまざまな製品、価格等につきまして、二、三万円台から1万円割るまでの、かなり値段の幅も広い製品が出ております。こういった中で、どれだけドライブレコーダーをつけているということの台数がふえるということが抑止効果につながる、まずは犯罪を起こすんじゃなくて、抑止効果をどれだけ出すかというところから、ちょっと費用対効果も検証して、これから研究していきたいと思っております。
○寺坂修一 議長 11番・北村議員。
◆11番(北村哲夫議員) 今、モニターに映してるのが一般社団法人の日本セキュリティ振興協会というところが、「みんなで防犯プロジェクト」という取り組みをしてました。これはかなり行政負担がないという形で、自動販売機を市の公有地に置いてもらうと、それを全て協力しているアルソックとか、そういう形がベンディング業者とか、そういうので負担してもらうという形になってますので、でしたら1回、これ中身一遍見てもらえれば、他市でも結構取り組んでいるところがありますので、
ランニングコストも、イニシャルコストも多分かからないという形でお聞きしてますので、ぜひとも一遍検討というか、提案で置いておきますので、ぜひともよろしくお願いいたします。これは要望というか、提案で置いておきますので。
2点目、指定金融機関なんですけども、この件なんですけど、4月1日に契約されたんですけども、そのときに、次7月に何か報告する言うてるんですけど、4月に合同報告会あるんやから、そこでするべきではないんですか。
○寺坂修一 議長 山鬼会計管理者。
◎山鬼太 会計管理者 議会の部分でございますけども、議会の報告ということでさせていただくには、4月の時点での報告がちょっと難しかったんで、7月の合同委員会報告会ということでさせていただこうということにしました。
○寺坂修一 議長 11番・北村議員。
◆11番(北村哲夫議員) 行政のほうやったらね、案件とか、議案とかで上げてくるときは、早急にするときは追加議案でも上げてきますやんか。それで、これ、議会でも当初予算で上げてきた話で、結構これ、委員会でも紛糾したわけですよね。付帯決議も私もつけました。ここで動議出しました。そんだけやってるのに、報告はそのときの議長、副議長ぐらいにでもすべきやと思うんですけども、そこまではなぜされないのか。どういうお考えでそういう形で7月まで延ばそうとしているのか、ちょっとお聞かせ願えますか。
○寺坂修一 議長 山鬼会計管理者。
◎山鬼太 会計管理者 済みません、そちらの議長、副議長までの部分につきましては考えが及んでおりません。大変申しわけありませんでした。
○寺坂修一 議長 11番・北村議員。
◆11番(北村哲夫議員) それ、我々議会でどんだけここですったもんだした話なんですけども、そこをもうちょっと重く受けとめてほしいんですよね。そうでないと、我々やった意味が余りないのでね、謝られたらそれでいいわけじゃないので。これね、庁内においては、これ各収納システムとか、いろいろな形であると思うんですけど、そういう中で、各庁内ではこれは共有されてるんですか。
○寺坂修一 議長 山鬼会計管理者。
◎山鬼太 会計管理者 収納システムにつきましては、それぞれの収納する原課ございますので、そちらのほうでやっております。ただ、それがまとまっているということではございません。
以上です。
○寺坂修一 議長 11番・北村議員。
◆11番(北村哲夫議員) それね、結構よそともそういった、会計の話なので、重要やと思うんです。ぜひとも、それは情報は共有していただきたいと思います。
あと、意向調査とかするとか言うてはりましたけども、これ先に、本来は指定金融機関、お金をするのであれば、その前にして、そこからこのお金を払うとかいうふうにするのが普通やと思うんですけど、これ逆をされてますよね。これ、また受けてくれる銀行あればいいんですけど、出納の会計のやつに、換算してるのを見てると、定期預金とか20億円ぐらいありますよね、それで決済とか見てると百何十億円ある話なんですけど、それを合わせてよそに、これあるからやっていただけますかという形でコンタクトとるんですか。
○寺坂修一 議長 山鬼会計管理者。
◎山鬼太 会計管理者 意向調査につきましては、確かに、今、現時点でりそな銀行に保有しております決済用預金と利付の普通預金があるんですが、そちらのほうが190億円ございますので、その190億円の部分で、まず無料でできるのか、有料でできるのかの確認をさせていただくということで依頼をしたところでございます。
○寺坂修一 議長 11番・北村議員。
◆11番(北村哲夫議員) 言ってるのはね、それをなぜその前に、3月のときにしなかったのかというのが、それからでも遅くはなかったん違うかな思うんですけどね。あと、出てる部分で、お金ですね、次、これ次年度やったら2,500万円となってるんですけども、それはもうちょっと審議というか、考えてやるのか、このまま同じような形で、りそなの見積もりどおりに上げていくのか、そこはどうなんでしょうか。
○寺坂修一 議長 山鬼会計管理者。
◎山鬼太 会計管理者 委託料に関してなんですけども、2年目、当初一番初めに提出されておりました3年に分けての部分の2年目の部分になるんですけども、こちらの部分が2,500万円程度の委託料になっております。
今、意向調査を始めていますので、そちらのほうで、もし指定金融機関を受けれる業者がいてるということになれば、入札で、りそな銀行も含めた入札で行っていきたいとは思っております。そこで、もし今度は1件もないという状況になれば、そのときはりそな銀行に減額の交渉を進めるというようなことを考えております。
以上です。
○寺坂修一 議長 11番・北村議員。
◆11番(北村哲夫議員) ほな、入札って、これ意向調査して入札するんやったら、あかんかったら、2,500万円で受けるところがあればそれでやるという話で、なければ、そのまま減額の、今の1,700万円か何かでやっていくということなんかな。そういうふうに聞こえるんですけど、どうですか。
○寺坂修一 議長 山鬼会計管理者。
◎山鬼太 会計管理者 入札に関しては、見積もり等も必要になってくるかなと思っておりますけども、まずは一番安いところの額で入札を行いたいとは考えております。ただ、もし今度は、収納代理のほうで指定金融機関になり手がいないという部分になりましたら、そちらの部分では、今回はりそな銀行に関しては、交渉する際には、今年度と同額ぐらいの程度でお願い、交渉を進めていこうと考えております。
○寺坂修一 議長 11番・北村議員。
◆11番(北村哲夫議員) これまた次、ちゃんと見ていきますので、またそれは質問させていただきます。
これはまた、債務負担もね、これはもうちゃんと見ていきますのでよろしくお願いします。
あと、3点目の人口ビジョンなんですけども、これ、人口ビジョンはだんだん減っていくとなってます。この公有財産を、多分長寿命化計画とかつくってたと思うんですけど、そこはもう一遍、これとリンクさせながら、必要な公共物とね、それと分けていかなだめだと思うんですけど、そこはリンクさせて、もう一遍見直すべきやと思うんですけど、そこはどうされますか。
○寺坂修一 議長
東戦略企画部長。
◎東克宏
戦略企画部長 先ほど策定したのが平成29年2月ということで御答弁させていただきましたものを、その後、国のほうから1年後、平成30年2月には、この総合管理計画の再度の見直しということについての指針が示されております。
当然ながら、適宜この管理計画については見直しを進め、個別の長寿命化計画につなげていきたいというふうに考えております。
○寺坂修一 議長 11番・北村議員。
◆11番(北村哲夫議員) ぜひ見直していただいて、そこに民間でできるのであれば、公民連携事業のほうでしていただいて、活用していただきたいと思います。
あと、公民連携事業で、先ほど
オリンピック・
パラリンピックでいろいろ言うてはりましたけども、来年、やっぱり
東京オリンピック・
パラリンピックされます。今、経済産業省と全国578自治体が加盟するオリ・パラ首長連合と民間団体がオリ・パラで応援村を開催するとプレスで発表してますけども、大東市、そういった首長連合というのは加盟されてるのか、わかりますか。
○寺坂修一 議長
東戦略企画部長。
◎東克宏
戦略企画部長 今お話に出ました
東京オリンピック・
パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合ということに、大東市は先日、6月10日に、この首長連合のほうが応援村という構想を発表されたということを契機にいたしまして、そのことを過程に、今、参加のほうの申請をさせていただいて、認められたということでございます。
○寺坂修一 議長 11番・北村議員。
◆11番(北村哲夫議員) ぜひインバウンドの事業でもいろいろありますんで、これ、まず参加したら、全国、何か見てると2,000カ所でそういった応援村を予定してるみたいなので、これ大きい、インバウンドとも本市のPRともつながると思うので、歴史的なコミュニティ施設となると思うので、ぜひともそこは参加するという形でとっていただきたいなと思っております。これは要望で置いておきます。
あと、7分しかないので、先に庁舎なんですけども、きのうも、かなりこれ澤田議員も天野議員も言われてましたけども、等価交換をやめて買い取るという形になってますけども、まず、なぜそういうふうになっていくのか、ちょっとよくわからないんですけども、私もそれ話してるときに、等価交換する、ややこしい権利関係はあかんと、だからまだ移転計画案にするならば、買い取ったほうがまだそこは考える余地がありますよという話だけであって、別にそれで賛成してるわけじゃないんですね。それで、いつも言ってるのは、この移転計画は、一旦置いといて、対案としては、現地とか、言うたら、まだ市民会館とか、そういうところもあるんでね、そういったところとあわせて比較しないとだめだという話を言ってるんですけども、そこは買い取るのは、買い取るという方向で動いてるんですけども、相手さんがある話なんで、そこはいつぐらいにそれはわかるのか。なかなか整備計画出してくるのに難しいと思うんですけども、それどう思ってますか。
○寺坂修一 議長 北本
政策推進部長。
◎北本賢一
政策推進部長 新庁舎整備基本計画素案の中で、議会や市民の方々からいただいた課題についての論点整理を6点行っております。例えば、浸水であるとか、交通渋滞であるとか、PFIでのリスク管理であるとか。その中におきまして、建物の区分所有の考え方というのが、その6項目のうちの1つでございますが、これらの課題につきましては、これまでも論理的にかつ技術的に整理を行ってまいったところなんですけれども、この区分所有の考え方につきましては、極めて発生する可能性の低い事象までを鑑みますと、完全に継続性を担保することは困難だという結論に至りまして、先ほどの登壇答弁につながっているところでございます。
あくまで、目的は変えません。目的につきましては、良好な市民サービスの提供、財政支出の抑制、複合化、この目的については変えない、あくまで手段を変えた上でこの目的を達成しようと試みているところでございます。
○寺坂修一 議長 11番・北村議員。
◆11番(北村哲夫議員) ぜひともその良い案は早くつくっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
ちょっと時間があるので、これ、タイムリーに話したんですけども、今、これ防災情報の避難勧告等に関するガイドラインが改定されて、こういった警戒レベルになってるんですけども、他市で、今、入管法の改正で、外国人労働者がふえて、そういった方にどうやって周知するのかという形で、こういった外国語表示で、これは四條畷市さんがもう既にこれは取り組みたいという話で、全国でもこういった英語とか、そういった表示でしてるところがないというのを聞いております。そうした中で、大東市としては、こういった英語とか、そういう表示とかですることはされないのか、これもう四條畷市さんがもう既に取り組もうとしていて、この議会でですかね、進めたいという話を言うてたんですけども、本市としては、そういった形で、そういった外国語表示を進めていこうとは考えてないでしょうか。
○寺坂修一 議長 大石危機管理監。
◎大石達也 危機管理監 もちろん、外国人、先ほどおっしゃられました
オリンピック・
パラリンピック、今後もございますので、その辺については、今後研究してまいりたいと考えております。
○寺坂修一 議長 11番・北村議員。
◆11番(北村哲夫議員) いや、研究やなくて、これ命の問題やねんから、もっと早急に危機管理としてはするべきやと思うんですけど、逃げる困難者の方、やっぱりお年寄とか、障害の方とかでも、やっぱりこれ、なかなかそういうのも大事やと思うんですけども、そこはインバウンドとか、政府も進めてる話なので、ぜひとも研究じゃなしに、もうこれ、すぐ、これは四條畷市の人が、自分とこが会社で雇うてるから、何でこんなん、外国人に対してそういった表示はないんですかっていう話で、それは大阪府に問い合わせてもなかったんですよね。そこで、そこの人が英語得意やったので、もうぱっとつくって、市に持っていったんですよ、こういう形でしてくださいと。なら、もうそこはやりましょうという形で、今進めてるらしいんですけども、そこは危機管理監としては、研究ではなしに、すぐ取り組めると思うんですけども、どうされますか。
○寺坂修一 議長 大石危機管理監。
◎大石達也 危機管理監 その表示方法そのものについては、すぐできるとは思うんですけども、その伝達手段、メールとか、それらがまだ対応しておりませんので、今後その辺の研究もしてまいりたいと考えております。
○寺坂修一 議長 11番・北村議員。
◆11番(北村哲夫議員) ぜひとも、ちょっとまた言い残したことがありますので、また次の議会で言いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。終わります。
○寺坂修一 議長 暫時休憩いたします。午後1時から再開いたします。
午前11時43分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午後0時58分再開
○寺坂修一 議長 休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を行います。
次に、一問一答方式で、3番・小南市雄議員。(拍手)
◆3番(小南市雄議員) (登壇)皆様こんにちは。無所属清新会の小南市雄でございます。
本日は御多忙の中、傍聴にお越しいただきましてありがとうございます。また、
インターネット中継御視聴の皆様、ありがとうございます。
それでは、議長の指名により、質問いたします。
初めに、「パートナーシップ宣誓制度」を本年度に開始するとともに、性的少数者に対する啓発のさらなる充実を求めて質問します。
3月議会では、早期に導入を図るべく準備を進めてるとの答弁でしたが、具体的にいつ開始しますか。
次に、人権に関する市民意識調査について質問します。
2016年、3年前に人権3法、「障害を理由とする差別の解消に関する法律」、「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取り組みの推進に関する法律」、「部落差別の解消の推進に関する法律」が公布されましたが、市民意識調査や実態調査については明記されていませんが、本市として調査はいつ実施しますか。調査の方法や周知について、また結果の活用についてどのように考えておりますか。
次に、避難所における対応と職員配置について質問します。
一昨年から昨年にかけまして、また先日は新潟、山形方面で強い地震が発生しました。被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。
昨年は、本市でも台風や豪雨も続きました。そこで、台風接近時における避難情報の発令と解除のタイミング、また解除後の避難者への帰宅案内について避難者にとって適切な対応を望みますが、昨年はどうでしたですか。
避難者への対応において、これまでの避難所開設時に地区対策部、各避難所担当職員の人数は十分でしたか。現在の計画職員配置数、担当時間及び交代はどのようになっていますか。
以上のことについて、避難者の声はどのようなものがありましたか。
また、先日発表された大雨防災情報、大雨警戒レベル5段階がことしの5月29日から運用されていますがどのようなものでしょうか。また、市民は情報が多くて混乱しているとは思いますが、市民への周知の方法はどうしますか。
次に、末広公園のパークPFIについて質問します。
平成29年12月議会で公募によるカフェなどの誘致などについて質問しましたが、都市公園内での民間施設、店舗の設置について、都市公園法及び今定例月議会に上程されている議案第41号大東市都市公園条例の一部を改正する条例の説明をお願いします。
本市では都市公園のパークPFI導入計画を昨年度から始めていますが、考え方を教えてください。参入者にも本市にも利点があるような、稼げる公園の計画を望みますが、どうですか。
JR住道駅に連続した南デッキ、階段、スロープの設置により、駅南側の歩道、車道を越えて末広公園につながる動線計画を提案しますが、どうですか。
次に、本市の森林都市へのアーバンフォレスト政策と樹木のマネジメントについて、現状と計画について質問します。
近年、温暖化は地球全体の大きな問題になっています。CO2削減等、またSDGsでは、目標17項目のうち、目標7のエネルギー効果の改善や、目標13の気候変動対策を上げています。そのような中、世界では都市に緑をふやすための工夫が見られます。
そこで、大東市は緑の基本計画を策定していますが、その目的と緑地率、緑被率の目標はどのようになっていますか。
現在の本市の公共の緑地率と緑被率は、東部山地と深北緑地を除きそれぞれ何%ですか。
樹木のマネジメントについて、現在の公共の樹木管理の状況を教えてください。
次に、昨年の台風による公共の樹木の被害状況はどのようなものでしたでしょうか。
次に、認知症サポーターの認定及び活動について質問します。
本市に認知症と思われる市民は何人で、どのようにして把握をしていますか。
認知症サポーター養成講座の概要と、講座を受講し、サポーターとなっておられる人数を教えてください。
また、認知症サポーターの活動内容はどのようなものですか。
最後に、ラグビーワールドカップ、
東京オリンピック・
パラリンピック、大阪万博の開催に当たり、本市の対応について質問します。
2020年の
東京オリンピック・
パラリンピックには、延べ1,000万人が、2025年の大阪万博には、日本国内外、世界の国と地域から約3,000万人の来場が予想されています。
そこで、ラグビーワールドカップや
東京オリンピック・
パラリンピックと大阪万博開催に際し、本市への観光やビジネスなどでの来訪への期待についての考えを教えてください。
また、大阪万博の開催を6年後に控え、本市の市庁舎や道路、歩道、公園、トイレなどの公共施設の改善のスピードアップを必要としますが、どう考えますか。
以上、再質問の権利を留保し、降壇いたします。お願いします。
○寺坂修一 議長 池谷
市民生活部人権政策監。
◎池谷幸一郎
市民生活部人権政策監 (登壇)「パートナーシップ宣誓制度」についてお答えをいたします。
本年3月議会の一般質問におきまして、市民の皆様に、性の多様性について、御理解をいただき、国内及び府下近隣自治体の状況を勘案し、パートナーシップ制度の導入を図ってまいりたいと御答弁させていただいたところです。
本市では、これまで「市民じんけん講座」や「憲法週間記念のつどい」の取り組み、リーフレットの配布、ホームページでのPRなど、性の多様性について、市民の皆様に知っていただくため、啓発活動を行ってまいりました。
一方で、職員研修についても各課等で進んでまいりました。本年5月には、「性的少数者に配慮した窓口対応マニュアル」を人権室にて作成をし、指定管理施設を含む各課等に配置及び周知をいたしております。あわせて、「性的少数者支援シール」を作成し、こちらも指定管理施設を含む各課等窓口に張っていただいております。これにより、当事者の方が窓口にお越しの際、このシールが窓口に張ってあることによって、安心して御相談をしていただくことができるものと考えております。
今後はこれらの啓発リーフレットやシールを活用して市内全域に対しての周知、啓発を図ってまいります。
また、大東市事業所人権推進連絡会に加入の市内企業104社につきましても、性の多様性についてのリーフレット及び性的少数者支援シールを配布し、各社での啓発をお願いしたところであります。
例年、各自治区の御協力により、市内各地で開催しております地域集会におきましても、本年度は「性的少数者の問題」をテーマとし、市民の皆様に対する啓発をより進めることといたしております。
加えて、人権室において、「パートナーシップ宣誓制度」の導入に向けての環境整備の一環として、市内不動産仲介業の皆様には物件入居時の「同居者」に関しての配慮を、また、医療機関には「入院保証人」や、「患者さんの呼び出し呼称」などについての配慮を、性の多様性についての啓発とあわせて、来月よりお願いをしていくことといたしております。
一方、北河内では、4月から枚方市がパートナーシップ制度を導入いたしました。
また、昨日、茨城県が都道府県で初めてパートナーシップ宣誓制度を7月から開始するという報道もございました。
本市におきましても、性の多様性を尊重する方策の1つとして、全国的にも広がりつつあるパートナーシップ宣誓制度につきまして、しっかりと環境整備及び準備に努めてまいります。
次に、市民人権意識調査についてお答えをいたします。
平成30年3月議会の一般質問におきまして、市民人権意識調査の実施に向けて、検討し、できるだけ早期に実施できるよう準備を進めてまいりますと御答弁をさせていただきました。
現時点では、調査の手法や内容について、府下の状況などの情報収集を行っているところでございます。
今後、本市の総合計画の改定を踏まえ、「人権行政基本方針」の見直しを戦略企画部と連携して行ってまいりたいと考えておりますが、その「人権行政基本方針」の見直しに際して、この「市民人権意識調査」の結果を有効に活用していく所存でございますので、適切な時期に調査実施できるよう、引き続き準備を進めてまいります。
次に、いわゆる人権3法のうち、部落差別解消推進法の実態調査についてお答えをいたします。
同法第6条では、「部落差別の実態に係る調査」が規定されており、その実施については、国が地方公共団体の協力を得て行うものとなっております。
本市におきましては、平成31年2月28日付で大阪法務局より調査の依頼がございましたので、部落差別に関する各種相談や関係機関からの報告状況などについて、令和元年5月27日付で回答をいたしております。
本市といたしましては、部落差別解消推進法につきまして、その目的である「部落差別のない社会の実現」のため、引き続き相談体制の充実、教育及び啓発の実施、国が実施する実態調査への協力に努めてまいります。
以上でございます。
○寺坂修一 議長 大石危機管理監。
◎大石達也 危機管理監 (登壇)初めに、昨年の台風21号及び24号の対応では、非常に強い勢力で大阪への上陸が予想されていたため、最接近よりかなり早いタイミングで避難準備情報を発令し、市内全域の小・中学校を避難所として開設いたしました。
台風を初め、風水害時の夜間の避難情報発令が予想される場合には、高齢者等が避難しやすい明るい時間帯の発令及び避難所開設に心がけるほか、解除時の避難所閉鎖につきましても、特に夜間の場合には必ず周辺の安全確認を行い、説明を行った上で避難者の皆様に帰宅を促しております。
今後も、夜間の避難所閉鎖の際には避難者の皆様への丁寧な対応に努めてまいります。
次に、本市の災害対策体制では、大雨などによる災害警戒本部設置時は各地区対策部に3名を配置することとなっており、状況により増員を行い対応しております。特に、昨年のような強い勢力の台風の接近、現に被害が発生した場合や、そのおそれによる避難所開設を想定した対応では、各地区対策部に5名から10名の増員配置を行い、パトロールや災害対応、避難所対応など柔軟に対応いたします。
また、各避難所には常に最低2名の職員を交代で配置し、避難人数によって増員を行う予定です。
災害対応に当たる職員の交代は、事案によっても異なりますが、交代に効率のよい時間帯を考慮した上で、地区対策部では最長で半日、その中で避難所では、3時間から6時間で交代し、対応に当たっております。
次に、昨年の台風21号・24号の避難所対応におきましては、避難された市民の皆様より、体育館での暑さ対策や、帰宅時の参考となる台風情報の提供について、また食料等の提供についても御意見をいただきました。
本市としましては、避難時の健康被害を発生させないよう、良好な環境の確保に努めるとともに、避難時の各自での飲食物の持ち込みや宿泊を想定した日ごろからの備えなどにつきましても、引き続き啓発に努めてまいります。
最後に、内閣府が5月29日に発表し、運用が開始されました大雨警戒レベルにつきましては、西日本を中心に広い範囲で記録的な大雨をもたらした平成30年7月豪雨におきまして、気象台や自治体からさまざまな防災情報が発信されたものの、その複雑さが住民の理解不足と避難行動のおくれにつながった要因の1つであったことから、直感的に危険度を認識し、積極的な避難行動に役立てていただけるよう、気象台が発表する気象情報と自治体が発令する避難情報をもとに、住民のとるべき行動を切迫度が低い1から最も高い5の5段階の警戒レベルに当てはめ、表現するというもので、本市ではホームページ及びフェイスブックに掲載したところでございます。
なお、気象台が発表する気象情報や本市の避難情報の発令基準はこれまでどおり変更はなく、今後も早目の適切な避難行動や、日ごろからの備えに役立てていただけるよう、自主防災訓練や出前講座など活用し、周知に努めるとともに、特に本市山間地域などにおきましては、引き続き効果的な避難情報の伝達方法について研究してまいります。
○寺坂修一 議長
今出街づくり部長。
◎今出正仁
街づくり部長 (登壇)初めに、末広公園のパークPFIについてでございます。
「大東市都市公園条例の一部を改正する条例」につきましては、平成29年6月に都市公園法が改正され、公募設置管理制度、いわゆる「パークPFI」が創設されました。通常、飲食店や売店等の便益施設などの建蔽率は2%ですが、一体的に園路や広場等の公園施設の整備を行うことや、維持管理することを条件に公募した場合は、建蔽率10%の上乗せが可能となったことから、現在募集中の都市公園への民間提案に一層柔軟な対応が可能となるよう条例の一部を改正するものです。
加えて、公園施設の設置許可を行う場合や駐車場有料化などに関する使用料の規定を追加するものです。
次に、都市公園におけるパークPFI導入の考え方についてですが、近年、地方自治体にとって、公園の整備や更新のための財源確保が課題となっており、公園の魅力を向上させ、公園の整備や維持更新を持続的に進めるためには、公共の資金だけでなく、民間の資金の活用も必要との考えが示されております。
パークPFIでは、公募により選定された民間事業者は、緩和された建蔽率の範囲でみずから飲食店等を設置し、一体的に園路や広場等の公園施設を整備または管理することなどが条件とされており、市へ公園の使用料を支払うとともに、設置した飲食店等で得られた収益を還元することになり、市は新たな財源を確保しつつ、公的負担を抑えながら魅力のある公園整備を行えるようになります。
本市では、平成30年4月に大東市公民連携に関する条例が施行され、パークPFIも含め民間提案を募集しているところです。
この制度により、民間事業者はビジネスチャンスが拡大されることとなり、本市においては都市公園のみならず周辺の魅力も向上させているものと考えており、末広公園の今後の活用や可能性に期待しているところでございます。
住道駅は本市の玄関口であり、1日約6万3,000人が乗り降りされる片町線で第二の乗降客数を誇る駅でございます。
JR住道駅コンコースに連続した南デッキ、階段、スロープ等を整備すれば、市民や来訪者の利便性や回遊性の向上が期待できることはもとより、パークPFIの活用を視野に入れている末広公園におきましても大変有用であると考えております。
御提案いただいた事業の効果や、魅力的な都市空間創造への貢献度等を意識しながら、にぎわい創出に資する駅前デッキの有効活用等を含めたまちづくりについて研究してまいりたいと考えております。
続きまして、アーバンフォレスト政策と樹木のマネジメントについてでございます。
本市では、平成12年3月に緑の基本計画を策定し、「まもり、つくり、そだてる。みんなが身近にふれあえるいきいき緑のまちづくり」という将来像を掲げ、その実現に向けてさまざまな取り組みを進めてきました。
策定から17年が経過し、少子高齢化や人口減少を初めとした社会情勢の変化やライフスタイルの多様化とともに、市民の緑に対するニーズも変化し、地球温暖化対策や生物多様性の保全などの環境問題に対する意識も一層高まっておりますことから、新たな基本方針を「緑をまもる、つたえる、緑をつくる、むすぶ、緑をはぐくむ、いかす」とし、平成29年に改定したところでございます。
数値目標として、1人当たりの公園面積を5平方メートルと設定しておりますが、緑地率、緑被率の設定はいたしておりません。
本市の東部山間部と深北緑地を除いた市街化区域1,187ヘクタールの緑地率・緑被率につきましては把握できておりません。
次に、都市樹木のマネジメントについてでございます。
本市が管理する都市公園は48カ所、地域広場が100カ所あり、面積は約24ヘクタールでございます。
公園内の樹木の管理につきましては、定期的な剪定など、メンテナンスをすべきところですが、各公園とも樹木の生育状況を見ながら、必要最低限の剪定にとどまっている状況となっております。
昨年、9月に発生しました台風21号による本市の公園などにおける樹木の被害状況につきましては、公園で約100本、道路で7本、水路で7本の倒木が発生しております。
公園内においては、園路など通行に支障となる倒木から撤去し、10月末には撤去完了しております。
また、道路・水路の倒木については、9月末に全て撤去を完了しております。
以上でございます。
○寺坂修一 議長 奥野保健医療部長。
◎奥野佳景 保健医療部長 (登壇)認知症サポーターについてお答えいたします。
認知症と思われる市民の全数を把握することは困難な状況ですが、令和元年6月10日現在、要介護認定時において日常生活に支障を来すとされる認知症高齢者の日常生活自立度がⅡb以上と判断された方は、2,501人となっております。
次に認知症サポーター養成講座についてでございますが、大阪府において一定の研修を受けた者が認知症サポーター養成講座を開催し、認知症に対する理解の促進と支援体制の構築を目的に、認知症についての医学的な知識や認知症の人への接し方などを説明しております。
本市では、平成19年度より認知症サポーター養成講座を行っており、平成31年3月末現在、認知症サポーターは合計6,095人となっております。
また、認知症サポーターの活動内容でございますが、認知症サポーターは、認知症を正しく理解し、認知症やその家族の「応援者」となることを養成講座で説明しておりますので、現在は特定の活動はしていただいておりません。
以上でございます。
○寺坂修一 議長
東戦略企画部長。
◎東克宏
戦略企画部長 (登壇)ラグビーワールドカップ、
東京オリンピック・
パラリンピック、大阪万博の開催に当たり、本市の対応についてお答えいたします。
東京オリンピック・
パラリンピック、大阪万博の開催は、日本の魅力を世界に発信し、注目される絶好のよい機会になると考えており、本市にとりましても、大東の魅力を知っていただき、本市を訪れていただける大きなチャンスと捉えております。
本市は、大阪市内からのアクセスのよさに加えて、自然豊かな飯盛山と、そこから眺める大阪市内に向けた眺望や多くの魅力的な歴史資源という、他市にはない交流人口の増加を見込めるコンテンツを有しております。それらのコンテンツを活用し、多くの皆様に本市で滞在していただけるように、民間企業を初め、大学等の関係機関、関係団体とも連携を図り、新聞社やテレビ局等のメディアにつきましても、発信媒体の幅をより広げながら効果的なPRに努めてまいりたいと考えております。
本市の持つ高い
ポテンシャルを存分に生かせば、地域経済の活性化と交流人口の増加は期待できるものと考えており、積極的なPRに努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○寺坂修一 議長 北本
政策推進部長。
◎北本賢一
政策推進部長 (登壇)公共施設改善のスピードアップの必要性についてでございます。
世界中の方々から日本や、大阪への関心が高まる世界的なイベントが次々と催されますが、これらの機会は本市におきましても世界に向けて存在感を示す好機であると考えております。
本市に来訪される方々に好印象をお持ちいただくためにも、観光資源の充実とともに、都市基盤である道路や公園といったインフラが整い、快適にお過ごしいただくことが重要であると認識いたしております。
一方、本市におきましては、「大東市都市計画マスタープラン」や、「大東市バリアフリー基本構想」といった各種計画に基づき、あらゆる方々が日々の暮らしをより快適に過ごせることができますよう、まちづくりを進めてまいりました。
それら計画を着実に推進することにより、今後、本市を来訪される方々の快適性向上に寄与することができますよう、引き続き計画的整備による改善に努めてまいりたいと存じます。
○寺坂修一 議長 3番・小南議員。
◆3番(小南市雄議員) ありがとうございます。それでは、自席から再質問させていただきます。
まずはパートナーシップ宣誓制度ですが、本市では必要な環境が整い次第に制度開始と答弁いただきました。パートナーシップ宣誓制度を希望する皆さんが今のままでは、何事にも不安との声を聞きますので、少しでも早く安心できるように期待しております。よろしくお願いします。
また、以前にも申しましたが、資料室、相談室の開設も同時に進めていただくようお願い申し上げます。
次に、人権に関する市民意識調査ですが、人権3法はもちろん、そのほかにも身近なあらゆる差別のない社会を実現するために、人権尊重を進めている大東市として、答弁にありました戦略企画部等との一連の作業を速やかに進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
次ですが、先に大阪万博に関連して再質問いたします。
東京都は、平成30年10月に東京都
オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念の実現を目指す条例を施行しました。その第2章に多様な性の理解の推進がうたわれております。大阪府は2025年の万博開催に当たり、東京都のように、例えば日本万国博覧会理念にうたわれる人権尊重理念の実現を目指す条例のような制定の考えや動きはありますか。あれば、どのような内容か聞かせてください。
○寺坂修一 議長 池谷
市民生活部人権政策監。
◎池谷幸一郎
市民生活部人権政策監 大阪府におけます条例改定ですね、動きについてお答えをいたします。
ヘイトスピーチの問題や、性的少数者に対する差別など、人権課題が複雑・多様化しておりまして、また大阪で開催されますG20サミット首脳会議、ラグビーのワールドカップ2019日本大会、2025年大阪万博など、世界的なイベントが開催されるほか、出入国管理及び難民認定法の一部改正などの動きを受けて、増加する来阪外国人旅行者や外国人労働者の受け入れを見据えた国際都市にふさわしい環境整備をしていくことが喫緊の課題となっているというふうに大阪府から聞いております。
大阪府では、平成31年2月15日に大阪府人権施策推進審議会に対しまして、大阪府人権尊重の社会づくり条例における府民及び事業者の責務及びヘイトスピーチの解消及び性的マイノリティーに対する差別の解消に向けた規定の2点についての諮問を行っております。
今後、審議会からの答申を踏まえまして、府民及び事業者の責務及びヘイトスピーチの解消及び性的マイノリティーに対する差別の解消について、大阪府人権尊重の社会づくり条例に反映させるべく条例改正を考えているというふうに聞いております。
○寺坂修一 議長 3番・小南議員。
◆3番(小南市雄議員) ありがとうございます。大阪府の条例改正が行われたときには情報提供をお願いします。
大阪府を訪れる外国人観光客が年間1,000万人に迫っております。また、大阪万博が6年後に開催されます。このタイミングに障害のある人も、ない人も、性的少数者も安心して利用できるように、また多文化共生も考慮した都市施設のハード面、ソフト面の整備のスピードアップによって、今こそ大東市のPRができるように、しっかり取り組むことを求めておきますので、よろしくお願いします。
次に、避難所における対応について再質問します。
避難所用物資の学校での備蓄は校舎内の一室にありますが、誰が解錠できますか。
○寺坂修一 議長 大石危機管理監。
◎大石達也 危機管理監 本市の災害用備蓄物資につきましては、将来発生すれば本市に最も影響があると想定されている生駒断層帯地震の想定避難者数をもとに、指定避難所である小・中学校の教室などを中心に分散備蓄しております。
したがいまして、必ずしも備蓄している小・中学校で使用するものではなく、必要な場所に円滑に融通できるよう分散備蓄しているもので、利用及び解錠につきましても、原則、災害対策本部の判断で地区対策部職員が行います。御理解のほどお願い申し上げます。
○寺坂修一 議長 3番・小南議員。
◆3番(小南市雄議員) 今の点は理解していただくように、また説明をよろしくお願いします。
次に、避難所を担当した職員からは人数や対応方法について、どんな意見がありましたか。
○寺坂修一 議長 大石危機管理監。
◎大石達也 危機管理監 昨年の台風におきまして、これまで経験のない避難所対応となり、新たな課題が散見されたものの、本市がこれまで積み上げてきた経験をもとに、柔軟に対応できたものと認識しております。
対応に当たった職員への聞き取りから、避難所での暑さ対策や飲食物の準備など、安全に避難し、一定期間過ごしていただくための周知がより一層必要なことや、避難される方が今後も増加傾向にあることが推測され、職員の人数や配置などの考慮が不可欠であることを認識いたしました。
○寺坂修一 議長 3番・小南議員。
◆3番(小南市雄議員) 先ほどのような避難者の声、担当した職員の意見を今年度以降、ことし以降ですね、避難所対応に生かした対応をしていただきたいんですが、できておりますか。
○寺坂修一 議長 大石危機管理監。
◎大石達也 危機管理監 避難者からいただいた意見、職員の意見を参考に、少しでも良好な避難所環境が確保できるよう、避難者の健康被害防止の観点から、今年度はスポットクーラーなども活用し、体育館内の気温上昇時の空調に努めるほか、避難所内で台風の接近や雨の情報など、情報収集に役立てていただけるよう、防災ラジオを設置いたします。
また、市の災害対策体制では、多数の避難所開設時を想定し、地区対策部の増員配置など、体制の改編を行いました。
以上でございます。
○寺坂修一 議長 3番・小南議員。
◆3番(小南市雄議員) よろしくお願いします。
防災ラジオについては、大谷議員も先日求めておられましたので、よろしくお願いします。
次に、大規模災害発生後の安全確認のために、災害用伝言ダイヤル171、また災害用伝言板ウェブ171の利用の啓発はどうなってますか。
○寺坂修一 議長 大石危機管理監。
◎大石達也 危機管理監 NTTが運営する災害用伝言ダイヤル171は、大規模災害発生時の電話がつながりにくい状況で、加入電話や公衆電話、携帯電話から安否確認に利用できるサービスです。本市では、災害時の情報伝達ツールの1つとして、大変有効であると認識しており、ホームページや大東市総合防災マップに掲載のほか、本年2月に実施しました市総合防災訓練では、NTTにも御参加いただき、参加者にデモンストレーションを行っていただきました。今後も引き続き、さまざまな機会を通して、効果的な啓発に努めてまいりたいと思っております。
○寺坂修一 議長 3番・小南議員。
◆3番(小南市雄議員) 緊急時には大変大事なことですので、よろしくお願いします。
また、高齢者や、障害のある人、妊産婦、乳幼児などの要支援者の福祉避難所の考えを聞かせてもらえますか。
○寺坂修一 議長 大石危機管理監。
◎大石達也 危機管理監 小・中学校での高齢者、障害者、乳幼児など、特に配慮を要する避難者への対応につきましては、避難所担当職員とあわせ、福祉対策班の専門職員による巡回を行い、健康状態や個別ニーズの把握を行います。
また、状況に応じて、体育館とは別に教室などを活用した福祉避難室での対応を想定しており、福祉避難室での対応が困難な場合や、長期間の避難生活を余儀なくされる場合には、二次避難所としての福祉避難所への移動や、民間事業者へ協力を依頼する予定でございます。
○寺坂修一 議長 3番・小南議員。
◆3番(小南市雄議員) 避難者、担当職員の声を重く受けとめて、安全、健康面、情報提供など、安心につながる対応をお願いしておきます。よろしくお願いします。
次に、末広公園のパークPFIについてですが、まず、末広公園の北部分の児童遊園の利用の状況はどのようになってますか。また、隣接の広場は、先ほど提案した南デッキとの連続部になるので、有効活用をどのように考えられますか。
○寺坂修一 議長
今出街づくり部長。
◎今出正仁
街づくり部長 末広公園北東部につきましては、議員御指摘のように、ブランコ、それから小規模な複合遊具を設置しておりまして、小さな子供たちの遊び場となっております。仮に、議員御提案の住道駅から南側へデッキを設けて末広公園に接続するということをいたしますと、デッキは墓地の西側、駅前広場の上を越えて、児童の遊び場の西側へおりるものと考えられます。駅利用者の利便性向上と末広公園の利活用の可能性が広がるものと考えております。
○寺坂修一 議長 3番・小南議員。
◆3番(小南市雄議員) ぜひ考えていただきたいと思います。
次に、現在進めている末広公園のパークPFIの応募の状況を教えてもらえますか。
○寺坂修一 議長
今出街づくり部長。
◎今出正仁
街づくり部長 昨年、平成30年10月から募集しております民間提案制度におきまして、同年12月、末広公園で駐輪場の設置提案が1件ございました。末広公園につきましては、駅直近の立地条件から、最も利活用が期待できる公園でございます。提案募集をしつつ、あわせましてどのような方向性で公募すべきかも検討してまいりたいと考えております。
○寺坂修一 議長 3番・小南議員。
◆3番(小南市雄議員) 大東市の目玉となる場所にもありますし、ぜひともいい提案を期待しております。
末広公園の中央の舗装された広場は、表面貯留施設としての役割を持っておりますが、これを残したまま植栽を含めて、全面芝生にするとか、舗装と芝生を組み合わせるとか、ウッドデッキなどを設けるなど、そして先ほどの提案とともに、PFIに期待をして、多くの皆さんが遊び憩える、楽しく、美しく管理された公園にリニューアルすることにぜひ取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。
次に、本市の森林都市へのアーバンフォレストと樹木のマネジメントですが、緑地率・緑被率は今後のまちづくりに向けて必要ですので、現況の把握をまずしてください。
それから、都市の構成要素の中に、緑は大気の浄化、温度の維持などによって、ぜんそくなどへの医療的効果や健康への効果が認められております。また、北米においては、樹木のあるショッピングモールでは買い物客もふえているという報告がありました。
そこで、大東市をアーバンフォレストにすることをもう一度提案しますが、どう考えますか。
○寺坂修一 議長
今出街づくり部長。
◎今出正仁
街づくり部長 本市をアーバンフォレストにするという御提案でございますが、まず、アーバンフェレストとは、公園や街路の樹冠率を高めて緑の量をふやすことで、都市の中に森を育てて、ヒートアイランド現象や都市洪水などの回避、被害の軽減など災害に強い都市づくりを進める都市環境改善の政策でございます。
都市における樹木の役割は、まちの温暖化の抑制、大気の浄化、日陰の創造など、とても大きなものとは認識をしております。
本市における緑の取り組みでございますけれども、本市の都市公園面積は、深北緑地も含め平成11年には21ヘクタールでございました。平成28年には、44.22ヘクタールと17年間で約2倍以上となっております。
そのほか、地域の皆さんにおけるアドプト活動ですとか、緑化樹の植樹など、市民の皆さんの緑化活動も盛んに行っていただいております。
今後も引き続き、可能な限り緑あふれるまちを目指しまして、緑化の推進を行ってまいりたいと考えております。
○寺坂修一 議長 3番・小南議員。
◆3番(小南市雄議員) 可能な限りと言われましたので、可能な限り力を入れて取り組んでいただきたいと思います。
次に、緑化の目標として、本市の緑について、公共と民間の緑地率・緑被率をどう考えますか。
○寺坂修一 議長
今出街づくり部長。
◎今出正仁
街づくり部長 緑地率と緑被率の考え方でございますが、本市では、「大東市緑化推進要綱」というものを定めまして、開発などが行われる際には、工場は敷地面積の20%など、一定の割合の緑被をお願いしているところでございます。
今後も緑化の推進に努めてまいります。
○寺坂修一 議長 3番・小南議員。
◆3番(小南市雄議員) ぜひ目標を高く設定していただきたいと思います。
次に、公共の樹木の管理のデータは、公園、広場ごとに、また街路樹は路線ごとに、それぞれ植栽樹木の種類や規格等をデータ化、リスト化しておられますか。
○寺坂修一 議長
今出街づくり部長。
◎今出正仁
街づくり部長 公共樹木の管理についてでございますが、都市公園、地域広場におきましては、紙ベースで樹種などを記した台帳を作成しておりますが、データ化したものは現在ございません。
街路樹は、路線ごとに高木、低木及び落葉樹か常緑樹等を含め本数は把握しておりますが、樹木の種類まではデータ化はしておりません。
適正な管理を行うために、樹木のリスト化は必要であると考えておりまして、今後台帳の整備の際にリスト化も検討してまいります。
また、公園樹木の剪定をする際には専門家の意見も伺いながら、管理面も考慮して、樹木の剪定を行ってまいりたいと考えております。
○寺坂修一 議長 3番・小南議員。
◆3番(小南市雄議員) ところで、市内の街路樹、公園の樹木を見ますが、十分大きく成長してないと思われます。原因はどのように考えますか。
○寺坂修一 議長
今出街づくり部長。
◎今出正仁
街づくり部長 御指摘のとおり、一部の場所で十分成長していない樹木も見受けられます。原因といたしましては、土壌の環境ですとか、樹木の生命力など、さまざまな要因が考えられます。現在、具体的な原因としては把握はいたしておりません。
対応につきましては、今後、専門家の御意見をお伺いしてまいりたいと考えております。
○寺坂修一 議長 3番・小南議員。
◆3番(小南市雄議員) ぜひともよろしくお願いします。
植栽工事の基本は土壌づくりでありますので、ぜひ対応をお願いします。
次に景観づくりの基本方針の課題の1つにある、アンケートでの市民の景観満足度が低いことになっておりますが、これについてどう捉えますか。また、今後の政策、対策をどう考えますか。
○寺坂修一 議長
今出街づくり部長。
◎今出正仁
街づくり部長 これまで本市におきましては、大阪府の景観計画に基つきまして、高さ20メートルを超えるもの、または建築面積が2,000平方メートルを超える大規模建築物の新築等の際に、景観上の規制を行っておりましたが、景観の届け出対象区域が大阪中央環状線沿道の一部と、大阪外環状線から東側のみとなっておりましたことから、規制のない空白地があるなど、本市の特性を生かした景観形成という点において課題があると認識しております。
本市は、現在景観計画の策定に向けて取り組みを進めておりまして、都心に近く、にぎわいと活気のある都市空間、それから豊かな自然、歴史資源など、都市、自然、歴史が共存する本市の特色を生かした良好な景観形成を進め、人口流入、定住促進につなげてまいりたいと考えております。
○寺坂修一 議長 3番・小南議員。
◆3番(小南市雄議員) 樹木に関しまして、昨年の台風による被害樹木の撤去後の復旧等の対策はよろしくお願いします。
また、公園、道路、水路状況のほかの公共施設全般の樹木の被害状況についても把握してまとめていただくことを求めておきます。
また、植栽樹木は本市の財産でもありますので、リスト化、データ化をすべきでありますので、よろしくお願いします。
大東市景観条例にも、新たな緑空間の設置を入れようとしていることからも、アーバンフォレスト政策と樹木のマネジメントについて、新たな取り組みを進めるように要望しておきますのでお願いします。
次に、認知症サポーターについて再質問します。
認知症サポーターは、どのようなものかを聞かせていただきました。また、6,095人の方が応援者になっておられるということであります。認知症サポーターの活動の今後の展開をどう考えますか。
○寺坂修一 議長 奥野保健医療部長。
◎奥野佳景 保健医療部長 認知症サポーターの今後の活動の展開でございます。
本市では、現在、市内9カ所で認知症カフェを開催しております。認知症サポーターの活動の1つとして、認知症カフェの運営ボランティアや、地域での見守り活動の一員となっていただくことを考えております。
また、高齢者と接する機会が多い郵便局や保険会社、その他の民間企業などの認知症サポーターが業務内での気づきや、さりげない見守りを行うことで、認知症の疑いのある高齢者の早期発見や地域の見守り体制の充実につながるよう取り組んでいただきたいと考えております。
○寺坂修一 議長 3番・小南議員。
◆3番(小南市雄議員) ありがとうございます。認知症サポーター、役割はないとしても、重要な方でありますので、また今後、認知症サポーターの養成講座の開催や、受講者募集の広報をどのように考えてますか。
○寺坂修一 議長 奥野保健医療部長。
◎奥野佳景 保健医療部長 認知症サポーターの養成講座の開催や受講者募集については、大東市まちづくり出前講座のメニュ一の1つに認知症サポーター養成講座を掲げ、おおむね10人以上の団体からの希望に応じて、出張で認知症サポーター養成講座を実施しております。
また、高齢者と接する機会が多い郵便局、保険会社等、民間企業などに向けても開催もしており、平成30年度は23回開催し、389人の参加がございました。
今後も広報や市民や企業、事業者へ開催の呼びかけを行い、認知症サポーターの増加に努めてまいりたいと存じます。
○寺坂修一 議長 3番・小南議員。
◆3番(小南市雄議員) 認知症サポーターの皆さんには、特定の活動はないということでありましたが、これからも応援者としてよろしくお願いしたいと思います。
認知症当事者や家族、軽度認知症害の皆さんが自分たちだけで抱え込むと行き詰まってしまっておりますので、カミングアウトできて、安心して住みなれた地域の中で、尊厳が守られた上で暮らし続けられるような共生社会づくりが大切と考えておりますので、今後、一定の仕組みづくりをお願いして、質問を終わります。よろしくお願いします。ありがとうございました。
○寺坂修一 議長 次に、一問一答方式で、4番・児玉亮議員。(拍手)
◆4番(児玉亮議員) (登壇)皆さんこんにちは。ただいま議長の御指名をいただきました大阪維新の会、児玉亮でございます。
まず初めに、6月定例月議会へお越しいただきましてありがとうございます。
それでは、一般質問をさせていただきます。
まずは、教職員についてです。
昨今、子供の携帯電話の使い方やSNSのいじめ等が問題視されております。さきの一般質問で携帯電話の使い方や、SNSのいじめ等、ネットの危険性に対しての教育委員会、校長、PTA会で協議体をつくり、ルールを定めるべきと提言させていただき、今年度の教育大綱実施計画において、学校及びPTA等と協議の上、スマートフォン等利用に関するルールづくりを行うと明記もしていただいております。
ここで重要だと考えているのが、まずは教職員はどこまでの携帯電話やSNSの使い方について理解をし、使用しているのかです。
教職員について、どのように指導、把握されているのかお聞かせください。
次に、職員の働く環境についてです。
職員のやる気、意欲を引き出す職場環境の構築について、職員のモチベーションを
上げるにはどうするか、職場の風土改革を含めてどうしていくのかお聞かせください。
やる気、意欲の向上に対して、人事評価制度がどのようにかかわっていくのかお聞かせください。
次に、本市のPRについてです。
今までもPRのことについては言っておりましたが、大東市は認知度が低いと考えております。また、人口流入、定住促進に向けて行っている施策はどのようなことがあるのかお聞かせください。
また、その効果についてはどうなっているのかお聞かせください。
次に、待機児童問題についてです。
本市の待機児童、保留児童についての考えをお聞かせください。
近年の待機児童数の推移どのようになっているのかお聞かせください。
また、送迎保育ステーションの状況はどのようになっているのかお聞かせください。
以上、再質問の権利を留保し、降壇いたします。
○寺坂修一 議長
岡本学校教育部指導監。
◎岡本功
教育委員会学校教育部指導監 (登壇)教職員のSNS利用についてお答えいたします。
教職員のSNS利用に関連した不祥事が全国で生起している状況から、本市では、教職員の携帯電話やメール、LINE等による児童・生徒との連絡は原則禁止、また、ツイッターやブログ、フェイスブック等のSNSの利用については、個人情報の漏えいや人権侵害につながる可能性もあることから、たとえ私的な利用であっても、教育公務員として常に細心の注意を払うように指導し、通知文を発出しております。
また、携帯電話やSNSの使用に関連した不祥事を未然に防止するため、これまでも校園長会を初め、教職員を対象とした服務規律についての研修会を定期的に開催することによって注意喚起を図っており、今後も教職員の綱紀の保持について継続的に取り組んでまいります。
○寺坂修一 議長 品川総務部長。
◎品川知寛 総務部長 (登壇)職員の働く環境、職員のやる気等についてお答えをいたします。
本市では、持続可能な市政を推進していくため、「人材育成基本方針」を策定し、働きやすい職場環境づくりと、みずから考え行動できる人材の育成を進めております。そして、計画的に研修等の気づきの機会を設けることにより、職務に対して常に前向きに、プライドを持って仕事をやり抜くという意識の醸成を図っているところでございます。
また、平成24年度から、人材育成に主眼を置きました、人事評価制度を実施し、各職員が設定した個人目標について、所属長との面談を適宜行うことで、職員のやる気、意欲を引き出すなど、職場環境の整備に取り組んでいます。
今後もこれらの取り組みを通して、職員個々の能力の向上を図ることはもとより、市民の皆さんが笑顔で幸せを実感できるよう、職員一人一人が、気概をもって業務に邁進し、やる気と活気に満ちあふれた組織づくりを、全職員一丸となって進めてまいります。
○寺坂修一 議長
東戦略企画部長。
◎東克宏
戦略企画部長 (登壇)本市のPRについてお答えいたします。
本市におきましては、平成27年度に策定いたしました総合戦略の中で、大東でしか体験できない付加価値の高い暮らし方、すなわち「大東スタイル」を実現することを目指すべき方向性と定め、5つの基本目標のもとに、これまでさまざまな人口流入・定住促進施策を図ってまいりました。
関連する施策の全てを申し述べることは困難ですが、代表的な施策といたしましては、三世代同居・隣居・近居に対する支援や、大東ビジネス創造センター(D-Biz)の創設、家庭教育支援や大東市版ネウボラ、待機児童の改善などの子育て支援、エリア価値向上に向けた公民連携事業の推進など、直接的な施策だけではなく、市の魅力を高めることで間接的に人口流入を図る施策など、各分野・各事業において多角的に取り組んでいるところでございます。
その効果といたしましては、三世代同居等補助金利用者の増加や創業者数・企業立地件数の増加、待機児童数の減少、公民連携事業の発展やイベント参加者の増加といったさまざまな点で成果が出ており、住みたい・住み続けたいまちづくりの推進が図られていると認識しております。
以上でございます。
○寺坂修一 議長 青木福祉・子ども部長。
◎青木浩之 福祉・子ども部長 (登壇)待機児童問題について御答弁申し上げます。
本市では平成27年度に策定いたしました「大東市子ども子育て支援事業計画」におきまして、重点施策を「待機児童ゼロのまちの取り組み」と定め、認定こども園への移行促進や、小規模保育施設の開設など、保育利用定員拡大に向けたさまざまな取り組みを実施してまいりました。
その結果、平成27年度当初には3名、平成28年度当初には14名、平成29年度当初には2名と待機児童が発生しておりましたが、平成30年度以降、2年連続で待機児童数ゼロを達成しております。また、平成31年度当初の保留児童は45名となっております。
待機児童解消策の1つといたしまして、利便性の高い住道駅前の拠点から受け入れに余裕のある市東部地域の保育施設へバスで子供を送迎することで、保育ニーズのバランス均衡を図る送迎保育ステーション事業を平成28年度より実施しております。利用状況といたしましては、今年度当初では6名のお子様に御利用をいただいているところです。
○寺坂修一 議長 4番・児玉議員。
◆4番(児玉亮議員) それでは、再質問をしていきます。
まず、教職員についてです。今、いろいろと答弁いただいたんですけれども、過去に問題となった事例はどのような事例があるのでしょうか。
○寺坂修一 議長
岡本学校教育部指導監。
◎岡本功
教育委員会学校教育部指導監 本市におきましては生起しておりませんけれども、昨今、全国及び府内におきまして、メールやLINE等のSNSを利用してわいせつ行為、信用失墜行為につながる不祥事がたびたび報道されておりまして、このような教育公務員としての自覚に欠けた一部の教職員による不適切な行為によって、教職員全体の信用を失墜させることとなっております。
本
市教育委員会としましては、決してこのような不祥事が生起いたしませんように、引き続き不祥事防止に対する指導・啓発に努めてまいります。
○寺坂修一 議長 4番・児玉議員。
◆4番(児玉亮議員) せっかく今年度からルール化について協議していくと、話し合っていく予定なのに、そういう教職員たちがそういったことをしてしまうと、本当に全く意味がなくなってしまいますので、先ほど答弁でも校園長会や研修会などをしていただいてるとおっしゃってたんですけれども、僕たちはそれを信じて、教職員が絶対こういうミスをしないというのを信じるしか僕はできないので、先ほども言いましたように、教職員の信用を失墜させないように、さらに注意していっていただければなと思います。そちらだけ、もう一度答弁よろしくお願いします。
○寺坂修一 議長
岡本学校教育部指導監。
◎岡本功
教育委員会学校教育部指導監 子供たち、また保護者、市民の方の信頼を裏切ることになりませんように、学校全体の信頼を高めることができますように、今後も不祥事防止については、継続的に指導・啓発に努めてまいります。
○寺坂修一 議長 4番・児玉議員。
◆4番(児玉亮議員) よろしくお願いします。
次に、職員の働く環境についてです。
先ほど答弁でもありまして、前の一般質問のときは、僕自体はパワハラだったり、ハラスメントをからめて質問させていただいたんですけれども、そちらもしっかりと注意して、職員の働く環境にも十分かかわってくることですので、注意していただければなと思いますが、どうでしょうか。
○寺坂修一 議長 品川総務部長。
◎品川知寛 総務部長 パワハラ等、ハラスメントについてはあってはならないことだというふうに認識をしております。各所属に対して、当然、しっかりとそういうことがないような周知徹底を図ってまいります。
○寺坂修一 議長 4番・児玉議員。
◆4番(児玉亮議員) よろしくお願いします。
続きまして、行革室にちょっとお聞きしたいんですけれども、これらの職場の活性化や意欲の創出について、行政改革室はどのようなことを行ってきたのでしょうか。
○寺坂修一 議長 田中理事。
◎田中祥生 理事 今後、社会情勢が急速に変化をして、財政的にも非常に厳しい状況が続くと、こういうふうに予想しておりまして、そういう状況になりますと、職員一人一人に対します業務の負荷、これがますます大きくなってくるのかなというふうに思っております。
こんな中にありましても、職員がやりがいを持って業務に取り組めるようにするには、どういうふうにしていけばいいのかということが非常に大きな課題であるかというふうに考えておりまして、行革室のほうでも、このことに対する取り組みを現在行っているということでございます。
行政改革指針では、全部で32項目の取り組みをやっておるんですけども、そのうちの20項目が、いわゆる職員の働き方に関する取り組みでございまして、現在、この取り組みを鋭意実行しているという段階でございます。
もっと具体的にどんな取り組みをやっているかというのを申し上げますと、部署間で職員配置のばらつきが生じないように、職員の適正配置を目指す、これを行うために、日報を通じた業務の定量化ということに取り組んでおります。
それから、業務の効率化のためにRPAを初めとしましたICTの積極的な活用でございますとか、あるいは職員が日々、どのようなことを感じているのか、あるいはどのようなことを業務改善、どのようにやっていけばいいのかということを考えてるのかということを把握するために、アンケートのほうも実施をいたしました。
それから、職員から業務改善に対する提案制度ですけども、これをより簡素なものにいたしまして、職員が気軽に提案できるような取り組みも行っております。
それから、全課に対しましてヒアリングを実施しまして、業務の仕分けというようなものにも取り組んでるということでございます。
また、先進的な取り組みにつきましては、官民を問わず、それが業務改善、業務改革につながるようなものでありましたら、積極的に本市としても取り入れてまいりたいと、こういった姿勢で行政改革に取り組んでおります。
○寺坂修一 議長 4番・児玉議員。
◆4番(児玉亮議員) そちら、今いろいろしていただいてるっておっしゃってたんですけども、その効果とか検証や、そして今後の具体的なものだったりというのは、今何か出てるのでしょうか。
○寺坂修一 議長 田中理事。
◎田中祥生 理事 今現在進めております取り組みによりまして、職員の中に、少しずつではありますけれども、業務改善に対する意識が芽生えつつあるのではないかなと、こういうふうに感じているところでございますけれども、より重要なのは、それがどのように大東市の将来像につながっていくのかと、ここがより重要な点であるかなというふうに思っております。
今後、現在行っております行革の取り組みを着実に実行していくということを通じまして、市役所のあり方がどのように変わっていくのか、あるいは市民サービスの拡大にどのようにつながっていくのかと、こういう行革の最終点を職員個々に伝えて、共有をして、職員一人一人が主体的に業務に取り組めるように、行革としても発信・提案をし続けてまいりたいというふうに考えております。
○寺坂修一 議長 4番・児玉議員。
◆4番(児玉亮議員) 聞いてますと、昨日もそういう件で言ってましたが、主に日報だったり、アンケートだったりをしてるんだと、先ほど答弁でもありましたように、業務の改善だったり、効率化を図ってるんだと。これら取り組みで改善意識は芽生えつつあるって、先ほど答弁あったんですけれども、何か聞いてたら、本当に大丈夫なんかなというのが率直に思う意見でして、そもそも行政改革推進室というのは政策推進部から独立して行革に特化した形で室としてできた部署のはずなのに、行革の実績がなかなか出ていない状況で、今後のビジョンもなかなか見えてきていないのが現状だと思います。
日報や年休取得とかもされてると思うんですけれども、行政改革というよりも、ただいまは業務改善だけになってしまってるというイメージが強いんですね。AIとか、RPAとか、昨日はAIと言って、今はRPAと言っていただいたんですけども、時間もなかなか結構な年数かかってくるでしょうし、まずは早急に取り組むべき施策を行革室として示していくべきなのではないかなと思うんですね。スケジュールだったり、アクションプランで出していただいてるんですけれども、例えば、委託だったり、指定管理もありますし、民営化、民間に任せられるものは民間に任せて、事業のスリム化も各部署に優先順位を1から順番に出していっていただければと思うんですね。そうして、それを把握して、そういうのもしてる他市もあるんで、一度見ていただければなと思うんですけれども。それがあってこそ、職員が逼迫感だったり、疲労感の解消にもつながるでしょうし、組織として、健全化や合理化にもつながっていくと思いますので、その辺、どうお考えなのか、もう一度よろしくお願いします。
○寺坂修一 議長 田中理事。
◎田中祥生 理事 御指摘ありがとうございます。本市では、過去何度も行政改革に取り組んでまいりまして、いわゆるスリム化ということを第一に行革に取り組んできたということでございますけれども、今、私どもで取り組んでおります行革は、やはり将来を見据えて、持続可能な大東市を実現するために取り組んでるということでございます。
トップダウン的に、スリム化という目標値を大上段に掲げて、断行していくというのは、ある意味、やろうと思うたらできると思いますけれども、これが長続きするかどうかというところが一番重要なことでございまして、我々が目指しておりますのは、やはりボトムアップと申しますか、個々の職員が自分で主体的に業務の改善とか、行政改革に取り組んでいく、こういった意識改革を育んでいきたいなと、養成していきたいなということでございます。
これがために、個々の職員が行っております業務、これを棚卸しといいますか、手順を丁寧に分析をしまして、その上で業務委託ができるのか、RPA化ができるのか、やめれるのか、こういったことを丁寧に一つ一つ実行していく必要があると思ってまして、そのことが持続可能な大東市の行政改革につながっていくんじゃないかなと、こういうふうに考えて、今、鋭意努力しているところでございます。
○寺坂修一 議長 4番・児玉議員。
◆4番(児玉亮議員) 持続可能な大東市にしていくために、個々の意識改革をしていくんだと、それは大変重要なことだとは思うんです。でも、そればっかりをやっていて、長期的な目線だけではなく、今できることは今やっておかないといけないと思うんですよ。それもせずに、長期的なビジョンで私たちはやってるんだという感じに聞こえるんですけれども、そちらはどうなんですか。
○寺坂修一 議長 田中理事。
◎田中祥生 理事 少し、まどろっこしいように、確かに映ってるようには思いますけれども、できるだけ今行革がどういうことを目指してやってるのかということを、割とスパンを切りまして、そこは目標値というような形になるかもわかりませんけれども、その辺は小まめに示しながら、今後進めてまいりたいというふうに考えております。
○寺坂修一 議長 4番・児玉議員。
◆4番(児玉亮議員) また今後も見ていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、本市のPRについてです。
先ほど答弁にあったんですけれども、三世代だったり、D-Bizだったり、ネウボラだったりというので、一番にしているのは、私個人では、大東市は「子育てするなら大都市よりも大東市」と打ち出しているわけですから、子育て世代の人口流入をメーンにしてるのかなと思ってるんです。
そういうところで、効果があるのかというところで、効果がありますっておっしゃってたんですけれども、実際、人口流入はしてるかもしれないんですけれども、流出の歯どめにはなってないわけで、それが効果があると言っていいのかどうかというのは、ちょっと疑問なんですけども、どうなんでしょうか。
○寺坂修一 議長
東戦略企画部長。
◎東克宏
戦略企画部長 総合戦略を策定した平成27年度から昨年度までの傾向を見ますと、社会減については数字的には一定の歯どめがかかっているという傾向が出ております。
○寺坂修一 議長 4番・児玉議員。
◆4番(児玉亮議員) 一定の歯どめがかかっていて、自然減がすごいということですか、じゃあ。
○寺坂修一 議長
東戦略企画部長。
◎東克宏
戦略企画部長 やはり、高齢者社会に到来いたしまして、その面については、日本全体の傾向と同じように、やっぱり自然減については増加をしているということでございます。
○寺坂修一 議長 4番・児玉議員。
◆4番(児玉亮議員) もう一度確認しておきたいんですけれども、大東市は子育て世代の流入を一番に、メーンとして置いてると考えてよろしかったんですかね。
○寺坂修一 議長
東戦略企画部長。
◎東克宏
戦略企画部長 今、議員が御指摘していただいたとおり、総合戦略及びブランドメッセージにありますように、子育て世代及び子育てを考える世代についての人口流入をターゲットとさせていただいております。
○寺坂修一 議長 4番・児玉議員。
◆4番(児玉亮議員) これね、僕、最終的に、最終的にというか、市のホームページのことを言おうと思ってたんですよ。それはしっかりとお伝えさせていただいてると思うんですけれども、2日前にホームページ見たら、子育て世代をメーンに置いてるんでしたら、子育て世代のことをトップページに出したほうがいいんじゃないですかというのを言ってたんですよ。
それで、2日前に確認したら、子育て世代に変わってて、その連絡もないまま今迎えてるんですね。それ、僕2日前に、ホームページを見なかったら、「ホームページ子育て世代にしたほうがいいじゃないですか」って今言ってしまってて、恥ずかしい目に遭ってるかもしれないんで、そういう報告とかもしっかりしてほしいなと思ってるんですけれども、ホームページというのは、誰がどのように管理してるんですかね。
○寺坂修一 議長
東戦略企画部長。
◎東克宏
戦略企画部長 ホームページにつきましては、私が所属しております戦略企画部のほうが所管をさせていただいております。
○寺坂修一 議長 4番・児玉議員。
◆4番(児玉亮議員) しっかり報告していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
それと、民間が出しているウエブページだったりあるじゃないですか。そこに大東市の治安だったり、本市の施策だったり、子育てに関して、昔のデータのままのものがたくさんあるんですね。皆さん、引っ越されるときって、調べるのって、市のホームページだけではなくて、そういう民間が、個人でつくってるようなホームページのデータだったり、口コミ的なものも見ていくと思うんですよ。
本市として間違った情報について、何か変更の要請とかはできたりはしないんですか。
○寺坂修一 議長
東戦略企画部長。
◎東克宏
戦略企画部長 昨今、SNSですとか、非常に利活用される方が多うございまして、それを一つ一つ修正をしていくというのは、なかなか難しゅうございますので、そういったことに関しては、逆に積極的に情報を公開するなり、アピールしていくことによって、自然にその方々がデータの修正をしていただけるように、促進をしていきたいなというふうには思います。
○寺坂修一 議長 4番・児玉議員。
◆4番(児玉亮議員) なかなかそういうのをしてくれないと思いますよ。言えるんでしたら言っていったほうが、そういう小さなことから、大きいものを結構打ち出していっていただいているのはいいと思うんですけれども、できるのでしたら、そういった小さいことをこつこつしていくのも、実際しっかりとつながってくると思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、待機児童問題についてお聞かせいただきます。
定員に達しているところと達していないところ、先ほどおっしゃってたように、東部の地域はあいてるところがあるというので、そういうところの対策はどのようにされているのでしょうか。
○寺坂修一 議長 青木福祉・子ども部長。
◎青木浩之 福祉・子ども部長 本市の保育施設等の利用状況につきましては、南部地域、西部地域において大型マンションの新築等による世帯数増加の影響から、利用転用を加えた受け入れを行っている施設がある一方、北部地域、東部地域では定員割れが発生している状況となっております。
このため、保育ニーズの高いエリアにおいて、ゼロ歳から2歳の保育を行う小規模保育施設を整備し、また住道エリアでは送迎保育ステーションの運用を行うなど、地域的な需要の均衡に努めているところでございます。
○寺坂修一 議長 4番・児玉議員。
◆4番(児玉亮議員) やっぱり西部というところは、なかなか子育て、若い方が入ってきたりだとか、定員割れしていない保育所がたくさんあると思うんですね。そこを保護者の希望の保育所等、沿えない場合があると思うんですけれども、その保護者に対してどのような説明をしているのかというのをちょっと聞きたいんですけども。
○寺坂修一 議長 青木福祉・子ども部長。
◎青木浩之 福祉・子ども部長 保育施設の利用決定につきましては、要件等を勘案しながら総合的に利用調整を行っております。
その際、十分に保護者への説明を行い、御理解をいただくよう努めているところでございます。
○寺坂修一 議長 4番・児玉議員。
◆4番(児玉亮議員) 僕もたまにそういう相談ありまして、第一希望しか書いてなかったりだとか、お兄ちゃんとかお姉ちゃんが、もともとそこ行ってたので、絶対そこがいいだったり、そういう、なかなか希望に沿えない場合もあると思いますので、そこは真摯に説明を、優しくしていっていただければなと思いますので、そちらはよろしくお願いいたします。
また、ちょっと話飛ぶかもしれないんですけれども、
女性就業率が国の指針で80%にしていくという話がありますね。そちらを仮定した場合の保育所等の利用人数の増加に対しては、どれぐらい見込んでいるのでしょうか。
○寺坂修一 議長 青木福祉・子ども部長。
◎青木浩之 福祉・子ども部長 待機児童の解消を目的とした、現在国が進めております、子育て安心プランでは、令和4年度末までに女性の就業率を80%に引き上げるとしております。
これは、1歳、2歳児を中心とした施設利用枠の拡大による、働きながら仕事のできる子育て環境の充実を背景としたものですが、仮に1・2歳児の施設利用率が数%上昇したと仮定いたしますと、施設利用率の増加は数十名程度になるのではないかというふうに考えております。
○寺坂修一 議長 4番・児玉議員。
◆4番(児玉亮議員) それに対して、本市の保育所の規模というのは適正なのかどうか、ちょっと気になるんですけど、どうでしょうか。
○寺坂修一 議長 青木福祉・子ども部長。
◎青木浩之 福祉・子ども部長 本市におきましては、今年度4月現在で2,570名分の保育利用枠を確保し、保育ニーズの上昇に対応可能な施設整備を現在も継続しているところでございます。
今後の中・短期的な保育ニーズの拡大につきましては、保育料無償化に伴う幼稚園の利用拡大も含め、既存の保育施設の受け入れにより、対応可能と考えております。
○寺坂修一 議長 4番・児玉議員。
◆4番(児玉亮議員) それも多分、東部にも、うまいこと皆様が分散していければ可能ということだと思いますので、その辺、また状況などを見て、しっかり対応だったりしていっていただければなと思います。
今の感じでは、受け皿は十分に足りているということなんですけれども、それが間違いでしたとなると、何かちょっとしんどい気持ちにもなりますので、その辺、しっかりとよろしくお願いいたします。
また、部長には4月の統計ではなく、年間通じて、待機児童ゼロという数字を出せるような大きな目標を持って、今後もやっていっていただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で一般質問を終わります。ありがとうございます。
○寺坂修一 議長 暫時休憩いたします。午後2時40分から再開いたします。
午後2時19分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午後2時38分再開
○寺坂修一 議長 休憩前に引き続き、一般質問を行います。
最後に、一問一答方式で、8番・品川大介議員。(拍手)
◆8番(品川大介議員) (登壇)皆さんこんにちは。8番・清新会の品川大介でございます。議長の指名をいただきまして、一般質問を行います。
本日もお忙しい中、傍聴にお越しの皆さん、また
インターネット中継をごらんの皆さん、ありがとうございます。今回もわかりやすく質問できるように心がけてまいります。なぜか最後になってしまいました。皆さんの早う終われというプレッシャーに負けないように、質問をしてまいりたいと思います。
さて、1つ目の項目でございます。
10年後の大東市はどのようになっているのでしょうか。
各自治体で進めるシームレス化は、10年後には日常になっていると推測できます。本市もズンチャッチャ夜市の道路、北条プロジェクトの公園と公営住宅、アクティブ・スクウェア・大東の公共施設とスポーツ文化など、公民連携という手法を用いて進めているところであります。
まちづくりにおいても、10年後を見据えて地域を巻き込む工夫と変わる町並みに備えた環境整備の視点が必要であります。
駅周辺を例にとれば、野崎駅、四条畷駅周辺は現在進めている整備のもと、大きく変わるイメージを持ってます。
では、大東市の中心とされる住道駅周辺はどうでしょうか。住道駅を1つのモデルとして質問をしてまいります。
1点目、来年度に大東市総合戦略が改定されます。総合戦略とはどのようなもので、どのような大東市を目指して作成されるのでしょうか。
また、大東市総合計画というものもございます。総合計画はどのようなもので、どのような大東市を目指して作成されるのでしょうか、お答えください。
2点目、大東市は総面積約18平方キロメートル、平野部は約12平方キロメートルであり、昔の2町1村の名残はあるものの、車や自転車などの個人移動手段が発達した現在、そのシームレス化を進め、大東というエリアを1つの軸としたまちづくり施策を進めるべき視点と、立地適正化計画が進める各駅を中心とした、駅周辺を軸として誘導やまちづくり施策を進める視点の整合が必要であると感じます。このあたりをどのように行っているのか、答弁をお願いいたします。
3点目は、住道駅のロータリーについてでございます。
1つの駅に3つのロータリーという非常に珍しい構造になっておられますが、この3つのロータリーは10年後にどのようになってるのでしょうか。何か構想があるようでしたらお答えください。
2項目めの質問でございます。
地方自治体では、人口減少、超少子高齢化社会への対応、将来における財政的見通しの悪さなどから、全ての施策・事業に工夫が求められています。
現在、私たちが見えているサービスは、結果であり、氷山の一角であると思います。もちろん、結果が全てでありますが、今後、さらなる付加価値の磨き上げや、効率的な運営を進める上で、その過程にどのような試行錯誤やチャレンジがあったのかをひもとくことも重要だと考えます。
例として、南郷公園、公用車、ごみ収集業務の3点において、より上質な付加価値や効率的運営の工夫されているところをお答えください。
3項目めでございます。
5月にNHKがLINEを活用して、約1万8,000人の中学生に調査、378名の不登校中学生からのアンケートの結果が放送されました。ここで問題になったのが、平成29年に文部科学省が学校を通じて行った調査と大きく乖離があり、波紋を呼びました。不登校になった原因が教員との関係、いじめ、部活、決まりや校則という、各分野で大きく差が出ました。
対象分母が違うので、信憑性はともかく、懸念するのは、教員との関係といじめに対する学校教員と当事者の大きな認識のずれであります。
本市の調査でも同じようなことが起こっていないのか、懸念をいたします。
本市では、不登校やいじめに対する調査をどのように行っておられますか。また、この調査についての見解をお聞かせください。
以上、再質問の権利を留保し、降壇いたします。よろしくお願いいたします。
○寺坂修一 議長
東戦略企画部長。
◎東克宏
戦略企画部長 (登壇)10年後の大東市に向けてという御質問にお答えいたします。
平成13年度からスタートいたしました「第4次大東市総合計画」は、30年間にわたる長期ビジョンである基本構想と10年を1期とした基本計画、1年ごとの実施計画の3つで構成され、現在は、令和2年度末までを計画期間とする第Ⅱ期基本計画の後期計画を進めているところでございます。
この総合計画は、本市における最上位の計画であり、市のあるべき姿や目指すべき将来の姿を明らかにした、まちづくりの指針となるものでございます。
一方、平成27年度に策定した総合戦略は、今年度末までの5カ年を計画期間とし、まち・ひと・しごとの3つの限定した分野における主要課題に対し、戦略的に施策を講じることを目的としております。
この2つは、「まちづくり」という大局的視点におきまして、考え方や方向性は同じであるべきものであることから、それぞれの役割を鑑みながらも、その将来ビジョンにつきましては共通のものとなるよう、別々に議論するのではなく、一体的な検討を行ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
○寺坂修一 議長
今出街づくり部長。
◎今出正仁
街づくり部長 (登壇)立地適正化計画においては、おおむね20年後の都市の姿を展望し、さらにはその先の将来像も考慮することが必要であるとされています。今後、人口減少や高齢化が進む中であっても、一定のエリアにおいて居住を誘導し、人口密度を維持するとともに、医療・福祉・子育て支援・商業等の都市機能を都市の中心拠点や生活拠点に集約することで、生活サービスを効率的に提供することが重要であると考えております。
本市においては、もともと市域がコンパクトであり、産業が集積していることや自然に近い住環境、大規模商業施設や歴史文化など、現時点におきましても市域の中に働くエリア、住むエリア、楽しむエリアが凝縮されています。
また、市民の意識調査等におきましても、住まいの近くに職場を求める職住近接に高いニーズがあり、実際に約4割の人の通勤・通学先が大東市内となっていることから、より一層、さまざまな都市機能を駅周辺に集中させ、働きやすく、暮らしやすく、楽しく豊かに生活できる「「職住楽」超近接のまちづくり」を方針に掲げているところです。
このため、駅周辺等の市の拠点となるエリアに医療や福祉、商業等の生活に必要な都市機能を効率的に配置することにより、さらにコンパクトで利便性の高い都市構造の実現と、それに伴う子育て世代の流入・定住・交流が図られることを目指して、取り組みを進めてまいりたいと考えております。
次に、住道駅の3つのロータリーの10年後についてでございますが、まず住道駅北側の駅前広場につきましては、昭和48年2月に将来的な住道駅の乗降客数を約6万6,000人と設定し、乗降客数等に応じた駅前広場の必要面積を8,200平方メートルと定め、再開発ビルの整備や河川改修による駅前護岸の形態を考慮し、1階3,700平方メートル、2階4,500平方メートルの2層構成とし、都市計画決定されたものでございます。
1階部分は八尾枚方線の側道と寝屋川左岸道路を利用しアクセスすることとして、住道駅の南側を受け持つ駅前広場、2階デッキは住道停車場線からアクセスする北側を対象とした駅前広場というすみ分けがされておりました。
しかし、北側の住道停車場線からデッキへ車両を上げることにより、歩行者と自転車とのふくそうによる安全性の問題などによりまして、デッキへの車両アクセスは困難となり、道路形態を変更し、寝屋川北側の停車場線にバスが転回ができるような広場を整備したという経過がございます。
一方、住道駅南側の駅前広場につきましては、府営末広住宅の建てかえを機に、住宅市街地総合整備事業の一環で整備したもので、駅北側の1階、2階の駅前広場に加え、交通結節点である住道駅の南側に必要最小限の施設として、2,500平方メートルの面積を確保したものでございます。
住道には、高架化された駅に近接した高い寝屋川の護岸など、地形的な要因にもよりまして、3つの駅前広場が整備されてまいりました。
現在の3つの駅前広場の状況といたしましては、北側デッキ下はコミュニティバスの発着点及びタクシー乗り場、北側の停車場線には住道北側にルートをとる近鉄バスとコミュニティバスの発着点及びタクシー乗り場、住道南側は住道南側に主にルートをとる近鉄バスの経由地及びコミュニティバスの発着点、そして3つの駅前広場とも一般車両の送迎等に利用され、それぞれにバス、タクシー、一般車両のルート等に応じた機能、役割があるものと考えております。
平成31年春に、おおさか東線が全線開通し、新大阪駅までのアクセス性が格段に高まったこと、加えて、将来的に北陸新幹線の全線開通に伴い、松井山手駅付近に新駅が設置されると、JR片町線を取り巻く環境が変化するなど、今後本市における交通体系、交通に係る市民ニーズ等が大きく変わっていく可能性がございます。
このため、将来の本市の交通体系のあり方等を検討する中で、玄関口でもある住道駅前の3つの広場のあり方等についても研究していく必要があると認識しております。
続きまして、付加価値の創出についてでございます。
南郷公園は、地域のスポーツ及びレクリエーションの拠点として計画され、東側はスポーツゾーンとして、多目的広場を整備し、西側部分はせせらぎ水路、花畑の散策路等を整備し、地域の憩いの場所となるよう平成11年に整備された公園で、現在の水景施設は整備前に当該地にあった水路を現代風に復元したものとなっております。
水景施設は、水道水を浄化しながらポンプで循環させており、公園を利用される方々の親水空間として常に清潔な環境を維持するために、季節により頻度を変え、5月、7月、8月、9月、1月の年5回、水を抜いて水路内を清掃するとともに、5月、9月、1月の年3回、循環ポンプの点検及び水質検査を行っております。
日常的な公園の管理としては、施設の点検、除草、清掃などを行っており、除草につきましては、状況を見ながら、年1回から2回実施しております。議員御指摘の付加価値の創出などに関して、特に取り組みを行っておりませんが、市内48カ所の都市公園の中でも、南郷公園は、大きな遊具や水景施設があり、図書館も併設された特色ある公園でございます。多くの市民の皆さんに楽しんでいただき、憩いの場となりますよう、適正な維持管理に努め、効率的な運営を図ってまいります。
○寺坂修一 議長 品川総務部長。
◎品川知寛 総務部長 (登壇)公用車における付加価値の創出についてお答えいたします。
本市の付加価値を創出する効果的な方策として、公用車を利活用することは有効であると認識をしております。
現在、各課等からの依頼により虐待やひったくり防止、人権啓発等のPR用掲示物などを車のドアサイドに張りつけるなどの取り組みを実施しているところでございます。
公用車を活用して施策を幅広くPRすることは非常に有効な手段と考えますことから、関係部局と連携して多様な利活用の促進に取り組んでまいりたいと考えております。
○寺坂修一 議長
北田市民生活部長。
◎北田哲也
市民生活部長 (登壇)ごみ収集業務についての付加価値等についてお答えいたします。
本市は、家庭ごみや資源ごみなどを分別収集しており、市内全ての地域を三十数台のごみ収集車にて月曜日から土曜日にかけて毎日周回し、各車、同じコースを週に3回以上走行しております。このことを有効に活用するため、道路の陥没を発見した場合、委託業者から市に通報するようにお願いをし、また、道路陥没以外にも、徘回している高齢者を発見した場合や、ふだんと異なる状況を発見した場合も、市に通報するようお願いしております。
以上でございます。
○寺坂修一 議長
岡本学校教育部指導監。
◎岡本功
教育委員会学校教育部指導監 (登壇)いじめ、不登校の調査についてお答えいたします。
NHKが今年度5月に実施しました不登校に関する調査によりますと、文部科学省が毎年実施しております「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」と比べまして、不登校の要因、とりわけ「いじめを受けた」や「教職員との関係」の項目について、乖離があったとされております。
各学校では、子供のSOSを見逃さないよう、教員はもとより、
スクールカウンセラーの配置により教育相談体制の充実に努めているとともに、
市教育委員会では、毎年度「学校あんしん生活アンケート」を実施し、細かく項目を設け、児童・生徒の声を聞くようにしております。
また、いじめにつきましては、「いじめゼロ」ではなく、教員の積極的認知による「いじめ見逃しゼロ」の観点で、全ての教員がアンテナを高く・広く張り、学校長のリーダーシップのもと、組織的かつ迅速な対応を図っているところです。
不登校児童・生徒につきましては、各校が「個票」を作成して一人一人の詳細な状況や支援状況を学校体制として共有しながら対応を進めており、不登校指導員、
スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーとの連携、本市適応指導教室「ボイス」などにおいて、登校支援や社会的自立への支援を行っております。
とりわけ、夏季休業前に相談体制の充実を図るなど、今後も、子供たちが本当の悩みを打ち明けにくい状況にあるのではないかということを常に意識し、きめ細やかな状況把握とニーズに応じた対応に努めてまいります。
○寺坂修一 議長 8番・品川議員。
◆8番(品川大介議員) ありがとうございます。
それでは、再質問をさせていただきます。
まず最初は総合計画と総合戦略のお話をさせていただきました。一緒の方向を目指していくというふうにしていただきたいと思います。これ、総合計画の審議会のときにも、改定のときにも述べさせていただいたんですけど、やはり大東市の10年後を大きく左右する計画であるというふうに認識をしております。
ほかの市においても、さまざまな取り組みをしている、特に、市民協働の計画をやっぱりつくっていかなければならないという点で、例えば絵本であったりとか、未来会議という形を提案をさせていただいております。その1つの、ちょっと紹介を、これ一番最初に水巻町がされた、これを絵本形式で、水巻町ってどういう10年後にしていくのみたいな、どんな、まずは現状なのっていうところとか課題を市民から述べていただき、また市民がどういう10年後になってほしいんだろうみたいな形で絵本にし、そして市の方向性を何項目かを柱として上げていく。自発性、つまり要は市民協働をあおっていく、あおっていくというか、促進をさせていく形をつくっていき、そしてかだいを共有をする。そして、グループワークではないですけれども、そういう形で、水巻町がどんな形でいるのがいいのかなという形を実際に総合計画なりに盛り込んでいく、そしてそれを町民全員で共有をしていくという取り組みの絵本をつくられております。
これは、茨木市の絵本でございます。また、ほかには未来会議という形でグループワークを促進して、みんなの市なんだから、みんなで向かう10年後であったりとか、ビジョンを一緒につくろうよという形でされているところが多くできてきております。
本市においても、パブコメであったりとか、総合計画の審議会であったりとか、いろいろしてると思うんですけれども、例えば、シニア大学であったりとか、総合型提案事業であったりとか、市民協働であったり、課題の協働は行っているところがあると思うんですけれども、そもそも大東市の10年後であったりとか、これからどうなっていくの、一緒につくっていくのというところの核のところの市民協働というところの成熟がちょっと薄いのではないかというふうに懸念をするところでございます。
この辺、今後、総合計画なり、総合戦略をつくっていく間において、この辺の観点っていかがでしょうか。
○寺坂修一 議長
東戦略企画部長。
◎東克宏
戦略企画部長 今、御質問のありましたとおり、まちづくりにおいて市民の皆さんと行政が一緒になって進めていくのには、当然ながら、将来のあるべき姿、将来ビジョンの共有が一番必要不可欠というふうに思っております。
それと、先ほど御質問で画面にも出ておりましたように、当然ながら大東市を担う子供たちにも、本市の将来の姿を示していくことは重要であるというふうに思っております。
総合計画につきましては、市民の皆様の御意見を頂戴しながら策定をしていくとともに、完成いたしました総合計画につきましても、子供たちを含め、市民の皆様に広く周知ができるように努めてまいりたいというふうに思っております。
○寺坂修一 議長 8番・品川議員。
◆8番(品川大介議員) こういうのも一緒にビジョンを共有して、それがシビックプライドであったりとか、アイデンティティというところにつながっていったりするのではないかなというふうに思うところでございます。大人もそうですけど、子供も巻き込みながら、要は、10年後もわくわくできるような大東市に一緒につくっていただきたいなというふうに思うところでございます。
駅なんですけれども、これ四条畷駅ですけど、なるよというような形も、大分前に張っていただいて、これは進捗は問いませんけれども、やっていただいております。
これが住道の南側のロータリー、北側のロータリー、デッキ下というか、住道北何たらって、ロータリーって言ってたか、ちょっと忘れましたけれども、という形でしております。
以前、質問をさせていただいておるんですけども、何でこういう形の質問をさせていただいたかというと、今回、さまざまな議員から公共交通のあり方について質問があられました。例えば、交通空白地の質問であったりとか、例えば、施設巡回型どうやとか、または役所に来るアクセスをもう少しふやしたらいいのではないかというふうに、いろいろ質問があったわけでございます。また、立地適正化との整合性という質問ももちろんあられました。
その中で、酒井議員のときかな、アンケートをとって指針をつくっていくということを述べられておられましたけれども、軸の整理と言ったらおかしいですけど、どういう指針をつくっていくのかというのを、やはりアンケートに基づくのは、やはり市民の声を重要視するのは大切なんですけれども、軸の整理ということをまずはしていただきたいなというふうに思っております。
1つの軸はやっぱり福祉型、そもそもコミュニティバスが始まったのは何でか、高齢者の祝い金を起因としたコミュニティバスが発生したというところの観点からつながるような、だから要はこの課題もあると思うんです。そもそも駅が、福祉型でというならば、駅がそもそも目的地設定として果たして合っているのかどうかであったりとか、その福祉型であるなら、やはり施設ループであったりとか、役所であったりととか、そういう市内を、要は大東市を1つのエリアとして巡回させるほうがよかったりするのではないか。こういう視点をしっかりと、やはり軸の1つとして考えていただきたい。
2つ目の事項は、立地適正化計画に基づく、要は住宅地域から商業エリアへの誘導をするためのアクセスとして捉えるかどうかというところだと思います。と考えたときに、やはり東西南北とある中で、ループバスの観点でいいのかどうか、例えば、駅ツー駅、野崎駅から住道駅を目指す形があってもいいのではないか。あと、工業地域であったりとか、学研地域というエリアのアクセスをどうするのかというところも踏まえて、2軸目を考えていただきたい。
3軸目は、やはり接続でございます。市バスであったりとか、何度も指摘させていただいておりますけど、コミュニティバス同士の接続、そして他市への乗り入れ、このあたりの接続の観点。そして4点目がやはり収益性でございます。ダイヤ改正や価格、そして行政コストとして適しているか。あと、ここに交通空白地として、本当にこの行政サービスを行うのがいいのかどうかというところも、需要性があるのかどうかというところもやはり考えながら指針をつくっていただきたいなというふうに思っているわけでございます。
このあたり、簡単にさくっと聞いていきますけれども、住道、今現在、東エリアのコミュニティバス以外は、ごめんなさい、デマンドバスですけれども、以外は住道駅周辺発着でございます。今後も、これを住道駅中心の公共交通形態を続けていくのかどうか。また、従来の言ってる、やはり北デッキ、要は近鉄バスになりますけれども、とのアクセスの悪さというものをどのように解決、もしくは整理をしていくのかというところ。
あと、3点目が住道の3つのロータリーに全てバスが入っているというふうに先ほど答弁をされておりましたけれども、このあたりの整理をしていく展望とか、予定があるのかどうかをちょっとお答えいただけますでしょうか。
○寺坂修一 議長
今出街づくり部長。
◎今出正仁
街づくり部長 まず初めに、3つのロータリーにバスが入っているということでございます。先ほども御答弁しましたけども、住道駅、6万3,000人という乗降客がございまして、現在3路線のコミュニティバス、それから南部のコミュニティバスの拠点となっておりまして、乗降客も当然のことながら一番多うございます。今後も、住道駅が交通網の中心とならざるを得ないというか、なるというふうに考えております。
一方で、今議員も御指摘いただきましたように、野崎駅と四条畷駅の周辺整備を進めております。これが完了いたしますと、それぞれの駅への乗り入れ、発着も可能となってまいります。
今後、他市への乗り入れも含めまして、検討を行ってまいりたいと考えております。
あと、北側の停車場線へのアクセスということでございますが、これにつきましては、やはり地形的な問題が一番大きいと思います。鉄道駅でおりられて、あの距離をやはり歩かないとあそこのバス停に行けないということでございます。例えば、デッキの1階におりて、それで1階のデッキから北へのルートが確保できるのであれば、当然バスの大きさにもよりますけれども、そのあたりで可能ということになるのであれば、そのあたりも全体の見直しの中で検討するに値するというふうには思っております。
3点目、整合ができないかということでございます。三箇コース、三箇ルートにつきましては、北側のロータリーから発着、南新田のコースにつきましては、今度南側のロータリーから発着、西部コースは南側のロータリーと、それからデッキ下、この2カ所から発着をしております。これ、時間帯によって変わっておりますけれども、住道駅周辺の、やっぱり地形的な要因、それから他のバスの乗り入れ等の問題のスペース的なこともございまして、現在停留所が3カ所になっております。なかなか整合性というのは、全てまとめるとかいうことは難しいと思いますけれども、また初めて住道駅を御利用される方については、わかりにくいと感じられる方もおられると思いますので、とりあえずソフト面ですね、案内等で何とか広報に努めてまいりたいと考えております。
○寺坂修一 議長 8番・品川議員。
◆8番(品川大介議員) ありがとうございます。
特に、乗り継ぎの、駅おりてバスというよりも、逆に言うたらコミュニティバスから南側へおりて、1回上へ上がって、さらに川越えて北側に行くっていうのを、接続が余り、要はどうしても考えられてないような形になってしまっているのかなと思います。というか、先ほどの4軸で言うなら、そもそも、やっぱりコミュニティバスは駅に誘導したいのかなというふうに、ちょっと市の施策としては考えてしまうところなんですが、この辺の整合をしていっていただきたいというところでございます。10年後に向けて、特に、ロータリーなんか、簡単に来年何かしますと言うてもなかなか難しいところだと思っておりますので、その辺の視点を持って、交通指針をつくっていくのかどうかというところの質問であるわけでございます。
この3つのロータリーを、さてどのように使っていくのかなというふうに思うわけです。この南側におきましては、先ほど小南議員も質問されておりましたし、後ほど末広公園とのシームレス化というところが進めていくのか、PFIを使うかどうかは別として続けていくのかなというふうに思います。
じゃあ、残りの2つは、どう活用、活用と言ったらおかしいんですかね、道路とのこのロータリーのシームレス化、商業エリアとのシームレス化、この住道下におきましては、暗いというデメリットもありますけど、逆に言うたら雨にぬれないというメリット等々もひょっとしたら生かせる形がつくれたりするんじゃないかなというところも踏まえて、来年の話ではなくて、今後民間が何を言うてきても、要は自転車に雨よけもったいないやないかではなくて、やはり人がにぎやかな形になるか、もしくはそこにお金を生むような、要は工夫を今から考えていってもいいんではないかなという質問なんですけど、このあたりはいかがでしょうか。
○寺坂修一 議長
今出街づくり部長。
◎今出正仁
街づくり部長 末広公園ですとか、デッキを活用して、人が集まったり、にぎわったり、そして楽しんだりという、都市の魅力を向上させるために、NPOですとか、民間事業者がチャレンジできる環境をつくるということが重要であると考えております。
従来ですと、公園、道路、各法令によりまして規制があったんでございますけれども、自由度が低く、そのあたりを鑑みまして、国では今、にぎわい創出のために、例えば公園に関しては、パークPFI、建築物の規制緩和など、また道路に関しましても占用の特例などを設けております。
本市におきましても、そのあたり、公民連携の条例等によりまして、民間の自由な発想を活用しようとしております。議員御指摘のデッキの下側につきましても、現在、タクシーの待機所、それからバイクの駐車場になっております。バイクの駐車につきましても、結構これも需要がございまして、ほぼ満タン状態が続いております。タクシーの待機所につきましても、南側はないというような業者さんからの御指摘もありまして、北側をすぐなくすということも、これもまたできない状況になっております。ただ、雨をしのげるという貴重な空間ですので、そのあたり、駅前の活性化に向けて、いろんな検討を進めたいというふうに考えております。
○寺坂修一 議長 8番・品川議員。
◆8番(品川大介議員) よろしくお願いいたします。
計画とか構想のレベルでも結構だと思います。じゃないと、どこを今後、要は開発と言うたらおかしいですけど、整備なり、例えば地域と一緒にまちづくりをしていく場所にするかと考えたときに、全てのところにバスが入っちゃってるので、要は道路とめれないわけですよね。そう考えたときに、非常に使い勝手が悪かったりするんじゃないかなというところ、要は道路、例えば南側で言うなら、末広公園と、先ほど小南議員の質問のときに、要はデッキつくるみたいな話ありましたけど、そういうわざわざハードをつくらないと、末広公園にアクセスできないのかではなくて、このあたりを違う意味で活用すれば、ひょっとしたら、車とめて、わざわざ車とバスを入れんでもいい状況というのもつくれたりするケースがあったりするんじゃないかなというふうに思ったりするわけです。例えば、土日はもうロータリー進入禁止という形にしてもよかったりするケースもあったりすると思うんで、このバスがあるから、必ず、どうしてもとめれないという状況をなくす算段もしといていただきたいなというふうな意図の質問でございました。
こういう個々、考えながら、1つの、例えば未来の公共交通のあり方1つで10年後の大東市のまちづくり、大きく左右されるんじゃないかなと思っております。この点を踏まえて、どのような大東市の交通形態を目指した指針を作成される予定でしょうか、ちょっとその辺、構想を教えていただけますでしょうか。
○寺坂修一 議長
今出街づくり部長。
◎今出正仁
街づくり部長 議員のおっしゃる10年後につきましては、高齢化も進行して、ますます公共交通の重要度が増しているということが考えられます。現在検討しております全市の公共交通の見直しにつきましては、運行費用、それから受益者負担なども考慮しまして、公共交通に関する基本計画を策定してまいりたいと考えております。
長期的には、人口動態ですとか、広域的な交通網の状況、駅周辺の整備状況なども考慮しながら、利便性が高く、市民の皆様に安心して御利用いただけるとともに、持続可能な交通網を目指してまいりたいと考えております。
○寺坂修一 議長 8番・品川議員。
◆8番(品川大介議員) よろしくお願いします。特別委員会もありますので、またこの辺でも報告があるときに意見を述べていきたいと思いますし、要望で終わりますけれども、このあたりは、やはり総合戦略との、要は戦略企画部とも絡みながらしっかり進めていただきたいなというふうに思うところでございます。
2項目めでございます。
南郷公園のPR、過去に質問もしてきましたですし、御領の公園は大人の公園として、またこの南郷公園は子育て世代にぴったりの公園としてブランディングすべきだというふうに述べてまいりました。ちょっと、もう質問ではなくて、要望を何点か述べさせていただきますけれども、非常にこれ見ていただいたらわかるんですけど、中に何があるか、ここが接道しているところから、中に何があるか全く見えない状況で、これは図書館からすぐ出たところなんですけど、非常に緑が多過ぎるんですよね、小南議員に怒られるかもしれませんけれども、ここ、桜をきちっと、1つのブランディングとして、きれいな場所という形にするのであるならば、防犯的にも考えても、やはりこの緑が壁になってるというのは、余り公園としてよろしくないと思うわけでございます。現に、こっちからの公園見たことある人、多分余りいらっしゃらない、地域、もちろん議長初め、エリアをよう知ってはる、このエリアの担当の方はわかると思うんですけども、こっちの接道は基本的に行きどまりなので、誰も通らないわけなんですよね。こっちから入る人がほぼ少ない状況の中、こっちはせせらぎもあって、非常に広く見える公園になっていると。この辺、ちょっとよく考えていただきたいという点。
あと、ちょっとこれ後にしますけれども、カバーがあります。コイのオブジェがあったのかなと思うんですけど、非常に深過ぎます。恐らく7センチぐらいの水が流れてるんですけども、やはり水遊びということであるならば、二、三センチでいいんじゃないかなと。もしくは浅いところと、この7センチぐらいのところの強弱をつくるということが重要であると思います。
あと3点目、水質に関して述べておられましたけど、例えばこれ1つの、葛飾区亀有の公園、そしてお隣のジャブジャブ公園、門真市の弁天池公園も有名でありますけども、門真市とこの葛飾区に聞くと、対して注意はしてないと。水質に関して、要は飲んではいけないよとか、要は水道水を使ってる、飲み水使ってるかいうことなしに、要は公園で遊ぶイメージをしっかりとホームページで掲載して、1つの子育て世代のスペースとして提供してるというところのブランディングをされてるわけでございます。こういう点を、確かに危険を恐れるのは重要だと思うんですけれども、しっかりと発信をしていただきたいなという3点を要望するわけでございます。
先ほど、何で桜が出てきたかというと、「子育てするなら大都市よりも大東市」というふうになってから、この南郷公園、どんだけ大東市報に載ったのかなというふうなのを広報に聞くと、2回かな、1回がこれでございます。桜の広いマップのところに南郷公園、2回目がホットニュースというところで矢印をしてる、この数年間で2回だけ載ったことがあるそうでございます。
街づくり部にこういうPRの話をしても仕方がないなと思うところでございます。ですので、広報にお願いをすると、早速特集を組んでくれるといううわさもお聞きしたところでございます。特集を組んでいただくのはありがたいんですけれども、できれば広報の視点、または若い人の、実際に使う人の視点から、ここをこういうふうにしたほうがいいんじゃないのという、ブランディングの観点もまたまちに返していただきたいなと思うんですけど、これほんまに取り組んでいただけるんですかね。
○寺坂修一 議長
東戦略企画部長。
◎東克宏
戦略企画部長 今御質問いただいた点については、十分踏まえながら取り組んでいきたいというふうに思っております。
○寺坂修一 議長 8番・品川議員。
◆8番(品川大介議員) 何か質問したら2日でホームページも変わるみたいですので、すぐに取り組んでいただけたらなというふうに思うわけでございます。よろしくお願いをいたします。
写真も、こういう施設があるよというよりは、何を使ってほしい公園かという意図が見えるような写真をできたら、これごめんなさい、宣伝ですが、今度全議員で行く学びの森の写真ですけれども、意図を示していただくようなPRをしていただけたらなというふうに思います。そういう反映を街づくり部にしていただけたら、もっといい公園であったりとか、ブランディングができたりするんじゃないかなというふうに思うところでございます。
これ、こんなふうな大東市の末広公園になったらいいなというイメージをせっせこ、20分ぐらいでつくりました。これ、ちなみに、今度全議員で行くところのカフェが、こういう形、先ほど小南議員が言われてたのは、こういう形の末広公園と駅のシームレス化になればいいんじゃないかというイメージだと思っております。
あと、ここも、末広公園もどうしても入り口が緑に被われて、非常に入りにくい状況というか、みんなにフリーになっているような公園に見えないところがあったりするので、もう少し目線を低く、低い人でも中が見れるような形の形成をしていただきたいなというふうに要望しておきます。
さて、公用車でございます。
たまたま大東市に守口市さんと四條畷市さんかな、来てまして、見守り110番のステッカーが貼られておられました。一方、大東市は、これ何日か見たんですが、一切、全然貼ってなくて、貼ってないのはいいんですけど、何かにずっと使ってほしいなというふうに思うわけでございます。いろいろ準備、ステッカーも、これ勝手に隠し撮りしましたけれども、あったりするので、貼ってて損でないものだと思うので、やっぱり何もないときは、何かを貼るみたいな、各課から要望があったら違うもの、そのものを貼るとかみたいな形を能動的にしていただきたいなという意図の質問でございました。できれば、総務部にこのようなスポンサーも含めてとってくるとか、もしくはこういう各課のステッカーをつくって、つくってくれるのを待って、貼ってくれと言われるのを待つではなく、能動的に何かできないのかなというのを常に使うというイメージを持っていただきたいですし、ドライブレコーダーはまたするとかせえへんとかいう話はありましたけれども、その答弁も一切なかったですし、何かせっかく、やってんねんでみたいなんを常に出していただきたいと思うんですけど、このあたりいかがでしょうか。
○寺坂修一 議長 品川総務部長。
◎品川知寛 総務部長 ドライブレコーダーについては前向きに検討していきます。当然、職員の安全運転に対する意識の向上に加えまして、事故発生時の責任の明確化や処理の迅速化、また防犯に活用できるというメリットがございますので、ここについては積極的に取り組んでいきたいというふうに考えてます。
公用車の活用につきましては、さまざまな利活用の方法があろうかというふうには認識をしております。
当然、今、公用車のサイドドアのところに各課からのPR用の、期間限定的な取り扱いとなっておりますけれども、ここについては当然、PRの有効な手段として、しっかりと広報とも連携をとりながらやっていきたいというふうに思っておりますし、他市の事例を見ますと、ICTを活用した道路整備的なものをやったり、あるいは財源確保を目的とした広告の掲載という事例もありますので、このあたり、付加価値を高めるような利活用については、今後調査してまいりたいと考えております。
○寺坂修一 議長 8番・品川議員。
◆8番(品川大介議員) お願いいたします。総務部として、例えばスポンサーであるなら募集かけていただくのも1つだと思いますし、例えば公民のリストに入れていただいて、募集をするというのも1つだと思います。または、先ほど言うた、市が進める施策であったりとか、こういうのをつくってくれるというスポンサーが、もし仮に、これ飯田市はほんまにつくったみたいなんですけど、スポンサーがあるんやったら、それの分別も含めて検討するぐらいの形をつくっていただきたいなと、ほんまに公用車として走ってる、これスポンサーから、これあげるから、14年ぐらい、多分公用車は走れるのかな、わかりませんけども、という提案も来るぐらいの形にしていただきたいなというふうに思うわけでございます。
3つ目は、ごみ収集業務でございます。
ごみ収集業務において、そもそもいろいろ質問がありましたけれども、なぜ随意契約をされてるのかどうかというところをちょっとお聞きしたいんですけれども、お答えいただけますでしょうか。
○寺坂修一 議長
北田市民生活部長。
◎北田哲也
市民生活部長 本市は一般ごみの収集を開始したのは昭和38年9月1日でございます。当時は、大東市の財政が厳しく、新たな職員採用や、車両の確保が困難であったため、委託にてごみ収集をすることとなりました。
委託先を決定するため、事業者を探しましたが、当時ごみ収集を事業として行う事業者がなく、市から関係者を通じて、他の事業を展開している事業者にお願いして、新しく会社を立ち上げていただき、随意契約にてごみ収集を開始するようになりました。
その後、現在に至るまでの56年間、ごみを収集してもらっているところでございます。
○寺坂修一 議長 8番・品川議員。
◆8番(品川大介議員) わかりました。それと含めて、例えば、環境省から通知があった、または判例からの随意契約、随意契約というよりは安定した業務委託が望ましいということがあったというふうに聞いてますけど、このあたりはどういう説明なんですか。
○寺坂修一 議長
北田市民生活部長。
◎北田哲也
市民生活部長 例えば、ごみ収集につきましては、ストップしますと市民生活に大きな影響が出ます。このことを避けるため、本市は廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令第4条第5項の規定に従い、委託業者に業務に必要な委託料を支払っております。
本市が委託する3業者については、受託したごみ収集業務以外の業務を一切行っておらず、現在のところ倒産とか、そういう可能性は少ないと考えておりますが、そういう形で随意契約をしておるところでございます。
○寺坂修一 議長 8番・品川議員。
◆8番(品川大介議員) つまりは、なかなか競争入札にできないという状況があるというふうに勘案します。
だからこそ、競争入札ではなくて、「価格による失格基準」を定めた総合評価等々がいいのではないかというふうに思うところでございます。また、総合評価によって、例えばごみ収集車へのドライブレコーダーであったりとか、防犯連携の提案とかもつくれると思うんですけど、このあたりについて見解を教えてください。
○寺坂修一 議長
北田市民生活部長。
◎北田哲也
市民生活部長 今後の契約方法については、あらゆる角度から研究を重ねてまいりたいと思っております。
○寺坂修一 議長 8番・品川議員。
◆8番(品川大介議員) よろしくお願いいたします。
今回、ドライブレコーダーについても、各いろんなところからの質問があられました。いずれも防犯につながるところだと思いますので、市民生活部がしっかりと取りまとめていただきまして、民間の車、後はできるかどうかわかりませんが、ポンプ車であったりとか、公用車も含めて、どのぐらいの効果があるのか、そしてPRをしていただきますよう、取りまとめ、よろしくお願いいたします。
○寺坂修一 議長 これをもって一般質問を終わります。
次に、日程第3、議案第37号「市道路線の認定について」の件を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
石垣街づくり委員会委員長。
◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第37号「市道路線の認定について」、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○寺坂修一 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。御着席ください。よって議案第37号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第4、議案第44号「新
田地内水路整備工事(第3期)請負契約について」の件を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
石垣街づくり委員会委員長。
◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第44号「新
田地内水路整備工事(第3期)請負契約について」、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○寺坂修一 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
御着席ください。起立全員であります。よって議案第44号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第5、議案第45号「H30新
田地内水路整備工事請負契約の締結に係る議決内容の一部変更について」の件を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
石垣街づくり委員会委員長。
◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第45号「H30新
田地内水路整備工事請負契約の締結に係る議決内容の一部変更について」、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○寺坂修一 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
御着席ください。起立全員であります。よって議案第45号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第6、議案第38号「大東市条例の用字の表記の整備に関する条例について」の件を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
石垣街づくり委員会委員長。
◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第38号「大東市条例の用字の表記の整備に関する条例について」、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○寺坂修一 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
御着席ください。起立全員であります。よって議案第38号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第7、議案第39号「大東市
家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
小南未来づくり委員会委員長。
◆3番(小南市雄議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第39号「大東市
家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、賛成多数で原案どおり可決すべきであると決しました。
なお、本件に対して反対討論があったことを申し添えます。
以上、審査結果の御報告といたします。
○寺坂修一 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
12番・天野議員。
◆12番(天野一之議員) (登壇)議案第39号「大東市
家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」、日本共産党議員団を代表いたしまして反対討論を行います。
最大の問題は、規制緩和によって保育の質の低下を招く危険があることです。審議の中で、市は現在小規模保育所が4カ所あり、現在全ての小規模保育所で連携条件も満たしている、待機児童対策も改善しており、年度最大で45人の待機児童数と報告がありました。
これらの点から、当面の保育施設などの拡大は考えていない、条例の文言改正を行っても、現状に与える影響はない、今後考えられる範囲で危惧される保育の質の低下はないと説明されました。
しかし、今、消費税増税の口実に幼保無償化が叫ばれています。一部の保育料負担は減るとも考えられますが、生活全体にかかる負担はふえることは明らかです。
私たちは消費税負担増に依存しない保育利用料の軽減や保育環境の充実こそが望まれると考えております。利用する立場から考えれば、生活費負担分を補うために、保育サービスの需要をさらに求めることになれば、より保育施設の必要性が増すことになります。その受け皿の対応として緩和され、保育の質の低下につながる施設が受け皿になるのであれば、子育て支援、保育環境の充実、少子化対策に対し、本末転倒の事態になり得ることもあるのではないでしょうか。
現時点での国民の求める保育充実の課題に対しての全体的な国の改善策は未定の部分が多く、格差、貧困の深刻化する中で消費税実施の口実となる今改正は、質の確保・向上を後回しにした目先のみの保育改革とも言えます。大東市の家庭的保育事業でのこの条例改正をもって何も変わらないのであれば、今回、この条例自体を改正する必要がないことを申し上げて、反対の討論とさせていただきます。
○寺坂修一 議長 ほかにございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
なければ、これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
御着席ください。起立多数であります。よって議案第39号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第8、議案第40号「大東市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
石垣街づくり委員会委員長。
◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第40号「大東市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例について」、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○寺坂修一 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
御着席ください。起立全員であります。よって議案第40号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第9、議案第41号「大東市都市公園条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
石垣街づくり委員会委員長。
◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第41号「大東市都市公園条例の一部を改正する条例について」、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、賛成多数で原案どおり可決すべきであると決しました。
なお、本件に対して反対討論があったことを申し添えます。
以上、審査結果の御報告といたします。
○寺坂修一 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
13番・あらさき議員。
◆13番(あらさき美枝議員) (登壇)議案第41号「大東市都市公園条例の一部を改正する条例について」、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。
今回の条例改定で、これまでは都市公園にはトイレや遊具、花壇、売店、運動設備など、建蔽率2%のみの設置が許されていましたが、条例を改定し、規制緩和を進めれば、建蔽率12%の設置が行えるようになります。
都市公園条例が改定されることで、パークPFI法が使いやすくなります。大東市が想定している末広公園では、1万300平米の敷地のうち1,200平米もの広大な建物を建てることが可能になります。そうなると、これまで公園として使えていたスペースが減ってしまいます。カフェやレストラン、その他の商業施設が建ち並ぶようなことになれば、近隣の商店街にも大きな影響を及ぼします。それらのことをしっかり住民が合意して進めていく仕組みもないまま、規制緩和だけ進めると、必ず住民に不利益が生じます。
都市公園や防災公園の役割には被災時の避難地、避難路、延焼防止、復旧・復興の拠点、憩いの場、緑をふやし、地域づくりにも貢献していくという場の役割があります。今回の条例改定はそのあり方、公園のあり方を大きく変え、公園をもうけの道具にしていこうというものであります。大阪市では、大阪城公園へのパークPFIが進められています。商業施設が建ち並び、外部から来る方へのにぎわいの場となっていますが、日常的に憩いの場として利用していた住民にとっては、環境が変わり、公園としての機能も奪われました。木陰も少なくなり、ゆっくり憩うことができません。さらに、子供たちが遊ぶ公園の中に有料の公園ができて、入れる子供と入れない子供が存在するなど、住民への不利益実態をしっかりと把握しなければなりません。
もうける自治体を優先させるのではなく、住民の暮らしや利益を重視した政策こそ求められています。
以上、反対討論を終わります。
○寺坂修一 議長 ほかにございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
なければ、これをもって討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
御着席ください。起立多数であります。よって議案第41号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第10、議案第42号「
大東市営住宅条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
石垣街づくり委員会委員長。
◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第42号「
大東市営住宅条例の一部を改正する条例について」、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○寺坂修一 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
御着席ください。起立全員であります。よって議案第42号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第11、議案第43号「大東市
放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。
本案に関し、委員長の報告を求めます。
小南未来づくり委員会委員長。
◆3番(小南市雄議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第43号「大東市
放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○寺坂修一 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
御着席ください。起立全員であります。よって議案第43号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第12、議案第34号「令和元年度大東市
一般会計補正予算(第2次)について」の件を議題といたします。
本案に関し、所管の各委員長の報告を求めます。
まず、石垣街づくり委員会委員長。
◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第34号令和元年度大東市
一般会計補正予算(第2次)の所管事項について、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○寺坂修一 議長 次に、小南未来づくり委員会委員長。
◆3番(小南市雄議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第34号令和元年度大東市
一般会計補正予算(第2次)の所管事項について、審査結果を御報告申し上げます。
本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。
本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。
以上、審査結果の御報告といたします。
○寺坂修一 議長 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
御着席ください。起立全員であります。よって議案第34号は委員長報告どおり可決されました。
次に、日程第13「大東市
総合計画審議会委員の推薦について」の件を議題といたします。
本件につきましては、議長において推薦の指名をいたしたいと思います。
それでは、大東市
総合計画審議会委員に指名いたしました議員を事務局長から報告いたします。
木村事務局長。
◎木村吉男 事務局長 それでは、指名されました大東市
総合計画審議会委員を御報告申し上げます。
大束議員、品川議員、北村議員、石垣議員。
以上でございます。
○寺坂修一 議長 次に、日程第14、議会議案第6号「
大東市議会会議規則等の用字の表記の整備に関する規則について」の件を議題といたします。
提案者から提案理由の説明を求めます。
17番・中河議員。
◆17番(中河昭議員) (登壇)ただいま上程されました議会議案第6号「
大東市議会会議規則等の用字の表記の整備に関する規則について」、提案理由の御説明を申し上げます。
法令に倣い、統一的な表記とすることが適切であるとの考えにより、「大東市議会・会議規則等」中にあります「および」、「ならびに」、「または」、「もしくは」の平仮名表記の接続詞を漢字表記に、また、「付則」の部首が「にんべん」である「付」を「こざとへん」の「附」に一括変更するものです。
この規則は公布の日から施行するとしております。
以上、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
○寺坂修一 議長 これより質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議会議案第6号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
御異議なしと認めます。よって議会議案第6号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
御着席ください。起立全員であります。よって議会議案第6号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第15、議会議案第7号「議員の派遣について」の件を議題といたします。
お諮りいたします。
お手元に配付いたしております議案書のとおり、議員の派遣を行うことに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
御異議なしと認めます。よって議会議案第7号は、議案書のとおり派遣することと決定いたしました。
最後に、日程第16、決議第3号「
児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書」の件を議題といたします。
提案者から提案理由の説明を求めます。
17番・中河議員。
◆17番(中河昭議員) (登壇)ただいま議題となりました決議第3号「
児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書」について、提案理由の御説明を申し上げます。
暴力を振るう、食事を与えない等により、保護者が我が子を死に追いやる深刻な
児童虐待事件が相次いでおり、国は虐待の発生防止、早期発見に向けた対応を行ってきましたが、悲惨な児童虐待は依然として発生し続けております。
今国会に提出された
児童虐待防止対策の強化を図るための児童福祉法等改正案は、去る6月19日に成立しました。これを受けて、次の事項につき、取り組みの推進を強く求めるものであります。
1、「しつけによる体罰は要らない」という認識を共有できるよう周知啓発に努め、民法上の懲戒権や子どもの権利擁護のあり方についても速やかに結論を出すこと。
2、学校における虐待防止体制の構築や警察との連携強化、スクールソーシャルワーカーやスクールロイヤー配置のための財政的支援を行うこと。
3、虐待防止のための情報共有システムを全ての都道府県・市町村で速やかに構築できるよう対策を講じ、全国統一の運用ルールや基準を国において速やかに定めること。
4、児童相談所とDV被害者支援を行う婦人相談所等との連携を強化し、児童虐待とDVの双方から親子を守る体制強化を進めるとともに、児童相談所の体制整備や妊娠・出産から子育てまで切れ目のない支援を行う日本版ネウボラの設置推進を図ること。
以上のとおりであります。
よろしく、御賛同いただきますようお願いいたします。
○寺坂修一 議長 本件につきましては、質疑を省略いたします。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
本件は原案のとおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
御着席ください。起立全員であります。よって決議第3号は原案のとおり可決されました。
以上をもちまして、今定例月議会に付議されました事件は、全て議了いたしました。
定例月議会の終了に際しまして、一言御挨拶を申し上げます。
議員各位には、6月3日の定例月議会開始以来、本日まで、付議されました重要諸議案を慎重に御審議いただき、無事ここに終了でき得ますことは、議員各位のいつに変わらぬ議事運営に対する御協力のたまものと深く感謝申し上げる次第であります。
梅雨の季節に入り、本格的な夏へと近づいておりますが、議員並びに理事者の皆様におかれましては、健康に十分に留意され、今後ますますの御活躍を祈念いたしまして、簡単ではございますが、定例月議会終了の御挨拶といたします。
次に、市長より定例月議会終了に際して、御挨拶をいただきます。
東坂市長。
◎東坂浩一 市長 (登壇)令和元年6月大東市議会定例月議会の終了に当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。
今定例月議会におきまして、御提案させていただきました各議案等につきまして、慎重に御審議の上、御議決、御同意を賜り、まことにありがとうございました。
また、より開かれた市議会を目指し、市民への積極的な議会傍聴への取り組み等に対する御努力、深く敬意を表する次第であります。
今定例月議会中に賜りました貴重な御意見、御提言につきましては、今後の市政運営に十分生かしてまいりたいと考えております。議員各位には、今後ともより一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。
終わりになりましたが、本日、統計のある1951年以降、最も遅い梅雨入りを迎えました。体調の維持管理が難しい季節へとなってまいりましたが、議員各位におかれましては、くれぐれも御自愛をいただき、ますます御活躍されますことを祈念申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、お礼の御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○寺坂修一 議長 それでは、これをもって令和元年6月大東市議会定例月議会を終了いたします。
どうも長い間お疲れさまでございました。ありがとうございました。
午後4時02分閉会
会議録署名議員
大東市議会 議 長 寺 坂 修 一
〃 議 員 あらさき 美枝
〃 議 員 水 落 康一郎...