大東市議会 > 2019-02-25 >
平成31年 3月定例月議会−02月25日-01号
平成31年 3月定例月議会−02月25日-目次

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  1. 大東市議会 2019-02-25
    平成31年 3月定例月議会−02月25日-01号


    取得元: 大東市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-18
    平成31年 3月定例月議会−02月25日-01号平成31年 3月定例月議会          平成31年3月大東市議会例月議会会議録 〇 議  事  日  程      平成31年2月25日(月)  午前10時開議  (第1日目) 日程第 1 会議録署名議員の指名について 日程第 2 会議期間の決定および休会日における本会議の開議について 日程第 3 議案第 2号 平成30年度大東市一般会計補正予算(第7次)について 日程第 4 議案第 3号 平成30年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第3次)について 日程第 5 議案第 4号 平成30年度大東市介護保険特別会計補正予算(第3次)について 日程第 6 議案第 5号 平成30年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3次)について 日程第 7 施政方針 日程第 8 議案第15号 大東市総合計画の基本構想および基本計画の変更について 日程第 9 議案第16号 大東市男女共同参画社会行動計画の変更について 日程第10 議案第17号 大東市地域福祉計画の変更について 日程第11 議案第18号 大東市自殺対策計画の策定について 日程第12 議案第19号 大東市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部を改正する条例について 日程第13 議案第20号 大東市補助金等の交付等に関する条例について 日程第14 議案第21号 大東市情報公開条例の一部を改正する条例について
    日程第15 議案第22号 大東市職員の勤務時間および休暇等に関する条例の一部を改正する条例について 日程第16 議案第23号 大東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について 日程第17 議案第24号 大東市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例について 日程第18 議案第25号 大東市立総合福祉センター条例の一部を改正する条例について 日程第19 議案第26号 大東市附属機関条例の一部を改正する条例について 日程第20 議案第27号 大東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について 日程第21 議案第28号 大東市生産緑地地区の区域の規模に関する条例について 日程第22 議案第29号 大東市水道布設工事監督者の配置および資格ならびに水道技術管理者の資格を定める条例の一部を改正する条例について 日程第23 議案第30号 大東市奨学貸付条例の一部を改正する条例について 日程第24 議案第 6号 平成31年度大東市一般会計予算について 日程第25 議案第 7号 平成31年度大東市国民健康保険特別会計予算について 日程第26 議案第 8号 平成31年度大東市交通災害共済事業特別会計予算について 日程第27 議案第 9号 平成31年度大東市火災共済事業特別会計予算について 日程第28 議案第10号 平成31年度大東市介護保険特別会計予算について 日程第29 議案第11号 平成31年度大東市後期高齢者医療保険特別会計予算について 日程第30 議案第12号 平成31年度大東市2駅周辺整備事業特別会計予算について 日程第31 議案第13号 平成31年度大東市水道事業会計予算について 日程第32 議案第14号 平成31年度大東市下水道事業会計予算について       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 本日の会議に付した事件 議事日程第1から第32まで       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 出 席 議 員(17名)     1番 大 束 真 司 議員   10番 中 村 ゆう子 議員     2番 酒 井 一 樹 議員   11番 北 村 哲 夫 議員     3番 小 南 市 雄 議員   12番 天 野 一 之 議員     4番 児 玉   亮 議員   13番 あらさき 美枝 議員     5番 光 城 敏 雄 議員   14番 水 落 康一郎 議員     6番 寺 坂 修 一 議員   15番 石 垣 直 紀 議員     7番 大 谷 真 司 議員   16番 澤 田 貞 良 議員     8番 品 川 大 介 議員   17番 中 河   昭 議員     9番 中 村 晴 樹 議員       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 地方自治法第121条による出席者        東 坂 浩 一   市長        西 辻 勝 弘   副市長        亀 岡 治 義   教育長        松 本   剛   上下水道事業管理者        田 中 祥 生   理事        大 石 達 也   危機管理監        東   克 宏   地方創生局長        北 本 賢 一   政策推進部長        品 川 知 寛   総務部長        北 田 哲 也   市民生活部長        池 谷 幸一郎   市民生活部人権政策監        青 木 浩 之   福祉・子ども部長        澤 田 芳 彦   保健医療部長        今 出 正 仁   街づくり部長        延 田 雅 明   上下水道局長        森 田 修 司   教育委員会学校教育部長        岡 本   功   教育委員会学校教育部指導監        南 田 隆 司   教育委員会生涯学習部長        中 村 康 成   選管・公平・監査事務局長        北 田 吉 彦   総務部総括次長兼総務課長       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 議会事務局職員出席者        木 村 吉 男   事務局長        竹 中 愼太郎   事務局総括次長        植 杉 郁 朗   事務局上席主査        北 野 鉄 郎   事務局主査       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午前10時15分開議 ○水落康一郎 議長  ただいまから平成31年3月大東市議会定例月議会を開始いたします。  開始に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  本日、議員各位には時節柄何かと御多用の中、御出席を賜り、まことにありがとうございます。  日ごろは、本市市勢の伸展と市民福祉向上のため御活躍をいただいておりますことに対し、深甚なる敬意を表する次第であります。  さて、今定例月議会に付議されます案件といたしましては、計画の策定及び変更、条例の制定及び一部改正、平成30年度各会計の補正予算並びに平成31年度一般会計等の予算などの重要諸議案が付議されておりますので、どうか慎重に御審議を重ねられますとともに、議事進行にも格別の御協力を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、定例月議会開始の御挨拶といたします。  次に、市長より御挨拶をいただきます。東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  (登壇)本日、ここに平成31年3月大東市議会定例月議会を開催されるに当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  日に日に春の気配が感じられるころとなりましたが、議員各位におかれましては、ますます御健勝にて御活躍のこととお喜びを申し上げます。  このたび御提案申し上げます議案は、平成31年度一般会計予算を初め、平成30年度各会計の補正予算、計画の策定及び変更並びに条例の制定及び一部改正等でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決を賜りますようお願いを申し上げます。  さて、私が市長に就任をいたし、間もなく7年が経過をいたします。本市では、これまで「大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略」や、公民連携を中心とした民間活力の積極的活用を図り、将来にわたり持続可能な財政運営を推進してまいりました。  平成31年度当初予算におきましても、質的な発展と選択と集中を念頭に、「あふれる笑顔 幸せのまち大東づくり」を推進する予算編成としたところであります。  なお、平成31年度の私の市政運営に対する基本方針並びに主要施策につきましては、後ほど施政方針の中で申し上げたいと存じます。議員各位の御協力と御支援を賜わりますようお願いを申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、開催に当たりましての御挨拶とさせていただきます。 ○水落康一郎 議長  次に、議会運営委員会委員長から御報告願います。大束議会運営委員会委員長。 ◆1番(大束真司議員) (登壇)過日、開催されました議会運営委員会の御報告を申し上げます。  今定例月議会の会議期間は、本日から3月22日までの26日間といたします。  なお、3月3日の日曜日に本会議を開催し、施政方針に対する代表質問を行いますので、よろしくお願いいたします。  以上、報告を終わります。 ○水落康一郎 議長  この際、申し上げます。  本日の議事日程は、お手元に配付しております日程表のとおり定めておりますので、これにより御了承いただきたいと思います。  この際、日程に先立ちまして、事務局長より諸般の報告をいたします。木村事務局長。 ◎木村吉男 事務局長  諸般の御報告を申し上げます。  最初に、議員の出席状況の報告でございますが、本日の会議におきます現在までの出席議員数は16人でございます。  なお、石垣議員から所用のため、遅刻の申し出がございました。  次に、各種会議の報告並びに平成30年中に採択されました請願の処理経過及び結果についてでございますが、これはお手元に配付いたしております報告書により御了承いただきたいと思います。               報  告  事  項                         ┌2月特別議会議会以降のもの┐  各種会議報告等                └H.31.2.19〜 H.31.2.24  ┘ ┌──────┬──────────────────────────────┐ │ 月  日 │         概          要         │ ├──────┼──────────────────────────────┤ │ 2月19日│東部大阪治水対策促進議会協議会総会及び常任委員会 於 東大阪│ │      │市                             │ │      │ 協議事項                         │ │      │ (1)平成31年度協議会運動方針(案)並びに事業計画(案)│
    │      │    について                      │ │      │ (2)平成31年度協議会予算(案)について        │ │      │ (3)協議会永年在職委員表彰について           │ │      │ (4)その他                       │ │      │ 出席者 委 員 大谷真司、北村哲夫、あらさき美枝     │ │      │     総括次長 竹中愼太郎               │ │      ├──────────────────────────────┤ │      │大東市の教育に関する特別委員会     於 委 員 会 室 │ │      │ 協議事項                         │ │      │ (1)子どものスマホ利用について             │ │      │ (2)家庭教育支援事業について              │ │      │ (3)学校における働き方改革について           │ │      │ (4)その他                       │ │      │ 出席者 委員長 品川大介  副委員長 北村哲夫      │ │      │     委 員 大束真司、酒井一樹、小南市雄、児玉 亮、 │ │      │         光城敏雄、あらさき美枝、澤田貞良     │ ├──────┼──────────────────────────────┤ │ 2月21日│ 大東四條畷消防組合議会         於  大 東 市 │ │      │ 協議事項                         │ │      │ (1)平成30年度組合一般会計補正予算について      │ │      │ (2)平成31年度組合一般会計予算について        │ │      │ (3)その他                       │ │      │ 出席者 議 員 大束真司、寺坂修一、天野一之、水落康一郎、│ │      │         澤田貞良                 │ │      ├──────────────────────────────┤ │      │ 大東市の公民連携事業に関する特別委員会  於 委 員 会 │ │      │室                             │ │      │ 協議事項                         │ │      │ (1)市の出資法人等への関わり方について         │ │      │ (2)民間事業者提案制度の進捗について          │ │      │ (3)その他                       │ │      │ 出席者 委員長 中村晴樹 副委員長 あらさき美枝     │ │      │     委 員 大束真司、寺坂修一、品川大介、北村哲夫、 │ │      │         水落康一郎、石垣直紀、澤田貞良      │ ├──────┼──────────────────────────────┤ │ 2月22日│ 東大阪都市清掃施設組合議会      於 東 大 阪 市 │ │      │ 協議事項                         │ │      │ (1)平成30年度一般会計補正予算(第2回)について   │ │      │ (2)平成31年度一般会計予算について          │ │      │ (3)その他                       │ │      │ 出席者 議 員 小南市雄、寺坂修一、品川大介       │ └──────┴──────────────────────────────┘  以上、報告を終わります。 ○水落康一郎 議長  これより議事に入ります。  日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、寺坂議員及び大谷議員を指名いたします。  次に、日程第2、「会議期間の決定及び休会日における本会議の開議について」の件を議題といたします。  お諮りいたします。今定例月議会の会議期間は、本日から3月22日までの26日間とし、会議規則第10条第3項の規定により3月3日の日曜日に本会議を開催いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。よって、今定例月議会の会議期間は、本日から3月22日までの26日間とし、3月3日の日曜日に本会議を開催することに決定いたしました。  この際、申し上げます。一般質問につきましては、明26日午後5時までに質問の要旨を記載の上、議長まで通告を願います。  次に、報告第1号「交通事故に係る専決処分の報告について」及び「出資法人経営状況報告書について」、以上2件については、市長より提出があり、既にお手元に配付しておりますので、これにより御了承いただきたいと思います。  次に、日程第3、議案第2号「平成30年度大東市一般会計補正予算(第7次)について」、日程第4、議案第3号「平成30年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第3次)について」、日程第5、議案第4号「平成30年度大東市介護保険特別会計補正予算(第3次)について」及び日程第6、議案第5号「平成30年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3次)について」、以上4件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。  まず、議案第2号について、北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  おはようございます。  議案第2号平成30年度大東市一般会計補正予算(第7次)について、提案理由及び提案内容を説明申し上げます。  平成30年度大東市一般会計・特別会計補正予算書の1ページをお開きください。  初めに、歳入歳出予算の補正案につきまして説明申し上げます。  本補正予算案では、歳入歳出それぞれ16億5,422万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ437億5,115万1,000円としております。  歳入予算から主な内容につきまして説明いたします。  2ページをごらんください。款1市税の補正額4,700万円の増額は、法人市民税、固定資産税などの決算見込みによる増額と、個人市民税などの決算見込みによる減額を合わせたものでございます。  款5地方交付税の補正額1,774万2,000円の増額は、国の補正予算で調整額の復活が行われたことによる増額でございます。  1つ飛ばしまして、款9国庫支出金の補正額8億2,078万2,000円の減額は、社会資本整備総合交付金対象事業費の減少に伴う減額などでございます。  款10府支出金の補正額9,643万8,000円の減額は、施設型給付、地域型保育給付費の減少に伴う減額などでございます。  2つ飛ばしまして、3ページをお願いいたします。款13繰入金の補正額3億9,089万4,000円の減額は、大東市産業振興基金の残高全部を大東市ふるさと振興基金へ振り替えるための増額や、ブロック塀改修の財源として予算計上した特定目的基金国庫補助金や市債に振り替えるための減額などを合わせたものでございます。  1つ飛ばしまして、款15市債の補正額4億4,570万円の減額は、市債充当事業事業費減少に伴う減額などでございます。  歳入につきましては、以上でございます。  次に、歳出予算の主な内容につきまして説明申し上げます。  4ページをごらんください。款1議会費の補正額143万円の減額は、議会だより発行事業の決算見込みによる減額でございます。  款2総務費の補正額6億3,224万2,000円の増額は、財政調整基金積立金の増額やふるさと振興基金積立金の増額などによるものでございます。  款3民生費の補正額5億15万8,000円の減額は、法人立保育所等整備費補助事業や、児童手当、児童扶養手当の減額などでございます。  款4衛生費の補正額6,761万1,000円の減額は東大阪都市清掃施設組合に対する一部事務組合負担金決算見込みによる減額などでございます。  款5農林費の補正額390万円の減額は、職員給与費の減額でございます。  続きまして、5ページをお願いいたします。款6商工費の補正額723万9,000円の減額は、企業立地促進事業決算見込みによる減額などでございます。  款7土木費の補正額13億5,718万7,000円の減額は、野崎駅・四条畷駅周辺整備事業道路新設改良事業決算見込みによる減額などでございます。  款8消防費の補正額1,583万円の減額は、大東四條畷消防組合に対する一部事務組合負担金の減額などでございます。  款9教育費の補正額3億1,110万7,000円の減額につきましては、小・中学校に係る維持補修工事請負費決算見込みによる減額などでございます。  以上が歳出の主な内容でございます。  歳入歳出の詳細につきましては、11ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書に記載のとおりでございます。  次に、7ページをごらんください。第2表繰越明許費でございます。繰越明許費は障害者が安心できるまちづくり事業から中学校管理経費(学校管理)までの9件でございます。不測の事態が生じた影響などにより、工事請負費などを翌年度に繰り越すものでございます。  次に、8ページをごらんください。第3表債務負担行為補正でございます。今年度末までに契約を行う必要のある翌年度以降の業務委託や委託内容の変更に伴い、限度額及び期間を変更する必要のあるものについて、それぞれ計上しております。  次に、9ページをごらんください。第4表地方債補正でございます。  公共施設等のブロック塀の財源とするために、新たに追加するものや、各事業の事業費や国庫支出金などの決定に伴い、限度額を変更するものについて計上しております。  以上が平成30年度大東市一般会計補正予算(第7次)の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  次に、議案第3号、議案第4号及び議案第5号について、澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  初めに、議案第3号平成30年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第3次)につきまして御説明申し上げます。  平成30年度大東市一般会計・特別会計補正予算書の83ページをお願いいたします。本補正予算は保険基盤安定繰入金の確定等による歳入予算の補正であり、予算総額に変更はございません。  それでは、歳入の御説明を申し上げます。  次の84ページをお願いいたします。款6府支出金24万8,000円の減額は、特定健康診査等負担金決算見込みによるものでございます。  款8諸収入563万9,000円の増額は、繰入金等の減額に伴う財源調整でございます。  款9繰入金539万1,000円の減額は、保険基盤安定繰入金決算見込みによる減額と、財政安定化支援事業繰入金の交付税確定による増額を合わせたものでございます。  以上が平成30年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第3次)の概要でございます。  続きまして、議案第4号平成30年度大東市介護保険特別会計補正予算(第3次)につきまして御説明申し上げます。  補正予算書の93ページをお願いいたします。本補正予算は地域支援事業費決算見込み保険者機能強化推進交付金の確定等によるもので、歳入歳出それぞれ782万1,000円を減額し、予算総額を94億1,099万5,000円とするものでございます。  それでは、主なものにつきまして、歳入から御説明申し上げます。  次の94ページをお願いいたします。款1介護保険料から款6繰入金までの合計額782万1,000円の減額は、地域支援事業費決算見込みによる減額分とシステム改修及び保険者機能強化に係る国庫補助金の増額分を合わせたものでございます。  次に、歳出の主なものにつきまして御説明申し上げます。  次の95ページをごらんくださいい。款6基金積立金2,130万円の増額は、保険者機能強化推進交付金を積み立てるもので、款9地域支援事業費2,976万1,000円の減額は、決算見込みによるものでございます。
     以上が平成30年度大東市介護保険特別会計補正予算(第3次)の概要でございます。  最後に、議案第5号平成30年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3次)につきまして御説明申し上げます。  補正予算書の113ページをお開き願います。本補正予算は納付金の確定等によるもので、歳入歳出それぞれ5,970万1,000円を追加し、予算総額を17億565万5,000円とするものでございます。  それでは、主なものにつきまして、歳入から御説明申し上げます。  次の114ページをお願いいたします。款1後期高齢者医療保険料6,063万2,000円の増額は、決算見込みによるものでございます。  款4繰入金133万5,000円の減額は、事務費繰入金及び保険基盤安定繰入金の交付額確定によるものでございます。  次に、歳出の主なものにつきまして御説明申し上げます。  款2後期高齢者医療広域連合納付金5,970万1,000円の増額は、基盤安定負担金の納付額確定に伴うものでございます。  以上が平成30年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3次)の概要でございます。  以上の保健医療部所管の特別会計補正予算につきまして、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第2号は、所管の各常任委員会に、議案第3号、議案第4号及び議案第5号については未来づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第7「施政方針」。  これより平成31年度の施政方針について市長の所信表明を求めます。東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  (登壇)平成31年3月定例月議会の開会に当たり、提出させていただきました諸議案の御審議に先立ちまして、平成31年度の市政運営の方針と施策の概要を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様、関係機関の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。  私がこの場所から市政運営に対する考え方について述べるのは、初当選時の所信表明演説から数えて、今回で9回目となります。この7年間、大東を愛する思い、市民の皆様の笑顔を生み出したいという思い、希望に満ちた輝く大東の未来をつくり出したいという思い、さまざまな思いを施政方針に乗せ、皆様にお伝えしてきました。私の声は、思いは、夢は、どれだけの人に届いているでしょうか。同じ大東の未来を描き、共有することができているでしょうか。私の言葉のかけらが、皆様の心の中で種となり、芽吹き、根づいていることを願ってやみません。  思うに、大東市というものは、1つの家のようなものであると私は考えています。家族である市民の皆様の幸せを願い、1分でも1秒でも長く笑顔でいられるよう努力をし、よいことがあればともに喜び、困ったことがあればともに知恵を絞り、乗り越える策を考える。大東市という家族の一員として、互いに思いや考えを共有し、絆を強めながら、将来に向かって一丸となって前へ進んでいきたいと思っています。  人口減少・少子高齢化など、先行きの不安定な社会情勢が続く中、2期目の最終年として迎える平成31年度は、結実・集大成の年であると同時に、新しい時代・新しいステージに向けて準備し、スタートする年でもあります。家族全員を幸せに導くべく、これまで積み上げてきた実績と自信をもとに、常に先を読み、高い志と力強い行動力を持って着実に歩みを進めます。そして、明るい大東の未来に向けてさらに大きく羽ばたく1年となるよう、できる限りの力を尽くし、市政における私の責務をしっかりと果たしてまいります。  近年におけるIT技術の発展は目覚ましく、IoTやビッグデータ、AI、VRといったさまざまな技術が私たちの生活を劇的に変えようとしています。5Gへの進化により、さらに活用の幅は広がることが予想され、今や世界中で次々と新しい価値が生まれる時代となっております。  しかし、平成の始まりにおいて、今日のような社会が訪れることを、一体どれだけの人が予想できていたでしょうか。  技術革新が画期的に進む一方で、人口構造は、成長・拡大期から、急速に減少・縮小期へと突入しました。これほどの急激な人口減少をどれほどの人が近い将来のこととして捉えていたでしょうか。  時代は予測不能なスピードで大きく変化しています。そのような中で、成長・拡大期につくられた制度や従来手法を堅持した行政経営をしていては、衰退への道をたどることにもつながりかねません。私たちは、まだ見ぬ新しい時代に向け、意識や考え方を変え、新たな手法を模索し、独自の価値を創造することで、大東の未来をつくり出すことが必要なのです。  不屈の精神と強いリーダーシップで国家を率いたイギリスの元首相であるウィンストン・チャーチルは、こんな言葉を残しています。  “Kites rise highest against the wind −not with it.”(たこが一番高く揚がるのは、風に向かっているときである。風に流されているときではない)  さまざまな課題に立ち向かい、前に進めば進むほどに、そこに向かい風を感じることとなります。その向かい風にひるむことなく前へと歩み続けるには、その風を空高く上昇させる力に変えることが必要です。  変化する時代に流されるのではなく、先を見据え、新しい時代に向かって挑戦していく、そのような気概を持って市政運営のかじ取りを行ってまいります。  そして、どんなに時代が移ろうとも、大東市が先に向かって歩む、その道しるべとして掲げている揺るぎない理念が「あふれる笑顔 幸せのまち大東づくり」です。  平成31年度においては、昨年策定した「大東市行政改革指針」をもとに、「市民の皆様の笑顔をプロデュースする」行政改革を推進し、幸せのまちづくりの加速化を図ります。  皆様の笑顔が、目指すまちづくりに向かっているかをはかるバロメーターです。少しでも多くの笑顔をふやすために進むべき道を、しっかりと見定め、一歩一歩確実に前進してまいります。  まちづくりは、行政だけがするものでも、市民の皆様だけがするものでもありません。一緒に一体となって推し進めるべきものであり、そこには一人一人の力が必要です。個性が出会い、お互いの考えや経験が掛け合わされば、そこにはより大きな新しい力が生まれ、それが、大東市全体の成長にもつながります。それぞれが持ち味や能力を認め合い、高め合い、発揮できるよう、多様性を育むとともに、人権教育や啓発に努め、人権尊重のまちづくりを構築してまいります。  一人一人が幸せを実感できるまちづくりを推進するべく、引き続き全力で取り組んでまいる所存です。  以上の基本姿勢のもと、次に掲げる4つの柱を軸として、施策を展開してまいります。  最初に、行政経営の変革と創造でございます。  社会情勢が急激に変化する中、その影響を大きく受けているのは、地方自治体だけではありません。今や日本全体が、人口減少問題を初めとする社会問題にあえいでいます。これまでのように、国からの交付税や補助金に頼る組織のままでは、いずれ行政経営は立ち行かなくなるでしょう。地方自治体は、自分たちの力で自立する時代に来ています。この時局において、本市を取り巻く状況を打開し、発展を続けるためには、自治体経営そのものを見直し、変えていくことが必要です。  では、どのように変えていけばいいのか。これから向かおうとしているのは、誰も見たことのない時代です。見本などありません。着実に成長へと導くためには、常にアンテナを高く掲げ、社会の流れや最先端の情報を収集するとともに、先行事例の調査・研究を行うことが必要です。そして、それらをもとに新しい手法や応用術を考え、みずから未来を切り開いていくことが重要なのです。  本市は、このことにいち早く気づき、成長に向けた新たな手法を模索してきました。その中心となるものが「公民連携」です。財政状況が厳しくなり、労働力人口が減少する今、地方自治体がフルスペックで市民サービスを行う時代は終わりを迎えようとしています。公民連携は、これまでの行政の体制や考えを大きく変える取り組みです。本市の持つ施設やインフラ、サービス等、経費がかかるものを優良な資源と考え、民間による活用を進めることで、これまでの行政にはなかった新しい視点から、新しいサービスを生み出し、新しい価値を市民の皆様にご提供します。これにより、歳出を削減すると同時に、新たな歳入を生み出すことができるものと考えています。  中でも、リードプロジェクトである「北条まちづくり事業」は、PPPエージェント方式と呼ばれる民間主導の開発を行うもので、先駆性の高い事業として全国から注目をされています。平成31年度は、市の役割として、道路や公園などのインフラを整備するとともに、「大東公民連携まちづくり事業株式会社」が住宅棟や商業棟の建設を行うなど、来年春のまち開きに向けた整備を強力に進めてまいります。  同じく現在、取り組みを進めているプロジェクトである「深野北小学校跡地活用事業」では、民間事業者が運営する「アクティブ・スクウエア・大東」において、ココロとカラダが健康になれる稽古場をコンセプトに、トップアスリートによるスポーツ教室の開催や健康増進を図る研究協力がなされています。昨年12月からスタートした宿泊事業は、深北緑地や野崎観音など、周辺の観光資源を生かしてインバウンドの流れをつくるものであり、地域活性化を図るための新たな事業として展開が図られています。  このように、これまで本市は、さまざまな公民連携事業を先進的に実施してまいりました。その成果が今、形として見え始めています。行政と民間をつなぐかけ橋となる「大東公民連携まちづくり事業株式会社」が開催している「大東ズンチャッチャ夜市」は、毎回50を超える出店店舗と、3,000人を超える来場者が訪れるイベントへと成長しました。これは、まさに全国に先駆けた取り組みが軌道に乗り、まちの活性化が図られてきている実例であると私は考えています。  大東のさらなる発展を目指すためには、この流れをとめることなく、今後も、新たな公民連携の手法を模索していく必要があります。  これから事業を展開していく新庁舎整備については、庁舎整備そのものを資源と捉えた、公民連携の新しいモデルとなるものです。新庁舎は、従来のように行政機関の核としての役割だけではなく、将来のまちの機能やまちづくりにおいて、新たな価値や好循環を生み出し、未来に向かって継続的に発展できる、まち全体の核となり続けられるものでなければなりません。そのため、民間活力の活用により、公的負担を抑制するだけでなく、民間の斬新なアイデアを取り入れることで、新たな価値を生み出し、未来に貢献する庁舎づくりを進めようとしているところです。  本市は、昨年4月に全国初となる「大東市公民連携に関する条例」をスタートさせ、市が所有する資産を活用した事業提案を受け付ける民間提案制度を導入しました。公民連携事業そのものが、まだまだ走り出したばかりであり、未知なるチャレンジの部分もありますが、その分、可能性も大きいものであると考えています。今後も、提案の受け入れ体制の確立やビジネスにつながる規制緩和の実施など、民間と連携しやすい環境を整備し、職員一丸となって公民連携の裾野を拡大させるとともに、行政経営におけるさまざまな新しいモデルを構築し、軌道に乗せ、成功へと導いてまいります。  そして、この公民連携に加え、さらなる行政改革を推進させるための軸となるものが、「大東市行政改革指針」に基づいて策定した「大東市行政改革アクションプラン」です。職員一人一人が本市を取り巻く状況を認識し、打開しようとする高い意識を持つとともに、業務の見直しやRPAの活用などで効率化を進めることで、生産性の向上を図ります。あわせて、改善によって生まれるマンパワーを必要な市民サービスに注力できる体制を整えてまいります。  日々刻々と進化し続ける技術を、地方自治体が先頭に立って業務に取り入れていくことは難しいものです。しかし、常に最先端の情報をつかむことで、時代に乗りおくれることなく、いつでも対応できる備えをしておくことは可能です。今後も課題の解決や改善を図る手段として役立てられるよう、自治体という枠を超え、民間企業も視野に入れた最新のテクノロジーやその活用など、情報収集に努めてまいります。  そして、これからのまちづくりにおいて、ますます重要となるのが「住民自治」です。  これまで、地方自治体は、行政として求められる必要なサービスの提供を行ってきました。しかし、社会形態が大きく変わり、人的にも財政的にも今後さらに厳しくなることが見込まれる中、行政主導でまちづくりを進めるには限界があります。これからは、自分たちの住むまちを、自分たちが住みやすいまちに、自分たちでつくる時代です。これこそが、市民の皆様が住みたい、住み続けたいと思う、住みやすいまちを構築する一番最適な道だと私は考えています。  そのために立ち上げたのが、全世代地域市民会議です。自分たちの手で自分たちのまちをつくることができれば、市民お一人お一人の大東に対する思いは深まり、理想のまちづくりに向けた夢が、一層膨らむものと考えます。地区担当職員は、行政マンとして地域に入り、そのお手伝いをすることで、皆様が求めていることを知り、それを行政へとフィードバックするパイプ役となるのです。まさに、地域と行政が一体となったまちづくりであると私は考えます。  まちは、地域と行政が力を合わせてつくり上げるものです。市民の皆様の思いや行動の高まりと、行政の施策や支援とを融合させ、ともに目指す大東の未来を築き上げてまいりたいと考えております。  次に、子供の育成と支援でございます。  子供たちは大東市の未来を担う大切な人材であり、その笑顔の数だけ、大東の将来は明るさを増します。  健やかな成長のための重要な要因の1つとなるのは、良好な子育て環境です。本市は、子供を安心して産み育てられる環境を整え、子供たちをまち全体で支え・育てるまちづくりを推進することを「子育てするなら、大都市よりも大東市。」というメッセージに込め、取り組みを進めてまいりました。  子供を育てる上で、まず基本となることは、親と子の心と体の健康です。そのため、本市では昨年8月に、子育て世代包括支援センター「ネウボランドだいとう」を開設いたしました。妊娠から出産、子育てと、子供の成長段階に合わせて変化し、増加をするさまざまな悩み等に対し、一元化した窓口で、切れ目のない支援を行うことで、子育てにおける大きな安心を御提供します。  さらに、平成31年度からは、新生児の聴覚検査にかかる費用の助成を行います。子どもの体の状態をいち早く知ることは、その後の成長に大きく影響を及ぼすことから大変重要です。特に聴覚は、見た目などからは気づきにくいことから、早期発見を適切な援助へとつなげ、子供の健やかな成長を支援します。  また、出産後間もない産婦は、心身ともに不安定になりやすく、心と身体の健康状態を早期に把握し、ケアすることが肝要であることから、産後に受診する産婦健康診査にかかる費用もあわせて助成いたします。  子供を持つことは、多くの喜びを得ると同時に子育てにおける不安を背負うことにもつながります。その1つが、就労の問題です。子育てを理由にこれまで積み重ねてきたキャリアが途切れてしまうことは、本人のみならず、社会全体においても、大きな損失となります。  そのため、本市では住道駅前に市内の各保育施設へお子様を送り届ける送迎ステーションの設置や、一時預かり保育と病児保育機能をあわせ持つ多機能型認可保育園の開設など、働き続けられる環境の整備に取り組んでまいりました。昨年12月からは2施設目となる病児保育室を開設し、子育てと就労の両立に向けたさらなる支援の充実を図っているところです。  また、経済的な不安も大きな問題の1つとなっています。これには、周囲のサポートを十分に受けられず、働く時間が制限されることで起きる収入の減少や子供の成長に伴って発生する学費などの、未来に向かって継続的に発生する不安と、日々の暮らしにかかる費用として、現在進行形で発生する不安があります。  本市では、日常生活における支援として、現在、地域の子育て支援サービスや乳幼児の消耗品の購入、タクシーの乗車などができる「子育てスマイルサポート券」を配布し、子育て世帯を応援しているところです。  少子化対策を講じることは、子供たちの笑顔と活気を地域にもたらすだけではなく、今後、中長期的に社会構造を維持し、本市が持続可能な発展を続け、高齢者を支えるまちづくりを推進するためにも、大変重要です。そのため、2人目以上を望まれる御家庭において、経済的不安を理由に子供を持つことをちゅうちょすることのないよう、その一助として第2子、第3子に対するサポート券の拡充を行います。  これまで本市では、今述べたような、健診費の助成やスマイルサポート券を初めとする子育て支援の取組を進めてまいりました。しかし、これらの情報が、必要な人に伝わらなければ意味がありません。御提供している制度を利用していただけなければ、真に安心して子育てできる環境が整っているとは言いがたいものです。そのため、まずは、妊娠・出産・就学など、子育ての節目で訪れる各関係機関において、必要な情報が提供できるよう周知に努めてまいります。特に近年では、子育て世代のスマートフォン普及率が高いことから、母子保健や子育て支援に特化したスマートフォンアプリを構築し、効果的な情報発信を行う取り組みを始めます。アプリの活用により、制度の周知とその利用を進め、安心の子育て支援体制の実感拡大に努めてまいります。  そして、何より心強い支援となるのが、家族の存在です。本市におきましては、三世代家族の形成を促し、家族のきずなや支え合いによる安心の子育てを推進します。子育ての先輩である親世代の経験や知恵は、子世代の大きな助けとなり、また、親世代にとっても手助けすることが、日々の励みとなります。この好循環を、子世代、孫世代へと伝承し、明るい大東の未来の礎を築き上げてまいります。  家庭は、子供の一番身近な社会です。基本的な生活習慣や生活能力を身につける場所であり、家族との触れ合いを通して学ぶことが、子供の健全な成長に欠かせないことから、近年家庭教育が重要視されています。  本市で進めているベルト型の家庭教育支援は、大東モデルとして全国から注目を集めており、小学1年生の全家庭訪問や保護者の学びを育む「いくカフェ」の実施など、先進的な取り組みを進めています。今後は、新たな取り組みとして、民間と連携した「いくカフェ」を開催するとともに、引き続き、「大東市版ネウボラ」との協力体制を推進することで、福祉と教育の連携強化による大きな安心を御提供してまいります。  家庭教育の質が上がれば、おのずと学校教育に対する姿勢や認識が変わってまいります。認識が変われば、教育に求める水準も高まります。  就学児をもつ親にとって、学校教育における最大の関心事の1つは、何といっても学力向上ではないでしょうか。平成31年度からは、部活動指導員の配置を行い、教員がより一層、授業に向けて注力できる環境を整えるとともに、教員一人一人の授業力を向上させ、学校教育の質を高めてまいります。  また、3年目を迎える「小中一貫教育モデル校事業」については、現在、カリキュラムの作成等、着実に歩みを進めているところですが、都市型の小中一貫教育校として、得られた成果や効果の定着を図るとともに、それらを他校にもフィードバックできるよう、引き続き積極的に取り組んでまいります。  そして、学習の基盤となる学校施設においては、安全な環境で学び、安心の学校生活を送れるよう、学校施設の長寿命化計画を策定し、計画的な維持管理に努めてまいります。  「まちづくりは人づくり、人づくりは教育から始まる」。これは、教育行政を推進する上で私が信念としている言葉です。まちづくりの原点は教育であり、教育とは人を成長させるために教え育むもの、すなわち子供の可能性を広げることにもつながります。  昨年、本市所在の大阪桐蔭高等学校においては、硬式野球部が史上初となる2度目の春夏連覇を成し遂げたことに続き、ラグビー部においても初優勝を飾るなど、華々しい活躍がありました。全国的には、最年少で囲碁のプロ棋士となる仲邑菫さん、将棋の藤井聡太七段など、若い皆さんの活躍が目覚ましい年でもありました。  全ての子供たちが、全国的に活躍するような飛び抜けた才能をあらわすことは難しいかもしれません。しかし、子供の持つ可能性は無限大です。それにブレーキをかけるようなことがあってはなりません。一人一人が持つ個性や能力を最大限に発揮し、高い成果を出せるよう、地域や家庭、学校が連携し、さらなる環境を整えることが重要です。  今後も引き続き、保護者からの信頼を得られる教育の推進を図ってまいります。  続いて、魅力の創出と活用でございます。  今や、地方自治体は、国等に頼り切りになることなく、それぞれの個性や特長、魅力を生かして自立に向かう時代に来ていると私は感じています。  日本を訪れる外国人観光客は過去最高を更新し続け、来阪者数も年々増加の一途をたどる中、ことしにおいては、G20大阪サミットやラグビーワールドカップ、2020年には東京オリンピック、2025年には大阪・関西万博といった大きなイベントがめじろ押しとなっています。今後さらなるインバウンド効果が見込まれると同時に、大東の魅力を発信するチャンスでもあります。  本市は、JR学研都市線や阪奈道路、大阪外環状線などの交通網によって、大阪市内や京都、奈良方面とつながる、利便性の高い、恵まれた立地にあるまちです。  ことしの春には、JRおおさか東線が放出駅から新大阪駅までの区間を新たに開業し、さらに2029年には、大阪空港から門真までをつなぐ大阪モノレールの延伸によって、鴻池新田駅付近に新駅が開設される予定となっています。  今後、新幹線や飛行機で来られる来訪者の増加が見込まれ、それによってもたらされるインバウンド効果は、拡大していくものと考えております。  しかし、このインバウンドが、地域の潤いや産業の振興につながらず、生活環境の悪化や環境整備費用の増加などの逆効果に作用しては本末転倒です。デメリットは最小となるよう対策を講じるとともに、大東の強みである好立地を生かし、本市の魅力を積極的に発信することで、新たな人の流れやにぎわいを創出するなど、メリットを最大化させてまいります。  また、都心に近いにもかかわらず、豊かな自然を有するとともに、歴史的資源が多数存在することも大東の魅力の1つとなっています。  中でも、戦国時代に三好長慶が居城とした飯盛城の跡は、本市が誇る歴史遺産です。石垣や堀切などの遺構からは、当時の息吹が感じられ、山の頂から望む大パノラマと相まって、歴史ロマンが大いに掻き立てられます。昨年の発掘調査では、飯盛城が当時において壮大な山城であったことをうかがわせる大規模な石垣が発見されました。今後、国史跡指定を目指す中で、この秘めたる価値と魅力を、郷土愛の醸成や観光の資源として、市内外に広く発信してまいります。  さらに、平野屋新田会所跡も、江戸時代における大東市域の繁栄を色濃く残す遺跡として、飯盛城跡と並ぶ重要な歴史遺産となっています。新田を管理するために建てられた会所は、開発当時において、豊かな暮らしを築き上げたあかしとなるものです。現在を生きる私たちの生活は、この先人たちのまちづくりの上に成り立っているものです。  本市には、ほかにも野崎観音や御領水路など、歴史や文化、伝統を感じられるものが、随所に残されています。先人たちがこれまでに築いてきたまちの礎の上に、しっかりと根をおろし、さらなる強固な土台を築き上げて、幸せのまちづくりを推進してまいります。  大東市が、より一層未来に向かって輝きを放つためには、まちづくり全体を通して、さらなる新しい魅力を生み出すことも必要です。  そのためには、まずは、これまで実施してきた施策の評価・検証を行うとともに、本市を取り巻く現状や、これから先の社会の流れを見据え、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を再構築してまいります。  とりわけ産業は、地域を活性化させ、魅力を創出する大きな鍵となるものです。好調な推移を見せるインバウンドの人の流れを本市に呼び込むことで、産業の振興や地域活性化を図り、そしてその活気を、本市で起業したいと思う人の増加へとつなげます。起業者がふえれば、それだけまちのにぎわいは増え、そのにぎわいはさらなるインバウンドの流れを生み出します。このような好循環をつくる起爆剤となるよう、平成31年度から、創業を目指す皆さんを応援する助成制度として、「夢をかなえる起業応援補助事業」を行います。  さらに、起業者が既存の会社や教育機関等と交われば、情報共有や企業連携が進みます。また、資金提供や新しい技術との出会いによって、新たな製品やサービスの創造が図られます。現在本市では、大東ビジネス創造センター(D−Biz)による創業や事業計画のサポートを行っており、この取り組みを広く発信し、市内企業の関心を呼ぶことで、より一層の交流や成果が生まれ、事業の利用促進にもつながるものと考えています。この好循環により、雇用の拡大や売り上げの向上など、さまざまな効果を創出し、市内産業の活性化を図ってまいります。  そして、人をひきつけるまちづくりにおいて、活気とともに必要なものは、住環境の魅力です。  まちの景観は、市の印象を大きく左右するものであり、良好な街並みを形成することは、まちの魅力を高めることにつながります。各地域の特性や豊かな自然、歴史的風景を生かし、本市ならではのまちをつくり出すため、その基礎となる景観のガイドラインを策定します。市民の皆様のふるさとの原風景として、また、訪れた人々の思い出に深く残る風景として、心に刻まれるような景観づくりを進めてまいります。  また、都市機能の向上を図るべく、野崎駅の橋上化や駅前広場の整備、四条畷駅周辺のアクセス道の敷設など、駅周辺の環境を整えてまいります。  現在、全国的に問題となっている空き家につきましても、リフォーム補助を行うことで、流通を促進するとともに、空き家・空き地状態が長期化する傾向のある狭小地を減らすため、引き続き隣接地取得補助を実施し、都市環境の整備を図ってまいります。  魅力的なまちをつくることは、人口流入・定住促進につながります。本市の持つ魅力をさらに発掘し、醸成するとともに、新たな魅力を生み出し、大東市に住みたいと思っていただけるようなまちづくりをお示ししてまいります。  最後に、安全・安心の都市基盤整備とまちづくりについて述べさせていただきます。  昨年は、大阪北部を震源とする地震に始まり、豪雨、台風、災害級の暑さと、災害が多く、安全・安心な暮らしの大切さが身にしみた年でもありました。  今後、想定を超えるような大きな災害が起こる可能性がないとは決して言えない状況にあります。市民の皆様の生命や財産を守るためには、想定外を想定していくことが必要です。想定の範囲を広げ、想定外を極限まで減らすことで、安心を強化してまいります。  まずは、災害に備えた予防が必要です。身を守る安全な場所であるべき家が倒壊のおそれの高い建物であっては、いつ襲われるかわからない震災におびえる不安な日々を送らなければなりません。本市では、少しでも不安を取り除くため、引き続き、耐震診断、設計、改修に対する補助と、耐震性の不足する木造住宅の除去に対する補助を行うとともに、啓発を行ってまいります。  また、崖地崩壊等の災害が発生する可能性の高い土地にお住まいの市民の皆様に対し、住宅移転の補助を行うことで、生命の安全の確保に努めます。  災害は、万が一に備えた対策も重要です。近年の事例を鑑みますと、発災時にはマンホールの浮上や道路の陥没による交通障害、断水、トイレの使用不可など、生活機能の不全が起きています。そのような事態を未然に防ぐためにも、今後、下水道の耐震診断を実施し、円滑な避難や物資運搬を図れるよう整備を進めるとともに、生活用水の確保をするための配管ルートの耐震化を図ってまいります。  災害が身近に迫っているときや発災時においては、一刻も早い市民の皆様の安全確保が必要です。防災無線は、市内全域に迅速に情報提供を行い、避難等の適切な行動を促すなど、身を守る対策をする上で、大きな情報源の1つとなります。近年多発する災害に対し、確実に対応ができるよう、デジタル化に向けた再整備を平成31年度より2カ年で進めます。
     あわせて地域防災計画の中で防災拠点に位置づけられ、一時避難場所及び救援活動拠点としての機能を果たす中垣内浜公園につきましても、ことしの全面供用開始に向け整備を進めてまいります。  さらに、先般の地震や台風被害の経験を踏まえ、今後災害による大きな被害が出た場合には、早急に対応ができるよう、災害復旧費を当初予算にて計上させていただいております。  安全・安心な暮らしには、不測の事態に備えた対策に加え、日々の暮らしの基盤づくりも欠かせません。特に、交通環境の整備は、これからの社会において、大きな課題となるものと認識しています。本市におきましては、現在、市内3コースでのコミュニティバスの運行と、東部地域における乗合タクシーの運行を行っておりますが、これに加え、南部地域における新たな公共交通を開始いたします。  あわせて東部地域の活性化に不可欠な道路環境の向上に向け、地区間を結ぶ道路の整備を行ってまいります。  また、高齢化の波が押し寄せる中、住みなれた地域で、安心して暮らせるまちづくりを進めることも重要となっております。障害のある方の高齢化や重度化、そして親なき後などを見据えた生活支援のあり方がこれからの大きな課題となることから、障害のある方を地域全体で支える地域生活支援拠点の整備を行ってまいります。  あわせて、高齢者支援を行う地域包括支援センターの体制を強化し、認知症対策や介護予防事業の運営など、地域ニーズに即したきめ細やかな支援も行ってまいります。  安心をさらに強化させるためには、施設整備などのハード面に加え、市民の皆様が主体となって取り組むソフト面の施策を充実させることが必要です。人と人とのつながりが希薄化してきている今の社会において、まちの発展の原動力となるのは、市民の皆様の力であり、助け合いです。  「生活サポート事業」では、地域で支え合う仕組みをつくることにより、日常生活の円滑化に加え、高齢者の介護予防や地域活性化などの相乗効果が生まれています。  今後も人と人とのつながりによって、自立と安心を育むとともに、ハードとソフトの両面の対策を両輪として、安全・安心なまちづくりを推進してまいります。  5月からは改元され、新たな時代が始まります。驚くべきスピードで時代が進む中、大東が未来に向けて発展していくためには、まず市民の皆様と職員が、本市を取り巻く状況を正しく理解し、意識や認識を新たにすることから始めなければなりません。全員が危機感を持ち、変革を恐れず、新しい手法を模索し、大東独自の価値を生み出し、課題を解決していくことが必要なのです。  ウィンストン・チャーチルは、このような言葉も残しています。  “To improve is to change, to be perfect is to change often.”(向上とは変化である。完璧とは変化し続けることである)  「変革」という言葉を発することは簡単ですが、行動することは難しいものです。しかし、「大東の未来は、誰かが考えてくれる」という姿勢では、明るい未来は訪れません。また行政だけのひとり相撲でも、市の未来は輝きません。全員が他人事としてではなく、自分事として捉えることが重要です。これは、家族の抱える問題や将来について、家族みんなで考え行動することと同じであると私は思います。  それぞれに不安に思うこともあるかもしれません。しかし、成功につながる秘訣は、常に肯定的に、前を向いて進んでいくことだと私は考えます。  冒頭で、未来に向かって積極的に変革していく大東の姿をたこにたとえて表しました。たこはひとりでには揚がりません。前に向かって走ることで受ける風を浮力に変えて揚げるものです。その走る速さを速くすればするほど、浮力は強くなり、たこは空高く舞い上がります。  市政も同じです。時代の変化という大きなうねりが押し寄せる中、多くの課題や困難が私たちの前に立ちふさがるでしょう。しかし、立ちどまっていては、輝く大東の未来はありません。課題に立ち向かい、前に進んで行くことで、みずからを高みへと押し上げていくのです。  そして、その力強い歩みを加速させていくことこそが、より一層、大きく高く大空に舞い上がるエネルギーになると私は信じています。  そのたこがより高く安定して揚がり続けるまでは、理想とするまちづくりを目指して、変化を恐れることなく挑戦し、前へ前へと走り続けなければならないかもしれません。しかし、たとえそうであったとしても、私たちのまち大東市がどこよりも高く上り詰めるまで、私は喜んで走り続ける決意です。  未来という大空は、限りなく広がっています。きのうよりきょう、きょうよりあすへと、前に踏み出す一歩の積み重ねが、たこをより高い場所へ導きます。この思いを胸に、大東市というたこを、全員一丸となって高く高く揚げ、みんなの笑顔がそのたこを見上げられるよう、今後も一心不乱に取り組んでまいります。  最後に、市議会議員の皆様、市民の皆様、関係機関の皆様のより一層の御支援、御協力をお願い申し上げ、私の施政方針とさせていただきます。ありがとうございました。 ○水落康一郎 議長  この際申し上げます。施政方針に対する代表質問は来る3月3日の日曜日に行いますので、代表質問を行う方は、本日午後5時までに質問の要旨を記載の上、議長まで通告を願います。  次に、日程第8、議案第15号「大東市総合計画の基本構想および基本計画の変更について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  (登壇)議案第15号大東市総合計画の基本構想および基本計画の変更について、提案理由及び提案内容を説明申し上げます。  平成31年3月定例月議会議案(別冊)の大東市総合計画の基本構想および基本計画の変更についてをお開きください。  本案は、平成13年度にスタートしました第4次大東市総合計画の第U期基本計画(後期)の一部改訂につきまして、大東市議会の議決すべき事件を定める条例第2条の規定に基づき、提案するものでございます。  改訂理由につきましては、前回の平成28年3月の改訂後に市の主要施策となる新規事業や従来施策の拡充等が図られたことから、これらを新たに追記することを目的としています。  主な改訂ポイントは次の3点でございます。  1点目として、現庁舎の老朽化に伴う新庁舎整備の推進について追記すること。2点目として、立地適正化計画や公民連携住宅政策、行政改革などの現在取り組みを進めている主要施策の追記や拡充記載を行うこと。3点目として、基本計画各論の達成費用を時点修正することなどでございます。  今回の改訂は、総合計画審議会や総合計画策定委員会での御意見をいただき、基本構想は時点修正が必要な部分以外は変更を行わず、主に基本計画を中心に修正を行っております。  以上、何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第15号は、街づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第9、議案第16号「大東市男女共同参画社会行動計画の変更について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。池谷市民生活部人権政策監。 ◎池谷幸一郎 市民生活部人権政策監  (登壇)おはようございます。  議案第16号平成31年3月定例月議会議案(別冊)の大東市男女共同参画社会行動計画の変更につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  議案第16号資料、大東市男女共同参画社会行動計画(概要版)に基づき御説明をさせていただきます。  概要版の1ページをごらんください。  本計画は、平成26年に策定をいたしました第3次大東市男女共同参画社会行動計画(改訂版)、カラフルプランの後継計画として策定するもので、市、市民、事業者等、教育関係者等の共同のもとに男女共同参画社会の形成を目指して大東市における男女共同参画政策の基本方向を定める指針として、関連する施策を総合的・効果的に推進することを目的としており、その計画は2019(平成31)年度から2028年度までの10年間といたしております。  また、本計画は男女共同参画社会基本法に基づく市町村男女共同参画計画であり、大東市男女共同参画推進条例に規定する8つの事項について定めております。  あわせて、配偶者からの暴力の防止および被害者の保護等に関する法律(DV防止法)並びに女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)に規定される大東市DV防止基本計画と大東市女性活躍推進計画を内包いたしております。  続いて、3ページをお願いいたします。  本計画は第4次大東市総合計画の基本理念「あふれる笑顔 幸せのまち大東づくり」の推進に向け、大東市男女共同参画推進条例の基本理念に基づき、本計画に取り組むこととし、4ページ上段から5ページ上段に記載の4つの基本的視点に基づいて計画を推進いたします。  6ページをお願いいたします。  本計画の体系として、Tあらゆる分野における女性の活躍推進、U人権尊重と安心して暮らせる地域社会づくり、V男女共同参画の意識づくりの3つの基本方向をもとに、基本政策を定め、それぞれの施策の方向をもとに、具体的な施策を進めていくことといたしております。  8ページをお願いいたします。  本計画の実効性を高め、施策の取り組み状況を評価する指標といたしまして、14の指標項目を設定をいたしております。  本計画の策定に当たりまして、男女共同参画に係る市民意識調査や小学生から大学生を対象といたしました児童等意識調査を行い、男女共同参画に対する市民の意識を把握し、大東市男女共同参画社会推進本部及び推進本部幹事会にて検討を重ねた結果を外部の学識経験者14名で構成をいたします大東市男女共同参画社会行動計画策定委員会で御審議をいただき、計画案を策定いたしております。  以上が議案第16号大東市男女共同参画社会行動計画の変更についての概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第16号は、未来づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第10、議案第17号「大東市地域福祉計画の変更について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。青木福祉・子ども部長。 ◎青木浩之 福祉・子ども部長  (登壇)おはようございます。  議案第17号大東市地域福祉計画の変更につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  別冊議案書、大東市地域福祉計画の変更について及び議案第17号資料の概要版をごらんください。  地域福祉計画は、平成29年に行われました社会福祉法の改正によりまして、法定計画と位置づけられました。本計画は大東市総合計画を踏まえ、福祉の分野ごとに作成される部門別計画の上位計画となるとともに、市民、事業者、社会福祉協議会及び各種団体と行政が手を携え、互いに協力し、協働で活動する上での指針となるものでございます。  現行の第3期計画が平成30年度末に期間満了することから、第4期計画を策定するもので、計画期間は平成31年度から5年間でございます。  第4期計画における特徴といたしましては、社会福祉法の改正により、制度、分野ごとの縦割りや、支え手、受け手という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が「我が事」として参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えて、「丸ごと」つながることで、住民一人一人の暮らしと生きがい、地域をともにつくっていく「地域共生社会」の実現を目指しています。  計画の基本理念を「みんなで支える 笑顔あふれる地域共生社会」とし、3つの基本的な視点を設定して、施策を推進します。  さらに、基本目標をも設定し、具体的な施策の体系を定めております。  また、本編にさまざまな福祉情報を掲載し、本市が取り組んでいる福祉に関する情報が市民にわかりやすく届くような計画づくりをいたしております。  策定に当たりましては、市民アンケート調査や事業所ヒアリング、パブリックコメント等を行い、関係者の皆様に御協議をいただき、計画案を作成しております。  以上が議案第17号「大東市地域福祉計画の変更について」の概要でございます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いをいたします。 ○水落康一郎 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第17号は、未来づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第11、議案第18号「大東市自殺対策計画の策定について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  (登壇)議案第18号大東市自殺対策計画の策定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  別冊の大東市自殺対策計画の策定についてをごらんください。  本計画は、自殺対策基本法第13条第2項に基づく市町村自殺対策計画として位置づけられるもので、誰も自殺に追い込まれることのない大東市の実現を目的としております。  自殺につきましては、これまで個人的な問題とされておりましたが、近年では社会的な問題と捉えられるようになり、社会全体で自殺対策が進められております。  本市におきましても、保健、医療、福祉、教育、労働、その他の関連施策との有機的な連携のもと、自殺対策は生きることの包括的な支援であるという認識に立ち、計画を策定いたしました。  また、計画の推進に当たっては、重点施策として高齢者や生活困窮者等を対象とし、地域におけるネットワークの強化や自殺対策を支える人材の育成などの取り組みを進めてまいります。  なお、計画期間は2019年度から2028年度までの10年間でございます。  以上が大東市自殺対策計画策定の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第18号は、未来づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第12、議案第19号「大東市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部を改正する条例について」及び日程第13、議案第20号「大東市補助金等の交付等に関する条例について」、以上2件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  (登壇)議案第19号大東市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由及び提案内容を説明申し上げます。  平成31年3月定例月議会議案書の2ページをお開きください。  本案は、地方自治法第244条の2の規定に基づき、公の施設の管理を指定管理者に行われる場合の指定の手続などにつきまして、所要の改正をお願いするものでございます。  このたびの改正は公の施設の効率的・効果的な管理運営を実現し、さらなる市民サービスの向上を図るため、指定管理者の管理につきまして、評価制度を導入することなどが主な目的でございます。  改正点は主に3点ございます。  まず1点目は、評価制度の導入により、現在の指定管理者選定審査委員会を指定管理者選定評価委員会に改称することでございます。
     2点目は、客観的な指定管理者の選定及び評価を行うに当たり、より公平性・透明性を高めるため、同委員会の委員数を5名以内から6名以内に改正するものでございます。  3点目は、兼業禁止の対象者の規定につきまして必要な改正を行うものでございます。  この条例改正を踏まえ、指定管理者に関する基本的な事項を定める大東市公の施設の指定管理者制度導入に関する指針につきましても、所要の改定を行う予定でございます。  とりわけ、指定管理者の評価制度につきましては、法律や条例に基づいた指定管理者からの事業報告書の提出のみならず、新たに指定管理者による自己評価、施設所管部局による内部評価、指定管理者選定評価審査委員会による外部評価を行うこととしております。  施行日につきましては、平成31年4月1日でございます。  続きまして、議案第20号大東市補助金等の交付等に関する条例について、提案理由及び提案内容を説明申し上げます。  平成31年3月定例月議会議案書の4ページをお開きください。  本案は、地方自治法第232条の2の規定に基づく補助金等の交付につきまして、必要な事項を定めるものでございます。  地方自治法では、普通地方公共団体は、その公益上、必要がある場合においては、寄付または補助をすることができると規定されており、本市はこれまで同法に基づく大東市補助金交付規則を定め、補助金等の交付を行ってまいりました。しかしながら、例規としての規則は地方公共団体の内部規律を定めるものであり、住民にかかわる事項を規則で定める場合は、法律または条例の委任を必要とすることが一般的な会社となっております。こうした中、補助金等の交付に係る基本的な考え方や手続につきましては、条例で定めることが望ましいとの考えに至り、提案をさせていただいたところでございます。  また、条例の制定を機に、地方自治法第232条の2に規定されている公益上、必要がある場合に関しまして明記することや、補助金等の交付の適正化、公正性・透明性の確保を図ることも規定するものでございます。  施行日につきましては、平成31年4月1日でございます。  以上、何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第19号及び議案第20号については、街づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第14、議案第21号「大東市情報公開条例の一部を改正する条例について」、日程第15、議案第22号「大東市職員の勤務時間および休暇等に関する条例の一部を改正する条例について」及び日程第16、議案第23号「大東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について」、以上3件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  (登壇)議案の説明に先立ちまして、配付しております議案説明資料におきまして誤りがございました。おわび申し上げます。正誤表をお配りしておりますとおり、議案説明資料におきまして、議案書のとおり、条例の施行日を議案の議決日であります公布の日からと記載すべきところを、平成31日4月1日と誤って記載したものでございます。訂正の上、おわび申し上げます。今後、かかることのないよう、慎重に事務を進めてまいります。申しわけございませんでした。  それでは、改めまして、議案第21号大東市情報公開条例の一部を改正する条例案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書の11ページをお開きください。  改正内容につきましては、2点でございます。  まず、1点目は、情報公開請求の対象となる情報の範囲につきまして、条例上において、より明確にする必要がありますことから、その定義を公文書等の管理に関する法律における行政文書の定義と同趣旨とする改正を行うものでございます。  具体的には、現行の2つの規定に職員が組織的に用いるものの規定を追加し、条例に基づく情報公開請求の対象となる文書の範囲をより明確化するものでございます。  2点目は、情報公開制度が健全に機能するためには、適正な請求を求めることから、請求者の責務につきましての規定を追加するというものでございます。  具体的には、市民の知る権利を保持する等の情報公開制度の目的に則した、適正な請求をする旨の規定を追加するものでございます。  施行日につきましては、公布の日からとしております。  次に、議案第22号大東市職員の勤務時間および休暇等に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書の13ページをごらんください。  本案は、平成30年8月10日に出されました人事院の勧告に鑑み、大東市職員の勤務時間および休暇等に関する条例の改正をお願いするものでございます。  改正内容につきましては、正規の勤務時間以外の時間における勤務に関しまして、必要な事項を規則で定めることができるよう改めるものでございます。  施行日につきましては、平成31年4月1日からとしております。  続きまして、議案第23号大東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書の15ページをごらんください。  本案は、給与制度の見直しに伴い、大東市一般職の職員の給与に関する条例の改正をお願いするものでございます。  改正内容につきましては、主に3点でございます。  まず、1点目は、教職調整額の支給についてでございます。本市の公立幼稚園に勤務する園長、副園長を除きます幼稚園教諭に対して、法律に基づきまして教職調整額を支給するため、所要の改正を行うものでございます。  2点目は、副園長の設定及び管理職手当の支給についてでございます。  学校教育法に基づき、本市の公立幼稚園に副園長の職を設定し、管理職手当を支給するために、所要の改正を行うものでございます。  最後に、3点目は、等級別基準職務表の見直しについてでございます。  地方公務員法第24条に基づき、定めております等級別基準職務表の記載内容について、所要の改正を行うものでございます。  施行日につきましては、平成31年4月1日からとしております。  総務部からの上程議案は以上でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第21号、議案第22号及び議案第23号については、街づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第17、議案第24号「大東市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例について」及び日程第18、議案第25号「大東市立総合福祉センター条例の一部を改正する条例について」、以上2件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。青木福祉・子ども部長。 ◎青木浩之 福祉・子ども部長  (登壇)議案第24号大東市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の19ページをお開きください。  ひとり親家庭の医療費の助成等については、受給資格の判定を児童扶養手当の基準に倣っているところです。今般、児童扶養手当法施行規則が改正されたことに伴い、所得判定の期間を6月までから9月までに改めるものです。  また、第2条におきましては、今回の条例改正、平成30年6月に行いました当該条例の一部改正について、文言の整理を行うものです。  なお、この条例は公布の日から施行いたします。  以上が議案第24号大東市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例の概要でございます。  続きまして、議案第25号大東市総合福祉センター条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の22ページをお開きください。  現在、総合福祉センターは無料で御利用いただいておりますが、カラオケ施設の老朽化に伴い、かねてから要望のあった通信カラオケの導入を予定いたしております。  通信カラオケ導入済みの他の施設と同様に使用料を徴収するため、附属設備の使用料について規定する所要の改正を行うものです。  なお、この条例は平成31年6月1日から施行いたします。  以上が議案第25号大東市総合福祉センター条例の一部を改正する条例の概要でございます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。 ○水落康一郎 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第24号及び議案第25号については、未来づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第19、議案第26号「大東市附属機関条例の一部を改正する条例について」及び日程第20、議案第27号「大東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について」、以上2件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  (登壇)初めに、議案第26号大東市附属機関条例の一部を改正する条例につきまして提案理由を御説明申し上げます。  議案書の24ページをお願いいたします。  本案は、第7期大東市総合介護計画に基づき、介護保険施設の整備を進めるため、大東市介護保険施設等事業者選定委員会を新たに附属機関として追加するものでございます。また、あわせて既存の大東市地域密着型介護サービスの運営に関する委員会の名称等を介護保険法に基づいた正式な名称に改めるものでございます。  なお、この条例は平成31年4月1日から施行することとしております。  以上が大東市附属機関条例の一部を改正する条例の概要でございます。  続きまして、議案第27号大東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の26ページをお開き願います。  本案は、国民健康保険税の賦課限度額及び税率等の改正でございます。  賦課限度額につきましては、平成30年度の国基準に準じまして、医療に係る部分を54万円から58万円へ4万円引き上げ、賦課限度額の総額を93万円とするものでございます。  税率等につきましては、大阪府から示されました激変緩和措置後の標準保険税率をベースといたしまして、幅広い世帯において、約4%程度の増加率となるよう、本市独自の調整を加えたものでございます。  なお、この条例の一部改正は平成31年4月1日から施行することとしております。  以上が大東市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の概要でございます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第26号及び議案第27号については、未来づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第21、議案第28号「大東市生産緑地地区の区域の規模に関する条例について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)議案第28号大東市生産緑地地区の区域の規模に関する条例について、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の29ページから30ページをごらんください。  これまで都市農地は宅地化するものとされてきましたが、国において平成28年に都市農業振興基本計画が閣議決定され、都市農地は都市にあるべきものと大きく方向転換がされました。これを受け、平成29年5月に生産緑地法が改正され、条例により生産緑地地区の区域に規模に関する面積要件を500平方メートルから300平方メートルまで引き下げることが可能となりました。  農地は、良好な景観形成や保水、防災といった多面的な公益機能を有するなど、都市化が進展する中、豊かな生活環境に不可欠な役割を果たしております。このような都市部の農地を生産緑地地区として、計画的に保全を図るため、条例を制定するものでございます。  何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第28号は、街づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第22、議案第29号「大東市水道布設工事監督者の配置および資格ならびに水道技術管理者の資格を定める条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。
     理事者から提案理由の説明を求めます。延田上下水道局長。 ◎延田雅明 上下水道局長  (登壇)議案第29号大東市水道布設工事監督者の配置および資格ならびに水道技術管理者の資格を定める条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の31ページをお願いいたします。  本案は、学校教育法の改正により、専門職大学が創設され、前期課程を修了者は短期大学の卒業者と同等の教育水準を達成する者になることから、水道法施行令の改正と同様に、当該条例においても、布設工事監督者及び水道技術管理者の資格要件として定められている短期大学の卒業者に前期課程修了者を加える趣旨の改正を行うものでございます。  また、技術士法施行規則の改正により、技術士試験の選択科目が見直されたことに伴い、水道法施行規則の資格要件の見直しも行われたことから、同様の改正を行うものでございます。  施行日は水道法施行令及び施行規則と同様に平成31年4月1日でございます。  何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第29号は、街づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第23、議案第30号「大東市奨学貸付条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。森田学校教育部長。 ◎森田修司 教育委員会学校教育部長  (登壇)議案第30号大東市奨学貸付条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  議案書の34ページをお願いいたします。  本案は、学校教育法の一部を改正する法律が平成31年4月1日に施行されることに伴い、大学の区分に専門職業人の養成を目的とする新たな高等教育機関として専門職大学及び専門職短期大学が設けられます。これに伴い、奨学金の貸し付けを受ける対象に専門職大学または専門職短期大学に進学または在学する者を加えるものでございます。  施行日につきましては、平成31年4月1日からとしております。  以上が大東市奨学貸付条例の一部を改正する条例の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第30号は、未来づくり委員会に付託いたします。  最後に、日程第24、議案第6号「平成31年度大東市一般会計予算について」、日程第25、議案第7号「平成31年度大東市国民健康保険特別会計予算について」、日程第26、議案第8号「平成31年度大東市交通災害共済事業特別会計予算について」、日程第27、議案第9号「平成31年度大東市火災共済事業特別会計予算について」、日程第28、議案第10号「平成31年度大東市介護保険特別会計予算について」、日程第29、議案第11号「平成31年度大東市後期高齢者医療保険特別会計予算について」、日程第30、議案第12号「平成31年度大東市2駅周辺整備事業特別会計予算について」、日程第31、議案第13号「平成31年度大東市水道事業会計予算について」及び日程第32、議案第14号「平成31年度大東市下水道事業会計予算について」、以上9件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。  最初に、議案第6号について、北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  (登壇)議案第6号平成31年度大東市一般会計予算について、提案理由及び提案内容を説明申し上げます。  平成31年度大東市一般会計予算書の1ページをお開きください。  初めに、第1条歳入歳出予算につきまして説明申し上げます。平成31年度当初予算では、歳入歳出予算の総額をそれぞれ457億4,454万9,000円としております。前年度当初予算との比較では、25億4,400万2,000円の増加、率にして5.9%の増加となっております。その他、第2条から第6条まで、債務負担行為、地方債、一時借入金、歳出予算の流用及び預金債権と地方債債務の相殺につきましても御審議をお願いするものでございます。  それでは、歳入予算から主な内容につきまして説明いたします。2ページをごらんください。  款1市税は169億711万6,000円を計上しております。前年度当初から1億3,922万6,000円の増加でございます。市税のうち、個人市民税は0.2%の減少、法人市民税は4.9%の増加、固定資産税は0.7%の増加でございます。  款5地方交付税は48億3,083万4,000円を計上しており、前年度当初から1億9,245万6,000円の増加でございます。  款9国庫支出金は85億8,561万2,000円を計上しており、前年度当初から2億7,460万8,000円の増加でございます。これは社会資本整備総合交付金対象事業費が増加したことなどによるものでございます。  款10府支出金は34億6,921万1,000円を計上しており、前年度当初から1億3,370万9,000円の増加でございます。これは障害者自立支援給付費の増加などによるものでございます。  次に、3ページをごらんください。  款12寄付金は7億8,671万1,000円を計上しており、前年度当初から3億4,615万5,000円の増加でございます。これはふるさと納税寄付金の平成31年度収入見込み額について、平成30年度当初予算より増加したことなどによるものでございます。  款13繰入金は21億401万1,000円を計上しており、前年度当初から11億408万2,000円の増加でございます。これは市債の繰上償還の財源として、減債基金の繰り入れを行い、あわせて野崎駅・四条畷駅周辺整備事業などの財源として公共施設等整備保全基金の繰り入れを行うことなどによるものでございます。  款15市債は41億3,500万円を計上しており、前年度当初から3億7,600万円の増加でございます。これは建設地方債が増加したことなどによるものでございます。  以上が歳入の主な内容でございます。  次に、歳出予算の主なものにつきまして説明申し上げます。  4ページをごらんください。  款2総務費は44億8,321万円を計上しており、前年度当初から7億3,001万7,000円の増加でございます。これは主に公民連携事業のリードプロジェクトの1つである北条まちづくり推進事業の実施などに伴うものでございます。  款3民生費は203億1,891万2,000円を計上しており、前年度当初から1億3,678万4,000円の増加でございます。これは主に障害者自立支援給付事業の増加などによるものでございます。  款7土木費は73億2,333万9,000円を計上しており、前年度当初から5億8,284万7,000円の増加でございます。これは主に野崎駅・四条畷駅周辺整備事業の増加によるものでございます。  款8消防費は13億8,376万9,000円を計上しており、前年度当初から6,417万3,000円の増加でございます。これは主に大東四條畷消防組合運営費などの増加によるものでございます。  款9教育費は38億9,349万2,000円を計上しており、前年度当初から2,324万8,000円の減少でございます。教育費につきましては、市民体育館屋上の改修に係る経費を計上する一方、小学校のプール改築に係る経費などが減少し、教育費全体では減少しております。  款10公債費は46億6,818万1,000円を計上しており、前年度当初から8億5,358万6,000円増加しております。これは市債の繰上償還実施に伴う元利償還金の増加に伴うものでございます。  款12予備費は8,000万円を計上しており、前年度当初から4,000万円増加しております。これは、昨年大阪北部地震や台風21号などの対応により、予備費が枯渇し、増額補正を二度にわたってお願いしたことを踏まえたものでございます。  款13災害復旧費は、今年度から新たに計上するものであり、災害に備え、1億円を計上するものでございます。  以上が歳出の主な内容でございます。  歳入歳出の詳細につきましては、14ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりでございます。  次に、6ページをごらんください。  第2表債務負担行為でございます。債務負担行為の件数は8件であり、主に業務委託や工事などの契約について、複数年の契約を行うために計上するものでございます。  次に、7ページをごらんください。  第3表地方債でございます。保育所整備事業から文化情報センター整備事業までの14件につきましては、各事業の財源として発行する建設地方債でございます。一番下の臨時財政対策債は、地方交付税の代替財源として発行するものでございます。これらの起債の限度額は合計41億3,500万円であり、起債の方法などは表に記載のとおりでございます。  次に、一時借入金でございます。1ページにお戻りください。  第4条でございます。これは歳計現金が不足した場合、最高45億円の範囲内で一時借り入れをすることができるものとしております。  次に、歳出予算の流用でございます。第5条にありますように、歳出予算の各項に計上した給与費に不足が生じた場合、同一款内でこれを流用することができるものとしております。  最後に、第6条の預金債権と地方債債務の相殺でございます。これは金融機関が破綻した場合、市の預金の安全確保を図るため、地方債債務との相殺を行うことができるものとしております。  以上が平成31年度大東市一般会計予算案の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  次に、議案第7号、議案第10号及び議案第11号について、澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  (登壇)初めに、議案第7号平成31年度大東市国民健康保険特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  平成31年度大東市特別会計予算書の1ページをお開き願います。  平成31年度の予算総額は、歳入歳出それぞれ147億6,163万7,000円で、前年度当初予算と比べまして金額で6億7,117万1,000円、率にしまして約4.3%の減となっております。  それでは、主なものにつきまして、歳入から御説明申し上げます。  次の2ページをお願いいたします。  款1国民健康保険税26億8,183万円は、国民健康保険加入者の医療給付費分、介護納付金分及び後期高齢者支援金分に係る保険税の合計額でございます。  款6府支出金104億6,962万7,000円は、国保の広域化に伴い、大阪府より本市に交付されます保険給付費等交付金でございます。  款9繰入金15億9,204万4,000円は、一般会計からの繰入金でございます。  次に、歳出につきまして御説明申し上げます。  次の3ページをごらんください。  款2保険給付費103億3,695万9,000円は、保険診療に係る給付費及び個人給付金でございます。  款6保健事業費1億1,859万円は、人間ドック、脳ドック、特定保健指導、特定健康診査等に要する経費でございます。  款14国民健康保険事業費納付金38億5,117万2,000円は、広域化に伴う大阪府への納付金でございます。  次に、債務負担行為につきまして御説明申し上げます。  4ページをお願いいたします。  特定保健指導等事業費、限度額454万1,000円は、特定保健指導を行うに当たり、複数年の委託契約を行うため、債務負担行為として限度額を設定するものでございます。  なお、歳入歳出予算の詳細につきましては、6ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりでございます。  次に、議案第10号平成31年度大東市介護保険特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  特別会計予算書の73ページをお願いいたします。  平成31年度の予算総額は、歳入歳出それぞれ91億9,617万6,000円で、前年度当初予算と比べまして金額で3億2,689万9,000円、率にしまして約3.7%の増となっております。  それでは、歳入の主なものから御説明申し上げます。  次の74ページをお願いいたします。  款1介護保険料21億2,860万7,000円は、65歳以上の第1号被保険者の保険料でございます。  款3支払基金交付金23億5,173万9,000円は、40歳以上65歳未満の第2号被保険者の介護保険料を財源としました介護給付費及び地域支援事業費に係る交付金でございます。  款4国庫支出金19億3,342万4,000円は、介護給付費に係る定率負担金、調整交付金、保険者機能強化推進交付金及び地域支援事業費に係る交付金でございます。  款5府支出金12億7,779万1,000円は、介護給付費に係る定率負担金と地域支援事業費に係る交付金でございます。  款6繰入金14億9,643万2,000円は、介護給付費と地域支援事業費等に係る市の定率負担金及び低所得者保険料軽減に係る一般会計からの繰入金でございます。  次に、歳出の主なものにつきまして御説明申し上げます。  75ページをお願いいたします。  款2保険給付費85億197万5,000円は、要介護者等が介護サービスを受けた費用を国民健康保険団体連合会等に支払う経費と、介護保険給付事業に係る費用でございます。  款6基金積立金2,151万2,000円は、保険者機能強化推進交付金を積み立てるものでございます。  款9地域支援事業費3億9,984万1,000円は、市が行う介護予防事業等の経費でございます。  なお、歳入歳出予算の詳細につきましては、76ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりでございます。  最後に、議案第11号平成31年度大東市後期高齢者医療保険特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  特別会計予算書の107ページをお願いいたします。  平成31年度の予算総額は、歳入歳出それぞれ16億7,878万円で、前年度当初予算と比べまして金額で9,311万8,000円、率にしまして約5.9%の増となっております。  それでは、主なものにつきまして歳入から御説明申し上げます。  次の108ページをお願いいたします。
     款1後期高齢者医療保険料12億2248万円は、被保険者の保険料でございます。  款4繰入金4億4,851万4,000円は、低所得者に対する軽減及び被用者保険の被扶養者に対する軽減に係る市負担額としての保険基盤安定繰入金等でございます。  次に、歳出につきまして御説明申し上げます。  右の109ページをお願いいたします。  款2後期高齢者医療広域連合納付金15億5,339万円は、本市が徴収し広域連合に納付する納付金でございます。  なお、歳入歳出予算の詳細につきましては、110ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりでございます。  以上の保健医療部所管の特別会計予算につきまして、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  次に、議案第8号について、北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  (登壇)議案第8号平成31年度大東市交通災害共済事業特別会計予算につきまして提案理由の御説明を申し上げます。  大東市特別会計予算書の41ページをお開き願います。  本会計の歳入歳出予算総額は、歳入歳出それぞれ2,177万1,000円、前年度と比較いたしまして69万円の減額となっております。  それでは、まず歳入について御説明いたします。  42ページをお開き願います。  主なものは、款1共済会費収入1,918万2,000円は、共済会費の現年度分820人分の40万4,000円、翌年度事前受付分3万7,640人分の1,877万8,000円の合計でございます。  款6繰入金255万6,000円は、交通災害共済基金の繰入金及び生活保護受給者会費の市負担分に係る一般会計からの繰入金でございます。  続きまして、歳出について御説明申し上げます。  43ページをごらんください。  款1共済事業費2,110万1,000円は、審査委員会委員報酬及び事務諸経費並びに交通共済見舞金でございます。  款2予備費は65万円でございます。  歳入歳出の詳細につきましては、44ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりでございます。  以上でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  次に、議案第9号について、大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  (登壇)議案第9号平成31年度大東市火災共済事業特別会計予算につきまして提案理由の御説明を申し上げます。  平成31年度大東市特別会計予算書の57ページをお開きください。  予算総額は、歳入歳出それぞれ3,310万8,000円で、前年度当初予算額に対しまして、0.4%の減でございます。  それでは、歳入から御説明申し上げます。  特別会計予算書の58ページをごらんください。  款1共済会費収入1,500万円は、会費の現年度分及び翌年度の事前受け付け分でございます。  款2財産収入5万1,000円は、火災共済基金の利子でございます。  款5繰入金1,805万7,000円は、見舞金の不足を想定し、火災共済基金から繰り入れ運用するものでございます。  続きまして、歳出について御説明申し上げます。  次の59ページをごらんください。  款1共済事業費2,310万1,000円は、火災共済事業諸経費及び罹災世帯への見舞金支給などでございます。  款2予備費1,000万円は、火災共済見舞金が不足した場合に充当するものでございます。  款3公債費7,000円は、一時借入金の利子でございます。  なお、詳細につきましては、60ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書のとおりでございます。  以上が平成31年度大東市火災共済事業特別会計予算でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  次に、議案第12号について、今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)議案第12号平成31年度大東市2駅周辺整備特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  当該予算は、2駅周辺整備事業に係る用地のうち、取得可能となった用地について必要額を確保するもので、平成31年度予算の総額は歳入歳出それぞれ2億197万8,000円でございます。  それでは、平成31年度大東市特別会計予算書により、概要について説明いたします。  132ページをお開きください。  まず、歳出でございます。  款1公共用地取得事業費2億197万8,000円は、四条畷駅西側において取得可能となった用地の買収費用及び物件補償費で必要額について予算を確保させていただくものでございます。  次に、歳入でございます。  款1繰入金7万8,000円は一般会計からの繰入金でございます。  款2市債2億190万円は、四条畷駅周辺整備事業用地取得債でございます。  以上が平成31年度大東市2駅周辺整備事業特別会計予算の概要でございます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  最後に、議案第13号及び議案第14号について、延田上下水道局長。 ◎延田雅明 上下水道局長  (登壇)議案第13号平成31年度大東市水道事業会計予算について、概要を御説明申し上げます。  水道事業会計予算書の1ページをお願いいたします。  第2条業務の予定量は年度末における予定給水戸数を5万6,900戸とし、年間予定配水量につきましては、前年度予算と比較し1.1%増の1,368万6,000立方メートルを予定しております。主な建設改良事業は、管路更新事業に取り組んでまいります。その費用として4億3,750万1,000円を計上いたしております。  次に、第3条収益的収入および支出でございます。水道事業収益では、前年度予算に比べ934万3,000円増の25億9,094万5,000円を計上しております。また、水道事業費用では7,571万1,000円増の24億4,647万1,000円を計上しております。その結果、収益的収支では消費税込みで6,347万4,000円の利益を計上することとなりました。  次に、2ページをお開きください。  第4条資本的収入および支出でございます。資本的収入では、前年度予算に比べ447万5,000円増の5,938万1,000円を予定しております。また、資本的支出では、1億2,227万1,000円減の8億9,163万8,000円を計上いたしております。資本的収入額が支出額に対し不足する額8億3,225万7,000円は、第4条本文括弧書きのとおり補填することといたしております。  以下、第5条では、債務負担行為について、第6条では、各項間の流用について、第7条では、流用禁止項目について、第8条では、たな卸資産の購入限度額について定めております。  なお、4ページ以降には予算に関する説明書を掲載しております。  以上が水道事業の平成31年度当初予算の概要でございます。  続きまして、議案第14号平成31年度大東市下水道事業会計予算について概要を御説明申し上げます。  下水道事業会計予算書の1ページをお願いいたします。  第2条、業務の予定量において、年度末における公共下水道実処理面積は1,202ヘクタール、年間有収水量は1,248万8,000立方メートルを見込んでおります。主な建設改良事業は、管渠築造事業、流域下水道建設事業、浄化槽整備事業で3億4,101万1,000円を計上しております。  次に、第3条収益的収入および支出でございます。下水道事業収益では、前年度予算に比べ1,424万2,000円増の38億622万8,000円を計上しております。  また、下水道事業費用では、6,172万2,000円増の36億9,441万5,000円を計上しております。その結果、収益的収支では消費税込みで1億1,181万3,000円の利益を計上することとなりました。  次に、2ページをお開きください。  第4条資本的収入および支出でございます。資本的収入では、前年度予算に比べ586万8,000円減の13億562万6,000円を予定しております。  資本的支出では、1億3,343万1,000円増の27億6,823万円を計上いたしております。  資本的収入額が支出額に対して不足する額14億6,260万4,000円は、第4条本文括弧書きのとおり補填することといたしております。  以下、第5条では債務負担行為について、第6条では企業債の借り入れ条件について、第7条では一時借入金について、第8条では各項間の流用について、第9条では流用禁止項目について、第10条では他会計からの出資金について定めております。  なお、4ページ以降については、予算に関する説明を掲載しております。  以上が下水道事業平成31年度当初予算の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第6号は、所管の各常任委員会に、議案第7号、議案第8号、議案第10号および議案第11号については、未来づくり委員会に、議案第9号、議案第12号、議案第13号及び議案第14号については、街づくり委員会に付託いたします。  以上で本日の日程は全て議了いたしました。  お諮りいたします。議事の都合により、明26日から3月2日まで5日間、本会議を休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。よって明26日から3月2日まで5日間、本会議を休会することに決定いたしました。  なお、3月3日、日曜日の午後0時55分から本会議を開催し、施政方針に対する代表質問を行います。また、開かれた議会への取り組みの一環といたしまして、本会議開会前の午後0時35分から手話・表情・体全体を使ったサインダンスグループのThree piecesさんによる議場コンサートを開催する予定です。  多くの市民の皆様の傍聴をお待ちしております。  本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。      午後0時20分散会          会議録署名議員           大東市議会 議 長  水 落 康一郎             〃   議 員  寺 坂 修 一             〃   議 員  大 谷 真 司...