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平成30年12月定例月議会−12月20日-03号

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  1. 大東市議会 2018-12-20
    平成30年12月定例月議会−12月20日-03号


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    平成30年12月定例月議会−12月20日-03号平成30年12月定例月議会  平成30年12月大東市議会定例月議会会議録 〇 議  事  日  程      平成30年12月20日(木)  午前10時開議  (第3日目) 日程第 1 会議録署名議員の指名について 日程第 2 一般質問       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 本日の会議に付した事件 議事日程第1から第2まで       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 出 席 議 員(17名)     1番 大 束 真 司 議員   10番 中 村 ゆう子 議員     2番 酒 井 一 樹 議員   11番 北 村 哲 夫 議員     3番 小 南 市 雄 議員   12番 天 野 一 之 議員     4番 児 玉   亮 議員   13番 あらさき 美枝 議員     5番 光 城 敏 雄 議員   14番 水 落 康一郎 議員     6番 寺 坂 修 一 議員   15番 石 垣 直 紀 議員     7番 大 谷 真 司 議員   16番 澤 田 貞 良 議員
        8番 品 川 大 介 議員   17番 中 河   昭 議員     9番 中 村 晴 樹 議員       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 地方自治法第121条による出席者        東 坂 浩 一   市長        西 辻 勝 弘   副市長        亀 岡 治 義   教育長        松 本   剛   上下水道事業管理者        田 中 祥 生   理事        大 石 達 也   危機管理監        東   克 宏   地方創生局長        北 本 賢 一   政策推進部長        品 川 知 寛   総務部長        北 田 哲 也   市民生活部長        池 谷 幸一郎   市民生活部人権政策監        青 木 浩 之   福祉・子ども部長        澤 田 芳 彦   保健医療部長        今 出 正 仁   街づくり部長        延 田 雅 明   上下水道局長        森 田 修 司   教育委員学校教育部長        岡 本   功   教育委員学校教育部指導監        南 田 隆 司   教育委員生涯学習部長        中 村 康 成   選管・公平・監査事務局長        北 田 吉 彦   総務部総括次長兼総務課長       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 議会事務局職員出席者        木 村 吉 男   事務局長        竹 中 愼太郎   事務局総括次長        石 田 景 俊   事務局参事補佐        植 杉 郁 朗   事務局上席主査        北 野 鉄 郎   事務局主査        三 木 可奈子   書記        椎 葉 有理恵   書記       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午前9時59分開議 ○水落康一郎 議長  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付しております日程表のとおり定めておりますので、これにより御了承いただきたいと思います。  この際、日程に先立ちまして、事務局長より諸般の報告をいたします。  木村事務局長。 ◎木村吉男 事務局長  諸般の御報告を申し上げます。  議員の出席状況の報告でございますが、本日の会議におきます現在までの出席議員数は17人全員でございます。  以上、報告を終わります。 ○水落康一郎 議長  これより議事に入ります。  日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、中河議員及び大束議員を指名いたします。  次に、日程第2、一般質問。  昨日に続き、一般質問を行います。  なお、発言者は簡潔に質問並びに答弁されるよう、最初にお願いしておきます。  昨日は小南議員の質問で終わっておりますので、本日は中村晴樹議員より質問を許します。  最初に、一問一答方式で、9番・中村晴樹議員。(拍手) ◆9番(中村晴樹議員) (登壇)市民の皆様、おはようございます。大阪維新の、大東市議会議員の中村晴樹でございます。  早速ではございますが、通告に従いまして質問をいたします。  まず、大項目1、新庁舎移転に関しての公文書管理についてお尋ねをいたします。  前回の一般質問にて、それ以外の任意の会議においては任意の作成であるというふうに私は理解しておりますという答弁がございました。備忘録で公文書をつくらない、それ以外の任意の会議はあとどれぐらいあるのか、答弁を求めます。  次に、ペットの飼育管理について尋ねます。  不妊・去勢手術について、なぜこんな不完全な制度なのだと、市民の方からよく耳にします。どうぶつ基金の不妊・去勢手術の行政枠申請を活用するべきだと考えておりますが、答弁を求めます。  次に、公共施設の支払いの際のネット対応についてお尋ねをいたします。  水道料金や各税金をネット銀行やクレジットカードで支払いたいという市民の要望をよくお受けいたします。費用対効果、公平性の観点も理解をいたしますが、若年層の利便性や受益者負担の考え方に立てば、可能なはずです。答弁を求めます。  次に、過去の質問の進捗についてお尋ねをいたします。  まず最初に、ひとり親家庭への支援についてお尋ねをいたしたいと思います。  日本の民法は離婚時の養育費支払いを義務づけておらず、子供の福祉を完全に無視しています。国の調査によると養育費を受け取っているひとり親はわずか2割、子供の養育費や面会交流について決めないで離婚する親は6割にも上るそうです。役所は、離婚の際、必ず離婚届を受理いたします。平成23年5月には民法改正により、離婚届に養育費及び面会交流のことについて記入欄が設けられました。そこで、子供の健全な成長の視点に立って、養育費の取り決めをサポートすることが必要であると考えます。答弁を求めます。  次に、陣痛タクシーについてです。  陣痛タクシーとは、利用者が事前にタクシー会社に登録をし、オペレーターが365日24時間待機し、電話を受けると近くにいるタクシーに連絡、優先的に配車する仕組みで、東京都内では約2割の妊婦が登録をしているそうです。補助制度を設けたり、国や医療機関が連携し、自治体と検討を設置するなど、全国各地に広がりを見せております。共働き世帯がふえ、核家族化や、地域コミュニティの縮小が進行する現代で、安全・安心に子育てする環境のため求められているサービスだと考えます。協定を結ぶ、補助を出すなどして、導入を促すなど、あらゆる手段を模索し、導入すべきだと考えますが、答弁を求めます。  以上、再質問の権利を留保し、降壇いたします。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  (登壇)おはようございます。  公文書管理と会議の関係につきまして答弁申し上げます。  本市における会議は、法令で規定される議会での本会議や委員を初め、行政委員総合教育会議などがございます。  また、本市の例規では、戦略会議や全体会議のほか、附属機関として位置づけられる各種審議や、大東市庁舎整備に関する推進本部会議などのような庁内の検討組織などが規定されています。  一般的には、会議の公開と議事録の作成は一体として考えるべきであり、本会議や総合教育会議などは、原則として、そのことが法令で規定されており、戦略会議につきましては、例規に議事録の作成が規定されています。  一方で、全体会議や、大東市庁舎整備に関する推進本部会議などにおきましては、例規では特に規定はされておりませんが、その会議内容の重要性に鑑み、議事録を作成しているところでございます。  御質問の議事録をとる任意の会議となりますと、全体会議や大東市庁舎整備に関する推進本部会議がこれらに該当するものと考えております。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  (登壇)おはようございます。  どうぶつ基金の不妊・去勢手術の行政枠申請を活用すべきについてでございます。  市がどうぶつ基金の登録を行うことにより、協力病院において猫の不妊手術を無償で行うことができるチケットを受け取り、そのチケットを野良猫に不妊・去勢手術を行う個人・団体に交付することを要件とする、「さくらねこ無料不妊手術事業(行政枠)」は、近隣においては寝屋川市と深野北緑地管理事務所がその利用を行うほか、団体枠としての利用を行って取り組まれている自治もございます。  市においては、猫の不妊手術または去勢手術を促進することにより、過剰な繁殖を抑制し、殺処分の減少と良好な住環境の確保を図るため、ことし1月から大東市猫不妊去勢手術補助制度を実施しております。  さくらねこ無料不妊手術事業本市補助制度におきましては、殺処分の減少という補助目的と、猫への不妊・去勢手術という補助対象を同じくすることから、さくらねこ無料不妊手術事業を活用する場合には、両者のすみ分けを行う、あるいはいずれか一制度のみを存在させるといった調整を行う必要があると考えております。  議員御質問の、不妊・去勢手術の行政枠の活用につきましては、このような内容を踏まえつつ、先行自治体の実施状況も把握することで、よりよい選択肢を見出してまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  (登壇)おはようございます。  御質問の市税におけるクレジット収納の導入につきましてお答えいたします。  地方公共料金に対するクレジット収納の要望は、2004年6月に行われました第5次構造改革特区の大阪府と株式会社JCBの提案に始まり、総務省が「地方税については、地方税法第20条の6に第三者納付が規定されていることから、立替払方式であれば、クレジットカードを使って納付することは、現行制度上可能である」としましたことから、その後、緩やかではありますがクレジット収納を取り扱う地方公共団体が増加しつつある状況でございます。  本年3月の総務省調べでは全国で192団体、大阪府内では、平成30年度現在で大阪府、大阪市、四條畷市等、11団体が導入している状況でございます。  本市でも、クレジット収納の導入につきまして、既導入団体へのアンケートや視察を実施しているところでございますが、クレジット収納利用率の低さや、本市基幹系ソフトの多額な改修費等、課題がございますので、クレジット収納の導入につきましては、今後も慎重に検討を重ねてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  青木福祉・子ども部長。 ◎青木浩之 福祉・子ども部長  (登壇)おはようございます。  養育費確保のサポートについてでございます。  離婚等の際の養育費につきましては、当事者双方において協議を行い、それに基づき履行されることが原則となります。後のトラブルを回避するためには家庭裁判所で調停調書を作成する、または当事者双方が協議した書面を公証役場において公正証書を作成することが望ましいため、市において母子・父子自立支援員が助言等を行っております。  また、御相談いただく中には、法律的な専門性を必要とされるものもございますので、その場合には大阪府や本市が実施しております無料法律相談の紹介を行っております。  ひとり親家庭につきましては、経済的な内容以外にも、さまざまな悩み、相談事を抱えておられるケースも多数存在することから、課題解決に向けたサポートを行ってまいります。 ○水落康一郎 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  (登壇)おはようございます。  陣痛タクシーにつきましてお答えをいたします。  陣痛タクシーは、事前に出産予定日や医療機関をタクシー会社に登録することで、陣痛時に優先的に配車をしてもらえるサービスのことで、タクシー会社によってその内容は多少異なっております。  本市で営業されているタクシー会社につきましては、陣痛タクシーのサービスは実施されておりませんが、陣痛時に配車要請があれば、一律に乗車拒否をすることはなく、緊急時の必要物品の準備をお願いした上で、配車要請に応じているなどの情報をいただいているところでございます。  現状では、ネウボランドだいとうでの妊婦面接の際に、これらの情報をお伝えし、出産に向けての準備の支援を行っているところでございます。
     今後につきましては、先進事例の研究を行い、タクシー会社への働きかけも含めて、よりよい妊婦支援の方策について検討を進めてまいります。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) それでは、順次再質問をしたいと思います。  まず初めに、過去の質問のことについて、順次したいと思っております。  まず最初に、公園の看板についてでございます。  以前より要望しておりました子供の視点に立った公園看板ということで、以前は、これは楠の里公園の事例でございますが、あちこちに看板がある、大きいところではサッカー・野球禁止と書いてあって、小さいところ、入り口では、これはボール遊びをやめましょうとなっている。そのやめましょうと、禁止というのは、全然言葉の意味合いといいますか、それが全然違う状況であります。大人も理解できないのに、子供が理解できるわけないということで、これは集約して、1つにすべきではないかということを尋ねてまいりましたけども、現時点での進捗というのは、どのようになりましたでしょうか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  議員から御指摘のありました、公園利用に関するさまざまな啓発看板につきましては、啓発内容を集約するとともに子供にもわかりやすい看板とするため、「迷惑をかけるボール遊びはやめましょう。」、「ふんの後始末をしましょう。」、「爆竹、大きな音の出る花火または深夜の花火はやめましょう。」、「オートバイの乗り入れはやめましょう。」、「家庭ごみ、その他の汚物を捨てるのはやめましょう。」、「公園施設や植物を大切にしましょう。」といった、文字だけではなくイラストを交えてわかりやすい啓発看板を作成いたしました。  現在、新たに作成した啓発看板につきましては、楠の里公園を初め、津の辺公園、明美の里公園、3公園におきまして、公園利用者の目につきやすい場所に設置させていただいております。  今後は、今回作成いたしました啓発看板をもとに、地域の御意見を伺いながら、公園利用状況に応じた内容の啓発看板を市内の各公園に設置してまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) それでは、東部だけじゃなくて、先行したその東部の事例を具体的に、住道でも、住道方面とか、いろんな地域に具体的にどのように展開していく予定でしょうか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  今回、楠の里で採用させていただきました絵の入った看板を基本といたしまして、各地域の区長様初め、住民の皆様と御相談した上で、内容の修正等がございましたら、そのあたりをお伺いした上で、順次広めていきたいというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) これがつくっていただいた看板でございますが、この内容については、その地域ごとに1個1個、例えば、オートバイの乗り入れをやめましょうと書いておりますが、これを例えば、ほかのことに、花火禁止とか、これに変えてくれという声があれば、順次、その地域に合わせてつくっていくという理解でしょうか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  公園の大小、いろんな特色もございますので、その公園の特色に合わせて、地域の皆様と御相談しながら、内容については検討した上で作成していきたいというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 私の視点は、ボール遊び一辺倒でございましたが、地域ごとにさまざまな事情があると思いますので、しっかりと聞いてやっていただきたいと思います。  次に、受動喫煙対策についてなんですが、私も請願を受けまして、地域の事情でありますとか、いろんな事情を伺ったんですが、大東市もぜひ、今は住道の一角だけ、先に受動喫煙対策がスタートするようですが、例えば、野崎とか、四条畷でも、そうした取り組みを推進していくべきではないかと思ってるんですが、例えば、四条畷駅ではどのような協議をなされているんでしょうか。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  全市対象の喫煙対策ですけれども、本市では、住道、野崎、四条畷の3駅周辺の喫煙場所の設置について、関係機関との協議を行ってきました。  ことし10月に、住道駅前デッキでは喫煙場所を設置しまして、副流煙を防ぐための植栽及びパーティションを新たに設置したところでございます。  野崎ないし四条畷駅につきましての、拡大・増設ということにつきましては、今現在、進行中でございまして、まだ確保はできていないという状況でございますので、御理解賜りますようお願いいたします。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 大東市は住道が一番大きな駅ですので、住道からスタートするというのはわかるんですが、次、大きい駅はどこかといいますと、やはり四条畷駅でございます。お隣の四條畷市さんなんかも、忍ケ丘駅と並ぶ駅でございます。例えば、四條畷市と協同して設置場所を探っていくだとか、いろんな組合と話をして、設置に向けて協同していくということは可能なんでしょうか。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  隣接市の連携というのは可能ではございます。  ただ、本市の中にある駅ということですので、本市の担当課が責任を持って、まずもってその駅で、どこを確保できるのかというところから関係機関、JTないしたばこ組合等さんとの協議を進めてまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 私は、明美の里に住んでいるんで、やっぱり明美の里の事情がやっぱり詳しいんですが、やっぱり朝、犬の散歩をしていますと、四条畷駅に向かう通勤の方が吸いながら行って、そしてそれをそのまま捨てる、また違う事例では、もう捨てる量が多過ぎて、ある飲食店のところでは、夜のお店なので朝はあいてないんですが、そこに缶を置いてるんですね。それはなぜかといいますと、こんなん置きたくないけど、置いたほうが捨てる量が少なくなると、そうした事情がございますので、ぜひ、まずは受動喫煙対策をしっかりと駅前でつくっていただいて、受動喫煙対策をしていただきたいと思います。  次に、ごみ分別アプリについて尋ねたいと思います。  こちらも1回、やるべきではないかということを尋ねてきました。ことしの予算に計上されているようなんですが、まあ12月でいまだ実施されていない状況でございます。その進捗をお尋ねしたいと思います。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  当初、今年度の10月ごろに導入予定でしたけれども、台風21号等の影響によりまして、災害ごみの発生で、ちょっと、そちらのほうで関係職員が追われておりましたので、少々おくれております。年度内での導入を予定しております。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) ぜひ、よろしくお願いいたします。  次に、ひとり親の支援関係についてお尋ねしたいと思います。  これが離婚届の右下ですかね、養育費の欄と、面会交流について、アンケートのような位置づけということでございますが、このように、離婚届に面会交流と養育費の分担の欄というのが平成24年の離婚届から設けられております。  もし、離婚する場合に、この欄が未記入な場合、受理されるのかということをお尋ねしたいと思います。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  離婚届の面会交流と養育費の分担の欄につきましては、未記入であったとしても、受理はいたします。ただし、窓口等で質問を受けた場合、子の利益を最優先で考えるという民法の趣旨を説明させていただいて御理解いただくように努めておるところでございます。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) ない場合でも、受理はされるということで、例えば、離婚する方々、離婚する元カップルの方々に対して、未成年の子がいるにもかかわらず、そのどちらにもチェックがないと、記載漏れになるのか、それとも、ただ単にチェックがないのでチェックを入れてくださいと言うのか、窓口は指定管理になってるかと思うんですが、どのような具体的な対応をされるのかというのはおわかりですか。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  面会交流と養育費の分担の欄にチェックがない場合は、窓口におきましては当然、説明をさせていただいて、趣旨を御理解いただいて記入をしていただく。ただ、そこはどうしても記入ができないという場合であっても、離婚届の受理をいたしますので、市民課としましては、最大限記入いただくようにお伝えをした中で促すという対応にとどまるのみでございます。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) この離婚届に関して、この欄に関しましても、民法ということで、当事者同士の問題、また役所ですから、書類を書いていただいた方に、ただ単に、どこか漏れがないかとか、形式主義に受け取る。それで片づけるのは簡単なんですが、やっぱり子供の視点に立って、どのような対応ができるのかというのは、非常に重要なんですね。やはり、私も仕事に忙殺されていたとき思いますが、今、2分に1組離婚する日本と言われております。その中で、やっぱり数に流されるじゃないですけど、やっぱり形式的に、そのチェックがないと、チェックは入れてくださいと言うのかと、また子供の視点に立って、相談窓口があるとか、ここ決めてますか、決めたほうがいい、まあそこまで言えるかわかりませんが、決める方向なんですかとか、いろいろ声かけであるとか、そうしたことというのは、できないもんなんですかね。 ○水落康一郎 議長  青木福祉・子ども部長。 ◎青木浩之 福祉・子ども部長  その分においては、福祉・子ども部の窓口においての対応という形になってこようかと思います。  現在、市民の方より、離婚前・離婚後の御相談があったときには、各種相談機関、助成制度、就労支援制度及び子育て支援サービス、特に子供の関係が重要になってまいりますので、その辺を中心に、当市で作成しておりますリーフレットを参考にしながら、今後の自立を図る上での御説明をさせていただいているところでございます。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) ありがとうございます。ネウボラということで、子育てに関するワンストップサービスの窓口であると理解をしております。  ただ、離婚届というのは、やはり受け取るのは市民課でございます。例えば、そのチェックがなく受理した場合に、市民課から福祉課への連携といいますか、そうした何らかの取り組みというのは、それはできないもんなんでしょうか。 ○水落康一郎 議長  青木福祉・子ども部長。 ◎青木浩之 福祉・子ども部長  市民課において、離婚届をお渡しする際にも、子供の養育に関する合意書作成の手引というような、法務省発行の参考資料も入れていただいております。福祉のほうには、児童手当とか、児童扶養手当、必ずそのほうに手続、窓口にお越しになられますので、その際の聞き取りによりまして、必要な情報を提供し、そういう手続についてはしっかりとサポートしてまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) わかりました。  次に、ひとり親に対し、みなし適用ということですね、先日も与党合意ということで、国のほうが住民税について非課税にする、税制大綱ですかね、来年度の、合意という新聞記事を見ました。  そこで調べてみたところ、近隣市では、例えば四條畷市とかだと、ホームページでこのようなみなし適用一覧表ということで、市営住宅であったりだとか、保育料であったりとか、そうしたみなし適用に関しての一覧表を作成・公開している自治体がございます。この取り組みも大東市でできないでしょうか。 ○水落康一郎 議長  青木福祉・子ども部長。 ◎青木浩之 福祉・子ども部長  みなし適用の一覧表みたいなものにつきましては、ほかにも東大阪市がひとり親家庭の皆さんへのお知らせというパンフレットを作成しておられます。その中の1項目に対象となるサービスの名称、解説、及び担当部署が紹介されております。  今後、他部署においてみなし適用の対象となるサービスの有無について、まず調査を行うとともに、新たにリーフレットを作成する際には、このあたりも含め、内容の充実に努めてまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 私もひとり親の家庭の方々の相談というのが非常に多くて、必ず言われるのが、私はサービスを全部受けられているだろうか、対象となるサービスが全部受けられているだろうかという相談をいただきます。何度か、私もひとり親のリーフレットだとか、何枚かいただきましたが、やはりホームページも皆さん、若い方々ですので、見ますので、みなし適用に関して、一覧表を公表していただくとわかりやすいのかなということを思います。  先ほどの養育費の関連に戻ります。  これは要望にとどめておきますけども、やっぱり最初に、受け取るというのは、市役所、離婚届、必ず受け取るわけですから、ファーストインプレッションというのは非常に重要だと思います。このアンケートのようなものが公正証書につながることが一番いいんですが、やはりそれを知らない方々が多いという意味で、その啓発の視点というのも非常に重要なのかなと思います。  声かけとか、その子供の視点に立った声かけが、後々のひとり親の貧困の問題であったりだとか、学力の問題であったりとか、これにつながってくるのかなということを思います。ぜひ、受け取るときに、チェックがない場合であるとか、まだ決めてないというところにチェックをする方がいれば、ぜひ福祉の心で声かけしていただくよう、何かできないのかなと思いますので、ぜひよろしくお願いをいたします。  次に、公共料金の支払いに関してお尋ねしたいと思います。  先ほど、登壇でも大阪市、池田市、箕面市、いろいろ11市ですかね、大阪府内では導入してるとおっしゃられました。大東市の場合、初期導入コストというのは、調べられたことはあるんでしょうか。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  クレジット収納につきましては、初期導入費用として、本市システムの改修費に900万円程度、クレジット収納委託先に80万円程度という多額の費用がかかる見込みでございます。  その後のランニングコストといたしましては、収納代行サービス利用料として月額3万5,000円程度が必要となってくるというふうに見込んでおります。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 率直な感想は高過ぎるなと思うんです。先月も箕面市さんと、池田市さんのほうに視察に行ってきたんですが、箕面市は日立株式会社で、都度払いですと、一からソフトをつくって、一から基幹系ソフトを入れるということで、都度払いが300万円、システム開発はゼロ円。続く池田市さんは、扶桑株式会社で、イニシャルコスト導入が30万円、これはパッケージができているとおっしゃってましたが、システム開発ゼロ円、ランニングコストは年30万9,569円と。900万円というのは、かなり高いように思うんですが、これはなぜかというのはおわかりですか。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  本市独自のシステムを使っているということで、カスタマイズ等が特殊なものであるということで、それだけの費用がかかると聞き及んでおります。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) それは、消し込みの費用が高いのか、そもそもそのソフトの互換性のパッケージの問題なのか、どういった要因かわかりますか。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  その詳細な部分については、種々理由があるかと思いますが、大東市独自のカスタマイズによるシステム変更、それは全て収納の消し込み等も理由にあるかと思いますので、そのあたりについては再度調査をして、しっかりと確認させていただきたいと思います。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 僕もびっくりしたんですが、例えば、箕面市さんと池田市さんの手数料をお聞きしたんですが、箕面市さんは、クレジット収納というのを市が負担して、クレジット手数料は本人負担ということで、僕もびっくりしたのがコンビニとクレジットがそんなに差がなかったようにお聞きしたんですが、税の公平性という観点から見ても、コンビニ払いからクレジット払いにすることというのは、一定、メリットは見出せるのかなと思うんですが、その辺はどのように考えられてますか。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  クレジット収納に係ります手数料につきましては、納税者にクレジットカード利用額のおおむね1%程度のポイントがカード会社より付与されるケースが多いことから、既導入団体も納税者負担としているのが現状、多いところと認識をしております。  本市におきましても、そういう形をとると思われますが、クレジット収納の利便性、最大の理由はここにあるかなというふうに思っております。その利便性について、必要性について検討していきたいと思っておりますが、今、現状でクレジット利用料というのは、各市導入している状況で、費用に占める割合というのが非常に低い状況でございます。例えば、箕面市でありましたら0.54%、柏原市に至っては0.06%というような利用率の低さがございますので、そのあたりについても考えていく必要があるのかなというふうには思っております。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) これは池田市も聞いてきたんですが、池田市の場合は、クレジットのほうが10円高いということで、件数が伸びれば、多分池田市も逆転するだろうということはおっしゃっておりました。  箕面市も平成29年度の乗りかえの数字でいいますと、新規申し込みが48件、口座振替からが252件、納付書からが364件と、コンビニからクレジットという乗りかえが一番多くて、単純に市負担から受益者負担への乗りかえが圧倒的になっております。  先ほど、金額ベースの0.何%かおっしゃられましたが、ぜひ件数ベースで見てほしいんですね。なぜかというと、時代の流れといいますか、やはりキャッシュレス化、電子化による効率化というのも、必ずあると思います。固定概念を脱却したら、未来を見れば、業者の言いなりにならず導入できる方策というのを考えられるのかなと思います。  今、登壇でも11市ですかね、導入してるとおっしゃられました。ここは、F−REGI、これはYahoo!ウォレットからの導入自治体でございますので、F−REGIの吹田市が抜けておりますが、これだけの自治体がやっているわけですから、ぜひ、若い世代の利便性ということで考えてほしいんですが、まず最初に、軽自動車税から導入するということはできないんでしょうか。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  議員御指摘のように、本市のコンビニ収納の導入時におきましても、まず軽自動車税から導入して、その後他の税目に広げてきたという経緯もございます。  クレジット収納の導入につきましても、導入効果、利便性、他市における利用状況等を勘案しながら、利用しやすい税目から導入できるように、今後も慎重に検討してまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) これを政策研究といいますか、してて感じたことなんですが、実質的に、今、何か、nanacoカードというのを使ったら、クレジット払いができるらしいんですが、セブンイレブンがないと話にならないので、あれなんですが、今、そのクレジットということを調べてきたら、次に、今、時代の流れといいますか、次にQR決済というのが何か広がってるみたいで、カードリーダーを通さない、カードが要らないので導入コストが安いということで、今、神奈川県と大阪市がLINE Payということで、QRコードを納付書に張りつけるだけで、あとはLINEで、携帯で読み取って、支払いがすぐできるということがあります。ぜひ、このLINE Pay、楽天ペイも何か有名らしいんですが、ぜひこれも一度業者に話を聞いていただきたいと思います。  次に、ペット飼育についてです。  まず、不妊・去勢手術についてなんですが、今、4つの病院が対象ということですが、これの平均手術代みたいなものはわかりますでしょうか。
    ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  聞くところによりますと1万5,000円から2万円までの間と聞いております。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) それでは、この制度を利用せずに不妊・去勢手術を行っている方々という人数だとか、そうした事象というのは把握されてますでしょうか。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  数としては把握はしておりませんが、今、いろいろと地域猫活動団体の方がおられます、そういった一団体の報告等は受けておりますのが現状でございます。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 私も家族がペットショップを経営しておりますから、よくこの件については要望といいますか、提案をお受けするんですが、他市、大東市外でいいますと、北摂TNRサポートが7,000円から9,000円、アリスどうぶつ病院が4,000円、一犬猫病院が雄4,000円、雌6,000円、全て出張手術もやっていると。大東市のそれら4つの病院の手術代だけの比較でいいますと、圧倒的に大東市外が安い。現状やっていただいている方々は、こちらに不妊・去勢手術を依頼をしているという実態があるようです。  この制度は、大東市長が指定する4つの獣医師ということで、市外の安価なほかの獣医院というのも認めるべきだと思うんですが、その辺は。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  現在、今議員おっしゃられたとおり、大阪府獣医師に所属し、本市に所在する4動物病院で手術を行うことを補助要件としております。この背景といたしましては、本市の飼い犬登録事務と、狂犬病予防注射済票交付事務を受託いただくほか、狂犬病予防月間の毎年4月に本市内の各地域の公園及び自治会館等におきまして、計22会場において実施する狂犬病予防注射集合接種の実施に御協力をいただいているこれまでの経過がございます。  現在のところ、本市では市外の動物病院が行う手術の補助対象とする予定はございませんけれども、現在の補助制度は使いづらいと、この御意見に対しましては、今後補助金交付要綱の一部改正等、申請者の負担を軽減することで、利用率の向上に努めてまいりたいと思っております。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 先ほど、申請者の負担軽減とおっしゃられましたが、やはり市内の4つに絞っているというのが最も大きな負担であり、どうぶつ基金の行政枠を活用していないのが負担という現状を知ってほしいんですね。  先ほど背景として、狂犬病の予防集合接種ですか、あと各種事務が背景にあるとおっしゃられましたが、市外というのを認めれば、こうした事務に支障が出るという見解ですか。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  市内の、今までやっぱりこういった集合接種に御協力いただいている歴史等を鑑みまして、大東市内の病院を使っていただきたい。大東市でペットを飼っていただく住民さんにつきましては、市内の病院を御利用いただきたい、こういう思いの中で、考えを市外と市内ということで分けております。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 大東市内には、獣医師に入ってない動物病院もございます。それは、大東市の獣医師が他市で不妊・去勢手術を受けることに反対をしているということですか。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  そこのところは、ちょっと内容を把握しておりません。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 一部の団体、一部の人より、市民のほうに向いたほうがいいと思いますが、誰でも、ボランティアで捕まえて持っていくわけですから、誰が身銭を切るかということを考えていただきたい。少しでも持ち出しがないところというのは、人として当たり前の考えでございます。  周辺自治体の流れを見ますと、交野市さんが平成28年に始められて、平成30年9月、ことしですね、市内病院から府内全域に変えております。ほか、寝屋川市、守口市、門真市が動物病院を開設する獣医師、枚方市が枚方市内の獣医師と、府内以外は枚方市の枚方市内と、大東市の大東市長が指定する4つの獣医師ということで、府内、市内よりも、さらに狭いのは、大東市だけという現状であります。これはもう、このまま続けられるということですか。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  近隣の各市の状況変化にも対応していくよう、こちらについてもちょっと研究してまいります。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 現状は、捕まえる人に高い費用、リスクを負わせている現状でございます。ぜひ、地域と協同して、どうぶつ基金の行政枠申請であるとか、使いやすい制度に、府内全域を認めていく、こうした改正、どちらかを一刻も早くやっていただきたいと思います。  次に、ペット防災の同行避難についてです。  どこにどうやって避難するのかというのを、ことし災害が多い年でございましたので、多く私も相談を受けます。2011年の東日本大震災の後、環境省はペットの避難について、ガイドラインを作成いたしました。  そこで、これを機に、ペット防災の啓発チラシをつくって、ぜひ啓発をしていただきたいと思うんですが、この辺のお考えをお聞かせください。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  環境省作成の災害時におけるペットの救護対策ガイドラインによりますと、災害が起こったときに飼い主はペットとともに避難することが基本であり、同行避難を推進することは、動物愛護の観点のみならず、放浪動物による人への危害防止や生活環境の保全の視点からも必要な措置であるとされております。  このことから、東日本大震災での事例等をも参考に、避難施設管理者との調整を図りながら、災害発生時のペット同行避難につきまして、窓口や狂犬病予防注射集合接種時の機会を捉えて、チラシの配布等の啓発に努めてまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 先ほどの不妊・去勢手術の4つの動物病院も言われましたが、ここは私も家族の関連で、全部知り合いでございますので、ぜひその機会を捉えて、動物病院とか、ペットショップにも啓発チラシをつくって配布をしていただきたいと思います。  次に、公文書管理の新庁舎について、最後の項目でございますが、質問させていただきたいと思います。  この文書は、前回もしましたが、街づくり部と企画と副市長、市長が参加した新庁舎移転と赤井の容積率についての事業の文書でございます。  街づくり部がつくっていて、企画部がつくっていないのはおかしいんじゃないかという趣旨で質問させていただいたわけです。  そこで、企画の答弁で、行政会議規程にない、それ以外の任意の会議については任意であるというふうに私は理解しておりますという答弁をいただいたわけです。この私はというのは、個人の意見なのか、組織としての意見なのか、どちらでしょうか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  この文書を作成した時期につきましては、大東市の文書管理規程の中におきまして、文書の作成という項目はございませんでした。ですので、その時点での解釈としては、市としては統一したものを持ち合わせておりませんので、当部としての見解と御理解いただいたらと存じます。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 新庁舎という重要事項において、公文書をつくるのかつくらないのかを行政会議規程、あるいは内部規程で判断するというのは、誰が判断したんでしょうか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  行政会議規程におきましては、先ほども登壇で答弁させていただきましたように、一般的に考えまして、その目的、趣旨、内容、重要度などから適宜判断するということでございますので、誰かということよりも、今までの重要度を考えまして、慣例的にも、過去からの例を鑑みまして、そのような対応を講じさせていただいたところでございます。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) そしたら、次に総務部にお伺いいたしますが、行政会議規程にある・ないで、また任意である・ないというので、文書をつくる、つくらないを決めるということは正しいことなんでしょうか。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  基本的に公文書といいますのは、一般的な政策に係る会議におきまして、その場合に作成した文書、これは公文書になるというふうに考えております。  ただ、今政策推進部長が答えました、その会議録を作成することが必要なのかどうか、ここについては、当時基本的な規程がなかったというようなこともありますので、原則、総務部の考えでいきますと、市民運営の透明性をさらに向上させて、市民への十分な説明責任を果たすという、情報公開の観点に基づいていいますと、必要な文書を作成することが必要であったのではないかなというふうには考えております。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 行政会議規程にないから備忘録、メモであり、不作成であるという答弁だったわけですが、総務部の、今の見解を聞きますと、つくらないといけないのではないかということで、やっぱり文書管理について、組織内の統一というのがそごが生じてるんではないかなと強く思う次第であります。  地方創生局もいろいろ、文書に関しては、やりたい放題でございましたが、一応、表面上反省はしたと言ってるわけです。企画は、恣意的に解釈をしておりますので、やはり土壌が違うといいますか、やはり公文書に関して、改めて組織内統一を図る何かというのはできないですか。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  本市の公文書につきましては、大東市文書取扱規程にのっとり、適切に作成及び管理されておるというのが、これが当然のルールでございます。今後も引き続き、公文書の重要性及びその適切な取り扱いにつきまして、職員に対してさらなる意識徹底を図るよう周知に努めてまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 私がびっくりしたのは、人勧に関しましても、この公文書に関して、ルール、周知徹底を図るということ、規程がありました。先ほど、地方創生局の話になったからあれなんですが、本来、文書の修正自体、公文書にはあり得ないことでございますから、しっかりとこれも規程を変えていただいて、それらもしっかり書いていく、明文化していくというのも重要なのではないかなと思います。  次に、市長発言ということで、この文書からピックアップしたものでございます。  企画が答弁で、「当部におきましては、このような発言があったかどうかは記憶してない」と。「若干、赤塗りのところが違う要素があるのではないかと理解をしております」とおっしゃいましたが、この赤字がという意味は、どういった意味でおっしゃられたんでしょうか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  これは街づくり部が策定をされた備忘録の中からの抜粋だと理解しておりますけれども、私はその場に同席をしておりましたが、例えば、把握していないという赤字の欄、2年半前に私がみずから京橋周辺の企業にヒアリングを行った云々という欄、このことについては、私の記憶の中には残っていないという発言を9月定例月議会でさせていただきました。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 言葉のあれですが、記憶はしていないという前提で違う要素があると理解をしておりますという答弁だったので、それはちょっと違うんじゃないかなと思いますが、じゃあ、記憶もしていない、文書もつくっていない中で、一体何に基づいて、何を根拠にして発言をなされたんですか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  これまでの新庁舎整備基本計画を策定する手順と、今お示しされてらっしゃる内容に時間軸が異なる点があるのではないかということから、そのような発言をさせていただいているところでございます。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 全く根拠になってないんであれですが、記憶もしていない中で、文書もつくってない中で、書いてあることに、時期に関しても、それ以上もそれ以下もないと思いますけどもね。2年半前、市長はヒアリングしたと発言をし、2年半前は時系列でも、当時9カ所の段階であった。赤井の容積率を上げることに関しても、この公文書には、国から強い反対があり、府はさんざんノーと言っていると。容積率アップは庁舎のタイミングと大きくずれるため、この方向で目指すということにしたと公文書に書いてあるわけです。これは立派な将来世代への政策過程の形成の記録であると思います。  次、街づくり部に聞きますが、そのようなオーダーを把握していないとありますが、これはなぜでしょうか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  私はこの決裁回ってきて、判こをついておりますので、これにつきましては、実際発言をしたということでございます。 ○水落康一郎 議長  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) 公文書に書いてあるんで、それはわかるんですが、きっと、把握していないのは街づくり部も政策推進部と一緒で文書をつくっていないからではないかなと思います。  だから、ぜひ公文書について、やっぱり大東市の組織というのは、理解が全然なされていないと思いますので、しっかりと公文書に関して、どういったとき、公文書というのはこれだけ重要で、これだけつくらなきゃいけないということをしっかりと総務部にお願いをして終わりたいと思います。 ○水落康一郎 議長  次に、一問一答方式で、2番・酒井一樹議員。(拍手) ◆2番(酒井一樹議員) (登壇)皆様、おはようございます。ただいま議長より御指名をいただきました公明党の酒井一樹でございます。また、中継をごらんの皆様、おはようございます。私のモットーとして、できるだけわかりやすい質問を心がけさせていただこうと思っております。答弁者の皆様も、わかりやすい答弁をお願いいたします。  先日、12月2日に公明党議員団で大東市の施策、予算に関する要望書を市長に提出をさせていただきました。人が輝き、まちが羽ばたく大東市5つの立国ビジョン、重点項目、「安心を推進する福祉立国大東市の実現」、「未来をひらく子育て教育立国大東市の実現」、「人に優しい環境・観光立国大東市の実現」、「安全をつくる防災・減災立国大東市の実現」、新たな時代をひらくまちづくり立国大東市の実現と、各部別要望として127項目を出させていただきました。  今回は、要望書の中で一部を質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、通告に従いまして質問に入ります。  まず、全市公共交通について5点お聞きいたします。  1点目に、南部公共交通の現在の進捗状況はどのようになっているのかお聞かせをください。  2点目に、毎回質問させていただいておりますが、他市乗り入れの進捗状況についてお聞かせください。  3点目に、東部地域デマンドタクシーの乗車率が上がっていると認識はしておりますが、実際の乗車率はどうなのかお聞かせをください。  4点目に、デマンドタクシーのルート変更についてお聞きをいたします。乗車率が低いところは、思い切ってルートを変更していくべきと考えますが、いかがでしょうか。  5点目に、今後高齢化時代に対応した市内全域での交通体系を構築するべきと考えますが、いかがでしょうか。  次に、北条まちづくり構想についてお聞きをいたします。  いろいろな市町村に行かせていただく機会が多くあります。その中で、昔のままで何も変わっていないまち、昔のいいところを残しつつまちづくりをしているところ、新たなまちづくりをしているところ、さまざまであります。  本市においては、全国に先駆けて北条まちづくり構想を掲げていると思います。しかし、さまざまな課題も多くあると思いますが、本市にとって重要な施策でありますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  そこで、北条まちづくり構想について、市としての構想を具体的にお聞かせください。  次に、点在している土地開発公社から買い上げた土地の活用はしないのかお聞かせをください。  3点目に、残っている北条地区の市営住宅をどうしていくのかをお聞かせください。  次に、道の駅とゴンドラ構想について3点お聞きいたします。  平成33年、飯盛山城の国史跡を目指し、認定されると多くのハイカーが東部地域に訪れると思います。課題は多くあると思いますが、情熱を持ち、絶対に実現するんだという心意気で取り組んでいただきたいと考えております。  そこで、1点目に、飯盛山城のゴンドラ構想は考えていただけるのかお聞かせをください。  2点目に、北条まちづくり構想の一環として道の駅を設置してみてはどうかと思いますが、いかがでしょうか。  3点目に、ゴンドラや道の駅をつくる際、国からの補助金はあるのか、お聞かせをください。  次に、小・中学校体育館におけるエアコン設置とトイレについてお聞きをいたします。  大阪北部地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震と、ことしは特に災害が続いた年であります。災害で亡くなられた方々、被災された方々、お見舞いを申し上げます。  私たち公明党議員団は、この3カ所の被災地に赴き、被災された方から直接お話を伺わせていただいたりと、本市における教訓として生かしていきたいという観点から質問をさせていただきます。  文部科学省は2019年度予算の概算要求で公立学校の施設整備に2018年度当初予算の3.5倍に当たる約2,400億円を盛り込む方針を固め、教室へのエアコン導入や危険なブロック塀の撤去・改修を促し、概算要求の全体は2018年度予算比11.8%増の5兆9,351億円となる見込みであると発表しております。
     文部科学省の交付金として学校施設環境改善交付金と経済産業省の災害時に備えた社会的インフラへの自営的な燃料備蓄の推進事業費補助金、このような補助金があります。  私ども大東市議会は、災害時の避難施設である小・中学校の体育館などにエアコンの導入を求める決議を皆さんで出させていただきました。ぜひ早期にエアコン設置を要望いたしますが、エアコン設置の方向性について考えているのかお聞かせをください。  また、文部科学省が災害時の利用を想定した対策も進めていくとありました。避難所になる高齢者らも使いやすいトイレも洋式化する等、そういうお話が、記事がありました。国の補助金を活用し、この小・中学校体育館のトイレ改修もぜひお願いをしたいのですが、いかがでしょうか。  最後に、障害を持つ子供さんへの介助員拡充についてお聞きをいたします。  1点目に、障害を持つ子供さんの保護者の方から、いろいろな話を伺わせていただく機会があり、各小・中学校の介助員さんが本当に不足していると、現状の声を聞かせていただきました。  今日、現在の小・中学校の介助員さんの人数と増員する考えはあるのかお聞かせをください。  2点目に、不登校や障害を持つ子供さんへの登校支援についてですが、教員の負担軽減の観点から、介助員さんや外部人材の拡充をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。  3点目に、本市として、介助員さんの待遇(賃金)について詳しくお聞かせをください。  以上、再質問の権利を留保し、降壇いたします。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)おはようございます。  全市公共交通についてお答えいたします。  まず、南部公共交通の進捗状況についてでございますが、昨年度より市南部地域のコミュニティバスの見直し等につきまして、大東市地域公共交通会議を開催し、平成30年7月17日の会議において運行計画を決定いたしました。  決定した運行計画に基づき、平成30年9月から運行事業者の募集を開始いたしましたが、10月26日の入札参加資格確認申請期限までに1社も申し込みがなかったため、広く事業の実施を周知するべく、大阪タクシー協会や大阪バス協会に、より広く事業者宛てに募集の広報をお願いした後、再度募集を行いました。  結果、12月10日の期限までに、1社から応募があり、書類審査を経て、12月26日にヒアリングを実施する予定で、運行事業者の決定を行っているところでございます。  運行事業者決定後は、運輸局へ運行許可申請をいたしまして、運行許可を得た後、運行を開始する予定としております。  再募集を行ったことにより、運行開始時期は少しおくれる予定でございますが、平成31年4月ごろの運行開始に向け、事務手続を進めてまいります。  次に、他市乗り入れの進捗状況につきましては、大東市・四條畷市広域連携会議での四條畷市への乗り入れや、大阪シティバス・京阪バスなどの運行事業者と住道駅乗り入れについて協議などを行っており、引き続き近隣市や運行事業者と協議を行ってまいります。  次に、東部地域で平成30年1月から運行しております、デマンドタクシーの乗車率についてでございますが、運行開始以降、徐々に乗車人数が増加しており、直近の平成30年11月には、1カ月で、151便を運行し、延べ285人の方が利用されています。平均いたしますと、1便当たり1.9人の方が乗車されています。  1日6便、5コースで1カ月の運行予定便数390便に対しまして、151便を運行し、予約率は約39%となっております。  次に、デマンドタクシーのルート変更でございます。  デマンドタクシーは来年1月末で、運行開始から1年となります。  運行地域の区長様へは、利用状況を随時報告させていただいており、ルート変更や停留所の位置変更につきましては、来年度に、これまでの利用実績をお示ししながら、地域の御意見をいただき、地域公共交通会議で検討してまいります。  最後に、今後の全市公共交通の課題についてお答えします。  現在3ルートで運行するコミュニティバスや、平成30年1月26日から運行を開始した東部地域の乗合タクシーの運行状況、また、現在運行開始に向け手続を進めております、南部地域の公共交通の運行後、一定期間の利用状況を見きわめた上で、来年度後半には市域全体の公共交通の利用に関するアンケート調査を実施する予定としております。  アンケート調査の結果等により、ふだんの交通利用の実態や、需要状況などを把握しながら、他市への接続なども視野に、今後全市的な交通施策について検討を進めてまいります。  検討に際しまして、鉄道駅などから公共交通空白地・不便地の考え方や、受益者負担、市の費用負担も考慮しながら、本市がどこまで市民サービスとして公共交通施策を実施するかについて、市民の利便性向上はもちろんですが、交通事業者にも配慮し、地域公共交通会議で検討を進める必要があると考えております。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  (登壇)おはようございます。  北条まちづくり構想についてお答えいたします。  北条地域の歴史は古く、本市の中でも早い段階から集落が形成され、繁栄してきた地域であります。しかしながら、現在の北条地域は、人口減少、高い高齢化率、空き家の増加、公共施設の老朽化、狭小な道路が続く町並み等、本市の中でもとりわけ多くの課題を抱える地域となっております。  そのような課題山積の状況に危機感を持った、北条のまちに暮らす方々が、自分たちのまちは自分たちで変えていくとの思いから始まったものが、北条まちづくりプロジェクトでございます。  同プロジェクトは、北条地域の豊かな自然や歴史を再認識し、新たな価値を見出し、ブランディングしていく取り組みでございます。北条地域の地形を「北条の樹」にたとえ、権現川を水源に、地域を東西に貫く市道を樹木になぞらえ、樹木が育ち、地域にさまざまな果実を実らせるという、北条の自然・地形・歴史を踏まえた、新たなイメージを付して、描いております。  現在の状況といたしましては、北条まちづくりプロジェクトのスタートアップ事業といたしまして、市営飯盛園第二住宅の建てかえを中心に鎌池公園のリニューアルや商業施設の誘致、広幅員歩道の設置を急ピッチで進めており、平成32年の春には一定の整備が完了いたします。  次の展開といたしましては、耐震性がなく、浴室設置スペースもない、残る市営嵯峨園第一住宅・第二住宅の建てかえを中心とした第二期構想策定に既に着手しており、プロジェクトの進捗に合わせまして、エリア内の公共施設や未利用地につきましても順次、「北条の樹」のコンセプトに沿った有効利用の検討を進めてまいります。  次に、道の駅とゴンドラ構想についてお答えいたします。  御提案のありましたゴンドラ構想についてでございますが、本市の飯盛山は、府内を一望できるすぐれた景観、都心に近いに身近な自然環境、歴史ある飯盛城址等、さまざまな魅力資源を有しておりますが、交通アクセスの不便さを指摘されているところでございます。その交通手段として、ゴンドラの整備を検討するためには、具体的なシミュレーションといたしまして、運営主体、投資コスト、利用者の見込み、地元住民の理解、費用対効果など、多面的な分析が必要になると認識しております。  一方で、ゴンドラ整備が実現いたしましたら、ハイカーや観光客等の安全かつ便利な移動手段が確保できるなど、大きな起爆剤になることが期待されますので、庁内関係部署間で情報共有を図るとともに、ゴンドラ整備の有用性等について調査研究を進めてまいります。  次に、道の駅の整備についてでございます。  一般に道の駅には、道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」、そして道の駅をきっかけに、まちとまちとが手を結び活力ある地域づくりをともに行う「地域の連携機能」の大きく3つの機能がございます。道の駅が個性豊かなにぎわいのある空間となることにより、地域の核が形成され、活力ある地域づくり、道を介した地域連携など、さまざまな効果が期待されております。現在、大阪府内には10カ所の道の駅が整備されております。道の駅の登録には、24時間利用できる十分な容量の駐車場が必要であるなど、要件的に困難だと思われますが、今後、北条まちづくりプロジェクト地内において、道の駅と同様の機能や効果を持つ施設の可能性等について、調査研究を進めてまいります。  最後に、国の補助金の活用についてでございます。  これらの整備に当たりましては、相当の事業費が必要であると想定されます。調査研究を進めるに当たりましては、国の補助金や民間活力の活用等、市の財政負担の軽減についても、あわせて研究してまいります。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  森田学校教育部長。 ◎森田修司 教育委員学校教育部長  (登壇)おはようございます。  小・中学校体育館におけますエアコン設置とトイレについてお答え申し上げます。  小・中学校のエアコン設置につきましては、現在のところ特別教室へのエアコン整備設置を進めているところでございます。体育館のエアコンにおきましては、授業における使用頻度が限定されていることが現状でございますことから、特に今年度の猛暑を経験すると熱中症対策として、効果的なものであると認識しております。また、整備に当たっては、電気代やメンテナンス費用のランニングコストについても考慮する必要がございます。  今後、国の補助率の動向や、他市の設置状況を注視しつつ、またイニシャルコスト、ランニングコストを含め、検討してまいりたいと考えております。  次に、小・中学校体育館のトイレにつきましては、体育館の大規模改修時にトイレの改修を実施しておりますが、生活スタイルの変化により、見直す必要がある学校もございますので、各校を点検し、改善が必要である学校につきましては、改修に向け調整を図ってまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員学校教育部指導監  (登壇)おはようございます。  介助員の拡充についてお答えいたします。  インクルーシブ教育の構築が目指される中、校区の公立小・中学校に入学する支援を必要とする児童・生徒の数も増加傾向にあり、ともに学びながら学校生活を送っております。  支援学級に在籍する子供たちの数も年々増加し、その中で、学習及び生活面で支援の必要な児童・生徒の介助を行う介助員につきましては、今年度は小学校で28名、中学校15名、合わせて43名を全校に配置しております。  毎年、子供たちの状況を踏まえて介助員の配置に努めており、この3年間で12名、昨年度と比べて7名の増員となっております。  現在、来年度就学予定の子供たちの障害の状況を適切に把握し、個に応じた合理的配慮を提供できるよう関係諸機関と連携を図りながら情報収集に努めているところです。  今後も、障害のある子供たちが、一人一人の個性や障害の状況に応じて、適切な教育を受けることができるよう、介助員の拡充に努めてまいります。  次に、不登校の児童・生徒や、障害のある児童・生徒への登校支援につきましては、現在、基本的には教員がその役割を担っておりますが、不登校の児童・生徒に対しては、教員OBや教職を目指す学生等から成る不登校指導員が対応している場合もございます。  今後、教員の負担軽減の観点からも、不登校の児童・生徒や障害のある児童・生徒の登校支援については、教員以外の外部人材を活用することができるよう、可能な方策について検討を進めてまいりたいと考えております。  とりわけ障害のある児童・生徒については、個々の特性によりさらに丁寧な対応が求められるため、人材の選任については慎重に行う必要があることを踏まえながら、外部人材の拡充を図ってまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  (登壇)介助員の待遇につきましてお答えいたします。  介助員を含めました臨時職員の待遇につきましては、各市の裁量により決定されており、賃金、休暇等の内容につきましても、各市それぞれという状況でございます。  各市における臨時職員の賃金単価につきましては、毎年、大阪府下市町村の職種ごとの賃金単価等を調査した上で、大阪府下市町村の「中の上位」の位置づけとなるように設定しているところでございます。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) それでは、よろしくお願いいたします。  まず、今後の新たな南部公共交通のちょっと概要を教えていただきたいんですが、今現在、大東市はデマンドタクシーと、そしてコミュニティバスが走っております。今後、この南部公共交通の概要を教えていただきたいと思います。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  概要でございますが、定時・定路線を予定しておりまして、中垣内方面に7便、朋来方面に3便、祝・祭日と年末年始を除きます月・水・金の3日間の運行で予定をしております。  車両につきましては、10人乗りから14人乗りの車両としておりますが、運行事業予定者から、まだ提案を受けておりませんので、車両についてはまだ決定はしておりません。  運賃につきましては、コミュニティバス等と同じ200円、子供は100円と想定しておりますが、あと65歳以上の高齢者などにつきましては半額ということでさせていただいております。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) ちょっと日にちが延びてしまうということはお聞きしたんで、でもしっかりとまた、この公共交通、僕毎回質問させていただいて、どこまでほんなら行くねんと言われてしまいますとあれなんですけど、先ほども言うたけど、やっぱり高齢者の方もそうですし、やっぱり子供さんをお持ちのお母さんとか、やっぱり利用される率は僕は、今後率が高くなってくるんでね、しっかりとやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、先ほど広域連合会議というものが四條畷市と大東市とやられたということなんですけど、四條畷市に申し入れというのは、どういう申し入れをされたのか教えていただけますか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  昨年から四條畷市さんと広域連携会議を開催させていただいております。その中で、四條畷市さんが運行されてます田原まで行ってるコミュニティバスを住道方面へ運行できないかというような申し入れは行っております。  昨年、四條畷市さんがアンケートを実施されたんですが、その中にはちょっと、住道行き、どうですかという項目がなく、需要については現在把握しておりません。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) 実際、四條畷市さんのコミュニティバスは大東市に入ってきてるんですよね。まず、僕、何が言いたいかといいますと、先ほども他市の乗り入れのお話、毎回させていただいてますけど、住道の駅だけではなくて、僕が一番言うてるのは、これいつもあれなんですけど、門真南と鴻池の駅、これにうちのコミュニティバスであったりとか、公共交通を走らせてほしいということで言ってるんですけど、その辺の話というのが、京阪とか、あと関西シティバスというのはお聞きしてるんですが、その辺の門真南と鴻池の駅に関しての乗り入れというのは、お話はしてるんですか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  まだ、両駅の自治体に具体に申し入れとかお話に行ってはおりません。ただ、平成22年に国が実施しております公共交通の利用の調査で把握しております需要につきましては、鴻池新田駅については、やはり市内から、諸福中垣内線とか新田、灰塚あたりから徒歩や自転車の御利用が多いということになっております。門真南につきましても、御利用はあるんですが、さほど多くないという状況でございますので、来年度に実施いたします市内のアンケートにおいて、需要等を十分把握した上で申し入れなり、協議を行っていきたいというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) これ関係ないかもしれないんですけど、今度、おおさか東線が3月16日に開業されるということで、やっぱりそれを受けてじゃないですけど、できたらええなと思うんですけどね、またしっかりそこもやっていただきたいなと思っております。  次に、デマンドタクシーです。毎回これも質問して、もうええやろって、よく周りの方からも言われるんですけど、どうしてもやりたいいう思いがありまして言わせていただきました。  乗車率はね、先ほど言うた39%と上がってると。本市としての乗車率の目標というものはあるんですかね、その辺ちょっと教えていただけますか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  目標といいますか、地域に入らせていただいて運行便数も決定させていただいておりますので、できるだけ多くの方に利用していただきたいというふうに思っております。  かつ、お一人の利用ではなく、複数で利用していただいたほうが、うちの予算上も助かりますので、そのあたりは希望と思っておりますが、現在、一番利用の多い地域で北条南部というコースがあるんですが、そこで御予約7割ぐらい入ってます。全ての御予約をいただくのが一番だと思っておりますが、やはりどちらかというと複数人数で御利用いただきたいというのが思いでございます。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) 今出部長のおっしゃるとおりで、1人だけ乗っていかれると、なかなかやっぱりコストもね。3人から4人、まあ満杯乗れば、率としては、市としてはオーケーかなというのはあると思うんですが、その辺はどうですか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  現在委託させていただいております1便当たりの費用が2,600円でございます。お一人、高齢者の方が乗られると100円の収入です。4人、200円の方が乗られて800円ということでございます。できるだけ多くの方に御利用いただくのがベストやと考えております。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) 実際、コストがかかってしまっているいうのは、これわかってることで、しっかり、でもやっていただきたいなと思います。  乗車されている方の傾向としては、同じ方が利用されてるのか、その辺ちょっと教えていただけますか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  先ほど一番利用が多いと言いました北条南部ですけども、11月の1カ月で延べ人数で167人でございます。実際、何人、個人限定しますと21人の方になっております。一番多い方で12往復、往復でいきますと24回でございます。平均すると1カ月で8回ぐらい利用されてるということでございます。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。
    ◆2番(酒井一樹議員) 大分認知がされてきたから、こういう形になってるのかなと思います。  乗車率の悪いところに関して、10%未満のルートというのはあるんですか。その辺教えてください。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  5コースのうち、1コースが10%を切っております。いろいろ停留所ですとか、事前にお話し合いをしながら決定させていただいたんですけど、やはり乗っていただけない理由というのが、例えば、駅が近いですとか、いろんなことが考えられますので、このあたりについては調査をさせていただきたいというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) 先ほど言っていただいたんでね、間もなくこれで、1月末でこのデマンドタクシーも1年になります。先ほど、乗車率の悪いところは、僕も変更していくべきと考えております。乗車されている方にアンケート等はとっておられるのか、そこも教えてください。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  1年ということで、そろそろかなという御指摘だと思いますが、現在のところ、まだアンケートはとっておりません。ただ、御利用いただいてる皆さんに対しまして、運転手の方ですとか、運行事業者には、いろんな意見はいただいております。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) あと、よく言われてたんは、このデマンドタクシーと各病院の送迎との連携を言われたんですけど、お聞きするんですけど、その辺の連携は今のところはとれてますか。その辺教えてください。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  運行計画を設定する段で、当然その御意見もいただいておりまして、ルートの中では可能な限り、接続が、時間合わせるようにはさせていただいております。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) 今後、市域の全体の公共交通のアンケートを実施するということなので、今後新たな公共交通も、これはまた考えておられるのか、その辺も最後教えてください。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  先ほど議員からも御指摘ありましたように、おおさか東線も開通しますので、そのあたりによりまして体系も変わってまいります。アンケートを実施して、十分需要を把握した上で他市への駅への乗り入れ、連携等も踏まえまして、十分に市民の皆様の利便性を図れるように検討してまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それでは続きまして、東地方創生局長に北条まちづくり構想についてお聞きをしたいと思います。  まず、北条まちづくり構想でございます。ここに書いてある、北条まちづくり構想への局長の思いをしっかりと続けていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  平成17年から2カ年で、当時飯盛園第二住宅の建てかえ構想を担当者として地域の住民の方々とつくり上げてまいりましたけども、諸般の事情がありまして、その計画は中断されたということがございます。  今回、長として、このプロジェクトに再びかかわることができて大変光栄に思っております。今も当時も、北条の地域にお伺いすると、よく言われますのが、一度あなたもこの住宅に暑い夏、あるいは寒い冬に過ごせば、私たちの気持ちがわかるということはよく言われます。当然、早く建てかえてほしいという御意見とともに、高層の住宅はもう要らない、地域をよくしていただきたいというお声、御意見を今も根幹にしながらこの計画を進めさせていただいているというところでございます。  当然ながら、市営住宅の建てかえという目の前の課題の解決とともに、総合戦略にうたっております大阪市になく大東市にある資源を磨いていくという大きな戦略の1つでもあるこの北条プロジェクトにつきましては、このまちづくりの根幹をなすものというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) ありがとうございます。  僕も実際、北条に住んでおられる方から何回も電話が、高齢の女性の方が、酒井さん、こういう形で出なあかんねんけど、私は出たくないと。理由を聞くと、やっぱり高齢者になりますと、なかなか、足がちょっと悪い方で、引っ越しはどうしたらいいのとか、何々にしてはどうしたらいいのって、すごいやっぱり不安をお持ちで。でも、やっぱり最後には言うてくれてたのは、本当にいいふうに変わるんであれば、また私も戻りたいいう思いもあるし、これはまた考えていかないといけないとこやいうのは、言われてたんでね、その思いはやっぱり十分、すぐほんならできるんかというもんでもないし、やはりどうしても、説明不足というのが、僕、局長言われるんですけど、その辺、説明不足って、自分の中ではどう思われてますか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  これまでも地域の皆様に対して、説明や個別対応など、事業の進捗に合わせまして、より多くの皆様に御理解いただけるよう、機会を設けてまいりました。議員御指摘のとおり、その浸透は道半ばであるというふうな状況でございます。  今後も引き続き、市民、事業者の皆様が直接参加できる機会をできる限り設けまして、この構想の理解が進むよう努めてまいります。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) あともう一つがね、各部署との連携をやっぱり僕はもっとするべきではないか。何か、地方創生局だけが一生懸命ばっと走って、あとみんなほんならついてきてねというんじゃ僕はないと思うんですね。やっぱり、大東市の職員の方々がほんまに今こうやって、新たなことをしようとしてるわけやから、その理解をやっぱり、説明不足いうのは、これ職員の人にもそうやし、市民の方にもそうなんですけど、そこはしっかり連携やっていただきたないと思います。  僕が一番危惧するのは、もしこの北条まちづくり構想がもう頓挫して、市長も、こんなんやめじゃと言うて、やめるってなったときに、こうなったときにどうなってしまうのか、その辺ちょっと教えていただけますか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  今議会に上げさせていただいております出資金を含む予算案が否決されますと、東心株式会社の資金計画は頓挫することになります。仮移転先にお住まいの入居者の新たな市営住宅の確保が必要となりまして、市営住宅を直営で建設する場合には、設計業務や住宅整備のための予算が必要となります。おおむね5年ほどおくれと考えられますし、加えまして、その間の仮住居費に係る家賃につきましても、現在月額約600万円かかっており、5年間でいいますと、総額3億6,000万円が必要になると考えております。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) 新しいことをするというのは、いろんなハードルがあって、やはり反対の意見がどうしても強くなってしまうんですけど、100%、ほんなら10人おったら10人ともが反対なのか、僕はそうではないと思います。せめて7割ぐらいは理解してもらえるように、やっぱり努力していって、この北条まちづくり構想を進めていっていただきたいと思います。  先月ですかね、未来づくり委員でオガール、初めて行かせていただきました。初めは、何もないところに衝撃を受けました、これ直接行かせていただいたんですけど、すごい雰囲気がよくて、ここにも書いてあるんですけどね、図書館とか、交流センター、それで子育て応援センター、病児・病後児もやっておられました。それで、民営の産直であったりとか、カフェとか、すごいびっくりしました、これは。  これを大東市、ここまでというのは難しいと思うんですけど、ここをこういう形でできたらいいということで今、東局長は動いてくれてると思うんですが、その辺はどうですか、教えてください。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  今御紹介のありました岩手県紫波町につきましては、職員を9カ月間派遣して、このモデルを市営住宅の建てかえという形で模範しながら進めさせていただこうと思っております。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) 今回、この北条まちづくり構想に賛同いただいて、2社の会社が入っていただくと、これもちょっと僕調べさせていただきました。ノースオブジェクト、これ子供さんをお持ちのお母さん方のところで、実は僕も知らなかったけど、寺坂議員から読売新聞を見させていただいたんで、読むと、今、ユニクロであったりとか、H&Mであったりとか、しまむらであったりとか、その次に、このノースオブジェクトが非常にいい、インターネット販売をね、服をされてるんですけどね、服であったりとか、パンとか、レストランとかね、こういう形で経営されて、東京にも、一番右のほうは東京のほうです。東京にもこういうお店を出されて、こういういい会社が入られるということで、僕は逆に楽しみにしてるんですけど。  もう一つが、ソトアソという、これ、私市の方で、何々ランニングというあれをされてるいうことで、すごいまち自体が、僕はすごく変わっていくんじゃないかなと思うんですけど、その辺、東局長はどう思われますか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  まず、コンセプトといたしましては、当然、大都市よりも大東市という、この子育てということのキーワードの店舗の誘致をまちづくり会社とともに、今まで営業してきてまいりまして、どんな施設、どんな企業が来てもいいというわけではなくて、当然ながら、特にノースオブジェクトさんにつきましては、大阪市内から本社機能を大東市へ移していただけるということと、子育てママに対しての服を今までもコンセプトとしてつくられてきている、この、今先ほど御紹介のありましたユニクロさんですとか、そういったところよりも、より子育てママの中でも、当然ながら、汚れてもすぐ洗えるような服というようにして、きめ細やかな戦略をとられてて、現在非常に営業成績を伸ばされているということがありますので、そういった大東市の子育てというキーワードをノースオブジェクトさんなり、ソトアソさんが共感をしていただいて、来ていただいたものというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) わかりました。  残っている北条地区の市営住宅の建てかえの第二期構想は既に着手されていると言っておられましたが、どのような構想なのか、少し教えていただけますでしょうか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  基本的には、現在の第一期構想と同じエリア内の資源を活用いたしまして、嵯峨園の第一住宅・第二住宅の建てかえ事業を中心に、さまざまなアクティビティーが生まれるよう、構想の検討を進めているところでございます。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) また、いろいろな構想があるということで、またいろいろ議論をしていかなければならないと思うんですけど、しっかりとやっていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは次に、また夢のあるようなお話でございます。よく費用対効果と言われるんですけど、これ言われてしまうと、何もできませんので、でも言いたいと思います。  これ、左側が鳥取砂丘でございます、ゴンドラでございます。それで、右側が松山城のゴンドラです。両方とも行ったことありますけど、乗ったことあります。松山城のほうは、非常に、ゴンドラの中継地点がまた歩かないと、結構あるんですけどね、こういう形であります。  初めて、ちょっとニューヨークもこういうものがあります。  今回ちょっと、新しいのを出させていただきます。これです。これ広島の唯一走っている安芸区というところなんですけど、広島短距離交通瀬野線という、電車のかわりの、1.3キロの、こういうスカイレールという乗り物なんです。  それをほんならここに走らせって、何かそんなんはしれなんですけど、こういう形で、こういうのもあるということを言ってるんです。こういうのもイメージとして、夢を持つことは大事だと思います。その辺、東局長、どうですか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  ほとんどがいつも夢を見てる人間でございますので、こういった将来の夢に向かって、いろいろと調査研究をしていくことについては大切なことというふうに思っております。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) もう一つが、道の駅でございます。これは、石狩の、北海道の厚田区というところの、これ夕日がすごい、夕方になりますときれいなところでございます。ちょうどここも、こういう形で海があってすごいきれいなところなんです。僕も2回行かせていただいた、当時、道の駅というものがここにはなかったんですよ。ことしに入って、この新たな道の駅、こういう形で道の駅、あいろーど厚田というのができ上がりました。ちょうど、公園がこういう形であって、すごいいいところでして、ちょうど墓園がありまして、大体ここに40万人ぐらいの方が、非常に多く来られる。ちょうど稚内へ行く道沿いなんですね。一番何が問題かというのは、渋滞が一番、車の通行料が多過ぎて渋滞が多いというのも言っておりました。  大東市でほんなら道の駅、どこにつくんねんいうても、これは難しい話かもしれないですけど、これも夢の話としてしっかりしていきたいなと思っております。  もう一つが、これ、北河内の「奥河内くろまろの郷」という、2017年5月27日にできたところです。  これも、僕2回ぐらい、1週間に1日行って、それでまた次の週も行きました。何がよかったかというと、農作物の、そういうJAのもありますし、ここも自転車でサイクリングされている方の拠点としていらっしゃいましたし、あと食べ物とかも、そういういろんな形でありました。こういう形でね、これはもう紹介だけなんですけど、こういうのがありました。  この道の駅に関しても、龍間のほうで道の駅というものを何か考えておられるというのは、ちらっと聞いたんで、その辺はどうか教えてください。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  道の駅につきましては、先ほど東局長の答弁もありましたけれども、運転手が休憩したり、道路や地域の情報を得たりだけではなくて、例えば地元の農産品が販売されてたり、例えば温泉があったり、キャンプ場があったりということで、いろんな創意工夫をして、多様な機能を持たせることができる施設でございます。  また、新たな雇用も生まれるということで、龍間地域には、大阪と奈良を結ぶ本市の幹線道路である阪奈道路が通っております。龍間地域の活性化という面におきましても、大変寄与するものと考えてますので、可能性については、官民ですね、民間の活力も導入しながら研究してまいりたいと思っております。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) ぜひともよろしくお願いしたいと思います。  あとちょっと、時間がなくなってきたんで行きます。  次、小・中学校の体育館のエアコンについてでございます。  森田部長にもちょっとお聞きしたいんですけど、実際、僕避難所へ行かせていただいた、これもちょうど台風のときですね、行かせていただきました。ちょうど職員の方もいらっしゃって、温度はかりますと、大体31度ぐらいでした。僕も暑いな思うて、それで直接避難されてる方も、私避難所に来てるのに避難したいわいうて、そういう嫌みも言われました、ほんまに実際。もしあれやったらね、エアコンあるとこどうですかいうて言うたら、行くのがおっくうやから、もうここへいてますいうことやったんですけど、こういう形で、森田部長もこういう避難所というのは行かれたことはありますか、実際。 ○水落康一郎 議長  森田学校教育部長。 ◎森田修司 教育委員学校教育部長  私も避難時と通常時も、体育館数カ所は行かせていただいております。議員おっしゃるように、私も避難時、夜でございましたので、私はそうは暑くは感じなかったんですが、やはりそういう声を直接お聞きになられてるということで真摯に受けとめていきたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) ちょうどそこ扇風機は何か五、六台あって回してましたけど、ほとんど全然きいてないようなね、目の前にいないと涼しくないような状態でした。  先日、前も紹介させていただきました箕面市に行かせていただきました、直接。箕面市のやり方は、LPガスで、白いところが風を強く送るので、上からエアコンで冷やせるような形で、LPガスを使われております。  今回、本当にことしは、暑いのも尋常じゃない暑さであって、もうこれはずっと続くんではないかないうことなんで、この辺しっかり補助金も活用しながらやっていただきたいと思っておるんですけど、その辺、森田部長、どうお考えでしょうか、教えてください。 ○水落康一郎 議長  森田学校教育部長。 ◎森田修司 教育委員学校教育部長  補助金の活用につきましても、今現在研究しているところでございますけれども、当初の設置費用については、緊急防災・減災事業債というものを活用しながら、負担額の縮小ということも考えられるんですが、やはり1点はランニングコスト、また機器の更新時の費用面、そういったものも含めて研究してまいりたいと考えてございます。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) これすごい喫緊の課題でもありますので、しっかりやって、もう言うてもね、夏はすぐ、暑い時期はまた来ますんでね、できへんと言うのは簡単やと思うんですけど、できないところを僕はどうやったらできるのかというのを努力していただきたいなと思いますので、お願いしたいと思います。  ちょっと時間ないんですけど、先ほど小・中学校の体育館のトイレ、1カ所は南郷中学校の体育館ですかね、できてると思います。その辺、トイレの改修等はできてるところはあるんでしょうし、その辺教えてください。 ○水落康一郎 議長  森田学校教育部長。 ◎森田修司 教育委員学校教育部長  小・中学校の校舎や体育館につきましては、昭和40年代に建設されたものもございます。その後、各改修工事によりまして、その際、体育館のトイレ等も随時改修しているところでございます。  改修からある一定の年数がたっているところもございますので、今後、やはり各学校施設、点検いたしまして、必要に応じて計画を立ててまいりたいと考えてございます。 ○水落康一郎 議長  2番・酒井議員。 ◆2番(酒井一樹議員) ちょっと時間がなかったんですけど、やはり今災害というのは、いつ起こるかわかりませんのでね、森田部長、しっかりといろんなところと議論しながら、いいエアコンの設置を要望して終わりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。ありがとうございました。 ○水落康一郎 議長  暫時休憩いたします。午後1時から再開いたします。      午前11時40分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後0時58分再開 ○水落康一郎 議長  休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を行います。  次に、一問一答方式で、5番・光城敏雄議員。(拍手) ◆5番(光城敏雄議員) (登壇)皆さん、こんにちは。市民オンブズ大東、光城敏雄です。今回もよろしくお願い申し上げます。  今回もまた5つ質問をさせていただきまして、再質問はまた質問席でさせていただきます。  1問目は、JR野崎駅の改良工事に伴って安全性を問いたいと思います。
     これに対して、大東市は公費負担を行っているようですけども、どれぐらい行っておられるでしょうか。安全性について、かなり心配しておりますので、聞いていきたいと思います。  2問目は、公民連携事業について、どのような事業をなさっているでしょうか。また、公費として、どんなことに、どんなお金を使ったでしょうか。今回も賛否両論ということで、たくさんの意見が述べられております。  3つ目は、元号についてです。  平成という元号はそろそろ終わりだそうですけども、いつ終わるんでしょうか。また、西暦との併用、一緒に使うことはどうでしょうか。  それから、心配なのは、そのとき何か10連休になるそうで、役所はどうなるんでしょうかね。  次、人工香料、このことを香害ということで、今回は香りの害ということで取り上げてみました。  公共施設におけるいわゆる香害から逃れるためにどんな工夫をされていますか、気をつけてらっしゃいますか。学校はどうでしょうか。心配しております。  5つ目、最後は孤独死について。  孤独死をなくす、もしくは少なくするためにはどのような工夫をなさってるでしょうか。  よろしくお願いします。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)まず初めに野崎駅橋上化に伴う工事での大東市の負担額についてお答えいたします。  野崎駅・四条畷駅周辺整備につきましては、市東部地域の振興を図るため、野崎駅の橋上化、駅前広場及び周辺道路などの整備を行い、駅をまちづくりの拠点とし、利便性の高い駅前空間を創出することを目的として、平成25年度より事業を進めているところです。  野崎駅の橋上化については、橋上駅舎と自由通路等の工事に関しまして、平成29年5月22日にJR西日本と基本協定を締結いたしました。  その内容でございますが、駅舎工事に要する費用を31億266万6,000円とし大東市が28億9,673万3,000円、JR西日本が2億593万3,000円を負担することとなっております。工事の内訳としましては、橋上駅舎部分が約18.8億円、自由通路が12.2億円で、国からの交付金としまして、約8.9億円を見込んでおります。  橋上駅舎部分18.8億円の負担につきましては、国の自由通路の整備及び管理に関する要綱において、自由通路の整備に伴い支障となる駅施設は、公共補償基準に基づき自治体側が補償するとされており、JRの負担は、駅舎の減価償却分やJRが持つ施設の整備費となりますので、市の負担が約16.7億円、JRの負担は約2.1億円となります。駅舎への国からの交付金としましては、約4億円を見込んでおります。  なお、自由通路は市の財産となりますので、12.2億円全額が市の負担となり、国からの交付金を約4.9億円見込んでおります。  次に野崎駅工事のホームの安全性についてお答えします。  現在、野崎駅の駅舎橋上化と自由通路の整備工事を、JR西日本に委託しております。現在、ホームの幅は狭いところで1.5メートルとなっており、議員御指摘のとおり安全性の確保が必要となっております。  JR西日本では、工事期間中のホームの安全対策としまして、地下道が閉鎖されていることなどから、まず四条畷方面行のホームから乗客を素早く出口へと誘導するために、駅西側に出口専用改札の設置を行っております。  そのほかに、ホームが狭くなっている場所については、上り・下りホームとも現在午前6時から10時までと、午後3時から9時まで、誘導員をそれぞれ1名配置し、安全の注意喚起を行ったり、人が近づくと反応する、自動音声センサーによる注意喚起を行っております。また、視覚的な安全を確保するために、蛍光灯の設置を行い、照度をアップして夜間の安全性の確保と運転手からの視認性向上を行っているとのことでございました。  議員御指摘の手すりの設置でございますが、工事用の囲いは、通常施工箇所を区画するために設置している仮設物でございます。そのため新たに設置する手すりに係る荷重は見込んでおらず、手すり等の設置を行うために、荷重を受ける部材も必要となりますことから、さらにホーム幅を狭め、今以上に危険となるということで、現状の安全対策で工事を行うとされておられます。  なお、当面ホームは現状のままでございますが、工事進捗により工事の仮囲いの範囲を縮小し、ホーム幅を広げて安全確保していくということでございます。  今後も、工事に際しましては、駅を利用される方々には、大変御不便と御迷惑をおかけいたしますが、御協力のほどよろしくお願いいたします。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  (登壇)公民連携事業についてお答えいたします。  本市では、公共と民間が垣根を越え、それぞれの特性や強みに応じた役割を担いながら連携して事業を行う公民連携を推進しているところでございます。具体的には平成29年2月に策定いたしました大東市公民連携基本計画に基づき、リードプロジェクトとして北条まちづくりプロジェクト、深野北小学校跡地活用プロジェクト、住道駅周辺活性化プロジェクト、健康づくりプロジェクトの4つのプロジェクトに先行的に取り組んでいるところでございます。  北条まちづくりプロジェクトは、「ココロもカラダも幸せに暮らせる住宅地」を開発理念とし、多世代が交わり、四条畷駅から飯盛山にかけてのつながりを意識したデザイン性の高い住宅地として公と民が一体となってエリア再生に取り組むプロジェクトでございます。  深野北小学校跡地活用プロジェクトは、開発理念である「ココロとカラダの稽古場」に基づき、民間事業者が跡地をみずからの資金で運営し、スポーツや歴史・文化などの質の高い公共的サービスを提供しているプロジェクトでございます。  住道駅周辺活性化プロジェクトは、大阪市内へのアクセスがよく、乗降者数も関西沿線屈指であり、本市の中で最も稼ぐポテンシャルを秘めたエリアであるJR住道駅周辺におきまして、河川や駅前デッキ等の公共空間を民間に開放し、大東ズンチャッチャ夜市のように行政単体ではなし得ない、付加価値の高いサービスを提供することで、エリア価値を向上させていくプロジェクトでございます。  健康づくりプロジェクトは、健康の喜びを分かち合えるまちを目指し、全国的に先進事例と評価されております本市の介護予防日常生活支援総合事業のノウハウを民間に開放し、健康長寿ビジネスとして展開することで、健康寿命を延ばし、豊かな暮らしの実現を図るとともに、本市のブランド化を図っていくプロジェクトでございます。  本市が推進する公民連携の考え方は、公共が公的資産の開放や規制緩和を行い、パブリックマインドを持った民間の力を引き出す環境を整えることで、市民の皆様へ満足度の高いサービスを提供するとともに、民間ならではの事業性を持った展開により、産業や雇用、にぎわいを創出することで、地域内にお金が循環するものでございます。  この公民連携に係る市が果たすべき役割としての構想や戦略、仕組みづくりなど、その環境整備に資する事業費につきましては、地方創生関連の交付金を活用し、平成28年度から平成30年度の3カ年で約8,200万円の支出を見込んでおります。  また、深野北小学校跡地活用プロジェクトにつきましては、市が不動産オーナーとして整備すべき費用といたしまして、平成27年度から平成30年度の4年間で約3億円の支出を見込んでおります。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  (登壇)元号について回答いたします。  元号につきましては、元号法により、元号は政令により定めると規定されております。現時点でその政令は定められておりませんが、天皇の退位等に関する皇室典範特例法が平成31年4月30日に施行されることとなり、同日に天皇陛下が退位されます。元号法で、元号は、皇位の継承があつた場合に限り改めると規定されておりますことから、マスコミでも報道されておりますとおり、来年の5月1日から新元号になるものと考えております。  なお、西暦との併記につきまして、公文書につきましては元号の使用を原則といたしますが、市民向けへの通知文等、必要に応じまして西暦を併記することも可能である旨の通知を全庁に発し、周知を図ったところでございます。  次に、公共施設内の香害についてお答えをいたします。  本市の公共施設におきましては、強い香りにより利用者が不快感や体調不良を訴えるという事例が発生しておりませんことから、現時点で芳香剤の使用を抑制するなど、香りに対する積極的な措置は講じておりません。  なお、現在、トイレなどに芳香剤を使用している施設も数カ所ございますので、今後とも利用者に不快感等を与えることのないよう必要最低限の使用に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  (登壇)10連休中の開庁についてでございます。  新しい天皇陛下が即位される来年5月1日と、即位礼正殿の儀が行われる10月22日を来年に限り祝日とする特例法が12月8日に成立いたしました。  これにより、「国民の祝日に関する法律」の規定に基づき、4月27日から5月6日まで10連休となることが正式に決定いたしました。  地方公共団体は、条例で休日を定めることとなっておりますが、本市におきましても、「大東市の休日を定める条例」におきまして、「国民の祝日に関する法律」に規定する休日を市の休日とし、市の機関の執務は原則として行わないと規定していることから、基本的には、10連休の期間中の開庁は予定しておりません。  しかしながら、これまでにない長期間の閉庁となりますと、市民サービスに支障を来すおそれも考えられ、個別部署において対応することが求められる場合も想定されます。  臨時的に開庁を行う場合の行政サービスについては、当部におきまして取りまとめを行い、広報紙やホームページを通じて、市民の皆様に事前にお知らせをしてまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員学校教育部指導監  (登壇)人工香料に対する学校の対応についてお答えいたします。  学校におきましては、多くの児童・生徒が香りの強さに悩んでいるという現状にはございませんが、人工的な香料が原因で体調不良を訴える児童・生徒が在籍している学校においては、訴えがあった際は、別室で過ごすことを認める、給食のエプロン着用時には香料入りの洗剤を使用せずに洗濯されたものを使用させるなど個別の対応を行っております。  また、全体的な配慮としましてトイレに芳香剤の入った消臭剤や洗剤を使用しないようにするなど、香料について細心の注意を払うよう管理職から指導しております。  人工的な香料が原因で体調不良を引き起こす場合があることを踏まえ、引き続き、学校においても適切な対応に努めてまいります。 ○水落康一郎 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  (登壇)孤独死を避けるための対策につきましてお答えいたします。  初めに、本市では高齢者が孤立することのないように、集いの場・居場所づくりとして老人福祉施設・高齢者交流センターを初め、ふれあいデイハウスや、お茶のみ休憩所等の運営・支援に努めているところでございます。  次に、各地域の見守り・声かけ活動としましては、地域包括支援センター・民生委員・校区福祉委員等に御活動いただくとともに、市内事業者等と協定を結び、異変に気づかれた場合は連絡をいただいているところでございます。  そのほか、急病等の緊急時に迅速な対応ができるよう、あんしん通報システム事業や地域SOSカード登録推進事業を実施しております。  今後におきましても、関係機関・団体、民間事業者及び地域の方々が互いに連携し、見守りの輪を広げ、単身の高齢者等が、住みなれた地域で安心して生活できるまちづくりを目指してまいります。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) まず、JRの野崎駅ですけども、いつから今の形といいますか、相当狭いところができております。さっき1.5メートルとおっしゃいましたけども、それは線路の縁のところからでしょうか。もしくは黄色い線の外側というか、人間側からでしょうか。きっと、黄色い線から人間側だと、かなり狭いところがあると思いますので、その点のところ、工事がいつからいつまでか、もう一遍ちょっと。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  工事につきましては、この夏ごろからスタートしておりますが、終了は最終が平成33年、平成33年と申しますと、2021年の3月ごろを予定としております。  ホームの幅につきましては、1.5メートルと申しますのは、ホームと線路の境界からフェンスまでの間でございます。黄色い点字ブロックにつきましては、その中間よりやや柵側に設置してあるということでございます。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) 夏ごろからということで、皆さん、大分なれてきたかのように思いますけども、私は相当危ないと思う。危ない1つの理由は、電車が入ってきりときに、通過の電車も含めて警笛を鳴らされる、汽笛というんでしょうかね、物すごい高い音を鳴らされて通り過ぎていく。かなり速度を落としているようには見えるけども、なかなかもっと落としてほしいと思うし、なれてきたころに、やっぱり何かが起こってしまったら、非常に大変ですしね。それとともに、しょっちゅう機械音で、テープみたいなんで、注意してくださいとかいう感じのことをおっしゃってますが、あの内容も、もう皆さん耳慣れてしまって、今はちょっと忘れて言えませんけどね。それもだんだんと慣れという問題があるから、何か工夫して、もっと注意喚起をしないといけないと思うんです。その点についてはどうですか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  議員おっしゃってますように、ホーム改良工事が始まって、ホームが狭くなった当初につきましては、ガードマン以外にも、警備員以外にも駅の駅員等が複数人配置されてたり、状況によってございました。確かに、今乗客の皆さんがこの狭いのに慣れてきておられます。逆に、それで狭い部分にはできるだけ立ち入らない、あるいはどうしても人が多いときには1列になってお待ちになっておられる状況がございますけれども、慣れてくることによって、注意力が落ちるということも考えられますので、そのあたりについては、JRに対しても申し入れてまいりますし、警備員の方もそのあたりは教育されておられるというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) 一番混むのは、例えば朝の7時から8時ごろまでの京橋方面のホームですよね。それからまた帰りはその反対、夕方は反対ホーム、長尾方面のところ、長尾方面に至っては、後ろのほうに出口専用があるから、まあ緩和がされやすいのかなと思います。  先ほど、つかむところがないんですよね。狭いところで、例えば車椅子の方だと、相当大変やと思うし、行き交うことはできにくい、普通の立っててもね、されにくい。ちょっと、さっきおっしゃった相当強度がなかったらあかんというような言い方されてたけど、あのフェンスもかなり、まあむちゃくちゃ押したわけじゃないんだけどね、ちょっと引っ張ってもびくともしなかったので、せめて出っ張ってるところというか、極端に狭いところと、それから人間がたまってるようなところがありますね、でこぼこしてますよね、一辺倒じゃなくて、せめて怖いところに虎ロープでも張ってくれたら、例えば、ベビーカーの方が、ちょっとさわりながら後ろのほうへ行くとか、通過できたりするし、やっぱりお年寄りの方でも、つえをついてる方もいらっしゃいますしね、ちょっと何かなかったらあかん。椅子があったときは、もちろん椅子に座ったり、椅子をつかんだりできるから怖くないんですけど、今何か、そないむちゃくちゃ引っ張るような綱じゃなくてもいいから、何か渡していただけたら、まさかのとき言うたらおかしいですけど、ちょっとつかみながらするすると行くというのは、安心感があると思うんですけど。そないめちゃくちゃな強度が必要なもんでしょうかね。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  まず、混雑してる時期につきましては、議員おっしゃってますように、朝のラッシュ時の京橋方面行き、それからあとは学生の下校時も、やっぱり電車を待っておられる人がたくさんおられるときが一番ホームが混み合っております。その状況で、おっしゃられてる柵に手すりをつけるということにつきましては、何かあったときに持つということは、かなりの強度がやっぱり必要になってくると思います。その強度が要る、何かあったときに、持ったときにそれが壊れて、ホームに転落したら絶対いけないと思いますので、その強度を持たすために、先ほど御答弁申し上げましたように、JRは安全性を確保できないから、ホームの幅もそれなりに確保してということで、今の安全対策でお願いしますというふうに1回は御回答をいただいております。ただ、おっしゃってるように、ちょっとへこんだ部分等につきましては、そういうことも可能性はあると思いますので、もう一度JRにはお話をさせていただきたいと思っております。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) ぜひともつかむところをつくるということに関しては、ちょっとでもいいからお願いしたいなと思いますし、いつごろあれですか、柵がもう少し広く、もとに戻るというのは、おおむねいつごろでしょうか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  現時点で状況を見ていただきますと、もともとあった地下通路の階段がまだ残ってる状況でございます。これも何かにおいて撤去なりをするということで聞いております。ただ、今一番狭い部分がいつ広くなるかということについては、現時点ではちょっとわかりかねます。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) 電車が来て、とまったら、狭いところでも通りやすいんですけど、男性にとって不利なのは、ええところに女性専用車が来るんですよね、乗りやすいところに。それで1両向こう側に歩いていこうかなと思うたら、何か人がたまってたり、ちょっと怖いところを歩かないといけないということになるから、まさかのときは、女性専用車に乗ってから通過するということをやったりもしてるんですけどね。何しか、怖いのは怖いですから、毎日それで使ってらっしゃる方はいらっしゃるわけです。僕なんかは、たまたま通ってるぐらいですから、そういったことをぜひとも言っていただきたいと思うし、頑張っていただきたいというふうに思います。ぜひとも安全性というのは、一番の保っていただきたいというふうに願っております。  次は公民連携ということで、先ほど説明していただいたんですけど、いろんな形があるんですね。大体今4つぐらいの形で、どうしてもそれを公民連携と言わないかんのか。大きなところでは、深野北小学校跡地、それから北条のところの開発ですよね、今、その健康のことについては、どうですか、何か人気の元気でまっせ体操の資料を販売するってなことをしていらっしゃるんですか。どれぐらい売れたんですか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  正確な金額は今ちょっと手元にありませんけども、視察の回数でいいますと、元気でまっせ体操でいいますと、現在で、今まで団体数でいいますと21団体が視察に訪れられております。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) その団体さんが来て、そのことを公民連携と言うのかなという感じで、4つ説明受けても、そんなこと言うのかな、もしくは一体何なのかなということで、別に公民連携という考え方、民の活力を利用するというようなことは、別に公民連携と言わなくても、それはいつもしてることなのに、それで例えば、住道駅前の出店ですね、あれもにぎやかでいいなと思いながら、もっと皮肉なこと言うと、サンメイツがどんどんさびれていってしまって、イズミヤもどっか行っちゃったりね。今では種類が違うでしょうけど、いろんなお店、衣服やとか、お店がだんだんと消えていってます。今は、そこの、もっとうまいことしないと、1カ月1回ですか、それでどれぐらいのズンチャッチャ夜市というのは、大東市に入ってくるんですか、金額として。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  まちづくり会社が現在主催しておりまして、まちづくり会社から具体的に毎月市に何か歳入があるということでは今ありませんけども、最終的な目標といたしましては、あの、今で50店舗ぐらい出していただいている中の方々が、今、夜市といいますか、マーケットを通じて、いろんな販売をチャレンジをされているというところがございます。最終目的といたしまして、そのチャレンジされてる方々が、先ほどお話のあったような、周辺の空き店舗で、実店舗を持っていただくということが目標にしておりますので、今は1年少ししておりますが、その目標に向かって日々研さんをしているところでございます。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) 雨天だとなかなかやりにくいですよね。今、サンメイツの3階から以上は何も使ってないんでしょう、入れない状態になってるし。だから、そこのところを使わせてもらってとか、例えば、2階の半分近くは、前何か傘とか帽子とか売ってましたからね、あそこもうがらがらですので、そこを使ったら雨天の心配とかもないんじゃないですか。まあ、そら目立ちにくいという反面もありますけど。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  今までズンチャッチャ夜市でいいますと、一度だけ、今議員が御質問にあったように、雨天で中止になったことがありますし、先月については、かなり雨の中で強行に開催したという、当然、天候の懸念というのは、常にリスクとしてあると思ってます。  今、御提案のありましたような、サンメイツですとか、雨天時についての開催場所については、今後検討の余地はあるというふうに思っております。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) それで、例えば今度、深野北小学校のことですね。以前も、これは公民連携事業というのは、僕は街づくり委員に入らせてもらってて、そこでよく議論されることですね。  以前、通っちゃったんだけど、そこを、深野北小学校をぼんと、誰かに財産価値といいますかね、6,000万円ぐらいのものが300万円で年間貸すようになったんですよね。正確なことはわかりますか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  普通財産で一般的に何の制約もなく、試算して出したお金というのは、今議員がお話になったような金額でお貸しするということですが、今、300万円につきましては、議決をいただいて、減額をさせていただいております。この300万円の根拠というのは、基本的に大東市がスポーツ、歴史、文化、食という、こういったことを民間の方々に求めて、その制約の中で民間の自主自立的な運営をお願いしている金額というふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。
    ◆5番(光城敏雄議員) 今、何ていう企業というか、どこが運営されてるんですか。それで、将来的にはどれぐらいの、もうかるといいますか、潤うわけですか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  大東倶楽部と、大東公民連携まちづくり事業株式会社が互いに出資したアクティブ・スクウェア・大東という株式会社が現在運営をさせていただいておりまして、12月13日には、宿泊施設のオープンも始まりまして、今後、収益が上がりましたら、将来的には今の300万円よりも多少賃貸料の値上げについては検討させていただく予定にはしておりますけども、何分、今まで多大な投資をしていただいておりますので、その投資額の償還が終わるまでというふうには考えております。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) 最初つくるときに、学校だから、使いにくいということで、プールも壊したんですよね。エレベーターもつけたんですよね。エレベーターつけたのは、どこの企業がつけたんですか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長   プールの解体とエレベーター設置につきましては、施設を管理しております大東市の事業でございます。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) ですから、どこの企業がエレベーターをつけたんですか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  市の工事を請け負った会社という理解でよろしければ、新田工務店さんでございます。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) いろんな場合があるでしょうけど、それはいわゆる競争入札をしたんですか、それとも随意契約ですか。何か、人によると、公民連携にやたら随意契約が多い、競争して請け負っていただいてるのは、どんなことでしょうか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  エレベーターの設置工事並びにプールの解体につきましては、一般競争入札にて事業者を決めさせていただいております。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) 将来的にどうなるかというか、どういうふうに運営されるのか、いろいろイメージが湧きにくいと思うし、どうされるのかなというのはありますけども、もともと僕は反対だったのは、せっかく資産価値があるのに300万円という安さで貸しているというところは、ちょっと大いに疑問点を持っております。  今度は、ちょっと話また違うんですが、北条のほうですね。北条のほうでも、今度、東心という会社がお金を借りて、巨額なお金、幾らですか。それを借りて、その方というか、今、その東心という会社なんだけど、お一人だけで、その方が代表取締役をされてるんですね。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  東心株式会社が今融資をしようとしておられる額につきましては、事業費として12億円でございます。  会社の従業員につきましては、今御質問のありましたとおり、お一人でございます。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) それはね、いわゆるペーパーカンパニーとかいうやつでしょう。これは、僕、街づくり委員でも大いに問題になって、結果的には、今回、予定では1億3,000万円の出資をする、それからまた3月に予定してるのは7,000万円、合計で2億円のお金をそこに出資をする。そしてそれは使わないと。それを銀行に預けといたら、大きな14億円ですか、そのお金を借りることができる。借りるのは、その会社の人ですから、お一人が借りるということになりますよね。僕はやっぱり何かよくないなと思ってるのは、さっきも言ったペーパーカンパニーとやらで、そのお金をつくってるというのは、非常に何か、大東市のプライドとして、そんなことをしていいのかなと思うんだけど、どうなんですかね。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  まず、融資を受けるのは、個人ではなくて、東心株式会社という会社が融資を受けられます。この手法というのは、万が一資金が滞ったりというようなことがあった場合、個人にその債務の返済が求められないような形をとらせていただいてます。  ペーパーカンパニーという形、そういうふうに見られることもあろうかと思いますけども、基本的には先ほどお話させていただいたとおり、4つのプロジェクトがございまして、それぞれのプロジェクトにおいて、地域において一番信頼のできる方がこのプロジェクトの長となるべく、会社の社長になっていただき、まちづくり会社が全体の統括をしていく、ホールディングス型の形をとらせていただいているということでございます。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) 会社にしたってね、それで扱ってるというか、そうして運営していく方がお一人、それですごく僕は心配をしてるというか、そういうやり方というのは、上からというか、府とか国からおとがめは来ないんですか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  先月、国の内閣府の地方創生の担当の部署の審議官の方及び国土交通省の都市局の方、審議官の方も、この北条まちづくりプロジェクトのスキーム、あるいは内容を視察に来られまして、今後この形が公民連携の新しい形であろうということで、お手紙等もその後いただいております。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) それで住宅を建てられるわけですね。144戸だったのが、80戸ぐらいになるんでしょう。そこに戻ってこれない人たちというか、抽せんとかで全員入れないんですか。また、その住宅というのは、どこの会社が建てるんですか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  現在、飯盛園第二住宅の入居の方が81世帯おられまして、アンケートをとらせていただいて、ほかの市営住宅に移る、あるいは親戚のお家のほうに移られるという方が5世帯あります。残る76世帯の方が新しく新設されます飯盛園第二住宅のほうへ戻ってこられるという形になっておりますので、戻ってこられないというお方は1件たりともございません。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) 住宅を建てたと、今までだったら団地ということで、敷地が狭いところに建ててたんだけど、公園がかなり狭くなるということはないんですか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  現状の面積を次の新しく改定いたします鎌池公園はそのままの面積でございます。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) 本来ならば、市営住宅ですから、市立ということで、大東市がつくって、大東市が運営して、大東市の責任として福祉的な使い方として運営していくというのはいいと思ってるんですよ。ややこしいというか、よくわからないというのは正直なところのお金の使い方でやってます。14億円借りられるんですね。何年間で、利子は幾らぐらいなんですか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  基本的に東心株式会社が銀行とお話をされてる情報ですので、ここで利率等は、まだ確定はしておりません。当然ながら、市の出資があって、今後そういうお話になろうかと思います。  今回、市が施工した場合と、借上公営住宅方式の公民連携の形の試算をお出しさせていただいたところ、30年間でおよそ10億円程度、こちらのほうが財政負担の抑制になるというふうに試算しております。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) そんだけ安くなる理由はわからへんけど、あんまり聞いてると、また違うことを言われて、何かわからない説明をされるような気がするんで、なぜかは聞きませんけども、どこの会社が、今計画されてる住宅を建てられるんですか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  先ほどから名前が出ております東心株式会社でございます。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) いやいや、東心株式会社は1人しかいないから、たくさんの住宅を建てられないでしょう。どこの建設会社なりが建てるんですか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  現在、まだこの出資予算の審議と、あとその出資予算の審議が無事に御議決いただきまして融資の実行がございますので、工事業者の施工については未定というふうに聞いております。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) わかりやすくしてほしいというのが市民の願いでありますし、僕の願いでもあると思います。これからどうなるかということについては、大いなる議論をまだまだ進めていく必要があるのかなというふうに感じます。  元号ですけども、元号が変わる、5月1日に変わるというのが決まったのはいつごろですか。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  皇室典範の特例法が平成31年4月30日に施行されることとなる予定ですので、それに基づいて5月1日から新元号になるというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) いやいや、僕気にしてるのは、なぜこの話を持ってくるかというと、先ほどもちょっと平成33年とかいう言い方、それから委員とか、いろんな説明の中で、平成39年とか、平成35年とか、しょっちゅう出てきてて、そのころに、話を聞いたころは、もう平成というものは5月1日に変わるということも決まってるんです。  またちょっと、わからないだろうと思うけど、何という元号に変わるんですかね。それで、いつごろ公表されるんですか。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  改元に伴います情報システム改修等の対応についてということで、総務省の情報政策室長から各市町村に出ている文書がございます。これにつきましては、当然、できるだけ速やかにということなんですが、新元号の公表時期を改元の1カ月前と想定して準備を進めるというような対応内容になっております。  ただし、その場合について、国民生活に支障が生じることのないように、平成のままの文書通知、公文書の通知であっても、有効であるということのお知らせ文を、注意書をつけて付記するということとあわせて、西暦でも有効であるというような内容の文書になっております。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) 前回といいますか、30年前になりますけどね、昭和天皇が亡くなられて、1月7日やったかな、そのころは急に平成というのに変わるんだけど、今回の場合はもう予定されてますのでね、だからもう早目に早目にもう出してくださいって、でも大東市が言うてもしゃあないんか。僕はそう思うし、産業にも差し支えありますのでね。やっぱりそれはどんどんと早く出してほしいなと思います。  先ほど、ちょっと市役所の開庁について言っていただいたけど、より積極的にあけていただきたいと思います。  大体、普通平日的には、例えば市民課だったら1日何人ぐらいの方が利用されてるんですか。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  1日平均の数は申しわけございません、把握しておりませんが、時期によってもかなり異なるかなと思っておりまして、年度当初、4月、3月、このあたりについてはかなりの住民の方が利用されるというふうに予想をしております。  今、議員御指摘のように、市民課等、窓口業務を抱える部署におきましては、住民への影響等、これは大きいものであるというふうには考えて認識をしているところでございます。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) ぜひともね、ほかの市役所があかなくても、大東市は中日にですね、2日でもあけてくれたら、かなりの市民の方が、あいてるわ、よかったみたいなことになりますのでね、お願いしたいなと思いますし、頑張っていただきたいなと思います。  先ほど、学校の、僕が今回、ずっと以前に化学物質過敏症の話はしてて、それはトイレ中心だったんだけど、今回の場合は、洗濯ですね、選択して、学生服も何か家で洗える制服があるらしいですね。そうすると、月曜日に非常に困るという学生さん、中学生とか、子供たちがいてるという話なんだけど、どれぐらいの方々が非常に困って、僕もとっても嫌なんですよ。合成洗剤のにおいというのは、もうたまらないですね。  どれぐらいの方がいらっしゃるか、わからなければ、アンケートとかとってもらえますか。とってもこれは嫌いや、まあまあ気にならないとか、そんな段階的なことでいいから、どうですか。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員学校教育部指導監  現時点でございますが、全校に聞き取りをしましたところ、小学校で1校、もともと柔軟剤の香りが苦手であるというふうに保護者の方からお話があったので、その対応を学校でとっているというのが1校でございます。  申しわけありません、今のは中学校です。中学校1校です。  もう1校、小学校1校につきましては、給食のエプロン、これは週ごとに交代で使っておりますけれども、前の人が洗濯したときの柔軟剤の香り、これがきつくて困っているという、そういう訴えがお一人からあったと。  合計2名について現時点で把握しているところでございます。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) いやいや、もっとたくさんいらっしゃると思います。確かなものを持ってこなかったんだけど、私、消費者運動にかかわっておりまして、それである医者の先生が、何かアンケートとったら12.1%の方々がそれで悪影響を受けるというふうなことを聞いて、体がだるくなる、頭が痛くなる、何かぞっとするということになって、そういう方々がいらっしゃるそうです。もう少し、正確というか、克明にとっていただいて、それを今度はまた保護者なり、ちょっと控えてくださいというようなやり方をしていただきたいと思うし、もっと皆さん方も、例えば缶コーヒーの中にも香料入ってる場合が多いんですね。入ってない缶コーヒーは優秀ですし、僕は先日、勇気を持って、あるラーメン屋で化学調味料入れないでくださいって、やっと言えたんです。ほんなら、それまでは食べた後、何かべたべたするなと思うたけど、その日は快適な塩味としょうゆ味でおいしかったです。もう一歩前進しました。  そういったことを含めて、日本人は余りにも人工香料、人工的な添加物を入れ過ぎてますので、それも含めて家庭科とかでも、もっと言っていただけますか。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員学校教育部指導監  先ほど御答弁申し上げましたような内容、個々の状況に応じて、体調管理であったり、快適に学校生活を送るようにということで、現在、学校が対応しております。  文科省のほうの見解としましては、学校などでの使用自粛の呼びかけについては、原因となる化学物質が明確になっていない中で、通知を出すことは難しいが、いろんな機会を通して周知に努めていくということでございますので、本市におきましても、そういう形で周知に努めてまいりたいというふうに思っております。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) それで、洗剤のことを大きく問題にしておりますけども、頭に塗るものとか、いろいろお化粧品がきつかったり、そのこともかかわってきますので、注意していただきながら、家庭でもいろいろと添加物を見ていただきたいなと思っております。  最後、孤独死なんだけど、本当は、孤立死とかいう言い方もあるそうですけども、直前、孤立して亡くなってしまったら、もうおしまいなんだけど、その直前に何とか救うといいますか、その方を病院なりに連れていったら回復することも多いと思いますので、何か工夫されてますか。 ○水落康一郎 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  なかなか、孤独死をなくすというのは、なかなか難しい問題で、本市でもひとり暮らしの高齢者約9,600名の方おられますので、非常に難しい課題だと考えております。しかしながら、ふだんから、御近所の方や地域とかかわっていただく、あるいは見守りの体制を強化していくといったことによって、何とか孤独死に至る前の救急搬送に結びつければなと思っております。一例では、例えば、今、本市が民間事業者と協力を結んでおります見守り体制につきまして、新聞配達の事業者からうめき声が聞こえるということで、御連絡いただいて、救急搬送に結びついたという一例もございますので、今後、このようなことに努めていきたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  5番・光城議員。 ◆5番(光城敏雄議員) 人間は必ず死にますけども、それで苦しまなくて死ねるような形とか、寂しくないようにするということも大事ですので、ぜひとも努力していただいて、温かい行政、温かい大東市の人間関係をつくっていただくということが終活になると思うし、終わりの活動として、終活セミナーとかもどんどんやっていただきたいと思いますけども、いかがですか。 ○水落康一郎 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  終活につきましては、いざというときに家族が困らないように、また、御自身がこれまでの人生を振り返っていただいて、今後、輝かしく生きていただくということをもって、今年6月にエンディングノートという形で全戸配布したところでございます。今後につきましても出前講座等により周知を進めてまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  次に、一問一答方式で、10番・中村ゆう子議員。(拍手) ◆10番(中村ゆう子議員) (登壇)皆様、こんにちは。ただいま議長の御指名をいただきました自民党翔政の中村ゆう子でございます。通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。  傍聴の皆様、インターネット放映をごらんの皆様、大東市政、市議会に御関心を賜わりまことにありがとうございます。本日、私中村ゆう子は、大きく6つの項目について質問させていただきます。  では、1つ目、障害者が安全・安心に暮らせる地域共生社会の構築についてでございます。  初めに、大東市心ふれあう手話言語条例についてでございます。  条文には、3年経過ごとに施行に検討を加えるとあります。本年10月末で3年が経過しています。進捗状況はいかがでしょうか。あとは手話通訳、よろしくお願いいたします。  では、次にヘルプマークについてでございます。
     ヘルプマークについては、4年前から取り上げさせていただいており、本市においても段階的に取り組みを進められ、本年に入り、配布数も四百近くに達しているとお聞きしておりますが、まだ、ヘルプマークの存在を御存じない方や、知っていても求め方がわからないとのお声を頂戴することがあり、さらなる普及促進に取り組む必要があると考えております。  本年6月の一般質問において、市の施設での配布の検討を進めてまいりたいという答弁をいただきましたが、その後の進捗状況をお答えください。  次に、災害対策についてでございます。福祉避難所の運営マニュアル作成については、平成28年の9月定例月議会におきまして質問させていただき、当時の危機管理監より、福祉避難所運営マニュアルの今年度中の策定に向け、現在作業を進めているところでございます。との答弁をいただきました。その答弁から、既に2年3カ月が経過しておりますが、いまだ策定されておらず、関係5団体からも行政へ毎年のように運営マニュアルを策定してほしいと要望書が出されております。この間、どのような取り組みをしておられたのか。今後のスケジュールも含めてお答えください。  それでは、次に大項目の2つ目、災害ごみの取り扱いについてでございます。  本年9月、台風21号の被害による災害ごみが市内に多数発生いたしました。本市では、速やかにホームページにて、災害ごみ収集方法について掲載され、電話問い合わせについても1件1件対応され、時間はかかりながらも順次収集作業を進めていただいておりましたが、情報が錯綜し、また、ホームページをごらんにならない多くの市民にとっては情報が入らず、どうすればよいのか混乱されておられたとお伺いしております。  このような場合、ホームページはもちろんですが、自治経由での回覧板や掲示板、また、各種市内5団体を通しての情報通知、そして、学校園を通しての各御家庭への周知など、連絡システムの構築が必要であると考えます。また、今回で、ある一定の収集方法が確立されたことと存じますが、今後、ごみ収集カレンダーにもしものときの災害ごみの取り扱いについて掲載するなど、工夫していただくことなどできないでしょうか。  では、次に3つ目、子供の安全見守り事業についてでございます。  これまで私は、1期目の当選直後より幾度も見守りについて質問させていただきました。子供安全見守り、通学の見守り活動は、私のボランティア活動の原点でございます。現在も見守りの置かれている状況や御相談などお伺いしており、生涯学習部と連携し、個別に御対応させていただいておりますが、今回、ここでもう一度見守り活動について整理したいと思います。  まず、見守り活動の研修についてでございます。本市における子供の安全見守り事業では、見守りに対し、四條畷警察署員を講師に招いての研修を随時実施するとありますが、これまで全ての見守りに研修が行われているわけではなく、研修が実施されず、御不安を抱いておられる見守りもございます。全ての見守りに研修をしていただけるように、学校にきめ細やかに対応していただくか、生涯学習部にて取りまとめていただき、研修漏れがないように連絡体制など整備していただきたいと考えます。  また、今後は災害時の対応に対する研修も必要であると考えますが、いかがでしょうか。そして災害時の対応に関連しまして、見守り御自身の安全確保についてもお伺いいたします。  本年6月の震度5弱の地震は、通学時間帯でございました。見守りの皆様におかれましても大きな御不安があったことと思います。災害に見舞われた場合、まず、御自身の身の安全を確保していただくのが当然でございますが、子供たちの安全も同じく確保されなければなりません。また、通学中に地震が発生した場合、そのまま登校していいのか、帰宅するのか、学校に連絡がとれない状況の中で、子供たちが頼れるのは見守りの皆様しかありません。  では、そのとき、どのように御対応いただいたらいいのか。そして、緊急連絡先は学校であり、時には110番や119番も必要となりますが、そのことも意思統一がなされておらず、緊急時の御対応に御不安を抱えておられる方がいらっしゃいます。また、見守りは、保険に加入していただいており、万が一の事故やけがの場合は保険が適用されますが、その問い合わせ先を御存じない方もいらっしゃいます。もちろん学校としっかり連携がとれており、それらを全てクリアしておられる見守りもございます。しかし、平成29年度に御確認いただいている見守り活動への参加人数は4,296人であり、個々に御不安を抱えておられる方がいらっしゃるのも現実でございます。これまでも御対応をお願いし、その都度、御対応いただいておりますが、ここでもう一度、全ての見守りに災害対応を含めた見守り活動についての共通の認識を持っていただき、より安全に安心して見守り活動ができますよう、担当部として御対応いただきますよう、お願いしたいと存じます。  それでは、次に4つ目は、中学校給食についてでございます。  まず、給食に対する本市の考え方をお答えください。  次に、中学校給食の試食についてでございます。各中学校区では、校区祭りなどを毎年開催されておりますが、そこで、中学校給食の試食の機会を設けていただくことはいかがでしょうか。平日に試食のためだけに学校を訪れるのはなかなか難しいと思われるため、広く多くの市民に試食をしていただくためには、保護者、地域住民の参加も多い祭りの機会を捉えるのが有効だと考えます。祭りに出店していただいているその他の店に影響を与えない配慮が必要となりますが、市民に中学校給食の現状を知っていただく一つの機会と考えます。見解をお聞かせください。  それでは、次に、5つ目は地域猫活動についてでございます。  まず、猫の不妊去勢手術補助金制度についてでございます。  本市におきましては、本年1月より、猫の不妊去勢手術費用の補助金制度を創設していただき、猫の殺処分ゼロを目指す取り組みが一つ前進したところでございます。しかし現行の制度は、野良猫を減らすために実働しておられる市民ボランティアの方々にとって有効に活用できるものとなっておりません。そこで指定病院の範囲を大阪府内の診療施設の動物病院へと拡大することを要望いたします。  現行は、大東市内の4病院のみとなっておりますが、府内には、避妊、去勢手術に特化した専門クリニックが多数あり、費用も安価で、専門クリニックで市の助成金を使用し、手術を受けることができれば市民負担が軽くなり、助成金の利用数も上昇すると考えます。また、年間1世帯1匹枠を見直し、頭数をふやすことを要望いたします。  手術を受けていない野良猫はまだまだたくさん存在します。1世帯1匹では、繁殖し、ふえ続けている野良猫を減らすために十分な枠とはいえず、1世帯当たりの頭数枠をふやす、あるいは団体枠を設ければ助成金の利用数も上昇すると考えます。そして、それと同時に申請方法の変更もお願いいたします。  また、地域猫活動のルール化と周知についても早急に御対応ください。地域猫活動とは、地域に住みついている猫を地域住民の合意に基づいて地域で管理していく取り組みでございます。野良猫の寿命は数年と言われており、きちんと管理をすれば、数年で、その地域から野良猫はいなくなると考えられ、避妊、去勢手術をする。えさやりのルールを決める、トイレの場所を決める、えさの食べ残しやふんの掃除などを励行し、生活環境の汚染を防ぐというようなルールのもと、野良猫の被害をなくすために大阪府でもこの地域猫活動を推奨されております。  本市におきましては、成熟した都市として、他市に先駆け、地域猫活動を確立し、野良猫のいないまちを目指す活動を応援し、他市を牽引していく存在になっていただきたいと望みます。地域猫活動について登録システムやルールを設け、ガイドブック作成やホームページなどで情報発信をしていくべきであると考えますが、いかがでしょうか。  次に、公益財団法人動物基金が実施しておられる猫に対する無料の不妊手術支援、さくら猫不妊手術事業の行政枠申請についてでございます。  この無料で行われる事業の行政枠では、応募数の上限がなく、年中受け付けで、支援内容としては、不妊手術とワクチン、ノミよけ薬にまでわたります。現行の市の助成金制度の見直しと、地域猫活動の確立と並行して動物基金行政枠に登録し、市民ボランティアに無料チケットを配布することにより、大東市を野良猫のいない町にし、さまざまな野良猫問題を終わりにしていただきますよう、強く要望いたします。よろしくお願いいたします。  それでは最後に、人口流入施策についてでございます。  東坂市長就任から人口13万人を目標に、これまでさまざまな人口流入、定住施策を展開されてきましたが、これまでの関連する全ての施策と代表的な施策の事業費をお答えください。  以上でございます。再質問の権利を留保し、降壇いたします。よろしくお願いいたします。 ○水落康一郎 議長  青木福祉・子ども部長。 ◎青木浩之 福祉・子ども部長  (登壇)少しゆっくり目の答弁をさせていただきます。御協力をよろしくお願いいたします。  まず、手話言語条例制定から3年後の経過でございます。  平成27年11月1日に施行されました「大東市心ふれあう手話言語条例」のこの3年間の取り組み内容につきまして、掲げました施策の推進方針に基づきまして御報告をいたします。  まず、1点目、手話への理解促進、手話の普及につきましては、手話による合唱などイベント等で手話に親しめる企画をしたり、学校において、手話に関する学習の機会を確保していただいたり、広報だいとうに平成29年5月以降、手話コーナーを設け、連載していただいております。また、今年11月、12月と市内図書館3館で、手話書籍コーナーを設置していただいております。  2点目、手話による情報取得につきましては、緊急時の手話通訳者派遣を継続して実施したり、耳マークを市役所庁内はじめ市内小中学校、指定管理の施設に設置いたしました。  3点目、手話による意思疎通支援につきましては、全職員を対象とした市職員向けの手話研修の実施や今年度からの手話講習の上級となるステップアップ講座の開講などに取り組んでまいりました。今後につきましては、まず、手話施策方針及びアクションプランの進捗状況を庁内において検証する予定であり、その結果を踏まえ、さらに取り組みを進めてまいります。  次に、ヘルプマークの普及ということでございます。  ヘルプマークの配布施設につきまして、9月から新たにすこやかセンター内の地域保健課窓口におきましても配布を開始いたしました。また、来年2月から大東市社会福祉協議に御協力をいただく予定でございます。今後も広報紙や街頭啓発など、さまざまな機会を通じてヘルプマークの普及を図ってまいります。  以上です。 ○水落康一郎 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  (登壇)福祉避難所運営マニュアルの作成の進捗についてお答えいたします。  まず初めに、御答弁したときよりおくれましたこと、ここでおわびいたします。  本市では、大規模災害時に小中学校などの指定避難所では、避難生活が困難な要配慮者に限り、市内2カ所の二次避難所である福祉避難所に移動いただき、対応を行う予定です。福祉避難所につきましては、市民の皆様に御協力いただく指定避難所とは異なり、職員による開設及び運営が必要となるため、想定される利用者を含め、市民向けの運営マニュアルなどは作成しておりませんが、現在担当職員の指定避難所運営マニュアルの見直しと整備を進めており、あわせて、担当職員の福祉避難所運営マニュアルも作成中でございます。大規模災害発生時の要支援者の効果的な避難に備え、早期に作成してまいります。  次に、災害ごみの取り扱いについてでございます。  去る9月4日の台風21号で発生した災害ごみ収集の周知方法についてお答えいたします。  災害発生直後から電話にて災害ごみのお問い合わせのあった方には、折り返し収集方法を御案内させていただくとともに、9月7日には、市ホームページの臨時情報として、また、市フェイスブックにも掲載し、収集方法について周知いたしました。  周知いたしました具体的な災害ごみの収集方法につきましては、相当の被害状況が見受けられたことから、収集業者に別途依頼を行い、ごみ焼却施設にて処理の可能な波板や雨どい、枝葉などの燃える物、また破損したガラスなど金属製の燃えない物について、9月10日から臨時収集し、一方で、焼却施設で処理できない瓦れき類や樹木などの処理困難物は、市職員により収集を行いました。災害ごみにつきましては、11月をもって一通りの回収作業を完了いたしました。  また、議員御提案の今後の収集方法の周知についてでございますが、ホームページやフェイスブックなどの周知方法にとどまらず、全市民にとって、スムーズに災害ごみの排出ができるような周知方法、働きかけの方法などについて、関係機関と連携し、整理、研究してまいります。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員生涯学習部長  (登壇)子ども安全見守りについてお答えいたします。  見守りの皆さんには、毎日、子供の安全な登下校を見守っていただき、深く感謝しております。見守りの皆さんに対しては、平成26年から四條畷警察署と連携して研修を実施しています。この研修は、年度ごとに各小学校に希望日時をお聞きして日時を定め、警察官が具体的な事例を示し、注意するべき事項やどのような方法で活動を行うべきかを説明しています。未開催のところについては、極力未開催をなくすべく実施の働きかけを強化してまいります。  なお、安全な見守り活動を実施していただけるよう、活動概要を記したパンフレットも配布しています。  地震など大規模災害時の対応については、大阪北部地震の発生後、安全確保の注意喚起の文書をお配りしましたが、今後、研修のメニューに加えていくことを検討してまいりたいと思います。  見守り活動時に災害が起こった場合の児童に関する連絡先は学校であり、けがの対応は119番となりますが、大規模災害時には連絡がつかない場合も想定され、臨機応変の対応が求められます。この場合、まずは見守り御自身と近くにいる児童の安全を確保することを優先していただき、安全が十分に確保された上で、連絡などの行動に移ってくださるようお願いしてまいります。  なお、けがなどに対しては、生涯学習課が契約する保険の対象となり、生涯学習課が窓口となっております。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  森田学校教育部長。 ◎森田修司 教育委員学校教育部長  (登壇)中学校給食の考え方についてお答えいたします。  学校給食は、成長期にある子供たちがバランスのとれた昼食取得ができるよう、給食を通じて食に関する正しい知識や望ましい食習慣を身につけ、共同の精神を養うとともに、適切な栄養摂取により心身が健やかに成長することを目的としているところでございます。今後も中学校給食のメニューの工夫、改善や内容の充実を図り、子供たちに喜ばれる給食の提供になお一層努めてまいります。  また、行事におけます試食実施についてでございます。  現在、試食につきましては、各校において、保護者向けに年1回実施しておりますが、校区祭りなどの行事において、給食と同じものを提供することは、食数や調理の関係で困難ではございますが、例えば学校給食の紹介コーナーのような場所をいただき、給食のメニューの紹介やメニューの1品を試食していただく機会を設けることで、市民の皆様に広く本市の給食を知ってもらう機会となりますので、今後、実施方法等について研究、検討してまいりたいと考えてございます。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  (登壇)地域猫活動についてお答えいたします。  本市においては、猫の不妊手術、または去勢手術を促進することにより過剰な繁殖を抑制し、殺処分の減少と良好な住環境の確保を図るため、今年の1月から、「大東市猫不妊去勢手術補助制度」を実施しており、その補助実績は、平成29年度の実質3カ月で8件、平成30年度は、11月末時点で17件であり、制度の利用率の向上が大きな課題となっております。野良猫への手術に対する補助を希望される方の多くは、捕獲の後、すぐに手術を望まれるところですが、現在の市の補助制度においては、申請者からの申し込みを受け、交付決定した後に手術を行う流れであるため、申し込み後、最短でも7日程度を要することから、今後は利用しやすい補助制度になるよう、補助要綱の一部改正を行い、利用率の向上に努めてまいります。  なお、議員御指摘の市外病院の利用及び団体の利用については現在のところ考えておりませんが、先行自治体の実施状況等、情報収集に努めてまいります。  次に、地域猫活動のルール化と周知についてですが、飼い主のいない猫、いわゆる野良猫へのえさやりに起因し、猫が繁殖することに伴い、住宅敷地内にふん尿する、車などで爪とぎをする、花壇を荒らすといった問題が生じていることに対し、地域猫活動は有効な解決方法とされております。地域猫活動において、野良猫へのえさやりが最も問題となる事項と考えられ、本市マナー条例においては、野良猫へのえさやりは、えさを与える場所の所有者がその行為を許可していること、または土地等の所有者がその敷地内でえさやりを行っていること。2、えさやりという行為が公共の福祉に適合すること。すなわち、えさやりを行うことにより他人に迷惑をかけていないといったことが明らかであるときはじめて認められることになると考えております。地域猫活動のルール化と周知につきましては、マナー条例の観点を踏まえた上で、有効な手法を調査研究してまいります。  次に、動物基金の行政枠申請についてですが、さくら猫無料不妊手術事業行政枠と、本市補助制度におきましては、殺処分の減少という補助目的と、猫への不妊、去勢手術という補助対象を同じくすることから、さくら猫無料不妊手術事業を活用する場合には、両者のすみ分けを行う、いずれか一制度のみを存在させるといった調整を行う必要があると考えます。不妊、去勢手術を行政枠の活用につきましては、これらのことを踏まえつつ、先行自治体の実施状況を把握することで、よりよい手法を見出してまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  (登壇)人口流入施策につきまして申し上げます。  本市におきましては、大阪府内でもいち早く人口減少に対する危機感を持ち、人口流入施策に取り組んできたところでございます。御質問いただきましたこれまでの関連する全ての施策につきましては、直接的な転入・定住促進の施策から、子ども・子育て世代をターゲットとした子育て教育施策、また間接的に市の魅力を高めることで、人口流入を図る取り組みなどもございますことから、全てを申し述べることは困難であり、ここでは代表的な施策と、その事業費につきまして述べさせていただきたいと存じます。  まず、平成25年度には人口流入アクションプランの策定に1,186万5,000円を支出し、また、同じく平成25年度から開催しておりますスマイルイルミネーションのこれまでの5年間の総額は7,795万5,000円となっております。また、平成27年度から開始しました3世代同居等の事業の総額が1,672万1,000円、同じく平成27年度から中学校で開始しました大東ほっと給食の運営に関する総額は9億7,787万6,000円、平成28年度から開始いたしました家庭教育支援事業の総額が2,230万円となっております。そのほかにも子ども医療助成の対象年齢の引き上げや妊産婦健診の助成拡充、待機児童対策としての小規模保育所の新設や民間保育所の施設整備補助、子育てクーポン事業などがございます。さらには、今年度からネウボランドだいとうを8月から開設いたしました。  今お示しいたしました事業は代表的なものであり、これら以外にも学力向上の取り組み、タブレットパソコンの導入などの教育環境の充実、公民連携によるエリア価値の向上、まちの基盤整備などなど、各分野、各事業において、多角的に取り組みを実施し、人口流入、定住促進を図っているところでございます。 ○水落康一郎 議長  10番・中村ゆう子議員。 ◆10番(中村ゆう子議員) それでは、再質問させていただきます。  まず、手話言語条例につきまして、条例に基づく手話施策推進方針の実施計画でありますアクションプランが29年度までしか記載されておりません。本来であれば、障害当事者の方が含まれている手話施策推進会議を29年度中に開催し、方針の見直しと、30年度からのアクションプランを策定するべきだったと思いますが、その点はいかがでしょうか。 ○水落康一郎 議長  青木福祉・子ども部長。 ◎青木浩之 福祉・子ども部長  御答弁でも申し上げましたように、まず、庁内の検証をしっかり行ってまいりたいと思います。前回のアクションプランについては、大方達成したものかなと思いますが、若干不十分な分も見受けられるというふうに感じておりますので、その辺の検証をしっかりした上で、関係機関とも連携し、アクションプランを作成してまいります。 ○水落康一郎 議長  10番・中村ゆう子議員。 ◆10番(中村ゆう子議員) よろしくお願いいたします。  では次に、登録手話通訳者についてお伺いしたいと思います。  本日も傍聴席において手話通訳をしていただいておりますが、このような本会議や講演などの高度な手話通訳ができる方は限られております。このため、本年10月から、先ほども答弁にありましたように、手話講習を終了した方などを対象に、さらなる手話技術の向上を目指したステップアップ講座を実施していただいており、障害当事者の皆様もとても喜んでおられるとお聞きしております。この講座によって、何人ぐらいの方が新規で登録手話通訳者になっていただくことを見込んでおられますでしょうか。 ○水落康一郎 議長  青木福祉・子ども部長。 ◎青木浩之 福祉・子ども部長  大東市ステップアップ手話講座は、本市の登録手話通訳者を育成するため、今年度初めて開講した講座でございます。10月から来年2月にかけまして全10回、現在19名が受講されておられます。手話の技術の向上は一朝一夕にはまいらず、時間がかかります。少しずつでも登録手話通訳者の増加につながるよう、今後も取り組みを続けてまいります。 ○水落康一郎 議長  10番・中村ゆう子議員。 ◆10番(中村ゆう子議員) ありがとうございます。この手話言語条例につきましては、アクションプランに掲げているさまざまな施策に積極的に取り組んでいただいておりまして、翔政としましても十分に評価しているところでございます。このステップアップ講座によって、一人でも二人でも手話通訳者の方をふやせるように取り組んでいただきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。  それでは次に、避難行動要支援者名簿についてお伺いしたいと思います。  提供対象の一つである民生委員児童委員関係において、本年3月ごろには更新済みの名簿を提供する予定だったものが、現時点で、まだ提供ができていないと伺っております。名簿の更新そのものがまだできていないのではないかと思いますが、状況と作成の見通しを教えてください。 ○水落康一郎 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  大規模災害などの発生、または発生するおそれがある場合にみずから避難することが困難で、迅速かつ円滑な避難に当たって、特に支援を要する避難行動要支援者の名簿につきましては、本市では、平成28年度に作成を完了し、毎年1回の名簿更新を行っております。しかし、平成30年度につきましては、システムの影響や災害の頻発などにより更新作業がおくれており、避難支援に御協力いただく関係者の皆様に御迷惑をおかけしております。現在、関係課などの協力も得ながら、鋭意更新作業に取りかかっており、大規模災害時の効果的な避難支援に役立てられるよう、速やかに更新を完了させてまいります。 ○水落康一郎 議長  10番・中村ゆう子議員。 ◆10番(中村ゆう子議員) わかりました。こちらのほうも、以前の答弁では、更新を行いますというような答弁いただいておりますので、きょうの答弁は信じておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  では次に、高齢者福祉施設や障害者支援施設との連携についてお伺いしたいと思います。  本市の地域防災計画によりますと、生駒断層帯地震が発生した場合の避難所生活者数は、大阪府の想定では2万3,494人であり、福祉避難所も2カ所だけで対応するのは困難であり、また、お体の状態によっては福祉避難所でも対応困難な方もおられると思われます。  そこで、高齢者福祉施設や障害者支援施設などに御協力いただければと考えました。地域防災の観点から申しますと、高齢者福祉施設や障害者支援施設は、地域における貴重な社会資源でございます。最近では、このような施設と要支援者の受け入れについて協定を締結する自治体がふえてきておりますが、本市においても以前に検討されたとも伺っているんですけれども、同様の取り組みが必要であると思います。考えをお聞かせください。 ○水落康一郎 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  大規模災害発生時の要配慮者の避難に際し、指定避難所での避難生活を余儀なくされた場合、福祉避難所への移動よりも、特に利用などされている高齢者福祉施設や障害者支援施設で受け入れが可能であれば、避難者の健康や精神的な安定を考えると、二次避難所としての施設利用は望ましいものと考えております。今後、利用時の費用負担や諸課題、他市の事例も研究しながら、関係施設と連携を図ってまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  10番・中村ゆう子議員。 ◆10番(中村ゆう子議員) ありがとうございます。いろいろさまざま調整が必要であるというふうに今お伺いしましたので、その点も含めてよろしくお願いいたします。  それでは、この項目の最後に、マニュアル作成について少し触れさせていただきたいと思います。  先ほど誠意のある答弁いただきました。また、こういう状況で、職員向けのマニュアルもつくらなければいけないということもお伺いして、状況がわかりました。近い将来、南海トラフ地震などの大規模災害が発生した場合は、家屋の損壊やライフラインの途絶などによって、多くの市民が自宅での生活が困難になり、避難所において共同の生活となることが想定されます。そのとき福祉避難所を運営する上で、避難者のプライバシー確保や衛生管理、備蓄品の扱いなど、また、一般避難所に避難された方のうち、どのような方を福祉避難所に移行していただいたらいいのか。そして、それぞれの障害特性、聴覚障害の方は情報の見える化への工夫が必要でありますし、視覚障害の方は、情報の音声化への工夫が必要でありますし、それぞれの特性に合わせたさまざまな配慮に関してマニュアル化しておくことは必要であると思います。  また、今年はさまざまな多くの災害に大東市も見舞われました。そのことから、関係5団体も新たな課題を感じておられて、今後の進め方にも新たな視点が加わってくると思います。避難所の運営に関してもそうだと思います。それですので、今後、さらなる連携とか協議が必要になりますので、関係5団体と協議していただければと思いますので、よろしくお願いします。これは今後の要望にしておきますので、よろしくお願いいたします。
     それでは次の質問に移ります。  子どもの安全見守り事業について再質問させていただきます。  まず、児童の登下校中のけがについては、どこに問い合わせればいいでしょうか。 ○水落康一郎 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員生涯学習部長  児童は、学校が窓口のスポーツ振興センターの災害共済給付の対象となっておりますため、詳細のお問い合わせや申請については学校が窓口になるということでございます。 ○水落康一郎 議長  10番・中村ゆう子議員。 ◆10番(中村ゆう子議員) それでは次に、見守りが対象となる保険の内容を教えてください。 ○水落康一郎 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員生涯学習部長  子ども安全見守りの活動につきましては、市全体で加入しているボランティア保険を適用しておりましたが、今年度から、この制度独自の障害保険に加入することによりまして、補償の充実を図っております。  内容については、死亡と後遺障害、高度障害が1,000万円、入院日額が1日5,000円、通院日額は1日3,000円というふうになっております。 ○水落康一郎 議長  10番・中村ゆう子議員。 ◆10番(中村ゆう子議員) それでは、見守りはどの程度まで権限を持って活動できるのか、教えてください。 ○水落康一郎 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員生涯学習部長  子ども安全見守りの方々は、意識が高くて、ついつい積極的な過ぎた活動になることがありますけれども、警察官とか交通巡視員とは違いまして、交通指導を行う法的権限は持っていないことから、安全に活動していただくよう、研修でも、警察官のほうから指導いただいております。 ○水落康一郎 議長  10番・中村ゆう子議員。 ◆10番(中村ゆう子議員) 承知しました。見守りの皆様は、無償で、愛情を持って子供の安全を担っていただいておりますので、今後も、またその都度御相談させていただくこともあると思いますので、御対応をよろしくお願いいたします。  それでは、次に地域猫活動についてでございます。  まだ、整備が追いついていないようでございますが、市長におかれましても、部長におかれましても、この活動の有効性を御理解いただいていることと存じます。特に動物基金の行政枠申請については無料でありますし、活動は、市民ボランティアの方が担っていただけるとのことで、市にとってはプラスしかない取り組みであると考えます。現状、補助金の改正がなされないという答弁いただきました。それであるのならば、逆に早急に、こちらの動物基金に登録、申請をしていただきまして、そこからすみ分け、調整していただければいいと考えます。まずは、動物基金を活用していただきたい。いかがでしょうか。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  先ほどの答弁で、市の補助金の使いづらさというのをお聞きしておりますので、これにつきましても一部改正を行っていきたいと思っております。加えて今、行政枠の活用につきましては、総合的に本市の猫不妊、去勢の殺処分減少に伴う活動につながるような方向へ導けるような格好で、総合的に検討していきたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  10番・中村ゆう子議員。 ◆10番(中村ゆう子議員) こちらの制度は、動物基金のほうで確立されているものでありますので、市としては、登録、申請して、チケットをボランティアの方に配布するだけでいい事業になってるんです。こうしてる間にも、どんどん野良猫は繁殖していっております。気長な、長い目で見なければいけない取り組みなんですけれども、もう現状、もう取り組みを始めなくてはいけないのは、もう刻一刻と大切な時間となっております。こちらのほうの動物基金、実は個人枠と団体枠というのがあるんですが、本年度の予算がなくなりまして、個人枠と団体枠のほうは使用ができなくなっております。締め切りになったんですね。でも、行政枠がありまして、行政枠は上限なく使えるという、すごくいい利点があります。本当にもう、きょうあすにでも手術をしてあげなければいけない猫がいます。ぜひとも早急に取り組んでいただきたいと思うんですけれども、もう一度お願いします。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  近隣では寝屋川市さんが活用されておりますので、そういったところの声も聞きながら、真摯に検討始めたいと思います。 ○水落康一郎 議長  10番・中村ゆう子議員。 ◆10番(中村ゆう子議員) ありがとうございます。もし、お渡しする先に御不安があるようでしたら、区長に御協力いただいて、区長さんにお渡しするという手を使っていただきまして、そこから地域猫活動に広げていただいたらいいかなというふうに思ったんです。いやそうなると、チケット欲しいって殺到するから心配やわというのは御心配なく、上限がありませんので。ぜひとも早急によろしくお願いしたいと思いますので、笑顔も見せていただきましたので、期待しております。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは最後に、人口流入施策について再質問させていただきます。  先ほどは、主な施策と代表的な事業費についてお答えいただきましたが、皆様御存じのとおり、人口は減少し続けております。目標どおりに人口増加、定住が進むことが何よりでございますが、費用対効果と申しましょうか、これだけの費用を費やした結果、数字であらわすことのできる効果や成果といえるものがあれば教えてください。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  これまでの人口流入、定住施策に全庁一丸となり取り組んでまいりましたが、議員御指摘のとおり、人口減少は進んでいるのが現状でございます。しかしながら、平成20年から25年の5年間の人口減少率と、平成25年から30年の5年間の率を見ますと、わずかではありますが、改善をし、減少幅が鈍化しております。  また、子育て施策に積極的に取り組んできたことにより、合計特殊出生率もここ数年では、平成24年の1.28を最低値とし、それ以降は低下することはなくなりました。また一方で、北河内7市の比較で見ますと、高齢化率は大東市が一番低く、人口流入施策を若年者層をターゲットに絞って取り組んできたことがあらわれているのではないかと考えております。そして、何よりも本市に対するイメージや居住意向についての調査結果におきましては、大東市のイメージ、印象について、「よい」、または、「やや、よい」と答えた方の割合が市内居住者で、平成22年の時点では43.6%でございましたが、平成30年では77%、市外居住で、本市を利用する方にお伺いしましたところ、平成22年度の時点では36.9%であったのが平成30年度は56.4%と、それぞれ飛躍的に増加しております。「大東に住み続けたい」と答えた市内居住者の方につきましても、平成27年の時点では44.6%であったのが、今年は54.1%と増加しているところでございます。  人口のV字回復につきましては、まだまだ努力は、今後も必要なんですけれども、本市に対するイメージの改善が図れるなど、その効果は、徐々にではありますが、あらわれてきているものと評価しているところでございます。これからも頑張ってまいります。 ○水落康一郎 議長  10番・中村ゆう子議員。 ◆10番(中村ゆう子議員) 今、いい数字もいただきましたが、なかなか厳しい状況であるのかなというふうには感じました。既に、東坂市政になりまして7年がたとうとしております。2期目最後の8年目に向けて総括していく時期であり、また、さらなる弾みをつけるために、人口流入施策について、市長の思いをぜひお聞かせください。 ○水落康一郎 議長  東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  本市の人口13万1,000人、ピークのときの社会を支える年代の比率と、社会に支えられる年代の比率は非常に健全なものでございました。現在、65歳を超え、65歳になられる人口は年々、15歳になられる人口よりも多くなっております。これは高齢化がもたらすものでございまして、生産年齢人口の比率が下がることによって、支えられる人たちと支える人たちのバランスに大きな狂いが生じてございます。そして、支えてきた皆様方がこの地でいつまでも安心してお住まいいただけるために、支えていく人たちが健全にこの地で住まい、働き、そして幸せを実感できる日々が必要となってまいります。そのためのさまざまなソフトの施策を数多く打ってまいりましたが、まだ、ハードの部分で、つまり住宅環境の部分で改善の余地が残っております。住宅環境の比較的良好な西部地域におきましては、既に人口の減少がとまってございます。一方で、住宅環境の改善がなかなか進まない東部におきましては、高齢化と人口減少がとめられない状況でございます。今、北条まちづくりプロジェクト、あるいは空き家対策、それから隣地取得補助等々で、健全な住宅、良好な住宅環境を創出することによりまして、ソフトの良好さにハードの魅力を加え、東部の皆様方に対しましても、地域に対しましても、多くの皆様方に魅力を感じていただけるような施策を懸命に打っております。  ハードの環境整備が整ってまいりますと、人口に対する施策効果というものが大きく数字にもあらわれてくるものと考えておりますので、西に見られる効果を東にも出現させまして、大東市全体の良好な人口バランスや産業構造、また、日々の安心して住まいができる生活の創出に向けて、なお一層の努力を努めてまいるところでございますので、よろしくお願いいたします。 ○水落康一郎 議長  10番・中村ゆう子議員。 ◆10番(中村ゆう子議員) 市長の思い、また、目に見えるそういう数字といったものが市民の皆様に伝わりますように、私も一生懸命頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上です。ありがとうございました。 ○水落康一郎 議長  暫時休憩いたします。午後3時より再開いたします。      午後2時38分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後2時58分再開 ○水落康一郎 議長  休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を行います。  次に、一問一答方式で、8番・品川大介議員。(拍手) ◆8番(品川大介議員) (登壇)皆さんこんにちは。清新の品川大介でございます。元気いっぱい頑張っております。  それでは、議長の指名をいただきまして、一般質問を行います。よろしくお願いいたします。本日は何かとお忙しい中、多くの方々に傍聴にお越しいただき、まことにありがとうございます。また、大東市議会では、インターネットでライブ中継をしております。よろしくお願いいたします。  それでは、質問に移らせていただきます。  1つ目は、機構改革とPDCAサイクルについてお聞きいたします。今回行われます機構改革における背景と、目的についてお答えをください。  2つ目の項目は、行政改革と業務改善についてお聞きをいたします。  今年4月に行革推進室ができ、現在、アクションプランを進められておられます。進捗はいかがでしょうか。答弁お願いをいたします。  3項目めは、2駅周辺整備についてお聞きをいたします。  平成34年度に周辺整備も含めて完成予定とされております四条畷駅周辺整備、進捗はどうなんでしょうか。スケジュールの変更等ないのでしょうか。お答えをください。  一方、野崎駅は、既に工事に入っております。しかし野崎駅には、野崎駅がどんな駅になるのか、また、どんな周辺整備になるのか、周りを見てる限り全然わかりません。先ほどありました、約28億円の税金を使う工事でございます。しっかり市民や利用者に理解を求める、または新しい駅、周辺整備のわくわく感を伝える必要があると考えますが、どうしてそのような、要はプランディングというか、広報をされないのか教えてください。  最後の項目でございます。氷野ポンプ場から雨水を川に流す雨水門が役所のすぐ西側にあるわけでございます。近隣住民から、しばらく雨が降らなかった後にまとまった雨が降り、雨水放流をするわけですが、そのときに非常ににおいがする。何とかならないかという要望を受けました。ポンプ場もドライ化になり、ポンプ場自体には水がたまらないので、ポンプ場から寝屋川までの100メートル、200メートルの間にたまったものが原因ではないかという方が、近隣の方がそういうふうに言うておるんですけれども、どのような原因が考えられますか。また、対応をお願いしたいのですが、よろしく答弁をお願いをいたします。  以上、再質問の権利を留保し、降壇をいたします。よろしくお願いをいたします。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  (登壇)このたびの機構改革の背景、目的につきまして申し上げます。  近年、地方分権の進展や市民ニーズの多様化・高度化により、行政の役割は増大し、行政職員の業務は増加する傾向にあります。その一方で、少子高齢化などにより財政状況は依然厳しく、職員も減少傾向にある中、限られた予算と人材で市民ニーズに的確に対応していくためには、効果的・効率的・機動的な組織を構築することが重要であると考えております。  今回、議案第75号として提案させていただいております機構改革は、政策の立案から、実施、評価、改善に至る事務所掌を組織体系と連動させ、効果的な行政サービスを提供することや、業務遂行の効率性向上を図ることを目的としております。とりわけ全庁的な牽引力の向上を図るために、「行政改革推進室」を部局から独立させることや政策立案の役割を担う「戦略企画部」を創設し、総合計画や総合戦略など、市の中長期ビジョンの一元管理と、政策力、計画力の機能の向上を目指すこと、さらには「政策推進部」を主に政策実施の役割を担う部局に改編すること、そして「総務部」は、行政評価を行う部局として分掌する事務に明確に位置づけることなどが主な内容となっております。これらの機構を通じて、政策・施策・事業を構築し、業務の改善を継続的に実施することにより効果的な行政サービスの提供を行い、ひいては、市民サービスの向上につなげてまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  田中理事。 ◎田中祥生 理事  (登壇)行革アクションプランの進捗についてお答えいたします。  本年6月に32の取り組みを掲げた「行政改革指針」を策定し、具体的な行動計画を示す「アクションプラン」を順次策定しているところです。8月には、13の取り組みに関する行動計画を、10月には、11の取り組みに関する行動計画をそれぞれアクションプラン(vol.1)、(vol.2)として策定いたしました。現在、これらアクションプランの進め方に示した作業内容に基づき、順次取り組みを進めており、制度設計中のものや作業中のものも多くありますが、既に完了しているものもあり、全体的にはスケジュールどおり進捗しているものと認識しております。今後とも進捗状況を的確に把握しながら、各取り組みを着実に進め、アクションプランに示す目標を達成できるよう努めてまいります。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)2駅周辺整備についてお答えします。  初めに、四条畷駅周辺整備につきましては、市東部地域の振興を図るため、駅をまちづくりの拠点とし、利便性の高い駅前空間の創出と、駅へのアクセス道路を整備するため、平成21年度より基本構想の策定、22年度には基本計画の策定に着手し、平成25年に駅前広場や立体駐輪場などの整備内容を公表し、10年計画で事業をスタートし、魅力あるまちづくりを進めております。本年度は、四条畷駅前東線及び四条畷駅東側広場の基本設計を発注し、設計を進めているところです。また、駅前広場などに必要な用地の確保に向け、権利者に対し、事業の趣旨を理解していただくとともに補償の考え方や内容を御説明し、事業に協力していただけるよう、鋭意交渉を重ね、事業地の取得に努めております。現在、四条畷駅周辺では、3件の事業用地を取得しております。今後も事業進捗に努めてまいります。  次に、野崎駅橋上化工事の周知についてでございますが、本市では、野崎駅の橋上化に向けて、平成29年5月22日にJR西日本と基本協定を締結いたしました。平成30年5月28日より着手しております野崎駅橋上化の工事内容といたしましては、仮駅舎の設置、既存駅舎の撤去、橋上駅舎の駅の東西を結ぶ自由通路の新設、改札内の跨線橋撤去、既存の人道橋撤去でございます。整備内容の周知につきましては、平成30年5月に橋上駅舎及び周辺広場の施設平面図を駅周辺の国道170号線と、府道枚方富田林泉佐野線を挟んだ一定区域にお住まいの方に、工事案内として配布、また、平成29年5月にホームページ及びフェイスブックにて公表しております。ホームページやフェイスブックで公表を行いましたが、計画図の貼付けなど駅利用者の方々への周知を行っていなかったため、駅の周辺において、議員御指摘の「誰も知らない」といった印象を与えてしまったかもしれません。  今後は、駅前広場の詳細設計などを進め、駅舎等の外観や屋内を立体的な絵にしたイメージ図をホームページはもちろんのこと、適切な場所に適切な時期に掲示するなどして、市民や駅を御利用の皆様に広くお知らせしてまいります。 ○水落康一郎 議長  延田上下水道局長。 ◎延田雅明 上下水道局長  (登壇)ポンプ場排水のにおいについてお答えします。  氷野ポンプ場につきましては、平成23年度より4カ年をかけ、合流式下水道の改善事業として、主に雨水沈砂池のドライ化整備を行い、平成27年度より運用を開始しております。この事業による効果といたしまして、降雨時に雨水沈砂池に残った未処理下水を次の降雨までに処理場へ送り、雨水沈砂池を常に空の状態に保ち、乾燥させることで、次の放流時の水質、悪臭の改善を図るものでございます。  また、雨水沈砂池を常に空の状態にしますので、少量の降雨であれば、雨水沈砂池に一旦貯留し、河川に放流することなく下水処理場へ送ることができ、放流回数の削減につながるものでもございます。  御質問のにおいの原因につきましては、合流式下水道という特性上、希釈された処理下水が雨水とともに排出されることから、においを完全に消すことは難しく、風向きにより住宅地のほうに漂ったものと思われます。  本件につきましては、大阪府に報告するとともに、臭気の軽減策について、今後協議をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  8番・品川大介議員。 ◆8番(品川大介議員) それでは、再質問に移らせていただきます。  まずは、2駅周辺についてお聞きします。一度やってみたかったので、カメラをモニターに、これは野崎駅でございます。始まっているよというところでございます。これは、例として、渋谷に、1年前か前に某維新館長が写っておられますけれども、渋谷駅が今ずっと工事をしているという形で、こういう変わり様、結構何年も続く工事でありますけれども、駅が変わり、街が変わるというもとで、さまざまな形で、プランディングと説明も含めて行っているという状況を示させていただきました。  大東市の四条畷駅におきましても、これを以前の質問から掲げていただきましたけれども、どこにあるか、探していただければと思うんですけども、四条畷駅の東側に1カ所だけ、そのイメージ図を張っていただいておるわけでございます。やはりこれを見てても、どこが、発注者がJRになっているからかもしれませんけれども、市もしっかりとこの駅の整備にお金を使ってるわけですし、この東側、東部地域の窓口であります野崎駅をまずは変えていこうと。これも、このブランディングも含めて、大々的に宣伝し、理解と、そして街が変わっていくわくわく感を共有していただきたいなというふうに思うわけでございます。これが、こちらも西側の出口専用でございます。出口専用であるんですが、恐らく、先ほど光城議員が質問されてた、細いから、こちらに出口をつけることによって、せめてものホームの狭いところを解消しようというところもあるのかなと思って、これ非常に西側、すぐ直結してて便利になって、これなくなっちゃうんですかね。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  今、自由通路の工事をさせていただいております。その自由通路の完成が平成32年3月、西暦でいきますと2020年3月の完成予定でございますので、それが完成して、自由通路行き来できるようになれば閉鎖すると、廃止するというふうに伺っております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) わかりました。恐らくまた、そのときに要望なりがあるかもしれませんけど、相手JRですので、どうなるかわかりませんけれども、適切に進めていただけたらと思います。  続きまして、四条畷駅、ロータリーが今後できるということで、今、バスが多いときに、これ今3台しか写っておりませんけれども、東側ですね。多いときに5台、四條畷のコミバスも含めて5台とまっているときがあります。お聞きしたんが、ロータリーにバスを停留所がつくれるのが1バスしか難しいというようなお話を聞いたんですけれども、5台とまるときがある中で、1台だけ、ロータリーに入れて、そのほかは、要は結構、四条畷駅から100メートル、一番遠いところでは、近鉄さんとこいうたら、200メートルぐらい歩かないといけないんですけれども、この辺、どういう形で決めて、もう少し、うまいぐあいに、交通の要衝でもあります。これ京阪にもつながっておりますし、近鉄のほうにもつながっているバスという中で、四条畷駅としての交通の要点とする、整備という観点から、ちょっとお答えをいただけたらなと思うんですけど。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  四条畷駅前のロータリー東側につきましては、平成22年度に基本構想を策定する際に四條畷市と協議をさせていただいております。四條畷市からは、大東市内の駅なので、大東市で整備をお願いしますということでございました。現在、大東市四條畷市広域連携会議の中で、周辺整備について協議をしておりますけれども、本市におきましては、四条畷東側の駅前広場は、交通結節点として、最低限の機能を有する規模で計画をしており、タクシー及び自家用車等が乗降でき、コミュニティバス程度の大きさの車両が転回及び停車可能な広さを確保する予定でございます。また、路線バスの停留所につきましても、議員、先ほどおっしゃいましたように、1カ所設置を検討しております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) 近鉄だけとか京阪だけといわずに、要は、四条畷駅が大東の駅の一つとして、要所として、どういう形で活用していくんが、その大東の交通網として一番いいのかということを検討しながら決めていただけたらなというふうに思います。  これちょっと、まゆつばといえばおかしいですけど、うわさには聞いてたんですけど、四条畷駅でございます。これウィキペディアから抜粋しておりますので、本当かどうかはわからない、投稿というふうに位置づけていただけたらと思いますけれども、赤線引かせていただいております。ウィキペディアにはいろいろ書いております。四條畷市が四條畷、人偏がついた駅名を変更を2004年より要望しているが、費用がかかり、JR西日本は、自治体の要望による駅名の変更には、要は、基本的には自治体が負担を求めるため、四條畷市の財政上の理由から改名が実現していないというふうになっております。これが事実かどうかということよりも、要は、大東市にある駅を、要はほかの団体であったり、自治体が名称を変更したいといったときに、その大東市は何も知らないまま、JRがオーケーしたら変わっちゃうよみたいなことがあるのかなということだけ、きちっと確認しとかなあかんなと思うんです。この辺わかりますでしょうか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  たとえ他市のほうから要望がございましても、まずは、地元市である大東市の合意が不可欠であると考えております。JRから聞いておりますのは、変更の目的、理由と合わせまして、駅名変更に要する費用負担、まずは、それを求めてこられるということと、もう1点は、乗降客数の増加策、こういったものをつくり出す必要があるなどの調整が必要だというふうに言われております。それらを総合的に勘案して、JR西日本が最終的に決定されると伺っておるところでございます。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) わかりました。知らん間に変わってたということがないように、やはり大東市民からしたら、今の「条」に愛着というか、市長もいつも述べてはりますけれども、あってしかるべきだというふうに思いますので、四條畷市がお金用意できたからって、知らん間に変わってたというふうにだけはないように、そのときは考えたらいいと思いますけれども、ないようにしていただきたいなというふうに思います。  続きまして、第4項目めの水路でございます。これ、通告のときにヒアリングをさせていただきながら、すぐに解決できる問題でもないと思いますし、要望なり協議をしていただけたら、取り下げるよみたいなお話をさせていただいて、その答弁の内容をお聞きしたときに、御理解くださいみたいな感じの答弁だったわけなんですよ。いや、別にいいんですけども、実際、市民が臭いわけです。それについて調査するなり、もしくは対策を協議するなりという形を、やっぱり畳の目一つでも進める覚悟なり、進めていただきたいなというふうに思うわけでございます。それがあした解決するのか5年後に解決するのかは別の問題としても、やっぱり進めるか進めないかというのは非常に大きな問題でございます。におい我慢してくださいと言いますけれども、そんなん言うたら、あらさき議員に5周回ってこいと言われますよ、本当に。においがどうしても我慢できないというのももちろんありますので、5周回ってきて解決できるんやったら5周回ったらいいと思いますけれども、進めるだけ進めていただいて、調査を進めていただきたいなというふうに思います。御理解よろしくお願いをいたします。  続きまして、1項目めのPDCAサイクルと機構改革についてお聞きをさせていただきます。  PDCAサイクルについては、5年前に岩渕議長のときに、PDCAサイクルの必要性というものを都度都度20分、30分ぐらい述べさせていただいて、多分この中でおられたのは、市長は当然ですけど、副市長と教育長と、あと南田部長がおったか、田中理事がおったかぐらいにもうなってしまっておりますけれども、岩渕議長から、長い、わかりにくいと言われて切られた記憶があるわけでございます。そのときに、最後、市長の答弁を求めると、たしかPCDCCCACみたいな、要は、常にチェックをきかせていただきながら、施策の遂行を進めていくというような答弁をいただいたわけでございます。きょうの質問も、PDCAサイクルにおけるチェックの項目についてお聞きしていきたいなというふうに思うわけでございますけれども、その前に肝心なことを2点お聞きさせていただきます。  PDCAサイクルの中で、確かにチェックはチェックで重要なんですが、市民からしたら、結局は、ドゥ、要は、いかに市民サービスにつながれるかというところが一番重要だと思います。ドゥの向上が、やはり一番の評価のポイントになっていくかと思います。つまり、いかにプランを、計画を立てたところで、実際に市民サービスとして届くのは、例えば、保健医療部であったりとか、福祉・子ども部であったりとか、教育委員であったり、街づくり部であったりとかするところだと思います。こういう形で、Pからドゥに、いかに実効性、向上性を上げていくような落とし込みをしていくのかというところを確認させていただきたいと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長
    ◎北本賢一 政策推進部長  まず先に、行政評価そのもの自身のこれまでの課題なんですけれども、反省材料としましては、行政評価そのもの自身が詳細になり過ぎてたり、評価すること自身が目的になってたりしたこともございました。一方で、簡素化し過ぎる余りに多角的観点が欠如するということもございました。  どういったような手法を用いて、政策とか施策とか事業を評価していくということにつきましては、まずは、その行政評価そのものに関する方針を企画することがまず大切であろうということを今実感しております。それがございましたら、今御質問のPからDへの移行、DからCへの移行、それからまた、Cから、さらに回ってPに戻ってくる移行、このあたりが明らかになってくるものだと、明確になってくるものだというふうに理解しております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) 何が言いたかったかというと、結局は、ドゥが一番大切だというところだと思います。結局、市民にとっては、チェックがされようがプランがどんなプランであろうが、要は、非常に効率的で効果的な、要は市民サービスをしていただくのが一番目的なわけですので、そのドゥが要は実際に現場にいかに落とし込めるかというところなのかなというふうな意図でございます。  次に、もう1点確認しておかないといけないのが、要は、アクトに関するところでございます。チェック、先ほど言いましたように、質問をさせていくに当たって、結局は、行政特有のできない理由から入るという形では、結局は意味がないのかなというふうに思います。全部がアクトしろとは言いませんけれども、例えばできる項目、予算がかかる項目、例えば他団体であったりとか法律的解消が必要な項目、さまざまな仕分けをしてアクトをしていくであったりとか、基本的にアクトをしたいという意思をきちっと、要は反映をできるかということを、そこを要は前提にないと、PDCAしても一緒かなというふうに思います。この辺の反映の仕方を教えていただけますでしょうか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  このことにつきましても、先ほどの答弁と重複するというふうに私は理解をしております。すなわち行政評価をどのように企てていくのか。これ、議員もいろいろ勉強されてらっしゃって、私も品川議員から教えていただくことも多々あるんですけども、自治体の行政評価の取り組みというのは多種多様でありまして、いろいろ調べていきますと、議員が御指摘のように、PからDへの移行、DからCへの移行、CからAの移行、そういったことを意識をしながら行政評価のあり方というものを考えてらっしゃるなというのをひしひしと感じます。ですので、先ほど申し上げました行政評価に関する方針、方針といいましても、とりわけ冊子をつくるわけではありませんけれども、何らかの明確なルールというんでしょうか、考え方、そういったものを明らかにすることによって、先ほどの御質問と今回の御質問の答えになるのかなと認識しております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) できない理由から入るんじゃなくて、やる前提の反映していくというところが一番ポイントかなというふうに思います。チェックの一つとして明確化されてるのが、総務部が行政評価、内部評価を行っていくというふうにお聞きをしております。今の段階では、まだイメージになるのかなというふうに思いますけれども、それをPDCAサイクルという形で、やるに当たって、総務部が行う内部評価でどういうイメージ、どういう物差し、また、どういう立ち位置でしていくイメージなのかなというのを現段階で教えていただけますでしょうか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  このたび、総務部のほうに行政評価を事務所掌にしましたのは、御案内のとおり、Pをやる部局、すなわち計画づくりをやる部局でもなく、ドゥ、実施をする部局でもない第三の部局がそれぞれのPやDなどを評価をするというような役割を担っていただくのが一番の目的です。ですので、今まで、実施計画事業を携わってこなかった総務部が最も適しているだろうということで、今回、事務所掌の役割として入れさせていただいたというところでございます。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) 続きまして、これは4月以降、部長が定められ、ある程度方針の中決められていくのかなというふうに思います。この辺は注目していきたいなというふうに思うわけでございます。  次は、外部評価についてお聞きしようと思ったんですけれども、時間の都合上飛ばしながらやります。なかなか、外部評価をしていただく前に、清新としては、先ほども釘刺されましたけど、事業評価シートの作成というところを臨んでいくわけでございます。この辺についてはまた改めて質問しますけれども、次に言っておりました、今回の議会でも、12月議会でも指定管理者の選定というものが議案に上がっておられました。その総合評価の中で、指定管理者を選定していく中で、さまざまな特色を出しながら、提案型であったりとか、また財政安定型であったりとかがあってもしかるべきだと思います。しかしながら、3年間なり5年間の指定管理が終わった後の本当に最初の提案したもの、または、行政にとっての効果等々はどういう形で評価をしているのか。または、それを今、先進市とかでは、第三者機関等々によって、審査を、評価をしていくという手法をとられているところもありますけど、この辺の考え方いかがでしょうか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  本市は、条例に基づきまして、事業報告書の提出だけではなく、指定管理者施設に直接赴きまして、施設の管理状況などを把握し、指定管理者が適切な運営を行うよう監督に努めているところですが、議員御指摘のとおり、現在、第三者評価機関は設置していない状況でございます。民間団体などのノウハウを活用した運営を行うことにより市民サービスの向上などを図る指定管理者制度につきまして、指定管理者みずからが業務改善を行い、サービスの質の向上を図ることは、とても大切であると認識しております。より客観的、多角的な第三者を含めた点検評価の導入に向けまして、前向きに検討してまいりたいと考えておるところでございます。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) よろしくお願いいたします。なかなか、原課の評価も聞いておりませんけれども、その辺は総務がされるのか、または原課評価が出てくるのか、ちょっとわかりませんけれども、やっぱり第三者によって、要は指定管理制度自体がきちっと民間が提案して、そして、実際市民にとってどれだけの福祉向上になったかというのは評価いただきたいなというふうに思うわけでございます。  もう1点、内部評価になるのか外部評価になるのかわかりませんけど、監査委員についてお聞きをいたします。  監査委員は、本市にとっての内部統制を図る重要なファクターであります。ちょっと、お話が横にずれますけれども、今議会に補正として上程されております東心株式会社での1億3,000万円の出資に対して、清新としては、東心もしくはその親会社でありますまちづくり会社において、外部監査役員を置いていただくよう要望していただけないかということを求めております。せっかくの機会ですので、東局長、その辺、見解お願いできますでしょうか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  委員でも答弁させていただいたとおり、特定目的会社SPCに対しての監査機能の必要性については感じております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) 向こうの株主総会なりで送って、決めないといけないし、なっていただく方も費用も含めて検討いただきたいと思います。なかなか、それが今いい返事だったのか△だったのかちょっとわかりませんけれども、もう一つの提案としまして、今後、そういう出資団体等がふえていく中で、やはり本市の監査委員も要は企業会計に明るい方とかをふやしていく方針もちょっとあっていいのかなと思って、今、もちろん2名がいらっしゃるわけでございます。また、条例上2名になっておりますけれども、増加を妨げない法律になっております。そういう中、企業会計に新しい、すぐにとは言いませんけど、このあたりの見解はいかがでしょうか。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  今、議員がおっしゃられましたように、現在、大東市の監査委員というのは、大東市監査委員条例に基づいて定数は2名となっており、2名の監査委員を配置しているという状況でございます。ただし、地方自治法におきましては、条例で、その定数の増加を図ることができるというような規定もございます。今おっしゃられましたSPCの監査の影響等による業務増については、地方創生局が主体となって作成しました公民連携条例に基づいて、特定公民連携会社に対して資料の提供を求めたり、あるいは情報提供をするということは可能であるというふうにはなっておりますが、市の監査委員がSPCの事業内容等の予算決算の部分に監査を行うというものではないというふうに認識をしております。現状の2名体制で維持してまいりたいというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) 言うたように、求める、また意見を聞く、出頭を求めることができると。ただ、百条委員ではないので強制力がないというところでは、だから、結局は一番いいのは、内部というより会社自体で執行をきちっと監査していただけたら一番いいということになるわけでございますし、結局、これは二の矢三の矢の手法だなというふうに思います。東心なりまちづくり会社にそういう形での監査システムができたら一番いいですし、もしできなかったら、今後、ふえればの話で結構だと思いますけれども、そういう矢も含めて検討いただけたらなと思います。監査体制を整えていただけたらというふうに思うわけでございます。  久々にモニター使わせていただきますけど、これ委員で述べさせていただいたんですけど、今年のとある市民事業でございます。これは非常によい事業で、この事業から、「きめた」であったりとか、「DAITO TIME」であったりとか、そういうようなさまざまな大東のサービスなり事業が生まれたわけでございます。しかし、非常に改定されたにもかかわらず、わかりにくい状況になってしまっております。今年の決算はわかるんですけれども、何団体、要は事業をされたのかとか基本的なこともほとんど書いておりません。また、決算にもかかわらず、その各団体の効果もどのようにあったのかということも、わざわざ原課に聞きにいくかしないとわからないと。これだけをぱっと見れば、うがった見方をすれば、240万をプレゼンをしていただいた数団体に交付して、事業をしてもらったということしか正直わからない資料になっております。  先ほどありましたけど、もう細かいこと聞くのはやめます。こういう中で、決算って市民に、要は税金をどのように使ったか、効果的に使って、皆さんにサービスをお届けしたかという一つのPRの場所でもありますし、報告の場所だと思います。もう少し清新として、常日ごろ求めております事業評価シート全部出せとは言いませんけれども、やはりきちっと、要は市民が、あっ効果がある施策をしてくれたんだなとわかるような事業評価シートにしていただきたいなと思うんですけど、改定とかどんな感じで考えてらっしゃいますでしょうか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  平成29年度の主要な施策の成果説明書のこの実施計画事業調書につきましては、3点をポイントとして改定を行わさせていただきました。  まず、第1点目に、項目を絞って、簡潔に表現をし、見やすい調書としたこと。第2に、総合計画だけではなく、総合戦略でありますとか、原部・原課で掲げておられる各独自の指標も合わせて進捗管理ができている様式としたこと。3点目に、ミクロとマクロの視点の目標と結果を明確にしたこと。この3点を主として改定を行ったところでございます。  指標の進捗管理の一元化のことでありますとか、目標と、その結果をあらわすことはできたかなと思っておるんですけれども、御指摘いただいておりますように、多角的な観点からの評価については研究しなければならないのではないかなというふうに今回感じたところでございます。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) よろしくお願いしますとしか言いようがないんですけど、僕らつくるわけにいかないんで、やっぱり決算、予算もそうだけど、決算という、市民も見れる資料でございますので、そういうところで、どういう事業をしたかというのは、きちっと細かく出していただきたいと思います。例えばこれだけで予算出すかといったら、多分出さないと思います。いろんなもの出してと言いはると思うんですよ。せめて、そのレベルは決算時にはつけていただきたいなというふうに思うわけでございます。  最後に、PDCAサイクルを推進するに当たって、落とし込み云々かんぬんのお話をさせていただきました。先ほど、いろいろヒアリングする中、田中理事とは、ウーダーループのお話とかもさまざましながら、今後、現場でいかに、これはちょっと、僕は改善の方法かなとは思ってるんですけども、しかしながら、チェックをしっかりしてアクトをしていただき、ドゥにいかにつなげていくかというところをしていけるか、内部統制といったらおかしいですけれども、やっぱり目的がきちっとわかっていないと、現場に幾ら伝わっても、要は実効性がないのではないか。その落とし込みをちゃんと、要は、庁内全部で理解をし、1足す1をずうっとつなげていって、百にしていくということの取り組みをどのような手法で、もしくは考えで進めていかれるおつもりでしょうか。お答えください。 ○水落康一郎 議長  田中理事。 ◎田中祥生 理事  これまでは、役所がやっております業務遂行におけますPDCAサイクルのうち、Cの部分、いわゆるチェック機能がいまひとつ十分ではなかったかなというふうに認識をしているというところでございます。業務の継続的な改善がうまく機能しているかどうかにつきましては、この評価をしっかりと改善に反映させて次の計画につなげていくと、これが何よりも肝要なことであるというふうに考えております。  今後、その具体的なこのCの評価手法につきましては検討してまいりますけれども、例えば業務に携わっている職員一人ひとりが業務見直しの視点を持って評価できるような統一的なシート、こういうものを作成、活用することによって、職員への意識づけを図ることで、組織全体が評価から改善、次の計画へとつながるようなサイクルの構築を目指してまいりたいというふうに考えております。また、今回の機構改革では、組織全体で政策形成能力を高めること、こういったことも目的としているというところでございまして、計画力や企画力のパワーアップや全庁的に牽引していく力と合わせまして、計画策定段階におきまして、その目的や趣旨、期待する効果など、策定に至る背景や経緯について、全庁的な情報共有と意識の統一を図ってまいりたいと、こういうふうに考えてございます。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) よろしくお願いたします。この辺は、まだ始まっておりませんというより、今、準備段階だと思っておりますので、来年度楽しみにしていくところでございます。  次は、業務改善についてお聞きしようと思います。  1項目めでは、要は、結局は、働き方改革は改善とともにあるべきだということをお聞きしようと思いました。よく、前、RPAの御紹介をさせていただきながら、結構、AIであったりとかRPAの必要性というもの認識いただいて、田中理事の答弁等でも、RPA、AIだという言葉がよく出てくるようになっていただいております。ただ、先進的に導入されている市は、まだまだモデル的な導入が多かったりするのかなという中、本市は、どれぐらいの業務量を減らせるとシミュレーションして、お答えをいただいているのか。または業務量を把握するために、たしか業務日報等プランされておったと思うんですけれども、それが要は一番最後のvol.3になったのは何でかな。本来だと、vol.1で、これ把握してという感じだと思ってたんですけど、この辺はいかがでしょうか。 ○水落康一郎 議長  田中理事。 ◎田中祥生 理事  RPAやAIを導入することで、どのぐらい業務を効率化できるかにつきましては、まさしく導入する業務によって大きく異なってくるのかなというふうに考えてございます。今後、各課とのヒアリング等通じまして、導入可能な業務を洗い出すとともに、施策のソフトウェア、これを導入いたしまして、試行的に運用しながら、導入する業務の選定や効果の検証を行ってまいりたいと。まずは、やってみる。こういった姿勢も大切であるかなというふうに考えてございます。  また、御指摘の日報についてでございますけれども、こちらの取り組みにつきましては、タスクを把握するということはもちろん重要な目的であるわけですけれども、それだけではなくて、労働投入量を把握することで、各業務に要する総時間、これの見える化、可視化ですね。時間の可視化を図りまして、業務改善のきっかけとすることや、もう一つ人事配置の最適、これを目的として実施をしたいなというふうに考えてございます。これらの目的を達成するために進め方、スケジュールについて、十分な議論が必要でございましたので、vol.3での発車といいますか、取り組みになったということでございます。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) 次は、ちょっと飛ばしまして、フリーアドレスについてお聞きしたいと思います。  課内フリーアドレスしたらどうかなというふうに、新庁舎の計画等々では、フリーアドレスも検証になっておりましたけれども、フリーアドレスの手法自体は、さほど、僕は別に重要視しているわけじゃなくて、その手法を使うことに当たって、業務改善における課題が明確化されるのではないかというふうに思います。固定の机を捨てること、書類やデータや共有ルールや探す時間の短縮、または机に座るという、時間による労働からの解放であったり、その辺のタスクマネジメントのあり方等々、いろいろ洗い出しになるのかなというふうに思います。それをいろいろ聞こうと思ったんですけど、もう簡単にお聞きします。これ行革室でございます。非常に広いスペースでございます。フリーアドレスのデメリット・メリット、いろいろのデメリット、初期投資云々かんぬんがあります。聞くと、皆さんの職員のパソコンはWi−Fiも使えるらしいですし、基本的に全部クラウドしておりますので、データも一緒にできる。つまり、別に個人所有にしなくても別に構わない。さらに、この行革室はスペースがあり、3人ですので、来客とか外線の取り次ぎも別に必要なく、荷物や書類の保管場所も十分にある。勤怠管理というものも3人ですので、非常に見えやすいし、3人ですので、いいスペースがある。ですので、一遍こんな感じの課に、まずは貝より始めよじゃないですけれども、非常に条件が、初期投資も余りかからないというようなことで、やってみたらいいんじゃないのと思ったりするんですけど、いかがでしょうか。 ○水落康一郎 議長  田中理事。 ◎田中祥生 理事  フリーアドレスのメリット・デメリットは、今、議員のほうから、いろいろ御指摘いただいたとおりかなというふうに思っております。フリーアドレスは、新庁舎を見据えて検討していくということになっておるんですけれども、ただ、今のこの庁舎の部屋割りであっても、部署によってはできるとこもあろうかなというふうに考えてございますので、どんどん取り入れる環境がある部分については、積極的な取り入れも考えてまいりたいなというふうに思っております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) 私は、行革室がやるかやらないかを聞いたつもりだったんですけど、結局、働き方改革って、要は、これだけやれる環境が整ってもなかなかやらないというところかなのかなというふうに思うわけでございます。昨日水曜日でございました。6時半ぐらいに、いろいろ仕事も兼ねて庁内うろうろしたら、やっぱり水曜日、ほとんどの職員がいませんでしたけれども、唯一、とある部署だけが、ほぼほぼ、その部署の方が残っておられました。僕の記憶が悪くなければ、平成27年か28年の残業時間平均がワースト1の部署だったわけでございます。  最後にお聞きしようと思っているのは、もちろん形で、水曜日休めとかいう形とか、残業なくそうというのは、もちろんわかります。しかしながら、目の前に仕事があって、要は、例えばこれから年明けると課税やったりとか人事だったりとか、ほぼほぼ残業であったりとか、休日出勤もしなければならない状況がある中で、どこまで行革室として踏み込んでいくのか。これは働き方改革なのか、労務改善なのかわかりませんけれども、どこまで踏み込んで、本気でやっていくつもりなのかどうなのかというのをお聞きしたいわけです。格好は別にいいです。ここができないと、結局は、目の前のさっきと一緒ですわ、やれてもやらないという形になっちゃうんじゃないかなと思うんですけど、このあたり、答弁お願いできますでしょうか。 ○水落康一郎 議長  田中理事。 ◎田中祥生 理事  業務改善につきましては、形から入る部分と、実際に生産性を上げて業務の効率化を図る、あるいは不要と思われる業務、こんなんあってはいかんのですけれども、そういったものを省いていくと。こういった視点も大事かなというふうに思っております。行革室の視点としましては、やはりまずは生産性を上げるということをもちまして、成果を上げるのに要する時間の短縮を図ると、これが第一。次に、同じ時間をかけたら、より多くの成果を上げるということでございます。こういうことを通じまして、職員の総労働時間を減らし、その先には、最適な市役所の業務に応じた人員の配置、こういったものを見据えてまいりたいなと、こういうふうに思っております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) ありがとうございました。この辺はまだまだちょっと、特別委員あるかなとずっと待ってたんですけど、なかなかなかったので、質問していただいた次第でございます。  今年も終わります。一つ紹介したかったんですけど、時間がないです。1月4日、暇な部長にならないように、みずから仕事をつくっておく、その背中が部下にきちっと伝わると思います。どうぞよろしくお願いをいたします。  ありがとうございました。 ○水落康一郎 議長  次に、一問一答方式で、16番・澤田貞良議員。(拍手) ◆16番(澤田貞良議員) (登壇)ただいま議長から御指名をいただきました、16番、澤田でございます。  それでは早速であります。質問させていただきます。  ずっと質問しております大阪シティバス株式会社さん、呼称の進捗聞いておきたいなと思いますので、御答弁よろしくお願いいたします。  続いてコミュニティバスの広域連携の取り組み、これも前回質問させていただきまして、市長からの御答弁がありました。そういった内容についても確認をしておきます。  3点目、JRおおさか東線が開通するに当たりまして、住道駅から、住道駅からというよりも、学研都市線から直接新大阪に乗り入れる路線を要望するべきじゃないかというふうに考えるわけです。これを、このチャンスを生かすのか生かさないのか、その辺のところの取り組み、考え方、お聞かせください。  それと御領方面にコミュニティバスの運行をと希望されている声がございます。ほかの地域にもあろうかと思いますけれども、それに対しての考え、取り組み、聞かせてください。  5点目、農業者への支援体制についてです。  後継者の不在や有害鳥獣被害など、農地の保全や農業経営の環境が年々厳しさを増しているといった農業者からの声が多く聞かれます。特に農地保全や担い手の育成など、農業者が今後も安定した農業経営を続けていくためにも取り組みが必要と考えますが、市の見解をお聞かせください。  6点目、大阪生駒線に残っております近鉄バス、これは廃線というよりも休線ですね。それのバス停の停留所がまだ残っております。それについて、もう撤去していただきたいということでございます。  7点目、ふるさと納税について、総務省の方針に対して、今後どのように本市としては考えていくのか。  以上の質問内容でございます。あとは自席から質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)初めに、大阪シティバス株式会社との交渉の進捗についてでございますが、大阪シティバス株式会社とは、議員の御紹介により、平成29年9月27日に住道駅乗り入れに関する協議を行いました。その後、平成30年4月の民営化に伴う事務等も落ちつかれた平成30年7月2日に事務担当者との協議を行い、梅田〜門真南間の運行路線の延伸や府道大阪生駒線への運行について協議を行っております。  大阪シティバスからは、梅田〜住道間は、以前運行していたが、利用者が少なく廃線となった路線であるため、積極的に運行を検討することはないが、需要や増収の見込みがあれば、路線の検討を行うと伺っております。そのほか、大阪シティバスが本市で運行するに当たっての課題としまして、既存の営業所から距離が遠いなどの話もいただいております。  引き続き、情報交換を行いながら、来年度に実施予定の市全域での公共交通利用に関するアンケート調査や国が実施しております公共交通の利用に関する調査から、市民の需要や意向把握を行い、まずはアンケート等の結果の報告を行い、御意見等を伺いたいとお伝えしております。次の段階として、大阪シティバスが住道駅へ乗り入れることにつきまして、市民の利便性向上を図るため、需要の掘り起こしの可能性なども含め、大阪シティバスと協議を行ってまいります。  次に、コミュニティバスの広域連携の取り組みについてでございますが、大阪シティバスのほかに、大東市四條畷市広域連携会議において、四條畷市のコミュニティバスの大東市への乗り入れや京阪バス株式会社とは、門真方面から本市への乗り入れについて協議を行っております。また、華北ブロック交通担当者連絡協議の場では、本市からコミュニティバスの相互乗り入れについて議題に上げており、今後、他市からもさまざまな情報提供を受けながら、広域連携について検討してまいりたいと考えております。  来年度には、本市の南部地域での公共交通の実施や平成31年3月のJR大阪東線全線開通により、交通体系が変わり、利用者に変化が出た後にアンケートを実施する予定としております。アンケートの結果などをもとに市民の利便性向上や交流人口の増加促進を図るため、他市への乗り入れなど広域連携について検討を進めてまいります。  コミュニティバスの運行を希望されている地域につきましては、議員御指摘のとおり、御領自治の方がコミュニティバスの延伸、ルート変更について相談に来られております。ほかにもお住まいの地域にコミュニティバスを回してほしいなどの御要望もいただいております。全ての御要望にお応えすることは困難と考えますが、来年度に実施いたしますアンケート調査結果等によりコミュニティバスのルートの見直しなどについて、市民サービスとして利便性向上のために公共交通空白地、不便地の捉え方を整理し、受益者負担の視点なども含め、市の費用負担も考慮しながら、地域の代表や交通事業者なども参加した地域公共交通会議で検討を進めてまいりたいと考えております。  最後に、大阪生駒線に残る近鉄バスの廃線の申し入れにつきまして、平成29年6月定例月議会での議員からの御指摘を受けまして、休止中路線の残ったままの停留所でバスを待っておられる方がいらっしゃることを近鉄バスに説明し、廃線の手続をしないのか問い合わせを行いました。該当箇所の停留所につきましては、近鉄バスにより撤去されましたが、まだ、路線内に残っている停留所もございます。休止中の路線において、停留所を存置するか撤去するかにつきましては、近鉄バス株式会社の判断になると考えておりますが、停留所の撤去、路線の廃止について、機会があるごとに近鉄バスへの申し入れを行ってまいります。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  (登壇)最初に、JRおおさか東線についてでございます。  先月11月13日、JR西日本は、おおさか東線について、来年春に開業予定している放出駅から新大阪駅までの北区間の運行体系を発表されました。  議員御案内のとおり、本体系におきましては、片町線への乗り入れはなく、新大阪駅に行く場合は、放出駅での乗りかえが必要となります。本市といたしましては、住道駅に直接乗り入れる路線が敷設された場合、新大阪駅までのアクセス性が高まり、観光客など来訪者の増加が見込まれるとともに、新たな人の流れも期待されることから、市内のさらなる活性化の起爆剤となると考えております。  一方で、日常的に電車を利用されている方々への影響も考える必要がございます。例えば現在の片町線の運行本数が変わらない状況下で、下り線におきまして、京橋、北新地駅方面と新大阪駅方面に行き先が分散された場合は利便性に問題点が生じることも考えられます。JRに対する要望につきましては、今後、皆様のお声をお聞きしながら、ニーズや状況の把握に努めるとともに、片町線沿線に位置する近隣関係市と密に連携を図り、協調しながら検討してまいりたいと考えております。  次に、農業者への支援体制についてでございます。  本市農業を取り巻く情勢は、農業の担い手不足による農業従事者の高齢化や農地の小規模分散化による生産効率の悪化、農産物被害の増加などが課題として上げられ、良好な営農環境と農地の保全が施されております。農地は、農業経営に欠くことのできない財産であるだけでなく、生産を通じて、国土の保全、災害の防止、水源の涵養など、多面的機能を発揮する国民共有の財産であり、農地を農地として活用できる状態で将来につなげていくことが極めて重要です。  遊休農地の発生防止と休耕地の有効な活用を進めるため、農地の利用集積を図るほか、農業まつりや朝市の開催、防災協力農地登録制度の創設、防護柵設置補助事業の展開など、地域で農地を守ろうとする機運、環境を広げていきたいと考えております。とりわけ農業経営により意欲的な経営体に対しましては、国、府などの補助事業の活用や他市の事業を参考に、農業振興施策の設計を行うなどの対策を講じてまいります。このような取り組みは、本市のみならず、農地利用の最適化を推進しております本市農業委員との連携、大阪府やJA大阪東部ほか、各種農業関係団体との連携を図り、有効な都市農業の維持向上に努めてまいります。  最後に、ふるさと納税についてでございます。  ふるさと納税の返戻品につきましては、総務省から、返戻割合を寄附額の3割以下にすることや、返戻品は地場産品であることなど、各自治体に対しまして、平成28年4月から毎年4月に通知が出されています。本市としましても、これらの通知に従い、返戻割合を寄附額の3割以下に是正するとともに、返戻品は、地場産業に関連するものにしております。  今年9月に、総務省より、ふるさと納税制度の趣旨をゆがめている自治体につきましては、ふるさと納税の対象外にすることができるよう、制度の見直しを検討する旨、総務大臣が表明をされました。また、今月11日には、総務省は、与党の税制調査に、通知を守らない返戻品を送る自治体については、来年6月1日以降の寄附金から、ふるさと納税制度の対象外とする旨の地方税法改正案を来年の通常国会に提出することを示され、今月14日には、与党税制大綱にその旨うたわれたところでございます。今後におきましても国の動向を注視しつつ、他市との情報を共有しながら、ふるさと納税の趣旨に沿った節度ある運用に努め、寄附金使途のアピールや魅力ある返戻品の開発提供について、この取り組みを鋭意進めてまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田貞良議員。 ◆16番(澤田貞良議員) それでは、自席から質問をさせていただきます。  まず、大阪シティバスとの交渉なんですけど、ここの先ほど御答弁いただいた内容では、特に梅田から住道間をという話なんですけど、私が以前提案していた内容って、覚えていただいてますか。これは梅田から住道間というのは、上下分離方式によって大阪シティバスが費用を出すのか、大東市が費用を出すのか、そういったところの実現可能性を探っていくというのが1点と、もう1点は、大東市から大阪シティバスのバスターミナルを使わさせていただく。例えば、住道駅から門真南に乗り入れの契約をする。そこから乗り継いでいただく。もう一つは、大阪シティバスが大東市に直接乗り入れていただける方法がないか。4点目は、特に声が多いのがシルバーカード、高齢者の無料パス券、今、無料じゃないんですけど、そういったパス券の共通、大東市民も利用することができないかという、こういった提案を大阪シティバスの社長に、木田さんに直接お話をさせていただいたんです。実現可能な方法を探っていきましょう。その中で、実務レベルで、まず話しましょうねということで、2回話をしていただいているんです。ここの、今いただいた御答弁の中では、漠然とした内容しか御答弁いただいてなかったので、もう少し踏み込んだやりとりを聞かせてください。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  もうちょっと踏み込んだ内容といたしましては、御答弁させていただいた、まず、乗り入れていただけませんかというお話はさせていただきました。その乗り入れについては、梅田からということではなく、京橋からとかいろんな路線があると思いますが、今のとこ、需要がないというふうにシティバスさんのほうは見込んでおられますので、仮に運行するとしても費用がかかる。当然かかります。その費用を負担するかどうかというお話が出てくるよということでございます。  それから、うちの市域をかすって門真南へ行ってる路線がございます。その路線につきましても協議をさせていただきました。それについては、大阪シティバスとしては、かなり乗降客の多いドル箱のような路線であるので、その路線を大東市へ経由して回すということは、路線延長からしても、あるいは従業員、バスの台数からしても、ちょっとしんどいという御意見を伺っております。
    ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) 大阪シティバスの立場に立ったら、そういうことなんですね。先ほど項目上げた中で1点忘れてましたけど、大阪シティバスが今後近隣圏に高速バスを走らす、もしくは奈良交通さんあたりが大阪市へのバスを乗り入れる。そのときに住道駅を休憩場所として使っていただいて、住道から大阪市への高速バスをそのまま乗っていただけるような路線はないのかとか、そういったことも言ってるんです。ですから、今、大阪シティバスの意見としては多分そうなると思います。でも、それに対する実現可能な提案を本市からある程度突っ込んでいかないと、受け身であれば、当然ながら、民間でありますから、需要があって利益が出るとなら、無理してでも路線引っ張ってきてくれます。それを証明しなさいね、それができないんだったら、大東市さんそれなりに金出すよという話じゃないですか。ですから、そこのところを本市としては、ある程度の具体案を持って、向こうに話をしていかないと、向こうのペースで進められてしまうよということです。ですから、36号線、大阪駅前から地下鉄門真南駅、これを住道まで持ってくるのはちょっと厳しいのかなと思ったりもします。ですから、その中で、どう考えていったらいいのかなというところであります。  それに2点目に質問いたしましたコミュニティバスの広域連携の取り組み、先ほど、御答弁がありました、京阪バスとの門真方面から本市への乗り入れの協議って、先ほど答弁ありました。そこの話をもう少しわかりやすく御答弁ください。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  京阪バスさんとは四條畷市さんとの連携の中で、田原台から住道方面へコミュニティバスを運行してもらえないかというような御協議をさせていただきました。その御協議させていただいた関係の中で、京阪バスさんのほうから、住道に試験場、門真の試験場からの需要があると見込まれるので、そのあたりの検討をしていただけないかというようなお話がございました。これにつきましては、本市といたしましても非常にいい話でありますので、本市からも、間の停留所ですとか経路ですとか、そのあたりについて、いろいろお話をさせていただきながら、実現に向けて取り組んでいきたいというふうには考えております。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) いい話じゃないですか。住道駅に京阪バスが乗り入れてもらって、試験場でありますから古川橋方面ですよね。その経路の中で、門真南駅に寄っていただいて、そのまま試験場ないし古川橋まで行っていただく路線ができると、大東市民にとっては、すごくメリットがありますよね。その中で、大阪シティバスとの乗り継ぎとか、これはまた別の福祉の観点も入ってきますけど、そういったいろんな可能性が見えてくるんじゃないですか。そのように京阪バスが大東市に入ってくるって、このチャンスをぜひ生かしていただいてやっていただきたい。京阪バスが住道駅の北側に入ってくるとなりますと、スペースの問題ありますね。龍間のほうに向かってる生駒の路線あるじゃないですか、近鉄バスの。あれ変更になるの御存じですか。聞いてますか。聞いてない。龍間に行ってる、あとで教育委員も、これ聞きますから。阪名生駒線の上がっているのが土日は全廃、平日は朝夕のみ、最終便は早くなる。これ地元説明入ってはるんですけど、近鉄バス。聞いてますか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  近鉄バスが説明に入ったというわけではなく、本市のほうから、地元へ説明に行っております。これにつきましては、近鉄バスさんから、来年度の運行に対しまして、今、本市のほうから1,400万の補助を出しておりますが、この赤字補填1,400万では足らない、と。来年度から運行を見合わせたいというような申し出がございまして、今、実は近鉄バスさんと協議を進めております。その中で、例えば1,400万のままでどれぐらい運行できるのかというような協議をした上で、今、議員おっしゃいました平日だけしか運行できないとか、今、近鉄バスさんは2便走っております。朝の早くから、結構夜遅くまで走っておりますので、運転手も1日に1便に対してお2人ついておりますので、そのあたりで費用がかさんでいるということで、仮に1,400万の市の負担であれば、どれぐらい運行できるかという案を、あくまで案でございますけど、それを持った上で、地元に入らせていただいたところでございます。そういう状況ですので、来年度の運行に向けまして、これから密に近鉄バスさんと協議をしながら、どういった方向がいいのかということを検討していきたいと思っております。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) 今改めて詳細なるお話をいただいて、ああなるほど、これ、市民の方から直接電話いただきまして、困ったという話なんです。教育委員さん、これ、学校に通学で、1,400万のうちの600か800か入ってると思うんですけど、子供の通学のための定期代、これ少なくなるということに対して、子供たちの通学はどんなふうに影響を及ぼしてくるというふうに考えておられるんですか。 ○水落康一郎 議長  森田学校教育部長。 ◎森田修司 教育委員学校教育部長  今、先ほど街づくり部長のほうから答弁させていただいたように、もし土日なり平日も朝・夕方の便が減るということになりますと、土曜日でしたら、中学校のクラブ活動であったり、そういった支障が出てまいりますので、教育委員としましては、ある一定、その子供たちの通学に利用できるような便編成をということでお願いしておるところでございます。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) 落としどころを見出せるんですかね。これ三者会議になってますけど。これ副市長、どう考えてますか。 ○水落康一郎 議長  西辻副市長。 ◎西辻勝弘 副市長  まず、議員のお話聞いてますと、既設の交通バスを有効に使うんだということから始まりまして、先ほど門真南、京阪バスの乗り入れ等がございました。これは私も大いに賛成でございまして、努力していきたいと思っております。今回、龍間のほうへ上がるバスのほうが、今の情報では、そういう議員のおっしゃるとおりでございまして、部長がお答えしました。今、鋭意交渉中でございます。ただ、私は教育委員云々じゃないんですけども、学校へ行く通路、その交通手段は市としては必ず確保しなければならない。最悪のことを考えれば、ある一定、市のほうでバスも走らなあかん状況になるかもわかりません。その辺は全体の状況見ながら、とりあえず学校へ通うのに支障のない方法を考えてまいりたいと思っております。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) ありがとうございます。交渉中でありますから、よろしくお願いをいたします。  もう1点、近鉄バスが今現在、住道、四条畷から瓢箪山に行っている便がありますね。来年変更になるの御存じですか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  存じ上げません。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) 瓢箪山に行っているバスが廃止になって、住道から東花園駅に行く路線に変更になるんです。今は住道駅の北側がいっぱいですけど、南側に発着を変えた場合、北側が相当空いてくるんです。それ御存じなかったですか。ですから、この大きな駅前のバスが大東市を取り巻く環境、すごく変わるんです。だからこそ余計にしっかりと考えていかなあかんのよねというところで、この交通網の話をさせていただいているんです。これを僕は今、公の場で、インターネットで得た情報ですので、実際、近鉄バスに聞いたわけではないので、一度、東花園駅に変更する話が本当かどうかというのは、また御確認をいただけたらなと思います。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  申しわけございません。今のお話は、お伺いをしております。ただ、その発着場所を北から南に変えるですとか、そのあたりの話については存じ上げません。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) ごめんなさい、それは、私の勝手に行った話ですので、ですから、要は、路線が変わるということですね。ですから、そこに対して、言うべきこと言っていただかないとあきませんよねということですから、ぜひ、その部分お願いをいたします。  そういった環境が変わっていく中で、根本論の話をさせていただくんですけど、交通政策の考え方というのは、人口減少を受けた交通政策なのか、もしくは、交通政策よりも人口減少を抑制させるための取り組みなのか、これ、街づくり部長としては、どう思います。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  日本全国でコンパクトシティということが叫ばれております。その中で、交通網は非常に重要やということもうたわれているんですが、本市の取り巻く環境としましては、やはり東部の人口減少、それから市域全体が市街化されている中で、不便地があるということも事実でございます。そのあたりで、人口増、人口流入に向けて、やはり駅前の印象というのも大事ですけれども、交通網というのも非常に大事だというふうに認識しております。東部地域のデマンド等につきましては、やはり不便地ということで、もともと若い方が若いときに入られて、今、御高齢になられてます。ですから、流入を防止して、新たな人口を流入させると。流出を防止して、新たな人口流入されるという取り組みだと思います。ただ、市内のコミュニティバスにつきましては、やはり、今お住まいの方の利便性の向上というのが一番だというふうに思っております。市域全体といたしましては、今、コミュニティバス3路線、それからデマンド、南部で新たに小さいバスの定時制路線走りますけれども、これがいろんなパターン3つ並行でいいのか、あるいはコミュニティバスだけにするのか、あるいはデマンドだけにするのか、いろんな方式が考えられますので、来年の後半にアンケートとらせていただきまして、他市との連携も含めて総合的に検討してまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) 今、大事なキーワードと御答弁で出てきました。アンケートを実施する予定ということでありますから、このアンケート、このやり方というのは、相当幅広くやらないと不平不満が、前回のようではあかんと思います。ですから、そのアンケートをどんな形でやっていくのか、答えられる範疇で結構なので、教えてください。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  まず、市民から四、五千件を抽出しようと思ってます。これが無作為になるのか、あるいは年齢構成も含めて抽出するのかというあたりは、まだこれからになっておりますけれども、龍間のほうでアンケートをとらせていただいた実績がございまして、そのアンケートといいますのはかなり細かい内容まで聞いております。これページ数でいきますと5ページぐらいあるんですが、本当にこれだけ答えていただけるかというとこもございますし、要点は、ポイントは、バスを利用されている方、されてない方も含めまして、どういう需要があって、今、どこへ行っておられるかということが一番重要だと思います。これから市内の今の既存の公共交通を使われているか使われてないか、このあたりも聞いた上で、どういうものが求められているか、どういうところへ本当に行きたいのかというあたりを真剣に確認させていただきたいというふうに思います。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) その中でアンケートをとられて、いろんな検討された結果、本市としての素案をまとめられますよね。最終的には、地域公共交通会議にお諮りをして、やるかやらんか決定の許可をいただくということですよね。あとで、線路の話もいっぱい出てくるんですけど、河北ブロック交通担当者連絡協議、先ほど言った地域公共交通会議、片町線沿線に位置する近隣関係市と密に調整を図り、協調するという、先ほどの御答弁もあったり、大東市四條畷市広域連携会議とか、いろんな会議体があるんですね。その中で、先ほどの部長の交通政策に対する考え方、それと、まち・ひと・しごとの総合戦略の位置づけ、そういったもろもろについて芯となるべきもの、いわゆる大切な部分ですよね。そこについて、今回アンケートをとられる中で、大東市にとって一番いい案を採択されていくんですけれども、ここのところの取り組みというのは、今とても大事な時期に来ていると思うんで、ですから、外部要因もいっぱい変わってきてますから、ぜひ、しっかりと頑張ってください。言いようがなくて、そこのところは本当にお願いをいたします。  それとあと、地元要望出ておりますので、そこのところは、真摯に耳を傾けてあげていただけたらなと。何よりも今回アンケート、僕も頑張って、アンケートありますよということを宣伝して歩こうと思っておりますので、この声なき方の声を声ある形に変えてアンケートに反映したいというふうに思いますから、ぜひ、よろしくお願いいたします。  それと電車であります。おおさか東線であります。これ、私の質問では、片町線が直接新大阪に行けたらいいよねというふうな話なんですけども、実は、その先の2023年、大阪万博の前、このおおさか東線が今、大阪駅の北ヤードに直結するという計画がありまして、なにわ筋線もそちらのほうに乗り入れていくとか、大きく環境が変わろうとしているんです。このJRに申し入れられて、この答弁書つくったんですかね。多分こうだろうという前提で答弁を考えていただいたんですか、どちらですか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  この答弁を作成するときはJRに相談をしたわけではありません。ただ、いろいろJRとは緊密に連絡をとり合っております。例えば、新駅のことの動きがあった場合であるとか、それから駅の表示のことであった場合だとか、不定期ではありますけども、その都度都度におきまして、私ども職員がJRのほうに出向き、話し合いの場を持たさせていただいておりますので、こと、このことにつきましても、要望という形になるのか、勉強、意見交換という形になるのかわかりませんけれども、何らかの形で、JRとは今後も協議を進めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) このJRおおさか東線というのは、上下分離方式で運営されてまして、その前進は、多分御存じやと思いますけど、城東貨物線客車運行促進同盟が66年前に立ち上がって、それを大阪府と大阪市、東大阪、八尾、あともう1市入ってたかな。それとJR西日本の出資による第三セクターの鉄道会社で、上下分離方式で運営されているんです。ですから、府も市も東大阪市も、そしてJRも絡んでるんです。こういった要望、大東市だけではなく、四條畷、交野もひっくるめて、もう少しこちらの、言うたら東側の人間の意見も聞いてよということを言うべきだと私は思うんです。それについては、どうですか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  今回、この御質問をいただきまして、改めて四條畷市や交野市や枚方市、それから京都府に入る精華町、木津川市、そのあたりの御意見というのを伺うべきだというふうにも認識をいたしました。ですので、少しお時間をいただくことにはなりますけれども、そういった他市の考え方も伺ってみたいと思っております。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) これまさしく、僕政治だと思ってるんです。以前の二代目市長、西村昭さんが住道駅に快速をとめてほしいということで、JRとある程度水面下で約束をされてたそうなんです。だけど、プレス発表があったときには、住道駅に快速がとまらないということが判明して、市長がお怒りになられて、JRに行って、どういうことやということで交渉されて、JRは、いやもう、そんなんもう決まったものですから、冷たくされたそうです。西村昭市長が、わかったと。そしたら、今後大東市民連れて抗議に来るから待っとけよというふうに捨てぜりふを吐かれて、大東市に帰ってきた。その次の週には、とめますというふうに変わったという話を聞いたんですけど、これ、私そのとき知りませんけど、副市長知ってますか、この武勇伝。 ○水落康一郎 議長  西辻副市長。 ◎西辻勝弘 副市長  私も大東市に長く住んでおりますので、詳しくはわかりませんが、住道駅では、快速はとまらないという決定があったというのはお聞きしております。その上で、その当時の西村昭市長が抗議に行った。その後に市民抗議も辞せずという話は聞きました。結果的には、今とまったという形です。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) まさしく、その先人の御苦労があったことによって、今、住道駅が快速がとまるようになった。それを今回、鉄道の話をいろいろの方にヒアリングしていくと、そんなお話を聞かせていただいて、ああなるほどなというふうに感慨深く聞かせていただいたわけでございます。確かに、今それをたちまち、市長にJRに言いにいけといってるわけではなくて、そういった意見をJRないし三セクのほうにしっかり物を言っていく、その姿勢こそが私は大事だということを申し上げているわけでございまして、この橋上化の話もありますし、駅の踏切の危険箇所の拡幅の話もあったりとか、いろんなもので議員も国のほうに陳情行ったりとか、いろんな形でやってるわけじゃないですか。だけど、しっかり言うべきことは言うぞという姿勢をこのタイミングで示すことこそが私は政治だと。だからこそ、こういった質問をさせていただいている。  それともう1点は、先ほど言いました、おおさか東線が2023年に新大阪より先に大阪駅北側の北梅田駅、仮称ですけども、直通する計画になっていますし、なにわ筋線の進捗、また北陸新幹線も来ます。中央リニアも乗り入れ計画がされている。そういったことを考えていくと、ますますインバウンドのお客さんもふえていきますから、この関空へのアクセス、利便性が高まると、もっともっと住道というのは光が当たって栄えていくようになるのではないかということでありますから、ぜひ、この私の思い、質問の趣旨だけ御理解をいただいて、今後取り組んでいただければありがたいです。  それと農業者への支援体制であります。  先ほど御答弁の中で、これ私も農業委員入らさせていただいて、大分前なんですけども、農業委員法が27年か28年改正されたんです。そのときに3項目だけやってたらいいわみたいな形で、その当時、農業委員として、ふんふんというふうに見ておったんですけども、その第2項が改正された、それによって農業委員のあり方が大分変わったというふうに学ばさせていただいて、そこのことについて、まず、入り口論で申しわけないんですけど、御答弁いただけますか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  今、議員が御案内いただきましたように、平成28年の4月に農業委員等に関する法律が改正されまして、農業委員の役割としまして、これまでの農地法の許認可だけではなく、農地等の利用の最適化の推進に関する事項、すなわち政策分野も必須業務となってまいりました。今後、農業委員といたしましては、農地のあり方を先導できるよう努めていく必要があると思っておりますし、事務局としましても、これらの取り組みを進めまして、都市農業の維持発展の可能性を探ってまいりたいと考えているところでございます。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) 今、大東市の生産やっていただいている方と、休耕地は、今まだ少ないですけれども、今後、高齢化が進んでいくと休耕地がふえていくだろうという前提の中で、この農業委員がさらに踏み込んだことに対して提案と取り組むことができるということでありますけど、それをやっていくんですか。要は、今までできてない、もう法律が改正されてほったらかしにしてたもの、これからもやりますわいうて、できるんですか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  農業委員のかわりの答弁というのは、私自身ができない立場にありますので、やるやらないということは、なかなか申し上げられないですけれども、事務局の立場としては、やはり今、都市農業の課題としまして、休耕農地を発生抑制していく、早期発見をしていく、それと農地の集積化を図る、農業の担い手を確保していく。こういったことが課題になっておりますので、やはり法律上の役割が農業委員にあるのであれば、そういったような事務を遂行するというような提案を事務局としてはしていくべきだというふうに考えているところでございます。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) していただくという御答弁であります。その先にいくのが、農地利用最適化推進委員の新設です。これを大東市にとって要るのか要らないのかは見きわめていただければいいんですけれども、そこまで農業施策を取り組むべきだと思いますか、いかがですか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  今おっしゃっていただきました農地利用最適化推進委員、このことにつきましては、法律上は、農地が200ヘクタールを超えない市町村については置く必要がないというふうにはなってございますけれども、まず、その推進委員を置く置かないではなく、まず、先ほど言いました事務所掌として、農業委員に農地等の利用の最適化の推進に関する事項を事務所掌として取り扱う、ここから、まずは始めていった上で、必要に応じて、この推進委員の検討を進めていっていただけたらという思いでおります。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) 本市の担当部局のほうに、そういった御指示をしていただきますようにお願いをいたします。  それともう1点、鳥獣問題、鳥獣による農林水産等に係る被害防止のための特別措置に関する法律が平成20年2月に施行されております。私もこれ、実は別件で、農林省に直接担当官僚と話したことがございまして、この龍間地域で、もしくは、この生駒山麓におけるイノシシの被害、これが非常に出ております。それに対する取り組み、本市は防護柵の設定補助事業の展開をしていただいているんですかね。そこについて、もう少しわかりやすく御答弁ください。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  本市では、大東市有害鳥獣被害防止対策に係る補助金の創設を平成21年度にしておりまして、今、議員がおっしゃられますイノシシなどの被害に対する防護柵を設置する場合の補助金として、最高額で年間20万円を限度とする補助金を農業を営む方に対して、申請があった場合、必要に応じて支給をしているというような制度がございます。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) これ、農水省の補助金が出るんです。それを被害防止計画の作成及び実施をできるための、これ大阪府通じて、国と取り組むと補助金をもらえる。そのためには実施体制の整備のために協議とか組織をつくらなければいけないんです。これ、大分変わってまして、大東市独自でもできるというふうな、さっき条文読んでたら書いてあったんですけども、私がその当時、府会議員だったときには、この生駒山麓で近隣の市町村が集まって協議を立ち上げなければならない。そういった組織を立ち上げることが前提だったんで、ハードル高いなというふうに思っておったんですけども、そういった鳥獣被害に対する取り組みの実施できる協議、協議のメンバーというのは、府と市と農林団体と猟友会がいろんな方の力を借りるというふうになってるんですけど、それに対する取り組みって、どう考えますか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  ここ数年、農政に対する制度が激変をしておりまして、今、澤田議員がおっしゃってらっしゃるような取り組み、制度も日々変わっている状況でございます。私ももう少し、このあたり勉強しなくちゃいけないんですが、もともとこの平成21年度から始まりました本市の補助金制度につきましては、制度創設当時は、国の補助金を使うためには、どれだけの被害があったかということを経営状況も含めて、国、大阪府のほうに報告をしなければならないという状況だったと聞いております。そういったような煩雑性が非常に高く、使い勝手が悪かったということもございまして、農業協同組合のほうと連携を図り、本市として、この補助金制度を創設したというような経過がございます。今、御案内いただいた内容が得策であって、かつ、農業者の方々に利便性を講ずるものであれば、当然そちらのほうにシフトしていくことも考えられると思いますので、このあたりにつきましては十分検討させていただきたく存じます。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) 対象鳥獣の保護、追い払い活動、侵入防止柵の設置とあるんですけど、猟友会の方が、この生駒山麓でばーんと撃てないんです。要は柵を仕掛けて入るじゃないですか。それを、これまた変わってたんですけど、食肉のほうに回すとか、今までは焼却処分が完全だったんですけど、今、そういった新しい産業のために使っていいですよとか、ちょっとその辺は私も勉強しますけども、そんなふうに変わってきてます。ゴルフ場行くと、ミミズを食べるのにほじくり返してぼこぼこなって、あれも鳥獣被害なんですよね。イノシシは、非常に頭脳が高いと言われてまして、なかなか音やわなやにおいとかでは、なかなか対処できないです。だからこそ補助金で、今何かいろんなの出てるんですって、聞いてますと。そういったものを使うにしても、補助金があれば、農業やっておられる方々にとっても助かるわけでありますから、それを制度的に協議を立ち上げていただけるような取り組みをよろしくお願いをいたします。  最後に、ふるさと納税です。  先般、泉佐野市長の千代松市長と話をしてまして、本市もいろいろな意味で悩んでますと。意見交換、市長してくださいよといったら、理事の方御紹介いただいて、佐々木課長が連絡取り合っていただいたと思うんですけども、もう締め切りが、本年度ふるさと納税締め切りますけど、私は10億円、総務省の指針が出るまでの話だったんですけど、10億円を目指すんだということを、この一般質問させていただきましたが、本年度は、今どれぐらいいってるんですか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  11月30日時点でいきますと4億1,000万円という状況でございますが、昨年の12月、1月の実績を足し込みますと、9月補正予算で、歳入で御議決をいただきました7億8,500万円は超える見込みでございます。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) 頑張ってるじゃないですか。私がこれを取り上げる気になったのが、地場産業、総務省が言ってる電気製品、そこが私は非常に気になってたんです。そこは抵触するのかしないのか、お聞かせください。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  これ難しい御質問なんですが、平成29年の4月1日に総務大臣からいただきました通知文を読みますと、電化製品はだめということが明確に書かれてあります。30年4月1日に、また総務大臣からいただきました通知文書を見ますと、地場産品でないとだめという書き方に変わっています。この間、大阪府のほうには、私どもいろんな製造業のまちでございますから、そういう電化製品をふるさと納税の返戻品にしている旨、当然報告をさせていただいておりますけれども、今、大東市は、この総務大臣の通知文書には抵触しないという取り扱いをいただいているところから見ますと、この電化製品については、国、大阪府は認めてらっしゃるのではないかなというふうに考えて、認識を持っているところでございます。 ○水落康一郎 議長  16番・澤田議員。 ◆16番(澤田貞良議員) そういった判断をする材料、そういったことにも、いろんなところへアンテナを張っていただいて、本市にとって、何が一番ベストな選択なのかというところを考えていただけたらなというふうに思います。  いろいろ難しいことるる申し上げましたけれども、打って出ないといけない時期が来てると思いますので、だからこそ、自信を持って取り組んでいただきますようお願い申し上げまして、終わります。ありがとうございました。 ○水落康一郎 議長  お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。よって本日の会議はこの程度にとどめ、延することに決定いたしました。  本日はこれをもって延いたします。お疲れさまでした。      午後4時39分延          会議録署名議員           大東市議会 議 長  水 落 康一郎             〃   議 員  中 河   昭             〃   議 員  大 束 真 司...