大東市議会 2018-11-14
平成30年11月14日大東市の教育に関する特別委員会−11月14日-01号
平成30年11月14日大東市の教育に関する
特別委員会−11月14日-01号平成30年11月14日大東市の教育に関する
特別委員会
大東市の教育に関する
特別委員会会議録
〇
開催年月日 平成30年11月14日(火)
〇 会議時間 開会時間 午前9時59分 〜 閉会時間 午後0時06分
……………………………………………………………………………………………………………
〇
出席委員
品 川 大 介
委員長 北 村 哲 夫 副
委員長
大 束 真 司 委員 酒 井 一 樹 委員
小 南 市 雄 委員 児 玉 亮 委員
光 城 敏 雄 委員 あらさき 美枝 委員
澤 田 貞 良 委員
……………………………………………………………………………………………………………
〇
出席説明員
森 田 修 司
学校教育部長 岡 本 功
学校教育部指導監
その他
関係職員
……………………………………………………………………………………………………………
〇
出席事務局員
竹 中 愼太郎
総括次長兼
総括参事 植 杉 郁 朗
上席主査
北 野 鉄 郎 主査 三 木 可奈子 書記
……………………………………………………………………………………………………………
〇 議題
1.
全国学力テストの結果を受けた今後の対策について
2.
家庭教育支援の現状と課題について
3.
プール整備の
進捗状況について
4.その他
……………………………………………………………………………………………………………
( 午前9時59分 開会 )
○品川
委員長
委員の皆様並びに理事者の皆様、本日は御出席お疲れさまでございます。
ただいまから大東市の教育に関する
特別委員会を開会いたします。
本日の会議におきまして、北村副
委員長より所用のため遅刻の申し出がありましたので御報告させていただきます。
本日は、平成30年度の
全国学力テストの結果を受けての今後の対策及び
家庭教育支援の現状と課題及び
プール整備の進捗について、理事者より説明いただき、委員の皆様に御協議いただきたいと考えております。
また、本日の
特別委員会では、議事を円滑に進めるために質疑時間を1回目から答弁時間を含めず5分以内とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、これより議事に入ります。
最初に、
全国学力テストの結果を受けた今後の対策についての件を議題といたします。
本件について、理事者より説明を求めます。
なお、
合同委員会報告会で一応御報告はしておりますので、今後の対策というところについて御説明を受けさせていただきますので、よろしくお願いします。
それでは、
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
本件につきましては、今、
委員長よりもございましたが、先月9日の
合同委員会報告会におきまして、お
手元資料の各ページについて既に御説明、また
質疑応答もさせていただきましたことから、本日は一定の成果に触れつつも、課題点と今後の改善策についてをメーンとして御説明をさせていただきます。
ドキュメントの01の1、平成30年度
全国学力・
学習状況調査の大東市結果概要についてPDFをごらんいただけますでしょうか。
少し長くなりますことから、座ってよろしいでしょうか。お願いいたします。
まず、1ページから4ページ中段までに記載しておりました
学力調査についてでございます。成果としましては、
小学校で昨年度比、また
調査開始の平成19年度時で見まして、いずれも結果、数値は上昇いたしました。一昨年度は
中学校で過去最高、昨年度は
小学校で過去最高を更新しましたということを伝えしましたが、今年度は
小学校で過去最高を更新しました。
中学校では、昨年度比におきまして、わずかにポイントを下げましたが、ここ数年の数値を維持しております。
また、一番肝心な同一児童・
生徒学力推移で見まして、結果数値は本市、3年連続で数値は上昇しております。
中学校に入学してからの各
中学校の頑張り、また
小学校からの積み上げ、これが成果としてあらわれていると捉えております。
無回答率はほぼ全ての領域でよくなっており、
小・中学校ともに活用を問われているB問題、こちらのほうで大きく差を縮めている点、
中学校の国語Aでは、国との差がなくなりました。こういった点は
授業改善及び
学習場面における一人一人の個を強くするという
取り組みの成果と考えております。
課題点としましては、2点ございます。1点目は、いわゆる低位層の底上げと、いわゆる高位層の維持、こちらはおおむねできてはおるんですが、いわゆる中位層の中の低位層が全国、府に比べますと、やや本市は多いかなという点が上げられます。
2点目は、調査問題に対して、児童・生徒が1人で向き合うだけの一定の力ですね、そういったところがまだつき切れていないのかなという点が上げられます。こちらにつきましては、解説書また報告書から見えてきます誤答例、
回答類型、どういうふうに間違えたかというところを見ていく中で、今申しました1人で向き合うだけの力がまだついていないのかなということが考えられます。
次に、資料4ページ、中段から5ページにかけてのところにあります調査における
授業改善の項目についてでございます。
成果としましては、項目の1つ、話し合う活動を通じて、自分の考えを深めたり、広げたりすることができているに関する数値でございます。こちらは、昨年度までは1%からおよそ3%の増減を繰り返しておりましたが、
小・中学校、いずれも昨年度比で10%以上数値が向上しました。また、
中学校は全ての項目で数値が上昇しております。
課題点としましては、こちらも2点ございます。1点目は、この間、教員の確かなかかわりによる学び合う
授業づくりを実践してきましたが、ややもすると、型、手法を意識する余り、その理念でありますとか、狙い、また
授業改善の中身、いわゆる質の部分が追求し切れていないという点が上げられます。
2点目は、
教員全員が問題を知る、また国のメッセージを知る、問題を年間を通じて計画的にどのように授業に生かすかという点でございます。このあたりが弱いと
授業改善の項目におきまして、児童・生徒の実感が伴わず、自分の力で問題に正対できない場面も発生してしまいます。これらの課題に対する改善策でございますが、1点でございます。
学校生活のほとんどの時間を占めます日々の
授業一こま一こまを一層改善する、このことに尽きるのではないかと考えております。この間、数年間ですけども、朝、昼、放課後の一定の
取り組みなど、
小学校、
中学校においてあらゆる時間帯を使って、基礎的、基本的な理解、あるいは知識を定着していくことに尽力し、また家庭での具体的また積極的な発信による
家庭学習の定着も数値としてはあらわれてきました。そのような中、新しい
指導要領が告示なされまして、これからの社会に生きる
子供たちに必要な資質・能力をつける手段としまして、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた
授業改善が大きく言われております。
本市では、先ほどの課題を踏まえますと、深い学びの実現に向けた授業の質を追求していく、このことが
子供たちの学びを保障していくことになると考えております。
具体的に言いますと、
授業づくりは教員が主役ですが、授業中は子供が主役であるということでございます。6点ございます。
1つ目は、インプットばかりではなく、単元を通じてアウトプットしている活動があるかどうかということ、2点目は、課題の表現は適切かということ、3点目は、ペアや
グループ活動はしてはおるんですが、
子供たちがその値打ち、あるいは価値を知っているか、わかって活動しているかということ、4点目は、教科書、あるいは資料、こういったことに向き合えているかということ、5点目は、自分一人で考え、また何かに取り組む時間の保障ができているかということ、6点目ですが、振り返り、よく授業の終わりに振り返りをやるんですけども、その振り返りの中身が、子供の学びの実感となっているか、そこにつながっているかという、この6点が上げられます。学び合いは、聞くことから始まるとも言います。授業者は聞く、またつなぐ、また戻す、こういった
コーディネート力が一層必要となってまいります。このことにつきましては、今年度のフォーラムの中でも
基調提案の中でもお話がございました。
そして、単元を見通した評価から指導への、いわゆる
逆向き設計がなされているかということです。また、調査問題を全教員が解くこと以上に、なぜ解くのか、問題を知った上で、それらの問題を解くために必要な力を授業の中でどのようにつけていくのか。しかも、年間を通じて計画的にと、これらを全ての教員が考え、実践し、また検証していく、いわゆる
PDCAサイクル、こちらを校内で確実に形成していく、このことが大切だと考えております。改めて、授業を鍛え、授業で鍛える、つまり教員は授業を鍛え、子供を授業で鍛えると、このことが必要であると考えております。
次に、6ページから7ページにかけましての
生活実態に関する内容でございます。
成果としましては、
家庭学習習慣につきまして、これまで毎年の課題ではありましたが、各校の地道な
取り組みと研究所からの発信も相まって、成果の1つとして、今年度、自分で計画を立てて、あるいは1日1時間以上の勉強時間、これらは、これまでの中の数値で最も高い数値となりましたことはうれしく思っております。予習や復習をしているにつきましても、聞き方が若干変わってはおりますが、
小学校、
中学校、いずれも非常に高い数値となりました。
基本的な
生活習慣につきましては、学校での指導以上に、各家庭での保護者の考え方、また
家庭文化など、個々の
家庭事情によるところは大きく、本来的に
生活実態の改善は各家庭の保護者の教育によるものと考えておりますが、学校としても、粘り強く啓発を行っていかねばと考えております。
1点、成果でもあり、課題でもありますが、
家庭学習習慣につきましては、宿題の量とあわせて質も改善していかなければならないと考えております。具体的な改善策としましては、基礎的・基本的な押さえのみならず、学校の授業と連動した宿題のあり方、いわゆる
予習学習、
反転学習というような言い方もありますが、また、活用を問うような内容の宿題、じっくり時間を、1人で考えるというようなことも盛り込むことが必要かと考えております。
規範意識につきましては、いじめはいけないが、
中学校で過去最高となりました。一方で、
小学校で決まりを守っているが大きく下がりました。このことにつきましては、
小学校の低学年からの
学習規律など、改めて意識を高めていかねばと考えております。
家庭での読書時間につきましては、
中学校では昨年度に引き続き、数値が上昇しました。しかしながら、一方で10分以下も同様に増加しております。このあたり、最近では大人の書物による
読書離れも言われてはおりますが、個人の読書欲をいかに高めるか、難しい課題でもあると考えております。
最後に、8ページの
学校質問紙でございますが、課題ではないですが、学校長の捉えと児童・生徒、また教員の実感の差異が大きくならないように、あくまで児童・生徒の実感を伴う中身、また
取り組みとなりますよう、引き続き各校の
状況把握及び
情報提供を行っていきたいと考えております。
合同委員会報告会でも申しましたが、今回の数値等につきましては、
市教育委員会としまして、決して緩むことなく、むしろ一層の危機感を持って、またかつ各学校、各教員が主体的・自発的にさまざまな
取り組みを推進できるよう、ひいては本市の児童・生徒一人一人の
学力向上とともに、数値以上に高い
学習意欲、学び続ける意欲、豊かな人間性を育めるよう
取り組みを推進してまいります。
学力向上策はまだ道半ばと考えております。児童・生徒のわかった、できたがふえ、本市で教育を受けてよかった、また教員には本市で教員として働いてよかったとなりますよう、研究所として、しっかり
ミスリードのないよう、
取り組みを推進してまいりたいと考えております。
なお、本日、議員の皆様にも、日ごろ
学力向上をお伝えしておりますが、近年の
子供たちが一体どのような問題に向き合っているのか、
学力向上を図る指標として、どのような問題を国が作成しているのかというあたりを知っていただきたく、今年度の実際の学力の調査問題を抜粋したものを資料としてつけております。
ドキュメント01の2、平成30年度
全国学力・
学習状況調査抜粋問題紹介をごらんいただけますでしょうか。事前にお渡しさせていただいております幾つか紹介を改めてさせていただきたいと思います。
まず、国語でございます。1枚目、題問8をごらんください。これ
小学校のA問題でございます。漢字の問題です。目安は2分です。出題の趣旨は、漢字を文の中で正しく使うことができるかどうかです。正解は、もちろんわかると思うんですが、例えば、これ、ア、イ、ウ、エ、オとありまして、オのところの問題は、正答率51.7%です。つまり、約半分の子が間違えているんです、6年生です。先ほどの改善策でも申しましたが、何とかという漢字を何回書いておいでとかいうような宿題では対応し切れないというか、文脈の中でということが言えます。
学習指導に当たりましては、読み方や字形に注意して繰り返し練習していくということにとどまらず、この本問のように、同じ音、あるいは同じ部分を持つ漢字の違い、あるいは文脈の中での使い分け、こういったことに着目できるように指導していくということが大切でございます。将来の
社会生活において漢字を円滑に運用できる能力を身につけるためには、漢字を正しく読み、また正しく書き、文や文章中で使おうとする習慣を身につけることが重要となります。
国語、もう1問でございますが、2ページ目になりますが、題問の6をごらんいただけますでしょうか。
中学校の、こちらも基礎的・基本的な理解を問うA問題でございます。出題の趣旨は、先ほどから申しております
授業改善の重要な部分、
話し合いの話題や方向を捉えること、話題や方向を捉えて的確に話すこととなります。目安は3分です。非常に短い時間となっております。
学習指導に当たりましては、
話し合いの際は、司会や議長の立場で直接
話し合いを進行していく場合はもとより、それ以外の立場で参加する場合にも、
話し合いが課題の解決に向かうように進め方を提案したり、また
話し合いが効率よく進むように協力したりするという指導をすることが大切となります。また、その際には、こちらも
先ほど改善策で申しましたが、
話し合いの目的や話題の方向を的確に捉えて、話したり聞いたりすることをしっかり指導していく必要があります。発言の意図、あるいはその効果について考えるという
学習活動も有効であります。
もう1問、国語、御紹介しております。いかがでしょうか。おぇっとなりませんでしょうか。A4が6ページにわたる
問題構成となります。これ、生徒は見開きで解きますので、問の1を見るころには4ページ戻って、問題からまた見ていくという、非常に視点があっちこっち行くという状況でございます。しかも、これがB問題の題問1問目です。1問目からこういったものになります。設問に行き着くまでに長い文章を読み、資料、グラフを読み取り、辞書の引用を理解する力が必要となります。また、自分の考えを持つと同時に、自分の考えを支える根拠となる段落、あるいは部分を挙げられるか、見つけられるかも大切となります。また、さらに文章の中心的な部分と、付加的な部分、事実と意見とを読み分け、
文章構成、また内容を理解する指導が必要となります。また、図表などが示されている文章を読む際は、その関連を捉えたり、書き手の意図、あるいはその効果について考えたりするように指導していくということも必要となります。
次に、算数のほうとなります。
数学はつけておりません。
小学校の算数のみです。1枚目の題問2をごらんください。
小学校のA問題です。一見、簡単のような問題ではありますが、問題にあります、全て選んでとあります。つまり、正答が幾つあるかわからないというような出題の仕方です。出題の趣旨は少数の除法の意味について理解しているかどうかを見るという問題です。こちらも目安は2分以内ぐらいがいいのかと思います。ちなみに正答は2と4なんですけども、これ40%ぐらいです、正答率は。間違えるのが1と4を選ぶでありますとか、あるいは3番と4番を選ぶでありますとか、こちらによって大きく誤答してしまうということになります。
次が題問の3、こちらは
小学校のB問題です。いわゆる活用問題になります。近年よく出題となっております言葉や数を使って答えましょうというパターンでございます。
この問題におきましては、情報の関連づけ、また解釈、表現及び判断が問われています。また、問題の、このあり方が学び合う
授業づくりで必要な、
子供同士の会話的な内容となっており、紹介をさせていただきました。
最後になります。題問の4、ごらんいただけますでしょうか。
同じく
小学校のB問題です。問題の趣旨は、算数の問題、場面、そこから見出した
数量関係をもとに、論理的、発展的に考察し、数学的に表現することができるかどうかを見る問題でございます。
学習指導要領におけるこの
領域内容は
小学校2年生の九九です。また、4年生の
分配法則です。目安は、1と2を合わせて5分です。非常にこちらも短くなります。となりますと、先ほど申しました
日ごろ授業で、主体的、また
子供たちといろいろな
やりとり、また対話的な活動をしていないと、すっと読み、入ることができないということが考えられます。
学習指導に当たりましては、この問題でいいますと、表の中にあります4の段と5の段の立てにならんでいる2つの数の和が9の段の数になることを具体的な数を用いて確かめたり、あるいはその理由を
分配法則を用いた式に表現すると、こういった活動が考えられます。また、その際には、掛け算であります掛けられる数と掛ける数、こういったところをしっかりと押さえ、例えば、32が4掛ける8、40というのが5掛ける8ということを押さえないといけないと思います。そこから
分配法則を用いて、(4プラス5)掛ける8というふうにする。つまり、4の段と5の段の和が9の段の数になっているということを見つけ、表現できるようにすることが大切となります。
また、例えばですけども、2と3と4の段の、また縦に並んでいる分なんですけど、こちらの3つの和が9の段になるのではないかなというような気づき、児童の問い、こういったところを発展的に考察する活動も考えられます。
いずれも比較的優しい問題ではありますが、回答に至るまでに話し合っている過程、
あとやりとりを読んで、九九の表を理解し、確認し、条件を見たしながら回答を始めるのに時間がやはりかかります。このあたりは、先ほども申しました日ごろの
学習活動において、これらの活動を伴った
課題解決学習が必要であり、まさに質の充実が大切となります。いわゆる
言語活動の充実、こちらを国語科を軸としまして、あらゆる教科で必要となっていることも見えてくるかと思います。
以上、実際の問題にも触れていただきながら、
授業改善にどう具体に生かすかという点で、御説明、御報告をさせていただきました。長くなりましたが、以上でございます。
○品川
委員長
ありがとうございます。
それでは、問題は置いといて、それでは、ただいまの説明に対する質疑を行います。発言はございませんか。
光城委員。
◆光城 委員
直接関係はないと思うんですけども、大東市には市民の方々、お子様が、例えば
小学校とか
中学校に、公立に行く場合のことを今おっしゃってると思うんですけども、そうではなくて私学に行く率ですね、どれぐらいの方がいらっしゃって、それは他市との比較というのはわかってらっしゃるんですか。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
幼稚園、そこから
小学校に行くという率はちょっと把握はしておりません。
小学校、そこから
中学校の私学については数%というふうに捉えております。
中学、そこから高校はもうよろしいでしょうか。
○品川
委員長
高校が私学か公立かというのも欲しいですか。
光城委員。
◆光城 委員
数%ということをもう少し、細かくというか、はっきりとというか、明確に把握はできないんでしょうかね。
○品川
委員長
新井教育政策室課長。
◎新井
教育政策室課長
済みません、市、12校あるんですけども、市全体の平均として公立の
中学校に行くパーセンテージは87.6%です。ここ6年の平均です。
○品川
委員長
光城委員。
◆光城 委員
お聞きしたいのは、他市との比較なんですけども、この話といいますか、大東市が何か
学力テストが弱いという話は大分前から、始まったころからありまして、それはどうかと、私は非常に疑問があって、お尻をたたくように、頑張れ、頑張れというようなことを議会も、何か、皆さんもというか、
一般市民も、
教育委員会なり、現場の方々にも言ってるようなんですけども、結果的には、私学に行ってる子が勉強好きな子、それから勉強がよくできる方たちが行っちゃう率が非常に高いのかなと思ってしまったら、一般的な方たちがどうしたって、ちょっとでも、数%でも、パーセントというか、何か
ランキングという話ですね、要するに。何でここまで
ランキングをしないといけないのかということを
皆さん方がトラウマになってるような気がするんですね。
そんな中、もうはっきり言って、もう少しわかりやすく、
子供たちにどんなことを求めてるんですか。1年生の子供がわかるように、学校に対して、
小学校1年生、2年生の子供に対して、何がどうでしょうということを伝えてらっしゃるんですか、物すごくわかりやすく言うてください。
○品川
委員長
岡本学校教育部指導監。
◎岡本
学校教育部指導監
まず、この
学力調査の結果につきましては、これはこの数値は目的ではなく結果であるというふうに考えております。
学校の
教育活動は学力だけではなく、さまざまな
子供たちに伸ばしたい力があるわけでございまして、その1つとして、学力も当然、保護者のニーズであったり社会のニーズ、また
子供たちのためということで、取り組んでいるところであります。
実際、この
学力調査、今報告させていただきましたけれども、委員のほうからこの数値がよくないのでというお話もございましたが、数年前に比べますと着実に伸びてきているのかなというふうに思っております。
子供たちにどういうことを伸ばしたいかということですけども、学力も含まれるわけですが、一言で言いますと、自分のよさをさらに磨いていくと。
学校教育活動を通じて、そのような指導をしていきたいというふうに思っております。
○品川
委員長
光城委員。
◆光城 委員
私の言い方からしますと、学校が好き、先生が好き、友達が好き、あした早く学校に行きたい、この思いを
子供たち、小1から持っていただいて、
中学校あたりになったら、もう少し難しい言葉になると思いますけどね、ともかく、教育受けることが好きやということを思っていただきたいということを一番感じます。
その上で、伴うものですので、それはだから何か、
ランキングとか、数字的なことは後からついてくるかもしれないけど、ついてこなかったっていいじゃないですかというようなことを常々思っちゃっています。なぜならば、これは10年ぐらい前にさかのぼるのかな、これは、だから
学力テストがいつ始まったか、ちょっとわからないんだけど、僕、訴訟までしました。ばっと、もっとやれと、情報公開しなさいと。なぜならば、
学力テストをする必要がないからです。僕からすると。
学力テストすることによって、何か
ランキングしたり、さっきも何か底上げとか、そんな言い方とかされると、やっぱり
子供たち傷つきますのでね。じゃあ、傷つかないようにフォローするようなことをすることが今後大事かなと思ってますので、ぜひともそういう観点で見ていただきたいと同時に、客観的に言いますと、最初に申し上げましたように、勉強好きな、できる子はできちゃうというか、そうなっているというのはおかしいですね。初めから好きな子は、ほかの公立じゃないところに行きますのでね。だから、どういうことを、ちょっとずれますけど、どういう観点、もう少しわかりやすく、どういう観点で現場の先生方は思ってらっしゃいますか。
学力テストではなくて。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
毎日の学校に来る
子供たちに、もちろんのことですけども、
子供たちがきのうよりもわかった、できた、もっと学びたいというような思いを持てるような指導につきまして、日々努めていると考えております。
○品川
委員長
ほかに発言はありませんか。
大束委員。
◆大束 委員
おはようございます。
合同委員会報告会でも示していただきましたし、これは11月の広報だいとうにも、概要ですけどね、載せていただいて、市民の皆様にも、このようになってますというふうにお知らせをいただいております。少しずつ改善をされている、現場の努力、
教育委員会の
取り組みが徐々に浸透していってるのかなという実感ではありますけど、現場、私たちも1回、
委員長も共に授業も、学び合う
授業づくりも見させていただきました。その点、少し改善点も、私も指摘をさせていただきましたけども、上がっていくのかなと思います。
実際、今、全国の大東市の位置、大阪府における大東市の位置というのも明らかにはしてないんですけども、これは明らかにできることだと思いますけど、今どうなんですか。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
府の位置でありますとか、全国の位置というのはわかりません。
○品川
委員長
大束委員。
◆大束 委員
これは全国の位置がわからない、大阪府の位置はなぜわからないんですか。そのために
ランキングというのがあるんでしょう。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
大阪府の中で
ランキングというのはありません。府に対して大東市がどれぐらいというのはわかるんですが、
ランキングというのはありません。
○品川
委員長
大束委員。
◆大束 委員
そうですか。わかりました。
その中で、大東市は低いというのが出てますやんか。現在はどのような形で、その
ランキングが改善されているかってわかるでしょう。
ランキングというか、その位置的なことですね。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
府を1とした場合に、大東市が0.9何ぼでありますとか、国を100とした場合に、大東市が幾つかというのはわかります。そちらにつきましては、先ほどの資料の1ページ目が、国を100とした場合の、本市が九十幾つなのかというのはわかります。
○品川
委員長
大束委員。
◆大束 委員
その点において、数字でやはりさまざまな方々というのは判断をしますので、いろいろ、これはもうまちづくりとして、大東市のやっぱり学力を上げていかなあかんなという、そういうこともあって、今、市長も中心に取り組んでいることだというふうに思いますので、しっかりとお願いをしたいと思います。
ちょっと細かい話をしていきます。中位層の下位の
子供たちが1人で向かう力がついていないというふうなお話がありました。私も学び合う
授業づくりを見て、確かに、グループで話し合って、自分の意見を中心のメンバーが教えるということ、でも教えられてるメンバーは、自分が教えることはまずはしない
子供たちが多いと気つきまして、この子たちがその問題についてしっかり説明できるまでやらないといけないなというふうに思っております。そして、その過程の中で、授業の中での理解度の解消というのをやってあげないといけないのかなというふうに、そのまま進んでいく、それはそれでね。あれは僕らが行くので、ちょっと違った形になったかもしれませんけども、せっかくの学び合う
授業づくりの利点を生かしてほしいなというふうに思った、いい内容だというふうに思いますのでね。この点を進めれば、さらに改善していけるのかなというふうに思っております。
この点について、まず聞きたい。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
今まさに、お話しいただいた、おっしゃるとおりです。今、そこを、まさに質の部分としまして、学校で大事にしてほしいということを伝えております。つまり、自分の言葉で説明できる、あるいは自分で文章を書く、そういったところまでを、しかもクラスの全員がというのを目当てに、入れなくても意識するというようなことを大事にということを今伝えておるところでございます。
○品川
委員長
大束委員。
◆大束 委員
ぜひとも、これ、実は6年生の
学力テストの内容ですから、先ほど
光城委員が低学年の話をしました。僕はこれも重要なことだと思っております。低学年の集大成が6年生ですから、ここでつまずいてると、実は6年生でなかなか理解がもうほとんど進まなくなってしまうんですね。ですから、この低学年での
授業づくりのあり方というのも、ここに出てきませんけども、そこを本当に力を入れていくかどうかで、この6年生の理解度とか、国語力ですね、実は質問を読むというのは読解力、これが培われていくんじゃないかというふうに思っております。低学年の置き去りにされた
子供たちをどうしていくのかということを、もっともっと力を入れていかないとあかんなというふうに思うんですけど、その点の力の入れ方と
取り組みというのは、どのように行っているのか教えてください。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
1つには授業規律の面では、やはり丁寧に、低学年のうちから
子供たちで確認していくという点、もう1点は、教科学習でいいますと、ややもすると1年生ということで、優しい課題になり過ぎていないかというところは押さえないといけないと思います。下手に優しい課題であり過ぎますと、もうわかってしまっている、わかってしまっていることを話し合う値打ちがあるのかということになりますので、先ほど申しました、課題表現は適切かというあたりも、日々、教材研究の中に入れなければいけないと考えております。
○品川
委員長
大束委員。
◆大束 委員
ここにいる委員さん、全員思うてることやと思うんですけど、この
学力テストで
子供たちが判断されることはまず絶対ないというふうに思っております。その上で、やはりまちづくりにおいて、そこはしっかり
取り組みましょうねということだというふうに思います。その点で、各先生方とともに、皆さんが努力をしていただいていることについては、本当にいい効果が生まれているものだと私たちも確認をしておりますので、今後はこの6年生にやられてる
学力テストだけが中心じゃなくて、低学年から置き去りにされてることがないような形で、一人一人細かく見ていくというのが私は大事になってくるというふうに思いますので、その
取り組みを細かく先生と協議をしていただきたいなというふうに思っております。その点については。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
ありがとうございます。まさに、おっしゃっていただいたとおりで、
学力テストは6年生と中3なんですが、先ほども申しましたように、領域でいいますと小2の九九でありますとか、全てに通ずるものでありますので、義務教育の9年間という、しっかりとそういった感覚で日々の授業に向かっていかなければいけないと考えております。
○品川
委員長
大束委員。
◆大束 委員
時間がないんですけども、
生活習慣のところで、ちょっと気になるところが、やはり毎日朝食を食べている生徒、寝ている子は大分ふえたんですけど、こういったところの数字がちょっと気になるところなんです。これはなぜ低くなっているのかということ。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
この1.何%減ってる、上がってるというのが年々、毎年あるんですけどもも、この辺につきましては、なかなか年度、年度で、何が原因というところまでは突き詰められてはいないのが現状であります。
○品川
委員長
大束委員。
◆大束 委員
あと、スマホの問題についてもしっかりと議論していただいて、スマホも、読書をするためのスマホもありますから、そういったものも、しっかりとここの設問に入れているほうがいいなと思いますので。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
国の質問紙にのっとってでありますが、ただ、今の捉えというのは、こちらも持つ必要があると思います。ありがとうございます。
○品川
委員長
ほかに発言はございますでしょうか。
酒井委員。
◆酒井 委員
僕らの時代ですと、こういうことは、そういう
学力テスト、僕もわからないまんまで、そのままずっとというのはあったんですけど、この辺の
学力テスト自体の問題の傾向というのは、同じようなパターンで出てきてるもんですか、その辺ちょっと教えていただきたい。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
平成19年度からこの
学力テストやっておりますが、同じ傾向であります。もう一つ言いますと、毎年課題として見られる問題をリニューアルといいますか、また違う形で出しているということですので、国のメッセージとして、こういった力をつけてほしいという出題は余り変わってはおりません。
○品川
委員長
酒井委員。
◆酒井 委員
逆に、それやったら、先にある程度、こういう傾向があるよというのは、渡邊さんのほうから先生のほうにお伝えして、それをまた集中的に勉強するのは、それはちょっと難しいと思うんですけど、その辺というのは考えておられることはあるんですか。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
まずもって問題を知るというところ、先ほども私申しましたが、必要なことでして、今、国が求めているつけたい力、どういった力というあたりは、もちろん授業者として、把握した上で、それを授業にどう落としていくかということは必然かと思います。
○品川
委員長
酒井委員。
◆酒井 委員
先日、未来づくりで秋田のほうに行かせていただきまして、お話聞かせていただいて、感じたことは、やっぱり先生のモチベーションというか、冊子をちゃんと、もう一言一句じゃないけど、先生が一生懸命読んだ上で、やっぱり子供さんに伝えていると。一番おもしろかったのは、この前、駅前で、駅のところに机があるんですね、5個ぐらい、多分
小学校の子ですね、電車を待ってるときに、勉強をすごく一生懸命してるんです。これ、大東市ではこんなんないなと思うたんですけど、一生懸命勉強されてるんですね。やっぱり、逆に何もすることがないからじゃなくて、やっぱり勉強を一生懸命やってるんですわ。ここがあれなのかな、先生の意識もそうですし、子供さんの意識もそうなんですけど、その辺は大東市の子供さん、決して勉強できへんじゃなくて、やっぱり一生懸命、一番大事なことは、理解してる子がいれば、大体わかってるな、それで全くわからへんという子もいてるんですけど、それに逆に、先ほど大束委員が言うてはったみたいに、自分が理解してるから人に話して、説明できるというのが本来で一番いいんですけど、真ん中の層になってくると、やっぱり説明というのはできへんけど理解はしてる、それで全くわからへんけど、教えてもらって、一生懸命やったら理解できる、あるんですけど、その辺、先生に対しての意識というのは、
学力向上だけじゃないんですけどね、全体的に先生でこういうふうにしてどうですかということはお伝えをしてるんですか。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
失礼します。まずもって、
子供たちの学びが我が事になっているかということは、教員のほうには10年前から伝えているところで、一昔前はややもすると、教員が授業を受けてもらってると、子供は受けてあげてるというような場面もあったかのように思います。
子供たちが今、自分の学びなんだというところで意識することがまず大事かなと考えております。
○品川
委員長
酒井委員。
◆酒井 委員
これね、時代や言うてしまえばそうなんかも、僕らのときは先生に教えていただいてるという感じやった、今やったら、その辺違うもんなんですかね。変わってきてるんですかね。先生に教えてもらってるのは、確かに教えてもらってるんですけど、その辺、渡邊さんはどう。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
学び合う
授業づくりに関しましては一先生の、もちろん指導、そこから理解、学習、もちろんあるんですけども、やはり単元の中で、
子供たち同士でやはり解決していく、その中で確かな力をつけていくということで、
子供たちの、先ほども申しましたアウトプットの場面は非常にふえてきました。ややもすると、以前ですと、ずっと聞いて、写して終わりというようなことがあったんですが、そこで何がわかったのか、そういったところを
やりとりする、そういったことで力がついてきてるという場面を多く見るようになりました。
○品川
委員長
ほかに発言はございますでしょうか。
あらさき委員。
◆あらさき 委員
まずちょっと、表の細かい質問からさせていただきます。1ページ目の例えば、平成30年度調査の貴
小学校の結果で、ずっと全部平成19年度まで「貴
小学校の結果」という書き方してあるんですけど、これは平成30年度から平成19年度まで、全部同じ
小学校ということで理解していいですか。どういう理解ですか。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
申しわけありません。
小学校1校というわけではなくて、本市の
小学校全てになります。ただし、御指摘いただいた平成19年度ですと、
小学校数は15あったかと思うんですが、現在12というようになります。
○品川
委員長
あらさき委員。
◆あらさき 委員
わかりました。
お話の中で、低位層の底上げとか、1人で向き合う力ということで、課題として上げられていたんですけども、成績というのが所得層との関係というのが大きくかかわってくるというのは文科省のホームページでも載ってるんですけども、このあたりは大東市ではどのようにお考えですか。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
今年度の国が市町村に返却したデータの中に所得率ではないんですけども、就学援助率と正答率の相関といいますか、そのデータがあるんですが、そこで国は今年度明確に、就学援助率とは余り影響はしないということは出ておりました。本市としましても、やはり授業の中でしっかりと教員は子供と向き合わなければならないということは伝えておるところでございます。
○品川
委員長
あらさき委員。
◆あらさき 委員
あと、教員のことですけど、現場の話を聞いてると、教員の仕事はかなり多忙だということで聞いております。授業の準備をするなり、研修の確保をするなりということで、研修の確保という部分ではどのようにされていて、教員1人に対して、大体年間どれぐらい研修する時間を保障しているのか、そのあたりお願いします。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
以前も一度申し上げたかと思うんですが、初任者の教員でありますと、法定研修として何回受けなければならないと。また、5年目、10年目というのは法定研修というのがございますが、それ以外に、学び、どういうふうに研さんするかという回数は教員によって個々ございます。そういったところの保障は、できるだけ学びに行かせてあげるというようなことはしていると思います。
○品川
委員長
あらさき委員。
◆あらさき 委員
じゃあ、初任者でなかったら確実には研修の確保はされてないということなんですね。もし、研修に行こうと思えば、残った教師の負担というのもすごく大変だということで、研修に出すのも、残ったほうの教師も非常に大変ということで聞いています。やっぱり、授業の質を上げていくというんであれば、教師をふやして研修を確保して、教師を育てていくということに力を入れるべきかなと思うんですが、そのあたりはどのように。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
本市もことしから大東教員スキルアップ講座というのを展開しておるんですが、そこでも実施要綱にうたっておるんですが、学びに行く教員が仮に1人であっても、持って帰って、自校内に周知というか、共有するというような形をとっておりますので、少ない人数で学んだことを大きく校内に返すと、このことで、行けなかった教員も同じ学びができるというようなシステムをつくろうとしているところでございます。
○品川
委員長
あらさき委員。
◆あらさき 委員
あとは、教員の多忙化についてどのように解消を今されていますか。
○品川
委員長
新井教育政策室課長。
◎新井
教育政策室課長
教員の多忙化については、さまざまな
取り組みを今本市のほうでも考えてさせていただいてます。受けとめとしては、全国と同様の負担がかかっているというような認識は持っており、今年度から、昨年度末にも御報告させていただきましたが、例えば、できるだけ早く帰るとか、あと、クラブの時間を短縮するとかというような
取り組みを進めさせていただいてるんですけれども、今、
小学校のほうは、昨年度、今の現段階で言いますと、そんなに大きく変わりはないんですが、
中学校のほうでいいますと、ノークラブデーとかという設定をさせていただいて、ちょっと時間外労働時間のほう、ちょっと減ってきてるというような効果は見られてます。
○品川
委員長
あらさき委員。
◆あらさき 委員
あと、大東市全体のことになるんですけども、毎年1,000人近くの人口の流出があるということ、これを食いとめるには、やっぱり最終的にたどり着くのは、教育を特色のあるよいものに、魅力のあるものにするということにたどり着くんですけども、大東市の教育として、
学力テストの成績じゃなくて、ここの大東市で
小学校、
中学校に上がったらいいんだという、そういう特色、魅力のあるものにしていくべきだと思うんですが、そのあたりの考えというのは、何かお持ちでしょうか。
○品川
委員長
学び合うという、特色ある学校園づくりというところの質問だと思うんですけれども。
岡本学校教育部指導監。
◎岡本
学校教育部指導監
まずは、教育環境の充実ということで、落ちついた学校づくり、これが何より基本になるだろうというふうに思っております。落ちついた環境の中で、
子供たちが切磋琢磨しながら、自分たちのよさを存分に発揮できる、安心して
学校生活を送ることができる、これが何よりベースになると思います。
それに基づきながら、各学校が特色を出しながら、
子供たちを育てていく。市としては、大きく、例えば
小学校と
中学校がしっかり連携しながら9年間、
子供たちを育んでいくという1つの方向性、これもございます。落ちついた状況の中で、今後さらに特色ある学校づくりに向けて
取り組みを展開してまいりたいというふうに思っております。
○品川
委員長
ほかに発言はございますでしょうか。
澤田委員。
◆澤田 委員
これずっと読ませていただいてて、このとおり改善していただければ、何も問題なく、学力も当然ながら伸びていくのかなというふうに見させていただいております。渡邊課長が本当に説明が上手なので、話だけ聞いてると、もう安心して任せますというふうに言いたくなるんですけれども、ただ、大東市に日々
子供たちと接してて、中位層から低位層が多い、これが他市より多いというところが一番本市の弱点であるのかなというふうに思っているんですね。ですから、この低位層が多いというところについて、家で1時間勉強している、いわゆる勉強に向かい合う時間の確保をどう幼少期から醸造していくかって、そのために、本市が今やっている
家庭学習の事業に頑張っていただいているのかなと。平成21年度から今日まで授業の質を上げることに取り組んでいただいて、一定の成果が見えてきてるじゃないですか。今度新たな計画を立てていくに際して、今まで小中連携ですね、そこを今後本市でやっていこうということ、ですからそこを頑張っていただければ、もっといいのかなというふうに思って、理解はしてます。
そこで、私自身が日々子供と接して思うことは、英語のWE CANを使ってるじゃないですか。そこの
子供たちが
中学校に上がる、いわゆる中学1年生のギャップという表現をあえてしますけども、
小学校のときは、英語をすごく理解してるのに、
中学校へ行ったときに、余りにも一気にレベルが上がっちゃうので、
子供たちがいきなり点数が下がるので、えっということになるんですね。そこのところをどうしてるのか。例えば、ローマ字を大文字、小文字で書けるのは当たり前なんですけども、そこの
小学校から
中学校へ上がったときの英語の、一例ですけど、それのギャップということについての考え方は、本市はどうなっているんですかね。ほんま、ピンポイントの話ですけど。
○品川
委員長
宮田
教育政策室課長。
◎宮田
教育政策室課長
小学校におきましても英語教育に力を入れていくということで、DREAMを入れさせていただきまして、
小学校の
子供たち、楽しみながら英語学習しているところなんですけれども、やはりその分、英語に触れる機会が多くなった
子供たちが
中学校のほうに上がっていきますので、
中学校では、さらに今までどおりの授業を行っていたのでは、
子供たちがもう1年生の段階から退屈してしまうというようなことになってまいりますので、今、本市のほうでも力を入れておりますのが、
中学校の教員が
小学校で、今
子供たちが実際にやっている英語というものはどういうものを学習しているのかということをしっかり理解をするということに、ちょっと力を入れております。ですので、
小学校でDREAMを使って授業を行うときでありますとか、あるいは外国語活動の研究授業が行われるときには、
中学校のほうにも声をかけまして、
中学校の英語教員の参加を促しているところでございます。
○品川
委員長
澤田委員。
◆澤田 委員
聞きたいのはね、技能的な部分の達成度等、それがあって
中学校に行くわけじゃないですか。そこの
小学校の技能的な数値目標といいましょうか、ここまでというのはあるんですか。
○品川
委員長
宮田
教育政策室課長。
◎宮田
教育政策室課長
中学校のほうは、もちろん評価の基準というものを設けておりますけれども、
小学校のほうも、それを今整えつつあるところでございます。やはり
小学校、英語が本格的に教科化されると、それに伴って評価も必要になってまいりますので、そのあたり、
子供たち、どのあたりまでできたらよしとするのかという、細かい評価表があるんですけれども、それをモデル校のほうで今作成しているところでございます。
○品川
委員長
澤田委員。
◆澤田 委員
それって、僕たちには見せてもらうことはできるんですか。
○品川
委員長
宮田
教育政策室課長。
◎宮田
教育政策室課長
案の段階ではございますけれども、こちらのほうで持っているものがございますので、御参考までにということであれば、はい。
○品川
委員長
澤田委員。
◆澤田 委員
今はつくっていただいているという御答弁なので、何とも言いようがないですけど、要はそこです。一例ですけども、要は技能的な達成度と、
中学校に対して技能的なことを学ぶときの技能的な成果、そことの連携をしていただくことによって変わるんじゃないかなと。このWE CANの使い方、他市では、この英語ですけど、他市ではWE CANの教科書なんだけども、それを使わないで英語を教えてるというところがあるんですけども、大東市はどうなんですか。WE CANを主として、それに基づいて勉強を教えてますか。そこは教員の技能的なものだとは思うんですけど、そこの統一性というのはどうなってるんですか。
○品川
委員長
宮田
教育政策室課長。
◎宮田
教育政策室課長
各校のほうでカリキュラムを作成いたしまして、それに基づいて、WE CANももちろん使いながら学習をしているところでございます。ただ、WE CANを使って、WE CANを教えるということではなく、やはりそこは生きた英語を学ぶということですので、DREAMも併用してやっておりますし、またAETの活用ということもしておりますので、そのAETと
小学校の教員が考えながら、授業案を作成して、その時々に応じた、その時期にこれをやれば、
子供たちの中にすごく定着するよねというようなものがあれば、そういうものを入れながら、ただしカリキュラムから外れることのないようにということで指導をしているところでございます。
○品川
委員長
澤田委員。
◆澤田 委員
そのとおりなんです。特色ある授業の中でね、WE CANを主として、このものをやってると、これはいいんですよ。だけど、WE CANに基づいて、主として採用してる教科書なのに、先生がWE CANの中身とちょっと違うところを教えたりとか、違うところが本市の場合、見受けられるんです。他市にもいろいろ聞いてみますと、余りWE CAN使ってないというところがある、だったらこの本やめたらええやんかと思ったりもするんですけど、そこのところの考え方ですね、これについてもうちょっと現場を見ていただきたいたいんです。WE CANの使い方。それを先生方が、どういった質で取り組んでいるのかというところを一度御検討いただけたらなと。
それとあと、2018年から2019年に、今度移行しますよね、その期間を
学習指導要領も変わりますので、その期間をより大切にしていただいて、先ほど申し上げたところを改善していただきたいんですけど、そこについての対策はできてるんですか。
○品川
委員長
宮田
教育政策室課長。
◎宮田
教育政策室課長
この移行期間につきましては、授業時数も鑑みまして、各校にしっかりと移行できるようにということで、こちらのほうからも指導主事が中心となりまして、各学校のほうに指導をしているところでございます。
○品川
委員長
澤田委員。
◆澤田 委員
答弁ではそうなるんでしょうけれども、そこをもっと踏み込んだ部分の中で、できてるのかどうかというところの確認、チェックだけは本当によくしていただきたいんです。そうしないと、ここで答弁いただいてる内容と現場とのギャップが生まれてきますので、そこはぜひ確認を。時間がなくなりました。
○品川
委員長
ほかに発言はございますでしょうか。1回目ございませんか。
それでは、
光城委員。
◆光城 委員
学力テストということが非常に重要視されて、今話題になってるんですけども、1つのテストというのは、20問ですよね。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
20問ではありません。先ほどの資料の1枚目をごらんいただけますでしょうか。今年度でありますと、例えば、
小学校の場合ですが、国語Aは12問となっております。国語Bは8問でございます。算数Aが14問、算数Bが10問という形になっております。
○品川
委員長
光城委員。
◆光城 委員
僕は
小学校時代、
中学校時代は作文が非常に苦手だったんですけども、大人になってから、大分好きになってきたんですけども、いろんな問題が、数がいろいろありましょうけども、そういったこと、生活にわたっても、御指導というのは、どんな感じで
小学校やら
中学校でされてるんですかね。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
作文指導におきましては、行事作文、生活作文という形で、年間通じて定期的に行っております。
○品川
委員長
光城委員。
◆光城 委員
作文、僕は嫌なのは正直、書かされるから嫌だという、自分の体験があるんですけども、今、全体的に、論述するというか、どんどんと書くというのが減っている理由は、ネット、携帯電話、それからスマートフォン、コンピューターですかね、余りにもチャット的なことで、ほとんどラインですかね。それで短い文章で片づけようとする風習が
子供たちに知れ渡っている。大体どれぐらいの時間の、平均的というか、長い子供がどれぐらいやってたり、また、全くやってなかったり、またどれぐらいの所持は把握されてるんですか。
○品川
委員長
宮田
教育政策室課長。
◎宮田
教育政策室課長
スマートフォンにつきましては、前年度になりますけれども、平成29年度の、こちらのほうで持っておりますのが、学校のほうで学校安心生活アンケートというアンケートを行っております。その中で、携帯電話やスマートフォン等の所持率を
子供たちのほうに聞いております。スマートフォンに特化をいたしますと、やはり年々ふえていってるということはあるんですが、参考といたしまして、
小学校3年生から
中学校3年生まで聞いているんですが、例えば、
小学校6年生でしたら46.4%、
中学校でしたら81.3%の児童・生徒がスマートフォンを所持をしているということになっております。
○品川
委員長
光城委員。
◆光城 委員
中学校では80%以上の方が持っているのに、持ってない方々の理由はわかりますか。
○品川
委員長
宮田
教育政策室課長。
◎宮田
教育政策室課長
そこまでは
子供たちのほうには問うておりませんけれども、やはり家庭の方針というのが一番大きいかなというふうに考えております。
○品川
委員長
光城委員。
◆光城 委員
僕も大分子育ては終わったんだけど、
中学校は、高校になったらいいよという形でしたけどね。だから、どうなのかな。親が忙しいから余計に
子供たちがスマホなりに頼ってしまうということがあるんですけど、時間としたらどれぐらいの時間を平均なり、長時間なり、少時間なり、
子供たちは1日で使ってるんですか。
○品川
委員長
今のそのアンケートだったり、もしくは、平成30年度はなかったですけど、平成29年度までの。
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
先ほど、私のほうでお示ししました資料の6ページの平成29年度、昨年度の数値になりますが、使い方にもよるんですが、6ページの中段、(4)テレビ、ゲーム、携帯電話・スマートフォンの2つ目のところです。携帯電話やスマホ等を使ったゲームも含むということで、1日2時間以上というのが
中学校で49%という数値です。また、通話、メール、インターネットをすると、ゲームを除く時間になりますが、こちらで1日1時間以上で61.6%という数値となっております。
○品川
委員長
光城委員。
◆光城 委員
いろんなゲームとか、ラインとか、使い方はいろいろあると思うんですけど、没頭してるということが半数ぐらいの
子供たちが2時間ぐらい使ってるようなお話ですが、どのようにしたら勉強なり、家族の対話なり、それに溺れないといいますかね、その形に持っていくかというのは、どうしたらいいかなと思って、ふと僕は思ったんだけど、むしろ先生がラインに入っていくというのも1つの案かなと思ったりするんだけどね。どんなことで、頭ごなしに指導しても仕方ないような気がするんですけど、何か妙案というようなことは考えてらっしゃるんですか。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
家庭で使う時間帯でありますとか、そういったことを家庭の約束として設定するということも一考かなと考えております。
○品川
委員長
光城委員。
◆光城 委員
だから、初めのほうに話したんだけど、親が忙しい、それからむしろいない、帰ってきても家事をしないといけない。そんな中で、
子供たちはその中に入ってしまってて、今度は、例えばラインとかで、子供だけで結び合ってしまってて、むしろ文章を書くというよりは、待ってるんですよね、相手が返ってくるのを。その中に学校の先生が、何々、教えてということで、その中に入っていくということはできないんですかね。いろんな輪の中に。
○品川
委員長
いじめ対策とかも含めてというところなのかなと思ったりもするんですけど、その辺、どうでしょうか。
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
先ほどの使用時間、目的にもよりますが、先ほど申しましたが、やはり家庭の中で使わないということを家庭で決めるとともに、例えば友人とか、私は何時から何時使わないよということを言い合うことでも、反対に書物に向き合う時間と変えられるのではないかなと考えております。
○品川
委員長
光城委員。
◆光城 委員
いろんな工夫があると思うし、家庭の事情もあると思うし、料金も、使用料金も必ずかかってきますので、そんだけあるし、むしろ学校の現場の中にスマートフォンなりを持ってくるということが時々あるんですか。
○品川
委員長
宮田
教育政策室課長。
◎宮田
教育政策室課長
現在のところ、学校のほうにスマートフォンを
子供たちが持ってくるということはございません。何らかの事情があって、その日に限って、どうしてもその子供に持たせなければならないと、家庭から何らか学校のほうに連絡があった場合は、持ってきて担任等が預かり、また下校時に返すというような方法をとっております。
○品川
委員長
光城委員。
◆光城 委員
多角的にいろいろ工夫していただいて、
子供たちからネット依存を解放してあげるという方向に持っていって、いろんな方法あると思いますのでね、さっきは変なことを申し上げましたけども、頑張っていただいて、机に向かう、書物に向かう、だから、ネットの中に書物があると言っても、そこは違うんですね。辞書とか、ほんまに紙に接しないと勉強にならないと思いますので、そういう方向に優しく持っていってあげるということに、どうしたらいいかなということを考えていただきたいなと思います。お願いします。
以上です。
○品川
委員長
ほかに発言はございますでしょうか。
澤田委員。
◆澤田 委員
秋田市に行っていろんな質問をしてきました。大東市の職員の方も、自主的に研修に何人か行かれてるようでございまして、意欲的に頑張っていただいてるんだなということがわかりました。取り組んでいただいてる内容というのは、秋田市も大東市もそんな変わりはありませんし、僕は大東市のほうが進んでるんじゃないかなと思うような
取り組みでした。逆に、言ってくれなかったのかもわかりません。でも、文章を読み解くと、大東市の特色ある授業のほうが、これはかなり進んでる、それを実践していただければ、秋田市を抜くんじゃないかなというふうな行動でありました。
英語の、先ほどのWE CANの話をすると、WE CANを使ってると言ってました。しかしながら、それの活用方法については、中身見てないんでわかりませんけれども、何が違うのかなというふうに、私なりに考えたときに、秋田市というのは、家庭でも勉強を親が見る、いわゆる家庭が、また地域の方が
子供たちをしっかりと勉強する風土が過去からあるようでありまして、ということは、先ほどありましたアンケートの6枚目なんですかね、家で家庭の宿題をしている、いわゆる
家庭学習習慣、そこが秋田市はできていると。そこの違いが本市とあらわれているのではないか。それが中位層から低位層に多いというのが、他市よりも多いところにあらわれている。ですから、そこのところを力を注いでいけば、大東市の学力は上がっていくのではないかなというふうに読み解けるんですね。
そこについて、この
家庭学習習慣の平成30年に学校の授業時間以外に、ふだんというところで、それと予習、復習を今まで分けてたのに、今回1つで、53.8%という形でくくってあるんですけど、これ予習と復習を分ける必要性ないのかもわからないですけど、1つにされた、この、なぜというところ。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
国が今年度このように聞いてきておりまして、意図は、市としてまだ国には聞いてはいないところです。
○品川
委員長
澤田委員。
◆澤田 委員
予習と復習というのは、とっても大事で、これ意味合いが、ここのところどうして一くくりにしたのか、僕は大きな疑問で、そこから読み解けるところというのは、本市がやってる施策にとっては、この数字というのはとっても大事なのに、1つだから、あれっていうふうに思いました。いずれにしても、大東市はつかんでるんですね、数字をね。そしたら、そこのところはまた使っていただきたいなというふうに思います。
あと、秋田市でも質問したんですけども、アクティブラーニングの使い方なんですけど、先ほど説明の中で、いわゆる高位、いわゆる学力が高い
子供たちは、アクティブラーニングしても、何いう話になって、逆に中から低位層の
子供たちのためにアクティブラーニングをやってるようにも思うんですね。ただ、文部科学省も今言ってるように、アクティブラーニングという言葉がひとり歩きしてしまって、いわゆる授業というのは、対話をすることがとっても大事なんだけど、やっぱり最低限詰め込まないと、教え込まないといけない部分があって、その部分がどうもおろそかになってしまってるような授業の風景があるように感じるんですね。そこの、本市のアクティブラーニングについて、何遍も答弁いただいてるのわかるんですけど、僕が指摘するのは、そこについてはどのような見解を持っておられますか。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
確実に知識を伝授するという場面は、もちろん必要でございますので、やはり単元を通じて、計画的に
子供たちが交流できる場、深め合えるという場が設定をいかにされるかというところ、一方でしっかりと教員が伝えるべき知識をいかに上手に効率的に、効果的に伝えるかという、そこをしっかり単元計画に落とすということが大事かと考えております。
○品川
委員長
澤田委員。
◆澤田 委員
だからこそ大東教員スキルアップをやっていただいているわけでありますから、今言ってるところは、頑張っていただいてるのは十二分に理解してるんですけど、そこはいわゆるアクティブラーニングだけに特化した部分を間違って教えてる先生方もいてるので、そこは現場をもう一度しっかりとチェックしていただいたほうがいいのではないかというふうに考えます。
それとあと、秋田市なんですけど、大東市の教員スキルアップに対して、秋田市と何が違うのかなと、先生同士の交流、勉強の数と、あとは授業の公開、そこのところ、教員同士が学び合う、その回数が圧倒的に秋田市は多かったんです。それで、本市はそこのところを閉鎖的な授業ではなくて、もっと広げていくんだよという考え方を持ったほうが、今やっていただいてるんですけど、秋田市のほうが圧倒的に多かったんです。そこについては、いかがですか。
○品川
委員長
渡邊教育政策室課長。
◎渡邊
教育政策室課長兼
教育研究所長
まさに今言っていただきました授業を開くというところは大変大事なことで、この数年間をかけて学校文化として、そこがしっかり根づいてきている今途上だと思いますので、そういった好事例をしっかり学校で伝えるとともに共有していきたいと考えております。
○品川
委員長
澤田委員。
◆澤田 委員
また次の教育ビジョンの大きな柱になろうかと思いますので、夏期講習とか、長期休暇のときに、先生方がよく学んでおられるということありました。また時間なくなりました。もういいですわ。
○品川
委員長
それでは、ほかに発言はございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○品川
委員長
なければ、これにて本件は終了したいと思います。私も秋田市に行かせていただいて、やはり澤田委員が言うたように、
授業づくりに関しては、かなり大東市進んでるんじゃないかなと思わせていただきました。ただ、その
家庭学習の点と、やはり開かれた、授業を見ていただいて、先ほど渡邊所長も言われたように、学校に1人が持って帰って、それを学校なり学年が、要はきちっとそれを浸透させるというところが、かなり進んでたのかなというふうにイメージをしたんで、自信を持っていただいて、さらに進めていただけたらなと思うのと、次につながりますけれども、
家庭学習と、もっと広い意味ですけども、家庭支援について、つながっているところがあろうかと思いますので、次の件に移らせていただきたいと思います。
次に、
家庭教育支援の現状と課題についての件を議題といたします。本件について、理事者より説明を求めます。
田口
教育政策室課長。
◎田口
教育政策室課長
おはようございます。
家庭教育支援事業の現状と課題につきまして御報告させていただきます。少し長くなるんで着座にして失礼します。
まず、今年度の
家庭教育支援事業の内容につきまして、昨年度の変更、または充実した点につきまして御説明させていただきます。
ドキュメントの02−5のH30事業概要(参考資料)をごらんください。
3年目を迎えました今年度につきましては、相談訪問チーム員の御理解、そして御協力をいただきまして家庭訪問、いくカフェともに楽器ごとの年3回に回数をふやして実施いたします。
内容の1番目の家庭訪問につきましては、家庭訪問の3回目である3楽器におきまして、会えなかった家庭への対応や、より多くの保護者とのつながりづくりとして、1学期、2学期の訪問で、ともに会えなかった家庭を対象に家庭訪問を実施いたします。
内容の2番、いくカフェでございます。いくカフェにおきましては、3回目のいくカフェをチーム員の負担軽減を考慮し、外部講師を招いた学習機会や体験機会として開催する予定をしております。
次に、内容の6番、本年8月から事業を開始いたしました大東市版ネウボラのネウボランドだいとうにスクールソーシャルワーカーが交代で常駐することにより、福祉との連携、情報共有を推進し、福祉情報を本事業の
取り組みに生かすとともに学校現場へのつなぎを行う切れ目のない支援を実施いたします。
そして最後に、実施体制でございます。実施体制といたしましては、相談訪問チームのリーダーを務めますスクールソーシャルワーカーを今年度より3名増員し、7名体制でこの事業の推進を図っているところでございます。
続きまして、今年度の
取り組み状況について御報告いたします。
ドキュメントの02−1、H30
取り組み状況をごらんください。
取り組みといたしまして、事業の周知、そしてチーム員の養成につきましては、昨年度同様に入学説明会、入学式への参加や出前講座などの開催などを行っているところでございます。
続きまして、2番目の小学1年生の全家庭訪問の実施状況について報告をいたします。
1学期の家庭訪問は6月から8月にかけて実施をし、訪問に際しましては、本年度からチーム員の皆様方に
家庭教育支援チームの愛称キャラクターのつぼみちゃんが掲載された、このようなバインダー、そしてバッグのほうをお渡しし、そちらを活用していただきながら訪問を実施していただいているところです。
それでは、
ドキュメントの資料02−2、平成30年度小学1年生家庭訪問結果一覧をごらんください。
1学期の訪問件数といたしましては、912件でございます。保護者の方と会うことができたのは842件で、率といたしましては92.3%になります。この数字は昨年度より3.3ポイント上昇しておるところでございます。
家庭教育支援チームの認知度につきましては、全体で75.4%ということで、昨年度より4.8ポイント上昇いたしました。3年目を迎えまして、過去、この家庭訪問を受けた経験のある保護者もできてきていることも認知度向上にはつながっているんではないかというふうに考えているところでございます。
また、地域での相談する相手や子育て仲間についての質問につきましては、いないと回答したのが3.8%の35件であり、その家庭と、この訪問によりましてつながることができ、家庭の孤立の未然防止にもつながっているものというふうに考えております。
子育てについて気になることにつきましては、統計上、兄弟げんか、学習面、ゲームの時間という順番に多い状況が見受けられました。
家庭訪問の結果、チーム員から提供いただいた情報により、支援が必要と思われるような家庭につきましては、学校との連携のもと、適切な支援につながるよう、関係機関への働きかけを現在しております。また、家庭訪問の保護者の反応といたしましては、訪問時間等により、そっけない対応という保護者の方もおられましたけれども、引っ越してきたばかりで、地域とのつながりが余りなく、このような家庭訪問をしていただき、地域の方とつながりが持ててありがたいとの意見や、上の子のときにはなかった、このような訪問ができ、日ごろの子育てで気になることについて聞いてもらうだけで安心であるというような御意見もいただいているところであり、保護者の方の安心、そして支援につながっているものというふうに考えております。
次に、いくカフェにつきまして御報告いたします。
ドキュメントの02−3、いくカフェ一覧をごらんください。
いくカフェにつきましても、6月から8月において実施させていただき、学校での開催や地域教育協議会のイベントと連携するなど、地域の特色を生かしながら
小学校区の単位のチームの会議で、日時、場所、内容について検討し、実施してまいりました。
今回1学期につきましては、夏休みに開催した校区が多く、夏休みの宿題をしようというものと合わせた形での開催した行くカフェが多い状況でございました。
次に
ドキュメントの資料の02−4、いくカフェアンケート集計をごらんください。
参加状況といたしましては、保護者の方が88名で、子供さんが190名ということで、昨年度とほぼ同様の参加者数でございました。
いくカフェを知ったきっかけといたしましては、今年度より地域の掲示板への掲示というものにも御協力いただきましたので、知った項目のその他の項目の数が昨年度よりもふえている状況でございます。
今後もいろんな媒体を活用して、いくカフェのPRに努めていきたいというふうに考えているところでございます。
いくカフェに参加していただいた保護者さんの感想といたしましては、子供と離れてほっとした時間となったや、いろんな学年の保護者や地域の方と話したいことが話せた。子育てを考える機会となったなど、参加された方にとっては価値ある時間となり、おおむね良好であったとの御意見をいただいているところでございます。
そして次に、資料の02−1、H30
取り組み状況に戻っていただきますようお願いします。
4番の成果についてでございます。成果といたしましては、家庭訪問におきましては、複数回訪問を行うなど、工夫によって、保護者と会えた割合が上昇していることや、地域で活動されているチーム員の訪問やいくカフェによって保護者同士であったり、保護者と地域とのつながりということもできてる状況でございます。
また、家庭訪問しておりますので、家庭状況に関する情報量も高まってきたところでございます。入学説明会、そして入学式等に参加したことによる認知度の上昇や、訪問時不在の家庭から
教育委員会への問い合わせ件数も増加しており、この事業、家庭教育に関する保護者の関心の高まりが見受けられるところでございます。
あと、家庭訪問、いくカフェにおきましては、保護者の話を丁寧に聞き取ることができ、支援に向けての関係機関へのつなぎや、保護者の悩みや不安の軽減が図れたなどがございました。
次に、5番目の課題といたしましては、チーム員の増員拡充が上げられます。校区により、チーム員数にばらつきがある状況でございまして、一番多い
小学校区のチーム員が現在29名となっており、一番少ない
小学校区のチームのところが6名ということで、ちょっとばらつきがある状況でございますので、そのばらつきの解消を図る必要があると思っております。
また、保護者と同じ目線で寄り添える、当事者性のあるチーム員が現在少ないという状況でございますので、そちらのチーム員の増員も図っていかなければならないと思っております。
また、いくカフェにおきましては、より保護者の方が参加しやすいような工夫を引き続きしていく必要もあると考えておりますし、保護者だけではなく、市民の皆さんに向けた
家庭教育支援チームの活動内容等につきまして、より一層の情報発信が必要であるというふうに感じているところでございます。
6番目、行政視察につきましては、本市独自の先進的な
取り組みである
家庭教育支援の
取り組みは、大東モデルとして注目され、多くの自治体、そして議会の皆さんの視察の受け入れを行っており、大東市の魅力発信にも取り組んでいるところでございます。今年度につきましては、既に千葉県議会を初め、8件の視察の受け入れをしたところでございます。
続いて、7番目、ネウボランドだいとうにおけるスクールソーシャルワーカーの相談対応につきましては、本年8月に開設いたしました子育て世代包括支援センター、ネウボランドだいとうにおきまして、妊産期から就学期における子育てに関する家庭の悩みへの助言、アドバイスを行う切れ目のない支援を行う中で、スクールソーシャルワーカーが交代で常駐することにより、就学期の相談への対応を行うとともに、福祉との連携、情報共有の推進を図っております。
本年10月末までのスクールソーシャルワーカーが対応した相談件数につきましては、述べ29件ということで、相談内容といたしましては、子供さんの発達についてや、不登校、登校しぶり、そして学校での友達関係などがございました。
最後に、8番、今後に向けましては、現在取り組んでいる小学1年生の全家庭訪問を重点的に推し進めながら、体制強化を図り、他学年への訪問拡大も検討していきたいというように考えております。
また、いくカフェにおきましては、保護者の家庭教育や、その役割についての学習機会の提供としての開催や、民間活力と連携した幅広い魅力ある内容での開催に取り組んでいきたいと考えております。
報告は以上でございます。
○品川
委員長
ありがとうございます。
それでは、ただいまの説明に対する質疑を行います。発言はございますか。
大束委員。
◆大束 委員
どうもお疲れさまでございます。
本当に、特色ある
取り組みの1つでありまして、この間も、我が会派の方が中国地方の方面からいらしておりました。その広報も、水野教育委員が全国各地飛び回って広報していただいているというような結果であったと聞いております。もっともっと、こちらからも発信をお願いしたいなというふうに思います。
数字を見ると本当に頑張っていただきまして、青少年指導員の方、民生児童委員の方、含めまして、本当にもうよく動いていらっしゃるなと、感心をしております。
そこで、前も聞いたことあるんで、ちょっと繰り返しになりますけども、例えば、問題面を把握したときに、例えば、ここで言えば、学習面のことに不安をお持ちになっていらっしゃった方についての、例えば、その悩みの相談のつなぎとか、こういったカテゴリーがずっとあるんですけども、そういったことへの相談窓口への促しとかいう形は、どのように行っているのか。
○品川
委員長
田口
教育政策室課長。
◎田口
教育政策室課長
保護者が気にしておられることの課題につきましての、つなぎにつきましては、チーム員が訪問していただくということでございますので、チーム員からそういった状況をスクールソーシャルワーカーがグループリーダーを務めておりますので、一定、チーム会議などによってその情報を把握し、そのスクールソーシャルワーカーが情報を集約した上で、適切な関係機関へのつなぎというのを、スクールソーシャルワーカーが中心となって各関係機関につなぎを行っているところでございます。
○品川
委員長
大束委員。
◆大束 委員
1年生の訪問で、これだけ細かい説明に答えていただいて、情報収集しているということは、本当にすごいことだと思っております。この中から、恐らくアウトリーチであるこの
取り組みというのが功を奏してくるのかと思うんですけども、特に、今言いました学習面のことであるとか、学力にかかわってくることについては、やはりスクールソーシャルワーカーも何名しかいてませんので、どのような形で、そういった専門家を増員をするのかということが大事になってくるというふうに思います。
そういった専門家の増員というのは、今後考えていらっしゃるのかどうか、ちょっとお聞きしたい。
○品川
委員長
田口
教育政策室課長。
◎田口
教育政策室課長
専門家といいますとスクールソーシャルワーカーが現在7名ということで、活動していただいている、昨年度よりかは3名増員していただきまして、この
家庭教育支援に取り組んでいるところではございますけれども、今年度よりネウボランドだいとうという部分での、切れ目のない支援の教育の分野の一翼を担うということでのスクールソーシャルワーカーの常駐ということもございまして、現在、スクールソーシャルワーカーにかかっている負担という部分も、昨年に比べまして多少ふえているところもございますので、スクールソーシャルワーカーが負担を抱えたまま、潰れないように、今後も増員を図るなどして、対応していきたいというふうに考えております。
○品川
委員長
大束委員。
◆大束 委員
スクールソーシャルワーカーさんが相談を受けて、それを抱えるという話もありましたけども、それをうまいこと解消するためにも、担任の先生へのやっぱり促しとか、こういう生徒が例えば1年1組におったということで、担任の先生のかかわりというものをしっかりとやって、そこから、例えばさまざまな、兄弟げんかはちょっとあれかもしれませんけどね、そういった
取り組みを少しずつ解消することによって、
子供たちも教育環境を取り戻せる、親御さんも安心できる環境にいけるんじゃないかと思うんで、それぞれのネットワークを通じて、一つ一つの問題の解消を1人の人が抱え込まないような工夫も大事かなというふうに思います。これからの展開が、これから大事だというふうに思うんですけど、それしっかりやっていただきたいと思うんですけど、どうですか。
○品川
委員長
田口
教育政策室課長。
◎田口
教育政策室課長
この
家庭教育支援事業というのは、保護者の皆さんの孤立の防止ということもございますので、地域の方の訪問によって、地域とのつながりづくりということで、地域の面、そしてスクールソーシャルワーカーが絡んで、それは適宜問題に応じて、当然、スクールソーシャルワーカーのほうも、担当校のほうには週1回は訪問するという活動もしておりますので、その際には、きちんとそういった情報を学校と共有しながら対応をしていくというような形でさせていただいているところでございます。
○品川
委員長
大束委員。
◆大束 委員
先ほど他学年への訪問というふうにありましたけど、ほんとそこまでいくと大変かなというふうに思います。そこは、この、例えば兄弟がいらっしゃる学年で問題があるところは、そうしたほうがいいのかなと、追跡と言うたらおかしいですけども、引き続きマークをした家庭というのは、上に上がっても、少しチェックして取り組んでいく必要もあるのかなというふうに思っております。そういった意味での他学年へのことなのかな、ちょっと意味合いを教えてください。
○品川
委員長
田口
教育政策室課長。
◎田口
教育政策室課長
現在は小学1年生ということで限られた学年1学年だけを全家庭訪問させていただいております。その1年生の方が上がられて2年、3年、兄弟関係も含めまして、その辺につきましてはスポットで現在も対応しているところでございますので、私が申し上げさせていただきました他学年の訪問につきましては、ベルト型の帯の支援という部分をもう1学年、全家庭訪問することができればいいのかなというふうな感じで検討をしておるというところで、現状といたしましては、マンパワーの面にしましても、ちょっと難しい、現状は難しい状況ではございますので、今後、そういったマンパワー、市民の
皆さん方の理解等がございまして、その体制が整った暁には、そのベルトをもう1本ふやすというような形での検討が必要だなというふうに考えてます。
○品川
委員長
大束委員。
◆大束 委員
本当にすごい
取り組みなので、この成果というのを、枝葉があらわれてくるところでも、及ぶと、すごくすばらしい
取り組み、また発展するんじゃないかと、そのためにはマンパワーがさらに必要になってくるんですけども、それもうれしい悲鳴だというふうに思います。そこまで
子供たちのために環境を整えるということはね、また家庭の環境を
子供たちの学習面にあらわれてくるという、この発想も、私はこれはすごいことだなと思っておりますので、ぜひともお願いしたいなというふうに思っております。
いくカフェですね、いくカフェ、同じ方がずっときてないかなと思うんですけども。新しい方、どんどん来てはりますか。
○品川
委員長
田口
教育政策室課長。
◎田口
教育政策室課長
いくカフェにつきましては、年度年度、ちょっとある程度、例えば1年目から2年目、昨年度については学校での開催とか、そういった形で展開をしているところでございます。今年度におきましても、学校をお借りしての開催であるとか、地域教育協議会のイベントによりまして、そこでブースを出していくカフェをするというような
取り組みも幅も広げていってるところでございますので、いつも同じメンバーが参加されてるというものではなくて、たびたび参加していただく方もおられますけれども、新規の方も十分いてるというふうに感じておるところでございます。
○品川
委員長
大束委員。
◆大束 委員
1学期の結集状況でございますけども、いくカフェ一覧の1学期、これ昨年度も全体で1学期でこれだけですので、複数の資料があったらよかったなと思うんですけど、また見せていただけたらと思います、去年のいくカフェの開催の、全体のね。全員、どれぐらい年間で来てらっしゃるかという。今でもわかってらっしゃると思うんですけど、去年はどれぐらい、全体で。
○品川
委員長
田口
教育政策室課長。
◎田口
教育政策室課長
昨年、平成29年度におきましては、1学期と2学期ということで、計2回開催させていただきまして、1学期におきましては、保護者が89名で子供さんが165名。2学期のほうが保護者が61名で児童数が266ということで、平成29年度の合計といたしまして、保護者が150名で児童数が431という状況でございます。
○品川
委員長
大束委員。
◆大束 委員
その中には重複していらっしゃる方もいらっしゃるというふうに思います。きのう、おとといか、日曜日にやっていらっしゃいましたね、商工会のあの場所でやってはりましたけども、この
取り組みの成果として一番大事なことは一体何なんですか。
○品川
委員長
田口
教育政策室課長。
◎田口
教育政策室課長
いくカフェ、家庭訪問に、地域の方がこういった
家庭教育支援に取り組んでいただき、保護者の方が1人で悩まない、孤立しないということで、地域みんなで子供を育てていくというような環境、住みやすい地域というような形になりますので、地域の方が保護者を応援するというような形での
取り組みがあると。そこで、保護者の方が少なからず家庭訪問やいくカフェにおいて、ほっとしたり、安心したりというようなこともございますので、その点は保護者が安心して子育てしていただく、そういった環境づくりにはつながっているということで、そこが一番大切なことであるというように感じております。
○品川
委員長
大束委員。
◆大束 委員
ぜひとも
家庭教育支援、その1年生の訪問で、このいくカフェへの参加を促している方が来ていただくような形の、また
取り組みもお願いをしたいなというふうに思います。そこはなってないような気がしたので。この辺は。
○品川
委員長
田口
教育政策室課長。
◎田口
教育政策室課長
1年生の方がいくカフェへの誘導ということで、多くの、ほとんどの校区におきましては、1年生の家庭訪問でいくカフェの開催チラシを持って案内をさせていただいて、参加の促しというのもさせていただいておりますので、そういった形で家庭訪問といくカフェの開催が連動した形で行われるよう、今後も努めてまいりたいというふうに思ってます。
○品川
委員長
ほかに発言はございますでしょうか。
澤田委員。
◆澤田 委員
先ほど、気になる内訳の中で、1番が兄弟げんか、2番目が学習面、兄弟げんか、私も子供3人おりますから、もうそれは相談する、それはいくカフェとして役立っているのかなと思います。今回は、学力の面にちょっとスポットライト当てますけども、親御さんに何ぼいい
情報提供しても、親御さんだって、子育てに関する、特に学習面って、結構無関心の方が多いんですね。その無関心層の方にどう気づいてもらうかというところが、先ほど言ってた低位層の底上げにつながると思うんですね。そこで、勉強のことについて、気づきの場があったとか、学ぶことができたとか、いろいろアンケートあるんですけれども、その気づきの場、だから、
小学校4年から5年に上がるときに、子供が、ぐっと難しくなるので、蹴つまずくじゃないですか、そこを親というのは学校に任せてたらいい、例えば塾に任せてたら、もう子供の勉強はいいんだみたいな、そこの無関心層につながるんですね。そうじゃないんですよというところを、アドバイスしてあげると、
家庭学習の機会というのはふえるんですね、宿題を見てあげるとか、予習で、あしたこうだよと、本をひらけて、子供の連絡帳がどうだとか、宿題が進んでるかどうか、そこをちょっと見るだけで、学力、実はぼんと上がるんですね。
小学校をしっかり勉強してる子というのは、
中学校も当然ながら、この辺で言うたら緑風冠まで行けるんですよ。でも、
中学校の2年生になってきて、いきなり勉強し出しても、もう厳しいんですね。今、見てますと、この前
学力テストが終わって、今度期末じゃないですか。その状況を見て、親がいきなり慌ててる、もう今さら無理というところ、内申評点も決まっちゃう、この段階で慌ててる親が多いんですね。でも、今さら手の打ちようがない。そうじゃなくて、もう少し早い段階から気づいてくださいねと、そのための学習支援のいくカフェだったりとか、この
家庭学習支援があると思うんですね。そこについて、要は気づきの場を提供、SSWの方を使うのは大事なんですけど、もっと気づくような情報配信というのはどうされてますか。
○品川
委員長
田口
教育政策室課長。
◎田口
教育政策室課長
まず、気になることの項目につきましては、あらかじめ何っていうと、保護者から発信というと、なかなか難しいところもございますので、ここに上げさせていただいているのは、想定した項目をチェック型でするということで、チェックを見ていただいてお答えいただいたということで、兄弟げんかであったり、家で宿題をなかなかしいひんとか、そういうような面で学習面というような回答が多かったということではございます。
現在、
家庭教育支援事業につきましては、地域とのつながりであったり、孤立防止というようなことを主にさせていただいて、いくカフェ等も展開しているところでございます。その中で、当然、教育の担い分けという部分で、現在学校のほうに委ねているようなところもございますので、そこをきちんと学校・家庭・地域がバランスよく担い分けをしていくということを保護者の方々にも知っていただくということも大切であるというふうに考えておりますので、いくカフェの中で、例えば今年度3回目で学習機会であったり、そういった講師の方、ちょっとしたミニ講座的な、それも身近な地域でのミニ講座ということで、わざわざ学校へ行くとか、そういうんじゃなくて、地域でそういった部分で学習面の部分でもしかりですけども、
生活習慣の面でも、家庭教育の分野で、保護者の方が何か気づいていただくというようなところを今後いくカフェの中で展開していければというふうに現在考えておるところです。
○品川
委員長
澤田委員。
◆澤田 委員
家庭教育支援といいますと、不登校であったりとか、子育てで悩んでる部分とか、そういうところも当然大事なんですけれども、そこと、もう一つ違うステージのところも、しっかりと光を当ててやっていただけたらなというふうに思います。
新しい1年生のところをずっと全戸訪問していただいてるけども、これの、
家庭教育支援の一番大事なのは、その継続性というものと追跡ですね、その子供が大きくなってきたときに、どう変化していったのか、そのために他学年の調査をしていきたいということなんですけども、1年生行かれて、2年、3年、今度4年ですね、もしくは5年、そこの大きな壁のときに、子供と家庭がどんなふうになったんだというところの追跡調査が要ると思うんですね。そうじゃないと評価ができないと思いますので、そこについての考え方はいかがですか。
○品川
委員長
田口
教育政策室課長。
◎田口
教育政策室課長
今現在1年生の家庭訪問をさせていただいて3年目ということで、1年やった児童が3年生になっておられるということでございます。現在は、一定、どうなったかという全数把握までは至ってませんけれども、スクールソーシャルワーカーが学校へ行く中で、児童の様子等も見ていただいているということで、その中でも、1年生のとき気になっていた御家庭の児童さんが2年、3年生になったとき、どうなんか、今の現状どうなのかというようなところも、スクールソーシャルワーカーを通じて把握しているところでございますので、全数において何か指標を持って、何か評価するというところまで明確なプランがあるというわけではございませんけれども、その点、この事業の成果という部分では把握していかなければならないということもありますので、この手法につきましては、今後また検討してまいりたいというふうに考えてます。
○品川
委員長
澤田委員。
◆澤田 委員
全国的に注目を浴びてて、だからこそ成果、こうだよというところを出すためにも、そのための予算措置も要りますし、言いにくいことも十二分にわかっておるんですけども、この
家庭教育支援事業と学校、指導監、この連携というのは、学校との連携というのは、どう
子供たちの雰囲気が変わったと理解しておられますか。
○品川
委員長
岡本学校教育部指導監。
◎岡本
学校教育部指導監
まず、
小学校1年生全戸訪問する際に、
小学校の教員と事前にいろいろ情報交換、交流をさせていただいております。学校側にとりましては、まず、そういう形で、
家庭教育支援という形で支援があるという部分、今まででしたら、学校と地域と家庭の、その担い分けの部分で、若干負担を感じておる教員もいてたわけですが、こういう形の
取り組みが進むということで、より地域、そして家庭、学校との連携が促進されるんではないかと、そういう効果があると思います。
また、スクールソーシャルワーカーも、特に
小学校のほうに回数多く行っていただいておりますので、その辺も、いろんな関係機関へつなぐという意味では大きな効果があるというふうに思っております。
○品川
委員長
澤田委員。
◆澤田 委員
その流れで落ちついた授業展開ができているというような結果に基づいて、よくなっているのかなということを感じます。
ですから、あと、もう一歩先を行かないと、この
取り組みというのは、花が咲かないといいましょうか、ですから、もう一歩進んだ
取り組みをぜひやっていただきたいんですけども、これは誰が答えていただけますか。
○品川
委員長
森田
学校教育部長。
◎森田
学校教育部長兼教育政策室長
家庭教育支援につきましては、各市、全国からも注目をいただいているところでございますので、市としましても、先ほど委員おっしゃったように、もう一歩進んだ、また学力の向上にもつながるような
取り組みとして、これからも取り組んでまいりたいと考えております。
○品川
委員長
澤田委員。
◆澤田 委員
それをやっていくには、それ相応の覚悟と費用と、新たなお世話をかける方々がふえるわけでありますから、そこをしっかりと頑張っていかないと変わらないというふうに思いますので、お願いをいたします。
○品川
委員長
ほかに発言はございますでしょうか。
光城委員。
◆光城 委員
先ほど92%の訪問ということですけども、訪問された保護者というのは、どんな方々ですか、ほぼお母さんですか。
○品川
委員長
田口
教育政策室課長。
◎田口
教育政策室課長
ほとんどの方が、お母さんのほうが多いということですけれども、中にはお父さんであったり、両親とも働いておられる家庭につきましては、日ごろ面倒見ている祖父母の方もおられるということですけども、大半、8割、9割は母親の方というのが対応していただいているということです。
○品川
委員長
光城委員。
◆光城 委員
1割弱の方々が会えなかったというのは、どんな理由なのか、その後の対応といいますか、対策といいますか、どういうふうにお考えですか。
○品川
委員長
田口
教育政策室課長。
◎田口
教育政策室課長
会えなかった理由といたしましては、現在、保護者の方が両親とも共働きで、例えば、日中、放課後は祖父母の方の御家庭におられて、在宅はされてないというような家庭であるというようなことであったり、訪問につきましては、できるだけ会えるようにということで、夕方の時間帯であるとか、会えなかった場合には休日ですね、土・日かけて、チーム員の
皆さん方には精力的に訪問をしていただいているというようなところで、現在、この92.3%という高い率で保護者の方とつながることができたというふうに考えております。
もし会えなかった御家庭、この92.3%なので、7.7%の保護者につきましては、当然、2学期、現在訪問中でございますので、そこで会えるというのも結構な確率でおられますし、そこで会えなかった場合については、もう今年度、3学期につきまして再度訪問するというような形で、できるだけ全数接触できるような形を目標といたしまして、
取り組みをさせていただいております。
なお、去年とか、会えなかった家庭につきましては、ここの家庭は会えなかったという情報を学校にも情報共有させていただきまして、日ごろのスクールソーシャルワーカーの学校訪問によって、その児童の様子を注視しているというような形での対応というような形でさせていただいているところです。
○品川
委員長
光城委員。
◆光城 委員
普通といいますか、学校の先生がゴールデンウイークの前後に家庭訪問されますよね、そのときは100%に近いところで家庭訪問されてるんですか。
○品川
委員長
田口
教育政策室課長。
◎田口
教育政策室課長
学校での家庭訪問が100%かというのは、わからないですけれども、ほぼ100%ぐらいなってるんかなと思います。
○品川
委員長
宮田
教育政策室課長。
◎宮田
教育政策室課長
学校のほうでは、ゴールデンウイークの前後ぐらいに家庭訪問を実施しておりますけれども、必ずしもその期間中に全ての御家庭の御都合が合うというわけではございませんので、期間を過ぎましても、御家庭と連絡をとりながら別日を設けている場合もございます。
○品川
委員長
光城委員。
◆光城 委員
いろんな事情、共働きを主に、なかなか保護者の方々に会いにくいという事情はありましょうけども、今後、今も含めまして、おせっかいな行政、おせっかいな教育というのは、非常に大事、それがいい面に向くということは、ぜひとも
子供たちも巻き込んで、学校、それから地域、それから保護者も巻き込んで、
子供たちは見られてるんだということは、低学年ほど大事なことであったり、中学生になっても、いろんな大人たちから見られてるんだという方向性は大事、手がかかりますし、いろんな事情で難しい面もありましょうけども、それはどんどんと進めていっていただくような環境に整えていただきながら、進めていただきたいんですけども、先ほどおっしゃった関係する方々が1地域の校区ですか、29人であったり、6人であったり、それどうやって補うような、補うというか、もうちょっとふやすような計画なり、アイデアをどういうふうにお持ちですか。
○品川
委員長
田口
教育政策室課長。
◎田口
教育政策室課長
チーム員の
皆さん方の負担を少なくとも減らすというような形で事業開始年度から増員に向けては出前養成講座の実施であったりということで
取り組みさせていただきまして、今年度、年度当初は107名ほどのチーム員であったところ、今年度につきましては、既に5回の出前講座をさせていただき、現在157名のチーム員の
皆さん方にこの事業に携わっていただいているという状況でございます。ただし、校区によっては、先ほど申し上げましたとおり、29名と6名というような形でのばらつきがあるという現状がございますので、そういった校区の、例えば民生委員の会であったり、福祉委員会であったり、こども会、PTA等、そちらのほうに働きかけをして、何とか御協力いただけるように働きかけしてまいりたいというふうに考えております。
○品川
委員長
光城委員。
◆光城 委員
何年になりますかね、大分もう見なれてしまった朝の見守り隊ですね、下校のときもしていただいておりますけども、それがかなり地域で浸透といいますか、非常に大事なことになっていると私は思っているし、それをどんどんと広げていく形をとっていただきたいと思います。
いい面もあって、ひとり住まいの老人の方もいらっしゃいますので、それはもう
子供たちに声をかける、またいろいろと話をするということも、今後多角的にしていただきながら、いい面を広げていただきながら進めていただきたいと思いますので、どうやって、工夫として、学校現場、また自治会、それからいろんな地域の方たちの子供を支えるということをしていただきながら、一種子育てですよね、それをしていただきながらやっていくといいますか、活発にしていく工夫、小さな工夫が積み重なっていくわけですけども、何かアイデアはあるんでしょうか。
○品川
委員長
田口
教育政策室課長。
◎田口
教育政策室課長
この
家庭教育支援の
取り組みにつきまして、より広がりを見せていく、その工夫といたしまして、現在はチーム員としては民生委員さんであったり、青少年指導員さんを中心として活動していただいているところではございますけれども、年度初めのころに開催されます区長会の総会におきましても、区長の皆様方にこの事業の内容、そして
取り組み、こんな活動しますというような形での情報発信をし、地域での代表者である区長様にこの事業の理解を深めていただくというような形での
取り組みもさせていただいておりますし、また学校関係で地域教育協議会などの場におきまして、この事業説明等もさせていただいている校区もございますので、今後もいろいろな地域活動をされている団体の
皆さん方に対しまして、この事業の発信をさせていただいて、その広がりをつくっていきたいというように感じております。
○品川
委員長
ほかに発言はございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○品川
委員長
なければ、質疑は終了いたします。
次に、
プール整備の
進捗状況について報告を受けたいと思います。また、あわせて、ちょっと追加で報告をお願いさせていただきたいのは、10月に補正予算させていただきました三箇
小学校と住道
中学校の体育館の補修がちょっとおくれているというふうなことを耳にしましたので、この辺の進捗もあわせて御報告いただけたらなと思います。
それでは、本件について理事者より説明を求めます。
小川学校管理課長補佐。
◎小川 学校管理課長補佐兼
上席主査
それでは、市内
小・中学校の現在のプールの整備状況について説明のほうをさせていただきます。少し長くなりますので座って説明のほうをさせていただきます。
お手元にあります
ドキュメント03、市内
小・中学校の整備状況についてをごらんいただきたいと思います。
市内の
小・中学校のプールの整備状況ですけども、現在、プールの水をプール層にため置きにするため置き式プールを、その水をろ過器を使用して水を浄化し、再利用できる循環ろ過式プールへ順次改修を行っているところです。その改修で、現在氷野
小学校、泉
小学校、北条
小学校がその整備がまだできてない状況でありますので、今年度から来年度にかけまして循環ろ過式のプールへ改修していく手はずとなっております。
上記3校改修完了しまして、市内全
小・中学校が循環ろ過式プールとなることとなります。
氷野小学校、泉小学校、北条小学校のプールの改修についてですけれども、現在、氷野小学校、泉小学校におきましては、予定で平成30年12月末ごろから平成31年1月の初旬にかけまして着工をし、工事の完了を平成31年5月末ごろを捉えて工事のほうを進めていこうと計画をしております。
北条
小学校につきましては、若干、着工時期がおくれる部分もあるんですけれども、平成31年1月末ごろを着工予定とし、完了につきましては平成31年5月末ごろの予定で工事を進めていく計画としております。
現在、その3校につきまして、工事のほうの予算といたしまして、2億7,443万8,800円ほどの予算を計上していただいております。1校約9,100万円程度の工事金額になることになります。
その工事の主な改修内容ですけれども、今回、今までとは違いますプール層を全て壊すことなく存置したまま、既存のコンクリートのプール層の上にFRP材、ガラス繊維の強化プラスチック材なんですけれども、それを上に載っけてカバーをしていくような形でプールをつくっていく工法を採用させていただきます。
プールサイドですけれども、現在、コンクリートであらわされたプールサイドとなっております。かなり熱等もこもり熱い状況、ひび割れ等もありまして、危ない状況となっております部分について、一旦撤去させていただき、新たにコンクリートを敷き直しまして、その上に遮熱シートを敷き、プールサイドを構築していく予定としております。
更衣室、便所、シャワー等の改修もあわせて今回は実施していく予定としております。
先ほど御説明させていただきましたプールの水につきましては、ため置き式から循環式への改修で計画をして、工事のほうを進めてまいります。
学校からの、今回のプール改修に伴いまして、主な要望について、今回の計画が決まった後に、学校のほうに行き、あわせて設計業者が決まったときに、再度確認も込めて学校に行ってお話をお聞きした中で、今回のプールに対する主な要望といたしまして、共通事項でプール層の防水層の劣化が著しいので何とかしてほしいというお話。先ほどもお話しさせてもらいましたが、プールサイドの劣化が著しいので何とかしてほしいというお話。プールの水の排水にふぐあいがありますので、その部分を何とかしてほしいというお話。病気等、風邪等でプールの授業を受けれない児童・生徒さんに対して、見学用のひさしを設置してほしい。更衣室、便所棟の改修等をしてほしいというお話がありました。
個別に氷野
小学校では、プールへ入っていくところのアプローチ、シャワー、腰洗い場等の周辺のふぐあいがあるので、その部分を改修してほしい。更衣室の中に小動物が入る。更衣室の建物の壁及び屋根との間にすき間がある、それを利用して小動物が入ってくるので、その部分を何とかしてほしいというお話がありました。
泉
小学校につきましては、プールの周りにあります高木を撤去してほしいというお話がありました。
北条
小学校につきましては、氷野
小学校と同じく、更衣室の壁と屋根のすき間があって、そこを利用して小動物等が入っていきますので、そのすき間を埋めてほしい。プールサイドが汚い。見学用椅子の更新等をお願いしたいというお話がありました。
これらの要望につきましては、今回、設計に盛り込みまして工事等を行う予定としております。
報告は以上でございます。
○品川
委員長
続いて、森田
学校教育部長。
◎森田
学校教育部長兼教育政策室長
三箇
小学校、住道
中学校の体育館、台風によりまして屋根の損壊がございました。10月の特別議会におきまして補正予算を御採択いただいたことに関しまして感謝申し上げます。その件に関しましては、従来、当初考えておりました工法が大阪府等々との相談の中で、建築確認を要する等のお話がありましたことから、本年度中の竣工が不可能ではないかというようなお話があったことが事実でございまして、それに基つきまして卒業式に間に合わないんではないかという話が、いろんなところから御心配をおかけしたということが事実でございます。その件に関しまして、深くおわび申し上げます。
それに関しまして、工法等の変更により、卒業式までに間に合わないかというような検討を現在させていただいておりまして、ある一定、方向性が出てまいりまして、何とか体育館の屋根全部を取り払ってつくるんではなく、新たにまたカバーをした形で建築確認を要せずに、修復という形での工事であれば、卒業式に間に合うような形の結果が出てきておりますので、その方向で必ず3月の卒業式に両校とも間に合わす形での計画で今現在進めているところでございますので、何とぞ御理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。
○品川
委員長
報告ですので、また気になる点は各自確認をいただきたいと思いますが、何か発言をされる方いらっしゃいましたら。
澤田委員。
◆澤田 委員
プールなんですけども、私たちが要望して、2億7,400万円、これカバー工法わかります。これね、一つ一つやってた場合に、いわゆる単費で全部やりかえてた場合の国費と、これの国費ってどれぐらいなんですか。要は、カバー工法で、うちやってるじゃないですか、何カ所か。でき上がった形が、1個ずつやりかえてたものと、FRPでやる部分と、そんな変わらないものなの。
○品川
委員長
小川学校管理課長補佐。
◎小川 学校管理課長補佐兼
上席主査
例えば、全部やりかえて、やらせていただいた場合、およそ工事する場所、及び工事する内容、若干変わる部分があるんですけども、1億1,000万円から1億2,000万円ぐらいの範囲で工事を今までしてきた状況です。ですので、およそ2,000万円から5,000万ほどの違いはあろうかと思っております。
○品川
委員長
澤田委員。
◆澤田 委員
その国費は。
○品川
委員長
小川学校管理課長補佐。
◎小川 学校管理課長補佐兼
上席主査
国費はプールの面積に対していただいておりまして、大体2,000万円程度。
○品川
委員長
建て方によっては変わらないということですか。
小川学校管理課長補佐。
◎小川 学校管理課長補佐兼
上席主査
そうですね、若干安くなる。
○品川
委員長
澤田委員。
◆澤田 委員
これ、3つの業者決まってる。
○品川
委員長
小川学校管理課長補佐。
◎小川 学校管理課長補佐兼
上席主査
現在、まだ業者のほうは決まってはおりません。
○品川
委員長
ほかにございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○品川
委員長
なければ、本件はこれにて終了いたしたいと思います。
以上で本
特別委員会を閉会させていただきます。委員の皆様、理事者の皆さん、本当にお疲れさまでした。ありがとうございます。
( 午後0時06分 閉会 )
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大東市議会委員会条例第27条の規定により会議のてん末を記載する。
大東市の教育に関する
特別委員会委員長...