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平成30年 9月定例月議会−09月26日-04号

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  1. 大東市議会 2018-09-26
    平成30年 9月定例月議会−09月26日-04号


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    平成30年 9月定例月議会−09月26日-04号平成30年 9月定例月議会          平成30年9月大東市議会定例月議会会議録 〇 議  事  日  程      平成30年9月26日(水)  午前10時開議  (第4日目) 日程第 1 会議録署名議員の指名について 日程第 2 一般質問 日程第 3 請願第 2号 子育て支援と教育環境の充実を求める要望・請願書 日程第 4 報告第10号 平成29年度決算における健全化判断比率について 日程第 5 報告第 8号 平成29年度大東市水道事業会計資金不足比率について 日程第 6 報告第 9号 平成29年度大東市下水道事業会計資金不足比率について 日程第 7 議案第50号 平成29年度大東市水道事業利益剰余金処分について 日程第 8 議案第51号 大東市立住道駅中央自動車・自転車駐車場および大東市立住道駅前自動二輪車等駐車場の指定管理者の指定について 日程第 9 議案第52号 大東市立住道北自転車駐車場大東市立住道駅西自転車駐車場および大東市立住道駅西第二自転車駐車場の指定管理者の指定について 日程第10 議案第53号 大東市立生涯学習センターおよび大東市立文化情報センターの指定管理者の指定について 日程第11 議案第54号 大東市火災共済条例の一部を改正する条例について 日程第12 議案第55号 大東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 日程第13 議案第56号 大東市立共同浴場条例を廃止する条例について 日程第14 議案第57号 大東市特定教育・保育施設および特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について
    日程第15 議案第58号 大東市家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 日程第16 議案第59号 大東市介護保険条例の一部を改正する条例について 日程第17 議案第60号 大東市放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 日程第18 議案第61号 大東市立放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について 日程第19 議案第44号 平成30年度大東市一般会計補正予算(第3次)について 日程第20 議案第45号 平成30年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第1次)について 日程第21 議案第46号 平成30年度大東市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1次)について 日程第22 議案第47号 平成30年度大東市火災共済事業特別会計補正予算(第1次)について 日程第23 議案第48号 平成30年度大東市介護保険特別会計補正予算(第1次)について 日程第24 議案第49号 平成30年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1次)について 日程第25 認定第 1号 平成29年度大東市一般会計歳入歳出決算について 日程第26 認定第 2号 平成29年度大東市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について 日程第27 認定第 3号 平成29年度大東市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算について 日程第28 認定第 4号 平成29年度大東市火災共済事業特別会計歳入歳出決算について 日程第29 認定第 5号 平成29年度大東市介護保険特別会計歳入歳出決算について 日程第30 認定第 6号 平成29年度大東市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算について 日程第31 認定第 7号 平成29年度大東市水道事業会計決算について 日程第32 認定第 8号 平成29年度大東市下水道事業会計決算について 日程第33 行政視察報告(議会運営委員会)について 日程第34 議会議案第8号 議員の派遣について 日程第35 決議第 5号 災害時の指定避難施設である市立小中学校の体育館などにエアコンの設置を求める決議 日程第36 決議第 6号 児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 本日の会議に付した事件 議事日程第1から第36まで       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 出 席 議 員(17名)     1番 大 束 真 司 議員   10番 中 村 ゆう子 議員     2番 酒 井 一 樹 議員   11番 北 村 哲 夫 議員     3番 小 南 市 雄 議員   12番 天 野 一 之 議員     4番 児 玉   亮 議員   13番 あらさき 美枝 議員     5番 光 城 敏 雄 議員   14番 水 落 康一郎 議員     6番 寺 坂 修 一 議員   15番 石 垣 直 紀 議員     7番 大 谷 真 司 議員   16番 澤 田 貞 良 議員     8番 品 川 大 介 議員   17番 中 河   昭 議員     9番 中 村 晴 樹 議員       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 地方自治法第121条による出席者        東 坂 浩 一   市長        西 辻 勝 弘   副市長        亀 岡 治 義   教育長        松 本   剛   上下水道事業管理者        田 中 祥 生   理事        大 石 達 也   危機管理監        東   克 宏   地方創生局長        北 本 賢 一   政策推進部長        品 川 知 寛   総務部長        北 田 哲 也   市民生活部長        池 谷 幸一郎   市民生活部人権政策監        青 木 浩 之   福祉・子ども部長        澤 田 芳 彦   保健医療部長        今 出 正 仁   街づくり部長        延 田 雅 明   上下水道局長        森 田 修 司   教育委員会学校教育部長        岡 本   功   教育委員会学校教育部指導監        南 田 隆 司   教育委員会生涯学習部長        中 村 康 成   選管・公平・監査事務局長        北 田 吉 彦   総務部総括次長兼総務課長       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 議会事務局職員出席者        木 村 吉 男   事務局長        竹 中 愼太郎   事務局総括次長        石 田 景 俊   事務局参事補佐        植 杉 郁 朗   事務局上席主査        北 野 鉄 郎   事務局主査        三 木 可奈子   書記        椎 葉 有理恵   書記       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午前10時01分開議 ○水落康一郎 議長  これより本日の会議を開きます。  最初に、議会運営委員会委員長から御報告願います。大束議会運営委員会委員長。 ◆1番(大束真司議員) (登壇)過日、開催されました議会運営委員会の御報告を申し上げます。  最初に、本日、報告第10号「平成29年度決算における健全化判断比率について」提案されます。  次に、議会議案第8号「議員の派遣について」を提案しますので、即決でお願いいたします。  次に、決議第5号「災害時の指定避難施設である市立小中学校の体育館などにエアコンの設置を求める決議」を提案いたしますので、即決でお願いいたします。  次に、決議第6号「児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書」を提案いたしますので、即決でお願いいたします。  最後に、決算審査常任委員会及び平成30年12月定例月議会の日程につきましては、お手元に配付いたしてますとおり会議期間(案)は、そのとおりに予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上、報告を終わります。 ○水落康一郎 議長  本日の議事日程はお手元に配付しております日程表のとおり定めておりますので、これにより御了承いただきたいと思います。  この際、日程に先立ちまして、事務局長から諸般の報告をいたします。  木村事務局長。 ◎木村吉男 事務局長  諸般の御報告を申し上げます。  議員の出席状況の報告でございますが、本日の会議におきます現在までの出席議員数は17人全員でございます。  以上、報告を終わります。 ○水落康一郎 議長  これより議事に入ります。  日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、品川議員及び中村晴樹議員を指名いたします。  次に、日程第2、一般質問。  昨日に続き、一般質問を行います。  なお、発言者は簡潔に質問並びに答弁されるよう、最初にお願いしておきます。  昨日はあらさき議員の質問で終わっておりますので、本日は大束議員より質問を許します。  最初に、一問一答方式で、1番・大束真司議員。(拍手) ◆1番(大束真司議員) (登壇)おはようございます。ただいま議長の御指名をいただきました公明党議員団の大束真司でございます。  傍聴の皆様、ありがとうございます。また、インターネットで御視聴の皆様も、本日はありがとうございます。  本年は、相次ぐ自然災害で全国でもさまざまな地域が発災し、大規模な被害により多くの方々が被災者となり、避難生活を余儀なくされている現状がございます。亡くなられた方々に対し、御冥福をお祈りいたしますとともに、被災者に対しましてお見舞いを申し上げます。  自然災害ではございますが、この背景にはCO2による温暖化の影響や環境破壊、そしてまた安全対策事業の遅延など、結局は人災によるものと結論づけられるのではないかと実感をいたしているところであります。  本市におきましても、9月4日に上陸した台風21号により、多くの市民の家屋などの被害をこうむり、今なお修繕が間に合っておらず、ブルーシートが屋根にかぶせてある情景が少なくありません。行政におきましては、そういった方々に寄り添った相談業務を引き続きお願いを申し上げます。  広範囲で一斉に被害が発生し、災害後にやってくる相談につきましては、被災者支援システムなどをフルに活用し、混乱を最小限にとどめるなど、予測と準備を十分に行っていただきたいと思います。
     今回の質問には、大阪北部地震による通学路のブロック塀等関連について伺いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、通告いたしました質問内容に従い、進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。  まず初めに、第3子へのお祝い金制度の創設について質問をさせていただきます。  大東市の現在最も力を入れ、進めていかなければならない問題が現役世代の人口増加への取り組みでございます。  特に、子育て世代の流入について、新たな政策による新事業を起こしていくべきであります。多子世帯となる第3子以降への支援につきましては、先般、「福祉と教育のまちを推進する会」が推進された署名請願の要望項目の最上段に記され、未来づくり委員会でも紹介議員の立場から寺坂議員とともに、趣旨説明、質疑応答をお受けし、全会一致で賛成を頂戴したところでございます。委員の皆様には御理解を賜りましたこと、重ねて感謝を申し上げます。  また、この署名には、1万1,124名の賛同者が名を連ねていただき、要望に対する熱い思いを感じているところであります。  全国的にも、子育て支援の施策として、第3子からのお祝い金などを行っている自治体も少なくありません。大阪府内では、趣旨は同じでございますが、事業内容は異なる自治体もございますが、恐らく大阪では大東市が初めての取り組みとなります。  本市で掲げる「子育てするなら大都市よりも大東市」のキャッチフレーズとマッチし、また本市の子育て支援の特徴的な施策となるばかりか、出生率の向上、対象世帯の流入を促進し、流出に歯どめをかけることができる施策となることは間違いありません。  多くの賛同者が望んでいる第3子へのお祝い金制度の創設について、見解をお伺いいたします。  次に、通学路の安全対策について質問いたします。  冒頭申し上げましたとおり、ことしは相次ぐ災害が連続して短い期間の中で発生をしている、災害の年とも言えるでしょう。今後も大型台風や巨大地震に備えていかなければなりません。6月18日に発生した大阪北部地震は、通学していた児童が倒壊した学校ブロック塀の下敷きとなり、幼い命が失われました。このことで、学校周辺のブロック塀や通学路途中にある公共ブロック塀の撤去、フェンスなどに改修する工事が行われております。特別議会で臨時の補正予算を承認したところであります。  まずは、現在ブロック塀の除去と改修につきまして、進捗状況をお伺いしますが、どのようになっているのかお答えください。  また、民間ブロック塀の状況についてもよろしくお願いいたします。  次に、スポーツのまち大東市の再興について質問いたします。  本市のスポーツ人口は同規模の自治体と比較しても、大変多いと言われているスポーツが盛んな大東市でございます。また、そういった背景から、さまざまなジャンルのスポーツで、プロスポーツやオリンピックに出場し、活躍する選手も本市より輩出をいたしております。  特に、野球におきましては、大東市の出身としてメディアの注目となる方々も多く生み出してまいりました。先般、奇跡的とも言える大阪桐蔭高校野球部の二度目となる甲子園での春夏連覇が達成されましたが、大東市の誇るべき野球文化とも言えると感じております。  こういった大東市がございますが、野球文化を支え、担っている裾野である少年野球の練習において苦労されている状況がございます。本市において軟式・硬式を含め、現在の練習場について、どういった場所があるのか、まずはお答えください。  次に、市役所業務のAIの導入による効率化について質問いたします。  AIとは、人工知能のことであり、学習機能があるコンピューターシステムで、現在さまざまな産業にAIが導入される時代となってまいりました。行政におきましても、業務の効率化を目的に、AIを導入する自治体も増加しつつあります。  本市においても、AIを導入し、業務の効率化を図っていくべきであります。AIは、ともすると人員削減のイメージがございますが、業務のスピード化と効率化で、必要な部署に人員を配置できるようになると考えます。AIの導入の考え方について、答弁をよろしくお願いいたします。  最後に、学校現場におきまして、ICT導入による教育業務の改善について質問いたします。  学校現場におきましては、教職員の事務的雑務は大変なウエートを占めてきております。こういった雑務を効率化できるシステムが校務支援システムであります。教員の職務の軽減が叫ばれていますが、こういったシステムの導入で大きく業務の改善ができるならば、本来の業務である子供たちに向き合う時間がより増加し、学校の学力の向上にもつながってまいります。ICTを活用した校務支援システムなどで業務の軽減と効率化を行うべきと考えますが、お答えください。  以上、再質問の権利を留保し、降壇いたします。 ○水落康一郎 議長  青木福祉・子ども部長。 ◎青木浩之 福祉・子ども部長  (登壇)第3子への祝い金創設について御答弁します。  出産祝い金制度は、子供の生まれた家庭に対して祝い金を支給することにより、出生数の増加を図る取り組みであり、府内では池田市で実施しているほか、周辺府県においても複数の自治体が取り組みを進めているところです。  本市におきましては、人口流入、定住促進が喫緊の課題となっており、人口動態においても自然動態、社会動態ともに減少にあることから、子育て世代の方に大東市で子どもを産み、育てたいと思っていただけるような子育て環境の整備として、市独自の施策の取り組みを進めることは、子育て家庭の定住促進につながるものと考えております。  しかしながら、請願いただいております制度につきましては、対象となる御家庭に月1万円ずつ、3年間ということになりますと、年間でおおむね5,000万円程度の支出が見込まれます。子供を産み育てたいと思えるきっかけとなり得るのか、また、出生率向上に対してどのような取り組みが効果的であるかを含め、引き続き、課題の検討を進めてまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  森田学校教育部長。 ◎森田修司 教育委員会学校教育部長  (登壇)おはようございます。  通学路の安全対策について、7月補正予算における学校施設のブロック塀対応の進捗状況についてお答えいたします。  ブロック塀の改修が必要な学校といたしまして、諸福中学校、谷川中学校、北条中学校、深野中学校、四条中学校、大東中学校、住道中学校、四条小学校、灰塚小学校、四条北小学校、南郷小学校、氷野小学校の12校につきまして、現在、年内工事完了をめどに改修工事の設計を行い、工事発注作業を進めておるところでございます。  また、これらの学校のうち、危険なブロック塀が確認されました7校につきましては、既にブロック塀の撤去作業を完了し、児童・生徒の安全を確保しております。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)おはようございます。  民間ブロック塀への対応策についてお答えいたします。  民間ブロック塀の改善補助につきましては、通学路や公道などでのコンクリートブロック塀の倒壊被害を防止するため、危険な状態にあるブロック塀の撤去を目的とし、7月の特別議会で予算を御議決いただき、民間ブロック塀の撤去などに対する補助制度を、7月25日より開始しているところでございます。  補助の内容といたしましては、対象となるブロック塀は、通学路、公道、都市公園、地域広場、市立小・中学校及び幼稚園に面したもので、次の3点のうち、いずれかに該当すれば補助対象としております。  1点目は、ブロック塀の高さが2.2メートルを超えるもの。2点目は、高さが1.2メートルを超え、控え壁が3.4メートル以下の間隔で設置されていないもの。3点目は、ブロック塀の診断カルテで55点未満のものになります。  撤去における補助額といたしましては、延長1メートル当たり1万円を上限とし、通学路は100%を補助し、通学路沿い以外は2分の1、補助の上限額は、25万円としております。  新設工事費につきましては、フェンスの新設のみといたしまして、工事費の2分の1で、補助の上限額は10万円でございます。 ○水落康一郎 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員会生涯学習部長  (登壇)おはようございます。  少年野球底上げのための練習場所の確保についてお答えいたします。  本市の施設における少年の軟式野球の練習可能な場所としては、龍間運動広場のほか、北条・四条グラウンド、深野・四条中夜間グラウンド、大東・大東中央、中垣内浜、東諸福、南郷の各公園で行うことができますが、硬式野球の練習可能な場所としては、周辺に対する危険回避のため、面積や防護フェンスなど設備が整備された龍間運動広場と、中垣内浜公園の2カ所となります。  本市の施設で、施設周辺の安全対策などの条件に見合う施設は多くはありませんが、軟式と硬式のそれぞれ使用できる可能性のある施設については当該施設の所管課とともに検討を進めてまいります。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  田中理事。 ◎田中祥生 理事  (登壇)おはようございます。  市役所業務の効率化についてお答えします。  業務改革・業務改善等を通じて業務の効率化や生産性の向上を図ることが、将来にわたって持続可能な大東市を実現する上で重要な要素であると考えています。  業務の効率化を図る手段として、近年、目覚ましい進展を遂げているのがAIやRPAといった技術であり、各自治体において導入に向けた動きが見られます。これらの技術は、限られた職員数で行政機能を維持しつつ、市民サービスの向上につなげるためには欠かせないアイテムであると認識しております。  本市におきましても、6月に策定しました「大東市行政改革指針」におきまして、ICT、RPA、AIの活用といった取り組みを掲げており、各課ヒアリング等を通じて活用可能な具体的な業務を選定し、AIを含めた先端技術を積極的に活用することで生産性を向上させ、業務の効率化を進めてまいります。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  (登壇)おはようございます。  ICT導入による教育業務の改善についてお答えいたします。  学校現場におけるこれまでの教員の働き方を見直し、限られた時間の中で児童・生徒に対して効果的な教育活動を行うことができるよう、本市教育委員会としてさまざまな取り組みを展開しております。  統合型校務支援システムなどのICTの活用推進につきましては、成績処理・出席簿・時数管理等の教務系、健康診断・保健室管理等の保健系、指導要録等の学籍関係、学校事務系など、手書きで転記を繰り返している作業をICTで代替、統合して効率化を図ることによって、教職員が児童・生徒と向き合う時間や授業準備に集中する時間を確保することができ、教育の質も向上することが効果として考えられます。  本市では、今年度より出席簿や指導要録など、公簿の電子化を進めておりますが、校務支援システムの導入は、学校における働き方改革の実現に向けた環境整備が大きく進むものとして文部科学省からも提言されており、現在、国や府からの情報収集に努めているところです。  システム導入に際しましては多額な経費を伴いますが、費用対効果の視点を持ち、教育の質の向上に向けて、計画的な導入について検討を重ねてまいります。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) それでは、再質問させていただきます。  まず、子育て支援と教育の環境の充実を求める署名請願を提出をさせていただいたわけでございます。この署名は1万1,124名という多くの方々の賛同をいただいた署名請願、この内容が多岐にわたっておりまして、このようになっております。  4つの請願の内容がございます。4つの請願の内容、ちょっと映していただけますか、済みません。  この内容で未来づくり委員会にて御審議をいただいたわけでございますけど、余りにも内容が多いので2時間も審議をしていただいたわけでございまして、大変にありがたいなと思っております。  その中で、今回、私は第3子の出産、このお祝い金の創設について質問させていただくわけであります。  先般、酒井議員からもこの不登校・いじめゼロのまち大東市につきまして質問があったわけでございますが、また最後のほうではブロック塀について質問したいと思います。  まず、この理想の子供数について、これは国立社会保障の人口を調べているところからの、これは図であります。こう見ると、本来、望んでいる子供数というのは第3子までが非常に多いということであります。こういったことを考えると、何が原因をしているのかということをいろいろさまざま考える機会もありました。そうすると、次の図ですけども、このように、やはり一番多いのが経済的な理由でそれを諦めている方もいらっしゃるという家庭が多いというようなデータもこれでわかると思います。ちょっと字が小さいんですけども、一番上が、子育てにお金がかかり過ぎるからと、こういうことでございます。こういったことを考えると、望みながら、やはり第3子への、やはりこの考え方というのが少なくなってきてるのは、現実生活を踏まえてこのようになっているのかなと思っております。  そういった意味で言えば、この制度につきましては、他市にもない制度でございますし、もちろん、限界集落と言われる、そういうまちは、物すごい手厚くやっているわけでありまして、私たちも人口減少という問題をさらに抱えながら、そしてまた子育て世代の流出というのが一番の課題であるわけでありますから、部長が答弁いただきました、そういうニーズは考えている、そして必要なことは考えているが、しかしながらという答弁がございました。このしかしながらは、私必要ないというふうに思います。ですから、近隣他市の状況をまずは見てみたいなというふうに思うんですけども、これについて知っている限り教えていただけますか。 ○水落康一郎 議長  青木福祉・子ども部長。 ◎青木浩之 福祉・子ども部長  先ほど、答弁の中で御紹介しました大阪府では池田市がエンゼル祝品支給制度ということで、1万円の定期預金の通帳をお渡しし、第3子以降が5万円という形の取り組みがございます。  ほかに、京都府で南丹市、滋賀県では近江八幡市、兵庫県では多く、9市が取り組みを進めているような状況でございます。 ○水落康一郎 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) 次の図をちょっとごらんください。これは、実は子ども室からいただいた資料がございまして、これに沿って答えていただいたのかなというふうに思っております。  特に、大阪府ではこの池田市でございます。エンゼル祝品支給制度と言われまして、これは第1子及び第2子に1万円の積立式定期預金、第3子に5万円の積立式定期預金、このようになっておりまして、つまり第3子には手厚くお祝い金を出しているということでございます。手法はちょっと違いますけども、こういった制度があるわけでございますが、恐らく北河内7市では行ってはおりません。  次に、本市の出生数について、ちょっと見てください。  これが本市で年間出産をしていただいている人数でございます。合計830名ということで、これは大体平均このような形になっている。赤い文字のところが第3子以降の人数でございます。およそ140名いらっしゃるわけでございまして、この140名を第2子、第1子の数にしていきたいと、このように願っておるわけでございまして、こういったところには、非常に予算もかかっているわけです。先ほど、部長がおっしゃいました月1万円、そして1人36万円、これは3年間にわたっての支給ということで、項目の中にもお願いをしていたとおりでございます。こういった件について、私たちは、その財源としてふるさと納税の活用について強く訴えたわけでございます。  今、このふるさと納税、好調だと聞いておりますが、最近のふるさと納税、どのような形になっているのか教えていただけますか。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  本市では、ふるさと納税を有効活用するため、寄付金の使途を31項目に定め、寄付された方が支援したい事業を選択できるようにしております。  その項目につきましては、市の政策や事業の推進をもとに変更できますので、もし、今議員がおっしゃってらっしゃいます祝い金制度が確立すれば、追加することは可能だというふうに考えております。  しかしながら、今月11日に、総務省のほうから、「ふるさと納税に係る返礼品の見直し状況についての調査結果」が公表されまして、総務大臣通知を守っていない自治体については、寄付をしても住民税などの控除を受けられないようにするなどの制度見直しが検討されているところでございます。  本市としましては、総務大臣通知を尊重しながら、多くの方にふるさと納税の寄付をしていただく取り組みを継続していくという姿勢でございますが、こうした国の動きがある中、ふるさと納税による財源の確保については、慎重に見据える必要があるというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) ありがとうございます。総務省からの通達、私も知っております。大東市がそれに当たるのかどうか、そしてまたそういった通告が大東市にあるのかどうか、これはもう未定でありまして、もっともっといろんな目立ったところがありますので、それまで待てばいいと私は思っております。しっかりとした財源を確保するのに、自治体でも努力をしている、この姿が私はふるさと納税だと思っております。  今、部長から答弁ありましたように、活用することは可能だということでございますので、ぜひとも制度設計はお任せしますので、やっていただきたいと思います。  そして、これにつきましては、やはりトップダウンでお願いをしたいなというふうに思っております。この第3子出産祝い金について、市長の考え方をお伺いいたします。 ○水落康一郎 議長  東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  本市の課題を指摘をいただきまして、第3子に対する出産祝い金の御提案をいただき、1万1,124名の署名請願をいただいたということは、重く受けとめねばならないと思っております。  第3子のみならず、1子、2子、3子と、出産を市全体で歓迎する風土、これをつくっていくことが必要だと考えておりまして、その第3子を我が事として歓迎できる市の風土醸成が喫緊な取り組みとして必要だと思っております。  そのために、出産祝い金も1つの考え方ですが、保育や、また教育に対する第3子へのさまざまなコストに対する考え方や、優遇制度のようなものの発案、こういったものも含め、また施設の充実や制度の充実も合わせわざとして、第3子が歓迎され、また第3子を産みたいと思える風土づくりに対しまして、しっかりと取り組んでまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) ありがとうございます。前向きな答弁と捉えてよろしいかと思います。  私も、例えば、今回、第3子でございますけども、例えば、結婚に関して、婚活の推進とか、さまざま提案してまいりました。もちろん、三世代の、そういった世帯についての引っ越し代とか、そういった同居することに対しての補助金なども提案をさせていただいたわけでございますが、まだまだ本当に手ぬるいなと思います。これを克服しようと思ったら、もう少し工夫を凝らしながら、金額をアップしていく以外ないのかなというふうに思っております。  そういった意味では、この第3子のお祝い金ということは、1つの子育てするなら大東市のキャッチフレーズにふさわしい取り組みだと私は考えます。中村ゆう子議員も、先日、流山市のことをおっしゃっておりましたが、私は流山市よりも大東市、本当にすごい取り組みをしていると私は思っております。それに付加する形でのこの第3子祝い金、ぜひとも市長、よろしくお願い申し上げたいと思います。  それでは、7月の補正予算における民間ブロックの対応策につきまして、これは先ほど御答弁いただいたとおりでありまして、迅速な形での取り組みをしていただいております。  また、民間ブロック塀につきましても、さまざま取り組んでいただいております。今、特に民間ブロック塀につきましては、先ほども答弁あったように、1メートル1万円の補助がついてるということでございます。これ、6月に地震が起こって、そしてこのホームページ上での広報が1カ月ぐらいになるというふうに思います。今現在、市民からのそういった問い合わせ、そしてこの補助金の活用、どの程度になっているのか教えてください。
    ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  まず、問い合わせ件数でございますが、50件を超える問い合わせをいただいておりまして、あと実績につきましては、9月18日現在ですけれども、撤去に対する補助が9件、そのうち、フェンスの新設が2件、通学路に関しましては、9件のうち7件が通学路になっております。 ○水落康一郎 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) 9件という数字ですけども、一桁という形になります。これ、市では対象となる民間、通学路における民間ブロック塀、これは通学路じゃなくてもいけるのかもしれませんけども、それについて掌握はしてはるんですか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  地震発災後、6月18日発災後、市道、道路につきましては、歩道がある道路、あるいはグリーンベルトを敷いてある道路について、職員で一斉点検を行いました。その箇所については把握しております。 ○水落康一郎 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) その件数につきましては。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  件数でございますが、通学路について53件でございます。それで、実は8月13日、14日にかけまして、対象ブロック塀につきましてビラを配布しておりまして、その配布件数でございますが、約200件ほどになります。 ○水落康一郎 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) その中で、今回、危険な家屋、そして民間ブロック塀、そして構造物というふうに私書きましたけども、擁壁などもあります。こういったところに何かそういったブロック塀などにかわる補助というのは考えていないんですか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  倒壊事故を受けての補助ということでございますので、現在のところはブロック塀のみといたしております。 ○水落康一郎 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) そのブロック塀のみでも、9件しか今ないわけでありまして、この原因は何だと思いますか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  当然、200件余りのところに配布させていただいておりますので、恐らく認知はしていただいているものと考えておりますが、1つは、そこから次へ踏み出す何かが足らないということだと思います。  再度、ビラを配布するなり、訪問させていただきまして、より周知に努めまして、できるだけ危険回避に努めたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) 恐らく撤去費用には、1メートル1万円ということでございますから、撤去することに関しましては、そんなに費用かからないのかなというふうに思っております。その範囲内でおさまるのかなと思っておりますけど、民間につきましては、例えば、目隠しフェンスをするなり、2分の1補助とか、そういった形になっておりまして、持ち出しが必要になってきます。これはもう民間の方ですから、自分でやってくださいよというのが基本になるというお考え方だと思います。しかしながら、こういったことが二の足を踏んでいる原因になっているならば、もう一工夫必要なんじゃないかなというふうに思っております。せっかく、この機会ですから、補助金がついてる期間というのは、限られているわけで、その期間中にやっぱり改修していただくのが、この事業の取り組みでありますので、例えば、足が出る方に関しましては、無利子で貸し付けるとか、そういった制度を用いることによって、分割してお支払いになるような制度、そういうことを設ければ、これなら支払えるかなというような思いになっていただけるんじゃないかなと思っております。こういった制度の創設については、どのようにお考えですか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  議員御指摘のとおり、当然、新設につきましては、個人の御負担というものが出てまいります。制度創設の際にも、新設についてはいろいろ議論をさせていただきました。やはり、2分の1、最高額が10万円というところが、もしかしたら少ないということで、撤去が進まないという可能性もございます。無利子融資等の御提案でございますが、なかなか無利子というのは難しいかもしれませんが、金融機関と連携をしたりして、低利の融資などの創設に向けて、いろいろ研究してまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) この期間中の勝負でありますので、ぜひとも迅速な行動と判断をお願いしたいというふうに思っております。  そして、先ほども言いましたとおり、この民間のブロック塀以外の家屋、擁壁、こういったことも調査をしていただければなというふうに思っております。そういった意味では、これをどうするのかということは私も答えは持ちませんけども、例えば、調査するに当たって、こういった通学路のハザードマップの創設を実はお願いをしておりまして、これはインターネットから拾ってきた、ある取り組みをされている学校で、このように絵柄を用いてやっていることでございます。こういった通学路ハザードマップ、これは署名請願の中でも、私も説明させていただきましたけども、まずは教育委員会がこういったものに対して、積極的に学校に通達をするということが非常に大事かなというふうに思っております。この通学路ハザードマップについて、やはり各学校で、子供たちも交えてつくっていくのが大事です。これ、実は子供が自分で通学路を歩いて、これは自分でつくった、自分の通学路、危険な箇所、提示をしていただいてます。こういった取り組みも1つ工夫をしてもいいんじゃないかと思ってます。この通学路ハザードマップの考え方についてお伺いいたします。 ○水落康一郎 議長  亀岡教育長。 ◎亀岡治義 教育長  防犯でありますとか防災、あるいは交通安全ですね、こういった視点を持って、子供たちが校区の危険な場所を客観的に認識できる、こういった力を育むことは非常に大切であるのかなというふうに思っております。  現在、市内では、小学校で数校、マップを作成しております。また、通学路につきましては、御承知のように、毎年度、新学期が始まる前に、子供抜きで、PTAとか学校、あるいは地域の方々と一緒に危険な場所の点検を行っております。  議員御提案のこのハザードマップについては、子供を入れた形で、直接現場を見ながら、子供たちが危険な場所であるとか、そういったところを認識して、地図に落とし込んでいく、これは、先ほど申し上げましたそういった子供たちの自覚が大きく芽生える状況にもなりますことから、今後、しっかりとそのあたりを全校に広めていくよう、努めてまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) ぜひともよろしくお願いします。  その際に、子供の視点というのは、私たちよりも大分低いわけでね、見る景色も全然違いますし、構造物も我々と違って、圧迫感が全然違いますから、そういった面では、子供たちを含めて大人がしっかりと誘導していきながらやっていただく、そしてやはり、先ほど言いましたように学校任せではなくて、やはり教育委員会からこの取り組みをぜひとも打ち出していただきたいというふうに思っておりますので、大東市の教育行政として、ぜひとも責任を持ってお願いしたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。  それでは、次は練習会場でございます。  私、提案したいのは、この諸福中学校なんですね。諸福中学校、非常に広いグラウンドを持っておりまして、私も何回か軟式野球で試合に使わせていただいたことがございます。これは子供ですよ。大人はなかなかできないような状況なんですけども、特に硬式野球の練習会場が非常に少ないということで、かたいボールであるし、より遠くに飛んでいくということで、危険度がそれぞれ増していくわけでございますが、少しフェンスを高くすれば練習できる可能性が出てまいります。こういった状況について、もう一度答弁をお願いします。 ○水落康一郎 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員会生涯学習部長  中学校のグラウンドは、ほとんどの時間帯でクラブ活動で使用されていることから、練習場として利用できる余地は、少ないかとは思いますけれども、定期的にクラブ活動のない曜日や夜間の使用については、その可能性について検討を進めてまいりたいと思っております。 ○水落康一郎 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) 検討を進めていただけるということで、前向きの答弁を久しぶりに南田部長からいただいたような気がいたします。ありがとうございます。  そして、あとは陸上競技について、大東市には警察の射撃場にある陸上競技場がございまして、400メートルのトラックが実はあるんですね。これも何回も私言っておりますけども、ぜひともここを活用していただきたいということであります。そのためには、前、南田部長から聞いたのは、答弁いただいたのは、大東市での大会など、市として一括の大会ならば貸し出す可能性もあるよというふうにおっしゃった、それは変わりございませんか。 ○水落康一郎 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員会生涯学習部長  以前に回答差し上げましたとおり、その方向性については変わっていないというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) ありがとうございます。  そこで、実は東大阪市で多田修平君がいます。多田修平君は大阪桐蔭に通っていたわけで、大東市の学校に通っていたわけでございます。こういった陸上ということにつきましても、例えば、太成学院では、和田君というのが、今回ユースオリンピックに出場する代表選手として、この間、市長にも表敬していただきました。こういった陸上にも力を入れていくべきだというふうに思います。また、会場があるわけですから、こういったことを野放しにしておく必要はないというふうに思っております。それで、大東市の陸上大会を開いてはどうかというふうに思っております。こういった中学校では、今大会というのは行われておりません。運動会で走る程度であります。もっともっと大きな枠での大会はあるんですけども、そういった小学校から大人まで含めた、いろいろ大会を考えてみてはどうかと思っています。オリンピックも近いことですし、もちろん、シニアでやりたい方もいらっしゃるかもしれませんけど、そういった大会を開けば非常におもしろいなというふうに思っておりますけど、その点についてはどうでしょうか。 ○水落康一郎 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員会生涯学習部長  龍間の大阪府の陸上競技場を利用した陸上競技大会ということでございますが、今後、大阪府警と連絡を密にしまして、多くの市民が集まるために、交通アクセスなど、競技会開催への課題を解決するための研究を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) きょうは本当に前向きな答弁が続きますので、ちょっとびっくりしております。ありがとうございます。ぜひともよろしくお願いします。  あと、スポーツ促進条例というのは、これはさまざまな市も取り組んでいます。これ、なぜやりにくいかといいましたら、やはり何といっても拘束力、つまりスポーツに関して提案があれば、それをしなければならないという条例の縛りが出てきますので、なかなか難しいというふうな、あります。でも、これをすることによって、整備の後押しができるんじゃないかと私は思っておりますので、ぜひともお考えになってください。これは、大東市スポーツ促進条例として、私が考えてみた内容でございます。また、これは後々、また行政のほうにお考えをいただければと思います。  あと、市役所業務の効率化でございます。先ほど、AIの導入について、御答弁をいただきました。ぜひともお願いしたいというふうに思っております。これは、公明新聞に載りましたAI活用の例でございます。  今、自治体のAI活用例は次の表です。こういう形で、これはもうほんの一部なんですよ。もっともっと活用できる、さまざまな分野にこれが活用できるようになっております。ごみの分別とか、子育て世代に関する案内とか、さまざま、関東地方のほうではやっております。大阪市では戸籍業務に関する職員の支援システムという形でなっております。特に、市民課におきましては、本当に時期によっては長い間待たなければならない市民の皆さんもいらっしゃいます。忙しい中、手続に来ていらっしゃるんですけども、そういったものも効率化できるし、職員の手間も省けていくというふうに思っております。こういった導入について、もう一度、答弁をお願いします。 ○水落康一郎 議長  田中理事。 ◎田中祥生 理事  このAIの活用につきましては、生産性を上げるという観点から、今現在取り組んでおります行革の中でも、非常に重要な取り組みになるものというふうに考えてございます。  今、御紹介いただきました具体的な業務につきましては、これから各課のヒアリングを通じて、どんな業務が実際にAIとかRPA、活用できるのかということを積極的に検討して、活用していきたいなと思っておりますけれども、行革室のほうで、現時点で想定しておりますのは、今御紹介ありました戸籍業務でございますとか、あるいは道路の管理業務でございますとか、介護保険業務、それから保育所入所のマッチングですね、こういったあたりを今考えておるところです。当然、この辺は原課の意見も十分に聞きながら、導入することのメリットですかね、現状と比較してどうなのかといったことも含めて考えてまいりたいなというふうに思っております。 ○水落康一郎 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) 今まで手作業でしていたことを効率化していくというのは非常に大きなことであります。また、こういったものを導入することによって効率化できるところは、既に効率化をしていくというのが今後の重要な事業になってくるんじゃないかと思っております。まさしく働き方改革にとって必要な事業だと思いますので、ぜひともよろしくお願いしたいというふうに思います。  また、私も壇上で申しましたとおりに、別に職員を削減せえと言うてるわけじゃありません。例えば、今、災害時においても、大変な状況になる場合があります。もちろん、被災者支援システムというのがあるんですけども、そういったものの活用も、このAIを導入することによって、人間の手によることじゃなくて、その連絡網もしっかりと選別をしていただくことができるということで、自動音声も可能ということも聞いておりますので、災害にも活用できるということで、さまざまなところに活用できるこのAI、ぜひとも導入を考えていただければと思っております。  次に、ちょっと同じような視点です。働き方改革の教員版でございますけども、やはり子供たちに向き合う時間をふやすために、このICTを導入した校務支援システムを導入することによりまして、多くの時間が可能になってくるんじゃないかというふうに思っております。これを採用している自治体もだんだんと出てまいりました。先生方のさまざまな業務がございます。その中で、先ほども図でありましたとおりに、国や教育委員会からの調査対応が一番しんどいというようなことで、これ多分教頭先生が言うてるんじゃないかなと思っておりますけど、そういった学校現場のさまざまな対応について、これを校務システムを、これも千差万別、いろんな校務システムがあるそうなんです。選択はいろいろできるそうでございますので、ぜひとも、お金はかかってまいりますけども、ぜひとも教育に力を入れる大東市としては、やはり子供たちに向き合う時間をどうつくっていくのか。これが学力の向上につながっていく考え方であるというふうに思っております。その考え方でどのようなお考えを持てるのか、もう一度、答弁をお願いします。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  文部科学省におきまして、この校務支援システム導入の事例の報告がございます。それによりますと、このシステム導入によって、教員1日当たり30分の時間が軽減されたと、そういう調査報告もございます。  学校におけます働き方改革の目的といいますのは、教員が本来の業務に専念でき、子供たちと向き合い、そして教育の質の向上を図ると、まさにその点にあると思いますので、この校務支援システムを導入することによって、教育の質の向上につながるという思いで検討してまいりたいというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) ありがとうございます。また、その際には、ぜひとも教育現場の先生方にも意見を聞かれて、もちろん、岡本指導監も現場におったということで、わかるんですけども、その現場の意見を聞きながら、このシステムについてお願いをしたいというふうに思います。  たくさん質問をさせていただきましたけど、今回、本当に4つの署名請願の内容がございます。ぜひとも、この大東市にとって必要な請願だと、私自身も考えております。ぜひとも、きょう議決があるわけでございますが、全議員の賛同をいただきますように、ぜひとも壇上からも、私からお願い申し上げたいと思います。  これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○水落康一郎 議長  次に、一問一答方式で、8番・品川大介議員。(拍手) ◆8番(品川大介議員) (登壇)皆さん、おはようございます。清新会の品川大介でございます。議長の指名をいただきまして一般質問を行わせていただきます。よろしくお願いいたします。  また、本日何かとお忙しい中、傍聴にお越しいただき、まことにありがとうございます。大東市議会では、インターネットにてライブ中継をしております。できるだけパソコンを見ている皆様にも、わかりやすい質問を心がけてまいります。  それでは、質問に移らせていただきます。  1つ目は、保健医療福祉センターの活用についてお聞きいたします。  この8月から出産、子育ての相談窓口を一本化したネウボランドだいとうが開始され、また子ども診療所が再開された保健センター、ますます本市の、子育てするなら保健センター、語呂がいいかどうかわかりませんけど、になってきております。しかし、旧市民病院だったせいか、広い延べ床を有効に活用できていないのではないでしょうか。まずは、現状を知るためにも、現在の使用状況を教えてください。  2つ目の項目は、今後のまちづくり会社についてお聞きいたします。  現在のまちづくり会社の現状と出資金比率について教えてください。  3項目めでございます。今議会に平成32年度4月より始まります会計年度任用職員制度の制度導入に関する予算が上程されておられますが、そもそもどのように変えないといけないのでしょうか。制度概要についてお答えをください。  4項目めでございます。今後の子育て施策と教育の方向性についてお尋ねをいたします。  先般、大東市総合計画審議会で市民公募の委員から、「現在の大東市の教育に満足をしていない。私は子供を私学中学校に入れたいと考えている」という旨の意見であったり、「補習などをしてくれているが、どうしても塾に行っている児童と、そうでない児童の学力の差が大きい。学校では、どうしてもできない子に合わせて授業を進めていく」との意見もありました。これはもちろん、委員の方の私的意見であるとは承知しておりますが、このように思われている保護者・児童も多くいるのではないかと推察いたします。このように学力を初めとする多様化する教育ニーズをお持ちの市民に対し、どのような施策を行っているのかお尋ねをいたします。  また、ニーズが多様化していく原因の1つに、公教育の役割と家庭教育のあり方に対する考え方が各家庭ごとに違い、明確な線引きができていないからではないでしょうか。大東市として目指す公教育の役割と家庭教育のあり方はどのようなものでしょうか、教えてください。  最後の項目は、現在も行われているブロック塀の補助、先ほど大束議員も聞かれておられましたけれど、ブロック塀補助に関しての件でございます。  さきの大阪北部地震での被害を受け、いち早く民間ブロック部塀の補助事業を行っていただきました。今ある危険なブロック塀を取り壊し、少しでも市民に被害が及ぶリスクを減らしていく事業として、通学路を初め、チラシ等のポスティングも行っていただいているとお聞きいたします。しかし、迅速に実施していただいたと思いますが、地震発生から1カ月、数週間がたってしまってからの事業実施でございました。今ある危険な民間ブロック塀は取り壊してくださいねと、ある種、お願いをして回り、補助の対象となる。一方で、地震発生時に高槻市の事故を見て迅速に取り壊し等を対応された市民の方々には補助の対象にはなっておりません。案の定、何件か問い合わせがあったとお聞きしております。懸念するのは、忘れたころに来る災害から、あすも起こる災害への今日、今後市民の対応が一歩とまってしまうことが心配でございます。何かしてくれるかもと、立ちどまってしまうことでございます。このあたりの見解も含めて御答弁をお願いいたします。  以上、再質問の権利を留保し、降壇いたします。よろしくお願いいたします。 ○水落康一郎 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  (登壇)おはようございます。  保健医療福祉センターの活用状況についてお答えいたします。  保健医療福祉センターは3階建てで、総床面積は2,686平方メートルございます。そのうち、常時使用しています執務室や診療所、倉庫、廊下等で占める面積が2,069平方メートルで、これは総床面積の77%を占めております。残りの23%に当たる617平方メートルが乳幼児健診やがん検診等で活用しているスペースであり、直近1年間の平均利用率は46%となっております。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  (登壇)おはようございます。  現在のまちづくり会社の状況と出資比率についてお答えいたします。  大東公民連携まちづくり事業株式会社は、公が持つ公共性と民が持つ事業性の両方の視点を持って事業を運営する会社で、本市が取り組む公民連携事業を強力に推進するため、平成28年10月に本市が出資をして設立させた会社でございます。  平成30年9月1日現在、同社の社員構成は、代表取締役1名、取締役1名、嘱託職員1名、アルバイト1名の4名でございます。また、同社の資本金は800万円で、うち本市の出資額は600万円で、出資比率は75%でございます。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  (登壇)おはようございます。  会計年度任用職員制度についてでございます。  会計年度任用職員とは、これまで地方公務員法上において明確な位置づけがなかった臨時・非常勤職員につきまして、地公法等の改正により、一般職非常勤職員として位置づけられ、抜本的に制度が改められました。  大きな特徴としましては、任用に際しまして競争試験または選考が必要となること、1会計年度内の任用期間であること、一定の条件を満たせば期末手当や退職手当の支給が可能となることなどが挙げられます。  また、平成30年4月1日現在の本市におきます特別職非常勤職員は26名、一般職非常勤職員が28名、臨時職員が276名、任期付職員が45名となっております。  そして、任期付職員を除きますこれら職員が担っている業務につきまして、平成32年度から会計年度任用職員が担う予定となっております。  詳細な制度設計につきましては、今後、国や他の自治体等の動向などを参考にしつつ、関係法令にのっとり、慎重に定めてまいる所存です。
    ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  (登壇)教育の市民ニーズの多様化に対する施策反映についてお答えいたします。  公教育は全ての児童・生徒に対して広く、基礎的な生きる力を育む、いわばセーフティネット的な役割が求められる一方、児童・生徒一人一人の個性や能力を伸ばすことも期待されています。  社会が加速度的に変化する中にあって、公教育に対するニーズも多様化している状況にあるからこそ、保護者・地域の皆様の声をしっかり受けとめながら、教育の質を高め、公立学校としての役割と責務を果たしていかなければならないと考えております。  とりわけ、児童・生徒一人一人の確かな学力の育成につきましては、保護者・地域の皆様の関心・ニーズも高いことから、学校長のリーダーシップのもと、各校総力を挙げて工夫ある取り組みを行っているところです。  市教育委員会としましても、多様なニーズを有機的に結びつけ、例えば、土曜日に開講しております学力向上ゼミにおきましては、学力向上、学習機会の提供の観点から、教科書の内容に合わせて予習中心に学習することで、参加児童・生徒が自信を持って学校の授業に取り組めるようにしております。  今後も、保護者アンケートの実施によるニーズの把握はもとより、習熟度によるクラス編制を行うなど、児童・生徒の学力向上が図れるよう、施策に反映してまいります。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)ブロック塀の補助についてお答えします。  民間ブロック塀の改善補助につきましては、6月18日に発生した大阪北部地震において、高槻市の通学児童が、コンクリートブロック塀の倒壊事故で犠牲となったことを受け、特に通学路でのコンクリートブロック塀などの倒壊による被害を防止するため、7月17日の特別議会で予算化していただき、撤去などに対する補助制度を7月25日より開始したところでございます。  御質問の、先にブロック塀を撤去された方につきましては、補助の対象となっておりません。遡及についても検討いたしましたが、既に撤去されていた場合、補助要件に該当するかどうかの判断ができないこと、あくまでも今ある危険を取り除くことを目的とし、補助対象外とさせていただきました。  補助制度の活用も検討していただけるよう、早目にブロック塀の撤去に係る補助の開始を知っていただくため、7月10日には、市が制度の創設に向けて予算化を進めていることについて、プレスリリースをするなど広報し、周知に努めております。  今後も制度の活用をいただけるよう、周知に努めてまいります。御理解のほど、よろしくお願いいたします。 ○水落康一郎 議長  森田学校教育部長。 ◎森田修司 教育委員会学校教育部長  (登壇)学校教育と家庭教育の区別に対する方向性ということでの御質問で御答弁させていただきます。  未来を担う子供たちの豊かな学びと規則正しい生活を支えていくためには、学校・家庭・地域がそれぞれの役割を自覚し、連携・協力しながら、社会全体で子供たちの健全育成を支援していく必要がございます。  学校には、明確な教育方針のもと、子供たちにしっかりと授業を実施し、知識を深めるとともに学力の向上など、個々の教職員の活動を有機的に結びつけ、組織的、一体的な教育活動を展開していくという役割がございます。  また、家庭には、子供たちにとって安らぎの場であり、子供たちの健全な成長を促すために必要な生活習慣や規律並びに愛情や信頼関係を育て、守らなければならない社会的ルールやマナー・秩序の習得という役割があります。  学校・家庭・地域における教育のバランスを保ち、それぞれが積極的に役割を担うことが必要であります。  学校・家庭・地域が一体となって総がかりで子供たちを支え、見守り、健全な育成を連携し、支援していくことが重要であり、そのようなシステムをつくり上げ、効果的に機能させることこそが家庭教育支援の重要な責務であると認識してございます。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) ありがとうございます。  それでは、再質問に移らせていただきます。また、今回も項目、5項目にしてしまいました。懲りないなと、自分でも思ってしまうんですけれども、それでは再質問に移らせていただきます。  ちょっと、最初だけモニターを使わせていただきます。ここが新しく始まりましたネウボランド、片仮名ですね、いう形で保健センターの活用という形で、子育て、出産前から、まずは来ていただく、そんな施設に生まれ変わっているわけでございます。しかし、病院という形で、広い施設であったということもあって、非常に延べ床は広いんですけれども、使い勝手が悪い施設だなと、一緒に回らせていただいて思った次第でございます。  2階等々とか、3階等々のお話もしようかなと思ったんですけれども、時間の関係上、1階の、このエレベーター、入り口のところだけのお話をさせていただければなというふうに思います。  左は週に2回ぐらい、元気でまっせ体操等々で使われておられるそうでございます。右側のところは、親子教室という形で、月から木だったかな、の午前中、親子教室という形で使われておられます。全部午前中であったりとか、部分的な使い方で、非常に、有意義に使っていただいてるなと思う反面、もう少し活用ができないのかなというふうに、特にここのスペースとかも含めて活用できないのかなと思ったりします。長い歴史の中で、それこそ澤田部長にかわられてからは年数浅いですけれども、この場所であったりとか、この施設自体を何か、さまざまな形で活用であったりとか、どうしようとした経緯であったりとか、また今後、どういう形で使っていこうかなみたいなのがあれば教えていただきたいんですけれども。 ○水落康一郎 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  保健医療センターの活用につきましては、主に条例上定められている部分がございまして、市民の健康の保持・増進、また医療の確保、在宅福祉の向上といった、そういう目的を達成するための事業展開を行ってきたというところでございます。  今お示しいただいた1階につきましては、親子教室やメタボ体操、元気でまっせ体操といった部分で、マットを敷き詰めて運動や体操に適した部屋の活用としております。  こういう事業を中心に進めてきたというところでございますが、今御指摘のように、やはり市民の貴重な財産でありますので、その辺、やはり稼働率といいますか、有効な活用について、今後十分検討していきたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) 検討ですか、わかりました。  順番ちょっと逆になるかもしれませんけれども、せっかくネウボラとかも始まって、いいなと思ってるんですが、これはネウボラが始まる前に、何回か保健センターへ行ったときは、非常にいつも暗いイメージしかないんですよ。何で暗いのかなと思って、これ、電気ついてへんからというわかりやすい理由なんですけれども、ここもあって、全体的に暗く見えるっていうのもあると思います。きょう、さすがに、朝行ったら、電気もしっかりついておりましたし、しっかりなっておったんですけども、せっかく、それこそ母子手帳であったりとか、それこそお子さんのこと等で相談に来るところでございますので、やはり明るくと言うたらおかしいですけれども、少しでも気持ちが晴れやかになるような明るさであったりする形もあってもいいのかなと思うんですが、この辺、いかがでしょうか。 ○水落康一郎 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  御指摘の玄関ロビー等につきましては、これまで節電対策ということで、部分的に消灯の対策を行っておりまして、明るい日なんか、外から入りますと、やっぱり暗いイメージがあるといったところでございます。  しかしながら、今回、「ネウボランドだいとう」が3階に設置されたこともありまして、そのネウボラへの誘導・案内とあわせまして、やはり親子で御相談に訪れやすい環境づくりについては積極的に行っていきたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) ちょっと1点、疑問なんですけど、ここは耐震は済んでるんですか。あと、庁舎の今の新整備計画等々では、地域保健課であったりとか、このネウボラとか、月齢の健診とかは移動する計画ですか、その辺、どうなってるんでしょうかね。 ○水落康一郎 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  センターの耐震に関しましては、平成20年に耐震診断を行っておりまして、耐震基準は満たしていると診断されております。  一方、新庁舎の整備基本計画案につきましては、保健センター機能については、新庁舎のほうに集約していくといったことが盛り込まれております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) 子ども診療所もあるんで、ひょっとしたら子ども診療所だけ残るみたいな形になっちゃうんかなと思ったりするんですけど、ここも管理自体は業務管理をしていただいてると思います。ちょっと、行革推進室にお聞きいたしますけれども、それこそ、施設全体を指定管理等々、有効な、効率的な使い方をしていくという形で方針ありましたけれども、こういう施設とかも、それこそ行革として、指定管理とは言いませんけれども、何らかの活用方法であったりとか、行革の対象になったりしておりますでしょうか。 ○水落康一郎 議長  田中理事。 ◎田中祥生 理事  現在進めております行革では、公共施設の管理運営の民間委託とか、指定管理化の推進とか、こういったことも取り組みの内容として盛り込んでおるところでございます。  今御質問の保健医療福祉センターの機能が新庁舎へ移された場合、その場合、残された施設をどういうふうにしていくかという点につきましては、まずは公民連携事業の視点から活用ができないかということを第一に検討するということになろうかというふうに考えております。  公民連携を検討した結果、やはりちょっと公民連携の俎上には載らないよということであれば、その空きスペースをどのように活用していくかということについて、市のほうで意思決定をいたしまして、市がどういうふうな事業に活用していくかということを決定した上で、その方針が決まれば、今度はその事業を市が直営でするのではなく、指定管理等も含めた民間委託ということを主眼に進めていくということが有力な方法になるかなというふうに思っております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) 指定管理はちょっと難しいかなと、僕も思いますけれども、それこそ包括管理の業務委託等々ではリストに入っててもいいのかなと思ったりもしますので、このあたりはちょっと、スペースの活用だけで、建物の管理という形で考えれば包括的に、費用を抑えることもできたりするリストには入るのかなというふうに思います。  先ほど、公民連携という形で、スペースの活用等々、これ行政財産スペースでございますので、なかなか難しいところがあると思うんですけど、先ほど公民連携という形が出ましたので、東さんにお聞きしますけど、このあたりはどのようなお考え持ってはりますでしょうか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  公民連携に関する条例では、全ての公的資産や事業等を公民連携事業の対象としておりますので、具体的な活用検討については各資産や事業等を所管される各部等で検討されるものというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) わかりました。  これ質問したの何でかなと思うたら、僕のあくまでも考えですけれども、何かチャレンジしたりとか、活用しようとして、例えば、企画したりとか、もちろん折衝していただいたりとかして、あかんかって今の現在にあるのか、結局、今のまんまであるのか、大きな違いだなと思って、そこをちょっと探りたいなと思って質問をさせていただきました。  ここの施設、先ほど、最初から申し上げさせていただいたように、非常に特定の方々が来られる施設であり、なかなかターゲットが絞れてる、それも狭い地域ではありますけれども、大東市全域の子供、小さい子供から、ターゲットにしております子育てをしている世帯が来られる施設ということで、それこそ公民連携じゃないですけれども、アンテナであったり、サンプリングであったりとか、またはそういうところに届きにくい企業とかとのマッチングであったり、また貸しスペース等々で、非常に有効に使える可能性があるなと、僕らにとっては、空きスペースでないかもしれませんけれども、その特定の方が来られる場所というのは、非常に、とある企業からしたら魅力的に映るケースもあるんじゃないか。これをチャレンジしてみて、あかんかったらいいんですけれども、一度チャレンジしてみていただいて、それこそ行政も、そして借りていただける方も、そして何よりも来られる市民が三方良しになるような形を模索していただきたいなと思っております。  先ほど、東局長、非常に冷たい答弁やったんですけれども、もちろん、それは原課で考えるのが基本だと思いますけれども、今、地方創生では、それこそ公民連携等々で職員の育成等々を言っております。民間のプラットホームつくるのもいいんですけど、庁内のプラットホーム等をつくって、そういうアドバイザーみたいな、気軽に相談できる場所なんかもつくっていただけたらありがたいなと思います。  最後に、通告してなかったんですけど、ちょっと思いつきなんですけど、先ほど、変えれるかどうかは別として、保健医療福祉センターっていう名前、澤田部長、これ、変えるかどうかは別として、澤田部長やったら変えますか。非常にわかりやすいネーミングではあるんですけれども、それこそ子育ての方々が来るところとしての名前どうかな、これちょっとセンスでお答えいただきたいんですけれども。 ○水落康一郎 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  過去の、これまでの経過であったり、条例で定められているということもありまして、保健と医療と福祉という視点で、今回それにプラスしてネウボランド、子育て支援の機能が充実されたということでございます。ただ、これ以上プラスして、プラス何かということはどうかなと思いますので、「ネウボランドだいとう」というものをメーンに出しまして、より親しまれやすいような施設にしてまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) ありがとうございます。  では、続いて質問に移ります。  公民連携、まちづくり会社に、今75%とありました。民間の出資する場合、出資できる条件とか何か、あるんですか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  まちづくり会社の方針によりますと、民間から出資を求める理由は、同社が掲げる事業目的に共感をし、同じ志を持って事業をともに進める民間事業者をふやしていきたいという思いというふうに聞いております。  そのため、同社への出資につきましては、前述の思いを持ち、都市経営課題が解決できるような事業者であるということを条件ということを聞いております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) 今後、民間資本を、東局長が答えるべきお話かどうかは別として、ふやしていくと聞いているのか、またオーナーとしてお聞きいたします。また、経営に対する、市長が社長ではなくなり、また出向しておりました入江さんも、もう完全に民間の方になってしまいました。そのまちづくり会社という特殊な経営体の中で、ハンドリングとか、どのような距離感で行っていくのか教えていただけますでしょうか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  まず、同社の定款には、株式の譲渡制限が定められておりますので、同社に出資をした民間事業者が株式を第三者に譲渡する場合にも、同社の承認を得なければならないとされておりますので、無尽蔵に民間の小口出資者がふえる可能性はまずございません。  それとともに、まちづくり会社は、過去の第三セクターとは異なり、原則として、自己の判断で経営責任を負うというスタンスです。そのため、本市は出資の範囲で責任を負うもので、よく見られるような経営の関与に市職員を出向させるなどの方法は予定しておりません。  また、まちづくり会社が、事業を軌道に乗せ、今後事業規模を拡大していくときには、市といたしましても、民間からの出資を募り、安定的な資本体制を構築していくことが望ましいと考えております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) 心配なのは、それこそ北条プロジェクト等々で、さまざまな絡み、それこそあれですね、先ほどの介護の部分等々で絡みがあるまちづくり会社、市の出資がそれこそ50%を下回ることがあるのか、または逆にさらなる増資とかはどうなのか、その辺教えていただけますでしょうか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  まず北条プロジェクトにつきましては、本格化していく中で、政府系の金融機関からの資金調達も検討しているということでございます。  事業スキームの安定のために、金融機関からさらなる増資を要請されることも十分想定されることでございますし、このため、まちづくり会社への出資につきましては、その状況において適正な出資比率を検討し、総合的に判断していく必要があるというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) 適正な出資、突っ込みどころ、いろいろあると思いますけど、先に進みます。  北条プロジェクトにおいては、市営住宅の借り上げとして、前提となっておりますけども、それこそ借り上げの家賃とかの上限であったりとか、また市としてはどのような形で設計とか、交渉に当たっているのか教えていただけますでしょうか。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  借り上げ住宅の家賃の上限につきましては、公営住宅法施行令第3条に基づき算定される近傍同種の住宅の家賃を勘案し、算出する必要があります。このため、家賃を算出するに当たりましては、当該住宅の建設にかかる費用を確定する必要があり、大東公民連携まちづくり事業株式会社において建設費が確定した後に家賃の上限について決定してまいりたいというふうに考えております。  また、建設費につきましては、当該住宅の構造が低層木造住宅であることから、従来の建てかえ工法であるRC構造の住宅に比べて、建設費を圧縮できる見込みであり、その分、従来よりも安い家賃上限額が設定できるものと思われます。  協議につきましては、プロジェクトが本市全体で取り組む公民連携のリードプロジェクトとして位置づけられておられますので、事務局を担う地方創生局が窓口となりまして、同プロジェクトに関係する部署と庁内調整を進め、課題や疑問点については、発注者と運営者が、互いの立場を尊重し、公益性と事業性のバランスがとれるよう、納得のいくまで協議を実施しております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) 今回質問させていただいたのは、東局長に答弁を聞きたいからではなくて、北条プロジェクトという形でしていただいておりますけども、それこそ地方創生局がなくなっちゃうかもしれませんし、それこそ東局長は、もう議会でいじめられるの嫌やからと言うて、本出して、それこそ議員相手に講師してるかもしれませんし、絵が浮かぶんですけれども、わかりません。何が言いたいかっていうと、やっぱり市営住宅として借り上げが決まっている、それも20年でございます。約ね、まだ決まってないみたいですけれども。今後、家賃とかの予算計上も街づくり部が恐らく行っていくことになります。今出部長が幾つかわかりませんけれども、今後、かわいい後輩が、将来どうしてここを市営住宅として借りなきゃいけないんだって、議会から責められたときに、しっかりと、今のうちに街づくり部として、それこそ市営住宅を管轄する街づくり部として、窓口は地方創生局かもしれませんけれども、責任を持ってかかわっていただく必要があると思うんですけれども、これ、できてますでしょうか。しっかり答えていただけますでしょうか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  地方創生局が主となって北条まちづくりを進めておられます。当然、道路、公園、公営住宅以外のいろんなライフライン、インフラも、街づくり部が管理していくものでございますので、事あるごとに地方創生局には、あれ出せ、これ出せとも言ってますし、地方創生局からは、いろんな相談を受けておりますので、連携して進めていってるつもりでございます。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) わかりました。決して、勝手にできたものでも、押しつけられたものでもなく、自主的に市営住宅をええものにしたいからという形で、どこを借りたいからという形でつくっていっていただきたいと思います。  続きまして、会計年度任用職員、対象が約350人弱ぐらいになるのかなというふうに聞いております。その方々が労務環境が是正される、これは非常にいいことだと思います。しかし、コストだけのお話をすると一時金や退職金、また昇給の可能性といった人件費を合わせて、毎年採用という形での試験であったりとか、そのシステム等々のコスト、結構かかりそうなイメージがあるんですけど、なかなかまだ、平成32年ですので、シミュレーションできてないかもしれんけど、どのぐらいになりそうなんでしょうか。 ○水落康一郎 議長  品川総務部長。 ◎品川知寛 総務部長  現在、非常勤・臨時職員合わせますと約330名というところでございます。本市に勤務いたします臨時・非常勤職員を対象にした場合の概算額、これについては、具体的な採用方法が決定しておりませんので未定という状況でございますが、現段階での試算としましては、人件費約3億円弱の増加を見込んでおります。また、保険等のコストについては約2,000万円の増加と、現状の移行した場合の試算がそうなっておるという状況でございます。ただ、制度に際しましては、今議員おっしゃられましたように、正規職員と同様に「競争試験または選考によること」が法律で義務づけられておりまして、能力実証主義により任用するということになります。したがいまして、導入経費の増大が見込まれる中、最少の経費で最大の効果が図れますように、改めて業務内容を精査して、現在の人数を前提とすることなく、任用に係る検証を十分に行った上で、限られた人数で行政機能が維持できますよう、会計年度任用職員の最適な人事配置に努めていきたいというふうに考えているところでございます。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) 他市の方々に聞いてみても、かなりばらばらで、本当に制度設置に向けて、どこの市も模索をされていっているというふうに、それこそ問い合わせ、偉いことになってるということに聞いております。ただ、今回、全体の人件費が総じてふえるという、今見解でございました。人件費がふえるからといって、その人件費を今度抑制の方向に動くと、そのしわ寄せは結果として、今の正職の方々に来ることになってしまいます。最悪なのは、基本的に同じ職場で働く仲間の労働条件がよくなる制度のはずが、会計年度任用職員のせいで給料が下がったみたいな勘違いをしては、モチベーションどころか、ぎすぎすしちゃうん違うかなというところを一番懸念するし、最悪だと思ってます。正職も会計年度任用職員も、みんながモチベーション高く、不安なく働くには、平成32年に向けて財政的な準備をしておく必要があると思います。それこそ、行革としてお答えいただきたいんですが、本市の進める行革的にはどのような見解でしょうか。 ○水落康一郎 議長  田中理事。 ◎田中祥生 理事  会計年度任用職員につきましても、市の将来を見据えて、これからIT技術等をどんどん導入しまして、職員の業務内容とか、業務量を整理をしていって、生産性を高めていくということで、最適な職員数というのを今後きっちりと確定していかなければいけないというふうに思っております。  こういった取り組みを通じまして、生産性を高める中で、全ての職員のモチベーションが上がっていくような、そういうふうな方向性で取り組んでまいりたいというふうに思っております。
    ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) 最後にもう一度、副市長に確認をしておきます。500人の職員が見ております。昼から元気に仕事を、モチベーション高くできるか、俺ローンどうしようとか考えながら仕事するか、それこそ市の制度を変えるというんやったらあれですけど、国からの中で、何で俺の給料下がらなあかんねんみたいなお話は、非常にちょっと、しわ寄せが職員に来るのはどうかなと思うんで、安心して働ける制度移行を行うために、副市長、御答弁いただけますでしょうか。 ○水落康一郎 議長  西辻副市長。 ◎西辻勝弘 副市長  まず、この制度につきまして、まだ明確な国の内容等ができておりません。ですから、議員御指摘のように、正職員のモチベーションが下がるいうことはないように避けていきたいと思っておりますし、またこの制度につきましては、今まで臨時職員・非常勤職員等が各自治体でばらばらでございました。ですから、この制度によりまして、ある一定の金額の保障ができる、賃金の保障ができる、すばらしい制度だと私は思っております。  その上で、正規職員も臨時職員等も、今以上にモチベーションが上がるように努力していきたいと思っております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) よろしくお願いいたします。きょうの昼からも元気で働いていただけるかなというふうに思っておりますので、引き続き、しっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。  続きまして、教育委員会のほうに移らせていただきたいと思います。  先ほど、学力向上ゼミのお話がありました。お隣の大きな市では、塾というか、習い事に対する補助を始めたりとか、これってどうなのかなというふうに賛否はもちろんあると思いますけど、非常にニーズとターゲットに沿った事業だとも僕は思います。  大東市には、そうだ、学力向上ゼミがあるじゃないかっていうふうに思うんですけれども、実際ふえているんですか、このあたりどうなんでしょうか。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  学力向上ゼミ、まず受講者数につきましては、開始当初の10倍以上になっております。その状況に対応すべく、市民会館会場のクラスをふやしたり、また昨年度より西部地区にクラスを新設するなど拡充を図ってまいりました。  これによりまして、今年度は4会場合計で29クラス開設しておりまして、1クラス最大でも25名程度の適正なクラス構成、かつ申し込み者全員を受け入れることができております。今後も、受講者増に応じてクラス数の拡大を図ってまいりたいというふうに思っております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) ちょっと、一度聞いてみたかったんですけど、そのターゲットとしては、成績中・上位者と言われるような方々の対象のプログラムであったりとか、それこそターゲットは、小学校4年生から中学校3年生までの約6,000人ぐらいの児童だと思って、やってると思ってよろしいんですかね。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  先ほども答弁申し上げましたように、まず予習というのを基本としておりまして、参加している子供たちが自信を持って、理解度もあわせて学校の授業に取り組めるようにという、そういう趣旨でございます。ですから、特にターゲットを絞って募集しているというわけではございませんが、ただ、傾向としましては、習熟度クラスも新設するようにしまして、各子供たちの学力の状況に合わせて、より伸びるような、そういう体制をとっております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) ふえてはいますけれども、なかなか保護者であったり、児童に届いてないところがあるのかなというふうに思います。例えば、経済的というよりも、親の意識の問題もあるのではという御意見もあるように、1,000円が安かろう悪かろうみたいなイメージになると、非常にあかんなというふうに思ってます。それこそ、塾の補助はしなくても、学力向上ゼミに大東市の人は来てもらうというような形で、保護者にちゃんと授業内容であったりとか、その辺は伝えておられるんでしょうか、どのような啓発をされてはりますか。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  募集につきましては、年度当初、一度ということになりますけれども、毎年保護者の方に受講した後のアンケートといいますか、満足度というものを調査しております。これも年々高くなっておりまして、多くの子供たちが受講したことによって達成感を覚えていると。保護者からすれば、来年度もぜひ受講させたいと、そういう数がふえてきております。ですから、そういうことも踏まえて、今後より一層の周知、PRに努めてまいりたいというふうに思っております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) ですので、ボトムアップという形もあるかもしれませんけれども、それこそ、小学校4年生からやっておりますので、まずはそこに来てもらって、そこで物足りなかったら、それこそプロの塾というか、自分で選んだ塾に行っていただく、こういうシステムになればいいなというふうに思いますし、それでしたら、広く多くの市民が使っていただけるのではないかと思っております。  学力向上ゼミが始まって5年ぐらいですかね、それこそ先般の総合教育会議でも市長が問いかけておられましたけれども、それこそ教員との化学反応というのは、学校現場であったり、教員には起こったりしてるんでしょうか。その学力向上ゼミが始められたということにおいてですけれども。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  この学力向上ゼミは市の教育委員会が主体となりまして、土曜日に公益社団法人全国学習塾協会に委託をして事業を実施しております。教員のほうですが、学力向上ゼミの様子を参観したいという教員、そういう主体的な声も出てきております。実際に参観している教員というのもふえてきております。  今後、このような声を反映して、参加したい教員の受け皿を構築するシステムを整えるなどしまして、学力向上ゼミと学校の授業との連携、これを促進してまいりたい。双方にとって高まりある取り組みにしてまいりたいというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) わかりました。  続いては、家庭教育支援事業に、現在3年目ということで、訪問回数が1回、2回、3回と、民生委員の方々やおうちの方々もよく理解をいただいて、家庭と地域との接点づくりに協力をいただいておると思います。このまま、この事業を太くするもよし、本数をふやすも、拡大していっていただきたいというふうに思っております。  その一方で、この手法というか、この事業を回すことに意識が行き過ぎてるような気がして、目的であります家庭教育力の向上、家庭教育環境の充実というものが僕は目的なのか、目標だと思っているんですけど、近づいているのか、ちょっといまいち見えないところがあると思います。家庭教育支援事業を、今の形は、それはそれで進めていただきたいんですけれども、それこそ、例えば、家庭教育支援の訪問で、行けば会えるけど、来ない人、これが普通の、俗に言う普通の家庭、多くの家庭なのかなというふうに思うんですけど、こういう方々に対するアプローチを、それは別の事業であったり、手法、ターゲットであったり、概念を変えるというような方法を、やはり今後考えていくべきではないかなというふうに思っております。この家庭教育支援というものは、僕、学校教育部において、基本は学校を後方から支援する部だと思っているんですけれども、珍しく前に出て、側面から学校を支援する事業だなというふうに見ております。このあたり踏まえてと言うたらおかしいですけれども、森田部長がどのように考えて、今やっているのか、もしくは、やろうとしているのか、このあたり、今後の展開を教えていただけますでしょうか。 ○水落康一郎 議長  森田学校教育部長。 ◎森田修司 教育委員会学校教育部長  御質問いただきました内容につきまして、まず、今現在の状況を報告させていただきますと、平成28年度より小学1年生の全家庭訪問を実施しまして、全小学校区で、「いくカフェ」の開催を中心に保護者が安心して子育て、教育を行うことができるような家庭教育支援チームの活動を取り組んでおります。  御指摘のように、3年目を迎えました今年度は、相談訪問員チームの皆様の御協力をいただき、家庭訪問、いくカフェともに、学期ごと、年3回の回数をふやして実施する予定としてございます。  議員御指摘の、今後におきましてですが、やはりまず、小学校1年生の全家庭訪問の重点を推し進めながら、体制強化を図って、他学年の訪問拡大を視野に入れて考えてまいりたいと思います。  また、「いくカフェ」におきましては、保護者の学習機会として、講座の開催や民間活力と連携した幅広い魅力ある内容で実施してまいります。また、本年8月から実施しております「ネウボランドだいとう」との連携をさらに進め、大東モデルの家庭教育支援をさらに深化させてまいりたいと考えております。  まず、やはり学習機会の提供というものが現段階、なかなか取り組めていない、今後の展開かなと考えておりますので、より効果的な方法を考え、進めてまいりたいと考えてございます。 ○水落康一郎 議長  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) 今後、さまざまな、それこそ水野委員や、多くの先進事例を学びながら、ゼロから1、大東方式を組み立てていただいて、そこから1、2、3と徐々に進んでいただいております。これは非常に評価するところであります。  しかし、今言うたように、会えるけれども来ない人というのに対する、俗に言う一般家庭と言われるような方にアプローチをしていく方法が必要なんじゃないかなというふうに思っております。特に、それこそニーズが多様化する中で、公教育の役割としての、例えば先ほど言いましたように、授業で進捗がおくれるのを誰かのせいにしてしまったりとか、それこそインクルーシブの推進を逆に弊害だと思われる方に、やはり公教育の効果というものを側面から家庭教育で相乗効果で上げていくというのも家庭教育支援の中に取り組んでいただきたいなという項目にも思っております。それが選択で私立中学校を受けようであるならいいんですけれども、消去法で、ここの中学校なり大東市の教育がだめだから私学を受けようというふうにならないための1つのアプローチじゃないかなというふうに思っております。やっぱり、学力向上ゼミに行っていただく、そして家庭教育力を上げるために家庭教育支援のさまざまなチャンネルを模索しながら進めていく、この2本立てで、やはり家庭教育というか、子供の子育てを進めていただきたいなというふうに思っておりますので、また今後、質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  最後に、ちょっと勇み足で聞いてみました。言いたいことはそういうことです。検討いただいたというふうにいただいております。何が言いたいかというと、あすに起こる地震に備えて、一人でも市民の犠牲が出ないようにする事業というのはよく理解をしております。しかし、市民は、それこそ大阪北部地震に対する補助と受け取られる方もいらっしゃるのではないかなというふうに思います。特に、北部地震で壊れかけたブロックを直してとポスティングをしたりとか、早くしてねと、12月までというふうな形は、それこそ先にきっちりとやっていただいた市民からすると、「ちょっと待つ市民」になってしまわないかなというところを一番懸念するところでございます。それこそ、起因が地震であったのかどうかと調べる方法はいろいろ、やっていただいた事業者にきちっと指導するなり、もしくは写真、罹災証明のように写真を撮ってねみたいな形で言うこともできると思いますので、待つ市民ではなくて、しっかりと進める市民と職員の育成をよろしくお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○水落康一郎 議長  暫時休憩いたします。午後1時から再開いたします。      午前11時42分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後0時58分再開 ○水落康一郎 議長  休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を行います。  次に、一問一答方式で、4番・児玉亮議員。(拍手) ◆4番(児玉亮議員) (登壇)皆様、こんにちは。ただいま議長の御指名をいただきました大阪維新の会、児玉亮でございます。  それでは、一般質問をさせていただきます。  まず、部活動についてです。  子供たちにとって望ましいスポーツ環境を構築するという観点に立って、地域や学校の実態・実情に応じて運動部活動が多様な形で最適かつ効果的に実施されることが必要です。  近年、時間超過や週休日活動等の過度の部活動が問題となっており、子供たちの健全な成長にとって悪影響を及ぼさないように配慮が必要となっているものと考えます。  児童・生徒たちがスポーツに親しむ基盤として、今後も持続可能なものとなるように、適切な運用が求められています。  そこで質問です。過度な運動部活動の適正な抑制と技術上達のための向上を目的とした積極的な活動との相反する問題について、どのように整理をされているのでしょうか。  本市において、中学校における運動部活動の方針や、ガイドライン的なものを策定し、適用しているのか。また、年間や月間の活動計画などを策定し、それに基づき運用しているのかどうかについてお聞きします。  次に、子供の遊び場についてです。  近年、子供たちの遊びが多様化し、本来の外遊びではなく、テレビゲームなどによる悪影響が懸念されております。子供たちが心身ともに健全かつ健康に育成していくためには、遊びを通じて協調性や社会性を学ぶと言われております。  そこで質問です。健全な育成に弊害をもたらすと言われているテレビゲームやインターネット等によるゲームの時間について、学校として実態把握はされていますか。  また、時間制限や家庭、保護者への注意喚起は行っておりますか。  次に、防災についてです。  最近かつてない規模の台風の襲来やゲリラ豪雨、また大規模震災等が発生しており、その対応に関して住民の安全確保を図るための対策が求められております。  今後、被害をできる限り減災でき、住民の不安解消のための市としての対応策等についてお伺いいたします。  現在、災害対策支援体制の構築はどのようになっておりますか。また、大阪北部地震や台風の際の参集状況や対応についてもお聞かせください。  また、学校での対応についてもお聞かせください。  以上、再質問の権利を留保し、降壇いたします。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  (登壇)まず、部活動についてお答えいたします。  部活動は教育課程外の活動ではありますが、学校教育の一環として行われ、その教育的意義は大きいものがあります。  運動部活動においては、体力や技能の向上を図る目的以外にも、異年齢との交流の中で、生徒同士や生徒と教員との好ましい人間関係の構築を図ったり、学習意欲の向上や自己肯定感、責任感、連帯感の涵養に資するなど、生徒の多様な学びの場となっております。  一方、昨今、適正・適切な休養を伴わない行き過ぎた活動は、生徒、教員ともにさまざまな無理や弊害を生む課題がある点も指摘されており、スポーツ庁が示しております「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」では、「部活動は本来、生徒の自主的・自発的な参加により行われるものであり、生徒がスポーツを楽しむことで運動習慣の確立を図り、生涯にわたって心身の健康を保持・増進し、豊かなスポーツライフを実現するための資質・能力の育成を図るとともに、バランスのとれた心身の成長と学校生活を送ることができるようにすること」とあります。  本市におきましても、家庭や地域での生活のバランスにも考慮し、子供の成長を支える観点から、今年度より、部活動における適切な休養日の設定を中学校に指示し、各校が年間・月間の活動計画に基づき、既に運用をしております。  また、今年度中に「大東市運動部活動の在り方に関するガイドライン」を策定し、生徒にとってより望ましい部活動環境の構築に努めてまいりたいと考えております。  次に、子供たちのテレビゲームやインターネット等によるゲームの時間についての御質問にお答えいたします。  学校としての実態把握につきましては、これまでにも、全国学力・学習状況調査児童生徒質問紙等で、自校における児童・生徒の使用時間の把握をしているところです。  時間制限や使用方法につきましては、各御家庭でのルールやフィルタリング等、基本的に保護者の管理・監督のもと、約束事を決めるものでございますが、各校では、教員による日常的な指導に加えて、「情報モラル教室」を実施するなど、学校としてでき得る限りの取り組みをしております。  また、保護者の方には、PTA・地域教育協議会主催の講演会の開催や学校だよりなどによって啓発を続けております。  最後に、学校現場の防災対応についてでございます。  本市教育委員会では、「大東市公立学校園災害対応マニュアル」を作成し、各校園においても学校園防災計画に基づいて、避難訓練や災害発生時の保護者引き渡し訓練等の防災教育に努めているところです。災害発生の際は、「大東市公立学校園災害対応マニュアル」及び各校園の防災計画に沿って児童・生徒の安全確保を行うよう各校園には周知しております。  大阪北部地震発生の際は、震度5以上の地震でしたので、マニュアルに基づき、当日の午前8時10分に全学校園に臨時休業の指示をするとともに、全児童・生徒の安全確認、安全確保についても指示をいたしました。  地震発生時刻には、日常と同じく、多くの教職員が既に出勤しておりましたので、教職員が既に登校している、また登校してくる児童・生徒の安全確保に努めるとともに、通学路等の安全確認を行い、ホームページや緊急連絡メール、そして電話などを活用しながら保護者への連絡をいたしました。  とりわけ小学校におきましては、市及び各校のマニュアルに沿って、保護者への引き渡しを原則としながら、下校措置をいたしました。  また、先日の台風21号接近の際は、早朝より暴風警報が発令されておりましたので、小・中学校ともに臨時休業の措置をとっております。教職員につきましては、安全確保すべき対象となる児童・生徒は登校しておりませんが、出勤後、学校施設の点検、被害箇所の応急対応、必要に応じて保護者との連絡、ホームページによる情報発信、また翌日以降の準備などの業務を行っております。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  (登壇)本市の災害対策体制についてお答えします。  まず、6月18日午前7時58分に発生いたしました、大阪府北部地域を震源とする地震につきましては、本市でも最大震度5弱を観測したため、大東市地域防災計画に基づき、災害対策本部を大東四條畷消防本部4階の屋内訓練場に設置するとともに、職員は、地震のB号配備体制により、あらかじめ決められた参集場所に自動参集いたしました。通勤時間帯の発生であったため、交通機関の混乱により、参集に時間を要する状況となりましたが、休業や派遣中の職員を除いた正職員のうち、午前9時までに61.1%、午後5時半までに79.0%の職員が参集いたしました。  次に、9月4日に最接近いたしました台風21号につきましては、午前4時56分の暴風警報発表に伴い、大東市地域防災計画に基づき、災害警戒本部を市役所西別館5階に設置し、職員は風水害のA号配備体制により参集いたしました。事前の情報収集により、台風の予想進路と非常に強い勢力を考慮し、通常の参集人数61名から増員し、93名で対応に当たりました。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) それでは、再質問をさせていただきます。  まず、部活動についてですが、教師の運動部活動へのかかわりについて、教師の負担という課題との関係については、どのように整理をされておりますか。また、適切な超過勤務手当が支給されているのでしょうか、お聞きいたします。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  本市におきましては、今年度より、原則平日週1回以上、週休日等の休業日には月2回以上の部活動休養日を設定しております。  これは、生徒のバランスのとれた生活や成長を支援する視点からの方針ですが、ひいては教員の負担軽減に向けた取り組みにもなると考えております。  また、部活動支援の拡充も図っているところでございます。  なお、部活動指導における超過勤務時の手当につきましては、週休日等において部活動指導を行った場合、大阪府の条例に基づいて、適正に支給されております。 ○水落康一郎 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) では、本市の部活動の取り組みに対する教育委員会の基本姿勢と指針等、考え方についてお答えください。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  部活動は、教育課程での取り組みと相まって、学校教育が目指す生きる力の育成、豊かな学校生活の実現に大きな役割を果たすものと考えております。
     つきましては、教育委員会としましても、今後も各校におきまして、生徒の自主的、自発的な参加を重んじて、学校教育の一環として教育課程との連携を図りながら、合理的でかつ効率的・効果的な取り組みを推進していけるよう指導・支援してまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) ことしに関しても、猛暑日が多くありましたが、その際、各学校の運動部活動の対応を教えてください。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  各中学校運動部活動の熱中症対策につきましては、水分・塩分の小まめな補給、活動前に健康チェックを必ず行うこと、これをしております。また、1時間ごとに気温と「環境省暑さ指数」、これを参考にしまして、練習内容・活動時間を工夫する、また、学校によりましては、チャイムを鳴らして一斉に休憩時間を設ける、スポーツドリンクの持ち込みを許可する、また、グラウンドにテントを設営するなど、例年以上に危機意識を持ちまして、学校体制として丁寧な対応をしてまいりました。  また、夏季休業日前に、生徒・教員対象の救命救急講習、または熱中症対策講習を開催した学校もございました。 ○水落康一郎 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 保護者の方からこういうことの相談がよくありましたので、今後も注意していただければなと思います。  ことしは、特に細心の注意を払い、熱中症対策していただいたことが今の答弁でよくわかりました。気象庁が1つの災害と表現したことしの夏の猛暑は、来年からも続いていくと考えられ、異常が異常ではなくなるという言葉に怖ささえ感じました。来年の夏に向けて、運動部活動については、さらに対策が必要になると考えますが、どうお考えでしょうか。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  一部の県や市によりましては、気温などによって一律に部活動中止のラインを定めていると、そういう報道もございました。ただ、そのように全て一律に中止ということにしますと、例えば、今年度の夏休みでしたら、ほぼ部活動ができないという、そういう状況も生まれてまいります。そして、中体連主催の公式戦、これ今のところ、そのような線引きございませんので、練習だけ全くしないというのも、正直悩ましい問題でありますし、検討すべき課題と考えております。現在は、各校、そのあたりのバランスをとりまして、練習時間、内容を工夫して柔軟に対応しておりますけれども、子供の安全を第一にと、そのことを念頭に来年度に向けて検討してまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) ぜひ、よろしくお願いいたします。  次に、子供の遊び場についてでですが、答弁でいただきました使用時間の実態把握につきまして、もう少し詳しく教えていただきたいです。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  全国学力・学習状況調査の子供たちに対する質問事項、今年度分によりますと、1日当たり2時間以上テレビゲームをすると答えた児童・生徒、これはスマートフォンなどのゲームも含まれておりますが、小学6年生で41.5%、中学3年生で49%と、比較的高い数値となっております。 ○水落康一郎 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 小学校6年生が41.5%で、中学3年生が49%と、半数近く、2人に1人ほどが1日2時間以上ゲームをしているということ、こちら、今回初めて聞かせていただいたんですけれども、大変驚きました。  私が子供のときは、ゲームよりは外で遊んでいたという記憶がありまして、今の子にとってはゲームが日常化されていると思います。今のゲームは、知らない方と一緒に1つの空間で、ボイスチャットなどもしながらできるものも多く、うっかり話してしまったことから犯罪につながらないか、非常に心配に思っております。  情報モラル教室など、取り組みをしていただいていることはわかりましたが、今後も引き続き啓発をしっかりしていただければと思いますが、もう一度、答弁よろしくお願いいたします。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  今、議員御指摘いただきましたように、このゲームというのは、単なるゲームだけではなくて、ネットとつながって、それによる犯罪や被害も生まれている状況もあるというふうに聞いております。これは、大人たちよりも、実際、子供たちのほうが詳しい世界であるということもありますが、今後も全校でネットの安全教室の実施を含めて、日常的な指導を重ねてまいりたいと、そのように考えております。 ○水落康一郎 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。  次に、外遊びの推奨や、昔ながらの伝統的な遊びについて、学校でどのように子供たちに周知しておりますか。具体的な方策などお答えいただきたいです。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  まず、外遊びにつきましては、小学校では長休時や昼休みに外で遊ぶよう、年間を通じて担任より児童に声かけを常に行っております。  また、学校によりましては、「外遊びの日」というのを設けまして、基本的に学級全員で外で遊ぶという、そういう取り組みも行っております。  また、昔ながらの伝統的な遊びにつきましては、小学校1、2年生、生活科というのがございますが、その単元に、「むかしからつたわるあそびをたのしもう」というのがございまして、その中では、けん玉、ビー玉、たけうま、あやとり、こま、はごいたなどが取り上げられております。  また、学校によりましては、校区の高齢者の方をお招きしまして、昔遊び体験、そういうことも行っております。さまざまな遊びに触れる機会を設け、児童・生徒の健やかな成長に資することができますよう、取り組みを継続してまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 私が、今、その遊びをしろと言われれば、できないものも数多くありますが、ぜひ今の子供たちにも続いて、継承できるように、よろしくお願いいたします。  子供たちがボール遊び等、自由に運動できる遊び場が不足していることも指摘されています。放課後の校庭開放も実施しておりますが、その程度では十分であるとは言えません。教育委員会として、遊び場環境確保の解決策として、どうあるべきと考えておりますか。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  遊び場の確保につきましては、子供たちの体力向上であったり、健やかな成長にとって憂慮すべき社会的な課題であると考えております。子供たちを取り巻く環境の厳しさ、これはもう現場の教員が日々実感しているところでございます。学校教育だけで社会的な課題の解決・改善を図る、おのずと限界があるということは承知しておりますけれども、社会総がかりの教育の意識の醸成、これを期待しますとともに、先ほど御答弁申し上げましたような方策など、市の教育委員会や学校として、でき得る限りのこと、工夫しながら取り組みを積み重ねてまいりたいというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 校庭開放など、回数をふやす等、体育館の開放など、いろいろ考えられるとは思いますが、先ほどおっしゃった教師への負担というのが反して出てくるわけで、その辺もしっかりと吟味し、考えて、今後方策などを考えていただければなと思います。  次に、本市には気軽に水遊びができる場所がないとの意見を聞いたことがあります。本市の水遊び場の状況について教えていただきたいです。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  本市には、子供の遊び場といたしまして、都市公園が48カ所、地域広場が99カ所ございます。議員御指摘のとおり、本市には水遊びができる公園はございませんが、例えば、南郷公園、あるいは御領みのり公園におきましては、水景施設といたしまして、水を循環させた、「せせらぎ水路」を設けまして、水辺空間を創出しております。  公園での水遊びにおきましては、利用者が小さな子供さんであることから、利用者の安全確保のために、水質管理など施設の維持管理面に課題がございます。規模の大きな施設は困難ではございますが、例えば、都市公園再整備の際に、地域の御要望をいただきながら、水飲み場や手洗い施設などの給水施設に併設する形で、規模の小さな、水に親しめる施設について検討してまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 私の年齢的にも、小さなお子さんがおられる保護者とお話をすることが多くて、気軽に水遊びができるだけでいいのに、わざわざ大東市から出て、他市に行って遊ばなくてはいけないと。本市には、水遊びができるところがないと、今答弁でございましたが、都市公園再整備の際、地域からの要望があればとの答弁をいただきましたが、こちら、市からも何かしら提案をしていただければと思いますが、いかがでしょうか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  再整備する際には、各地域に入りまして、いろんな基本的な設計ですとかを皆さんと話し合いながらやっていくことを常にやっておりますので、例えば、その中で水遊びできる場所という御提案がございましたら、管理面に考慮した上で、いろいろ検討させていただくつもりでございます。 ○水落康一郎 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) ぜひ、子育てするなら大東市というブランドメッセージがありますので、今後、そういう小さなお子さんがいられるということで、そういうお声も多いので、ぜひ今後の整備に期待しております。  次に、防災、災害についてですが、先に学校の対応についてお聞かせいただきます。  ことしの災害を踏まえて、災害対応マニュアルなど、見直しなども含めて、今後生かさなければならないことが多くあったと考えます。その点については、どうお考えでしょうか。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  今回の地震発生時の対応としまして、教訓化しなければならないことは多々あったというふうに思っております。今後につなげなくてはならないことは、その1番と考えておりますのは、保護者の方への引き渡し、また下校時のタイミングでございます。  今回は通学路や家屋の倒壊など、被災状況を確認した上で各校、比較的早い段階で下校措置をとりました。ただし、状況によりましては、もう少し学校に待機をさせて、保護者が学校に来られる時間を確保したほうがよいという場合も今後出てくると思いますし、学校に来られた保護者の方も、子供と一緒に、そのまま避難所に避難される場合、これも想定しなければならないと考えております。いつ余震が起こるかわからないという状況の中、どのタイミングを選んでも、結果論という話になるかもしれませんが、今回の地震時の対応を検証しまして、保護者の御意見もしっかり伺いながら、マニュアルの精度を高めていき、その時々、最適の判断ができるようにしてまいりたいというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) ぜひ、よろしくお願いいたします。今回、そういうマニュアルに関してのお声も多く、マニュアル自体は大事なのですが、それに完璧にのっとってしてしまうというより、その場、その場に合わせて、その状況に合わせて対応していくということが今後さらに求められてくると思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、住民避難施設等の環境整備についてですが、防災用具や避難環境をさらに充実させていかなければならないと考えております。本市の今後の方向性、考え方等をお聞かせください。 ○水落康一郎 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  本市では、大規模災害などにより、避難所にて避難生活を余儀なくされた場合の食料や毛布、トイレなどの重要物品を市内20カ所の小・中学校のほか、市所有施設に分散備蓄しております。  段ボールベッドや畳、そのほかの日用品などにつきましては、本市と防災協定を締結している民間企業より調達することとしております。  引き続き、全国の被災地での対応も参考にしながら、行政が行うべき避難所での生活環境への改善について、研究を続けるとともに、必要なものについては充実に努めてまいります。 ○水落康一郎 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) ありがとうございます。  では、市内危険区域へのハード面の整備について、本市の意見をお聞かせください。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  本市には、「急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律」に基づきます急傾斜地崩壊危険区域が龍間地区で3カ所、北条地区で1カ所、計4カ所ございます。大阪府におきまして、全ての箇所の整備を行っております。  日ごろの安全対策といたしましては、毎年梅雨時期の前に、大阪府枚方土木事務所、四條畷警察と連携いたしまして、本市の危機管理室、建築課、道路課で急傾斜地のパトロールを実施しております。のり枠工や待ち受け擁壁などに異常がないか、目視にて確認をしております。  今後も、毎年、梅雨時期の前や、台風などにより大雨が予想される場合には事前に、さらに大雨が降った後には、大阪府と連携いたしまして急傾斜地のパトロールを実施し、のり枠工や待ち受け擁壁などに異常がないかを確認をしてまいります。 ○水落康一郎 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) ありがとうございます。ぜひ、防げる災害は防ぐ、減災という形で、今後もよろしくお願いいたします。  また、次ですが、有事の際の住民への避難場所のPRや対処行動の周知をどのように行っているのかお答えください。 ○水落康一郎 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  有事の際の避難情報など、速やかに対象エリアの市民の皆様に周知しなければならない情報につきましては、防災行政無線によるスピーカー放送や携帯電話を利用したエリアメールのほか、防災行政無線の聞き直しサービス、市及び消防団車輌による巡回広報、ホームページやフェイスブックへの掲載を行っております。 ○水落康一郎 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) それでは、インターネットや広報紙などを見れない方についての対応はどのようになされているのかお答えください。 ○水落康一郎 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  インターネットの利用や広報紙をごらんにならない皆様には、防災行政無線やエリアメール、市及び消防団車輌による巡回広報が有効と認識しております。  引き続き効果的な情報伝達に努めるとともに、自主防災組織などによる地域での助け合いについても、さまざまな機会を通して依頼してまいります。 ○水落康一郎 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 特に、高齢者の方は情報収集について、インターネット等が苦手な方が多いと考えます。最近、市民の方に、私が携帯のGPSで自分の居場所を確認していると、今の携帯はそんなこともできるんやねと言われました。ICTやIOTが進化し続け、世の中が便利になっていく反面、それに取り残されていく方々がいるのも事実だと思います。今の情報が必要とされている方への対策が今後必ず必要になってきますが、その点についてはどうお考えでしょうか。 ○水落康一郎 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  現在、自主防災組織や自治会などを通じて、自助・共助、助け合う、地域で助け合うということをお願いしております。どうしても公助、公だけでは伝わらない部分がございます。それぞれの顔の見える範囲での避難行動を努めるよう、これからも周知してまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) ぜひよろしくお願いいたします。  また、そういうインターネット等、情報収集が苦手な方に対しましては、これからそういう、どこにどういう人がいてるのかという把握も重要になってくると思いますので、よろしくお願いいたします。  最後に、受援計画についてですが、以前から受援計画策定については、一般質問でもさせていただいており、初めの質問からちょうど2年がたちました。今はBCP策定も終わったと報告がありましたが、今後、受援計画策定についての予定をお聞かせください。 ○水落康一郎 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  受援計画は、本市が大きく被災した場合の、他市や関係機関などからの応援や物資などの受け入れについて、有事の際に円滑に行動できるよう、事前に計画策定しておくものです。  本市としましても、計画の重要性については十分認識しており、計画の策定に向け、研修会などへの参加や先進市より情報収集を行っております。引き続き、早期に策定できるよう努めてまいります。 ○水落康一郎 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) ありがとうございます。物資が集まって、必要なところに必要な分だけしっかり届けていただけるように、そんな計画ができるように期待しております。  以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○水落康一郎 議長  最後に、一問一答方式で、6番・寺坂修一議員。(拍手) ◆6番(寺坂修一議員) (登壇)議長の御指名をいただき、私の一般質問を行います。  今定例月議会では、最後の質問になります。どうかよろしくお願いいたします。  大きく3点につきまして質問させていただきたいと思います。  初めに、水害対策と親水事業について、水に親しむ事業についてでございます。  1点目に、大東市の被害状況をということで質問項目入れておりましたけど、多くの議員がもう既にこの項目は何回も質問されておりますので、これにつきましては、もう割愛したいと思いますので、答弁なしで、よろしくお願いいたします。  2点目です。昭和47年、昭和50年に大東市は大きな水害を受けました。この対策として、調節池、増補管、地下河川、校庭貯留などのいろんな施設をつくってきたわけでございますが、この水害対策能力につきましてをお答えいただきたいと思います。  3点目です。北海道でも大きな地震がございました、特に、液状化現象が起きまして、住宅地がかなり被害を受けておりました。この大東市というのは、もともと田畑、田んぼでございますし、その前は河内湖という大きな湖でございます。そういう面でいくと、この液状化現象が起きてもおかしくない状況にあると思いますが、この液状化現象が起きる確率と、その対策についてはどのように考えておられるか、お答えください。  4点目です。寝屋川と恩智川という大きな川を、一級河川を抱えておりますが、逆に言うと、この川とどう親しんで生活をやっていくかということも大東市の大きな課題でございます。この親水対策をどのような事業として、また今後どういう計画をされているかお聞かせ願いたいと思います。  大きな2点目でございます。学校開放とコミュニティスクールについてでございます。
     現在の大東市の学校の開放状況と、その実績についてお答えください。  2点目です。その学校施設の管理者と学校開放時の責任者は誰になっているかお答えしていただきたいと思います。  3点目です。校長先生が一応学校の管理者という形になると思いますけど、教育委員会や指定管理者などでこの学校施設の管理ができないのかお答えいただきたいと思います。  4点目です。大東市の学校運営協議会の設置状況についてお答えください。  5点目です。コミュニティ・スクールの活動内容とその実績についてお答えください。  6点目です。放課後の校庭、体育館、図書館などの地域への開放の状況につきましては、どうなっているかお答えください。  大きな3点目です。公民連携事業と大東市の規制緩和についてお聞きいたします。  街づくり委員会の討論でも述べましたけど、公民連携事業という、この名前につきまして親しみのある名称を考えるべきだと思いますが、お答えください。  また、同時に公民連携事業というのを市民に理解できる事業内容にするための周知はどうされているかお答えください。  3点目です。地方自治体の将来の財政状況を考えた場合は、やっぱり公民連携事業というのは大きなウエートを占めますけど、この将来の財政状況と公民連携事業の必要性につきまして見解をお聞かせください。  4点目でございます。規制緩和につきまして、大東市におきましての規制緩和で地下水のくみ上げはどうなっているか、建築主事の配置はどうしているか、用途地域、建蔽率の緩和につきましてはどうなっているか。府道整備や河川事業の市主導などで行うことについてはどう考えているか。また、その他、市民が大東市で生活しやすいための規制緩和はどうするかということについてお答えください。  5点目です。公民連携事業を推進するために、大東市として必要な規制緩和につきましては、どのようなことを考えているかお答えください。  再質問の権利を留保し、降壇いたします。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)初めに、大東市の調節池、地下河川の水害対応能力についてお答えいたします。  大阪府では、寝屋川流域整備計画に基づき、浸水軽減を目的とした流域総合治水対策を推進しております。  大東市域においては、大阪府の河川事業として大阪府流域下水道管の雨水を一時的に貯留する流域調節池を市内4公園の地下に設置しており、延べ14万トンの雨水が貯留されます。  また、流域下水道管で排水できない雨水を処理する流域増補管の放流先である地下河川も整備を進めており、平成29年度末で20万トンの貯留が可能となりました。  これらの整備により、寝屋川流域における浸水被害は、従前と比較しますと相当減っており、本市においても浸水を軽減する効果は十分にあると認識しております。  次に、寝屋川・恩智川の親水対策事業と今後の計画についてお答えいたします。  水と闘い、水を治め、水とともに生きてきた大東市にとって、河川をまちの魅力の1つと捉え、水と親しむという観点からまちづくりを進めていくことは重要な視点であると認識しております。  特に、住道駅前につきましては、本市の玄関口、にぎわいの中心地として、大きなポテンシャルを持っていることから、現在、イルミネーションイベントやズンチャッチャ夜市などを開催し、何度でも訪れたくなるにぎわいの場として市内外にPRするとともに、このような取り組みを継続しながら、河川を活用した水辺空間の創造につなげていきたいと考えているところでございます。  一級河川につきましては、大阪府が管理しており、治水、環境保全の観点から、河川法及び関係法令によるさまざまな規制がございますが、地域活性化のための河川敷地の占用に関する規制緩和も進められておりますことから、住道駅前のポテンシャルを最大限発揮するよう、駅前デッキの再整備、河川護岸沿いのプロムナード、仮設桟橋の設置など、まちの活性化に資する河川空間の活用について、大阪府と協議を進めていきたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  延田上下水道局長。 ◎延田雅明 上下水道局長  (登壇)下水道増補幹線の貯留能力についてお答えいたします。  大阪府では、寝屋川流域における浸水対策を進めるため、既存の流域下水道幹線の排水能力を補う増補幹線の整備を鋭意進めております。 平成29年3月15日には、大東四條畷増補幹線が供用開始され、また平成30年2月1日には、地下河川と接続する稗島立抗の完成に伴い、阪奈道路下にある大東(一)増補幹線や、諸福西交差点から第2京阪道路までの道路下にある中央(一)増補幹線(二)が、供用開始されました。  これにより寝屋川北部流域下水道増補幹線の貯留量は、11万3,600立方メートルとなり、地下河川の20万立方メートルと合わせて31万3,600立方メートルの雨水を貯留することが可能となりました。  このことは、大東市域の浸水被害の軽減効果のある増補幹線の整備について要望を行い、大阪府においても事業を積極的に推進していただいたことによるもので、平成24年8月14日の豪雨時と比べ、約22倍の雨水貯留量となり、本市北東部及び中西部の浸水被害軽減に大きな効果が見込めるものでございます。 ○水落康一郎 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  (登壇)大東市の液状化現象についてお答えします。  先般の北海道胆振東部地震で見られました大規模地震発生時の液状化現象につきましては、大阪府沿岸地域や大阪市内と比べ、発生箇所は少ないものの、本市でも発生が想定されております。  液状化の対策につきましては、全国的な課題でもあり、国や府の動向を注視するとともに他市の状況なども見きわめながら取り組みを進めていかなければならないと考えております。 ○水落康一郎 議長  森田学校教育部長。 ◎森田修司 教育委員会学校教育部長  (登壇)初めに、大東市の学校開放状況と実績についてお答えいたします。  大東市立小・中学校の運動場や体育館の貸し出しは、「大東市立小・中学校の施設の使用に関する条例」と「同施行規則」に基づき貸し出しております。  つまり、他の体育施設とは異なり、学校施設であるため、「学校教育の支障のない範囲での利用」として、学校長の承認の後、教育委員会事務局が許可を行っております。  利用状況でございますが、学校施設の利用は多く、学校間の若干の差異はございますが、空きが少ない状況でございます。  次に、学校の施設・設備の管理としましては、学校運営時には校長が責任者となり休日や夜間等の学校開放時の責任者及び管理者につきましては、本市教育委員会事務局でございます。  最後に、放課後の校庭、体育館、図書館などの地域への開放についてでございます。  現在、放課後の校庭、体育館につきましては、学校教育に支障のない範囲で地域へ開放しているものと認識しております。  また、学校図書館については、今年度6名の学校司書を配置し、図書館教育の充実に努めているところでございます。学校司書を配置することで、常時開館による貸し出し冊数や来館者数の増加といった効果も明らかになっております。  児童・生徒だけでなく、参観・懇談などの行事の際や、夏季休業中などの保護者を対象に学校図書館を開放する取り組みも徐々に進められており、今後、地域の方々に利用していただける方法についても、検討を進めてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  (登壇)学校運営協議会の設置についてお答えいたします。  社会に開かれた教育課程の実現が求められております今、本市全ての公立学校が地域の方々と目標を共有し、一体となって子供たちを育む、「地域とともにある学校」となることを目指していく必要があります。  本市では、開かれた学校づくりに向けて、各中学校区単位で設置されております地域教育協議会すこやかネットの活動により、地域教育の活性化を図り、教育コミュニティづくりを推進しながら、学校、家庭及び地域相互の連携・協力を図ってまいりました。  また、全小・中学校に「学校協議会」を設置し、地域や保護者の方々に学校運営に関する意見交換や提言をしていただいているところです。  学校運営協議会、つまりコミュニティ・スクールの設置は、現時点ではございませんが、これまでの成果や実践の積み重ねをさらに加速させる手法として、本市にコミュニティ・スクールを設置していくことは、子供たち・学校・地域の成長、発展にとって1つの契機になると考えております。  コミュニティ・スクール制度の導入を検討し、本市が既に実施しております「家庭教育支援事業」との相乗効果を図り、学校・保護者・地域が協働しながら子供たちの豊かな育ちを支える体制の構築に努めてまいります。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  (登壇)公民連携事業に関しまして、名称、周知、必要性及び規制緩和につきましてお答えいたします。  少子高齢化が急速に進んでおり、医療費や介護給付費などの社会保障費が増加するとともに、古くなった公共施設や道路など、私たちの生活を支えるインフラを整備する費用も増加しており、支出はふえ続けております。  一方、支える人の数が少なくなるなど、人口構造が大きく変化することにより、税収の減少が見込まれ、地方自治体の将来の財政の見通しは、非常に危機的な状況にあると考えております。  本市の状況に目を向けてみますと、本市の人口は、一時期改善の兆しが見られたものの、再び減少傾向が進んでおり、来年度には12万人を切るおそれがあることに危機感を持っております。  中心駅であるJR住道駅周辺は、大規模資本商業施設が閉店し、一層空き店舗の増加傾向に拍車がかかり、地元資本の空洞化が進み、淋しく感じられる市民が多くおられます。  大東市は、市民、市場から選ばれない、いわば「モテない都市」として評価されていることをあらわしており、この状況を打破しない限り、大東市の将来は暗さしか見えません。  本市が目指す、「あふれる笑顔 幸せのまち大東づくり」の考えのもと、将来にわたって、豊かで幸せな市民生活を実現するためには、固定観念から脱却し、これまでの手法を大胆に転換する必要があります。  その切り札となるのが、本市が推進する公民連携の取り組みです。  従来では財政状況が厳しくなりますと、削減を唱え続け、我慢ばかりを強いるまちづくりに陥っておりました。例えば、事業費を300万円削減することから入りますと、図書館であれば、図書購入費を削減して必要な本が買えなくなります。  しかし、そこに年間何万人と集客されるのであれば、今まで放置していたスペースをカフェや雑貨屋など民間の方々に貸し出して300万円稼いで子供たちのために本を買えるようにしよう、そう思うのが本当の公共ではないか、それは行政が担っても民間が担ってもいいのではないかというのが公民連携の考え方であります。  ここでの公民連携とは、公的資産を居心地よく使ってもらって、おいしいものを食べてもらったり、すてきな物を買ってもらったり、その一部が公共施設の維持管理費になるというスキームを行政と民間で連携してつくっていこうという話であります。  この公民連携の裾野を拡大し、大東市のブランド力を一層高めていくため、全国初の試みである「公民連携に関する条例」を制定させていただきましたが、議員御指摘のとおり、市民、民間事業者の皆様に浸透している状況とは言えません。  そのため、本市が既に取り組んでいる大東ズンチャッチャ夜市や、大東元気でまっせ体操のように、市民、民間事業者の皆様に、親しみやすいネーミングを考えるとともに、ホームページなどでわかりやすい発信やツールの開発に努めてまいりたいと考えております。  「公民連携に関する条例」は、公民連携手法を仕組みとして条例に位置づけることで、全庁的な意識の統一と、手法の確立を図るとともに、民間からの提案を広く受け付けることを目的にしたものでございます。  民間からの提案には、これまでの行政の枠にとらわれない斬新なアイデア・手法を期待しており、こうした提案を実現するためには、市が所有する公的資産・事業などの開放や規制緩和など、民間の力を引き出す環境をしっかりと整えていく必要があると考えております。  例えば、天王寺公園では、民間にエントランスエリアを開放し、レストラン、フットサルコート、子どもの遊び場等の整備に加え、公園の管理運営を民間事業者が担っておりますし、北浜テラスにおいては、河川敷の占用に関する占用主体や施設の制限を緩和し、カフェテラスやイベント等に利用することが可能となっております。  本市におきましては、これらの事例を参考にしながら、条例に基づき、市の公的資産・事業などや規制緩和を駆使し、独自性の高い公民連携事業を構築していきたいと考えております。  以上でございます。 ○水落康一郎 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  (登壇)規制緩和について答弁申し上げます。  規制緩和は、企業活動や市民生活に法令などにより制限をかけていたものを、緩和・撤廃し、自由で適切な活動ができますよう、経済や地域の活性化を図る手法です。  とりわけ、地方分権推進法や地方分権一括法の成立後は、地域の実情に応じた施策が推進できるよう、構造改革特区制度など、国からの権限移譲や地方に対する規制改革が進められ、最近では、地方分権改革・提案募集方式が導入されたところでございます。  本市におきましても、市民からの受け付ける申請書などにおいて印鑑を廃止したり、道路の使用許可基準を緩和したりするなどの対策を講じてまいりました。  市民サービスや利便性の向上、地域経済の発展、事務の効率化などに寄与できる規制緩和については、市の権限で緩和ができるもの、国の制度を活用するもの、両者の視点から、必要性と効果を検証し、取り組んでまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) それでは、質問席より再質問を行います。  大東昔の写真集というところからちょっと引用させてもらいます。これあんまり、出すのよくないな、回転遅いですね。  これ、三住建設と書いてあるから、あんまり出したくないなと思ってたんですけど、要するに、昭和50年の水害のときの、あの辺の一帯ですね。会社の前ですね。これはひとつぶ保育園ですかね、保育所か何かの前だと思ってるんですけど、多分、だからこの昭和47年、昭和50年の大東水害というところで、実際、ほとんどの人がこれ知らないと思うんですけど、こういう形で、阪奈道路も水浸しになってるし、住宅街、また商店街にも全部なった。大東市のある面でいったら、この水害の原点というのは、この昭和47年、昭和50年で、僕はちょうどそのころに大東市に来たぐらいで、ちょっとこれに遭遇してないんですけど、うちのおやじなんかは、船で救出されたという話もありまして、そこからもう何十年たってきて、もうだんだんみんな忘れてきてるような状況になってきてるんですけど、そういう中で、先ほどちょっと、今出部長の答弁ありましたけど、大東市はむちゃくちゃこの水害対策をやってきたと思います。1回、前試算をしていただいたんですけど、そのときは、約900億円ぐらいの分をやってると、この地下にやってると聞いておりますけど、それはどうですか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  以前、議員より資料をつくってくださいということで御依頼を受けまして作成したものがここにございます。ちょっと紹介させていただきます。  大阪府と大東市が治水関連事業でいろんなことをやっております。河川、それから治水緑地、流域調節池、学校の校庭貯留、それから公園にも校庭貯留させていただいておりますが、全て、順番にいきますと、大阪府が実施した河川改修事業、トータルで317億円、同じく大阪府が実施した深北緑地353億円、流域調節池が233億円、大阪府の緑風冠高校の校庭貯留が11億1,000万円、大東市がやりました校庭貯留につきましては、4億2,500万円、公園貯留が1億7,400万円、合計いたしまして、大阪府と大東市、合計で910億円に及んでおります。大阪府がそのうちの904億円、大東市が負担したのが6億円という合計額になっております。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) 今、部長のほうから答弁ありましたとおり、箱物が多いまちの中で、大東市は地下物ばっかしをやってきて、そういう中でやって、これは調節池なんですけど、ちょうど入ったすぐのところが、大体ビルの5階ぐらいになってまして、これ奥行きがずっとありまして、まさに核シェルターみたいな感じがあります。これは大東中央公園の地下なんですけど、これが大東市には4つあるという、この小さなまちに4つもあるというのは、ほとんど全国でもないぐらいの形で、先般の豪雨のときにも、このうちの2割ぐらいしか入ってないという形になっております。  これは、地下河川で、鶴見緑地に向かってる分に関してで、これ立抗なんですけど、こういう大きな中に水をためながら、先ほどのこの地下河川に流して、大阪湾のほうに流れていくという形で、これが鶴見緑地から国道163号線を超えて、ずっと上がってきてるという形です。  これは四條畷市と大東市の境目にあります深野北の、四條畷市側のほうですね、そこに増補管をつくったときのです。円径はかなり小さくなってますけど、こういう大きさのものが、生駒線とか、八尾枚方線とかにされております。これは、四條畷市の増補管の分ですけど、こういうことがあることで、今ほとんど大東市で緊急的な、要するにゲリラ豪雨が起きても、ほとんど浸からないという、すごい、ある面で言ったら、大東市のこの水害を守るための政策がこの昭和47年、昭和50年から延々と今日まで来て、堤防とかも入れてですけど、やられてきてるという、このことはもっとPRしてもいいんじゃないかと思いますけど、同時に、一番の対策のかなめは、ゲリラ豪雨が起きそうなときに、皆さんのお家の近くの側溝のごみを取るという、これを一番アピールしなければ僕はいけないと思うんですけど、その点についてどうですか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  おっしゃるとおりのことだと思います。  以前、豪雨があったときに、雨水升の上に物を置いてた、あるいはごみが詰まってたということが結構ございまして、実際に職員が出動して、それを取り除いたという実績がございます。そのようなことがあったことから、雨水升があるところに、雨水升ここにありますよという路面に表示するようなシールをつくって、それを張ったり、それからお宅に声かけしたりということをさせていただいております。これからも継続して、いろんな啓発をさせていただきたいと思っております。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) ほんまに、極端に言うたら、普通の体育館で言ったら、もうこれ体育館10個ぐらいつくってるぐらいのことを我々のこの大東市の地下には、こういう形で行われて、大東市の安心・安全が守られている、市民の生命と財産が守られていることをやっぱりもっと強調してもらえたらいいなと思っております。  そこで、次の課題に行きますけど、これはこの前も大谷議員が質問しました、例の寝屋川の側溝の横に水があふれたところの、これはまだ大阪府が今ちょうど来たところで、穴があいてる状態の中で、向こうの赤れんがのほうが、ちょうどあれになってると思うんです、堤防になってるんですけど。これは想定内ですか、想定外ですか。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  大阪府にお伺いしたところ、護岸のすき間から水が漏れたということで、想定はしていなかったと思います。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) ある意味で、この想定外というのは僕は起きてくると思ってます。先ほどちょっと、いろんな話をしましたけど、ゲリラ豪雨とかの一時的なあれには、大東市というのは対応できるようになってくるけど、次の課題になってくるのが、この堤防の決壊になると思います。これは、この前の岡山の堤防なんですけど、手前がコンクリートで、向こうのほうもコンクリートで、真ん中のところの、今土のうが積んであるところが決壊した、要するにコンクリートの部分でありながら、土の土手じゃなくて、ここが決壊するという、こういう想定されないことがここで起きてるという、そうすると、今の大東市のこの恩智川・寝屋川の堤防について、これが倒壊するという、こういうおそれはないのか。あんまり危険をあおったらあかんですけど、ないのかということと同時に、それを想定した避難訓練とかのシミュレーションとかいうことは考えられるのか、ちょっとお答えください。 ○水落康一郎 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  まず、起きないかということでございますが、点検につきましては、大阪府を中心にしまして年1回、徒歩で見て回ったり、あるいは船によって月1回ですとかいう点検を常にやっております。目視になりますが。
     大東市域の一級河川、二級河川、全てにつきましては、整備済みということになっております。護岸の補強なり、河道の確保とかいうことはできておりますので、想定外の雨が降って、護岸の上を越えたということになりますと、その越えたことによって、護岸の強度が低下して、護岸が壊れるということもあるかと思いますが、水がいっぱい上まで来て越水しない限りは破堤というのはないというふうには思っております。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) だから、聞いてるのは、これ二、三日前のMBSナウでも、芦屋の海岸線にできた住宅地が今回の高波で、台風21号でやられたんですけど、5メートルの堤防をつくってて、絶対大丈夫ですと言ってたけど、これを越えてきたという、みんな想定外なんですよ。この堤防が、大東市の堤防が結局どうなるかというのは、絶対、誰も臆測できないと思いますから。いつなるかもわからないですから、地震と風水害が一緒に来た場合どうするんだとかね、そうすると、これに関しての最初のハザードマップというのは、ほとんどが5メートルぐらいつかるという、青く塗られてたんですけど、最新のは、ちょっと何か色が薄くなってるような感じで、ちょっと手抜いてるんじゃないかなと思ってるんですけど、そういう面でいくと、その最初の想定ぐらいでいくと、5メートルがほとんどのところで、特にこの北側は全部そうなってますので、大東市の場合、これに対しては避難対策とか、避難のやり方とか、今まで想定されてない、例えば、各家に組み立て式のボートを置くぐらいのことでもやらないといけないぐらいの想定も1つ考えないかんと思うんですけど、そこはどうですか。 ○水落康一郎 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  議員おっしゃるとおり、これまで河川決壊を想定した訓練の実施等はしておりませんでした。今後、大阪府や他市の実施状況を参考に、実動訓練、図上訓練、訓練実施に向けて研究してまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) 確実にあってね、命がかかってる話だから、ここで上手に答弁して逃げといたら、今晩の酒はうまいよという、そういう考え方で逃げんとってほしいなと思いますので。  これは、この前、岡山に行ったときのお寺さんです。お寺さんの、だからもう天井の近くまで水が来て、土壁ですから、全部落ちたというあれなんですけど。もう一つは、ここは菩提寺でして、岡田藩、伊東家という1万石の小さなところですけど、あの高台の上に、実はお殿さんのお墓があるんですけど、そこから上に、御位牌とか、あれ上に置いてあるんです。高台になっていて、お寺よりも。さっきの水に浸かったところの。左側にちょっと高い塔が建ってるんですけど、わかりますかね、これが実は明治26年に水害に遭ったときの、あそこまで水が来たという記念の石柱なんです。これを拡大しますと、実はここで200人の方が亡くなったという慰霊碑で、これをほとんどの人が知らなかったし、この檀家の人でも知らなかったというぐらいの状況でありまして、やっぱり、こういう形の、過去にあったことを後世に伝えていくということは、もう僕は大事なことだと思うんですけど、そういう面でのこの昭和47年、昭和50年のモニュメントというのが1つどうかなと思ってるんですけど、どうですか。 ○水落康一郎 議長  大石危機管理監。 ◎大石達也 危機管理監  昭和47年、昭和50年に発生しました本市の豪雨災害のモニュメントにつきましては、現在のところ設置の予定はございません。  しかしながら、豪雨災害の歴史や教訓などを風化させず、今後の風水害対応や、市民の防災意識の向上に生かせるよう、さまざまな機会を通して伝承に努めてまいりたいと考えております。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) これは5年後というか、この前、先日、夏に、十津川村に行ったときです。5年後ぐらいで、ちょっと慰霊碑ができましたという形であったんですけど、本当はここにももう一つ、別の古い100年前の慰霊碑があるんですけど、やっぱり、こういう災害の歴史というのは、しっかりと、なかなかその人がずっと伝えるほど、語り部として伝えるほどの長生きできませんから、いつ起きるかわかりませんから、やっぱりこういうものというのは、1つちょっと考えなければいけないと思いますので、要するに昭和47年、昭和50年を忘れるなということをしっかりと後継の方々に、未来の大東市民に伝えていかなければいけないんじゃないかなと、こう思います。  これは、北海道の液状化なんですけど、逆にここはちょっと市長に、建築家として聞きますけど、地震として揺れたり、動いたり、倒れたりよりも、この地盤が動くことというのは、後々の回復も入れて、僕はこっちのほうがやりにくいんじゃないかなと思ってるんですけど。と同時に、大東市というのは、液状化は起きないんですかね。 ○水落康一郎 議長  東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  大東市に限らず、地盤には一定の含水があります。これが振動することによって含水分離が起きますので、どんな場所でも液状化が発生する可能性はございます。その発生の可能性が高いかどうか、低いかどうかというのは、その土の質、目の粗さですね、それと含水率の高い・低い、それを考えますと大東市地域の土質あるいは含水率というのは、液状化に対しては、非常にリスクが高いというふうに考えております。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) その視点からいくと、僕は本当に、ちょっと厳しいと思いますけど、僕が議員になったころというのは、この市役所というのはいつも何メートルか、地盤沈下してて、結構すき間が見えてた記憶があって、最近は全然それなくなったんですけど、何か上手に誰か隠してるんじゃないかなと思ってるんですけど、僕は下には間違いなくちゃぽんちゃぽんした水の状態になっていて、大東市というのは決して液状化が起きない、今度、10月の末に会派でここを見に行きたいと思っておりまして、視察に行きたいと思っておりますけど、やっぱり液状化対策の1つとして、僕は地下水のくみ上げというのも必要じゃないかなと、特に、前もうちの大谷議員が質問しましたけど、病院であるとか、公共施設であるとかという、そういうところの公のところに災害時の事故水も兼ねて、地下水をくみ上げることに関しての許認可を与えるという、このことについてはどうですか、見解は。 ○水落康一郎 議長  北田市民生活部長。 ◎北田哲也 市民生活部長  地盤沈下の件についてですけれども、長らく昭和30年代ないし40年代ごろに激しい地盤沈下を大東市は経験しておりまして、最大で120センチの地盤沈下が起こりました。今、先ほど寺坂議員から病院ないし、そういった非常用のときの地下水の取水ということにつきましては、一応、条例の規則改正におきまして、農業用と、医療用、いわゆる病院と診療所、入院させるために必要な患者への非常用、災害用につきましては、対象、取水はできるということで、ただし書きを設けております。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) これから東京都なんかは、ほとんど高層ビルとか、病院とかについては、もう事故水をやるように義務づけるぐらいの感覚でやって、災害時は、そこが断水にならないような状態をつくってるところがありますので、ちょっと大東市の場合は地下水のくみ上げを禁止規制かけてる分があるんで、そこはちょっとしっかりと前向きに持っていってもらいたいなと思っております。  コミュニティ・スクールですけど、これ、2004年に制度化されて、昨年の3月に協議会の線地が義務化されたということは御存じですか。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  地方教育行政の組織及び運営に関する法律が改正されまして、設置義務といいますか、努力義務ということで今定められておるところでございます。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) 先ほど、ちょっとありましたけど、もう既に、一番だから進んでるところでは、山口県の87%、大阪府でも10%は設置してますし、この1年で1.5倍にふえて、5,000カ所の学校で、この学校運営協議会というのをつくっております。このメリット・デメリットはわかりますか。 ○水落康一郎 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  学校運営協議会につきましては、校長及び教育委員会が行う学校運営や教職員人事に一定の権限を持って関与する合議制の機関ということで、法に基づいて定められるものでございます。  ですから、コミュニティ・スクール、運営協議会を設置することによって学校が地域の皆さんに取り組み等の情報をしっかりと発信し、そして法令に基づいて御意見を伺い、それを学校運営に生かしていく、そういうメリットがございます。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) ちょっとあんまり時間がありませんので、こっちでもう勝手に言いますけど、教員の負担がかかるんじゃないかとか、特定の委員を任命しますから、これに左右されるんじゃないかとか、また教育人事にもこれ声を出すことができるという、こういう規定になっておりますので、そういう面になると、地域の方々が参加して、学校というのが教育の場だけじゃなくて、地域のコミュニケーションの大きな拠点になるというのが、このコミュニティ・スクールのイメージでありまして、そのかわり、地域の方々も運営とか、子育てとかやっている。これ、いろんなところの実例でいきますと、補導が100件あったのが20件まで減ったとか、いろんな実績も出てます。ただ、さっきちょっと言いましたように、教員の負担がかかるという話については、これ、校長先生、教頭先生ぐらいしかかかわらない、管理職だけですから、一般の先生はかかわらないし、特定の委員に左右されることについては、この特定委員の選任というのは校長先生がやりますから、校長先生が嫌いな人というのは絶対選考しないというのがありますから、あり得ないと思いますし、教育人事に関しましては、福井県は、この人事権だけを使わないコミュニティ・スクールを開催しているという形とってます。ともかく、学校の運営とか、いろんなことに地域をどんどん参加させるという、こういう学校開放というのが校庭とか、体育館の開放じゃなくて、ある面で言ったら、地域の中心拠点として開放していく、同時にそれが災害時には、ふだんからそういうふうにしておれば、災害時にはそれが効果があるんじゃないかという、こういうものも出てくるんじゃないかと思います。  そういうことを広い意味でいった場合、この学校運営協議会というものが大東市に1個もない、大阪でもほとんどできてないという状況の中で、大東市として住民自治を進める視点からも、これは大事になってくると思うんですけど、これは市長にお願いいたします。 ○水落康一郎 議長  東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  学校の運営そのものに地域の意見が反映され、また地域の理解を深めていくという手法においては、現在、学校協議会という組織は既にございますけれども、コミュニティ・スクールという、1つステップを上る手法ということについては、努力義務を付せられたこともございまして、取り組む必要を感じているところでございます。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) 今、市長からありましたとおり、岡本指導監、これ、しっかりと地域で、僕はいろんな区長さんと話してて、いろんな形で区長さんが地域に、学校といろんなことをやってるから、僕はそういう形でもう既に大東市にはこの運営協議会はあると思うてましたんです。ところが、ちょっと違うのかなという感じがしたので、一応、制度化されて、法定化されている部分がありますので、任意の世界じゃなくて、南郷キューピットとか、ああいう形の分もいっぱいありますから、ここをもうちょっと体系化して、正式な形で、もちろん公の分になってきますから、そこに対しては、いろんな保障的な部分も出てくると思いますから、そういう形で、もっと学校が身近なものとして地域の中で存在していくという、また災害時には避難場所にもなるということをもっともっと進めてもらいたいと思いますので、またこれは今後研究していただくということを前提に、しっかりと取り組んでいただきたいと思いますし、いろんな市がもう既にやってるところの参考もありますので、あえてきょうは挙げませんけど、しっかりとやっていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  あと、公民連携でございます。  一番の行政の規制緩和は、職員が自由に頑張るというのが一番いいんかなと、こう思ってます。できない、やりたくない、無理って答える職員を、いかにやる気を起こして頑張ろうと言って、それでいて5時半にはきちっと帰れるという、こういう職員が理想だと思うんですけど、そういう職員の規制緩和はどう考えられますか。 ○水落康一郎 議長  田中理事。 ◎田中祥生 理事  現在、取り組んでおります行政改革は最終的に市民の皆様に笑顔をお届けしようと、市民の皆様が笑顔になれるようにということで取り組んでいるところでございます。  この取り組みには、やはり、職員一人一人の働き方に対する意識の改革、これが不可欠ということでございまして、職員個々が自分のパフォーマンスを最大限に発揮するということで、最終的に市民の笑顔につなげてまいりたいと思っております。  これを実現するためには、やはり職員のより柔軟な発想で行政運営を行っていくことが必要ではないかというふうに考えております。  今の御質問の規制緩和でございますけれども、行政が行うさまざまな規制緩和につきましては、現状を維持して、広く市民に恩恵をもたらすといった意味では、非常に必要なものであり、一定、ルールとして尊重されるべきものであるというふうには考えております。  ただ、一方、将来に向かって、新たな目標を設定して、世代を超えてといいますか、より広い市民の皆様に恩恵をもたらすといった観点からは、やはり我々も柔軟な発想を持って、法令の範囲内ということにはなりますけれども、積極的に規制を見直すと、こういった姿勢を持たなければいけないというふうに考えております。  おかたい公務員と言われる守りの視点だけではなくて、大きな視点を見失うことのないように、職員の意識改革に取り組んでまいりたいと、こういうふうに思っております。 ○水落康一郎 議長  6番・寺坂議員。 ◆6番(寺坂修一議員) ありがとうございます。本当はちょっと公民連携で、1時間ぐらいかけて、市長とバトルをやりたいなと思ってたんですけど、12月議会の区長会のときにやりたいと思いますので、心の準備だけをよろしくお願いしたいなと思います。  ただ1点、やはりこれからの地方自治体が生き残ることに関しては、やはりどういう施策でやっていくかということが本当に今転換期に来てると思ってます。260年続いた徳川幕府が潰れて、新しい明治維新ができたあの境目のときに、結局、どんな日本の国において構図が起きたかという、幕府が鎖国を勝手にやめて、ペリーの受け入れをしたという、それに対して、全ての藩が反対したけど、結局、反対した長州とか薩摩が一番外国と貿易をやりながら国力を高めていったという形、その流れというのは、まさに時代の流れの中でこれは変えることはできない部分があると思ってます。そのときは、多くの人が反発したし、当時はそのことで殺し合いというのもいっぱい起きたと思いますけど、それに匹敵する時代に僕はこの時代というのはやってるんじゃないかと、殺し合いが起きてないだけでですね。そういう面でいくと、この公民連携に関しての事業を大東市の中心施策として、市長がやるとするならば、そのことをもっと市民に対して、議員に対して、そして対外的にもトップセールスで語っていかないかんのじゃないかと。いつもしゃべると、北本部長と東局長がわけのわけらん公民連携、わけのわからんと言ったら怒られますね、わけわからないような公民連携で、同じようなものか、話してくれる、やはりここは市長が自分の言葉でがんがん言っていかないと、まだまだ多くの市民が、議員が、不平不満を持っていると僕は思ってますので、12月にもう1回やりますけど、ちょっともう1回、きょうはそのさわりの部分を一言、3分でお願いいたします。 ○水落康一郎 議長  東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  現在が明治維新に匹敵するほどの変化が求められる時代だという御指摘に対しましては、大東市の市政をあずかる身といたしまして、共感するところがたくさんございます。財政の問題もそう、将来性を不安視する展望もそう、そういったリスクの可能性を感じている今だからこそ打てる手を迅速に、着実に打たねばならないと思っております。  これまでどおりの施策でリスクを感じているわけですから、これまでと違う手を打ち、それを早目、早目に防止し、発展に向けての活路を見出す必要がある。その中で、行政ができることに加えて、プラスアルファの要素・要因・力、こういったものを求めたときに、民間の力を活用しながら、公的進歩、前進を図ってまいりたいということでございます。  公民連携、いろいろと内容・手法、煩雑なところはございますけれども、大きくまとめますと、今申し上げたところが原点でございます。そして、その民間の力を公的サービスに循環させるために、公としてできること、民としてできること。何ができて、何ができないかを整理し、できること同士を掛け合わせていくことが非常に重要でございます。  公としてできることは、法の規制のもとで、いかに規制を緩和し、民間が参入し、自由にその知見や経験、また技術、そういったものを生かしたサービスが展開できる環境をつくるかということ、また民間に対しましては、それがその企業や民間事業者にとってマイナスにならない、利益といいますか、存続といいますか、こういったものを環境として整備をされていく必要があります。その両者が補い合いながら、究極のメリットを市民が享受する、こういう世界を構築することが公民連携でございますので、公民連携という言葉よりも、公と民が一体となって市民の将来、未来の生活を明るくしていく、そんな環境づくりに向けて尽力をしていくんだと、こういうことを公民連携という形で今懸命に構築をしているところでございます。そこにおけるさまざまな疑問や疑念、こういったものを一つ一つ解消し、御安心を積み重ねながら、明るい大東市の将来の構築に向けて努力をしてまいりたいと、このように考えております。 ○水落康一郎 議長  これをもって一般質問を終わります。  暫時休憩いたします。午後2時40分から再開いたします。      午後2時19分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後2時39分再開 ○水落康一郎 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第3、請願第2号「子育て支援と教育環境の充実を求める要望・請願書」の件を議題といたします。  本請願に関し、委員長の報告を求めます。  大谷未来づくり委員会委員長。 ◆7番(大谷真司議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託をされました請願第2号子育て支援と教育環境の充実を求める要望・請願書について、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、紹介議員より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  本件について、全員異議なく採択すべきであると決しました。  なお、本件に対して賛成討論があったことを申し添えます。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  8番・品川議員。 ◆8番(品川大介議員) (登壇)請願第2号「子育て支援と教育環境の充実を求める要望・請願書」について、清新会を代表いたしまして、賛成討論を行います。  人口減少、少子高齢化社会が進む中、本市のメーンターゲットである子育て世代、子供を安心して産み育てる環境づくりは私ども清新会も常日ごろより提言をしてまいりました。特に、安心して教育を受ける環境づくりは重要でございます。いじめ対策はもちろん、不登校児童への支援、インクルーシブ教育の推進など、公教育の役目とするだけでなく、子供の権利を守る大人の責務して市民全体で進めていかなければならないと考えます。  また、あすも起こる災害の今日、通学路の安全性についてもしっかり取り組んでいただきたいところでございます。清新会としても従前より子育て世帯への施策と予算の集中を要望しております。また、出産をためらう理由の1つに経済的理由があるのであるならば、少しでも不安が取り除ける施策は必要だと考えます。大東市に1人でも多くの子供が生まれてほしいというのは飾らぬ思いでございます。  1項目めの第3子からの出産の祝い金制度創設については、財政的な勘案を行いながら、手法にこだわることなく、目的であります安心して子供を産み育てる環境づくりを効果的に行える事業に予算を集中して使っていただきたいと要望をいたしまして、討論とさせていただきます。 ○水落康一郎 議長  ほかに討論はありませんか。      〔「なし」の声起こる〕  なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本請願に対する委員長報告は採択であります。本案は原案のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立多数であります。御着席ください。よって請願第2号は採択されました。  次に、日程第4、報告第10号「平成29年度決算における健全化判断比率について」、理事者から報告を求めます。  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  (登壇)報告第10号「平成29年度決算における健全化判断比率について」報告申し上げます。  平成30年9月26日提出、本日提出の追加議案書をごらんください。  この報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成29年度決算における健全化判断比率につきまして、監査委員の意見を付して報告申し上げるものでございます。  初めに、実質赤字比率についてでございます。本市における早期健全化基準は、12.16%となっておりますが、平成29年度の一般会計等の決算は、約6億6,400万円の黒字であったため、実質赤字比率の数値はございません。  次に、連結実質赤字比率についてでございます。本市における早期健全化基準は、17.16%となっておりますが、平成29年度の一般会計、特別会計、公営企業会計を合わせた決算は約46億5,400万円の黒字であったため、連結実質赤字比率も数値はございません。  次に、実質公債費比率についてでございます。これは一般会計等の公債費に充当した一般財源や公債費に充当するために行う繰出金等を合計した額の標準財政規模に占める割合でございます。本市の比率は4.1%であり、早期健全化基準の25%を下回っております。  最後に、将来負担比率についてでございます。本市における早期健全化基準は350%ですが、平成29年度決算では前年度に引き続き、本市の将来負担比率は算出されていません。  これら健全化判断比率から、本市の財政は地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく早期の健全化は必要な状況にはないものと判断されます。  以上が平成29年度決算における健全化判断比率についての報告でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件はこれをもって終了いたします。  次に、日程第5、報告第8号「平成29年度大東市水道事業会計資金不足比率について」、理事者から報告を求めます。
     延田上下水道局長。 ◎延田雅明 上下水道局長  (登壇)報告第8号平成29年度大東市水道事業会計資金不足比率について御報告申し上げます。  議案書の2ページをごらんください。  本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、経営の健全性を示す指標として資金不足比率を算定し、監査委員の審査に付し、その意見をつけて、議会に報告するものでございます。  平成29年度の決算におきまして資金不足は生じておりませんので、資金不足比率につきましても数値はございません。  以上、何とぞよろしく御理解賜りますよう、お願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件はこれをもって終了いたします。  次に、日程第6、報告第9号「平成29年度大東市下水道事業会計資金不足比率について」、理事者から報告を求めます。  延田上下水道局長。 ◎延田雅明 上下水道局長  (登壇)報告第9号平成29年度大東市下水道事業会計資金不足比率について御報告申し上げます。  議案書の3ページをごらんください。  本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、経営の健全性を示す指標として、資金不足比率を算定し、監査委員の審査に付し、その意見をつけて議会に御報告するものでございます。  平成29年度決算におきましても、資金不足は生じておりませんので、資金不足比率につきましても数値はございません。  以上、何とぞよろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  本件はこれをもって終了いたします。  次に、日程第7、議案第50号「平成29年度大東市水道事業利益剰余金処分について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第50号「平成29年度大東市水道事業利益剰余金処分について」、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第50号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第8、議案第51号「大東市立住道駅中央自動車・自転車駐車場および大東市立住道駅前自動二輪車等駐車場の指定管理者の指定について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第51号「大東市立住道駅中央自動車・自転車駐車場および大東市立住道駅前自動二輪車等駐車場の指定管理者の指定について」、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第51号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第9、議案第52号「大東市立住道北自転車駐車場大東市立住道駅西自転車駐車場および大東市立住道駅西第二自転車駐車場の指定管理者の指定について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第52号「大東市立住道北自転車駐車場大東市立住道駅西自転車駐車場および大東市立住道駅西第二自転車駐車場の指定管理者の指定について」、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第52号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第10、議案第53号「大東市立生涯学習センターおよび大東市立文化情報センターの指定管理者の指定について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  大谷未来づくり委員会委員長。 ◆7番(大谷真司議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第53号「大東市立生涯学習センターおよび大東市立文化情報センターの指定管理者の指定について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  本件について、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第53号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第11、議案第54号「大東市火災共済条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第54号「大東市火災共済条例の一部を改正する条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。
         〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第54号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第12、議案第55号「大東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第55号「大東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、賛成多数で原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  13番・あらさき議員。 ◆13番(あらさき美枝議員) (登壇)議案第55号「大東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について」日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。  本条例の改定内容の1つに、課長補佐以下の手当を大幅削減するというものがあります。具体的には、課長補佐4万6,000円、上席主査4万円、主査3万6,000円の手当が削減されます。これまで算定されていなかった残業代を認めていくとしていますが、総額約2,300万円のお給料が削減されるということになります。172名が対象となり、多い方で年収50万円も下がるという説明がありました。  この条例改定は生活設計を無視した賃金の改定であり、当然、許されるものではありません。家のローンを支払っている方、子供の学費など、家計に大きな影響を与えます。職員のモチベーションが下がり、市民サービスの低下も危惧されます。ベースアップを検討するなど、緩和措置を今すぐ検討すべきであることを意見しまして、討論といたします。 ○水落康一郎 議長  ほかに討論はありませんか。      〔「なし」の声起こる〕  なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立多数であります。御着席ください。よって議案第55号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第13、議案第56号「大東市立共同浴場条例を廃止する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  大谷未来づくり委員会委員長。 ◆7番(大谷真司議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第56号「大東市立共同浴場条例を廃止する条例について」、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第56号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第14、議案第57号「大東市特定教育・保育施設および特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  大谷未来づくり委員会委員長。 ◆7番(大谷真司議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第57号「大東市特定教育・保育施設および特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」の審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  本件について、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第57号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第15、議案第58号「大東市家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  大谷未来づくり委員会委員長。 ◆7番(大谷真司議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第58号「大東市家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  本件について、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第58号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第16、議案第59号「大東市介護保険条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  大谷未来づくり委員会委員長。 ◆7番(大谷真司議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第59号「大東市介護保険条例の一部を改正する条例について」審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  本件について、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第59号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第17、議案第60号「大東市放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  大谷未来づくり委員会委員長。 ◆7番(大谷真司議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第60号「大東市放課後児童健全育成事業の設備および運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」、審査結果を御報告申し上げます。
     本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  本件について、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第60号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第18、議案第61号「大東市立放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。  大谷未来づくり委員会委員長。 ◆7番(大谷真司議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました議案第61号「大東市立放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について」、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  本件について、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第61号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第19、議案第44号「平成30年度大東市一般会計補正予算(第3次)について」、日程第20、議案第45号「平成30年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第1次)について」、日程第21、議案第46号「平成30年度大東市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1次)について」、日程第22、議案第47号「平成30年度大東市火災共済事業特別会計補正予算(第1次)について」、日程第23、議案第48号「平成30年度大東市介護保険特別会計補正予算(第1次)について」及び日程第24、議案第49号「平成30年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1次)について」以上6件を一括議題といたします。  本6件に関し、所管の各委員長の報告を求めます。  まず、石垣街づくり委員会委員長。 ◆15番(石垣直紀議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました、議案第44号「平成30年度大東市一般会計補正予算(第3次)の所管事項について」、及び議案第47号「平成30年度大東市火災共済事業特別会計補正予算(第1次)について」、以上2件の審査結果を御報告申し上げます。  本2件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  まず、議案第44号については、賛成多数で原案どおり可決すべきであると決しました。  なお、議案第44号に対して反対、賛成、それぞれの討論があったことを申し添えます。  次に、議案第47号については、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  次に、大谷未来づくり委員会委員長。 ◆7番(大谷真司議員) (登壇)過日の本会議において、当未来づくり委員会に付託されました、議案第44号「平成30年度大東市一般会計補正予算(第3次)の所管事項について」、議案第45号「平成30年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第1次)について」、議案第46号「平成30年度大東市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1次)について」、議案第48号「平成30年度大東市介護保険特別会計補正予算(第1次)について」、及び議案第49号「平成30年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1次)について」、以上5件の審査結果を御報告申し上げます。  本5件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  まず、議案第44号、議案第45号、議案第46号及び議案第49号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきであると決しました。  なお、議案第44号に対して賛成討論があったことを申し添えます。  次に、議案第48号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきであると決しました。  なお、議案第48号に対して反対討論があったことを申し添えます。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○水落康一郎 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論につきましては、議案第何号についての討論を行うかを発言し、反対、賛成の交互にお願いいたします。  最初に、反対討論はありませんか。  13番・あらさき議員。 ◆13番(あらさき美枝議員) (登壇)議案第44号「平成30年度大東市一般会計補正予算(第3次)について」、日本共産党を代表いたしまして反対討論を行います。  今回の9月補正では、駅前でプロジェクションマッピングを行う費用として950万円が計上されており、今年度は合計2,627万4,000円も大東市のアピールのために使うと計画されています。目的は、移住・定住促進と豊かな生活を確保するためとされていますが、今住んでいる住民が安全で住みやすいまちづくりをつくっていくことこそ行政の役割です。明かりのつながりで言えば、要求で言えば、大東市には暗い道が多く、明るくて安全な夜道にしてほしいという要求がたくさん上がっています。また、今回の台風で被災した方々は大東市にたくさんいらっしゃいます。今回の補正予算で計上されている950万円を街路灯に切りかえる、また家屋の一部損壊のお見舞い制度をつくるなど、市民生活に直結した使い方を求めます。  そして、生活福祉課では、生活保護総務経費6,099万9,000円を国に返還するとしています。私たちは、さまざまな生活保護の支援をする中で、ケースワーカーの専門的知識の不足を痛感することが多々あります。特に、利用者の立場に立ち、信頼関係を築き、安定した生活へと導くというとうとい仕事であるにもかかわらず、威圧的、高圧的な対応をよく耳にします。さらに、ケースワーカーは100人以上の利用者を担当していることも質の低下を招く原因だと考えます。ケースワーカーをふやし、研修をして質を上げていくことを求めます。  なお、補正予算の中には必要な予算も多々あることは重々承知しております。それもつけ加えまして、反対討論とさせていただきます。 ○水落康一郎 議長  次に、賛成討論はありませんか。  9番・中村晴樹議員。 ◆9番(中村晴樹議員) (登壇)議案第44号「平成30年度大東市一般会計補正予算(第3次)について」、地方創生所管分の予算において、要望型の賛成討論をいたします。  「補助金は死のキス」という言葉があります。ノーベル経済学賞受賞で有名なミルトン・フリードマンの言葉です。市は三セクに対し、あまたの随意契約、委託事業を発注しております。それ自体、収益性がなく、そうした事業に支援、援助ともとれる補助金のようなものを投入することは、公民連携とは言いません。民間や、市民の方々が、いやがおうにもトンネル企業とみなし、公平性や透明性を疑っております。エージェント方式に一定の理解を示したとしても、公民連携で一番重要な公正性、公平性、透明性、情報公開の充実性とはほど遠い現状があります。委託事業の中には、市の責務ではなく、民間側の責務ではないのかと感じるものや、コストの妥当性、果ては事業の存在、必要性すら疑うものもあります。一方で、自由な民間提案を受けられる仕組みづくりが真の公民連携を実現する上で重要なキーだとも考えております。その方向性が公正性、公平性、透明性に大きく寄与し、真の公民連携がうまれると期待もしております。  よって、市や三セクに対して、法律や原理原則にのっとった事業を行うこと、完全に市の税金が投入されないことを目標とする三セクの自立計画、支援計画の要望、また公民連携総合調整事業、北条まちづくり推進事業関連に対して、随意契約ではなく、一般競争入札を実施し、公正性、公平性、透明性に最大限配慮することを条件として賛成といたします。  以上です。 ○水落康一郎 議長  ほかに討論はありませんか。  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) (登壇)議案第48号「平成30年度介護保険特別会計補正予算(第1次)について」、日本共産党議員団より反対討論をいたします。  今回補正の債務負担行為補正部分3億178万円、3年分についてです。  1つは、委託選定の点がございます。基幹型地域包括支援センター委託法人は、大東公民連携まちづくり事業株式会社で深野北小学校跡地活用など、公民連携まちづくりを進める中で、役割など不透明な課題が残っております。  選定過程で応募事業者数2社のうち、1社の名称などが開示できないなど、議決案件ではないにしても、なぜまちづくりを中心に市が出資した法人が介護を担っていくのか、市の行う介護施策の改定で安心した介護を受けれるのか、市民の疑問に対しての説明が必要です。  2点目は、包括圏域変更の点です。圏域の変更について、例えば、中学校区単位など、地域にきめ細かく介護を提供できる包括の配置や、地域性、利用者状況を考慮したスタッフの経験と介護サービスの提供が必要と考えます。  今回、基幹型包括をつくり、統括することになりますが、これまでの介護新総合事業で市が介護事業所などに行った介護サービスからの卒業などの強い指導が検証・反省なく、逆に基幹包括センターの統制が強められるのではないか、懸念いたします。  もう一つ、3点目は、国の進める介護制度の課題です。  介護保険制度改定によって、全国の市町村に介護予防重度化防止のための保険者機能を強化することが義務づけられた背景があります。地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法などの一部を改正する法律で打ち出された介護予防、重度化防止のための保険者機能強化では、国が示す評価指標に基づいて、市町村が目標を設定し、その成果に応じて財政的インセンティブの付与を行う内容でございます。大東市が行ってきた地域の通いの場への高齢者の参加、保険者によるケアマネジメントの基本方針の周知、地域ケア会議での自立支援型ケアマネジメントの徹底などは、国の評価指標に取り入れられています。既に、第7期の介護保険料は、前期から9.6%の増加です。大幅な値上げに対し、前年度繰り越しが3億200万円計上されており、昨年は介護サービスが大きく削られています。市民の介護に対する不安に応える点からも、重ねて市が進めている自立支援の軌道修正を求めて反対討論といたします。 ○水落康一郎 議長  ほかに討論はありませんか。      〔「なし」の声起こる〕  なければ、討論を終結いたします。  これより順次採決いたします。  最初に、議案第44号「平成30年度大東市一般会計補正予算(第3次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立多数であります。御着席ください。よって議案第44号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第45号「平成30年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第1次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第45号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第46号「平成30年度大東市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第46号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第47号「平成30年度大東市火災共済事業特別会計補正予算(第1次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第47号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第48号「平成30年度大東市介護保険特別会計補正予算(第1次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立多数であります。御着席ください。よって議案第48号は委員長報告どおり可決されました。  最後に、議案第49号「平成30年度大東市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
         〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって議案第49号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第25、認定第1号「平成29年度大東市一般会計歳入歳出決算について」、日程第26、認定第2号「平成29年度大東市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について」、日程第27、認定第3号「平成29年度大東市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算について」、日程第28、認定第4号「平成29年度大東市火災共済事業特別会計歳入歳出決算について」、日程第29、認定第5号「平成29年度大東市介護保険特別会計歳入歳出決算について」、日程第30、認定第6号「平成29年度大東市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算について」、日程第31、認定第7号「平成29年度大東市水道事業会計決算について」及び日程第32、認定第8号「平成29年度大東市下水道事業会計決算について」、以上8件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。  まず、認定第1号から認定第6号までの各会計歳入歳出決算について、北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  (登壇)議案の説明の前に、平成29年度大東市歳入歳出決算書の一部に誤りがございましたことをおわび申し上げます。  正誤表その3をお配りしておりますとおり、決算書の35ページの中段にございます国民健康保険特別会計の翌年度に繰り越すべき財源3億1,487万4,279円は、ゼロの誤りでございます。  また、今回正誤表を多数お配りする事態となったことにつきまして、重ねておわび申し上げます。今後、かかることのないよう、慎重に事務を進めてまいります。  改めまして、認定第1号から認定第6号までの内容などにつきまして説明申し上げます。  本案は、全て地方自治法第233条第3項の規定により、平成29年度大東市一般会計・特別会計歳入歳出決算に対する監査委員の意見を付し、同条第5項の規定により、主要な施策の成果を説明する書類などをあわせて提出し、決算の認定をお願いするものでございます。  認定第1号平成29年度大東市一般会計歳入歳出決算について、説明申し上げます。  平成29年度大東市歳入歳出決算書の8ページをお開きください。  一般会計の歳入につきましては、表の一番上の款1市税から、12ページに移りまして、款22株式等譲渡所得割交付金まででございます。  歳入の総額は13ページ、表の左から2列目、収入済額の合計欄に記載のとおり、455億677万8,879円でございます。  次に、14ページをごらんください。一般会計の歳出につきましては表の一番上の款1議会費から16ページに移りまして、表の一番下の款12予備費まででございます。歳出の総額は17ページ、表の1列目、支出済額の合計欄に記載のとおり、447億7,782万5,577円でございます。前年度決算額と比較いたしますと、歳入が9.2%、歳出が9.7%、いずれも増加しております。また、次の18ページにお示しのとおり、歳入歳出差引残額は7億2,895万3,302円でございます。この額から翌年度に繰り越すべき財源7,019万4,000円を差し引きました実質収支は6億5,875万9,302円の黒字でございます。  次に、認定第2号平成29年度大東市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてでございます。  決算書の31ページを開きください。歳入総額は、収入済額の合計欄に記載のとおり172億2,291万9,261円であり、前年度から3.6%の減少でございます。歳出総額につきましては35ページをごらんください。  支出済額の合計欄に記載のとおり169億804万4,982円であり、前年度から6%の減少でございます。その下にお示しするとおり、歳入歳出差引残額、すなわち実質収支は3億1,487万4,279円の黒字でございます。  その下の翌年度に繰り越すべき財源3億1,487万4,279円というのは、正誤表その3のとおり、ゼロの誤りでございます。  次に、認定第3号平成29年度大東市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  決算書49ページをお開きください。歳入総額は収入済額の合計欄に記載のとおり1,859万3,707円であり、前年度から12.2%の減少でございます。歳出総額につきましては51ページをごらんください。支出済額の合計欄に記載のとおり、1,602万6,957円であり、前年度から16.3%の減少でございます。その下にお示しするとおり、歳入歳出差引残額、すなわち実質収支は256万6,750円の黒字でございます。  次に、認定第4号平成29年度大東市火災共済事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  決算書の65ページをお開きください。歳入総額は収入済額の合計欄に記載のとおり2,138万1,076円であり、前年度から1.1%の増加でございます。歳出総額につきましては67ページをごらんください。支出済額の合計欄に記載のとおり1,576万5,965円であり、前年度から27.8%の増加でございます。その下にお示しするとおり、歳入歳出差引残額、すなわち実質収支は561万5,111円の黒字でございます。  次に、認定第5号平成29年度大東市介護保険特別会計歳入歳出決算についてでございます。  決算書の81ページをお開きください。歳入総額は収入済額の合計欄に記載のとおり91億528万975円であり、前年度から4.6%の増加でございます。歳出総額につきましては、83ページをごらんください。支出済額の合計欄に記載のとおり88億307万1,255円であり、前年度から5.1%の増加でございます。  その下にお示しするとおり、歳入歳出差引残額、すなわち実質収支は3億220万9,720円の黒字でございます。  最後になります。認定第6号平成29年度大東市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算についてでございます。  決算書の97ページをお開きください。歳入総額は収入済額の合計欄に記載のとおり15億1,220万8,286円であり、前年度から6.3%の増加でございます。歳出総額につきましては99ページをごらんください。支出済額の合計欄に記載のとおり14億5,191万6,895円であり、前年度から3.1%の増加でございます。その下にお示しするとおり、歳入歳出差引残額、すなわち実質収支は6,029万1,391円の黒字でございます。  以上でございます。何とぞよろしく御審議の上、認定賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  次に、認定第7号及び認定第8号について、延田上下水道局長。 ◎延田雅明 上下水道局長  (登壇)認定第7号平成29年度大東市水道事業会計決算について御説明申し上げます。  本案は、地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見をつけて御提案申し上げ、認定をお願いするものでございます。  それでは、水道事業会計決算報告書の14ページをお開きください。平成29年度末における業務量は、給水人口12万1,591人、総配水量1,367万1,513立方メートル、有収水量1,296万7,276立方メートルとなり、前年度と比較し、配水量では0.4%、有収水量では1.1%の減少となっております。  次に、ページをさかのぼっていただきまして、1ページ、2ページをごらんください。収益的収支でございます。事業収益の決算額は24億8,829万7,516円、事業費用の決算額は22億2,453万4,735円となりました。  次に、3ページ、4ページをごらんください。資本的収支でございます。資本的収入は5,607万円、支出は7億1,650万2,684円となりました。収入額が支出額に対して不足する額6億6,043万3,684円につきましては、下段、欄外記載のとおり補填いたしました。  次に、5ページをお開きください。損益計算書でございます。平成29年度は純利益が2億2,584万5,847円、未処分利益剰余金が5億7,534万3,030円となりました。  以上が平成29年度水道事業会計決算の概要でございます。  何とぞよろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、認定第8号平成29年度大東市下水道事業会計決算について御説明申し上げます。  本案は、地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の審査意見をつけて、御提案申し上げ、認定をお願いするものでございます。  それでは、下水道事業会計決算報告書の13ページをお開きください。平成29年度末における事業状況は、普及率98.87%、水洗化率97.37%となり、前年度と比較し、普及率では0.05%、水洗化率では0.20%の増加となっております。  次に、ページをさかのぼっていただきまして、1ページ、2ページをごらん願います。収益的収支でございます。事業収益の決算額は38億7,250万6,312円、事業費用の決算額は36億8,645万6,535円となりました。  次に、3ページ、4ページをごらんください。資本的収支でございます。資本的収入は14億9,288万2,415円、支出は28億9,729万1,766円となりました。収入額が支出額に対して不足する額14億440万9,350円につきましては、下段欄外記載のとおり補填いたしました。  次に、5ページをお開きください。損益計算書でございます。平成29年度は純利益が1億8,230万1,970円となりました。  以上が平成29年度下水道事業会計決算の概要でございます。何とぞよろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております認定第1号は所管の各常任委員会に、認定第2号、認定第3号、認定第5号及び認定第6号は未来づくり委員会に、認定第4号、認定第7号及び認定第8号は街づくり委員会に付託いたします。  次に、日程第33、「行政視察報告(議会運営委員会)について」の件を議題といたします。  1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) (登壇)去る8月22日、23日の2日間、議会運営委員会で議会改革の先進市への視察研修会を行いました。  いずれも議会改革度ランキングにおいて、近年上位へランクされている議会を選択いたしました。初日は、石川県加賀市で研修を行いました。早くから議会改革に取り組んできました大東市議会といたしましては、大方は類似した取り組みではありましたが、特に、大東市議会でも取り組もうとしている大学との連携について伺うことができました。  金沢大学法科大学院とのインターンシップを開催され、具体的なテーマなどを集中して期間を決め、1カ月の間に4回にわたる交流、いじめ防止についての意見交換会を行っていらっしゃいました。また、学生による委員会傍聴、さらに次世代を担う小・中学生の議会傍聴や、小・中・高、それぞれの子ども議会を開催され、議会の仕組みや会議の進め方など、議会教育を積極的に開催されています。  23日には京都府福知山市で研修を行いました。福知山市議会では、特に定例議会終了後に議長が広報の任務を負い、定例記者会見やFMラジオでのインタビューなどを行っておりました。また、加賀市同様、高校生でのフレッシュ議会を開催し、18歳選挙権が開始された昨今において、若年層の投票率の向上を考える上で有効であると実感いたしました。  また、議会役選の方法として、議長立候補制を採用、就任後の議会改革のビジョンを示すなど所信表明を行っています。また、視察研修などの研修結果を市民に知らせる行政視察研修報告会を開催され、より議会活動の透明化に努力されていました。  両日とも質疑応答時間では、参加委員よりそれぞれの視点で積極的に質問がなされました。  今回の研修におきまして、今後の議会が取り組むべき手法の参考とすることができた研修会となりました。  以上、議会運営委員会の行政視察報告といたします。 ○水落康一郎 議長  次に、日程第34、議会議案第8号「議員の派遣について」の件を議題といたします。  お諮りいたします。お手元に配付いたしております議案書のとおり、議員の派遣を行うことに御異議ありませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。よって議会議案第8号は議案書のとおり派遣することに決定いたしました。  次に、日程第35、決議第5号「災害時の指定避難施設である市立小中学校の体育館などにエアコンの設置を求める決議」の件を議題といたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) (登壇)ただいま議題となりました決議第5号災害時の指定避難施設である市立小中学校の体育館などにエアコンの設置を求める決議について提案理由の御説明を申し上げます。  本件につきましては、文案を朗読いたしまして、提案理由の説明にかえさせていただきます。  お手元に決議(案)を配付しておりますのでごらんください。  決議第5号「災害時の指定避難施設である市立小中学校の体育館などにエアコンの設置を求める決議(案)」。  大東市は全国に先駆け、市立小中学校の普通教室にエアコンを導入し教育環境の充実に取り組んでおり、学校施設におきましても全ての教育施設での耐震化改修を終えております。特に体育館の非構造部材の耐震化は既に全国トップクラスの進捗で完了しており、各種災害時の避難場所に指定されています。  近年の異常気象により、夏場の気温は体温以上の40度にも上がり、ゲリラ豪雨も特別な気象現象ではなくなりました。同時に各種災害警報及び避難勧告や指示が頻繁に発令され、本年6月には、大阪北部地震が発生し、そのたびに体育館は指定避難場所として使用されています。  夏場、冬場を問わず避難施設として体育館が使用されますが、特に避難を優先されるべき高齢者や乳幼児は、夏場の猛暑による高温の中で、この体育館の中に長時間避難することはきわめて困難な状況です。避難施設として必要最低限、安心して使用できるよう、市内全ての小・中学校の体育館及び「いいもりプラザ」、「来ぶらり四条」の体育館にエアコンの設置を進めるべきと考えます。  よって、今後、指定避難場所となっている体育館において冷暖房設備を設置できるよう、下記のとおり要望します。  大規模工事にならない対費用効果を鑑みたコンパクト型設備の導入で検討すること。  リースなどの活用で、初期費用の投資負担を最大限に削減をすること。  既設の学校太陽光発電やバイオマス発電などを活用し、ランニングコストの削減を盛り込むこと。  国及び府へ、設備導入に伴う費用に対する補助金制度設立の要望を行うこと。  以上、決議します。  以上のとおりであります。よろしく、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○水落康一郎 議長  本件については、質疑を省略いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立多数であります。御着席ください。よって決議第5号は原案のとおり可決されました。  最後に、日程第36、決議第6号「児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書」の件を議題といたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) (登壇)ただいま議題となりました決議第6号「児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書について」、提案理由の御説明を申し上げます。  今般、東京都目黒区で両親から虐待を受け、女児が死亡するという痛ましい事件が発生いたしました。このような虐待事案は近年急増しています。  虐待から子供の命を守るためには、子供の異変に早期に気づき、虐待の芽を摘むことが何よりも重要で、児童相談所のみならず、関係機関や民間団体等が協働し、虐待の防止に取り組むことが必要です。  よって、政府においては、児童虐待防止対策のさらなる強化に向け、次の事項に取り組むことを強く求めるものです。  1.児童相談所強化プランを拡充し、中核市・特別区への児童相談所の設置も加えた市町村における児童虐待防止体制を強化するプランを新たに策定するとともに、必要な財源を速やかに講ずること。  2.子どもの問題を児童相談所に一極集中させている現状を改め、児童相談所と市町村の役割分担を明確にし、民間機関・団体や他の行政機関等との連携を強化して役割分担・協働を加速する児童相談体制改革を行うこと。  3.児童相談所間及び児童相談所と市町村の情報共有につきましては、引き続きの全国共通ルールを定め、全国からアクセスできるシステムを整備すること。また、警察との情報共有についても、適切かつ効果的に情報共有できるシステムを構築すること。  4.全国共通ダイヤル「189」を児童虐待通告に限定し、児童相談所への通告の無料化の検討を含め、運用の改善に努めること。  5.保育所や幼稚園、学校と情報共有を図り、小・中学校の校務分掌に虐待対応を位置づけるとともに、スクールソーシャルワーカーを中心とした学校における虐待対応体制を整備すること。  以上のとおりであります。よろしく御賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
    ○水落康一郎 議長  本件については、質疑を省略いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。御着席ください。よって決議第6号は原案のとおり可決されました。  以上をもちまして、今定例月議会に付議されました事件は全て議了いたしました。  定例月議会の終了に際しまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員各位には、9月3日の定例月議会開始以来、本日まで付議されました重要諸議案を慎重に御審議いただき、無事ここに終了でき得ますことは、議員各位のいつに変わらぬ議事運営に対する御協力のたまものと深く感謝申し上げる次第でございます。  また、今定例月議会では、開かれた議会への取り組みの一環として、夜間議会を行い、好評のうちに、無事に終えることができました。  最後になりましたが、議員並びに理事者の皆様におかれましては、くれぐれも健康に留意され、一層の御活躍を祈念いたしまして、簡単ではございますが、終了の御挨拶といたします。  次に、市長より定例月議会終了に際し、御挨拶をいただきます。東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  (登壇)平成30年9月大東市議会定例月議会の終了に当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。  今定例月議会におきまして御提案をさせていただきました各議案等につきまして、慎重に御審議の上、御議決、御同意を賜り、まことにありがとうございました。  また、先週金曜日に開催されました夜間議会におきまして、大阪桐蔭高等学校吹奏楽部による議場コンサートを実施されるなど、より開かれた市議会への取り組みを推進されていることに深く敬意を表する次第であります。  今定例月議会中にいただきました貴重な御意見、御提言につきましては、今後の市政運営に十分に生かしてまいりたいと考えております。議員各位には今後ともより一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう、お願いを申し上げます。  終わりに、議員各位におかれましては、時節柄何かとお忙しい日々が続くことと思われます。健康にくれぐれも御注意をいただき、ますます御活躍されますことを祈念いたしまして、甚だ簡単ではございますが、お礼の御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○水落康一郎 議長  それでは、これをもって平成30年9月大東市議会定例月議会を終了いたします。どうも長い間お疲れさまでした。      午後3時54分閉会          会議録署名議員           大東市議会 議 長  水 落 康一郎             〃   議 員  品 川 大 介             〃   議 員  中 村 晴 樹...