大東市議会 > 2017-06-26 >
平成29年 6月定例月議会−06月26日-04号

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  1. 大東市議会 2017-06-26
    平成29年 6月定例月議会−06月26日-04号


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    平成29年 6月定例月議会−06月26日-04号平成29年 6月定例月議会          平成29年6月大東市議会定例月議会会議録 〇 議  事  日  程      平成29年6月26日(月)  午前10時開議  (第4日目) 日程第 1 会議録署名議員の指名について 日程第 2 一般質問 日程第 3 議案第47号 市道路線の認定について 日程第 4 議案第53号 財産の貸付けについて 日程第 5 議案第48号 大東市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について 日程第 6 議案第49号 大東市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について 日程第 7 議案第50号 大東市立市民会館条例の一部を改正する条例について 日程第 8 議案第51号 大東市特別会計設置条例の一部を改正する条例について 日程第 9 議案第52号 大東市立北条コミュニティセンター条例等の一部を改正する条例について 日程第10 議案第27号 平成29年度大東市一般会計補正予算(第1次)について 日程第11 議案第28号 平成29年度大東市介護保険特別会計補正予算(第1次)について 日程第12 議会議案第8号 議員の派遣について 日程第13 請願第 1号 南西諸島への自衛隊配備と宮古島への陸上自衛隊ミサイル基地建設の中止を求める意見書の提出についての請願書 日程第14 請願第 2号 「共謀罪」創設を行なわないことを求める意見書の提出についての請願書
    日程第15 請願第 3号 辺野古新基地建設の中止を求める意見書の提出についての請願書 日程第16 請願第 4号 高浜原発の再稼働の中止を求める意見書の提出についての請願書 日程第17 決議第 2号 ギャンブル等依存症対策の抜本的強化を求める意見書       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 本日の会議に付した事件 議事日程第1から第17まで       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 出 席 議 員(17名)     1番 大 束 真 司 議員   10番 中 村 ゆう子 議員     2番 酒 井 一 樹 議員   11番 北 村 哲 夫 議員     3番 小 南 市 雄 議員   12番 天 野 一 之 議員     4番 児 玉   亮 議員   13番 あらさき 美枝 議員     5番 光 城 敏 雄 議員   14番 水 落 康一郎 議員     6番 寺 坂 修 一 議員   15番 石 垣 直 紀 議員     7番 大 谷 真 司 議員   16番 澤 田 貞 良 議員     8番 品 川 大 介 議員   17番 中 河   昭 議員     9番 中 村 晴 樹 議員       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 地方自治法第121条による出席者        東 坂 浩 一   市長        西 辻 勝 弘   副市長        亀 岡 治 義   教育長        松 本   剛   上下水道事業管理者        濱 本 賀 聖   理事兼危機管理監        東   克 宏   地方創生局長        北 本 賢 一   政策推進部長        田 中 祥 生   総務部長        山 本 了 一   市民生活部長        池 谷 幸一郎   市民生活部人権政策監        村 岡 昭 二   福祉・子ども部長        澤 田 芳 彦   保健医療部長        今 出 正 仁   街づくり部長        大 嶋 健 一   上下水道局長        品 川 知 寛   教育委員会学校教育部長        岡 本   功   教育委員会学校教育部指導監        南 田 隆 司   教育委員会生涯学習部長        中 村 康 成   選管・公平・監査事務局長        北 田 吉 彦   総務部総括次長兼総務課長       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 議会事務局職員出席者        木 村 吉 男   事務局長        竹 中 愼太郎   事務局総括次長        初 木 清 敏   事務局参事補佐        石 田 景 俊   事務局参事補佐        西 嶋 典 子   事務局主査        北 野 鉄 郎   事務局主査        椎 葉 有理恵   書記       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午前9時57分開議 ○寺坂修一 議長  これより本日の会議を開きます。  最初に、議会運営委員会委員長から御報告を願います。水落議会運営委員会委員長。 ◆14番(水落康一郎議員) (登壇)過日開催されました議会運営委員会の御報告を申し上げます。  最初に、本日、議会議案第8号「議員の派遣について」を提案いたしますので、即決でお願いいたします。  次に、本日、請願第1号「南西諸島への自衛隊配備と宮古島への陸上自衛隊ミサイル基地建設の中止を求める意見書の提出についての請願書」、請願第2号「『共謀罪』創設を行なわないことを求める意見書の提出についての請願書」、請願第3号「辺野古新基地建設の中止を求める意見書の提出についての請願書」及び請願第4号「高浜原発の再稼働の中止を求める意見書の提出についての請願書」、以上4件の請願が上程されます。  次に、本日、決議第2号「ギャンブル等依存症対策の抜本的強化を求める意見書」を提案いたしますので、即決でお願いいたします。  最後に、平成29年9月定例月議会の日程につきましては、お手元に配付しております会議期間(案)のとおり予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上、報告を終わります。 ○寺坂修一 議長  本日の議事日程はお手元に配付しております日程表のとおり定めておりますので、これにより御了承いただきたいと思います。  この際、日程に先立ちまして、事務局長から諸般の報告をいたします。  木村事務局長。 ◎木村吉男 事務局長  諸般の御報告を申し上げます。  議員の出席状況の報告でございますが、本日の会議におきます現在までの出席議員数は17人全員でございます。  以上、報告を終わります。 ○寺坂修一 議長  これより議事に入ります。  日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、酒井議員及び小南議員を指名いたします。  次に、日程第2、一般質問。  23日に続き一般質問を行います。  なお、発言者は簡潔に質問並びに答弁されますよう、最初にお願いしておきます。  23日は天野議員の質問で終わっておりますので、本日は小南議員より質問を許します。  最初に、一問一答方式で、3番・小南市雄議員。(拍手) ◆3番(小南市雄議員) (登壇)市民の皆様、おはようございます。小南でございます。市民に優しいまちづくりのために頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。  改めまして、清新会の小南でございます。私は、大東市の住み心地よい環境を目指しております。教育、子育て、福祉、地域文化、人権、緑のまちづくりなど、市民に優しい、また子供たちの未来のために生活環境を大切にしたまちづくりのために、質問・要望してまいります。  9つの大項目について質問してまいります。  1つ目に、平野屋新田会所跡の活用について質問します。  本市は、古くからの歴史があり、地域の文化、伝統行事も数々あります。その中で、本市の市史編さん事業の1つの平野屋新田会所跡の測量及び資料、文献の調査から約10年がたち、平野屋会所文書も1から4までまとめられ、刊行されました。また、平野屋新田会所市民サポーター会議の皆様の活動からも、皆さんの熱い思いが届いてまいっております。現在、跡地が476平方メートル残されております。そういう状況であります。そこで、以前銭屋川からの平野屋新田会所の船着き場、道具蔵、米蔵等の礎石や階段等の跡地利用計画構想イメージ図を見させていただきましたが、とてもよい案になっております。跡地の今後の整備・活用の計画は進んでいるかお尋ねします。  次に、速やかな跡地公開を望みますが、北側と南側の入り口についてどのように考えているか答弁ください。  2つ目に、三好長慶公武者行列の継続について質問します。  昨年度の武者行列は徳島県三好市長初め、三好長慶公関係市の参加により、とても盛況でありました。継続的な企画実施が必要と考えるが、いかがですか。  昨年度のような、他市からの参加についてもどのように考えておられますか。  3つ目に、障害のある人の就労支援について質問します。  障害者優先調達推進については、3月の定例月議会で一般質問しましたが、やはり障害者の皆さんにとって職場に定着、就労できることが望ましいことであります。そのような方々を支援する仕組みがあることはとても大切なことであります。そこで、本市内にある北河内東障害者就業生活支援センターの就労支援の状況は、また最近の就労実績はどうなっているか教えてください。  また、本市には、障害者優先調達推進法があり、市による積極的な授産製品の購入や公園清掃の委託拡大などの取り組みが行われております。同じく推進されている障害者が安心できるまちづくり事業障害者職場定着支援事業について、概要の説明と、これまでの実績をお尋ねします。  4番目に、障害者スポーツの環境整備について。  2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、ことしの7月18日から30日まで、トルコのサムスンで第23回夏季デフリンピック競技大会サムスン2017が開催されます。92年前から始まっている国際聾者スポーツ委員会主催の聴覚障害者のための総合スポーツ競技大会で、4年に一度開催される歴史ある大会であります。日本からは21競技中11競技に選手108名、スタッフ69名が参加されます。競技の開始は視覚で判断できるように、例えば陸上競技のスタートは3色のランプなどで、サッカーはフラッグなどで合図をします。  この大会は、世界中の選手同士が手話で親睦を深めることもできるスポーツ大会であります。このデフリンピックは聾者だけのスポーツ大会でありますが、文化・スポーツのまち大東としては、本市にはまだ障害者の方々のためのスポーツ施設はございません。  そこで、本市にも障害者の皆さんがいつでも利用できるスポーツ施設として、車椅子バスケットボールシッティングバレーボール、ボッチャ、また本市のスポーツ推進員さんが発案され、手づくりされましたボールでビンゴ、その他の器具の常設が必要と考えますが、いかがですか。  次に、私も毎年ニュースポーツフェスティバルでは、車椅子ハンドボール車椅子バスケットボールシッティングバレーボールなど、障害者の皆さんと一緒に体験させていただきました。本市には、市民体育館、来ぶらり四条体育館に体育施設があり、それぞれにスポーツ器具が設置されております。障害者のためのスポーツ施設器具設置場所については、いいもりぷらざの体育館が適当と考えますが、いかがですか。  また、昨年の6月にも一般質問しましたが、都市公園整備として要望しました視覚障害者、聴覚障害者、車椅子利用者などの皆さんが安心して憩い、くつろげる場所としても、いいもりぷらざの芝生の中庭の活用が適当と考えますが、いかがですか。  5番目に、安全・安心な歩行のために、市道を一方通行に要望いたします。  市内の道路、地域の身近な生活道路では、車両の離合で、車両と自転車、歩行者などとの接触を考えた場合、できる限り車両を一方通行にし、歩行者、車椅子利用者など、障害のある市民、また幼児、児童、高齢者など、誰もが安心して歩き、通行できる専用ゾーンの確保が必要と考えますが、お答え願います。  また、現在JR3駅を中心として歩道の改善が進められていますが、市内全ての改善は諸事情により困難と考えられます。以前にも指摘しましたが、現状の歩道は横断勾配がきついため、いわゆる健常者でも歩きにくく、高齢者、障害のある方々、車椅子利用者にとっての通行は転倒・横転が危惧され、安全な通行は困難な状況が多く見られます。  そこで、歩道の改善とともに、センターラインのない対面通行車道を可能な限り一方通行にし、道路幅員の一部を歩行者等専用ゾーンとして活用することを提案いたします。  6番目に、都市公園にAEDの設置であります。  本市の公共施設におけるAEDの設置状況を教えてください。また、本市の都市公園へのAEDの設置状況を教えてください。  7番目に、学校司書の全校配置について質問します。  以前にも質問しましたが、他市の例を見ても有効な図書利用、学習効果を推進するためには、学校司書の全校配置が必要と考えます。今年度、学校司書を5校に配置されましたが、どのような採用方法だったかお尋ねいたします。  8番目に来ぶらり四条グラウンドの雨水排水改善についてであります。
     降雨時、降雨後に、グラウンドに雨水が数日たまり、また外部への漏水については以前に指摘しましたが、その後の改善の状況を教えてください。  最後に、市の施設への案内標識について質問します。  以前、市民体育館への案内標識が必要との指摘がありましたが、JR野崎駅からいいもりぷらざ、野崎まいり公園までの順路がわからないという声が多くあります。案内標識が必要であります。よろしくお願いします。  以上、再質問の権利を保留し、降壇いたします。よろしくお願いします。 ○寺坂修一 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員会生涯学習部長  (登壇)おはようございます。平野屋新田会所跡地の活用についてお答えいたします。  平野屋新田会所跡の一部を買収した公有地の整備は、平成25年7月の合同委員会報告会整備基本構想を報告した後、ハード整備よりもソフト展開に重点を置いて施策を進めています。  具体的には、昨年、歴史民俗資料館で、よみがえる平野屋新田会所と題して、特別展を開催し、関連する講座を実施しました。また、平成26年3月からは、市民サポーターを養成し、市民サポーターの組織化を促し、その活動を積極的に支援しております。市民サポーターは、非常に活動的で、現地に説明パネルを設置したり、現地への見学ツアーを開催したり、府内にある鴻池新田会所など3会所と連携して、スタンプラリーを行ったりしています。市としましては、こうした民間の盛り上がりを受け、市民の御意見も踏まえながら、ハード整備についても検討を進めております。  そのような中、北側からの入り口については、南側の住宅地からのアクセスとともに、北側の民有地活用を含めた北側道路からのアクセスも視野に入れて検討しております。  次に、障害者スポーツについてお答えいたします。  本市では、毎年3月に市民体育館におきまして、ニュースポーツフェスティバルというイベントを開催し、障害者、高齢者、子供たちが一緒になって参加できるシャッフルボード、バスケットピンポンなどのニュースポーツや、ボッチャ、シッティングバレーボール車椅子バスケットボールなどの障害者スポーツが体験できる機会を提供しています。障害者がスポーツを楽しむことができる環境づくりは、大変意義あることであり、障害者スポーツの種類も多種多様であることから、どのような器具をどの施設に設置するべきか、利用者のニーズを把握した上で研究してまいります。  最後に、来ぶらり四条のグラウンドについてですが、グラウンドから西側のバス通りへの排水を抑制するため、昨年度末にグラウンド西隅の4カ所に雨水を排出するための会所枡の設置工事を行いました。現在、工事による成果を確認してるところであり、今のところ、降雨時の状況は改善しております。今後、降雨の多い時期に入りますので、引き続き状況を検証してまいります。  以上、よろしくお願いいたします。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  (登壇)おはようございます。三好長慶武者行列につきまして答弁申し上げます。  飯盛山と三好長慶は本市の歴史的資源の中で最も有力なコンテンツと認識しており、認知度を向上させ、本市の魅力発信とにぎわい創造につながる事業として、本年3月4日、三好長慶公武者行列in大東を実施いたしました。市内外から約300人を超える行列の参加者が集まるとともに、100名近い市民スタッフイベント運営の御協力をいただき、沿道にも多くの方々が見に来てくださいました。  また、三好長慶とゆかりのある徳島県三好市の市長を初め、堺市、高槻市の市民活動グループの方々にも御参加いただくとともに、徳島つながりで阿波踊りの連にも行列に加わっていただき、会場を大いに盛り上げていただきました。  そして、複数のメディアにニュースとして報道していただき、周知PRを図ることができたものと考えております。  一方で、今年度におきましても、三好長慶のPRに資する事業の予算化を図っておりますが、現時点におきましては、武者行列の実施につきまして、決定しておりません。イベント内容のマンネリ化を避けるためにも、実施主体につきましては、行政主導で行うのではなく、市民活動グループや民間事業者などの方々が主体となった形が重要であると考えており、プロポーザル方式によって、魅力ある事業内容を公募してまいる予定でございます。  なお、この事業のイメージといたしましては、より多くの市民の方々に御参加いただき、他市からも来られる方々も一緒になって、本市の魅力発信ができるような参加型イベントを想定しているところでございます。  次に、市の施設への案内標識についてでございます。  JR野崎駅から野崎まいり公園などの公共施設の行き方の案内につきましては、駅構内に設置されている周辺案内図に施設の位置が記載されているものの、駅から施設までの間には、案内看板などが設置できておらず、行き方の情報提供が課題であると認識しております。案内看板の設置につきましては、設置場所の調整や掲載施設の範囲などにつきましては、周辺施設の所管部局と協議した上で対応策を検討してまいりたいと考えております。また、駅からの利用者の皆様に対しまして、少しでも情報提供の機会がふえるよう、看板設置以外のさまざまな手法につきましても、あわせて検討してまいりたいと存じます。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○寺坂修一 議長  村岡福祉・子ども部長。 ◎村岡昭二 福祉・子ども部長  (登壇)おはようございます。障害のある人の就労支援についてお答えいたします。  北河内東障害者就業生活支援センターは、国との契約に基づき、大東市、四條畷市、交野市の北河内東圏域に住んでおられて、企業に就職を希望する人などから相談を受け、その解決のために具体的な支援を行う障害者対象の就労支援機関でございます。  また、同センターは企業に対しても障害者雇用に関する専門相談を行い、障害者雇用の促進を図っておられ、働きたいと望む人に労働や福祉、保健、医療、教育などの関係機関と連携を図りながら、支援に取り組んでおられます。  一般企業等への就労支援実績でございますが、平成28年度は3市合計48名、うち大東市は29名でございます。  次に、障害者職場定着支援事業についてでございます。  障害者職場定着支援事業は、企業等において就労する障害者の職業生活の自立を図り、職場定着を支援することを目的に、平成26年度から始めた本市独自の事業でございます。  対象となる利用者が就労を開始して、最長で2年間、職場等に支援員を派遣し、利用者を雇用する企業等に対する助言などの相談支援を行っております。  実績につきましては、これまで12名が本制度を利用されました。現在は8名の方に利用いただいております。なお、この12名の方全てが離職せず、現在も就労されていると伺っており、本事業が有効に機能しているものと認識しております。  最後に、いいもりぷらざの中庭についてでございます。  いいもりぷらざの北棟側にある地域福祉交流ルームの中庭は、現在は正式な貸し出し施設には含まれておりませんが、昨年度、こども会や青少年指導委員など、地域福祉に関する団体に御利用いただいた経緯があり、本市としましても、市民の皆様がふれあい、交流できる魅力的なスペースであると認識しております。  今後は、障害者の皆さんが安心して憩い、くつろげる場として、また他の団体の皆様に御利用いただくことも視野に入れ、中庭の有効活用について、指定管理者と調整しながら検討してまいります。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)おはようございます。安心・安全な歩行のための市道の一方通行化についてお答えします。  本市では、道路幅員が4メートルまたはそれ以下で車両のすれ違いも十分にできない道路も多く、議員御提案の生活道路を一方通行化して、少しでも高齢者や子供たちに歩行空間を確保することは、非常に有効な手段の1つであると認識しております。  一方で、車道を一方通行にいたしますと、対向車が来ないため、車両のスピードが増加することや、沿道住民や荷物を配達する車が遠回りをしなくてはならないなど、マイナス面もございます。また、道路の一方通行の規制は、警察の所管となっておりますが、道路を一方通行とする場合は、沿道や地域の皆様の同意が必要となってまいります。本市といたしましては、地域の皆様がお話し合いにより、安全に生活できるまちになるよう、地域の皆様と協力し、警察とも調整してまいりたいと考えております。  次に、対面通行の車道を一方通行にし、活用することについてお答えします。  現在、大東市バリアフリー基本構想に基づき、市内3駅を中心とした重点整備地域内の生活関連経路などの歩道のバリアフリー化を進めているところでございますが、その他の歩道におきまして、車道と民地の高低差があるなど、車両が出入りする部分などに傾斜が生じ、通行の際に御不便をおかけしてる箇所もございます。  サンメイツ2番館と寝屋川市の間の住道駅前西線では、車道を上げ、民地との高低差を解消することで、歩道の横断勾配を改善することを計画しております。  議員御提案の対面通行の車道を一方通行にし、その一部を歩行者などの専用として活用することは、道路を拡幅するために新たな用地を確保することが難しいことを考えますと、大変有効な手段であると考えます。  一方で、一方通行化により、対面通行の車道の一部を現状のまま歩道とすることにつきましては、歩行者の安全確保の観点、また沿道の企業や店舗、住民の合意を必要とし、広い範囲で車の流れを変えるなど、課題もございます。少しでも改善できるところから対応したいと考えており、地域の皆様の合意形成を得て、検討材料となるようなモデル地区を設定し、検証・実行してまいりたいと考えております。  最後に、本市の都市公園のAEDの設置状況についてお答えします。  本市には、現在46カ所の都市公園がございますが、AEDにつきましては、大東公園内にあるテニスコートの管理事務所に1台、南郷公園内の来ぶらり南郷に1台設置しております。また、大阪府所管の深北緑地には、管理事務所に2台所持されておられます。  以上です。 ○寺坂修一 議長  田中総務部長。 ◎田中祥生 総務部長  (登壇)おはようございます。AEDの設置状況についてお答えいたします。  本市の公共施設におけますAEDの設置状況については、各小・中学校20校を含め、70の施設に設置しております。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  (登壇)おはようございます。学校司書の配置についてお答えいたします。  昨年度市単費の学校司書を配置いたしました1校におきましては、学校司書の機能、役割等を明確化し、学校としての組織的な推進体制を構築して、学校図書館の有効活用に努めてまいりました。学校司書による日常的な開館により、貸出冊数が配置前に比べて大幅にふえ、朝の読書への生徒の意欲が高まり、調べ学習を中心に生徒の主体的な学習活動が活発になるなど、顕著な効果があらわれております。  今年度、府の加配活用校1校を含めた5校において、司書や司書教諭の有資格者や教員退職者を公募や声かけにより募集し、面接を経て学校司書として配置しており、配置校では日常的な開館を行って、学校図書館計画に基づく学校体制の整備に努めているところです。  現時点において、配置校では学校図書館の整備環境が進み、子供たちが喜んで通っている、週に一度は放課後に親子で読書に親しむ機会を設けることができるよう準備を進めているなど、積極的に学校司書を活用しております。  今後も、学校司書の有効活用について成果や課題を検証しつつ、学校司書の増員に向け、努めてまいります。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) それでは、再質問に入らせていただきます。  まず、平野屋新田会所跡の活用についてでありますが、市民サポーター会議の皆さんの意欲と活動は大変よく伝わってまいっております。跡地の整備活用により、平野屋新田会所にかかわる会所周辺の水路や樋門を含めた遺跡などとともに、本市の農業の発展の魅力と歴史を多くの市民に知っていただくためには、何か企画を考えておられますか。 ○寺坂修一 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員会生涯学習部長  平野屋新田会所につきましては、その本体だけではなく、会所そのものが地域に及ぼした役割を訪れた人に訴えることができるように、案内板の整備や周辺の会所に関する施設をめぐるツアーなどを念頭に入れたソフト展開を進めていきたいというふうに考えております。 ○寺坂修一 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) ありがとうございます。具体的な企画をよろしくお願いします。  また、大阪府内には4つの会所がございます。大東市民の皆さんが大阪の新田開発の歴史など、広く関心を持っていただくために、また例えば、他の3つの会所をめぐる機会を設けるような企画はどうでしょうか。 ○寺坂修一 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員会生涯学習部長  4会所スタンプラリーなど、既に行っている事業もございますが、市民の方が4つの会所に興味を持つような企画をこれから考えていきたいというふうに考えております。 ○寺坂修一 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) 楽しみでありますので、よろしくお願いいたします。  なお、私の意見でありますが、船着き場は、現在埋められておる状態であります。船着き場と銭屋川は、運搬、荷揚げ等に利用され、もともと一体のものであります。当時の姿への復元は、河川法等の関係で課題はあるとは思いますが、計画の工夫等によって関係部署との協議をして復元を求めたいと思います。会所跡広場として、速やかな整備・公開を求めておきます。  次に、三好長慶公武者行列の継続についてでありますが、三好長慶公、飯盛城址については、広く市民の皆さんの興味関心の向上及び1人でも多くの方々に参加していただくように、東高野街道や、また三箇地区、河内街道、古堤街道周辺の地域の皆さんを初め、市民への周知が重要と考えますが、いかがですか。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  飯盛山と三好長慶の周知につきましては、これまでも公民を問わず、さまざまな形で講演会ですとか、イベント、シンポジウムなどを通じまして、周知PRを図ってきたところですが、小南議員御指摘のとおり、まだ広く知れわたっている状況ではないのかなというふうに認識しております。  国民の関心が高い戦国時代におきまして、織田信長に先駆けて天下を治めた戦国武将が大東の歴史に深くかかわっていたという事実は市民の皆さん全体で共有すべき貴重な歴史的資源であると思っております。これからも地域限定に限らず、本市全市域の市民の皆さんを対象として、三好長慶の普及啓発、PR活動を継続的に実施しまして、市民の皆様の認知度を高めてまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) ありがとうございます。よろしくお願いします。  また、先ほど、今年度からは武者行列については、プロポーザル方式を採用するとのことでありましたが、開催日を含めて、この事業の今後の進め方はどのように考えているか、具体的に教えてください。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  今年度の事業の進め方につきましては、8月以降をめどに武者行列に関しまして、実施方法や企画立案を行っていただき、そのうち、最も優秀な提案を行った団体へ事業を委託するという提案公募型方式によって取り組みを進めてまいりたいという考えを持っております。  事業の実施時期などにつきましては、提案事業者との調整によって最適な日程を組んでまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) 前年度、ことしの3月の武者行列で実績もございますので、行政ができることは惜しまずに支援していただいて、多くの方の参加があって、盛り上がるように、よろしくお願いしたいと思いますので、お願いします。  次に、障害のある人の就労支援についてでありますが、先ほどは、北河内東障害者就業生活支援センターの支援による就労の実績状況を教えていただきました。平成28年度での実績、本市で29名おられて、頑張っていただいております。その中で、今後の課題はどのようなことでありましょうか、教えてください。 ○寺坂修一 議長  村岡福祉・子ども部長。 ◎村岡昭二 福祉・子ども部長  障害者の就労支援の強化としまして、働き始める支援にとどまらず、働き続けることができるように支援することが必要であると伺っております。  また、近年は、いわゆる施策の谷間に置かれている発達障害者への支援体制のあり方が課題であると伺っております。 ○寺坂修一 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) 先ほど、8名の中で離職者がないということでありますので、引き続き、スムーズな職場定着支援をよろしくお願いしたいと思います。  この事業において、職場定着に向けて、支援者と支援の方法はどなたが、どのような支援をされているか教えてください。 ○寺坂修一 議長  村岡福祉・子ども部長。 ◎村岡昭二 福祉・子ども部長  支援者につきましては、御本人が以前利用されていた通所施設の職員で、一定の信頼関係ができている方でございます。支援の方法につきましては、就労支援計画に基づき、月1回以上、御本人への訪問支援を行っていただいております。  訪問先は職場を基本としております。就職後の支援により御本人や企業が抱える問題を初期の段階で把握して対応することで、離職することなく、就労が継続できていると考えております。 ○寺坂修一 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) 通所施設の職員の皆さんの行き届いた支援には感謝申し上げます。この定着支援事業は、全国的に見ても例の少ない事業であります。大東市の本事業をもっと多くの方に知っていただいて、希望者の皆さんが就労できるように、周知のほうを工夫してほしいんですが、その辺はどうでしょうか。 ○寺坂修一 議長  村岡福祉・子ども部長。 ◎村岡昭二 福祉・子ども部長  職場定着支援事業の対象者は、本市在住で企業等へ就職される前は日中活動系のサービスである就労継続支援B型、または就労移行支援を利用されていた方でございます。  現在、利用対象となり得る事業所に対しては、委託事業者を通じまして、制度の周知を行っております。今後におきましても、対象者が確実に本事業を御利用いただけるよう、周知に努めてまいります。 ○寺坂修一 議長  3番・小南議員。
    ◆3番(小南市雄議員) なるべく多くの方が就労できるように、今後とも支援をよろしくお願いします。  次に、障害者スポーツの環境整備についてでありますが、本市は、スポーツの盛んなまちでありますが、ただ障害者対応が余りに進んでいないように思います。平等性からも、大東市民スポーツ推進の一環として、障害者の皆さんにも楽しみとして、また健康増進のためにいいもりぷらざのほかにも、諸福児童センター跡や、深野児童センター跡などの施設の活用も考えてはどうでしょうか。いかがですか。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  まず最初に、総括的な答弁になりますが、市有財産の利活用につきましては、昨年の12月に策定をいたしました大東市市有財産利活用方針におきまして、市民サービスの向上、地域の活性化など、市の施策に沿った利活用を公民連携の視点を持ちながら推進していくというふうになってございます。  今、議員がおっしゃいました諸福・深野児童センター跡地につきましては、それぞれの施設が有する地域性や、市域における各施設の地域バランスも鑑みながら、現在活用方策の検討を進めているところでございまして、御提案の活用も含めまして、今後検討してまいりたいと存じます。 ○寺坂修一 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) 障害のある市民の皆さんの障害スポーツ活動に寄与できることも含めて、速やかな活用計画をお願い申し上げます。  次に、いいもりぷらざの中庭については、先ほどの答弁では活用を前提とした前向きの答弁と考えてよろしいでしょうか。 ○寺坂修一 議長  村岡福祉・子ども部長。 ◎村岡昭二 福祉・子ども部長  先ほども申し上げましたが、いいもりぷらざの芝生の中庭は、魅力的なスペースでございます。既に一部のイベントについては御利用いただいた経過もございます。  今後は、より多くの皆様に御利用いただけるように進めてまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) 曜日とか、日にちによって、それぞれの安全を考えた場合、車椅子利用者と視覚障害者は別の日にして、その人たちだけで開放できるように、よろしくお願いしたいと思います。  次に、安全・安心な歩行のための市道の一方通行についてでありますが、先ほど答弁ございましたが、課題があることは理解できます。あくまでも、市民の安全が第一であります。可能な部分から改善を進めていただくようにお願いいたします。  次に、都市公園にAEDの設置をお願いしました。夏季・冬季に限らず、都市公園利用者の緊急時においての人命救助の早期対応として、AEDの設置が必要と考えますが、いかがですか。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  都市公園は1年を通して小さなお子様から高齢者の方まで多くの市民の方に御利用していただいております。比較的規模の大きな公園は、災害時の一時避難所などに指定されておりますことから、災害時も含めた緊急時においては、人命救助の早期対応のためにAEDの設置が必要であるというふうに考えております。  都市公園は不特定多数の市民が夜間も含めて御利用され、施設の管理人などの常駐がないために、AEDの適正な管理が課題であると考えております。まず、緊急時において、人命救助の早期対応が可能となるように、近隣施設のAEDの設置状況などを調べた上で、AEDが設置されている近隣施設の案内表示を行うなど、検討してまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) 案内のほうはよろしくお願いしますが、設置する場合は、例えば御供田公園のように、公園内に建築物がある場合は、その中、もしくは外に。ない公園の場合は独立した収納箱に設置すれば利用できるのではないかと思いますが、いかがですか。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  議員御指摘のとおり、AEDの設置場所としては、公園内にある建物、あるいはない場合は独立した収納箱を設置することで確保はできますが、施設の管理人が常駐してない、することなどをして常にAEDを使用可能な状態に維持管理する必要がございます。AEDの設置につきましては、都市公園での維持管理の課題の解決に向けて、調査研究してまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) AEDを設置した後の管理、課題があるというのは承知しておりますが、全面的に市民を信頼していただいて、緊急時の場合でございますので、命にもかかわることでありますので、早急な対応をお願い申し上げます。  次に、学校司書の全校配置について再質問いたします。  先ほど答弁ありましたが、教員退職者の中にも、学校司書として協力を望む方がおられます。そのような方々からの自主的な協力の申し入れはなかなか積極的にはなりにくいという方がおられますので、市教育委員会からの呼びかけなど、工夫をして、ぜひとも確保していただきたいと思いますが、いかがですか。 ○寺坂修一 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  今年度の学校司書の採用に当たりましても、公募に加えまして、教員退職者から適任の方に依頼をしまして、学校司書として勤務をしていただいております。  今後も学校図書館機能の充実を目指しまして、学校体制の確立とあわせて、有能な学校司書の人材確保に努めてまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) 退職教育者の中にも協力したいという方がおられますので、ぜひともよろしくお願いします。子供たちのためという思いでよろしくお願いしたいと思います。  次に、来ぶらり四条グラウンドの排水状況、答弁いただきました。現在は、きのうも見に行かせていただきましたが、雨水もたまらずに、草刈りさえすれば、広く全面的に利用できる状況だと思います。  ただ、まだ擁壁の継ぎ目等、また西側の擁壁の水抜き穴からの漏水が歩道に来ておりますので、周辺道路への影響を考えて、必要に応じた改善をお願いしたいんですが、いかがですか。 ○寺坂修一 議長  南田生涯学習部長。 ◎南田隆司 教育委員会生涯学習部長  西側の擁壁とか、あるいは四条グラウンド西隣の歩道につきましては、降雨時の状況を検証する中で、その状況に応じて対応を検討してまいりたいというふうに考えております。 ○寺坂修一 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) 関係部署と調整して、よろしく改善をお願い申し上げます。  最後に、先ほど市の施設への案内標識についてお願い申し上げましたが、施設の位置がわかりやすくなることは当然のサービスであります。ほかの施設案内を含めて、チェックしていただいて、速やかな対応をお願いしたいんですが、よろしくお願いします。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  御指摘のとおり、案内情報の必要性は認識しております。このたび、質問の通告をいただきまして、その後、調査しましたところ、ハード経費を含む補助制度というものもある模様でございます。設置場所の調整ですとか、掲載施設の範囲などの研究は必要でございますけども、そういったことの対応策は今後進めてまいりたいというふうに考えております。 ○寺坂修一 議長  3番・小南議員。 ◆3番(小南市雄議員) よろしくお願いいたします。  以上で質問を終わりますが、全ては市民の暮らしやすいまちづくりのためでありますので、速やかな善処をよろしくお願いします。これで終わります。ありがとうございました。 ○寺坂修一 議長  議長交代のため、暫時休憩いたします。      午前10時44分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午前10時45分再開 ○北村哲夫 副議長  休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を行います。  次に、一問一答方式で、4番・児玉亮議員。(拍手) ○寺坂修一 議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) (登壇)皆様、おはようございます。ただいま副議長の御指名をいただきました大阪維新の会、児玉亮でございます。通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。  まず初めに、傍聴の皆様、本日は平成29年度6月定例月議会へお越しいただき、まことにありがとうございます。  我が国の人口構造は、数の面でも、構成の面でも、将来にわたって大きく変化しております。特に、大阪にあっては、都市部で最も早く人口減少を迎えるとともに、高齢者人口が今後30年間で約40%増と、全国を大きく上回るスピードで高齢化が進む見込みでございます。  人口減少社会においては、高齢化による生活不安の増大、生産年齢人口の減少による経済成長への悪影響、人口減少、世帯数の減少による空き家、空き地の増加など、負の影響が指摘されております。これらの変化は何も対策を講じなければ、現在から将来にかけて負担がふえていき、厳しい未来が到達するおそれがあります。  人口減少社会の到来は、未曽有の変化をもたらし、今後数十年単位で続くものでもあります。しかし、少子化をできる限り食いとめつつ、しっかり対策を講じることによって、この変化をマイナスにとどめることなく、プラスにしていくことが今後の課題でもあります。  質問は、まず大東市まち・ひと・しごと創生人口ビジョンについてです。  全国的にも少子高齢化、人口減少が進んでおり、大東市まち・ひと・しごと創生人口ビジョンでは、人口13万人を目指してまちづくりが進められてきましたが、いまだ増加には至っておりません。そこで、なぜ目標を13万人にしたのか、高齢化率が24.5%にするためには、13万人ではいけないのか、その経緯を教えてください。  次に、中学校給食についてです。  学校給食とは、単に教室で児童・生徒が一緒に昼御飯を食べることではなく、その給食を通じて地域を理解し、食文化の継承を図り、自然の恵みや勤労の大切さなどを理解することが重要なポイントであり、食育推進基本計画をもとに、厳選された食材を使用した学校における食育の生きた教材となる学校給食であります。  そこで、中学校給食について質問させていただきます。  保護者から味つけが余りよくないという話があったと聞きますが、その原因は何だと考えているのか、ごく一部の話なのか、お答えください。  以上で、再質問の権利を留保し、降壇いたします。 ○北村哲夫 副議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  (登壇)おはようございます。平成26年12月27日、国におきましては、まち・ひと・しごと創生長期ビジョンが策定され、日本全体で急速に進展する人口減少、少子高齢化に対しまして、国と地方が総力を挙げて取り組むことで、その流れに歯どめをかけ、2060年に1億人を維持することとされております。  この方針のもと、本市におきましても、大東市まち・ひと・しごと創生人口ビジョンを策定し、人口目標を13万人と設定しております。この目標値は市民の皆様が安心して暮らし続けていけるよう、高齢者を支える若い世代を呼び込むことで、将来にわたって高齢化率を一定の値に維持する、つまり人口構成バランスを保つことを目的に設定したものでございます。  以上でございます。 ○北村哲夫 副議長  品川学校教育部長。 ◎品川知寛 教育委員会学校教育部長  (登壇)おはようございます。中学校給食につきましてお答えいたします。  学校給食は、子供たちの心身の健全な成長や食に関する正しい理解と適切な判断力を養い、食に対する感謝と、楽しく給食を摂取することによる集団活動として、協調性を培うなど、食育の推進を図ることを目的として実施しております。  給食につきましては、栄養バランスを考えながら、子供たちにとって一般的かつ幅広い味覚を培うために、さまざまな工夫を凝らした献立を取り入れるなど、食育の推進に努めているところでございます。  各学校において、PTA、保護者への試食会を実施し、そのアンケート調査において給食がおいしくないとの御報告はございません。本市では、だしをきかした和食としての味つけの認識や、塩分量等につきましても、文部科学省が定める栄養摂取基準に基づき調理し、メニューに応じた味つけとしております。  今後も引き続き、生徒たちに喜ばれる給食の提供に努めてまいります。  以上でございます。 ○北村哲夫 副議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) それでは、再質問させていただきます。  まず、大東市まち・ひと・しごと創生人口ビジョンについてですが、人口ビジョンの資料に、2015年から今後5年間、集中的に取り組みを進め、子育て世代及びこれから子育てを考える世代の転出を抑制するとともに、転入を促進することにより、これらの世代が2020年までに年1,100人程度増加すると仮定しますとありますが、それまで1,000人程度減から、次の年から1,000人増に上げると仮定できた根拠を教えてください。 ○北村哲夫 副議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  本市では、さまざまな定住・流入促進施策にこれまで取り組んでまいりました。その結果、子育て世代である25歳から44歳の転出超過数が平成24年が450人、平成25年が593人であったのに対し、平成26年には68人と、超過傾向が緩和され、一定の成果を得たものと考えております。  これを根拠に総合戦略を推進することで、子育ての転入超過へとつながることで、人口構成バランスを維持することができるというふうに考えて策定をいたしました。 ○北村哲夫 副議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) ちなみに、この目標というのは、どういった意味の目標なのか、必達目標なのか、あくまで目標なのか、ほかにも違う考え方もあると思うんですけれども、御答弁よろしくお願いします。 ○北村哲夫 副議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  先ほど御答弁させていただきましたけども、国の2060年に1億人を維持するという、この目標に沿って、大東市でこの人口ビジョンを目標人口として設定しているということでございまして、人口ビジョンと総合戦略の、この目標人口というのは必須の事項であるというふうに考えております。 ○北村哲夫 副議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 北河内では、人口増より、今の人口をいかに減らさないかというのを考えていますが、大東市だけ人口増を目標にしておりますが、そのことについてはどうお考えでしょうか。 ○北村哲夫 副議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  本市では、平成24年に転出超過数が921名と、大阪で一番減り、全国でワースト18位という危機的な状況にあったというふうに考えております。  こういった危機的な状況を脱出するためには、他市と同じことをやっていても、なかなか打破することができないという考えのもとに、総合戦略に定めました、独自で先駆的な取り組みを進めていきたいというふうに考えまして、こういう人口目標を設定させていただいたところでございます。 ○北村哲夫 副議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) では、今後の人口動態はどのように分析されていますでしょうか。 ○北村哲夫 副議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  平成27年の国勢調査によります本市の総人口は12万3,217人と、国立社会保障・人口問題研究所が平成25年3月に実施いたしました地域別将来人口推計における平成27年推計値の12万6,335人を3,000人ほど今下回っております。人口減少が加速している状況にあると考えております。  一方で、平成27年国勢調査による65歳以上の人口割合は25.6%と、上記の将来人口推計における平成27年推計値の25.5%と同程度であり、大東市のまち・ひと・しごと創生人口ビジョンが目標としております人口構成バランスはいまだ維持しているというふうに考えております。 ○北村哲夫 副議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 残り3年で、2年間分、目標を達成するためには取り戻さなくてはいけないわけですが、その数字的には可能な数字なのでしょうか。 ○北村哲夫 副議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  確かに厳しい状況ではございますけども、総合戦略の目標年次であります平成32年に向けまして、取り組みを鋭意進めていきたいというふうに考えております。 ○北村哲夫 副議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) その目標設定によって進める施策も変わってくると思いますが、今後の目標を修正する予定はないのでしょうか。 ○北村哲夫 副議長  東地方創生局長。
    ◎東克宏 地方創生局長  目標人口13万人を修正する予定はございませんけども、大東市まち・ひと・しごと創生総合戦略に定めます取り組み内容や基本目標、重要業績指標につきましては、働く子育て世代やまちづくりの専門家等から構成されますまち・ひと・しごと創生総合戦略推進会議におきまして、評価検証いただきまして、柔軟に対応してまいりたいというふうに考えております。 ○北村哲夫 副議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) それにのっとって、これからの施策をどのように進めていかれる予定でしょうか。 ○北村哲夫 副議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  目標達成に向けまして、引き続き総合戦略に掲げております独自的かつ先駆的な取り組みを進めますとともに、こういった取り組みと大東市の魅力について積極的に発信をしていきたいというふうに考えております。 ○北村哲夫 副議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 自治体間競争において、施策はイタチごっこというんですか、そういうのになることが多いと思います。ですので、常に部長もおっしゃっていただきました独自かつ先駆的な施策を今後も期待したいと思っております。  最初の答弁でも、高齢者を支える若い世代を呼び込むこととおっしゃっておりました。しかし、今は60歳、70歳でも働きたい方はたくさんおられると思います。そして、平成27年度の65歳以上の人口割合25.6%で人口構成バランスは維持しているともおっしゃってたんですけれども、今後、高齢化率が上がるかもしれませんし、しかし、かといって健康促進の事業もしておりますし、今後もっと働きたい方は増加してくると思われます。高齢化率が上がっても、働きたい方がふえる、その受け皿がきちんとある、高齢者の皆様が支えられる側ではなく、支える側として、いつまでも御活躍できる、その場を創出することも、今後さらに必要になってくるかと思いますが、どうお考えでしょうか。 ○北村哲夫 副議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  児玉議員が今いみじくも発言されたとおり、今、国のほうで一億総活躍社会というものを掲げられておりますので、大東市もそのことに沿って、いろんな施策を今後も取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○北村哲夫 副議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 大東市でしか体験できない付加価値の高い暮らし方、大東スタイルを実現していくということがありましたが、では人口流出が多い近隣市、北河内等で大東市が選ばれる、ここはどこにも負けないぞというところを、最後に1つでも、簡単に教えてください。 ○北村哲夫 副議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  職住学超近接という、この自然が近くにありながら、働くところ、学ぶところも、コンパクトなまちの中にぎゅっと詰まっているというのが大東市の魅力かと思っております。 ○北村哲夫 副議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) ありがとうございました。  次に、中学校給食についてでございます。  子供へのアンケートを実施しているのか、その結果はどうなっているのか。また、それについて対策はどうなっているのか教えてください。 ○北村哲夫 副議長  品川学校教育部長。 ◎品川知寛 教育委員会学校教育部長  中学校給食につきまして、定期的に生徒に対してアンケート調査を実施しまして、適宜意見収集を行うなど、現状把握に努めております。  直近のアンケート調査におきましても、給食が好きと回答している割合は62%、給食が楽しいと感じる割合も80%となっており、以前よりもその割合は大きく改善している状況でございます。  本市の中学校給食におきまして、生徒たちが学校独自のスペシャルメニューを提案するなど、中学校給食の献立にかかわることにより、主体的かつ積極的に参画しているという意識づけを行うなど、さまざまな趣向を凝らしました献立を取り入れる取り組みを実施しているところでございます。  今後も引き続きバランスのとれた食事並びに健康的な献立の工夫と安全・安心な給食の提供に努めてまいりたいと考えております。 ○北村哲夫 副議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 前にもお話ししたとき、牛乳にしても、給食メニューにしても、自分たちで考えているというのをお聞きしたんですけれども、そちらは非常にいいことだと思っております。  ほかに何か取り組みがあれば教えてください。 ○北村哲夫 副議長  品川学校教育部長。 ◎品川知寛 教育委員会学校教育部長  献立の工夫ということで、市長、教育長の提案したメニューを実施するということで、これは特に栄養摂取基準、塩分量でありますとか、そういうものを若干規制の柔軟な対応を行うということで、そのあたり、柔軟に幅広い味つけということで取り組むように考えております。  また、具体的な取り組みの例としまして、学校の記念日でありましたり、入学後の最初の給食日、創立記念日、また卒業生に対します給食提供最終日に、特別にケーキでありますとか、スイートポテトを提供したりしております。また、季節折々の、端午の節句でありましたり、お月見、クリスマス、正月などには、デザート、これはおだんごでありましたり、桜餅、こういうようなものを取り入れるなどして、子供たちに喜ばれるというような趣向を凝らした取り組みを実施しております。 ○北村哲夫 副議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 小学校もそうなんですけれども、中学校給食を食べに行って、ふつうにおいしいと思ったんですけれども、そのときだけ、たまたまおいしかったとか、来るから力を入れたとか、そういうことはないと思うんです。苦手なもんは、子供ですから、あると思いますし、味がまずいって思うことがあったら、単純に家庭で何を食べてるんやろうと疑問に思うんですけれども、ファストフード等、味が濃いものになれているのかなとか思ったりするんですけれど、それについてはどのようにお考えでしょうか。 ○北村哲夫 副議長  品川学校教育部長。 ◎品川知寛 教育委員会学校教育部長  最近の各御家庭での食事事情におきまして、ファストフードを食べる傾向が強くなっておりますし、その味つけに関しましても、比較的塩分量が多い味つけの濃いものにふだんなれてしまっているのかなというふうには認識をしております。  学校給食の目的は、学校給食法に基づきまして、子供たちの心身の健全な成長や食に対する正しい理解、適切な判断力を養うということでありまして、その目的が達成できるように、しっかりと食教育に力を入れて、食育指導の徹底を図ってまいりたいと考えております。 ○北村哲夫 副議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) そもそも、私も給食という目的が違うと思うんです。登壇でも、学校給食のことは言わせていただいたんですけれども、給食はおいしいものを食べさせるというためにあるのではなく、先ほど品川部長もおっしゃっていた学校給食法というものがございまして、心身の健全な成長、食に対する正しい理解や判断力を養うことです。だからといって、給食はおいしくないかと言われると、ふつうに食べておいしいですし、子供は嫌いな食べ物が出てくると、給食はおいしくないと言ってしまうかもしれません。保護者の試食会とかもあると聞いてるんですけれども、今後より一層、保護者の理解というのが大切になってくると思いますが、どう思いますか。 ○北村哲夫 副議長  品川学校教育部長。 ◎品川知寛 教育委員会学校教育部長  当然、保護者に対して、中学校給食をしっかりと食べていただいて、その印象に対して、しっかりとしたものを提供しているんだというところを認識いただく機会は定期的に持っていきたいというふうに思っております。  給食の提供ということに対して、保護者のみならず、PTAも含めまして、しっかりと現在の大東ホット給食の意義を伝えてまいりたいと考えております。 ○北村哲夫 副議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) ありがとうございます。よろしくお願いします。  では、教師に関してなんですけれども、そちらは全員給食を食べていらっしゃるのか。他市では、弁当を持ってきている方もおり、保護者からそういった疑問の声も届いてるんですけども、その辺はどうなっていますか。 ○北村哲夫 副議長  品川学校教育部長。 ◎品川知寛 教育委員会学校教育部長  本市におきましては、教職員が生徒たちと一緒に教室で同じ給食を食するということで、生徒たちの食習慣の実態把握に努めるとともに、集団活動としての意義を踏まえ、特別な事情がある場合を除いて、教職員全員が給食を食べるということにしております。教職員が日々生徒たちが食べる給食と同じものを食することで、給食に対する意識を培うこととし、学校給食を食教育の軸として捉え、学校全体として、一体となった食指導を推進してまいります。 ○北村哲夫 副議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 今、食教育という言葉を聞いたんですけれども、では一緒に給食を食べながら、教師は、例えばですけども、なぜいただきます、ごちそうさまを言うのか、その日の給食について、どんな食材を使っているのか、体にどういいのか、食育に関して教えたりはされておりますでしょうか。 ○北村哲夫 副議長  品川学校教育部長。 ◎品川知寛 教育委員会学校教育部長  まず、給食はバランスのとれた食を提供しているということですので、当然、それを全て食べていただくということが必要になってまいります。教師が一緒に、同じ教室で食べることによって、きょうはおいしいなというような声かけをしていただく、それによって残菜率が低くなるということもあらわれておりますし、当然、給食のマナー、これを学んだり、あるいは食の大切さを学ぶということは、毎月の給食だよりの中でしっかりと情報提供はさせていただいておりますので、栄養士を含めまして、学校全体として食の重要性を伝えてまいりたいというふうに思っております。 ○北村哲夫 副議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) 今後も、そういったことを全員できることをお願いしたいんですけれども、そちらは可能でしょうか。 ○北村哲夫 副議長  品川学校教育部長。 ◎品川知寛 教育委員会学校教育部長  しっかりと努めてまいりたいと考えております。 ○北村哲夫 副議長  4番・児玉議員。 ◆4番(児玉亮議員) それでは、人口の目標に関しては、現在進められております事業でより大東市の活性化を期待しつつ、そして中学校給食では、より一層、児童に楽しんでいただき、保護者にも理解していただけるように思っております。  以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○北村哲夫 副議長  暫時休憩いたします。午後1時から再開いたします。      午前11時08分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後1時再開 ○寺坂修一 議長  休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を行います。  次に、一問一答方式で、14番・水落康一郎議員。(拍手) ◆14番(水落康一郎議員) (登壇)皆様こんにちは。ただいま議長の御指名をいただきました清新会の水落康一郎でございます。本日は、何かと御多忙の中にもかかわりませず、傍聴にお越しいただきまして、まことにありがとうございます。  通告に従いまして、5項目にわたり一般質問をさせていただきます。  まず1点目、だんじり大集結事業について。  本年4月2日に26基のだんじりと1台のみこしが参加し、大東市市制施行60周年記念事業のフィナーレを飾る事業として実施されました大東だんじり大集結事業は新聞各紙の大阪版、あるいは北河内版にも大きく掲載されるなど、注目を集め、大きな事故や混乱もなく、成功裏に終了したと感じています。  事業を終えた総括として、来場者数、また本事業に要した予算、また参加した団体の事業を終えた後の意見交換の実施などについてお聞かせください。  2点目、Jアラートについて。  全国瞬時警報システム、通称Jアラートは2007年から地方公共団体での運用が開始されております。北朝鮮による弾道ミサイル発射事件が頻発する中、一部自治体では、訓練中にふぐあいが発生するなど、さまざまな課題が浮き彫りとなる事例もあるようです。  本市では、Jアラートを活用した訓練の実施頻度はどれほど行っていますでしょうか。また、市としてJアラート受信後、どのような具体的な対応をとられていますでしょうか、お答えください。  3点目、認知症について質問いたします。  本年3月に認知症を患い、JR野崎駅から四条畷駅間の線路上に迷い込んだ東大阪市の女性が電車にはねられ、死亡するという大変痛ましい事故が発生をいたしました。日本全体の認知症患者数は2012年時点で460万人と推計されております。  現状、本市での認知症患者数についてお答えください。また、予防施策としてどのように取り組んでおられますでしょうか、お答えください。また、見守り施策として、徘回や保護後の身元確認について、どのように取り組まれているのかお答えください。  4点目、高齢者施策についてであります。  本市での高齢者の現状について、65歳以上の人数、人口に占める割合、また独居高齢者の人数についてお答えください。  最後に、5点目、障害者施策について質問をいたします。  障害者を取り巻く環境整備について。  視覚障害者の方々の要望の強い島式ホームであるJR住道駅を初め、市内の駅舎におけるホームドアの設置について、現状どのような状況でしょうか。  また、市内のバリアフリーの現状について、どのような状況でしょうか、お答えください。  最後に、障害者の就労支援策について。  本市独自の取り組みであります障害者職場定着支援事業の現状についてお答えください。  以上、壇上からの質問はこの程度にとどめ、再質問の権利を留保し、降壇いたします。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  (登壇)だんじり集結プロジェクト事業の総括についてでございます。  これまで大東のだんじりを一堂に集結させることにつきまして、たびたび議論されては立ち消え、なかなか実現できなかった経緯がございます。  このたび、大東市市制施行60周年記念事業の集大成として、だんじり関係者、四條畷警察署ほか、多くの関係者の御協力と御理解によって、ことしの4月2日、大東中央公園を会場として、大東地車大集結を開催する運びとなり、26台のだんじりと1台のみこしの集結が実現いたしました。  当日は天候にも恵まれ、晴れ渡る青空のもとで、市内外から約1万8,000人もの人々が会場に詰めかけ、レッドカーペットを練り歩く各だんじりの精巧な彫刻や豪華な飾り幕を見入られるとともに、勇壮で豪快なやり回しが披露されると、会場は沸き返り、大東のだんじりの魅力を余すところなく堪能できた1日となりました。  イベント運営といたしましても、おおむね予定どおり進行させることができ、大きな事故もなく、参加された地車団体からも大成功だった、参加してよかったとの声を頂戴しております。  残念ながら、本市内で最大級の大きさである北条地域のだんじり5台は道路事情などのため、会場には集結できませんでしたが、迫力ある北条太鼓の演奏でオープニングを盛り上げていただきました。  このように、だんじり関係者の悲願としてようやく実現できた大東地車大集結は、改めて大東のだんじりのすばらしさを市内外へ広くPRする絶好の機会となり、各地域のだんじり曳行がますます活発化し、大東の誇るべき市民の財産として、次世代に継承されていく物と思います。  事業費につきましては、昨年度は準備費として約2,500万円、今年度は約2,300万円、合計で4,800万円の決算となる見込みでございます。  大阪府警からの指導もあり、大規模警備体制を実施するなど、安全・安心に対して、最善の処置を施した結果、多額の事業費を要することとなりましたが、事業としては大成功をおさめることができたのではないかと考えております。  そして、何よりもだんじりを通じて、地域愛、ひいては大東市愛を育む大きなステップになったものと考えております。  なお、現在イベント全体をダイジェスト版にまとめた動画編集を依頼し、最終校正を進めているところでございます。予定進捗といたしましては、来月中に完成する見込みですので、完成した暁には、各地域の地車関係者に御案内いたしまして、大東だんじり大集結ダイジェスト版上映会を開催する方向で考えております。  その際には、今後のだんじりの集結のあり方などについてもざっくばらんに意見交換などができればと考えているところでございます。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  濱本理事兼危機管理監。 ◎濱本賀聖 理事兼危機管理監  (登壇)Jアラートについてお答えいたします。  Jアラート(全国瞬時警報システム)は、弾道ミサイル情報など、対処に時間的余裕のない事態に関する緊急情報を消防庁から人工衛星を用いて送信し、市町村の防災行政無線を自動的に起動させることにより、国から緊急情報を瞬時に伝達するシステムでございます。  弾道ミサイルが日本の領土・領海に落下する可能性、または領土・領海を通過する可能性がある場合、本市でもJアラートは自動起動し、市内37カ所に設置されている防災行政無線屋外スピーカーにより緊急情報が市民の皆様へ伝達されるとともに、携帯電話のエリアメールにも配信されます。  Jアラートによる緊急情報が伝達された場合、危機管理室を中心に警戒態勢により情報収集及び問い合わせへの対応などを行い、本市に影響がある場合については、国民保護対策本部を設置し、国の対処方針に基づき対応いたします。
     Jアラートを活用した訓練につきましては、消防庁及び大阪府と連携し、毎年度2回情報伝達訓練を実施しており、平成29年度は7月5日と11月1日に訓練通信を行う予定で、市民の皆様には広報だいとう、ホームページ、フェイスブックにてお知らせする予定でございます。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  (登壇)初めに、認知症の現状につきましてお答えいたします。  本市における認知症の全数については把握できておりませんが、介護保険の認定者のうち、認知症状に該当すると推定する方は平成29年3月末時点で2,716名となっております。また、厚生労働省の推計では、高齢者における認知症の有病率は16%とされており、平成29年3月末時点の本市の65歳以上の人口に当てはめますと、5,083名と推計されるところでございます。  次に、認知症予防の取り組みにつきましてお答えいたします。  本市のふれあいデイハウスにおきましては、認知症を予防する体操や、簡単な計算ドリル、音読等を提供しております。また、各地の大東元気でまっせ体操の場でも、音読や計算ドリル、小物づくりなど、さまざまな認知症予防活動に取り組んでいただいております。  また、それらの取り組みを促進するため、毎年各体操グループに認知症予防と見守りについての講話を行っております。  そのほか、介護予防サポーター向けのステップアップ講座におきましても、認知症予防についての講話や実技体験を実施しており、今後も予防施策の充実に努めていきたいと考えております。  次に、見守り施策、徘回の対策等についてでございます。  本市では、迷い人キャッチメールシステムを実施しており、迷い人の情報を受信登録された方の携帯電話にメール送信し、早期発見・保護に努めております。  また、市内事業者等と見守り協定を締結するとともに、認知症サポーター養成講座を開催し、地域の見守り強化を図っているところでございます。  今後におきましても、認知症対策の取り組みを強化し、認知症の方も住みなれた地域で生活できるまちづくりを目指してまいります。  最後に、本市の65歳以上の高齢者人口でございますが、直近の平成29年5月末で3万1,803人、高齢化率は26.05%となっております。また、そのうち単身高齢者の世帯は9,040世帯でございます。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)障害者を取り巻く環境整備についてお答えします。  まず、ホームドアの設置についてでございますが、駅へのホームドアの設置につきましては、JR西日本は現在1日当たり乗降客数が10万人以上の駅と、ホームからの転落事故や列車との接触事象の多い駅を優先的に整備されており、市内の3駅につきましては整備されておりません。しかし、特に近年、障害がある方がホームから転落されるという痛ましい事故が多く発生しており、全ての市民が安心して鉄道を利用するために、ホームドアは必要であると考えております。  現在、野崎駅の橋上化に向けて、JR西日本と協議を進めており、その中でホームドアの設置もお願いしておりますが、市内全駅への設置を目指し、引き続き協議を行ってまいります。  次に、バリアフリーマップの作成についてでございますが、本市は現在平成26年12月に策定した大東市バリアフリー基本構想に基づき、道路や公園などのバリアフリー化を進めているところでございます。また、障害者などに対する理解を深め、行動につなげる心のバリアフリーを推進し、誰もが安心・安全に住みよいまちとなるよう、普及啓発に努めているところでございます。  ソフト面での取り組みの一環として、より多くの方に快適に施設などを利用いただくに当たり、施設などのバリアフリー情報を発信していく必要があることから、JR3駅及び市役所周辺の公共施設や大規模民間施設などのバリアフリー設備情報をバリアフリーマップとして取りまとめて発信する取り組みを進めているところであり、7月にはホームページで公表する予定となっております。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  村岡福祉・子ども部長。 ◎村岡昭二 福祉・子ども部長  (登壇)障害者職場定着支援事業についてお答えいたします。  障害者職場定着支援事業は、企業等に就職された障害のある方の職場定着を支援することを目的に、障害者が安心できるまちづくり事業の一環として、平成26年度から始めた本市独自の事業でございます。  職場に支援員を派遣し、利用者を雇用する企業等に対する助言などの相談支援を行うもので、現在8名の方に御利用いただいております。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) それでは、順次、再質問をさせていただきます。  こちらの写真は、大東だんじり大集結事業の後に、東諸福自治会で作成しましたクリアファイルでございます。自治会に入っておられる全世帯に配布したものでありますけれども、こうした一例のように、大東市内各地域におきまして、今回のだんじりの曳行については、非常に市民の満足度も高い、充実した事業であったというふうに感じております。  1万8,000人の来場者数が来られたということで、意見交換については、今後動画の上映会において皆さんから意見をお聞きするということでございます。  私の聞く範囲の中では、事業に対する評価が非常に高くて、今回、参加できなかった団体の方からも、次もし実施されれば参加したいという声も聞いておりますけれども、今後の実施について、毎年は無理としても、5年に一度、あるいは10年に一度などの間隔で実施してはどうかと考えておりますけれども、その点、現状どのようにお考えでしょうか。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  今回のだんじり集結プロジェクト事業につきましては、市制施行の60周年記念事業の一環として、行政主導で実施したものでございます。本来の趣旨からいえば、だんじりまつりは、市民の方々が自主運営するお祭りであるということを踏まえますと、今後におきましても、市民の方々の手により永代続けられていくものであるというふうに考えております。  一方で、行政の役割といたしましては、各地域のだんじりが後世まできちんと引き継がれるように支援していくというのが肝要であるとも思っております。このような連携によって、だんじり文化がより一層成熟していくように努めてまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 今後、自主運営でという答弁もありましたけども、やはり1回やっただけでございますので、できれば、その事業が軌道に乗るまである程度行政主導でやっていただいたほうがいいんじゃないかなというふうに思っておりますけれども、これについては、まだあれですかね、検討の余地はあるということでよろしいですか。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  今後におきまして、だんじり集結を実現する動きが起こるとすれば、現段階では、各地域の主体的な連携によって行政に対して企画立案されるのが望ましい形ではないかなというふうに考えております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 企画立案プラス予算面での補助ということになると思うんですけども、先ほども、今回の事業において4,800万円の予算を要したということでありますけれども、実施するには、やはり市民の理解、とりわけこうした内容の事業に市の財源を充てることに対する理解が不可欠であると考えております。  他市の事例でありますけれども、こうしたイベントに対してひとしく支払っている税金が投入されるのは好ましくないとの意見もある自治体もございます。  ただ、しかしながら、昨今、天神祭りや祇園祭などにおいても、資金難からインターネットを通じた資金調達、いわゆるクラウドファンディングを活用する動きがございます。今後の方向性はまだ未定ではありますけれども、本市においてもこのクラウドファンディングの活用を視野に入れながら、今後、近い将来の開催を検討していただきたいと思いますけれども、この点について御答弁お願いします。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  まず、行政側の役割といたしましては、ふるさと納税の寄付の使い道といたしまして、だんじりの継承・保存というものを今現在、既に位置づけておりまして、今年度から3カ年にかけて実施しますだんじり文化継承補助事業などの財源に充当していく予定でございます。  その上で、だんじり文化継承の取り組みに対して、市内外から応援を求めていく所存にしております。一方で、地域の役割としましては、今水落議員がおっしゃいましたように、祇園祭や天神祭りなどの例もございますけれども、本市域各地で実施されているだんじりまつりにおきまして、同様の動きがございましたら、こういったような仕組み、システムについてでき得る限りの協力に努めてまいりたいというふうに考えております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) ふるさと納税の活用というお話もありましたけれども、やはりだんじり、市内の多くのだんじりを曳行するという1つの目的に、ピンポイントに目的を絞ったほうが資金も集めやすいのかなというふうに個人的には思っておりますので、またクラウドファンディングも引き続き検討のほう、お願いします。  次に、Jアラートのほうなんですけれども、自動的に防災行政無線が起動すると、市内37カ所にありますと。エリアメールにも入りますということなんですが、情報伝達後、市民がとるべき行動、あるいは対応についての周知とか、理解については、行政として対市民にどのように深めていっていらっしゃるのか、お答えお願いします。 ○寺坂修一 議長  濱本理事兼危機管理監。 ◎濱本賀聖 理事兼危機管理監  本市では、弾道ミサイル等から身を守る方法について、内閣府国民保護ポータルサイトをごらんいただけるよう、市ホームページに情報を掲載しております。  その内容といたしましては、Jアラートにより緊急情報が伝達された場合、屋外にいる際には、近くのできるだけ頑丈な建物や地下に避難し、近くに適当な建物がない場合は、物陰に身を隠すか、地面に伏せ、頭部を守っていただきます。  また、屋内にいる場合は、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋に移動し、身を守る行動をとっていただきます。  Jアラートは有事には大変有効な情報伝達手段であり、引き続き市民の皆様に御理解いただけるよう、周知に努めてまいります。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 今、御答弁ありましたけども、内閣府の国民保護ポータルサイトなどをごらんいただきたいということなんですが、私が懸念してるのは、例えば、それこそ高齢者のみの世帯とか、独居高齢者とか、家にそもそもパソコンがないような家庭もあると思いますし、当然、テレビをつけてれば、そこにぱんと映ると思いますけれども、そういったさまざまな環境に市民がいらっしゃる中で、やはり大東市の行政としての、一番大きな広報媒体であります市報等の活用も今後していただきたいと思いますけれども、この点、どうですか。 ○寺坂修一 議長  濱本理事兼危機管理監。 ◎濱本賀聖 理事兼危機管理監  先週の金曜日の読売新聞の朝刊に、ちょうどJアラートの広報が、国の広報が出ておりました。一面の3分の1程度なんですけども、テレビでも最近、Jアラートについての情報が出ております。  今、議員おっしゃられてる広報については、市としてもホームページ、市報で十分広報していきたいというふうに考えております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) この質問するに当たって、先日、久しぶりに大東市国民保護計画という、こんな分厚い冊子を見てたんですけども、大東市、せっかく、あれも昔、何年前か忘れましたけど、北朝鮮からの、いわゆる弾道ミサイル飛翔体の訓練が頻繁に行われた際に、国からの指示で作成したものだったと思いますけれども、せっかくああいうものもありますので、ぜひ市民にわかりやすく、周知に努めていただきたいと思います。  次に、幼稚園や小・中学校などの教育現場での対応についてお聞きしたいんですけれども、お願いします。 ○寺坂修一 議長  岡本学校教育部指導監。 ◎岡本功 教育委員会学校教育部指導監  弾道ミサイルが落下する可能性がある場合に、とるべき行動につきましては、内閣府からの情報や、大阪府教育委員会通知をもとにしまして、教職員が幼児・児童・生徒に対して的確な指示を行うことができますよう、行動の事例も示しながら、各学校園に周知をしております。  各学校園では、災害や不審者対応等の緊急時に備えて、危機管理意識の醸成を図りながら、定期的に避難訓練を実施しているところですが、Jアラートの受信時も、これまでの取り組みを生かしながら、幼児・児童・生徒の安全確保に努めてまいりたいというふうに考えております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 同様に、民間の保育施設を含め、保育行政の現場ではどうですか。 ○寺坂修一 議長  村岡福祉・子ども部長。 ◎村岡昭二 福祉・子ども部長  児童福祉施設につきましては、低年齢の児童をお預かりしていることから、児童が動揺しないよう、職員には冷静かつ的確に対応することが必要であると考えております。そのため、災害の種類に応じた対応手順を随時確認しており、Jアラートシステムからの緊急速報メール発令時においては、屋内に避難して、窓から離れる等、安全確保の方法については、職員間で共有しているところでございます。  今後も継続的な避難訓練等により、組織的な防災力の向上を図ってまいります。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) ぜひ引き続き、よろしくお願いいたします。  次に、認知症について、再質問いたします。  認知症患者数が2012年で全国で460万人と、先ほど答弁ありましたけれども、僕見たときは有病率推定値15%だったんですけど、65歳以上の高齢者のうち15%が恐らく認知症にかかっているという推計のもとではじき出されております。  2025年には700万人との予測もあるわけでございます。今回、認知症問題を取り上げましたのは、前回質問いたしました団塊の世代が全て75歳以上の後期高齢者になる、いわゆる2025年問題において、現状よりさらに深刻化すると言われているからであります。  認知症になる原因といたしましては、皮質性疾患や脳血管性、脳代謝性疾患、あるいはビタミン欠乏症や電解質不足などの食生活に起因するものなど、さまざまあるとされておりますけれども、異常なたんぱく質の蓄積によって脳細胞が死滅し、障害が起こることに起因しているとされております。  まず初めに、見守り施策についてお聞きしたいんですけれども、昨年1年間で届け出のあった行方不明者のうち、認知症の方が前年比26.4%増の1万5,432名だったという統計が出ております。  都道府県別では、大阪府が全国最多の1,830名が、行方不明者のうち認知症患者だったということであります。さまざまな自治体におきまして、この認知症の方々の徘回を早期発見するための取り組みが行われておりますけれども、本市では、先ほど迷い人キャッチメールの言及ありましたけども、それらも含めて、どのような取り組みがされていますでしょうか。 ○寺坂修一 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  見守り施策につきましては、今のところ、市民の方や事業者の方に見守りを御協力をお願いするということで、見守り協定であったり、あるいはメールで配信を行いまして、登録された方にまた情報をいただくといったことでの市民や事業者への、現在協力を求めてるといったところでございます。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 迷い人キャッチメール、私も登録しておりますけれども、時代はIOTの時代でございまして、これはこれでいいんですけども、もうちょっと先進的な取り組みが全国ではされております。  とりわけ大東市よりも高齢化率の高い自治体では、徘回する方の早期発見のために、さまざまな事例に取り組んでおられております。  一番左上の靴の絵のやつは、個別の識別番号が入った、反射板つきのシールですね、これを靴やつえに張っていただいて、保護されたときに電話をいただいて、どこの誰かがわかるというシステムであります。  その右隣の靴の絵のやつは、靴の中にGPSが挿入されておりまして、大体どの辺を歩いているかがわかると。右のQRコードの爪に張ってる分は、そのQRコードをスマホなどで読み取ると、連絡先であるとかが入りますということでございます。  本市においても、こういったIOTを活用した、さまざまな取り組みについても検討していくべきだと思いますけれども、それについてはどのように考えてらっしゃいますでしょうか。 ○寺坂修一 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  御案内いただきましたように、いろいろ機器も進化を遂げておりますので、多機能防犯カメラの件もございますし、そういったGPSのものであったり、QRコード、いろんなそういった機器の活用も今後十分検討しなまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 多機能防犯型カメラも、それはそれで全然、もちろんすばらしいんですけども、やはり大東市内を一歩、地域外に出ますと、効力を持たないといいますか、また大東市内、市外に出る道がさまざまある中で、全部を網羅するというのもなかなか難しいので、こういったIOTを活用した対策について、引き続き検討していただきたいと思います。  あと1点、要望なんですけども、認知症の方が行方不明になったと、家族あるいは施設から連絡があった場合、迷い人キャッチメールだけではなくて、これも実際行っている自治体あるんですけども、その場ですぐに防災行政無線を使って、こういう年齢の、こういう男性・女性、性別ですね、こういった容姿の方が行方不明になられましたと。その場でそういった情報を発信することによって、市民の皆さんが見える範囲でそういった該当する方がいらっしゃれば、その場で保護ということになると思いますので、この辺も、検討をぜひしていただきたいと思います。  次に、認知症のおそれがあると判定された場合、運転免許証の更新ができない改正道路交通法が本年3月12日に施行されまして、およそ3カ月が経過をいたしました。対象は75歳以上の運転免許保持者で、3年に一度の免許更新時、もしくは信号無視など18の交通違反者については、30分の範囲内で記憶力や判断力を調べる40問の臨時認知機能検査を受けなければなりません。警察庁のまとめによりますと、43万1,338名がこの検査を受検後、1万1,617名に認知症のおそれが発覚し、891名が医師の診断を受けております。そのうち160名が認知症と診断されまして、免許の取り消しなどを受け、448名が再検査。残りの243名が免許更新継続ということになっております。この点について、本市における運転免許証の返納者数について、自主返納も含めて、御答弁よろしくお願いいたします。 ○寺坂修一 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  運転免許証の返納者数につきましては、四條畷警察署に確認しましたところ、昨年度、四條畷署管内の65歳以上の免許証の保有者数はまず1万9,088人おられまして、そのうち免許証を自主返納された方は511人でございました。これは、大東市及び四條畷市を合わせた数でございますので、65歳以上の人口比で計算し直しますと、本市の保有者数は1万3,049人、そして返納者数は349人と推計しております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 認知症のおそれで免許の取り消しされた方はいらっしゃらないということですか。 ○寺坂修一 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  その件につきましては、門真の運転免許の試験場にちょっと問い合わせをさせていただきました。法が施行されました3月12日から3カ月間で診断書の提出を依頼された数は大阪府下で227件と聞いておりまして、そのうち診断書の提出があったのは47件、最終的に、まだ免許の取り消しに至ったケースにつきましては、今のところ出ていないというふうな御回答でございました。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) ありがとうございます。今議会においても、東部地域の新たな公共交通のめどが立ちまして、市域全体の公共交通のあり方について3年をめどに検討するということなんですが、当然、担当部のほうでは、こういった高齢者の運転免許証の自主返納でありますとか、認知症による取り消し、こういった環境も加味していただいて、制度設計されると思いますけれども、引き続き、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
     次に、警察庁が高齢者の認知症の方々、あるいは認知機能の低下などによる交通事故の抑制のために、運転免許証の取り消し、自主返納を推奨する中で、さまざまな自治体において自主返納者に対しての特典を設ける動きがございます。運転免許証を自主返納いたしますと、運転経歴証明書の提示で大阪市内の千林商店街や天神橋筋商店街など、また近隣では、寝屋川市が寝屋川一番街商店街7店舗、アドバンス寝屋川11店舗、ベル大利商店街3店舗などでこうした自主返納をされた方に特典を設け、自主返納をサポートする動きがございます。  大東市ではこういった運転免許証の自主返納者に対する何か特典をされているのはございますか。 ○寺坂修一 議長  山本市民生活部長。 ◎山本了一 市民生活部長  本市独自でやっている制度はございません。担当部といたしましては、この大阪府に制度がございますので、そこに協力をしていただく協力企業をふやすことが今の本市の役割であるということで、啓発に努めてまいりたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) これまでの議論を踏まえ、認知症そのものについて、ちょっと議論をしたいと思います。  ことしの3月に会派のほうで福岡地域戦略推進協議会に公文式を活用した学習療法について視察を行ってまいりました。こちらがそのもととなります経済産業省の事業なんですけども、ヘルスケア分野におけるソーシャルインパクトボンドの導入可能性についてということでございます。  国においては、社会保障給付費が年々増加しておりまして、2014年度には115兆を超えたということでございます。このような状況の中で、地方自治体においても、医療介護費の増大は大きな課題の1つであり、効果的な予防事業を実施することにより、住民の健康寿命の延伸、医療・介護費の適正化を図ることが重要であるが、財政が逼迫している現状を踏まえると、官民連携のもと、民間事業者のノウハウや資金を活用した手法が必要になると。官民連携手法の1つでありますソーシャルインパクトボンドは民間資金を活用して、革新的な社会課題解決型の事業を実施し、その事業成果を支払いの原資とするものであるということです。これが制度の概要であります。  詳細につきましては、こちらなんですが、公文教育研究会では、認知症予防、重症化予防に効果のある学習療法を開発し、官民連携の事業を実施しております。2パターンの検証がされまして、1つは軽度認知障害、またはそのおそれのある高齢者を対象に、認知症予防サービスとして、地域ボランティアの支援を受けながら、脳の健康教室、週1回の集合研修と1日30分の自己学習を行いましたと。サービス実績といたしましては、ちょっと古いんですけども、2004年7月に実施した岐阜県大垣市の脳の健康道場では軽度認知障害またはそのおそれのある方にサービスを提供し、20名中、およそ9割の18名が正常値に戻ることが示されたと。介護施設入所・通所の認知高齢者につきましては、認知症重症化予防サービスとして、先ほども説明ありましたけども、音読と計算を中心とする教材を用いた学習療法を学習者と施設職員がコミュニケーションをとりながら行います。こちらについても効果、エビデンスとしては証明をされたということでございます。  ちょっと、先ほどの答弁で、お聞きしたいんですけども、大東市内においても、実施をされているということでありますけれども、こちらのほう、対象者が一体、ふれあいデイサービスなどで音読、計算ドリルをされている方って、何名ぐらいが対象なのかはわかりますか。 ○寺坂修一 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  ちょっと、対象者数までは手元にございません。常に行われているというわけではないんですけど、ふれあいデイハウスとか元気でまっせ体操の場でも、そういった計算ドリルや音読等に取り組んでいただいているというふうに聞いておるところでございます。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) ちょっと人数がわからないんですが、私が言いたいのは、先ほどから申しておりますように、65歳以上の高齢者が15%の確率でかかるとされる、この認知症をデイサービス等に参加する方だけではなくて、市内全域で取り組めないかということであります。  こちらが今回の1つの提案であります認知症予防に学習療法を取り入れることで、創出され得る社会便益について書いております。認知症にかかる医療費、介護の削減などの直接的なコストに加え、対象高齢者、関係者のクオリティーライフ向上等の間接的なコストの削減も期待されるということでございます。  具体的には、対象者の認知機能向上、クオリティー・オブ・ライフの向上ですね、介護施設職員や家族などの関係者のクオリティー・オブ・ライフの向上、直接費用といたしまして、認知症に係る医療費、介護費の適正化、間接費用といたしまして、インフォーマルケアコストなどが適正化されると。今回、その訓練に、テストモデルとして行ったのが、対象者100名を5カ月の期間で区切って、どうだったかというのが、こちらの図なんですけれども、介護時間につきましては、10.7分減少しましたと。介護費の適正化効果といたしましては、介護時間減少により、この5カ月で1人当たり6万8,177円の便益が出ましたと。  一方、サービスの提供費は、この公文式の教材が1人、月2,000円でございますので、1人当たり教材費1万円プラス介護施設職員の人件費1,702円掛ける時給掛ける21時間ということで、総トータルで682万円と457万円ということで、225万円が削減できましたということであります。  医学的観点からの検証結果を行われておりまして、慶応義塾大学の医学部の佐渡先生という方がかかわってらっしゃるんですけれども、学習療法を実施した群と実施しない対象群とでは、1年後で、要介護度で1近い差になりましたと。学習療法実施群は1年間で平均20万円近い介護費用の削減効果が出ましたよということであります。  いろいろ説明してきましたけども、やはり先ほど言いましたように、多くの高齢者がかかるとされる、この認知症について、全市的に取り組むという目的を持って、こういった効果のある、実証されております学習療法をぜひこの大東市でも取り入れていただきたいと思いますけれども、その辺についての答弁をよろしくお願いします。 ○寺坂修一 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  そうですね、今のところ、確かにふれあいデイサービスなり、大東元気でまっせ体操、一部分かと思います。また、今御指摘のように、より多くの高齢者の方にそういった効果が出るものがありましたら十分研究をさせていただきまして、介護給付費の削減につきましては努力していきたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) ぜひよろしくお願いします。  次に、高齢者施策についてなんですが、高齢化率26.5%で、独居高齢者数が9,040世帯ということなんですけども、今回、高齢者の、特に見守り施策についてお聞きしたいんですけども、認知症とも関連しますけれども、例えば最近問題になっておりますセルフネグレクトですね、自分で自分の、自暴自棄になって、自己放置をするという、このセルフネグレクトの発見ルートについては、大東市、どのようにされてますか。 ○寺坂修一 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  セルフネグレクト状態の高齢者につきましては、内閣府の調査で、全国で1万人前後と推計されておりまして、本市におきましても、近隣住民の方とか、あるいは家族とかの情報によりまして、地域包括支援センターがかかわっている事例が数件ございます。  対応につきましては、なかなか御本人が支援を拒否されますので、見守りの対応となりますが、中には時間をかけて医療や介護に結びついたという事例も出ております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) 例えば、地域包括支援センターの活動ですとか、生活サポート事業、こういった事業はあくまでも高齢者御本人の意思でもって参加したりしないと、なかなかお会いすることすらできないと、私が問題だと思ってるのは、やはりそういった校区福祉委員会のサロン等、そういったサロン等に参加されていない、自宅に引きこもっていらっしゃる高齢者こそが問題を抱えている可能性があると思ってまして、こういった方々へのサポートをどのように構築するかが課題だと思っております。  先進的な取り組みといたしましては、例えば1年間に介護や医療のサービスを一切受けていらっしゃらない方を中心に訪問するというような取り組みもされておりますけれども、こういった取り組みについて今後検討していただきたいと思いますけれども、御答弁お願いします。 ○寺坂修一 議長  澤田保健医療部長。 ◎澤田芳彦 保健医療部長  全般的な高齢者の方の見守りにつきましては、例えば民生委員の方とか、校区福祉委員会の見守り活動、それと我々が協定を結んでいただいてます事業者等の見守り協定、あと市の事業としましては、SOSカードであったり、あんしん・通報システムであったり、あるいは在宅給食サービスという、各事業を実施しているところでございまして、引き続き見守りや安否確認等には努めていきたいと考えております。 ○寺坂修一 議長  14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) それでは最後に、障害者施策の就労支援といいますか、先ほどいろいろ御説明いただいて、小南議員の質問でも前半聞かせていただいてたんですが、就労支援施策の一環として、大東市行政として、もっと直接的にかかわれることはないかということでございます。  先日、新聞に載ってたんですけども、大阪府の府庁別館で障害者の方々がつくったお弁当や雑貨などを常設で販売できるスペースがございます。この点、大東市では今後どのように取り組まれますか。 ○寺坂修一 議長  村岡福祉・子ども部長。 ◎村岡昭二 福祉・子ども部長  障害福祉の施策推進の観点から、職員厚生棟前で障害者福祉施設の授産製品の販売を許可しておりますが、平成28年12月の障害者週間の期間には、本庁1階ロビーで販売していただきました。期間中、ふだんより多くの方に事業所のことを知っていただくよい機会になったと、事業所から喜びの声をいただいているところでございます。 ○寺坂修一 議長  最後に、一問一答方式で、7番・大谷真司議員。(拍手) ◆7番(大谷真司議員) (登壇)皆様、こんにちは。ただいま議長より指名をいただきました7番、公明党の大谷真司でございます。傍聴の皆様、またインターネット中継をごらんの皆様、本日は大東市議会へようこそおいでをいただきました。これからも市民に開かれた議会を目指し、頑張っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いを申し上げます。  それでは、通告に従いまして、6月議会最後の一般質問を始めさせていただきます。  まず、河川・水路の憩いの場としての再整備についてであります。  本市は、元来その地形から、河川、また水路が生活に欠かせないまちであり、野崎まいりにも見られるように、水路に親しんできたまちでありますが、たび重なる水害から、現在は主な河川は高いコンクリート護岸に覆われ、市民が川面を目にすることもほとんどなくなってしまいました。  しかし、近年は物の豊かさを追い求める時代から、心の豊かさを求める時代へと入り、市民生活にとっても、生活環境での心の癒しが住みやすいまちの重要な要素となっております。飯盛山が持つ大切な自然財産とともに、元来、大東市が持っていた河川・水路を市民が水と親しむ観点からの整備が必要であると考えますが、見解をお聞かせください。  次に、指定喫煙所の整備でありますが、今議会においても多くの議員から路上喫煙、また喫煙所のあり方など、さまざま議論がされておりますので、私はこれまでの議論に加え、受動喫煙防止の観点からも、完全分煙型であります個室型の指定喫煙所の設置を求めたいと思いますが、見解をお聞かせください。  次に、旧児童遊園、現在の地域広場の再整備について質問いたします。  少子高齢化が進む中、これまで整備をされてきた児童遊園の利用者が減り、遊具も朽ち果てていく中で、地域の中に多数存在する児童遊園を地域の多くの世代の方々に広く利用していただけるよう、児童遊園を廃止し、地域広場としての位置づけがなされましたが、その後、再整備を含め、有効な活用が進んでいるのか、答弁を求めます。  次に、本市地下水くみ上げに関する規制について質問いたします。  全国的に、地下水利用の重要性が再認識され、防災ほか、重要な公共的な位置づけの施設においても、上水道のバックアップとしての地下水利用が多く行われております。しかし、大東市においては、長年にわたり、地下水の取水は原則として禁止され、現在に至っております。しかし、周辺市においては、この貴重な地下資源をしっかりと監視しながら、有効活用がなされており、本市の原則禁止という規制の根拠が見えてまいりません。  そこでお聞きをいたします。貴重な地下資源である地下水について、適切な管理のもと、利活用ができるよう条例の再検討の必要性を感じますが、見解をお聞かせください。  次に、今梅雨真っただ中であります。ことしは空梅雨かと思っておりましたら、一部地域では、集中豪雨による被害も発生しているようであります。集中豪雨の被害を経験した本市であります。油断なく、万が一の豪雨に対する備えは万全か、また各種対策について答弁を求めたいと思います。  次に、安定したインフラ整備に関する基金創設について質問いたします。  大東市の急速なまちの発展とともに、急ピッチで進められたインフラ整備も半世紀がたとうとしております。老朽化したインフラが近年日本を襲った震災被害により、このインフラの寸断が被災後の市民生活にいかに悪影響を及ぼすかが見えてまいりました。  本市においても、今後増大するインフラ整備を安定して行うため、インフラ基金の創設が必要と考えますが、見解をお聞かせください。  最後に、住道駅南壁面への駅名表示についてお聞きをいたします。  サーティホールのコンサートなど、住道駅南口には市外から多くの方々が乗降されます。初めて住道駅におり立ったという方も少なくなく、末広公園まで来ながら、住道駅はどこですかと尋ねられることが、私にもありました。近隣の住民の方もそうした話をいただきました。末広公園側から大きく住道駅南面がそびえ立っておりますが、ホームが屋上で、下からは見えにくく、駅名表示もないため、駅をショッピングモールと勘違いされていたようであります。駅南壁面への駅名表示をぜひJRに求めていただきたいと考えますが、見解をお聞かせください。  以上、再質問の権利を留保し、降壇をいたします。よろしくお願いします。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  (登壇)初めに、護岸沿いの遊歩道設置の可能性について御説明申し上げます。  水と闘い、水を治め、水とともに生きてきた大東市にとって、高い護岸は本市の象徴であり、市民の生命・財産を守るためになくてはならないものでございます。  本市にとりまして、河川をまちの魅力の1つ捉え、水と親しむという観点からまちづくりを進めていくことは重要なことであると認識しております。  一級河川につきましては、大阪府が管理しており、治水、環境保全の観点から、河川法及び関係法令によるさまざまな規制がございますが、国では地域活性化のための河川敷地の占用に関する規制緩和も進められており、まちの活性化に資する河川空間の活用について、大阪府とも協議を進めているところでございます。  今後も遊歩道設置も含め、柔軟な利活用の可能性につきまして、河川管理者を初め、関係部局と調整・連携しながら、検討してまいりたいと考えております。  次に、地域広場の再整備についてお答えします。  特色ある公園づくりを目指しまして、本年4月から、本来の児童遊園のうち、規模の大きな4つの児童遊園を都市公園に移行し、99カ所の児童遊園を大東市地域広場条例による地域広場として位置づけさせていただきました。  地域広場につきましては、子供たちがボール遊びのできる公園、子育て世代が集える幼児用の遊具などのある公園、高齢者の方々が憩える、また利用できる健康遊具を配置した公園など、各世代の地域住民が利用しやすいよう、地域の皆様とともに、地域の実情に応じた特色ある再整備を進めてまいります。  進捗といたしましては、平成29年4月28日の区長会総会において、地域広場の再整備の考え方と今後の進め方について説明させていただきました。  今後は、1から2地区程度のモデル地区を設定させていただき、地域の皆様とお話をしながら地域広場の整備方針、コンセプトなどについて検討してまいりたいと考えております。  最後に、本市における小・中学校の校庭雨水貯留施設です。  平成27年度末には、全20校のうち8校で整備済みで、貯留量は6,915トンでございます。平成28年度には大阪府が緑風冠高校に1,340トンの貯留施設を整備されましたので、合わせて8,255トン、25メートルプールで約33個分となっております。平成29年度には住道北小学校に貯留量315トンの施設を整備し、今後残る11校につきまして、財源も確保の上、計画的に整備してまいります。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  山本市民生活部長。 ◎山本了一 市民生活部長  (登壇)まず、住道駅前デッキにおける指定喫煙場所の設置に関してですが、喫煙ルーム、あるいは喫煙パーティションなどを設置し、完全分煙化を進めることで副流煙の拡散を防ぐ効果が発揮され、受動喫煙の防止及び住道駅周辺の美化推進が期待されるものと思われますが、他市事例等を調査したところ、パーティション方式がほとんどでございました。今後は、住道駅前デッキの喫煙場所の縮小を実施し、新たな指定喫煙場所の設置による完全分煙化の手法について、引き続き研究を重ねてまいります。  次に、地下水くみ上げを規制する条例についてでございます。  大阪平野においては、地下水の過剰なくみ上げにより、地下水位が著しく低下し、昭和30年代から昭和40年代にかけて激しい地盤沈下を経験し、法律や条例による揚水規制を進めてきた経過があります。  本市におきましても、市域の11.5キロ平方メートルで地盤沈下が認められ、これまでの累積で最大約120センチの地盤沈下が起こった地域もございました。  そのため、工業用水法や大阪府条例による規制に加え、大東市環境の保全等の推進に関する条例により、地下水採取の規制を行ってまいりました。  大阪府条例では、深度350メートル以上の深井戸からの地下水の採取を可能としていますが、市条例では地形的に本市は近年まで深野池や新開池であったことから、周辺市より地盤高が低く、地盤も軟弱であり、地盤沈下の影響が大きかったため、地下水の採取を規制しております。地盤沈下は他の公害と異なり、一度沈下が起こると、もとの地盤に回復することは不可能であり、また地盤沈下が発生すれば、対策に膨大な経費が必要となります。市条例の見直し等には、地下水の採取は地盤沈下の要因にならないことを立証するための科学的な調査及び検証が必要になると考えており、現在のところ、地下水の採取に係る市条例の改正あるいは廃止の可否につきましては、関係部署と連携をとる中で、本市として検討を要する問題であると考えております。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  大嶋上下水道局長。 ◎大嶋健一 上下水道局長  (登壇)下水道増補管の進捗状況についてお答えいたします。  大阪府では寝屋川流域における浸水対策を進めるため、既存の流域下水道幹線の排水能力を補う増補幹線の整備を進めております。平成29年3月15日には四条畷駅西側府道に布設されました大東四条畷増補幹線が完成し、供用が開始されました。  この増補幹線と既に供用されている他の増補幹線並びに北部地下河川を一体的に利用できることから、平成24年8月14日当時の貯留量と比べ、約20倍の28万4,400立方メートルの雨水を貯留できることとなりました。これにより、本市北東部における豪雨時の雨水排水能力は大きく高まるものでございます。  また、現在既に整備されている阪奈道路下にある大東(一)増補幹線や、諸福西交差点から第二京阪までの道路下にある中央(一)増補幹線(二)は、平成29年度中に供用開始予定の稗島立抗により、地下河川と一体貯留が可能となりますことから、本市西・中部における浸水軽減効果が大いに見込めるところでございます。  以上でございます。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  (登壇)最初に、インフラ整備に関する基金についてでございます。  道路などのインフラ施設の保全は、市民の皆様の安全・安心を確保する上で、非常に重要であると認識しており、現段階におきましては、安定したインフラ整備に関する基金といたしまして、大東市公共施設等整備保全基金を活用させていただきたいと考えております。  この基金は、ことしの3月定例月議会におきまして、公共施設やインフラ施設の整備と保全を目的に条例改正の御議決をいただいたところでございますが、今後老朽化していく施設やインフラに対する保全費用の増嵩は避けられません。こうした課題に対応できるより適切な基金のあり方につきまして、継続的に検討を進めてまいりたいと存じます。  次に、住道駅南壁面での駅名表示についてでございます。  住道南側の駅名表示につきましては、本市に来られる方々に対し、わかりやすい案内ができるなど、利用者全ての方々に対して利便性の向上につながります。また、公民連携事業の一環として、住道駅周辺活性化プロジェクトを進める中にあって、駅名表示はまちのデザイン形成に寄与するものだと考えます。こうしたことから、先般、JR西日本近畿統括部に対しまして、住道駅南側の駅名表示の設置につきまして要望を行ったところでございます。  現段階では、整備費用の負担などの課題がございますが、今後におきましても実現に向けた協議を重ねてまいりたいと存じます。  なお、四条畷駅につきましては、東西に駅名表示がございますが、野崎駅につきましては、今後駅橋上化の整備の中で駅名表示につきましても、JRと協議をしてまいりたいと存じます。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○寺坂修一 議長  7番・大谷議員。 ◆7番(大谷真司議員) それでは、再質問をさせていただきます。  最初に、河川・水路が市民に親しめる再整備ということにつきましては、非常に親しめるという意味で前向きな答弁をいただいたというふうに考えております。しかしながら、今、この矢板で固められた川というものを、なかなかそういうふうなきれいな観光名所というか、人がここを眺めてというようなことというのは、私もよく通るけど、あんまりこの川をしみじみと眺めたこともありませんでしたので、この間の金曜日ですけども、せっかく一般質問をするので、今までの視点を変えて、いいものを見つけようじゃないかという視点で、私もちょっと写真が趣味でしたので、きれいな夕日を何とか撮れればと思いながら行った次第であります。このように、やはり今まで、我々がここの大東市の川というのは、元来、本当に非常に野崎まいりで見るような、水郷に近いようなのどかな風景が、今逆に市民のイメージとして、まず水害、怖い、また臭い、汚い、これしか今まで河川に対するイメージがなくなってしまったというのが、私は非常に悲しいというふうに考えております。ただ、逆に、市民の中でこれをいいものだと、いいものを見つけていこうということであれば、例えば、今臨海コンビナートというのは、昔はもう公害の象徴でもありましたけども、今は逆に臨海コンビナートの明かりを見るためにナイトクルーズが開催をされているというふうに、発想を変えてみてはどうかということで、ちょうど東の夕日に間に合ったわけです。こうやって、いつもここは、橋の上は行き交うだけですけど、眺めてみると、それなりにいいものはあるなと。ただ、私ちょっとこういうふうなきれいな夕日を見ましたんで、これ、ここまではいかないけど、まあいいもんだと。逆のほうをちょっと見ますと、逆のほうもいいなと思って、ぱっと壁を見ると、あれっ、カラスがこんなとこにようさんとまっとると思うて、近づきますとカラスじゃないんですよね、これ、カワウ、カワウがいっぱい岸壁に、コンクリート擁壁のところにとまってるんです。ということは、私も昔サギのようなものがいたような気も、カルガモも見たような気するんですけど、まさか私が行った金曜日の夕方に、これだけのカワウがここで羽を休めてるということは、ここの下にはたくさんの魚が泳いでいるんだろうというふうに想像いたしました。  こういうふうに、なかなか、これ私は偶然見つけて、カメラで、こうアップで撮りましたので、行き交う市民の人は誰一人、多分このカワウのことには気づいてないかなというふうに思います。  そう考えるならば、やはり私が思ったのは、カワウがいてるとすれば、長良川のウ飼いじゃなくてもいいんじゃないの、寝屋川のウ飼いがあってもいいんじゃないのというふうに、やっぱり夢はどんどん広がっていく次第です。ここまでいかなくても、これはもう夢としてはいいことだと私思いました。しかし、やはり最低限ですよ、ここにカワウがいてる、あるときはサギが来る、カルガモもやってくるということがあれば、この橋の欄干のところに、当然、これは別な公園ですけど、やはり行き交う人に、ここにやってくる鳥というのはわかりますので、こうした、ここにいてる水鳥、またそういった説明文があってもいいんじゃないかなと、次に市民がこの説明文を見つけて、川面を見たときに、そこに野鳥がいてる、水鳥がいてる、こういったものが配慮があってもいいんじゃないかなと考えますが、その辺について答弁をお願いします。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  ちょうど私、金曜日、帰る途中で議員にお会いしまして、写真撮っておられるところを拝見させていただきました。
     確かに、寝屋川・恩智川、非常に水質が改善されておりまして、議員おっしゃるように、いろんな鳥、それから川を飛びはねる魚も見られるようになっております。釣りですとか、そういうことも考えられるというふうに議員おっしゃっておりましたけれども、今、画面に映っております、ちょっと小さくて鳥の名前までは見えませんけども、確かに、私も通勤途上でかなり、いろんな鳥や魚が見受けられますので、そのあたりをどこか護岸に、こんなんいてるよというのは表示しても、なかなかおもしろいんじゃないかなというふうに考えております。 ○寺坂修一 議長  7番・大谷議員。 ◆7番(大谷真司議員) これは街づくり部が答えるのか、環境課か、生涯学習部か、難しいところではありますけども、発想ですよね、これ山の中ののどかな池であるのは当たり前、駅前の、人が行き交う橋のところに、こういう野鳥を見れるんだよということを市民は知らないことを、もっとどんどんやっていこうじゃないかという提案であります。  それでは次に、ちょっと、次の写真を用意しました。これ、私、釣りしません、これはちょっと私もよく大東の橋で釣りをしておられる方が見られるんです。なかなかその場面か写真撮れませんでして、写真を撮れば、ちょっとプライバシーの問題がありますので、別な写真を利用させていただいておりますけども、大東市の橋から川面に釣りをしてる場面を見たときに、市民はどう感じるのかと考えたことはあります。僕は2つに分かれると思います。迷惑やなと、こんなんあかんやろ、マナー違反やろというのが1つ。釣りの好きな人にとっては、何が釣れてるんやろう、ここで釣れるんやというふうな意見もあるでしょう。そういうふうに考えました。ただ、道路交通法上とか、いろいろ読んでみますと、あんまり橋の、人の往来がなされるところで、とまって釣り糸を垂れるとか、物を置くとか、カメラの三脚立てるとか、そういう行為については基本的には、これはもうやってはいけない行為であります。  ならば、釣りを公に、人の流れのところじゃなくて、こういう安心して釣りができるようなところをつくってあげればどうかと考えたんが、実はこの写真であります。これは住道大橋ですけども、私も気づきませんでしたけども、今の住道大橋ですけども、この幅の広い、今住道大橋を見ますと、両サイドが歩道になってて、中央部のところに広いスペースがあります。これ、住道大橋というのは、私、これ位置づけは、全て歩道だと思うんですけど、これは横は歩道で真ん中は車道ですか、その辺のちょっと位置づけを教えてください。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  整備したときのいきさつといいますか、もともとは上に車が上がるような形態で整備しておりまして、実態としては車上がっておりません。決して自歩道という指定はしておらないんですけれども、全て総幅員、全て道路という位置づけになっておりまして、形上は、ちょっと化粧されているところが歩道という形態になっております。といいながら、真ん中も自転車、歩行者が通っておりますが、全幅が道路という位置づけで、特に車が上がってないという現状でございます。 ○寺坂修一 議長  7番・大谷議員。 ◆7番(大谷真司議員) 見た目に、どう見ても真ん中が車が通るような車道、両サイドが普通でいう歩道だから、人は両サイドを歩くわけなんですが、別に、ど真ん中の広いところを堂々と人が行き交えばいいことなんです。とすれば、今、これ基本的には川面で何か釣りをしたいとか、野鳥を観察したいとしたときに、基本的に人はみんな両サイドの歩道部を行ってますので、ここでそういうことをすると、みんな迷惑ですし、いけない。ところがある意味ですよ、真ん中、こんだけ広い、人が自由に歩けるところがあって、川面にこういうしっかりとした歩道部があるならば、この川側の両サイドのところに、例えば釣りができる、釣りしてよろしいよというスペース、もしくは野鳥がいてるところには、野鳥観察スペースというところを、この歩道側につくって、歩行の人は堂々と真ん中のところをどんどん通ってくださいというふうな考え方をすればいいんじゃないかと考えました。これ、ベンチを見ますと、ベンチは中央の車道、俗に言う車道というところにベンチが設置してありますよね、ここに座っても、何も、人の流れしか見えません。ですから、このベンチを本来川面に向けて、今の歩道部のところをベンチにすれば、人は必然と、川面を見ながらゆっくりと話ができる。この通行区間、恒久的じゃなくていいです。これ動かせるんですから。そういうふうな、ここの橋の利用形態というのを一度考え直すと、こういった、今言った問題も全て解決できるんではないかなというふうに考えますけど、答弁をお願いします。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  ハード整備を伴うようなものは、費用面などから非常に厳しいのではないかなという印象を持っておりますけども、今、御提案のように、現行の構造物のまま、川面に対して何らかのイベントを行うことになりますと、河川管理者の許認可ですとか、警察との協議が前提となってまいりますが、物理的に可能性を秘めてるのではないかなというのを感じた次第でございます。  現在、市民団体の方々が本市のにぎわい創出のために、河川を活用したイベント、そういったものを行っておられますけれども、御提案の取り組みが水辺環境の向上ですとか、都市魅力の向上に資するものとして有効かどうか、調べてみたいと思っております。 ○寺坂修一 議長  7番・大谷議員。 ◆7番(大谷真司議員) 私も、これふと思った、今まで常識で考えてみたら、要は住吉さんとか、ここに屋台出てましたんで、ああそうやと、ここの橋は真ん中を使ってイベントをして、人は両サイドを歩くもんだという、もうこの発想ありましたけど、ちょっと待てよ、これ逆にしたらいいんじゃないかという、川面のところにそういう観察するとか、釣りするとかいう、固定のやつをして、行き交うだけの人は真ん中を堂々と歩けばいいんじゃないのと、用途によって変えればいいんじゃないのと、今ちょっと思ったわけです。ぜひまた、こういった発想の転換を利用して、何とか、川面に市民が親しむ、いろんな、今言いました、釣りも可能かもしれません。これ、警察がオーケー出したら、警察も多分オーケー出すと思うんですけど、特に問題ないかと思いますので、その辺について、ぜひ検討をお願いしたいということであります。  そしたら、次に行きますけども、今、この次に、私も矢板護岸というのが非常に嫌いで、大阪府のほうに、ここに何かつくらしてえな、あかんの、何であかんの言うたら、だめです、これは流域の流れる水の量が厳密に計算をされまして、断面積において非常に、ここに構造物をつくること自体は、全くこれは論外でありますと言いながら、これ大東市のちょうど境界のところの、先ほどの、前の写真ですけども、矢板の手前はあれだけ、あれは犬走りになるんでしょうか、人は基本的にあそこに入ってはいけませんが、よくごみ清掃もやっていただいております、こうした市民がより矢板護岸ではなくて、川面に近づけるということがありながら、一方、橋から一気に矢板護岸になってしまうわけであります。こうした部分に、考えても大阪府の言うてること自身が、何かもうだまされてるんじゃないかと、その気になったら矢板護岸であろうが、いろいろと遊歩道をつくっても、問題ないんじゃないかというふうに、私、発想が変わってきましたけども、この辺につきまして、護岸を利用して、どんどん遊歩道とか、こういった部分を考えていってもいいんじゃないかというふうに考えますが、見解をお聞かせください。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  護岸の形式の違いをちょっと河川管理者に確認をさせていただきましたところ、やはり都市部の河川におきますと、河川改修する際、本来ですと、今映像に映ってるような、ああいう護岸を本来整備するということでございますが、特に駅直近ですとか、都市部におきますと、どうしても河川改修の際に用地買収等が発生しますので、ああいうかみそり護岸にならざるを得ないというところで伺っております。  それから、流量につきましては、先ほどのブロック積みの護岸の部分で十分の流量計算をしておりまして、そこから急に、かみそり護岸に変わるわけですが、そのかみそり護岸に変わった部分では、十分、それ以上の流量を確保して、全体としては水が流れるような形状にしているというふうに伺っております。  先ほどおっしゃいましたかみそり護岸でそういうことを、遊歩道をつくると、中に遊歩道をするというのは、やはり河積の問題でやはりしんどいというふうに思います。  あと、先ほどもありましたように、一番上の、かみそり護岸の天端の部分に遊歩道をつくるというのは、今後、これから管理者と十分協議をしていきたいと思います。 ○寺坂修一 議長  7番・大谷議員。 ◆7番(大谷真司議員) 相手はなかなか、うんと言わない大阪府相手のことですので、それはやっていただいて、それなりに、できることから大東市はしかけていこうということであります。  エリアプロデュース戦略というのを見せていただきました。私も、これに感化されて夕日を撮りに行った1人であります。非常にいい戦略であるというふうに考えております。  この最初の夕日の川をまず見せるとしたら、これは大阪市内の堂島川の川のライトアップかな、もしくは、精霊流しもこれやったらしいですね、済みません、僕広島の精霊流しをここでやったらと言うたら、部長のほうは、うちは流れません逆流してきますという一言で、よどんでてもいいじゃないかと、人が憩えばいいじゃないかというふうに思いますけども、ここでは以前、コイのぼりも、橋から泳いでいました。こういったことから、やはり川面という部分であったら、今後とも、また七夕ももうすぐありますし、いろんな機会があると思うんですけど、こういった川面を主体とした、こういった市民が親しめる、憩える、川の下を思わず見たくなる、このコンセプトで、ぜひこのエリア戦略というのもありますけど、その中に1つ、こういうことも考えていただきたいと考えますけど、答弁を求めます。 ○寺坂修一 議長  東地方創生局長。 ◎東克宏 地方創生局長  写真にあります大阪府の例でいいますと、大阪府では、官民一体となりまして、水都大阪水と光のまちづくり構想を策定されまして、さまざまな取り組みをされております。その1つが、先ほど写真にありました護岸、橋梁、水面のライトアップになっております。幻想的な水辺空間の創出により、府民はもとより国内外からの観光客も多く訪れるなど、橋梁、護岸のライトアップ等は、にぎわい創造にも寄与するものと考えられます。  本市におきましても、こうした事例を参考に、本市の玄関口である住道駅デッキ広場から多くの方々の水辺の魅力に親しんでいただけますよう、橋梁護岸などのライトアップを含め、さらなる魅力向上に向けまして、公民連携で取り組んでまいります。 ○寺坂修一 議長  7番・大谷議員。 ◆7番(大谷真司議員) とにかく、結論としては、もうイメージ変えましょう、寝屋川、臭い、汚い、このイメージでなくて、本当にこれは財産でありますので、やはりこれからは大東市の市民だけが夕日を眺められる絶好の、格好の場所としての施策をどんどん進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。それでは、川につきましては終わります。  続きまして、喫煙所の話です。  これはほかのいろんな議員も多く提案をしております。もう路上喫煙とはいかなるものか、禁止すべきじゃない、これも非常に貴重な意見です。私は、きょうちょうどいい機会ですので、約2割ほどと言われてましたでしょうか、大東市には数万人の喫煙をされている方もいらっしゃいます。残りはたばこを吸われていない方、私は喫煙者の代表として、きょういい機会を得ましたので、ここで一言述べさせていただきたいと思います。  喫煙者の代表として、今までよくたばこを吸う権利を認めろとか、そういうことを私も言うのやめました。一切、この喫煙者の権利なんか、私は要らないというふうに考えております。そやけど、文句も言われるんですよね、もう家の中で吸うな、ベランダで吸え、ベランダで吸うたらにおいがつくとか、同僚議員にはニコチンがついた服に近づくとがんが発症するとか、そんなもう都市伝説のようなことまで言われております。しかし、私が言いたいのは、やはりたばこ税という税金を納めております。これは税金を納めてるから何とかせえじゃないんです。ふるさと納税のように、納める方が目的を何かもし言えるとしたら、やっぱりたばこを吸うて、自販機で買う人の、喫煙者の声をぜひ、私が代表して伝えたいんですけど、年間今言いますと8億円近くのたばこの売り上げによる税金が入っております。これは一般財源ですので、喫煙者の私がその用途を申し上げるわけにはいきませんけども、買うときの声を、もし反映できるならば、これの1%、100分の1でも結構でありますから、これを喫煙する人のためではなく、たばこを吸う人のためではなく、たばこを吸わない人のための施設として完全の個室型のこういった喫煙所を設けてほしい、これは吸う人の権利違います。吸わない人への配慮として、吸う人側の税金をこういうところに使ってほしい、市長さん、ということを訴えたいと思う、これは市長じゃなくてもいいんですけども、いかがでしょうか。 ○寺坂修一 議長  山本市民生活部長。 ◎山本了一 市民生活部長  現在、先週も答弁させていただきましたように、今、住道の駅前、玄関口である住道のデッキの上を禁止区域に今いずれしたいという方向で進めております。そのときに、やはり吸える場所というのが確保が必要でございますので、今、議員の御提案の、完全分煙化ということも視野に入れて取り組んではおりますけども、なかなか個室にしてしまうということが防犯上の問題等もございますので、その辺も十分検証した上で、できるだけそういう完全な分煙化ということを目指して進んでまいりたいということで考えております。 ○寺坂修一 議長  7番・大谷議員。 ◆7番(大谷真司議員) 完全分煙化の話をすると、どうしていつも原部原課は防犯の問題を持ち出してくるのは私は不思議でしゃあないんだけど、一応、喫煙者の立場を今代弁させていただきましたので、今後よくまた検討いただければいいかなというふうに思っております。  地域広場のほうにいかせていただきます。  これも御存じのように、児童遊園、これはいろいろ私も多くの児童遊園を見せていただいて寂しい思いをしておりました。本当に昔はここで子供さんが走り回り、ありましたけど、今なかなかそういった若いお母さん方、子供の姿もなくなって、その結果、やはりこういった地域の高齢者、地域が考えて、自分の地域の、元児童遊園を地域の広場で活用していこうという話がありました。当然、子供たち、若いお母さん方も地域の広場に集まっていただければいいんだけども、やはりこういった時代でありますので、積極的に高齢者の人が健康づくりのために、この地域広場に集まってほしいという思いがあります。そのためには、やはりこれはもう当然、地域の声の集約ではありますけども、1つの考え方として、子供の遊具があるように、高齢者の健康遊具というものが今あります。こういったことから、高齢者が公園の中で、単にベンチに座ってお話しするだけでなく、ゲートボール、グラウンドゴルフには、ちょっと狭過ぎるでしょうけども、高齢者が健康づくりに資する遊具がこういったものがあってもいいではないかというふうに考えますけども、これは地域公園しかり、また今の都市公園においても、子供のための広場、子供広場はありますけども、高齢者広場はございません。こういった都市公園の中の一角でも、高齢者がこういった健康づくりに始める、子供の遊具じゃなくて、高齢者健康遊具のスペースがあってもいいと考えますけども、見解をお聞かせください。 ○寺坂修一 議長  今出街づくり部長。 ◎今出正仁 街づくり部長  御指摘のとおり、地域広場につきましては、モデル地区を設定させていただいて、1地区、2地区ずつではございますが、順番に地域の皆様と話し合いをしながら、当然、子供たちの遊具、もちろんのことですが、高齢者の方の遊具、健康遊具につきましても、声を聞きながら整備してまいりたいと考えております。  また、都市公園につきましても、年一、二カ所ぐらいになっておりますけれども、再整備を進めております。その中で、地域の皆様に整備の姿を御相談させていただきながら進めております。高齢者の方の利用できる遊具につきましても検討させていただいているところでございます。 ○寺坂修一 議長  7番・大谷議員。 ◆7番(大谷真司議員) それではまた、これも今からの話でありますので、有効活用されますことを祈っております。  地下水のくみ上げであります。  先ほどもございましたけども、大東市はつらい歴史の上で、昭和56年というのは私ちょっと記憶しておりますけども、大東市独自でこの取水の禁止というのを条例の中にうたいました。それから、多くの年月がたちまして、この、今大阪府における、大阪府の環境条例の中に一文が書かれております。大阪府ですよ。地下水に対する、規制に対する前文です。地下水は、水資源として広く利用されている府民共通の貴重な資源でありますと、いろいろ、無尽蔵にくみ上げると地盤沈下を起こしたり、井戸枯れしたり、そういうことにもなります。地下水を資源として保全するために、適正に利用しましょうというのが公な大阪府の環境条例に書かれている前文であります。  こういったように、地下水というのは、ここ近年、しっかりとその地下水位、またこういった水脈というものを見きわめながら、取水することによって、こうした過去、何でもくんでしまえといった時代を経過して、今はしっかりと、こういう規制をしながら地下水の活用をしている大阪府、自治体においては、ベースは、これが基本となっております。  そこでお聞きしたいんですけども、この周辺自治体において、地下水をこういった取水禁止にしている、そうした自治体がどれほどあるのか、それにつきまして答弁を求めます。 ○寺坂修一 議長  山本市民生活部長。 ◎山本了一 市民生活部長  禁止にしている市町村は本市、それから門真市、東大阪市、ちょっと、三、四市と記憶してます。 ○寺坂修一 議長  7番・大谷議員。 ◆7番(大谷真司議員) 大阪府でも、ほとんど三、四市というふうに私も聞いております。その中で、次、枚方市もその中に入っておりました。枚方市は平成26年、一昨年4月にこういった地下水取水の規制、従来から続いておりました、一切取水を禁止という、この1つの大きな規制を撤廃をいたしました。それはなぜか、やはりこの府の条例とか、工業用水法であるとか、いろんなところでしっかりと規制をかけており、大阪府においても、この地下水位及びそういった取水量の届け出、こういったものにより、しっかりと今地下水位というのは管理をされております。こういったことから、この検証がなされず、長年においてこの取水禁止という、1つの聖域だったような条例をしっかりと見直して、今の時代に似合った考え方をされたわけであります。こうしたことから、今、この大東市においても、私はもうどんどんくみ上げろと言うてるんじゃない、これを一度見直すときが来たんじゃないかというふうに考える、問題提起をしております。といいますのは、こういった地下水においては今、非常に防災のときであるとか、ふだんの病院であるとか、そういった首都圏においては、この地下水というのを上水とバックアップとして、今、こういうような活用が進んでおります。こうしたことから、いま一度、この条例の、本当にこれが必要なのかと迫るものであります。  そこでお聞きしたいんですけれども、先ほどもありました、もう一度確認です。この大東市の取水禁止という条例が外れたときに、この大東市民及び会社というのは自由に地下水の取水ができるような環境になってしまうのか、その辺の、ちょっと改めて答弁。 ○寺坂修一 議長  山本市民生活部長。 ◎山本了一 市民生活部長  本市の条例を外しますと、今度工業用水法、それから大阪府の生活環境の保全に関する条例が適用されますので、一定の緩和はされますけども、自由に取水できるという状況ではございません。 ○寺坂修一 議長  7番・大谷議員。 ◆7番(大谷真司議員) そのとおりであります。だから、市民によっては勘違いされて、この禁止制限取った瞬間に、もう好きなように、また地下水をくみ上げるというふうな勘違いをされておりますけども、今、大阪府全域にこの厳しい地下水の取水に関する条例において制限、届け出の義務が発生をしております。好きなようにくみ上げることはできません。しかし、適正管理をしっかりしておけば、大阪府も常に多くの箇所で、この地下水、また地盤沈下量を監視をしております。こういったところから、もう今、単にうちは目つぶる、今までどおり変えないというんじゃなくて、一度この地下水の再利用について、しっかりと考え直すいい機会で、また今後もやりたいと思いますので、よろしくお願いします。  そこで、最終的にですけども、やはり地下水を地下資源と考えるかどうかということでありますけども、これは防災とか、多くの面で、非常に私にとっては、地下水を大切な地下資源、多くの防災であるとか、多くのことに使える資源であるというふうに考えるべきだと思いますが、総合的な見解を最後、お聞かせください。 ○寺坂修一 議長  濱本理事兼危機管理監。 ◎濱本賀聖 理事兼危機管理監  議員おっしゃってるとおり、災害時、飲料水については市で確保しておりますが、ただ洗濯の水等の生活用水については不足するのが現状でございます。実際、過去の災害の中で、洗濯ができない、ですので、洗ったら新しい下着を身につけて、その下着を洗濯ができないがためにほってしまわなければならないというふうな事態も聞いております。そういう意味では、今、条例で規制はされておりますが、地下水については、災害時、緊急時には大変有効な水であるというふうには考えております。  以上です。 ○寺坂修一 議長  7番・大谷議員。 ◆7番(大谷真司議員) これはちょっと重大な問題でもありますので、折りを見てまたやらせていただきたいと思います。  例えば、これは病院、病院というのは、本当に水が途切れたら、特に災害時では一番病院に人が集中します。そこの医療の拠点が一切こういったことがないように、こうした地下水、上水道、これを併用しながら、しっかりとその安定確保に努めているところであります。これは、逆に言えば、大東市以外というのは、ほとんどこういう形で進んでいると思っていただいて結構かと思います。私も東京へ行きましたら、ほとんど東京のビルというのは、こういった大きな災害に備えて、みんな地下水をしっかりと利用されておりました。  大東市でもできることは、小さな、先ほども防災井戸とか、従来の井戸をこうした市民が、今は末広公園のほうに飲料水のあれがありますけど、各所でこういった井戸があれば、災害時に市民が水に困らないと、こういったことができるかと思いますので、よろしくお願いします。  それでは、豪雨につきましては、先ほど下水道の増補管、また校庭貯留、これにつきまして答弁をいただきましたので、やはり忘れじ8.14豪雨、あの教訓はないように、あれからも相当増補管等の整備を進めていただきまして、時間雨量で70ミリ、80ミリ、入ったときに辛うじてその水を処理するだけの、こういった施策も今打っていただいておりますので、今後とも、これはもういつ起こるか、あした起こるかもわからない課題ではございますので、緊張感を持って、ぜひ今後の整備を進めていただきたいと思います。  インフラ基金についてであります。  先ほど、原部原課より大東市の公共施設等の整備基金いうものを今併用しながらという御答弁がございましたけども、やはりこういった施設の、一時的に必要なお金の財布と、これから先、毎年毎年かかってくるという部分の考え方は違うかというふうに考えております。インフラというものは、これから毎年右上がりでふえてまいります。しかし、我々に入ってくる税収というのは、これは一向に何年先を見ても、右に上がっていく状況ではございません。こうしたときに、今現在からでも、将来のためのこうしたインフラ、右上がりの上がっていく部分の余裕があるうちに、しっかりとそれを今、現行の収支から積み立てて基金化をしていくということが非常に大事であると、インフラ基金、この意味というのをしっかり捉えて、ぜひ創設について考えていただきたいと思いますが、答弁を求めます。 ○寺坂修一 議長  北本政策推進部長。 ◎北本賢一 政策推進部長  昨年度、大東市公共施設等総合管理計画を策定したところでございますが、現在の公共施設と道路・橋梁におきまして、将来におきましても、同規模で維持し続けるとなった場合は、議員御指摘のように相当厳しい状況になると見込まれます。こうしたことから、この計画の中では、施設の長寿命化、公民連携による効率化、公共施設の再編などを講じることによって財政負担の平準化、軽減を図っていくというふうにしておりますけども、あわせて基金のあり方につきましても、維持管理費用の必要性を強く認識しておりますので、保全についての特化したものについては、3月議会において御議決をいただきました公共施設等整備保全基金の状況を見まして前向きに検討してまいりたいと思っております。 ○寺坂修一 議長  7番・大谷議員。 ◆7番(大谷真司議員) そういうことで、よく認識していただいてるとおりですので、よろしくお願いをいたします。  最後になりましたけども、JR住道の南面、これは我々大東市民からすると、これが駅であるのは当たり前だというふうなことで、こんなん駅だとわからない人はいるんだろうと思うて、写真を撮って見てみると、駅と言えば駅が、電車見えないんですよね、これショッピングモールの壁やで、確かにショッピングモールだと、初めて大東市におり立って、目の前に駅にしながら、駅と気づかない人っているのかなと思うて、私も聞かれたときに駅ですと言えば、あっ、そうやったんですかと、言われて初めてこっちが気づきます。こういったことから、今JRとも交渉中でありますけども、やはり大東市の顔でありますので、ここは住道駅というふうな表示も、しっかりと今後JRに求めていただきますことをお願いを申し上げまして一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○寺坂修一 議長  これをもって一般質問を終了いたします。  暫時休憩いたします。午後3時から再開いたします。      午後2時38分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後2時58分再開 ○寺坂修一 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第3、議案47号「市道路線の認定について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。酒井街づくり委員会委員長。 ◆2番(酒井一樹議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第47号市道路線の認定について、審査結果報告を申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決するべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第47号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第4、議案第53号「財産の貸付けについて」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。酒井街づくり委員会委員長。 ◆2番(酒井一樹議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第53号財産の貸付けについて、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  本件について、賛成多数で原案どおり可決すべきであると決しました。  また、本件に対して、賛成多数で附帯意見が付されました。  その内容は、次回の契約更新の際、複数年にわたる貸付契約の場合は、貸付相手方の毎年度の運営及び決算収支状況を勘案しながら、貸付料の減免額を決定することというものでございます。  以上、審査結果の報告といたします。
    ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  12番・天野議員。 ◆12番(天野一之議員) (登壇)議案第53号財産の貸付けについて、日本共産党議員団として、反対討論を行います。  問題点1、当初の方針や、選定方法に信憑性が疑われると言わざるを得ない、公民連携事業の成功事例ありきで隠蔽的に見える体質があることです。  公募とありながら、対話型意見聴取会において、非公表での団体参加を得て、大東まちづくり倶楽部を選定、理由は公民連携の手法を使って事業を行う点が大東市の方針と一致したでした。ことし5月に株式会社アクティブ・スクウェア大東が設立されました。株主は大東まちづくり倶楽部が8割、公民連携まちづくり事業株式会社が2割の共同出資、大東まちづくり倶楽部を選定したにもかかわらず、市から介入を強化するために、共同で出資する会社としてスタートする方針変更があります。  市民を欺き、説明責任を果たしていない。かつ、疑念を抱かれる経過ではないでしょうか。問題点に適正な対価とは何なのか疑問。95%減額理由は市民が納得できない。なぜ6,672万5,340円が300万円へ減額なのか、市民の公共財産として貸し出す対価としては、余りに無謀な金額です。  例として森友学園疑惑を挙げると、小学校用地、土地のみの借地料は政治家の関与疑惑はあるものの、67.5%の減額です。深野北小学校跡地は建物つき借地料を95%の減額です。これでは市民が納得できません。  委員会質疑でも地方自治法第96条第1項第6号、地方自治法第238条には適正な対価なくしてこれを譲渡し、もしくは貸し付けてはならないとされています。しかし、質疑より適正な対価であると判断はしていないから、今回議決を経て判断していただくと回答されました。委員会中、出された賃貸借料の算出資料にある基礎価格、期待利回り、限られた稼働日程だけでは、到底納得できる根拠にはなっていない。  問題点3、住民要求は市民が気軽に集える場所である。アクティブ・スクウェア大東の利用仕様からも、調理室使用料、日額3万円、演劇稽古場、スタジオ使用料、日額3万円、イベントスペース使用料、日額1万2,000円など、市民の要望として使いやすい値段、場所の設定に欠けているのではないか。現行のいいもりぷらざ、市民会館などは会議室の種類選択、使用料は市民から使いやすさの信頼を得ています。住民要求にもっと耳を傾けるべきです。  以上から、判断根拠となる資料、情報のない中、かつ市民に説明がつかない中での議案に反対をいたします。  また、今議会での議決が市民目線で責任ある公共財産の活用と言える段階なのか、全議員の慎重かつ誠実な表決態度を求めることをつけ加え、反対討論といたします。  以上です。 ○寺坂修一 議長  ほかにございませんか。17番・中河議員。 ◆17番(中河昭議員) (登壇)議案第53号財産の貸付けについてということで、地方創生局のほうから、当初、追加議案として提出されました。地方自治法の規定により、貸付料を減額して財産を貸し付けるということで、議会の議決を求めるとして、議案を提出されました。貸し付ける財産は、深野北小学校跡地、校舎、体育館、多目的ホール、建物全体、運動場であります。貸し付けの相手は株式会社アクティブ・スクウェア大東、資本金100万円であります。出資会社につきましては、大東公民連携まちづくり事業と大東まちづくり倶楽部でございます。  貸し付ける理由、本市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、市民連携のもと、貸し付けの相手方が大東でしか体験できない付加価値の高い暮らし方、大東スタイルの実現に向けて深野北小学校跡地を活用し、スポーツ、歴史文化、食をテーマとした事業を展開するに当たり、当該事業の安定的な運営を確保する必要があるためと説明がありました。  そして、自主事業といたしまして、スポーツ事業、歴史文化、演劇事業、食・フード事業、レンタル事業と、ほか多数であります。普通財産の貸し付けでは、本件は減額しない場合の一般貸付料については、年間6,672万5,340円を、これを減額して、300万円とすることにしております。株式会社アクティブ・スクウェア大東に貸し付けるものであります。  新しい事業として、公民連携事業をするのはどのようなメリットがあるのか、どうして議会の議決が必要なのか、そして公民連携事業で6,672万5,340円が、どうして300万円になるのか。そして、なぜ新しい会社、株式会社アクティブ・スクウェア大東を新たに設立したのか。市議会で議決した後で内容を説明するとのことでありますけれども、議会にかかる前に、先にもっと議案説明をするべきと思います。  議案第53号財産の貸付けについては、市民や地域、地元の皆さんに十分に理解できるように、もっともっと優しくわかりやすい説明が必要と思います。  このようにわかりにくい事業は、議会の役割と議会の責任が重要であります。悪く言えば、議会が悪者になる可能性がありますので、よろしくお願いをいたします。  先日、アクティブ・スクウェア大東の社長にお会いして説明を聞きました。その中で、いわゆる一大観光事業を行いますということで、その中で河内音頭会館、江州音頭、だんじり会館等、大型バス等々が入れる大きな施設にしたいという思いを聞かされまして、この施設には可能性がある事業でありますということでございます。大東市並びに地域の発展に頑張りますとの見解がありました。  地域の学校跡地で大切な財産であり、重要な場所であります。この事業については、最大限の努力と全力で取り組んでいただきたいと思います。  その話を聞いて、一定の理解をさせていただきました。最後には賛成をして応援していきたいなと思っているところでございます。賛成でございます。  以上、賛成討論といたします。 ○寺坂修一 議長  ほかにございませんか。1番・大束議員。 ◆1番(大束真司議員) (登壇)ちょっと長文ですけども、我慢して聞いてください。  議案第53号財産の貸付けについて、公明党議員団として討論を行います。  この議案は、旧深野北小学校跡地を活用するに当たり、大東市が全く新しい手法である公民連携事業を用いた大東市公民連携まちづくり会社を立ち上げ、民間会社と連携し、利益を得ていく施設で、全国でも先進的な公民連携事業として、株式会社アクティブ・スクウェア大東に年額300万円で貸し付けるものであります。  株式会社アクティブ・スクウェア大東は、民間資本の会社でありながらも、総合戦略に基づく大東スタイルの実現のため、スポーツ、歴史文化、食をテーマとした事業を展開し、大東市の付加価値創造の基本原則にのっとり、自由な事業運営を行います。これまで学校跡地活用は、旧四条小学校跡地の来ぶらり四条で、市内3つ目の東部図書館、歴史民俗資料館と四条ふれあいセンター、旧北条西小学校跡地におきましては、子ども発達支援センター、いいもりぷらざを設置し、民間のノウハウをフルに活用した指定管理者制度による管理を行う公共施設としての役割を担っています。  そして、このたびの旧深野北小学校跡地は、統廃合の3つ目の箇所であります。採用される公民連携事業は、管理運営に税金を投入しない、岩手県紫波町のオガールプロジェクトがモデルとなっており、先般、議会運営委員会で視察を行い、現地で詳細に公民連携事業のメリットについて学んできたところであります。  公共が土地建物といった財産を貸し付け、民間会社が公共との連携での信用をもとに、金融機関から融資を受け、有益事業を展開いたします。市は公共施設を貸し付けることによる収益を得ることができるとともに、民間会社から利益を発生させることで、税収が市にもたらされることになります。指定管理者制度では、民間の管理者を指定し、3年から5年の指定管理料で運営いたしますが、市の持ち出しは指定管理料とそのほかの施設の建設費などの初期イニシャルコスト、施設の設備や更新料、修繕費などのランニングコストなどありますが、今回の公民連携事業に係る費用は耐震工事に限定され、あとは民間会社がみずからの施設の改修費用や運営費を支出いたします。これからの将来にわたる財政を考えたとき、税の支出を抑制する事業が望まれてまいります。減少する税収の中で、市民サービスをさらに向上させるためにも、必要不可欠な事業となっていくことは自明の理であります。  今後、さまざまな事業で公民連携の手法は活用されていくでしょう。また、土地建物から換算した年間貸付料が6,672万5,340円から減額して300万円では安価過ぎるという点も議論となり、附帯決議も付加されたところでございます。  この点につきまして、成功例である年間80万人が訪れる統合校を活用したモデルである東京都千代田区のアーツ千代田3331の例では、最初の数年間は月額30万円で貸し付けております。年間では330万円ですが、スタートからある程度収益が確保されるまで猶予期間とされておりました。千代田区は、御存じのとおり、都内でも中心地であり、平均土地価格、平米当たり513万円であり、大東市は平米当たり14万円であることを考えると、事業のスタートの時期は大東市と37倍の場所でさえも月額30万円からのスタートでありました。つまり、事業のあり方や考え方でございます。  今後、市民に対し、事業内容などの有益性やメリット、周辺地域としての活用場所の提供などの工夫と詳細な説明をお願いしたいと思います。  その中でも、一流コーチによる有料スポーツ教室が稼働しておりますが、市内私設クラブとのすみ分けなど、理解を得ていく必要がありますし、体育協会への説明や議会にも丁寧に努めていただきますことを要望し、賛成の討論といたします。  以上です。 ○寺坂修一 議長  ほかにございませんか。      〔「なし」の声起こる〕  なければ、これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立多数であります。よって議案第53号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第5、議案第48号「大東市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。酒井街づくり委員会委員長。 ◆2番(酒井一樹議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第48号大東市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第48号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第6、議案第49号「大東市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。酒井街づくり委員会委員長。 ◆2番(酒井一樹議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第49号大東市 職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第49号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第7、議会議案第50号「大東市立市民会館条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。品川未来づくり委員会委員長。 ◆8番(品川大介議員) (登壇)過日の本会議におきまして、当未来づくり委員会に付託されました議案第50号大東市立市民会館条例の一部を改正する条例について、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第50号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第8、議案第51号「大東市特別会計設置条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。酒井街づくり委員会委員長。 ◆2番(酒井一樹議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第51号大東市特別会計設置条例の一部を改正する条例について、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕
     御着席ください。起立全員であります。よって議案第51号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第9、議案第52号「大東市立北条コミュニティセンター条例等の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。品川未来づくり委員会委員長。 ◆8番(品川大介議員) (登壇)過日の本会議におきまして、当未来づくり委員会に付託されました議案第52号大東市立北条コミュニティセンター条例等の一部を改正する条例について、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきだと決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第52号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第10、議案第27号「平成29年度大東市一般会計補正予算(第1次)について」及び日程第11、議案第28号「平成29年度大東市介護保険特別会計補正予算(第1次)について」以上2件を一括議題といたします。  本2件に関し、所管の各委員長の報告を求めます。まず、酒井街づくり委員会委員長。 ◆2番(酒井一樹議員) (登壇)過日の本会議において、当街づくり委員会に付託されました議案第27号平成29年度大東市一般会計補正予算(第1次)の所管事項について、審査結果を御報告申し上げます。  本件について、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決をいたしました。  本件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  次に、品川未来づくり委員会委員長。 ◆8番(品川大介議員) (登壇)過日の本会議におきまして、当未来づくり委員会に付託されました議案第27号平成29年度大東市一般会計補正予算(第1次)の所管事項について及び議案第28号平成29年度大東市介護保険特別会計補正予算(第1次)について、以上の2件の審査結果を御報告申し上げます。  本2件におきまして、理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決いたしました。  本2件について、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果の御報告といたします。 ○寺坂修一 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もありませんので、これにて討論を終結いたします。  次に採決いたします。  まず、議案第27号平成29年度大東市一般会計補正予算(第1次)についての件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第27号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第28号平成29年度大東市介護保険特別会計補正予算(第1次)についての件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって議案第28号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第12、議会議案第8号「議員の派遣について」の件を議題といたします。  お諮りいたします。  お手元に配付いたしております議案書のとおり、議員の派遣を行うことに御異議ありませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  御異議なしと認めます。よって議会議案第8号は、議案書のとおり派遣することと決定いたしました。  次に、日程第13、請願第1号「南西諸島への自衛隊配備と宮古島への陸上自衛隊ミサイル基地建設の中止を求める意見書の提出についての請願書」、日程第14、請願第2号「『共謀罪』創設を行なわないことを求める意見書の提出についての請願書」、日程第15、請願第3号「辺野古新基地建設の中止を求める意見書の提出についての請願書」及び日程第16、請願第4号「高浜原発の再稼働の中止を求める意見書の提出についての請願書」、以上4件を一括議題といたします。  本4件の詳細については、お手元に配付しております請願文書表をごらんいただきたいと思います。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております請願第1号から請願第4号までの4件については、さらに慎重に審査する必要があると認められるため、審査を継続いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  異議なしと認め、よって請願第1号から請願第4号までの4件については、審査を継続することに決定いたしました。  最後に、日程第17、決議第2号「ギャンブル等依存症対策の抜本的強化を求める意見書」の件を議題といたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。14番・水落議員。 ◆14番(水落康一郎議員) (登壇)ただいま議題となりました決議第2号ギャンブル等依存症対策の抜本的強化を求める意見書について、提案理由の御説明を申し上げます。  これまでにも、ギャンブル等依存症による自己破産、家庭崩壊、犯罪などの申告があったにもかかわらず、政府はその実態を十分に把握してきませんでした。  よって、ギャンブル等依存症の実態把握を進め、論点整理等を踏まえたギャンブル等依存症対策基本法の制定と、次の3点に取り組むことを政府に強く求めるものです。  1つ、ギャンブル等依存症対策の企画立案、規制と監視を一元的に行う独立組織の設置を検討すること。  2つ、3月の論点整理を踏まえ、ギャンブル等依存症への具体的な対策や実施方法を早急に検討すること。  3つ、ギャンブル等依存症対策の法制化を進める中で、アルコール依存症や薬物依存症への取り組みとあわせ、依存症対策の深化を図ること。  以上のとおりであります。よろしく、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○寺坂修一 議長  本件については、質疑を省略いたします。  これより討論に入ります。  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案は原案のとおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  御着席ください。起立全員であります。よって決議第2号は原案のとおり可決されました。  以上をもちまして、今定例月議会に付議されました事件は、全て議了いたしました。  定例月議会の終了に際しまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員各位には、6月2日の定例月議会開始以来、本日まで、付議されました重要諸議案を慎重に御審議いただき、無事ここに終了でき得ますことは、議員各位のいつに変わらぬ議事運営に対する御協力のたまものと深く感謝申し上げる次第であります。  蒸し暑い日が続いておりますが、議員並びに理事者の皆様におかれましては、健康に十分に留意され、今後ますますの御活躍を祈念いたしまして、簡単ではございますが、定例月議会終了の御挨拶といたします。  次に、市長より定例月議会終了に際して、御挨拶をいただきます。  東坂市長。 ◎東坂浩一 市長  (登壇)平成29年6月大東市議会定例月議会の終了に当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。  今定例月議会にて、御提案させていただきました各議案等につきまして、慎重に御審議の上、御議決、御同意を賜り、まことにありがとうございました。  また、より開かれた市議会を目指し、市民への積極的な議会傍聴への取り組み等に対する御努力に深く敬意を表する次第であります。  今定例月議会中にいただきました貴重な御意見、御提言につきましては、今後の市政運営に十分生かしてまいりたいと考えております。議員各位には、今後ともより一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。  終わりになりましたが、もう間もなくで、本格的な夏となります。議員各位におかれましては、くれぐれも健康に御留意をいただきまして、ますます御活躍されますことを祈念申し上げ、甚だ簡単ではございますが、お礼の御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○寺坂修一 議長  それでは、これをもって、平成29年6月大東市議会定例月議会を終了いたします。  どうも長い間、大変御苦労さまでした。お疲れさまでございました。      午後3時31分閉会          会議録署名議員           大東市議会 議 長  寺 坂 修 一           大東市議会 副議長  北 村 哲 夫             〃   議 員  酒 井 一 樹             〃   議 員  小 南 市 雄...