大東市議会 2014-06-23
平成26年 6月定例月議会−06月23日-02号
平成26年 6月定例月議会−06月23日-02号平成26年 6月定例月議会
平成26年6月大東市議会定例月議会会議録
〇 議 事 日 程
平成26年6月23日(月) 午前10時開議 (第2日目)
日程第 1 会議録署名議員の指名について
日程第 2 一般質問
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〇 本日の会議に付した事件
議事日程第1から第2まで
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〇 出 席 議 員(16名)
1番 大 束 真 司 議員 10番 中 村 ゆう子 議員
2番 酒 井 一 樹 議員 11番 北 村 哲 夫 議員
3番 品 川 大 介 議員 12番 豊 芦 勝 子 議員
4番 光 城 敏 雄 議員 13番 飛 田 茂 議員
6番 寺 坂 修 一 議員 14番 石 垣 直 紀 議員
7番 大 谷 真 司 議員 15番 三ツ川 武 議員
8番 川 口 志 郎 議員 16番 中 河 昭 議員
9番 水 落 康一郎 議員 17番 岩 渕 弘 議員
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〇 地方自治法第121条による出席者
東 坂 浩 一 市長
西 辻 勝 弘 副市長
森 山 信 一 教育委員会委員長
亀 岡 治 義 教育長
中 田 のぶ子 理事
野 田 一 之 政策推進部長
田 中 祥 生 総務部長
山 本 了 一 市民生活部長
北 崎 忠 良 福祉・子ども部長
橋 本 賢 治 保健医療部長
濱 本 賀 聖 街づくり部長
大 嶋 健 一 水道部長
石 川 裕 之
教育委員会学校教育部長
松 下 佳 司
教育委員会学校教育部指導監
南 田 隆 司 生涯学習部長
澤 田 芳 彦 選管・公平・監査事務局長
東 克 宏 戦略室長
浅 井 敏 朗 総務部次長兼課長
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〇
議会事務局職員出席者
大 西 秀 信 事務局長
青 木 浩 之 事務局総括次長
初 木 清 敏 事務局上席主査
石 田 景 俊 事務局上席主査
西 嶋 典 子 書記
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午前10時開議
○大谷真司 議長 これより本日の会議を開きます。
最初に、
議会運営委員会委員長から御報告を願います。
中河議会運営委員会委員長。
◆16番(中河昭議員) (登壇)過日開催されました議会運営委員会の御報告を申し上げます。
一般質問につきましては、14人の通告がありました。本日6人、あす6人、明後日2人で実施の予定です。質問方式の内訳は、全員、一問一答方式となっております。
なお、本日午後の一般質問において、福祉関係団体の皆様が傍聴にお越しいただく予定でございますので、御協力よろしくお願いいたします。
以上、報告を終わります。
○大谷真司 議長 本日の議事日程は、お手元に配付しております日程表のとおり定めておりますので、これにより御了承をいただきたいと思います。
この際、日程に先立ちまして、事務局長から諸般の報告をいたします。大西事務局長。
◎大西秀信 事務局長 諸般の御報告を申し上げます。
議員の出席状況の報告でございますが、本日の会議におきます現在までの出席議員数は16人全員でございます。
以上、報告を終わります。
○大谷真司 議長 これより議事に入ります。
日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、中村議員及び北村議員を指名をいたします。
次に、日程第2、一般質問。
これより一般質問を行います。
なお、発言者は簡潔に質問並びに答弁されるよう、最初にお願いしておきます。
最初に、一問一答方式で2番・酒井一樹議員。(拍手)
◆2番(酒井一樹議員) (登壇)皆様、おはようございます。
本日は、本会議の傍聴にお越しいただき、まことにありがとうございます。
ただいま議長より御指名をいただきました公明党の酒井一樹でございます。よろしくお願いいたします。
私ども大東市公明党として、昨年の6月議会に提出させていただきました署名請願を全会一致で採決に至り、議会の意向として決定された市民要望に、本市行政は重く受けとめていただき、ことしの1月には、妊婦健康診査費用の拡充、6万200円から12万円まで拡充、また、歯科健診もセットで行え、3月には、中学校3年生まで
医療費公費助成拡充、ピロリ菌検査費用の公費助成も7月から実施していただくことになっております。大東市の目下の課題である子育て世代への公費助成の増額は、ニーズに合った施策と思われます。本市から他市に引っ越しされた方から、子育てするには大東市のほうがよかったと言われることがあります。引っ越しされたのは残念ではありますが、妊婦健康診査費用についても、子育て世代の負担軽減の施策であり、子供を産み育てやすい環境の向上として出産まで準備を安心して迎えられることは、出生率の上昇につながっていくことは間違いありません。また、早期発見の予防につながるピロリ菌検査は、胃がん発病の因子であるピロリ菌の知識、認識を高め、働き盛りの中高年から高齢者までの健康を守ることができます。これからのスピード感を持ち、市民ニーズに合った施策をよろしくお願いいたします。
本年も、今議会に署名請願を提出をさせていただきました。1万9,494名の方から署名をいただき、要望として、1番、保育所入所を希望する全ての要望の実現、2番、私立幼稚園通園に関する補助金の増額、3番、学校図書の充実と専任司書職員の配置についての3項目でありますが、1と2に関しましては、寺坂議員、大束議員が質問されますので、3の学校図書の充実と専任司書の配置についてお聞きしたいと思います。
それでは、質問に入ります。
1点目に、定路線型バスとデマンドバスについてお聞きいたします。
今年度、無料で定路線型バスを走らせていただくことになっていますが、何人乗りのバスを考えているのか。また、アンケートの実施をするのか、お聞かせください。乗り合いタクシーは10人以下の人数を運ぶ営業用自動車を利用した乗り合い自動車で、道路運行法の
特定旅客自動車運送業事業に該当する場合があり、営業する場合は国土交通省の許可が必要でありますが、本市においても導入できないか、お聞かせください。
2点目に、野崎駅、四条畷駅周辺整備について、現在の進捗状況と今後についてお聞かせください。
3点目に、電線の地中化について、野崎駅、四条畷駅周辺、それぞれの進捗状況をお聞かせください。
次に、学校図書の充実と司書の配置についてお聞きをいたします。
学校教育の中でも国語力の向上や読書運動の推移などを提言し、推進してまいりました。10年前より開始されました市内小・中学校で朝の読書運動は強い要望で始まった取り組みであります。しかし、最近は、パソコンやタブレット、スマホなどの電子書籍の普及で、子供たちの活字離れが進んでいる状況であり、多感な成長期において良書になれ親しむことは、その後の勉学への取り組みや生き方まで影響される大きな要素を育んでいく可能性があるのではないかと考えます。そのきっかけとなるのが図書館司書の存在であり、司書は子供たちが興味を引く本や、今読ませたい本、新書の入れかえなどを積極的に行い、子供たちをよりよき読書環境へ導ける存在であると思います。こういった専任の司書を配置することで、活字離れに歯どめをかけ、人間としての成長、勉学研さんの意欲を高め、推進するものと期待いたします。小・中学校図書の充実と司書の配置についての現状をお聞かせください。
次に、学校の安全対策と通学路について、2点お聞きいたします。
子供にとって学校といえば、学校というくらい、昔は学校が安全な場所として認識をされていましたが、昨今、学校において犯罪も多発していることから、学校は必ずしも安全な場所ではないということが言えると思います。数年前に大阪で起きた学校での事件をきっかけに、防犯対策をするようになった学校は急増しております。登下校の時間以外の校門閉鎖、子供には防犯ブザーを配布する等、あらゆる防犯対策が講じられています。
しかし、どんなに防犯対策を凝らしても、目が行き届かない場所というところはあるものであります。学校という場所は、敷地が広いために、いろんな場所に目が行かない、死角ができてしまいます。そこで何かが起きたとしても、誰もわからないというのが現実ではないでしょうか。昨今の犯罪において、防犯カメラが重要な役割を示しており、防犯カメラが設置されていることがわかるだけでも犯罪防止になるかもしれません。そこで、各小・中学校の門扉付近や周辺に不審者対策として防犯カメラの設置をできないか、お聞かせください。
2点目に、通学路の安全対策について、不審者対策としてはどういった対策をとっているのか。
次に、CSW、
コミュニティソーシャルワーカーの役割についてお聞きをいたします。
CSW、
コミュニティソーシャルワーカーの役割とはどういったものか、お聞かせをください。
最後に、
市営住宅空き家入居希望登録制度についてお聞きいたします。
千葉県市川市等で導入している生活困窮者の方に困窮度で優先順位をつけて入居希望者を登録する制度について、本市でも導入できないか、お聞かせください。
以上、再質問の権利を留保し、降壇いたします。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 (登壇)おはようございます。
まず、最初に、東部地域の交通手段の確保の進捗状況についてでございますが、運行方法といたしましては、大きく分けて定時定路線型とデマンド型を考えております。
今年度は定時定路線型で、実際に10人乗りの車両を用いて、市民の方に試乗していただき、直接職員が車内などでアンケートを行い、御意見を伺いたいと考えております。この試乗で得られました課題などを、大きく分けて考えている定時定路線型とデマンド型のどちらにするかを判断する一つの重要な要因としてまいります。
試乗を行うに当たり、まず初めに、近畿運輸局から法的要件についてお聞きしました。その内容といたしましては、市が事業者に委託し、10人乗り以下の車両で運行する場合、市から事業者に対して委託料が発生するため、直接乗客から運賃を徴収するケースと同様の扱いとなり、道路運送法上の
旅客自動車運送事業の許可が必要ということでございました。具体的に申しますと、タクシー事業者が該当いたします。タクシー事業者の場合、営業許可の範囲が設定されており、大東市の場合は、河北地区の営業許可を持つタクシー事業者にしか委託できないことになっております。現在タクシー事業者の選定に向け、数社と調整中で、実際に現地を試走していただいたり、検討していただいているところでございます。
委託するタクシー事業者、ルート及び停留所などが一定決まりましたら、特別委員会及び市民の皆様に御説明させていただきたいと考えております。
次に、野崎駅、四条畷駅の周辺整備の進捗状況と今後についてお答えします。
まず、野崎駅につきましては、野崎駅の橋上化について、
JR西日本近畿統括本部と協議を進めており、平成25年12月に一定の調整ができたため、
JR西日本近畿統括本部よりJR西日本本社などに説明していただいておりました。平成26年5月に、
JR西日本近畿統括本部より、社内で一定の調整ができたので、次のステップへ進めてよいとの回答をいただきましたので、今後は構造検討を行い、JRとの基本合意に向け、進捗を図ってまいります。
周辺道路整備では、歩行者などの安全性向上を図るため、平成25年度は野崎駅東側で路肩のカラー化工事を実施いたしました。また、野崎停車場線と野崎駅西側の深野小南側水路跡地などでは、整備のための予備設計を実施しております。
次に、四条畷駅周辺整備でございますが、現在は駅東西の駅前広場と駅東側の都市計画道路整備を行う上で必要な用地の取得に向け、複数の地権者と調整を進めております。また、四條畷学園に対しては、物件補償の予備調査を行っております。平成26年度は、用地交渉、物件補償などの委託業務を発注し、交渉のスピードアップを図ってまいります。なお、委託業者につきましては、6月10日に入札を行い、決定したところでございます。
次に、電線の地中化についてでございますが、野崎停車場線につきましては、検討を進めているところでございます。進捗としましては、野崎停車場線を通って、商店などに電力を供給している会社が4社ございます。無電柱化に参画されるのかの意見照会を平成25年10月2日付で行いました。その結果、4社が参画されることになっております。参画されますのは、関西電力、NTT、ケイオプティコム、JCOMなどの4社でございます。この4社と市で、平成26年3月10日に参画企業合同会議を開催し、必要な設備の協議を始めたところでございます。
現在は、4社それぞれが作成した配線計画図をもとに、共同溝の形態、ますの形状及び電線類を地下から地上に立ち上げる位置などの整理を行い、調整を進めているところでございます。
次に、四条畷駅周辺で電線地中化を行う箇所といたしまして、新設いたします
都市計画道路四条畷駅前東線を対象としております。道路整備としましては、生活道路を残し、北側に13メートルの道路を新設する予定でございます。
最後に、
市営住宅空き家入居希望者登録制度につきましては、住宅困窮度の高い順に登録し、順位に従って入居していただく制度ですが、住宅困窮度の正確性の追求が難しいことや、順位が低い方の入居の可能性が少なくなるなど、課題が多いと考えております。
今後におきましては、年1回の公開抽せんによって行っている1次募集、2次募集において、入居者が決まらなかった部屋の公募方法並びに随時募集も含め、検討してまいります。
以上でございます。
○大谷真司 議長
松下学校教育部指導監。
◎松下佳司
教育委員会学校教育部指導監 (登壇)おはようございます。初めての答弁となります。どうぞよろしくお願いをいたします。
学校図書館司書につきましては、教員以外の学校司書の配置は、本市において現在ございませんが、各学校の教員の中から司書教諭免許を持つ教員に対して、学校長より司書教諭発令を行っており、今年度は小学校12校中11校11名、中学校8校中6校6名に司書教諭発令が出されております。教員の中に
司書教諭免許保有者がいない3校については、発令がなされておりません。ただし、発令を受けている司書教諭は、学級担任や教科指導等の校務分掌と兼ねてその役割を担っていることからも、学校図書館業務に専従できる状況ではありません。
図書館の運営については、府費により配置されている非常勤講師や再任用教諭等が図書館業務を担い、図書指導及び図書館整備業務に当たっている学校が多く、さらに公立図書館からの業務支援や市費での学校支援人材事業により充実を図っているところです。
○大谷真司 議長 石川学校教育部長。
◎石川裕之
教育委員会学校教育部長 (登壇)おはようございます。
学校の安全対策と通学路についてお答えします。
大東市の各小・中学校の門扉には、
カメラつきインターホンとオートロックにより不審者への対策を行っております。また、
不審者対策マニュアルを作成し、教職員への研修、児童生徒を含めた訓練も行っております。学校敷地内の防犯カメラの設置につきましては、設置箇所や設置数など、設置による防犯効果の検証を学校、保護者とともに行ってまいります。
次に、通学路の安全対策といたしましては、学校が通学路の点検を行い、教職員が必要に応じて巡回するなどをしております。また、学校では、児童に対し、不審者等に遭遇した場合には、大声を出すことや防犯ブザーを使用し、その場から逃げるよう指導しております。
以上でございます。
○大谷真司 議長 最後に、北崎福祉・子ども部長。
◎北崎忠良 福祉・子ども部長 (登壇)おはようございます。
コミュニティソーシャルワーカーの役割についてお答えいたします。
コミュニティソーシャルワーカーは、平成16年度から市内の中学校区ごとにある安心・いきいき
ネット相談支援センターに配置している相談員のことでございます。役割としましては、高齢者や障害者、ひとり親家庭など、地域において支援を必要とする人を把握し、電話や訪問などにより、さまざまな相談に対応し、介護や医療、子育てなどの公的サービスにつないだり、ボランティアなどの適切な関係機関を案内し、早期解決に結びつける活動を行っています。
コミュニティソーシャルワーカーは、本市地域福祉計画の基本目標に位置づけております、みんなが安心して暮らせるまちづくりを目指し、民生委員・児童委員、校区福祉委員、
地域包括支援センターなどとともに、その一役を担っていただいているものでございます。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) それでは、再質問をさせていただきます。
まず、こちらのほうの画面は、埼玉県の美里町というとこなんですが、公共交通のタクシーの利用の補助事業ということで出させていただいております。これは、利用券、大体1枚当たり500円で、年間交付限定枚数が96枚で4万8,000円分、このまちでは、町内巡回バスに係る制度として、運転免許証の交付を受け付けでしていない。運転免許証を持っていても、運転することができないなどのいわゆる交通弱者の方にタクシーを利用した補助制度で、平成26年度4月からこういう形でスタートをされました。そして、対象としては、自動車運転の免許証の交付を受けてない方、自動車を所有していない方という形で、このチケットを利用して、デマンドに近い、チケットを利用するデマンドという形になると思うんですけど、1人でも乗れるということで、こういう形でうちもまた新たな方式というか、こういう形でタクシーの割引チケットという形でできることはできないでしょうか、お聞かせください。
○大谷真司 議長 濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 タクシーの割引チケットでございますが、例えばデマンド型を採用した場合に、割引という観点ではなく、料金の支払い方法という形でチケットの活用も一つの検討課題だとは思っております。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) 今年度、定路線型で実車のアンケートをしていただいて、無料で今回やるということなんですけど、本格的に無料でやるということは、これはできないでしょうか、お聞かせください。
○大谷真司 議長 濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 料金につきましては、現段階では応分の負担をお願いしたいと考えております。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) 無料が一番、本来ならいいとは思うんですけど、有料にする場合は、金額はどのように決めていくのか、お聞かせください。
○大谷真司 議長 濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 現在本市ではコミバスを運営させていただいております。その料金も一定考慮して決定していくことになると思います。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) 先ほど実際に現地を試走していただいているということであったんですけど、やはり10人乗りのバスなので、道が道幅が狭いということで、問題点というようなものはあるでしょうか、お聞かせください。
○大谷真司 議長 濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 10人乗りの車両のサイズが、幅が1メートル88センチ、長さが5メートル38センチ、そういう車を東部地域に走らすということで、現在2点ほど課題が出てきております。
1点目は、交差点が狭隘なために、東高野街道から傾斜地を上るための右折、左折ができない箇所があったこと。もう1点目は、傾斜地を上ったところでUターンをする必要が生じ、そのUターンに対して安全確認を行う人員が必要になったこと。
以上でございます。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) 先ほど答弁でありました、大きい車ですと、やっぱり右左曲がるときに曲がりにくいとか、切り返しをしないといけないとか、あと、曲がるところに車がとまってたら通行できないとかという形でなると思うんですけど、僕としては、デマンドバスという形でもうずっとお話をさせていただいているとは思うんですけど、デマンドタクシーのほうでしたら、乗用車タイプで大体5人乗りで4人の方が、運転手の方を省いて4人の方が乗れるということなんで、これが僕としては有効な手段ではないかなとは思うんですけど、その辺いかがでしょうか。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 先ほど答弁させていただいたとおり、大きい10人乗りの車で通行しますと、やはり回れる場所が限定されてきます。その意味から、乗用車の大きさのタクシーであれば、そういう観点は有効であるかなと考えております。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) これもまたちょっと見ていただきたいんですが、これは堺市が今回、平成26年3月から平成28年3月まで実証運行ということで、これはデマンドタクシーをされてます、平成26年3月からスタートされまして。実証に向けたスケジュールとして、こういう形でされまして、平成25年11月から平成26年2月が運行準備で、乗り合い免許の申請と、停留所の設置、運行に向けた周知活動ということで、こういう形でやられてるんですけど、これは、運行日は月曜日から金曜日で、祝日を除いて、平成26年3月運行開始と。大人が中学生以上で300円と、ただし、おでかけ応援カードは100円とすると。小人150円という形で、こういう形でできるということはできないでしょうか。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 この試乗を行いまして、いろんな課題が出てくると思います。その中で、この堺市さんのほうも一定時刻表的なものもあると聞いておりますので、その辺も含めて、アンケート結果を踏まえて検討していきたいとは思っております。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) これも堺市の今やられてるデマンドタクシーなんですけど、実際ワゴンタイプであったりとか、大きいのになりますと、無料になってますと、もう言うたら税金を使ってコスト的にもかかりますし、逆にこのシールだけと言うたら怒られますけど、このステッカーだけ張られて、こういう形を堺市ではやられてるんですけど、こういう形でぜひやっていただけたらなと思うんですけど、これはできたら、それは無料がいいんですけど、その辺はどういう考えでいかれるでしょうか。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 仮にこういうシステムを使いますと、多分初期投資が少なくて済むのかなと思っております。ただ、運行につきましても、一定料金の御負担は願いたいと思っております。
以上です。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) さっき、部長の答弁があったように、コミバスでお金をいただいているから、こういうデマンドタクシーを平成28年度目指してやられているということなんですけど、やはりもうお金はもうちょっとでもいただいてやっていく方向で進めていくんでしょうか。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 現在コミバスの料金が200円と230円に設定されております。コミバスがいただいている関係上、今回のこのシステムをいただかないというのは、なかなか難しいのではないかなと。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) ある程度お金をかけずにじゃないですけど、やるには、僕もこのデマンドタクシーが有効な手段ではあると思いますので、ぜひこの平成28年度に向けて何らかの、やっぱり東部地域の交通問題というのは、もうずっと言われておりますので、御協力いただいて、またやっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
続いて、先ほどJRの野崎駅と四条畷駅周辺についてお聞きさせていただいたんですけど、JRとの基本合意に向けた進捗状況を図っていくとさっきお聞きしたんですが、この基本合意の後、どのように進んでいくのか、お聞かせください。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 基本合意では、整備形態、費用負担の考え方の方向性をJRと協議してまいります。その後、JR西日本と基本協定という文書を結んで確定させて工事へとわたっていくような状況でございます。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) さっきありました協定がもう結べれば、もうその後にもう何らかの形で、どこかがスタートしていくということでいいんでしょうか。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 基本協定を結ぶ段階で、文書でJRと市と協定を結んでいきます。その後に、工事協定という形で、橋上化に向けた工事の事業費等について詳細に協定を結んでいくという形になってまいります。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) さっき僕も野崎駅のほうを見たときに、ああいうグリーンのレーンをひかれてまして、何か微妙やなという感じで、もう少し目立つような、今こういう形で整備されてますよというような形ができたらなと思うんですけど、今後、さっき協定を結ばれた後というのは、もうそういう形で、言うたらまずは橋上化の話がやっぱり進んでいくのか。それとも駅周辺ですね、駅周辺の整備を先にするのかいうのを少しお聞かせください。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 橋上化については、今粛々とJRとやらせていただいております。橋上化工事を行うに当たり、駅の東西、特に西側ですけども、西側に橋上化をやるときの工事の土地が要るのかどうかもJRと詰めてまいります。ですから、橋上化に関係する駅の東西は、JRとの関係がございますので、そことの調整をもって進めてまいりたい。ただ、それから以外の周辺については、橋上化とは別に進められるところから進めてまいりたいと考えております。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) ちょっと長くなってしまったんで、あれなんですけど、あと、電線の地中化によって4社の方が参画していただけるということなんですけど、これは4社の会社の方にも言うたらお金の負担をしていただくということでいいんでしょうか。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 おっしゃるとおり、4社にも建設負担金という形で負担していただきます。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) 皆さん、お金を出してもいいよということでもう今進めておられるということでよろしいんでしょうか。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 そのとおりでございます。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) この電線の地中化をやるときにも、商店街の皆さんからもやっぱりそういう賛同というのはいただいているんでしょうか。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 野崎駅周辺総合計画推進協議会と今現在、野崎駅の周辺整備について協議させていただいております。その協議会に、野崎参道商店街の代表の方も参加していただいておりますが、現在のところ反対の声は聞いておりません。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) よく市民の方からよく聞くんで、いつごろ何かスタートするのという形でなってますので、目に見えたからいいではないですけど、こういう形で進んでいるというのを見ていただけたら、一番、皆さん楽しんでされると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
それでは、続きまして、大東市の全小・中学校でアンケートを、これは、ごめんなさい、僕らが大東市公明党議員団としまして、全小・中学校におきましてアンケートを、学校司書とかの話を、あとどういうことが課題ですかということをアンケートをとらせていただいたんですけど、この蔵書購入予定額の増額を課題とされていましたが、蔵書購入の増額というのは、これは可能なんでしょうかということについて。
○大谷真司 議長
松下学校教育部指導監。
◎松下佳司
教育委員会学校教育部指導監 平成26年度の学校図書予算につきましては、小学校337万6,000円、中学校474万4,000円でございます。現在文部科学省が示している学級数に応じた蔵書冊数である学校図書館図書標準を目標値としまして、国語力向上事業などを通じて図書の整備を進めてまいりましたが、平成25年度末現在で目標値に対する小学校の整備率は98.1%、中学校は86.5%、小・中学校合わせると93.3%となっております。この図書標準100%を目指すというところで、計画的に蔵書整備を進めてまいりたいと考えております。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) 先ほどいい形で、こういう形でいい答弁をいただきましたので、あと、もう一つ、もう一つの課題があるんですが、専従の司書を配置されていない小・中学校は、全校司書の配置をしてほしいと要望されてたんですが、先ほど、今聞いてますと、結構前よりかは司書の方の配置ができたと思うんですけど、これはまた、非常勤の方とか、指定管理の方とかに来ていただいて、司書の配置をやっていただけるということは可能なんでしょうか。
○大谷真司 議長
松下学校教育部指導監。
◎松下佳司
教育委員会学校教育部指導監 学校図書館の役割というのは、学習の情報センターで、学習情報センターとしての機能であるとか、読書センター機能ということで、大変学校におきましては重要な役割を示しておるというふうに認識しております。学校図書館司書の充実につきましては、まずは図書館業務に携わる府費、市費による人材、公立図書館からの支援を学校ニーズに応じて有効活用しながら、充実を図ってまいりたいというふうに考えております。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) この記事をちょっと見ていただきたいんですけど、これは大東市の3つの図書館を管理していただいてます図書館流通センターが記事に載ったものであります。現在本の貸し出しパックは、市内の幼稚園と保育園しか実施されていないんですが、これも利用させていただいて、小・中学校でもこういう形で本の貸し出しパックという形でやっていただけたらと思うんですけど、これを教育委員会でいいんですかね、答弁をいただくのは。いかがでしょうか。
○大谷真司 議長
松下学校教育部指導監。
◎松下佳司
教育委員会学校教育部指導監 近隣にある学校につきましては、公立図書館との連携もしながら、各学年が直接貸し出しに行くなど、工夫はしておりますが、学校のニーズを問いながら、それに応じて対応してまいりたいと考えております。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) 先ほど言いました公明党議員団で四条中学に視察に行かせていただきました。そして、すごく掲示板であったりとか、そういう形で読みたいなという本が、僕も逆に見たときに、その掲示板を見たとき、この本を読んでみたいなとすごい思わせていただいたんですけど、このような四条中学の取り組みをほかの各小・中学校でも、聞いた上で、こうやってやっていったというような事例とかというのはありますでしょうか。
○大谷真司 議長
松下学校教育部指導監。
◎松下佳司
教育委員会学校教育部指導監 四条中学校の図書館は、ある意味、目指す学校図書館のモデルと考えておりますので、今後ともこういったよい例については積極的に周知してまいりたいと考えております。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) それでは、市長に少し聞きたいんですが、市長として、学校図書の充実と司書の配置についての思いを少しお聞かせください。
○大谷真司 議長 東坂市長。
◎東坂浩一 市長 思いということでございます。私も読書そのものにつきましては、同時に3冊、4冊を読み進めるような習慣がございます。読書の活動は、子供たちの感性を磨きながら、表現力や想像力を高める効果があると、このように認識をしております。生涯にわたって学んでいくという市民の育成にも大きく貢献するのではないかなと、思いとしては思っております。また、学校図書館の果たす役割は、そういう意味では、子供たちへの読書習慣を根づかせる意味で、大変大きなものがあると思っております。多感な子供たちに対しまして、読書の習慣を根づかせるという意味では、その意義が大変大きなものであると考えております。
現実といたしましては、小・中学校への国、府からの学校図書館司書の配置、これが現在ございません。ですから、大阪府や国に対しましては、都市教育長協議会等を通じまして、大東市教育委員会から司書教諭の定数配置についての要望を重ねているところでございます。また、指定管理の皆様方に対しまして、平成25年度より各小学校の図書館に司書を派遣していただいております。月に2回、1回3時間程度という現状でございます。
今後、先ほど申し上げました私の読書に対する思いと、それから、この現実を照らし合わせながら、さらなる改善に向けて努力してまいりたいと、このように考えております。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) 今国会で司書に対する司書の方をつくりましょうという形で、今国会で決まったんですけど、その辺、市長は御存じでしょうか。
○大谷真司 議長 東坂市長。
◎東坂浩一 市長 ニュース、インターネット配信のニュースで存じ上げております。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) ちょっとフェイントをかましまして、森山教育委員会委員長にちょっとお聞きしたいんですけど、学校司書という形というのは、どうというたらあれなんですけど、やっぱり有効なものであると思うんですが、いかがでしょうか。
○大谷真司 議長 森山教育委員会委員長。
◎森山信一 教育委員会委員長 済みません、もちろん学校の教育の中にあって、そういう司書教諭の役割も大変大きかろうと思いますので、できることなら、全小・中学校に1人はいるというのが理想やないかなと思っております。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) ありがとうございます。ぜひこの学校司書の配置と本の蔵書をぜひお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、続きまして、防犯カメラの設置についてお話しします。
先ほどPTAの方とか、御相談いただければ、設置は可能であるということなんですけど、もしこれは、全小・中学校に防犯カメラをつけるとすると、どれぐらいの予算がかかるかお聞かせください。
○大谷真司 議長 石川学校教育部長。
◎石川裕之
教育委員会学校教育部長 防犯カメラ1台、約30万円から35万円ぐらいかなと。例えば1校に2台設置した場合、その場合、20校ございますので、全部で約1,400万円程度ぐらいかかるのではないかというふうに考えております。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) 僕は、門扉のところにつけさせていただきたいということで話をさせていただいているんですけど、もし学校の中、敷地内で、グラウンドの中から外の通学路にカメラの防犯カメラを設置することということは、これは可能なんでしょうか。
○大谷真司 議長 石川学校教育部長。
◎石川裕之
教育委員会学校教育部長 はい、学校の敷地内でございますので、本市のほうで管理しているところでございます。そういったことで、別に大きな問題はないかというふうに考えております。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) 僕が何でこれは、門扉の前に防犯カメラをつけて、そんなんどないなんねんってよく思われるかもしれないんですけど、僕の本来の考え方というのは、通学路ですよね。通学路に防犯カメラを設置していただいて、僕は東のほうなんですけど、北条のほうですね、やっぱりそういう変質者の方とか、不審者の方が非常に多いんですよね。やっぱり皆さんから子供さん、親御さんからそういう形でよく要望をいただくんですけど、これはこういう形で、上のところを見ていただいたら、警報装置作動中ということで、こういう形で、防犯カメラの設置看板というのは設置はできないんでしょうか。
○大谷真司 議長 山本市民生活部長。
◎山本了一 市民生活部長 本市の設置補助金で設置していただいている分につきましては、防犯カメラ作動中という看板の設置も同時にさせていただいております。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) 本来でしたら、通学路にも防犯カメラを設置していただきたいんですけど、自治会で設置していただいているところもあると思うんですけど、自治会で防犯カメラを設置されているところというのはあるのでしょうか。
○大谷真司 議長 山本市民生活部長。
◎山本了一 市民生活部長 現在、本市の設置補助金では、新田が6基、御供田南が10基、それと、以前ございました大阪府の補助金では、住道北部が5基、北新町5基、末広町5基という状況でございます。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) それでは、ちょっと副市長にフェイントをかまして聞きたいと思います。
先日、副市長の自宅近くの通学路が暗いところがありまして、親御さんから防犯灯を設置してほしいということで話があったんですね。それで、副市長にも、ちょうど家の近くやったんで、副市長、こんなんで言われたんですわということで、話をさせていただいたら、では、副市長も一緒に動いていただきまして、2週間後に防犯灯が設置されました。これでも大変喜ばれているんですけど、副市長としては、通学路に防犯カメラの設置についてはどうお考えでしょうか、お聞かせください。
○大谷真司 議長 西辻副市長。
◎西辻勝弘 副市長 まず、防犯灯の件でございますが、この件に関しましては、保護者から自治会長のほうに申し出がございまして、その部分、自治会のほうで設置していただいたという経過でございます。私どものほうは別にどうこうじゃございませんので、その辺、誤解のないようにだけお願いします。
カメラにつきましては、先ほど部長が申しましたように、設置場所、設置箇所等、効果を検証すると申し上げております。その部分で、今後の検証結果を重んじたいと思いますが、私個人の思いとしましては、やはり将来を担っていただく大東市の子供たちでございますので、子供の安全・安心を確保する、これは責務があると思っております。その上で、安心のため、安全のための有効な手段の一つだと考えておりますので、前向きな検討をしていきたいと思っております。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) いい答弁をありがとうございます。最近防犯カメラでもう事件が多くやっぱり解決しておりますので、ぜひ前向きに御検討いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、続きまして、
コミュニティソーシャルワーカーの配置人数についてと、校区福祉委員、民生委員・児童委員、各人数についてお聞かせください。
○大谷真司 議長 北崎福祉・子ども部長。
◎北崎忠良 福祉・子ども部長
コミュニティソーシャルワーカーの配置人数でございますけども、大阪府のガイドラインによりますと、中学校区ごとに、そういったサービス圏域の中で1名配置することが望ましいという基準がございます。本市におきましては、各中学校区に1名を配置し、計8人ということになります。それから、民生委員・児童委員ですが、定数は176人ということでございますけども、この6月1日時点で170人に委嘱をいたしております。校区福祉委員につきましては、同じく6月1日現在、15地区620人でございます。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) ちょっと聞きたいんですが、現在民生委員・児童委員数は170人ということなんですけど、これは足らないところというのはどうされているのか、教えていただけますか。
○大谷真司 議長 北崎福祉・子ども部長。
◎北崎忠良 福祉・子ども部長 それぞれ地区にお願いをいたしております。なかなか民生委員・児童委員という重職になり手がないというんですか、そういった地域もございます。市としましては、全地区に民生委員が配置できるように努力をいたしておるところでございます。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) 校区福祉委員は15地区で620人、これも多いんですか、これは少ないんでしょうか。
○大谷真司 議長 北崎福祉・子ども部長。
◎北崎忠良 福祉・子ども部長 校区福祉委員につきましては、それぞれ小学校区で活動をしていただいております。多いほどよいというものではないと思います。一定の数の中で連携をとりながら活動をしていただくというのが理想ではないかと思っております。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) それぞれ現状の機関の連携と今後のあり方については、どう考えておられるか、お聞かせください。
○大谷真司 議長 北崎福祉・子ども部長。
◎北崎忠良 福祉・子ども部長 現状での連携としましては、民生委員・児童委員の地区委員会に
コミュニティソーシャルワーカーが出席し、情報の共有を図っております。また、各機関が連携して、地域での要援護者に対する見守り、発見、相談などに取り組んでおります。さらに、
地域包括支援センターを主体に、ネットワーク会議を実施しております。情報の共有化や連携した支援に取り組んでおるところでございます。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) 先ほどお答えいただきましたソーシャルネットワーカーの安心・いきいき
ネット相談支援センターって、これはどこの中にあるんですか。
○大谷真司 議長 北崎福祉・子ども部長。
◎北崎忠良 福祉・子ども部長 安心・いきいき相談支援センターにつきましては、例えば住道中学校区では、大東市の社会福祉協議会にございます。また、谷川中学校区では、和光苑住道にございます。基本的には、それぞれの中学校区のNPO法人であったり、社会福祉法人に設置されております。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) 今回CSWのソーシャルネットワーカーの方の話を何でさせていただいたかといいますと、これはNHKで放送されました「サイレント・プア」というドラマなんですけど、NHKの、声なき貧困に日本における
コミュニティソーシャルワーカーの草分けの地、これは大阪府の豊中市を題材にされてまして、それで、深田恭子さんという方が、女優さんが里見涼という形で、東京下町の社会福祉協議会のCSWとして、愛するまちを駆け回っていくドラマなんですけど、この中にいろんな形で問題ですよね。ごみ屋敷の主であったりとか、引きこもりの人とか、ホームレスの方とか、若年性認知症の方とか、この方が懸命に生きながらも、現在の社会的孤立のふちに沈んだ人たちに手を差し伸べて、人は何度でも生き直せると、この信念で走り続けた涼がその先に見出したのは、みずから手を差し伸べてきた人やまちに支えられ、解決していく内容なのですがということなんですけど、僕もちょっとこれを見させていただいたら、初めてCSWのことって、細かくというか、こういうことをされているというのをすごい勉強になったんですけど、これは部長は御存じでしょうか。
○大谷真司 議長 北崎福祉・子ども部長。
◎北崎忠良 福祉・子ども部長 申しわけありません、私は、ちょっとこの番組を見ておりません。
○大谷真司 議長 2番・酒井議員。
◆2番(酒井一樹議員) この「サイレント・プア」ですね、こういう事例とかって難しいと思うんですけど、僕は一番初め、印象にあったのが、ごみ屋敷の女性の方がいらっしゃって、ひとり身になられて、ほんで、周りからはもうごみ屋敷のそういう人やということで、すごい敬遠されてたんですけど、それをそのCSWの深田恭子さんが行くことによって、ずっと話をしていく中で、どんどん心を開いていって、心を開いて、言うたら何でこうなったんかというようなことを言われて、やっぱり寂しさとか、そういう孤独とか、そういう形でなってたんですね。やはり孤独と言われることに関して、周りの人らにそういう形で一緒にこの深田恭子さんがみんなでその中を、部屋の中を片づけていって、きれいになったときに、その人も変わっていきましたし、そういう形で、今後CSWの方も、最後、時間がありませんので、あれなんですけど、CSWの方、やっぱりこういう形で世の中において今大事になってくると思いますので、しっかりとまたCSWの方にも言っていただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で終わります。
○大谷真司 議長 次に、一問一答方式で、15番・三ツ川武議員。(拍手)
◆15番(三ツ川武議員) (登壇)おはようございます。
早朝から傍聴いただきまして、ありがとうございます。
議長の御指名をいただきまして、私、三ツ川武、一般質問をさせていただきたいと思っております。
平成28年4月には、大東市制60周年を迎えます。私はこの機会に当たって、少なくともこれからの、大東市制60年を意識しながら、あわせて2025年には団塊の世代の皆さん方がいわゆる高齢者の中に、そして、高齢者人口が非常に多くなり、介護の福祉問題が大変大きなテーマになってくると、このように言われております。
きょうは、沖縄では、6月23日、太平洋戦争末期のこの沖縄戦が、亡くなって、きょう、その慰霊の日を迎えられて、現地ではお亡くなりになった人、日米合わせると20万人の多くの人が亡くなられたということで、慰霊祭を行われております。御冥福をお祈りし、戦争はもうあってはならない、このように考えております。
そして、私は、大東市、スポーツ盛んなまちと、こういうことで、歴代市長もこの演壇で話をされ、我々もそういうことを支えていき、また、行政視察に私どもは先進市を訪れるわけでありますが、どちらのほうからお見えになりましたかと、大東市と、かつては野崎の観音さんがあって、東海林太郎が野崎小唄を歌ったところです、これで通ったわけでありますが、今日では、まずもって大阪桐蔭、夏で頑張る、優勝、頑張る、そこのあるとこです、こういうことであります。
今、ワールドサッカー、日本は残念でありますが、最後までスポーツは頑張らなければならないんですけども、思うどおりに今の現状ではいってないようであります。どうぞ最後まで頑張って、日本の国旗を思い切り多くの市民が振っていただき、日本の国民性があわせて、スタンドではいろんなごみ拾いもしていただいて、世界にそういうニュースがよい方向で伝わっていることに対して、私は感謝を申し上げ、スポーツのとうとさ、これからは平和を訴え、平和の祭典としてのスポーツの認識を改めて認識をし、また、日本でも、隣の東大阪では2019年にワールドカップのラグビーが、花園を中心に行われる、そのことでいろいろ国のほうも動いておられるし、東大阪市もそれなりの構えでいろいろ努力をされていると聞いております。
ともかく、大東市、スポーツ盛んなまち、この辺のことについて、よその市と比べて、どこがどのように大東市はスポーツ盛んなまちなのか、ちょっとひとつ理事者のほうにお答えを教えていただきたい、このように思っております。
本来の質問に入ってまいりますが、私は、役所は、大阪府も大東市も国のほうでもそうでありますが、税金を使って貴重な財産を建てたり、また購入したりして、管理をしていただくわけでありますけども、地方に来ますと、この大東市のようなところは、いわゆる里道とか水路敷の法定外公共物の問題がございます。これは、国の財産であり、その後、府県の管理として大阪府に管理を委託されていく。そして、最終的に大東市のほうが、平成16年でしたか、管理を委託を受けているわけでありますが、財産ということで、それぞれの土地ですから、それなりに不法占拠とか、いつの間にか私的に所有されているという問題があります。
こういう問題に対して、やはり多くの市民の財産でございますから、行政としては、こういう市民の財産管理については、慎重に、かつしっかり管理をしてもらいたい、こういう意味で、大東市法定外公共物の管理に関する条例というのがございます。この一部に、僕は、少なくともそういう立場からいいますと、不備があるんではないかという指摘をしておりますが、この辺の話をしますと長くなりますので、また私なりに資料を持っておりますので、担当部長のところへそれを、そのことの相談をしてまいりたいと、このように思っております。
そして、市民の財産という点では、公園の管理がございます。これも公園として6つほどの大きな大東市の公園、最近では大東中央公園が緑が丘のほうに完成いたしました。そこを多くの市民が活用し、利用することによって、自分たちの健康、そして仲間づくり、いろんな立場からの活用をされております。
そういう中で、管理をする行政、大東市でいいますと、街づくり部の水とみどりという公園の担当ですよね。そこが入り口の鍵を持ってる。その鍵を地元の役員さんに御協力をいただいて、そこに預ける。そして、利用する側は、その鍵を地元の方にお借りをしに行く。留守である。また改めて行かなければならないということで、そういう問題で、地元と利用者さんのミスマッチがあって、なかなか、そんな簡単な問題ですらうまくいってない。
この辺のことについては、再三申し上げておりますが、例えば中央公園も朝の9時が来なければ、駐車場がありますが、無料の駐車場に鍵をあけてくれない。そして、いろいろ活用したいという人たちは、遠くから来る人は車でも来られます。自転車でも来られます。公園、立派な公園ができたんですけども、それを使用する段階になってくると、どうも簡単な問題が解決されない。この辺の問題について、9時でなければ車はとめられない。準備をする人たちは車を持ってきていろいろしたいと思ってもできない。こんな実態をどのように考えているのか、ちょっと説明してください。
それから、市民会館です。今度、もう議決をされて契約もされますが、集客、たくさんの人が利用されるために、今の会場では狭いということで、大きく広げていただく。非常に結構なことだと思っております。私は、財産を管理し、維持していくときに、建てるだけではなしに、その後の管理という点からいきますと、この会館も恐らく昭和47年ごろの結婚ブームのときに、いわゆる結婚式場、披露宴の会場というような目的でおつくりになられたと思いますが、その辺の用途が今日では変わってきております。その辺で、下のほうのレストランなんかは、非常に厨房はまるっきりあいてますし、客席もあいている。上の4階にもそういうところがあったりしますが、一度内部の使用の各部屋、貸し部屋ということになっておりますが、そこらの使い方について僕は提案したいんですけども、やはり大東市、これからは大東市は観光のまちとして考えていこうということを言われております。
その中で、現状ではいろいろそれぞれの事情がございますが、いわゆる市民会館を中心に、例えば観光協会なり観光が、よそからお越しになる方が観光バスでも来ていただく。そして、そこで、また大東市にはどんなところが観光コースとしてありますかというような、そういう質問、用途について応えられるような市民会館に僕は変えてもらいたい。中小企業のまち、産業物産展、そしてまた、フロアで直産の品物を販売するようなコーナーとか、また、レストランについてもいろいろ大東市のお土産とか、そんなものですね。あわせて、スポーツ盛んなまち大東ですから、きのうも建山、ニューヨークヤンキースのメジャーの選手ですが、阪神タイガースに移籍という、抑えのピッチャーと、こういうことであります。また、次の質問についてでも、スライドを見せながらしゃべらせてもらいますがですね。
ともかく、そういうことで、牛島、僕は小学校5年生のときから野球を教えたわけでありますが、剛也、中村剛也、そして、少年野球たくさんおりますし、バドミントンは四條畷学園、これは北田スミ子さんを初めとして、世界のスターでありますけども、そういう人たちのいろんな記念品を展示して、ここから、どうぞこれを見てください。そして、すぐ行くと、大阪桐蔭でも選手の記念品をいっぱい飾ってます、あそこも寄っておくんなはれ。そして、ずっと野崎の観音さん、バスで回ってもうたら、そんなコースありまっせと、こういうような大東市らしい、スポーツ盛んなまち、そして、これからの60年を基礎としてまちづくりに一番大切な問題、ここらの問題について、今どのようにお考えになっているのか。
ともかく、僕は大東市は、この観音様に行ったらいつも思うんですけど、大勢のお客さんが来ているけども、観光バスがとまるところがない。よそへ行くと、本来小学校を、土日、授業のないときに開放して、あそこまで、近くにおますさかいに、観光バスをとめておくんなはれ、そこにとまってください、こういうところが非常に多かったけども、これからはもうともかく、車社会と同時に、いろんな点で、高齢者が多いわけですから、足場をしっかり確保するということでないと、なかなかお客さんは来ません。市長、2年目にもうなりました。しっかりその辺のことでひとつ答えていただきたいと思います。
それから、やはり先ほどから申し上げますように、歴史的なそういう大東市のよいところをどんどん紹介をして、見ていただくところでいろんなイベントが行われて、にぎわいがある。そういう中からいわゆる経済効果、商店街、駅周辺がにぎわい、そして、市民の皆さん方がこの大東市に住んでよかった。子育て支援、そこからスタートして、まず、子供を恋愛して産んでいただくと、こういう形で発展していかなければならないと思いますが、いろんな歴代の市長さんを初め、議会の御協力によって、今日、それなりの設備は整っておりますが、これらをもっともっと有効に活用するということについては、残念ながらその辺がちょっと注文をつけたいと思っております。
そして、ボランティアの皆さん方がいろんなところで御協力をいただいておりますが、私はその次に、まちは市民の皆さんで、自分たちの財産は、身近なところはやっぱり市民全体が、行政に任すだけでなしに、行政に任すとお金がかかると、税金を使うということになりますから、ボランティアの団体に御協力をお願いする。しかし、このボランティアの関係も、私は最近、自分なりに痛切に感じますが、どんどん高齢化をしていくと、設備を、ボランティアの活動をしようと思っても、準備をする、後しまいをするというときには、大変労力がかかる。そういう問題で、やりたくてもできないという人の話をよく伺うことがあります。こういう問題に対する考え方についても、少し述べていただきたいと思います。
そして、きょうはせっかくと教育委員会委員長もお見えをいただいております。私は今、教育委員会がいろいろと、前期、後期ということでステップアップの学習とか、いろんなことで頑張ってきていただいております。いろんなニュースを読ませていただいて、承知をいたしておりますが、今小・中学校の連携ということで、この取り組みも大変やっていただいていると聞いております。あわせて、小中一貫の一貫校の問題については、その点ではどういうふうにお考えなのかということもお尋ねをしたいと思います。
同時に、産業大学、四條畷学園大学がございますが、今日本の社会は労働人口が、若者が、人口減という中で、若者の労働力というのがどんどん不足して、またきております。留学生の扱いについて、やはり行政としても、この辺で各大学と連携をして、今学校がどういう点でお困りになっているのか。また、ここに留学生をまた来ていただくためにはどういう方法がよいのか。例えば奨学金を出すとか、学費の支援をするとか、いろんな角度で私学のほうで頑張っていただいていると聞いております。そして、そういう留学生がそのままこの大東市に住まいを構えてというふうに思いますが、その辺の問題についても、ぜひひとつ考えていただきたいと思います。私は、住道商店街も非常に寂しくなりましたが、何とか頑張って、どんな方法がよいのやろうということで、いろいろ店主の方とも御相談をいたしておりますが、ともかく行政の手をかりたいというのが中で言われている言葉でございます。
私は、3月議会において、そういう意味で、スポーツ盛んなまちということから、東大阪市がラグビーワールドカップ、2019年に、アジア、日本で開会されるということが決定して、その後、いろいろ国のスポーツ担当の方とか、大阪府も会場の一つとして花園ラグビー場を選んでおられます。私はそういう中で、前回の3月議会の中で、大東市として大阪府の府警の訓練所の中にスポーツ施設がございますし、これらの活用の問題、龍間のこれからの自然の山をワールドカップなり、オリンピックなり、そういうところでの事前の練習会場、合宿所と、雨天体操場、いろんな方向でそういう施設を誘致することによって、ぜひ私は大東市にもっともっとにぎわいをつくり、本来の歴史と文化を大切にしたまちづくり、スポーツ盛んなまちづくりができるんではないかというふうに思っております。前回そのことに対して、野田部長も一定の答弁をしていただいておりますが、その後、そういう、まだ日がたってないんですけども、御努力いただいた成果があれば、御報告をいただきたい。
引き続いて質問席のほうから質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○大谷真司 議長 森山教育委員会委員長。
◎森山信一 教育委員会委員長 (登壇)教育委員会委員長の森山でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
まず、桐蔭中高の連携及び市立小中一貫教育について答弁させていただきます。
現在、本市教育委員会委員長といたしまして、特色ある取り組み等を生かしつつ、積極的に教育委員会での活動、運営に取り組んでいるところでございます。
公立の小・中学での実施しているステップアップ学習も一つの取り組みの事例であります。小学校では、国語、算数、中学校では、国語、英語、数学のそれぞれの教科において実施しております。また、学校独自の早朝テスト、終礼テストにつきましても、各校での実施に向けて提言させていただきました。私立学校は独自の教育課程を編成、実施しておりますが、公教育の本来の役割、機能を十分に果たすに当たっては、法律の範囲内において特色ある取り組みを取り入れながら、互いに刺激し合えるような教育行政に生かしていくことが必要であると考えております。
大阪桐蔭中学、高校でも一貫教育を実施しております。スムーズな連携が図られ、特色ある教育課程が編成できるといった点を生かし、特に学力向上やスポーツ、文化芸術活動において一定の成果を上げているところでございます。公立の小中一貫教育におきましても、系統的、連続性を重視した教育が可能となることや、小学校段階から教科担任制も導入しやすくなるなど、効率的な教員配置ができるといったメリットがあると考えております。今後国の動向を注視しつつ、本市におきましても学力の向上に向け、効果的かつ弾力的な小中一貫教育を進めていくことも重要であると認識しております。
なお、小中一貫校につきましては、まだまだ検討すべき課題もあることから、これから十分に調査、研究をしていく必要があるものと考えております。
以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 (登壇)まず最初に、公園の管理についてお答えします。
街づくり部が皆様に貸し出しております6公園のうち、東諸福公園につきましては、管理棟の鍵を地元区長様に預けております。地元自治会と平成19年度に管理棟の維持管理の協定を締結しており、管理棟の使用に当たっては、事前に本市に使用許可書を申請していただき、地元区長様に鍵を借りていただいております。しかしながら、地元区長様が不在で、鍵を借りられなかった事例があり、利用者の方には御不便をおかけしております。区長様不在の場合は、市より鍵を直接利用される方に貸し出しするよう改善を検討してまいります。
次に、大東中央公園の駐車場の件につきましては、大東中央公園を朝9時から貸し出しており、駐車場もそれに合わせてあけている状況でございます。議員御指摘の件につきましては、まず利用者の声を聞いてまいりたいと考えております。
最後に、公園のグラウンドや花壇の管理に尽力していただいているボランティア団体につきましては、その日々の清掃活動などに必要な道具や花の苗などは提供させていただいており、必要な作業につきましても、可能な限り市で対応させていただきたいと考えております。
以上でございます。
○大谷真司 議長 山本市民生活部長。
◎山本了一 市民生活部長 (登壇)事前の通告に基づきお答えをいたします。
今回の市民会館2階ホール増築ほか工事におきましては、スペースの観点から、1階部分に観光協会、観光案内所等を設置する計画はございません。また、観光バスの停車施設の設置も困難であると考えております。
観光協会、観光案内所は、事業者、市民、行政が協働しつつ、それぞれの分野において役割分担をしながら観光振興を進めていく組織で、観光に関係する事業者、事業者団体、市民団体、さらには市民個人にも会員になっていただくような幅広い構成が必要になってまいります。設置につきましては、近隣市の状況を見ますと、設置費用や設置後に会費等によって自立運営するようになるまでの運営補助費などの市の負担が多分にかかるものであるため、庁内において費用対効果や市民ニーズなどを勘案し、総合的な見地から調査、研究していく必要があると考えております。
なお、今回の市民会館の増改築をきっかけに、フロアやエントランスを活用した物産品などを1階のフロアに設置することは、市民会館に来られる皆さんに大東市の魅力を知っていただくきっかけになると考えております。まずは、市民会館から発信を行い、今後他のスペースや施設においてさらなる活用ができないか検討してまいります。
次に、観光資源のPRについてでございますが、本市には歴史遺産、伝統行事、飯盛山の豊かな自然など、個性的で多彩な観光資源がございます。これらを観光資源として活用し、発信することにより、多くの人々が来訪し、まちににぎわいと活気がもたらされ、地域の活性化につながるものと考えております。
現在、観光資源をだいとうのええもんPR事業やだいとうのええもん冊子に掲載し、画像を市民課と保険年金課の待合スペースのモニター放映も活用し、情報発信しております。また、観光ボランティアガイドやまびこによる来訪者へのガイドも実施し、市民の皆さんと協働で大東市の魅力をお伝えしております。これからも、人が集まり、交流するにぎわいのあるまちづくりを進めるとともに、本市の観光資源を積極的、効果的にPRしていくための観光情報発信拠点について、引き続き議論してまいりたいと考えております。
次に、野崎参りは大東市の観光資源であり、伝統的な行事でございます。期間中には、市内外より多数の観光客が来訪され、開催に当たって、本市は主催者や地元自治会、商店街の皆様から要望をお聞きし、協力をさせていただいております。将来的には、観光バスが駅近くの乗降ステーションで観光客をおろし、野崎参りを楽しんでいただくといったイメージも想定し、本市の豊かな地域資源を存分に活用し、本市を訪れる人と市民との交流機会の充実に努め、さらに魅力とにぎわいのあるまちづくりを推進してまいりたいと考えております。
最後に、商店街についてでございます。
空き店舗の対策は、商店街の活性化につながるものでございます。本市におきましても、約10年前に住道の商店街におきまして、留学生がアンテナショップを開かれておりました。他市においても留学生と商店街が協力し、空き店舗を活用した国際通り等の事業を行っておられます。本市といたしましても、商店街の皆さん、商店主の皆さん、そして大学の協力を得て、本市に存在する空き店舗を活用することで、本市全体の商店街の活性化を図ってまいりたいと考えております。
以上でございます。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
○大谷真司 議長 最後に、野田政策推進部長。
◎野田一之 政策推進部長 (登壇)おはようございます。
まず、スポーツについてお答えをいたします。
大東市はスポーツ盛んなまちであるというふうに認識をしております。野球を初め、サッカー、相撲、バレーボール、バドミントンなど、さまざまなスポーツを市民間、それから学校などで盛んに行われております。優秀な成績をおさめられているということで、大変誇りに思う次第でございます。
次に、北生駒地域についてでございます。
とりわけ本市龍間地域につきましては、大東市北生駒地域整備基本構想−「大東の杜」創造に向けて−を策定して、野崎まいり公園、龍間ぐりーんふぃーるどなどの整備を初め、大阪府警総合訓練センターを誘致するなど、可能な施策を推進してきたところでございます。しかしながら、いまだに荒廃した状況が残っていることも現実であり、加えて、既存施設間のネットワーク化も図られていない現状がございます。こうした状況につきましては、議員からはかねてよりいろいろと御指摘をお受けし、スポーツ施設の誘致など、御提案を頂戴してまいったところであります。
そのため、まずは、この地域を中心とした東西軸、南北軸を俯瞰して、計画されております木質バイオマス発電所も含めて、この地域のポテンシャルを再確認し、地域の御協力を得ながら全国構想を打ち立て、地元や関係者間で相互調整をしつつ、周辺の生駒市、東大阪市、四條畷市、交野市などの関係市とも連携を図り、その計画的な実行に努めてまいる考えでございます。
なお、大阪府警総合訓練センターにつきましては、警察官の射撃等を初めとする訓練や特殊急襲部隊の訓練も行われているところであり、原則一般使用は禁止とされておりますが、市主催のイベントにつきましては、特例として日時を限定して許可も可能と聞き及んでおります。
次に、留学生についてでございます。
人口減少社会に入りました今日、外国人や留学生と日本社会のあり方が議論されております。その中で、御提案の留学生に対する奨学金制度の創設などは、重要な御指摘であります。海外からの留学生に対する奨学金については、独立行政法人日本学生支援機構や各大学に制度がございます。大阪産業大学におきましても、海外からの留学生のための奨学金制度があり、経済的な支援が行われております。
行政の役割は、まず、留学生の皆さんが地域の住民として安心して生活でき、地域活動やまちづくりに参加できるような環境を整えることと考えております。官学連携を推進し、留学生が安心して地域生活を送ることができるよう、他市の例を参考に取り組みを研究してまいりたいと存じます。
以上、よろしくお願い申し上げます。
○大谷真司 議長 15番・三ツ川議員。
◆15番(三ツ川武議員) まず、財産の管理で、市民会館でございます。
私はやはり60年を契機とする、もともとこの市民会館が建ったときに、御承知のように、昭和47年ごろでしたかな、製作したの、昭和46年でしたよね。昭和47年に、ちょっと前にも触れますが、昭和39年、僕がここの議員に立候補したときです、岩渕議員とともに、今2人だけですが。そのときにオリンピックがあって新幹線が通った。そこで、長嶋監督がオリンピックのところで、今の奥さんが恋愛をして結婚したんが、昭和40年。昭和47年は、何と結婚ブームで、110万人の披露宴が行われたというんです。そんな時代やったと。ちょっとまだ資料に書いてあるんだけど、それはその辺に置いておいて、そのときに、今も言われた昭和46年に建ったということで、一番上は披露宴会場ですよね。そして、下のほうも、それに伴う厨房で、大きな厨房。そして、レストラン。4階にも厨房が大きなのがあります。こういうものが現状ではもう全くと言うたら怒られるけども、やはりもう用途が変わってきている。こういうところをしっかり財産を管理する立場で有効に使おうと思ったら、部長、そこらのことについて、もうちょっと考えるようにせんと、観光バス、生駒の自然を見てもろうて、観光資源はようさんありますと、歴史資産もありますと。そういうことについて、よそへ行ったらやっぱり、要は物事をよいことは積極的に考えて、そして協力を求めて、そして、13万市民の幸せを守っていくと同時に、この大東市のいろんな活動がそういう事業を通じて前向きに進んでいく。その前向きに進めるのは、ここの前に座っているそれぞれの担当部長、違いますか。まず、山本部長。
○大谷真司 議長 山本市民生活部長。
◎山本了一 市民生活部長 今、議員から御指摘いただいている部分につきましては、担当部といたしましても、今回の市民会館の建てかえは、会議室、集会室を大きくするのはもちろんのことですけども、そういった発信の場として市民会館を位置づけて、あらゆる発信、可能性のあるものにつきましては、いろいろ検討した中で発信をしてまいりたいと考えております。
○大谷真司 議長 15番・三ツ川議員。
◆15番(三ツ川武議員) ちょっとだけ前向きのことになってきたけども、しっかりこれは多くの市民が納得のいくような、やっぱり山本部長、地元の出身の職員で、頑張ってるなと言われるようにしっかり頑張ってもらいたい。
市長ね、スポーツ盛んなまちです。あんたも、いわゆるサッカーは何というの、ラガーマンとか、アメフト、あれはアメフトやね。そういう中で頑張って、もっともっと、先ほども申し上げたように、今もここへ出したけども、スポーツ記念展というか、記念館というんですか、資料館というんですか。13万の市民でプロ野球、プロの現役でも頑張っとるんでも、中村剛也と、それから広島へ行った左の久本というピッチャーもいてるが、そして、何人か並べましたけども、そんなまちはありませんよ。そういうところに今新しく僕は物を建てえとも言うてるわけじゃないんです。部屋をちょっと整理して、皆さんがなるほど大東市はスポーツ盛んなまち、こんな子が、こんな人がトップのところで活躍しているわけですよ。
そのことをもっともっと宣伝して、さっきも言うたように、野崎の観音さん、今それよりも大阪桐蔭というたら、ああ、桐蔭ということになって、二、三日前も、桐蔭は夏の甲子園目指して、舞洲球場で夜の9時まで練習しているのを僕も励ましに行きましたけども、彼らは、その中で、ことしは2年生の田中ちゅうピッチャーが深野北ですわ。おじいさんが僕にあいつはうちの孫やねんと、僕の書いてる新聞に載ったの、ちょっと新聞どこに置いてあるんや、もらいたいねんというて電話がかかってきました。そんな話をしていると、福島というもう一人の1番のピッチャーも、私らは大東市のためにしっかり頑張りまっせと、協力よろしく頼みますいうて、2人が言うてました。監督も、西谷監督も一生懸命、ともかく春の選抜に出られへんかった、そのときの悔しさを選手は皆身にしみて持っておりますと。だから、夏は何としてもと、実践野球、1球1球、1こま1こまを実践に例えて、力の入り方が全然違うんです。こういうことをやっている学校があるんです。あのグラウンドにあるんです。
そこへちょっと見に行っておくんなはれと、展示室を見たら、ああ、ええなあ選手、牛島も、古いけど、あいつは監督をやっておりましたなと、残ってある。剛也は、また何や故障やというてますけど、おるなと。そして、あのグラウンドでやっておりましてん、今桐蔭もあそこに記念館も資料館もありますわというようなことになったら、ほんなら、ちょっとバスに乗せておくんなはれ、タクシーに乗せておくんなはれと、観音さんも一回見ておくんなはれと、観光バスがそこへとまる。観光バスの置き場所がないと言うたけど、横の駐車場は広いのがあるんやん、こっちの。職員の駐車をやっているところ。考えたら、何ぼでも置こうと思ったら置けるの違うのかいな、違うか。もう一つ答えてくれ。
○大谷真司 議長 駐車場の件。
◆15番(三ツ川武議員) 駐車場だけでええわ。
○大谷真司 議長 山本市民生活部長。
◎山本了一 市民生活部長 そういった部分につきましては、当部だけで判断できませんので、関係部署と検討というか、そういったことも視野に入れて考えてまいりたいということで思っております。
○大谷真司 議長 15番・三ツ川議員。
◆15番(三ツ川武議員) わかりました。
ともかく、市長ね、役所の職員というのは、もう限界があんねん、限度が。それ以上を答えというたら、なかなか答えられへん。上に伺いを立てんならん。先もってぱあっと言いたいけども、これ以上言うたらあかんなと。副市長も職員出身やから、思うてるやろう。先、副市長、ちょっと答えて。
○大谷真司 議長 西辻副市長。
◎西辻勝弘 副市長 三ツ川議員におかれましては、古くから大東市の観光、スポーツには特に力を入れられているのは存じているところでございます。また、本市もスポーツ、芸術、芸能に全てを力を入れていると。議員がおっしゃりたいのは、私も経験がございますが、大阪府を離れますと、大東市という地名、名前はなかなか通ってない状況でございます。残念ながら中小企業のまちといえば、隣の市を思い浮かべる方が多い中でございます。その中で、観光には力を入れる。その一つとして野崎観音があると思っております。いろいろ振興等もありますし、スポーツ等も有名人もおられます。今回市民会館の増改築に伴いまして、本市の特産物、またはスポーツ、芸能等にすぐれた方の記念と申しますか、そういう場所も考えていきたいと思っております。
○大谷真司 議長 15番・三ツ川議員。
◆15番(三ツ川武議員) ちょっと出しで、前を向いてきたさかいに、質問するのも余計うれしくなってきて、どんどん伝えていきますけど、ともかくやっぱりこんだけ大東市というのは、自然も、山の緑と寝屋川の川も本当にきれいな川やった、そんなものがあるんですよ。それをもっともっと有効に、そして、大阪桐蔭、産業大学、そしてその上で、隣の東大阪市でラグビーのワールドカップが四、五年先に行われるんです。その横の大東市が立派な施設を、大阪府警の施設もありますし、大東市の施設も、それぞれの施設を活用しながら、かつ練習会場として合宿所とか、いろんなものを横につくって、そして、もっともっと市民の皆さんが本当に大東市というのは、住んでよいところやと。もうどうぞ大東市へ住ませてくださいと、こういうような形ができるようなまちづくりを推し進めるのは、我々議会もどんどんそういう方向で応援しなければならない。積極的に市民の皆さん方の御協力、お力をかりなければなりませんが、大変、僕はこの5月の観音さんに行って、非常に残念なことは一つです。通行許可が朝の10時から夕方の6時です。それで、どうなんのんかいなと思ってじっと見てたら、そしたら、6時になりました、パトカーです。そして、警察官が後ろに続いて、車が通ります、こんな案内ですよ。警察官が案内しているんです。こんな実態を見て非常に悲しかったですけども、あそこにだって、公社用地の周辺に用地もありますよ。市有財産、こんなものを使うたら、何ぼでもバスの何台か入りますよ。そういうところにも知恵を出してもらう。そして、まちをきれいにしてもらう中で、大阪府警、訓練所をいろいろ使われている。それは当然それは結構です。だけども、あそこには大阪府も平成9年の国体のときの約束事で力をかしてもらうことの約束もあります。
あわせて、そこの赤井の交差点の警察官の寮ですわ。どこの家でも耐用年数というようなものがあって、やはり外側の壁面を塗装してきれいにしていって、管理をしていく、保全していく。ところが、汚い、あれも大阪府警に、大東市はそんな汚いまちと違いまっせと、立派な市民の土地をも使うてもらって、そして有効に市民のためにも府民のために使ってもらいたい、使ってほしいと。あわせて、建物かって、もうちょっときれいにしてもらいたいと。堂々と胸張って、我々は大阪府民ですから、それぐらいのことを言いに、僕は、市長、どうですか。
○大谷真司 議長 東坂市長。
◎東坂浩一 市長 非常に多様な御質問をいただきまして、取りまとめて御答弁申し上げたいと思います。
まず、議員のスポーツに対する思い、これは特に野球を通じて強いものを感じております。御紹介ありました牛島和彦氏、彼は現役時代にストッパーとして名をはせたことから、火消しということで、大東市の消防に寄与したいと、こんなお話をいただいております。また、中村剛也選手につきましては、小・中学校時代に非常に好き嫌いが激しかった。それを野球の指導者を通じて、野菜が食べられるようになったことから、野球が飛躍的に上達された。こんなエピソードも紹介し、食育につなげていき、また、最後に御指摘がありました、府への強い要望も積極的に頑張って取り組んでまいりたいと思います。時間がなくて、申しわけございません。
◆15番(三ツ川武議員) どうもありがとうございます。しっかりよろしく頼みます。ありがとうございました。
○大谷真司 議長 暫時休憩をいたします。
午前11時44分休憩
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午後1時02分再開
○大谷真司 議長 それでは、休憩前に引き続き会議を開き、一般質問を行います。
次に、一問一答方式で、6番・寺坂修一議員。(拍手)
◆6番(寺坂修一議員) (登壇)議長の指名をいただき、私の一般質問を行います。きょうの私の一般質問は、映像と文字で質問内容を紹介いたしますので、よろしくお願いいたします。
また、本日は、議会改革の一環として、市民の皆様と福祉関係の皆様に議会傍聴にお越しいただいております。大東市老人連合会の皆様、大東民生委員児童委員協議会の皆様、大東市身体障害者連絡協議会の皆様、大東・四條畷地区保護司会の皆様、大東市障害者ネットワークの皆様、そして、校区福祉委員会の皆様、そして、市民の皆様、本日の傍聴、大変ありがとうございます。
それでは、私の一般質問を行います。答弁される方は、傍聴の皆様方にわかりやすい答弁をお願いいたします。
初めに、「円卓」が21日から封切りされました。多分市民の皆様はもう知ってはると思います。我々市議会議員4名で封切りの日に見させていただきました。いろいろコマーシャルもテレビでやっておりますので、ぜひとも映画館に行っていただいて、特にお子様連れでいただけると効果があるかなと思っております。北条西小学校の校舎が延々と出てきますので、ちょっと言葉は乱暴なしゃべり方をしておりますけど、障害者問題、在日外国人問題、そしてまた、いろんな変質者の問題とか、今の社会が取り組んでいる問題について、結構深く、子供の視点でやっておりますので、ぜひ大東市をPRするためにも、映画館で見てほしいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、私の一般質問を行います。
まず、保育所の入所を希望する全ての方の要望が実現できる大東市を目指してについてお聞きいたします。
先日、5月28日に東坂市長に要望書を、署名請願書を提出いたしました。1点目でございます。6月議会を目指して、多くの市民の皆様から署名が寄せられました。その署名者数1万9,494名の重みについて、行政担当者としてはどのように考えているのか、お聞かせください。
2点目でございます。大東市では、希望する方全ての児童が保育所に入所できるように、待機、保留を含め、待機児童ゼロのまち大東市の実現についてどのように考えているか、お答えください。ちなみに、ことしの3月で79名の待機児童、保留が250名でございます。これが5月になりますと、待機児童はゼロでございますが、保留児童は77名いらっしゃいますというのが現状でございます。
また、3点目でございます。これらの実現のために、大東市としてどのような取り組みを今後行われるのか、お答えください。
大きな2点目でございます。自転車の安全対策と交通安全教育の実施についてでございます。
皆様のお手元にもこの自転車安全利用に関するアンケートを議長の許可をいただきまして、議員席、そして理事者席全部置かせていただきます。これにつきまして質問をさせていただきたいと思います。なお、時間の許す方はアンケートに答えていただけたら、後で回収させていただきますから、そのときはよろしくお願いいたします。
まず、1点目でございます。自転車マナーの悪さと事故が多発しております。自転車のマナー向上について、大東市の取り組みについてお答えください。
2点目でございます。若い世代のマナー向上と自転車安全運転のため、小・中学校での現場での交通安全教育の実施が必要と考えますが、大東市ではどのような取り組みをされているのか、お答えください。
大きな3点目でございます。新田センター跡地の活用と地元還元についてでございます。御存じのとおり、これは新田のし尿のセンター跡地でございますが、今、正門があったところはほとんどペンキで落書きされ、まさにゴーストタウン化されております。また、敷地内は、このように雑草が生い茂って、まさに無法地帯の状態になっているのがこの大東市の中にある、まさに都心部の一等地の場所でございます。
この新田センター跡地の利用について、現在の東大阪の土地でございますが、この東大阪市との跡地交渉の経過について説明をしてください。
2点目でございます。この施設は、長い間、迷惑施設として長い期間協力してきました。地元の地域の皆様への施設や整備としての還元について、行政担当者のお聞かせをお願いしたいと思います。
あと、この新田中央公園でございますが、この還元の方法の一つとして、例えば新田中央公園で災害時の避難場所や地域住民の方々の地域交流センターなどの設置についてはどう考えられるか、お答えください。
もう1点目の要望でございます。新田の1号水路がございます。かなり車道と歩行者のところが広くできておりますので、この歩行者ラインを例えば歩道部分のカラーレーンにしていくとか、また、ここは夜間はかなり暗い部分がございますので、道路照明をつけていただきまして、いろんな形で散歩されている方々が安心して使える形の整備が、この地元還元という視点からできないのか、お答えを願いたいと思います。
大きな4点目でございます。大東市内のバリアフリー化の推進と歩道、道路の整備についてお聞きいたします。
まず、写真を見てください。これは、新田の鴻池線でございます。歩道に電信柱が延々と並んで、自転車も通れないという、こういう大東市の歩道が、市の歩道ですね、ございます。
2点目は、これは中央線なんですけど、真ん中にポールが立っておりまして、自転車もそうですけど、車椅子もなかなかこの中を通るというのは至難のわざでありますという、これはちょっと見えにくいんですけど、奥のほうもずっと真ん中にポールが立っているという状況でございます。
3点目は、これは、御領の地域になりますけど、本当はたばこか何か置いたら、わかったらいいんですけど、これは歩道に上がるところですけど、恐らく10センチまではないですけど、五、六センチの段差がもう堂々と置いてあるという、こういう状況が今大東市の市道、大東市が管理している市道の中にあります。
質問でございます。市内全域でのバリアフリー化を推進するため、大東市道の歩道の総点検の実施と、今後の整備計画についてお聞かせください。
2点目でございます。これは、羽曳野市の歩道でございまして、歩道が上手に色分けされて、通れるような形をさせていただいております。また、住道北小学校周辺でゾーン30という、移動の車でスピードを出さない地域にしようとか、また、路側帯というんですか、この歩道面をグリーンで塗っていただいている状況でございます。このように、安全対策とバリアフリー化をさらに推進するため、自転車専用レーンの新たな設置や住宅地や学校周辺でのゾーン30の拡大を実施すべきと考えますが、お答えください。
大きな5点目でございます。地域包括ケアシステムについてお聞きいたします。
今国会で医療・介護総合確保推進法が18日に成立いたしました。この件は、2025年問題、団塊世代の方が75歳以上の要するに後期高齢になるこの2025年問題で、一番大事なポイントになってくるわけでございますが、この分につきまして、地方自治体の取り組みが今後の課題になりますが、大東市における地域包括ケアシステムについてはどのように考えているか、お聞かせください。
もう1点でございます。この地域包括ケアシステムを大東市で実施した場合、大東市における課題と今後の点についてお聞かせください。よろしくお願いいたします。
最後の大きな6点目でございます。障害者施策についてでございます。
お手元の私の質問の内容につきまして、多分そのまま書いてありますけど、あえて害のところを平仮名のがいに変えていただきまして、公明党はこの害を漢字じゃなくって、平仮名のがいで書くというのを主張しておりますので、障害をもつ方は害はないんですよという、こういう視点から、この害は平仮名で書くべきだ。まだまだ、大東市におきましては、これを漢字で書くという風潮がございますので、皆さんのほうでお手直ししていただけるとありがたいございます。
2点お聞きいたします。大東市で障害を持っている方や障害者団体への大東市独自の障害者の就労支援について、具体的にどのようなことを行っているのか、また、今後行うのか、その内容をお聞かせください。
2点目でございます。障害者の方が利用できるグループホームの設置について、大東市としてどのような支援を行えるのか、お答えください。
以上、再質問の権利を留保して降壇いたします。
○大谷真司 議長 北崎福祉・子ども部長。
◎北崎忠良 福祉・子ども部長 (登壇)当部所管事項についてお答えします。
このたび、大東市の子育てを支援する要望に対して、2万名に近い御署名があったことについては、市として署名に賛同された市民の皆様の切実な思いを真摯に受けとめ、一刻も早く真の待機児童を解消し、保育所に入所しやすい環境の実現に向けて、最重要課題として全力で取り組んでまいりたいと考えております。
本市は、民間保育園の協力も得て、今年度については、年度当初の待機児童ゼロを既に実現いたしております。今後は、要望に署名された方々の期待に応えるべく、多様な保育サービスの充実や入所枠の拡大に取り組むことによって、まずは年間を通じて待機児童の解消に努め、さらには、保留児童の減少も目指してまいります。そして、そういった保育施策の取り組みなど、子育てしやすいまちのイメージをPRすることで、子育て世帯の流入につなげてまいりたいと考えております。
次に、障害者施策についてでございますが、障害のある方にとって、就労は自立を促進し、生きがいにつながったり、社会参加を広げる役割を担っていると認識しております。
御質問の障害者支援施設等への発注の促進に関しましては、まなび北新、ワークサポート大東、各公園などの清掃業務を初め、平成25年度からは資源ごみの回収業務についても発注しております。これにより、施設で働くいわゆる福祉的就労の方への支援につながっているものと考えております。
また、障害者優先調達推進法に基づき、障害者支援施設から優先的、積極的に調達することを目指して、委託業務や目標金額を定めた優先調達方針をことしの9月ごろに策定する予定でございます。この方針に基づき、障害者支援施設で働く福祉的就労者のさらなる支援に取り組んでまいりたいと考えております。
最後に、障害者のグループホーム設置に関する本市の取り組みについてですが、本市では、住まいの場の形態の一つであるグループホームの開設補助金制度を昨年の10月に創設し、今年度はさらに充実させ、改修や増設、短期入所事業にも拡大したところでございます。
以上でございます。
○大谷真司 議長 山本市民生活部長。
◎山本了一 市民生活部長 (登壇)自転車運転マナーの向上についてお答えいたします。
大東市マナー条例においては、マナーに反する迷惑行為として、他人に迷惑を及ぼす自転車の運転をすることを規定し、具体的内容として、携帯電話を使用しながら運転すること、音楽等を聞きながら運転すること、傘を差しながら運転すること、夜間に無灯火で運転すること、一時停止標識、その他道路交通標識に従わず運転すること、信号機の表示する信号に従わず運転すること、酒気を帯びて運転することの7項目を禁止しており、とりわけ市職員に対しては条例を遵守するよう注意喚起をしているところであります。マナー条例制定当初は、雨天時の傘差し運転など、マナー条例違反を犯している職員も一部で見られましたが、周知徹底することで、現在は改善されつつあります。
今後につきましては、市職員同様、市民に対しましても、さらにマナー条例を周知し、自転車マナーについても市全体で向上させるよう努めてまいります。
以上でございます。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
○大谷真司 議長
松下学校教育部指導監。
◎松下佳司
教育委員会学校教育部指導監 (登壇)学校での交通安全に係る取り組みについてでございますが、小学校においては、警察との連携により、交通安全教室を実施し、自転車の運転についても指導を行っております。中学校における自転車運転に特化しての交通安全教室については、昨年度実施校数が2校ではありますが、他校においても、集会等の機会を通じて、自転車運転に関するマナーと交通事故防止のための注意喚起を行うとともに、昨年度からは大阪府警作成の交通安全テストの活用した取り組みについても実施しているところでございます。
今後、各学校において教育課程、授業時数等の調整を図りながら、警察との連携による交通安全教室や非行防止教室等を活用するなど、全校において児童生徒の自転車運転のマナー向上についての指導を実施してまいります。
以上でございます。
○大谷真司 議長 東戦略室長。
◎東克宏 戦略室長 (登壇)新田跡地の活用と地元還元についてお答えいたします。
一部事務組合である東大阪市・大東市清掃センターが平成22年3月31日に解散して以来、跡地利用につきましては、残された最重要課題として、両市間で協議を進めてまいりました。平成23年12月には、東大阪市に対し、土地の譲渡について要望し、まず本市と売買協議を進める旨の回答を得た経過がございました。その後、具体的な協議の段階に入りますと、廃棄物除去費用及び手続など、多くの点で交渉は難航し、膠着状態に陥ったまま今日に至っております。
その間、雇用環境の悪化や人口の著しい流出など、本市を取り巻く状況はより厳しいものになり、局面の打開を図るためには、従来の本市への売買譲渡だけではなく、本市の物づくり産業や物流施設が集積する新田地域の工業の促進と雇用の拡大に資するものであれば、民間への売却及び賃貸も視野に入れた案も加えて、現在東大阪市との交渉に臨んでおります。
次に、地元地域への施設整備での還元につきましては、過去から御要望がございます新田中央公園につきまして、この公園は都市公園として位置づけられており、その用途は制限されているところでございます。今後の活用方策につきましては、地域住民の皆様の御意見や公共施設の配置バランス、都市公園法の制限等を踏まえ、まず、この公園整備につきまして、優先的、弾力的に検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 (登壇)まず、歩道の総点検と今後の整備計画についてお答えします。
大東市バリアフリー基本構想を平成16年3月に策定し、現在高齢者や障害者、妊産婦、けが人など、あらゆる人たちが安全で安心して参加できる社会の形成のための大東市バリアフリー基本構想の改定に向け取り組んでいるところでございます。
本基本構想の中で、大東市内のJR住道駅、野崎駅、四条畷駅周辺を重点整備地区として、平成26年1月16日に各種団体に御協力をいただき、タウンウオッチングを開催し、JR3駅及びその周辺の歩道等の点検を実施いたしました。その結果、歩道における電柱や車どめや看板などが支障となる旨の御指摘がございました。今後は、本基本構想を9月ごろに策定し、本基本構想の目標年次である平成32年度までに計画的にバリアフリー化を図ってまいります。
また、市民の皆様が少しでも道路を歩きやすくするため、歩道のカラー化、支障となる電柱の移設、歩道形態をマウンドアップからセミフラット化に変えていくこと、植樹帯の縮小など、安全な歩行者空間を確保してまいります。
次に、自転車専用レーンの設置やゾーン30の拡大についてお答えします。
自転車専用レーンにつきましては、具体的に野崎駅周辺整備の中で、JR野崎駅西側から緑風冠高校付近までで検討しております。または、道路を新設、改築する際には、自転車の専用レーンなど、自転車の通行の確保を十分検討してまいります。
ゾーン30につきましては、警視庁によりますと、平成28年度末までに全国3,000カ所の実施を目標としておられます。本市におきましては、去年4月に住道北部地区でゾーン30が設定されましたが、実施後の効果等について現在検証しているところです。
ゾーンの設定には、地域住民を初め、警察や道路管理者との連携が必要でありますが、四條畷警察署は、ほかの地域においても適切なところがあれば促進していきたいとのことでありました。本市としましても、地域の安心・安全を確保するという観点から、官民一体で促進するよう協力してまいります。
以上でございます。
○大谷真司 議長 最後に、橋本保健医療部長。
◎橋本賢治 保健医療部長 (登壇)地域包括ケアシステムについての市の基本的な考え方をお答えいたします。
団塊の世代が75歳以上となる2025年を見据え、重度な要介護状態になっても、可能な限り住みなれた地域で自分らしい暮らしを最後まで続けることができるよう、地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律案が衆議院に続き、今月18日に参議院でも可決され、成立いたしました。
本市といたしましても、高齢者を病院中心から地域で支える地域包括ケアシステムの構築が急務と考えておりますので、行政、地域、その他高齢者を取り巻くさまざまな関係機関が超高齢社会に向けた地域包括ケアシステムの考え方の認識を一致させ、地域が一体となって取り組む体制をつくることが、これからの最重要課題であると考えております。
次に、大東市における課題と今後の取り組みについてお答えいたします。
既に本市では、平成24年度より大東四條畷医師会と介護支援専門員、
地域包括支援センター、高齢支援課職員が一堂に会する医療と地域ケア連絡会を定期開催し、退院時に必要な情報提供を行える体制をつくっております。
また、平成17年度より住民主体の介護予防活動として大東元気でまっせ体操の普及を行っております。今年度には、新たに生活サポーター事業を創設し、元気な高齢者による虚弱な高齢者の生活支援をモデル実施いたします。
今後は、住民向けの説明会や関係機関等で研修会を開催するなど、共通認識を図り、地域包括ケアシステムの構築実現に向け取り組んでまいります。
以上でございます。
○大谷真司 議長 6番・寺坂議員。
◆6番(寺坂修一議員) 質問席より再質問を行います。
再質問につきましても、事前に通告をいたしておりますので、答弁のほどよろしくお願いいたします。
まず、1点目に、この保育所の入所する方への要望の実現でございます。
先ほど述べましたとおり、署名請願のやっていただきました。請願のほうは、この議会最終日に審議が行われるわけでございますが、市長にもああいう形で出させていただきました。子育て支援というのをどう充実させるかということで、考えている中で、先ほどの数字にも出ましたけど、大東市は現実的には待機児童はもうゼロになっておりますが、これは横浜の記事でございまして、3カ年ぐらいかけて待機児童ゼロです、多分保留はいっぱいいらっしゃると思いますけど。これが全国的に流れまして、そのことによって、逆に今は新たな待機児童が発生したということで。ということは、どういうことかというと、人口増加で流入がすごかったという感じになっているみたいなんです。だから、そういうことをPRしたことだけで、人口がふえるという。ただでさえ大きなまちがもっとふえていくという、こういう形になる。
こういう13万の大東市で、今は毎年ちょっと人口を減らしておりますが、こういう状況の中で、この子育て支援で大東市に来られた方は誰でも保育所に入れますよって、そういう条件をつけることで、新たな流入というのを呼ぶことができるんじゃないかなと思いますけど、これについては、横浜の実情について考えながら、答弁をお願いしたいと思います。これは、誰ですか。
○大谷真司 議長 北崎福祉・子ども部長。
◎北崎忠良 福祉・子ども部長 横浜市は、全国でワーストであった年度当初の待機児童数について、ゼロを目指したものであり、この方法につきましては、認可外保育施設や無資格保育士の活用、それから企業からの保育所誘致など、あらゆる手段を活用したため、その結果によって、市全体の就学前児童数は若干減っておるんですけれども、1歳児の状況としては増加となっております。しかし、本市としましては、安心した保育環境づくりをまず基本とし、一刻も早くあらゆる面で子育てしやすく、待機児童が発生しない環境を整えてまいりたいと考えております。
しかし、その手法につきましては、保育は行政の責務と位置づけられております。保育所や保育園を中心にさまざまな保育サービスの充実を図って、子育て世帯の転入増加につなげてまいりたいと、このように考えております。
○大谷真司 議長 6番・寺坂議員。
◆6番(寺坂修一議員) どこの市も同じことをやっていたら、それ以上のことは発生できないし、できてこないし、やはり大東市というまちの中で特化した形で、この人口流入をするためには、子育てというのはもう大東市に行ったらいいよという、医療費助成をやりました、妊産婦健診をやりました、ピロリ菌もやりました。いよいよ次は保育所であり、幼稚園であり、学校であるという、こういうところに我々の視点というのは行くべきじゃないかなと思ってますので、そういう視点でいくと、本当はこの大東市役所というのは、700人も800人も従業員がいる大きな企業でございますので、その企業の中に社内保育所というんですか、託児所がないというのは、逆にちょっとこれは子育て支援をするまち大東を目指すには、大きなマイナスじゃないかなと思いますけど、最高責任者であります市長としてはどう考えますか。
○大谷真司 議長 東坂市長。
◎東坂浩一 市長 御指摘のあらゆる企業、団体において子育てに安心を提供するということが責務であると思っています。その先鞭をつけ、手本となるような市役所づくりを目指したいと考えております。
○大谷真司 議長 6番・寺坂議員。
◆6番(寺坂修一議員) 本当は、ちょっと余談になりますけど、この700人もいてるというところには、本当は保健室もつくってほしいなと思ってるんですけど、一番何か役所というのが一番最後になって、回し回しになっているという。でも、例えば毎年20人から30人ぐらいの新しい人が入りますけど、その人たちがもうほんまに大東市役所というのは、最高に子育てをしながら役所の仕事ができるまちだという、役所だという、職場だという、こう言われると、もっと違う面での発信力に僕はなってくると思うてますので、ちょっとここに座っている方々に聞くのはやぼな話ですので、もういいですから、モニターで聞いている皆さんにぜひともそういう声を市長に届けて、この役所の中に託児所がありますよって、保育所がありますよって、大東市というのはまずそこから子育て支援をやってますよと、こう言われるような考えでやっていただきたいということを要望しておきます。
次に、自転車の安全対策と交通安全教育の分でございますけど、今各市で自転車の安全条例の制定についていろいろ取り組んでおられますけど、本市につきましては、どう考えておられますか。
○大谷真司 議長 山本市民生活部長。
◎山本了一 市民生活部長 現在自転車安全条例を制定している地方公共団体は、全国で30と聞いております。この条例を制定することによりまして、自転車の安全運転や自転車事故の防止に関する知識の習得、それから、定期的な点検整備、自転車事故に備えた保険の加入等の必要性を広く市民に周知することができる効果がある反面、自転車利用者の遵守事項が道交法の違反項目と重なることから、当該条例においては罰則を設けることが難しいということで、実用性が乏しいという問題が指摘されている状況でございます。
また、多くの自転車安全条例において規定される自転車利用者の遵守事項については、本市マナー条例において既に防止を求めている他人に迷惑を及ぼす自転車運転と内容が重複をするものでございます。
以上のことから、本市では自転車条例を新たに制定するのではなくて、現在行っておりますマナー条例の周知を図る中で、自転車利用者が遵守すべき事項の啓発を行い、全国交通安全運動中の啓発行事や交通災害共済に係るチラシ等で自転車の安全運転や自転車事故の防止に関する知識の習得、また定期的な点検整備、自転車事故に備えた保険の加入等の必要性を啓発してまいりたいと考えております。
○大谷真司 議長 6番・寺坂議員。
◆6番(寺坂修一議員) 私個人もこの自転車安全条例というのは、実は堺市のこれをつくりました市民団体の皆さんと先般、懇談をする機会がございまして、もちろんそこの中には罰則規定も入っておりませんので、効果はどうですかという話もさせていただいたんですけど、やはり我々がつくりましたマナー条例の中でいっぱい項目を入れておりますので、それをしっかり守っていくような形で、マナーの向上を図ることでも、全然この条例をつくらなくてもいけるんじゃないかなということはちょっと感じています。ただ、残念ながら、マナー条例がなかなか浸透していってないというのがありますので、そこはしっかりと担当部としてやってもらいたいと思います。
もう1点は、この罰則の話なんですけど、実は2点ございまして、皆様に配りましたこのアンケートの中の裏側に、自転車で歩行者を死傷された加害者らに高額な賠償を命ずる判決が相次いでいることを知っていますかということがありまして、ここは、実は9,520万円とか、6,779万円とか、5,488万円という、要するに自転車と自転車、自転車と歩行者という形の中で、死亡事故を起こした場合、今裁判でこのくらいの判決が出る時代に入ってきているという。だから、ほとんどの方が自転車の保険は入ってられませんので、もう入っていてもわずかですし、大東市の交通共済なんかでも、死亡でも120万円ぐらいしか出ませんし、ほとんどが1、2万円のレベルですから、そういう面でいくと、この自転車も保険に入らなければいけないということを啓発するという、これが一つ必要じゃないかなと思ってます。
もう1点が、今字幕で出てますけど、モニターで出てますけど、実は道路交通法上の、これは寝屋川市が掲示板としてつくっている分の中にある資料なんですけど、例えば携帯をやりながらやりますと5万円以下の罰金なんです、一番左端ですね。ヘッドホンを聞きながら自転車に乗ると5万円以下の罰金、傘を差しますと、これも5万円以下の罰金でして、2人乗りが2万円以下の罰金、または科料でありまして、夜間の無灯火につきましては5万円以下の罰金という、結構、車の反則金は1万円とか2万円の世界なんですけど、この自転車のほうがきついなという感じがするんですね。
そして、もう一つ紹介しますと、これは、四條畷警察の警察署協議会の会議録の中で、警察の方が委員の質問に対して答弁した内容でございまして、四條畷警察署では、自転車運転違反者の取り締まりをしていると聞きました。違反者の取り締まり件数を教えてくださいという委員の質問に対して、警察官の方が答えているのが、28名を違反者として処理しています。委員の皆様は、少ない件数だとお感じかもしれませんが、自動車の交通違反と違い、行政手続ではなく、刑事手続になり、戸籍に交通前科がついてしまいます。よって、注意勧告を行っても従わない悪質有罪に対する件数ので、取り締まりをするのはこの件数になります。
ということは、どういうことかといったら、自転車のほうが罰金も大きいし、そのことによって、やったら刑事手続になって、戸籍に交通前科がつくという、車ではつかないのに、ここまでがあるという、こういう状況を本当に、さっきの保険の話も入れて、知らない人が多いと思いますけど、啓発はどうしますか。
○大谷真司 議長 山本市民生活部長。
◎山本了一 市民生活部長 今後交通安全のそういった運動とか、あらゆる場面で、そういった、今、議員御指摘の部分につきましては、担当部としても十分認識をしておりますので、そういった部分について、幅広く啓発を行ってまいりたいと考えております。
○大谷真司 議長 6番・寺坂議員。
◆6番(寺坂修一議員) もう1点、啓発で、教育のほうですね。大阪全体で調査をしまして、大東市は残念ながら平成24年はゼロでした、中学校はですね。中学校は平成25年が2校でして、ほとんどのところが何回かやってますけど、ゼロという欄外の世界に大東市はされてしまいまして、その状況というのは、市内の中学生の交通マナー、自転車の交通マナーというのも反映しているんじゃないかなと思いますので、もう少し具体的に、この小学生よりも中学校ですね、ここの、この前警察の交通課の方と話をしたら、幾らでも呼んだら来ますと言ってますから、内部だけでこそっとやらんと、しっかりお巡りさんを入れて、子供たちに教えるというのも教育じゃないかなと思いますけど、どうですか。
○大谷真司 議長
松下学校教育部指導監。
◎松下佳司
教育委員会学校教育部指導監 中学生は交通手段として自転車を利用する機会が多く、自転車乗用中に交通事故に遭う危険性が極めて高くなります。自転車で安全に道路を通行するために必要な知識、技能を十分に習得させるとともに、道路を通行する場合は思いやりを持って、自己の安全ばかりでなく、危険を予測し、他の人々の安全にも配慮できるような、そんな力を中学生につけなければならないというふうに考えております。
引き続き集会等の活用して、注意喚起や、昨年度より行っております大阪府警作成の交通安全テストの活用、加えて、警察との連携による防犯教室等を有効に活用して、全校実施に向けて指導を強化してまいりたいと考えております。
○大谷真司 議長 6番・寺坂議員。
◆6番(寺坂修一議員) 今度一回しっかり岩渕先生と一緒に、多分この話をすると、多分乗ってこられると思いますので、見学に行きますので、どこでやるか教えてくださいね。しっかりチェックもさせていただきたいと思います。
あと、新田跡地でございます。先ほど図面で見せた、写真で見せたように、ほとんど荒れ放題、普通やったら、民間の空き地をああいう形で管理してたら、環境のほうから指摘を受けるんですけど、東大阪に指摘されたことはないと思っております。どうなるかというのは、相手さんの関係がありますけど、しかし、いよいよ長いこと迷惑施設ありまして、地元の方々にどういう形で還元するかという議論もこれまでの中で行政でやってきたと思いますから、そのことについては、地元の方々も自治会として直接東大阪の野田市長に会って、要望もしておりますので、そういう面での東大阪市ですね、これの市長のあのとき言っていた約束事というのは、その後どうなっているか、ちょっと聞かせてください。
○大谷真司 議長 東戦略室長。
◎東克宏 戦略室長 過去に新田自治会の皆様が東大阪市長とお会いになられて意見交換をされたということは聞き及んでおります。ただ、行政間で正式に合意したことにつきましては、先ほどお話をさせていただきましたとおり、まず大東市が土地の譲渡をお願いし、それに対して、まず売買協議を大東市と始めるということと、昨今要望させていただきました民間に対しての売却、もしくは賃貸という案もお願いしますということだけでございます。
地元の皆様の御認識につきましては、東大阪市に幾度となく我々も確認はしておりますけども、解釈にそごがございまして、その溝を埋め合わすことにつきましても、今後の交渉の一つというふうに思っております。
○大谷真司 議長 6番・寺坂議員。
◆6番(寺坂修一議員) それとは別次元で、もうそれを待ってたらいつになるかわかりませんから、さっきちょっと何点か言いましたけど、中央公園に関してのいろんなコミュニティー的な場所とか、地域の中の例えば安全対策とか、そういうことのために、ちょっと早目にそれの見返りという表現はおかしいんですけど、地域整備のためにやるということを地元と協議する、地元自治会と協議するという考えはありませんか。
○大谷真司 議長 東戦略室長。
◎東克宏 戦略室長 戦略室ができまして、地元に幾度となくお伺いさせていただいて、基本的にはし尿処理センター跡地の利活用と、先ほど議員のほうから御質問がありました新田中央公園の整備については、切り離して、中央公園のほうの整備についていろいろと協議を進めたいということは地元の皆様にはお話をさせていただいております。
○大谷真司 議長 6番・寺坂議員。
◆6番(寺坂修一議員) 地元の区長もきょう来られておりますので、それを多分しっかり聞いて、早速あしたでも電話が入るかもしれませんけど、よろしくお願いいたします。
バリアフリーの進捗です。先ほど図面を見せましたとおり、かなり駅周辺はかなりできたと思ってます。これは障害者団体の皆様方が何回も現場に行って歩いて、車椅子で行って体験とか、そういう形を我々もさせてもらいました。しかし、駅を離れたところが相変わらずこんな状況になっているという、この分を、先ほどちょっと平成32年とか言ってましたけど、そんなみんなが死んでからの話をせんと、生きてる間の話をしてほしいんですけど、年次計画で、ことしはこれだけやりますとか、特に歩道のないとこに歩道をつくれと言っている話じゃなく、現在ある歩道が余りにもひど過ぎるという、30年、40年前につくられた、要するにバリアフリー化されてない、人に優しくない歩道になっている。これをある程度計画的、年次計画でやる必要性があるんじゃないかなと思いますけど、どうですか。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 議員御指摘のところというのは、新田地区でいきますと、昭和50年代に整備させていただいた氷野鴻池線、新田中央線、これについては、当時の基準でマウンドアップをし、歩道幅員も2メートルから2メートル50ぐらいで整備した関係上、歩道のところに電柱が立ったり、当時の車の車どめ、巻き込み防止という意味も含めて、車どめが立っております。ほかに、例えばJRの側道とかというところにも実際車どめがございます。その辺のところも含めまして、全体的にどれぐらい数量があるのか等も含めて調査させていただいて、総事業費並びに特定財源とか、その辺の確保も含めて検討してまいりたいと思います。
以上です。
○大谷真司 議長 6番・寺坂議員。
◆6番(寺坂修一議員) 時代が変わって、感覚が変わって、考え方も変わってきたという、要するに昔は植栽があるのがすばらしいと思うたけど、植栽が今邪魔になってきたというね。ガードレールも内側に持ってくるけど、縁石の上に立てれるぐらい頑丈にできるようになった。もうどんどん変わってきてますから。ポールを立てて、駐禁なんかを今する人って少ないですから、それに駐禁させないためにポールを立ててるということ自体が、車椅子もそうですし、自転車にももう本当に、そういう形でいくと、安心・安全のまちづくりになってないと思いますので、今のお言葉をしっかり信用して、差し当たって来年何するかというぐらい出せれるようによろしくお願いいたします。
地域包括ケアシステムについては、細かい説明をしていただきまして、ありがとうございます。これから我々がどうすべきかということを本当に、議会も入れて、これは悩まなあかん話だと思います。一部には、要するに地方自治体に、また地元に振って、結局国が逃げてるんじゃないかという、こういう議論もありますけど、そうじゃなくて、本当にもう施設とか、そういうものでは見られない状態になってくるという、こういうことを踏まえた包括のケアシステムをしっかり構築させて、全ての方がどういう形でやるのかということを入れて、しっかりと今からシミュレーションもやりながら、組んでもらいたいと思います。
そこで、ちょっと先般課題になったのが、認知症の問題でございまして、1万人ぐらいが不明になってて、わからなくなってきてるという、この分について、大東市においては、この不明の実態とその対策、不明者対策というのはどうされているか、ちょっとお聞かせください。
○大谷真司 議長 橋本保健医療部長。
◎橋本賢治 保健医療部長 議員質問の認知症の疑いのある方の行方不明者の数でございますけれども、四條畷警察に確認を行いましたところ、平成25年度中においての認知症であろうという方の届け出につきましては10名ございました。結果的には、この10名の方は地域からの発見報告ということで、無事保護されております。
それと、市としましては、平成19年度から迷い人キャッチメールシステム事業というのがございまして、これが市のホームページにも掲載しております。それと、もう一つ、今後、認知症のサポーター事業として、既に講習等を開いて、一般市民の方に認知症のサポーターという形で人員をふやして、地域で見守る形をとっております。
○大谷真司 議長 6番・寺坂議員。
◆6番(寺坂修一議員) ちょっと今回時間がございませんので、あんまり言いませんけど、9月に高齢者対策という形で集中的に質問をつくっておきたいと思いますので、そのときにまたこのシステムについては、またゆっくりさせていただきたいと思います。
最後に、障害者の施策でございますが、市役所のほうで障害者の駐車場を3個つくっていただきまして、幅も広くなりまして、看板も立てていただきました。ありがとうございます。ただ、相変わらず普通の人がとめておりますので、この対策を総務部長、よろしくお願いいたします。
先般は、この災害対策技術展というのが大阪で行われまして、グランフロント大阪というところでありまして、4人で行ってきまして、最新の災害のいろんなものを見てきました。もちろん障害の持つ方に対してやれることもいっぱいありました。また、折りに触れて、これは次回あたりからずっといきますけど、一番は、今まで何回も言ってますけど、市民会館とかサーティホールなんかでの障害者対応の避難場所の設置と整備については、どうなっているか、ちょっとお聞かせください。
○大谷真司 議長 中田理事。
◎中田のぶ子 理事 障害者や高齢者の福祉避難所の設置につきましては、急務であると認識しております。現在関係部署と災害時における要支援者調整会議を開催しており、その中で検討を行っております。早急に福祉避難場所の指定を行いたいというふうに考えております。
○大谷真司 議長 6番・寺坂議員。
◆6番(寺坂修一議員) ありがとうございます。やっぱりちょっと看板とかをつけるとか、そういう形をして、わかりやすくしていただいてもいいかなと思ってますので、またそれをどんどん小・中学校にもふやしてくださいね。よろしくお願いします。
もう1点、聴力障害者の方のための目で聞くラジオやテレビが聞けるラジオなどの配置をこれまで、大束議員初め、各公明党の議員が提案させていただいておりますけど、障害者の方の日常生活用品の給付事業で、新たに追加された内容があると思いますけど、それについてお答えください。
○大谷真司 議長 北崎福祉・子ども部長。
◎北崎忠良 福祉・子ども部長 障害者日常生活用具の追加品目についてでございますけども、平成26年度から新たに2つの品目を追加いたしました。一つは、テレビ音声等を受信し、また、災害時の緊急放送を受信することができるテレビが聞けるラジオでございます。もう一つは、視覚障害者用の音声式血圧計でございます。
○大谷真司 議長 6番・寺坂議員。
◆6番(寺坂修一議員) ありがとうございます。
本当はこのテレビが聞ける、目で見るラジオですね、これはどこかな、右の上ですね。こういうのを本当は障害者が避難できる場所とか、そういうところに設置すべき。それは決して場所設定だけじゃなくて、こういうのは安いんですから、七、八万円の問題ですから、僕はできると思うてますけど、どうですか。
○大谷真司 議長 中田理事。
◎中田のぶ子 理事 福祉避難所を指定する場合には、備蓄する品物の中にそういうふうな種類も入っておりますので、その辺につきましては、検討していきたいというふうに考えております。
◆6番(寺坂修一議員) どうもありがとうございました。以上で終わります。
○大谷真司 議長 次に、一問一答方式で、16番・中河昭議員。(拍手)
◆16番(中河昭議員) (登壇)議長の御指名をいただきましたので、一般質問を行います。
傍聴の皆さん、ありがとうございます。本当にもう議場に入れないぐらいお越しをいただきまして、ありがとうございます。
自民党議員団幹事長を務めております中河昭でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
先日、東京のほうで全国市議会議長会のほうで、議員歴50年という、13期務められた岩渕弘議員、本当におめでとうございます。私でまだ6期ですから、倍いっても足りませんからね。13期当選ということで、すばらしい、本当にもう、後にも先にもおらないんじゃないかというふうな、本当にすばらしい感謝状を受けられまして、表彰状を受けられました。我々同志といたしましても、本当にうれしい限りでございます。おめでとうございます。続いていけたらいいんですけども、なかなか続いてはいけませんけれども、まだまだ頑張っていただきますようにお願いをいたします。我々もしっかりとついていきますので。
最初の質問でございますけれども、繰越明許費計算書の状況でございます。
選挙に出た市長さんが初めての予算編成については、骨格予算でございますね。その次の平成25年度の予算編成につきましては、市長の思いが十分に入った予算編成でございます。笑顔あふれる、すばらしい大東のまちづくりについての予算編成でございます。それが総額711億362万円ということ、一般会計で当初予算で386億円ということで、本当にいろんな思いの中で、市長はこれやるんだ、これでしっかりと大東市の道づくり、道をつけていくんだという思いの中で予算編成されたと。本当に大事な大事な市長にとっては初めての予算編成の中で、多くの予算が繰り越しをされてきた、平成25年度から平成26年度に繰り越しをされてきた。その中に、いろんな状況がありますけど、相手と交渉するとか、いろんなことが出てきますけれども、その交渉事でも、もう1回、もう2回交渉をしていったら解決できる問題がたくさんあると思うんですよ。
ここに、ちょっと添付しておりますけども、障害者安心できるまちづくり事業とか、地域密着型サービス整備事業、大東市バリアフリー基本構想改訂版の予算とか、こういったたくさんの予算が編成されたわけでございますけれども、多くの予算が簡単に繰り越しをしていく。これは市長の思いが入ってないんと違うかと。いろんな事情はありますよ、言いわけはできますけれども、この予算を執行する人の皆さんがもう少し大東市の明るい、すばらしい大東市をつくるんだという思いがあれば、もっともっと予算、当然平成25年度は平成25年度で使い切らないかん予算なんですよ。それが繰り越してどうするんですかということで、議会には報告だけでいいということになってるそうですけども、我々議員もあんまり中身、委員会で出てきましたけれども、わからない状況がありますので、この辺も含めて答弁をしていただきたいなというふうに思います。本当に市長が思いの中でまちづくり予算でございますので、執行ができなかったというのは、これでいいんだろうか、そのような思いがいっぱいでございます。もっとしっかりとまちづくりを進めんかいと、こういう僕は思いでございますので、今回を取り上げました。
次に、教育委員会に質問をいたします。
最近教育委員会の、教育長と教育委員会委員長と、どういう関係にあるんだということが国会のほうでも議論をされておりますけれども、この大東市においては、全責任を持って教育を振興を進めているのは誰なんだという質問でございます。
多分いろいろな答弁をされると思うんですけども、やはりここにずっと、本会議の中でも座っていただいている教育長と思うんですよ、思うんですけども、いろんな話を聞くと、午前中に森山教育委員会委員長が来られましたんで、2人座ってはったら聞きにくいなという思いだったんですけども、1人になりましたので、もう教育長が1人でございますので、答弁をしていただいて、誰がまず大東市の教育を進めていく中で主導権を握って、ことしはこういう方針だということを決めていくんだ。この中では、教育委員会が委員がおられますから、その委員さんも全くの言えば素人さんが集まった集団なんですよ。誰でもなれますから、市長が任命されてね。今回は桐蔭高校の元校長の人が教育委員会委員長になっていただきましたので、問題はないと思うんですけども、それでもまだ経験は不足でありますので、ずっとこの本会議で、我々と、議員と一緒になってこの本会議で頑張っていただいている教育長がリーダーシップをとればいいかなと僕は思ってますけども、後で答弁をしていただきますので、よろしくお願いいたします。どのような子供たちを育てていくのか、感性を持ったすばらしい子供たちを育てるのは本当に大切でございますので、よろしくお願いをいたします。
次に、学校の教室の内装ですね、これは各学校によって違うと皆さんも御存じだと思うんですけども、学校の教室に入っていきますと、本当にきれいな、内装もきちっとした教室と、いまだにスチール、鉄でできた、はめたら動かんという、ガラガラガラと閉まるような、そういう窓枠が、サッシがあります。この内装をすぐやるんだという思いであったんですけども、体育館のいろんな災害のときに上から落ちたということで、そちらのほうを、体育館の整備を先にやるんだと、こういうふうな答弁もいただいておりますけども、大東市の中で何を優先して、残っているところはどうするんだ、こういう思いがあります。
といいますのは、生徒たちは毎年上がっていきますから、子供たちは。だから、きれいなところで勉強している子供たちは幸せだなと。そして、教室の下の廊下の中なんかは、下が見えるぐらいのひび割れてるところもありますし、その辺を、やはり教育環境というのは平等でなかったらいかんと僕は思いますので、1年、2年ぐらいは仕方がないにしても、なるべく早く一緒の環境で同時に教えていく、これが基本だと思いますけども、その辺の状況をお聞かせください。よろしくお願いいたします。
それから、北条中学校、名前を出します、あえて。グラウンドの周辺が随分と汚れている、汚い。木は伸び放題ですね、ボールネットがありますけども、その中を突き破って木が外へ出ております。まだそれから北条公園が隣なんですけども、その北条公園のほうまで突き出て、その木が繁って、北条公園のほうに木の葉っぱがいっぱい落ちると。北条公園の人はしっかりと、僕も掃除してますけども、岩渕先生も住道の辺をきれいに掃除しておられますけども、三ツ川先生もそうですけども。我々議員も、公園を掃除しようということで、毎日毎日一つずつごみを拾って回ってますけども、隣の北条中学校のグラウンドの横を見ると、何ですかという感じでございます。40年も50年も側溝も掃除してない。水はないで、いやいや、水はあんのん違うかと、こういうふうな状況の中でほったらかし状態、大阪弁やな。ほったらかし状態で、どないなってんねんと、誰が管理してんねんということで、管理部長がそこにおられますけども、しっかりと各学校を回っていただいて、きれいな学校にする。これがやっぱり基本ですよ、教えるのは。
サッカーでも、終わった後にごみを拾ってましたやん。世界的に日本人はいいな、すばらしいなというお褒めの言葉もいただいておりますからね。まずきれいにする、挨拶をする。これが基本でございますので、グラウンドの横は草は生え放題やわ、この白線を引く石灰がありますね。あれを使った後のビニールの袋は散乱している。そんな状態でございますので、体育倉庫の裏側の面格子が外れて、外れてるというよりもさびてますから、ぼろぼろになってるんですよね。ここまで放っておくかという感じです。
僕はあえて今まで質問もしませんでしたけども、まだ何にもしないんで、もうしびれを切らせて、きょう質問をしまして、取り上げたわけでございます。もっともっと、北条中学校の中身についてはまあまあきれいにしていただいておりますので、周辺、気持ちの問題でございますので、お金が要りませんからね、掃除するのは。ちょっと新しい土を入れて、そしてネットをきれいにして、木を切る、木を剪定する、それでいいんですからね。それをしない。なぜしないのかということを今取り上げておりますので、よろしくお願いをいたします。
次に、機構改革ということで、教育委員会の機構改革、今現在、市民会館の5階に教育委員会があります。昔は西別館に教育委員会があったんですけども、中河さん、教育委員会と本庁が離れてますから大変便利が悪いんですわということでよく言われます。確かにそのとおりだと思うんですよ。我々議会も、教育委員会の思いが議会に通じてない、何にも聞かされてない、聞こえてこない、こういう状況で、いつもいらいらいらいらしております。だから、教育委員長は、一番偉いのは誰かという質問もさせていただきますけれども、もうそろそろ市民会館を明け渡して本庁のほうに帰ってきてくださいよと。大分行革をして職員も減らしましたので、スペースは何ぼでもありますから、あけられますから、本庁のほうに戻ってきていただきたいなと、そんな思いでございますので、答弁をお願いいたします。
次に、発達支援センター、昔の療育センターですね。泉小学校の横にあります。大変狭いということで、何とかなりませんかという要望をたくさんいただいております。そして、北条小学校と北条西小学校を統合されましたので、西小学校があきましたので、そこに来てくださいということで今現在は決まっております。地元説明でも誰も文句は言いません。どうぞ来てくださいと、発達支援センターの子供たちに来てくださいと、こういうことで話はおさまってるんですけども。
私は、ちょっと最後の、これから工事に入っていきますので、最後です。福祉型たんぽぽ園と医療型すみれ園ということで、肢体不自由児と知的障害児が今何人おられますかということで、小学校に入るまでの子供さんがおられますので、その子たちが西小学校に来ていただくと。こういうことで、先ほども言いましたけども、誰も文句は言ってませんよ、来てくださいということなんですけども。そして、放課後児童デイサービス、6歳から18歳までで、今はたくさんの待機の人がおられるみたいですね。それが一堂に会して北条西小学校の4階ぐらいに、上のほうに来ていただくということでありますので、合わせて合計何人になるんですかと。北条小学校は37、80人子供たちがおりましたからね。小学校に上がるまでの小さい子どもが余り広いところに行ったら迷子になるんじゃないかというぐらい広いんですよ。御存じだと思うんです、学校というのは広いですからね。その半分から左、1階から4階までありますけども、そこに来られますので、どれだけの教室が要るんかなということで僕も思っておりますので、答弁をしていただいて、地元の人もわかりやすい答弁をお願いしたいなというふうに思います。
それから、大東市には、そういった法的施設義務があるのかどうか、これも答弁をしていただきたいと思います。僕が思ってるのは、せっかくの統合された学校の跡地でありますので、防災倉庫、防災備蓄倉庫、何か教室を一つあけていただいて、そこにやはり地元の関係する施設、防災部屋といいますか、倉庫を設置して、地域の水とか、いろんな備蓄をしていただく。避難所にもなっておりますので、その状況を答弁をお願いをいたします。
次に、今、国のほうでもいろいろ議論をしております幼稚園と保育園の連携についてということで、幼保連携ですね。どのような状況になってるのか、お聞かせください。今現在は、幼稚園はがらがらです。保育園が満杯ですね。待ちが少し出てるかという感じの状況なんですけども。将来的には、いわゆる子供さんが少なくなってくる、少子化ですからね。こういう状況をちょっと先のことも含めて答弁をお願いしたいと。
次に、認定こども園ということで、今連携した認定園は大東市でつくるのかどうか。今現在、公的にはないけども、民間であるというような話も聞いておりますけれども、認定こども園について、将来のいわゆる全体で幼保連携ですね、どのような状況になるのか。今までやるぞやるぞと言いながら立ち消えになっている。一向に連携、一元化ができてないというような状況でございますけれども、先ほどの公明党の寺坂議員のほうもありましたとおり、やはり大切な大切な子供さんでございますから、本当に少しでも多くの補助をしていただいて、すばらしい子供を育てることは大切でございますので、よろしくお願いをいたします。
次に、少子高齢と言うておりますけども、少子化についてはまた次回に、答弁が違うみたいですから、少子化のほうは外していただいて、高齢者問題ということで取り上げていきたいなというふうに思っております。
例を言いますと、北条の上のほうですね、山手のほう、寺川台とか、今バスも入れませんということでありますけれども、だんだんとお年を召した方、高齢者がふえてきておりますので、下のほうに、平地のほうにおりてこられますので、山のほうに住んでおられる方がだんだん少なくなってきた。こういうことでございますので、その一番の問題が龍間地区にあると、このように思っております。
今、龍間地域では、買い物は生駒のほうに行くと、大東市には来ないと、そんな状況ですね。近鉄バスも1日1回しか走っていかないという状況で、そして高齢化、今の我々の年齢ですね。もう65歳から75歳、80歳ぐらいのシニア、どんどんと進んでおります。今の間に対策を考えていかなければ、本当に過疎化で年寄りばっかりやな、買い物をどないしよう、下に、大東市に買いに行くのも大変やから、誰か買うてきてくれへんかというような状況が、多分1週間に1回しか買い物に行けませんねんと、こういう状況が生まれてくると思うんですよ。だから、山間部のいわゆる龍間地区がこれから過疎化にならないような大東市の支援があるのかどうか、どのような対策があるのか、お聞かせ願いたいなというふうに思います。
山間部のいろんな問題については、先日、特別委員会を設置して、各会派から入っていただいて、もっともっといいまちにできないか、今さら、田原台もありますけれども、そのようにはならんかなというふうな思いもありますしね。龍間台、でも、だんだんと人口が減ってきてますから、これからあそこに家を建てていこかという状況に今ならないんですね。だから、もっともっと人が住めるように市街化調整区域を外していただいて、誰でもがこの龍間、龍間は本当に空気のいいところ、すばらしいところですからね。環境は物すごくいいところですから、誰でも家が建てられて住めるような環境を整える。これが行政の役割かなというふうに思ってますので、何とかしなければいけないというのは、みんな思いは一緒なんですけども、答弁をしていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。
本市の高齢化の状況、推移を説明していただきたいなというふうに思います。今後の高齢者の推移ですね。今、僕が言いましたね。年寄りが亡くなっていったら、後続きませんねと、誰がリードしていくんかなと。ゴルフ場に行ってもお年寄りばっかりですよ。若い人は来てませんしね。そういう状況で、今このお年寄り、お年寄りって言いたくないんですけども、年がいった人を大事にしておかないと、本当に戦争が終わったときに食べるもんも食べんと、お父さんは戦争に行きましたけども、我々の世代は戦争に行ってませんけども、苦しい時代を、今の日本をつくってきた大切な人なんですね。この人を今外したら後で後悔しますよという状況の中で、後何とかしていかないかん、こういう思いで、よろしくお願いをいたします。市長もまた後でお願いしますよ。市長も、状況をお願いします。
そして、多くの地域のほうで犯罪が、ネットとか、いろんな、スマホで電話して、出会い系サイトとか、多くの事件が起こっておりますけれども、この状況について説明をしていただきたいと。四條畷警察管内で結構です。短い答弁でお願いをいたします。
そして、北条中学校区でも、いろんな子供に変質者が出没しております。どこの校区でも、聞いておりますと出てくるということで、子供たちが連れ去られる、そういうことがないように、ひとつよろしくお願いをいたします。
そして、北条1丁目、北条西小学校と先ほど言ってますね。北条西小学校の東側の辺が真っ暗です。夜通ると真っ暗です。本当に暗いです。これはどういう状況かわかりませんけども、防犯灯がぽつぽつと、道路照明ですね、ぽつぽつとありますけれども、明るいなと思ったら、よその町会のいわゆる防犯灯がついてるから明るいねんなということで、この北条1丁目が全く暗い。これについて行政は何とかできないんかなと。ずっと長年そのままですよ。LEDの電球にかえてますからね。みんなかえてますから防犯灯の電気代は随分と安いと思うんですよ。だから大東市の全体の防犯灯の金額はただにしなさいと、大東市が全額負担したらどうですかと、電気代が安くなってきてますから。足らん分は太陽光とか、いろんなことで電気代を捻出していただくと、こういう状況もあるんですけども、とにかく北条1丁目の周辺が暗い。通過するのに本当に危険であります。お父さん、お母さん方も、子供たちが塾に行くのに、あそこを通さないかんから心配ですとおっしゃってますけども、誰も何もしない、言わない。どうでしょうかね。
町会の、自治会の中に入らないから自治会費を払わんから、防犯灯が2分の1払わないかんから立てられないので、つけてない。こういう状況があるみたいです。でも、そんなことを言ってられませんからね。何とか1軒1軒集金をするとかいう制度ができないのか、防犯灯代をもらったら防犯灯をつけられますから。そういう状況なんで、しっかりと行政としても放っておけない状況でありますので、よろしくお願いいたします。
次に、大東市には保護司さんがたくさんおられます。過ちを犯した人の社会復帰の手助けをされております。何も悪いことをしようと思うて悪いことをした人はおりませんけれども、過ちを犯した人は、いざ監察が終わって、保護司さんに頼ってくるわけですね、月2回やってきますけども。その中で、何が問題かといいますと、次に働くところがないと。雇用していただくところがないんで、大東市の中では雇用の組織をつくっていただいておりますけれども、なかなかうまくいかないのが現状でございます。どんなことでもあれ、就職を本市としてどこまでサポートしていくのかというのが質問でございますので、答弁をお願いしたいと思います。
次に、緑の推進員が大東市にたくさんおられます。当初は、この人たちが公園の木を伐採するんだと勘違いをされておりましたけれども、手袋とか、いろんな用具をお渡しして協力を願ってるんですけども、最近、その緑の推進員の皆さん方の動きが見えないなと。花と緑のまつりがこの間ありましたね、公園で。そのときは何か配布していただいたですけども、全員ではないんでね。やはりそういった大東市にすばらしい推進員がおられますので、全面に出ていただいて、大東市の緑化推進をもっともっと進めていただきたいなと。ここの公園は木が少ないよ、こういった問題も、いろんな指導をいただきながら研究していただいて、もっともっと緑化推進に努めていただきたいなというふうに思いますし、山のほうでも、いろんな外国から来た品種が、外国種がはびこってますので、松でも全部枯れていく状態でございますので、大東市は3分の1が本当に緑の多い山間部でございますし、もっともっと、こちらの住道、南郷、新田のほうも緑が大変少ない状況でありますので、こういったせっかくの組織がありますので、もっと頑張っていただいて、お願いをして、そしてどうするんだと、これから。方向性を決めていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。
以上で1回目の質問は終わります。
また、再質問の権利を留保して、質問席から再質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。短い答弁でお願いしますよ、時間がありませんから。
○大谷真司 議長 亀岡教育長。
◎亀岡治義 教育長 (登壇)教育委員会についてお答えいたします。
現在、施行の法律のもとでは、教育委員長は教育委員会の代表者であり、教育委員会の会議を招集し、かつ主催しております。一方、教育長は、教育委員会により任命され、その指揮監督のもとに教育委員会の権限に属する全ての事務をつかさどり、事務局の事務を統括する事務執行責任者であります。
次に、教育委員会の目指す教育についてでございます。
子供たちが将来にわたって幸せに生きるため、発達段階に応じて知・徳・体、確かな学力、豊かな心、健やかな体の調和のとれた教育を目指してまいります。最も基盤となるのは、命の大切さを知り、人権を尊重し、深く他者を思いやる気持ちです。具体には、総合的な学校力の向上を目指した教育改革アクションプランに基づき、まず学校教育においてその根幹となる授業の一層の充実を目指した教員の授業力を向上し、子供たちの学力の向上を図ってまいります。また、地域を初め、さまざまな外部の支援力を活用し、学校の組織としての対応力や教育力を高め、安心して通える魅力ある学校づくりを推進してまいります。
着実に教育実践を積み重ねていく中で、みずみずしい感性と豊かな心を基盤に、みずから成長する力を持ち、これからの時代に健やかに、たくましく生きる子供を育ててまいりたいと考えております。
以上、よろしくお願いいたします。
○大谷真司 議長 野田政策推進部長。
◎野田一之 政策推進部長 (登壇)予算の繰越明許費についてお答えをいたします。
地方自治法には、予算単年度主義が規定されておりますが、歳出予算のその性質上、または予算成立後の事由により、当該年度内に支出が終わらない見込みがあるものについて、予算の定めるところにより、翌年度に限り繰り越しして使用することができるとされております。
平成25年度から26年度へ繰り越した事業については、国の平成25年度補正予算による交付金を受けるため、年度内に事業完了は見込めないものの、平成25年度中に予算を計上しなければならなかったものがございました。しかしながら、一方で工事のおくれや関係機関等との調整が難航した等により、年度内に事業が完了しなかったものもあり、重大な課題であると認識しております。
市民の皆様に少しでも早期に行政サービスを提供していくことが私どもの使命であります。議員の御指摘を踏まえまして、全庁的な意識改革と事業の進捗管理及びその把握を強化するとともに、さらなるマネジメントサイクルの強化を図ってまいります。
次に、教育委員会の場所の問題でございます。
教育委員会事務局が現在の市民会館に配置されましたのは平成19年度からの機構改革におきまして、教育委員会に教職員の資質向上を目指した研修所機能、PTAを初めとした各種教育団体の活動場所の機能を追加し、これらを十分発揮できるスペースを確保するため、市役所西別館より市民会館へレイアウトを変更した経過がございます。
市役所本庁舎西別館の現在の教育委員会機能全てを配置できるスペースを確保することは困難な状況でございます。各課の配置やレイアウトにつきましては、今後、新庁舎のあり方を検討し、進めていく中で十分議論してまいる予定です。庁舎が分散配置されている現状況におきましては、利用者の皆様に大変御不便をおかけしないように、できる限りのサービス向上を目指してまいりますので、何とぞ御理解賜りますようお願いをいたします。
○大谷真司 議長 石川学校教育部長。
◎石川裕之
教育委員会学校教育部長 (登壇)学校施設の整備についてお答えします。
教室の内装の整備につきましては、今年度より優先的に行っています体育館の非構造部材の耐震化にめどがついた後、現在作成中の学校施設整備に関する基本設計に基づき、校舎の非構造部材の耐震化とともに、老朽改修を行っていない学校、小学校は7校、中学校は6校の老朽改修工事の整備計画を策定し、実施してまいります。
次に、御指摘の北条中学校グラウンド周辺整備につきましては、学校と連携を図りながら順次整備してまいります。
以上でございます。
○大谷真司 議長 北崎福祉・子ども部長。
◎北崎忠良 福祉・子ども部長 (登壇)当部所管事項についてお答えします。
子ども発達支援センターの現在の対象児童ですが、障害のある、あるいは障害の疑いや発達におくれが見られる就学前の児童が利用しています。また、利用定員ですが、知的障害児クラスのたんぽぽ園は30名、肢体不自由児クラスのすみれ園は20名、旧児童デイサービスであるバンビ教室は1日当たりの利用定員が10名であります。
次に、実際の利用人数に関してですが、平成25年度の状況は、たんぽぽ園が31名、すみれ園が15名となっております。バンビ教室は1日平均約8名の利用状況となっております。たんぽぽ園については、利用人数に対して保育室が不足しています。また、バンビ教室についても、1日定員10名であるため、週1回ないし2回という利用制限をかけざるを得ない状況もあります。このような状況を踏まえ、新施設では利用ニーズに対応して、定員増を図る予定です。たんぽぽ園は10名増の40名とし、バンビ教室も10名増の1日当たりの利用定員を20名とする予定であります。
次に、子ども発達支援センターの設置義務についてですが、法律上の設置義務は規定されておりません。しかし、近年、障害のある児童が増加し、早期療育の必要性が高まっている中で、府内の民間資源の状況等を踏まえ、本市としては公設公営による運営が適切と考えております。
次に、放課後等デイサービスの利用人数でございますが、本年6月現在の放課後等デイサービスの支給決定児童数は144人で、市内5カ所の事業所の定員の合計人数が50人ですので、利用ニーズに十分対応できていないのが現状でございます。このため、新たに事業所を整備するもので、1日当たりの平均利用人数は10人から20人ぐらいを予定しております。
次に、必要面積に対する考え方ですが、知的障害児クラスのたんぽぽ園は、指導室、遊戯室、医務室、静養室、相談室などの設置が、また肢体不自由児教室のすみれ園では、診療所としての整備のほか、訓練室、相談室などを設けることが義務づけられております。現施設では、各部屋の面積が狭く、多目的に利用せざるを得ないのが現状であります。新施設において、障害種別、発達状況に応じた適切な療育訓練を行うためには、設計している施設面積は必要であると考えております。
次に、幼稚園及び保育園における子供の数についてですが、議員の御指摘のとおり、幼稚園によっては定員に満たない園がある一方で、保育園の中には定員がいっぱいで入所できない児童が出ている状況でございます。この状況を踏まえ、各幼稚園は新制度への対応を検討中でありますが、今後の方向性としては、認定こども園へ移行し、保育に欠ける児童の保育を実施する園がふえていくと予想しておりますので、希望すればいずれかの幼稚園、保育園、こども園に入りやすい環境が進んでいくものと考えております。
幼保一体化をめぐる現状としましては、平成27年度の新制度施行を控え、民間幼稚園の認定こども園化が想定されることや、特に新制度に移行する幼稚園については、利用料や就園奨励費制度などが変更となることから、制度改正による利用者の混乱を招かないように周知徹底に努め、行政の役割をしっかりと果たしてまいりたいと考えております。具体的な動きとしては、新制度を見据え、今年度から教育委員会で所管していた幼稚園に係る事務を福祉・子ども部へ移管するとともに、幼保窓口の統合を図るなど、幼保一体化への対応準備を進めているところであります。
次に、民間幼稚園の認定こども園の移行につきましては、現状では市内6園のうち1園のみが移行を決定している状況です。また、現在、大阪府と市町村が共同で各民間幼稚園に対して意向確認調査を実施中であり、7月中には各幼稚園の意向が明確になるものと考えております。
最後に、公立幼稚園と公立保育所の一元化の方向についてですが、施設面、ソフト面の両面において課題が多く、まずは民間幼稚園の動向を把握し、その移行状況を見きわめた上で公立施設の再編・統合について検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○大谷真司 議長 中田理事。
◎中田のぶ子 理事 (登壇)北条西小学校跡地内の防災倉庫についてお答えをいたします。
発達支援センターの施設リニューアルに伴い、その設備やレイアウトを有効活用した福祉避難所としての利用も視野に入れ、アルファ化米や保存水のほか、紙おむつや高齢者食など備蓄品の充実を図ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
○大谷真司 議長 橋本保健医療部長。
◎橋本賢治 保健医療部長 (登壇)本市の高齢化率につきましては、平成26年3月末人口は12万4,240人で、65歳以上は2万9,526人、高齢化率は23.77%でございます。今後の状況につきましては、コーホート法による推計では、65歳以上は年々増加する傾向にあり、平成32年には高齢化率は26.61%に上昇すると予測されております。
以上でございます。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 (登壇)まず、龍間地区における過疎化及びまちづくりについてでございますが、自然豊かな龍間地区の特性を生かしたまちづくりは、市全体の活性化を図る上で必要なものと認識しております。しかしながら、龍間地区は市街化調整区域であり、原則的に家屋を建築できないことから、これが大きな要因となり、人口減少や高齢化の進展などが課題となっております。本年秋以降に、これらの課題解決に向けて地元住民の皆様と話し合いながら、さまざまな可能性を検討してまいりたいと考えております。
次に、緑の推進員制度についてお答えします。
推進員の皆様の活動につきましては、都市公園、児童遊園の植樹、草刈り、除草、樹木の剪定などに加え、花と緑のまつりへのサポートも行っていただいております。また、推進員の皆様からの御意見は直接お聞きしたり、緑の推進員協議会の活動報告のときにお聞かせいただいております。具体的には、植樹のできる場所を探していただいたり、樹木の健康状態について意見をいただいたりしております。このような日々の活動から得られる貴重な御意見は、市にとって大変ありがたく、公園管理に活用させていただいております。
以上でございます。
○大谷真司 議長 最後に、山本市民生活部長。
◎山本了一 市民生活部長 (登壇)本市の平成25年度中の全刑法犯と街頭犯罪の発生状況についてお答えいたします。
まず、全刑法犯の発生件数は2,346件でございます。これを人口10万人当たりに換算した犯罪率は1,840件であり、これは府下ワースト7位でございます。次に、街頭犯罪の発生件数は1,232件、同じく人口10万人当たりに換算した犯罪率は966件で、府下ワースト5位でございます。
次に、北条1丁目地域の一部において暗いということは承知しており、これは他地域に比べ防犯灯の数が少ないことが大きな原因であると考えられます。本市では、自治会等が新たなLED防犯灯を設置する場合や老朽化した防犯灯をLED防犯灯に取りかえる場合に、その経費の補助を行うほか、自治会、町会が維持管理を行う防犯灯に対し、その年間の電気料金の2分の1を補助しております。
電気料金の補助につきましては、自治会等の単位で申請されることが原則でありますが、当該地域の夜間の現状を改善するため、補助対象者を自治会、町会に限らず、実際に防犯灯の維持管理を行う団体に補助することも可能でありますので、そのような方法も周知しながら、本市の安全・安心なまちづくりに努めてまいります。
次に、犯罪を犯した人の社会復帰についてでございますが、刑務所等で刑期を終えると、地域に戻り、その社会復帰を支援するボランティアとして保護司さんがおられます。保護司は、犯罪を犯した人が円滑に社会復帰できるよう実社会の中で通常の生活を営ませながら、一定の約束事を守るよう指導したり、就職の援助をしたりするほか、刑務所等から出所した人の帰住先の環境を調査・調整することなどを職務としております。地域における社会復帰の支援では保護司に頼るところが大きく、保護司は、罪を犯した人の社会復帰には欠かせない存在であり、安全で安心なまちづくりには多大な御貢献をいただいていることに、市としましても大変感謝をしている次第でございます。
また、就職問題についてでございますが、犯罪を犯した人が社会復帰をするに当たり、一番大きな壁となるのが就労の問題でございます。刑務所に再び入所した人のうち約7割が無職であるというデータもあり、就労できるかどうかがスムーズに社会復帰できるかどうかの分岐点になっていると言えます。就労支援については、犯罪や非行をした前歴を承知の上で雇用し、社会復帰を支援する協力雇用主に登録している事業所が現在、市内に13社あります。協力雇用主に登録していただける事業所の開拓についても、保護司会で担っていただいております。
本市としましては、引き続き保護司会の活動に対して支援を行ってまいるとともに、全ての人々に犯罪や非行をした人の立ち直りについての理解を得るための全国的な運動である社会を明るくする運動を推進し、社会復帰などについて広報啓発活動を行ってまいります。
以上でございます。
○大谷真司 議長 16番・中河議員。
◆16番(中河昭議員) それでは、質問席から再質問をさせていただきます。
答弁が長い。3分以内にせえということを言うてますのやけどね。余り項目は少ないと思うんですけども、随分と長い答弁をいただきまして、丁寧過ぎて再質問でけへん。次の本会議では短く、小さく行きますので。
ある程度かいつまんで、1つだけ気になるのが北条中学校のグラウンドの周辺は学校と相談するの。それでは、あんたら何してんねん。学校の管理してる施設管理の人は、今、学校の校長に振ると言うたね。あんたら、そんなことで、そんでええの。やっぱり教育委員会からきちっと話をしにいっていただいて、きれいにするというのは違うんですかね。相談を一々するんですかね。ちょっともう一回答弁してください。
○大谷真司 議長 石川学校教育部長。
◎石川裕之
教育委員会学校教育部長 言い方にちょっと誤解があったようで、申しわけございません。学校と相談するというのは、まず側溝清掃と、通常の清掃については学校校務員等が中心になってやっておるものでございます。
◆16番(中河昭議員) もうええ、もうええ。
○大谷真司 議長 16番・中河議員。
◆16番(中河昭議員) そんなもん学校に一々って、側溝なんかきれいになるかいな。きちっと業者にお願いして工事をやらんと、40年も50年をほったらかしやと言うてましたやろ。学校の校長先生に相談しても、あんなんならへん。だから、管理部、指導のほうから、きちっと話ししていただいて、やっていただくと、基本ですから。見に行きましたか、部長、現場を。
○大谷真司 議長 石川学校教育部長。
◎石川裕之
教育委員会学校教育部長 先日、校長とともに現場のほうを確認させていただきました。
○大谷真司 議長 16番・中河議員。
◆16番(中河昭議員) それじゃあ、ひとつできるだけ早く、きれいに木も剪定していただくということが基本でございますので、誰が見てもきれいになったなというふうにしていただきたいというふうに思います。
教育長の答弁なんですけども、全部の責任者は森山教育委員長であると、教育長については事務局であると。そんな答弁を、今、僕はそう思うたんですけども。多分そう言われるだろうなということで思ってますけども、ずっとそこに座っておられます、教育長はね。それが事務局ですか。事務局として、人が言うたことをまとめて報告を流していくというのが事務局なんですけども、そうなんですか。答弁願います。そんなことではようならへんで。
○大谷真司 議長 亀岡教育長。
◎亀岡治義 教育長 そこが責任の所在というのが大変わかりにくい状況です。したがいまして、先ほど議員が述べられましたように、今国会閉会しましたけども、そこで新しい改革法案が可決されましたので、そこでは現行の教育委員と教育長、これを一本化して新しい新教育長ということで施行されると、こういうふうに改革されております。
○大谷真司 議長 16番・中河議員。
◆16番(中河昭議員) それはこれからの話や。今はやっぱり教育長がそこに座っていただいて、給料もたくさんもらっていただいておりますからね。しっかりと司令塔として頑張っていただかなければいけない、そうと違いますか。ちょっと元気がないんで、教育長の勢いがないんで、我々のほうにも全然伝わってこないんでね。だから、市長が施政方針されたときに、ことしの教育委員会の方針はこれやと、これで子供たちの教育をやっていくんだと、こういうものを示していただいて、そしたら、教育長、頑張ってるな、教育もしっかりと頑張っていただいてますなというふうに思うんですけども、ずっとそのような、誰が偉いねん言うたら、誰かわかりませんというようなことでは一向によくならないんです。これからは、それは一つになって、教育委員長と教育長が一つになって、責任を持って私やということを決めていただいたら、それでいいんですよ。
市長、どうですか。この問題ちょっと、これからですけどね。今までの市長の思いがあると思うんですけど、ちょっと短いので、1分ぐらいで。
○大谷真司 議長 東坂市長。
◎東坂浩一 市長 (登壇)制度上の理屈でいいますと、ただいまの教育長の答弁ではございますけれども、大東市としては、教育長にリーダーシップをしっかり発揮していただきながら教育の環境の改善に努めていく、これが方針でございます。
○大谷真司 議長 16番・中河議員。
◆16番(中河昭議員) ありがとうございます。そのようにひとつよろしくお願いします。元気ないんで、ちょっと頑張ってもらわないかん。元気がないんで、教育長、悩んでるん違うかと思うて。応援に行きますよ、何ぼでも。カウンターで大きい声出しますよ。
北条1丁目の問題、先ほど言いましたけども、本当に暗い。うちの孫でも通ったら、ほんまに心配ですよ。何とかなりませんかという話なんですわ。だから、道路照明をふやすとか、そんな問題じゃないんですけどね、市長、中の問題なんですけども。やっぱり全体から見たら暗いんですわ。通っておられる人に聞いたら、いや、ここの町は暗いですね、怖いんですわと言われますので、副市長の下の町ですので、答弁をひとつよろしくお願いいたしますよ。LED電球をつけていただいて、遠くを照らす。ひとつよろしくお願いをいたします。
次回からもっと短くさせていただきますので、答弁が長いからだまされますねん、議員は。だまされんようにしていかなあかんので、しっかりとこれから頑張っていきたいと思いますので。終わります。ありがとうございます。よろしく。
○大谷真司 議長 暫時休憩をいたします。
午後2時43分休憩
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午後3時再開
○大谷真司 議長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、一問一答方式で、3番・品川議員。(拍手)
◆3番(品川大介議員) (登壇)皆さん、こんにちは。
清新会の品川大介でございます。議長の指名をいただきまして、一般質問を行わせていただきます。よろしくお願いいたします。
また、本日は何かとお忙しい中、傍聴に多数の方にお越しいただきまして、まことにありがとうございます。今回の傍聴をきっかけに、少しでも市政や議会に興味を持っていただき、また聞きに行ったろかと思えるような質問になるよう努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
今回は、子育てしやすい大東市を目指して、また安心して暮らせる大東市を目指して、2項目を質問させていただきます。2年前の初質問以来、大東市が抱える人口問題を何とかしなければと、その原因究明と対策について、さまざまな質問を行ってまいりました。その進捗状況や方針や計画も含めて確認を行っていきたいと考えます。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、1つ目の質問は、子育てしやすいまち大東市に転換していく中、いま一度確認しておく必要があると考え、共働きについてお聞きいたします。
1987年に男女雇用機会均等法が施行されて以降、女性の社会参画と結婚や出産をしても働く方がふえてきております。今後、さらに子育て施策を充実させていくには、その動向や数を把握しておく必要があると考えますが、把握されておられますでしょうか。
また、それを現在や今後どのように施策や方針に反映されていかれますか、お答えください。
その中、共働きの方と切って切り離せないのが保育所の問題です。ことしの4月現在では待機児童ゼロということでありますが、これを通年的にしていかなければなりません。これを現実的にするために、どのような施策を行い、検討されておられますでしょうか。また、待機児童は、保育児童の一角にすぎません。まだまだ保育を希望されている方が多い中、将来保留児童をどの程度まで解消する計画で進められておられますか、お答えください。
続いての質問は、親子の孤立防止についてお聞きいたします。
他市より引っ越ししてこられた方は、お子さんが幼いと、なかなか友人づくりに苦労されます。子育て施設などを活用していただけたらよいのですが、なかなかなじめない方も多いと思います。うちの子は発達が遅いのではないか、ついつい子供をたたいてしまう、子供が言うことを聞いてくれないので外に出にくい、ママ友の人間関係が苦手など、さまざまな問題を1人で抱えてしまい、育児ノイローゼになられる方も多いようです。それが負のスパイラルとなり、ますます孤立してしまうというのが社会問題にもなっております。
ネットなどに活路を見出していただければまだよいのですが、なかなかそうはいきません。心理的に社会的に子育てに助けを得れないことから生じる孤独感だと考えます。1人でもそのような方がいないようにしなくてはなりません。本市として、この問題にどのような施策やフォローをされておられますでしょうか、お答えください。
続いて、小児科の夜間救急病院についてお聞きいたします。
救急医療体制は、大阪府の医療計画に基づき、人口や地域特性を勘案され、本市は北河内に枠組みしております。夜間に乳幼児や幼い子がけがや病気を発症し、経験が浅い親は戸惑い、どうしたらよいのかをネット等で調べます。昨今の啓発などもあり、救急車を呼ぶことに抵抗がありますので、なおさらです。シャープ7119や本市のホームページで調べると、北河内救急医療センターに行くよう促されます。しかし、そこは枚方にあり、本市から約1時間もかかり、またそこから診察を1時間待つというぐあいになってしまいます。
一方、口コミ等で東大阪や旭区に飛び込みで連れていったら、夜間診療が受けれるということ、または救急車を呼んだほうがいいというような風潮もございます。地域医療の重要性は十分認識しておりますが、市民理解を進めるとともに、選択の判断は市民に任せられるように、近隣の救急病院を載せるなどして、知っている人だけ、またずうずうしい人だけが得をするという言い方は違うかもしれませんが、平等な情報提供はできないのでしょうか、お答えください。
さきの3月でも質問いたしましたが、本市には環境のよいさまざまな公園や子育て施設があります。その情報を例えばどんな遊具があるかなどを記載した、わかりやすいマップがあればよいと思うのですが、いかがでしょうか。
また、その施設や公園マップ、そして先ほどの小児科医療の情報、孤立防止のフォローなど、大東市に全くゆかりがない方が引っ越しをしてきても安心なホームページが必要だと考えます。2年前にも質問をさせていただきましたが、子育てに特化したホームページの創設への進捗状況はいかがでしょうか、お答えください。
次は、キッズプラザについてお聞きいたします。
市内には、子育て支援施設が8カ所ございますが、キッズプラザと名がつく施設は1つでございます。その立地条件や駐車場があること、また健診に訪れる保健医療福祉センターが目の前にあるという環境から、本市の子育て情報の中心的発信基地であると考えますが、その役割に適した運営をされているのか、お答えください。
子育て関係の最後は、深野北小学校跡地についてお聞きいたします。
現在、跡地活用については、さまざまな検討がされてると思いますが、例えば小学校という施設特性を生かしたり、体育館など一部を子育て施設にしてはいかがでしょうか。子育て世帯へのPRにもつながると考えますが、いかがでしょうか、お答えください。
2つ目のテーマは、安心して暮らせるまち大東市を目指してについて、幾つか質問をさせていただきます。
まず、集中豪雨対策についてお聞きいたします。
本市では、一昨年の集中豪雨で大きな被害を受け、さまざまな対策を行いました。しかし、一昨年より少ない雨量でありながら、昨年も被害を出す結果になってしまいました。ことしは、エルニーニョ現象などの影響で特に長雨や豪雨が多い年になると言われておりますが、ことしこそ集中豪雨対策は大丈夫でしょうか、お答えください。
2つ目からは、災害対策基本法等の改正についてお聞きいたします。
昨年、平成25年6月に災害対策基本法等の改正が行われました。それを受け、本市の防災計画や防災対策もさまざまな点で改正していかなければなりません。その一つが避難行動要支援者の名簿作成でございます。これについての進捗状況をお答えください。
また、その要配慮者の記載の中に、乳幼児または妊婦の方も含まれておりますでしょうか。支援体制はどのようになっておられますか、お答えください。
続いて、避難所についてお聞きいたします。
改正概要には、安全性等の一定の基準を満たす施設、または場所を緊急時の避難場所としてあらかじめ指定することとありますが、その指定避難場所、特に公民館等の耐震性の安全は大丈夫でしょうか、お答えください。
また、避難場所における生活環境の整備と、やむを得ない理由により避難所に滞在できない被災者にも生活環境の整備を努めるよう記載がありますが、どのように取り組まれておられますでしょうか、お答えください。
最後に、法律上に減災の明記はありませんが、概要において減災の考え方等災害対策の基本理念を明確化することとありますが、どのように取り組まれていくつもりでしょうか、お答えください。
続いて、日常に安心して暮らせる大東についてお聞きいたします。
先ほどの子育て世帯のベビーカーや障害者や高齢者の車椅子などの方々が安心して過ごせるまちとして、積極的に歩道のバリアフリー化を進めていかなければならないと考えます。現在、重点整備地域での整備が進められていると思いますが、進捗状況はいかがでしょうか、お答えください。
また、障害者の方々が安心して過ごすことができるまちづくりを目指して、平成26年度予算に障害者が安心できるまちづくり事業が計上されておられますが、どのようなものか、お答えください。
最後に、モラル啓発についてお聞きいたします。
昨今、ネットなどでマタニティマークをつけていると、嫌がらせや暴行を受けるといった事例の投稿があります。もちろん一部の心ない人のしわざであると考えますが、妊婦の方からすれば、たまったものではありません。妊婦の方が安心してマタニティマークをつけれるよう、どのようなことを行っているか、お答えください。
以上、再質問の権利を留保し、降壇いたします。よろしくお願いいたします。
○大谷真司 議長 北崎福祉・子ども部長。
◎北崎忠良 福祉・子ども部長 (登壇)当部所管事項についてお答えいたします。
最初に、本市における共働きの状況ですが、最近のデータから読み取る傾向として、低年齢児の保育所入所率の推移を見てみましても、平成17年度当初に0歳児8.8%、1歳児21.8%、2歳児29.2%であった数字が今年度当初は、0歳児13.7%、1歳児37.1%、2歳児44.2%といずれも大きな伸びを示していることからも、明らかに低年齢児を持つ子育て世帯の共働き化の割合がふえている状況にあると考えております。
次に、共働き世帯に対する施策ですが、女性の就業を始めるためには、出産、育児の期間中も働き続けやすい労働環境の充実が不可欠でありますので、本市としても子育て世帯が安心して子育てできるよう、保育サービスの拡充に取り組んでまいりたいと考えております。人口流出に歯どめをかけ、人口の増につなげ、本市の活力を維持していくためにも、今後も社会全体で子育てを支えていく必要があると考えております。
次に、待機児童対策につきましては、入所定員を超えて受け入れる弾力的運用を効果的に活用しているほか、昨年6月に安倍内閣が打ち出しました待機児童解消加速化プランを有効活用し、保育所等緊急整備事業を初めとして、待機児童解消に向けて鋭意取り組んでまいります。また、その他にも、法人立保育所定員増促進補助事業などを活用し、入所児童の受け入れ枠を拡大することで、一刻も早く年度途中も含めて待機児童ゼロを実現させてまいりたいと考えております。
次に、保留児童についてですが、来年度施行予定の新制度では、入所要件が緩和され、保育の必要性のある児童数がふえると思われますが、入所枠の拡大を推進していくことによって保留児童数を減少させていきたいと考えております。
次に、親の孤立防止施策についてですが、本市では、中学校区ごとに子育て支援センターや集いの広場を設置し、子育てへの負担感の緩和を図り、孤立することなく安心して子育てができる環境づくりに取り組んでおります。
また、引きこもりがちな在宅子育て世帯に対する支援策として、各公立保育所に家庭支援保育士1名を配置しております。活動内容としては、地域保健課等と連携しながら、必要な家庭には随時家庭訪問を行ったり、保護者が子供と一緒に気軽に外へ出かけるきっかけづくりとして、公園で青空保育のイベントを行うなど、親の孤立を防止し、子育て支援センターや集いの広場へつなげる活動を継続して行っているところであります。
次に、公園・施設マップについてですが、公園や子育て施設は親子が触れ合う場として最も重要な役割を担っています。本市では、子育て世帯に幅広く活用していただいております子育てガイドブックに公園や市内の公共施設、医療機関の情報をまとめたマップを掲載しております。しかしながら、現在のガイドマップは公園の情報については主要な公園の位置を記しているだけにとどまっており、十分な内容と言えるものではございません。したがいまして、来年度、子育てガイドマップを改訂いたしますので、さまざまな御意見を参考にしながら、見てわかりやすいマップの内容に改めてまいります。また、市ホームページへの掲載につきましても進めてまいります。
次に、子育てに関するホームページにつきましては、7月の市ホームページのリニューアル化に伴い、子育て情報に特化したページを新たに構築する予定でございます。子育て情報のトップページからは、誰が見てもわかりやすく、必要とする情報が検索しやすい魅力あるホームページづくりに向けて、現在準備を進めているところで、スマートフォンにも対応しておりますので、多くの子育て世帯に活用していただけるものと考えております。
次に、キッズプラザの位置づけは、子育て中の親子の遊び場、交流の場を提供するとともに、幅広い子育て相談に対応し、子育て支援に係る各種講座を実施するなど、保護者の子育てへの負担感の緩和を図り、安心して子育てができるように子育て支援に取り組むことを目的とし、他の子育て支援センターと違いはありません。ただし、キッズプラザについては、保健医療福祉センターと隣接し、親子が訪れる機会が豊富なことや規模的に大きな施設であり、開設当初から指定管理者による民間ノウハウを活用したサービスが提供されていることから、3つの子育て支援センターの中では、現在最も利用者の多い施設となっている状況でございます。
最後に、障害者が安心できるまちづくり事業についてですが、まず住まいの場については、障害者がみずからの暮らしを選択し、障害の程度にかかわらず、生まれ育った地域において安心して生活できる環境を整えなければならないと考えております。そのためには、御家族から自立して生活する場として、親なき後の住まいの場として障害者の住まいの場の中核的な役割を担っているグループホームを早急に整備しなければならないと考えております。
次に、就労支援でございますが、就労は障害のある方にとって自立を促進し、生きがいにつながり、社会参加の幅を広げるなどの役割を担っておりますが、当事者にとっては希望どおりに就労できていない方も多く、早急に取り組まなければならない課題でございます。
以上のような観点から、本市では、障害者が安心できるまちづくり事業を立ち上げ、住まいの場の確保と総合的な就労支援に取り組むことで、障害のある方が安心して暮らせる環境の構築を目指していきたいと考えております。
以上でございます。
○大谷真司 議長 橋本保健医療部長。
◎橋本賢治 保健医療部長 (登壇)保健医療部所管の小児科の夜間救急病院についてお答えいたします。
まず、救急の位置づけでございますが、救急には一次救急から三次救急までございます。一次救急は、市町村の責任において整備するものであり、休日診療と夜間救急が該当します。主に通常の診療時間外に起こった急病に対応いたします。次に、二次救急ですが、これは都道府県の責任のもとに設定された二次医療圏において整備されるものでございます。大東市は北河内医療圏に属しております。圏域には、枚方市民病院を初め4カ所の病院が位置づけられております。二次救急では、救急車による搬送や一次救急からの搬送である後送病院としての役割を担います。
一般には、この一次救急と二次救急の区別がつきにくいため、本来後送病院である二次救急病院に軽症患者が集中し、重篤な患者の治療の妨げになったり、小児科の医師不足と重なって医師が疲弊するという悪循環が起きております。このような状況の改善のため、大阪府や北河内各市の協力のもとで検討を重ね、一次救急は北河内夜間救急センター、その後の後送病院として枚方市民病院を初めとする4病院、摂南総合病院、松下記念病院、小松病院という役割分担を明確にした仕組みができ上がりました。
また、近隣他市の救急病院についても、市民に情報提供すべきではないかという点につきましては、本来の二次救急病院に軽症患者が集中し、重篤な患者の治療の妨げにならないように、本市のホームページ、健康カレンダー、子育てガイドブックで一次救急の御案内をしております。また、判断がつきにくい方は、救急安心センター大阪、シャープ7119や大阪府小児救急電話相談事業、シャープ8000の案内も掲載しております。今後も、安心して子育てしていただくために必要な情報提供につきましては、さまざまな工夫が必要であり、正しい情報提供のあり方について模索してまいります。
次に、マタニティマークの意義とモラル向上についてお答えいたします。
まず、マタニティマークの意義は、妊娠、出産に関する安全性と快適さの確保を実現するために、妊産婦に優しい地域環境や職場環境の実現、受動喫煙の防止、各種交通機関における優先的な席の確保を進めるものです。妊娠中、特に妊娠初期は、赤ちゃんの成長はもちろん、お母さんの健康を維持するためのとても大事な大切な時期です。つらい症状もありますが、妊婦さんへの思いやりある気遣いの協力を求めるためにマタニティマークがつくられました。
次に、モラルの向上についてお答えいたします。
本市では、母子健康手帳と同時にマタニティマーク入りのストラップをお渡しし、交通機関を利用する際に妊婦であることがわかるよう、かばん等に身につけることをお勧めしております。今後も、マタニティマークを利用する側と配慮する側の双方がマタニティマークを意義を正しく理解して、安心して利用できる環境づくりに向け、市民への周知・啓発を行ってまいります。
以上でございます。
○大谷真司 議長 野田政策推進部長。
◎野田一之 政策推進部長 (登壇)深野北小学校の跡地につきましてお答えいたします。
深野北小学校跡地につきましては、教育、福祉、文化、スポーツ、地域交流など、現在さまざまな視点から検討しているところでありますが、現本庁舎の移転建てかえをする場合には、候補地の一つでもあります。庁舎問題については、これから議員の皆様とともに議論を深めてまいりたいと考えておりますが、跡地を市庁舎としては活用しないということが確定した後には、周辺環境や市民ニーズ、マニフェストロードマップに掲げる施策の方向性等の視点も踏まえて、速やかに活用方法について確定してまいります。
以上、よろしくお願い申し上げます。
○大谷真司 議長 大嶋水道部長。
◎大嶋健一 水道部長 (登壇)集中豪雨対策といたしまして、増補幹線の早期供用開始要望やマンホールの浮上防止対策、エアハンマー対策、下水道施設のしゅんせつ、道路側溝の清掃、雨水排水能力を向上させるバイパス管の布設、雨水ますの設置や市民の方々への集中豪雨対策の啓発などを行っております。これらのことから、雨水排水能力が改善され、一昨年、昨年と同等の雨の場合、浸水被害は軽減されるものと考えております。
今年度の対策といたしまして、校庭貯留施設整備に向けた設計業務委託、北条西小学校跡地での校庭貯留施設整備工事及び雨水ポンプ施設の設備改修工事と点検保守などを行い、新たな施設整備と適正な施設管理による対策に取り組んでまいります。また、新たな雨水貯留方法としまして、今年度、雨水を一時的に田んぼにためることで浸水被害を軽減する田んぼダムの協力要請を農業委員会、JAなどに行い、理解を得たところでございます。
田んぼダムとは、大東市内にある208件の約28万6,000平方メートルの田んぼの堰板を10センチ高くしていただくことにより、2万8,600立方メートルの雨水貯留が可能となります。大東市で既に整備済みの校庭貯留施設5校の合計貯留量は約5,000立方メートル、およそ6倍と大変大きなが見込まれております。このような施設もやっていく所存でございます。
以上でございます。何とぞ御理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○大谷真司 議長 中田理事。
◎中田のぶ子 理事 (登壇)災害対策基本法等の一部改正関係についてお答えいたします。
まず最初に、避難行動要支援者名簿の作成状況につきましては、関係部署で災害時における要支援者関係調整会議を開催し、対象者の要件を確定し、作成中でございます。名簿の作成後は、対象者への意思確認を行い、名簿情報を民生児童委員さんや広く支援をしていただく関係者に提供できるように対応してまいります。
次に、妊婦及び乳幼児がいる家庭への登録制度の周知についてでございますが、避難行動要支援者名簿には、妊婦や乳幼児のいる世帯も対象としております。今後、広報誌等を通じ市民に広く周知を行うほか、関係部局の窓口での対応についても調整を行い、早急に避難行動要支援者名簿に登録していただくよう啓発をしてまいります。
次に、指定避難所となっている公民館等の耐震性についてでございますが、災害対策基本法施行令による指定避難場所の指定基準では、規模、立地、構造、交通などの条件が設けられ、市長が指定し、当該施設管理者の同意が必要とされております。また、構造条件には、速やかに、被災者等を受け入れ、生活関連物資を被災者等に配布することが可能な構造、または設備を有することとされており、耐震性の確保は明記されておりません。
なお、本市の指定避難場所となっている11公民館のうち、8公民館では耐震性の確保ができております。
次に、避難場所における生活環境の整備と避難場所以外に滞在する被災者への対応についてでございますが、東日本大震災発生後、平成25年8月に避難所における良好な生活環境の確保に向けた取組指針が策定され、被災者の避難所における生活環境の整備に必要な措置を講ずること等が明記されており、本市もプライベートスペース用パーティション等の備蓄を行っております。
また、避難場所以外に滞在する被災者への対応につきましては、大東市地域防災計画見直し時にマニュアル化を目指してまいります。
最後に、減災基本理念と取り組みについてでございますが、地震等の自然災害を防ぐことは困難であり、災害時の被害を最小化する事が減災であり、その考え方を重視することが重要であると言われております。災害時の被害を最小化するため、日ごろより減災について認識を高めていただくよう、防災訓練や自主防災組織での啓発活動、また出前講座等により、自助、共助の重要性を御理解いただくよう活動しております。また、公助としましても、避難場所や備蓄物等の充実を図り、災害時には、迅速に対応できる体制の構築に努めてまいります。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○大谷真司 議長 最後に、
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 (登壇)道路のバリアフリー化の進捗についてお答えします。
平成16年3月策定の大東市バリアフリー基本構想に基づくJR住道駅、野崎駅、四条畷駅周辺の現在の道路のバリアフリー化の進捗状況でございますが、平成16年度より整備に着手し、住道駅周辺地区は進捗率66.2%、野崎駅周辺地区は進捗率が6.7%、四条畷駅周辺地区では33.3%でございます。
今後は、現在改定中であります大東市バリアフリー基本構想を9月ごろに策定し、その後に本基本構想の目標年次である平成32年度まで計画的にバリアフリー化を進めてまいります。
以上です。
○大谷真司 議長 3番・品川議員。
◆3番(品川大介議員) それでは、再質問に移らせていただきます。
時間があれやったんで、ちょっと安心して暮らせる大東へのほうから再質問をさせていただきます。
まず、豪雨対策ですけれども、またことしもこの季節がやってまいりました。今の答弁では、今できることを最大限やっているというふうに考えていって、本当はですねって聞きたいですが、また長くなってもあれですので。また季節がやってきて、やはり政治というか、行政も結果責任のところがあると思いますので、何よりも被害がないという状況をつくっていただけるように尽力をいただけますよう、よろしくお願いいたします。
続いて、これちょっと短く、ごちゃごちゃ書いてるんで見にくいんですが、これ名簿作成等の分なんですけれども、大体ざっと言うと2書類の名簿をつくって、同意を得た名簿を民生委員や消防関係などに平時の災害対策の準備にお渡しすることができるということであります。また、要支援者名簿を内部で、それをきちっと活用して、平時、そして災害時に活用していただくということのために名簿をつくりなさいということを言われておるわけですけれども、これ2書類きちっと使われておられますか。
○大谷真司 議長 中田理事。
◎中田のぶ子 理事 現在の状況ですけれども、各課のほうから対象となる方の名簿等についていただいてる状態でして、まだ本人さんの同意等をいただいておりませんので、同意等をいただきましたら、2書類の名簿等が作成できるという形になります。
○大谷真司 議長 3番・品川議員。
◆3番(品川大介議員) これ妊婦、そして幼い子供たちにも、きちっとそういう家庭へもフォローできるような体制をお願いしたいのと、さっきの条文では、民生委員さん、もしくは消防関係者の、これを限定するのはまた会議等で決めていかなければならないんですけれども、身体や生命が危険と認められる場合のみ、本人の同意なく名簿が提供できるとなっております。
ただ、1点問題なのが、東日本大震災のとき等、DV被害者の方が住所等を隠して住んでおられるのが、これが災害被害はなかったそうなんですけれども、見つかってしまったという事例もあるそうなので、これはきちっと使い分けとケース・バイ・ケースで対応していただけるようにお願いしたいのと同時に、これ大東市の消防が内部ではなくなって1組になっておりますので、この辺もきちっと精査いただいて、名簿という大切なものですので、最大限の活用と大事にセキュリティーしていただくような形を要望しておきます。よろしくお願いいたします。
続いて、指定避難場所の法律に明文化はないという答弁でありましたけれども、これ概要で出しておられる分で、安全性等のという形の基準を満たしているというふうに書いております。明文化はありませんが、つくった方向としては、安全性をきちっと確保するようにという意図だと受けとっております。さきの12月の質問でもさせていただきましたけれども、指定避難場所に先ほど8カ所は終わっているが、公民館3カ所、耐震が終わっておらないという答弁がありました。原課も含めて、自治会もしくは地域の持ち物でもございますので、こっちから促して一緒に協力しながらという形にはなるんですけれども、この辺実際にそこに避難される方は市民でございますので、自治会云々の問題はもちろんあるとは思いますけれども、これできたら、理事、全庁的に速やかに対応できるような形をとっていただきますよう、これは2回目の質問ですので、強く要望をしておきます。もし何かあったときに、自治会の問題だけでは済まない、指定してるのは誰やねんという話になったときに、なかなか難しい問題が出てくるのかなと思いますので、この辺は速やかに、あした起こる震災のために対応いただけたらと思っております。
続きまして、避難場所、避難できない人における生活環境の整備ということでございますが、一つ心配なのが東日本のとき、またほかの大規模災害のときにも起こったそうなんですけど、過度のストレスからか、DVやセクハラといった事例がふえるというふうに現実問題として起きてるそうです。この辺何か対策だったりとか、考えられたりしておられますでしょうか。避難所生活においてでありますけれども、お答えいただけますでしょうか。
○大谷真司 議長 中田理事。
◎中田のぶ子 理事 詳しいことにつきましては、今現在改正しております災害計画のほうに組み入れていきたいなというふうに思いますけれども、前回、東日本の震災の関係での課題という部分については重々知っておりますので、その辺が二度と起こらないような形の部分で対策をしていきたいというふうに考えております。
○大谷真司 議長 3番・品川議員。
◆3番(品川大介議員) 僕も余り知りませんでしたけれども、やはり女性ならではの視点も含めて災害対策に生かしていただきたいと思います。
もう一点質問させていただきたいのは、先ほど小学校の備蓄という質問もありましたけれども、やはり避難場所である程度生活環境の整備ということがありますので、今、倉庫等で大量に備蓄をしておると思うんですけれども、この辺を要はある程度最低限のものを小学校単位、一番の避難場所といってぱっと目に残るんがやはり小学校、中学校だと思うんで、小学校、中学校単位で最低限の備蓄という考え方はありますでしょうか。
○大谷真司 議長 中田理事。
◎中田のぶ子 理事 現在、小学校、中学校のほうを回っておりまして、備蓄する場所等について確保しようと思っております。
なお、各中学校におきましては、できるだけ保存水だけとか、毛布だけとかいうふうなことがないように、ある程度の生活ができるような物資を備蓄していきたいというふうに考えております。
○大谷真司 議長 3番・品川議員。
◆3番(品川大介議員) 最後に、ちょっと要望ですけれども、先ほど北条西小学校後の福祉避難所の案も出ておりましたけど、現在、大東市には福祉避難所というところがありませんので、この辺の発想というか、ぜひとも実現していただけるようにお願いいたします。
減災に関しましてはいろいろ、これ議論すると、かなり長くなりますので、ぜひともきちっと市民に届けていただきたいと思います。それがやはり市民自体の、おのれの、自分自身の命を守ることにつながると。まずは逃げることということをきちっと教えていただいて、できたら減災に強い大東市にしていただければと思います。
続いて、バリアフリー、先ほど寺坂議員も質問されておられましたけれども、ちょっと本当はそういう写真を載せようかなとも思ったんですけど、ちょっと違う視点から、これ住宅サイトのホームページから抜粋したもんなんですけれども、この物件の注目ポイントという形で、ベビーカーでも歩きやすいフラットな道。この後には、実際歩いてみて、どうやねんみたいな感じの投稿があるんですけれども、要はこういうベビーカーが歩きやすいまち、きれいなまちというのは、まちの魅力に子育て世帯にとっては一番という、かなり魅力的なまちに映るということを伝えたかったわけです。やはりベビーカーを使われる方、または車椅子の方が歩道が一番どんな状態かというものをよくわかっていらっしゃいますし、やはりそこにストレスをかなり感じるということは、逆に言うたら魅力につながると。普通、車で運転してても全然感じませんけれども、こういう視点をふんだんに今度のバリアフリー、9月にまたするということですので、お願いしたいのと同時に、3つある子育て視点を中心に、通学路とまではいきませんけれども、通学路的な発想で、そこに行くにはこの道を通ったらいいみたいな整備も視野に入れながら、また計画をいただければと思います。これも要望でお願いさせていただきます。
続いて、障害者が安心できるまちづくり事業の補助金事業について、ちょっと聞かせていただきます。
私は、この安心できるまちづくりに関しまして、この補助金に関しまして、この3つの概念が必要だと思いますし、これをしっかりと実行していただきたいと思います。グループホームやショートステイが逼迫する中、予算をとっていただいたのは非常にありがたいと思うんですけども、この3つの点を要望させていただきたいと思います。
1つ目は、事業者が使える事業にしていただきたいこと。例えば改修補助とかで1カ所最大100万円までの補助が出ておりますけれども、知的障害者用にはそれ用の、また身体障害者にはそれ用の別の改修が必要だと考えます。障害の種類によって柔軟に使えるようにしたほうがいいのではないか考え、このように要望を、使いやすい、実際に数がふえるような補助にしてほしいと思います。
2つ目は、障害者の老後と親なき後も安心して暮らせることの事業にしてほしいと思います。例えば障害者用のグループホームや介護施設を設置するための補助を検討していただきたいと思います。既存の介護施設やグループホームではなかなか対応できないということも現状としてありますので、ぜひとも事業者が設置に踏み出せるような補助も検討していただきたいと思います。
3つ目は、障害者の身内をフォローしていただきたい、支える方をフォローしていただけるような施策にしてほしいと思います。ショートステイ自体ができる施設も少ないのですけれども、重度の知的障害者や精神障害者がショートステイをできるところが市内にはありません。やはり障害者の方を支える方の御負担もかなりなものになると思いますし、さまざまな面で、なかなかショートステイができるというところがないというのがストレスになってると思います。この辺を事業者が踏み出せる制度や補助制度をつくってほしいという思いもありますけれども、もし難しいのでありましたら、公営、民営も含めて検討いただけたらと思いますので、この3点を要望しながら、1つだ質問させていただきたいのは、この事業自体、昨年の補正から始まったわけですけれども、ちょっとハード的な話になると、補助金制度を、これを要は完成したら終わりと、目標を達成としてというふうな形で事業を捉えるのか、今後山積するこの問題の入り口の事業として考えてる、要は継続的にこれからどんどんつなげていく事業として考えてはるのか、どちらの事業として考えておられますか。
○大谷真司 議長 北崎福祉・子ども部長。
◎北崎忠良 福祉・子ども部長 障害者が安心できるまちづくり事業につきましては、昨年10月よりグループホームの新設に対して補助金を交付する制度を設けました。そして、さらに今年度は新設だけではなくて、そういう増改築等についても拡充したと。今、議員が御質問の件についてでございますが、まだ2年目でございます。当然身体、知的、精神と障害特性に応じた、そういった補助制度というのも考えていかなければなりませんので、これについては今後もより利用者にとって使いやすい、そういう制度になるように、地域で安心して住んでいただけるような制度になるように取り組んでまいりたいと考えております。
○大谷真司 議長 3番・品川議員。
◆3番(品川大介議員) ぜひとも強く要望を期待しまして、より進化していけるような事業にしていただきたいと思います。
続いて、マタニティマーク、何を言いたいねんということなんですけれども、これはちょっとホームページからとって、どこかの大学の研究の結果、ちょっとサンプル数が少なくてあれなんですけれども、マタニティマークの啓発という点に関して2つの問題があると思います。1つは、まずは妊婦さん自体がこれをつけてることによって何かアピールしてるみたいで嫌という抵抗が、ちょっと見にくいかもしれませんが、平成18年と平成21年での結果では余り変わってないんですよ。認知度に関しては、かなりこの3年間、平成18年から平成21年に関してばっと上がってるんですけれども、やはり日本人の奥ゆかしさからかもしれませんけれども、なかなかアピールにつながる、要は自己主張し過ぎなんちゃうかということが抵抗感としてあるのではないかと考える点と、あとこれをマタニティマークと検索すると、ここにばばばと一番最初に出てくるのがマタニティマーク危険と出てくるんですよ。それで、ばあっとマタニティマークをつける理由が、危険みたいな感じの検索があります。やはり妊婦さんはさまざまな形でネットを使われる中で、マタニティマークを検索すると、こういうようなうわさの部類なのか、もしくは実際に危険なのかわかりませんけれども、こういうことを危惧して、なかなかつけにくいのではないかと、安心して、やっぱりつけるのはやめとこかというふうにならないように、きちっと母子手帳と一緒にマタニティマークを渡すということですけれども、マタニティマークを安心してつけれるような形で渡してあげてほしいなと。この辺の啓発も含めて渡していただきたいなと思います。よろしくお願いいたします。
これちょっとごめんなさい、共働きのことを結構しゃべろうかなと思ってたんですが、ほんまに時間がないんで。平成9年から共働き世帯のほうが日本全国で多く、今では200万世帯ぐらいの差がついております。優先順位として、仕事、家庭生活という中で、家庭、地域というものが、ちょっと見にくいかもしれませんが、赤い枠の中で、理想としては、地域にも参加したいなと思っておるんですが、現実は正直なかなか取り組めないということと、これ右が男性で、左が女性なんですけども、男性はオレンジのところですね。男性は、家族優先に関しまして、ほぼ希望と現実は変わりません。しかし、女性側は、希望はこれぐらいの家庭の両立でいきたいなと思いながらも、現実はやっぱり家庭生活を優先せざるを得ない状況がよく見てわかります。
何が言いたいかというと、全部見た後に言いますけれども、これが夫は外で働き、妻は家庭を守るべきといった考え方についての男女比です。平成21年以前は、全部男女共同の数字になっておりますが、女性は30%台しか、そういうふうに思っておりません。一方、男性も50%に近いぐらいにしか思ってないんですけど、一方、昭和54年では、7割、8割の人が家庭に入るべきだというふうな感じの答えが出てきております。これは何が言いたいかというと、結局は理想的な地域のコミュニティーと住民というのが、本当に時間がないということを含めて、個人主義でかなり崩れかかっているんではないかと。要は余り地域に関与したくないと、する時間がないということで、このコミュニティーというものが非常に崩れやすくなってるんではないかと思います。このコミュニティーへの参画は、やはり防災の観点からも共働き世帯が地域のコミュニティーに参画していけるようなことを促していく必要があるんじゃないかなと思います。また、先ほども述べましたけれども、やはり孤立防止も含めて、男性が家庭や地域に協力、参画を促す啓発が必要だと考えます。
また、3番目には、何が言いたかったかというと、まずは出生数が減ってるということと子供を持たない親が減っているということで、なぜ子供をさらにふやそうとしない、もしくは生めない。一番の理由は身体的問題があるんですけれども、夫の家事や育児に協力が得れない。または、これ以上育児の精神的、肉体的負担に耐えかねないということが、さらにもう1人の子供を産もうかということを阻害してるというデータでございます。また、その1つの理由が保育所などの子供の預け先がないということも、この出生数を下げてる原因の一つだということを言いたかったわけです。
最後に質問させていただきたいんですけれども、30代、40代の就職を希望されている女性、30代、40代が一番多いわけです。俗に言う子供を産む、もしくは産んでいる女性の方が多い世代でございますが、結婚前に比べて就職活動が難しいと感じる理由は何ですかという答えに、一番は両立という答えなんですけど、黄色のところ、子供の預け先や預けにくいという答えが上がっております。この辺を含めて、よく後先論で議論になるんですけれども、どうすれば就職活動と両立ができると思われますか。そして、どのような施策が有効やと思いますか。最後にお答えください。
○大谷真司 議長 北崎福祉・子ども部長。
◎北崎忠良 福祉・子ども部長 まず、保育の入所枠の拡大が先であろうと思います。それにあわせて、預かり保育等の補完するサービスがそれらをうまくフォローするような形が最も理想的ではないかと考えております。
◆3番(品川大介議員) ありがとうございました。
○大谷真司 議長 次に、一問一答方式で、13番・飛田議員。(拍手)
◆13番(飛田茂議員) (登壇)傍聴の皆さん、長い時間、本当にお疲れさまです。いよいよ本日最後の一般質問となりました。私、日本共産党の飛田茂。皆さんの立場に立って誠心誠意一般質問を行ってまいりたいと思います。
まず初めに、案内表示板について伺います。
表示板の設置主体がどこにあるかということ。それは道路等の管理が例えば大阪府あるいは大東市あるいは民地という場合に、当然違ってくると思うんですけれども、そういった問題も含めて、誰が行うのかということと、本市でドライバーなどに案内したい、あるいは案内すべきだという施設はどのようなものと考えておられるのか、まずこれをお伺いしたいと思います。
次に、特定団体の公有地の占有の問題でございます。
この問題については3月の代表質問等でも行いましたけれども、例えば深野住宅の入り口の掲示板、その後どうなっているか。これは質問当時の状況でございます。画面の大きいほうがそういった掲示板、その向かって右側に白い掲示板が建築営繕課というふうに書かれている、明らかに大東市の使っている場所でございますけれども、こういった問題、そしてさらには、土地開発公社、解散はしましたけれども、公有地、その中にある野崎1丁目の場合ですけれども、このような掲示がまずフェンスにあります。矢印左側は公有地ということを明記しております。上の矢印のところに掲示板がありますが、見にくいので正面から移行しますと、この黄色い丸の中がその掲示板です。ここには文字というか、掲示物があって文字が読みにくいので、若干拡大しますけれども、ことしの1月の旗開きの案内が掲示されている状態です。これらについて、公有地に特定の団体の占有物があっていいのかどうか、どんなイメージを持たれるんだろうというところで質問をしたいと思います。
次に、獣害対策についてですけれども、大型、小型を問わず、イノシシであるとか鹿であるとか、あるいはアライグマ、ハクビシンあるいはカラスや犬や猫などに至るまで、いろいろな獣が農作物や、そして人的な被害を起こしていると聞かされていますし、テレビ報道などでもありました。そういった状況を本市がどのようにつかんでいるのか、被害状況としてどう認識されているのか、それについて教えてください。
次に、東部地域の公共交通についてお伺いをします。
この前の答弁では、夏と秋、約2カ月間、2カ月といいましても、それぞれ70日間程度、実車による調査の計画があるということでしたけれども、その後どのような調査になっているのか、あるいは目指しているのか、それらの進捗状況について教えてください。
そして、障害者の自立支援の問題でございます。
本市で自立支援の施策、どのようになっているのか、方針や考え方について、まず詳しく教えていただきたいと思います。
以上、再質問の権利を留保しまして、降壇いたします。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 (登壇)まず、道路標識などの案内板についてお答えします。
道路法第45条第1項の規定では、道路管理者は、道路の構造を保全し、または交通の安全と円滑を図るため、必要な場所に道路標識または区画線を設けなければならないとなっております。したがいまして、府道であれば大阪府、市道であれば本市が設置することになります。また、道路管理者が設置する道路標識としましては、行き先などを標示する案内標識、車線数減少などの注意深い運転を促す警戒標識で、これらを必要かつ見やすい場所に設置するのが望ましいと考えております。
次に、市営住宅敷地内の掲示板についてお答えします。
市営住宅の敷地内に本市以外の掲示板を設置する際には、占用許可の手続を経た上で可否を判断しております。御指摘の掲示板につきましては、設置についての経過は不明ですが、既に撤去の方向で進めておりますので、御理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
次に、イノシシなどによる被害状況につきましては、人的・物的な被害等は確認できておりませんが、イノシシ対策として大阪府猟友会大東四條畷支部に捕獲業務を平成25年7月より委託しており、平成25年度11頭を捕獲しております。また、アライグマ捕獲数は、平成24年度は22頭、平成25年度は11頭でございます。
今後も、市民の安全を確保するため、対策を続けてまいります。
最後に、東部地域の公共交通の進捗状況についてでございますが、今年度は定時定路線型で実際に10人乗りの車両を用いて、市民の方に使用していただき、直接職員が車内などでアンケートを行い、御意見を伺いたいと考えております。
試乗を行うに当たり、まず初めに近畿運輸局に法的要件についてお聞きしました。内容としましては、市が事業者へ委託し、10人乗り以下の車両で運行する場合、市から事業者に対して委託料を支払うため、直接乗客から運賃を徴収するケースと同様の扱いとなり、道路運送法上の
旅客自動車運送事業の許可が必要ということでございました。具体的には、タクシー事業者が該当いたします。タクシー事業者の場合、営業許可の範囲が設定されており、大東市の場合は河北地区の営業許可を持つタクシー事業者にしか委託できないことになります。現在、タクシー事業者の選定に向け、数社と調整中で、実際に現地を試走していただいたりして検討をしているところでございます。
この実車の試乗によるアンケートが終わりましたら、試乗で得られました課題などを大きく分けて考えている定時定路線型とデマンド型のどちらにするのかを判断する一つの重要な要因としてまいります。
以上でございます。
○大谷真司 議長 田中総務部長。
◎田中祥生 総務部長 (登壇)公有地における掲示板についてお答えをいたします。
土地開発公社所有地であった場所に設置された掲示板につきましては、公社が設置の承諾をしたものと思われますが、既に市の所有地となっておりますので、撤去の方向で調整を進めております。また、掲示物につきましては、既に撤去をしております。御理解のほどをよろしくお願い申し上げます。
○大谷真司 議長 山本市民生活部長。
◎山本了一 市民生活部長 (登壇)大型獣による当部所管の農作物の被害状況についてでございます。
本市におきましては、大半が自家消費用に農作物を作付している農家であることから、イノシシ等の食害が発生したとしても、農業経営上の被害金額の算定ができず、物的な被害状況を把握することが困難な状況となっております。また、有害鳥獣の措置状況につきましては、平成24年度、アライグマ22頭、平成25年度、アライグマ15頭でございます。
以上でございます。
○大谷真司 議長 最後に、北崎福祉・子ども部長。
◎北崎忠良 福祉・子ども部長 (登壇)障害者自立支援施策全般についてお答えをいたします。
障害の有無にかかわらず、誰もが住みなれた地域の中で、安心して生きがいを持って生活を送ることができる地域社会を構築しなければならないと考えております。そのためには、マニフェストロードマップにも位置づけられております、障害者の住まいの場の確保と総合的な就労支援の施策を進めることが最重要課題であると認識しております。このため、昨年10月よりグループホームの開設補助金制度を実施するとともに、今年度よりさらに内容を拡充したところでございます。また、今年度より就労支援策としまして、職場定着支援事業を実施する予定でございます。
今後におきましても、ノーマライゼーション理念のもと、ともに生きる地域社会の構築を目指して、災害時の支援やバリアフリーのまちづくりなどを含め、各種施策に取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) 再質問をさせていただきたいと思います。
案内の表示板についてですけれども、今回、特にお聞きしたいのはJR住道駅南口への案内ですね。御存じの方は多いと思いますが、北口NTT前、ここについては大きな案内表示がございます。ところが、残念ながら南口、末広公園あるいはアクロス、そういったところへ行こうとすると、そのアプローチがわからずに、例えばアクロスの写真展で他市の友達を呼んだけれども、駅はどこやねんと、駅の近くにすぐアクロスがあると聞いていても、その駅がわからんわと言われてしまったという意見も賜りました。
そういった市民から指摘されたことで、改めてくだりの阪奈道路との交差点を見に行くと、確かに見当たらない状態で、駅っていうのは僕らが知っているから行けるけども、そうでない人には、これは極めて不親切だなというふうに思います。ドライバーにはわかりにくいし、せっかく生涯学習センターアクロスというのがあるんですから、あるいは大きな立派を公園もあり、いろいろなイベントもされているのです。また、中学校や小学校などへのアプローチにもなるところですので、案内表示をするべきだと考えますが、いかがでしょうか。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 諸福中垣内線と住道駅前南線の交差点、議員がおっしゃってるその交差点には住道駅への案内標識はございません。現在、設置の方向で取り組みを進めているところでございます。
以上です。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) 同様に、アクロスなど生涯学習センター、これも一つは同じ場所に必要であると考えますし、さらに駅のホーム、住道駅からホームからビルを見ると、電光掲示板に気づけば、ああ、ここにアクロスがあるんだなというのは認識してもらえると思います。しかし、残念ながら下を歩いていると、なかなか見つけられないという、これは市民の方の直接的な指摘でもありました。情報センターDIC21、これについても探さないとわからないというような声もありますし、駅周辺で迷子になっているというか、あるいは探している方が多くおられますので、そういった方に対する案内表示板についてはいかがでしょうか。
○大谷真司 議長 南田生涯学習部長。
◎南田隆司 生涯学習部長 (登壇)生涯学習センターアクロスにつきましては、駅前に立地しまして、自動車への来場を控えていただいていることもありまして、駅からの動線を考えて、JRや住宅管理組合などと調整の上、案内板を表示しております。2階の北側からは結構表示板はたくさんあるんですけれども、1階についてはちょっと少ないという感じを受けてますので、その辺、よりわかりやすいところに案内板を設置できないかというのを今後考えまして、引き続き検討してまいりたいというふうに考えております。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) ぜひともよろしくお願いしたいと思います。
次に、JR野崎駅の問題です。東高野街道、通称ジャンボと呼ばれている大きなスーパーがあるんですけれども、その交差点の斜向かい前に案内表示板があります。これは、この写真のように野崎駅、黄色い丸の中に野崎駅と、英語で「NOZAKISTATION」右矢印という状態があるんですけれども、白なのか赤なのかもはっきりわからないという、これがあることが逆に何か寂しくなってくるような問題でもあるんです。
ただし、ここで案内標識としての役割は、東高野街道の南北にそれぞれ野崎ステーションへの案内はあるんです。ここでは、この案内表示板をこのままにしておくことはどうなのかという問題で指摘をしたいと思います。必要ならば新しくつけかえる。そうでないならば取り去って、足元、ここは狭い歩道ですので、最近できたマッサージ屋さんに通う場合には、横断歩道を渡って歩行者だまりのないまま、ぎりぎりで通行している方もおられますし、撤去して歩きやすくしてしまうというのも一つの考え方もしれませんけども、大東市としてはどのように考えておられますか。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 現地も確認させていただきました。やはり現状ここは府道になっておりますので、こういう形でかなり老朽化しているという状況を大阪府の枚方土木事業所に申し入れ、適正な管理を行っていただくようにお話をしております。
以上です。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) 適正な管理は、どちらの方向かというガイドライン的なものでもまだ伺えないですか。撤去なのか差しかえなのか。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 現在、申し入れたところで、撤去されるか、もしくは手前のほうに標識がございますので、その辺のところをどうされるかというのは、まだ聞き及んでおりません。
以上です。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) 次に、掲示板ですけれども、張ってあるものは撤去されたということですが、これが一つ深野のほうの掲示板ですね。もう一つがこういったもので、石川君、無罪だというのがもう何年も前から同じものがずっと張られていて、こちらは張りかえた様子というのはほとんどありませんでした。しかし、野崎のほうについては、お正月のビラの後、今度は会議をします、どうぞ来てくださいという案内がありました。これについても撤去をされたという話だと思います。確かに質問の通告をしてから目まぐるしく変わって、先ほどお見せしたように、中に団体名が書いたガラス張りの中のものはきれいに取り去られていましたけれども、そのフェンスの外側きりぎり、歩道のタイルと公有地との間ぎりぎりに今度は足を立てて、大きな看板が出ています。恐らくA1クラスの大きさだと思うんですけれども、こういったところで、また6月26日といいますから、今週の木曜日ですね。こういう人権センターで会議をしますよということがされている。これについて、どう考えますか。今朝のことです。
○大谷真司 議長 田中総務部長。
◎田中祥生 総務部長 今、映像で見せていただいているところは、ちょっと現地確認ができておりませんので、早速現地のほうを確認をしていきたいなと思っております。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) きのうまで何にもなかったところに、けさ突然ぽんとこういうふうにできている。掲示板は、わかりましたというて外しても、すぐその前に同じことと言うんだったら、堂々と占有地の許可をとって、そうされるのが筋じゃないかなと思うんですけれども、見にいっていただいても、この写真の状態以上のものではないと思うんですけれども、俗っぽく言えば、大東市はなめられてるんちゃうかというような趣旨の意見を僕は言いたいというふうに思います。ぜひとも見ていった後、それをどうするかということで、また本会議場の答弁はできないにしても、その後よろしくお願いしたいと思います。
こういった問題で進んでいきますと、今せっかくこの3月、4月、人口流入27人プラスとか123人プラスとかいう形で上向いているところに、何や結局というふうな形でイメージを持たれてしまう、あるいは公平性という意味でも疑われてしまうと、これ極めてよくない結果が導き出されてしまうんじゃないかなというふうに思います。そういった影響が懸念されるので、ぜひとも慎重に、かつ速やかに対策をお願いしたいというふうに思います。
次、獣害対策についてですけれども、イノシシ、鹿、アライグマなど大型獣による農作物の被害、ちょっとなかなか難しいそうで、つかまれていないということですが、これも何回にもわたってお話ししてますように、テレビ番組でも報道されて、龍間とか寺川とか、地名が既に出されていますので、人的被害をつかむということとは直接違うかもしれないけれども、本市のそういったイメージにも直結する問題でもあります。そういった意味では、イノシシとか、あるいはアライグマは結構人にかみつきますけれども、そういった被害が起こる前に対策をぜひともとっていただきたいと思います。
今回、特にお聞きしたいのが、これは飯盛山荘があった場所の隣にある民有地のゲートです。ここに白い紙が張ってあるんですけれども、これを矢印の方向に拡大しますと、「イノシシのわなに注意、大東市」というふうに書いてありますね。以前質問したときには、残念ながら大東市はそういった北河内や大阪東部の狩猟の組合とか会合に出ていないし、猟友会もないから手が打てませんという話だったんですけど、いつの間にかわなを張れるようなところまで来てるんですかね。その辺ちょっと教えてください。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 平成25年7月から大阪府の猟友会大東四條畷支部に業務を委託しまして、わな等をお願いしております。今年度も既に4月1日から委託業務をお願いしております。
以上です。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) 実際には寺川や堂山古墳近くの箱わなで何頭とれたということも、地域の森を守る人たちのホームページなどにも掲載されていましたけれども、そういったわなというのは、箱わなだけじゃなくて、くくりわなとか、あるいはがぽんとかみつくようなわなとか、さまざまな形態があります。狩猟の許可をする場合に、銃刀法でも空気銃とか火薬を使った銃とか短銃、それから散弾銃、そしてわなでも、今言いましたように、いろんな種類があって、狩猟の免許というのは、それぞれについて行うんですね。自治体が行えるのは、それらをやっていいですよという許可だけなんですけども、今、大東市でこういうふうに許可を出しているのは何わななのか、あるいはそれ以外の銃刀によるものが含まれているのかいないのか、大東四條畷の委託事業の中身をちょっと教えてください。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 銃とか、その辺の捕獲はお願いしておりません。今、捕獲方法としましては、くくりわなと箱わなを使用するようにお願いしております。
以上です。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) これも猟友会の人たちに聞いた話では、くくりわなにしても丈夫なワイヤーを切ったり、あるいは自分の足首を切断してでも激しく暴れ回る、あるいは箱わなにしても、あけるときが一番怖い。それらについては銃でしとめなさいというようなことが指導されてるそうなんですけれども、実際にはどうなっているのか。また、素人考えでは、そういったものの肉が食肉として、ルートとして市内あるいは好きな人あるいは猟友会の人たちというところで供されているのかどうか、そういった質問も来るんですけども、そこまでつかんでますか。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 委託する場合に、仕様書という形で委託内容をお渡ししております。その中では、原則として焼却処分というふうに、はっきり明記させていただいております。ただ、先ほど議員おっしゃってる、わなでつかまえてから銃等についてのお話については、うちのほうでは把握しておりません。あくまで焼却処分ということで、仕様書の中でうたわせていただいております。
以上です。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) 知らないのに、これ以上言うても仕方ないんですけども、槍状のものでとどめを刺したり、銃で殺したりということをした後の焼却になりますので、その辺で危険がないように、特に着弾したところで入っていけばいいんですけど、跳ねたりしたときに問題が起きてることもありますので、必要最低限な危機管理ということはされてると思います。そこは信じるしかないと思うんですけども。
もう一つ気になったのは、つい先日、市民会館で、こういった猟友会の方たちを集めた会議が持たれていたんですけれども、それは本市はかかわりなく、委託先がここでやったというだけのことなんでしょうかね。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 申しわけございません。今のお話については、ちょっと把握しておりません。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) 結構です。
そしたら、次ですけれども、大型獣とはちょっと違う話になるかもしれませんけど、もう一つ直接的な身体的な被害、阪奈道路でイノシシが車にぶつかったとか、そういうものじゃなくて、カラスなどへの対応ということでお聞きします。
特に皆さんが毎週出している生ごみや、あるいは最近はプラスチックごみでも、においがすればカラスが穴をあける。しかもプラスチックごみ全体が軽いので、川原なんかに運んで、その河床で穴をあけてるという姿も見たことがあるんですけれども、そういった状態が極めて好ましくない。しかも、その後もごみが散乱してしまって、回収業者の方も、どこまでバケツに入れたらいいのかという、こういう問題も出ています。こういった問題に対してどのような対応策をお持ちかどうか、お聞きしたいと思います。
○大谷真司 議長 山本市民生活部長。
◎山本了一 市民生活部長 ごみ置き場の被害につきましては、ほとんどがカラスでございます。現在、対応につきましては、防鳥ネットの設置、それから生ごみを出す際に、新聞紙に包んで見えないようにして出していただくということを対策として呼びかけております。具体的には、すき間もなく、全て生ごみということでは見えないようにするということでお願いをしております。一度食べ物が簡単に確保できると、また同じ場所にカラスは行きますので、そういった被害を受けられたところにつきましては早急に対策をしていただくように、特別にお願いに上がっているという状況でございます。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) これはすごく難しい問題だなというふうに思います。私の住む北条1丁目の玄関ドアをあけたすぐ先も、そういったごみ置き場になってるんですけれども、ブルーのネットをかけていて、すき間ができると、そこから持っていかれるということ、それを2枚にして、片方を電柱なんかに縛っておいて、終わったら持ち上げて乾燥させるというやり方をしてきたのですが、ちょっとのすき間からでも引っ張り出してしまうというような状態が続いています。ちょっと恥ずかしいので、この写真は撮りませんでしたけれども、そのかわり、今そういった問題に悩まされているのは本市だけはなく、お隣の生駒市で、あすか野自治会の方からいただいた写真をちょっと流用させてもらいましたけれども、こういった方法もあるんだなというのを思います。
ここでは、自治会や業者、学者との情報、意見交換、こういったものについて質問したいと思いますけれども、まず左側の写真ですね。これが燃えるごみと書いた看板の後ろに立っている緑色のものですね。ワンタッチで箱型になります。ふたつき、底つき、再度コーナーについては頑丈なビニール製です。これがもう一つ右側のほうに行きますと、これが立てかけてあるところですが、その前に、燃えるごみはいついつ出しますよと、そしてその看板の前に、ごみの分別はこうしてくださいね、そして一番前に警告、これにごみを捨てると罰せられますよというような案内、どこまで出したらいいんだと。
さらには、必要ならば大東市では外国人の方向けに英語なりハングル文字なり、そういった必要な掲示をしろという声もあるかもしれませんけれども、少なくともその
ごみ箱置き場、ネットの箱の置き場に対して、ごみを出す日の指定とか心がけ方とか、そういったものを同時に考えた街角のごみステーションのデザインを行政としても考えていただきたいし、あるいは先ほど申しましたように、こういった自治会の直接ごみを出したり被害に遭ったりされてる方、あるいは学校なんかでは、こういう研究もありますよというようなことがあれば、他市の問題も今写真で見ていただいたとおりですけれども、可能な限り、こういった意見交換というものから実を結んでいけるんじゃないかなというふうに思います。この辺いかがでしょうか。
○大谷真司 議長 山本市民生活部長。
◎山本了一 市民生活部長 今、議員が御指摘の部分につきましては、生駒市の現状も当部のほうでは一定把握はしております。ただ、戸別収集ということで本市では行っております。その中で、ステーションであれば一定カラスの被害も防げているような状況です。あと自治会の中で数件で1カ所に集めていただいている場所もございます。その辺につきましては、こういった一定折り畳みのごみの集積場というのも効果があるのかなという認識はしておりますけども、なかなか後の管理ということになりますと、地域でやっていただく必要がございますので、そういった部分も調整しながら、この方法について、物については結構高価なものということで聞き及んでおりますので、費用対効果、また自治会等の住民の方の御協力が得られるのか等の調整も必要でございますので、そういった部分を今後やっていきながら進めてまいりたいということで考えております。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) まさに意見交換ということでは、そういった実際の方と行政との意見調整ということも必要ですし、これは既成の製品ですけれども、そういったものを開発していきたいという、特にエコの問題とかで取り組んでるような学生がもし産業大学にあれば、そういった子たちの、あるいは学生たちのアイデアをもとに、新たに大東ブランドで、これだったらカラスに負けない立派なごみステーションになりますよと、片づけも簡単ということになるかもしれないし、自治会もそれを誇りに思えるようなものになっていけば、なおさらいいと思うんです。
今、自治会の方が後片づけ等云々と言いましたけど、僕の認識では、ほとんどのごみステーションで当番制で、その後水をかけたり、あるいはほうきで散らばったものを集めたりというのをやっておられるんじゃないかなというふうに思うんですけど、そうじゃない地域もあるんですか。
○大谷真司 議長 山本市民生活部長。
◎山本了一 市民生活部長 今、議員のおっしゃったような地域もございます。ただ、出すだけで、そのまま業者が持っていくというような地域もございますので、きっちり当番として決めてやっておられるところもないという認識でございます。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) やっぱり住みやすいまちづくりという中では、長い視点の景観もそうですけども、足元にごみが、そしてごみの日は特にそれが拡散してるというような状況では、やっぱりイメージとして悪くなってしまうと思いますけども、そういった、もうほったらかして、もし仮にパッカー車に入れて、ぱあんと破裂して散ったものでも、急いでて、これ以上は拾えないというころまで拾ってくれたとしても、何かが散らばってる状態がずっと続いていくというのは、いかがかと思うんですけど、そういう状態のところがあるということでよろしいんですか。
○大谷真司 議長 山本市民生活部長。
◎山本了一 市民生活部長 一定そういったところに関しましては、市のほうで回収に参ったりしている状況もあります。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) ちょっとショックですね。そういった方あるいはそういった地域、そういった場所の問題についても、思い切って問題を投げかけて、それで、こういう方法だったらいかがですかという提案だけじゃなくて、なぜそうなっているのか、そうせざるを得ないのかどうか、そして先ほど言いました学生や何か、あるいは教授たちのアイデアを募るという形でのそういった討論というか、意見交換会といいますか、そういったものについては可能ですかね。
○大谷真司 議長 山本市民生活部長。
◎山本了一 市民生活部長 協力を得られて進めていくのは可能であるという認識はしております。ただ、近隣の大学校の中では、そういったカラスの生態等について研究されてる学者の方がおられないということで聞いておりますので、身近なところでそういった先生方との議論は難しいのかなということで考えております。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) 直接カラスの生態を研究していなくても大丈夫、そんな心配はないと思います。確かにカラスが頭がいいとか、いろんな聞き及ぶ知識というのもありますし、水道局の前のケヤキに昨年は巣を張ってました。ことしは市民会館の事務所のすぐ上の、あれはクスの木の枝あたりに張ってました。でも、それは子育てのときに近寄ったり上ったり、窓から見て何かいたずらをしなければ、彼らは人さまに影響を与えないけれども、一たびそういう危険と認識した相手には、必ずその人が近づいただけでも後ろから頭をぽんと蹴っていったりとか、そういう行動をするというのは、僕の友達もやられて知ってます。子供を守るためにやったんですけど、その人がターゲットになって、どんな遠くからそうっと行っても見つかるというような話をしてました。でも、そういう賢さをどうのと言うより以前に、このようなごみステーションの一つの形態を見てもらいましたけれども、開発して積極的にきれいな街角、そして皆さんがまちのきれいさを自慢できる、そういう気持ちになっていただくために積極的にかかわっていただけますかという質問の趣旨ですので、その辺ちょっともう一つお願いします。
○大谷真司 議長 山本市民生活部長。
◎山本了一 市民生活部長 今、自治会、業者、学者ということでお聞きいただいてますけども、業者に関しましては、ごみの収集のときに、そういったカラスの被害の状況は確認できれば、すぐさま市のほうに情報が入ってきます。その上で、その地域に対して対応しているのが現状でございます。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) ぜひとも市民の自治意識とか美化意識とかいうところに評価できるところまで、何とかみんなで力を出しもっていけたらいいなというふうに思っていますので、引き続きよろしくお願いします。
次に、東部地域の公共交通の問題なんですけれども、実車による調査計画、現時点での進捗状況ということではちょっと答えていただきましたけれども、午前中の質疑応答でしたか、そういったところでも、いろいろ案が出されたり、あるいは現在されていることの報告が行われましたけれども、タクシー会社に影響して進めるといった場合に、車の長さ、車幅あるいは内輪差については触れられておりませんでした。また、最小回転半径というものにも触れられていませんでしたが、曲がりにくいという表現であったと思うんですけれども、そういったものを解消するとするならば、大きなミニバスよりも、車の間隔が短い、より回転しやすい9人乗りとか8人乗りのワンボックスカー、これは普通免許で乗れるサイズですけれども、のほうが5人乗りセダンよりも入っていきやすいとか、曲がりやすいとか、事故なく、あるいは添乗員を乗せずに回しやすいというようなこともあると思うんですね、実際問題として。そういったこともちょっと視野に入っているのか。先ほどの話だと、タクシー会社、事業者が、河北の指定された事業者があるもので考えていくみたいなニュアンスがすごく強いんですけども、その辺いかがでしょうか。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 まず、車のサイズの件ですけども、現在10人乗りということで、幅が1メートル88センチ、長さが5メートル38センチということで、内輪差とかいう問題ではなくて、現実タクシー会社の方が10人乗りの車を本市の東部地域を走らせていただいた結果、曲がり切れない場所とか、場合によってはUターンを必要とする場所が出てきたということでございます。ですから、その辺のところは、あくまで数字、机上の問題ではなくて、現状主義で確認させていただいております。
次に、8人乗りとかいう形にしますと、車の中の通路がとれない。ですから、8人乗りにしますと、後ろが6人になるんですけども、一番後ろの方が出ていただこうとなると、6人の方に全員立ってもらわないと出れないという状況になりますので、8人乗りは採用を見送っております。10人乗りになりますと、ちょうど真ん中に通路がありますので、移動していただく方も最小限度で済むということで、今10人乗りを念頭にしております。
以上です。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) 俗に言うウオークスルーというやつですね、一番後部座席からドアまで行けるという。そういう説明だと少しわかりました。それらについてもう一つ考えていただきたいのが、今、普通のセダン型のタクシーでも、折り畳みの車椅子などは運転手さんに言うと、後ろのトランクをあけてくれて、入れて一緒に乗ることができます。こういった試乗車といいますか、今実車で使っているようなものは、リフトつきで車椅子ごと上がれるタイプなのか、そうじゃなくて、全く車椅子とか等の対応、対策についてはまだ考えてないのか、その辺はどうでしょうか。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 現在、この試乗につきましては、あくまで傾斜地ということで、交通不便地的な考えで、今、議員おっしゃったような車椅子の対応等については考えておりません。
以上です。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) わかりました。そして、調査前の自治会への説明、これを特に地区ごとに細かく開催してほしいという要望が上がってるんですけれども、そういったことは可能ですか。
○大谷真司 議長
濱本街づくり部長。
◎濱本賀聖 街づくり部長 まず、委託のタクシー業者が決まりましたら、そのタクシー業者とともに、物理的に運行できるルート並びに設置可能な停留所をまず決めさせていただきます。その後に試乗という形ですので、地元の区長さんを初め老人会等へ御説明に寄せていただきます。ただ、そのときに、かなりの御要望は出ると思いますけども、あくまで今の10人乗りのサイズで行けるところということで御承知願いたいと、こう思っております。
以上です。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) わかりました。その方たちにも当然意見を聞いて、さらに参考にしていくということだと思いますので、ぜひともよろしくお願いします。
最後に、障害者自立支援について伺います。
お話の中でも就労支援の問題なんかもちょっと出てきましたけれども、やっぱり離職者を減らすといいますか、実際に働き出したら、喜びを持って働き続けられる環境整備、これが一番求められると思うんですけれども、本市での取り組み状況はどうでしょうか。
○大谷真司 議長 北崎福祉・子ども部長。
◎北崎忠良 福祉・子ども部長 障害者の就労支援の取り組みでございますけれども、本市では、ちょうど今年度の夏ごろをめどに障害者の職場定着支援事業を実施する予定でございます。内容としましては、障害者支援施設を退所後、一般企業に就職された方を対象に支援員を職場に派遣する制度でございます。企業の担当者と障害者とのパイプ役を担っていただきます。あわせて、支援員に対して助言、指導を行い、就労支援計画等の作成を行う指導員の設置事業も同時に行う予定でございます。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) この春に大手企業が家族の皆さんにということで、お花見みたいな、単純なものじゃなくて、ほんまに餅つきからステージから模擬店から、いろいろな行事に家族の方を慰労するというために、広い会場いっぱいに実施されていたところを見る機会があったんですけれども、そこでは、本市の働いている方がその企業の担当責任者というのかな、どういう立場かちょっとわからないんですけれども、今のお話だと、本人と企業とを結ぶ、あるいは大東市が支援するパイプ役という言葉でありましたけれども、それも豊中なんかに視察に行きましたときに、立派なことだと思うんですけれども、その企業そのものにそういった障害者の就労をまさにサポートするような部署あるいは人を配置していただいて、すごく安定して働き続けられる環境というものが、だからでき上がってたん違うかなと。当然行政のサポートや家族や、いろんなサポートもあると思います。
その子は、テレビなんかでも取り上げられて、大東市でも、出てたねと、こう言われるくらい頑張ってる子なんですけども。そういった条件、単にその子を直接サポートするというだけじゃなくて、企業そのものにそういう担当責任者を置いていただくというところまで、今お話しされた指導員の方々は追求ができるんでしょうかね。
○大谷真司 議長 北崎福祉・子ども部長。
◎北崎忠良 福祉・子ども部長 支援員の働きについてですけれども、考えておりますのは、今説明しました中身で、あくまでも企業と、それから就職された方とのパイプ役ということですので、企業に対して支援員の方がどこまで対応できるかというところは、少しこれから研究してみなければならないところだと思います。ただ、この支援員さんは、やはり企業の方にもより働きやすい、障害のある方が働きやすい、続けてもらえるような形でお話をしていくという役割は当然担っていただくものと考えております。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) やっぱり働くということは社会貢献とか外へ目を向ける、生きがいのある活動になってほしいと思いますので、ぜひともその取り組みもよろしくお願いします。
通告していましたグループホームの問題と、あとその後の住まいのあり方等については質問が重複する部分が大きいので、その次、優先調達推進法の施行に伴う本市の策定状況について伺いたいと思います。
○大谷真司 議長 北崎福祉・子ども部長。
◎北崎忠良 福祉・子ども部長 優先調達方針の策定状況についてでございますけども、平成25年4月に障害者優先調達推進法が施行され、市町村において障害者優先調達方針の策定が義務づけられております。本市におきましては、法の趣旨に基づき、関係各課と協議を重ねながら、本年9月ごろをめどに策定する予定でございます。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) ぜひとも市内の授産所あるいはその団体等がいろいろなものをつくっています。僕らも式典なんかに呼ばれたときに、アルバム帳の表紙をさおり織りでつくってくれていたりとか、いろいろな食べ物なんかも特徴あるものがつくられています。そういったものを例えば放課後児童センターとか、要するに学童保育ですね、児童クラブのほうです、済みません。そういったところのおやつにこういったものを提供するというのはいかがですかと。市内同時に、全ての児童が同じ物を食べるというんじゃなくても、今月はここでボーロのお菓子、それが次の週には、次の週にはという形で小規模で回していけば、そういった障害児のつくったものが市内全域に回っていくということも可能だと思います。
時間がないので、ちょっと失礼します。その優先調達法は市でもされてるし、9月にさらに充実されるということですが、今、本庁舎と食堂の間のわずかなピロティーで机1個置いて、それでクッキーを売ったり、ハーブ石けんを売ったり、いろいろなつくったものを売りに来られている方がいます。ただし、食堂に通われるのはほとんどが職員の方で、市民の方には認知されにくいという問題があります。これを本庁のロビーなりに机を置いて、そういった方たちと市民の方たちの交流が同時に図られるというのはいかがでしょうか、可能ですか。
○大谷真司 議長 田中総務部長。
◎田中祥生 総務部長 現在、厚生棟前で物品の販売を許可させていただいておりますのは、あくまでも障害者福祉施策の推進と、こういう観点から、物品の販売でありましても許可をさせていただいてるというところでございます。今、御提案のありました玄関ロビー等での、いわゆる庁舎内の物品販売につきましては、市役所に訪れていただく皆さんの動線あるいは業務への影響、それからスペースの問題等がございまして、許可をさせていただくのはなかなか難しいかというふうに考えております。
ただ、正面玄関前等に、きょうは食堂前で物品販売を行ってますよというような看板の設置などは工夫によりできるのではないかと思っておりますので、御理解いただきたいというふうに思います。
○大谷真司 議長 13番・飛田議員。
◆13番(飛田茂議員) ありがとうございました。
○大谷真司 議長 お諮りをいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会をしたいと思います。これに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」の声起こる〕
○大谷真司 議長 異議なしと認めます。よって本日の会議はこの程度にとどめ、延会することに決定をいたしました。
傍聴者の皆様、本日は熱心に傍聴をいただき、まことにありがとうございました。
この大東市議会は、より開かれた議会を目指し、これからも種々取り組んでまいりますので、皆様の御理解と御協力を今後ともよろしくお願いを申し上げます。
本日はこれをもって延会をいたします。どうも御苦労さまでした。
午後4時42分延会
会議録署名議員
大東市議会 議 長 大 谷 真 司
〃 議 員 中 村 ゆう子
〃 議 員 北 村 哲 夫...