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  1. 大東市議会 2003-09-26
    平成15年第 3回定例会−09月26日-04号


    取得元: 大東市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-18
    平成15年第 3回定例会−09月26日-04号平成15年第 3回定例会          平成15年第3回大東市議会定例会会議録 〇 議 事 日 程      平成15年9月26日(金) 午前10時開議  (第4日目) 日程第 1 会議録署名議員の指名について 日程第 2 一般質問 日程第 3 請願第 2号 交通バリアフリーの推進と渋滞緩和を求める請願書 日程第 4 議案第50号 大東市立児童デイサービスセンター条例について 日程第 5 議案第51号 大東都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例について 日程第 6 議案第52号 大東市立テニスコート条例の一部を改正する条例について 日程第 7 議案第45号 平成15年度大東市一般会計補正予算(第1次)について 日程第 8 議案第46号 平成15年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第1次)について 日程第 9 議案第47号 平成15年度大東市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1次)について 日程第10 議案第48号 平成15年度大東市火災共済事業特別会計補正予算(第1次)について 日程第11 議案第49号 平成15年度大東市介護保険特別会計補正予算(第1次)について 日程第12 認定第 1号 平成14年度大東市一般会計歳入歳出決算について 日程第13 認定第 2号 平成14年度大東市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について 日程第14 認定第 3号 平成14年度大東市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算について
    日程第15 認定第 4号 平成14年度大東市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について 日程第16 認定第 5号 平成14年度大東市火災共済事業特別会計歳入歳出決算について 日程第17 認定第 6号 平成14年度大東市老人保健特別会計歳入歳出決算について 日程第18 認定第 7号 平成14年度大東市諸福中垣内線整備事業特別会計歳入歳出決算について 日程第19 認定第 8号 平成14年度大東市都市開発資金特別会計歳入歳出決算について 日程第20 認定第 9号 平成14年度大東市介護保険特別会計歳入歳出決算について 日程第21 認定第10号 平成14年度大東市水道事業会計決算について 日程第22 議会議案第14号 議員の派遣について 日程第23 決議第 4号 道路整備の推進及びその財源確保に関する意見書 日程第24 決議第 5号 携帯電話の利便性の向上と料金引き下げを求める意見書       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 本日の会議に付した事件 議事日程第1から第24まで       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 出 席 議 員(19名)     1番 山 元   学 議員   11番 中 野 正 明 議員     2番 内 海 久 子 議員   12番 三ツ川   武 議員     3番 中 河   昭 議員   13番 中 谷   博 議員     4番 川 口 志 郎 議員   14番 中 尾 久 夫 議員     5番 澤 田 貞 良 議員   15番 塩 田 一 行 議員     6番 古 崎   勉 議員   16番 千 秋 昌 弘 議員     7番 豊 芦 勝 子 議員   17番 松 下   孝 議員     8番 松 浦 恭 子 議員   18番 植 田   実 議員     9番 寺 坂 修 一 議員   19番 岩 渕   弘 議員    10番 松 原   進 議員       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 地方自治法第121条による出席者        岡 本 日出士   市長        田 口 幹 雄   助役        前 田   進   収入役        中 口   馨   教育長        山 田 司 郎   水道事業管理者        谷 崎 俊 弘   政策推進部長        竹 平 正 人   総務部長        東 村 啓 典   市民生活部長        田 中 明 文   福祉保健部長        乘 本 良 一   人権推進部長        児 嶋   徹   都市整備部長        増 田 靖 夫   下水道部長        岩 田   彬   消防長        山 口   公   水道局長        黒 田 信 二   教育委員会事務局管理部長        近 重   修   教育委員会事務局指導部長        吉 村 元 志   教育委員会事務局生涯学習部長        今 井   清   総務部参事       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〇 議会事務局職員出席者        西 川   昇   事務局長        向 井   博   事務局総括参事        平 井 正 俊   事務局上席主幹        松 川 輝 美   事務局主査        加 藤 真 也   書記       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午前10時03分開議 ○中河昭 議長  おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しております日程表のとおり定めておりますので、これによりご了承いただきたいと思います。  次に、日程に先立ちまして、議会運営委員会委員長からご報告願います。寺坂議会運営委員会委員長。 ◆9番(寺坂修一議員) (登壇)おはようございます。  過日開催されました議会運営委員会のご報告を申し上げます。  議会議案第14号「議員の派遣について」の件を提案いたしますので、即決でお願いいたします。  次に、決議第4号「道路整備の推進およびその財源確保に関する意見書」及び決議第5号「携帯電話の利便性の向上と料金引き下げを求める意見書」の以上の2件を提案いたしますので、即決でお願いいたします。  また、平成15年12月定例会の日程については、お手元に配付しておりますので、会期日程(案)のとおり予定いたしておりますのでよろしくお願いいたします。  以上、報告を終わります。 ○中河昭 議長  この際、事務局長より諸般の報告をいたさせます。西川事務局長。 ◎西川昇 事務局長  諸般のご報告を申し上げます。  まず、議員の出席状況の報告でございますが、本日の会議におきます現在までの出席議員数は18名でございます。  なお、松下議員から遅刻の申し出がありました。  以上、報告を終わります。 ○中河昭 議長  これより議事に入ります。  日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、内海議員及び川口議員を指名いたします。  次に、日程第2、一般質問。  昨日に続き、一般質問を通告順により発言を許します。  なお、昨日も申しましたように、発言時間、回数については、会議規則および議会運営委員会の申し合わせにより制限されておりますので、発言者は簡潔に質問並びに答弁されるよう最初にお願いしておきます。  昨日は、豊芦議員の質問で終わっておりますので、本日は三ツ川議員より質問を許します。  12番・三ツ川議員。 ◆12番(三ツ川武議員) (登壇)おはようございます。けさ早朝、北海道の地震震度6ということであります。被害を受けられました皆さんに心からお見舞いを申し上げたいと思います。  私は、人生は常に夢、希望、目標を高く掲げて、その方向に向かって努力すると、改革、現状打破のチャレンジ精神でどれだけその意識を貫くかであると思います。星野阪神は、夢に日付を入れたと話されていました。新民主党が発足して、いよいよきょう国会が招集されたと。そこで管、小沢の二枚看板と小泉政権、11月衆議院の選挙が闘われる。既に世論調査も期待する政権の形態は、自民党軸か民主党軸かという2大政党に対する期待の芽が出ているということであります。政党は政策で戦い、新民主党は数値目標、期限、財源をきちっと書いて政権公約、いわゆるマニフェストを有権者に示し、政権交代を訴えます。  イラクへの自衛隊年内派遣決めたということであります。テロ特措法改正、正式発表は11月9日と、総選挙投票日後に行われる可能性が高いとけさの朝日新聞は報道いたしております。政官業の癒着した事件、公共事業がよいのか、地方分権により仕事と税源を移譲する、それともひもつき補助金で官僚支配の政治を許すのかと、民主、民間指導、市民中心主義の政治をつくるのか、景気回復はいつ来るのか。国民の生活不安の解消はされるのか、大いに政策で闘ってほしい。そして、11月衆議院選挙で棄権のない投票行動を起こし、自分の1票で自分たちの生活を変えていただくと、政治も暮らしも国民一人一人の意識で変わることができることをまず訴え、私は民主党の党員として自分の名誉や私利私欲の毒まんじゅうのような話でなく、社会正義に照らした公正、公平とルールを重んじたスポーツマンシップの考え方で貫きたいと思います。文化とスポーツの振興を目指す。そして、平凡な市民生活を目指して改革、挑戦の姿勢を追求してまいりたいと思います。  前置きが長くなりましたが、13日の老人福祉大会での市長のあいさつでありますが、非常によかったと思っております。中身があったと。その中で、感謝状を授与される5人のうちの1人が、式典の直前まで来賓席のところにおられました。そして名前を呼ばれたときには姿が見えなかったんですが、少し前まで来賓の席のところに座っておられたんです。感謝状の授与される席に移動するのに、何らか本人さんにあったんではないかと思っております。それ確かめていただいて、結果どのようになったのかまた後で教えていただきたいと思いますが、高齢者にはやはり送迎の配慮とか、金婚者の生活実態等の事前調査も必要ではないかというふうに感じたわけであります。質問をいたしてまいりたいと思います。  市長の文化、スポーツに対する理念ということでお伺いをいたしたいと思っております。  それから、市の連盟や組織に加入する高齢者、障害者、その他の団体が市を代表して北河内なり大阪の大会に出場する際に、市のワゴン車を貸してもらわれへんかという要望があります。その点について、どのようにお考えなのか。  また土・日・祝のグラウンド、深北治水緑地やなみはやドームの方に向かっての、いわゆるシャトルバス、これも何回も訴え出ておるわけでありますが、いよいよことしも我々最終の年度でありますので、考え方を確認させていただきたいと思います。  龍間の広場のスコアボード、非常に設置についてご努力をいただきましたことについてまず感謝を申し上げ、現状あの球場はどのような種目が利用されているのか、野球以外にどこが使われてるのかということをお聞かせいただきたい。  それから、この夏に教職員の研修が大変多種目にわたって行われたと聞いております。その辺の成果をお聞かせいただきたいと思います。  そして、ヒートアイランド対策であります。  これも何回も訴え出ておりますが、大阪府の指導はどういうことになってるのか、それに対して市はどう受け止めているのか。また屋上緑化の問題やとか、家庭での花運動、また最近新聞で報道されておりましたが余り水を利用した散水対策、みんなで打てば何でもよくなるということであります。この辺の考え方について、ひとつお聞かせをいただきたい。  それから、放置自転車であります。  これも巡回回数もふやしたということであります。しかし、一つも市民の側から見ますと、特に住道駅前、私は目につくわけでありますが、改善がなかなかいかない、根本的なことについて特に絶対数をふやすということと、周辺500メーター以内の人に対する対策、この辺がどうなるのか。また同時に、周辺の民地にとめられて困っておりますと、そういう話であります。近隣市の自転車もたくさん来ておるわけでありますけども、これは住道駅に関しての話ですが、そこら辺両方ともどっちも置いたり置かしてもらったりということだと思いますが、そこら辺の考え方についてお聞かせをいただきたい。  それから、処分自転車が有料処分しているということでありますが、この辺の問題についてリサイクル運動等でNPO団体が無料で譲り受けたいとかいろんな話がありますが、そこらのことについてはどのようになっているのか。  最後に、交通バリアフリーの問題であります。  基本構想の取り組みは、どんどん進めていただいておるようであります。しかし今日、高齢者、障害者などが歩道、また電動自動車を運転されていると障害者の人たちが悪い、車優先の考え方のように思います。この辺に対する市の考え方、もっと市民に対してバリアフリー法の趣旨の徹底というものを啓発すべきではないかと思っております。  住道駅前には川中新町という大きな団地があります。ここには1,500からの世帯が住まいされております。道路は管理組合ということで、この辺には交通バリアフリー法の適用があるのかどうか、また市はどういう対応をされるのかお聞かせをいただきたいと思います。  2回目の質問を留保いたしまして、降壇いたします。よろしくお願いいたします。 ○中河昭 議長  岡本市長。 ◎岡本日出士 市長  (登壇)けさ未明、北海道南沖でマグニチュード8という大変大きな地震が発生いたしました。地震とともに津波でも数百台の車が波に持っていかれたというようなニュースが報道されました。被害者の皆様に厚くお見舞いを申し上げたいと思います。  我々も災害いつ起こるかわからないということにつきまして、常にどんな事態が起ころうとも万全の体制を整えておくということが大切であるということを改めて思い知らされたわけでございます。今後とも、防災体制について議員の皆さん方のご協力をよろしくお願いを申し上げたいと思います。  さて、質問でございますけれども、文化、スポーツのまちづくりの利便についてということでございます。  文化、スポーツビジョンについて、私の施政方針でも述べましたように、文化、スポーツはいつの世にありましても、人の心の潤いとか元気とか、豊かさやら勇気やらいろんなものを与えてくれるものであると思っております。
     昨今は、物の豊かさから心の豊かさが重視され、平成13年には「文化芸術振興基本法」が制定されるなど、本市においても生涯学習、文化、スポーツに対する市民のニーズはますます高まっています。さらに、市民が文化、スポーツ活動に関心を持ち、参加する機会と基盤を確立できるよう努力していきたいと思っております。  厳しい環境の中にあっても頑張っている市民の皆さんを応援し、市民の皆さんが生きがいと潤いのある充実した生活を営み、活力ある地域社会をつくり上げていくためにも、これまで進めてきました文化、スポーツのまち大東を推進してまいります。今後も、議員の皆様のご理解とご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。 ○中河昭 議長  吉村生涯学習部長。 ◎吉村元志 生涯学習部長  (登壇)所管事項について、お答えをいたします。  まず、市の連盟や組織に加入する高齢者、障害者団体が、北河内大会や大阪府大会へ出場の際、交通手段としてワゴン車の貸し出しができないかとのご質問でございますけれども、大阪府大会、北河内大会への出場は、日ごろの練習の成果があらわれ、選手にとって名誉であり、大変喜ばしいことでございます。  スポーツ振興課が関与する大会としては、大阪府総合体育大会北河内総合体育大会の共催をしており、大阪府大会へは平成14年度、15年度はそれぞれ7種目と大変多くの選手が出場いたしております。交通手段につきましては、各自でお願いをしているところでございます。  参考として、北河内各市におきましても、車での送迎を行っておりません。なお、高齢者や障害者の方々の出場に際する交通手段におきましては、市の公用車の貸し出しは安全面を考慮し基本的には行っておりません。しかし、必要に応じて障害福祉課等の関係課と連携をとりながら、条件の許す範囲で対処してまいりたいと考えております。  次に、土・日・祝日の各スポーツ施設への送迎についてですが、これまでにも検討してまいりましたが、現時点では困難でございます。そのためそれぞれのスポーツ各施設へのアクセスにつきましては、バスや車、自転車等によりご利用していただきたいと考えております。  次に、龍間運動広場の利用状況についてでございますけれども、平成14年度の内訳は硬式野球、軟式野球、ソフトボールで97.9%、サッカーで2.1%でございます。  スコアボードの設置を機に、野球、ソフトボール等の専属にしてはどうかとのご質問でございますけれども、先ほど述べましたように、野球、ソフトボールの利用率が最も多く、スコアボードが設置されれば大会等の活用がより多くなることが予想されますが、サッカーも一部利用されておられる市民の方々もおられます。龍間運動広場は野球、ソフトボールだけでなく、球技ができる運動広場として設置されたもので、市民に広くご利用していただくことが必要と考えております。  以上でございます。よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 ○中河昭 議長  近重指導部長。 ◎近重修 指導部長  (登壇)当部所管事項についてお答えいたします。  教職員の研修はどのようなことをし、成果の期待はということでございますが、本年度、大東市教育委員会主催の公立幼稚園、小学校、中学校対象の夏期研修会は、7月23日から8月29日まで、延べ19日間、教諭に対しましては16項目、管理職に対しましては3項目の研修を行い、延べ750名の参加がありました。  主な研修内容といたしまして、プロジェクトアドベンチャー、生徒指導、特別な教育支援を必要とする子供にかかわるための研修、道徳教育、障害教育、習熟度別学習、同和問題、男女平等、評価、不登校、パソコン等でございます。  どの研修も2学期以降の各学校園の諸問題に適応する研修会であり、参加者に大好評でありました。さらに参加者が研修の成果を各学校園で職員に広めることで、なお一層効果が上がることを考えております。  以上、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 ○中河昭 議長  東村市民生活部長。 ◎東村啓典 市民生活部長  (登壇)所管事項につきましてお答えを申し上げます。  ヒートアイランド現象についてでございますが、ヒートアイランド現象が発生いたします主な原因といたしましては、冷房室外機や自動車などのエネルギー消費による人工排熱が多いことに加えまして、水面、農地、緑地の減少や日差しを吸収いたしましたコンクリート面などからの蓄熱、輻射熱が増加することによりまして、熱がたまり高温化すると考えられております。  現実に、大阪市内の気温の状況は、1970年代と1990年代で比べてまいりますと、年間平均気温で約1℃上昇、真夏日の出現回数は65日から72日間に増加し、熱帯夜は27日から38日に増加いたしております。気温の上昇傾向は、近年顕著にあらわれてきております。  また、東京におきましても、過去100年間におきまして約3℃の気温上昇が観測がされ、健康への影響が懸念されておりますことなどから、先ほど議員もご指摘ございましたように、都内のヒートアイランドの緩和を実証するために、先人の知恵に学び取り組む催しとして、「大江戸打ち水大作戦」が約34万人の参加のもとに行われてまして、その結果、約1℃気温を下げる効果があったと伺っております。  しかし、ヒートアイランド現象を引き起こします各要因につきましては、それぞれどの程度上昇に寄与しているのかは定量的に十分解明をされていないのが現状でございます。そのため大阪府におきましては、平成16年度をめどにヒートアイランド対策推進計画を策定をいたすことといたしております。  計画の策定に当たりましては、この平成15年6月に学識経験者で構成されます大阪府ヒートアイランド対策検討委員会が設置され、ヒートアイランド対策の手法やその効果、調査の方法、予測方法などについて検討されています。  本市といたしましても、府の検討結果を踏まえまして、市域でとり得る具体策について大阪府と連携をしながら今後検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解を賜りますようお願いを申し上げます。 ○中河昭 議長  児嶋都市整備部長。 ◎児嶋徹 都市整備部長  (登壇)都市整備部所管事項についてお答え申し上げます。  まず、放置自転車対策についてでございますが、住道駅周辺では住道駅前西線より府道住道停車場線並びに駅の南側周辺を重点に啓発・指導の巡回を行い、その後撤去作業に入っております。しかし、作業後に放置された自転車については時間的な制約や作業ルートの関係上、撤去できていないのが現状であります。  なお、今後の対策につきましては、作業ルートや撤去時間帯の変更等を検討してまいりたいと考えております。  次に、駅周辺500メートル以内の人に対する対策と民地にとめられて困っておられるとのご質問でございますが、駅周辺にお住まいの方々については、なるべく歩いていただくよう啓発いたしております。民有地内への放置などにつきましては、行政指導ができないことから自己防衛手段をとっていただくよう協力をお願いいたしております。  また、隣接市の居住者の利用はどのくらいかとのご質問でございますが、住道駅周辺における駐輪場の利用状況は、東大阪市の方が約3割程度利用されており、四条畷駅周辺における駐輪場の利用状況は四條畷市や寝屋川市の方々が大多数を占めておるというような状態でございます。なお、鴻池新田駅におきます駐輪場につきましては、本市の方々が約3割程度利用されているようでございます。  駅周辺での自転車台数につきましては、市域をまたがり広域的に自転車を利用されており、基本的には駅のある地元市が駅周辺に自転車放置禁止区域を設定し、対策を行っているのが実情でございます。  また、自転車の処分については60日間保管し、処分告示後廃棄処分を行っており、リサイクルにつきましては福祉の視点から譲渡することができる福祉団体は、「大東市保管自転車の無償譲渡に関する事務取扱基準」を定めて、大東市内の障害者授産施設に限定して6カ月の保管後に自転車の無償提供を行っております。  なお、リサイクルの対象団体等の拡大については、自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合促進に関する法律により6カ月間の保管が必要となってまいります。保管場所の確保の問題もあり、困難な状況であると考えます。  よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、交通バリアフリーの関係でございます。  交通バリアフリー基本構想の取り組みの進捗につきましては、先日の山元議員にお答え申し上げました内容のとおりであり、本年中の策定を行いたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。  それで、交通バリアフリー法の趣旨でありますが、高齢者の方々、それから身体障害者の方、そのほか妊産婦の方など、公共交通機関を利用した移動の利便性及び安全性の向上を促進するため、駅、バスターミナル等、あるいは鉄道車両、バス等のバリアフリー化を推進する。また、駅などの旅客施設を中心とした一定区域において市が作成する基本構想に基づいて旅客施設、駅周辺の道路、駅前広場、信号機等のバリアフリー化を重点的かつ一体的に推進することとなっております。  ご指摘の市民の皆さんに対しての啓発につきましては、現在、本市のホームページに交通バリアフリーとして掲載いたしておりますが、今後、広報だいとうにおいて高齢者、障害者等が安心して利用できる形での施設整備を図る、いわゆるユニバーサルデザインの考え方に留意いたしまして啓発を行いたいと考えております。  交通バリアフリー法においては、駅から徒歩圏内にあり、高齢者、身体障害者等の方々が日常生活などにおいて利用される官公庁施設、福祉施設等との間の主な経路を構成する道路、駅前広場等のバリアフリー化を推進していくことを目的といたしております。  川中新町団地内の道路は、ご指摘のとおり管理組合が管理している施設内の通路であり、交通バリアフリー法でいう道路には該当せず、道路管理者としての守備範囲の適用も受けませんので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。  また、ご指摘の高齢者、身体障害者等の日常生活の利便性、安全性の向上を基本としたバリアフリー化につきましては、交通バリアフリー法それから大阪福祉のまちづくり条例における考え方を推進してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○中河昭 議長  三ツ川議員。 ◆12番(三ツ川武議員) 市長の方からも文化とスポーツということで、推進をしていくというその理念についても聞かせていただきました。  これ実は、あるスポーツ団体の役員さんが、言葉は非常にええねんと、しかしもうちょっとソフトの面で──例えば大阪大会があるという場合も、大阪も広いですから今度貝塚であると、ある団体ですが。そういうところへ大変やねんと。だから、せめて何でもかんでもということじゃないと、やっぱりそういうところはケース・バイ・ケースでの扱いということを考えてもらいたいと、こういうご意見であります。私は、市民の声をここで率直に市民の目線で理事者の皆さんに申し上げて、そしてご理解をいただいて住みやすい町、文化とスポーツを振興していくという立場で代弁しているわけであります。来年選挙であります。必ず皆さんの声を代弁しますと、ここで代弁させてもらってるわけです。  そういう意味で、画一的な解釈じゃなしに、やっぱり僕その辺のところは大切にしていただきたいなというふうに思うんです。時代が変わっておりますから、車社会であります。駐車場もなかなかとれないというようなこととかいろいろありますので、私は特にそういう弱い人、社会的弱者という高齢者、障害者、女子の皆さんとか、そういう方の団体とかということについては、やっぱり十分な配慮というのが必要ではないかというふうに思ってるんです。そういうご指摘があったことを市長に申し伝えておきたいと思います。ぜひひとつソフトな対応をお願いいたしたいと思っております。  特に、今日の政治の場で要求されるものというのは、いわゆる改革であります。戦後の第3番目の大きな今日までの改革ということで、やっぱり挑戦していこうと、挑戦なくして改革もないと思うんです。  先ほどから答弁いただきました。どの答弁も僕この任期でも2回、3回とここで申し上げてるわけであります。これ一遍にいく問題、いかない問題たくさんあります。例えば、先ほどの大江戸の打ち水の問題でも、既にもと相撲取りの大鵬さんを中心にみんなでやろうと言ってやったら、1℃から2℃の温度は下がったと。だからやればやれるということで、私は大東の場合は鴻池の処理場のきれいな水が寝屋川へ放流される、そういう水もあるわけですし、どんどん浄化槽の、またくみ取りの業者の方も公共下水の普及に伴って仕事がないというような話もよく聞きます。散水車の1台や2台はあるんではないかと思うんです。前回も申し上げましたけど、既に門真ではやってると聞いております。ぜひ人が集まる、集合するような場所にやっぱり率先してやっていく、そして地域の住民の皆さんにもちょっと皆さんいろんなため水をお願いしますよという指導、そういう住民を巻き込んだ事業ということがこれから僕は大切ではないかというふうに思ってるんです。その辺の考え方について、ぜひこれはひとつもう一度お答えをいただきたいんです。  あちこちになりますが、バリアフリーの問題ひとつにしましても、きのうも山元議員も一生懸命話されておりましたけども、道路の実態調査を1回早いことしてもらいたい。これ行政やとか、例えば電柱やああいう問題について道路標識が歩行者の車いすが通るということについての配慮が全くされずに立てられてると。これは以前から立ってる分もありますし、今新しく立てられる分にもそんな感覚なんです。そこらのやっぱり意識の改革ということが、非常に僕はやっぱり住民本位という立場からいきますと、大切ではないかというふうに思うんです。  我々一人一人が気をつけていくと、そして気のついたところは郵便局員さんにもお願いする、当然だと思いますが、役所に勤める者の先頭として、我々先頭になってやっぱりみんなでちょっとずつ改善、改革をするという頭の切りかえ、考え方をこの機会に植えつけていかなければ、住民の皆さん方の参加のご協力にならないのではないかと思います。  そういう意味での、この駅前団地の問題にしましても、きのうもNHKでやっておりましたけども、例えばこの団地5階建てでエレベーターがない、そして管理組合ということで古い建物二十何年になりますが、いろんな点で障害が出てきています。しかし、やっぱりこれ大東の住民であります。「そりゃ、知りまへんで」ということになるのかどうかというような問題を含めて、いろいろこれからバリアフリー法、福祉にやさしいまちづくりとかいろんな法律ができましたら、ここらの問題がどういうふうに考えておられるのか。亀井さんはこの間総裁選に出ておられましたけども、「公共事業も共同溝つくってやったらええねん」と、「そういう予算どんどん使おうやないか」という発言をされておりました。私はそのとおりやと思っております。この辺の考え方について、ひとつそれぞれの所管の立場でお話を聞かせていただきたいと思います。  また、ぜひ周辺の土・日・祝のイベントに対するバスの巡回についても、やはりこれも──この間も市民まつり、大変花火やとか夜の部分も皆さん感激をされておりました。参加がふえてくると。しかし、南の端の朋来とかそういうところから自転車で来いと言えばそれまでなんでしょうけども、どうして参加するのかという問題がたくさんあると思うんです。やっぱりここらの問題についても、やはりこれは巡回バスを走らせてもらうという配慮を考えてほしいと思います。  放置自転車の問題であります。放置自転車で、問題は今までのやり方でいくとなかなか解決しないと、二、三日前に車の駐車の問題で民間委託をすると、放置自動車に対してはステッカー張って、デジカメで撮影して徹底した取り締まりをするとかいういろんなことが新しい考え方として出されておりました。私はやっぱり試行錯誤をしても、そういう新しい考え方を民間の人の協力でやっぱりやるべきではないかと。きのうもテレビで空き巣に入られると、たくさん集中して入られる、それに対し空き巣突撃隊やということで、近所の人たちが見回りをやって、去年は6件あったのがことしはゼロになりましたということをテレビでいろいろ報道されておりました。  500メーター周辺の人が来られる、またお買い物に来られてすっと置いていかれる人とかということでございますが、ここらの問題を含めてもう少し民間を活用するという考え方で、この辺を整理を1回していただいたらどうかというふうに私は思っておるんです。だから、この500メーターの人、歩け歩け運動をする、または健康と結びつけた一つの町の運動とかというようなことと結びつけて、町ぐるみで歩くようなことをやってもらえればこれは非常ににありがたい。口で言うのは簡単ですが、そんな私はともかく地域住民の皆さんと一緒になってそんな近くから自転車乗らんでもええやないかと。そのかわり歩いたら何か特典あんねんと。当たりくじやこうもあるかもわかりませんけど、健康には間違いなしにいいということはわかるんですけども、そういうことに対してのやっぱり発想を皆さんの方から提案してもらうと、そしてそれを実行してもらえるような提案を出していただければ非常にありがたいなというふうに思っております。それでないと、近所やとかやっぱり障害のある人たちがブロックの誘導の部分わからないとかいろんな苦情があるわけであります。こんな問題についても、お聞かせいただきたいと思います。  学校の先生の研修ですが、日本の先生方は生徒指導で自信ありますよという人は6%しかいてへんと、諸外国では非常にもっと高い率であると。こういうことに対して、やっぱりそこらいろいろ研修は大変多くの皆さんが参加されてご苦労さんやと思っております。  しかし今、お母さん方ご父兄は、非常に学力低下ということに対してご心配されてるというのが調査の中で明らかになっております。そういう中で、やはり今お母さん方、子供たちが望んでいる研修指導というのが何なのかということをやっぱりもっと的確に僕やってほしいなということも感じたんです。その点についても部長の考え方あれば、ご指摘いただきたいというふうに思います。 ○中河昭 議長  東村市民生活部長。 ◎東村啓典 市民生活部長  議員ご指摘のヒートアイランドを初めといたします地球環境問題といったものが、世情広く認識をされるようになってきたわけでございますけれども、それが個々人であるとか、あるいは一人一人の段階になってまいりますと、まだなかなかというような状況でございまして、議員ご指摘のそういった手法も市民参加、あるいは市民運動の展開をする過程の中で、議員ご指摘の手法も視野に入れながら今後精査をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○中河昭 議長  児嶋都市整備部長。 ◎児嶋徹 都市整備部長  まず、交通バリアフリー関係の基本構想策定に当たって、総点検を実施されてはどうかということでございますが、この交通バリアフリー基本構想の策定に当たりまして、今資料づくりを行っております。その中で当然、駅周辺または公共施設との連絡道路の点検も行っており、この11月にはこれらを審議していただく委員の皆さんにも一度回っていただくというようなことを考えております。  それと、団地内道路の関係でございますが、最近では当然大きな団地をつくられるときは、開発指導の中でバリアフリーについては指導いたしておりますが、古い団地でまだできていないというようなところにつきましては、これは交通バリアフリー法等の意義を十分啓発していきたいというふうに考えております。  また、自転車関係で放置自転車対策についててでございますが、民間の協力で対策を講じていったらどうかというようなことでございますが、本市においては自転車条例──自転車の放置防止のための条例をこしらえてから約20年弱になろうかと思います。その間、いろんな形で試行錯誤してまいりましたが、結局は撤去しかないというのが現状でございます。  しかし、それではいかんだろうというようなことで、前年度におきましても、駅前で放置をしないでくださいというようなことでPRもやってみました。そのようなこともやっておるわけなんですが、今後、幅広く市民の方々からこうしたらいいんじゃなかろうかというようなご提案がありましたら、またその辺も十分参考にしながら何とか放置自転車対策をしてまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○中河昭 議長  近重指導部長。 ◎近重修 指導部長  学力向上を克服するため、創意工夫ある授業の実践力や豊かな教育観、複眼的な子供観をはぐくむための研修を目指し、教師の資質向上を目指していきたいと、このように考えておりますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。 ○中河昭 議長  三ツ川議員。 ◆12番(三ツ川武議員) 最近、NHKとかいろんなところの報道を見ていますと、やはり民間委託をしてやられる実態がよく報道されています。先ほども申し上げたように、この放置自転車の問題についても、この前四国の松山市の報道もなされておりました。これも住民の皆さんがこうやって、こう言われたらこうですという形でうまく誘導して放置自転車をなくす、完全にできていますよというようなことも報道されておりましたし、先ほど申し上げたように、自動車についても徹底した方法を考えたということで報道されておりますが、要は私はやっぱり民間の活力で、民間の知恵もかりて、今までのやり方ではだめなので積極的に試行錯誤を改めてもう一回やってもらうということがね。そのことの方が今放置自転車で約2,500万円使っていると、決算で、いろんなものを入れて。そして、預けた人は取りにくるのでお金がざっと1,000万円か1,500万円か戻ってきている。そういう中でやはり、むだ遣いとして放置自転車だけで1,500万円ぐらいの費用が出ているということはありましたけれども、こういう問題についても、やっぱりもっと市民の皆さんに意見をかりれば解決するのではないかというふうに思いますし、ともかくひとつ教育の問題も含めて、ぜひひとつ皆さんの期待にこたえて、そしてスポーツ関係の問題も利用者の人たちとよく相談していただいて、いろいろあるようでありますので、積極的にひとつこの機会によろしくお願いしたいと思っております。  先ほどサッカーが2.何%か使用しているということですけど、これをつくるときに、中谷議員がちょうど担当やったからよく言っていましたけれども、サッカーについては前の警察の施設を借りてもらえるように、話大体ついてまんねんと、これはそういうふうに聞いておりましたけれども。ともかくやっぱりほとんど90何%使っているグラウンドを、これは補助金の関係では多目的運動場ということになっておりますが、サッカーと野球はあかんということを助役も呉の二河球場に行ったときの事前の視察のときによく向こうで話が出ましたですよ。そんなもんあきまへんでと、そんな使い方をしたらと。また、使えまへんわということですので、この機会にやっぱり専用グラウンドとして、そして効果を何倍も高めるような、そういう方法でやっぱり使っていただけるようにひとつしていただくと。それでないとやっぱりいろんなことで誤解が出るのではないかと思いますので、要望を重ねて行いまして質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○中河昭 議長  次に、16番・千秋議員。(拍手) ◆16番(千秋昌弘議員) (登壇)日本共産党の千秋昌弘です。  けさほどの北海道での大きな地震に対しての被災者に対して、心からお見舞いを申し上げますと同時に、この一般質問でも、この大東市民にとっても地震対策というのは本当に今からやらなければならないという点でも質問を取り上げてまいりますので、よろしくお願いします。  国政におきましては、新しく安倍幹事長が就任されて、小泉内閣との二枚看板での新しい改造内閣が登場しております。また一方、民主党と自由党が合併いたしまして、政権交代をするんだというふうにも言われていますけれども、問題は今の自民党の政治を本当に変える対抗軸を持つ政策を持ちながらやれるかどうかということであると思います。  そういう点で日本共産党はこの自民党政治のここをこう変えるという政策を示しながら頑張っている政党でありまして、総選挙後、日本共産党を含む野党共闘が前進する中で、国民に犠牲を押しつけたり痛みを押しつけたりする政治でなく、真に国民が主人公の政治をつくることができるということを選挙でも訴えてまいりたいと思っております。前置きが長くなりましたが、一般質問に移らせていただきます。  一つ、市営住宅の公募についてです。  6月議会で紹介いたしましたが、大阪和泉市で同和向け住宅についても一般公募を開始いたしております。和泉市の市営住宅の募集要項を取り寄せましたところ、平成15年4月1日からの適用となっております。その第2条、申し込み対象者につきましては、1つは和泉市に住民基本台帳法上または外国人登録法の規定により登録され、在住している者。2つは和泉市内に職場のある者というふうになっています。つまり、市内全域の住民を対象としております。これは画期的なものであり、先進的で、また大いに参考にすべき事例と思っています。  今まで他市の例では、小学校区あるいは中学校区にと範囲を広げ、一般公募としているところがありましたが、今回の和泉市は市内全域を対象とした一般公募ということで画期的であると思います。大東市におきましても、すべての市営住宅の一般公募を市内全域を対象にしたものに実施すべきだと考えます。  それで何点か質問いたします。  1つは今回の野崎松の園住宅で現在募集が行われていると聞いておりますけれども、何戸募集しているのか、どのように募集しているのか。また、旧松の園住宅と同じ戸数を建設したと理解しておりますが、新たな募集に及んでいる状況などをご説明ください。  2つは、今まで建てかえが既に済んだ市営住宅がどこで、これからやらなければならないものはどこなのか。また、それら旧住宅は同和向け住宅として建設されたもので、同和債が残っているのか。そして、現在は一般法による建築基準法に基づいたものと理解していますが、それでよいのか。  3つ目、今後建てかえなければならない市営住宅の名前と戸数はどれくらいか、いつごろなのか。  4つ目、家賃において激変緩和のために傾斜家賃は平成16年度末、つまり平成17年3月末で終了すると理解しておりますが、それでよろしいでしょうか。  5つ目は、若者の定住する町を目指して、新婚家庭家賃補助制度を市営住宅入居者にも実施すべきではないか。  6つ目は、府営住宅が実施しているように、一般住宅の募集のほか母子世帯、高齢者世帯、障害者世帯、単身者などを対象とした福祉住宅の募集枠も確保しながら、生き生きとした総合的町づくりを目指して、大阪府下で最も魅力的な市営住宅にすべきではないか。  7つ目は、一般公募についてはそれを目指すのか、それとも今までどおりの入居者選定方法を今後とも続けるのか。一般公募を目指す場合、一日も早く実施すべきと考えますが、いつごろを目標と考えているのか。  8つ目は、家賃の滞納状況はどうなっているのか。払いたくても払えない人については減免制度を設定すべきと考えますが、どうでしょうか。  以上、質問いたします。  大きな2つ目です。  高齢者、障害者にやさしい町づくりです。  一つは、高齢者や障害者が家に閉じこもったり、引きこもったりしないようにすることが大事であります。そのためにもどんどん気軽に外へ出かけられるように、足の確保が求められます。そのためにも巡回コミュニティバス、シルバーパス、福祉タクシー、介護タクシーなど総合的な施策の充実が必要と考えます。  そこで質問します。  1つは、巡回コミュニティバスは2路線で現在とまっていますが、次の路線増はいつごろか、どのあたりを考えているのか。  2つは、コミュニティバスの通っていないところでは、高齢者の方にとってはバス代が高くついて出にくいという状況があります。例えば、龍間の高齢者の方が毎日のように住道のかかりつけの医者にかかっていると。聞きますと、バス代が片道370円かかるんだと言っておられました。年金生活者にとっては大変な負担となっております。シルバーパスの導入は図られないか。  3つ目は、シルバーパス導入に時間がかかる場合、その間枚方市で実施している高齢者バスカード事業を改善して導入できないか。  4つ目は、バス路線が走っていない地域や路地裏でも高齢者や障害者のための足となってくれるのがタクシーであります。しかし、料金が高くて使えません。福祉タクシー制度を大東市にも導入すべきではないか。  5つ目は、介護保険の認定者の方の通院については、介護タクシーが制度として利用できますが、十分市民に周知されていないのではないか。現在、介護保険を利用している人はもちろん、これから利用する人につきましても、周知をして介護タクシーの活用をもっと図るべきではないか。現在の利用状況等についても教えてください。  2つ目は、末広公園内に障害者トイレの設置を早くしてほしいということです。  末広公園整備計画が今年度始まっているようですが、障害者トイレの予定地の供用開始が今回の計画に入っていないとも聞いています。障害者トイレ部分の供用開始を早めて実施できないか質問します。  3つ目は、住道駅には1階から2階に上がるのにエレベーターがありません。障害者の方が困っておられます。住道駅を初め、前回質問した四条畷駅、野崎駅、そして市内ではありませんが、市民がよく利用する鴻池新田駅にエレベーターが必要だと思いますけれども、市から補助を出して設置できないか。  大きな3つ目は、民間住宅への無料耐震診断、耐震補強支援、被災者の生活支援の制度化を求める質問であります。  きょうも北海道で地震が起こったわけですけれども、日本列島は地震の活動期に入ったと言われています。政府の地震調査委員会が発表している長期評価でも21世紀前半には多くの地域で大地震が起きる可能性が指摘されています。ことしは14万人以上の犠牲者を出した関東大震災から80年、大地震への備えを改めて見直す必要があります。
     日本列島はユーラシアプレート、北米プレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートの4枚のプレートの境界近くに位置しており、世界有数の地震多発国になっております。西南日本におきましては、1948年の福井地震などの後、しばらく静穏期が続いておりましたけれども、1995年、あの阪神大震災の兵庫県南部地震で次の活動期の本格的な始まりが告げられたと言われています。  2001年の文部科学省研究開発局の生駒断層帯の評価結果の公表を見ますと、今後30年間にマグニチュード7から7.5程度の地震が起きる可能性は、我が国の主な活断層の中ではやや高い位置にあると発表されております。マグニチュード8以上の巨大地震となる東南海地震、南海地震が30年以内に発生する確率はそれぞれ50%と40%、50年以上だと80%以上の高確率になるとも言われています。  そこで1つ、被害者が出ている多くは民間の住宅であります。集合住宅を含む住宅の耐震診断は国土交通省が5年前から自治体を対象に補助事業を行っております。住民が診断を受けた場合の費用の半額を国と自治体が半分ずつ負担するというものでありますが、3月末現在、370自治体が既に行っています。専門家によりますと、耐震診断は5万円から10万円はかかると言われています。無料診断をうたう業者とのトラブルも発生しているようであります。  この際、大東市においても国の制度を活用しながら、さらに若干上乗せをして、市民に安心できる無料耐震制度を実施すべきではないでしょうか。  2つ目は、耐震診断を受け、耐震補強工事をする場合、個人任せでは進みません。耐震補強を進めるための公的な支援制度が専門家からも提言をされています。耐震補強を済ませた建物は、もし被災しても建て直しを含めて建物の補修費用の一部を行政が負担するという内容の制度をと提案されています。  これによりますと、住宅過密地域をシミュレーションして、全壊と予想される家屋に耐震補強で300万円を行政が負担しますと、全壊が4割に抑えられる。また、震災時の国、自治体の負担額や住民の再建費用も小さくなるという一石二鳥のメリットがあると言われております。大東市においても導入すべきではないか。  3つ目は、この7月に起きました宮城県北部の連続地震災害では、震源域で1カ月たっても屋根に青いシートをかけた家々が目立っておりました。住宅全壊898世帯など住宅被害は約1万世帯。しかし8月下旬まで仮設住宅入居は20世帯、県営住宅、空き家入居は9世帯。暮らしの拠点を失った被災者の心労は地震後も重く続いております。  生活支援の現行制度は、家屋全壊の認定を受けても最高限度額は国の制度で100万円です。実際は所得制限があり、さらに減額されるという実態であります。公民館などに避難している被災者からは家屋を解体するのに300万円かかると。100万円ではどうしてもできない。これからどうしたらいいのかと実情を語っておられる状況です。  大東市では、被災者の生活支援を国の制度を補強して実施すべきではないか。  以上、質問します。  大きな4つ目は、教育、文化、自然環境などについて質問します。  1つは、夏休みの間に、私、北条小学校に行くことがありました。そのとき、体育館横の通路に工事用の大きな車がとまっておりまして、通行が遮断されて建物を迂回路として通らなければならない状態でした。聞きましたら、体育館の外壁のクラックが落下して修繕工事をしているということでありました。幸い夏休み中でありましたので、子供もおらず、けが人もなくてよかったと思いました。  北条小学校はまだまだ私自身も新しいものだと思っていましたが、思えばもう30年以上は十分たっております。人口急増でそのころ大東市全体で校舎を建てたり、体育館を建てたりプールも併設したりということで、同時並行でどんどん建設されていった時代ではなかったかと思います。  そうしますと、大東市内のほとんどの学校が、今回の北条小学校のようなことがあってもおかしくない時代に差しかかっているのではないかと懸念するわけです。大東市における大規模、中規模改修の状況と今後の計画について教えてください。  また、けが人が出ても困りますので、開始を早くできないのかお伺いします。  2つ目は、例年、年の暮れになりましたら、ベートーベンの第九を演奏してコンサートが開かれてまいりましたけれども、今回、この第九の予算がなくなりました。ことしはやりくりしながらこの12月21日に行う予定であります。しかし、来年からの具体的見通しが立っておりません。関係者により検討がなされており、新たな第九の歩みを期待しているものの一人でもあります。  さて、この第九の予算は当初は300万円でスタートしたと思います。それが途中から150万円になりまして、今回0円となっているわけです。予算減額の際、第九だけでなく、市内の文化育成のために予算を使うとの理由があったと思います。大東市の文化を育成、振興するための文化振興基金を設立し、今後の大東市の文化発展の財政的基盤をつくるべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。  3つ目は、地球温暖化は未来の地球規模の環境問題です。市役所内の電気の節約などはもちろん大切ですが、市域全体の問題として取り組むべき課題であると考えます。それには、市民はもちろん、企業にも社会的責任を果たしてもらうなどが必要と考えます。  具体的には緑をふやすことが温度を下げる、大気を浄化するのに大切と考えます。道路には低木の緑はありますが、木陰をつくるほどの街路樹がありません。市内に樹木を育てるようにすべきではないか。  歩道が水を通さない舗装になっていますが、浸透性の歩道に改良すべきではないか、計画はどうなっているか。また、農地が貴重な緑と自然を提供してくれております。残された農地の保全を条例をつくり、守り、育成すべきではないか。  山の緑の保全、育成のためにも大東の杜構想とあわせて緑豊かな大東を創出していただきたいと考えますが、いかがでしょうか。  4つ目、私は先日、野崎、専応寺さんの住職から野崎とお寺の歴史についてお話を聞く機会がありました。専応寺さんは親鸞の時代からといいますから、鎌倉後期、12世紀から今日の21世紀まで足かけ10世紀にわたる歴史を持つお寺であるということを改めて知ることができました。  野崎は江戸中期以前、大和川のつけかえ工事以前、東は飯盛山、西は深野池という巨大な沼地に挟まれて、その間を南北に走る東高野街道は、京都から高野山に至る交通の要所でもあり、ここを押さえれば交通を遮断できるところから戦国時代には飯盛城の出城としての野崎城が築かれ、軍事上の要衝でもあったなどなど、中世、近世の歴史や古く飛鳥や聖徳太子の時代の影響など、大東の歴史を知ることによって、この土地への愛着やさらに知りたいという文化的欲求などが生まれることを実感いたしました。  大東市には魅力あふれる歴史があります。これを市民にわかりやすく、身近なものにする取り組みが求められると思います。特に東高野街道沿いの歴史を初め、新田開発の歴史、水との戦いの歴史など新しく大東に来られた方にもよくわかるものを工夫し、伝えてほしいと思います。  大東市において歴史を重点にする位置づけが弱いのではないか、もっと力を注ぐ必要があるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。  5つ目は、四條畷高校や城東工業高校の定時制高校が廃止になるというふうに聞いておりますが、市民で定時制高校へ通っている人はどれくらいいるのか、その人たちがどうなるのか。伝統ある畷高、城工などを廃止せずに身近に定時制高校を確保すべきではないか。  以上、再質問の権利を留保し、降壇いたします。 ○中河昭 議長  児嶋都市整備部長。 ◎児嶋徹 都市整備部長  (登壇)都市整備部所管事項についてお答え申し上げます。  まず、市営住宅の一般公募のことでございますが、かねてから議員よりご提言をいただいておりますが、本市の同和向け公営住宅は、特定目的の住宅として建設した経過がございます。  法期限後の今日、特別措置から一般施策に移行して特定財源確保の仕組みは変わりましたが、特定目的とする住宅本来の意義がなくなったものではございません。本市の住宅状況から、今直ちに入居の一般公募に移行することは、同和向け住宅の一定役割を考えますと、その役割が終わったとは言い切れません。  このような基本認識のもとに、個別のご質問事項にお答えさせていただきます。  まず、住宅建てかえに当たっては、居住水準の向上と最低床面積等の確保、あるいは住宅環境を考えての現入居戸数と合わせた建てかえを行ってまいりました。  新たな募集要因といたしましては、再入居に伴う一部住宅返還等により生じた分でございます。  次に、特定目的住宅として建てかえた住宅は飯盛園第一住宅、野崎松の園住宅であります。起債については、現在償還中でございます。  法期限後の状況につきましても、ご質問のとおりでございます。  次に、今後建てかえなければならない住宅は、狭小で老朽化している昭和30年代後半及び昭和40年代に建設された飯盛園第2住宅で150戸程度ございます。実施時期については、現在未定でございます。  現在の傾斜家賃は平成16年度が最終年度となっております。  新婚世帯向け家賃補助制度につきましては、人口流出の著しい大阪市において若年層の市内定着、呼び戻しを促進するため、平成3年から実施されております。しかし、補助対象となるのは公共住宅でなく、比較的家賃が高額である民間住宅を対象といたしております。  本市の年齢別人口構成率を見ますと、平成15年4月現在、25歳から34歳が17.6%と、全国平均15%に比べて若い層が高くなっております。また、人口は横ばいか微増している状況であります。  このことから、現時点においては、人口増加施策である新婚世帯向けの住宅家賃補助制度の導入につきましては、その必要性からも難しいと考えております。  福祉施策を考慮した市営住宅につきましては、今後の建てかえ計画や改修計画の中での検討課題とさせていただきます。  住宅の一般公募ということにつきましては、今の時点では冒頭にお答え申し上げたとおりでございます。  社会経済の悪化によりデフレ傾向が進む中、傾斜家賃の導入後はなかなか家賃の支払いなども厳しい状況にございます。現在、入居者等の状況把握に努め、真にやむを得ない状況にある方については申告により減免の対象といたしております。  次に、コミュニティバスの路線増の件でございますが、議員ご承知のように、現在2台のバスで三箇方面と朋来・南新田間の2路線を運行いたしております。そのため、現状での路線延長は運行時間を考えると困難でございます。しかし、現在は試行運転中であるため、この2年間の実施を見まして、利用度や市民ニーズを見きわめてまいりたいと考えております。  次に、末広公園に障害者トイレの設置を早くとのことでございますが、大阪府福祉のまちづくり条例設置基準及び誘致基準に基づき整備を行う予定でございます。  また、設置場所は駅前交通広場の近くで計画しております。  なお、設置時期につきましては、第2期工事の対象区域に当たるため、平成17年度以降に実施してまいりたいと考えております。  交通バリアフリー法に基づく整備基本構想の中で各駅へのエレベーターの設置については位置づけてまいります。詳細につきましては、先日来の関連質問でご答弁申し上げたとおりでございますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、民間住宅への耐震補助制度につきましては、既に周辺市町村で実施されているところもございます。この制度は耐震診断にかかる費用の一部を補助する制度であります。  平成10年7月に民間任意団体による無料耐震診断が開始されたことにより、公的な耐震診断の補助利用件数は極めて少ないのが現状でございますので、民間の制度等も利用していただくよう誘導してまいりたいと考えております。  また、耐震補強支援制度についてでございますが、現在大阪府内では大阪市のみが支援制度を行っているだけで、他の市町村は実施いたしておりません。その必要性は十分認識するものでございますが、各市とも財政的なこともあり、現時点では難しいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○中河昭 議長  田中福祉保健部長。 ◎田中明文 福祉保健部長  (登壇)高齢者、障害者にやさしい町づくりの中の質問に対して、所管事項についてお答えいたします。  まず、シルバーパスの導入についてでございますが、シルバーパスにつきましては、大阪市や高槻市などのバスを直営されている市で実施していると聞いております。高齢者の外出のための交通手段の確保につきましては、総合的に検討しなければならない課題であると認識しておりますが、ご指摘のシルバーパスの導入につきましては、本市においては困難であると考えております。  次に、枚方市で実施している高齢者パスカード事業につきましては、京阪バスの協力を得て介護保険料所得段階区分の第一段階、第二段階の高齢者の方に京阪バスのバスカード購入券の助成をしようとするもので、この9月から枚方市が実施された制度でございますが、まだ始められたばかりの事業ですので、本市としてはもう少しその有効性について見守ってまいりたいと考えております。  次に、福祉タクシーの件ですが、福祉タクシーにつきましては、通院治療等の際の便宜を図ることを目的といたしまして事業を実施している市がございます。本市におきましては、現在他市での実施状況等を参考にしながら研究してまいりたいと考えております。  次に、介護タクシーの件でございますが、平成15年4月より介護報酬の見直しが行われ、いわゆる介護タクシーの適正化の観点から通院等のための乗降介助が新設されました。  このサービスを利用できるのは、居宅サービス計画、いわゆるケアプランの上に位置づけがあることを前提に、要介護1以上の者に対して行われますので、ケアマネージャーがケアプラン作成時に必要な方に対して説明がされているものと理解しております。  平成15年7月の訪問介護利用者は876人で、うち通院等乗降介助利用者は通院等乗降介助に係る区分届で提出をした訪問介護事業所のうち、主な7カ所に確認したところ、150人程度の利用があり、訪問介護全体の利用者の約3割の方が利用されていると推測され、一定の周知はされていると考えておりますが、今後ともケアマネージャー研究会や事業者連絡会を通じて、被保険者等に周知するよう努めてまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○中河昭 議長  東村市民生活部長。 ◎東村啓典 市民生活部長  (登壇)所管事項についてお答えを申し上げます。  被災者生活支援制度は、自然災害によって自宅が全壊または半壊をしまして、やむなく解体した世帯や火砕流等により長期間避難を余儀なくされた世帯に対しまして、国や府が最大100万円の支援をいたしております。  府下市町村の状況ということになってまいりますと、独自の被災者生活支援制度を実施している市町村は現在のところはございませんで、本市同様、災害見舞金や災害弔慰金といった制度を設け、被災世帯に見舞金等を送り支援をしておるのが実態でございます。今後とも府下の市町村の動向を注視してまいりたいと考えております。  次に、地球温暖化の対策でございますが、地球温暖化問題は、主に先進国に住む私たちの便利で豊かな生活や大量生産、大量消費、大量廃棄の社会経済システムが引き起こしておる問題でございまして、私たちのライフスタイルや社会経済システムそのものを根本的に変えていくことが求められております。しかし、具体的にどうしていくのかということになってまいりますと、一朝一夕に対応することが非常に難しく、大きな課題でございます。  議員ご指摘のとおり、計画的な植樹や山地の保全、農地の保全など身近なところから施策推進を図っていくことも重要であると考えております。  そのため、本市におきましても、地球温暖化等の今日的な対応を踏まえながら、緑化樹の配布や花と緑のまつりによる市民啓発、生産緑地の指定による農地や緑地の保全、府・市協働によりますところの生駒山系グリーンベルト整備事業などの諸事業を推進いたしておるところでございます。  今後も引き続き市民並びに関係機関等との連携のもとに、地球温暖化の視点をも取り入れつつ、植樹を初めとする自然環境の保全や、市街地にあっては街路樹等の拡大などの諸施策を計画的に推進すべく努めてまいりますので、よろしくご理解を賜りますようお願いを申し上げます。 ○中河昭 議長  黒田管理部長。 ◎黒田信二 管理部長  (登壇)学校の大規模、中規模改修の状況と今後の計画についてお答えいたします。  本市の学校施設は、昭和40年代、50年代の人口急増期に学校新設、増設、改築を進めてきたところで、こうした校舎等が改修すべき時期に至っているところも多く、国の補助金等を最大限活用し、順次大規模改造事業に取り組んでおります。  本年度は3カ年計画で実施しておりました深野小学校が完了いたします。しかし、現在の大規模改造事業は、校舎の細部にわたるまでの改造事業であり、1校10億円以上を必要とし、今日的な厳しい財政状況下のもと、短期間に残る学校を実施していくことは困難であります。  加えて、耐震補強という今日的な重大な課題もありますので、改修計画の進め方を再検討し、見直しを行い、より効果的に、またより短期間で必要な改修部分を順次取り組んでいく「中規模改造5カ年計画」を策定したところで、今年度より取り組みを始め、来年度は谷川中学校、諸福小学校、北条西小学校の3校を改修いたします。  中規模改造事業の内容は、耐震補強、外壁塗装、屋上防水、サッシュ、ブレスを入れた部屋の一部改修等でございます。  なお、通常の施設の維持管理や児童・生徒の安全にかかわる緊急時対応は、これまでどおり可能な限り速やかに対応してまいります。  今後とも、何分にも厳しい財政状況が予測されるところでございますが、学校づくりは町づくり、そして地域づくりという観点に立ち、学校教育の充実のため、さらに努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○中河昭 議長  吉村生涯学習部長。 ◎吉村元志 生涯学習部長  (登壇)所管事項についてお答えいたします。  まず、第九コンサートについてでございますが、第九コンサートは「市民の市民による市民のための手づくりコンサート」を目指し、昭和63年から平成9年まで10回開催いたしております。  本市といたしましては、この10年の経過を踏まえ、市民主体の活動という開催趣旨に近づけるため、平成10年からは市直営から市民が主体となる事業へさらなる発展を期待し、市民各層が一堂に集まる文化事業として、自主的に運営する活動を当分の間、資金面で支援していくことが望ましいと考え、平成10年に大東市民第九コンサート支援事業の助成に関する要綱を定め、14年度までの5年間に限り、年額150万円の支援を行ってまいりました。  今後につきましては、これまでの経過により主体的、自主的な運営をしていただけるようにと考えております。  なお、文化振興基金を設立して活用してはとのご提案につきましては、平成10年3月にスポーツ振興基金を設置しておりますことから、今後の検討課題として受けとめてまいります。  次に、市民に知られていない大東市の歴史の紹介の中で、東高野街道沿いの歴史等を市民にPRしてはとのご質問でございますが、国及び府の指定する史跡は本市にはありませんが、文化財の市民へのPRにつきましては、これまでにも説明板の設置や資料館内でのパネル展示、市報での「今昔ものがたり」の掲載、インターネット上での発信や高度な作業はできませんが、CDの「いま・むかし」の作成、また現場での説明等さまざまな形でのPRに努めているところでございます。  東高野街道沿いの歴史等につきましては、ソフト面では現場での説明会で、ことしは三好長慶ゆかりの地を訪ねる会に対しまして、飯盛山城を案内し、また郷土文化財を見学する会に対しましては、野崎観音・古堤街道を案内いたしました。  ハード面では、資料館内で今年度、東高野街道沿いにある文化財をパネル展示して紹介をいたしております。そのほか街道や史跡を載せた文化財分布地図、埋蔵文化財地図の紹介に努めております。  説明板につきましては、野崎観音裏山にあります石塔九重層塔や弥生遺跡で有名な中垣内関西電力変電所及び灰塚のおかげ燈籠の説明板をリニューアルし設置をいたしております。  また、インターネットでも郷土歴史家が郷土情報を提供されておりますが、市としては郷土歴史家が発信できない情報をよりすぐり、市指定文化財、文化財分布図の紹介をしてPRに努めております。  教育委員会では以上のような取り組みをいたしておりますが、今後とも中世、近世を問わず、大東市の街道を含めていろいろな形で郷土歴史のPRを進めてまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○中河昭 議長  近重指導部長。 ◎近重修 指導部長  (登壇)当部所管事項についてお答えいたします。  大東市におきましては、他府県・通信制を含め、平成15年は30名、全卒業生の2.6%が定時制に進学しております。  府教育委員会では、昭和62年の14万人をピークに平成20年では7万人に生徒数が減少することを前提としつつ、時代とともに生徒、保護者、地域のニーズに合った多様な特色ある学校づくりが必要となっていることをかんがみ、府立高等学校の特色づくり・再編整備計画を平成20年まで行おうとしている教育改革でありますので、ご理解をお願いいたしたいと思います。  特に夜間定時制でございますが、夜間定時制入学者の60%が全日制の課程を受験しており、全日制の進学を望んでいたという現実がありますので、府はクリエイティブスクール、つまり多部制、午前の部、午後の部、夜間の部の中で単位を習得する単位制高校を新たに5校つくって、その分、夜間定時制、四條畷高校、城東工業高校を含む14校を閉鎖し、15校を再配置していき、平成17年度より新校の募集を開始、既存校の募集停止を行おうとするもので、既存高校は平成20年度をもって役割を終えることになります。  以上のことから、平成17年度以降、四條畷高校及び城東工業高校を希望する生徒は通学時間を考え、普通科を選択する生徒は寝屋川高校、大手前高校へ、普通科目と専門科目を幅広く選択する総合学科を希望する生徒は成城工業高校を受験することになります。  以上、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 ○中河昭 議長  千秋議員。 ◆16番(千秋昌弘議員) 市営住宅の件ですけれども、和泉市でできてなぜ大東市でできないかというのが、やっぱりよくわかりません。  例えば、同和債が残っているから、同和目的で同和債ももらってたしかに建っているということが理由になるのかなというふうに思って私も調べましたら、現在約1億2,000万円ほど市営住宅の同和債が残っているということですけれども、この元利償還金の8割は交付税で手当てされるということでありますから、一般財源の持ち出しというのは2割で済むわけですので、1億2,000万円の2割ということであれば、同和債の残が一般公募ができない理由というふうにはならないというふうに考えるわけです。いかがなんでしょうか。  それから、もう一つは公営住宅法が改正になりまして、家賃が基本的には個々の所得に基づいて算定されるようになっていると思います。激変緩和のために一般住宅で5年間、旧同和向け住宅では7年間、こういう激変緩和の経過措置がとられ、プリントに書いてあるのは17年度末と書いていますけれども、間違いで、17年3月末、16年度末ですね、いわゆる17年3月で天にいくということだと思います。もう来年度なんですね。  その中で、現在は同和減免ということで一律減免がなされていると思うんです、所得があろう人もなかろう人も一律の利率で減免されると。しかし、これはやはり廃止をして、新しく前年度所得によって計算された家賃ですから、リストラや会社倒産などで払いたくても払えないということが出てくるわけです。先ほど修正申告でやればいいということを言っていましたけれども、修正申告というのは既に申告した分を、去年の分を申告するということですけれども、実際には申告した後、今リストラや会社倒産になっている、これはまだ申告していないやつですよ。現に家賃が払えないという状況が出てくるわけですから。これらに対して、減免制度というのを市民全体を対象にして、本当に払いたいんだけど払えないという人については、やはりそういう制度をつくらないといけないと思います。いかがでしょうか。
     それから、若者の定住する町については、例えば今、四条小学校や北条小学校、もう300人を切るところにきているんです。2クラス維持するのがやっとという状況です。校区見直しもありますけれども、それも根本的な、抜本的な解決にはならないわけです。そうすると、やはり新婚補助というのを実施すべきだと思います。お願いします。  それから、先日敬老会でケアマネジャーさんのお話を聞いたんですけど、やはり高齢者がどんどん外に出ていくことが肉体的にも精神的にも老いを防ぐことで大事だと、家に閉じこもったらいかんということをおっしゃっていました。そういう点で、行政というのは高齢者が外に出やすい条件整備を整えるというのが務めだと考えるわけです。コミュニティバスやシルバーパス、いろいろありますけれども。枚方のバスカードシステム、割引制度ですね、実際には券を3,000円するところが2,000円で買えたり1,500円で買えたりと。それの何ぼかは市が出し、あるいは京阪バスが出すということで、市民の負担を軽くするという制度なんですけど。これは可能性があると思いますので、ぜひ導入していただきたいと思います。  それから福祉タクシー、例えば、相応の出資というところがあるんですけれども、心身障害者の福祉タクシーはもちろんどこでもやっているんですけれども、ここでは別に高齢者福祉タクシー事業というのを実施しまして、70歳以上のひとり暮らしの人や、夫婦ともに70歳以上の人、または夫や妻のどちらかが70歳以上の夫婦のみの世帯と、こういうようなので70歳以上の人を対象とする。既に実施しているところがどんどんふえてきているんです。ぜひこれは検討していただきたいと。早期導入を求めます。  それから、エレベーターですけど、22日の月曜日に共産党議員団5人と宮本岳志参議院議員と西森洋一国政対策委員長と天王寺のJR西日本大阪支社に行ってまいりました。総務課長さんとも懇談いたしまして、ぜひ設置してほしいということを強く要望してきております。  その中で、一つはエレベーターやエスカレーターはバリアフリー法に基づいて協議すると言っているわけですけれども、今年度中に先ほど確定をするというふうに答弁があったと思うんですけれども、ほかの議員の質問に。その際、協議をして進めるこの段取りですね、どうなるのか。来年はどうなるのか、再来年はどうなるのか、ちょっと教えてほしいと思います。  それと、野崎駅西口改札施設につきましては、バリアフリー法とは別に大東市から協議書を出していただきたいというふうに向こうが言っていましたので、ぜひ出していただきたいと思います。  それから、国の中央防災会議の東南海・南海地震等に関する専門調査委員会というのが9月18日、新聞にも一面で大きく掲載されていたんですけど、防災推進地域497市町村、もし東海と同時発生なら死者最悪2万8,300人、被害81兆円を想定するということで、この497市の中に大東市が入っておるわけです。大東市が指定されているわけです。これに対して、やはりこの中身は今指定されたところですので答えることはできないと思いますけど、主にまだ100年先のことだというふうに考えるのか、ほんまに北海道のようにいつ起こるかわからないといって考えて取り組むのか。この先ほどの答弁もほんま個人任せというのか、起こらんやろうと、地震なんかというふうな感じにも受けとれるんです。僕はもっと地震の発生というのを手近に感じて、早めに手を打っていくことが本当に求められると思いますので、この点思いをお願いします。  時間がなくなってきておりますので、以上お願いいたしまして、一般質問を終わります。 ○中河昭 議長  児嶋都市整備部長。 ◎児嶋徹 都市整備部長  まず、市営住宅の募集の関係でございますが、市営住宅について和泉市は一般公募に入ってきていると。それから、本市が一般公募できないのは建てたときの目的の起債が同和向けであるから、募集ができないのではないかというご質問でございます。  これにつきましては、起債というのは財源上の問題でございまして、問題はやはり和泉市がどれだけ余裕ができてきたのかわかりませんが、府下全域的にまだ公募できるような状況になっていないということ、それから本市でもまだ当初の建てた目的どおりの使い方しかできないぐらいのことしかないというのが現状でございますので、当分はこういうことは難しいのではないかと、こういうふうに考えております。  それから、減免制度ということにつきましては、当然家賃についてはもともと減免というのはございます。生活困窮者、その辺についてはご相談、申告をいただければそういう制度で対応してまいる予定になっております。  それから、各駅のエレベーターの設置についてでございますが、今年度中に本市では基本構想を策定してまいります。それで、その基本構想に基づいて各公共交通事業者とか、それから道路管理者等が責任を持って自分たちで今度は来年度以降、計画書を作成していただきます。その作成した計画書に基づいて設置をしていただくということになります。  ただ、エレベーターにつきましては、過去から本市の方も随分要望もしてまいった経過がございますので、JR当局にできるだけ早くつくってくださいというようなことを申し入れていきたいというふうに考えております。  それと、地震対策について思いを言っていただきたいということでございますが、当然災害というのはいつやって来るかわかりません。そういうことから、個人に対する補助制度以前に建築基準法なんかも地震のために厳しくなっております。その辺で住宅政策をどのように国そのものがとらえていくのかという問題もございますが、現実問題として他市でも先ほどのご質問にもありましたように耐震診断の補助制度をこしらえてまいりました。平成9年に阪神大震災の後につくっておりますけれども、平成9年から今まで6年間ぐらいの間に、例えば四條畷市では、この何年間かの間に申請がゼロ、交野市では1件、門真も1件というような感じでほとんど市民そのものが、やはりこの制度を活用していないというのが現状でございますので、もう少しほかの建築基準法とかその辺の指導の中で対応すべきではないかなというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ○中河昭 議長  それでは、休憩いたします。  会議は午後1時から再開いたします。よろしくお願いいたします。ご苦労さんでございました。      午前11時42分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後1時03分再開 ○中河昭 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、9番・寺坂議員。(拍手) ◆9番(寺坂修一議員) (登壇)議長のご指名いただき、私の一般質問を行います。  先ほど質問されました議員の方からもありましたように、本日発生しました北海道地震につきましては、心よりお見舞い申し上げますとともに、大東市におきましても十分な対応が今後、こういう形で起こる可能性もありますので、されることを最初に要望しておきます。  時代は大きく変わっています。一昨日は野党第一党の民主党と自民党より右寄りと思われていました自由党が合併して、新しい2大政党政治の時代が訪れると思われるようなセレモニーが行われました。お隣の東大阪市では1年前まで市長与党でありました共産党が50万の市民にノーを突きつけられ、12の議席が7名も落選して、わずか5議席になる事態になりました。  大阪では中堅の人口であります大東市も新しい時代のまちづくりに真剣に取り組まなければ、時代に残され、市民に見放され、ゴーストタウン化し、心の通わない人々の住む町になってしまいます。私たちは今の時代だけでなく、10年、20年後の未来の市民に対しても責任をとる責任ある立場にあります。一人一人がそれぞれの立場で知恵を出し、アイデアを出しながら、新しい大東市の建設を推進しなければなりません。そのため議会も従来の審議、採決を行うばかりでなく、議会提案の立案を行う機能も持たせた新しい議会像をつくらなければなりません。今議会においても14名の議員の皆様が一般質問を行っていますが、これこそが最大の提案であり、新たな時代の議員立案であると考えられます。  市長初め理事者の皆様はこれらの質問の中からどの内容を議会から発信する新たな提案としてとらえるのか、真剣に議論し、新しい大東市のまちづくりへの参考とされますことをまず強く要望して質問を行います。  健康まちづくりについてお聞きします。  健康増進法が5月に施行されました。公共施設や多くの人が利用する施設などの管理者は受動喫煙を防止するに必要な措置を講ずるように努めなければならない、法第25条に努力義務が課せられました。健康づくりは個人の問題であった時代から、社会や行政もその責任を負わなければならない時代に入りました。  同時に、健全な財政運営に努めている大東市で、唯一の汚点は国保会計の赤字であります。平成14年度決算でも約7億の累積赤字であります。税の公平性を考えるならば、社会保険加入者の税金もあります。一般会計からの繰り入れだけで対応することは無理があります。共産党が与党の時代のマイナスの財産が現在の赤字会計を生み出していることを考えると、もう少し健全化の対策を行っていたら、国保だけでなく、介護保険の減免制度も導入できたと考えられます。  そこでお聞きします。国保会計の赤字の改善のためには、市民が健康で病院にかからなくてもよい健康な生活ができれば一番ベストであります。そのための健康施策として、大東市で取り組もうとしている新たな健康づくり施策がありましたらお答えください。  また、公共施設や市民が多く集まる場所での禁煙、未成年者の喫煙、薬物の乱用などについて行政や関係機関が積極的に取り組み、市民の健康づくりを推進しなければならないと考えますが、そのための日常啓発活動として、どのような取り組みを行っているのかお答えください。  市民の健康づくりとして、身近ですぐにできることはウオーキングであります。歩くことが健康づくりの第1歩と考えますが、これらを具体的に実行するため、希望する市民に万歩計を配付して、市民の健康づくりを促進すべきではないかと考えますが、答弁を求めます。  また、これら市民の健康づくりのための運動を一過性にしないためにも、1日1万歩運動の提案や、100万歩、1,000万歩などの達成者を健康まつりなどで顕彰してはどうかと思いますが、お答えください。  スポーツ文化の振興についてお聞きします。  市民の余暇の利用が人生の大きなウエートを占める時代になってまいりました。自分の住んでいる町にどのような施設や団体、活動があるかを選択して、定住定着を決める市民の皆さんもいますし、まちづくりの基本にもなっています。特に、スポーツと文化については、その中でも選択の大きな要素であります。どこの行政でもそのために巨額の投資を行っています。施設だけがすべてではありませんが、ないことを自慢することもないと思います。幸いに大東市はスポーツと文化の振興については、市長初め全職員が全力で取り組んでいると認識しています。改めて質問を行っても理解していただけると思いますが、もしかして忘れている方がいらっしゃったと思いまして質問を行います。  まず初めに、市民のスポーツ環境を充実するためには多くの施設が必要とされていますが、施設の建設には限界があります。そのため、既存の施設の改修や用途変更に伴うスポーツ施設への変更などがあります。平成18年度で公共下水道90%の普及率に伴い、施設の改修と現在の施設の3分の1のスペースで事業が行われる新田の清掃センターの空地部分の有効活用についてどのように考えているのかお答えください。  また、調整池事業を行っている東諸福公園の工事終了後の公園整備計画についてどのようになっているのか、お答えください。  大東市は野球についても多くのプロの選手を輩出しています。また、大相撲も市内に3つの部屋が来ていますので、新田地域に土俵があっても十分市民の理解を得られると思いますが、野球や相撲場などのスポーツ施設の充実を図るべきと考えます。答弁を求めます。  また、競技会場や練習会場に困っている方々がたくさんいらっしゃいます。会場の抽せん時には多くの市民の方々が確保のため並んでいらっしゃいます。学校の校庭や屋内体育館も開放され、これ以上の場所がないのも現状です。  そこで、少しでもこれらを活用できる環境をつくるため、例えばゲートボールなどは少しのスペースでも可能です。そのため、地域の公園を開放して一時的に活用できるようにしたり、個人所有の休耕地などの情報を提供して有効活用できるように、行政として協力できないかお答えください。  マイタウン・スポーツクラブ、総合型スポーツクラブの説明とその設置について、他市の状況も踏まえてどうなっているのかお答えください。  これまでにも要望が出ています堂山古墳の公園化についてはその後どうなっているのか、お答えください。  以前にも質問を行いました小中学生の文化芸術への体験活動を推進するため、大東市として財源的措置を含めて積極的に取り組むべきではないかと考えますが、具体的な取り組みの内容をお答えください。  先日、大東市書法連盟展を見てまいりました。大東市内にこれだけのすばらしい方々がいらっしゃいますことに感銘しました。そのとき関係者の方々からありましたのは、若い方々にもっと見てほしいとのことです。平日も行っておりますので、ぜひとも小学校、中学校の授業の一環として、また書道クラブなど専門に行っている児童に見学を行う機会があればもっとすばらしいとのことでした。これ以外にも大東市内でも多くの文化的行事の催しがあると思いますが、次代を担う小中学生に見学などの機会を持つことの必要性についてお考えをお聞かせください。  学校教育環境の充実についてお聞きします。  私たち公明党は未来の投資であります教育予算の充実は大変必要だと考えています。米一俵の逸話もその代表的な話であります。大阪府下で最も教育環境が充実している大東市と誇れる気持ちが、青少年問題や不登校対策などの解決策の一助になるとも考えられます。また、読書運動や読み聞かせ運動などの推進で、本に親しむ機会、環境をつくることなどでの教育環境充実もあります。  そのような中で、中学校の普通教室187教室に空調設備、エアコンが大阪府下で先進的に実現しました。先月9月8日に深野中学校を公明党議員団として視察してまいりましたが、残暑の厳しい日でしたが、生徒たちがよい環境の中で授業を受けている姿がありました。校長先生などの関係者の方々と話をしますと、夏休みの期間のとらえ方や、不登校対策にも効果があるのではないかとのことでした。同時に、特別教室で授業を受けている生徒の皆さんからは、ここはいつつくのですかという要望もありました。このことはその前に訪問しました3校の小学校でも同じ要望がありました。小学校へのエアコンの設置も進めてくださいとのことです。全校実施は多額の費用もかかりますが、税金の公平性と効率性に考えても多くの市民の皆様に同意を得られると考えます。小学校の空調設備の設置についての考えをお聞かせください。  次に、公明党として再三要望を行っております学校トイレについてお聞きします。  私たちは学校トイレも教育環境の充実のためには必要な対策と考えています。その後の学校トイレの新設、改修についてはどのようになっているのかお聞かせください。  不登校や問題行動は問題が発生している中学、高校での対応ではなく、小学生のときからの早期の対応が必要です。そのため、小学校においても子供、親の相談や、相談員の充実を図るべきではないかと考えますが、答弁を求めます。  また、放課後や週末の学校施設活用と、地域の方々などのボランティアグループによる地域子ども教室推進事業について、どのように考えるのかお答えください。  最後に、にぎわいのまちづくりについてお聞きします。  国が来年度新規事業として実施しようとしておりますまちづくり助成金について、その内容がわかりましたら答弁をお願いいたします。また、その制度を利用して住道駅や野崎駅周辺の商店街や交通安全対策などに活用して、大東市での駅周辺の町のにぎわいを創出するための事業について推進するべきではないかと考えますが、お答えください。  再質問の権利を留保して降壇いたします。 ○中河昭 議長  田中福祉保健部長。 ◎田中明文 福祉保健部長  (登壇)所管事項につきましてお答えします。  健康まちづくりについてということで、新たな健康づくり施策はどうかということでございますが、市民の健康づくりを充実することが国保や老人保健の医療費及び介護保険の給付費を抑制する近道であるという認識はしております。その認識のもとに、市内部におきまして、本年5月1日付で健康づくり関係5課による健康づくり推進検討委員会を立ち上げまして、市としての具体策を現在進めております。  国においては、平成12年3月に健康日本21が制定され、また平成14年8月2日に健康増進法が公布され、本年5月1日から施行され今日に至っております。  議員もご存じのように、健康増進法は、1つ目は基盤整備、2つ目は情報提供の推進、3つ目は生涯を通じた保健事業の一体的推進の健康づくりの基盤整備の3つの柱を掲げています。すべての人が健やかに心豊かに生活できる活力ある社会とするために、生活習慣の見直しなどを通じて、健康を増進し、疾病を予防する一次予防に重点を置き、早死や要介護状態を減少させることにより、医療費の抑制にもつながり、健康寿命の延伸等を図っていくことが重要であると思っております。  また、市民が安全で効果的に健康をはぐくむためには、健康づくりの理論や方法の開発、指導者の育成、場所の確保等の条件整備が必要であります。  健康づくりはすべての市民一人一人に直接かかわる問題であり、広く住民参加のもと、地域の現状、特性を踏まえた計画づくり、施策の展開を行うべき姿であると考えております。  次に、健康づくりのためのPRでございますが、今日、喫煙につきましては全国的にも注目されているところでございます。喫煙者の全国平均は平成11年度で見ますと26.2%であります。男女別で見ますと男性で49.2%、女性では10.3%であります。  本市では保健所と協力して、モデル的に平成8年度から4年間にわたり、3歳6カ月児健診を活用いたしまして、母親に対し、喫煙等についてのアンケート調査をした経過がございます。3年間平均で全国平均10.87%に対しまして、本市は19.27%と母親の喫煙率が高い結果が出ています。これらを踏まえ、妊娠の届け、すなわち母子手帳、父子手帳の交付時を利用して、家族も含め、妊婦の喫煙状況を把握するとともに、喫煙者に対しての健康の影響についての正しい知識と防煙、分煙、節煙、禁煙の関心が高まるように啓発活動、また喫煙者への支援を行ってまいりました。  いずれにしましても、喫煙に対する細かな現状、状況を知ることにより、具体的かつ実情に沿った対策を講じることが可能となり、喫煙者を減少させ、また低年齢化に歯どめをかけることや、胎児や新生児への次世代に対しての防煙へ結びついていけると思っております。  また、保健所、医療機関、学校、地域の関係機関と連携を図り、地域に根差したたばこ対策、薬物対策等を進めてまいりたいと考えております。  今後におきましても市報、ポスターはもちろん、各種健診、各種健康教育、健康イベント等も活用し、市民に対してたばこの有害性、薬物乱用の恐ろしさを積極的にPRしてまいります。  次に、万歩計に関する健康運動ですが、市民がいつでも、だれでも、気楽に始められる健康づくりの1つにウオーキングがあると考えております。その中で、市民一人一人が目標を設定してウオーキングを楽しんでいただき、ひいては健康にもつながり、ひきこもり対策にもなりますし、将来的には医療費の抑制にもなるなど、メリットは非常に高いと思われます。  議員ご提案の1日1万歩運動も健康づくりへの効果的な1手法であると考えております。また、健康づくり推進検討委員会におきましても、健康ウオーキングを初め健康づくり、健康イベント等について各種検討されているところでございます。  ご指摘の万歩計につきましては記念品の1つとして考えられますが、財源及び配付品、配付数、配付方法等の多々にわたる問題もありますので、今後とも検討してまいります。  よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○中河昭 議長  吉村生涯学習部長。 ◎吉村元志 生涯学習部長  (登壇)当部所管事項についてお答えをいたします。  清掃センター、東諸福公園などでのスポーツ施設の充実についてのご質問でございますが、少子・高齢化の進展により、スポーツに寄せる市民の期待は高まっており、スポーツ環境の整備が求められる中で、本市においては広い敷地を必要とする野球場、ソフトボール、サッカーなどができるスポーツ施設がまだまだ十分ではなく、施設の確保が必要であると認識しているところでございます。  お尋ねの両施設とも現在それぞれの施設目的を持って機能し、また整備の過程にありますので、今後の検討課題と認識し、考えてまいりたいと思っております。  次に、競技や練習会場に市内の公園の開放や個人所有の休耕地などを有効活用に協力できないかとのご質問でございますが、市内公園の開放につきましては、地域の取り組みや行事等、地域の事情を考慮した中で、野球やソフトボール、サッカー、ゲートボールなどに利用されており、新田中央公園や大東公園、南郷公園、中垣内浜公園では抽せんにより、また抽せん後は随時申し込みができるようになっており、曜日によってはまだ空きがあると聞いております。ご利用いただきたいと思います。  また、個人所有の休耕地の活用については、議会初日の市民生活部長の答弁ではなかなか難しいとの答弁でございましたが、活用が可能な休耕地があれば情報の提供等、市として協力できることはやっていきたいと考えております。  次に、堂山古墳についてでございますが、堂山古墳は昭和48年に大阪府の水道部の事業計画に先立って府の教育委員会による発掘調査が実施され、発見されたものでございます。幸いなことに、用地は大阪府水道部が所有してきたため、開発からも免れ、発掘調査後も現状を維持しており、現在大東市内において古墳築造当時に近い状態で古墳を見ることができる唯一の古墳であります。  当初は敷地内への侵入を防ぐための木柵がありましたが、近年それが朽ち果てた状態となり、侵入者によるたけのこ掘りや心ないハイカーによるたき火でのぼや騒ぎなども起きております。また、長年の風雨により、古墳から土砂流出などが起こっており、地元住民の方々からも土砂災害の危険性や文化財保護の観点から何とか古墳の整備、活用ができないものかとの声が上がっていることも承知をいたしております。  こうした状況の中で、このたび府の水道部において木柵を設置し直すということで地元調整をされております。地元の方々の要望の1つであった安全面の対策に関しては、これで十分とは申しませんが、一応の措置がなされたと思っております。  議員ご指摘の公園化につきましては、現在の古墳の跡地を含めて土地は急傾斜地であります。現状では自然な状態での公園として一般に不特定多数の人が自由に利用できる場所としては不向きであると判断しております。  訪れるハイカーの人たちにここが古墳であるとの認識を持ってもらうため、市の教育委員会において遊歩道沿いには説明板の設置をしてありますが、現在古墳群内にも石室の場所を示す看板や説明板等を設置することについて、府の教育委員会と協議をいたしております。  次に、総合型地域スポーツクラブの設置についてですが、文部科学省では平成12年9月にスポーツ振興基本計画を策定し、生涯スポーツ社会の実現に向け、平成13年度から22年度までの計画期間内に全国の各市町村に少なくとも1つは総合型地域スポーツクラブを育成することを目標としています。  総合型地域スポーツクラブは、いつでも、どこでも、だれでもが継続的にスポーツに親しめる環境づくりを目指す、地域に根差した自主運営、自主財源を主とする運営方法の複合型スポーツクラブで、現在全国で426市町村に設置され、大阪ではモデルとして大阪狭山市、岸和田市、堺市で設置されております。  北河内におきましては、北河内地域生涯スポーツ振興連絡協議会において協議をいたしましたが、現在の体育協会やスポーツ関係団体との連携、また、今までのスポーツシステムのあり方の転換をどのように考えるか等が大きな課題となり、その後この協議会は進展しておりません。  これまでの我が国のスポーツ発展には、学校、部活動、企業スポーツ、地域スポーツ、民間スポーツが大きく貢献してまいりました。この総合型スポーツクラブは、今までの体制やこれからの生涯スポーツ社会のあり方をかんがみ、各地域の生涯スポーツ振興体制や地域住民のスポーツ生活の実態に応じて編み上げられるものであります。  本市におきましても、生涯スポーツを推し進める観点から、関係部と連携するとともに、これまで地域のスポーツ振興に貢献してこられました体育協会、スポーツ少年団、体育指導委員、社会教育関係団体等との関係を考慮しながら、どのような方法、方式で大東市にふさわしい総合型地域スポーツクラブを育成していくことができるのか調査、研究をしてまいりたいと考えております。  次に、地域子ども教室推進事業についてでございますが、この事業は国の16年度予算の概算要求の中で進められている事業だと理解をいたしておりますが、府からこの事業についての説明はまだされておらず、近々国から都道府県段階へのヒアリングが持たれると聞いております。  文部科学省の案では、地域の大人たちが指導ボランティアとして協力するもので、放課後や週末に学校を活用して、すべての小中学生を対象にスポーツや文化活動などのさまざまな体験活動や地域住民との交流活動などを実施するものでございます。  本市でこの事業と同じような活動をしていますのが、大阪府の補助事業で総合的教育力活性化事業、別名すこやかネットと申しておりますが、この事業が市内8中学校区で立ち上げられています。例えば南郷中学校区地域教育協議会では、日常的に卓球、バスケット、剣道、バドミントンなどのスポーツ活動、地域の大人と子供の交流のアウトドア一日体験、菊見会の開催、子育て講演会、人権講習会などを行っております。また、住道中学校区では、地域の小学生、中学生、大人が参加をするキンボール競技を月1回程度練習し、その大会を11月30日に実施いたします。また、当日はふれあい遊び広場と称しまして、地域の大人が子供たちに昔遊びや将棋などを教える企画もあると聞いております。また、四条中学校区では、卓球教室を行っております。  教育委員会では、こうした単位協議会のユニークな実践活動を全市的に広げ、交流を深めることにより、市内の全地域協議会がさらに活性化するよう支援し、活動が広がることを期待いたしております。  府での説明会がありましたら、現在実施しておりますこうした地域教育協議会の事業と、この地域子ども教室推進事業とが補助金が競合するということもあり、よく検討し、よりよい方向で実施してまいりたいと考えております。  以上でございます。よろしくご理解賜りますよう、お願い申し上げます。 ○中河昭 議長  近重指導部長。 ◎近重修 指導部長  (登壇)当部所管事項についてお答えいたします。  小中学生における文化芸術鑑賞の具体的な内容でございますが、大きく分けて2通りあります。その1つは、大東市小学校視聴覚協会が、市の一部補助を活用しまして、毎年小学校15校すべてで実施しております鑑賞会であります。内容は映画鑑賞と観劇を隔年ごとに実施し、今年度は劇団ポプラによります「シンドバッドの大冒険」を各学校の体育館で観劇する予定になっております。  2点目は、各学校独自で実施しております芸術鑑賞であります。昨年度の取り組みを見ますと、小学校では15校中6校、中学校では8校すべてで取り組んでおります。内容といたしましては、小学校では音楽鑑賞、クラシックバレエ、弦楽器鑑賞及び体験、音楽影絵、演劇鑑賞、マリンバ演奏などがあります。一方、中学校では、古典芸能、演劇、和太鼓演奏、音楽鑑賞、落語などがそれぞれ実施されました。  今年度の取り組みにつきましては、これからの実施となりますが、小学校で4校、中学校8校で予定されております。  また、大阪府青少年活動財団ユースサービス大阪の企画課へ希望申請し、市内の小学校の中から抽せんで3校ずつを無料で招待していただける日生劇場があり、今年度は昨日9月25日厚生年金会館で劇団四季によりますミュージカル「コルコスの祈り」の鑑賞に行ってまいりました。  ほか、文化庁が主催します本物の舞台芸術体験事業に、本市から小学校2校、中学校1校が申請希望しましたが、これは選に漏れております。
     文化芸術は、議員ご指摘のように子供の創造性をはぐくみ、表現力を高めるとともに、人と人とのつながりや相互に理解し尊重し合うものであると認識しております。今でも市内で行われる市民文化祭の芸術部門に、独自で学年で見学している学校もあります。先ほど議員がご指摘のように、今後も市で開催されます芸術活動については、子供たちが芸術鑑賞に触れる機会を多く持つよう、各学校に紹介していきたいと考えております。  次に、小学校での子供、親の相談充実についてお答えいたします。  教育委員会では、これまで中学校へのスクールカウンセラー及び心の教室相談員の配置など、問題行動の対策に取り組んでまいりました。議員ご指摘のように、問題の発生が小学校の段階から生じている場合も少なくないので、新たに小学校における教育相談体制の充実を図るため、今回の補正予算でスクラム相談員配置事業をお願いいたしております。  この事業は、青少年非行問題行動や不登校について、未然防止、早期発見、早期解決のためには、生活態度のささいな変化や問題行動の前兆を把握するなど、子供の心のサインを見逃さず、適切に対応することが効果的であるということで、児童が抱えている生活指導上の問題を初めとするさまざまな悩みなどに対する身近な相談相手になるような相談員を学校へ派遣する事業でございます。  この相談員は児童に対する相談活動はもとより、親の相談等効果的な活用を考えております。  なお、スクールカウンセラーや心の教室相談員については、当該の中学校区の小学校でも利用していただいております。  以上、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。 ○中河昭 議長  黒田管理部長。 ◎黒田信二 管理部長  (登壇)小学校への空調設備の設置及び学校トイレの新設、改修についてお答えいたします。  まず、小学校への空調設備の設置についてお答えいたします。  近年の地球温暖化やヒートアイランド現象等の影響を受け、都市の外気温は年々上昇しており、学校における学習環境にも悪影響を与えております。暑いときには40度以上になる教室もあり、窓を開けても暑い風が通り抜け、本当に授業に集中できないとの訴えも学校現場から出ているのが実情でありました。  このたび、厳しい財政状況下ではありますが、学習環境の向上を図るため、全中学校8校の普通教室に空調設備を設置し、この2学期より使用を開始したところであります。  設置費用は13年リースで総額約5億7,000万円、年間約4,353万円のリース料です。加えてランニングコストとして年間約1,000万円を超える光熱水費が必要と予測しております。財政負担は大きなものとなってまいります。しかし、昨年度より学習指導要録も大きく改正され、授業時間数等も影響を与えてきた中、夏休み等の活用を含め、この空調施設整備は大いに学習効果を向上させるために効果を発揮していくものと期待しております。  当然、小学校につきましても次の段階として空調施設の設置が望まれていることは承知しており、夏休み等の補習授業等各種取り組みが可能となることを考え合わせたとき、教育委員会といたしましてはその必要性は感じております。しかし、小学校の普通教室は中学校の2倍以上あり、今日的な厳しい財政状況下のもと、市の経常的な負担増につながることから、今年度設置いたしました中学校の効果やランニングコスト等を見きわめ、次のステップへ進んでまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、学校トイレの整備についてお答えします。  学校トイレの整備につきましては、以前より要望もお聞きしており、一昨年以来多くの経費をかけてその整備に努めてきたところであります。しかし、施設の老朽化や日常の維持管理の不徹底等により、傷みもひどく、その対応には苦心しているところでありますが、児童・生徒たちが気持ちよく使用できるよう、今後も学校現場との連携を密にし、小まめに改修に努めてまいります。  なお、排水の流れ等大きな改修を必要とする学校につきましては、今後の中規模改造等にあわせて実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○中河昭 議長  児嶋都市整備部長。 ◎児嶋徹 都市整備部長  (登壇)都市整備部所管事項についてお答え申し上げます。  議員ご質問のにぎわいのまちづくりの新規助成制度につきましては、議員におかれまして、国経由で既に情報を把握され、よくご存じのようでございますが、ご指摘のとおり、平成16年度から国土交通省所管のまちづくり助成金、仮称となっておりますが、この制度が新しく創設されると聞いております。しかし、その概要につきましては示されているものの、詳細については未定ということであり、本市で確認できる範囲でお答え申し上げます。  この制度は駅周辺など、全国の中心市街地の再生を図るため、時間、地域を限って地域の目標達成に必要なものや自由な助成金の充当を可能とするなど、使いやすさを徹底的に追及するとともに、目標数値等に基づく新たな予算執行管理を導入した助成金であると聞いております。  現時点で整備メニューの詳細については明確になっておりませんが、事業採択の要件といたしまして、まちづくりの目標設定と可能な限りの目標数値化が必要となっております。このような新制度の導入につきましては積極的に情報収集を行い、本市の今後のまちづくり事業の推進に活用可能か否か、また既存の制度との比較検討も行ってまいります。  なお、駅周辺のにぎわいの創出及び安全対策についてでありますが、ただいまご説明いたしました新制度のほかに、既に導入されておりますまちづくり総合支援事業の制度を活用した住道駅周辺で整備の基本方針を策定しているところであります。この計画の中で、駅周辺の活性化及び交通安全対策についても検討対象としてまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○中河昭 議長  寺坂議員。 ◆9番(寺坂修一議員) それでは、自席より再質問いたします。  いろいろと述べていただきまして、中にはまだこれからの課題の分もいっぱいありますので、それはそれぞれの立場でしっかり努力していただきまして、簡単なことを言っておりますけど、結構大事なことでありますので、その辺を理解していただきまして、若干何年かかかる分もありますし、財源が必要な分がありますので、その辺は見据えた上で頑張っていただきたいということだけを要望しておきます。  3点だけ、その中で市長にお聞きします。  まず1つは健康づくりで万歩計の話しました。僕も簡単な市販してます1,000円ぐらいの分です。これは大体1万歩ということで、これ簡単ですけど、なかなか結構上手にできていまして、204日間の分で262万歩歩いて、平均しますと1日1万2,850歩という、こういう数字が全部出るようになるんですね。もっといいのはカロリー計算とか出るのがあると思いますけど、そんなに1,000円ぐらいで高くないものですし、社会保険に入っている方は結構いろいろと救急箱もらったりとか、洗剤もらったりとかいっぱいあるんですけど、国保に入っている方は何もないというのが、何もないんですよね。たまに1年間使わなかったときに、忘れたころにぽんと何か送ってくるということをされていますので、できましたら国保の方、本当は国保だけに限定する必要はないんですけど、そういうことをやっていただいたらどうかなという。  そうすると財源的な話もいっぱいされますから、この14年度の決算でいきますと国保会計で約106億、老人特会で73億ぐらい、足しますと180億簡単に言ったら医療費で使っているという形になってますから、それ考えたら、ここで極端なこと言ったら何万円使ったってあんまり支障はないかなと。それよりも健康で病院を使わなくなった、医療を使わなくなったということの方が僕は大事だと思いますので、PRも兼ねて、元気な方がいいんですよ、全然無理して病院に行く必要はないんですから。  例えば、1つの考え方として、この経費を削減するということも大事ですけど、国保なんか医療費通知していますね、毎月来るんですね。別に毎月要らないと思うんですね。だからあれを年に1回にしてしまうとか、欲しい人だけ欲しいとか、月々もらっても案外使ってるとはあんまり感じないんですけど、1年間もらうと多分それの12倍ですからがばっときてるから自分はこれだけ使っているなという、要するに国保料金納めたこと比較はできるんですが、1カ月でもらっても、10万や15万使っても何とも思わないという感覚がありますので、かえって毎月出すのがむだな部分がありまして、要するに郵送料もあるし手数料もいっぱいありますから大変だと思いますけど、もしあれでしたら年に1回にしてしまうとか、毎月欲しいですという人だけをやってしまうとか、ちょっとこう簡素化すると、この辺からも若干財源が浮いてきたりとかするんじゃないかなと思いますから、決して国保の方だけを限定する必要はないですから、市民の希望する方につきましてはこの万歩計を配って、できたら健康増進につなげていただくということで、一回市長の見解をお聞かせください。  もう1点は、小学校の空調ですけど、中学校本当に喜んでいまして、あれだけ教育委員会が反対していたのがうそみたいな、何であそこまで反対していたのかという教育長の顔が見たいような感じがしますんですけど、小学校で話しているとまた同じ話をすると思いますので、どうですか市長、確かに試算しますと261教室ぐらいありますから、ちょっと倍まではないにしても157が261ですので、若干ふえますから、小学校は、その分だけ大変だと思いますけど、8億くらいかかりますかね。できたら来年の政治公約の中の1つに入れていただいて、マニフェストでちょっと頑張ってもらったらどうかなと思いますので、市長の見解を聞かせてください。  もう1点がスポーツの施設の話なんですけど、東諸福の公園の話ですとか、清掃センターの話があります。本当は公園て固定化して、スペースなかなか大変なんでね、ああいうどっちかというと、ある程度融通きくところをもっと幅持たせて使わせていたただくとありがたいかなというのがありますので、できましたら、せっかく新たにつくるというのは大変ですから、これから整備上でいろんな形の中で、考え方の中にスポーツの施設とかスポーツができる空間をつくるという形で検討することで、今から、どっちにしてもこの施設できるのは二、三年先の話ですから、そういう面でいくと今からそのことを1つの考え方の基本に置いとくとやりやすいんではないかなと思いますので、この3点につきまして市長の見解を聞かせてください。 ○中河昭 議長  岡本市長。 ◎岡本日出士 市長  寺坂議員の質問でございます。  まず、万歩計についてでございます。私もついせんだって組合保険に加入しておりますもので、この中のどれか必要な欲しいものを指定してくださいということで万歩計を実はいただきました。余りつけておりません。あんまり歩かないものですからあんまりつけていないんですけど、これは1日どれくらい歩いているかなという目安になるし、やっぱりもう少し歩かなあかんなと、1日1万歩と言われていますから、ぜひともそれくらい歩かないかんなという目標になるんではないかということで、何らかの方法で大東市民の中で希望される方には、ぜひとも配付する方法を考えていきたいなというふうに思っております。  ただ、ただで渡してしまうとあんまり使っていただけないということもありますので、しかるべき負担を、例えば1,000円のところを500円負担していただくとか、何かそういう方法で少し負担していただいたら、金出したんやから使わなもったいなという気持ちになっていただく、そういう配付の仕方はどうだろうかなというふうに思っておりますから、今後検討して、希望者はもちろん、これから市民のウオーキングとかそういうことを考えていただいておりますので、その方々はぜひともやっぱり欲しがるというふうに思いますから、ぜひともそういうことで実現していきたいなというふうに思っております。  次に、空調の問題であります。これは一番私が実はそんなに要らんやないかと、小学校、中学校で、そんなに環境のいいところで勉強してもらうということは、少しの辛抱をしないで我慢しないで、そして勉強できる状況だったら将来環境の悪いところ、例えばアフリカとかインドとか、海外青年協力隊に行ったときに一番にダウンしてしまうよと、必要かなというような気持ちを私は持っておって、そういうことで中学校、そして父兄、保護者の皆さんから要望があったときにそういうお話をしとったわけでございますけれども、実はこういうお話を聞いたわけです。  家にあって学校にないと、昔は学校にあって家にないのがほとんどやった。でも最近は家にあって学校にない。だから子供たちが学校に行きたがらへんのやと。例えば昔だったら学校にピアノがあるのに家にピアノない。これ当たり前のことです。学校に本がたくさんあるのに家にない、だから学校に行きたいというような状況だったと。私たちの子供のときはそうだったんです。でも、今は家に本がいっぱいあるし、そして家にクーラーがあるのに学校にクーラーがない、だから学校に行くの嫌やというような子供たちが随分ふえてきたようです。暑くなり過ぎると勝手に教室を出ていって保健室に行ってしまうと。保健室には空調があるわけです。これはいかんなと。そして聞いてみたら私学では全部クーラーが入っております。だからやっぱり私学に負けない教育環境ということで、財政的には大変なことなんですけれども、でも皆さんのご協力のおかげで小学校の給食を民間委託に賛同していただきました。その分で賄っていける。1年目は小学校の施設の改良、そして食器の改良、そういうことに使っていきますけれども、2年目からそのお金がまるまるどこに使おうと、教育関係に使っていけばいいというような状況で、ことしになって6校やらせていただきました。46%やらせていただいて、1年間で1億数千万の経費が節減できた。そのことによって五千数百万円の中学校の空調が、これは市民の負担をかけなくてもできるんではないかということで実施に踏み切らせていただいたというような経緯があるわけです。  だから、市民の負担をこれ以上お願いするということはとても無理ですから、やっぱり片側で節減させていただいて、そして片側でその経費をかけさせていただくと、こういう手法をこれからも続けてまいりたいなというふうに思っております。  小学校のことにつきましては、これからもうあと二、三年で小学校の学校給食のすべて民間委託が可能だそうでございます。その経費の使い道をどのようにこれからしていこうかということを、これは教育の充実のためにやっぱり考えてまいりたいなというふうに考えておりますから、皆さん方もいろんな面でご提案いただいて、そして一番教育効果の高いものに導入していきたいなというふうに考えておりますから、よろしくお願いしたいなというふうに思います。  そういうことで、この間中学校へ行きましたら、授業中に徘回する子がなくなったと、そして授業中に、こんなことは私たちの時代では考えられなかったことですけど、授業中に教室から出ていく子供がなくなったと、それだけでも大変喜んでおりますというようなお話を校長から聞きまして、私はよかったなというふうに思っております。  今後とも、やっぱりやらせていただいた事業は本当によかったなと思われるような事業についてはどんどん市民の負担にならないような範囲でやっていきたいなというふうに思っております。  最後になりましたけれども、公園につきましては、これは補助金の関係もあって、例えば中央防災公園をやりましたら中にいろんな設備を、水路をつけたり、ベンチを置いたりいろんなことを要求されるわけですが、それでないと補助金がこないと。私は公園の周囲に植木をいっぱい植えて、樹木に囲まれた広っぱでいいと、中は広っぱでええ、サッカーしようがいろんなボール投げしようが鬼ごっこしようが何しようがやっていける、そういう公園にしたいなと思っているんですけど、そういう制約があるそうです。池やらそんなんもできるだけ周辺に配置させて、防災公園も中はできるだけ広くというふうに思っております。新田の清掃センターにつきましても、これは東大阪の土地でありますけれども、ぜひとも話し合いをして、大東市の領域にありますから、いい方向で大東市の市民のためにお役にたっていただけるような施設につくりかえていきたいなというふうに思いますから、議員の皆さん方のご協力、ご支援をよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○中河昭 議長  19番・岩渕議員。(拍手) ◆19番(岩渕弘議員) (登壇)ただいまご指名をいただいたので、一般質問を行わせていただきます。私が一番最後の一般質問でございまして、きょうは植田議員も最後までおつき合いいただきましてまことにありがとうございます。  こういった中で、いろいろと3日間にわたって一般質問を行われました。私は住道中学校は3年生で卒業しましたけど、1年生は南郷中学校でございましたので、先ほど南郷中学校の運動場の水の問題が出ておりますけれども、これはやはり管理は教育委員会の方でちゃんとしてほしいと思います。学校では一生懸命掃除はしております。だけども、ごみがたまっておったところは見えないところにある、こういうフェンスがあって、その下にマンホールがこうあるわけです。その中で詰まっておりましたので、外側からわからない。もう既に遊水池がちょうど学校の校庭にできてから6年ぐらいになるんじゃないかなと思うんですけど、その後いっこも掃除しておりませんので、もっと掃除のしやすい方法も考えてはどうかなというふうに私は思いながら古崎議員の一般質問を聞いておりました。ぜひともそういうふうにしてお願いをしたいと思います。  順次質問をいたしてまいりますけれども、本当に北海道では大変な地震でございました。聞くところによれば神戸の震災のあの地震よりも10倍ぐらい大きいということで、もしあれが地上で地震が起きたら、それこそ北海道みないってしまうやないかなというふうに地震の評論家が言っておりましたけど、本当にいつやってくるかわかりません。災害ですので、お互いに大東市もひとつよく考えながらお願いしたいと思います。  まず順次、大阪府の関連する問題から取り上げております。私は連続で大方3年から4年にかけて大阪府の整備について、大東市ではできない問題を大阪府にいかにして早くさすかということをいつもやっておるわけですけれども、進捗状況につきましてお願いをしたいと思います。  阪奈道路の未整備。13年度ぐらい、また16年度ぐらいに計画するとかたしか児嶋部長言っておられましたけど、今時分計画するって何を考えとるのかと思うんですけど、そこらあたり明確にしといてほしいんです。これ大阪府は少なくとも阪奈道路はメーン道路であります、大東市の。ですから、一日も早くすかっとした歩道を設置するということで、今回は図面を提出するようにということで言っておりました。未舗装歩道の図面をいただいておりますけれども、これは公開をしないということでございますので、それから八尾枚方線も同じように、ひとつ歩道の整備をしていただくためには、やはり大阪府にお願いをせないけません。たった1枚の溝の上に鉄板がひいておりますけれども、天気のいい日はいいんですけれども、雨降りよくひっくり返っておられるの見ることあるんですけど、皆さん方もよく見られておりますと思うんですけど、それをぜひともお願いをしたいということで。  それから、いよいよはんこ屋さんから東側の買収ができたということを聞いておりますけれども、はんこ屋さんだけがなかなかまだうんと言っていただけないということですけれども、買収されたところから工事を進めていくべきだと思いますけれども、どのような経過になっているか、教えてほしいと思います。  もう1点、これも住の井橋、八尾枚方線の横断でございますけれども、右岸側につきまして、南側ですね、これにつきましては、本当に渡るだけでも大変危ないなと思いながら渡らなければならないということで、いつ事故が起きてもおかしくないという状況でありますので、信号機の設置をお願いしておりますけれども、過日5人ほど信号機の設置について現場調査をされておりました。私はこうしてはよしてやと言った方がいいかなと考えましたけれども、黙ってその横で聞いておりましたら、ここにつけてどうやとかこうやとかいう説明をしながら帰られましたけれども、どこから来られたんかな、そしてどのような今の現在であるのか、そこらあたりもちょっと説明をいただきたいと思います。  環境問題ですけれども、寝屋川の河川はやはり住道駅前の玄関口でありますから、ぜひともヘドロ対策をやっていただきたいなというふうに思っております。最近は本当にカモが飛んできております。また、カモメももうすぐ飛んでくるんではないかと思いますけれども、非常に環境もよくなってきておりますので、ぜひとも、ヘドロだけが非常に目につくわけでありますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  それから、45周年の記念として市歌が発表されまして、御領水路ぽっかり浮かぶ小さなたぶね、私のふるさとという形で歌われておりますけれども、御領整備につきましてどのように考えておられるかということを、これもお願いをしたいと思います。  続きまして、体育施設につきまして、確か6月の予算で体育館の床の整備をされました。確か250万ぐらいであったと思うんですけれども、250万の整備をするには40日間、大方1カ月間体育館が使われないという問題があるわけでありまして、ただ、バスケットボールの大きな機械を設置するのに大変苦労しておるわけでありますから、もう常時つけておいたらどうかなというふうに思うんですけど、その件について今市の方は教育委員会としてどう考えておられるかお聞かせをいただきたいと思います。  それから、公園問題でありますけれども、新田公園、プールの跡地ですね、あないして山になっておりますけれども、非常に遊びにきてくれている人が少ない、草がいっぱい生えているという状況でありまして、ブランコ乗ったりしている様子も余り見かけないんですけれども、もう少し整備をしてはどうかなというふうに思いますけれども。そういった中で、特に新田グラウンドのバックネット、あわせて周囲のネットが非常におばけが出てくるような不細工な格好で、これが市の公園かなと思うようなところであります。また、市として今考えておられました周回歩道計画ですね、これについての計画はどうなっているのかということをお聞かせいただきたいと思います。  先ほどジョギングの問題ですけれども、もし周回道路ができればあそこでたくさんの、老いも若きも巡回歩道でジョギングされるんではないかなということを考えておりました。そのときは万歩計をつけてやればいいんじゃないかなと、そういうふうな中で。  それから教育問題ですけれども、冷暖房を9月1日から回りました。生徒は非常に喜んでおります。また、校長も北河内の校長会あるいは大阪府へ行っても本当にうらやましいなと、大東市さんすごいですなということで評価されております。大阪府の教育委員会としても、学力は絶対上がるでというふうなことをほめられておりますので、そういった中で、本当に喜ばしいことだなというふうに思っておりますけれども。正直言って私がちょっと回ったからというわけではなしに、こういう大きな画期的なことができた場合に、市長初め皆さん方はどういう感覚でおられるのか、本当にみんな見に行ってこられましたか。各学校回った人一遍手挙げてください。そっちは、なしか、ゼロか。こういうただやったらそれで終わりやという感覚は私はおかしい、わかりますか、もっと気合かけて仕事せなあかんで、みんな。  私は8校みんな回ってきました。8日の日に公明党さん行っておられまして、それから中河議長も北条中学校行かれたと。やっぱり、お互いにみんなこういうすばらしい事業をやったらあとはどういうふうにして、まだ何か問題あらへんかなというふうなフォローが大切やと私は思うわけであります。ですから、私も小学校もつけてあげたいなというふうに思いますけれども、学校も随分傷んでおるからやはり大規模、中規模改修もしていかなあかんというふうなことでなかなか大変だと思います。ですから、そういうことでぜひともみんなが一遍見て、学校で勉強しておる姿を見て、やっぱり自分で目の中に焼きつけておいてくださいよ、本当に。市長がそないして先ほど外へ出ていくやつがなくなったという、そのとおりであります。  それと、私学の幼稚園の補助金、これは私のとこの21の澤田議員から6月の議会で質問しましたけど、ええかげんな答弁でありましたから、何と情けないこっちゃなと思って、私がかわって、もう一度、ジャブからパンチどころかノックアウトさせてあげたいなというぐらいの気持ちで質問をするわけであります。余りにも随分金額が少ないんじゃないかと思いますので、その点どのくらい違うのかちょっとお知らせをいただきたいと思います。  それから、もう1点最後ではないけども、各小学校、中学校でやはりまだ国旗と君が代が徹底されてない、随分よくなってきたということは聞いておりますけれども。この機会になぜ私が質問をするかということ、常にやはり大東市でも市の行事であれば必ず君が代あるいは国旗を掲揚していただいておるようになってまいりました。ぜひとも学校現場におきましても徹底してやっていただきたいなと思うんですけれども、その点についてお聞かせいただきたいと思います。  それから、行政改革の一環でありますけれども、職員の適正配置ということで、大東市役所内はこれでまだまだどういうふうな形でいくかわかりませんけれども、出先機関に非常に多い職員がおるんではないかなと、一遍見直しを徹底してやってほしいなというふうに思います。今回はある程度聞いておきますけれども、次回は各出先には何名張りついて、どういう仕事をしているんだというものを提出してほしいと思います。これは12月の質問の中でやっていきたいと思いますので、準備をしていただきたいと思います。  以上で質問は終わりますけれども、再質問の権利を留保いたしまして終わります。 ○中河昭 議長  中口教育長。 ◎中口馨 教育長  (登壇)ご質問のうち、国旗、国歌の件につきましてお答えいたします。  統計上は本市の小中学校の国旗掲揚、国歌斉唱率は100%になっておりますが、学校の儀式的行事としての中での扱いは不十分であります。とりわけ、国歌斉唱時に職員が起立しなかったり、児童・生徒全員が起立できていない学校が、ことしの卒業式の場合には小学校で5校、中学校で2校、入学式では小学校で4校、中学校で1校あり、その都度学習指導要領に従い信頼される学校づくりの一環としても適正な指導や取り扱いを求めているところであります。今後もさらに各学校において儀式にふさわしい対応を機会あるごとに指導してまいりますので、よろしくご理解賜りますようにお願いいたします。 ○中河昭 議長  児嶋都市整備部長。 ◎児嶋徹 都市整備部長  (登壇)都市整備部所管事項についてお答え申し上げます。  まず、大阪府道の歩道設置と整備関連についてでございますが、1点目の阪奈道路歩道未完成箇所についてのご質問でございます。  大阪府枚方土木事務所では、平成13年度に歩道整備工事計画を策定し、今後10年で整備を行う路線を歩道整備重点化路線と位置づけ、整備を行うこととしております。大阪生駒線もそのうちの1路線と伺っております。  本路線につきましては、平成15年度、本年度でございますが、調査委託を行い、現道幅員の中で平成16年度より順次歩道整備に着手していく予定とのことであります。  次に、府道八尾枚方線につきましては、この重点化路線には含まれていないと伺っておりますが、今後周辺環境の変化があれば見直しの考えもあるとのことから、本市といたしましても、積極的に危険箇所等も含め状況等の提供を行い、歩道整備を要請してまいります。  次に、市役所前の阪奈道路との交差点の部分でございますが、枚方土木事務所に確認いたしましたところ、1物件を除いて議員ご確認のとおり、用地買収及び補償問題が解決し、平成16年3月末に建物の撤去を行い、平成16年度より工事着手されるとのことでございます。  また、残る1件の地権者に対して積極的に交渉努力をしていただくよう大阪府に対して要請をしてまいりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。  次に、住の井橋南側の信号機のその後の経過でございます。  住の井橋南側の信号機の設置について、その後の経過でございますが、所轄警察署から信号機設置の上申を受けた大阪府警本部交通規制課が平成15年6月下旬に当該箇所の現地調査を行っております。  信号機設置につきましては、用地を取得することが重要な課題となっておりますが、地権者と大阪府の間にある問題解決を図ることが用地交渉に入るための優先課題となっております。解決に向け、現在大阪府で努力されており、時間を要さないと聞いております。解決後は用地測量等の必要な作業を行い、用地取得に入ると伺っております。  また、所轄警察署には、今後の道路拡幅の予定等も示し、信号機の設置に向けて調整を進めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。  最後に、新田グラウンドの周回路でございますが、新田中央公園においては、平成13年度に公園西側にあったプール施設を解体撤去し、平成13年度、14年度の2カ年度で公園らしい施設として遊具の設置及び高齢者が広く活動できる広場等と築山を設置し、地元協力による緑化樹の植樹等を行ったところでございます。  議員ご指摘のように、周回路の整備をいたしますと、ジョギングと公園全体を一巡することができます。しかし、多目的広場のある東側ゾーンは高いネットで囲まれており、周囲には樹木等があることから、公園利用者が周回できない状況であります。周回ができる園路の整備については地元からも強い要望がございます。現在、実施に向けて調査及び工事設計等の作業中であり、工事につきましても平成15年度3月末までに周回路を完成いたしたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○中河昭 議長  増田下水道部長。 ◎増田靖夫 下水道部長  (登壇)ご質問のうち、下水道部所管の環境整備についてお答えをいたします。  初めに、寝屋川のヘドロの除去の問題ですが、さきの6月議会でも答弁をさせていただきましてから、その後大阪府にもヘドロの除去について働きかけているところでございます。府におきましても、第2期水環境改善緊急行動計画、通称清流ルネッサンス2に寝屋川流域を選定し、寝屋川の水質改善等に向けた浄化しゅんせつの最優先の課題に位置づけて、国の補助金確保に努力しているとのことでございます。  本市といたしましても、引き続き大阪府に対しまして寝屋川のヘドロの除去などの早期実施を要望してまいりますので、ご理解を賜りますようお願いをいたします。  次に、御領水路の整備計画についてお答えをいたします。  この問題につきましては、地元自治会や道路推進委員会の皆様と協議を重ねてまいりました。その結果、御領神社の南北水路と東西水路につきましては旧集落を水郷が取り巻く景観水路として整備をし、その他の水路につきましては、平成13年度から14年度にかけて行いました公共下水道の整備とともに、道路整備につきましても完成しており、引き続き平成15年度にも一部水路の整備を実施中でございます。  今後の御領水路の整備につきましては、周辺の公共下水道の進捗状況を踏まえながら、御領地区の自治会や地元の皆さんと水路の水源の問題や水路の整備の手法、整備の時期などについて調整を重ねながら、本市の貴重な景観水路として整備をしてまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解を賜りますようお願いをいたします。 ○中河昭 議長  吉村生涯学習部長。 ◎吉村元志 生涯学習部長  (登壇)当部所管事項についてお答えをいたします。  まず、市民体育館の施設整備についてですが、体育館大体育室の床板が、表面が割れたりはがれたりしたため、フローリング材の改修工事を行ったところでございます。傷み箇所から移動式バスケット台の重量による繰り返し疲労及び南側アリーナがバスケットに集中的に使用されていること等が主な影響と考えられ、現状の使用状態がこのまま続くと、再び改修工事を余儀なくされることが予測されます。  現在使用している移動式バスケット台の総重量は1台あたり約1.5トンです。これにかわるものとしては、壁面取りつけ式バスケット台があり、壁面からの水平引き込み折りたたみ式で、使用時には壁からコートに5メートル20センチ出ることとなり、使用しないときには折りたたんで1.5メートル程度になるとお聞きをいたしております。ぶら下がってシュートをした場合には、てこの原理で壁部分に相当な負荷がかかるものと推測され、メーカーではぶら下がりは原則禁止ということですが、守っていただけない場合等を想定いたしますと、安全面について検討する余地があるのではないかなと、このように考えております。  しかしながら、築後7年足らずの床フローリング材がこのように傷むことによる補修工事費と、壁取りつけ式バスケットゴールの設置費用との費用対効果を考えますと、ご指摘いただきました移動しなくてよいバスケット台の設置についてしっかりと検討していかなければならないと考えております。  次に、新田グラウンドのバックネット等の修理についてでございますが、本市においては、球技等のスポーツを楽しめる広場が少ないことを考慮し、新田中央公園の東側グラウンドをスポーツを中心とした広場として活用しているところでございます。整備計画といたしましては、都市整備部長から今回周回路を設置されると、そのような答弁がございました。  そこで、ご質問のバックネットの修理の関係でございますが、当グラウンドを利用されている野球チームのご協力により、ネットの補修等をしていただき、当面の利用に差し支えない形でご利用いただいているのが現状でございます。しかしながら、ご指摘のとおりバックネットを初め防球ネットも十分ではなく、根本的に考えなければならない時期にあると思っていますが、これらのバックネット等の建設に要する費用が多額であることから、方法論を含めて総合的に考えてまいりますので、よろしくご理解賜りますよう、お願い申し上げます。 ○中河昭 議長  黒田管理部長。 ◎黒田信二 管理部長  (登壇)まず、中学校の冷暖房施設についてお答えします。  長年多くの議員の皆様や学校現場から強く要望のありました中学校への冷暖房整備を府下的に見ても先進的な取り組みとして全中学校8校の普通教室や多目的教室等157教室に設置し、9月1日からの2学期初めから使用を開始しました。工事は夏休みの期間中に集中的に行い、順調に完了することができました。使用当初は一部の学校で操作方法の徹底ミスや機械設備の不備等がありましたが、現在は全校に順調に稼働しております。  生徒並びに学校関係者の評判はすこぶるよく、非常に喜ばれております。ことしの残暑は例年になく厳しく、その効果も顕著にあらわれており、例年2学期の初めは暑さの関係もあり短縮授業を行っておりましたが、ことしは全校通常どおりの授業を行うなど効果を発揮しており、学習環境の向上に大いに役立つものと期待しております。  次に、本市私立幼稚園に係ります市の補助金についてお答えします。  私立幼稚園に係ります市の補助金は、私立幼稚園就園奨励費補助金と保護者補助金の2種類あり、14年度決算で合わせて1億1,897万7,000円でございます。議員お尋ねの市単独事業の保護者補助金は、年額8,400円で14年度の決算額は1,133万2,000円となっております。
     北河内各市の保護者補助の状況は、定額制の枚方市は年額2万5,000円、交野市1万4,400円、門真市1万9,200円、所得区分制の四條畷市は1万6,000円から4万2,200円、寝屋川市1万1,000円から2万6,000円、守口市は3万円で、加えて生活保護世帯及び市民税非課税世帯等には年間保育料から軽減措置額を控除したものを補助するものとされております。  各市独自の保護者補助金の額につきましては、各市それぞれが今日までの諸事情を反映し決められてきたものと考えますが、本市の補助額は他市にない私立幼稚園健康診断助成金制度があるものの、府下的には低位の状態にあることは十分認識しています。  私立幼稚園児の保護者の関心も高く、また一昨年策定いたしました大東市幼稚園教育振興計画におきましても、就園助成金の改善については重大な課題とされており、教育委員会といたしましては、市全体の補助金制度のあり方とも関係しますが、今後とも改善に向け関係部局と強く調整してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○中河昭 議長  竹平総務部長。 ◎竹平正人 総務部長  (登壇)職員の適正配置についてお答えいたします。  職員の配置につきましては、「だいとう3S21プランPART2」により、職員定数の抑制を図り、平成25年の869名を目標とし、その適正配置を進めているところでございます。既に自動車運転業務や水政、土木、公園に係ります現場作業、学校給食調理業務や学校用務、また施設につきましては市民会館、青少年婦人センター、文化情報センター等の運営委託を進めてまいったところでございます。  今後とも、職員定数抑制のため、またコスト面から行政運営をとらえ、委託可能な事務事業から順次進めてまいりたいと存じます。  しかしながら、委託化を性急に進めますことは職員の余剰を抱えることにもなり、行革効果としては負の要因ともなりますので、職員の退職状況を勘案し、余剰職員を発生させないよう、効率的に民間活力の導入を図り、職員の適正配置に努めてまいりたいと存じます。  また、本市出先職場の職員数でございますが、深野・諸福児童センターは正職員15名、非常勤職員が1名、臨時職員4名、北条・野崎老人憩の家は正職員5名、非常勤職員4名、臨時職員2名、飯盛山荘は正職員3名、総合福祉センターは正職員3名、北条・野崎人権文化センターは正職員17名、非常勤職員2名、臨時職員5名、北条・野崎青少年教育センターは正職員31名、非常勤職員2名、臨時職員6名、市民体育館は正職員4名、非常勤職員2名、臨時職員5名、総合文化センターは正職員21名、非常勤職員1名、臨時職員3名でございます。  出先職場は学校、保育所を除き15カ所で合計数は正職員104名、非常勤職員14名、臨時職員28名、総計146名となっております。  以上でございます。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○中河昭 議長  19番・岩渕議員。 ◆19番(岩渕弘議員) 職員の適正配置につきまして、一応ご答弁いただきました。ずっと聞いておりますと、あそこであれだけいるのかなというふうな感じのするところもあったように思います。市長さんもそう思っておられるかもわかりませんけれども。やはり思い切った施策をやっていかんことには、いつまでたってもなかなか思うようにはいかないと思います。だからやっぱり厳しさも必要かと思います。ぜひともまた次のときに図面でもってちょっとまた出してください。よろしくお願い申し上げます。  それから、大阪府の仕事が非常に多いわけです。きのうもおとついもみんな大阪府関連の仕事が多い。何でこんなにおくれるんかな、なぜそんなにしないのかなというふうに感じております。できるだけ、議会でこれだけ大阪府の問題を取り上げられて質問がされているということをもっと強調してやってくださいよ。ぜひともお願いしたいと思います。  特にこの住の井橋の用地買収をしてからしか信号機がつけられないということであるかもわかりませんけれども、用地買収しなくても細い道路でも信号機はついております。だからそれだけの誠意があるかないかということなんです。私はそう思います。ですから、ぜひとももう少し前向きに一生懸命頑張ってほしいと思います。  寝屋川のヘドロにしたって、これは今すぐ問題は起きませんけれども、ぜひともやはり環境問題につきまして取り組んでいただきたい。御領水路にしても先ほど言いましたように45周年の記念事業として歌まで歌われた水路、本当にすかっとした水路を、メダカはたくさん泳いでいますよ、小さいメダカね、おかげさまで一番北のはしにありましたいわゆる御領ですけれども、下水道整備はあとちょっと1本だけ残っておりますけれども、それで終わるわけです。よろしくお願いしたいと思います。  体育館につきまして、やはり7年間であれだけ床が傷んでしまう、また1カ月も使われない、こんなばかな話ないわけですね。あの機械さえごろごろ押して3人で使おうが5人で使おうが、50人使おうがあの機械を持っていくわけです。だから、見ていただいたらわかりますように、ずっと機械を持っていく通路だけが傷んでいるわけですね。だから、修理したから格好いいものでなし、さらになったわけないんですね。前の色と今の色と本当にまんだらで不細工な体育館ですよ、正直いいまして。だからそういう点も配慮していただき、もう既にこういうふうな取りつけするようなものもありますので、10人もぶら下がればつぶれてしまうかもわかりませんけれども、1人2人でつぶれること絶対ないです。今までそんな例ないですから。だから、売る方にしたらぶら下がってもらったら困りますよって書いてありますけど、私はそういうふうに解釈をいたしております。  この間大東市の議会で行ったとき、確かこれちょうど加藤君に写真撮っとけよ言うて撮らせたものですけれども、ちょうどどこでしたか、倉敷でしたね、確か。あそこの体育館を見たときに、こんなんも必要だなというふうに思って写真を撮っておきました。  それから、グラウンドのネット修理、ぜひとも一遍見ていただいたらわかるように、本当に薄暗くて不細工で、すかっとしたものはちょうど西側に新しく設置された15メーターのネットだけがすかっとしております。そういうなんでぜひともお願いしたいと思います。グラウンドの遊歩道ですか、巡回道路、ジョギング道路というんですか、これもぜひとも早いときにひとつ計画してやっていただきたいなというふうに思います。  中学校の冷暖房はうまく稼働しております。ちょっと1日、2日稼働悪かった場所もありましたけれども、その後ちゃんと稼働しておりますので。ただ、その中で私ちょっとずっと見て回った中で、いわゆる室外機がちょうど教室の真上にあるというので、上が特別教室なんです。これは大東中学校ですけれども、ちょうど木を植えてあったところ、みんなとって室外機をつけたわけです。だからこれはこっち側にも学校が校舎がありますので、ここでむんむんしている感じで、一般教室につきましては非常にいいんですけど、これは深野中学校なんですけれども、室外機の上が特別教室あるわけですけれども、これもやっぱり暑いと、窓開けるの大変暑いよというて、これ私工作室で子供たちと鉄の工作をやっておりましたけれども、のこぎりの歯のつけ方まで学校の先生知らんで、私がみんなつけかえてこうするんよといって前向いてはしらないかんやつを引っ張っとるわけですね。ほんまに情けない。鉄のこは前に押す、木工はひくと。これは外国とはちょっと違いますけど、そんなんも教えて笑いながら帰ってきましたけれども。そういうふうにして。それからたくさん写してきました。その中で非常に特別教室で困っておられる学校ありますね、そこらあたりを一遍検討してあげてほしいなというふうに思います。  それから、その途中で四条中学校、これは近重さんも言ったけれども、わかりますね、学校の校庭の入る一番玄関口に職員の車が置いてあるの、4台ほど。この間火ついたとこなんです、火つけて新しく学校よくなりましたけれども、これがあるために消防活動がおくれたということの報告もありました。それにまた学校の玄関にこないして車置いてある。もうきょう昼間見てきましたけどなかったですから、これで何とかちゃんとうまくいくんじゃないかなというふうに思います。  ぜひともそういうふうなことで、校長が言うても聞かないんですね、わかりますね。これは救急車がわりに置いてあるねんとか、そんな理解はできませんよね。だからそういうふうなんでぜひともお願いしたいと思います。  それから、特に大東中学校では校長室だよりといってこんなん出しております。エアコン9月1日から稼働しますよと、保護者の皆さん、一遍見学に来ていただいたときはぜひとも教室は今まで外から見てもらったけれども、中に入ってみんなと一緒に見学してくださいと書いてあるね。それから竹下伸校長が大東中学校の開校当時の校長として5年間頑張りました。そういった中の思い出をちょっと逝去につきまして亡くなられたことにつきまして書いてあります。そういった中で、向こうの大東中学校の校長に言いましたことは、きょうは廊下歩いたけれども、生徒からこんにちは、こんにちはという声なかったなと、竹下校長のときには廊下歩いたらみんなが声あげて、生徒がこんにちはというあいさつをしてたよと、あれをやはりぜひとも復活してほしいなというふうにお願いをしておきました。  そういうふうな中で、ぜひとも教育が大切なときですから、お願いをしたいなと思います。  それから、先ほどの私立幼稚園の補助金、市の単独ですけど、これちょっと一番下にあるのが大東市8,400円、ちょっとこれでは余りに差があり過ぎるんじゃないかなと。どうですか、これ市長さんちょっと一遍これだけはお願いをしたいと思うんです。ちょっと余りにも、こんなんもし公表したら恥ずかしいですね、大東市8,400円、守口3万円、合ってますね。そんなんで、ぜひともこれは何とか、やっぱりそこは一遍に守口まで行けとは言いませんけれども、大東市がこれだけ出してるよ、補助はしてるよという形のものをひとつやってほしいなというふうに思います。  以上で2回目の質問を終わりまして、ご答弁をいただきたいと思います。 ○中河昭 議長  岡本市長。 ◎岡本日出士 市長  幼稚園の補助金のことが、大東市が断トツに低いというご質問でございます。大変恥ずかしい思いをしております。子育てという観点から考えますと、やっぱり近隣他市に負けないぐらいの補助が必要ではないかなというふうに思っております。予算ということもございますけれども、これは子育ての大変大事なことでありますから、検討しまして、来春にはいい状況で保護者の皆さんに喜んでいただける方向に検討させていきたいというふうに考えておりますから、どうぞよろしくお願いします。 ○中河昭 議長  岩渕議員。 ◆19番(岩渕弘議員) 我々議会も行政財改革の一環として定数削減もいたしておりますので、この金をこういうふうにもっていったらこれで十分いけるんやないかなという気もするわけですけれども、また12月にいいお返事を聞かせていただきますようにお願いをいたしたいと思います。  市長さん3年半ということで、公約をされた中身が随分こくなってまいりました。こういった中でいろんな事業がこれだけ3年半で進むものかなというふうに私もびっくりしているわけです。40年間議員しておりましたけれども、これだけ進歩的に皆さんの声を反映しながらまちづくりができていく。これは本当にすばらしいものだと私は最高に評価をいたしております。先ほども私ちょっと大きな声出しましたけれども、職員が一丸となって、私の課とは関係ないでという感覚はだめですよ。私はいつも私のマニフェストは今度は15名ぐらいの議員でいいの違うかと、それぐらいの気持ちでやっぱり頑張っていかないかん時代やないかというふうに思います。だから、私の課と違う、あれはよその部やと、そういうことやなしに、大東市で行うことはみんながやっぱり気をそこに持っていって集中してやってもらわんことには困ると思います。私が言うてること間違ってたら手挙げて答弁してください。だからそういうことで、一生懸命お互いに頑張ってこそ市民は喜んでいただくわけでありますから、そういった中でよろしくお願いを申し上げたいと思います。  1点だけご答弁いただけるかどうかわかりませんけれども、3年半でございまして、これだけの、まだしかし3年半市長さんなられてからまだ残っているいろんなこれだけのたくさんの質問がありますけれども、まだまだまちづくりはやっていかないかんということは身にしみてわかっていただいておると思いますけれども、我々もともに来年4月の選挙なんですけれども、市長さんの再出馬の意思をちょっと聞かせていただければ結構かと思います。 ○中河昭 議長  岡本市長。 ◎岡本日出士 市長  岩渕議員の再度の出馬についてのご質問でございますけれども、健康状況も勘案しまして、できることならもうしばらくの間、皆さんのご支援をいただきながら頑張ってまいりたいというふうに考えておりますから、どうぞその節にはよろしくお願いしたいと思います。 ○中河昭 議長  これをもって一般質問を終わります。ご苦労さまでございました。  次に、日程第3、請願第2号「交通バリアフリーの推進と渋滞緩和を求める請願書」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。中野まちづくり委員会委員長。 ◆11番(中野正明議員) (登壇)過日の本会議において当まちづくり委員会に付託されました請願第2号交通バリアフリーの推進と渋滞緩和を求める請願書について、審査結果のご報告を申し上げます。  紹介議員より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決の結果、全員異議なく原案どおり採択すべきであると決しました。  以上、審査結果のご報告といたします。 ○中河昭 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本請願の委員長報告は採択であります。本請願は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。よって請願第2号は採択と決しました。  次に、日程第4、議案第50号「大東市立児童デイサービスセンター条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。澤田いきいき委員会委員長。 ◆5番(澤田貞良議員) (登壇)過日の本会議において当いきいき委員会に付託されました議案第50号大東市立児童デイサービスセンター条例について、審査結果のご報告を申し上げます。  理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決の結果、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果のご報告といたします。 ○中河昭 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようであります。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。よって議案第50号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第5、議案第51号「大東都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。中野まちづくり委員会委員長。 ◆11番(中野正明議員) (登壇)過日の本会議において当まちづくり委員会に付託されました議案第51号大東都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例について、審査結果のご報告を申し上げます。  理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決の結果、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果のご報告といたします。 ○中河昭 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。よって議案第51号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第6、議案第52号「大東市立テニスコート条例の一部を改正する条例について」の件を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。澤田いきいき委員会委員長。 ◆5番(澤田貞良議員) (登壇)過日の本会議において当いきいき委員会に付託されました議案第52号大東市立テニスコート条例の一部を改正する条例について、審査結果のご報告を申し上げます。  理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決の結果、全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果のご報告といたします。 ○中河昭 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。よって議案第52号は委員長報告どおり可決されました。  次に、日程第7、議案第45号「平成15年度大東市一般会計補正予算(第1次)について」、日程第8、議案第46号「平成15年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第1次)について」、日程第9、議案第47号「平成15年度大東市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1次)について」、日程第10、議案第48号「平成15年度大東市火災共済事業特別会計補正予算(第1次)について」及び日程第11、議案第49号「平成15年度大東市介護保険特別会計補正予算(第1次)について」、以上5件を一括議題といたします。  本5件に関し委員長の報告を求めます。まず、中野まちづくり委員会委員長。 ◆11番(中野正明議員) (登壇)過日の本会議において当まちづくり委員会に付託されました議案第45号平成15年度大東市一般会計補正予算(第1次)の所管事項について及び議案第48号平成15年度大東市火災共済事業特別会計補正予算(第1次)について、以上2件について審査結果のご報告を申し上げます。  理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、採決の結果、いずれも全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  以上、審査結果のご報告といたします。
    ○中河昭 議長  次に、澤田いきいき委員会委員長。 ◆5番(澤田貞良議員) (登壇)過日の本会議において当いきいき委員会に付託されました議案第45号平成15年度大東市一般会計補正予算(第1次)の所管事項について、議案第46号平成15年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第1次)について、議案第47号平成15年度大東市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1次)について及び議案第49号平成15年度大東市介護保険特別会計補正予算(第1次)について、以上4件について、審査結果のご報告を申し上げます。  理事者より詳細なる説明を聞き、種々検討を行い、議案第45号の所管事項、議案第46号及び議案第47号の3件については、採決の結果、いずれも全員異議なく原案どおり可決すべきであると決しました。  また、議案第49号については、採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきであると決しました。  なお、本件について反対討論があったことを申し添えます。  以上、審査結果のご報告といたします。 ○中河昭 議長  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。千秋議員。 ◆16番(千秋昌弘議員) (登壇)日程第11、議案第49号平成15年度大東市介護保険特別会計補正予算(第1次)について、日本共産党議員団を代表し、反対討論を行います。  今回の補正予算は、国庫負担金や支払基金交付金の額の平成14年度分の確定による増額や保険者機能強化特別対策給付金が国庫補助金として10割給付で導入されたことなどにより、歳入歳出3,905万9,000円を増額補正する内容となっております。また、14年度の特別会計の黒字決算による繰越金499万6,000円が繰越金として繰り入れられています。  今回は介護保険の低所得者への市独自減免を予算化するチャンスでありました。府下44市町村中、31市町村では既に実施中です。ほとんどの市町村が財源を保険料で実施しており、一般財源からは1市のみです。  減免制度を導入した場合の影響額は数万円から数十万円が圧倒的多数で、100万円を超えているところでも堺市など大きな市を除くと100万円、200万円、300万円台であります。  今回、前年度からの繰越金約500万円があれば実施できる内容であります。画竜点睛を欠くという言葉がありますが、大切な介護の心がないという点を申し述べ、補正予算案に対して反対討論といたします。 ○中河昭 議長  ほかにありませんか。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようであります。これをもって討論を終結いたします。  これより順次採決いたします。  最初に議案第45号「平成15年度大東市一般会計補正予算(第1次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。よって議案第45号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第46号「平成15年度大東市国民健康保険特別会計補正予算(第1次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。よって議案第46号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第47号「平成15年度大東市交通災害共済事業特別会計補正予算(第1次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおりに決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。よって議案第47号は委員長報告どおり可決されました。  次に、議案第48号「平成15年度大東市火災共済事業特別会計補正予算(第1次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。よって議案第48号は委員長報告どおり可決されました。  最後に議案第49号「平成15年度大東市介護保険特別会計補正予算(第1次)について」の件を採決いたします。  本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案は委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立多数であります。よって議案第49号は委員長報告どおり可決されました。  暫時休憩いたします。  3時10分まで休憩といたします。よろしくお願いいたします。      午後2時54分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後3時15分再開 ○中河昭 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日程第12、認定第1号「平成14年度大東市一般会計歳入歳出決算について」の件を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。谷崎政策推進部長。 ◎谷崎俊弘 政策推進部長  (登壇)認定第1号平成14年度大東市一般会計歳入歳出決算の提案理由並びに内容についてご説明申し上げます。  本案は、地方自治法第233条第3項の規定により、平成14年度大東市一般会計歳入歳出決算に対する監査委員の意見を付するとともに、同条第5項に定めます主要な施策の成果を説明する書類等をあわせて提出し、決算の認定をお願いするものでございます。  まず、歳入総額でございます。決算書の13ページをごらんください。決算額は収入済額の合計欄の394億350万6,935円でございます。  次に、歳出総額についてでございます。17ページでございます。決算額は支出済額の合計欄の391億1,059万1,774円でございます。前年度に比べますと歳入で2.5%、歳出で2.8%、いずれも減額となっております。  また、18ページのとおり、歳入総額から歳出総額を差し引いた形式収支の2億9,291万5,161円から翌年度に繰り越すべき財源810万円を差し引いた実質収支は2億8,481万5,161円の黒字、単年度収支は2億1,367万7,356円の黒字でございます。  以上が、平成14年度大東市一般会計歳入歳出決算の概要でございます。よろしくご審議の上、認定賜りますようお願い申し上げます。 ○中河昭 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております認定第1号について、9名の委員をもって構成する一般会計決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  ご異議なしと認めます。よって認定第1号については、9名の委員をもって構成する一般会計決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。  お諮りいたします。  ただいま設置されました一般会計決算審査特別委員会委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、議長において、山元議員、中河議員、川口議員、古崎議員、松浦議員、寺坂議員、三ツ川議員、植田議員、岩渕議員を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  ご異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました議員を一般会計決算審査特別委員会委員に選任することに決定いたしました。  次に、日程第13、認定第2号「平成14年度大東市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について」、日程第14、認定第3号「平成14年度大東市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算について」、日程第15、認定第4号「平成14年度大東市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について」、日程第16、認定第5号「平成14年度大東市火災共済事業特別会計歳入歳出決算について」、日程第17、認定第6号「平成14年度大東市老人保健特別会計歳入歳出決算について」、日程第18、認定第7号「平成14年度大東市諸福中垣内線整備事業特別会計歳入歳出決算について」、日程第19、認定第8号「平成14年度大東市都市開発資金特別会計歳入歳出決算について」、日程第20、認定第9号「平成14年度大東市介護保険特別会計歳入歳出決算について」及び日程第21、認定第10号「平成14年度大東市水道事業会計決算について」、以上9件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。  まず、認定第2号から認定第9号までの各特別会計歳入歳出決算について、谷崎政策推進部長。 ◎谷崎俊弘 政策推進部長  (登壇)認定第2号から第9号平成14年度大東市各特別会計歳入歳出決算の提案理由並びに内容について、ご説明申し上げます。  本案は、地方自治法第233条第3項の規定により、平成14年度大東市各特別会計歳入歳出決算に対する監査委員の意見を付すとともに、同条第5項に定めます主要な施策の成果を説明する書類等をあわせて提出し、決算の認定をお願いするものでございます。  まず、認定第2号平成14年度大東市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてでございますが、歳入総額は31ページに記載いたしております収入済額の合計欄99億3,284万7,157円、歳出総額は35ページに記載いたしております支出済額の合計額の106億3,843万6,488円で、歳入歳出差し引き7億558万9,331円の赤字でございます。なお、単年度収支は2,323万4,825円の黒字となっております。決算額を前年度と比較いたしますと、歳入で1.2%、歳出で0.9%の増となっております。  次に、認定第3号平成14年度大東市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。歳入総額は49ページに記載の2,962万9,190円、歳出総額は51ページに記載しております2,603万854円となっておりまして、歳入歳出差し引き359万8,336円の黒字となっております。決算額を前年度と比較いたしますと、歳入で11.3%、歳出で14.3%のいずれも減となっております。  次に、認定第4号平成14年度大東市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。歳入総額は65ページに記載いたしております69億5,173万6,152円、歳出総額は67ページに記載の67億8,991万579円でございます。形式収支の1億6,182万5,573円から翌年度に繰り越すべき財源5,160万円を差し引いた実質収支は1億1,022万5,573円の黒字、単年度収支は6,235万9,473円の黒字でございます。決算額の前年度対比は歳入が3.5%、歳出が2.4%のいずれも増でございます。  次に、認定第5号平成14年度大東市火災共済事業特別会計歳入歳出決算でございます。歳入総額は81ページに記載いたしております1,891万8,145円で、歳出総額は83ページの記載で1,854万3,684円で、差し引き37万4,461円の黒字でございます。決算額の前年度対比は歳入30.4%、歳出は28.0%のいずれも減となっております。  次に、認定第6号平成14年度大東市老人保健特別会計歳入歳出決算でございます。歳入総額は97ページに記載いたしております73億9,838万6,108円で、歳出総額は99ページに記載の73億8,332万9,632円、差し引き1,505万6,476円の黒字でございます。決算額の前年度対比は歳入0.7%、歳出が0.4%、それぞれ増となっております。  次に、認定第7号平成14年度大東市諸福中垣内線整備事業特別会計歳入歳出決算でございます。歳入総額は113ページに記載いたしております2,250万6,766円、歳出総額は115ページに記載いたしております2,250万6,766円で、歳入歳出同額でございます。決算額の前年度対比は歳入歳出とも12.5%の減となっております。  次に、認定第8号平成14年度大東市都市開発資金特別会計歳入歳出決算についてでございます。歳入総額は129ページに記載いたしております5億6,943万6,738円、歳出総額は131ページに記載いたしております5億6,943万6,738円で、歳入歳出同額でございます。決算額の対前年度比は歳入歳出とも43.0%減となっております。  最後に、認定第9号平成14年度大東市介護保険特別会計歳入歳出決算についてでございます。歳入総額は145ページに記載いたしております37億332万765円、歳出総額は147ページに記載いたしております36億9,832万4,287円でございます。歳入歳出差し引きは148ページのとおり499万6,478円の黒字でございます。単年度収支は1,859万6,813円の赤字でございます。決算額の前年度対比は歳入14.5%、歳出が15.1%、それぞれ増となってございます。  以上が、認定第2号から認定第9号までの平成14年度各特別会計決算の概要でございます。  どうぞよろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。 ○中河昭 議長  次に、認定第10号について、山口水道局長。 ◎山口公 水道局長  (登壇)平成14年度水道事業決算報告書の提案理由並びに概要の説明について、認定第10号平成14年度大東市水道事業会計決算について、提案理由並びに概要のご説明を申し上げます。  本件は、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づきまして、監査委員の決算審査意見を付してご提案を申し上げ、認定をお願いするものでございます。  まず初めに、事業報告でございます。水道事業会計決算報告書の12ページをごらんください。  業務量は給水人口12万9,652名、給水戸数5万1,428戸、年間総配水量1,630万4,322立方メートル、総給水量1,537万4,147立方メートルとなり、夏が猛暑にあったにもかかわらず、生活形態の変化や経済活動の低迷により、配水量で2.9%、給水量で2.3%、それぞれ減少しております。  次に、1ページ、2ページの収益的収支の関係でございます。  事業収益は33億2,459万2,475円。一方、事業費用は32億8,979万4,025円となり、対前年度比で収益で2.1%の減、費用では0.1%の減となっています。  次に、3ページ、4ページの資本的収支の関係でございます。  資本的収入で2億4,634万4,951円。一方で、支出5億2,954万7,924円となり、収入額が支出額に対して不足する額2億8,320万2,973円については、下の欄に記載のとおり補てんをしております。  次に、損益につきまして、5ページの下から3行目に記載のとおり、1,582万8,360円の当年度純利益となりました。前年度からの繰越利益剰余金3億8,679万6,117円であることから、当年度未処理分利益剰余金は4億262万4,477円となります。  次に、長期借入金であります。企業債の未償還残額につきましては、14ページの記載のとおり43億4,272万4,217円であります。  以上が、平成14年度決算の概要でございます。  何とぞよろしくご審議の上、ご認定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○中河昭 議長  これより質疑に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております認定第2号から認定第10号までの9件については、9名の委員をもって構成する企業会計等決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕
     ご異議なしと認めます。よって認定第2号から認定第10号までの9件については、9名の委員をもって構成する企業会計等決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。  お諮りいたします。  ただいま設置されました企業会計等決算審査特別委員会委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、議長において、内海議員、澤田議員、豊芦議員、松原議員、中野議員、中谷議員、塩田議員、千秋議員、松下議員を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  ご異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました議員を企業会計等決算審査特別委員会委員に選任することに決定いたしました。  この後休憩時間を利用し、両特別委員会を開催して、正副委員長の互選を行ってください。  暫時休憩いたします。  最初に、一般会計決算審査特別委員会委員に指名いたしました方は、委員会室にご参集願います。      午後3時35分休憩       〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜      午後4時07分再開 ○中河昭 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  ただいま休憩中に正副委員長が互選されました結果、一般会計決算審査特別委員会委員長に山元議員、同副委員長に川口議員が、また企業会計等決算審査特別委員会委員長に中谷議員、同副委員長に松原議員が選任されましたので、ご報告申し上げます。  次に、日程第22、議会議案第14号「議員の派遣について」の件を議題といたします。  お諮りいたします。  お手元に配付いたしております議案書のとおり、議員派遣を行うことにご異議ございませんか。      〔「異議なし」の声起こる〕  ご異議なしと認めます。よって議会議案第14号「議員の派遣について」は議案書のとおり派遣することに決定いたしました。  最後に、日程第23、決議第4号「道路整備の推進及びその財源確保に関する意見書」及び日程第24、決議第5号「携帯電話の利便性の向上と料金引き下げを求める意見書」、以上2件を一括議題といたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。9番・寺坂議員。 ◆9番(寺坂修一議員) (登壇)ただいま上程されました決議第4号道路整備の推進及びその財源確保に関する意見書及び決議第5号携帯電話の利便性の向上と料金引き下げを求める意見書、以上2件についての提案理由のご説明を申し上げます。  意見書等の文案を朗読いたしまして、提案理由の説明にかえさせていただきます。  まず、決議第4号       道路整備の推進及びその財源確保に関する意見書(案)  道路は、安全で安心な生活の実現を図るとともに、活力ある経済・社会活動を支える最も基本的な社会基盤であり、その整備に強い期待が寄せられています。  また、高齢化、少子化が進展している中、21世紀の社会基盤を計画的に充実させるとともに、深刻化する環境問題に対処し、その改善を図るためにも、道路整備は一層重要になっています。  活力ある地域づくりを推進するとともに、経済構造改革の実現、良好な環境の創造、安全で安心できる国土の実現を図るため、道路網の整備をより一層推進することが必要不可欠であります。  さらに、わが国経済の活力を維持・発展させるためにも、社会基盤である道路整備を促進することが重要であります。  本市は、東西に大阪府と奈良県を結ぶ交通の要衝となっており、南北には京都府に通じる国道170号線を抱えており、主要幹線の慢性的な交通渋滞により市民生活に著しい支障を来しているのが現状であります。  現在市域内において、都市計画道路諸福中垣内線が整備中であり、これが完成し府道大阪生駒線のバイパスとしての機能を果たすようになれば、大阪生駒線の渋滞解消につながると期待しております。  よって政府は道路整備の重要性を深く認識され、次の措置を講じられるよう強く要望します。                   記  1 道路整備に関する新たな長期計画を策定するとともに、所要の財源の確保や都市部への重点配分などにより、都市の再生、地域の活性化、個性あるまちづくりなどの施策を一層推進すること。  2 都市再生や活力ある地域づくりを推進するため、環状道路の整備や踏切道の改良などの渋滞対策等の推進、地域間の連携促進を図る道路整備を一層促進すること。  3 沿道の大気汚染や騒音、地球温暖化問題に対応するため、道路環境対策を一層充実すること。  4 バリアフリー、交通安全対策、防災対策など安全で快適な生活環境づくりを推進するための道路整備を一層促進すること。  5 地方の道路財源を確保するとともに地方財源対策を充実すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。     平成15年9月                          大 東 市 議 会  次に、決議第5号      携帯電話の利便性の向上と料金引き下げを求める意見書(案)  携帯電話(PHSを含む)の加入台数は、今年3月に8千万台を超え、国民の7割以上が携帯電話を持っており、今や国民にとって携帯電話は、日々の生活の中で欠くことのできない重要なアイテムとなっている。  特に20代の若者の所有率は約9割近くにも上ると言われている。爆発的に普及してきた一方で、携帯電話会社のサービスに対し、不満を感じている国民も多い。その一つに、携帯電話の会社を変更すると「携帯電話番号」まで変わってしまうため、他の会社に変更したくても、事実上できないという利用者の声がある。  シンガポールや英国、ドイツ、オランダなど諸外国では、利用者への「サービス重視」の観点から、携帯電話番号を変えずに契約会社を変更できる「番号ポータビリティー(番号持ち運び制度)」の導入が義務化されている。わが国でもこの「番号ポータビリティー」が実現すれば、利用者が事業者を変更しやすくなるため「事業者間の競争促進」につながり、結果として、利用者への利便性の向上や料金の引き下げにつながる可能性が高いとの指摘もある。  本議会において、「携帯電話のさらなる利便性の向上と料金の引き下げ」の観点から、下記の3点の諸事項の早期実現を強く要請するものである。                   記  1.契約先の携帯電話会社を変更しても、従来の番号を利用できる「番号ポータビリティー(番号持ち運び制度)」を導入すること。    その際、事業者に対する税制上の支援措置等を検討すること。  2.「番号ポータビリティー」が導入されるまでの当面の措置として、携帯電話会社を変更した場合でも、契約変更先の携帯電話番号を通知するサービスを早期導入すること。  3.携帯電話の通話料金をさらに引き下げること。  「利用者へのサービス向上」「より一層の競争促進」の観点から、以上の3項目が実現できるよう政府及び担当省庁は、税制上の支援をはじめ環境整備を図ること。  以上、地方自治法第99条の規定に基づいて、意見書を提出する。     平成15年9月                          大 東 市 議 会  以上のとおりであります。よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○中河昭 議長  本2件については、質疑を省略いたします。  これより討論に入ります。      〔「なし」の声起こる〕  討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。  まず、決議第4号の件を採決いたします。  本案を原案どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。よって決議第4号は可決されました。  次に、決議第5号の件を採決いたします。  本案を原案どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕  起立全員であります。よって決議第5号は可決されました。  以上をもちまして、今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。よって、これをもちまして今期定例会を閉会いたしたいと思います。  閉会に際しまして一言ごあいさつを申し上げます。  議員各位には、去る9月8日に第3回定例会を招集されまして以来、本日まで何かとご多忙の中、本会議並びに委員会にご出席を賜り、付議されました重要諸議案を慎重にご審議いただき、無事ここに閉会でき得ますことは、議員各位のいつに変わらぬ議事運営に対するご協力のたまものと深く感謝申し上げる次第であります。  また、今議会では議会活性化の一環として、夜間議会を行い、無事終えることができました。関係各位の皆様のご協力に厚く御礼申し上げます。  最後になりましたが、議員並びに理事者の皆様におかれましては、くれぐれも健康に留意され、ますますのご活躍を祈念いたしまして、簡単でありますけれども閉会のごあいさつといたします。  次に、市長より閉会のごあいさつをいただきます。岡本市長。 ◎岡本日出士 市長  (登壇)閉会に当たりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。  去る9月8日に平成15年第3回大東市議会定例会を招集させていただき、ご提案いたしました各議案等につきまして、慎重にご審議の上、ご議決、ご承認を賜り、まことにありがとうございました。心から厚く御礼を申し上げます。  また、より開かれた市議会を目指し、9月恒例の夜間議会を開催されましたご努力に対し、深く敬意を表する次第であります。  今議会中にいただきました貴重なご意見、ご提言につきましては、今後の市政運営に十分生かしてまいりたいと考えておりますので、今後とも格段のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。  なお、時節柄何かとお忙しい日々が続くことと思いますが、議員各位には健康にくれぐれもご注意をいただき、ご活躍されますことを祈念いたしまして、甚だ簡単ではございますが、閉会に当たりましての御礼のごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○中河昭 議長  それでは、これをもって平成15年第3回大東市議会定例会を閉会いたします。どうも長い間大変ご苦労さまでございました。      午後4時17分閉会          会議録署名議員           大東市議会 議 長  中 河   昭             〃   議 員  内 海 久 子             〃   議 員  川 口 志 郎...