大東市議会 1999-03-04
平成11年第 1回定例会−03月04日-01号
日程第11 議案第20号 河北五市
伝染病院組合の解散に関する協議について
日程第12 議案第21号 河北五市
伝染病院組合の解散に伴う財産処分に関する協
議について
日程第13 議案第 1号 平成10年度大東市
一般会計補正予算(第3次)につい
て
日程第14 議案第 2号 平成10年度大東市
交通災害共済事業特別会計補正予算
(第1次)について
日程第15 議案第 3号 平成10年度大東市
公共下水道事業特別会計補正予算
(第3次)について
日程第16 議案第 4号 平成10年度大東市
火災共済事業特別会計補正予算(第
2次)について
日程第17 議案第 5号 平成10年度大東市
同和対策事業住宅新築資金等貸付事
業特別会計補正予算(第1次)について
日程第18 議案第 6号 平成10年度大東市
都市開発資金特別会計補正予算(第
1次)について
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〇 本日の会議に付した事件
議事日程第1から第18まで
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〇 出 席 議 員(20名)
1番 山 元 学 議員 11番 中 野 正 明 議員
2番 松 原 進 議員 12番 三ツ川 武 議員
3番 中 河 昭 議員 13番 松 村 憲 三 議員
4番 川 口 志 郎 議員 14番 松 下 孝 議員
5番 眞 鍋 晃 篤 議員 15番 塩 田 一 行 議員
6番 古 崎 勉 議員 16番 千 秋 昌 弘 議員
7番 豊 芦 勝 子 議員 17番 植 田 実 議員
8番 大 木 祐 三 議員 18番 漕 江 得 郎 議員
9番 寺 坂 修 一 議員 19番 中 尾 久 夫 議員
10番 森 下 賢 乙 議員 20番 岩 淵 弘 議員
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〇 地方自治法第121条による出席者
近 藤 松 次 市長
伊 東 康 則 収入役
北 本 慶 三 教育長
森 創 平
水道事業管理者
西 林 正 義 理事
織 田 義 弘 理事
山 田 司 郎 理事
宮 井 龍 雄 市長公室長
萩 原 英 樹 総務部長
谷 崎 俊 弘
行政改革推進室長
岩 井 靖 夫
市民生活部長
和 田 久 樹
福祉保健部長
隅 田 和 夫
人権啓発部長
増 田 靖 夫
都市整備部長
小矢田 光 義
下水道部長
南 野 征 治 消防長
長 田 圭 二 水道局長
田 口 幹 雄
教育委員会事務局管理部長
中 口 馨
教育委員会事務局指導部長
黒 田 信 二 総務部次長
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〇
議会事務局職員出席者
前 田 進 事務局長
高 宮 紘
事務局参事
向 井 博
事務局主幹
奥 野 佳 景 事務吏員
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午前11時03分開議
○中野正明 議長 ただいまから平成11年第1回
大東市議会定例会を開会いたします。
開会に際しまして、一言ごあいさつを申し上げます。
先般、再任後7カ月で、また56歳の若さで急逝されました故船本助役に対しまして、謹んで哀悼の意を表します。
近藤市長におかれましては、1月から入院・加療され、本日ご出席いただいておりますが、お見かけいたしましたところ、全快されたとは言いがたい状態かと存じます。議会といたしましても、議員各位のご理解のもと、議会運営に一定の配慮をいたしておりますが、体調の維持・回復に意を払われ、
今期定例会に臨まれるよう、最初にお願いいたしておきます。
市長より第1回定例会を招集されましたところ、議員各位には年度末を控え何かとご多用の中、早朝よりご出席を賜り、まことにありがとうございます。
日ごろは本市市勢の伸展と
市民福祉向上のためご活躍をいただいておりますことに対し、深甚なる敬意を表する次第であります。
さて、
今期定例会に付議されます案件といたしましては、平成10年度各会計の補正予算、平成11年度当初予算を初め、乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例等、
市立身体障害者デイサービスセンター条例など数多くの重要諸議案をご審議いただくのでありますが、どうか慎重にご審議を重ねられますとともに、議事進行にも格別のご協力を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、開会のごあいさつといたします。
次に、市長より開会のごあいさつを申し上げたい旨の申し出がありますので、発言を許します。近藤市長。
◎近藤松次 市長 (登壇)開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
日増しに春らしくなってまいりましたが、議員各位におかれましては、ますますご健勝にてご活躍のこととお喜びを申し上げます。本日ここに平成11年第1回
大東市議会定例会を招集させていただきましたところ、議員各位には公私何かとご多用の中ご出席を賜り、まことにありがとうございます。また、私の都合により、このたびの議会運営に格段のご高配を賜り、まことにありがとうございます。
まず初めに、私ごとで恐縮でございますが、私は1月下旬に入院をいたしまして、2月1日に胆石の手術を行い、2月10日に左肺腫瘍の切除手術を行いました。その後治療に専念したおかげで、間もなく退院できるように回復してまいりました。この間、市民の皆様を初め議員の皆様、そして関係各位に大変なご心配とご迷惑をおかけいたしまして、まことに申しわけなく思っております。心からおわび申し上げますとともに、皆様のご厚情に対しまして感謝いたしておるところでございます。
それと、私が手術直後の2月3日に、何とも筆舌に尽くしがたい残念なことに、故船本助役が事情聴取中に急逝されるという事態が発生をいたしました。このことは私にとりましてまことにざんきの思いであり、私自身の問題として深く受けとめ、大変遺憾に思うとともに、市民の皆様はもとより、議員の皆様、職員の方々、そして関係各位に大変ご迷惑をおかけいたしまして、重ねて申しわけなく思っております。
故船本助役は、私の補佐役としまして市政運営に誠心誠意努めていただきました。私は術後日が浅かったため、告別式に参列することができず、まことに残念でありました。ここに改めて故船本助役の生前中のご功績に感謝するとともに、心からご冥福をお祈り申し上げます。
同時に、一日も早く新しく態勢を立て直し、市民福祉の向上のため身命を賭して市政運営に当たる覚悟でありますので、よろしくお願いを申し上げます。
さて、本日ご提案申し上げます議案は、人事案件を初め、平成11年度各会計予算、平成10年度各会計の補正予算及び条例の一部改正等でございます。何とぞよろしくご審議の上、ご議決を賜りますようお願いを申し上げます。また、平成11年度の私の市政運営に対する基本方針並びに主要施策につきましては、来る10日に施政方針の中で申し上げたいと存じます。
以上、甚だ簡単でございますが、開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。何とぞよろしくお願いをいたします。
○中野正明 議長 この際申し上げます。本日の議事日程は、お手元に配付しております日程表のとおり定めておりますので、これによりご了承いただきたいと思います。
この際、日程に先立ちまして事務局長より諸般の報告をいたさせます。
前田事務局長。
◎前田進 事務局長 諸般のご報告を申し上げます。
まず、議員の出席状況の報告でございますが、本日の会議におきます現在までの
出席議員数は20名全員でございます。
次に、各種会議の報告でございますが、これはお手元に配付いたしております報告書によりご了承いただきたいと思います。
報 告 事 項
┌─第4回定例会以後のもの─┐
各種会議報告等 └─H.10.12.19〜 H.11. 3.3─┘
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┃ 月
日 │ 概 要
┃
┣━━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃12月24日
│河北養護老人ホーム組合議会 於 大東市 ┃
┃ │ 協議事項 ┃
┃ │ (1) 平成9年度
組合一般会計歳入歳出決算の認定について ┃
┃ │ (2)
組合職員給与条例の一部を改正する条例について ┃
┃ │ (3) 平成10年度
組合一般会計補正予算(第1次)について┃
┃ │ 出席者 議員 豊芦勝子、大木祐三、森下賢乙、三ツ川武、 ┃
┃ │ 松下 孝、岩淵 弘
┃
┠──────┼─────────────────────────────┨
┃12月25日
│飯盛霊園組合議会 於 四條畷市 ┃
┃ │ 協議事項 ┃
┃ │ (1) 平成9年度
組合一般会計歳入歳出決算の認定について ┃
┃ │ (1) 第3次および3S21プラン(第4次)行政改革の進捗状┃
┃ │ 況とその効果について
┃
┃ │ (2) 委員会のまとめについて
┃
┃ │ (3) その他
┃
┃ │ 出席者 委員長 寺坂修一 副委員長 岩淵 弘 ┃
┃ │ 委員 川口志郎、古崎 勉、大木祐三、森下賢乙、┃
┃ │ 三ツ川武、松村憲三、千秋昌弘、
漕江得郎 ┃
┠──────┼─────────────────────────────┨
┃ 3月 2日│議会運営委員会 於
委員会室 ┃
┃ │ 協議事項 ┃
┃ │ (1) 第1回定例会の議会運営について
┃
┃ │ (2) その他
┃
┃ │ 出席者 委員長 山元 学 副委員長 漕江得郎・岩淵 弘┃
┃ │ 委員 中野正明、三ツ川武、松村憲三、千秋昌弘、┃
┃ │ 植田 実
┃
┃ ├─────────────────────────────┨
┃ │幹事長会議 於
委員会室 ┃
┃ │ 協議事項 ┃
┃ │ (1) 市長の病状と議会運営について
┃
┃ │ 出席者 議長 中野正明 副議長 植田 実 ┃
┃ │ 幹事長 山元 学、三ツ川武、松村憲三、千秋昌弘、┃
┃ │ 漕江得郎
┃
┃ ├─────────────────────────────┨
┃ │行財政改革提言書の提出
┃
┃ │ 行財政問題特別委員会より報告のあった「行財政改革の進め方┃
┃ │ について(報告)」(別紙)を、議会の提言書として市長に提┃
┃ │ 出した。
┃
┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 月
日 │ 概 要
┃
┣━━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃ 3月 3日│大阪府市議会議長会総会 於 府庁別館 ┃
┃ │ 協議事項 ┃
┃ │ (1) 平成11年度大阪府市議会議長会事業計画(案)について┃
┃ │ (2) 平成11年度大阪府市議会議長会予算(案)について ┃
┃ │ (3) 大阪府市議会議長会役員の選任について ┃
┃ │ (4) 全国市議会議長会役員候補者の選出について ┃
┃ │ (5) 市議会議員共済会代議員の改選について ┃
┃ │ (6) その他
┃
┃ │ 出席者 議長 中野正明
┃
┃ │ 局長 前田 進
┃
┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
なお、3月1日に行財政問題特別委員長より「行財政改革の進め方について」議長に報告され、これを受け、議長から3月2日に市長に提言されましたものを報告書の別冊として、議運の了解のもと、本日配付していることを申し添えておきます。
最後に、議長は、
今期定例会期中、議案説明のため市長並びに各関係者の出席を求められました。
以上、報告を終わります。
○中野正明 議長 これより議事に入ります。
日程第1、本日の
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、森下議員及び三ツ川議員を指名いたします。
次に、日程第2、会期決定についての件を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から3月26日までの23日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
ご異議なしと認めます。よって
今期定例会の会期は本日から3月26日までの23日間とすることに決定いたしました。
この際申し上げます。一般質問につきましては、来る3月11日午後5時までに、質問の要旨を記載の上、議長まで通告を願います。
次に、公務出張についてお諮りいたします。平成11年度における議会議員の出張については、原則として議会開会中に限られるのでありますが、なお多くの問題を抱えている本市議会においては、閉会中もなお調査研究の必要上、それぞれの立場で行政視察を実施することとし、その取扱いについては議長に委任されたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
ご異議なしと認めます。よって平成11年度中における公務出張の取扱いについてはすべて議長に委任されました。
次に、報告第1号「交通事故に係る専決処分の報告について」及び報告第2号「市道上にて発生した事故に係る専決処分の報告について」の2件、市長より提出があり、既にお手元に配付いたしておりますので、これによりご了承いただきたいと思います。
次に、
今期定例会において本日までに受理いたしました請願は、お手元に配付いたしております請願文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。
平成11年第1回
大東市議会定例会
請 願 文 書 表
┏━━┯━━━┯━━━━━━━━┯━━━━━━━━━┯━━━━┯━━━━━┓
┃請願│受 理│ │ │ │ 付 託 ┃
┃ │ │ 請願者 │ 請 願 名 │紹介議員│ ┃
┃番号│年月日│ │ │ │ 委員会 ┃
┣━━┿━━━┿━━━━━━━━┿━━━━━━━━━┿━━━━┿━━━━━┫
┃ │ │ │ │ │ ┃
┃ │ │ │ │ │ ┃
┃ │ │ │ │ │ ┃
┃第 │ │大東市大野2− │ │漕江得郎│ ┃
┃ │H.11. │ 2−23│聴覚障害者の社会参│ │民 生┃
┃ │ │ │ │三ツ川武│ ┃
┃ │ │ │加を制限する欠格条│ │ ┃
┃1 │ │大東市聴力障害者│ │松村憲三│ ┃
┃ │ │ 協会│項の早期改正を求め│ │ ┃
┃ │ │ │ │千秋昌弘│ ┃
┃ │ 3. 1│ 代表 │る請願 │ │常任委員会┃
┃号 │ │ 池宮城 弘│ │山元 学│ ┃
┃ │ │ │ │ │ ┃
┃ │ │ │ │ │ ┃
┃ │ │ │ │ │ ┃
┗━━┷━━━┷━━━━━━━━┷━━━━━━━━━┷━━━━┷━━━━━┛
次に、日程第3、報告第3号「平成10年度大東市
地域振興券交付事業特別会計予算に係る専決処分について」、日程第4、報告第4号「平成10年度大東市
一般会計補正予算(専決第1次)に係る専決処分について」、日程第5、報告第5号「平成10年度大東市
公共下水道事業特別会計補正予算(専決第1次)に係る専決処分について」及び日程第6、報告第6号「平成10年度大東市
火災共済事業特別会計補正予算(専決第1次)に係る専決処分について」、以上4件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
理事者から提案理由の説明を求めます。最初に、報告第3号について岩井
市民生活部長。
◎岩井靖夫
市民生活部長 (登壇)報告第3号平成10年度大東市
地域振興券交付事業特別会計予算につきまして提案理由をご説明申し上げます。
本予算は、国の緊急経済対策の1つの柱として位置づけられております地域振興券交付事業に係る予算であり、事業の実施に係る諸経費を早急に賄う必要がありましたので、地方自治法第179条第1項の規定により平成11年1月7日に専決処分したものでございます。同法同条第3項の規定によりご報告申し上げ、ご承認をお願いするものでございます。
本予算は、歳入歳出とも7億2,631万7,000円でございます。
それでは、歳入予算からご説明申し上げます。5ページをごらんください。この事業につきましてはすべて国庫補助金で賄うものでございまして、地域振興券交付事業費補助金6億6,000万円と事務費補助金6,631万7,000円の合計7億2,631万7,000円でございます。
次に、歳出予算についてご説明申し上げます。6ページをごらんください。節4.共済費、節7.賃金は、臨時職員の雇用に係るもので、節8.報償費は、職員の休日・夜間の時間外勤務に対するものでございます。節11.需用費のうち主なものは、地域振興券や広報パンフレット、ポスターなどの印刷費、節12.役務費は、配達記録郵便で直接送付いたします地域振興券その他の郵送料と、換金に係る金融機関の手数料及び券を取り扱う上での万一の事故に備えた保険料でございます。節13.委託料は、換金業務の電算処理事務委託料が主なもので、節14.使用料及び賃借料は、地域振興券交付事業推進本部設置期間中に使用する備品のレンタル料でございます。節19.負担金補助及び交付金6億6,000万円は、本市発行の地域振興券の換金に充てる費用でございます。
以上が報告第3号平成10年度大東市
地域振興券交付事業特別会計予算の概要でございます。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○中野正明 議長 次に、報告第4号について宮井市長公室長。
◎宮井龍雄 市長公室長 (登壇)報告第4号平成10年度
一般会計補正予算(専決第1次)につきまして提案理由のご説明をさせていただきます。
本補正予算は、さきの12月議会におきましてご議決賜りました大東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例による給与改定を行ったことや、勧奨退職者がふえたこと、また、国の緊急経済対策によります事業の実施に係る諸経費を早急に賄う必要がありましたので、地方自治法第179条第1項の規定により平成11年1月29日に専決処分したものでございます。同法同条第3項の規定によりご報告申し上げ、ご承認をお願いするものでございます。
本補正予算で12億230万5,000円を追加し、歳入歳出総額を407億4,958万1,000円とするものでございます。
それでは、歳入予算からその内容についてご説明申し上げます。11ページをごらんください。款9の国庫支出金補正額2億6,494万2,000円は、国の緊急経済対策により実施いたします大東中央公園整備等に係る国庫補助金でございます。款13の繰入金補正額3億6,476万3,000円は、財政調整基金からの繰入金で、本補正予算に要する財源として計上いたしております。款15の市債補正額5億7,260万円は、各事業の歳出に係るものでございます。
次に、歳出予算についてご説明申し上げます。12ページ、13ページをごらんください。款1の議会費から款6の商工費までは、すべて職員給与費でございます。款7の土木費補正額7億2,247万7,000円は、職員給与費と、国の緊急経済対策により実施いたします大東中央公園新設事業及び住道駅周辺整備事業に係る用地買収費等でございます。款8の消防費補正額753万9,000円の減額は、職員給与費でございます。款9の教育費補正額1億9,285万円は、職員給与費と、国の緊急経済対策により実施いたします小学校空調施設整備の工事費、深野中学校体育館大規模改造に係る工事費等でございます。
歳入歳出の詳細につきましては、15ページ以下、歳入歳出事項別明細書に記載のとおりでございます。
次に、地方債の補正でございます。14ページをごらんください。本補正予算に計上しております事業に係ります補正で、限度額は第2表に記載のとおりでございます。
以上が平成10年度大東市
一般会計補正予算(専決第1次)の概要でございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○中野正明 議長 暫時休憩いたします。
午前11時22分休憩
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午前11時25分再開
○中野正明 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、報告第5号について小矢田
下水道部長。
◎小矢田光義
下水道部長 (登壇)報告第5号平成10年度大東市
公共下水道事業特別会計補正予算(専決第1次)について提案理由のご説明を申し上げます。
本補正予算は、国の緊急経済対策の一環として下水道管渠築造新設事業に係る国庫補助金の追加内示によるものと、給与費改定に伴うものであり、その必要とする諸経費を早急に賄う必要があるため、地方自治法第179条第1項の規定により平成11年1月29日に専決処分いたしましたので、同条第3項の規定によりご報告申し上げ、ご承認をお願いするものでございます。
内容といたしましては、歳入歳出それぞれ6億3,183万6,000円を追加し、総額をそれぞれ78億522万3,000円とするものでございます。
それでは、歳入予算からご説明いたします。59ページをごらんください。款3.国庫支出金2億6,250万円、これは公共下水道建設費国庫補助金でございます。款5.諸収入713万6,000円は、現時点での財源更正でございます。款6.市債3億6,220万円は、下水道事業債でございます。
次に、歳出予算でございます。款1.公共下水道事業費、項1.下水道総務費183万6,000円は職員給与費、項2.公共下水道建設費6億3,000万円は工事請負費でございます。
歳入歳出の詳細につきましては、60ページ以下、歳入歳出事項別明細書に記載のとおりでございます。
次に、地方債の補正でございます。59ページをごらんください。第2表のとおり、地方債の限度額を30億2,810万円に変更するものでございます。
以上、簡単でございますが、何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○中野正明 議長 最後に、報告第6号について南野消防長。
◎南野征治 消防長 (登壇)報告第6号平成10年度大東市
火災共済事業特別会計補正予算(専決第1次)につきまして提案理由のご説明を申し上げます。
本補正予算は、火災発生に伴い見舞金の不足が生じると予測されたため、地方自治法第179条第1項の規定により平成11年1月29日に専決処分したもので、同条第3項の規定によりご報告申し上げ、ご承認をお願いするものでございます。
予算の補正額は、歳入歳出それぞれ300万円を追加し、歳入歳出予算の総額を3,119万円とするもので、補正予算の内容は71ページ記載の第1表歳入歳出予算補正のとおりでございます。
よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○中野正明 議長 これより質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております報告第3号、報告第4号、報告第5号及び報告第6号の4件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
ご異議なしと認めます。よって報告第3号、報告第4号、報告第5号及び報告第6号の4件については委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより順次採決いたします。
最初に、報告第3号「平成10年度大東市
地域振興券交付事業特別会計予算に係る専決処分について」の件を原案どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。よって報告第3号「平成10年度大東市
地域振興券交付事業特別会計予算に係る専決処分について」の件は原案どおり承認されました。
次に、報告第4号「平成10年度大東市
一般会計補正予算(専決第1次)に係る専決処分について」の件を原案どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。よって報告第4号「平成10年度大東市
一般会計補正予算(専決第1次)に係る専決処分について」の件は原案どおり承認されました。
次に、報告第5号「平成10年度大東市
公共下水道事業特別会計補正予算(専決第1次)に係る専決処分について」の件を原案どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。よって報告第5号「平成10年度大東市
公共下水道事業特別会計補正予算(専決第1次)に係る専決処分について」の件は原案どおり承認されました。
最後に、報告第6号「平成10年度大東市
火災共済事業特別会計補正予算(専決第1次)に係る専決処分について」の件を原案どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。よって報告第6号「平成10年度大東市
火災共済事業特別会計補正予算(専決第1次)に係る専決処分について」の件は原案どおり承認されました。
次に、日程第7、議案第17号「大東市
固定資産評価審査委員会委員の選任について」の件を議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
理事者から提案理由の説明を求めます。西林理事。
◎
西林正義 理事 (登壇)議案第17号大東市
固定資産評価審査委員会委員の選任について議会の同意を求める件につき提案理由のご説明を申し上げます。
現委員の安川良夫氏は本年3月23日をもってその任期が満了いたしますが、再度選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定に基づき、ここに議会の同意を求める次第でございます。
何とぞよろしくご同意を賜りますようお願い申し上げます。
○中野正明 議長 これより質疑に入ります。9番・寺坂議員。
◆9番(寺坂修一議員) (登壇)議案第17号大東市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてご質問いたします。
1点は、大東市
固定資産評価審査委員会委員の職務につきましてお聞かせ願いたいと思います。
もう1点は、公職という立場であると思いますけど、この公職という立場が行政との関係におきましてどういう立場があるのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。
○中野正明 議長 萩原総務部長。
◎萩原英樹 総務部長 (登壇)
固定資産評価審査委員会委員でございますが、その職務といたしましては、固定資産評価審査委員会の委員は、納税者がその価格等を中心といたしました固定資産課税台帳に登録された事項に不服がある場合に、その不服を処理するため、固定資産税の運営のより一層の適正公平を期するために、そういう趣旨から、市町村とは別個に中立的な機関として審査委員会が設けられておるものでございまして、今言いましたような業務をするものでございます。
それから、選任の要件といたしましては、市町村の住民、市町村税の納税義務がある者、それから固定資産の評価について学識経験を有する者、こういう者の中から当該市町村の議会の同意を得て市町村長が選任すると、こういうことに定めております公職の職でございます。
以上でございます。
○中野正明 議長 寺坂議員。
◆9番(寺坂修一議員) 人物的にどうこうということを話をさせてもらっているわけじゃありませんでして、選出の方法につきましてはどうかなということで、ちょっとお聞かせ願っているんです。先ほど、公平を期するためという、こういう話がございましたけど、実はこの方が、直近に行われる選挙の特定の方の3役に入っているという、こういう人物をこの直前の議会の中で承認をしてくださいという話をするということを知った上で、行政の方は、理事者の方は提案しておられるのかどうかですね。先ほどのをもう一回確認します。
人物的にどうこうということを言っているんじゃないです。要するに行政の手法として、そういう形の、要するに公平ということでいくならば、そういう形のいろんな絡みがある4月の部分におきまして、そういう方が名を連ねている部分の中で、あえてこういう形で人選されて出されたということについて知っておられたのか、また、知った上でまた提案する、また、こういうことというのは現実の問題として、個人がどういう方をどうするかというのはこれは問題ないと思いますけど、公職という立場においてどうなのかという、このことについてお聞きしたいと思います。
○中野正明 議長 萩原総務部長。
◎萩原英樹 総務部長 今、議員がおっしゃられました事実の関係については承知はいたしておりませんが、この委員の選任の要件の中のいわゆる適正公平という部分につきましては、先ほど申し上げました、不服を処理するための固定資産税の運営について、より公平適正と、こういう趣旨でございますので、よろしくご理解をお願いしたいと思います。
○中野正明 議長 寺坂議員。
◆9番(寺坂修一議員) まあ恐らくそういう感覚になると思うんですけど、どうか、市民の側からいきましたら、こういう形での行政の関係ある方が特定の方のための応援をされますので、現実の問題としてですね、そうすると行政というのは、違う意味で、これは側面的にこの人を応援しているし、結果的にそれは特定の方の支援をしているような形に思われてもおかしくないという市民の声も出てまいりますので、どうか、そういう面でいくならば、こういう人選におきましては、時期とかタイミングとか状況というのをきちっと把握された上で、知らなかったからどうだという形のことのないように、今後の人選におきましてはよろしくお願いいたします。
以上で終わります。
○中野正明 議長 ほかに質問はございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
〔「暫時休憩」と呼ぶ者あり〕
暫時休憩します。
午前11時40分休憩
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午前11時43分再開
○中野正明 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第17号の件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
ご異議なしと認めます。よって議案第17号の件については委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
お諮りいたします。議案第17号について、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
ご異議なしと認めます。よって議案第17号「大東市
固定資産評価審査委員会委員の選任について」の件は、これに同意することに決しました。
次に、日程第8、議案第18号「
人権擁護委員候補者の推薦について」及び日程第9、議案第19号「
人権擁護委員候補者の推薦について」の2件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
理事者から提案理由の説明を求めます。西林理事。
◎
西林正義 理事 (登壇)議案第18号及び議案第19号
人権擁護委員候補者の推薦について一括して提案理由のご説明を申し上げます。
現委員の山口幸雄氏及び現委員の桑木幸子氏は、平成11年5月14日をもってそれぞれ任期が満了いたしますが、委員を引き続き推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、ここに議会のご意見を求める次第でございます。
何とぞよろしくご同意を賜りますようお願い申し上げます。
○中野正明 議長 本2件については質疑、討論を省略し、直ちに意見を求めます。ご意見ございませんか。
〔「なし」の声起こる〕
ご意見もないようでありますので、お諮りいたします。
最初に、議案第18号について、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
ご異議なしと認めます。よって議案第18号「
人権擁護委員候補者の推薦について」の件はこれに同意することに決定いたしました。
次に、議案第19号について、これに同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
ご異議なしと認めます。よって議案第19号「
人権擁護委員候補者の推薦について」の件は、これに同意することに決定いたしました。
次に、日程第10、議案第22号「平成10年度(公営住宅)飯盛園第1住宅第2期(A棟)
建設工事請負契約について」の件を議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
理事者から提案理由の説明を求めます。萩原総務部長。
◎萩原英樹 総務部長 (登壇)議案第22号平成10年度(公営住宅)飯盛園第1住宅第2期(A棟)
建設工事請負契約についてご説明を申し上げます。
本件工事の予定価格の金額が1億5,000万円以上の額でございますので、「議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例」第2条の規定に基づき議会の議決を得るため、ご提案する次第でございます。
現在仮契約中でありまして、本議会の議決を賜りました後、着工の予定であります。
施工場所等につきましては、お手元にお配りしております資料のとおりでございまして、竣工は平成12年2月29日の予定でございます。
契約の方法としましては、参加業者11社をもって一般競争入札に付し、岡本建設株式会社が1億6,275万円で落札したものでございます。
契約の相手方であります岡本建設株式会社の経営規模といたしましては、自己資本額約2億9,840万円、総職員数35人、年間平均完成工事高約16億1,570万円でございます。
なお、今回の入札に参加いたしました11業者の入札結果につきましては、別紙配付の入札結果一覧表のとおりでございます。
以上、概略ではございますが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決を賜りますようお願いを申し上げます。
○中野正明 議長 これより質疑に入ります。16番・千秋議員。
◆16番(千秋昌弘議員) (登壇)日程第10、議案第22号平成10年度(公営住宅)飯盛園第1住宅第2期(A棟)
建設工事請負契約について質問いたします。
入札及び契約につきましては、近藤民主市政のもと、とりわけこの間、市民に開かれた清潔な行政が強化され、具体的に推進されてきていますが、本入札・契約において以前と比較し前進させてきている点はどんな点か、お尋ねします。
また、条件付き一般競争入札でございますが、本契約における条件はどうだったのかをお答えください。
そして、今後入札・契約におけるさらなる改善は考えておられないのか。例えば議会にかかる契約額をさらに引き下げ、範囲を拡大する考えはないか。また、現在入札業者の名称、入札金額について事後公表がされていますが、予定価格、最低制限価格の事前公表についての考えはないのか。その他改善点があればお答え願いたいと思います。
全協でもお触れになった点があると思いますが、ぜひ本会議の場でもお示し願いたいと思います。再質問のないようよろしくお願いします。
○中野正明 議長 萩原総務部長。
◎萩原英樹 総務部長 入札に関しまして以前と比較して前進したところはないかと、こういうお尋ねでございます。
大東市再発防止検討委員会でのいろんな検討事項のご指摘を受けまして、いろいろ改善をしてまいりました。1つには、制限付き一般競争入札の対象金額の引下げを行ってまいりました。1億5,000万から1億2,000万に引下げをいたしました。また、現場説明会の廃止を実施いたしました。それから、予定価格並びに最低制限価格の事後公表ということも実施いたしております。その他もろもろ、入札・契約事務に関しましては13項目にわたります改善を実施してきたところでございます。
それから、本工事におきます入札参加のいわゆる資格でございますが、実施要領を定めまして、その中で、1つは、経営事項審査結果通知書の建設工事の種類、建築一式の総合評点が、取引先住所が大東市内のものについては800点以上である、大東市外のものにつきましては1,300点以上と、こういう条件を付しております。また、特定建設業の許可を受けていることというのも1つの条件として付しております。
それから、改善策の関係でございますが、現段階では一般競争入札の対象金額の引下げにつきましては、1億5,000万から1億2,000万に引き下げたところでございますので、それの引下げの検討はいたしておりませんが、先ほどの全員協議会でも収入役が申し上げましたように、今後の改善策の1つといたしまして、予定価格並びに最低制限価格の事前公表、これを試行してまいりたいということで、現在作業をしておるところでございますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
○中野正明 議長 9番・寺坂議員。
◆9番(寺坂修一議員) (登壇)議案第22号平成10年度飯盛園第1住宅第2期建設工事につきましてお聞きいたします。
1点は、2社が入札辞退をいたしております。この入札辞退の理由につきましてお聞かせください。
もう1点は、このことにつきまして、次回の入札等におきましてペナルティーとかそういうものが科せられるのかについてお聞きします。
3点は、再発防止検討委員会等を随時開催をされておりますけど、昨年の12月にも同じように議会議案という形でこういうのがのっておりますが、それに対して今回のこの入札でさらに改善されて、市民に理解されやすい入札制度になったのかという事実がありましたら、お答え願いたいと思います。よろしくお願いします。
○中野正明 議長 萩原総務部長。
◎萩原英樹 総務部長 (登壇)ご質問のように、今回一般競争入札に付しまして、入札辞退いたしました社といたしましては2社ございます。これの理由でございますが、自主的な事前の辞退でございます。特にその理由については、自主的ということで、内容については聞いておりません。
それから、辞退した者に対するペナルティーの関係でございますが、本市が制定いたしております指名停止要綱、これにおきますペナルティーといたしましては、工事の入札等に対します不誠実等、それがありました場合につきましては一定のペナルティーを科すことにいたしておりますが、今回の辞退は自主的な辞退でございますので、このペナルティーにも該当いたしませんので、ペナルティーとしてはございません。
それから、今回の入札に関して改善された点があるかということでございますが、先ほども千秋議員のご質問にお答えいたしましたとおり、多数の項目にわたります改善策を実施してまいりまして、前回の議会でもご指摘を受けまして、入札の結果一覧表等につきましても添付するというようなことで改善策を実施してまいりましたが、今回特にはそれにプラスした改善策はございません。ただ、今後の取り組みといたしまして、先ほど申し上げましたような、予定価格並びに最低制限価格の事前公表について実施の検討をしておるところでございますので、よろしくご理解をお願いいたしたいと思います。
○中野正明 議長 寺坂議員。
◆9番(寺坂修一議員) もう1点だけ、申しわけないです。先ほどの千秋議員の質問の中にもありましたけど、要するに、これは一般競争入札という表現を使っていいものなんですか。それとも、先ほどの800点とか1,300点ということでいった場合は、条件付き一般競争入札という表現をした方がいいのか、ちょっと文面的に、タイトルには全然そういうのが出てこないんですけど、備考のところだけが唯一この表現が出てきまして、だんだんだんだん一般競争入札という言葉がしりすぼみして、あんまり表に出したくないような文章にこれはなっているような感じがしますけど、ちょっとメーンのタイトルが消えているような部分がありますので、これにつきましての見解だけお聞かせください。
○中野正明 議長 萩原総務部長。
◎萩原英樹 総務部長 本市の実施要領では、大東市制限付き一般競争入札、こういう言葉をしております。したがいまして、先ほど市内と市外におきましても経営審査点数の差を設けているというようなことも一定の制限ということで、制限付き一般競争入札、こういうことでございます。
○中野正明 議長 寺坂議員。
◆9番(寺坂修一議員) ということは、次回からこの備考欄の一般競争入札という表現は、制限付き一般競争入札という、こういう言葉で表示されるようになるという、こう理解してもよろしいんですかね。
○中野正明 議長 萩原総務部長。
◎萩原英樹 総務部長 まあ実施の仕方としてですね、制限付き一般競争入札と、こういうことでございまして、競争入札のあり方については一般競争入札というのが言葉でございますので、その実施のやり方だけが制限付きというだけのことでございますので、一般競争入札というスタイルはそのスタイルでございます。そういうことでご理解をお願いしたいと思います。
○中野正明 議長 5番・眞鍋議員。
◆5番(眞鍋晃篤議員) (登壇)議案第22号平成10年度(公営住宅)飯盛園第1住宅第2期(A棟)建設工事について質問させていただきたいと思います。
まず、この工事なんですが、資料を拝見させていただきましたところ、いわゆる本体の工事と設備の工事が分割発注になっておると思うんですけれども、その分割発注の必要性というのは僕はあまり感じられませんで、以前より、できるだけ下水の工事にしても建設の工事にしても一括発注して、できるだけコストを下げて、市民福祉をできるだけ前進させていくべきだというふうに主張させていただいておるんですけれども、この分割発注の必要性について具体的、合理的に理由をお聞かせください。
あと、先ほど千秋議員の質問で、予定価格の事前公表をするべきだと。理事者の答弁としても、事前公表という形で一度試験的に試行してみようということなんですが、これについてはいろいろ議論の分かれるところだと思うんですが、私は個人的には事前公表というのは反対で、今の大東市においては反対であるという立場をここで明確にしておきたいと思います。それで、事前公表についてですけれども、その試行における、まあ試行という形で一度発進してしまうとなかなか、行政という車は、エンジンはすごくよくてばーっと前には走るんですけど、ブレーキがなかなか弱い車で、とまりにくい部分もあるかと思うので、事前公表されるのであるならば、その試行において、いついつまで、どういう形でやっていくというのを明確にした上で試みると、あくまでも試行なんですから、明確にした上で基準を決めてやっていただきたいと思います。その基準をお聞かせください。
それとあと、先ほど経営審査の点数の話をされておったんですけれども、市内業者は800点以上、市外業者は1,300点以上ということでされておるみたいなんですが、この市内と市外との業者の点数の差というのが、他の自治体と比較して、これ500点の差がついておるんですけれども、この差というのは開きが大きい方なのか、小さい方なのか、ちょっと他市との比較をお聞かせください。
○中野正明 議長 萩原総務部長。
◎萩原英樹 総務部長 (登壇)分離分割発注の関係でございますが、本体工事と、それから電気設備工事、機械設備工事、こういったものに分離分割して発注を行っておる、こういうのが現状でございます。今回の部分につきましては、本体工事の落札をいたしまして発注すると、こういうことでございます。前回の四条小学校の関係につきましても同様な分離分割発注を行っておりまして、特に今回、平成10年の1月30日に建設省から、建設業の経営改善に関する対策、こういう通達文書の中で、建設業者の経営不安、これは当該会社の問題だけではなしに、関連する下請業者等の連鎖倒産でございますとか、建設労働者の雇用問題ですとか、地域経済に広範な分野に影響を及ぼすおそれがある、こういうことで、建設省といたしまして、建設業の経営改善を図るための1つの対策を取りまとめて総合的な展開を図る、こういうことにいたしております。この対策の中でも、中小、それから中堅建設業者等の受注機会の確保ということで分離分割発注、これができる部分については推進をしていく、こういう要請、観点でございます。公共事業の効率的執行の要請の範囲内で、可能な限り分離分割発注を、分割をいたしまして発注を行うことによりまして中小・中堅建設業者の受注機会の確保を図ると、こういう大きな観点でございますので、本市もこの趣旨によりまして発注を進めておるというのが考えでございまして、現実もそのように進めております。
それから、予定価格の事前公表に反対と、こういうお立場でございますが、先ほど申し上げましたように、1年間試行していこうということでございます。その基本的な姿勢としては、いわゆる予定価格を探ろうという、そういった不正な行為を防止していくというのが大きなメリットでございまして、そういう観点に立って試行をしていくと。基準的なものにつきましても、現在考えておりますのは、試行期間といたしまして1年間試行していこうと。それから基準といたしましては、3,000万以上の設計金額につきましては指名審査委員会にかけておりますので、その金額を目安といたしまして事前公表の対象としていきたい、こういうふうに考えております。
それから、市外と市内のいわゆる点数の差ですが、市外業者の点数で、その工事につきましては十分施工能力があるわけでございますが、市内業者等の育成というふうな観点もございましてそういった点数差を設けておりますが、500点が他市と比べてどうかということでございますが、他市におきましても、大東市が今回やっておるような工事の規模につきましてはそれほど変わらないのではないかと、こういうふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○中野正明 議長 眞鍋議員。
◆5番(眞鍋晃篤議員) 分割発注の件ですけれども、ちょっと答弁の声がよく聞き取りにくくてあれなんですけど、行政の効率的な執行の可能な範囲内で分割発注していくんやというふうなご答弁だったと思うんですが、それなら、その可能な範囲内というのはどういう部分が可能な範囲で、どういう部分、どういうことを超えると不可能になるのかという、何か基準が全然不明確なんですよね。その辺というのをちょっと一度きちっと明らかにしていただきたいと思います。
それとあと、要はできるだけ税金を有効に使って、我々の納税に対するバックとして、きちっとした社会資本を行政の責任として整備していくべきだというのが僕の根本の考え方なんで、地元育成がどうのこうのという話をされていますけれども、当然地元の業者さんにも育っていただいて、競争力をつけていただいて、市外へ行っても、大東市内においても、きちっとした仕事を、公正な競争の中で工事を施工してもらえるというのが本筋だと思うんですね。
そういう意味から考えても、僕は、これはもう何回も言っていることだと思うんですが、本当の意味での地元育成というのは、ただいたずらに受注機会を確保するということが地元育成じゃないと思うんですね。例えばいろんな特殊な工法があって、その工法を使わないとこの工事はできないというような技術移転の強化を行政がいろいろ指導していくだとか、そういういろんな方法というのはあると思うんですよ。また、中小の業者ではなかなか取れないような大きな工事を行政が発注したら、中小の業者は、例えば大きい工事でよくゼネコンなんかがやっていますけど、ジョイントベンチャーでJVを組んだりして、別に中小の企業がJV組んでもいいと思うんですね。そういう形で大きい工事でも取れて、それでJV組んだその業者さんがまた潤っていって、きちっとした健全な建設業界というのを形成していっていただくというのが一番大事なんじゃないかなと、そういうのが本当の意味での地元育成じゃないのかなと、そういう経営指導なんかもしていくべきなんじゃないかなと思うんですけど、これについても一度真剣にご検討いただくように、総務部長にお願いしておきたいと思います。
それとあと、事前公表の件についてですけれども、1年間で工事の金額3,000万以上で試行していくということなんですが、それで一定サンプルが抽出されて、今何か府下で5市ほど事前公表でやっているようなんですが、そういう前例のあるところと比較して、このサンプルできちっとした傾向なり、市としての傾向なり何なりというのがつかめるのかというのは、その辺大丈夫なのかなという疑問があるんですけれども、その辺ちょっと一度お答えいただけますか。
それとあと、経営審査の点数の市の内外の差なんですけど、500点というのが大きいのか、他市と比べて大きいのか小さいのかというのを、これは僕もきちっと調査したわけじゃないのではっきりしたことは言えないんですけれども、これはちょっと開きが大きい方なのかなという思いがします。これについてはまた僕も勉強していって、いろいろ提言していきたいなというふうに思っています。
最後になるんですけど、分割発注というのは、今回、今までずっとこういう形でされてきたんですけれども、いろいろ僕は、議会で質問をいろんな場所でさせていただいて、それで、検討します、検討しますということでいろいろ考えてくれはって、1億5,000万から1億2,000万になったりだとか、予定価格を事後公表にしたりだとかということで、一定の前進はあるんですけど、今回こういう形になっているというのは非常に残念だなという気がします。
○中野正明 議長 萩原総務部長。
◎萩原英樹 総務部長 再質問にお答えいたします。
分離分割発注の関係につきましては、先ほど申し上げたとおりなんですが、客観的な基準がないではないかと、こういうことでございますが、例えばこの本体工事を分割すると、こういうことになりましたら、これは確かに問題があろうかと思います。ただ、本体工事と別に、今申し上げていますのは、電気設備──電気あるいは給排水機械、これらはそれぞれ専門のいわゆる業種でございますので、これを先ほど言いました観点から分割分離発注することについては何らおかしなことではないと、むしろそういった推進をしていくべきであると、こういうふうに考えております。
それから、入札予定価格の事前公表で、他市の関係はどうかと、こういうことでございます。おっしゃるように、何市かございます。確かに現在やっておられるところにつきましては、設定金額につきましてもまちまちですし、試行的にやっておるというふうなところもございますし、新聞等で見ましてもメリット、デメリット、いろいろございます。一長一短というところがございます。そういったことで、試行して、そのメリット、デメリット、総合的に検討いたしまして、本格実施するなら実施していくと、こういうことで実施してまいりたいと思いますが、先ほど申し上げましたように、この制度を試行して導入していこうという基本的な姿勢といたしましては、先ほど申し上げましたような、不正な入札をいわゆる防止していこうと、こういう大きな観点でございますので、その辺はよろしくご理解をお願いいたしたいと思います。
以上でございます。
○中野正明 議長 眞鍋議員。
◆5番(眞鍋晃篤議員) 済みません。時間もあれですので、簡単にさせていただきたいと思うんですけれども、事前公表の、不正という部分での話だったと思うんですけど、ただ、1つ確認させていただきたいというか、不正だとか公務員としての倫理の問題というのと、入札における制度の改革、コストを下げるためにどうやったら一番有効なのかという制度の改革というのはまた、ある部分、別の──ある部分リンクするところもあるかと思うんですが、ある部分、別の部分が大きいと思うので、その辺のこともきちっと、あまりごっちゃにして考えると、また議論が変な方向へ行ってしまうんじゃないかなというふうに思いますので、その辺、ちょっと理解していただきたいと思います。
あと、これは言うつもりはなかったんですけれども、今答弁の方でちょっとおっしゃっていたことがあったので、あえてもう一度質問というのか、僕も意見を述べさせていただきたいんですけれども、本体の方の分離発注をするんやったら問題やということをおっしゃられていましたけど、これ、1期、2期で分割で発注するというのは、今現住──現に住んでおられる方々のいろんな問題もありますので、これは物理的にいたし方ないと思うんです。ただ、2期の方でA棟とB・C棟と分けて発注されているという部分で、これは、じゃ、どうやって説明されるおつもりなんですか。まあいろんな事情があるので、これ以上は別にこれ、質問という形で答弁は求めませんけれども、あえてそういうことをおっしゃるのであるならば、こういう現状も踏まえた上でのお話にしていただきたいなというふうに思います。
で、やっぱり分離分割発注を、できる限り、ある一定の範囲内でやっていくべきだということなんですけど、一括発注していく上できちっと、特定建設業という部分があるんですから、それがあるから、一括で発注しても部分部分の工事はいろんなところに任せられるということだと思うんです。そういう決まりもあるんですから、別に、もちはもち屋的な発想だけで進めていくのはおかしいんじゃないかなというふうに思います。
以上です。
○中野正明 議長 これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第22号の件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
ご異議なしと認めます。よって議案第22号の件については委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより議案第22号の件を採決いたします。本案を原案どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立多数であります。よって議案第22号「平成10年度(公営住宅)飯盛園第1住宅第2期(A棟)
建設工事請負契約について」の件は可決されました。
次に、日程第11、議案第20号「河北五市
伝染病院組合の解散に関する協議について」、日程第12、議案第21号「河北五市
伝染病院組合の解散に伴う財産処分に関する協議について」の2件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
理事者から提案理由の説明を求めます。和田
福祉保健部長。
◎和田久樹
福祉保健部長 (登壇)議案第20号河北五市
伝染病院組合の解散に関する協議につきまして提案理由のご説明を申し上げます。
本案でございますが、当
伝染病院組合は、伝染病予防法第1条に定められました法定伝染病患者の収容及び治療を業務内容といたしまして、昭和26年9月に守口市ほか5カ町村で組合を設立し、同年12月に関西医科大学敷地内に組合病院を設置いたしました。以来、昭和46年4月には大東市、四條畷市の加入に伴い、河北四市
伝染病院組合に名称変更し、昭和60年4月に現隔離病舎の開設と同時に寝屋川市が加入し、現在の河北五市
伝染病院組合と名称及び組織を改め、今日に至っております。しかし、平成10年10月2日に感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律が公布され、本年4月1日から施行される運びとなり、約48年間、また、現組織に改められましてからも約14年という長きにわたり、議員の皆様のご指導、ご協力を賜りながら、市民福祉の向上を目指し、業務の推進に努めてまいりましたが、新法の施行に伴い伝染病予防法が廃止され、当組合の設置目的を失いますことから、本年3月31日をもって当
伝染病院組合を原案のとおり解散しようとするものでございます。
次に、議案第21号河北五市
伝染病院組合の解散に伴う財産処分に関する協議につきまして提案理由のご説明を申し上げます。
本案は、さきの議案第20号でご説明申し上げました当
伝染病院組合の解散に伴います財産処分についてでございますが、その処理につきましては、構成5市におきまして慎重に検討を重ねるとともに、大阪府とも連携を密にいたしまして進めてまいりました結果、原案に記載いたしておりますとおり、起債の返還など残ります業務は、組合事務局であり承継団体となります守口市に帰属せしめることとし、使用目的を失います病舎や、伝染病患者の治療に使用いたしました付属医療機器類及び患者輸送車につきましては、今後5市におきまして使用いたします確固たる目的がないこと、また、その改修や廃棄等に相当の費用を要しますことから、いずれも有効にご利用いただくということで、現状のまま学校法人関西医科大学へ譲与せしめ、残余の財産処分をいたしたいと考えております。
以上、まことに簡単な説明でございますが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○中野正明 議長 これより質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第20号及び議案第21号の2件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
ご異議なしと認めます。よって議案第20号及び議案第21号の2件については委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより討論に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。
これより順次採決いたします。
まず、議案第20号「河北五市
伝染病院組合の解散に関する協議について」の件を採決いたします。本案を原案どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。よって議案第20号「河北五市
伝染病院組合の解散に関する協議について」の件は可決されました。
次に、議案第21号「河北五市
伝染病院組合の解散に伴う財産処分に関する協議について」の件を採決いたします。本案を原案どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立全員であります。よって議案第21号「河北五市
伝染病院組合の解散に伴う財産処分に関する協議について」の件は可決されました。
暫時休憩いたします。
午後0時24分休憩
〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午後1時15分再開
○中野正明 議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、日程第13、議案第1号「平成10年度大東市
一般会計補正予算(第3次)について」、日程第14、議案第2号「平成10年度大東市
交通災害共済事業特別会計補正予算(第1次)について」、日程第15、議案第3号「平成10年度大東市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3次)について」、日程第16、議案第4号「平成10年度大東市
火災共済事業特別会計補正予算(第2次)について」、日程第17、議案第5号「平成10年度大東市
同和対策事業住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1次)について」及び日程第18、議案第6号「平成10年度大東市
都市開発資金特別会計補正予算(第1次)について」、以上6件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略いたします。
理事者から提案理由の説明を求めます。まず、議案第1号について宮井市長公室長。
◎宮井龍雄 市長公室長 (登壇)議案第1号平成10年度大東市
一般会計補正予算(第3次)について提案理由をご説明申し上げます。
本補正予算案は、事業費の確定によるもの、今期補正を必要とするもの等について計上いたしております。また、継続費補正、繰越明許費、地方債補正につきましてもあわせてお願いするものでございます。
本補正予算で9億642万1,000円を減額し、歳入歳出総額を398億4,316万円とするものでございます。
それでは、歳入予算からその主なものの内容についてご説明申し上げます。76ページをごらんください。
款1の市税補正額5億8,200万円は、固定資産税、都市計画税及び市たばこ税が主なものでございます。
款9の国庫支出金補正額2億2,520万9,000円の減額は、生活保護費負担金が主なものでございます。
款10の府支出金補正額4億9,993万8,000円の減額は、福利厚生環境改善事業に対する補助金の確定に伴う減額でございます。
款13の繰入金補正額7億1,824万円の減額は、財政調整基金繰入金を減額するものでございます。
次に、歳出予算についてご説明いたします。77ページをごらんください。
款2の総務費補正額2億917万8,000円の主なものは、前年度剰余金の一部や運用利子等の財調基金への積立金等でございます。
款3の民生費補正額2億9,189万5,000円の減額は、生活保護扶助費等の減額が主なものでございます。
款4の衛生費補正額1億9,363万3,000円の減額の主なものは、ごみ・し尿処理負担金等の減額が主なものでございます。
款7の土木費補正額6億3,165万2,000円の減額は、福利厚生環境改善事業に係る用地費、工事費等の減額が主なものでございます。
以上が歳出の主な内容でございます。
歳入歳出の詳細につきましては、81ページ以下、歳入歳出予算事項別明細書に記載のとおりでございます。
次に、継続費の補正でございます。78ページをごらんください。飯盛園第1住宅建替事業に係ります年割額を変更するもので、第2表に記載のとおりでございます。
次に、繰越明許費でございますが、住道駅周辺整備事業、深野中学校大規模改造事業等は年度内に竣工できない見込みですので、翌年度に繰り越して使用する経費は第3表に記載のとおりでございます。
次に、地方債の補正は79ページでございます。事業の確定に伴う限度額を変更するもので、第4表に記載のとおりでございます。
以上が平成10年度大東市
一般会計補正予算(第3次)の概要でございます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○中野正明 議長 次に、議案第2号、議案第5号及び議案第6号について増田
都市整備部長。
◎増田靖夫
都市整備部長 (登壇)議案第2号平成10年度大東市
交通災害共済事業特別会計補正予算(第1次)について提案理由をご説明申し上げます。
平成9年度の本会計決算において繰越金が生じたこと、並びに歳入額がほぼ確定したこと、また、それらを交通災害共済基金への積み立てとするための補正予算でございます。
歳入歳出の予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ837万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,859万8,000円とするものでございます。
詳細につきましては、107ページの歳入歳出補正予算書に記載のとおりでございまして、歳入の主なものは、平成9年度からの繰越金774万1,000円、歳出の主なものは、歳入の整理による積立金837万8,000円でございます。
続きまして、議案第5号平成10年度大東市
同和対策事業住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1次)について提案理由のご説明をさせていただきます。
本会計歳入歳出それぞれ1,292万2,000円を増額し、歳入歳出それぞれ4,308万4,000円とするものでございます。
それでは、歳入歳出補正予算書により、129ページの歳入から主なものについてご説明させていただきます。款2.諸収入、項1.貸付金元利収入704万2,000円の増額は、貸付者から繰り上げ償還3件分、項5.繰越金587万7,000円の増額は、平成9年度決算による補正でございます。
次に、歳出は、款2.公債費614万5,000円の補正は、貸付金貸付額の4分の3について市債を発行いたしておるものでございます。その繰り上げ償還を行おうとするものでございます。
続きまして、議案第6号平成10年度大東市
都市開発資金特別会計補正予算(第1次)につきまして提案理由のご説明を申し上げます。
本年度事業が確定いたしましたことにより、本案を提案したものでございます。
歳入歳出の総額は変わらず、歳入予算の項1.他会計繰入金3,772万1,000円の減額、項2.基金繰入金3,772万1,000円の増額をするものでございます。これは利子分の繰入金を都市開発基金により繰入れするものでございます。
詳細につきましては、137ページの歳入歳出補正予算書に記載のとおりでございます。
以上3件、簡単にご説明いたしましたが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○中野正明 議長 次に、議案第3号について小矢田
下水道部長。
◎小矢田光義
下水道部長 (登壇)議案第3号平成10年度大東市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3次)につきまして提案理由をご説明申し上げます。
本予算案は、大阪府流域下水道建設負担金事業の確定によるものでございます。内容につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,793万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ78億5,315万6,000円とするものでございます。
それでは、歳入からご説明いたします。114ページをごらんください。款5.諸収入3万3,000円は、現時点での財源更正でございます。款6.市債4,790万円は、流域下水道建設事業債でございます。
続いて、歳出でございますが、款1.公共下水道事業費4,793万3,000円は、大阪府流域下水道事業建設負担金の増でございます。
歳入歳出の詳細につきましては、116ページ以下、事項別明細書のとおりでございます。
次に、地方債の補正でございます。115ページをごらんください。限度額の変更で、第2表に記載のとおり、30億7,600万円とするものでございます。
以上、簡単な説明でございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○中野正明 議長 最後に、議案第4号について南野消防長。
◎南野征治 消防長 (登壇)議案第4号平成10年度大東市
火災共済事業特別会計補正予算(第2次)について提案理由のご説明を申し上げます。
今回補正いたしました額は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ192万6,000円を追加し、歳入歳出それぞれ3,311万6,000円とするものでございます。
まず、歳入予算からご説明いたします。121ページをごらんください。款2.財産収入で107万7,000円の増額と、前年度繰越金84万9,000円を増額し、歳出では187万1,000円を火災共済に積み立て、財政調整基金繰替利子が5万5,000円でございます。
歳入歳出のそれぞれの詳細につきましては、122ページから125ページの間の歳入歳出予算事項別明細書の記載のとおりでございます。
何とぞよろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○中野正明 議長 これより質疑に入ります。
〔「なし」の声起こる〕
質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第1号は各所管の常任委員会に、議案第2号、議案第3号、議案第5号及び議案第6号の4件は建設常任委員会に、議案第4号の件は民生常任委員会に、それぞれ付託いたします。
以上で本日の日程はすべて議了いたしました。
お諮りいたします。議事の都合により、明5日から9日までの5日間休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声起こる〕
ご異議なしと認めます。よって明5日から9日までの5日間休会することに決定いたしました。
本日はこれにて散会いたします。どうもご苦労さまでございました。
午後1時30分散会
会議録署名議員
大東市議会 議 長 中 野 正 明
〃 議 員 森 下 賢 乙
〃 議 員 三ツ川 武...