松原市議会 > 2020-12-07 >
12月07日-02号

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  1. 松原市議会 2020-12-07
    12月07日-02号


    取得元: 松原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-29
    令和 2年 12月 定例会(第4回)          令和2年松原市議会第4回定例会             議事日程(第2号)                    令和2年12月7日(月)午前9時57分開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 一般質問       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~本日の会議に付した事件1.日程第1から第2まで       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~出席議員(17名)   1番  中田靖人君      2番  田中厚志君   3番  鍋谷 悟君      4番  植松栄次君   5番  依田眞美子君     6番  平野良子君   7番  河本晋一君      8番  篠本雄嗣君   9番  松井育人君      10番  紀田 崇君   11番  河内 徹君      12番  野口真知子君   13番  池内秀仁君      14番  中尾良作君   15番  三重松清子君     16番  福嶋光広君   17番  欠員         18番  森田夏江君       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~説明のため出席した者の職氏名  市長        澤井宏文君    副市長       川西善文君  副市長       太田 敏君    教育長       美濃 亮君  市長公室長     橋本 明君    理事        松本久次君  総務部長      宮本靖之君    健康部長      向井貴子君  理事兼健康部次長  大浦靖久君    市民協働部長    坂野徹也君  市民生活部長    田村滋近君    理事        野地千晶君  都市整備部長    村上寿夫君    学校教育部長    横田雅昭君       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議会事務局職員出席者  事務局長      小峰正男君    事務局次長     森岡大樹君  参事        辻田和貴子君   書記        藤田浩子君  書記        水谷友哉君    書記        田中秀門君       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                                 以上       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開議 午前9時57分       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は17名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  これより本日の日程に入ります。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、3番 鍋谷 悟議員、4番 植松栄次議員を議長において指名いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  日程第2 一般質問を議題といたします。 これより個人質問を行います。 質問の通告がありますので、順次発言を許します。 初めに、森田議員の発言を許します。 森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~               一般質問(個人) 日本共産党 18番 森田夏江議員発言要旨具体的内容備考欄1.コロナ感染症対策市としてのとりくみ強化を(1) 社会的検査の市独自実施を (2) 少人数学級のかじとりを (3) 特別相談窓口の設置を (4) 中小れい細業者支援充実と労働者の雇用と権利くらしを守る対策を (5) 感染症対策を考慮した災害備蓄費の増額と避難所マニュアル作成等災害対策について 2.駅周辺のバリアフリーを今こそ(1) エレベーター設置で1歩進んだバリアフリー  駅周辺のバリアフリー化で、安心・安全な街を更に        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君) (登壇) 18番、日本共産党の森田夏江です。議長のお許しをいただきましたので、質問通告に従い、順次質問をさせていただきます。 まず初めに、9月議会に続き、コロナ感染症対策の市としての取組強化についてお尋ねいたします。 コロナ感染症拡大はとどまることなく、さらにその拡大を広げ、大阪モデルにおいても赤信号がともされ、危機的な状況となっています。これは、政府のGoToキャンペーンなどの勇み足的な政策や、デジタル化を行えば問題が全て解決するかのような能天気な姿勢に終始し、マスク会食発言など、どこまでも自助を国民に強いる菅政権の失政の下に広がった、人的とも言えるこのたびの事態だと言わざるを得ません。 この間、松原市においては、PCR検査センター設置や支援事業など、私どもの提案を受け止め実施していただきました。また、6月、9月議会でも提案させていただいていた保健所を介さなくとも医師の判断で検査を受ける体制の確立は、ようやくではあるものの市民の不安な思いに応えるものであると、高く評価をさせていただいております。 しかし、たった一人の無症状感染者から180人を超える感染拡大が発生した旭川の吉田病院のクラスターを見れば、医療現場、介護施設など、とりわけ重症化しやすい施設でのクラスター発生を抑え込まなくてはならないことは、もはや議論をまちません。併せて、障害者施設、保育所、学校、市役所などでの社会的検査を行えるよう、市として取り組むべきと考えますが、いかがでしょうか。 次に、少人数学級についてお尋ねいたします。 3密を避けましょうとあらゆるところで言われているにもかかわらず、松原市内の教育現場では40人学級制度のままで、ソーシャルディスタンスが取れないクラスが残されています。この間、少人数学級にも活用できる習熟度加配もされてきたはずです。この加配を活用して、大阪府下で10市が少人数学級を実施しています。いつ、どこでクラスターが発生してもおかしくないコロナ禍の下で子どもたちの学びの環境を整えることこそ、安心・安全なセーフスクールの肝ではないでしょうか。松原市の現状と今後の考え方をお聞かせください。 次に、コロナ関連の相談窓口設置を提案いたします。 松原市では、それぞれの原課で市民対応や政策として行政書士の電話相談も行っていますが、市民の頼りは市役所です。じっくりと話を聞き的確な給付制度などへ結びつける上で親切な取組が必要かと思いますが、いかがでしょうか。 次に、中小れい細業者支援と労働者の雇用とくらしを守る対策についてお伺いいたします。 10月26日、国会臨時議会で行った菅首相の所信表明演説のどこを見ても、感染や医療現場の深刻な状況にも営業や雇用の危機的な状況にも全く触れず、ただただ、居酒屋のお品書きのように個別の政策を羅列するだけのものでした。この個別の政策も必要なところに支援が届いていない、また支援の期限が迫っており、年が越せない、給付額が少な過ぎて焼け石に水の声が後を絶ちません。市独自の支援策もクーポン事業など実施していただきましたが、もう一歩踏み込んだ給付制度など、市民の実態をつかみ、導入すべきと思いますが、いかがでしょうか。 また、完全失業者数は、16年4月以来の高水準となりました。10月に行われた総務省の労働力調査によると、前月比8万人増の214万人で、今年1月からは50万人増えました。併せて、失業者の生活保護世帯は前年同期と比べ45万人増加しており、雇用不安と生活悪化が急速に進んでいます。松原市としての現状の把握とその対策、取組はどうなっているのか、お聞かせください。 次に、感染症対策に考慮した災害備蓄費の増額と避難所マニュアル等災害対策について、お尋ねいたします。 市議会としても災害対策の要望を提出いたしました。超党派として会派、議員から充実のため積極的な意見を集約したものです。私も幾度となく災害対策については提案してきました。現状を踏まえれば、来年度備蓄費の増額は当然だと思いますが、計画とお考えをお聞かせください。 また、避難所の在り方は大きく変わらなくてはなりません。避難所ゾーニングとマニュアル作成は、地域住民とともに進めなくてはなりません。併せて、避難所の環境の改善に向けて、学校体育館へのエアコンの設置やトイレの改修も検討すべき課題です。福祉避難所や感染の疑いのある方々への特殊な対応も考えていかなくてはなりません。前向きな検討をお願いしたいのですが、いかがでしょうか。 最後に、駅周辺のバリアフリーについてお聞かせください。 高見ノ里駅のエレベーターが12月10日に供用開始となることから、松原市内駅全てにおいてエレベーターが完了します。しかしながら、周辺の安全対策は進んでいません。歩道のど真ん中に道路灯のポールが行く手を阻み、車椅子やベビーカーは通行できません。生活道も踏切内もがたがた、凸凹です。その上、駅員の無人化時間帯が知らない間に延長され、いない時間のほうが多くなっており、安心・安全に駅利用がかなわなくなっています。 今こそ、布忍駅東側、高見ノ里駅北側への改札口の設置や駅前広場なども検討に入り、関連する大阪府富田林土木事務所、近鉄などに申入れを強化すべきと考えますが、いかがでしょうか。 以上で演壇での質問を終わります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの森田議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、社会的検査の市独自実施についてでございます。 新型コロナウイルス感染症の検査につきましては、現在、大阪府藤井寺保健所と連携し、必要な方が速やかに検査を受けることができるよう、市独自にPCR検査センターを運営しております。 また、今後のインフルエンザとの同時流行に備え、発熱等の症状を有する市民が安心して受診でき、必要時PCR検査等が受けられるよう、受診方法について、松原市医師会と連携し広報等で周知しているところです。 今後も引き続き、新型コロナウイルス感染症の感染状況や国・府の動向を注視するとともに、市民の皆様や関係機関と協働で感染拡大防止の取組を全庁的に進めてまいります。 次の少人数学級のかじ取りについての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。 次に、特別相談窓口の設置についてでございますが、新型コロナウイルス感染症対策として、市ではこれまで様々な支援事業を行ってきており、市民からのお問合せにつきましては、それぞれの部署において丁寧に対応させていただいているところです。 今後も引き続き、市民の皆様が安心して問い合わせていただけるよう、きめ細やかな対応を行ってまいります。 次に、中小零細業者支援充実等についてでございますが、新型コロナウイルス感染症の影響下における本市の支援策として、現在、行政書士による各種給付金などの制度内容や申請方法などについての説明や助言を行う電話相談窓口を開設しております。 また、民間の信用保証付融資を受ける際に必要となる認定書の発行や小規模事業者融資制度などの資金繰り支援や、がんばる事業者応援クーポンによる市内事業者への支援を行っているところです。 今後においても、いわゆる第3波の襲来とも言われる新型コロナウイルス感染症の影響が長引く中、引き続き大阪府や松原商工会議所と情報共有を図り、どのような支援が事業者などに対して効果的なのか、国や府などの動向も注視し、スピード感を持って状況を見極め支援してまいります。 次に、災害備蓄費の増額と避難所マニュアル作成等災害対策についてでございますが、令和2年度補正予算において、マスク、消毒液、間仕切り、簡易ベッド等の感染症に対応した災害用備蓄品の大幅な整備を図りました。 今後も引き続き、大阪府が示す備蓄方針や新たな備蓄品目の発生等を踏まえ、計画的な災害用備蓄品の整備に努めてまいります。 また、令和2年7月に松原市避難所運営マニュアルを作成し、現在、町会、自主防災組織、防災士会、セーフコミュニティ災害時の安全対策委員会等との協働の下、避難所となる市内各小中学校において、感染症にも対応したゾーニングや運営マニュアル作成に取り組んでいるところです。 次に、2点目、駅周辺のバリアフリーについての質問でございます。 本市におきましては、誰もが移動しやすいまちとなるよう、松原市新バリアフリー基本構想に基づき、駅をはじめとした様々なバリアフリー化に取り組んでいます。令和2年12月10日には、高見ノ里駅のエレベーターが利用可能となり、市内全ての駅のバリアフリー化が完了します。また、各駅周辺につきましても、歩道整備や道路の段差解消などを既に実施しています。 今後につきましても、人に優しいまちとなるよう、関係機関とともに進めてまいります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  美濃教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(美濃亮君)  森田議員の質問にお答え申し上げます。 少人数学級のかじ取りとりについてでございますが、本市では、国や府の新型コロナウイルス感染症対策マニュアルを踏まえ、マスク着用と手洗いの徹底等基本的な感染症対策を継続するとともに、教室においては密接を回避するため、机の配列を変えるなど、工夫しながら教育活動を進めております。 さらに、比較的感染リスクが高まる話合い活動やグループ活動を伴う学習等において、少人数授業を実施できるよう、机、椅子を新たに増配置するなど、環境整備も行っているところです。 また、国においては、30人学級実現に向けた計画を立てる予定と聞いております。本市といたしましては、今後の国の動向を注視してまいりたいと思っております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  ありがとうございます。では、順番に再質問させていただきます。 今、社会的検査ということで、日本中で検討が始まっている大事なところなんですけれども、やはりリスクの高い方々へのPCR検査を進めていくということが感染を防止していくということの力になってくるというのは、あちらこちらの自治体でやっておられることで経験されてきた中身なんではないかなというふうに思うんですが、例えば、東京都千代田区、6万人の人口、ここは15倍の昼間人口を持っている、また特異な自治体ではありますけれども、ここが6月30日の時点で介護施設職員に約430名、3か月に1回のPCR検査をし、この11月から中小訪問系事業従事者、約50事業所、約500名を実施するということになっています。検査委託費用は、1件で1万5,070円、医師の1回出勤5万円で、一般会計予備費から3,000万円を6月に出し、9月の補正予算では3,894万円の補正予算で予備費の137万5千円を捻出し、総額4,031万5千円ということで、このPCR検査の実施をさらに進めておられます。ここではクラスターなどが発生することなく、また、検査の結果は全ての方が陰性であって、安心して医療に従事できるという話が聞こえてきています。 あと、病院経営が、今、大変になっている中で、病院経営支援1病院当たり、その病院の大きさに応じてなんでしょうが、200万円から1億2,000万円というのをくみ出しまして、約4億円のお金を使っておられます。 こういった状況を見て、毎日のようにテレビやラジオで言われているように、やはり医療現場が急迫をしていてもう持ちこたえられない、看護師さんのボーナスを減額している。看護師さんはリスクが高いのでもう辞めていくということが、大阪の十三病院なんかでも言われています。家族からももう辞めてくれというふうな形で看護師さんが現場からいなくなっている。介護施設にとってもそうなんですが、介護施設でも介護士が続かない、もうやっていられないということで辞めていかれるという実態は、松原市の介護施設で働いている方々からもお聞きをしており、今残っている人員体制で地獄のような毎日、休みがない毎日を送っているという話も直接お聞かせもいただいています。 こんな中で、寝屋川市では、この12月議会、ちょうど今同じように開かれているんですが、ここの補正で特別養護老人ホームなど20か所、職員に2週間に1回の検査、重症化リスクの高い高齢者の感染防止を図るためにということで、7,092万円を計上されています。そして、大阪府豊中市でもこの12月議会で、自己負担なしで65歳以上の高齢者への任意PCR検査を実施、65歳以上の高齢者の施設入居者を除くことになっているらしいんですが、期間は来年2月1日から3月31日まで行うということなどが提案をされ、可決を見るんだろうなというふうには思うんです。 こういった形の対応を今、何らかの形でやっていかなければ、もともとから感染防止拡大に歯止めをかけていくという対応が必要になってきているというふうに思うんですが、いかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  向井健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(向井貴子君)  ただいまの森田議員の御質問でございますが、医療施設、介護施設などに勤務される方というのは、非常に毎日不安な中で従事されているということは、私も承知しております。感謝の気持ちでいっぱいでございます。 この間、病院支援、クリニック支援というところでは、マスクの入手が困難なときに医療機関や介護施設にマスクを提供するなど支援してまいりました。また、病院支援というところでは、救急告示病院、松原徳洲会病院、阪南中央病院、明治橋病院、寺下病院の救急告示の内科の備えているところの病院につきましては、8か月間の水道料金の免除、合計約3,400万円の病院支援というところもしてまいりました。 そんな中で検査というところなんでございますが、今、松原市のほうでは、特に感染のリスクが高いというところの濃厚接触者の無症状者を対象に、藤井寺保健所と連携して、市独自のPCR検査センターを実施しております。これは行政として、少しでも早くクラスターの芽を摘んで、感染の拡大を防止しなければならないというような使命で受けて実施してきて今に至っているわけでございます。それをさらに一歩広げてというふうなところの御提案だと思います。確かに感染者の掘り起こしになるということで、よく分かる話ではございます。 森田議員、先ほどおっしゃられていました千代田区であるとかいうところの状況を我々もちょっと確認させていただいたんですが、ここは保健所設置市でございます。保健所が行政検査として実施しているということでございます。この間、国がやっぱり感染が多数発生している地域については、医療施設だとか高齢者施設などに勤務するものは、感染者がいない該当施設であっても行政検査が可能だというふうなことを国が示していますので、保健所の設置市として、行政検査を実施しているところです。 今回、大阪府の市町村の中で、寝屋川市、豊中市というようなところの情報も今いただいたわけなんですが、ここも保健所設置市でございます。多分、保健所設置市としての行政検査を実施しているだろうと思います。 じゃあ、松原として、保健所を設置していない市として何ができるのかというようなことを、今後いろいろと探っていかないといけないわけなんですが、この間もPCR検査センターをどんなふうに市として実施したらいいのかということを随分と探ってまいりました。保健所なり大阪府なり連携して、いろんな相談をして、松原市で最善でできる方法が何なのかというところで、今回に至っているわけでございます。予算等いろいろあることもありますので、どんな形で最善ができるのかということも、今後いろいろと研究していかないといけないかなというふうには思っております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ◆18番(森田夏江君)  松原市は、もともと保健所があった町なんです。それは、府の方針の下で、国の方針ですけれどももともと言えば、保健所がそんなに要らないということで、松原市が藤井寺に統合された、松原市民は藤井寺保健所に行ってくださいということで。松原市民が望んで保健所がなくなったわけでは決してないにもかかわらず、保健所設置市でなければこの行政検査が保健所設置市と同じようにならないということであれば、保健所設置されていない自治体のそこに住む住民は、後に取り残されていく。とりわけ松原市は、大阪市に一番近い行政区として、大阪府下でも感染者数が大きい自治体なんです。 そういうことを踏まえてみれば、国の責任が当然そこには存在しますし、大阪府の責任も重大でありますし、保健所をなくしたのは松原市が好きこのんでなくしたわけでは決してないので、ここはどのようにやはり責任をしっかりと大阪府や国に持っていただくかということも厳しく言っていかなきゃならないというふうに思うんです。保健所がない自治体であるからできないということであれば、じゃ、松原市に住んでいる市民はメリットがないやないの。保健所を潰して、保健所の部分の予算が浮いてくる無駄を省いてということで、合理化の名の下に切り捨てられているけれども、いっこも合理化ではなくて、こういう緊急事態になるとていをなさない状態になってくる。 ここについては、もっとそうであるならば、大阪府下で豊中市や寝屋川市でできるのに松原市でできないというような不公平な状況をなくしていただくように求めていかなきゃならんと思うんですが、いかがですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  向井健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(向井貴子君)  確かに、松原は保健所を設置していませんので、行政検査の対象として実施するとなれば、大阪府が実施するということになります。そこはまた、大阪府に、保健所なり声を上げていかないといけないかなというふうな部分ではございます。 ただ、現状、大阪府としましては、そういった感染が発生しては大変だというふうなところの医療機関や高齢者施設に対しましては、今、厳重に対応しているところでございます。 一つは、医療施設や介護施設に感染対策の研修会をしっかりしたりとか、あるいは施設に出向いて巡回指導をしたりとか、そういった対応をしています。それと、もう一つ、感染が発生した場合は、本来であれば濃厚接触者のみが検査の対象になるわけでございますが、そこを幅広く検査対象として選定しております。 例えば、施設全体、フロア全体に所属している人を全て自動的に対象にするというわけではございませんが、保健所が施設に出向いて十分詳細なヒアリングを行った上で、患者さんや利用者との接触時間や状況なども含めまして、行政検査の対象を広く取っているというところが現状でございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  現状はそうなんです。ただ、現状ではおかしいでしょう。誰が考えても、松原市民、今の御答弁を聞いて、じゃ、松原市に住んでいたら行政検査でこんだけ差があるのかと誰でも思います。そこは本当に保健所がないばっかりに、きちんとしたそういう検査が行えない。いろんな指導をしているとかやっている、クラスターが発生したら濃厚接触者にかかわらずやる、そんなん当たり前だと思うんですけれども、だからクラスターが発生する前の手だてとして抑え込みをやっていかなあかんというのが、今、どこの世論ででも、病院の関係者の方などの御意見でも、ここが重要だというふうに言っているわけですから、やるかやらんかという立場に立って、できないできないではなくて、やはりどうすればできるのか、そしてまた、そのためには幾ら予算が必要で、そのためには大阪府にどれだけのことやってもらわなあかん、国がどこまでのことやってもらわなあかんということを明確にして、しっかりと物を申していく。 一日も早く、これ早いことやっていかんと、また次クラスター感染ということで、大変危険な状況はもうどこであってもおかしくない状況になっていますので、そこはぜひ前向きに真摯に取り組んでいただきますようお願いしておきたいと思います。時間がないので、答弁、市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  1点だけ。決して中核市だから、今、森田議員が提案したような検査ができるできないというのは、私はこれは違うと思います。もちろん行政検査として、公的に全て負担をしていただける、あるいは個人の負担どうこうとこういうところ考えなければ、これは我々でもできる話であって、そこをしっかり国に求めていくという、先ほど部長の答弁にあったように、そこはこれからもしっかりと府・国と連携を取っていきたいなと思います。 その上で、この中核市2市のお話がありましたけれども、大阪府下には別の中核市もありますけれども、これをちょっといろいろと私、大きな観点からこの間、保健所の所長とも直接連絡を取り合って、いろいろと議会からいただいた提案については効果等々も含めて検証を2人でさせてもらっております。 そういった中で、そもそもワクチンや特効薬ができたところで、この病気というのは100%防げない。今の現状では、世界どの国においても、どの化学医療もってしても、この病気というのは防げません。そういった中で、いかにPCR検査において早期にそれを発見して、無症状であっても発見して、そこで封じ込めていくか。クラスターを大きくさせない、あるいはクラスターを発生させないように封じ込めていくかということで、本市においてはPCR検査をしております。 先ほど、千代田区の3か月に1回であったり、寝屋川市の2週間に1回、こういったところもしっかり私は検証したいなと思います。例えば、その検査において陰性が出たとしても、その後例えば3日後に感染すると、この2週間後の検査あるいは3か月後の検査というのはこれは遅れてしまう結果になりますから、こういった合理的な観点からも含めて、今後しっかりそこは検証していくとともに、やはり最も大切であります、この間予防に我々は努めてきましたから、医療機関、こういう福祉施設においても、今後もしっかり指導しながら、以前のようなマスクがないとか消毒液がないというようなことは今はないですけれども、そういったこともしっかり想定しながら、まずはそこで従事、仕事をされる方々が感染しない環境を一緒につくっていくというところをしっかり努めていきたいなと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  ぜひ検証もしていただいたらいいと思いますし、ぜひ前向きにいろいろな立場で取り組んでいただきたいと思います。 次の少人数学級のかじ取りをということでお伺いするんですが、今、教育長御答弁もいただきました。 様々な今できるところでの御苦労をされておられると思うんですが、大阪府が習熟度加配を振り分けて、松原市では小学校17人、中学校20人ということで習熟度加配がされているはずなんですが、この先生たちはどのように活用されているのか、具体的にどこの学校で、どのようにということでお聞かせいただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  ただいま御質問の加配でございますが、22小中学校全てに配置しております。 主に、本市におきましては、習熟度別分割授業に活用している学校がほとんどでございますが、今年度、令和2年度におきましては、具体的に申しますと、本来40人の3クラスの学年におきまして、35人学級を実現するための加配として運用しております結果、30人の4クラスとしている、そういった活用方法もございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  今、どこの学校でということを御答弁なかったんですが、松原市の40人を超える小学校が、松原小学校の6年生と松原中学校の3年生がもう40人を超えているんですけれども、今の御答弁によりますと、40人の3クラスを35人学級で配置換えをしているということなんですが、それ、どこの学校でどのように配置換えをされて、学年の途中ですから配置換えもなかなか大変やったやろうなと思うんですが、その辺も教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  学校につきましては、松原第六中学校でございます。年度途中ではございません。年度当初より、そのような運用方法を取っております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  そうしたら、第六中学校で、今、40人を超える3クラスがあったやつを、習熟度を使っているから1年生が33人、2年生36人、3年生35人というクラスがいけているんだということになるんかなというふうに思うんですけれども、ほかの、今、私が言った松原中学校、松原小学校への対応というのは、大体、小学校17人、中学校20人がおって、この六中だけ、そのことが可能になっている、そしてそこだけなぜそうされたのか。40人以上のクラスなんだろうけれども、ほかは残されているところがある中で、なぜそうなっているのかお聞かせいただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  まず、議員、六中のクラスの人数をおっしゃられましたが、それにつきましては、いわゆる学級定数を40人と定めておる中には、支援学級児童・生徒はダブルカウントされませんので、実際は六中の場合は、1年生が30名、2年生が33名、3年生も33名の学級になっておりまして、学級定数の計算上です。そこに実態として支援学級の子どもたちが加わっておりますので、33、36、35となっているわけです。ですので、さらに松原中学校も40名というふうに今、議員おっしゃっておるわけなんですけれども、これ支援学級の児童・生徒を加えた40名でございまして、実際は学級定数の計算上38名ということになっております。ちなみに支援学級の生徒を加えて、松原中学校はちょうど40名、3年生は40名の4学級となっております。 一方で、六中のみがそういう加配の運用をしているということでございますが、これは昨年度の年度末に、今年度の加配の活用をどのようにするかという折に、教育委員会と学校長が、その学校の様々な状況を総合的に検討いたしました結果、そのような運営になっていると。他の加配につきましては、いわゆる習熟度別の少人数学級を実施するための運用とすることが適切と判断して実施しておるものです。 ただし、また来年度、令和3年度について、同様のこの加配の配置をする際の検討をもう始めておりまして、このコロナ禍において、議員がおっしゃるように、35人以下学級を実現させるための運用ということも積極的に、委員会、学校と検討してまいりたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  松小の6年についてもお尋ねです。 横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  松原小学校におきましては、支援学級の児童を加えますと、議員おっしゃるように、今、1学級41名となっております。支援学級児童を入れない状態だと38人。一応40人学級を満たしているという状況でございます。松小につきましても、昨年度このような状況の中で、この6年生の加配をどう運用するかと、活用するかという検討をした折に、複数の学年でこの加配につきましては習熟度別の少人数学級に活用するほうが学校として適当であるという判断で、今そういう運用をしているところであります。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  これは全国的に中教審もこの少人数のほうがいいというふうな話も出ていますし、文科省も今、財務省とかんかんがくがくやられているという話も聞いているんですが、いかんせん財務省のほうが、予算化が大変やとか、子どもの数は減っているから教員を増やされへんとかいうのでやられているということも聞いています。だから、教育関係者におかれては、これはもうやむを得ないんだろうなということで進められている。 具体的に松原市の政策としてやるべきだというふうに思うんですけれども、この習熟度学級を少人数学級に充てて実施をされている自治体は、豊中市、池田市、高槻市、枚方市、寝屋川市、門真市、交野市、東大阪市、富田林市、泉佐野市ということで、ただ全ての学年で実現できているわけではなくて、大体が小学校3年生から、1、2年生は35人学級になっていますから、小学校3年生もしくは中学校3年生だとか小学校6年生だとか、節目の大事なところだけでもやろうかということでやられておるんです。35人学級を制度として取り入れたら、本当に子どもたちの顔が見える、子どもたちの状況が知れる、コロナ感染症対策にもソーシャルディスタンスが取れて重要なんですけれども、子どもの育ちにとっても、子どもの教育を充実させていくという点でも、これはもう検証として全国各地で出されていることなんです。 この間、テレビでちょっと言ってたんですが、国がこの少人数学級を文科省が決断をしてから10年はかかるという制度の移行なので、大阪府もまだなかなかこれにきっちり予算をつけていただいていないので、大阪府としてもきちんと予算をつけていただかないと、松原市の教員の配置も大変苦しい中でやっておられるというのは重々分かっているんです。先生が足らないという状態は、コロナであろうとなかろうと、少人数学級でなかろうと、大変な状態であるというのはもう分かっているんですが、その中でいろいろ苦労されて、せめて六中を今年そういう形でやってこられたというのは大事なことだと思うんです。 ただ本当に40人学級に満たないですけれども、39人のクラス編制、そしてもう一つ、今気になるのは、支援学級の子どもがカウントされない中で、これが35人学級になっても、1年生でも36人、支援学級の子を入れてということになりますけれども、そういう形の中で支援学級の子らは普通教室で皆さんと一緒に過ごす時間というのはすごく大事だからこそ、こういう通級ということがやられているんだと思うんです。ですから、これをカウントされないという国の方針も大変おかしいんです。これもやっぱり改めさせていかないと、本来のちゃんとした35人以下学級という形にはなかなかならない。 そこもしっかりと見据えていく中で、松原市全体を見ましても、松小も松北小学校も天美南小学校も中央小学校も恵我南小学校も39人というカウントをしている学年がありますので、やはりそこもしっかり見ていただくと、40人と大差変わりないんで、5、6年生になるともう大きいですよね。もう本当、男の子なんかやったらもう、大人の成人男性と変わらないぐらい大きい子どもたちが増えてきて、さらに密が広がっているという状況があります。 ここを改善していくために、今、うんと松原市でまずもってえいやとどこかの学年で、大阪府下では10市がやっていることをやっていただくということが、大阪府の施策を進める上での大きな力にも、国が、文科省が財務省に対して物を言うに当たってでも、各市町村で頑張ってやっていただいているということが政策を抜本的に変えていく大きな力になっていくと思うんです。だからこそ、今ここで、松原市の教育委員会がかじを取っていただいて、大阪府下のこの10市の中に肩を並べていただいて、国の制度を動かしていくということに力を注いでいただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  議員がおっしゃるとおり、特にこのコロナ禍において、学級の児童数、生徒数の多い少ないについては、大変コロナ対策にも影響している。ただし、実態としまして、本市約6か月、コロナ禍で授業を、学校教育活動を実施してまいりましたが、今のところ学校内での感染事例は一件もございません。だからといって、これまでの感染対策を緩めるわけではありませんけれども、子どもたち、教職員、そして、何より地域の方の消毒ボランティア等を始めて、引き続きそのような感染対策は努めてまいりたいと思います。 ただ、議員おっしゃるように、国や府へのより1学級の定数を減らせるように、あるいは支援学級の子どもたちをダブルカウントできるようにというのは、引き続き、様々な組織から要求、要望していきたいと思います。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  要望はずっとしていただいていると思うんです。引き続き要望なんですけれども、私は市がほんまにその気になればできるんだと。だから、今やっている10市が、何も教員が足りているわけの自治体では決してないと思うんです。近隣でいうと富田林市なんかでも、小学校3年生を一律35人学級だったりとか、1年生、2年生、3年生がもう少人数学級になっている。それを松原市でできないはずはないと思うんです。そこは、そこのかじを取る教育長なり市長なりがよっしゃということで、ここは子どもたちのために頑張ろうという思いがなければ、そこに、前に進めない、要望は何ぼでも今ずっとしていただいたらいいんです。要望はもうどんどん強めて。ただ、この小さな自治体が、どれだけその地域の子どもたちのことを思い、制度をよくしたいと思っている熱意がどう伝わるか、やっぱりこれ全国各地で広がっていくと、国としても急いでやらなきゃならないという形になってくるのは、今までのいろんな制度の中ではっきりしているじゃないですか。 例えば、学童保育なんかは松原市がもう発祥です。松原市がやり始めて、それから後に法律ができているんですからね。そういうことを思えば、自治体の果たす役割というのは、全国の子どもたちにも光を与えるということになるんですから、だから、ぜひ、そこはやって。要望はもう分かっています。やってもらっています。やっていってもらわなあかん。そこをもう一歩踏み込んでどうしていくのか、どうすれば松原市でこのことができるのか、やっぱり具体的な先ほどの感染症のPCR検査もそうなんですが、どうすればその予算を捻出できるのか、どのようなことをどこまで大阪府に、国にやってもらうのか、具体的にきちんと検証した中でやっていくということをぜひお願いしておきたいと思いますが、いかがでしょう。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  美濃教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(美濃亮君)  議員おっしゃるとおり、松原の子どもたちの教育環境を少しでもよくしていくためには、おっしゃったような取組、大事だと思います。国や府ともしっかり情報のやり取りをして、少しでも改善に向けて近づけるように頑張っていきたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  ぜひ前向きに補正予算ででも、途中ででも出していただくことを心からお願いをしておきたいと思います。 次の特別相談窓口の設置なんですが、これは今、市長がお答えいただいたように、それぞれの部署で丁寧に対応していただいているのは重々承知をさせていただいているところなんです。だからこそ、ここのそれぞれの部署で丁寧にじっくり話を聞いてやっていただくというよりも、専用窓口をつくっていただいて、そこでじっくり話を聞いて的確にやっていただく。よく、長いこと話を聞いて、結局、何かわけ分からんまま帰らはった方とかもおられますし、業務に差し支えも出てくる、また、担当課、原課の方々はほんまにそういう相談にも乗りながら激務をこなしておられる状態を見ましたら、やはりこういう相談窓口が要るんではないかなというふうに思っておりますので、ぜひこれは提案です。 そういう形もつくられると、市民的に見ても親切やなということで認識もしていただけるんではないかと。また併せて、いろいろな市民の実態も気軽に聞いていただける状態になるのではないかなということで、これはもう提案にとどめておいて。 次の4番の中小零細業者支援と労働者の雇用と権利の問題に入りたいと思いますが、国の支援策、雇用調整助成金とコロナ特例、休業支援金、家賃支援給付金、これが12月の分までということでなっていましたが、ようやく2月末までに延長はされたものの、期限が足りていません。緊急小口資金とか住宅確保給付金は、もともとからの最大9か月とかいう期限があるので、4月から受給している人はもうおしまいということになるんです。 こういう中で期限が迫ってきているにもかかわらず、たくさんの方々がこの支援が行き届いていない状況があります。この支援が行き届いていない状況の中で、なぜそんな支援が行き届いていないのかというたら、制度の認知がないわけではなくて、申請に煩雑な手続が必要になるだとか、よく分からなかっただとかいうことがあって、松原市は行政相談の委託もしていただいて予算も組んでいただいているけれども、そこへの相談者がほんまに少ないということで、松原市内でお困りになっていないはずがないんです。 全国で200万人も雇調金の対象がおるのに受けれていない、休廃業期の検討しているのが、そこの中で20万件もあるのに松原市でないはずはないんですけれども、そこの実態が私はつかめていない、つかめない状況になっているんじゃないかなと思うんですが、松原市のそういった実態、併せてお聞かせいただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  田村市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民生活部長(田村滋近君)  今、議員からの御質問ですが、雇用調整助成金、これにつきまして実態がつかめているのかということなんですけれども、この給付につきましては、厚生労働省のホームページによりますと、この雇用調整助成金につきましては、事業主がまず雇用がなくなったときに職員のために雇用調整を行うときにお金を給付される事業がありまして、雇用者自身が調整金を頂くそういう趣旨になりまして、ここにつきまして、市としましてはサポート事業を行っております。この雇用調整助成金の応援につきまして、市では朝10時から4時まで電話サポート事業を行っていまして、そのやり方を、今、皆様に御支援しているところでございます。その中で、きっちり市民の方が受けていない雇用調整の基金につきましては、頂けるような説明を懇切丁寧にやらせてもろうているところでございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  松原市の実態を聞いている。つかんでいる分はどないなっているか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  田村市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民生活部長(田村滋近君)  市民の中で、コロナ禍におきまして、今失業されているという率につきましては、市としては調整はまだできていないんですけれども、府の調査の結果でいいますと、失業率につきましては、現在大阪府では3.9%の失業率がございます。これにつきましては、議員おっしゃられるとおり、去年から比べますと1ポイント伸びているということで、それを松原市に充てますと、微増ではありますが、失業率は伸びているのかなという理解をしております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  あと、雇調金の対象は、もう今聞いたよ。雇調金の対象で松原市民にどれだけおるのかと。つかんでへんかったら、つかんでへんでいい。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  田村市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民生活部長(田村滋近君)  雇用調整助成金の対象につきましては、事業者数でいいますと、4,607社、今、松原市内にあると理解しております。その中で雇用調整を行っている市につきましては、府レベルでいいますと0.353%が率、出ています。その中で市の4,607社から0.353の定率を掛けさせていただいて、私ども理解しているのは、1,600社くらいが雇用調整助成金の受けられる会社なのかなということで理解しております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  実際、そのうちで何社ですか、適用受けているのは。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民生活部長(田村滋近君)  その辺はちょっと今、国のほうの率なんで理解しておりません。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  だから、松原市民の実態というのがなかなか分からない中で、行政相談をせっかくやってもらっているのになかなか市民が電話かけてこない。そういう相談がないというのは不思議なんです。今言うてはるように、0.353%でしかないんですけれども、例えば休業支援になると、予算は5,400億円の予算を国が組んでいるにもかかわらず、実績は336億円で6%ちょっとしか使われていないんです。事業者向けの家賃支援給付金についてでも、これも予算の18%しか使われていない。だから、松原市民の中で使えるのに使えない人が絶対に存在しているんです。そういう人たちが気軽にある制度なのに、大変や大変や、もう休業しよう、店閉めてしまおうと思っている人たちが山のように膨れ上がってきているんです。 これをどうつかんで、その人たちにどう的確に援助につなげるかというのは、この行政書士の方に相談してくださいよと言うたところで電話していないわけなんやから、これをどうやってつかんで、その適切な指導につなげていくのかという、そのことに心を砕かなあかんというふうに思うんですが、いかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  田村市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民生活部長(田村滋近君)  議員おっしゃるとおり、その辺市民の方に広く情報提供していかないといけないのかなと考えております。その中で、今回クーポン券を配らせてもらいました。その中でもクーポンの中に、この行政相談、支援金の窓口が今サポートセンターを持っていますよというような広報もさせてもらいまして、広く市民の方に伝えるようにさせてもらっています。 それとまた、商工会議所さんを通じまして、各企業さん、事業者さんにつきましても、広く広報させてもらっていますので、その辺は今後につなげていけるのかなと理解しております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  多分、あれでは見えへんし、分からない。あのクーポンの中に挟んでいるやつは、あれであんまり期待したらあかんなというふうに思うんです。私はこのやっていただいたことは大事なことなんだろうなと思いますけれども、この400万円の費用対効果に照らし合わせて市民の3人、4人とかいうそんな数であるのであれば、違う対策を取るべきじゃないかなというふうに思います。 ぜひ、ここやっていただくこと、またいろいろ持続化給付金なんかも1回あたりですので、やっぱりここにどうしていくか、そしてその中で市がどんなふうに何をできるのか、地域事業継続給付金制度の創設というのをやっている自治体もあるようです。消費税の納税猶予であれば、消費税2年間、猶予だけやったら2年間まとめて払わなあかんとかいうことになるので、こういったものも減免制度つくるとか、それぞれの税制度も、市民税なんかも、市独自に減免制度を考えるだとかそういうことをやっていかざるを得ないのではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  田村市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民生活部長(田村滋近君)  今までに現行制度の要件を緩和して、現在の支援金などの制度では対象とならない事業者に対しましても広く支援できるように財政措置を含め、国・府に要望してまいりました。 また、いわゆる新型コロナウイルスの第3波の襲来の中で、先行きの今、見えない中で、厳しい経済状況の中にあります中で、国における第3次補正が、今、考えられております。その補正につきまして、本市においても事業者の支援策として活用できる制度も考えることから、引き続き国・府に対しまして要望してまいりたいと思います。よろしくお願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  宮本総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(宮本靖之君)  税制度のこともお尋ねのようですので、私のほうから答えさせていただきます。 現在、国のほうにおきまして、税制度のほうで猶予という形を取らせていただいております。現在のところ、この猶予につきましては1年間という話になっておりますけれども、今現在国のほうにおいて、その猶予についてどうしていくのかというのが議論されているところでございます。その税制度のほうでの猶予が、今後コロナ禍がまだ続いておりますので、どういうふうになるのか注視していきたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  猶予の税の問題で、国が考えて要望もしていくという。さっきの教育委員会と一緒ですけれども、市独自にやっているほかの自治体もやっている家賃補助、持続継続補助、販売促進活動支援金、コロナ対策店舗改修補助、税金の減免、国保・介護の減免、コロナ特別貸付けというのをやっておられます。ぜひ、その辺も研究して、市独自でやっていただくことをお願いして終わっておきます。ありがとうございました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  次に、福嶋議員の発言を許します。 福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~               一般質問(個人) 日本共産党 16番 福嶋光広議員発言要旨具体的内容備考欄1.図書館行政について(1) 松原図書館「読書の森」について (2) 図書館分館、学校図書室について 2.旧松原図書館跡地利用について(1) 安全性と利便性の確保        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君) (登壇) 16番、日本共産党、福嶋光広でございます。ただいま議長のお許しをいただきましたので、さきに通告いたしました発言通告に従いまして、順次、質問をさせていただきます。 今回は、まず1点目に図書館行政についてお伺いします。 新松原図書館「読書の森」は、今年1月26日にオープンをしました。2月は新館ということもあり、来館者も貸出数も多かったと思います。しかし、3月上旬に休館に入り、5月19日に再開することになりました。こんな中で、6月以降11月までの6か月間の利用状況は、旧図書館の昨年の同期と比べてどうであったのか、お伺いをしたいと思います。 次に、旧松原図書館では、図書館分館や学校図書室との連携、貸出しなど積極的に行われてきました。新図書館では、この間、図書館分館や学校図書室と具体的にどのようなやり取りが行われてきたのか、お聞かせください。また、図書館分館のこの間の来館者数と貸出冊数の変化があったのか、お聞かせください。 2点目に、旧図書館跡地利用についてお伺いします。 この土地利用について、私たちは、市民の大切な財産を市民のために納得いく形で進めていただきたいと考え、借地料については安過ぎるのではないかという多くの市民の声を聞いている下で、気がかりな点についてお伺いします。 9月の議会で私どもの植松議員がこの問題で質問した折に、成人式や文化会館、市民体育館で大きな催しがあったとき、また市民プールの営業期間中に大変な交通渋滞になることが多いことを取り上げ、新しい商業施設が建てられる場合に、さらにひどい交通渋滞が予想されるのではないか、駐車場や駐輪場など市民にとっての安全性と利便性をどう確保するのかという質問に対して、しっかり検討していくと答弁されています。どのような検討をされて、現在どのようにしていこうと考えておられるのか、お聞かせください。 以上で、壇上での質問を終わります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの福嶋議員の質問にお答え申し上げます。 1点目の図書館行政についての質問につきましては、教育委員会より答弁を申し上げます。 次に2点目、旧松原図書館跡地利用についてでございますが、スポーツ文化エリア全体の特性を生かし、なお一層のにぎわいをもたらす提案の公募を経て、株式会社桜珈琲と定期借地権設定の覚書を締結いたしました。 また、「読書の森」のオープンに続き、旧松原図書館跡地の新たな活用によるエリアのさらなるにぎわいに備えるために、跡地西側に新たに駐輪場を整備するとともに、歩行者や自転車利用者の安全を確保するために、ドライバーから歩道への視認性を高めるなど利便性と安全性の向上を図ったところです。 今後も引き続き、エリア利用者の安全と利便性の向上を図ってまいります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  美濃教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(美濃亮君)  福嶋議員の質問にお答え申し上げます。 松原図書館「読書の森」についてでございますが、令和2年1月26日にグランドオープンし、多くの市民の皆様に利用していただいております。 新型コロナウイルス感染症の影響により、一時休館した時期がありましたが、再開後は利用者数も順調に回復し、休日には開館時間前から自習室を利用する学生が列をなすほどの盛況ぶりとなっています。 図書館分館や学校図書室との連携につきましては、児童・生徒の学習支援や読書週間の確立のために、学校と協力をしながら団体貸出し等を実施しています。今後も読書の森を中心とした連携強化に努め、図書館行政の充実を図ってまいります。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  ありがとうございます。 それでは、引き続いて再質問行わせていただきます。 まず初めに、図書館行政についてでありますが、新しい図書館「読書の森」の来館者数と、それから貸出冊数については順調に回復しているとのことですが、昨年同期と比べて、具体的な数字としてはどれぐらい人数が増えたり、貸出冊数が増えたりしているのか、教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  来館者数ということで、6月から11月というような御質問でございましたので、それでお答えさせていただきます。 旧松原図書館につきましては、来館者数、このデータを取っておりませんでした。読書の森の来館者数につきましては、令和2年6月から11月までの合計で11万6千人になっております。月で平均すると約2万人ぐらいというふうになっております。 貸出冊数につきましては、元年の6月から11月までの旧松原図書館で約9万4千冊、それに対しまして今年の6月から11月までの読書の森のほうでは約18万冊と、ほぼ2倍になっているということでございます。 コロナの前のオープン直後ということもありますけれども、2月の一月で3万8千人というような来館者がおりました。今はコロナ禍の中でも月2万人ほど来館していただいておりますので、コロナが落ち着くにつれて、また来館者数も増えてくるというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  来館者数も貸出冊数も増えているということで、新しい図書館を建てて、それだけたくさんの人が来ているということは喜ばしいことだと思うんですが、特に自習室にはたくさんの学生が利用しているということで御答弁にもありましたけれども、いいことだと思うんですけれども、15億円も借金をして新しい図書館を建てたんですので、より多くの市民にとって、より安全に、より快適に利用される図書館になってほしいと思いまして、先日、久しぶりに読書の森のほうを見学させてもらいまして、そのときにいろいろと疑問に思うところがありましたので、これについて聞いていきたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。 1つは、建設前に建設事業者から議会のほうに、カラーの分厚い建設事業の資料を頂きました。ここに書いている中で、そのとき特に屋上の緑化のことがかなり書いてありまして、多くの木々や芝生のような緑に覆われた市民にとって憩いのスペースになると、枕木のようなものが引いてあって、通常のそういう屋上ではなくて、本当にいいものができるんかなと、排水の問題とか、木が大きなっていったら大丈夫かなというそういう心配もしていたんですけれども、開館当時、また今もそのような状態になっていないんですけれども、この計画から今の状態についての経過について教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  提案された内容を基に具体的に協議を進めてまいりました。提案の根幹的なところは、もちろん変更というようなことはしないんですけれども、屋上につきましては、強風の影響を大きく受けるようなことで安全面が損なわれるようなことがないようにというようなこともありまして、提案時のイメージ図からはちょっと変更になってしまったというようなことでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  強風で安全面に問題があるというんですけれども、そんなに高い木が立っているわけでもなく、芝生のようなものが敷いてあって枕木など敷いて、休憩するところにはパラソルも立ててやってあるんです。でも実際はそうはなっていないんです。ただそれだけで、強風による安全性の問題だけで屋上緑化が今のようになったというのは、少し説明が足りないと思うんですが、その辺、もう少し教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  高いところ、議員も先ほどおっしゃったように心配もしていただいていたというようなことでございましたんで、安全面を考えてというようなことでございます。今も屋上につきましては、低いところ芝生とか、あと緑化協会の皆さんの御協力もいただきまして、季節を感じられるような花を定期的に植え替えていただいているというようなこともございますので、屋上のところでも勉強をされたりとか、読書の合間にグループで談笑されているというようなことで、たくさんの利用していただいている方もいらっしゃいます。 また今後も、この緑の草木を植えているところについては、緑化協会の皆さんと御協力いただきながら充実していきたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  今後、こういうようにはならなくても、そういう方向に努力をしていただきたいと思うんです。そういうふうにすれば、今、私が気になっていることも問題がないとは思うんですけれども、実は屋上に雨水が排水溝に流れてて汚い黒い跡が染みのようについているんです。こういうような点についても、ちょっと傾斜を考えてやればそういうことにならへんの違うかと思いますし、それから、こういう芝生を敷き詰めるとかなったらそんな見苦しい状態にはならないと思うんです。その辺はやはり改善が必要と思うんですが、その辺についてはいかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  屋上の排水のところ、あそこは土とかも一緒に流れてきたりとかして、汚れやすいところではあるというふうには認識しております。そちらのほうにつきましては、指定管理者のほうできちんと清掃を続けていくというようなことにしておりますので、きれいな状態を保っていきたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  ぜひ、コンクリートのところをきれいにするだけじゃなくて、ほんまにここで憩えるなというふうに思えるような場所にしてほしいなと思っておりますので、よろしくお願いします。 それから次に、図書の並べ方についてなんですが、当然、指定管理者のほうが専門家ですから、私どもが口出しする問題ではないと思うんですけれども、分類を重視するあまり背表紙が全く見えない。横に置いてある本がたくさんあるんです。そうやったらやっぱり普通、見て回ったときに何の本か分からないわけです。そういう点では、背表紙が見えない図書がようさん並べてあるのは何か意図があってやっているのか、その辺について教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  広い図書館ですので、その中で図書を整理するというようなところでございますと、分類ごとの配置というのは、これはもう重要なところでございます。また、同じ分類の本であっても大きさがまちまちで、やはり中には分類に用意されている本棚に立てて、背表紙が手前になるというような形で置けないというような本も実際ございますが、その分につきましては、大きさをそろえて横に置くとかいうようなことをしています。タイトルが見えないというふうなお話でしたけれども、それは見えないということの認識はしておりません。何冊もまとめて横に出していますので、斜めから見ていただくとタイトルも見れるいうような工夫もされておりますので、それについて御利用の方から困っているというようなお声も聞いていないというふうに聞いております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  困っているという声は聞いていないかしれませんけれども、私どもが見に行って、これはやっぱりあまりにも背表紙が見えない本が多過ぎるんじゃないかということで意見を言わせていただいていますので、その辺はぜひまた工夫をしていただくようにお願いしたいというように思います。 それから、図書の冊数が少ないのかどうか知りませんけれども、書棚が空っぽになっているところがかなりあるんです、かなりの部分がね。それはやはりどうかなと思うんです。もちろん書庫の中に書棚に並べていない本がいっぱいあるというのはよく分かるんですけれども、その辺の工夫もやっぱりするべきじゃないかと思うんです。新しい図書館やのに、本が何か全然少ないみたいに見えてしまうんですけれども、その辺はどういう経過でそうなっているのか、分かれば教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  読書の森はオープンして1年ほどになります。この後も新しい本をどんどん購入していって並べていくというような計画もありますので、その分についてのスペースを確保しているというところもございます。また、たくさん本を借りていただいていますので、借り出された分、ちょっと隙間ができてくるというようなこともやっぱりあるとは思います。 また、その本のところに利用者の読書に対する興味を沸かせるというようなところでの何らかの特集を組んだような、そういうようなレイアウトも考えていっているところで、指定管理者のほうで考えているということでございますので、今後いろいろな本とかコーナーが充実していくというようなことでございまして、よろしくお願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  それ書棚を知って空けているという答弁やね、今の。 坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  知って空けているというようなところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  今、そういうことですが、1回見に行かれているのかどうか分かりませんけれども、丸まる書棚がざっと空いているところとか実際にあるんです。もちろん分類することで半分ぐらい空いているところももちろんありますけれども、やはりその辺は図書館として工夫するように話合いすべきだと思いますので、それは意見として言っておきます。 展示用に空けるなら空けるで、早く展示をするとかやるべきであって、何かあっこ行ったら空いた本棚がいっぱいあるというふうに印象づけられては、本が少ないんかなと思われてしまうんじゃないかと僕は思いますので、それやったら今、書庫に直しているやつでも出しておくべきだと思うんです、仮に。その辺は決して僕が心配していることだけじゃないと思うんで、ぜひ検討をお願いしたいと思います。いかがですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  そのあたりは指定管理者のほうとも協議を実際しておりますので、また、いろんな形で充実を図っていきたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  小さいことかも分かりませんけれども、1階から2階に上がる階段の角がとがっていて緩衝用のゴムも貼っていないんです。子どもたちがもしそこを利用してこけたりしたときに、本当にそれで大丈夫なんかなというふうに思いますし、それから、子どもにとって安全とは言えないような手すりもかなり高い手すりになっているんです、階段の横についているやつが。その辺もぜひ、子どもたちが安全に図書館を利用できるようにという意味で検討をお願いしたいんですが、いかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  手すりにつきましては、特段、一般と比較して高い位置にあるというふうには考えておりません。子どもたちでも十分使えるような、子どもたちの背格好とかによるかも分かりませんが、問題がないかなと思っていますし、これも利用者の方から御意見をいただくというようなことはないようでございます。 安全面につきましては、もちろん第一に考えていかなあかんことだというふうに認識しておりますので、設備につきましては、今後も常に注意を払いながら安全を確保していきたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  開館当時から話をさせてもらっているんですけれども、障害者の方やとか乳幼児を連れてきた方が車椅子だとか押し車などを押して移動する場合に、通路が狭いために通りにくいところも何か所かあります。この点については、何か改善のことを考えておられないんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  新図書館では、本棚と本棚の間、1m35cm以上空けております。これで車椅子の方でも御利用いただけるというようなことになっています。旧松原図書館では、逆にそれほど空けることができておりませんでしたので、車椅子の方、なかなか利用が難しかったんですけれども、読書の森ではそういうことがないというふうな状況でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  書棚と書棚の間は1m35cm以上空けてあるというのは、これは事実だと思うんです。ただ、閲覧するところとかその辺と書棚との間とか、そういう少し書棚とは違うところでそういうところがありますので、実際に行ってみて、本当に車椅子でも通れるのかどうかを検証していただきたいと思います。 それからあと、車椅子で屋上に出るときに段差があって出られないというんですが、これも開館当初から指摘をさせていただいていたんですが、先日行ったときも全く変わっていません。図書館の職員を呼んでもろうて、スロープをつけてもろうたらいいと言われたことがあるかもしれないんですが、その辺はどのようにお考えなんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  あそこ、ポータブルのスロープというのを用意させていただいています。そういう方、御要望がございましたら、指定管理者のほうでお手伝いさせていただくということで対応させていただいています。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  その辺も、ぱっと入ってなかなかそれが分からへんから、一旦、屋上まで行ってしまって、それでまた指定管理者の方に言いに行かなあかんと、そういうこともありますので、もうちょっと入り口に何か、屋上に行かれる方で車椅子の方はどうこうしてくださいとか、分かるようにしておくべきだと思いますので、その辺は改善をよろしくお願いしたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  もちろん指定管理者のほうで車椅子の方、入って来られたら入り口で指定管理者のほう確認できますので、そういう方につきましては、注意してお声かけとかそういうようなこともさせていただくというようなことで対応させていただいています。 また、今後もあらゆる工夫を考えながら、利用していただきやすいような形でしていきたいというふうに思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  ぜひそういう親切な対応をするように徹底していただきたいと思います。 それから、図書の検索機がなくなったんですが、これは何か理由があってなくなったんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  検索機というのは、以前の旧図書館ではかなり古いものを使っておりました。だましだまし使っていたというようなことがちょっとありますが、今回新しい図書館になったのを機に、パソコンで、また検索機能も向上した検索しやすいようなシステムソフトを使いまして利便性を向上するというようなところで、検索機という専門機ではなくて検索機能を更新したということでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  そうしたら、検索機はなくなったというよりは古くなったのでそれを使わなくなって、新しくパソコンのいろんな検索ができるのができたので、それに替えたということでいいわけですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  はい、そのとおりでございます。今、新しい検索のシステムでいろんな検索の仕方ができるというふうに聞いております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  実は、高齢者の方から本を探したり、それから、ほかの分館から図書を取り寄せるのにパソコンでやってくださいと言われて、パソコンをなかなか年いった方は分かりにくくて時間かかっていたら、また次に借りる人が並んでいたりすると、申し訳ないですが家でやってくれませんかと言われたというふうに聞いているんです。これは実際にあった話なんです。若い人にとってはパソコンとか当然のように操作できていけるんですけれども、高齢者の人にとったらそれはなかなかできへんわけですから、そういう人に対しては、やっぱりもっと手厚い援助といいますか、市民に対して手を差し伸べてもらえるような、そういうことが必要だと思うんですが、その辺についてはいかがですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  高齢者の方に限らず、パソコンの操作が不慣れな方につきましては、指定管理者のほうでお声をかけさせていただいて、使い方のサポートをさせていただいているところでございます。 今、議員がおっしゃった一例につきましては、家でも同じように検索とか予約とかできるとかいうようなことを説明したのではないかなというふうには思いますが、誤解が生じているようであれば、その点、今後も気をつけてサポートするようにということは申し伝えておきます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  市民にとって、本当に安全で快適な施設であるべきやと思うんですけれども、確かに若い人にとっては、また機械に堪能な人にとっては、使い勝手のいい新しい図書館だと思うんです。僕らもあんまり機械に詳しくない者がぱっと行って本を借りようと思ったら、あちらで本を検索してくださいとかあちらで手続してくださいとか言われると、なかなか使い勝手がいいというふうには思えないわけです。子どもや障害者や高齢者にも快適な図書館であるべきやと思いますので、改善できるところはぜひ改善すべきだと思うんですが、その辺はそういう姿勢で取り組んでいっていただけるのかどうか、教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  もちろん、今の状態をさらによくしていくというようなことで、指定管理者と我々担当部署のほうとも協議をして、ますますよい図書館ということになるように、そういうふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  あと、周りの池の水の浄化について、この建設のときにいろいろと説明をいただいていたんですが、この説明と水の流れが逆になっているんですが、その辺の経過については何かあったんかどうか、それがどれだけ有効なのかとか、そんなんあれば教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  図書館の建物の周りの水の流れの方向ということだと思うんですけれども、提案のときの方向とは、実際おっしゃるとおり向きが逆にはなっています。 提案については、先ほども申し上げましたように根幹的なところは変更せずにということでさせていただいているんですけれども、もともとあそこの水の右回りか左回りかというようなことについては、どちらも大差あるものではないというようなことでございました。今回、その水の流れというのは、池の中に流水機やったかな、そういう流れをつくる機械を設置しておるんですけれども、その機械の設置場所とか、向きとかを勘案したところ、逆の向きのほうがいいんじゃないかというようなことになって向きが変わったというような経緯でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  特段変更してどういうというわけでは、私もないんですけれども、この水流とは直接関係ないのかも分かりませんけれども、水道水を流しているという話も聞くんですが、どのような目的で水道水がこの池のところに流されているのか、その辺について教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  水道水の出す部分というのは、設置されているところあります。これは、今、議員おっしゃったふうに水の流れをつくるということとは全く違うというようなことですし、池の水を水道水で満たすというようなことでももちろんございません。何かの必要があったときのために用意はさせていただいているんですけれども、そういうような、今、おっしゃったような目的ということではございません。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  何かの必要があったときいうことで、水道水を常時流しているんですか。その辺、もう少し詳しく教えてくれますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  水のところに藻が張ったりとかします。それを水道水で全部きれいにするというようなことではないんですけれども、そういう藻とか流したりとか、そういうようなところで水も必要やというようなところから設置しております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  水道水を流しているのかいないのか。どうぞ。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  水道水、常時流しているということはございません。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  常時ではないけれども、流しているということ。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  流す場合があるということでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  流した場合があるのかとお尋ね。流したかどうか。過去のこと。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  流したことはあるというふうに聞いております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  私どもも、よりよいものになってほしいという思いからいろいろとお聞きをしているわけでして、そういう点でも、市民に理解される施設であってほしいというふうに思います。したがって、市民の皆さんにも情報発信をできるだけしていただいたり、市民の皆さんの声をしっかり聞いていただくことをお願いして、次の質問に移りたいと思います。 次は、図書館分館等、学校図書館との関わりについてお伺いします。 新図書館ができてから図書館分館では、来館者数とか貸出冊数などがどのように変化をしているのか、その辺つかんでおられたら教えていただきたい。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  先ほども申しましたように、来館者数、これにつきましてはデータとしてはございません。ただ、データ数ではないんですけれども、ある一定の期間調査したことがございました。それでいきますと、来館者数につきましては以前と新図書館ができてからと比べますと、大体平均して2割から3割程度の利用者数が分館のほうでは減っているというようなことでございます。冊数につきましても、それと同様な状況でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  若干減っているけれども、図書館分館での来館者も貸出冊数も依然としてあるということは把握していただいているということだというふうに思います。 あと、図書館分館のボランティア団体を含めた連絡調整を行っているというふうに聞いたんですけれども、図書館分館と新図書館との連携といいますか、その辺についてもう少し分かりやすく教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  ボランティアの方々につきましては、従前から各図書館で活躍していただいております。今も昨年、ボランティアの方が1つ会をつくってくださいまして、そのボランティアの会と指定管理者、私どもの部署と3者で協議をする、定期的に会議をするというような場もできております。新図書館とボランティアさんにつきましては、各分館での活動につきまして本の提供、持って行ったりとか、内容について相談に乗ったりとかいうようなことで連携を今まで以上に指定管理者のほうは図っているというようなことで、良好な関係になっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  本の取り寄せ以外にもいろんな連携もされているかと思うんですが、中央館と分館の役割分担とかそういうなんどのように考えておられるのか教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  中央館と分館の役割分担なんですけれども、分館につきましては、それぞれ分館で予約分を取り寄せるというようなこともありますので、毎日のように指定管理者のほうが分館を回って本を届けたりとか、返却があった本をまた読書の森に持ってきたりとか、分館と分館同士の移動とかいうようなこともございます。ボランティアさんのほうもいろんな活動をされる中でどういったような内容にしたらいいのかとか、どういうような本があって、こういう使い方ができるなというような相談とか話合いとか、そういうのに乗っておられるというようなことで全体的に図書館行政、特に子どもたちのための読書の推進の活動、それに一緒になって力を入れているというようなことでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  中央館と分館の方、さらにはボランティア団体の方と、やはり研修会とかいろんな話合いとかそういう場もぜひ今後も持っていただいて、より緊密な関係で松原の図書館行政が前に進むように協力し合っていただきますようお願いしたいと思います。 次に、学校図書室の活用についてお伺いしたいと思うんですが、学校図書室というのは、司書が3名配置されていると聞いたんですが、その3名の方の働き方といいますか、活用の仕方についてお聞かせ願えますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  現在、学校司書3名配置いただいておりますので、この3名を巡回させまして、学校の立場からしますと、週1回、必ず司書の先生が来られるということになっております。これは小学校15校でございます。中学校7校につきましては、必要に応じて配置をするということになっております。 活動内容につきましては、従前より配置している図書館ボランティアの方と連携しまして子どもたちへの読み聞かせをしていただきましたり、あるいはおすすめの本の紹介をしていただく、さらには図書館の様々な図書の整備、あるいは図書室の部屋の整備、そして選書ですね、子どもたちに読ませたい、優れた本の選書などの活動を行っておられます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  私は前から、学校図書室に司書を各学校に1名ずつ配置をぜひしてほしいということをお願いしてました。これは私も羽曳野市の小学校で教師をしていた。20年ぐらい前になるんですけれども、20年前に既に羽曳野市では各校に1名の司書の方が配置されていて、そして図書の時間はもちろんですけれども、休み時間も、また委員会活動のときも全て学校図書の司書の方と児童・生徒が一緒になっていろいろ読書についての取組もされていました。 そういう点では、今、学校図書室の司書については、読書が大変重視されている下で、ぜひ市独自ででも、正規職員が無理であっても配置をするという、そういうこともぜひ考えていっていただきたいということをお願いして、次の問題に移りたいと思います。 図書館跡地利用についてなんですけれども、先ほど壇上の質問に対して安全性と利便性の確保について今の結果を導き出してきたという答弁がありましたけれども、どのような話合いが行われて、どんな方針が決まったのか、もう少し具体的に教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  あそこの文化スポーツエリアにつきまして、さらなるにぎわいをもたらす場所というようなことで活用を進めるということになりますと、やはり駐輪場とか駐車場、これについては不足するなというふうな認識を我々も持ちました。議会でも御指摘をいただいたところでございます。 そこで、やはりあそこのエリアの中に駐輪場をさらに整備する必要があるというような結論になりまして、場所としても読書の森、市民体育館側の道に沿ったところで整備をするというようなことに、それが一番効果的であるというふうなことになったものです。あわせまして、駐輪場に出入りする自転車とか歩行者とかが増えますので、そこの安全を確保するために車のドライバーからの歩道を見やすくする、見通しをよくするというようなことをいたしまして、安全性を確保したというようなことでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  ドライバーから見て歩道の見通しをよくするということで、松の木があったんですけれども、それを伐採されたということなんです。伐採の理由についてはそういうことだと思うんですけれども、やはり先ほども言われたように、あそこは文化施設がいろいろ集まっている場所やし、松原市のまあ言うたら顔みたいなところです。そういうところに松原市の木である松を、これまではずらっと並んでいたわけでありまして、それを半分以上伐採をしてしまうと。実際に見通しをよくして安全対策ではいいんですけれども、せっかくのそういう松の木を本当にそういうふうにばさっと削ってしまって、私、旧図書館の全景図を見たときと、今、そこの新しい桜珈琲ができるところを見たときに、松の木があって、いかにもやはり文化の森という感じのする旧図書館やったやつが、それが松の木がほとんど伐採されてしまうと、その辺の松の木に対するこの愛着といいますか、そんなんは問題にならなかったんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  松の木ですので、市の木というようなこともありまして、もちろん我々、愛着を持っております。ただ、あそこのエリアの安全性を考えたときには、やはり見通しをよくする必要があるというようなことで伐採をすることになったというようなことでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  私が思うのには、もし松の木を移動せなあかんやったとしても、どこかやっぱりほかのところに移動するとか、そういうことは考えられなかったんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  移設というようなことも考えましたけれども、暑い季節というようなこともありまして、移設をしたところで根づかないだろうというような御意見もありましたんで、伐採と、移設をしないというようなことになりました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  時期的な問題があるなら、その伐採する時期も考えるとか、いろんな手があったんではないかというように思いますが、それは済んだことですので。しかし、景観という意味では今後も検討すべきだということを申し添えたいと思います。 あと、駐輪場と駐車場を確保するということなんですが、私ども旧松原図書館の東側にありました公用車の駐車場、これはやはり災害時に必要だということで、私どもが当初、旧図書館を拡充するのにそこの場所を使えばいいじゃないかという話もさせてもらったかと思うんですが、それが今回は桜珈琲の駐車場になっているということなんですが、これはどれぐらいの車が止まれるようにしたのか、また駐輪場も確保したということですが、何台ぐらい駐輪場として使えるようになったのか、その辺教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  桜珈琲さんの整備された駐車場、これにつきましては約40台駐車できるというふうに聞いております。駐輪場につきましては、自転車を80台置けるスペースにしております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  駐車場が40台ということなんですが、壇上でも少し申し上げましたけれども、都心の賃貸料が単純に考えても33万円なんです。駐車場が40台という、それだけでもこの頃の駐車場代というのは1台1万円としたら、40台だけでも40万円にもなるわけです。その辺ではほんまにそのために公用車の駐車場まで潰さんとあかんかったんかと、その辺の判断はどうされたのか、教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  あそこに置いていた公用車なんですけれども、おっしゃったように災害時とかに使うというような車でございました。それにつきましては、いざ災害になったときに、より迅速に出動等できるためには本庁に近いほうがいいだろうというような話でございます。今現在、市民プラザのほうに移動させているというようなことでございまして、それはそういうことで本庁に近いところいうことでやりました。その分、エリアのほうの駐車場、それから駐輪場の整備を進めたというところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  駐車場は40台分確保しているということなんですが、この自動車が駐車するためのスペースと、そこから車がどういう形で入ってどういう形で出ていくことを想定して、今工事が進められているのか、もう少し詳しく教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  あそこの敷地の西側、体育館に向いた側、そちらのほうに出入口がありますので、基本的にそちらのほうが車の出入口というようなことになります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  今、この敷地の北側の道が、文化会館のとの間の道が整備をされているんですが、これは業者の利用とは関係ないというふうに考えていいんですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  駐輪場を整備するに当たりまして、あそこは外灯を何本か設置しております。夜の利用もありますんで。その外灯の電源を、電気を文化会館のほうから引っ張ってきておるんですけれども、それを地下に埋設しているというようなこともございます。また、あそこの北のところもかなり傷んでもありましたんで、併せて整備をさせていただいたということでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  旧図書館の解体工事の予算が議会には計上されて可決をされているわけですが、当初の予算では解体の費用が8,229万何がしかに計上されていたんですが、実際に解体工事の決算を見ますと4,000万円代だというふうに聞いているんです。自動車の出入口になるところとか、それから今言うた敷地の北側の道路の改修とか、そういうなのは予算的にはどの予算が使われているのか、分かれば教えてもらえますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  その今おっしゃった内容につきましては、今回、解体工事の費用で実施しております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  全て、僕らから言いましたら、業者に来てもらうために至れり尽くせりのことをせなあかんのかなと、物すごく疑問に思うわけですが、その辺についてはまたの機会に質問したいと思います。 それから次に、中央小学校の子どもが桜珈琲と読書の森の間の道を通って学校に通うわけですが、この通学路の安全対策についてはどのようにお考えなのか、教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  あそこ中央小学校の通学路というようなことになっておりますが、あの道、南北の道、あそこは東にも西にも歩道が設置されております。その歩道を子どもたちが通るということで車道とは明確に区分けされておりますので、それで安全は確保できているというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  確かに歩道を使うわけですが、その歩道を使うまでは信号があるわけで、信号のところは車がようけ増える可能性があるわけです。特に、朝のコーヒーを飲みに行きはる人もいてるわけです。体育館とかプールとか、それほど朝から混むということはなかったわけですけれども、そういうふうなことも含めて、交通量が増えるという計算はされた上で、歩道があるから大丈夫だということで認識されているのか、その辺お聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  交通量は増えるかも分かりません。にぎわいをもたらすということですんで、たくさんの方に来ていただきたいというふうな思いがありますが、子どもたちというのは、あそこは今申し上げましたように歩道もあります。長尾街道にも歩道もあります。しかも信号もついているというようなところで、その交通ルールを皆さんに守っていただいて、安全に通学をしていただけるものというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  ぜひ、子どもたちの安全確保をしていただきたいと思います。 次に、長尾街道の交通渋滞について心配されていないのかどうか、ちょっとお聞きしたいんです。今でも市役所に向かう道とか市役所から布忍駅のほうに行く道とか、その辺については、やはり混雑することがよくあると思うんです。しかも、大型のコーヒー店が出店すれば、朝から自動車の数が増えることも予想されるんではないかと思うんです。その辺で、例えばですけれども、時差信号に変えて右に曲がれる車を流れるようにするとか、それから右折入庫を制限するとか、いろいろそういう対策も必要かと思うんですが、その辺何か考えられていますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  長尾街道が混雑するということは、あそこの文化エリアの入り口の信号を曲がれないというようなことかなと思いますが、曲がれないということは、エリアの中で渋滞が起こっているから前に進めないということかなと思います。 今回、先ほどからも申し上げていますように、駐車場も駐輪場もですけれども、整備をいたしましたので、エリア内で渋滞が起こるというようなことは少なくなるというふうに考えております。少なくなるので、長尾街道の渋滞のほうについては特に影響を及ぼさないかなというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  エリア内の渋滞は起こらないというのは分かります、駐車場がようけ増えてね。それは分かるんですけれども、長尾街道は、そこへ入る車とか出てくる車とか、その辺の関係になりますので、その辺は309号線の信号の時間をちょっと変えるとかも含めて、やはり検討していく必要があると思いますので、そのことを申し上げて次に問題にいきたいと思います。 跡地の緑化率について、大阪府の条例や市の開発指導要綱があると思うんですが、その基準と整備内容についてどういうふうに計画されているのか、教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  大阪府の自然環境保全条例だったと思いますが、そちらのほうで緑化の面積とか定められています。また、松原市の開発指導要綱、そういうところでも定められておりまして、これでいきますと大阪府の条例では、あそこの面積で186平米が必要やというようなことになっています。松原市のほうでは、206平米必要というようなことになります。どちらか広いほうを取るということで206平米以上が必要というようなことになるんですけれども、今回、桜珈琲のほうはこの基準をクリアしている、基準を満たしているというようなものでございますので、問題なく緑化されているということでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  具体的には、どんなもので緑化するとか分かれば教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  具体的にという話ですけれども、あそこの敷地の端に花壇を置くとか、それから建物の周辺に花壇みたいなそういうのを置く、それから駐車場の一部に芝生みたいなんだと思うんですけれども、そういうようなことをして面積を確保しているというふうに聞いております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  最後になりますけれども、今回の議会で企業立地条例が改正されるということを言っています。桜珈琲にこの企業立地条例が適用された場合に、家屋の固定資産税が減額をされるというふうになると思うんですが、どれぐらいの固定資産税が減額されるのか、分かれば教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  野地理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(野地千晶君)  現時点で、開発申請の資料等から建物の延べ面積につきまして、おおよそですが250平米ぐらいということで聞いておりますので、それによりますと固定資産税の額はおおよそですが20万円となります。 議員おっしゃっていただきました、今回、企業立地促進制度の指定事業者の要件拡大といたしまして、1,500平米以上の土地を取得または賃貸し、200平米以上の家屋を新築し、当該家屋に常時3名以上の従業員を置くというような内容の条例改正の議案を上程させていただいているところでございます。この後、この改正条例を議決いただきまして、桜珈琲様から申請がございましたら、当然ながら立地促進審査会等、要件に適合しているか、所要な審査の手続を経ましてこれに適合するとなりますと、税額の3分の1、20万円と申し上げましてので、およそ6万6千円ぐらいという形になるかと認識しております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  今回の企業立地の条例改正では、障害者の方や市民の方を雇用するということになれば、市民1人当たりとか雇用された数に応じて、この適用がされるということもありますが、その辺ももうちょっと詳しく教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  野地理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(野地千晶君)  今回、先ほど申し上げました企業立地促進条例の改正条例の中では、議員おっしゃっていただいたみたいに、指定事業者が指定を受けた後、雇用促進奨励金の部分について、労働時間につきまして現行では3分の2以上というものを2分の1、それから障害者の方であれば3分の1という改正を提案させていただいております。 桜珈琲様につきましては、まだ現段階ではしていただいているものでもないですし、労働者の方がどれくらいというものを特に聞いているわけではございませんので、ちょっと申し訳ないんですけれども、それ以上は何とも分からないという状況でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  福嶋議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆16番(福嶋光広君)  今回の企業立地条例も桜珈琲も含めてですけれども、優遇されるという内容になっているということもありますので、市民のためにいいものにしていっていただきたいと思います。終わります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(池内秀仁君)  議事運営上、休憩いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △休憩(午前11時57分) △再開(午後0時56分)        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~     〔河本副議長、池内議長に替わり議長席に着く〕 ○副議長(河本晋一君)  休憩前に返り会議を再開いたします。 次に、松井議員の発言を許します。 松井議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~               一般質問(個人) まつばら未来 9番 松井育人議員発言要旨具体的内容備考欄1.今後の教育活動に向けて(1) 「コロナ禍」における学校の現状について (2) 今後の対応について 2.新型コロナウイルス感染症に係る心のケアについて         ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(松井育人君) (登壇) 9番、まつばら未来の松井育人でございます。ただいま議長のお許しを得ましたので、通告に従い、順次質問をさせていただきます。市長をはじめ理事者の皆様方の誠意ある御答弁をよろしくお願いいたします。 初めに、今後の教育活動に向けてについてお尋ねいたします。 現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、学校現場では長い2学期の後半を迎えています。仕方がないこととはいえ、今年度は6月からスタートし、1学期は8月上旬までありました。子どもたちにとっては、短い夏休みを経て、通常より約2週間長い2学期を過ごしているということになります。学校が安易に行事を中止するのではなく、運動会や修学旅行など、子どもが力を発揮できる貴重な行事を感染防止の工夫をしながら実施していただいていることはありがたく思っています。 一方、マスク、手洗い、小声で話すなど、子どもにとっては既に日常になってきているとは思いますが、給食は前を向いて静かに食べなければなりません。これまでできていた、考えたことを伝え合ったり、自分自身の思いを伝えたり、話し合ったりする活動も制限せざるを得ない状況です。私としましては、子どもが自分たちの力で問題を解決した体験を積み重ねる機会が減っており、学校生活の充実感はどうなのか、子どもたちや教職員のストレスがたまってきているのではないかと心配なところです。 そこで、改めて学校の現状がどうなっているかについてお聞かせください。また、学校の現状に対する教育委員会のお考えをお聞かせください。 続いて、新型コロナウイルス感染症に係る心のケアについてお尋ねいたします。 私は、第2回定例会において、新型コロナウイルス感染症に係る誹謗中傷への対策と学校での取組についてお聞きしました。それに関連して今回質問をさせていただきます。 皆さん御存じのとおり、現在、府内で感染者が増加しています。先日、市民に対する澤井市長のメッセージがホームページに掲載されましたが、市民の協働の取組が今後より一層重要になるとの内容が書かれていました。市民の体の安心・安全のためには、市民が感染予防の正しい知識を持ち、互いに協力して生活を送るようにする必要があります。その点については、この間、市として様々な施策を展開されており、啓発についても早い段階から行っていただいています。 一方、私の聞き及ぶところ、また報道等においても、感染者に対する差別的な中傷や偏見が医療従事者をはじめ様々な人と人の関係、絆を裂くような痛ましい事案が発生しています。松原市内において、そのような事案の未然防止を目的に市民の心の安全のための啓発を充実させていく必要があると考えますが、現状、市としてのお考えをお聞かせください。 以上で演壇での質問は終わりますが、答弁によりましては再質問の権利を留保いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの松井議員の質問にお答え申し上げます。 1点目の今後の教育活動に向けての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。 次に、2点目、新型コロナウイルス感染症に係る心のケアについてでございますが、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、感染された方はもとより、その家族、また医療従事者などへの誹謗中傷や偏見、差別は絶対にあってはならないものです。 本市では、新型コロナウイルス感染症に関する不確かな情報に惑わされ偏見や差別につながらないよう、私自らがメッセージを発信するとともに、広報紙や市ホームページ、フェイスブックを活用するなど、人権への配慮に関する啓発に努め、法務局や保健所等の関係機関と連携を図っております。また、学校現場では、教職員をはじめとしてスクールカウンセラーによる子どもへの支援も行っているところです。 今後も引き続き、全ての人の人権が尊重される差別のない豊かな社会の実現に向け、社会情勢の変化を捉えた人権行政の推進に努め、市民の皆様が安心して安全に暮らせるまちづくりを進めてまいります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  美濃教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(美濃亮君)  松井議員の質問にお答え申し上げます。 コロナ禍における学校の現状と今後の対応についてでございますが、学校におきましては、感染症対策を講じながら夏休みや冬休みを短縮するなどして授業時数確保に努めるとともに、行事に関しても安易に中止することなく工夫して実施しております。 子どもたちは、日々感染症予防に努めながら元気に過ごしていますが、2学期の授業日数は既に70日を超えている状況です。いわゆる疲れの現れか、例えば不登校傾向にある児童・生徒の人数は増加しており、現在、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーなどの専門人材を最大限活用し、子どもの支援に当たっているところです。 教育委員会としましては、学習支援員など令和2年度から新たに実施した施策により学校への支援を行うとともに、児童・生徒の実態を把握し、引き続きスクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラー等を効果的に活用して取り組むよう指導してまいります。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松井議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(松井育人君)  御答弁ありがとうございました。 それでは、順次、再質問をさせていただきたいと思います。 まず、今後の教育活動に向けてというとこら辺で、今、御答弁の中に、不登校の児童・生徒が増えているということをおっしゃっていましたけれども、今年度、不登校の児童・生徒は何人いてるのか、現状で分かっている範囲で教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  今年度は6月からの授業開始となっておりますので、1学期現在の不登校児童・生徒数なんですが、まず、授業日数は46日間ございました。その中で、1学期末現在、30日以上欠席している不登校の児童・生徒が、小・中学校合計で41名でございました。これにつきましては、スクールカウンセラーあるいはスクールソーシャルワーカーによる支援を進めております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松井議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(松井育人君)  41、なかなか単純に前年度と比べることはできないという状況だと思います。これまでの議会でも、コロナ禍において虐待などのケアが必要なケースについて、この辺を把握する必要があるという質問があったと思うんですけれども、この間つかんでいるケース、それは増加傾向にあるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  学校では、臨時休業期間中も、虐待などのケアの必要な児童・生徒につきましては、家庭訪問などで状況把握の支援を進めてまいりました。今年度の虐待の通告件数は、11月末までで139件ございました。年度末の予想ですが、200件程度と予想しております。昨年度の年間の通告件数は265件でございましたので、件数としましては、増加はいたしておりません。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松井議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(松井育人君)  分かりました。 それから、不登校の児童・生徒への対応とか、今おっしゃっていただいた虐待のケース等、児童・生徒支援について、学校での具体的な取組、この辺はどのように進めているのか、教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  学校としましては、不登校あるいは虐待などのケアが必要なケースにつきましては、子どもの状況、特にその内面把握を丁寧にした上で組織的な対応をしてまいります。具体的には、スクールソーシャルワーカーあるいはスクールカウンセラーなどにつなぎまして、多面的に状況についての分析を行います。そのためのケース会議を実施しております。さらに、その分析の結果、必要な場合は関係機関との連携も進めてまいります。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松井議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(松井育人君)  昨年度から各中学校区に1人ずつということでスクールソーシャルワーカーを配置していただいていると思うんですけれども、このコロナ禍における人材活用というとこら辺について教育委員会としてどのように捉えているのか、その辺を教えてもらえますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  ただいま御質問のありましたスクールソーシャルワーカーにつきましては、昨年度から7つの中学校それぞれに配置をさせていただいております。今年度も、4月、5月の臨時休業中もスクールソーシャルワーカーは活動を続けておりまして、1学期終了時点で延べ433件のケース対応をしております。様々な課題のある児童・生徒のケース会議に入っていただきましてケース分析を行い、福祉的な視点で早期の対応、課題解決につなげております。 特に、この中学校区ごとに1人ずつ配置されましたことによりまして、小学校・中学校、兄弟関係のあるケース、あるいは小学校6年生を卒業して中学校に進学していった1人のケースを、同じく1人のスクールソーシャルワーカーが継続的に支援することが可能となっております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松井議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(松井育人君)  いい取組だと思うので、ぜひとも継続していただきたいというふうに思うんですけれども、スクールソーシャルワーカー以外に、学校にはスクールカウンセラーという方もおられると思います。そのスクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーとの連携というんですか、その辺で、コロナに当たっていい事例と言うのはおかしいですけれども、何かそういう連携がしっかりできているよという事例がありましたら、ちょっと教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  御質問ございましたように、この二者の外部人材、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラーの連携というのは非常に重要かと考えております。 具体的には、スクールソーシャルワーカーは福祉的な視点での支援、スクールカウンセラーは心理的な側面からの支援でございますので、特に申し上げましたようなコロナの感染等々が関係するような、特に重篤なケースがございました折には、両者が1つのケース会議に同一の席に着きまして、それぞれの視点から総合的な支援をした上で改善に至るというケースがございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松井議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(松井育人君)  いろんなそういうスクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー、そういう事業を活用しながら取り組めているというのはいいことだと思いますし、ぜひとも引き続きその辺については力を入れていただきたいなというふうに思います。 冒頭、演壇でも申し上げましたように、やっぱりコロナが発生したことによって学校の開始時期というのもずれて、今現在、長い2学期が取り組まれているというところで、子どもたち自身も先生方も、結構な疲労感が蓄積されているのではないかなというふうに思います。そういう状況の中、市のほうでいろいろ工夫をしていただいて、消毒のボランティアであったり、学習支援員の派遣事業であったりとか、こういう側面から学校を支援する、そういう事業を展開していただいていると思いますけれども、なかなか今の状況を見る限り、コロナの状況が先行き見えないという状況だというふうに思います。そういうことを踏まえて、これから予算を組んでいかれる時期だと思いますので、ぜひともその辺については考慮いただいて、やっぱり学校というところは人が要るんだというふうに思います、そのことを踏まえてぜひとも検討いただきたいなというふうに思います。 それから、こういう状況ですけれども、各学校では、ずっとISSということにも取り組んでいますし、子どもが中心になって、子どもが生き生きと活動するということに取り組んできていると思います。そういうことを通して、少しでも子どもたちが中心となって今後も取り組んで一人一人の子どもがエンパワーメントできる、こういう教育もしっかり進めていただきたいというのと。 あと、働き方改革というとこら辺でも、この間ずっと質問させていただいていますけれども、なかなかコロナという状況の中でこれまでどおりというわけにはいきませんけれども、その辺の各学校の状況を含めてしっかり把握していただいて、きめ細かく対応いただけるようにお願いしまして、1番のところについては終わっておきたいと思います。 次に、新型コロナウイルス感染症に係る心のケアについてというとこら辺で、まず、市民協働のほうにお聞かせ願いたいんですけれども、このコロナ禍の状況の中で、市民への人権啓発、この辺で具体的にどんな取組をしているのかというとこら辺をお教え願えますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  コロナ禍においての具体的な人権啓発の取組ということですけれども、まずは広報まつばらとか市のホームページ、それからフェイスブックなどで情報発信を行っておるんですけれども、そのほかに、今回、「新型コロナウイルス感染症に関する人権の配慮について」というチラシを新たに作成いたしまして、現在、公共施設での掲示あるいは配布を行っております。 また、12月は人権の週間というのもありまして、松原市の人権啓発推進協議会とそれから世界人権宣言松原連絡会議、これの連名で「STOP!コロナ差別」というポスターを作成いたしました。これについても市内の各公共施設で掲示して、市民の方への周知を図っております。 今後におきましても、様々な方法を用いて啓発の推進に努めていきたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松井議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(松井育人君)  今取り組んでいただいていることについては理解をしました。 それで、松原市としてこの間、セーフコミュニティということに取り組んでいるわけでありますけれども、セーフコミュニティの根幹というと安心・安全というとこら辺だというふうに思います。今、コロナウイルス感染拡大防止ということで心のケアが必要だということを言っていますけれども、市として主体的に、この辺についての啓発というとこら辺ではどう考えているのかをお聞かせ願えますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  セーフコミュニティの各対策委員会なんですけれども、このコロナ禍の中におきましても中断することなく取組を進めておるところです。 コロナウイルスに関するものといたしましては、例えば犯罪の防止対策委員会が特殊詐欺の注意喚起とか、それからセーフコミュニティのサポーターによる、これはコロナウイルスに関する誤解とか偏見がないようにというようなことを防災行政無線で呼びかける、そういうようなことも行っております。また、ほかにもいろいろ市民の皆さんが安心して暮らしていただけるようなことを考えて、そういう取組を進めていきたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松井議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(松井育人君)  あと、これもこの間の議会でもいろいろ質問させていただいているところなんですけれども、コロナに感染している方に対して、インターネット上での誹謗中傷というのが、結構そういう書き込みがあって、これがどれほど人の心を傷つけてしまうのかということが大変問題になっているわけですけれども、例えば被害に遭った人、遭ったときにどう対処していくのか、この辺の啓発も重要だなというふうに思うんですけれども、その辺についてはどう考えておられますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  被害に遭われた方の対応ということですけれども、まずは人権交流室とか、はーとビューのほうで人権相談を行っております。今現在コロナに関する人権の相談というのはないようでございますが、行っております。また、法務局とか、それから大阪府と連携を図りまして、みんなの人権110番とか、女性の人権ホットライン、外国語人権相談ダイヤルとか、そういうのがございますので、そちらのほうの相談窓口の周知を行っております。 そのほかにも、「インターネットと人権」というようなことをテーマとした人権市民セミナーとかを開催して、市民の方への啓発を進めておるところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松井議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(松井育人君)  特に感染された方とか、その家族、医療従事者へのインターネットでの誹謗中傷に対する対策とか啓発、この辺についてはどう考えていますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  新型コロナに関する方々に対しての誹謗中傷、その御家族であるとか、あと医療従事者の方に対しての誹謗中傷とかいうようなことにつきましては、本来あるべき医療体制を阻害するものであるというふうに考えています。絶対に許すことができないというふうに認識しております。この件につきましては、先ほどからもお話がありましたけれども、市長自らが市民の皆様に向けたメッセージを発信していらっしゃるところでございます。 今後におきましても、全ての市民が人権に配慮した行動を取っていただけるように周知また徹底していきたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松井議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(松井育人君)  しっかり取り組んでいただきたいなというふうに思うんです。 この場で言うのがいいかどうかという判断がありますけれども、皆さん御承知のとおり、私、コロナに感染しました。それで9月議会を欠席という形になってしまったんですけれども、これを知っておられる方、知っておられない方というのもあると思います。ただ、名前は出ていませんけれども、市のホームページにも出ていますから、中継を見たときに、私がおれへんということは、「あ、休んどるな。ほんならやっぱりコロナにかかってんねんやろ」というふうに理解されている方もおられますし、全く知らなかったという方もおられます。 今、いろいろ啓発のこととか聞かせていただきましたけれども、私、コロナから復帰していろんな人と話をする中で、「いや、コロナにかかった人と初めて会いました」「初めてその話を聞きました」って、皆さん、口をそろえたように言うんです。そやけど、この間の状況を見てみると、松原市でも300人を超える方がコロナにかかっていますよね。その300人の方が一部のところに全部固まって感染しているわけではないですよね。松原市内に点々としているわけです。その三百何人中の1人が私ですよ。そう考えたときに、本当にかかった人って周りにおらへんのと不思議に思うんです。それは、かかった人がいてないのではなくて、かかったことをかったと言えない、そういう状況にあるんじゃないかなというふうに思います。 何で言えないかということなんですけれども、私、やっぱり自分自身がかかって思ったのは、かかったことが分かった瞬間、うわ、どうしようと、これ人に知られたらどうしようとか、どう思われるやろうというのが一番先に思ったことなんです。そら、かかったことに対して周りに迷惑をかけてしまうということもありますけれども、かかったことに対してどう思われるやろう、自分の中では手洗い、うがい、マスクはしていた、でもかかってしまった、これを周りの人はどう判断するんだろうということを考えたら、言えないですよ。 私、立場上もう知られる立場にいてますから、かかりましたっていうことを言いましたけれども、何で言うかというたら、やっぱりそこで悩んでいる松原市民はいてるんですよ。かかったことを言えない、誰にも相談できない。だから、その人の気持ちをどうか理解していただきたい。「かかってん」と言うたときに、「そら、誰でもかかることやから仕方ないよ」と言うてくれる人もいてます。でも一方で、心ない言葉をかける人もいてます。「そら、自分の脇が甘いからやろ」みたいなことを言う人も中にはいてるんです。そう言われたときに何か、ほんなら私、自分が悪いのかなという気になってしまう。 いろいろコロナ禍の中で相談事業ということで、そういう助成金やとか補助金やとかという相談を含めていろんな相談窓口はあって、今コロナで苦しんでいるからということで、そこにはそれなりに相談は来ると思います。でも、やっぱり人権という切り口で相談に来るかというたら、なかなか行かないですよね。その人たちの気持ちをどう拾っていくんかということは、なかなか難しいですよ、かかったこと自体を言わないですから。でも、本当にかかったことを気にせずに言える、そんな社会にならないと、これから先も変わっていかないと思います。例えば、皆さんがインフルエンザにかかったとします。ほんなら、「私、インフルエンザにかかりましてん」と言いますよね、周りの人に。例えば自分がコロナにかかったときに、「私、コロナにかかりましてん」と言えますか、周りの人に。それを考えていただいたら、言うということがどれほどつらいことというか、言いにくいことなんだということが理解していただけると思います。 そういうことを踏まえて、やっぱりこれからの啓発というのもしっかり取り組んでいただきたいと思いますし、松原市がそういう状況になっているということではないですけれども、やっぱりコロナにかかって誰にも言えずに苦しんでいる方がおられるんやということをとにかく御理解いただきたいなというふうに思います。 教育の部分に入っていきますけれども、今回、新型コロナウイルスに関連することで、学校での取組内容、これはこれまでもちょっと聞いたことがありますけれども、改めてどんな取組をしているんかということを教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  議員自らの体験をお話しいただきまして、ありがとうございます。 実は学校でも、早い段階で児童・生徒の感染により臨時休業という学校もございましたので、その前後に、具体的には日本赤十字社の教材あるいは大阪府教育庁の新型コロナウイルスを考える教材を利用した学習をしております。 特に赤十字社の教材の概要を言いますと、「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」、これは、1つ目の顔というのは病気そのものである、2つ目が、そこから不随する不安、さらに3つ目はその不安から逃れようとするときに生じる差別。そして、その差別があるからこそ、自分が感染した、あるいは発熱した、病院にも行きにくい、さらに病気になる、負のスパイラルということで子どもたちには学習をしております。様々な子どもたちの学びがございました。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松井議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(松井育人君)  今おっしゃられるように、負のスパイラルというのは確かにあると思います。やっぱり社会を見てみても、景気がよくないとか経済がよくないというときには、必ず立場の弱い人にしわ寄せが行くというか、その矛先が向いてしまうということがあると思います、多々にして。そういうことがないようにということで、学校の中でもそういうことに取り組んでいただいているということには感謝をしております。 今、取り組んでいる内容をお聞かせ願いましたけれども、それについての子どもの反応というとこら辺はどんな感じになっていますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  子どもたち、学習の折に、まさに今から御紹介しますのは、自分たちの学校の生徒の中に陽性の仲間が出て臨時休業になった、その後、学校を再開した折に、学習をした後の子どもの感想そのものを御紹介します。 「コロナウイルスが理由でみんなの心に恐怖や悲しみが広まったり、差別など人間の醜い一面が現れたりするけれど、その一方で、一緒に頑張ろうと励まし合う優しさや温かさがあるんだと思いました。私は、お医者さんみたいに人を救うことはできないけど、人と自分を守るためにしっかりと対策を取り、励まし合ったり支え合える優しさを持っていこうと思いました」。別の子です。「ウイルスに感染した人を差別するのではなく、一緒に頑張ろうと言えることが大切だと思いました。クラスメイトの意見を聞いて、感染した人を不安にさせるようなことを言うのではなく、その人が悪いわけではないと思える心がすごいなと思いました」。最後です。「一人で頑張るんじゃなくて、みんなで助け合っていきたいなと思いました」。感染があって、臨時休業があって、明けた日の子どもの感想です。 当該校では、この学びをもって、今のところコロナに対しての差別、偏見というようなことはございませんということで聞いております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松井議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(松井育人君)  ありがとうございます。 その感想を聞いていると、子どもは素直やなというふうに思いますよね。その反面、子どもは学校でいろんなことを学んで、差別はあかんということを身につけていくわけですけれども、どうしてもやっぱり大人からの情報というのが偏見ということを考えたときに、大人から子どもに行くというのが多分にあると思います。だからこそ、市民向けの啓発というのをしっかり取り組んでいただきたいというふうに思いますし、子どもは子どもで学校で学んでいるわけですから、その分、やっぱり大人にもしっかり学んでいただいてし、そういう差別的な言動を含めて、子どもには見せない、子どもには教えないということを大人が守っていくということが重要ではないかなというふうに思います。 それから、今、学校の中でもコロナのことを含めていろんな教育、人権教育と言うんですか、今の時代の人権教育をしていただいているというふうに思いますけれども、これまで学校が行ってきた様々な人権教育というのがあると思うんです。これは、例えば地域の方々から話を聞く聞き取りであったりとか、いろんな体験をする体験授業であったりとか、こういうことに計画的に取り組んでこられたというふうに思います。なかなかこういう状況の中で例年と同じようにやっていくというのは難しい部分があると思いますけれども、今年度、人権教育を進めるに当たって、学校で工夫していることとかありましたら、教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  新型コロナの感染対策としまして、議員おっしゃいますように、聞き取り学習であったり体験学習を制限せざるを得ない状況です。ただ、その中でも、実施を見送ることなく、遠隔オンラインでの聞き取り学習が行われておりますし、あるいは読み物資料を活用して今まで以上に学習を発展させている例もあります。特に子どもたちの話合い活動、これも制限されておりますので、一つの工夫としまして、ホワイトボードに自分の意見を書いた上で、それを黒板に掲示して皆の意見を共有するなどの工夫もされています。 様々な工夫がされているんですが、逆にコロナ禍ゆえの新しい学び方というのも生まれてきまして、御存じのように、毎年交流している龍山國民中学校から、台湾の子どもたちが不慣れな日本語を逆に使って応援メッセージをいただいたり、それに対して、我々7つの中学校の代表が、お礼のメッセージを中国語も駆使しながら返したというような新しい学びもあります。 さらに、各校の地域教育協議会会長、PTAの会長、そして市長、教育長からの温かいメッセージが定期的に子どもたちに送られている状況です。これはコロナ禍ゆえの、逆に子どもたちの新しいありがたい学びだと感じております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松井議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(松井育人君)  学校がいろいろやっていただいているということは分かりました。コロナ禍にある今だからこそ、先ほども言いましたように、心と体の安心・安全ということが重要になってくるんだろうと思いますし、各小学校・中学校ではISSに取り組んでいるわけであります。 この取組についても、なかなか例年どおりみんなが集まってということができなかったりということはあると思いますけれども、その辺の今の現状が分かれば教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  インターナショナルセーフスクールの取組は、今年度も各校で止まることなく進められております。具体的には、もう夏のことになりますので記憶が古くなってしまっているようなこともあるんですが、熱中症の対策をどうするか、マスクをしながらですね。これ子どもたち自らがいろんなアイデアを考えてくれましたし、あるいはこれから逆に寒い時期の換気をしながらの学習活動、これも子どもたち自らが、様々なISSならではのアイデアを出そうとしてくれています。日常のつながり、なかなか会話を持つことが制限されますので、ノートで、班ノートを今まで以上に回したりですとか、日記を交流したり、なるべく声を出さない遊びを工夫したり、なるべく直接触れ合わない、タッチしないルールをつくったり、子どもたちは柔軟にこの安心・安全の取組を進めてくれています。 さらに、何より地域の皆様方、保護者の皆様方が、特に見守り隊、今まで以上に時間がイレギュラーに、登下校する際も時間に合わせて見守ってくれていますし、それから消毒ボランティアの方も毎日引き続き一日も途絶えることなくお手伝いいただいております。さらに防災無線、子ども自らが放送をして、自分たちで啓発をし合ったり、学校のホームページなども利用しながら取組は進めております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松井議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(松井育人君)  分かりました。いろいろ厳しい状況の中でも苦労というか、工夫をしながら取り組んでいただいているということがよく分かりましたので、ぜひとも引き続き、大変なことはぎょうさんあると思いますけれども、頑張っていただきたいというふうに思います。 それから、ネット上での誹謗中傷というとこら辺でちょっと発言をしましたけれども、その辺に関わって、この間、各学校にも1人1台の端末が入るということで、教育長自ら、情報モラルが重要だということもお話を、この間いただいていると思います。ただ、やっぱり今言うように、ネット上でのトラブルというのは喫緊の課題だというふうに思いますし、その辺を踏まえてぜひしっかり進めていただきたいところなんですけれども、差し支えない範囲で教育長から何かございましたら、お願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  美濃教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(美濃亮君)  今まさに教材の作成、佳境を迎えているところでございまして、これは主に子どもたちが、GIGAスクール時代になって、1人1台端末、情報機器に触れる機会が格段に増えるということを見越して情報モラル教育をしっかりやっていこうというものなんですけれども、これは子どもたちだけではなくて、やはり保護者それから地域の方々、こういう大人も一体となってこれに取り組む必要があると思っています。そういう意味では、学校だけで使うものではなく、いろんな市民団体であるとか、勉強会だとか、そういう幅広い場面で活用ができるような教材に仕上げようということで、今作業中でございます。多分、年明けぐらいには形になってくるかなというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松井議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆9番(松井育人君)  ありがとうございました。今、教育長がおっしゃったように、本当に子どもだけでなく、大人も一体となってということが大事だというふうに思います。 先日、中学校のOBの先生と話す機会がありまして、その先生は結構そういう情報というとこら辺に詳しい方なんですけれども、その人がおっしゃっていたんです。情報モラル教育、今のネット上の状況を見てみると、やっぱりこれは本当に重要だなということをおっしゃっていました。ただ、情報モラルという範囲はもう超えているよ、ICT人権教育ということで位置づけて取り組んでもいいぐらい違うかなということもおっしゃっていましたので、それぐらいの意気込みというんですか、しっかりと取り組んでいっていただきたいなというふうに思います。 それから、コロナのことでいろいろお話をさせていただきましたけれども、本当にコロナにかかって苦しんでいる方々が、松原市内だけではなくて全国にたくさんいてはります。結局、冒頭にも言いましたけれども、そういう方に対する誹謗中傷というのはあるという状況の中から、今、全国を見てもそうですし、大阪府内でいうと河内長野市ですか、「コロナ差別を許さない」みたいなんで条例をつくったりとかいう市がちらほらと出てきております。やっぱり条例ができてくるぐらい深刻な問題だというふうに思います。自分は関係ないということではなくて、いつ誰がかかってもおかしくない状況であります。ですので、しっかりと市を挙げて取り組んでいただく必要があると思いますし、私も感染した一人としてしっかりと声を上げて、苦しんでいる方々の代弁というか、気持ちを伝えられたらなということで今回お話しさせていただきました。 本当にいろいろありますけれども、松原市に住んでよかったなと思われるような取組、松原市って人を大切にしているなと思われるような、そういう市であってほしいという願いからこういう質問もさせていただきましたし、あと、これも先ほど言いましたけれども、やっぱり偏見というのは、子どもじゃなくて親から子どもに伝わるという部分が大きいですから、とにかく市民向けの人権啓発ということにはしっかり取り組んでいただきたい。 感染予防に対する啓発というのは、本当に十分していただいていると思います。逆に、それをし過ぎていることによって、感染することが怖い、感染したら駄目だということで何か変になっているんと違うかなと思う部分もあるぐらいかなと思いますけれども、やるにこしたことはないですし、本当に感染予防ということと併せて、その後のこととか、感染した方についてのフォローとか、その辺の啓発というのもしっかり併せて取り組んでいただきたいなというふうに思うのと、今、学校と教育委員会と市民協働という部分で話をさせていただきましたけれども、これはやっぱり関係部局を超えてというか、いろんな部でしっかりと考えていっていただかないといけない問題やと思いますから、松原市を挙げてぜひとも取り組んでいただきたいなというふうに思います。 もし、コロナのことで分からないことがありましたら、いつでも聞いていただけたら、経験していますからいろんなことは話ができると思います。感染したことでしんどいことというのも確かにありましたけれども、禁煙できたんで個人的にはちょっとよかったかなと思っているんです。そういう笑いの部分はありますけれども、しっかりと市を挙げて取り組んでいただくことをお願いしまして、終わっておきたいと思います。ありがとうございました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  次に、中田議員の発言を許します。 中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~               一般質問(個人) 自由民主党 1番 中田靖人議員発言要旨具体的内容備考欄1.基幹系システムの更改について(1) 進捗状況等について 2.機構改革について(1) デジタルトランスフォーメーションの推進等について議案第65号3.委託業務について(1) 公共部門におけるシルバー人材センターの委託について        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君) (登壇) 1番、自由民主党の中田靖人でございます。ただいま議長より質問の機会を得ましたので、通告に従い質問をさせていただきます。理事者皆様におかれましては、御答弁のほどよろしくお願いを申し上げます。 まず初めに、いまだ終息の見通しが立たない新型コロナウイルスでありますが、猛威を振るう新型コロナウイルス感染拡大防止に向け懸命に取り組まれている全ての皆様に、心よりの敬意と感謝を申し上げる次第でございます。 それでは質問に移らせていただきます。 まず1点目、昨年の12月議会におきまして個人質問をさせていただきました基幹系システム、いわゆる住民情報、税務情報、国民年金、福祉関連のシステム更改、クラウド化についての進捗状況を詳細にお聞きいたします。 昨年の12月議会において市長答弁では、管理運営コストの削減、災害時の業務継続性確保等に有効性を感じ、基幹系システムのクラウド化について導入に向け取り組んでいくという旨の答弁がありました。松原市では、来年の令和3年度内に基幹系システムは更改の時期を迎えますが、結果どういった形で更改を行うのか、お答えください。 次に、2点目、機構改革について。 議案第65号に上程されております政策課題に対応するための組織機構の再編整備として松原市の事務分掌条例の一部を改正する条例制定の中で、デジタルトランスフォーメーションの推進、行政手続のオンライン化、ICTシステム等の推進の部分で、庁内部署を横断する実務的な情報政策に特化した部署を来年度から市長公室において一元化される計画についてですが、コロナ禍において、働き方や様々な部分でのICT活用やオンライン化が飛躍的に進んだのは紛れもない事実であります。 国のほうでも、来年9月、デジタル庁の創設に向け、情報システム関係の予算を一括計上して、来年度、令和3年度予算案では3,000億円程度を内閣官房に一括計上する方向で調整しているとのことです。そういった中、各自治体においても急ピッチで行政手続のオンライン化、庁内業務においても様々なICT化等が計画されていると連日報道されております。 ここで一旦整理しておかなければいけない最も重要なことは、IT化とデジタルトランスフォーメーションは全く別次元であるということです。いわゆるIT化は業務効率化、情報化などを目的としております。対してデジタルトランスフォーメーションは、業務効率化・情報化を手段として変革を進めていくということであり、行政における目的は広義に市民サービスの向上であると考えます。このデジタルトランスフォーメーションを推進していくには多様な課題があり、あるレポートの調査結果を拝借いたしますと、デジタル変革がパフォーマンスの向上と持続可能な組織能力の構築に成功している企業は、グローバル企業調査数2,135社のうち16%と、早い段階からデジタルトランスフォーメーションに取り組んだ組織であっても、真のデジタルトランスフォーメーションは成し遂げられていないという結果が報告されております。 その主な課題は技術的なものではなく、組織の分化やデジタル人材の不足といった組織にまつわる要因が大きく、デジタルトランスフォーメーションがこれまでのIT化とは根本的に異なり、業務のコア、業務フローそのものの変革であり、人・物・予算の配分の変更、そして実行に向けた新たな組織スキルの構築が必要であり、強い覚悟を持たなければ変革は成し得ないということであります。そしてまた、その変革を将来の市民にどのように作用していくのかを見通して、今何を実行すべきか、長期的な視野が必要であると考えております。 そういった中、来年度予定されている機構改革に向けてどのような形で取り組んでいく予定なのか、お考えをお答えください。 最後に、3点目、松原市の委託業務先としてシルバー人材センターに対する委託業務についてですが、シルバー人材センターは会員に働く機会を提供することを通じ、生きがいの充実や社会参加を促進することにつなげ、高年齢者のワークシェアを用いて就業を推進している組織です。そういった中、松原市では、シルバー人材センターに対し多岐にわたり各部署様々な業務を委託しているわけですが、継続して委託を行うためには、会員の就業意欲の向上、配分金も含めた就業環境整備もまた大切な要素であると考えます。 そこで、今後5年、10年先を見据えた業務委託に関してのお考えを教えてください。 以上で壇上での質問は終わりますが、再質問の権利は留保いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの中田議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、基幹系システムの更改についての質問でございます。 地方自治体における住民情報を扱う基幹系システムは、あらゆる住民サービスを提供する上での基盤であり、この基幹系システムのクラウド化につきましては、国においても、地方自治体の導入を推進しているものでございます。 本市における基幹系システムのクラウド導入につきましては、導入に向けた様々な検討を行い、令和2年3月に公募型プロポーザル方式により事業者の募集を実施し、その結果、6事業者からの応募がございました。その後、各事業者について価格や機能などの評価を行い、最も評価が高かった事業者を選定し、契約を締結したものでございます。 現在、令和3年10月からの本稼働に向け事業者との調整を行うとともに、機器の設定等、準備作業を進めているところでございます。 次に、2点目、機構改革についての質問でございます。 デジタルトランスフォーメーションの推進等についてでございますが、国においては、新型コロナウイルス感染拡大により我が国におけるデジタル化の遅れが顕在化したことから、行政におけるデジタルトランスフォーメーション、いわゆるDXを進めていくためデジタル庁の創設が予定されています。 DXは、IOTやAIなど最先端のデジタル技術の活用によって人々の生活を豊かにし、これまで抱えていた課題を解決する取組のことですが、本市においても、このDXを推進していく部署を創設することとしました。この創設する部署を中心に、マイナンバーカードやICT等を活用した行政手続のオンライン化を進めるとともに、AI、RPA等の最新技術を導入し本市のDXを進めてまいります。 次に、3点目、公共部門におけるシルバー人材センターへの委託についてでございますが、本市におけるシルバー人材センターへの委託につきましては、会員の皆さんの臨時的かつ短期的または軽易な就業を通じて、生きがいの充実や社会参加、健康の維持を目的として業務委託をしているところでございます。今後も、公共部門における就業の機会を推進しいてくとともに、人材確保につながるよう就業による生きがいや喜びをさらに高めるため、業務内容に応じた配分金をはじめとする就業環境を整備してまいります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  ありがとうございます。 それでは、基幹系システムの更改についてから再質問をさせていただきます。 令和元年12月定例会、ちょうど1年前に、部長の答弁で、自治体クラウドに関して大阪府と3つの市で協議をしているとのことでした。結果、その協議というのはどうなったんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  宮本総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(宮本靖之君)  大阪府、それから府内の3市と行っておりました自治体クラウド導入に向けての協議でございますけれども、事業者に対しまして、大阪府から情報提供を依頼するなどの協議を進めておりました。しかしながら、様々な要因によりまして他の3つの自治体の参加が難しくなったために、昨年12月末におきまして、自治体クラウドの導入に向けての協議は終了したものでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  最終的に、3市それぞれのシステムの更改のタイミングや予算状況で終了したのかなと、そういうふうに思います。 今回の基幹系システム更改で、選択肢として自治体クラウドはなくなった。庁内にシステムを設置する、いわゆる自庁式は、前回の答弁でもあったように、もちろんない。で、松原市の基幹系システムは、今、市長の答弁にあった単独クラウドを選択したということで、これ間違いないですよね。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  宮本総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(宮本靖之君)  市長の答弁にもございましたとおり、クラウドを導入することについては、自庁システムよりも安全性それから費用対効果といった観点から検討を進めておりました。今回、将来的に自治体クラウドへの移行を見据えまして、本市単独でのクラウドシステムを導入するものとしたものでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  単独のクラウド導入で決定したわけですが、どのような経緯をもって事業者、ベンダーを選定されたんでしょうか。選定方法やその経過、これを詳しく説明してください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○副議長(河本晋一君)  宮本総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(宮本靖之君)  経過についてでございますけれども、令和2年3月に、まず公募型プロポーザルで事業者の募集を開始いたしました。応募のあった6事業者から提出された企画提案書、これは価格であるとか、あと、どういったことができるのかという企画提案書なんですけれども、それにつきまして関係する各部署の職員で構成された選定委員会において、1次審査として、先ほど申しました価格面や機能面などの項目について採点を行いまして、まず、上位3社を選ばせていただきました。次に、2次審査としまして、この上位3社によるプレゼン及びシステムデモンストレーションを行いまして、その内容につきましては、実際に使用する担当各課の職員においてそれぞれ採点を行わせていただきました。そして、1次、2次の審査を合わせて、最も評価が高かった事業者を選定した形となっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  令和2年3月に公募型プロポーザルで募集をして6事業者が来た。2次審査で担当課の職員もそれぞれ採点した。実務を行う職員もベンダー選定に参加するということは、僕、これ非常によかったことやったなと思っています。 この事業者とは、契約はもう締結をされたとのことでいいですよね。選定をしたこの新たなベンダー、事業者名とその事業者の実績について、実績については簡単でいいので教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  宮本総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(宮本靖之君)  今回選定いたしました事業者でございますけれども、紀陽情報システム株式会社という事業者でございます。こちらは和歌山市に本社を置く自治体業務に特化したシステム企業でございまして、大阪府下では4団体で自治体クラウド、それから和歌山県内では18団体、奈良県でも1団体の合計23団体への導入実績がございます。 それから、今回導入いたしますパッケージシステムにつきましては、他の関連事業者、同じパッケージシステムを導入している関連事業者からの他の自治体への導入を考えますと、全国310団体への導入実績がございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  紀陽情報システム株式会社ということで、今もお伺いしたように、その実績もある。実績が全てではないんですが、自治体業務システムに関しては310団体導入しているシステムということなんですけれども、昨年の質問の中で、私が申し上げた大きなトピックスというのは、やはりコストの問題、コストダウンをすることとBCPですよね。業務継続性確保のために基幹系システムのクラウド化の必要性を訴えてきたわけですが、その基幹系システムは行政事務の中で最も大切な心臓部分であり、この基幹系システムが仮に脆弱で一日でも止まってしまえば、全ての事務が止まってしまうと言っても過言ではないわけですよね。また、これ金額のボリュームも結構大きいのですが、あまりこういった場でも議論はされてこなかったので、しっかりと今回確認しておきたいんですが、導入費用とランニングコスト、これはどうなりましたか。 それと同時にお聞きします。今回、ベンダーが変わった。更改によってベンダーが変更となった、そのことによって住民サービスに直接つながるようなものというのは何かあるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  宮本総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(宮本靖之君)  今回のシステム更新に係る費用でございます。まず、システムの借上料、それから保守業務等の委託料、基幹系ネットワーク機器、端末、それからプリンターの借上料、これらを合計しますと、5年総額で6億5,931万1千円となります。 今現在使用しておりますシステム、こちらの導入からの5年間の費用の総額は、同じ基準で考えますと8億3,804万8千円でございました。したがいまして、比較しますと1億7,873万7千円の減額という形となっております。 それから、コスト削減効果のほかに、今回システムを更新することによりまして、まず、住民票などのコンビニ交付への対応が標準的な形でついておりますので、これが新たに可能となる形となってきます。それから、コンビニ交付で使う機器、いわゆるキオスク端末と呼ばれるものなんですけれども、それを松原市の庁内に設置することによりまして、例えば窓口課での混雑緩和の一翼になるのかなというふうには考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  新たにコンビニでの住民票交付というのも、今回、システム更改でシステム上可能となるということなんですよね。今答弁、コストの話をしていくと、5年の総額が6億5,931万1千円で、これ5年の契約なんで5で割ると、1年間当たりのコストが1億3,186万2,200円で、現行のシステムからいうと削減額が5年総額で1億7,873万7千円、これを単純にまた5で割ると年間3,574万7,400円のコストダウンになったということですよね。 これ前回も申し上げたんですけれども、システム更改によるデータ移行、ベンダーが変わっていますのでデータ移行、これは総務省が平成23年度から推奨している、いわゆる中間標準レイアウト仕様、これを用いてデータ移行すれば、移行費用が大幅に削減できると申し上げた。ただ、前回の答弁では、平成28年に一度更改をされていますが、機器のみの入替えだったので中間標準レイアウト仕様にはしなかったということでした。 今回、この中間標準レイアウト仕様についてはどうなりましたか。新たに更改するシステムは、中間標準レイアウト仕様に対応しているのかどうか教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  宮本総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(宮本靖之君)  議員がおっしゃるように、今現在使用しておりますシステムにつきましては、総務省が進めております中間標準レイアウトにつきましては対応しておりません。今回更新いたしまして導入いたしますシステムでは、この総務省が推奨します中間標準レイアウト、こちらのほうはしっかり対応しております。したがいまして、仮に次の更新でデータ移行が必要となった場合は、さらに費用の削減につながるものかなというふうには考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  来年度、令和3年度に行う更新で、これ恐らく保守業務費のほうに今回のデータ移行費というのは含まれているのかなとは思いますが、5年総額を見る限り、うまく移行費を抑えたのかなと思って、そのあたりは私は評価しております。 次なんですが、またコストの話なんですが、前回一つの基準として提案したんですが、市民1人当たりの基幹系システム運用経費はどうだったかというお話で、年間1,373円でした。これ実際は人口の減はあります。年間1千人ぐらい減になっているのかな。それで、比較として昨年の12月議会で基準とした平成31年3月末の人口でいくと、前回のシステムは年間コスト、住民の方が実質負担していただいているのが年間1,373円、同じ人口でいくと、今回更改することによって市民1人当たりの運用コストというのは幾らになりますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  宮本総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(宮本靖之君)  新しいシステムに係る住民1人当たりのコストでございますけれども、前回、1,373円、今回にしますと年間約1,100円という形になります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  1,100円ですね、1人当たり。ざっと単純に270円ぐらい下がっているのかな。類似団体とシステム運用経費、住民1人当たりの運用経費はどうなのと比較しようとしても、それぞれ各自治体によってシステムにカスタマイズが入っていたりするので、単純で比較して高いとか安いとか、これは言えないんですけれども、松原市としては、ざっと20%のコストを下げることができたと。単独クラウドで地方公共団体情報システム機構のレポート、これを私はよく見るんですけれども、このあたりを参照しても、自治体クラウドではなく単独クラウドで20%コストダウンというのは、これはいいスコアです。非常にいいスコアだと思います。この辺は私、結構いろいろ仕様書なんかもシビアに見て、システムの方とかがいろいろされたのかなと、20%は単独でなかなか下がらないので、これ非常に僕は評価に値すると思っています。 最初のほう、部長の答弁であった、「将来的に自治体クラウドへの移行を見据えて」とおっしゃいました。単独クラウドから自治体クラウドで、ここからさらに、これも地方公共団体の情報システム機構のレポートなんかで言うと、理論値というか、自治体クラウドやったら現行の自庁式の大体30%、35%がコストカットできる。ということは、ここからさらに10%から15%コスト削減できるのではないか、そういうふうに私は考えました。これは、松原市がリーダーシップを取る形で、また他の自治体を巻き込んで協議していく、これは十分に可能だと思いますが、そのあたりどうですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  宮本総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(宮本靖之君)  今後、自治体クラウドの連携というものにつきましては、やっぱり多くの自治体で行うことで、より効果というのは出る可能性が非常に高いというふうに考えております。 それから、現在、国におきましても、自治体システムの標準化を得まして全国規模での広域クラウド、こちらを提供することを検討しているなどの新たな動きというのも出てきております。将来的に既存の自治体クラウドへの移行も検討しながら、国の動向も注視しまして、松原市として最大の効果が発揮できるよう、これからも努めてまいりたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  今、国の方針の話が出てきたんです。そうなんです。これが今後ちょっと難しい問題だなと思います。しっかりとまた議論していかなければいけないことなんですけれども。 12月3日付の日本経済新聞朝刊にも記事が出ていました。国のほうで、2025年度(令和5年度)までに、この基幹系システムを全国の自治体で統一することを義務づける、そういった記事、いわゆる法制化を目指す動きが出てきているという記事でした。今年の9月に総務省の自治体システム等標準化検討会のほうから、住民記録システム標準仕様書第1.0版というのが、もう既に出てきているんです。 ただ、私の個人的な見解なんですが、約1,700ある自治体で住民記録システムを標準化するということは、課題がすごく多いなと。記事にも出ていたんですが、2025年度での全自治体標準化は、僕は難しいのかなと思います。少しというか、国のことですので、あまり言えないんですが、遅れるのかなと思っています。 現時点で構いません、全国で統一することに関して、市として見解はどうですか、見通しというか、今の時点で構いません。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  宮本総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(宮本靖之君)  議員のおっしゃるように、今現在、総務省のほうで自治体の業務システムの統一化、標準化についても非常に議論がされております。また、国においても、デジタル庁の設立を進めておられますので、今後一層デジタル化というものは加速していく中で、我々検討していかなあかんなというふうに考えております。 その一環としまして、まずは自庁システムから単独クラウド、それから単独クラウドから自治体クラウド、その過程の中で、先ほども答弁させていただきました中間レイアウト仕様、これも導入しております。国の話では、令和7年度を目途に標準化システムへの移行を目指すことを義務づけるということを今現在想定という形でされておりますので、できるだけそれに乗り遅れないような形で段階を踏んでいろいろとやっていきたいというふうには考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  分かりました。 法制化がどうなるかというのは分からないので、現時点でそういったことを想定されて、様々な可能性を模索されているということなんですが、来年度、令和3年度で更改される松原市の新しい基幹系システムというのは、令和3年度から、先ほど確認した5年の契約、要は令和8年度までですよね。今ちょっと議論していた総務省の工程表どおりに仮に進むのであれば、令和7年度で標準仕様で、松原市はもちろん、日本中の自治体で統一される予定。つまり、次の予定していた更改よりも1年前倒しでシステムの更改をしなければならない。 こういう状況になれば、恐らく事業者、ベンダーも標準仕様にうまくバージョンアップするのか、もしくは完全にまたシステム更改しなければならないようになるのか。恐らくこういった場合やと、国からも費用の補填なんかももちろんあると思うんですが、いずれにせよ、もう次のシステム更改に向けて今から準備をしていかなければいけないのかなと思っています。 こういった状況下ですから、先ほども答弁にあった、自治体クラウドも含め様々な仮説、仮定を立てながら、有益な可能性を求めて同時進行で進めていってほしいなと思います。少しでも情報収集等、その情勢の解析を怠れば、大きなロスというかコストを背負う可能性がありますので、そのあたり注意をしていただきたいと強くお願いをして、この自治体クラウド関係、基幹系システムの更改についての質問は終わりたいと思います。 次なんですが、ちょっと再質問の順番を入れ替えて、先に松原市のシルバー人材センターに対する委託業務について再質問していきたいと思います。 委託業務として、令和2年度で松原市からシルバー人材センターに何事業委託し、予算で委託料の総額というのは幾らになるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  大浦理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事兼健康部次長(大浦靖久君)  令和2年度ですけれども、公共部門における請負委任の契約件数といたしましては、全部で49件で、予算額といたしましては約1億7,800万円というふうになっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  49の事業を松原市はシルバー人材センターに委託している。ちなみに、この委託されている業務を、今の人員の体制のままで民間事業者に委託すればどのようになるのか、試算等をされたことがあるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  大浦理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事兼健康部次長(大浦靖久君)  金額の試算などについて、比較というふうなことはしたことはございませんが、やはり民間企業になりますと当然利益も上乗せされるというふうに考えられますので、今よりはかなり上がるのではないかというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  今の人員体制のままで民間委託すれば高くつくと、そういうふうに想定をされているということですよね。これ5年、10年先を見据えての話を私はしています。例えばシルバー人材センターに働き手が少なくなっていけば、この委託事業はどうなりますか。民間企業では、定年制の延長や、定年後も勤めておられた会社から業務委託契約に切り替えたりで、要は先々、シルバー人材センターの働き手は少なくなるのかなと予想はされるんですが、そのあたりの見解はどうでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  大浦理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事兼健康部次長(大浦靖久君)  現在はシルバー人材センターへ新規に入会する方もありますので、令和元年度末に比べていきますと増えてきているという現状にあります。今後も、高年齢者等の就業を通して、生きがいを目的とされているシルバー人材センターの会員を確保していくということについては重要になってくるというふうに考えておりますので、そのためにも魅力ある就業の環境の整備を進めていかなければならないというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  環境整備等々を進めていって魅力ある職場としていくと。一定の働いていただける方、委託を受けていただける人員はしっかり確保していきたいと、そういう旨なんですよね。 先ほど、これは市長答弁にもあったんですが、業務内容に応じた配分金をはじめとする就業環境を整備するということは、配分金、つまり業務内容に応じた委託料を上げるという認識でいいんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  大浦理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事兼健康部次長(大浦靖久君)  市長答弁にもありましたように、議員のおっしゃるとおり、配分金については上げるというふうな認識でいいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  委託料を上げるということですね、分かりました。 ワークシェアバランスというのも非常にシルバー人材センターでは大切なことなので、これを保つことはもちろんのことですが、松原市として、シルバー人材センターのいわゆる公共部門ですよね、委託先、公共部門でお仕事される方に対してよりよい環境となりますように、しっかりと努めていってください。 以上で、このシルバー人材センターに関しての質問は終わります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  いろいろな、ちょっと今議論の仕方がありましたけれども、今の人員体制のままで民間に委託するとどうなるか、そのままの答えになりましたけれども、我々これまで副市長や担当の答弁にありましたけれども、このシルバーに我々が委託している分というのは福祉の側面が大です。ですから、利益を追求するから上乗せという話もありますけれども、民間は福祉を追求しないと言ったら語弊がありますけれども、例えばやり方を変えたり、効率を変えることによって、本当は民間のほうが抑えるところは抑える。でもその分は福祉という観点が大きいから、我々はそこをシルバーの方々に広く仕事をやって生きがいを感じていただこうということで、この間、答弁をしてきました。もちろん、今の議論の仕方、会員拡大についての課題というものはしっかり受け止めさせていただきたいなと思います。 その上で、ちょっと2点申し上げさせていただきたいんですけれども、このように私が答弁で方向転換をさせていただいたというか、新たに来年度に向けていろいろと検討していきたいということを申し述べた上で、一つは、我々がこれまでシルバー人材センターと請負契約をしてきた中で、まずは我々の出す仕事において、会員の方々にとって仕事の環境が悪いというか、そういったことは全くなかったということと、もう一点は、我々がしてきたこの契約については、契約の方法、違法性があるなんてもちろんありませんし、きちっとした契約の内容だったということは申し上げさせていただいた上で、今、中田議員がおっしゃった会員拡大イコールそのことが高齢者の方々、元希者の方々にとって今後も元気で活躍していただける、福祉の側面が大きくなるんじゃないかということを受けて、次年度に向けて検討していきたいと、このように思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  ありがとうございます。 高年齢化してきて、生きがいというのは、僕はこれは非常に大事なことかなと思っています。生きがいややりがいを持って、朝、家を出ていくことというのは、僕は健康増進上、非常にいいことだなと思っています。その中で、やはり働きやすい環境というか、そういったものの構築というのも一つ、今、市長答弁でおっしゃったような大事な福祉の要素が強いのかなと思いますので。しっかり、私は今、松原市においても、日本全国どこの自治体でもそうなんですが、少子・高齢化というこの流れは止められない。人口割合でいうと、御高齢の方の割合というのは多い。ただし、そういった方が本当に楽しく生きがいを持って健康で暮らしていただくということは、一番、自治体やそういった行政にとっては大事なテーマなのかなと思っていますので、しっかりよろしくお願いを申し上げます。 次、いきます。 続いて、デジタルトランスフォーメーションについて再質問をしていきます。 デジタルトランスフォーメーション、いわゆる今、DXと呼ばれていますけれども、これ壇上でも申し上げたとおり、IT化とは全く別次元の話です。目的と手段のところでも、私、壇上でも申し上げた。ただ単に業務についてICT機器を導入だけではなく、庁内全ての業務フローについてデジタル変革を行っていくという結構壮大なプロジェクトだと、私の中では認識しています。 そういった中、昨年9月の定例会で、私も、Society5.0の実現に向けてについて提案させていただいた中で、民間企業や団体などのアイデアや提言を受けて、共に課題の掘り起こしや課題解決方法を取っていかなければ、なかなかこういったデジタル変革というのは進まないと思うんですが、そのあたりはどうお考えでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松本理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(松本久次君)  今、議員おっしゃられましたDX、なかなか難しいことは当然了承しておりますし、IT化と違いまして、DX自体はどちらかといいますと業務の変革そのものを指すというのは当然理解しておりますので、それを踏まえてお答えさせていただきたいと思います。 DXの推進につきましては、当然私どもだけではできないというふうに考えております。ただ、今後につきましては、民間企業との連携、それからそういうような専門性を持った人材の協力、これも当然必要だと思っております。やり方等につきましては、これからまた改めて検討してまいりたいというふうに考えておりますが、民間企業の方々や市民の皆様と協働して推進できるような手法について検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  そうです。こういう概念的なことですよね、DXというのは。こういったことにもたけた職員という方はもちろん庁内にもおられるんだと思いますけれども、やはり外部人材も積極的に協力を求めていくということですよね。デジタルトランスフォーメーションについて、4月に市長公室に推進していく部署を設けて4月から進めていくということ。まず、どのような取組から進めていく予定なのか。 私も、DXとは新しい言葉だったんで、いろんな書籍や論文なんかも読みましたけれども、まず、この第1弾施策の選び方というのは、成功の定義については十分に議論し、万全の体制で臨んでいくべきやと思います。今の時点で、まだ部署は立ち上がっていませんから、4月からですけれども、現時点でどのように進めていくのか、教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松本理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(松本久次君)  まず、今、私たちがやっている事業の洗い出しみたいな形はしなければいけないのかなというふうに考えております。その上で、マイナンバーとかICTを活用して行政手続のオンライン化、これらに取り組んでまいりたいというふうに考えております。それから、今もやっておりますが、AIやRPを活用した業務の効率化であったりとか、オープンデータ、それらの活用による業務の推進、それからリモートワーク等々、それらを踏まえてやっていきながら将来のDXにつなげてまいりたいというふうに考えているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  今の答弁で、行政手続のオンライン化というところが出てきたんですが、行政側で、オンライン手続ができますよといっても、できるという情報が利用者に届かないということもあります。要は行政手続がオンライン化をどんどんしていっても、やはり利用されなければ意味がないと思うんです。そういったことは大いに想定もされるが、私、今申し上げたような手続がどんどんできていっても利用されない、できるということがうまく市民全体に届いていない、こういうことについてはどのようにお考えになるのか、教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松本理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(松本久次君)  これから新設されるデジタル担当部署のほうと、各証明書等々を発行したりとかいろんな業務を行う所管、それらが分野横断的に連携しまして、オンライン化の推進について検討していく形で利用者の増進についてまた促進していきたいと。周知の方法等につきましても、改めてしっかりと考えてまいりたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  そうなんです。DXに関して、今答弁で、まさにそのとおり、本質を突いた御答弁だったなと思います。分野横断的、この分野横断的変革ということ、これが僕は一番DXの肝になるのかなと思っています。 今、マイナンバーカードの話も出てきましたが、マイナンバーカードで手続がオンライン化されている、今ありますマイナポータル、今後どんどん出てくると予想されている民間事業者による公的電子認証システム、こういったシステムを使うのにもやはり必須となってくるのはマイナンバーカードです。今、松原市でも1万8千人ぐらいですかね、マイナンバーカード所持者は。既にもう持っておられる方のまずその利便性を向上させる、つまりマイナポータルのみで完結する。今は、一つ一つかな、マイナポータルで全て完了する手続というのは。だと認識しているんですが、その手続をまずどんどん増やしていく。そうなってくると、マイナンバーカードを持たれている方が非常に便利だったよということで、言わば広告塔というか、口コミで利便性を発信していただける。そういう好循環をつくるということが僕は大事なのかなと思うんですが、そのあたりどうですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  松本理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(松本久次君)  今、議員おっしゃられましたマイナポータルの理由につきましては、マイナンバーカードの所持が前提といいますか、必須となっております。このマイナンバーカード交付の促進につきましては、国のほうも様々な普及の取組をされているところでございます。もうすぐ健康保険証としても使われるというような話も出ておりますし、今般もマイナポイント、これらもあったと思います。 本市におきましても、今後新たにオンライン化する手続とともに、マイナポータルなどを利用した手続の利用者が増加するような取組、研究、こういうのもしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  そのあたり、よろしくお願いします。 先ほども私申し上げたように、いわゆる供給側というかサプライサイド、行政側とユーザーである市民が、ある程度両輪になって回転させていくそういった仕組みづくりを行政側がやっていかないと、このDXというのは進んでいかないと思いますので、そのあたりよろしくお願いを申し上げ、終わっておきます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  議事運営上、休憩いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △休憩(午後2時29分) △再開(午後2時47分)        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  休憩前に返り会議を再開いたします。 次に、依田議員の発言を許します。 依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 公明党 5番 依田眞美子議員発言要旨具体的内容備考欄1.高齢者の見守りについて  2.おくやみコーナーについて  3.新図書館の充実について  4.学校教育について(1) コロナ禍における現状について (2) 教員の働き方の現状について        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君) (登壇) 5番、公明党の依田眞美子でございます。ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、順次質問させていただきます。市長はじめ理事者の皆様の誠意ある御答弁をよろしくお願い申し上げます。 早いもので、ウィズコロナとなり9か月が過ぎました。今なお、世界中に猛威を振るい第3波の勢いで、大阪府では3日に医療非常事態宣言が発令され、15日まで全府民に不要不急の外出の自粛の要請がありました。来年も続くであろうコロナ禍にあって、一日も早い終息を願い、今回質問をさせていただきます。 1点目は、高齢者の見守りについてお尋ねをいたします。 今年8月、新聞が3日間たまっていて携帯に出ない高齢者がおられると、地域の方より連絡が入りました。自宅のクーラーは潰れているとのこと、高齢介護課に相談、迅速に地域包括センター等、手配をしてくださり、警察、消防が駆けつけ中から衰弱したその方を救助、病院に搬送していただくことがありました。若手の職員の対応と日頃からの地域の方々の関わりに感動をいたしました。これからも増えていく高齢者のために、見守りの現状と今後についてお聞かせください。 2点目は、おくやみコーナーについてお尋ねいたします。 最近、お亡くなりになる方の年齢が上がり、喪主さんが高齢者世代になるケースが増えているのではないでしょうか。御遺族が来庁したときの多岐にわたる事務手続を一括して案内でき、申請書のサポートができるような窓口があれば、御遺族も安心できるのではないかと思います。もう一歩これからのことを踏まえ、パソコン、スマホからオンライン事務手続が完結できるようになれば、さらによいのではないかと思います。本市の現状と今後についてお聞かせください。 3点目は、新図書館の充実についてお尋ねをいたします。 本年1月26日にグランドオープンした新図書館。天美北小学校の当時4年生の男の子が命名した「読書の森」。すてきな名称だと思います。自習室はとても集中できると、子どもたちからよく耳にします。行政から民間の株式会社図書館流通センターTRCに委託したことで、今までにない柔軟な発想で、設備投資や様々取組を進めておられると思います。コロナ禍の中での現状と今後についてお聞かせください。 4点目は、学校教育についてお尋ねいたします。 長期休業後、学校が始まり、約半年が過ぎました。教職員、地域の方々の尽力で、子どもたちが安心して学校生活を送れる環境をつくってくださり、今も継続していただいております。第3波の中で、いま一度、基本の手洗い、うがい、3密を避けることに徹するべきだと思います。現状と今後についてお聞かせください。また、教員の働き方についてもお聞かせください。 以上にて、演壇の質問を終わります。御答弁のほどよろしくお願い申し上げます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの依田議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、高齢者の見守りについてでございますが、本市では、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、非常時にボタン一つで相談や通報が可能な緊急通報装置の設置や、昼食の配食サービスを用いた安否確認を行っております。また、身近な地域における相談窓口として高齢者110番の協力事業所の拡充や元希者クラブへの加入促進をはじめ、元希者カフェなどによる高齢者の居場所づくりの充実を図っております。 さらに、元希者クラブや町会、民生委員・児童委員、地区福祉委員の皆様などによる見守り活動を協働で実施し、支援が必要な場合においては、地域包括支援センターなど関係機関との連携を図り、今後につきましても、新型コロナウイルス感染拡大の状況において、高齢者が孤立することがないよう、さらなる地域の方々とのつながりによる見守り体制の推進に努めてまいります。 次に、2点目、おくやみコーナーについてでございますが、市民の方がお亡くなりになると、市役所で各種手続が必要であり、遺族の方に対し、窓口課職員が必要書類や手続の流れなどの説明を行い、他部署での手続が必要な場合は、対応窓口などが記載された用紙をお渡しし、御案内しているところでございます。また、遺族の方が事前に必要書類や手続などを把握できるよう、ホームページのおくやみサイトで情報発信を行っており、戸籍や住民票、年金等の必要な手続が一括して分かるよう周知啓発しております。今後、本市では、さらなる利便性向上や業務の効率化のため、窓口手続等の案内を含めた窓口業務のICT化等について実施してまいります。 3点目の新図書館の充実についての質問と、4点目の学校教育についての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  美濃教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(美濃亮君)  依田議員の質問にお答え申し上げます。 新図書館の充実についてでございますが、開館時間や開館日数の延長をはじめ、スタッフと対面することなく瞬時に貸出し手続ができる自動貸出機やセルフ式の書籍消毒機など、新型コロナウイルス感染予防の対応にもなる設備をオープン当初から導入するなど、指定管理者による民間事業者ならではの視点や手法を取り入れた管理運営を行っております。 利用者の状況につきましても、令和2年1月のグランドオープン以来、1階の一般図書のフロア、3階の子どものフロアとも多くの方に利用いただいておりますが、その中でも、自習室は大変好評でございまして、定期試験の時期には、週末に開館時間の朝9時前から列ができるほどになっております。また、60年以上の歴史があるグッドデザイン賞を受賞するなど、建物としても高く評価されたところでございます。 今後も、指定管理者及び図書館ボランティアの方々と連携を深めながら、市民の皆様に愛される図書館として、利用者サービスの充実を図ってまいります。 コロナ禍における学校教育の現状についてでございますが、市内の各小・中学校は、感染症対策を徹底しながら教育活動を進めております。必ずしも年度当初の計画どおりには進められない状況ではありますが、各教科の学習に加えて、これからの社会を生きていく上で大切な医療や福祉、人権問題等について、工夫しながら取り組んでおります。 教員の働き方の現状についてでございますが、子どもたちの学習の遅れや感染症対策に適切に対応するため、実態を把握しながら、学習支援員や消毒ボランティアを配置するなど、支援に努めております。 今後とも、教育委員会といたしましては、感染症拡大防止対策とともに、児童・生徒、教職員の負担軽減に取り組み、安心・安全に学校教育活動を進められるよう支援してまいります。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  御答弁大変にありがとうございました。 それでは、再質問に移らせていただきます。 まず、高齢者の見守りについてということですけれども、2年前の第4回定例会の中で、高齢者施策について質問させていただきました。その中では、桃太郎さんの給食サービスであったり、老人クラブの見守り活動である友愛訪問、また、町会、民生委員・児童委員、老人クラブが協力して行う安心チェック訪問、また、高齢者見守りチームなどの活動を教えていただきました。そんな中で、それぞれの取組の現状をお聞かせいただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  大浦理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事兼健康部次長(大浦靖久君)  高齢者の見守りにつきましては、市民の皆様と協働による見守り体制を取っております。本年5月のコロナ禍における高齢者見守りといたしまして、地区福祉委員や民生委員、町会の皆様と、昼間独居を含む約2千名に安否確認やアンケート実施、市政等の情報提供及びマスクの配布をいたしました。あわせて、給食サービスの利用者や訪問理容の利用者に対しましても、配食時や訪問時のアンケートを実施いたしまして、きめ細やかな見守りを行ってまいりました。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  今、御答弁にありました2千名に安否確認ということではありましたけれども、そのアンケートとかというのは集約されたりしているんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  大浦理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事兼健康部次長(大浦靖久君)  アンケートにつきましては集約させていただき、原課で保管しております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  分かりました。また、よく分かるような内容であれば、教えていただきたいと思います。 高齢者も年々増加していると思うんですけれども、2年前より、たしか質問した以降、手厚くなった活動であったりとか取組等あれば、教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  大浦理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事兼健康部次長(大浦靖久君)  高齢者を地域で見守る体制づくりの一つといたしまして、高齢者110番を令和元年10月より開始しております。薬局、医療機関、介護事業者等、93の事業所に登録して協力していただき、地域の身近な相談窓口として体制づくりに取り組んでおります。引き続き、協力事業所数を増やしていき、住み慣れたまちで安心して生活することができる地域づくりに努めてまいりたいというふうに思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  高齢者110番ということで、新たに進めていただいているということをお聞きしました。さらに拡大していただきながら、一つでも、本当に行きやすいところで高齢者の方が御相談できる場所をさらにつくっていただきたいと思います。 それでは、緊急通報装置について伺いたいと思うんですけれども、現在の利用者数は何件ぐらいあり、また、1年間での平均の申込数はどれぐらいになっているんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  大浦理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事兼健康部次長(大浦靖久君)  緊急通報装置についてでございますけれども、令和2年10月末日現在で、421名の方に利用していただいております。新規の申込みの年間の件数は約30件ございまして、入院や施設入所、それから、お亡くなりになったことなどによる廃止も、年間で大体平均80件程度出てきております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございます。 ここ30年度からの数も出していただいたんですけれども、新規が平均で30件ということであっても、本当に廃止の件数がすごく増えてきているのを見てちょっとびっくりしたんですけれども、御答弁いただいたみたいに、入院やお亡くなりになったり施設に入られたりということもあるのかなと思いますが、まさに本当に高齢化になっていく現状やなと思います。 この緊急通報装置事業ですけれども、これのメリットとデメリットというのを教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  大浦理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事兼健康部次長(大浦靖久君)  緊急通報装置の設置事業につきましては、メリットといたしまして、緊急時にボタン一つで相談センターにつながることで命を守るということです。安心・安全な生活にはつながっているというふうに考えております。現在、停電等の災害時に電気が流れないことで信号が伝わらないことから、安全性が100%でないということなので、アナログ回線のみの対応というふうになっております。 デメリットといたしまして、アナログ回線のみの提供しかないということが挙げられるというふうに思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 今、御答弁にありましたように、やっぱり自宅に固定電話があっても、アナログでないお宅、少ないとは思います、御高齢の中では。でも、またそれから、固定電話をやめられて、もう携帯にされていらっしゃる御高齢者の方もおられると思うんですけれども、これからのまさに課題と啓発方法を含めて、お考えがあれば教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  大浦理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事兼健康部次長(大浦靖久君)  今後、固定電話の回線が、アナログ回線からデジタル回線への移行が国のほうで計画されているというふうに聞いております。アナログ回線が限定している設置対象につきましても、デジタル回線との併用や固定電話のない御家庭に対しても対応できるものがあるのかということで、検討しているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  分かりました。 本当にこれからの時代ですので、携帯でできるようなそういうシステムであったりとか、また、これからAIなどを使ってという、先ほども中田議員のほうから様々ありましたけれども、そのような時代が来る中にあって、AIを使っての見守りなんか、こういう体制も必要ではないかなと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○副議長(河本晋一君)  大浦理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事兼健康部次長(大浦靖久君)  現在、様々な業種におきまして、AIとかRPAとかいろいろ出てきているんですけれども、その中で、AI活用が進んでいる中で、高齢者見守りだけではなくて介護予防なんかも、今後、AI活用の時代になるものというふうに認識しております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  この間なんですけれども、NECが高齢者見守りにおける新型コロナウイルス感染症対策として、コミュニケーションロボットを活用した高齢者支援のサービスなんですが、みまもりパペロというのを、10月のいつかNHKでもちらっとテレビでやっていたんです。私もちょっと興味を持ちまして見ていたんですけれども、今年8月から9月までの2か月間、福井県坂井市というところで、実証実験のためにNECが提供されたようなんです。有償なんですけれども。10名の独り暮らしの方を対象に行って、このパペロというロボットの大きさなんですけれども、30cmで2kgぐらいでこんな感じのロボットで、もうちょっと大きいとは思うんですけれども、こういうのがあるんです。そのパペロを無線でインターネットに接続するモバイルルーターというのは、このパペロが背中に背負っている感じになっていて、それとともに、横に10cmのディスプレイがついているというセットになっているみたいです。 どういうことができるかというと、まず1つ目に、見守りということで、朝とか昼とか夕方に、高齢者の方がそのロボットの前に行くと写真を撮られて、それが遠隔の御家族さんのほうに映し出されて、見たよということが返ってきたりとか、音声で返ってくるんです。また、2つ目には、コミュニケーションができるということで、家族から本人へメッセージや写真を送信し、またおじいちゃん、おばあちゃんからは、家族へ音声で送信できると。それとともに、ディスプレイを使いながら運動、ビデオを見ながら脳トレとか、まさに介護予防で自分で動かすことができるとか。また、これがすごく人気あるみたいですが、おしゃべり機能ということで、本当にAIなので声かけをするとロボットが答えてくれる、言ったことに対して答えてくれるということで会話ができると。また、5番目には、緊急写真撮影ということで、おうちの方とかが部屋の様子を緊急に確認したいとき、ロボットの前面180度で、写真をリモコンで撮影して送信することができるということであったりとか、さらに、自治体が提供している防災メールをロボットに一斉送信し、本人が目の前に来ると、メールの内容を二度ほど読み上げてくれ、また、ディスプレイにも表示される。緊急通報、体調が悪いときは、赤いボタンを押すだけで、警備会社とか、また家族の元にとか、また行政に緊急メールで知らせられるようなそういう機能があるということで、これ2年前から5自治体で実証実験されて、効果・成果をまとめられた事業として取り組まれています。 こういうのも、いきなりは大変かも分かりませんけれども、今後、このようなAIを使った機器を導入することなんてお考え、いかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  大浦理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事兼健康部次長(大浦靖久君)  見守りロボットにつきましては、御家族とか利用者が定期的に見守れることで、安心して生活できるというふうに考えています。また、高齢者がお話し相手として癒やされるツールというふうになっています。今後、費用対効果等も含めまして、事業については研究していきたい、勉強していきたいというふうには思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  私も福井県坂井市と静岡県藤枝市のほうに電話で少しお話ししてみました。担当の方から聞いてみましたら、やっぱり10人を2か月間で実証実験するのに80万円ほどかかったというのが坂井市で、藤枝市は14名で3か月間、150万円かかったそうであります。それでも、それは一般会計から、また緊急通報装置の予備費から持ってこられてされたようなんですけれども、結局、両市ともやっぱりよかったということがあって、藤枝市はもう既にやっておられて、坂井市は来年4月からされるということで、坂井市では一応30名で500万円の予算を立てていらっしゃるようです。利用者さんにも幾らか金額をもちろん負担はしていただきながら、やっぱり常にそういうロボットからというか、機器から行政のほうに、こういう状況であると来るみたいです。 一番やっぱりその機能で使われているのが、会話というか、しゃべっていることが一番よく使われているということであるので、本当にもう独り暮らしの方というのは、しゃべり相手がいないというのもありますし、また、それで癒やされているというお声も聞きました。また、いつも映る時間帯に映っていなくて、おばあちゃんが骨折されていたということもあったということもお聞きしたんで、ですので、本当にこれからのアイテム的には、こういうのがあれば、御家族さんもまたそのお年寄りの方々も安心して暮らせるのではないかなと思うので、また導入等、御検討のほうお願いをいたします。 続きまして、おくやみコーナーについて質問させていただきます。 本市において、ここ2年間でお亡くなりになった方の人数、また推移はどのようになっているでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  田村市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民生活部長(田村滋近君)  お答えいたします。 本市においての死亡者数につきましては、過去2年間の人数の推移でお答えさせていただきますと、平成30年度は1,328人、令和元年度は1,437人、令和2年度11月までは860人でございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 ということは、もう本当に多くの方々が手続に来られるのかなと思うんですけれども、遺族の方が窓口課にこういう死亡を伴う申請に来られたときに、そのときの申請手続の流れを具体的に教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  田村市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民生活部長(田村滋近君)  死亡に伴う申請の手続の流れにつきましては、死亡届を出された届出に対しまして、今後手続が必要となると思われる窓口などを一覧表にした「死亡届出後の市役所における事務手続について」という書類をお渡ししております。死亡届の届出に際しましては、御遺族の方が葬祭業者に依頼されることが多く、死亡届の届出に関しましても、葬祭業者の担当者が代理人として届け出ることがほとんどでありますので、一旦、その一覧表の用紙をお持ち帰りいただきまして、御遺族の方へお渡ししていただいております。御遺族の方は、その内容を確認いたしまして、市役所のそれぞれの窓口において必要な手続を行っていただいており、窓口課をはじめ保険年金課や医療支援課など、それぞれ必要な手続を進めていただいております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございます。 窓口手続のときに、職員の方々が対応をされている中で、遺族の方へのお気づきの点であったりとか、またそのときの課題であったりとかあれば教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  田村市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民生活部長(田村滋近君)  窓口対応で気づいたことといたしましては、窓口に来られる御遺族の方は高齢の方が1人で来られることが多く、どのような申請手続が必要なのか分からないため、まずは役所に相談に来られたとおっしゃる方が多くおられます。そのような場合、死亡届に伴う申請手続については、お亡くなりになられた方それぞれに必要な手続がありますので、窓口課職員が御遺族の方に丁寧に相談に応じさせていただいております。なお、窓口課職員は、必要に応じて御遺族の方に付き添って、手続が必要な各関係課へ御案内もさせていただいております。 課題といたしましては、今後、高齢化の進展によりまして単身で高齢の御遺族が増えまして、慣れない行政手続を行う必要があり、そのため、御遺族が行う死亡に伴う手続の負担は、今後ますます増えるものと考えております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  まさにそうだと思います。 そんな中で、この課題改善につながるような他市でのお悔やみについての取組等、何か調べたことがあられたら、教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  田村市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民生活部長(田村滋近君)  他市の状況ですが、お亡くなりになられた方の御遺族が必要な申請手続を1か所で行うことができるおくやみコーナーとして、市役所に専用の窓口を設置しており、平成28年度では別府市さん、平成29年度では松阪市さんをはじめ、現在、全国では24自治体がおくやみコーナーを設置しております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございます。 そうやって、おくやみコーナーが設置できるところ、職員さんの数とかもあるんかなと思うんです。 今回、このおくやみコーナーについて取り上げましたのは、高齢の壮年の方より、以前、9月に公明新聞に掲載されていた熊本県の八代市がおくやみコーナーを庁舎内に開設した記事を見られて、多岐にわたる手続を一括して案内し、必要な申請書の作成をサポートするコーナーを設置されていて、これはまさに遺族の負担を軽減できるのではないかということでお話を聞いたんですけれども、そこで、遺族の方も先ほどあったように高齢になってきている現状を踏まえ、おくやみコーナーという形ではなくても、手続の効率化を図るための手だてなど、何かお考えがあればお聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  田村市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民生活部長(田村滋近君)  現在、窓口課では、死亡届を出された御遺族に対しまして、今後手続が必要となると思われる窓口などを一覧表にした、先ほど申し上げました「死亡届出後の市役所における事務手続について」という書類をお渡ししておりますが、高齢者の方にも見やすく分かりやすいリーフレットの形で、今後作成していきたいと考えております。 また、窓口課では、令和2年11月より、窓口の混雑状況解消のため、市のホームページにおきまして、窓口の混雑状況をリアルタイムで確認できるサービスや、この12月より、窓口手続の来庁時間オンライン予約サービスを始めました。今後におきましても、自宅にて直接オンライン申請ができるようになるなどの窓口業務のIC化を進めてまいりたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  本当にありがたいことやと思います。市民サービスのすごい向上にもつながっているのではないかなと思います。 また、そのリーフレットというのもいいと思います。多分、葬祭業者さんが死亡届を持ってきたときに渡されるのがこの1枚の紙かなと思うんですけれども、やっぱりこれだとすごい分かりづらいので、できたら簡単なものでいいので、庁内の地図が書いていたりとか、まず1番、窓口課、こんなことが要るよとか、順番を書いてあげたりとか、もうカラーで本当にどなたが見ても分かりやすく、これ一つあればすぐ申請手続できるねんなというようなものを、できたら早急に作っていただけたらありがたいなと思います。 また、ホームページ上もすごく分かりやすく変えてくださいました。最初見たとき、えっ、何これと思ったんですけれども、お悔やみに特化して書いてくださったので、見たとき、よくなっていてうれしく思いました。 これからのICT化の中で、本当に今後ですけれども、自宅にて事務手続をオンライン申請ができるようになれば、パソコンのできる親族の方がいらっしゃったら来庁しなくても済むのではないかなと思います。全庁的にシステム構築に取り組まれているとのことですけれども、ぜひ早期に行っていただきたいと思いますが、その辺はいかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  田村市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民生活部長(田村滋近君)  本市の全庁的な、先ほどもありましたICT化の取組に合わせまして、窓口課の業務のICT化も進めていきたいと考えております。 その内容といたしましては、市ホームページ上において、お亡くなりになられた方の状況に合わせまして、御遺族の方はどのような手続が必要なのか判断することができるシステムや、自宅におきまして事務手続をオンライン申請ができるシステムを設置いたしまして、市民の利便性の向上と業務の効率化につなげてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 本当にそういうときが早く来てくれたら、ありがたいのではないかなと思いますので、どうかくれぐれもよろしくお願いいたします。 では、続きまして、新図書館の充実についてお尋ねのほうしていきたいと思います。 まず、1つ目なんですけれども、今回、民間のプロである株式会社図書館流通センターTRCさん、新図書館運営を委託されたということで、今まで本市が運営していたときとの違いを教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  大きく変わったところで申し上げますと、まず、開館時間が毎日朝9時から夜9時までに拡大したこと。それから、これまでは図書館というのは毎週月曜日お休みだったんですけれども、そういう休みもなくなったというようなことで、図書館が開館している時間が、これよりも大幅に増えております。これによって、利用者の方にとっては、それぞれの生活スタイルの中で図書館を利用してくださる、そういうようなことがしやすくなるというふうに思っています。その上で、また指定管理者のほうで効率的な人員配置であるとか、それから貸出し手続の自動化、そういうようなことによって経費の抑制とかというようなことも図られていると、その辺が大きなところで以前と違うところかなというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 本当にプロという意味では、いろいろなことでいい方向に向いているのかなと思うんです。 昨年8月に、松原市民図書館ボランティアの会が9団体で結成されました。様々な場面で市民のために尽力いただいておりますが、TRCとの連携についてはいかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  指定管理者のTRCさんのほうも、ボランティアの方々、ボランティアの会との連携、これについてはとても重要やというふうに認識されておられます。今は毎月1回、定例の会議も開催されていまして、それぞれの活動とかについての情報の共有であるとか、それから支援をし合うと、そういうようなことを進めておられまして、TRCさんとボランティアの会さん、これは直営の時代以上に、さらによい関係を築いてくださっているというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 いつまでもそういった本当にいい関係で進んでいけるような、また支援のほうもお願いをしたいと思います。 次に、コロナ禍にあって、閉館せざるを得ない期間が長くありましたけれども、この間にTRCさんが取り組んだことなどあれば教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  図書館が休館していたときの話ですけれども、その間で読書の森のほうでは宅配サービスというのを実施されていました。その当時、市民の皆さん、外出も自粛されて御家庭で過ごしているという方が多くなりまして、その御家庭での過ごし方を支援するというようなこと。特に、読書が好きな子どもさんに対して本を届けたいというような思いから、インターネットで予約をされた方につきまして、本の宅配をしておりました。これ、私の知る限りにおきましては、全国でも初めてのサービスなのかなというふうに感じております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 本当に宅配サービスということで、おうちにおりながら本が読めるということだと思いますけれども、その宅配サービスの具体的な数、それとまた、利用者のお声などあればお聞かせ願えますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  宅配の件数なんですけれども、4月と5月にあったんですけれども、4月が件数で210件ございました。5月が223件でございました。 御利用いただきました皆さんからは、どこの図書館も休館になっている中で、図書館の本を届けてもらえるということについて大変ありがたいというふうな声をいただいているというふうに聞いております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  分かりました。本当にそういうサービスもすごい大事なことではないかなと思うので、今後もよろしくお願いいたします。 また、再開後においては、来館者もかなり増加している現状だと思いますけれども、自習室がとても、先ほども御答弁にありましたように、すごく行列できるぐらいというふうな中で、これからどのようなところを感染症対策を講じられていくのか、お聞かせ願えますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  館内の消毒であるとか、それから換気、閲覧スペースとか自習室の座席の間隔を空けるとか、そういった図書館のガイドラインに沿ったような対応を今現在行っております。また、今、読書の森の入り口のところに、指定管理者のほうがサーモグラフィーを導入いたしまして、入館時の検温、こういうものを徹底して行っているということです。また、ボランティアの皆さんによる読み聞かせとか、そういうようなところにつきましても、TRCさんがフェースシールドを用意してくださいまして、それを使って飛沫感染を防ぎながら、そんな工夫をしながら読み聞かせ等していただいているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございます。 さらにまた注意を払いながら、推し進めていただきたいと思います。 次に、教育委員会のほうにお尋ねをしたいと思います。 司書さんの話、先ほども出ておりましたけれども、学校司書が3人に増えて2年目になりますけれども、コロナ禍の中での学校司書の活動というものはいかがなものでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  現在、3人の学校司書につきましては、各小学校に週1回ずつ巡回をしております。児童・生徒への読み聞かせを行いましたり、学校図書館の環境整備、あるいは子どもたちに読ませたい本の選書などの活動を行っております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  週に1回程度ということで、通年ではありませんけれども、学校司書が配置されたことで、それぞれの学校の変化というのがあったのではないかなと思うんですが、その状況というのは把握のほうをされておりますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  図書館運営の専門的な知識を備えられた3人の学校司書でございますので、特に学校図書室の環境面の改善が進んでいると聞いております。今後は、新図書館「読書の森」と学校図書館の連携のキーパーソンの役割も担っていただこうと考えております。子どもたちが行きたくなる、読みたくなる、あるいは借りたくなる、魅力的な図書室となりますように、この3人の司書が各校の図書ボランティアとも連携しながら、読書環境の充実に努めていただきたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  今、御答弁にあったように、学校との連携のキーパーソンということなので、学校司書さんたちが新図書館と学校との橋渡しを担われるのかなと思うんですけれども、今後、学校と読書の森との連携で具体的な計画などあれば、お聞かせ願えますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  今年度、この学校司書が企画運営をしまして、試験的にオンラインにて新図書館読書の森と学校図書館をつなぐ予定があります。読書の森を利用する子どもを増やし、読書の好きな子どもを増やすことを目指すためでございます。 具体的には、読書の森の職員に、オンラインで新図書館館内の様子を伝えてもらいまして、学校にいながら、子どもたちが読書の森のよさに触れてもらう、そういう取組でございます。具体的な内容としましては、3階の子どもの本のフロア、あるいはすてきな仕掛け絵本の読み聞かせをしていただいたり、何より自習室、あるいは屋上テラス、様々な部屋の紹介などを行う計画でございます。なお、次年度以降は、これを全校に広げていく予定でございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございます。 本当試行錯誤の中でのスタートかなと思うんですけれども、でもやっぱりそうやって、なかなか行きたくても行けない子どもたちのために、そういうTRCさんが紹介をしていただけたら、こんなところなんやって、こんな本を読むことできるんやなということで、何かわくわくするんではないかなと思いますので、何か本当にそういう子どもたちの夢を与えられるようなまた事業になるように、どうか御尽力をお願いいたします。 またちょっと戻りますけれども、市民協働部のほうにお聞きしたいと思います。 これからまだまだ続くであろうコロナ禍にあって、TRCとしても何か新しい事業や取組というものを展開されようとしているんでしょうか、その辺はいかがですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  これもオンラインというようなところの話になりますけれども、TRCさん自主事業の中で、10月に小学生を対象として宇宙の大きさを実感してもらうと、そういうような事業をオンラインでZOOMを使ってされたというふうに聞いております。これも初めての試みでした。試行的な意味合いで実施されたものなので、募集人数というのが10名に限定したというようなものでしたけれども、参加された方からは大変好評やったというふうに聞いています。今後、この新しい事業の展開の一つとして期待できるものなのかなというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  すみません、もう少し具体的な内容を教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  オンライン実験室という名前だったんですけれども、内容といたしましては、読書の森と、それから参加される方それぞれ御自宅にいらっしゃって、それをつないで、さらに、カンボジアの大学の先生、カンボジアとまたつなぎまして、この方は日本人なんですけれども、その方を講師として、参加者と一緒に画面上で実験をするというような内容でした。実験というのは、それぞれがどうも粘土を持っているらしくて、その粘土で地球とか月とかをつくった上で、これの距離、実際にどのぐらいの比率の距離が離れているかとか、そういうような内容やったというふうに聞いています。 TRCさんは今回この結果を踏まえまして、参加人数がどれだけできるかとかというようなこと、それから、どんなテーマが適しているかとかそういうようなことをこれから研究を深めていって、今後もこういうリモートでの事業展開を考えていきたいなというふうにおっしゃっていました。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 自宅にいながら、またそうやって海外の方ともつながっていけるというのは、これからの時代というか、本当に先ほども言いましたけれどもわくわくするような、そういう図書館になるようにお願いをしたいなと思います。 最後に、今後の市の方針として、TRCさんのよさをさらに引き出せるよう、どのように努力していただけるのかなと思います。お聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民協働部長(坂野徹也君)  指定管理者制度、この制度は、民間ならではの視点であるとか、それから手法によってより質の高いサービスを市民の皆さんに提供していくと、そういうようなことが目的ですので、まずは、指定管理者の持っているアイデアであるとかノウハウ、それをフルに発揮していただく、これが重要やというふうに思いますし、それを引き出すようなことを我々もしなくちゃならないというふうに思っています。 市といたしましても、指定管理者の仕事をしっかりと評価、それからまたチェックもしながら、指定管理者と一緒になって、より一層の図書館サービスの充実を図っていきたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございます。 本当にそういう民間のノウハウをさらに生かしながらというか、でもやっぱり見守っていただきながらというか、より充実した新図書館の運営をさらに続けていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、教育のほうについて、また質問をさせていただきたいと思います。 学校教育についてなんですけれども、コロナ禍における現状についてお尋ねをしたいと思います。 今年を振り返りますと、6月15日より通常の教育活動が開始いたしました。児童・生徒、保護者の不安がある中、安心して学校生活を送れるように、学校施設、備品の隅々まで感染症対策を、教職員を先頭に施してくださいました。また、PTAとか地域の方々が、無償・有償消毒ボランティアとしても今も活動してくださっております。そのような中で、コロナ感染症の第3波が押し寄せ、感染者も増えてきていますが、各校の感染症対策の現状についてはいかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  各学校におきましては、引き続き、これまでと同様に、徹底した新型コロナウイルス感染症の対策を進めております。とりわけマスクの着用、そして手洗い、換気の3点につきましては、児童・生徒に徹底しております。今後は、さらに気温が低くなり、暖房中にも引き続き換気の徹底について指導をしてまいりたいと考えております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  本当に長いコロナ禍にあって、子どもたちにも少し慣れであったりとか油断というものも出てきているのではないかなと心配をします。その点については、いかがお考えでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  議員御指摘のとおりで、コロナ禍の新しい生活には、やや慣れや油断が出てくる可能性がございますので、特に、大阪府はレッドステージに移りましたので、改めて、教育委員会といたしましても、各校に感染対策を徹底しようと考えております。何より児童・生徒自らが考えて、寒くなる環境の中での感染対策に取り組むように、ISSの取組なども含めまして指導しているところでございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございます。 これから本格的な冬が到来するかなと思います。今年度は、市としても、インフルエンザ予防接種の自己負担額を65歳以上は無料、また、生後6か月から小学校6年生までは2回分2千円、また、中高生は1回分1千円助成されるということで、特に、これからの季節なんですが、受験生に対しては、お知らせとしてメールとか手紙などで、助成があることを案内というものをさらにできないものかなと思うんですが、いかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  インフルエンザ予防接種の助成につきましては、ちょうど今後、学期末の保護者との懇談会がございますので、議員おっしゃいますように、とりわけ受験生については、その助成制度の案内を口頭にても徹底していこうと考えております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  本当に受験生の方々、特にそういうお知らせをしていただいて、受ける受けないは御本人、保護者の方の判断で、インフルエンザはワクチンがあるのかどうかというのもちょっとあれかも分かりませんけれども、できるのであれば、そういう形で丁寧にお知らせのほうをしていただけたらと思います。 次に、中学3年生の進路選択についてお聞かせ願いたいと思いますけれども、今年は想定外の状況が続いて、冬休みを減らして授業を進めていくようでありますけれども、生徒たちが納得できる、そういう進路選択が進めるかどうかというのを心配するんですが、中学校での進路指導の現状はいかがなものでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  進路指導につきましてですが、7つの中学校では、生徒の進路希望調査、それを基にした進路懇談を予定どおり実施いたしております。また、遡りますが、10月初めには、感染対策を徹底して、保護者対象の合同進路説明会も実施済みでございます。今後は、各高校が実施する学校説明会が始まりますので、中学3年生、そしてその保護者が安心して進路選択ができるように、様々な情報提供をしてまいります。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございます。 コロナ禍というのは、来年も必ず続いているかなと思うんですけれども、そのような中で迎える受験であります。入試当日に陽性となった生徒であったりとか、濃厚接触者になった場合なんですけれども、本当に心配になるんです、それこそ。大阪府の方針とかで、現在、分かっていることがあれば教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  府立高校の今後実施される予定の2月、3月の入学者選抜、これにつきましてはまだ正式な通知は参っておりませんが、参考までに、この9月の秋季入学の選抜にはこのような対応になっておりました。検査当日陽性者につきましては、別日の追検査に出願することができます。また、濃厚接触者やPCR検査等、受検予定者につきましては、発熱と風邪の症状のある者も含めまして、当日、専用の別室受験ができるということで、9月の試験ではなっておりました。恐らく今後、2月、3月の入学者選抜につきましても、同様の対応がなされるかと予想しております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  何か安心できるお話かなと思います。本当に当日のことは分かりませんし、皆さん本当にそこを目指して今頑張っているところではないかなと思うので、また、新しい情報が分かり次第、伝達のほうよろしくお願いいたします。 次に、今までもいろいろなお話がありましたけれども、教員の働き方の現状についてお尋ねをしたいと思います。事務的な業務の多さであったりとか、各学校運営の活動であったりとか、また、市教研、教材研究、日々そういう課題をこなしていかないといけない、多岐にわたるような現状だと思います。まず、ここ二、三年、改革できた点というのがあれば、教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  教員の働き方の現状でございますが、本市におきましては、校務支援システム及び全教職員へのノートパソコンの配備が完了しております。また、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー等の配置も増員して、さらに、部活動指導員の配置についても進めております。さらに、学校独自では、会議の精選化・効率化、行事の見直し、あるいは週に一度の一斉退勤日の設定も進めております。また、夏季休業期間中には、連続休暇を取得可能としました。学校閉庁日を設けまして、令和元年度より、勤務時間管理簿を徹底して勤務時間を管理するとともに、教育委員会としましても、教職員の勤務実態を把握して、業務改善をさらに進めておるところでございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  今のお話でありましたら、以前に比べると、現状は改善できたのかなという形で認識はしていいんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  4月から9月の残業時間の平均でございますが、令和元年度43.3時間、これ小学校でございます。同じく、令和2年度は22.3時間と、約22時間の減少となっています。参考までに、中学校ですが、令和元年度65.2時間から、令和2年度が40.8時間、25時間程度減少しておりますので、今年度、新型コロナの臨時休校期間もございましたが、その分を差し引いても、改善は進んでいるというふうに認識しております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございます。 もう本当に残業時間も少しずつ減りながら、やっぱりスズキ校務というかを入れたことがすごく大きなことかなと思います。せんだっても監査がありまして、小学校、中学校へ行かせていただいたときに、本当にあのシステムがあるから、通知表であったりとか表彰状であったりとかすごいスムーズにいっていて、もう本当にこういうのは松原市はすごいと思っていますと教職員の先生もおっしゃっていたので、さらに働き方改革につなげていってもらえたらなとは思います。 また、コロナ禍の中で、外部人材による教員支援も必要だとも考えるんですけれども、昨年の第2回の定例会の中で、JETプログラムについて質問させていただきました。予算を得て、今年9月より3人を招いて実施されると決めていただいておりましたけれども、世界的に大変な状況、コロナ禍ということで延びてしまうというか、そんな現状でしたけれども、このJETでALTが来てくだされば、教員の働き方の一助にもなるのではないかなと思いますが、現状はいかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  令和2年度に、3名のJET、ALTが、予定では9月から配置される予定でございました。ただこのコロナ禍でございますので、少し遅れましたが、このたび来日することが確認、決定しております。お一人は、12月今週末に松原市に配属されます。残りの2名は、1月中には配属されると見ております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  それでは、今年度、その方々というか、具体的にどのように活用を考えていらっしゃって、また、来年度に向けてはいかがなんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  この3名につきましては、現在、ALTが配置されていない中学校3校に順次配置してまいります。ですので、次年度も引き続き、各中学校に1名ずつ、現状のALTに加えて各校1名ずつのネイティブスピーカーが配置されることが実現します。生きた英語を学ぶ機会が2年間通して実現するということでございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございます。 もう本当に各校に1名となれば、もう授業だけでなく、生活というか日々の中でもそうやって外国の先生に触れるということは、子どもたちにとってもすごいメリットがいっぱいあるかなと思うので、また、しっかりと。でも、本当に周りのコーディネーターの方も大変でしょうし、まして知らない日本に来てやっていけるのか、不安もたくさんそのALTの方にはあると思うので、そこら辺をどうかまたお世話のほどよろしくお願いをしたいと思います。 また、学校にあって、他の外部講師ということで、子どもたちにとっても大切な学習である健康教育、こういうことも大事じゃないかなと思います。年間指導計画に基づき、学校医であったり、学校薬剤師であったりとか、専門職のそういう方々に来ていただいて、がん教育であったりとか薬教育また性教育も、本当に一つ一つこれからの時代、大切ではないかなと思います。こうして来ていただいて講師をしていただく中で、またこれも先生方の一助にもなるかなと思うんですが、現在、各校とかでどなたかを招いて実際やっていらっしゃるところとかあるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(横田雅昭君)  外部講師を招いての健康教育ですが、ほぼ全校で実施されております。具体的には、自らの命や健康について、保健体育の授業で学ぶんですが、その保健体育の授業以外にも、医師、薬剤師などの講話等に取り組んでいるところです。先日も、複数の学校のホームページを見ておりましたら、薬物乱用防止教室について薬剤師さんが授業をされているということでした。何より今年度、新型コロナ対策感染予防についても御示唆いただいております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 今回、大きく2点について質問させていただきました。これから進む高齢化への対応、ですので、本当にいろんな部署の方々も大変なこともいっぱい出てくるかなと思ったりもするし、また、先ほどあったJETプログラム、これも本当に子どもたちのためにということで皆さんが力合わせていただくと思うんですけれども、本当に全庁挙げてというか、皆さん方がまた同じ思いでというか、この一つ一つのことをしっかり前へ前へ進めていただきながら、本当にお年寄りからまた子どもたちのためのそういうさらなる充実した松原市をこれからもやっていきたいなと、また私自身もそういうお声をしっかりこういう場でお届けしながら、一つ一ついい方向に改善をしていけるような、自分自身も活動をしていきたいと思います。ありがとうございました。 以上で終わります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(河本晋一君)  以上をもちまして、本日の会議をとどめたいと思います。 3日目の会議は、8日午前10時開会といたします。 本日はこれにて延会といたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △延会 午後3時47分       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                                 以上                       松原市議会議長  池内秀仁                       松原市議会副議長 河本晋一                       松原市議会議員  鍋谷 悟                       松原市議会議員  植松栄次...