松原市議会 2020-09-17
09月17日-04号
令和 2年 9月 定例会(第3回) 令和2年松原市議会第3回定例会 議事日程(第4号) 令和2年9月17日(木)午前9時57分開議日程第1
会議録署名議員の指名日程第2
一般質問日程第3
決算特別委員の選任
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~本日の会議に付した事件1.日程第1から第2まで2.日程追加について 日程第3
決算特別委員の選任
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~出席議員(15名) 1番 中田靖人君 2番 田中厚志君 3番 鍋谷 悟君 4番 植松栄次君 5番 依田眞美子君 6番
平野良子君 8番 篠本雄嗣君 10番 紀田 崇君 11番 河内 徹君 12番
野口真知子君 13番 池内秀仁君 14番 中尾良作君 15番 三重松清子君 16番 福嶋光広君 17番 欠員 18番 森田夏江君欠席議員(2名) 7番 河本晋一君 9番
松井育人君 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~説明のため出席した者の職氏名 市長 澤井宏文君 副市長 川西善文君 副市長 教育長 美濃 亮君 兼
健康部長事務取扱 太田 敏君
市長公室長 橋本 明君 理事 松本久次君 理事 大浦靖久君 理事兼
健康部次長 向井貴子君 理事 後藤田 浩君
市民生活部長 田村滋近君 理事 野地千晶君
上下水道部長 大島久幸君 理事兼
上下水道部次長 兼
上下水道建設室長 大江 剛君
教育総務部長 伊藤 輝君
学校教育部長 横田雅昭君 消防長 亀井 浩君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議会事務局職員出席者 事務局長 小峰正男君
事務局次長 森岡大樹君 参事 辻田和貴子君 書記 藤田浩子君 書記 水谷友哉君 書記 田中秀門君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以上
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△開議 午前9時57分
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○議長(池内秀仁君) おはようございます。 ただいまの
出席議員数は15名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
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○議長(池内秀仁君) 日程に入ります前に、諸般の報告を申し上げます。 事故議員の御報告を申し上げます。
河本晋一議員、
松井育人議員は欠席との届出がありましたので、御報告申し上げます。 以上をもちまして、諸般の報告を終わります。
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○議長(池内秀仁君) これより本日の日程に入ります。 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、11番 河内 徹議員、12番
野口真知子議員を議長において指名いたします。
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○議長(池内秀仁君) 日程第2 一般質問を議題といたします。 16日に引き続き、個人質問を行います。 初めに、森田議員の発言を許します。 森田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 一般質問(個人)
日本共産党 18番
森田夏江議員発言要旨具体的内容備考欄1.
コロナ感染症対策(1) 各支援策・応援策
(2) 感染拡大をふせぐために
(3) その他 2.災害対策(1) 氾濫災害への備えについて
(2) 避難所
(3) 備品・備蓄の更なる充実
(4) その他
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◆18番(森田夏江君) (登壇) 18番、
日本共産党の森田夏江です。議長のお許しをいただきましたので、質問通告に従い順次質問をさせていただきます。 まず初めに、6月議会に続き、
コロナ感染症対策についてお尋ねいたします。 この間、松原市独自の支援策を、私どもの提案も真摯に受け止めていただき、
PCR検査事業支援事業をはじめとした新たな提案がされました。この間、実施されてきた支援事業、応援事業については、効果検証と現状を踏まえ、その事業における目標値の設定は必要不可欠になっているとともに、そこには市民の切実な声に寄り添う計画実行が求められています。 また、国の
GoToトラベルや
GoToイート、また大阪府の
外食応援助成事業などの外出を推進する事業とは食い違いが生じているように思われます。どのように連携を図るのでしょうか、お聞かせください。 また、応援支援も大切ですが、感染拡大を防ぐための手立てに重きを置かなければなりません。いまだ
PCR検査を受けるためのハードルは高く、
濃厚接触者と認定されることすら保健所の指示に従う以外に道はない状況です。インフルエンザのように
かかりつけ医院で医者の判断で気軽に、手軽に検査ができることが感染症の拡大を抑え、市民の不安に応えることになるのは明らかです。ドイツやイギリスのように、
PCR検査拡大で感染症が激減した実績を見ても明らかです。特効薬が開発されずとも、国や大阪府の政策の下でこれらの施策の実現は可能であると考えます。 しかし、大阪府吉村知事は、9月府議会に提案する補正予算案に
新型コロナウイルス検査拡充や病床確保、医療機関への支援の予算が全く盛り込まれていないことも明らかになりました。今回、
PCR検査支援事業を市独自に推進されることは大きな前進だと思いますが、政府・大阪府に対しさらなる予算の拡充を求めることは必至です。 また、陽性者、
濃厚接触者への医療保護、隔離政策の内容が何一つ分からず、不安が広がっています。詳しい説明と親身な相談体制が必要と考えますが、いかがでしょうか。 次に、災害対策についてお尋ねいたします。 台風の季節が到来しています。まだ、今年は大阪に直撃していませんが、9月1日の大雨により松原市内で床下浸水などの被害報告が聞かれているところです。台風が直撃しなくとも、異常気象が続く中で、従来経験したことのない大雨、洪水、川の氾濫なども想定しておかなくてはなりません。そのためには、市内調査を把握、市民との情報・知識の共有の下、共に災害に備えるということをやらなくてはなりません。計画などお聞かせください。 また、
感染症対策と併せ、避難所の充実・改善も急がなくてはなりません。エアコンのついている普通教室を避難所にするとの御答弁をいただいてきたところでございますが、1教室に4人家族が3世帯、
エアコン設置の教室が20
教室そこそこ。単純計算で240名しか収容できません。学校体育館の活用は必然的に迫られてくることは十分想定できますし、ペットは運動場ということになれば、体育館、トイレも併せて改修することも求められてきます。特別教室への
エアコン設置も何度も御要望してまいりました。切実な御答弁をお願いいたします。 次に、備品・備蓄品のさらなる充実についてお尋ねいたします。 この間、
簡易ベッドや間仕切り、併せて感染症に関わる衛生用品の備品も増やしていただいたとお聞きしていますが、
備品確保目標と到達、そして今後の計画をお聞かせください。 以上で演壇での質問を終わります。
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○議長(池内秀仁君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの森田議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、
コロナ感染症対策についてでございますが、令和2年7月初めから全国的に再び感染者が増加し、長期化する中、本市におきましては、
特別出産給付金事業やがんばる
事業者応援クーポン事業の全戸配布をはじめ、学校給食費や
水道基本料金の無償化、また、
救急医療機関の水道料金を無償にするなど、様々な市独自の支援策を講じてきたところであり、また、元
希者応援商品券の配布や
医療従事者への
応援事業等を進めているところでございます。 さらに、令和2年度の
まつばらマルシェにつきましては、従来型から趣向を変え、新しい生活様式を取り入れた新しい形のマルシェを、がんばる
事業者応援クーポン第2弾とコラボレーションして開催する予定にしております。 感染拡大を防ぐための取組といたしましては、この間、市民の皆様に3密を避けることやソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用や手洗いの徹底等の実践をお願いするとともに、
防災行政無線を活用した
感染防止啓発の放送を行う等の取組を行うとともに、現在、松原市
PCR検査センターの開設に向け準備を進めているところでございます。 今後も引き続き市民の皆様と協働で感染予防に努めるとともに、早期発見・早期治療及び
感染拡大防止について、大阪府や
藤井寺保健所、松原市医師会等と連携し取組を進めてまいります。 次に2点目、災害対策についての氾濫災害への備えについてでございますが、本市では、雨に強いまちづくりに取り組んでおり、既存の排水路を活用するとともに、その排水路から雨水を取り込む施設等の雨水整備を進めており、事業効果を発揮してまいりました。 先般の局所的な記録的短時間の大雨による雨水排水の状況については、的確な調査とその検証を行い、雨水排水の効果的な整備に努めてまいります。 また、市民の自助・共助意識や防災意識の向上のため、側溝の清掃や水の
うの作成等、日頃から災害への備えの重要性についてさらなる周知啓発を行ってまいります。 次に、避難所についてでございますが、
小・中学校においては
新型コロナウイルス感染症の予防を目的に分散型の学習もできることから、教室への空調整備を行っております。また、
小・中学校を避難所として使用する際には、エアコンが設置されている教室等を優先的に活用してまいります。 次に、備品・備蓄のさらなる充実についてでございますが、現在発電機や濾水機等の備品及び
アルファ化米や飲料水等の備蓄を行っております。加えて、
新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策としまして、新たにマスクや消毒液、間仕切りや
簡易ベッド等の備蓄品を計画的に整備しているところでございます。 また、各家庭において
新型コロナウイルス感染症に対応した災害時の
非常持ち出し備品を備えることができるよう支援することにより、市民の防災意識の向上や自助の促進を図ってまいります。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) ありがとうございます。 では、順番に再質問させていただきたいと思います。 まず、各支援策、応援策なんですけれども、
応援クーポン第1弾をやっていただきまして、9月22日に終わるわけなんですけれども、これの現状と認識、課題です。例えば、いい意見もたくさん私のところにも寄せられていて、これがあったから何とかなったと言う業者の方もおられて、ちょっとほっとしたところなんですけれども、ただ、その10万円の上限がとっくにもう超えて、あと今持ち出しになっているという業者さんもおられます。こういう中で第2弾に臨まれるわけですけれども、現状と認識、課題、そしてこの第2弾の考え方の目標と今後についてお聞かせいただけますか。
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○議長(池内秀仁君)
田村市民生活部長。
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◎
市民生活部長(田村滋近君) がんばる
応援クーポンにつきまして、今回1回目やらせて、現在まだ22日までありますけれども、一応第1回目の聞き取り調査を職員でやらせていただきました。その中で多くの事業者から新規顧客が増えたとか、よい宣伝になったとか、次回も参加したいなど、たくさんの評価をいただいて、この事業が支援につながったものと私ども認識しておりまして、ただもう一つありますのが、クーポンを5店舗で使用しますと粗品を進呈するという同時開催の
ポイントラリーなども開催させてもらったところ、9月15日現在で566件の交換がありました。その中で、民間の調査機関によりますと、全戸配布することによっての還付率で言いますと約1%ありました。その中で、全戸配布の平均反応率0.75以上あればこの事業が成功であるというような民間調査結果も出ておりますので、その中で言いますと、市民の方々にお得感を感じていただいて、事業者の応援に加わっていただいたことと考えております。 それと、今回、今おっしゃられた10万円を超えている方につきましては、第2回の実施の中で、限度額を15万円まで引き伸ばさせてもらいまして、より多くの方に使えるような集客率のいい価格にさせてもうていますので、その辺はいろいろ考えていますので、よろしくお願いいたします。 それと、今回150店舗ということで、第1回やらせてもうたんですけれども、受付の段階で187件ございました。その中で今回はあと50件増やさせてもらいまして、200件という形でやらせてもらいます。そこで、
まつばらマルシェとコラボすることでより相乗効果を生みながら、市民の方の応援になるのかなと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
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○議長(池内秀仁君) 2回目の目標。 はい、どうぞ。
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◎
市民生活部長(田村滋近君) 2回目につきましては、
まつばらマルシェと相乗効果出すためにやりますので、その中で、がんばる
事業者応援クーポンの中にも
電子クーポンをつくらせてもらいまして、
まつばらマルシェの
ホームページ上でやりますので、そこでまたよりお得感を出していく形を考えております。 そこで、目標といたしましては、より多くの方に15万円、事業者の方に15万円を使ってもらえるような形を今考えておりますので、目標的には、やっぱり売上げを上げてもらおう。より多くの方に参加してもらってやっていただこうということで、
まつばらマルシェの目標値といたしまして、これは
ホームページ上で店を出させてもらいますんですけれども、その
まつばらマルシェの中で、
ホームページをクリックしていただく数を1日2千件以上と目標値を持っています。その中でいけば、多くの方が
まつばらマルシェであったり、がんばる
応援クーポンに参加していただいたという目標とさせていただきたいと考えております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) 一応目標を持っていただいて、前回よりも充実したものにしていただくと。この募集期間が今日までですよね。今日までの募集期間で、今の段階で200店舗の目標に対してどれぐらいの募集が来られているんですか。
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○議長(池内秀仁君)
田村市民生活部長。
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◎
市民生活部長(田村滋近君) 店舗につきましては、現時点で、9月11日時点なんですけれども199店舗、今集まっております。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) ということは、もうあと1軒で200店舗、いっぱいになる。前回乗り遅れて申し込まれへんかったという人も、また乗り遅れはったら、200店舗でちょっとは増やしてもらっているけれども、それで十分かなと。このマルシェの分とコラボしてくれはるんで、1店舗でもたくさんのお店が参加をしていただけるような形をリンクされていくことも希望したいんですけれども、その辺がちょっと心配なのと、もう一つ心配なのは、やっぱり前回にあったように、10万円をとっくにもう過ぎてしまって、あとはもう割引している分は持ち出しなんやということで、お店の営業的にはお客さんは増えているけれども、利益的には上がらんということも、苦情ではないですけれどもそこが悩みの種やなと、来ていただくのは大変うれしいけれどもというのを聞いているんです。その辺のフォローといいますか、何か考えることないですか。
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○議長(池内秀仁君)
田村市民生活部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
市民生活部長(田村滋近君) それにつきましては、今回第2回もやらせてもらう中で、今度割引率の上限を15万円にさせてもらう中で、店としてもいろいろ割引のやり方をもう一度精査していきたいという形を思ってくれています。今度、またその割引によってリピーターが増えることによりまして、やっぱり販売の促進につながるとか、そういう考えを持っておられますので、そういう方につきましても、第2回については一緒にやっていきたいと。やっぱり新しい新規顧客がついて来ているということもお答えさせてもうていますので、非常に喜んでもらえている今状況でございますので、今度10万円から15万円にするいうことで、非常に喜んでもうています。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) 非常によろこんでいただいている分と、それに乗り遅れてしまっている事業所さん何かのとこら辺もちょっと考えておいていただきたいと思います。 マルシェについては、いろいろ提案もさせていただいて、いろいろ取り入れもしていただいて、市民的には、まだよく知らない方がまだこれからなので、どういうことになるんやと、まだいまだに、今年マルシェ、やっ
ぱりやんねんてねみたいな話が町なかで広がっていまして、いやいや違う、マルシェはするんやけれどもいつものマルシェと違うという説明をするのが、私らのほうもなかなか難しいんですけれども、
ホームページ、パソコン持っていない方が気軽に参加できるような形が今の状況で、今御説明いただいた形の中で、
ホームページ上のクリックを1日2千件目標にしているということなんですけれども、パソコン持っておられない御家庭でどんなふうにフォローされていくのか、お聞かせいただけますか。
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○議長(池内秀仁君)
田村市民生活部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
市民生活部長(田村滋近君) 例えば、人が集まるゆめニティプラザであるとか、そういうところ、
マッキーステーションを使いながら、パソコンの
タブレットなどを施設に置かせていただきまして、その中で、もしお買物に来られた方が立ち寄っていただいて、その
タブレットを自由に使ってもらって
まつばらマルシェに参加してもらおうと、そういうちょっとイベントを考えておりますので、家にパソコンがないとか、使い方が分からないという方につきましては、そういうブースを設けさせてもらおうと思っていますので、その辺よろしくお願いしたいと思います。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆18番(森田夏江君) そういうこともフォローしていただいているけれども、突き詰めていけば、お出かけでいる元気な年寄りは、そうやってそういうブースにお出かけしていただいて、お願いしてもらって申込みをしていただけるということになるんか分からへんですけれども、そこまでなかなか来れなくて、買物控えもしているような方も多いですので、そういう方についてはどうなんですか。
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○議長(池内秀仁君)
田村市民生活部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
市民生活部長(田村滋近君) そういう方につきましては、先ほども言いましたパソコンがないとかいう方につきましては、各戸全戸に今度チラシを配ろうと思っています。そのチラシの中にはがきがついていまして、そのはがきでマルシェのそういうブースに出ている商品を買えるようにさせてもらおうと考えております。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆18番(森田夏江君) そこまでいろいろフォローしていただけるということで、あとは開いてみんと状況分かりませんし、また業者さんとかの事業所さんのお話も聞かせていただかなあかんというふうに思っています。 もう一つ心配なんは、先ほども壇上で言わせていただいたように、国の
GoToイートとか
GoToトラベル、大阪府は外食4人以下でしてもらったら2千円か補助するとかいう分で言うと、外出を推進してはるわけです。どっちかというと、マルシェいうたら、おうちで
マルシェ気分を味わっていただいて、楽しい我が家じゃないですけれども、おいしいもの食べて元気になろうというやつだったと思うんですけれども、その辺との連携です。例えば、お店に行っていただくのはクーポンと相入れないことはないので連携できるんかなと思ったりもするんですけれども、国の
GoToイートとか、大阪府でやっている外食応援なんかミナミの一部とか言うてたので、松原関係ないじゃん、これみたいに思う、ニュース見ていても市民もみんな思っていると思うんです。その辺の連携はどんなふうに考えていますか。
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○議長(池内秀仁君)
田村市民生活部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
市民生活部長(田村滋近君) 先ほど議員のほうもおっしゃっていただきました、今回そこががんばる
応援クーポン、それとコラボする理由で、マルシェと相互的にやることによって、マルシェの電子的なところに参加できなくても、まず店に行ってもらって、その店で食事をしてもらう。その中であったら、今
キャッシュレスのそういうのを使っていただくこともできますし、各
市内事業者さん、
キャッシュレスシステム導入いろいろやっていただいていますので、私ども推奨していますので、その中で使えますので、だから、今回がんばる
事業者応援クーポンと
まつばらマルシェをコラボさす意味がそこにあると考えております。 以上です。 〔「ちゃうちゃう、国と府の関係の連携の話やで、私聞いているの」と呼ぶ者あり〕
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◎
市民生活部長(田村滋近君) 大阪府さんのやられている5千円使ったら2千円キャッシュバックいうやつは、あれミナミ地区限定なので、うちとはちょっとコラボはできないと考えておりますんですけれども、
GoToイートについては、来月、10月1日から始まっていくものと聞いておりますので、その中ではその店舗を拡充していることは、こちらからも各商工会議所を通じまして店舗さんにそのシステムを入れていただくように、今推奨しているところでございます。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) そしたら、その10月1日から
GoToイートが始まって、
まつばらマルシェ、応援事業と連携取れていくような形というのは、もう10月1日といったらもう言うてる目の前ですやん。それ市民に周知もしていかなあかんし、連携できる形があるんだったらお得感が倍増するでしょう、使えるんだったら。国の
GoToイート使って松原の
応援クーポンも使えてみたいな、私が聞いているのはそこなんです。 要は、両方と連携して使えたら、使うほうは気軽に、外食ってやっぱりなかなか高価ですやん、一般家庭にしたらしょっちゅう行けるもんじゃないでしょう。せやけど、気軽に行けるようになったら連携してクーポンで10%割引があって、その上に
GoToイートで何ぼの割引がどんなふうなことか、私全然分かっていないんですけれども、それがどんなふうに連携されて相乗的に使えるようになるのか。それをもしするんやったら市民に早く教えてあげなあかんやろうし、使えるようにやってあげなあかんと思うんですけれども、その辺どうですか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(池内秀仁君)
田村市民生活部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
市民生活部長(田村滋近君) 今回、私どもやっている
応援クーポンにつきましては、各店舗さんもいろいろ割引券を出していたりするんですけれども、同時の割引はオーケーにしてもうていますので、業者さんには。だから、
GoToイートが入ってもうちのクーポン両方使っても同じ援助をしてもらえるのかなと思っていますんですけれども。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(池内秀仁君) いや、国の
GoToイートと何か相乗効果が出るような企画を考えていますかやから、だから、考えていなかったら考えていないと言やええねん。 澤井市長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長(澤井宏文君) 今、部長答弁したように、
GoToイートは
GoToイートで、それは利用していただきながら、本市のクーポンも使えますから、これは市民にとってはお手頃というか、いいサービスになると思います。ですから、両方使ってもらえますよだとか、両方使ってくださいというような宣伝は国や府と、府は今回規制かけたところだけですから、国のこの制度についてもしっかり市民に啓発しながら、市の制度もしっかり啓発していきたいなと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(池内秀仁君) 森田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆18番(森田夏江君) 市長が今御答弁いただいたように連携も取っていただける、相談もしながらということですけれども、10月1日からなんで、ほんまに10月1日から具体的にどんなんかというのがいまだ見えてこないので、うちの部分ははっきりと分かっていて、市民の皆さんにぜひまた使ってということやとか、事業者さんに頑張ってくださいという応援メールも併せて言わせていただいたりできるんですけれども、その辺がほんまに心配なんと、やっぱりマルシェで言うと、できるだけおうちであまり郊外に出て何とかじゃなくて、お祭り気分をおうちで味わってもらおうということでやっていただくことについて思えば、なるだけ家におってねみたいなやつと、外出、進出してねというのと、市民の中では混乱を生じる。出ていったらええんか、家におったらええんかみたいな。今は出ていったらあかんという規制がなくなっていますから、マルシェを中止にしようかいうときは、まだ規制もあったし、表にほんならもう出ていってええんやったら、祭りもあってええんかみたいな話にもやっぱりなってきますので、その辺の混乱を生じへんようにするためにも、ぜひいろいろチラシも出していただいていますけれども、ぜひこれは市民に分かりやすい形でお示しをしていただきたいと思います。 この
まつばらマルシェの出店者募集のチラシも、商工会議所が中心になってやって、観光協会がやっていただいているというものの、やっぱり主催は松原市なので、松原市にきちんとチラシも置き、市民がお尋ねがあったときには、ちゃんと松原市の市役所の中で答えていただけるような体制づくりを取っていただくように、これお願いしておきます。 この間、いろいろ事業をやっていただいてきたことで、一定成果を教えてほしいんですけれども、電気代も助成していただいて私たちの周りでは本当に助かったと、昨日も本会議の中でおっしゃっておられた議員さんもおられましたが、これ熱中症対策として、この夏、まだ今も続いていますけれど、暑さは。効果があったのか。熱中症で搬送された方が前年度と比べてどうだったのかという検証はされたでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(池内秀仁君) 亀井消防長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎消防長(亀井浩君) 熱中症の救急搬送のデータでございますが、これは8月31日までの数値としてお答えいたします。昨年と比べまして、約29%減少しているところでございます。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆18番(森田夏江君) 一定効果もあって、商品券もあと配られて、タクシーも乗りやすくなったいうことで、そういう喜びの声も聞かれています。片一方で、タクシー乗らんからどうしようといって、こういう話もあるんですけれども、タクシーを必要とされている方にとっては大変、その五千円全部使っていいで、タクシーにというのは、大変、城山病院まで往復行って帰ってこれると言って喜んでいただいていますので、本当によかったなと思うんです。 あと、住宅ローン支払い給付金、まだ締切りはまだまだなんですけれども、今途中の現状況、どんな感じに申込があって申請を受け付けていただいているのか、お聞かせいただけますか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(池内秀仁君)
田村市民生活部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
市民生活部長(田村滋近君) 今回受付させてもうている件数といたしましては、1,558件でございます。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆18番(森田夏江君) 来年3月末までなので、まだまだこれから増えていくかも分かりませんけれども、若干まだ分かっておられない市民も、何か周知がいまいちいけていないのか、思っておられない方もいてはるので、これ周知というか、来年3月まで。何か特別給付金も終わってからもうもらわれへんのかという、出し忘れた、1日遅れたとかいうのが結構あって、もう無理ですというて言っているんですけれども、あれだけ周知しとっても何で分からんねんというのがあるんですけれども、片一方で。せやけど、やっぱり分からん方もおられる。できるだけ知らんかったという人がいないように、どこかの時点で忘れていませんかいうことで声かけてあげていただきたいと思います。 あと、
医療従事者応援事業をやっていただきました。これ
医療従事者にやっていただくの、本当に命がけで仕事をしていただくので、ほんの一筋の光といいますか、もらえればうれしいということなんですが、この間、クラスターが介護現場だとか障害者作業所だとかということで、そこでもやっぱり本当命がけの毎日の仕事、休めないという中で頑張ってやっておられるんですが、こういったところで働く人たちにも、これを対象として拡大したほうがいいんちゃうかなというふうに私は思うんですが、その辺いかがでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(池内秀仁君) 向井理事。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎理事兼
健康部次長(向井貴子君) 事業者への拡大ということでございますが、現在介護事業所であるとか障害事業所に対しては、国の2次補正予算の中で慰労金の支給がされるということになっております。新型コロナの感染症が発生した事業所であるとか、
濃厚接触者に対して従事した事業所、そういったところが20万円支給される。そのほかについては5万円が給付されるというふうな事業が国であるというふうに伺っております。 加えまして、今後国の今後の方針として、クラスターが事業所で発生した場合に、その施設の全職員を対象に、一斉に定期的な検査を実施する方向性を検討しているというふうな動きも聞いておりますので、そういった今後の国の動きを注視しながらも、うちは今後研究してまいりたいなというふうに思っております。 以上でございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(池内秀仁君) 森田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆18番(森田夏江君) 国にも一日も早くそういった対象拡大していただいて、検査も進めていっていただくということも十分必要なんですが、松原市独自で
医療従事者にこの慰労券といいますか、慰労品が送られるということの中で、やはり同レベルに近い労働を強いられて、介護現場なんかもうどんどん辞めていかれて、残った人間でやりくりをしているという悲鳴なんかも届いていますので、ぜひそこで頑張っていただいている皆さんに、こういう応援事業も考えていただきたいということをお願いしたいんですけれども。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(池内秀仁君) 澤井市長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長(澤井宏文君) 基本的なまずは考え方は、今部長もおっしゃるとおりでありますけれども、我々これ特にこのコロナの患者さんが増えた第1波といいますか、当時から
医療従事者の方であったり、今森田議員がおっしゃったような福祉関係従事者の方々にも感謝の気持ちはもちろん持って、ありがたいという思いでこの間来ております。ですから、そこはまた国の動きも見ながら、我々もそこは研究をしていきたいなと思っておりますし、まず我々が先に動いたことは、そういった方々の職場環境の衛生面で支援しようということで、これはマスクであったり消毒液等々、直ちに配付をさせていただいた経緯があります。今後もそういった労働環境も含めて、応援できるところはしっかりしていきたいと思いますし、感謝の気持ちを忘れず、いろいろとまた国の動向を見守りながらそこは考えていきたいなと、このように思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(池内秀仁君) 森田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆18番(森田夏江君) ありがとうございます。ぜひ前向きに取り組んでいただくことをお願いして、感染拡大を防ぐためにということでお聞かせいただきたいんですが、
濃厚接触者ということで、指定されることもなかなか困難で、子どもさんが発熱をし、5日間続いて、6日、7日、一週間も微熱が続いた中で保健所に電話をしても、
濃厚接触者ではないので自宅待機をしなさいと。かかりつけ医者に電話しなさい。かかりつけ医者に電話したら、うちではもう診れませんから家におってください。心配やから発熱外来を自力で探し出して電話をすると、子どもは診れません。仕方がないので市内の小児科を回り回って、ようやく診察してもらえるようになって、やっぱり熱が長いこと続いている、解熱剤を出してもらっても引かない。仕方がないのでもう一回そこの病院を通じてお願いをして、発熱外来のほうに回していただいて、そこから初めて保健所に連絡してもらって
PCR検査という流れになるんですけれども、1週間なんです。親御さん働いておられて、心配やけれども微熱なのでお仕事にも行かれていて、そうするとその7日間の間、もしもこの子どもが陽性だったら、もう完全に
濃厚接触者ですよね、親御さんは。親御さんが
濃厚接触者のまま仕事に行って、もしも陽性で持っていたとしたら、そこで感染が拡大しているという状況は、もう普通に流れで見て分かるんです。これ、本当にもうちょっとこの体制を何とかしてやらないとあかんのと、全部自力でいろいろ探して、診てもらえるところ、診てもらえるところとぐりぐり回してたらい回しにされて、ようやく1週間過ぎたあたりに
PCR検査を受けさせてもらえるという状況で、もう不安もあるし、自分が仕事行っていいんやろうかということも含めて、本当に悩み悩んで、もう何かほんま心の病気になりそうなぐらいになっておられたんです。 やっぱり、これほんまそういうときに保健所にかけても、まともな相談も乗ってもらえないというのが問題やったなというふうには思うんですけれども、やっぱりそれで心配やねんということで、お友達とか何とかってばーっと周りに言うていくと不安の連鎖が広がって、うわさがだんだんうわさでなくなっていくようなうわさになって、変な形で広がっていくということもあるんですよね。だからやっぱりこれまず相談をして、親身に対応してもらえるという体制づくりをするべきやなというふうに思うんですが、その辺いかがでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 向井理事。
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◎理事兼
健康部次長(向井貴子君) ただいまの親身になって相談の対応ということでございますが、市役所内におきましても、地域保健課が主に健康相談の窓口となっております。いろんなお子さんの相談、大人の方の相談、体調の御相談に対しては、ゆっくり時間をかけて対応しておるのが現状でございます。 あと、昨日ちょっと
藤井寺保健所のほうにも確認しましたが、そういった熱のある方の相談については、十分に保健所でも聞き取り調査をしているということでございます。子どもさんにつきましては、特にまずは新型コロナではないかということで、それを疑って家族内感染の状況も想定しながら、御家族の背景を十分聞き取った上で、感染の疑いが少ないということであればかかりつけのお医者さんに行ってくださいというふうな御案内をしているということで伺っております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) いや、何ぼ保健所がそう言うたって、事実こんな7日間も微熱が続く中で、解熱剤も効かん中で、言うたら自力で何とかせえということですよ、自宅待機せえと言われているということは。感染の拡大の可能性がないとかあるとか、だから保健所が全てを決めて、保健所の判断でのみそういうことになるんです。 やっぱり感染拡大に、今、万が一この子どもが感染陽性であって、親御さんにもしも感染がこの7日間の間に感染していたら、そこから仕事場に行ってはるわけやから、仕事場でまたそれが広がっていくという、もう本当に単純な形で私たちの目の前にも広がってくるというのが見えてくるんですよね。やっぱりこの辺、親切にしているというか、言いはるか分からへんけれども、されていない方が現におられるわけで、改めて
濃厚接触者というふうに認定されるまでのハードルが高く、安心して日常を過ごせない、不安な中で家族だけで過ごさねばならないというような状況があるんです。そこはやっぱり受け止めて、やっぱり地域保健課で親身な相談するんやったら、市民に対して不安なときはこちらへどうぞと、まず保健所にかけてくれるのもあれやけれども、市役所から保健所につないであげるほうが親切な丁寧な対応してもらえるかも分からへんし、保健所も人手が足らないのも分かっていますから、そういう中でついつい粗雑になったのかなということも想定できるんですけれども、そういうワンクッション入ってあげられるということは大事だと思うんですが、その辺どうでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) 親の心理というのは、私も子育て中ですから特に分かります。そういう悲痛な訴えというのは、我々しっかりそこは真摯に受け止めていきたいなと思いますが、1点だけ、毎晩のように私の携帯が、室長からのホットラインが来ます。もうこの間、松原市内でも毎日のようにコロナ陽性反応出た市民の方が、患者さんがおります。ここをまず出た折に、家族構成、この方の職場であったり子どもの通っている学校、ここはきちっと私は保健所を最初、森田議員と一緒です。感情的に……失礼、医者の立場と、我々市民からそういう切実な思いを聞く人間とのちょっと意識の違いがあって、私も事務的に話されるのが大嫌いでしたから所長とも何度もやり合いました。そのぶっちゃけた話をし合っていく中で、保健所が今大変なところであったり、そこにはうちの保健師を送ったりさせていただいておりますし、うちも
PCR検査で保健所もバックアップしていきたいなという姿勢は示しておりますけれども、まずは私の耳には必ずその
濃厚接触者、あるいはその方が今度陽性出たときには、その次の
濃厚接触者の情報は必ず入っております。ですから、森田議員が御相談受けられたお子さんに関しては、その濃厚接触のさらに先の可能性が低いということで、これはルール的といいますか、保健所がそういう判断をされたんだと思います。保健所の見立て、医師の見立ては私は知りませんから、はっきりとそこは言えるかどうか分かりませんが、私の入っている情報の中では、そのお子さんは濃厚接触の対象になっていない方だということで、そういうふうな対応になったのかなと思います。 いずれにしても、やはり小さい子を持つ親にとっては、子どもの体調というのは心配ですから、いろいろと今、健康部のほうでもそういう窓口もありますし、保健所にも保健師を送っています。そのいろんな窓口を通じて、そういう不安な親御さんの少しでも負担を取れるようなところはしっかりフォローしていきたいなと思います。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) ぜひよろしくお願いします。 あと、陽性、
濃厚接触者と判明されたときの自宅療養なのかホテル療養なのか、軽症者、重症者の見分け方と判断、ホテル療養であればホテルの空き状況、空いていない場合はどないなるのか。府下何室確保されるのか。松原市民に何部屋という形で保障されているのか、お聞かせいただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 向井理事。
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◎理事兼
健康部次長(向井貴子君) ただいまの新型コロナウイルス感染の陽性者の対応についてでございますが、基本、症状の有無にかかわらず原則隔離という形になります。ですので、一歩も外に出られないということが基本になります。そのために、
藤井寺保健所がこの人が入院の対象になるのか、宿泊施設、ホテルの対象になるのかということの選定をされます。 入院ということが出されますのは、基本的に37度5分以上の熱があるだとか、せきがあるだとか、高齢者だとか、基礎疾患のある方、こういった方は医療機関の入院ということで御案内させていただきます。ホテルにつきましては、無症状であるとか、37度5分以下の軽症者であるとか、味覚障害があるとか、そういった方がホテルの療養の対象になります。 現在、このホテルの宿泊の療養のお部屋の確保なんですが、9月16日現在5施設、大阪府のほうにございます。お部屋の数は1,517室確保しております。9月15日時点で、そのうちの170室が埋まっているということでございます。これは、大阪府の
ホームページの大阪モデルのところの病床の逼迫状況のところに毎日更新がかけられていまして、現在11.2%がホテルの使用状況になっているということでございます。 以上でございます。 〔「松原市民の」と呼ぶ者あり〕
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◎理事兼
健康部次長(向井貴子君) すみません。松原市民の確保ということは特にございません。順次、大阪府が調整に入りますので、保健所がこの人をお願いしますというふうなことを大阪府本庁にお願いして、大阪府の本庁のほうで采配されるというふうに聞いております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) あと、集団感染も起こっていて、松原市内でも大学で集団感染があって、この方たちは寮生活で、この方、集団感染されていると、集団で30人ぐらい出ているときにはホテルなのか、何か寮にも待機とか言われているということで聞いているんですが、これもう感染しているんやけれども寮で待機ということになっていたというふうなことも聞いているんですが、その辺はどうですか。
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○議長(池内秀仁君) 向井理事。
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◎理事兼
健康部次長(向井貴子君) 阪南大学のクラスターの発生についてでございますが、大阪府の
ホームページでは27名ということでアップさせていただいております。 その対応についてでございますが、クラブで借り上げている専用宿舎のほうで発生したということで、
PCR検査が陽性の方は、それぞれ入院なりホテルなりの対応がされているんですが、ここで
PCR検査が陰性だった方につきましては、陰性だったとしても
濃厚接触者の経過観測を要する学生さんになりますので、当初研修センターのほうで集団で過ごしておりました。そこでもさらに陽性者が出たということでございましたので、大学側が独自にホテルを借り上げまして、シングルルームを借りて個別に対応したというふうに聞いております。そこでは、食事は業者に委託してきっちり個室に運ぶだとか、洗濯についてはコインランドリーを使用して、ほかの学生同士が接触することのないように利用時間を調整して対応してきているというふうに伺っております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) そういう流れもあって、あと、これこの間、診察というのはどういう形で受けられるんですか。
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○議長(池内秀仁君) 向井理事。
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◎理事兼
健康部次長(向井貴子君) 診察についてですが、
PCR検査が陰性の方だったので、
濃厚接触者の保健所における経過観察が終了後は特にございません。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) ごめんなさい、陽性になって、ホテルで待機。ホテル療養中の方の診察、お願いします。
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○議長(池内秀仁君) 向井理事。
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◎理事兼
健康部次長(向井貴子君) ホテルの方の診察につきましては、その中で2週間療養していただくことになりますので、毎日の健康観察というところは看護師が24時間管理しております。そして、状況を1日2回本人さんから報告していただくということになっております。 解除する目安として、そこで検査をするわけなんですが、ルールとしまして、有症状の場合は発症日から10日間経過して、かつ症状軽快後72時間経過後に退院可能とするというふうなルールがございます。もう一つルールがございまして、症状軽快後に24時間経過後、24時間以上の間隔を空けて2回の
PCR検査をします。そこで2回とも陰性が確認できれば退院が可能だということになっております。これは有症状者の場合です。 無症状者については、解除に基準がまた別に定めております。2つございまして、1つは検体採取日から10日間経過後に解除とすると。もう一つは検体採取後6日間経過後、24時間以上間隔を空けて2回の
PCR検査が陰性であれば解除、退院を可能とするというふうなルールがございますので、そういった検査を経て該当すれば療養を解除するということになっております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) そういう流れといいますか、万が一自分がかかったときはどうなるんやという市民の心配って物すごくあるんです。ホテルでなったときにはどんなんなるんかとか、ちょっと当時の厚生労働大臣やったかが、コンビニぐらいやったらホテル療養中、コンビニに買物行ってくれはったらよろしいねんみたいなことをちらっと言って大問題になったことがあったんですけれども、あんなんほんまにそんなん許されるんやろうかとか、そういうのわーっと回るんです。だから、食事がどないなっているとかこういう形の流れ、市民に知らせられるところまでの範囲でいいんですけれども、やっぱりそういう体制きちんとできているということを、どういう形かでアナウンスしていくこと大事やと思うんですけれども、その辺いかがでしょう。
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○議長(池内秀仁君) 向井理事。
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◎理事兼
健康部次長(向井貴子君) 市民へのアナウンスということでございますが、非常に大切なことだと思っています。陽性者になった場合、どんなふうになるのかというようなところは非常に不安な部分であると思いますので、そこについては前向きに考えていきたいと思っております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) ありがとうございます。よろしくお願いします。 では、もう次に行きますが、氾濫災害の備えについて、市長からも前向きな御答弁をいただきました。9月1日の冠水状況について、認識と対応、現状把握のための調査はどないなっているでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 大島
上下水道部長。
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◎
上下水道部長(大島久幸君) お答えいたします。 市内の状況把握ということの調査のことなんですが、9月1日、こちらの大雨は記録的短時間大雨情報が発令されるということで、当日30分間ほど、おおむね50ミリの局地的な猛烈な雨により、周辺に比べて道路や宅地の地盤が低い用地の地形的な要因で、地盤が低いところに水が集まりやすい状況ということになっておりましたが、これまでの雨水対策に取り組んできたこれらの効果により、短時間に状況が改善されるということがありました。 また、市内各所において、上下水道部の大多数の職員も市民からの問合せ等に加えて、これまでの水防活動にて把握している重点箇所のパトロール、また近年新たに整備した箇所の効果の検証など、市内の状況把握を行ったところでございます。さらに、翌日以降におかれましても、いろいろと連絡をいただいた箇所を現地に伺いながら、市民から当日の状況を聞き取るなど現地調査などを行い、判明した状況などについてはその場で市民などに説明を行うなど、状況把握、現在も努めているところでございます。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) これ、想定以上の想定をしていかなあかんような異常気象が続いていますから、大変御苦労だとは思うんですけれども、今やっていただいていることを一定の基本もつくりながら、こういった状況を把握するための調査をし、そこで捕まった現状は市民と共有することと、いざというときの市民の知識をしっかり持っていただく、こういうことを含めてやらなあかんと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 大島
上下水道部長。
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◎
上下水道部長(大島久幸君) お答えいたします。 今回のような短時間にある大雨ということで、ちょっとそういうところでお答えさせていただきたいと思いますが、今回のような短時間の雨というのは、日頃、台風や河川の堤防の決壊とかで水があふれる場合の改めて分かるような、そういうときの避難というような準備ということとは全く違うような状況です。今回の大雨みたいな場合ですと、一瞬で雨が降るということで、避難をする間もなく、もう突然猛烈な雨が降り始めて、道路の側溝や雨水路などが満水になるというような状況、こういうことでありますので、日頃の備えということとの違いということをしっかりまず理解していただくこと、そういうことがまず重要だというふうに我々は思っておるところでございます。 このような日頃の備えと違うような、こういう大雨、こういうところは市民の方と今回もいろいろ情報を収集するためにお伺いしたときには、そのようなところをお話しする機会があるわけでございますが、今後も関係部局、そういうところとともに広報まつばらや
ホームページ、フェイスブック等でしっかりと周知にも努めながら、また、関係部局が実施している地域の防災訓練や出前講座、こういうところを通じながら、直接理解を深める取組も連携してまいりたいというふうには考えております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) いろいろなことを想定せな、30分でやんだから今のこの御答弁になっているかと思うんですけれども、30分でやまんかったらさらにいろいろ考えていかなあかんかったと、西除川なんかあと1mしたら避難所行ってもらわなあかんような状況まで川の水位が上がっていたわけですから、その辺も含めて、そこはどういうことでどうなっているのかということが、きちんと科学的に解明もされていき、市民にも知らせていき、どうやるかと。今回ついたところについては、従来ついたところではないところがついているということをどう見ていくのかということも大事だと思いますので、その辺の解明をぜひお願いしたいのと、これ、今水防パトロールが回っていただいたということなんですが、この水防団の位置づけと役割についてお聞かせいただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 亀井消防長。
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◎消防長(亀井浩君) 水防団についてでございますが、本市におきましては水防団という単独の組織はございません。消防団が水防団を兼ねている、こういうことになっております。 以上でございます。 〔「位置づけと役割」と呼ぶ者あり〕
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○議長(池内秀仁君) はい、どうぞ。
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◎消防長(亀井浩君) 役割でございますが、水害が発生した場合につきまして、消防本部とともに水防広報や広報活動、巡回パトロールなどを一緒にやりまして、被害の軽減に努めるものでございます。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) 地震あったら、地震、火事とかいうことがもう想定されて、消防団がそういう形で活躍していただかなくてはなりませんが、こういう水害の場合は、消防団イコール水防団ということで、広報やとかパトロールとかしていただく。あわせて、本当に水害が起きてしまったときなんかに水防団の果たす役割というのは別にあるんでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 亀井消防長。
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◎消防長(亀井浩君) 消防団についてでございますが、これ当然水防団も賄っているところでございます。こちらにつきましては、河川の状況や災害の規模によりまして、まずは消防本部で対応することとなっているところです。それでも対応ができないような場合につきましては、消防団、すなわち水防団と一緒になって災害対応をする、こういうことになっております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) 市民的な認識もあまりないんですよね、消防団イコール水防団で、そういうときは消防が水防の役割もしていただいて、頑張っていただけるということも知らないので、この辺もやっぱり役割を明らかにするとともに、市民にしっかりとその辺の位置づけをはっきりさせていくことが大事だというふうに思いますので、ぜひお願いをしておきます。 あと、避難所についてなんですが、普通教室、エアコンついているところを優先的に使っていただくんですけれども、大体想定で、前から御答弁いただいているように1万5,300人最大マックス想定をしておられて、この1万5,300人を単純に22校で割りますと--
小・中学校ですよ--695人の平均の避難者が想定されるわけです。教室で大体3家族が入ったとして、4人家族3家族でしたら、12人が教室大体各校20教室前後ですので、各校240人ぐらいの収容。残る455人ということで、まだ収容ができへんということになるんですが、その辺のあとの部分という、この収容、残る455人をどうするのかお聞かせください。
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○議長(池内秀仁君) 橋本
市長公室長。
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◎
市長公室長(橋本明君) 避難者の方の避難の収容というところですけれども、本市で積算しておりますのは、まず
小・中学校22校の教室を活用させていただいての計算になりますけれども、5,500人ぐらいの方が収容いただけるかと思っております。それで、それ以外の指定避難所に、例えば、それはまず普通教室を優先的に使わせていただくんですけれども、例えばまつばらテラスであったりとか公立公民館、老人センター等を開設いたしまして収容させていただきたいと思っております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) 2次避難所で取りあえず収容していく。学校では大体そんなにたくさん収容されないということになるんですけれども、やっぱりトータル何人収容可能なのか。例えば、受付はどこでするのか、体育館なのか運動場なのか、そのときの災害の状況によっても変わってくるんだろうと思いますが、やっぱり体育館ということはとっても大事になってきていますし、大阪府下でも大阪市をはじめ何か所かで体育館の
エアコン設置をされている。エアコンも案外いろんなものができてきていて、スポットバズーカというやつは河南町で全部つけられたそうなんですけれども、そんなに予算がかかるものではないらしいんです。やっぱりこういうのも含めてちょっと研究すべきではないかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本
市長公室長。
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◎
市長公室長(橋本明君) 市民の方の避難の設備の研究というところですけれども、まず、本市では分散型の学習環境の整備や避難所においては、エアコンが整備されている教室を優先的に活用していくために普通教室への空調配備を行わせていただきました。そこを有効的に活用していくとともに、市民の方が安心して安全に避難できるような形については研究してまいります。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) どんな形で、災害によっていろいろあると思うんですけれども、教室を活用するということになれば一定の基本となるゾーニングを、各災害によるマニュアル作成というのをやっていかなあかんと思うんです。それに基づいて各地域で収容する場所をどこをどうするのか、災害対応にも感染症対応もしていく中で、ちょっと急がなあかんのかなと。このコロナの中でなかなか集まって相談していただくというのが難しいんですが、そのためには基本マニュアルというのをぜひつくっていただくべきや思うんですが、いかがでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本
市長公室長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
市長公室長(橋本明君) まず、避難の基本マニュアルにつきましては、もう既に松原市では作成をさせていただいております。その後、今議員おっしゃられましたそれぞれの施設でのゾーニングというところですけれども、この間、まず7月中にモデル校的に防災士の方、地域の方、御協力いただきながら勉強会等を行っていただきまして、そこに市民も参加をさせていただいております。そういった形の取組を進めさせていただきながら、ほかの学校にも広げていきたいと思っております。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆18番(森田夏江君) だから、それをちょっと急いでいただく。ゾーニングのマニュアルがあるならあるで、私らもちょっと見せていただきたいというふうに思いますし、一緒にやっていかなあかんことやというふうに思っていますので、お願いします。 あと、体育館のトイレなんですけれども、和式トイレなんです。本当にそこでは高齢者の方も入れない状態の中で、洋式に変えていくということが大事なんですが、大きな大規模な工事をすると大変だと思いますけれども、上にぱかっと乗せるような簡単に洋式にできるようなやつでも、取りあえずは照明を明るくする。換気扇をつけるいうことで、暗い、狭い、臭いという形を何とか解消していくような努力をされるべきやと思うんですが、いかがでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本
市長公室長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
市長公室長(橋本明君) まず、体育館を避難スペースとして活用していくのであれば、まず、各
小・中学校の校舎内にある洋式トイレを活用していただくことで対応いけるかと考えておりますが、大規模災害の際の対応につきましては、校舎内のトイレを優先的に活用するとともに、各
小・中学校に配備しております簡易トイレ及び障害者用トイレ等により対応していきたいと思っております。
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○議長(池内秀仁君) 森田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆18番(森田夏江君) ぜひ、いろいろ安価でもできることがありますので、考えていただきたいと思います。 もう時間がなくなってきましたが、備蓄についてなんですが、なかなか足りていないところもありますので、またこれは後日違うところで違う形で質問させていただきたいと思いますので、終わらせていただきます。
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○議長(池内秀仁君) 副市長答弁あるみたいです。 川西副市長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎副市長(川西善文君) 災害用を未然に防ぐということで、予防に力を入れていきたいなというところでございまして、国土強靱化も実はもう今年で期限の最終になっておりますが、市長、これ国のほうに延長の申請を今またしております。これとあわせまして、大和川の外堤防を平野工場から城連寺、ここまでこの9月から来年にかけまして実施をしております。これも下水のほうからの要望が通ったところでございます。 それから、今回の激烈な雨なんですけれども、今井戸川に今回集中をいたしましたので、今井戸川系の雨水の取り込み口の強化を今後いろんなところで図っていきたいなと、こんなふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(池内秀仁君) 次に、篠本議員の発言を許します。 篠本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 一般質問(個人) 自由民主党 8番 篠本雄嗣議員発言要旨具体的内容備考欄1.学校教育について(1) コロナ禍における本市の教育の現状と今後の見通しについて
(2) 一人一台
タブレットの効率的効果的な活用の方法について
(3) コロナ禍における今後の教育環境の在り方について 2.人材育成(人材誘致)について(1) 本市の人材育成(人材誘致)の考え方について
(2) 本市のハラスメントに対する考え方について 3.防災について(1) コロナ禍における避難所運営について
(2) 自主防災組織の組成・育成に係る市の関わりについて
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆8番(篠本雄嗣君) (登壇) 8番、自由民主党の篠本雄嗣でございます。ただいま議長のお許しを得ましたので、質問通告に従って質問をさせていただきます。 まず、学校教育についてですが、コロナウイルス感染拡大により長期休校が余儀なくされ、子どもたちの学習面、体力面、生活面に大きな影響が出ましたが、その遅れや低下、乱れを元に戻すのに、学校現場、そして各家庭では大変御苦労をされていることと思います。我が家におきましても、高校、中学、そして小学校に通う子どもたちだけで留守を任せる日々が続き、時間の制約がない中での生活リズムの変調に気をもんだのがついこの間のようでございます。各家庭におかれましても、同様のお気持ちでお過ごしされていたでしょうし、特に受験生を抱えるお宅は深刻な問題であるかと思います。ただでさえ精神的に焦りが生じる時期に、学校生活が遅れてのスタートだったのでなおさらでしょう。文部科学省も授業の進め方について一定の指針を出したと聞いておりますが、本市における現状と今後の見通しについてお聞きします。 また、GIGAスクールが全国的に先を争うようにスタートし、1人1台の端末の時代に本格的に突入しました。有効活用することで今後の授業の進め方の幅が広がり、児童・生徒の理解もより進むのではないかと期待しますが、その点について本市の活用方法についてお聞かせください。 また、コロナの影響で3密を避ける教育環境の在り方に慎重な対応が求められる中、これまで種々議論を重ねてこられた学校の単学級解消に伴う統廃合に向けた今後の動きについて、現時点で言えることがありましたらお聞かせください。 次に、人材育成(人材誘致)についてですが、人口減少、少子高齢化がもたらす負の影響が加速度を増して表れてきているような気がしてなりません。様々な組織や企業、各種団体など、運営を持続させていくことが非常に困難を極めていることに加え、コロナ禍で活動が妨げられ、ますます先行きが不透明になりました。中でも、市役所は何があっても市民サービスを止めることができない状況の下で、多様化する市民ニーズや事務委譲されたことで増えた仕事をこなす一方で、経験年数の長い職員の減少など、組織的な課題が生じていると感じざるを得ません。採用したからといってすぐに戦力になるものではないため、現職員のさらなる育成を進め、それを基に企業誘致ならぬ人材誘致の発想で市役所の活性化を図る必要があると思われますが、いかがでしょうか。 また、せっかく多大な人材と経費をかけて育成した人材が、ハラスメントを受けてメンタル不調による休暇や途中退職になることは絶対にあってはならないことです。本年6月から施行されましたいわゆるパワハラ防止法について、どう対応していくのか、本市の考え方をお聞かせください。 続きまして、防災についてですが、先日、最大瞬間風速が秒速80mを超えると言われた非常に強い勢力の台風10号が九州地方を襲いました。コロナ禍において避難所運営について固唾を飲んで見守っていましたが、やはり定員を減らしたことにより避難所に入れなかった住民がいたと報道されていました。本市においても課題が示されたと考えていますが、今現状、本市としては避難所の運営についてどこまで進んでいるかお聞かせください。 また、共助の部分では、自主防災組織の方々が果たす役割は非常に重要なものと改めて認識していますが、市としてその組織育成にどう関わっていくお考えかをお聞かせください。 以上、演壇での質問は終わりますが、再質問の権利は留保いたします。
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○議長(池内秀仁君) 澤井市長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの篠本議員の質問にお答え申し上げます。 1点目の学校教育についての質問につきましては、教育委員会より答弁を申し上げます。 次に2点目、人材育成についての質問でございます。 本市の人材育成の考え方についてでございますが、人材を誘致するためには魅力あるまちづくりが欠かせないと考えております。そのまちづくりに貢献できる職員の育成として、若手の職員に実務能力の向上を図る研修や自主性と主体性を促す研修を実施し、スキルアップや意識改革に取り組んでおります。また、管理監督職の職員には、コミュニケーション力の向上、労務管理、ハラスメント防止等の研修を実施し、マネジメント力の向上に取り組んでおります。 今後も引き続き、職員の能力が最大限に発揮できる環境の整備に取り組むとともに、組織のさらなる活性化を図り、人材誘致につながる職員の育成に努めてまいります。 次に、本市のハラスメントに対する考え方についてでございますが、ハラスメントは心身に苦痛を与え、人格、尊厳及び勤務環境を害するものであるとの考えの下、本市におきましてもパワーハラスメント等、ハラスメント防止に関する要綱を策定し、研修を行い、職員に周知啓発をしているところです。今後におきましても、引き続き研修等を実施し、職員への啓発及び知識の向上に取り組んでまいります。 次に3点目、防災についての質問でございます。 コロナ禍における避難所運営についてでございますが、松原市地域防災計画に基づき、本市の防災プラネット派遣職員により、まず市内
小・中学校等24か所において、市民の安心・安全を第一に災害時の避難所の開設、運営が行える体制を取っております。 また、
新型コロナウイルス感染症等に対応した避難所運営マニュアルに基づき、今後は各
小・中学校の避難所において、防災プラネット派遣職員や学校職員、町会、自主防災組織、防災士会、松原市セーフコミュニティ災害時の安全対策委員会との協働の下、ゾーニングを行うとともに、各避難所の運営マニュアルを作成し、災害時における円滑な避難所運営に努めてまいります。 次に、自主防災組織の組成・育成に関する市の関わりについてでございますが、現在本市には25団体の自主防災組織があり、地域防災の担い手として日頃から防災訓練等を行い、共助の推進に取り組まれております。本市では、大規模災害に備えて地域住民による組織的な防災活動の促進を図るため、自主防災組織の設立や活動並びに地区防災計画の策定に対する支援を行うことで、さらなる地域防災力の向上に努めてまいります。
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○議長(池内秀仁君) 美濃教育長。
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◎教育長(美濃亮君) 篠本議員の質問にお答え申し上げます。 コロナ禍における本市の教育の現状と今後の見通しについてでございますが、新型コロナウイルス感染拡大による臨時休業により、学校教育活動のスタートが遅れました。現在、授業時間数の確保のため、夏休みや冬休みなど長期休業期間の短縮等、様々な対応をしながら進めているところでございます。教育委員会としましては、今年度中には全ての学習内容を修了する予定です。今後は、児童・生徒の学習内容の定着状況の把握が重要であり、一斉指導と個別指導を効果的に運用し、児童・生徒一人一人のつまずきを丁寧に見取り、学習支援を進めるよう各学校へ指導していく予定です。コロナ禍においても、仲間とともに学び、何事にもチャレンジできる教育環境を可能な限りつくり上げていけるよう支援してまいります。 次に、1人1台
タブレットの効率的・効果的な活用の方法についてでございますが、教育委員会といたしましては、1人1台の端末導入については、学習意欲の向上や学習理解の促進等、学力向上に効果的に活用していく予定でございます。 学校での授業においては、教科書に記載されているQRコードを読み取っての動画の視聴や端末上で記録した問題の解き方を教室全体で交流するなど、多様な使い方が考えられると思います。 また、オンライン授業も視野に入れた家庭での活用を計画しております。発達段階に応じた日常的な使い方を工夫し、児童・生徒の学習意欲を高める効果的な活用となるよう準備を進めてまいります。 次に、コロナ禍における今後の教育環境の在り方についてでございますが、学校の適正規模については、これからの学校教育基本構想検討委員会において、全学年1学級という状況について改善が必要という答申をいただきました。その後、通学区域審議会においても小規模校に対する御意見をいただいたところです。 教育委員会としましては、国や府の
新型コロナウイルス感染症対策及び感染拡大の状況を注視しつつ、これからの学校教育基本構想検討委員会答申や通学区域審議会での御意見を踏まえ、学校の適正化について検討しているところでございます。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 篠本議員。
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◆8番(篠本雄嗣君) 御答弁ありがとうございます。 最後になりましたので、教育関係と防災についてはもうほぼほぼ答えが皆さん答弁のほうで聞いておりますので、先に2番の人材育成、人材誘致についてというところからお聞かせ、再質問をさせていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 今回、この質問につきましては、ハラスメントというような言葉、敏感な言葉もございますが、冒頭申し上げておきますが、別に非難をするとかいうことではございませんので、あくまでも市役所を応援していきたいという思いがございます中で質問をさせていただきたいというふうに思っております。 まず、人材育成、人材誘致という言葉を今回ここでちょっと使わせていただいたわけなんですけれども、本市におきましては、過去から企業誘致という施策を進めておられます。この企業誘致につきましては、今、市長が就任されて、大きな柱の一つとしてされてこられたと思うんですけれども、まず改めて確認をしておきたいんですけれども、企業誘致の理念といいますか考え方、これについて御説明いただけますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 野地理事。
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◎理事(野地千晶君) 企業立地促進制度についてでございますが、概要につきましては、事業者の方が本市で事業所家屋の新築、増設や建て替え、設備の新設、増設、更新等々の投資を行った場合で、一定の要件を満たす場合への奨励金を支給するとともに、松原市民を雇用いただき、一定の要件を満たす場合への奨励金を支給しているものでございます。 その理念といたしましては、市外からの企業の誘致の促進、また市内企業を支援することによる市外への流出防止を図り、さらには事業規模拡大に伴う雇用創出への支援を行うことにより、本市産業の活性化と新たな雇用の創出を図り、もって市の健全な経済発展に資すること、以上を目的としております。
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○議長(池内秀仁君) 篠本議員。
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◆8番(篠本雄嗣君) 御説明ありがとうございます。 今、説明いただいた中でも、私が一番お聞きしたかったのは、市内企業をまず大切にする、流出の防止をするというところと、新たに企業をまた呼び込むといったところの考え方が大事なのかなというふうに思います。この人材育成という言葉にも、私なりにこういうことが必要なのではないかないうふうに過去から思っておったんですが、やはりどこの企業もそうですけれども、今いる従業員さん、職員さんを大切にした中で働きやすい環境をつくって、そこにまた新たな有能な人材を呼び込んでくるというような考え方が大事なのではないかないうふうに考えております。 その中で、先ほど市長答弁もいただきましたけれども、様々研修を職員のレベルアップさせていく研修というのをすごく様々されているのは私も存じているところですけれども、それはすごい大事なんですが、職場の中での育成、OJTに当たるところだと思いますけれども、そこでの職場の育成が非常に大事なんではないかなというふうに思います。 ただ、昨今どの組織も人材不足だというふうに叫ばれておる中で、やはり仕事が回らない状況の中で、ますますこのコミュニケーション不足というところから十分な育成も進んでいないのかなというふうな懸念をしております。ましてや、マネジメントをしていく管理職の立場の人間がメンタルの不調で休んでいくというふうなことになりますと、やはり組織としても大きい観点からうまく機能していくのかなというふうなことを非常に懸念しているところで、今回のこういった質問をさせていただいているというところなんですが、市役所におきまして、その点、今どういうふうにお考えか、それについてお聞かせいただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本
市長公室長。
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◎
市長公室長(橋本明君) メンタルの不調となる原因としましては、仕事上の問題だけではなく、例えば、介護や子の養育をはじめとする家庭の事情も考えられます。職場等の環境の整備によって、一定の予防につながるものであると考えております。 そこで、職場での日常からのコミュニケーションを図る研修の実施や、職場以外の相談場所として臨床心理士とのカウンセリングを用意しているところでございます。 よろしくお願いします。
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○議長(池内秀仁君) 篠本議員。
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◆8番(篠本雄嗣君) 休む中での理由が様々あるという御説明がありました。その中で、それに対してどう対応していくかという説明もありましたが、いろいろ調べてみますと、メンタル的に休んでいる、休暇を取る労働人口がやはり年々増加傾向にあるというふうにあります。3年ごとに行われている厚生労働省の調査の患者調査というものがありまして、平成29年の精神疾患の総患者数が約420万人、そのうち認知症やてんかんの方を除いた数が約330万人となっておるらしいです。その3年前の平成26年から比較しても総数で30万人、また内訳で300万人となって、30万人全体的に増えているということは、単純に3年間で割りますと、1年間に10万人増えている。本市の人口ぐらいずつの人が増えているというふうな計算になるという報告が出ておりますが、全体的な傾向としてはそうなんですけれども、いざ松原市に関して見た場合、その傾向はどう出ているのか。また、他市と比べて、あるいは松原市として全国的に比較できるところから比べてどうなのか。分かるところで結構なんですけれども、教えていただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本
市長公室長。
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◎
市長公室長(橋本明君) 今、御質問いただきました分かる範囲でというところなんですけれども、病気休暇の取得者数ですみません、ちょっと御説明をさせていただきますと、平成30年度につきましては、病気休暇の取得は15名おりました。去年、令和元年度につきましては16人、そのうちなんですけれども、一般の傷病で病気休暇取らさせていただいた者が平成30年度では4人、令和元年度では7人となっております。その最初に言わさせていただいた数字との差額がメンタルでの病気休暇となっておりまして、平成30年度は11人、元年度は9人というようなところになっております。 あと、全国的な数字と比較させていただきますと、これは平成30年度の数字にはなるんですけれども、メンタルの不調者の割合といたしましては、本市が1.34%となっておりまして、全国の割合といたしましては1.47%となっておりまして、若干少ないというような状況になっております。
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○議長(池内秀仁君) 篠本議員。
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◆8番(篠本雄嗣君) ありがとうございます。 ここ2年の数字を教えていただいたわけなんですけれども、実際多いか少ないかといいますと、さっきの全国的な数字の比較からすると、本市のほうがパーセント、割合からすると若干下回っているということで、まだ多いところがたくさんあるんだなということが推測されるわけなんですけれども、やはり多い少ないか、ここが問題ではなくて、実際1人が出られなくなると、仕事ができなくなると、その分のしわ寄せといいますか、負担というのが周りに行ってしまう。やっぱり周りの仕事を受ける人間もまた大変な負担になって、ドミノ式にそれが倒れていくんじゃないかなというふうな懸念をすごくするわけなんですけれども、やはり一人でも出さないというような対策が今後必要であるんではないかなと思うんですけれども、その辺の考え方についてはいかがお考えでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本
市長公室長。
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◎
市長公室長(橋本明君) 全国的な平均としましては、うち下回っているというところになるんですけれども、メンタルの不調で休暇に入った職員へのフォロー体制についても、所属長や希望職員には産業医との面談を行っておりますので、メンタルの不調となった経緯や根本的な原因等、個別に聞き取りまして、復職に当たっての業務内容、また職場環境についての相談体制を取り、そのような形で誰もが働きやすいような形と、速やかにできるだけ早く復帰できるような取組を進めさせていただきます。
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○議長(池内秀仁君) 篠本議員。
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◆8番(篠本雄嗣君) 一旦そういうメンタル不調に陥った場合の後の対応です。その対応をしっかり整えていますよという御説明であったかなと思いますが、陥ってからではほんまは遅いんです。陥る前にそういう環境をつくり出さないということが、本来は求められるべきところなのかなというふうには思います。 そうすると、やはりしんどくなったというところでその都度対応もいろいろと考えていただいて、職員の方の復帰に向けたこれからのいい仕事をしていくための労働環境を整えていただくということで、考えては十分な対応をしていただいているというふうには思うんですけれども、やはり対症療法的ではないかなというふうに思っております。根本的にまず解決を行っていかないといけないんではないかなと思うんですが、その点に関してはいかがでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本
市長公室長。
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◎
市長公室長(橋本明君) メンタルの不調というようなところで、引き続きハラスメントというところもあるかと思うんですけれども、先日、議員から頂きました資料を少しちょっとここで紹介させていただく中で、この分につきましては、人事院の公務員研究所の主任の高嶋先生、マッセOSAKAでの研修の講師もされていまして、本市の職員研修もいただいている方なんですけれども、「公務員のためのハラスメント“ゼロ”の教科書」というようなところで、議員とこの間お話しさせていただく中で、この出版されている本の24、25ページ、ハラスメントの防止にはマネジメントの改革が必要というようなところのページがございました。 ちょっと少し紹介をさせていただきますと、ハラスメントは症状ですと。その症状が出た理由を突き止めて、それに対する適切な措置を講ずる必要があります。ハラスメントという症状は、個別的な理由と組織的な理由の2つから起きます。そして、この2つの理由は複合的な関係です。2つの理由が重なると、最もハラスメントが起きやすくなります。逆に言えば、個人的にハラスメントを起こしやすい資質の持ち主であっても、健全な組織に置かれるとハラスメントが抑えられる一方、個人的にはハラスメント体質でない人でもハラスメント体質の組織に置かれるとハラスメントをしてしまうという関係になっています。 この中で、ハラスメント体質の人の体質を改善することがまずは求められるんですけれども、組織がハラスメント体質である場合は、組織の体質を同時に改善しなければなりません。組織が個人の体質を変えるのは、正直容易でありません。全ての人は変われることは真実ですが、決して容易でないことも真実です。一方、組織を変えることも同じく容易ではありませんが、組織を変えるのは組織にしかできません。これが、ハラスメントの防止にはマネジメント改革が必要な理由です。職員一人一人の意識を変えるセミナーも重要ですが、それは個人的な理由だけに着目したものであり、ハラスメントを起こす2つの理由の片方だけに対する対策です。もう一つの理由である組織も変える対策も必要なのです。 もし仮に、ハラスメントを起こした職員を厳罰に処して職場から追放したとしても、ハラスメントを起こした原因が組織の体質にもある場合には、またハラスメントを起こす職員が出現します。そんないたちごっこにならないためには、職員に問題がないか正しく診断すること、そしてマネジメント改革を進めて組織の体質改善を行う必要がありますと記載がありまして、今御質問いただいたこの分についてお答えさせていただきますと、本市におきましても個人への研修を行うことにより、一人一人の意識啓発を行ってまいります。ただ、それを組織全体に広げていけるような取組を、今後も引き続き行っていきたいと思っております。よろしくお願いします。
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○議長(池内秀仁君) 篠本議員。
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◆8番(篠本雄嗣君) 御説明ありがとうございます。 ハラスメントに関して先に説明をいただいたところなんですけれども、組織的にというところが非常に簡単ではない、本当に難しいところです。ただ、組織的かどうかというところは、またこれから種々判断、議論をしていかないといけないと思うんですけれども、その中で私なりに思うところがありまして、やはりセーフコミュニティという施策の中で、自殺の予防対策委員会という委員会があると思います。心の病気も予防するという、そういった観点から活動も展開されていると思います。職場だけの問題でメンタル不調になっているわけではないということは演壇でも述べさせていただきました。今、親の介護、そして子どもの養育、そういった間に挟まれて非常に大変な生活をされている方々もいらっしゃいますし、様々その家庭、いろんな事情でメンタル不調に陥っている方もおられるとは思うんですが、そういった心の病気というところに着眼をした場合に、セーフコミュニティといったところで活動されている、その中で、今実際、本市におきましてどういった影響が出ているのかどうか、本市のメンタル不調の原因も様々あると思うんですが、その辺、活動の成果がもし出ているのであれば、その辺教えていただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本
市長公室長。
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◎
市長公室長(橋本明君) 御質問いただいたセーフコミュニティの取組とメンタルの不調の部分なんですけれども、まず、セーフコミュニティの取組としましては、事故やけがは予防できるという理念の下で6つの対策委員会に分けて取組をさせていただいておりまして、この取組につきましては、現状分析、取組の企画、取組の実施、効果測定、取組改善というような形のサイクルをスタイルとしてやらさせていただいております。 それで、実際メンタルの不調といったときに、先ほども御説明させていただきました。まず、理由が何かというところ、これがつかめればその部分を改善すればいいんですけれども、複合的に絡み合っている問題がある中で、これがというところは実際言いにくいかと思うんですけれども、その分について所属長、産業医が話を聞かせていただく中で、実際直接的な原因の解消にはならないかも分からないんですけれども、原因の解消をしつつ、まずは本人がやっぱり復職したいと思っていても来れないとかいうところにあれば、できるだけ職場で受け入れるような業務内容や業務量、職場環境について相談を聞きもってやっていく中で、復帰に向けた、そういうふうに動いていただくことがまた本人のメンタル不調の改善にもつながっていくかと思いますので、原因の追究であったりとか、それを踏まえてどのような形で支援できるかと、双方向でやらさせていただきたいと思っております。よろしくお願いします
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○議長(池内秀仁君) いやいや、結局成果が出ているのかと問われているから、出ているのか出ていないのか。
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◎
市長公室長(橋本明君) 長くなりましてすみません。今の取組をやっていっている中で、メンタル不調になった者も復職しておりますので、一定成果が出ているかと考えております。よろしくお願いします。
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○議長(池内秀仁君) 篠本議員。
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◆8番(篠本雄嗣君) すみません。市民協働部長がここにいらっしゃらないところで、ちょっとお答えしにくいことをお聞きしたかと思います。申し訳ございません。 実際、この今自殺予防対策委員会をされている中では、市民の方全般を対象にした活動であるかなというふうに思っておりますので、こういった今お聞きしたようなことが直結しているのではないかなというふうに思っております。ただ、全国的に着実に増えてきている中で、この市民さんを優先というところであっても、職員にも市民さんが約半分おられると聞いておりますが、実際市役所で働かれている職員さん、全体を対象に考えていくべきかなというふうに思っております。 その中で、今、市民協働部長がいていない中で、そんないろいろお聞きすることもしにくいんですが、今後やっぱりメンタル不調で訴える方が増えてきている中で、いかに増やさずに職場の環境をよくしていって労働生産性を高めていくか、人口減少が進む中でいかに人材を大切に、そしてまた育てていくかということを考えたときに、やはり休暇、メンタルをやられて休んでいく人をつくってはいけないのかなというふうに思います。そういった観点から、職場の安全対策委員会みたいなものを新たに考えていく。あるいは、今既存のところで一定の効果を出したところ、また見直していくといったところを進めていくべき時期ではないのかなというふうに思います。 自殺というところまではやっぱり行き過ぎるんですが、やっぱりメンタル不調という、入り口の部分でしっかりと予防、対策していくことが求められると思うのですが、その辺でもしお答えできることがございましたらよろしいですか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本
市長公室長。
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◎
市長公室長(橋本明君) 職場の改善というようなところで、本市におきましては、毎月労働安全衛生委員会というものを開催させていただきまして、その中で出てきた意見については、委員さんの皆さんと協議をしながら改善していくように取り組んでいっておりますので、引き続きその場でいただいた意見を事務局、人事なんですけれども、真摯に受け止めさせていただきながら改善をしていきたいと。できることについては速やかにと思っております。よろしくお願いします。
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○議長(池内秀仁君) 篠本議員。
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◆8番(篠本雄嗣君) ぜひ、今の対策委員会の中で対応できるんであれば、その中でまたしっかりと取り組んでいっていただきたいというふうに思いますので、改めてお願いをいたします。 続きまして、ハラスメントについてという形で、2番のほうに移らせていただきたいんですが、本年6月にハラスメント関連の法改正が行われました。労働施策総合推進法、男女雇用機会均等法、育児介護休業法といったような法律が改正され、そしてハラスメントに対する防止対策の措置が事業所、企業に義務づけられたというふうになっております。 市として、これまでにそういった改正を踏まえて防止対策としてどういったことをされたのか、お聞かせいただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本
市長公室長。
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◎
市長公室長(橋本明君) もう既にハラスメント防止に関する要綱については制定をさせていただいておりまして、その要綱制定に当たりまして、係長級以上の管理職については事前に研修を行わせていただきました。また、その研修につきましてはCDに収録をさせていただきまして、各所属に1枚ずつ配付をさせていただいて、それでもって職員が見ていただくと啓発につながっていくかと思いますので、そのような形で周知、啓発に努めております。
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○議長(池内秀仁君) 篠本議員。
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◆8番(篠本雄嗣君) その研修はいつ頃されたんですか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本
市長公室長。
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◎
市長公室長(橋本明君) ハラスメント防止の研修なんですけれども、5月12日、20日、21日、実施させていただいております。
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○議長(池内秀仁君) 篠本議員。
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◆8番(篠本雄嗣君) 先ほど係長級以上というふうなことだったと思いますが、やり方としては、ちょうどコロナ禍の最中であったということで、基本オンラインということでしたか。ちょっと確認で。
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○議長(池内秀仁君) 橋本
市長公室長。
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◎
市長公室長(橋本明君) 実施の方法なんですけれども、議員おっしゃられたような在宅勤務で出勤を抑制している期間ということもありましたので、直接的な研修会場以外にも研修を受講していただくように、ウェブ会議システム、Zoomというのを使ってオンライン研修でも実施をさせていただきました。
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○議長(池内秀仁君) 篠本議員。
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◆8番(篠本雄嗣君) それで見れなかった方にはDVDを配って見てもらったということですね。分かりました。 このパワハラに関して、ちょっと限定するんですけれども、パワハラ限定ではないですね、ハラスメントという観点からすると、人事院規則の中で定めている項目というのがあると思います。その中で、それが今、市のほうでつくられている要綱の中に盛り込まれているのかなというふうに思うんですけれども、定義として書かれているところ、ここをちょっと読んでいただいてよろしいですか。パワハラの部分に関してだけで結構です。
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○議長(池内秀仁君) 橋本
市長公室長。
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◎
市長公室長(橋本明君) 定義なんですけれども、このパワーハラスメントの防止等に関する要綱の第2条に定義を書かせていただいておりまして、パワーハラスメントとは、職務に関する優位的な関係を背景として行われる業務上必要かつ相当な範囲を超える言動であって、職員に精神的もしくは身体的な苦痛を与え、職員の人格もしくは尊厳を害し、または職員の勤務環境を害することとなるようなものを言うというような形で書かせていただいております。
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○議長(池内秀仁君) 篠本議員。
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◆8番(篠本雄嗣君) 職員の人格もしくは尊厳を害しというところが非常にポイントであるというふうに、私も先ほど公室長から紹介のありました本を読んでちょっと勉強させていただいたんですけれども、実際それが認定されるかどうかというところが非常に難しいところではあると思うんですが、実際相談があった場合、どういった流れで対応されていくのか。その具体的なところ、ちょっと中身を教えていただいていいですか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本
市長公室長。
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◎
市長公室長(橋本明君) 御質問の相談体制についてでございますが、要綱の中に規定させていただいております。部下から苦情や相談があった場合には、管理監督職の職員は問題の解決に向けて適切に対処することとしております。また、実際上司に相談しにくい場合の相談先として、庁内に相談員を複数名配置し、相談しやすい環境を整えております。相談内容によっては相談対応委員会というものを開催して、適切な対応が取れるような体制の整備も行っております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 篠本議員。
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◆8番(篠本雄嗣君) ありがとうございます。 実際そういった体制を取られて、あってはほしくないんですけれども、今までそういった相談というのはありましたか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本
市長公室長。
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◎
市長公室長(橋本明君) 6月から要綱、すみません、制定させていただいて取組をさせていただいておりますが、この実際相談対応委員会を開催してというようなところまでは現在聞いておりません。
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○議長(池内秀仁君) 篠本議員。
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◆8番(篠本雄嗣君) 委員会というところまで行かずとも、その段階での相談とかいうところは情報としては入ってこないんですか。人事当局とすれば。
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○議長(池内秀仁君) 橋本
市長公室長。
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◎
市長公室長(橋本明君) 具体的に今このようなというところでお伝えすることは、正直プライベートなところもありますので、ちょっと控えさせてはいただくんですけれども、相談員は任命権者のそれぞれの人事担当課長が入っておりまして、特に市長公室の人事課長のところには、実際こういうふうな形でというようなところを聞かせていただいたときには、実際こうなんやというようなところでアドバイスを行わせていただくようなところも行っております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 篠本議員。
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◆8番(篠本雄嗣君) プライバシーに関わるところですので、お答えできる範囲で結構です。 演壇でも申し上げたんですけれども、やはりこういったハラスメントというのは、人に対して、される側に対してはかなり影響の大きいことですし、あってはならないということではないかなというふうに思っております。実際されたりしたりというような環境をつくらないということが非常に求められるわけで、起こったことに対してあまり実際はそこに力点を置くんではなくて、予防というところにこういった観点からもしっかりと考えていただきたいなというふうに思っております。 この研修です。先ほどお聞かせいただいたような形で、オンラインであったり、この今の時期はしょうがないんですが、やはり講師のいてる中で実際その場の空気を感じながら受けるような研修と、またオンラインでの研修、私も経験したことありますけれども、やはりモニターを見ているだけではなかなか伝わってこない部分というのもありまして、できたら現場の中でいろいろとやれる研修の中で基づいてやっていったほうが、より実のあるものになるのかなというふうに思うんですけれども、研修だけではなかなか防げないところもあるんですけれども、今後実際された研修をどう展開させていくとか、具体的に今、次に考えておられることがありましたら教えていただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本
市長公室長。
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◎
市長公室長(橋本明君) 今後の研修についてというところですけれども、国においても、ハラスメントの防止を図っていくには繰り返し周知徹底を図ることが有効とされております。それを踏まえて研修を継続的に実施して、職員まず一人一人の周知啓発、知識の向上を図りながら、それをもって職場環境の維持に努めてまいりたいと考えております。 ただ、これはこれとして当然やらさせていただくんですけれども、先ほどやはり議員からもお教えいただいた、やっぱり個人、組織というようなところの2つの領域の中で、研修を受けた職員が実際どうやったんかというのを職場に帰ってフィードバックして、それを出していくことによってそこで議論がまた生まれる、またそういった取組がコミュニケーションを深めていく中で、前は少しちょっと話しにくかったけれどもというような話やすい環境をまずはつくっていくことがハラスメントの防止にもつながっていくかと思いますので、そういった大きな観点からも取組を進めていきたいと思っております。よろしくお願いします。
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○議長(池内秀仁君) 篠本議員。
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◆8番(篠本雄嗣君) ありがとうございます。 実際職場に持ち帰っていろんなことを議論するってすごい大事ですし、まだまだこのパワハラという問題に対してのいろいろ認識が十分理解されていないというところもありますので、そういうハラスメントというものはどういうものかというのを、いま一度しっかりと周知、そしてまた学んでいただくような機会を設けていただきたいと思います。また、その係長級以上ということありましたが、職場全体が係の職員であったとしても、全体が共通の認識を持って働きにくい環境じゃなくて、きちんとした知識に基づいて、お互いの仕事、また人格、そういうのを認め合う働きやすい環境をつくっていく。そういったきっかけにぜひしていただきたいというふうに、心から願っている次第であります。 いろいろ自分なりに考えてみたんですけれども、今やはり昔ほど職場の中でのコミュニケーションというのがすごく取りづらくなってきている。それが職員さんの一面しか見れずに、ちょっとした指導の仕方が悪い方向に取ってしまうというような現実もあるのかなというふうに思っております。 このコミュニケーションをどう図っていくかというところで、事例になるような企業がないかなというふうに探してみたんですけれども、一ついろいろされている中で、東京都の千代田区にエーオンジャパングループというところがあります。この中で、やっぱり職場の横の関係が顔が見えにくい。その中で何をしたかといいますと、共通の趣味のグループをつくっていって、そこに趣味の方が振り分けられていって、そこで他部署の方との関係をつくっていく。そういった人間関係をたくさんつくっていくことによって、何かあっても相談したりとかいう自分の労働環境をよくしていくというところからコミュニケーションを図り、ポイントとしましては、社員同士のコミュニケーションが活発になるような、そういった仕組みを会社側が提供することで、周囲の人の関心を持って話しかける機会が増えるというようなこととか、お互いを知ることで不調時の変化に早期に気づく、2次予防にもなる。そして、他者に感謝の気持ちを伝えやすい環境を会社側で工夫することで、仕事のモチベーションが向上し、1次予防につながるといった、やっぱりコミュニケーション取ることが大事なのかなというふうに思います。 家族の中でも、なかなかやはりしゃべらなくなりますと何を考えているのか分からないというところから、いざこざが起こったりとか、擦れ違いが起こったりというようなことがあるのは皆さんも大体御承知かなというふうに思うんですけれども、私なりにどうやっていくのが一番大切なのかなというふうに考えた場合に、やはりコミュニケーションをしっかりと図っていって、先ほど読んでいただいたマネジメントをしっかりとその職場に根づかせる。そういったところで、今後澤井市長がまだ4期、5期と行かれるのかどうか分かりませんが、次の時代に向けて、しっかりとこの松原市というところが職員が有能な方がたくさん出ていい仕事がしてもらえる。そういった職場にぜひともしていきたいと、していただきたいというふうに考えております。 それでは、ちょっと時間ももう押しておるんですけれども、学校教育のところについてお聞かせいただきたいと思います。 今までいろんなたくさんの議員が教育の問題に関しての質問がありました。実際、私のほうはこういったコロナ禍の中で授業数が減っている中で、いろいろ工夫していただいて、何とか授業数を確保していただいているなということは感じておるんですけれども、先日の8月10日に出ております日本教育新聞におきまして、学習指導がアンケート取った自治体の中では遅れている、また遅れていないというところの割合が半々であったというようなアンケートの調査結果が載っておりました。 こちら市教委にお尋ねしますと、そのアンケートは実際送られてはきていないということなんですが、実際保護者の皆さんは授業の遅れ、学業の遅れが非常に気になっておられると思います。説明にもありましたけれども、改めてなんですが、一応この設問に沿って市としてどういうような、回答をされるとすればどういうお考えなのかを順番に、私からちょっと個々に聞いていくのもなんですので、問1から問7ぐらいまでをちょっと御説明いただけたらと思うんですが、よろしいでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田
学校教育部長。
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◎
学校教育部長(横田雅昭君) 今、議員御質問のアンケートにつきましては、全国約3分の1の市区町村の教育長宛てに実施されたものでございます。日本教育新聞社でございます。本市については対象外でございましたので回答はしておりませんが、おっしゃられるとおりで、仮に回答した場合の回答想定ということで回答させていただきます。 まず、その問1から問7とおっしゃられておられますので、問いのほうの読み上げと、7月に実施されました調査ですので、7月時点であればどういう回答をしていたかという想定をお伝えします。 まず、問1が、所管している
小・中学校の学習指導はどの程度遅れていると思いますか。7月時点ですと、「やや遅れている」という回答になったかと思います。 問いの2が、今後長期の学校休業がなかった場合、本年度内に学習の遅れは回復できると思いますか。これにつきましては、「回復できると思う」になります。 問3が、文部科学省は本年度の学習内容について、来年度以降に持ち越すことを認めています。今後長期の学校休業がなかった場合、来年度まで持ち越す可能性がどのぐらいあると思いますか。これについては「持ち越さない予定」となります。 問4、学校休業中の家庭学習について、文科省は学習状況が十分であれば、その内容に関する対面授業を省くことができるとの考えを示しています。所管している
小・中学校で対面授業を省くところはありますか。これについては「全校で省かない予定」となります。 問5です。校内の感染症予防策はどのような状況にあると思いますか。これにつきましては、「当初の予定どおり予防策を実施できている」になります。 問6ですが、少し長いので、質問の趣旨だけお伝えしますと、全国知事会・市長会・町村会が30人学級、20人程度の学級への移行を求める要望等をされていますが、この動きについてどの程度期待しますか。これについては、「大いに期待する」になります。 最後に問7ですが、自民党は6月2日に令和2年度の学習期間の延長のための特例措置を提言しました。今後学校が休業になった場合を想定し、どのような特例措置についてどのようにお考えになりますか。これにつきましては、「学校設置者ではなく、国・都道府県が特例措置の実施を認めるべき」ということで回答ということになるかと考えております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 篠本議員。
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◆8番(篠本雄嗣君) ありがとうございます。 今、それぞれの質問に対しまして、特に持ち越さないであるとか、実際、いやいや、遅れてはいるけれども、今のところ遅れを取り戻していただいているのかなというふうには感じておるわけなんですけれども、やっぱり詰め込みでいくとどうしても定着というところがやはり心配だということを先生方からの声もよく聞いたりもします。また、自分の子どもを見ていても、長く何も家から出なかったという期間が、どうしてもそれまでの積み重ねが消えてしまって、新たに授業を始めたとしてもまたかなり前に戻ってしまう、戻らないとあかんのかなというような心配もしたわけなんですけれども、学校の先生方もかなり御苦労をおかけして工夫をしていただいて、子どもたちのために何とか学外の授業というか、修学旅行であったり運動会であったりというところも非常に頑張ってしていただいているところですので、我々保護者としてもPTAとしても、何とか全力でできることをバックアップしていきたいというふうな思いで聞かせていただいた次第でございます。 時間も残り少なくなりまして、中途半端になりますので、この質問につきましては以上で終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。
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○議長(池内秀仁君) 以上をもちまして、質問を終結いたします。
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○議長(池内秀仁君) ただいま議題となっております案件中、議案第50号以下議案第57号までの8件については、議案付託表のとおり、各委員会に付託いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 令和2年松原市議会第3回定例会議案付託表議案番号件名付託委員会議案第50号令和2年度松原市一般会計補正予算(第7号)福祉文教
総務建設議案第51号令和2年度松原市介護保険特別会計補正予算(第2号)福祉文教議案第52号令和2年度松原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)福祉文教議案第53号ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について福祉文教議案第54号子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について福祉文教議案第55号重度障害者の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について福祉文教議案第56号松原市手話言語条例制定について福祉文教議案第57号松原市児童遊園条例の一部を改正する条例制定について総務建設
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○議長(池内秀仁君) この際、
決算特別委員会設置の件を議題といたします。 お諮りします。 ただいま議題となっております案件中、認定第1号以下認定第14号までの14件については、委員8名をもって構成する
決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕 御異議なしと認めます。よって、認定第1号以下認定第14号までの14件については、委員8名をもって構成する
決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
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○議長(池内秀仁君) 日程を追加いたします。 日程第3
決算特別委員の選任を行います。
決算特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、田中議員、植松議員、平野議員、篠本議員、紀田議員、河内議員、三重松議員、森田議員の8名を議長によって指名します。
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○議長(池内秀仁君) 以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。 5日目の会議は、10月2日午後1時開会といたします。 本日はこれにて散会といたします。お疲れさまです。
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△散会 午後0時02分
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以上 松原市議会議長 池内秀仁 松原市議会議員 河内 徹 松原市議会議員
野口真知子...