松原市議会 2020-09-15
09月15日-02号
令和 2年 9月 定例会(第3回) 令和2年松原市議会第3回定例会 議事日程(第2号) 令和2年9月15日(火)午前9時57分開議日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 一般質問
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~本日の会議に付した事件1.日程第1から第2まで
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~出席議員(15名) 1番 中田靖人君 2番 田中厚志君 3番 鍋谷 悟君 4番 植松栄次君 5番 依田眞美子君 6番
平野良子君 8番 篠本雄嗣君 10番 紀田 崇君 11番 河内 徹君 12番 野口真知子君 13番 池内秀仁君 14番 中尾良作君 15番 三重松清子君 16番 福嶋光広君 17番 欠員 18番 森田夏江君欠席議員(2名) 7番 河本晋一君 9番 松井育人君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~説明のため出席した者の職氏名 市長 澤井宏文君 副市長 川西善文君 副市長 教育長 美濃 亮君 兼
健康部長事務取扱 太田 敏君 市長公室長 橋本 明君 理事 松本久次君 総務部長 宮本靖之君 福祉部長 中瀬 保君 理事 大浦靖久君 理事兼健康部次長 向井貴子君 理事 後藤田 浩君 市民協働部長 坂野徹也君 市民生活部長 田村滋近君 理事 野地千晶君 都市整備部長 村上寿夫君 上下水道部長 大島久幸君 理事兼上下水道部次長 教育総務部長 伊藤 輝君 兼
上下水道建設室長 大江 剛君 学校教育部長 横田雅昭君 消防長 亀井 浩君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議会事務局職員出席者 事務局長 小峰正男君 事務局次長 森岡大樹君 参事 辻田和貴子君 書記 藤田浩子君 書記 水谷友哉君 書記 田中秀門君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以上
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△開議 午前9時57分
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○議長(池内秀仁君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は15名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
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○議長(池内秀仁君) 日程に入ります前に、諸般の報告を申し上げます。 事故議員の御報告を申し上げます。 河本晋一議員、松井育人議員は欠席との届出がありましたので、御報告申し上げます。 あわせまして、松井議員より、本定例会において発言通告のありました一般質問につきまして、取下げの申出がありました。議長においてこれを許可いたしましたので、御報告申し上げます。 以上をもちまして、諸般の報告を終わります。
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○議長(池内秀仁君) これより本日の日程に入ります。 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、5番
依田眞美子議員、6番
平野良子議員を議長において指名いたします。
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○議長(池内秀仁君) 日程第2 一般質問を議題といたします。 これより個人質問を行います。 質問の通告がありますので、順次発言を許します。 初めに、河内議員の発言を許します。 河内議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 一般質問(個人) 公明党 11番 河内
徹議員発言要旨具体的内容備考欄1.
コロナ対策事業について(1)
新型コロナウイルス感染症関連給付金等申請サポート事業について
(2) 中小企業に対する支援策について
(3)
特別定額給付金について 2.松原市の財政状況について(1) 今後の見通しについて 3.コロナ禍における教育について(1) 学校教育活動の現状と課題について
(2)
GIGAスクール構想の実現について 4.消防体制について(1) コロナ禍における救急体制について
(2) 大型商業施設・
阪神高速大和川線の消防体制について
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◆11番(河内徹君) (登壇) 11番、公明党の河内 徹でございます。ただいま議長のお許しを得ましたので、通告に従い順次質問をさせていただきます。 コロナ禍という様々な制約や変化の中、市民に寄り添い、きめ細やかな対応や、
新型コロナウイルスとの長期にわたる闘いを見据えながら、今後、松原市が進める施策について、市民にとってよりよいものと実感していただけなければなりません。 このような状況の中、松原市における感染拡大にも注視し、市民の命と安心・安全を守り、新たなまちづくりへの取組や施策に対し、ぜひ、これからも挑戦をしていただきたいとお願いいたしまして、質問へと入らせていただきます。 1、
コロナ対策事業について。 ①商店や中小企業の経営者の方を支援する
新型コロナウイルス感染症関連給付金等申請サポート事業について、市が行う事業の内容についてお聞かせください。 ②市が進めてきた様々な中小企業に対する支援策についてお聞かせください。
③特別定額給付金についての取組と給付成果についてお聞かせください。 2、松原市の財政状況についてお聞きします。 ①松原市の自主財源確保に向けた取組やコロナ禍における財政状況の見通しについて、お考えをお聞かせください。 3、コロナ禍における教育について。 ①3か月にわたって学校が臨時休業となり、例年と比較し、短い間に今年度の学習を終えなければならない状況の中、学習活動が詰め込み傾向にあってはならないと思っています。学力向上はもちろんのこと、子どもの人格を形成するために教えるべき教育が進んでいるのか、教育現場の現状と課題についてお聞かせください。
②GIGAスクール構想については、
新型コロナウイルス感染拡大により、国が予定より前倒しで進めてこられました、1人1台の端末を効果的に活用した学習をどのように行うのか、また、端末を自宅へ持ち帰っての扱い方について、お考えをお聞かせください。 4、消防体制について
。 ①コロナ禍における救急体制について、現状と課題についてお聞かせください。
②大型商業施設、
阪神高速大和川線の消防体制について、平成29年3月議会でも質問をさせていただきました。
阪神高速大和川線については、今年の3月に開通し、大型商業施設も建物が出来上がりつつある現状でございます。今までになかった新たな施設、道路等についての安心・安全を守る体制について、お考えをお聞かせください。 壇上での質問は以上です。よろしくお願いいたします。
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○議長(池内秀仁君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの河内議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、
コロナ対策事業についての質問でございます。
新型コロナウイルス感染症関連給付金等申請サポート事業についてでございますが、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた市内事業者などへの支援策として、各種給付金の制度内容や申請方法等の問合せ、相談が行える電話相談窓口を設置しております。 また、国の給付金等の申請にたどり着けない市内事業者などへの支援として、行政書士に給付金等の申請の代行を依頼した際の費用について補助してまいります。 次に、中小企業に対する支援策についてでございますが、コロナ禍において影響を受けている幅広い業種に対応している持続化給付金、
家賃支援給付金等の給付制度や
セーフティネット保証融資制度等があり、相談内容に応じて必要な支援につなげております。 今後におきましても、
新型コロナウイルス感染症の影響が長引くと予想される中、引き続き、大阪府や
松原商工会議所と情報共有を図り、どのような支援が事業者に対して効果的なのか、国や府等の動向も注視し、スピード感を持って状況を見極め、支援してまいります。 次に、
特別定額給付金についてでございますが、全ての市民に給付金が行き渡るよう、未申請者の方への勧奨通知や自宅への訪問など、きめ細やかな対応を行い、多くの市民の方に給付できたことを成果と捉えております。 次に2点目、松原市の財政状況についてでございますが、
社会保障関連経費が増加傾向にあるものの、企業立地促進や
土地区画整理事業など自主財源確保に向けた取組の効果により、市税収入が増加したことや、これまで取り組んできた行財政改革の確実な実施により、市民サービスの向上を図りながら健全財政を堅持しております。 今後の見通しにつきましては、
新型コロナウイルス感染症による市税収入等への影響や
感染症予防対策、市内経済活性化への取組など、新たな財政需要が予想されることから、引き続き、企業立地促進や定住人口の獲得など、将来の自主財源確保につながる取組を進めるとともに、事務事業の見直しや公有財産の有効活用による効果を生かし、持続可能な財政運営に取り組んでまいります。 3点目のコロナ禍における教育についての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。 次に4点目、消防体制についての質問でございます。 コロナ禍における救急体制についてでございますが、消防本部では、これまで
新型インフルエンザの流行に備えた感染防止対策により救急体制を整えてまいりました。
新型コロナウイルスにおいても、感染防止対策として十分な救急資機材を確保しており、徹底した感染防止による円滑な救急業務が遂行できております。 また新たに、
感染症患者救急搬送用資機材を速やかに導入する予定であり、感染防止対策に万全を期し、市民の皆様が安心できる救急体制の確保に努めてまいります。 次に、大型商業施設、
阪神高速大和川線の消防体制についてでございますが、これまでに救急隊や消防特別救助隊を増隊するとともに、消防の相互応援制度による他都市消防機関との連携を強固にするなど、消防体制の充実強化に取り組んでまいりました。これからも引き続き、市民の安心・安全を確保してまいります。
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○議長(池内秀仁君) 美濃教育長。
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◎教育長(美濃亮君) 河内議員の質問にお答え申し上げます。 学校教育活動の現状と課題についてでございますが、
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、学校現場は臨時休業、分散登校と、これまで経験したことのない状況に対応することになりました。 授業時間数については、夏休みや冬休みの長期休業期間を短縮し確保に努めております。また、学習については、児童・生徒の実情に合わせて柔軟に対応し、極端な詰め込みによる負担がかからないよう配慮しながら進めているところです。 加えて、教育委員会としましては、様々な学校行事や取組についても学校ごとに精選し、感染対策を徹底した上で実施するよう指導しております。 コロナ禍においても、自ら人生を切り開く力を育み、よりよい社会の担い手となるよう学校教育活動を充実させてまいります。 続きまして、
GIGAスクール構想の実現についてでございますが、
GIGAスクール構想のGIGAとは、Global and Innovation Gateway for Allの頭文字を取ったものであり、教育委員会としては、その意味の示すとおり、全ての子どもたちのためのグローバル社会とイノベーションへの入り口となるように、1人1台の端末環境を効果的に活用していくことが極めて重要だと考えております。 学校での授業においては、自分の作品の写真などを撮って保存する、教科書に掲載されたQRコードなどを読み取って動画や音声を視聴する、他の人の考えを基に自分の考えを深めるなど、児童・生徒の発達の段階に応じた活用方法が考えられます。 また、家庭に端末を持ち帰って授業の予習、復習に活用したり、学校が長期の臨時休業になるような場合には、オンライン授業を受けたりすることも可能となるよう準備を進めるとともに、
インターネット活用の光と影の部分や、適切な関わり方についても指導していくことが重要と考えております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) 答弁ありがとうございます。 続いて、再質問にいきたいと思っております。 まずですが、コロナ対策の事業についてということで、
新型コロナウイルス感染症関連給付金等の
申請サポート事業について、市長のほうから答弁いただきました。このことについてもう少し詳しく聞きたいと思うので、よろしくお願いします。
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○議長(池内秀仁君) 野地理事。
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◎理事(野地千晶君)
新型コロナウイルスの感染拡大により影響を受けた市内事業者の問合せに、行政書士が対応し、各種給付金等の制度内容や申請方法について説明や助言を行うものであり、電話で気軽に、また、無料にて御相談いただけるものとなっております。 加えて、
インターネット環境が整っていないなどにより、事業者だけでは申請が困難とお考えで申請手続代行まで希望される事業者に対しましては、行政書士に支払う申請代行費用の一部を補助させていただく制度も併せて御用意しております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) ありがとうございます。 国の融資制度ということで、国が持続化給付金とか、家賃補助とか、様々な形でやっていて、松原市がこの申請をする、その代行については、やはり市内業者の方たちや商店街の方たちや、実質パソコンがなかったりとか、申請の仕方が分からなかったりとか、そういう方たちに対する支援をしっかり行っていこうというような流れの中でやっていただいているものなのか、やっていこうとしているものなのかなと、このように思っています。 その中で、先ほど言いました行政書士への申請代行費用という形で、大体どういった形でお金がかかっていくのかということについて、もう一度説明してもらっていいですか。
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○議長(池内秀仁君) 野地理事。
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◎理事(野地千晶君) 行政書士の方への費用についてでございますが、お電話でやり取りさせていただく形でございましたら、何時間でも何回でも行政書士が無料で対応させていただくことができます。 ただ、申請代行まで依頼したいと希望される事業者につきましては、行政書士が、その方の事業所などへ出向き、御面談いただくなどしていただきながら、最終的に事業者の代わりに国の給付金等の申請まで行っていただき、その要した費用の2分の1、上限1万5千円までを本市が補助させていただくものでございます。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) 中小企業に対するその支援策、今御説明をいただいた、実質その中にあって電話をして、行政書士さんが代行して、そのことについて、パソコンで申請をやっていただいた中で初めてお金が発生して、先ほどの答弁やったら、2分の1の1万5千円という形になると行政書士には3万円払うということで、うちが1万5千円を負担するという形になるのかなと思いますね。 実質、ここで中小企業に対するその施策ということについて、松原市は様々な取組をやっているというふうにも感じています。そんな中にあっても、製造業に対する本市の施策というのも結構あるのかなと思うんですが、実際に、展示会に出品するときに補助したりとか、小規模の事業者の方の融資に対してとか、実質、商工会議所に対しての、経営していくに対しての支援とか、そういったことというのは様々、松原市はやっているのかなと、このように思っています。 そんな中で、日々本業で専念されている家族経営の方だとか、そういった事業者にあっては、国のその給付金制度等はもちろんのこと、今も説明あったように、しっかりと御案内をしていただいていると思うんですが、本市の事業の支援策についてもなかなか知る場所がないとか、情報が聞き入れにくいとか様々なことはあると思うんですけれども、このような事業者に対して松原市はどう取り組んでいるのかということを、もう少し詳しく教えてもらっていいですか。
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○議長(池内秀仁君) 野地理事。
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◎理事(野地千晶君) 本市では、これまでに事業者への様々な支援策について広報や
インターネット等で情報発信するとともに、
松原商工会議所とも情報共有しながら、お問合せへの対応などを行ってまいりました。 また、先ほど御答弁申し上げたとおり、このたび行政書士による電話相談窓口を設置いたしますが、議員おっしゃっていただいた、小規模事業者の方々が一番この事業を必要とされておられる方々でないかと考えております。 そういった方々に利用していただけるものとなるよう、この制度を引き続きしっかり周知していきながら、また、大阪府や
松原商工会議所とも連携し、小規模事業者の方々に寄り添うことができるような支援策につきまして、引き続き検討してまいります。よろしくお願いいたします。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) 今、言っていただいたように、松原市にある市内の中小企業、小規模というか、小売業とか様々あると思うんですけれども、もう実際に今回の制度はありがたいなと思っていただいていると思います。 これは、実質商店街は
父ちゃん母ちゃんで結構やられている方がいて、古くから、言えば、やっているんだけれども、でも
実質インターネットがなくてとか、地域の人たちと顔を見てやる商売ですから、パソコン見てやるような商売ではなかった。その中から、この国の制度があって、そういったお一人お一人を助けて、言わば、経営を悪化させないために応援してあげるというのは、その事業の中で、その情報がなかなか分からない。その情報をしっかりと伝えていくというような形の中、今回はどっちかと言ったら、ここまで松原市が中小企業に対する協力をしていただけるのかみたいな制度でありますので、一人でも多くの方に、一人でも多くの業者の方たちがこの制度を利用して、また、こんな時代ですけれども、事業にいい方向に進んでいただきたいという後押しができたらなと、このようにも思いますので、引き続きよろしくお願いしたいなと思います。 また、ここで松原市が中小企業に対して行ってきた企業立地の促進事業等とか、実際、商店街の空き、シャッターのところを新規事業で入っていただくために対する支援制度とか、いっぱいやってきたと思うんですよね。 でも実際に、今まで松原市内で一生懸命頑張ってきた事業主の方が、このコロナ禍になって、このコロナ禍の状況の中で何とか支援策というような形は、国とか松原市はやってきたわけですけれども、これから事業を起こされる方という方に対しての支援策というのが、今後どういうふうな形で課題になってくるのかなというふうにも思っています。 今、現実やっている方はいいですが、松原市内の中で大きな会社とか、また大規模の商業施設とか、中環にも一つ大きな会社が来ていただいたりとかというような形でお聞きはしております。 そういった形で、実質、
企業立地促進事業に代わる、コロナ禍にあっての促進事業がどうできるのかということは全然分からないんですけれども、新たな事業主が松原市で御商売される方に対しての今後の支援策みたいなものもぜひ検討していただけたらなと、このように思いますんで、よろしくお願いをしたいと思っています。 続いて、
特別定額給付金について、お聞きをしたいと思っています。
特別定額給付金については、6月の議会でも結構話題になりました。そんな中にありまして、その後の取組や最終的な状況というのを教えていただけたらありがたいと思います。よろしくお願いします。
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○議長(池内秀仁君) 野地理事。
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◎理事(野地千晶君)
特別定額給付金についてでございますが、6月議会で御議論いただいた際の未申請世帯は約2,700世帯でございました。その後、申請されていない全ての世帯の方に対しまして、勧奨通知を2度にわたり送付いたしました。また、自宅へ訪問を行うなどきめ細やかな取組により、未申請の世帯は、居所不明や死亡された方などを除きますと97世帯まで減らすことができました。 申請世帯数は5万6,666世帯、申請率は99.8%となっており、多くの市民の方に
特別定額給付金を給付できたことは成果と捉えております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) ありがとうございます。 結構6月議会の中でも、なかなか思うように進まないような答弁もあったのかなと、このように思って、その状況の中で、部長のほうから諦めんとやるんだみたいな形を言われていたのかなと思っています。 そういった現状の中で、最終的には99.8%までいったということについては、これやっぱり国の制度ですんで、一人でも多くの方が、松原市民の方がこの定額給付金をお受け取りになって、やはり家計の足しにもなったかもしれないし、しんどいところを乗り越えられたかもしれないし、そういった意味においての手助けとして、こういう状況の中で、ここまでの数字を進めてくれたのかなということに対しては、ある一定の評価を得られるんじゃないかと、このように思っていますので、ここでやったことについて、やっぱり諦めずずっと頑張ってきたということがまず一つの成果であるし、今、前段のほうで、様々な国の事業や松原市が今後やろうとしている事業で、コロナ禍にあっても、これから新しく事業を切り開く人に対してのお考えもぜひお願いしたいというお願いもさせていただきました。松原市、これからこういった産業に対する施策や、最後まで、皆さん、我々も含めてですけれども、諦めないで頑張っていくことによって、いい方向や、いい結果が出るのではというような形に思っていますので、また引き続き御支援をしていただきたい、このように思っています。 続いて、松原市の財政状況についてお聞きをしたいと思います。 今後の見通しについて、市長のほうから答弁いただきましたが、令和元年度の決算においては、財政指標を見ると、一定の財政の健全化が進んでいるのではというふうに思っています。どのぐらいよくなったのかをお示しください。
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○議長(池内秀仁君) 宮本総務部長。
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◎総務部長(宮本靖之君) 財政指標でございますけれども、まず経常収支比率でございますが、30年度が103%であったのが、令和元年度の決算では102.5%、0.5ポイント改善しております。 それから、実質公債費比率でございますが、こちらも8.2%から6.9%、1.3ポイント改善しております。 それから、将来負担比率におきましても57.8%から54.0%、3.8ポイント改善しておりまして、全体的に改善が進んでいる状況でございます。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) 続いて、改善が進むに当たって、歳入歳出の両面で取組があったのかなと、このように思っています。 まず、歳入での具体的な要因と、よくなっていったという取組、また、健全化に進んだことについてコンパクトにお答えください。
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○議長(池内秀仁君) 宮本総務部長。
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◎総務部長(宮本靖之君) まず、歳入での要因でございますけれども、大きな要因としましては、自主財源であります市税のほうで約2億2,800万円の増加となったことが大きな要因でございます。 その増加の取組内容ですけれども、まず企業立地促進、それから
土地区画整理事業など新たなまちづくりによる効果、そういったものの効果のほか、徴収率の向上、そういった歳入確保の強化に取り組んだことによりまして、4年連続税収が増額となったものでございます。 それから、歳出面でございますけれども、こちらの取組でございますが、一つはごみ処理経費の節減、不燃・粗大ごみの処理委託で大きく改善しております。 そういった行財政改革の効果のほか、過去に発行しました退職手当債であるとか、建設事業債の大口の起債のほうが順次終了してまいりましたので、その公債費負担が減少しております。そのことによりまして、将来負担においても減少したことによりまして、財政指標のほうも改善したという形となっております。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) 今、部長が言った、そういった状況の中で、じゃそのことを踏まえた中で、今後の見通しについて、どう思っているかということをお聞かせください。
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○議長(池内秀仁君) 宮本総務部長。
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◎総務部長(宮本靖之君) 今後の見通しでございますが、市長答弁でもございましたが、まず、
新型コロナウイルス感染症による市税収入等の影響、それから
感染症予防対策、市内経済活性化への対策、そういった新たな財政需要の増加があるというふうに考えております。 ただ、本市におきましては、過去に発行した退職手当債や、第三セクター等改革推進債などの大口の地方債の償還が順次終了していくことで、公債費の負担が徐々に減少してまいります。 そのため、今後につきましては、市税などの自主財源の確保に向けた企業誘致や、定住促進などの取組を引き続いて実施させていただいて、併せて事務事業の見直し、それから公有財産の有効活用、そういった効果も併せまして、財政運営に向けて今後も取り組んでいきたいというふうに考えております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) 市長のほうからも答弁あったように、実質、今、言っている大型の公債費が減ってきて、市税を増やしていく要因として企業立地や様々な形で手を打ったところ、それが花を咲いてきているということに対して、借金が減りつつ、また入が増えてきているという状況の中で、このコロナという形になってきていると思うんだけれども、そういったものをしっかりと見ながら、私も実質、前段でも言ったけれども、こんな状況だからこそ、やっぱりしっかり攻めていってほしいなということは思っています。 ですが、攻めるに当たっても、非常になかなか難しい部分もあるのかなというのは感じていますが、財政基盤の強化に向けて、やはり財政調整基金を、この一定の金額の積立てというのは必要だと思います。でも、必要だと思うけれども、基金をうまく活用することで企業をしっかり育てながら市民の雇用につなげていく、そういった成果も出していかないといけないと思っているし、そのことが、実質税収確保に向けた近道になるのではないかなというふうにも感じています。そんな中で、また基金の積立ても必要だけれども、でも、財源として活用する、言わば守りと攻めという、この辺のところは非常にバランスよくいかないと難しいのかなというふうに思っています。 そんなことを考えると、この基金の活用についてということも、どういうふうに思っているのかということも、ちょっとここで聞きたいと思っています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(池内秀仁君) 宮本総務部長。
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◎総務部長(宮本靖之君) 基金につきましては、災害など突発的な財政需要に備えて積み立てていくことも重要というふうに考えております。 ただ、地方自治体といたしましては、基金を積み立てることが目的ではございません。住民サービスの充実にも活用しながら積み立てる必要がございますので、そのあたりは、本市の財政状況や、その年度に必要な事業を見据えながら積立てのほうを実施していきたいというふうに考えております。
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○議長(池内秀仁君) 議事運営上、休憩します。
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△休憩(午前10時30分)
△再開(午前10時57分)
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○議長(池内秀仁君) 休憩前に返り会議を再開いたします。 宮本総務部長。
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◎総務部長(宮本靖之君) 河内議員からの基金の活用と積立ての考え方の質問でございますけれども、まずは基金につきましては、災害など突発的な財政需要に備えて積み立てていくことも重要と考えております。 ただし、地方自治体として基金を積み立てることが目的ではなく、住民サービスの充実にも活用しながら積み立てる必要がございます。 議員が先ほどおっしゃるようにバランスが重要でありますので、そのあたりは本市の財政状況や、その年度に必要な事業を見据えながら積立てのほうを実施していきたいと考えております。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) 今、部長、言っていただいたように、実際まちづくりも前に進めていかないといけないし、様々なことに対しての対応もしていかないといけない。そういうことに対して、やっぱりバランスということを先ほども僕も言ったし、今、部長も言ってくれたと思うんですけれども、その辺について、非常に時代を見据えたりとか、今の状況を見据えたりとかという形の中で、非常に市として旗を振っていくのが難しい今現状でありますけれども、しっかりとそういうことを見極めていきながら、まちを守りながらということで進めていっていただきたいなと、このように思っています。よろしくお願いしたいと思います。 続いて、コロナ禍における教育ということで、質問を変えていきたいと思うんですが、文科省のほうからは、中学校3年生、また小学校の6年生を除いて、この令和2年度に指導できなかった学習を次年度に指導することもオーケーみたいな形でお話をしていますが、実際、松原市としてはどのように考えているのかお聞かせください。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 各学校の実態を把握し、実情に応じた対応を進めていく必要があると考えております。 本市におきましては、現時点では、全ての学年におきまして今年度中に学習内容を終えられる予定でございます。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) 今、答弁ありましたように、今年度でやってしまうという話だと思うんですが、今年度中に令和2年度の学習を終えるということですけれども、先ほども一番最初のほうに、前段でお話しさせていただいたように、実質詰め込みになっていないかなというふうに感じています。実質、うちの孫が中学校1年生でございまして、今回夏休みが少なくなって、実力テストが、夏休みが終わったその翌日に実力テストという形になっていました。 実質、話を聞きますと、実力テストというのはもう終わってからすぐだということを聞いたんで、そのことを見て詰め込みになっていないのかなということが心配だったわけですが、そうではないということは分かりましたけれども、もう教育長のほうからも、やはり時間のない中で様々な授業を教えていかなあかんとなったら、どうしても詰め込みになっていないのかなということを感じているんです。そのことについて、そうじゃないよということと、逆に、その点、そうじゃないよという点があったら、ちょっと教えていただいていいですか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 今、議員おっしゃられました実力テストの件ですが、おおむね長期休暇終了後、宿題の確認の意味も込めまして実施しているものですので、コロナ禍において特別に付け加えたものではございません。 なお、児童・生徒のそういった実情に合わせまして、1年間の指導計画を柔軟に変更するなどをしております。それぞれの学校が工夫をして詰め込みにならないような学習を工夫しております。児童・生徒の、まさにそれぞれの学習の定着実態を把握しまして、丁寧な指導を実施するように努めております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆11番(河内徹君) 今お話あった、年間に対するそういった教えるべき学習について、コロナ禍やから変更をしながらというふうに、ちょっと今言われたと思うんですけれども、その変更の内容ってちょっとだけ教えてもらっていいですか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) いわゆる学習する内容、そして必要な授業時間数を定めておりますけれども、いわゆるこの2か月ずれてのスタートになっていますので、学習の単元の順番の変更でありましたり、あるいは先ほども申しました定期テスト、実力テストのタイミングを工夫して、子どもたちが逆に負担になり過ぎないようなという工夫でございます。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆11番(河内徹君) 続いてですが、コロナ禍の中にあって、実質学力向上がここで課題にされていると思っています。一人一人が、この学習内容が一人一人に充実さす、定着さす、このことについて最も重要だというふうに思っています。そのような取組をしっかりと各学校にどういうふうに伝えているのか、徹底されているのかということがちょっと気になります。お答えください。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 各学校に対しましては、校長会議などを通しまして、特に児童・生徒のこのコロナ禍の一人一人の状況、あるいは学習の定着の状況などを把握しまして、配置している学習指導員、あるいは加配教員なども有効に活用して、学習内容の定着を図るように、指導、助言しております。 また今後は、1人1台端末が導入される予定でございますので、そういったものも活用して、意欲的に児童・生徒が学習できるようにも指導しております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) よろしくお願いしたいなとは思うんですが、実質このコロナ禍にあって、先ほどの答弁でいくと、なかなか教えるべきその教育が詰め込みにならないようにカリキュラムも変更しながら、子どもたちに極力負担のかからないようにと言ったとしても、実質授業の時間が若干短縮になるということについては、やはり創意工夫もしながらやっていかないといけないというふうにもすごく感じています。 教育の目指すところというのは、当然学ぶべきその教育を、実質子どもの力になるように、学力向上もあるし、子どもたちに人生切り開いていっていただくような育む力をつけさせてあげるということも大事やし、実質この市の中での、学校の中での行事とか活動、そういったものもあるし、実施できない状況もあったと思います。具体的に現状をお聞きしたいなというふうにも思っています。一回、じゃその現状だけ教えてもらっていいですか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 学校行事につきましては、各学校ともに、可能な限り実施するように工夫して取り組んでおります。 コロナ禍におきましても、特に子どもたち、あるいは教職員は、これまでセーフスクールなどの取組で培ってきました自主的あるいは主体的な活動の一環としまして、様々な行事の実現をするために感染対策のアイデアを生み出し、あるいは、安心・安全に行事を実施できるアイデアを生み出して取り組んでおります。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) 今、答弁していただきました。そのことは、そういう形で理解をしておきたいと思っています。 ですけれども、やっぱり心配している部分はあるし、今、部長のほうから様々な答弁あって、セーフスクールで学んだことや様々なこと、いろいろあると思うんですけれども、実質人間として力もつけていかないといけないし、学力も向上させていかないといけない。このコロナ禍の中にあっての教育というものは、今までやろうとしていた授業を工夫してやっていかないといけない。それは工夫っていろんな意味があると思うし、やはりどこかで時間を短縮してと思ってしまっているから、その辺の部分について負担が子どもにかかりやしませんかとか、先生にもかかってきませんかということが心配です。そのことをしっかりと見据えながら、今後の教育としてフォローもしていってあげていただきたいと思うし、様々のフォローの仕方もあると思いますんで、今後よろしくお願いしたいと思っています。 実際、これからコロナ禍になって、GIGAスクールのほうにちょっと質問を変えていくんですが、まず最初に、1人1台の端末というものを活用するに当たって、どのような授業が可能になるのか、どういったことを考えているのかということをちょっと教えていただいていいでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 授業におきましては、児童・生徒の発達段階に応じました学びを深めるための活用をしてまいります。 具体的には、例えば現在、コロナ禍では難しくなっておりますグループでの話合い活動などをタブレット端末上で行うことが可能になります。また、授業中に教科書に掲載されているQRコードを読み取りまして、動画等を見ながら学習活動も可能です。 今後、様々な授業での活用方法をさらに研究してまいります。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) 今、学びを深めていくにおいて、グループでできたりとか、言えば、端末を使う中で様々な勉強の方法とかいうのも考えてやっていくというふうにはお伺いをしました。 実際、教科書にも今はQRコードがあって、その方がそれを開けば、何かすごくいい形で教えていただいたりするような形にもなっていますし、今後その充実はしていくんだろうなみたいなところは感じてはおります。 実際に学校での勉強について、その端末機を使っての勉強についてはそれでいいのかなと思うんですが、実際家庭に持ち帰った中でどういうふうな形で使っていくのか、これを使ってどう勉強していくのかみたいなところもあれば、教えていただいていいでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 家庭での活用といたしましては、学校で学んだことを定着させる、いわゆる復習のために、家庭でタブレットの動画を視聴しましたり、あるいは翌日の予習としまして、学ぶ内容をコンテンツを操作して活用の準備をしてくる。さらに、今後また感染状況が変化しまして、分散登校等に、あるいは臨時休業となった場合につきましては、オンライン授業にも生かしていけるように準備を進めております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) 今、実際オンライン授業の話があったと思うんですが、このオンライン授業が行われるに当たって、先ほど一番最初に言っていただいた、学びを深めたり、グループであったり、端末を使ったりという学校の中での勉強、学習と、家に持って帰ってからの勉強、学習というのも、基本は同じような方向なのか、ちょっと角度が変わるのかとか、ちょっと心配。 もう一つは、端末機を使うわけですから、当然、皆さん家に持ち帰って端末を使うわけやから、そのことに対しての使い方とか、そんなんはもうたけているとは思うんですけれども、インターネットのつながり状況とか、当然これから12月以降にいよいよ進めていくようなその授業なのかなと、このように思っているんで、その辺についての心配事とか、それについてのお考えというのをお聞かせしてもらっていいですか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 教育委員会といたしましては、これまでも子どもたちに対してインターネットを活用する際の有効性、一方で危険性につきまして、理解してくるように指導してまいりました。 このタイミングでまた1人1台の端末環境が出来上がるわけですので、さらに適切な情報モラル、これを身につけていくために、情報モラルの授業づくりを発達段階に応じて進め、各校で取組の事例の共有を行ってまいっております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) 今、情報モラルのお話されました。実際、この情報モラルの取組についてというか、このことの徹底については、これめちゃめちゃ今後大事になってくる分野かなと思っています。 市として、どういう形でこの情報モラルを教育してきたのか、教えてきたのかということを、もう少し詳しくお聞かせください。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 先ほども申しましたように、これまでも指導はしてまいりましたが、やはり1人1台端末になるということで、これまでの取組に加えまして、子どもたちへの指導はもちろんのこと、教職員や保護者、持ち帰った家庭の保護者にも、ICT機器についての理解を深めていただく必要があると考えております。 特に、家庭で使うルールづくりにつきまして、子どもと一緒に保護者が考えることが重要であると考えておりますので、今後はこれまでの子どもの教材に加えまして、保護者への啓発も強調した、視野に入れた情報モラル教育のための教材を準備してまいる予定でございます。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) 情報モラル教育、このことについて教育委員会、今、考えたのは、当然本人も守っていかないといけないし、また、それを自宅に持って帰った後の家族さんも、そのことについて理解、学んでいかないといけないということを強調されておっしゃったのかな。管理するのは、その家であり、家庭でありというふうにしていかないと、やはりインターネット上とか、SNSへの書き込みとか様々な形で利用できることに対して、学校内でのそういったことについてちょっと事故があったりとか、そういったことはあってはやっぱりあかんのかなと思いますので、しっかりとその分については、お考えを持ってやっていただきたいというふうに思うんですが、実際この新たな情報モラル学習について、今年度実施するのかみたいなところ、先ほどおっしゃったことなんですが、実質、今までの情報モラル学習プラス、これから本当に保護者や子どもたちに管理をしていく意味において、新しいものはないのかというふうなことをちょっと思っているんですが、その辺について御意見ありますか。
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○議長(池内秀仁君) 美濃教育長。
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◎教育長(美濃亮君) 子どもたちだけでなく、大人が新しいその情報機器についての知識、理解をもっと持っておかないと、子どもたちのほうがどんどん知恵とか、使い方の知識とか進んでしまっていますから、そういう意味では、大人がしっかり知識も持たないといけないし、ルールづくりという面でもしっかり考えていかないといけないなと思っています。 実は今、大阪府下には、文科省から教育長、私を含めて合計3人来ています。それぞれが道徳教育であったり、情報教育であったり、生徒指導の担当をしていたという経歴もあって、今、各学校で使えるような、そういう3つの、今申し上げたような分野の知識も集めた教材、新しく作ろうというふうに準備をしているところでございます。 また、しかるべき時期になったら詳細をお知らせできるようになるかなと思いますので、そういうものも活用して、子どもたちの情報モラル教育を充実していきたいと考えております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) 今、横田部長のほうから、そういった新たな、実際、教育、情報モラルをやっていくということに対して、今、美濃教育長のほうからは、そのものを新しいものとして形にして、大人も子どもも共有しながら、しっかりと今、前段で言っていた事故とか、そういったことのないようにということを強化していく、新しいものをこしらえていくみたいな答弁をされたのかなと、このように思います。実際にそのものがどういったものかというのは、今、当然またお示しできる機会があればというような話をされていましたので、ぜひ、お示しをしていただけたらなと、このように思っています。 どちらにしても、ここで一つ言えることは、端末機を持って帰った中での勉強、学習、このことについて、松原市としては、しっかり充実もさせながら、危険を回避しながらという、先ほど光と影というお話をされたと思うんですけれども、その辺の部分についてしっかりと目を光らせながら、無事故で実質本当にこの制度が子どものために、子どもの学習につながっていったというような形を取っていけるような方向にやっていくんだというような形の意気込みとして受け取っておきたいと、このように思っています。いち早くつくっていただけたら、見せてくださいということで、よろしくお願いをしたいと思います。 最後になりますが、消防体制について質問をさせていただきたいと思っています。 コロナ禍における救急体制についてということで、市長のほうからも答弁をいただいております。 その中にあって、どのような対策を取られてきたのかということを、もう一度教えてください。よろしくお願いします。
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○議長(池内秀仁君) 亀井消防長。
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◎消防長(亀井浩君) コロナ禍における救急の対策についてでございますが、消防本部では、
新型インフルエンザの流行に備えまして、平成21年度から感染防止衣やN95マスク、ゴーグル、ゴム手袋などの感染防止資機材を計画的に備蓄、整備しており、コロナ禍におきましても不足することなく対応しているところでございます。 また、感染の拡大に備えまして、消防本部で保有しております5台の救急車のうち、予備車の1台を
新型コロナウイルス感染症優先出場車両として運用しており、搬送体制についても万全を期しております。 さらに、2次感染防止対策といたしまして、5台の救急車全てに、搬送患者と隊員を間仕切る飛沫防止用ビニールシートを設置し、飛沫感染防止を図るとともに、全ての救急活動において消毒作業を確実に行い、通常より高いレベルの感染防止対策を実施しているところでございます。 今後も、さらなる感染防止対策の強化といたしまして、
感染症患者救急搬送用資機材、これカプセルタイプのものなんですけれども、これを早急に運用できるよう、今現在、準備を進めているところでございます。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) 続いて、コロナ禍における救急活動の状況について、もう一度、伺いたいと思います。よろしくお願いします。
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○議長(池内秀仁君) 亀井消防長。
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◎消防長(亀井浩君) 救急搬送状況といたしましては、8月末までに、
新型コロナウイルス陽性患者20名を搬送してきたところでございます。 このほか、119番通報時点で感染を疑う症状を発症されている方や、救急出場後に救急隊が現場で発熱症状を確認する事例など、
新型コロナウイルス感染症を疑う事例が多数ございました。これらを含めて、全ての救急事案につきまして、感染防止対策を取った救急隊員が対応しているところでございます。 また、搬送病院についてでございますが、
新型コロナウイルスの感染が濃厚な救急患者につきましては、あらかじめ指定された病院に搬送しているところでございます。 今後につきましても、引き続き、
新型コロナウイルス陽性患者を救急搬送する場合につきましては、感染防止に細心の注意を払い、救急活動を実施してまいりたいと考えているところでございます。
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○議長(池内秀仁君) 河内議員。
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◆11番(河内徹君) ありがとうございます。今、ちょっとまとめて2つ聞かせていただきました。 そんな状況の中で、8月末には20件あってという形でおっしゃっていましたし、実質この119番のその中で、その方がコロナになっているか、なっていないかみたいなんで、本当分からないし、そんな中にあって、しっかりと感染予防をしながらの体制、今回、市では、アイソレーター、購入しましたよね。実数1台に、言えば、感染予防に対する資機材を購入してという形でやっていたと思うんですけれども、そういったこともしながら、ある一定のルールをきっちりと守りながら今後も進めていくし、今までも注意してやってこられたのかなと、このように思っています。 そういった意味で、しっかりと事故を起こさないようにということと、感染拡大の中に入っていかないように、よく注意していただけたらなとこのように思っています。よろしくお願いします。 最後に、大型商業施設、
阪神高速大和川線、このことに対して、開通に対する、新たな災害に対する安全とか、大規模の商業施設に対する体制、これを聞かせていただいていいでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 亀井消防長。
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◎消防長(亀井浩君) 大型商業施設や
阪神高速大和川線など新たな施設の消防体制につきましては、それぞれの施設が規模が大きいことから、個別の警防計画を定め、災害対応することを考えているところでございます。 まず、
阪神高速大和川線につきましては、既に松原市、大阪市、堺市において警防計画を定めており、開通前には松原市が中心となり、大阪市や堺市をはじめ、大阪府内の消防機関などと大規模な訓練を行い、消防機関との連携を確認したところでございます。 また、大型商業施設につきましては、現在建設中ではありますが、安全な施設の完成に向け、消防用の設備が法令で定められている基準に適合しているかなどの検査を、現在、随時行っているところであり、こちらのほうもオープン前には警防計画を定め、消防訓練を実施していきたいというふうに考えております。 このように、あらかじめ個別に警防計画を定め、他市消防機関と連携した訓練を行うなどいたしまして、大規模な施設等で災害が発生した場合に備えているところでございます。よろしくお願いします。
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◆11番(河内徹君) ありがとうございました。
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○議長(池内秀仁君) 次に、鍋谷議員の発言を許します。 鍋谷議員。
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(2) 大雨への備えについて 2.子どもたちの教育について(1) 小中学校が休校となったが、授業時間は取り戻せるか 3.子育て世代の支援について(1) 電子母子手帳アプリの活用について
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◆3番(鍋谷悟君) (登壇) 3番、大阪維新の会、鍋谷 悟でございます。ただいま議長の許しをいただきましたので、通告に従い順次質問をさせていただきます。 市長はじめ理事者の皆様の誠意ある御答弁をよろしくお願いいたします。 初めに、現在も増え続けている
新型コロナウイルスの感染者は、9月13日の時点で、大阪府で9,600人を超え、松原市でも178人の感染者の報告をされております。 さらに、これから気温が低くなり、空気が乾燥する冬の季節はインフルエンザの流行も懸念されており、
新型コロナウイルスの感染症と似ているため、医療機関でも判断するのに時間を要すると言われております。
新型コロナウイルスとインフルエンザ、同時に感染すれば重症化になる確率が上がると言われているので、市民の皆さんは、できる限りインフルエンザの予防接種を受けていただきますようお願いいたします。 そして、松原市においては、
新型コロナウイルス感染症の対策として、補助金や地方創生臨時交付金などを利用し様々な取組をされており、市民の皆さんの負担軽減や安心につながっていると思います。 前回の議会で質問もさせていただきました医療従事者への支援や、高校生の年齢の子どもを扶養する世帯への支援、また議会からの提案、要望も多く取り入れていただいたことに、心より感謝いたします。ありがとうございました。 それでは、質問をさせていただきます。 自助・共助・公助の中で、府立高校の避難所についてですが、
新型コロナウイルスの感染者が増え続ける中、地震や台風といった災害は容赦なく襲ってきます。 去年の6月議会でも同様の質問をさせていただきましたが、府立高校を早期の段階で避難できるようにはできないでしょうか。避難所を一つ開設するには、鍵の管理や準備、設営、備え、府立高校との連携などの課題はたくさんあると聞いております。しかし、近隣の皆さんは、大きな道路を渡って遠くの小学校へ避難するより、すぐ近くの府立高校へ避難したいと願っております。 特に、高齢者が多く住まわれている地域では、避難所までの距離が遠くて、誰かに付き添ってもらわないといけないという方もおられます。自助・共助・公助の考えの下、府立高校の協力だけでは成り立つことは難しいと思いますが、地域の協力があれば可能であると考えるのですが、松原市の考えや、もし進展などあればお聞きかせください。 次に、2つ目ですが、先日9月1日に大雨警報、洪水警報が発令され、最大時には1時間に55.5mmの大雨が降りました。避難指示などは出なかったものの、怖い思いをされた方も多くおられるのだと思います。松原市では災害警戒の体制を整え、パトロールや土のうの要請など、職員の皆さんは緊迫した状況の中で大変な時間を過ごされたと思います。 今回、9月1日の大雨は1時間ほどで上がり、床下浸水5件、土のう要請12件だったと聞いておりますが、もし何十件とこれより多くの要請が来た場合、全てを行政だけで補うことは難しく、これもやはり自助・共助・公助が大切であると考えます。 松原市の洪水ハザードマップは、災害時の備えとして浸水想定区域が色分けされておりますが、大雨のときに、各地域でさらに細かく浸水箇所や水のあふれる箇所などを把握しておけば、災害に至る前の素早い行動ができるのではと考えますが、松原市のお考えをお聞かせください。 次に、3つ目ですが、子どもたちの教育についてですが、松原市の小中学校では、
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため約3か月間臨時休校となりました。感染拡大の予防措置としては仕方のない判断だったが、学校が再開されてからは、子どもや教職員には重い負担がのしかかっている厳しい現実であります。 特に、子どもたちの授業時間を取り戻すことは必須であり、保護者にとっては心配でならない状況だと考えます。 教育は、ものづくりのように納期に間に合えばよいわけでなく、無理に授業を詰め込み、課題だけをクリアしても終了とはなりません。特に、中学3年生の子どもたちは受験を控え、不安と焦りを感じているのではないでしょうか。人生で初の受験でこれからの道筋が決まるかという大事な時期です。この先の授業時間を取り戻すための対策などをお聞かせください。 最後に、子育て世代の支援についてですが、多様な子育て世代を支えるための施策をさらに進めていただきたいという思いから、電子母子手帳アプリの活用について質問させていただきます。 現在、スマートフォン一つがあれば、買物、スケジュールや健康管理など、生活の全てがスマートフォン1台で間に合う時代となっております。特に、若者世代にはなくてはならないツールとなっております。 そのような背景の下、松原市でも子育て支援の充実のために、子育てに関する様々な情報を保護者が一元的に管理、活用できる電子母子手帳つき子育て支援アプリを導入してはいかがでしょうか。このようなアプリは、子どもの成長記録や健康管理、複雑な予防接種のスケジュール管理ができ、自治体からのタイムリーな情報を受け取ることができます。そして、データを家族間で共有し、家族みんなが子育てに参加することができる上、データ自体はバックアップされるので、万が一母子手帳を紛失してもデータを復活させることができます。 現在、大阪府下では19の自治体が何らかの子育てアプリを活用しております。既に導入している自治体側にとっても多くのメリットがあると聞いております。何よりも子育て世代の皆さんの安心感、また、具体的な健康管理面でも必ず役立つものと思います。このような電子母子手帳、子育てアプリの活用について、松原市のお考えをお聞かせください。 以上、壇上での質問を終わります。御答弁よろしくお願いいたします。
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○議長(池内秀仁君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの鍋谷議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、自助・共助・公助についての府立高校の避難所についてでございますが、松原市地域防災計画に基づき、本市の防災プラネット派遣職員より、まず市内小中学校等24か所において避難所を開設、運営する体制を取っております。 府立高校の避難所におきましては、大規模災害の発生や避難者数の状況により開設することとなっておりますが、
新型コロナウイルス感染症対策も含め、さらなる市民の安心・安全のため、今後も引き続き各高校と協議し、台風、大雨等においても必要に応じて開設できるよう努めてまいります。 次に、大雨への備えについてでございますが、本市では総合防災ガイドマップを作成し、全戸配布するとともに、自助の取組として側溝の掃除や水のうの作成等、日頃からの対策を適切に行うことで自宅等への被害を防ぐことができることを、広報やフェイスブック等により周知啓発しております。 これに加え、共助の取組として、自主防災組織等の活動や出前講座を通じて地域における防災力の向上に努めております。 引き続き、安心・安全なまちづくりに向け市民の自助・共助の意識の醸成を図り、町会、自主防災組織、防災士会、松原市セーフコミュニティ災害時の安全対策委員会等との協働による防災対策を進めてまいります。 2点目の子どもたちの教育についての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。 次に、3点目、子育て世代の支援についての質問でございます。 電子母子手帳アプリの活用についてでございますが、現在様々なアプリが普及し、発育発達の記録、予防接種や健診の管理、把握等ができるため、保護者が自由にアプリを選び、従来の母子手帳と併せて活用されております。 現在、市内の子育て関係の情報につきましては、広報まつばらやホームページのほか、まつばら子育てネットや松原市子育て応援メール等で周知を行っており、子育てに関するイベントや手続、相談窓口などの情報を届けるため、妊娠届出時には、これからの育児に活用していただけるよう広く御案内しているところでございます。 今後さらにICTを活用し、子育て世代へ育児に関する情報を積極的に届けることで、より安心して育児ができるよう、市の電子母子手帳アプリの導入に向け取り組んでまいります。
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○議長(池内秀仁君) 美濃教育長。
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◎教育長(美濃亮君) 鍋谷議員の質問にお答え申し上げます。 小中学校が休校となったが、授業時間は取り戻せるかについてでございますが、
新型コロナウイルス感染拡大に伴う長期の臨時休業により大幅な授業時間数が失われたところであり、いかにその遅れを取り戻すかが大きな課題となっております。 教育委員会としましては、夏休みや冬休みの長期休業期間の短縮等、授業時間数を確保するための取組を進め、今年度中に全ての学習を終える予定であります。 児童・生徒の指導に際しては、今後も学習内容の定着状況を丁寧に把握するとともに重点化を図ることにより、個々の児童・生徒の実態に応じた指導に取り組んでおります。 特に中学3年生は進路選択を控える大切な時期でもあり、充実したサポートが必要ですので、学習支援員を手厚く派遣し、個別指導、補充学習の充実を図ってまいります。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 御答弁ありがとうございます。 それでは、府立高校の避難所についてのほうから、再質問をさせていただきます。 去年の6月も同じような質問をさせていただいたところではございますけれども、その辺の進展等もまた聞きたいので、お聞かせください。 現在、避難所に指定している府立高校については、どういう状況になったら開設されることになっておりますか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 現在、松原市内には59か所の指定避難所がございますが、市長からの答弁にもありましたように、まず市内小中学校等24か所を先に開設いたします。その後、災害の状況を見て、必要に応じて府立高校や、それ以外の避難所を開設してまいります。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 今の答弁で、必要に応じて開設するということやったんですけれども、その場合、どんなときのことを言うんでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 開設しております避難所におきまして、災害の規模が大きいなど、避難者の方の受入れが対応し切れない場合などについて、開設していくことになっております。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 松原市にある府立高校と言えば、松原高校、平野高校、生野高校、大塚高校、この4校と思うんですけれども、すぐ近くで早期に開設される避難所があればよいんですけれども、地図等でちょっといろいろ見てみますと、特に三宅東のほうにある松原高校と大塚高校、これを避難所として開設したら、避難する、そのときの安全面とか、距離短縮によって市民の負担も減るように考えます。 そこで、例えばですけれども、前回の質問とちょっと重なるんですけれども、西大塚地域のほうは最寄りの避難所が松原東小学校となっており、安全面はもちろん、距離短縮にもつながって市民の負担が大幅に減少されると思うんですけれども、この辺はちょっといかがでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 今、本市といたしましては、分散避難による
新型コロナウイルス感染症対策も含めて、市民の方が安心・安全で避難できるように、引き続き、府立高校と協議を続けてまいりたいと思っております。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) ありがとうございます。 現在、府立高校と協議をしてくださっているということで、期待をして、この後はちょっと安心しておる部分がございます。
新型コロナウイルス感染症対策としても避難所を分散する、そういう意味合いでも、さらなる市民への安心と安全にもつながるとも思いますし、近隣地域の方にも、その分も開設する際にはしっかりと役割を持ってもらって、お互いで協力しながら進めていっていただきたいなと思います。 災害時は、市政側の、言うたら松原市の職員の皆さんも、当然大変なとき、大変な時間を過ごすと思うんで、自助・共助・公助、しっかりと地域、町会とか、近隣の方々にも理解してもらって、職員だけに負担が大きくのしかからないような、地域の皆さんと力を合わせて仕組みづくりをつくっていってほしいなと、そのように思います。これからもよろしくお願いしておきます。 次に、大雨への備えについてお聞きさせていただきます。 9月号の広報にも載っておるんですけれども、松原市では雨に強いまちづくりに取り組んでおられると掲載されておるんですが、この取組の内容について教えていただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 大江理事。
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◎理事兼上下水道部次長兼
上下水道建設室長(大江剛君) 大雨に備えた本市の整備状況についてでございますが、天美のポンプ場をはじめ、西除川や流域下水道の雨水幹線などへ効率的に雨水を排除できる整備を進めております。 特に、増水時におきましては、上流域の排水路から雨水を取り込み、雨水管へ流すことで下流域への負担の軽減を図るための取り込み施設を整備しております。新たに令和元年度には上田地区にも設置を行いまして、合計で市内に41か所の取り込み施設を設置するなど、計画的な雨水整備に取り組んでおるものでございます。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) ありがとうございます。 広報、私も見させていただいたんですけれども、雨水の取り込み施設の説明を絵で表していて、大変分かりやすいとは思うんですけれども、あとこれも9月広報に、同じく隣に載っているんですけれども、市民への啓発として、身近な側溝の清掃について掲載されておるんですけれども、市民だけではなく、要は松原市としては、大雨が予想される際にどんなことをされているのか、お聞かせいただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 大江理事。
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◎理事兼上下水道部次長兼
上下水道建設室長(大江剛君) 市では、先ほど答弁させていただきました雨水の取り込み施設につきましては、4月から11月まで週に1回の清掃、また12月から3月までは隔週で定期的な清掃を行うとともに、大雨が予想される場合におきましては、常に気象情報を把握し、事前に臨時のパトロールや清掃を行っております。 さらになんですが、河川の状況をリアルタイムで配信できる河川監視カメラも設置しております。 特に大和川では、より川の状況を分かりやすいように河川内と堤体の方向を映すカメラを2台、それと西除川、東除川には各1台のカメラを設置し、大雨時の備えといたしまして市民の情報の提供に努めております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 大雨の備えとして、市がハード対策とソフト対策に取り組まれていることはよく分かるんですけれども、先日の短時間の大雨のときに、市民から松原市に問合せがあったと聞いております。どんなふうな内容が多かったですか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 先日、9月1日の夕方の一時的な大雨のときなんですけれども、土のうの要請の依頼などの連絡が入っております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) ありがとうございます。 土のうの対応についても、件数によっては、冒頭でもちょっと言わせていただいたんですけれども、職員だけでは対応ができなくなる場合も考えられると思うんです。 実際、多くの市民の方から連絡が来て、例えば土のうの要請が多数来た場合、対応はできたとしても大分遅れた、時間が後へ後へと回されていくと思うんで、いち早くできるような体制をつくっていかなあかんのかなと、そのようにも思います。 大雨のときに各地域でさらに細かく浸水箇所とか、水のあふれるような箇所を把握しておけば、災害に至る場合の素早い行動ができるんじゃないかなと考えております。日頃から、市は市の役割、地域は地域での役割を果たして、それぞれがしっかりと準備、対応することで災害から身を守ることもできるし、浸水被害などの軽減にもつながるんではないかと考えます。 要は、地域でというよりも町会と、町会というよりも、その町会の中のもっと細かく、各班で大雨降ったら誰々さんの家の前はよう水たまっておるなとか、あそこはようつかりやすい場所というのは、その辺、近所の人が一番よく分かっているんで、そういったところと連携取って、松原市が全てを補うんではなくて、地域、御近所の人には、近所の人でできることは、できる限りやっていただくような、そんな体制を取らんと、いざというときに負担が松原市の職員ばかりにかかってくるような体制では、とてもじゃないと追いつかないと思うんで、その辺をしっかり考えていっていただけたらなと。 松原市全域の町会、各班にいきなりやってもらわなくても、1つでも、2つでも進めていってくれるようなところがあれば、それだけでも助かると思うんで、しっかりその辺を、自助・共助・公助という意味合いでも取り組んでいただきたいなと思います。
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○議長(池内秀仁君) 橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 今、議員のほうから自助・共助・公助のお話がありましたけれども、例えば、土のうについてですと、市民の皆さんの自助・共助の取組として、水のうの作成であるとかを、水のうを作っていただくなどのその取組について、現在もホームページ等でアップしてやっておりますけれども、引き続き、市として周知啓発に取り組んでまいります。よろしくお願いします。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) ありがとうございます。引き続き、よろしくお願いいたします。 それでは、次に3つ目なんですけれども、子どもたちの教育についての中で、松原市の小中学校が休校となった分の授業時間を取り戻せるかというところについてなんですけれども、まずは、今年4月、5月で行うはずだった授業時間数は一体何時間あったんでしょうか、教えてください。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 4月、5月の年度当初につきましては、学級開きのためのオリエンテーション期間でありましたり、内科健診、心臓検診などの健康診断の日程、さらには年度当初の家庭訪問の期間、4月末から5月のゴールデンウイークなどございますので、今からお答えしますのは、実質の各教科の授業時数の予定時間でございます。 学年によって若干差があるんですが、平均しますと小学校で約70時間、そして中学校で約100時間となっておりました。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) ありがとうございます。 では、今年度、夏休み、冬休みを短縮して授業を行うということですが、4月、5月の授業時数を補うことというのは、このままできるんでしょうか。もしできないのであれば、足りない授業時間数はどのように補っていく予定でしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 夏休みと冬休みの短縮の予定時間を積算しますと、おおむね先ほど答えました授業時数については確保が見込まれております。 ただ、様々な理由でさらに休校等をすることも考えますと、各学校の状況に応じまして、7時間目の実施など、学校ごとに授業時数の確保の計画をしているところでございます。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 7時間授業となれば、子どもたちも慣れないところで疲れも出てくると思う時間帯だと思うんで、自分が子どもの頃を想像すると、ええっという感じになると思うんですけれども、その点を配慮しながら進めていかんと、どうしてもこの授業時間を取り戻すことはもう方法がないんで、もう仕方がないとは思うんですけれども、さっき言うたように配慮しながら進めてほしいなと思います。 では、今年度中に、今年度の学習する予定だった内容を全て指導するということはできるんでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 各学年の学習内容につきましては、今のところ今年度中に全て終える予定でございます。同時に、児童・生徒一人一人の学習内容の定着を図るための継続した支援も強化してまいりたいと考えております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 定着を図るための支援、これからもよろしくお願いしておきます。 これは、特に中学3年生に当てはまる内容となるんですけれども、進路決定に向けて不安を抱えている生徒とか、不安がっているような保護者がいると考えるんですけれども、学校は相談の機会を持たれたりはしているんでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 各学校では、特にこの中学3年につきましては日程を確保しておりまして、進路相談を実施する予定でございます。 おおむね、まずは生徒自身と教員との進路希望を確認する懇談などを実施しまして、その後、保護者も交えた生徒との三者懇談で進路希望を決定してまいる予定でございます。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 学校としては、きめ細かく進路相談を行うなどの支援を考えているようですけれども、学力向上に十分な学習時間が持てない中、希望する進路を選択できない状況が懸念されるんですけれども、これは松原市だけが抱える問題ではない、全国なので、そういうことは承知はしておるんですけれども、今年度の高校入試などでの配慮みたいなものはあるんでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 既に大阪府の教育庁より示されていることなんですけれども、中学3年生の全ての学習内容が、これまでは入学試験の出題範囲でございましたが、本年度は一部学習内容を削減して、出題範囲を狭めて入試が行われるということが決定されております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君)
新型コロナウイルスの影響もあって、中学3年生は希望する高校なんかの見学も十分にできない状況、コロナウイルスやから高校側がもう来んといてくれという状況もあり得ると考えるんですけれども、何か対応を考えているんでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 高校の見学につきましては、中学校側と高校側が綿密な打合せをしまして、感染対策を強化して、既に複数の中学校が高校の見学会を実施しております。高校に行っての見学、体験もございますし、高等学校の先生方に中学校に来ていただいて、高校の授業を体験した、そういう取組も既に実施しております。 また、例年10月に松原市全保護者を対象に合同進路説明会を実施しておりますが、従来ですと、その際に進路説明資料を配付しておりました。今年度は、説明会の前に、事前に各校において資料を各家庭に配付しまして、いち早く高校の情報を届けるような配慮をしております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) ありがとうございます。 中学3年生の子どもたちに手厚く学習支援を行っているようで、少し安心はいたしました。 先ほどもちょっと質問があったんですけれども、12月には1人1台の端末が配付される予定と聞いておるんですけれども、それを活用した、今一番大事な時期、受験を控えた大事な時期の中学3年生への学習支援というのは考えているんでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 学校での授業での活用に加えまして、家庭にも1人1台端末を持ち帰らせて、様々な課題に取り組むなどの具体的な活用法を現在研究しております。とりわけ、御質問の中学3年生につきましては、授業時数の確保、今年度中に確実に実施できますように、端末の導入前に、現在、既存の端末を利用しまして、学校内でオンライン授業の体験につきましては優先的に体験して実施する、そういった予定でございます。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) オンライン授業というのは、初め戸惑う子どもたちもいていると思います。授業体験を先行で実施するのはよいことやと思うんです。 僕自身もオンラインでの会議等、何回かしたことあるんですけれども、もう苦手といいますか、もうやりにくくてしょうがないのが実態でした。せやけれども、もうせざるを得ない状況であるんであれば、これから子どもたちにも慣れてもらわなあかん、これが現実なんで、しっかりと今一番大事な時期の中3の子たちを優先してしていただけるというのは大事なことだと思います。中学3年だけでなくて、あと小学校6年生も進学するんですけれども、多くの子どもたちは地元の中学校に進学する子が多いと思います。しかし、最終学年への学習支援というのは、どのようにお考えなんでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 6年生への学習の支援、これは非常に重要だと考えております。当然、小学校の中でも支援は強化しておりますが、一方で進学後の中学校との事前の引継ぎ、あるいは学習内容の継続した学習支援が中学校に入っても途切れることのないように、現在小学校と中学校で、現6年生が中学入学後の引継ぎについて連携を強化してまいる予定でございます。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 校区の小中学校で連携されているというのは、よく分かりました。 しかし、私立中学校に進学するということも考えますが、松原市では、私立中学校へ進学する割合というのはどれぐらいあるんでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 私立中学校への進学割合ですが、令和元年度実績で全体の約8.6%でございました。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 私立中学校へ進学する子どもたちの割合は、全体から見ると僅かということは分かったんですけれども、私立中学校の子どもたちと松原市立の中学校の子どもたちが、要は同じ高校を受験した場合なんですけれども、これは今の現状では不利があったり、有利があったりというような状況は生まれないんかなという、ちょっと疑問なんです。 私立中学校の子どもたちは、早い段階からオンライン授業というのを進めてきております。オンライン授業を進めてこなかった松原市の小中学校、今の話では中学校ですけれども、子どもたちは不利になるような感じに思えてしまうんですが、その点はいかがなものでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 私立中学校の生徒さんにおかれましては、その後のいわゆる高校入試ということで考えてみますと、ほとんどの生徒さんが中高一貫校のそのまま内部進学をすることになられます。 一方で、本市の松原市立の中学校におきましては、先ほどからも答弁していますように夏季休業、冬季休業短縮、場合によっては7時間目の授業の実施なども含めまして、年間の授業時数、授業内容の確保を実現できる予定です。さらに、本市の中学校には、加配教員、あるいは学習支援員ということで、様々な支援制度を導入しまして補充学習についても充実させております。 ですので、議員が御心配されておられますような松原市立中学校の生徒が不利になると、一概にそういう不利になるというようなことはございません。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 一概に不利ではないとの話で少し安心するべきなのかなとも思うんですけれども、しかし、子どもたちは、もちろん保護者としても心配でならないことやと思います。3か月間休校した分の授業時間を取り戻せるかとか、これだけニュースや報道でオンライン授業の話、また、そのオンライン授業というのは、すごくええような形でテレビでは映っている状況なんで。私立高校、私立中学校はあんないい、言うたらサービスというか授業を受けれているねんなというふうに思ってしまいがちやと思うんですよ、あれだけを見ていると。 特に、中学3年生の子どもを持つ保護者がちょっと心配していたんで質問させていただいたんですけれども、いろいろと対策を支援されているようでよかったとは思います。その保護者にも当然伝えてはおきますけれども、しかし、教育については、これからも
新型コロナウイルスの影響での課題はまだまだ出てくるんではないかと思います。子どもたちへの対策も当然考えなければなりませんが、教える側の先生、教職員に対してもしっかりと配慮をしていただいて、いろんな取組をされることをお願いといたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員、休憩入ります。 議事運営上、休憩いたします。
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△休憩(午後0時04分)
△再開(午後0時57分)
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○議長(池内秀仁君) 休憩前に返り、会議を再開いたします。 休憩前に引き続き、鍋谷議員の質問を続行いたします。 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 最後の質問となるんですけれども、子育て世帯の支援についてなんですけれども、電子母子手帳アプリの活用について質問させていただきます。 まず、母子健康手帳というのは、どのようなもので、どういった活用がされているかを教えてください。
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○議長(池内秀仁君) 向井理事。
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◎理事兼健康部次長(向井貴子君) 母子健康手帳につきましては、妊娠届出時に交付しておりまして、妊婦健診であるとか乳幼児健診、予防接種を受けた結果を記入したり、また保護者の方が育児をする中でその時々に感じた思いなどが記入できるものでございまして、妊娠中からお子さんの成長記録として大切な手帳でございます。 活用方法でございますが、健診や予防接種の際に持参していただきまして、保護者や御家族はもちろん医療機関や保健センター等でお子さんの記録を共有しております。主に就学前までの記録として使われますが、予防接種やこれまでの病気の履歴を確認するなど、大切に保管されて、大きく成長してからも見返す機会が多いものでございます。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 今、言われたとおりで、子どもが大きくなるにつれて母子手帳を見る機会がだんだんと減る、私もそういう記憶があるんですけれども、先々では、高校入学、修学旅行、私立高校とかやったら修学旅行とかでも母子手帳を見て、予防接種、こんなん受けたかとかいうような機会があるそうです。最終は、就職するときにも予防接種を受けた確認などのために母子手帳が必要というのを聞きます。こういった電子の母子手帳アプリを取り入れることで、どのようなことに活用できて、どのような効果が期待できると考えますか。
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○議長(池内秀仁君) 向井理事。
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◎理事兼健康部次長(向井貴子君) どのような活用ができて、どのような効果が期待できるのかということでございますが、従来の母子手帳と併用しまして、妊娠期から子育て期までの発達であるとか、育児のそういった記録であるとか、予防接種や健診のスケジュール管理などが容易にできるようになるというふうに考えております。 また、妊娠期から子育て期に関するイベントや制度の御案内について、タイムリーに発信することができますので、子育て世代の不安の解消や充実感の増加が期待できますので、子育て支援の充実が図れるものと考えております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 今、本当に理事のおっしゃったとおりで、子育て世代の不安の解消と充実感の増加というのは、一番の子育て支援なのかなとも思います。 では、現在、松原市で行っている子育てネットというものがありますが、どういった目的で内容のほうも教えてください。
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○議長(池内秀仁君) 中瀬福祉部長。
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◎福祉部長(中瀬保君) 妊娠期から子育て中の保護者の情報取得方法は多種多様となっており、電子媒体での情報提供の重要度が増している状況を踏まえ、松原市におきましては、平成27年10月よりまつばら子育てネットとして新たに子育て支援のためのホームページを作成し、子育て支援に関する情報を使いやすく、分かりやすく円滑に提供することを目的に開始いたしました。 内容といたしましては、松原市の子育て支援に関する情報の紹介、市内の幼稚園・保育所等の紹介、市内9か所の子育て支援センターで実施するイベントのお知らせなどを行っております。また、
新型コロナウイルス感染拡大で外出自粛になった時期には、おうちで楽しく過ごせるよう遊びの紹介のページも作成いたしました。 保護者それぞれが関心のある内容を閲覧いただき、アクセス数は年々増加しております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) この子育てネットについては、子育てしている知り合いがたくさんいてるんで、その中の人に聞いてもみました。意外といいますか、その本人もこのネットはよく見ていると、たくさんの人が見ているという話を聞いて、私の予想よりもたくさんの人が見ているというふうに感じたんですけれども、この子育てネットは、先ほど言いました27年10月やから約5年前になるんですかね。からスタートしたと言われましたが、現在のアクセス数は当時よりも増えてきているんでしょうか。また、どのような内容にアクセスが多いかは分かりますか。
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○議長(池内秀仁君) 中瀬福祉部長。
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◎福祉部長(中瀬保君) 子育てネットのアクセス数といたしましては、平成27年度は10月からの開始でしたので、半年で延べ1万3,807件でございました。年々増加し、令和元年度は延べ29万7,054件となっております。 アクセス数の多い内容といたしましては、子育て支援センターで実施しておりますイベントカレンダーやその事業の報告をするブログなどとなっております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 年間で29万件のアクセスがあるということは、子育て中の方にとって、いかに必要とされているかがよく分かります。しかし、子育てされている方に対して、さらに充実するという意味合いでも電子母子手帳を取り入れることは、利用者の利便性の向上だけでなく職員の業務負担の軽減にもなると考えるんですが、その辺はいかかでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 向井理事。
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◎理事兼健康部次長(向井貴子君) 職員の業務負担の軽減ということでございますが、より多くの方に登録していただきまして活用していただくことで、効率的、効果的に情報を発信することができるようになると考えます。子どもさんの年齢でありますとか、予防接種や健診の履歴などの情報を基に、ターゲットを絞って必要な情報提供を行うことができるようになれば、支援の充実につながるだけではなくて、予防接種の接種率の向上であるとか、健診の受診率の向上に向けた取組につなげることができるというふうに考えております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) ありがとうございます。 冒頭で、市長答弁でもおっしゃっていただきましたこの電子母子手帳アプリの導入に向けて取り組んでいただけるということで、大変うれしく思っております。本当にありがとうございます。 このようなアプリの業者と提携して松原市の情報を取り込んだサービスになれば、松原市民にとっては当然さらに使いやすくなるし、子育てに役立つアプリはいろんな業者がたくさんあるんですけれども、松原市民としては、やはり松原市の情報を取り込んだアプリを選んでくると思います。 また、既に導入している自治体では、行政側にも多くのメリットがあって、予防接種の問合せの減少、タイムリーかつ確実に必要な情報を直接アプリを取り入れた方に届けることができる、ワクチンの誤接種が減少したとか、多言語対応で外国人の方にも安心して利用していただける、利点が多くて自治体としても必須であると思いました。 私は男ですから、母子手帳などのこの質問についてもちょっと戸惑いはあったんですけれども、松原市は子育てしやすいまちを目指すということですし、さらによいサービスを時代に合わせて進めるべきと思いまして質問をさせていただきました。 少し私も調べたところなんですけれども、大体月々5万円ぐらいの自治体からの費用があって、初期費用というのはゼロ円でやっているところもあれば、50万円ほど初期費用としてかかるような業者もあります。 中には、広告をそのアプリに一切載せていないような業者もあって、どうしても広告を載せてしまうと、その広告の内容の問合せを各自治体に連絡してしまうと、分からないので自治体に聞いてくるらしいんですけれども、当然、自治体としては、その広告のことについては何も把握しておられないので答えることもできません。 そういったちょっと細かなサービスというか、自治体側のことをちょっと考えてつくっているような業者もありますので、そういったところも視野に入れながら、松原市にとって最もふさわしいアプリの導入がいち早く行われることを期待しております。本当にありがとうございます。 これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
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○議長(池内秀仁君) 次に、福嶋議員の発言を許します。 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 一般質問(個人) 日本共産党 16番 福嶋光広議員発言要旨具体的内容備考欄1.コロナ禍での学校の安全対策について(1) 子どもの安全対策
(2) 教職員の安全対策
(3) その他 2.ギガスクール構想について 3.コロナ禍での障害者対策について(1) 障害者の就労支援
(2) 災害時の障害者対策
(3) その他
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◆16番(福嶋光広君) (登壇) 16番、日本共産党、福嶋光広でございます。今、議長のお許しをいただきましたので、さきに通告いたしました発言通告に従いまして、順次質問をさせていただきます。 今回は、まず1点目に、コロナ禍での学校の安全対策についてお伺いいたします。 教育をめぐる状況は、これまで競争や管理の教育が強まり、子どもも教師も心身ともに大きなストレスを抱えている状況でした。そこへ、長期の休校、経験のない外出自粛、そして緊急事態宣言が解除されて、6月1日から徐々に授業や給食が再開されてきました。また6月15日からは通常授業が再開され、身体的距離の確保が十分できないまま現在に至っていると考えています。 6月の議会では、子どもの安全確保の上から、せめて35人以上の学級については、分割して学習できる体制をつくるなどの努力・工夫を実施すべきだと提案をしてきました。6月15日以降、35人以上の学級に対して、松原市としてどのような対策を取ってきたのかお聞かせください。 次に、教職員の安全対策についてお伺いします。 コロナ感染症が拡大する以前に、教職員の時間外労働が健康を害するほどに多く、これを何とか改善していかなければ取り返しのつかないことになると、大幅な改善を求めて質問をしてきました。 タイムレコーダーの設置などで実労働時間をきちんと把握することや、過労死ラインを上回ることのないよう改善をするよう求めてきました。そして、一定の改善が図られてきました。しかしまた、このコロナ感染症による一斉休校が明けて以降、教職員の時間外労働時間数がどのようになっているのか、その点についてお聞かせください。 2点目に、
GIGAスクール構想についてお伺いします。 政府が打ち出したオンライン学習実施に向けた環境整備、児童・生徒全員に端末の整備を6月議会の補正予算で計上されました。これによって、今年中に全生徒・児童に端末が、そしてネット受信環境がない家庭に、モバイルルーター1,600台を貸し出して、ネット接続環境を整えるということになっています。 全国的にこうした準備が進められる中、機器の確保も含めて、予定どおりどの学校にもこういった機器がそろうのでしょうか。その見通しと、機器がそろった後のライン授業に向けての計画について、どうなっているのかお聞かせください。 3点目に、コロナ禍での障害者対策についてお伺いします。 初めに、障害者の就労支援についてお伺いします。 コロナ感染症が拡大する中で、今年の2月から6月に、全国で1,100人を超える障害者が解雇されたと報告されています。コロナ禍を理由に給料が減った人もいると聞いています。 障害者だけでなく非正規の方や派遣の方など、立場の弱い人が切り捨てられていくという社会に今なっています。しかし、障害者の場合は、自分の力だけではどうしていいのか分からないケースが多くあります。行政が支援の手を差し伸べる必要があると考えます。 松原市では、障害者が働きたいのに就労できなくなったとき、どのような支援ができるのかお聞かせください。 最後に、災害時の障害者対策についてお伺いします。 以前から、災害が起きたとき、障害者は周りの人たちの支援の手がどうしても必要であることから、介助者によって避難所に避難することになります。しかし、コロナ感染症が拡大している状況では、感染防止に特段の対策が必要になると考えています。 そこで、福祉避難所が身近にあれば安心して避難できるので、この福祉避難所、これを拡充することが必要だと考えます。松原市の福祉避難所の現状と今後の拡充計画についてお聞かせください。 以上で壇上での質問を終わります。
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○議長(池内秀仁君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの福嶋議員の質問にお答え申し上げます。 1点目のコロナ禍での学校の安全対策についての質問と、2点目の
GIGAスクール構想についての質問につきましては、教育委員会より答弁を申し上げます。 次に3点目、コロナ禍での障害者対策についての質問でございます。 障害者の就労支援についてでございますが、本市では、ハローワーク、障害者職業センター、障害者就業・生活支援センターと連携しながら障害者の就労支援に取り組んでおります。 また、市内の障害者就労支援事業所による共同受注組織の活用により、多くの障害者に公共施設の清掃業務や公用車の洗車といった就労体験の場を提供し、一般就労への移行を推進しております。 コロナ禍では、就労支援の場でも感染予防対策が求められ、大規模な説明会等の開催が困難な状況もありますが、今後もハローワーク等と連携を図り、一人一人の障害者に個別に、丁寧に対応しながら就労支援に努めてまいります。 さらに、本市では、企業誘致や大型商業施設の立地促進などによる雇用の創出を図るため、企業立地促進条例を改正し、新規に市民を雇用した場合に奨励金を交付する制度を拡充いたしました。特に、障害者を雇用された企業には、奨励金を増額して交付することとしており、今後さらなるまちづくりが進む中、障害者の雇用の創出を進めてまいります。 次に、災害時の障害者対策についてでございますが、松原市地域防災計画に基づき、指定避難所のうち15か所を福祉避難所として選定しております。さらに、市内14か所の介護施設及び障害者施設と協定を締結し、災害が発生した場合には、必要に応じ福祉避難所として開設できる体制を取っております。 また、
新型コロナウイルス感染症に対応した福祉避難所運営訓練を実施し、福祉避難所への避難が安心してできるよう努めているところです。 加えて、松原ライオンズクラブ、障害者支援団体、本市の三者において、令和2年8月に協定を締結し、災害用備蓄品のスペースの確保や、松原ライオンズクラブとの協働により、障害者施設における要配慮者を含めた避難者の受入れが可能となっております。
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○議長(池内秀仁君) 美濃教育長。
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◎教育長(美濃亮君) 福嶋議員の御質問にお答え申し上げます。 コロナ禍での学校の安全対策についての子どもの安全対策についてでございますが、
新型コロナウイルス感染拡大の影響から、今年度は6月1日より学校を再開したところです。 各教室においては、国及び府のマニュアルを踏まえ、身体的距離として最低1mを確保し、リスクの低い活動から徐々に実施をしてまいりました。グループ活動を行う場合は、フェースシールドを活用し、一定の距離を保って行うなど配慮しております。今後も、手洗いやマスク、換気の徹底等、基本的な感染症対策に取り組みながら学校教育活動を進めてまいります。 次に、教職員の安全対策についてでございますが、教職員の時間外労働時間については、客観的な勤務時間を把握・分析し、時間外労働時間の縮減に努めているところです。 現状につきましては、学校が再開された6月の平均残業時間は、小学校48.8時間、中学校48.6時間、夏季休業の短縮により授業日数が増加した7月の平均残業時間は、小学校56.5時間、中学校70時間となっております。 教育委員会としましては、インターナショナルセーフスクールの取組による校内における事故発生の減少、中学校区ごとのスクールソーシャルワーカー及びスクールカウンセラーの配置による福祉的・心理的支援を実施するとともに、消毒ボランティアを配置し、教職員の業務削減に努めております。
GIGAスクール構想についてでございますが、教育委員会といたしましては、1人1台端末の導入に備え、導入直後より児童・生徒が活用できるよう準備を進めてまいる予定です。 端末が導入されましたら、教職員に対して実際に端末を触っての実践研修を行い、児童・生徒による端末の活用を始める計画でございます。 具体的な活用の方法といたしましては、授業と家庭での活用を想定しております。授業においては、教科書に掲載されたQRコードなどを読み取って動画を視聴する、端末上で児童・生徒が自分の考えをまとめ、交流し、深めるなど、様々な活用が考えられます。オンライン授業の試行も予定しており、スムーズに活用できるよう準備を進めてまいります。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) では、再質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、コロナ禍での学校の安全対策、そのうちの子どもの安全対策についてお伺いをしたいと思います。 松原市では、6月1日から分散登校を行ってこられました。2週間ほどでしたけれども、この分散登校の期間の教育活動についてどのような評価をされているのか、お聞かせいただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 分散登校につきましては、少人数で3密を避けやすく、感染対策においては有利であったと考えております。一方で、対面授業の授業時間が1日3時間となりますので、授業時数が少なくなるとともに、さらにクラスメートの半分にしか会えないことによって、クラス集団づくりが困難になっていたと分析しております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 少人数学級で実施をしたということでは、感染症対策について万全を期すといいますか、その辺では大きな成果があったという点では評価をされているかと思います。 6月の議会でも申し上げましたけれども、やはり少人数学級をすることによって子どもたちの感染症を防いでいくということは、とても大事だと思いますし、それだけではなくて、今、評価としてあまり上げられませんでしたけれども、勉強が分かりやすいとか、いろんなことも十分先生に話を聞けるとかも、そういうよさもあったんではないかというふうに思うわけです。 そういう点では、一遍に20人学級を実施するということは現実的には難しいかもしれませんけれども、30人学級を目指して、先ほども壇上で言いましたけれども、35人以上の学級を分割して分散学習体制をつくるべきだというふうなことで、提案もさせていただきました。 現在、35人以上の学級というのは市内どれぐらいあるのか、教えていただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 小学校176学級中、35人以上の学級が34学級でございます。中学校は77学級中、35人以上が32学級ございます。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 35人以上の学級がこれぐらいの数があるということなんですけれども、特に中学校の割合がかなり高いというふうに思うわけですが、この35人を超えている、かなり3密が防げないというふうな状況の中で、この点について、この間、いろんな対応がされてきていると思うんです。 文部科学省も国からの予算として、教員の増員を予算措置したと聞いていますが、その辺については、松原市に何人ぐらい配置されて、どのような配置をしたのか、教えていただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) コロナ対応の人員加配につきましては、市全体で3人の加配をつけていただいております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 3人配置をされたということで、午前中の議論の中でも、小学校6年と中学校3年で人数の多いところを中心に配置をするというふうに聞いておりますけれども、松原市では具体的にどこの学校にその3人が配置されたのか、その辺についてちょっとお聞かせ願えますか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 3名の配置に加えまして、市内22校に対しまして、4月当初より、年度当初より加配教員というのを配置しておりますので、実質的に加配教員の配置ということで申しますと、全校に配置がなされております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 全校に今、加配をされていると、これは何といいますか、習熟度学習とかで、これまで加配されてきたところの先生の数も含めて、全校に割り当たるような、そういう配慮をされてきたということだと思うんですが、それでもなおかつこの35人以上で40人に近いといいますか、そういう学校がまだあるというふうに聞いているんですが、その辺についての認識はいかがでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 学級定数につきましては、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等に基づいて定められております。基本的には1学級40人、ただし小学校1年については35人とする。ただ、大阪府の教育庁のほうは、府独自で予算をつけて小学校2年も35人といたしております。 私ども市町村が定数を判断できる立場にございませんので、以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 確かに、松原市として勝手に教職員の配置をするというのはできないというのは、よく分かるわけですけれども、配属された教職員の数を、やはり一番子どもの数の多いところに配分をするというのは、これは教育委員会としてできる範囲のものだというに思うわけです。そういう点では、確かに35人を超えて40人近いところがかなりあるわけですけれども、その中でも特に、支援学級の子どもも入れて40人を超えるようなところもまだ残っているというふうに聞くんですが、そういうようなところについては、基準が40人学級だから仕方がないということで済ますんじゃなくて、やはりその辺についても十分配慮すべきやと思いますし、例えば、非常勤の講師の方を入れてでもクラス数を増やして、クラスの人数を減らすといいますか、そういうことも必要だと思うんですが、その辺については検討されていないんでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 現在、市単位で配置しております人的配置につきましては、学習支援員でありましたり、放課後学習等サポート事業の学習支援アドバイザー、各種市単位のサポーターを導入しております。一方で、少人数学級の実現につきましては、私どもも要望しておりまして、国や府に機会のあるたびに要望しております。とりわけ現在、小学校2年までの35人ということでございますが、できれば全学年そういった状況になるようにということで、今後も教育委員会としまして、国や府に要望を続けてまいりたいと考えております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 具体的にどこの学校がどうやというふうにはおっしゃらないんですけれども、本当に40人を超すような学校がまだあるわけです。そういうところについては、やはり松原市の裁量で先生を配置してやるべきだと思うんですが、その辺については全く考えていないということなんでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 今、議員がおっしゃられる40人を超える学級とおっしゃられますのは、恐らく、支援学級の子が、給食時に通常学級で交流して食事をする際に、40人を超えるという状況をおっしゃられると思います。おっしゃられるとおり、そういう結果的に40人を超過するような実態のある学校・学級には、先ほども申しましたような様々な有償ボランティアの方々の配置も含めまして、あるいは、当然ですけれども支援学級の担任がそのときには教室に入り込むということですので、そういった状況も鑑みて年度当初の加配等も配置しております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) こういった議会の場でどうこうかも分かりませんけれども、そういった大変なところについては、講師を何とか見つけて入れていくというふうなことを検討されてきたというように思うわけです。その辺について、講師が見つからないから、そこの学校はそういう状態のままになっているというふうなことも聞いております。そういう点につきましては、やはり講師が見つかれば、配置して、クラスを分割して、少ない子どもの数で学習できる体制をつくろうという意思はあるのかどうか、その辺お聞かせ願えますか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 講師の配置についてでございますが、当然、産休、育休、それ以外の事情で先生が欠ける場合、代替の教員については速やかに配置しております。本市学校教育部の教職員課の担当が、この間、欠員のないように努力して、場合によっては退職された先生方に短期間であればお願いする、このような工夫もしながら、現在、欠員校というのはございません。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) なかなか分かってもらえないところがあるかというように思うんですけれども、そういった状況の中で、なおかつこの少人数学級というのは、非常に、先ほどの午前中の議論でもありましたけれども、学力向上という点からも、この少人数学級というのは大変大きな力を持っていると考えているわけであります。 その点では、全国知事会とか、中教審の分科会などでも、この少人数学級を導入していくべきだというふうな声も広がっているわけです。そういう点では、もちろん松原市だけで独自ではなかなか難しい面はあるとは思いますけれども、こういった動きの中で、もっとやはり強く国や府に対して少人数学級を実施するように求めていくべきだと思うんですが、その辺についてはいかがでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 議員おっしゃられるとおりでございまして、本市のほう教育委員会からもですけれども、市長のほうからもそういったことは繰り返し要望は続けております。一方で今、文部科学省自身が、このコロナ禍において、やはり学級定数の少人数化というのは検討が始まっておりますので、そのあたりの動向は注視してまいりたいと考えております。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) ぜひ松原市独自ででも、そういったことも検討を進めていただくことをお願いして、次のところにいきたいと思います。 2つ目は、子どもの人数だけではなくて、ストレスの問題について質問したいと思います。 御承知のように、今年はコロナ禍でプールの授業がなくなったりとか、学校行事が削られたりとか、遊び時間もなかなか自由に飛び回って遊べないとか、この間話がありました夏休みが大幅に短縮をされた、こういった中で子どもたちのストレスがたまってきているんじゃないかというふうに思うんですが、その辺については、教育委員会として子どもたちの反応といいますか、それに対する対策、何かお考えあったら教えていただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 様々な子どもたちにとって、ストレスはかかっているかと認識しております。 ただ、これは実際にある中学校が取り組んだことなんですけれども、
新型コロナウイルスに対して学習した後に、自分としてどう立ち向かっているか、一言メッセージ、掲示されております。4つほど紹介します。暗いニュースばかり見ない。後ろ向きに物事を考えない。ポジティブシンキング。逆に、今、この状況でしかできないことをする。子どもたち、かなりしたたかでございまして、私ども、コロナ対策、熱中症対策、様々な取組や行事も配慮しながら進めておりますが、やはり子どもたちが学校をつくっているなというのは、この間、逆に実感しております。それは、やはりこれまで取り組んできたISSの自主的・自発的な取組の成果だと思っています。 一方で、やはりそうは申しましても中にはストレスで悩みを抱えて、なかなかこれまでの学校活動がしにくい、そういった子どもに対しましては、スクールカウンセラーによる、実は授業の中でスクールカウンセラーがストレス解消法ということで講座を開いたりしている学校もたくさんあります。今後も、子どもの実態に応じてそういう取組を進めていきたいと考えております。
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○議長(池内秀仁君) 質問に対して簡潔な答弁にお努めください。 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) ストレス解消についても、積極的に取り組んでいただきたいというように思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 次に、この休校明け以降、長期の休校によって学校に行きにくくなっている子といいますか、不登校の子どもについて、どのような現状になっているか、この点についてお聞かせ願いたいのと、それに対する対策、どんなことをされているのかお聞かせください。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 今年度、1学期現在の不登校児童・生徒数でございますが、小学校が17名、中学校は27名でございます。この人数は、昨年度、令和元年度の1学期現在とほぼ同等の人数でございます。 この子どもたちに対する対応につきましては、校内の様々な支援の取組に加えまして、はーとビューにございます松原市教育支援センター、通称チャレンジルームでのサービスも引き続き取り組んでおります。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) ぜひ、この不登校になっている子どもさんたちにも、長い間声がかからないとか、何の働きかけもないということのないように、ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。 次に、暑さ対策、ちょっとここ何日間か朝は涼しくなってきておりますけれども、暑さ対策について、この間の問題についてお聞かせ願いたいと思います。 全ての支援学級と普通教室にエアコンが設置をされました。そのことで、子どもたちも本当にいい環境の中で学習できているというふうに思うんですが、実は、一番早くエアコンをつけたところは、6年前ぐらいに家庭用のエアコンを2台つけて、そして暑さ対策としてしていただいたんですけれども、この6年前に設置したエアコンがやはりちょっとこの間効きが悪くなっているとか、そういうふうな状況の学校もあるというふうに聞いています。 ぜひ各校の状況をつかんでいただいて、学校によっては冷風扇みたいなやつを学校で購入して補っているということもお聞きします。その辺については何かお聞きの点があれば教えていただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 伊藤教育総務部長。
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◎教育総務部長(伊藤輝君) 多分、議員、今おっしゃっておられるのは、平成28年度に学習室にそろえたエアコンであると思います。非常にその当時は喜んでいただいているというところもございますし、今年なんかも設置させていただいたものと比べますと、やはりパワーは落ちるというところはございますけれども、そこら辺、いろんなところでどういう状況にあるのかというのは、きっちりと調べていきたいと考えております。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) ぜひ調査もしていただいて、必要な対策も取っていただけたらというように思っています。 それから、あと特別教室のエアコンはまだ完全にはついていないというところもありますし、それから体育館もエアコンはついていないわけです。実際、この暑い夏の間、体育館で体育をするときも、それから運動場で体育をするときも、本当に大変な状況になっていたわけです。マスクは多分体育をするときは外しているとは思うんですけれども、この体育の授業での暑さ対策といいますか、その辺のことについて、どんなことをされてきたのか、教えてもらえますか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 今、議員おっしゃられましたとおり、適切な距離を保ってマスクを外す、まずこれが対応です。さらに途中で給水タイムを取る、あるいは時間中にほかの子の競技待ちの時間等は日陰で待つ、敷地内にグラウンドにテントを建てている学校がほとんどでございます。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) ぜひ、こういった子どもたちの熱中症対策といいますか、それまだまだ暑さも残っていると思いますので、引き続きしっかり取っていただきたいというふうに思っております。 子どもたち、本当にこの暑い中で、この過密な教室で勉強しているわけで、子どもたちの健康を損なわないように、ぜひ注意深く見守っていただきたいというふうに思っております。 次に、教職員の安全対策についてお伺いしたいと思います。 教職員の時間外労働時間数は、去年と同じ並みだということを聞いております。それから、どっちかというと少なくなっていると。80時間を超す中学校の先生も少なくなってきているというふうに御答弁いただいておりますので、ぜひこれからも、オンライン授業の準備だとか、それから感染拡大のための消毒の対策とか、新しい英語教育に取り組むとか、そういう中で先生方の負担が、特に精神的な負担というのがどうしてもこのコロナ禍で出てくると思いますので、そういう点は十分やっていただきたいと思っております。 それと、6月の議会のときには、消毒対策で有償ボランティアとかPTAの応援で消毒をしていただくというふうなことを答弁でも聞いてきたんですけれども、学校によっては、なかなか有償ボランティアの方とかPTAの応援がいただけずに、先生方が机や椅子の消毒もかなりされていたというふうに聞いておりますが、その辺は何かつかんでおられるところはありますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 学校のほうには、当然これ有償ボランティアですので、その報償のほうの支払いも請求をいただいておりますので、全ての学校でこの消毒ボランティアの事業については活用していただいていると認識しております。その上で、議員おっしゃられますように、保護者のほうが追加でボランティアでという実態がございます。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) ぜひ、そういった消毒等の対策について、先生方の負担が大きくならないよう今後も注意をしていただけたらと思います。 それと、仕方がないことかも分かりませんが、職員室の部屋が、やはり先生方がかなり密接な、間隔が空けられないような状況があると思います。この職員室の在り方について、何か考えられておられているようなことがありましたら教えていただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 職員室の勤務につきましては、基本的に先生方、日中は教室に上がっておりますので、ほとんどおられません。ただし、放課後、終了後、例えば職員会議であるとか、先生方の部会会議、そういった会議は最少の人数に絞りまして、場所を変えて換気をしながら広い部屋で行うような工夫をしております。また、全教職員にフェースシールドの配布もしておりますので、必要に応じて活用していただいております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) ぜひ、先生方のそういう安全対策もしっかり取っていただけるようにお願いして、次の
GIGAスクール構想についてお伺いしたいと思います。 この前の話で、ライン授業を始めるに当たって、1,600台の機械を各家庭に、インターネットのないところに配布をするということだったんですけれども、これについてスマホでオンライン授業といいますか、勉強できるような、そういったところの数も入れていたのかどうか。スマートフォンではやっぱり小さいですし、なかなか見るのも大変やと思うんですけれども、それでも一応、学校からのいろんな連絡が分かるということで、対象にしていたのか、してなかったのかだけ、ちょっと教えてもらえますか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 保護者アンケートにおいて、自宅でいわゆる配信動画を見ることができるかどうかのアンケートを取っております。端末についても、どのような端末なのか、パソコンなのか、タブレットなのか、スマートフォンなのか聞いておりますので、その回答時にはスマートフォンという回答もございました。 ただ、今後1人1台環境になった以降に、自宅でスマホで学習するということは必要なくなると考えております。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) そしたら、モバイルルーターを配置するところについては、スマホで見ていたところにも配置ができるということで考えていいんですね。はい、分かりました。 そのほか、モバイルルーターの通信料について、これは当然幾らかお金がかかるわけですが、文科省の説明では、自治体の裁量で通信料については、市が持つこともあるし、家庭持ちになる場合もあるというように聞いているんですが、この辺のモバイルルーターの通信料について、何か考えておられることととか、聞いておられることがあったら教えていただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 伊藤教育総務部長。
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◎教育総務部長(伊藤輝君) まず、国におきましては、Wi-Fi環境を整えられない低所得世帯への対応用として補助を行うものとされておりまして、この趣旨に基づき適切な運用をすることというふうにされております。 通信費につきましては、各家庭において負担していただくものというふうに考えておりまして、今後、いろんな部分で関係部局とも協議してまいりたいと考えております。なお、今、おっしゃいました生活保護世帯の児童・生徒に関するオンライン学習での通信費については、一定、生活保護の教育扶助の対象として扱われる場合があるというふうには聞いております。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 端末を貸し出した後の管理についてなんですが、セキュリティーとか、それからそれを使用する時間の制限とか、朝の質問でもありましたが、有害サイトへのアクセスを遮断するとか、そういう本当に子どもたちにとって悪い影響を与えるようなことをないようにきちんとしていくということが大事だと思うんですが、その辺についてどのような対応をされる予定になっているのかお聞かせ願えますか。
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○議長(池内秀仁君) 伊藤教育総務部長。
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◎教育総務部長(伊藤輝君) 端末の各種設定、パソコンの台帳整備とかセキュリティー設定、有害サイトへの遮断などにつきましては、端末導入業者及び設定業者が行いまして、端末の管理については各学校で行っていただくこととしております。 また、セキュリティー及び有害サイトへのアクセス制限については、導入する端末の機能として既に含まれております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) では、家庭に貸し出す前にそういう処置をしていただいているというふうに考えればよろしいんですね。 慣れない家庭では、なかなかうまく授業が受けられない、オンライン授業が受けられないというふうなところについて、どうやったらええんやろうという問合せなんかもいろいろあるかと思うんですけれども、その辺については、大体それに対してどういうふうに答えて解決していくという予定になっているのか、その辺もあれば教えていただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 伊藤教育総務部長。
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◎教育総務部長(伊藤輝君) 家庭からの問合せの件でございますけれども、これにつきましては学校で対応を行っていただきます。内容によりましては、業者対応が必要なものについては、学校から市教委に連絡していただきまして対応を行っていきたいと考えております。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) こうした作業に人的配置をする必要があるということで、文部科学省は教員3,100人と学習指導員の追加として6万1,200人、スクールサポートスタッフ2万600人という人員配置を予算化したと聞いているんですけれども、この点についてはまだ具体的に松原市のほうにどういう配置がされるかとかいうのは、まだ決まっていないんでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 先ほどの御質問にございましたように、加配教員でありましたり学習支援員という形で既に配置済みでございます。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 特にICTの支援については、今、僕が言いました学習指導員とか、それからスクールサポートスタッフが当たるというふうなことで人員配置されているというふうに聞きますので、その辺は少し研究をしていただけたらというふうに思いますのでよろしくお願いしたいと思います。 時間がもうあまりありませんので、次の質問に移りたいと思います。 障害者の対策についてで、コロナ禍での障害者対策についてでございますが、まず、障害者の方が仕事に行けなくなったりとかした場合に、相談のできる場所といいますか、どんなところがあるのか、ちょっと教えていただけますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 中瀬福祉部長。
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◎福祉部長(中瀬保君) 就労相談のできる場所についてでございますが、職業相談やその紹介を行うハローワークや、職業評価やジョブコーチの派遣を行う障害者職業センター、家庭訪問や職場訪問を実施しながら雇用関係機関や福祉関係機関との調整を行う就業・生活支援センターなどの機関がございます。また、身近な市内では、5か所ある相談支援事業所において就労の相談に対応しております。相談の内容によりまして、ハローワークへつないだり、就業・生活支援センターとの連携により職場実習を行ったり、また就労に向けての職業訓練を受けたい人には、市内障害福祉サービス事業所を紹介するなど行っております。今後も引き続き各機関と連携し、多くの相談に対応してまいりたいと思っております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) どこ行ってええか分かれへんから、障害者の方が市役所にもし来た場合、市役所の障害福祉課のほうで相談に乗っていただいて、このハローワークとか障害者職業センターとか、こういうところを紹介していただいて、対応していただけるということでよろしいんでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 中瀬福祉部長。
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◎福祉部長(中瀬保君) 先ほど申しました身近な相談場所である相談支援事業所と市役所の障害福祉課のほうに来ていただけましたら、内容によりまして各機関につなげていきたいと考えております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 相談事業所いうのは、松原市に何か所ぐらいあるんですか。
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○議長(池内秀仁君) 中瀬福祉部長。
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◎福祉部長(中瀬保君) 先ほど5か所と申し上げました。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 働きたくてもなかなか働く場所がなくなってしまう障害者の方にも、ぜひ温かい支援の手を差し伸べていただきたいというように思います。 次に、福祉避難所についてお伺いしたいと思います。 総合防災ガイドマップを見させていただいたら、先ほども答弁にありましたように、59の避難所のうち19の避難所が福祉避難所になっているということなんですが、それ以外にも協定を結んでいろいろ対策をしていただいているという御答弁だったというように思うんですが、障害のある方が、やはり何か災害が起きたときにどこへ行ってええのか分からへんとか、どこに相談していいか分からへんという場合に、この福祉避難所にぱっと一遍に行けるというものじゃない場合もあるかと思うんです。 特に、水害の場合だったらここあかんとか、そういうなんもあると思いますので、障害のある方が日頃からやはり相談をしてもらって、そして災害が起きたときには、この福祉避難所に行くとか、この指定避難所に行くとか、たくさん避難所を設置してもらう予定になっているんですけれども、最初の14の避難所はいつでも行けるわけですけれども、それ以外のところは災害の状況によって開設されるというふうになると、障害のある方がどこへ行ったらええか分からへんというふうな、その辺の相談といいますか、事前にどうやっていいかという相談の受け付けられるような場というのはつくられているのかどうか、ちょっと教えていただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 福祉避難所等を含む障害者の方が避難できる避難所の相談というところですけれども、まず、本市が指定する指定避難所は59か所ございまして、その中で福祉会館、まつばらテラスや保育所、老人福祉センターなど15か所を福祉避難所として指定させていただいております。この分については、市のほうにお越しいただきましたら、具体的にというようなところで御相談に乗らせていただくなど、御案内をさせていただきます。 また、市内で福祉施設を運営されている、先ほど議員もおっしゃられた分になるんですけれども、障害者福祉施設9か所及び老人施設の5か所と協定を結んでおりまして、この分についても障害者福祉施設であれば、市であったりとか具体の福祉施設を運営している社会福祉法人さんへ御相談に行っていただいて、より避難を想定した形で御相談していただけましたらと思います。もし何かあれば、それぞれ市役所の障害の担当であったりとか、高齢介護の担当に御相談いただければと思っております。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 福祉避難所というのは、このガイドマップで周知徹底していただいているんですけれども、実際、いざなったときに、よく分からなくて利用しなかったという例も、熊本地震のときなんかにあったというふうな報告も聞いているんです。その辺では、やはり日頃から障害のある方だとか、要介護のある人なんかはどこへ行けばいいのかということを知ってもらっておくことが大事かなというふうに思っております。そういう点では大変な作業になるんですけれども、個々の障害者の方の避難方法について、やはり地域の方とかも含めてケアプランをつくっていくことが必要かなというふうに思うわけです。 その辺については、大分県の別府市なんかが別府プランとかいって、そういう障害のある方なんかのための話合いの場というのを日常的にしておられるというふうに思いますので、そんなんもちょっと参考にしていただいて、平時のケアプランと災害時のケアプランというのをつくってもらって、それに関わる人の同意を取って、そして地域の防災訓練でもそれを生かしていくというふうなことをやっておられるようでございますが、この辺についての個々の障害者の避難方法についてのケアプランについては、今、松原市ではどういう状況になっているのか教えていただけますか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 避難方法についてのケアプランというようなことの御質問かと思っております。 災害発生時の避難行動要支援者の避難につきましては、現在、自力での避難に支援を必要とする方を掲載した避難行動要支援者登録名簿を、地域の支援者である町会の皆さんであったりとか自主防災組織、民生委員・児童委員の皆さん、また地区福祉委員の皆さんと共有しております。そして、各地域におかれましては、今申し上げた支援者の方々が情報共有を行い、要支援者の方に対する声かけなどの支援体制を構築しておられると聞いております。引き続き、地域の支援していただける方との協働により、避難行動要支援者の方の取組を進めてまいります。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 障害者の災害時の避難対策については、本当になかなか難しい面もあるかと思いますけれども、実際に、日頃からそういう話合いをやっていないと、いざ地震が起きたりとか大雨が起きたときに、やはり一緒に行ってあげられる要支援の方、支援をしてあげる方自身が災害に遭う場合もありますので、その辺大変難しい問題もたくさんあるかと思うんです。 そういう点では、指定避難所までなかなか遠いという場合に、一時避難所に避難をするということも含めて、障害者に対しては、ぜひきめ細かな対策を取っていただくようにお願いして終わりたいと思います。
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○議長(池内秀仁君) 橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 本市といたしましては、避難行動要支援者の方の災害発生時の避難につきましては、自主防災組織、民生委員の皆さん、地区福祉委員会の皆さんと情報の共有を図り、要支援の皆さんの速やかな避難ができるように共同しながら、より効果的な取組につなげるよう研究・調査してまいります。 また、現在の避難行動要支援者名簿につきましては、福祉部局、危機管理部局の担当で、その機能の連携を図りながら、当然のことでありますけれども、当事者も交えた形で誰一人取り残されることのないように取り組んでまいります。よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆16番(福嶋光広君) よろしくお願いします。終わります。
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○議長(池内秀仁君) 次に、植松議員の発言を許します。 植松議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 一般質問(個人) 日本共産党 4番 植松栄次議員発言要旨具体的内容備考欄1.天美図書館・弁天苑移転問題について(1) 地元との調整の到達と第2回定例会での議員からの意見の反映について
(2) 児童遊園廃止と緑被率の詳細ならびに天美地区内での代替について
(3) 移転先の周辺環境の整備について
(4) その他 2.環境行政について(1) 環境行政全般について
(2) その他
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆4番(植松栄次君) (登壇) 4番、日本共産党の植松です。議長のお許しを得ましたので、通告に従いまして質問させていただきます。理事者の皆様には誠意ある御回答をよろしくお願い申し上げます。 最初に、天美図書館と弁天苑の移転問題であります。 6月の第2回定例会で、近くの総合病院が老健施設建設にと弁天池購入話が突然吹き出し、市では、地域の医療水準保持とできれば充実を願い、これを受諾したものだと思います。 一方、移転先となった児童遊園は面積的に小さく、しかも鋭角な直角三角形の鋭角部分を切ったような狭小な形で、天美図書館、弁天苑の延べ床面積や機能、さらに施設前まで自動車やオートバイでも通える、また駐車もできる利便性は継続できないのではとの不安や意見が地元からの要望書提出となり、第2回定例会での議案提案に対する質疑や個人質問でも噴出したことを忘れてはならないと思います。 今回の第50号議案の補正予算案では、この件については債務負担行為の補正として2億3千万円が計上され、提案されております。提案を受けての質問でありますが、1、6月に地域から出された要望を踏まえ、どのような施設を建設していくのか。2、市議会には唐突に金額のみ提案されており、この予算を是とするように判断できる要素は一切ありません。第2回定例会での議員発言の思いをどう受け止められているのかお聞かせください。 次に、本市の環境行政についての質問であります。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、大阪府では4月7日に緊急事態宣言が出されました。そして、一旦は感染者拡大が減速し、収束へと向かうのかとの期待もむなしく、第2波が第1波の倍返し以上の勢いで襲ってまいりました。 私たちがこれまで経験したことのないような状況の中、市内事業者では休業要請により存続の危機に覆われているところもあります。また、各家庭では在宅での勤務や学校の休校などによる自習など窮屈な生活が強いられました。そして、3密を避けるためにと不要・不急の外出の自粛などで、外食を避け、スーパーやレストランなどの料理の宅配などを活用され、家に持ち帰られていた市民もたくさんいるのではないでしょうか。 このことにより、家庭から出るごみもいつもより多く出されたのではないでしょうか。ごみが増えたことで、収集職員の方々に体力的にも大変な御苦労をおかけしていると思います。さらにマスクやティッシュなど飛沫が付着したごみの入った袋の収集など、
新型コロナウイルス感染のリスクもあるわけであります。 私が聞いたところによりますと、ごみ収集されている方が家族に感染させてはと、極力家族との接触を避けるなど並々ならぬ努力をなされているとのことであります。 このような
新型コロナウイルス感染拡大による非常に厳しい中、本市におけるごみ収集の実情についてお聞かせください。 以上で、壇上での質問は終わらせていただきます。再質問の権利については留保いたします。
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○議長(池内秀仁君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの植松議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、天美図書館、弁天苑移転についてでございますが、利用者の皆様に御理解をいただいており、より利用しやすい施設となりますよう進めてまいります。 また、移転先となる児童遊園は利用者も少なく、駅前という立地条件を鑑み、公共用地の有効活用を図るため本施設を廃止するものでございます。 現在、河内天美駅前広場において、緑の代替として植樹による日陰を形成し、歩行者や駅前広場利用者が快適に過ごせるよう環境対策を既に進めているところでございます。 さらに、新しい施設の整備に併せ、歩行者が憩える場所の確保など、より緑を感じることができる空間形成を計画しております。 移転先の整備につきましては、施設の移転に伴い、施設利用者の駐輪場をはじめ、緑の保全など一体的な周辺環境の整備に努めてまいります。 次に、2点目、環境行政についてでございますが、特に
新型コロナウイルス感染症が拡大している状況下におきましても、ごみ収集は市民生活を維持し、経済を支える必要不可欠な社会インフラであり、万全な感染防止対策を講じながら市民サービス維持のため安定的・継続的なごみ収集を行っております。
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○議長(池内秀仁君) 植松議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆4番(植松栄次君) ありがとうございます。 それでは、再質問のほう行わせていただきます。 天美図書館・弁天苑移転問題ですが、まず確認したいのですが、6月の弁天苑運営をされている方々からの要望などの趣旨や内容はどういうものとして認識されているのでしょうか、お聞かせください。
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○議長(池内秀仁君) 大浦理事。
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◎理事(大浦靖久君) 弁天苑利用者の声を聞くために、弁天苑運営委員会の会長や元希者クラブの会長に移転の趣旨をまず説明させていただきました。その後、弁天苑運営委員会において、現在と同様の活動ができるような使用内容や利用人数などをお伺いし、間取りなどについて協議させていただいております。
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○議長(池内秀仁君) いやいや6月のときの相手方さんの要望の内容をお聞きですから、全然答えになっていません。 大浦理事。
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◎理事(大浦靖久君) もちろん利用者からの意見ということなので、それを反映するために地元のほうに行かせていただいて、そのお声を聞かせていただいたということでございます。
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○議長(池内秀仁君) いやいや向こうの要望の内容についてお聞きであります。 大浦理事。
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◎理事(大浦靖久君) 要望の内容といたしましては、間取りのこととか前面の道路のこと、それからもちろん利用の内容とかそういうことを言っておられましたので、そういうことを詳しく聞くということで、現地のほうに行かせていただいてお聞きさせてもらったということでございます。
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○議長(池内秀仁君) 植松議員。
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◆4番(植松栄次君) 私らそれは数字しかもろうてませんねんけども、どんなものを建てようとしているかというのは一切分からないわけです。まず最初に、建設しようとしている施設の概要について教えてください。
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○議長(池内秀仁君) 大浦理事。
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◎理事(大浦靖久君) 施設の概要といたしましては、構造は鉄筋コンクリート造りで2階建てを考えております。もちろん2階建てですので、エレベーターを設置するということでございます。総床面積につきましては、約480㎡ぐらいを予定しております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 植松議員。
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◆4番(植松栄次君) 今回の提案では天美図書館建設費という、そういう費目がないわけですけれども、なぜないのか教えてください。
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○議長(池内秀仁君) 大浦理事。
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◎理事(大浦靖久君) 今回移転となる要因というのが、病院からの要望による弁天池の売却ということになります。それに伴いまして、図書館と弁天苑、老人センターが移転することになったわけですけれども、今回、老人福祉センターの債務負担による予算を計上させていただいておりますけれども、その中に図書館分も含んだ形で計上させていただいているということでございます。
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○議長(池内秀仁君) 植松議員。
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◆4番(植松栄次君) ありがとうございます。 第2回定例会のほうでは、わが党は延べ床面積の確保などを踏まえて3階建て等の検討を訴えさせていただきました。さて、市施設について、天美図書館と弁天苑の予定されている延べ床面積と現在の延べ床面積について教えてください。
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○議長(池内秀仁君) 大浦理事。
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◎理事(大浦靖久君) 現在の延べ床面積といたしましては、弁天苑、老人福祉センターが267㎡ございます。図書館については335㎡ございます。今度の新しい老人福祉センターといいますか、その建物は、総延べ床面積は約480㎡を想定しておりまして、1階部分が図書館と老人福祉センターを半分ずつぐらいで共有します。2階部分につきましては、老人福祉センター弁天苑が全て占有する形で、ざっとですけれども480㎡を分割すると、図書館部分が120㎡相当ぐらい、老人センターにつきましては360㎡相当ぐらいになるというふうに想定しております。
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○議長(池内秀仁君) 植松議員。
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◆4番(植松栄次君) 今、初めて按分面積を聞いて、前の図書館が335㎡、弁天苑が267㎡で、逆転しているわけなんです。2階建てだったらこういうことになるんかなというふうに私たちも思っておりましたんで、上に伸ばしたらどうやというふうな提案をさせてもろうたわけなんです。 このことについては、第2回定例会でも他党の方も、おおむね現有施設と同等の機能をとの意見があったというふうに覚えております。この間、新図書館の建設については、延べ床面積などについては、多少狭くなっても機能は引き継ぐ旨の話をいただいております。今の答弁では、多少という言葉が当てはまらへんのやないかなという、少しか残ってへんやないかというような、そういうふうな答弁になっておるわけなんですけれども、それで引き継いだと言えるのか、常識的な判断をおっしゃってもらえませんでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 坂野市民協働部長。
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◎市民協働部長(坂野徹也君) 天美図書館なんですけれども、当然、図書館の機能というのは引き継いでまいります。また、それに併せまして、今回、建物も新しくなりますし、駅にもさらに近くなると、そういうような状況になりますので、これまでと状況が変わってくるというところがあります。新しい図書館でどんなサービスとか機能とかに重点を置くのがいいのかというようなことを含めまして、今現在、検討を進めているところでございます。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 植松議員。
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◆4番(植松栄次君) 今のお話ですけれども、これから建つ建物なんですよね。今、割り当てられた面積で研究して何ができるのかという、これ自体、私ちょっとおかしいんちゃうかなと思うんです。先ほども図書館のお金は入っていないけれども、どういうことやというのは、これからいろんなこと検討していく中で図書館のお金が出てきて、その分建て増しとかもする可能性があるやないかというふうな意味で質問させてもろうてるわけです。 駅に近づくことによって、今まで電車に乗ってて違う方向へ行く人には見えてなかったわけです。それが見えるようになるわけです。その中で、何かええもんできたなというふうなことになれば、それ自体が天美のランドマークにもなってくると思いまして、松原があって天美もあるわけですから、そういった意味でそういうようなところを充実してほしいんだというふうな思いです。 ちなみに今の図書館なんですけれども、本を書架から選び借りる人、借りたい本を指定し借りに来る人、館内にて読書を楽しむ人、司書さんやボランティアの方から子どもさんたちが読み聞かせをしている、ほんまに目の輝いている子どもさんたちがいてはるんです。そういった運営に係るスペースとして、今現在では、私の調査では200㎡は有しているんです。そういうものをぜひ、そこにミーティングルームなどもあるわけですから、職員さんも話し合ったりする場所もあるわけです。そういったものを踏まえて120㎡から始めるというのはおかしいと思いまして、やはり6月の第2回定例会でも言ったとおり、もっとちゃんとしたものを建ててほしいというのが私たちの思いであります。 この本当にタッパ決めてしまって、480㎡という延べ床面積があって、階段とかエレベーター部分が恐らく30㎡、40㎡あると思いますから、実質400㎡前後ぐらいしかないわけです、普通に使える面積が。そんな中で、何で弁天苑は今より広くなって、図書館は狭くなっていくのか、弁天苑にはそういう運営される方がいてて、図書館にはそういう方がいてないから、学校の図書室ですね、大体100㎡ちょっとぐらいしかないと思うんですけれども、それぐらいの面積で収まってるというふうに思うんです。ほんまにそれでええのかと思うんですけれども、どうなんですか。
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○議長(池内秀仁君) 太田副市長。
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◎副市長兼
健康部長事務取扱(太田敏君) 6月議会のときにも図書館部分について、面積のところをたしか御質問いただいたかなというふうに思っております。そのときにも、私、中身のところいうようなところを答弁させていただいた。一応、今回新しくできるところについては、もちろん、今の時代に合った図書館になりますので、設備面で言いますと、Wi-Fiの環境もちろんこれ整備させてもらわなあきません。あくまでも分館といえ図書館ということで、条例改正のほうも上げさせていただいていますので、もちろん書架があってきちっと本を読んでいただく閲覧スペースも、これはもちろんきちっと設けていきます。また現在の天美図書館も、入って右側のところにたしか児童コーナーといいますか、子どもさんが行って、広場といいますか、そういう設備があるんですが、もちろん、そういうところについても設けていきたいというところで今、内部のほうでも考えております。決して団体さんが優遇とかそういう意味合いではございません。 老人センターのほうにつきましても、当初、きちっと松原市で継続して医療を残すというところから池の売却というふうになりました。その後、老人クラブ連合会の役員さんや、私もきちっと説明も寄せていただきました。また、天美の弁天苑の利用者、役員さん、そして運営委員会さんのほうにも、私も説明のほうにきちっと寄せていただいております。そしてそれについての、なぜここが移転しなければならなくなったのかというところから丁寧に説明のほうもさせていただいております。また、天美地区の町会の皆様にも一つ一つ説明のほうにも私も回らせていただいて、基本、皆さんから御理解いただけたというふうに考えております。
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○議長(池内秀仁君) 植松議員。
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◆4番(植松栄次君) 別に私、弁天苑の団体のことどうのこうの言う気はございません。それはそれで新しいものできるんやから、今よりもええものを造ってほしいというのは当たり前の要求でありますから、それに対してちゃんと応えていただいていることに対して、いささかも批判するものでもないと思うし、よくやってくれてはりますなという、そういう思いでいっぱいです。 ただ言いたいのは、図書館は何でその面積でいくのかということなんです。上に伸ばせば伸ばすだけの、そういう今の法律からいうたらあと5階ぐらいまで建てられるぐらいのそういうふうな何があるわけです、規制でいうたら。それをわざわざ2階に絞ってしまって、そしてその中で取り合いしている。もし図書館の借りている人から見れば、本当に恨みつらみも起こるような可能性もあると思うんで、その辺、今後検討していってほしいと思いますし、そういうことで質問させてもろうてるわけですから、別に団体がどうのこうのとか批判しているわけでも何でもないんで、そのことだけは誤解なさらないでほしいなと思います。 それと、私、この質問通告してから担当者の方とお話しさせていただきましたけれども、まだレイアウト決まってまへんねん、そのとおりかも分かりませんねんけれども、この面積問題にしても、そういうふうにそこまで出てくるに決まっているんだから、やはりそれに対して、市議会に対してもうちょっと説明する必要があったんやないかなと思うんです。まだ決まってないねんと言われて、この期に及んでという気持ちもいっぱいあるわけですけれども、それと同時に、6月議会であれほどこの中で伯仲した意見出ているんだから、こういうふうな中で、設計の契約とかもこの間されたそうですけれども、設計管理ですね、大体どういうもの造ってどういうことになっていくんだということに対して、市議会に対して説明すべきやと思うし、それをしてこなかったのは市議会そのものを軽視しているというふうに感じるわけですけれども、それはどうお考えでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) この間、弁天苑の件、さらには図書館については、話せる段階、話せる範囲の中で各議会幹事長を通じて私のほうから説明もこの間してまいりました。そこが少し足らないと言われれば、もっと今後も積極的に議会へもしっかり説明をさせていただきます。そのことはお約束をさせていただきたいなと思います。 その上で、図書館の機能充実に関しましては、基本的に今の読書の森を建て替えようというところで、我々、私も含めて方針を示した段階で、その以前にこれからの図書館の在り方委員会というところで議論していただいて、答申をいただいた中で図書館機能を集約していこうと、1つの分散型を、1つの図書館を、機能を強化させて、さらなる図書館行政の充実を図っていこうということで、読書の森を建て替えといたしました。 その間、各分館においては、施設の老朽化が進んでいるところに関しましては、図書を読んでもらえるようなスペースは残しながらも、さらに地域の実情に合ったそういったコミュニティセンターやげんき塾等々で活用を現在させていただいておりまして、残りに関しては、今後は集約という形を我々示しておりましたが、議会のほうからも、残っているところに関してもこれからも使える限りは図書館機能を残してほしいというような議会の御意見も尊重させていただきました。 今回、駅前に老人センター、そして図書館を建て替えいたしましたが、今、植松議員がおっしゃった床面積は図書館のほうは少し狭くなりますが、ここは、担当がこの間ずっと言っておりました機能面で、例えば読書の森とシステムでもちろんつなぐことができます。新しい図書館ですから、先ほど副市長が答弁しましたWi-Fi環境を整えるだとかICT環境を整えることができます。これ一つ機能の充実になります。そして、1階に持ってくることによって、私も弁天苑を見ておりましたが、以前はベビーカーを持った乳幼児を抱えたお母ちゃんが、ベビーカーを手に抱えながら抱っこして2階に上っている姿を見ました。この辺で言いますと、この施設はオール施設バリアフリー化になりますから、そういった方々、子育ての真っ最中の方々、子どもたち、お母ちゃん、お父ちゃんにとっても使いやすい施設となります。 いろいろとそういった機能面で充実させることによって、図書館もそうですけれども、老人センターにおいても、しっかりと市民の方々、地域の方々によかったなと言ってもらえるものを目指してまいりますし、そのことについても議会のほうにきっちりと説明をさせていただきます。
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○議長(池内秀仁君) 植松議員。
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◆4番(植松栄次君) ぜひ充実というか、ほんまは床面積をもっと増やしてほしいなと思いますし、やはり狭くなり過ぎていますから、そのことについては私がここで言うより以上に利用されている方はもっと思わはると思います。そういった意味では、やはり、まだこれから建てるものですから、タッパ決めるんやなしに、できる限り現状の機能が残るような、そういうふうなことへ、機能を今から考えていくのは遅いけれども、それやったらおかしいと思うんでね、説明できまへんわな、市民に対して。そういうところでの御協力のほうよろしくお願いします。 今、バリアフリーになってよくなっていくんだということでお話がありましたけれども、6月の議会でその介助の話させてもろうたときに、私、言わしてもろうたと思うんやけれども、建物自体は優しくなっても、建物に行くそういうアクセスというんですか、ほかの市とか行ったら必ずそういう建物やったら下まで車で行けて、天井のあるようなところで降りて中に入れる、車椅子でも入れるというふうな、そういうような機能をまず考えはりますやんか。 ところが松原市の場合は、建物は優しいんですけれども、配置そのものが優しくないというふうに私言わせてもろうたと思うんですけれども、今回もそのことは見事に証明されるわけでありまして、移転先のアクセスについてということで、現施設では標章車両というんですか、警察に標章をもろうたら止められて、なおかつ駐車場のあるようなスペース、2台あるんです。弁天苑のほうには中に知り合いもいてますから、会いに行って話も聞いたけれども、そこそこ体の丈夫な方が利用されているのが多いんですというふうに聞くんです。そやけれども、そのときでも標章車両が前に止まっていましたし、通るたびに見たらやっぱり頻繁に止まっておるんです。また、家族の方に送迎されている利用者も見かけるんです。そういったことで、またオートバイなんかでも行く方おられますんで、今の立地でしたらそれもできないというふうになってくると思うんで、中のバリアフリーはいいんです。だけど、そこへ行く優しさがなさ過ぎると思うんで、その辺のところ、今後どのように取り扱われる予定でしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 大浦理事。
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◎理事(大浦靖久君) 市内の老人福祉センター、まつばらテラスも含めて9か所施設ありますけれども、比較的達者な方が来館されているというふうに聞いておりまして、そういう方が定着されているというふうに聞いています。 今回の建て替えですけれども、現在の施設よりも、バリアフリーによる段差解消はもちろんのこと、エレベーターも設置していきます。よりよい施設になるようにというふうに考えておりまして、また、今回の立地条件といいますのは、歩行者専用道路に面している、接しているということなんで、安全に来場いただけるものというようには考えております。送迎される方については、今まで図書館というか、弁天苑の前のところに標章車のスペースが2台分ありましたけれども、そういうものについては、送迎される方については、今回の立地する南側に回転帯というたらいいんでしょうか、そういうところがありますので、そういうところで考えていかなければいけないのかなというふうに思います。
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○議長(池内秀仁君) 植松議員。
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◆4番(植松栄次君) 私も道路の仕事をやっていて、あの辺のことをよく知っているんですけれども、転回路は転回するためのものですから、止められても北の西端に1台が限度です。2台止めたら当たります、回ったら。とても物理的に無理なんです。そうなってくると、朝日プラザの入り口付近に、あの辺まで持ってこないといけないし、歩道自体もそんなに広くないから、今みたいに切ることもできないので、ますます苑から遠くなっていくというようなことになっていきますので、これにつきましては、やはり優しいまちづくりということで何ができるか、最大限の努力をお願いしたいなと思います。 次に、移転先の児童遊園の件ですけれども、松原市の緑被率は4%と聞いております。最近では開発地や大規模施設建設に緑化が義務づけられておりますんで、単に緑被率云々では実態が把握できないように思いますが、松原市全体は緑が少ないんやということでの感覚からの質問であります。 今の児童遊園、330㎡程度といえども、ほぼほぼ緑が目玉の児童遊園であります。松原図書館でも公園面積が減らされ、この松原図書館のほうは池ですから緑がないにしても、そういうふうにまた公園が潰されるということで、何かそういう問題あって、何か建て直さなあかんなというふうなことがあったら、公園潰してええんやないのというような、そういうふうな安直なふうになったらあきませんので、またそういうことで公園が潰されるということで、ぞんざいに扱われているように感じるんですけれども、この問題での天美地区での緑の確保について、何かお考えあるようでしたらお答えください。
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○議長(池内秀仁君) 村上都市整備部長。
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◎都市整備部長(村上寿夫君) 新図書館につきましては、今池親水公園内の池の中に、古墳をイメージしたコンセプトに建設されまして、親水公園との相乗効果で文化ゾーンとしての価値がさらに高まったものと考えております。 今回、児童遊園につきましても、あまり利用されていなかった公共用地をより有効に活用するために計画しているものでございます。決して緑や公園を軽く考えているものではございません。当児童遊園は緑がメインの休憩スペースが設置されたものでございます。本施設の廃止により緑が一部失われることにつきましては、天美駅前広場において植栽を行うなど、緑を感じる休憩スペース、緑を感じる休憩できるような環境対策を実施中でございます。また、新しい建物の建設に併せまして、緑化など、その周辺においても目に映る緑をより多く感じられるよう関係部署とも協議を進めているところでございます。 また一方、弁天池跡地の開発におきましても、開発指導要綱等によりまして、約500㎡の緑地を設けることが必要となっております。この緑地におきましても、歩行者等に緑が感じられるような配慮をしていただけるよう求めてまいります。
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○議長(池内秀仁君) 植松議員。
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◆4番(植松栄次君) ありがとうございます。 公園の面積はなくなって緑は減るけれども、それよりもたくさんの面積の緑をつくる、またあるいは利用者をできるような、そういう施設を造るということでお聞きいたしました。それはそれで病院の中のことですから、病院のところがお金出す問題ですから、それは我々からお願いしてやっていかなあかんことなので、また横には幸い児童遊園もありますから、そんなんも含めて、本当に憩えるような、そういう緑を確保していただけるということでお聞きしておきます。 それにしても、先ほども一体的な開発するというか、緑をつくっていくということでお答えいただきましたけれども、河内天美駅前再開発というのは古くて、35年ぐらい前に1期目終わったんですかね、もう本当に歩道もあちこちで傷んでおりますし、植栽もかなりやられております。今年、松原市制ができて65年目のある意味節目でございます。あと5年もすれば70年です。そういった70年を迎えたときに、この天美の駅前で、本当に楽しくなるような、そういうふうな総合的な開発をぜひしてほしいなということをお願いいたしまして、次の質問へと移ります。 次に、環境行政についてでございますけれども、市長答弁にありましたけれども、ごみ収集は、本市の市民生活を維持していくための社会インフラでもありますので、安定的・継続的なごみ収集については大変重要なものであると私も思っております。改めて、市民生活を支えていただいておりますごみ収集作業員の方には、感謝を申し上げたいと思います。 ごみ収集されている方々に対し、市民からのお声とか何か把握されていればお聞かせください。
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○議長(池内秀仁君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) お答えいたします。 緊急事態宣言時におきまして、市民の皆様からごみ収集作業員に対しまして、ごみの回収ありがとうなどお子様から元希者の方々まで幅広く、イラストなども交えた感謝のお手紙を頂いております。そして、そのお手紙の内容につきましては、本ホームページにおきまして掲載させていただいております。 今後とも市民の皆様からの温かいお言葉を励みに、引き続き、安定的・継続的なごみ収集に取り組んでまいりたいと考えております。
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○議長(池内秀仁君) 植松議員。
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◆4番(植松栄次君) お手紙等、私もホームページなんかで拝見させていただきました。心の籠もったお手紙やったなと思います。引き続き、安定的・継続的なごみの収集をお願いしたいと思います。 さて、安定的・継続的にごみ収集を行っていくためには、十分な収集体制を取っていく必要があると思います。この4月のコロナによる緊急事態宣言時において、収集体制の対応策をどのように取っておられたのか、ごみがたくさん増えたと思いますので、そのときの状況などを聞かせてください。
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○議長(池内秀仁君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) 緊急事態宣言時における収集体制の対応策についてでございますが、国のほうから通知に沿って委託業者や許可業者に対しまして、従業員間の密接を極力減らす取組や万一感染者が発生した場合の対応策についての情報提供を行ってまいりました。一方、直営職員の収集体制の対応策といたしましては、できる限り職員の密接を避けるため、直営職員を2班に分けまして、待機場所や更衣室の使用も分散させるなど、感染防止に努めてきたところでございます。さらに、ごみ収集車の運転席の消毒及び職員以外の方が事務所内への立入りの際にはマスクの着用でありましたり、手指の消毒を求めるなどの感染防止策も行ってきたところでございます。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 植松議員。
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◆4番(植松栄次君) 収集体制の対策も大切ですが、ごみ収集作業員の方で行っておられる感染防止対策については、どのようにされているのか教えてもらえますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) ごみ収集作業員に対する感染防止策についてでございますが、委託業者、許可業者に対しましては、ごみ収集作業時の手袋、マスク等個人防護具の着用や手指の消毒の徹底を指導してまいりました。一方、直営職員に対しましては、マスクやゴーグル、消毒液を支給することで感染防止策を講じてまいったところでございます。また、職員が出勤する前には、日々の体温測定を実施することで、感染の疑いのある者の出勤を控えさせ、感染防止に努めてきたところでございます。
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○議長(池内秀仁君) 植松議員。
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◆4番(植松栄次君) コロナもありますし、熱中症もあるから大変やったんやなというふうに思うんです。改めて感謝するわけでございますけれども、収集作業員に対する感染対策については十分されていることが分かりました。 緊急事態宣言後、大阪では第2波が第1波よりも強い勢いで来ております。徐々に収束するような雰囲気もありますけれども、まだまだ猛威を振るっているんやないかなと思います。今後、経済活動が戻ってくるとは思いますけれども、第3波にも備えていく必要があると思います。 ごみ収集作業の方は、今お聞きしたような感染防止策に向けた取組をされているようですが、ごみ出しをする側、我々や市民の皆さんが、ごみ出しの方法などで何か協力できることがあれば教えてもらえますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) お答えいたします。 現在、環境省では、廃棄物処理における
新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、
新型コロナウイルスなどの感染症対策としての家庭等からの出るごみの捨て方が示されております。 具体的には、飛沫が付着したマスクやティッシュなどのごみを捨てていただく際には、きちんとごみ袋に入れてもらいまして、ごみ袋はしっかりと縛って封をしていただくことで、ごみ収集作業員に対する感染防止につながるものと考えております。市民の皆様の御協力をお願いしているところでございます。
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○議長(池内秀仁君) 植松議員。
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◆4番(植松栄次君) ありがとうございます。 市民の皆さんがごみを排出される場合に御協力できる取組内容については分かりました。市民の皆さんに対する周知、そういったところですね、周知・徹底状況などを聞かせてもらえませんでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) 周知状況についてでございますが、現在、市役所1階庁舎、モニター及び市ホームページにおきまして周知を行っているところでございます。今後とも引き続きあらゆる機会を通じまして周知してまいりたいと思いますので、市民の皆様の御協力をお願いしたいと思っております。
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○議長(池内秀仁君) 植松議員。
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◆4番(植松栄次君) ありがとうございます。 我々も、身近な人とかに、あるいは運動を一緒にされている方々にも、感染拡大を防止するために市民の方々に周知していきたいと思います。9時になったら放送入るやつありますよね、ああいったところにも、ぜひそういうことも言っておられたらええと思います。 それと、4月や5月の緊急事態宣言では、市民の皆さんが不要不急の外出を控えておられましたので、各御家庭では大掃除されているところも多かったと聞いておりますので、特に、4月、5月の家庭ごみ量の状況や不燃物・粗大ごみ電話申込総受付件数は、昨年と比べどう変わっていましたか、お聞かせください。
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○議長(池内秀仁君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) 家庭からの可燃ごみ収集量につきましては、4月が1,760tで対前年度同月比65tの増、5月が1,897tで対前年度同月比で78tの増になっております。また、不燃物・粗大ごみ収集量につきましては、4月が169tで対前年度同月比で21tの増、5月が206tで対前年度同月比30tの増、不燃物・粗大ごみ電話申込の受付総件数につきましては、4月は6,006件で対前年度同月比で1,321件の増、5月は6,504件で対前年度同月比1,090件の増となっております。 コロナ禍におきまして、4月、5月は家庭からのごみは増加傾向にあったと考えております。
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○議長(池内秀仁君) 植松議員。
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◆4番(植松栄次君) 4月、5月のまちの風景を見ていたら、やはりそういうことやなというふうに思います。緊急事態宣言中に、テレワークなどの在宅勤務で家にいる機会が多くなったということが一番やと思うんですけれども、そのことに比例して、ごみ量や不燃物・粗大ごみ受付件数は増えているようやということがよく分かりました。 このような状況で、電話での申込みやインターネットで申込みできる方は大掃除し、ごみ出しができたわけですが、私が常々申し上げている、例えば高齢者の独居世帯の方などはごみ出しに本当にお困りになっておられます。 このような方への対応について教えてもらえますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) お答えいたします。 ごみ出しにお困りの高齢者の方に対しましては、常々言っておりますふれあい収集をはじめとするきめ細やかな対応を行っております。今後につきましても、松原市社会福祉協議会をはじめ、福祉委員さん、町会、民生委員とも連携いたしまして、ごみ出しに不安を抱えておられる高齢者の方などに寄り添った取組を続けてまいりたいと考えております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 植松議員。
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◆4番(植松栄次君) この間、社会福祉協議会とか福祉委員さんとかも協力しながら、手を差し伸べていただいております。そういうこともよく存じ上げております。本当にありがたいなという気持ちでいっぱいであります。 また、我が市は転入・転出も多く、せっかく登録していただいた市民が転出するなど、まだまだ数千の方々が不燃・粗大ごみを一度も出せていない家庭もあるかと存じます。加えて、今年の4月や5月の
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言時においては、テレワークなどの在宅勤務をされている方も多く、自宅にいる機会も増えたことと思われます。そして、先ほどお聞きしましたごみ量から見ましても、家で掃除された方が多かったことがよく分かります。 このような4月や5月のときこそ、定期収集を実施していただくことが、市民の皆さんが待ち望んでおられたことではなかったのかなと思います。また、例年5月と年末はごみの排出量が多いわけです。改めて、せめてこの年2回でも、不燃物・粗大ごみの定期収集を実施していただきたいということを要望いたしまして、質問のほうを終わらせていただきます。ありがとうございました。
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○議長(池内秀仁君) 議事運営上、休憩いたします。
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△休憩(午後2時46分)
△再開(午後3時07分)
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○議長(池内秀仁君) 休憩前に返り、会議を再開いたします。 次に、中尾議員の発言を許します。 中尾議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 一般質問(個人) 公明党 14番 中尾良作議員発言要旨具体的内容備考欄1.避難所の感染症対策について 2.マイナンバーカードについて 3.いじめ対策について
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◆14番(中尾良作君) (登壇) 14番、公明党の中尾良作でございます。ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、順次質問をさせていただきます。 初めに、このたびの
新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方々に、そして九州をはじめ各地での豪雨災害でお亡くなりになられた皆様に心からお悔やみ申し上げます。 また、医療・介護従事者、復興支援の皆様、生活や経済に関わる現場の最前線で働いておられる多くの皆様に敬意と感謝を申し上げます。 それでは、質問に入らせていただきます。 初めに、避難所の感染症対策についてお伺いいたします。
新型コロナウイルス感染症の収束も見えない中、突然の集中豪雨による浸水被害の発生が各地で警戒されています。 また昨今、地震が頻発するなど感染症の蔓延下で自然災害が突発的に発生するおそれがあります。災害時、避難所を開設する必要性が生じた場合には、感染症対策にも万全を期すことが重要であり、4月には関係省庁連名により各自治体に避難所における
新型コロナウイルス感染症への対応の留意事項について通知が出されました。 そこでお伺いいたします。 感染拡大につながる密閉、密集、密接の3密を避けるために、従来の避難所に加え、新たな避難所の確保に取り組むとのことでしたが、どのように取り組んでおられるのか教えてください。 次に、マイナンバーカードについてお尋ねいたします。 国の1人10万円の
特別定額給付金は、マイナンバーカードによるオンライン申請ができるようになりました。しかし、内閣府の調査では、「マイナンバーカードを持つ必要性が感じられない」、「身分証になるものはほかにもある」との回答が目につきました。そこで、国や各自治体では、あれば便利、持っていないと確かに不便、そう思えるような施策を今、本格的に進めようとしております。運転免許証を持たない高齢者の身分証明書としての活用は当然のこととし、スマートフォンでの所得税申請、マイナンバーカードを活用したマイナポイント事業が9月から実施。国は、既にマイナポイント事業に、新年度予算に約2,500億円を盛り込み、1人当たり最大2万円の支払いで、支払い額の25%の5千円分のポイントを付与。さらに、来年3月からは、健康保険証としての機能も持たせ、医療保険の窓口事務や健康管理など、多くの申請や証明がカード1枚で処理できるようになり、大変便利になるとも伺っております。 今回の
特別定額給付金のオンライン申請には、マイナンバーカードが必要であったことから、改めてマイナンバーカードに注目が集まっています。2020年5月1日現在、全国で約2,000万枚が交付されており、発行申請中のものも合わせると、約2,300万枚に上ると見られております。 そうしたマイナンバーの利便性が高くなってきていることを受け、現在のマイナンバーカードの今後の見通しについてお尋ねいたします。 また、マイナンバーカードを活用した新たな事業を、より多くの市民の方に御利用いただくためには、より多くの市民がマイナンバーカードを持つ必要があり、分かりやすい普及促進が重要であると考えますが、御見解をお聞かせください。 最後に、いじめ対策についてお伺いいたします。 文部科学省では、平成30年度には、引き続き、いじめの問題をはじめとする生徒指導上の諸課題に対する以下の取組を総合的に推進しております。 幅広い外部専門家を活用していじめの問題などの解決に向けて調整・支援する取組の促進、未然防止、早期発見、早期対応、教職員定数の加配措置、教員研修の充実、いじめ問題などへの対応に関する実践的な取組の調査研究を実施、加えてインターネットや携帯電話を利用したいじめに対応するため、子どもや保護者向けの啓発用リーフを教育委員会などへ配布されています。 警察は、少年相談活動やスクールサポーターの学校への訪問活動などにより、いじめの早期把握に努めるとともに、学校などと緊密に連携しながら的確な対応を推進していると伺っております。 また、少年サポートセンターの警察施設外への設置、少年相談室の整備、少年相談専用電話のフリーダイヤル化、電子メールによる相談窓口の開設など、いじめを受けた子どもも相談しやすい環境の整備も進めているとも伺っております。 文科省は、夜間・休日を含め、24時間いつでも子どものSOSを受け止めることができるよう、全国統一の電話番号を設定しており、平成28年度からより気軽に相談できるよう通話料を無料化にしています。また、いじめを含む様々な悩みに関する児童・生徒の相談に関して、SNS等を活用する利点・課題等について検討を行うため、平成29年7月に有識者会議を開催し、平成30年3月、SNS等を活用した相談体制の構築に関する当面の考え方を取りまとめました。なお、平成30年から地方公共団体に対し、SNS等を活用した児童・生徒向けの相談体制の構築を支援しています。 法務省の人権擁護機関は、インターネット人権相談受付窓口、フリーダイヤル専用相談電話「子どもの人権110番」、全国の小・中学生を対象とした子どもの人権SOSミニレターの配布等を行っております。 問題行動が起こったときは、粘り強い指導を行い、なお改善が見られない場合は、出席停止や懲戒などの措置も含め毅然とした対応と取ること。犯罪行為の可能性がある場合には、学校だけで抱え込むことなく、直ちに警察に通報し、その協力を得て対応することなどを求めており、引き続き、都道府県などの関係者を集めた会議や研修会などの場を通じて周知徹底を図っていくと伺っております。 本市において、いじめの現状と小・中学校における認知件数の推移、内容を公表できる範囲で教えてください。 以上で演壇からの質問は終わります。
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○議長(池内秀仁君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの中尾議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、避難所の感染症対策についてでございますが、避難所における
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、避難者の検温等による体調不良者の振り分けやマスクの着用、手指消毒の徹底を図るとともに、小・中学校の避難所においては、普通教室に間仕切りや簡易ベッドを設置し、避難スペースにおける感染防止に努めてまいります。 また、
新型コロナウイルス感染症に対応した避難所運営訓練を実施し、災害時における避難所運営が円滑に行えるよう努めているところです。 引き続き、町会、松原市セーフコミュニティ災害時の安全対策委員会等との協働の下、新たな避難所の確保をはじめ、災害時の感染症対策に努めてまいります。 次に、2点目、マイナンバーカードについてでございますが、現状といたしましては、マイナンバーカードによる
特別定額給付金のオンライン申請が実施され、またマイナポイントの事業も始まったことにより、マイナンバーカードの交付率は令和2年3月から8月にかけて上昇してきております。 今後の見通しにつきましても、令和3年3月には健康保険証として利用ができるなど、マイナンバーカードの利便性が拡大していくことから、交付率は上昇していくものと考えております。 また、マイナンバーカードの普及促進につきましては、交付窓口拡大として、月1回の日曜日の開庁をしております。さらに、令和2年4月よりマイナンバーカード対応の窓口職員を増員し、申請手続の支援やマイナポイントの設定支援を実施しており、申請しやすい環境づくりに努めております。 今後につきましても、広報、市ホームページなどを通じて、市民一人一人にマイナンバーカードの利便性の周知を図り、引き続き普及促進に取り組んでまいります。 3点目のいじめ対策についての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。
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○議長(池内秀仁君) 美濃教育長。
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◎教育長(美濃亮君) 中尾議員の質問にお答え申し上げます。 いじめ対策についてでございますが、本市の現状についてお答えいたします。 令和元年度の市内小・中学校で認知したいじめは、小学校97件、中学校141件で合わせて238件でありまして、平成29年度が107件、平成30年度が148件と比べまして増加をしております。これは、ささいな事象でも、国がいじめについて積極的に認知するよう示したことを踏まえたことによります。 令和元年度に認知したいじめの中で最も多く見られましたのは、「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる」で、全体の47%を占めております。次に多く見られたのは、「パソコンや携帯電話で誹謗中傷や嫌なことをされる」で全体の11%となっております。 教育委員会としましては、今後ともささいな事象も見逃すことなく、いじめの早期発見・早期解決に当たるとともに、未然防止にも努めてまいります。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 中尾議員。
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◆14番(中尾良作君) 御答弁ありがとうございました。 何点か再質問をさせていただきます。 まず初めに、避難所の感染症対策についてお聞きしたいんですけれども、ただいま市長の御答弁いただいた最後のところに町会、松原市セーフコミュニティ災害時の安全対策委員会等との協働の下、新たな避難所の確保をはじめ災害時の感染対策に努めるというふうにお聞きいたしました。新たな指定避難所及び指定緊急避難所の確保についてですけれども、具体的にどのような施設を考えておられるのか、その辺を教えていただけますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 新たな指定避難所、指定緊急避難場所の確保についてでございますが、主に地域の町会が管理する公民館であったり、事業所が管理する倉庫などを想定しております。
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○議長(池内秀仁君) 中尾議員。
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◆14番(中尾良作君) 今、お聞きしまして、公民館やまた事務所が管理する倉庫ということでお聞きしまして、そこを想定しているということでありますね。 新たな避難所の確保につきましては、市民の皆様がより身近な施設に避難できるように早急に取り組んでいただきたいなと、このように思っております。 次に、
新型コロナウイルス感染症に感染することで、重症化するリスクの高い要配慮者への取組についてですけれども、具体的にどのように進めておられるのか、この辺を教えていただけますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 今おっしゃられました要配慮者、高齢者の方や体の不自由な方につきましては、災害による生活環境の変化に対応することが困難になることが予想されることから特段の配慮が必要になると認識をしております。 そのため、市内小・中学校におきまして、普通教室を活用したスペースの拡充を行うとともに、防災プラネット職員を派遣し、学校側と現場確認をしながら、順次ゾーニングを行っていくことで対応してまいります。
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○議長(池内秀仁君) 中尾議員。
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◆14番(中尾良作君) 小・中学校において普通教室の活用と、防災プラネットの派遣と、そしてゾーニングを行うことと言われましたけれども、そのゾーニングについて、具体的にどのようなことを行うのか、その辺を教えていただけますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 避難所では、事前に一般の避難者と要配慮者、体調不良者の方について、それぞれ専用のスペースを設定させていただきます。そして、一般の避難者や要配慮者の方と体調不良者の方との動線が重複しないような形で設定してまいります。 よろしくお願いします。
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○議長(池内秀仁君) 中尾議員。
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◆14番(中尾良作君) 分かりました。 災害時において、どうしても避難所が密になると、そういったクラスターが発生する要因を想定できるものですけれども、再確認といたしまして、感染症対策を徹底するという基本的な考え方といたしましては、まず1点目には避難所の過密状態の防止、2点目に避難所の衛生管理及び避難者の健康管理の徹底、3番目には避難所のスペース及び新たな避難所の確保、そして4点目には避難者自身の感染予防・感染拡大の防止措置の理解と協力と、5点目には感染が疑われる避難者への適切な対応とありました。これまでの避難所の在り方とは全く違う対応が必要になってくるんじゃないかなと、このように思っております。 御答弁いただきましたように、現場で対応される方々で情報を共有しながら、引き続き避難所における感染症対策を進めていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 次の質問に入らせていただきます。 次に、マイナンバーカードについてお伺いいたします。 先ほど、市長よりマイナンバーカードの交付率は上昇していると、また申請のしやすい環境づくりに努めていると、このように御答弁をいただきました。
特別定額給付金、マイナポイントでマイナンバーカードの交付数は増えているというふうにお伺いしましたけれども、本市でのマイナンバーカードの交付枚数はどのぐらいあるのか教えていただけますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) お答えいたします。 令和2年8月末現在でマイナンバーカードは1万9,877枚を交付されており、交付率につきましては16.69%でございます。平成31年4月から令和2年3月までの1年間で2,667枚交付されておりましたが、令和2年度におきまして、4月から8月の5か月間で既に3,272枚交付したものでございます。よろしくお願いいたします。
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○議長(池内秀仁君) 中尾議員。
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◆14番(中尾良作君) マイナンバーカードが順調に増えておるということですね。 その要因はどんなものなのか、また松原市でのマイナンバーカードの普及促進についてはどのようにしているのか、この辺を教えていただけますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) マイナンバーカードが増えてきているという要因につきましては、先ほど市長答弁にもありましたとおり、1人10万円の
特別定額給付金のオンライン申請が行われたことや、マイナポイント事業についての総務省のテレビのCM放送などもあり、市民のマイナンバーカード取得についての関心が高まってきているように思われます。 その効果もあってか、マイナンバーカードを作りたいのでどうしたらいいのですかとかいう問合せも多くなってきており、マイナンバーカードの交付率は上昇しているものと考えております。 本市におきましても、マイナンバーカード交付のために、日曜日の開庁や本庁1階の窓口課にて、マイナンバーカードの申請支援やマイナポイントの設定支援などを行っておりますが、さらに今年、令和2年4月よりマイナンバーカード対応の職員を増員いたしまして、窓口に来られた方がスムーズに申請できるように努めております。また、広報やホームページを通じまして情報発信を行い、マイナンバーカードの普及促進に努めているところでございます。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 中尾議員。
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◆14番(中尾良作君) マイナンバーカードを市民の皆さんに広く普及する必要があるんではないかなと、このように私は思っているわけですけれども、中でも、障害をお持ちの方で、例えば、視覚障害者の方のためにマイナンバーカードそのものや申請の書類などにも点字等の工夫などがあるのか、その辺を教えていただけますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) 視覚障害者の方のための工夫についてでございますが、申請時に希望がございましたら、マイナンバーカードに御自身の名前の点字表記を行うことが可能となっております。また、申請される場合には、送付されてきました申請書に記載のQRコードを、視覚障害専用コードと入っておりますので、それをスマホなどでかざしていただきまして、音声案内により申請手続をサポートするものでございます。また、窓口に来られた方に対しましては、来庁を御相談いただいた際に、同じような内容について申請手続の説明をさせていただいておるものでございます。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 中尾議員。
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◆14番(中尾良作君) 視聴覚障害をお持ちの方にも、一定の配慮はされているということを認識いたしました。 それでは、マイナンバーカードの保持者では高齢者の方も多くいると思われますが、マイナンバーカード取得に、保管場所が分からなくなるなど、紛失してしまうこともあるんではなかろうかなと思うわけですけれども、そのようなとき、どうしたらいいのか教えていただけますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) マイナンバーカードを紛失した場合は、マイナンバーカードの悪用を防ぐことが先決となりますので、まず、24時間対応のマイナンバーの総合フリーダイヤルに連絡して、マイナンバーカードの一時利用停止の処理の依頼をしていただきます。万が一、家の外でなくしてしまった場合には、マイナンバーの総合フリーダイヤルの連絡に加えまして、警察への届出が必要となります。そうすることで再交付申請が可能となることに加え、さらなる防犯効果や第三者が発見した際に返却される可能性も期待されます。なお、紛失等によりマイナンバーの番号が第三者に流出した場合は、マイナンバーの番号の変更も可能となっておりますので、その辺よろしくお願いしたいと思います。
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○議長(池内秀仁君) 中尾議員。
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◆14番(中尾良作君) 行政手続におけるオンライン申請、マイナポイント事業における利用など、マイナンバーカードの付加価値が高まってきていると思っております。紛失した場合には安心になるということでお聞きしたんですけれども、マイナンバーカードの紛失など万一の場合にも対応の手順が定まっているということですね。手順が決まっているということですね。 それでは、マイナポイント事業が始まって、マイナンバーカードの普及率が高まっていると聞いておりますけれども、マイナンバーカードを作った方が家にパソコンやスマートフォンがない場合に、マイナポイントの申込みをする場合はどうしたらいいのか、その辺を教えていただけますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) マイナポイントの申込みに際しまして、この4月より、先ほども申しましたとおりマイナンバーカード対応の窓口職員を増員いたしまして、市民の方でパソコンやスマートフォンがない場合は来庁していただくことにより、マイナポイントの予約から申込みまでの支援を行っております。 マイナポイントの予約や申込みの方法が分かりにくい場合もありますので、その場合は、一人一人の職員が付き添いながら専用端末を利用いたしまして、懇切丁寧に登録できるような説明をさせてもらっています。
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○議長(池内秀仁君) 中尾議員。
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◆14番(中尾良作君) マイナポイントの設定支援など、丁重にしていただいているというふうに受け止めました。これからもいろんな配慮をお願いしたいなと思っております。 最後に、マイナンバーカードの今後の見通しとして、マイナンバーカードを持つことの利便性やメリットはどのようなことがあるのか、その辺を教えていただけますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) 現在、選択されたキャッシュレス決済サービスでチャージやお買物をすると、マイナポイントが付与されるマイナポイント事業が実施されております。 今後においては、健康保険証としての利用や本人の薬剤情報を確認することも可能となるなど、市民の利便性向上の観点からも、さらにマイナンバーカードを活用した事業が増えていくものと考えております。 マイナンバーカードを申請する方の理由としては、公的な身分証明書としてのことや、コンビニのコピー機で住民票の写しや各種証明書の取得ができるコンビニ交付を利用するためとか、マイナポイントの利用のためなどが主な理由となっております。 ただ、コンビニ交付につきましては、導入の問題や国のシステム構築に対する特別地方交付税など総合的な検討が必要となりますので、本市の住民基本台帳システムの更新時期などシステム全体のことを考えまして、現在、導入に向け、調査・研究を進めているところでございます。 先ほど述べました健康保険証としての利用も、来年3月から予定されておりますが、今後ますますマイナンバーカードの利便性や付加価値が高くなっていきます。 これからも丁寧に申請支援を行いながら、マイナンバーカードの一層の普及促進につなげてまいりたいと考えております。 以上でございます。
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○議長(池内秀仁君) 中尾議員。
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◆14番(中尾良作君) マイナンバーカードにつきましては、いろいろと賛否があると思います。 なぜ、このマイナポイントの質問をさせていただいたかと申しますと、この定額給付金のときに非常に混雑をしたということで、あれだけやっぱり突然人が来られたら、処理も大変なのかなと思うんですけれども、そうなるまでにいろいろな手を打てるところは打っていただきたいなと、先ほど市長も申請しやすい環境づくりに努めていくということでお聞きしましたので、これからもまたひとつよろしくお願いします。 次に、いじめ対策について再質問させていただきます。 先ほど、教育長の答弁に、いじめの内容で最も多いのが、冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる、それとパソコンや携帯電話で誹謗中傷や嫌なことをされるとお聞きいたしましたけれども、やはり最後に御答弁されましたいじめの早期発見、早期解決、未然防止、これが一番大切になってくるのかなと思っております。いじめの発見、きっかけについてはどのようなものがあるのか、この辺を教えていただけますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) いじめの発見につきましては、各学校のいじめ防止基本方針に基づきまして、アンケート調査や日記等の定期的な実施とともに、教育相談、日常の児童・生徒の言動の変化について、教職員への情報交換、保護者との日常的な連絡によりいじめの早期発見に努めております。
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○議長(池内秀仁君) 中尾議員。
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◆14番(中尾良作君) 発見のきっかけは、日常の情報交換とお聞きいたしましたけれども、いじめが発見された場合の対応は、どのような対応をされているのか、この辺を教えていただけますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) いじめが発見された場合、各学校のいじめ対策委員会を開きまして、事実の確認、情報の共有を行います。確認された事実を基にしまして、方針を確認し、さらなる事実の確認、被害児童・生徒の心と体のケア、加害児童生徒の内面も含め指導した上で、学年や学校全体への指導と組織的に対応を進めてまいります。
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○議長(池内秀仁君) 中尾議員。
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◆14番(中尾良作君) いじめが発見されたときには、今、お聞きいたしました様々な対応をしているというふうに認識いたしました。 ふだんのいじめに対して、啓発についてどのようなことをされているのか、この辺について教えていただけますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) いじめの啓発でございますが、とりわけ何より未然防止についての啓発が重要と考えております。児童・生徒の人権意識を育みますとともにコミュニケーション能力を育む、そして、良好な人間関係を築くための様々な取組を進めております。児童会・生徒会でいじめ防止の取組、セーフスクールの取組などによりまして、心と体の安心・安全のために子ども自らが心のけがの防止、あるいは暴力やいじめのない学校づくりを進めております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 中尾議員。
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◆14番(中尾良作君) 今、人間形成を築くための様々な取組を進めているということでお聞きいたしました。やはり、啓発は未然防止につながる大切なところじゃないんかなと、このように思っております。いじめについての相談体制についてはどのようにされているのか、この辺ちょっと教えていただけますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 相談体制につきましてですが、担任、養護教諭をはじめとする教職員の相談活動はもとより、スクールカウンセラーによる教育相談体制を整えております。また、大阪府教育センターの教育相談、あるいはLINE教育相談なども周知しております。また、昨年度より、本市全ての中学校区にスクールソーシャルワーカーを配置しまして、とりわけ重篤な事案につきましては、関係機関との連携も含めて、解決に至るように取り組んでおります。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 中尾議員。
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◆14番(中尾良作君) 児童・生徒にとって、きちんとした相談体制を整えることも大切であると、このように思います。そこで、いじめに対する教職員の認識について、そして、児童・生徒の認識について、いかがなものか確認をされておられましたら、教えていただけますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) いじめに対する認識でございますが、まず教職員につきましては、先ほど教育長の答弁にございましたように、ささいないじめも見逃さないという積極的な認知が進んでおります。また担任教員が一人で抱えることがないように、早期解決のためにチームで情報共有して対応する取組が徹底されています。 児童・生徒のほうですが、加害の立場だけではなく、傍観的な立場、周りで見ている子どもたちに対しても深く関わっていることを理解させ、いじめを自分の問題として考え、解決していく、そういった取組が今進められています。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 中尾議員。
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◆14番(中尾良作君) 担任一人が抱え込まずに、チームが情報を共有して対応していると、児童・生徒につきましては、自分の問題として考え、解決に向けて行動・認識が浸透しているというふうに伺いました。 小・中学校において、いじめの対策も含めた人権教育について教えていただけますでしょうか。
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○議長(池内秀仁君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) いじめの未然防止には、児童・生徒の心に深く響くような人権教育が大切であると認識しております。人権意識を育むためには、道徳の時間などに、相手の心を想像したり、あるいは相手に寄り添う学習を行っております。また、総合的な学習あるいは生活科の時間を中心に、保護者や地域の方々の温かい支援により子どもたちがかけがえのない自分を感じ、ありのままの自分を認める、そういったそれぞれの自尊感情を高める取組を進めております。自分を大切にし、相手の心や違いを認め、お互いを尊重する気持ちや行動が育成されるものと考えております。 以上です。
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○議長(池内秀仁君) 中尾議員。
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◆14番(中尾良作君) 最後に言われました自分自身を大切にし、そして相手の心や違いを認め合い、お互いを尊重する気持ちや行動に表れてくるというふうにお伺いいたしました。 また、保護者による家庭のしつけ、教育が児童・生徒の人間形成の根幹をなすことは言うまでもないというふうに思うわけであります。教育基本法の第10条に規定してあるとおりに、「父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする。」、また「国及び地方公共団体は、家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の機会及び情報の提供その他の家庭教育を支援するために必要な施策を講ずるよう努めなければならない。」とあります。 保護者への家庭教育において、役割の責任を明確にすることも重要ではないかなと、このように思います。いじめの問題の解決に当たっては、弱い者いじめをしない、ひきょうな行動をしないといった家庭での教育の充実が必要不可欠かなと思っております。こうした規範意識を育成するためにも、やはり学校と家族や地域との連携が必要であるとも思っております。 私、毎年のように、このいじめの問題を質問させていただいております。議員、もう4期目になるんですけれども、毎回、いじめの問題を質問させていただいて、絶対に子どもたちを悲しませない、そういう願いで毎年思っているわけでございまして、ちょっとやっぱり忘れてしまう、手は抜かないにしろ、忘れてしまえばそういう悲惨な事故につながる部分があると思います。いじめに対しましても、今後、また新たな方策ですか、取組がございましたら、しっかりとその辺もしていただきたいなと思います。 以上で終わらせていただきます。
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○議長(池内秀仁君) 以上をもちまして、本日の会議をとどめたいと思います。 3日目の会議は、16日午前10時開会といたします。 本日はこれにて延会といたします。
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△延会 午後3時50分
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以上 松原市議会議長 池内秀仁 松原市議会議員 依田眞美子 松原市議会議員
平野良子...