松原市議会 2020-06-15
06月15日-02号
--おうちでお祭り、おうちでマルシェ--
(5) 障がい児支援策
(6) 学校給食のこれから
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◆18番(森田夏江君) (登壇) 18番、日本共産党の森田夏江でございます。 質問に入らせていただく前に、
新型コロナウイルスによりお亡くなりになられた方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、併せて感染症にかかられた皆様の一日も早い回復を心からお祈りいたしますとともに、お見舞いを申し上げます。 それでは、議長のお許しをいただきましたので、質問通告に従い順次質問をさせていただきます。 今回の質問は、
新型コロナウイルス感染症対策について集中してお聞かせをいただきますが、基本は、松原市史上初めて全会派が一致して市長に対し要望させていただいたものが大半を占めております。それだけに重きある提案ばかりです。そのことを肝に銘じて真摯な御答弁をいただきますようお願いを申し上げます。 この間、小学校一斉休校のあおりを受け、今年の夏休み期間が大幅に縮小されることから、何度も保護者、児童から、切実な要望として出されていた残された全ての普通教室に60台のエアコンが設置される予算が計上されました。これは当然の措置であると思いますが、設置の理由の一つに、災害時を視野に入れたものと説明をいただいております。災害時を視野に入れるというならば、市民体育館、学校体育館にも必要であり、併せて小中学校の特別教室にも順次設置すべきというのが議会の総意であります。 議会から提出させていただいた要望書の答弁書は、全く答弁にはなっておりません。誠実な御答弁をお願いいたします。 次に、絶対に避けることは許されない市民の命と健康を守るための具体的な対策の強化についてお尋ねいたします。 発熱外来は現状では市内3機関病院がその任務を引き受けていただいており、敬意と感謝を申し上げるものですが、これは
集団クラスター発生のリスクを持つものであり、早急な対策が必要です。市独自に発熱外来を特設するなどの措置を取られるべきです。 また、この間、保健所が松原市から奪われて久しくなりましたが、今回ほど保健所の重要性を実感したのは私だけではないと思います。感染の危惧を訴えても、発熱していても、
かかりつけ医では保健所に連絡をと言われる。ようやくつながった保健所では、
かかりつけ医に連絡せよと言われ、後は自宅で様子を見てくださいと言われるだけといった実態が市内各所で訴えられています。
かかりつけ医の判断で検査の可否ができるようになると言われています。しかし、この現状が改善されるためには、
PCR検査センターの設置や保健所機能を確立させ、人員配置も保証されなくてはなりません。市独自に医師会とも連携を持ち必要な対応を図るとともに、大阪府に対しても保健所を廃した責任をしっかり取っていただくために声を上げるべきと考えますが、お考えをお聞かせください。 また、里帰り出産など産科を保証し安心して赤ちゃんを産むことができる体制を確立すべきです。そして
市内一般病院やクリニックの運営が困難になっている中、支援策を強化すべきと考えますが、いかがでしょうか。 次に、今回の感染症拡大時に災害が発生したときの想定と対策強化でございます。これは誰もが安易に想像がつき、当然のこととして構えなければならない重要課題です。 1つ目は、避難所です。従来の避難所数では圧倒的に足りません。3密を避けるための十分なスペース確保にありとあらゆる公共施設は、避難所として運営されることが望まれます。要支援者とペット問題も考慮に入れた新たな避難所の在り方、設置が問われることは、誰の目から見ても明らかです。早急に検討されるべきですが、いかがでしょうか。 2つ目に、新たな知識の構築とその共有を、自主防災をはじめとした市域組織との連携を図るべきです。いかがでしょうか。 次に、各イベントの在り方についてです。
バラフェスティバルや市民まつりは中止となりました。今後のイベントの今年度実施は、残念ですが避けるべきです。しかし、
コロナ感染症拡大で楽しみがなく日々鬱々とした現状を打開するために、このイベント予算を活用して、自宅でもお祭り気分を楽しめるような楽しい仕掛けをつくる提案をさせていただきます。松原のおいしいもんや地場産業の販路拡大も支援でき、市民の皆さんにも松原の地場産業に触れていただけ、かつわくわくするような取組を実施してはいかがでしょうか。 次に、障がい児支援策についてお尋ねいたします。 障害者の放課後デイの事業所は全校休校となる中、その役割はさらに重要になり、運営は大変になったとお聞きしています。しかし、ここへの支援策は大変弱く、その上、大阪府の決定事業であるにもかかわらず現場の責任は市町村であり、事業所の頼みの綱は市の窓口です。しかしながら、その連携が誠に不十分であり、事業者の実態把握ときめ細やかな対応を行い、事業者さんにも保護者さんにも、何よりもそこに通う子どもたちにも、決して不利益にならないようなシステムの改善が必要です。現状の認識と今後の改善点をお聞かせください。 次に、学校給食についてお尋ねいたします。
コロナ感染症対策として、まず初めに実施されたのが全国一斉休校です。それにより学校給食もなくなりました。通常の夏休みは1か月強ですが、今回はその約3倍の休校でした。ネグレクトなどで子どもの命綱となっていた学校給食がない期間の子どもの実態把握はできたのでしょうか。また、実態を知った上で、どのような対応をされてきたのでしょうか。 また、今回の教訓として学校給食の在り方を見詰め直すことが重要です。2波、3波を想定した今後の在り方を検討すべきと思いますが、お答えください。 以上で、壇上での質問は終わります。
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○議長(篠本雄嗣君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの森田議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、災害時を視野に市民体育館、学校体育館、各特別教室への
エアコン設置についてでございますが、小中学校においては感染症の予防を目的に分散型の学習もできることから、教室への空調整備を行ってまいります。また、小中学校を避難所として使用する際には、体育館は3密状態になることから、エアコンが設置されている教室を優先的に活用してまいります。 次に、医療・検査・
相談体制強化についてでございますが、医療や検査体制につきましては、発熱や呼吸器症状のある市民が安心して受診できるよう、松原市医師会において病診連携の下、医療体制が構築されております。また、第2波、第3波に備え、大阪府は
唾液PCR検査の導入など検査体制の拡充を予定しており、今後、必要な方が適切に検査を受けることができるよう、松原市医師会や大阪府と連携してまいります。 現在、妊娠されている方の感染リスクを避けるため、里帰り出産につきましては慎重に対応するよう求められておりますが、本市においては、感染拡大に伴い不安を抱えやすい妊婦に対し、保健師や助産師等の専門職が面談を行い、心のケアを含めたきめ細やかな支援を行うことで不安の軽減に努めているところでございます。 市内医療機関への支援につきましては、これまでもマスクの配布等の支援を行ってまいりました。引き続き、医師会、
歯科医師会等と連携し、実態を把握する中で必要な支援を研究してまいります。 次に、
災害プラス感染症拡大時の想定と対策の避難所の在り方についてでございますが、災害時の避難所につきましては、小中学校をはじめ公共施設等を指定避難所として指定しております。 本市においては
避難所運営マニュアル作成に取り組んでいたところ、大阪府より、
新型コロナウイルス感染症に対応した
避難所運営マニュアル作成指針が示されたことから、その指針を踏まえ松原市
避難所運営マニュアルを作成し、今後につきましても、避難者の安心・安全を第一に考え避難所運営を行ってまいります。 次に、新たな知識の構築、
自主防災組織との連携強化・情報共有についてでございますが、これまでも他地域において発生した大規模災害による教訓や他市の最新事例を参考に、防災に関する取組を進めてまいりました。
新型コロナウイルス感染症につきましては、日本で初めて緊急事態宣言が発出される事態となりました。災害時における感染症対策につきましても、市民の皆様とのさらなる協働が重要であると考えております。地域の担い手である町会、
自主防災組織、さらには防災士などの皆様と情報を共有することに加え、連携の強化に努めてまいります。 次に、各イベントの在り方についてでございますが、イベントの開催につきましては、現在、大阪府において、適切な
感染拡大防止策の実施と開催規模について参加人数の上限や収容率の目安が示され、また感染者発生に備えた
大阪コロナ追跡システム導入の協力要請がされております。 本市といたしましても、適切にイベントの開催について判断し、開催する場合には
大阪コロナ追跡システムの導入のほか、
感染防止対策を講じてまいります。 次に、
障害児支援策についてでございますが、
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、生活様式の変容が求められる中で、
障害児福祉サービスを提供する事業所においては、
感染症予防対策として様々な取組や
学校臨時休業時におけるサービスの取扱いの特例など、平時とは違う対応を行っていただいております。 本市におきましても、市内の全
障害児福祉サービス事業所に、感染症予防としてマスクを配布し支援しているところです。今後におきましても、障害を持つ児童が安心してサービスが受けられるよう、
障害児福祉サービス事業所と情報共有し対応してまいります。 次の学校給食のこれからの質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。
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○議長(篠本雄嗣君) 美濃教育長。
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◎教育長(美濃亮君) 森田議員の質問にお答え申し上げます。 学校給食のこれからについてですが、
松原学校給食株式会社では、学校の臨時休業に伴い学校給食が中止になった期間については、パート社員に対し、法令に基づく休業手当の支給を行い、学校再開時に滞りなく給食を提供するため雇用の確保に努めたものでございます。 市としましては、今後も安心・安全な給食を提供するため、
松原学校給食株式会社と連携を密にしてまいります。 また、児童生徒の食生活などの生活面の管理は、保護者が第一義的責任を有すると考えておりますが、各学校でも臨時登校日等において、児童生徒の体調等について注意深く見守っているところでございます。児童生徒の体調管理等について適切な対応ができていないと思われる場合は、関係部局等と連携し適切な支援につなげるとともに、感染症が蔓延している中、今後、学校給食としてどのような支援ができるのか、研究してまいります。 以上でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) ありがとうございます。 それでは、順番に再質問させていただきます。 市民体育館や学校体育館、災害時には密になるということが御答弁ありましたけれども、昨日もちょうど、福島の東日本大震災のときに、コロナではありませんが感染症が蔓延して、1日に80人、100人という感染者が発生した実態の中でのお話がされていました。体育館を使用されていて、トイレの問題とかもいろいろあったようですけれども、今、各小学校の全ての普通教室に避難をしていただいたとしても、どう考えても現状としては避難所が足りない。3密を避けようと思えば、体育館も、市民体育館も、まさにこの庁舎も、テラスなどの第一次避難所になっていないそういうところも想定で入れていかなくてはならないと思っています。 まず、その中で、やはり学校のある施設、特別教室は、教室が足りないと思われる状況の中で必要不可欠になってくるかというふうに思っています。これは、すぐにはどうのということにならないかもしれませんが、やはりこれは議会の中で全議員が、必要ではないかということで御要望させていただいた重要な課題の一つだというふうに私は思っております。 その辺について、やはり感染症のときには使えないという御答弁だけではなくて、前向きな考え方、また検討する方向性などを示していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君)
橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 災害時の避難所の観点から、
エアコン設置についてお答えをさせていただきます。 市長の答弁にもありましたように、小中学校の避難所におきましては、エアコンが設置されている教室を優先的に活用していくことで、避難されている方の密閉、密集、密接のいわゆる3密の防止は行えるものと考えております。 また、先ほどテラスの分でおっしゃられたんですけれども、テラスについては避難所指定をさせていただいております。
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○議長(篠本雄嗣君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) テラスは第一次避難所ではないかというふうに思うんですけれども、エアコンが設置されている普通教室では足らないというふうに思うんです。やっぱりそういった前例とかも含めてどのように考えていくか。また台風、水害、地震、それぞれ様々な形があると思いますが、十分に考えていかなくてはならない問題だというふうに思っております。 何よりも全議員がこぞって要望している内容でございますので、そこには市会議員というのは、ちまたの市民の声を直接聞かせていただく機会というのが大変多い任務を持っているところですので、そこは多くの市民が、それだけの方が願っているということで実際しっかりと考えていただきたいと思います。 この避難所での健康管理の問題にも配慮をしていくというような答弁書の中で書いておりましたけれども、やはりこれは答弁にはなっていませんし、当然そこの避難所における健康管理を進めていく上には重要な問題でございますけれども、ここで言っているのはそれだけではないということを認識していただいて、ぜひ前向きに御検討を一度していただきたい。お願いをしておきたいと思います。
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○議長(篠本雄嗣君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) まず、議会からこのたびいただいた要望に関しては重く受け止めさせていただくといいますか、ぜひ参考にさせていただく点と、こういったところは今後のコロナ対策に生かしていきたいとこのように考えておるのは、決して、今、森田議員がおっしゃった、議会軽視という言葉は使っていませんが、重く受けていない、努めていないということではないということは、ぜひ御理解いただきたいと思う上で。 まず、我々が第一に優先すべきことは、こういうコロナという新しい課題が起こってきた中で、これまでの
避難所運営マニュアル、避難所の在り方については根本から考え直さなけりゃいけない課題がたくさん表れてまいりました。その中でまずはコロナを感染拡大を防ぐ、特に避難所というものは3つの密というものがなかなか排除できない、難しいというのがこれまでの避難所の施設の形からといいますか、どうしてもそこは避けられないというところで、せっかく避難していただいているのに市民の方々がコロナの危機にさらされることは避けなけりゃいけないということで、我々はまずどういったところに避難してもらうかということを、
避難所運営マニュアル作成改訂する中で考えました。 そこでは、幸いにも本市は昨年までに各普通教室のこういったクーラーの設置が終えているわけですから、そこを使わせてもらおう、そのことによって3つの密を避ける環境を提供できるんじゃないか。その後に、避難者数がこれまで我々が想定した数で本当に大丈夫かというところを、もう一度検証させました。その中で総定数は、恐らくといいますか、今はこれをもう一度、市民の方々に広報啓発をしていかなければならないことは、まず災害が起こったときに、例えば自宅が倒壊のおそれがない場合は避難しなくてもいいわけであります。雨の場合も、そういった浸水地域に指定されておらなければ避難しなくていいわけでありまして、そういった方々の人数であったり、あるいは近隣や近くでのお友達や親戚等々の家も避難所として、そういった対応を図るように、今回、大阪府や国からの考え方、指針というものも表されました。 そういった中で、本当に必要な数、避難者数を受けられる施設を今、総チェックをさせていただいているところでありまして、まずは優先すべきは、コロナという新しい課題の中で、そういった課題をまず改善、対応できる体制を整えていくことを優先させていただいたわけでありまして、その後、またいろんな課題が出てきた折にはしっかりとそういった対応を図っていきたいなと、このように考えております。
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○議長(篠本雄嗣君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) 今、避難所の問題で、市長に方向もお聞かせいただきましたけれども、避難所の問題のほうにいっていますので、3番の
災害プラス感染症拡大時の想定と対策の避難所のことで、先にそちらのほうの再質問をさせていただきますが、今、市長がお答えいただいた国のガイドライン、厚生労働省が出しているガイドラインを私も持っているんですが、可能な限り多くの避難所を開設する。あらかじめ想定した指定避難所以外の避難所を開設するなど、通常の災害発生時よりも可能な限り多くの避難所の開設を図るとともに、ホテルや旅館などの活用も検討すること。松原市にはホテルも旅館も今のところありませんので、このことに関して言えば、避難所を拡大していく、増やしていく、各公共施設を増やしていくことが大切だと思います。 例えば要支援者の方でしたら、もう最初から小学校に避難をするのではなくて、視力障害者の方、聴覚障害者の方、発達障害者の方、肢体不自由の方、様々な方がおられると思いますが、それぞれの方々の避難所をまずそういった方々はこちらに来てくださいということで、避難所をそれぞれの避難所ということで確立させて備えておくということが私は大事だと思います。そうすれば、そのことで考えていけば、今のままの第一次避難所の小学校の避難所が、第一次避難所になっていることだけでは足りないのではないかなというふうに思うんですが、その辺はいかがですか。
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○議長(篠本雄嗣君)
橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 現在指定されていない町会の集会所などもまだまだございますので、町会や
自主防災組織との協働の下、避難所の拡充に取り組んでいきたいと思っております。
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○議長(篠本雄嗣君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) 町会の会館とかは地域の自主防災とかの対策本部になったりとかも考えられますので、まさにその町会で密が避けられるか、町会の公民館で避けられるかということは、適切ではないなというふうに思います。ただ、町会などと連携をしていただいて、そういうところも十分に活用できるものは全て活用するんだという基本的な考え方が必要になっていると思います。 そして、今回の議会から出させていただいた要望書にでも、1番、2番、3番、4番、5番までが避難所の開設運営方針を策定すべきだということで、いろいろ提案をさせていただいているんですが、この避難所開設方針、先ほど市長も御答弁いただきましたけれども、マニュアルづくり、ガイドラインづくりということで、国や府からの指導も入っているということなんですが、この避難所開設運営方針をどのように策定をしていくのか。今現状どのようになっているのか、お聞かせいただけますか。
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○議長(篠本雄嗣君)
橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君)
避難所運営マニュアルなんですけれども、既に担当のほうで案を作成しておりまして、5月末にはほぼできるかなというような状況で取り組んでおりました。 ただ6月3日に大阪府から、感染症に対応するような
避難所運営マニュアルの作成指針というものが出されましたので、案として持っておりましたけれども、その作成指針を踏まえてつくり替えを行い、もう少ししましたらその大阪府の物も取り入れた形で策定できるものと手続を進めております。
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○議長(篠本雄嗣君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) 議会要望の中では、この避難所開設運営方針の御答弁にはそういった具体的なことが書いていなくて、大体、感染防止拡大に努めてまいりますとか適切な対応に努めてまいりますという御答弁しかなくて、これの具体的などのようにしてどうするか、そしてまた、要望の中では具体的にこうすべきという方向をしっかりと、議員たちが集まって出してきた中身などが、この新しい避難所開設運営方針が出来上がるときにきちんと盛り込まれていかなくてはならないと思っているんですが、その辺はいかがですか。
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○議長(篠本雄嗣君)
橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 現在、案としてつくらせていただいているものとしましては、大きく避難所開設運営の基本的な流れであったりとか、開設したときの避難者の受入れの流れ、あと避難所の運営等について、あとそれ以外にも市職員の役割と付け加えさせていただいております。 ただ、今現在つくっておりますものが、1回作ったからそれで確定とかではなくて、そこに肉付けを行っていきたいと思っております。 以上です。
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○議長(篠本雄嗣君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) これは案の段階でほぼほぼ出来上がって、議会議員はこれだけ重きを置いて要望書の中に詳しく要望もさせていただいていますので、そこは案の段階でぜひお聞かせいただきたいですし、御説明も議会議員こぞって聞かせていただける場をぜひつくっていただきたいというふうに思っていますので、そこはよろしくお願いしておきたいと思います。 そして、ここの中に、今後そういう問題に直面したときに計画を考えていくというような御答弁を書いていただいていましたけれども、今からいろいろ作業をしていただいていると思いますけれども、発生したときの想定を踏まえて、あらゆる想定角度から見ていただいて、この策定に生かしていただきたいと思いますので、ぜひお願いしておきたいと思います。 では、2番のほうに戻って、発熱外来の問題についてお聞かせいただきたいと思いますが、発熱外来につきましても、議会の要望のほうで書かせていただいております。発熱外来は、先ほど市長からも御答弁いただきましたように、大阪府がトリアージ病院というのもつくるし、医療体制を確立して進めていただいているという話もお聞かせいただいております。 ただ、ここで要望の10番目に書かせていただいています第2波が発生した際には、必要な方が検査ができるように保健所と連携してまいりますということなんですが、この保健所と連携するということ、発生したときにはではなくて、発生する前から保健所と連携をして対策を考えていく、発生する前にどう考えていくかということをやっていかんと思うんですが、それはいかがでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 向井理事。
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◎理事兼健康部次長(向井貴子君) 保健所との連携ということで御答弁させてもらいます。 保健所におきましては、日頃より連携を取って情報を共有しているところでございますが、1つは、相談窓口を充実するということで、この間、大阪府において新型コロナ受診相談センターというものが設置されまして、相談がつながりにくい時期は、その後、電話回線などを増やすなど改善されたというふうにお伺いしております。 今後、いろんな保健所との連携の仕方でどういった業務ができるのか、どういった業務が市民サービスの向上につながるのかといったところを、第2波に備えて、保健所とは今後協議してまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) 大阪府は相談センターを設置されたということで、電話がつながりやすくなっている、相談しやすくなっているというふうになっていますが、相談センターで受け付けていただける方というのが大変いまだに少なくて、市民から、そういう形で相談のたらい回しという形の中で、結局は家で自宅でしろということが現状今でもあるんです。 ということはどういうことかというと、
PCR検査センターを基本受けさせない。これから吉村知事も府議会で、今後は1日2千検体を目標に検査機関の開拓を進めていきますということなので、今、大変検査自身が少ない。大体、日本自身がPCR検査件数があまりにも少ないんです。アイスランドでは1千人当たり168.8人の方がPCR検査を受けることができているんです。1日でです。大阪府は今、1日1,430検体の検査が可能やと言われているんですが、検査実施は陰性確認検査も含めて最大で5月14日に793件行っただけで、これは人口1千人当たりのPCR検査数は3%という低さなんです。これをこれから改善されたとしても、今現状で1,400件の
PCR検査センターができると言いながら、半分にも満たない状況しか検査がされていない。しかも、検査を受けたほうが、受けさせてほしい、状況がおかしいという市民の相談は、自宅待機ということでおざなりにされている。 これは本当に心配なのは、28歳の相撲取りが検査を拒否され続けて、挙げ句の果ては28歳の若さで亡くなってしまったという状態があります。早く検査を受けて、陽性であればその対応を進めていくことが何よりも重要なんですけれども、この検査自身そのものが、あまりにも体制が低過ぎて大変手後れになるということがあります。保健所がいまだにパンク状態になって、保健所の職員は、毎日夜中にならないと家には帰り着けないというような話も聞いております。 こういった中で、大阪府もいろいろと対応を行うんですけれども、いかんせん遅いですし、松原市までその恩恵が来るというのがいつ頃になるのかというのが分かりません。大阪府が唾液検査センターを造るというふうにも言われておりますが、こういった対応が取られていくのはいつ頃になるんでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 向井理事。
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◎理事兼健康部次長(向井貴子君) ただいまのPCR検査での拡充について、特に唾液検査も可能になるというふうなことですが、先日、保健所のほうに確認したところ、これからそれを受けていただける機関を調整してまいるというふうなお返事でございました。二次医療圏の中で、基本1か所以上ということで検討しているということでございます。 以上でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) これは本当に急いで、第2波、第3波に応えて備えていただけるということが大変重要です。あわせて、発熱外来、今、3機関病院が受けていただいている。本当にありがたい話なんですけれども、実際上この発熱外来というものをこういう3機関病院に受けていただいていいのか。クラスターの発生源になるということは普通に想定できるんですけれども、この発熱外来をどのようにしていくか。 先ほどはトリアージ病院ができるということでお答えもいただいていますけれども、このトリアージ病院ができることで、この発熱外来はどのように処理されていくのか、3機関病院での過大な負担が軽減されていくのか、お聞かせいただけますか。
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○議長(篠本雄嗣君) 向井理事。
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◎理事兼健康部次長(向井貴子君) トリアージ病院につきましては、救急搬送の中での取決めで、一定何件以上断られたら指定のトリアージ病院に御案内するというふうなシステムでございます。 今回、発熱外来につきましては、松原市医師会において、こういった熱のある患者さんが必要時、クリニックから病院へ紹介する病診連携を図る中で実施してきたことでございます。今、御心配されている各病院におきましては、熱のある方とそうでない方とが交わらないように動線を分けたりだとか、時間帯を別に設定するなどの感染予防対策を講じた中で診療していただいていると聞いております。感染拡大期においては、熱のある患者さんが受診を断られて受診先が見つからないといったことがございましたが、藤井寺保健所からの指導や、松原市医師会からのまずはクリニックで診察していただきたいといった通達もございまして、現在、一定クリニックで診ていただけていると聞いております。そのため、発熱外来の件数は現在1日に一、二名であったり、あるいは患者さんがいないという日もあるというふうに聞いております。 ただ一方では、救急医療体制ということもありますので、今後のそういった診療体制、特に病診連携の在り方については、松原市医師会や大阪府とも今後協議してまいりたいなというふうに思っております。 以上でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) これから充実されるということを期待しておきたいと思いますけれども、これからは医師の判断で検査も受けることができる。発熱外来をできるだけクリニックで受けて、本当にどこまで受けていただけるのかが、ちょっと今まだ心配なところはありますが、医師の判断で検査を受ける。 そして、保険適用開始が始まるということなんですが、これはいつから、そして、このことで現状はどのように改善されるか、お考えをお聞かせいただけますか。
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○議長(篠本雄嗣君) 向井理事。
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◎理事兼健康部次長(向井貴子君) PCR検査の唾液検査については、大阪府は6月5日から保険適用を開始するというふうに確認しております。 PCR検査の拡充でございますが、拡充の内容としましては、1つは、対象者が新たに加わるということでございます。今まで感染症の疑いのある人と症状のある濃厚接触者ということでございましたが、さらにそれにプラスして、濃厚接触者でも無症状であっても対象になるということでございます。それとさっき言っていたような唾液検査が新たに加わるということ。 それと、議員もおっしゃっていました、今まででしたら保健所が判断して帰国者接触者外来で検査をするということになっておりましたが、それにプラスして、
かかりつけ医の判断で検体が採取できる機関として地域外来検査センターというものを新たに設置するということでございます。こういったことによって、必要な人にPCR検査を受けていただける方が多くなるのではないかというふうに思われます。 ただ、松原市としましては、それだけではなく市独自で、松原市内でPCR検査をどうしたら受けられるようになるのか、そういった体制づくりの構築については第2波に向けて、松原市医師会、藤井寺保健所と実は検討してきたところでございます。今回は収束に向かい実施には至りませんでしたが、今後いろんな課題がございますので、そこにつきましては一層協議を続けていきたいなというふうに思っております。 以上でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) ありがとうございます。市独自でいろいろやらねばならぬということで頑張っていただいているということもよく分かりました。その流れをしっかり持っていただいて、今後の2波、3波に備えていただけるような状況の確立を、今から備えていただける連携を密にしていただきたいと思います。 また、これは松原市だけでは到底ちょっと無理じゃないかという場合は、やはり近隣市と連携をする。市長も市長会の会長市の市長として頑張っていただいているようですが、やはり市長会で呼びかけて大阪府に働きかけを強めていただくこと。やはり保健所があればどれだけ松原市はよかっただろうかと、この間、不安の解消とかにもいち早く手だてが打てたんじゃないかということが思われるんですけれども、やはりその辺の補填していただくこと、補充していただくことを大阪府に責任を持っていただけるようなそういう働きかけをしていただきたいんですが、いかがですか。
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○議長(篠本雄嗣君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) 森田議員おっしゃる件については、実はこの件についても今現在、協議をしております。全て機能を松原市にまた戻すというのはなかなか難しいにせよ、こういったコロナという新しい感染症の課題が生まれてきた中で、よりスピーディーに保健所と府と連携を取っていく必要があるという観点から、そういった部分的なものも松原市に常時置けないかというところを、実はこれも府等を通じて、今後、私も要望していこうと思っています。 先ほど理事のほうも答弁ありましたが、救急告知をしていただいている病院等々のクラスター発生の可能性をできる限り抑えるような方法についても、現在、大阪府市長会において、私のほうから府に対して要望もさせていただいております。 いずれにいたしましても、いろんな課題がまた、第2波、第3波に備えて出てくると思いますが、その都度スピードを持って対応していきたいと思っております。 そして、先ほど理事が答弁しましたPCR検査の件についても、これは以前から議会からもいろいろと相談を受けている中で、医師会や保健所とさらに連携を取っていこうということで、これも備えさせていただいています。しっかりとその辺は対応を図ってまいります。
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○議長(篠本雄嗣君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) ありがとうございます。ぜひ引き続きお願いします。 あわせて、里帰り出産なんですけれども、これはPCR検査を受けていただくとか、感染症拡大にならないようにということで、いろいろ親切には対応していただいているんだろうなというふうに思いますが、今のところ松原市のほうには具体的な相談はないということなんです。 これは全国で何か大阪府が、里帰り出産じゃなくて7月以降、妊婦さんへのPCR検査を実施するということで言われていますけれども、これは大阪府だけでやってもらったって、里帰り出産だから全国でやってもらわなあかんことなんです。だから、大阪府が7月にやっていただけることを全国に広げていただけるように、やはりこれも里帰り出産ができるようにすることが、1子目を出産するときに何よりもの安心、やはり自分の実家に帰って子どもを産むということが安心要素の大きな要因になりますので、ぜひそこは妊婦さんを大阪府だけでPCR検査をするんじゃなくて、全国で連携が取れるような形にするように、これも市長会のほうから近隣市をまとめて、大阪府下の市長会をまとめていただいて、これは大阪府だけではあかんということを、国に責任を持ってやっていただけることを訴えていかなあかんと思うんですが、その辺いかがでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 太田副市長。
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◎副市長兼
健康部長事務取扱(太田敏君) 妊婦のPCR検査なんですが、医療側からしますと、院内感染の防止という観点があると思います。また、妊婦さんからしますと、不安の解消といったところがあると思います。これは先日、新聞報道でもあったんですが、どちらも満たしているというところで、医療側もしくは妊婦さん側からの要望をどちらも満たしていることで、やっている自治体もあるようです。 一方で、やはり出産を控えた妊婦さんが、その結果でどういう対応を取るか、まだまだ知られていないといった報道もございました。また、検査の結果、陽性となったときに医療機関が変わるかも分からない。また、帝王切開というような対応になるかも分からないというようなところから、やっぱり慎重に考えるべきやというような報道も、これは私、先日の報道があったんでちょうど見たところでございます。 という中で、今は妊婦さん側からの希望があれば、こういうPCRの検査をやっていこうというような形で、今、国のほうも進んでいるような形を聞いております。まずは妊婦さんの不安の解消を図るといった観点でのPCR検査の方向の動きになっているのかなと、今現状はそういう動きかなというふうに感じております。よろしくお願いいたします。
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○議長(篠本雄嗣君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) 今いろんな報道もありますし、ただ、コロナウイルスにかかっているまま出産することのリスクを考えれば、しっかりとした治療をしていただく。陰性になるにしても陽性に出るにしても、ここはやっぱり子どもを産みやすい状況と安心できるそのバックアップ、陽性になったときも、それも国の責任としてやっていただくことが大事だと思うんですけれども、その辺の実態なんかもしっかりつかんでいただいて、大阪府にも国にも物を申していただきたいなというふうに思います。 あと、市内病院への支援なんですが、マスクとかを配布していただいて、今後いろいろ実態把握をして進めていくということですが、大阪歯科医師会のアンケートでは、93.6%の歯医者さんが収入が激減したというふうに資料として出ているんですけれども、こういうふうな形で収入が激減して運営が成り立たない、経営破綻を起こしそうやというところが内科でもたくさんあるというふうに指標として出ておりますが、そこにやはりコロナウイルスが感染症が去った、よかったと思って振り向いたときには、市内のクリニックやそういう病院がなくなってしまっていたんでは何のことはないというふうに思うんですが、その辺の実態把握を今現状はされておられるんでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 向井理事。
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◎理事兼健康部次長(向井貴子君) 先日、医師会、歯科医師会の会長様にちょっとお話をお伺いさせていただいております。支援の声としましては、直ちに経営上の支援ということは聞いておりませんが、入手困難なときに松原市からマスクを支援してもらえたことはうれしかったというふうな声を聞いております。 今後、国において、医療従事者に対して慰労金を交付するような事業があると聞いておりますので、府の動向も注視しながら、どんな支援策があるのか、医師会、歯科医師会とも今後協議してまいりたいと思います。 以上でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) ぜひ、その辺も引き続き頑張っていただきたいというふうに思います。 次に、各イベントの在り方なんですけれども、先ほど言わせていただいたように、このイベントが中止になって、議会のほうからもイベントが中止になって不執行になる予算の額とかも明らかにしていただいて、重要な活用の方法をという話もあるんですが、今後、
バラフェスティバルとかは中止になっていますが、まつばらマルシェと松原市最大のイベントがあるんですけれども、このイベントについて、やはりあまり人を集めるという方向は好ましくないというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 田村
市民生活部長。
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◎
市民生活部長(田村滋近君) 今年度のまつばらマルシェにつきましては、適切な感染防止策を施した状況で、どのような開催ができるのか、松原商工会議所、阪南大学、JA、観光協会をメンバーに企画委員会連絡会議などで、まさに議員が先ほど冒頭でおっしゃられた、どんな形、事業者さんをどう応援できるのかというような提案をどうできるのかという内容などについて、新しい形のまつばらマルシェについて、今、協議を行っているところでございますので、今後はその結果をお待ちください。よろしくお願いいたします。
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○議長(篠本雄嗣君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) ぜひ新しい形で、市民に喜んでいただける、そういう松原市内で売れる物は売っていく、販路も拡大していくということです。これから紅はるかとか難波葱とか新米とかも出てきますし、その他のまったら野菜なんかもいろいろ出てきます。今、カモだとかオオタメンのコマツナ麺だとか竹内海苔ノリとか廣川昆布とか、振り返ればいっぱいおいしい物もありますし、私はそういうものを一定の形でセットしておうちでおいしい物を作っていただく、子どもたちと作っていただいたり家族で楽しんでいただけるようなそういった物にする。季節季節でそのセットを作ったら、トータルで全部、季節のセット物を購入すればポイントがたまって、ちょっと霜降りのいいお肉がもらえるとか、めったに食べられない高級なカモのローストを食べられるとか、そういう物の予算に振り分けていけたらいいなというふうに思うんです。 あわせて、今、不執行になったイベントの予算、まつばらマルシェのそもそももともと約2,700万円の予算、これの活用の仕方をやはり一日も早く明らかにしながら、どうするかということをぜひ、これは楽しい取組ですし、みんなに楽しくなってもらわなあかんことは楽しく考えなあかんというふうにも思っていますので、ぜひ案ができた段階でも、またいろいろと御相談もさせていただいて、私たちも前向きな提案をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いしておきます。 ちょっと時間がなくなってきましたので、障害児の放課後デイサービスは飛ばしまして、学校給食のことをお聞かせいただきますが、約3か月間の休校の間、子どもたちの実態調査をしていただいていると教育長から御答弁もいただきましたが、この実態の中でどういったものが見えてきているのか、お聞かせいただきたいと思います。
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○議長(篠本雄嗣君) 横田
学校教育部長。
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◎
学校教育部長(横田雅昭君) 松原市要保護児童対策地域協議会におきまして、現在、虐待ケースとして進行管理中の児童生徒につきましては、従前から1か月に一度以上、各学校から子ども未来室に、把握した子どもの状況等を書面で情報提供を行ってまいりました。特に臨時休業中、この3月以降につきましては、頻度を上げまして毎週1回以上の家庭訪問などの安全確認、あるいは家庭支援を行ってまいりました。その結果、この3か月の臨時休業中に一時保護するなどの緊急対応をしたケースはございませんでした。 以上です。
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○議長(篠本雄嗣君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) 一時保護しなくてはならないような状態になるというのはよっぽどなんです。この間、1か月間の夏休みの間も、現場からの声とすれば、激痩せしてしまっている子ども、かえって御飯を作ってもらえなくてファーストフードやスナック菓子などで肥満傾向になってしまった子どもたちというのが報告で聞かれているんですが、そういう子どもたちの実態はいかがですか。
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○議長(篠本雄嗣君) 横田
学校教育部長。
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◎
学校教育部長(横田雅昭君) 6月1日より分散登校という形で子どもたちは登校してまいりました。その折に、また学校によっては体重測定等もされている学校もあります。まだ未実施の学校もありますが、教職員が、今のところ子どもたちの観察をした結果、食事を与えられていないために極度に痩せているというような状況はございませんでした。 以上です。
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○議長(篠本雄嗣君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) これは本当に今まで1か月の間でもそういう実態が、従来の夏休み明けにそういう実態が報告されているにもかかわらず、この3か月に何もないということ自身が、私は調査不足ではないかなということと、やっぱり子どもたちが食べられなくて、家に家庭訪問していただいたときに子どもの様子を見て、従来から学校の先生なんかが見かねてお金を渡したり、パンを買って渡したりということがあるのが、前例として私は何度も聞いているんです。今年のこのコロナの間に限って、ないというのはちょっと考えられないと思うんですけれども、その辺はどこまでももうないということで貫き通されるということですか。
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○議長(篠本雄嗣君) 横田
学校教育部長。
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◎
学校教育部長(横田雅昭君) 現場のほう22校に確認しましたところ、複数校で日常的に安全確認している御家庭に、念のためパンを買って訪問したというような報告もございました。幸い、その児童につきましては、十分食事を取っているということでそのパンは持ち帰ったというような報告もございましたので、私もこの3か月は、そういったネグレクトの家庭を中心に、欠食についてのリスクは感じておりましたが、今のところ報告についてはございません。 以上です。
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○議長(篠本雄嗣君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) ないのが何よりなんですけれども、ぜひその辺は注視をして、子どもたちは親に食べさせてもらっていないというのはとても恥ずかしいことだということで、口に出さない子どももおりますので、ぜひその辺はプロ集団ですので進めていただきたいと思います。 それで、今回、パートさんなんかをきちんと雇っていただいて対応も図っていただきました。これから第2波、第3波になったときに、一定の長期間になる場合はどうあるべきかということをマニュアル化として、子どもたちの登校日なんかに給食を提供するだとか、体制をつくるべきだというふうに思うんですけれども、その辺はいかがですか。
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○議長(篠本雄嗣君) 伊藤
教育総務部長。
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◎
教育総務部長(伊藤輝君) 今、議員も御承知のとおり、学校給食株式会社のパート社員につきましては、その意向も確認した上で、市の会計年度任用職員として図書館業務の一環として、図書の貸出し予約を行った方に予約本を届けるといったような仕事をしていただいた方がございます。やはりそういう意欲の意向のある方には仕事をしていただきましたが、コロナ禍においては、学校再開後の給食再開時には、子どもたちに安心・安全な給食を提供するために、やはり支障なく給食業務に就いていただく必要もあると考えております。 政府の方針どおり、私どもといたしましては、可能であれば自宅にいて3密を避ける対策を取っていただきたいとも考えています。休業手当につきましては、そういったところも踏まえた制度になっておりますので、こういった制度も活用しながら雇用の確保をしつつ、やはり状況に応じた対応を図り、会社が給食再開後において支障なく給食業務を再開できる体制を整えていきたいと考えております。そこら辺、いろいろと検討してまいりたいと思います。
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○議長(篠本雄嗣君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) 今後長期休校になったときの子どもたちの健康面、そして栄養面、そして食育も含めた中で検討していただきたい。考えていって計画もつくって、マニュアル化を進めていただくことをお願いして終わっておきます。ありがとうございました。
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○議長(篠本雄嗣君) 次に、河本議員の発言を許します。 河本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 一般質問(個人) まつばら未来 7番 河本晋一議員発言要旨具体的内容備考欄1.
新型コロナウイルス感染症対策に伴う児童生徒の「学びの保障」について(1) 学校の休校の判断について
(2) 「学びを止めない」対策について 2.
新型コロナウイルス感染症の影響下における、市内事業者向け支援策について
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◆7番(河本晋一君) (登壇) 改めましておはようございます。7番のまつばら未来の河本晋一でございます。 ただいま議長より発言のお許しをいただきましたので、通告に従いまして順次質問をさせていただきます。市長並びに理事者の皆様方におかれましては、誠意のある御答弁をよろしくお願いいたします。 まず冒頭、このたびの
新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられました方々に対しまして謹んで哀悼の意を表するとともに、感染されました全ての皆様にお見舞いを申し上げます。加えて、自らの危険を顧みず我々の命と健康を守ってくださった医療従事者の皆様、また、我々の生活のためにスーパーなど小売店舗で働く方々や配達を担う物流事業者の皆様など、もしかしたら感染するかもしれないというリスクがあるにもかかわらず、暮らしを支え社会を維持するために最前線で働いてこられた全ての皆様に感謝を申し上げます。 それでは、質問に入らせていただきます。 まず初めに、
新型コロナウイルス感染症対策に伴う児童生徒の「学びの保障」についてお尋ねいたします。 6月5日、文科省より
新型コロナウイルス感染症対策をしっかりと取りつつ、同時に子どもたちの学びの保障を両立していく上での基本的な考え方と取組の方向性を示された「学びの保障」総合対策パッケージの発表がありました。約3か月間もの長期間の休校が明け、あらゆる手段で、子どもたちを誰一人取り残すことなく最大限に学びを保障していくことが示されております。 学校現場に対しては、前例にとらわれず、できることを総動員し、柔軟な発想で子どもたちの学習を保障するために力を尽くさなければならないことや、感染防止に配慮しつつ、時間割編成の工夫、長期休業期間の見直し等の様々な手段を用いて協働的な学びを大切にしつつ、学校教育活動を充実させることが提示されております。また、ICTの最大限の活用や授業における学習活動の重点化、複数年度を見通した教育課程編成など、特例的措置を活用した教育課程の見直し等により、学校ならではの学びを最大限に確保することが書かれております。 そこでお伺いいたします。 このような状況を踏まえ、松原市教育委員会として、今後、
新型コロナウイルス感染症のいわゆる第2波が発生した場合、学校の休校措置などに対してどのように対処するのか、そして、今後の備えとして子どもたちの学びを止めない対策についてのどのような考えをお持ちか、お聞かせください。 次に、
新型コロナウイルス感染症の影響下における市内事業者向けの支援策についてお尋ねいたします。 6月11日に内閣府と財務省が発表した4月から6月期の法人企業景気予測調査によりますと、大企業全産業の景況判断指数(BSI)はマイナス47.6と、比較可能な2004年度以降で、リーマンショック直後の2009年1月から3月期マイナス51.3に次ぐ低さとなっております。続いて、中堅企業がマイナス54.1、中小企業においてはマイナス61.1と、景況感はそれぞれ過去最低の水準に沈んだとあります。 このことからも分かるように、コロナショックにより、特に中小企業や個人事業主にとって、売上げの激減で経営に深刻な影響が生じております。
新型コロナウイルスに対する恐怖や長きにわたる緊急事態宣言や外出自粛により個人消費が著しく落ち込んでしまったことで、消費者に最も近い飲食業、小売業、サービス業が大打撃を受けております。 先が見えない中で頑張っておられる中小企業、個人事業主に対して、松原市として事業継続をしっかりと支える必要があると考えますが、市内事業者への支援策についてお聞かせください。 以上で、壇上での質問は終わりますが、再質問の権利は留保いたします。
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○議長(篠本雄嗣君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの河本議員の質問にお答え申し上げます。 1点目の
新型コロナウイルス感染症対策に伴う児童生徒の「学びの保障」についての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。 次に、2点目、
新型コロナウイルス感染症の影響下における市内事業者向け支援策についてでございますが、現在、国・府・市において様々な支援策を実施しております。主なものとしましては、国・府では持続化給付金、休業要請支援金等の給付制度があります。また、融資制度としましては、セーフティネット保証融資制度などがあります。さらに市においては、がんばる事業者応援クーポンや中小企業融資事業において、市内事業者への支援を行っているところです。 今後におきましても、
新型コロナウイルス感染症の影響が長引くと予想される中、引き続き大阪府や松原市商工会議所と情報共有を図り、どのような支援が事業者に対して効果的なのか、国や府等の動向も注視し、スピード感を持って状況を見極め支援してまいります。
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○議長(篠本雄嗣君) 美濃教育長。
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◎教育長(美濃亮君) 河本議員の質問にお答え申し上げます。 学校の休校の判断についてでございますが、5月28日付で示されました大阪府の学校園における
新型コロナウイルス感染症対策マニュアルを踏まえ、市としましては、学校で児童生徒及び教職員に感染者が確認された場合、当該校を臨時休校とする予定でございます。ただし、感染状況については、保健所、大阪府健康医療部等と協議した上で、市内全体へ感染が拡大することが予測されるなど子どもの健康が心配されるような場合、市内全小中学校を臨時休業とする判断もあり得ると考えております。 次に、学びを止めない対策についてでございますが、松原市においても、北九州市のように再び感染が広がる可能性はあり、その対応について準備の必要があると認識しているところでございます。 例えば
新型コロナウイルス感染拡大のいわゆる第2波、第3波が訪れた場合は、学校と家庭をつないだオンライン授業等で児童生徒の学習を行うなど、学びを止めない取組を行う予定でございます。 以上です。
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○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆7番(河本晋一君) ありがとうございます。 それでは、再質問のほうに順次入らせていただきたいと思います。 学校のほうは今日からようやく通常授業が本当に再開されて、子を持たない親も、やはり通学の風景を見ていますと、本当に今までの日常が戻りつつあるのかなということで安心感が出てきているのかなと。また、それと同時に、先ほど教育長も言われたように、感染症対策、予防をしっかりと取りながら、3か月間という長きにわたっての空白の部分をどうやって埋めていくのかというところが、非常に両立していくのが難しいんじゃないかなというふうに思うわけでございます。しっかりと学校のほうでもマニュアルに応じて感染拡大防止のための指導を行っていらっしゃると思うんですけれども、その具体的な中身について少し教えていただけますでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 横田
学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(横田雅昭君) 日常的には、マスクの着用、手洗い、換気の徹底を指導しております。さらに、毎朝の検温を各家庭に依頼し、検温を忘れた児童生徒には各クラスに配備しました非接触型の体温計により速やかに体温を計測するなど、万が一、体調不良の児童生徒がいた場合、その対応につきましても、市としてのマニュアルを作成し、周知徹底しております。 以上です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆7番(河本晋一君) 私も緊急事態宣言が解除された後、マスクをされている方というのが非常に少なくなってきていて、今お話しされたように、学校の中ではマスクを着用したりとか、うがい手洗いはしっかりと取っているんだけれども、学校から出たらそういったところがしっかりと守られているのかなというふうに思ったりもするんです。 といいますのは、先ほど北九州市のほうで学校の中で感染が出たという話なんですけれども、やはり話を聞いていますと、通学途中で仲よしの子どもたちが一緒になって帰ったりとか、あるいは公園でやはり遊んだりしていますと特に密集して遊んだり、そういったことで学校以外のところで感染する可能性がやっぱりあるのかなというふうに思います。 そういった意味で、学校の中で、あるいは学校から家庭の中でも、そういった周知というか情報をしっかりと発信していただきたいなというふうに思うんですけれども、家庭に対してどういった周知、感染症対策という部分についてどういうふうに発信されていますでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(篠本雄嗣君) 横田
学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(横田雅昭君) 学校内に感染拡大を防ぐためには、議員もおっしゃられましたように、まずは家庭から子どもたちがウイルスを持ち込まないことが大変重要なことと考えております。ですので、やはり各家庭においても、手洗い、そしてうがい、3密を避けるような生活の協力、連携をしていただくことが不可欠であると考えております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆7番(河本晋一君) また、これはこのコロナの感染対策と同時に、やはりマスクをしていると今日も非常に蒸し暑いんですけれども、特にこれから湿度も高くなって、また7月末から8月頭にかけてというのは本当に一番梅雨が明けて非常に暑い。また、熱中症対策についてもしっかり考えていかなくてはいけないというところがあると思いますので、そのあたりについても学校とあるいは家庭、また地域というところも含めて、協力対策を取っていただきたいなと思うんです。 先ほど言われましたように、そういった情報を共有されていらっしゃるということなんですけれども、6月に入ってから約2週間というのは分散登校で、午前と午後と分かれて、今までと違う生活のリズムをやっぱり元の形に戻していかないといけないということで、徐々にそういったことを考えていかれていると思うんですけれども、実際、子どもたちの様子というところでどういうふうに感じていらっしゃいますでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(篠本雄嗣君) 横田
学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(横田雅昭君) 6月1日から先週金曜日まで2週間につきましては、午前または午後の半日単位の分散登校を行ってまいりました。児童生徒は20人以下のクラスの半分の友達と、3時間という限られた時間での学習でしたが、どの子どもたちもやはり友達と会えた喜びから、一緒に笑顔で授業を受けて、給食もしっかりと食べて、友達と一緒に過ごせる喜びを感じているということでした。 本日15日からは通常授業での学校再開となります。給食も通常メニューとなりますので、さらなる感染予防に十分配慮してまいりたいと考えています。 以上です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆7番(河本晋一君) 簡易給食での風景というのをちょっと聞きました。本当にシーンと静まり返っておしゃべりもなく、本当に子どもたちがいるのかなというふうな雰囲気だったというふうに聞いております。 また、そういった分散登校から今日から通常の給食が始まって、午後の授業もまたあるというわけなんで、特に小学校1年生の子どもたちというのはそういった経験がないわけでございますので、やはりそういったところを今まで遅れている部分というのを急ぐあまりに、そういったところというのはなかなかそこまで見えないという部分があると思います。そういったところをしっかりと子どもたち一人一人を見ていただきたいというふうに改めてお願いしておきます。 また、当事者の子どもたちもそうなんですけれども、やっぱり保護者の方々も大丈夫かなというようなところも心配にされていらっしゃいますけれども、保護者の方々のそういった声というのは何か受け止めていらっしゃいますでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(篠本雄嗣君) 横田
学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(横田雅昭君) 多くの学校では、保護者の方が消毒ボランティアを担っていただいております。学校の感染予防に協力する強い意識を持っていただいております。大変感謝申し上げます。 学校再開によって、学力保障やあるいは仲間づくりへの御期待に学校がお応えすることはもちろんのことですが、やはり感染予防について、今後もどのような対策をしていけるかお知らせすること、そして徹底することが大事だと考えております。 以上です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆7番(河本晋一君) 消毒についてなんですけれども、やはり次亜塩素酸ナトリウムで、これで二度拭きしないといけないという本当に非常に労力がかかるというふうに聞いています。一回次亜塩素酸で拭いて、その後そのまま放置しておくと腐食するということで、二度拭き、水で拭かないといけないということで、やっぱり人手という部分で非常にいろいろ対策を取られていらっしゃるんじゃないかなと。 個々に学校で募集したりとかされていらっしゃると思うんですけれども、これは通常授業が始まれば、掃除というのは子どもたちにさせるというところも、させないというところもいろいろあると思うんですけれども、そういったこれからいろいろ出てくるというところについて、やっぱり人が足らないというそういった懸念事項も出てくるんじゃないかというふうに思うんですけれども、そのあたりについてはどういうふうにお考えでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 横田
学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(横田雅昭君) 先ほど答弁させてもらいました消毒ボランティアにつきましては、この補正予算のほうで消毒ボランティアの報償費、こちらのほうを追加のほうで提案させていただいております。これについて有償のボランティアとして、まずは毎日、定期的に消毒のスタッフが増えております。 一方で、国や府のお示しの中で、さらなる国の第2次補正のほうで学校に対する人的配置が今後また追加されるということでお聞きしておりますので、長期化するだろうと考えられますこのコロナ対策につきまして、議員おっしゃるとおり、さらなる人的配置、無償のボランティアの方もたくさん入っておられますが、できるだけ長続きさせるためには報償を伴う人的配置のほうも進めてまいりたいと考えております。 以上です。
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○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆7番(河本晋一君) 学びを取り戻すという、学びをしっかりと確保していくんだという部分について少し聞いていきたいと思うんですけれども、あらゆる手段を講じてというふうにこの文科省のほうからも提示されているんですけれども、その中身を少し、教育委員会としてどのように考えていらっしゃるかお聞かせください。
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○議長(篠本雄嗣君) 横田
学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(横田雅昭君) 学校、そして家庭、そして地域が連携して最大限に学びを保障する、そういった柔軟な対応が必要だと考えております。具体的には、授業時間の確保のために、長期休業期間の短縮を考えております。また、児童生徒の学力保障のためには、学習支援員等のスタッフ等の増員も考えております。 今後も感染予防の観点から、家庭学習の充実とともに、教育課程を柔軟に見直して学習活動の充実を図ってまいりたいと考えております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆7番(河本晋一君) 学校と家庭と、そして地域というふうに今おっしゃいました。やはり地域の方々にも、そういった今の学校、この長期期間休んでいたわけなんで、どういうふうになっているのかなというふうに非常に気にかけていらっしゃると思うんです。先ほど言ったそういうボランティア、消毒であったりとか、本当に学校が通常に始まっていけばいろんな形で、人手というのはこういったところにも必要やなというのはいろいろ出てくると思うんです。そういったところを地域の方々にも声をかけていただきたいなと。 保護者向けにそういうプリント配付とか、そういった形で募ってはいらっしゃると思うんですけれども、情報共有という部分でしていただきたいなというふうに思います。今そういうふうにISSで協働の取組というのもまさしくしているわけでございますので、学校と地域も一緒になって、子どもたちの学びであったりとか、感染対策というのも協力していきたいなというふうに、地域の人もそういうふうに思っていると思うんです。 過去に私は、そういう地域というところでいいますと、クリーンキャンペーンを地域協の皆さんがやっていらっしゃいます。クリーンキャンペーンは、本当に学校だけじゃなくて地域の人たちも巻き込んでやっていただくことで、もっと相乗的に効果が出るんじゃないかなというふうに提案させていただきましたけれども、そういった観点からいうと、まさしく今こういう状態でありますので、そういうISSの取組の一環としても地域に対して情報発信していただいて、取組をお願いしたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 横田
学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(横田雅昭君) 大変ありがたいお言葉、ありがとうございます。引き続き、議員おっしゃられるとおり、ISSの取組など、児童生徒の安心・安全な学校生活を保護者そして地域と協働で取り組んでいくこと、これが今何より重要であると考えております。感染予防を行いながら、子どもたちが充実した学校生活を送れるよう様々な取組を工夫しながら、地域、保護者の協力も得ながら、今後とも進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆7番(河本晋一君) PTAのほうもこういう状況の中なので、なかなかそういう会議とかも開けない状況かなと思うんですけれども、徐々にそういう感染対策を取りながら開かれていくと思いますので、そういった中でもこういった今の状況なんかも共有しながら、また具体的に地域というと町会になりますので、町会のほうにも連絡をしていただいて情報共有していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは続いて、市内事業者向けの支援策というところで少しお話をさせていただきたいと思います。 先ほど壇上のほうで、全国の景況感ということでお話しさせていただきましたけれども、関西についても同じような状況なんです。先週11日なんですけれども、近畿財務局、こちらのほうが発表しております景況感が、やはりリーマン超えの悪化ということでございます。これはもう同じような統計結果が出ておるんですけれども、その企業の中でやはり企業の規模、大企業よりもそういう中小企業、零細、個人事業主が、非常に景況感が悪いというような結果が出ております。また、今の状況から先の見通し、今年の年末10月から12月の見通しについても、大企業はプラス1.9と出ておりますが、中小零細のほうはまだまだ悪化が続いているんじゃないかなということで、回復もやはり遅れてくるんじゃないかなと。 そのような中でいろいろ本当に個人事業主さん、零細企業さんは、今の事業の継続と雇用の維持というのをしっかりとどのようにしていったらいいのかということで、いろいろ考えていらっしゃると思うんですけれども、まず、コロナが発生してからこの間の相談であったりとか、そういった状況について少しお聞かせいただけますでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 野地理事。
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◎理事(野地千晶君)
新型コロナウイルスの感染拡大により経営に影響を受けている市内事業者の方から、多くの御相談をいただいているところでございます。その内容といたしましては、市長答弁にもございましたセーフティネット保証4号、5号、危機関連保証などの融資に関することや、国の持続化給付金に関するものなどが主なものとなってございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
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◆7番(河本晋一君) やっぱり皆さん困っていらっしゃるのは、そういう運転資金といいますか、資金繰りに困っていらっしゃる。入ってくるお金と出ていくお金のタイミングをどのように調節していったらいいのかということで、困っていらっしゃるんです。その中で融資や貸付けを利用しても、なかなか先が見通せないので本当にこのまましていっていいのか、そういういろいろなアドバイスは受けていただいていると思うんですけれども、そのような中で先ほど言われましたそういう融資に関する相談件数というのも増えてきていると思うんです。 例えば、一般保証の中でいろんなメニューがあると思うんですけれども、大まかにどういったメニューがあるのか、少し教えていただけますでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 野地理事。
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◎理事(野地千晶君) 融資に関するメニューということでございますが、先ほど申し上げましたセーフティネット保証4号、5号、それから危機関連保証というものがございます。これにつきましては、
新型コロナウイルスの影響により売上げ減少等に直面している中小企業の方の資金繰り支援のため、信用保証協会が一般保証とは別枠で保証を行うという制度でございます。 なお、この信用保証つき融資の金融機関での申込みに際しましては、市町村が発行する認定書が必要となっております。
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○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
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◆7番(河本晋一君) 要は一般的な保証の上に、セーフティネット4号、5号がのっかって、その上にさらに今回は危機関連の保証というのも上積みされるということで、通常よりは借りやすいといいますか、そういう融資を受けやすいというような相談だと思いますけれども、市が発行する認定書の件数というのはどういった状況でしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 野地理事。
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◎理事(野地千晶君) 認定書の発行件数についてでございますが、令和2年3月2日から6月11日現在の累計で723件となっております。 その内訳につきましては、自然災害等の突発的事由に際し発動され、指定地域の中小企業者に適用されるセーフティネット保証4号について207件、全国的に業況の悪化している業種の中小企業者に適用されるセーフティネット保証5号について30件、またリーマンショックや東日本大震災級の危機的な状況のときに全国全業種に適用されるものとして創設され、このたび初めて発動された危機関連保証について486件となっております。 以上です。
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○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆7番(河本晋一君) 今それぞれの件数をお話しいただいたんですけれども、トータルで見ますと、やはりこのコロナウイルスの影響を受けた約3か月間の間でかなりの数が出ているんじゃないかなというふうに聞いているんです。松原市に対していろんな相談が来ていると、あるいは商工会議所に対してもそういう融資であったりとか相談事が来ていると思うんです。そういった情報の共有というのはしっかりとされておりますでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 野地理事。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎理事(野地千晶君) 松原市のほうで融資の御相談をいただいた際は、まずは制度や手続等についてできるだけ丁寧に御説明させていただいております。続きまして、御相談内容に応じまして、松原商工会議所、また制度ごとのコールセンターなどに必要な支援先につなげていっているところでございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆7番(河本晋一君) 融資という部分では、大体そういったところが相談の場合、話としてされているんじゃないかと思うんですけれども、その中で融資とは別に、給付という部分で話がいろいろあると思うんです。今、持続化給付金であったりとか雇用調整助成金、また府のほうでされています休業要請の支援金、この部分について、1週間前の議案説明のときも、今の松原市の申込み状況というのをいろいろ話されたわけでございますけれども、それ以降、何か進展している数字的な部分であればお聞かせください。
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○議長(篠本雄嗣君) 野地理事。
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◎理事(野地千晶君) まず、おっしゃっていただきました府の休業要請支援金につきましては、府のほうで令和2年3月31日以前に開業し営業実態のある中小企業、個人事業主に、支援金として給付している制度でございます。 お尋ねの申請状況等についてなんですけれども、ちょっと前と繰り返しになるんですけれども、府のほうで事務作業等を主にやっているところでございまして、市のほうは協定書を結んで、後日、府から請求を受けて松原市分の2分の1の額を支給するという手続になってございますので、現在のところはおよそ最初、ウェブ登録は6割ほどしていただいているという状況確認ができているという状況でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
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◆7番(河本晋一君) 議案説明のときに、当初想定していた法人が88、個人事業主が713に対して、今のところ8日のときの話ですと71法人、個人が435ということで、法人のほうは大体それに近づいてきているんだけれども、個人のほうは60%ぐらいしか来ていないというところで、やはりこの差というのは、何か一ついろいろ要因があるんじゃないかなというふうに私も思うんです。 これは何も松原市だけではなくて、他の自治体も同じような状況ではないかなと。なぜこの個人事業主は申込みをされていないのかというところについて、分析をしていかなくてはいけないかなというふうに思うんですけれども、その点についてはどのようにお考えでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 野地理事。
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◎理事(野地千晶君) 議員おっしゃっていただきました当初の想定よりも、ウェブ登録状況は全体で約6割、特に個人事業主について少ないという件の状況分析についてでございますが、まずは支援金の申請というのは個々の事業者の判断によるということが前提ではございますが、今回の休業要請支援金の要件が、令和2年4月21日から5月6日までの全ての期間、支援金対象となる施設を全面的に休業していることといった要件、それから、令和2年4月の売上げが前年同月比で50%以上減少しているという要件がございます。こういった要件に該当しない方、事業者の方も一定多かったのではないかと考えております。 本市といたしましては、大阪府だけではなく松原商工会議所と共に、制度チラシの窓口配架や問合せへのきめ細やかな対応など、本制度の周知、勧奨に努めてまいりましたが、この経験を踏まえ、引き続き松原商工会議所と連携しながら、国・府のその他の事業者支援金制度などについても周知に努めてまいりたいと考えております。
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○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
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◆7番(河本晋一君) やはりこの条件面において、私も思うんですけれども、50%以上減少していないとこの制度は受けられないというところが、私は少しハードルが高いんではないかなというふうに思うんです。いろいろそういう商売をしていらっしゃる方にお聞きしますと、そもそも昨年の消費税増税によって売上げ自体が非常に落ち込んでおる中で、今回のコロナによって影響を受けているという状況です。要するに、そもそも売上げ自体が低いところでスタートしているというところで、減少額であったりとか減少率が非常に少ないということです。国のこの持続化給付金にしても50%です。大体ほかの公的なそういう給付制度というのは50%という敷居がある。やはりここを何か手だてを私は打っていただきたいなというふうに思うんです。 この休業要請支援金の後に出てきたのが休業要請外の支援金ということで、これも要するに対象としては、休業要請の対象となる施設以外は全て休業要請外支援金の対象となる、そういう認識でよろしいんでしょうか。確認です。
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○議長(篠本雄嗣君) 野地理事。
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◎理事(野地千晶君) 大阪府の休業要請外支援金についてでございますが、対象要件として主に3つございまして、1つは、令和2年3月31日時点で大阪府に事業所を有していること、2つ目は、令和2年4月または4月5月の平均の売上げが前年同期間比で50%以上減少していること、それから最後3つ目ですが、休業要請支援金の受給対象でないこととこのようにされておりますので、議員御質問の休業要請支援金の対象でなかった方につきましては、この新しく府が創設した休業要請外支援金の対象になると、このように考えております。
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○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
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◆7番(河本晋一君) 休業要請の対象の方々というのは、既に申込みをされていると思うんです。その結果というのが、なかなかまだ出てきていないという方も多くいらっしゃるというのは聞いているんです。休業要請対象外の支援金の締切りの期日はいつになっていますか。
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○議長(篠本雄嗣君) 野地理事。
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◎理事(野地千晶君) 休業要請外支援金の締切りということでございますが、本年6月30日までという形になっております。
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○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
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◆7番(河本晋一君) 話を聞いておりますと、休業要請の支援金を受けようと思って早く出しているんだけれども、結局その連絡がまだなくて、通っているのか通っていないのか分からないという状況をずっと待っていると。もし駄目であれば、この休業要請外のほうを申し込まないといけない。だけれども期日がどんどん迫ってきている、そういう話です。 やはり今の状況というのが、なかなか本当にコールセンターに電話しても待つしかないというふうに聞いておるんですけれども、やはりこの休業要請外支援金の期日というのをもう少し延ばしていただけないのかなというのをいろいろ聞くんですけれども、そのあたりについてはどのようにお考えでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 野地理事。
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◎理事(野地千晶君) 議員おっしゃっていただきましたとおり、今回、府のほうでも一生懸命やっているんだけれども、いろいろおっしゃっていただいたような、なかなか状況が分からないというような声が届いているということは聞いてございます。 ただ、休業要請支援金のときと今回府が創設しました休業要請外支援金につきましては、特に手続に御苦労されておられる個人事業主の方に円滑に支援していただきますよう、行政書士、公認会計士、税理士の方などの専門家による申請書類の事前確認を受けることができるようにしたということで、行政書士の紹介が受けられる専用ダイヤルというものを6月1日に開設したということで聞いております。 ただ、議員におっしゃっていただきましたように、6月30日の申請期間が短いといったような部分はあるかと思いますので、本市としても、府のほうにそういったお声を届けて要望してまいりたいと考えております。
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○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
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◆7番(河本晋一君) やはりいろんな形で、この給付を頼りに次にどういうふうに進もうかというふうに考えていらっしゃる方も多くいらっしゃるんです。できたらそういう融資に頼らず何とか頑張っていきたいというふうに考えているんだけれども、先が見えない中で待つだけというのは非常にしんどいなというふうに言っていらっしゃいます。 ですので、今後の検証という部分にはなるかと思うんですけれども、こういう給付制度を受けるに当たって、例えばオンライン化をしていただいているのであれば、給付制度を申し込んだ時点で番号を振り分けていらっしゃいますので、今の途中経過というのを分かるような、途中状況が分かるような、そういったシステムなんかも今後考えていっていただきたいというふうに思うんです。特にお金を本当に困っていらっしゃるというか、今後、先どういうふうに事業を継続していったらいいのかというのを考えていらっしゃる状況でございますので、ひとつまたよろしくお願いいたします。 少し話は戻りますけれども、どの企業においてもしんどいというのは変わらないわけでございます。そのような中で、やはり国や府の支援策に何も該当しない、要するにそういうセーフティネットからこぼれてしまっている事業者、そういった方々に対して、やっぱり私は何らかの形で策を打っていかなくてはいけないというふうに思うんです。 その50%というハードルが高い。アンケートなんかを見ていますと、30%から50%というゾーンがそれなりにあるわけなんです。やはりこういった部分に給付や融資、公的なそれがなかなか受けられないという部分に対して、何か策を講じていただきたいなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 田村
市民生活部長。
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◎
市民生活部長(田村滋近君)
新型コロナウイルスの第2波も警戒されるところでございますが、先行きの見通しも立ちにくい厳しい経済状況の中にある市内事業者へ、事業の継続を図る上で現行制度の要件を緩和し、現在の支援金などの制度では対象とならない事業者に対しまして、より広く支援できるような財政措置を含め、そのあたりを国・府へ今現在、要望しているところでございます。 また、国における第2次補正予算の可決を受けまして、本市において事業者への支援策として活用できる制度を考えることから、引き続き国・府の動きを注視していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
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○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
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◆7番(河本晋一君) 私が先ほど申し上げました前年同月比同期比、期間で30%以上50%未満、ここのゾーンに対して支援を打っていこうという施策を打とうとしている自治体がありまして、これは守口市さんがこれから取り組もうとされていることなんですけれども、休業要請支援金、休業要請外支援金の支給を受けていないこと、かつ30%から50%未満減少している事業者さんに対して、中小企業は30万円、個人事業主は15万円といった話をこれから進めていこうというふうに聞いております。 やはりその中身はいろいろこれから検討していかなくてはいけないと思うんですけれども、何も支援を受けられていない方々というのは、やっぱり一番しんどい方々ではないかなというふうに思うんです。そういった方々だからこそ、そういった部分に対して支援を打っていただきたいなというふうに思います。 クーポン券であったり、それは事業者さん、あるいは消費者のいろんな形でこの松原市の市況を活性化する形での策と思うんですけれども、これからそういう国の動向、2次補正予算が決まりましたら、そういった部分もしっかりと活用していただきながら、私としては、これからまだまだ入り口だと思うんです。特に中小企業、零細企業は、これからがしんどくなるというふうに、ますますしんどくなるんじゃないか。立ち上がりも遅れて立ち上がりますから、回復も遅い。そういった分に対して何らかの形の施策を打っていただきたいなと思うんですけれども、市長、どうでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) 今、議員から提案いただいた点、そして、先ほど部長のほうが答弁もいたしました。いろいろと今、国や府の制度、あるいは我々の制度というところで、どうしても全てをカバーし切れていないところがあるというのは、私もそういったところがあるのかなというように思います。そういったところはしっかりこれから研究もしながら、こういったもの大切なのは一度きりのこれは全て単発ですよね。ということは、そこを乗り越えても次に第2波、第3波があったときに乗り越える制度というものは、やっぱり国や府は考えていっていただく必要がある。そういった財源も必要であると思っております。 そういった意味では、先ほど部長が答弁したように、しっかりと国と府のそういった今後の動きも見極めながら、市としてどういったことができるかというのはこれからしっかり研究していきたいなと思います。
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○議長(篠本雄嗣君) 河本議員。
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◆7番(河本晋一君) ありがとうございます。本当にこういう緊急事態、本当に100年に1回、国難と言えるような状況でございますので、我々議員もしっかりとこの松原市のために皆さんと一緒に頑張っていきたいなと思いますので、どうぞひとつよろしくお願いいたします。 以上です。ありがとうございました。
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○議長(篠本雄嗣君) 次に、紀田議員の発言を許します。 紀田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 一般質問(個人) 自由民主党 10番 紀田 崇議員発言要旨具体的内容備考欄1.商業活性化策について 2.災害時の対応(1) 今後の避難所のあり方について 3.今後の図書行政について(1) 新図書館開館後の図書行政について
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◆10番(紀田崇君) (登壇) 10番、自由民主党、紀田 崇、ただいま議長のお許しを得ましたので、通告に従い順次発言をさせていただきます。 まず初めに、昨年の終わり頃から今年の初め頃は、
新型コロナウイルスの流行をどこか遠くの国のことと、他人事のようにのんきに考えておりました。その後、急速に日本国内でも感染拡大が始まりました。それからは学校の休校に始まり、不要不急の外出の制限や特定業種の休業要請など、経済活動やふだんの生活にも大きな影響が出始めました。また、買占めや世界的な需要の急増により、マスクや医療用ガウンなど清潔用品や医療用品の不足などが起こりました。 そのような困難な状況の中、自らの危険を顧みず、日々の業務に加え、感染の拡大防止に努められた医師、看護師、看護助手をはじめとする医療従事者の皆様並びに市民サービス維持のために働いてくださった消防、救急、清掃、窓口業務などに当たっていただいております全ての市職員の皆様方に、この場をお借りしまして感謝を申し上げます。 では、質問のほうに移らせていただきます。 まず初めに、国のほうにおきましては、1人10万円の特別定額給付金があり、今現在も多くの担当職員の皆様にはその対応に当たっていただいておりますが、そこで松原市においての商業活性化策について、どのようなものがあるか、お聞かせください。 2つ目といたしまして、災害時の対応としまして、このコロナ感染が広がっておる中での今後の避難所の在り方について、どのような考えかをお聞かせください。 最後に、今後の図書行政についてですが、満を持しての新図書館がオープンしておりますが、新図書館開館後の図書行政についてお聞かせください。 以上で、壇上での質問を終わらせていただきます。なお、再質問の権利を留保したいと思います。
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○議長(篠本雄嗣君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの紀田議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、商業活性化策についてでございますが、中小小売商業団体が行う商店街等のにぎわいづくりに係る各種事業や空き店舗対策事業の一部を助成しております。また、商業活性化策の一つとしまして、毎年秋に実施しております地産地消フェアであるまつばらマルシェにつきましては、
新型コロナウイルスの感染拡大防止への配慮から、従来の開催方法ではなく新しい形でのまつばらマルシェを実施し、農商工及び産学官の活性化につなげてまいります。 今後においても、
新型コロナウイルス感染症の影響が長引くと予想される中、状況を見極め商業活性化策について実施してまいります。 次に、2点目、今後の避難所の在り方についてでございますが、松原市地域防災計画に基づき、現在、指定避難所59か所を指定し、災害が発生した場合に市民の皆様の安心・安全を第一に考え、開設できる体制を取っております。 本市においては、
避難所運営マニュアル作成に取り組んでいたところ、大阪府より、
新型コロナウイルス感染症に対応した
避難所運営マニュアル作成指針が示されたことから、その指針を踏まえ松原市
避難所運営マニュアルを作成し、
新型コロナウイルス感染症等の感染防止の観点から、避難所の在り方を見直し、手洗い、消毒やマスクの着用を徹底するとともに、避難所における3密対策を行ってまいります。 また、小中学校においては、体育館を主な避難場所として開設しておりましたが、3密を避けるために、今後は教室を優先的に活用することで避難スペースの拡充を図り、避難者の健康管理にも配慮してまいります。 3点目の今後の図書行政についての質問につきましては、教育委員会より答弁を申し上げます。
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○議長(篠本雄嗣君) 美濃教育長。
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◎教育長(美濃亮君) 紀田議員の質問にお答え申し上げます。 新図書館開館後の図書行政についてでございますが、読書の森では、令和2年1月のオープン時から、開館日数を増やしたり開館時間を延ばすなど市民の利便性の向上を図るとともに、指定管理者制度の導入による人件費等の抑制や効率的な運営に努めているところでございます。また、自習室や授乳室、絵本等の読み聞かせ専用の部屋を設置するなど、今までになかった多くの機能を充実させた図書館として、大勢の市民の皆様に利用していただき高い評価を得ているところでございます。 地域分館については、貸出し、返却等を中心とする地域に密着した図書館として5館を運営しております。 今後も読書の森を中心に地域分館と連携しながら、市域全体の図書館行政を進めてまいります。 以上でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 議事運営上、休憩いたします。
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△休憩(午前11時53分)
△再開(午後0時57分)
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○議長(篠本雄嗣君) 休憩前に返り会議を再開いたします。 午前中に引き続き、紀田議員の質問を続行いたします。 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) よろしくお願いいたします。 先ほど市長答弁にもありましたが、過去におけるにぎわいづくりに係る各種事業、そして空き店舗対策事業に一部助成をしておりますとありますが、その辺について詳しくお聞かせください。
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○議長(篠本雄嗣君) 田村
市民生活部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
市民生活部長(田村滋近君) お答えいたします。 にぎわいづくりに係る各種事業につきましては、商店街等、組織の活性化や消費者に対するサービスの向上、地元小売商店の必要性をアピールするための共同イベントといたしまして、夏まつりや納涼イベント、また歳末キャンペーンなどの催事事業の補助を実施しました。 次に、空き店舗対策事業につきましては、女性層への魅力を高めるための事業、子育て支援を図るための事業、さらに、共働き世帯を支援するための事業など、空き店舗を使った事業費の一部を補助いたしました。 また、松原市まちなか活性化支援事業といたしまして、今年度から実施する事業になりますが、河内松原駅前にホテル建設が予定されていることをチャンスと捉えまして、まちなかの抱える様々な課題解決に向けまして、松原商工会議所や各商店街、大学、住民等を巻き込みまして、民間主導による実現可能性の高い取組を継続して行うきっかけづくりのための現在、事業展開をしていただいておるところでございます。 以上でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) いろいろと今まで取り組んでいただいて、これからもいろいろとしていただけるということで、ホテル建設も予定されているということなんですけれども、今後の経済状況も考えて、あと、民泊ですか、ホテル以外でも民泊とかもあるようなんですけれども、今後の経済状況を考えて、いろいろと考えいっていただきたいと思います。また、空き店舗活用事業に関しましても、ひょっとしたら空き店舗がこれから増えていくかもしれませんので、またそちらのほうの対応もしっかりとお願いしていただきたいと思います。 その中で、にぎわいづくりに係る事業ということを聞かせていただいたんですけれども、商業活性化策の一つで、皆さん毎年楽しみにしておられるまつばらマルシェについてなんですが、昨年の入場者数や主な企画内容を教えていただけますでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 田村
市民生活部長。
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◎
市民生活部長(田村滋近君) まつばらマルシェについてなんですが、昨年度は晴天にも恵まれまして、2日間で5万人を超える多数の方に御来場いただきました。主な内容につきましては、スポーツをテーマに掲げ、シドニーオリンピック柔道の銀メダリストであります篠原信一さんにお越しいただき、また、EXILEのUSAさん考案によります「ダンス体操-松原市Ver.-」の披露もいただきました。 さらに、なにわの伝統野菜である、難波葱を使用した御当地サイダーの企画第2弾といたしまして、なんばネギサイダーを開発いたしました。また、初のナイトタイム営業を展開し、ジャズ演奏や阪南大学によりますプロジェクションマッピングを放映されました。大阪府下の地酒の見比べといった企画も実施させていただきました。これらの企画につきましては、市民の皆様から非常に好評を得ておるところでございます。 以上でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) 毎年だんだん参加者数が増えていただいている、来場者数が増えているということは、これも皆さんがしっかりやっていただいているからかなと思っております。 そんな中でなんばネギサイダー、飲んでいただいた方なら分かると思うんですけれども、非常にインパクトがあって、何か記者さんというかそういう方々には大変興味を持っていただいていたということなんで、もう少し、せっかくあんなとんがった、なかなかほかでは創れないインパクトのあるものなので、何か売り方をひとつ考えていただいて、もっと全国に広めていただけるようにしていただけたらと思います。 私もまつばらマルシェ、毎年ちょっと献血のお手伝いをさせていただいているので、毎年行かせていただいているんですけれども、今回の
新型コロナウイルスの騒動を受けまして、新しい形でのまつばらマルシェをしていくということなんですけれども、新しいまつばらマルシェについて、何かどういうふうな感じでやっていくとか、イメージだけでもいいので教えていただけたらと思います。
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○議長(篠本雄嗣君) 田村
市民生活部長。
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◎
市民生活部長(田村滋近君) 今年度のまつばらマルシェにつきましては、市長答弁にもありましたように、
新型コロナウイルスの感染症拡大防止の配慮から、従来の開催方法ではなく、新しい形のまつばらマルシェを目指します。 現在、松原商工会議所、阪南大学、JA、観光協会と開催内容等につきまして、随時、企画委員会や連絡会議等を開催し、協議を進めているところでございます。昨年度まででありましたら、毎年11月の初旬の2日間に、松原中央公園を中心に周辺の施設で開催をしておりましたが、今年度のイメージといたしましては、決まった2日間の開催ではなく、昨年実施したバルの開催であったり、農家さんと阪南大学さんのコラボなど、また、インターネットやデリバリーを利用した販売方法などを組み込んだものと考えております。 いずれにいたしましても、まつばらマルシェは、農商工及び産学官連携によりまして、松原産の農産物や市内事業所などを広く市内外に情報発信することを目的としております。今年度はコロナウイルス感染症対策に考慮した新しい形のまつばらマルシェにしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
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○議長(篠本雄嗣君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) いろいろと松原市の商工とか広めていただくという意味では、人を集めたほうがええんやろうけれども、なかなか1か所に短期間で人を集めるということができない状況で、大変苦しい状況かなと思っております。ひょっとしたら、私はもうまつばらマルシェも中止とか言い出すのかなと思っておったんですけれども、そんな中でもするという方向で決めて皆さん動いていただいているということで、少しでも前へ進めるように、人を集められへんかったけれどもええもんやったなというふうにしていただけたらと思います。 ちょっとその中で一つ気になるんですけれども、農産物とかも扱うということで、まだ具体的な方法までは決まっていないということなので、農産物といったら、部長も分かってはるやろうけれども、植えて、それから収穫するまでの期間とかいろいろと準備もあります。参加していただく農業以外の方でも、やっぱりちょっとでも一日でも早く、この具体的な方法が分かればありがたいと思いますので、すみませんけれども一日も早く、まつばらマルシェ、どういうものになるのかを発表していただけたらと思います。 そして、松原市が最近実施されております、がんばる事業者応援クーポンなんですけれども、その事業の目的や配布方法、回数、支援金額の内容等々についてお教えください。
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○議長(篠本雄嗣君) 田村
市民生活部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
市民生活部長(田村滋近君) かんばる事業者応援クーポンについてでございますが、
新型コロナウイルス感染症拡大によって経営に影響が生じている市内事業者の事業継続を支援し、地域における消費を促進させることを目的に、がんばる事業者応援クーポンを発行します。クーポンの参加店舗になると、クーポンの利用で割り引いた金額を経費として、上限10万円まで補助いたします。クーポンの配布方法につきましては、全戸配布させていただきたいと考えております。回数につきましては、夏1回、秋に1回の合わせて2回を考えております。補助金額につきましては、1回当たり150店舗、1店舗当たり10万円になりますので、総額1,500万円となっております。 以上でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) 2回、がんばる事業者応援クーポンをするということで、150店舗の募集を2回ということでよろしいんでしょうか。2回とも同じ内容でしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 田村
市民生活部長。
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◎
市民生活部長(田村滋近君) 現在考えておりますのは、1回当たり150店舗の合わせて300店舗と考えさせていただいておりますが、まずは、1回目の事業を実施させていただきまして、評価、検証、改善を踏まえまして2回目を実施していきたいと考えています。そのためには、事業者及び市民にとって、より良い、喜んでいただけるような方策を考えていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思っております。
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○議長(篠本雄嗣君) 紀田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) 1回当たり150店舗ということで、1,500万円、2回で3,000万円。この前、中田議員がちょっと質問されておったんですけれども、3,000万円にかかる費用が1,500万円やったか、そういうこと言うてはって。このかかる費用に関しましても、私は市内業者に印刷してもうて、市内業者が配布するんやったら、それも一つの商業活性化になるんかなというふうに思っておりますので、しっかりとこのがんばる事業者応援クーポンで松原市が少しでも商業の助けになるようにしていただけたらと思います。 そして、令和元年度の話になるんですけれども、松原市の商業活性化とは直接結びつかないかもしれないですけれども、プレミアム付商品券というのがありました。消費税が10%になったとき、消費税の10%引上げ分ということで、このプレミアム券が買える方が、低所得者の方か子育て世代の方ということで、上限2万円分を買えば5千円ついてくるという事業でした。これは対象者を絞っているんで、どちらかというと商業活性化というよりも貧困対策というかそんな感じのものだったのかなと考えております。 そして、ちょっとそんな感じで、今回、一つ例として挙げさせていただきたいんですが、クラウドファンディングを利用して商業活性化をしている市町村があるということで、これは松原市でもどうかなということなんですけれども、一つの例として私が調べたのが四日市市さんなので、四日市市さんの例をしていきたいと思うんですけれども、このクラウドファンディング、「さきめし」ということで、こちらのほうはどうも飲食店を中心に応援をしようかなという企画だそうです。 クラウドファンディングのやり方といたしましては2種類ございまして、さきめし券購入、だから言うたら商品券を購入する方と、さきめし券なし寄附型、これ本当に寄附だけですよね、寄附だけをするという事業だったそうです。そして、これ、もう募集締め切っておるんですけれども、集めたお金が2億9,361万円ということで、そして、この四日市市のプレミアム分が4割ということで、1億何ぼになっております。それでかかった費用というのが、これは商工会とか商店街の方に委託をされておられるんですけれども、700万円ちょっとだそうです。700万円弱やったかな。ちょっと四日市市さんのほうに電話で問い合わせたんです。 松原市、先ほどのクーポン、私は別に1,500万円費用がかかったということで異を唱えるものではないんですけれども、効率的なものを考えると、こういうふうにネットを使ったクラウドファンディングというのも今後考えていく必要があるかと思うんですけれども、その辺についてどうでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 田村
市民生活部長。
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◎
市民生活部長(田村滋近君) 市で実施していく事業につきましては、今後、コロナウイルス感染症による影響が長引くと予想されていることから、どのような支援が効果的なのか、今いただいた事例などを参考にいたしまして、支援策等々、協議していきたいと考えております。今後、市民の方とか事業者の方に最善の支援策になるような形で考えていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
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○議長(篠本雄嗣君) 紀田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) またいろいろと考えていっていただきたいと思います。 この後、ネットを使ったクラウドファンディングということで、私もいろいろどういうことかなとは考えてみたんですけれども、例えばクーポン券にしろ、何にしろ、例えばこれネットでやるんだったら、昼間、松原市にいないサラリーマン世帯の方が、このクーポン券を買おうと思ったらできるわけで、スマホがあれば買えるわけかな。また、多分、四日市市さんの場合は、所得制限とかもなかったと思うので、1人何枚買うとかも多分なかったかなと、私の調べた限りでは思います。そうすることによって、今までと違う方に買っていただける、消費を喚起することができるんではないかと考えております。 そして、今回、四日市市さんの例ばかりでごめんなんですけれども、四日市市さんは飲食店中心にやっておられるようですけれども、飲食店以外も、もし松原市でやるんやったら広げていって、いわゆる飲食店以外のぜいたく品と呼ばれるような、例えば貴金属、宝石、車を扱っている会社なんかのクーポンがあってもええんかなと。そのほうが日常生活用品を買われるよりも、消費の喚起という意味では、そういうような会社なんかも入っていけるようにしていっていただけたらと思います。また、いろいろとクラウドファンディングなんかも研究していってください。よろしくお願いいたします。 次に、災害時の対応についてお聞かせ願いたいと思います。 先ほど、市長のほうでは、指定避難箇所59か所指定とありますけれども、これも全体で今何人ほど避難できると想定されているのでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君)
橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 従前、5月までなんですけれども、一般的な基準1.6㎡と言われておりまして、それよりは少し広い目の2㎡に換算して、約3万人の方を収容できるものと考えておりましたけれども、現在コロナウイルスの関係でありまして、空間を空けなあかんというようなところで、一応その対策として、世帯間、世帯と世帯の間は大体1mから2m以上間隔空けるとか、1人当たり、これは子どもも大人も大体4㎡ぐらい目安としておりまして、単純な計算で1万5,300人の収容となります。
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○議長(篠本雄嗣君) 紀田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) 1万5,300人を想定されているということで、上町断層地震が来たら、1万7,700人の避難者を想定しているということだと思うんですけれども、これだと多少避難場所が足りないということになると思うんですけれども、その点についてはどのようにお考えでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君)
橋本市長公室長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長公室長(橋本明君) 今、受入れとしては、単純計算で1万5,300人とお答えさせていただきました。ただ、避難していただくに当たっては、地震の場合であれば、自宅が倒壊のおそれがあるかないかなど、危険性を確認していただいた上で、避難の必要のある方については避難をしていただきます。そして、避難の先として、指定避難所となっている小中学校とか公共施設、さらには、他の避難場所として、安全な場所にある親戚や知人宅に避難していただくことも、自らの命を守っていただく一つの方法と考えております。そのため、ふだんから自助として、最低3日間の食料と水を備蓄していただくことをお願いしております。
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○議長(篠本雄嗣君) 紀田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) 何か最近、政府のほうの発表でも、難を逃れるのが避難だということで、必ずしも指定避難場所へ逃げるというのではなく、親戚の家とか友達の家もありだよということやら、あと、倒壊のおそれがなかったら自宅にいていただくという手もありということで考えておられるのかなということで、あと、小学校におきましては、午前中、森田議員の質問にもありましたけれども、普通教室、エアコンもついたし利用するということだと思います。 ただ、ちょっと私心配しておりますのは、教室なんかを利用してやるということになると、分散して皆さん避難するということなので、市の職員さんだけでは手が足らへんようになってくるとこもあるやろうし、地元の人の協力もいただきながら避難所運営していかなあかんなということになると思います。また、その辺もしっかりと、どのように避難所を運営していくのかということも考えていっていただけたらと思います。 学校の教室を利用するということで、あと、現在、これも午前中あったんですけれども、指定されていない町会の集会所等々、公民館というんですか、そういうところを活用することで避難所がもう少し充実が図れるかと思うんですけれども、その点はいかがお考えでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君)
橋本市長公室長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長公室長(橋本明君) 避難所の充実というところで、現在、避難所として指定されてない町会等の集会所につきましても、各地域事情もあろうかと思いますけれども、やはりそこは町会の皆さんと共に検討していくことが避難所の拡充にもつながっていくかと思っておりますので、取り組んでいきたいと思っています。
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○議長(篠本雄嗣君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) そういうところもしっかりと、どんなところが利用できるのかというのも考えていっていただけたらと思います。 あと、地元の話なんですけれども、水害で逃げるとき、天美の北のほうから逃げる途中、天美の北から阪南大学南キャンパスへ逃げる途中に弁天苑とかがあって、そういうところで一時避難といいますか、休憩というかそういうのもできたらどうかなという意見も地元ではありました。また、そういう老人センターといいますか、そういうところも活用していけるのかどうかということも考えていっていただけたらと思います。 あと、これ他市の例でちょっと提案なんですけれども、他県などでは、車による避難、また車中泊なんかで避難をするということも推奨しているところもあるみたいです。松原市におきましても、地震、風水害によって事情はいろいろあるかと思うんですけれども、例えば岡の市民運動広場とか、大塚の運動広場とか、そういうところで車での避難、車中泊での避難ということができるなんてことがあれば、他人との接触も避けられますし、感染症対策にもなると思うんですけれども、その点いかがお考えでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君)
橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 車による避難というところですけれども、災害時での車での避難なんですけれども、渋滞であったりとか、緊急優先車両の通行の妨げが予想されます。また、停電のときの信号機の消灯による事故の発生、あと、車中泊によるエコノミークラス症候群や水没などのおそれも懸念しております。とはいえ、ただ議員もおっしゃるとおり、例えば地域、地方等で、車での避難を推奨しているところも実際あると聞いております。 それで、松原市としましては、市域が16k㎡というところでそんなに広くはないんですけれども、その中で避難所を指定させていただいております。それで、さらに早期の徒歩などによる水平避難をお願いしておりますが、新たな避難の方法として研究させていただきたいと思っております。
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○議長(篠本雄嗣君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) 車での避難とか車中泊での避難と言うているところは、松原市よりも市域が広い田舎のところが多いみたいなので、ちょっと事情は違うかなと思いますけれども、一つの手段かなと考えて、研究していただけたらと思います。 ただ、松原市におきましても、実際、避難するときを見ておりますと、車での避難はしないでねとは言っていても、例えば年老いた足腰の弱い自分の両親とか、また、障害のある子を避難させるのに、車で避難するという方はやっぱりいるのはいるんです。また、そんな人らに雨の中、帰れとはなかなか言いにくいという事情もある。私が見たのは五中なんですけれども、五中のそばに車を置かれてとかいうことにもなったりしております。だから、例えば車で避難するときは、指定車両のみとか何かくくりを入れて、台数を減らすようなことをしたら、ひょっとしたら松原市でも可能性もあるかと思います。また、これも研究していただけたらと思います。 あと、避難所への避難ということで、最後に避難行動要支援者登録名簿についてお聞きしたいんですけれども、今現在、市が持っております避難行動要支援者登録名簿というのを町会の方が持っておられるんですけれども、市が持っておられる名簿とは別に、地区福祉委員会が作成した安心チェック訪問という2つの名簿があるんです。地域の方にお聞きしたところ、福祉委員会の方が持っておられる安心チェック訪問の名簿にも、一人での避難が困難な方もいらっしゃるということでした。こういった地域が持つ情報と併せまして、市が持っています避難行動要支援の活動を進めていくということは考えておられるのでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君)
橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 避難行動要支援者の名簿につきましては、現在におきましても、地区福祉委員の皆様には、市から提供した名簿に基づいた支援をお願いさせていただいております。それで、地区福祉委員会さんが管理される名簿に記載された方の中にも、災害時、避難する際に支援を必要とする方もおられますので、現在、地区福祉委員会の皆さんと協働で取り組んでいけるように協議を行っております。よろしくお願いします。
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○議長(篠本雄嗣君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) 2つの名簿が存在して、双方向に情報共有できるように進めていっていただけたら、避難所への行動もスムーズになるかと思います。 あと、地域の方から言われておるのが、松原市の北のほうの方なんですけれども、水害のときに避難しなかった方とかもいらっしゃるみたいなので、そういう方のアンケート等取っていただいて、松原市の北のほうだけでいいので、何で避難しなかったのか等々、アンケートを取っていただくことによって、また、避難行動を今後起こしていただける、避難所の運営にもつながっていけると思いますので、よろしくお願いいたします。 今年も言うている間に風水害の季節がやってくると思うんです。また、私の住んでいる辺りとかが、やいやいと言うて避難所へ移動せなあかん時期もやってくるかなと思います。こんな中で、この
新型コロナウイルスの感染予防ということと、避難所の運営という非常に難しい問題、時間もあまりないのかなと思いますので、一刻も早く、どのように避難所を運営していくのかということも考えていっていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 そしたら最後に、今後の図書行政についてなんですが、読書の森ですか、新しい図書館ということでやっておられるようなんですけれども、読書の森、今の利用状況について教えていただけますでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 坂野市民協働部長。
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◎市民協働部長(坂野徹也君) 読書の森は、オープン以来、大変多くの皆様に御利用いただいています。令和2年の1月26日にグランドオープンしたんですけれども、そこから2月の末まで1か月ちょっとぐらいの期間ですが、その間で約4万7千人、1日平均でいきますと1,380人の利用がございました。 また、読書の森で初めて設置いたしました自習室につきましても、大変好評をいただいておりまして、こちらのほうはプレオープンの元年の12月16日からなんですけれども、そこから2月の末までで利用者が1万1千人、これを1日平均でいきますと160人の利用をいただいておりました。 その後、3月に入りましたらコロナウイルスの関係で休館となってしまいましたけれども、5月19日からまた再開いたしまして、そこからは1日平均約500人ほど利用していただいておりまして、徐々ににぎわいを取り戻してきている状況でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) 以前は、来館者が1日平均1,380人で自習室のほうが1日平均160人ということで、随分とにぎわっていて大変すばらしい図書館であるなと思っております。先日もちょっと、私、天美駅の辺りにおったら、男の子が2人おって兄弟やと思うんですけれども、本を持っていたんで、どこで借りてきたんかと言うたら、読書の森とか言っていましたので、TRCさんですか、委託して結構いろいろとやっていただいておると思うんですけれども、この読書の森、利用者の皆さんはどういうところを評価されておられるんですか。読者の森のいいところとか。
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○議長(篠本雄嗣君) 坂野市民協働部長。
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◎市民協働部長(坂野徹也君) いいところというようなことですけれども、先ほど教育長の答弁でもありましたけれども、開館日数が増えておったりとか、それから開館時間を延ばしているというようなところから、それぞれの生活スタイルに合わせて、より多くの皆さんに利用していただいているところが評判がいいところかなとまず考えます。 また、何人かの利用者に直接お話をお伺いしたところで申し上げましたら、スタッフの対応がよいであるとか、あと、1階から2階まで吹き抜けになりまして、見通しがよくて広がりを感じられるのが落ち着くよというようなお話もいただきました。実際に見ていますと、親水公園を望むところのカウンターであったりとか、それから下のフロアを見下ろせるようなそういうカウンター、何個かあるんですけれども、そういうところは実際に人気がある場所となっております。 2階の先ほどの自習室につきましても、静かな環境であるということで勉強がはかどるということで、たくさんリピーターがいらっしゃるというようなことでございます。 特に3階の子どものフロア、これにつきましては、絵本をはじめとする児童図書が充実しているとか、あと、くつろぎスペースが広い、また子ども用のトイレがあるので安心して子どもを見ていられる、そういうような御意見であったり、子どもだけのフロアなので気兼ねしなくていいというような、親御さんの御意見があったりします。あと、読書の記録帳についても、子どもさんには非常に好評らしくて、子どもを連れて何回も来館しているというような御意見を多数頂戴いたしました。
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○議長(篠本雄嗣君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) 私も読書の森、見学させていただいたら、絵本とか、個人で買うにはとても高い絵本がようさんあって、これは子どもたちも喜ぶだろうなとか思って見ておりました。外壁、賛否両論ありますけれども、外壁なんかも今でこそいろいろ言われますけれども、外の植え込みの木が伸びてくる頃には、大変、私は緑と図書館の壁がきれいに映えてくるんだろうなと思いますので、もうちょっと木が伸びるまで待っていただけたら、もっとすばらしいものになるかと思います。 あと、図書館屋上ということについてお聞かせ願いたいんですけれども、屋上緑化等々されておられるということですけれども、この屋上の使用状況を教えていただけますか。
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○議長(篠本雄嗣君) 坂野市民協働部長。
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◎市民協働部長(坂野徹也君) 屋上につきましても緑化しております。また、緑花協会様のほうにも御協力いただきまして、季節を感じられるような花とか植えていただくなど、自然に触れながら読書ができると、そういうような場所として御利用いただいているところでございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) みんな本を読んだりとかあそこでされておられるということで、少しだけ懸念しておったのが、もう今年はもうないだろうけれども、花火の季節なんか人がいっぱいなったりするんかなという心配もあったりして、今年は花火はないからあれなんですけれども、またその辺も花火のときとか、ひょっとしたら入場制限をせなあかんような状態になるかもしれませんので、いつかはそのようなことも考えておいてください。 ということで、私、今回議案に上がっております天美の図書館についてお聞かせ願いたいんですけれども、この新しい天美の図書館、引っ越しするということで、どんな図書館になるのかなということをお聞かせ願えますか。
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○議長(篠本雄嗣君) 坂野市民協働部長。
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◎市民協働部長(坂野徹也君) 天美の図書館なんですけれども、今までと同じように、老人福祉センターと併設した建物の中の図書館というようなことになろうと思っております。詳細な設計とかはこれからのことになりますので、レイアウトとかもこれから詰めていくというような内容になります。利用者にとって使いやすいもの、喜んでいただけるものにしてまいりたいというふうに考えております。
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○議長(篠本雄嗣君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) ありがとうございます。場所としては、線路の横かつ自転車置場の横というところでということなんですけれども、今のレイアウトと同じく、老人福祉センターと併設ということなんですけれども、線路の横とか自転車置場の横、それから駅に近いというこういう立地条件にもなったということもあって、また、引っ越しして新しい図書館になるということなんですけれども、せっかく建てるんやから、今まであった既存の図書館とはまた違う何か特徴を持った図書館にしたらいいのかなと思っているんですけれども、何かその辺、考えておられるんでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 坂野市民協働部長。
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◎市民協働部長(坂野徹也君) 何か特徴を持った図書館にしてはどうかというようなことにつきましては、実は我々内部のほうでも話は出ております。あそこは駅前なので人通りも多いところでもありますので、例えばですけれども、子どもたちがたくさん集まってきてくれるような特徴を持たすであるとか、あと、学生とかがたくさん立ち寄っていただける、そういうような特徴というのはどんなものかなというようなこともいろいろ考えていきたいというふうに考えております。
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○議長(篠本雄嗣君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) ほかの図書館と差別化を図ってしていくということは、もう全然、その辺は私も一緒でございます。また、部長が、学生も寄ってもらえるということで阪南大学の学生のことを言っておられるのかなと思うんですけれども、阪南大は阪南大で立派な図書館があるので、それよりもさらに、阪南大の図書館を差し置いてでもこの新しい図書館に人が集まってもらえるような図書館にするという、そういう高い目標を持ってやっていただけるならいいかなと思っております。 ちょっと私の個人的あれなんですけれども、新しい特徴を持ったという意味では全然、私もその方向なんですけれども、対象が私の場合は違いまして、線路の近く、そして駅近い、自転車置場の真横ということで、通勤通学の方が多いと思うんです。そしたら、通勤通学客を狙った図書館にしていったらどうかなと思っているんです。それこそ閉館時間が5時とは言わず、もうちょっと遅くまでやっているというのも一つの手かなとも思いますし、また、条例では図書館分館は市の直営ということになっておりますけれども、条例を変えてでも、ひょっとしたらTRCさんにやってもうたら新しいアイデアが出てくるかなということも考えられます。また、今、本といえば本屋さんで買う人もいるだろうけれども、ネットで買う人もいるわけです。だから、必ずしも図書館というものも本がそこにないとあかんということもなく、ひょっとしたらオンラインでつながっていて、そこで本を予約したら、今は荷物なんかでもそこのところにある宅配ボックスとか外部でもあるわけやから、何日かしたら宅配ボックスに届いていてそこから本を取って、本を借りるのも本を返却するのもひょっとしたら無人でできるということも可能かもしれません。 そうやって、こんな時代でございます。必ずしも、そこに図書館司書がおって本があってというそういう今までの考え方を捨ててでも、新しいこれが松原市の図書館というのをまた考えていってください。そして、天美には天美西図書館もありますので、ここだけしっかりと天美の駅前図書館が引っ越しして新しいのができるので、アイデア出していただいてすばらしい図書館をつくっていただけたらと思います。よろしくお願いします。 以上で質問を終わります。
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○議長(篠本雄嗣君) 次に、池内議員の発言を許します。 池内議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 一般質問(個人) 自由民主党 13番 池内秀仁議員発言要旨具体的内容備考欄1.現在までの
新型コロナウイルス感染拡大防止対策の検証
第2波・第3波を想定しての課題とその準備。 2.風雨災害や地震と感染症流行が同時に起きた場合の避難場所も含めた災害対策の練り直し。 3.
新型コロナウイルス流行の悪影響を受けている市内の経済活動と市民生活を守るためにできること。 4.令和2年度一般会計補正予算第1号・2号・3号で雑入で計上されている歳入の財源見通しについて(1) 補正前の額 296,349千円
第1号補正 235,250千円
第2号補正 674,364千円
第3号補正 73,607千円
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補正後の額 1,279,570千円報告第11号・第15号
議案第29号5.その他
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◆13番(池内秀仁君) (登壇) 13番、自民党の池内秀仁です。ただいま篠本雄嗣議長のお許しを得ましたので、発言をさせていただきます。 世界中で猛威を振るった
新型コロナウイルス感染症、市民の皆様も経験したことのない不安と恐怖を感じられたことだと思います。不幸にもお亡くなりになられた方々には御冥福をお祈り申し上げます。そして、現在も病床でウイルスと懸命に闘っておられる方々には、一日も早く全快していただきますようにとお見舞い申し上げます。 それでは、その
新型コロナウイルスについて質問します。 まず1点目は、本市が行った
感染拡大防止策についての検証はどうされていますか。今のところ大阪では一定の落ち着きを見せてはいますが、今後、第2波、第3波の流行拡大も高い可能性で起こると専門家の間でも叫ばれています。その想定を踏まえて、今回の検証で発見できた課題とそれに対する準備をお聞かせください。 2点目は、先日、大阪も梅雨入りをしましたが、ここ数年毎年のように起こる集中豪雨による河川の氾濫などの水害や大型台風による災害、そして、最近も全国各地で地震が頻発していますが、いつ起こるか予測ができない地震による災害、これらの災害が今回のように感染症が流行しているさなかに起こった場合の災害対策の練り直しが急がれると思います。これまで避難所には、こういった感染症流行との複合災害という概念はほとんどなかったはずです。避難所の再編やマスクや消毒液などの備蓄品の追加も含めて、早急にお願いをします。 3点目は、この感染症流行拡大により、市民生活は過去に例を見ないほどの大きな悪影響を受けています。特に、活動自粛による消費の落ち込みで、経済活動は惨たんたる状態にまで冷え切っています。今議会に上程されている補正予算に含まれるそれぞれの対策には一定の評価をしていますが、経済活動が元の活況を取り戻すには、かなりの長期戦を想定しておかねばなりません。市民の安心・安全、健康、生活を守るためのさらなる支援策や経済刺激策の計画をお示しください。 最後に、先ほども少し触れましたが、今回上程されています令和2年度補正予算第1号、第2号、第3号で、雑入での計上をされている歳入のそれぞれ2億3,525万円、6億7,436万4千円、7,360万7千円の現時点で未確定の財源見通しについてお聞かせください。 演壇での質問は以上ですが、再質問の権利は留保いたします。
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○議長(篠本雄嗣君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの池内議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、現在までの
新型コロナウイルス感染拡大防止対策の検証、第2波、第3波を想定しての課題とその準備についてでございますが、現在までの
新型コロナウイルス感染拡大防止対策といたしましては、感染症対策本部を立ち上げ、国や大阪府の動向を注視しながら迅速な対応に努めてまいりました。また、ホームページやポスター等による啓発をはじめ、妊婦や見守りが必要な高齢者及び市内医療機関や社会福祉施設へのマスク等の配布、また、市内公共施設における
感染拡大防止策を講じるとともに、市独自のPCR検査体制の検討を積極的に行ってきたところでございます。 今後、第2波、第3波と季節性インフルエンザが同時に流行した場合にも備え、マスクやアルコール消毒液を備蓄するとともに、大阪府は
唾液PCR検査の導入や、保健所を介さず検体採取が可能な検査体制を拡充予定であることから、必要な方が検査を受けることができるよう、松原市医師会や大阪府と連携してまいります。 また、感染状況を注視し、発熱や呼吸器症状のある市民が安心して受診できるよう、関係機関との連携を強化するとともに、医療体制の確保について大阪府へ要望してまいります。 次に、風雨災害や地震と感染症流行が同時に起きた場合の避難場所も含めた災害対策の練り直しについてでございますが、災害が発生した場合、風水害や地震等災害種別に対応した避難所を必要に応じて順次開設しております。 本市においては、
避難所運営マニュアル作成に取り組んでいたところ、大阪府より
新型コロナウイルス感染症に対応した
避難所運営マニュアル作成指針が示されたことから、その指針を踏まえ、松原市
避難所運営マニュアルを作成し、必要となる物資についても備蓄に努めているところです。 また、町会の皆様との協働の下、直ちに新たな避難所の拡充に取り組むとともに、災害対策基本法に基づき、松原市防災会議において地域防災計画を見直してまいります。今後も引き続き、市民の皆様の安心・安全が図れるよう、災害対策に取り組んでまいります。 次に、
新型コロナウイルス流行の悪影響を受けている市内の経済活動と市民生活を守るためにできることについてでございますが、
新型コロナウイルス感染の拡大防止及びそれに伴う市内の経済活動や市民生活等への影響を改善するため、特別出産給付金の給付、水道基本料金をゼロにすること及び小中学校における学校給食費の無料化等、様々な取組を進めているところですが、経済活動や市民生活を守るためには、より一層の支援を続けていく必要があると考えております。 今後につきましても、さらなる
新型コロナウイルス対応地方創生臨時交付金の配分も予定されていますので、国の動向を注視しながら、先行して実施する取組を踏まえ、今後想定される感染症の第2波にも迅速に対応できるよう、効果的な支援を行ってまいります。 次に、令和2年度一般会計補正予算で計上されている歳入の財源見通しについてでございますが、
新型コロナウイルスの感染拡大防止や地域経済、住民生活の支援に加え、感染収束後における経済対策など、地域の実情に応じて実施する事業の財源として、国の1次補正予算における予算計上額1兆円のうち、地方創生臨時交付金として、本市にはおよそ4億2,000万円が交付される見込みでございます。 さらに、2次補正予算においても、2兆円の地方創生臨時交付金が計上され、今後、地方に対し追加交付される見込みであり、これらの交付金の活用に加え、いきいき松原基金などの基金や事業の見直しによる経費節減等により生み出した財源の活用も見込んでおります。
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○議長(篠本雄嗣君) 池内議員。
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◆13番(池内秀仁君) それでは、再質問をさせていただきます。 いつもでしたら、前にされた議員さんと重ならないようにということなんですが、今回の場合はあえて、重なった場合はそれだけ市民の声が大きい、要望が高いんだと、そういう御理解をしていただいて聞いていただけたらと思います。 まず1点目の、感染拡大防止対策の検証ですが、100年前にこういう感染症、日本であったということですが、今現在、生がある日本人にとってはみんなが初めての経験で、正解のない中で、私は結果論として振り返ってみても、大阪府や国と連携を図りながら、それぞれの場面でベターな
感染拡大防止策を取っていただいたものだと評価しています。 しかし、ベストであるはずがありませんので、ベターであったからこそ、そのときに見えたああすればよかった、あんなこともできたな、あれもやっておけばよかったというベストは必ずお感じになっておられるはずですので、その辺をより具体的に、科学的な数字の根拠を持ちながら検証しておくことこそが、第2波、第3波が起きたときの市民の安心・安全の向上につながると思いますが、その辺の今現時点での現状をお聞かせください。
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○議長(篠本雄嗣君) 向井理事。
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◎理事兼健康部次長(向井貴子君) 今回の
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策に関する検証ということでございますが、当市のほうでは一つは医療体制ということで、午前中にも答弁させていただきましたけれども、発熱外来というところでございます。当初、感染拡大時期には、熱のある患者さんが受診を断られまして、受診先が見つからないというふうなことがございました。その意味で、松原市医師会において、今回クリニックから病院に紹介するというふうな病診連携が取られてきたわけでございます。 一方、病院のほうでは、熱のある方とそうでない方というのがきっちりと感染予防対策を講じる中で、動線を分けたり、時間を別に設定したりという対応で診療していただいているという状況はございます。ただ、そういった病院が救急医療体制を担っているところもございますので、今後は病診連携の在り方、大きな意味での診療体制について、松原市医師会や大阪府とも協議してまいりたいというふうには思っております。これが1点目の大きな課題だと思っています。 2点目は、PCR検査ということでございます。必要な方に受けられない、濃厚接触者なのに何で症状がないのに受けられないのかというふうな御相談もいろいろと受けている経過がございます。そういったところについては、今回、第2波、第3波に備えて、大阪府がPCR検査の拡充をするというふうに聞いております。ある意味、ここでは対象者の拡充というところで非常にうれしい話でございますが、ここにつきましては単にPCR検査の検体の受皿を増やすだけではなくて、それに併せて検査能力といいますか、検査自身の受入れ体制も拡充しないと追いつかないような状況になるかと思いますので、そこも併せて要望していきたいなというふうに思っております。 さらに、市としまして、午前中も答弁さしあげていましたが、市独自の市内でのPCR検査、これが今、協議中というところでございますが、第2波、第3波に備えて、身近なところで受けられるような構築システムといいますか、そういったところを引き続き松原市医師会、藤井寺保健所と協議してまいりたいというふうに思っているところでございます。 以上でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 池内議員。
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◆13番(池内秀仁君) 1点目の病診連携による発熱外来等とかについての対応ですが、これ、季節性のインフルエンザの流行と、もし第2波、第3波が同時に訪れた場合、
新型コロナウイルスと季節性のインフルエンザ等の初期症状が素人では分からない。ほとんど同じような症状が起こるということで、第1波の場合には幸いなことに、インフルエンザの流行が落ち着いてからの流行拡大でありましたので、このことの経験はまだ日本国民全員がしていない。改めて、初めての経験をまた強いられる、こんなことになると思いますので、今からそのことを想定した医療体制の第1波のときにはなかったことを、医療体制については府がリーダーシップを取るということなんで、なかなか松原市だけでというわけにはいかないということは承知をしておりますが、このインフルエンザとの同時流行という想定をしておくことが大変重要なことだと思いますので、その辺も含めた要望、要請を府に強くしながら、松原市民のそういう病床確保も強くイメージした中での体制を想定しておいていただきたいということを、まずお願いをします。 2点目のPCR検査ですが、PCR検査の数を増やすことが、果たして感染拡大の抑制、縮小につながるのか否かということは、専門家の中でも賛否が分かれているところでありまして、有効性の検証をしっかりした上で、科学的な根拠をもってPCRの充実、市独自のものをされるなら、より一層その辺は強めてやっていただかないと、検体の数は増えたわ、検査のキャパがそこまで追いついていないわとなりますと、本当に必要なPCRの検査に時間を要してしまって助かる命を助けなくしてしまうとこんな側面も出てきてしまいますので、より一層科学的な根拠を研究して、PCRについては拡大を図っていただきたいということでお願いをしておきます。 市長部局については、その辺しっかりやっていただけるものだということで、今落ち着いていますけれども気持ちを緩めることなく、第2波、第3波が必ず来るんだというぐらいの気持ちで取り組んでおいていただきたいと思います。 教育委員会についても、いろんなことが初めての経験で、子どもたちも不安な思いをしたんだと思います。この辺の不安な状況も聞き取りをしながら、感じ取りをしながら、検証をしっかりやっていただくということが必要だと思いますが、今の現状をちょっとお聞かせください。
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○議長(篠本雄嗣君) 美濃教育長。
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◎教育長(美濃亮君) 教育委員会といたしましては、このような長期間にわたる臨時休業、想定外の状況でございましたが、その間、臨時休業期間中の対策と、それと学校再開に向けての対策というのが重要だということで、国や府の情報も得ながら並行して取り組んできたところでございます。 教育委員会としては、できる限りの対策に努めてきたところではございますけれども、議員おっしゃるとおり、第2波、第3波を想定しての課題というのはやはりあると考えております。例えば第2波、第3波が来ることで、再度、長期間の臨時休業になったような場合には、子どもたちがそれぞれの学年で学ぶべき内容や身につけておくべき技能等について、家庭においても計画的に取り組めるように、その内容やスケジュール感等について、子どもや保護者に分かりやすくまた速やかに示していくということが、これからは大事なんだろうと思っております。 また、1人1台のパソコンを整備するということで進めておりますけれども、それが整備される前の段階で、また第2波があったような場合ということも想定して、対策は立てていく必要があると考えております。
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○議長(篠本雄嗣君) 池内議員。
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◆13番(池内秀仁君) 今後も第2波、第3波が流行した場合でも、経験したことのないことが、教師、現場の大人はもちろんのこと、子どもはなおさらそうですので、第一義的には子どものためにはどうするんだと、どうすることがベストなんだとこういう考え方を常に持っていただいて、対応していただきたいなと思います。 それでは、2点目の風雨災害や地震と感染症流行が同時に起きた場合の質問に入ります。 あした、大雨が降って川が氾濫したとなった場合、まさしく流行が拡大しているときの複合災害に私は当たるんだと、まだその収束を声高に叫んでいいような状態にはなってないので、まさしくそうなるんだと思いますので、答弁にもいただいたように、今の避難所では足らない。足らないから直ちに避難所を指定しておいてから、それと同時に、地域防災計画を見直していく。見直してから避難場を増やしたんでは間に合わない。こういう緊急性があるんだということを認識していただいている答弁だと思います。 先ほど午前中の質問の中にありましたけれども、本市が策定途中であった避難所開設運営方針を、府が指針を出したことによって手直しをしたということでありますが、この辺、どういう違いがあって、どこをどう手直ししたのかということをお聞かせいただけたら、そのことによって本市が行ってきた課題がまた露呈するんだと思いますので、その辺お聞かせください。
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○議長(篠本雄嗣君)
橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) まず、
避難所運営マニュアルなんですけれども、当初つくっておりましたものについては、避難所の開設から運営の基本的な流れであったりとか、例えば震度5強以上の地震であったり、警戒レベル3以上が出た場合に職員が出勤するであったりとかいう部分については一緒でありました。それで、その後の避難所を開設してから運営についても一定書かせていただいていたんですけれども、大阪府の指針が出た部分の中で、一番最初に、避難者の受付の流れをまず入れさせていただいております。それは、一般の避難者と体調不良者等を分けるというところを、まず変更として入れさせていただきました。その次に、振り分けた体調不良者の方と一般の方を分けて避難していただくというところを入れさせていただいております。あと、それ以外にも、体調不良者の方については、感染症のおそれがある場合については、保健所と連携を特に取っていくというようなところを強化するようにというところを追記させていただいております。 大きくざくっとなんですけれども、そのような形で修正、加筆させていただいております。
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○議長(篠本雄嗣君) 池内議員。
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◆13番(池内秀仁君) 指針を府からもらって、その修正なり追加なりを加えたということは、そのことに対する意識が足らなかったとこういう反省ができるんだと思いますから、そういうことで謙虚にやっていただいたら、いろんな課題もまた足して見えてくるんだと思いますので、お願いをしておきます。 あと、先ほど紀田議員も質問していましたが、要はキャパの問題が直ちに起きてくると思います。3万人だったキャパが、このソーシャルディスタンスを確保することによって、約半数の1万5,300人になるということです。公の施設を全て使ったところで、到底キャパを確保するのには、多分、今の時点で至っていないだろうと、先ほど数字の披瀝もありましたけれども、至っていないというその数字の根拠は紀田議員が示していました。 どうするんだということですから、要は民間の協力を仰いでいくしかない。例えば神社、お宮さんとかお寺、葬儀会館、こんなところに市長が今までやってこられた民間との協定を今の時点で結んでおくとかいうことをすることによって、このキャパ不足を補っておく必要が直ちにある策としては、取りあえずはあると思います。そうした上で、密に地域防災計画を見直して、それを精査していく。こういうことをやっていただかないと、今日、明日起こった場合に対応ができない。そんな実態になっているんだと思いますので、その辺はお願いをしておきます。 あと、備蓄品が今までにはなかったそういう消毒液やマスクが、その備蓄品の種類に足さなければならない。こんなことです。マスクは、今市場にありふれているような現状認識を持ってはると思いますが、これまた世界的な流行を迎えて第2波、第3波が来た場合、中国なんて人口が1国だけで日本の10倍も15倍もある国なので、またぞろすぐ品薄状態になります。備蓄を確保しておくなら今がチャンスですので、価格も落ち着いていますし、市場に商品も出回っていますので、ぜひ新たに感染症拡大を防止するために備蓄しなければならなくなったこういう備蓄品は、今、十分な数をそろえておくチャンスだと思いますので、直ちに着手してほしいと思いますが、どうですか。
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○議長(篠本雄嗣君)
橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) これまでの備蓄品なんですけれども、8種類、大阪府の地域防災計画、うちでもそうなんですけれども、挙げられておりました。主食、高齢者用の食事、粉ミルク、哺乳瓶、毛布、おむつ、生理用品、簡易トイレと。ただ、この分に3種類、トイレットペーパーであったりとか、マスク、大人用のおむつを追加した合計11種類をそろえておくべきというところで位置づけられておりますので、松原市におきましても、この部分について備えてまいります。
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○議長(篠本雄嗣君) 池内議員。
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◆13番(池内秀仁君) ぜひ早急にお願いしておきます。 続いて、3点目の
新型コロナウイルス流行の悪影響を受けている市内の経済活動と市民生活を守るためにできること、これの再質問をしますが…… 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
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◆13番(池内秀仁君) はい、どうぞ。
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○議長(篠本雄嗣君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) すみません、先ほどのちょっと数字の件なんですけれども、室長が答えた3万というのは、3万世帯を想定している数字でして、これは、3つの河川が同時に決壊して、一斉に浸水想定区域の方々が避難した場合は3万世帯、本市でいいますと約55%ぐらい、6万人の方々が避難することになります。ということは、これも今までの計画の中でもそうなんですが、6万人を避難させるようなキャパ、全ての避難所入れてもそれだけ受け入れる体制は整っておりません。 先ほどの1万5,300人というものは、上町断層地震が発生した場合、避難者が多いじゃないかということで1万7,700人を想定しているけれども、今のところ普通教室を使って、特別教室を使って3つの密を避けた中で受け入れる人数といえば1万5,300人になっております。ですから、2千数百人に関しては、これはまだまだ検証の必要があると思うんですが、先ほどの答弁で申し上げましたように、今のこのコロナの状況を受けて、避難所に行くことをためらう方々がいらっしゃる中で、友達や親戚のところも避難所として大いに使ってくれというような国からの方針も示されました。そういったところも受けて、その辺の2千数百人の数にはなるのかなと思っていますが、これまだまだ検証の必要があると思っています。 それと同じように、この水に対しての備えとして、先ほど池内議員のほうから提案のあった民間との協定をさらに深めながら、民間の力を借りながら、そこは対応を早急に図っていきたいと思っております。
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○議長(篠本雄嗣君) 池内議員。
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◆13番(池内秀仁君) ちょっと比較をする数字にずれが午前中からあったようです。その辺、いずれにしても検証の必要性があると思いますので、お願いします。 では、3番目のところに入っていきます。 まず、これも今回、澤井市政が取っていただいたいろんな支援策は、もうある一定の評価もしていますし、我々の要望にも迅速に応えていただいて感謝もしているところですが、大事なのは思考停止をしてはならんということです。給付を決めた日から、次にどんなことが要るのか、どういうことを求められているのかということを、コロナが終息するまで不断にやっていくことでしか市民の生活も経済も守れない。こんなことだと思いますので、より一層そういう意識を高めていただきたいと思います。 経済状態は、先ほども河本議員からも話があったように、今よりも必ず冷え込んでいきます。時計が進むごとに悪くなっていくことは、もう誰でも容易に想像がつくことだと思います。今評価をすると申し上げたそういう支援策ですが、学校給食にしても、水道料金の基本料を無料にしていただいていること等も、時限でやっております。学校給食は2学期で終わります。水道は今年度末で終わります。到底ここでコロナのこの悪影響が終わるということはありませんので、今、既に時限でやっておられることの時限が来た場合にどうするかということを、今返事をいただくつもりはないんですけれども、そういうことを今から真剣に議論をしていただいておかないと間に合わないと、そんなことになりますのでお願いをしておきます。 あと、いろんな支援策等々も今までにやってきた角度、視点ではないところに必要性が見えたりしてくると思いますので、それも適正に的確にスピード感を持ってやっていただくことを今の時点でお願いしておくしかないと思います。 あとは、医療従事者には、それなりにマスコミ等々も声を大きくしていますので、スポットライトも当たって、いろんな支援金等々も出るようになったようです。あと、介護従事者についても、そういう支援金制度がもうすぐ決まる手前にあるということは聞いています。 それ以外の我々の生活を守るために、先ほどもありましたように、リスクを覚悟しながらそれでも休まず働いていかねば、こういう市民生活が回っていかない職業に従事していただいている皆さん方に対して、今はこの人たちの使命感だけに頼り切っているような状態ですので、どういう支援策を職場のそういう境遇改善、または給料面、金額面による待遇改善を市独自でやっていけるのかということをぜひ真剣に考えておいていただきたいなと。使命感が人間どこまで持続するのか、そんなところだけに頼り切っているようでは、行政の仕事は何たるかという話になると思いますので、ぜひお願いしたいと思いますが、市長、今の時点で何か。
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○議長(篠本雄嗣君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) 医療従事者あるいは介護従事者の方々への支援というものは、先ほど池内委員がおっしゃったように、マスコミ等々を通じて、やはり国民みんながそのように思っているところであると思います。 そういった観点から我々は、まずは病院あるいは福祉施設等々に関しては、公衆衛生、環境面でのお手伝い、守れるものをしっかり守っていこうということで、マスク配布等々、消毒液やそういった公衆衛生面での協力をしてまいりました。大きなところでいくと、やはり救急を受けてくださっている病院の経営が非常に危ないというところで、我々、この経営支援も今議会でお願いをしているところであります。こういった応援は、今後も続けていきたいと思います。その上で、そこにスポットが当たっていないような我々の生活を守っていただいている方々、こういったところへの支援というところは、これからしっかり研究しながら早め早めの手を打っていきたい、このように思っております。
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○議長(篠本雄嗣君) 池内議員。
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◆13番(池内秀仁君) ぜひよろしくお願いします。そういう意味で、働いている方々の環境改善という意味も含めてですが、幼稚園へのエアコンがまだ完備できていない。この間も松原幼稚園で、エアコンに対する問題が保護者の方から寄せられました。働いている方々はマスクをしています。この人たちの労働環境を守るという意味よりも、まず、子どもたちもマスクを室内ではしていますので、小学校にエアコンを完備するという姿勢を持ち出した松原市にとって、これは選択の余地がない。岡に新しい園ができますから、そういう事情は分からないまでもないですが、それは大人の事情であって子どもには一切関係のないことですので、マスクを今年はしている、こんなことも含めて松原幼稚園は対処をしていただいたと聞いていますが、ほかの園もエアコンが必ず効いた環境で保育ができる、このことに取り組んでいただいたかどうかをお聞かせください。
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○議長(篠本雄嗣君) 中瀬福祉部長。
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◎福祉部長(中瀬保君) 今、松原幼稚園の名前が出てきましたが、職員室の空調がちょっと支障を来しておりまして、速やかに今対応しているところでございます。ほかの園につきましては、国が示す密の対策を十分に活用しながら、現状の施設で運営しているところでございます。 今後、夏の暑い対策につきましては、子どもの体調面や十分な水分補給等々を取りながら、熱中症対策に取り組みながら保育を進めていきたいと考えております。 以上でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 池内議員。
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◆13番(池内秀仁君) いやいや、必ずエアコンの効いた部屋で保育ができる環境がほかの園でも整っているのかと、このことに単純に、はいか、いいえで答えてください。
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○議長(篠本雄嗣君) 太田副市長。
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◎副市長兼
健康部長事務取扱(太田敏君) 幼稚園につきましても、子どもたちの保育のときにはエアコンの効いた環境の下で保育が実施されておりますので、そこは御安心していただいて結構やと思います。
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○議長(篠本雄嗣君) 池内議員。
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◆13番(池内秀仁君) それでは、必ずそういうふうな運用ができるように、現場にも徹底を図っておいていただきたいなと思います。 あと、今回のクーポン、何人かの議員も触れていましたけれども、クーポン事業ですけれども、今回、特別給付金事業で12万人ですから120億円が松原市内にまかれました。これ喜んでいる方、喜んでいない方、いろいろおられるらしいですけれども、この120億円を市内にまいても、私が感じるには、何か市内が揺れたり震えたりしているようには感じません。このクーポン事業、先ほどから話があったように1,500万円です、1回に市内に流通する金額は。到底これでは、市内の経済に刺激を与えたりできるというようなことに私はつながらないと思います。 2回目はぜひ拡大を、間口、店舗数についても、1店舗当たりの金額についても考えるということで、私はこの1回目は取りあえず試しにやってみたらどうですかという合意を半分したつもりですが、この辺、2回目に対して今の反響を見ながらもう既に何かビジョンを描いておられると思いますが、その辺いかがですか。
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○議長(篠本雄嗣君) 田村
市民生活部長。
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◎
市民生活部長(田村滋近君) 先ほども紀田議員のときに答弁させていただきましたが、まずは1回目させていただきまして、その中での状況判断をさせていただきたいと思います。 今回募集させてもうた150件なんですが、現在6月11日の時点でもう187件の応募がございまして、非常に好評を得ております。やっぱりこのクーポンにつきましては、皆さん事業的にいい事業だと考えていただいているみたいなんですけれども、今回、1回目をやらせていただきまして、その中での成果を出させていただきまして、第2回目につなげていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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○議長(篠本雄嗣君) 池内議員。
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◆13番(池内秀仁君) 間口を、店舗数も拡大していただけるものだと思っていますので、そういうやり方も拡大する、金額も1件20万円を拡大していただけるんだとしたら、1回目に参加をした事業者さんも2回目に参加できると、こういうふうにしないと不公平が生まれますので、その辺も含めて考え直しをしておいてください。 続いて、4番目の一般会計の雑入で計上されている財源見通しについてでありますが、地方創生臨時交付金、これが1次補正で4億2,000万円少々、2次補正が先週成立しましたので、これが2兆円、捕らぬ狸の皮算用になっては駄目ですが、倍として8億数千万円ぐらい松原市に当たるんだということだと思います。その辺も考慮しながら、あとはもうこれ答弁いただいていますように、経費削減を図って財源を生み出す、プラス基金の活用というこういう答弁をいただいているんですが、その基金で財政調整基金の残高について、ちょっとここで触れておきたいと思います。 松原市は、43市町村、大阪府下である中で、平成30年度決算時においてですが、忠岡町に次いで下から2番目の基金残高でありました。これをずっと基金に積み立てた額、一般会計に繰り入れた額をずっと平成16年ぐらいから表にしてもらっているんですが、顕著に現れているのが、平成25年から平成30年度ぐらいまでが繰入額が突出して増えています。この現象については、我々、予算決算でそれぞれ賛成もし承認もしてきていますから、責任の一端は我々にもありますが、この原因を検証しておく必要あると思います。 なぜならば、今回たまたまこういう特別交付金が国から交付されることが決まりましたが、これ、無茶な知事が勝手に言い出した休業要請協力金、あのとき半分、地方市町村持てよと言ったときは、この交付金のことがまだ国で決まっていませんでした。じゃ、この財源はどうするんだというと、財政調整基金を使わざるを得ないような状況に一旦は追い込まれたわけです。松原市の残高を見ると、4億6,000万円ほどしかない中から2億数千万円、普通なら充てなきゃならない状況に一旦はなったわけですので、この辺、平成25年度から30年度ぐらいに至るまでの原因、これをお聞かせください。
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○議長(篠本雄嗣君) 宮本総務部長。
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◎総務部長(宮本靖之君) 財政調整基金の残高が減ってきている理由なんですけれども、一つは、平成30年度に大阪北部地震、それから、台風21号による突発的な経費が多かったことが一つ挙げられます。それと一番大きかったのが、平成28年度において、これは全国的にもそうだったんですけれども、地方消費税交付金の交付額が非常に国の財政計画よりも低かったという形で、大阪府内の市町村で経常収支比率が一気に3%ぐらい悪化したという年度がございました。そういったことから、25年は16億円ほど残高があったんですけれども、残高が徐々に減っていったという経緯がございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 池内議員。
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◆13番(池内秀仁君) 今、部長おっしゃったことが原因なら、ほかの市町村も同じようなところにあるわけやから、松原市が突出して少ないとそういう理由にはならないから、それはちゃんと分析できていない。だから、ちゃんと分析をして、このことをとがめているんじゃなくて、今からまたこういうときのために財調というのは積んでおかなあかんから、積めることの一助になるためのちゃんとした分析をしてくださいという意味だから、素直に受け取ってちょうだい。その辺で。
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○議長(篠本雄嗣君) 宮本総務部長。
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◎総務部長(宮本靖之君) 今、議員がおっしゃられるように、我々のほうでちょっと分析させていただきました。同じような類似団体の中で、やはり税収が松原市の場合は低いというのもあるんですけれども、社会保障関連経費が、やはり扶助費、それから繰出金が多いというのも原因でございます。こういった複合的な要因によって、やはり財源が不足しているというところがあって繰り入れているというところもあるんですけれども、我々もその辺は決していいとは考えておりません。 今回のような事態、これは単年度で済むわけがございません。来年度、再来年度も、こういったように財源が必要となってくる場合もございますので、今回のような事態にも対応できるように、今後、財政調整基金を含む基金全体について増やしていくよう、また、その財源についても獲得できるよう、この辺は努力していきたいというふうに考えております。
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○議長(篠本雄嗣君) 池内議員。
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◆13番(池内秀仁君) 財源不足というと、逆の言い方をしたら、身の丈に合っていない事業をやり過ぎだと、こんな言い方もできてしまうことになるので、もうすぐ予算編成の時期が秋に訪れます。それまでに世の中がごろっと変わりました、コロナによって。今までのそういう考え方の予算では、既に財源不足という言葉が総務部長から出ているような現状やから、税収も減るやろうし、来年度に当たって、今回いただいたような地方創生交付金がまた来年度もあるのかないのか、あればいいですけれども、なければどうするんだということなんで、ちょっと今までにはもう全然ない概念でそれぞれの部署で予算を編成していく、こういうことを今からもう既に始めておいていただかないと大変なことになるということなので、お願いをしたい。
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○議長(篠本雄嗣君) 川西副市長。
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◎副市長(川西善文君) 今、議員おっしゃったとおりやなと私は思っていまして、このコロナのこういう危機がこれからも続くときに何を考えていくか。今までの財政運営、こういうものをもうぐるっと見直さないかん時期やなと、こんなふうに思っています。 ここ数年の動きが、松原市の弱点は法人税。法人税の少ないのが一番の弱点でございますから、ここ数年の間において企業立地促進、ここで大きな事業をやり、企業を伸ばす、法人税を伸ばす、それから、今まで調整区域であったところから固定資産税を生むと、こんなような動きの中で、今後につきましても、基金を潰すだけではなくてため込んでいくと、そういうような方向にやっぱり持っていかんと今後は厳しいなと、こんなふうに思っております。
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○議長(篠本雄嗣君) 池内議員。
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◆13番(池内秀仁君) ぜひよろしくお願いをします。 あと、会派の中田議員がまた後で、後日、そういう不動産の取得しておられる方に対する税の優遇、もしくはそれに対するキャッシュバック等々みたいな提案はしますけれども、市長とそんな話をしている中で、要は不動産のそういう市場を活性化させることによって松原市の流入人口を獲得していって、それを市内の要はにぎわいにつなげるようなことはできないかと、こんな話にもなっているんですが。 それに伴って、松原市の不動産の開発事業の許認可、このスピードがもう極めて遅い。嫌がらせをしているのかというぐらいの他市と比べてそういう遅さがあって、これが不動産を松原市で営むそういう業者さんたちの触手が動くことを邪魔している。こんな現状にあるので、他市ができているんだから、要は倍以上かかるわけです。他市が2か月ちょっと、うちが4か月、5か月。こんな状態がもう何年も続いているので、今、都市整備、もし人が足らんのなら、今日座っていませんけれども、拡充を図ってやる必要があるし、どこかボトルネックになって詰まっているのなら、そのボトルネックを探してそこの水通りをよくする必要性があると思います。そうしないと、市長がいろんなアイデアを練ってやっても、結局、身内で足を引っ張っているような状態が今、現状ありますから、この辺、都市整備はいてませんけれども、何か、副市長、いさめておいていただけたらがらっと変わると思いますけれども、いかがですか。
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○議長(篠本雄嗣君) 川西副市長。
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◎副市長(川西善文君) 先ほど申し上げましたが、こういう今までないような危機感を持った中で、やっぱり正確かつスピード感を持った事務に取り組んでいくと、これは大事なことやと思っています。よろしくお願いします。
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○議長(篠本雄嗣君) 池内議員。
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◆13番(池内秀仁君) それぞれの担当でよくやっていただいていますから、よくやっていただいていることは私は見て分かるんですけれども、トータルとして物すごい日数がかかって、結局、市内業者育成どころか、市内業者の足を引っ張る現状ですから、原因を早く究明していただいて、改善に取り組んでいただくことを最後にお願いして、質問を終わります。ありがとうございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 議事運営上、休憩いたします。
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△休憩(午後2時28分)
△再開(午後2時42分)
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○議長(篠本雄嗣君) 休憩前に返り会議を再開いたします。 皆様に事前にお伝えいたしておきますが、皆様マスクをされておりますので、発言されるときは籠もって聞こえにくくなることが想定されますので、なるだけ滑舌よく発言していただけたらというふうによろしくお願いいたします。 では次に、鍋谷議員の発言を許します。 鍋谷議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 一般質問(個人) 大阪維新の会 3番 鍋谷 悟議員発言要旨具体的内容備考欄1.医療従事者支援等について(1) 医療従事者への風評被害対策について
(2) 松原在住の医療従事者支援について 2.危機管理体制の構築について(1) 消毒液、マスクの確保について
(2) 市民体育館、小中学校の体育館空調設備について
(3) 感染が疑われる避難者への対応について 3.子育て世帯支援について(1) 高校在学の子どもを扶養する世帯の支援について 4.教育に対する支援について(1) 小中学校給食無償化について
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◆3番(鍋谷悟君) (登壇) 3番、大阪維新の会、鍋谷 悟でございます。 ただいま議長の許しをいただきましたので、通告に従い順次質問をさせていただきます。市長をはじめ、理事者の皆様方の誠意ある御答弁をよろしくお願いいたします。 初めに、現在、
新型コロナウイルスの感染者は世界全体で780万人を超え、死者数も43万人を超えております。日本では、今朝の時点で924人の方がお亡くなりになられております。御冥福をお祈りいたします。そして、御家族の皆様には心よりお悔やみを申し上げます。
新型コロナウイルスの影響は、過去に例を見ない未曽有の経済危機といわれる中、日本全国で第一に命を守ることを先決とし、公的機関をはじめ、民間企業や個人商店まで休業要請や外出自粛などの協力を願い、国民が一丸となり、ようやく感染者を減らすことができたように思います。現在は緊急事態宣言も解除され、この松原市内でも買物や外食など、外出されている市民の方が増えてきたように感じます。第2波が来るかもしれないと恐れながらも、経済を動かそうという気持ちで、互いに励まし合いながら、前に進む努力をされているように思います。 そんな中、約2か月前に松原市内の救急告示病院でクラスターが発生しました。その影響からか、その病院の医療従事者に対して、誹謗中傷など心ない言葉を投げかけられると聞きました。誰もが
新型コロナウイルスの感染を恐れる中、医療従事者としての責任感と使命感で患者と向き合ってこられたんだと思います。医療従事者の皆さんにも家族がいております。もし自分が感染したら家族にも感染させてしまうかもしれない。また、家族の気持ちからすると、感染リスクの高い職場である病院には行かないでほしいという思いが普通でございます。それでも、医療崩壊を防ぐことができたのは、医療従事者の皆さんの覚悟と勇気で仕事をしてくれたおかげでございます。そんな医療従事者の皆さんが風評被害に遭っているというのは、本当に憤りを感じ、許せない気持ちでございます。何とか医療従事者の風評被害を防げるような手だてはないものかと思うのですが、取組等あればお聞かせください。 2つ目に、松原市在住の医療従事者の皆さんに、何か御支援することはできないでしょうか。少しでも励ましになるかと思うのですが、いかがでしょうか。 次に、危機管理体制の構築についてお聞かせください。 1つ目に、
新型コロナウイルスの影響で混乱している中で、地震や風水害が起き、市民が避難せざるを得ない状況になったときの備えは十分なのでしょうか。
新型コロナウイルスが蔓延しているさなかでは、非常食や毛布の備蓄だけではなく、マスクや消毒液の備蓄も必要だと考えます。現在どれぐらい確保できているのか、また十分でないなら、どれぐらいの備蓄を目指しているのかをお聞かせください。 2つ目に、市民体育館や小中学校の体育館に空調設備がありません。避難所と使うのであれば、空調設備は必要だと思うのですが、お考え等お聞かせください。 3つ目に、もし避難所に感染が疑われる避難者が来られた場合は、どのような方法で確認するのか。災害時は保健所が機能されない事態や、そもそも電話もつながらない状況があるかもしれません。その中で、松原市として府や保健所に頼らずにできる限りの想定をし、備えるべきと思うのですが、考えなどあればお聞かせください。 次に、子育て世帯支援についてお聞きいたします。 子育て世帯への支援は、ゼロ歳から中学生まではいろいろとございますが、高校在学の子どもを扶養する世帯への支援が全くありません。学費や食費も多くかかる年頃でございます。
新型コロナウイルスの影響で大変な時期の今こそ、もっと目を向けてもよいのではと思うのですが、松原市として支援できることはないでしょうか。考えなどあればお聞かせください。 最後に、教育に対する支援で、小中学校給食無償化についてお聞かせください。 今回は、
新型コロナウイルスの子育て世帯向け経済対策として、一定期間の給食無償化を多くの自治体で実施、または検討しているそうです。松原市の小・中学校でも、2学期の給食費を無償化にするそうですが、なぜ2学期が対象となったかなどお聞かせください。 以上、壇上での質問は終わります。御答弁よろしくお願いいたします。
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○議長(篠本雄嗣君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの鍋谷議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、医療の最前線で対応に当たられる医療従事者の方々には、敬意を表するとともに、感謝申し上げます。 1点目の医療従事者支援等についての質問でございますが、医療従事者への風評被害対策についてでございますが、市のホームページにおいて、医療従事者や医療機関への誹謗中傷による風評被害は断固として容認できないことを私からのメッセージとして強く発信するとともに、不確かな情報に惑わされず、冷静な行動を呼びかけてまいりました。また、医療機関の診療体制について、市民に分かりやすく周知してきたところでございます。 次に、松原在住の医療従事者への支援についてでございますが、市内の医療機関にマスク、防護服、フェースシールドなどを配布し、感染拡大予防に努め、医療従事者の不安解消につなげてまいりました。 また、内科診療の救急告示医療機関に対して、水道料金の無料化を開始するところであり、医療機関に対する経営上の支援を行うことが、医療従事者への支援につながるものと考えております。 今後につきましても、国や府の制度を注視しながら、市独自の支援制度を研究してまいります。 次に、2点目、危機管理体制の構築についての質問でございます。 初めに、消毒液、マスクの確保についてでございますが、避難所における感染症予防の観点から、避難者のマスクの着用、手洗い、消毒の徹底を図るため、新たな災害用備蓄品として、現在確保に努めているところです。 次に、市民体育館、小中学校の体育館空調設備についてでございますが、小中学校においては、感染症の予防を目的に、分散型の学習もできることから、教室への空調整備を行い、また、小中学校を避難所として使用する際には、体育館は3密状態になるため、エアコンが設置されている教室を優先的に活用してまいります。 次に、感染が疑われる避難者への対応についてでございますが、本市においては、
避難所運営マニュアル作成に取り組んでいたところ、大阪府より
新型コロナウイルス感染症に対応した
避難所運営マニュアル作成指針が示されたことから、その指針を踏まえ、松原市
避難所運営マニュアルを作成しております。 避難所運営受付時において、一般の避難者と体調不良者等を振り分け、体調不良者等については専用スペースに避難いただきます。その後、保健所へ連絡し、その指示に従い、対応してまいります。 次に、3点目、子育て世帯支援についてでございますが、本市におきましては、市独自の制度として、小・中学校における学校給食費を無料にすることで子育て世帯を支援することに加え、水道基本料金をゼロとし、子育て世帯をはじめ、全世帯の家計への支援を行ってまいります。 また、児童手当を受給している世帯につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けている子育て世帯の生活を支援する取組の一環として、臨時特別給付金が支給される予定です。
新型コロナウイルス感染症の影響で、世帯の収入が減少している状況があることから、さらなる子育て世帯を支援する事業として、高校生に相当する年齢の方がいる全ての世帯に対し支援してまいります。 次の小中学校給食無償化についての質問につきましては、教育委員会より答弁を申し上げます。
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○議長(篠本雄嗣君) 美濃教育長。
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◎教育長(美濃亮君) 鍋谷議員の質問にお答え申し上げます。 小中学校給食無償化についてでございますが、
新型コロナウイルス感染症の影響を受ける子育て世帯の家計の支援策として実施するものでございます。現在、国等におきまして様々な支援策が講じられているところでございますが、
新型コロナウイルス感染症の影響は、この先、顕在化してくることが予想されることから、これらの支援に続く市独自の支援策、言わば第2の矢として、2学期分の給食につき1人当たり約2万円を無料化することが、子育て世帯の経済的負担の軽減を図る上で効果的な支援であると考えたものでございます。 このことをあらかじめ保護者に周知することにより、
新型コロナウイルス感染症による経済的負担に対する不安感を和らげるための対策とするものでございます。 以上です。
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○議長(篠本雄嗣君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 御答弁ありがとうございます。 それでは、再質問のほうへ移らせていただきます。 まず、医療従事者への風評被害対策についてなんですけれども、松原市のホームページの中で、先ほども市長、答弁でおっしゃっておられましたけれども、読んだところ、市長からのメッセージとして「
新型コロナウイルスに感染された方やその家族、また医療従事者や医療機関への誹謗中傷などの風評被害については、本来の医療体制を阻害するものであり、松原市としては断固として容認できません」と強いメッセージを発信されております。私も全く同じ気持ちで、本当にありがたいと思っております。市長自ら積極的にメッセージを発信されることは重要であると私も思いますし、これがまた効果的なことなんだと思っております。 人権侵害があってはならないと啓発することは、ホームページだけではなくて、広く啓発することが大事と考えるんですけれども、ほかにも啓発している方法等、ございましたらお聞かせいただけますか。
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○議長(篠本雄嗣君) 向井理事。
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◎理事兼健康部次長(向井貴子君) 人権侵害に関する啓発ということでございますが、ホームページのほか、電話や来所での相談や、メールでの問合せがあった場合は、市民の皆様には正確な情報を御確認いただき、決して誹謗中傷など差別を許さない態度で対応してまいりました。 また、6月号の広報紙におきましても、
新型コロナウイルス感染症に関する人権の配慮について、体と心の健康相談の御案内でありますとか、その他人権への配慮に関する電話相談の窓口を紹介しております。 以上でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 言うたら、松原市に電話がかかってきて、誹謗中傷を松原市に訴えるという形で電話がかかってきたりするんでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 向井理事。
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◎理事兼健康部次長(向井貴子君) 病院関係者の方からちょっとお話をお伺いした経過がございます。道を歩いているだけで、何で歩いているんやみたいなところの声を聞かせていただいたことがございます。 以上でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) ありがとうございます。 先ほど冒頭でも申しましたけれども、この
新型コロナウイルスはみんなが恐怖を感じておるそんな状況の中で、一番リスクの高い現場で活躍してくれている医療従事者の皆さんに対しての風評被害というのはどうしても許せないと、何としてもなくさないとという思いがあって、ちょっと質問させていただいて。方法とすれば、啓発して、そんなこと言わんとしっかり風評に惑わされずしてくださいねということしか訴えることはできないんでしょうけれども、その啓発を促すだけしか方法はないと思うんですけれども、これからも続けて発信、啓発をしていってくださいますようお願いしておきます。 次です。その続きの感じにもなってしまうんですけれども、次の医療従事者支援についてなんですけれども、先ほども市長答弁の中で、医療機関のほうにマスク、防護服などを配布されて、本当に助かったという声を医療従事者の方からもちょっと聞いている部分もあります。本当にありがとうございますとおっしゃっておりました。 今回提案させていただいた、松原市在住の医師や看護師の医療従事者に支援するとした場合なんですけれども、対象は何人ぐらいになるのか、分かりますか。
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○議長(篠本雄嗣君) 向井理事。
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◎理事兼健康部次長(向井貴子君) 市内の医療従事者の人数ということでございますが、松原市内で従事する医療従事者を正確に把握することはできませんので、国の統計におきまして、現在、大阪府で働く医師は平成30年度で約2万5千人、看護師で約8万3千人というふうな状況がございます。そこから松原市の人口で案分しますと、医師が約350人、看護師が1,150人で合計約1,500人の対象となる試算となります。 以上でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 今でいうたら1,500人という形になるんですね。これは試算やから、実際は多少の前後はあるかと思うんですけれども、我々が提案させていただいた要望といいますか、それでいいますと、1人5万円を支給してほしいというのが希望でございます。対象は1,500人で7,500万円の予算が必要ということです。 先日、国においても今回の第2次補正予算で、
新型コロナウイルス感染対応の従事者に対して慰労金を交付する、そういった事業が含まれているそうなんですけれども、その詳細はまだ明らかになっていない状況でございます。 ただ、私が考えるのは、国や府の施策等ではなくて、松原市独自の支援策として、最初に言った例えの5万円でなくても、命がけで活躍されている松原市内の、せめて松原市内に在住している医療従事者のために検討してほしいと思うんですけれども、なかなか難しいものなんですかね。いかがなものでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 向井理事。
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◎理事兼健康部次長(向井貴子君) 医療従事者に対します市独自の支援策というところでございますが、当市のほうでは、医療従事者に対する支援策として、臨床研修医に対する支援制度というものを平成23年度より実施しております。また、昨年12月からは、看護師等の住宅借り上げ支援事業というものも実施しております。 今後につきましては、国や府の動向を注視しながら、新たな市独自の支援策について研究してまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) よろしくお願いします。 今回、なぜ今医療従事者の支援を提案したかというと、先ほどの風評被害のことも頭によぎりながらの提案だったんですけれども、医療現場の最前線で自身の感染とか家族への感染などのリスクや不安と闘いながら、責任感と使命で命を守ってくれているわけですから、そのために奮闘している方を何とか応援したいので、ぜひとも松原市独自での支援策を検討していただけたらなとそのように考えておりますので、またよい方向で検討していただければと思います。よろしくお願いしておきます。 次に、質問なんですけれども、先ほど池内議員のほうがいろいろおっしゃっていたんですけれども、ちょっと重なる部分があるんですけれども、災害備蓄品の消毒液、マスク等の話なんですけれども、現在の備蓄状況について、ごめんなさい、消毒液とマスクについての2点だけでいいので、現在の備蓄状況を教えていただけますか。
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○議長(篠本雄嗣君)
橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 現在のマスクと消毒液の備蓄状況なんですけれども、マスクにつきましては14万1千枚、消毒液につきましては516リットル備蓄しております。それで、紙マスクが14万1千枚と、あと布のマスクについても1千枚備蓄しております。 以上です。
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○議長(篠本雄嗣君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) ありがとうございます。 マスクは14万1千枚にプラス2千枚ですか。 〔「1千枚です」と呼ぶ者あり〕
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◆3番(鍋谷悟君) 1千枚ですね。ごめんなさい、今の516リットルというたらリットル数でいうと、恐らく分かるんですけれども、どういう。500ccとか、避難所で例えば置くのであれば、スプレーみたいな形なんですか、1リットルずつ置くのかとか、どういう形で516リットルあるのか、お聞かせいただけますか。
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○議長(篠本雄嗣君)
橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 516リットルなんですけれども、この一斗缶の大きいやつに保管して、それが総数516リットルという形になっております。
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○議長(篠本雄嗣君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) ありがとうございます。 それを振り分けて避難所等に置くという形になるということなんですね。分かりました。ありがとうございます。 あと、当然今のままでは足らないと思うんですけれども、今の現状がそういう数字になっていると思うんです。今後の購入計画、このまま進んでいけば、最終どれぐらいを目標に、どのように考えておられるのか、お聞かせいただけますか。
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○議長(篠本雄嗣君)
橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 今回の補正予算の中では、マスクであったりとか消毒液について、購入を予定しております。それで、目標数としましては、今のところちょっとコロナ関係で、もう一回再計算はしておりますけれども、消毒液でいきますと、購入量の場合、2千リットルぐらいは必要であるかなと思っております。
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○議長(篠本雄嗣君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) ありがとうございます。 2千リットルと18万枚を今のところは目標に置いているという形なんですね。我々、ちょっといろんな方と話をしていると、こういう災害時に備蓄するのは、僕らの中では一応50万枚ぐらいは必要なんじゃないかなと。想像なんですけれども、備蓄が必要ではないかと思います。 今回の感染が広がったような状態になれば、医療機関でさえ当然手に入らないし、福祉に携わるような人の手にも届かないという状況下になります。さらには、価格も高騰して、なかなか買いにくい状況になるわけなんですけれども、そんなときにも支給ができるので、こういうときにこそ、この災害、地震、風災害、避難所だけで使うんじゃなく、こういった形で感染が広がるような状況下の中で、病院とか、先ほども申しました医療従事者等に安心できるぐらいの量を配れる体制づくりも必要なのではないかなと。当然それだけでなく、教育に携わる学校、保育園、幼稚園の先生や生徒にもですけれども、配れたらなお一層のことなので、多いにこしたことはないと。特にすぐに腐るものではないので、ちょっと多めに持っておいていただいても大丈夫なんではないかなというふうに考えたわけなんですけれども、そんな思いで今質問させてもらっているんです。 でも、マスクも10年も20年もずっと置いておけるものではないというのも聞いております。そういうときに、避難訓練等で、各イベントなんかで啓発物品として配るなどして、決して無駄のないように使ってはほしいんですけれども、備蓄の量はこれからもいろんなことを視野に考えて検討してほしいなと、そのように思います。 あと、同じ啓発をしていってほしいんですけれども、各家庭でも備蓄していただいて、避難するときにはすぐに持ち出せるように、地震や災害が起きたときに、水とか缶詰等の食料も多少リュックに詰めて置いておく、その中にマスクもちょっと多めに入れておくような形で啓発も進めていってほしいなと、そのように思います。
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○議長(篠本雄嗣君)
橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 紙マスクの件で、すみません、御意見いただきましてありがとうございます。 この間、市から、病院であったりとか施設等に9万8,100枚配布させていただいております。それで、備蓄のものとしましては、マスクについても、市民の方にできるだけ蓄えていただくような啓発を今後行っていかなければならないと思っております。 それと、実際、議員おっしゃられている分なんですけれども、備蓄品といいますと、マスク、それ以外にも食料品等もあるかと思うんですけれども、その分のストックの仕方としてローリングストック法、議員もお話の中で回していくというようなことをおっしゃられているので御認識いただいているかと思うんですけれども、備える、使う、食べる、あとその分なくなった分を買い足すというようなところで、食料品等については賞味期限を考えながら計画的に消費し、消費した分は新たに購入していくというような形、マスクであれば、風邪を引いたときとか備蓄していた市民の方であれば使えば、その分を補充していくというようなところで、うち、市の備蓄もそうですけれども、市民の方にも備蓄品に関しては無駄のないような形で、特に市では、今後も無駄のないような形で取り組んでまいりますので、よろしくお願いします。
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○議長(篠本雄嗣君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) ありがとうございます。 備えあれば憂いなしなんて、こういうのは多め多めというか、無駄にはならんような形で多め多めに備蓄されるのがいいのかなと、そのように思います。今回、このマスクについては、ほんまに皆御存じのとおり、何とかして手に入れたい、どうしても手に入らないという状況が続きましたので、そういう状況がもう二度と起きないことを願う気持ちでございます。 それでは、次の質問にちょっといかせていただくんですけれども、これは午前中の森田議員の質問とほぼ重なってしまうので、一つだけ、市民体育館についてお聞かせいただきたいんです。 恐らく災害時は、ちょっとお聞きしたところ、市民体育館は支援物資の集積拠点になると考えているそうなんですけれども、物資の集積拠点となっても、空調設備というのは今すぐでなくてもあったほうがよいと思うんですけれども、高額な費用もかかるようですから、バランスも考えないといけない部分はあると思います。ただ、まつばらテラスは避難所となって、隣に図書館等があって、何か真ん中の市民体育館に空調設備がなくて、あそこには人が避難できない、入れないというような状況になるのは、とてもあの場所ではもったいないような気もするし、いろんなことを視野に入れて、あの場を、あの市民体育館を使えるような状況にしておかなければと思うんです。 支援物資というのは、何がどう来るかというのは僕もちょっと把握していない部分はあるんですけれども、やはり夏場のこのじめじめした暑いときに支援物資が来て、中でいろんな作業もされると思うので、熱中症対策もあるし、いろんな職員の方もそうですし、ボランティアの方も手伝いに来てくれて仕分等する中でも、やっぱりないにこしたことはないなとそんなふうに思うので、これは質問というよりも、これから長い目で見てでも、そういう部分をいろんな視野を考えて検討していただきたいなと思います。
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○議長(篠本雄嗣君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) 体育館の避難所というよりは、そういった避難物資等々の御意見ですけれども、まずは、本市は各トラック協議会との協定を結んでおりまして、トラックターミナルをそういった支援物資のいわゆる備蓄といいますか、そこで仕分をさせていただき、集配していただくというような形も、実はこれ取れております。ここはそういうところを活用していきたいなと思っています。 ただし、今後の体育館の在り方等々も、先を長い目で見るとそういった課題も一つあるのかなと、そのようにはしっかり頭に入れていきたいなと思っております。 その上で、この避難所の件に関しては先ほどから答弁をさせていただいておりますが、ちょっと我々、説明が欠けていたところなので、もう一つだけ答弁させていただきたいんですが、まず避難者が、先ほど上町断層で1万7,700人を想定しておりまして、実際に今、普通教室、クーラーをお通ししてきましたから、1万5,300人が受入れ可能となっています。 これは、国の指針でも、先ほど申し上げましたが、被災する可能性がない安全な親戚やお友達の家、これは恐らくコロナがこれだけまだまだ終息には程遠い中で、医療現場の数字を見ても分かるように、よっぽどのことがない限りは、そういった密の可能性がある場所、避難所には行かれない方も恐らく何割かいらっしゃるのかと。この数字をしっかり突き止めていくと、この1万5,300人、現在出している現状では、ほぼこの地震においては避難者として、施設として、避難所として受入れは可能であります。地震においては十分可能であると思っております。 先ほど、私は3万世帯、6万人みんながという話をしたんですが、これは全ての河川が決壊して6万人避難というレベルになると激甚災害です。その折には広域避難等々となってきますから、現状で今出している豪雨災害、あるいは地震の災害、こういったものへの避難受入れについては、しっかりと今後も対応を図ってまいりますが、現状では大方の避難者、全て来られても受入れ体制が今後可能になっていくと我々は試算しております。
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○議長(篠本雄嗣君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 分かりました。ありがとうございます。 それでは、次の質問なんですけれども、これもまた池内議員と少し重なる点があるんですけれども、感染が疑われる避難者への対応について再度お聞きしたいんです。 感染者に対応した
避難所運営マニュアルというのを作成しているようなんですけれども、どのような内容になっているのか、詳しく教えていただけませんか。
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○議長(篠本雄嗣君)
橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 現在作成しております
避難所運営マニュアルですけれども、従前の避難所の運営マニュアルを作成していたものを見直したもので、避難所の開設、運営の基本的な流れとか、職員の出動の体制、あと避難者の受付の流れ、それと市職員の役割を入れさせていただいております。 それで、その中で避難者の受付の流れなんですけれども、避難所の受付では、発熱とかせきなどの症状のあるかないかについて確認をさせていただいて、それで症状のある方については振り分けを行わせていただきます。その振り分けというのは、症状のない方とは別のスペース、教室等で避難していただきまして、またその際に避難者カードというのを作成させていただいて、世帯の状況であったりとか、体調の詳細を御記入していただきます。あわせて、それを基に保健所に連絡させていただいて、保健所の指示に従いまして、症状に応じて医療機関の受診というような流れになっていくようなところをフォローとして考えさせていただいております。 以上です。
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○議長(篠本雄嗣君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) ありがとうございます。 今の説明で、来られた人を受付して、例えば熱のある方なんかは隔離といいますか、部屋を分けていってもらうという形になると思うんですけれども、このままでいうたら、第一次避難所なんかやったら特に、全ての避難所でそれは可能な状況であるんでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君)
橋本市長公室長。
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◎市長公室長(橋本明君) 可能かどうかというところ、うちとしては、非接触型の体温計であったりとか、その聞き取り、職員だけでは実際難しいところも出てくるかと思います。そのようなところにつきましては、地域の方で御協力をいただいたりとか、
自主防の方、防災士の方と今後運営について一緒にやらせていただきたいと思っておりますので、そこはうちとしては前向きな形でできるというような方向に持っていきたいと思っております。
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○議長(篠本雄嗣君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) ありがとうございます。 5月の初旬頃から、テレビでよく地震の速報が流れていまして、全国各地で地震が多かったように思うんです。こんなとき、もし今、地震が起きたり風水害が起きて避難せざるを得ない状況になったら大丈夫なんかなと思って、当然、松原市としても感染症が拡大している中の災害というのはなかなか考えていなかったと思うんです。これはなかなかそこまでの踏み込んだところまでの想定をするのは難しかったと思うんですけれども、今やからできることがいっぱいあると思うし、感染症が蔓延しているような中で、災害が起こるとしても、言うたら今日や明日に起こってしまうかも分からんので、それを考えられるチャンスのときでもあるんじゃないかなということで、ちょっといろいろと質問させていただきました。しっかりこれからも検討していただきまして、取り組んでいただきたいなと思います。またよろしくお願いしておきます。 それでは次、子育て世帯支援についてで、高校生、在学中の子どもを扶養する世帯の支援についてなんですけれども、先ほどの市長答弁で、高校生の年代に当たる方がいる全ての世帯に対し支援されることを決断していただきましたので、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございます。 その前に、少し尋ねたところ、支援される対象者の人数は、およそ3,800人というふうに聞いております。これから内容や方法等はまだまだこれから検討して決めていくんだというふうに聞いておるんですけれども、これからまた前へ進んだとき、どういった方法で、どういった支援をされるのかというのは、また詳しく教えてください。 そして、現在、まだ
新型コロナウイルスの影響で大変な時期が続いております。当然、役所内でも皆さん、大変な時期だとは思います。しかし、早期に実施できるような形になるよう取り組んでいただくようお願い申し上げておきます。ありがとうございます。よろしくお願いします。 あと最後に、教育に対する支援についての中で、小中学校給食無償化についてなんですけれども、先ほど教育長の答弁でもありましたが、2学期の給食費を無償化にするということなんですけれども、この後、なぜそうなったのかお聞かせいただくんですけれども、まずは、2学期といいましたら何日分の給食費になりますか。
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○議長(篠本雄嗣君) 伊藤
教育総務部長。
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◎
教育総務部長(伊藤輝君) 現在、2学期の給食につきましては、8月24日から12月23日までを予定しておりますので、84日分になります。
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○議長(篠本雄嗣君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 仮にですけれども、1学期分の給食費、今現在の給食費を無償にするとするならば、幾らぐらいになりますか。
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○議長(篠本雄嗣君) 伊藤
教育総務部長。
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◎
教育総務部長(伊藤輝君) 1学期の給食につきましては、6月4日から始まっておりますので、6月4日から8月3日までを予定しておりますので、41日ということで予定をしております。総額でいいますと約7,200万円になるものでございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) この
新型コロナウイルスの感染症の影響で、子育て世帯の家計が大変なのは、どない考えても僕は今だと思うんです。1学期の給食費を無償化にするという方法は、必要経費も今おっしゃったように84日分と41日分でおよそ半分になるんですけれども、必要な経費も半分以下で済む形になるでしょうし、その方が効果的でいいのかなとは思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
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○議長(篠本雄嗣君) 伊藤
教育総務部長。
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◎
教育総務部長(伊藤輝君) 今議員ご指摘のように、無償化を実施する市町村の中で、給食の開始時期から何か月分と、議員がおっしゃったように、今というような形での無償化を実施されるところも少なくないということも認識しています。そのような中で、無償化を実施される市町村は、議員がおっしゃったような考えの下で実施されるのかなというふうに思っております。 しかし、当市の場合におきましては、直ちに負担軽減になるという実施方法ではなく、今も経済的影響は生じている状況がある中で、やはりこの先、今は見えていない
新型コロナウイルス感染拡大による影響が顕在化してくることが予想されます。そういったことから、若干時期をずらしまして、8月から12月までの2学期分の給食費1人当たり約2万円の負担をなくすことで、子育て世帯の家計の負担軽減を図るというものでございます。 おっしゃるように、1学期だけということであれば、半分以下の1人当たり約9千円の負担軽減ということになりますが、2学期という時期に経済的負担が約2万円なくなるんだということを保護者の皆さんに今知ってもらうことにより、今後の生活の安心感につながる方策を私どもは選択したもので、この方法が効果的な支援の一つであるというふうに考えるものでございます。
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○議長(篠本雄嗣君) 鍋谷議員。
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◆3番(鍋谷悟君) 部長、これを僕は決して反対しているわけではないんです。要は物すごいありがたい話であって、無償化にすると、これは先ほども言いました1億五、六千万円という金額になってきます。それを決めていただいて本当にありがたい話で、市民の方々、子育て世帯の方々、本当に大いに喜ぶことだと思うんです。ただ、時期だけの問題なんです。時期が、何でこの2学期にしたんかというのがどうしても納得がいかなくて、今話を聞いていましても。さっきもこの2学期から無償化にするというのを親御さんに伝えて、安心していただくというのもあるんですけれども、誰もが何か思うん違うかなと思って、何で今じゃないのと、こう思うと思うんですけれども、なぜなのかなというのがちょっと疑問があったんです。この
新型コロナウイルスで一番苦しい時期がどうしても、人それぞれあると思うんですけれども、今じゃないかなと、私はそのように思います。 例えば、2学期の無償化でする予算が1億6千万円とするのであれば、1学期を無償にして、半分なくなりますよね、2学期は給食費を半額にするとか、何かそういった同じ予算組みでももっと考えることができたんじゃないかなというふうに思って、今しんどいから後で助けますよというよりも、今しんどいやろ、今こんな支援をするからみんな頑張ってよと、このほうが何か説得力があるというんですか、なるほど、ありがたいとなるん違うかなというそんな気持ちでございます。決して反対じゃないです。本当にありがたい話なんですけれども、時期だけの問題で、どうしてももったいないなといいますか、同じお金を使うのに、市民の方に分かっていただけにくいんじゃないかなというふうに思いまして、それをちょっと質問させていただいたんです。 とにかく時期はそういうふうな形でいくとしても、市民の方々にとって、特に正直なところ、子育て世帯の方にとっては大変助かることだと思うので、また一応12月、2学期ですから、これは12月までの取組となると思うんですけれども、その先どうなるかは分かりませんけれども、第2波や第3波、国からの支援、交付金がどうなるかも分かりません。そんな中でまたいろんなことを検討せなあかん時期が来ると思うんですけれども、そのときはまたよろしくお願いしておきます。 いろいろと質問させていただきましたけれども、本日、これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
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○議長(篠本雄嗣君) 以上をもちまして、本日の会議をとどめたいと思います。 3日目の会議は、17日午前10時開会といたします。 本日はこれにて延会といたします。
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△延会 午後3時29分
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以上 松原市議会議長 篠本雄嗣 松原市議会議員 紀田 崇 松原市議会議員 河内 徹...