松原市議会 > 2018-12-10 >
12月10日-03号

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  1. 松原市議会 2018-12-10
    12月10日-03号


    取得元: 松原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-29
    平成30年 12月 定例会(第4回)          平成30年松原市議会第4回定例会             議事日程(第3号)                    平成30年12月10日(月)午前9時58分開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 一般質問       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             本日の会議に付した事件1.日程第1から第2まで       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~              出席議員(18名)   1番  中田靖人君      2番  田中厚志君   3番  鍋谷 悟君      4番  植松栄次君   5番  依田眞美子君     6番  平野良子君   7番  河本晋一君      8番  篠本雄嗣君   9番  松井育人君      10番  紀田 崇君   11番  河内 徹君      12番  野口真知子君   13番  池内秀仁君      14番  中尾良作君   15番  三重松清子君     16番  福嶋光広君   17番  山本真吾君      18番  森田夏江君       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~           説明のため出席した者の職氏名  市長        澤井宏文君    副市長       川西善文君  副市長       太田 敏君    教育長       東野光弘君  市長公室長     松岡達也君    総務部長      宮本靖之君  福祉部長      中瀬 保君    健康部長      大本賢二君  理事        後藤田 浩君   市民協働部長    坂野徹也君  市民生活部長    田村滋近君    理事        大倉修一君  理事        神野知子君    都市整備部長    村上寿夫君  上下水道部長    中野浩司君    行政委員会総合事務局長                               大浦靖久君  教育総務部長    伊藤 輝君    学校教育部長    横田雅昭君  教育監       高橋信雄君    消防長       亀井 浩君       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             議会事務局職員出席者  事務局長      小峰正男君    事務局次長     奥野晃康君  参事        恩地裕也君    係長        河谷昌俊君  書記        藤田浩子君    書記        水谷友哉君       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                                 以上       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開議 午前9時58分       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は18名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  これより本日の日程に入ります。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、18番 森田夏江議員、1番 中田靖人議員を議長において指名いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  日程第2 一般質問を議題といたします。 7日に引き続き、個人質問を行います。 森田議員の発言を許します。 森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~               一般質問(個人) 日本共産党 18番 森田夏江議員発言要旨具体的内容備考欄1.図書館問題(1) 新図書館指定管理の問題点 (2) 現図書館本館の活用方法 (3) 分館  ①廃止された分館の復活  ②地域になくてはならぬ分館の意義と役割 (4) その他 2.空き家問題(1) 他自治体の先進の取組に学び多様な形の検討を (2) その他        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君) (登壇) 18番、日本共産党の森田夏江です。質問の通告に従い、順次質問をさせていただきます。 まず初めに、図書館についてお伺いいたします。 公立図書館は、住民が持っている基本的な権利やさまざまな要求に応えるために地方公共団体が設置し、運営する図書館であり、乳幼児から高齢者まで住民全ての生涯にわたる自己教育に資するとともに、住民が情報を入手し、芸術や文学を鑑賞し、地域文化の創造に資することを目的とした教育機関です。また、公費によって維持される公の施設であり、住民は誰でも無料でこれを利用することができます。公立図書館は、住民一人一人の資料要求に対する個別対応を基本とし、住民の公平な利用の観点から、全ての住民に公平に基本的なサービスを保障することを目的としています。さらに公立図書館は、住民の生活、職業、生存と精神的自由に深くかかわる機関であり、地方公共団体の責任において直接管理運営し、住民の権利である資料要求を保証するとともに、学習権や読書権など人権保障の施設です。 松原市では、多くの住民の願いとかけ離れ、14億8,350万円も借金をして新図書館建設に猛進しています。新図書館建設については何度か議論をさせていただきました。検討委員会の答申を錦の御旗とした方針は絶対との立場を固持され続けてきましたが、今回唐突な指定管理者制度の導入並びに10月議会での分館廃止撤回など、姿勢や方針が二転三転するという事態に驚きを隠せません。どのような経過で従来の方針を転換したのか、その中には住民の意見が取り入れられたのか、十分な議論が尽くされたのか、また、今後の図書館の方針など、疑問は尽きません。 新図書館運営を指定管理者に委託するために今議会で条例提案されたと思いますが、指定管理者制度は、文部科学省も総務省も、また多くの学者、見識者も、図書館への指定管理者制度は多くの問題点をはらんでおり、なじまないとしていますが、それらの分析や検証など行われた上での方針展開なのでしょうか、お聞かせください。 また、長く住民に親しまれてきた現本館の活用は、本来は図書館建設計画と同時に進めなくてはなりませんでしたが、何ひとつとして有効な提案がされておりません。市民誰もが喜んでいただけるような利活用をすべきです。いかがでしょうか。 また、廃館になった分館復活と残された5つの分館存続は地域住民の切実な願いです。廃館見送りとの方針となったようですが、どのように住民は受けとめればいいのか、確たるお考えをお聞かせください。 1990年代は西の松原、東の日野と言われ、市民にとって誇りであった図書館にかかわる予算が2000年から激減し続け、それにあわせ、貸し出し数も激減しています。新刊や雑誌の購入、的確なレファレンス機能などなくして図書館行政の前進などありえません。また、小さなころから本に親しむためには、身近な図書館分館や学校図書の充実こそすべき課題だと考えますがいかがでしょうか。 次に、空き家問題についてお尋ねいたします。 台風21号被害の中で、いまだに解決されないものの多くが老朽空き家です。連棟になると法から外れ、建築基準法の枠にはめられ、大阪府へ管轄が変わるため、近隣住民にとっては多大な迷惑と不安に襲われる毎日です。一日も早い手だてが必要です。 今、このような負の遺産となる空き家をプラスに転じる活用が全国さまざまに行われています。近くの千早赤阪村では、空き家バンク登録報奨金制度に所有者5万円、地区自治会2万円、空き家家賃補助事業最大月額2万円を3年間、引っ越し費用補助事業に最大10万円、空き家改修補助事業に最大50万円、新築マイホーム取得補助事業に100万円と定住対策とあわせ行い、25世帯50人が新たにふえたという経験があります。 どんな小さな自治体からも謙虚に学び、松原市独自の有効施策を開発すべきと思います。福祉や企画、都市整備、観光も含め、プロジェクトチームで、一旦松原市から出ていった子どもたちが帰ってきて、住みたい、住めるまちづくりを進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 以上で演壇での質問を終わりますが、詳細は再質問で行わさせていただきます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの森田議員の質問にお答え申し上げます。 1点目の図書館についての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。 次に2点目、空き家問題についてでございます。 増加する空き家が社会問題となる中、管理不十分な空き家の所有者に対しましては、建物の除去費等を含む改善を継続的に求めているところです。また、改善が見られない、特に管理不十分な空き家につきましては、空家等対策の推進に関する特別措置法に規定する特定空き家等として指導や勧告等の措置を実施するなど、対策に取り組んでおります。 空き家対策についての新たな取り組みといたしましては、平成30年度より関係団体と連携した流通促進を図る制度を創設し、既に実施しております。今後も引き続き、空家等対策協議会等において協議を行い、さらなる対策を研究してまいります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  教育委員会への御質問についてお答えをいたします。 1の図書館についてでございますが、新図書館につきましては、さらなるサービスの向上を図るため、指定管理者での運営を考えています。 新図書館完成後の現松原図書館につきましては、近隣公共施設との関係性や市民ニーズを踏まえた利用方法について、民間活力の導入も視野に入れながら全市的に検討を進めてまいります。 今後の図書館行政につきましては、利用状況等の把握に努め、効率的な運営を進めてまいります。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  それでは、再質問させていただくんですが、順番をちょっと変更させていただいて、空き家問題から再質問させていただきます。 今いろいろ松原市としての取り組みを行っているわけですが、これでは空き家問題の早急な解決になかなかならない。空家対策協議会で検討するにしても、年に1回や2回の会議で出発、なかなかできないということと、新たな取り組み、流通促進でやっておられるということなんですが、それでは今の連棟の空き家の問題なんかはなかなか解決ができないというふうに思うんですが、ですから、私は今回提案させていただいているのは、改めてプロジェクトチームを、みち・みどりだけではなくて、全庁挙げてプロジェクトチームをつくって新たな対策、千早赤阪村の物を持ってきて、そのまま松原市に持ってきてどうなのかというのもあります。ですから、だからこそ松原市独自のこと、松原市のプロジェクトチームをつくって検討していただきたいと思うんですがいかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  村上都市整備部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~都市整備部長(村上寿夫君)  ただいま議員のお話のほうにもありました、空き家を活用しての定住促進についてということでございますが、定住促進につきましては、空き家対策のみならず、さまざまな観点から考えていく必要があると考えております。その中、議員のおっしゃるようなことも含め、関係部署とともに連携をとりながら研究していきたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  また私のほうでもそういういろんな自治体の問題、先進した取り組みなんかにも学ばせていただいてやっていきたいなと思います。また新たな提案もこちらからもさせていただきますので、またどうぞ一緒によろしくお願いしたいと思います。 それでは、図書館問題なんですが、図書館、今簡単な御答弁をいただきました。さらなるサービスの向上のために指定管理者制度を導入していくということなんですが、るるこの指定管理者制度の問題は条例にも出ていますので、詳しい指定管理の中身なんかについては委員会のほうでも議案質疑できますので、そこで詳しく聞かせていただきますとして、今の松原市の図書館行政なんですが、まず最初に、状況を見ていただきたい。 ちょっとパネルをつくってきました。これ、一般会計に占める図書館費の割合なんですけれども、土橋市長時代からどんどんと減ってきているのがわかると思いますが、1988年から今、2017年の中野市長時代に激減したわけなんですけれども、図書館費が大幅に下がり、それとあわせて市民当たり、1人当たりの貸し出し数も減ってきています。これが今の現状であります。 それで、松原市の図書館の貸し出し冊数なんですけれども、これ、1991年から2017年まで23万冊も減少されています。検討委員会が設置され、分館が廃止され、新町図書館、南図書館も休止される。そういう中で、貸し出し冊数はもう激減している。これが今の現状にあります。あわせて、これは松原市民図書館の蔵書数なんですけれども、これも11万冊蔵書数が減らされてきています。減らされたうちの4万冊は児童書となっています。それでどうなったかといいますと、松原市民図書館の図書・雑誌購入数も1,600万円、新町図書館が2000年の4月に開館されたところを見ても、そこから見ても1,600万円の図書・雑誌購入数が激減されてきています。要は、松原市の図書館行政というのは、国の補助金削減などに伴いましてどんどんとその予算も削減され、充実するとこら辺からは大幅に後退をし続けているというのが現状です。 私は、新しい図書館建設よりも、まず今ここに進められてこなきゃならなかった図書館増嵩だとか、そういうレファレンス機能の充実だとか司書さんの増員だとか、また、学校図書なんかはさまざまな議員もこの間学校図書に司書置いてほしいという話もさまざまな政党からも出てきていたはずなんですが、私はこういったところへの充実なくしては小さいころからの読書に親しむということができないのではないかというふうに思うんですが、まずその辺、今後どのようにこの後退し続けてきた図書館行政を復活させていくのか、充実させていくのか、計画をお聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  今、議員からグラフとかでお示しいただいたわけなんですけれども、貸し出し冊数が減っているであるとか、そういうことはもちろん事実でありますし、図書購入費用とかいうのにつきましても、精査する中で減ってきているというようなこともございます。まさにそういう、貸し出し冊数が減っているというのは、これからの図書館をどうするかということに対しての大きな課題であります。それを何とかしようというような中で、今回、新しい図書館を建設して新たなサービスを提供していきたいというようなことでございます。 蔵書数にしても、半分以上は全く借りられていない、動いていないというような現実もございます。どういう本をそろえれば貸し出し冊数がふえるかであるとか、どういう図書館、中央館をつくるかによって人がたくさん寄ってきていただく、それがまた冊数であるとか来館者の数、そういうところの増加につながってくると思います。 時代とともに図書館に求められるニーズというのは変わってきていると思うんです。インターネットとかそういうのも発達する中で、今、図書館は新しいニーズが求められていると思いますので、今後新図書館が建設された際には、また新たなサービスを提供しながら、貸し出し冊数とかそういうのを増加させていく、V字型にさせていただくというふうに思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  確かに、図書館にたくさん人が寄っていただいて貸し出し冊数をふやしていくというのは大変重要なことなんですけれども、ただ、至上主義に陥ってしまって、図書館に何せ人が寄ればいい、図書館本来の役割ではないとこら辺でもやっていけばいいというような至上主義に陥ってしまう、そういう施設では図書館は違うんですよね。 図書館の基本の、本来としての役割がどこにあるのか。総則というのを文部科学省が平成24年に出しておられまして、この総則の中でも図書館としての当たり前の形はどうなんだということで言われております。その中で、私は一個一個聞いていきたいんですが、まず、分館のあり方なんですが、分館廃館を撤回するということで10月議会のときに御答弁されていたのを聞いてびっくりしたんですが、これについてはどういうふうに今後考えておられるのかお聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  いわゆる分館につきましては、今後その新館ができた以降の利用状況であるとか、それと施設の状況、コンディションというんですか、そういうようなものを踏まえながら、引き続いてどういうふうにしていくかというのを検討していくと、そういうふうな方向でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  この総務省が出した基本的な望ましい図書館のあり方についてで、設置の基本で、住民の生活圏、図書館の利用圏を十分に考慮し、市町村立図書館及び分館の設置を求めるとともに、市町村立図書館公民館図書室等との連携を推進することにより当該市町村の住民サービス網の整備に努める。公立図書館の設置に当たっては、サービス対象地域の人口分布と人口構成、面積、地形、交通機関網を勘案して適切な設置及び必要な図書館施設の床面積、蔵書数を確保するよう認める。またそこに、利用者及び住民の要望や社会の要請に応え、地域の実情に即した運営に努めるものとするということで書かれてあるんですが、今、松原市の分館、その存在そのものがここの総則に言われていることを網羅した、先進を切った設置のあり方だと思うんですが、それが利用数だとか、新館のできた後にいろいろ考えるということをおっしゃっているんですが、私は図書館のあり方として、きちんと法にのっとって何がどう必要なのかということを見定める必要があるんですよ。今、部長の中にはそういうお考えが、今の御答弁にはないんですが、その辺はいかがですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  今、分館、本館入れて6館の図書館で運営しております。本市では16㎡というような面積の中で6館あるというような、16k㎡あるその中でやっております。地域の状況とかいうようなことですが、たとえ中央館1館であっても、それは市域の真ん中に建てるということでございますので、すごく遠く離れた場所にしか図書館がないというようなことではございませんので、それは問題ないかなというふうに思います。 それぞれの地域の分館につきましても、今後図書館の機能をどういうふうにしていくかということなんですけれども、必ずしも図書館という形であるべきかというと、そういうことでもないと思うんです。地域で利用していただけるスペースを、分館という形であってでもスペースをふやして地域の方に便利に使っていただく、あるいは滞在していっていただいてそこで図書を読んでいただくというような、そういうあり方もあるのかなというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  いや、部長の御答弁では、利用者及び住民の要請や社会の要請に応えという、そこが抜けているんですよ。住民の皆さんの要求や社会要請含めて見ていただくこととあわせて、中央館だけでは子どもたちだけでは行けないでしょう。小学校の低学年は校区超えて行けないじゃないの。そういうことを踏まえてどう考えるのかということも含めて考えていかないと、まず地域住民の皆さんがどれだけ地域図書館を活用し喜んでいただいているのか、そしてまたなくなることについて、なくなった地域の方々の思いも含めてぜひ聞いていただく必要があると思うんですよ。そこをやりもせんと、そういうことだけで話を進められていったのでは、分館、今まで松原市が営々と築き上げてきた西の松原と言われてきた誇りある図書行政がさらに後退することは間違いないじゃないですか。その辺しっかり見ていただかないとだめだと思うんです。 あわせて、今の現図書館ですよ。もう現図書館、今新しい図書館ができるから現図書館はどうなるのか、そのことは何ひとつ明らかになっていないんですよ。何かいっときは書庫にするとかいうことをおっしゃっておられましたが、どういう方針をお持ちでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  分館のほうにつきましては、新館との役割分担というのはそれぞれまた変わってくるものかなというふうに思います。今手狭であったりとかバリアフリーができていない、どこの館もそうです。そういう中で、中央にユニバーサルデザインとかそういうのを考慮してゆったりと過ごしていただけるようなものをつくると。そういうふうなもの、新館とそれから分館と、おのずと役割はそれぞれ変わってくるのかなというふうに思います。 現図書館、今の松原図書館につきましては、またこれは今後、あのエリアの中の土地ですので、どういうような活用の仕方がいいのかというふうなことにつきましては、また民間の方のそういうアイデアであるとかいい提案を求めながら考えていきたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  何か部長の答弁聞いていたら、新図書館ができた後、役割分担で分館として図書館機能をちゃんと残すのか、もしくは新館ができた後に出入り、入館者数とか貸し出し冊数とか見て、少なかったらもう潰そうと思っているのか、どっち。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  新しい新図書館での機能を利用されたいという方は新図書館に来てくださると思うんです。そうではない、そこまではないんやけれども近くの図書館でゆったりと過ごしたいであるとか、それからそこの本を読みたい、そういうような利用の仕方の方は分館に行かれる、そういうふうなことになると思います。その中で、分館の利用者の推移がどういうふうになるかというようなところを見ていきたいというようなことでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  どのような推移になって、どうなったらどうなるのかというのが全然わからないんですけれども、減ったら閉めようと思ってはるわけですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  利用者が激減しまして、それから効率的な運営ができないというようなことになりましたら、それは一定考えていくべきやと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  激減してという話なんですが、今も激減しているんですよ。今現在、図書行政そのものが激減しているその理由を市民が分館を訪れるかどうかというところに見るのではなく、どういった冊子を、そしてまたレファレンス機能がどうなっているのか、司書さんの正しい誘導やまたその市民の要求に応えるような活動ができているのかどうかという、やっぱりそこをちゃんと検証しないと、なぜ今、松原市の今の図書館行政がこれだけ後退してきているのかということを数字と金額と人数とで比べたら、もう全部先ほどもパネルで示させていただいたように、同じような減り方をしているじゃないですか。それははっきりと見てとれることなんですよ。 サービスをやっぱり充実させていくためには何が必要なのか。国が補助金削っているのもありますから、国は地域の図書館にああせえこうせえといろいろと、先ほども文部科学省の総則でも言わせていただきましたようにあるんですよ。それやったらそれ、できるなりのことを国に対してもちゃんとできるように予算つけなさいという話をしていかなきゃならないんですよ。言われるままに予算減らされるから市民に対するサービスも減らしていくという話では元も子もないというふうに思います。 また、今、現図書館、私どもは有効活用していただきたい。書庫などにするのではなくて児童図書館に特化する、プラネタリウムを復活させる、これは地域住民の皆さんの根強い御要望なんですよ、やっぱり。松原市の図書館は、機械でコンピューターでただ単純に音鳴らすような、あんな各地でやっているようなプラネタリウムではなくて、年齢別、年代別に応じた、そういった星の動きをきちんと知らせる機能を持っているすばらしいプラネタリウムなんですよ。 だから、今ある現図書館をどのように有効活用することが住民にとって望ましいのか。私はもうこれ、住民全ての方々にアンケートをとっていただいたらいいん違うかなと。誰も書庫にしてほしいなんていうのは思っていませんし、新しい図書館の児童の読み聞かせコーナーも、私はあれでは全然不十分だというふうに思っておりますので、その辺は網羅させていく上でも、あそこを十分活用していただきたいというふうに思いますので、ぜひ民間の方だけのアイデアではなくて、地域住民の方々、とりわけ松原は雨の日文庫など文庫活動をされてきた方々、すばらしい方々がたくさん存在しておられますので、その方たちの意見を十分に聞いていただきたい。また、学識経験者、図書館のことに詳しい、そういった思いをお持ちの方にぜひ意見を聞いていただきたいと思いますがいかがですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  今の松原図書館の向かい側に新しい図書館を建設するというようなことでございますので、同じような場所に2つというようなことは今なかなか考えにくいかなというふうに思います。児童図書館という、子どもたちのということでそういう事業だと思うんですけれども、それも新図書館のほうで3階のほうを広くとっているというようなこともございます。 プラネタリウムについては、今現在休止というふうになっておるんですけれども、これは、民間の提案の中でプラネタリウムを使って何かをしたいというような提案がもしありましたらそれを否定するものではございませんが、そういう提案についてはどういうふうな評価をしていくかというのは別にあるんですけれども、あそこの有効活用、それについては必要だと思っていますので、いろんなアイデア、意見を取り入れながら決めていきたいというふうに思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  同じような場所に2つは要らんということなんですが、同じような場所で近くにつくる、それの意義とかそういうものもあるでしょう。わざわざ今のある図書館の向かい側に新しい図書館を建てるというその辺の発想の時点から、だからこそ現図書館本館を今どういうふうに使うのかということを並行で物を考えていかへんかったらそういうことになるんですよ。もったいないという話になるんですよ。そこをもう一遍改めてスタート時点に戻って考えていただきたいというふうに思います。その辺は民間の人だけではなくて、本当に地域住民の方々の声をしっかりと入れていただきたいと思います。 指定管理者の問題なんですけれども、民間にするよりも直営でするほうが安上がりだということで10月議会でもおっしゃっておられたのが突然今回条例提案ということで、この指定管理者制度についてはまともな議論もせず、我々にとっても寝耳に水の形で条例提案がされてきたんですが、それの経緯をお聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  新図書館の運営につきましては、民間による運営方法、そういうのも含めまして、直営も含めてですけれども検討をしておりました。直営でいくというような、そういう答弁はさせていただいていなかったかなというふうに思います。その中で、新しい図書館については、我々の発想では出てこないような民間ならではの新しいサービスであるとか、それから民間の経営能力、そういうのを含めた効率的な、効果的な運営、そういうのを求めようというふうな考えの中で、やはり民間のそれまでの経営経験とかそういう実績、そういうのが今我々が求めるもの、新しいサービス、それから経費の節減、そういうふうなものに一番効果がある、そういうふうなことを判断いたしましたので、今回、指定管理者制度の導入を考えたわけでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  全国でかなりの数の図書館がこの指定管理者制度になっているというふうにお聞きもしているところですけれども、全国で行われている指定管理者制度の中においてもさまざまな問題があり、指定管理者制度を直営に戻したという自治体もあります。いろいろな経験があるわけですけれども、そういうものは検証され、きちんとシビアに見られたんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  確かに一旦指定管理者にして、その後直営に戻したというような事例があるのは承知しております。ただ、指定管理者を導入するというところも年々少なくない数が導入されている、その中で一部直営に戻しているというようなことでございますので、指定管理者制度自体について留意しなければならない点とかいうのはあるかもわかりません。その辺をきちっと踏まえながら進めていけば、指定管理者制度はいいものになっていくというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  では、少し指定管理者のことについても触れていきますが、指定管理者のデメリット、メリットを検証されたと思うんですが、ここで疑問になりますのは、専門的で優秀な人材の確保、指定管理者になりますと3年から5年というのが契約期間で出てきます。その優秀な人材の確保や育成、先ほどから言っているようにレファレンス機能の充実を果たしていく研修など、どのように考えておられるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  指定管理者に管理をお願いするということに当たりましては、やはりその辺のサービス、レファレンスであるとか、それから職員の研修とおっしゃいましたか。     〔「うん、研修」と呼ぶ者あり〕 ◎市民協働部長(坂野徹也君)  そういうものはやはり、例えば指定管理の期間が3年であろうと5年であろうと、それはしっかりとやっていただくべきやというふうに思いますので、その辺は求めていきたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  その指定管理の中の図書館法の第17条でいうと、無料の原則なんですね。 ほんなら、これ、多くの学者も一番の問題、このなじまないというところに入ってくると思うんですが、地方自治法上、公の施設の利用にかかわる料金を徴収し、これらをみずからの収入とすることができるというふうになっているんですが、図書館法第17条では「入館料その他図書館資料の利用に対するいかなる対価をも徴収してはならない」というふうになっていまして、この指定管理者が委託料だけで運営をしていかなきゃならない。その中で、企業ですから収入を上げていかなあかんわけですよ。職員さんたちの給料もそこから払っていくんですよ。その中で、職員さんたちとのあつれきや図書館への思いを持っている、そういうとこら辺で、撤退した守谷市なんかでは、図書館の職員が6人が一遍にやめたというようなことの中で続けられなくなっているというのもありますよね。 こういう中でこの無料の原則があるわけで、どうやって指定管理者の方々は委託料だけで賄っていくのか、もしくは、委託料を指定管理者の言いなりといいますか、向こうの言い値でやろうとしているのか、どちらですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  言いなりということはございません。指定管理者を募集するに当たりましては、いろんな提案、事業計画とかいうのを出していただくんですけれども、そこの内容につきましてはしっかりと精査した上で指定していきますので、そういう問題がありそうな内容でありましたら、それはもう指定できないというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  どうしても利益を追求するんですよ、民間企業は。当たり前なんですよ。この利益を追求するためにどうするんかというたら、あちこちで起こっている事例ですよ。職員さんの給料下げるんですよ。この中で人件費を削減していかないことには、委託料だけでは図書館業務だけでは利益が追求できないんです。こんなことにはうちはならないんだということを立証できるのか、その根拠をお聞かせいただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  松原市におけます指定管理者導入の、大体その目的というのがあります。そのときに一番大事にしていることが、やはり施設のサービス向上に関するということを1番目にしております。そして2番目が、その団体が業務遂行能力をちゃんと有しているのか。そして3番目に、施設の管理経費の節減がちゃんとできているかということ。早く言いましたら、そういう指定管理者業者の活力を活用した住民サービスの向上と施設間における費用対効果の向上を狙っているということであって、今先生が言われますように、コストカットを主眼という形で指定管理を導入するというものではございません。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  いや、聞いているのは、その指定管理の職員の人たちの対応が劣悪にならへんかという話を聞いているんです。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  これは今現在の指定管理者制度の中にも入っていることですが、あくまでもそういう従業員に関しての労働基準法とか、そういうことを含めまして法令遵守をするということをちゃんとうたっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  実際にこの指定管理者制度を図書館行政で導入された中でそういう状態が生み出されていっているという、そういう背景はあるんですよ。全国で16.5%ですね、今大体この指定管理者制度を図書館で導入しているのは。ということは、83.5%がまだ導入してへんのですよ。だから、全国どこでも過去でもやっていない中でもるる出てきているという問題は看過してはならんのですよ。ここはしっかりと見ていかんといかん。 図書館が継続的に安定的に運営できる、その保証が本当にあるのかという、そういう議論をされましたか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  もちろん安定した図書館サービスを提供していただける指定管理者を選定していきたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  それはそない言うわな、それは。そんなん、でけへん業者なんか最初から選ぶと言わへんのは当たり前なんですけれども。 これ、図書館法との関係で言えば、図書館法は地方教育行政の組織及び運営に関する法律と図書館法制を形成する個別の法律によって規定されていますよね。従来、指定管理者制度のもとでの公立図書館運営は現行図書館法と矛盾、対立することが指摘されているんですが、この法律と矛盾されているところの払拭をどのように考えておられますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  指定管理者制度というのは図書館でも適用できるというふうなことでございますので、特に法律的に抵触するようなことというのはないというふうに思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  いや、これ、総務省の方針でも十分にやっていかなきゃならへんという問題で言われている点が何点かあるんですよ。そこでちょっと一つずつ聞いていきますわ。 そしたら、図書館法の第13条1項、地教行法の第30条に絡んで、図書館法の第13条1項は図書館に館長を置く、地教行法では図書館は教育機関だと。教育機関だということは、地教行法第35条が適用されるんですね。ここで文部省の見解では、公務員でない館長については教育委員会が任命する必要はないと言っているんですが、この地教行法の観点からいえば、この答弁もかなりの無理があるというふうに思うんですが、図書館法に基づく館長、これは教育機関としての館長なので教育委員会が任命しなきゃならない人なのではないかと思うんですがいかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  今おっしゃるとおり、公立図書館においての館長につきましては、教育委員会会議においてその認定をする必要がございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  ならば、この新図書館の館長は教育委員会が任命する方が公務員として配置されるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  今回なっておりますことは指定管理という形で、これは業務委託ではございません。図書館に関する管理運営をやっていただくという形での館長という形になってまいりますので、そこにおいて館長を決定するのについては、そこの指定管理者のところが決定されるという形になります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  ただ、この図書館法との中で矛盾があるということで、これは多くの学識経験者の方々などもここには多くの矛盾が相定されると、法改正をきちんとやらない以上は、この指定管理の企業の館長さんが館長になることは図書館法上と地教行法との関係でおかしいのではないかというていをされておられるんです。公務として教育機関たる公立図書館ですよね。指定管理にしようがしまいが公立図書館ですよね。まずそこの認識、どうぞ。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  これは市町村の存立における公立図書館になります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  それは教育機関に所属する公的機関としてという認識を持っておられますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  確かに公立図書館については、教育機関の一分野というふうになっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  教育機関たる公立図書館の館長という行政組織の職に就任できるというのは、それは指定管理者の館長になるとどうなるんですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  図書館におきましては、教育機関といいましても、児童・生徒に直接に教えるという機関ではございません。あくまでも生涯学習を含めました文化、教育の機関という部分でなっております。そういう形で館長は、総務省から出ておりますように、そういう形の見解が出ているということでございます。特に、今言いました小・中学校の教育機関については、当然指定管理はできるものではございません。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  一応指定管理はできるということになったんですよ、法律上も。なってあんねんけれども、そのもう一つの法律がきちんと改正されてへんからこういうゆがんだ形になってくるんですよ。だから、相当の無理があるということで多くの学識経験者なんかはこの辺には警鐘を鳴らしているんです。 そして要は、私たちの市民の公共の施設、教育機関の施設で自分たちの権限に属する施設が民間企業の経営になり、委託経営という形で館長までもその人にやっていただくということがどういうことなのか自分たちの中でそれを議論され、どういうふうに、そしたら行政との連携をとろうとしているのかお聞かせいただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  指定管理につきましては、指定するというのは教育委員会が指定すると、議会の議決をいただきましてするというようなことでございますので、今おっしゃった議員の御質問、御心配はないのかなというふうに思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  全国でその図書館館長との関係で民間委託したところのあつれきが生まれたりしているのを知ってるのか知らんふりしているのか知らんけれども、いろいろ起きているんですよ。その前にやっておかなければならない精査も含めてあるので、御心配はしますよ、それは。あるもの。よそでどんな大きな委託先であったとしても起きているんですよ、実際上。そこを御心配ないと言い切るその根拠はどこにあるのかなと不思議で仕方がないんですが、この指定管理になりますと、長期的な安定が望めないのではないかという懸念もあるんですが、ここに働く職員さんたちの資質の向上も含めて常勤雇用が当然だというふうに思うんですが、その辺はどのように考えておられますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  その雇用関係につきましては、指定管理者のほうで決められることだろうというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  いや、それではあちこちで起きている問題で同じ二の舞踏みますよ、その答弁で終わっているということは。きちんとそこを見ていかんとだめですよ。きちんとレファレンス機能を充実させていくこと、ちゃんと司書置いていただくこと、きちんとした雇用条件で安定した雇用をしていただかないと住民に的確なサービスできませんよ。その辺、ちゃんとわかっていただかないとだめだと思うんですが、なかなかその辺の理解をしていただけていないと思うんですが、大手の指定機関、図書館業務の職員の90%が非正規職員です。それこそ官製ワーキングプアと言われる第一線の現場だと今は言われています。このレファレンス機能の蓄積も、3年から5年の委託で果たしてやっていけるのかというと、やっていけていないような状況がありますよ。そこをちゃんと見ていただかんと、心配ないと言い切るその根拠を教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  まず、こちらのほうで一番押さえなあかんことは、市民へのサービスの低下があってはならないというようなことでございますので、他の市町村の公立図書館で起こっているような問題がありましたら、それはこちらのほうで募集する募集要項等の中でもうたっていって同じ轍を踏まないようにというふうに思っております。そして、管理者の中の職員さん、それはもちろん労働法とかそういう法規を遵守していただくこと、それはもう当然なことでございますので、もしそういうのが保証されていないというようなことでありましたら、それはそういう指定管理者のあり方については指摘していくというふうには考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  森田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(森田夏江君)  その技能の蓄積が、この中でなかなか非正規ではできないんですよね。だからこそ指定管理者の人におまかせしますねん、その働かせ方はというのがあったら困るんですよ。きちんとして技能の蓄積もされる、ここに行ったらいろんな親切な説明もしていただける。もう本当にこの指定管理者になって利用しようと思って……、終わってしまった。 これは、また続きは委員会でやらせていただきますのでよろしくお願いいたします。終わります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  次に、中田議員の発言を許します。 中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~               一般質問(個人) 自由民主党 1番 中田靖人議員発言要旨具体的内容備考欄1.道路維持管理について(1) 市道の管理について 2.新堂南線について(1) 渋滞の緩和について 3.通学路について(1) 通学路の安全について 4.企業誘致について  5.松原ポンプ場について(1) 完成後の貯蔵池の上面利用について        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君) (登壇) 1番、自由民主党の中田靖人でございます。ただいま議長より質問のお許しを得ましたので、通告に従いまして順次質問させていただきます。理事者、皆様方におかれましては、御答弁のほどよろしくお願い申し上げます。 まず初めに、いよいよ2025年に国際博覧会、いわゆる万博の大阪開催が決定されました。開催地は大阪市でありますが、その大阪市に隣接している松原市にも、この国際博覧会全体で約2兆円と言われております経済効果並びに来場予定者数2,800万人と、こういった大きな動きにもしっかりと対応し、松原市のさらなる発展の一助、きっかけとなることを期待しております。開催決定が目的ではなく、開催までの期間、または開催後も含めて、万博開催の末永い効果を期待しております。 それでは、順次質問させていただきます。 1番目、道路の維持管理についてでございます。 市道につきましては、道路の舗装面の一部に大きな損傷があった場合など、補修が必要な箇所に関しては早急に対応していただいておりますが、老朽化による舗装の打ちかえが進んでいないところが多々見受けられます。 そこで、いつ補修がされるのか、順次行っていくという漠然としたものではなく、めどでも構いませんので、平成何年中にといったような見通しやスケジュールというものは提示することはできないのでしょうか。 2つ目、新堂南線についてであります。 渋滞の緩和について、新堂南線と国道309号線交差点付近におきまして、東から来た、いわゆる羽曳野方面からの車両の渋滞が時間問わずに発生しております。新堂地区土地区画整理事業地域のエリア内であり、大型商業施設開業に先立ち、早急に整備を進めるべきであると思いますが、どういった計画で整備をされようとしているのか教えてください。 3点目、通学路についてであります。 幼稚園、保育園などへは必ず保護者等が送り迎えをしますが、小学校への進学と同時に歩いて子どもたちで登校します。つまり、小学校への通学路も大切な教育の場でありますので、通学中の児童の安全対策についてお伺いいたします。 4点目、企業誘致について。 直近3年分ですが、平成27年度より法人市民税納税義務者の数が増加傾向にあります。今後の企業誘致の目標数や業種や誘致に関する具体的な手法、企業に対するアプローチ法などを教えていただきたいと思います。 最後に、5点目ですが、大阪広域水道企業団松原ポンプ場についてであります。 完成後の貯水池の上面利用について、市民の憩いの場になるとのことですが、いつから、またどういった形で整備、管理されるのかお答えください。 以上で壇上での質問を終わります。御答弁のほど、よろしくお願い申し上げます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの中田議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、道路維持管理についてでございますが、道路は市民生活や経済活動に不可欠な社会資本として大きな役割を担っております。また、道路の老朽化や更新については全国的な課題であり、計画的な維持管理が求められているところです。 本市では、日ごろより職員によるパトロールや市民からの情報提供などをもとに、安全な道路を確保するため、適切な維持管理を行っております。現在、道路に関するさまざまな情報を一括管理できる道路台帳システムの構築を進めており、今後、このシステムの情報もあわせて活用し、市民誰もが安心・安全に道路を利用できるよう、引き続き施設の計画的かつ効率的な維持管理に努めてまいります。 次に2点目、新堂南線についてでございますが、本路線は本市南東部における交通利便性や防災機能の向上を目的とした東西の幹線道路として、平成28年3月に大阪中央環状線から羽曳野市域までの区間が完成しました。この開通により新たな通行が生まれ、交通量が増加しております。 現在、国道309号沿道において、新堂4丁目土地区画整理事業により大型商業施設を中心とした新たなまちづくりが進められており、今後、地域のにぎわいが期待されるところです。このような状況の中、新堂南線の渋滞緩和を踏まえ、引き続き大阪府警等の関係機関と協議を行い、道路改良について進めてまいります。 3点目の通学路についての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。 次に4点目、企業誘致についてでございますが、企業立地促進条例を平成24年6月に制定し、本市の健全な経済発展を目指した企業立地促進奨励金制度を広報まつばらやホームページを初め、大阪府や松原商工会議所、大阪府貨物運送協同組合連合会、大阪府トラック協会などを通じて全国に情報発信をし、これまで市外から本市へ企業誘致した5社を初め、市内企業25社に対し支援を行ってまいりました。 今後も新規事業所の建設や設備投資などの市内企業活動の活性化、また、市外にある企業の本社移転等、新規立地につながるよう、松原市企業立地促進制度のさらなる周知を図り、企業誘致や支援に確実につなげてまいります。 次に5点目、松原ポンプ場についてでございます。 松原ポンプ場の完成後における貯蔵池の上面利用についてでございますが、当該ポンプ場は大阪広域水道企業団が安定給水を目的として整備されている施設で、本市の強い要望によりその貯蔵池の上面利用が可能となったものでございます。 本市といたしましては、子どもから高齢者まで多くの市民の方が自由に利用できる多目的広場として整備を行い、また、災害時には給水拠点として活用を図れるよう、平成31年度の工事に向け、現在協議を進めているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ◎教育長(東野光弘君)  教育委員会への御質問についてお答えさせていただきます。 3の通学路の安全についてでございますが、地域の方々やPTA、保護者等の方々が通学路の要所にて子どもの安全見守り隊の活動を実施し、児童の通学時の登下校を見守っていただいております。 また、通学路の安全対策といたしまして、毎年、全小学校において、学校管理職、PTA、保護者、道路管理者、松原警察、教育委員会等が合同で通学路の安全点検を行い、路面標示の補修など今後の対策について協議し、必要に応じた対応を行っているものでございます。 今後も関係者における合同点検を実施し、児童の通学路のさらなる安全確保に努めてまいります。よろしくお願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  御答弁ありがとうございました。それでは、順に再質問させていただきます。 まず、最初の道路の維持管理についてなんですけれども、まず初めに確認したいのですが、松原市の道路は現在、どれぐらいの距離がございますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  村上都市整備部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~都市整備部長(村上寿夫君)  本市で認定管理を行っている市道につきましては、現在、1級、2級の市道を合わせまして、路線数では1,756路線、路線延長が約210kmとなっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  ありがとうございます。道路についてはかなりの路線数、距離があります。今教えていただきまして。 あと、舗装の打ちかえ作業というのはどのように計画し、進められておりますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  村上都市整備部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~都市整備部長(村上寿夫君)  舗装の打ちかえにつきましては、職員によるパトロールや地域住民、通行者などによるさまざまな情報をもとに、現地にて舗装の状況確認を行います。舗装に穴や段差がある緊急性の高いものにつきましては直ちに応急処置を行い、必要に応じて舗装の打ちかえを行っております。また、舗装の経年劣化、老朽化に伴う舗装の打ちかえにつきましては、現状の調査により年次的、計画的に舗装の更新を行っているものでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  緊急性の高いものというのは非常に危険なので、即座に補修はしていただいておりますが、老朽化による段差というのも、これ、我々でしたらさほど気にならない段差でも、手押し車を押している高齢者の方であったりとか乳児と幼児を連れているお母さん、乳母車を押されている方なんていうのは、非常に段差に車輪が引っかかって歩きにくいというようなこともあります。 そういった意味で、先ほど市長の御答弁にありました道路台帳システム、このシステムなんですが、このシステムにはそういったいわゆる補修箇所や計画や、またその白線、路面標示、それとか上下水道の埋設物も情報として一緒に一元管理されるということでよろしいのでしょうか。それと、そのシステムの完成というのはいつできる予定でしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  村上都市整備部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~都市整備部長(村上寿夫君)  本年度、道路に関するさまざまな情報を集約し、一括管理できる道路台帳システムの構築に取りかかっているところでございます。今年度末に完成を目指し、作業を行っております。また、新システムには、道路の路線名や幅員はもちろん、舗装や道路付属物、路面標示等の構造や施工時期、補修の内容や補修時期等、道路管理に関するデータ及び上下水の埋設物や他の道路占用物の情報についても取り入れ、事業の効率化を図ってまいります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  ありがとうございました。 今年度末にその道路に関するさまざまなデータが一元管理されるシステムができるという御答弁いただきまして、つまり、すると来年から、例えば町会等から要望があります老朽化した舗装の打ちかえとかというのはある程度何年に行うとかという、そういっためどというのは示せるようになるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  村上都市整備部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~都市整備部長(村上寿夫君)  道路は、市民の安全を支える上で生活に密着した最も重要なインフラであると考えております。舗装を含めた道路施設など維持管理について、管理対象となる構造物や道路延長が大変多くあり、計画的かつ効率的な管理方法で行う必要があると認識しております。 現在、橋梁の点検や耐震化補修などを実施し、また、路面化空洞調査などにより事故を未然に防ぐための道路点検や調査を順次行っているところでございます。道路の舗装による更新についても新しいシステムなど十分に活用し、道路施設の管理計画を定め、市民、住民にも広く周知を図りながら、効率的に適切な維持管理を行ってまいります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  ありがとうございます。 大変膨大な延長のある道路を維持管理するというのは大変なことだと思いますけれども、しっかりとした適正な計画が必須だと思います。少しでも早くその計画を策定し、老朽化した舗装の打ちかえのスケジュールを立てて、よりよい道路環境の構築を図っていただくようにお願い申し上げます。 このまち全体がより明るいものにするために僕が一番大切なことやと思っていますのは、いわゆる生活者の気持ちやと思っています。この道はもう何年にきれいになるんやとか、ここにはいついつ何ができるんやとか、こういった期待感を持って暮らすことがまち全体を明るくしていくと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 それと、松原市への外部からのアクセスは本当に非常によいというのは周知の事実なんですが、市内の道路環境が悪ければこのせっかくのメリットが薄れてしまいますので、どうか計画的な老朽化した舗装の打ちかえ、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、新堂南線についての再質問を行っていきたいと思います。 新堂南線、この沿道付近というのは、もうますます今後活性化されていくことだと思っております。今も土地区画整理事業が進められておりますが、この新堂南線の道路計画は今現在、どのような状況になっておるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  村上都市整備部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~都市整備部長(村上寿夫君)  現在、都市区画整理組合により事業を進めております新堂4丁目土地区画整理事業では、大型商業予定地を含むまちづくりが着実に進められております。その事業の中で、新堂南線の道路計画といたしましては、大型商業施設の出入り口を含めた利用計画や渋滞対策等について、区画整理組合、出店予定者、本市及び大阪府警等の関係機関と通行者の安全対策を最優先とした協議を進めているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  ありがとうございます。 着々とこの土地区画整理事業が進んでおるということはわかりました。それでも現状、時間問わずに非常に交通量がふえております。例えばこれからどんどんその事業が進んでいくにつれて、工事車両であったりとかいろんな事業者さんの車というのもこのあたりに集中してくるのかなと思います。この新堂南線がさらに交通渋滞など支障を来すことを私や地域の方も懸念されておりますが、何か対策は考えられておるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  村上都市整備部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~都市整備部長(村上寿夫君)  ただいま議員がおっしゃった工事車両等についてでございますが、土地区画整理組合が現在警察と協議を行い、新堂南線を含めた周辺の生活環境への影響が最小限に抑えられるよう、また、交通渋滞へも配慮した場内への出入り口の位置や進入、退場の方向など、工事車両の出入り等を検討しているとお聞きしております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  ありがとうございます。 土地区画整理事業が終了してまち開きが行われるんですけれども、このまち開きの前にもちろん道路というか幅員の拡大というか、整備が行われるべきやと思っています。今現在も交通量はふえていっておりますので、この道路改良の時期というのはいつごろになる予定でしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  村上都市整備部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~都市整備部長(村上寿夫君)  新堂南線を含めた道路改良の時期につきましては、区画整理事業にあわせ、まち開きに先駆けて施工する予定と聞いております。現在のところ、土地区画整理組合から示されているスケジュールでは、新堂南線の道路改良工事は平成32年度の予定とお聞きしております。また、まち開きの予定時期といたしましては、平成34年春を目指し進めているところであると聞いております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  ありがとうございます。今御答弁ありましたように、平成34年のまち開きめど、道路の改良が平成32年と。2年ぐらい前に道路がきれいになって渋滞が緩和されるのかなと思っております。 また、今は紙ベースの地図を見て車を運転する方というのは非常に少なくなりまして、スマートフォンであったりカーナビの地図が今主流になっています。そういった地図というのは、もうすぐにどんどん更新されていきますので、実際に車の流入量、あそこは、この新堂南線は非常に通りやすい道ですので抜け道としても利用される、その抜け道としての地図として、スマートフォン、カーナビ等ではもう更新されていっております。今後もますます車両の流入量もふえてまいりますので、近隣住民と調和のとれた道路整備、まちづくりをお願い申し上げます。ありがとうございます。 続いて、通学路についての再質問を行いたいと思います。 先ほど御答弁ありました合同点検ということなんですが、これはどういった内容で、これは年1回でよろしいんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  伊藤教育総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~教育総務部長(伊藤輝君)  おおむね年1回でございまして、あと随時行う場合もございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  合同点検で協議した対応を行っているということなんですけれども、この対応というのは具体的にどういったものなんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  伊藤教育総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~教育総務部長(伊藤輝君)  まず、合同点検につきましては、先ほど教育長の答弁でもございましたように、PTAや保護者、地域の方、学校管理者、それと道路管理者や警察、教育委員会、そういったところの関係者で実際に通学路を歩いて危険箇所、路面標示が薄れている部分等を確認し、協議しながらどういった対応をしていくのかというところをやっておるわけでございますけれども、具体的に対応と申し上げますと、例えば路面標示が薄れているような場合ですと、通学路注意など注意喚起を要するようなものについては道路管理者が塗り直すというような対応をしておりますし、横断歩道でありますとかとまれというようなものにつきましては、規制をするような部分になりますので、そういったものにつきましては警察のほうが塗り直しをやっていくというようなところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  今御答弁いただきました。それは既存の路面標示の補修ということだと思うんですけれども、そういうふうに合同点検等で新たにここに路面標示が必要だとか、いわゆるグリーンベルトを設置してほしい、新設してほしいという場合はどういった対応になるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  伊藤教育総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~教育総務部長(伊藤輝君)  今御指摘の新たに必要な場合でございますけれども、これ、当然学校や地域から要望がございましたら教育委員会のほうにまずは要望いただきまして、また、先ほどからも申し上げていますように、そういう通学路の合同点検の関係者が集まりましてその現場を確認して、協議して必要かどうかというところを精査し、必要な部分につきましては道路管理者なり警察のほうにお願いをしていくというような形になっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  ありがとうございました。 この子どもの通学路というのもいろいろな場所等を子どもたちが通ってくるんでしょうけれども、例えば教育委員会のほうが通学路指定をしていない場所でもグリーンベルトというのは、これは要望があれば設置は可能なんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  伊藤教育総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~教育総務部長(伊藤輝君)  グリーンベルトにつきましては、道路管理者のほうに要望いたしまして、歩道のない道路においては路側線内側をグリーンで着色して車のドライバーのほうに通学路であることを視覚的に認識させるというようなことで安全運転を行わせるように設置していただいています。通学路以外の道路につきましては、徐行というような表示でありますとか児童注意など、注意喚起の路面標示にて対応するような形になっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  通学路指定されている場所やそういった部分はよくわかっているんですけれども、通学路というのは、私が思うんですけれども、これは各児童の玄関出たところから始まっていると思っておりますので、そのあたり、家の玄関から通学路までのその道のりという部分の安全面のケアというんでしょうか、そういったケアはどうなのかなというのと、その辺はもちろん合同点検の対象にはなってはいないんですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  伊藤教育総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~教育総務部長(伊藤輝君)  合同点検という形ではございませんが、学校のほうでは、集団下校を行う場合には教師が付き添いまして子どもたちの家の近くまで送っていったり、また、春には家庭訪問をする際に担任の教師が子どもの通る道を通ったりということで、危険箇所等があった場合には学校の管理職と確認をし、教育委員会に報告をするということも行っております。それと、あと1学期・2学期末の保護者懇談会の際には、通学路のそういう気になる部分について担任が保護者より話を聞いたりして、その際の情報などを学校から教育委員会に報告するようにしています。 また、教育委員会では、子どもの安全見守り隊の方々を毎年表敬訪問するというようなことを行っていますので、その際に見守り隊の方々からも道路状況や近隣の危険箇所等の情報をいただいたりもしております。そういった学校からの報告や関係者からの情報提供がございましたら、通学路と同様に合同点検の関係者が集まり現場を確認し、協議の上、必要に応じた対策を講じているというところでございます。 それとは別に、道路管理者におきましては、道路の異常等について市民より情報提供をいただくというように、そういう呼びかけもされております。これも先ほどちょっと御答弁のほうではございましたけれども、それと、教育委員会のほうでも教職員が通勤する際に道路の異常等については確認するように指示をしておりますので、そういったさまざまな目で危険箇所についての情報収集をするようにしております。 さらには、学校での取り組みといたしましては、そういう児童会や生徒会、地域の方々が登下校の際に先が見えにくいような曲がり角や整備されていない空き地など注意を要するような場所、ここにシールを張って目で見てわかるようにした校区安全マップを作成しています。それを学校の職員室の前なんかに張りまして、子どもや保護者に注意喚起をして見える化を図ることによりまして自己防衛力を養い、みずから注意する力を身につけるというような取り組みにもつなげていっております。 やはり行政だけでは全て行っていくということは難しい部分もあるかと思われますので、子どもたちの危険を少しでも少なくできるよう、地域との協働の取り組みの中でいろいろとお願いしていかないといけない部分もあると考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  御答弁にもありましたように、登下校時には地域の見守り隊の方などの絶え間ない御尽力がありまして、本当に笑顔で安全に登校する姿が見受けられます。しかし、例えば道路環境整備等に起因する事故というのは、管理を徹底することで一件も起こらず、完全に交通事故等を排除できると思っております。本当に登下校時というのは大切な、先ほども申し上げたように教育の場でありますので、子どもたちをぜひとも守っていただきたいと思います。家から学校までの通学路というのは本当に大切な場所であると思います。しっかりと、いわゆる学校の敷地内と同じだということを再認識いただいて取り組んでいただきたいと思います。 続いて、企業誘致についての再質問を行います。 先ほど市長のほうから御答弁ありました企業立地促進条例、これ、平成24年の6月に制定され、企業誘致を進めてこられました。これまでにどのような効果があったとお考えでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  神野理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(神野知子君)  府内でも先進的な制度でございますこの制度によりまして他市から進出する事業者の誘致に貢献してまいりましたとともに、市内事業者の新たな事業投資への支援により事業の活性化でありますとか他市への流出の防止を図っているところでございます。また、誘致に伴う雇用創出という面につきましても市民の正規雇用や障害者雇用が促進されるよう、引き続き努めてまいりたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  企業立地促進条例ということで非常に効果があったのかなと思っております。今後、この企業立地促進制度、どのように考えてこれから展開をされていくのでしょうか。これから先のことをちょっとお聞きしたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  神野理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(神野知子君)  今後でございますが、今後、遊休農地の発生予防でありますとか解消といった点からも、市の特性である交通利便性が高く、大阪市に隣接した好立地というものを生かしまして、企業誘致、今後さらにつなげてまいりたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  雇用やにぎわいの創出につなげていただきたいと思いますけれども、そのようにつなげていくためにも、どのように今まで取り組んで、どういった範囲で本市のこの企業立地促進制度のPR、宣伝、シティーセールス活動を行ってきたのかお答えください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  神野理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(神野知子君)  PRについてでございますけれども、これまで松原商工会議所の会議所報に掲載していただいたり、あとは松原市の強みである高速道路網を生かすべく、ホームページで検索した全国の物流企業43社に対して企業立地促進制度のチラシを配布したりいたしました。また、大阪府貨物運送協同組合連合会や大阪府トラック協会にお願いいたしまして、そこの事務所や支部にチラシを置いていただいたり、あとホームページや広報紙にも掲載していただきました。また、今年度は近畿圏内の企業約100社に対してリーフレットをお送りして周知を行いました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  今御答弁いただいた中では、物流企業を除いては全て大阪府下で近畿圏100件とお答えいただいたんですが、これ、実際に松原市をPRするのは大阪府下近畿圏内だけでは僕は非常にもったいないのかなと思います。松原市をPRするのは、この日本47都道府県全てに、例えばもう全ての商工会議所であったり商工会、各業界団体にPR、広報活動をしていくほうが私は価値があると思っていますがどうでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  田村市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民生活部長(田村滋近君)  先ほどの神野理事の近畿圏内における、企業におけるアンケート調査については、1千件ということで訂正させていただきます。 それで、先ほどの議員の意見なんですけれども、本市におきましては、60分以内に近畿の主要拠点へアクセスできるまちであり、さらに、今後開通予定の阪神高速大和川線により交通の要衝地として重要な役割を果たします。 また、企業の方に土地利用の傾向をお聞きしますと、湾岸部より、災害対策の観点から内陸部に土地を探す傾向があるということなので、この本市の交通の利便性と災害での安全性を全国にPRし、市内への企業誘致につなげてまいりたいと考えております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  本当にこの交通の利便性は全国的にも誇れる高速道路のジャンクションであったり、60分以内でもう近畿圏内主要なところにどこでも行けるということなので、本当にもう北は北海道から南は沖縄、さらには例えば海外等にもこういった松原市をPRしていただきたいと思っております。 また、先ほどもおっしゃいましたように、湾岸部というよりも今はどちらかというと注目は内陸部というか、こういった本市があるような場所のほうが注目が高いということですので、しっかりとPRしていけばどんどん松原市のPRができると思います。企業の流入をふやして流出を防ぐ効果をこの企業立地促進制度、これの効果を非常に私自身は期待しております。そうすることによって雇用ももちろんふえますし、若い世代の人口流出も減り、さらに活気あふれるまちになっていくと思っています。こういったことで企業の誘致がどんどん進んでいけばおのずと人もふえ、市内経済が活発になっていくと思っています。市内経済が活発になれば、今後またより多くの投資が促されます。高いこのシナジー効果が発生し、永続的な発展に寄与していくと私は考えておりますので、どうか引き続きよろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。 あと、次が最後、松原ポンプ場の完成後の貯蔵池の上面利用についてなんですが、再質問を行わせていただきます。 答弁ございました多目的広場というのはどんなものなんでしょうか。また、いろんな設備がつくとは思うんですが、どんな附帯設備ができる予定でしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中野上下水道部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎上下水道部長(中野浩司君)  お答えします。 多目的広場の活用としましては、グラウンドゴルフ、それとかキャッチボール、ウオーキング、小さな子どもたちが遊べる広場と考えております。また、附帯設備としましては、その周りにトイレとか休憩設備、ベンチなどを設置していく予定でございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  トイレやベンチ、あとあずまやみたいな、こんなんが設置されて憩いの場になるのかなというざっくりとしたイメージはできます。 この多目的広場のオープン、平成31年度ということでお答えはいただいていたんですけれども、この施設の多目的広場の開放時間というのはどのようになるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中野上下水道部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎上下水道部長(中野浩司君)  先ほど市長から答弁させていただきましたように31年度当初に工事に着手、今現在、企業団が外周工事をしておりますので、それが終わらないと次入れないということで、できるだけ早く利用できるように努めてまいります。また、開放時間等につきましては、年末年始を除き、基本的には午前9時から午後5時までと考えておるところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  年末年始を除いて開放されるということでよろしいですね。わかりました。 それで、その多目的広場、朝あけて夜は閉められるということなんですけれども、この多目的広場の鍵のあけ閉めや清掃などの管理、これはどのようにされるのか教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中野上下水道部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎上下水道部長(中野浩司君)  鍵のあけ閉めや清掃などの日常管理につきましては、これは水道施設でありますので、本市が実施していくものと予定しております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  市のほうで朝、それから夕方、鍵のあけ閉め、管理、清掃等もしていただけるということであります。 ただし開放時間が、こういった場所というのは管理人さんもおられないわけなんですけれども、不特定多数の方が出入りがある施設だと思います。安全面、防犯面というのも、子どもたちだけで遊ぶということも結構あると思いますし、御高齢の方がお一人で散歩されたりとか幼子を連れたお母さんたちが歩いていたりとか、いろんな使い方というのが想定されるんですけれども、この安全面、防犯面というのが特に私は気をつけてほしいなと思います。特に多目的広場で子どもたちが転んでもけがしないような工夫とか、そんなふうな設備をお願いしたいと思いますので、どういった工夫や設備にされようとしているのか、ちょっと教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中野上下水道部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎上下水道部長(中野浩司君)  安全面でございますけれども、これは水道施設としての危機管理面や迷惑行為の抑止効果もあるということから、監視カメラの設置を検討しておるところでございます。この施設は災害時に応急給水施設を兼ね備えているということから、上面を活用することにより施設の役割を市民の方に知っていただくことができ、また、子どもから高齢者まで多くの市民の方が安全で快適に利用できるためのよりよい施設となるよう考えてまいります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  ありがとうございます。 これはつまり、出入り口は2カ所出入り口になるんですか。いわゆる中環方面の出入り口、それからこっち側の柴籬神社側の出入り口、2カ所になるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中野上下水道部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎上下水道部長(中野浩司君)  主に柴籬神社、西側の出入り口がそこから入れるような形になっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆1番(中田靖人君)  そういった形で、非常に地元の町会を初めとした近隣の方々も大変楽しみにしておられる施設です。工事期間中、塀がされてあって結構長いこと時間がたっていますので、そういった期待がどんどん高まって、皆さん、小さなお子様を持つお母さんは特になんですが、なかなか子どもを連れて遊びに行ける場所というのも少ないので非常に楽しみにされております。ぜひとも期待どおりの安全で、かつ安心して利用できる形にしていただきたいと思います。 以上で質問を終わります。御答弁ありがとうございました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  次に、平野議員の発言を許します。 平野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~               一般質問(個人) 大阪維新の会 6番 平野良子議員発言要旨具体的内容備考欄1.適切な公共施設維持管理に向けた取組と情報共有(1) 取組状況と今後について (2) 議会や市民との情報共有について 2.新図書館の今後の計画と市民への周知  3.2025年国際博覧会(万博)と本市の取組         ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(平野良子君) (登壇) 6番、大阪維新の会、平野良子です。通告に従いまして、次の3つの項目の質問をさせていただきます。誠意ある御答弁をお願いいたします。 1つ目は、適切な公共施設維持管理に向けた取組と情報共有、2つ目は、新図書館の今後の計画と市民への周知、3つ目は、2025年国際博覧会と本市の取組、この3つについてでございます。よろしくお願いいたします。 まず、公共施設維持管理についてですけれども、地方自治体が保有する公共施設は、いわゆる団塊ジュニア世代が学齢期を迎える1970年代に児童・生徒数の増加に応じて学校建設が建設ラッシュとなったことを中心に、公共施設の延べ床面積が急増しております。これらの施設は今、建設後約40年が経過する時期に差しかかっており、今後老朽化の問題が一気に深刻化していくと考えられます。松原市におきましても、昭和56年以前の築30年以上の施設は3分の2近くに達している状況でございます。 さらに、松原市内の公共施設などの全てを維持するために必要となる投資的経費は、今後40年間で約2,193億円、年間ですと54億8,000万円となり、これは過去5年間の年間21億8,000万円の約2.5倍に当たると平成27年に松原市が策定した公共施設等総合管理計画の中に書かれており、今後、現在持っている全ての公共施設を維持していく財源の確保は極めて厳しい状況だと思われます。ですから、大きく膨らむことが予想される財政的な負担を抑えながら、安全・安心に公共施設を維持、管理していくための取り組みである公共施設マネジメントを適切な方法で速やかにさらに前へ進めていく必要があるのではないでしょうか。 そこで、もちろん既に取り組まれているとは思いますが、松原市の公共施設管理について、まず何がどこまで進んでいるのか、具体的な取り組み状況、今後の予定を教えてください。 次に、その取り組みの議会や市民との情報共有についてです。 公共施設マネジメント計画の実行性の最大のボトルネックとなると言われるのが市民との合意形成です。特に、総論賛成、各論反対と言われるように、全体としての必要性は理解してもらえたとしても、実際に身近な施設が再編の対象となれば反対の声が上がりやすいと言われ、各論が動かなければ当然ながら全体目標も達成することはできません。 本市においては、図書館の分館の議論がわかりやすい例だと思いますが、松原の公共施設を全部そのまま維持していくことは難しいと理解している方でも、実際に自分がよく通っている近所の図書館が閉鎖されるかもしれないという話になれば、反対をする可能性も大いに考えられるということです。 そこで、計画を策定した後で市民の理解を求めるような後追いの取り組みではなく、計画の策定段階から市民に広くPRするとともに、計画の策定、実行のプロセスそのものに市民を巻き込み、市民と一緒に考え、市民と一緒に推進していく体制をつくることが今最も必要だと私は考えています。迅速で効果の高い取り組みにつながる最大のポイントは、市民、議会、庁内にわたる合意形成であり、深刻な状況であってもあるべき論を振りかざすだけでは反対や抵抗を誘発し、結局遠回りをすることになりかねません。このことは御存じのとおり、経験を重ねた多くの自治体で言われています。各取り組み段階において常に合意形成に気を配り、場合によっては中長期的に醸成していくことも視野に入れて、市民とともに着実に取り組んでいくことが重要ではないでしょうか。このような公共施設に関する計画を迅速に進めていくために、各段階から市民と情報を共有していくことの必要性について、本市のお考えをお聞かせください。 また、図書館におきましても同様に、分館を含む全ての図書館施設を今後どうしていくのかについては、段階を踏んだ計画づくりとともに市民への周知、情報の共有が必要なものだと考えます。つまり、議会や市民に説明をし、合意形成を図る姿勢を示していくことが必要だと考えますがどうお考えでしょうか。 また、新しい図書館の建設が進んでおり、今回の議会においてもその運営や所在地に関する議案が出されている状況ですが、新しい図書館の建設は今どのような段階にあるのか、さらに、建設だけではなく、ソフト面も含めた今後の進み方についても教えてください。 次に、2025年国際博覧会と本市の取り組みについてお伺いをします。 御存じのとおり、先日、2025年に国際博覧会が大阪で開催されることが決定いたしました。これにより、2020年の東京オリンピックに続き2025年の大阪万博という、日本の2大都市による国際社会への再アピールの機会が訪れます。 国際博覧会はさまざまな物品や技術などが展示され、これにより世界中の多くの人が集まり、文明や人類の進歩に貢献してきました。今や当たり前となっているエレベーター、電話、エジソンの蓄音機や自動車、冷蔵庫、地下鉄といったさまざまな製品も万博が契機となっております。そして、今回決定された7年後の大阪万博では、世界一の高齢社会を迎える我が国が人生100年時代という成熟した社会の中で、命を輝かせ続けられるような新しい技術や商品を世界に発信することが期待されるでしょう。どれほどの効果が期待できるのかという批判的な声も聞こえますが、大阪の都市開発は1970年の万博が起爆剤となっていることは言うまでもありません。特に都市交通網の整備が著しかったと言われます。今回の万博を再び起爆剤として、関西3空港、夢洲、大阪、京都を結ぶ動線の構築など都市開発を進めるとともに、府市の二重行政による無駄の解消に引き続き取り組むこと、つまり、私たち大阪維新の会が進めます大阪都構想を実現させることで、この動線はその後も関西の経済を再興するための強力な動線として有効に機能するものと考えます。 このような関西地域の発展には、もちろん松原市も大きく影響を受けることと思います。そこで、7年後に訪れます関西経済の再興になり得るビッグチャンス、国際博覧会の開催に当たりまして、例えば訪日外国人観光客をいかに取り込み、その特需を受けていくのかの具体的な計画やそのための組織体の構築など、松原独自の夢のある取り組みへの準備が必要であると考えますが、松原市はどのような取り組みを考えておられるのかお聞かせください。 以上で壇上での質問を終わりますが、再質問の権利を留保いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの平野議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、適切な公共施設維持管理に向けた取組と情報共有についてでございます。 国の要請により、平成27年度に本市の公共施設等の現状や施設全体の管理に関する基本的な方針を定めた松原市公共施設等総合管理計画を策定いたしました。取り組み状況と今後につきましては、個別施設ごとの具体的な対応方針を定める個別施設計画を国の方針に基づき、平成32年度を目途として策定に取り組んでまいります。 また、個別施設計画の策定を初めとする公共施設の維持管理の取り組みにつきましては、議会や市民の皆様と情報を共有して進めていくことが必要と考えております。 2点目の新図書館の今後の計画と市民への周知についての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。 次に3点目、2025年国際博覧会と本市の取組についてでございますが、先日、2025年に国際博覧会が大阪で開催されることが決定いたしました。本市においても、2025日本万国博覧会誘致委員会に設立当初から名を連ね、大阪を活性化させる観点からも誘致活動に賛同し、活動に協力してまいりました。 本市の取り組みにつきましては、庁内でワーキンググループを立ち上げ、積極的に大阪府や大阪市を初めとする関係団体と調整や連携を行い、取り組みについて検討してまいります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  教育委員会に寄せられました御質問についてお答えいたします。 2の新図書館の今後の計画と市民への周知についてでございますが、新図書館の建設につきましては、現在、田井城今池の周囲を囲い立てして工事に入ったところでございます。来年12月の完成、その後、開館準備作業を経て、再来年2月ごろの開館を目指しております。また、民間の経営ノウハウや多くの市民の皆さんに喜んでいただける新しい発想の提案を取り入れた運営とするため、指定管理者の選定を進めてまいりたいと考えております。 これからの図書館行政につきましては、引き続き市民ニーズの把握に努めるとともに、適宜市民への周知を図ってまいりたいと考えております。よろしくお願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  議事運営上、休憩いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △休憩(午前11時45分) △再開(午後0時58分)        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  午前中に引き続き平野議員の質問を続行いたします。 平野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(平野良子君)  では、引き続き再質問のほうをさせていただきたいと思います。 先ほど壇上で市長のほうから説明いただいたとおり、平成27年に国の指示で公共施設等総合管理計画というのが策定されていると思うんですけれども、それには、基本的な考え方、基本方針、施設再編計画の方向性といった部分を定められたいわゆる総論的な部分だと思うんですけれども、まず総論的な部分の管理計画の内容を説明していただきたいと思います。お願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  松岡市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ◎市長公室長(松岡達也君)  公共施設等総合管理計画の内容についてでございます。本市では、昭和40年代から50年代における高度経済成長期の人口急増に対応するために整備された公共施設やインフラ資産の老朽化、これ進行しております。人口減少、少子高齢化の時代において、税収の減少や公共施設に対するニーズの変化を踏まえて今後の公共施設のあり方について検討するため、本市の公共施設等の全体像を把握し、長期的な視点を持って公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進することを目的とした計画でございます。 その計画の方針といたしましては、予防保全によります長寿命化等を図ることで更新経費の抑制を行うことや、少子高齢化等によるニーズ変化への対応、指定管理者制度を初めとする民間のノウハウを活用した効率的・効果的なサービスの実現となっております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  平野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(平野良子君)  今、そこの方針ということでお話をいただいたんですけれども、今ここにあるんですけれども、もう一回、公共施設等総合管理計画に書かれている基本方針、教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  松岡市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(松岡達也君)  繰り返しになりますけれども、方針といたしましては、予防保全によります長寿命化と総量の抑制によります更新費用の縮減、少子高齢化等によるニーズ変化への対応、指定管理者制度を初めとする民間のノウハウを活用した効率的・効果的なサービスの実現でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  平野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(平野良子君)  総合管理計画の15ページに管理に関する基本方針というのが載っているんですけれども、今おっしゃられたこともなんですが、どのように書かれているかといいますと、まとめると、短く言うと、長寿命化と施設の統廃合や複合化による総量抑制、そしてニーズに対応した機能の提供、民間ノウハウ活用によるコスト、サービスの効率と効果のアップ。 基本的には、先ほど壇上で申し上げたとおり、いろんな状況を勘案して、複合化、統廃合、そして総量抑制の方向でいきますという方針がここに書かれているんですね。 それを踏まえてなんですけれども、今後、施設をどうしていくかということを、これから各論部分である個別施設計画をつくっていくというふうなことなんですけれども、その策定スケジュール、どのようになっているか教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  松岡市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(松岡達也君)  国の方針に基づきまして平成32年度を目途として個別施設計画を策定する必要があることから、平成31年度から個別施設計画を策定するための基礎的な調査を開始いたしまして、32年度中には各公共施設の個別施設計画を策定することを予定しております。この個別施設計画を策定することで、交付税算入のある有利な起債の活用が可能となってくるものでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  平野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(平野良子君)  ありがとうございます。壇上でも、そういった個別の施設、どうしていくかということを考えていくときに、申し上げたんですけれども、市民との合意形成をしっかりとしながら、したほうが、その先スムーズに、特に統廃合、複合化、用途変更、今までと違うような方向に進めたいと思っている場合は、より丁寧にしたほうが結果的にはスムーズに進むというふうに申し上げたわけなんですけれども、では、どうしたら公共施設マネジメントをスムーズに段階を踏んで進めていくのがいいかというのが示されているんですけれども、まず、段階を踏んでやっていくという段階というのが、まず、第一段階として実態の把握、現状の施設が今どうなっているのかといったような施設ごとのデータを洗い出して、それを一元化していく段階。2段階目として方針の策定。これが総務省から策定指示があったと言われています総合管理計画策定、この段階だと言われます。第3段階として、例えば統廃合なのか修繕なのか、そして長寿命化なのか、そういった施設ごとにどうしていくのかといったような計画を立てて実行する段階、これが先ほどおっしゃったこれから進んでいくという段階なんですけれどもね。その次の4段階目として評価と改善。ここまでの結果の効果と内部評価、こういうのを実行して、改善点があれば、第2段階の方針もしくは第3段階の実施計画の部分の見直し、そういったものを行うという、4つの段階で進めていくのがいいというふうに言われているんですけれども、このようなマネジメントの仕組み、こういうのを導入して、今後、公共施設の維持管理をさらに推進していくべきだと私は思っているんですけれども、この点についてはいかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  松岡市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(松岡達也君)  少子高齢化と、社会環境の変化や地域の特性に合った公共サービスの提供と、財政の安定化を両立させるためには、公共施設を総合的に把握して管理運営をする仕組み、これ必要であるというふうに考えております。議員のいう公共施設マネジメントも同じ意味合いであるんかなというふうに考えております。そういった考え方を持って、個別施設計画のほう策定する必要があると考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  平野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(平野良子君)  ぜひ、取り入れてやっていただきたいというふうに思います。 その4つの段階を進めていく前に、まず先にしておいたほうがいいと思っていることが2つあるんですけれども、まず1つ目として、公共施設の管理を進めていくためのマネジメントができる体制を先につくる必要があるというふうに思うんですけれども、現状は今どんな体制で進んでいるのか、また、専門的な組織の設置についてはどのように考えるのかお聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  松岡市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(松岡達也君)  現状、公共施設の管理につきましては、施設を所管する担当部署で維持管理、これを行うことが原則でございます。計画を進めるに当たりまして、施設を担当する所管課、また企画や財政担当と庁内横断的なコミュニケーションを図る必要があるというふうに考えております。公共施設等の計画を取りまとめる所管のあり方でございますとか、その推進組織につきましては、今後研究をしてまいりたいと、このように考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  平野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(平野良子君)  それぞれの施設の担当部署が管理していて、個別計画もそれぞれつくっていくということにしても、やっぱりそれをどこかの部署でしっかりと一元管理をして、特に、それをもとに市民を巻き込んだり、PRをしたりというところに力を入れていったほうがいいんじゃないかなと思うので、担当部署というのが、担当部門ですか、とか専門チームとかでもいいんですけれども、しっかり力を入れて組織が取り組みができるような体制づくりを検討していただきたいというふうに思います。 2つ目に必要と思っていることは、先に実態把握とその見える化をしていくことだと思うんですけれども、つまり、市内にはどのような公共施設がどのぐらいあって、管理コストがどれぐらいかかって、今後、建てかえや修繕をするに当たってはどのぐらいの費用が必要になっていくのかという、施設それぞれについての状況とか課題をしっかりまとめたもの、これはほかの自治体でも進んでいる公共施設白書と言われるものなんですけれども、こういった資料をつくって市民に説明をしていくということが必要だと思うんですけれども、いかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  松岡市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(松岡達也君)  議員のおっしゃるとおり、個別施設計画を策定するに当たりましては、各施設の現状把握や建物の状態、利用状況等の基礎的なデータを調査する必要がございます。それに基づきまして各公共施設の情報をまとめ、市長答弁にもございましたように、そのまとめたものについて、市民の皆さん、また議会の皆さんと共有する必要があることから、公開については検討させていただきたいと考えております。施設の現状を把握して資料として整理する手法につきましては今後検討してまいりたいと、このように考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  平野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(平野良子君)  ぜひ、白書をつくっていただきたいというふうに思うんですけれども。白書をつくることが目的というよりは、市民の方にわかっていただくためのツールが要りますよということなんですけれども、白書というものについてちょっと紹介しておきたいものがあるんですけれども、まず、鳥取県の米子市の公共施設白書をつくられた担当の方のお話の記録なんですけれども、これをつくった特に大きな狙いは、公共施設の現状を知ってもらいたいということと、今後全てを今までどおりに維持していくことは難しいということを、市民の皆さんにまず知ってもらいたいということから作成をしたんだというような資料がございます。 また、兵庫県伊丹市、近隣ですけれども、公共施設カルテといった詳細なそれぞれの施設の現状とか、公共施設白書、あとは市民向けのわかりやすいパンフレット、こういったものをつくって、逐一情報の共有を図っている資料がたくさんありますので、ぜひ参考にして、伝えるツールとして、情報の共有化、図っていっていただきたいなと思います。 次に、少し切り口が変わるんですけれども、公共施設の管理において包括施設管理業務委託という方法があるのを御存じだと思うんですけれども、これについてちょっとお伺いしたいんですが、簡単にどういうものか説明しますと、各施設の管理、点検業務、こういったものを、それぞれの担当部署が今は契約事務をしたり、内容によっては発注先がそれぞれ専門業者でばらばらであるというような状況が一般的、松原市もそうだと思うんですけれども、なんですが、それを一括にまとめるというものなんですが、本市も定期清掃とか消防設備点検、自動ドアの保守、昇降機点検、いろんなものがあると思うんですが、それぞれ発注先がばらばらで、例えば定期清掃という項目をとっても施設ごとに何社か入っているというような状況だというふうに思うんですけれども、そういうことも一度一括で把握をしていただいて、そのうち何件かの契約を包括して一本化するということで、窓口の一本化、公民連携による付加価値の創出、こういったものにつながるというふうに思うんですけれども、ファシリティマネジメントという言葉がありますけれども、そのスタートの一環として包括施設管理業務委託の実施をしてみてはどうですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  松岡市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(松岡達也君)  包括管理業務委託についてのお話でございます。公共施設の設備の点検、また保守管理等の業務について一括して委託する包括管理業務委託につきましては、今後、個別施設計画を策定していく中で、他市の実施状況、またそのメリット、デメリット等も含めて研究してまいりたいと、このように考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  平野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(平野良子君)  ぜひ、一括管理ということで、専門部署の設置も含めてですけれども、以前にも山本議員のほうからお話があったと思うんですが、しっかりとした専門チームをつくって取り組んでいただきたいというふうに思います。 次、図書館についてなんですけれども、午前中にも森田議員のほうからいろいろ質問があったんですけれども、新しい図書館について、今どんな計画を持って進んでいるのかというのを少し確認させていただきたいと思います。 まず、新しい図書館の基本方針についてなんですが、どのようなもので、何をもとにしてつくられたものか教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  新図書館につきましては、新図書館建設方針というものを作成しております。これは、図書館の適正配置等の検討委員会、これの答申を踏まえた中で作成したものでございまして、検討委員会の中では、13回ほどにわたりまして、現場視察であるとか、それから利用者の状況とか、他市の事例研究、そういうようなものを審議されて、これからの図書館に求められるものというものをまとめております。 新図書館建設方針の中では、ひと・まち・まつばらを育む拠点づくりというのを基本コンセプトとしまして、市民誰もが利用できる生涯学習施設として、多様化する市民ニーズに応え、利用しやすい図書館、利用者の学習や調査研究などを支援する図書館、快適性、社会性、余暇を演出し、ゆったりと滞在できる図書館ということを目指す、そういうような内容となっています。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  平野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(平野良子君)  ありがとうございます。検討委員会でのものをもとにしてつくられたということなんですけれども、一般的には、こういった方針を検討していく際に、どのようなことを参考にしてつくっていくかというと、例えば図書館の現状と特性だったり、市の概要、市の特性、そして図書館を取り巻く動向、最後に市民ニーズ、こういったものを参考にいろんなことを検討して、市の特性に合った図書館の理念とか整備方針を設定するということが、やり方の一つとして丁寧かなというふうに思いますので、今後参考にしてください。 では、次ですけれども、これから新しく図書館を運営にしていくに当たってさまざまな計画が、先ほど森田議員のほうからもいろいろ確認があって多少かぶるところがあると思うんですけれども、いろんな計画があると思うので、その計画の内容のほうをちょっと聞いていきたいんですけれども、まず、工事計画について、工事の今の現状どうなっているかと、工事の予定を教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  現在は、池の水を抜きまして、それから現場のところを囲いをしています。本体工事、本格的な工事始まる前の準備工事に入った、そういうようなところでございます。この後、年明け、平成31年の1月から掘削工事とか基礎的な工事に入りまして、春ごろから躯体工事に入っていきます。その後、徐々に建ち上がっていきまして、完成が平成31年の12月。その後、図書とか備品とか、そういうような搬入とかも含めまして開館準備の作業を経た後で、平成32年の2月には新図書館でのサービスを開始したいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  平野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(平野良子君)  ありがとうございます。次なんですけれども、図書館サービスをどのようにやっていく予定なのかということで、午前中にも、目的は、目的というか、貸し出し冊数をふやしていくようにいろんなことをやっていきたいというふうに受けとめたんですけれども、もう一度、その内容、どのような計画があるのか教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  新しい図書館では、多くの市民の方に来ていただいて、貸し出し冊数もふやしていきたいというふうに考えています。そのために、内容ということでお答えさせていただきますと、開館時間とか開館日数、これの拡大、それからWi-Fiの設備、閲覧スペースの拡充、専用の自習室、館内でDVDを鑑賞できるようなサービス、飲食スペース、そういうようなものをつくっていきたいというふうに考えています。指定管理者にお願いしたいという考えですんで、これ以上の提案をまた指定管理者のほうには求めていきたいなというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  平野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(平野良子君)  ありがとうございます。今の時点の予定ということなので、ぜひとも貸し出し冊数とかがふえていくように、サービスの充実に期待をしていきたいと思います。 今お話にありました開館時間と開館日数についてなんですけれども、議案にも上がっているとおり予定が決まっていると思うので、その経緯、なぜそういうふうになったのかということを、本来は全国の動向とか、これもしつこいようですけれども、市民ニーズの把握の結果を踏まえてこういったものが設定されていくというふうに思うんですけれども、どのように決まったのか教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  新図書館の開館時間と開館日数ですね。開館時間につきましては、今は平日が朝10時から午後の7時、土曜とか日曜、祝日、これが朝10時から午後5時30分までということになっているんですけれども、新図書館では毎日、土・日とかそんなんも含めまして、午前9時から午後9時までというようなことにさせていただいております。そういうふうに考えております。 閉館日といたしましては、今は毎週月曜日、それと毎月第3木曜日、あと年末年始と、それから図書の点検とかをしておりますのが年10日以内、そういうようなところが休館日ということになっているんですけれども、新図書館では、月曜日の休みであるとか第3木曜日休み、これをなくしまして、年末年始と、それから点検の10日以内の休み、そういうようにしていきたいと思っています。 開館時間とか開館日数、これにつきましては、先ほど申しました建設方針の中でも決まっておるんですが、そのもとになっているのはやはり検討委員会、その中で市民ニーズを調査した上で開館時間、日数については拡大をするほうがいいと、そういうようなことがうたわれておりましたので、それをもとにこういうふうに考えたということでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  平野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(平野良子君)  ありがとうございます。そのように決まった開館時間、開館日数、こういうのをもとにして、多分、スタッフの方の人数が決まり、必要経費が決まっていくという順番だと思うんですけれども、そのような順番で検討をされた結果、先ほどもお話にありましたけれども、管理体制、そういうのが決まっていると思うんですが、指定管理、一部民間委託、直営と、いろんな方法あると思うんですけれども、先日の本会議の議案質疑ともちょっと重なるんですけれども、もう一回、体制がどうなって、なぜそうなったのか、簡単でいいので教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  新図書館の管理運営につきましては指定管理者で行うということを考えております。新図書館の運営方法については、これまで以上の図書館サービスの提供であるとか、あと運営経費の節減、こういうものを図るために以前から、直営、それとそれ以外の手法についても検討してきたというような中で、先ほどの開館時間とか日数とか、それの拡大に伴う人件費であるとか、それから施設の維持に係る業務、そういうようなものを一本化することによって費用の節減ができる、そういうようなことを踏まえた中で、結果として民間の手法による運営がこれを最大限に生かすことができる、そういうようなことで指定管理による管理運営ということが最も効果的だというふうに考えたということでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  平野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(平野良子君)  人件費と、全体の運営経費と、あとはサービス、全部考えた上でメリットがあるというふうに考えたから選択したということですよね。 先ほどもいろいろ議論されていたと思うんですけれども、指定管理に反対しているわけじゃないんですけれども、市としてどういうふうにしてほしいのか、業者さんに頼むときに、契約決まった後もなんですけれども、どのようなスタンスで市としては運営をしてほしいのかということは、やっぱりはっきり業者の方に示していくという前提があれば、先ほどのやりとり聞いていると業者の方次第なんでみたいなふうに受けとめられるところもあったので、そうじゃなくて、市としてもちゃんとしたスタンスを示して、しっかりやってもらえるというふうなものがあれば、それも踏まえて管理を任せると、あくまでも管理をお任せするということでやっていただくということならば、ぜひサービスも向上するような方向でやっていただきたいというふうに思います。 次なんですけれども、事業手法なんですけれども、6月議会で、官民連携の手法の一つとしてPFI導入について検討するというふうに言われたりとか、もう検討したから採用しないとか、ちょっといろいろ説明がぐちゃぐちゃになっていたわけなんですけれども、実際のところどんな比較検討を行って、その結果どのようになったのか、もう一度教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  今の御質問の前に、さっき前段で触れられた指定管理者次第だなというようなところなんですけれども、指定管理者を選定するに当たっては、こちら側から求めたい要求水準であるとか、それから条件、そんな基準とか、そういうのを出して提案を求めていきます。もちろん、法令を遵守していただくというの、これはもう大前提の話なので、法令を守られていないというようなことがわかるような業者には、わかるようなというか、法令を遵守しないような業者さんを選定すると、そういうふうなことはありません。厳しく、その辺、労務管理であるとかそういうなんも含めて、公認会計士さんとかのお力もかりましてチェックしていきますので、適切でない業者を選ぶということはございません。 御質問のほうなんですけれども、以前、PFI方式というあたりを検討しておりました。PFI方式というのは、従来型というのと、それからコンセッション型という、2つありました。従来型のPFIについては、建設する当初の段階で採用しないというようなこととしておりました。これは、新図書館に求めるものとして、図書に親しむためのスペースを優先するということで、店舗用のスペースとか、そういうようなものにスペースを割かないというようなこととしておりましたので、収益性は極めて少ない、その中で従来型のPFIは適さないというふうに判断したものでございます。 6月議会のところで検討していたというのはコンセッション型PFI、そういうことでありますが、これも結論としては採用しないということになったわけなんですけれども、あの後、コンセッションPFIの説明会に出向いたりとか、それからこういうようなものに関連する事業者さんとかにもちょっとリサーチをかけてみたりとか、そういうようなことをしましたけれども、いずれからも、図書館の収益性がなかなか少ない、この中でコンセッションPFIについては前例もない、内容も適さないというような意見がございました。それを踏まえまして本市でも、先ほど申しましたように、図書に親しむスペースを優先しているというようなことで、収益性がなかなか難しいというようなものでございますんで、コンセッションPFIにつきましても導入には適さないということで判断をしたということでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  平野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(平野良子君)  ありがとうございます。官民連携という考え方を、図書館においてはPFIという手法で取り入れるのではなくて、運営方法のほうで指定管理という方法で取り入れていくという判断になったということですね。 今、ここまでいろんな計画を確認させていただいたんですけれども、今お伺いしたことと、あとその理由、なぜですかと聞いていたんですけれども、そういったことを基本計画みたいな形にして市民の方にオープンにしていただけると、今おっしゃったようなことを全部ですね、していただけると、知っていただくということで、多少考え方が違っても、市民の方も安心感につながって、多少は好意的に、協力的になるかもしれないと私は思うので、ぜひ積極的に説明をしていっていただきたいと思います。 次なんですけれども、先ほど、公共施設のほうで、総合管理計画のところに書かれている施設の基本方針についてお話をしたんですけれども、さらにそこに公共施設に関する原則というものが書かれているんですけれども、ちょっと時間がないので説明してもらっていいですか。17ページ、説明してください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  松岡市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(松岡達也君)  公共施設に関する原則でございますが、1つが財政や人口規模に応じた施設総量の縮減、2つ目が新規整備の抑制や費用対効果を考慮した更新、3つ目が施設の複合化や効率的な運営の推進となっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  平野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(平野良子君)  すみません、ありがとうございます。そのような方針でこれから進めていくということが書かれているんですけれども、ここで、分館も含めた図書館施設6館、これが全体的にこの方針を踏まえてどのようにこれから進んでいくのか教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  図書館の各施設、これにつきましては、今後の利用状況であるとか建物の状況、こういうようなものを踏まえながら、効率的・効果的な図書館事業を目指す、そういうような方向性で進めてまいりたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  平野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(平野良子君)  どのような方針であってもなんですけれども、さきに申し上げたとおり、施設が今どんな状態でどんな問題を持っているのかということをまず知っておいてもらったほうが、方針への理解が得られやすいというふうに思うんで、ということなんで、実際に、実態把握、そういったものを、段階を踏んで結果をしっかりと先に共有されたかということが気になるんですけれども、市民、議会、庁内にわたる合意形成、これを先にしておいたほうが、あるべき論を振りかざすだけでは反対や抵抗を誘発して結局遠回りをすることになりかねませんというふうに言ったんですけれども、ぜひ、何かしら方向性は決まっているとは思うんですけれども、そこに進むに当たっての準備というのは丁寧にしていったほうがいいんじゃないかなという意味でですが、巻き込むということで、やっぱり市民と一緒にそういった雰囲気をつくっていくということが大事だと思うんですね。 最後に教育長にお伺いをしたいと思うんですけれども、方向がまだ今明確でなかったんですけれども、総合管理計画の方向性でやっていくとしてもですね、仮に、合意形成のためには、1回、各館の現状把握をしっかりと行って、白書とかカルテ、先ほど申し上げたような市民と共有できる媒体をつくって、それを根拠にしてようやく次のステップとして図書館の今後のあり方の方針を明確に市民に打ち出すということが必要だと思うんですけれども、どのようにお考えでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  議員から御指摘されておりましたことで、こちらのほうでいろいろとしていたことがきっちりと市民のほうへ情報できていないということが多々ございました。言われますように教育委員会のほうはいろんな施設をたくさん持っておりまして、特に今後老朽化であるとかそういうことを含めましていろんな各施設について、今後どうしていくかということを早急に考えていかなければいけない状況で、今まさに建物の状況やその状況についてきっちりと調べていくと。そういう情報をきっちりと市民のほうにもお知らせして、どういう形でやっていくかという形でそういうことを合意形成していきたいというふうには思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  平野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆6番(平野良子君)  ぜひ、そのような方法でしっかりと進めていただきというふうに思います。どのように進むにしても、やっぱり入り口を間違ってしまうと遠回りになりかねないというふうに思って今回提案をさせていただきましたので、ぜひ御検討をいただきますように最後にもう一度お願いをして、終わらせていただきます。ありがとうございました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  次に、池内議員の発言を許します。 池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~               一般質問(個人) 自由民主党 14番 池内秀仁議員発言要旨具体的内容備考欄1.2025年万国博覧会大阪開催決定を受けて(1) 松原市の関わり方と取り組むべき事 2.セーフコミュニティの再認証を受けて(1) セーフコミュニティとインターナショナルセーフスクールのこれから 3.下水道事業の地方公営企業法適用を受けて(1) 上下水道のこれから        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆13番(池内秀仁君) (登壇) 13番、自由民主党の池内秀仁です。 ただいま議長のお許しを得ましたので、通告に従いまして順次質問をいたします。 まず、1点目は万博についてお尋ねをします。 去る11月23日深夜、2025年万国博覧会の大阪開催が決定しました。 私がこの世に生を受けた54年前、1964年に東京オリンピックがあり、6年後の1970年に大阪で万博が開催され、大阪が活況に沸き返り、日本が飛躍的に発展を遂げました。 くしくも2年後の2020年に東京オリパラ、7年後の2025年に大阪万博です。大きな期待を寄せずにはいられませんが、特に、大阪・関西は、このことを起爆剤にして、東京・関東や愛知・中部などに負けない経済成長とにぎわいをかち取らなければなりません。決して万博開催中だけのにぎわいで終わらせてはなりません。 そういう意味も含めて、松原市は、この万博にどのようにかかわって、何をどう取り組んでいくべきだとお考えなのかをお聞かせください。 続いて、2点目は、セーフコミュニティとセーフスクールについてお尋ねします。 先月、晴れて再認証を取得されたセーフコミュニティでありますが、私は、再認証を取得された今だからこそ、一旦立ちどまって、いろんなことを少し違った角度・視点で、この国際認証について検証するべきだと考えます。このことは、第三中学校区で認証を取得され、他の中学校区にも広げようとしておられるインターナショナルセーフスクールにも同じことが言えると思っていますが、セーフコミュニティとセーフスクールの今後の展望をお聞かせください。 最後に、上下水道についてお尋ねします。 今議会に上程されています下水道の地方公営企業法適用の条例改正や、今国会で成立した改正水道法を受けて、今後ますます深刻化する人口減少、施設の老朽化対策を踏まえた上下水道の将来への見通しをお聞かせください。 以上で演壇での質問は終わりますが、再質問の権利を留保いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの池内議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、「2025年万国博覧会大阪開催決定を受けて」の質問でございます。 先日、2025年に国際博覧会が大阪で開催されることが決定いたしました。 本市においても、2025日本万国博覧会誘致委員会に設立当初から名を連ね、大阪を活性化させる観点からも誘致活動に賛同し、活動に協力してまいりました。 大阪万博には国内外から約2,800万人の来場者が見込まれており、経済効果も約2兆円と言われております。 今後、庁内でワーキンググループを立ち上げ、積極的に大阪府や大阪市を初めとする関係団体と調整や連携を行い、松原市をアピールできる取り組み等について検討してまいります。 次に、2点目、「セーフコミュニティの再認証を受けて」の質問でございます。 本市は、地域の皆様を初め関係団体や行政機関とともに事故やけがの予防に向けた取り組みを進め、平成30年11月に再びWHOセーフコミュニティ国際認証を取得することができました。これは、安心・安全のまちづくりに対するさまざまな取り組みと、その過程でたくさんの市民の皆様や関係団体とのつながりが深まり、協働によるまちづくりの仕組みが進んでいることについて評価されたものです。 セーフコミュニティ活動をより効果的に進めるためには、今回の再認証取得をゴールとするのではなく、安心・安全なまちづくりへ向けた新たなスタートとし、多くの市民の皆様にこの取り組みを広げながら、さらに大きな協働の輪をつくっていくことが何よりも重要であります。 今後は、セーフコミュニティ活動の取り組みによる成果を数値化することで、財政的な効果についてしっかり検証を進めるとともに、協働と検証の両輪で、より安心・安全で魅力あふれるまちを目指してまいります。 なお、「インターナショナルセーフスクールのこれから」については、教育委員会より答弁申し上げます。 次に、3点目、「下水道事業の地方公営企業法適用を受けて」の質問でございます。 現在、市が取り組んでいる大規模集客商業施設等の誘致は、上下水道事業におきましても将来にわたって安定した経営をもたらすものと考えております。 さらに、下水道事業におきましては、経営基盤の強化と財政マネジメントの向上を図るため、地方公営企業法を適用してまいります。 また、水道事業におきましても、施設の更新や災害等に備え計画的に事業を進め、引き続き健全経営に努めてまいります。 これからも安心して上下水道を御利用いただくため、効率的で持続可能な事業経営を行ってまいります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  教育委員会への御質問についてお答えをさせていただきます。 2のインターナショナルセーフスクールのこれからについてでございますが、平成30年1月にインターナショナルセーフスクール国際認証を取得した松原第三中学校区の取り組みを検証する中で、児童・生徒の自主的な取り組みにより校内でのけがが大幅に減少したことや、学校が楽しいと感じる児童が増加したこと、器物破損の減少など、心と体の安全に係る多くの成果が見られました。 また、このたびの三中校区の取り組みにおいては、安心・安全な学校をともにつくっていくという地域やPTAの方々との協働が、3年間の大きな支えとなりました。 教育委員会としましては、これらの成果を継承して取り組みを全市的に広げていく必要があると考えております。そして、セーフコミュニティサポーターに見られるように、セーフスクールを経験した子どもたちが松原市の未来を担っていくという意識を高めていけるよう、引き続き充実した取り組みを行ってまいります。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆13番(池内秀仁君)  それでは再質問をさせていただきます。 万博についてなんですけれども、大阪市で開催が決定したということで、非常にマスコミ等も含めて盛り上がっております。盛り上がってはおるんですが、関西のマスコミは、意識をしてか無意識かはわかりませんが、開催に至ったのは松井大阪府知事と吉村大阪市長の手柄であるかのような報道をしております。先ほど平野議員からの演壇での質問の中にもありましたけれども、どこをどうこじつけたらそのような議論になるのか、理屈になるのか私にはわかりませんが、都構想が大阪万博に向かって必須なんだ、こんなようなアナウンスも繰り広げております。 実は、万博というのは国の事業、催し物でありまして、その辺が一般の有権者の方々、市民の方々には利益が薄い、この薄い原因は我々の周知の仕方が足らんのが大きな要因であろうとは思っていますが。 府知事と大阪市長の関係性が良好だから開催も決定できたし、これから開催に向けても順調に進むであろうし、開催中もそのことが好結果に結びつくんだというようなことがありますが、まだ7年向こうですから、その間に2回、為政者たちの選挙があります、その結果いかんによっては万博が左右されるというようなことが逆にあってはならん、そういうような流れを、財界、我々政治家、そして地方自治体がつくっていくのが逆に努めではないかなと思っています。 そこでなんですけれども、私が市長に冒頭お願いしておきたいのは、開催に係る費用が建設だけで千二、三百億円、これの3分の1が国、3分の1が財界、残りの3分の1を大阪市と大阪府で折半と、大体200億円前後を府が負担すると、建設費だけでね。メトロの延伸とかでも500億円とか700億円とかいろいろ言い方をされますが、これは大阪市が負担するものだと思います。その中で、200億円ぐらい、IRが決まったならばそのIRの事業者に負担をさすと。これもどこまでIRが今の時点で確実性があるのか私は定かではありませんが。大阪試算にしても、今、大阪市議会で、埋め立てが130数億円と、この補正が議論されています。これも、IRが来るとしたならば埋め立てをしなければならないだけの面積が不足するであろうからこれを補正組んでおくと、こんなことなんで、財源が大阪府に、これから万博の決定を受けて景気が好転して税収がふえればいいんですけれども、そうでなかった場合、この負担を我々自治体、衛星都市に求めてこんとも限りませんので、この辺は市長会を通じて今の間に戒めておかないと、何を、どんなことを言うてくるかわからん人が、今、大阪担っていますので、その辺をまずお願いしておきたいんです。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  まずは、万博が決定して、7年後に大阪で開催をされます。そのことによって、経済効果が2兆円、そして2,800万人の方が大阪に、1年間のインバウンドを超すような方が半年の間に来場される予定です。経済効果なり、あるいは波及効果というのを、やっぱり府民全体が私は享受しなければならないと思っております。そういった前提で、そういった府の持ち出しも含めて、これは府全体にかかわることですから、そういったところは市長会を通じて声を上げていきたいなと思っております。 先ほど、私、ワーキンググループ、チームの話をしましたが、ここはいろんなところにアンテナを張りながら、我々、いろんな可能性を決して逃すことなく、万博が来ることによって松原市も発展させられるようなところ、つながっていくようなところというのは多々あると思いますんで、そこにはアンテナを張り続けていきたいなと思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆13番(池内秀仁君)  ぜひお願いをします。ワーキンググループを立ち上げていただくということですので、思惑どおりいけば3,000万人近い人が十数キロ先に集ってこられるわけです。まして松原市は関空と夢洲との間にもありますので。 この間、これ産経新聞だったと思うんですけれども、周辺駐車場から直通バスを出して、その駐車場に観光バスを集約さそうと。これの候補地として、これ誘致段階の話ではありますが、堺市や尼崎市、また伊丹市などもこの候補地に入っていたようですので、このかわりに松原市がなっても不思議でないぐらいのそういう利便性、地域性というのがあると思いますから、そこに候補地として名乗りを上げて、もしそれが採用されたならば、その候補地として松原市が万博にかかわるかかわり方というのがまた一パターンふえるんではないかなと思いますし、1970年万博と大きく違うのは、情報網があのころとは比べ物にならんようになっていますので、万博へ来た人を松原市に呼び寄せる、来てもらうにこしたことないんですけれども、呼び寄せるだけの可能性を探っていてはちょっといかがなものかという時代でもあろうと思いますから、バーチャルでというようなこともどなたかがおっしゃっていましたし、大泉緑地で、flumpoolさんやったかな、がコンサートをやられたときに松原市がそこへ出向いていって何かをされたと、そんなようなことのイメージをもっと大きく膨らませて、逆に万博の会場へ松原市が参加する、松原市の企業が出かけていって何かチャンスを見出すと、こんなこともぜひ探っていただきたいなと思います。いずれにしても大きなチャンスだという認識は私も持っていますので、ぜひ真剣に、7年しかありませんから、真剣に取り組んでいただきたいなと思います。万博は、これぐらいお願いをして終わっておきます。 次に、セーフコミュニティでありますが、おめでとうございますというような発言が、今回の議会の発言者、質問者の中で数人ありました。我々議員に課せられた責務は、この再認証が本当にめでたいのかどうなのかという目で見ることが我々に課せられた責務だと思っています。そういう意味で、認証式典には出ましたけれども、その後の認証の祝賀会、懇親会を私はあえて欠席をさせていただいてこの質問をしようと、こう思ってきました。 今さらそもそもなんですが、原点に立ち返って、このセーフコミュニティというのをなぜ松原市は始めたのか。理念等々は、SCの機構が掲げた理念は何遍も聞いていますが、松原市が始めたときの松原市のセーフコミュニティに対する理念をもう一度お聞かせ願えますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  安心・安全なまちづくりを目指すという中で、地域のつながり、市民協働の仕組み、そういうのが必要やという中で、セーフコミュニティという取り組みを1つのツールとして安心・安全なまちづくりを進めていくというようなことでございました。その結果として、今よく事故の件数とか減っているというようなことも申し上げているわけですけれども、財政的な面でも、市民の方の意識が高くなって、市の市政に御協力いただく方がたくさん生まれてきていただくと、そういうような中で財政的にも効果があるというようなことで、取り入れさせていただいたということで理解しております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆13番(池内秀仁君)  理念というのはそんな軽いもので普通あってはならんねん。だから、それが結果、副産物なのか、それが主産物なのか知りませんけれども、安心・安全、そういうような数値がとれたりするという、そこをとりにいったんではなかったと思うんですね。私が、澤井市長がこれを始められると聞いたときに我々との中で議論したのは、セーフコミュニティをすることによって、市民の市政への関心が高まって、協働の輪が広がり市民参画をしてくれる人たちがふえて、そのことによって結果として今まで税金を導入してやっていたことが税金を投入しなくて済んで、財政的な要は歳出抑制が働いて、その上に市民の結びつきが強くなるから万一の災害のときにも減災につながる、こんなことやったと思うんです。決してだから、事故が減る、火事が減る、自殺者が減る、この間もどなたかおっしゃっていましたけれども、国保の医療費が1万人で5,000万円減ったとか、そんなことをとりにいくために始めたんではないんですね。この誤解が、私は大きく、市民も含め庁内も、もっと言うたら議員にも、今広がっているように感じてならんので、非常に何か怖さがあります。 どこをどう聞いたらええんか難しいねんけれども、よく共産党さんが、地方自治体が、安心・安全に、それを一番に取り組んでするのは当たり前だと、こういうようなことをよくおっしゃいますが、私もそのとおりだと思います。だから、安心・安全の数字が減ったり、火災、交通事故の数字が減ったのが、SCをやったからだということは今後一切言ってはならんと思うんですね。これは当たり前です。SCをやろうがやろうまいがこの数字を減らしにかかる、実際やっていないまちでもこんな数字は減っているんですよ。車の技術が進歩して、人口が減って、家電製品の性能が上がり、禁煙率が上がり、こんなような世の中でこんな数字がふえたほうが異常で、これ減るんですよ。こんなことをさもSCの効果のように言うのが寂しく感じて僕はならんのですけれども、やめませんか、もう。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  当初、このセーフコミュニティに取り組んだ理念、もともとの取り組もうと決めるに至った経緯として、まず第一には、私は、少子高齢化の問題、子どもが減っていって、地域のつながりがなくなっていく、希薄化が進むと、このままでは、行政、立ち回ることできない、まちづくりはできない、職員だけで何もかもできる時代ではなくなったというところで、協働、市民の方々にもまちづくりに参画をしていただく、お手伝いをしていただく、これ、言葉悪いかもしれませんが、東日本大震災以来、協働という言葉は、我々行政は堂々と言えるといいますか、言わなきゃならない時代になってきましたので、我々は、セーフコミュニティというところを通じて、協働の大切さを、市民参加のまちづくりというところを、強く訴えてまいりました。ここが1つ大きな目指したところであります。 今、池内議員は、効果というのはやっていなかってもあったんじゃないかというような話もありました。多分それもあったところはあったんだと思います。ただし、いろんな条件違うと思います。この大阪府下で、特に、議員も御承知のとおり、我々は大阪市に隣接した地域性、市域性の中で、例えば犯罪率とかいろいろと事件、事故、これだけ平坦な道で、4km四方で、これだけの幹線道路が通っている市域、こういったところの条件見ますと、私は、それだけで何もしなく減っていったわけではないと思う。やっぱり、市民協働の取り組み、最初に申し上げました、市民みんなが、安心・安全はもとより、まちづくりに参画しなきゃいけないというところを持ってきていただいたおかげで、そういった効果が生まれていると思っております。いろいろと効果、また聞いていただけましたら、私、答えますが、やはり、このセーフコミュニティは、協働の体制をこれからも、難しい時代でありますけれども、続けていくためには、私は残していかなきゃいけないシステムだと思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆13番(池内秀仁君)  SCをやめたほうがいいですよという意味でもないですし、披瀝をいただいている数値がSCと関係がないと言っているわけではないです。だから、これがSCの成果だと言ってしまえば、そこで思考停止をしてそこから先が見えなくなるので、まだまだこの数値だけではないと、要は、だめなところに、今、課題があるところに、結果が出たところは忘れていったらええんですよ、だけれども、今本当にこれでいいのかという目線、考え方を持たないと、結果とか数値が好転したことばかりをアナウンスするくせが、市長以外は、市長以外にくせがついていて、だからそのことを発表することで思考停止が起きていて、ルーチンワークになって、認証を取るとるためだけの仕事になっている方が、全員ではないですけれども、たくさん、少なからずお見受けをするので、この辺、市長がもう一回檄を飛ばして、おまえらの考え方はおかしいぞと、そんな数値を自慢している場合かと、まだまだこんなことあんなことが課題あるじゃないかと、何を胸張って言うておんやというようなリーダーシップをとらないと、みんな市長がその数字を欲しがっているかのように、こんな数字とれました、あんな数字もおまんねんというようなことに今現状なっているように、私は、老婆心かもわかりませんが、そう感じるんですよ。だから、もう一遍、そういうことではないぞというようなことをやったならば、SCも違う方向へもっともっと効果があらわれてくるんだと思いますけれども、要は、認証なんて、知って汚い言い方をしますと、外国の方が二、三日来てちょっと見ただけで、この市が安心か安全なんかてわかることないんです。だからこっちが提出した資料をうのみにして、それに基づいて向こうは、こっちは月謝払っているから、認証できないという答えはもともとないわけで、こんなことに余り意味はなくて、それまで、皆さん、市民を巻き込んで取り組んだこのことに意味があるんだということを、もう一遍、庁内、やり直したほうがええと思う。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  2回目、再認証いただいて、いろんな意見というのを、我々、これは真摯に受けとめていかなければいけないと思っています。検証をし続けなければいけませんから、そこで立ちどまっているわけにはいきませんので、池内議員からいただいた意見というのも、しっかり私なりに検証もさせていただきたいと思います。 一方で、数値もきっちり示していくのも、セーフコミュニティの取り組みの、我々、基本でもあると思っていますんで、ここは、決してその数値に納得してそこでとどめることなく、常に、いいことも悪いことも含めて、検証し続けていくことが大切なのかなと思っております。 その上で、これは池内議員なりの叱咤激励というか、という話だと思いますが、協働体制でいいますと、今後、町会や老人会、こういったところの、地域のまちづくりにおいて基本となっていただける、中心となっていただける団体の加入率というのは、残念ながら我々は、この取り組みを続けても減ってくると思います。V字回復というのはなかなか難しいと思います。そういった中で、この協働体制を、きのうの私は答弁でも答えましたが、このシステムを定着させていくということの中には、新たな例えば協働体制に取り組んでいただける方々をふやしていく、新たな取り組みも必要かなと思っています。そういった意味で言いますと、今、職員に指示しておりますのは、池内議員、三宅のほうで御存じやと思うんですけれども、今、介助犬を育成しているブリーダーの会社があります、ここの方々が松原市の制度を使って、今、NPOを立ち上げてくれました。今後、わんわんパトロールといいますか、これもっといろんな可能性があるんで、これからしっかり詰めていきたいと思うんですが、そういったNPO団体、新たな若い方々にも、子どもの見守り活動であったり、防犯パトロール、犯罪防止対策委員会に参画していただければ、また新たな市民参加、協働体制になりますんで、こういったところも今後チャレンジしていきたいなと思いますし、今既にやっているところでいいますと、災害時のパトロール、これ、パンザマスト、雨、風が強い中、なかなか聞けない、窓を開けて聞いていただける方が少ない中で、ならば広報カーを回そう、松原市と消防団、消防の街宣パトロールに回ってもらっても行き届かないところがあります、じゃ松原市に青パトあるじゃないかと、子どもの見守り活動やっていただいているところあるからそこに頼めということでお願いしましたら、何と私が思っていた以上に少なかった、市内で3カ所しかなかったんですよね。これ1カ所ふやしていただいたんで、4カ所回っていただいていますけれども、ほかにこういった街宣カーないかということで調べましたら、防犯協会があるじゃないかと。防犯協会にお願いしましたら、当初、最初の答えは、これは防犯のパトロールカーだから災害時には出せないというような、私はそのようなストレートな答えは返ってきていないと思うんですけれども、職員が行った段階ではそういう答えでした。職員の熱意が足りない、今、松原市は、SC、協働体制で取り組んでんだから垣根はない、災害時において、緊急時においては、市民みんなの協力が必要だということで、そのことをきちっと伝えなさい、あの岸上会長は絶対そういうことをわかってくれる方であるということで、職員にもう一度行ってもらいました、何なら私が行くということで話をしましたら、ありがたいことに前々回から防犯の方々もパトロール回ってくれています。こういった工夫や、新たな協働に参画していただける方々をつくっていくのも、私はこのセーフコミュニティの協働体制でありシステムだと思っていますんで、我々は、今後はそういったところもしっかり検証しながら、常に皆さんから意見をいただいた内容も反映して、これを進化させていきたいなと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆13番(池内秀仁君)  いろんな広がりは、見えている部分は見えているということを、私、否定しません、否定しませんので、ぜひ、このセーフコミュニティのエンジンにならなければならない庁内の職員さん方の意識レベルを上げて、モチベーションを上げて市民を引っ張ると、こういうことに努めてほしいと思います。 これは、セーフスクール、ISSにも同じことが言えると思います。私が感じている、聞き及んでいる現場でのそういう意識レベル、モチベーションというのは、かなり教委とは隔たりがある、差があるというのが現状だと思います。これを認めないでISSを始めると、結局、もともと学校の安心・安全を脅かす存在ではない、もともと学校の安心・安全にはどちらかというと協力している子たちだけでやってまう、先生というのはそういうもの、そのほうが楽だから、もともと学校の安心・安全を脅かしているような生徒たちはずっと置いてけぼりになって、優等生だけで三中が安全になりました、四中が安全になりましたというようなことになるんですよ、部長。だから、本来こういう安心・安全から一番遠いところにおる児童・生徒を、引っ張り込んで巻き込んで盛り上げていくということをせんといかんねんけれども、私の見ている、感じている現場の今の感じではちょっと難しいと思うけれども、この辺をどうコントロールするか。1回聞こうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  今、議員のほうから御指摘受けましたように、確かに、三中校区で初めてISSを取るということで、どちらかというと、先生方がどうしても、それを取っていかなあかんのかなという意識で、どちらかというと生徒会、自治会を中心にちょっと始められたというところも見られたところです。やはり、本来は、教職員を初め児童・生徒が、みんなが協働して安心・安全向上に取り組む体制を組んでいかなあかんというのが本来の目的でございますんで、そして、今回はそういう中である程度取れたのはそらいいけれども、しかしまだまだ課題いっぱいあるだろうと、例えば、中学校においては不登校の子どもはどないなったんやと、体と心の安全で、特に心の安全では、いじめとか不登校とか、そういうことを一番なくしていかなあかん話やから、やはりそこに切り込んでいかなあかんのではないかということで、そういうことで、今、三中校区のほうでは、特に中学校では、そういうところにもっと目を向けてやってほしいと、小学校においては、確かに児童会を中心となるけれども、もっと多くの子どもたち、といいますかまず教師がそういう活動に全員がやっぱり取り組んでいただきたいという形で、今そういう形で指導しているところでございます。これは当然、全ての校区、広がっていくことでございますんで、全部の教職員、そして児童・生徒が、何らかにそういう安心・安全の活動に取り組むということが、そういう体験が非常に大事やと。そういうことで、協働の体験をした子どもたちが、今度は高校生となり大人となるときに、またSCの、というかまちづくりのそういう協働の市民となっていくという形になろうかと思いますんで、そういう形で、ISSとしても、私は、認証をとるということではなくて、安心・安全のそういう体制をきっちりつくっていくということが大事やでということで指導しているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆13番(池内秀仁君)  学校ですので認証を取ることが目的にならずに、結局、どうなったら学校がよくなったかというと、また意見が分かれたりするところなんですけれども、要は、誤解を恐れずに言いますと、今よりも活発に多くの子どもたちが運動場で遊ぶようになって結果としてけががふえたり、クラブ活動が活発になってみんなが真剣に競技にいそしむようになった結果としてけががふえたり、この場合は学校がよくなっているんです、けががふえても。だから、その数字をとりにいくということを、今のSCの雰囲気をそのままISSに持ち込むと変なことになる。先ほど職員さんがエンジンやと言いましたけれども、ISSの場合はあくまでも学校のそういう先生や教師たちがエンジンにならんと、なかなか地域の協力も得られない、子どものモチベーションも上がらないということだと思うから、この辺の雰囲気づくりを教委がリーダーシップとってやっていかんといかんと思いますんで、よろしくお願いをします。 PDCAサイクルとかいうのもセーフコミュニティの大きな手法の一つですけれども、このPDCAサイクルも、何をどういった視点で、観点で検証するかによって全然違う答えが出たりするんで、何をどう検証するんだということを常に疑問を持ちながら、ISSもSCもやってもらわんといかんと思います。 そういう意味で、かかっている経費についても、そろそろ機構さんに物言いをつけて値切っていく作業を大幅にやっていかんと、これ、市民協働課からいただいた資料なんですけれども、25年に認証取得されて、26年度からが次の再認証へ向かっての年だということで、5年サイクルで、26年、27年、28年、29年、これ決算ベース、30年だけは仕方がないので予算ベースでこれを足し算しますと、そういうセーフコミュニティの認証を受ける、推進する、これだけで5年間で3,090万円ぐらいかかっています。5年で割ると1年間約617万円何がしというような経費が、セーフコミュニティの認証を受けるためだけにかかってくるんですよ。今の単価のままこれから先5年払うとしたならばこれが答えになっちゃうんで、これもう済んだことやから済んだこととしてこれを反省して、要は削減できる経費は削減をする。こんなアイデアを練れといったら、実はよそのまちと来るタイミングを一にしてできるだけ向こうの旅費を抑えていますねんというのは、それはこっちの努力、知恵で下げていることであって、僕が値切れと言うてんのは、まともに推進機構と話をして今50万円払っている、何か、そういう通信費とか運搬費とか旅費とかあるけれども、これ払っているとしたら、これをまともに30万円にはならんか、25万円にはならんかと、こういう交渉、こっちで他市と組んでやったその知恵とかそんなことを、それは当たり前のようにやらんといかんこと、当たり前のようにそれやったらええんやけれども、私がつぶさに見詰め直せというてんのは、SCの推進機構と交わしている契約の中の単価の内容を、SCもISSも、ISSももうているけれども、7中学校区、全部認証取れて、3年に1回再認証来んねんね、そないなってきたらランニングコスト何ぼかかるかというたら、怖いよ、これ。だから、今の間に値切って、それも3年に一度再認証というのは、中学校が3年間やから在学中に1回ぐらいは再認証の喜びを味わわせてやれということやと思うけれども、小学校から入れたら9年間あるわけやから、別にこんなもの再認証が3年である必要ないねん。もっと長せえと、再認証6年にならんかとか。9年間あるわけや、小学校1年入学して中学校卒業するまで、1人の生徒。だからこんなん3年にせんと5年にならんかとか、その辺も再交渉の余地あるんで、ぜひ、多額であるかそうでないかは意見が分かれるにしても、かなりの金額がランニングコストとしてかかってくるんで、この辺は真剣に取り組んでいただかないと先で後悔をすることになるんで、お願いをしておきます。 最後に、上下水道のこれからということでお聞きをしますが、まず、今回の地方公営企業法適用についてのメリットをお聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中野上下水道部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎上下水道部長(中野浩司君)  まず、下水道事業の地方公営企業法の必要性、メリットなんですけれども、近年の施設の老朽化など、そういうことがありますんで、下水道事業の経営環境をめぐる厳しさが増している中で、みずからの経営状況を正確に把握した上で、経営基盤の強化と財政マネジメント、先ほどのお話もありましたが、向上に取り組む必要がなってきております。そこで、経営状況をより的確に把握することで、公営企業への会計の移行が必要になるということでございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆13番(池内秀仁君)  来年度から始まる5次の総計でも8年後には6千人ぐらい人口が減るような計画になっていたと思いますが、例えば、総計を策定したわけですから、上下水道の、総計の8年後やね、8年後の会計状況のシミュレーション等はされていますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中野上下水道部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎上下水道部長(中野浩司君)  水道事業に関しましては、今現在、公営企業法の中で資産状況も全部把握できておりますんで、あと、使用料収入、人口の減少とかもいろいろ勘案した中でも、8年後に対しても、水道事業としては、経営的には健全経営であるという形では考えております。 下水道事業についても、実際には、これからまだ、下水道の水洗化率、まだまだこれから向上できるところもありますんで、その分を見込んで、十分やっていけるかなと考えております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆13番(池内秀仁君)  水道のほうは、今、企業団の水を買って、買ってというか、要は要る分だけ買って給水しているわけですから、そんなに、要は水道の需要量が減ったとて余り即座には会計に影響を及ぼさんと、こういう状態やけれども、企業団をつくったときに府域一水道ということになっているんで、そうなってくると、需要量が減ったけれども生産する水を、生産というとちょっとおかしいな、家庭に送るために水をつくり出す、このコストが下がらなかったら、この分まで会計に悪影響を及ぼすというようなところになってくるよね。だから、要るだけ水というのは浄化するわけにいかない、うちは要るだけ、売るだけ買っているから、そういう、余り会計にすぐ悪影響及ぼせへんけれども、府域一水道になってどういう状態で松原市がそこへかかわっていくんか、いろいろな議論はこれからになってくるんやろうと思うけれども、そういう、8年後6千人減ってもいい状態が続くんですというようなことやけれども、余り楽観視をしていると、今、民営化の話もテレビ等で話題になっているけれども、松原市ぐらいの人口規模で、余り民間の企業が食指を伸ばしておいしいような私は自治体じゃないと思うねん。だから、松原市だけで民営化をイメージすんのはちょっと無理があるとは思うんやけれども、もともと大阪市なんかは早くからコンセッションみたいなことは言い出していたし、これ否決をされたけれども、今の状態で想像しにくい、今まで誰も経験したことのないような人口減少と、先ほど公共施設の老朽化の問題もあったけれども、これから下水も上水もどんどん老朽化が進んで、松原市の場合は老朽化率というのが大阪市なんかに比べるとぐんと低いですが、それでも、十数%やったかな、14.3%、大阪市は44%ぐらいあるらしいですが、老朽管というのは40年以上経過した管をこう呼ぶらしいけれども、それでも14%ぐらいが老朽管に値するというような状態です。そこへもってきて人口が減る、減る上に、そういう電化製品の技術の向上、節水意識の浸透、ここら本来喜ばないといけないことが水道会計にとっては悪影響を及ぼしていくという、本当にしんどくなったときに、じゃ水道も下水もどうするんだというと、これは利用料に転嫁をしていかざるを得なくなる、得なくなるけれども、過度に、市民の感情があるんで、そのまま不足した金額を割り戻して利用料、使用料に転嫁できるかというと、それもしんどい時代なので、逆に一般会計から繰り入れを考えていかなあかん状態になってくる。ということは、一般会計でほかに考えられることは、今既に、水道とか下水を考えたら、ごみの有料化とか、ぐるりんバスは果たしていつまで無料でできるんかとか、こんなことを取り組み始めておかんと、一遍にそれが来た場合えらいことになるんで、その辺を考え出してはいかがですかということなんですが。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  川西副市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ◎副市長(川西善文君)  今、上水道、特に下水道につきましては、議員も御存じのように、赤字再建計画があと2年と。この中で収支を合わせていく。その中に、もう一つは、公営企業の法適が、これが来年かかってくると。その中で、以前では、法適になりましたらどれだけのメリットがあるんかというときに、そんなにすごいメリットなかったんですが、今後、法適になりますと、少し見えていない部分にメリットが出てくるのかなと、これが1つ。 それから、企業立地促進条例の、25社の参画によりまして、また、アリオの、これももう2年かかりますけれども、ここら辺の使用料の換算も実は今も下水道にはね返っております。このアリオがオープンしたとき、あるいは今後のまちづくりで、下水の普及といいますのは、管全部、ほとんど終わっていますから、これが、今、冬眠管で寝ておるところが利用されますと費用対効果が非常にいいと。こういうことを視野に入れながら、今後の8年については大きなところを見ていく。 それと、御心配の老朽管対策、これは水道よりも下水のほうが少し老朽管対策していかなあきません、特に昭和60年の以前から入っておりますこういうところについては、きっちりと調査も開始するようでございます。そういうところを含めながら、今後も、上下水道、両方とも健全化に努め、その繰り出し金につきましては今後いろんなところでまた活用する場面が出てくると思いますので、よろしくお願いいたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  池内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆13番(池内秀仁君)  下水の場合は水道を使っていただかないことには、水道のメータの検針によって下水の料金も決まってくるという、こういう形なんで、水道を使う量が減ると下水の要はメータも上がらないという仕組みやから、今のところ10年間でいただいた計画よりは割といい状態で進んでいるのは資料をいただいてわかっていますけれども、これから先の10年は同じようなペースではいきにくいと、経費の縮減も今までみたいに図れない難しい時代だと思いますんで、よろしくお願いをして終わります。ありがとうございました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  次に、中尾議員の発言を許します。 中尾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~               一般質問(個人) 公明党 14番 中尾良作議員発言要旨具体的内容備考欄1.「高齢社会」に向けての取組について(1) 地域包括ケアシステムの進捗状況と方向性について (2) その他 2.通学路の防犯対策について(1) 登下校時の通学路における防犯の現状について (2) 通学路の定期的な点検とスポット的な対応について        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆14番(中尾良作君) (登壇) 14番、公明党の中尾良作でございます。 ただいま議長のお許しを得ましたので、通告に従い順次質問をさせていただきます。 初めに、我が国は諸外国に例を見ないスピードで高齢化が進行しており、65歳以上の人口は2042年にピークを迎え、その後も75歳以上の人口割合は増加し続けることが予想されています。 世界有数の長寿国となった我が国が目指すべき方向は、健康面で支障なく日常生活が送れる健康寿命を延ばすことであります。健康を維持しながら、幾つになっても元気に働き、地域への貢献も果たしていく、生涯現役の生きがいにあふれた生活を送ることができる、そうした人々が主役の地域社会の構築が求められています。こうした社会を実現するには、いつまでも健康であり続けるための仕組みをつくることが大事であります。 改めて言うまでもなく、我が国は、少子高齢化、人口減少の同時進行という厳しい将来見通しに対して、年金、医療、介護、子育てなど、社会保障は大きな課題に直面しています。2025年問題は、団塊の世代が75歳以上となり、高齢化のピークを迎えます。ふえ続ける医療、介護ニーズにどう対応していくのか、各自治体にとって大きな課題であります。 厚生労働省においては、高齢者が可能な限り住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス体制、いわゆる地域包括ケアシステムの構築を推進しています。中には、地域包括ケアシステムの構築が思うように進まない自治体や、手探り状態の自治体もあると伺っています。 本市でも高齢社会が進展してきていると伺っており、新たな支え合いの行政社会の実現に努力しなければなりません。高齢者の方々が住みなれた地域で医療、介護、生活支援などのサービスを一体的に受けられる地域包括ケアシステムの構築は、今後、最重要の施策であります。 公明党の100万人訪問・調査運動に寄せられた中の介護について、将来希望する介護サービスは、自宅で介護サービスを利用したいと希望されている方が約5割と、住みなれた自宅で生活を望む声を数多く聞かせていただいております。 本市も、地域包括ケアシステムの構築を目指し、介護予防や認知症対策の充実など、さまざまな取り組みを進めていただいているところでありますが、進捗状況や今後目指すべき方向性についてお伺いいたします。 次に、通学路の防犯対策についてお伺いします。 ことしの5月7日、新潟市において下校時に女子生徒が殺害され線路に遺棄されているという痛ましい事件が起きました。登下校時に児童が巻き込まれる被害は過去にも繰り返され、通学路における安全確保が課題になっております。極力児童を1人にしない、ならないことが重要ですが、今回の事件では、友人と下校して別れた後、1人になった一瞬のすきに起きた事件であります。集団登下校を実施しても、登校時に家から集合場所に行く際や、下校時においても各児童が帰宅直前に1人になる状況も考えられます。 警視庁によりますと、2016年に13歳未満の子どもが被害に遭った刑法犯の件数は1万7,252件で、2007年の3万4,458件と比べて件数が半減しているのは、各地の取り組みが一定の効果を発揮している結果だと言えると思います。しかしながら、ここで見逃せないのは、子どもが被害者になった刑法犯のうち、殺人や強制わいせつ、連れ去りなどの件数がほぼ横ばい推移している状況で、なかなか減っていないのが現状であります。 本市の登下校の学校通学路における防犯の状況を教えていただけますでしょうか。 文部科学省の学校危機管理マニュアルの中に、学校用の登下校編チェックリストというのがあります。その項目の中に、安全な通学路の設定と定期的な点検の実施のために次のような対策を講じているかとの項目があり、1として、職員、保護者が実際に歩き、防犯の観点で交通事情を配慮し、関係者が議論して、可能な限り安全な通学路を設定しているか。2として、定期的な点検を実施したり、必要に応じて随時点検を実施しているか。3として、点検により防犯上好ましくない状況が発見された場合は、教育委員会への連絡、関係機関への要請を行い、通学路の環境整備を行っているかというチェック項目がありました。 定期的な点検、特に教職員と保護者が実際に歩き、さまざまな観点から状況を確認することが大事になってくると思います。また、犯罪に遭いやすい危険箇所の確認もその1つだと思います。 通学路の定期的な点検と危険箇所の対応をされているのか教えていただけますでしょうか。 以上で私の演壇の質問を終わります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの中尾議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、「『高齢社会』に向けての取組について」でございますが、全国的に高齢化が進む中、本市におきましても、介護が必要な状態となっても住みなれた地域で自分らしい生活を続けることができるよう、地域包括ケアシステムの構築に向け取り組みを進めているところでございます。 現在の進捗状況につきましては、生活支援体制整備として市内4圏域に地域支え合い推進員を配置し、地域の現状把握に努めるとともに、高齢者の集いの場を拡充し、より多くの方に参加していただけるよう取り組んでおります。 また、認知症初期集中支援チームの設置や認知症サポーターの養成など、今後増加が見込まれる認知症への対策も進めており、さらに、医師会と連携し、在宅での生活を支援するための在宅医療・介護の連携推進につきましても相談体制等を強化し実施しております。 今後の方向性につきましては、現在の取り組みをさらに進め、これまで整備してきた体制が十分に機能するとともに、生活支援や介護予防のさらなる充実を図ることにより、団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保される体制の構築に向け、取り組みを進めてまいります。 次に、2点目、「通学路の防犯対策について」の質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  教育委員会への御質問につきましてお答えさせていただきます。 2の「通学路の防犯対策について」でございますが、児童の登下校時に、子どもの安全見守り隊や保護者の方々が児童の登下校を見守っていただいております。 また、通学路の安全対策といたしまして、毎年、全ての小学校で、学校管理職、PTA、保護者、道路管理者、松原警察、教育委員会等で合同点検を行い、危険箇所の補修等を行っているところでございます。 さらに今年度は、新潟市の事件を受けて、防犯上の観点からも合同点検時に危険箇所の有無等の状況確認を実施したものでございます。 なお、通学路において新たな道路が開通するなど、道路環境、交通事情等が変わった場合や、地域、保護者、学校等から新たな危険箇所等の報告があった場合は、関係者を集め合同点検を実施し、必要に応じ対策を講じているところでございます。 よろしくお願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中尾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆14番(中尾良作君)  御答弁、市長、また教育長、ありがとうございました。 何点か再質問させていただきたいと思います。 まず最初に、高齢者に向けての取り組みということについてですけれども、団塊の世代が75歳となる2025年をめどに地域包括ケアシステムを構築するよう言われておりますが、まさにおくれが許されないというところまで来ているというふうに感じているわけでございます。地域支え合い推進員を中心に高齢者の集いを拡充されたことなど、現在されていること、現在の実施場所や参加状況について教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  大本健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(大本賢二君)  平成30年度の参加状況でございます。まつばらテラスを初め老人福祉センター4カ所の合計5カ所で現在は実施しております。参加者の状況でございますが、平成30年の11月末の集計でございます、まつばらテラスでは8回で408名の方の参加、老人福祉センター4カ所の合計で21回で759名の参加がございます。合計で29回、1,167名の参加でございます。 また、この運営に関しましては、地域のボランティアの方を初めたくさん参加されております。その中で、新規の参加者というのもかなりふえている現状でございますので、場所を拡充して、今後もより多くの方に参加していただけるように取り組んでまいります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中尾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆14番(中尾良作君)  ありがとうございました。高齢者の集いの場は地域にとってつながりのきっかけになる、本当に拡大をしていくということで取り組んでいただいていることと思います。 次に、認知症の施策についてお聞きしたいんですけれども、認知症の初期集中支援チーム、これオレンジまつばらというんでしたか、設置されていると聞いたんですけれども、認知症につきましては診断がされるまでに長い期間がかかってしまうというふうに聞いているわけでございます。早い段階で相談に乗ってもらい適切な対応ができると本人や家族にとっても負担が少なくなり、いいことだと思っております。どのようにして認知症初期集中支援チームへの相談につながるか、また実際の相談件数や相談内容について教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  大本健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(大本賢二君)  認知症初期集中支援チームへの相談についてでございますが、まず、各地域を担当しております包括支援センターが2カ所ございます。そちらか、もしくは市の担当部署である高齢介護課のほうに御相談いただければ、お話しさせてもらった内容から初期集中支援チームの対応が必要であるということであれば、包括支援センターか市のほうからチームのほうに連絡をさせていただいて、内容によっては、認知症のサポート医、こちらのほうにもつないで対応を行っていくということでございます。 件数ですが、平成30年1月からのチームの実施でございますので、平成29年度は9件、平成30年度は11月末で36件でございます。 相談の内容でございますが、ほとんどの方は要介護認定を受けておられない方で、本人が、認知症が疑われますけれども、そういったところに行ったり受診するのを拒否する方、また徘回や不安状態などそういったところの対応で困られるというところで、家族の方からの御相談等が多くなっております。それを受けまして、受診や要介護認定を受けていただいて介護サービスにつないだり、もしくは、内容によりましては御自宅のほうでもう少し経過を見ていただくとか、それは状態によってさまざまな対応をしているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中尾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆14番(中尾良作君)  ただいま認知症の初期集中支援チームで早期対応のサポートをしていただけるというふうに聞いたわけでございますけれども、家族の負担も少し軽減されるかなと思っております。 この100万人アンケートの中では、介護が必要になったときの不安は経済的な不安と同じぐらい自分が認知症になったときが多く、そうも言われております。一方で、認知症初期集中支援チームの認知度が低かったために、なお一層の普及啓発をお願いしたいなと、このように思っております。 それでは、地域の見守り手や応援者となる認知症サポーターについて、小学校で実施しているところを視察させていただいたこともあるんですけれども、これまでの実績はどのようになっているのか、また、今後の計画があれば教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  大本健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(大本賢二君)  認知症サポーターの養成についてでございます。まず、回数なんですが、平成30年度10月末におきまして28回開催しております。認知症サポーターの養成数というのは899人でございます。これまでの累計ですが、合計で7,186名の方がサポーターとなっていただいております。市民を対象に定期的に実施しているもの、また、町会や老人クラブなど各地域で行っているものさまざまでございますが、また、近年では、小学校、中学校のほうにも出向きまして、キッズサポーターという形で養成を行っております。平成30年では、現在で390人の方がキッズサポーターとなっているところでございます。 今後の計画ですけれども、現在の取り組みを継続していきまして、さらに地域であるとか、小・中学校におきましてもまだ実施されていない学校もございますので、このあたりもまた教育委員会と連携しながら、さらに各年代でそういったサポーターが養成できるような形で進めていきたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中尾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆14番(中尾良作君)  認知症の人、そういう--友人から聞いた話なんですけれども、コンビニであって、ケアマネジャーが常駐していると、委託介護支援事業の機能を持ち合わせた、そういった介護相談ができるという画期的な内容であるということで、コンビニがしているということも聞きました。介護事業を提供する株式会社オズネットが、フランチャイズして契約を結んで、営業していると伺いました。コンビニが介護とコラボした店内には、高齢者、家族などのニーズに合わせた、日配、ほんで生鮮、惣菜、お菓子、衣類の、そのほか介護関係のそういう商品や介護食も置かれておって、介護に関する情報も入手できる場所となっております。こうしたユニークな試みもありますので、ぜひ本市でしてくださいとかそんなこと言っていないんですけれども、こういった工夫もありますよということでお聞きいたしました。 それと、その他についてちょっとお聞きしたいんですけれども、高齢者の方を若者がだますという振り込め詐欺や特殊詐欺につきましては後を絶たない状況でありますけれども、本市といたしましてどのような対応をとっているのか教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  神野理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(神野知子君)  詐欺被害の対策についてですが、従前より広報まつばらやリーフレットにて啓発、注意喚起を行っております。 また、平成28年度より、特殊詐欺被害を未然に防止するための自動通話録音装置の貸し出しも実施しております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中尾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆14番(中尾良作君)  今、通話録音装置と伺ったんですけれども、貸与実績を教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  神野理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(神野知子君)  平成28年度で200台、平成30年度、今年度100台購入しまして対応している状況でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中尾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆14番(中尾良作君)  貸与されるその対象となるのはどのような方なのか、その辺も教えてもらえますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  神野理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(神野知子君)  対象につきましては、おおむね65歳以上の高齢者のみの世帯に属する方を対象としております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中尾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆14番(中尾良作君)  先ほど28年度より自動通話録音装置の貸与を行っているというふうに伺ったわけでございますけれども、どのような効果があらわれているのか教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  神野理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(神野知子君)  効果ですが、貸与した世帯に対しましてアンケートをとっております。その中で90.4%の方が特殊詐欺につながるような電話が減ったとの回答をいただいております。そのアンケートの中で、勧誘や執拗な不快な電話が随分と減って助かっているでありますとか、自動通話録音装置をつけることにより安心感があるといった感想、声をいただいております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中尾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆14番(中尾良作君)  アンケートの調査の結果によって効果が上がっていることはよくわかりました。 消費生活センターでも相談を行っているとよく聞くんですけれども、主な相談内容はどのようなものがあるのか教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  神野理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(神野知子君)  消費生活センターに寄せられる相談、主なものとしましては、還付金詐欺や、何人もの人物が電話をかけてきて不安に陥れてお金をだましとる、これ劇場型詐欺というそうなんですが、劇場型詐欺、にせメールを送りつけてお金をだましとる詐欺などに関する相談が複数件寄せられております。そのような電話、メール等がございましたら、慌てずに、まずは消費生活センターや周りの家族や知人に相談することが大事でありまして、消費生活センターでは、そのような電話があってもお金を振り込まないこと、にせメールに対しては返信等により相手にこちらの個人情報を伝えないようにアドバイスを行っているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中尾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆14番(中尾良作君)  今後どのように考えているのか、ありましたら教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  神野理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(神野知子君)  今後につきましても、警察等関係機関と連携を図りながら、広報まつばらにて特殊詐欺の手口を掲載し、注意喚起、引き続き行ってまいりますとともに、シティメールやホームページなどにおいても継続して周知、啓発してまいりたいと考えております。 また、市民の皆さんに対しまして、市政出前講座といったものも実施してまいりたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中尾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆14番(中尾良作君)  さまざまなそういった被害に遭わないような手を今打っていただいているということがよくわかりました。緩めてしまいますとなかなか、また高齢者の方が被害遭うということもございますので、決して緩めることなく、これ、もとから切っていけるようなそういうような形でできたらいいのになと、その辺の再周知のほうもお願いして、次の再質問、させていただきたいと思います。 通学路の防犯対策について、先ほど午前中、中田議員も質問されていましたけれども、重ならないように、重なったらすみません、ように質問させていただきたいと思います。 教育長答弁の中に、これも中田議員が言われていたことなんですけれども、合同点検ということで言われましたけれども、どのようなところを見られているのか、この辺を教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  伊藤教育総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~教育総務部長(伊藤輝君)  毎年4月に各小学校のほうから通学路の状況報告を受けまして、学校、PTA、保護者、地域の方や道路管理者、松原警察、教育委員会等で実際に通学路を歩きまして、路面標示が薄れている場所や、例えばまた、道路の凹凸、でこぼこがあるかとか、そういったところを確認しております。それについての対策につきましては、その場で協議をする場合と持ち帰って協議をする場合とがございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中尾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆14番(中尾良作君)  先ほどまた、中田議員がおっしゃられたグリーンベルトの件なんですけれども、路面表示なんですけれども、どのようなものがあるのか、グリーンベルト以外でありましたら教えてほしいんですけれども。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  伊藤教育総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~教育総務部長(伊藤輝君)  路面標示といたしましては、そのほか、通学路注意でありますとか児童横断注意などについては道路管理者のほうがされまして、横断歩道でありますとか、とまれ、徐行、速度を落とせの表示など規制に関するものにつきましては、警察がそれぞれ薄くなったものを塗り直したり、または必要性がある場合には新たな整備をしていくという形になっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中尾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆14番(中尾良作君)  よくわかりました。 近鉄河内天美駅の南側に高架道路が開通しまして、路面を走る車の量が以前より比べてかなり多くなっているところでございますけれども、そのように新しく開通する道路や交通事情が変わった場所について、答弁の中にもありましたけれども、必要に応じて合同点検していくというふうに言われていましたけれども、実施されるわけでございますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  伊藤教育総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~教育総務部長(伊藤輝君)  そのとおりでございまして、そういうふうな道路環境でありますとか交通事情のこれが変化した場所につきましては、随時関係者が集まりまして現場の状況を確認し、課題があれば抽出してその対策を講じていくというふうにやっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  村上都市整備部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~都市整備部長(村上寿夫君)  先ほど議員のほうがお示しいただきました新しい河内天美駅南側の道路につきまして、ちょうど高架部分をおりた部分でございますが、開通に先駆けまして、道路管理者等の判断によりまして、交差点のカラー化による明確化、路面への通学路の黄色い路面標示等数カ所施しまして、開通先駆けて安全を図ったものでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中尾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆14番(中尾良作君)  ありがとうございます。私も、道路が新しくできた、そしてまた工事なんか壁なんかできる、そのときに子どもの通学のときに死角になる、死角になったときのそういった、そのときにスポットという形で、スポット点検という形で自分で考えてこう書いたんですけれども、その辺もやっぱり大事なところなのかなと思いますんで、よろしくお願いしておきます。 先ほど演壇でも質問させていただきましたけれども、新潟市の女児殺人事件につきましては大変痛ましい事件だというふうに思っております。通学路で友人と別れて家に帰るまで、起きた事件でございます。 ことし実施していただいた通学路の合同点検につきましては、犯罪上の観点から危険がないという点についても点検をしていただいているというふうにお聞きいたしております。今後も引き続き実施していただきたいと思うんですが、その辺はどうでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  伊藤教育総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~教育総務部長(伊藤輝君)  議員おっしゃりますように、今までの交通安全の観点からの点検をさせていただいていたというところに加えまして、今回、新潟市の事件もございましたんで、防犯上の観点からの通学路の点検というところも今回あわせて実施していったというところでございますんで、これは引き続き毎年実施してまいりたいと考えておりますんで、どうぞよろしくお願いいたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中尾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆14番(中尾良作君)  登下校時に合わせて危険場所等で児童に目を向けて見守りをしていただいている見守り隊の方、皆さんのおかげで犯罪を未然に防ぎ、そして地域で守る大きな取り組みであるというふうに思っております。これはとうとい行為だと思っております。聞くところによりますと、見守り隊の方が少なくなってきているというふうにお伺いしたんですけれども、現状を教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  子ども安全見守り隊についてですが、今、議員のほうから、少なくなってきているんではないかと御心配いただいておりますが、決して減少しておりません。増加しておりますので御安心ください。参考までに、昨年度、平成29年度末、1,796名の登録者と35団体の登録ございます。そして、見守り箇所は、15小学校区全て合わせますと150カ所ございます。登録人数のほうも徐々にふえております。何より、見守り隊につきましては、平成17年度からかれこれ13年目でございます。私ども教育委員会としましては、本当に、ボランティアの見守りが今後も継続していってより充実していくように支援していきたいと思っています。御心配、ありがとうございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中尾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆14番(中尾良作君)  どうもありがとうございました。私も、この質問するに当たりまして、何か持っていかなあかんということで、先週、小学校と話し合いしまして、私も見守り隊させてくださいということで登録させていただきまして、そしてきょう初めて出動、出動というんかな、させていただきまして、やはり、子どもたちの笑顔というんですか、もう絶対に事故を起こしてはいけないな、犯罪に加わらせてはいけないなというふうな思いで、最低月曜日、週1回、これは一生続けていきたいなと、このように、きょうは言いたかったんこれだけですねん。あ、ちゃうちゃうちゃう。そういうふうな形で何かに貢献させていただきたいなということで。寝不足で今何しゃべっているかわかれへんところもあります。そんなんは、冗談はさておきまして、またしっかりと地域の子どもたちのために頑張ってまいりたいと、このように決意いたしております。 こども110番の家の取り組みがあるわけでございますけれども、通学路にこども110番の家の看板がずっと立っているわけですけれども、そういう家主さんと交流について、学校危機マニュアルの、犯罪、未然に防ぐ日常的な取り組みの中にも、こども110番の家やこども110番の店協力依頼などの環境整備とあり、チェックリストの中にも、交番やこども110番の家などの緊急避難できる場所を子ども一人一人に周知しているかという項目があります。こども110番の地図を配布したり、一斉下校の際には確認したり、また、児童に周知しているかどうかということなんですね。大事なことは、その児童本人が、自分が通っている通学路のこども110番の家がどこの家で何という人の家なのか表札を確認するなど、覚えているということも大事なわけでございまして、そしていざというときに本人が安心して逃げ込んでいけるようにと、こども110番の家の家主さんとの顔合わせや交流が必要だと思うわけでございますけれども、家主さんとの交流、その辺の取り組みについて、どうでしょうか、教えてもらえますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  まずは、中尾議員、ありがとうございます。子ども見守り隊、大変心強いです、ありがとうございます。 こども110番につきましてですけれども、現在、1,500カ所、協力家庭ございます。それ以外に250の協力事業者ございますので、市内に合計1,750のこども110番の家、事業所があるということです。今、議員、御質問のように、ただ家があるということだけでは、子どもたちが十分にもしもの場合、逃げ込めるかという課題ございますので、御質問のとおり、集団下校の際に教員が、ここが110番の家だよということで、時にはちょっと呼び鈴を鳴らして、その御家族の方に出てきていただいて、顔を合わせてもらうということもやっております。それから、年間何度か、子どもたちが見守り隊や110番の家に対して感謝式と、学校によってネーミング違いますけれども、お礼を言う会を開きまして、そこに見守り隊の方、そして110番の家の方に来ていただいて、顔を合わせて、名前を聞いて、知り合うというような場もつくっています。いざというときに、全く知らない人というんではなくて、逃げ込む場合に、あそこの家にはあんな人がいてるんだということで、自分の通学路についてのこども110番の家については日常確認をするような、そういう取り組みもいたしております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中尾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆14番(中尾良作君)  聞かせてもうて初めてそこまでしていただいていること、よくわかりました。しっかり参考にさせてもらって頑張ってまいりたいと思います。 それと、子ども自身、自分を守っていかなあかんということで、子ども自身の備えとして欠かせないのが防犯ブザーの携帯であると思います。現在、本市といたしまして、防犯ブザーの携帯はどのようになっているのか、この辺、教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  防犯ブザーでございますが、本市では、平成19年度より、小学校1年生全員に、入学時に防犯ブザーを配布しております。テントウムシのかわいい防犯ブザーです。大変子どもには人気あります。そこの一部にマッキーシールも張るようになっております。 その上でですけれども、子どもたち、やはりつけているだけでは意味がございませんので、学校のほうの指導としまして、不審な人に出会ったとき大声を出しましょうというのがまずは1つの指導なんですけれども、なかなかびっくりしてしまって声が出ない場合はひもを引っ張りますということで、ぐっと鳴らす練習をしております。一方で、必ずしも防犯ブザーが鳴らせなくとも、やはり防犯ブザーが目の前についているということで不審者がためらうというような抑止効果もかなりあると子どもたちにも言っておりますので、そういう意味でもつけるということで、中には2つ両側につけている子どももおったりしますけれども、非常に防犯ブザーについては警察のほうからも抑止効果もあるのでぜひ携帯してほしいということで、私どもも指導を続けております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  中尾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆14番(中尾良作君)  松原市にとりましても、通学路に関しまして、通学に関しまして、余り大きな事故も、変質者が出て何か変なもの出していたとか、そんなんは聞いたことあるんですけれども、これもやはり日々のそういう皆さんの子どもを守るというとこら辺が無事故でおさまっているんではないかと思います。これも、先ほどと同じく、気を抜かずにというか、私もまたしっかりと頑張ってまいりたい、このように思っていますんで、以上をもちまして終わらせていただきます。ありがとうございました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(野口真知子君)  以上をもちまして、本日の会議をとどめたいと思います。 4日目の会議は、明11日午前10時開会といたします。 本日は、これにて延会といたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △延会 午後3時07分       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                                 以上                      松原市議会議長  三重松清子                      松原市議会副議長 野口真知子                      松原市議会議員  森田夏江                      松原市議会議員  中田靖人...