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12月07日-02号

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  1. 松原市議会 2018-12-07
    12月07日-02号


    取得元: 松原市議会公式サイト
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    平成30年 12月 定例会(第4回)          平成30年松原市議会第4回定例会             議事日程(第2号)                    平成30年12月7日(金)午前9時57分開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 一般質問       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             本日の会議に付した事件1.日程第1から第2まで       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~              出席議員(18名)   1番  中田靖人君      2番  田中厚志君   3番  鍋谷 悟君      4番  植松栄次君   5番  依田眞美子君     6番  平野良子君   7番  河本晋一君      8番  篠本雄嗣君   9番  松井育人君      10番  紀田 崇君   11番  河内 徹君      12番  野口真知子君   13番  池内秀仁君      14番  中尾良作君   15番  三重松清子君     16番  福嶋光広君   17番  山本真吾君      18番  森田夏江君       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~           説明のため出席した者の職氏名  市長        澤井宏文君    副市長       川西善文君  副市長       太田 敏君    教育長       東野光弘君  市長公室長     松岡達也君    総務部長      宮本靖之君  福祉部長      中瀬 保君    健康部長      大本賢二君  理事        後藤田 浩君   市民協働部長    坂野徹也君  市民生活部長    田村滋近君    理事        大倉修一君  理事        神野知子君    都市整備部長    村上寿夫君  上下水道部長    中野浩司君    行政委員会総合事務局長                               大浦靖久君  教育総務部長    伊藤 輝君    学校教育部長    横田雅昭君  教育監       高橋信雄君    消防長       亀井 浩君       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~             議会事務局職員出席者  事務局長      小峰正男君    事務局次長     奥野晃康君  参事        恩地裕也君    係長        河谷昌俊君  書記        藤田浩子君    書記        水谷友哉君       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                                 以上       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開議 午前9時57分       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は18名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  これより本日の日程に入ります。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、16番 福嶋光広議員、17番 山本真吾議員を議長において指名いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  日程第2 一般質問を議題といたします。 これより個人質問を行います。 質問の通告がありますので、順次発言を許します。 初めに、河内議員の発言を許します。 河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~               一般質問(個人) 公明党 11番 河内 徹議員発言要旨具体的内容備考欄1.セーフコミュニティについて(1) 国際認証再取得までの取組について (2) 5年後を見据えた今後の活動方針について 2.まつばらマルシェについて(1) 今までの取組について (2) 新たな発想を取り入れた今後の取組について 3.子どもの教育環境の整備について(1) 熱中症対策に伴う冷水器の設置について 4.火災予防の取組について  5.災害時の避難について         ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆11番(河内徹君) (登壇) 11番、公明党の河内 徹でございます。ただいま議長のお許しを得ましたので、通告に従い、順次質問をさせていただきます。 1、セーフコミュニティについての質問ですが、2011年5月に取り組み宣言をし、推進協議会の設置や重点課題の設定、また、6つの対策委員会による活動を開始され、2013年11月16日にセーフコミュニティ認証を取得されました。再認証までの5年間の取り組みとして、交通事故や犯罪、また地域のきずなを強めていく活動の中で安心・安全のまちづくりを推し進めてこられました。2018年11月18日に再認証を取得され、5年後の再々認証に向けてどのように進めていくのか、市としてのお考えをお聞かせください。 2、まつばらマルシェについての質問ですが、8年前、第1回まつばらマルシェが行われ、南大阪最大級の地産地消フェア「買って!食べて!楽しんで!」をテーマに3万2千人の方に来ていただき、盛大に開催されました。今回、第9回目のマルシェが開催され、過去最高の来場者となる4万1,161人の方が参加されました。今まで地道に取り組みを進めてきた内容や今後、新たな発想を取り入れた取り組みについて、市としてどのようにお考えなのかお聞かせください。 3、子どもの教育環境の整備について、熱中症対策に伴う冷水器設置についての質問ですが、本年第3回定例会で小・中学校のクーラー設置に対しての補正予算が組まれました。来年の夏には涼しい環境で勉強できるよう取り組んでいただいてはおりますが、熱中症対策もあわせて考えていただきたいと思っております。 環境省が出しております熱中症環境保健マニュアル2018の中で、熱中症に効果のある飲料は5℃から15℃で吸収がよく、冷却効果も大きくなりますと書かれております。昨年の熱中症の救急搬送された件数は約5万2千人、ことしは約9万5千人と倍の人数の方が搬送されており、ことしの猛暑は災害的な暑さであったことも証明されております。来年以降も間違いなく猛暑が続くと予想され、熱中症に対する最も効果のある水分補給が必要だと考えられますが、市としてのお考えをお聞かせください。 4、災害予防の取り組みについての質問ですが、セーフコミュニティの理念から考えれば、火災が起こる原因を追求し、常日ごろから実施している火災を起こさない予防の取り組みについて、この1年間の活動から見ても実績としてあらわれていると感じております。消防本部として防火意識の向上を目指した取り組みについて、どのように進めてきたのかお考えをお聞かせください。 5、最後に、災害時の避難についてお聞きします。 台風や集中豪雨による浸水被害や今後想定される南海トラフ地震と、松原市としてさまざまな災害に対する対応策を事前に準備をして、さらに進めていく必要があると感じております。これからの高齢化が進む中、避難所のあり方について市としてどのように進めてきたのか。また、これからの対応について市としてのお考えをお聞かせください。 壇上の質問は以上です。よろしくお願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの河内議員の質問にお答え申し上げます。 本市は、平成25年11月にWHOセーフコミュニティ国際認証を取得し、地域の皆様を初め、関係団体や行政機関とともに事故やけがの予防に向けた取り組みを進め、平成30年11月には、WHOセーフコミュニティ国際認証の再認証を取得しました。6つの対策委員会の活動を中心に多くの地域の方や関係機関との連携を深めながら、安全・安心なまちづくりを推進し、その内容や効果などの検証を積み重ね、さらに新しい取り組みへとつなげてまいりました。課題解決に向けた取り組みを進めることで、刑法犯の認知件数が取り組みを始めた平成23年と比較して、平成29年には48%減少し、街頭犯罪については55%の減少となっています。 今後は、セーフコミュニティの取り組みによる成果を数値化することで、財政的な効果についてもしっかり検証を進めるとともに、地域との協働によるセーフコミュニティ活動を継続的に実施し、さらに安心・安全で魅力的なまちづくりを進めてまいります。 次に、2点目、まつばらマルシェについての質問でございます。 私が市長に就任して以降、食を基本テーマとして開催しております地産地消フェア、まつばらマルシェにおいて、松原市内のすぐれた事業者、店舗や製品などに一層焦点を当て、市内外への松原ブランドの情報発信を行うことを軸として、農商工及び産学官連携のもと実施してまいりました。 ことしは、登美丘高校ダンス部OGのバブリーダンスのオープニングで始まり、松原市ドリームアンバサダー、Dream Ayaさん、松原市観光協会エグゼクティブプロモーションアドバイザー、一木氏によるラジオ公開収録を行い、また、アメージングコーヒーにも出店いただき、平成22年度3万200人の来場者が、ことし9回目の開催は4万1,161人と大いに盛り上がりました。来場者はもちろん、出店いただいている事業者からも喜びの声を多数聞いており、今後も全国各地から多世代の方に御来場いただき、事業者の方々にもマルシェが終わった以降も出店効果を実感してもらえるような取り組みを行い、節目となる第10回を盛大に実施してまいりたいと考えております。 3点目の子どもの教育環境の整備についての質問につきましては、教育委員会より答弁を申し上げます。 次に、4点目、火災予防の取り組みについてでございますが、火災の発生を防ぐには、市民一人一人の防火意識を高め、対策に取り組んでもらうことが必要になります。そのためにも、市民が出火原因を知り、火災予防に取り組めるよう、わかりやすい情報発信に努めているところです。また、警火心の高揚や放火させない監視の目を強化するため、消防車によるパトロール活動を毎日実施しております。これらの成果の一つとしまして、平成27年2月を最後に、現在までおよそ3年10カ月間、火災による死者ゼロを継続しております。 今後につきましても、引き続き消防団、火災予防協会婦人防火クラブ連合会など、関係機関と連携し、火災予防の啓発活動を進め、さらなる安心・安全なまちへと邁進してまいります。 次に、5点目、災害時の避難についてでございますが、本市では、台風等により大和川等の河川の氾濫が発生した場合の浸水被害が想定されており、浸水想定区域につきましては、総合防災ガイドマップホームページ等でも周知し、防災訓練を通じて避難場所や避難経路の事前確認をしていただくよう、市民の皆様に周知しているところでございます。 また、風水害時の避難所開設に当たりましては、台風等の接近に伴い、洪水の発生するおそれがある場合には、市民の皆様の安全を第一に考え、避難するための十分な時間を確保し、明るいうちから避難ができるよう情報を発信して、浸水想定区域外の避難所を開設し、避難を促しております。 今後も市民の皆様の安心・安全を第一に考え、情報発信を行うとともに、地域の皆様と協働して、より安全な避難の方策について研究してまいりたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  教育委員会に寄せられました御質問に関しましてお答えさせていただきます。 子どもの教育環境の整備についてでございますが、夏の暑さ対策といたしまして、全てのクラスがエアコンの整備された教室で授業が受けられるよう、学習環境の充実に向け、取り組んでいるところでございます。熱中症の未然防止のため、児童・生徒には十分な睡眠をとり、必ず朝食をとるなどの基本的生活習慣の確立について指導するとともに、保護者懇談会や学校だよりなどのさまざまな機会を通じて保護者にも啓発しております。 また、熱中症の予防に関しましては、子どもたちにはこまめな水分補給が大切であり、それとあわせて十分な休憩をとらせ、子どもの健康観察などの健康管理を徹底するよう教職員に指導しておるところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆11番(河内徹君)  答弁ありがとうございます。 セーフコミュニティのほうから、また順次再質問をさせていただきたいと思っております。 セーフコミュニティについては、僕自身はいつも思っているこの松原市の安心と安全のまちづくりを進めていく意味において、しっかりと市長を初め、この松原市全体がこの指針として一つはそういった理念を大きく広げることによって、人と人のきずなを大事にしたりとか、人のことを思いやっていったりとか、町会に対する、またいろんな関係各位に対するそういったつながりを大事にしながら推し進めてこられたこの5年間だったのかなと、このように思っています。市全体として、協働のSCの理念をずっと広げていく意味において重要だと私自身は思っているんですが、どういった点を踏まえた中で推し進めてきたのかをお聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  安心・安全なまちづくり、これを進めていくためには、地域のつながりを深めて、それから協働のまちづくりというか、仕組みをつくっていくと、これが重要やというふうに考えています。そういった意味でこのセーフコミュニティ、この活動は効果的な手法であるというふうに考えています。 これからも一人でも多くの方にセーフコミュニティにかかわっていただくこと、これが協働の輪を広げていって、それから安心・安全なまちづくりにつながっていくというようなものでございますので、これからもセーフコミュニティの活動の情報発信をしながら、一人でも多くの方に参加していただけるように努めていきたいと、そういうふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆11番(河内徹君)  地域のつながりや仕組み、そういった意味で効果もありつつ、出つつある、そんな中でしっかりとかかわりを持って進めてきたという部分のお答えかなというふうに思うんですが、実際に今から課題になっていく分について、どうしても6つの対策委員会やいろんな方たちが松原市のために御尽力いただいている。町会も含めて、PTAも含めてとか、関係各位いろんな方がこの松原市をよくしていく、安心・安全なまちづくりを進めていくためにやっている取り組みについては、僕も理解もしているし、賛同もしていきたいと、このように思っています。 ですが、今、ちょうどセーフコミュニティを立ち上げて5年になって、これからまた5年の再認証を目指すという形になったら、今、対策委員会の方たちがもし当時65歳で任命されていたら、今度75歳になるんですよね。一つ心配しているのは、当然町会とかもそうなんですけれども、一つ一つ希薄化していくその流れの中で、どうしてもリーダーとなる方たちの高齢化が進んでいくというふうに思っていってしまうのかなと、このように思うんです。 そういった意味においては、今後、次世代のバトンを渡すということが大きく重要になってくるんですけれども、この中の取り組みについて、どういうふうに市としてあと5年後の、現状維持プラス、本当であればもっともっとこのセーフコミュニティを大きく広げることが大切だとは思っているんですが、その辺の仕組みとかお考えについてお聞かせさせていただいていいでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  この安心・安全のまちづくり、この取り組みについては、これはとめるわけにはいかない、そういうようなことでございますので、このセーフコミュニティの活動も将来に向けてバトンをつないでいかなあかんというふうに考えています。そのバトンをつなぐためには、次の世代、次の世代というような方々をつくっていくという、あらわれてきていただくというようなことが必要でございます。これは今後、これから次のステージに向かっての大きな課題であるというふうにも認識しておるところでございます。これから幅広い方々にセーフコミュニティについて関心を持っていただき、それからまた参加していただく、そういうように参加者の裾野を広げていくと、そういうようなことに努めていきたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(三重松清子君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆11番(河内徹君)  部長の今の答弁は、正直ずっと聞いてきたことであって、今後もそのことを継続してやっていくというふうなことやとはそれは認識していると。でも実際に町会にかかわる人たちの高齢化や少なくなってきているという現状、それプラス、今セーフコミュニティにかかわっている次世代の方にバトンを渡していくという意味において課題やという認識、そこをこの5年間でどう変えていくかということが、変えていくかというか、そこの仕組みをつくっていくことを成功しないとやっぱり難しい。これは市としても、その分については課題やと思っていると思います。 もう一つは、今セーフスクールをすることによって子どもたちがセーフコミュニティの理念をしっかりと継承する、その方たちが大人になっていく。大人になって、じゃ、松原市のために何かしていきたいなと思ったときに、そういった理念をしっかりと大人になっても継続して、郷土愛を持ちながら地域のきずなを深めていくというふうなところまでいく、この間の期間というものがどういうふうにやっていくかということが課題になってくると思うんですけれども、その辺について細かく言えるんやったら言ってもらっていいですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  いずれISSを経験した世代が育ってくるというようなこともありますけれども、それまでの間にもバトンをつないでいくというようなことでございます。今、中心になって委員会であるとか、そういうところに出てきていただいている方も、いずれは交代していくというようなことがあります。先ほども申しましたように、それをうまくつないでいくという、これは課題であります。きちんとその辺整理をしながら進めていきたいというふうに思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆11番(河内徹君)  その課題をしっかりと見つけながら、何としても推し進めていっていただけたらなと、このように思っています。このセーフコミュニティについて感じていることは、一番最初の認証取得から5年たって、この間の認証式も当然見させていただく中で、一つ忘れてはならないことがあるなというのは、一個だけ感じています。 松原市が進めていく、まず僕言いましたけれども、澤井市長を中心としながら、これを指針と思っているというふうにちょっと僕は思っているんですよ。なぜかというと、松原市の指針がセーフコミュニティであるのであれば、市長、今3期目であって、次4期目の時期を迎えるわけですけれども、そんな中で市が、市長が俺は市長なんだからというふうな形で中心的に考えて進めていってないなと感じているんです。要は、一つの指針をちゃんと持つ中で、その中で市民にどういうふうにこのセーフコミュニティ、そういった場を続けていけるかということをしっかり考えて進んでいるのかなということを実感しています。どうしても長いことやっているとなれが出てきたりとか、初心に返ることを忘れたりとかすると思うんです。 そういった意味において、僕自身はこの事業を指針として、またその中でしっかりとまちの発展、安心と安全を目指した、答弁にも書いてあるように、経済的な効果にもつなげていきたいという市長の答弁の中で、あと5年後に対して市長がこのセーフコミュニティを再々認証するに当たっての意気込みと、今までずっといろいろ積み重ねてきたそういったものも踏まえて、市長に最後締めくくっていただきたいと思っています。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  まず、この間、認証前から、そして認証、さらにはこの再認証と足かけ十数年、この問題に取り組んでまいりました。河内議員言うように、例えば協議会の委員長であったり、当時、チャーターメンバーといいますか、最初の推進、これは推進本部のほうからももちろんそうですし、職員も担当が変わってきていますし、この間、残念ながらお亡くなりになられた方々であったり、また代の入れかわりということでこの構成メンバーというのは非常に変わってきておりますが、こういったシステム、我々はこのセーフコミュニティというものはシステムだと思っています。いついかなる時代においても、どなたがメンバーが変わろうが、このシステムをまずは根づかせていくことがまず重要かなと思っています。根づかせるということは、協働の輪をいかに広げていくかということがまず大事であって、これは周知も含めて多くの方々に参画していただくような機会をしっかりつくっていく。これをさらにこの5年間を使ってしっかりと松原市に根づかせていきたいなと思っております。これがまず1点。 そしてもう一つは、先ほど部長も申し上げましたが、次世代の育成ということでいいますと、これは今ISS、インターナショナル・セーフスクールで各学校現場でこれの取り組みを進めてまいりますが、一番には、次世代の協働の担い手が育つということにもなるんですけれども、この間、三中校区でも取り組んでいる内容を見ますと、子どもたちももちろん変わってきてはおるんですけれども、それ以外にも、まずは今は生徒が中心になっているところがメーンなんですけれども、例えば低学年の子はなかなかそこには携わりにくいといいますか、難しい問題もあるんですけれども、こういった全学年、全生徒を含めて巻き込んでいくことが、これがセーフコミュニティの地域に根づかすのと一緒で、学校に根づかせていくことだと思います。 さらには、その子どもたちが協働の大切さを知って、みずからが主体的に動くことによって地域が動いてくださいます。もちろんその親が動いてくれます。このことは防災プラネット、ネットワークの防災訓練なんかも見ても、そのことが親も含めて巻き込む、そういった学校での取り組みも進めてくれていますので、こういった次世代の育成につながってきているのかなと思います。 いずれにいたしましても、これからの5年は、いついかなる時代においても、どういったメンバーになったとしても、そして我々この松原市がどういった厳しい時代を迎えたとしても、このセーフコミュニティのシステム、検証と協働を柱とした取り組みがきちっと根づき残っていることによって、私は安心・安全の問題はもとより、まちづくりにおいても発展を遂げさせることができると、このように思っていますので、ここをしっかり5年かけてやっていく。そして効果として、先ほど答弁申し上げた内容についてもこだわってまいりたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆11番(河内徹君)  今、答弁を聞かせていただきまして、認証してからのスタンスと変わっていないということを感じましたし、また、常に原点を大切にしながら、そういった一つ一つの取り組みを進めてきたんだなということ、これからもそういった気持ちでやっていただけるのかなというのを実感しましたので、このセーフコミュニティについてしっかりと進めていっていただきたい、このように思います。 続いて、マルシェの質問に入っていきたいと思います。 マルシェ、実質1回目からずっと見させていただいて9回目を迎えたわけで、来場者はすごく、1万1千人ほどふえて、地域の方にマルシェの認知や、また地域以外の方もたくさん来場していただいて、これは一つは企業や飲食業やそういった方たちが大きく宣伝をする場になって、喜びの声も聞かせていただいているというのが自分自身としても実感をしております。 そんな中で、先ほど市長答弁にもあったように、事業者の方も、今後、マルシェが終わってからしっかりと以降も出店効果が実感できるようなという答弁がございました。実質、僕が一番気になっていたのはここでございまして、一つイベントをすれば、当然今までの売り上げ以上の実際にマルシェに参加すれば、ラーメン屋であれば常日ごろ50杯しか売れなかったものがマルシェに出店して100杯売れたみたいな、そういった声というのはよく聞きます。でもマルシェに来て、食べておいしかったよ、次どこにあるのとか、じゃ、そこに食べに行くにはどうしたらいいのというようなそういった案内とか、そういった仕組みをぜひつくっていただきたいなという形で今回の質問をさせていただきました。 その取り組みについて市長のほうからは、こういった節目となる10回目をある意味盛大にやっていきたいというものもあったし、その中にあっては、経済効果もしっかりと考えた中でのマルシェの取り組みとしたいというふうにここに書かれていると思うんですが、その部分についてどうでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  田村市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民生活部長(田村滋近君)  議員おっしゃるとおり、第10回に向けまして、私どもとしましては、全国各地から多数の方が来場していただくためにも、新たなアイデアを用いまして、ことしよりもさらに盛り上げてまいりたいと考えております。 また、出店事業者の方にも、マルシェが終わった後以降も出店効果を実感してもらえるような取り組みにつきまして、私どもいろいろアイデアを出しまして、節目となります第10回を皆さんに大いに楽しんでもらえるような計画を立てて実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆11番(河内徹君)  今、部長が答弁していただいたように、実際、これからの10回目を迎える中でのそういったことも課題と入れながらやっていただくという答弁やったかなと思います。観光協会も立ち上がって、そんな中で、これはわからないけれども、松原うまいもんマップとか、そういったマルシェに参加していただいた約140社の方たちのPRや、そういった雑誌をつくってここに行って食べれるとか、そんな何かいろんな仕組みを今後つくっていく意味において、来年10回目なので、個人的には盛大にやっていただきたいなとは思っていますけれども、当然予算のこともありますから、いろんなこともありますけれども、本当に節目、そこからまた松原のマルシェの歴史が実際に変わっていくんだみたいな、そういった大きな取り組みとしてまた考えていただけたらなと、このように思いますので、よろしくお願いしたいと、このように思います。 続いて、子どもの教育環境の整備についての質問にさせていただきたいと思いますが、先ほど教育長の答弁の話の中で、熱中症対策の質問については、実際にこれは2回目でございまして、約3年ぐらい前にもそういったお話をさせていただきました。その当時は、実際にクーラーを各小・中学校の教室につけていくというのがなかなか難しい時代であって、それから約3年がたって、去年みたいな痛ましい事故があって、やっぱり国も動いていただいた中で、松原市も補正予算を組んでいただいたというのが現状だったんですけれども、その前になかなかそういった涼しい部屋を提供できないのであれば、冷たい水ぐらい飲ませてあげたらどうだみたいなそういった質問の中身やったと、このように思っています。 当然熱中症対策について、睡眠をしっかりとっていこうね、日々生活のそういったスタイルをちゃんとしたものにしていこうね、これは学校も親もこのことについて気をつけてしていくことによって、熱中症の予防対策につながっていくということについては、学校の先生も父兄の方もほぼほぼ認識はされているのかなと、このように思います。 今回、改めて質問させていただく内容については、どうしても自分自身思ったのは、環境省の中で実際に飲料の温度設定を15℃という、そういったお話がございました。そういうような15℃にしていくことによって熱中症に大きく効果があるというふうに思っている。じゃ、学校で15℃の飲料水、水を子どもたちに提供していくにはどういうふうにしていったらいいのかと考えたら、さまざまな取り組みはあるんでしょうけれども、前回質問したときには、実際、一度タンクに上げてタンクからおろしていく、そのことについて塩素の問題や、昔はウォータークーラーからO157の検出が云々というようなことがあって、なかなか教育部としては、そういったものを積極的に取り組めないような環境があったのかなと、このように認識をしているんです。多分、環境省からそういった答えが出ている以上は、当然総務部長としても、それはそういう環境があるほうがいいよねというふうには思っていただけるとは思うんですけれども、その辺の部分について、実際いろいろと難しいことが出てくるのかなというふうに思っています。 ある市では、上下水が基本的に大阪府営水道を子どもたちに飲んでいただこうみたいな取り組みがあって、上下水の予算の中で、今、松原市は小・中学校直管ではないので、そういった水道をそのまま子どもたちに蛇口からひねった水道水を飲んでいただくような取り組みを他市では予算をとって、冷水器の機械まで購入してやっているというような形になっています。じゃ、そのことを松原市で採用してほしいとか、ほしくないというのはさまざまな問題、課題があると思いますけれども、そういった認識については御存じでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  伊藤教育総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~教育総務部長(伊藤輝君)  今、議員がおっしゃいましたように、水分補給をする際には、飲料が5℃から15℃で吸収がよく、冷却効果も高いということについては、環境省の熱中症環境マニュアルのほうでも書かれておりますので、そこの認識はしておりますし、今御紹介いただきましたような他市の取り組みの中で、水道事業のほうで学校のほうに直管の水道を引いて子どもたちに飲んでいただくというようなPRの事業をされているということも、今回、私も勉強させていただきましたので、認識しておるところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆11番(河内徹君)  子どもにとっては、多分直管で水を小・中学校に引いて、その中で冷たい水を飲んでいただくことと、それと教育環境の整備を松原市が補正予算をかけて来年の夏までに涼しい環境と水というものが、セットにすることによって熱中症の対策に大きく役立つというふうに思っています。その認識が部長のほうにもありますよというような答弁だったのかなと、このように思います。 じゃ、この議場でそうやって思っているんやったらやってもうたらええん違うんみたいな、その辺のところまでは、自分自身としては言える部分ではないのかなというふうに思いますけれども、そういったことも踏まえた中で、これは他市がやっているから、やっていないからとかいうよりも、せっかくここまで補正予算をつけてもらって、また、この松原市の上水については、非常に私の頭の中では健全経営を進めていっているのかなと、このように思いますし、その中の予算をとってどうのこうのの部分については、この場ではなかなか大きな声では言えませんけれども、またそういったことも踏まえて、子どもの命を守っていく、子どものそういった体を守っていく、また教育環境の整備プラス学力向上にも、集中にもつながっていくような一つの取り組みとして、市として考えていくべきではないのかなというふうに思うんですけれども、これを言うて誰が答えるのかわかりませんが、一応答えていただくことが可能であればお願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  川西副市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎副市長(川西善文君)  児童・生徒の安全というのは大事なお話でありますので、今後も上水、下水の両方の会計等の健全化もあわせながら検討の一つにしていきたいなと、こんなふうに思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆11番(河内徹君)  ありがとうございます。 ぜひ検討していただいて、またいい方向になればなというふうに思っています。よろしくお願いしたいと思います。 続いて、火災予防の取り組みについてということで質問をさせていただきたいと思います。 実質、松原市として先ほど市長のほうの答弁にもありましたように、実際、3年10カ月に及んで火災の死亡者がゼロを継続しているというお話をお聞きしました。常日ごろ、ずっと僕、毎回12月にはこの火災予防の取り組みについてという質問をさせていただいておりまして、実際に年末年始、当然火事を年末から、年始から見たくないというような気持ちもあったし、実際にそういったお正月からそんな悲しい思いをさせるのは嫌だという観点から、ずっと火事を起こさない予防について、しっかり力を入れていただきたいということで、要望書のほうにもさまざま組み込ませていただいて質問させていただきました。 そんな中で、実際に昨年とことしの火災件数と出火原因について、あわせて教えてもらっていいでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  亀井消防長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎消防長(亀井浩君)  火災件数等についてでございますが、平成29年の本市の火災件数は28件でございました。出火原因の第1位は、一番多かったものにつきましては放火、これは疑いも含むんですけれども、これが7件です。次いでコンロが3件、たばこが2件となっております。 次に、ことしの火災件数についてでございますが、こちらのほうは、12月1日現在で申し上げますと、火災件数は21件でございます。出火原因につきましては、現在調査中のものもございますが、主なものといたしまして、コンロ関係が5件、たばこが3件、電気関係が3件、そして放火のほうが1件となっているところでございます。ことしの特徴といたしまして、例年に比べ放火の件数が非常に少ないというような特徴となっているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆11番(河内徹君)  今、29年度と30年度の比較をしていただいて、その中で消防長のほうから言っていただきましたが、その中で平成30年の出火がすごく、これは多分記憶では過去最高じゃないですか、24件というのが僕の記憶の中にあるんですが、さまざまな放火とか、コンロとか、たばことかそういったものがあったとは思うんですが、一つの出火原因に対する対策、これを今後どのように啓発をしながらやっていくのかということも、あわせて聞いてもいいでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  亀井消防長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎消防長(亀井浩君)  出火原因に対する火災予防対策の啓発についてでございますが、消防訓練や防火講演などの機会を捉えまして、市民の皆様に出火原因と火災予防対策を丁寧に説明いたしまして、啓発を行っているところでございます。 また、さまざまな広報媒体を使いまして情報発信に努めているところです。特に消防車によるパトロールにつきましては、広報しながら毎日実施しているところもありまして、火災予防はもとより、放火の抑止・抑制にもつながっていると考えているところです。 引き続きまして、今後につきましても、さまざまな機会を捉えまして火災予防の啓発に取り組んでいきたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆11番(河内徹君)  今、消防長おっしゃっていただいたように、市長の答弁の中にも毎日パトロールをしているという部分がございました。その数字から見ると、やはりその昨年の放火が7件とおっしゃっていましたけれども、今回は1件という間違いなく毎日のパトロールのそういった効果、また啓発事業が的中しているという言い方はおかしいかもしれませんけれども、間違いなく効果が出ているのかなと思います。そういった意味においては、しっかりと市民の皆さんの安心と安全、そういったものを未然に防ぐ活動をしっかり取り組んでいただいているんだなということを実感しましたので、引き続きお願いをしたいと思います。 特別救助隊というものが実は発足されて非常に気になっているんですが、この特別救助隊についてのもし活動実績なんかがありましたら紹介していただいていいでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  亀井消防長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎消防長(亀井浩君)  特別救助隊の活動実績でございますが、こちらのほうは、平成29年4月より専任運用、発隊しているところでございます。活動実績について、平成29年中は68件の救助事案に出場いたしまして、30名の方を救助いたしております。本年も12月1日現在でございますが、84件に出場いたしまして、36名の方を救助しております。特に火災現場で燃焼中の住宅から1歳男の子、また高齢の男性を救出するというような実績があります。これまで以上により迅速な活動を実施することによりまして、特別救助隊が市民の生命・財産を守るという消防の使命に大きく寄与していると考えているところです。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆11番(河内徹君)  特別救助隊の発隊式というのを見させていただいたときに、自分の頭の中では、オレンジの服やったっけな、12名の方がすごい目の色をしていたというか、すごくそれを感じていて、本当に半端やない訓練を受けた方がこういう形で松原市に来ていただいて、市民の命と安心と守っていただけるんだなみたいなところをすごく実感していた中で、今、実績の報告も聞かせていただく中で、非常に頑張っておられるなというのを実感しました。 そんな中で、自分自身はこの特別救助隊の方たちがいわば日々の何もしていない状況のときにも、そういった出前講座じゃないけれども、そういった経験したことを皆さんに、町会の皆さんとかそういった方たちに言いながら、また災害の恐ろしさ、また人の命の大切さ、そういったものも踏まえた中で、また違った意味での活躍もすごく期待をしていきたいなと、このように思うんです。 そんな中で、これは1年か2年前か質問しました阪神高速大和川線、これが平成32年の春に開通します。大型の店舗、またアリオも平成32年の秋みたいな形でオープンされる予定になってはおりますが、そういった災害時、非常に大型店舗とか、阪神高速大和川線の災害なんてもう半端やない、今まで松原市で経験したことのないそういった災害ではないかというお話をさせていただいて、そのときに個別の活動計画を作成するというふうなお話をいただいた記憶がございます。もしわかっているのであれば、その作成はどうなのかという部分について教えていただけたらと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  亀井消防長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎消防長(亀井浩君)  まず、阪神高速道路大和川線についてでございますが、大部分がトンネル構造のため、特殊な災害が予想されます。このことから、松原市、大阪市、堺市の3市消防本部で災害の対応を定めているところで、現在、一部開通しておりますので、もう定められております。 この中で、トンネル内の災害状況を確認できるモニターの設置や消防隊の無線通信の確保など、阪神高速道路側にこれまでずっと申し入れておりまして、全線開通時につきましても設置されることになっています。これらにつきまして有効に活用できる計画となっているところでございます。 次に、大型商業施設ですが、現在、災害対応の事前計画策定に向け、建築業者と消防設備の設置やはしご車などを効果的に活用できるよう、協議のほうを進めているところでございます。 このトンネル、商業施設、2つの施設につきましては、引き続き関係者と協議を進めるとともに、消防隊につきましても迅速に活動できるよう、実践的な訓練を繰り返していきたいと考えております。災害が発生いたしました場合でも、施設内の全員を安全かつ迅速に避難・救出できる、このような体制を確立していきたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆11番(河内徹君)  今後のこれからやっていくこと、また取り決めしていくこと、それからいよいよ実践に目指してやっていくこと、さまざまあると思うんですけれども、ひとつ言いたいのは、消防はいつも思います、命をかけてやっています。そんな中で先ほど特別救助隊じゃないけれども、火の中に飛び込んだというお話がありましたけれども、さまざまな意味において消防の命を預かっているのも消防長かなとも思いますし、そういった意味においては、市民の命と安全も守らないといけないし、でも消防の方たちの命と安全も守っていかないけない、そういった立場の中でちょっと矛盾したことを言うかもしれませんけれども、そういった意味も踏まえても、よろしく管理をしながらやっていっていただけたらと思いますのでお願いしたいと、このように思います。 続いて、最後ですが、災害時の避難についてということで質問させていただきますが、実際、この台風21号について、2つの台風21号になるんですが、実際にさまざまな災害、風水害というかありました。そんな中で、特に私の住んでいる地域は天美東5丁目になるので、天美東5丁目、8丁目とか9丁目、天美北とかそういったところからの避難所がやはり遠いということで、いろんな意見をいただいておりました。 実際、松原市の作成したマップについては、国から提示をされた災害マップでございまして、そのことをしっかりと踏まえた中で松原市がつくったみたいな形になっていると思います。でも実際、あの災害マップを見ますと、想定は千年に一度というふうな形になっています。実際、私が生きている間に経験した室戸台風とこの間の台風21号が50年に2回の大きな災害かなと、台風かなと思っています。 その中で、昭和57年に起きた西除川が氾濫した、この天美北地域がつかった、さまざまなことを想定しますと、国がそういうふうな想定をしているのに、松原市がそういうことをあの地域の近くに避難所をつくるというのは非常に難しいこともわかっていますし、なかなか厳しい状況もわかっていますが、実質、そう言いながらも高齢化社会になっていくということに対して、避難する時間というのが非常に多くかかっているというようなお話も現状かなと思います。 実際に、阪南大学南キャンパスに歩いていかれた方は、天美北の奥から行ったら1時間半歩いてかかったと。帰り、解除されたのが、夜中のごめんなさい、3時か4時か忘れましたけれども、地域の方は行きしは乗っけていってくれたにもかかわらず、帰りはなかなか難しかったみたいなこともございます。そういったことを踏まえていくと、いま一度この水平避難という流れの中から垂直避難というものについて他市は使われているらしいですけれども、いろんなことを踏まえた中で、しっかりとこのことについてまた検討もしていただき、どうすることがこの高齢化する社会に対しての避難所のあり方という部分について、どれが一番いいのかというものもまた探していく中で、また検討もしていただきたいと思っているんですが、その分についてどうでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  松岡市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(松岡達也君)  避難の方法についての御質問でございます。 本市といたしましては、まず市民の皆様の安全を第一に考え、洪水時、洪水のおそれがある場合の避難は、浸水想定区域外の指定避難所へ行っていただくという水平避難をお願いしているところでございます。洪水のおそれがある場合に、浸水想定区域内の指定避難所を開設いたしますと、衛生面または避難物資の輸送等に支障が出るなどのリスクが考えられます。一方で、今後さらに高齢化が進むなど、地域の課題もあるのかなというふうに認識はしております。 今後の避難方法につきましては、地域の皆様と協働してより安全な避難の方策について研究してまいりたいと、このように考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  河内議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆11番(河内徹君)  時間も余りないので、垂直避難についてここでどうのこうの言う気はありませんが、しっかりと今、答弁していただいたように考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 以上で終わります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  次に、鍋谷議員の発言を許します。 鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~               一般質問(個人) 大阪維新の会 3番 鍋谷 悟議員発言要旨具体的内容備考欄1.学校教育活動の改善について(1) 空調設備の整備による夏休み期間の見直し等について 2.生活保護について(1) 生活保護の適正化と調査チーム発足の費用対効果について 3.松原市での起業支援について(1) 初めて起業する人への支援について (2) 起業した後の支援対策について        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君) (登壇) 3番、大阪維新の会、鍋谷 悟でございます。 ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、順次質問をさせていただきます。市長初め、理事者の皆様方の誠意ある御答弁よろしくお願いいたします。 初めに、松原市の小・中学校の学力は、年々少しずつ上がってきており、ほぼ全国平均に近づいてきております。私は学力を上げることだけに集中することが全てだとは思っておりません。子どもはよく遊び、よく学ぶといったものです。友達と遊んでいる中でけんかをし、笑い合い、助け合うことも大きな心の学びだと私は思っております。 また、学力向上は、学校教育だけの問題ではなく、家庭の環境と家族の取り組み方でも変化していくものと思います。全てを大きく変えるのは難しいことだと思いますが、少しでも学力を上げるための取り組みは進めていくべきだと考えております。子どもたちの未来のためにも学校と保護者の皆さんに協力していただき、ともに取り組んでいかなければならない課題だと思っております。 私はこう考えております。子どもたちの学力を上げることは、社会に出るまでに何本もの道筋をつくることだと思います。自分にはいろいろな可能性がある、いろんな人生の道を選ぶことができる、それが子どもたちの自信につながり、前に進んでいけるものだと考えております。子どもたちの未来と明るい豊かな社会を目指し質問いたします。 学校教育活動の改善についてお尋ねいたします。 松原市の小・中学校に来年5月には空調設備が整えられる予定でございます。南河内で来年以降設置予定の市町村の中でも、平成31年度中に使えるよう設置されるのは、松原市のみでございます。素早く整備に取り組まれたことに改めて感謝いたします。この整備により子どもたちは、安全な環境と快適な環境のもと、授業を受けることができます。私は、この環境整備は絶好の機会だと考えており、子どもたちが快適な環境のもとで生き生きと教育活動に参加し、学力の向上を図ることができるよう、学校教育の改善を図るチャンスだと考えております。 例えば空調設備が整い、快適な環境になるので夏休み期間を短縮し、学習の時間を確保することができるのではないですか。新しい展開や取り組み、考えなどあればお聞かせいただきますようお願いします。 次に、2点目になりますが、前回の定例会でもお話しいたしました生活保護について、再度お聞きいたします。 改めて言わせていただきたいのですけれども、生活保護制度は本当に必要な人に受給されるもので、たとえ数%の数少ない不正であっても徹底調査し、ただすべきだと私は考えております。そうしていかなければ、本当に必要で受給されている方々にも申しわけないです。ずるいことは見逃すな、正しいことに税金を使ってほしい、それが松原市民の思いだと考えております。市民の皆さんの「何でなん」という、そういった疑問を一つ一つ消していきたい。あかんものはあかんねやと、いいものはいい、それを糧とし取り組めば、今よりもさらによいまち松原市、市民と行政との協働のまち松原市になるのではないでしょうか。 前回の質問で調査チームに関して費用対効果を研究する、また、今後もさまざまな方法で不正受給防止に努めてまいりますと言っておられましたが、その後どのような取り組みをされていますか。また、今後の展開などもございましたら教えてください。 次に、3点目、松原市での起業支援についてお聞きいたします。 業種にもよるかとは思いますが、新しく起業する際、やはり多くの人が行き交う大阪市内を希望される方が多いと思われます。松原市で起業してもらえれば税収、雇用、人口増と松原市にとってよい点は満載でございます。松原市で起業する際の魅力の発信と松原市からの支援対策があれば、松原市での起業を目指す人がふえるのではないでしょうか。 私は、先日、北九州へ視察に行ってまいりました。廃校になった小学校をスタートアップカフェとして使っており、その中には会議室やホール、飲食もできるスペースも完備されておりました。また、弁護士や行政書士などの起業相談も無料で行い、情報提供や交流の場を提供しております。そして開業した後も人材確保支援など、起業してからのバックアップも行っておられました。視察地は大阪でいうと中央区の真ん中に近い好立地であり、また、現在は松原市において廃校も今はございません。同じような支援をするのは難しいのかもしれませんが、松原市ならではのアイデアで起業支援ができれば、最高のまちづくりができるのではと考えております。 松原市では、初めて起業する人への支援と起業した後の支援対策について、対策などがございましたら教えてください。 以上で壇上での質問は終わります。御答弁よろしくお願いいたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの鍋谷議員の質問にお答え申し上げます。 1点目の学校教育活動の改善についての質問につきましては、教育委員会より答弁を申し上げます。 次に、2点目、生活保護についての生活保護の適正化についてでございますが、65歳未満の就労可能な被保護者に対しましては、担当ケースワーカー及び就労支援員が就労意欲を促すなどの支援を行うとともに、ハローワークと連携した生活保護受給者等就労支援自立促進事業において、早期就労へ向けたきめ細やかな就労支援を実施しております。 調査チームにつきましては、現在も収入状況を客観的に把握するために、定期的に課税状況を調査し、生活保護の適正化に努めております。今後も調査に対するさまざまな手法について研究してまいります。 次に、3点目、松原市での起業支援についてでございますが、本市では、産業競争力強化法に基づく創業支援等事業計画について、平成27年5月に経済産業省及び総務省より認定をいただき、松原商工会議所、阪南大学、株式会社日本政策金融公庫、株式会社池田泉州銀行と創業支援ネットワークを形成しております。そのネットワークの中で資金調達や事業計画書の作成、許認可手続への支援、起業に興味のある方々を対象に創業セミナーなどを実施しております。 また、起業後も起業した方たちからのリアルな体験談を聞いて経営に生かせるよう、交流の場を設ける取り組みなど、各団体が持つ強みを生かした支援に取り組んでおります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  教育委員会への質問についてお答えさせていただきます。 1の学校教育活動の改善についてでございますが、平成31年度から市内小・中学校全ての子どもが空調整備のもと、学習できる予定であり、教育委員会としましては、整備された環境を十分活用したいと考えております。 特に、平成32年度に小学校で、平成33年度には中学校で新学習指導要領が全面実施となり、外国語の授業時間数がふえ、プログラミング教育が必修となります。そのため授業時数をふやす必要があり、夏休みを含む長期休業期間の活用も視野に入れ、どのように授業時数を確保するかについて、現在検討を始めたところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君)  御答弁ありがとうございます。 では、再質問を1点目の学校教育活動の改善についてから順番にさせていただきます。 まず、松原市の学力は、ほぼ全国平均に近づいておると聞いておりますが、今まで学力向上のために取り組まれてきたことは、どんなことがございますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  学力向上の取り組みについてお答えいたします。 本市では、全小・中学校におきまして学力向上アクションプランを策定いたしまして、言語活動、授業規律、家庭学習、読書活動、そして基本的な生活習慣、この5つをキーワードに学力向上の取り組みを進めてまいりました。 例えば授業づくりにつきましては、子どもたちがみずから考え、伝え合う授業の指導を継続的に行いまして、あるいは子どもの学力実態を把握しまして、課題に応じた個別の学習を行うなど、きめ細かな指導を行ってまいりました。 また、放課後学習や元気塾などの取り組みも定着してきておりまして、これらの取り組みにより、本市の子どもたちの学力の向上が図られていると考えております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君)  ありがとうございます。 今の5つのキーワードでこれからもしっかりと学力向上に目指していっていただきたい。 それとまた別に、空調設備による夏休み期間の見直しについてなんですけれども、まず近隣市の夏休み期間の状況等ございましたら教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  近隣市の状況でございますが、南河内地区6市のうち、羽曳野、藤井寺、富田林、河内長野、そして松原市、この5市につきましては、現在夏休みは7月21日から8月31日までとなっております。ただ大阪狭山市につきましては、夏休みの終わりを8月27日とされておられます。大阪府下全域につきましても、8月下旬に2学期を開始する市町村がふえていると聞いております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君)  ありがとうございます。 あと、空調を整備した市の多くは、夏休みを短くしているようによく聞くんですけれども、理由についてわかりますでしょうか、教えていただけたらと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  それぞれの市町村に御事情が違うかもしれませんが、私どもも幾つか聞いておりますのは、先ほど教育長の答弁でも申し上げましたように、新学習指導要領が小学校が平成32年度、そして中学校が平成33年度に全面実施となります。その結果、道徳あるいは外国語、そしてプログラミング教育と、さまざまな新たな授業が提案されておりまして、授業時数のほうも増加をいたしますので、そのための準備ということで対応されているというふうに聞いております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君)  ありがとうございます。 あと、授業時数をふやすために夏休みの短縮をしているということなんですけれども、少しでも時間数をふやせばそれだけ学習するので学力向上につながると思います。学力の向上について、松原市の今の現状はどないなっておりますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  平成30年度、今年度の全国学力・学習状況調査の結果で申し上げますと、平均正答率でございますが、小学校の算数、A区分につきましては、全国、そして大阪府を上回ることができました。ただ一方で、その他の小学校の算数のB区分、そして国語、さらには中学校の国語、数学につきましては、全国、府をやや下回る結果となっております。 ただ一方で、児童生徒質問紙調査を見てみますと、学力と大きな相関関係があると言われております朝食の摂取率あるいは家で宿題をする習慣につきましては、松原市は大阪府を上回る結果となりました。 また、先生は子どものよいところを認めてくれるあるいは地域のことを調べたり、地域の人とかかわったりする機会があるというような回答につきましても、松原市は全国を上回るよい結果となっておりますので、今後、さらに学力向上が進んでいくと考えております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君)  ありがとうございます。 特に今の答弁でもそうなんですけれども、中学生になるとやはり勉強も難しくなってきます。また、学力の中でも中学というのは大変大事な時期だと私も考えております。中学校で特に課題が、一番難しいとは思うんですけれども、中学校の学力の向上の施策といいますか、中学校ならではの方針等ございましたら、お聞かせいただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  とりわけ中学校の学力向上施策ということでございますが、先ほどの学力向上アクションプランの一つのポイントであります授業規律、つまり授業中しっかりと先生の授業を聞いているか、このあたりにつきましては大きな改善を見ております。授業中に私語なく落ちついて授業を聞いているか、子どもたちの自己アンケートの結果は非常に現在良好な状態になっております。1つには授業規律の改善というのがございます。 一方で、教職員の側の授業の改善でございますが、本市では、教育研修センターにおきまして授業づくり研修を実施しております。そして松原市の各教科におけるモデル事業の提案をいたしております。例えば生徒がグループを活用して話し合う活動を通して自分の考えを深め、そして広げる、そういった力を育成する授業のことでございます。また、各中学校の学力向上担当者の会議を定期的に開催いたしまして、学力向上の成果が上がっている中学校、この取り組みを共有して他の学校に広げる取り組みもしております。 さらに今年度ですが、大阪府の確かな学びを育む学校づくり推進事業を活用いたしまして、その推進校の取り組みを他の中学校にも広げ、教員の授業力改善につなげているところでございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君)  ありがとうございます。 学力を向上させる、成績をよくしていくという意味合いでございますけれども、これはなかなか難しい、口で言うてできるものでもない、それも十分わかっておるんですけれども、これからもしっかりと取り組んでいっていただきたい。ありがとうございました。 私は、授業をふやしただけで簡単に学力が上がっていくとは当然思っておりませんし、授業時間をふやしただけでは思っていません。しかし、学習時間、授業する、学ぶ時間をふやせば、長い期間を持ったら少しは成果・効果が出てくるんではないかと私も考えております。学歴のないような私が余り授業をふやせふやせと言うのもどうかとも考えております。 それと、これを子どもたちが見たときに、恐らく僕も嫌われるんではないかと、それも考えております。子どもたちは遊ぶのに専念したい、これが本心でございますから、その中で学ぶ楽しさもわかってほしいなというふうに思っております。子どもたちにも謝っておきます。本当にごめんなさいと思います。しかし、将来、自分自身のために後悔しないよう頑張ってほしい、その気持ちは大いにございます、私自身が。そして教育に携わる学校関係者へのお願いにはなるんですけれども、子どもたちの気持ちや保護者の気持ちを取り入れて試行錯誤し、よい案、よい対策がとられますことを心よりお願いいたします。本当に御答弁ありがとうございました。 次に、2点目の質問に移らせていただきます。 生活保護についてお聞きいたします。 前定例会から続けての質問になるんですけれども、まずは初めに、今、現状、平成30年10月末現在の世帯別の保護世帯数と割合を教えていただきますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中瀬福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(中瀬保君)  お答えさせていただきます。 10月末現在の生活保護の受給世帯数は、合計2,505世帯でございます。その内訳の種別でございますが、高齢者世帯で1,405世帯、率でいいますと56.1%、母子世帯196世帯7.8%、傷病世帯348世帯13.9%、障害をお持ちの世帯282世帯11.3%、その他の世帯としまして274世帯10.9%となっております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君)  ありがとうございます。 あと、生活保護受給者の中には、恐らく働きたくても働けない、そんな人が多くおられると思います。そういうふうな状態は今、現状はいかがなものでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中瀬福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(中瀬保君)  お答えします。 高齢者世帯や病気をお持ちで働くことができない傷病世帯、さまざまな障害をお持ちの障害者世帯は、なかなか働きたくても働くことができずにおられる現状でございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君)  そういう人たちのために、どういう支援を行っておられますか。また、支援をされているのであればどのような効果が出てきておりますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中瀬福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(中瀬保君)  まず、病気で働くことができない方につきましては、まず、しっかりと病気を治していただくことを優先していただくことで、就労することが可能になりましたら就労支援を行っていきたいと思っております。 また、障害をお持ちでなかなか働くことができない方につきましては、障害者が就労に必要な知識や能力の向上のために訓練を行う場所を紹介するなど、行っておるところでございます。 そのような結果、障害者に就労や生産活動の機会の提供、訓練の場所の提供を行うことによって、社会的なつながりを回復・維持し、地域社会の一員として充実した生活を送ることができるようになると考えております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君)  ありがとうございます。 あと、生活保護を受給されている方で、就労は可能であるが、なかなか仕事が決まらず、就労できない人に対して何か支援はございますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中瀬福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(中瀬保君)  生活保護のケースワーカーと就労支援員が連携をとりながら、生活保護受給者と面接をし、相談や助言を行って就労意欲を促したり、個別に対応しております。 また、ハローワークとの連絡調整を行いながら、就労につなげるよう支援を行っているところでございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君)  ありがとうございます。 生活保護受給者の方で一日も早く働きたい、働いて何とか生活保護から自立をしたいと、そういう思いを持っておられる方もたくさんいてるとは思います。そういった自立を目指す人たちは、特に力を入れて就労支援を継続していってほしいのと同時に、また受給される前の受給をされるときに相談に来た際の就労支援、生活保護を受ける前の就労支援も特に力を入れて取り組んでいただきたいと思います。 次に、生活保護を受給されている家庭の子どもたちが大人になって、そのまま子どもたちも大人になった際に生活保護を受ける人が多いと、そういうふうに聞いておるんですけれども、その子どもたちが大人になるまでの間に、何か対策等ございましたら教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中瀬福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(中瀬保君)  受給者の子どもさんが大人になる前に自立できる能力や知識などを蓄えることができるよう、その子どもさんが大学等に進学することがスムーズにいくように配慮されることを目的として、平成26年度より高校生のアルバイト収入につきましては、高校終了後、大学等に就学するための入学料や授業料に充てる場合は、収入認定から除外するようになっております。ケースワーカーが世帯主さん、その親から相談を受けまして、子どもが将来自立できる方向に進むように支援してまいりたいと考えております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君)  ありがとうございます。 現在の生活保護からの自立というのも本当に大切なことなんですが、特に今も申し上げたとおり、子どものいる世帯においては、将来のことも見据えて支援することが最も重要だと考えております。子どもの学べる環境をつくることと就労支援は本当に大事なことです。これからもしっかりと対応のほどお願いいたします。 子どもたちには幸せになってほしい、それは大人、親の全ての願いでございますけれども、そのスタートから学校を卒業して生活保護からのスタートでは、なかなかいいとはそれだけでは思えないので、しっかりと子どものうち、大人になるまでの間に支援をいただけるようよろしくお願いいたします。 あと、前回の定例会においてもお聞きしましたが、生活保護調査チームについてお聞きいたします。 課税調査のほかにケースワーカーが日常業務でできないことを調査チームにやっていただきたいんですけれども、その後の展開などはございますか。 言いましたら、先ほど一番初めに質問させていただきました世帯数の確認の部分なんですけれども、恐らく母子世帯の7.8%とその他世帯というところの10.9%の部分の方々が恐らく今言うている調査チームの対象に当てはまるところではないかと思うんですけれども、前回からお話ししている調査チームについて、その後の展開等ございましたら教えていただきたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中瀬福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(中瀬保君)  ただいま日常業務でできないことということでございますが、ケースワーカーがふだん日常等のケースの調査項目といたしまして、課税調査や銀行調査などの預金調査によりまして、収入が未申告であることが大部分に明らかになっていることにより、ふだん日常のケースワーカーの業務でいわゆる申告漏れの所得が発見されているという現状でございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君)  ありがとうございます。 前回からもずっと言っておるんですけれども、前回お話しした調査チームの立ち上げについてのお考えは何かございますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中瀬福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(中瀬保君)  さまざまな自治体がさまざまな手法で生活保護の受給について適正に行えるよう調査をしているところでございます。他市ではそういった特別チームを用いて実施しておるところでございますが、本市におきましては、今のところ、ふだんの調査の業務によりまして大部分が申告漏れの収入が見つかったりというようなことになっているところでございますので、さまざまな調査手法につきましては、引き続き検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君)  ありがとうございます。 調査チームについて、前回からなんですが、費用対効果を研究するということでございましたが、研究したその後はいかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中瀬福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ◎福祉部長(中瀬保君)  先ほど申しました他の自治体での調査チームの実態でございますが、新聞報道によりますと、費用の効果につきましては、そういった受給の収入の調査による発見よりも人件費のほうが上回っておるということを聞いております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君)  福祉部長、ありがとうございます。たびたびの質問で本当に申しわけないんですけれども、私の考える調査チームをつくるというのは、不正受給をなくしたいという意味合いでございます。不正をする人に対して生活保護の開始時に収入の申告届け義務の説明とか、金融機関の調査というのは国全体でやっている取り組みであって、松原市が何かを新しく取り組んでいるわけでもございません。防止策としては、これでは手薄ではないのかなと感じております。 また、調査チームは大阪市だけではございません。例えばさいたま市などでも市が独自で取り組んでおられ、効果も年々どんどんと上がってきているというそうです。費用対効果で人件費のほうがたとえ上回ったとしても、調査チームができたんだ、取り締まりが厳しくなっているという形で抑止力にもなってまいりますし、費用が多くかかったとしても、無駄な税金ではないと市民の方々の理解もしっかり得られるんではないかと信じております。ぜひとも一歩踏み込んだ政策を期待いたします。ありがとうございました。 次に、3点目、松原市での起業支援についてお聞きいたします。 初めて起業する人への支援についてなんですけれども、起業しようと思う人が市役所に相談に訪れた場合、松原市ではどういうふうな支援を受けることができますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  神野理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(神野知子君)  市の支援についてでございますが、市では、先ほど市長答弁にもありましたように、創業支援等事業計画の中で松原商工会議所、金融機関などと創業支援ネットワークというのを形成しております。起業しようと思う方が来られた場合、具体的にどのような支援を望まれているのか丁寧にお聞かせいただいた上で、その方にとってふさわしい機関につながせていただいて、連携して支援する体制をつくっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君)  先ほどもございましたけれども、創業支援ネットワークというのは、詳しくいうとどのようなものになるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  神野理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(神野知子君)  創業支援ネットワークについて御説明させていただきます。 経済産業省及び総務省より平成27年5月に創業支援等事業計画というのを認定いただきました。その中で松原商工会議所、阪南大学、日本政策金融公庫、池田泉州銀行と連携しております。 各支援機関の役割としましては、まず、松原商工会議所では、創業に必要な知識を学んでいただくための創業塾というものを開催しております。また、会議所の経営指導員等が創業の相談にも応じております。 次に、阪南大学では、アドバイザーによる起業支援、資金調達、経営全般にわたる相談にも応じております。 日本政策金融公庫では、資金調達や事業計画作成を初め、創業に関する相談にもちろん応じておりますし、公庫で実施しております支援センターでのセミナーの案内なども行っております。 最後に、池田泉州銀行でございますが、資金調達や事業計画書作成、不動産情報等の相談にも応じております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君)  ありがとうございます。 今言うていました創業セミナーを修了した場合などは何か優遇されるような措置、何かサービスといいますか、そういったものはございますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  神野理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(神野知子君)  セミナー修了者の優遇措置、何点かございまして、株式会社等の法人設立時の登録免許税が減免になっております。また、創業関連保証につきまして、通常、事業開始の2カ月前からの利用になっているんですが、セミナー修了者につきましては、6カ月前から利用が可能になっております。新規開業支援資金の貸し付け利率につきましても、通常利率より引き下げられております。また、先般起業家との交流会なども実施されております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君)  ありがとうございます。 先ほども壇上でも申しましたが、私が先日、北九州のほうに視察させていただいたところ、廃校になった小学校を使って起業家が集まって出店して、その成功事例などを共有して、初めて起業する仲間たちとともに成果を上げているというふうに聞いております。 また、松原市におきましても、このような取り組みを実施してもらえれば、これから起業しようとする人にとってチャレンジしやすいといいますか、手助けになると思うんですけれども、そういった部分についてはいかがなものでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  神野理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(神野知子君)  議員がおっしゃるような他市の事例、いろいろな事例を参考にさせていただきながら、本市としましては、今後も創業支援ネットワークにより各支援機関と連携を密に情報共有しながら、起業しようとする方のニーズ把握を十分努めまして、どういった創業支援ができるか、研究してまいりたいと考えております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  鍋谷議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(鍋谷悟君)  本当にありがとうございます。 今まで松原市は多くの企業を誘致してこられました。市長を初め、皆さんの努力で実現したものだと私も考えております。市民の一人として改めて感謝もいたします。ありがとうございます。 その企業誘致を今も申しました、初めて起業する人たちにもどんどんと目を配っていって数多くの支援をし、松原市で起業していただけたら、大きな企業、大・中企業を誘致することと同じぐらいの松原市での効果を見込めるんじゃないかという形でこんな質問をさせていただいたんですけれども、また、きのうのひとつ新聞にも載っておったんですけれども、隣町の八尾の話なんですけれども、八尾あきんど起業塾という名で、八尾市で起業される人たちの支援をされておるわけなんですけれども、新聞にも載っておりましたが、起業された人は、八尾市の支援で小企業診断士や税理士相談も無料で受けられ、初めて起業する人に大変役に立つ手助けだったとおっしゃっておられました。インタビューの部分なんですけれども、あと低金利での融資を受けることもでき、先ほど松原市での取り組みを聞いたところ、松原市の支援も実際よく似た部分もたくさん重なる部分がございます。これから起業する人たちはやる気と大きな当然希望を持って進めていくわけですから、後に松原市で老舗と言われるような会社やお店が多く起業されることを私自身も願っております。 本日、3点の質問をさせていただきました。御答弁、生活保護の件につきましては、前回と続けてにもなってしまいましたけれども、御答弁ありがとうございました。これからも市民と行政が協働でさらに豊かなまち松原市をつくっていけることをお願いいたします。 これで質問を終わります。ありがとうございました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  次に、植松議員の発言を許します。 植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~               一般質問(個人) 日本共産党 4番 植松 栄次議員発言要旨具体的内容備考欄1.ゆるキャラグランプリについて  2.松原市内の外国人労働者の実態について  3.庁舎内の安全確保について         ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君) (登壇) 日本共産党の植松栄次であります。 議長のお許しを得ましたので、質問させていただきます。 まず、2018ゆるキャラグランプリについてでございます。 松原市のマッキーもエントリーしたところでございますが、このグランプリに参加した目的、初心とでもいいましょうか、もう何年かされているんですけれども、それは一体何だったのでしょうか。今回のグランプリでは金メダルをとるためにと組織票の積み上げなどなされたとのことで、報道に大きく取り扱われてしまいました。 ニュースを拝見していますと、主催されたらしい方が、本来、地域のまちづくりの応援にとのことで始めたのに、グランプリで金メダルをとることが目的となっており、大変残念、見直す必要がなどと発言されていたようであります。このことなどについて、本市としてのお考えなどをお聞かせください。 次に、松原市内の外国人労働者の実態であります。 技能実習生というもののせいでしょうか、最近、私の住む地域に外国の方がグループで住んでおられます。早朝に作業服で出かけ、夕方以降、時には21時以降に作業服で帰宅されるケースをよく拝見いたします。また、土曜日や日曜日の夕方から夜にかけて同じように帰宅されるケースもございます。 聞けば、住民登録法改正で永住権を取得しておられる外国人の方も住民登録をされておられるとのことであります。公職選挙法や参政権など、全ての住民の権利を取得されているわけではありませんけれども、名実とも住民となられた方々を松原市としても歓迎し、そして彼ら、彼女らの日本での生活での安心や安全が享受できるように、松原市として何か支援を行っているでしょうか。ありましたらお聞かせください。 3つ目に、庁舎内の安全と安心の確保についてでございます。 松原市では、この間、庁舎そのものの長寿命化や耐震などの安全対策などで本庁舎や消防庁舎の外壁など、補修工事を行ってきています。庁舎内の安全確保でございますけれども、災害が起これば災害対策本部などが設置され、この庁舎を中心に具体的な対応が発信されています。長寿命化とあわせて、地震や台風などの自然災害がふえている中で、安心・安全日本一を掲げる本市としての庁舎の安全対策について、お考えをお聞きしたいと思います。 壇上での質問は以上といたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの植松議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、ゆるキャラグランプリについてでございますが、ゆるキャラグランプリには市をPRすることを目的に出場しております。 次に、2点目、松原市内の外国人労働者の実態についてでございますが、外国人労働者を含む全ての労働者が安心して働くことができるよう、労使間のトラブルや働くことに関するさまざまな疑問や悩み事の相談に対して、市内の社会保険労務士事務所と委託契約を結ぶことで、本人の希望日時に気軽に相談に応じていただけるよう取り組んでおります。 次に、3点目、庁舎内の安全確保についてでございますが、来庁された方が安心して庁舎を利用していただけるよう、法で定められた定期的な点検を行うことはもとより、日ごろから庁舎各設備の適正な維持管理を行うなど、安心・安全な庁舎管理に努めております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  ありがとうございます。 そもそもこのゆるキャラグランプリというものは、どういうふうなものだったんでしょうか、お答えください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  松岡市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(松岡達也君)  ゆるキャラといいますのは、緩いマスコットキャラクターを略したものでございまして、イベント、各種キャンペーン、地域おこし、名産品の紹介などの地域全般の情報をPRするため、企業や自治体が使用するものとされております。ゆるキャラグランプリにつきましては、ゆるキャラを通じて日本や地域、会社を元気にをコンセプトに実施されるものがゆるキャラグランプリでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  地域、松原を元気にしていただいているというところでは、マッキーも評価の対象になると思いますし、今後もいろいろ意見はありましょうが、頑張ってほしいところではありますけれども、さて、このマッキーはいつからこのグランプリにエントリーされたのでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  松岡市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(松岡達也君)  ゆるキャラグランプリ自体も平成22年からスタートしておるんですけれども、マッキーは平成23年からエントリーしております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  そうしましたら、ことし9回目ぐらいになるんですか。ゆるキャラグランプリで松原市も金メダルをとるんだということで頑張っておられたと思うんですけれども、出場に際してマッキーはことしどのようなPRをしてこられましたでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  松岡市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(松岡達也君)  ことしのPR活動なんですけれども、8月1日に出陣式というのをさせていただきまして、ホームページへの掲載、マッキーツイッターによる呼びかけ、市民まつりでのパレード参加や子育て支援センター、市内の企業回りなど、数多くのイベントや施設などにおおむね約20カ所訪問してPRのほうをしてまいりました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  ところで、このゆるキャラグランプリでマッキーの金メダル奪取をと職員に対しての投票依頼について、投票を強制するような威圧的な内容だと受け取った職員もいたようですけれども、どのような認識を持っておられますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  松岡市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(松岡達也君)  ゆるキャラグランプリの出場は、マッキーを通じて松原市のPRをする事業の一環でございます。マスコットキャラクターを通じて松原市を多くの皆さんに知っていただく、広く松原市をPRすることを目的に取り組んでまいりました。そのためには市民の皆様に投票をお願いするだけではなく、職員の協力も必要だというふうに思います。 そういった思いで投票のお願いという形で依頼を通知させていただいたものでございまして、決して強制するようなものではございません。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  強制はなかったということでおっしゃっておられますけれども、それも受ける側の関係もありますので、今後気をつけていただきたいと思いますし、また、勤務時間中にこれを投票してくれということでなっているんですけれども、私が職員やったときは、勤務時間中は外してということで職場なんかでもやっておりまして、それで休み時間やとか、家に帰ってからしようということで職場の中で意思統一していたときがあるんですけれども、そういった意味でそれはどうなっているのかなというふうに思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  松岡市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(松岡達也君)  投票につきましては、勤務時間内外にかかわらず、これをお願いしたものでございます。勤務中においては業務に差し支えがない範囲で、そういったときに行っていただきたいという思いでございまして、決してそういった強制するとか、これでプレッシャーを感じていただくというふうなものではございません。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  いろいろ職員の皆さん大変な、仕事が忙しい中で御苦労もあったと思います。本当にお疲れさまと言いたいところでございます。そんな中でこんな嫌らしい報道なんかもされまして、本当に嫌やなという気分を持ったと思います。地域を元気にするどころか、本当に嫌な気分やなと思っているんですけれども、そういった意味で来年もまたされるんでしょうか、これ。来年度のゆるキャラグランプリについては出場されるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  松岡市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(松岡達也君)  ことしで一区切りというような思いでマッキーも頑張ってまいりました。来年のことはマッキーの気持ちも聞いた上で考えていきたいなと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  マッキーさんに聞いてもうてもええとは思うんですけれども、どない言うんでしょうか、これがいろんなところで波及すると思います。私のところに突然電話がかかってきまして、何で私の電話番号を知っているのかわかりませんねんけれども、テレビ報道にもあった最後の17、18日の東大阪で開催されたフィナーレの取り組みとでもいうんでしょうか。うちは出席していなかったんですけれども、大量の組織票と批判されたまちが出展したのに、何で松原市は参加しなかったんやというようなことでお叱りの声を私いただいたわけですけれども、今、一番渦中になっている最中に行って混乱を起こしたらあかんから違いますかねということで答えていたわけですけれども、少なくない市民がやはり応援しているんですよ。そういった市民には本当に御苦労をかけましたし、職員の中からも言いようのないような落胆や憤りの声が私のところにも入ってきております。松原市では、そういった声に真摯に応えて、今後検討していただきたいなと思います。本当に皆さんの苦労が徒労に終わらないように、それでまた、次の何か違うようなスタイルになるかもわかりませんけれども、それらも踏まえてぜひ検討のほどよろしくお願いしたいなと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  我々、恐らくこれは全職員、市民もそうだと思うんですけれども、決して落胆、後ろ向きな思いはしておりません。むしろ今までで最もすばらしい順位、票をいただいたというところで言いますと、応援してくださった方々に一番感謝を申し上げますとともに、担当職員がこれまでにない松原市のPR、マッキーにいろいろと活躍をしてもらう中で頑張ってくれたのが今回の結果だと私自身は受けとめております。 その上で、報道において私は大変勉強が足らないといいますか、報じるほうもあのゆるキャラグランプリ自体に対する考え方がそもそも私は間違っておられるなと思うのは、あれは始まった当時からもそうです。これは組織票だとか、職員に頼むことが悪だみたいな報道をされておりますけれども、常々1番になったり、2番、3番、1日何万票も入るゆるキャラは、そこの市の職員や市民が頑張っただけの話であって、そのグランプリだと私はずっと認識をしておりました。何を今さら職員の頑張りが批判されるような報道がなされるのかな、それも主催者側が今回は大量に取得したIDに関しては無効票にしたというようなことを報じておりましたけれども、これまでもそういった票はあったわけでありまして、これは過去の9回を振り返ってもらわなきゃいけない話で、そういった報道は一切なされておらなかった。我々なりにしっかりと、今、議員、指摘いただいた点についてはしっかり検証しながら、今後の松原市のPR、マッキーに活躍してもらえるような形を考えていきたいなと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  ありがとうございます。 いずれにしましても、受けようというのはいろいろございますので、それはそれで真摯に聞いていただきたいなというのが私の意見でございます。 また、本当にけちがついたなというような気もしておりますので、その辺につきましても、頑張った職員の皆さん、市民の皆さんの協力にはお礼しながら、また引き続き次の機会といいましょうか、形を変えるなりいろんなことをしてもうたらええと思いますし、同時に松原市のええところはぎょうさんあると思いますので、もっともっと発信していただけるような、そういうふうなことにしていただきたいなと思います。 次に、松原市の外国人労働者の実態でありますけれども、先ほどの市長答弁において、外国人労働者を含む全ての労働者が気軽に相談に応じていただけるよう取り組んでいますとのことでした。年間どれぐらいの相談件数があるのでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  神野理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(神野知子君)  近年の件数を申し上げますと、平成26年度7件、平成27年度13件、平成28年度12件、平成29年度10件となっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  少なくない数やと思うんですけれども、そういう相談があったということで、知らない土地に来られた方とかが本当に言葉も通じない中で、市役所というところがそういうことをしてくださるんかということで、それは大変ありがたいことやと思うんですね。それで相談内容として一体どういうものが多かったのでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  神野理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(神野知子君)  先ほどのお答えしました件数についてですが、外国人を含む全ての件数になっておりますので、お願いいたします。 相談内容についてお答えさせていただきます。 主な相談内容としましては、給与の未払いでありますとか、就労条件、雇用保険などについてでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  そうですか。外国人だけじゃないということですよね。そういう窓口があるということが大事なことやと思いますし、通訳してくださる方もいてはると思いますので、ぜひそういうええところは発信してもうて、もっともっと相談に来てもらえるような、受けとめられるようなそんな松原市の行政になっていただきたいなと思います。 それと、直近の外国人の住民の人数と5年前の人数を教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  田村市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民生活部長(田村滋近君)  直近の数ですが、平成30年10月1日現在ですが、1,504名、平成26年10月1日現在で1,306名となっております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  ありがとうございます。 200人ぐらいふえたということで、ちょっとありがたい話やなと思っておりますけれども、また、その中で入ってこられるときに目的というのが示されると聞いておるんですけれども、その外国人住民の方、1,504人ですか、直近のその中で技能習得の外国人の方はどれほどおられますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  田村市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民生活部長(田村滋近君)  在留資格が技能習得の方は248名となっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  ありがとうございます。 人口がふえた数、そのときもいてはったかもわかりませんけれども、248人というのはかなり多いんじゃないかなと思います。私の家の近所で少なくとも12人ぐらいいてはりますので、そういった意味ではそれぐらいいてはるからうちの近所でもこれぐらいいてはっても当たり前かなというふうに思っております。 ところで、昨日のニュースで技術実習の外国人の方が26万人以上日本に今いておられると聞いております。おおむね千人に1人に近い方が248人ですから、松原市に居住されていると考えられます。また、松原市民の人口は日本のおおむね千分の1ですから、同じような比率で外国人の方も松原市に住んでおられるんやなというふうに思っております。 また、きょうにも入管法の変更が強行されるような状況の中ですけれども、外国人労働者がふえますと、考えられることとして職場での労働環境などのさまざまな問題も発生すると推測されますが、今後、外国人の方が人権を初めとするさまざまな相談に来られた場合、市としてどのように対応するのでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  人権についてということですので、人権に関する相談というのは、外国の方であっても、日本の方であっても同様に相談を受けさせていただいております。その内容によって大阪府であるとか、それから法務局、その辺と連携をして適切に対応するというようなことをしております。 これまで外国人の方から人権に関する相談、それは受けたことはございません。ございませんが、今後、外国の方がそういうふうな相談に来られた際につきましても、これまでと同様に適切に対応してまいりたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  外国人の方、今のところないというところで、良好な労働環境が保たれているのかなということを期待するものでございますけれども、その中で特に今後予想される問題がいろいろあると思うんですけれども、日本語をしゃべれないで制度そのものもわからないというふうな方もたくさんおられると思いまして、そういった方々に、外国人、労働者だけじゃなしに、住民に対するサポート体制といいましょうか、具体的なことがありましたら教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  外国人の方の中には、日本語がなかなかわからないという方がいらっしゃいます。そういうような方に対しましては、通訳のボランティアというのを派遣させていただいております。これは御本人から御依頼いただきまして、役所の窓口での対応であるとか、それから病院とか、あと学校での懇談とか、そういった場面での通訳とか、あと書類での翻訳、そういうようなものも対応しておりまして、外国の方が松原市で快適にというか、より暮らしやすいようにサポートをしております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  ありがとうございます。 いろいろな手厚いことをしていただいているようで、本当にいいことやと思います。 昨日のニュースで、この3年間で外国人の実習生の方が69人も死亡されているというニュースを見ました。そのうち自殺者が6人と、ほかにもその可能性のある不審死の方もおられると言われております。さらに殺人事件の被害者も4人おられ、うち2人が技術実習生の外国人同士の間のトラブルということでございます。また、違うニュースですけれども、外国人の技術修習の方のうち、12万人がベトナム人だそうでございます。いろんな夢と希望を持って日本に来られ、また、松原市にもたくさん住まれております。 きょうのニュースを見ますと、本来、こういう派遣事業といいましょうか、日本に来るために手数料というものが30万円以内やったらええのかなというような形で書いていたと思うんですけれども、それ以外の法外な手数料を取られたという方が2017年の調査で、2,700人ほどの調査なんですけれども、そのうちのベトナムの方は千数百人おられまして、その八十数%がそのような違法な手数料を払って来られるということで、まさに経済的にもしんどい状態で日本に来られ、そして日本の中で労働基準法も守られていない中で今就労されているという部分がございます。 これからそういった中で日本に悪い印象を持ってもらうことなく、帰国されるまで本当に、国はやることはたくさんあると思うんですけれども、結果としてそのあらわれというのは私たち末端といいましょうか、市町村で絶対にあらわれてくると思うんです。ぜひ支援していただくことを心からお願い申し上げます。 そして彼らが本当にこの松原市で住んでよかったなとか、働いてよかったなというふうな記憶に残るような環境を提供できれば、本国に戻られたとき、松原市と日本の好感度へとつながっていくものと思います。まさに良好で生きた友好関係が結ばれるものと考えますので、一層の充実とさらに積極的な対応をお願いいたしまして、次の質問へと移らせていただきます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  すみません。議事運営上、休憩いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △休憩(午前11時54分) △再開(午後0時58分)        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  休憩前に返り会議を再開いたします。 午前中に引き続き、植松議員の質疑を続行いたします。 植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  午前中に引き続きまして、質問させていただきます。 市長の答弁のほうで、法令に準じて点検等補修をやっているということをいただきました。 庁舎の中の安全確保の問題でございますけれども、具体的にどのような改修をされたのかということをまずお聞きしたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  宮本総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(宮本靖之君)  改修についてでございますけれども、最近でございますと、平成28年度に1階市民ロビーの天井の耐震補強工事などを実施しております。それから、平成29年度には、庁舎の低層棟の外壁改修工事、それから、平成30年度には、高層棟の外壁改修工事と庁舎内部の一部設備改修工事などを行っております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  ありがとうございます。 それでは、中になると思うんですけれども、設備について、点検時の状況に応じてどのような改修をなされたのでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  宮本総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(宮本靖之君)  設備についてでございますけれども、例えば、排煙設備や非常用の照明装置、そういった建築設備について、毎年、調査、検査を行っております。それから、エレベーターについても毎年検査のほう行っておりまして、特に庁舎エレベーターにつきましては、大きな揺れを感知しますと地震時慣性運転装置に移行して、最寄りの階に自動停止して、閉じ込めを抑止するような対策を講じております。ほかには、自動火災報知設備や中央監視システム、非常用放送設備や電話交換設備などの更新も順次計画的に行っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  ありがとうございます。 エレベーターの地震時慣性運転装置について、ちょっとこの間聞いたところ、この間の北部地震でちゃんと作動したということを聞いておりますんで、きっちり点検されているからそういうことになるんかなというふうに思っております。ありがとうございます。それと、庁舎については、安全確保のために計画的な改修をしていただいているということは、もうよくわかりました。 次に、市民の方が多数来庁されるときに通過されております庁舎正面玄関前の市民プラザについてでございます。 歩行者や自転車、重たいバイクを押して駐輪される方、自動車などなど、さまざまな形態で行き交っておられますけれども、利用状況はどうなっているでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  宮本総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(宮本靖之君)  利用状況でございますけれども、市民プラザにつきましては、地下の駐車場の状況等によりまして、来庁者の方の駐車スペースとしても臨時的に利用しています。特に、障害を持たれた方で正面玄関に近づけて駐車されたい方については、優先的に配慮している面もございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  臨時場というのは理解しておりますし、当初からそういうふうな使い方するというのも私も存じ上げておるんですけれども、しかし、実際、ほぼほぼ毎日駐車場となっておりまして、マイクロバスなんかも出入りしているんですけれども、この今の市民プラザの状況について、ほんまに事故なんかも予想されると思うんです。私は、こういったことを避けるために、今も何の目印もなく車や人が行き交っておりますんで、駐車場所も含めて、臨時とはいうものの、そういう目印となるような進入帯であったり、あるいは通行帯、人の通行帯、そして、おおよそ駐車位置などの目印を設置するなどの安全対策が必要と考えておるんですけれども、現状はいかがですかね。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  宮本総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(宮本靖之君)  市民プラザにつきましては、現在も事故が起こらないよう、日ごろから安全管理に努めております。庁舎の駐車場の管理につきましては、シルバー人材センターに委託しておりまして、市民プラザに駐車する車両があった場合、歩行者の安全確保をまず行った上で、駐車スペースへの案内を行っております。そういった関係で、来庁者の方に安全に利用していただけるよう人員を配置しているという状況でございますし、通行帯につきましては、バイクの場合でしたら、ちょうど端のほうにバイクを押して通行するところについては表示しております。 また、通行の方につきましては、現在、点字ブロックによる通行帯というのを3ルート設けております。それによりまして、目の不自由な方もそこを通っていただけるような配慮をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  植松議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆4番(植松栄次君)  それもよくわかっておりますし、その上で、やはり目印は要るんやないかなと思いますんで、できたら検討のほうお願いしたいなと思います。年末年始を迎え、そして、年明けますと、もう3月半ばまで市民税の申告など多数の来庁者の方々が来られると思います。それらを見越したときに、正面玄関前の市民プラザでの人と自転車、さらにぐるりん号やマイクロバス、もうこの状態、本当に安全対策を強化していただきたいなと思います。この中に入ってきたときに、ほんまにいろんな車が来て、車によっては死角とかもたくさんございますんで、そういった意味では、統一的な目印というものが必要じゃないかなと思います。そういったことも踏まえていただきまして、とにかく安全な庁舎に努めてほしいなと思います。 また、この庁舎に来庁される方、ほかの市町村へ行った人はわかると思うんですけれども、本当にたくさんの人が来てくださっております、市民の方含めて。もうこれぐらい来てくださっているというふうな庁舎はほかにもないと思いますんで、くれぐれも安全に気をつけていただいて、そして、いざとなったときには、ここが防災の拠点として機能するわけですから、引き続きそういう防災に強い庁舎であったり、そして、さらには、使用面での安全性高めていただきますことを心からお願いいたしまして、時間早なりましたけれども、私からの質問とさせていただきます。ありがとうございました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  次に、依田議員の発言を許します。 依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~               一般質問(個人) 公明党 5番 依田眞美子議員発言要旨具体的内容備考欄1.健康増進にむけて(1) ガン検診の受診率の向上について (2) 心の健康について
    (3) 健康教育について 2.高齢者施策について(1) 独居高齢者への手立てについて 3.本市の奨学金制度について         ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君) (登壇) 5番、公明党の依田眞美子でございます。 ただいま議長のお許しをいただきましたので、発言通告に従いまして、順次質問をさせていただきます。市長を初め理事者の皆様には、誠意ある御答弁をよろしくお願いいたします。 1点目には、健康増進に向けて、2点目には高齢者施策について、3点目には本市独自の奨学金制度についてお尋ねいたします。 最初に、公明党が推進してきましたがん対策を申し述べさせていただきます。 2006年、がん対策基本法が制定され、この基本計画により、着実にがん対策が推進され、さらに、2016年12月には、新たな課題に対応するため、改正法が成立。治療と就労の両立支援、また、緩和ケアの強化、また、がん教育の推進などが盛り込まれました。また、生涯に患う乳がんの罹患者は、11人に1人と言われており、厚労省の調査によると、乳がんで亡くなった女性は、2017年に1万4千人にも達しております。 がん対策の基本は、がん予防です。早期発見に有効なマンモグラフィーの全国配備、女性特有のがん検診無料クーポンを提案し、検診対象者へ配布を実現しました。 さらに、コール・リコールを提案し、受診しなかった人に再度呼びかけを行い、検診受診率を2016年には全国では40%台まで上昇できました。 一例ではありますが、このように調査を受け、本市として、がん検診受診率向上に向けて現状と今後についてのお考えをお聞かせください。 次に、がん検診に伴い、健康教育についてお尋ねいたします。 公明党は、がん教育の重要性を訴えてまいりました。がんの専門医やがん経験者らが学校に出向き、児童・生徒たちに出前授業を行う取り組みが全国に広がっております。文科省が昨年度、初の全国実施調査をしたところ、小学校で52.1%、中学校で64.8%の結果でした。 本市においての現状と今後の具体的な取り組みをお考えでしたら、お聞かせください。 また、市民の方から心の健康に関する御相談もよく受けます。父親として働きたいと思っても、心の症状が体にあらわれて仕事に行けない方もおられます。本市として、そのような方への支援はどのようにされているでしょうか。 次に、独居高齢者への手だてについてお尋ねいたします。 松原市には、元希者として活発にボランティア活動に頑張ってくださる方々も多くおられ、もう大変にありがたく、うれしく思います。独居の方でも、特に女性は社交性もあり、みずから外に出向いていかれ、人と触れ合う機会もおありだと思います。一方、男性は、おっくうになったり、会話が苦手な方もいらっしゃり、家に閉じこもるケースもあると思います。このような方へのかかわりの支援などあるでしょうか。 最後に、奨学金制度についてお尋ねいたします。 今、多くの子供たちが、大学、短大、専門学校を目指す時代になっております。そんな中、高校在学中に進学後の奨学金申請をしますので、入学後は大変でも何とかなりますが、入学検定料がとても負担になります。我が家も大学1年と4年の息子がおり、長男のときは3つの仕事をかけ持ち、入学検定料を用意しました。周りの友人たちも10万円、20万円の現実に悲鳴を上げていました。親の所得にかかわらず、希望する子供が意欲的に進学できる配慮ある制度になればと思います。 以上、壇上での質問を終わります。御答弁のほどよろしくお願い申し上げます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの依田議員の御質問にお答え申し上げます。 初めに、健康増進に向けてについてでございますが、本市では、平成26年度に策定しました第2次健康まつばら21におきまして、健康管理や心の健康など7つの分野に重点を置き、取り組みを進めているところでございます。 がん検診の受診率向上につきましては、がん検診をセットで受診できるがんドックの休日実施や女性の方を対象としたレディースドックの創設など、受診しやすい体制づくりに努めるとともに、個別通知による受診勧奨や未受診の方への再勧奨を強化したことにより受診率は向上しており、今後は、さらなる受診率の向上に向けた取り組みを検討し、進めてまいります。 心の健康につきましては、睡眠や休養の必要性について、正しい知識の普及を図るとともに、保健所などの関係機関と連携し、相談窓口の周知に努め、支援が必要な人の不安感を軽減できるよう取り組んでおり、また、健康教育につきましては、生涯にわたって自身の健康づくりに積極的に取り組む力を育むため、教育委員会と連携し、子どものころから健康づくりへの取り組みを進めております。 今後につきましても、地域や関係機関と連携し、地域社会が一体となった健康づくりに取り組んでまいります。 次に、2点目、高齢者施策についての御質問でございます。 独居高齢者への手だてについてでございますが、少子高齢化や核家族化の進行により、全国的にひとり暮らしの高齢者が増加傾向にあり、本市におきましても、65歳以上の単身世帯は増加している現状がございます。 そのような中、本市では、高齢者が安心して暮らすことができるよう、非常時にボタンを押すことで相談や通報ができる緊急通報装置の設置や、栄養バランスを考えた昼食の配色サービスを実施しており、配食時には安否確認も行っているところでございます。 また、老人クラブや民生委員、地区福祉委員の方たちによる高齢者の見守り活動も行われており、地域包括支援センターなど関係機関との連携により、さらなる充実に努めてまいります。 ひとり暮らしの高齢者にとっては、人とのつながりを持つことが重要であることから、今後も地域との接点を持ち続けられるよう、地域活動への参加や高齢者の居場所づくりなど、支援体制の整備を進めてまいります。 3点目の本市の奨学金制度についての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  教育委員会の御質問にお答えさせていただきます。 3の本市の奨学金制度につきましては、優良な生徒であって、経済的理由により就学が困難な方に対して奨学金を貸与し、有用な人材を育成することを目的としており、中学3年生が高校等への入学に際し、入学準備資金の貸与を行っております。昭和43年度の入学準備資金貸し付け開始以来、平成29年度末までに713人の中学生が利用しております。 奨学金制度は、子どもの貧困対策に関する大綱に係る取り組みの一つであり、意欲のある若者の夢を支援することは、ふるさと松原に貢献する将来の市民を育成することにつながるという観点から、どのような奨学金制度が求められているのか、今後も引き続き研究課題としたいと考えているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  御答弁ありがとうございました。 健康増進に向けた取り組みにつきまして、いろいろお聞かせ願ったんですけれども、1日でいろいろな検診をセットで受けられるというのは、もう受ける方にとっての利便性はとても高く、すごいいいなとは思います。ですが、その検診を受けていただくための周知であったりとか、また、PRであったりとか、そこが重要ではないかなと思います。 そこで、コール・リコールが有効かとは思いますが、受診勧奨はどのようにされているのか、具体的な内容をお聞かせ願いたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  大本健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(大本賢二君)  がん検診の受診勧奨についてでございます。 本市では、子宮がんは二十、乳がんにつきましては40歳の女性の方にクーポン券を送付して、クーポン検診を実施しております。また、40歳から60歳代の方につきましては、圧着式の受診勧奨はがきを送付させていただいております。 また、さらに、医師会のほうとも連携しまして、かかりつけ医からの受診勧奨、これも国のほうでも有効であるとも言われておりますので、そういったところも医師会と協力をいただきながら行っているところでございます。そういったことから、クーポン検診などを受診してからは、受診率につきましては年々向上しているような状況でございます。ただ、ここ数年につきましても、がん検診の5つのがんの種類によりましては、向上率にも差がございますので、このあたりは5がんとも向上しているような形で、受診について、さらなる周知啓発を行っていきたいと考えております。 その中でも、先ほど依田議員おっしゃいましたコール・リコールのリコールの部分ですけれども、こちらのほうもクーポン券の対象者に送らせていただいて、未受診の方については、再通知、また電話勧奨、こういったことも行いながら、受診していただけるよういろいろ工夫しているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 松原市においては、もうすごくがん検診の受診をしやすい環境で進めてくださっている、このように受け取りました。また、そういうコール・リコールを使っていただきながら再勧奨もしてくださっているということもよくわかりました。今後も地道にというか、しっかりと継続していただきたいと思います。 ですが、近年、がんの罹患に関しては、若い世代の方もなる。昔は、高齢者ががんになるような、そういうふうに思っておりましたが、今では若い方もなるということで、特にAYA世代、私もこの言葉を初めて聞いたんですが、15歳から39歳までぐらいの世代の、思春期から出産されるぐらいまでの部分になるかなと思いますが、その方々が罹患されることが多いということで、全国で約2万人ほどいてると推定されております。特に、10代の発症というか、がんは、白血病であったりとか、脳腫瘍であったり、また、卵巣がんであったり精巣がんであったり、また、20歳になると、それに加えて甲状腺がんや、また、子宮頸がんまでなってくるというふうな、こういう調査が出ておりました。 この松原市でも、そういう世代に向けての検診で何か具体的に考えていらっしゃることがあれば、教えていただきたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  大本健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(大本賢二君)  本市におきましては、乳がん検診、子宮がん検診、こちらにつきましては、二十の方から受診していただけるように実施しております。特に乳がん検診につきましては、国のほうの基準では40歳となっているんですが、松原市では20歳からエコー検診を実施しておるところでございます。 さらに、胃がん検診、こちらにつきましても、健康増進法では40歳以上となっているんですが、松原市では30歳からということで受診をしていただいているような状況がございます。そういった中で、やはり早期発見・早期治療につなげていけるような体制をとっているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 今のお話を聞かせていただいて、松原市では、健康増進法の対象以外の若い世代の方々に対してもそういう検診を実施していただいているようで、とてもすばらしいことではないかなと思います。今後もいろいろまた考えていただけたらなと思います。 また、乳がん検診と子宮がん検診を20代から受診できるということは、本当に若い女性にとっては心強いことではないかなと思います。 また、今おっしゃられた検診以外に、若い世代だけじゃなくて、一般の世代というか、その方々に対して実施している施策、検診とかありましたら、教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  大本健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(大本賢二君)  先ほど乳がん検診、胃がん検診のほかでございますが、40歳から前立腺がん検診、こちらも市独自で行っております。また、さらに、胃がんのリスクを軽減させるというところで胃のピロリ菌検査、これも実施しているところでございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  市として独自性も踏まえてがん検診を行っておられる現状、とてもよくわかりました。ありがとうございました。 がんというのも、本当に早期に発見、また、治療することで生存率もかなり高くなってくると思います。そのことからも、できるだけ多くの方々に、若い世代の方に検診を受けていただくこともすごく大事ではないかなと思いますが、今後、がん検診についての新たな取り組み等考えていらっしゃることがあれば、教えていただきたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  大本健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(大本賢二君)  これまでもさまざまな取り組みを行いまして、受診率の向上には努めてきたところでございます。コール・リコール、これも先ほど国のほうでと、医師会との連携もありましたけれども、こちらのほうもやはり国のほうの、厚労省の資料のほうでは、やっぱりかなり効果があるというところで、コール・リコールのさらなる勧奨の強化等を行っていきたいと考えております。 さらに、特に先ほどおっしゃいましたAYA世代という若い世代、そういった方への受診勧奨というところを、この辺は周知方法等もいろいろまた今後検討していきまして、できるだけ受診率の向上に努めて早期発見につながるような形を考えていきたいと思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 これからも市民の方々の健康を守っていただきますよう、どうかよろしくお願いいたします。 次に、学校現場でのがん教育についてお尋ねをしたいと思います。 先ほども申しましたように、今まさに受診していただきたい大人の世代の方もそうなんですけれども、将来を担っていく大切な子どもたちが健康で過ごしていけるように、そのための健康教育、特にがん教育について、本当にこれに関する健康教育が重要であると思っていますが、例えば自分たちのおうちの中にも、お父さんやお母さん、また、おじいちゃんやおばあちゃんたちがそうやってがんになったりとか、親戚の方がなったりとか、そんなことがあると思いますが、子どもたちの意識も向上できるような取り組みというか、そういうことを、がん教育についての教育委員会としての考えをお聞かせ願えますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  がんに関する教育につきまして、現行の学習指導要領におきましては、小学校は体育の保健分野に、病気の予防について理解できるようにする、喫煙を長い間続けると肺がんや心臓病などの病気にかかりやすくなるなどの影響があることについて触れることとなっております。 また、中学校でも同様に、喫煙と健康についての理解を深めるとなっておりまして、現在は、主に生活習慣と関連して指導させていただいております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございます。 現在でも、学校においては、主に生活習慣との関連でがんについての指導が行われていることがわかりました。 今後は、新しい学習指導要領が全面実施されることが決まっており、がん教育についての記述がなされたと聞いています。教育内容等は、これまでとどのように変わっていくんでしょうか、お聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  新しい中学校の学習指導要領では、保健体育の保健分野におきまして、健康な生活と疾病の予防について理解を深める。がんについても取り扱うものとするということが文言明記されましたので、今後は、これにのっとった形で進めていくことになります。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  わかりました。 今後、実施される新しい指導要領にも明記されたということで、それに沿った形でこれから推し進めていかれるのかなと思いますが、現在も具体的に考えていらっしゃることってありますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  まずは、指導する教職員への研修を実施しまして、がん教育の目的、これまでの指導内容との違いなどを周知いたしたいと思っております。 また、がんに関する科学的な根拠に基づいた理解を狙いとする場合、専門的な内容を含むため、これにつきまして、国のほうも医療関係者あるいはがん患者の当事者の方などを招聘しての学習も想定しております。その際、各校の授業を受ける子どもの実態等にも十分配慮しながら進めていく必要があると考えております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  今ありましたけれども、推進に当たっての配慮というのは、具体的にはどのようなことになりますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  例えば、その生徒の家族にがん患者の方おられる、あるいはがんで家族を失った生徒、または、がんでなくても難病であったり重病の御家族がおられる、そういった生徒の状況が目の前にある場合が考えられます。そういった生徒の場合に、十分その生徒の心情、現在の家庭の保護者の意向等、十分配慮しながら指導を進めていく必要があるかと考えております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 丁寧なそういう心遣いも大事かなと思いますが、やっぱり日本人の死因で最も多いのががんというのが現状だと思います。今や本当に国民の2人に1人が一生のうちに何らかのがんにかかる。また、3人に1人がんで亡くなるというこんなような時代になっています。ですが、がんというのも、まさに本当に早期発見、治療によって治せる病気へと変わっていっているなという気もしますし、また、子どもたちにもがんが怖い、治らないとか、不治の病と昔は言われましたけれども、そういう正しい知識、日進月歩で新しい新薬もいっぱい出ていますし、そう思ったら、がんを正しく理解させてあげながら、また、命の大切さの理解を深められる、そういう学校でのがん教育をこれからも推し進めて、またスタートしていただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。 では、次のところを質問させていただきます。 次に、高齢者施策についてですが、独居高齢者への手だてについて聞いてまいりたいと思います。 本市においても、65歳以上の単身世帯、すなわちひとり暮らし世帯の方が増加しているとのことでしたが、松原市において、ひとり暮らしの高齢者の方はどれくらいいらっしゃるのか、過去からの推移も含めて教えていただきたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  大本健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(大本賢二君)  本市の65歳以上のひとり暮らしの世帯数でございます。国勢調査での数字となりますので、平成27年度から申し上げます。平成27年度では6,986世帯、平成22年度が5,516世帯、平成17年度が4,229世帯となっております。この10年間で約1.65倍となっておるところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 平成27年度時点でひとり暮らし世帯の方が約7,000人とのことですので、現在、それから3年たっておりますので、もう少し多くのひとり暮らしの世帯の方がふえていらっしゃるのかなと思います。これから超高齢化社会になっていく、このことが見込まれている中で、そういった方への本当に支援が大事になってくるのではないかなと思います。 この本市においても、さまざまな取り組みをされているようでありますが、行政、また地域、関係機関などが協力、連携し、見守りとともに閉じこもりがちなそういう高齢者の方々に対して、外に出ていただくことがもう本当に健康にもつながるのではないかなと思うんですけれども、そのような中で、まず、今、市が行っていらっしゃる高齢者などの給食サービスについて、ちょっと詳しく聞かせていただきたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  大本健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(大本賢二君)  給食サービスでございますが、これは、食事づくりが困難な方に対しまして、健康増進、また、疾病の予防、そういった観点から昼食の配食を行っているサービスでございます。このサービスと同時に、市長答弁のほうにもありましたが、見守りというところで安否確認を行っております。これは、このサービス、昼食の配食のときに実際に顔を合わせて手渡しで渡すというところがございますので、そういった形の確認ができているところでございます。もし、その場で会えないということがあれば、また市なり地域包括のほうなりに連絡は入るような仕組みとなっております。 利用実績でございます。利用実績としましては、平成29年度で対象者は312人、延べの配食数が3万4,703食でございます。 さらに、平成29年度からは、利用された方にもしもキット、もしもカード等もお渡しさせていただいて、それの普及とともに安心で安全でいっていただけるような形で啓発を行っているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 今の給食サービス、ありがとうございました。よくわかりました。栄養面も考えたサービスということで、直接渡すということで、手渡しということで、安否確認になるということでした。本当に利用者にとっては安心、また、離れた家族にとっても安心になるようなサービスではないかなと思います。 そういう給食サービスも見守りという観点は含まれていますが、さらに地域などで行われている見守り活動についてお聞かせ願いたいと思います。 壇上でも申しましたが、やっぱり本当に男性の独居高齢者が、なかなか外に出づらくというか、地域の中で孤立してしまっているのではないかなと、このように考えます。町会や自治会に属さない方もいらっしゃいますし、そんな中で、老人クラブでも見守り活動を行っていると聞いたんですが、どのような見守り活動が行われているのか、その内容についてお聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  大本健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(大本賢二君)  老人クラブでは、ひきこもり対策としまして、ひとり暮らしの高齢者であるとか、外になかなか出にくい御家庭の方というところで、見守りの活動行っているところでございます。その内容に応じましては、何かあれば、市とか地域包括支援センターのほうにつなげていただきまして、できるだけ外に出ていただけるような形で老人クラブの方が訪問しているところでございます。これが、こういうことが高齢者の孤立につながらないような形で、また、地域でも活動をさらにしていただけるような形で活動を続けているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 老人クラブの方たちによるそういう訪問も、見守りがあるかなと思いますが、社会福祉協議会が中心となって地区福祉委員などいろいろな地域の方々がかかわっている、そういう高齢者見守りチームということを聞いたことがあるんですけれども、その事業について詳しく教えていただきたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中瀬福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(中瀬保君)  お答えさせていただきます。 高齢者等見守りチーム活動につきましては、地域福祉委員会がまとめ役になりまして、町会、民生委員、老人クラブ等が協力して、安心チェック訪問と称して年1回訪問を実施しております。 高齢者見守りチームは、現在、17地域となっております。その地域に住む高齢者を対象に、世帯の状況、健康状態、介護サービスの利用、緊急連絡先などを聞き取り状況の把握を行い、その後、地域包括支援センター、コミュニティソーシャルワーカーなどの専門機関を交えた検討会議を開きまして、対象者の状況に応じた地域で開催されているサロン活動への参加の働きかけを行ったり、継続的に見守りを行ったり、状況に応じましては専門機関による訪問を実施するなど、具体的な福祉サービスにつなげていける連携システム、地域ネットワークの構築を進めております。地域の住民の方々がかかわることによりまして、高齢者の地域住民との触れ合いへとつながっていくものと考えておるものでございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  おひとり暮らしの方がふえていく中で、このような活動は本当に心強いものだと思います。ひきこもりがちな方もこういう訪問をきっかけに、地域との何か接点ができるかなと思いますが、今後も行政としてバックアップして、できるところはどんどんしていただきたいなと思いますが、例えば、そんな中で、今まででそういうこと続ける中で、こういうことがあったというか、何かそういう事例があったら、教えていただけたらなと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  中瀬福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(中瀬保君)  お答えさせていただきます。 70代の男性の方でございますが、妻を亡くしたことにより生きがいを失っているということで福祉委員さんに御相談がありまして、町会の担当や福祉委員さんがすぐに見守り、声かけ訪問を実施したところ、今後、行事等催しをされる場合は、参加をするよう呼びかけを行って、引き続き訪問を実施しておりました。特に男性の委員が声かけを実施しまして、地区内では福祉委員会が実施します男性の料理教室を企画したこともございまして、その男性は参加をされたようでございます。その後、積極的にボランティア活動、地域の行事に参加するようになり、地域とのつながりを持てるようになったということを聞いております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  すばらしい事例だと思います。また、そういう方が一人でも多く誕生してというか、また、その方が次の誰かお友達に声かけをしていくような、そういうふうな動きというか、なればいいかなと思いますが、でも、現実、地域を見ると、つながりが希薄化していっているのが現状で、本当に独居の高齢者がふえていきます。そんな中で、孤立している高齢者の方々を地域に連れ出す事業というのは、もう本当に難しくて、困難なことではないかなと思いますが、それぞれ先ほどの関係各位の方々がミーティングとかをしながら、1人の人ではあるんですけれども、やっぱりその人をどうやったら外に出せることが、どうやったらその人に何かきっかけをつくることができるかということを細かくというか、丁寧に見ていってあげていただけたら、もうさらによりよいそういう一つの施策になっていくというか、本当にそういうふうな支援を願いたいなと思います。大変かと思いますが、どうぞこれからも力を入れていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 最後になりますが、本市の奨学金制度について、これも常々ずっと公明党のほうからもお願いをしてきていることかなと思いますが、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。 松原市独自の奨学金制度では、対象はどのような資格が必要で、また、その方々は幾ら借りることができるのかということを教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  高橋教育監。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育監(高橋信雄君)  本市の奨学金事業についてでございますが、対象は、松原市内に住所を有する中学3年生で、高校及び専修学校、高校課程へ進学する志望を持ちながら、入学時に必要な経費を支払うことが困難な方となっております。金額につきましては、3種類ございまして、5万円、10万円、15万円、この3種類のいずれかを選択でき、無利息で貸与しております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 先ほどの教育長の答弁で、昭和43年度よりこの制度がスタートとおっしゃいましたけれども、見てみると50年間かなと思うんですが、この中で、何度そういう検討をされながら見直しされたか、見直しされた点があるのであれば、教えていただきたいなと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  見直しにつきましては、金額については当初から変更しておりません。ただ、そのときの情勢によりまして、学校側、保護者側のニーズによりまして、その年々の採用人数につきましては検討してまいっております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 じゃ、大阪府内に目をちょっと広げてみまして、大阪府内での奨学金事業の状況というのを教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  高橋教育監。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育監(高橋信雄君)  大阪府内の他市町村の奨学金事業の状況でございますが、平成30年3月現在、奨学金事業を行っている市町村は29市町ございまして、そのうち、高校の奨学金を実施している市町村は28市町、大学の奨学金を実施している市町村は10市町でございます。そして、本市と同様の高校の入学準備資金の奨学金を実施している市町村は15市町、そして、大学の入学準備資金の奨学金を実施している市町村は6市町ございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  今、お聞かせ願うと、そんなにあれなんですけれども、大学の奨学金というのが少なく感じたのですが、そこはいかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  高橋教育監。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育監(高橋信雄君)  大学の進学に利用できる奨学金につきましては、大学等でも独自に奨学金を実施している大学等もございます。 また、一番大きな理由は、独立行政法人の日本学生支援機構が広く取り扱いをしておりまして、高校等においても手続ができるというようなこんな状況もございますので、市町村ではちょっと少ない状況になっているかと思います。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 先ほども言っていたように、見直し等々あると思いますが、今後、市としての奨学金の考え方、本当に時代も変わってきていますし、そこら辺どのようにお考えなのか、お聞かせ願えますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  高橋教育監。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育監(高橋信雄君)  進学意欲があれば、家庭の経済状況にかかわらず進学できる機会が確保されることは大変重要なことだと考えております。一方、国の動きとしましては、住民税非課税世帯等を対象とした高等教育の無償化、これを実現するために、2020年4月より大学、短大、高専、専門学校の授業料減免及び給付型奨学金を大幅拡充することを目指していると聞いております。その給付型奨学金の経費としましては、先生がおっしゃっております受験料についても計上予定だと聞いているところでございます。 本市としましては、このような動きも注視しながら、今後の奨学金事業のあり方について引き続き研究してまいりたいと、そう考えております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  依田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆5番(依田眞美子君)  ありがとうございました。 もう本当に大変なお金の要ることなので、でも、子どもたちが進学するために安心してというか、行けるようにしていただきたいなと思います。今お聞かせ願ったところ、市や国の役割分担でフォローできないそういう世帯がいっぱい、我が家も含めてありましたけれども、そういう大学等への受験料貸し付け制度については、卒業を条件に返還をしなくてもよいというふうなこういう制度、例えば、そのお金を借りて大学に入ったら、夏休み、げんき塾などで無償のボランティア活動をして、小学生や中学生の子どもたちと一緒に学習したりとか、また、一緒に遊んだりとかしてかかわるというか、そういうことで返すというか、そういうこととかはどうなのかと思ったりいたします。 今後の松原市版の奨学金制度を考える中で、また、福祉部との協力もすごく必要でしょうし、でも、まさにそういう学力向上ができていると朝お聞きもしましたので、だんだん意欲的に、やっぱり大学に行こうということにもなってきているのかなと思いますので、そう思ったときに、親の所得に関係なく、もう本当に志ある、自分が行きたいと思ったときにはそういう援助があり、思う学習ができるようなそういう松原市版の奨学金制度を、何年後かになるかはわからないでしょうが、でも、やっぱり検討していただいて、これからの子どもたちのための本当に一助となるようにお願いをしたいと思います。 以上で終わらせていただきます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  次に、篠本議員の発言を許します。 篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~               一般質問(個人) 自由民主党 8番 篠本雄嗣議員発言要旨具体的内容備考欄1.学校教育について(1) 平成30年度全国学力学習状況調査の結果をどの様にとらえているか (2) その他 2.安心安全について(1) セーフコミュニティ再認証取得について (2) その他 3.安全対策について(1) 堺港大堀線道路整備の安全対策について        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君) (登壇) 8番、自由民主党の篠本雄嗣でございます。ただいま議長のお許しを得ましたので、質問通告に従いまして順次質問をさせていただきます。 まず、1つ目の平成30年度全国学力・学習状況調査の結果をどのように捉えているかということについてですが、ことしの全国学力・学習状況調査は、1万9,583校の小学6年生の104万3,420人、そして、1万40校の中学3年生の100万8,090人が受験をし、先日、結果が公表されました。これまでの間、徐々にではあるが、全国や府の平均値に近づいているとの説明があり、ことしは府の平均を超える、そういった目標を教育振興基本計画で示されておりましたが、残念ながらその目標は達成することができませんでした。ゆえに、これまでの指導のあり方がどうだったのか、そして、これからどうしていくべきかを再度検討し直すべきかというふうに思いますが、今回の結果をどのように捉えているか、お聞かせください。 続きまして、セーフコミュニティの再認証取得についてですが、まずは再認証の取得、まことにおめでとうございます。平成23年からセーフコミュニティの活動をスタートされ、約8年が経過いたしました。長年にわたる市民の皆さんや関係団体の方々、そして、職員の皆さんのたゆまぬ努力が再認証というような形で再び結実したものと思います。これまで人的、そして財政的にも十分な投資をされ、多くの皆さんのかなりの時間を費やされてきた結果、安心・安全に基づく市民協働の一つのツールとしての仕組みが継続して構築されていることが認められた、そういったあかしであると認識をしております。しかしながら、継続した取り組みについては、マンネリ化などこれからの取り組みの弊害になることが予想をされます。ゆえに、今後についてもさらに内容の深化を続けることが不可欠ではないかと思います。 初めて認証を受けてから今回の再認証を受けるまでの間でどういう成長があったのか、また、今後の考え方についてお聞かせください。 続いて、堺港大堀線道路整備の安全対策についてですが、昨月の4日、近鉄南大阪線を越える跨線橋の開通があり、線路をまたいで東と西がようやくつながるときを迎えました。昭和33年に計画決定がなされてからかなりの年月がかかりました。現在では、時間帯にもよりますが、堰を切ったようにかなりの交通車両が通行する現場を見まして、まだ未整備の側道や周辺の生活道路との結節部分など、これからますますふえると予想される交通量と地域住民の高齢化により、事故の多発を非常に懸念しております。 堺港大堀線は、府道ではありますが、市としてどのように安全対策を考えているのか、お聞かせください。 以上、演壇での質問を終わりますが、再質問の権利を留保させていただきます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの篠本議員の質問にお答え申し上げます。 1点目の学校教育についての質問につきましては、教育委員会より答弁を申し上げます。 次に、2点目、安心・安全についての質問でございます。 本市は、平成25年11月にWHOセーフコミュニティ国際認証を取得し、各対策委員会の活動を中心に、多くの地域の方や関係機関と連係を深めながら、安心・安全なまちづくりに向けた取り組みを進め、平成30年11月にはWHOセーフコミュニティ国際認証の再認証を取得しました。地域の方と協働で取り組みを進めることで、刑法犯の認知件数が、取り組みを始めた平成23年と比較して、平成29年には48%減少しました。また、街頭犯罪については55%の減少となっています。このほかにも、事故やけがの予防だけでなく、さまざまな分野において市民との協働の仕組みが生まれるなど、セーフコミュニティ活動が協働のまちづくりにとって大きな役割を果たしています。 今後は、セーフコミュニティ活動の取り組みによる成果を数値化することで財政的な効果についてもしっかり検証を進めるとともに、再認証取得をさらなる推進力に変えて、セーフコミュニティの理念である協働と検証の取り組みにより、これまで以上の安心・安全なまちづくりを目指してまいります。 次に、3点目、安全対策についてでございますが、都市計画道路堺港大堀線は、堺松原線や堺大和高田線と並行し、本市の中央部を東西に走る主要幹線道路として事業が進められております。平成30年11月には、多くの市民が待ち望んでいた近鉄南大阪線の高架部を含む天美南地域から北新町地域までの本線が完成し、供用が開始されたところです。本路線の開通により、交通利便性や防災性の向上、また、地域の活性化等大きな効果が期待されています。 これまでも安全対策につきましては、事業者である大阪府や大阪府警等の関係機関と連携し、路面標示等さまざまな取り組みを実施してまいりました。平成31年夏に供用開始が予定されている側道の整備についても、地域の交通量や交通環境の変化を踏まえ、関係機関と十分に協議を進め、引き続き安全対策に取り組んでまいります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  東野教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(東野光弘君)  教育委員会への御質問についてお答えさせていただきます。 1の学校教育についてでございますが、平成30年度の全国学力・学習状況調査の結果、小学校算数A問題が全国平均を上回った以外は、他の領域と中学校においては、全国平均を下回りました。教育振興基本計画の前期計画においては、平成30年に大阪府平均正答率を上回ることを目標に学力向上に取り組んでまいりましたので、教育委員会としましては、この結果を厳しく受けとめております。 一方、平成19年度から始まった学力調査ですが、結果を分析する中で見えてきた課題に対して取り組むことで、平均正答率の全国比は、小学校、中学校ともに上昇傾向にあり、国との差は縮小しております。また、学習状況調査の結果からは、生活習慣や学習習慣の定着割合なども徐々にふえております。これらは、授業改善を目指して取り組んできた授業づくり研修等を通して、授業におけるスタンダードづくりを進めてきた結果があらわれてきたものと考えております。 平成32年度に小学校で、平成33年度には中学校で全面実施される学習指導要領でうたわれているように、知識・技能の習得を大切にしながら、それを活用できる力の育成を目指し、教職員の指導力量を向上させるとともに、引き続き授業改善の取り組みを進めてまいります。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君)  御答弁ありがとうございます。 それでは、まず、学力・学習状況調査の関係から再質問をさせていただきたいと思います。 午前中もこの点について質疑がされましたので、極力そういったところ、重ならないように心がけ、またちょっと質問をさせていただきたいと思います。 私がこの質問をさせていただいてもう4年目になるんですが、この間、全国、そしてまた大阪府の平均、近づいてきているという結果の中で、これまでさまざまな取り組みを教員の方々、いろいろ知恵を出し合って進めてこられた結果かなというふうに思っております。この教育振興基本計画の中で、平成30年度には何とか大阪府の平均を上回りたいというような目標を掲げられておりました。ぜひ、それの結果が上回るといいなというふうに期待をしましておったところ、やはり、小学校の算数のAの問題は上回ったけれども、残念ながら、ほかの科目につきましては下回ったといったところでございます。その点、先ほど教育長の答弁にもございましたが、現状、この結果を厳しく受けとめているというような御発言もありましたが、この点について、もう少し具体的な御説明をいただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  ただいまの御質問でございますが、結果を厳しく受けとめているということにつきましては、この全国学力・学習状況調査につきましては、平成19年度より実施されております。毎年その結果を踏まえて、その課題も明らかにして学力向上に取り組んでまいりました。教育振興基本計画前期計画を策定する折り--平成28年度でございます--一定の成果が見られておりました。この調子で順調に向上していけば、前期計画の目標である平成30年度には小学校・中学校全教科区分において、大阪府の平均正答率を上回るということで設定いたしました。ただ、残念ながら、今年度、小学校の算数A区分以外この目標値に届かなかったことにつきましては、真摯に受けとめた上で、さらにこの結果をもう一度市内全体で共有いたしまして、次のさらなる学力向上の施策に改善、検討、学力向上に取り組んでいくという意味合いでございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君)  あくまでもこの平均、松原市の平均というのは、各15小学校、7中学校の平均いうところでありますので、学校によっては、その他平均を上回っているといったところもあると思います。府平均、また、全国の平均何.何%といったところが、今現状、その数字だけで見た場合、なかなかわかりづらいものがありますが、今、松原市の置かれている平均との差、これは、具体的にどういったぐらいの差になるのか、ちょっと改めて教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  松原市の今の全児童・生徒と全国を比較した場合の対全国比を算出しますと、国語A・B、そして算数A・B、小学校の場合、これを総合的に平均しますと0.96でございます。国を1とすると松原市が小学校0.96。同じく中学校につきましては、全教科の平均をしますと0.94でございますので、パーセンテージでいうと、小学校があと4%、中学校があと6%で全国の平均に到達するということでございます。 参考までに、ほぼ、この実施されている全国学力・学習状況調査のそれぞれのテストの問題数からいきますと、おおむね平均あと1問程度正解しますと全国平均に到達するという状況でございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君)  あと1問というところで、非常に微妙な差なのかなというふうに思いますが、大体、国語ないし算数にしても、全体で何問設問があるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  教科、区分によって差がございますが、少ないものでございますと8問でございます。そして、多いものでありますと35問。差がございますが、全体を合計するとということで1問というふうに表現させていただきました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(三重松清子君)  篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君)  設問が少ない中での1問というのは、やはり1問当たりの配分が非常に高いというところで、部分点がありましたら、その部分点いかにとれるかというところもありますし、多い設問であれば、もう取りこぼしのない、やっぱりわかっていながら、残念ながら落としてしまうといったケアレスミスというところも中に多くあるかなと思います。私もこれまで振り返りますと、やはりとれたのになというような問題もあって、苦い思いをしたことがあるんですけれども、わからないところの部分の指導というのも先生一生懸命いろいろ工夫をされて、げんき塾であったり、また、放課後の学習であったり、いろんなあの手この手を使って基礎力の向上を目指してされていると思いますが、残念ながら失敗したなというようなところの対応の仕方につきましても、ぜひ子どもたちにもしっかりと教えていただけたらなというふうに思っております。 また、学校間の平均を超えているところの学校、こういったところ既に研究されているのかなというふうに思いますが、この点、全体的には、学校がどうだったかというのは公表されてはないと思いますが、教育委員会としまして、その辺、平均よりもよかったところ、悪かったところ、どういった形で情報の共有をし、授業の仕方を勉強したりとか、いいところをどういうふうに取り入れたりといったところを具体的にございましたら、ちょっと教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  今、議員おっしゃられましたとおり、各校別に見ますと、全国平均を上回っている学校もございます。とりわけそういう効果のあらわれている学校につきましては、教育委員会の指導主事のほうが1校ずつヒアリングをさせていただきまして、どのような工夫をしてこのようないい結果が出たかというのを明らかにしております。逆に、ちょっと成果の見られなかった学校には、その取り組みを具体的に伝えまして、同様の効果のある指導方法、授業改善あるいは家庭学習のさせ方、こういったことを松原市全体に紹介し合って高め合っていこうとしている、そういった取り組みをしております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君)  よくわかりました。いいところを盗み合って、本当に底上げをしていただけたらなというふうに思いますが、やはり、松原市が頑張っても、その分やはり全国の学校も同じように頑張られているというところで、追いついて一生懸命走ったとしても平均値が上がっていって、なかなかその差が埋まらないいうようなことも考えられるかなと思うんですけれども、松原市として、今まで平均点に近づいてきた傾向を見ても、その年々の子どもたちの落ちつき度合いとかいったところが影響を受けるといったお話も以前お聞きしました。その中で、平均値をコンスタントにある一定の教科数超えることが一定の学力の底上げができたというようなことが言えるんではないかなというふうに思っております。その点につきまして、今現状の教育委員会の見解、そして、その実現の可能性について、ちょっと教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  全国学力・学習状況調査の文部科学省が示している目的でございますが、こちらのほうは、義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から全国的な児童・生徒の学力や学習状況を把握、分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図ることとなっております。 今、本市においてもその目的に従いまして、本市の児童・生徒の学力実態の分析をしっかりさせていただきまして、その検証、そして、学力向上の取り組みをやはり継続していくことが重要だというふうに認識しております。 今回の結果、小・中学校ともに真摯に受けとめた上で、やはりさらなる学力向上施策に取り組んでいこうと考えております。ひいては、議員おっしゃるとおり、全国平均あるいは大阪府平均を継続して上回るような状況になるように今後とも取り組みを進めていきたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君)  ぜひ、そういった子どもたちにしっかりと力をつけていただけたらなというふうに思います。子どもたちがこれから松原市で育っていくに当たって、しっかりとした学力、学力だけを今ちょっと申し上げていますけれども、やっぱり運動、また、心の面、体、大事だと思っております。その中で、子どもたちのあらゆる可能性、それをしっかりとこの義務教育の間でつけさせていただくと、より松原市で育った子どもたちがこの松原市というところを誇りに思ってまた引っ張っていってくれる、また、そういった存在になるのかないうふうに思いますので、ぜひともその点よろしくお願いをいたします。 続きまして、学習面での指導というのを、今、一生懸命されていると思いますが、生活のリズム、生活環境というところが思わしくない、しんどい家庭につきまして、やはり学習面でのしんどいというような傾向があるのかなというふうに感じております。その中で、学校サイドとしまして、どういった形でそういった子どもたちを把握して、その家庭に対して、やはり子どもを学校だけで見るというよりも、家庭に帰って、おうちに帰ってのまたそういった学習環境というのも非常に大事だなというふうに思っております。 親御さんに対してのやっぱり協力というのもしっかりないと、きちんとした学力の定着というのがつかないのかなのかなというふうに思うんですが、家庭に対してどういった形でアプローチされているのか、また、具体的な学習面での効果について教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  各学校におきまして、学力分析に基づきまして、学力に課題のある子どもたちにつきましては、その実態、その要因の把握に努めております。その上で、放課後、個別の学習に取り組んだり、さまざまな個別の指導も行っております。一方で、生活習慣の面で改善の必要がある子どもにつきましては、やはり家庭訪問あるいは学校での保護者との懇談などを通しまして、保護者と一つの子どもに対する目標を設定しまして、連携して取り組んでおります。 ただ、中には、学校だけではなかなか改善できないような家庭の状況のあられる場合は、スクールソーシャルワーカーなどと連携して、福祉部局などとも連携した経済的な支援あるいは福祉的な支援もさせていただいております。その結果、やはり家庭学習習慣定着がしっかりと図れますような、そういった学力向上の側面の支援のほうを引き続き行ってまいりたいと考えております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君)  家庭でのそういった支援というところがこれから必要な家庭がふえてくるのかなというふうに思いますが、いろいろ学校、先生方協力いただいて、本当に家庭の支援から必要なところ、そういったところを家庭学習の定着につながるように、大変な環境かと思いますけれども、ぜひお願いできたらないうふうに思っております。 また、今現時点で、本市の子どもたちの学力、何が実際足れへんのかなというふうによく思うことなんですけれども、その辺、足りない部分何が足りないのか、そして、また、それ補うのにはどうしたらいいのか、そういったところをちょっと教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  文部科学省によりますと、平成29年度の全国学力・学習状況調査、これを活用した調査研究をされておられまして、学力向上に影響のある要因、その一つに非認知スキルというものがあるというふうに申しております。具体的に申しますと、例えば子どもが物事を最後までやり遂げてうれしかったことがある、こういった経験のある子が学力にもいい影響を及ぼしていると、こういったものを非認知スキルというそうです。わかりやすくいうと、自分に対する自信があるといったことかと思います。 学校教育におきましては、家庭学習習慣の定着、先ほども申しましたが家庭学習の定着、あるいは、一方で、学校における一人一人の個別の課題に応じた学習等もしておりますが、やはり、課題に対して取り組んできた一定の成果は、この間、見られると認識をしておりますので、引き続き、国が言っております、まさに自分に対する自信、非認知スキルなどの側面を、これは学校のみならず家庭、地域と協力しながら地域ぐるみで子どもの教育を考えていく、充実させていく、こういったことが必要でないかと考えております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君)  今、非認知スキルというような言葉をお聞かせいただいたんですけれども、達成感というところになってくるのかなというふうに思います。学校で具体的にそういった達成感を味わうというような取り組み、もし何か具体的にございましたら、ちょっと教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  これはもう子どもにとってさまざまでございます。例えば、テストで以前なかなかとれなかった点数がとれて大喜びをする子どもいます。あるいは、体育でできなかった逆上がりができるようになる子、クラブの部活動でレギュラーになれた、あるいは大会で優勝できた、そこまで具体的な達成でなくても、先生に褒められた、きょうありがとう、ごみ拾ってくれて、そういうさまざまな、まさに議員おっしゃられました達成感を日々積み上げることが大切かというふうに考えております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君)  達成感を味わって褒められること、また、それで自己肯定感というのが強まるのかなというふうに思います。それがいろんな意味でいい波及効果が生まれるのかなと思いますので、ぜひ、こういった文科省が言っておられるところも十分に取り入れられて、さらなる施策の改善に努めていただけたらなというふうに思っております。 また、今、学力だけのことを申し上げておりましたが、やはり子どもたちの運動面、体力、そして、心の問題というところもあるんですが、体力、運動面から今の松原市の児童・生徒の状態、どういうふうに評価されているのか、お聞かせいただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  児童・生徒の体力、運動能力でございますが、これは、毎年、小学校5年生、そして中学2年生を対象に、全国体力・運動能力、運動習慣等調査というものを実施しております。具体的に言いますと、小学校では、結果ですが、50m走、そして、ソフトボール投げにつきましては、松原市の子どもたち、全国をあるいは大阪府をも上回っております。一方で、持久走、シャトルランはやや下回っております。 次に、中学生でございますが、こちらも男女ともにハンドボール投げにつきましては、全国、大阪府上回っています。一方、持久走、やはりシャトルランにつきましては、やや下回っておりますので、総じて申し上げますと、松原市の子どもは瞬発力、そして投げる力、これ、非常に良好な結果を出しております。ただ、やや持久力には課題があると言えるということでございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君)  ありがとうございます。 非常に男の子、女の子ともに瞬発力にはたけているが、持久力はもうちょっと頑張らなあかんというような傾向が出ているようなんですけれども、その辺、どういった環境からそういうふうな結果が出るかというのは、何か想像がつきますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  明確な調査研究等はできておらないんですが、この結果は、この数年間続いておりまして、いろんな学校現場、あるいは地域の方のお声だけ紹介することになるんですけれども、松原市、少年野球であったり、地域の施設開放で球技をする場面が多いということで、やはり投げる力は上回る、しかも短距離、上回る。そして、学校現場でも、子どもたち休み時間、放課後などには、鬼ごっこであったり、ドッジボールという遊びはよくしている。そのあたりが、ボール投げあるいは短距離の記録が良好な理由ではないかと推測されます。 一方で、持久力がやはり下回りますので、これは、松原市のメリットかもしれませんけれども、非常に通学時間も短いところに小学校がございますし、アップダウン、上り下りが少ないですので、自転車でも松原市内移動が非常に簡単であると。南河内比較しましてと、山間部であれば、日常的な通学で持久力がつくのかなと、これ、あくまで私どもが聞いておるお声の一部でございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君)  大体そんな感じかなということでお答えいただきましたけれども、学力、勉強というところは、非常に息の長い取り組みといいますか、もう生まれてからずっと生涯勉強やというようなことを言われております。瞬発力も大事なんですが、やはりずっと粘り強く頑張っていくというところが学力にひょっとしたらつながっていくんじゃないかな、そういったところへのてこ入れが、今、取り組まれているプラスアルファの部分でひょっとしたら有効になるんじゃないかなと、今、お聞きしながらそういうふうに考えたわけなんですけれども、マラソンもされているのかとは思いますが、そういった意味での達成感というのを味わえば、またさらにプラスになると思いますし、シャトルランにつきましては、1回過去に熱中症とかの問題で今の対応というのが前よりもちょっと対策が鈍っているのかもわかりませんが、そういったところ、持久力をつけるようなことも相関関係を生むんではないかなというふうに思うんですけれども、その点についてどうお考えでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  横田学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~学校教育部長(横田雅昭君)  まさに議員おっしゃられるように、調査の結果で持久力が下回るという結果が出ておりますので、学校で何らかの体育の時間あるいはそれ以外のマラソン大会であるとか、持久力をやはり向上させていく取り組みについては必要かと考えます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君)  頭だけじゃなくて心と体、そういったバランスがやっぱり大事だなというふうに思っておりますので、バランスのいいまた教育というのも一方で考えていただけたらなというふうに思っております。 続きまして、セーフコミュニティの再認証取得について、質問に移らせていただきたいと思います。 午前中、またこれも質問がございまして、その点について、極力かぶらないようにお話をさせてもらえたらなというふうに思っておるんですけれども、まず、1点、午前中でも河内議員がおっしゃっておりましたが、やはりこれからの継続というところが、非常に私も聞いておりまして課題であるなというふうに感じておるところでございます。 日本で、国内で初認証取得をされました亀岡市、ここが、昨年、担当の方が学芸公園という形で発表された中に、亀岡市としての課題というようなところを発表されておりました。4つ掲げておられるんですけれども、やはり取り組みの継続によってセーフコミュニティ確かに浸透はするんですけれども、関心が逆に下がってくるといった問題があると。また、2つ目におきましたら、行政がリーダーシップをとってセーフコミュニティ活動を継続してきた。職員の異動による不安定さ、あるいは対策委員会、午前中もございましたけれども、公営化によっての引退によって継続に問題があるいうようなことも言われています。3つ目につきましては、対策委員会を構成する団体などの中で進めてきた取り組みをより市民に広げていくということが大切なんだけれども、非常に難しいんだというようなことです。4つ目は、このセーフコミュニティの成果、これをいかに見える化していくかというようなところが課題だというふうにされております。 そこで、1点ずつざっとお伺いしたいんですが、まず、松原市におきまして、認知度、関心度といったところを市民さんへのアンケートとられていると思うんですが、その辺どのような形で傾向が出ておるか、教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  セーフコミュニティの認知度、それと関心度ということで、この件については、いわゆる1千人アンケートの中で設問がございます。平成29年に実施いたしましたアンケートでは、セーフコミュニティについて知っているという回答をされた方が34%でございました。同様に、セーフコミュニティの取り組みに関心があるという回答をされた方が63%いうことでございまして、この設問については、平成27年から設問させていただいたんですが、27年と比べますと、いずれも本市では増加の傾向にあるというふうになっております。 今後も、この認知度、関心度、これ、さらに広がりますように努めていきたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君)  亀岡市は、関心度が下がっているというような傾向が出ていたと発表されているんですけれども、松原市の場合は、関心度も上がっているということであります。その認知をしているという人の割合と関心があるというところの割合が、何かちょっと逆転しているような感じも見受けてならないんですけれども、どちらもふえているということが、今のところ、松原市のこのSCの活動にとってはプラスに働いているのかなというふうに思っておりますので、この点、どこを目標にされるかなんですけれども、できるだけ100%に近いところに今後近づけられるように、情報発信であったり、そういった市民をどう巻き込んでいくか。アンケートの中で、関心があるいうのは、その気持ちだけになります。いかに積極的に参加したいというような、やっぱりこれからそういった人を取り込んでいかないといけないと思いますので、そのアンケートの中で、もし可能であれば、積極的に参加したいというような、その人の気持ちを読み取れるような項目もふやしていただけたら、なおいいのかなというふうに思っております。 先ほど、午前中の話もありました。今後、継続していく人が高齢化によってとかいったところでの継続というのがしんどくなってくるのではというような話がありました。私も地元の中でも、PTAさせていただいていたり、また、町会長役員させていただいていたりという中では、やはりもう次のなり手というのを見つけるのが非常に難しい時代に直面をしております。特に、町会につきましては、私以外もう父親ぐらいの年代の高齢化しておりまして、40代、50代の方を取り込みたいと思いながらも、やはりサラリーマンというところで断られるケースが非常に多ございまして、それが、このセーフコミュニティ、市全体の取り組みになってくるときに、一定、この地元のこういった現象の積み上げになってくるんだろうなというふうに思っております。 だから、団体で来られている方の高齢化、それが、各団体に属している方々への浸透、また、取り組みを広げていくというのが高齢化とともに非常に難しくなってきているのだろうなというのが本音のところなんですけれども、その辺、これから一緒になって考えていかないといけないなというふうに思いますが、特にSCの取り組みなんかにつきましては、今、国内で、本市も合わせて16団体が取り組みをされているというふうに聞いておりますので、地域性等あると思いますが、いろいろと情報交換をしながら、どう継続性を維持していったらいいのかといったところ研究をしていただきたいなというふうに思っております。その点について、ちょっとお聞かせいただいてよろしいでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  今、日本でもたくさんの市町村がセーフコミュニティの推進をしているというような状況でございまして、どことも持っている課題というのは、共通したものがあるというふうに思います。我々は、それぞれ取り組んでいる自治体とはネットワークをつくりまして、常に情報共有であるとかいうのを進めておりますんで、また今後、さらに継続進めていくに当たっての課題、そして、それの解決方法については、みんなで知恵を出し合いながら考えていきたいな、そういうふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君)  ぜひ、いろいろと本当に難しい問題に直面をしていることだと思いますが、やはり、これをどう乗り切るかというところが、これから活動していく中では非常に大きな意義があるかなというふうに思いますので、ぜひ果敢にチャレンジをしていただいて、その取り組みの仕方をぜひ地域のほうにもおろしていただけるような、参考になるようなこと示していただけたらなというふうに思っております。 人を継続させていく中で、やはり市役所というところが行政主導で進めている中では、非常に原動力、推進力を持たないといけないところであるんですが、最近、非常に私気になるところ、病気をされて休んでいる方がふえてきているのではないかなというところがございます。その点について、今、市としてどういった感触、実感をお持ちなのか、お聞かせをいただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  松岡市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(松岡達也君)  職員の休暇の取得状況ということでございますが、極端に増加しているという認識はないんですけれども、時期によって多いときもあり、逆に少ないときもあると感じております。過去に、例えばメンタルの不調によって病気休暇を取得していた職員さんも、現在では復帰されている例もたくさんありますんで、その数、増加させないという努力はしていく必要があると考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君)  ふえたり減ったりということで、おおむね横ばいということなんですが、やはり今、公務員のこういった病気休暇をとられている状況を調査した平成29年度の分で、状況の現況というところで調査をされております。その中では、75万人を対象として、342団体、都道府県市町村に向けての調査を行っているわけですけれども、大体、病気休暇全体で、病気についてもそうなんですが、トータル的には一旦減りながらも最近はふえてきている傾向にあります。ただ、精神面で、精神及び行動の障害といったところでは、約10万人、率にしましたら1,409.3人というところで、10年前よりも約1.4倍、15年前よりも約2.8倍といった形で右肩上がりの傾向が起きております。 その中で、本市につきましては、率に直しますと1.9%ぐらいになるのかな、お聞きしている数字を具体的には申し上げませんが、大体1.9%、全国で見ると1.4%ぐらいで、若干超えているような気もします。この中で、係員、係長、また、管理職といったところが、いろいろふえたり減ったりというふうにされているんですけれども、これからの市民サービスの継続した、安定した的確なスピードでの提供、その中でいて、主要な施策であるこういったSCの活動をこれから進めていく原動力になる市役所の職員さんが、安定して仕事につけるというのが第一条件になってくるのかなというふうに思っております。 その中で、やはり心のそういった病の予防という観点からも、このSCに取り組んでいる本市ならではのところで、ぜひ、取り組みを進めていただいて、そういった長期の休みに入る方が一人でも多く出ないような施策をとっていただきたいと思うんですが、今現在、そういった方々に対して、市としてどういった施策をされているのか、お聞かせいただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  松岡市長公室長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長公室長(松岡達也君)  職員へのそういったフォローの体制といたしましては、今、3つの事業に取り組んでおります。まず、キャリアカウンセリングという形で実施しています。これ、希望した職員と臨床心理士によるカウンセリングでありまして、市と委託契約をした業者に臨床心理士を月に一度派遣させ、1枠1時間で3枠を用意しております。2つ目は、共済組合が電話での相談を実施しております。受付時間は、毎週月曜日から土曜日の10時から22時までとなっております。3つ目、産業医による面談でございます。病気休暇を取得している職員から希望があった場合、人事課を通じて相談日を調整しております。また、所属長を交えた3者で職場の状況や今後の働き方について面談を行うということも実施しております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君)  こういった制度がある中で、それが実際うまく機能していることを望むわけですけれども、なかなか近くで相談をするというところが難しい。自分のちょっと離れたところでカウンセリングをするといったところの制度を新たにするとか、極力そこに陥るまでの予防いうところに非常に力を入れていただけたらなと。一旦心が折れてしまいますと、なかなか十分にまたその前の仕事につくことが、戻りにくいといった傾向もあるかと思います。その点、これからの市を動かしていく原動力の職員さんがしっかりと働ける、伸び伸びと働けるといったような環境をぜひつくっていただけたらなというふうに思いますので、ぜひよろしくお願いをいたします。 4点目に飛びますけれども、見える化でございます。3月の質問のときには、定例会では、具体的な経済効果というのを示していただければということで、市長からまた可能な数字は出していきますというふうなお答えをいただいております。市長答弁の中でも、そういったことも、内容もお答えをいただいておりまして、先日の再認証の祝賀会におきましては、一定の効果が出ていますよというような御発言があったと思いますが、その辺、もし具体的な数字がございましたら、教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  効果、金額であわらしたものということですが、セーフコミュニティの中に、外傷評価調査委員会というのがございまして、そちらのほうから報告されたものが一つございます。それによりましたら、松原市の国民健康保険の加入者1万人当たりのけがに係る医療費、これが平成24年から28年までの4間で2億2,600万円下がっていると。同じ期間の大阪府の数字と比べまして減少した金額が、松原市のほうが5,000万円ほど多いということで、これを外傷評価調査委員会では、セーフコミュニティに取り組んでけがの予防が進んだことによる一つの効果であろうというようなことで報告をされております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君)  できるだけ多くそういった客観的にいろいろと出せる数字をまた全庁的に検討していただいて、また示していただけたらなというふうに思っております。こういったどことも同じような悩みというか課題という、見える化というところでは取り組まれている団体さん、全て同じことを考えてられるのかなというふうに思うんですけれども、その辺につきましては、そういった共通の算出モデルといいますか、そういったところは生み出せないものかなと思うんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  坂野市民協働部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~市民協働部長(坂野徹也君)  これも先ほど申しましたように、どこの自治体も頭を悩ましているというか、一つの課題やというようなことで取り組んでおるものでございまして、それぞれがセーフコミュニティの効果を出したいと、数値化したいというような方向に進んでおりますので、これもネットワークありますので、それぞれの自治体と知恵を出し合っていきたいと、数値的な効果として出していけるようにしたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  篠本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆8番(篠本雄嗣君)  ぜひ、よろしくお願いいたします。数値化することが第一義の目的ではないとは思います。人との、地域のつながりであったり市民の協働、これをしっかりと確立させていくための人材の育成だと、それをセーフスクールというところから取り組んでいくんだというようなものだと解釈はしておりますが、一方、年々これからセーフスクールも全中学校区取り組んでいく中では、今後、費やされる税金が非常に累積してくるわけですので、一方ではそういったところも示していただけたほうが、よりセーフコミュニティの活動に対しての関心度がまた高まるのではないかないうふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 最後、もう時間がなくなりましたが、堺港大堀線の整備についてでございます。 地元に住んでいる中で、よく交通量を見ますんですが、やはり年月が、時間がたてばたつほどあそこの道路を渡る、堺港大堀線を通過する交通車両が今でもふえてきているかなと思いますし、これからもより一層ふえてくるのかなというふうに思います。今、まだ未完成な状態ではありますが、当初、南北で生活道路が十分通れていた地域です。そこが遮断され、横断歩道の距離がある中で横断していく高齢者の方も多いというふうに聞いております。その中で、非常にここ危ないな。でも、なかなかここは直せないんだろうな、改善できないんだろうなというところも、具体的には今申し上げないですけれども、そういったところも見受けられます。これから事故が頻発してくる、予想される中では、しっかり来年の夏に向けての側道の完成を見るまでに、しっかりと府、警察、当局と協議いただきまして、安全なまち松原市をつくり上げていただけたらなというふうにお願いを申し上げまして、私からの質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(三重松清子君)  以上をもちまして、本日の会議をとどめたいと思います。 3日目の会議は、10日午前10時開会といたします。 御苦労さまでした。本日はこれにて延会といたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △延会 午後2時38分       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                                 以上                      松原市議会議長  三重松清子                      松原市議会議員  福嶋光広                      松原市議会議員  山本真吾...