松原市議会 2018-10-16
10月16日-03号
平成30年 10月 定例会(第3回) 平成30年松原市議会第3回定例会 議事日程(第3号) 平成30年10月16日(火)午前9時58分開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 一般質問
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~本日の会議に付した事件1.日程第1から第2まで
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~出席議員(18名) 1番 中田靖人君 2番 田中厚志君 3番 鍋谷 悟君 4番 植松栄次君 5番 依田眞美子君 6番 平野良子君 7番 河本晋一君 8番
篠本雄嗣君 9番 松井育人君 10番 紀田 崇君 11番 河内 徹君 12番 野口真知子君 13番 池内秀仁君 14番 中尾良作君 15番 三重松清子君 16番 福嶋光広君 17番 山本真吾君 18番 森田夏江君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~説明のため出席した者の職氏名 市長 澤井宏文君 副市長 川西善文君 副市長 太田 敏君 教育長 東野光弘君 市長公室長 松岡達也君 総務部長 宮本靖之君 福祉部長 中瀬 保君 健康部長 大本賢二君 理事 後藤田 浩君 市民協働部長 坂野徹也君 市民生活部長 田村滋近君 理事 大倉修一君 理事 神野知子君 都市整備部長 村上寿夫君 上下水道部長 中野浩司君 行政委員会総合事務局長 大浦靖久君 教育総務部長 伊藤 輝君 学校教育部長 横田雅昭君 教育監 高橋信雄君 消防長 亀井 浩君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議会事務局職員出席者 事務局長 小峰正男君 事務局次長 奥野晃康君 参事 恩地裕也君 係長 河谷昌俊君 書記 藤田浩子君 書記 水谷友哉君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以上
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△開議 午前9時58分
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○議長(三重松清子君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は18名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
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○議長(三重松清子君) これより本日の日程に入ります。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、7番 河本晋一議員、8番
篠本雄嗣議員を議長において指名いたします。
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○議長(三重松清子君) 日程第2 一般質問を議題といたします。 15日に引き続き、個人質問を行います。 山本議員の発言を許します。 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 一般質問(個人) まつばら未来 17番 山本真吾議員発言要旨具体的内容備考欄1.学校園施設と教育環境について(1) 危険・不良場所、施設の認識と対応について
(2) 各学校園の運営費について
(3) その他 2.防災・危機管理について(1) 避難場所について
(2) 自助、共助、公助について
(3) その他 3.松原市のまちづくりについて(1) 松原市の農業政策について
(2) 松原市の観光と観光協会について
(3) 松原市の活かし方について
(4) 松原市のPRについて
(5) 各種団体について
(6) その他 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) (登壇) 17番、まつばら未来会派の山本真吾でございます。ただいま議長より発言のお許しをいただきましたので、通告に従いまして質問をさせていただきます。市長初め理事者の皆様方におかれましては、誠意のある御答弁をお願いしたいと思います。 まず、1つ目は、学校園施設と教育環境についてです。 本年6月18日にマグニチュード5.9の大阪北部地震が発生し、高槻を初め大阪北部では震度6弱を観測し、大きな被害が発生しました。また、私たちの住んでいる松原市でも、恵我幼稚園で天井崩落事故がありました。幸い、けが人はありませんでしたが、安全であるべき学校園での事故の発生は、私たちに衝撃を与えました。 そこで、学校園施設及びその関連場所での危険・不良場所、施設の認識と対応について、日ごろどのような管理をされているのかお聞きしたいと思います。また、各学校園の運営費について、どのように管理されているのかを御説明していただきたいと思います。 次に、防災・危機管理について。避難所について、自助、共助、公助についてお聞きします。 昨年10月22日の台風21号では避難勧告、本年9月4日の台風21号、9月30日の台風24号等で松原市は避難所を開設いたしました。たくさんの人が避難所に来られたわけですが、避難所についてどういう場合に開設するのか、またそのときの自助、共助、公助についての御説明をお願いします。 次に、松原市のまちづくりについてですが、松原市ほど大阪府内でいい場所に位置しているところはないと、私自身自負しております。大阪市と堺市に隣接している松原市、ハブジャンクションとしての高速道路インフラの充実している松原市、京都、神戸、奈良、和歌山、もちろん大阪市内もそうですが、そして関西国際空港にも約30分そこそこでアクセスできる松原市、この私たちが住んでいる松原市のロケーションをもっと生かしながらまちづくりを考えていかないと、これからはだめだと考えます。 そこで、松原市の農業政策について、また松原市の観光と観光協会について、松原市の活かし方について、松原市のPRについて、まちづくりとしての各種団体について、御説明いただけたらと思います。 以上で、私の壇上での質問を終了させていただきますが、再質問の権利を留保いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 澤井市長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの山本議員の質問にお答え申し上げます。 1点目の学校園施設と教育環境についての質問につきましては、教育委員会より答弁を申し上げます。 次に、2点目、防災・危機管理についての避難場所についてでございますが、避難所の開設につきましては、市民の皆様の安心・安全を第一に考え、地震などの大規模災害が発生した場合、まず市内小・中学校22校を開設し、その後、被害状況、避難者数に応じて、指定避難所である公民館等の公共施設を順次開設することになります。 次に、自助、共助、公助についてですが、災害時には、自分の命は自分で守る自助、お互いに助け合う共助が大切です。 自助につきましては、来るべき災害に備え、避難場所の確認や持ち出し品の準備、気象情報や防災情報の情報収集など、日ごろからの備えを行っていただきたいと考えています。 次に、共助でございますが、災害時には、隣近所がお互いを助け合い、声をかけ合って避難を行っていただきたいと考えております。そのためには、日ごろから町会のイベントなどに出ていただき、顔の見える関係を構築することが重要だと考えております。 最後に、公助ですが、本市では、松原市防災総合訓練や地域防災ネットワークプロジェクト訓練、地域での防災訓練や出前講座などを通じて、地域の皆様と連携を図り、協働で防災意識の向上に取り組んでおります。また災害発生時に備え、食料、水や毛布などの災害備蓄物資や避難所物品の購入を計画的に行うとともに、市内各企業と災害協定を締結しています。さらに、災害に強いまちづくりとして、雨水管の整備、水道の基幹管路の耐震化等についても取り組んできております。 今後も、地域の皆様と協働して、自助、共助についての意識を高めるとともに、市としての災害対策に努めてまいります。 次に、3点目、松原市の農業政策についてでございますが、全国的にも問題になっている農業従事者の高齢化や後継者不足という課題がある中、本市ではまったら愛っ娘やなにわの伝統野菜に認定された難波葱を初めとした地場農産物を生産する意欲ある農業従事者を、地産地消の推進を柱とし、食の安心・安全や地元松原市産の安全で新鮮な農畜産物をアピールし、特色ある農業振興を行ってまいりました。しかしながら、今後の遊休農地の発生予防や解消のためにも、市の特性である交通利便性が高く、大阪市に隣接した好立地を生かした総合的なまちづくりを支援してまいります。 次に、松原市の観光と観光協会についてでございますが、本市では、平成30年6月29日に、本市の観光資源をこれまでとは異なる新しい視点や戦略的な手法によって効果的に取り組み、情報発信し、地域の活性化と観光誘客の促進に資することを目的に、松原市観光協会を設立しました。現在、専門的な知識とノウハウを持つ協会事務局員が、市域のすぐれた技術や伝統的なわざを持つ事業者や生産者、歴史ある神社仏閣などを訪問し、本市独自の着地型・体験型観光の企画、実現のために調査、取材等を行っております。 今後は、これらの取材などを通じて構築した人や事業者とのつながりを生かし、市域全体でさらなる観光資源の掘り起こしと磨き上げを図り、それらを効果的に組み合わせ、体験することで、市民の方に郷土の魅力を再認識していただくとともに、さらには国内外からの本市市域への来訪者の増加にもつながり、松原市のまちづくりの一助となる観光施策の実施と情報発信を図ってまいります。 次に、松原市の生かし方についてでございますが、第5次総合計画の基本構想のまちづくりの1つ目の柱となります「安心・安全で活力を生み出すまちづくり」の中でも掲げられておりますように、市街化調整区域やため池など、地域資源として有効活用できる松原市の特徴を生かして、企業誘致による雇用やにぎわいの創出を行うことで、移住・定住の促進等を図ってまいりたいと考えております。 次に、松原市のPRについてでございますが、第5次総合計画基本構想のまちづくりの3つ目の柱となります「魅力を発信し、市民と共に進めるまちづくり」に基づいて、「行ってみたい」「住んでみたい」「暮らし続けたい」と感じるまちになるよう、地方創生による移住・定住の促進や観光、文化、芸術、スポーツ等の魅力の磨き上げや掘り起こしを行い、それらを効果的に発信していく取り組みを進めてまいりたいと考えております。 次に、各種団体についてでございますが、各地域において行われている行事は、世代を超えた人と人とのつながりを深めるとともに、地域の子どもたちを育み、次代を担う人材育成が図られるなど、魅力あるまちづくりにつながるものと考えております。 本市では、市民の郷土意識の高揚や地域コミュニティー活動の活性化を図るため、平成28年度より郷土に根差した行事に使用するだんじり等の修繕に対して、活力ある地域づくり助成事業を実施しているところです。 今後も、さらに協働のまちづくりを進めるために、地域への支援のあり方を研究してまいります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 東野教育長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育長(東野光弘君) 教育委員会の御質問についてお答えをいたします。 1の学校園施設と教育環境について、一括して御答弁を申し上げます。 まず、学校園施設の危険・不良場所についてでございますが、学校園施設は各校長や園長の管理のもと、日常的に学校園管理職や技能職員による点検を実施しており、その際に確認された危険・不良場所については、すぐに教育委員会や子ども未来室の施設担当者に報告がなされ、現場を確認し、必要に応じて、建築・土木の関係部署とも相談、確認の上、修繕等を行っております。また毎年夏に、学校園管理職から施設の状況や修繕、改修が必要な場所についてのヒアリングを行い、対象箇所を把握し、計画的に修繕、改修を行うこととしております。 あわせて、学校施設につきましては、建築基準法第12条に基づく特定建築物定期報告制度により、3年ごとに専門の有資格者による調査を実施しており、その結果を大阪府に報告し、その調査にて改善するべきものが指摘された場合には、状況に応じて必要な措置を講じております。幼稚園につきましては、特定建築物定期報告制度の対象外施設になりますが、恵我幼稚園の天井部材落下を受け、幼稚園においても専門の業者による調査を実施いたしました。 今後も、幼稚園施設の定期的な調査を実施するとともに、より一層学校園の安心・安全な教育環境の整備に努めてまいります。 次に、各学校への運営費につきましては、教育委員会や子ども未来室で一括して予算化しており、学校園の規模や子どもの数等に応じ、各学校園に配分しております。その配分された予算の中で、必要な物品の購入や修繕等について、学校園から教育委員会等に依頼があり、購入等の手続を行っているものでございます。 以上でございます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) そうしましたら、再質問をさせていただきます。 まず、危険・不良箇所、認識と対応についてなんですが、今、教育長答弁にもありましたが、危険箇所のチェックについてもう少し詳しく、どのようにされているのか御説明いただきたいと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) 各学校の管理職や技能職員による目視での点検を実施しておりまして、異常のある箇所については、すぐに教育委員会へ連絡するようにしております。連絡のあったものにつきましては、施設担当者が現場を確認し、修繕等の手配を行うというものでございます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) ありがとうございます。 日ごろの目視の検査という意味で、今、庁内的にどのようにチェックかというような説明だったと思うんですけれども、もちろん学校園という意味で、園についてもそうなんですね。ちょっと確認しておきます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 中瀬福祉部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(中瀬保君) 幼稚園も同様に、施設の管理職及び技能員によるチェック項目を設けて、目視による点検を行っておるところでございます。また同様、不良箇所が見つかった場合は、学校と同じように、施設担当者が現場を確認して、必要な修繕の手配をしているところでございます。 以上でございます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) 今、御答弁いただきましたように、徹底して今おっしゃったことを進めていっていただきたいということで、二度とそういうような不安な事故等が起こらないようによろしくお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 法的な点検として、教育長答弁にあったわけですが、学校施設の点検についてどのような調査か、もう少し詳しくお願いします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) 学校施設点検につきましては、建築基準法で定められました3年ごとに行う法定の特定建築物定期報告制度と申しまして、施設利用者の安全のために、一級建築士、二級建築士、または特定建築物調査員の在籍する設計事務所にて調査を実施いたしまして、その結果を大阪府へ報告するというものでございます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) 調査の内容は対象物の広さとか、大きさとか、そのあたりについてはどうなんでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) 調査の対象物といたしましては、学校の校舎や学校の体育館のうち、3階以上に対象用途があるというもの、または床面積の合計が2千平米以上のものが対象になります。学校施設では、各学校の全ての校舎が対象となっております。体育館については、松原第三中学校の体育館が2千平米以上となりますので、これも対象となっております。また、建築物の敷地にあります塀等につきましても対象となっております。 以上でございます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) その報告で指摘を受けた箇所については、どのように対応されるのでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) 定期報告で指摘のあったものにつきましては、状況に応じて必要な措置を講じているところでございまして、修繕と営繕工事等をやっていくという形になります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) 建物の中の部分については、どのような場所をされているのか、そのあたりの調査も含めて御説明いただけますでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) 建物内ということになりますと、教室内や外壁、屋上、建築設備いわゆる換気、排煙、非常灯といったもの、また防火設備、防火扉でありますとか防火シャッター、それと昇降機、エレベーターでございます、そういったものの調査の報告ということになります。建物内の調査につきましては、教室内の床、壁、天井の状態や防火扉、屋上、屋根の防水、排水、劣化の状況、そういったものも調査するということになります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) 先ほど言いましたように、法的にはそのような対象の建物、また建物の中についても、今説明がありましたような箇所を徹底してチェックをされるというようなことなんですけれども、それは今言った建築基準法第12条に基づく特定建築物定期報告制度というようなものに基づいてされるわけなんですけれども、これは3階以上、2千平米以上ということなんですけれども、それ以下についてはどうなんでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) 学校の施設につきましては、各校の校舎が2千平米以上となっておりますので、調査報告の対象ということに全ての学校がなっております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) 三中の体育館はそれに該当するというふうに、特に言われたんですけれども、それ以外の体育館はどうなんですか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) それ以外の体育館については、2千平米に至りませんので、この特定建築物報告制度の対象外ということになっております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) そうしたら、それの点検はされないんですか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) いろいろと3年に一度ということでございますので、そこら辺はこういう恵我幼稚園の件もございましたので、今後、必要かどうかというところを関係部署とも協議をしながら、検討してまいりたいと考えております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) それは、子どもの安全から考えると、日ごろの庁内の規約的な、規則的なあれがあると思うんですけれども、できたら、3年に一回というようなことですけれども、大阪府に報告する、それは法律として決まっているんですけれども、その報告とかそういう義務じゃなしに、点検という部分は徹底して毎日毎日どうなんかというようなところと、やっぱり区切りをつけてルールづくりというのをしっかり、庁内の内規的にやっていただきたいと思います。いかがでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 東野教育長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育長(東野光弘君) 法的には3年に一度ということで報告義務があるということだけでございまして、部署からも報告ございましたように、日々は各管理者及び技能員等がそれをチェックしている。学校については、毎月一度は必ずそういう建物チェックをしております。これは施設、体育館も含めていると。 先ほど部長も言っておりましたけれども、体育館の施設につきましては、三中は3年に一度の報告でございますが、体育館というのは避難所となっておりますので、今後そういう形ではきちりと、そういう点検というのはやはり報告対象ではないんですけれども、そういう要所については、やっぱりやっていきたいというふうに思っております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) やりますとか、毎日チェックしますと、こんなの当たり前の話ですわ。だから、いかにルールをきっちりつくるか、内規をつくって、こういう仕組みというルールをつくっておかんことには、じゃ、これに合わして、そのマニュアルに合わしてきっちりやるという何か指針がないとなかなかできない。言葉だけでは、毎日定期的にやります、やっています、点検やっています、みんな言うんですよ。けれども、現にそういうような事故が起きているのも事実なので、そのあたりについて内規の作成からルールづくり、その点についてはいかがでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) 他市の事例等も含めまして、早急に検討していきたいと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) ぜひ、そのあたりは徹底して、早急にスピード感を持ってお願いしたいと思います。 今の法的になんですけれども、園についてはいかがでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 中瀬福祉部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(中瀬保君) 幼稚園の園舎につきましては、3階以上2千平米以上の施設はございませんが、今回、天井部材の落下を受けまして、第三者的にきちっとした点検が必要と考えており、今回、今年度実施させていただいたものでございます。こういった調査を受けまして、3年に一回の法定点検の類似事業としてやっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) 同じことを僕はお願いしたいんですけれども、やっぱり園についても、どういうチェックをしていくんかとか、例えば毎日のチェックはどうなんやとか、例えば1週間のチェックはどうなんや、1カ月のチェックはどうなんやとか、内規的なそういうリストアップしてチェックリストみたいなものをつくって、やっぱりそのあたりをきっちりやらなあかん。 それの指針がないと、人によってむらが出てくる、じゃこの人はここまでやっているんやけれども、この人はここまでしかしていない、ほんだら私もここまででええん違うかというようなことになってくるので、そのあたりについて、さっきも、小・中も一緒ですけれどもいかがでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 中瀬福祉部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(中瀬保君) 今回の事象を受けまして、子ども未来室では保育所の施設も管理しておりまして、保育所と幼稚園の施設管理の違いを確認しましたところ、一定の違いがございまして、よりよい方向に合わせて、日々のチェック及び月次の法外なチェックをしながら、日々チェックのしているところを、また次の日見たら、何か劣化が進んでいないかとか、そういうようなチェックリストを用いまして、きちっとした調査を実施していっているところでございます。 以上でございます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) そうしたら、チェックリストをちゃんとつくって、それに基づいてやっているという意味で理解したらいいんですね。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 中瀬福祉部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(中瀬保君) そのとおりでございます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) 小・中はそこまではされているんでしょうか、日ごろは。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) そこまでのものというものは、今のところございません。早急につくってまいりたいと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) よろしくお願いします。人命にかかわりますので、ぜひ早急に本当にお願いしたいと思います。 続きまして、6月18日、大阪北部地震がありました。不幸にも悲しい事故が起こってしまったわけなんですけれども、それを受けて、府下だけじゃなしに日本中がブロック塀についての意識が変わったと思います。 松原市でも、ブロック塀の事故が発生したことについて、いろんな対応をされたと思うんですけれども、その対応について御説明いただきたいと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) 6月18日の地震発生後、まず学校の管理職と技能員のほうで、学校施設とブロック塀について亀裂やぐらつきがあるかどうかというところを調査いたしまして、その後に、教育委員会、事務局が総出でチェックをさせていただきました。それを踏まえて、施設担当者と建築住宅課の建築士のほうで専門的な目で調査をし、既存不適格のブロック塀で傾きが確認できるようなもの、今回と同じような地震が発生した際に、倒壊のおそれがあるブロック塀につきましては、すぐに対応をさせていただきました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) 具体的に、市内でそういう危険だと懸念されるような場所が何カ所あったとか、そのあたりについて詳しく御説明ください。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) これは市の施設でということでよろしいですか。 〔「小・中学校」と呼ぶ者あり〕
◎教育総務部長(伊藤輝君) 学校で。全て学校で143カ所ございました。そのうち今回補正予算、この前に御可決いただいた分が90カ所でございます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) それ以外に、やっぱり市内にもいろんな民間の御自宅とか塀とかいうような危険箇所というのがあると思うんですけれども、その際については、今回の補正予算で補助金というような形をいろいろされているわけなんですけれども、通学路について危ないなと、危険箇所という認識はあったんでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) この地震が起こるまで、民間のブロック塀が通学路にある場合に、それが危険であったというような認識は、多分、皆さん持ち合わせていなかったんじゃないかと考えております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) それで今回調査されて、各小学校とか、中学校はどうかわかりませんけれども、通学路というのは決まっていますよね。その通学路のところに民間の塀があってブロック塀があって、これが例えば高さとかが補助的に、補強的にこういうようになっていなければならないというような部分があると思うんですけれども、それについては危険な場所、また高さがオーバーしているとかいうような箇所はなかったんでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) 通学路にございますブロック塀につきましては、学校の管理職それと技能員で、一応目視でチェックをさせていただきました。基準が2.2m以上の高い壁、または亀裂が入っているような壁などを調査対象として、その結果については、大阪府教育庁と松原市都市整備部に報告をし、両方より大阪府の建築指導関係部署のほうに報告がなされ、大阪府の建築指導関係部署よりブロック塀の所有者に指導等がなされていくというふうにお聞きしております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) 危険な場所はあったという認識でよろしいんですね。それはそういうことで。それは民間のことですので、そこが何ぼ危ないですよと言ってそういう指導をしていただいても、改善をしてくれるかどうかわからないんですけれども、それは相手があることですので。 けれども、通学路については、こっちサイドでこっちの裁量で決められますので、だから、あえてそういうような高さが2.2mの基準を超えているブロック塀があるとか、その横が通学路になっているんやったら、それについては早急に、その通学路を若干、隣の安全な通学路の道に変更するというようにしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) 通学路につきましては、学校とPTA、保護者、地域の方との協議の中で定めていますので、おっしゃるように変更は可能かと思います。既に変更されている学校もございますし、また変更する必要があるものにつきましては、変更すべきか否かを再度確認していきたいと考えております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) 私の住んでいる近くでもそういうような塀があって、ある方が来られて、ここで今集合している。松原南小学校は集団登校ですので、集合する場所とそのまま歩いていくところがちょっと危険かもわからないと、だからこれは変えてほしいというような意見がありました。早急に学校に連絡をして、中で協議をしながら、その集合場所と通学路を変えてもらった経過がありますので、ぜひ、そのあたり徹底して御指導いただけたらと思います。 次に、各小・中学校のプールの更衣室の件なんですけれども、ことしは特に暑かったんですが、大体、更衣室というのがブロックで覆われた中で着がえられていると、小学校は聞くところによると、教室で着がえているので問題はないというふうに思うんですけれども、保護者の方から、余りにも劣悪な環境で着がえていると、物すごく暑いと、じめじめしてにおいも臭いと、そのあたりについて御認識はあるんでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) 今御指摘いただいた部分については、一時的ではございますけれども、換気扇が故障していたというふうに聞いております。そのものにつきましては、学校にて確認をし、すぐに新しいものに取りかえております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) 部長、すみません。そうしたら、そのままで環境的には全然問題ないというふうにお考えですか、温度とか、その更衣室内については。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) まずは、子どもたちが更衣室に出入りする際には、空気の流れにより、更衣室内の空気は一定交換できていると考えております。また、着がえの時間もほとんど短時間であるということからも、衛生的には特段問題がないというふうに思われますが、当然故障等がなくて、また衛生的であることが望ましいというものであると考えておりますので、学校で既に工夫をしていただいているかと思いますけれども、換気については、生徒が更衣室にいないような時間帯、そういった場合には扉をあけて空気を入れかえるなど、そういった工夫もすることも必要かと考えております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) ぜひ、家の中でもそうじゃないですか、窓をあけていたから空気がぱっと入って、完全にその暑さがなくなるなんていうことはないんですよ。それだけの厚いブロック塀に囲まれて、ましてや更衣室ですので、窓も小さい、カーテンも閉まっている、扉もほとんどあけない。だから徹底してあけていたらいいですよ、プールやっているとか、プール使っていないときは。けれども、扇風機ぐらいちょっと何とかしてあげたいというふうに思いますし、換気の風が自然の風がない場合は、扇風機を回すことによって、扉をあけていたらやっぱり換気ができますので、その点もぜひよろしくお願いします。 それと、各学校施設の掃除については、どなたがどういうふうにされているんでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) 学校の掃除につきましては、その場所であるとか、教室にもよりますけれども、中学校なんかでしたら、教室であれば生徒がやりましたり、あと体育の関係の場所でありましたら、体育の教師とあと生徒と一緒になったりとかいうようなところで、掃除をやっているところです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) 子どもたちと一緒に掃除をしてもらうということは、教育的にやっぱり意義があることだというふうに僕は思います。ただ先生方が掃除をされるというふうなルールになっているみたいですけれども、やっぱり人によってむらができると思うし、そのあたりもちょっと工夫というのか、ルールづくりが必要と違うんかなと思います。いかがでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育総務部長(伊藤輝君) 一応チェックにつきましては、教頭を中心に校長、技能員等がチェックしておりますけれども、そこら辺、今後、検討材料として頂戴しておきたいと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) よろしくお願いします。 そして、次に移りたいと思います。 避難場所についてなんですが、避難所について少し御説明いただきたいと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長公室長(松岡達也君) 現在、指定避難所については59カ所の指定がございます。この間の台風の対応といたしまして、自宅で1人で過ごすことなどが不安に思われる方に対して、自主避難所として各地域で市民になじみがあり、また避難者を多数受け入れることができる小・中学校の22校と阪南大学南キャンパス、四つ葉幼稚園を避難所として開設をさせていただいたところでございます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) 緊急避難場所と指定避難所という、いろいろそういうあれがあるんですけれども、何か基準を設けてそれは指定されているんでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長公室長(松岡達也君) 避難所につきましては、災害対策基本法の規定に基づきまして、災害が発生し、みずからの居住場所を確保することが困難な被災者を一定期間滞在させるための施設として、小・中学校などの公共施設を指定避難所に指定をしております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) 大災害とか災害、またそれが起こり得る事前に、居住場所、自分の家がなかなか難しいということで、そういうかわりに場所を指定しているということなんですけれども、幸いにして大きな大災害というのが、震災とか、松原市の場合はまだそういうことがないのがありがたいわけなんですけれども、想定はしておかないかんということです。 その場合、例えば大震災が起こりました。いろんな発生しているところのテレビからのニュースとか、いろんなマスコミからの情報を見ていますと、体育館で所狭しに避難されている方々の映像なんかをよく見かけるわけなんですけれども、例えば、じゃ松原市でそういうようなことが起こった場合に、各小・中学校が避難所となりました。たくさんの方々が来られました。学校の教室もそうなんですけれども、例えば体育館を見てみましたら所狭しに皆さんがいらっしゃる。そこを避難所として指定をされているなら、例えばトイレとか洗面所とか、そういう居住として適切な環境はある程度整えておく準備が必要だと思うんですが、いかがでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長公室長(松岡達也君) 最近、報道なんかでも避難が長期化した場合、なかなか皆さん狭い中でひしめき合うような生活しているような状況とか映されます。一定、避難がやむなく長期化するような場合には、避難者の健康が維持される、そうしたことを目標に、避難所の環境の改善にも、これはできる限り努めていくということが必要だと考えております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 山本議員。
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◆17番(山本真吾君) 考えていただくのはいいんですが、例えば実際の話で、トイレとかはそういうキャパ的には対応は可能なのか。今どういうような状況になっているのかというのは、例えば体育館でテレビが映る環境とか、テレビを置いてそういうニュースの情報を発信するとか、例えばWi-Fiで若い子どもたち、また我々もそうですけれども、携帯電話を使ってそこで情報を入手できるとか、そういうような環境はまずあるのかないのか。ましてや、なかった場合に、そのあたりの対応というのは考えておられるのでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 災害時、携帯のトイレとかそういった形での対応となるところは必要になってくるのかなと思います。また、災害時の情報の入手手段ということで、今のところ、インターネットの環境ということでWi-Fiの環境というのが避難所のほうには現在整っておりません。ただ、いわゆるデータ通信の部分の災害復旧における復旧の早さというようなところもございますので、またWi-Fi環境を整えるということになれば、これはまた一定設置の費用、維持費用というのもかかってきます。そういったところは慎重に費用対効果を考えながら、配備が必要かどうかというところは検討していきたいなと考えております。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
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◆17番(山本真吾君) 1995年に阪神・淡路大震災がありました。そのときは、携帯電話がまだ一部しか普及されていませんでした。携帯電話もそのとき回線が少なかったのでパンクして、ほとんどかけたら話し中の状態だったのを覚えています。そこで、一番かかった電話が何なのかといったら、家の電話じゃないです、公衆電話でした。公衆電話は今現在ほとんどありません。少なくとも、全廃じゃなしにちょっとところどころにあるんですけれども、そういうような環境なんです。 今、Wi-Fiというのは、これはパンクとかないんです。何も今の現状がどうだというのを非難しているわけじゃない。こういような大災害が起こったときのために、今から事前に、そこを指定場所と指定をするならば、そういうところの環境整備を今からちょっとずつでもしていっていただきたいということです。それはぜひお願いしておきますので、よろしくお願いします。 それと、以前から何ぼも言っているんですけれども、緊急物資について、今どこで備蓄をしているんでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 備蓄物資につきましては、岡の防災備蓄センター、天美西の防災備蓄センター、大堀町会防災センターの3カ所で備蓄をしております。また、市内小・中学校22校にも備蓄倉庫を設け、備蓄を行っております。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) リスクは分散せなあかんというのは、僕だけじゃなしに当たり前の話だと思います。その倉庫が被災して、そこが寸断されると緊急物資が入手できないということ。だから、リスクは分散せなあかんから、僕はいつも言っているやけれども、各町会で預かってもらえるならば町会に渡しておく。じゃ、少しでも何かあったときに、職員さんがそこまで持っていくというような手間が省けるし、なおかつ効率的な動きができるということで、いつもそういうふうに言っておるわけなんですけれども、やっと22カ所の小・中学校には置いていただくことになったわけですね。いつからなんでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) すみません。ちょっといつからというのは、私はちょっと今…… 〔「もう置いているのかな」と呼ぶ者あり〕
◎市長公室長(松岡達也君) はい、一定毛布とかそういったものについては置かせていただいているというふうに聞いております。ただ、備蓄については、一定備蓄品の保存年限、食料品の衛生管理等効率よく一元管理を行うというような必要がございます。そういった意味で、大きくは3カ所の防災センター、備蓄センターのほうで備蓄を行っております。
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○議長(三重松清子君) 太田副市長。
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◎副市長(太田敏君) 本市の備蓄については、今申し上げましたように岡と天美北と大堀の班のほうで3カ所を中心に備蓄しています。あと避難所の小・中学校にも備蓄しております。それ以外にやはりいろいろ市内のウエルシアさんとかスギ薬局さんとか、一応、日用品等の協定という中で、災害が起こったときには、そちらのほうからの物資の提供を受けるという協定も結んでおりますので、そういうところでは数的なものについても、また品目についても、一定確保はされているというふうに御理解いただけたらと思います。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
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◆17番(山本真吾君) ごめん、じゃ今協定を組んでいるところから物資を運ぶのは、そちらがやってくれるんですか、市がやるんですか、ちょっと確認します。
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○議長(三重松清子君) 太田副市長。
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◎副市長(太田敏君) 量的な問題も出てくると思いますが、これまた松原トラック協議会さんと協定も結んでおりまして、物資の輸送の協定も結んでおりますので、我々から要請する中で、協議さんのほうで、トラックでいろいろ「ここへ運んでくれ」とかいう中で、物資のほうが搬送されていくということでございます。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
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◆17番(山本真吾君) それが、普通の道の状態やったらそれでええと思うんですけれども、なかなかそういうような状態じゃないと思います。そういうときに、例えば考えていただきたいのが、トラック協議会さんが配送してくれるんやったらいいんですけれども、それが無理やとなったときに、例えば歩いて、じゃとりに行きますよといったときに、どういうルールづくりをしておくかというのまで、まずしっかり考えていていただけたらなと思います。そういうような状態、いろんな環境がありますので、道が全然オーケーのときもありますし、全然道が通れない、車が通れない場合もあるので、その辺については、ぜひそういうような場合も想定してシミュレーションしておいてください。よろしくお願いします。 次に、浸水想定区域の避難所がたまに、最初はそこの小・中学校が、避難所があいたんだけれどもやっぱりここはあかんよというふうに閉鎖される場合があるんですけれども、そのときはどういうようなときなんでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) いわゆる大和川の水位が上昇して、避難判断水位を超えるというような状況であれば、避難のほう勧告をしてまいります。そういった状況になりましたら、浸水想定区域の避難所の閉鎖をさせていただいております。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
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◆17番(山本真吾君) 去年の台風21号のときに、そういうような状態があったと思うんですが、最初はオープンしていたんですけれども、それを移動してくれというようなことは、そこが浸水避難所に指定されているから、そこに大和川が決壊したらひょっとしたらそこに水が入って来るかもわからないから移動してくれというようなことだったと思います。 特に、北のほうの方と話をしていると、ここは高さは海抜何ぼやねんとか、例えば大和川の堤防をゼロで基準にしたときに、そこからうちの今の家のところはマイナス何ぼなんか、プラス何ぼなんかとか、そういうような標示をしていただけたらすごくありがたい。避難するときに、じゃここにおったらあかんでとかというような判断基準になると。 私も視察に行ったときに、あるまち、どこの市かちょっと覚えてないんですけれども、ここは海抜何ぼですというような標示をされているような市もありました。 それがどこを基準にするかというのが、TPとかOPとか、何かいろんな基準があるみたいですけれども、例えば市役所を基準にする。だから市役所からここはマイナス300mmですよ、プラス50mmですよとか、そういう市の施設の掲示板とか看板はたくさんありますので、そこにそういうような標示をしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) いわゆる浸水想定区域につきましては、松原市総合防災ガイドマップで示させていただいておりまして、出前講座等で周知を行っているところでございます。そういった浸水深、海抜などを標示する看板の設置については、今後も、河川管理者で国・府とも連携して研究していきたいなというふうに考えております。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
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◆17番(山本真吾君) 西除川があるかどうか知らんけれども、東除川のところに、ここは大和川から何kmというような大阪府の標示というのがあるんですよ。そこに例えば、同じところに、大阪府に頼むんやったら、どこかを基準にプラス何ぼです、マイナス何ぼとか、そういうようなことを府に頼むとか、松原市は松原市で独自で、ぜひ表示を一つの基準として市民がどういう行動をとったらいいのかという一つの判断資料になりますので、ぜひ標示を御検討いただけたらと思います。
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○議長(三重松清子君) 太田副市長。
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◎副市長(太田敏君) ある地域でここが海抜何mという御質問ですが、一般的に多いのが、例えば大阪市の海の沿岸部、西淀川とかああいうところでありますと、土地がかなり低いというようなところで、海抜マイナス何ぼとかいうような標示がよくあるのかなというふうに思います。我々のところ松原市は、地震のときに一応津波は松原市までは影響はないというふうになっておりますので、直ちに御心配いただいている海抜どうこうというところは一定心配は要らないのかなというふうに思います。 ただ、川につきましては、大和川のほうで国のほうから浸水エリアが出ていますので、そこらをきちっと周知することで、今住んでおられるところ、また今何かのかげんでおられるところについては、災害時、大きな雨のときにはここは浸水エリアになるんですよと、我々のほうはここをきっちりと周知していく中で、より安全のほうを図っていきたいというふうに思っております。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
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◆17番(山本真吾君) 周知するのは、本とかガイドマップとか、例えばホームページに出ていますとか、そういうようなことは一つの手法です、周知する。けれども、じゃ市民の人がその本を、例えば広報と一緒に全世帯に配布しても、どれだけの人が見てはって、うちの今がどうなんかというのを御存じの方がどれだけいらっしゃるかといったら、ちょっと首をかしげると思うんです。認識されていますか。多分されていないと思うんですよ、どれだけの人がというのは。 それを考えると、じゃ日ごろ歩いているところに、ここは何ぼです、何ぼですというのが目に入ってくると、そういう意識がやっぱり出てくるんです。例えば家の中で御飯を食べながら、夕食でもみんなと「ここは何ぼらしいな」と言うて、そんな話題が出てくるわけですよ。「じゃこうなったときはこうしような」とか、例えば「こうなったときは、連絡はここやで」とか「こういう連絡をとり合おう」とか、そういう話が出てくると思うんです。 だから、そういう意味でも、僕は後で自助のときに言おうと思っていたんやけれども、やっぱり自助をしてもらえるきっかけづくりを市がせなあかんと思うんです。きっかけづくりを。言っている意味、もちろんわかってくれはりますよね。よりやらなあかんなという思いを持ってもらうきっかけづくりを行政がせなあかん。そんなきっかけづくりといったらそれやと思うねん。大きなお金はかからないと思います。いかがですか。
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○議長(三重松清子君) 太田副市長。
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◎副市長(太田敏君) 全国的にも大きな災害がございました。昨今、直近では西日本の豪雨がございました。その中でも倉敷の真備地区ですか、あそこでは浸水想定エリアとほぼ合致するような災害が起こったと。そのときに新聞報道でも、ガイドマップのほうは配布していたけれども知らなかったというような報道もありました。そんな観点で、あの災害が起こった後、市のほうに、こういうのがあるのを知らんということの問い合わせもあって、さらなる配布とか、ホームページでもきちっと掲載させてもらっていますというような説明も我々はさせてもらっています。 確かに、こういう配布物のところで、例えば議員もおっしゃいましたが、家庭の中でいろいろ議論していく中で、うちのところは浸水の何ぼから何ぼのエリアに入っておるなというようなところで、一定自助といいますか、日ごろの注意をせないかん項目として挙げていただく中で、さらなる自助力を高めていただくというのが、今、我々がとっている施策でございます。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) そのきっかけづくりの一つやと僕は思っています。 それと、今から言おうと思っていた自助、共助、公助で、まず自助をしてくださいよ、最低3日間、1週間の食料とか水とか用意しておいてくださいよというのは、言うのは簡単なんですよ。せやけど、実際ほんまにどうしたらしてくれるかということやと思うんです。 きのうもちょっといろいろ職員さんと話をしていて、そのときにふと思ったんやけれども、例えば、川が氾濫して大水害があって、観光バスか何かのバスの上で一昼夜過ごされたグループが、そこも避難所ですわ、その人数で、例えば。そのときとか、またいろんなところで、病院の屋上でヘルプを出していた人とかそういうような方に、そういう体験しはった人に、私はこういう自助をしていたからすごく助かりましたという話とか、こういうふうにしていなかったからすごい苦労しましたという情報を講演なんかされている人は多分いらっしゃらないかわからないですけれども、その方が言っているコメントとかを集めてそういうのを発信することによって、この人はこうしていたからほんま助かってんなと思うのもきっかけづくりやと思うんです。そういうのも発信として一回考えていただけたらというふうに思っています。どうでしょう。
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○議長(三重松清子君) 太田副市長。
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◎副市長(太田敏君) 今おっしゃられました生々しい体験のところを語りというような中で後世に伝えていくというのは、これは非常に大事やと思いますし、阪神・淡路大震災のときに被害に遭われた方、ちょっと私1年か2年前だったと思うんですが、その中の語り部の方が来ていただいて、一定講演というか講座といいますか、そういうことも実施もしてまいりました。そういう実体験の中で訴えていただくというのは、これは本当に心に響く話やと思いますし、また我々職員のほうも、そういう被災された市町村のほうに、これは勉強というたら向こうさんに失礼なあれかもわかりませんが、そういう中で我々の防災活動の次へのステップのほうも進めていくようなことも、我々内部でも今検討しているところです。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
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◆17番(山本真吾君) ぜひきっかけづくりになるような情報提供をよろしくお願いします。 続きまして、まちづくりについて、松原市の農業政策についてお聞きしたいと思います。 現在、農業従事者の方、また販売農家というのは何軒ぐらいあるんでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) 農業従事者につきましては、2015年の農林業センサスによりますと562戸でございます。 〔「販売農家」と呼ぶ者あり〕
◎市民生活部長(田村滋近君) 120戸でございます。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
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◆17番(山本真吾君) 農家の方々の販売拡大のために特色ある農業振興で、いろんな応援をされてきたということなんですけれども、どういうような応援をされてきたのでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) 農家の方の販路拡大のための、まったら愛っ娘やなにわの伝統野菜に認定された難波葱などの地場農畜産物のPR、または仲買いさんへの情報提供や学校給食への地場農畜産物の導入などで応援してまいりました。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) 市場に対してというのはなかなか難しいところがあるんですけれども、学校給食という部分では、やっぱりそれだけの毎日毎日、量を使っています。そこに対して農家さんの支援という部分で、大分協力をできる要素が多々あるんちがうかなというふうに思うんですが、まず献立については誰が作成されているんですか。
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○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。
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◎教育総務部長(伊藤輝君) 献立の作成につきましては、栄養士が献立を考え、学校給食献立作成委員会に図って決定しております。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) 地産地消とか地場野菜をまず多く給食でも使っているというようなことですけれども、今現在、地場の野菜の使用率というのは何%ぐらいなんでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。
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◎教育総務部長(伊藤輝君) 平成29年度は9.8%、28年度が7.4%、27年度が9.9%でございます。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) そのあたりを栄養士さんがメニューをつくられるときに、松原市の中で農家さんがどんな野菜をどれだけできるかというのをチェックして、その野菜をできる限り使うというようなメニューを意識的にしていくというのは可能かどうか、どのようにお考えですか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。
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◎教育総務部長(伊藤輝君) 毎月JAを通じまして、農家さんのほうには納品可能な野菜とその種類、数量、これを照会しております。そしてJAのほうが生産者さんのほうに納品可能な野菜の種類と数量を確認して、市のほうに回答をしていただくと。その回答に基づきまして、市は発注書をJAに発送いたしまして、また地場野菜以外の野菜については、学校給食物資選定委員会において入札により選定しておりますので、一定この月にこれだけの野菜がとれるというのは、事前に教えていただいたりというようなとこら辺で情報共有していただいていると考えております。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) それは共有しているんですけれども、それを栄養士さんが意識的にもっと使えるような状態というのは、まだまだ使用率アップする可能性というのは、余地というのはどうなんでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 伊藤教育総務部長。
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◎教育総務部長(伊藤輝君) 地場野菜の使用率のアップにつきましては、野菜ごとの年間の収穫時期を前もって農家さんにお聞きしておりますので、それに基づいて旬の野菜をより多く使用した献立を立てることにより、地場野菜の使用拡大、地産地消の促進を図っているところです。また、農家さんから申し出がございましたら、その申し出によりまして今までになかった野菜が納品できる場合、これは献立に取り入れるというようなこともやっていっております。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) そういうように生産に意欲をされている方については、そういうような学校給食というような部分で、そういった応援をしていただけたらと思います。 ただ、農家の方々でも今はされているんですけれども、後継者について不安を持っておられる方も多々いらっしゃると思うんですけれども、そのあたりについて、例えば農家さんの平均年齢とか、不安を持っている後継者問題で問題を持っておられる割合というのはわかりますか。
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○議長(三重松清子君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) 農業従事者の平均年齢でございますが、55歳となっております。全体の約45%の方が後継者に不安を抱いているという状況でございます。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆17番(山本真吾君) 現在、遊休農地というのは、どれぐらいあるんでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) 遊休農地にいたしましては、農業委員会といたしまして、毎年11月から12月ごろ農地パトロールを行っておりますが、昨年度末現在で、遊休農地はおおよそ農業委員会が所掌する農地170haに対しまして、3.7haで全体の約2%でございます。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
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◆17番(山本真吾君) 解消について、パトロールをしてということなんですけれども、なかなか家々の農家さんの環境というか家族の問題で、後継者はそれを解消していくというのはなかなか難しいと思います。 そういう中で、例えば貸し農園とかいろんな方法があるかわからないんですけれども、今うちの地元でも、やはり今されている方の子どもの時代、また孫の時代にはなかなかそれを継続していくのが難しいというような形で、まちづくりの勉強会をしたり、いろんなことをしているんですけれども、そのあたりについて、松原市はしっかりと応援をしていっているように思います。その動きが天美東土地区画整理組合とか、新堂4丁目の土地区画整理の動きになっていっていると思うんですけれども、そういう懸念を、不安を持っておられる方々について、行政としてしっかり後押しをしていっていただけると思うんですが、そのあたりの考えはいかがでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 村上都市整備部長。
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◎都市整備部長(村上寿夫君) 地域のまちづくり活用におきましては、最終的には地権者である地元の方々がどのように活用するか、進出企業や土地の利用計画などを決定することとなります。本市といたしましては、これまで支援してきたまちづくりと同様、まちづくり勉強会等を通して、情報の提供など必要な助言を地元に対しまして行い、地域によりふさわしいまちづくりを進めていただけるよう努めてまいります。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
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◆17番(山本真吾君) 演壇でも申し上げたんですけれども、松原市の位置関係、ロケーションというのは、大阪府下でも大阪市という1番の大都市、2番目は堺市だと僕は認識しているんですけれども、その2番目の大都市の堺市に隣接している場所です。なおかつ、いつも言うように、高速道路が整備されていて既存でもうございます。それも起点でございます、松原市は。ある意味では、ハブ空港というような言葉がよく言われるんですけれども、ハブジャンクションだというふうに思っています。その位置関係をいかに生かしていくかというようなところを、今後、松原市の大きな視点としてのまちづくりに考えていかないと、そういう切り口で見ていかないといけないのかなと、もったいないというふうに僕は考えます。 そういう面について、ぜひ土地活用、幸か不幸か、田んぼとか畑とかそういうような調整区域がまだまだございます。そういうところの生かし方をどういうふうにしていくのか。農業される方は農業される方でしっかり応援をしていっていただきながら、また後継者に不安を持っておられる方々のためにも、それをどのように解消して、また松原市としても、この位置関係をいかに活用して生かして、世の中に寄与できるかというところを、そういう視点でまちづくりを考えていっていただきたいと思います。 そういうようなところを生かす意味においても、観光について、観光協会をつくられたと思うんですが、まず観光協会の仕組みについてちょっと御説明いただきたいと思います。
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○議長(三重松清子君) 神野理事。
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◎理事(神野知子君) 観光協会の仕組みということですけれども、まず観光協会の運営に関しましては、今年度は、設立並びに設立後の運営体制の確立、会員獲得などの業務を松原商工会議所へ委託しております。組織体制としましては、会員の中から会長、副会長、監事、理事を選出し、理事会等により協会の活動を決定することとしております。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
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◆17番(山本真吾君) ことし6月の終わりに発足されたということですが、ことしは観光協会としての、今後どのようにしていくかというような準備期間だというふうに僕は認識をしておるわけなんですけれども、来年度からきっちり、しっかり年間目標また年間計画を立てていっていただけると思うんですが、その実績とか評価とか検証についてはどのような仕組みにされるか、お答えください。
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○議長(三重松清子君) 神野理事。
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◎理事(神野知子君) 来年度からの年間計画、目標等についてでございますが、まず平成31年度につきましては、あくまでも現時点での予定で、理事会等での承認も必要になってくるのですが、主要な対象者は松原市民の方、南河内地域にお住まいの方として、体験型、着地型観光のプログラムを約20件程度提供できればなと思っております。その後、順次プログラムをふやしていきまして、対象者も国内全域、海外にまでちょっと拡大していきたいなと考えております。 評価、検証につきましては、観光プログラムに参加者数の目標値を設定して達成の度合いを分析したりでありますとか、あとは参加された方の満足度や次回も来たいかなどのアンケートを実施することで検証していきたいと考えております。
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○議長(三重松清子君) 山本議員。
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◆17番(山本真吾君) ぜひその20のプログラムについても、年間にどれだけの人数を集客するかという人数的な、数量的な目標を持ってしっかりやっていただきたいと思います。 時間がありませんので、まとめますけれども、まだまだ言いたいんですが、この地区を、地域を、ロケーションを生かさないわけがない、絶対もっと活用していっていただきたい。 市民が松原市のよさを知って発信していく、そのためにはどういう手法で市民に知ってもらうか。それについて僕は前ビデオライブラリーをつくってくれ、各地域のをつくってくれと。市長もそれを受けて、まずドローンを使って観光PRのビデオをつくってくれはりました。見させてもらいましたけれども、僕はあれにナレーションを入れてほしいなと思います。耳の障害を持っておられる方もいらっしゃいます。ぜひそういうところを考慮していただいて、松原市のPR、またよきまちにするために御努力いただけたらと思いますので、よろしくお願い申し上げまして終わりたいと思います。ありがとうございました。
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○議長(三重松清子君) 次に、紀田議員の発言を許します。 紀田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 一般質問(個人) 自由民主党 10番 紀田 崇議員発言要旨具体的内容備考欄1.災害対策について 2.市内の公共施設の今後のあり方について 3.ふるさと納税について ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) (登壇) 10番、自由民主党、紀田 崇。ただいま議長のお許しが出ましたので、通告に従い順次質問させていただきます。 いきなりでございますけれども、まず最初、一発目の質問でございます。災害対策についてです。 平成30年においての自然災害は、大阪府で6月に大阪府北部を震源とする地震、全国的に見ても西日本を中心に広い範囲での集中豪雨による平成30年7月豪雨、9月には北海道胆振東武地震など、大規模災害が発生しております。また、本市におきましては、台風21号による影響で長時間にわたる停電や家屋の被害などが発生しています。自然災害はいつ起こるかわからない中、本市における災害対策について、防災の観点から避難所運営について絞った視点で質問していきたいと思います。 現在、避難所を設置する主体は市が担い、職員が避難所を運営しています。この間、一過性の台風対応で、市民が自主的に避難をする目的で避難所を開設しております。今後、大規模災害が発生し長期になった場合、市の業務もありますので、市の職員だけでは運営まで十分に手が回らないことが予想されます。今後、地域と協働で避難所の運営に当たるなど、避難所のあり方について、答弁をお願いいたします。 次に、公共施設についてでございますが、本市において少子高齢化や市内各公共施設の老朽化、そして4km四方のスモールシティーとしての利便性などを考えますと、市内各公共施設の建てかえ、統廃合、大規模補修などに、短期もしくは中長期的に対応していく必要があります。そこで、市内公共施設の今後のあり方について、どのようにお考えかお聞かせください。 次に、ふるさと納税でございますが、ふるさと納税については、平成29年度の全国の自治体の受け入れ総額が3,653億円と過去最高の額となりました。年々、このふるさと納税という制度が定着しつつあるように思います。本市においても、平成29年度は過去最高の寄附額であったと聞いています。ふるさと納税というこの制度については、自治体にとって重要な収入になることから、積極的な取り組みが必要と考えていますが、本市における今後のふるさと納税の取り組みについてのお考えをお聞かせください。 以上で、壇上での質問を終わらせていただきます。市長並びに理事者の皆様には誠意ある御答弁をお願いいたします。なお、再質問の権利を留保したいと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 澤井市長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの紀田議員の質問にお答えを申し上げます。 初めに、災害対策についての質問でございますが、今回の台風の接近に伴う避難所の開設につきましては、明るいうちから、また雨風が強くなる前に安全に避難できるよう開設の判断を行い、自宅での待機に不安を持つ市民の方に対し、避難所を開設し、市職員で運営いたしました。 今後、大規模な地震災害等が発生し、多くの避難者が見込まれた場合につきましては、市職員だけでは避難所の運営に限界があり、地域の皆様とともに運営していくことが必要であると考えております。引き続き、町会や自主防災組織等、地域の皆様との協働により、協力体制の構築に努めてまいります。 次に、2点目、市内公共施設の今後のあり方についてでございますが、平成27年度に本市の公共施設等の現状や施設全体の管理に関する基本的な方針を定めた松原市公共施設等総合管理計画を策定し、現在この計画に基づき施設管理に取り組んでいるところでございます。今後につきましては、国の方針に基づき、平成32年度までに個別施設計画の策定に取り組む中で、公共施設の適切な管理運営について研究してまいります。 次に、3点目、ふるさと納税についてでございますが、ふるさと納税は貴重な自主財源を確保できる制度であるとともに、お礼の品として本市の特産品を送付することにより、日本全国の方に本市の魅力を知っていただく絶好の機会であると考えております。 ふるさと納税の拡充を図るため、本市への寄附を容易にすることを目的に、インターネットの受け付け窓口を3カ所にふやしたことに加え、本市の魅力を知っていただける商品を返礼品に取り入れる等、市内事業者と連携することで、返礼品の拡充にも取り組んでまいりました。今後も、さらなるふるさと納税の拡充を図る手法等を研究しながら、取り組みを進めてまいります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 紀田議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) それでは、災害というか、避難所についてのことを再質問させていただきたいと思うんですけれども、ことしの台風21号及び24号の避難所の開設状況について、どのような状況だったかお伺いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長公室長(松岡達也君) 避難所の開設状況でございますが、台風21号及び24号について、自宅での待機に不安な方が一時的に避難できる自主避難場所として避難所を開設いたしました。開設した避難所といたしましては、市内小・中学校22校、阪南大学南キャンパス及び四つ葉幼稚園でございます。台風21号については最大145人、台風24号については最大377人の方が避難をされております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 紀田議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) ちなみに、去年とかことし、自主避難所は何回ぐらい開設したかとか、わかりますか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長公室長(松岡達也君) 去年はたしか1回やったかなと。ことしは21号、24号を含め4回開設しております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 紀田議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) 大体、1回避難所を開設しようと思ったら、市の職員は何人ぐらい出てはるんですか、大体の数でいいですよ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長公室長(松岡達也君) プラネット配備職員、応援の職員を含めまして、交代要員を含めまして52名程度必要やったかなと記憶しております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 紀田議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) 今後も、地域と協働で地域防災という意味で、避難所の運営というものに努めていただきたいと思うんですけれども、この避難所の開設等々をしていくに当たり、市民の方の育成についてとかもやっていかないといけないと思うんですけれども、その点はどのように考えておられるのでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長公室長(松岡達也君) 避難所の開設に当たりまして、地域の方の御協力をいただかなあかんというところで、この間、御答弁もさせていただいているんですけれども、まず自主防災組織をしっかりと地域のほうにつくっていく、また防災士の方で地域の中核を担っていただく、そういった方を一緒になって育てながらといいますか、市との連携を深めながら、中心となって地域の防災力を高めていく、そういった中で担っていただく方を一緒に育成していきたいというふうに考えております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 紀田議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) 今回、僕は長期とは言いましたけれども、去年の話なんですけれども、去年の台風21号のときは、たしか衆議院選挙と重なった日に避難所を開設ということで、市の職員さんは本当に大変な思いをされていたんです。だから、多分、自主防災組織等々を中心に防災士の方をつくって、少しずつ一緒に避難所の開設等とも考えていってもらおうという話だと思うんですけれども、中長期だけではなくて短期とかも可能なのかな、防災士の方に避難所をお願いするのは。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長公室長(松岡達也君) 防災士の話なんですけれども、主に地域での防災活動を担う方という形で防災士の資格取得にかかわる補助を行っております。資格取得いただきましたらば、地域防災の中心的な担い手として地域で活動していただくというふうな形になっていきます。ただ、今現在、避難所の運営については、市の職員が中心となって担っております。そういったところは、今後、地域のほうに働きかけながら、地域での担い手づくり、これは早急に取り組んでいきたいなというふうに考えております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 紀田議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) 今のところ、避難所の開設というのは本当に市の職員さんだけでやっております。ひょっとしたら大規模災害が起こって、本当に長い間避難所を開設せなあかんというときもあるかもしれませんので、そんなときにでも対応できるように、いち早く、例えば防災訓練等々も考えながら、どのようにすれば市民の方と一緒に避難所が開設できるのかというのも研究していっていただきたいと思いますので、その点はまたよろしくお願いいたします。 そして、自主避難所の件について、ちょっと気になったことがあるんですけれども、まずそのことについて聞く前に、避難所のことですけれども、避難所に避難される方というのは、何人か何も持たずに来られている方が結構いらっしゃって、ちょっとそれを疑問に思っておるんですけれども、何も持たずに避難所へ来るというのもいかがなものかと思っておるんですけれども、その辺、市民の方にはどのように周知しているんでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長公室長(松岡達也君) 自主避難に際しての周知ということなんですけれども、食料品、日用品等持参してくださいと。まず、避難所開設いたしましたという周知については、開設と同時に、防災行政無線とか安心・安全メールで情報発信を行いまして、また市の広報とか消防において巡回広報させていただいております。避難所が開設されたよというところで、市民の方から電話等でお問い合わせがあります。そういった際には、自分の食料また日用品、薬などを持って避難してくださいという御案内はさせていただいているんですけれども、全体的な周知ということについては、今回ちょっと課題の一つだったなというふうに考えております。 今後におきましては、全体的な周知ができるように、さまざまな広報媒体で通知して、しっかり周知をしてまいりたいと考えております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 紀田議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) ちなみに、気になっておるんですけれども、日用品等々、例えば市民の方に今、何日分備蓄してと言っているんでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長公室長(松岡達也君) 自助として備蓄に関しましては、7日分を、最低でも3日分は準備していただきたいというふうにお願いをしております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 紀田議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) 片一方で3日分食料を備蓄してねといいながら、片一方では何も持たずに来られる方がおるというのは、なかなかその3日分の備蓄もみんな難しいのかなという感じがするんです。やっぱり市民の方の声なんか、特に主婦の方の声なんか聞くと、何を備蓄してええんかわからへんみたいなことをおっしゃるんですよね。 一遍、僕、河内長野市で防災士の方の講演会を聞かせていただいたんですけれども、別に備蓄する食料というのは特別なものじゃなくて、ふだん食べているものでいいんだよという話で、インスタントラーメンであり、ふだん食べている缶詰であり、携行食品でいいんだという話なんです。やはりそういうところ、ただ最低でも3日分、できたら7日分、水と食料を用意してくれと言われただけじゃ、なかなか市民の皆さんはわかりにくいと思うし、また、自主避難のときに、たとえ3日分の食料を備蓄していなかったとしても、台風ですよ、前もって、地震やったら突然来るからあれなんですけれども、台風やったら来るのは何日か前からわかっているわけやから、パンとかお茶、お水とか、用意する時間も十分あると思いますし、その辺ちょっとひっくるめて、今後、自主的な備蓄についてもう少しどのようなことを考えておられるのか、お聞かせ願えますか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長公室長(松岡達也君) 備蓄につきましては、今後も引き続き地域の防災訓練また出前講座におきまして、各家庭において備蓄品を保管していただく、また災害に対する備えを行っていただく、そういったところをしっかりと周知をしていきたいなというふうに考えております。 また、避難所に来られる方につきましては、この間、ことし4回あけさせていただいています。継続して避難される方という方もだんだんとふえてきております。そういった方については、しっかり事前の準備を行って、自分の食料またお薬とか日用品を持って避難をしていただく方という方も多くなってきているというふうな報告も受けております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 紀田議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) 少しずつ少しずつ自分の食料品を持ってくる人がふえてきたということで、少しずつは周知できているのかなと思うんですけれども、この間からの自主避難所のあり方を見ていたら、どうも市のほうにおんぶだっこの意識を持っておられる方も結構いらっしゃって、意外とハンデを持っておられる方のほうがしっかりと準備をされておられて、例えばハンデといいましても、小さい子どもがいる、障害を持っておられる方がいるという方のほうが、意外と食料品やら毛布やらいろいろと持ってきてはって、そういう意味でも、皆さんもうちょっとおんぶだっこじゃなくて、さっきも山本議員が言っておりましたけれども、自助というのがやっぱり大事だと思いますので、ぜひともこれはやっぱり市の職員だけじゃなかなか対応し切れないという部分もあります。そして、自主避難のたびに備蓄食料がどうだとか、アルファ化米がどうだとか、山崎製パンさんのパンがどうとかいう話が出てきますけれども、そういうものに頼らんでも、自主避難1泊ぐらいなら何とか市民の手だけでできるように目指していただけたらと思います。 次に、ちょっとこの避難所の開設の話についてなんですが、特に私の住んでおる天美という地域は、避難所というところヘ逃げるというときに、どうしても浸水想定区域といいますか、どこまで水が来るんやという話を皆さん非常に気にされるんです。やはり昔どうしても水につかったという思いがあるようで、やっぱり高齢の方ほどそういう意識が強いようです。その中で、この見直しがされた浸水想定区域の浸水深--浸水の深さ、それは最大でどれぐらいになったんでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長公室長(松岡達也君) いわゆる浸水深の表示ということでございますが、0.5m未満の区域、または0.5mから3m未満の区域、3mから5m未満の区域、最大で5mから10m未満の区域という形で表示されております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 紀田議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) 見直しもされたということで、また近々、大阪府のほうもこの浸水深ですか、何か千年に一度の災害に対応したというのも発表されるかなと思うんですけれども、その点について何か情報はありますか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長公室長(松岡達也君) 平成28年5月31日に国土交通省の大和川の河川事務所から想定最大規模の降雨量、それを基準として大和川に係る洪水浸水想定区域が見直されまして、本市では平成29年5月に松原市防災総合ガイドマップで降水による浸水想定区域を示させていただいたところでございます。今現在、府において、先ほど議員がおっしゃっていた千年に一度の降水を想定した見直しというのもされているということなんですけれども、まだちょっとそこの発表の時期というのは、詳細は伺っておりません。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 紀田議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) 先ほども山本議員の質問の繰り返しになるんですけれども、松原市の市民の方は、どれだけどこに浸水するんやというのを知る手段というのは何があるんでしょうか、現在。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長公室長(松岡達也君) 知る手段といたしましては、今、本市のほうで作成させていただいております松原市防災総合ガイドマップで、浸水想定区域という形で示させていただいております。この情報につきましては、ホームページ等にも掲載させていただいております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 紀田議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) 浸水深を示す看板みたいなものはなかったかな、どうやろう。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長公室長(松岡達也君) 浸水深を標示する看板の設置というのは、市のほうではそれは行っていないんですけれども、今後も、河川管理者であります国・府とも連携して、そこはちょっと研究してまいりたいなと考えております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 紀田議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) 看板等々もいいんですけれども、先ほど山本議員との話とも多少かぶるかと思うんですけれども、この浸水想定区域、浸水深を示した看板もいいんだけれども、例えば、御協力いただける民家の方の塀とか壁、それとか電柱とか、そういう身近なものに、ここまで来ますよみたいな目印をつけるとか、測量してやったとしても、地域としては天美の一部で済むと思うんです。松原市全体をしなくてもいいと思うし。 だから、そういう意味でも看板というだけではなく、そのように町なか、町会内、いろんなところにここまで水が来るんだよというのがわかれば、もし最悪の場合、決して勧めているわけではないんですけれども、垂直避難という避難方法も選択肢のうちに、足の不自由な方、寝たきりの方がいらっしゃる御家庭なんか、あるいはそういうのも一つの避難手段として選択できるのかなと思いますので、ぜひとも看板というだけではなくて、町なか、村なかに、ここまで浸水被害があるかもしれませんという浸水深を示した目印等々、あちこちにつくっていただけたらと思いますので、ぜひともその辺も検討のほどよろしくお願いいたします。 次に、公共施設についてちょっとお聞かせ願いたいのですが、先ほど市長の御答弁にありました個別施設計画の策定に取り組むと、平成32年度までにということなんですけれども、もう少しその中身について教えていただけますでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長公室長(松岡達也君) 施設の管理計画ということでございます。全国的に公共施設は昭和40年代から50年代に集中して整備がされております。多くの施設の更新時期が集中し、財政的な負担が懸念されていることから、国からの要請もあり、本市では平成27年に公共施設等総合管理計画を策定したところでございます。公共施設等総合管理計画は、これらの課題を踏まえて、公共施設等の現状や施設全体の管理に関する基本的な方針を定めた計画となっております。 以上です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 紀田議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) 先ほど壇上での質問もしたんですけれども、松原市、いろいろと施設の統廃合というか、そういうのも考えていかなあかん場面もあると思います。先日の質問でもありました図書館についてなんかもそうですよね。旧の図書館というのはなかなかいい方向に向かって進んでいくということで、スピード感を持って進んでいっていただけるということで、大変期待をしております。そのように平成32年に向けての個別施設計画もスピード感を持って、市内各施設どのようにあるべきかというのもしっかり考えて、検討していっていただきたいと思います。 市内の公共施設としての中で、学校についてお聞かせ願いたいんですけれども、松原市においてやはり少子化が進んでおりますけれども、学校の適正規模をどうするのか、また学校施設のあり方も検討していく必要があると思うのですけれども、現在、松原市の子どもの人数はどのような状況になっているでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 高橋教育監。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育監(高橋信雄君) 松原市立の小・中学校の児童・生徒数についてお答えいたします。 平成30年度につきましては、小学生は5,509人、中学生は2,863人、合計で8,372人となっております。先ほど少子化というお話がございましたけれども、一方、5年前の児童・生徒数を見ますと、平成25年は、小学生は6,427人、中学生は3,617人、合計1万44人となっております。 以上です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 紀田議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) 5年前と比べたら、1,300人から1,400人ほど減少していることになりますけれども、そうなってくると、学校の規模もやはり少しずつ、1つ当たりの学校のクラス数であったり、生徒の数も減っている、小規模化しているということなんだと思うんですけれども、学校規模の適正化について、政府の計画にも数値目標があると聞いておるんですけれども、どのような目標なんでしょうか。その目標に対する現状はどうなっているのでしょうか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 高橋教育監。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育監(高橋信雄君) 政府が策定いたしました経済・財政再生計画、これの改革工程表におきましては、学校の小規模化について、対策の検討に着手している自治体の割合、これを2020年度までに100%にしていくということが目標として掲げられております。 この目標に対する現状でございますが、直近の調査結果でございます2016年度、この時点で、学校の小規模化について、対策の検討に着手している自治体の割合は58%となっております。 以上です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) ありがとうございます。学校の小規模化について、対策の検討に着手している自治体の割合は58%ということで、松原市もこっちのほうに入っていると思うんですけれども、先日とあるネットニュースというか、ネットニュースを見なくてもわかる話なんですけれども、計画を立てるまではできるけれども、いざ実際、小規模化に向かってその道筋をつけていこうとなると、やはり地元の要望等々があってなかなかそこから先が前に進まないという問題は全国的にあるようなんです。 そんな中で、全国的に学校の小規模化というのは、課題を認識しているということなんですけれども、本市において、またこのまま計画だけじゃなくて、しっかりと先へ向けて進めていかなあかんと思っているんですけれども、教育委員会のほうはどのような対応をしておられるんでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 議員も御承知のとおり、教育委員会では、学校の適正規模について検討課題としておりまして、これからの学校教育基本構想検討委員会、附属機関を設けまして、本年度検討を進めているところでございます。具体的には8月に第1回の検討委員会を開催いたしまして、委員長に大阪大学大学院の志水教授を、そして副委員長には滋賀大学の教職大学院、大野教授に御就任いただきました。諮問書の公布をいたしまして、今後のスケジュールについて確認をしております。 続きまして、9月に第2回の検討委員会を開催しております。この際には、市民アンケートの内容についての検討をしておりまして、以降、第3回、第4回の検討委員会につきましては、さまざまな先進事例をお持ちの市、学校に視察の計画もしております。 以上でございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 紀田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) 検討委員会を立ち上げて進めていっていただいているというのは理解したんですけれども。 ちょっと話は変わるんですけれども、国の示している小・中学校の適正規模というのはどのようになっているんですか。
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○議長(三重松清子君) 高橋教育監。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育監(高橋信雄君) 学校教育法施行規則におきまして、小・中学校の学級数は「12学級以上18学級以下を標準とする。ただし、地域の実態その他により特別の事情のあるときは、この限りではない」とされております。この「特別の事情があるときには、この限りではない」という部分につきましては、国が作成いたしました「公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引」、こちらにおきまして、各設置者においてそれぞれの地域の実用に応じた最適な学校教育のあり方や学校規模を主体的に検討することが求められているというふうに説明されております。 以上です。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) 国のほうが示しているのは、12学級以上18学級以下ということなので、小学校やったら1学年2クラスから3クラスということやと思うんですけれども、特別の事情があるとき、この限りではないということで、例えば、松原市はこの特別の事情があるときというのには当てはまるんでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) ただいまの御質問ですが、本委員会としましては、子どもにとってのよりよい環境を整備していこうと、これは大変重要だと思っております。その上で学校が小規模化していると、そういう状態については課題があると認識しております。その上で、先ほども申しましたように、現在これからの学校教育基本構想検討委員会、先ほど御紹介しました委員長、副委員長以外に、PTAの御代表、そして地域教育協議会の御代表、たくさんの市民の方が構成メンバーとなっております。これらの地域や保護者の声をしっかりと聞いた上で、検討を重ねていく必要があると考えております。 現在、さらにこの検討委員会では、市民アンケート、約3千名対象のアンケートの準備を進めているところでもございます。その結果も踏まえた上で、松原市の学校の適正規模については、検討委員会でとりあえず御議論を進めていただくということで予定しております。 以上でございます。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) 今のお答えだと可能性としたら、松原市も例えば今12学級以上となっているのが、6学級以上でいいじゃないと、1学年1クラスで小学校はいいじゃないかという答えが出る場合もあるということでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 審議の進捗によっていろんな御意見が出てくると存じております。先ほど御紹介しました委員長あるいは副委員長につきましては、他の市町村でもそういった学校規模の審議会の御経験もあられる方ですので、まさに松原市にとって、今の松原市の現状、この状況にとって一番いい結論ということがまず答申として出されることが予想されております。 以上でございます。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) ちょっと疑問に思ったのが、委員長、副委員長ですか、大阪大学の方だとか滋賀大学の方が来ていただいて、ほかの市町村なんかでもやっていただいているということなんですけれども、それが松原市にどのような判断をされるのかというのは、ちょっと私にはわからないんですけれども。 ここで少し疑問に思いますのが、通学区域審議会というのがありますよね。ほんで、これからの学校教育基本構想検討委員会とは別の通学区域審議会なんですけれども、通学区域審議会とこれからの学校教育基本構想検討委員会とこの双方、考え方に相違が出てくるということはないんでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) ただいまの御質問ですけれども、まず、これから学校教育基本構想検討委員会についてですが、こちらのほうは学校の適正規模に加えまして、小・中学校9年間を見通した教育のあり方でありますとか、あるいは地域と協働した教育のあり方についても議論をしていただく予定がございます。 一方で、学校の適正規模にかかわるさまざまな検討委員会における審議に動きがありました場合は、今、議員御指摘の通学区域審議会も開催いたしまして、検討委員会の審議内容を報告させていただいた上で、両方の検討委員会と審議会のほうの共通理解を図りながら進めていきたいと考えております。 以上です。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) これからの学校教育基本構想検討委員会ですか、知っておられる方も中にはいらっしゃいますし、なかなか見識のある方もいらっしゃるので、そのようなことにはならないとは思うんですけれども、過去の教育委員会と議員、我々自民党かな、特に。自民党議員との過去のやりとり等々も含めて、例えば1学年1クラス、だから小学校でいえば、1学年1クラスの6クラスでいいじゃないかという答えはなかなかないかなとは思っておるんですけれども、その辺は今お答えできるんかな。
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○議長(三重松清子君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 松原市の学校の適正規模ということを最終的に判断いたしますのは、この審議会ではございません。最終的には、教育委員会で図った上で教育委員会の決定ということでございますので、審議会の答申、そして通学区域の審議会の答申、双方の審議会の答申を踏まえた上で、最終的には教育委員会のほうで適正規模ということで、審議会以外の国からのさまざまな今出ている指針、あるいはこれからの将来推計等も含めて検討してまいりたいと思っております。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) これからの学校教育基本構想検討委員会ですか、なかなか委員会のほう、皆さんやる気を持ってしっかりと熱を持った議論がなされているというのはもう聞いておりますし、しっかりとやっていっていただきたいと思います。そしてまた、この学校の適正規模という話につきましては、教育委員会のほうが最終的に判断をするという答えをいただいたので、しっかりと、その辺政治的判断も要るかと思いますけれども、なかなか重い判断にもなるかと思いますけれども、スピード感を持ってやっていっていただきたいと思います。 といいますのは、先日、エアコンの話、学校の普通教室にエアコンをつけるという話の中にも、もう少しスピード感を持って学校の適正化というのをしておれば、普通教室につけるエアコンの設置方法も変わったのではないかなというお話もあったと思うんですけれども、先延ばし、先延ばしにするんじゃなく、しっかりとこの問題もスピード感を持ってしていただきたいと思います。 また、過去には教育審議会のほうでは、余り小規模校はよくないという御答弁もいただいておりますので、しっかりとその辺考えていただきまして、過去の御答弁の内容もしっかり踏まえて、答えを出していっていただきたいと思います。 それでは、公共施設、市民体育館についてちょっと聞きたいんですけれども、市民体育館のほうは先日の台風で大変な被害が出たと聞いておるんですけれども、今現状はどうなんでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 坂野市民協働部長。
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◎市民協働部長(坂野徹也君) 市民体育館、先月の台風で被害を受けております。屋上部分の防水シートというのがかなり被害を受けているんですけれども、現在は、雨水の侵入を防ぐというような応急な修理をしておるんですけれども、やはり屋上部分はかなりダメージが大きいように思いますので、どのぐらいの程度のダメージか、今後、本格的な工事、修理をするに当たってどれぐらいなものが要るのかというようなことの調査を今しておるところでございます。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) 今どのような初期対応をしておられるんでしょうか。その辺わかりましたら、お聞かせ願えますか。
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○議長(三重松清子君) 坂野市民協働部長。
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◎市民協働部長(坂野徹也君) 初期対応というのは、被害、台風で天井部分のパネルが落下したりとか、欠落したりとかいうようなことがございました。それに対して、一番最初は防水シートで応急措置というようなことをやったんですが、その後の修理の中で、屋上で塗膜防水とかいたしました。天井からのさらなる落下物を防ぐために、その部分にきめの細かいネットを張って、安全の確保をしておるというような状況でございます。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) その費用とかわかりますか。
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○議長(三重松清子君) 坂野市民協働部長。
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◎市民協働部長(坂野徹也君) 今回の応急修理につきましては、約330万円ほどをかけて修理をしております。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) 多分、予備費を充てられたと思うんですけれども、なかなか今回あれですよね、あちこちいろんなところにダメージが出ているんで、予備費がいっぱい飛んでいっているとは思うんですけれども。 現在、アリーナの状況はどのようになっておるんでしょうか。利用はどのようにしておるんでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 坂野市民協働部長。
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◎市民協働部長(坂野徹也君) アリーナなんですけれども、アリーナの北側約半分と少し、この部分については特に被害というのがございませんでしたので、通常どおりの使用をしていただいております。ただし、南側のほうは一部床であるとかにダメージを受けているところがありますので、走ったりとかボールをとりにいったりとか、そういうようなスポーツはやはりちょっと禁止をさせていただいているというようなことでございますが、立ち入りができないというような、そういうような危険性はありませんので、そういうスポーツ以外の一般的なイベントごとにつきましては全面使用していただく、そういうような状況でございます。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) 僕も体育館を何遍か見に行かせていただいて、最近あれですよね、北半分を、南半分は使われへんようにして貸し出ししているということで、バトンの子らがよく練習しているのかな、見かけるんですけれども、ただやっぱり球技のほうはなかなか全面コートがとれへんところもあって不便を強いているところ、それからあとPTAさんなんかも来年入ってから大会をしようと思っていたんですけれども、何か中止にしましたとか、いろいろ連絡が入っておりまして、結構市民の方に不便をかけているんかなという感じがいたしております。ちょっと一日も早く直していただきたいなと思うんですけれども、今後どのように対応していこうと思ってはるんでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 坂野市民協働部長。
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◎市民協働部長(坂野徹也君) 先ほど申しました、今どういう被害状況かという調査の結果を受けまして、今後、本格的な修理の工事というふうに進めていきたいと考えております。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) 多分、12月の補正予算ぐらいにその工事のが上がってくるんかなと思うんですけれども。 今後、復旧工事を行っていくとなったら、現在も含めてアリーナが使用できない期間がずっと続くと思うんですけれども、いつぐらいまで続くんかな、使えへん状態というのは。
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○議長(三重松清子君) 坂野市民協働部長。
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◎市民協働部長(坂野徹也君) 工事が始まりますと、やはり建物の周囲であるとか、室内にも足場を組んだりというようなことがあるか思いますので、工事の期間というのはやはりアリーナの使用はちょっとできないのかなというふうに思います。その期間であるとかいうことですが、工事の被害の状況を見てということになりますが、最低でも3カ月、4カ月はかかるのかなというふうに今現在はちょっと見込んでおるところでございます。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) 12月の補正が上がってからそこから修理ということなので、3カ月、4カ月といったら、もう春過ぎるぐらいまで使われへんのかなという感じなんですけれども、その復旧工事なんですけれども、どうせやるんやったら抜本的に、ある程度屋根の修理は当然しっかりと次の台風が来ても大丈夫なぐらいの屋根もやっていただきたいと思いますし、またちょっとこれも思うんですけれども、実はアリーナに空調はつけられないのかなとずっと思っておりまして、アリーナに空調をつけるとか、あと屋根の修理を抜本的にやるというのはどのように考えておられるんでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 坂野市民協働部長。
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◎市民協働部長(坂野徹也君) 確かにアリーナは空調はついておりません。ただ、今現在、空調をつけるとなると、あの広い空間ですので、相当な設備が要るというふうに考えております。今は、まずは元の状態で市民の方に一日でも早く体育館を御利用いただける、そういうようなことを最優先に考えていきたいと思っておりますので、御理解のほどお願いしたいと思います。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) いつも何か、今あのアリーナにエアコンをつけようとしたらもう一個体育館建ちますよというぐらいの話をよく聞くんですけれども、なかなかコスト面では大変かなと思うんですけれども、災害対策費等々、ひょっとしたらほかの補助金が使える場合もあるかもしれませんし、しっかりとその辺も考えていただいて、中央体育館、市民体育館にエアコンをつけていただけたらなと思います。 といますのは、やはり私もちょっといろいろと試してみたんですけれども、やはりこの年になってくると、インドアのスポーツでエアコンがあると非常に継続して年間を通じて運動がしやすいんですよ。そうなると、やはり継続して運動する人がふえると、また医療費の抑制にもつながると思いますし、その辺もしっかりエアコンをつけることにより、健康な人がふえる、そして健康寿命がふえるというそういう考え方もできますので、何か補助金とか使えるのがあれば調べていただいて、一日でも早くエアコンをつけていただきたいと思います。 それでは、ふるさと納税についてちょっとお聞かせ願いたいんですが、本市平成29年度ふるさと納税の実績というのをお聞かせください。
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○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 本市の平成29年度のふるさと納税の実績でございますが、1,067件の寄附の申し込みがございまして、寄附金額は1,923万7,720円となっております。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) 今回平成29年度約2千万円の寄附があったということですか。そうしたら平成28年度、平成27年度とか、過去と比較してどのような状況なんでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 平成27年度は申し込み件数で39件、寄附額が262万5千円でございました。平成28年度は申し込み件数が488件で、寄附額が997万7,010円でした。 平成29年度は、平成27年度と比較いたしますと、申し込み件数で1,028件、寄附金額では1,661万2,720円増加しております。平成28年度と比較いたしましても、579件、寄附金額で926万710円の増となっております。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) 過去に比べて、平成29年度寄附金額が大きく増加した理由はどのように考えておられるでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 本市長答弁にもございましたけれども、楽天ふるさと納税、ふるさとチョイスといったインターネットによる寄附の受け付け窓口をふやしたこと、全国のより多くの方に本市の魅力であるふるさと納税の返礼品を見ていただくことができたということが一番の要因と考えております。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) そうしたら、市内事業者さんと連携して返礼品を拡充しているということなんですけれども、どういうものが拡充されているのか教えてください。
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○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 平成30年度、今年度におきまして、市内事業者さんの協力を得ることによりまして、主なものとして、本市の観光親善大使でありますflumpoolの聖地めぐりと歴史散歩ツアーとか、妊産婦向け下着、トラフグ鍋セット、長期保存クッキーなどの新商品を追加することによりまして、魅力ある商品をまたお礼の品に取りそろえることができたと考えております。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) 松原市は、結構しっかりといろんなことを考えてやっていただけるということなんですけれども、ちょっと気になったのは、今ふるさと納税で話題の泉佐野市さんと本市が提携しているんですけれども、特産品相互取扱協定ですか、それに至った経緯をちょっと教えていただけますでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 神野理事。
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◎理事(神野知子君) 協定についてでございますが、本市は地産地消の取り組みとして、まったら愛っ娘を推進しておりまして、泉佐野市では地場野菜を使用した泉佐野市産(もん)商品化プロジェクトというもの、六次産業化の取り組みを行っておりまして、平素より市政に必要な各種意見情報の交換を行ってまいりました。その流れの中で、両市の特産品を初め経済と観光産業の発展を趣旨として、平成29年2月20日に協定を締結したものでございます。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) それでは、ちょっと他市の話になるんですけれども、泉佐野市さん、ちょっと今、何か総務省とこのふるさと納税についてもめておるようなんですけれども、その何か情報等々、意見交換等はされておられるのでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 総務省の通知もだんだんと厳しさを増しているというふうな状態でございますけれども、現在その取り扱いについてさまざまな情報を収集しており、検討しているところでございます。泉佐野市さんとの協議の必要もございますので、そのあたりはしっかりと検討していきたいなというふうに考えております。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
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◆10番(紀田崇君) 総務省がふるさと納税について、後から後からルールを変えてきて、いろいろと泉佐野市さんも困っておられて、他府県も他市もいろいろと困っておられるようですけれども、松原市はせっかく締結、泉佐野市さんとこんなんしているんやから、今後も引き続き、これから先何が起こるかわからんけれども、しっかりと泉佐野市さんと一緒に、この締結をこの先もふるさと納税においてやっていっていただきたいと思うんですけれども、その辺の考え方はどうですか。
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○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 泉佐野市さんとはふるさと納税の協定ではなくて、特産品相互取扱協定という形で結ばせていただいております。また、ふるさと納税につきましては、総務省いろいろな通知も出てきております。ただ、その取り扱いについてさまざまな情報収集、今現在もしているところでございます。今後、その取り扱いについては、またしっかりと検討してまいりたいと考えております。
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○議長(三重松清子君) 紀田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(紀田崇君) なかなか国のほうもいろいろと変わってきますし、この先、ふるさと納税はどのようになっていくかわかりませんけれども、しっかりと特産品相互取扱協定ですか、泉佐野市さんと一緒になって松原市の市税が少しでもふえるように頑張っていただけたらと思います。 以上で終わります。
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○議長(三重松清子君) 議事運営上、休憩いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△休憩(午後0時03分)
△再開(午後0時58分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〔野口副議長、三重松議長にかわり議長席に着く〕
○副議長(野口真知子君) 休憩前に返り会議を再開いたします。 次に、
篠本議員の発言を許します。
篠本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 一般質問(個人) 自由民主党 8番
篠本雄嗣議員発言要旨具体的内容備考欄1.防災対策について(1) 台風21号並びに台風24号に対する市の災害対応について 2.公共施設の管理について(1) 市の公共施設の管理体制と今後の施設管理の在り方について 3.児童虐待について(1) 市の現状と課題、並びに虐待防止の今後の施策について
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆8番(
篠本雄嗣君) (登壇) 8番、自由民主党の
篠本雄嗣でございます。ただいま議長のお許しを得ましたので、質問通告によりまして、順次質問をさせていただきます。 防災対策について、台風21号並びに台風24号に対する市の災害対応についてお聞きいたします。 ことしは、たび重なる台風や豪雨、地震並びに夏の酷暑など、非常に厳しい自然災害が日本列島を襲いました。このたびの災害によりまして被災されました方々には、心よりお悔やみ、そしてお見舞いを申し上げたいと思います。災害の爪跡がまだ深く残り、復興への道のりがまだ遠く感じるところではございますが、それでも前を向いて少しでも歩みを進めようとする日本国民の強さが誇りに思われます。 9月に入って大阪を直撃した台風21号の惨劇の記憶はまだ新しく、松原市内でも多くの市民が経験したこともないような災害に直面し、家屋等に受けた被害の大きさに途方に暮れる姿を数多く見ました。そして、その被害の傷口を広げる可能性が強かった台風24号は、幸いにして大阪から進路が南にそれたことで、翌日近隣を巡回しましたところ、ほぼ被害はなかったようでございますが、同じ進路をたどっていればと思いますと背筋が寒くなるのを感じました。松原市はとかく災害には縁遠い、そんな概念が一気に吹き飛び、これからの防災・減災対策に市民の意識が高まっていることと思います。 そこで、昨年の10月の避難勧告に至った台風21号、そしてこのたびの台風被害を踏まえまして、今回の市の災害対応についてお聞かせください。 そして、続きまして、公共施設の管理について、市の公共施設の管理体制と今後の施設管理のあり方についてお聞きします。 ことしの3月に新入学を前にして、恵我幼稚園の天井部材が落下する事故が起きました。やむなく三宅幼稚園との合同での運営が始まりましたが、残念ながら、これは未然に防げた事故ではないかと思います。老朽化する施設に対する対応がうまくいかず、今後の公共施設全体の維持管理に対する懸念が生じました。これまで維持管理に予防保全の計画性を持つというよりは、対症療法的なやり方で施設の維持補修を行ってきたかと思いますが、このたびの公共施設等維持管理計画の策定を機会に、各施設の長寿命化が着実に図られることが求められます。 そこで、本市の公共施設の管理体制と今後の施設管理のあり方についてお聞きいたします。 次に、児童虐待について、市の現状と課題、並びに虐待防止の今後の施策についてお尋ねいたします。 児童虐待が全国的に右肩上がりでふえている報道が近年なされており、本当に胸が苦しくなるようなケースが後を絶ちません。昨今多発している虐待事案の中でも、特にことし3月に東京都目黒区で起きた父親による5歳の女児の虐待死に衝撃を受け、児童虐待に対する国民の関心が一気に高まり、増加する虐待事案に対応するため、今後の方向性について、関係府省庁と共有し政府一体となって児童虐待防止対策に取り組むため、去る6月15日に児童虐待防止対策に関する関係閣僚会議が開催されました。この会議において、子どもの命を守ることを何より第一に据え、全ての行政機関があらゆる手段を尽くすよう緊急に対策を講じることとされたことを受けまして、7月20日には児童虐待防止対策の強化に向けた緊急総合対策が取りまとめられました。 急速に進む少子化に反して虐待件数が増加傾向にあることから、子育てに対して不安や負担に感じている家庭の割合が間違いなく増加していると思いますが、本市においても同様の傾向があると想定されます。これ以上悲しい事件をふやさないためには、予防や早期発見、早期支援の施策が今後強く求められるところであります。 そこでお尋ねしますが、本市における現状、課題並びに虐待防止の今後の施策について、どうお考えかをお聞かせください。 これで演壇での質問を終わりますが、再質問の権利を留保いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君) 澤井市長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの
篠本議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、防災対策についてでございますが、台風第21号は25年ぶりに非常に強い勢力を保ったまま上陸し、各地に大きな被害をもたらしました。本市におきましては、人的被害はありませんでしたが、多くの家屋被害が報告されております。一方、台風第24号につきましては、人的被害、物的被害はありませんでした。 台風が接近することに伴う避難所の開設につきましては、自宅での待機に不安を持つ市民の方に対し、市内小・中学校22校に加え、阪南大学南キャンパス、四つ葉幼稚園に避難所を開設いたしました。台風第21号で最大145人、台風第24号で最大377人の避難者を受け入れたところでございます。 今回の台風対応では、市民の安全を第一に考え、明るいうちから、また雨風が強くなる前に避難できるよう開設し、速やかな自主避難の誘導ができたものと考えております。 次に2点目、公共施設の管理についてでございますが、各公共施設の管理につきましては、施設を所管する担当部署で維持管理を行っております。 また、全国的に公共施設等が今後更新時期を迎えることから、国の要請により、本市におきましても、平成27年度に松原市公共施設等総合管理計画を策定し、本市の公共施設等の現状や施設全体の管理に関する基本的な方針を定めたものでございます。今後の施設管理につきましては、国の方針に基づき、平成32年度までに個別施設ごとの具体的な対応方針を定める個別施設計画の策定に取り組んでまいります。 次に3点目、児童虐待についてでございますが、児童虐待の予防は、セーフコミュニティ子どもの安全対策委員会においても課題の一つとして、市民との協働による児童虐待の予防、啓発に取り組んでいます。 また、子育て支援センターを9カ所開設し、気軽に子育ての相談ができる環境を整えるとともに、すくすくポイントカードの発行など、さまざまな子育てに関するサービスを充実させ、子育てに対する負担感や不安感の解消及び児童虐待の予防、早期の発見に努めております。 今後も児童虐待により、子どもの命が危険にさらされないよう、妊娠から子育て期における切れ目のない支援を充実してまいります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆8番(
篠本雄嗣君) 御答弁ありがとうございます。それでは、順次再質問をさせていただきたいと思いますが、午前中のやりとりの中で、防災であったり、公共施設であったりというところが非常にかぶってくるところがございましたので、まず児童虐待のほうから再質問させていただけたらというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 平成29年度における児童相談所の対応件数につきましては13万3,778件、速報値で報告されております。平成11年度に比べまして約1.5倍に膨れ上がっておるところでございますが、そのうち心理的虐待が54%という形で最も多く、次いで身体的虐待が24.8%であります。市町村におきましては、平成28年度の数字では対応件数が10万147件のうち、心理的虐待が37.4%、そして身体的虐待が28.3%と報告されております。ともに実母からの虐待割合が一番多く、そして次いで実父からとなっている状況でございます。 まずお聞きしたいんですが、本市における虐待対応件数、そして、その内訳を直近3年度分、教えていただけますでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君) 中瀬福祉部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(中瀬保君) 本市における直近3年分の虐待の相談件数の主な内訳でございますが、平成27年度は398件ございました。うち心理的虐待が148件の37.2%、身体的虐待が57件の14.3%でございました。平成28年度におきましては合計532件ございまして、心理的虐待が214件の40.2%、身体的虐待が89件の16.7%でございます。平成29年度につきましては合計560件ございました。心理的虐待が238件の42.5%、身体的虐待が94件の16.8%となっております。 また、主な虐待としましては、実母からの虐待割合が多くなっているところでございます。よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆8番(
篠本雄嗣君) 今報告いただきましたように、やっぱり全国的な報告、傾向と大体同じような傾向があるなというふうに感じております。通報をしやすい環境、何かありましたらすぐに通報でしてくださいとかなり呼びかけがされている。また通報しやすいいちはやく、#189というダイヤルも設置されているということで、通報しやすい環境にもなってきて、また面前DVということで、子どもの前での夫婦間のけんか、そういったことが虐待にもつながるんだというような認識が広がってきているから、増加傾向にあるのかなというふうに思っております。このままふえていっても、市の対応は非常に困ってくるのかなというふうに思うんですけれども、全国的に形態はさまざまだと思うんですけれども、本市におけます児童の家庭相談窓口の専門職並びに専任職の配置についてお聞かせいただきますでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君) 中瀬福祉部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(中瀬保君) 本市におけます児童家庭相談窓口の配置でございますが、今年度の体制としまして、児童発達の担当といたしまして、心理士の資格を有する専門職を4名、虐待の担当といたしまして、助産師の資格を有する者を2名、心理士の資格を有する者を1名、社会福祉士の資格を有する者を1名配置しております。 以上でございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆8番(
篠本雄嗣君) 虐待を防ぐためには、妊娠期から、そして子育て期を通じて切れ目のない支援が大切であるという認識をされておりますけれども、母子保健法の改正で、2020年度末までに子育て世代包括支援センター、いわゆるネウボラの全国展開が目指されているところでありますけれども、本市においての現状と、そのセンター設置の予定時期についてお伺いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君) 中瀬福祉部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(中瀬保君) 現在、母子保健担当の地域保健課と児童福祉担当の子ども未来室が連携しながら、それぞれの事業を実施しておりますが、子育て世代包括支援センターを設置することで、母子保健担当と児童福祉担当がより密に連携して、一体的に事業を実施することができると考えております。妊産婦と未就学の子ども及びその保護者を対象に、妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援を実施することで、これまで以上に母子の健全育成と虐待対応が図られると考えております。 本市における子育て世代包括支援センターの設置時期について、31年度設置に向けてワーキンググループを立ち上げております。 以上でございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆8番(
篠本雄嗣君) もう来年の4月ということで約半年なんですけれども、今お話聞いておりますと、センター自身の立ち上げは来年の4月ということですが、今必要とされている内容というふうにつきましては、子ども福祉部門と母子福祉部門のほうでされているというふうに認識をしておきます。 また、平成28年5月に成立しました改正の児童福祉法におきましては、市町村は子どもの最も身近な場所における子ども及び妊産婦の福祉に関する支援業務を適切に行わなければならないということが明確化されました。子どもとその家庭及び妊産婦等を対象に、実情の把握、子ども等に関する相談全般から通所・在宅支援を中心としたより専門的な相談対応や必要な調査、そして訪問等による継続的なソーシャルワーカー業務までを行う子ども家庭総合支援拠点の整備に努めなければならないと規定されております。 今後、本市においても設置に向けて取り組まれることと思われますけれども、規定されている当該支援拠点の設置形態などから、職員配置等について職員の形態及び職務や資格、並びに必要とされる配置人員についてお聞かせください。また、設置予定時期がわかれば、それもあわせてお聞かせください。
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○副議長(野口真知子君) 中瀬福祉部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(中瀬保君) 子ども家庭総合支援拠点の件でございますが、厚生労働省から示されている設置基準を見ますと、11.3万人から17万人未満という人口のカテゴリーの中に入りまして、その指標を見ますと、子ども家庭支援員2名、虐待対応専門員2名の4名を最低配置人員として、本市の虐待相談件数により、虐待の対応の専門員の上乗せ人員が、先ほど申しました虐待の人員から見まして11名の必要となり、15名の設置が基準となっているところでございます。子ども家庭支援員と虐待対応の専門員となるためには、社会福祉士や精神保健福祉士、保健士や助産師などの資格を有する必要がございまして、設置時期、体制につきましては、これから検討していきたいと考えております。 以上でございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆8番(
篠本雄嗣君) お聞きしていますと、かなり専門的な資格を有する方が追加で今4人いらっしゃって、プラス11人要るということですので、これが全国的に行われますと、そんなにたくさん、こういった専門職の資格を持った方がいらっしゃるわけではないので、やはりそういった人材の確保というところがかなり重要な割合を占めてくると思いますので、今お聞きしていますと設置の時期は未定だということなんですが、できるだけ早期にしていただいて、松原市での虐待対応がスムーズにできるようになればというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 子育て世代包括支援センターと子ども家庭総合支援拠点、おのおの役割分担、またその役割等で重なってくる部分があるのかなというふうに思うんですが、今現在、本市でイメージしている連携のあり方についてお聞かせいただきますか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君) 中瀬福祉部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(中瀬保君) 子育て世代包括支援センターは、妊娠期から子育て期にわたる総合的な相談や支援を実施するものでございます。一方、子ども家庭総合支援拠点につきましては、子どもの支援全般、権利擁護を中心として扱うものでございます。そのため、イメージ的には子ども家庭総合支援拠点が子育て世代包括支援センターを内包する形で、同一の機関が2つの機能を担い、一体的な支援を実施することができると考えております。役割分担やスムーズな連携、情報共有を進められると考えております。 以上でございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆8番(
篠本雄嗣君) ありがとうございます。大体内包するという形で、かなり重なってくるというところがあると思うんですが、スムーズな連携をとっていただいて、確かな情報の共有をしていただけたら、図っていただけたらなというふうに思います。 児童虐待の対応に関しましては、さまざまな関係機関が連携を図っておられると思います。そこで要保護児童対策地域協議会が設置されていると思うんですが、この協議会と先ほどの2つの機関との関係性はどのようなものでしょうか。
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○副議長(野口真知子君) 中瀬福祉部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(中瀬保君) 子ども家庭総合支援拠点は、要保護児童対策地域協議会、いわゆる要対協の各関係機関との調整機関を担うものでございます。また、子育て世代包括支援センターと子ども家庭総合支援拠点は一体的に運用するよう示されていることから、この2つの機関といわゆる要対協も一体的に運用するようになると示されております。 以上でございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆8番(
篠本雄嗣君) その話に出ました要対協の個別のケース会議というのをされていると思いますが、これまで5年間で開催されている状況、回数についてお聞かせいただけますか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君) 中瀬福祉部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(中瀬保君) 本市におけます直近5年間の要対協の個別ケース会議の開催状況でございますが、平成29年度は65回、平成28年度は60回、平成27年度は77回、平成26年度は38回、平成25年度は35回開催しております。 以上でございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆8番(
篠本雄嗣君) これも年々ふえてきて、ケースの数がかなりふえてきているのかなというふうに思うんですが、このケース会議で話し合われたケースの内容につきましても、やはり時の流れによりましてよくなったり、また悪くなったりというような変化があると思います。こういったケースの内容につきましては、どういうふうに管理をされて、またどういう形で見直しをされるのか、またその頻度につきましてお聞かせいただけますか。
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○副議長(野口真知子君) 中瀬福祉部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(中瀬保君) 本市におけますケースの管理及び見直し、その頻度でございますが、ケース進行管理台帳を作成し、ケースの状況などについて適切に管理し、虐待事案である要保護ケースにつきましては年4回、虐待に発展する可能性がある要支援ケースにつきましては年2回の頻度で、関係機関の協議により見直し会議を実施しております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆8番(
篠本雄嗣君) これが多いか少ないかというのはちょっとわからないんですが、必ず全ての案件に年間通じて1回は手が入りまして、長期間放置されているというようなケースがないかというふうに考えてよろしいですか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君) 中瀬福祉部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(中瀬保君) 全ての期間については、必ず台帳に載っている部分につきましては、頻回のケース管理を実施して、訪問調査に努めているところでございます。また、学校や所属のある子どもさんにつきましては、経過観察記録を用いまして、月1回の観察記録の提出を求めているところでございます。 以上でございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆8番(
篠本雄嗣君) このケースで当たられている方については、年々そういった虐待に関しての環境というのも変わってくると思うんですが、児童虐待に対しての対応力、これを向上させていかないといけないと思うんですが、そういった場合の研修は行われているのか、また行われているのであれば、どれぐらいの期間あるいは人数が参加されているのか、その辺を教えていただけますでしょうか。
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○副議長(野口真知子君) 中瀬福祉部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(中瀬保君) 本市におきまして、いわゆる要対協の構成メンバーなどを対象に、児童虐待の知識や対応力向上のために、虐待をテーマに3回、発達をテーマに1回の年4回の研修会を開催しています。29年度実績といたしましては、虐待テーマの研修は延べ89人、発達テーマの研修につきましては26名の参加がございました。参加される団体といたしましては、民生委員さん、小・中学校の先生、幼稚園の先生、保育所の保育士、また子ども未来室、地域保健課、障害福祉課、福祉総務課、人権交流室、教育委員会といった市役所内の担当課等も参加し、実施しております。また、消防の職員も参加しております。 以上でございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆8番(
篠本雄嗣君) ありがとうございます。研修をいろいろ積んでいただきまして、いろんなこれから発生するであろうケースに当たっていただいて、よき方向に導いていただけたらなというふうに思っております。 妊娠期から支援などの母子保健分野の取り組みについてお伺いしたいんですが、児童虐待に係る情報は児童相談所、そして市町村における児童の安全確保、そして虐待への対応方針の判断等に必要不可欠である一方、個人情報保護の観点から民間の医療機関、児童福祉施設、そして学校等関係機関からの提供を受けられない場合があるといった、これまで課題がありましたが、平成28年10月施行の改正児童虐待防止法におきましては、児童相談所等から求められると、医療機関や学校等は被虐待児童等に関する資料等を提供できるものとされた次第です。 医療機関におきまして、子どもの養育について、特に支援の必要な妊婦等を発見した際に、市保健センター等へ情報提供がなされるよう厚生労働省から通知がされておりますが、今現在、本市ではどのように対応されておりますでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君) 大本健康部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎健康部長(大本賢二君) 厚労省のほうから通知がございまして、今、議員おっしゃられたような通知がございます。その中で、医療機関のほうが養育支援が必要というふうに判断された場合につきましては、要養育支援者情報提供票というものが医療機関から市のほうに送付されます。そこで市のほうとしましては、そういった状況を把握しまして、それで医療機関との連携を図りながら支援を行っているという状況でございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆8番(
篠本雄嗣君) ちなみに、この直近2年分、わかる年度で結構なんですけれども、情報がどれぐらい市へ送付されたかというの、わかったら教えていただけますか。
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○副議長(野口真知子君) 大本健康部長。
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◎健康部長(大本賢二君) 平成29年度につきましては、妊婦の方が2件、産婦・乳幼児の方が130件でございます。28年度につきましては、妊婦の方が10件、産婦・乳幼児で121件、合計131件でございます。
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○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
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◆8番(
篠本雄嗣君) ありがとうございます。今説明にありましたように、医療機関から子どもの養育について、特に支援の必要な妊婦等について情報提供が今みたいにありました場合、どのように本市では対応されておりますでしょうか。
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○副議長(野口真知子君) 大本健康部長。
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◎健康部長(大本賢二君) 医療機関から情報の提供があった場合、まずその情報提供に不明な点があれば、当然医療機関のほうに問い合わせをしております。まずは生活をされている御家庭を訪問する、そして状況を把握するというところを一番に行っております。その中で相談内容でありますとか指導内容、また今後の支援プランであるとか、医療機関への依頼事項等をまとめたものを医療機関のほうには報告しております。そういった中で連携を図りながら、情報の共有をしているという状況でございます。
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○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
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◆8番(
篠本雄嗣君) ぜひ情報をいただいて、連携をしっかりとって、本市の対応をしっかりとしていただけたらなというふうに思います。 数年前に本市がかかわりを持ちました虐待事案、これにつきまして、まだ皆さんの記憶に新しいところかと思いますが、子どもの家庭センターからの情報がうまく入らなかったということが発端になって、本市でも接触を何回もとったところ、それに至らず、子ども自身の最悪な結果に至ったというケースがございました。その後、市の対応もガイドラインに沿った形でしっかりとまた強化されたことと思います。虐待防止の観点から、乳幼児健診受診者など、全ての幼児期の状況把握の対応状況、及び乳幼児健診未健診の状態が続いている等の場合に要保護児童対策地域協議会の支援につなげる等のフォローの取り組み状況は、現在どのようになっていますでしょうか。
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○副議長(野口真知子君) 大本健康部長。
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◎健康部長(大本賢二君) 現在は大阪府の未受診時対応ガイドライン、こちらに沿った形で運用をしております。段階的にいろいろ運用がございます。その中でまず具体的に申し上げますと、ガイドラインに定められている対応期間がございますので、この対応期間が過ぎても受診がない場合というのは、入所の確認であるとか、そういったところを行います。転出されている場合というのもございますので、転出の場合は転出先へ確認しまして連絡をとらせていただいて、それで必要に応じた情報提供もさせていただいているような状況でございます。また、在宅の場合もございますので、在宅の場合でしたら予防接種の接種情報であるとか、そういったものを市のほうでも把握できる部分、それで医療機関からの情報提供もいただきながら、そういった把握を行います。まださらに不明というところもございます。そういった場合は医療支援課のほうの子ども医療証の使用状況であるとか、大阪府の特定疾患とか、そういった医療のほうの情報も照会させていただいて、受診されているかどうかの確認を行います。それでもなお不在の場合、もしくは海外へ居住されている場合等もございますので、そういった場合については子ども未来室のほうに通告をさせていただいて、要対協のほうで対応協議をしている状況でございます。 なお、29年度の未受診者については、もう全て状況は把握できている状況でございます。
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○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
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◆8番(
篠本雄嗣君) 今現在、29年度ではそういった確認できていない子どもはいないということでしたので、今後も疑わしいものを積極的に把握に努めていくように、くれぐれもよろしくお願いいたします。 子育てしやすいまちづくりを松原市では進めておられまして、虐待予防という観点から子育て支援センターを数多く設置されていることと思います。親子が楽しめる企画が非常に多く、いろいろメールでも、うちの子どもも大きいんですが、いまだに子育てメールに登録をしておりまして、その関係でいろいろと企画をされているというのは十分認識をしておるんですけれども、やはりどうしてもそういった支援センターの企画に、イベントに参加しにくい、できないといったような御家庭もやっぱりいらっしゃると思います。その家庭の把握の方法、あるいは、そういった御家庭があるとするならば、どのようにアウトリーチをしているのか、お聞かせいただけますでしょうか。
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○副議長(野口真知子君) 中瀬福祉部長。
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◎福祉部長(中瀬保君) 本市では、子育て支援センター広場の利用促進のために、子育て応援事業といたしまして、すくすくポイントカードを発行し、支援センター広場の利用に応じたポイントを付与し、ポイント数に応じた商品交換を行う事業を実施しております。現在はまだ実施しておりませんが、今後の検討課題といたしまして、すくすくポイントのカードの申し込みをなされていない在宅で子育てをしている家庭を抽出いたしまして、電話や訪問などにより利用促進を図ってまいるのも一つの方法かなと考えております。そんな中で、把握したさまざまな理由からアウトリーチによる支援が必要な方については、本市が実施している家事援助や、いわゆる養育支援、育児支援などを行う、養育支援家庭訪問事業の利用につなげる方法を検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
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○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
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◆8番(
篠本雄嗣君) なかなか家に閉じこもってというような形で、外に出られないところが非常に危険信号が高いのかなというふうに思いますので、そういったところを把握して、しっかりとアウトリーチをしていただいて、虐待の予防につなげていただけたらというふうに思います。 虐待がどうして起こるかというところも、いろいろさまざま御家庭によって状況が違うと思いますが、そもそも支援センターというのは虐待防止というところが原点にあると思います。その中で一つ聞くのも、発達にいろいろ悩みを抱えておられる親御さんも多くいるというふうにお伺いしておるんですけれども、この支援センターにおきましても、そういったプログラムがやはりちょっとないのかなというふうに思っております。そういった発達に問題のある子どもたちが、やはり大勢の輪の中に入っていくことによって気遣って、お母さんが出られないと言われたことで参加もできないということもございますので、やはり早期発見、早期療育、いじめやひきこもりといったところを防ぐためにも、子育て支援センターが今以上に活用されることを期待するんですけれども、いかがお考えでしょうか。 また、今後スピード感を持って増加する虐待事案に対応していくためには、体制で、今お聞きしましたように、今後かなり専門職の増員が要るというふうにもお伺いいたしました。そういった点での体制の強化なども含めて、今後設置予定の子育て世代包括支援センターの円滑な運営について、児童福祉部門、そしてまた母子健康部門との縦割りの弊害を取り除くことが、スピード感を持って、そして虐待対応に努めていける必要不可欠なものであるというふうに考えるんですが、その辺についてお聞かせいただけますでしょうか。
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○副議長(野口真知子君) 中瀬福祉部長。
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◎福祉部長(中瀬保君) 現在、子育て支援センターでは、発達支援の事業所利用の母子を中心としたサークルの組織を支援したり、広場の利用に際して個別に対応したりとしながら、発達が気になるお子さんのいる母子に対して利用してもらうような取り組みを行っているところでございます。今後も個別のテーマの交流会で、お子さんの発達が気になるお母さんの会と題し、心理士などによる専門職と相談をできる会などを開催するなど、どなたでも利用してもらえる支援センターになるよう、工夫してまいりたいと思っております。 また、子育て世代包括支援センターは、妊娠期から切れ目のない支援により、母子の健全育成と虐待予防を目的としております。そのために、どのような体制がより密な情報共有や連携を行うことができるのか、事業を実施しながらよりよい方法について検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。
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○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
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◆8番(
篠本雄嗣君) ぜひいろいろ工夫をしていただいて、機構を変えていくというということは非常に難しいと思うんですが、縦割り行政というところがやはりいろんな意味での壁になってくるかと思いますので、スピード感を持って対応していかないといけない分野におきまして、非常にそこら辺、十分な配慮をいただきまして、センター設置においては機構等、また体制の強化等含めて考えていただきたいということをお願いしまして、次の質問に移りたいと思います。 続きまして、午前中もいろいろと話に出ておりましたが、防災対策についてお伺いしたいと思います。 いろいろと午前中で話も出たんですが、今回台風21号が非常に、想像以上に大きな被害をもたらしました。その関係で、多くの罹災証明、被災証明をとりに申請に来られた件数があったかと思います。大体の松原市の被害件数にニアリーになってくるのかなと思うんですが、まずこの辺についてお聞かせいただけますでしょうか。
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○副議長(野口真知子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) まず、午前中の私の答弁の訂正をさせていただきたいんですけれども、紀田議員の御質問の中で、避難所の派遣職員の数の御質問がございました。私は52名というふうに答弁を申し上げたんですけれども、正しくは台風21号で124名、台風24号で143名でございます。 続きまして、答弁のほうをさせていただきます。 台風21号におけます罹災証明等の受け付けなんでございますが、災害発生3日後の9月7日より実施をさせていただいております。交付につきましては、自己判定方式により一部損壊の同意がいただけた方に対しましては、約2週間で交付させていただいております。市の方で被害が大きいと判断した場合は、現地調査を行い、被害程度を判定してからの交付となるため、若干時間を要しております。 現在の状況といたしましては、10月10日現在で罹災証明の申請は1,686件、また被災証明742件の申請を受け付けているところでございます。
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○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
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◆8番(
篠本雄嗣君) 1,686件と742件ということで、大体二千三、四百件というふうになってくるかと思いますが、実際かぶっているところもあるかと思いますし、保険申請するに当たって必要のないところはとりに来られていないので、松原市全体として被害に遭ったおうち、お宅がこれ以上にもっともっとあるのかなというふうに思います。この罹災証明、被災証明の対応というのが、今まで災害が起きた各自治体においての大きな課題、作業、手続であったかと思いますが、今回こういった形で受けられた経験を、できるだけ市民さんもいち早く申請したいということで来られていますので、そういった点のスムーズな対応というのも今回受けたことの経験に十分、次もし、もうあってほしくないんですが、あった場合にスムーズに対応できるような形で、また事前に連絡できる、周知できるところは周知をしていただきたいなというふうに思っております。 そして、今回災害が起こって、夕方地域を見回しておりますと、非常に災害のごみが多く出ておりました。もう本当に途方に暮れてどうしようかと思われている方もいらっしゃるし、既に集めて回収をされたり、いろいろ途方に暮れた方が多くいらっしゃったわけなんですけれども、お聞きしたいんですが、事前に災害が起きたときに出るごみ等につきまして、市に連絡するととりに来てもらえるということを御存じない方がほとんどだったと思います。この辺の周知、できていなかったのか、できていたのではないかとは思いますけれども、その辺の周知と、災害発生後電話で連絡にあった場合に、収集に向かう旨の、これから以後、今後の周知、そしてまたその対応につきましてお聞きしたいと思います。
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○副議長(野口真知子君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) 今回の災害につきまして、災害発生後におきまして私どものホームページにより、災害ごみの取り扱いについて周知してまいりました。今後におきましては、この経験を生かしまして、今後の災害ごみの発生状況によりまして、分析・研究してまいりまして、周知の方法を考えていきたいと考えております。よろしくお願いします。
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○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
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◆8番(
篠本雄嗣君) 災害発生後、周知されたということなんですが、どういった媒体を使って周知されましたでしょうか。
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○副議長(野口真知子君) 田村生活市民部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) 今回は緊急ということで、ホームページを使わせていただきました。
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○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
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◆8番(
篠本雄嗣君) 1回こういったことが起きますと、次にまた同じようなことが起きた場合に、大体、市民の皆様は御理解されるとは思うんですけれども、できるだけまたこの機会に、災害で出たごみの対応につきましていろいろと研究していただきまして、どういった形が一番いいのかということを見きわめながら進めていただけたらなというふうに思います。 それと、ごみの量につきましてお聞きしたいんですけれども、全体でどれぐらい、また市が回収されたごみ、そして分別センターに持ち込みがあったごみもあると思いますが、全体とそれぞれについて内訳も教えていただけますでしょうか。
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○副議長(野口真知子君) 田村市民政策部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) 委託業者であったり、うちの直営の職員が集めたごみにつきましては253t、そして市民が分別センターにおいて持ち込まれたごみの量が32tであり、合計で285tのごみが集まりました。
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○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
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◆8番(
篠本雄嗣君) 非常に災害ごみについて、市の方も、直営の方も、ふだんの業務以外にこういった臨時ごみにつきまして、すごく対応に追われて大変な思いをされたのかなというふうに思いますが、今回こういった突発的に起きたごみ、これに関して予算がどうだったのかなというのが私ちょっと気になったところなんですが、処分費用につきましての金額、そしてその予算が組まれておったのかどうか、その辺についてお伺いできますでしょうか。
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○副議長(野口真知子君) 田村生活市民部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) 今回の災害ごみにつきましての処分費用ですが、約1,250万円になり、予算につきましては、一般廃棄物処分業務委託料におきまして8,748万6千円を計上しておりました。なお、当初予算での緊急対策等のごみ見込み量といたしまして、今回約300tを想定しておりまして、今回の災害ごみの処分につきましては、予算の範囲内で処理できるものと考えております。 以上でございます。
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○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
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◆8番(
篠本雄嗣君) 300tですね。先ほどお聞きしたのがトータルで285tだったので、これは偶然ということなんで、読んでいたらすごいことなんですが。突発的に起こることなので、こういったところ、非常に予算どりというのは難しいと思いますけれども、今後またこういったところの予算組みをするところは、非常にその辺は十分に留意をしていただいて、財政当局と折衝していただけたらなというふうに思っております。 今回、私、昨年の10月に起こりました台風21号、そしてこの夏に起こりました台風によりまして、身近なところで避難所も見させていただきました。職員さんの人数の少ない中での避難所対応、そして今回各地域で起こった災害についての初期対応、そういったところをじかに見させていただいて感じたところなんですが、やはりこの30年度で認めていただきました防災士への助成制度なんですが、ちょっとお聞きしたいんですが、今現在防災士の登録申請件数、そのあたりちょっとお聞かせいただけますでしょうか。
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○副議長(野口真知子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 防災士の現在の申請状況でございますが、資格取得された方が2名、申請受付者が3名、今後の申請予定が7名となっております。引き続きこの制度を活用し、地域防災の向上に努めてまいりたいと考えております。
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○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
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◆8番(
篠本雄嗣君) ありがとうございます。今現在で12名が取った、取るというような形で、もともと中学校区に2名ずつということで、14名枠のところで12名が手を挙げられているというようなことだと思います。この非常に防災意識が高まっている時期に、地域の各リーダーとなるような人を、やはりこの機会にしっかりとつくっていかないといけないなというのが今回すごく感じたところでございます。助成制度があるからこそ手を挙げていただける方もいらっしゃるかと思うんですが、やはり各会場で、月1回大阪市内へ出て行って2日間拘束されて取る、こういった方法が一般的な方法なんですけれども、やはり松原市、今後の地域の希薄化、隣近所の助け合いが非常に危ぶまれている中で、午前中も話ありました自助・共助、そして公助の部分は非常に、市内全体を見ていく中ではやはり限界がございます。その中で、共助の助け合いの部分でリーダーとなれる人材をしっかりとここでつくっておく。喉元過ぎれば熱さも忘れてしまうんで、近い将来に松原市内でも会場を設けて、この際に地元でしっかり動ける、そういった人材が本当に計画よりもまず第一に必要なんではないかな、要請していくのが必要なんではないかなというのが私の実感でございます。そこら辺につきまして、そして各地区での防災計画という方も、こういったところを含めまして、まだ自主防災組織ができていないところに入っていただいて、各地域の防災力を高めていくというのも大事かなというふうに思っております。その辺についての感想をお聞かせいただけますでしょうか。
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○副議長(野口真知子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 今年度より新たに始めました防災士の資格取得につきましては、防災士が地域で果たす役割は大変重要なことと認識しております。また、各地域の防災避難計画の策定意義に関しましては、地域防災計画の中で地域が主体となり、市と連携して進めることとなっております。そういったことから、本市といたしましては地域と協働で進めてまいりたいなというふうに考えております。 また、防災士がふえるということにつきましては、地域の防災力が向上することと考えますが、会場を設けることも一つの考え方と思います。ただ、会場を設けることに対しては経費もかかることから、費用対効果等も慎重に検討して、今後研究してまいりたいと考えております。 以上です。
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○副議長(野口真知子君)
篠本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆8番(
篠本雄嗣君) ぜひ、費用もかかりますが、その分絶対地域のつながりという形で帰ってくると思いますので、費用対効果は絶対あるのかなというふうに思います。また職員の皆さんもぜひ取っていただきましたら、公助の部分の力が増幅されるのではないかなというふうに思いますので、ぜひ市民さん、そしてまた職員の皆さんも取っていただけたらなというふうに思います。 残り時間がわずかとなって、公共施設についての再質問についてなんですが、午前中にも質問がございました。いろいろとさまざま提案もございました。各施設ごとにしっかりとチェックシートを設けて、定期的に管理をしていくということも、それは必要だと私も思います。ただ、これまで老朽化している施設につきましては、やはり根本的に人間と同じように長生きしようと思いますと、しっかりとした基本検査、人間ドックであったり、中身のしっかりとした診断が必要になってくると思います。それは日ごろの公共施設におきましても、素人ではなくプロのしっかりとした専門家の目で定期的に診断していく、それを全体的に包括、管理という形で民間委託をし、維持補修の修繕を予防保全という形で、対処療法的な対処じゃなくて、ちょっとでもおかしなところがあったら事前に直していくといった一元管理のやり方というのが求められていくのではないかなというふうに思います。総合管理計画、その後個別の施設計画もつくっていくという過程の中で、やはりそれぞれの施設がどんな今状況なのかというのをしっかりと専門家の診断で見て、そしてこれからの各施設の管理のあり方というのを考えていただきたいということを要望いたしまして、終わっておきます。ありがとうございました。
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○副議長(野口真知子君) 次に、森田議員の発言を許します。 森田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 一般質問(個人) 日本共産党 18番 森田夏江議員発言要旨具体的内容備考欄1.災害対策について(1) 避難所
(2) 災害ゴミ
(3) り災証明
(4) その他 2.公立幼稚園について(1) 施設管理責任と減給処分
(2) エアコン設置
(3) 今後の計画 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆18番(森田夏江君) (登壇) 18番、日本共産党の森田夏江です。質問の通告に従い、順次質問をさせていただきます。 私は、9月2日に行われました松原市会議員選挙で、7回目の当選をさせていただきました。過去から積み上げてきた貴重な歴史をさらに発展させるとともに、あしきものについては改善していく重責を改めて実感しています。この立場を持って、今後も住民の声を議会に届け、市長を初め市職員の皆さんと問題点を共有し、解決策を見出し、市民の皆さんから住んでよかったと心の底から思っていただける松原市をつくるため、議論をさせていただきます。理事者の皆様におかれましては、誠実かつ前向きな御答弁をよろしくお願いいたします。 9月4日に発生しました台風21号により、松原市では室戸台風以来の私たちが経験したことがない被害を受けました。市民誰一人として命を落とすことがなかったことが不幸中の幸いでした。しかし、地球温暖化が進み、今後も自然災害がさらに強化されていくであろうことは、誰もが用意に予想できます。だからこそ、今回の経験を教訓にし、今の松原市の災害対策を見直し、改善を図るべきと考え、幾つかの提案をさせていただきます。 まず、1点目は避難所です。自主避難としていち早く避難所の開設をしていただきましたが、避難所には何が用意してあるのか、市民は何を持参していいのかわからない。食料がない。避難所ではスマホがないと情報がわからない。高齢者の問題などなど、ささやかではあるけれども改善をしていかなければならない問題があることに多く気づかされました。今後どのように改善し、対応を考えているのかお聞かせください。 2点目は、災害ごみです。壁が崩れ落ち、屋根や波板が飛び、ガレージのシャッターの破損などの被害の後には、まちじゅうが災害ごみでいっぱいになりました。さまざまな災害を経験した自治体では災害ごみの集積所を指定していますが、我が市では今回未設定であったために、災害ごみをどうすればいいのかと市役所への電話が殺到する要因の一つにもなりました。次の災害がどんな形で襲いかかってくるかもしれません。必ず必要となる集積所を1日も早く指定しておくべきと考えますが、いかがでしょうか。 3点目は、罹災証明の発行です。嵐が去り、被害状況を目の当たりにする中で、直ちに改修をするためには素早い発行が必要です。現状と今後の課題をお聞かせください。 また、災害、被害の支援の一覧の策定と公表は必須です。また、それに沿ったマニュアル整備を急ぎ、そして共有することが大事です。2次、3次の被害を起こさないためにも、日ごろから真摯な意見交流を行い、意思統一を図るために具体化すべきです。いかがでしょうか。 次に、公立幼稚園についてお尋ねいたします。 恵我幼稚園の天井が3月に崩落し、子どもたちは三宅幼稚園に移動となりました。この対応をめぐり、園長先生と市の職員4名が減給処分となりました。なぜ今回このような処分に至ったのか、なぜこの5人なのか、理不尽な処分であり、納得できないと考えるのは私だけではないと思います。また、ここから見えてくるのは責任のなすりつけ合いです。本来の最高責任者は誰で、どこにあるのか。また今回の処分で、何に今後生かされるのか。万人が納得できるよう説明していただきたいと思います。また、この間の市当局と幼稚園現場との認識のずれや、担当部局内での意思疎通がきちんとされていないことも露呈しています。これらの認識と見解をお答えください。 次に、公立幼稚園へのエアコン設置の計画をお聞かせください。 また、公立幼稚園を初めとする、今後の就学前教育の松原市の方針、計画をお聞かせください。 以上で、演壇での質問を終わります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君) 澤井市長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの森田議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、災害対策についての質問でございます。 避難所についてでございますが、台風の接近に伴い、明るいうちから、また雨風が強くなる前に安全に避難できるよう開設の判断を行い、自宅での待機に不安を持つ市民の方に対し、市内小・中学校22校に加え、阪南大学南キャンパス、四つ葉幼稚園に避難所を開設いたしました。 また、高齢者の避難者が多く来られたことから、避難者の不安に寄り添い、安全に配慮した避難所の運営を行ったものでございます。 次に、災害ごみについてでございますが、台風第21号に伴う災害ごみ処理につきましては、年間を通して災害ごみの収集体制を構築しており、市民や町会からの収集依頼に対して迅速に対応してまいりました。 災害廃棄物処理計画につきましては、平成30年に改定された国の災害廃棄物対策指針を踏まえ、ごみ処理基本計画等と整合性を図りながら策定する必要がございます。 本市といたしましては、現在廃棄物減量等推進審議会において、ごみ処理基本計画の検証を行っているところであり、平成30年9月4日に本市において大きな被害を及ぼした台風第21号に伴う災害ごみの検証も含めまして、今後想定される大規模災害廃棄物処理に必要な事項を審議してまいります。 次に、罹災証明書についてでございますが、9月4日の台風第21号による家屋等の被災者に対し、9月7日より申請の受け付けを開始し、現在も申請の受け付けと証明書の交付を行っております。 2点目の公立幼稚園についてでございますが、減給処分につきましては、本市の懲戒処分の指針を照らし、適正に行ったものでございます。 なお、教育委員会からも答弁申し上げます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君) 東野教育長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育長(東野光弘君) 教育委員会の御質問についてお答えをいたします。 2の公立幼稚園についてでございますが、公立幼稚園の施設管理につきましては、教育委員会と長との協議のもと、平成26年度より長の補助機関である福祉部職員をして、教育委員会に属する当該事務を補助執行させているところでございます。なお、学校教育部所属職員に処分につきましては、教育委員会において適正に行っているものでございます。 次に、公立幼稚園のエアコン設置でございますが、来年度の夏季において安心して保育を受けることができるよう、空調設備の充実に努めてまいります。 また、公立幼稚園の今後の計画でございますが、四つ葉幼稚園につきましては、引き続き現状のまま運営してまいります。松原幼稚園、松原西幼稚園、まつかぜ幼稚園の3園につきましては、平成32年度の認定こども園への統合に向け、取り組みを進めているところでございます。また、残りの幼稚園につきましても、よりよい環境のもと充実した幼児教育活動ができるよう、認定こども園への統合を進めてまいります。 以上でございます。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) それでは、通告に従いまして再質問を順次行わせていただきます。 まず、避難所についてなんですが、要支援者の方がやはり避難所に自主避難をされるということで、いち早く行かれるということが多いんですが、この要支援の方々は程度がいろいろありまして、地域の福祉員さんたちが寄り添って避難所まで連れていかれるわけですけれども、重度の方につきましては、車椅子、また寝たきりであったりする方については、責任を持って避難所まで連れていくことがかなり困難だということで、現場からの悲鳴の声も聞かせていただいておりますが、ここで提案なんですけれども、これは地域の福祉員さんや民生委員さんなどからの御意見も多々ありまして御提案をさせていただくわけでございますが、例えば配車をする、車をどうにかして手配をしていく、いろんな提携を災害については松原市はされておられるようですが、介護タクシーとか、介護用の車を持っている介護施設、病院などと提携を組めば、一定のそういった援助が図られていくんではないかと思いますが、その辺の避難所に行けるための援助についてはどのようにお考えでしょうか。
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○副議長(野口真知子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 避難行動要支援者の方で、寝たきりの状態であるような方を避難させる方法につきましては、大変困難なケースであると考えております。まずは要支援者の方と支援者の方が顔の見える関係づくりを行い、お一人お一人の身体状況などを把握した中で、避難方法や避難所での支援の方法などを、要支援者と支援者及び行政で検討していく必要があるかと考えております。市といたしましては、地域の支援者の皆様と避難行動要支援者制度の取り組みを行う中で、要支援者の避難体制について地域の支援者の皆様と協働で進めてまいりたいと考えております。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) 顔と顔の見える体制ということで、実際私の住んでいる地域では、それをやられているんです。その次の、今部長がおっしゃっていただきました市との協議をどのようにしようと思っておられますか。
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○副議長(野口真知子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 今現在そういった形で、地域の中での話し合いが進んでいるということでございます。そういった形の中でありましたら、私ども担当のほうにそういったお話をいただきまして、また一緒に協働でお話のほうをさせていただくことができるかと考えております。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) いやいや、どのように、やろうということをはなから答弁でしてはんねんから、どのようにしてやろうとしているのか。ほんなら地域の人たちが、これできへんよということで、それをどこか協議する場所を設定していますか。
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○副議長(野口真知子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 私ども、この事務の担当は危機管理課になるんですけれども、そういった形で協議に来ていただけましたら、協議のほうはさせていただく体制になっていると思います。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) それであれば、そこの地域の方々に、それぞれの自主防なり地域の民生委員さんなり福祉委員さんなりがやっておられるそこに、そういう問題も含めて協議する、定期的に話し合う場を持つだとか、そういうことが設定されるんなら話は別やけれども、そういう声を上げる場所すらわからなくてどうしていいかわからないということになっているわけですから、そこは公としての責任という、午前中の話もありましたけれども、どういうふうに投げかけていくのか、そしてどこの地域がどれだけのことができているのかという把握をして、足らずのところは援助していく、そして、今後新しく問題点が明らかになってきたところは、そこに対応を考えるために一緒に協議をするんですよ。一緒に協議をするのは間違っていないんです。それを投げかけてもらわないと、わからんままで進むんです。そこをぜひ、こんなことでつまずきたくありませんので次へいきたいと思います。 避難所での対応なんですけれども、まずこういった要支援者の人、車椅子、つえをつかれている御老人の方ですと、体育館のトイレは和式しかありません。しかも一旦表に出て、また新たに階段を上るなどということがありまして、とても高齢者の方がトイレを使用することが苦痛なんだと、もう我慢をするしか仕方がないんだという声を多々聞かせていただきました。このトイレの改善、体育館のトイレを改善するのが一番いいんですが、予算もたくさん要ることですので、その方向を目指しながら、まず学校の施設と協議をしながら、職員室のトイレだとか来賓者向けのトイレは洋式がありますので、そうすればその職員室の近くのあいている部屋を貸してもらうだとかいうことも含めて、要支援者の方にはそういった対策が必要だと思いますが、いかがでしょう。
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○副議長(野口真知子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 今回の台風24号につきましては、多数の避難者が想定されたというところで、体育館のほうに開設のほうをさせていただいたんですけれども、避難者が少ないような場合ですと、各小・中学校と相談いたしまして、例えばランチルームでありますとか、教室でありますとか、そういったところに避難をいただいているようなケースもございます。 また、高齢者の方、確かに避難者の割合の中で多数を占めております。そういった方にはトイレ移動の際に付き添う、また洋式便所の御案内をさせていただく等の対応はさせていただいております。今後も避難者の方の状況に応じて、しっかり対応をさせていただきたいと考えております。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) ぜひ、はなから足の悪い方は和式トイレは困難だということを前提に、そういう避難所を開設していただく場合に、まずそういったことを想定していただくことで、学校教育現場をお貸しいただけるように話を詰めておいていただきたい。これは本当にささやかな問題なんですけれども、トイレの問題は絶対、どんな災害のときにも一番困難な問題であるし、皮相的な問題になってくると思いますので、ぜひ検討していただいて対応を急いでいただきたいと思います。 あと、情報提供の問題なんですが、午前中の審議の中にもありましたが、Wi-Fiという話は出てきまして、大変お金もかかるという話なんですが、高齢者の方々はスマホを持っていないので、進路を見るのにスマホを持っていたら、大体台風状況とかで雲はどう行くねんとかいうのがわかるんですが、それを持っていなくて、ラジオを持っていったけれども、ラジオは全体の災害のことしか言ってくれない、松原市がどうなんと言ってくれないのでわからない。こういった中で、情報が今どうなっているのか知りたいという話があるんです。テレビとかがありましたら、そういう絵でざっと見えるんですけれども、テレビも置いていただけたら大変ありがたいという話も聞いております。せやけど、テレビも全部の小・中学校の体育館に設置するのは大変難しいのかなというふうにも思いますが、とりあえずはホワイトボードか何かで、その情報を時間ごとに知らせて、今こういう状況です、何時には解除される予定ですとかいうことが逐一わかるような形で、親切に高齢者の方々にもわかりやすいように、ぜひその辺を提供していただきたいんですが、いかがでしょうか。
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○副議長(野口真知子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 避難所に行っていただいている職員さんについては、避難所を管理している、その地区を管轄している職員がいるんですけれども、そういった職員に対して台風状況のほうしっかりと伝えることで、定期的な情報提供ができるような体制、そういったところを組み上げられないのかというところは検討していきたいと思います。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) 検討をしている場合じゃなくて、さっさとやって、こんなこと誰でも簡単にできるんで。
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○副議長(野口真知子君) 市長。
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◎市長(澤井宏文君) 私がまず報告を受けた中での、今の対応をお話しさせていただきたいと思います。 この間の台風に関しての避難に関しては、多いところでも今35人ぐらいだったというような話も聞いています。南キャンパスのあたりは、大学のほうが非常に多かったと思いますけれども、基本、小・中学校に避難された方というのは、私はお年寄り、準備段階での避難者ですから、森田議員が言うような方々が多いということで、基本は学校現場に指示をして、ランチルームであったり、座りやすいあるいは寝転んでもいただけるような場所をまず提供している。そこには空調設備もあって、学校の施設内ですから洋式トイレに改善をしているところもありますので、基本そういった便利なところを今利用してもらっています。その上で、今、森田議員がアイデアを出されたような情報提供においても、学校現場においては、今、電子黒板があります。あれはテレビが映りますんで、そういう情報提供はできる。今の段階の我々がこの間避難所を開設した中では、その点はやってもおり、やれるところはあるのかなと思います。ただし、今後大きな大災害が発生した折には、いろいろと午前中からいただいているような提案、意見に関しては、これからしっかり研究と検討をしていく必要があると思っております。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) 現状いろいろやっていただいているところもあって、その台風によっていろいろ状況があってしていただいているんですが、台風21号を受けて台風24号、後のところでは心配な方がたくさんおられて来られなかったと、そういうところをやっていただいているところもありますが、やっていただいていないところについては、やっぱり残された部分がありますので、その辺を全地域で徹底をしていただいて、それをやっていただいているところが参考にしていただいて、ぜひやっていただきたいと思います。いろんな形の中で、今後検討していくことがあります。いろいろまた皆さんの声を聞きながら、一緒に研究もして、そして改善も図っていけると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 あと、避難所となります学校の体育館はエアコンがなくて、この間の台風のときはまだましやと、過ごせるねという話はしていたんですが、実際上は暑いときになりますと、避難するのが、ちょっとこれは体育館には行きにくいなという話があるんですが、その辺はいかがでしょう。
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○副議長(野口真知子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) そういった暑い時期の避難につきましては、先ほど市長が答弁していただいたように、ランチルームでありますとか、そういったところのエアコンの設置された部屋のほうへ御案内させていただいて、しっかり避難していただけるような形をとらせていただいております。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) 学校にもたくさんエアコンがつくことになっていますけれども、大体もうちょっとたくさんの避難者が集まるようになりまして、暑い時期になりますと、冬になってもエアコンは暖房も使えますので、今後の計画としてはやっぱり考えていくべきだというふうに思います。ぜひいろんな活用をお願いしながら、そういった方向を目指していただきたいと思います。 あと、自主避難時に、市民のなれている方といいますかは、持っていくもの、午前中からもいろいろお話がありましたけれども、自分で用意してもらうものが一体何なのかと、この辺はやっぱり自助の部分でいいますと、御自分で何を持ってきてもらうということが明確にわかっていないと、私は一遍広報で全部に知らすべきやというふうに思うんです。ほんで当面自主避難所で用意する、松原市が用意しているものはこれとこれとこれですというのをはっきり明確にしてもらって、わざわざ電話してきてもらわんでも、こんなものしかないよ、だから後は自分でしてね、持ってきてね、最低限はということがわかれば持っていきはるんですね。ぜひ、その辺の周知徹底をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
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○副議長(野口真知子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 先ほどの紀田議員の御質問の中にもあったんですけれども、今回の全体的な周知につきましては、課題の一つであったというふうに認識しております。今後におきましては、全体的に周知できるように、さまざまな広報媒体を通じて、しっかり周知をしていきたいと考えております。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) それと、1食2食、パンやらおにぎりやら自分で持ってきたとしても、山崎製パンさんがいつも善意で配っていただく、本当にありがたい話なんですが、本当に食べるものがない。だから、昼と夜と次の朝までかかるという想定で考えますと、1食2食持ってきていただいても足らない場合もあるんですが、私はこの学校に置いていただいているアルファ化米だとか、学校にはないんかな。アルファ化米をおろして、どこかの時点で、前の台風のときにはやっていただいたというふうに聞いているんです。アルファ化米もやっていただいたというふうに聞いているんですが、これもマニュアル化して、こういう事態の場合はアルファ化米を使います、こういう場合に即座に水は配りますとか、毛布と防災マットはすぐ活用していただいていましたけれども、こういう場合のこの時点にはこれを使うという、そういうマニュアル化をしていただいていると、市民の方がないないと大騒ぎして、このまま夜を明かさなあかんのかとかおろおろせんでもいいわけなんです。その辺のマニュアル化を明確にすべきだと思いますが、いかがでしょうか。
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○副議長(野口真知子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 食事の提供ということでございます。避難者の状況、避難の時間とかそういったところを勘案しながら、アルファ化米であったり、山崎製パンさんの御協力をお願いしたいというふうな対応はさせていただいております。この間、いろいろ経験もさせていただいております。今後、対応の方法についてはしっかりとマニュアル化して取り組んでいきたいというふうに考えております。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) それもぜひお願いしていただきたいので、やっぱりマニュアルの作成といいますか、松原市が災害のときにどんな支援を市民の方々に即座に提供できるのかということで、堺市なんかは台風の起きた2日後、9月6日の午後8時に、マンションなどの断水避難所についてこんな一覧表を出しはって、市民に提供して町会ごとに配布してはるんです。国民健康保険のときはどうやとか、介護保険の減免はどうやとか、そんなことまで全て台風21号被害に対する支援内容をお知らせいたしますと、こんなのつくっているんです。 松原市にこんなのありますかと聞いたら、今策定途中でございますというお返事をいただきましたが、いまだでき上がっていないというふうに聞いているんですが、こういうものを日ごろからつくっておけば、大体どこが対応するんだとわかるじゃないですか。だから、日ごろから大体つくっておけば、台風のときに必要な部分を抜き出して表にして、市民に広報していくということが可能なんです。だから、ブルーシートだってこの中に書き込んで、こういう場合はブルーシートをお配りしますとかいうのもそこにつけ足してできるんです。公表できるんじゃないかというふうに思うんですが、どうですか、その辺は。
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○副議長(野口真知子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 対応窓口が一目でわかる一覧表についてでございますけれども、今回の台風21号に係る対応では、罹災証明発行者への被害程度に応じた支援内容について取りまとめ、周知はさせていただいております。今後は同じような被害が発生した場合に備えて、全庁的な窓口の一覧表を早期に周知できるように努めてまいりたいと考えております。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) それも、災害というのは本当にいつ起きるかわからない、地震なんか特にとりわけ、上町断層の地震が目の前に迫っていると思ってもおかしくないですので、ぜひ急いでいただきたい。 そして、災害ごみの問題なんですが、いろいろ午前中、先ほどの議論の中にもありましたけれども、私は置き場というのは必要だというふうに思うんです。指定をしておく。でも、松原市から指定をすると、他市の状況を見ますといろいろ物議を醸し出して、置き場にできへんという状況も聞いておりますが、できれば、私の提案ですよ、これは。町会ごとに提案をして、町会ごとで自分のところの地域は、災害のときに災害ごみを置ける場所があるやろかという相談をしていただく。相談していただくことで、地域の方々も災害のときの自分たちの心構えもできるわけです。そのときに地域の皆さんが一緒に地域を歩いて、地域のまちをどういうふうに見ていくかということも、地域ごとに地域のハザードマップをつくってもらって、そういうことに生かしていく。 だから、災害ごみの問題、環政が答えてはりますけれども、環政だけではなくて、やっぱり地域の町会と連携する市民協働もですし、そして危機管理もなんです。ここは合同でものを考えていきながら、町会に自主的に自分たちのまちをどうするかということを考えることを投げかけていくということがとても大事だと思うんですが、その辺いかがでしょうか。
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○副議長(野口真知子君) 田村市民生活部長。
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◎市民生活部長(田村滋近君) 廃棄物処理担当者としましては、災害廃棄物処理を迅速に行うために、まずごみ収集車の通行路を確保しなければならないと考えております。その後、災害の状況に応じまして、各関係機関と、今、議員がおっしゃるとおり、置き場の関係とかその辺を町会を含めまして協議をしていきたいと考えております。 以上でございます。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) ぜひその方向で、急いでやっていただけたらなというふうに思いますので、いろいろと環政の皆さんがこの間御努力もしていただいて、いち早くごみも収集していただいた、心からお礼もこの場で申し上げておきたいと思います。またぜひよろしくお願いいたします。 そして、時間が余りありませんので、罹災証明のことやその他防災問題につきましては、また委員会などで質問をさせていただきまして、公立幼稚園の問題についてやらせていただきたいと思います。 まず、今回の施設管理責任と減給処分についてなんですが、恵我幼稚園の天井崩落による職員処分ですが、9月25日に1カ月分懲戒処分されましたが、これにつきましてはさまざまな記事も新聞にも掲載されました。読売新聞が掲載された分については、園長が3月6日に4つある保育所全てで雨漏りを確認し、市に対応を求めていたと言っているんです。そして、それに市の人事課は、状況を把握していたにもかかわらず対応や補修事業への指示が不十分だったと答えておられるんです。これでいえば、なぜ園長が処分をされるのか。園長は市に対応を求めていたというのはどうなんですか。
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○副議長(野口真知子君) 伊藤教育総務部長。
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◎教育総務部長(伊藤輝君) 松原市の懲戒分限審査委員会のほうからお聞きしておる内容といたしましては、それぞれの職員の情報共有というところが総じてできていなかったというふうに、今回の処分の理由については伺っております。ですから、そこら辺がきっちりできていないという状況であったと認識しております。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) いや、でも園長先生は松原市に対応を求めていたんですよ。求めていたんですから、園長先生はその仕事をやってはったんと違うんですか。それを受けてやらなかった市に問題があるんじゃないんですか。なぜ園長先生が処分される、正しいというふうに分限審査委員会で、分限審査委員会には教育長や副市長も入っておられるんじゃないんですか。その流れを教えてください。
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○副議長(野口真知子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) まず、この間報告があったかということ。新聞報道のお話としても、3月6日に報告したけれども市のほうが何もしなかったということがございますが、経過といたしまして、園からの雨漏りの報告、福祉部でその報告を受けている、受けていないというところについては食い違いがございます。ただ、そういったところで、それぞれいろんな事象を発見しながらも一切対応していない、そういったところで職務上の義務違反が原因やというところで処分の対象となったものでございます。 〔「それでええの。その答弁でええのか」と呼ぶ者あり〕
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○副議長(野口真知子君) 太田副市長。
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◎副市長(太田敏君) 今回のこの事象を受けまして、人事のほうで一定経過の説明のほうを、おのおの担当のほうから把握をさせていただきました。今、議員もおっしゃいましたが、現場の園長先生は、確かに市のほうへ言うたと、こういう事態に今なっていると言うたと。そこだけいえば確かにそうなんですが、人事が実際に直接本人と聞き取りしている中では、その重要性というんですか、すごい事態になっているとかいうようなレベルの報告が上がっていないということは、人事のほうの聞き取りでもはっきりしております。受けた側の子ども未来室のほうも、そちらのほうはまた担当から上へ行く中で、情報の共有がきっちりなされていないというところで迅速な対応ができていない。結果として、3月9日に落ちるというような事態を招いたというのが経過でございます。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) 何で食い違いがあって、それぞれ言うていることが重大な問題であったにもかかわらず、迅速な対応ができへんかったと。 午前中からも、各施設の公共施設の点検とかいう話も出ていましたやんか。チェックリストもちゃんとつくってしいやという話もしていましたけれども、今までやられていなかったんですよね、それがちゃんと。そのチェックリストさえつくって、毎日ちゃんとしいやということで役割が決められておれば、こういう職員さんの処分だってしなくてよかったんではないだろうかということを思うんです。そう思えば思うほど、今回の園長先生も含め、福祉部の4人の減給処分というのは大変理不尽だと。大体この施設の、松原市の持っている施設の最高責任者は市長ですよね、どこまでいっても。そういう中で、上部からこういったチェックリストの問題点やとか、世の中にはいろんな学校教育施設の問題、また園の問題なんかは、全国いろんな問題が発生している中で、今後の対応を考えていかなあかんにもかかわらず、私たちは再三公立幼稚園というのは老朽化していると、地震が来たら大変やでという話も、何度もオフィシャルの場でやらせていただいていました。そういった通告といいますか、私たちの市民からいただいた声を受けとめていただけていなかったから、こういうことになっているんじゃないかと。そういう意味でいえば、私は処分をこの人たちにするのはおかしい。かといって誰かかわりに、副市長や市長が処分を受けたらええやんと、そんな問題では絶対ないと思うんですよ。 ただ、日々成長していく流れの中で、いろんな問題点が出てきます。恵我幼稚園については、恵我幼稚園だけじゃなくて公立幼稚園については、全部もう古いし老朽化しているんですよ。だから一定の方向性、前向きの公立幼稚園をどうするんだということで計画を立てた上でやっていかなあかんかったのに、恵我幼稚園は天井が落ちました、ほら危ないから、せやから三宅幼稚園に移動させたという、ほんまに泥縄方式のこういうやり方は間違っているんですよ。その間違っているということを真に思っていないと、次のことのええところに反映させていけないんですよ。間違いを認識するからこそ、次のええところへ出発していけるんですよ。だから、ほんまにこれは、みんななかなか納得できませんよ、この4人の処分というのは。 大体、この恵我幼稚園の天井が落ちたときに、当時の福祉部の部長初め子ども未来室の職員たちが出向いていって、平謝りに謝ったという話も聞いています。本当に理解も納得もしていただきたいために頑張らせていただきましたという話も聞いております。たくさん、ここの職員が次々と病気で倒れられてお休みになっておられたのも聞いています。そんな中で、この人たちに処分を与えるということが、市役所全体の士気にどうかかわっていくんか。この処分をすることで一体何をもたらすんかということ、何を教訓にできるんですか。その辺を教えてください。
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○副議長(野口真知子君) 川西副市長。
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◎副市長(川西善文君) 先ほど議員がおっしゃいましたように、私たちは市民のお子さんを預かっております。この中で天井が落ちました、運よく下に誰もおらなかった、こんな結論は全然、最悪のパターンです。落ちて人がいていないからよかった、そんなの絶対にあってはならんのです。運よく、けが人はありませんでした、それで施設長が務まりますか。私たちに、逆に言うたら、幾ら本部に言うたところでしてくれなかった、そんな理由じゃないです。していただけないんやったら、言わなあきません。私の耳に入るようにしてもらわなあかん。そういう危機管理をやっぱり持つ、そういう意味で部長、次長、室長、処分をしました。その中でそういう風通しの悪さは、今後の幼稚園、保育所行政にあってはならんのです。そのための一つの指針として処分をしました。 以上でございます。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) そうですよ。天井が落ちました、運よく誰もけがもいません、人がいませんでした、よかったで終わってはいけない話です。そのとおりなんですよ。 高槻市で壁が落ちて、子どもが残念ながら1人亡くなりましたよね、ブロック塀が落ちて。そのときに、やはり市長が出てきて、全体の責任だということで謝罪表明をしています。大津市でも子どもが自殺をしました。それの責任もとって、市長が記者会見の場で申しわけないという、頭を下げておられます。やはり全ての責任というのは、最高責任者は市長でございますから、やはりその辺も含めて物事を考えていかなあきませんし、現場の声が届かない今の状態、今のこの流れの状態をしっかり知るべきだと思うんですよ。何で届けへんかったかということ、副市長の声のところまで聞こえるようにせいとおっしゃいますが、何で聞こえるようになってへんのか、その辺の回答はできますか。
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○副議長(野口真知子君) 澤田市長。
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◎市長(澤井宏文君) まず、これは2つに分けていただく、森田議員、必要があるのかなと思います。 一つは、ああいった残念なといいますか、事実として天井が崩落したということはまず一つであります。そのことを受けて、どういうふうに松原市として今後を検討しながら、そして今回処分、こういった処分は、私が市長になってからも、あるいは私が市長になる前も、こういった処分は職員にはなかったのかといいますと、その都度、処分規程に基づいて処分は下されております。そういった中でまずは、今、副市長が申しました今回の天井崩落を受けて、これは今まで施設もあるいは担当も日々チェックをしていなかったと言えば、これはしていました。そういった中で台風や大雨が続いた中で、我々が、これは申しわけありませんが、予期せぬところがあった。そういった中で、誰もそういった結果を望んで、何も対処をしなかったわけではないということはまず申し上げたい。 その上で、私が市長になってすぐのときに、ごみの不適切な処理について、このことをマスコミの前でおわびを申し上げたことがあります。そのことを初め、松原市で起こったことは、責任は全ては私にあります。そのことは当たり前のことであります。ですから、森田議員の言うことはそのとおりであります。そういった中で、全てを我々は、一つそういった事故が起こったことと、そして今回この起こったことを受けて、次の検討を初め、さらには処分に至ったという経過を受けとめていただきたいなと思います。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) 今、市長が御答弁いただきました。最高責任者は市長にあるということで、私もごみの問題で、全く関係ないのに頭を下げなあかんのに大変やなと思ったこともありますが、そういうことも踏まえて、やはりそういった風通しのいい、現場の声がスムーズに上がるようなそういう環境をつくらなあかんのですよ、今後の経験でいえば。だからそういうことがなかなか下から上がっていかない。 例えば、今ここで私、次の課題の中でもあるんですけれども、まつかぜ幼稚園の保護者の方々と園長先生とのかけ合いと、そこの子ども未来室とのかけ合いの中での、来るたびに出てくる人が違う、来るたびに言うている答えが違う、園長先生の話も違う、食い違いだらけで、幼稚園の保護者の人たちは来るたびにパニックになってはるんです。そのたびにまた幼稚園に帰って、状況をもう一遍つぶさに自分たちで調べるというようなことをされておられたんですよ。 本当に不誠実な対応が、私、5回この幼稚園のお母さんたちが役所に来られて、そのうち4回、一番最初の話は全然知らないんですけれども、4回一緒に同席をさせていただいたんですが、私たちも親御さんのおっしゃっておられることと違ってくるんですよ、順番順番に。また担当課の中でも、この人に言ったけれどもこの人は全然知らないというような、そういった状況もあるんです。 私、恵我幼稚園のことを教訓にするんであれば、担当課の中で言うた言わん、こんなことが起きた、地域の方からこんな要望があったということは、きちんと連携をとって、そのことについてどう対応しようかという研究なり検討なりが始まっていないとおかしいんですよ。ましてや、幼稚園の子どもたちの命がかかったエアコンの問題ですよ、このお母さんたち来られたの。スポットクーラーがあるとかないとか、そんなことで振り回されはったんですよ。そういった現場の状況が全然なっていない。ほんまにあきれ返って悲しくて何度も泣きそうになるぐらい、何でこんな簡単なことが聞き入れられないというか、真摯に聞いていただけない状況がこの間繰り広げられているんかなというのが不思議で仕方ないんですよ。 だから、下から下からというと変ですけれども、市民の方から上がってきた声は市長宛てに言うてんねんから、担当課の中でどうしようかと検討されたら、上の機関にどんどん持っていって検討して、どうやらこんな声があるんですけれども市長どうでしょうかという、風通しのええそういう流れができていないとあかんのですよ。それについては何かありますか。
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○副議長(野口真知子君) 中瀬福祉部長。
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◎福祉部長(中瀬保君) 保護者の方々からの懇談の申し入れがありまして、私がその日は都合が悪いということで、対応の日を変えてくださいとお願いしましたが、どうしても先方様がその日しか来られないというところで、私以外の者が対応させていただいたところです。こういったところでころころ対応が変わると申しましても、日々こういった天候の事情や社会情勢が変わるわけですから、答えが変わるのはある意味前に進んでいるということで御理解いただければなと思っております。 今後につきましては、きちっとエアコンの設置につきましては、設置の方法、契約の方法等を精査しながら、今後、議会にお諮りしたいと考えております。 以上でございます。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) エアコンをつけるという方向で今御答弁あった、そのことには大変うれしいんですけれども、今部長がおっしゃったことには、やっぱり若干事実と違っております。5回のうち私は4回いさせていただきました。最後の1回だけは部長もようやく出席をしていただけたという状況が確かにありましたが、それまではそれぞれ出てきはる人は違いまして、違ったっていいんですよ、別に。忙しいもの。仕事しているからいいんですよ。ただ、それを課内の中で共有されていないことにぶち当たってびっくりするという状況があったんですよ。部長は首かしげてはるんですけれどもありましてん。 まつかぜ幼稚園のお母さんたち、お父さんたちに聞いていただいたらよくよくわかると思いますし、そういった子どもの命を守りたいと思っている親御さんたちの思いを、ほんまにどういうふうに聞いていただけるかということはすごく大事なんです。現場の声というのは大事なんですけれども、ただここで問題なのは、私、園長先生のことを悪く言うつもりは絶対ありませんけれども、園長先生の言いはることと、現場の、教育委員会にも行ってはりましたよ、お母さん。教育委員会の言うてはることも、子ども未来室の言うてることも、全部スポットクーラーがあるなしについて、1個や2個やつけるやつけへんやで全然対応が違っているんです。だから、そういった風通しの悪い状況、現場の園長先生の声もしっかりと受けとめていただかないとだめなんです。 あの暑さの中で、まつかぜ幼稚園の人が何で来はったかって、毎日お部屋が37℃、スポットクーラーが2台あるはずやのに1台しかつけられていない、しかもスポットクーラーというのは前まで行かないと涼しくないけれども、前まで行ったらあかんと言われるから37℃の炎天下の中でお絵描きをする、子どもたちは毎日鼻血を出して帰ってくる、親は子どもたちが帰ってくるまで心配で心配でもうどうしようかと思う、子どもたちは次の日の朝になったら幼稚園に行くのが嫌やと泣く、何でやといったら暑いからやと言うんですよ。こんな状況を、何度も親御さんたちは言いにきているにもかかわらず、知らぬ存ぜぬみたいな形で、しかもそういうのがきちんと風通しよく上がっていっていなかったという状況も、ぜひこれは真摯に受けとめていただきたいと思うんです。いかがですか。
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○副議長(野口真知子君) 中瀬福祉部長。
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◎福祉部長(中瀬保君) お話の中で、すぐさまエアコンをつけるのは難しいと既にお伝えしたところでございます。2学期における暑さ対策といたしましては、園を通じて保護者にお伝えさせていただきましたが、2学期当初を午前中保育にさせていただいて、天候の様子をうかがいながら短縮保育の延長も視野に入れておりましたが、9月に入ってから暑さも和らいでまいりましたので、普通授業にしたということでございます。その辺の御事情も保護者ときちっと情報の共有をしているところでございます。 以上でございます。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) ほんまに全然事実と違う答弁が返ってきているなというふうに思います。繰り返し予算がないというのは同じことを言うてはります、お金がないからつけられへんのやと。それにかわる対処を考えてくれという話も言うてはりましたけれども、検討してくれはりましたかという保護者の方々の答弁に、お金がないから無理ですというのでしか返ってこなかった。 子ども未来室として、子どもたちの命を守るために何とか予算化したいと思いますという答弁がなぜ出てこないかなと、本当に不思議で仕方がありませんでしたし、そういう声をしっかりと風通しよく上部まで届けていただいたら、そういう簡単なさめた答弁で終わらなかったんではないかなというふうに改めて実感をしましたので、この辺はこの公立幼稚園の今回の処分を受けて、それをどう教訓にするんやと、それは風通しよくする、窓口で担当した職員の声が副市長や市長のところまでしっかり届いて、そこできっちり検討されるというような、そういった状況をつくり上げていただきたい。そうでないと、本当にラッキーで子どもが誰も死ななかっただけなんですよ。毎日鼻血が出て熱が出て帰ってくる、これに対してしっかり対応せなあかんじゃないですか。いかがですか。
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○副議長(野口真知子君) 中瀬福祉部長。
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◎福祉部長(中瀬保君) 今のご質問に答弁申し上げさせていただきたいと思います。 幼稚園につきましては、施設の見学や行いながら、保護者さんがその施設の利用を求められて児童が通っているものでございます。私としましても、できる限りの施設の安全の確認や空調設備、スポットクーラーの設置等対応して、そのことについては十分説明させていただいているところでございます。この間の暑い天気の中で、今の状態ではいけないということで、次年度に向けて検討しているところでございます。 以上でございます。
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○副議長(野口真知子君) 森田議員。
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◆18番(森田夏江君) この問題は、ぜひ胸に落としていただきたいです。 今、エアコンを設置していただくという答弁をいただきました。来年、次年度にはということですが、夏休み中にやったのでは間に合わんのですね。やっぱり小学校と同じように、5月末までぐらいにはつけてあげないと間に合わないんですが、いかがですか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君) 中瀬福祉部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(中瀬保君) 予算可決次第、速やかに対応していきたいと考えております。 以上でございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君) 森田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆18番(森田夏江君) ぜひ、よろしくお願いします。 また、今後の就学前教育もどういうふうな方向にしていくのか、就学前教育の無償化も今大きく言われているところでございますので、ぜひ前向きな御検討をお願いして、終わっておきます。ありがとうございました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○副議長(野口真知子君) 議事運営上、休憩いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△休憩(午後2時39分)
△再開(午後2時57分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〔三重松議長、野口副議長にかわり議長席に着く〕
○議長(三重松清子君) 休憩前に返り会議を再開いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 次に、福嶋議員の発言を許します。 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 一般質問(個人) 日本共産党 16番 福嶋光広議員発言要旨具体的内容備考欄1.図書館行政について(1) 新図書館建設
(2) 図書館分館
(3) その他 2.市民負担の軽減について(1) 水道料金
(2) 国民健康保険料
(3) 介護保険料等
(4) その他 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆16番(福嶋光広君) (登壇) 16番、日本共産党の福嶋光広でございます。ただいま議長のお許しをいただきましたので、さきに通告いたしました発言通告に従いまして順次質問をしてまいります。 まず初めに、図書館行政についてお伺いいたします。 さきの6月議会開会で、新しい図書館の建設工事請負契約の議案が可決されました。以後3カ月が経過しましたが、この間どのような手続が行われ、今どのような状況になっているのか、新図書館建設工事の進捗状況についてお聞かせください。 また、地域にある図書館分館と閉鎖された図書館分館の今後について、6月議会でもお伺いいたしましたが、図書機能をなくしていくものではないと答弁をいただきましたが、図書館分館の今後のあり方についてお聞かせください。 次に、市民負担の軽減についてお伺いいたします。 安倍政権は、社会保障予算削減を標的にして社会保障費の自然増の削減を毎年続け、6年間で1兆5,900億円にもなっています。こうしたもとで、市民の暮らしは大変厳しいものになっています。そこで、市民の暮らしを守るために、松原市は、市民の立場に立って市民負担の軽減に全力を挙げるべきだと考えます。 1つは、大阪府下でも決して安いとは言えない水道料金について引き下げを検討すべきだと考えますが、見解をお聞かせください。 2つ目に、国民健康保険について、4月から大阪府が財政運営の責任主体となる統一化に移行いたしました。その中でも、松原市の独自減免制度を全て廃止し、昨年度と比べて多くの市民の負担がふえました。これでは、市民の立場に立ったやり方だとは言えません。国民健康保険の市民負担の軽減策を考えるべきだと考えますが、見解をお聞かせください。 3つ目は、介護保険制度について4月から介護保険料の改定が行われましたが、この3年間の介護保険事業会計は3年続きの黒字であります。3年間に積み立てられた積立金を市民負担軽減に活用すべきだと考えますが、どのように考えられているのか、お聞かせください。 以上で、壇上での質問を終わります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 澤井市長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの福嶋議員の質問にお答え申し上げます。 1点目の図書館行政についての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。 次に、2点目、市民負担の軽減についてでございます。 水道料金についてでございますが、昨今の大阪府北部地震を初めとした大規模な災害が頻発する中、改めてライフラインとしての水道の重要性が認識されたところでございます。将来にわたり、より安定的に水道水をお届けするため、施設の更新や災害等に備え、計画的に事業を進めており、現行の水道料金は安全で安心できる水道水を供給するための財源となっております。 次に、国民健康保険料についてでございますが、平成30年度から実施されている国保の都道府県化に伴い、大阪府において策定された国民健康保険運営方針で示されている府内統一基準を踏まえ、適正な保険料率を設定するなど、安定した事業運営に努めているところでございます。 今後につきましても、制度のさらなる安定化と効率的な国保運営が図られるよう、引き続き国や府に対し要望していくとともに、国保財政の健全化に取り組んでまいります。 次に、介護保険料についてでございますが、第7期介護保険事業計画におきまして、平成30年度から3年間の計画期間における要介護等認定者数及び必要な介護保険サービス量を見込み、介護給付費準備基金の取り崩し等も含め、適正な保険料として算定したものでございます。 また、本市では、高齢化の進展に対応するため、介護予防の充実を図るとともに、高齢者が住みなれた地域で安心して暮らしていけるよう、地域包括ケアシステムの構築に向け取り組みを進めてまいります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 東野教育長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育長(東野光弘君) 教育委員会への御質問についてお答えいたします。 1の図書館行政について。新図書館建設でございますが、事業者との契約締結後、新図書館の設計業務を行っているところでございます。平成30年11月中旬からは、造成工事等に着手し、順次建設を進めてまいります。 図書館分館の今後につきましては、市民ニーズを踏まえ、施設の有効活用を考えてまいります。 以上でございます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 福嶋議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆16番(福嶋光広君) それでは、再質問を行います。 今の1番の図書館行政についてでありますが、新図書館建設について、今現在は設計業務を行っているところで実際に工事に着手するのは11月からだということでありますが、6月議会で工事の契約の議案が通ってから3カ月以上たちますが、新図書館建設について、市民の皆さんにどのようにこの間、説明を行い、市民の皆さんの意見をどのように聞いてきたのか、そのような中でのどんな質問や意見があったのか、お聞かせください。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 坂野市民協働部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市民協働部長(坂野徹也君) 新図書館の建設につきましては、先ほども答弁ありましたように設計業務を進めておるところでございます。この間、市民に対するということにつきましては、市のホームページであるとか、あと広報まつばら、以前にも出させていただいております。また、毎年、多くの地域で開催されている市政報告会の中でも報告する一つの事項ということで触れられておるところでございます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 福嶋議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆16番(福嶋光広君) 確かに市政報告会でも図書館建設については報告されていますけれども、内容といいまして、そんなに詳しい報告を市政報告会ではされていないわけであります。やはり、なぜこの新図書館建設が必要であったかとか、そういったことはもっと市民の皆さんに意見を聞いていくべきだというふうに前々から言うてきました。この建設について、いよいよ11月から工事が始まっていくということであれば、地元の町会だとか図書館の周りの方々に、工事を始めるに当たって説明会をされると思うんですが、どのような予定なのか、お聞かせいただけますか。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 坂野市民協働部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市民協働部長(坂野徹也君) 周辺の町会につきましては、工事に入りますというようなことを説明に入らせていただいています。それぞれの会長を通じて、町会のほうでおろされるというふうに認識しております。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 福嶋議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆16番(福嶋光広君) 町会の役員さんとか会長さんとかに説明をされているということなんですけれども、そのほかの方々について説明をして、どんな声があるのかやはりつかむべきだと思うんですが、その辺は全く行っていないわけですか。お聞かせください。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 坂野市民協働部長。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市民協働部長(坂野徹也君) 我々といたしましては、それぞれの周辺の町会さんにお話しさせていただいているというところでございます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 福嶋議員。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆16番(福嶋光広君) この建設計画から私、常々、本当に市民の声を聞いて新しい図書館のあり方を考えていくというのは、検討委員会といいますか、そこで論議をしたからもうそれでいいんやみたいな形で進められていることに対して非常に不満を持っているわけでありますけれども、その辺についてやはりもっと丁寧な説明を行って十分な意見を聞くべきだということを改めて申し上げて、次のところに行きたいと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(三重松清子君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) まず、この図書館建設においては、先ほど部長が申しました市政報告会、これ市制施行60周年からずっと続けておりますから約4年間、新図書館の建設については年間十数カ所の市政報告会の場で、なぜ新図書館が必要なのか、今後の図書館について私なりには時間を割いて説明をさせていただきました。 地元町会である田井城町会においても今年度、この図書館の説明をさせていただき、地元であったり地元町会からも応援する、協力するという、建設も含めてこの間、協力体制をいただいております。 かつ、昨年の私の選挙公約の中で、新図書館の建設というものを公約として挙げて戦わせていただきました。結果、私が当選をさせていただき、この新図書館についても私は市民との約束をスピードを持って果たしていきたいと、このように思っております。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 市政報告会で何回も説明をしてきたという御説明ですが、私も我堂公民館で行われた市政報告会に参加をさせていただきましたけれども、いろんな報告の後に、市民の方からいろんなことを質問しようという場合に、質問する前に質問は2人だけに限定しますとか、そんなことを言うて、市民の皆さんの声を十分聞いていくという、そういう市政がやはり見られていないんじゃないかということを思うわけです。その点についてよろしく。
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○議長(三重松清子君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) せっかく参加をしていただいたので周りを見たり、最後までいていただいたらわかりますとおり、質問をされる方、あるいはその場で大体1時間を目安として私が35分前後の話をした中で、20分程度の意見交換をさせてもらっています。かつ、終わってからも含めて、質問、御意見ある方に関しては、私を初め職員が残った中で聞き取りをさせていただき、かつ連絡先、お名前を聞いた中で、必ずそのお答えを持って行ったり、あるいは安全対策なんかで我々が気づかなかったところの提案をいただいたことに関しては、市政報告会において賜ったそういった意見、きちっとこれはまちづくりにも反映をさせていただいております。ですから、私だけの発表で市民の意見を聞いていないというのは、そういったところを全く見ていただいていない結果だと思います。 こういった市民からの意見、あるいは我々のその後の対応、お答えに関しては、きちっと書類が残っておりますから、もしお知りになりたければそのことはお伝えさせていただきますが、各会場において、そういった御意見というのは多いときでは数十件以上もいただいておりますので、そこはしっかり見ていただきたいなといいますか、そのことは認識をいただきたいなと思います。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 運営のやり方が、そういう初めに2人だけというのを、後で聞いていただいているというのは今説明でわかりましたけれども、そういうことは参加している人は知らへんわけでして、その辺は、ほんまに2人だけと限定されたらやっぱり意見を言いにくいと思うんです。せやから、そういう運営の仕方はやっぱり変えていただけたらというように思います。
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○議長(三重松清子君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) 傍聴者も今いますから誤解のないようにしていただきたいんですけれども、これは福嶋議員、ちゃんと聞いていていただいておりません。時間の都合上、お2人のまずは質疑、御意見、提案としていただきますが、その後、職員が残っておるので御意見は必ず全て伺いますということも司会から申し上げておるんで、そこは聞き逃しているだけの話であって、そういった体制はとっていないということを私は訂正をさせてもらいたいと思います。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) それでは、この間ずっと市政報告会をやられてきて新図書館建設についての御意見、どんな意見が出ていたのか、もう一度聞かせていただけますか。
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○議長(三重松清子君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) まずは、これまでなかったもの、バリアフリーも含め授乳室の問題であったり、一番は、特に学生さんが要望されておりました自習スペースの確保、さらには、乳幼児、赤ちゃんを連れてきた若いお父ちゃん、お母ちゃんからは、泣いたり叫び出すと周りに気を使って滞在できないということで半日、一日の滞在が、普通、どこの図書館に行ってもそういった私は親子のほのぼのとした姿を見ておりますし、先ほど申し上げました自習室のない図書館というのはありませんから、そういったものも要望されております。 この間、ボランティアかなんかで参加をしていただいている方々からの要望は、視覚障害者の方に録音テープで本を録音してそういったボランティアをしているんだけれども、そういう録音室が今の図書館ではないと。横の公民館でうるさい中でやっているので、そういったところもつくってほしいというような要望もいただきました。こういったところも応えていきたいなと思います。 かつ、これはもちろん議会からも今後の運営について御提案いただいているところを、我々、皆さんにも市民にも相談をしたいところでありますが、開館日、週1回休んでいるような図書館は、これはもうほとんどありません。週1回休んでいるのは、近隣でもうちぐらいでしょう。さらには、開館時間が週末は5時半、平日は7時、こういった7時、5時半で閉まるような図書館も、近隣あるいは全国的にもそういった図書館がないでしょう。ですから、ないないのところをあるある図書館、多くの世代、あらゆる世代が来て、一日滞在していただけるようなそういうすばらしい図書館をつくれよというのも議会からもいただいておりますし、市民からの御要望としてもいただいております。我々は、そこをしっかり応えていきたいなと思います。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 今後進めていく上で要望も出ているということでありますから、その点については真摯に受けとめて、実現していくようにお願いしたいというように思っております。 次に、新図書館の運営のやり方についてでありますが、市のほうからは具体的な提案は行われていませんが、今後、新しい図書館の運営についてどのようにお考えになっているのか、お聞かせいただけますか。
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○議長(三重松清子君) 坂野市民協働部長。
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◎市民協働部長(坂野徹也君) 新しい図書館の運営につきましてですけれども、昨日も議員のほうから御提案いただいたようなこともございます。民間の活力を活用したというようなことも視野に入れながら、より効率的、効果的な市民に喜んでいただける、そういうような運営を進めていきたいと、考えていきたいと思っております。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 今後、議会にも提案をされて進めていかれるということで、次の問題に行きたいと思います。 次は、図書館分館の今後についてでありますが、私の聞いた範囲でも、小学校の保護者の皆さんが分館をなくさないでほしいと要望をまとめて、町会の役員の方々に申し入れを行ったとか、そして、市長に直接要望書を出しに行ったというふうに聞いております。またこれまでも日本共産党は、5つの分館をなくさず、閉鎖された2つの分館についても復活をさせるべきだというふうに意見を言ってきたところであります。 昨日の池内議員の質問に対して、新図書館建設に当たって、図書館分館の閉館を前提としたものではないという御答弁をされました。その中で、新しい図書館には30万冊を収納できないので、今の図書館に入り切れない10万冊を保管するといったことについては、これまでの方針については見直すというふうな御答弁がございました。さらに、池内議員から、これまでの方針を変更したんだなという確認の質問をされたことに対して、「はい、そうです」という答弁をされました。これまでの方針を変更したということで確認させてもらっていいのか、もう一度お伺いいたします。
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○議長(三重松清子君) 坂野市民協働部長。
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◎市民協働部長(坂野徹也君) 昨日の池内議員に対する答弁、それはそのとおりでございます。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 昨日の答弁と間違いないということで確認をさせていただきたいと思います。 私、図書館等検討委員会の結論について書いたものを持ってきておりますが、市民の皆さんは、この検討委員会の結論について、余り目に触れておられないわけやし、それに対して市民の皆さんの意見を聞かれてきたというわけではないんです。結論についてですよ。結論を出すまでは市民の代表の方とかの意見を聞いてこられたと思いますが。もし、その方針が変更されたのであれば、その結論に基づいて、やはり分館の存続と、実際にこれまで閉鎖されている松原南分館と新町分館、これも当然再開すべきだと考えますが、その辺についてはいかがでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 坂野市民協働部長。
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◎市民協働部長(坂野徹也君) 今後の分館につきましては、地域のニーズがあるとか、それから施設の利用状況、そういうものを踏まえながら、地域の市民の方にとってより有効な活用方法、そういうようなことを考えていきたいというふうに考えております。 松原南、今、コミュニティセンターですけれども、それと新町、この2つにつきましては、当時、耐震上で問題があったというようなこともございまして、もう既に新たな活用方法をしておるところでございますので、この活用方法を今後も続けていきたいというふうに考えております。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 今言われましたけれども、松原南と新町分館については、耐震化等の問題があって施設の利用を変更してきたとおっしゃいましたけれども、耐震化の工事もやって、実際もう使えるような状態になっているからこそ今、施設として利用しているわけであります。せやから、耐震化を理由にして閉鎖をされましたけれども、実際上、その閉鎖の理由がなくなっているというふうに僕は思いますので、もう既に今の新しい施設利用をやっているからそれは再開するということにはならないというのはおかしいと思うんですが、その辺についてはいかがですか。
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○議長(三重松清子君) 坂野市民協働部長。
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◎市民協働部長(坂野徹也君) 今の松原南とそれから新町なんですけれども、げんき塾とか、あと地域の方々の会議であるとか、習い事みたいな、そういうようなことでかなりの方が利用していただいているというような状況もございます。分館をどうしていくかというのを考える中におきまして、この2つについては、この地域に便利に利用していただける子どもたちの勉強の場所、居場所というようなことで活用していただいているということでございますので、今後もこれを引き続きこういう形でいきたいというふうに思います。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 今言いました松原南分館も新町分館も、なくなって大変困っていると、やはり復活させてほしいという声は、なくなってからもずっと私たちは聞いているわけです。その辺についてぜひとも、もう耐震化の問題もないわけでありますし、今利用している部分につきましても、一部変更すれば復活は十分可能であるというふうに考えますので、ぜひこの2館も含めて検討をお願いしたいというふうに思っております。 次に、読書環境の問題について質問をしていきたいというふうに思うんですが、読書環境を充実させるということは、子育て世代にも高齢者にも、松原市に住み続けていただくために大変重要なことやというふうに思っております。地域の図書館分館の充実はもとより、子どもたちに読書の魅力や楽しみを日ごろから実感してもらうことが大事やというふうに思うんです。そういう点では、この5つの分館の存続と2つの閉鎖された分館の再開、また、分館のない地域にもやはり図書館を新たに検討していくということが重要ではないかというふうに思っておりまして、松原市の新町図書館はありますけれども、南西部には図書館がないんです。そういう点では、今、はーとビューの中に図書室がありますので、これを地域の図書館として位置づけて拡充していくべきだと考えるんですが、その点についてはいかがでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 坂野市民協働部長。
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◎市民協働部長(坂野徹也君) 市民の方の図書環境というところについてなんですけれども、今、分館をこれからどういうふうにしていくかというようなことについては、いろんなニーズであるとか、利用状況とか、そういうふうなことを踏まえながら考えていきたいと思うんですけれども、そこには必ず図書の機能、それはもう必ず残すというようなことを考えておりますので、今の松原南につきましても図書コーナー、そういうふうなものも残しております。そういう図書環境につきましては残しながら、より有効な活用方法を考えていきたいというふうに考えております。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 6月の議会でも、私の質問に対して図書機能を残すというふうな答弁もしていただいておりますが、私の認識と部長の認識が違うところがいろいろありまして、その辺では、図書館機能を残すということであれば、人的配置も、それから新刊の図書も、新聞や雑誌などもきちんと充実をされていかないことには図書館機能が残っているというふうには言えませんので、そういう点でのこともぜひよろしくお願いしたいと思います。 それから、学校の司書さんについて、一つお伺いしたいと思うんです。 今後、読書環境を充実していくためには、子どもたちの読書環境をよくしていくという意味で、学校の図書室の充実が求められていくというふうに思うんですが、今年度から学校司書を1人採用して配置されているということなんですが、どのように配置、活用されているのか、聞かせていただけますか。
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○議長(三重松清子君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 今、議員おっしゃられましたように今年度より、昨年度まで松原市の市民図書館にお勤めであったベテランの司書の方が退職されて、再任用で学校に対して1名配置されておられます。具体的には、当初、1学期でございましたが、15小学校に順番にそれぞれの学校に三、四回程度、各校の状況を把握していただきました。2学期からは、1校当たり3週間連続で配置しておりまして、結果的には今年度末まで9校、3週間ずつ回っていただくということになっております。 以上です。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 3週間連続で一つの学校を担当すると。今年度中に9校回るということでありますが、この3週間の間にその司書さんはどういう仕事をされるのか、ちょっと教えていただけますか。
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○議長(三重松清子君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 具体的には、まずは何をもっても図書の整理あるいは修理といった図書の整備の事業をしてくれます。次に、新たな購入予定の図書のリストを作成していただいています。何よりこの司書さんは読み聞かせが大変得意でして、実は私たち教育委員会も、一度職員にも読み聞かせをしていただいたんですけれども、非常に効果のある読み聞かせのできる方で、各校において日々、子どもへの読み聞かせをしていただいております。 あるいは、これは従来から配置させてもらっています週1回の図書館ボランティア、これは全校に配置しています。そのボランティアさんの効果的な活用について相談に乗っていただいていると。以上のような業務に携わってもらっています。 以上です。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 大変子どもたちにとっては大切なことばかりだというように思います。私も羽曳野の小学校の教師をやっていまして、退職してもう16年になりますので、その前から羽曳野市では全ての小・中学校に司書さんがおられて、今言われたような仕事をそれぞれの学校で年間を通してやってこられたわけです。そういう意味では、小・中学校の図書室に司書さんがいることは大切やと、大切な役割を果たしているというふうにお考えやからこういう配置の仕方をされているんだと思いますが、一日も早く、やはり全ての小・中学校の図書室に司書さんを配置すべきだと思うんですが、その点についてはどうお考えでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 今年度、このようにありがたいことに1名、ベテランの司書の方を配置していただきました。配置した折の各校の先生方のお声、あるいは何より子どもの声、子どものニーズ、こういったところを十分に検証しながら、来年度以降の配置についても研究してまいりたいと思っております。 以上です。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) ぜひ一日も早く、全ての小・中学校の図書室に司書さんを配置できるように、よろしくお願いしたいと思います。 次の問題に移りたいと思います。 市民負担の軽減についてでありますが、まず初めに、水道料金についてお伺いしたいと思います。 水道事業会計の経営状況について教えていただけますでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 中野上下水道部長。
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◎上下水道部長(中野浩司君) 水道事業会計の経営状況についてということでございます。近年ずっと言われていますように、少子高齢化による人口の減少、また節水機器の普及、節水意識の浸透によって、料金収入の対象となる水量であります有収水量は年々減少しておる状況であります。そのような中でも、給水収益も同様に減少しております。そのような状況の中でも、人件費を含めた経費の節減や効率的な事業運営により歳出の抑制を図ったことで、経営状況としましては良好に推移していると、そのように考えておるところです。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 経営状況は、良好に推移をしているということでありますが、昨年度の決算を見ますと、当年度の純利益が4億316万円余り、未処分利益剰余金というのが19億2,352万円余り計上されています。これについて繰り越されている剰余金が、実際に市民の水道料金を引き下げるために使えるものなのかどうか、その辺についてお聞かせ願えますか。
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○議長(三重松清子君) 中野上下水道部長。
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◎上下水道部長(中野浩司君) 29年度の決算数値によります当年度の純利益と未処分利益の剰余金についてでございますけれども、これ、平成26年度より地方公営企業法の会計基準が見直されたことが大きく影響しているものと考えております。新たに、営業外収益に現金収入を伴わない勘定科目として、長期前受金戻入ということが新設されたことが影響しているものと考えております。 平成29年度決算におきまして、この収益は、おっしゃいましたように約3億1,900万円余りありますので、当年度純利益4億300万円の大部分を占めておるような状況でございます。また、未処分利益剰余金につきましても、長期前受金戻入の累積額を含めた利益が積み上がったものとなっておりまして、約19億2,400万円のうち約12億7,300万円が長期前受金の戻入の累積額となっていることが、見かけ上の景気が実際の利益と乖離している要因であると考えております。 なお、長期前受金戻入というのは、工事負担金や補助金などで自己資金以外の外部からの資金で取得した配水管等の資産を減価償却期間に合わせて、毎年収益化したものでございます。 以上でございます。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 確かに19億円余りも残っていないけれども、今お聞きしたら6億幾らかはまだ残っているというふうに思うんですが、この未処分利益剰余金の実際に現金を伴うといいますか、そういう分についての今後の使い方についてお考えがあればお聞かせ願えますか。
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○議長(三重松清子君) 中野上下水道部長。
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◎上下水道部長(中野浩司君) 先ほど、経営状況も順調に推移していますと、未処分の現金伴う分も6億5,000万円ほどありますということなんですけれども、やはり、今後いつ発生するかわからない大地震に対して、被害を最小限に抑え、早期復旧を可能にするには継続して強いライフラインの構築、これが必須であると考えております。それで安全で安心できるような水道水の安定供給のためには、財源がやっぱり必要ではないかと考えております。 以上でございます。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 確かに、大震災に備えて、ライフラインを確保していくということで上水道の施設の更新とか、災害に備えたいろんな改修などの計画はあるというふうに思うんですが、市民にすれば、こういった施設の更新とかそういうものは多分計画的にされていると思うんです。だから、今まで一切やってなくて、あったときに置いておくんやというもんじゃないと思いますので、毎年毎年の決算の中にもこういった施設の更新なども行ってこられていると思うんです。それで、なおかつ6億余りの剰余金が残っているというわけでありますから、市民にしましたら、ぜひともこの一部でもいいから水道料金値下げに未処分利益剰余金を使うことはできないのかどうかと、その辺について申しわけないんですが、再度お聞かせ願えますか。
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○議長(三重松清子君) 中野上下水道部長。
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◎上下水道部長(中野浩司君) まず、基幹管路の耐震化、これは随時やっているところです。309号線が完了させてもらっています。あと中央環状線、堺港大堀線、その分も今継続してやるところです。今後においても、まだまだその分には資金が必要となってきます。やっぱり安心・安全な水を供給できるには、それだけのお金が必要やということを考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) ぜひ、これまでも水道管の更新や耐震化のことも計画的に行っていると思いますので、そのことをせんでいいとは言いませんが、それとあわせて、ぜひとも値下げについても検討していただくことをお願いして、次の国民健康保険の制度に移りたいと思います。 国民健康保険制度についてですけれども、これまで松原市は保険料が高いというふうに言われておりました。大阪府一本の国保になったら、それに合わすから保険料が下がってくるんじゃないかというふうな期待を多くの市民の皆さん持っておられたわけであります。ところが、結果を見てみますと僕もびっくりしたんですが、大阪府下で松原市の国保料のいろんなケースが書いてあるんですが、これを見ますと、府下43の市町村の中で、いずれの保険料の高さの順位でいうても1位とか2位とか3位とか、そういう非常に高い保険料水準になっているんです。これは答弁にもありましたように、大阪府の基準に基づいてそのままやっておられるからこういう結果になっているわけであります。ほかの市町村は何でそれよりも低いんかというと、6年間の激減緩和措置、これを活用して、市民の負担を少しでも低くするためにいろんな制度を使ってはるわけです。 松原市の場合は、これを大阪府の基準そのままでもっていっているもんですから、こんな府全体でいうたら1位とか2位とか3位とか高い水準になっているわけです。その上、市民の皆さんからいろいろ聞いておりますのは、松原市独自の減免制度、これが去年までは実施されていたのに、これらの減免が廃止をされて多くの市民の方が負担増になっている。確かに、これまでの保険料と比べたら正規の保険料は若干減ったり、同じぐらいやったりとかそういうところがあるんですけれども、水準でいうと、松原市の水準が大阪府下でも1番から3番までという、そういったところの保険料になっているわけであります。 そういう点では、負担増になっている部分を何とか軽減する方法を考える必要があると思うんですが、市として、具体的にどんなことを考えているのか、教えていただけますか。
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○議長(三重松清子君) 大本健康部長。
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◎健康部長(大本賢二君) まず、国民健康保険制度につきましては、社会保障制度の中で社会保険方式、これで賄われております。必要な保険料と必要な公費、そういったものであわせもって保険給付を賄うという、こういった制度でございます。これ介護保険とか年金も同じでございます。 そういった制度のもとで運営している中で、今、福嶋議員がおっしゃいました、負担が松原市は1位、2位、3位、それはどの部分をおっしゃっているのかというのはちょっとわからないんですけれども、モデルケース、40歳代夫婦と子ども2人、これがよく比較されるケースなんですけれども、それの所得が200万円。そういったケースであれば、松原市は1位でも2位でもございません。もう少し順位は低くなっております。 それと、29年度と比較しまして、保険料はそのモデルケースでは2万2千円、平均にしても保険料は下がっております。一部やはり所得のないところというのは均等割、平等割、国保の負担割合の変更によりまして上がっているところはございます。 それと、減免につきましては、やはり災害等によりまして一時的に生活が困窮する場合、これに対して減免するというのがもともとの減免の原則であります。ですので、今まで恒常的な部分で減免をしていたときがありましたけれども、それを今回の統一基準に従って見直しております。その中で、減免が減ったから負担がふえたというところをおっしゃっておりますけれども、やはり本当に失業でこれから収入のない方にとっては、昨年に比べても大幅な減免の増になっております。この減免額については、基準に沿っておりますので大阪府の交付金で交付されるので、市の独自の財源ではございません。 松原市のほうは、御承知のとおり、赤字が29年度末で23億円の見込みになっております。そういったこともあわせまして、今現状では、負担軽減は一定政令軽減等の拡大、こういったものも含まれておりますので、29年度から比べれば負担の軽減はされていると考えておりますので、大阪府の統一基準に沿った形で運営をしていきたいと考えております。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 減免制度については、これまでしてきたことを引き続きすることが難しくなったと、それは松原市の国保財政が多額の赤字を抱えていると、そういった状況からいろんな判断をされたというふうに思うんですが、しかし、今回、台風21号によって瓦が飛んだりとか、木が倒れたり壁が落ちたりして、ぎりぎりの生活をされている市民の方がとっぴもないお金を急に出さんとあかんようになって、そして、自然災害による国民健康保険料の減免について活用というか、それを適用してもらえないかと聞いたときに、なかなか適用してもらえないというふうに聞いておるんですが、その点について、市民が実際、生活の中で急な出費で困っているときに、やはり国民健康保険料の減免を考えるべきだと思うんですが、その辺についてはいかがでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 大本健康部長。
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◎健康部長(大本賢二君) 国民健康保険制度の中で、災害等についての減免制度がございます。半壊以上、半壊、大規模半壊、全壊というところでございますが、これは保険料と一部負担金につきましても減免制度がございます。今、福嶋議員がおっしゃっているのは恐らく一部損壊等のことかと思うんですけれども、やはりこの減免制度、先ほども申しましたように、減免をしないことによりまして生活が一時的にすごく困窮する、そういったところの条件といいますか原則がございますので、大阪府の統一方針でもそういった形で、これ全市町さんあわせて決めております。 松原市の災害の減免につきましては、ここは以前から、今回30年度になって変更したわけではございません。これは29年度から一部負担金につきましても、保険料につきましても同じ減免基準で運用しているところでございます。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 確かに自然災害による減免というのは変わってへんと思うんです。しかし、これまでの独自の減免がなくなって、今回、何十年ぶりかの大変な台風21号の被害をたくさんの市民が受けてはるわけですから、その辺に対して、やはりこれまでの自然災害による減免には適用されへんけれども、ぜひ検討すべきだと思うんですが、再度お聞きしますが、何とかなりませんでしょうか。
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○議長(三重松清子君) 大本健康部長。
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◎健康部長(大本賢二君) 減免の基準は、今現状の基準で行っていこうと考えております。どうしてもお支払いが困難になる、そういった方につきましては、窓口に来ていただきまして、その辺は納付相談等は十分相談させていただくようには、これは従前からもきめ細やかな対応というところでさせていただいております。そういった中で話をさせていただきたい、そういうふうに考えております。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) ぜひ、そういった困った市民の方には、温かい気持ちで対応していただくようにお願いしたいと思います。 時間がありませんので、介護保険のほうに移りたいと思います。 介護保険事業につきましては、去年、おととし、その前と3年間続けて、毎年1億円以上の黒字やったわけでありますから、当然これは介護保険の繰越基金として残っていると思うんですが、この繰越基金についてどれぐらい残っているのか、お聞かせ願えますか。
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○議長(三重松清子君) 大本健康部長。
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◎健康部長(大本賢二君) 平成29年度末で申しまして約6億6,700万円でございます。今回、介護保険の補正予算を上げさせていただいております。ここで29年度の剰余金のほうを積み立てさせていただいて、それを合わせますと8億1,100万円程度になるということでございます。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) これも、確かに保険料を上げないために、この基金を活用されたということで出ておりまして、この3年間の繰り越しの分のうち、3億9千万円が第7期の保険料を上げないためのほうに使われたというふうに聞いておりますが、それでもまだかなり残っているわけであります。その辺について、市民の皆さんにしたら、当然このお金については市民の皆さんに還元をしてもらいたいというふうに思っておられると思うんですが、その辺について、例えば介護保険料の減免の制度であるとか、介護サービス利用料などの軽減にそういうお金を活用できないのかどうか、その辺についてお聞かせ願えますか。
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○議長(三重松清子君) 大本健康部長。
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◎健康部長(大本賢二君) 今回3億9千万円は、保険料の引き下げで充当させていただいております。残りが、当時、保険料決定のときには決算見込みのほうから約半分を使って3億9千万円という形を想定していたんですが、決算で少し利益がふえましたので8億1千万円ということになっておりますが、それの残りの分につきましては、やはりこれからよく言われている2025年には65歳、75歳の人口がピークになるということもございます。そういったところで、今回積立金を全て使うことによりまして、第8期以降の保険料に直接かかってくるということもございます。こういった制度を持続的に運営していくためには、積立金を一部残しておくというところも必要なのかなということも考えております。 積立金を減免にということですけれども、減免自体も、今現在、保険料につきましては第1段階、一番所得の低い方につきましては、55%軽減ということで軽減率もふえております。それと、法定減免とあわせて減免制度も今現在ございます。そういったのはそこに活用するのではなくて、将来的に介護保険制度を継続していくために使っていきたい、そういうふうに考えております。
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○議長(三重松清子君) 福嶋議員。
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◆16番(福嶋光広君) 繰り越し基金の活用方法についてですけれども、松原市は6億余りあったうちの3億9千万円を保険料を引き下げるために活用していますけれども、ほかのところは4億円しかなかったらその4億円を全て保険料引き下げのために使って、引き上げないための努力として、羽曳野市なんかは標準額で3円だけ値下げをすると、そういうふうなことも市民の本当に今困っている状況から、引き上げないで多少でも引き下げようというそういう努力をされているわけであります。 それは将来的なことを見込んでいないとか、今おっしゃったように、これから高齢者がふえて介護サービスが要るというふうなことも考えられるんですけれども、そういった市民に対して精いっぱい努力をしているという姿を見せていくというのも行政の姿勢ではないかというふうに思いますので、今後ぜひ検討していただけたらというふうに思っております。介護保険料はこの4月から決まっていますので、今から下げろということにはなりませんけれども、そういったこともぜひ検討していただきたいというふうに思っております。 最後になりますが、私、この間、水道料金や国民健康保険料それから介護保険料と、こういった市民負担の軽減について質問をさせてもうたわけでありますけれども、これについてのお考えをお聞きしましたけれども、いずれも行政のあり方として効率的な財政運営といいますか、将来のお金の心配のないようにとか、いろいろこれから起こるであろうことに備えて、お金を残していかなあかんという、そういうふうな効率的な財政運営を優先させる形でとってこられたような姿勢ではないかというふうに思うんです。 私は、やはりもっと市民の暮らしに目を向けた社会福祉といいますか、福祉の心を持った行政をしていくべきだというふうに思うわけであります。そういう点では、今後とも松原市のこういった市民負担の分を少しでも減らしていこうという姿勢、それをもって行政に当たっていただくことを最後にお願いして、私の質問を終わりたいと思います。
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○議長(三重松清子君) 次に、松井議員の発言を許します。 松井議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 一般質問(個人) まつばら未来 9番 松井育人議員発言要旨具体的内容備考欄1.学校における働き方改革について(1) 現状について
(2) 今後について 2.災害対策について(1) 避難所における対応の現状について
(2) 今後について
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◆9番(松井育人君) (登壇) 9番、まつばら未来の松井育人でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、順次質問をさせていただきます。市長を初め、理事者の皆様方の誠意ある御答弁、よろしくお願いいたします。 まず初めに、学校における働き方改革についてお尋ねいたします。 私は、昨年の議会で、学校現場の先生方の多忙化の解消について取り上げさせていただきました。国においては、過労死の問題等を踏まえ、働き方改革を推進しており、教育分野においても、国の教員の勤務実態調査において、この10年間で勤務状況が大変厳しくなっていることが明らかになっています。 また、先日の報道で、虐待の疑いがあると、警察から児童相談所に通告のあった子どもが、上半期として過去最多とありました。子どもの面前でのDVが最も多く、命の危険があるとして保護された子どもも2千人を超える高水準です。報道では、虐待がふえたというより、国民の意識が高まり情報提供がふえたためではないかということでしたが、虐待のケースがそれだけあったということは事実であり、ケアが必要な子どもがそれだけいたということです。虐待だけでなく、子どもが直面する課題は複雑化、多様化しており、子どもの安心・安全の確保は社会的に関心が高くなっていると感じています。 松原市の学校現場の先生方も、さまざまな子どもたちが抱える課題にとことん寄り添って対応いただいていますが、多忙化を解消し、先生方が元気で生き生きと子どもに接していく環境づくりがますます重要となっていると考えます。そのような環境づくりのために、教育委員会として働き方改革に取り組んでおられるところですが、現状どこまで進んでいるのかについてお聞かせください。 また、今後、働き方改革としてどのようなお考えがあるのか、あわせてお聞かせください。 次に、災害対策についてお尋ねいたします。 日本全国で大きな自然災害が発生する中、本市においても9月の台風21号により、多くの方が被災されました。人命にかかわる被害がなかったことは幸いでありますが、頻繁に発生する台風に対して、自宅で不安な時間を過ごされた方も多いのではないでしょうか。そこで、今回の台風に対しては、市内22の全小・中学校を含む24カ所で自主避難のための避難所を開設したと聞いていますが、どのように避難所運営に当たったのか、お聞かせください。 また、避難所運営に当たって、今後どのようにしていかれるのか、あわせてお聞かせください。 以上で、壇上での質問は終わりますが、再質問の権利を留保いたします。
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○議長(三重松清子君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの松井議員の質問にお答え申し上げます。 1点目の学校における働き方改革についての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。 次に、2点目、災害対策についての質問でございます。 避難所における対応の現状についてでございますが、台風が接近することに伴い、明るいうちから、また雨風が強くなる前に安全に避難できるよう開設の判断を行い、自宅での待機に不安を持つ市民の方々に対し、市内小・中学校22校に加え、阪南大学南キャンパス、四つ葉幼稚園に避難所を開設いたしました。 避難所の開設の周知を図るため、防災行政無線、安心・安全メールでの情報発信を行い、市及び消防署に加えて町会、防犯協議会、消防団の協力を得て、広報活動を行いました。 また、高齢の避難者が多く来られたことから、避難者の不安に寄り添い安全に配慮した避難所の運営を行ったものでございます。引き続き市民が安全に避難できるよう、避難所の開設とその運営に努めてまいります。
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○議長(三重松清子君) 東野教育長。
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◎教育長(東野光弘君) 教育委員会への御質問についてお答えをいたします。 1の学校における働き方改革についてでございますが、平成29年度より導入しました校務支援システム及び全教職員に配付しましたノートパソコンの効果的な活用により、業務の効率化を進めております。 また、平成30年度より、市単費のスクールソーシャルワーカーを増員するとともに、新たに個別支援の必要な子どもを指導する学校教育活動支援員を配置いたしました。福祉の専門家等との連携により、教員が子どもたちに向き合う時間が確保され、課題解決に適切に対応できていると聞いております。 さらに、平成30年度は、夏季休業中に学校閉庁日を設け、教職員のめり張りのある働き方の実現と多忙化の解消を図ったところでございます。国・府におけるさまざまな学校の働き方改革の施策を活用し、今後とも教員が心の余裕を持って適切に子どもたちへの指導に当たれるよう、学校における働き方改革を一層推進してまいります。 以上でございます。
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○議長(三重松清子君) 松井議員。
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◆9番(松井育人君) 御答弁ありがとうございました。それでは、順次再質問のほうをさせていただきたいと思います。 学校における働き方改革についての関係でありますけれども、先生一人一人にパソコンを配付していただいて、校務支援システムというのを本格的に稼働していただいたのが平成29年だったというふうに思います。ことしは2年目ということになるわけですけれども、改めて、導入が勤務時間の短縮にどう効果があったのかというとこら辺をお聞かせいただきたいのと、また、あわせて学校閉庁日ということで設けられたというふうに聞きましたけれども、一斉退勤日というのも取り組まれていたように記憶をしているんですけれども、その取り組みが学校の先生方の働き方にどう影響があったのか、この辺をお聞かせください。
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○議長(三重松清子君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) ただいま御質問がございました校務支援システムでございますが、今年度導入2年目ということでございます。教職員、この操作にも十分になれておりまして、具体的に申しますと、日々の成績の処理、あるいは公簿の作成、そして、子どもの出席状況の追跡など、さまざまな日常業務の効率化が進んでおり、ある意味、働き方改革に大きく貢献していると聞いております。 あわせまして、一斉退勤日についてですが、これは平成28年度より実施しております。加えまして、今年度からは夏休みのお盆の期間、学校閉庁日を設けました。とりわけ、校長、教頭、管理職を初めとしまして、まとまった休みをとれることができまして大変リフレッシュすることができたということで、何より2学期以降の子どもたちへの業務が非常にスムーズに行えたということを聞いております。一斉退勤日についても毎週定着しておりまして、余裕を持った働き方が推進できているということで聞いております。 以上です。
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○議長(三重松清子君) 松井議員。
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◆9番(松井育人君) 校務支援システムの関係は、それなりに効果があったということも今わかりましたし、学校現場でいろいろ聞いておりますと、先ほどありましたように、休みがちな子どもがすぐわかると。その対応を含めて、すぐ取り組めるんだということも聞いております。あわせて、この間、スクールソーシャルワーカーを含めて増員をいただく中で取り組みを進めていただきまして、学校教育活動支援員でしたか、子どもへの個別の支援を行う教員の増員も行われたということを聞きましたけれども、まず、スクールソーシャルワーカーの増員による子どもたちへの支援の効果、この辺、まずお願いしたいと思います。
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○議長(三重松清子君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) スクールソーシャルワーカーの活用についての効果でございますが、今年度、市費で1人増員していただきました。府費のスクールソーシャルワーカーもあわせまして3名、今配置していただいております。まさに、さまざまな課題のある子どもたちの状況です。適格な支援方法がスクールソーシャルワーカーから示されます。不登校の傾向にある子どもたち、登校状況が改善しておりますし、あるいは虐待の疑いのある御家庭、この家庭を関係機関につなげていただいたり、あるいは教室になかなか定着しにくかった子どもたち、周囲のかかわり方等の改善策が示されまして、とにかく学級で落ちついて子どもたちが学習できるようになる、ひいては先生方には余裕を持った業務の遂行ができるという効果があると聞いております。 以上です。
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○議長(三重松清子君) 松井議員。
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◆9番(松井育人君) 子どもたちの支援というとこら辺ではわかりましたけれども、先生方の働き方改革という点でいうと、どういう効果がありましたか。
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○議長(三重松清子君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) スクールソーシャルワーカーの業務の一つの一番大きなポイントでございますが、課題のある児童・生徒について、先生方、そしてスクールソーシャルワーカー、場合によってはスクールカウンセラー、関係者が集うケース会議で、まさにスクールソーシャルワーカーが福祉的な視点で子どもたち、あるいは保護者への支援のデータを示していただいています。教職員自身が、どのように子ども、そして保護者にかかわっていけばいいのかという方向性を明確にしていただきます。 不登校あるいは虐待、そして貧困対策、さまざまな課題に対してこうしてチームで向かい合えることにつきましては、これまで担任の先生が一人で悩んで時間ばっかりたってしまうと、夜遅くなっている、そういった現状を解消することになっております。チームで課題に対応する、このある意味リーダーとしてスクールソーシャルワーカーが担っていただいているということでございます。 以上です。
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○議長(三重松清子君) 松井議員。
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◆9番(松井育人君) チームでということなので、とかく子どもに問題があったら、個々の教師の責任だというようなことを言われがちですけれども、やっぱりそうではなくて、これからは学校というチームで取り組んでいこうということなんだなというふうには理解をしております。 先ほどの答弁の中で、学校教育活動支援員という配置をしていただいたということなんですけれども、この支援員についてはどういう役割を担っているのかということと、その支援員さんを配置することによってどのような効果があったのかという、働き方改革というこの点についてもあわせてお願いします。
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○議長(三重松清子君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 学校教育活動支援員でございますが、この支援員の役割につきましては通常の学級に在籍しております中で、個別の支援が必要な児童につきまして、別室でその子どもの課題に応じた指導を行うための支援でございます。これまでは、学級担任が授業が終わってから放課後にもう一度、個別にこのような児童の対応をしておりましたけれども、現在では、授業中に並行してこの支援員が別室で指導することによりまして、子どもにとっても、教員にとっても、放課後の余裕ができております。子どもにとって何よりきめ細かな指導をするために、学校教育活動支援員は大変有効であると認識しております。 以上です。
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○議長(三重松清子君) 松井議員。
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◆9番(松井育人君) 学校教育活動支援員というのは、通級の先生と同じということで理解したらいいですか。
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○議長(三重松清子君) 横田学校教育部長。
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◎学校教育部長(横田雅昭君) 今申しましたように、実は7中学校区ございます中で、5中学校区には通級指導教室の教員が配置されております。これは府からです。ですが、2中学校区につきましては、要望はしておるんですが、まだ未配置でございますので、その2つの中学校区に配置をしております。つまり、通級学級にかわる働きをしていただいておるということでございます。
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○議長(三重松清子君) 松井議員。
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◆9番(松井育人君) 全部の中学校区で対応ができるということなので、それはいいことだというふうに思います。通級についてはいろいろ、募集をすれば結構な数で申し込みがあるということも聞いておりますし、子ども自身が、この通級に通うことによってちょっと気持ちが落ちついたりとかということもよく聞きますから、やっぱり子どものニーズ、保護者のニーズも含めて対応できているんだなというふうに思っているところなんですけれども、いろいろスクールソーシャルワーカーであるとか、学校教育活動支援員の配置を含めて働き方改革の一環ということで取り組んでいただいていると思うんですけれども、今後はどのように進めていくのか、予定とかを含めてお聞きしたいと思います。
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○議長(三重松清子君) 高橋教育監。
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◎教育監(高橋信雄君) 先月末に文部科学省のほうが、平成28年度の教員勤務実態調査、この結果について確定値及び分析について公表をいたしました。 長時間勤務の傾向の強い教員については、小学校では、主に授業準備、成績処理など、また中学校では、主に部活動、授業準備などが要因となっておりまして、10年前と比較しても勤務時間が長くなっているという結果が示されているところでございます。こういったことも踏まえまして、国はさまざまな学校の働き方改革の施策に資する事業等を進めているところでございますが、教育委員会としても、今後、部活動指導員、こういったものを配置する国の事業などを活用していくことについて検討を進めてまいりたいと、そう考えているところでございます。 以上です。
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○議長(三重松清子君) 松井議員。
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◆9番(松井育人君) 国のほうでもそういう方向が示されて、部活動指導員の配置を含めて検討いただけるということなんで、ぜひともこちらについては積極的に進めていただきたいというふうに思いますし、進めていくことで、学校の先生方の負担が少しでも減って、子どもたちとかかわる時間がふえる、これが望ましいことだというふうに思いますし、ぜひとも取り組んでいただきたいと思います。 この間ずっとこだわって、学校における働き方改革のとこら辺は質問をさせていただいているんですけれども、何でこだわって質問するかというと、やっぱり子どもたちのためですよね。学校に限らず、いろんな今の社会を見ておりますと、職場もそうですし、仲間同士もそうですし、家、家庭を含めてそうだと思うんですけれども、いろんな話をしようと思っていても、何か言いたいことがあっても相手が怖い顔していたら相談しようと思わないですよね。そういうことを含めて先生方にも余裕を持っていただいて、子どもが先生に何でも話ができる、そういう関係が必要かなというふうに思いますし、先生が怖い顔していたらやっぱり子どもは声かけにくいというのが正直なところだというふうに思います。 特に、冒頭、演壇でしゃべらせていただいた中に、虐待の問題とかも含めてお話しさせていただきましたけれども、学校で虐待を見つけるというケースもあると思います。朝から夕方まで子どもと先生が接しているわけですから、そこで発見していくということも大事なことになってきますし、そういうことを含めて、やっぱり子どもの課題と先生方の働き方は常につながっているんだなというふうに私自身思っておりますし、そうだからこそその辺はこだわって、いろいろ質問なり訴えもさせていただきたいなというふうに思っています。 実際のところ、子どもの数はどんどん、きょうの質問の中でも出ていましたように、小学校も中学校も減ってきているという状況の中、やっぱり昔に比べると子どもが減っているのに課題がどんどんふえてきているという状況がございます。これは、この間いろいろ質問もさせていただいていますように、発達障害の問題を含めて、子どもそれぞれに課題があらわれているということもあるでしょうけれども、一人一人の子どもに寄り添って取り組んでいくというのが松原市の教育のよさだというふうに思いますし、これからもそこは大切にしていかなあかん部分だというふうに思っています。 スクールソーシャルワーカーの件についてもそうです。本当にスクールソーシャルワーカーを増員していただいて、現場からは助かっているという声も聞いておりますし、ふやしていただいたらふやしていただいた分、ニーズも多いですから、言い方悪いですけれども、取り合いみたいになっている部分があると思うんです。 そういうことを含めて、これも今後の課題だというふうに思いますけれども、いろんな側面から子どもを支援していくというのが大事だというふうに思いますので、学校教育活動支援員、スクールソーシャルワーカーも配置していただいて、スクールカウンセラーも配置していただいてということで、学校は学校でいろんな福祉的な視点も取り入れた体制で子どもを守っていく。地域は地域で、いろいろ各種団体も人生の先輩方の元気もんの方もたくさんいてますから、そういう皆さんとともに子どもを地域で守っていくということがやっぱり大事なんだろうなというふうに思っています。 そういう意味でいうと、教育は人なのかなというふうに思います。人といえば、人件費を含めていろいろ負担がかかってくるところではありますけれども、子どもたちのために必要であればまたその辺については支援といいますか、前向きに子どもたちのためにということでいろいろ検討もしていただきたいなというふうに思います。 続いて、災害の関係ですけれども、災害の関係もいろいろ準備をしていたんですけれども、きのうもきょうもたくさんの議員の方々、質問をしているので、かぶらんようにと考えると余りもう質問がなくなってしまうんですけれども。 一応、年齢層とかも聞こうと思っておったんですけれども、高齢の方が多いとかということもありましたし、高齢の方が多いとかということを含めて、一般的に災害のときに災害弱者だと言われる方がたくさん避難していたんだということだと思うんです。避難所で過ごすに当たって、いろんな障害が発生するとかいうことを含めて、実際に避難所で対応に当たってたんは職員さんだというふうに思うんですけれども、その辺、災害弱者と言われるような方にどう対応されたのかとか、どういうところを配慮したんだとかというような何かエピソードがありましたら、簡単で結構ですんでお願いします。
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○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) エピソードというようなものになるかどうかわからないんですけれども、避難所では毛布、アルミ敷きマットを貸し出しまして、できるだけ快適に過ごしていただけるようにという配慮をさせていただきました。また、避難者に対して、高齢者の方には定期的に体調に異常はないか声をかける、また、先ほども申し上げましたけれども、トイレの移動の際には付き添う等の対応をさせていただいたというような報告を受けております。
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○議長(三重松清子君) 松井議員。
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◆9番(松井育人君) その対応については、やっぱり職員さんの力に頼るというのが非常に大きいところだというふうに思います。夜間も通じての対応ということになると思いますし、いろいろそういうことを含めて職員さんには臨機応変に対応いただいて、本当、職員さんによくしてもらったというような話も聞いております。やっぱり常に弱者の視点というか、困った方の視点に立って動くということが必要になってくるというふうに思うんですけれども、その辺について、今後どう取り組んでいくのかということがございましたら、お願いしたいと思います。
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○議長(三重松清子君) 松岡市長公室長。
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◎市長公室長(松岡達也君) 避難所には高齢者の方、障害者の方が来られることを想定いたしまして、障害者用のトイレ、また段ボールベットの備蓄、そういったものを計画的に進めております。さらに、大規模な災害が発生した場合、避難が小・中学校では、滞在困難な方のために平成29年2月に高齢者福祉施設、障害者の福祉施設と、災害発生時における福祉避難所の指定及び設置運営に関する協定を締結しております。引き続き職員の訓練等を通じて、避難所のスムーズな運営が行えるよう努めてまいりたいと考えております。
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○議長(三重松清子君) 松井議員。
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◆9番(松井育人君) 弱者視点での取り組み、運営というのは本当に必要だというふうに思いますし、今おっしゃっていただいたように、今後も引き続き、しっかりその視点を持って取り組んでいただきたいというふうに思います。 直接避難所にかかわることではないですけれども、さきの台風で、私、地元に市営住宅がありますけれども、停電の関係でポンプで水が上へ上がらないということで断水してしまって水がないという話になったときに、いち早く職員さんが対応していただいて水を持ってきていただいたりとかということもしていますし、さすがに松原市の職員だなというふうに、ここは褒めたいというふうに思います。やっぱり職員さんが褒められると、我々も気持ちがいいですし、そういうことを含めてしっかり取り組んでいただきたいなというふうに思うんですけれども、我々自身もやっぱり職員さんだけに頼っていたらあかんなというのは本当、痛感しております。 それは何かといいますと、これ地域的な事情もあると思うんですけれども、私の住んでいる地元は、去年、おととしぐらいにアンケート調査をとりましたら高齢化率が50%ぐらいなんです。御存じのとおり、市営住宅を見てみても高齢の人ばっかりで、この人ら本当に避難できるんかなというような方がたくさんおられます。地元の町会の中にも障害者のグループホームというのが何カ所かあります。そういうことを考えてみると、避難するときに災害弱者と言われる方が集中しているんです。どう対応するかというと、施設の人に対応してもらうというのもありですけれども、やっぱり同じ地域の住民として、住民同士が手助けをして避難するということが必要になってくるというふうに思います。 何が言いたいかというと、やっぱりふだんからの地域のコミュニティーづくり、これが必要ではないかなというふうに思っていますし、松原市はそういう地域のコミュニティーをしっかり再生していこうということで取り組んでいただいていますので、その辺を含めて、我々自身が地域でのつながりというのを大切にしながら取り組んでいきたいというふうに思いますし、それはさきの質問で子どものことを言いましたけれども、子どもも地域の一員ですから、そういうことを含めて子どもや、高齢の方や、障害を持つ方、全ての方が力を合わせて地域ですので、いろんな課題を解決していくというのが大事だというふうに思いますし、私自身もそういう取り組みについてしっかり取り組んでまいりたいというふうに思います。 あと、いろいろ外国籍の方がふえているので外国語の対応とかどないなっていますかということを聞こうと思っていたんですけれども、それも事前に、こんなんありますということで全部渡されまして、質問することもなくなりました。 用意していた分は、きょうも森田議員とか紀田議員も皆さん質問をされたので、後になればなるほど質問することがなくなってきて困ってしまうんであれなんですけれども、ちょっと早いんですけれども、一応質問することがなくなってしまいましたので、今回はこの辺でおかせていただいて、引き続きいろんな課題がありますから、力を合わせながら取り組んでいきたいと思いますので、またよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。
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○議長(三重松清子君) 以上をもちまして、本日の会議をとどめたいと思います。 4日目の会議は、明17日午前10時開会といたします。 本日はこれにて延会といたします。 御苦労さまでした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△延会 午後4時20分
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以上 松原市議会議長 三重松清子 松原市議会副議長 野口真知子 松原市議会議員 河本晋一 松原市議会議員
篠本雄嗣...