松原市議会 > 2014-03-10 >
03月10日-03号

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  1. 松原市議会 2014-03-10
    03月10日-03号


    取得元: 松原市議会公式サイト
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    平成26年  3月 定例会(第1回)          平成26年松原市議会第1回定例会             議事日程(第3号)                  平成26年3月10日(月)午前10時開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第7号 平成26年度松原市一般会計予算     議案第8号 平成26年度松原市国民健康保険特別会計予算     議案第9号 平成26年度松原市水道事業会計予算     議案第10号 平成26年度松原市下水道事業特別会計予算     議案第11号 平成26年度松原市介護保険特別会計予算     議案第12号 平成26年度松原市後期高齢者医療特別会計予算     議案第13号 平成26年度丹南財産区特別会計予算     議案第14号 平成26年度若林財産区特別会計予算     議案第15号 平成26年度岡財産区特別会計予算     議案第16号 平成26年度大堀財産区特別会計予算     議案第17号 平成26年度小川財産区特別会計予算     議案第18号 平成26年度一津屋財産区特別会計予算     議案第19号 平成26年度別所財産区特別会計予算     議案第20号 平成26年度田井城財産区特別会計予算     議案第21号 松原市阪神高速道路大和川線沿道施設維持管理基金条例制定について     議案第22号 松原市市税条例の一部を改正する条例制定について     議案第23号 松原市手数料条例の一部を改正する条例制定について     議案第24号 松原市民プール条例の一部を改正する条例制定について     議案第25号 松原市民道夢館条例の一部を改正する条例制定について     議案第26号 松原市民体育館条例の一部を改正する条例制定について     議案第27号 松原市留守家庭児童会室条例の一部を改正する条例制定について     議案第28号 松原市青少年運動広場設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について     議案第29号 松原市大塚青少年野外活動センター設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について     議案第30号 ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について     議案第31号 乳幼児等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について     議案第32号 老人医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について     議案第33号 松原市児童福祉給付金支給条例の一部を改正する条例制定について     議案第34号 身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について     議案第35号 松原市消防長及び消防署長の資格を定める条例制定について     議案第36号 松原市消防団条例の一部を改正する条例制定について     議案第37号 損害賠償の額を定めることについて     議案第38号 市道路線の認定及び廃止について一般質問       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~          本日の会議に付した事件1.日程第1から第2まで、及び一般質問       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~          出席議員(19名)   1番  松井育人君      2番  下原郊紀君   3番  紀田 崇君      4番  河内 徹君   5番  山本育宏君      6番  野口真知子君   7番  池内秀仁君      8番  中尾良作君   9番  三重松清子君     10番  福嶋光広君   11番  橋本邦寿君      12番  山本真吾君   13番  若林良信君      14番  堀川静子君   15番  篠本 修君      16番  永田光治君   17番  森田夏江君      18番  中野 昇君   19番  羽広政勝君       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~説明のため出席した者の職氏名  市長         澤井宏文君   副市長        川西善文君  教育長        高阪俊造君   総務部長       東野光弘君  理事         太田 敏君   財政部長       本多著由君  理事         松岡達也君   福祉部長       中野信昭君  理事         武部由教君   健康部長       岡田啓志君  市民生活部長     北島 博君   理事         西野太一君  理事         柏村幸一郎君  都市整備部長     藤本 健君  理事         岩元秀樹君   上下水道部長     吉井和彦君  理事         板倉秀和君   管理部長       飯尾孝二君  学校教育部長     橋本巧一君   生涯学習部長     西野慶蔵君  消防長        中村 勝君   政策法務課長     伊藤 輝君       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議会事務局職員出席者  事務局長       吉岡靖訓君   事務局次長      松田久信君  参事         土橋秀行君   主幹         恩地裕也君  主査         浅田玲子君   書記         落合佑亮君       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                                 以上       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開議 午前10時00分       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は19名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 これより本日の日程に入ります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、14番 堀川静子議員、15番 篠本 修議員を議長において指名いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  日程第2 議案第7号 平成26年度松原市一般会計予算以下、議案第38号 市道路線の認定及び廃止についてまで、及び一般質問を議題といたします。 7日に引き続き、代表質問を行います。 自由民主党代表として紀田議員の発言を許します。 紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~            質疑質問(代表) 自由民主党 3番 紀田 崇議員発言要旨具体的内容関連議案番号等1.平成26年度施政方針について(1) 1期4年間の検証について (2) 社会情勢(国の動きを受けて) (3) 平成26年度予算について (4) 安心して住み続けられるまちにする方法とは (5) 市民誰もが健やかに暮らせるまちにするためには (6) 未来を拓く自立心を育む若者を育てるとは (7) 利便なまち、元気で活力あふれるまちにするとは (8) 市民と行政の協働を進めていくには 2.平成26年度教育委員会方針とは         ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君) (登壇) おはようございます。 3番、自由民主党、紀田崇、ただいま議長のお許しを得ましたので、通告に従いまして、自由民主党会派を代表いたしまして、順次質問させていただきます。 あすであの大震災から3年がたとうとしております。まだ、もとの生活に戻れない方や、悲しみから抜け出せぬ方など多数いらっしゃいますが、一日も早い御回復をお祈り申し上げます。 そして、さきのオリンピックでは、みずからも被災されながら日本男子フィギュアスケート初の金メダルをとられました羽生結弦選手には、日本中が感動いたしました。 今は、パラリンピックが熱い戦いを展開しております。パラリンピックは、その国の福祉の充実を示すと言われております。いつものように、選手たちの活躍により、この日本の国の福祉の高さを示していただけるものと信じております。 さて、今回は、澤井市長2期目に向けての大事な予算となります。今回も積極的な予算組みをされておりますこと、まことにありがとうございます。そして、ただいま国におきましては、消費増税、そして外交問題、そして憲法改正議論、そして大阪におきましても、地方自治法改正による都構想の必要性が下がったこと、そして今行われております大阪市長選挙と、不確定要素も多い中でございますが、市長のもと、職員の皆様が一丸となってこの1年を乗り切っていただきたいと思います。 では、まず質問のほうに移らさせていただきます。 まず最初に、1期4年間の検証について、市長なりのお考えをお聞かせください。 次に、社会情勢ではございますが、教育委員会改革といたしまして、教育長と教育委員長をまぜたような、そのような職の方を市長が任命するという、まだ今回の国会で通るかどうかわかりませんけれども、そのことについて、また憲法改正草案が出ておりますけれども、それについて、市長の政治家としてのスタンスをお聞かせください。 次に、平成26年度予算について、歳入面の特徴とふえ続ける扶助費について、市長なりにどのようなお考えをお持ちか、お聞かせください。 次に、安心して住み続けるまちにする方法とはについて、既存の団体だけでなく、さらなるコミュニティの活性化が安心・安全のために必要であるとは思いますが、市長なりのお考えをお聞かせください。 次に、市民誰もが健やかに暮らせるまちにするためにはですが、市民の健康年齢を引き上げるためにも、さらなる予防・健診事業が必要であると思われますが、市長のお考えをお聞かせください。 次に、未来を拓く自立心を育む若者を育てるでございますが、何を最重要課題として考えていらっしゃるのか、お聞かせください。 次に、利便なまち、元気で活力あふれるまちでございますが、阪神高速大和川線周辺の開発と他地域との整合性についてお聞かせください。 次に、市民と行政が協働を進めていくに当たり、職員の皆様のさらなる地域への参加が必要だと思いますが、市長のお考えをお聞かせください。 最後に、平成26年度教育委員会方針とは何かをお聞かせください。 以上で私の壇上での質問を終わらせていただきます。なお、再質問の権利を留保させていただきます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの自由民主党紀田議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、平成26年度施政方針についての1期4年間の検証についての質問でございます。 1期目につきましては、「日本一・健康で安心安全なまち」の実現に取り組んでまいりました。市民の皆様とお約束をいたしましたマニフェストにおける4本の柱と33の約束につきましては、達成したものと認識しております。 大阪で初となるセーフコミュニティの認証取得に向け、市民と行政の協働による安心・安全なまちづくりを進めてまいりました。その結果として、昨年11月、セーフコミュニティの国際認証が取得でき、今後においては、これまでの活動の継続はもちろん、より市民の皆様にその取り組みや内容を発信し、理解を深め、本市の安心・安全をさらに高め、再認証に向け取り組みを進めてまいります。 また、安心して出産を迎えるために、妊婦健康診査助成額の増額を図り、小児ヒブワクチン、小児及び高齢者肺炎球菌ワクチンなどの予防接種や、小児医療・救急医療の充実を図ってまいりました。 さらに、子育て支援では、平成22年度以降、年度当初における待機児童ゼロを達成してまいりました。今後も引き続き、年間を通して待機児童ゼロに取り組んでまいります。 また、貴会派から予算要望のありました企業誘致につきまして、企業立地促進条例に基づく企業立地促進奨励金制度を創設し、これまで5社を対象事業者として指定してまいりました。今後もこの制度を積極的に活用し、新たな企業の誘致、市内企業の投資を促進させることにより活性化を促し、市民の雇用機会の拡大にもつなげてまいります。 市立松原病院跡地につきましては、限られた市の財産を有効活用するため、イズミヤ株式会社に対し、定期借地権設定による貸し付けを行うことで、持続性のある安定した自主財源の確保に努めております。 さらに、中学校給食では、市民ニーズに応え、中学校全ての生徒を対象に、大阪府下では初めてとなるランチボックスを活用した給食を実施してまいりました。 天美B地区におきましては、地元まちづくり協議会並びに事業化検討パートナーとともに、まちづくりの具体的な検討を行うため、区画整理事業の調査等の支援を行うなど、地域の活性化に向けて協力してまいります。 次に、社会情勢についての質問でございます。 教育委員会改革につきましては、教育現場の諸問題に適切に対処できる体制の構築に向けて一層議論を深め、教育行政の政治的中立性は確保しつつ、現行の教育委員長と教育長が併存し、責任の所在が不明確な現状を是正する方向性は妥当ではないかと考えるものです。 現在、教育委員会改革や憲法改正草案の協議が政党内及び政党間で行われております。これらの議論が活発になることが国の発展につながると期待しております。 次に、平成26年度予算についての質問でございます。 平成26年度予算につきましては、5つのまちづくりの目標と基本計画の各施策を推進し、安心・安全、健康・予防、便利なまちなどを重点に編成したものでございます。 まず、歳入面の特徴につきましては、景気の動向等を踏まえ、市税や各種交付金の増加となっております。また、公有財産の利活用といった自主財源確保の努力により、財産収入なども増加しております。 歳出面におきましては、社会保障関係経費の増加による扶助費の増がございますが、市民の健康増進や少子・高齢化社会を見据えた新たな施策にも取り組んでおります。 今後も、社会保障関係経費が増加することが予想されますが、将来にわたる健全な行政経営を行うためにも、市税を初めとする歳入の確保に努めるとともに、生活保護費などの扶助費につきましても、自立支援策など国の施策も活用し、対策に取り組んでまいります。 次に、安心して住み続けるまちにする方法とはについての質問でございます。 全国では、地域の希薄化によって、ひきこもりや孤独死などが起こっていますが、安心して住み続けるためにはコミュニティの活性化が重要であると考えております。そのため、きずなづくりがコミュニティ活動の活性化につながると考え、私はセーフコミュニティの取り組みを始めました。 大阪で初となったセーフコミュニティ国際認証の取得は、地域・市民の皆様との協働の取り組みが評価されたものであり、松原市にとって非常に大きな財産となりました。セーフコミュニティ元年となる本年は、これまでの4年間の活動を決してとめることなく、さらに推し進めることで、世界基準の安心・安全を未来に引き継いでいかなければなりません。これまでの活動を継続することはもちろん、より市民の皆様に取り組みや内容を発信し、理解を深め、本市の安心・安全をさらに高めてまいります。 また、この市民の皆様との協働によるセーフコミュニティ活動は、地域のきずなを再生、活性化していくものであり、この活動を広く進めていく中で、子どもから高齢者までが活発に交流できるような地域コミュニティも生まれてくるものと考えております。 また、日常の地域の方々とのつながりを深めることが、孤独死や虐待の防止、高齢者の見守りなどの安心・安全にもつながってくるものと考えております。 次に、市民誰もが健やかに暮らせるまちにするためにはについての質問でございます。 平成26年度は、第2次健康まつばら21の初年度に当たり、市民みずからが健康づくりに取り組むことができるよう、子どもから高齢者までを対象に、食生活や運動、こころの健康、歯の健康など7つの分野において、地域や関係機関と協働で予防事業の充実に取り組んでまいります。 健康診査事業としましては、がん検診に加えまして、新たに胃がんになるリスクを減らすために胃ピロリ菌検査を実施し、胃がん予防につなげてまいります。 予防接種事業では、昨年の風疹の流行を踏まえ、風疹感染を予防するため、市単独事業として風疹ワクチン接種費用の一部を助成するとともに、平成20年度から24年度に、国の麻しん排除計画に基づき実施した、当時中学1年生及び高校3年生の麻疹・風疹ワクチンの未接種者に対して、接種の勧奨を実施してまいります。 また、子どもから高齢者までさまざまな年代の方が、多様な取り組みを通して触れ合える生涯学習の拠点として、(仮称)元希者センターの建設に取り組んでまいります。 次の未来を拓く自立心を育む若者を育てるとはについての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。 次に、便利なまち、元気で活力あふれるまちにするとはについての質問でございます。 本市の北部におきましては、阪神高速大和川線等の整備とあわせ、まちづくり交付金事業や天美B地区の区画整理事業等のまちづくりに取り組んでいるところでございます。 これらの事業につきましては、本市全体の活性化につながるものと考えております。 また、他の地域につきましても、国道309号沿道の新堂地区のまちづくり、三宅地区における道路整備や市街化調整区域における保留区域の検討等、地域の状況を踏まえながら、魅力あるまちづくりを進めてまいります。 次に、市民と行政の協働を進めていくにはについての質問でございます。 私は、従前より、職員に地域を知り現場を知ることが重要であると言っております。役所だけで仕事ができるわけではなく、地域へ行くことで、よりよい仕事につながると考えており、職員に地域へどんどん赴くよう伝えているところです。 一方で、地域での町会活動やアドプト・ロード・プログラムなどのボランティア活動に職員が多く参加するなど、地域でのさまざまな活動がふえているとも聞いております。 今後、地域活動を実践されている団体や住民とともに、職員も一緒になって地域での取り組みを進め、地域との協働を広げてまいります。また、このような職員を評価してまいりたいと考えております。 2点目の平成26年度教育委員会方法とはについての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  高阪教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(高阪俊造君)  それでは、教育委員会に関する質問について申し上げます。 教育委員会といたしましては、さまざまな教育課題がありますが、教職員の資質向上と児童・生徒の学力向上を最重点課題に考えております。中でも、何よりも教職員の資質向上が第一です。それを抜きにして、児童・生徒の学力向上も多くを望めません。 学力向上につきましては、学力と相関関係の強い読書が好きな子どもを育てるため、各学校に毎週1回、図書ボランティアの配置を行い、図書室の開室や環境整備を行い、読書が好きな子どもを全国平均を上回るよう目指します。 とりわけ、課題の大きな中学校の学力向上についてでございますが、平成23年度から25年度まで3年間にわたって、第二中学校区で大阪府教育委員会の使える英語プロジェクト事業の委嘱を受け、自分の考えや意見を英語を使って表現することができる力の育成を目指してまいりました。その中で、効果の検証として英語能力検定試験があり、子どもにとっても指導する教員にとっても大きな目標となり、日々の授業改善に取り組み、英語科以外の他教科も含めた学校改善に大きな役割を果たしました。 そこで、平成26年度は、英語能力検定試験を全中学校の2年生に受験させます。 今回、全中学校で、英語能力検定試験を一つの目標に、日々の授業の改善と教員の指導力量の向上を図り、他教科も含めた学校全体の教員の授業力向上と学力の向上を目指します。 教職員の資質向上についてでございますが、松原は、今、多数の若手教職員がおります。この若手教職員を育成するため、教育アドバイザーを各校に派遣しております。指導力量の向上を図るため、教育アドバイザーの体制を一層充実させていきます。 しかし、どんなすばらしい施策も、松原の教育を担う教職員がチームとして一致団結し、一つ一つの取り組みの徹底を図らねば、それは絵に描いた餅に終わります。 私は、事あるごとに、学校が決めたことを徹底して行うこと、その上で効果の検証と改善を図ることを言い続けております。また、就任以来、平素の各学校園の様子をつぶさに見るため、ありとあらゆる機会を捉え、教育委員とも一緒になって学校への訪問を行ってきました。 そのような積み重ねの中で、教育委員会が来るという構えもいい意味で薄らぎ、一昨年より、市内全学校が一斉に授業を公開する秋の教育研究フォーラムや、昨年の秋に井村教育委員長以下、教育委員と教職員合同での福井県視察等の取り組みを行い、学力向上、学校改善の契機としてまいりました。 平成26年度、各学校園において、取り組みの徹底を図ること、毎日の授業が研究と研修であるという位置づけのもと、全ての学校園、全ての教職員が日常的に相互参観を行い、風通しよくも互いに高め合う、前向きな緊張感と信頼関係あふれる学校文化をつくります。そして、日々の学びが子どもたちの自信と夢を育めるよう、児童・生徒、保護者、地域から信頼される学校づくりを進めるため、行動する教育委員会、物申す教育委員会、信頼される教育委員会をつくってまいります。 以上、平成26年度教育委員会の方針とさせていただきます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  誠意ある御答弁ありがとうございました。 まず、平成26年度施政方針、1期4年間の検証と、それから社会情勢の質問について、その辺について市長にちょっとお聞きしたいことがあるんですけれども、例えばイズミヤ、何かまたこの市民病院の跡にわずか5年でイズミヤを建てられて、すごいスピードだなということで、やっぱり感心しているのは感心しているんですよ。議会が余り褒めてくれないというようなことをおっしゃっておりましたけれども、そんなこともなくて、市政報告なんかを、市民の方なんかにしたら、やはり年配の方とかは、いや、やっぱり若い市長は違うね、だんだん松原変わっていくねと感心しておられまして、やはりそういうところで市長の若さ、そしてこのスピードというのを市民の方は感じておられると思いますし、やはり我々もそういうことは日々感じておりますので、余り我々が口に出して言わないだけで、心では思っておりますので、その辺は御理解お願いいたします。 そして、いろいろと今まで1期4年の取り組みを書いておられるんですけれども、例えばこの間なんか保護司会の人に呼ばれて、そこの北別館ですよね、相談会やっておられました。そしたら、大阪府下でも、北別館なんか別の会館で使って保護司会の人のそういう相談会されておるのは大阪でも最初のほうやってんでという話を聞きまして、やっぱりそういうことなんかもしっかりとお伝えしていただけたらなと思うんですよ。ただ、保護司会の人は、広報にも載せてもらわれへんみたいなことを言っておったんですけれども、やっぱりいいことをしておられると思うんで、そういうところもしっかりきっちりと市民の人に知らせていただけたらなと思います。 そしてまた、我が会派から予算要望の企業誘致につきまして、企業立地促進条例、創設していただきましてまことにありがとうございます。 そして、この社会情勢ということについて今回お聞きさせていただいたんですけれども、澤井市長、自民党会派からの出身ということで、もうお考えはわかっておるのでわざわざ聞く必要もなかったといえばなかったんですけれども、ただやはり、今回、この教育に関しての責任というのは重大になってくると思うんですよね。この教育に対するもう少し突っ込んだお考えというのを少しお聞かせ願えませんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ◎市長(澤井宏文君)  まず、今、紀田議員のほうから話しありまして、ちょっとさかのぼらせてください。決して病院跡地を褒めてくれって、僕は評価をしていただきたいなという話をしただけで、これは最短でやってもらったという、これ議会もあわせて、土地の利活用についてはスピードを持って動けよというような意見をいただいておりました。それに応えたのが、僕というよりは、むしろうちの職員であります。その当時、病院を担当していた、あるいは産業環境、経済環境を担当していた職員のこれは手柄だと思っております。そのおかげで、先ほど壇上でも申し上げました、毎年1億円の自主財源を確保することができました。これは、市民にとっても大きな大きな、職員の仕事の結果につながったのかなと、私はこのように思っております。 そして、この保護司会の件も、実はちょっとこれ、誤解があるようなんですけれども、あそこにサポートセンター、これは府下で5番目でした。このサポートセンター設置のときも、実は広報、これ周知をさせていただいております。ここも、やっぱり保護司会の方々の力をかりて、何も更生保護の相談の窓口ならず、あの場所で我々相談に乗るいうことはどんどん乗っていくよという向こうからの協働の提案がございました。これ、我々、そこを利用させていただかない手はないわけでありますから、ぜひお願いしますということで、この間、この協働の取り組みを進めております。 またいろいろと、その都度、そういった報告等も広報やそういう情報発信媒体を使ってPRしていきたいなと思いますので、ぜひその方にもそういうふうにお伝えをいただきたいと思います。 教育について、突っ込んだ意見といいますか、先ほど壇上で私が申し上げました今の国の議論は、しっかりと私自身も重視していきたいなと思っておりますし、もちろんこれは以前から申し上げております予算の執行権を与えていただいている者として、教育の予算についても、私は責任を持ってこの間執行させていただいてきた立場でございます。その辺でいいますと、私の責任というものは、教育に関するところにいっても、政治的な中立というのは、これ先ほど申し上げたけれども、いろいろとこの間、教育委員会とも教育長とも議論させていただく中で、市としてのスタンス、私の責任においても、きちっと私はその点をこの間伝えさせていただいておりますし、これからもそういった責任はきっちり果たしていきたいなと思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  ありがとうございます。 それから、この社会情勢、もう一遍ちょっとお聞かせ願いたいんですけれども、先ほども壇上で話ししたんですけれども、ちょっと国のほうで、総務省のほうから、法律がちょっと変わるかもしれないということで、また大阪都構想、どうなるかわからんかなという状況にもなってまいりました。そして、その中で、実際にあった話らしいんですけれども、公明党の先生が元大阪市長橋下徹さんに対して、大阪が国を動かしたんですよねというようなことを言うたら、橋下徹さんは、いや違いますと、僕は都構想にこだわりますと言うたんですよね。もし、そこで橋下徹さんが、いや、そうですよ、僕が国を動かしたんです、この国を動かしたのは我々やし、これからもこの大阪守っていくのは我々ですよともしそこでお答えになっておったら、今の状況はまた違っておったのかなと思うんですよね。 そういうふうに、いろいろと社会情勢が変わる中で、やっぱりリーダーというのは、別に頑固である必要はないと思うんです。時には考え方を変える必要もあると思って、だから市長には、これから先、この松原市担っていただくに当たりまして、どうかこの周りの状況を見て、そして状況が変わったら、ぜひとも、考えを変えるではなくて、方針をそのときそのときの状況に合わせて変えていっていただきたいなと思うんですけれども、その辺どうですか。よろしくお願いいたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  それは、僕が頑固やということでしょうか。恐らく違うんでしょう。 僕も、紀田議員おっしゃるとおりだと思いますよ。国の情勢や府下の情勢を見て、やっぱり市民の利益を第一に求めていくのが僕の仕事ですから、それは臨機応変に、僕の考えというのは、もちろん改めるときは改めますし、ここだというときはしっかりいかなきゃならんでしょうし、その辺の臨機応変な対応というのはこの間もとらせていただいていると思いますし、何より信頼関係を置いている議会に対しても、私はそういういい意味での信頼関係のもと、議会ともそういった議論もこの間させてもいただいておると思っておりますので、この姿勢は変えずにいきたいなと、このように思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  ありがとうございます。また臨機応変によろしくお願いいたします。 それでは次、平成26年度施政方針のうちの26年度予算、一般会計についてお聞きしたいと思います。 まず、この市の財政のうちの市税収入、その収納の状況ですね。収納率の向上とかも交えてお聞かせいただけたらと思います。よろしくお願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  松岡理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(松岡達也君)  市税の収納対策ということでございます。 大多数の方が納期内に納付されておられる。納期内に納付されていない方に対しましては、納期内に納付されておられます大多数の方との公平性を失することのないよう、早期接触、早期解決を基本に、文書による催告、また電話や戸別訪問による納付勧奨を行っております。 また、納期内に納税できない方の中には、失業等さまざまな事情をお持ちの方がいらっしゃいます。そういった方には、年度内に完納となることを原則とした分割納付などの納付相談に応じております。 また一方で、自主納付に応じない、納付の約束をしていただくけれども、そもそも約束を守らないといった方に対しましては、財産を調査し、債権や不動産などの差し押さえを行い、しっかりと市税債権を確保するということに努めております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  ありがとうございます。 そしたら、その徴収率についてお聞かせ願いたいんですけれども、もう少し詳しくお願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  松岡理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(松岡達也君)  平成25年度、今まさに年度末を控えて努力させていただいているところですが、平成24年度におきましては、現年度分で98.2%、全体で94.4%となっております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  大方、九十数%、もうほんまに100%に近い数字かなとは思っておるんですけれども、そしたら次、この支出のほうです。 先ほど、市長答弁でありました生活保護の自立支援策というのは、どのようなものがあるのでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  武部理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(武部由教君)  生活保護の自立支援策についてお答え申し上げます。 現在行っております就労可能な被保護者への就労支援策につきましてですが、専門の相談員を配置しまして、就労できない被保護者に対して、面接技法の習得やハローワークへの同行訪問などきめ細やかな支援を行うとともに、さらにハローワークとの連携を図りながら、自立に向けた支援を行っておるところでございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  そしたら、今後、生活保護費の抑制のため、どのような対策をとっていかれるのでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  武部理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(武部由教君)  今後の対策ということでございますが、平成26年7月から、生活保護法の一部法改正に伴いまして、就労による自立の促進を図るため、就労自立給付金の創設や、調査権の拡大による不適正受給の対策強化を図ることによって医療費の適正化に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  この調査権の拡大による不正・不適正受給対策ということなんですけれども、これは調査権はあるけれども、強制的には徴収できないですよね、たしか。そうなったら、やはり絵に描いた餅になる、ただ単に調査して終わるいうことになりはしないかなと思うんですけれども、その辺はどうでしょう。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  武部理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(武部由教君)  今の絵に描いた餅ということでございますが、一定、官公庁への調査権限の強化、少なくともその辺での、所得であったり財産状況であったり、その辺についてはカバーできるものと考えております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  この何十億円とある中で、例えば扶養義務だから少し、毎月1万円とか毎月3万円とか納めてくださいとか言ってやってもろたところで、焼け石に水といえば焼け石に水なんですけれども、ただ、焼け石に水やからいうて放っておいたら、周りの人に波及してしまって、二次的に、何か税金納めへんほうが得かな、働けへんほうが得なんかなとか、親の面倒見いひんほうが得なんかなとか、そういう考えになってしまう人がふえてくる、そっちのほうが影響が大きいと思うんですよね。 だから、この調査権の拡大による不正・不適正受給対策とかを進める中で、やはり皆さん納めていただくのは当たり前なんですけれども、今まで納めていただけていなかった方に納めていただこうと思ったら、まず身内というか近いところの方から、身内というか、あんまりそれは言いませんけれども、そういう人らからきっちりと納めていってもらわなあかんのかなと思うんですけれども、ぜひともきっちりと、身内からといいますか、しっかりと徴収していただきたいと思います。 次に、下水道事業特別会計についてお聞かせ願います。 現在の経営状況を御説明願えますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  吉井上下水道部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎上下水道部長(吉井和彦君)  現在の経営状況ということでございます。 下水道特別会計におきましては、平成24年度累積赤字が約10億円となっておりまして、平成26年度予算でもそれ相応の金額を見込んだ予算とさせていただいております。これは、ひとえに皆さん、市民の方々の御協力のおかげで、平成23年度の10月に22%の料金改定を実施したところによりまして、それと我々、経営努力、財源の確保といった、そういう管理コストの縮減で、赤字が減少して健全化が進んでおる状況でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  そしたら、財政健全化計画というのは、今、どういうふうになっておるでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  吉井上下水道部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎上下水道部長(吉井和彦君)  先ほども財政健全化のお話をさせていただきましたが、経営健全化計画におきましては、議会において承認させていただいております平成32年を目標に、実質収支を黒字に持っていくというふうな方針で動かしていただいております。 現在、24年度の決算におきましては、3億6,000万円の黒字を、単年度収支を達成させていただきまして、今後、32年に向かって実質収支とも改善できる見込みでおります。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  財政、すごく皆さんの御努力のおかげ、また料金改定なんかもありまして、非常に下水道会計、よくなってきているのかなと思うんですけれども、ただ、やはり節水技術がまた向上してきているということもありますし、人口も減ってきている、そのような中で、将来見込み、ちょっと厳しいん違うんかなと思うんですけれども、その辺のほう、どういうふうにお考えでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  吉井上下水道部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎上下水道部長(吉井和彦君)  確かに、節水の意識の向上といいますか、人口の減少あるいは節水機器の普及、例えば洗剤とかそういう生活の必需品といいますか、その用品等の変化によりまして、確かに上水道の有収水量といいますのは減少傾向ではあります。それに伴いまして、当然下水道使用量につきましても、年々増収を期待するというのは厳しい状況だという認識はしております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  なかなか、将来的にやっぱり厳しいというのはあるということで、何か対策みたいな、何かこういうのをやっていこうというのはあるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  吉井上下水道部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎上下水道部長(吉井和彦君)  下水道としましては、一昨年以前からも普及率の向上やとか水洗化の促進の強化ということで財源確保をしておるところなんですけれども、先ほどもイズミヤさんのお話もございましたが、そういうふうな企業等が入っていただければ基本的には増収につながるということもはっきりしておりますので、今後につきましては、そういった面、あるいは開発関係の情報によって新たな働きをするとか、あるいは大口需要家の意向調査等も踏まえまして、それなりに事業の推進を図っていくだとか、そういうことを考えております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  節水技術とか、あと、ただ企業誘致いうても、どんな企業が来るかわからへんという部分もあるじゃないですか。例えば、ホームセンターとか大型電気店とかやったらあんまり水使ってくれへんなというような企業が来る場合もあるし、ひょっとしたら製紙工場が来たり製鉄所が来たりしたら水ようさん使ってくれるんやろうけれども、それもわからへんことだと思うんです。 あと、接続なんかも進めていくいうことなんですけれども、やっぱり接続を進めていくというんやったら、この接続希望の多いところを、地域とかを優先してつなげていくべきやと思うんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  吉井上下水道部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎上下水道部長(吉井和彦君)  接続の要望をかなりの件数いただいている中で、優先順位等もございまして、あるいは整備の条件、例えば同意書が得られないだとか、あるいは事業費のバランスがとれないというふうなことに関しましては、1年ぐらいお待ちいただいた中で対応している次第でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  この間、地図見させていただいたりしたら、やっぱりこの住宅地のところでも何ぼかつなげられていないところがあるみたいで、去年は小川のほうをやっていただいたんですけれども、あと三宅とか高見ノ里、丹南の一部なんかもやっぱり、住宅地があるのにまだというところがあるんですよね。やはり、そういうところも順次やっていっていただけるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  吉井上下水道部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎上下水道部長(吉井和彦君)  普及率が92%というふうな形の中で公表はさせていただいておりますが、まだまだ議員のおっしゃった場所というのは接続ができていない、あるいは整備ができていないという認識では、地図上の空白があるというのは確かでございます。 ただ、その辺が、企業であり、それから開発であり、あるいは一般の家庭でありというところが、我々は一番バランスよく効率的な整備をしていかなあかんというふうな認識では考えているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  じゃ、今のところ、この三宅とか高見ノ里、それから丹南というのは、あんまり予定はないということでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  吉井上下水道部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎上下水道部長(吉井和彦君)  三宅とかの部分につきましては、ちょうど今、委託業務をやっておりますし、次年度から移設をおいおい計画的に入っていくだとかいうふうなことも考えておりますし、高見ノ里の部分についても、順次区域を拡大している状況というのは、地図を見ていただければ、対比していただければ認識いただけるかなと思っております。それなりの準備というのは、確実に進めておるところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  ありがとうございます。 高見ノ里とか丹南なんかも、やっぱり中尾議員とか三重松議員も心配しておられるんじゃないかと思うんで、また順次、できましたら、経営状況、厳しい状況やと思いますけれども、要望の多いところから優先してやっていただけたらと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  川西副市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎副市長(川西善文君)  この下水道整備は、三十数年、この供用開始後たちまして、今、94%の普及率に達しようかと頑張っております。その中で、企業会計といたしまして、埋め込んだ管、先行した管にまだ汚水が回っていないというようなことは、これ当然経営状況をよくするはずがありませんので、そういうところの整合性を、過去の投下額でありますとか、投下資料を当然チェックしながら、今後も、これ数年前ですか、議会のほうから御質問いただきまして、調整区域についての取り組みはということで、当時、調整区域でありましても、市街化区域に隣接する、あるいは面する、このようなところについては普及に力を入れていくというような御答弁させていただいております。 また、今回、各地域でまちづくりの要望がたくさん出ておりまして、要望が出てきてから管を入れるのではなくて、その区域の計画性をじっくりと見きわめて、それと27年度に迫っております市街化調整区域の見直し、これも視野に入れながら、下水道の接続の普及率拡大も含めて、今後もいろいろ頑張ってまいりますので、よろしくお願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  副市長、ありがとうございます。ほんまに厳しい中やと思いますけれども、また市民になるべく負担かけんように、どうぞよろしくお願いいたします。 次、安心して住み続けることができるまちづくりということでちょっと再質問のほうさせていただきたいと思うんですけれども、まず、この間、金曜日も質問あったと思うんですけれども、防災行政無線ですか、パンザマストですか、これ57年の水害を機に設置されておるんですけれども、今回の再整備も、やはり水害を意識して整備したものなんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  太田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(太田敏君)  パンザマストでございますが、御指摘のとおり、57年の水害を機に設置を進めてきたところです。設置から約30年というところで、一定老朽化もしてきているということで、今回、再整備を考えております。 市民の皆様にその危険な情報を流すということで、パンザが一番いいのかどうか、またパンザにするにしても、どこの場所に設置するのがいいのかも含めまして検討も進めていくわけですが、基本は局地的豪雨、水害等もありますが、別に水害に限定しているわけでもございませんし、いろんな災害でありますとか、昨年、ガソリン漏れの事故もございました。そんな形で、市民生活において影響を及ぼすような場合もパンザを利用するということも、十分検討も入れております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  ありがとうございます。どんな災害が来るかもわからんし、かというて、一部地域では水害とか心配のあるところもあるし、その辺考慮して、また設置していただけたらなと思います。 それから、去年、台風8号が来たとき、僕、ちょうど朝から城連寺、荘園、それから油上とずっと見て回らせてもらったんですけれども、やっぱりその中で、皆さん、音が反響して何言うてるやわかれへんとか、あと、あの辺の地域、避難場所、水害時と地震のときと逃げる場所違うとかというて何かややこしい状況になっておりまして、市民の人、すごく混乱しておったんですけれども、その辺についてどうでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  太田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(太田敏君)  昨年の台風のときに、水害の危険があるいうことで避難所等のほうも開設もいたしました。地震の場合は、市内指定避難所、約55カ所ぐらいですか、指定をいたしております。 こういう、今、御質問がございました水害につきましては、やはり一定、避難をされるところについては、その高さというんでしょうか、低いところであれば浸水ということがございますので、一定地震と避難場所が違っているということがございます。 ここにつきましては、ハザードマップのところには、水害のところの避難所というところでは記載もさせていただいておるんですが、なかなか、また一定、もうそれもかなり年数も経過しておりますので、ちょっと混乱されたということも我々も認識しております。そこらあたりも含めまして、災害はいつ来るかわからないという観点で、きちんとまた広報、ホームページ、フェイスブック等を含めて、市民の皆さんにも周知のほうを図っていきたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  こんな事態避けようというために、我が会派から全員参加型の避難訓練とかすべきやなんていうことを要望させていただいておるんですけれども、今、こんな実践に即したような避難訓練というのはやっておられるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  太田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(太田敏君)  防災の総合訓練、年1回実施させていただいております。 昨年から、より市民の多くの方に参加していただこうということで、場所のほうも南部運動広場のほうを活用させていただいて、その東側に第六中学校がございます。そこに避難所の開設ということも見立てまして、例年以上に市民の方も入っていただいた中で、訓練のほうを実施させていただいた。また、いろんな団体さんも訓練のほうもしていただいているわけなんですが、例えば自主防さんなんかでいいますと、毛布を急に、急あつらえというんでしょうか、担架に見立てて、また市民の方も被災者のという位置づけで参加をしていただいて搬送するというような訓練も実施させていただいております。 また、今、小学校6年生を中心に、地域防災ネットワークプロジェクトということで、参観のときに地震が来たという想定で運動場へ避難、その後、水消火器で放水の訓練とかいう形も実施させていただいています。 ことしにおきましても、さらに市民の皆さんが参加していただけるような防災訓練のほうを考えていきたいと思っております。よろしくお願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  ありがとうございます。非常に高度な訓練をしていただいておると思うんですけれども、ただ、現場、見て回らせていただいたら、市民の方というのは、車で逃げたらあかんのとか、災害弱者どこにおるかわからんとか、ちょっともうほんまに、もうちょっとこう、初歩中の初歩のところで皆さん困っておられるので、やはり現場に即したというか、もうちょっと市民目線の避難訓練なんかも考えていっていただけたらなと思います。 次、雨水対策についてちょっとお尋ねしたいんですが、これも若林議員からも質問がありましたけれども、この阿保、三宅地区及び天美地区、それから流川周辺地域、これらの雨水対策、どのような効果があるのか、お聞かせ願えますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  吉井上下水道部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎上下水道部長(吉井和彦君)  雨水対策ですけれども、57年の台風豪雨以来、その被害を教訓に、松原市はもうポンプ場だとか雨水幹線をやったんですけれども、一定の効果が発揮されているという認識はございますが、近年、大阪だけでなくいろんな全国的な展開の中で、ゲリラ豪雨というふうな、場所を選ばない、時を選ばないような雨が降ることで市民の方が不安を抱かれておる。 その中で、一番効率的な方法としては、小河川の水位を下げることで流域の水路だとかそういう負荷を下げてしまう、それが一番効率のいい、我々が一番最初に取り組める方法だというふうに考えております。それで、市民の方が浸水不安の、ひょっとしたら危ないん違うかというふうなところから解消ができればというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  そしたらこの、おととしでしたっけ。荘園のあたり、局地的豪雨で水につかったりしたんですけれども、やはりそれも解消される方向ということでよろしいんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  吉井上下水道部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎上下水道部長(吉井和彦君)  24年の8月の2回、松原市ではゲリラ豪雨というその雨量が発生したんですけれども、被害場所を地図上にマッピングしますと、今井戸川、第二今井戸、それから流川というその流域の部分についての若干の溢水だとか、そういう類いの被害状況がございましたので、その部分についての具体的な方法として、今井戸川につきましては、今、堺港大堀線のところで取り込み施設を、それから第二今井戸につきましては、堺港大堀線で全ての水をなるべくカットして天美の中に入らないように、それから流川につきましては、ちょっと幹線は矢田堺線というふうな府道に遠いんですけれども、その部分に管渠を設置して、次年度以降、取り込み施設をつくると、それが一番効率だというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  ありがとうございます。 そしてあと、若林議員も心配されておったこの流川周辺なんですけれども、あの辺の道、非常に狭い道も多いんですけれども、この流川、この雨水対策の状況によったら、この辺のまちづくりというのも変えていっていただけるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  吉井上下水道部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎上下水道部長(吉井和彦君)  上下水の所管としては、流川の水位を下げることで浸水不安を解消できるというところに目標を持っていきたいと思っております。 ただ、流川周辺、高木地区というのは、道路状況といいますか、府道堺港大堀線が開通するだとか、いろんな状況の変化が今後起こり得る場所だというふうな認識はしておりますし、我々がその流域の負荷を下げることで、そういうふうなことも検討課題の中には将来のっていくんかなというふうなことは期待しております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  ぜひとも、もし安全が確認されたら、あの辺のまちづくりも考えていっていただきたいと思います。 それからあと、水道の耐震化をされておると思うんですけれども、この今、進捗状況とこれからなんかについてもお聞かせ願えますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  板倉理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(板倉秀和君)  お答え申し上げます。 今、基幹管路を中心に、特に309号線、それと中央環状線、それと堺港大堀線のこの基幹管路を中心に耐震事業を進めてきております。特に、国道309号線につきましては、平成28年度をめどに完了を予定しております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  そしたら、大阪府から来る管とか、あと堺市から来るやつとかはどうなっておるんですかね、耐震化は。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  板倉理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(板倉秀和君)  大阪市とは、緊急時の連絡管ということで、これは当然耐震管でつながっております。 それと、府から来る部分なんでございますけれども、それらについても、松原ポンプ場経由の部分につきましては、新たに耐震管路を布設されますので、当然耐震管路からの送水が可能となっております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  こうやって、水道管のほうも耐震化によって緊急時の水も確保されるということで、そしたらあと、市内にありますこのポンプ場とかの遊休地といいますか、そういう市内の土地の有効利用というのは、今後、考えていっていただけるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  板倉理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(板倉秀和君)  水道施設として今後使用しないというふうに予定がありました。それについては、当然有効的な活用を考えていくべきだというふうに考えております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  ありがとうございました。また今後とも、有効利用とかありましたら、その時期が来ましたらどうぞよろしくお願いいたします。 次、消防行政ということなんですけれども、西出張所もようやくできまして、また消防車とかあと救急車、非常にいいものを入れていただいて、そしてこのほど、消防長があちらのほうにお帰りになるということで、あちらのほうにお帰りになられても、この松原市のほうへぜひとも目配せいただきたいと思うんですけれども、どうぞよろしくお願いいたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  答弁要るんですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  消防長、どうぞ。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  中村消防長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎消防長(中村勝君)  議員お話のとおり、この4月1日をもちまして大阪市へ戻ることになりました。松原市の消防長という大任を仰せつかりまして、皆さんの御支援と御協力を得まして、何とか大任を務め上げることができたというふうに思います。 今後とも、消防職員は、松原市民12万4千人の方の盾となってやっていく所存でございますので、引き続き御支援、御協力をよろしくお願いします。ありがとうございました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ◆3番(紀田崇君)  ちょっと、少し要るかなと思いまして振ってみました。 次、可燃ごみの処理の一部事務組合の設立手続ということについてお聞かせ願いたいんですけれども、市長、去年までは一部事務組合、進むやろうなという話で何かやっておったんですよね。 その上で、さっきから何遍も言うていますけれども、都構想も進むんかなみたいな、全て前向きに話が進んでおって、ところが最近、急に話が変わりまして、市長も御存じの方なんですけれども、大阪市の議員さんが、きのう、週末、会う用事があったんですけれども、いきなり僕、謝られまして、一部事務組合では悪かったといって謝り出すんですよね。何のことか思ったら、澤井市長にえらい怒られたとか言うてまして、その場で僕言うたんです。その一部事務組合、どうしても都構想との絡みがあるからようできんと言うんやったら、ごみはずっと焼かせてくれと、このままずっと焼かせてくれと、それから若林のほうも都市計画外させてくれという話をしたら、その議員さん、わかりましたと、大阪市のほうで汗かかせてもらいますと言っていただいたんですよね。 それで、やはり若林の人たち、すごく不安やと思うんですよ、これどないなるのかわからんというところで。だから、この際、市長、この一部事務組合がこのまま進まなかったら、このまま何年もまた放置されるようであるならば、この若林、このまま都市計画を外して開発していくというのはどうでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  川西副市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎副市長(川西善文君)  お答え申し上げます。 我々は、この長年の課題を解決すべく、大阪市さんと八尾市さんと共同でということで設立に向けて頑張っております。今時点では、大阪市議会のほうで一定何らかの不都合といいますか、動きがとまっておりますが、今後も引き続いて要望してまいります。 その後の話につきましては、今までどおり粛々と進めてまいりたいと思いますが、今は、まずは一部事務組合設立に向けて頑張っていきたい、こんなふうに思っておりますし、また都市計画決定を外すという問題につきましても、これ地元説明も一定回っております。この計画を中座させて新たに清掃工場を建てるなんて、これはもう全く愚の骨頂でございます。ですから、今の方向をこれからもずっと維持しながら、大阪市さんには足を何度でも運ばせていただきます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  副市長、あれですよ、あそこへ清掃工場を建て言うてん違いますよ、僕は若林へ。企業を誘致しましょうかと言うているんですよ、もう大阪市はほっといて。 大阪市は、もうごみ焼かせてもらうだけ焼かせてもらう、それで一部事務組合、つくる、つくらへんは向こうの、まあ言うたら夫婦げんか、夫婦げんかにこの松原市、巻き込まれる必要はないと思うんですよね。 だから、この夫婦げんかを向こうでやっている間に、この若林は若林で、我々、この松原に、そしてこの若林の地元の人のために、有効なように企業誘致なり開発なりしていこうやないかと、そういう話なんですけれども、どうでしょう。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  川西副市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎副市長(川西善文君)  この大阪市、八尾市、松原市の3市の一部事務組合といいますのは、広域化で物すごい近代的なシステムを図るという意味で、全国のモデルになるかなという意識で頑張っております。ですから、清掃、ごみの焼却については、この方向はやっぱり正式に協議しながら締結をすると、これはやっぱり一番大事やと思っております。その中で、今、議員おっしゃっておりますように、若林の用地につきましても前向きに進めると、両方とも一緒にいけば一番ええんかなと、これが本音でございます。よろしくお願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  両方一緒にいけばいいんですけれども、なかなかそうもいかん場合もあるかなというところで、やっぱり地元の人たち、若林の人たち、やっぱり不安もあると思うんですよ。だから、ぜひとも澤井市長、強いリーダーシップを見せていただいて、また、何か休みの日まで大阪市の議員さんに働きかけていただいていたみたいで、まことにありがとうございます。あと、これからもそのように、休みの日もしっかりと働いていただきたいと思います。よろしくお願いします。 次が、市民誰もが健やかに暮らせる和らぎのまちづくりということで、昨年に引き続き、ずっとこの健診、そして予防に力を入れていただいているということで、その中で口腔のことについてお話し聞きたいんですけれども、この第2次健康まつばら21、読ませていただきました。その中で、特に、食事、運動とか歯の健康とかいろいろ、7つの分野ですか、あったんですけれども、今後、市民と地域の方と協働で予防事業に取り組んでいくいうことなんですけれども、やはり歯というのは健康のかなめの部分もあるんかなということで、現在、この口腔の健康についてどのような取り組みをされているのか、お聞かせ願えますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  今、議員がおっしゃいましたように、口腔というのは非常に大切なものでありまして、口腔の健康は質の高い生活を営んでいただく上で非常に重要であります。妊婦、乳幼児から高齢者までが幅広く積極的に取り組めるような事業の展開をしております。妊娠、乳幼児期の歯科検診、成人歯科検診を初めといたしまして、健康教室や健康相談などを実施して、歯科疾患の予防によります口腔の健康保持に努めているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  いろいろ、たくさんの取り組みされていただいているんですけれども、その中で、何か市独自の取り組みとか、何かそんな特色ある取り組みなんかあるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  乳幼児期の歯科検診といたしましては、ほとんどの市町村では実施されておられないんですけれども、本市といたしましては、2歳代に2回実施しております。ほとんどの市は1回でございますが、本市は2回実施しております。それによりまして、3歳の虫歯のない幼児の割合も増加しておりますし、また成人の歯科検診でございましたら、国基準では40歳、50歳、60歳、70歳までしか実施しておりませんが、市は40歳は通年、40歳から49歳まで通年行い、また50歳から80歳までは5歳刻みの節目に実施しております。また、それに伴いまして、かかりつけ医によります割合も非常に増加しております。また、80歳で20本以上の歯を持つ方もふえておる現状でございます。 その他、地域の公民館に出かけていったりとか、ゆめニティの1階の催し場で口腔保健による教室や相談事業を実施したり、歯科医師会と連携をとりながら積極的に取り組んでいるところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  そしたら、今度、平成26年度、この口腔の健康について、新たに取り組む事業があれば教えていただけますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  平成26年度に取り組む事業といたしましては、口腔ケア推進事業を松原市の医師会のほうに委託して実施させていただきます。 その主な内容といたしましては、幼稚園、小学校、中学校における歯科検診の診査結果を返す際に、口腔ケアの大切さを知っていただくためのチラシを配布いたしまして、児童だけでなく、その保護者にまで口腔ケアの啓発を行ってまいりたいと思っております。 また、子育て中の保護者を対象といたしまして、地域に出かけまして教室や相談等を実施するなど、若い世代への口腔ケアの推進をしてまいります。 生涯にわたりまして自分の健康づくりに積極的に取り組む力を養っていただくために、口腔ケアは子どもからの教育が非常に重要でありますので、これからも関係機関と強化を図りながら取り組んでまいりたいと思っております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  いろいろと取り組みをしていただいているということなんですけれども、また今後、親御さんですか、保護者を対象にして地域に出かけてということもありますので、子どもさんって、やっぱり保護者の方の啓発というのも大事やと思いますので、保護者の方が特によく集まるところへ出かけていくとか、そのようなことを積極的に、そして恒久的に、だんだん、歯の丈夫な子がふえていくように、ぜひ取り組んでいただきたいと思いますので、その辺のところ、よろしくお願いいたします。 そして次、胃ピロリ菌検査ということについてお聞かせ願いたいんですけれども、その目的、効果等についてどのようにお考えか、お聞かせください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  胃ピロリ菌検査についてでございますが、50歳代の日本人につきましては70から80%以上が感染していると言われておりまして、ピロリ菌というのは自然になくなることはございません。胃がんになるリスクの一つと言われておりますピロリ菌の検査を実施することによりまして、その結果が陽性であったら除菌治療していただけるように勧奨いたしまして、その結果、胃がんの発症の予防につながるものと考えております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  では、今現在、実施している胃がん検診とはまた違うと考えてよろしいんですね。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  今現在、実施しております胃がん検査は、バリウムを飲んでいただきましてレントゲンを検査して胃がんの早期発見をするものでありまして、ピロリ菌検査はピロリ菌に感染しているかどうかを調べまして、その胃がんの発症数を減少することが目的で実施するものでありますので、今後、その胃がんの検査とあわせまして実施することによりまして、さらに胃がん対策の充実につながるものと考えております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  対象者はどのようになっておるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  今回、実施させていただきますピロリ菌の検査の対象者は、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳の方に対しまして、自己負担なしで実施させていただきます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  この40歳から70歳までの方ということなんですけれども、この40歳からというのはなぜなんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  40歳で実施する理由といたしましては、特定健診や前立腺がんの検査と同時実施できるように今回は40歳とさせていただいております。 また、40歳からピロリ菌にかかっておられる方が非常に多くございますので、それから70歳につきましても除菌効果があるということで、40歳から70歳までの方を対象に実施するものでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  なるべく多くの方が、さらに多くの方が受けられるように、広報とかしっかりやっていただきたいと思います。 それでは、乳幼児医療の本市の状況というのをお聞かせ願いたいんですけれども、まずこの乳幼児医療、現在、この本市ではどのようになっておるのか、お聞かせ願えますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  乳幼児医療につきましては所得制限なしで、通院につきましては就学前まで実施しており、入院については小学校卒業まで実施しております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  そしたらまた、近隣市の状況というのはどうなんでしょうかね。今年度、どうなるのか、ちょっとお聞かせ願えますでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  今の平成25年度の近隣市の状況でございますが、通院につきましては、中学校卒業までが9、小学校卒業までが5、小学校3年生が6、小学校2年生が1、就学前までが22となっております。 また、入院につきましては、中学校卒業までが25、小学校卒業までが14、小学校3年生までが2、就学前までが2となっております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  何か大阪府が、どうもこの平成27年度から乳幼児医療費の助成をふやすということになっておるようなんですけれども、それを受けて、本市ではどのようにお考えなんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  この制度は、全国一律になる制度というのが本当であると思いますので、それにつきましては、国につきまして要望しておりますし、府についても再三要望しておるところでございます。 今おっしゃいましたように、大阪府知事のほうが議会のほうでも、今年度、27年度につきまして、その通院等について見直しをしていくということの方向性を示されましたので、今後につきましても、市といたしまして十分に注視してまいりたいとは考えております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  この乳幼児医療費というのは、市民サービスの部分もあるんかなと思いまして、やはりこの現役世代とか若いお子さんがおる世代を獲得しよう思ったら、ある程度は充実させていかなあかんのかなと思っておるんですけれども、そういう考え方はどうなんですか、市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  まず、前議会でも、私から自民党の池内議員のときも答弁させていただきましたけれども、市民サービスというのは、まずそこに僕はこの乳幼児医療というのは当たるともちろん思います。 その上で、松原市の今目指しつつ、その市民サービスとは何かいうところで、特にこの間1期4年、そして2期目、5年目に入らせていただいておりますけれども、まずは選択と集中だと、徹底してより市民のためになるものを選択して、そこに財源を投入していこうというようなことでこの間取り組みをさせていただきました。 このサービスというのは、これは紀田議員はそういう意図で他市の状況をお聞きになっていないと思いますけれども、他市と比べるものでは決してないと僕は思います。幾らでも、黙っていて税収がふえたような時代ではございません。これから、いかにアイデアを出して、今までの市民サービスを確保していったり、新たにそういった市民サービスに取り組んでいくかというのを、今いろいろと知恵を出し合っている時期でございまして、この乳幼児医療の問題についても、これは私も選挙戦でも公約として上げさせていただきましたので、しかるべき時期にそういった判断をしたいなと思っておりますけれども、まず一つはやっぱり財源確保であります。きちっとそういった財源確保をした上で、市民のためになるようなものを今後考えていきたいなということで、前回の議会でも答弁させていただいた経過がございます。 これからも調査、研究していく中で、しっかり検討していきたいなと思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  27年度から大阪府のほうがということで、財源というのは多分そのことも言っておられるのかなと思うんですけれども、ただ、この26年度から、柏原市とか羽曳野市なんかも、就学前から小6とか小3へ上げているところがようさんあるんですよね。これに対して、市長、何か対策というものを考えておられるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  これに対する市民サービスの対策は、もちろんこれまでも考えてきました。今、挙げられた2市のみならず、府下でもトップレベルの予防事業、これは僕は松原市が誇っていいものだと思っております。ここにさらに集中をしていきたいなという予算も、この26年度で表明をさせていただきました。そこはしっかりと、これからも議会ともいろんな意見をいただきながら、松原市として進めていく施策を、これはしっかりと皆さんの意見も聞かせていただきながら、そこは他市とも、ある意味いい意味で競い合っていきたいなと思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  実は、あんまり言うたらよくないんかもしれないですけれども、私、自民党の議員なんですけれども、維新の会の議員からちょっと聞いたりしたんですけれども、やはり松井知事がああいうふうに議会で言うたのは、澤井市長が結構進言してくれたのが影響しているのかなというような話を聞いているんですよ。それで、澤井市長のことをどうも、やっぱり浦野議員の出身地ということもあるのか、随分とかばってくれている部分もあって、やはり今度の平成27年度に向けて、大阪府がそのように乳幼児医療費拡充していこうという、陰の立て役者であります松原市の澤井市長がほかの市におくれをとるというのは、ちょっと僕は納得できないなと思っておるんですけれども、その辺どうですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  そんなに過大評価していただいてええのかなと思うんですけれども、もちろん府や国に対しても、これまでもしっかりとそういったところを要望してまいりましたし、これは松原市においては、15区選挙区で自民党、維新の会の国会議員の先生がおられます。そういった方々にもいろいろと、府や国に対して要望を行う際にも力になっていただいておるので、そういったところが、僕はむしろ各政党の先生方の力をいただいているのかなと思っております。 その上で、決しておくれをとっているとは思っておりません。まず、これ一つ、これまでもずっと松原市の説明をさせていただいておりましたけれども、まずは子を持つ親ならば、これは僕は皆さん同じ意見だと思うんですけれども、まずは病院にかからないような、重篤化させないようなところというのをやっぱり親は気遣うと思うんです。その上では、この間、松原市は小さいお子さんの重篤化を防ごうということで、各種予防接種ワクチンであったり、先ほど説明がありました健診事業、これ力入れてまいりました。ここで言うと、私は乳幼児という、いわゆる対象者の子育て、あるいはその子どもたちの健康面で松原市は決して引けをとっておらんと思っておりますし、これはきっちりと、今、議員からいただいた意見に関しても、私は決して反対の意見ではございません。 そういった形で、松原市のサービスを充実することによって新たな市民獲得につながるようなところは、我々もチャレンジしていきたいというのはこの間も述べておりますので、しっかりそこは松原市のスタンスでやっていきたいなと思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  金額的な話をさせていただいたら、この入院、中学3年生までふやしたら約600万円ほどですか、そして通院に関しては、小学校3年生までふやしたら4,000万円弱ぐらいですか、1カ年大体1,500万円で4,000万円から5,000万円ぐらいになるかなと思うんですよ。 なかなか、この松原市も財政的に厳しい中でやっていくのには、何かの補助がないと、市単独では無理かなと思いますし、そやからいうて、ほかの市が拡充していく中で手をこまねいて見ているというわけにもいきませんし、この6月補正に向けて、できる範囲で何か手を打っていくというお考えはございませんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  何度もしつこいようなんですけれども、決して僕はやらないとは言っておりません。約束したことに関してはきっちり応えたいなと思っておりますし、もう一点つけ加えるならば、我々、府や国にも要望してきましたけれども、松原市独自としてこれからどういったチャレンジができるのかというのを、この間、研究・検討もしてきましたので、府あたりが、国から府やとか、そういうところももちろん我々アンテナを張っておりますけれども、松原市独自としてどういったサービスができるのかというのは、きっちりこの間も検討してきましたので、そのことに関しては、きっちりしかるべき時期にそういったお諮りをしたいなと思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  また、ほかの市に乗りおくれんように、周りの状況を見ながら、もし必要とあればまた補正できる範囲でやっていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 次の質問に移らさせていただきます。 すみません、(仮称)元希者センターなんですけれども、ちょっとまたあとで質問させていただきます。 未来を拓く自立心を育む人づくりですが、この中でいろいろと教育長、お熱い言葉をいただきましてまことにありがとうございます。 まず、その中で一発目なんですけれども、この留守家庭児童会室、これちょっとお聞かせ願いたいんですけれども、留守家庭児童会室におけるこの学校長期休業期間における高学年の特別支援学級在籍児童の受け入れについて、これ12月ですか、池内議員のほうから質問があったと思うんですけれども、この内容について、もう一度お聞かせ願えますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  西野生涯学習部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎生涯学習部長(西野慶蔵君)  高学年の支援学級在籍児の長期休業日の夏休みとか春休みとかに学童保育のほうにお預かりするというふうな内容でございまして、貴会派から御父兄の方の御要望等いろいろお話しいただいたり、支援学級の在籍の必要性、こういった御議論させていただいた上で、長期休業、夏休み、冬休み、春休み、これについて、やはり健常児のお子さんとの違いで、自立、一日ひとりでおるというふうなことはなかなか難しい子どもさんもおられます。そういった方々を、長期休業の間だけ、1年から3年のときには既に在籍しておられた方も多うございますので、そういった方々を改めて4年から6年生までの長期休業日にお預かり申し上げて、そして安全を確保していく、そういった制度でございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  そしたら、その使用料とかは、今、どないなっておるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  西野生涯学習部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎生涯学習部長(西野慶蔵君)  通常、現在のところ、1年生から3年生までお預かりしている方々については月5千円いただいております。長期休業で支援学級の方がお入りになるということでございますが、夏休みにつきましては、8月丸々1カ月間ございます。ですので、同じように5千円を考えております。 そして、7月、そして春休みの3月、それと4月の一部分、それと冬休み、12月、1月というふうになるわけですけれども、これは月単位で計算させていただきまして、一月、半額の2,500円、例えば12月であれば2,500円、1月になってもやはり2,500円いただくということで、長期休業期間中を考えますと、春と冬というのは、期間中については同じような5千円というふうな設定をさせていただいております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  この留守家庭児童会室、これにおきましては、やっぱり自助・公助・共助という考え方も必要かと思います。やっぱり健常の子どもたちは、ある学年になったら、自助といいますか、自立していただいて、自分でひとりで留守番していただくようにしていってもらわなあかんと思うし、かというて支援学級へ入っているような子らは、やっぱり公助・共助の助けが必要やと思いますので、その辺のところ、めり張りをつけて、これからも留守家庭児童会室のほうへ努めていただけたらと思いますので、その辺のところよろしくお願いいたします。 そして次に、これ聞きたいんですけれども、教育長、新学習指導要領というやつですね。これについて、教育長なりの見解というのをお聞かせ願えますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  高阪教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(高阪俊造君)  今、新教育指導要領とおっしゃっていただきましたけれども、かなりたっておりますので教育要領と申し上げていいと思いますけれども、これについては、それが根本になりますので、それをもとにして教科書等もつくられておりますし、そういう部分でいうと、それに合った教育を今しっかりとさせていただいているということでございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  今、その学習指導要領の一部、ちょっと読もうかなと思ったんですけれども、その資料がちょっと見当たりませんで、たしか歴史の部分とかに書いてあったんですけれども、この国を愛しとかそういう文があったんですよ。 ことし、小学校の教科書を選ぶ時期がやってまいりました。この教科書を選ぶのにかかわる人たちみんなが、はっきり言ってこの学習指導要領を一度は読んでいただいているのか、理解していただいているのか、その辺をお聞かせ願えますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  橋本学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(橋本巧一君)  平成27年度から使用いたします小学校の教科書採択がございます。教科書採択につきましては、たしか平成13年度から市町村ごとの採択に移りまして、そのときから保護者委員も含めて選定委員会を構成すると。それで、必ずその折に学習指導要領であったり教科書の無償措置法であったり、そういう法令等についても、その審議委員のメンバーの方には配布もし、御説明もし、その趣旨にのっとって採択していくということで審議をお願いしているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  審議委員の方ですか、見ていただいているということで、そしたら教育委員もしっかり見ていただいているということでよろしいんですね。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  橋本学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(橋本巧一君)  教育委員の皆様につきましては、通例でいきますと、4月に都道府県教委がその年度の教科書採択について指示を出すということになっております。その指示にのっとって、4月の教育委員会議で、先ほど申しました教科書無償措置の法律であったり学習指導要領であったり、そういう法令等についても教育委員会に提出いたしまして、教育委員の皆様方にもそのあたりも十分御理解した上で教科書の審議会に諮問を図ると、それで最終7月末の教育委員会にて採択をすると、こういうことになっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  教科書選定に当たり、やっぱり最終的に選ぶ委員の方々は、ちゃんときっちりとこの学習指導要領とかを理解していただいているということ、理解していただいてから選んでいただかないと、やはり教科書というのは、全部が検定通ってきたよとはいうても、いろいろと幅があると思うんですよね。その幅がある中で、よりこの指導要領にのっとったやつを選んでいただかないと、やはり子どもたちにも影響してくると思います。だから、この選ぶ方々は、しっかりと理解していただいてからこの教科書の選定に入っていただけたらと思いますので、そこのところよろしくお願いいたします。 では次、学校図書室についてお尋ねしたいんですけれども、今回、ボランティアの方を入れて、週1回ですか、図書室をあけるという話なんですけれども、前に学校の本をバーコード化したら、子どもだけでも本の貸し借りできるようになるんですという話を聞いたんですけれども、その割にはちょっとあんまり図書室の開館時間短いのかなと思うんですけれども、その辺との整合性はどうでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  橋本学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(橋本巧一君)  現在、バーコードにつきましては、学校に配当されております理科の教材であったり算数の教材であったり、さまざまな教材備品と、その中でやりくりをつけた、学校ごとにそれぞれ教育の特色というのを持たせておりますので、現在のところ、準備中も含めて10校がバーコード化をしていると。その場合、子ども主体でできるわけですけれども、やはり図書室には貴重なさまざまな図書という財産がございますので、子どもだけで開室ということもいきませんので、バーコードで児童会や生徒会主体でやっておる学校につきましても、PTAのボランティアであったり教員が交代交代でついているというふうなところで、なかなかやりくりも厳しいと。 今年度、図書ボランティアをつけていただくということで、学校での開室も、より一層機会が広がるのではないかと、こういうふうにしていきたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  せっかくバーコードを入れて本を貸し借りしやすくなったというているんですから、もうちょっと図書室あける時間というのをふやしていただかないと、何かちょっと、機械化する、そういうお金は、予算はとったわ、あいている時間は一緒やわというたら、ちょっと何か整合性が合わんのかなという気もいたしますので、さらにこの図書室、せっかくええもんを入れたんやから、開館時間ふやしていただけますように、できれば放課後もあけたりできますようによろしくお願いいたします。 そして次に、この空調整備の調査事業なんですけれども、これによる結果というのは大体いつぐらいに出てくるんですかね。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  飯尾管理部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎管理部長(飯尾孝二君)  今回のこの調査でございますけれども、昨年を含めます近年の気温上昇による教育環境の変化などを考慮いたしまして、今年度、各学校等の普通教室の状況等を把握するものでございまして、現在のところ、どうこうという時期的なものについてはまだ考えておりません。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  調査の結果がいつ出るんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  飯尾管理部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎管理部長(飯尾孝二君)  この26年度1年間かけて調査をしていきたいというふうに考えております。 今回、小・中学校の普通教室のエアコン設置につきましては、冷房化、ボリュームの大きな事業でございます。当然、財政負担の問題等も視野に入ってくるのかなというふうに考えておりますので、今後、少子化の影響や各学校施設のあり方等も含めて十分に調査・研究をしてまいるものでございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  その調査結果を見るということなんですけれども、ちょっと僕、一つ驚いたなと思うのが、緑のカーテンとかやってくれて暑さ対策とかしてくれているんやけれども、その緑のカーテンすらできる学校とでけへん学校の数が、教室とかいうのも把握できていないような状況やったんかなと思って、ちょっとその辺のところもしっかりと調査していただきたいなと思うんですけれども、それとあと、このエアコンの問題なんですけれども、これ普通教室全部につけたら大体8億円ぐらいかかるとかと聞いているんですけれども、そのとおりでよろしいんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  飯尾管理部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎管理部長(飯尾孝二君)  あくまでも教育委員会管理部の試算でございます。現在のところ、大体それぐらいかなというふうに考えておるところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ◆3番(紀田崇君)  やはり、ちょっとでも安う済んだほうがええなという考えはあるんですね。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  飯尾管理部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎管理部長(飯尾孝二君)  財政的な面からいきましたら、確かにおっしゃるとおりでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  あとちょっと、この話とほかの話を絡めたいと思うんですけれども、実は1学年当たりの生徒数、少ない学校とかもありますよね。1学年1クラスとかいう、そういうのはやっぱり好ましくないというお考えはあるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  橋本学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(橋本巧一君)  それぞれのデメリットというか、クラスがえがないということでのデメリットもございますし、また小規模やということでのメリット、両方あるように思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  何か、校区審議会とかでは、やっぱりこのデメリットなんかを認めておられたと思うんですけれども、その辺はどうでしょう。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  橋本学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(橋本巧一君)  昨年の校区審議会の中で、前部長のほうで、クラスがえがないというようなことのデメリットについては、やはり教育の課題として考えなければいけないというような答弁をしたかと思います。 また一方、これまでの審議会の各委員の中からは、一方、やはり学校というものにおける地域や子どもたちの意味というものの重要性も指摘されておりますので、総合的に考えていかなければいけない問題かなと思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  とりあえず、少人数制によるデメリットはあるよということは認めていただいていると思うんですけれども、片一方で、やはりもしエアコンをつけるとしたらちょっとでも安いほうがええという考えもあるし、そしてこの夏、また暑かったら、暑い夏が来るというのがわかっておるんですから、その辺も考えていただきたいなと思うんですけれども、あと、例えば学校を統合しよう思ったら、ソフトランディングしよう思ったら、10年ぐらいの月日が要るとかいうお話は御存じでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  橋本学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(橋本巧一君)  今言われた10年というのは、ちょっと私、存じておりませんので、今の御質問にはお答えいたしかねます。御容赦ください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  きょう言うてあしたは無理やというのは御理解いただけると思うんですよ、やっぱり何年かかかるというね。 その中で、やっぱり数年単位の話がある、そして片一方でこの夏、だんだん暑くなってきているというのも多分御理解いただいていると思います。去年もああいう事件がありましたし、学校で子供たちが倒れる、そして片一方で、エアコンを設置するんやったらちょっとでも安いほうがええよなという考え方も持ってはる、やはりその辺を総合的に考えて、また近いうちにお考えをお示しいただけたらと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。 そしてあと、四つ葉幼稚園の空き教室の有効利用ということでちょっとお尋ねしたいんですけれども、前も僕言うたんですけれども、幼稚園へ入る子がだんだん減っていっている。やっぱり、僕、ちょっとでも幼稚園残ってほしいなと思うんで、少しでもこの幼稚園、残ってもらうにはどうしたらええんかなと思っておったら、この四つ葉幼稚園、どうも空き教室が出そうだと、それでこの空き教室、有効利用ということで、どのようなことを考えておられるんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  橋本学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(橋本巧一君)  2月のちょうど3週目の日曜日だったと思いますけれども、四つ葉幼稚園の一般の公開日というものを実施いたしました。それで、訪れました多くの方々が、今現在、関係の4園に通っておられる親子であったり地域の方でありましたけれども、まだ幼稚園の入園に達していないお子様、いわゆる赤ちゃんを連れた保護者連れの方もたくさん訪れられましたし、その中で、私、何人かの保護者とお話しして、またここでひよこ組という未就園の子どもたちを対象にした子どものつながり、また保護者のつながり、保護者の支援、そういうものを、ここを幼稚園教育からの拠点にしたいということで、現在、各園で月一度やっておりますけれども、四つ葉幼稚園につきましては最低でも週一回、そういうひよこ組、またそこにキンダーカウンセラーを配当して、未就園の保護者も含めた子育て支援の、幼稚園教育の側からの支援のセンター的な役割を担っていけたらなと、このように考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  空き教室を使っていろいろとやっていっていただけるということなんですけれども、やはり保育園へ行くというか、保育園とかでやったら、もっと小さいときから入っていくんですよね。やっぱりそうなったら、この幼稚園へ入ってもらおう思ったら、もっと小さい、零歳児とかそういう子らも対象の、そういう教室もやっていかなあかんのかなと思っておるんですけれども、その辺のお考え、どうでしょう。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  橋本学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(橋本巧一君)  今現在のひよこ組につきましても、いわゆるゼロ歳児、1歳児の赤ちゃんを抱えた保護者も来られております。ただ、そのゼロ歳児、1歳児を対象にした事業ということにはなりませんけれども、幼稚園の子どもたちが元気に遊ぶ姿を見てもらったり、またゼロ歳、1歳でもつかまり立ちというんですかね、そういう形で遊具で遊んでもらったりということで、現状としてもゼロ歳、1歳児の親子が来られていると、今後もそういう親子も受け入れていきたいと、このように考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  教室は無理かもしれんけれどもということなんですけれども、なるべくこの小さい零歳児からの子をしっかりとつかまえて、四つ葉幼稚園ええな、ここに入れたいなと思うようにしていただいて、そしたらやっぱり幼稚園統廃合もこれ以上せんでええようになるわけやし、そうなったら幼稚園の先生の首も切らんで済むわけですから、どうかこの幼稚園、ちょっとでも残りますように、いろいろとアイデアを出してやっていただきたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  議事運営上、休憩いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △休憩(午前11時48分) △再開(午後0時58分)        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  休憩前に返り会議を再開いたします。 午前中に引き続き、自由民主党の代表質問を続行します。 紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  朝に引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 ちょっと先ほどの続きということになるんですけれども、教育アドバイザー事業なんですけれども、教育アドバイザー事業、確かに若い先生方の資質向上とか努めていただいて、本当に学校とか、よく見させていただくんですけれども、非常にやる気のある若い先生方がいっぱいあふれておって、ええことやなと思っておるですけれども、ただやはり、中にその授業技術とかそういうのばかり習っているのかなと思われるような先生方がちょっと散見されるんですよね。例えば、教育長がよくおっしゃる、めり張りをつけて丁寧な対応をして、怒るときは怒るという、そういうふうなことをしなさいという話なんやけれども、やはりどなり散らす先生とか、あと授業中、言葉遣いが生徒と一緒の若い先生とか、ちょっとそういうのが見受けられるんですよね。 だから、ちょっとこの教育アドバイザー事業、確かに僕はいいことやと思うんやけれども、ちょっと検証するところも必要なんじゃないんかなと思うんですけれども、その辺いかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  橋本学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(橋本巧一君)  今、議員御指摘いただきましたそのような状況が散見されるのは我々も承知しております。これも、我々の指導の不十分なところかなと思っております。 午前中の教育長の答弁でも申し上げましたけれども、教育長は就任以来、事あるごとに実際の教職員の指導の現場を見るということで、教育委員の方々も、今年度は1学期の全校訪問に加えて、2学期に全中学校、再度行くというふうなこともやっております。 来年度、教育長を筆頭に、我々現場に、本当に事あるごとに指導に行って、教育長が言っております職員としての当たり前のことをやっぱり徹底するように、議員御指摘のことも踏まえて指導に努めたいなと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  教育長も、各小学校・中学校と回っていただいて、大変やなと、ありがたいことやなと思っております。 ただ、やはり、前からよく話に出ると思うんですけれども、教育長が行くいうたら、教育長が行くときだけ頑張っとるん違うんかという意見があるんですけれども、その辺、どない思ってはるんですかね。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  高阪教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(高阪俊造君)  言っておられること、もっともな部分もございます。 ただ、行くときには、この間少しおもしろいのを見たんですけれども、丁寧な言葉遣いって、やっぱり授業中と休み時間とを区別してほしいということがあって、あるところへ行きますと、ベテランの先生が、私が行って、びっくりされて、急に丁寧な言葉になって、皆さん方にやっていただいていますがという突拍子もない言葉が出てくると、やっぱりその辺のところはまだ不足する部分も当然ございます。 しかし、回数を重ねることによって、何が大事なことなのかということをやっぱりわかっていかさなあかんなというふうなことで足を運ばせてもらって、当たり前のことが、我々が行かんでも当たり前のごとくやっていただくような形で先生方にはやりなさいということでは言っておりますので。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  やっぱり、教育長が行ったら急に慌てる方も中にはね、特にベテランの先生なんかおるんかなと思いますよ。がーがーどなり散らす先生というのは、やっぱり年配の先生方が多いし、そんな年配の先生方に言うことを聞かそう思ったら、それは今までの実績とか経験があるんやから、急にあないせい、こないせい言われても、そんな急にはでけへんのかなと思います。 教育長の教育方針、ええか悪いかという話は抜きにして、現状では教育長のやり方しかしゃあないんかなと思うんですよ、この今の世の中を見ましたら。そやけど、例えは悪いかもしれませんけれども、連合艦隊の司令長官みたいなものですよ、教育長というたら。司令長官が全速前進やとか面かじいっぱいやとか言うているのに、ほかの駆逐艦や巡洋艦の艦長とか乗組員、何か言うこと聞かへんのがおるんかなと。そしたら、教育長が言っておられる教育方針、今も言った丁寧な言葉遣い、めり張りをつけるという、その教育方針についても、僕たち検証することができないんですよね。教育長が何ぼここでええことをおっしゃっていても、現場じゃ守ってくれていない、何かみんな好き勝手やっている人がおる、やっぱりそないなってきたら、ほんまは一体どの教育方針がいいんかなというのがわからないと思うんですよね。 だから、もうちょっとアドバイザーの人たちにも、教育理論とか授業のそういう理論だけじゃなくて、教育方針を徹底させるというか、そういうこともしっかりとやっていただきたいんですけれども。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  高阪教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(高阪俊造君)  言われることはよくわかるんですけれども、ただし、私が言うていることを現場が守らないとか反対しておるとか、そういうことではございません。こんな例えは悪いんですけれども、例えばベテランの先生方は、たばこでいうたら、たばこ30年間吸うている人にやめなさい言うてもなかなかやめられへん、ちょびっとずつしか。ところが、若手から育成していくと、1年間だけやったらすぐやめられるというふうな部分もございます。30年吸うている人の気持ちもわからんではないですし、そういう部分でいうと、事しげく指導していかなあかんと。 それともう一つ、教育アドバイザーについては、現在10名ですけれども、すごい配慮を市のほうでやっていただいて各学校に出向かせてもらっているわけですけれども、そういうあたりは、その先生方が毎月こちらの担当者と連絡をとって、一人一人、今、当たっている人たちの内容をこちらのほうに書いて渡してもらったり、また私自身とも話をさせてもらって、私自身の言うていることをやっていただくと。ただし、その中では、もちろん指導方法も大事なんですけれども、人として、また教育者としてどうあるべきかという基本的なところをとにかく若い先生方には指導してほしいということでお願いしているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  確かに。本当に全部が全部じゃないんですよ、僕が言うているのは。中には、そういうふうな先生方も見受けられると、ちょっと生徒と一緒になって何をやっとんやみたいな若い先生方もおるしということで、だから教育アドバイザーの人も配慮はしていただいているんやけれども、教育アドバイザーの人もしっかり仕事をしてやということなんですよね。 それと、やはり現場いろいろと見させてもらっていて思うんですけれども、学校の先生方にしたらプライドが許さへんかもしれんけれども、よくうちの会派から出る意見で、外部からの人間を雇ってはどうかという話とかもあるんですけれども、その辺については考えられたことはありますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  橋本学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(橋本巧一君)  図書ボランティア、平成26年度に計上させていただいております図書ボランティアも、地域人材ということでございますし、それから総合的な学習等、また道徳等での外部人材ということで、学校には現状としてもたくさんの外部の人材が入っておりますので、今後も引き続きさまざまな観点からの外部の人材ということで、子どもの指導、また教職員への刺激といいますか、そういうもので学校の改善に当たっていきたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  高阪教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(高阪俊造君)  加えまして、次年度の予定ですけれども、教育研修センターという課をつくり上げますけれども、その中に、例えば予定として警察官のOBに入ってもらったりとか、それからまた、さまざまなそういう企業の方々の研修をやったりとかいうふうなことで、外部のよさを生かしていくということを十分に、今、議員言っていただいていますように、こちらのほうとしても頑張ってやっていきたいなというふうには思っておるところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  生徒の指導、特にやんちゃな生徒の指導に外部の人を入れたらどうやなんていう意見はうちからも上がっていたと思うんですけれども、さっき言うてくれてはったのが、その始まりの一歩になるんかなという感じなんですけれども、やっぱり見ておったら、これは先生の手には負えんよなと、現場の先生すごい苦労してはるというのは見受けられますので、ちょっと現場の先生方の負担を少しでも減らせるようにいろいろと、そのような外部からの人材も必要であるならば入れていただきたいと思います。 そして次、保育関係でちょっと質問させていただきたいんですけれども、子育て支援なんですけれども、保育所において、市長がずっと言っておられる年間通じて待機児童ゼロへ取り組むという話なんですけれども、実は、僕、最近思うんですけれども、保育所にお子さんを預けへんで、在宅で子育てやってくれてはる人いますよね。そういう世帯は、どのような支援を行われているのかなと思って、よろしくお願いいたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  中野福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(中野信昭君)  在宅で子育てをされている世帯への支援ということでございますけれども、子育て支援センターや広場におきまして、子育て中の親御さんが気軽に集まっていただいて、相互交流や子育ての不安、悩みを相談できるような場を提供しております。あわせて、各種教室、講座等を行っておるところでございます。 また、これら子育て支援センター以外にも、地域での公民館等に出かけまして、より身近なところでの教室、講座、相談等も行っておるところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  現在の在宅の方への取り組みというのは大変よくわかりましたが、今後の取り組みについて、どのようにお考えでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  中野福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(中野信昭君)  今後の取り組みということでございます。 まず、平成26年度からは、地域の老人センター等を活用いたしまして、世代間交流、この辺のほうを進めてまいりたいなと、そのように考えております。 さらに、第3保育所、この分につきまして、子育て支援センター併用の保育所として建てかえをいたしまして、平成27年度から、保育機能に加えまして、新たな在宅での子育て支援の拠点として活用して、子育て支援の充実を図ってまいりたいと、そのように考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  在宅の子育て世帯、そのような方々への支援を充実することは、子育てを実際にしている方からの意見を取り入れるのが重要だと考えておりますが、その意見の集め方ですよね、どのような形で意見を取り入れて充実を図っていかれるつもりでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  中野福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(中野信昭君)  在宅で子育てされておられる方の意見の収集ということでございますけれども、先ほども申し上げましたように、子育て支援センター等で各種教室、講座等を行っております。その段階での参加者の方からいろいろな御意見を聞く中で、その意見等を十分酌み上げた中で、そういう取り組みについて進めておるところでございます。 今後また、昨年の末に実施いたしましたニーズ調査とか、あと子ども・子育て会議のほうでいろいろと御議論していただく中で、子ども・子育て支援事業計画というのを策定していただくわけでございますが、その計画を踏まえた中で子育て支援の充実を図ってまいりたいと、そのように考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  ありがとうございます。 それに際して、ちょっと元希者センターについてお聞かせ願いたいんですけれども、この(仮称)元希者センターについては、「人とひととをつなぐ交流の拠点」と施政方針にもあるんですけれども、どのような取り組みをされていくんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  (仮称)元希者センターについてでございますが、今、議員がおっしゃいましたように、さまざまな年代の方に利用していただきまして、子どもから高齢者までが触れ合える場となるように、平成25年7月から(仮称)元希者センター建設計画推進会議を立ち上げまして、その中で元希者センターとしての配慮すべき点とか事項及びスケジュールなどを検討いたしまして、また他市にも視察して、行っているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  ちょっと申しわけないです。次、(仮称)元希者センター、今後どのような役割を担うと考えていらっしゃるのでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  (仮称)元希者センターですけれども、笑顔になれる、元気になれるような生きがいづくりや介護予防の拠点とするように、また高齢者の閉じこもりの予防にできるような役割を担えるような施設として考えておりますので、それにつきましては、他市の施設等も視察しながら、どういうふうな施設がいいのかというのは考えてまいりたいと思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  市長は、ずっと、年間通じて待機児童をゼロにすると言ってやってきて、今はもう年度当初ゼロという形で、僕はもうこれ、市長、すごい勢いでやってはったなと思うんですよ。横浜が待機児童を8割減らしましたというたらニュースになったところを、もう既にこの松原市、年間を通じてゼロを目指しているというのはすごいことやなと僕は思っているんです。国の動きよりも松原市のほうが子育て支援は進んでいると思うんですよ。 そこで、たしか、前、池内議員の質問でもあったし、市長もそう答えてられると思うんですけれども、子育て支援イコール子どもの数ふやすということにはつながっていないよなということをおっしゃっていたと思うんですけれども、やはり今度は子どもを預けるという子育てじゃなくて、子どもを家で見る、子どもを家庭で育てるという人らに目を向けていくべきじゃないんかなと。真に子育てしやすいまち日本一にしていくためにも、在宅で子育てをされている方々に今以上にもっと目を向けていくべきじゃないんかと思うんですけれども、その辺、市長のお考え、どうでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  川西副市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎副市長(川西善文君)  お答え申し上げます。 今、青少年会館、名称は変わったんですけれども、それから道夢館、それからこの第2保育所等々で、いろいろな子ども支援をやっております。 やはり、総合的に物事を判断していく、おっしゃっているように、保育所に預けておられる世帯だけをフォローするのではなくて、やはり市として全般的にそういう制度をきっちりと構築していく必要があるなと。特に、今、時代は非常にすごいスピードで移り変わっております。それから、社会状況として、今、雇用が非常に問題になってくると。まして、2050年、2060年あたり、日本の雇用・就労人口が大幅に減るというのは、これはもう想像されて、確実にそうなっていくでしょう。そうなったときに、我々自治体として、どのような状況の中でも即座に動けるように、やはり一歩でも二歩でも前もってこの作業を進めていくと、そういう状況に今シフトして進めておるのではないかなと思っております。 また、保育所、公立と民間のこのバランスも、民間ばっかしにそのお力添えを賜るのではなくて、公立も公立の立場をきっちりと見据えながら運営していくと、そんな状況も一つ一緒になって考えていく時代かなと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  確かに、子育て支援、一生懸命やっていただいているというのは十分わかっておるんですけれども、ちょっとその軸足を少し、軸足というか、待機児童をゼロにするというその姿勢は変えたらいかんと思うんですけれども、もう少し在宅で見る人にもという感じなんですよね。 例えば、先ほどちょっと聞かせていただいたんですけれども、元希者センターについてもなんですけれども、例えば「人とひととをつなぐ交流の拠点」と書いてあるから、やはりそういうところなんかでも、在宅で子どもを見てはるお母さんたちのそんなスペースがあったり、そんな催しがあったりしてもええんかなと。また、子育て、子どもがたくさんおる家庭、3人も4人も5人もおる家庭で、しかもそれで在宅で見られているという方がおったら、例えば市長表彰をあげてもいいんじゃないかなと僕は思うんですよね。だって、すごい貢献でしょう、子どもはようさんいてる、しかも在宅でみんな見てくれているというたら、その人たちというのはすごい松原市に対する貢献やと思うんですよ。 僕らというのは、専業主婦とか家で子どもを見ているお母さん方に対しての、ちょっと手を差し伸べるというか、あんまり手厚くなかったんかなと思うんです。だから、どうでしょう、市長、例えばなんですけれども、在宅で子だくさんの家で、そういう人にも市長表彰をあげるぐらいの気持ちでいかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  これは語弊があってはなりませんので、少子化の時代ですから、そういって夫婦ともに頑張って多くの子どもを育てている家庭も僕はすばらしいと思いますし、これは理由があって子を持てない家庭もありますから、その辺はどういった評価になるかもしれません、評価というのは一概に言えないのかもしれませんけれども、もちろんそうやって頑張っているお母ちゃん、エール送りたいという気持ちは十分にありますし、この間、保育所の問題等々でも、私が述べてきたのは、園に通っている子どもだけが松原市の子どもたちじゃないですよ、もちろん幼稚園だけでもないです、在宅のお子さんを持つ、在宅で育てている方々も含めて子育てだという話をしてまいりましたので、そういった観点から、特に松原市は、これは子育て、先ほど教育委員会の関係であったり保育所、これ全部署にまたがってくると思いますけれども、そういった方々をターゲットにした支援というのは、これたくさんあります。 残念ながら、そういったサービスが市民の方々に伝わっていないんですね。そういう方々のアンケートをとると、特に今までの松原市の子育て支援サービスというのを御存じない世帯が多数おられます。ですから、ことしのこの平成26年度の予算にも多く反映させていただきましたけれども、情報発信をきちっとしていこう、しかもこれまでの情報ツールというのは、ひょっとすればそういう方々にすれば伝わりにくい情報媒体だったのかなということも反省しながら、よりそういう若い世代の方々に情報をとってもらいやすいような形で、今回また情報発信していきます。さらにそこは充実させる、そして子育て世帯を応援する、松原市として応援するという姿勢でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  子ども・子育て会議でアンケートをとったやつなんかも見させてもらって、もう松原市のお母ちゃん方のアンケートを見ると、六十数%が子どもを見るのが楽しいと、それで二十数%が楽しいときとちょっとつらいと思うときがある、それで2%ほどが子どもを育てるのがつらいと思うと書いてあったんです。最近、多分ネットとかでも見るんですけれども、電車に子どもを乗せたら、そんなところへ、電車へ子どもを乗せてとか、子どもが泣いたら子ども泣かせてとかと、何かそういうことを言うて、何か周りの大人がそういうことを言う、何か本当に子どもを育てにくいまちになってきているのかな、世の中になってきているのかなと。子どもに優しくないのに子どもをふやせふやせいうてもちょっと無理やと思うんですよ。 やっぱり、この松原市、何かようありますやん、子どもの笑顔が見られる何ちゃらとかね、実際のところ、子どもってそんな、笑顔の時間のほうが短いんかなと、泣いている時間のほうが長いです。子どもが泣いておっても、どうしたんや、何泣いているんやと周りの人間がやってくる、何かそういうふうに子どもに優しい、子どもを育てやすいまちになってきたら子どもも自然とふえていくのかな、やはりそのためには在宅で子どもを育てているお母ちゃん、ぜひとも今以上に応援していっていただきたいと思います。 そしたら、次に移らせていただきますが、この利便なまち、元気で活力あふれるまちにするにはということなんですけれども、天美B地区の現状についてお聞かせいただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  岩元理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(岩元秀樹君)  天美B地区のまちづくりについてということで、現在の取り組み状況を御説明させていただきます。 先月2月に、地元地権者の方々によりまして、松原市天美東土地区画整理準備組合が設立されました。現在、区画整理準備組合と事業化検討パートナーであるイトーヨーカ堂、そして大林組、市との間で区画整理事業につきまして具体的な検討を行っているところでございます。 また、今後といたしましては、事業化検討パートナーの提案を受けまして、平成27年の春ごろ、市街化区域編入や土地区画整理など都市計画決定を行いまして、夏ごろには土地区画整理本組合の設立を目指しているところでございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  次に、そのB地区の隣、C・D地区とかは、これからまちづくり、どのようにされていくんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  岩元理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(岩元秀樹君)  天美C・D地区のまちづくりの状況についてでございますが、ことしの1月に地権者様を対象といたしまして土地利用に関する意向調査を実施いたしました。そして、きのうなんですけれども、地元地権者の方々によりまして、まちづくり協議会が設立されたところでございます。 今後につきましては、意向調査の結果をもとに、協議会と本市によりまして、地区計画等の検討を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  そしたら、阪神高速大和川線沿道のまちづくりに関して、大阪河内長野線のこの南北への延伸というのは、非常に今のまちづくりについて、活性化につながると思っておるんですけれども、今後の整備の計画とかにありましたら教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  岩元理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(岩元秀樹君)  大阪河内長野線の南北への延伸につきましては、事業者でございます大阪府から、現在時点では整備時期は未定だとは聞いております。 しかし、本市といたしましては、まちづくりへの効果が非常に大きいことから、以前より大阪府に対しまして早期の整備を強く要望しているところでございまして、今後につきましても引き続き要望を続けてまいります。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  なかなかあの道、南北へは延びないという感じなんですけれども、やはりこの経済効果というのを考えたら、あの道、南北というよりも北へ、大阪市内へ延ばした方が、経済効果は大阪市内とつながったほうが高いかなと思うんですけれども、橋だけ先にというか、大阪市側へ先にという、そういう計画の持っていき方というのはできないんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  岩元理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(岩元秀樹君)  橋自体は大阪府の事業となっております。また、大阪市のほうは、今里線など地下鉄の延伸なども考えておられますし、それを含めまして、橋梁だけの事業というのは、ちょっと事業効果のほうで疑問かなと思いますので、道路も含めて要望していきたいと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  やっぱりあの道があるとないとじゃ、あの辺の活性化もまた違ってくると思いますので、一日も早くできるように要望を出していただきたいと思います。 そして、新堂地区のほうなんですけれども、どういうふうになっているんですかね、お教え願えますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  柏村理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(柏村幸一郎君)  新堂地区の取り組みの状況について御説明させていただきます。 第4次総合計画の土地利用構想におきまして、大規模集客商業施設用地あるいは都市計画マスタープランにおきまして、都市型複合拠点地区と位置づけました市内幹線道路周辺の市街化調整区域について、地権者にアンケート調査を実施いたしました。その結果、農地以外の土地活用というのも検討したいというお答えが比較的多かった地域といたしまして新堂4丁目地域がございます。 具体的な位置としましては、309号線と新堂南線が交差する地点の北東に大半が位置する地域にございますけれども、この新堂4丁目地区につきまして、アンケートの報告会などを行った上、昨年10月に、将来を見据えた地域の土地利活用、まちづくりを考えるための地権者による勉強会を立ち上げまして、土地活用をする際の手法でありますとか、税務がどのように変わるか、また地域に対する企業のニーズなどをテーマにしまして勉強会をしているところでございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  紀田議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆3番(紀田崇君)  やっぱり、この松原は、ちょっと今、阪神高速大和川線のかげんで一部地域にこの開発が集中しておって、何かほかの地域の人から、えこひいきがあるんじゃないかという言い方といいますか、ちょっと一部地域に偏っている、開発が偏ってきているように、たまたま偶然なんですけれども、そういうふうに見られているところもありますので、ぜひともほかのところへも気配りをしながら、開発のほうもなるべくスピードを上げてしていっていただきたいと思います。 そして、最後になりましたけれども、この市民と行政の協働を進めていくにはなんですけれども、アドプト・ロード・プログラム、この町会活動なんか参加していただいているということで、最近、市役所の中でもアドプト・ロードのジャンパーを着て歩いてくれてはる職員さんもようさんいてて、みんなやっぱりそれだけ一生懸命参加してくれているんやなというのはわかります。うちの篠本議員なんかも、前言うていたんかな、職員張りつけにして、もっと地域の活動に参加させみたいなことを言うてはりましたけれども、やはりそういう意識が少しずつ芽生えてきたんかなという気がいたします。 実は、私、アドプト・リバーというのを西除川でやっておりまして、そちらのほうも、数カ月に一遍ではございますけれども、くわとスコップと、それからシャベルとを持って、それから草刈り機も出てきますか、ちょっと重労働ではございますけれども、職員の皆様のさらなる御参加をお願いしたいなと思います。 この市民協働というのは、ほんまに、なかなか口で言うのは難しゅうございますけれども、だんだん人のつき合いというのが減っていく中で、参加する人はどこへ行っても参加するけれども、参加せえへん人はどこまでいっても参加せえへんみたいな感じになってきて、それをどうやって引っ張り出してくるのかというのは非常に難しい課題ではあるかと思いますけれども、やはりそこは、地域のコミュニティーづくりというのは松原市の安心・安全をつくる上においても非常に大切なことだと思いますので、このアドプト・ロード・プログラム、アドプト・リバーとかそういうのも大変重要な、地域のコミュニティつくる、そして市民の方と市役所の働いている職員の方々とをつなぐ大変重要な施策だと思いますので、どうかこれからもアドプト・ロードだけと言わず、ぜひともアドプト・リバーのほうも御参加いただきますよう、よろしくお願いいたします。 長々とお話しさせていただきましたけれども、実は私、子どもできて、子どもできる前までは、うちの先輩方に、女って子どもできたら変わるでとかいろいろ先輩としての意見をいただいていたんですけれども、僕さっぱり、わかりましたわかりましたと言うてるんやけれども、いまいちわからんかって、それで子どもできたら、ああ、何かそういうことなんかというのもわかるし、子育てってこういうことなんやなと。それで、実際、子どもできるまでは、はっきり言うて、口先では子どもかわいいねとは言うていたけれども、心の底からかわいいとは思ったことありませんでした。それで、自分、子どもできたら、自分の子どもは当然かわいいし、人の子どももめっちゃかわいいし、やっぱりこの自分のかわいい、また三重松先生の娘さんとかにもすごい助けてもらっていて、すごい助かっているんですけれども、やっぱりそういうのを自分だけじゃなくてこの松原の人たちみんなに、子育てされているお母さん方に享受してもらいたいなと思いまして、だからこれからもちょっと子育てのほう、子育ての施策もちょっといろいろと目を向けていきたいなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 本日はどうもありがとうございました。 以上で私の質問を終了させていただきます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  次に、松原会代表として山本真吾議員の発言を許します。 山本真吾議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~            質疑質問(代表) 松原会 12番 山本真吾議員発言要旨具体的内容関連議案番号等1.平成26年度施政方針(1) 平成26年度予算及び行政経営の基本的姿勢と重点施策  ① 安心して住み続けることができるまちづくり  ② 市民誰もが健やかに暮らせる和らぎのまちづくり  ③ 未来を拓く自立心を育む人づくり
     ④ 利便なまち、元気で活力あふれるまちづくり  ⑤ 市民と行政の協働によるまちづくりについて 2.収納関連(1) 徴収方法について (2) 延滞金について 3.大和川河川敷(1) 整備について 4.学校教育(1) 道徳教育の教科化について (2) 施設整備について (3) その他 5.清掃(1) ごみ収集について        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君) (登壇) 12番、松原会の山本真吾です。 ただいま議長より発言のお許しをいただきましたので、通告に従いまして代表質問させていただきますので、市長並びに理事者の皆様方におかれましては誠意のある御答弁をお願いしたいと思います。 今回上程されました平成26年度予算は、澤井市長2期目における初の当初予算ということで、いろいろな熱い思いを持ってこれからの松原のまちづくりを実現するために組まれたと思います。 そこで、今後、松原が、住んでよかった、住み続けたい松原とするために、施政方針で「挑戦し続ける 元気あふれるまち まつばら」の実現を目指し、5つのまちづくりの目標が示されておりますが、それぞれ5つのまちづくりに対する市長の思い、考えについてお聞きしていきます。 最初に、「安心して住み続けることができるまちづくり」についてですが、松原市は昨年11月16日、大阪府下で初めてWHOによるセーフコミュニティ国際認証を取得しました。これは、ひとえに市民の皆様方を初め多くの方々と一緒に協働で取り組んできた安心・安全に対する活動が評価されたわけですが、5年後には再認証があると聞いておりますが、今後どういう思いを持って、どう取り組んでいくのか、お聞きしたいと思います。 次に、2点目の「市民誰もが健やかに暮らせる和らぎのまちづくり」についてです。 平成26年度も、市民の皆様に対する各種予防事業や健康事業に重点を置き、取り組まれております。施政方針の冒頭に、長生き日本一の実現という大きな将来目標が掲げられています。それを踏まえ、平成26年から10年間の35年までのこの第2次健康まつばら21(健康増進計画・食育推進計画)に示された計画に基づいて健康づくりに取り組むと聞いていますが、計画の基本理念と重要ポイントについてお聞かせください。 次に、3点目の「未来を拓く自立心を育む人づくり」についてですが、私は常に心の教育、道徳教育が、子どもたちだけでなく大人にとりましても大変重要と考えております。 この3点目のタイトルは、「自立心を成長させる人づくり」ではなく、「自立心を育む人づくり」と書かれておられます。この「育む」という言葉は、私のイメージは、自然に大きくなるという意味ではなく、大切に心を込めて育て上げる、体の成長だけではなく、強いて言うと心に重きを置いた成長と私は感じ、認識、理解しています。すなわち、このタイトルは、心の成長を育むことが非常に重要だと物語っていると私は感じるのです。 21世紀は心の時代と、道徳教育を含めさまざまな形で心を育む重要性が言われて久しいですが、子どもたちだけでなく、心を磨く大人の道徳教育、すなわち心の生涯学習に取り組むことは大変重要であります。自立心を育む人づくり、すなわち自立する心を育む人づくり、その心を育む取り組みの重要性についてはどのようにお考えなのか、お聞かせください。 次に4点目、「利便なまち、元気で活力あふれるまちづくり」についてですが、そのためには人が集まるまちにしないといけません。松原市は、高速道路の整備が進んでおり、交通の便が非常によく、まだまだ発展の可能性があると思います。市域が4キロ四方で人口も12万3千人余りの市に、現在、天美B地区の土地区画に大規模商業施設の計画が進んでおります。施設が完成することにより、雇用拡大などの効果が考えられますが、松原市内の需要だけでなく、大阪市内など他所からの買い物客を呼び込むことにより、さらに需要をふやし、またつくり出し、経済的な効果をつくり出していくことが重要であると考えます。 そのためにも、大和川に橋をかけ、大阪河内長野線を今里筋等に接続することにより、大阪市内の需要を取り込み、また河内長野線を南下、南側に路線を延長することにより、南河内地域方面の方々の需要確保も可能になってきます。ぜひ、この橋の件と、南河内線の南下を、国、大阪府に強く働きかけていただきたいですが、どうお考えでしょうか。 最後に5点目、「市民と行政の協働によるまちづくり」についてです。 協働によるまちづくりを進めるためには、市民の皆様と行政が情報を共有しなければならないと思います。共有し、共感し、関心、興味を持ってもらえて初めて、参加したい、一緒にまちづくりやいろいろな取り組みを担ってみたいと思ってもらえると思います。そのためにも、どのような情報発信の取り組みをお考えなのか、また市長が目指す協働のまちづくりとはどのようなまちづくりなのか、お聞きしたいと思います。 次に、収納関係についてお聞きします。 市の収入となる財源については、どういう方法で徴収されているのでしょうか。 また、納期までに納められた人とそうでない人との公平性を図るために延滞金という制度があると思うのですが、その延滞金について御説明ください。 次に、大和川河川敷の整備についてお聞きします。 先日の3月2日に、大和川クリーンキャンペーンが実施されました。当日、清掃活動をしていましたら、参加者の方から、水際がとても汚いし、どうしてあんな枯れた木を植えたままにしているのだ、あんな木があるからビニールやごみがひっかかって余計に汚くなる、結果、景観が大変悪くなる、なのに松原市は、その汚いごみのある水際は危ないので近寄らないでくださいと言う、そこに行かないとごみがないから、危険なのをわかっていながらみんな水際を掃除している、矛盾しているよね、あの枯れた木を切ったらもっときれいになるのになぜ切らないのかと御指摘をいただきました。この点についてお聞きしたいと思います。 次に、学校教育の道徳教育の教科化、施設整備についてお聞きします。 私は、議会において、道徳教育、心の教育の重要性について何回も質問してきましたが、先生によって道徳という捉え方が異なるので、ぜひ統一した教科書、統一した副読本の必要性を今まで述べてきました。 ことしの2月20日の読売新聞に、教育改革、首相が熱意、道徳の教科化に意欲、下村文部科学大臣が2月17日に小・中学校の道徳の特別の教科化に向けた検討を中央教育審議会に諮問、2015年から実施を目指しているという記事が掲載されました。特別の教科と、特別とはつきますが、教科となれば統一した教科書ができます。私自身、これらの動きについては大変有意義なことと歓迎しております。 ここで、本市教育委員会の道徳の特定の教科化への御意見と心のノートについて、評価、またさらに今後の道徳教育への取り組みについてお聞きしたいと思います。 次に、学校の施設整備ですが、温暖化の影響なのか、近年の夏の期間の温度の上昇は尋常ではありません。結果、普通教室に扇風機を設置していただいたのですが、早急にさらなる暑さ対策を行い、学習環境の改善を図る必要性があると思います。クーラーを普通教室に設置し、より安心・安全の学校環境を確立していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 最後に、ごみ収集についてお聞きします。 日常の家庭生活から排出する一般廃棄物の収集については、戸別収集とステーション収集がありますが、ステーション収集は戸別収集と比較すると、やはり玄関先からステーションまで運び出す負担は大変大きいと思います。また、松原市も高齢者の世帯が多くなってきていますし、要介護のみの世帯やこれに準ずる世帯もふえてきています。また、障害をお持ちの方々もいらっしゃいます。このような世帯でごみをステーションまで持ち出すことは非常に困難な状況でありますし、特に重いごみ、また不燃物、粗大ごみなどは、さらに負担も大きくなり、困難です。 こうしたごみ出しが困難であり、幅員の狭い道路の地域にお住いの世帯を対象として、ふれあい収集があると思うのですが、現在の実施状況はどのようなものか、お聞きします。 以上、壇上での質問は終わります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) 松原会代表の山本議員からの質問にお答え申し上げます。 初めに、平成26年度施政方針についての「安心して住み続けることができるまちづくり」についての質問でございます。 多くの市民の皆様に御協力をいただき、大阪初となるセーフコミュニティ国際認証を取得しました。認証取得は、ゴールではなく、安心・安全なまちづくりの新たなスタートの地点であります。 平成26年度は、災害時の安全など6つの対策委員会において、予防活動として進めております小学校と地域住民が一体となって行う地域防災ネットワークプロジェクト訓練や、自転車関連事故防止のため全中学校区における自転車交通安全ポイントマップの作成、自殺予防のための市民を対象としたゲートキーパーの養成などの取り組みをさらに進めてまいります。 これらの活動をより効果的なものとするには、多くの市民の皆様の参加が重要であり、市民の皆様一人一人が行動につなげられるよう、さまざまな媒体を用いてセーフコミュニティ活動の情報発信をするとともに、9月には活動報告会を開催し、広く市民の皆様への浸透を図りたいと考えております。 次に、「市民誰もが健やかに暮らせる和らぎのまちづくり」についての質問でございます。 平成26年度は、松原市の健康増進計画及び食育推進計画である第2次健康まつばら21の初年度に当たり、「生涯にわたり健やかで“笑顔”輝くまち」を基本理念に、積極的に取り組んでまいります。 食生活や運動、歯の健康など7つの分野において、それぞれの目標値を定め、地域や関係機関と協働で、市民一人一人の健康づくりを支援してまいります。子どものころからの健康づくりへの取り組みの推進、生活習慣病の重症化予防、地域社会が一体となった健康づくりへの取り組みを重点に進めることで、健康寿命の延伸を目指してまいります。 次の「未来を拓く自立心を育む人づくり」についての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。 次に、「利便なまち、元気で活力あふれるまちづくり」についての質問でございます。 大阪河内長野線の南北への延伸につきましては、天美B地区にて計画されている大規模商業施設等の需要の増加が見込まれ、地域の発展に寄与する重要な道路整備と考えております。本市といたしましては、重点要望の一つとして、事業者である大阪府に対し、以前より早期の整備を要望しているところでございます。 次に、「市民と行政の協働によるまちづくり」についての質問でございます。 市民と行政の協働によるまちづくりにつきましては、市政への市民参加を促し、市民が主役となってまちづくりを進めていくことができるように、積極的な情報発信のもと、市民と行政の情報共有を図ることが重要でございます。そのため、広報まつばらについては、紙面の増ページや文字の大きさの改善を進め、市ホームページでは、より情報を見つけやすいページづくりなど改善し、さらに速報性を持つフェイスブックの導入など、常に情報発信について改革を図り、より効率的・効果的な情報発信を行ってきたところでございます。 今後は、市民の皆様が興味を持たれる動画や映像の配信等で情報提供の充実を図り、市民がみずからまちづくりについて考え、行動できるよう、情報発信に努めてまいります。 次に、2点目の収納関連の質問につきましては、一括して御答弁申し上げます。 徴収方法につきましては、収入の確保と負担の公平、納付する市民の利便性を考慮し、口座振替や給与、年金からの天引き、コンビニ納付などさまざまな方法で行っているところでございます。 次に、延滞金につきましては、条例で定めるところにより徴収することができるものであり、納期内に納付された人とされなかった人との公平性を保つとともに、徴収率の向上や納期内納付の促進を目的とするものでございます。 安定した行政経営を行うに当たって、市税を初めとする自主財源の確保は大変重要なものと考えており、今後とも適正な収納事務の執行に努めてまいります。 次に、3点目の大和川河川敷の整備についての質問でございます。 大和川青少年運動広場につきましては、国土交通省より許可を得て、市民の方のスポーツ振興の場として使用し、適正に管理をしているところでございます。 使用に当たっては、さまざまな制限がございますが、環境改善につきましては、国に働きかけを行ってまいります。 4点目の学校教育についての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。 次に、5点目のごみ収集についての質問でございます。 家庭から出るごみの収集につきましては、市民サービスの向上と分別収集の推進を図る上で、複数の世帯が決められた場所に出していただくステーション収集から、各家庭の玄関先まで収集に伺う戸別収集への移行を進めているところでございます。 なお、狭隘道路で収集車の通行ができない地域につきましては、安全に収集できる場所に設置されておりますステーションまでごみ出しをお願いしているところでございます。その中で、ステーション収集の実施地域において、家庭ごみを排出することが困難な高齢者等の世帯につきましては、玄関先まで市職員がお伺いするふれあい収集制度の利用を御案内しているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  高阪教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(高阪俊造君)  それでは、初めに、平成26年度施政方針の「未来を拓く自立心を育む人づくり」における心の生涯学習の重要性についてでございます。 市民の生涯学習に対するニーズは非常に高く、健康的で心豊かな生活を実現するための学習機会の提供が求められており、生涯学習の重要性は非常に高いと考えております。そのため、各公民館では、地域の仲間づくり事業を初めさまざまな講座を開催し、趣味や教養といったものだけでなく、地域のつながりや互いに気遣う気持ちを育て、信頼関係を築くことにより、仲よく暮らせる社会の実現を目指した生涯学習事業を推進しています。 次に、学校教育の道徳教育の教科化についてでございます。 いじめの問題が大きく取り上げられている中、心と体の調和のとれた人間の育成の観点から、道徳教育の重要性とともに道徳の教科化が提言されております。 また、心のノートにつきましては、改訂された新「心のノート」として平成26年度から小・中学校に配布されることとなっております。 本市においても、本市の全ての小・中学校で道徳教育推進教師を任命し、道徳の時間の適正な実施と指導の充実を図っており、今後も一人一人の児童・生徒が、確かな規範意識とともに、人に対する思いやりや、ふるさと松原を愛し、誇りに思う豊かな心を育むために、心の教育・道徳教育の充実を図ってまいりたいと考えております。 次に、施設整備についてでございます。 教育施設への暑さ対策につきましては、学習環境の改善を図るため、市立小・中学校、幼稚園の全ての普通教室等に扇風機を設置してまいりました。 また、少しでも暑さを和らげ、節電対策等の省エネの意識を高める取り組みとして、市立小・中学校、幼稚園の校舎等にゴーヤなどの緑のカーテンの設置や、校庭及び園庭等にミストシャワーの設置を行ってまいりました。 さらに、空調機の設置につきましては、ランチルームや総合学習室、肢体不自由児教室、保健室、また音楽室や図書室などの特別教室にエアコンを設置して、教育環境の改善を図ってきたところです。 平成26年度には、小学校2校の図書室にエアコンを設置し、全ての小学校の図書室の空調整備が完了するものです。今後におきましても、特別教室等の共用施設への設置を優先的に図ってまいります。 気温が上昇する暑い夏の日への対応としましては、空調機のある総合学習室、図書室、音楽室、コンピューター教室等の特別教室を活用しております。学校施設の環境整備につきましては、現在の各小・中学校の施設状況や今後の少子化による動向をも勘案して、総合的に調査・研究をしてまいります。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  そうしましたら、再質問に移らせていただきます。 まず、「安心して住み続けることができるまちづくり」についてですが、先ほど澤井市長からセーフコミュニティの今後の取り組みに対する御答弁をいただいたわけなんですけれども、5年後のセーフコミュニティ国際認証の再取得もあるわけなんですけれども、現在進めておられているのが6つの対策委員会なんですけれども、この項目、6つの委員会を、例えばふやしていくとか、そういうようなお考えはあるのでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  太田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(太田敏君)  昨年に認証を取得させていただいたわけですが、現在は、まだその仕組みが構築されたところでございまして、直ちに新たな対策委員会とかいうことは、今、まだ、すぐにはそこまではいっていないと思います。 今後、いろいろ各対策委員会の中の検証もあります。その中で、また推進協議会に諮る中で、新たな項目というのが上がってきた場合には、またそういうことも否定はいたしませんが、今はまず6つの対策委員会を引き続き継続して取り組みのほうをしていくというところが重要なことだというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  そうしましたら、今はその6つの対策委員会を重点としてやっていくということなんですけれども、いろいろこの間、経過があって、いろんな御答弁を聞かせていただいたんですけれども、セーフコミュニティは科学的根拠に基づいたアナライズというんですか、分析をしているというようなお言葉もあったわけなんですけれども、今後、その6つの対策委員会で検討されていった内容について、やっぱり市民への報告というのか周知、情報の共有ですね、そういうのが必要だと思うんですけれども、そのあたりについては、実際、この件については、以前はこれだけの件数が発生していたけれども、これを取り組むことによってこれだけ減ってきたとかいうような数値化として、見てわかるような形で報告していくようなお考えはあるのでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  太田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(太田敏君)  セーフコミュニティの取り組みは科学的な根拠に基づくという、今、議員御指摘のとおりだと思います。 これにつきましては、各対策委員会のほうでも、短期的でありますとか中期的、長期的等でいろいろ指標を持っております。その中で、例えば警察データでありますとか、うちの消防のデータでありますとか、そういう数値は検証の中できちっととっていきたい、それをとって、数値が下がってきていることは、一定啓発等が前へ進んでいるのかなというようなことも分析として出てくるのかなというふうに思います。 そこらの取り組みのやったことにつきましては、活動報告会というものを開いて、広く市民の皆さんのほうにもそういう活動の場をどんどん提示して、それがまた新たな取り組みへの市民の皆さんの参加につながればいいのかなというふうにも考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  活動報告会ですけれども、どれぐらいのスパンでされる予定をしているんですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  太田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(太田敏君)  6つの対策委員会一堂にということであれば、年に1回、今考えているところです。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  ぜひ、その具体的な内容を、できる限り具体的な数値化を挙げながら市民に周知してほしい。せっかく、これだけの費用とかいろんな部分をかけてやっていることですから、この協働ということは、やっぱり傾向と対策やと思うんですね、僕は。だから、こういう傾向があるからこういう対策をとってくださいという周知をしっかりすることによって、みんながそれを意識するとブレーキがかかる、そういうね。だから、絶対数値が減ってきて当たり前やと思うんです。 もしも、ふえたにしても、ふえた数値を言うことによって、それはある意味ではフィードバックやと思う、その委員会の内容についての。ですから、ふえたからあかんじゃなしに、ふえたらふえたで、それをしっかり検証して、受けとめて、この見方があかんかったから、じゃ、こうなったんだ、それなら違うような切り口で考えようというような、それは一つのフィードバックですので、ぜひお願いしたいと思います。 一つ、ぜひお願いしたいのが、町内の交通事故を減らしていくというのも、やっぱり町内の皆さんで、セーフコミュニティをやったおかげでこれだけの交通事故があったのが減ってきたというのもやっぱり市民に対して発信していただきたいと思うんですけれども、いかがでしょう。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  太田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(太田敏君)  議会のときに180条の専決とかいう形で報告のほうもさせていただいている中で、庁内の交通事故のほうも、現実問題、あるわけでございますが、その中で、またそういう事故の内容、これはもう一件一件、その都度その都度分析もしております。それで、何が問題であったのか、どうすればいいのかというようなことも、これは毎回毎回やっておるんですが、それでもまた事故いうのは起こってしまっているわけでございます。 今、おっしゃっていただいたような内容につきましても、きちんと庁内的にも分析もした中で、交通事故が一件でも減るようになればいいのかなというふうに思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  今回、予算見させていただきましたが、ドライブレコーダーをつけられるということなんですけれども、その点で何かありましたらお願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  太田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(太田敏君)  今回、今年度、26年度におきまして、ドライブレコーダーを全公用車のほうに設置させていただくという予算を計上させていただいています。 そこらにつきましても、実際走っている中で前方のほうを照らすわけですので、そういう交通事故が起こったときに、どちらに問題があるのか、またそれが今度は映像ではっきり残っていますので、次にどうすれば、仮にこちらに非があれば、どうすることで事故を防げるのか、また実際は相手さんのほうであれば相手さんのほうやという、これ証拠にもなってくるわけなので、その辺は有効に使っていきたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  東野総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(東野光弘君)  ドライブレコーダーでございますが、今言われましたような形で、職員のそういう運転技術がどうであったかということと同時に、それだけではなくて、やはり公用車が市内あちこちめぐっております。そのときに、いろんな事件や事故等があった場合は、そういう形でまた活用させていただきまして、そういう犯罪や事故を一つでも減らす手だてとなればというふうに考えているものでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  運転する人を監視するという意味じゃなしに、いろんな活用の仕方があると思うし、やっぱりそれを減らすというのが目的ですし、最近の専決の報告なんかを、事故の報告聞いていましても、やっぱり物損が多いんですけれども、例えば市民の人の人身事故とか、そんなんあってはならないことですから、運転される方がやっぱりちょっと緊張感を持って運転するという意味でもいいことやと思います、いい意味でね。だから、ぜひそのあたりはうまく使っていただきたいと思います。 次に、ごみの問題なんですけれども、長年の懸案事項であったごみ処理問題の解決に向けて、本市と大阪市、八尾市、3市が共同で一部事務組合を設立する動きが進んでいっているんですけれども、市民の皆さんにとって、大変関心があるし、重要な問題だと思います。ぜひ、市民の方々に報告する意味でも、ちょっとその経過と今後の取り組みについて御説明いただきたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  北島市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民生活部長(北島博君)  お答え申し上げます。 可燃ごみ処理事業につきましては、先ほど午前中の御答弁で説明させていただきましたとおり、大阪市、八尾市、松原市の3市の間で、新たなごみ処理体制に関する基本合意の締結を行いました。その中で、昨年度の12月の議会におきましては、その規約案が全会一致で可決をいただいたところでございます。 その後、議員各位にお知らせのとおり、3市が同時にそろった規約案の可決には至っておりません。その中で、当初予定しておりました7月の共同処理が事実上不可能な状況になっております。 現在、その中で、他市の理事者側と連絡も密にとりながら、さらに連携を強化して情報収集に努めているところでございまして、長年の懸案課題を解決すべく、やはり一部事務組合の設立手続を進めているところでございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  ここにいらっしゃる皆さんは、よくわかっておられると思うんですけれども、毎年毎年、松原市は焼却所がないから大阪市に1年契約で焼いていただいているということですので、やっぱりそういう部分で、長期的な市民生活に直結するごみの処理を永続的に恒久的に担保するという意味でも、やっぱりこの3市の合同の取り組みというのはぜひやっていただきたいと思いますし、今、大阪市長選がされていますので、ちょっとそれがストップしているということですので、ぜひそのあたりに対して御尽力いただきたいと思いますので、よろしくお願いしておきます。 次に、「市民誰もが健やかに暮らせる和らぎのまちづくり」ですが、その中に、長生き日本一に向けた取り組みに当たり、松原市の長生き日本一を目標とするということなんですけれども、この「長生き日本一」という文章が入っていますのでちょっと確認したいんですけれども、松原市の平均寿命と健康寿命について、ちょっと教えていただけますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  平均寿命と健康寿命ということなんですけれども、まず最初に、完全生命表による人口動態の確定が平成22年度の厚生労働省の分しかございませんので、それについてお答えさせていただきたいと思います。 松原市の平均寿命、男性で78.9歳、女性で85.8歳になっております。 健康寿命というのが、国と府は出ておるんですけれども、市町村がありません。それで、平均寿命と、大阪府と松原市の平均寿命はほとんど変わりませんので、大阪府の健康寿命につきましては69.39歳、72.55歳になっておりますので、松原市の健康寿命につきましても、これとほとんど変わらないと考えております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  ごめん、ちょっと、69.39歳と、女性が、もう一回、すみません。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  女性は72.55歳です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  思っていたよりちょっと、平均寿命と健康寿命が物すごくあいているのでびっくりしているんですけれども、日本一はどこなんでしょう。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  日本一の健康寿命は愛知県で、男性が71.74歳、女性は静岡県で75.32歳です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  平均寿命やで。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  全国の平均寿命は、男性が79.59歳、女性が86.35歳です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  明確に日本一を目指そうというならば、やっぱり明確に数値的に日本一の年齢は何歳なんかというようなところもしっかり把握して、じゃ松原市はどうなんかというところも頭に入れながら、そのあたりの対策をしっかりやっていっていただきたいというふうに思います。 それの取り組みについて、どこがどういうふうな形でどのように取り組んでいって、検証というかチェックしていくのか、お教え願いたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  この検証というのは、当然市もそうなんですけれども、各種団体、例えば松原市医師会、松原市歯科医師会、薬剤師会、藤井寺保健所、社会福祉協議会、食生活改善推進協議会などの各団体でこういうことを取り組んでいただきまして、その検証につきまして、毎年評価とか検証を行って、それを会議で、地域保健医療協議会ってあるんですけれども、その中で検証していくということになっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  そこで検証していっていただくのはいいと思うんで、もちろんしていっていただかなければならないんですけれども、いろんな予防事業もしている、こういう取り組みをしました、そしたらこういう結果が出ましたというのは、やっぱりそれをチェックしていくのが検証ですので、それをセーフコミュニティの中での一番のポイントは、協働で話をしながら、検証しながら情報を共有する、情報を共有するんですから、そのことについても、やっぱり市民の皆さんが、うちの健康寿命はこんなんやねんぞ、日本一はこんだけで、あとこんだけの差やねんというような、何かそういうみんなが話しするような雰囲気づくりというのか、そんな状態まで持っていっていただけるようにぜひお願いしたいと思います。 ですから、やっぱり協働でやって、検証して、それで情報を共有すると、これはやっぱり一つだけじゃなしに、全ての事業については、そういう認識を持って取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いしておきます。 次に、3点目の「未来を切り拓く自立心を育む人づくり」なんですけれども、先ほど壇上で言いましたように、「育む」という言葉は、大変重いというんか、すばらしい言葉やと思うんです。やっぱり、それだけの思いを込めて、人でも植物でも動物でも育て上げるというような意味合いを持っているのが、愛情を持って対応するというのが「育む」という意味じゃないかなと思います。 僕は、いつも思うんですけれども、人というのは、仕事なんかやったら、業務命令やったらこれせなあきませんし、仕方ないからやっているという人もいてはるかわかりませんが、やっぱり心底、よし、これをしよう、よし、こうやという、動くというのは、やっぱりその人の価値観というのがすごい重要になってくるん違うかなと。その人がどういう価値観を持っているか、その価値観が合うたときに本気で動いていきはると思うんですよね。なおかつ、その価値観によって、動く方向性が違うと思うんですよ、方向性が。それで、だからこそ、その価値観を社会的なボランティアとか社会貢献とか、そういう人のためになる、社会のためになるようなことはすばらしいことなんだと思える価値観をいかに植えつけるというか、持ってもらうかというのが大変重要やと思います。 人間というのは、私らもそうですけれども、やっぱり親の考え方とか、家庭の環境とか、地域の環境とか、友達の環境とか、社会情勢とか、時代背景とか、そういうような環境が、小さいときからの環境が人間の性格とか人格とか、そういうものを形づくる大変重要な要素じゃないかなと思います。我々、私もそうですけれども、これぐらいの年になってくると、もう思考パターン、行動パターンが決まっているんですよ。ここのボタンを押したら、こういう動きをするやろう、ここのボタンを押したら、こんな考え方をするやろうというのは、もう皆さんもそうやと思うんですけれども、大体そうやと思います。そやから、もう大人はええねんじゃなしに、大人こそやっぱりそういういい価値観を持つような形に、いい価値観を持つようにしていかなあかん。 子どもは、大人の背中を見ながら育つというていますけれども、大人がいい価値観を持つためにも、やっぱり大人の道徳教育というのか、心の教育とか、そういうようなことが大変重要やと思いますし、行政もやっぱり大人向けの心の教育とか大人の道徳教育をできる場の提供をしていただきたいと思うんですけれども、そのあたりについてはどうなんでしょうかね。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  西野生涯学習部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎生涯学習部長(西野慶蔵君)  心の教育の場の提供ということでございます。 生涯学習の立場からいいますと、公民館活動を初めいろんなスポーツ施設、図書館といった社会教育施設、こういった形の中で、公民館活動では、先ほどの答弁にもありましたように、さまざまなつながりの中で、心のつながり、そして道徳心を養うような教室、そういったことで公民館活動、ただ単に趣味といった段階だけでなしに、そういったコミュニティをつくっていく活動、こういったこともしております。 また、コミュニティづくりというふうな観点で、それが道徳心、お互いをいたわり慈しむというふうな関係をつくっていくということに関しましてはスポーツ施設も同じでありまして、今回、新しい展開も探りながら、そういったコミュニティづくり、人の心のつながりをつくっていく、そういった活動を考えているものでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  まさに、その生涯学習の中の一つで、生涯学習と聞くと、何か習い事とか、元気なときは大人になっても老後になっても何か習い事をしていきましょうというのが何か生涯学習というイメージがあるんですけれども、いいお話とか、いいドラマとか、いい書物とか、いい映画とかを見たときに、心が洗われる、心がそういうふうになると思うんですよ。そういうときというのは、何かやっぱり心に余裕ができているときだと思うんですよ、感動して。感動して心に余裕があるときにやっぱり自分を振り返ることができるんじゃないかな。自分を振り返ることができるということは、反省できる、しやすい、あのときに例えば子どもに対してこんな怒り方、叱り方をしたのがちょっとあれやったなと、例えば家庭の中で嫁に対して、家内に対してちょっとあのときは悪かったかなとか、そういう自分を振り返ることができるんじゃないかなと。だから、そういう機会をいかにふやすか。 だから、人が集まってきて、集団生活の中で自然と相手を思いやる気持ちとかというのはもちろん大事なんですけれども、そういう生涯学習の部分で僕が言いたいのは、習い事というそういう部分と、なおかつ心の余裕を持つというのか、心の洗浄をするような、だからそういう両方の生涯学習のプログラムとか、そういうものを考えていただけたら大変ありがたいかなというふうに思いますし、それがやっぱり大人も一緒になって心を洗うというんか、道徳教育というんか、規範意識とか、そういうものもやっぱり学んでいこうというような取り組みをぜひしていただきたいというふうに思います。 先ほど言いましたように、大人の背中を見ながら子どもたちはまねをしていく、だからこそ大人がしっかりした行動をしていかなあかん。だからいうて、これをしたから必ず皆さんが聖人みたいになるかいうたら、そうじゃないんです。できないから、常にそういう勉強をしていかなければならないんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひよろしくお願いします。 子どもたちというのは、子どもたちは、まだまだ大人じゃなしに、まだまだ白紙の部分が多いと思うんです。これから、そういう思考パターンとか行動パターンとか価値観とかを確立していく段階ですので、だからこそ、子どもたちに対してそういう道徳とかいろんなお話とかいいものを、感動するようなものを提供して、感じてもらって、それで子どもたちがそういうものに接することによって、いい意味での心の満足感とか達成感とか充実感、人のために、相手のことを思って一生懸命して、その人が喜んでくれる姿を見て、自分は何か知らんけど心がめっちゃ温かくなってうれしいわ、こんな気持ちのええことないわ、もっとしようというような、そういう好循環なことをすることによって、子どもたちの価値観というものが確立されてくるんじゃないかと思います。 ぜひ、そういう意味で、高阪教育長も重々おわかりだと思うんですけれども、何かこの件についてありましたらよろしくお願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  高阪教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(高阪俊造君)  先ほど部長が申しましたようなとこら辺になると思うんですけれども、この後の話の道徳とも絡むんですけれども、子どもというのは、先ほど議員が言われているとおり、大人のまねをしながら成長していくと、その大人がまねをさせることが、子どもというのは、よしあしを見ずにまねをしてしまう可能性がありますので、そういうあたりで模範となる部分をやはり示さなくてはならないん違うかなと。そういう意味で、大人が道徳意識をしっかりと持つということが大事なことじゃないか、特に大人といいましても、小学校の場合でしたら一番身近なのは教師であったり親であったりするわけですけれども、そういうあたりが非常に重要になってくるんかなと。 それと、私自身がそういう中で子供たちに対してキーワードを言うとするならば、例えば2つ挙げるとすれば、存在価値ということ、子どもたちが存在価値を感じてどう動くのかということ、もう一つは自尊感情をどうつけていくのかと。この自尊感情を子どもたちにつけさせようと思えば、一番身近な教師が自尊感情を持っていないような指導のあり方ではいけませんので、先ほどの話でもありましたように、教師自身がしっかりと自尊感情を持って、自信を持ってやっていくということが何より大事かなというふうに思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  ありがとうございます。教育長の思いが、各学校の先生方とか担任の先生方とか、なかなかそれが伝わらないところですごいジレンマを感じておられるかわからんけれども、いかにその温度差をなくしながら、同じ温度として先生方が頑張っていただけるかというのも一つ大きな課題かもわからないんですけれども、ぜひよろしくお願いしていきたいと思います。 次に、「利便なまち、元気で活力あふれるまちづくり」の件なんですけれども、市長が就任されてから、この間、企業立地促進条例や、先ほどの天美B地区のいろんな取り組みをされてきているわけなんですけれども、そのB地区については、先ほども言いましたように、ぜひ橋をつけていただきたい。松原だけの需要というのは、やっぱり限られていると思うんですよ。その中で、大型の商業施設が来ることによって、やっぱり売り上げとかそれが分散してしまう。そういうような取り合いになるんじゃなしに、いかにそこに新たな需要を取り込むか、または創造してつくり出していくかというのが大変重要だと思いますし、できたらば、よく言うウイン・ウインの関係というんですか、そういうのを本当に頭に置きながら、先ほど言いましたように、大阪府のほうにぜひお願いしていただきたいというふうに思います。 それと、需要の拡大ということになると、あそこの場所から考えると、この前、12月に僕ちょっと質問させていただいたんですけれども、高速道路の渋滞とかそういうような質問させてもらいました。だから、今、三宅西でおりると400円ぐらいかかるということなんですけれども、それを西名阪の奈良方面から、また阪和道の和歌山方面から、南の方面からの需要も、三宅西でおりることによって、すぐ商業施設に行けるということなんですけれども、今、高速道路利用料金体系一元化、シームレス料金というのが実施されると聞いておるんですけれども、ちょっとその辺について説明お願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  岩元理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(岩元秀樹君)  高速道路利用料金体系の一元化、いわゆるシームレス化ということについてでございますが、多方面からの集客や国道309の渋滞などに対する通過交通の分散を考えますと、天美B地区を含めまして、市のまちづくりにとりまして、高速道路の利用料金は非常に重要な問題と考えております。 現在、利用料金体系化の一元化につきましては、昨年の9月に国と関係自治体等で構成いたします国と地方の検討会におきまして、平成29年度の当初をめどに実現化するということを確認しております。 市といたしましては、先ほど議員おっしゃられました阪神高速の松原ジャンクションから三宅西の現利用料金の値下げも含めまして、一日も早い利用料金体系の一元化を、国を初め大阪府、ネクスコ、そして阪神高速へ強く要望をしております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  これが実施されると、1キロ何ぼというような計算で料金がかかってくるということですので、あの間だけで400円というようなあれじゃなしに、阪神高速も、西名阪も、阪和道も、近畿道も、東名も、名神もというような形で全て一元化になるということですので、そうなってくると、本当にあそこおりてすぐ施設がありますので、やっぱり需要を取り込むという意味では松原の高速道路の利点を生かせると思いますので、ぜひこれについては、市長もほんまに言うてください、もう早期にやってほしいというようなことで、ぜひお願いしておきます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  川西副市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎副市長(川西善文君)  ただいまの高速道路の料金設定につきましては、昨年、毎日新聞のほうが市長の取材に来まして、市長、思いを述べていただいて、それが新聞報道につながったと。 阪神高速の本社のほうにも、私、2回ほど出向いてまいりまして、この問題は強く要望しております。 また、この美原東、このインターチェンジから、もし富田林方面から来られた方々が、ここで乗っていただいてそのまま大阪市内へ抜けるとなりますと、この309号線の松原市役所の前ももっと緩和されるんじゃないかと、こういう強い思いは今までも述べてきておりますので、これが実現できますように、今後も強い要望をしてまいります。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  それこそ、需要をつくり出すというんか取り込むという、ほんまの動きだと思いますので、よろしくお願いします。 それと、企業関係なんですけれども、いろいろ新しく来られる企業に対しての優遇とかいうような条例もいろいろつくっておるんですけれども、昔から松原で頑張ってきておられる企業もたくさんあります。バブル崩壊後、リーマンショックとかいろんな不景気の時代が続いてきた中で、今も松原の中には相当数の企業さんが頑張って営業活動されておられます。 そういう企業というのは、私、思うんですけれども、大変すばらしい技術か、またノウハウか、いろんないいところがあるからこそ、この淘汰をくぐり抜けながら、今も健全にされてきておられると思いますから、そういう企業こそやっぱり守っていくというような思いも忘れずに、ぜひ取り組んでいただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  柏村理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(柏村幸一郎君)  今、議員おっしゃられましたように、一方、企業立地促進条例というのを設けまして、外の企業さんの誘致というのもあれですけれども、市内で頑張っておられる企業さん、再度建てかえですとか移転ですとか、市内で頑張っていただくということに、今、お使いいただいているということがございます。 市内の企業さん、ほかの意欲ある企業さんということで、展示会での補助ですとかそういった、また松原商工会議所を通じまして、いろんな企業さんに御支援というのもしております。ただ、会議所、今申しましたように、会員さんというのは400足らずということでございまして、全体でいきますと、製造業で申しますと800ぐらいの企業が、今、松原市におられるということでございます。 来年度につきましては、今、予算を計上させていただいておるんですけれども、製造業の実態調査ということを取り組ませていただこうと思っています。阪南大学の協力を得まして、今、議員おっしゃられたように、すばらしい技術をお持ちだとか、そういった企業さんのニーズでありますとか実態でありますとか、あるいはこんなことをしてほしいとか、こんなことに困っているとかそういった情報なんかについてもそういった実態調査の中で把握をいたしまして、今後に生かしてまいりたいというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  企業立地促進条例の中の補助金なんかでも、今、既存の企業さんも何社かお使いいただいていますし、もちろんそういう部分わかっているんですけれども、ぜひ何か、もっと、こんなことをしてくれているのかというような、本当に喜んでいただけるようなことも考えていっていただきたいと思います。松原の地場産業というのも昔からありますし、やっぱり歴史街道とかもいろいろ考えながら、いろんな事業をしていっておられますし、ぜひその地場産業に対する何か保護とか、そういう活性化とかについてもお考えいただけたらというふうに思います。 次なんですけれども、協働によるまちづくりに移りたいと思います。 ここの中で、国際化事業について書かれておられます。少しお聞きしたいと思います。 この国際化事業というのは、友好都市というのが入っているんですけれども、この目的というのが、「国際感覚豊かな市民意識の向上を目的として、広く異文化に接する市民参加型の機会を設け、海外の都市との友好提携」云々とありますけれども、それを見ていたら、目的というのは、やっぱりできるだけ多くの市民の方々が国際感覚豊かな意識を持ってもらい、それを向上させていくことというふうに僕はちょっと理解をしたわけなんですけれども、その目的のために具体的にどういうような手法を使いながらその目的を達成していくのか、お考えなのか、お聞きしたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  太田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(太田敏君)  国際化の友好都市ということですが、本市は産官学の包括協定のもとで、商工会議所でありますとか阪南大学と連携いたしております。そういった中で、人的な面、教育の面、文化的な面、ひいては経済的な面といったところまで事業展開が進んで、お互いの相互協力により、互いに発展できるような関係が築いていけたらというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  僕が聞いているのは、どういう具体的な手法を用いて市民の方々が国際感覚を養ってもらうかというような、事業の内容についてちょっと聞いたんですが。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  太田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(太田敏君)  失礼しました。 内容ということで、正直まだ、いろいろ模索はしている段階ですが、一つの考え方としまして、例えば食文化を捉えたときに、いろいろ郷土料理という観点で、相手さんの国から、コックさんとはいいませんが、調理される方をお招きする中で、本市の公民館等を利用した教室でそういう料理教室を行う、そのときに必然的に外国語の言葉の、生の外国語に触れ合うことができる、また逆に、今度、日本から相手の国のほうにそういった形で赴くことでお互いが交流もできるというようなことも、ちょっと今、内部ではいろいろそういう食文化を発展させるのも一つかなということは考えているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  そうですね、いろいろお話しさせてもらったときにそういうような話もちょっとしていたんですけれども、例えば今おっしゃったように、どこかと、セーフコミュニティの場合は台湾の文山区、例えば台湾ですので台北、台湾料理とかいうんか中華料理の、例えばそういう中で、よくお知り合いの方を、知っておられる方を松原市に招くと、招いて、それで各公民館とかいろんなところで、地域で、中華料理を教えてもらうと、そこの地域の婦人さん方に、婦人というよりもその地域の方々に、それで台湾料理をやりましょう、一遍料理をつくりましょうというのも、これ本当に国際感覚ですからね。 だから、その国際感覚を磨く、食文化という部分では、市民広くそういう感覚を享受できる、また英語のとかそういうような人を招いて各学校を回ってもらうとか、中学で、いろいろなやり方があると思いますので、交換学生とかホームステイというのはもうありふれたあれですので、もっと本当に地域の方々が広く享受できるような国際感覚のアイデアを考えていっていただきたいというふうに思います。 次に、収納関連、徴収方法と延滞金についてお聞きします。 ある高齢者の方から相談がありまして、そのことでちょっとお聞きしたいんですけれども、その方は民間企業を退職され、現在、老齢基礎年金と厚生年金を受け取っておられます。介護保険と後期高齢者医療保険料を支払っておられるのですけれども、両方の保険料を2つの年金から天引きしても残金が年金の半分以上残るわけなんです。天引き、すなわち特別徴収をしてほしいとその方は要望されているのですが、介護保険は特別徴収されるんですけれども、後期高齢者の保険料はどうしても特別徴収ができないと市から言われているんですけれども、何でなのでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  後期高齢者の医療保険の特別徴収につきましては、高齢者の医療の確保に関する法律の規定の中で、介護保険法の準用により実施されると書いております。それで、特別徴収を行う年金の優先順位は、国民年金法による老齢基礎年金を初めといたしましたもので、年額が18万円以上を受給されている場合に特別徴収が可能となります。ただし、介護保険料と後期高齢者医療保険料の年額の保険料がその年金の受給額の2分の1を超える場合には、特別徴収を行うことはできません。それで、今、議員がおっしゃっていますように、介護保険の場合はいけたんですけれども、後期高齢者を足すと2分の1以上になったので、その場合はいけなかったということでございます。 それと、例えば特別徴収で、今、残高がたくさんあると、あるんですけれども、何でそしたら市ででけへんかという場合ということもあると思うんですが、それにつきましては、特別徴収というのは年金機構からの受け渡しデータによるもので、市が独自にその中に名前を入れるとかそういうことを操作することができませんので、特別徴収の対象でない年金を受給されておりましても、その方を該当することはできないので、結局的にはその方は、後期高齢者につきましては、自主納付か口座振替によって納付していただくということになると思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  この方、ずっと民間で働いておられたから、相当の金額が国民年金と厚生年金を合わせたらあるんですよ。ところが、介護と後期の医療費を天引きしてください、特徴してくださいと言うているんですけれども、できない。これは、何かいろいろ調べてみると、国保だけの金額しか見てはれへんのですよ、国は。国保の金額は18万円やから、18万円の金額しか見ていないから、そこで介護保険料と医療の保険を引くと、2分の1になると特徴ができない。何でこれ、確定年金やからね、もう亡くなるまでずっと厚生年金も入るから、相当の金額をもらっておられるんですけれども、できないのかと、大変これおかしな話なんです。 それで、どっちかいうたら国なんかも特徴を推奨しているし、銀行は経費はかからないかわからないけれども、コンビニで普通納付していくと手数料も取られるし、事務手続もこれもかかりますので、ぜひこれ、今の現状の制度はそうですけれども、今後、何かもっとそれを進めていくことを国にちょっと要望することによって、市役所の中の事務も結構軽減できると思いますので、ちょっとそういうことも考えていただけたらというふうに思いますので、よろしくお願いします。 次に、歳入の確保が非常に厳しい中、市税の自主財源の件なんですけれども、徴収方法と延滞金について、ちょっとそのあたりについて、どういうふうにされているのか、御説明いただけたらと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  松岡理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(松岡達也君)  徴収方法と延滞金ということでございます。 徴収方法につきましては、いわゆる給与、年金からの天引き、また普通徴収の方につきましては納付書による自主納付、またそれについてはコンビニ等で利便性を図っているところでございます。 延滞金につきましては、市税条例の規定に基づきまして、納期限までに納付がなかった場合に、納期の翌日から納付日までの日数に一定の利率を乗じて算出させていただく金額が延滞金となります。納付の際に、本税とあわせて徴収をいたすものでございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  税については、やっぱり自主財源の確保というのが大変重要になってくると思いますし、そういう収入、歳入をもとに市民サービスを行っていきますので、大変重要だと思いますので、そのあたりについてしっかりとお願いしたい。 ただ、納付期限があります。納付期限までに納められた方と、納付期限を超えて納められなかった方との公平性の確保をやっぱりしていかなければならない。納税というのは国民の義務やと思います、もちろん。それと、行政は、やっぱり市民や法人の方々、納税者の納税の公平性の担保を保障していかなあかんと思うんですよね。だから、誰であってもちゃんとした公平性を保たなければならない、それの担保をやっぱり提供せなあかん。この人は高く取るけれども、この人は安いんでええねんという、そういうわけにはいかんと思うんですよね。 個人の市民税についても、応能負担というんですか、収入によってやっぱり税額というのは変わってくると思います。それから、累進課税というんですか、収入から必要経費を引いた額を計算して、要はその人に応じた金額を負担するようになっていると思います。 収納については、期限内に納められたらいいのですけれども、いろんな事情で納められない方もあると思います。そのような場合は、納付相談で個々の事情をしっかりと聞いて、丁寧に対応して、最終的に自主納付でき、完納に結びつくようにしていっていただいていると思います。 ここでちょっとお聞きするんですけれども、資力があるのに納付意思のない場合、どういうような対応をされているんでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  松岡理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(松岡達也君)  資力があるにもかかわらず納付に応じていただけないというような方に対する対応でございますが、そういった方につきましては、きっちり督促を送り、資力の調査をいたしまして、債権や不動産などの差し押さえをいたしまして、市税債権の確保に努めているところでございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  そしたら、納付期限がおくれた方については督促状をまず送ると、それでもだめな場合は財産を調査して滞納処分をしていくと、それで、その先には差し押さえというのもされているということですね。それでよろしいですね。 それで、ちょっと順番が前後してしまったんですけれども、きちんと納めている人とそうでない人の公平性はやっぱり保ってもらわなければならない。それで、その公平性を保つために延滞金があるというのは、さっき説明していただきました。その延滞金の内容も聞かせていただきました。 そうすると、市税としては、滞納者への対応については、今言うたような形で、ルールにのっとってきちんとされているということで間違いないでしょうか。よろしいでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  松岡理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(松岡達也君)  滞納者への対応といたしましては、今説明させていただいたとおりでございます。基本的には、やはり早期接触、早期解決を基本に、滞納者に接触をいたしまして、納付の勧奨をしていると。それでも応じていただけない場合につきましては、先ほど申し上げましたとおり督促をし、きっちりと差し押さえをし、市債権の確保に努めているというところでございます。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  今は市税についてお聞きしたんですけれども、市税というたら市民税とか法人市民税、固定資産税、軽自動車税、都市計画税等があるわけなんですけれども、それ以外にも市にはいろんな収入とか歳入がいろいろあります。ざっと言いますと、国民健康保険料とか、後期高齢者医療保険料、介護保険料、下水道の受益者負担金、下水道使用料、保育料、使用料・手数料等は何か法律上では公法上の債権と言われているんですけれども、その他、私法上の性格を持った債権もあると聞いているわけなんですけれども、それらを一つ一つここでお聞きしてもいいんですけれども、余りにも一つ一つ聞いていると時間がかかり過ぎますのでお聞きしませんけれども、今までの経過とかいろんな事情とかいろいろあるかもわかりませんけれども、ルールにのっとって、きっちり、やっぱり負担の公平、また公平性を保つためにきっちりとしていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いしておきます。 次に、大和川の河川の整備についてですけれども、先ほど教育委員会から、運動広場という観点からお答えをいただいたわけなんですけれども、先ほど壇上で、クリーンキャンペーンをしているときに、参加の方から、斜めになっている水際のところの枯れた木を何でそのまま放置しているんやと、対岸は大阪市、政令指定都市ですので、きれいに整備されている、片や向こうから見ると、すごい景観が悪いし、松原市は汚いなというふうに思われているかもわからん。この木については、この前の大雨のときに増水して、引いたわけなんですけれども、結局、上から流れてきたごみがあの木に引っかかると、そういうのであそこの掃除をしなければならない、何でこんなん切れへんのというて言われたわけなんですよね。 まず、ぜひそういう木を切ってもらえないのか、ちょっとそのあたりについてお聞きしたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○副議長(松井育人君)  吉井上下水道部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎上下水道部長(吉井和彦君)  3月2日、クリーン作戦で多数の方御参加いただきまして、1,100人とか、足元の悪い中、参加いただきました。それから、ごみに関しましても、約3トンぐらいのごみが、ただ、かなりの方が水際を掃除していただきまして、ごみの拾い上げをしていた。イベントとしては、非常に危険な状態がありますので、なるべく川の水際には行かないようにお話をさせていただいていたと思います。その中で、私どももその状況というのは把握しております。 ただ、雑木といいますか、樹木といいますか、確かに河川のほうでは樹木を伐採して、河川の流下能力を妨げないような維持管理を基本的にはされているんだと思います。何せ、この分につきましては国のほうの所管ですので、私ども、それをお聞きしました時点で、これちょっとこういうことを大和川の工事事務所として相談に乗っていただけませんかというふうな取り組みを働きかけていきたいように思います。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  大和川は一級河川ですので国交省の管理下になると思うんですけれども、ちょっといろいろ話をお聞きしていましたら、構造物を建てるのが大変難しいというふうにお聞きしたわけなんですよね。多分、枯れている木というのは、自然に生えたのか、葉っぱをつけているのかいうたら、もうほとんど枯れていると思うんです。それでぜひ、今、部長答弁していただきましたけれども、切るのはいけるん違うかなと、構造物を建てるのは難しいんかわからないですけれども、ぜひそれ、きれいにしていただきたい。 それと、僕はもう前から思っているんですけれども、あそこの大和川の水際というのは、松原市にとっては唯一のウオーターフロントなんですよ。海もない、山もない、ため池はありますけれどもという、松原市はこういうような地形できているんですけれども、唯一のウオーターフロントやと。 それで、昔は日本一汚い川というようなワーストワンをずっとしていたと。それが、何十回という、何十回、はっきりちょっと覚えていないですけれども、クリーンキャンペーンとか、いろんな下水の整備とか、いろんな皆さん方の御努力もあってワーストワンから抜け出られたと。それで、市長も挨拶されていましたけれども、アユがすむぐらいにきれいになってきたんやというような話もあると。 ぜひ、そのウオーターフロントに、鴨川みたいに物を建てるんじゃないけれども、ちょっと市民がそこで夕涼みとか、夏とか涼めるような憩いの場所というのか、座れるところとか、鴨川なんか、よく男女がここに座ったらここに座ったで、ちょうど真ん中ぐらいにずっと座っていって、均等にずっとみんな座っているというような、そういうようなほほ笑ましい場所なんですけれども、ぜひそういうような憩いの場所を整備してほしいなというふうに思うんですけれども、いかがなものでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  岩元理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(岩元秀樹君)  大和川の河川整備についてでございますが、大和川は本市の中で最も自然を感じる場所の一つであると、市といたしましても河川環境の充実は重要なものと考えております。 環境整備につきましての議員の御要望や御提案につきましては、ちょっと先ほどと同じようなことになるんですけれども、管理者であります国土交通省の大和川河川事務所へお伝えしたいと考えております。よろしくお願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  ぜひ、構造物を、上に何かを建てるんじゃなしに、切っていただいて、そこをもうぐちゃぐちゃの土で汚いんじゃなしに、ちょっとブロックを並べるとかそういう整備ですので、ぜひお願いしておきます。 次に、学校教育についてなんですけれども、道徳教育の教科化については、先ほどそういうお話をさせていただきましたので、ちょっとここでは控えたいと思います。 その中で、使える英語、英語でコミュニケーションができるというようなことで施政方針のほうに入っていたのかわからないんですけれども、すみません、そこで全ての生徒、2年生の生徒に、昔で言うたら英語検定、英語能力検定というんですか、今、それを受けて、受験してもらうと、子どもたちに。私の知る限りでは、中学卒業程度が3級レベルだと思うんです。高校卒業程度が2級というふうな、昔はそういうようなレベルだったと思うんですけれども、ということは2年生ということですから4級の受験になるんですかね。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  橋本学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(橋本巧一君)  2年生ということですので4級を目標にいたしますけれども、一人一人の生徒によっては、既に4級を取得していて3級なり、2級はちょっとないかと思いますけれども、準2級に挑戦したいという生徒もあろうかということで、4級の受験料と3級・2級、若干違うんですけれども、2割ぐらいが4級以上の受験を見込んだというふうな形で予算のほうはとらせてもらっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  多感なころですので、みんなが受ける、それは大変いい取り組みかなと思うんですけれども、例えばその中で、やっぱり受験ですので合格、不合格というのが出てくる。そのときに、不合格になった子どもたちへのフォローというのがなかなかちょっと難しいんかなというのと、しっかりそのフォローをしていかないと、こんなん俺、受けてもあかんわというふうにぱっとあきらめて、もうやめたというふうに思ってしまうのはどうかなと思うんですけれども、そのあたりのフォローの仕方とか、何かお考えがありましたらお聞かせ願いたいと思います。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  橋本学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(橋本巧一君)  中2の受験ということで、この3年間に府の事業でやりました使える英語におきまして、中1が5級7割という目標を立てました、府のほうがですね。中2が4級5割、中3が3級3割という目標が府のほうから示されて、指定を受けました二中でほぼ目標は到達したんですけれども、その3年間の中で3年生まで毎年受験させまして、意欲を継続して受けるということで、そういう蓄積もございますし。 それから、市として補助するのは年1回でございますが、この間、府の使える英語の指定を受けていない中学校においても、かなり学校受験ということで、自主的に子どもたち、チャレンジしておりますので、1回で不合格になっても、また3年に向かっても挑戦するような、そういうフォローというか支援は学校と一緒になって図りたいなと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  英検に受かったからしゃべれるか、使える英語なんかというたら、これは必ずしも100%イコールじゃないと思います。もちろん、受かるということは、それなりの単語とかそういうのもやっぱり勉強しているし、しゃべる、使える英語には近づいているのかなと思うけれども、100%イコールではないと思うんですよね。 やっぱり、習うよりなれろというような部分もあると思うんですけれども、一つ御提案なんですけれども、使える英語を目指されるならば、英語の先生、中学校は専門というか教科ごとの先生になっていますので、ぜひ先生にも御努力いただいて、授業中、オールイングリッシュでそういう授業を一回テスト的にでも何か、僕はもう全部でやったらいいかなというふうに思うんですけれども、簡単な英語で結構会話というのはできると思うんですよ。そういう取り組みをぜひやっていただきたいなと思うんですが、いかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  橋本学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(橋本巧一君)  午前中からの論議の中に学習指導要領の改訂の話がございましたけれども、今、国のほうでは、中学校の学習指導要領の改訂に伴って、中学校の英語を指導する教員が、いわゆるオールイングリッシュで中学校の授業においては指導するというようなことも論議されております。 それから、本市で雇用しておりますALTが、基本的には子どもたちの前ではオールイングリッシュでやっておりますし、この使える英語を二中で受けておりましたけれども、この使える英語の研修というものを全中学校の英語科の教員にも年何回か共同でやっておりました。その中でも、可能な限り英語の教員は英語でしゃべるというようなことも、府からも、また我々からもそういうふうなことは英語の教員のほうに指導しておりますので、そういう授業の中で本当に異文化に包まれるというか、子どもたちがそういう英語で思考するような状況になるように、議員の御提案についても前向きに考えていきたいなと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  ALTの先生いうのはネーティブスピーカーですよね。だから、その方が全ての学校、7つの中学校に全てがいらっしゃるというわけではないのですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  橋本学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(橋本巧一君)  5名のALTで、1名は小学校英語ということですので、半期ずつと。原則、その半期については、週、必ず1時間はALTが英語科の授業に入ると、こういう体制をとっております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  そうしたら、そのネーティブスピーカーは授業は英語でされているということは、まさに、もっといいじゃないですか。あとは、その学校の先生が御努力されて、それを継承しながら、自分の持つ授業は英語でやると。学習指導要領の中には、それはまだ明記されていないんかもわからないですけれども、別に松原独自でこういう取り組みしていこうというように手を挙げて旗振って、よっしゃ頑張ろうというわけでも全然問題ないと思うんですけれども、いかがですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  橋本学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(橋本巧一君)  本市の教育委員の松井委員という教育委員がおられますが、松井委員の晴美台幼稚園、我々も何度か参加させていただきましたけれども、英語科のクラスなんかは幼稚園の段階から英語で、ほぼオールイングリッシュでやられるというようなことで、松井委員からも、かねがねそういう御提案を受けております。 そういう英語科につきましては、今年度で使える英語プロジェクト事業は終わりましたけれども、大阪府は平成28年度より、国の学習指導要領の改訂をまつ以前に、独自の英語教育の取り組みを強化ということを打ち出しておりますので、それに先行するような形で、本市も英語教育の充実ということは、来年度、受験ということを契機に、より充実に努めてまいりたいなと考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  市も、海外の友好都市をやっていくと。それで、市民みんなに国際感覚を持ってほしいということですから、だから松原の中の小学校とか中学校で、本当に使える英語、国際感覚を持った国際人育成のために、ぜひその取り組みは真剣に考えていっていただきたいと思いますし、ただ、先生が授業のときに英語でしゃべるということですので、別に何も問題ないんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひ御努力をお願いします。 次に、市長の施政方針の中に書かれているんですけれども、この教育については、松原市のベテランの教員の大量退職に伴い、教職経験6年未満の教員が半数以上を占めるということなんですけれども、教育アドバイザー事業で、平成22年より小・中学校において、25年ですからもう3年、4年ほど、こういうアドバイザー事業でやっておられるので、資質向上を図るためにやっておられるんですけれども、この成果についてはいかがですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  橋本学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(橋本巧一君)  平成15年以降、毎年20名から50名、大体三、四十名、毎年この間、新採教員が配当されております。 高阪教育長就任以後、教育アドバイザー制度ということで、初任者及び教職経験の少ない講師または2年目、3年目の教員についても、学校、その実情なり教員の状況に応じて、教育アドバイザーが授業を見て、その上で管理職とともに指導するということで、毎月、その教育アドバイザーの報告レポートが教育委員会に上がっております。 そのレポートを見ておりますと、全員が全員、1年間で、2年間で、一人前の教員になったということではございませんけれども、1学期より2学期、授業の指導、また子どもとのやりとりの上で着実に進歩が見られるのかなと。また、授業だけではなしに、基本的な学級経営等についても、ベテランのそういうアドバイザーが指導していただいておりますので、本市の若手教員の下支えには大きく貢献していただいているというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  全国の学力テストなんかでも、もっともっとやっぱり上げていかなければならないというような問題も何回も何回も議会の中でも言っておりますし、ぜひ頑張っていただきたいと思うんですけれども、ここで若手教職員の育成は喫緊の課題でありますというて、本当に危機感を持つような表現が書かれているんですが、資質の向上とかスキル、ティーチングのアビリティーとか、そういう先生方の生徒や保護者に対する学力保障の担保というのができるんかなというふうにちょっと危惧するんですよ。 これ、先生の資質というのか、先生の環境ですので、松原市が予算つけても、できるところもあるかわからないんですけれども、これはやっぱり松原だけじゃなしに大阪府下全部そういう傾向にあるんですかね、今。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  橋本学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(橋本巧一君)  全国的に見まして、大阪は昭和30年代、40年代、この松原市もそうだと思いますけれども、そのころにかなり人口が増加したということで、ここ10年、その時代に採用された教員が大量の退職を迎えていると、引きかえて初任者が配当されているという状況の中で、全国的に見ても教職員の平均年齢は最も若いと。去年の10月に福井県に参りましたけれども、大体教職員の過半数が50代というような状況でしたので、ここ一、二年、ようやく大阪近辺の和歌山、奈良、兵庫においても大量退職を迎えたということですので、大阪全体が日本の中でも特に平均年齢が低い都府県であるという状況はございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  松原だけじゃなしに、大阪府下の市町村がそういうような傾向にあるということは、松原の場合は教職経験6年未満の教員が半数以上、大体似たり寄ったりというのが大阪府下の環境なんかなというふうに考えられるわけなんですけれども、それならやっぱり大阪府の問題として、これほんまに喫緊の課題だと思うんですよ、松原だけじゃなしに。 これは、やっぱり府を挙げて、大阪府の子どもたちの学力の向上、また先生の質の向上、よく言われる言葉なんですけれども、先生によって人生が変わるというようなことでもありますし、先生の影響力というのは本当に大きいと思うんですよ。幾らいいこととかいい事業をこっち側で言うていても、やっぱり現場が一番大事だと思いますから、これはやっぱり府のほうにしっかり、うるさいほどちょっと要望していただいて、府全体で何とかしましょうよと、市長、ちょっとそのあたりについても御尽力いただいて、声を上げていただけたらありがたいかと思うんですけれども、いかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  橋本学校教育部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎学校教育部長(橋本巧一君)  大阪府教育センターが、まだ我々、実物手元には示されておりませんけれども、この3月末にそういうような状況の中で、初任者、若手教員の育成プログラム集ということをこの3月末までには府教委のほうが示すということを府の会議で説明を受けております。 それから、我々でできることということで、特に中学校の学力向上というか育成が課題というふうなことが大きい課題になっております。それは、小学校の場合は、教科によらず、全て小学校教員一律でくくれるわけですけれども、中学校は各教科に分かれておりまして、その中でも特に実技系教科が、音楽や技術や家庭といったような実技系教科については、各学校、初任者が1人で配当されて、1人しかいないというような状況がございます。 昨年、南河内の部課長会で声を上げまして、昨年度、松原市で技術、それから大阪狭山市で美術、平成26年度につきましては、少数の中学校の実技系教科について、南河内合同で、実技系の教科については、全教科にわたって市町村で分担して共同で検証していこうというようなことで、我々もできることは少し始めているというような状況もございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君)  教育に関すること等についても、これは予算等々においては、松原市として、府に対して申し入れ等々も行っておりますし、教育長からよく府下の教育長会議なんかの話を聞きます。松原市のそういう教育の現状というのも、府の教育長あたりにも、教育委員会あたりにもきっちり伝えていただいております。 1点、昨年、ちょっと安心・安全の問題を府教委のほうに訴えましたら、余りにも松原市民が大阪府民だというような扱いを受けなかったので、僕はちょっとそのことに関しては、あなた方にも申しわけないということで、ちょっと言ってきた経過もあります。 いろいろと、市として府や国に申し上げることがあればやっていきますし、この辺はきっちり教育長、教育委員会と連携をとって、歩調を合わさせていただきたいなと思っております。 その上で、今回、1点、教育予算に関して、これはどの部署も僕は最終査定させてもらいました。そのときに申し上げたのは、やっぱりこれまでの目標設定ではだめですよと。例えば、この府下でも、松原市が、教育長が先ほど答弁したように、例えば府下でも松原市というのは、そういうアドバイザーという形で市独自で予算をつけてくれている、これは非常に現場はよくなってきていると、若手も育ってきているというような話がありましたから、そろそろそれが成果としてあらわれてくるでしょうし、例えば各図書室の、これまたボランティア、有償のところでつけますけれども、こういった予算も、例えば全国平均を、今までは本市の児童は読書率というのが、読書の時間ですか、あれが全国平均よりも下でしたから、例えば全国平均まで上げますというような目標を立てて、その予算を獲得しにきてくれということを厳しく申し上げました。 その結果、教育委員会としてもきちっとその目標を上げてくれましたので、そこを我々はしっかり見守りながらバックアップしていきたいなと思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  ぜひ、よろしくお願いします。本当に喫緊の課題というけれども、もう皆さん共有していますので、その情報と思いは、ぜひお願いします。 最後に、道路の清掃についてお聞きをします。 壇上でもお聞きしたんですが、狭い道路の地域にお住まいの方から、日常、ごみ出しについて、ステーション方式、ステーションまで出すのが負担になると。一般道路ではパッカー車で収集をしてもらっているんですけれども、狭い道路で軽自動車で収集をしてもらいたいという要望があるんですけれども、これは松原会の永田議員も24年の6月にお聞きさせていただいていると思うんですけれども、いかがでしょうか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  西野理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(西野太一君)  ただいまの御質問なんですけれども、狭隘道路について、パッカー車が入れないところについて、軽自動車で収集はできないかという問題ではございますが、今現在のところ、積載量の問題あるいは収集効率の問題等がございます。また、搬入先である平野工場につきまして、搬入時に混雑するということもございまして、搬入制限等々がございますので、現時点では少し考慮できないという形で答えさせていただいております。よろしくお願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  持っていけない方々に、それはそれでちょっとおいといて、ふれあい収集というのがあるんですけれども、それについては、条件としては、要介護の方とか、障害をお持ちの方だけというようなことになっているんですか、ちょっと御説明お願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  西野理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(西野太一君)  ふれあい収集についてでございますけれども、要綱を作成させていただきまして、先ほど議員がおっしゃっていただいたように、65歳以上の要介護認定を受けているひとり暮らしの世帯及び身体障害者手帳等の所持者でひとり暮らしの世帯ということになっております。ただ、運用で、それに見合う世帯、こちらの職員が現地に行きまして、見させていただきまして、それに匹敵するというところにつきましては、同じようにふれあい収集の処置をさせていただいております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  一応そういう条件はあるけれども、本当にお困りの方であれば、面接というんか、お会いして話をすることによって、やっぱり必要やというふうに認めたら、ふれあい収集はしていただけるということですね。 そのあたりについては、以外の方で何名ぐらいいらっしゃるとか、そのあたりについて、わかったら御説明お願いします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  西野理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(西野太一君)  現在のところですが、ふれあい収集、これ平成17年の3月に改正させていただいているんですけれども、延べといたしまして357件の申請が今ございます。 先生の御質問の、今ふれあい収集に見合うところの件数というのは、ちょっと把握はできておらないんですけれども、今、ふれあい収集といたしましては91件を実施しているところでございます。 先ほど申しました延べ357件あるんですけれども、老健施設に入所される等々で208の世帯が中止及び終了というところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  できたら、そのあたりをしっかり、お困りの方に対しては丁寧な対応をしていただきたいのと、それと毎年毎年、道路環境というのが改善されてくると思うんですよ。ですから、以前の道路環境やったらパッカー車で入っていけないのでステーション方式でしているところが、例えば道路を改善した、拡幅したというようなところがふえていくことによって、戸別収集が可能な場所も出てくると思うんですよ。そのあたりについては、どういうふうに対応されるんですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  北島市民生活部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市民生活部長(北島博君)  お答え申し上げます。 先ほどからの御質問で、我々の方針としまして、ステーション収集から戸別収集、これはもう当然我々として努力しているところでございます。というのも、議員が先ほどおっしゃったふれあい収集の件もございます。それとあと、高齢者対策であるとか、それと同時に不法投棄の温床になっている部分も当然ございまして、市民の方からの御意見とか御相談をいただく場合もございます。そういう部分も含めて、議員がおっしゃっているような形の中でも、戸別収集ができるところについてはできるだけやっていきたいというような形でやっておりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  山本議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆12番(山本真吾君)  今、道が拡幅して、改善したから戸別収集ができる、今まではできなかったけれども、できるところもありますし、例えば軽自動車なんかでも、いっぱい物が置いてあるから危ないとか、ひさしに当たるとか、いろいろあるかわからないんですけれども、やっぱりそういうような方法も、市民の御負担、同じ市民ですので、負担かけないような形で前向きに考えていっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 以上、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(松井育人君)  議事運営上、休憩いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △休憩(午後3時18分) △再開(午後3時45分)        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  休憩前に返り会議を再開いたします。 次に、民主党代表として中野議員の発言を許します。 中野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~            質疑質問(代表) 民主党 18番 中野 昇議員発言要旨具体的内容関連議案番号等1.施政方針について(1) 前進のための挑戦もあれば、過去を清算するのも又挑戦ではないか 2.26年度予算について(1) 人口動態の変化がもたらす財政への影響をどう見ているのか (2) 介保・国保・高齢医療、各会計をどう分析し今後を予測するのか (3) 少子高齢社会のハード面をカバーする防災計画の在り方と大規模開発も視野に入れた改定を 3.教育委員会の諸課題について(1) 今日の教委を取り巻く状況をどう見ているのか (2) 教委の独立性を守るのは教委自身ではないか (3) 放置されている図書館運営答申をどうするつもりか (4) 教委設置の原点に戻れ 4.市制60年を控え(1) 澤井市長の目指す松原の形は        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(中野昇君) (登壇) 18番、中野昇です。民主党会派を代表いたしまして、質問をさせていただきます。 東北の大震災から、あすでちょうど3年の歳月がたちますが、復旧には原発事故の収束も含めて道半ばの感があります。その速やかな復興に向けての国の新年度予算には0.6兆円が確保されていると聞いておりますし、私たちの日々の暮らしの中からも、昨年1月から始まっております所得税2.1%、25年間、法人には10%、3年間それぞれ増税されており、復興の一助を担っているのではと思います。 また、本年4月から、自治体の災害対策にとの理由で、府市民税の均等割分、それぞれ500円、計千円の増税、加えて社会保障の充実とかで消費税8%の時代に入っていきます。願わくば、それぞれが所期の目的に使っていただけるよう、ゆめゆめ横道にそれないようにしていただきますよう祈るばかりでございます。 なぜなら、昨年末、総務省が、平成26年度の地方財政の概要を発表されたとき、これで赤字地方債であります臨時財政対策債が抑制されるとうそぶいておりましたので、当然交付税がその分カバーするであろうと思っておりましたが、提出されました本市の予算書では、交付税は昨年度より1.1%減の74億4,500万円、臨財債は3.0%減の21億9,800万円でした。これでは、まるで往復びんたに遭った気がしたからであります。 交付税が本来の機能を失いつつある時代です。国と地方の借金の合計が1,000兆円を超える中で、単に景気が上昇したらもとに戻るような状況とはとても考えられません。 そんな背景の中で述べられました施政方針には、「挑戦」という言葉を使われました。澤井市政2期目に入られて、その意気込みを感じますし、示されました具体の施策を大いに評価するものですが、反面、過去の施策の点検や大胆な見直しをすることも私は挑戦であると考えていますが、市長はどのようにお考えでしょうか、お聞かせを願います。 次に、平成26年度の民生関連予算についてお尋ねいたします。 とりわけ、高齢化率27%時代にかかわる介護保険、後期高齢者医療、国保、この3つの特会についてでありますが、国保会計のみ前年比1.9%減であり、後期高齢医療は3.9%増、同じく介護保険は4.8%の増となっております。この現象をどのように分析し、今後をどう予測されておられるのか、お聞かせを願います。 また、人口動態の推移が財政に少なからず影響を与えると思うのですが、その点についてもあわせてお願いをいたします。 次に、重点施策と位置づけられております災害対策についてお尋ねをいたします。 さきに申し上げました3つの特別会計が少子・高齢社会を支えるソフト面ならば、ハード面としての側面を持つ防災についてであります。予算書の中で防災計画の改訂が計上されていますが、本市の特徴でもあります老朽化した木造密集地域対策が急務と思われますが、いかがでしょうか、まずお聞かせ願います。 次に、予定されておられる大規模開発に係るさまざまな災害予防も視野に入れた計画にしていただきたいと願っておりますが、あわせてお聞かせを願います。 次に、教育委員会にお尋ねをいたします。 この間の教育委員会を取り巻く一連の制度改革案について、教育長はどのように受けとめられているのか、ややもすれば機動性に欠けるとの批判があるように見受けられますが、その点についても考え方をお聞かせ願います。 また、平成25年5月に図書館の今後についての答申が出されましたが、既に1年がたとうとしています。教育委員会としてどうされるのか、あわせてお尋ねをいたします。 最後に、来年2月には市制施行60年を迎えます。市長は、施政方針の中で、60周年を機に日本一のまちづくりに向けてさらなる挑戦を続けるとおっしゃいましたが、澤井市長の目指す日本一のまちとはどのような形なのか、その抱負をお聞かせください。 演壇での質問を終わります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  澤井市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの民主党代表の中野議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、施政方針についての質問でございます。 これまで、市民の皆様にも御理解、御納得していただける施策をスピード感を持って進めてまいりました。また、過去からの積み残された課題や先送りされてきた課題については、スピードを持って挑戦してまいりました。この姿勢は、いささかも変わっておりません。 2期目の市政につきましても、初心を忘れることなく、さらなる挑戦に向け、スピードを持って、変革するものは変革し、推進するものはさらに推進する姿勢で、松原に住んでよかった、住んでみたい、ずっと住み続けたいと感じられ、次代を担う子どもたちに自信を持って引き継げるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。 次に、2点目、26年度予算の人口動態の変化がもたらす財政への影響をどう見ているのかについての質問でございます。 本市におきましては、年々人口が減少する傾向にあり、そのため、人口動態の推移によっては、今後一層の少子・高齢社会の進展等による人口減少や社会保障関係経費の増加が予想されます。特に、高齢化社会が進展することにより、就業者人口が減少し、市民税といった市税収入が減少することや、社会保障関係経費の増加などにより、今後の財政にも大きく影響を及ぼすものと予想され、高齢化社会への対応が課題となってきております。そのため、将来にわたる健全な行政経営の実施に取り組み、これから迎える高齢化社会に積極的に対応してまいります。 次に、介保・国保・高齢医療、各会計をどう分析し今後を予測するのかについての質問でございます。 松原市の高齢化率は、平成25年12月では約27%となっており、そのうち後期高齢者は約11%を占め、高齢者人口は年々増加しており、介護保険費用及び後期高齢者医療費用はますます増加していくと思われます。 本市といたしましては、高齢者が健康寿命を延ばし、健やかで元気に暮らせるよう、疾病の予防や介護予防等の取り組みを進め、給付の適正化事業を強化することにより、持続可能な保険制度の維持につなげてまいります。 介護保険につきましては、平成26年度は第6期介護保険事業計画及び高齢者福祉計画の策定年度となり、適切な計画の策定に努めてまいります。 介護保険、国民健康保険、後期高齢者医療の制度改正につきましては、国・府に要望するとともに、今後も動向を注視してまいります。 次に、防災計画のあり方についての質問でございます。 現在の松原市地域防災計画におきましても、都市防災機能の強化の中で、木造住宅密集市街地の整備促進として掲げているところでございます。 次期地域防災計画については、災害による被害を最小限に抑えるという減災の考えや、自助・共助・公助の役割などの内容を松原市防災会議に諮り、12月の改訂を目途に作業を進めているところであり、災害に強いまちづくりの観点から、木造住宅密集市街地の整備促進について、まちづくりと整合性を図りながら取り組んでまいりたいと考えております。 3点目の、教育委員会の諸課題についての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。 次に、4点目、市制60年を控えの質問でございます。 本市は、平成27年2月に市制施行60周年を迎えますが、一方で、人口減少や少子・高齢化の進展という課題を抱えております。このような課題に対し、決して先送りするのではなく、将来を見据え、取り組みを進めてまいります。 また、私は、未来に向けて、市民の皆様に、松原に住んでよかった、住んでみたい、ずっと住み続けたいと感じていただけ、次代を担う子どもたちに自信を持って引き継げるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。 大阪で初となったセーフコミュニティ国際認証の取得は、地域・市民の皆様との協働の取り組みが評価されたものであり、松原市にとって非常に大きな財産となりました。この財産を未来に引き継げるよう取り組んでまいります。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  高阪教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(高阪俊造君)  教育委員会の諸課題についての質問でございます。 今日の教育委員会を取り巻く状況でございますが、現在、国におきましては、教育長を直接市長が任命するという案が出ております。一方、教育行政に対する市長の関与をどこまで認め、政治的中立をどう確保するかが議論の焦点ともなっていることから、教育委員会制度改革につきましては、今後の国の動向を注視してまいりたいと考えております。 本市におきましては、多様化・複雑化する教育環境の中、学校現場におけるさまざまな課題への対応と、さらには教育委員会におきまして多角的に意見をいただくため、平成24年には、教育委員の定数を1名増員し、6名の委員とし、体制の充実を図ってまいりました。これにより、教育委員会が、市民、保護者、学校等のニーズに応え、その役割を果たすことができる仕組みとして、教育委員会委員が分担して、学校・施設等の教育現場の訪問、重要な会議や関係者との懇談に出席するなど、教育委員会全体のさらなる機能強化に努めているものでございます。 次に、図書館についてでございますが、松原市図書館適正配置等検討委員会の答申では、現在の分散型の図書館サービスから方向転換し、図書館機能を集約した中央館機能を充実させるとともに、分館につきましては、併設施設の機能拡大などの利活用を図ることで、市民ニーズに対応した生涯学習環境の向上、市民協働の推進につながるとされました。 分館のあり方として示された市民ニーズに合った利活用を図るため、今年度は新町図書館と松原南図書館の耐震診断を実施し、その結果を踏まえて答申を実現してまいります。さらに、IT化の推進に関連して、電子書籍システムの導入を他市に先駆けて実施してまいります。 今日の教育環境におきましては、学力の低下、いじめや不登校、体罰や不祥事などさまざまな課題があり、学校教育や家庭教育、さらには教育行政のあり方が問われているものと認識しております。これからも教育委員会は市民の皆様に信頼され、子どもたちの健やかな成長が図られるよう、これらの教育改革の動向を注視しながら、課題の解決と教育の充実に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  中野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(中野昇君)  お答えをいただいて、それぞれお尋ねをしたいのですけれども、その前に予算書をいただいてちょっと驚いたことがございました。そのことをまず、お尋ねを先にしたいと思います。 御承知のように、この前から議論されております、名前が臨時福祉給付金、子育て世帯給付金、合わせて6億1,300万円、これ現金でしかるべくお配りになるということでございます。 消費税が8%になったからそういうことになるんでしょうけれども、片方で消費税にまつわる交付金、去年に比べてことしはわずか2億6,200万円しか本市は歳入としてはふえておらないんです。片方で2億6,200万円しか入ってこない会計なのに、もちろん出どころは違いますよ、そんなん承知で言うておるんですけれども、だけど片方で6億何がしかの現金をお配りになるという、これは素直に考えたら非課税世帯に税金を配るというのは、どう考えても理解ができない。松原だけでもやめたらどうや。答えなさい。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  中野福祉部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎福祉部長(中野信昭君)  ただいまの御意見でございますけれども、議員も御承知のとおり、この臨時福祉給付金といいますのは、消費税増税に伴う低所得者に対する緩和措置というような形の中で、国の施策という中でできているものでございます。我々としては、国の施策に基づいて、非課税世帯等対象者の申請に基づきまして市町村が実施するというような形になっておりますので、その辺については実施の方向で検討しておるところでございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  中野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(中野昇君)  そんなん、理解でけへんから質問したんやけれども、古い話やけれども、かつて小渕さんの内閣のときに、覚えてはる方いらっしゃるかもわかりませんけれども、地域振興券というのをお配りになりました。そのときの蔵相は宮澤喜一さんでございまして、もうお亡くなりになりましたけれども、あの方がその当時、夜の遅い番組でしたかな、インタビューをされていまして、出てこられて、怖い顔をしまして、この時代、何でもありな時代になりましたなと、ふっと言いはったのをいまだに覚えていまして、それに続いて今回のこれですから、泉下の宮澤さんもあきれはっているやろうなという気がいたしまして、そんなことでございます。 普通に考えると、やっぱり1,000兆円もの借金を抱えた国家のやる事業ではないことは確かです。これは自民党さんもしっかりせないかん。 次に、さらなる挑戦ということで御質問させていただきました。 市長のほうは、なかなかしっかりと展望を持ってお答えになったわけでありますけれども、積み残したと言えば語弊ありますけれども、少し後ろを振り返って、まだやり足らないなというふうな部分に対して、僕はやっぱり挑戦はこれからもしていってもらいたいという趣旨で後ろ向きの挑戦という表現をさせていただいたんです。 例えば、これはもう年々増大するでありましょう扶助費の問題もしかりですし、扶助費はこれ、財政部長、今さら言うまでもありませんけれども、扶助費の問題と、それから下水への繰り入れの話を除外したら、経常収支は100多分切ると思いますな。ゴルフで100切るのは難しいんですかな、僕はやらないんでよく知りませんけれども、100をずっと超えていますので、だからそういう意味でも、この扶助費の問題というのはやっぱり一定の交通整理をするときだろうと思います。 ですから、これを一つ、後ろ向きの挑戦として考えていただきたいということと、それからあと、これは教育委員会さんのほうの所管でしょうけれども、先ほどの議論、前の方の議論の中にも出ていましたけれども、校区の再編ですか、校区審ですか、もうあんな時代終わりましたで。校区の調整を図ることによって生徒さんの数を一定確保するなんていう時代は、もう終わっています。後ほどまた議論したいと思いますけれども、これももうそろそろ小手先だけの校区審で調整を図るということは、もうおやめになったほうがいい。ですから、これもある意味では積み残された課題、これは教育委員会のほうでしょうけれども、課題の一つやと思います。 ついでに言いますと、先ほど扇風機やクーラーや何や話出ていましたけれども、そんな細かいことを言わんと、例えば体育館の建てかえも含めて、やったらやれるんです。ただし、それするためには、やっぱり一定の整理をしてからですよ。今ある建物全てにそんなことせいといったって、やりようがない。それは、やっぱり勇気を奮ってもらって、まず整理をしていただいて、それから後、資本投資をしてくれという話ならば、これは澤井市長、喜んでやりますよ。ちょっと横で聞いておって歯がゆい思いがしましたので、そんなけちくさい、扇風機回せとか、うちわであおげなんて、そんなつまらん話はやめときましょうや。これは全館冷暖房ですよ。明るい明るい大きな体育館つくりましょうや。そのための交通整理が先ですよ。もう校区審の時代は終わりました。 それともう一つ、松原市の都市開発株式会社、これはどこが所管になるんですか。よう知らんのやけれども、これは株式会社ですよ。ところが、40年ぐらい前のやつを何や知らんけれどもいっぱい引きずっていますので、その関係者の方々にとっては、これロイヤルカンパニーみたいに思ってはる方いらっしゃるんですね。これは歴然たる株式会社です。そのことを明確に打ち出す時期が来ています。これも一つの、後ろを振り返ったときの課題やと思いますので、取り組んでいただきたいと思います。 こういったことを、今、ちょっと空白になっていますけれども、すぐにおつくりになるんでしょうけれども、行財政改革が今ちょっと空白の期間になるんですかな。これ、やっぱり次世代型の行財政改革を早急に立ち上げていただいて、今、僕が申し上げましたような内容も、その行財政改革の中で計画的にどうしていくんだということを明確にしていくべきだと思うのですが、いかがですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  太田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(太田敏君)  行財政改革でございますが、22年から24年の3年間で前回の行革、計画を策定させていただいております。 昨年25年が、今、議員がおっしゃられた空白というような形になってくるんですが、25年がちょうど市長選挙があったということで、その年度、25年度に策定して、26年から実施に向けて、今、策定のほうを進めているところです。 前回は、人件費をメインとしたような形、メインといったら言い方があれですけれども、中心とした形となった行財政改革でございましたが、次期の行革につきましては、自主財源の確保は、これはもうもちろんのことでございますが、引き続き施設の統廃合や民間の活力の導入、また事務の広域化といったものも含めて考えていきたいというふうに考えております。 また、事務事業や施策の内容についても、見直しも含めて策定に向けて進めておりますので、よろしくお願いいたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  中野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(中野昇君)  ちなみに、それはいつごろ出せる予定ですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  太田理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(太田敏君)  何月というのは、まだ確定はしておりませんが、25年度がもう終わりの時期になっておりますので、早々に策定のほう、詰めていきたいというふうに思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  中野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(中野昇君)  ぜひ、おる間につくってください。 それと、市長、前に向かっての挑戦というのは、華々しいし、評価も高くなります。当然、下世話な言い方をしますと、票になるといいますか、そういうこともあります。 ただ、先ほどから申し上げておりますような、少し後ろを振り返ってからの課題に対して挑戦するというのは、人に嫌がられますし憎まれます。大変嫌な汚れ仕事になりますけれども、ぜひあなたの若いパワーで、それを一つ一つ潰してくださいよ。ぜひ、楽しみにしておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、人口動態の関係で質問をさせていただきました。 市長の御答弁にもありましたように、想像していた以上にこのことが財政の圧迫を招く大きな要素に成長してきたなという気がしております。 とりわけ、高齢化の問題であります。これは、答弁書の中にもありましたかな、市の全体の担税力そのものが低下をしていく、逆に高齢化に向けての支出がふえていくという現象が起こるわけですから、当然厳しい反応が起きてきます。 ちょうど、僕はそんな中で、この間、一生懸命やりはって、認証も得られましたセーフコミュニティの運動ですけれども、あれは元希者、元希者クラブという表現は正しいんかどうかわかりませんけれども、ああいう活動が、側面から見ますと、ちょっと失礼な言い方なので怒られるかもわかりませんけれども、高齢化に向けて、個々の福祉の要求というのは当然ふえてきますけれども、個々の要望に対してそれぞれにお応えしていくというのは、実態としてやっぱりかなり難しい時代です。もちろん、財政的にもかなりしんどい仕事になります。そこへ持ってきて、ちょっと例えばこのセーフコミュニティであるとか、あるいは元希者クラブの活動のようなところで、一定の意見を集約してもらえるような気がします。それで、あの活動を通じて財政的支援をすることが、非常に合理的な高齢社会に対する財政支出のあり方ではないかというふうな見方もしています。 だから、これ、立ち上げた本来の趣旨からいうとちょっとそれとって、お叱りを受けるかもわかりませんけれども、そういう見方もできるんではないかと思うんですが、どんなふうに感じておられますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  本多財政部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎財政部長(本多著由君)  今のお話でございますけれども、全く同感かなという感じはいたしております。まず、その観点からいいますと、いわゆる受益と負担の適正化というのがまず非常に大事かなと思っております。 そんな中で、先ほど、人口動態の関係で、今後、高齢化が進んでいく中で社会保障関係経費がふえてくる、一方、税収がなかなか、働く人の数が減ってくる中でそんなに伸びてこないというような状況の中で、やっぱり受益と負担というのが、小さい意味でいえば、ある一定のサービスに対して、その受益を受けられる方がそれ相応の負担をするというのは非常に大事かなと思っております。 それで、もっと広い意味での受益と負担ということを考えたときに、いわゆる行政全般についての経費、これに対して、そしたらどういったことが生じるかといいますと、一方で先ほど言いましたように、需要が非常に伸びてくる中で、それを削るのか、あるいはバランスをとるのであれば、使用料なり、あるいは極端に言えば、税率アップというような中でとっていかなあかんということになるかと思うんですけれども、そこで、先ほど議員もおっしゃっていたような、いわゆる第三の選択というんですかね、そこで市民みずからが例えば汗をかくなり、コミュニティで頑張ってもらうというような中で、財政的な負担なり、税にかわるそういった住民からの負担をしていただくというような中で、市民との協働というんですかね、そういうのが、今後、財政面での市民との協働ということが非常に重要になってくるのかなというふうに考えております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  中野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(中野昇君)  全くそのとおりだと思います。第一義的には税負担の軽減を求めるというわけでは決してないですよ。そんなことではないんですけれども、その副作用的な意味合いで、そういうことが僕は実現するような、今、財政部長もおっしゃったように、そういうふうな誘導の仕方というのもこれからは必要だろうと思います。 あと、これの関連で、ついでやと言うたら怒られますけれども、何かつくるとおっしゃっていましたよね、そこに。何かつくろうとしている。それで、もうそれやったら、老人センターありますね。かなり古い建物です。あれなんか、併設をするようなことにされたら、安上がりでもあるし、市内の中央に持ってこれるという利便性もあるし、一体となった運動になってくるのではないかと思うんですけれども、そんなん、ややこしいんですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  川西副市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎副市長(川西善文君)  老人センターのA型の問題でございますが、まさにおっしゃるように、元希者センター、それとA型が非常に老朽化しております。A型につきましては、この26年をめどに終局を迎えていく、それで27、28年のその建設の中に、当然元希者さんがそこでいろんなことで行かれる、そういうような切りかえですか、それはもう当然視野に入れております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  中野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(中野昇君)  何かもう既に考えてはるみたいで、余計なことを言うたみたいですけれども、やっぱり合理的なことを考えると、誰しも考えるところは一緒になるんだろうなと思いますし、そうすれば、よりいいものをつくっていただければと思いますので、お願いをしておきます。 それと、人口動態のもう一方の極にあります少子化の話です。 これ、代表質問が始まってから保育所の問題で随分とやられていますので申し上げませんけれども、何も少子化の問題というのは保育所に収れんされるわけでは決してありませんので、トータルとしてどうやという話になってきます。 ちょっと議論で抜けていましたので、あえて言わせていただきますと、最近、乳幼児の赤ちゃんがさまざまな家庭の事情で悲しいニュースにすりかわってしまうようなことをよく耳にしますし、目にします。保育所も保育所なりで大事なことやいうのはようわかっていますけれども、そういった乳幼児の命を守るといいますか、そういったことも人口動態の中で対応すべき大変大事な課題であろうと思いますので、ひとつしっかりと力を入れて対応していただきたいと思います。 何か大阪府の何とかという、そんな施設があるようですけれども、ある意味では松原市の中に独自のそういう、窓口というんですか、そんなものをおつくりになって対応するような、考えられませんか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  川西副市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎副市長(川西善文君)  子家センといいますか、子どもさんのそういう、守るといいますか、指導するといいますか、こういう、富田林のほうにこの施設あるんですけれども、これも議員がおっしゃるように、時代の流れからいきますと、私、市町村に来るのではないかと、こういうイメージは今も持っております。 そういう中で、今回、機構改革も実施するわけでございますが、この辺の子ども・子育て支援計画でありますとか、こういう子育ての問題を、やはり一挙にそこで見ていく、さらにそこには、今、新しい職員も、そういう目線を持った職員もここ数年来増員しておりますので、そこら辺のところが、大阪府さんに任せるのではなくて、市できっちりと見ていく。ただ、これ制度と法律がございますので、その辺の意向をきっちりと見詰めながら進めていきたいなと、こんなふうに思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  中野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(中野昇君)  この問題も、やり出せば結構お金のかかる事業になろうかと思いますけれども、人口動態の上と下の、一番お金のかかる部分ですけれども、ひとつしっかりと取り組んでいただきますようにお願いをしたいと思います。 続いて、ハード面というふうに僕言いましたけれども、防災関係の中です。 これ、防災全部の話をしたら何か風呂敷が大きなり過ぎましてまとまりがつきませんので、あえて特徴的な木造住宅密集というふうに絞ってお話をしたんですけれども、例えば、ちょっと想像していただきたいんですけれども、今の小さな面積の木造密集住宅街をどないしようが、やっぱり抜本的な災害対策というのはかなり難しいというふうに思います。 一番簡単なのは、手っ取り早いのは、安全なところに引っ越しをしてもらうということがまず一番確実だろうと思います。ところが、お住まいになっている方にしてみれば、高齢者の方もいらっしゃるとして、財政的になかなかそんな引っ越しみたいなんでけへんがなというのが本音だろうと思います。さりとて、事故があったときには一番先に被害者になられるような箇所が多い。 そうすれば、例えば、うちが企業誘致のために使っておられる手法、例えば償却資産税を免除するとか、あるいは固定資産税を減免するみたいなやり方があります。あの手法をこういった災害対策の中に持ち込んで、引っ越し費用を手当てしますよとか、あるいは業者さんがまとめてお買いになる場合にはそれなりの優遇措置をしますとかいう手法も検討してみてもいいんではないかな。そのことで、早々に移転されて災害を未然に防ぐ、あるいは類焼を防ぐということになれば、それはそれで価値のあることではないんだろうかというふうに思うんですが、その点はどうですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  岩元理事。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎理事(岩元秀樹君)  密集市街地の解消に係る政策誘導ということについてだと思うんですけれども、この施策、密集市街地の手法につきましては、地域に応じた効果的なものを考えていく必要があると思います。そのため、市内の現状を、地域の特徴を十分研究しながら考えていくというところでありまして、現在のところ、規制誘導といたしましては、昨年2月に準防火地域の指定や、今年度から始めました耐震強度不足の木造家屋に対する除却の補助制度等によって、建物の更新と不燃化の促進を図っているところでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(橋本邦寿君)  東野総務部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎総務部長(東野光弘君)  老朽化住宅で、特に木造住宅の市街地の推進という形は、今、現行の地域防災計画でも掲載はしておるわけでございますが、いかんせん、どうしても縦割りだったということがございます。ということで、防災は防災で、これは重要で推進しなければならないというふうになっておりますが、都市整備では、今ございましたように、その地域地域のそれぞれの方によってなかなか進まないということがございました。 そういうことで、今後、また地域防災計画をつくりますときは、当然各担当部署も集まるということになりますので、今度は市として一体としてどうすべきであるかという形で推進できるような方法をやはり協議しながら進めていきたいというふうには思っております。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  中野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(中野昇君)  今、縦割りとおっしゃいましたけれども、もうそのとおりですな。それ、こんな時代が来ているのに、縦割りの中で物を処理しようなんて、やっぱりそれは無理がありますね。ぜひ、つくられる行財政改革の中でも、その点についてもひとつ触れてくださいな。 これ、後で僕言うつもりしとったんやけれども、今、もうついでに言いますと、先ほど金配るいうと、話がありましたやろ。あれなんか、所得の把握は税ですわ。その資料を使うのは、あんたのところや。これ、厳密な法律でいうたら、別の使い方をやっているわけでしょう。だけど、こんな話に関しては、そんなんよろしいがな、こんなふうに使いましょうということで、縦割りを乗り越えて一つの事業を取り組んではるんや。そうでしょう。だから、あんたのところは、個人の家に対して、あんた対象でっせということは言われへんはずや。告知はするけれども、個人には一々言われんというのは、そういう障害があるからや。 だけど、それではもう対応できない時代がもう来たのやから、今おっしゃったように、縦割りの弊害をもうそろそろやめておかんと機動的に動けませんよな、市長。それはよろしいけれども、ついでやから言うたんですけどね。 それと、防災の続きになりますけれども、盛んに言われています天美地区の開発の問題、さまざまなことが考えられます。一番大きいのは、多分あれだけの面積が水を吸わんようになるわけですから、雨水対策の問題も当然出てきますし、車が集中しますと交通事故、渋滞の問題も当然発生しますので、そんなことは百も承知でやってはるんでしょうけれども、ぜひ、この計画を立てる際に、そういったことも前提にひとつ、今度、防災計画の改訂をやられるんですね。その改訂をやられる際に、そういったことも視野に入れて、これはあらかじめこういう問題が予測されるので、建築指導のほうで処理するようなとか、そんなことでひとつ事前に災害防止を図っていただきますようにお願いいたします。 それと、もう一つ気になるのは、先ほどもありましたけれども、浸水イコール下水ではありませんので、下水だけで浸水対策が100%できるなんて、そんなことは夢物語でして、都市計画全体の中でやっぱり災害というのは防いでいかないかんわけですから、そこらもゆめゆめ忘れずにお願いをしておきます。 次に、介護、国保、それから後期高齢者の、例の松原市版の三位一体ですけれども、これはそれぞれ担当が違うんですな。だけど、御承知のように、国保の保険料の、納めた保険料の6割は、もう既に後期高齢者医療の支援に流れている財政構造になっているわけですね。介護保険も一緒ですよ。ですから、僕は、こればらばらの保険やのうて、3つが1つの保険やというふうに認識をしています。 だから、ことしから来年の改定に向けて介護保険の3年計画の策定に入るということですけれども、会計としては介護保険の会計として保険料の算定を始めるんですけれども、被保険者にとっては、介保だけ入っている人なんておらんわけですよね。高齢社会ですから、みんな3つとも入っとるわけですね、そんな人がたくさんおる。11%かな、パーセンテージをおっしゃっていましたけれども、そのぐらいの数にある。そうすると、その被保険者の負荷を考えたときに、介護保険だけの負荷だけの頭で計算してしまうと、かなりつらいものがある。その被保険者は、国保の負荷もかかってくる、後期高齢者医療の負荷もかかってくるということを前提にした保険料の算定というものを、やっぱり愛情を持ってやるべきやと思います。 そんなこと言いよったら、税の負担もっと大きせんかいという議論になるんですけれども、それはもうそのとおりやねん。そのとおりなのはわかってんねんけれども、金がないからできへんだけなんや。それで、片方で、やっぱり1人の方に対してそれぞれの会計がこの人の保険料を算定するという発想はやめていただいて、3つの負荷の中のうちは一つやというぐらいの認識を持っていただかないと、これはもう保険に入る人がおらんようになるんじゃないかなという気はしますね。 それと、もっと言いますと、これは川西副市長とも一回議論したことがありますけれども、国保への一般会計からの繰り入れの話、この際やから一回やりますけれども、僕は病院を潰すときからも議論していましたように、国保の会計に対しての一般会計からの一定の繰り入れは、もちろん法定外ですよ、法定外繰り入れというのは非常に真っ当な話やというふうに認識していました。これは、保険料の6割を去年あたりから後期高齢者医療のほうに流れている現実を見ると、これは国保に入らん、例えば被用者保険に入っておられる方も同じ現象が起こっていますわ、こんなもん、みんな一緒ですから。そうすると、一般会計から繰り入れることがほんまに正しいんか、このごろ疑問になってきているんですよ。それは、俺が間違っているんかもわからんのですけれども、非常に悩んでいます。自分でも悩んでいます、これ正しいんかどうか。 むしろ、一般会計から繰り入れするんならば、例えば今までのここの累積赤字を別途会計にしておいて、そこへ振り込むんならまだ理解できる。だけど、単年度収支を抑えるのに入れるというのは、この6割も後期高齢に流れる時代になってきてね、多少疑問に感じておるんですけれども、どうですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  川西副市長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎副市長(川西善文君)  ちょうど平成12年に介護保険が制度化されまして、それは国民健康保険の状況が非常によくない、そういうところが出発であったのかなと。その後、国保の中にあります高齢者医療、これをどうしていくんやというた中で、継ぎ抜け方式がいいのか分離方式がいいのかと、こういう議論もされた中で、分離方式で後期高齢者医療が始まったんですが、実は国民健康保険の負担というのは、ただ形式だけ減って、加入者の負担はそんなに減っていないと、そういう状況が続いているのかなと、こう思っています。それの第一番の元凶は、やはり国の財政にその社会保障費に持っていくところがなかったというのが本音やと思うんですよ。 それで、今回の消費増税、形はどうあれ5から8になり、8から10になるのか、まだこれは未定でございますが、この直接税が非常にふえてこない。例えば平成の初めのほうでしたら、今と比べますと市民税が70億円近くあったのが今50億円と、20億円、個人市民税が減っております。相反しまして、扶助費が五十数億円が今125億円と、こんな状況やったかなと思っております。 それを、いろいろな手法を用いながら、健全化に努めながら、松原市は赤字を出さずに頑張っておるんですけれども、今のおっしゃっておられます国保の繰り出しにつきましては、一定この平成29年度に府下統一の国保会計になるという前提がございます。そのときに、今の累赤が24億3,000万円ぐらいで、ことしの状況が若干悪いと、もし国からの補助金が思った以上に入りませんと25億円の赤になる可能性がございます。そうしますと、平成29年度にどれだけの累赤になっておるのかと、ここで先ほど議員がおっしゃったように、じゃそれを計画を立てて、例えば病院を廃院しましたときに、これ畳債といいます起債を国から借りまして実行しました。こういうような方法で国保の健全化しかないのかなと。 その29年度までの間に、国が言うておられます社会保障と税の一体改革がどれだけの好材料になるのか、これ全く未定でございますので、ここのところは国の応援も期待しながら、一定の赤字はふやさないで、それをこの繰り出しで解決していくのが一番最善手、これしかないのかなというふうな形で今思っております。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  中野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(中野昇君)  なかなか悩ましいところです。僕も正しいんかどうかすら、どうも釈然とせえへんところがあるんですけれども、ただ、このままではもたんなというのはもうはっきりしているわけですから、どうぞ、これの担当は健康部、福祉部のほうになってこようかと思いますけれども、今議論しましたような内容も重々承知やと思いますけれども、よっぽど注視していかないと、これが足を引っ張る大きな原因になりかねませんので、お願いしておきます。 それと、3つは3つの会計であるけれども1つやということは、ひとつ御認識をしていただきたいと思っています。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  岡田健康部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎健康部長(岡田啓志君)  副市長もおっしゃいましたように、介保は平成12年から始まったわけですが、一定介護で国保の医療費を抑えるということで、当初は私らもそういうふうにはもくろんでいたんですけれども、結局的には莫大になっていると、それで赤字もふえていっているのが現状なので、議員もおっしゃいましたその3特会を一連に考えていくいうのはなかなか大変なことですけれども、当然頭の中に入れながら、やっぱり市民の負担を最小限度に減らすというのが私らの仕事とは思っていますし、そのためにも介護予防、今、老人クラブ云々の話もありましたけれども、ああいう運動をすることによって元気の方がふえていく、それがすなわち給付の減少にもつながっていくと考えておりますので、あくまでもトータル的に考えていきたいとは思っております。 以上です。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  中野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(中野昇君)  次に、教育委員会の関係でございます。 教育長のほうから御答弁をいただきました一番最初のテーマです。松原市の教育委員会を取り巻く今の社会情勢、特にマスコミ等で言われます教育委員会改革に対して、どういうふうにお考えでしょうかという問いをかけたんですけれども、どうも大変無礼な言い方かもわかりませんけれども、評論家がコメントしているような内容に聞こえました。 もう一度お尋ねします。教育長は、今、肌でどんなふうに感じておられますか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  高阪教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(高阪俊造君)  現在、国のほうで教育委員会の制度改革等について議論されているわけですけれども、この問題については、一昨年の大津のいじめ問題に端を発しているかなと思っておるわけですけれども、その中で、確かに合議制の教育委員会の中での責任の曖昧さというのが指摘されている、まさにそのとおりであろうというふうに私も感じているところでございます。 それを今回、教育委員会における責任の所在の明確化というあたりで論議されているということについては、それで私も非常に注目して見ているところですけれども、ただ、それが教育行政の仕組みそのものにまで今突っ込んでいっているというとこら辺にどうなのかと、これはいい悪いということやなくて、非常に大きな問題になってきているなということに感じております。 ただし、教育委員会の部分を松原市に移した場合、今さっき言いましたような責任、確かに責任の明確化という部分については、これはこうだという形はないですけれども、しかし教育委員会として非常に、明確に何をしよう、どんなふうにやっていこうかという部分については、委員さんたちもしっかりと感じていっていただいて、非常に動きが早いというんですかね、そういう部分ではしっかりと教育委員会の制度の中で実際に動かしてもらっているというとこら辺があります。 それとまた、市長も答弁の中でありましたように、これが今どうなのかといった場合に、もちろん、今回の場合でしても、民意の代表する首長が教育行政のどこまで関与すべきかという点も論議されているわけですけれども、実際は今どうなのかといいますと、教育関係予算の編成とか執行については市長の権限に属しておりますし、それについて、今はしっかりと教育委員会、私も市長と一緒になって話をさせていただく中で、お互いの市の方針に従って教育委員会も一緒にやれているかなというふうに思っているところです。 しかし、これが、話が飛びますけれども、先ほど一番最初に言ったようなとこら辺で、教育行政の仕組みそのものの議論になっているというとこら辺についてはどうなのかというとこら辺では、何とも答えに窮するところでございます。 以上でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  中野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(中野昇君)  戦後、昭和24年ですか、教育委員会制度が発足して、基本的にその制度をどうせい、こうせいと言う側の人間ではないんです。どっちかいえば、本来でき上がったときの原点を大事にせないかん側の人間です。しかし、ここまで反応が悪ければ、それはいろんな教育委員会に対する批判といいますか、議論は起き上がると思います。 例えば、さまざまな教育委員会を取り巻く諸課題に対しての、余りにも僕は反応が悠長であり過ぎたんではないかというふうに思います。例えば、学校現場で抱えておられるいろんな課題がありますね、さまざまあると思います。教育委員会の抱えている諸課題、これは行政と直接リンクしているんで、多分大分温度差があるんやと思いますわ。 だから、僕は、決して教育そのものにどうのこうのなんて、さらさら思ったこともないし、考えたこともない。だから、学校現場がどうのこうのという話じゃなしに、むしろ行政とリンクしている教育委員会制度そのものに対するじれったさといいますか、歯がゆさといいますか、これはあるんですよ。僕だけやないと思うんです。私だけやないからこそ、これぐらい議論が大きくなってきて、報道されるようになってきたんですよ。大津の事件は引き金ですよ、あれは。だから、あれはやっぱりちゃんと受けとめて、もう少し行動的といいますか、能動的に諸課題の解決をしていただきたいと思います。 その具体の一つは、僕、さっき言いましたように、校区審議会ですよ。それは、先生、人口統計見てごらんなさい。それは、校区審がどうのこうのというレベルは、もう10年前に済んでいますよ。これから10年先の人口動態は、もうすぐわかるわけですから、それはそれに対応するための計画を立てて議論を重ねていく、理解を求めるというのは当然やっていかなきゃならない、それは仕事ですわ。そうやないですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  高阪教育長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎教育長(高阪俊造君)  議員、今おっしゃられること、よくわかるわけでございまして、校区審議会についても、ほかの議員からもやはり指摘をされておるところでございます。 しかし、どういうふうにすればいいのかというとこら辺で、非常にやはり教育委員会としても、なかなかスピード感を持ってできていないのは事実でございます、そういう点では。しかし、学校現場について、どんどんこっちへ入り込んでいって、学校現場の問題点をこちらのほうに吸収して、教育委員会としてある姿をとにかく明快にしていこうということは事実でございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  中野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(中野昇君)  しかし、それにしても、もう少し濃密な議論とみずからの行動をしていただきたいという思いはありますね。先生方の教育委員会の内部の、僕は細かい課題についてはよく知りませんけれども、ただこの間、横で見させてもろとって、確かに今言うたようなふうにしか僕は感じられません。これからどういう形で自己変革されていくのかというのは、見ていかざるを得んのでしょうけれども、みずからの諸課題をみずからが解決できない組織なんていうのは潰れますよ、これは歴史が示しているんですから。だから、自己崩壊することはあってはならんのですよ、教育委員会は。やっぱり腹くくって、これから踏ん張ってくださいな。これはエールやと思って聞いておいてください、先生。 それと、ちょっとまた下世話な話、図書館の話ですけれども、何か計画ができたという答弁があったんやけれども、もう一度教えてください。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  西野生涯学習部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎生涯学習部長(西野慶蔵君)  我々としましては、図書館のあり方検討委員会の答申を得まして、今回、動きとして、松原南図書館、それと新町図書館について、耐震診断をして、ハード面をかなり綿密に調べさせていただいております。 その上で、答申の中では中央館というか、松原図書館の中身を充実していくというふうな、中心的な話が出ております。そういったものもあわせまして、計画ができたというか、そういった方向性を早急に出していくというふうなことで、いろいろな分館については、特徴的な配置とかそういう部分も考えまして、中央館、まず松原図書館の充実、そのためには、集会室の空調設備をリニューアルしまして、自習室といった形でのいろいろな使い方、そして今日的な図書館のニーズに沿ったような形を動き出していくというふうなことで申し上げているものでございます。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  中野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(中野昇君)  細かい話はともかくとして、出された答申に沿った方向で進めていくという理解でよろしいんですか。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  西野生涯学習部長。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◎生涯学習部長(西野慶蔵君)  おおむね、そういった方向で我々も進めてまいりたい。新しい市民ニーズというのが、ただ単に貸し出しのみを重視したものではなしに、そこで新たな利用方法やコミュニティ、そういったもの、先ほども申しましたけれども、コミュニティをつくることということで図書館の役割も大きく変わるんじゃないかというふうに思っております。そういった形で進めてまいりたいと思っています。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  中野議員。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆18番(中野昇君)  これにこだわった理由は、先ほどの教育委員会の中で申し上げたことと、そこに流れるものは実は一緒でありまして、教育委員会さんが任命された方々によって答申書を出されて上がってきた、それを、失礼な言い方かもわかりませんけれども、2年近く放置をされてきた、それはないやろうというのがあります。 だから、これも、やっぱり教育委員会のみずからの中で十分消化できなかったことが最大の原因だろうと思いますので、あえてこの問題を取り上げたわけであります。 今の答弁を聞かせていただきまして、おおむねという表現がついていましたけれども、おおむねでは困るんやけどな、まあまあ答申どおりの方向で進めるということなので、当然一日も早く進めていただきたいと思います。 それと、これも余計なことですけれども、中央館がどうするかという話、充実をするという視点では全く同感でありますけれども、私、この間ずっとうろうろしていまして、大阪府が持っていた児童図書館を手放したんですな。それで、東大阪の府立図書館のほうに併合してしまったんですよ。それやったんですよ、見に行ったらわかります。 それで、うろうろ見にも行ったんですけれども、あれを見て、大変感心しまして、図書館なんていうのは大阪府下で恐らく何百館とあると思いますけれども、なかなか児童図書を中心にしたというか、絵画を中心にしたような、ああいった図書館というのはほとんどないんですね。唯一、東大阪にあります府立図書館の中に一部あるだけでございますので、僕はこれからもし中央図書館のリニューアルを考えるんでしたら、例えば児童図書館に大きな力を入れるとか、そういったこともひとつ頭の隅に置いていただきたいなというふうに思っております。別にやれと言うているわけではありませんけれども、そんなことも松原市が大阪の中で注目を浴びる一つになるんではないかと思います。 技術的には、これから活字離れというのはもっと進みますよ、何かぴゃっぴゃっやっとる時代が来とるんですから、よくわからんねんけれども、何が楽しいねん、あんなもんと思うのやけれども、そんな時代やから、むしろ活字よりも、そういった絵画であるとか絵本であるとかのほうがなかなかいいんではないかなというふうに、少子化ともちょうど合いますし、考えてくださいな。市長、頼みます。 最後になりますけれども、来年の2月で60年を迎えます。 前に向けての挑戦、新しい、60年以降も市長の熱い思いを聞かせていただきました。60、ちょうど人間でいえば還暦でございまして、私もつい去年、還暦を迎えましたけれども、そんな中で、今、ややもしますと地方自治そのものが形骸化しているというふうに言われますし、財政的な意味でいえばあながち否定もできないのが現実です。 しかし、もう一度この還暦という、ゼロに戻って一からやるわけですから、もう一度この地方自治のあるべき姿みたいなものを根っこに据えて、あとは市長の若いバイタリティーで新しい松原をつくっていただき、そして発展をさせていただきたいと思います。 心から松原の発展を祈念しまして、質問を終わります。ありがとうございました。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(橋本邦寿君)  以上をもちまして、本日の会議をとどめたいと思います。 4日目の会議は、明11日午前10時開会といたします。 本日はこれにて延会いたします。       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △延会 午後4時52分       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                                 以上                      松原市議会議長  橋本邦寿                      松原市議会副議長 松井育人                      松原市議会議員  堀川静子                      松原市議会議員  篠本 修...