松原市議会 2013-09-24
09月24日-04号
平成25年 9月 定例会(第3回) 平成25年松原市議会第3回定例会 議事日程(第4号) 平成25年9月24日(火)午前10時開議日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 議案第71号 平成25年度松原市
一般会計補正予算(第4号) 議案第72号 平成25年度松原市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 議案第73号 平成25年度松原市
介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第74号 平成25年度松原市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 議案第75号 松原市市税条例の一部を改正する条例制定について 議案第76号
松原市立幼稚園条例の一部を改正する条例制定について 議案第77号 松原市少年自然の家条例の一部を改正する条例制定について 議案第78号 松原市子ども・
子育て会議条例制定について 議案第79号 松原市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例制定について 議案第80号
境界確定請求事件に係る和解について 認定第1号 平成24年度松原市
水道事業会計決算認定について 認定第2号 平成24年度松原市
一般会計歳入歳出決算認定について 認定第3号 平成24年度松原市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 認定第4号 平成24年度松原市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第5号 平成24年度松原市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 認定第6号 平成24年度松原市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 認定第7号 平成24年度丹南財産区
特別会計歳入歳出決算認定について 認定第8号 平成24年度若林財産区
特別会計歳入歳出決算認定について 認定第9号 平成24年度岡財産区
特別会計歳入歳出決算認定について 認定第10号 平成24年度大堀財産区
特別会計歳入歳出決算認定について 認定第11号 平成24年度小川財産区
特別会計歳入歳出決算認定について 認定第12号 平成24年度一津屋財産区
特別会計歳入歳出決算認定について 認定第13号 平成24年度別所財産区
特別会計歳入歳出決算認定について 認定第14号 平成24年度田井城財産区
特別会計歳入歳出決算認定について一般質問日程第3 議案第81号 一般職の職員の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 本日の会議に付した事件1.日程第1から第2まで、及び一般質問、日程第3
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 出席議員(19名) 1番 松井育人君 2番 下原郊紀君 3番 紀田 崇君 4番 河内 徹君 5番 山本育宏君 6番 野口真知子君 7番 池内秀仁君 8番 中尾良作君 9番 三重松清子君 10番 福嶋光広君 11番 橋本邦寿君 12番 山本真吾君 13番 若林良信君 14番 堀川静子君 15番 篠本 修君 16番 永田光治君 17番 森田夏江君 18番 中野 昇君 19番 羽広政勝君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 説明のため出席した者の職氏名 市長 澤井宏文君 副市長 川西善文君 教育長 高阪俊造君 総務部長 東野光弘君 理事 太田 敏君 財政部長 本多著由君 理事 松岡達也君 福祉部長 中野信昭君 理事 武部由教君 健康部長 岡田啓志君 市民生活部長 北島 博君 理事 西野太一君 理事 柏村幸一郎君 都市整備部長 藤本 健君 理事 岩元秀樹君 上下水道部長 吉井和彦君 理事 板倉秀和君 管理部長 飯尾孝二君
学校教育部長 橋本巧一君 生涯学習部長 西野慶蔵君 消防長 中村 勝君 政策法務課長 伊藤 輝君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議会事務局職員出席者 事務局長 吉岡靖訓君 事務局次長 松田久信君 参事 土橋秀行君 主幹 恩地裕也君 主査 浅田玲子君 書記 落合佑亮君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以上
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△開議 午前10時00分
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は19名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 日程に入ります前に、理事者側より報告の申し出がありますので、これを許します。 中村消防長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎消防長(中村勝君) 貴重なお時間をいただきまして、災害活動報告をさせていただきます。 9月20日金曜日の本会議におきまして御配慮いただき、ありがとうございました。また、大変御迷惑をおかけしまして申しわけございませんでした。 阪和自動車道での
タンクローリー接触事故に伴う
ガソリン流出事案における災害活動について御報告させていただきます。
阪和自動車道上り、美原北・松原間で大型トラックに
タンクローリーが接触し、タンク側面に亀裂が入り、積載していたガソリン1万4千リットルのうち1万2千リットルが路上に流出し、この事故でけが人はなく、また引火などもありませんでした。この流出したガソリンの一部が上田6丁目イズミヤの南にある樋野ヶ池(ひのがいけ)の用水路に侵入し、松原市内の中央付近まで拡散したものです。 時系列で申し上げますと、9月20日金曜日午前10時15分、
タンクローリーの事故が発生いたしました。
事故発生場所が堺市消防本部の管轄区域であることから、10時20分に堺市消防本部が確知しております。 10時43分、堺市消防本部から松原市消防本部にガソリンの流出事案について通報がございました。直ちに
樋野ヶ池用水路付近において
オイルフェンス及び土のうで
ガソリン流出防止作業を実施するとともに、
オイル吸着マットでガソリンの除去作業を実施いたしました。さらに、各水路において
ガソリン流出状況を確認いたしましたところ、下流の三宅中1丁目、
居酒屋八剣伝付近でその用水路にガソリンの流入が確認されました。この八剣伝付近の用水路、この部分をガソリンの流入防御拠点といたしまして、
オイルフェンス及び
オイル吸着マットでガソリンの除去作業を実施いたしました。念のため三宅西5丁目、
幸南食糧株式会社付近の用水路と今池水みらいセンターに
オイルフェンスを設置いたしました。同時に、上田、阿保、田井城付近においてガソリン臭が強いことから、この3地区に対しまして消防車で
火気使用制限の広報を実施いたしました。さらに、松原市全域において火気の使用を控えるよう、パンザマスト、それと
エリアメールで、これを使用しまして市民の方に情報提供をいたしました。 15時ごろ、雨水へつながる水門の閉鎖を確認した後に、
樋野ヶ池用水路付近に
ガソリン中和剤を投入し、希釈拡散のため消防車による放水作業を実施いたしました。あわせて八剣伝付近の用水路においても
ガソリン中和剤を投入し、引き続き
オイル吸着マットでガソリンの除去作業をいたしました。 16時40分、ガソリンの希釈が確認でき、またガソリン臭もおさまったことから、消防車、パンザマスト、
エリアメールで
火気使用制限の解除の広報を実施いたしました。 19時35分、特別警戒を解除し、NEXCOの職員に八剣伝付近の用水路の油処理を引き継ぎまして、その後、0時15分にNEXCOの職員による
八剣伝付近用水路の油処理の作業が終了いたしました。 翌日の11時ごろ、市内各水路におきましてもガソリンによる油分とか油膜の確認はされませんでした。 この事故によるけが人、また、気分が悪くなって救急車で搬送された方はおられませんでした。また、この
ガソリン流出事故の対応ため、消防職員はもちろん、消防団、それから市民生活部、上下水道部、学校教育部、市民安全課を初め市役所職員が全力を挙げて事故処理に当たっていただきました。御協力ありがとうございました。 以上でございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 報告が終わりました。 これより本日の日程に入ります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。 本日の
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、16番
永田光治議員、17番
森田夏江議員を議長において指名いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 日程第2 議案第71号 平成25年度松原市
一般会計補正予算(第4号)以下、認定第14号 平成24年度田井城財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてまで、及び一般質問を議題といたします。 20日に引き続き個人質問を行います。 紀田議員の質問を続行いたします。 紀田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆3番(紀田崇君) 金曜日のときは、消防初め関係各位の皆様のおかげで、この松原市に起こりました
タンクローリーのガソリンの流出事故により、最悪の事態は避けられたということは、もうこれは日ごろ皆様の訓練とか、それとかあと、やっぱり横の連携とかがよくできているというか、やっぱり
セーフコミュニティを進めているおかげもあるのかなと私は思っております。本当に、これ大惨事に至らなかったこと、本当にもう感謝しております。本当にどうもありがとうございました。 あと、議長の御配慮により7分22秒もの貴重な時間をいただきまして、まことにありがとうございます。 3日間もあきましたけれども、3日間あいたらちょっとテンションが下がってしまうんですけれども、何といいますか、この1年間、僕が飛行機に乗れば、近年まれに見る大雪で空港が閉鎖され、新幹線に乗った日には大雨のため新幹線1時間半も遅延、そして議会でしゃべれば
タンクローリーがガソリン漏れると、何か次から次へと災害、これはただの偶然なのか何かよくわかりませんけれども、この貴重な、あと5分ほどですけれども、気を取り直して、ちょっと続きしゃべってみたいと思います。 多分、学校教育のことでずっと話しておったんですけれども、3日前、もう皆さん忘れているかどうか、覚えているかどうかわかりませんが、ごちゃごちゃ言うたんは、結局のところ、僕ら子どものときやったら、先生、何なりとかかわってくれたんですよね。ところが、ちょっと最近、先生、子どもとのかかわりが少ないなという感じがしてきて、教育長とかは、ふだん丁寧な言葉で接して、休み時間と授業のときのめり張りをつけて、叱るときはしっかり叱るんやでみたいなことを、めりと張りをつけてやっていくようにしてるんやと、僕はもう別にそれは否定するつもりもないし、この今の状況を考えたら、それが一番の方法なんかなと思うんですけれども、ただ、先生の中には、ちょっとそれ以前の問題ですよね、生徒となるべくかかわりを持たないでおこうとか、ちょっと後ろ向きな方向に行ってしまっているような気がして、その辺ちょっとどうなんですか。その辺どのようにお感じになっておられるのか、お聞かせ願いますか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) ただいまの紀田議員の御質問でございますが、教育にとって最も大事なことを今お尋ねになられたのかなと思います。 教職員になった限りは、やはり子どもや保護者、また地域の方との心からの魂の交流といいますか、そういうものを目標に教員になった者ばかりだと我々は思っております。そういう意味で、若い、そういう意気込みや熱意を持った教員をいかに育てるかということが最も肝要であるかなというふうに考えておりまして、本市では3年前より月ヶ瀬の
クリエート月ヶ瀬を使いまして、合宿指導等で、いわゆる教育に対するそういう原点のあたりをしっかりと若いうちに育てるということに全力を傾けていると、こういうふうに考えております。よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 紀田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆3番(紀田崇君) 確かに、別にあれですよ。こんな時代が時代的に先生のことを責めるつもりはないんですけれども、でもやっぱりかかわってあげてほしいなと。せやないと、大人になったとき、例えば同窓会なんかで集まったときに、頭はたかれたなとかそういうふうに、僕らの時代やったら、頭はたかれたな、あの先生にとかと、かかわりがあったら話できるけれども、無視されたなとか、相手にされへんかったなというのは、ちょっと話題にもならへんと。そんな、大人になって話題にもならんようなそういう教育というか、かかわり方はぜひともないようにしていただきたいかなと。 幾ら教育長が立派な教育方針を持っておられても、現場の先生方がちょっと後ろ向きになってしまうような状況では、ちょっと考え物かなと思いますんで、ちょっとその辺から立て直していただけますように、どうぞよろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 高阪教育長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育長(高阪俊造君) 今、紀田議員おっしゃるとおりでございます。同感でございますけれども、私自身見ておりますと、先ほどから丁寧な言葉とおっしゃっていただいているんですけれども、めり張りのあるオンオフをつけなさいというふうに言っているんですけれども、見ていましたら、子どもたちに腰が引けている先生方はどうも言葉が荒っぽいと。そちらのほうで荒っぽくすることによって、腰の引けているのをカバーしようとしているという部分もございます。 丁寧にやっていく先生のほうが、きっちりと子どもたちは受けられていると、そういう実態もございまして。もちろん、授業の中で丁寧な言葉といいましても、めり張りをつけなあきませんので、それは机間指導といいまして、ぐるっと回っているようなときには、友達的なことで、これわかりますかじゃなくて、これわかるやろうという感じで言うていく、そして、全体の場には丁寧な言葉を言う。子どもたちは、議員もよく御存じの横峯さんの話によりますと、やっぱり子どもたちはまねをすることが大変大事なことやということで、先生方が荒っぽい言葉で雑いことをやってしまいますと、それをまねてしまいますので、そういうことにならんように、ぜひやっていきたいなというふうに思っておりますし。 それから、常々言っているのは、やっぱり声かけしてくださいと。挨拶だけやなくて声かけしてくださいと。といいますのは、中学校になって荒れないのは、子どもたちが小学校までの間に、親や先生方に愛されているという実感をつかんだときやと、よく言われております。ですから、今、議員おっしゃるように、声もかけられへんと、全然無視もされているようなとこら辺ではなかなかうまいこといかへんと。要するに、小学校までの間に親にももちろんそうですけれども、先生方にも、子どもたちが愛されていると、よく声かけてもらっているというふうなとこら辺を実感できることによって伸びていくんかなというふうにも思っておりますので、ぜひそういうふうなものを高めていきたいというふうに思っているところです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 紀田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆3番(紀田崇君) 難しい時代ではございますけれども、昔と全然違う教育環境ですけれども、その中でも頑張って、できれば生徒たちとかかわっていただけますよう、よろしくお願いいたします。 以上で、私の質問を終了させていただきます。ありがとうございました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 次に、福嶋議員の発言を許します。 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 質疑質問(個人) 日本共産党 10番
福嶋光広議員発言要旨具体的内容関連議案番号等1.幼稚園教育について(1) 「
松原市立幼稚園の
在り方基本方針」について
(2) 統合幼稚園開設に向けて議案第76号2.安全・安心なまちづくりについて(1)
自転車事故対策の具体化
(2) 歩行者の安全確保 3.教職員の多忙化について(1) 現状について
(2) 対策について
(3) 夏休み中の一斉休業について
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) (登壇) 10番、日本共産党の福嶋光広でございます。議長のお許しを得ましたので、通告に従いまして順次質問させていただきます。 まず、第1点目に幼稚園教育についてお伺いいたします。 これまで
松原市立幼稚園の
あり方基本方針というものに基づいて統合計画が立てられ、当初、市立幼稚園を5ないし6園へ統合していくとの方針でありました。今回、
四つ葉幼稚園建設計画に伴い、これまでの方針が見直されたと考えられますが、現時点では、市立幼稚園の今後のあり方についてどのようにお考えになっておられるのかお答えください。 また、
四つ葉幼稚園開設に向けて具体的な検討をされていると思いますが、対象地域、また通園時の安全対策、こういったものについて具体的にどのようにお考えなのかお聞かせください。 2点目に、安全・安心なまちづくりについてお伺いをいたします。 平成23年度から
セーフコミュニティの国際認証を受けるための委託料等の予算が組まれ、
各種対策委員会が頻繁に開かれ、市民や市民団体の協力を得てさまざまな調査や研究が行われ、大変きめ細かな取り組みを行われていることに敬意を表するところでございます。 身近な問題として、
交通安全対策について本日はお伺いをいたします。
交通安全対策委員会でも、特に
自転車事故対策について取り組まれたとお聞きをしておりますが、松原市での自転車事故について、どのような実態があって、どのような対策がとられてきたのかお聞かせください。 もう1点、歩行者の安全確保について。松原市は道の大変狭い箇所がたくさんあります。とりわけ高齢者や子どもの安全確保のために、歩道の整備や通学路の
グリーンベルトにもっと力を入れるべきではないかと考えますが、現状と改善計画をお聞かせください。 3点目に、教職員の多忙化についてお伺いをいたします。 早朝から児童・生徒の登校指導に始まり、本業のほかに学年ごとの会議や研究授業、校務分掌に伴う会議や実務、結局のところ肝心の授業の準備やノートの添削、テストの採点、成績の整理などは休み時間や給食時間を使って必死に取り組んでおられるわけですが、それでも勤務時間外にやっと落ちついてやることができるという、これがごく普通の状態になっています。中学校ともなればクラブ指導や生徒指導と、さらに過密な状態になっているわけであります。 こうした教職員の多忙化の中で、心身の疲れについて現状どのようにつかんでおられるのか。また、これらの改善、解消のために教育委員会として現在考えておられる対策があればお聞かせください。私は、市内の小・中学校で長期休業中、とりわけ夏休みに、市内研修や対抗試合など学校の行事を組まない一斉休業というのを考えてみてはどうかと思うのですが、いかがでしょうか。 以上で、壇上での質問を終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 澤井市長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの福嶋議員の質問にお答え申し上げます。 1点目の幼稚園教育についての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。 次に、2点目、安全・安心なまちづくりについての質問でございます。 まず、
自転車事故対策の具体化についてでございますが、本市では現在進めております
セーフコミュニティに取り組むに当たり、外傷、事故による救急搬送の実態を検証しました。その結果、40%以上が交通事故によるものと判明したことから、
交通安全対策は安全・安心なまちづくりを推進する上で重要な課題の一つであると位置づけ、
交通安全対策委員会を設置しました。
警察統計データによると、平成23年には
自転車関連事故が238件発生しており、また、
救急搬送データから
交通事故状況を見ますと、
交通事故受傷者の約45%が自転車乗用中の受傷であることから、
交通安全対策委員会では自転車の安全利用に重点を置いた活動を行っております。対策委員会では、警察の把握している
自転車関連事故の箇所に加え、
タクシー運転手や
自動車免許教習教官などの
プロドライバーが感じる危険箇所、実際に自転車に乗車する市民などの視点で危険箇所を抽出し、地図上に示した安全マップを松原中学校の校区において作成し、危険箇所の周知を行っております。今後は全ての中学校区の安全マップの作成を進めてまいります。 また、
交通安全教室によるルール、マナーの周知、
街頭キャンペーン等の啓発活動、自転車乗車時における子どものヘルメットの着用啓発など、自転車事故、けがの減少に向けた取り組みを行っております。 次に、歩行者の安全確保についてでございます。 子どもや高齢者等の交通弱者に対する歩行者の安全を確保するため、松原市
セーフコミュニティの
交通安全対策委員会とも連携をとりながら、歩道の拡幅や車道との段差解消及び車道部での路側線設置等を進めております。また、通学路における
グリーンベルトの設置につきましては、昨年実施いたしました松原警察、
教育委員会等の関係機関との
緊急合同点検検査に基づき、順次設置しております。 なお、冒頭、福嶋議員よりは敬意というお言葉をいただきました。ぜひ、言葉のみならず、今後は態度であらわしていただきたいと、このように思います。 3点目の教職員の多忙化についての質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 高阪教育長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育長(高阪俊造君) それでは、幼稚園教育についての市立幼稚園の
あり方基本方針についてでございますが、これまでも答弁させていただきましたように、基本方針策定後の施設設備の耐震化や乳幼児数の推移、保護者のニーズの多様化などを総合的に勘案し、整備計画を検討してまいりました。その上で、平成26年4月に天美幼稚園、あまみが丘幼稚園、布忍幼稚園、中央幼稚園の4園を統合し、四つ葉幼稚園を開設することとなりました。今後の配置計画につきましても、乳幼児数の推移や国の施策の動向等を見守り、引き続き検討してまいります。 次に、
四つ葉幼稚園開設についてでございますが、現在、平成26年4月開園を目指して準備を進めているところです。四つ葉幼稚園の通園区域は、天美幼稚園、あまみが丘幼稚園、布忍幼稚園、中央幼稚園の区域が対象となるものではございますが、区域以外にお住いの方でも御相談に対応してまいりたいと考えております。 通園時の安全確保につきましては、これまでも子どもたちの安全に配慮するため、交通安全や防犯も含めたさまざまな観点から安全確認を行ってまいりました。今後におきましても、通園時を含む子どもの安心・安全の確保に向けて教育委員会、道路管理者、松原警察と協議を行ってまいります。 次に、教職員の多忙化についての現状でございますが、教育の目的、学校の果たす役割を忘れることなく、総合的に考えることが肝要であると考えます。そして、教職員が心の余裕を持って児童・生徒と十分に向き合うよう、教育委員会として指導しておるところでございます。 対策といたしましては、校長のリーダーシップのもと教職員が組織的に学校運営に参画し、会議、校務の効率化を図り、教職員が児童・生徒と向き合う時間の確保に努めております。 夏休みの一斉休業についてでございますが、夏季休業中にもさまざまな学習指導や、児童・生徒、保護者からの相談活動、転入学の手続等の対応があります。また、クラブ活動の指導や教職員の各種研修、会議が行われている状況もございます。このような実態を踏まえ、現状のように各教職員が適時休暇を取得することが、より学校現場の実情に合っていると考えております。 以上でございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) 幼稚園教育についてから再質問をさせていただきます。 今回の4園の統合について、施設設備の耐震化が進んでいないとか、それから乳幼児数がこの間減ってきている、この辺は十分理解できるところであります。 今回、4園統合に当たって、先ほどの答弁では、保護者のニーズの多様化がその一つの要因になると答えられていますが、保護者のニーズがどのような形で多様化してきたのか、もう少しわかりやすく教えていただけますか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) ただいまの福嶋議員の保護者のニーズの多様化ということでございますが、1つは就労というようなことが一つ大きなことかなと思っております。 その就労ということにかかわりまして、幼稚園ではなく保育所へのニーズであるとか、2年保育が3年保育であるとか、そういうような保護者のニーズの変化があるのではないかなと。これにつきましては、この秋に子育てのアンケートが今回とられるということですので、その中できちっと検証していきたいと、このようにも考えております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) 保護者の方が働きに出るというケースがふえてきていると、そこから保育所のニーズや、それから3年保育などの問題も生まれてくるということなんですが、これまで私もこの問題について質問してきたんですが、3年保育については考えていないというようなことを答えられていたと思うんですが、それは、今回この子育てアンケートで皆さん方の声によって検討していくというふうに捉えさせてもらっていいんでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) 先週の本会議からもう論議になっておりますが、この12月に保護者委員の一般公募があり、1月からアンケートをもとにその会議で検討されると。その中で、議員の御質問の、幼稚園のみならず、総合的に子育ての市のあり方が検討されるというふうに我々は考えております。よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) 私は、これまでの基本方針については、教育委員会の答弁の中では地域とのつながりを大変重視されていると、地域に根づいた教育をしていく必要があるというふうなことを強調されていましたし、それから、幼稚園、保育所、小学校、中学校と、地域に根づいた連携ということが重要だというふうに言われてきました。 今回この4つの園を統合するということになりますと、中学校区も1つのみならず、2つ、3つと、こういうふうになってくるわけなんですが、その辺の地域性といいますか、地域とのつながりについて、今後本当にこういう統合をしていって、どのような形で進めていこうと思われているのか、お聞かせ願えますでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) ただいまの福嶋議員の御質問ありました地域とのつながりというのが、本市の幼稚園教育の中での最も、これまでも大事にしてまいりましたし、今後も大事なことかなというふうに考えております。 その地域とのつながりという一番のかなめが、まずやはり保護者と園との関係ではないかなと。そういう保護者や地域の人ということが幼児期の子どもたちの成長にとって、そういう保護者や地域の人との心の触れ合い、愛情をたっぷり受けるというようなことが最も幼児期の教育に大切だろうと思いますので、今後とも地域とのつながり、保護者との連携ということについては、今後もより積極的に努めていきたいなと、このように考えております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) 保護者と園とのつながりを大事にしていきたいと、これはもうとても大切なことだというふうに思うわけですが、これまでは幼稚園と小学校の交流だとか、それから幼稚園と小学校を超えて中学校との交流とか、そういうふうな形で、その地域における保護者とか、それから地域のPTAといいますか、高齢者の方々の協力といいますか、そういうふうな取り組みも大事にされていたと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) 今回4園が1園に統合されるわけですから、それぞれの幼稚園がこれまでやってきた地域との協働というスタイルは若干変化があるものとも考えております。 ただ、中学校が幼稚園に保育実習等入るわけですけれども、そういうことにつきましては、よりたくさんの中学生との出会いということも生まれるのかなと。何より、この四つ葉幼稚園が地域の保護者に愛されるようにということで、来年4月の開園に向けて、10月より保護者と協働で幼稚園の園歌、これも保護者との協働でつくっていきたいなと。これまでの幼稚園同様、保護者、地域のお力をかりまして本市の幼稚園を守り立てていただきたいなと、このように考えております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) ぜひとも保護者や地域の方々との連携というか、それを大いに大切にしていっていただきたいというふうに思います。 次に、4園の区域外からも相談によっては入園を認めるというふうに御答弁されたと思うんですが、それはどんな場合なのか教えていただけますでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) 9月1日から広報やホームページ、またさまざまな子育て広場等に出向きまして、幼稚園の今の園児の募集をしております。10月1日から幼稚園の入園申し込みということですので、今現在のところ具体的なことはございませんけれども、勤務先がその近くであるとか、そういうふうなことがひょっとして出てくるのかなと、こういうことを今想定しております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) 4つの園の区域外であっても、この四つ葉幼稚園の近くで働くと、そういうことでお子さんを四つ葉幼稚園に預けたいというような相談があったら、相談に乗って入園を認める場合もあるというふうなことと考えていいんかなというふうに思うんですが、これまでの答弁の中では、安全・安心を第一に魅力ある幼稚園づくりを進めていくとおっしゃっていまして、募集範囲が4園以外にさらに広がるというふうになりますと、通園時の徹底した安全対策というのが必要になるのではないかというふうに考えるわけです。 特にこの4園だけを考えてみましても、近鉄の線路を越える踏切だとか、それから、西除川沿いの大阪狭山線、また、天美駅から四つ葉幼稚園に向かう道路というのはかなり狭い道ですし、車もかなり通るという大変危険なところだというふうに思うんですが、この点について、通園時の子どもの安全・安心の確保、これについてはどのような対策を考えているのか教えてもらえますか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 飯尾管理部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎管理部長(飯尾孝二君) これまでも通園における子どもたちの安全に配慮するために、幼稚園では交通安全や防犯も含めたさまざまな観点から安全確認を行っているところでございます。保護者との徒歩や自転車による通園では、歩くことで体力がついたり、また交通ルールを学んだり、身近な自然に接することができるものと考えております。 今回新たにできます四つ葉幼稚園の北側のほうで正門を設けまして、こちらのほうに一般の車が入ってこないような状態の道路を新設しております。また、四つ葉幼稚園の西側、それと消防の西出張所の西側の南北のところについては、まだ完全な状態ではございませんけれども2m50cmの歩道も設置しておるところでございます。 この四つ葉幼稚園に通園していただくために、各保護者の方におきましては、車の交通量の少ない道路、また狭小な道路であっても、人や自転車には通行しやすい道路もたくさんございます。その道路の中から通園しやすい道路を選ばれて通園していただけるものというふうに考えております。 以上でございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) 四つ葉幼稚園の周りの周辺整備というのは、私も地元ですので見させてもらっていますし、本当に歩道も広くなってよくなっていると思うんです。 しかし、今のお話のあった保護者の方が安全な道を探して安全な道を通ってこられるといいましても、実際のところ、先ほど言いましたように、西除川沿いにしましても天美駅からこの四つ葉幼稚園につながる道にしましても、そこを通らずに四つ葉幼稚園に来る道がないわけでありまして、その中道は多少あるかもしれませんけれども、その辺ではやはりもっと抜本的な対策をとるべきじゃないかと思うんですが、その点についてはどうでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 飯尾管理部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎管理部長(飯尾孝二君) 大阪狭山線につきましては、西除の堤防敷でございますので、これは大阪府の道路になっておるわけでございますけれども、この場所につきましても、寺田木材のあたりから北側のほうに、うちの消防の交差点のところまでは、歩道としての位置づけの歩道整備はされておりませんけれども、路側帯として結構広いスペースがあるかなというふうに思います。この辺のところを歩道と同じような状態で使っていただいて、自転車または徒歩で通園していただくのは可能かなというふうに思います。 また、天美駅の西側の南北の道路でございますけれども、確かに道幅としては狭小なところで、歩道設置をする状況には至っておりませんけれども、この場所につきましては、大阪狭山線よりは交通量が少ない、そのような状態の中で、やはり通園は可能かなというふうに思っております。 今後も、歩道整備であるとか、また子どもたちの安全のために、その辺につきましては道路管理者、また警察のほうとも協議をして、安全確保に努めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) ぜひとも安全対策といいますか、保護者の方が安全にお子さんを幼稚園に連れてこられるというふうなことを考えてもらいたいと思うんですが、以前から私どもは通園バスを、4つの幼稚園が統合されるんだから、民間の幼稚園がやっているように、そういう通園バスを検討してはどうかというようなことで提案もさせてもらっているんですが、その点についてはいかがでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) 通園バスという御質問でございますが、先ほど福嶋議員のほうから地域とのつながりというような御提案もありましたけれども、一番の保護者とのつながりということで、公立幼稚園につきましては、保護者の送迎と、保護者の送り迎えということの中で、子どもたちのさまざまな情報交換や、園の育ちや、また保護者からのいろんな質問や疑問等もつながりが持てるのかなということで、通園バスについては考えておりません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) この点についても以前やりとりをさせてもらったかと思うんですが、民間の幼稚園も、通園バスを出していても、通園バスに乗ったりおりたりするときに保護者の方といろんな話し合いもされていますし、交流もされているわけでありまして、それをもって通園バスでその地域のつながりが弱まるというふうには考えられないんですが、その点についてはいかがでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) 幼稚園にお迎えに来られたとき、保護者同士がまたそこで集う場にもなると。各幼稚園の教室で担任の先生と子どもたちがさようならの挨拶をして、園庭へ出てくるまでに、そういう場も保護者同士が貴重な子育て相談の場にもなっているということで、やはり公立幼稚園の保護者の送迎というのは、何物にもかえがたい幼稚園教育の本市のよさであるというふうに、教育委員会としては考えております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) この点については考え方の違いもあるかとは思うんですが、実際のところ、民間の幼稚園と公立の幼稚園と比べて、保護者の方はどこに入所するかというのを決めはるわけですよね。そういう点では、民間と比べてやはり公立の幼稚園の魅力というんですか、それが劣ってしまうというところがあると思うんです。 そういう点では、これからの公立幼稚園がどういう方向を持って進むのか、実際に民間の幼稚園と競合してでも、張り合ってでも充実させていくというふうな考えなのか、それはそれで、民間は民間でいいところは伸ばしてもらって、公立は我が道を行くということでいいのかどうか、この点についてのお考え、聞かせていただけますでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 高阪教育長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育長(高阪俊造君) 公立幼稚園、我が道を行っているわけではございませんので、公立は公立のよさを出して、民間は民間のよさを出すということになろうかなと。競合して取り合いするとかそういう問題ではなかろうかなというふうに思います。 それと、バスの話ですけれども、現在のこの4つのとこら辺でいいますと、かなり小さいところでございますので、民間は出している、出しているとおっしゃいますけれども、民間は大体片道40分のところをやっているわけで、市外からも片道40分のところを迎えに行けるわけですから、松原市で40分というたらどこやねんと。大体端まで20分ぐらいで行けるようなところですので、もしも全区域にしたって、全区域にしたら、またそれは何らかの形があるかもわかりませんけれども、今の現時点ではなかなかそういうところに対応するような場合じゃないんちゃうかなと。 イメージしていただいたらわかりますように、天美と布忍の狭山線のとこら辺を往復するぐらいかなというふうに思っております。例えば、あまみが丘のところは軽しか入らないような道もございますし、そういうようなとこら辺で、バスというのは、ちょっと私自身、その辺までいくと理解しかねるとこら辺がございます。 だから、再度申し上げますけれども、民間は民間のよさを出さはったらいいし、公立は公立で我が道を行くんではなくて、やっぱり公立のよさを出していくということでございます。そういうふうなとこら辺で御理解いただいたらいいかなというふうに思っております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) 民間は民間のよさを出していく、公立は公立のよさを出していくということで、これまでもきっとされていると思うんです。いろいろアピールもされて、パンフレットも出したりとかされているわけですけれども、実際のところ、公立の幼稚園の入園希望者が減ってきているというのも事実であります。もちろん子どもの数も減っているということもありますけれども。しかしその辺で、どんどん今のままでいくと大変危険な状態になっていくんじゃないかと。そういう点では魅力ある公立幼稚園の今後の進むべき道というのを、ビジョンといいますか、それを明らかにしていくことも大事だというふうに思っております。 続いて、この統合幼稚園の定員がこれまでの幼稚園と比べて多くなると聞いておるんですが、これまでにない規模の幼稚園になって、看護師や養護教諭の資格を持った職員が配置されるのかどうか、お聞かせ願えますか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) 現在のところ、養護教諭の配置ということにつきましては予定をしておりません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) 法律的に言えば、配置しなくてもひっかかるわけじゃないというふうに思うんですが、実際にこれまでにない規模の幼稚園になって、しかも、小学校や中学校ほどの大規模にはならないとしても、小学校、中学校といいますと、どこが痛いとか、どこをけがしたとかいうのを自分で訴えることができるわけですね。そういう点でも、小さいお子さんをたくさん預かる中で、養護教諭の資格を持った職員を配置すべきだと考えるんですが、その点についてはいかがお考えでしょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) 本市の公立幼稚園につきましては、市のほうでフリー教員のほうを1名配置しておりますし、また、趣旨はちょっと違うかもしれませんけれども、教育支援員、また園全体には必ず園長もしくは主任というような教員がおりますので、かつて、もう20年も30年も前になろうかと思いますが、200人規模の公立幼稚園も、子どもが大変多い時代にはそういう状況もございましたので、園長、またフリー教員等、担任等連携して、そういうきめの細かい、子どもたちの健康等のケアについては目を配って当たっていきたいと、このように考えております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) 養護教諭がおってもどうにもならない問題とかいろいろあるかもしれませんが、例えば、インフルエンザがはやってくるとか、それから、小さい子ども特有の感染症だとか、それからO157とか、そういう大変な事態になったときには、どのような対策といいますか、対応を考えておられるのかお聞かせ願えますか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) インフルエンザですとかなりの高熱ということが想定されますので、そのときには、迷うことなく保護者にお迎えに来ていただいて医療機関を受診してもらうと、こういうことかなというふうに考えております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) ぜひ、いろいろ対策も考えて対応されているとは思いますけれども、これまでにない規模の幼稚園になるわけですから、それなりの対策をぜひ今後も考えていっていただきたいというふうに思います。 本当に通園するにも大変だし、たくさんの子どもを見るにも大変であります。これからの公立幼稚園の向かうべき道というか、その辺がなかなか見えてこないという実感がするわけですが、そういう点についてぜひとも改善を期待いたしまして、次の質問に移らせていただきます。
自転車事故対策について、再質問させていただきます。 先ほどの市長の答弁にありました松原中学校区で作成された安全マップづくりですが、これについては、先ほど警察だとか自動車教習所の教官だとか、すごく運転になれた方だとか、いろんな方がかかわってつくられたというふうに聞いていますが、もう少し詳しく聞かせていただけますか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 太田理事。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎理事(太田敏君) この
セーフコミュニティの取り組みの中の対策委員会の一つであります
交通安全対策委員会で、種々いろいろ議論をいただいております。 その中で、交差点を初め交通事故が非常に起こりやすい箇所があるというのが、一つ課題として浮き上がってきました。その中で、その方向性としてどうしていくのかという中で、危険箇所を把握しようじゃないかということで、安全マップをつくるということになります。そういう流れになりました。 そこで、やはりもちろん市民でありますとか保護者の皆様の視点というのもありますが、
プロドライバーから見た視点というのも非常に大事だという中で、そういう専門の方の意見をいただいた中でプランを作成させていただいたという状況でございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) この安全マップというのはすごく大事な取り組みだと思いますし、本当にきめ細かくやっておられるということはすばらしいことやと思います。 やはり子どもたちとか、小学生の場合やったら保護者とかが実感して、ここが危ないとかいうことがわかるような、そういうふうなことからいうと、子どもたちにも参加をさせるとか、それから、小学校でも安全に通学できるルートはここやとか、ここが危ないとか、そういうふうなとこら辺を実感させながら、この交通安全マップというんですか、これをつくっていくことが大事だと思いますが、今は何か松原中学校区でつくったのを各中学校区でつくるというふうな方針だというふうにお聞かせ願ったんですけれども、小学校でも、きちっとしたものでなくても、小学生みずからがかかわって、そういう安全マップをつくっていくのも大事じゃないかなというふうに思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 太田理事。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎理事(太田敏君) そこらは非常にいろいろ
セーフコミュニティの取り組みの中で、いろんな委員さんを初め各種団体さんの御協力もいただいている中の取り組みの一つになってくるのかなというふうに思います。もちろん、小学生みずからが通学している中で気づくところもあるかと思います。 そういうところは検証していく中で、今回、松原中学校区を作成しまして、今後市内のほうへ広げていくわけですが、そういうところにも活用させていただきたいというふうに思っております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) ぜひ今後とも検討していただけたらと思います。 それから、幼稚園だとか小学校、中学校で、自転車事故を防止するための安全講習というんですか、これをされているというふうに聞いております。これ、とてもいいことやというふうに思いますが、具体的にはどんな内容をされているのか、もしわかれば教えていただきたいんです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 太田理事。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎理事(太田敏君) 例えば、小学校でありましたら、もちろん松原警察の警察官とも協力をいただいた中で、小学校では、自転車の安全な乗り方の実技指導を初め、自転車の点検も含めた中で、また視聴覚の教材を使った中で、そういう講習のほうをさせていただいています。幼稚園や保育園では、まずは道路を歩くときの基本的な交通ルールというところから、また同じように教材を使った中で、また、模擬信号も使った中で、講習のほう、実技指導等をさせていただいているところでございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) 自転車事故だけじゃなくて、歩行者の安全確保についても同じなんですけれども、やはり警察がよく免許証の切かえなんかのときに、こうしたら事故が起こるとかいうふうなシミュレーションみたいなやつを見せたりされますよね、そういうふうな視聴覚に訴えるような教材も大いに利用されているかと思うんですけれども、さらにそういうことで、子どもたちが、ほんまにこんなときになったら危険やというのを日ごろから感じるような、そういう安全教室をぜひ行ってもらいたいなというふうに思っております。 自転車というのは車両の一種だと言われていますし、今問題になっています事故を起こせば社会的な責任まで問われるという、自転車で歩行者当てたりして、歩行者が倒れて意識不明になってしまうとか、そういうふうな事故も起こりかねないわけですので、そういうことをしっかり認識させるという点で、ほかの都道府県や市町村の経験の中では、運転免許証を交付するとか、そういうふうな事業をされているんで、そこまでと思うんですけれども、
セーフコミュニティのそういう取り組みをされている市だからこそ、そういうふうなことも検討していただいてはどうかというふうに思います。 その点と、あと、子どもへ正しい安全講習をするのとあわせて、やっぱり親も一緒に受けてもらうということもすごく大事やと思うんですが、その点、御検討いただいているかどうかお聞かせ願えますか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 太田理事。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎理事(太田敏君) 今現在、小学校で講習のほうさせていただいているんですが、この中には、もちろん保護者の方も入っていただいた中で、講習のほうも実際進めさせていただいています。 今後の安全教室につきましても、もちろん子どもメーンの講習というのは当然ではございますが、先ほども申し上げましたように、子どもの保護者にも入っていただいた中で、いろんなケース、先ほど議員がおっしゃられた社会的な問題、いきなり子どもらにそこまで言うのもあれなんですが、そういうことも含めまして、親にもさらなる周知をしていかなきゃならないのかなというふうには思っております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) あと、自転車事故でやっぱり大きな事故にならないために、ヘルメットを着用させるということが大事やと思うんですけれども、この
セーフコミュニティの特集のこの自転車事故のところにも、ヘルメットの着用を啓発しているということで、先ほどの答弁にもありましたけれども、ここでは幼児2人が一遍に乗るような自転車を購入したときの助成制度に、その自転車を買うたときにヘルメットを買うたら、それの費用を助成すると、こう書いてあるんですが、もう少し具体的にどういう助成されているのか教えていただけますか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 東野総務部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎総務部長(東野光弘君) 子どものヘルメット着用という形で、今までしておりました2人同乗用自転車の補助事業におきましても、特に小さい子どもさんが自転車における事故については頭部のけがが非常に多いと。そういう形で、頭部の事故を減らすという形で、やはり小さな子どもさんのヘルメット着用は、小さいときからそういう習慣づけをさせていこうという形で、今まで現在しておりました2人用乗用自転車の補助の中にヘルメットも含めるという形をさせていただいたものでございます。 ただ、これだけをしていたんだけでは進みませんので、現在それと同様に、幼稚園の入園式のときにPTAさんと御協力しまして、子どものヘルメット着用を啓発するビデオを流させていただきまして、それにより、より多くのお母さん方、保護者の方が、そういう子どものヘルメットの着用という認識が深まっているというふうには思っております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) ヘルメットを実際自転車に乗るときにかぶるというのは、なかなかみんなの気持ちの中にないかもわからないんですけれども、いざというときにはこのヘルメットをきちんとかぶるということが大事かなというふうに思います。 茨城県の桜川市というところでは、小学生の自転車を運転するときにヘルメットを着用するのを義務化しているというふうなことで、そのかわりに、ヘルメットを買うときの半額を市が助成しているというのが、特殊な例ですけれども、あります。そういうこともぜひ含めて考えていただけたらなというふうに思っております。 次に、特に自転車、夜走っているときに電気をつけてへん自転車が多かったりとか、それから、ほかに歩行者用や自転車用の反射材というんですか、蛍光で車の光が当たったら光るというということで、前に自転車がおるとか、そういうふうな分を普及していくというのも安全対策の一つかなというふうに思うんですが、今、特に言われているのが、気軽に張りつけられるステッカーみたいなやつで、蛍光になっているやつもあるというのを聞きますので、一回ちょっと調べていただいて、そういうふうなことも大いに市民の方に普及していくということも考えていただいたらどうかなというふうに思っております。 次に、歩行者の安全確保について御質問させていただきます。 先ほどの市長の答弁の中でも、歩道の拡幅だとか、車道との段差解消、それから車道部での路側帯を設置していくというふうに努力をされているということで、すごくいいことだというふうに思うんですが、これ、ええことやねんけど、実際松原市の道というのは狭いところが多いですんで、実際にこういうことをされる基準というんですか、そんなんがあればちょっと教えていただきたいなというふうに思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 岩元理事。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎理事(岩元秀樹君) 歩行者の安全ということで、歩道の確保ということなんですけれども、歩道の確保や現道敷の拡幅ということにつきましては、用地買収について多大な費用と、そして時間がかかると思うんです。財政的にもなかなか難しいところがあります。 しかしながら、市の重要路線である我堂一津屋線の一部区間ですとか、危険な箇所などにつきましては、特に優先して歩道設置等の用地買収に伴う改良工事を行っているというところであります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) 道路を新しく整備をするとかそういうところでは、かなり歩道をつけていただいたりとか、安全確保が図られているというふうに思います。狭いところについては、実際のところ、広げるための用地買収とか、なかなか困難なところもあるかとは思うんですけれども、極力そういう点も努力をしていただきたいなというふうに思います。 次に、通学路の安全確保の点で、
グリーンベルトの設置の問題ですが、目に見えてたくさん
グリーンベルトがふえてきているのは喜ばしいことだと思っております。そういう点では、福知山のあの事故があったときに、いろいろ緊急合同点検をされたりとか、去年も警察や
教育委員会等で緊急合同点検をされたというふうに、先ほどの答弁でもありましたので、どういうふうな点検をされたんか、ちょっとわかれば教えていただけますか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 飯尾管理部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎管理部長(飯尾孝二君) 昨年、京都府での交通事故が起きましたことによりまして、松原市では、教育委員会、学校、また道路管理者、あと警察、PTA、子どもの安全見守り隊などの方々と一緒に松原市内の15小学校区を、現場、8月に確認させていただいたところでございます。 その確認した危険場所等におきまして、路面標示でありましたり、また、先ほど御質問が出ております
グリーンベルトにつきまして、道路管理者等とも協議をしながら施工してきたところでございます。 以上でございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) PTAとか各小学校、中学校などの要望を聞いていただいて、要望があったらどんな場合にこの
グリーンベルトなんか引くというふうな、何か基準があるようでしたら教えていただけますか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 飯尾管理部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎管理部長(飯尾孝二君) 通学路を指定しておるのは小学校区だけでございますので、中学校とかは通学路は指定しておりません。 この通学路におきまして、PTAのほうとか、または地元のほうとかから学校等に御要望がありましたら、その学校のほうからうちのほうに報告がありまして、こちらのほうで危険場所、その辺を確認させていただいて、松原市の道路であるならば松原市の都市整備部、また大阪府であるならば大阪府等に要望をさせていただいているところでございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) ぜひ子どもたちの安全確保のために通学路の整備もしていっていただきたいというふうに思います。 この自転車事故の安全対策について、私、これ、いろいろと調べさせてもらって、本当に
セーフコミュニティの取り組みが地域ぐるみでいろいろ具体的に進められているという点では、すごくいいことだなというふうに思っております。そういう点では、今後とも、認証されたから終わるんじゃなくて、引き続きさらに安全を確保していくために取り組みを進めていただきたいというふうに思っております。 それでは、最後の教職員の多忙化について質問をさせていただきます。 先ほどの教育長の話にもありましたけれども、教職員が一斉に休んで学校を閉めるとかいうのはなかなか現実的でないというふうに、僕も教員でしたからよくわかるんですが、実際にそういうふうなことをやっているところも起こっているということは、それだけやっぱり先生方の勤務も大変になっているということで、例えば、お正月なんかに、御用納めの後、12月29日から1月3日までは、少なくとも日直も置かずに学校を閉めてますやんか。 そういうふうなことで、例えば、一番短いとしたらお盆のとき、8月の13、14、15とか、そういう3日間は、例えば、日直も置かずに一斉休業にするとか、ほかの地域でやっているのは、それを含めた1週間休業にするというふうなことをやっているわけでして、もちろんその場合に、保護者の方や地域の方が来たときに、勝手にきょうは休みやから帰るわいうて帰らすんじゃなくて、対策をちゃんと立ててやっておられるわけですので、その点の検討をしてもらえないかなと思って今回質問させてもらったんですが、そういう点ではいかがでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) お盆ということで、夏休みということになるわけですけれども、私自身も何度か小学校時分、転校した経験ございますけれども、転居ということになりますと、市の庁舎のほうに住所の届けであったりとか、そういうことも来られて、あわせて学校のほうにも行かれるというようなことがございますので、学校だけがお盆に休みにするというようなことはなかなかちょっと難しいのかなと思っております。 また、各学校、教職員の、今、議員の御提案ありました、今日的な言葉で言いますとワーク・ライフ・バランスの充実ということでしょうか、そのあたりについては、管理職のほうに効率的な学校運営をして、夏季休業中、クラブや研修、さまざまありますれども、とれるときにきちっとリフレッシュするという、2学期からの英気を養う意味でもそういうこともとってもらうというようなことで、管理職には今後も指導していきたいと、このように考えております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) 今回は教職員の多忙化の問題でこの問題を取り上げたんですが、ほかのところでしておられるのは、節電を理由にして、例えば、松原市でも小学校15校と中学校7校と、22校あるわけですから、それが昼間ずっとクーラーをつけているかどうかは別にして、夏休みの暑いときに電気を使っているわけですね。そういうのをしないというか、電気を消したままで節電になるということで、近隣では奈良県の生駒市が節電を理由にして一斉休業日を設けているというのもありますので、その辺の研究もぜひ今後していただけたらなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 何かこれについて御意見あったら聞かせていただきたい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) 節電につきましては、各学校において、未来を生きる子どもたちの、この松原市に限らず、日本に限らず、地球市民としての大きな課題でございますので、さまざまな節電や環境教育ということについては、しっかり各学校で今後とも充実するように努めていきたいと、こういうふうに考えております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 福嶋議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆10番(福嶋光広君) ぜひ、いろいろな面で御提案もさせてもらいましたんですが、御検討いただくようお願いしまして、質問を終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 最後に、山本真吾議員の発言を許します。 山本真吾議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 質疑質問(個人) 松原会 12番 山本真吾議員発言要旨具体的内容関連議案番号等1.救急医療情報キット(1) 行政としての導入、取組について 2.道路行政について 3.学校教育における心の教育、道徳教育等について 4.小・中学校学力テストについて(1) 現状分析・認識と今後の取組について 5.第3保育所の用地活用について(1) 子育て支援センターについて
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) (登壇) 12番、松原会の山本真吾でございます。ただいま議長より発言のお許しをいただきましたので、通告に従いまして質問させていただきますので、市長並びに理事者の皆様方におかれましては、誠意のある御答弁をお願いしたいと思います。 まずは、先週金曜日に発生しました阪和道での
タンクローリー車
ガソリン流出事故に対応し、行政、消防初め関係機関、関係各位が迅速な対応をされまして、大過なく事態を収拾されたことにつきまして、敬意を払うとともに、本当に心から御礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。 さて、2020年夏季オリンピック、パラリンピックの開催都市を決める国際オリンピック委員会総会は9月7日、日本時間では8日ですが、ブエノスアイレスで開催され、投票の結果、東京が開催都市に選ばれました。これは、昨年12月26日発足しました第2次安倍政権がアベノミクスとして放った第1、第2、第3の矢の次、すなわち第4の矢として経済的にも大きな効果をもたらし、好転をもたらすものであろうと言われていますし、私自身も同様に感じ、大変期待しているところでございます。 今後は7年後の東京オリンピック、パラリンピック開催という明確な目標を持ってインフラ整備等々が進められていきますが、やはり東日本大震災で被災された方々への支援並びに復興も、これは原発の問題の解消はオリンピックとセットと思っておりますので、早急に進めていってほしいところでございます。 そうしましたら、具体的に質問に入っていきます。 まず、救急医療情報キットについてお聞きします。 これは、御存じのとおり独居高齢者の増加が予想される中、自宅での生活を続けることを希望されている高齢者の方々の見守り体制のさらなる強化を図る必要が生じてきています。そこで、独居高齢者等の方々の安心・安全な生活の確保をするために、かかりつけ医、持病等の医療情報及び緊急連絡先や地区担当民生委員・福祉委員、診察券の写し、健康保険証の写し等々の情報を容器に入れ、自宅の冷蔵庫等に保管することにより、迅速な救急活動に役立てる救急医療情報キットのことです。 これは、三重松議員が平成23年6月と24年6月に御質問していただいたおかげで、松原市老人クラブ連合会、元希者クラブが23年に予算化され、緊急安心キットとして配布していただきました。大変好評で、同様に平成24年度も実施していただいたと聞いております。 また、社会福祉協議会におかれましては、同様の趣旨、目的で、平成11年10月より、あんしんカードとして、平成23年3月まで約1万1千人にあんしんカードを配布していただき、また、現在も取り組んでおられます。今後、松原市として協力体制や取り組みについてお聞きしたいと思います。 次に、道路行政についてお聞きします。 松原市は、松原市内から高速道路に乗ると全国各地方へ高速道路をおりることなく行くことができますが、一方、一般道路につきましては決して充実しているとは言いがたいと思います。市内を南北に走る幹線道路として国道309号線、大阪中央環状線及び府道大阪狭山線等がありますが、特に朝夕の時間帯における国道309号線や大阪中央環状線は慢性的な渋滞となっております。さらに、9月27日に市役所西側でイズミヤの開店が控えており、309号線についてはさらなる渋滞が予想されます。 これらの道路は大阪府の管理であることは承知しておりますが、松原市としての市内全体の一般道路行政、渋滞緩和策としての今後の取り組みについてお聞かせ願いたいと思います。 次に、学校教育における心の教育、道徳教育等についてお聞きします。 私は、平成14年初当選させていただいてから、何度となく心の教育、道徳教育の重要性を議会においても質問させていただいてきました。学校教育における近年の心の教育、道徳教育の現状と取り組みについて御説明いただきたいと思います。 次に、小・中学校の学力テストについてお聞きします。 本年4月に実施されました平成25年度全国学力・学習状況調査の結果について御説明いただきたいと思います。 最後に、第3保育所の用地に子育て支援センターを建設する件について御説明していただきたいと思います。 以上、私の壇上での質問を終了させていただきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 澤井市長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの山本議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、救急医療情報キットについての質問でございます。 松原市では、松原市社会福祉協議会が民生委員、地区福祉委員を通じて、見守り訪問の対象者に、かかりつけ医や緊急連絡先等を記入するあんしんカードを平成11年度から配布しているものでございます。また、元希者クラブ松原は平成23年度、24年度に緊急安心キットを作成し、ひとり暮らしの高齢者を対象に配布いたしました。今後も老人クラブ等の関係機関と連携を図り、身近な地域の協力も得ながら高齢者が安心・安全に暮らせるまちづくりを進めてまいります。 次に、2点目、道路行政についての質問でございます。 市内の南北を走る幹線道路の渋滞緩和につきましては、通過交通を分散させる必要があり、その手段として高速道路の利用拡大を図るため、阪神高速道路や近畿自動車道についての料金引き下げを求める要望書を近畿地方整備局道路部長に対して手渡したところでございます。 あわせて、新たな骨格道路となる都市計画道路大阪河内長野線の整備も重要であると考えており、現在、都市計画道路堺松原線から府道大堀堺線までの区間が暫定供用されていますが、未着手区間についての早期事業化を事業者である大阪府へ要望してまいります。 3点目の学校教育における心の教育、道徳教育と4点目の小・中学校学力テストに関する質問につきましては、教育委員会より答弁を申し上げます。 次に、5点目、子育て支援センターについての質問でございます。 在宅で子育てをしている保護者の孤立化、子育てに関する不安感や負担感を軽減し、子育て中の親子が気軽に集い、相互交流や子育ての不安、悩みを相談できる場を提供するものでございます。 また、今回建設予定の子育て支援センターにつきましては、これまでの相談等機能に加え、地域の子育て家庭に対して子育て支援の情報の集約、提供等の利用者支援や地域支援を行い、地域の子育て力の向上及び地域で子育てを支える仕組みを構築するものでございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 高阪教育長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育長(高阪俊造君) 学校教育における心の教育、道徳教育の現状と取り組みについてお答えいたします。 本市の全ての小・中学校で道徳教育推進教師を任命し、学校長の指導のもと道徳教育の全体計画と年間指導計画を作成し、道徳の時間の適正な実施と指導の充実を図っております。 これまでも、文部科学省の児童生徒の心に響く道徳教育推進事業の指定、各校のすぐれた実践を集めた心のノート活用事例集の作成、道徳の指導要領の内容項目に応じた各学年の道徳教材一覧表集等を発行する中で、道徳教育及び道徳授業の充実に向けて取り組んでまいりました。また、本市の幼・小・中の全教職員が参加して実施しております研修会に、心のノートの編集の中心的な役割をされた関西学院大学元教授の横山利弘先生をお招きし、講演会等も実施したところでございます。昨年度より、大阪府教育センターが実施しております道徳教育ワーキングにも各校から積極的に参加し、道徳教育の研究と実践に生かしております。 今後も一人一人の児童・生徒が確かな規範意識とともに、人に対する思いやりや、ふるさと松原を愛し、誇りに思う豊かな心を育むために、心の教育、道徳教育の充実を図ってまいりたいと考えております。 次に、小・中学校学力テストについてでございます。 本年4月に実施されました平成25年度全国学力・学習状況調査の結果が先月末に返却されました。本市の結果は現在分析中でありますが、小学校におきましては一定の成果があらわれており、中学校においてはA問題において一定の改善が見られるものの、依然として大きな課題が残っております。分析結果につきましては、今後、改善方策とともにホームページや広報を通じて公表してまいります。 今後の取り組みとしましては、本市の課題である知識や基本的技能を活用し、自分の考えを表現する力の定着のために、言語活動の充実を柱とした授業づくりを進める教職員研修を実施していまいります。その一環として、11月15日に秋の教育研究フォーラムを開催し、15校園で公開研究授業に取り組み、市内全校園の教職員が参加し研さんを深めます。さらに、成果の上がっている学校のすぐれた取り組みをほかの学校に実践報告する場を提供し、市内全校に広げていきます。 また、基礎的・基本的知識、技能の習得に一定の成果を果たしている放課後学習サポート事業をより一層推進し、意欲的、計画的に取り組む自主学習の力と家庭学習習慣の定着を図ります。一方、学力と相関関係のある朝食摂取や早寝早起きなどの基本的生活習慣の定着を図るため、松原市PTA協議会と連携した生活習慣カレンダーの作成、配布など、学校、家庭、地域と協働した取り組みをより一層推進いたします。 以上です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) そうしましたら再質問させていただきたいと思います。 救急医療情報キット、呼び方はいろいろ違うんですけれども、趣旨、目的は同じだと思います。これは、独居高齢者の急病期における救急隊の迅速な対応を可能とするために、明治学院大学の岡本多喜子教授がアメリカのオレゴン州のポートランド市で実施されていた救急医療情報キットシステムを参考にして、何か日本の状態に合わせたのを平成20年5月から東京都港区で東京消防庁に提案して実施されたらしいです。 方法については先ほど壇上で説明させていただいたんですけれども、現在日本の中でこれに取り組んでおられる市町村というのはどれぐらいあるんでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 岡田健康部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎健康部長(岡田啓志君) 平成24年6月25日現在で全国で481市町村が実施しております。大阪府で申し上げますと、11市6町、それと大阪市の旭区、阿倍野区が実施している現状でございます。 以上です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) 全国1,700市町村ぐらいですんで、約30%弱ぐらいですか、取り組んでおられるわけなんですけれども。今後、うちの松原市において取り組んでいく御予定とか考えはあるんでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 岡田健康部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎健康部長(岡田啓志君) 先ほど議員も、市長も御答弁させていただきましたとおりに、既に社会福祉協議会が平成11年からあんしんカードという形で実施しておりまして、老人クラブでも平成23年、24年度、緊急キットを実施し、また、市としても支援してきたところでございます。 この一番大切なことは、いかにタイムリーに情報を発信するかということが一番大事だと思うんですけれども、そういうことを考えますと、東日本大震災に非常にお薬手帳というのが役に立ちました。東日本大震災で、皆さんも御存じのように、多大な、膨大な被害があり、医薬品等々、全てのものが流し去られて、その方の情報というのがほとんどない、皆無の状況でした。そこで、お薬手帳というのが、その人のタイムリーな時系列での薬の情報とか、かかりつけ医が載っておりまして、そのことがわかりますと、やはり救急搬送されますと、その病院で新たにその方の状況等を判断する必要がございますが、お薬手帳で薬が一番タイムリーな状況がわかりますので、その病状をお医者様も瞬時にどこが悪いということがわかると思いますので、そういうことを今後は市としても、自分の体はまず自分で守っていただくという観点を伝えながら、薬剤師会、医師会等々と連携しながら身近に置いていただいて、自分の体を守っていっていただくように啓発してまいりたいとは考えております。 以上です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) これは、今言いましたように、社協さんもされていますし、元希者クラブのほうでも取り組んでおられるわけなんですけれども、ちょっとある市民の方より、こういうような取り組みがあるのにもかかわらず、もっと徹底してやってもらったらいいんじゃないかというような御意見をいただきました。 ちょっと質問させていただいておるんですけれども、今、部長もおっしゃったように、このキットの実施というのは行政が中心でやるというのは、なかなか行政だけでやるというのは難しいと思うんですよ。やっぱり消防も行政の中なんですけれども、町会とか、例えば、医師会とか薬剤師会さんとか、また、地域の各種団体、民生委員さん、児童委員さん、いろんな方々との連係プレーがやっぱり必要になってくるし、それがあったほうがより効果的な運営、進め方ができるんじゃないかなと思います。 その中で、今、せっかくこういうような形があるので、より趣旨、目的に合わせるような形で、よりベターな形で、少しでもやっぱり効率化していかなあかんと。今がベストじゃないんです。ベストというのは、これはもう絶対あり得ないことですね。よりベターなほう、よりよい方法をやっぱり考えていかないかんと。 その中で、かかりつけ医さんが書いてあったんで、たまたまそれが夜中やったと、夜中に救急隊が行ったと、それで、そこでかかりつけ医さんが書いてあったんで、そこに電話をしたら、担当の主治医の人から今何時や思ってんねんと言うて怒られたとか、そういうようないろんなお話を聞いたことがあります。そういう面において、よりベターなものをつくっていく中で、今、部長がおっしゃったお薬手帳なんかも一つやと思います。 これ、静岡県の医療推進センター事業で、県民講座の中で、同じような研修があったというて、ここにはこういうことが書いてあるんですよ。例えば、終末期の治療、医療について以下のように要望しますという、その本人さんが心臓マッサージとか、人口呼吸の装着とか、気管切開とか、鼻チューブによる栄養補給とか、こういうものを望むか望まないかまで、こういうようなことをやっているところもあるみたいです。 どこまでやるかというのは別にして、皆さんの知恵とかアイデアとか、いろいろ収集しながら各関係団体との間に入ってコーディネートできるというのは、やっぱり行政違うかなと思います。だから、役所の事業としてうちがやるんじゃなしに、やっぱりみんなの力をかりながら、問題点があるところをチェックしながらよりよいものをつくるために、間の中のコーディネートの部分をちょっとお願いしたいと思います。 どこか、御意見どうですかと言うても、今も部長言うてくれはりましたように、そういうような形で動いてくれはると思いますんで、ぜひお願いして次に進む前に、これ、今、平成20年から始まったと言うて、アメリカの何かを取り入れて。松原市というのは、平成11年から社協さんがやっておられるというのを、これ、知って、大変すばらしい取り組みやなというふうに思いますし、ぜひこれをよりよい方向で進めていっていただきたいと思います。 次に、道路行政についてお聞きしたいと思います。 平成14年に松原駅の駅前の踏切が、高田線との踏切の間が一方通行になって、線路から南の者が車でそこを北に行けなくなりました。なかなか今現在、南側から線路を越えて北に車で行こうと思ったら、どの道があるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 岩元理事。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎理事(岩元秀樹君) 南北道としてですけれども、骨格幹線道路として東から大阪中央環状線、そして国道309号線、府道我堂金岡線、そして踏切として主なものについては、西大塚、メガネの三城さんの横ですけれども、松原2号踏切と、高見ノ里、学園通りの北側、布忍3号踏切になると思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) 真っすぐそのままずっと大阪市内に抜けて行ける道というのは、今、理事言わはった309号線と大阪中央環状線かなと思います。我堂金岡線というのはもう線路が曲がっていますので、越えないんですけれども。今現状を見てみると、309号線と中央環状線の渋滞状況についてはどのように御認識されているのかお聞きしたいと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 岩元理事。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎理事(岩元秀樹君) 朝夕の渋滞ということですが、大阪中央環状線につきましては、別所のマクドナルドのある交差点ですけれども、そこからイズミヤぐらいまで、または国道309号線につきましては、阿保2丁目交差点から時には中央環状線ぐらいまで渋滞しているというのは、現状として認識しております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) 私も、朝8時に、丹南なんですけれども、家を出て、中央環状線から309号線に入ったところから混んでいて、月曜日の朝、雨降っていました。役所まで来るのに30分かかりました。 そういうようなこともありますし、今回、イズミヤさんがオープンします。一時的な渋滞とは思うんですけれども、この対策についてはちょっとどのように手を打っておられるのかお聞きしたいと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 岩元理事。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎理事(岩元秀樹君) イズミヤのオープン時の交通対策ということですが、これまで市や警察と協議を踏まえた上、オープン時には警備員の増員による迅速な車両の誘導、特に309号線に入場待ちの車列をつくらないように、場内への誘導等を留意事項としてイズミヤに対して通知しているところでございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) どうしても絶対309号線を北行きに行きます。それで、今言うているように、そのイズミヤさんがなくても、その高架のところでおりてきたところで慢性的な渋滞が発生しています。それプラス、今度イズミヤさんがなるんですよね。北行きから役所の前の信号の手前を左に入って入っていくようになると思うんですけれども、ぜひお願いしたいのは、本来ならばイズミヤさんの土地を1車線分セットバックして、もともと国道の309号線の2車線は確保しながら、それとは別の1車線をつくって、そこで待機するというような形がよりよい方法なんかなと思うんですけれども、物理的にちょっと無理なんで。ですから、北行きで入ってきた車が、ぜひこれはもう徹底してお願いしたいんですけれども、1階の駐車場にとめないように、必ず南から入ってきた車は2階の屋上に行かすように。でないと、入って1階で切り返してバックして駐車しようと思ったら、もうなかなか次が入れませんので、それはもうぜひ徹底してお願いしたいと思います。 それと、松原市の道路行政についてなんですけれども、ちょっとイメージしてほしいんですけれども、市内から内環状線がずっと来ます。309号線ですよね、内環状線、市内はもう内環状線と言うてます。それが2車線でずっと入ってくるわけなんです。それが大和川を2車線で越えます。越えてちょっと行くと、その2車線が阪神高速からおりてきた道とそこで合流するんで、1車線に絞られるわけなんですよ。ほんで、309号線に合流していく。それと、もう一つ、旧道が平野のほうから三宅のほうに入ってくる、斜めに入ってくる道があります。それも1車線ですわ。ずっと来て、対向車線で1車線で、今言うた内環が入ってきて、阪神高速の側道として絞られて、1車線に絞られたところに合流するわけなんですよね。これ、考えてみたら、大阪市内から松原市に入ろうと思って運転してきたドライバーが、快適で走ってきたのが、3車線が1車線に絞られて、ほんで309号線に入っていくということなんです。 これは、終日そこが混んでいるんかというたらそんなことないんですけれども、夕方からは特にあそこは混むし、事故的にもちょっと安全性も難しいんかなと。危険度が高いかなというふうに思います。今言うたように、快適で大阪市内から走ってきた車が、松原市に入った途端もうそこまで絞られると。やっぱりドライバーの意識からしたら、何や松原市の道嫌やな、もう渋滞やし絞られるしというような、イメージ物すごく悪いと思うんですよ。この点についてどのようにお考えですか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 岩元理事。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎理事(岩元秀樹君) 議員のおっしゃいますように、キタ、大阪市から流入する車が合流する付近なんですけれども、ボトルネック的になっておりまして、動線がスムーズでないというのは認識しております。 渋滞緩和としては、平成26年度末供用されます府道堺松原線によりまして、西への交通分散によって多少の緩和は望めるかなと思うんですけれども、国道309号線の道路付近につきましては、都市計画道路としての計画どおり整備はされているんです。ただ、されているもので、現在の状況につきましては、道路管理者である大阪府に対して問題は提起していきたいと考えております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) おっしゃるとおりで、東西については、今言うてるように今やっている阪神高速の大和川線の堺松原線、旧の大堀堺線もありますし、堺港大堀線、大和高田線、新堂南線、中央環状線と、結構やっぱり幹線というのはずっとあるんですよ。ずっとそのまま行けるんかいうたら、それは別にして。 けれども、南北になってくると、中環、309号線がメーンになるんですけれども、多々、これは南行きもそうですし、北から来るのもそうですし。ちょっとそういう部分からいうたら安全性にも欠けるやろうし、渋滞のあれもあるし、松原市のイメージというのもありますんで、これはやっぱり府とか国の事業ですんで、市がどうやこうや言うたところでなかなかならないのは重々わかっているわけなんですけれども、ぜひ府、国に働きかけていっていただきたいと思います。 それと、今言わはりました河内長野線、これは僕の意識の中に篠本議員が昔、河内長野線をもっとどんとつけてしまえというような、もう何年も前に言わはった思いがあるんですけれども、まさに、それも今暫定的にと言わはりましたけれども、一部ついていますんで、これ、きょう言うてあしたというわけにはいきませんけれども、ぜひ働きかけていっていただきたいと思います。 それと、阪神高速の三宅の西の料金所がオープンしたんですけれども、ここから乗ると、大堀でおりたり、近道のところの松原市でおりたりすることができると思うんですけれども、それもあわせて近道の美原までとか、あのあたりの料金体系ってどないなっているんですか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 岩元理事。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎理事(岩元秀樹君) 現在の料金体系でございますが、阪神高速三宅西出入り口から乗りますと、議員おっしゃったように、普通で、ETCを利用しない場合は500円、松原ジャンクションまで2.1km区間ですけれども500円、そしてETCを利用しますと400円ということになります。また、阪和道なんですけれども、美原北インターから、出入り口から松原ジャンクションの間は夜間とか休日の割引を除いて、普通の時間帯でありますと、ETCを利用しても500円区間というふうになっております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) これ、毎日新聞、市長、言うてくれはってんね。詐欺みたいなもんやと言うて。三宅西から乗ったら松原ジャンクションまで、おりるので、基本的には500円でしょう。ETCで400円ですか。もうあんだけの区間でそんだけの料金がかかると。これをわかって乗る人はいいんですけれども、わからずに乗る人がいらっしゃると思うんで、ぜひこれもやっぱりここからここまでこれだけかかりますよという、そういうアナウンスというのはぜひお願いしたいと思います。頼んでおきます。 続きまして、心の教育と道徳教育についてお聞きしたいと思います。 道徳の授業は小・中ですけれども、年間35時間、小学校1年は34時間、学習指導要領で決まっています。どのようなことを具体的に教えなければならないかということが書かれているのか、ちょっと説明いただきたいと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) ただいまの議員の御質問でございますが、小学校の道徳につきましては、1年・2年、3年・4年、5年・6年と、2学年ごとに内容項目というのは設定されております。1年・2年につきましては16項目、3年・4年につきましては18項目、5年・6年につきましては22項目ございます。 大きく4つに分かれまして、自分自身に関することということで、健康についてであるとか、それから自分の誠実な心を大成するというような自分自身に関すること。それから、2つ目は他の人とのかかわりということで、挨拶や礼儀や友情やそういうあたりのこと。3つ目が自然なものや崇高なものに対する心を育てるというような柱。それから、4点目が集団や社会とのかかわりというようなことで、法や決まり、また、道徳心、規範意識、また、高学年や中学校につきましては、世界の中の日本人としての自覚を持って平和と人類の幸福というようなあたりの指導項目も設定されております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) 今、学習指導要領で書かれている今の内容を、そのまま子どもたちにただ言うだけでは、全然それは入ってこないですよね、子どもたちには。心の教育と言葉で言うんですけれども、心の教育というのは、心が感じること、感性というのかな、何かその心が感じること。 そしたら、心が感じるというのはどういうことなんかというたら、どういうことをされたら嫌なんか、どういうことされたらうれしいんか、どうされたら、よし、やろうという気持ちが湧いてくるとか、そういう全ての行動というのは、個人のその行動というのは、心が感じることを受けて、その感じ方によって行動が変わってくると思うんです。行動するというのは、やっぱり何かを感じて動いていくと思うんですね。だから、行動するベースというのは、やっぱり心の作用に支配されている、感じ方に支配されてんちゃうかなというふうに思います。それをいかにいいふうに持っていくかというのが、僕が言いたい心の教育なんです。 道徳教育というのは、道徳、モラルというんですけれども、モラルを守るというのは、何かそのことを聞くと、人に迷惑をかけたらあかんよとか、人が嫌がることしたらあかんというようなことだと思いますし、また人によったら規範意識とか倫理と言うたほうがようわかるような方もいらっしゃるかもわからん。けれども、また、ほんで規則とルール、法律というのは、これ、守らなあかんのはもう常識の話なんですよね。でないと、社会の秩序が保たれへん。 けれども、いつからか、ちょっとある言葉を僕は耳にするようにした。それは何かというたら、価値観を押しつけたらあかんというような言葉なんですよ。だから、人それぞれ価値観というのは持ってるんやけれども、その価値観を押しつけたらあかん。そやけど、いろんな今のこの世の中を見ていたら、教えなければならない価値観も僕はあると思うんですよ。教えてあげないといけない価値観。それを、押しつけたらあかん価値観ともうごっちゃにしてんちゃうかなというのが、今の世の中を見ていてすごく思う。 ですから、教えなければならない価値観というのは何なんかいうたら、先ほど言いました道徳とか、倫理とか、規範意識とかということやと思うんです。それはもう規則、ルール、法律と、僕はそういうふうに思うんですけれども、教育委員会はどういうふうに認識されていますか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) ただいまの議員の、教えるべきものが教えるべきものとしてあるということですけれども、我々も、教育の中の不易の部分と流行の部分と、その不易の部分ということで、ことしはやりの言葉で言いますと、ならぬことはならぬと、そういったあたりは、今、特に今の子どもたちの実態を見ますと、強調されるべきことであるかなというふうにも考えております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) そのあたりをきっちり整理していただきたい。 何か個性とか自由とか性格とか、あなたはあなたなんやから人とは違うんやからと。もちろんそうですわ。そういう部分も大事やと思うんですよ。ところが、そこが、今言うたようなところをごっちゃにしてしもうて、その個性とか考え方とか、その子どもたちの一人一人の考え方が何よりも優先されるというふうな部分で勘違いしているのと違うかなと。 だから、そこは今言うたようなベースの部分があってこそ、その上に立って個性とか自由とか権利とかそういうものが大事にされるべきだと思うんですけれども、そのあたりはどうなんですか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) 今の議員の個性の捉え方ということでございますが、我々も、個性というのはわがまま勝手を個性だとは全く思っておりません。やはり当たり前のことを当たり前のこととしてやっぱりやると。その上で一人一人の創意工夫やオリジナル部分は認めるということかなということでございますので、人の道としてこれまで求められていることにつきましては、当たり前のこととして我々も求めていきたいなと。個性とそこの履き違いの部分については、そういうことにつきましては、今後とも気をつけて見ていきたいなと思っております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) その部分、その守らなければならないベースの上に立ってこそ、それが大事、大切なんやという部分をしっかり履き違えることなくお願いしたいと。 先日あるセミナーに行っていまして、ちょっと本当に感銘した考え方というか、そのことを聞いたんで、ちょっと御披露させていただきたいんですけれども、稲盛さんという京セラの社長がいて、最近では日本航空を再建したということで有名なんですけれども、稲盛さんが盛和塾という、経営者メーンで人間としての人の道とかそういうような塾をされています。 そこで、稲盛さんがおっしゃるには、物事がうまくいくには能力掛ける努力と言わはるんですよ。能力には1から10まであって、努力も1から10まであります。これ、1掛ける1は1で、10掛ける10は100やと。ところがこれだけは違うねんと。掛ける考え方というのがあると言うんです。その考え方というのが、これは1からプラスだけじゃない、マイナスもあると言うんです。ゼロをつくるともうゼロになってしまうんでややこしいから、マイナス10からマイナス1と、1から10までの間があると。これが考え方やと。 じゃ、このマイナスの考え方とプラスの考え方は何で違うんかというたら、これは、マイナスの部分は利己心らしいです。プラスの部分は利他心を持って考えたらプラスになるというふうに、これ、僕が言うてるのと違う、稲盛さんがおっしゃっている。その利己心、利他心というのはどこでどうなるんかというたら、人間というのは潜在意識があって、顕在意識があります。顕在意識いうのは表に出ている部分ですよね。潜在意識いうのはもう隠れている部分やと。じゃ、それは、びっくりするようなことがぱっとあったときに、無意識のうちにとる行動というのは、条件反射とも言われますけれども、ここが潜在意識の部分なんかなというふうに説明されていました。だから、その潜在意識を利他心にしろというふうな話やったんです。 僕はそれを聞いてなるほどなというふうに思ったんですけれども。この話を聞いて、僕自身はすごく感銘を受けました。今、ここで話をさせてもらったんですけれども、受けて、そんなもんと感じる方もいらっしゃるし、いい話やなと感じる人もいてはると思うんです。これは皆さんの価値観の違いなんですよ。 今、教育委員会に、橋本部長言うてくれはりましたように、そういう部分を履き違えて、教えなければならない価値観の部分というのを教えるんやけれども、教えてくれるのは、道徳の先生で教えてくれるのは現場の先生なわけです。先生お一人お一人にも価値観がやっぱり全て皆さん違うと思うんです。 そこで言いたいのは、やっぱりある程度統一された教材というんか、考え方というのが書かれているのが、前もちょっとここで説明させてもらったんですけれども、何年か前に、心のノートというのが文科省から副読本的な部分で配付されています。先ほど教育長の答弁にもありました心のノート使ってということなんですけれども、最近の心のノートの使用の仕方というのについてちょっと説明お願いします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) 心のノートの使われ方ということでございますが、現在、心のノートについては改訂作業が文科省のほうで進められております。 心のノートは、現在配付されております心のノートにつきましては、読み物というよりは、道徳の時間に学習したことを自分と照らし合わせて記録して、成長の記録というような形で使われていることのほうが、またそういう様式になっているのかなと。 今、新聞等で伝え聞くところによりますと、来年度からの改訂につきましては、伝記等の読み物、先ほど議員がおっしゃいました人の生きざまに、そういう心触れるといいますか、感動するといいますか、そういうものも取り入れられた形で改訂されるというふうにも聞いております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) ぜひ、そういうものが出ていますし、その心のノートをしっかりやることによって、先生にとっても子どもたちの心の成長--学習の成長というのは、例えば、テストとかそんなんしたらわかるんですけれども、心の成長というのがそのノートを使うことによって、やっぱり先生としたらフィードバック的に返ってくると思うんですよ。一生懸命やっていたら、子どもたちが精神的にも人間として成長している姿を見ると、もう、これ教師冥利に尽きるんちゃうかなというふうに思います。ぜひそのあたりは徹底して、さらに徹底してお願いしていきたい。 心の教育というて、例えば、心が病んだ人をもちろんフォローする部分と、積極的に心の、いい心遣いというのを活性化させる部分とあると思うんですよ。どちらも大切なんですけれども、往々にしてやっぱり心が病んだ子どもたちとか、そういうフォローの部分を結構やっぱりやっているん違うかなというふうに思うんです。もちろんそれも大事ですけれども。ぜひそれと同じくらい、やっぱりプラスの部分、いい心遣いができるような心の教育という部分を、学校としてこれからもぜひお願いしたいと思います。 それと、今、部長がおっしゃいましたように、2020年にオリンピックが東京であるんですけれども、ぜひスポーツ選手とか、そういう人の伝記、イチローなんかよく言われますけどね、例えば、今やったら北島康介とか、レスリングの彼女とか、そういうような部分を子どもたちにやっぱりぜひ積極的に教えていっていただきたい。個人的な話ですけれども、僕も小さいとき、巨人の星を初めて見たとき、次の日、学校から帰ってきてブロックにボール投げて一生懸命やっていたのを覚えているんですよ。それはなぜかいうたら、感動するからですよ、それを見て。それで、こんなやつになりたいな、こんな人になりたいなという部分を心で感じるから、そういう行動を起こしたと思います。ぜひよろしくお願いします。 それと、全国の学力テストなんですけれども、順位についてはなかなか上がっていかない。ただ、ちょっとお聞きしたところによると、すごく効果の出ているところもあるというふうに聞いているんですけれども、そのあたりについてちょっと具体的に御説明していただきたいと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) 教育長の答弁のほうで、効果の出ている学校の成果を今後各学校に広めていきたいと、こういうふうに教育長のほうから御答弁させていただきました。 この間、学校の授業改善等見ておると、そういう学校の取り組みがテストの結果にもはね返っておりますし、子どもたちの質問紙調査の中に、記述の回答ということについて、子どもたちに聞いている子どもたちへのアンケートがございます。そういう記述の回答についても、効果の上がっている学校の子どもたちはそんなに難しくはないと。我々がその学校の日常の指導の中で、さまざまな与えられた条件や問題を自分で読み解いて、自分の考えを書いたり話したり、また仲間の意見を聞いてより自分の考えを深めたりと、そういう今求められているようなPISA型、B型学力といいますか、そのような取り組みも十分しているということで、そういう裏づけもあって効果も出ているのかなと、こんなふうに考えております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) 3月やったと思うんですけれども、授業をみんなで見てもらって、地域の人に見てもらって、また学校評議員の人に見てもらったり、町会長に見てもらったり、その先生のいいところを褒めてほしいと。最後に、先生、ここもっとこうしたらもっとよくなるよというような部分をしてほしいというふうな話をさせてもらいました。 この前、ちょっと教育長とお話ししていたら、学習研というお言葉をちょっとお聞きしているんですけれども、そのことによって大分効果が出ているというふうにお聞きしたんですけれども、教育長、そのあたりはどうなんですかね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 高阪教育長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎教育長(高阪俊造君) 今、学習研、授業研究のことかなというふうに思うんですけれども、とにかく、今、松原市で教師の力が伸びないと子どもが伸びないというふうに思っておりますので、今、盛んにやっていることは、大きく--いろいろあるわけですけれども、2つあるかと思います。 今、議員おっしゃられたように授業研究、研究授業ともいいますけれども、指導案といって、自分が1時間をどんなふうにするかということを書いて、それをもとに授業をする、そしてそれをたくさんの人たちに、または一定の人たちに見に来てもらうという、そして評価をいろいろしてもらうという授業でございますけれども、それをとにかく数多くしましょうと。特に若い先生方多いですから、こんだけもするのじゃなくて、こんだけもするねんでというふうな気持ちで、私自身、できるかできへんかは別にして、各学校に1年間に100回授業研したらどうですかと。今まで大体10回ぐらいですね。多くて10回ぐらいの授業研を年間に100回したらどうやということで、進んでいる学校もございます。やはりその辺のとこら辺は成果も出てるんちゃうかなというふうに思っております。 それともう一つは、松原市でしかないという効果のものとしては、今、市独自でやってもらっているんですけれども、教育アドバイザー制度というんですけれども、これについてもかなり効果が出ていると。若手の先生方に、ほかの市ではないような部分で、もちろんたくさんの人を雇ってもらっているというようなこともありますけれども、これ、本当に松原市としてありがたいなというふうに思っておるところです。 こういうことをもとにして、教師が力をつけて、やりがいを持って、継続して、徹底してやることによって、子どもたちも持続可能な力を出してくるん違うかなというふうに思っているところです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 議事運営上、休憩いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△休憩(午前11時56分)
△再開(午後1時00分)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 休憩前に返り会議を再開いたします。 午前中に引き続き、山本真吾議員の質問を続行いたします。 山本真吾議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) 小学校のテストの結果はまあまあなんですけれども、中学校に入ると極端に悪くなるという傾向があると思うんですけれども、そのあたりについてはどのようにお考えでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) 小学校については、今、議員のおっしゃるとおりですし、中学校については大変厳しい状況が続いております。 我々としてできることにつきましては、午前中の教育長が答弁しましたように、何よりもやっぱり教職員自身が学びたくなるような授業の創出、あわせてPTAとも連携しておりますけれども、子どもたちが毎日やっぱり健康で規則正しい生活を送って、学校に前向きに登校するような、そういう家庭生活習慣等についても、中学校でかなりそういうアンケート調査も数値が悪くなっておりますので、より強めて指導に努めたいと、このように考えております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) 先ほど言わはりました授業研というのは小学校だけ、それとも中学校でもやっているんですか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) これにつきましては、小学校のみならず中学校においても、教育委員会としてはそういう指導をしております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) やっているのかやっていないのか。もう現にやっているんでしょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君)
橋本学校教育部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎
学校教育部長(橋本巧一君) 中学校においてもやっておりますし、今度11月の下旬には市内一斉の中学校全部で授業公開して互いに研さんを積むと、そういう研修会も予定しております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) 確かに小学校というのは、この結果見ていても結構いい部分があると思うんですよ。ところが、中学校になって、そないして落ちるというのは、原因を考えたらいろんなところは思いつくんですけれども、やっぱり教え方にも原因があるんちゃうかなと、それだけのなるレベルを持った子どもたちが中学校へ行って落ちるというんですからね。だから、そのあたりについても重々考えてやっていただきたいと思います。 先ほど言いました、やっぱり子どももそうですけれども、先生もその気になって、よし、やろうという心が、そういう気持ちにまずしていただかなあかんと思うんですよ。それについては、ぜひ、よう重々わかってはると思いますんで、お願いしたいと思います。 それと、子育て支援センターなんですけれども、時間がないんで、ちょっと思いだけ言うときます。 大変、支援センターをつくっていただくことについては何らあれじゃないし、ありがたい話なんですけれども、できたら場所をもう少し行きやすいところとか、車が来やすいところとか、そのあたりもちょっと一回考えていただけたらなと思います。 以上で終わりたいと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 中野福祉部長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎福祉部長(中野信昭君) 建設用地、第3保育所以外でというような御要望かなと思うんですけれども、我々今回子育てセンター、保育所併設の、つくる目的としましては、やはり家庭で子育てをされている世帯、それに対する支援の充実と、年間を通じての待機児ゼロを目指していくという、これ、2つの大きな目的がございます。この2つにつきましては、やっぱり我々喫緊のそれはもう課題だというふうに認識しておりまして、27年度の開設に向けて現在計画を進めておるところでございます。 それ以外のところで適地というようなことなんでしょうけれども、今、見渡してみましたら近隣の中では、そういう第3保育所にかわるような有効活用できる用地もございませんので、我々としては、今の計画どおり第3保育所の用地のほうでこの計画を進めてまいりたいと、そのように考えております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 山本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆12番(山本真吾君) 一応私の思いとしてお伝えしておきます。 以上で終わりたいと思います。ありがとうございました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 以上をもちまして、質問を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) ただいま議題となっております案件中、議案第71号以下議案第80号までの10件については、議案付託表のとおり各委員会に付託いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 平成25年 松原市議会第3回定例会議案付託表議案番号件名付託委員会議案第71号平成25年度松原市
一般会計補正予算(第4号)総務文教
財政建設議案第72号平成25年度松原市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)総務文教議案第73号平成25年度松原市
介護保険特別会計補正予算(第1号)総務文教議案第74号平成25年度松原市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)総務文教議案第75号松原市市税条例の一部を改正する条例制定について財政建設議案第76号
松原市立幼稚園条例の一部を改正する条例制定について総務文教議案第77号松原市少年自然の家条例の一部を改正する条例制定について総務文教議案第78号松原市子ども・
子育て会議条例制定について総務文教議案第79号松原市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例制定について財政建設議案第80号
境界確定請求事件に係る和解について財政建設
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) この際、決算特別委員会設置の件を議題といたします。 お諮りします。 ただいま議題となっております案件中、認定第1号以下認定第14号までの14件については、委員10名をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕 御異議なしと認めます。よって、認定第1号以下認定第14号までの14件については、委員10名をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 選第6号 決算特別委員選任の件を議題といたします。 お諮りします。 決算特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、紀田議員、河内議員、山本育宏議員、池内議員、福嶋議員、山本真吾議員、若林議員、堀川議員、中野議員、
羽広議員の10名を選任したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました10名を選任することに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 日程第3 議案第81号 一般職の職員の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 ただいま議題といたしました案件について、理事者から提案理由の説明を求めます。 川西副市長。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎副市長(川西善文君) (登壇) ただいま御提案申し上げました議案第81号 一般職の職員の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございますが、地方交付税の減額により、市民サービスに影響を及ぼさないよう、厳しい財政事情を考慮し、一般職の職員の給料の減額を行うものでございます。 以上、議員の皆様方におかれましては、何とぞ慎重なる御審議をいただきまして、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 以上をもちまして、提案理由の説明は終わりました。 これより議案の質疑に入ります。 議案第81号 一般職の職員の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について、質疑される方、挙手願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ないように見受けられますので、本案の質疑を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) この際、お諮りします。 ただいま質疑を終結しました議案第81号は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕 御異議なしと認めます。よって、議案第81号は、委員会付託を省略することに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) これより討論、採決を行います。 議案第81号 一般職の職員の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論される方、挙手願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ないように見受けられますので、本案の討論を終結いたします。 これより議案第81号を採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕 御異議なしと認めます。よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(橋本邦寿君) 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 5日目の会議は、10月4日午後1時開会といたします。 本日はこれにて散会といたします。 お疲れさまでした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△散会 午後1時09分
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以上 松原市議会議長 橋本邦寿 松原市議会議員 永田光治 松原市議会議員 森田夏江...