松原市議会 2012-06-15
06月15日-04号
平成24年 6月 定例会(第2回) 平成24年松原市議会第2回定例会 議事日程(第4号) 平成24年6月15日(金)午前10時開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 報告第1号 平成23年度松原市一般会計補正予算(第6号)専決処分の承認を求めることについて 報告第2号 平成23年度松原市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)専決処分の承認を求めることについて 報告第3号 平成23年度松原市
下水道事業特別会計補正予算(第4号)専決処分の承認を求めることについて 報告第4号 平成23年度松原市
介護保険特別会計補正予算(第4号)専決処分の承認を求めることについて 報告第5号 松原市市税条例の一部を改正する条例(平成24年条例第23号)専決処分の承認を求めることについて 報告第6号 松原市都市計画税条例の一部を改正する条例(平成24年条例第24号)専決処分の承認を求めることについて 報告第7号 損害賠償の額を定める専決処分の承認を求めることについて 報告第8号 平成24年度松原市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)専決処分の承認を求めることについて 報告第9号 平成24年度松原市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)専決処分の承認を求めることについて 議案第47号 平成24年度松原市一般会計補正予算(第1号) 議案第48号 松原市手数料条例の一部を改正する条例制定について 議案第49号 松原市立保育所条例の一部を改正する条例制定について 議案第50号 松原市企業立地促進条例制定について 議案第51号 財産の無償譲渡について 議案第52号 財産取得について 議案第53号 財産取得について一般質問
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 本日の会議に付した事件1.日程第1から第2まで、及び一般質問
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~出席議員(19名) 1番 松井育人君 2番 下原郊紀君 3番 紀田 崇君 4番 河内 徹君 5番 山本育宏君 6番 野口真知子君 7番 池内秀仁君 8番 中尾良作君 9番 三重松清子君 10番 福嶋光広君 11番 橋本邦寿君 12番 山本真吾君 13番 若林良信君 14番 堀川静子君 15番 篠本 修君 16番 永田光治君 17番 森田夏江君 18番 中野 昇君 19番 羽広政勝君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 説明のため出席した者の職氏名 市長 澤井宏文君 副市長 川西善文君 教育長 高阪俊造君 総務部長 東野光弘君 財政部長 本多著由君 福祉部長 松岡達也君 理事 武部由教君 健康部長 藤本隆三君 市民生活部長 中野信昭君 理事 北島 博君 理事 田中 忠君 都市整備部長 伏見精治君 理事 藤本 健君 理事 登 政雄君 上下水道部長 吉井和彦君 理事 板倉秀和君 選挙・監査・公平・農委・固定 事務局長 吉岡靖訓君 管理部長 飯尾孝二君 学校教育部長 永尾 明君 生涯学習部長 西野慶蔵君 消防長 中村 勝君 政策法務課長 伊藤 輝君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 議会事務局職員出席者 事務局長 東口正仁君 事務局次長 松田久信君 参事 土橋秀行君 主幹 恩地裕也君 主査 浅田玲子君 書記 落合佑亮君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以上
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△開議 午前10時00分
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○議長(中野昇君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は19名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
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○議長(中野昇君) これより本日の日程に入ります。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、1番 松井育人議員、2番 下原郊紀議員を議長において指名いたします。
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○議長(中野昇君) 日程第2 報告第1号 平成23年度松原市一般会計補正予算(第6号)専決処分の承認を求めることについて以下、議案第53号 財産取得についてまで、及び一般質問を議題といたします。 昨日に引き続き、個人質問を行います。 河内議員の発言を許します。 河内議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 質疑質問(個人) 公明党 4番 河内
徹議員発言要旨具体的内容関連議案番号等1.消防本部において、大型マンション施設の現状及び消防訓練の実施について(1) 本市における
セーフコミュニティ認証取得への取組の一環として、大型マンションや大型施設での防火の安全対策について! 2.障がい者を持つ家族に対する本市の体制や考え方について(1) 発達障害等、障がいを持つ児童に対し、地域、学校、家庭の連携を密に、安心して過ごしていける今後の本市の取組について! 3.本市における、きれいなまちづくりに対する今後の方向性について(1) 不法投棄及び駅周辺のタバコ・空き缶のポイ捨て等、マイ・アッシュトレーの義務付けや、本市の考え方について! 4.中学校給食について(1) 衛生面に対する管理状況、また、新たな改善方向や今後の課題について! 5.天美駅周辺道路、歩道の整備について(1) 天美駅バリアフリーに伴う地域の環境整備の充実と、天美駅前公園横、土地活用について! 6.第四次総合計画基本計画について(1) 阪神高速大和川線の整備について!
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◆4番(河内徹君) (登壇) おはようございます。4番、公明党、河内 徹でございます。ただいま議長のお許しを得ましたので、通告に従い、順次質問をさせていただきます。市長並びに理事者の皆様方には、誠意ある御答弁をよろしくお願いいたします。 まず初めに、「消防本部において、大型マンション、大型施設の現状及び消防訓練の実施について」お聞きします。 今回、マンションにお住まいの方よりお話があり、「1年に1回、消防訓練を実施しなくていいの?」というような御質問がございました。 本市における
セーフコミュニティ認証取得への取り組みの一環として、大型マンションや大型施設での火災時の安全対策について、市のお考え方を、また取り組みについてお聞かせください。 続いて、「障がい者を持つ家族に対する本市の体制や考え方について」。また、発達障害等、障害を持つ児童に対し、地域、学校、家庭の連携を密に、特に、家族の皆様が安心して過ごしていける本市の取り組みについてお聞きします。 今回、障害者を持つお母様より相談があり、個々の家族に対する市の取り組みに対し、もう少し充実を図ってほしいとの御意見がございました。 取り組みの現状と、今後、どのように対応し、進めていくか、市としてのお考えをお聞かせください。 続いて、「本市における、きれいなまちづくりに対する今後の方向性について」お聞きします。 毎朝、天美駅、高見ノ里駅、布忍駅、週1回立たせていただいておりますが、不法投棄及びたばこ、空き缶、ごみ等のポイ捨てが目立つようになっております。ボランティアの皆さんやシルバーの皆さんで、いつも駅周辺をきれいにしていただいております。 特に、ボランティアの方で、会社出勤の前に、ごみを拾い、また、自宅に帰り、着がえて会社に行く姿を見せていただくこともあり、あるボランティアの方は、私の住んでいる駅周辺が、大阪市内から来た方に対し、「汚い町やな」と言われたくないというようなことでごみを拾われてる方もいらっしゃいます。 松原市をきれいにしようと必死になって頑張っていただいてる方に対し、申しわけない思いでいっぱいでございます。 本市の取り組みとして、(松原市きれいなまちづくり条例)、また、市民の皆様にモラル啓発活動も行っていただいてはおりますが、マイ・アッシュトレイの義務づけや今後の取り組み、方向性、考え方についてお聞かせください。 続いて、「中学校給食について」お聞きします。 中学校給食が始まって2カ月ほど経過しましたが、この間の問題点、課題点、実施されてからの状況をお聞かせください。 また、衛生面に対する管理状況、今後の改善方法や課題についてもお聞かせください。 続いて、「天美駅バリアフリーに伴う地域環境及び道路・歩道の整備や天美駅公園横、土地活用について」お聞きします。 天美駅に平成25年にエレベーターがつきますが、周辺道路・歩道が痛んできております。エレベーターを利用するに当たり、周辺道路・歩道の整備をして、利用される方に対し、よりよい環境を提供していくことが、行政としてするべき点と感じておりますが、市としてのお考えをお聞かせください。 最後に、「阪神高速大和川線に伴う整備について」お聞きします。 前回の議会の中でも、「調査検討の上、進めてまいります」との御回答をお聞かせいただいております。周辺地域の活性化についての進行状況をお聞かせください。 また、高架下スペースについては、平成24年度に予算がつき、進んでいく予定とお聞きをしておりますが、前回の議会の中でもスポーツ施設等の利用活用についてお話もさせていただきました。今後、具体的にどのように進んでいくかをお聞かせください。 演壇からの質問は以上です。
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○議長(中野昇君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの河内議員の質問にお答え申し上げます。 初めに、「大型マンション施設の現状及び消防訓練の実施について」の質問でございます。 本市の
セーフコミュニティ認証取得への取り組みにおいて、松原市
セーフコミュニティ推進協議会により六つの重点テーマを決定しております。 その中の一つである「災害時の安全」対策として、消防訓練や防災訓練は必要不可欠なものととらえており、今後も自主防災組織の立ち上げなど、地域や団体、関係機関と協力の上、災害時の安全確保を推進し、引き続き消防訓練や防災訓練のさらなる充実を図ってまいります。 次に2点目、「障がい者を持つ家族に対する本市の体制や考え方について」の質問でございます。 障害者を持つ家族の相談に対応するため、障害ごとに複数のケースワーカーを配置し、障害者本人だけではなく、その家族に対しても、来所や電話による相談や家庭訪問等を行っております。 また、市内3カ所の事業所に相談支援事業を委託し、市との連携を図りながら、障害者やその家族の多種多様な相談に対応し、相談支援事業の充実を図っております。 さらに、障害者のライフステージごとの切れ目のない支援を目標に、平成21年度より「地域自立支援協議会」を設置し、各関係機関との連携を図っております。 また、平成24年度より、法改正に伴い、障害児の通所サービスの実施主体が市となり、「保育所等訪問支援」などの新しいサービスが始まったことにより、地域保健課、子育て支援課、教育委員会等関係各課との連携や、圏域の市町村との連携の強化を図っております。 今後も、障害者やその家族が、より身近に相談しやすい体制の充実に努めてまいります。 次に3点目、「きれいなまちづくり」についての質問でございます。 ごみの不法投棄、ポイ捨てについてでございますが、年数回のクリーンキャンペーンの開催、広報の掲載、看板の設置等を通じて、その防止、啓発に努めております。 また、各地域におきましても、各種団体、個人ボランティアの皆様の協力のもと、種々、清掃活動に取り組んでいただき、町の美化の推進に貢献していただいているところでございます。 きれいなまちづくりは、本市が全庁的に取り組んでおりますセーフコミュニティとつながるものと考えており、今後、ポイ捨て防止につながる啓発等、実効ある方策について検討してまいりたいと考えております。 4点目の「中学校給食について」の質問につきましては、教育委員会より答弁申し上げます。 次に5点目、「天美駅周辺道路、歩道の整備について」の質問でございます。 天美駅につきましては、乗降客数が非常に多い駅であり、バリアフリー化及びその周辺環境の整備は、多くの市民の利便性向上につながるものと考えております。 駅のバリアフリー化につきましては、平成25年度にエレベーター設置工事を行うとともに、今後の周辺環境の整備につきましても、策定中でありますバリアフリー基本構想の中で、事業計画の検討を行ってまいります。 また、天美駅前公園横の弁天池は、現在、雨水貯留機能を有した必要な施設と考えており、今後も長期的な雨水対策を行うことにより、有効な土地活用なども含め研究してまいります。 次に6点目、「第四次総合計画の阪神高速大和川線の整備について」の質問でございます。 阪神高速大和川線につきましては、平成26年度末の完成に向け、大阪府により事業が進められているところでございます。 事業により生まれる大和川線高架下等のスペースについては、平成24年度にスポーツ施設の設計を始め、平成25年度には地産地消施設及びコミュニティセンターなどの設計を予定しており、大阪府や阪神高速などの関係機関の協力を得ながら有効利用を図ってまいります。 また、整備に伴う周辺地域の活性化は、本市全体の活性化につながるものと考えており、関係権利者とともにまちづくりを進めてまいります。
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○議長(中野昇君) 高阪教育長。
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◎教育長(高阪俊造君) それでは、4の「中学校給食について」でございますが、成長期の大切な時期にある中学生に、栄養のバランスに配慮したさまざまなメニューの学校給食を提供することで、食に関する正しい知識を身につけ、健康と体力を向上させるとともに、学習を含めた中学校生活の充実を願って、4月16日から市立中学校全7校において一斉に開始いたしました。 この間大きなトラブルもなく、各中学校におきましても、教室での配膳作業や配膳室でのランチボックスの受け渡しなど、給食が開始された当初からスムーズに進めることができており、本市の中学校給食は非常に順調なスタートを切れたものと考えております。 また、多くの保護者の皆様から、中学校給食が始まったことに対して喜びの声も聞かせていただいております。 今後におきましても、さらに内容の充実を図りながら、安心・安全な中学校給食を進めてまいります。 以上でございます。
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○議長(中野昇君) 河内議員。
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◆4番(河内徹君) それでは、再質問という形でさせていただきたいと思います。 まず、消防本部の中で、マンションにお住まいの方からの御質問でございました。先ほど市長答弁のほうからもいろいろありましたですけど、当然、大型施設、またマンションというのは松原市内にたくさんありまして、消防法に定められてて、そこの中で1年に1回、必ずやらないといけないマンションの戸数をまず教えてほしいのと、それと、今の現状ですよね、どのような形でやってるかをちょっとお聞かせください。
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○議長(中野昇君) 中村消防長。
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◎消防長(中村勝君) お答えします。 議員御指摘の大型を延べ面積1,000平米以上というふうな形でとらえますと、大型マンション及び不特定多数の方が利用される大型施設、こういったものは、松原市内におきまして、平成24年3月末日現在272軒ございます。これらの建物に対しましては、消防法上必要な防火管理義務に基づきまして、防火管理者の選任と消防計画の作成、提出を求め、その計画に基づいて消防訓練を実施するよう、随時、指導しておるところでございます。
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○議長(中野昇君) 河内議員。
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◆4番(河内徹君) 今、その施設が272あるとお聞きしました。1,000平米って言うてましたですね--の分が272あるということで、一つその中から私とこにお話来たときには、実は1年に1回しないといけないというふうな形の中で、1年またがってるんですけどというお話があったんです。今の形でいきますと、きっちりと周知徹底をしながら、その辺の管理をされてるにもかかわらず、なぜ1年を超えたのかということと、その辺の体制、それちょっと教えていただけますか。
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○議長(中野昇君) 中村消防長。
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◎消防長(中村勝君) お答えします。 本件につきましては、法令で定められております期間内に消防訓練を実施するよう当然通知、それと指導を勧めておるところでございますけども、その後、実施状況についての確認、これが不徹底だった部分がございます。そういったところから、今回の事案が発生したというふうに考えております。
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○議長(中野昇君) 河内議員。
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◆4番(河内徹君) 今の形でいきますと、若干漏れてたというような形になると思うんですけど、やはりこちらから通知はしてますけど、向こうから返ってこなかったということと、こちらから通知をしなかったとか、それはいろいろあると思うんです。でも、基本的にはきっちりとこの1年に1回やらないといけない部分に対して、今後、消防としてどのような管理体制をとって、通知、報告を向こうにして、また返ってくることまでチェックをしながらというような、そういう体制を図っていただかないと、やはりちょっと続いていくんではないかというふうに思うんですけど、その辺をきっちり体制を整えていただけるようにしていただけますかね。
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○議長(中野昇君) 中村消防長。
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◎消防長(中村勝君) 今後につきましては、消防訓練の大切さ、これをしっかりとして理解していただくために、大型マンションや大型施設の関係者に対して、早い時期に通知、それと連絡をとるというふうな形をさせていただくとともに、議員御指摘のように、万一、期間内に消防訓練が実施されておらないというような建物がございましたら、速やかに直接的に働きかけを行って、粘り強く指導を行い、火災や災害時における市民の安全を確保できるよう、積極的に防災対策の強化を図ってまいりたいというふうに考えております。
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○議長(中野昇君) 河内議員。
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◆4番(河内徹君) やはり常に市長はセーフコミュニティというお話をされます。これは、基本的にはその中に協働と検証という言葉いつも言われますが、基本的にはどういう形で災害になるかという形になったときに、やはり事前にそうなってはいけないという準備をするのも、これやはりセーフコミュニティの一環として僕も思っておりますので、そういったところをしっかりと今言われたように充実を図っていただく中で、こういったことがやっぱりないような方法をお願いしたいと思います。 それと、今、272のマンション、大型施設とありましたけど、松原市内には別に大型マンションだけではなしに、当然小さいマンションもあります。そういったところを今後どういうような形でやっていくか、この辺の取り組みとか、その辺は何か消防としてお持ちなんでしょうか。
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○議長(中野昇君) 中村消防長。
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◎消防長(中村勝君) 今、議員御指摘のようなお話でございますけども、今後は防災とか減災、こういったことを頭に入れながら、より広く市民の方にPRをするというふうな手法に基づいて、いろんな検討をしてまいりたいというふうに考えております。 特に、マンション等につきましては、自治会とも関連が深く、自主防災組織という意味でも、そういった組織をちゃんと消防が育てていくというふうな体制をとっていこうというふうに考えております。
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○議長(中野昇君) 河内議員。
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◆4番(河内徹君) じゃあ、あとの小さいマンションとかも今のように周知徹底をしながら、272のそのマンションは消防法で定められてて、きっちり管理をしないといけないという形にはなってますけど、それ以外のところはあえて管理をしなくていいような形もお聞きしてます。ですけど、やはり逆に管理されてないところのほうが火災来たときに大変になるのではないかと思いますので、目に見えるところの管理も大切ですけど、やはり細かいところまできっちりとまた管理をしていただけるようにお願いしたいと思って、この分に関しては終わっていきたいと思います。 続いて、障害を持つ子の家族に対する本市の考え方ということで、市長の答弁のほうからも、きっちりとこの障害持たれる方、松原市で安全で安心に暮らしていけるように努めていくというような御答弁もありましたし、そういった触れ合い交流の場でも、常にそういったお話をされております。 今回、この質問をさせていただくに当たり、やはり行政としてやるべきことというのはきっちりはやってるのは重々わかっておりますけど、なかなか個々に対応するという部分に関して、難しい点かもしれませんけど、そこのところを何か手を打っていただくことができないかということで今回質問させていただいたんですが、今までの現状とか、今、こういうふうにやってるよとか、そういった個々に対しても、こういう対応してるというふうなことをもう少し具体的にお聞かせください。
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○議長(中野昇君) 松岡福祉部長。
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◎福祉部長(松岡達也君) お答え申し上げます。 障害児の支援ということでございます。従来より、障害福祉課を初め子育て支援課などの関係課、また、相談支援事業所も参加した個別支援会議を行うなど、連携して支援に当たっております。 また、自立支援協議会の障害児部会では、障害児の相談支援事業所、支援学校などにも参加をしていただき、連携をとりながら障害児の支援に取り組んでいるところでございます。 以上です。
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○議長(中野昇君) 河内議員。
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◆4番(河内徹君) 今の話でいくと、基本的には行政としてこういう取り組みをしてますと。その中で、今、相談をされる方、お母さん方で、それはいろんな形で市の行政を御利用になって、地域の方といろんな話し合いをしながら進めていってるというのはわかるんですけど、先ほど電話とか相談をしながら家庭訪問等も行っておりますというふうな形になってるんですけど、その家庭訪問という部分に関しての、たまたま私にお話いただいたところには家庭訪問に行かれてなかったのかもしれませんけど、その辺はどうなんですかね。
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○議長(中野昇君) 松岡福祉部長。
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◎福祉部長(松岡達也君) 先ほども御答弁申し上げましたとおり、担当ケースワーカーを配置して、必要に応じて家庭訪問等を行ってるところなんですけれども、やはり障害をお持ちの御家族の方、それぞれ個別にいろんな事情がおありかと思います。 今後もより相手の立場に立った相談支援の方法について、これについては一層の研究努力をしてまいりたいと考えております。
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○議長(中野昇君) 河内議員。
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◆4番(河内徹君) 今、その人の立場に立ってというお話していただきました。その中で、やはりいろんな他市ではさまざまな例もございまして、きっちりと訪問をするというのを市で定めてやられてるところもあります。きっちりと個々の相談、悩みというのを的確に掌握しながら、また、学校につなげていったりとか、地域につなげていったりとかという形でやってますので、松原市もそこのところをもう一歩何か踏み込んだ形で、今、答弁ございましたので、きっちりとまたお願いしたいと思うんです。 やはり、この障害を持つお母様方たちは、今後、私たちが亡くなったらと言ったらおかしいですけど、子供がどういうふうな形で今後この社会に打って出ていけるのかという、その不安というのをすごく抱えておられるということをちょっと実感してます。 それと、北海道のほうで、障害を持つ方とそのお姉さんが、基本的には何回も行政に行き、相談をし、その中でもなかなか個々に対応というのが難しかった部分もあって、お姉さん自身が仕事をして、脳梗塞で倒れてしまって、そこにその妹さんが寄り添うように餓死してたという事件がございました。 これは、一つはこの行政だけの問題ではないかもしれませんけど、やはり障害を持つ御家族に対してのフォローとか、そういった我々自身の目配り、気配りということをきっちりやる中で、そういった御家族に対して、どういうふうな形の支援をきっちりとできるのかということを再度我々自身が手を打ってあげるというかね、やっぱりそこのところを求められてると思います。これでいいという部分ではなしに、もう一歩、充実していただくということをお願いしてお話を終わっていきたい、このように思います。 それと、本市におけるまちづくり、きれいなまちづくりということで御質問させていただきました。 やはり、駅見てると、結構やっぱりたばこのポイ捨て多いのと、不法投棄も少なくはなってきてますけど、やはり目立ってきております。市の取り組みとして、今やられてることというのは、市長のほうからもお話はございましたけど、もう一歩踏み込んだ形で取り組んでいただけないかということと、今の現状等をちょっと教えていただきたいと思います。
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○議長(中野昇君) 北島理事。
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◎理事(北島博君) お答え申し上げます。 現在、平成23年度におけます不法投棄の現状としましては、発生件数が451件、回収量は56トンでございます。 ポイ捨てについての啓発につきましては、議員がおっしゃってるとおり、マイ・アッシュトレイ等の啓発についても今後行いたいなと思っておりますが、また、新たな取り組みについても、今後につきましてはいろんな各般いろいろ検討しながらやっていきたいなと。 例えば今一つ考えておりますのは、小・中学校の生徒さんに対してポイ捨て防止のポスターの募集をしながら、その作品を駅前であるとか、もしくは施設、うちの公共施設に向けて、市民の皆様に広く見せていく中で啓発していくというふうなことも考えております。 以上でございます。
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○議長(中野昇君) 河内議員。
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◆4番(河内徹君) もう今の取り組みで、マイ・アッシュトレイも積極的に考えますということと、それと小学校のほうにそういったポスターをつくっていただいて張っていくってね、逆にそんな答えいただけるなんて思ってませんでしたので、非常に喜んでおります。大いにそういった形で啓発活動に関しては進めていっていただきたいなと思います。 言いながらでも、やはりこの辺の分はもうモラルの話になってしまいますので、たばこのポイ捨て、どのように防いでいくかということとか、また市が今言ったようにポスター等を作成しながらみんなに啓発していく、やっぱりそういった小さいところから解決をしていく方向性をつけていかないと、不法投棄も減らないと僕自身も思います。そういった意味で、きれいなまちづくりというのをしっかり目指していくことがセーフコミュニティの活動にもつながっていくと思いますので、その辺をよろしくお願いしたいなと思います。 それと、2009年にきれいなまちづくり条例ができて、その中で今セーフコミュニティを認証していく中で、やはり若干、そういったきれいなまちづくり条例を改正しないかんとかいう部分ではないですけど、今いろんな状況の中でやっぱり時代も変わってきつつあると思いますので、その辺をマイ・アッシュトレイの義務づけ化を条例化しないかんとかいう部分ではないですけど、何かいい形でもっと皆様にわかりやすくきっちりと周知徹底できるようなことというのを考えていただくというのは可能なんでしょうか。
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○議長(中野昇君) 北島理事。
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◎理事(北島博君) お答え申し上げます。 先ほど議員がおっしゃいました松原市きれいなまちづくり条例につきましては、平成8年の制定でございます。平成8年です、済みません。 その中で、議員がおっしゃいました社会情勢の変化等があります。その中で、やはり今後、本条例の個々の内容につきましても検討を行っていきたいなというふうには考えております。 以上でございます。
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○議長(中野昇君) 河内議員。
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◆4番(河内徹君) 今、理事のほうからそういう話がございましたので、また、しっかりと見直していけるところは見直していって、その辺またよろしくお願いしたいと、このようにも思います。 続いて、中学校給食についてお伺いしたいと思います。 先ほど答弁の中でもいろいろありました。昨日も議員の方から同じような質問がございましたけど、もう一度ちょっと現状をお聞かせしていただきたいと、このように思います。 2カ月ほどたって、問題、課題もあるだろうと思いますので、今の現状をもう一度詳しく教えていただけませんでしょうか。
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○議長(中野昇君) 飯尾管理部長。
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◎管理部長(飯尾孝二君) 本年4月16日から中学校給食を始めさせていただいたところでございます。 中学校給食を開始した当初は、各中学校、初めての方式ということでございましたので、あえて保温食缶を使用しない献立等をしておりました。5月以降、その保温食缶を利用いたしまして週に2回、また6月に入りまして週3回、実施しているところでございます。現在、温かいおかず等の献立も入れまして実施しているところでございます。
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○議長(中野昇君) 河内議員。
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◆4番(河内徹君) 中学校給食の話では、各議員もお話しされてましたとおり、やはり冷たいなというようなお話もございました。それと味が薄いのではというようなお話もございまして、基本的に味つけ等もお弁当形式になると当然味が薄くなるんですよね、つくったときのことを比べたら。その辺のことも基本的には改善していただいてるというふうに私自身思ってるわけですけど、やはり今、保温食缶という形のお話をされておりましたので、基本的には、味がどうのこうのとかそういった部分は、当然各家庭のお味がありますからね、この辺は一概においしかった、まずかったとかいうのは個々の判断にもよると思いますけど、基本的には栄養士がおられてきっちりとバランスのことも考えながらつくられてる部分もありますので、今、改善はしていってると思ってます。 もう一つ、せっかくやったんだから、おいしく食べたいよというお話もあります。そこの意見に関しても、今の答弁の中では、きっちりと対応してやっていくということをおっしゃっていただきましたので、ここの分に関してはこの辺で終わっていきたいとは思うんですけど、先ほどの答弁の中で大きなトラブルはなかったというお話がございました。その中で、僕は小さなトラブルはあったのではということを市民の皆様からお聞きしてます。基本的に中学校給食が始まるに当たって、進めていくに当たって、やはり、実は、あるお母さんから髪の毛が入ってましたということをお聞きしました。その辺の分に関して、これは髪の毛ぐらいというふうに考えるのではなしに、やはりなぜそういうふうな髪の毛が入ってたのかということもきっちりと検証しながら対応していっていただきたいと思いますが。そこのちょっと事実確認もしていきたいんですけど、そういった御意見というのはあったんでしょうか。
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○議長(中野昇君) 飯尾管理部長。
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◎管理部長(飯尾孝二君) 確かに御指摘のとおり、これまでに髪の毛がランチボックスの中に入ってたという報告は受けております。そういうことにつきましては、あってはならないことというふうにも認識しております。 そこで、その都度、業者に対しましてその原因の追及と解消方法について報告を求めて、衛生管理体制の強化を図るように指示しているところでございます。 以上でございます。
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○議長(中野昇君) 河内議員。
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◆4番(河内徹君) やはり僕は思うんですけど、当然選定された業者が今やられてる、そういった管理体制に基づいて中学校給食進められてるというのはわかります。 現実、これはね、こういうことがあってはならんとか、そういった話ではなしに、基本的にはやはり物事を一つ行動することによって、何らかの形で障害があったりとかいうのはあるとは思います。基本的には髪の毛が入ってたその事実があって、それをどう改善していくかって今お話ありましたけど、現場の中でそういうことを周知徹底していく中で、今後の現場としてのつくり方、対策、どういうふうな角度でやられてるのかという管理が大切かなと思うんですが。 出発時点と同じような服装でつくってるのか。また、その辺が、そういうことがあったということに対して業者にどのような指導をして、業者が今どのように行ってるのかを教えてください。
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○議長(中野昇君) 飯尾管理部長。
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◎管理部長(飯尾孝二君) 業者に対しましては、異物混入の可能性のある部分を洗い出して、改善策を講じるように指示しているところでございます。今までも食材の洗浄や目視によるチェックの徹底、また、調理服についた髪の毛等をとるためのローラーがけの徹底など、また、異物が混入する可能性のあるところを見つけ出してチェックを強化するという指導をさせていただいているところでございます。
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○議長(中野昇君) 河内議員。
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◆4番(河内徹君) 今のお話の中で、服を着て、ちゃんとローラーでやってチェックをしたというお話がありましたけど、そのことはもう事前にやってたのではないんですか。
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○議長(中野昇君) 飯尾管理部長。
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◎管理部長(飯尾孝二君) 確かにおっしゃるとおり、各自鏡の前に立ちまして、自分の服装を、正面の分については鏡を見ながらローラーをかける。また、後ろのところについても自分でローラーをかける。これがそういうことをやっておったにもかかわらず、髪の毛が混入してたということもございます。 それで、改善策として、2人1組になってお互いの服装もチェックする、そういうふうな改善策もさせていただいておるところでございます。
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○議長(中野昇君) 河内議員。
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◆4番(河内徹君) 今ので納得しました。同じことはやってないと。基本的には1人でチェックしてやってたことに対して、今は2人でチェックしてますということで、エアシャワーを浴びて、その中で2人でチェックしてから入ってるという形で今改善してるというような理解でいいのかなと思うんですけど。 やはり僕はこういったことがあったことに対して、これはね、こういった小さいことってごっつやっぱり大事やと思うんです。たかがそのぐらいって市は思ってないし、そういった細かいことの積み重ねをきっちりやっていくことが、やはり安全で安心で給食を届けられる。そういった観点も持っていただきたいというのも思うし。その中で、やはり、そういった、これは給食業者にとっては事故なのかもしれません。松原市では大きく事故としては取り上げられてないけど、つくる側の人間としたら、そういったことはやっぱり事故になると思います。 そのことに対して、きっちりとやはり対策書とかを書いていただいて、同じようなことを繰り返さないように、その対策書を、企業でいう、よく不良対策書といいますけど、物をつくった、そのことが、髪の毛1本入ってたとしても不良扱いになってしまったという形をとるんであれば、そういった今後、対策書も書いていただいて、今後向こうからそういった髪の毛入ってくるようなものが入ってきたら、もう二度と同じ対策書を書けないわけですよね。と考えると、次の原因とかそういったことが追求できますので、そういったものの提示とかをきっちりやっていただきたいと、このように思いますが、その辺はいかがですか。
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○議長(中野昇君) 飯尾管理部長。
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◎管理部長(飯尾孝二君) これまでも、そういうような髪の毛等の異物が混入してるとき、その都度、報告書等を上げさせておりました。これまで回数等もある中で、改善策、その辺につきましても、後日、そういうのを改善策等も書いたものも提出させております。今後におきましても、そういう事象等がございましたら、その都度、きっちりと報告書、改善策、提出させて、指導させていきたいというふうに思います。
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○議長(中野昇君) 河内議員。
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◆4番(河内徹君) よろしくお願いしたいと思います。 やはり、中学校給食が初めて、今こういった話題を、話題というか、市民の皆さんからの声をきょうこのような形で話はさせていただきましたけど、やはりこういったところを行政はきちっと対応してるというふうなことを示していくということが大切ですし、実はこの中学校給食やるに当たって、いろんな意見聞いてます。 逆に、中学校の子は、今回、この中学校給食するに当たって、「給食が楽しみです」と、そういった子もたくさんいらっしゃいます。その中にあって、「冷たい」とか言ってる方もいらっしゃいます。だけど、こういった形でお母さん方もたくさん喜んでいらっしゃいます。松原市が中学校給食あるということで、松原市に引っ越してこようかなという方もいらっしゃいます。 そういった意味では、大阪府で初めてこういった形で取り組んでることですので、今、非常にいいことをやられてるこの中で、もっともっと皆さんに喜んでいただけるような前を向いた中学校給食として今後も挑戦し続けていただきたいと思いますので、その1点をよろしくお願いしたいと思います。 続いて、この天美駅のバリアフリーに伴う地域環境及び道路・歩道の整備という形での再質問という形にさせていただきますけど、やはり天美駅、平成25年度にせっかくエレベーターがつくという中で、周辺道路ですね、特に道路とか天美駅の鉄板プレートみたいなところはまだ破損してるところとかいうのは少ないですけど、やはり歩道が結構アスファルト、油が浮いてしまってて石が飛んでしまうような状況もあります。 先ほど市長答弁にもありましたように、ここせっかくやるわけですから、きっちりとまた計画を立てていく中で順次整備を整えていただきたいと思うんですが、その辺いかがでしょうか。
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○議長(中野昇君) 伏見都市整備部長。
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◎都市整備部長(伏見精治君) 駅前周辺の道路整備につきましては、歩道の平板舗装や歩車道のアスファルト等の検証を行いまして、緊急度の高いところから、現在、バリアフリー基本構想を策定しておりますので、それに合わせまして整備計画をもって進めてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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○議長(中野昇君) 河内議員。
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◆4番(河内徹君) きっちりとバリアフリーに伴って、また、平成25年にエレベーターがつくことによって、周辺の地域も整備していきますというような形で御答弁いただきましたので、ここの点はこれで終わっていきたいと思いますが。 天美駅公園の横ですね、これ弁天池ですけど、やっぱり地域の方から、暑くなると当然においが上がってくると。それと草も生えてきて、なかなか衛生面によくないのではというようなお話を聞かさせていただいております。 市長答弁の中で、あそこは雨水対策として必要な箇所というお話ありましたけど、基本的には天美地域にあっては、あそこの場所というのはなかなかいい広場でもありますし、やっぱり地域のコミュニティーに使っていけたりとか、この防災の、拠点にはならないですけど、天美地域としてあそこを防災拠点の、予備じゃないですけど、何かあったときにもそういった対応もしていけたらいいなってお話を聞きました。 今の状況では、当然、僕も聞かせていただく中では、年約10回ほど、あそこに雨水をためて放出してるということをお聞きしてますけど、基本的には無理なのかなと思うのは、今の状況ではね。でも、今、たくさん河内長野線や道路の整備を伴うに当たって、やはり雨水の整備というのもきっちりとあの地域をやっていく中で、あの弁天池を皆さんに使っていただけるような土地にしていくということも考えてはいただきたいと思いますが、その辺のことでお聞きしたいと思いますが、いかがですか。
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○議長(中野昇君) 吉井上下水道部長。
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◎上下水道部長(吉井和彦君) 松原市の雨水対策は、浸水のない安心・安全なまちづくりを目指しまして事業を進めてまいりました。結果、大和川あるいは西除川の放流の改善が解消されまして、近年の雨にも一定の事業効果が発揮されてるところでございます。 ただ、現在、弁天池につきましては、上流域の水路の雨水を一部取り込むようになったことで、役割が若干軽減はされておりますが、まだまだ大雨時に一時貯留をすることで、下流域の水路への負担を減少することで流出抑制を図る役割を担っております。 議員もおっしゃいましたように、弁天池の流入を示す点灯ゲートの作動が年10回ほどございまして、それがこの弁天池の役割の状況でございます。 弁天池につきましては、天美駅前再開発事業の計画時期に農業用水の確保を弁天池の整備として、目的としてつくられた経過がございます。その中で、関連施設としましても、天美東ポンプ場というのが実は池内中公民館の東側の交差点にございます。この施設も含めまして、我々としては、この二つの改善項目がなければ、若干セーフティネットという部分が発揮できませんので、その辺は十分検証した中で進めていきたいと思っております。
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○議長(中野昇君) 河内議員。
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◆4番(河内徹君) それはよくわかります。基本的には私もむちゃなことは言う気は全くないですし、そこでそれを埋めたから、みんなに迷惑かかるようなことはやっぱり当然避けるべきであって。でも、やはりあれだけ河内長野線ができたりとか、整備ができたりとか、特に天美地域の雨水の排水路の角度とかも、やっぱりちょっといまいちいびつに感じたりするのもあるんです。そこのところを整備に伴ってきっちりと真っすぐ極力放水できるような形をとれば、基本的にはあそこの土地有効もできるのではというふうに思うので、ですから、また整備を、どういうふうにやっていくかというのは難しいかもしれません。 でも、あそこの土地は非常に、昔は徳洲会病院もなければ何もなくて池ばっかりで、埋め立てたときはよく盆踊りをやったりとか、地域の方が触れ合う、そういうコミュニティーの場としてあそこの土地は利用されておりました。 また、そういった形で土地利用をしていったり、また地域の方と触れ合う場をつくれるような場所にしたいという、これは天美の方が全員そう思ってるという話ではないかもしれませんけど、もう一度、やっぱりコミュニティーはよく祭りからというお話も聞きます。みんなで集まって、わいわいがやがや言うことがすべてではないかもしれないですけど、地域に触れ合いの場をつくるということは物すごくいろんな意味で大切なことやと思いますので、無理言ってるかもしれませんけど、ぜひ、あそこの土地を有効利用できるような方向として、何年かかるかわかりませんけど、やっていただきたいな、このように思いますので、よろしくお願いします。 もう時間が30秒しかございませんので、次の第四次総合計画に関しましては、今、市長答弁のほうもございましたし、きっちりと高架下、また、大和川線の地域をしっかりと市民の皆さんに喜んでいただけるような場所にしていくということのお話やったと思いますので、きっちりとまた進めていただきたい、このように思いますので、よろしくお願いします。 以上で終わります。
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○議長(中野昇君) 次に、中尾議員の発言を許します。 中尾議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 質疑質問(個人) 公明党 8番 中尾良作議員発言要旨具体的内容関連議案番号等1.「防災・減災」について(1) 指定避難場所について
(2) 避難所のトイレについて
(3) 松原市総合防災マップについて 2.「自転車の交通ルールとマナー」について(1) 啓発活動と対策方法や今後の取組について 3.「障がい者の就労支援」について(1) 就労の現状と啓発について
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◆8番(中尾良作君) (登壇) おはようございます。8番、公明党の中尾良作でございます。ただいま議長の許しを得ましたので、通告に従い質問をさせていただきます。 初めに、「防災・減災」についてお尋ねいたします。 東日本大震災から1年が過ぎました。大規模地震等において学校施設が避難所として利用され、地域の防災拠点として評価されておりますが、現在、本市の指定避難所は阪南大学を含め各中学校区、一時避難所を含め64カ所と伺っております。実は、市民の方より「避難所が少ないのではないか、福祉施設・幼稚園・保育所等を避難所としては」との御意見もあります。ほかに指定場所があるのでしょうか。 また、避難所のトイレの件で、前回もお聞かせいただきましたが、今の取り組みについてお聞かせください。 震災後、市民の皆さんの防災・減災への関心が高まっています。こうした意見をもとに、公明党は「公助」の柱である防災力の強化と経済活性化の両面を実現するために「防災・減災ニューディール」を打ち出しました。 ニューディールとは、1930年代のアメリカに世界的な大恐慌により壊滅的な打撃を受けた経済に刺激を与えるため、当時のルーズベルト大統領が大規模な公共投資策を打ち出しました。これを総称して「ニューディール政策」と呼びます。ニューディールとは『新規まき直し』すなわち『新たな公共投資』というものであります。 この政策により、アメリカは大恐慌の危機を脱し、新たな雇用を生み出すなど、一定の経済効果をもたらしました。 また、アメリカが現在のハリウッド映画などに代表される文化芸術大国に発展したのも、この政策による投資の成果です。 日本では、高度経済成長期、東京オリンピックが開催された1960年代を中心に、首都高速道路や新幹線など、数多くの社会資本が集中して整備されました。 その結果、社会資本のおよそ50%が、17年後の2029年に建築後50年以上が経過します。つまり、今後、一気に老朽化の波が押し寄せてくることになります。 〔若林副議長、中野議長にかわり議長席に着く〕 「防災・減災ニューディール」のねらいは、東海・東南海・南海の三連動地震の発生が懸念されている今、地域の防災力をどう高めるかが大きな課題です。防災力の強化には、「自助」「共助」「公助」の取り組みが重要であります。 ところが、そのうち「公助」の基盤となる橋や道路、河川施設、港湾岸壁などの社会資本の多くは、今後、急速に老朽化を迎えます。 一般的にコンクリートの耐用年数は50年から60年とされておりますが、高度経済成長期に整備された我が国の公共施設等の防災力の低下が心配されています。まさに災害から命を守るためのコンクリート劣化の危機が迫っております。 一方、リーマン・ショック以降、ヨーロッパの金融不安も重なって景気の低迷が続いており、仕事や雇用、収入の減少となって私たちの生活を直撃しています。 具体的な進め方として、インフラ整備というと公共事業=無駄というイメージがあるかもしれませんが、私どもが訴える「防災・減災ニューディール」は、単に国が上からお金をばらまいて公共投資を行うのではなく、将来、修繕・改修が必要となる「命を守る」公共施設の整備に集中投資していくものです。道路や橋や公共の建築物などは、コンクリートが劣化する前に早目の段階で予防的に修繕して寿命を延ばしたほうが、コストをかえって抑えることになります。 進め方は、「防災・減災ニューディール推進基本法」、これは仮称なんですけれども、基本法を制定し、国に基本計画をつくらせ、10年間の集中期間を設け、国民の生命を守るため、橋などの社会資本の老朽化対策や防災・減災対策を計画的に行います。 耐震上、問題が懸念される1981年以前の建築物に対して、補助金や税制優遇を拡充させ、耐震改修を加速させます。 防災拠点になる公共施設の耐震化も進め、防災拠点としての機能を強化します。 電線類の地中化を初め、電気・ガス・上下水道・通信網などをまとめる共同溝化は、災害時にライフラインを守るだけでなく、安全な通学路の確保や電柱の倒壊による二次災害を防ぐことになります。 経済活性化の効果としましては、「災害に強い国づくり」を目指すと同時に大きな経済活性化の効果があります。毎年約10兆円の追加投資をするとしたら、その大半が修繕・改修など、仕事の発注に回ります。そうすると、国内総生産(GDP)が500兆円規模なので、実質2%ほど押し上げる効果が期待できます。また、雇用も100万人を超える雇用拡大が見込めます。 さらに、物価が下落し続けるデフレ克服の突破口にもなります。日本経済は、企業などの供給力に対し、需要がどれだけ不足しているかを示す需給ギャップが年間15兆円から20兆円ほどあり、これがデフレを引き起こしています。しかし、10兆円規模の公共投資で需要不足分の半分以上を埋めることが可能となり、デフレ脱却への効果は大きいと考えます。デフレを脱却し、景気が回復していけば、税収増、財政再建を促す効果も期待されます。私どもは、これが景気回復の決定打となるものと考えます。 財源としましては、100兆円の必要な財源をどうするかについては、将来世代にツケだけを回す「赤字国債」に頼りません。 将来世代に残る公共施設を建設するために認められている「建設国債」や「地方債」とともに、返済財源を確保した上で発行する返済期限25年を想定した「防災・減災ニューディール債」を新たに発行します。また、民間の資金と知恵も積極的に活用することも重要になります。安全な社会資本を残すことは、現役世代のみならず、結果的に今の子供たちの将来の安全に直結します。 東日本大震災を受け、新たに防災の認識が変わったと思います。平成19年に発行の「松原市総合防災マップ」を新たに変身をされるのか教えていただけますでしょうか。 市民の皆様が安心して暮らせる松原を目指し、今後「松原市防災・減災ニューディール」の実現に向け、政府に申し入れも行っているところでございます。 次に、「自転車の交通ルールとマナー」についてお尋ねいたします。 最近、自転車の関係する事故が急増しています。背景には、自転車利用者数の増加に加え、近年のブームでスポーツタイプの自転車が町中で急増していることもあると伺っております。 昨年の全国の交通事故死者数は4,611人で、11年連続で減少し、死者数が5,000人を下回るのは3年連続となり、交通安全対策は前進しているように見えます。しかしながら、健康ブームや省エネで自転車の利用が増大する中、自転車関連の事故はふえ、大きな社会問題となっております。 警察庁の調査によると、全事故の件数が減少する一方、自転車と歩行者による接触事故は1998年が661件だったのに対し、2010年には2,760件と、4倍以上となっています。 市民の方から「特に若者の自転車利用のマナーが悪化している。信号無視やスピードの出し過ぎ、また、携帯電話を使用しながら走る人もいる」と指摘をされています。 自転車利用のルール遵守とマナー向上が急がれておりますが、本市におきましての交通ルールとマナー向上、また、啓発活動、その他対策方法や今後の取り組みについて教えていただけますでしょうか。 最後に、「障がい者の就労支援」についてお伺いいたします。 障害のある方々への就労支援については、障害者自立支援法の施行及び障害者の雇用の促進等に関する法律の改正により、福祉施策と労働施策が有機的に連携を図ることが法律上明記され、就労支援に関する状況の変化に適切に対応しておられます。 一般就労の促進や福祉的就労における工賃水準の向上など、さまざまな視点から幅広く検討が行われ、障害のある方々がそれぞれの地域で安心して生活することや働くことができるよう、労働と福祉、教育等が緊密な連携を図り、さまざまな分野において一体的に支援を進めているとともに、民間のノウハウを活用され、本市の特性を生かしたさまざまな施策の推進に取り組んでおられることは周知いたしております。本市の現状と取り組みについて教えていただけますでしょうか。 以上で、演壇からの質問は終わります。御清聴ありがとうございました。
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○副議長(若林良信君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの中尾議員の質問にお答え申し上げます。 1点目、「防災・減災」に関する指定避難場所についてでございますが、市内の小・中学校や高等学校、公共施設等57カ所を指定避難所に、また、運動広場や近隣公園8カ所を一時避難地に指定しております。さらに、地域の公民館や集会所など23カ所を緊急避難所とし、市内全域で88カ所の避難所を指定しているものでございます。今後も適切な施設を避難所に指定させていただきたいと考えております。 次に、避難所における備蓄用品につきましては、組み立て式トイレを初め、毛布・水・その他の備蓄用品の充実に引き続き取り組んでまいります。 また、松原市総合防災マップにつきましては、東日本大震災後、国や府の被害想定の見直しを踏まえ、本市の地域防災計画の改定とあわせて検討してまいります。 次に2点目、「自転車の交通ルールとマナー」についての質問でございます。 本市では、自転車乗用中の事故は、人口10万人当たりでの比較では全国平均より上回っている状況であります。 そのため、市・松原警察署・地域団体等協働で、自転車の交通ルールと安全運転マナー向上のための街頭キャンペーンを行い、交通安全の啓発に努めております。 また、松原警察署と連携し、幼稚園・保育所・小・中学校・高等学校・老人施設等で交通安全教室を開催し、自転車の交通ルールやマナー向上に関する講習を行い、交通事故防止を図っております。 今後の取り組みでございますが、現在本市で取り組んでおりますセーフコミュニティの重点課題の一つであり、今後、「交通安全対策委員会」において緊急に取り組む必要があると考えております。 次に3点目、「障がい者の就労支援」についての質問でございます。 我が国の障害者施策としましては、「福祉から雇用へ」の流れが進んでおります。 本市におきましても、障害者計画の基本施策として、「雇用の促進と就労支援の充実」を掲げ、ハローワーク、障害者職業センターなどの関係機関や、訓練施設等との連携を図りながら、障害者の特性に合わせた支援も行っております。 また、昨年度は障害者雇用フォーラムを開催し、企業への啓発活動にも取り組んでおります。 今後におきましても、他関係機関等との連携を深めながら、障害者の雇用の促進と就労支援の充実に努めてまいります。
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○副議長(若林良信君) 中尾議員。
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◆8番(中尾良作君) ただいま市長のほうから御答弁をいただきましたが、防災・減災、また自転車マナー、そして障害者の雇用のこの3点について再質問させていただきます。 まず最初に、防災・減災についてですけれども、まず1点目に避難所、トイレ、防災マップということでお聞きさせていただきました。市内全域で88カ所の避難場所があるということがわかりました。また、取り組みとして、組み立て式トイレ、そして防災マップに関しましては、国や府の被害想定の見直しを踏まえた上で検討していくというふうにお聞きしまして、この中でトイレの件なんですけれども、取り組みは今聞かせていただきましたけど、現状はどのようになっているのか、この辺をちょっと教えていただけないでしょうか。
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○副議長(若林良信君) 東野総務部長。
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◎総務部長(東野光弘君) トイレの備蓄についてでございますが、大阪府の被害想定に基づきます松原市の整備目標といたしましては、避難所生活者100人につき1基という形を、基準を持っておりまして、それを想定しますと、大体177個の備蓄トイレというのが必要となっております。 実際、本市におきましては、組み立て型トイレといたしまして、今現在、398基、さらに身障者用に組み立て型トイレを26基、それと薬剤トイレという形で約9,900個のほうを備蓄をしております。これは当然備蓄目標を超えて備蓄をしておりますが、さらに計画的な備蓄を進めていきたいというふうに考えております。
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○副議長(若林良信君) 中尾議員。
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◆8番(中尾良作君) 現在、現在というか、ちょうど1年前ですかね、去年の6月に聞かせていただいたときには165基の簡易トイレいうことで、結構ふえているということで、薬剤トイレが9,900個、これはもう変わってないということなんですけれども。これから、やっぱりトイレは大事言うたらおかしいですけども、今後まだまだそれでいいのかなというんじゃなしに、また努力、トイレばっかりいっぱい置いても大変なんですけども、やはりこの辺、大事かなと。いつもやっぱり避難所で困ってるのはトイレということで言われてましたので、この辺またお願いしたいなと。 それと、本市におきまして、公助の基盤となる道路や橋梁などの社会資本は一体どれぐらいあるのか、この辺をちょっと教えていただけないでしょうか。
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○副議長(若林良信君) 伏見都市整備部長。
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◎都市整備部長(伏見精治君) 本市が管理します道路、橋梁についてでございますが、市道の路線数は1,618路線ございます。延長は204キロメートルにわたります。橋梁につきましては90橋となっております。 以上でございます。
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○副議長(若林良信君) 中尾議員。
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◆8番(中尾良作君) 橋梁については約90カ所ということですけれども、昨年の東日本大震災においては相当の橋の落橋が見られたと。加えてコンクリートの耐用年数というのは先ほども演壇でも言いましたけども、50から60年とされているわけであります。老朽化による災害に対する安全性の低下が指摘されてるわけですけれども、先ほどの防災・減災ニューディールを発表したときには、大勢の識者の方からいろいろなコメントをお寄せいただきまして、その中の一つなんですけれども、京都大学の大石久和大学院特命教授は、「橋などは建設後50年が経過すると急速にメンテナンスに手間暇がかかる。コスト面から見ても早目に改修することが必要だ。必要な公共投資に予算を回し、需要を拡大していかなければ税収もふえないし、財政再建もできない」というふうにもおっしゃられておられます。そういう面から、本市の橋の状況について教えていただけますでしょうか。
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○副議長(若林良信君) 伏見都市整備部長。
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◎都市整備部長(伏見精治君) 御指摘のとおり、道路や橋梁のみならず、ライフラインと言われます施設の老朽化については大きな問題となってきております。橋梁につきましては、落下等にたちまち通行不可能になり、市民の生活の分断にもつながります。 本市におきまして、平成23年度に国の方針に基づきまして、橋梁の長寿命化修繕計画を作成いたしました。計画の成果につきましては、市のホームページにもアップさせていただいております。 本計画から、市内の90橋のうち、コンクリート橋は79橋ございます。そのうち修理が要するのは13橋となってきております。修繕計画を立てまして、順次、計画に基づいて進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
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○副議長(若林良信君) 中尾議員。
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◆8番(中尾良作君) 市立の小・中学校の耐震工事はもうすべて終了したわけですけれども、あと、幼稚園、保育所の耐震化工事なんですけれども、その辺はどうなっているのかちょっと教えていただきたいなと思います。
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○副議長(若林良信君) 飯尾管理部長。
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◎管理部長(飯尾孝二君) 幼稚園の耐震補強につきましては、耐震診断が必要な非木造園舎、7園中6園の園舎の耐震診断を実施してきているところでございます。木造園舎2園につきましては、保育室に壁を新設する補強工事を平成23年度に行っております。また、平成24年度では三宅幼稚園の耐震工事も行ってまいります。 以上でございます。
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○副議長(若林良信君) 武部理事。
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◎理事(武部由教君) 保育所の耐震化についてでございますが、お答えさせていただきます。 保育所の耐震化につきましてでございますが、第4、第7保育所につきましては、耐震工事が済んでおります。第8、第9につきましては、耐震診断を行った結果、基準値を上回ってる状況でございます。それと、第2保育所につきましては、平成8年に建築しており、耐震済みとなっております。また、木造の保育所、第1、第3につきましては、壁補強工事を今年8月中旬の完成をめどにやっているところでございます。 以上でございます。
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○副議長(若林良信君) 中尾議員。
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◆8番(中尾良作君) よくわかりました。 昨年の8月20日から10月31日の期間、公明党のここの議員5名が各小・中学校に我が町の防災総点検ということで行かせていただきました。その中身を、内容を言うたらちょっと長くなりますねんけど、1から11項目にわたって点検に入らせていただきまして、学校施設の備蓄状況ですわね、備蓄倉庫があるのか、ないのかいうことで、もう本市は全部そろっていて結構そろえていただいてるな、これは思ったわけですけれども、大阪全域でさせていただきまして、大体、3,248名のお力をおかりしまして、全部回りまして、これが大きな評価となりまして、府にも訴え、国にも訴え、さまざまなそういう活動といいますか、取り組みが、今回の防災・減災ニューディールという形で生まれてきております。 本当に税金の使い道で重要なのは、市民の生活と財産を守ることであると。危険なものを新しく安全に変えていくことも大切やと。これまで余り注目はされてなかった社会資本の老朽化対策、あわせて防災・減災対策を計画的に進めていただいてるいうことですけれども、これはもう最後がないもので、もうやっただけお金はかかるし大変なことなんですけれども、本当に一番危ないというところを、命を守るために一層御努力をしていただきまして、次の質問に入らせていただきます。 自転車の交通ルールとマナーについてでございますけれども、先ほど市長のほうからもお話しいただきました。セーフコミュニティの中で一番に大切なところやいうことで、安全を守るということでお答えいただきまして、本当に自転車の利用者というのは年々増加しているわけですけれども、全国の保有台数は約6,900万台、これは2008年なんですけれども、現在、本市におきましての自転車の保有台数というの、わかればちょっと教えていただけますでしょうかね。
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○副議長(若林良信君) 東野総務部長。
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◎総務部長(東野光弘君) 自転車の保有台数ということで、今現在、この24年4月1日の自転車の防犯登録台数という形になりますが、そういう形によると、松原市では約15万台という形になっております。
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○副議長(若林良信君) 中尾議員。
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◆8番(中尾良作君) 15万台、すごいですね。 特に、通勤ラッシュ時など、危険走行が多く目立つということで、私も何回か接触事故も見かけ、私もちょっと電柱にぶつかったこともありまして、もう十分恥さらしてることもあるんですけども。本市において、この5年間に発生した自転車の事故件数、把握されていましたら教えていただきたいなと。死亡事故も含めてちょっとお願いしたいなと思います。
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○副議長(若林良信君) 東野総務部長。
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◎総務部長(東野光弘君) 松原市内の交通事故という形での、特に自転車での交通事故でございますが、大体5年間で、19年からになりますけど、19年では281件という形で、死者についてはこの年はございませんでした。20年につきましては246件、そのうち死者の方が3名でございます。次、21年につきましては247件で死者が1名。22年につきましては242件で死者が1名。23年については238名で死者が3名となってしまいました。 件数といたしましては年々、若干ではございますが、減ってはきておりますが、むしろ、ここのところ死者の方が減っていたのが、今回、23年では3名という形になったものでございます。
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○副議長(若林良信君) 中尾議員。
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◆8番(中尾良作君) よくわかりました。 フランスでは、法律で歩行者が主役という理念が徹底されてるわけですけれども、自転車レーンの整備や生活道路での自動車の速度を時速30キロ以下に制限するなど、高齢者や障害の方、子供など、交通弱者が無理なく移動できるよう、市民の権利が保障されています。 今後、本市におきましても、自転車の交通ルールとマナーについて、さらなる啓発に努めていただき、そして、だれもが安心して通行できるまちづくりを目指していただきたいなと。 それと、道路行政を見直す必要もあるんかなと。これ言うてしまいますとね、また、これお金かいという話になるわけですけれども、1人の命を大切にとの思いで取り組みをお願いしていただいて、次の質問に入らせていただきます。 障害者雇用支援についてお伺いいたします。 障害者の雇用状況については依然厳しいものがあると思いますけれども、本市では障害者の方が就労相談に来られた場合、どのような支援をされているのか、この辺をちょっと教えていただけますでしょうか。
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○副議長(若林良信君) 松岡福祉部長。
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◎福祉部長(松岡達也君) 障害者の方が就労相談に来られた場合ということでございます。 窓口に来られました場合、初めに障害ごとの担当の者が面接、相談を行っております。その中で、その方の障害の状況、また、どういったニーズをお持ちなのかということの把握を行いまして、就職を希望されるという場合には、ハローワーク等と連携をとりながら就職に向けての支援を行っていく。また、訓練を受けたいという場合でありますと、訓練施設の紹介、また、施設の同行見学等の支援を行っているという状況でございます。
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○副議長(若林良信君) 中尾議員。
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◆8番(中尾良作君) 就労を希望されているとして、現在、障害者の雇用状況はどのようになっているのか。また、すぐに就労希望されている方に、具体的にはどのような支援があるのか、この辺をちょっと教えていただけますでしょうか。
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○副議長(若林良信君) 松岡福祉部長。
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◎福祉部長(松岡達也君) 就職を希望される方に対する支援ということでございます。 本市の管轄のハローワークは、ハローワーク河内柏原というところになるんですけれども、平成23年度には新規の求職者、職を求める方、それが障害者全体では523人と伺っております。就職の紹介数が1,162件となっております。実際、就職された方という形になりますと、143人となっておりまして、ここ数年の状況は、ほぼ横ばいの状況であるというふうに伺っております。 具体的にどのような支援が行われるのかということでございますが、市におきましては、就労支援センターなどとの連携によりまして職業適性検査の実施、就職面接の同行など、障害者の方の適正に合った支援に努めさせていただいております。 また、ハローワークでは職業紹介のほかに企業での実習の紹介、ジョブコーチの派遣などといったことに取り組んでいただいておりまして、市といたしましては、ハローワークとも連携をとりながら、障害者の方のニーズに即した支援を行っているという状況でございます。
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○副議長(若林良信君) 中尾議員。
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◆8番(中尾良作君) ハローワークなどを活用されながら細かくされてるということ、大変よくわかりました。 現在の雇用情勢の中では、なかなか就職を希望されてもできない方がいらっしゃると、こういうように思うわけでありますけれども、就労へ向けての訓練施設はどのようなものがあるのか。また、本市にはそういう施設が何カ所あるのか。それと、待機者がおられるのかどうか、その辺もちょっと教えていただきましょうかね。
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○副議長(若林良信君) 松岡福祉部長。
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◎福祉部長(松岡達也君) お答え申し上げます。 松原市内には、就労を支援する施設といたしまして、就労移行支援施設というのが4カ所、日常生活の訓練と就労を支援してまいります就労継続支援施設というのが8カ所、自身の身辺の自立と就労を支援する自立訓練施設というのが1カ所ございます。 利用者の状況なんですけれども、就労移行支援施設の利用者のほうが25名、就労継続支援施設の利用者が126名、自立訓練施設の利用者が5名となっております。 施設の利用につきましては、施設のあき状況の把握に努めまして、障害者本人に合った施設を選んでいただけるよう紹介、見学等を行っているところでございます。 待機者ということでございますが、現在、本市においては待機者は出ていないという状況でございます。
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○副議長(若林良信君) 中尾議員。
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◆8番(中尾良作君) 待機者がいてないということですね。すごいというんか、少ないというんか。 市としましても、障害者の就労支援、啓発についてですけれども、先ほど市長答弁の中に、企業への啓発活動にも取り組んでおりますということで、企業に啓発活動があるということですね。ほかに積極的に啓発に取り組むべきではないんかなというふうに思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。
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○副議長(若林良信君) 松岡福祉部長。
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◎福祉部長(松岡達也君) お答えいたします。 本市におきましても、市内障害施設のつくっておられる自主製品のイベント等の記念品などへの活用、また、庁舎の食堂、キッチンはなのところでは、障害者の訓練施設としての活用など、障害者就労に対する啓発というのには積極的に取り組んでいるところでございます。 また、公用車の洗車アルバイトの障害者の方の採用でございますとか、保健プラザの清掃業務を障害者の作業所のほうへ委託させていただくなど、障害者の一般就労への体験の場を広げる支援というのも行わせていただいております。 今後につきましても、関係各機関と連携を図りながら、障害者の就労の啓発に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。
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○副議長(若林良信君) 中尾議員。
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◆8番(中尾良作君) 啓発、周知よろしくお願いしたいなと思います。 実は、このほど、障害者の方を持たれてる御両親の方なんですけども、先ほど河内議員もちょっと触れられていたとこなんですけども、その御両親いわく、「私らの亡き後、この子が心配だ」というふうに聞いてるんですね。そういった嘆きをされてると。本当に障害者の方が就労して自立するためには、本当に継続的な支援が今後も必要だと、このように思っております。 本市は、障害者の方が社会にあらゆる分野で活躍できるように努力されておりますけれども、家族の安心のために、さらなる障害者の方への就労支援をお願いして、これで私の質問を終わらせていただきます。
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○副議長(若林良信君) 議事運営上、休憩いたします。
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△休憩(午前11時26分)
△再開(午後1時00分)
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○議長(中野昇君) 休憩前に返り会議を再開いたします。 次に、橋本議員の発言を許します。 橋本議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 質疑質問(個人) 自由民主党 11番 橋本邦寿議員発言要旨具体的内容関連議案番号等◯ 市長に就任して3年経過するが、この間どのような市政を想い描けたか? 1.これまでに取り組んだ主な施策・ 疾病予防、検診をはじめ地域医療の充実
・ 全小・中の校舎耐震化と太陽光パネル設置
・ セーフコミュニティ
・ 中学校給食の開始 2.これらを行うために取り組んだこと・ 人件費の削減や事業の見直し
・ 新たな歳入の確保-ごみ有料化等
・ 保育所民営化
・ その他 3.課題について・ ごみ処理問題
・ 企業誘致と人口減対策
・ 学力向上 4.今後に向けて・ セーフコミュニティ
・ 消防西出張所建て替えや高架下スポーツ施設整備の充実等
・ 待機児童ゼロ
・ ごみ処理問題
・ 学力向上対策
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◆11番(橋本邦寿君) (登壇) 11番、自由民主党の橋本邦寿です。通告に従い順次質問をいたしますので、誠意ある御答弁をよろしくお願いいたします。 初めに、澤井市長が誕生して3年がたちましたが、この間、市長はどのような市政を思い描き、実行してきたかをお尋ねしたいと思います。 市長は常々「検証」という言葉を口にされます。 「検証」をするということは、後に「反省」もし、「改善」をしていくという「目的」があるからこそ、「検証」をするのだろうと普通の人は考えます。 私自身、秘書から議員生活のこの15年間、松原市政の歴史を振り返ってみても、「検証」や「反省」、「改善」という言葉は、澤井市長以前の歴代の市長からは余り聞いたことがない、たとえ聞いたとしても、それを改善に向けて「実行」したのを見たことがないと言っていいくらい、過去は継ぎはぎだらけの行政運営だったのかなあと思ってしまいます。 澤井市長就任時の3年前、それまでに山積していた病院会計の赤字処理、マスコミでも話題になったごみ処理や、し尿処理などの諸問題を見ても明らかであります。 市長は議員時代も含め、約14年間松原市政にかかわってこられたわけですが、その議員時代の11年間、歴代市長の市政運営を細かに「検証」をし、「自分だったらこうするけどな」、「こうせねばならぬ」など、「反省」や「使命感」があったからこそ、市長になられた今、これまでにないスピード感を持って、改革や改善、そして新たな施策の実現ができているのだろうと思います。 そこでお尋ねをいたしますが、これまでに取り組んだ主な施策として、疾病予防や検診などの地域医療の充実、全小・中学校の校舎耐震化と太陽光パネル設置、中学校給食の開始やセーフコミュニティの取り組みなど、どのように松原市を思い描き、実行したのか。 きょうはともに検証したいと思いますので、その胸に秘めた熱い思いをお答えください。 また、これらを行うため、人件費の削減や事業の見直しなど、新たな歳入の確保に向けて全庁挙げて取り組んだその実行力には、私自身、今までにないエネルギーを感じており、担当職員全員に改めて敬意を表する次第ですが、その改善の取り組みの中身を市民に御披露ください。 そして、今後の松原市の抱える課題をいかにお考えか。 さらには、今後に向けて、新たな思い描く松原市、どのようなまちづくり、人づくりを市長はなさりたいのか、松原市民にお答えください。 以上で私の壇上での質問を終わります。
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○議長(中野昇君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの橋本議員の質問にお答え申し上げます。 市長就任後の市政執行に関する質問でございますが、一括してお答え申し上げます。 私が平成21年6月に松原市長に就任して以来、時がたつのは早いもので、任期も残すところあと1年となりました。 これまでお寄せいただきました市議会並びに多くの市民の皆様の温かい御支援・御指導に対しまして、まずもって感謝と御礼を申し述べたいと存じます。まことにありがとうございました。 さて、私は、これまでの3年間、「健康と安心・安全のまち まつばら」をスローガンに、スピードを持って行動してまいりました。 市長に就任して、まず最初に「市立松原病院」の会計廃止に伴う赤字の処理、残務整理並びに医療水準の回復、さらにはその向上に向け、大阪府下で初めての実施となった子宮頸がんワクチン・小児ヒブワクチン接種費用の同時助成、大阪一の費用助成額で開始した高齢者肺炎球菌ワクチン接種を初めとする疾病予防の拡充、また、妊婦健康診査に係る公費負担の拡大など、検診事業の充実に努めてまいりました。 加えて、市立全小・中学校の校舎の耐震化を大阪府下33市中いち早く完了させ、また、全小・中学校への太陽光発電の整備も今年度で終えるなど、市民の健康と安心・安全を守る施策及び環境対策にも取り組んでまいりました。 さらに、懸案課題であった中学校給食につきましても、今年度よりすべての中学校で実施いたしました。 また、大阪初のセーフコミュニティの認証取得へ向け、「子どもの安全」、「高齢者の安全」などの重点課題に、市民の皆様とともに取り組んでいるところでございます。 その一方で、総人件費の抑制や施設の統廃合、事業系ごみの有料化など、財政健全化へもスピードを持って取り組み、先ほど申し上げた「健康と安心・安全」施策などのまちづくりへの財源を捻出してまいりました。 しかし、ごみ処理問題といった日々の市民生活に直結する長年の懸案課題も残っております。また、企業誘致の推進や昭和60年をピークに減り続けている人口、さらに教育については、小・中学校の学力向上の課題もございます。 そのような中、大阪都構想、広域連携など、まさに大阪が大きく変わろうとしている今、私を初めとする特別職並びに担当部職員の問題解決へ向けた努力が日に当たるよう、私は引き続き、これまでと同様に、「スピードと行動力」を持って、これからの松原市政を担っていく決意でございます。 私が考える今後の施策展望といたしましては、セーフコミュニティの認証取得による市民との協働や、消防署西出張所の建てかえ並びに水道施設の耐震化など、災害に強いまちづくりに取り組み、また、府道高速大和川線の高架下を利用したスポーツ施設の整備など、さらなる「健康と安心・安全」のまちづくりを進めるとともに、待機児ゼロといった「子育て日本一」を目指していきたいと考えております。 また、先ほど申し上げた「ごみ処理問題」という長年の懸案課題を必ずや早期に解決し、決して市民生活に支障のないように挑む覚悟でございます。 さらに、あすを担う子供たちの学力向上のため、教育委員会及び学校の取り組みを支援してまいります。 そのためにも、これまでの改革の手を緩めることなく、さらに新たな行財政改革にも取り組んでまいります。 今後とも責任ある議員各位を初め、市民の皆様の御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
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○議長(中野昇君) 橋本議員。
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◆11番(橋本邦寿君) 御答弁ありがとうございます。 それでは、再質問をさせていただきたいと思います。 まず、市長、副市長にとって、この3年間というのはかなり早かったんじゃないかなと思っています。恐らく初当選をなさって、前任者からの引き継ぎもあって、「うわあ、こんな問題もあったの」とかいうのを、「何でその前までに解決してくれてなかったん」とかというのも中にはたくさんあったんだろうなと思ってます。それは私も壇上でも申し上げたように、やっぱり負の遺産というかね、やっぱりもっと早く解決しなければならなかったというのを、逆に後までツケを残されたというのも、この一、二年でもかなりあったんだろうと思ってます。 そこで、私はまず副市長に先にお尋ねしたいんですけども、例えば、副市長の場合は主に財政畑と歩まれて、まあ言ったら松原市役所の中枢を担う部門ですよ、長い間御奉職をなさって、今このお立場にあられるわけなんですけども、今までのお仕えになられた市長さんと、今、こうして目の前に仕えてはる澤井市長と、どういったところが違うのかとか、こういう目のつけどころはありよったったとか、意外なところでちょっと考えを改めさせられたこともあったとかね、例えばそういうことってありませんか。
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○議長(中野昇君) 川西副市長。
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◎副市長(川西善文君) 非常に発言難しいんでございます。 ただ、議員が、今、質問の中で言っておられたスピード感、これはもういみじくも私、同感でございまして、何かにつけてもやはり早く事業をする。やっぱこれは市民の方が行政サービスを受けるに当たって、事業が早く終わって、その道路を使えるということは非常に市民の方はありがたい。 また、いろいろな健康事業でありますとか、そういうサービス事業も、いち早く事業が終わり、それを市民の方が享受できる。ここらのところは、やはりスピード感、行動力は、私、非常に、横におりまして、びっくりするといいますか、それは感じます。
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○議長(中野昇君) 橋本議員。
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◆11番(橋本邦寿君) 副市長、私どもの会派のメンバーとお話をさせていただいたときも、たしか、「ちょっと一つだけお願いがあるんや」と、僕らからちょっと言ったこともあったと思います。それはどういうことかといったら、「負の遺産としての若林の焼却場の問題というのは、これは確かに共通の認識として問題ではある。ただし、これからの世の中どういう展開になるかどうかというのはわからないから、副市長、申しわけないけど、月に一遍は環境事業局なり大阪市の担当部長のところなりに行って、もう顔見るだけでもええやんか」というお願いをして、これまで続けてこられたんだと思います。 その中で、いろいろよもやま話をそのうちさせていただく中で、副市長のほうからも、「やっぱ会うたら顔見るたびに違うもんですなと。今はケーキまで出るようになりました」とか、そんな笑い話まであったんかなというところなんですけど。 まあ言ったら、副市長のそういう使命感とか志というのも、ある部分は本当にこの1年とか生きてくるところが来るかもしれない。時代を変えて目線を変えたら、あのとき無駄やったと思われることかもしれないけど、そのときには最善の策をとってあるだろうと思います。 私も実はそういったところで、意外と問題意識をお二人というのが逆に、まあ言ったら番頭さんみたいなもんですわ。そしたら、やっぱり問題意識というのは共有なさってるからこそ、そういうことがきっちり役割分担としてできているんだろうなということも感じております。 私自身は、何かの別の機会のときに話をすることがあって、市長と何かの話をしたときに、僕は大変でおまっしゃろうみたいな話をしたときに、たしかちょうど半年、1年前の取り組みだったろうとは思うんですけど、庁舎の自動販売機の見直しについてちょうど取り組んだ後かな、どういう目線で私はやってますよということを市長からもお聞きして、ああ、そういうことやったんかということで目が皿になったということが実際あったんですよ。 つまり、今まで福祉団体でやってるところというのは、そういう自動販売機を置く事業なんて、意外と手をつけちゃあかんみたいな形で職員全員も思ってるところが、この市長さんは、トータルでスケールメリット、そしてプラスの交渉ができるようなことをやれば、さらにその福祉団体に再配分もできるじゃないかという発想の持ち主だったんです。ああ、なるほどなと。そういう目線もあるよね。今までそういうことって絶対あり得へんかったなということを僕はそのときに勉強をさせてもらいました。 それが恐らく、別に答弁は要りませんけど、100万か200万ぐらいの好転したのかというのはちょっとそのぐらいだろうかなとは思ってる、もっと、300万、300万ぐらいの好転をし、かつ、福祉団体が営利目的でやった事業というのは税金がかかるけども、橋本さん、役所でやったら、かわりにやってあげたら、税金かかんないんです。それをまた多目にその福祉団体に返してあげれば、両方いいじゃないですかというような発想です。 これから皆さん、そういうことっていうのが2匹目のドジョウ、3匹目のドジョウであるんだろうと思いますけども、そういうところもいろいろ皆さんの心がけとして僕はいろんな話を聞いておくもんやなというのを思ったんで、ちょっと副市長にも、ちょっと嫌らしい質問だったのかもしれませんけど、させてもらった次第なんですよ。副市長、スピード感があるということでは同感ですし、結構だと思います。 これまでに取り組んだ主な施策でいろいろちょっと挙げさせてもらったんですけど、時間の都合もあるでしょうから多少前後するかもしれませんけど、主なところでかいつまんでお聞きしたいと思っておりますので、御了承を先にお願いしたいと思います。 まず、疾病予防、検診の事業、これは地域医療の充実ということで掲げられて、3年前の時点と現時点とどれぐらい事業が充実した、充実したことについてはいろいろ私も広報等、この議会等でお聞きしておりますけど、金額的にはどれぐらい、大体アバウト、手厚くできてますねんということがざっくりとアバウトな数字でいいんですけど、何千万円ぐらいはちょっと手厚くしてありますとかというのがありましたら教えていただきたいんですけど。
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○議長(中野昇君) 藤本健康部長。
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◎健康部長(藤本隆三君) 疾病予防についてお答えいたします。 予防接種事業におきましては、主なものについて平成22年11月から国の制度に先駆けまして、子宮頸がん予防ワクチン・小児ヒブワクチンの接種費用の同時助成を開始、平成23年2月から小児肺炎球菌ワクチン、平成23年4月から高齢者肺炎球菌ワクチンの接種費用の助成を、また、平成24年4月から子宮頸がんワクチンの接種対象者を、国制度では中学1年生から高校1年生までのところを、高校3年生まで拡大いたしました。 検診事業におきましては、乳がん検診の対象者を、国制度では40歳以上のところを、平成22年度から20歳以上とし、対象者を拡大し、がんのセット検診であるがんドックの回数を増加するなど、受診しやすい機会をつくっております。平成24年度からは前立腺がん検診を新しく、また乳がん検診の個別化を実施、さらに妊婦健康診査について助成金額をふやしました。 これらの疾病予防について、市長の就任後、新たに実施した施策及び拡充した部分の平成24年度の予算額は、ざっとで、新たに実施された分、1億7,000万円、拡充された分、3,000万円、計約2億円でございます。 以上でございます。
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○議長(中野昇君) 橋本議員。
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◆11番(橋本邦寿君) 2億円ですって。 藤本部長のところで、これからそういうスピード感を持って挑戦をし続けるという、そういう町を私どもと一緒に目指す、そういうことであるならば、もう早速、この件についてはちょっとリクエストしておきたいのは、初日にちょっと私どもの紀田議員のほうからも話はあったんでしょうけど、ジェネリック薬品、事業としては松原市の医師会には1.5億、2億ぐらいの、いろんな形での事業のお願いをしてるわけですよ。 多少の営業協力にはなってるんやとは思うんですけども、逆に、やっぱりあちらさんからも協力を願う部分、それが例えば使ってる2割、3割でも、せめてジェネリックを使ってくださいよ、これが私たちの「健康なまち まつばら」の目的、方針なんです、方向性なんですということも、やっぱりきっちりと僕はお伝えする必要があると。 ジェネリックは堪忍してくれやということであれば、それじゃ土日当番で松原市のどこかの病院に詰めて、ちょっと当番制で夜勤とか何でも、そんなんでもいいんですよというのも、やっぱりボールを投げてあげてほしいんですね。 そうじゃないと、何かもうとったもの勝ち、既得権益とか、勝利宣言じゃね、ちょっと僕は味気ないのかなと思う。それは藤本部長にやっぱり一汗かいていただいて、たとえ1割、2割でもジェネリックを使っていただくような促進をしていくようなお約束をしてくれよというのもいいし、いろんなやり方はあるとは思うんですよ。だから、そこをきっちりと今後挑戦し続けていただきたいと思ってますので、よろしくお願いします。 それと、2番の小・中・高の耐震化と太陽光パネル、これはつつがなく、国の予算も含めて上手に使いながらなさってあることだろうと思ってます。 3番目、セーフコミュニティ、安全な安心なまちづくりということで取り組んでいこうとなさっております。また、起承転結の部分でいうと、「起」の部分だと認識をしております。 この中で、セーフコミュニティ、よく災害に強い町とかというのも将来的にはつながってくるかもしれないと思うんですけども、よく、ちょっとある政党さんのチラシとかを見たら、富田林市は2,000万の災害備蓄費、松原市は150万しかないよ、200万までよみたいな中身のチラシで、私たちはそれをもっとふやせと言うてます。それを予算に計上したら、自民、民主、公明は反対しましたとか、廃案になりましたとかというような多分記事だったと思うんですけど、ちょっと考え方の違う人たちというのはどないもいかんのかなと思ってることが一つあって、私たちは、そういう中で災害備蓄費を2,000万にわざわざ持ってこなくても、セーフコミュニティ、コミュニケーションを図りながら、地元の法人さんやスーパーさん、お米屋さんとかパン屋さん、パンの工場、そういうところときっちり協定を結び合うことが市長の目指すセーフコミュニティなんですよということも僕らは重々認識して物を申してるつもりなんですよ。 だから、その辺をやっぱり理解していただけなくて、2,000万をとにかく備蓄しとけば、どれだけ、毎年更新して食料品とか入れかえもせなあかんと思いますわ。どれぐらいの、また、そういう部分でのコストがかかるのかというのも考えながら、私たちはそういうのもきっちりと、40幾つあるコンビニエンスストアともいろいろこれから取り組みながら、いい町とか、そういうところをつくっていきましょうよというのが私たちのねらい、市長もそういう形で思ってはると思うんですけど、その辺については、そういうことでよろしいんですよね。
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○議長(中野昇君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) 橋本議員おっしゃるとおりだと思います。 まず、私のこのセーフコミュニティの中で申し上げております協働、この協働は、今の松原市民だけではございません。もちろん、今、議員言われたように、企業であったり、あらゆる法人格を持った、そういった作業所だったり団体もあります。あるいはもっと言えば、高齢化が進みますけども、本市には阪南大学という二十前後の学生たちが通っていたり、本市には4校の高校があります。さらには小・中学校もあるわけですけども、ここに松原市に集う、他市の方であれ集う方々がすべて私は協働の対象だと思っております。 そういった意味で言いますと、今、我々が進めておるのは、先ほど防災マップの質問もいただきましたけども、まず松原市として、基礎自治体として取り組めるところは何かというところで、まさに市民の安心・安全であります。 そういったところで言いますと、そういった災害があったときに、まず3日分の食料を確保するにはどうしたらいいのか。それは、本市には、例えば今言うたような米の会社もあれば、パンというところもあります。そしてコンビニであったり、この仮協定を結ばせていただいたイズミヤさんなんかも、災害時のそういった支援物資の提供の協定を申し入れてくださっております。 こういった地域にある資源、すべてが松原市にとっては協働の対象だと思っております。そういったものを生かしながら、より市民に対して効果的なものを我々は抽出していきたいと考えております。
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○議長(中野昇君) 橋本議員。
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◆11番(橋本邦寿君) だったら安心をしました。また、これから何が足りないのかというのもともに細かく検証もしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 それと、次の中学校の給食の開始のことでございます。 今議会でもお二人、お三方ぐらいあったんですか。ある方は、1人のモニター的なお母さんの意見をいろいろ御披露くださって、何かおいしくないやないの、どうするのという話もあったように思います。ある方は、私どもと気持ちは一緒なんですけども、それでもやっぱり最初は続けて継続してあと様子を見ていくことが大事じゃないかという僕らはごもっともの御意見でございます。 実は、私ども会派の自民党のほうでも、始めるという御相談を受けたときに検証をしました。今、中学校の給食を始めるに当たって、何が問題だろうなということを会派の中でも話をしました。ある議員は、「そんな、橋本さん、大体子供の飯を親が弁当つくるのは当たり前やで」というようなもの、もちろんごもっともな意見もありました。しかし、片や調査をしてみると、500円とか300円とか親から与えられて、ポテトチップとコーラしか飲んでないという子供さんもいるやにお聞きをしました。かといって、その買うお金もないという、ひょっとしたらそういう子供さんもいらっしゃるかもしれんなという検証に至りました。 さすれば、私どもどうしたらいいのかということもいろいろ考えて、つまり、やっぱり始めていこうと。始めて、この心配を先になくそうよということです。それがこのスタート時点だったと思います。 私ども、それが今となっては、おいしくないやないのとか冷たいやないの、かたいやないのというようなお話もそのことでしか何か議論の的になってないような形にしか見えてこなかったんですけど、実は食育をちゃんとやろうよということを僕は予算委員会でもちょっと申し上げたと思うんですよ。 つまり、ちょっといい例かどうかはわかんないんですけど、私の家のことですけど、子供が硬式野球のクラブチームに入ってましてね、中学校3年生です。そのクラブチームというのが、大和川の柏原のほうに近いエリアの河川敷で練習をしてるわけです。練習と、あと練習試合とか大会もあります。 最初に入部するに当たって、監督さんが我々御父兄を集められておっしゃったことというのが、「選手は全部握り飯だけです」とおっしゃるんですよ。「もう足りなかったら5個も10個も持ってきていいです。とにかく握り飯だけにしてください。それ以外は認めません」と。どういうことかなと最初は思ってました。なるほどということが後であったんで皆様にも御披露するわけですけど、つまり、その監督さんいわく、お弁当とか食事の優劣で、選手が、子供さんが、何かこうちょっと離れて恥ずかしいからといって別で食べたりする、そういう現場を見るのが僕は嫌なんです。それだったら同じもの、もう冷や飯の握り飯ですよ。夏場だったら保冷パックかなんかのこういう、ちょっと食中毒ならんようにお母さんたちも集めて選手の弁当、握り飯を集めて、1カ所に保冷パックに入れて管理するようなやり方をしてるんですけど。「でもね、橋本さん、見てくださいよ」って、練習試合、大会の試合のときに。「彼らはこの飯に対して一言も文句言ってないでしょう。もう次の試合どうやって勝とうかとかそんな目で、もう真っ黒な顔に目ぎらぎらさせて冷や飯食ってるでしょう。『これまずいな』とかって選手の言葉で交わしてないですよ。それぐらい必死なんですよ」と。 つまり、飯の中身がどうやっていうのも余り、それだけ熱中してくると、選手にとっては余り大したことじゃないというかね、そんなに重要性はないということをその方はおっしゃりたかったんだろうと思います。「それをお母さん思うんだったら、家庭に帰ったときに、本当に子供さんにおいしい料理を食べさせてあげてください」ってまたおっしゃってました。 チームの練習、夜練とか平日に2日ぐらいやってるんですけど、夜練習の行き帰りでも、最初に言われたのは、「子供さんに、選手に、100円のお金も持たしたらあきませんよ」と。どういうことかといったら、「それを、先輩後輩がいたら、『おい、100円よこせ、おら』とか言って、喝上げの原因になるんです。だから一切もうこの後輩らも持ってないということあったら、そういうのも未然に防げます。どこかのコンビニ寄って帰ることもありません。もうそういうことじゃないでしょうかね」というのをおっしゃってました。まさしく何かよくおっしゃってある人間力というのは、こういう人たちというのはもう自然に備わってるもんだなと僕はそのように思いました。 弁当でも、ですので、おいしいにこしたことはないと思ってます。でも、これから担当部長もいろいろ工夫していただいてやっていただけたらいいことですよね。 つまり、私が教育委員会に申し上げたいことというのは、それに係る食育。先生が、「きょうは弁当冷たいけど、みんな我慢して食べようね」とかね。例えば映画の「サウンド・オブ・ミュージック」とかジュリー・アンドリュースとかね、ああいう人たちが先生だったらどうやろうなと思ったら、「皆さん」とか言ってね、「まず、お父様、お母様に感謝しましょう。そして、これをまた松原市、そして国にも感謝をしましょう。アーメン」とか言いながらね。「じゃあ御飯をお食べ」とか言ってね、それで、「みんなでまたドレミの歌歌いましょう」とか言うんだろうと思います。 でも、やっぱり食育というのは、僕はそういうところだと思いますよ。冷たい飯でも、これを辛抱して食べるのもあるかもしれない。何もおいしい御飯ばっかり用意してと言ってるんじゃないんですよ。でも、私の子供の選手の友達なんかも7人ぐらい四中から行ってるんですけど、「おっちゃん」とか言ってね、「あのときのチームの握り飯に比べたらましやで」とかね、言うてる頼もしい子もやっぱりいてるんですよ。 だから、そういうところをやっぱりトータル的に食育をしていただきたいと思っておりますけども、教育長、何かございますか。
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○議長(中野昇君) 高阪教育長。
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◎教育長(高阪俊造君) 全く同感でございます。 あのね、一つ御披露させていただいたら、この間ずっと教育委員さんと一緒に各小・中学校の訪問で回っておったんです。そのとき、ある中学校で、2年生でしたけども、僕が入っていったときに、大きな男の子ですけど、ずかずかと前来て、「給食やめてほしいねん」と、こう言うわけですね。ほんで、今、授業中やからそんな話してる場合と違うからね、「下行って休み時間なったら、おったら話しするから、聞くからおりておいで」と言って、「授業受けなさい」と言ったんですよ。 ほんだら、忘れんと来たんですね。「何で」と言うたらね、「お母ちゃんの御飯おいしいねん」て言うたからね、やっぱりそのときには、私も、「ああ、そうか、お母さん喜ぶわ、それ聞いたら」と。当然ですやん、それは。お母さんの御飯おいしいというのは、それはもう思ってもらわな困るわけで。そやけども、「お母さんにこの話、自分が嫌やとか何とかかんとか言いましたか」と言ったら、「言ってない」って。「言ったら多分お母さん悲しむと思うで。せっかくやってんのに、給食あれやから、家で食べてない嫌いな物が出ても、しっかり食べておいでやと多分言うてくれるで」と言うたら、下向いてうっとこうなってるんですよね。 そやから、やっぱり言えば食育というのはそういうふうなこと一つなって、それ教頭聞いてて、「それ、続きまた話をします」という話になって、その子は最初はがさつな子やったんですけども、最後、廊下で別れるときには、「ありがとうございました」と言って去っていったんですけども。 やっぱり、そういうふうに親の御飯おいしいって、そりゃあ今までなれてるわけですから、どんな味が辛うかろうがどないだろうが。そやけど、それを認めるというか、当たり前の話で、よかったねという話で、親が喜ぶわ。そやけども、今はこういうことで給食始まって、お母さんきっと食べておいでやと言う。まさにそうやと思うんですね。今の話と共通する部分違うかなと思って聞かせてもらいました。 以上でございます。
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○議長(中野昇君) 橋本議員。
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◆11番(橋本邦寿君) いろいろ試行錯誤はあっていいものだと思います。 一つの問題点を提起するにしても、やっぱりちゃんと根拠を持ってとかというのもやらないと、ただ、職員さんが混乱するだけというのも僕は決していいことじゃないなと思います。心の中ではみんなおいしいもの食べさせてやりたいと思ってるわけですから、そういうところではやっぱりきっちりと検証をしていただきたいと思ってます。 それと、教育長のところですから、ついでにあれですけど、やっぱりもう最後のほうになってきますので、ちょっとお願いじゃないですけど、やっぱり学力の向上というのは、やっぱり目標を掲げてちゃんとやってほしいんですよ。 人権教育とか、あと人間教育とかというのは、やっぱり学び舎で学んだ成果があってプラスアルファでね、それぞれの職員さんが、私はこんな学童をつくりたいとか、こういう若者をつくっていきたいというのは僕は結構だと思うので、十分にやっていただいたらいいんですけど、最低限の学力というのは、やっぱり学び舎である以上はちゃんと責任を持って力をつけさせてもらいたいと、子供さんに、そう思ってるんですよ。 ぜひとも、その辺はこの場をおかりしてちょっと教育長にも、口酸っぱくなるかもしれませんけど、それがお仕事でございますので、やはりそれだけはきっちりと今後また対策をしていただけたらなと思っておりますので、よろしくお願いします。 それと、もうちょっとあと4分ぐらいしかないんであれですけども、私は議員になってから最初の一、二年ぐらいだったかな、決算委員会というのが9月に控えますわね。実は僕、議員秘書の秘書歴というのも長かったもんですから、地方で言う自治体の決算委員会ということがどういうステージなのかというのも十分わかってて、それは政権をとられたことのある自民党、公明党さん、民主党さんというのは、もう政権に携わってる方々というのは十分地方議員も御理解していただいてるのは、おおよそ盆過ぎぐらいから業界団体の国のほうに対する陳情とかというのがあって、府や国のヒアリング、予算折衝をやっていって、12月のクリスマスの前ぐらいには最後のチャンスぐらいしかもうなってないわけですよ。 つまり、私はいつも決算委員会というのは必ず次の予算に向けての、言ったらそこがもう勝負どころというのが私で言う決算委員会、これはみんな天下の公党さんは同じ心得を持ってはります。 ところが、例えば市長残りあと1年になりましたということになると、じゃあ、来年の予算って、私は、決算を踏まえて予算に反映してもらえるんかなと私自身は思ってるわけですやん。そやけど、例えば今までの慣例で、予算は、改選期は本予算組まずに何か骨格予算みたいなレベルですわってことだったら、私は決算委員会にごちゃごちゃ言うつもり、必要もないし、予算委員会なんてもう形だけでええんかいというようなものになってくる。それが松原市にとって果たして、スピード感を持ってやっていかなあかん、半年でも、ちょっとでも間があいたらあかんというようなタイミングなのに、今までどおり骨格予算ぐらいのつもりでやられるんかなというのは、僕はもうこのタイミングで聞いとかないと準備もありますからね、我が会派の。準備というのは、いろいろ研究して材料つくってとかというようなのも、国のほうにも仕掛けていってとかというのは、国のほうは、今、民主党さんですからあれですけど。そういうことも大体今までやってきたつもりなんで、その何か心構えというか、来年度の予算を御自身はどういう覚悟でお組みになるつもりがあるかどうかというのをお聞きしたいんですけど。
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○議長(中野昇君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) まず、何と申しますか、今、お話をいただいた中で私なりに感じたことと、今の質問に答えさせていただきたいと思います。 まず、それは何度も申し上げました、スピードを持つことが大切だ。先ほど副市長も、僕は少しこちょばい思いはしましたけども、スピードが速いということも言うてもらいました。反面、やっぱりこれからのまだまだ課題というのは松原市いろいろと残っております。 この橋本議員挙げていただいてるような、例えば企業誘致、人口いうところも少し長くなって恐縮でございますけども、例えば、きのうはそういった議論ではございませんでしたけども、市民病院の跡地の問題、これは御存じのように、赤字の処理であったり、あるいは先ほど申し上げました残務整理、あるいはそこから解体、そして今回のイズミヤとの仮協定、ここにいくまで非常にスピード感を持ってこれに取り組んでまいりました。一定、私は担当職員に、きっちり成果を上げてくれたということで、よくやってくれたという言葉も申し上げました。この辺は、あの土地の利活用を訴えてこられた議員各位も同じように僕はそういった賛意を送っていただいてるんだと思っております。 ただし、先ほど申し上げました人口の問題で言いますと、まだまだ本市は調整区域が25%、こういった土地を活用した中で、これ第四次総合計画の中でも述べておりますけども、そういった松原市の地の利を生かした企業誘致等に力を入れていくということを申し上げておりますけども、例えばそこで言いますと、地権者の御理解や御協力が今後必要になってまいりますので、こういった課題も残っております。 あるいはごみの問題で、スピードを持ってそういった大阪市との交渉に当たってくれてるという話もいただきました。これも担当部署を初め副市長、あるいは僕も府市統合本部なんかで発言をされるような方にも、ジャブ的に実はいろんな懇談の場を通じて、橋下市長の耳に入るような形だったり、大阪市のほうにも何度も足を運ばせていただきました。 ただし、これからが勝負であると思っております。そういったこれまで取り組んできた課題というものは、私は先3年、5年のこれまで成果が出てくるようなことが主にやってきたのかな。それだけ、これは時代の流れが早いわけでありまして、そういった山積する課題一つ一つクリアしていくためには、まずそこを手をつけてきました。 これからは私は10年、あるいは20年、30年先を見据えた、ステージで言いますと、第2ステージに入ってきてるのかなと思います。あらゆる施設の維持管理、運営等々についてであったり、あるいは今ある制度を20年、30年先にも持続可能なものにしていくためには、今やるべきことははっきりと、こういった課題ははっきりしてるわけであります。 そういったところをきっちり見据えた中で、私は来年の25年度、これは少し気が早いとおしかりを受けるかもしれませんけども、そこの予算に対しても、私のこれからの課題というものを、あるいは取り組むべき姿勢をその予算に反映したいと思っております。 ということは、来年が私の任期満了の、6月がちょうど満了になります。私は、その先も責任を持って市長の任に当たらしていただきたいという覚悟でございます。
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○議長(中野昇君) 橋本議員。
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◆11番(橋本邦寿君) それは立候補表明と私は解釈してもよろしいんでしょうか。
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○議長(中野昇君) それは質問ですか。 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) そうとっていただいていいと思います。私は必ず、これまでの課題と同様、山積するこれからの課題についても、責任を持って私がその任に当たらせていただきたいと、その決意であります。
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○議長(中野昇君) 橋本議員。
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◆11番(橋本邦寿君) そうですね。やっぱり意気込みですよね。 例えば僕ら今までお役人さんともいろいろ話してく中でも、改選期は必ず骨格予算ですよって。でも、それって、市長のことじゃなくても、ほかの市でも、それって今の市長さん自信ないからそんなこと言うてんかと。おれよりももっとすばらしい予算組めるもんやったら組んでみろっていって組むのが現職よ。ですね。後で何でもできるやん。橋下 徹さんでも、今までの予算全部真っさらにしてやり直したりとかってやってるわけやから、それぐらいね、僕がつくった予算についてそれを上回るもん出せるもんやったら出してみいというぐらいのやっぱり意気込みがないとね、やっぱり首長は務まらないと思うんですね。だから、ぜひ、頑張って、もっともっと松原をよくできるように、ともに頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。 以上で終わります。
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○議長(中野昇君) 最後に、永田議員の発言を許します。 永田議員。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 質疑質問(個人) 松原会 16番 永田光治議員発言要旨具体的内容関連議案番号等1.踏切問題(1) 河内松原第2号踏切の混雑解消と改善について 2.家庭ごみ問題(1) ごみの収集と高齢者対策について
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◆16番(永田光治君) (登壇) 16番、松原会の永田光治でございます。議長のお許しをいただきましたので、質問通告に従いまして、順次質問させていただきます。 年月のたつのは、光陰矢のごとしと、昔から言われておりますように、非常に早いものでございまして、澤井市長が、市長に就任され、早くも3年が経過いたしました。本当に早いものだと感じております。 就任されて3年間を振り返ってみますと、世界的な金融危機と、世界同時不況を起こしたリーマン・ショックから、やっとの思いで我が国の経済は、穏やかながら景気回復への兆しが見え、これから日本経済はよい方向に進むと思っていたやさき、あの東日本大震災、そして今まで経験したことのない大津波が東北地方を襲い、それに追い打ちをかけるような、東京電力の福島第一原発の事故が発生しました。 我が国全体は、震災の影響と深い悲しみの中で、人の心も経済もどん底の状況に落とされたことになりました。 その後、いつまでも悲しんではいられないという気持ちで、頑張ろうという気持ちが、国民みんなの心の中に生まれ、スピード感は決して速いものではありませんが、ゆっくりながら、被災地が復興の兆しをあらわすとともに、自動車を初めとした主要産業の生産基盤の復旧によりまして、きょう、現時点において、電力不足という大きな課題は背負っておりますが、日本経済は、最悪の事態から徐々に回復している状況にあるのではないかと思われます。 このような、歴史的に見ても、非常に困難な時代の中で、本市が置かれている状況を眺めてみますと、39歳の若さで市長に就任され、澤井市長の持ち前の若さと行動力で、本市が長年抱えておりました多くの課題について、一つの前進・解決を図ってこられました。 この場をおかりいたしまして改めて申し上げますが、事業系ごみの有料化を初め、小・中学校の耐震化、公立保育園の民営化、民間保育園の増設、給食センターの建てかえ、中学校給食の開始、旧松原市民病院跡地の活用、そして今年度は、幼稚園の統廃合と西消防署の建てかえの取り組み等々、本当に勇気ある決断と指導力のもと、近隣市に比較して見劣りしない積極的な行財政改革に取り組んでこられました。 どの事業を見ましても、簡単に解決できるような問題ではなかったと思いますが、「誰もが安心して暮らし続けられるまつばら」、市民の健康と安全・安心を第一にした取り組みに対しまして、心から敬意を表することでございます。 しかしながら、行政を取り巻く環境は、さらに悪くなることが予測されると同時に、市民生活に密着した行政サービスの向上と課題は、まだまだ数多く残されております。 施策の選択と集中のもとで、限られた財源をより効果的に使いながら、市民生活をいかにして向上させていくのかは、まさに澤井市長の手腕にかかっております。 そこで、私は今回、市民の皆さんが日常の生活で困ってる問題について質問いたします。 まず第1点目は、人と車が混雑している「踏切問題」でございます。 私があえて本会議場で申し上げるまでもありませんが、市長を初め、理事者の皆さんがよく御承知の近鉄河内松原駅から藤井寺に向かって最初にある松原第2号踏切でございます。 この踏切は、北側から府道大和高田線へ抜ける車、また入ってくる車で、朝晩は言うに及ばず、日中においても非常に混雑しております。また、通行人も多く、遮断機が長時間おりたときには、多くの車と通行人であふれている状況で、いつ大きな事故があってもおかしくない状況でございます。 私は長年、このような状況を見ておりますが、人と車の混雑解消と踏切の改善について、市長を初め理事者の皆さんは、どのような考えを持っておられるのか、お聞かせいただきたいと思います。 次に、狭い道での「ごみ収集問題」について質問いたします。 松原市では御承知のとおり、既に高齢化は非常に速いスピードで進んできております。その中でも特に多いのはひとり住まいの高齢者でございます。この方々は足腰が不自由で、日常の生活でも非常に苦労されている状況でございます。この方々が特に困っておられるのは、日々排出される家庭ごみ問題でございます。 本市の多くは、ステーション方式によりまして、ごみを決められた場所まで持っていくことになっていますが、本市の道路は道幅が非常に狭く、車が行き来する道や狭い道を渡ってのごみ出しは非常に危険であり、また体力的にも困難であろうと思われます。 市長は、この問題についていかがお考えなのか、御答弁お願いしたいと思います。 以上をもちまして、私の質問を終わりますが、答弁内容によりまして、再度質問させていただきます。
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○議長(中野昇君) 澤井市長。
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◎市長(澤井宏文君) (登壇) ただいまの永田議員の質問にお答え申し上げます。 1点目の「河内松原第2号踏切の混雑解消と改善について」の質問でございます。 本市の中央部を南北、東西に近鉄南大阪線が走っており、市民生活の利便性はもとより、地域のコミュニティーやまちづくりに、その存在は大きな影響を与えています。 現在、近鉄南大阪線と立体交差する道路としましては、堺港大堀線、堺松原線の事業が進められており、本市ではより効率的に利用できるよう、周辺地域のまちづくりを進めています。 また、それらの路線の供用により、交通状況が大きく変化するものと考えており、河内松原第2号踏切を初め鉄道に関連する事業について、事業者である近鉄と引き続き協議し、渋滞解消に向けて、道路の整備や踏切の改良を研究してまいります。 2点目、「家庭ごみ問題」に関する質問でございます。 家庭から出るごみの収集につきましては、戸別収集とステーション収集があり、市民サービスの向上と分別収集の推進を図る上で、ステーション収集から戸別収集への移行を進めているところでございます。 しかしながら、道路が狭隘で収集車の通行が不可能な地域につきましては、収集可能な場所に設置されておりますステーションへのごみ出しをお願いしているところでございます。 また、家庭ごみをステーションまで出すことが困難な高齢者などの世帯につきましては、玄関先まで市職員がお伺いする、ふれあい収集制度の利用を御案内しているところでございます。
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○議長(中野昇君) 永田議員。
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◆16番(永田光治君) ちょっと再質問お願いしますが、松原第2号踏切、これにつきまして、私、毎日のように見ておるわけでございますが、非常に危険、いつ大きな事故があっても不思議じゃないんだというふうに思っております。 と申しますのは、今までからこの問題についていろいろお願いをしたいと思っておりましたところ、以前に新堂南線の問題が出まして、それをやっていただいて、大きなお金を投資していただく、それについてまたこの踏切というのは大変大きなお金もかかる。そういった観点から、私はこの踏切が、以前から思っておりましたけども、ようよう質問させていただく時期になったかなというふうに思っておるんですが。その辺、部長、どういうふうなお考えでおられるか、お願いしたいと思います。
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○議長(中野昇君) 伏見都市整備部長。
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◎都市整備部長(伏見精治君) 松原2号踏切の周辺の道路整備についてでございますが、その踏切につきましては歩道もなく、南側の道路、堺大和高田線まではたまりも少なく、車両の離合も困難な状態にあるというのは認識しております。ホームに踏切を含めまして、市内の踏切につきまして、スムーズな交通の流れを考え、鉄道事業者と協議し、対策について研究してまいりたいと考えております。 以上でございます。
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○議長(中野昇君) 永田議員。
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◆16番(永田光治君) これ、朝になると非常に遮断機が1時間のうち35分ぐらいおりるんですわ。それは見事ですわ、往復。その中で、実は大塚高校の生徒さんが自転車であそこ渡るんですね。それはすごいですよ。朝7時半ごろから。 そういうふうなことからして、大和高田線から右折れ、左折れして、あの狭い何ぼもない距離の中で、もうほんま大変ですわ。 そういうふうなことで、あの踏切の幅というのは4メートルぐらいあるかないかですねん。だから、知らんドライバーはあの踏切の上で交差しますねん。物すごい危ないですよ。それが、今、私だったら北から南行くのに、南の車を優先してとまります。ところが、それとまらんと行くんですわ。そしたら南から今度北行く、これが線路の上で交差するんです。そこへ歩行者、これ横断歩道もないですやん。だから、これ、ほんまにいつ大きな事故起きても不思議じゃないなというふうに思っております。 ということは、10年余り前ですかね、松原駅前、あれ一方通行なりましたね、以前。以前あれ対面通行でした。ところが、あれ10年余り前ですわ、私も委員会であれ反対してたんやけども、一方通行に決定しましたね。あれが一方通行になってから、こっちの踏切がなおさら込むんですわ。それは一遍ね、皆、理事者の方もあそこ通らはってわかってると思うんですけど、これはほんまにセーフコミュニティ取得に当たっても、こういうところがあってはいかんと思うねん。 ところが、金のかかることなんです。ようわかってるんです。財政が豊かでないのにこういう金が、ほいで大きな金やと思うんです、踏切工事は。そこへ土地も買収せないかんというとこで。私、地元であってするから、まだ遅過ぎる質問ですねんけど、何とかなりませんか。
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○議長(中野昇君) 伏見都市整備部長。
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◎都市整備部長(伏見精治君) 私ども道路行政に携わる者といたしまして、道路の安全対策、踏切の対策については、本当に安全対策は必要だと考えております。ここの踏切も含めまして、市内の踏切も大変混雑するような状態でございますので、松原市内につきまして、ここを含めまして、対策につきましては近鉄と十分協議した中で、どういうふうな方法について改善されるかについては、今後ずっと対策について協議し、勉強し、努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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○議長(中野昇君) 永田議員。
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◆16番(永田光治君) これ、部長ね、一つだけね、標識立てたってほしいねん。ということは、南から北行くの優先という形で標識立てたってもらいたいねん。知らんやつはもうばっと南や北行くねん。そしたら、あそこで交差なるわけや。だから、優先のこの札を至急にちょっと立てるように。そのぐらいやったらそんな金もかからへんわな。そういうことで一遍ひとつお願いしたい。
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○議長(中野昇君) 伏見都市整備部長。
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◎都市整備部長(伏見精治君) 今、車の誘導についてということで、そういう標識等お聞きしましたので、我々としても交通関係についてスムーズに進むことについては願うことですので、それにつきましては、踏切横断についての係ることなので、近鉄並びに交通関係で警察とも関連してきますので、そういう関係者一同の中で、そういう対策については協議してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
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○議長(中野昇君) 永田議員。
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◆16番(永田光治君) そういうことで、わずかなことですけど、そういう標識立ててもらったら何ぼかはましになるん違うかと思います。 そこで副市長、お願いします。この問題について、できるだけ早く解決できるようにお願いしたいと思います。
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○議長(中野昇君) 川西副市長。
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◎副市長(川西善文君) お答えを申し上げます。 まず、ことしから駅舎のバリアフリーと駅周辺の改良ということで取り組みを始めました。また、我堂一津屋線の
東伸ということで、今、中央環状線まで、おおむねこれがもう少しで開通するというタイミングと合わせ、それから中央環状線をまたいだ西大塚区域の、これ企業の整備というのもちょっと我々の耳には入っております。 その中で、今後の我堂一津屋線の交通量の増大、あるいは駅舎とのバリアフリーの関係、それと、今、松原市に走っております近鉄の信号といいますか、踏切が、15本ほど私あるのかなと、こんなふうに思っております。 その中で、近鉄さんの窓口とは協議するに当たりまして、どうしても踏切の改良とあわせて、踏切を今後どのようにしていくのかという、ここの問題も、これは近鉄さんとお話ししませんと、すぐになるものでもございませんので、市長の答弁にもございましたように、駅舎、あるいは駅周辺、あるいは我堂一津屋線の整備、また議員おっしゃっていただきました国の補助金とのかかわりとか、この辺もよくよく研究をしてまいりたいなと、こんなふうに思っております。よろしくお願いいたします。
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○議長(中野昇君) 永田議員。
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◆16番(永田光治君) 副市長、ひとつそういうことで、国との補助金の問題もいろいろございますが、ひとつお力をおかしくださいますようお願いしまして、次にごみの問題でございます。 松原の旧村は非常に道幅が狭くて、もう年寄りのおじいちゃん、おばあちゃんが、朝ごみを出すのについて非常に困難やいうことをわざわざ言いに来られて、したわけでございますが。旧村は昔の道ですので、非常にパッカー車は入りにくいというのが、これが現状です。 だけど、そういうところが松原には何カ所もございます。うちの町会もございます。若い間はそれでもいけますけども、年いってきて、ごみ一つ持ち出すのがやっとこさやというような方もおられます。それで、週2回ごみを出すのが非常に頭痛い、悩みの種やというようなこともお聞きするわけでございますが、この辺、どういうふうに、市長答弁でもありましたが、担当者としてどういうふうに今後お考えか、一遍お聞かせ願えますか。
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○議長(中野昇君) 北島理事。
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◎理事(北島博君) お答え申し上げます。 先ほどの市長答弁でもございましたように、道路が狭隘で収集車の通行が不可能な地域につきましては、申しわけございません、収集が可能な場所まで……。 〔「声が小さい」の声あり〕 収集が可能なごみステーションまでお願いしているような現状でございます。 また、今後、その辺につきましても、先ほどございましたとおり、ふれあい収集等の御案内も含めまして、いろいろ考えていきたいなとは考えております。 以上でございます。
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○議長(中野昇君) 永田議員。
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◆16番(永田光治君) いや、この問題はね、なかなか解決しにくい。踏切の問題も、解決しにくい問題ばっかりですけどね。ところが、このごみのこういう収集の問題、いつまでもこれはほっとくわけにいかんと思う。いずれかは、これ、狭隘の道でも、何とかしてでも解決していかないかん問題だろうと思います。 これについて、何とか小型車とか、いろいろな問題を考えてもらって、もう少し市民の皆さんにサービスを十二分にできるようお願いしたいと思います。もう一回。
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○議長(中野昇君) 北島理事。
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◎理事(北島博君) ありがとうございます。 先ほどの件でございますが、現在、大阪市の平野工場のほうに搬入しておる関係上、どうしても搬入制限がございます。今後、その辺も踏まえまして、何とか協議ができたらなというふうなことは今後考えておりますので、よろしくお願いいたします。
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○議長(中野昇君) 永田議員。
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◆16番(永田光治君) これは、いずれか解決せないかん問題だと思いますわ。それで、これからいろいろ知恵絞ってやっていただくことをお願いしまして私は終わります。
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○議長(中野昇君) 以上をもちまして、一般質問を終結いたします。
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○議長(中野昇君) ただいま議題となっております各案件は、議案付託表のとおり各委員会に付託いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 平成24年 松原市議会第2回定例会議案付託表議案番号件名付託委員会報告第1号平成23年度松原市一般会計補正予算(第6号)専決処分の承認を求めることについて総務文教
財政建設報告第2号平成23年度松原市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)専決処分の承認を求めることについて総務文教報告第3号平成23年度松原市
下水道事業特別会計補正予算(第4号)専決処分の承認を求めることについて財政建設報告第4号平成23年度松原市
介護保険特別会計補正予算(第4号)専決処分の承認を求めることについて総務文教報告第5号松原市市税条例の一部を改正する条例(平成24年条例第23号)専決処分の承認を求めることについて財政建設報告第6号松原市都市計画税条例の一部を改正する条例(平成24年条例第24号)専決処分の承認を求めることについて財政建設報告第7号損害賠償の額を定める専決処分の承認を求めることについて総務文教報告第8号平成24年度松原市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)専決処分の承認を求めることについて総務文教報告第9号平成24年度松原市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)専決処分の承認を求めることについて財政建設議案第47号平成24年度松原市一般会計補正予算(第1号)総務文教
財政建設議案第48号松原市手数料条例の一部を改正する条例制定について財政建設議案第49号松原市立保育所条例の一部を改正する条例制定について総務文教議案第50号松原市企業立地促進条例制定について財政建設議案第51号財産の無償譲渡について総務文教議案第52号財産取得について財政建設議案第53号財産取得について財政建設
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○議長(中野昇君) 以上をもちまして、本日の日程はすべて終了いたしました。 5日目の会議は、22日午後1時開会といたします。 本日はこれにて散会といたします。 御苦労さまでした。
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△散会 午後2時11分
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以上 松原市議会議長 中野 昇 松原市議会副議長 若林良信 松原市議会議員 松井育人 松原市議会議員 下原郊紀...