△開会(午前10時00分)
○議長(辻中隆君) 皆様、おはようございます。 ただいまより平成31年3月
定例市議会を開会いたします。 議員定数18名中、出席議員18名でありますので会議が成立しております。 会議に先立ちまして、
議会運営委員会の決定事項について委員長の報告を求めます。 (
議会運営委員長 土原こずえ君 登壇)
◆
議会運営委員長(土原こずえ君) 皆さん、おはようございます。 ご指名によりまして、去る2月25日に開催いたしました3月
定例市議会の運営に関する
議会運営委員会の決定事項についてご報告申し上げます。 まず、本
定例市議会に付議されております案件は、ただいまのところ24件であります。これらの処理要領につきましては、お手元へ配付いたしております
議会運営委員会の決定事項により、ご承知おき願います。 このうち、平成31年度の各会計当初予算につきましては、
予算特別委員会を設置し、審査を付託することになっておりますが、本会議では説明を省略し、質疑の後、
予算特別委員会に付託することに決定しております。 また、追加案件といたしまして、ただいまのところ泉佐野市
土地開発公社の
経営状況報告についての1件が予定されており、これらが提案されました場合、事前に
議員協議会でご説明願った後、本会議では即決をしていただくことに決定しております。 次に、
議会進行予定につきましては、本日午前10時より本会議、5日は
総務産業委員会、6日には
厚生文教委員会をそれぞれ午前10時から開催願うのを初め、お手元へ配付いたしております
議会進行予定に記載の委員会をそれぞれ開催願うことになっております。 なお、
予算特別委員会につきましては、3月8日、11日、12日の3日間を予定しております。 また、後半の本会議につきましては、3月19日、20日、22日の3日間を予定しております。 したがいまして、本
定例市議会の会期は、本日から3月22日までの19日間と決定しております。 次に、一般質問につきましては、3月19日の開議冒頭から承ることになっております。その
通告締め切りは3月6日の午後3時となっておりますので、よろしくご承知おき願います。 次に、
議員協議会の開催につきましては、後半本会議の追加案件の上程前に休憩の上、開催していただくことになっておりますので、ご承知おき願います。 なお、
議案関連質問につきましては、従来
どおり最終日の議了後、承ることになっております。 以上、3月
定例市議会の運営に関する
議会運営委員会の決定事項についての報告を終わります。ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(辻中隆君) ただいまの報告につきまして、ご質疑の点ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻中隆君) ないようでございますので、ご了承いただいたものといたします。
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○議長(辻中隆君) 次に、議員派遣について諸般の報告をいたします。 地方自治法第100条第13項の規定により、本年度に実施した議員派遣は、お手元の一覧表のとおりであります。 報告は以上であります。
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○議長(辻中隆君) 本日の議事日程は、お手元の一覧表のとおりであります。 なお、執行機関の皆様におかれましては、条例により反問権が認められていますが、反問する場合は議長の許可を受けた後に行ってください。反問の範囲については、質問の趣旨、内容を確認し、論点の整理を行うための事実関係の確認や質問の出典の確認など、質問の根拠を問う範囲に限ります。反問権の行使については、条例の趣旨に沿って進めたいと思いますので、議長の指示に従っていただきますようお願いいたします。 これより議事に入ります。
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△日程第1
会議録署名議員の指名について
○議長(辻中隆君) まず、日程第1、
会議録署名議員の指名をいたします。 会議規則第74条第1項の規定により、本会の
会議録署名議員として、
野口新一議員、
新田輝彦議員のご両名を指名いたします。よろしくお願い申し上げます。
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△日程第2 会期の決定について
○議長(辻中隆君) 次に、日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 3月
定例市議会の会期は、本日より3月22日までの19日間といたします。 これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻中隆君) ご異議なしと認めます。よって、本
定例市議会の会期は19日間と決定いたしました。
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△日程第3 監査報告第14号~第2号 監査結果報告について
○議長(辻中隆君) 次に、日程第3、監査報告第14号から第2号の監査結果報告についてを議題といたします。 ただいま議題となっております議案につきましては、お手元に配付いたしましたとおり監査委員から議長宛てに報告がありましたので、ご報告いたします。 この報告につきまして、ご質疑なりご意見等ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻中隆君) ないようでございますので、以上で監査結果報告についてを終わります。
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△日程第4 専決報告第1号 専決処分の承認 を求めることについて
○議長(辻中隆君) 次に、日程第4、専決報告第1号専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 提案者の報告を求めます。 (政策監・
市長公室長 上野正一君 登壇)
◎政策監・
市長公室長(上野正一君) おはようございます。 それでは、専決報告第1号についてご説明申し上げます。 議案書の1ページをごらん願います。 これは、平成30年度泉佐野市
一般会計補正予算(第7号)について地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分を行ったもので、ご承認をお願いするものでございます。 詳細につきましては、別冊となっておりますので、恐れ入りますが、議案書別冊の1ページをお開き願います。 専決第15号平成30年度泉佐野市
一般会計補正予算(第7号)を平成30年12月20日付で専決させていただいたものでございます。 内容でございますが、第1条といたしまして
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ419億900万5,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,212億8,814万6,000円とするものでございます。
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額につきましては、第1
表歳入歳出予算補正によるものでございます。 続きまして、説明の都合上、歳出からご説明を申し上げます。 恐れ入りますが、議案書別冊の6ページ、7ページをごらん願います。 上から順に、②総務費、(1)総務管理費、6企画費、
事業コード83175、
ふるさと応援寄附金事業の167億9,532万8,000円につきましては、9月補正以降の
ふるさと応援寄附金見込み額225億円に伴う
ふるさと応援寄附謝礼記念品121億4,675万8,000円のほか、
ふるさと応援寄附PR業務委託料など、経費の追加でございます。 次に、9自治振興費、
事業コード83231、
基金積立事業(
自治振興基金)で784万1,000円、10交流推進費、
事業コード83060、
基金積立事業(
国際交流振興基金)で5,476万9,000円、③民生費、(1)社会福祉費、1
社会福祉総務費、
事業コード15300、
基金積立事業(福祉基金)で6億1,239万7,000円、④衛生費、(2)清掃費、1清掃総務費、
事業コード30300、
基金積立事業(
環境衛生事業基金)で8,125万円。 次に、8ページから9ページにかけてとなりますが、⑦商工費、(1)商工費、3観光費、
事業コード83176、
基金積立事業(
地域経済振興基金)で5,318万4,000円、⑩教育費、(1)教育総務費、2事務局費、
事業コード83232、
基金積立事業(
教育振興基金)で17億3,754万3,000円、(5)社会教育費、1
社会教育総務費、
事業コード58900、
基金積立事業(
芸術文化振興事業基金)で2,376万1,000円、同じく
事業コード60600、
基金積立事業(
ふるさと文化資料基金)で4,293万2,000円の以上8件につきましてそれぞれ追加しておりますのは、
ふるさと応援寄附金をそれぞれの使途に合わせて基金へ積み立てるものでございます。 次に、⑫諸支出金、(1)基金費、3
公共施設整備基金費、
事業コード67100、
基金積立事業(
公共施設整備基金)で225億円の追加をしておりますのは、9月補正以降の
ふるさと応援寄附金見込み額225億円を一旦全額について
公共施設整備基金へ積み立てるものでございます。 続きまして、歳入についてご説明を申し上げます。 恐れ入りますが、4ページ、5ページにお戻り願います。 まず、⑰寄附金、(1)寄附金、1
総務費寄附金につきましては、9月補正以降の
ふるさと応援寄附金見込み額225億円を追加し、合計で360億円とするものでございます。 次に、⑱繰入金、(1)基金繰入金、2
公共施設整備基金繰入金につきましては、
ふるさと応援寄附金をそれぞれの使途に合わせて各基金へ積み立てるための財源として26億1,367万7,000円、及び
ふるさと応援寄附に係る所要経費分として167億9,532万8,000円、合わせて194億900万5,000円を
公共施設整備基金から繰り入れるものでございます。 報告は以上のとおりでございます。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻中隆君) 報告は以上のとおりであります。 ただいまの報告につきまして、ご質疑なりご意見等ございませんか。 (高道一郎君 登壇)
◆(高道一郎君) この専決議案については、
ふるさと納税にかかわる、予想以上に
ふるさと納税が集まったということと、それに伴う返礼品などの出がふえるということに基づいて、12月20日に専決されたという提案だと思います。 ただ、2月25日の全員協議会で、例の100億円還元セールに伴う出予算もこの今回の専決予算の中に含まれるというように私は聞いたんですが、それは間違いないでしょうか。 (政策監・
市長公室長 上野正一君 登壇)
◎政策監・
市長公室長(上野正一君)
ふるさと応援寄附の寄附金の収入というのは、3月31日までに歳入されたものについては当年度に当然歳入ということになるわけですけれども、それに伴う歳出というのは、必ずしも当年度に完結するものではなくて、発注の時期であるとか事業者さんの時期等によって次年度に繰り越すものっていうのは当然多くあるわけでございますので、その100億円の
キャンペーンそのものが全て寄附によって100億円支出することになるという想定でもございませんので、一部、当然その100億円の部分、全額ではないですけども、支払う場合があるということでご理解いただければと思います。
◆(高道一郎君) 過去にも、
ふるさと寄附がかなり増額されそうだということで、補正予算で、それに伴う出について補正予算を組まれたり、専決予算、その補正予算のときには我々反対をさせていただきましたけれども、それ以上に入る場合の出を組めないことになると、寄附された方にご迷惑をかけるということで、想定を超える歳入についての返礼品の出については、専決予算にはあえて反対はしてきませんでした、会派としてはね。ただ、今お伺いする中では、今回の専決の中には、いわゆるアマゾンの100億円還元の一部が含まれる可能性があると想定しての専決なのかどうかが我々が一番気になるところで、3月までの
ふるさと寄附がふえたために、従来の4割ないし4割5分の返礼品を返すということであれば従来どおりの対応ができるんですけれども、新たに設定したお礼ですか、返礼品ではないと市は主張されてますけど、それが含まれるとなるとちょっと話が違ってくるので、そこを確認させてほしいということなんです。
◎政策監・
市長公室長(上野正一君) 新たにということでおっしゃっていただいてるんですけども、以前にもお話ししたかと思いますけれども、今言われてる部分については、さのちょくというサイトを経由して寄附を申し込んでいただくということになってますので、これまでのいろんなサイトに支払ってる手数料、委託料的な部分について、今回お礼の、お礼というか、キャンペーンという形で提供するものでございますので、それを取り上げられて今までとは違うんだということを言われるというのは、ちょっと違うのでないかなというふうに思いますけど。
◆(高道一郎君) それは市の思いであって、我々、受け取る側からするとちょっと違うんですね。 要は、2月1日から応募というか、募集されてるわけですから、さのちょく分の3月末までの分については、一般会計の出納閉鎖が5月末ですから、それまでにそのアマゾン分というのは当然この出の167億9,000万円余りの中に含まれるという認識でよろしいんですね。
◎政策監・
市長公室長(上野正一君) ですから、この前も申し上げたんですけれども、寄附するものについて正確に見込むというのは、これはもう到底できない、もうほぼ不可能に近いものでありますから、その100億円のキャンペーンを打ったからといって、じゃあどれだけの、その100億円のうちどれだけの歳出が生じるかというのは、正直ばくっとしか見込めない状況でございます。 以前からも言いましたけども、補正予算を提出できるタイミングであれば、当然我々としても補正予算というのは出していきたい。 例えば、年末に至るまでの間というと、そんなに大きくその寄附金額というのは変わりませんけれども、年末にかけて急激な伸びを示すことがあることになってるわけですね、今までの例を見ても。だから、補正予算を提出するとなると、議会の1カ月半とか、それぐらいの前の時点で見込むわけですけれども、なかなか正確に見込めないと。先ほどおっしゃっていただいたように、じゃあ支出がしなければならないのにその予算がないということになると、いろんな方に迷惑がかかるということがあります。 そういうのはもう、企業的な形で活動してる部分だというふうにも我々は認識してますので、機動的な対応をしていかざるを得ませんので、専決しなければならないときについては専決をさせていただいてるということでございます。
◆(高道一郎君) いろいろおっしゃるんですけれども、この今議案になってる専決というのは、3月末までの出についてということやと思います。アマゾンのギフト券は2月1日から3月末まで応募されてるわけですから、それは幾らになるかわかりませんけれども、この専決予算の出の167億9,000万円の中に当然含まれるでしょということの確認だけをしてるわけで、専決したときの思いとか、そういうとことは別の話を聞いているわけです。
◎政策監・
市長公室長(上野正一君) その100億円が必ず含まれてるかというと、不足することも年度内にあり得るというふうには我々も認識してますので、その際には改めてもう一度予算の措置をする必要もあるのかなというふうには考えてます。 ですから、そこの議論をし出すと、もうなかなか決着点が見えないのかなというふうに思います。
◆(高道一郎君) このアマゾンの100億円がこの専決予算に全部含まれてると言ってるわけじゃないんですよ。167億円の中の返礼品の中の121億円の中には、今やってることからいうと、3月末までにアマゾンのギフト券も当然含まれてくる話になりますねということを確認してるだけなんです。 (市長 千代松大耕君 登壇)
◎市長(千代松大耕君) この予算につきましては、もう12月の時点で、12月自体がどれだけ
ふるさと納税をいただくかというのが見えない状況でありましたので、そういう中では、もうことしだけではなくて、去年もおととしもこういった形で、柔軟的な形の中で進めさせていただいて、ことしはキャンペーンも全国的に注目を浴びたというところでもございますし、その中で、その前にも、どれだけの形で入るかというところでは読めないような状況でもありますので、既にこれは、ずっと泉佐野市としてここ数年やらせていただいてた手法で、12月にどれだけ入るかわからないので、その中では専決処分という形で上げさせていただきたいという中で取り組んできた、その中で、100億円の今回の還元キャンペーンが非常に注目を浴びてることによって、高道議員はそういうふうに指摘されるかもしれませんけれども、そのような中で、
ふるさと納税のやり方の一つとしてお願いをさせていただいてたわけでございますので、それは今までにもやらせていただいてたやり方でありますので、その分はご理解いただきたいと思います。
◆(高道一郎君) 念のために申し上げますけれども、私どもの会派も
ふるさと納税自体を全否定してるわけではないんです。過大な競争に入っていくこと自体が、これ泉佐野と同じように全国の自治体がそういうふうな方向に行くと大変なことになるでしょうということも指摘させていただいて、妥当な返礼品ということも検討いただきたいということを言うてきたわけです。 ただ、私が気になるのは、市長のおっしゃる答弁でいくと、この3月までに従来の4割から4割5分の返礼品を前提に、360億円入るだろうということで見込まれたという専決予算であったという答弁かなと思うんですけれども、その中の、返礼品の中の一部のお金が2月1日からのアマゾンも対象になる予算ということになると納得できないということを申し述べてるだけであります。 もう一つは、12月20日に専決ということになりますと、12月19日まで市議会が開会されてたわけで、専決には当然決裁過程があるわけで、起案されて、これで専決しましょうかという決裁、最終この額ですから市長まで決裁されたと思うんですけれども、一定の期間がある中で何とか12月議会に間に合わなかったのかということも思うわけであります。 専決予算を決定する起案日と最終決裁を受けた日付だけ最後お尋ねします。
◎政策監・
市長公室長(上野正一君) すいません、手元に正確な資料がございませんので、また後ほどご報告させていただきます。
◆(高道一郎君) それじゃあ、日付だけではなしに、起案文書などもぜひとも上程というか、いただきたいということを述べて、この議案については反対せざるを得ないということを表明しておきます。
○議長(辻中隆君) ほか、質疑、ご意見等ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻中隆君) ないようでございますので、これより採決に入ります。 専決報告第1号専決処分の承認を求めることについてを報告どおり承認することに賛成の方は挙手願います。 (挙手多数)
○議長(辻中隆君) 挙手多数であります。よって、本件は報告どおり承認されました。
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△日程第5 専決報告第2号 専決処分の報告について
○議長(辻中隆君) 次に、日程第5、専決報告第2号専決処分の報告についてを議題といたします。 提案者の報告を求めます。 (政策監・総務部長 百村正義君 登壇)
◎政策監・総務部長(百村正義君) それでは、専決処分の報告につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決しました内容を同条第2項の規定によりご報告させていただきます。 恐れ入りますが、議案書5ページをお開き願います。 専決第1号損害賠償の額を定めること及び和解についてご報告いたします。 この事故は、平成30年9月8日土曜日、午前10時ごろ、泉佐野市下瓦屋3丁目1番30号付近の駐車場内におきまして、台風21号の被害による瓦れき処理作業中、市民課職員が公用車を徐行にて後退していたところ、周辺状況の確認が不十分であったため、公用車の左ブレーキランプないし左荷台バンパー部分を議案書記載の相手方所有倉庫の側壁面に接触、損傷させたものでございます。幸い、この事故による負傷者はございませんでした。平成31年2月4日、損害賠償金24万8,400円を支払うことで合意が得られましたので、民法第695条の規定により和解をしたものでございます。 なお、損害賠償金につきましては、公益社団法人全国市有物件災害共済会から全額補填される予定となっております。 今後、より一層安全運転に心がけ事故の防止に努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻中隆君) 報告は以上のとおりであります。 ただいまの報告につきまして、ご質疑の点ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻中隆君) ないようでございますので、以上で専決処分の報告を終わります。
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△日程第6 議案第1号 第5次泉佐野市総合計画の策定について
○議長(辻中隆君) 次に、日程第6、議案第1号第5次泉佐野市総合計画の策定についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。 (政策監・
市長公室長 上野正一君 登壇)
◎政策監・
市長公室長(上野正一君) それでは、議案第1号第5次泉佐野市総合計画の策定につきまして提案趣旨をご説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案書7ページをお開き願います。 なお、基本構想案は別冊となっておりますので、そちらもごらんください。 本市では、平成20年3月に、「賑わいと歴史ある迎都 泉佐野-ひとを育み ひとにやさしく-」を将来像とする第4次泉佐野市総合計画を策定いたしました。以来、この総合計画に基づき、まちづくりを行ってきたところでございます。 本市は、関西国際空港の玄関都市として、海外及び国内のさまざまな地域との経済的、文化的交流を活発に展開し得る優位性を持っており、またその優位性を生かした都市基盤を構築してまいりました。 一方、人口減少社会の到来、少子・高齢化の進行、急速な情報化の進展、地球規模での環境問題の深刻化、大規模な自然災害の発生など、現計画の策定時点での想定を上回る社会、経済環境の変化が生じており、国と地方の関係においても、地方分権の進展に伴い自治体の枠組みや地方財政制度が大きく変化しつつある中で、より戦略的な視点を持った自治体運営が市政に求められております。 今回ご提案をしております第5次泉佐野市総合計画基本構想案は、こうした社会潮流や本市のまちづくりの動向を踏まえ、本市が直面している多様な課題に対処するため、また総合的かつ計画的な行財政運営を図るための将来の目標をお示しし、その目標達成に必要な基本方針を定めるもので、本市の今後10年間の新たなまちづくりの指針となるものでございます。 策定に当たっては、過去4次にわたる総合計画の理念とこれまでの成果を踏まえ、市民に最も近い基礎自治体としての役割と責任をより一層果たすため、社会、経済環境の変化を的確に把握し、時代のニーズ、市民のニーズを取り入れつつ本市の強みや特性をさらに発展させたまちづくりを目指し、第5次泉佐野市総合計画基本構想案を取りまとめたところでございます。 策定に関しましては、昨年5月7日から、市議会から議長、副議長を初め、各会団体のご代表の方々並びに市民公募の方々で構成する総合計画策定審議会に諮問いたしましてご審議をお願いし、約9カ月にわたる慎重な審議の結果、本年2月7日に答申をいただいたところでございます。 この基本構想案の骨子につきましては、1ページにございますように、現行の第4次泉佐野市総合計画の基本理念を一定継承する形となっております。 そこを踏まえた上で、近年の本市をめぐる社会情勢や時代の潮流も勘案し、生活者や来訪者などの人に視点を置いた持続可能なまちづくりを積極的に推進していくことを本市の理念として掲げるものでございます。 この持続可能なまちづくりを推進していくためには、人を支えるとともに、人をつくり、そしてその人、市民の皆様とともににぎわいをつくっていく、そういったまちづくりを進める必要があります。 さらには、そのにぎわいをエネルギーに変えて、世界へ飛躍する国際都市を目指すこととし、2ページにございますように、「世界に羽ばたく国際都市 泉佐野-ひとを支え ひとを創り 賑わいを創る-」を将来像と設定いたしました。 次に、3ページからの「将来人口」でございますが、現行の約10万人の人口を維持、増加していくためには、合計特殊出生率を2040年までに2.07としていくことや、国際空港の玄関都市としてのメリットを生かして、社会増を毎年0.4%、400人ずつ上昇させることが必要であります。 そのために、市域全体のさらなる発展を目指しながら、定住人口の維持、増加とともに、交流人口の拡大を目指してまいります。 次に、5ページからの「都市構造」、「土地利用等」といたしまして、市民生活を中心とした拠点として、南海泉佐野駅を中心拠点とし、また市役所周辺の行政、文化拠点、JR日根野駅周辺の地域拠点やその他の各鉄道駅周辺の生活拠点との連携に留意しながら、商業、業務、文化等の拠点機能の集積と誘導を図ります。このほか、市域を越えた国内外を見据えた拠点として、国際交流拠点、レクリエーション拠点、観光拠点、流通、生産拠点を都市拠点として位置づけます。 また、地域ごとの特性や課題を整理し、まちづくりの将来像や整備方針を示すことで、望ましい土地利用への整備と誘導を進めます。 次に、9ページからは、まちづくりの基本方向であります政策でございますが、本市の特性を生かした、この先10年間を見据えたものとして構成しています。 各政策分野の順序は、このササユリの花のイラストであらわしていますように、「賑わいを創る」という花を咲かせるためには、「まちを創り、支える」ことを土台として、「ひとを支える」とともに「ひとを創る」、そして人、市民の皆様とともに「賑わいを創る」ことを目指した7つの章立てとしており、この7つの章、政策によって、将来像の実現を図るための諸施策を推進するものでございます。 それでは、この7つのまちづくりの基本方向、政策をご説明いたします。 まず、10ページの「地域の強みを生かし、賑わいを創り出すまちづくり(活力・賑わい)」では、地場産業及びりんくうタウンを生かした取り組みにより産業の活性化を図ります。農業、林業、漁業、商業、工業及び観光においては、関係団体との連携を強化し、加えて地域の歴史や文化財を活用した景観行政を推進し、人の流れを生み出すことで、市全体が一体となった、地域資源を生かした産業の振興を推進します。 特に農業、漁業については、地産地消を推進し、担い手の育成、確保を図ります。また、特定の業種の好不況に左右されないよう、多様な業種の企業誘致を進めるとともに、地元企業の経営基盤の安定化や就労支援などの雇用促進から、市民の安定した生活につながる取り組みを進めます。 さらに、国内外からの観光客が増加する中、国際都市宣言に基づき、受け入れ態勢の整備や友好都市交流を図り、市民レベルでの交流活動及び国際理解協力を推進することで、地域の活性化に寄与するとともに、活力とにぎわいのあるまちづくりを進めます。 次に、12ページの「ひとを豊かに育むまちづくり(子育て・教育)」では、人を豊かに育むための環境整備を進める中で、切れ目のない子育て支援を行い、とりわけ若い世代が安心して子育てができるまちづくりを進めます。 あわせて、学校、園、地域、家庭の連携を一層深めることにより、それぞれの教育力のみならず、総合的な教育力を向上させるとともに、ソフト、ハードの両面において国際都市にふさわしい教育環境の整備を進めます。 また、豊かな自然や多様な教育、文化施設のほか、関西国際空港を初めとする地域資源を積極的に活用しながら、全ての市民が自発的、継続的に生涯教育や文化活動、スポーツに親しむことができる、魅力と活力のある文化的なまちづくりを進めます。 次に、13ページの「市民と協働し、すべてのひとが輝けるまちづくり(自律・協働・多様性)」では、全ての市民の人権が尊重される地域社会を築くため、その意識の高揚に努めるとともに、多文化共生社会及び男女共同参画社会の形成を進めてまいります。 また、地域コミュニティーの強化を図るため、防災や防犯対策などの推進並びに地域活動やサークル活動などのまちづくり活動への参加を促進し、市民一人一人が地域コミュニティーの活性化に寄与することにより、全ての人が輝けるまちづくりを進めます。 次に、14ページの「すこやかで、ひとがつながり支え合うまちづくり(支え合い・福祉・健康)」では、高齢者や障害のある人を初め、全ての要援護者の自立支援を進め、保健、医療及び福祉の連携を図り、健やかで人がつながり支え合う地域共生社会づくりを進めます。 また、健康都市宣言に基づき、健康づくりの支援や疾病の予防、地域医療の充実など、市民一人一人が主役となり、健康寿命の延伸を図る環境づくりを進めます。 次に、15ページの「安全でひとと環境にやさしいまちづくり(安全・防災・環境)」では、防災に関するさまざまな分野の施策を総合的かつ計画的に進め、災害に強い強靱なまちづくりを進めます。 また、豊かで恵まれた自然環境を背景とした、地域の人々のつながりを生かした環境対策、生活の多様化に伴う消費生活対策や交通安全対策の推進に取り組み、安全で環境に優しいまちづくりを進めます。 次に、16ページの「快適で住みやすいまちづくり」(快適・憩い・生活基盤)では、道路や上下水道、公園などの都市基盤整備の充実とともに、耐震化、長寿命化を図り、災害に強いまちづくりを進めます。 また、地域特性を踏まえた都市機能の形成やバリアフリー化の推進、民間建築物の耐震化や空き家対策などを進めることで、市民が安心して快適に暮らし続けることのできるまちづくりを進めます。 最後になりますが、17ページの「総合計画の実現に向けて」では、市民に最も近い基礎自治体としての役割と責任をこれまで以上に果たすため、町の魅力を発信し、民間活力の導入を進め、広域行政の推進や一層の人材育成を行うことで、自治体独自の強みの形成を進めます。 また、総合計画を着実に実行するため、継続的な行政改革を実施するとともに、新たな歳入の確保により安定的な財政運営を進めます。 さらに、本計画に基づく施策の進行管理や事業評価とともに、市民等への行政情報が行き届くように自治体運営を進めてまいります。 第5次泉佐野市総合計画基本構想案の趣旨については以上のとおりでございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻中隆君) これより質疑に入ります。 ご質疑の点ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻中隆君) ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。 本議案については、会議規則第35条第1項の規定により
総務産業委員会に付託いたします。
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△日程第7 議案第2号 泉佐野市手数料条例の一部を改正する条例制定について
○議長(辻中隆君) 次に、日程第7、議案第2号泉佐野市手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。 (政策監・
市長公室長 上野正一君 登壇)
◎政策監・
市長公室長(上野正一君) それでは、議案第2号泉佐野市手数料条例の一部を改正する条例制定について提案理由をご説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案書の9ページをお開き願います。 今回の改正理由といたしましては、土地改良法に基づく証明書の発行業務につきましては従来大阪府が実施しておりましたが、平成31年4月から本市が権限移譲を受けることとなりましたので、当該事務に係る手数料を条例で定めるものでございます。 なお、金額につきましては、大阪府条例及び大阪府内において既に大阪府から権限移譲を受けております市町村の条例と同じ内容を同じ金額としております。 内容でございますが、泉佐野市手数料条例の別表18の3の項の次に別表18の4の項として、土地改良区の土地改良事業計画もしくは定款の記載事項または役員に係る事項に関する証明手数料として1件につき510円と規定し、次に18の5の項として、土地改良区の代表者の印鑑及び資格に関する証明手数料として1件につき510円と規定するものでございます。 最後に、附則として、この条例は平成31年4月1日から施行するものでございます。 説明は以上のとおりでございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻中隆君) これより質疑に入ります。 ご質疑の点ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻中隆君) ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。 本議案については、会議規則第35条第1項の規定により
総務産業委員会に付託いたします。
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△日程第8 議案第3号
泉佐野市立地場産業支援センターの指定管理者の指定について
○議長(辻中隆君) 次に、日程第8、議案第3号
泉佐野市立地場産業支援センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。 (まちの
活性化担当理事 西納久仁明君 登壇)
◎まちの
活性化担当理事(西納久仁明君) それでは、議案第3号
泉佐野市立地場産業支援センターの指定管理者の指定について提案理由のご説明を申し上げます。 恐れ入りますが、議案書11ページをお開き願います。
泉佐野市立地場産業支援センターにつきましては、平成26年4月1日より本年3月末日までの5年間、現行の指定管理者と基本協定を締結し管理運営を行っておりましたが、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間に係る指定管理者を募集しましたところ、1団体から応募があり、指定管理者選定委員会を設置し選考を行った結果、議案書に記載の団体が選定され、指定管理候補者と指定いたしました。つきましては、地方自治法第244条の2第3項の規定により、
泉佐野市立地場産業支援センターの指定管理者の指定をするに当たり議決をお願いするものでございます。 1、公の施設、名称、
泉佐野市立地場産業支援センター、位置、泉佐野市市場西1丁目8番8号。 2、指定管理者、住所、泉佐野市上町1丁目3番1号、名称、大阪タオル工業組合、代表理事金野泰之。 3、指定の期間、平成31年4月1日から平成36年3月31日まで。 説明は、簡単ではございますが、以上のとおりでございます。ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(辻中隆君) これより質疑に入ります。 ご質疑の点ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻中隆君) ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。 本議案については、会議規則第35条第1項の規定により
総務産業委員会に付託いたします。
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△日程第9 議案第4号
泉佐野市立地場産業支援センター条例の一部を改正する条例制定について
○議長(辻中隆君) 次に、日程第9、議案第4号
泉佐野市立地場産業支援センター条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。 (まちの
活性化担当理事 西納久仁明君 登壇)
◎まちの
活性化担当理事(西納久仁明君) それでは、議案第4号
泉佐野市立地場産業支援センター条例の一部を改正する条例制定について提案理由のご説明を申し上げます。 恐れ入りますが、議案書13ページから14ページをお開き願います。 今回の条例改正の主な理由といたしまして、老朽化し部品交換等ができない機器設備類を廃止し整理したことによるものでございます。 それでは、条文に沿ってご説明申し上げます。 別表イを次のように改めるとございますのが、先ほども説明させていただきましたように、老朽化し部品交換等ができないことから、使用できない設備類を廃止し、使用できる設備のみとさせていただいたものでございます。 なお、使用できない機器設備におきましても、タオル等の一連の製造過程において欠かせないものにつきましては、見学用として展示することとしております。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するとしております。 説明は、甚だ簡単ではございますが、ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(辻中隆君) これより質疑に入ります。 ご質疑の点ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻中隆君) ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。 本議案については、会議規則第35条第1項の規定により
総務産業委員会に付託いたします。
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△日程第10 議案第5号 泉佐野市
介護保険条例の一部を改正する条例制定について
○議長(辻中隆君) 次に、日程第10、議案第5号泉佐野市
介護保険条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。 (政策監・
健康福祉部長 丹治弘君 登壇)
◎政策監・
健康福祉部長(丹治弘君) それでは、議案第5号泉佐野市
介護保険条例の一部を改正する条例制定につきまして提案理由のご説明を申し上げます。 議案書15ページをお願いいたします。 今回の改正は、本年10月の消費税率の引き上げに合わせ、低所得者の介護保険料の軽減を図るものでございます。 まず、2行目前段で、第3条第2項中、平成30年度を平成31年度に、3万5,100円を2万9,250円に改めとしております。 現在、本市の介護保険料につきましては、第3条第1項で各所得段階ごとに定めておりますが、所得の低い第1段階の保険料につきましては、本則では3万9,000円としつつ、読みかえにより3万5,100円としております。 これは前回の消費税増税の際に設けられた軽減策でございますが、今回さらにその額を2万9,250円に引き下げるものでございます。 次に、2行目後段からでございますが、同条に次の2項を加えるとして、第3項と第4項を追加しております。 これは軽減を行う所得段階を拡大するもので、次に所得の低い第2段階及び第3段階について、それぞれ読みかえを規定するものでございます。 まず、第3項では、第2段階の保険料5万8,500円を4万8,750円に、次に第4項では、第3段階の保険料、現在は第2段階と同額の5万8,500円となっておりますのを5万6,550円にそれぞれ読みかえて適用するものでございます。 次に、附則といたしまして、第1項では、施行期日を公布の日から起算して三月を超えない範囲内において規則で定めるとしております。これにつきましては、介護保険法施行令の改正後、速やかに施行できるように定めたものでございます。 最後に、第2項では、次のページにわたりますが、経過措置を定めております。 なお、平成31年度は消費増税の影響は10月からの半年分となります。通年分となる平成32年度の保険料につきましては、来年度改めて条例改正をお願いすることとなりますので、よろしくお願いいたします。 説明は以上でございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻中隆君) これより質疑に入ります。 ご質疑の点ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻中隆君) ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。 本議案については、会議規則第35条第1項の規定により
厚生文教委員会に付託いたします。
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△日程第11 議案第6号 泉佐野市
ひとり親家庭の医療費の助成についての条例の一部を改正する条例制定について
○議長(辻中隆君) 次に、日程第11、議案第6号泉佐野市
ひとり親家庭の医療費の助成についての条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。 (こども部長 古谷信夫君 登壇)
◎こども部長(古谷信夫君) それでは、議案第6号泉佐野市
ひとり親家庭の医療費の助成についての条例の一部を改正する条例制定について提案理由のご説明を申し上げます。 恐れ入りますが、議案書17ページをお開き願います。 今回の改正は、生活困窮者等の自立を促進するための生活困窮者自立支援法等の一部を改正する法律の施行に伴う、厚生労働省令の整備等に関する省令が施行されたのを受けて、児童扶養手当における受給者の所得を確認する期間を変更したため、
ひとり親家庭の医療費助成における所得確認期間を同様に改めるものでございます。 まず、第2条の2におきまして、新たに助成の適用を受けようとする方について、これまで1月から6月の申請分は前々年の所得を確認していたものを、今後は1月から9月の申請分について前々年の所得を確認することに改めるものでございます。 次に、附則としまして、第1項で施行期日を定めております。 説明は、簡単ですが、以上のとおりでございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(辻中隆君) これより質疑に入ります。 ご質疑の点ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻中隆君) ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。 本議案については、会議規則第35条第1項の規定により
厚生文教委員会に付託いたします。
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△日程第12 議案第7号
泉佐野市立次世代育成地域交流センター条例の一部を改正する条例制定について
○議長(辻中隆君) 次に、日程第12、議案第7号
泉佐野市立次世代育成地域交流センター条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。 (こども部長 古谷信夫君 登壇)
◎こども部長(古谷信夫君) それでは、議案第7号
泉佐野市立次世代育成地域交流センター条例の一部を改正する条例制定について提案理由のご説明を申し上げます。 恐れ入りますが、議案書19ページをお開き願います。 この条例は、平成31年1月29日にプレオープンし平成31年度から本格稼働いたします日根野町会館1階を活用した地域子育て支援センター分館において子育て支援事業を実施するに当たりまして、必要な規定の改正を行うものでございます。 まず、第2条第1号中、「子育て支援センター」を「地域子育て支援センター」に改め第2項を加えますのは、文言修正と新たに日根野2634番地の1に地域子育て支援センター分館を設置する規定を設けるものでございます。 次に、附則としまして、この条例は公布の日から施行するものです。 説明は、簡単ですが、以上のとおりでございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻中隆君) これより質疑に入ります。 ご質疑の点ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻中隆君) ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。 本議案については、会議規則第35条第1項の規定により
厚生文教委員会に付託いたします。
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△日程第13 議案第8号 泉佐野市
稲倉青少年野外活動センター条例の一部を改正する条例制定について
○議長(辻中隆君) 次に、日程第13、議案第8号泉佐野市
稲倉青少年野外活動センター条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。 (政策監・教育部長 溝口治君 登壇)
◎政策監・教育部長(溝口治君) それでは、議案第8号泉佐野市
稲倉青少年野外活動センター条例の一部を改正する条例制定につきまして提案理由をご説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案書21ページをお開き願います。 今回の改正は、泉佐野市稲倉青少年野外活動センターについて今後の施設及び業務のあり方等の検討を進めるため、同センターの指定管理者による管理を停止し、教育委員会の直営管理へと移行するに当たり、所要の改正を行うものでございます。 それでは、改正条文に沿ってご説明申し上げます。 まず、第2条の2を削るとありますのは、指定管理者による管理について規定した条文の全部を削除するものでございます。 次に、第3条第1項中、指定管理者を泉佐野市教育委員会(以下委員会という)に改め、同条第2項中、指定管理者を委員会に改めるとありますのは、同センターの使用の許可権限者を指定管理者から泉佐野市教育委員会に改めるものでございます。 次に、第4条中、指定管理者を委員会に改めるとありますのは、同センターの使用許可の取り消し権限者を指定管理者から泉佐野市教育委員会に改めるものでございます。 次に、第5条第2項中、「指定管理者は市長が定める基準に従い」を、「市長は特別の理由があると認めたときは」に改めるとありますのは、使用料の免除を市長の権限とするため文言の整理を行うものでございます。 次に、第6条ただし書き中、「指定管理者は市長が定める基準に従い」を「市長が特別の理由があると認めたときは」に改めるとありますのは、使用料の還付を市長の権限とするため文言の整理を行うものでございます。 次に、第9条中、指定管理者を委員会に改めるとありますのは、同センターにおける特別の施設の取り扱いについての権限を指定管理者から泉佐野市教育委員会に改めるものでございます。 最後に、第10条の2を削るとありますのは、指定管理者による使用料の管理について規定した条文全部を削除するものでございます。 なお、附則第1項では、施行期日といたしまして、この条例は平成31年4月1日から施行するものでございます。 また、22ページの附則第2項では、経過措置といたしまして、この条例の施行前にこの条例による改正前の泉佐野
稲倉青少年野外活動センター条例の規定によってした処分、手続、その他の行為は、この条例による改正後の泉佐野市
稲倉青少年野外活動センター条例の相当規定によってしたものとみなすものでございます。 説明は以上のとおりでございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻中隆君) これより質疑に入ります。 ご質疑の点ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻中隆君) ないようでございますので、これをもって質疑を終結いたします。 本議案については、会議規則第35条第1項の規定により
厚生文教委員会に付託いたします。
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△日程第14 議案第9号 平成30年度泉佐野市
一般会計補正予算(第8号)
○議長(辻中隆君) 次に、日程第14、議案第9号平成30年度泉佐野市
一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 本議案については、まず補正予算の総括について説明を求めます。 (政策監・
市長公室長 上野正一君 登壇)
◎政策監・
市長公室長(上野正一君) 議案第9号平成30年度泉佐野市
一般会計補正予算(第8号)の総括につきましてご説明を申し上げます。 恐れ入りますが、議案書別冊の11ページをお開き願います。 今回補正をお願いしておりますのは、まず第1条におきまして、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9億5,006万3,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,222億3,820万9,000円とするものでございます。
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額につきましては、第1
表歳入歳出予算補正によるものでございます。 続きまして、第2条におきましては繰越明許費をお願いしております。 その内容につきましては、恐れ入りますが14ページをごらん願います。 第2表繰越明許費といたしまして10件計上しております。 上から順に、②総務費、(1)総務管理費、電算管理運営事業におきましては、住民基本台帳ネットワーク基金の更新について、部品不足により年度内の納品及びセットアップ等作業は不可能となったため、事業費の全額を繰り越すものでございます。 ⑥農林水産業費、(1)農業費、経営体育成支援事業におきましては、平成30年の台風21号により農業施設等に被害を受けた農業者の施設復旧に係る国庫補助事業として市が被災農家へ補助を行うものでございますが、全国的な災害の影響で復旧の資材や復旧を行う施工業者の人材不足などで、年度内の事業完了が困難となったため繰り越すものでございます。 同じく⑥農林水産業費、(1)農業費、一般事務事業(農林水産課)におきましては、養豚業経営に伴うふん尿処理時の臭気対策として臭気軽減装置の導入に対する泉佐野畜産振興連絡協議会への補助金ですが、ウイルスによる熱性伝染病が発生し、その対応で設備製造業者の技術者が不足したことなどで設備製造がおくれ、年度内の事業完了が困難となっているため全額繰り越すものでございます。 ⑧土木費、(2)道路橋梁費、羽倉崎新安松線整備事業におきましては、南海本線泉佐野8号踏切道の拡幅事業に係る経費で、営業路線での拡幅工事施工のため終電より始発までの夜間施行で計画をしておりますが、沿道の近隣住民との協議により土日、祝日は休工とすることなどにより、約6カ月の工期延期が必要となったため繰り越すものでございます。 同じく⑧土木費、(4)都市計画費、
熊取駅西地区整備事業におきましては、平成30年度において仮設進入路の整備と佐野川及び雨山川橋梁のそれぞれの左岸橋台の設置工事及び道路築造部分の粗造成を実施する予定でしたが、橋台の基礎ぐい設置工事に対する近隣家屋への振動対策の検討、調整に時間を要し、基礎工の着手に遅延が生じ、工事工程が約3カ月おくれているため繰り越すものでございます。 同じく⑧土木費、(4)都市計画費、鉄道施設安全対策補助事業におきましては、平成30年の台風21号により関空連絡鉄道が停止し空港のアクセス機能に多大なるダメージが生じた原因となりました浸水被害の防止を目的に、新関空株式会社が鉄道の電気設備及び排水ポンプの操作盤を地表面に移す工事に対する補助金で、空港の防災機能の強化対策工事を支援し、一日でも早く浸水被害の再発防止を図り、災害により発生する経済的損失など、さまざまなリスク軽減を図るため、また年度をまたいだ事業工程となりますため、この3月議会で補正予算を上程させていただくとともに全額繰り越すものでございます。 次に、⑩教育費、(2)小学校費、小学校施設整備事業におきましては、長南小学校の敷地外周にある控え壁のないブロック塀を撤去し、より安全なフェンスを設置する経費ですが、ブロック塀の一部を外壁として利用した形で現在体育倉庫が設置されており、新たに体育倉庫を設置しなければブロック塀の撤去ができないということが判明しており、体育倉庫は来年度に予定しているエレベーター棟などの増築に合わせて行うこととしたため繰り越すものでございます。 同じく⑩教育費、(5)社会教育、費重要文化財保存整備事業におきましては、文化庁からふるさと文化財の森として設定されております意賀美神社の境内林におきまして、平成30年の台風21号により多数の倒木が発生するなどの被害が生じたため、これらを原状復旧する災害復旧事業が文化庁の国庫補助事業として採択されたことを受けまして国指定文化財修理費補助金として補助するものでございますが、予想以上の被害状況が確認でき、業務完了が平成31年11月末となることが見込まれるため、この3月議会で補正予算を上程させていただくとともに全額を繰り越すものでございます。 次に、⑭災害復旧費、(3)公共土木施設災害復旧費、住宅施設災害復旧事業におきましては、平成30年の台風21号により被災し家屋に住めない状況になった市民に対し市が借り上げている民間賃貸住宅に係る経費で、入居期間が最長1年であることから、平成31年度支払い予定分の賃料について繰り越すものでございます。 同じく⑭災害復旧費、(3)公共土木施設災害復旧費、公園施設災害復旧事業におきましては、平成30年の台風21号により破損した各公園施設の復旧経費で、平成30年の大阪北部地震を初めとするたび重なる災害により近畿圏では災害復旧工事が多数行われており、フェンスなどの建設資材及び従事する人員や機械などが不足した状態が続いており、発注が遅延しているため繰り越すものでございます。 続きまして、今回の補正の主な内容について申し上げます。 まず、投資的経費といたしまして、鉄道施設安全対策補助事業として、平成30年の台風21号による浸水被害による関空連絡鉄道の停止を受け、新関空株式会社が鉄道の電気設備及び排水ポンプの操作盤を地表面に移す工事に対する補助金、重要文化財保存整備事業として、文化庁からふるさと文化財の森として設定されている意賀美神社の境内林について、平成30年の台風21号により多数の倒木が発生するなどの被害が生じたため、これらを原状復旧する災害復旧事業が文化庁の国庫事業として採択されたことを受け、本市の補助金交付要綱に基づき補助をする国指定文化財修理費補助金。 次に、経常経費といたしまして、定年前早期退職等による退職手当の追加、国際ソロプチミスト大阪-りんくう様より図書購入費として受けた寄附金の活用、関西国際空港ロータリークラブ様より子ども食堂の活動支援分して受けた寄附金の活用、福祉振興として受けた寄附金4件の福祉基金への積み立てなどとなっております。 総括といたしましては、以上のとおりでございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻中隆君) ただいまの説明につきまして、ご質疑の点ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻中隆君) ないようでございますので、これをもって総括の説明に対する質疑を終結いたします。 次に、歳入歳出補正予算の審議に入ります。 審議につきましては、事項別明細書によってご審議願います。 まず、定例会議案別冊18ページからの歳出各款について、順次提案者の説明を求めます。 (政策監・総務部長 百村正義君 登壇)
◎政策監・総務部長(百村正義君) 議案第9号平成30年度泉佐野市
一般会計補正予算(第8号)の歳出のうち、私が所管しております事項につきまして提案理由をご説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案書別冊18、19ページをお開き願います。 ②総務費、(1)総務管理費、1一般管理費、
事業コード00800、人件費事業(一般管理費)、03職員手当等におきまして、退職手当で2億8,779万1,000円の補正をお願いするものでございます。 恐れ入りますが、説明の都合上、22ページの補正予算(第8号)、給与費明細書をごらん願います。 給与費明細書の1一般職、(1)総括におきまして、中ほどの職員手当で2億8,779万1,000円の増額となっておりますのは、定年前早期退職等で18人の退職者が生じたことによる退職手当の増でございます。 これによりまして、2段目の表、職員手当の内訳に記載のとおり、退職手当の補正後の額は4億7,040万3,000円となるものでございます。 3段目の表の(2)給料及び退職手当の増減額の明細でございますが、1その他の増減分、退職による増としまして、2億8,779万1,000円の増になるものでございます。 簡単ではございますが、説明は以上のとおりでございます。よろしくご審査の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 (政策監・
健康福祉部長 丹治弘君 登壇)
◎政策監・
健康福祉部長(丹治弘君) 続きまして、議案書別冊は18、19ページの2段目の表をごらん願います。 ③民生費、(1)社会福祉費、1
社会福祉総務費、
事業コード15300、
基金積立事業(福祉基金)におきまして、25積立金として11万3,000円の補正をお願いしております。 これは、今年度福祉のためにご寄附いただきました4件、11万2,990円を福祉基金に積み立てるものでございます。 説明は以上でございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 (こども部長 古谷信夫君 登壇)
◎こども部長(古谷信夫君) それでは続きまして、平成30年度補正予算のうち、私の所管いたします民生費及び教育費の項目につきましてご説明申し上げます。 議案書別冊の同じく18ページ、19ページ、上から3段目の表をごらんください。 ③民生費、(2)児童福祉費、1児童福祉総務費、
事業コード83264、子供の未来応援事業におきまして2万円の補正をお願いしております。 これは、子ども食堂の活動支援として関西国際空港ロータリークラブ様からいただいた寄附金を活用し衛生用品を購入するため、11事業費で2万円を計上するものであります。 続きまして、議案書別冊の20ページ、21ページをお開き願います。上から2段目の表をごらんください。 ⑩教育費、(4)幼稚園費、1幼稚園費、
事業コード56800、幼稚園就園奨励事業におきまして、19負担金補助及び交付金で498万円の増額補正をお願いしております。 これは、私立幼稚園におきまして満3歳児の途中入園児が例年に比べて極端に増加したため、私立幼稚園就園奨励費補助金で512万4,000円の不足が生じますが、一方、私立幼稚園児就園助成金で14万4,000円の不用額が生じる見込みがありますので、相殺した498万円を計上するものでございます。 なお、財源につきましては、幼稚園就園奨励費補助金の512万4,000円に対する国負担3分の1の170万7,000円を除く327万3,000円が市負担額となるものです。 説明は、簡単ですが、以上のとおりです。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願いいたします。 (政策監・
市長公室長 上野正一君 登壇)
◎政策監・
市長公室長(上野正一君) 続きまして、私の所管いたします事項について提案理由をご説明申し上げます。 議案書別冊は18ページ、19ページにお戻り願います。 上から4段目の④衛生費、(3)病院費、1病院費、
事業コード81430、地方独立行政法人りんくう総合医療センター運営負担金事業で1億7,700万円の補正をお願いしております。 これは、
ふるさと応援寄附金のうち、メディカルプロジェクトとして医療環境整備を目的としていただいた寄附金から謝礼品等の経費を差し引いた金額をりんくう総合医療センターへ運営負担金として繰り出すものでございます。 説明は、簡単ですが、以上のとおりでございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 (政策監・
生活産業部長 岡本祐一君 登壇)
◎政策監・
生活産業部長(岡本祐一君) 続きまして、補正予算のうち、私の所管しております事項につきまして提案理由をご説明いたします。 議案書別冊18、19ページの下から2段目の表をごらんください。 ⑥農林水産業費、(1)農業費、5農地費、
事業コード34900、府単独安全・安心な農空間(ため池等整備)事業で、19負担金補助及び交付金355万4,000円をお願いするものでございます。 この事業は、平成29年度に発生しました台風21号に伴う大雨により泉佐野市日根野土地改良区が管理する大池の堤の一部が滑落し被災した部分の土砂を掘り起こし、再度盛り土を施工して原形復旧したところでございますが、平成30年4月25日の大雨に始まり、7月4日の豪雨、9月の台風21号等により再度被害を受け、さらに国費対象部分の範囲を超えた被害となりました。 この府単独安全・安心な農空間事業では、今回の災害復旧に係る事業費のうち国費対象外部分の経費を計上し、府単独補助事業の適用を受け復旧を行うもので、泉佐野市日根野土地改良区が事業主体として実施する事業710万8,000円のうち、市より災害支援の観点から50%の355万4,000円を補助するものでございます。 続きまして、議案書別冊21ページの最下段の表をごらん願います。 ⑭災害復旧費、(2)農林水産施設災害復旧費、1農業用施設災害復旧費、
事業コード83360、農業用施設災害復旧事業で、19負担金補助及び交付金478万8,000円をお願いするものでございます。 この事業は、先ほど説明しました事業と同じく、平成30年4月以降の豪雨、台風等により被災した大池堤体の災害復旧に係る事業のうち、国庫補助対象の事業費分を計上させていただくものでございます。 当事業は、ため池の管理者の泉佐野市日根野土地改良区が事業主体となり、事業費の負担は農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律に基づき、全事業費1,368万円のうち、国が事業費の65%、市が災害支援の観点から35%の478万8,000円を農業用施設災害復旧事業補助金としまして、事業主体である泉佐野市日根野土地改良区に補助するものでございます。 簡単ですが、説明は以上のとおりでございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 (
官民連携推進担当理事 甲田裕武君 登壇)
◎
官民連携推進担当理事(甲田裕武君) 続きまして、議案書別冊は18、19ページの下段から20、21ページの上段の表をごらんください。 ⑧土木費、(4)都市計画費、4公園費、
事業コード83313、りんくう公園事業特別会計繰出金事業におきまして4億3,880万円の増額補正をお願いしています。 これは、りんくう公園予定地で進めておりますスケートリンクを核としたまちづくりにおいて、平成30年度中の造成工事、道路整備工事等の財源の一部を一般会計から繰り出すもので、さらにその一般会計からの財源として、
ふるさと納税として寄附をいただいた金額のうち、その使途を関空アイスアリーナプロジェクト(スケートリンクを核としたまちづくり事業)にいただいた金額を充当するものでございます。 説明は、簡単ですが、以上のとおりです。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 (政策監・
都市整備部長 藤基忠興君 登壇)
◎政策監・
都市整備部長(藤基忠興君) それでは、
一般会計補正予算のうち、私の所管いたします項目につきまして提案理由をご説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案書別冊20ページから21ページ最上段の表をごらんください。 ⑧土木費、(4)都市計画費、5地域整備費、
事業コード83238、鉄道施設安全対策補助事業におきまして、19負担金補助及び交付金で3,166万7,000円の増額補正をお願いしております。 これは、先ほどの繰越明許費での説明と一部重複いたしますが、昨年の台風21号による浸水被害により関空連絡鉄道が停止し、空港のアクセス機能に大きなダメージが生じました。これを受け新関空株式会社が対策工事を行いますが、その工事につきまして同社より本市に補助金の要望があったものでございます。 当該補助金は、事業者が3分の1、国が3分の1、地方公共団体である大阪府と泉佐野市がそれぞれ6分の1を負担するという協調補助でございまして、国は先の通常国会において補正済みとなっております。また、大阪府は2月からの府議会で地方補助分を上程しておりまして、本市といたしましては、関空の玄関都市として、国、府と同様に協調補助することにより、空港の防災機能の強化対策に支援を行い、浸水被害の再発防止を図るとともに、災害により発生する経済的損失などのさまざまなリスクの軽減を図るものでございます。 説明は、簡単ですが、以上のとおりでございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 (政策監・教育部長 溝口治君 登壇)
◎政策監・教育部長(溝口治君) 続きまして、私の所管事項につきまして提案理由をご説明申し上げます。 議案書別冊の20、21ページの3段目の表をごらん願います。 ⑩教育費、(5)社会教育費、3図書館費、
事業コード83225、図書館管理運営事業の18備品購入費におきまして10万円の増額補正をお願いしております。 これは、国際ソロプチミスト大阪-りんくう様より図書購入費に活用してくださいとのご寄附をいただきました浄財10万円を図書購入に活用させていただくものでございます。 次に、その下の5文化財保護費、
事業コード61940、重要文化財保存整備事業の19負担金補助及び交付金におきまして、125万円の増額補正をお願いしております。 これは、上之郷の意賀美神社境内のヒノキの林が、全国の文化財建造物の修理用の屋根資材であるヒノキの樹皮、ひわだを供給する、ふるさと文化財の森として平成20年に文化庁の設定を受けたところでございますが、昨年9月の台風21号により多数の倒木が発生するなどの被害が生じたところでございます。 当該境内林の災害復旧事業が本年2月1日付で文化庁の国庫補助事業として採択されたことを受けまして、総工費500万円のうち、国が50%相当額の250万円を負担し、その残額の2分の1相当額の125万円を、本市の補助金交付要綱に基づき国指定文化財修理費補助金として補助するものでございます。 なお、本事業につきましては、予想以上の被害状況が確認されていることから事業完了が本年11月末となる見込みであるため、あわせて全額の繰り越しをお願いするものでございます。 説明は以上のとおりでございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻中隆君) 説明は以上のとおりであります。 これより歳出についての質疑に入ります。 歳出全般について、ご質疑の点ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻中隆君) ないようでございますので、これをもって歳出についての質疑を終結いたします。 次に、定例会議案別冊16ページからの歳入について提案者の説明を求めます。 (政策監・
市長公室長 上野正一君 登壇)
◎政策監・
市長公室長(上野正一君) それでは、歳入についてご説明を申し上げます。 恐れ入りますが、議案書別冊の16ページ、17ページをごらん願います。 まず、⑭国庫支出金、(2)国庫補助金、5教育費、国庫補助金の幼稚園就園奨励費補助金170万7,000円につきましては、私立幼稚園におきまして、満3歳児の途中入園児の増加による私立幼稚園就園奨励費補助金の増額に対する補助金で、補助率は3分の1でございます。 次に、⑰寄附金、(1)寄附金につきましては、今年度において寄せられた指定寄附について予算措置を行うものでございます。 まず、2民生費寄附金、1社会福祉費寄附金の11万3,000円につきましては、福祉振興寄附金の追加でございまして、地域福祉のため4件の寄附が寄せられたものを積み立てるものでございます。 次に、2児童福祉費寄附金の2万円につきましては、子ども食堂の活動支援のために寄せられた1件の寄附でございまして、衛生用品の購入費に充当させていただくものでございます。 次に、5教育費寄附金、1社会教育費寄附金の10万円につきましては、図書の充実のために寄せられた1件の寄附でございまして、図書館の図書購入費に充当させていただくものでございます。 続きまして、⑱繰入金、(1)基金繰入金、2
公共施設整備基金繰入金の9億4,780万円の内訳といたしましては、
ふるさと応援寄附金として
公共施設整備基金に積み立てていたもののうち、謝礼品等の経費相当額を除く、関空アイスアリーナプロジェクト分4億3,880万円については、りんくう公園事業特別会計への繰出金として、またメディカルプロジェクト分1億7,700万円につきましては、地方独立行政法人りんくう総合医療センターへの運営負担金として支出するための財源として、それぞれ繰り入れるものでございます。 また、残りの3億3,200万円につきましては、今回の補正により必要となる財源を追加させていただくものでございます。 最後に、⑲諸収入、(5)雑入、3雑入の雑入調整32万3,000円の増額につきましては、今回の補正に係る財源調整をさせていただいたものでございます。 歳入の説明は以上のとおりでございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(辻中隆君) 説明は以上のとおりであります。 これより歳入についての質疑に入ります。 歳入全般について、ご質疑の点ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(辻中隆君) ないようでございますので、これをもって歳入についての質疑を終結いたします。 本議案については、会議規則第35条第1項の規定により、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。
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△日程第15 議案第10号 平成30年度泉佐野市りんくう
公園事業特別会計補正予算(第3号)
○議長(辻中隆君) 次に、日程第15、議案第10号平成30年度泉佐野市りんくう
公園事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案者の説明を求めます。 (
官民連携推進担当理事 甲田裕武君 登壇)